平田耕一

ひらたこういち



当選回数回

平田耕一の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第142回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○平田耕一君 自由民主党の平田でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  昨年に至りますまで、幾つかの省庁での不祥事と、そして今日に至る大蔵省の報道されました件、さまざまな事件が勃発をしたわけであります。そしてまた、この週末の状況といいますと、我が党の幹部からもいろんな...全文を見る
○平田耕一君 どうぞよろしくお願い申し上げます。  そして、まさにこれは非常に重要な話が、もちろんいろんな立場でこの休日の間に発言があったわけであります。我が党の幹事長もNHKの談話で、三月末の決算並びに株価等の様子を見て財政再建路線の転換の必要もあるのではないかとの発言があっ...全文を見る
○平田耕一君 それが正論であろうかというふうに思っておりますが、加えて、幹事長といたしますれば、その幹事長代理が、今我々はまさに、衆議院は通過したといえども、この参議院で九年度の補正を審議しておるわけでありまして、さらにその十年度の補正を云々するということがいかがなものかと私は個...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございます。  この補正も、やっぱりこの時点で最重要課題であるということは当然であります。そしてまた、私が申し上げたいことは、党が一枚岩になって内閣を支えるという気概をみんな持っておるわけでありますけれども、それと、それぞれの立場で発表なされるということ...全文を見る
○平田耕一君 質問の要旨は、土地をもっと早く、低廉な価格であっても回転させて強引に経済を立ち上げていくという手法をアメリカはとって、日本は買い取ったまま塩漬けになっているという違いがあると思うんですが、そのことを指摘するつもりじゃなくて、買い取った価格が数兆円あると思います。そし...全文を見る
○平田耕一君 これはざっとした話ですけれども、その差額の半分は国の税収減になっておる、こういう確認と、それからこの資産の目減り、今まさに三十兆円何がしかの資金でもって銀行の資産を補充しようとしておるということとこれは相反して、資産がここで目減りしていると。こういう共同債権買取機構...全文を見る
○平田耕一君 銀行は総体で論じますと莫大な業務純益が上がっているわけでありまして、私が指摘させていただいたような状況であろうというように思っております。そして、資産が帳面上目減りをした、数兆円目減りをしたということが一つと、税が減った、これが指摘の第一点でありまして、銀行に対して...全文を見る
○平田耕一君 抽象的にはよくわかるんですけれども、三十兆円でありますので、事細かに子細をお尋ねいたしておりますので御答弁をお願い申し上げたい。  要するに、十三兆円は預金保険機構から拠出するとしていく場合には、優先株なり劣後債なり資産勘定で残るものがあって、これは預金保険機構と...全文を見る
○平田耕一君 そうしますと、スキームの図をいただきまして、その左側に特例業務勘定十七兆円というふうにあるわけであります。預金保護のためということでありますけれども、具体的に預金保護を整理回収銀行なのかあるいは受け皿銀行なのかに、どんな形で、贈与なのか貸し付けなのか、ちょっと教えて...全文を見る
○平田耕一君 もう一度お尋ねいたします。  七兆円は贈与ですか。預金保険機構から見て贈与になるわけですか。
○平田耕一君 そうしますと、皆疑問に思っておるのは、三十兆円というものを一括して、十兆円の拠出と二十兆円の日銀からの借り入れが預金保険機構に起こると。そこから出るのは、十三兆円はほとんど資産として回収可能といえば可能なものだ、こちらの十七兆円のうちの十兆円はほぼ回収可能なんだろう...全文を見る
○平田耕一君 いずれにしても、もう少し質問したいことがあるんですが、最初に申し上げた共同債権買取機構が存在するがゆえに、総じてその価格差でもって随分の節税といいますか納入税が減っているということ、それらのことが、多少矛盾はありますけれども、銀行優遇になっているという第一点。二点目...全文を見る
○平田耕一君 昨年の十二月十二日に国会が終わって、年末年始を控えて、私自身も本当に微力でありますけれども地元で貸し渋り対策室、自民党本部が設置したのに倣いまして設けて、経理要員も置いてずっと相談を聞いたわけであります。  そういたしまして約二十社、本当に困り果てたところが残って...全文を見る
○平田耕一君 八割はそうですよ。八割は返済資金です。八割以上と言った方がいいと思います。明確に八割とはつかめませんけれども、言ってみればほとんど返済資金に困って融資を申し込んでいるわけです。名目上は、返済資金だとかいうことだと融資していただけない、難渋しますから、違う簡単な、設備...全文を見る
○平田耕一君 ちょっと子細に質問を突っ込んでみたいと思うんですけれども、先ほど申し上げたいろんなことが銀行に対して、金が還流していくとかということがあるわけでありますけれども、そうしたときに、野党から突っ込めという援護がありますのであれでありますが、公務員の倫理も姿勢もこれはもう...全文を見る
○平田耕一君 そういう御答弁をいただきますと、まだ国民の間にくすぶっている問題を一点ちょっと追加してお聞きしておきたいと思います。  山一の問題がありました。日銀の巨額の特融が行ったわけであります。結果、聞いてみたら、メーンの富士銀行は二十五億の債権しかなかった、こういうことで...全文を見る
○平田耕一君 そうおっしゃるのならば、ピークでどれだけ行っていましたか、富士は。
○平田耕一君 ピークで百億前後ということを明確に御答弁なさったという数字があれば、それは納得であります。  先ほど銀行局長にお答えいただきましたけれども、後の銀行の、債務者じゃなくて、逆の銀行の渋りについてもぜひともひとつ御確認のほどをお願い申し上げたいというふうに思います。 ...全文を見る
○平田耕一君 そうですか。残念ですけれども、終わります。  ありがとうございました。
03月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○平田耕一君 ストック的な福祉というのはよくわかるんですけれども、例えばヨーロッパと日本の国の環境、地震とか湿度とか、そういうものの違いでもって日本は住宅がストックたり得なかったという事実があるわけです。日本の経済というのは、住宅というものをリサイクルすることによって成り立ってき...全文を見る
○平田耕一君 ちょっと質問を申し上げたのは、百年はもたないというこの国の自然的な条件というものがあって、先生のお考えというのは私いいと思うんですけれども、ストックとして住宅がなり得るだろうかと、こういう御質問をさせていただいたんですけれども。
○平田耕一君 用語にとらわれ過ぎているのかもしれませんけれども、例えば視点を変えれば、災害の防止ということになりますと、例えば神戸であればどうしたら未然に防げたかというと、やっぱり建てかえということをいつかの時点でやらなきゃいかぬかったと、こういうことだと思うんですね。  やっ...全文を見る
04月02日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○平田耕一君 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。  商品先物取引といいますと、プライシングとプライスリスクヘッジという二大機能を持って、言ってみれば自由主義経済特有の機能であろうというふうに思っております。そういう状況の中で、資源の多くを輸入しております我が国...全文を見る
○平田耕一君 今回の改正で、利便性と上場商品の拡充、それから各種機能のディスクローズということをおっしゃっていただきました。  お尋ねをいたしますけれども、一番最初に大変重要な、魅力がなければなりませんので、御返答いただきました新規商品上場についてその円滑化というものを具体的に...全文を見る
○平田耕一君 もう少し具体的にお尋ねをしたいというふうに思うんですけれども、今現在試験上場制度があって、この改正によってさらに円滑化を図りたいということでありますが、例えば商品名であるとかそのボリューム、新規上場が目される物品の市場規模とか、手元に資料がないかもわかりませんが、も...全文を見る
○平田耕一君 新規上場はそういうことで、さらに何か問題点が出てまいりますればお尋ねをいたしたいというふうに思っております。  また、この改正案の中で、商品取引員と商品取引所の関係というのがあるわけでありますけれども、新たに取り次ぎ等の構成員が拡充をされるようになっておりますけれ...全文を見る
○平田耕一君 この中で、商品取引員の資格、取次員の資格等というものはどのように想定をされておられますか。
○平田耕一君 そうすると、この商品先物取引について我々が最も懸念をしなければならないのは、委託者の債権保全ということであろうというふうに思っておりますが、そのことにつきまして、会員イコール商品取引員という実態からさらに商品取次員というものが存在をしてくるということになりました場合...全文を見る
○平田耕一君 いずれにしましても、新たにそういう取次員ということが存在してまいりますと、いわゆるブルサービスブローカー、ディスカウントブローカー、イントロデューシングブローカーという機能別の要するに業者といいますかブローカーが存在をしてくる、分化していくだろうというふうに思ってお...全文を見る
○平田耕一君 数字は何かありますか。
○平田耕一君 基本的に、取次員と取引員、同じような資格であるということであれば、現状は取引員はその資格要件は決まっておりますですね。
○平田耕一君 ぜひ知りたいと思っておるんですけれども、例えば純資産であるとか総資産であるとか資本金であるとかそういうようなものが、既存の取引員というものはどういう、おおよその幅があっても結構でありますけれども、認可をされておられる基準を何か一つ数字をお示しいただければありがたいと...全文を見る
○平田耕一君 そうしますと、概略、委託者の債権保全についての考え方は、新たに派生をした構成員であっても同じような感覚でやっていくんだという御答弁でありまして、まあそれはそれで結構かと思います。先ほど申し上げましたように、取次員なり取引員というその商品取引の流通業者というものはいろ...全文を見る
○平田耕一君 二点、それに関してお尋ねをしておきますが、九割が委託手数料とおっしゃられましたけれども、では委託手数料以外というのは自己売買なのか何なのか一遍ちょっと概略のイメージを教えてもらいたいのと、それから、証券の取扱手数料と比較をされましたけれども、これは市場が違うわけであ...全文を見る
○平田耕一君 ちょっとこだわってみますけれども、個々の商品ごとの取引員であり、取次員もそのような個々の商品別の取次員であるのかどうか、ひとつお教えをいただきたいというふうに思っております。  それから、そういった自由化であれば、期間をとるにいたしましても、その期間を置いて一括で...全文を見る
○平田耕一君 御説明の向きのそういう当業者なり商品ファンドの取り扱いの顧問業なりの区別でもって自由化の度合いを変えていくというのは若干競争原理からして無理があるかなというように思いますが、これは私の意見であります。ぜひその辺のスケジュールは緻密にひとつ御検討いただきたいというふう...全文を見る
○平田耕一君 商品ファンド法とこの今回の法改正との関連というのは余り御説明がなかったのでありますけれども、なかなかこれは微妙なことになってくるのではないかというふうに思っております。商品ファンド法の中における顧問業、これは例えば、しからば今回の法改正が完結をしてしかる後に商取法の...全文を見る
○平田耕一君 そのファンド法の中の顧問業というのは、資産預かりはないんじゃないですか。資産の預かりというのはあるんですか、ないんですか。
○平田耕一君 顧問業は委託者からの債権を引き受けないということですね。なぜお尋ねしているかといいますと、販売業者が委託者からお金を受け取って、そしてお金は顧問業の口座を通らない、こういうことであれば、その委託者の債権保全というのはどこでなすべきなのかということで、明確にしていただ...全文を見る
○平田耕一君 そうすると、今回の法改正で商取法と商品ファンド法とのかかわりのある構成員というものは、ファンド法における販売業者と、商取法における会員あるいは取次業者と、こういうことになるわけでしょうか。
○平田耕一君 そうすると、ファンド法における販売業者が商取法における会員なり商品取引員を兼ねておる例が多いということであれば、余り詳しく知らないんですが、たしかファンド法の中では投資顧問業を使わなければいけないというふうになっていませんか。
○平田耕一君 これ以上私も余り知りませんので、やったことがないものですから難しいんですけれども、ともに非常に歴史の新しい法律であろうというふうに思っております。将来ぜひ拡大すればいいなという市場でございますので、その辺の関係というものを頻繁に改めるのは非常にいいことだというふうに...全文を見る
○平田耕一君 それはオプション取引とか、そういうことをおっしゃっているのかなというふうに思います。株式市場で店頭と言いますと、店頭市場があるように若干意味が違いますのでややこしいなと思うんです。これは別にこだわりませんけれども、店頭商品先物取引と法案の中に書いてあると、試験上場み...全文を見る
○平田耕一君 大変、さらに危険な商品になるような気もしますので、どうぞひとつ慎重に推し進めていただきたいというふうに思います。  さて、全体的にいろいろ疑問な点を御説明いただいたんでありますが、いずれにいたしましても一番大事なことは市場が信頼を得る、こういうことだろうというふう...全文を見る
○平田耕一君 訂正された答弁ですと私の質問が生きてまいりまして、商品ファンド法における販売業者と取引員とが一致しておりながら、ファンド法で投資顧問業者を使わなければならないという理由があるのかなというふうにも思っておるんですが、その辺は明確にそうしなくてもいいのかどうか。そうする...全文を見る
○平田耕一君 もうそれ以上答えは要りませんけれども、それはまことに妙でして、取引所法における会員とか取引構成員というのはもう個々の市場の商品においては要するにプロでありますから、それで十分ではないかというふうに思います。個々にプロでない者が総体的にプロであり得るということがあるの...全文を見る
○平田耕一君 これは機関は別にしましても、将来は、先物と現物に分けて、先物を統括するというのも非常にいい方法だなというふうに思います。  例えば金融の先物でも大変トラブルが多いわけでありまして、かなり日本の中にそれぞれの構成員がベテランで歴史を積んできてもオプション取引なんかの...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○平田耕一君 自民党の平田でございます。  公取からと思っていましたけれども、せっかく政務次官がお越してございますので、二、三御質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず概観でありますけれども、大変厳しい状況が続いていることは皆心配しておりますので、倒産状況...全文を見る
○平田耕一君 つきまして、政務次官の所感なりがございましたらお尋ね申し上げたいというふうに思います。
○平田耕一君 政務次官から力強いお言葉をいただきました。どうぞよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  それで、この問題をちょっとお尋ねしたいんですけれども、先ほどたまたま経済企画庁長官から金融機関の融資について担保金融の限界というお話を賜りまして、これはいい話を伺っ...全文を見る
○平田耕一君 申し上げておることを御理解いただいておるし、状況も踏まえての御発言だというふうに思っております。これは幾ら皆さんからあるいはそれぞれの金融機関の幹部のところから指示を出していただきましても、現場へ行きますと現場の立場というものがありまして、現場責任者の今の姿勢ではな...全文を見る
○平田耕一君 言葉足らずでしたが、まさに申し上げておる範囲になりますと中小企業の救済であろうというふうに思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。  長官の言われた担保金融で、限界を破るために別途の直接調達とかあるいは信用保証ということはちょっと私が申...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございました。  大体わかるような気がしますが、私もまだまだ勉強不足でありまして。ただ、どうも自由主義経済というものの行き方というのにいろんな疑問も出てきたし、考えなきゃいけない時代になってきているというふうに思います。  それから、ましてや今度の、金...全文を見る
○平田耕一君 それぞれの地域に限った問題とか業者が限られておるという問題は比較的対処しやすいだろうというふうに思いますけれども、不当廉売というのは、かなり大規模な業界であるとか広い地域を巻き込んだ問題になるとなかなか判断が難しくて手が出せない状況ではないかというふうに思うんです。...全文を見る
○平田耕一君 これはまたいずれ場を変えてお尋ね申し上げたいというふうに思います。ありがとうございました。  経企庁長官に、前もちょっとお尋ねした覚えがあるんですけれども、昨年の秋ぐらいからことしの二月までずっと設備投資は堅調であるという文言でもって発表なさっておられたことについ...全文を見る
○平田耕一君 私もそう思いますので、そういったことを思い切って言っていただいて、そしてまた、先ほどの話じゃないんですけれども、中小でも設備投資ということの資金手当ては十分担保力がなくてもできるようにもしていただきたいと思うし、めり張りのきいた御報告をお願い申し上げたいというふうに...全文を見る
○平田耕一君 大臣がお見えになりましたので、先ほどは溝手政務次官から大変力強い前向きな御返答をいろいろいただきましたので、御報告をお聞きいただいて、よろしく対処方をお願い申し上げたいというふうに思います。  産業のエネルギー使用なんですけれども、いろいろ規制をしていくというと、...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございます。よろしくお願いします。  最後に、ちょっと通産から離れるかもわかりませんけれども、企業会計ということでお尋ねをしておきたいというふうに思うんです。  土地の再評価法が立法されたわけなんですが、これは要は銀行の自己資本比率を適格にさせるという...全文を見る
○平田耕一君 そういう議論になるんならなるわけですよ。私が申し上げておるのは、それは取引価格は取引価格で載せて、基準価格まで償却をしていくというわけですから、残高を載せていけばいいわけですから、それは可能になるわけです。  私が申し上げたのは、なかなかこれは今の段階で一つの省庁...全文を見る
05月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○平田耕一君 よろしくお願いいたします。  まず、人口構造の変化に伴う経済の動き、推移を少し詳しくお尋ねしたいというふうに思います。  概略の人口構造の推移と、それに基づくGDPなりGNPなり一人当たりの生産高の推移というものと、それから一人当たりの所得ということにつきまして...全文を見る
○平田耕一君 それは審議会が審議をされると思いますけれども、経企庁としてお持ちの数字で結構でございますので、二〇〇七年がピークということであれば、余りそう超長期でなくても結構でありますけれども、例えば二〇一〇年とか二〇一五年とか、あるいは大ざっぱに見て二〇五〇年とか十年単位で見る...全文を見る
○平田耕一君 二〇〇〇年から先の数字がないということになりますと、じゃ将来の少子化社会の経済の心配を合しているというのはなぜなのかということをお教えいただけませんか。なぜその経済が心配なのかということがよくわからなくなってくるんですけれども。
○平田耕一君 質問の趣旨をお話しした方がよかったのかもしれませんけれども、労働人口が減ると経済の総生産高が減るとかというようなことを想定して、税収が減るから、だから年金やいろんなものの負担が難しいという議論になっているとは思っているんですけれども、私は労働力が減っても生産高は減ら...全文を見る
○平田耕一君 今の御説明でも、あくまで労働力が減ると全体の生産高は減るんだという前提のお話をされるんですけれども、減らないと思うんです。その前提はなぜなのかということを質問しているんです。  例えば、よくお知りでお答えになっていると思うんだけれども、需要が減るということでもない...全文を見る
○平田耕一君 そうすると、人間が減ったから食べる物が減るんだということでなくて、よりうまい物を食べよう、より広い家に住もうよということで、要するに需要は一定額あると、数は減るけれども。それを生産するための効率はよくなって、あるだけの労働力で賄っていけるとした場合に、必ず分け前はふ...全文を見る
○平田耕一君 ぜひ十分前向きな答えが出るように御検討をいただきたいというふうに思います。  そうすると、おっしゃったように個人の資産ということでなくても公共の資産も一人当たりのあれはふえるわけですから、道もすいてきたりするわけですから、その分もほかの方に回せるとか、工夫次第でい...全文を見る
○平田耕一君 その方向でお願いいたします。  それから、現状の問題もお願いをしておきますと、もう市町村に至るまで大変多くの外国人の単純労働者というものは浸透してきているように思います。一部の小さなマンションなんかはもう数室借りることによってスラム化しちゃったとかいろんな問題が起...全文を見る
○平田耕一君 今の数字ですと、金額で五十五万の八十万で、単純比較すると一・何倍ですけれども、貨幣価値とかそういうものを入れますとそんなに変わっていないんじゃないんでしょうか。
○平田耕一君 ぱっと見てこの数字が、例えばこれからつくる法律ですか、省エネルギー法、省エネしなきゃいかぬという数字が、例えばこれは八十万が九十万とかということではいかぬのですか。八十万がキロリットル当たり百万円になるとか百五十万円になるというような数字を見ていればいいわけですか、...全文を見る
○平田耕一君 その省エネ法なんかの成果を見て、温暖化防止に向けての一つの省エネというもののでき上がりの一番大枠の我々が見ていかなきゃならない数字というんですか、全体的に経済構造も産業構造も温暖化防止とか省エネ法に沿った形の構造に変換していっているなということを確認する大まかな数字...全文を見る
○平田耕一君 そうだと思いますが、我々が生活していくためのイメージとして、どういう生活形態をとっていったらいいのか、企業であればどういう生産形態をとっていったらいいのか、あるいはどういう製品をつくっていったらいいのかという指標が何かわかりにくかったので、個々の今の仕事のエネルギー...全文を見る
○平田耕一君 利便性が増せば増すほど一人当たりの使用量はふえている傾向にあると思うんです。私が申し上げたのは、人口減になれば逆にキロリッター当たりの、また一人当たりの生産高というのはふえませんか。そういう指標はおかしいんですか。
○平田耕一君 二十一世紀の経済を推測するための個人の生活を想定すれば一人当たりのエネルギー使用量は若干ふえていくんだろうけれども、それ以上の生産効率のアップとか付加価値の増大でもってこなしていけるというイメージでいいんだろうというふうに思いますが、そういうことでしょうね。ありがと...全文を見る
○平田耕一君 前回の委員長の答弁を裏づけていただいたと思うんですけれども、それは古いと思うんです。先ほどおっしゃった、例えば市場メカニズムを信じましょう、純粋にそれを守っていきましょうよという立場だと思うんです。  それで今、じゃ市場というのは正常に機能するのかということが問わ...全文を見る
○平田耕一君 何となくおっしゃることも完全ではないんですけれどもわかるような気がするんですが、私ちょっと違う角度で申し上げたいのは、エネ庁の長官お見えですので言いますと、例えば今ではもう石油製品も製品輸入するということであれば、メーカー間の談合というのはこれは人間の行為であって、...全文を見る
05月14日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第12号
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○平田耕一君 自由民主党の平田でございます。  本日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。一つずつでも皆さんにお尋ねをしたいと思っています。  まず、荒井副会長からお尋ねをしたいと思いますけれども、いろいろ自由に競争させると、こういう御意見だと思うんですが、私が心...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございました。  多少やっぱり環境型の規制といいますか、そういうものの重要性もにじませていただいたというふうに思っています。  田島先生にお尋ねしたいと思うんですけれども、荒井参考人もおっしゃっていただきましたけれども、流通ということでいろんな創意工夫...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございました。何となくいいお話をいただいたように思います。何となくと言うと御無礼なんですけれども。  いわゆるボランタリーなりフランチャイズなりチェーン店の大もとの本社というのは、考えてみたら本来卸売会社だと思うんです。だから、裁量性を大きくすればまたも...全文を見る
○平田耕一君 私、地元で家内と子供たちが生活していて、長男と私は東京で宿舎にいます。そうすると、学生の長男の方が買い物がうまいように思うんですよ、少しずつ買ってきますからね。家内によく言って聞かせたいと思います。ありがとうございました。  それから、中島市長と岩井参考人のお二人...全文を見る
○平田耕一君 最後に、もう一点だけ中島市長にお尋ねしたいんですけれども、景観規制というお話をされまして、街づくりにはそれが一番じゃないかと思うんです。特に中心でなくても、古い町の再生とか小規模の商工業者が生きていける街づくりというのは景観規制があるべきだと思うんです。歴史の町だけ...全文を見る
○平田耕一君 大変ありがとうございました。以上で私の質問を終わらせていただきます。
05月19日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第13号
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○平田耕一君 よろしくお願いいたします。  まず、この独占禁止法の中に金融については特段の定めがいろいろあると思うんですが、同じく米国の独占禁止法との対比という点で重きを置いて検討した方がいいんだろうと思うんですが、米国における金融業に関する独占禁止法の立場と日本の金融業に対す...全文を見る
○平田耕一君 アメリカのことを調べたわけではないんですけれども、先日の新聞記事で、アメリカではまだ銀行と保険、証券を子会社とする持ち株会社は現状できないみたいなことが出ておりましたけれども、日本の場合は例外を除けばできるということで、若干日本の方が先行しておるのかなと、アメリカは...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございます。  いろいろ問題が起こるとすれば、金融の問題についてはこれからまだまだ議論もあるし、いろんな詰めもしなきゃいかぬだろうと思いますので、よく検討していただきたいというふうに思います。  そこで、独占禁止法があって、そしてなおかつ銀行法とかいろ...全文を見る
○平田耕一君 特に金融システム安定化対策として、たとえ優先株であっても国が銀行の資本を持つあるいは社債を持つという状況になってまいりますと、議決権がなくても相当のやっぱり影響力があって、裁量行政の脱皮ということも言葉では言いながら、現実には指導性というのは強まってくるだろうという...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。  それから、今回のこの法改正について、主には規制緩和と届け出の簡素化だと思いますので、その辺の効果をお尋ねしたいというふうに思います。
○平田耕一君 ありがとうございました。終わります。
05月21日第142回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○平田耕一君 大店立地法と中心市街地活性化法、二法案でありまして、まず大店立地法から質問させてもらいたいと思います。  これにつきましては、日本じゅうの中小の商業者が大変注目しておることは御承知のとおりであります。いよいよ審議も終局に近づいてまいりまして、私自身も大変責任も感じ...全文を見る
○平田耕一君 まとめますと、まだまだやっぱり当局としてフォローしていただかなきゃ中小商業者は生きていけないんではないか、こういうこともあり得るかもしれない、それについては一生懸命フォローしていく、こうおっしゃっていただいたのだろうというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○平田耕一君 具体的に即助けていただける例は幾つぐらいかというのは次に質問しようと思っておったんですが、一緒に同時にお答えいただきました。  日本じゅうにシングルであれば三千数百の中心市街地、それぞれ一・五なり二つあれば四、五千ということになるということでしょうし、それから、具...全文を見る
○平田耕一君 ありがとうございました。
09月10日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
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○平田耕一君 自由民主党の平田です。  常識的に考えてちょっと疑問の点が多いので、確認します。  今、頭取から、三社は生かしていくんだというお話がありましたし、それから他の三社の参考人から、一社は三年計画の再建計画だとおっしゃいました。あと二社の再建が何年ぐらいでと、こういう...全文を見る
○平田耕一君 日本リースが五年、エヌイーディー三年、それから日本ランディックはそうすると三年計画とおっしゃいましたね。これほとんどの経営者が、日本に六百六十万の会社がありますけれども、恐らくほとんどの会社の経営者が、五年、三年という形で再建できる会社の債権を放棄するということにつ...全文を見る
○平田耕一君 放棄を依頼されていましたか、当初から。
○平田耕一君 再建計画だけについて。
○平田耕一君 放棄は入っていましたか、最初から。
○平田耕一君 今先ほどの議事録を後で見ればわかると思うんですが、大野木参考人から、当初計画は放棄が入っていないという表現がありましたけれども、日本リースさんは最初から入っている、あとの二社は入っていなかった。こんなものは、普通の会社なら頭から放棄してくれという経営者はいないんです...全文を見る
○平田耕一君 放棄が入っていたか、入っていなかったか。
○平田耕一君 当初から。
○平田耕一君 もう一度同じようなことを聞くんですけれども、日本リースさんは放棄ということを当初から再建計画に入れていた、あとの二社は入れていなかったということであります。  入れていない再建計画というのは、長銀さんの債務はどのような計画でございましたか。木村参考人、中島参考人に...全文を見る
○平田耕一君 債務をどのように処理する計画であったのか。
○平田耕一君 長銀の債務についてだけお答えください。
○平田耕一君 長銀の債務はそのままにしていくのか。
○平田耕一君 よくわからないです。
○平田耕一君 もう放棄していたわけですか、既に。それは幾らですか。
○平田耕一君 済みません。時間がないものですから、たまにちょっとぞんざいな言葉で御無礼いたします。  エヌイーディーさんは長銀から幾ら借りているんですか。
○平田耕一君 再建をしようというときに、その千六百億についてはどのような支援をいただく内容になっておりましたですか。
○平田耕一君 再び、大野木参考人。そういうことにつきまして、債権放棄というのは大野木参考人、長銀側から放棄ということなのか、三社から合わせてこれは放棄してくれということなのか。あるいは他行との取引にもかんがみて、相談をした上で、こことここは放棄だとか金利減免だとか、その辺の様子を...全文を見る
○平田耕一君 債権放棄の質問の仕方というのは、衆議院の議事録を見ましたけれども、また今までの経過からいきましても同じ答弁をいただいているんです。債権放棄について質問をするからなんだけれども、これは再建するに当たって別に放棄しなくても一部金利減免もあわせた元本の棚上げということは全...全文を見る
○平田耕一君 そこに無理があるから国民みんな納得しないわけです、もう御承知ですけれどもね。普通の再建というのは、抜本処理策というのは、最大譲って元本棚上げ、金利は低利にして払うということなんですね。もうちょっと譲って、金利も減免、もう御承知、釈迦に説法なんですけれども。その辺の御...全文を見る
○平田耕一君 再建効果としては、元本棚上げ、金利減免を再建計画の間やるということと、三計におかれましては同じですね。債権放棄と全部棚上げたということと、再建計画の間だけとれば再建する会社の経営者としては同じですね。岡本参考人、いかがですか。
○平田耕一君 債権……
○平田耕一君 これは架空のものですよ。全く架空のものだと思いますね。それは議論のための議論の話で、後で冷静にお考えをいただきたいというふうに思っております。  これは、合併と債権放棄と、それから公的資金の導入、公的資金の導入は私はまんざら反対するわけじゃないんですけれども、合併...全文を見る
○平田耕一君 いとも自然に私が長銀の頭取に質問をしてこの審議は進んでいるんです、こういう立場も逆転していますけれども。他三社と頭取も、こちら側が何とか債権放棄してくれと、大野木参考人は、いや、それはできないんだと。もしかしたら三年待ったら利益が返ってくる、少しでも還元される、そう...全文を見る
○平田耕一君 ですから、桃源社に対しては、当初長銀は二百八十億の枠を設定していて、興銀が二百八十一億、きょうその興銀の黒田さんがそれにかかわる裁判でもって一時から裁判所に出廷されますんですよ、証人として。そういう問題もあるわけなんです。  そういう一連のことからして、やっぱりこ...全文を見る
○平田耕一君 終わりますけれども、とてもこれは納得できることではないということはもう皆思っております。数ある経営者の中でも皆さんだけだろうと、債権放棄をここまでお進めになるのは、ということを申し上げまして、終わります。  ありがとうございました。(拍手)
11月27日第144回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○平田耕一君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。