平田辰一郎

ひらたしんいちろう



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開催日 会議名 発言
04月07日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  第一点の、この事故が一般の普通の情報ルートを通じて出たのではないのじゃないかというお話でございますが、私どものところに、本年の四月一日の午後でございますが、原電の敦賀の発電所で、第四給水加熱器が故障したまま、応急修理をして使っているのではな...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘のとおりでございます。
○平田説明員 御説明申し上げます。  通常の場合でございますと、法律に基づきまして事故の報告をいたしまして、仮にその事故の故障を直すということになりますと、所要の手続をとりまして、検査が必要な場合は検査を受け、これを修理するということになるわけでございます。
○平田説明員 今回の件は報告は一切なされなかったわけでございます。それから所要の手続も一切とられていなかったわけでございますが、仮にこの件につきまして報告がなされていた場合につきましては、一次冷却系統が流れている機器のクラックでございますので、当然それを直すべく、仮に停止する必要...全文を見る
○平田説明員 私どもは、今回の給水加熱器の事故は軽微なものとは考えていないわけでございます。給水加熱器というのは、タービンから抽気で給水を予熱するものでございまして、沸騰水型炉では、給水加熱器胴側のクラック発生による漏洩物には放射性物質が含まれております。原子力発電所の安全性確保...全文を見る
○平田説明員 お答え申し上げます。  現在調査した結果は、当該クラックは、先生御指摘の炭素鋼、これは材料はSB49という材料でございますが、これの溶接部の周辺で発生しております。  私どもがこういうようなクラックにつきまして勉強いたしました結果では、急激な破壊のメカニズムとし...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  故障は、先ほど申し上げましたように二回ございます。まず、一月十日の方の故障に関しましては、漏洩を発見した後、一月十四日に、別の事故で原子炉が停止している機会を利用いたしまして、蒸気漏洩個所の修理を行いました。これは同じような鋼板を使いまして...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  当該給水加熱器の故障は、給水加熱器の溶接部ではない一般の肉の本体というところに亀烈が生じたのではなくて、溶接線の周囲に生じたものでございまして——もちろんこれは今後の詳しい調査をしてみないとわかりませんが、溶接部における何らかの影響部におい...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  さらに詳細な調査を進めないと正確なことは申し上げられないわけでございますが、第一回の修理と第二回の修理とございます。現在までの検討のところでは、手続上の問題、要するに検査を受けないで使用したというような点につきましてはもちろん問題はございま...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  現在までの調査のところ、先生の御指摘の……
○平田説明員 御説明申し上げます。  現在までのところ、起こった事実関係の調査が重点になっておりまして、今後原電の方に事情てんまつ書その他の提出を求めまして、その結果を踏まえまして、先生御指摘の、どういう理由でこういう作業をしたか、それから上部との関係はどうであったかという面に...全文を見る
○平田説明員 御説明を申し上げます。  定検は四月一日の二十四時もしくは四月二日の午前零時から開始する予定でしたが、それを私ども指示いたしまして、四月一日の六時四十五分に原子炉停止操作に入ったわけでございます。わずか五時間強早まったわけでございますが、この措置は定検を繰り上げた...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘のような点も踏まえまして、きわめて厳しい態度でこの炉については対処したいと思っておりますし、炉の再開に当たりましても当然その点を十分考慮して進めたいと考えております。
○平田説明員 御説明申し上げます。  まず、環境への放射性物質の放出の問題でございますが、現在までのところ、立入検査の結果では、当該給水加熱器が設置されているエリアの放射線量率計、それから外部への放射性物質の放出を監視しているスタックの放射線量率計の記録確認によりますと、蒸気漏...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  いずれ詳細に調査結果を検討してみないといけないわけでございますが、先生の御指摘のとおりだと思います。
○平田説明員 給水加熱器が運転中にクラックが発生したり穴があいたりして蒸気が漏れたということは、私の記憶では、わが国ではなかったと思います。それから、外国の例につきましてはまだ調査しておりません。それから、火力発電でございますが、火力発電ではときどき漏れることがございます。
○平田説明員 給水加熱器につきまして、火力との比較でございますが、給水加熱器につきましては、今後とも国の定期検査項目として供用期間中検査対象設備に加え、その健全性の確認を計画的に実施して、安全性の確保に万全を期したいと考えております。  御指摘の点につきましては、本件の給水加熱...全文を見る
○平田説明員 今回のトラブルは二件ございまして、一件は一月十日に発生しましたクラックでございまして、これにつきましては当て金溶接をいたしまして補修いたしました。現在までのところの調査結果によれば、これはわれわれの技術基準で見ても、それほど違法というものではないだろうというふうに考...全文を見る
○平田説明員 現在までの調査結果を詳細に検討してみないと、これが技術基準に適合するものかどうかは最終的な判断はできませんが、大まかな感じで申し上げますと、先生の御指摘のとおりだと思います。
○平田説明員 先生御指摘の耐圧試験につきましては、昨年の件でございますが、耐圧試験にかかわる溶接検査は、電気事業法施行規則に基づきまして、第三者検査機関である発電用熱機関協会が行い、合格したものについて通産局長、本件の場合は名古屋通産局公益事業富山支局長でございますが、安全上支障...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  先ほどの給水加熱器の一月十日に発生しましたクラックに関する当て金の溶接の件に関しましては、当て金溶接そのものが技術基準に照らした場合に違法とは言えないものであるという感触を持っているという点を申し上げたまででございまして、先生御指摘のように...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の、後者の電気工作物の維持義務違反ということになります。
○平田説明員 法律四十八条の電気工作物の維持義務違反、技術基準適合命令という問題につきましては、先生御指摘のとおり、法律に基づき報告がなされていて、違反が判明していれば当然技術基準適合命令が出せますが、現在、それが判明しないまま運転停止に至り、その結果現在は停止していますから、技...全文を見る
○平田説明員 原子力の安全確保の観点から重要な問題でございますので、仮に報告を受けていたとすれば、当然停止の指示をいたしまして、速やかに対策を講じたことになったと思います。
○平田説明員 一月十日のパトロールで発見されたという記録になっておりますが、先生の御指摘のとおり、それ以前かもしれません。
○平田説明員 御説明申し上げます。  当省が各原子力発電所に派遣している運転管理専門官の職務は、先ほど来御説明申し上げておりますとおり、法律に基づく強制権の行使、立入検査権の行使という形で行っているわけではございませんので、保安規定の遵守状況等をチェックするために、通産省設置法...全文を見る
○平田説明員 お答え申し上げます。  定期検査は、運転開始後の重要設備に対して定期的に検査を行うことによりまして、工事計画の認可届け出、溶接検査、使用前検査、保安規定等、一連の検査と相まちまして安全を確保しようとするものでございます。このため、定期検査においては設備の重要度、過...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  本件につきましては、溶接をしていれば当然溶接検査は必要でございます。しかし、バンドを巻いたということは溶接をしているわけではないわけでございまして、溶接検査の必要性はその限りにおいてはないわけでございます。ただし、このバンドを巻くことが技術...全文を見る
○平田説明員 私どもが報告を受けているところでは、これらの減肉調査につきましては、電気事業者が社内自主検査として近年におきまして肉厚測定等を実施して、減肉等によるクラックの発生を防止するためのチェックをしているというふうに聞いております。
○平田説明員 先生御指摘のとおり、前回の定期検査のときに耐圧試験を仮にやっていたとすれば、あるいはこのようなクラックは発見できたかもしれません。しかしながら、いま先生おっしゃった第三種容器の耐圧試験の件は溶接関係の基準でございまして、定期検査において耐圧試験をすることは必ずしも義...全文を見る
○平田説明員 本件につきましては、先ほども申し上げましたように溶接検査の要件として耐圧試験を要求しているわけでございまして、定期検査として要求するものではないわけでございます。私が先ほど申し上げました、耐圧試験をやっていればもしかすると見つかったかもしれないというのは、耐圧試験を...全文を見る
04月08日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第3号
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○説明員(平田辰一郎君) 御説明申し上げます。  本件敦賀発電所の給水加熱器問題に関しましては、昭和五十六年四月一日午後、故障の疑いがありとする情報が当庁にもたらされたわけでございます。直ちに現地敦賀発電所に常駐しております私どもの運転管理専門官に調査を命じまして、それとともに...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 敦賀発電所に対する立入検査の結果によりますと、当該給水加熱器が設置されているエリアの放射線領域の放射線量率計、それから外部への放射性物質の放出を監視しているスタッフの放射線量率計の記録確認によれば、蒸気漏れの発生した日時の前後において有意な変化はございま...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先ほども申し上げましたように、現在電気事業法百七条に基づく立入検査を実施しておりまして、この辺の究明を急いでおります。大体の概要はわかっておりますが、これは法律に基づく立入検査でございますので、この辺の責任関係をきちんと明確にしなければなりませんので、も...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 今回の件に関しまして法律上の違反行為があったか否かについての問題であると思いますが、今後立入検査の詳細な検討、日本原電からの事情聴取を踏まえまして判断することになりますが、いずれにしても厳正なる態度で臨むことにしたいと考えております。
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘の点につきましても現在立入検査で調査中でございます。
○説明員(平田辰一郎君) そういうふうに報告を受けております。
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘の点は二点ございまして、一点は敦賀発電所については全部事故というのはとまった場合だけという御指摘でございますが、この点につきましては、当該問題になっております一月十日の小漏洩、その後一月十四日に別の事故でとめたときに修理したというお話は先ほど申...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) その疑いがあるということでございます。
○説明員(平田辰一郎君) そのとおりだと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 技術基準に適合するやり方とは思われません。
○説明員(平田辰一郎君) 給水加熱器につきましては、そのクラックの発生した原因、それから状況等を今後詳細に調査してみないとわかりませんが、場合によってはその取りかえも含めて検討する必要があると思います。
○説明員(平田辰一郎君) ございました。
○説明員(平田辰一郎君) さらに詳細な調査がもちろん必要でございますが、現在までの調査のところでは、敦賀発電所の場合二階にローカルモニターがございます。
○説明員(平田辰一郎君) 立入検査の現在の結果では、当該給水加熱器が設置されている場所の放射線量率計、外部への放射性物質の放出を監視しているスタックの放射線量率計の記録確認によれば、蒸気漏れの発生した日時の前後においては、先ほどから申し上げておりますように、有意な変化はなかったわ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 現在までの調査のところでは、この場所にはローカルモニターが、先ほど申し上げておりますようにございます。
○説明員(平田辰一郎君) 現実にモニターがございます。
○説明員(平田辰一郎君) その点につきましても調査は十分する必要があると思っています。  それから先ほど先生おっしゃいました点につきまして、エリアモニターが感知していないということでございますが、エリアモニターは先生御指摘のように一階にございます。それから先ほど申し上げましたよ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 当省が各原子力発電所に派遣しています運転管理専門官の職務は、保安規程の遵守状況等をチェックすることでございます。具体的には運転管理専門官は事業者からの報告をベースとして職務を遂行しているわけでございます。本件のごとく電気事業者からの報告のないものまでも、...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 法律の施行の上に必要な範囲内においてできると思います。
○説明員(平田辰一郎君) トラブル、事故が発生したから立入検査するということではなくて、原則としていつでも必要があれば法律の施行の必要に応じて立入検査はできるわけでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 今回の敦賀発電所に対する立入検査の結果を踏まえて検討したいと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 現在立入検査を続けているところでございまして、この立入検査によりまして今回の事柄の真相が究明されるわけでございます、さらに事業者からもこの点につきましての説明を求めることにいたしております。その辺を踏まえまして、必要であれば先生御指摘のとおり、他事業者あ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 現実問題として、報告がなければその運転中は発見できなかった可能性がかなり高いと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 今回の立入検査、先生おっしゃるように赤旗の記者の情報提供がございまして、それからわれわれが調査を開始した結果でございますが、このような話がほかにありました場合には、そのような情報を貴重な情報として尊重して、十分調査をほかの件でも進めたいと、かように考えて...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘の会社の幹部の発言につきましては、新聞では私も拝見しておりますが、具体的にどのような発言をしたかまだ会社の幹部から聞いておりませんので、その辺の事情を踏まえた上で十分慎重に対処したいと思っております。
○説明員(平田辰一郎君) デミング賞のような賞ということでございますが、御承知のように、原子力発電所はようやく実用化の時期を迎えたばかりでございまして、現在まだ最大限の努力はしていますが、時折トラブルの発生を見ております。このような状況で、現在まだ先生御指摘のような賞を設けること...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 原子力発電所の事故、トラブルの防止につきましては、検査をすればするほどよくなるというものではございませんでして、設計から運転管理に至る各段階にわたりまして、検査ももちろん一つは重要でございますが、念入りにやるということが重要なわけでございます。先生御指摘...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 私がすべてタッチしたわけではございませんが、私が聞いているところでは、島根発電所の場合、設計から運転管理に至ります各段階において、その持ち分に応じてそれぞれ最大限の努力をしたというふうに聞いております。
○説明員(平田辰一郎君) 一例を申し上げさせていただきたいのでございますが、燃料のリークというの赤よくございまして、燃料棒に穴があきまして、炉水のアイオダイン、沃素の濃度が上がるわけでございます。初期の燃料につきましては、設計上の問題点あるいは製造上の品質管理の上での問題点がいろ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 御指摘のとおり、原子力発電所はたくさんの溶接個所によって構成されています。現在の軽水炉のこれは宿命でございます。それで、溶接につきましては非常にむずかしい問題がございますので、そのために通産省の検査でも溶接だけを別の形に切り離しまして、溶接検査というのを...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生の御指摘のとおりの疑いがございますので、その点につきましても立入調査でいま厳重に調べておるところでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほどからほかの先生にもお答え申し上げたわけでございますが、立入検査の結果当該給水加熱器が設置されているエリアの放射線量率計、外部への放射性物質の放出を監視しているスタックの放射線量率計の記録確認によれば、現在までのところ、蒸気漏れの発生した日時の前後に...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 通産省が下請に対する指導を直接するという問題と、それから電力会社が下請に対してきちんと指導するという問題がございますが、通産省から直接下請を指導することはなかなか現在の制度では困難かと存じますが、電気事業者をして下請に十分な技術指導を行うように現在強く行...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) TMIの前と役とを比較いたしますと、TMIの直後に私ども総点検を命じましたし、また特別保安監査も実施いたしました。それから、いろいろ米国及びわが国内で検討、指摘されてました事項を反映いたしまして対策も講じさせております。したがって、管理体制は最近はかなり...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 資料の関係で昭和五十五年三月末の原子力発電所に関するものでお答えさしていただきますが、放射性固体廃棄物の累積保管量は二百リットルドラムかんで約十九万本、その他の種類が二百リットルドラムかん換算で約七千本、全体でドラムかん換算十九万七千本でございます。その...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 焼却炉設備につきましては、原子炉設置許可の変更が必要でございます。それからさらに工事計画認可が必要でございます。現在焼却炉設備を設置しております発電所は、問題になりました敦賀発電所とそれから美浜発電所の二発電所でございます。さらに今後の設置計画では中部電...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 手袋その他の可燃物でございますが、もちろん可燃物といいましても、仮にそれについている放射能が非常に強い場合には問題になります。したがって、はかりましてこれが問題ないものである場合には可燃物として燃す形になります。  それから、先生先ほど御指摘の灰の処理...全文を見る
04月17日第94回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  その点につきましては、バンドを外しまして中の部分につきまして肉厚を測定してみて、クラックの状況等を精密にはかってみないと最終的な結論は出せないと私どもは考えて、現在その点を調査しておるところでございます。
04月21日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第9号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  与謝野先生が、従業員につきましてハンド・フット・モニターやポケット線量計の記録を見ればすぐわかることだとおっしゃったのは、そのとおりでございます。問題は、現在その調査が進捗してないことでございまして、実は私ども昨日の朝十時半に、三月八日に起...全文を見る
○平田説明員 今回の事故の規模についての御質問かと存じますが、そもそも今回のオーバーフローがいつ起きたかということは、一応原電側からの事情聴取は終了いたしまして、原電側の事情聴取をもとに昨日の発表を行ったわけでございますが、私ども個別の原票、もととなる記録のデータ、何時というのが...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の接続というのは、ストレージ室のリアクターに向かいまして右側に当たりますランドリーフィルター室との間の接続だと思いますが、これは後日増設をいたしたものですからそこに接続があります。コンクリートの接続というのは必ず間にすき間が出てきて施工上問題がありますので...全文を見る
○平田説明員 これはまだ最終確認、現場の確認が済んでおるわけではございませんが、事情聴取によりますと、これも完全な確定的事情聴取でございませんが、それによりますと貫通部があるというふうに聞いております。
○平田説明員 先生御指摘のセシウムとコバルト、マンガンの関係でございますが、セシウム137は半減期は三十年、コバルト60は半減期五・二七年、マンガン54は二百七十八日でございます。したがって、先生御指摘のようなことがある可能性はあると思います。
○平田説明員 私ども昨日の朝十時半に中間報告を報道いたしまして、その際の発表文の中でも、立入検査の過程で判明したフィルタースラッジタンクでの放射性廃液のオーバーフローの点は指摘いたしました。これと今回の放射能検出との因果関係につきましては、因果関係が直ちにあるというふうに発表した...全文を見る
○平田説明員 セシウム137は核分裂生成物と考えております。  それから、セシウム137の発表に関しましては、私どもが敦賀発電所における放射能の検出について五十六年四月十八日の第二回目の発表で、発表の表をつけまして発表したわけでございますが、この中に、セシウム137はDポイント...全文を見る
○平田説明員 本件は、今回定検に至るまでの運転期間における燃料棒の破損というかピンホール、それから、それ以前の長い期間の運転期間において、初期のころはかなりピンホールがございましたから、そのとき漏れ出た核分裂生成物であるセシウムが長い間炉水の中を循環して残っていたもの、この二つで...全文を見る
○平田説明員 御指摘の点も現在定期検査中でございますので、定期検査の中でデータが出てまいると思っております。
○平田説明員 原子炉の炉水レベルは運転中常時はかっております。敦賀発電所につきましては、他の最新の発電所と比べて非常に運転期間が長い発電所でございますので、炉水の汚染度というのは、他のレベルから比べると若干汚れているのが実情でございます。  それから、燃料体のピンホールにつきま...全文を見る
○平田説明員 燃料棒にピンホールがありまして核分裂生成物が炉水の中に出る場合には、通常セシウムは出てまいります。  それから、どの燃料棒のどの部分にピンホールがあいているかということにつきましては、今後定期検査の中で検査されたデータが出てくることになります。
○平田説明員 定期検査ごとに燃料棒のシッピング検査というのを行いまして、燃料棒のリーク、ピンホールについては検査をいたしますから、過去の燃料棒のピンホールの状況についてのデータは私どもにございます。
○平田説明員 燃料棒のピンホールがない方が好ましいわけでございますが、原子力発電所は、通常一年間運転してまいりますとピンホールがある場合もあります。現在は燃料棒の製作技術が非常に向上いたしまして、ピンホールの発生が非常に少なくなりました。これはまた燃料棒の製作技術のみならず、運転...全文を見る
○平田説明員 セシウムの件でございますが、これについては、燃料棒にピンホールがあいていればセシウムが出てくる可能性がございます。これは先ほどから再々申し上げておりますが、今回の運転期間中におきますリークによって漏出したものか、それ以前の過去の燃料棒、四十五年運転以来の燃料棒のピン...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の点を踏まえまして、今回の定期検査で十分検査していきたいと思っております。
○平田説明員 先ほど来広室長が御説明申し上げましたように、今回の測定はどこにその原因があるかということを突きとめるとりあえずの測定でございまして、さらにストロンチウムということであればベータ放射線を放出する核種で、核種分析には一般に十日くらいの日数がかかりますから、早急にどこが原...全文を見る
○平田説明員 ストロンチウム、ヨード等は核分裂生成物です。
○平田説明員 考えることが妥当だと思います。
○平田説明員 先ほどから申し上げておりますように、私どもはソースを特定するためにまず手早い調査をしたわけでございます。今後は、もちろん先生御指摘のような核種分析もする必要があるわけでございますが、とりあえずセシウムはわかりましたから、当然そのようなベータ核種についてもいろいろ調べ...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  いま先生御指摘のせきを越えた部分が廊下に出ていってしまったわけでございますが、この部分につきましては回収はできないわけでございまして、したがって処理をしなければいけません。この場合は、通常ですと床ドレン系の中へ捨てるということになるわけでご...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  通常ですと、コンクリートせきの中にある部分につきましては、フィルタースラッジのドレンサンプポンプというのがございまして、このポンプでもってフィルタースラッジ貯蔵タンクに回収される仕組みになっています。しかしながら、このタンクがいっぱいだった...全文を見る
○平田説明員 床ドレンサンプポンプは拍動起動と聞いておりまして、床に漏れたところでポンプが働いております。しかしながら、ポンプが働いておりましても、このフィルタースラッジ貯蔵タンク室全体の系統を考えた場合に、外に出る系統というのはフィルタースラッジドレンタンクから出るようになって...全文を見る
○平田説明員 私の説明が悪いので先生になかなか御理解いただけないかと存じますが、先生、フィルタースラッジ室のタンクがある場所の図面をお持ちだろうと思います。少しゆっくり御説明申し上げます。  そこにフィルタースラッジ貯蔵タンクが二つございます。それからフィルタースラッジドレンタ...全文を見る
○平田説明員 そのような記録は原電にはあるはずでございまして、現在その記録を見て確認するような調査を進めているわけでございますが、先ほど与謝野委員に御説明申し上げました際に申し上げましたように、昨日現地が非常に混乱をしておりまして、昨日の当方の事情聴取あるいはデータを検閲する作業...全文を見る
○平田説明員 再三申し上げますように、昨日現場が混乱いたしておりまして、私どもの立入検査官の対応者がなかなか得られずに、そのようなデータが最終的に私どもの方に届いておりません。これは非常に重要なデータでございますから、可能な限りの努力をいたしまして、早急に私どもの手元に取り寄せた...全文を見る
○平田説明員 原電社員、下請の従業者、非常に錯綜しておりますので、その辺まで含めて原票を整理した形でこちらに送る必要があるわけでございますから、その辺の作業を現在進めているところでございます。
○平田説明員 先ほどから再三申し上げておりますように、昨日は現地が非常に混乱しておりまして、私どもの検査官の対応者が実際問題として得られませんので、そのようなデータを私どもが確定的に得ることが困難だったわけでございます。
○平田説明員 先ほどの審議官の答弁を補足訂正させていただきます。  昨日までは、私どもの立入検査官三名がこれに従事していたわけでございますが、いま申し上げましたように、現場の混乱等によりましてこの作業はなかなか進捗いたしませんでし。したがいまして、私どもこれを指揮監督することも...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。  きょうの午前中の委員会でもお答え申し上げましたように、現在私どもはフィルタースラッジタンクに関します情報、資料等を収集中でございます。昨日の資料収集は非常に効率が悪かったわけでございまして、本日最大限の努力をいまも命じてきたところでございま...全文を見る
○平田説明員 私の記憶するところによりますと、四月十八日の午後、原電敦賀発電所内において、原電敦賀発電所側から私どもの運転管理専門官に対して簡単なメモが提出され、それが私どものところへ直ちにファックスで転送されてまいりました。  それからしばらくして、原電の本社から私どものとこ...全文を見る
○平田説明員 御報告申し上げます。  私、現在四月十八日の午後私どもの方に届けられましたメモを持ってないものですからいまそれを探していたわけですけれども、それと多分同様だと考えておりますが、実はそれと同じものを現地の方から私どもがファックスで取り寄せましたものが現在手元にござい...全文を見る
○平田説明員 運転日誌は先ほどようやく取り寄せましたので、当直はこの運転日誌を読み上げれば御説明できるかと存じます。
○平田説明員 御説明申し上げます。  五十六年三月九日月曜日の二直のA班の運転日誌でございますが、「故障機器」といたしまして特記する欄がございます。ここに「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルター二七五L/SについてMRF」と書いてございます。
○平田説明員 先ほどこれを読み上げたところでMRFと書いてございますが、これはメンテナンス・リクエスト・フォームというのの略でございまして、保修依頼票発行という意味と私ども解しておりますが、「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルタ−二七五L/Sについて」のL/S...全文を見る
○平田説明員 運転日誌から推察する限りはそのとおりしか結論が出てこないと存じます。
○平田説明員 私ども鋭意これの解読に努めたわけでございますが、その結果わかりましたことは次のとおりでございます。  「三月八日 一直十時十二分HVE−14テストラン」と書いてございまして、十時三十七分終了ということでございます。このHVEというのは換気系の排気ファンだそうでござ...全文を見る
○平田説明員 直接は関係ないかと存じます。
○平田説明員 さらに次のページ、三月八日の次の三月九日等も全部調べてみなければいけないわけでございます。それからこれの意味するもの、直接関係ないと私申し上げましたが、たとえばいま申し上げました換気系排気ファン、これのテストラン、試運転ということは何を意味するかということを文外まで...全文を見る
○平田説明員 三月八日の件につきましては、私は直接責任のある者から本社が報告を受けていたという報告は受けておりません。
○平田説明員 しかしながら、私どもの担当者が原電に照会したところ、これについては本店は聞いていないという返答をしたというふうに聞いております。
○平田説明員 現在まで私どもが知っている限りにおきましては、そう考えていただいて結構だと存じます。
○平田説明員 現在、御承知のように法律に基づく立入検査を実施しておりまして、その結果を待ちまして厳正な処置を行いたいと考えております。
○平田説明員 運転管理専門官の業務は、一言で申し上げますと保安規定の遵守状況について調査を行うことでございます。これは通産省設置法に基づく任意の行政指導でございます。具体的に申し上げますと、前日の運転状況あるいは主要な保修作業について報告を受け、当日の運転計画、それから主要な保修...全文を見る
○平田説明員 まず、バルブの問題でございますが、三月九日月曜日二直A班の運転日誌に記載してありますところの、先生お持ちだと思いますが、「故障機器」という欄に一と書いてあります「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルタ−二七五L/SについてMRF」というところが当該...全文を見る
○平田説明員 当該洗浄のためにバルブを開いた時間は、三月七日の二十一時三十五分、それからサンプポンプが起動した段階、午前中の八木先生の御質問でお話がございましたが、床に廃液がこぼれ出した、したがってその時点でサンプポンプが起動するわけでございますが、サンプポンプが起動した時間が三...全文を見る
○平田説明員 御説明申し上げます。私どもの方は検査を担当しておりますので、その観点から御説明申し上げます。  まず、一般排水路についての検査をどう見ているかということでございますが、私どもこれを使用前検査で扱いますが、使用前検査というのは、電気事業法四十一条の工事計画の認可を受...全文を見る
○平田説明員 廃液の流出量その他については、なお詳細な計算を待つ段階でございますが、放射線管理記録につきましては、先ほど、現在までの事情聴取が行われたということが私どものところへ報告されてまいりました。それによりますと、以下のとおりと聞いております。  廃液をふいたり捨てたりす...全文を見る
○平田説明員 バケツ二十杯につきましては、私どもも、それが正しいかどうかについては全く判断できないわけでございまして、今後、流入した量、それから、せきの中にたまったものを発見した後くみ出した量、それを差し引きしまして流出量を計算しなければなりません、この辺は、バルブの開閉が報告の...全文を見る
○平田説明員 総被曝線量千九百六十一人ミリレム、この数字は、五十四年度の全原子力発電所の従事者の総被曝線量一万一千七百三十一レム、要するにこれらの千倍がミリレムでございますが、一万一千七百三十一人レムに比べましては、それほどトータルとしては多いようではないと思います。  それか...全文を見る
○平田説明員 法令で一日の値は定めているわけでございませんので、三カ月について三千ミリレムを超えないというふうに定められているわけでございます。
○平田説明員 いろいろ数字を申し上げたので先生に誤解を与えてしまって大変申しわけございません。期間中平均被曝線量が三十五ミリレム、期間中最大被曝線量が百五十五ミリレムと申し上げましたが、期間全体にわたりまして最も被曝した人の線量が百五十五ミリレム、この期間と申しますのは、三月八日...全文を見る
○平田説明員 原子力発電会社からの報告が正しければそのとおりでございます。
○平田説明員 先ほどこの数字を一番最初に申し上げた最後に、私この点につきましても、これらのデータの詳細な確認は立入検査において行うことにしているというふうに申し上げまして、立入検査によりまして放射線管理の記録、原票について確認をしたいと考えているわけでございます。
○平田説明員 現在までの会社側からの事情聴取の結果によるものでございます。
○平田説明員 本省定員二名、通産局定員一名、合計三名おります。
○平田説明員 運転日誌の記載方法でございますが、運転管理専門官、現在敦賀、美浜に勤務している者たちは、一般的にはベテランの電気工作物の検査官でございます。しかしながら、法令は通常全部日本語で記載してございます。もちろん長年勤務していればそれの英語の略称その他にもだんだん習熟するわ...全文を見る
○平田説明員 先ほど運転日誌については御説明申し上げましたけれども、本件のバルブについては明快に「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルタ−二七五L/SについてMRF」と書いてあります。L/Sというのがなかなかなずかしいと思います。リミッタースイッチでございます。...全文を見る
○平田説明員 運転管理専門官、本省定員分につきましては、電気工作物検査官の資格を有する者を配置しております。
○平田説明員 直ちに本省の運転管理室の方に報告することになると考えております。
○平田説明員 原子力発電所を含めた現在の電気工作物の保安につきましては、電気事業者の自主保安体制が原則になっております。それで、本件のようなトラブルを含めまして、トラブルについての処理は自主保安体制の中で電気事業者みずからが行うことが責務となっておりまして、さらに、それの報告につ...全文を見る
○平田説明員 他の発電所につきましては、通常われわれ、メンテナンスの細かい情報についても運転管理専門官を通じていろいろ報告を過去も受けておりましたし、現在も受けております。それに対して私どももいろいろ検討いたしまして、要すれば原子力安全委員会の判断を仰いだり、あるいはわれわれの技...全文を見る
○平田説明員 電気事業法によりまして報告されています事故、故障報告の件数によりますと、昭和四十一年から五十五年までの累計をいたしまして全部で百九十一件ございます。百九十一件のうち一番古い昭和四十一年に運転を開始しました東海発電所が二十八件、これは一番古いわけでございます。二番目に...全文を見る
○平田説明員 先ほどから申し上げましたように、今回の件につきましては電気事業法百七条に基づく立入検査を実施中でございます。このように事実の究明を急いでおるところでございますが、その際法律上の違反行為があったか否かについては、その結果を踏まえて判断することになります。  さらに、...全文を見る
○平田説明員 これがマンホールの起点と聞いております。
○平田説明員 先ほどの八木先生の御質問との関連ではないかと思いますが、Lにつきましてセシウムが出ている。それからあとD、Eとセシウムが出ておりまして、F、G、I、J、Kというところはいまのところセシウムはないということになっておりますが、この辺は測定上の問題もございますので、これ...全文を見る
○平田説明員 先ほどから各ポイントの線量については、全部これは線量がもともと出てくる原点を探るための調査地で非常に暫定的な数字というふうに申し上げましたが、たとえばFより上流にGがございます。Fに比べてGの方が小さい。またその上流のIはぐっと高くなりまして、次のJは小さい。それで...全文を見る
○平田説明員 瀬崎先生御指摘の「フィルタースラッジライン フラッシングバルブAO−デルタ−二七五L/SについてMRF」この記述以外は、行間を読めばともかく、ほかのものはなかなか発見は困難だと私も思います。それで、この記述をもって直ちにあれだけの放射性廃棄物がせきを越えて漏出したと...全文を見る
○平田説明員 一月の二回の事故、一月十日と一月二十四日でございますが、この件が判明しましたのは、先生御指摘のとおり残念ながら本年の四月になってからでございます。私どもが原電に対してこの点を指摘し、改善を求めたのはそれ以後でございますから、本件三月八日についてはまだそのような指示を...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘のとおりでございまして、大変遺憾なことだと考えております。
○平田説明員 今回の件を踏まえて、先生の御指摘のとおりにしたいと考えております。
○平田説明員 先生御指摘のようなこともあるかと思っております。しかしながら、これはあくまでも原電側の説明でございますので、私どもとしては、原点に立ち返って、本当にそうだったかどうかについて事実を究明してからでないと、軽々に判断することはできないんではないかと考えております。
○平田説明員 これは今後なお詳細に調査してみなければ、最終的な結論は出せないことでございますけれども、とりあえずの私の所感といたしましては、先生の御指摘のとおりだと思います。
○平田説明員 先生の御指摘の旧マンホールは、一応全部埋め切っているということに報告を原電から聞いているわけでございますが、それの施工方法その他についても、今後詳細に詰めてみなければいけません。  それから、けさ与謝野議員から指摘がございましたフィルタースラッジ貯蔵タンク室と、リ...全文を見る
○平田説明員 現地におきまして、私ども通産省が四月二十日付で行いました中間報告のコピーを先生に差し上げているというふうに聞いておりますが、その添付図面、色はついておりませんが、この図面がございます。この図面のここの部分にわずかに点線で貫通部があるように書いてございます。この貫通部...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の点についても十分調査する所存でございます。
○平田説明員 セシウムの問題につきましては、何しろあの測定が線源の出どころを見つける緊急のものであったこともございますので、今後また精密な土の測定をしてみなければ軽々な判断はできないと思いますが、過去の問題につきましては当然、先生御指摘のように、原電敦賀発電所運転開始以来にさかの...全文を見る
○平田説明員 過去の問題もあわせて調査してみたいと思っております。
04月22日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  運転管理専門官制度と申しますのは、米国のスリーマイル島の事故の教訓を踏まえまして、また地元住民の不安を解消するため、国の常駐官を原子力発電所に派遣しまして、その運転管理状況を常時監視させるための制度でございまして、昭和五十五年度に発足してお...全文を見る
○平田説明員 先生のお言葉を踏まえまして、十分最大限の努力を払いたいと思っております。
04月22日第94回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  通産省といたしましては、今回の件につきまして、現在電気事業法第百七条に基づき立入検査を実施しておる等、事実の究明を急いでおるところでございます。法律上の違反行為があったか否かにつきましては、その結果を踏まえて判断することといたしたいと考えて...全文を見る
○平田説明員 私の方が聞いておりますところでは、告発を含め検討するという発言をしたというふうに聞いております。
○平田説明員 私どもも大臣から直接聞いたわけではございませんが、私が聞いておるところでは、告発を含め検討する……(林(百)委員「閣議でそう言ったというのですか、どこで言ったのですか」と呼ぶ)閣議か閣議後の記者会見かということについては、私も……(林(百)委員「通産大臣がそう言った...全文を見る
04月22日第94回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○説明員(平田辰一郎君) 通産省といたしましては、原子力発電所の安全確保を図る観点から、従来から原子炉等規制法及び電気事業法に基づき厳しく規制、監督を行ってきたところでございます。すなわち、当省といたしましては、原子力発電所の安全確保に万全を期するため、電気事業者の自主保安体制を...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 運転管理専門官制度は、米国のスリーマイル島事故の教訓を踏まえ、また地元住民の不安を解消するため、国の常駐官を原子力発電所に派遣し、運転管理状況を常時監視させるための制度でございまして、昭和五十五年度に御指摘のとおり発足いたしました。現在全国十カ所の原子力...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) この五名の方々は、いずれも地元の事情に明るく、誠実かつ有能である地元の出身者でございます、このことから、通産省としては非常に感謝しているところでございます。  なお、これらの方々は農政上のエキスパートではございますが、いままで電気事業とは御指摘のとおり...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) いま申し上げましたとおり、今後の経験及び訓練によりまして一日も早く運転管理監督の第一線についてもらうように期待しております。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほどから運転管理専門官の業務の内容、及び農林水産省の協力によりまして省庁間配転でいただきました五名の運転管理専門官の現在の業務の実情について御説明申し上げたわけでございますが、私ども安易な気持ちで農林水産省から五名の方をいただいたわけではございませんの...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) これは現在までの原子力発電会社からの事情聴取による結果でございまして、最終的に確定したものではございませんけれども、従事者数五十六名が今回の放射能漏れという事象の対策に携わったわけでございます、それで、これらの方々のうち期間中——期間中と申し上げますのは...全文を見る
04月23日第94回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  通産省といたしましては今回の敦賀発電所の件にかんがみ、四月二十日付でエネルギー庁の長官名で各電力会社に対しまして、原子力発電所の一般排水路の点検について指示をいたしました。これは、一般排水路について管理区域からの放射性物質の漏洩、混入のおそ...全文を見る
04月24日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
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○説明員(平田辰一郎君) 本件に関連いたしまして、去る四月二十日に、私どもの長官から各電力会社に対しまして、一般排水路について管理区域からの放射性物質の漏洩、混入のおそれについての点検を行うとともに、放射能測定を行い、結果を報告するように求めております。また、原子力発電会社につき...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 二点ございます。まず、敷地から放射能が出る前に検出する体制を整備すべきではないかという御指摘でございますが、原子力発電所の放射線管理につきましては、原子炉等規制法に基づき実施しておりまして、敷地外に放射能が漏れるような事態を監視するためのモニタリングを、...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) どこの段階というと非常にむずかしいんでございますけれども……。
○説明員(平田辰一郎君) 現在、立入検査を実施して事態を究明しておるところでございますけれども、私どもに対しましては、この原因となるような、あるいは原因と推定されるような事象については、いずれも報告されていなかったというのが実情でございます。
○説明員(平田辰一郎君) 敦賀発電所の廃棄物処理建屋の増設工事は、昭和四十六年から五十五年にかけて五回行われております。具体的な請負会社については承知しておりません。しかしながら、原子力発電会社及び請負会社は、一般排水路が廃棄物処理建屋の下になることは当然知り得る立場にあったんで...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘の点は一般排水路についてだと思いますが、一般排水路というのは……
○説明員(平田辰一郎君) 増築部分に関します一般排水路についてだと思いますが、一般排水路というのは生活用水、雨水等を排出する水路でございまして、保安の確保等の見地からは重要な工作物とは当然みなされませんから、使用前検査対象とはなしていません。しかし、増築にかかわる廃棄物処理設備は...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先ほどは一般排水路について御説明いたしましたが、一般排水路とマンホールでは若干趣を異にすると考えております。一般排水路については、現に検査の際現認できないような構造になっております。一方マンホールにつきましては、先生御指摘のように、目視で容易にその存在を...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 廃液除染タンクの検査と、それからフィルタースラッジタンクの検査とは別の時点で行われております。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほども申し上げましたように、一般排水路及びマンホールは保安の確保等の見地から重要な工作物とみなされていないわけでございまして、使用前検査の対象ではございません。その上にあるいはその周囲に置かれた廃棄物処理設備が検査の対象だったわけでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほども申し上げましたように、一般排水路とマンホールとは若干異なるわけでございますが、マンホールについて申し上げますと、技術基準では液体状の放射性廃棄物の漏洩の拡大を防止するためのせきが設置されているということを要求しております。これにつきましてマンホー...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先ほどから審査課長ともども御説明申し上げましたのは、法令上の解釈及び適用について申し上げたわけでございますけれども、先生御指摘のように、現実の問題として、一般的常識として見て非常におかしいという点につきましては、私どもも同感でございます。現実に全国の先ほ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生に初めてその点御指摘受けたわけでございますが、私どもそういう事実自身お聞きするのはいま初めてでございますし、実際問題としてそういう検討ができるかどうか、現在この段階でわかりませんので、足かなお約束は申し上げるわけにいかないと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほどの請負会社の質問でお答え申し上げたと思いますが、原電株式会社及び請負会社は、一般排水路が廃棄物処理建屋の下になることは当然知り得る立場にあったと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘の件は、運転日誌三月九日月曜日の欄の担当は二直でございますが、その欄の欄外、故障機器のところに書いてございまして、衆議院の方でも申し上げましたが、記載内容は「フィルタースラッジ・ライン・フラッシングバルブAO−△−275−L/SについてMRFL...全文を見る
04月28日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○平田説明員 ほぼ同様と考えてよろしいかと思います。  なお補足いたしますと、先ほど日報というふうに板倉さんが申し上げた件につきましては、私どもといたしましては、日報及び二週間予定表というのは便宜上つくっていただいているメモでございまして、発電所の所内の正規の書類ではございませ...全文を見る
○平田説明員 事故につきまして、軽微な事故とそれから通常のメンテナンス、保修との区別というのが非常にむずかしいわけでございますが、私どもといたしましては、通常のメンテナンスといえども、少なくとも運転管理専門官を通じて報告するようにという指導をしているつもりであったわけでございます...全文を見る
○平田説明員 現在総合的に判断中でございます。
○平田説明員 いままでも安全については十分配慮していたつもりでございます。
○平田説明員 運転管理専門官制度が正式に発足しましたのは昨年の五月でございまして、わずか一年足らずの間に今回のような不祥事が起こったわけでございます。私どもといたしましては、その一年の間に、この制度を改善すべく、数回にわたりまして全国の運転管理専門官を中央に招集いたしまして専門官...全文を見る
○平田説明員 事故と故障でございますが、法律は原子炉等規制法と電気事業法とございますが、いずれにいたしましても、事故といいました場合には、意味が非常に広くなります。たとえば電気事業法で申し上げますと、感電死傷事故とか三時間以上の発電支障事故とか電気工作物起因の支障事故とか工事中の...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の問題につきましては、まず保安規定と軽微な故障の取り扱いの問題でございます。保安規定に書かれましたことは直ちに義務になりまして、これは法律行為となりまして、報告その他にかぶってまいります。軽微な故障につきましては、先ほど御説明申し上げましたように、昭和五十...全文を見る
○平田説明員 保安規定は、原子炉等規制法に基づき原子炉の運転管理、放射線管理を定めた電力会社の保安上の内部規定でございますが、国としては原則として、国が一般にこれをすべて公開することは適当でないと考えております。しかしながら、国民が懸念を持たれることがあれば、可能な範囲で内容を説...全文を見る
○平田説明員 その点につきましては、データ、計算等から現在総合的に判断中でございます。
○平田説明員 先生の御指摘はもっともでございますが、現在データを総合的に判断中でございます。
○平田説明員 シールウエルド工法でございますが、これは当省としては技術基準上認められる工法ではございません。
04月28日第94回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○説明員(平田辰一郎君) 私ども本省で了知しておりますのは、標準定期検査工程でございまして、この標準的な工程、各定検ごとに出るわけでございますが、この工程に従いまして、具体的な詳細な検査工程は検査を実際に所管しております名古屋通産局富山支局で取り扱っております。したがって、日々の...全文を見る
05月07日第94回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
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○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘のように、現在の審査、検査、それから運転管理についての行政につきましては、今回の敦賀の件にかんがみましても、今後十分その実情を究明した上でしかるべき措置を検討しなきゃならない課題が多かろうと考えております。今後その辺を十分検討した上で適切な処置...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) たとえば検査について申し上げますと、検査の手数料の算定は、標準的な検査工程を考慮して積算しているものでございまして、仮に今後多少の検査項目の追加はあると思いますが、この場合においても、その算定根拠に直ちに変動を与えるものでないというふうに考えております。
○説明員(平田辰一郎君) いま申し上げましたように、算定は標準的な検査工程を考慮して積算しているものでございまして、仮に今後多少の検査項目の追加がございましても、直ちに算定根拠が大きく揺らぐというようなものではないというふうに考えております。
○説明員(平田辰一郎君) 実際の検査は当該設備のみを検査するわけではございませんでして、検査の際は複数の機器のあるいは設備の検査を並行して行います。したがって、膨大な検査の中で本件に必要な改正あるいは所要の検査項目の追加がございましても、一応算定根拠に直ちに変動するような影響はな...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) これまでの調査からかんがみまして、これは検査のみならず審査の問題にも通ずるわけでございます。現在の使用前検査は、審査対象の部分について、ものについて検査をしているわけでございますが、審査がふえればその分だけ検査もふえるということになるわけでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほど申し上げましたように審査、検査は一貫している問題でございまして、審査対象項目につきましては、今回の件にかんがみ所要の手当てをしていくことを現在検討しているところでございます。
05月12日第94回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号
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○平田説明員 御説明申し上げます。  第一の事故から第四の事故までに関しまして、先生のおっしゃった第一の事故、これは一月十四日に修理いたしましたが、これにつきましては従事者数が十九名、総被曝線量が百三十三人ミリレムでございます。  それから第二の事故と言われますのは一月十九日...全文を見る
○平田説明員 正規の社員の監督のもとに大部分は下請の社員が実施しております。
○平田説明員 通常正規の職員の監督のもとに下請の社員が実施しているというのが実情でございます。
○平田説明員 いまの御質問にお答えする前に、先ほどの抜かしました分ですが、百人作業いたしましてトータルで一万六百八十四人ミリレムでございます。失礼いたしました。  それから、今回の作業は大きく分けますと給水加熱器の作業と除染作業でございます。  給水加熱器の作業につきましては...全文を見る
○平田説明員 一連の給水加熱器の補修作業につきましては作業期間中の最大被曝線量は百九十五ミリレムでございます。それから放射性廃液のオーバーフローの除染につきましては百五十五ミリレムでございます。それから濃縮廃液貯蔵タンク補修作業につきましては六百二十七ミリレムでございます。これは...全文を見る
○平田説明員 原子力発電所における作業におきまして、溶接工、鉄工の工賃を発注者である電力会社が積算上どのくらい見込んでいるかという点につきまして御説明申し上げますが、溶接工、鉄工等の労賃というのは、先生御承知のように、一般的には建設物価とか積算資料によって実勢が把握されております...全文を見る
○平田説明員 原子力発電所の定期検査の期間には、原子力発電設備を構成する外国製品等の補修に外国人技術者が従事するケースがあったと聞いております。それで、これらの外国人技術者が請け負った作業は、具体的には給水スパージャーの取りかえ工事等、熟練した技術を必要とする炉心部の改良であった...全文を見る
○平田説明員 通産省といたしましては、原子炉等規制法に基づきまして、毎年度ごとに「実用発電用原子炉施設における放射性廃棄物管理の状況及び従事者の被ばく状況について」という報告書を出しておりまして、その中で、原子力発電所に従事する従事者につきまして、社員従事者と請負等社員外従事者と...全文を見る
○平田説明員 昨年、民間におきまして、先生御指摘のように定検作業に従事している作業者に対しアンケート調査を実施し報告書を取りまとめたということは聞いております。報告書については入手しておりませんので、具体的内容は承知しておりません。
05月15日第94回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○平田説明員 昨日のNHKの報道につきましては、私ども先月の二十五日に出しました総点検指示の中で、日本原電から、これまで報告漏れになっていた事故、トラブル、あるいは検査を受けるべきものであったものが検査を受けていなかったもの、あるいは認可を受けたり届け出をすべきであったものについ...全文を見る
○平田説明員 ただいま申し上げましたように、詳しいことにつきましてはいずれ、総点検指示をしておりますから、原電からきちんとした報告等がありまして、さらにそれを受けまして、要すれば私どもが特別保安監査等を実施して調査することになりますが、先生がおっしゃっている大体の経緯につきまして...全文を見る
○平田説明員 私も、昨日実は九時のテレビを見ていたわけでございますが、あのテレビでは、下請の会社が作成いたしました報告書が画面に映っておりまして、詳しい情報は報道側の方が保有しているというふうに考えられるわけでございますが、私ども聞きました内容、原電の方から昨夜報告を受けましたの...全文を見る
○平田説明員 そのとおりでございます。
○平田説明員 先生御承知のとおり、本件の事故が発生した当時は、原子力発電に関する行政は通産省と科学技術庁と二元化しておりましたけれども、こういうような事故がございました場合には通産省及び科学技術庁に報告される必要があるかないかにつきましては、現在この事故の詳細を詰めまして検討して...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の、本日の朝刊に出ております当省首脳のコメントというのは、私どもの考え方では、先生か先ほど御指摘になりました四件の報告漏れになっていた事故のうち、給水加熱器と放射能漏れの、この二件に関する当省首脳の考え方を述べたものではないかというふうに考えておりまして、...全文を見る
○平田説明員 御指摘の件に関しましては、原電から聴取したところによりますと、溶接作業を実施したとされております移送パイプにつきましては、電気事業法四十六条に規定される溶接検査の対象ではないというふうに考えております。
○平田説明員 先生御指摘の点につきましては、溶接検査の対象がどうかという点につきましては、溶接検査の対象ではないということを私は申し上げたわけでございまして、放射能が漏れたことにつきましては放射能漏れ、さらに、こういうタンクは電気工作物でございますから、電気工作物が壊れたというこ...全文を見る
○平田説明員 先般、四月二十五日になりまして判明いたしました本年一月十九日に起こったとされております新廃棄物建屋におきます濃縮廃液タンクからの放射能漏れ、これの未報告に関連いたしまして、私どもの方から原電に対しまして、あらゆる過去の報告漏れ、報告すべきであったもので報告しなかった...全文を見る
○平田説明員 非公式ではございますが、原電側は今月末ぐらいをめどに総点検結果を提出したいというふうに言っていると聞いております。
○平田説明員 現在、当省といたしましては、立入検査結果の詳細な分析及び原電からの事情聴取を踏まえて、今回の敦賀発電所で発生した一連の事象にかかわる法律上の諸問題について検討中でございます。いずれにしましても、当省といたしましては、これらの検討結果を踏まえまして厳正な措置を講じたい...全文を見る
○平田説明員 私、まだけさの新聞に報道されている記事については事実を確認しているわけではないわけでございますが、当省幹部は告発を含め検討中という発言をしているというふうに私は聞いておるわけでございます。
○平田説明員 運転管理専門官制度につきましては、昨年四月に正式発足した制度でございますが、この一年間の運用実績を見ましても、あるいは今回の敦賀発電所における事故、トラブルの発見ということに関しましても、反省すべきところは多々あると思っております。しかしながら、原子力発電所の保安監...全文を見る
○平田説明員 尊厳につきましては、隠していないものまで隠しているとして疑うなということを言っているわけでございまして、隠しているものが発見できるのは、当然その方が望ましいわけでございまして、今後、制度の拡充強化の中で、この点を踏まえまして、事業者がこういうように隠すことがないよう...全文を見る
05月22日第94回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号
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○説明員(平田辰一郎君) それでは御説明申し上げます。  事象発生年月日順ですと非常にわかりにくいものですから、公表もしくは発表年月日順に申し上げますが、まず、ことしの四月一日以降に限らしていただきますが、四月一日に第四給水加熱器胴側ドレン水漏洩、これはことしの一月十日に起こっ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先ほど冒頭の一連の事故の経過を御説明申し上げました中で、若干触れさしていただきましたけれども、当省といたしましては、給水加熱器及び一般排水路漏洩事故以外の事故につきましては、すでに四月十日付でエネルギー庁長官から原子力発電会社に対しまして指示しております...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 聴聞に関します手続に関しましては、私ども六十九条の規定に基づく停止命令をかける処置の中で、このような処置が必要ということを十分認識いたしまして、聴聞会を開く予定にしているわけでございますが、聴聞は行政機関の適正な処分を確保するとともに、処分の相手方及び利...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 法律のどこの条項かということにつきましては、報告の義務あるいは記録義務あるいは溶接検査を受ける義務というような、義務違反の問題ということになります。具体的に申し上げますと、その場合、溶接検査の検査を受けないで使用していたということが歴然としております。ほ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) その点につきましては、先般のたしか四月だと思いますが、こちらの委員会でも別の議員からお話がございまして私が御説明申し上げたと思いますが、たとえば九州電力玄海発電所の場合、去年一年間全くノートラブルで運転をいたしました。中国電力の島根発電所も発電開始以来、...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘のように、放射性廃棄物処理設備等原子力発電所の附属設備については、技術基準の整備、安全審査、検査等の面において徹底を欠いていたという点があったことは率直に認めなければならないことだと思います。それにつきまして、先生御指摘の技術基準の整備充実に関...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 残念ながら、現在の現状では上がるようになっておりません。
○説明員(平田辰一郎君) 前置きをやらしていただきますが、運転員の当直長、これの有資格者の待遇改善につきましては、先生御指摘のように、本人の職務に対する認識の向上、責任感の高揚のためにも大変好ましいことであろうと私どもは考えております。しかしながら、基本的にはこの問題は、雇用主で...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 停止命令の根拠となりますのは、保安規定違反でございます。  それで、今回の一連の事故に関しましては、当庁の立入検査等におきまして明らかになったものといたしまして、数々の保安規定の遵守義務違反の事実が存在することがわかりました。このように多くの保安規定違...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) いま申し上げましたように、問題なのはこの一連の保安規定違反が出てくるような同社の保安管理体制がきわめてずさんであるということでございますが、停止命令をかけます根拠となりますのは、あくまでも一連の細かい保安規定遵守義務違反、これを取りまとめまして命令をかけ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 保安規定は原子炉等規制法三十七条に出ております。
○説明員(平田辰一郎君) 通産省といたしましては、今回の一連の事故につきまして、種々の観点から総合的に評価を行ったわけでございます。  幸いにも、事故による周辺環境に対する特段の影響は存在しないことがすでに確認されているところでございまして、むしろ今回の事故に関する最大の問題点...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) その点につきましては、違法状態を具体的に解消しまして、行政目的を達成する手段があれば、行政処分ないしは要すれば行政制裁、そういう措置がとれれば十分であるというふうに考えておるわけでございます。それに加えまして、あえて司法制裁をとる必要はないというふうに考...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先ほど申し上げましたように、私どもといたしましては、原電に存在しますたとえば溶接検査を受けずに溶接を行う等の法令に違反する疑いのある事実、あるいは放射能漏れに至りました数々の不適当な状態、あるいは違法状態、これを解消するという行政目的を達成する手段があれ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 発見者というのを、会社を除きまして報道機関あるいは新聞、それと通産省、県というような形で区分いたしてみますと、一月十日の第四給水加熱器胴側のドレン水漏洩、これにつきましては、一月二十四日に起きました給水加熱器のドレン水漏洩を調べました結果、そもそもそれよ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) この報告書の三十九ページの2のところが制御機能の問題でございますが、今後、先生御指摘の制御機能のより一層の向上対策についても、あわせて検討するようにすでに指示したところでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 立入調査に行った者たちがその紙を見ております。  それから、三分と五分の問題でございますが、これにつきましては、三分では十分移送後残ったパイプ内のスラッジが取り切れないので五分に改めたと、過去において改めたというふうに聞いております。
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘のとおりでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 五十六ページにサンプ水位高高の警報についての図が書いてございますが、この取り外された警報は、新廃棄物処理制御室から原子炉建屋内にある中央制御室に至る廃棄物処理系の、私どもは一括警報と呼んでおりますが、一括警報でありまして、これが五十四年六月に取り外されて...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) この点につきましては、これがないと中央制御室でもってそういうことを把握できないという問題になりますから、取り外してないことが望ましいと考えます。
○説明員(平田辰一郎君) この報告書の四十ページに、「他の電気事業者に対する周知徹底及び指導」というのがございますが、この報告のとおり昨日各電力会社、原電以外の各社についてもこの報告書を手渡すとともに、この報告書の趣旨をよく体して、今回の一連の事故の原因等について十分理解して、そ...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 先生の御指摘の点につきましては、この報告書のいまの2のところの「制御機能のより一層の向上対策についてもあわせて検討するよう指示する。」で読むわけでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 放射線作業従事者につきましては、電力会社が原子炉等規制法に基づきまして、雇用主が労働安全衛生法に基づき、それぞれ十分な放射線被曝管理を行っているところでございます。具体的には、電気事業者は保安規定により管理区域への出入り管理、被曝管理台帳の整備等の措置を...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) この点については先生の御指摘のとおりだと思いますので、十分そのような方向で検討してまいりたいと思います。
○説明員(平田辰一郎君) まず全発電所の実態を十分調べまして、先生の御指示に沿うように努力したいと考えております。
○説明員(平田辰一郎君) 先ほど逢坂がお答え申し上げましたように、今回の事故は幸いにも事故による周辺環境に対する特段の影響は存在しないことはすでに確認されているところでございまして、むしろ今回の事故に関する最大の問題点は、原子力発電のきわめてずさんな保安管理体制及びこれに起因する...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 知らなかった、勉強してなかったということではなくて、私どもこの命令ということの手続を順次法律を照らしてとっていくわけでございますが、その中でこれについて聴聞を開く必要があるということを認識して、聴聞を開くようにしたということでございます。
○説明員(平田辰一郎君) おおむねそのとおりだと思います。
○説明員(平田辰一郎君) 主要な原因がどこにあるかという点で申し上げたわけでございまして、もちろん先生の御指摘のように、当庁、通産省含めまして十分その責任は痛感しているところでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 先生御指摘のJISにつきましては、工業標準化法という法律に基づいて行っているわけでございますが、この場合は主として一般の製品が対象でございます。もちろん原子力発電所で使うパルプ等の機器につきましても、JISの指定を受けているものもございます。しかしながら...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 保安につきましては、事故が起こりやすいから検査をするのではなくて、事故を未然に防止すると、事故が起こらないようにするために検査をしているわけでございます。
○説明員(平田辰一郎君) 今回敦賀発電所におきまして給水加熱器、それから放射能漏れ等のトラブル、それからけさほど私が申し上げましたように、まだ解明されてない幾つかの事故が判明いたしまして、これからいたしますと、二十二基のうち他の二十一基はともかく、敦賀発電所についてはAクラスとは...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 報告書の四十ページに、「保安管理体制の抜本的改善の指導」というところに、その旨は詳細に分析しておりますが、今回の一連の事故は、いずれも原子力発電会社全体の保安管理体制がきわめて不十分であったことから生じたものと考えております。「具体的には、今回の事故が運...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) すでに会長、社長が退任し、新しい会長、社長になり、新しい副社長がほかの会社から来るということがすでに発表されております。それから、一番発電管理のポイントになります本社の発電管理部長でございますが、これも先日更迭されまして、新しい発電管理部長が別の会社から...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 原子力安全委員会が十八日に出しました今回の件に関します見解の中でも、非常に重要な点といたしまして、「原子力の安全確保の第一義的責任は事業者にある。事業者におけるこのような責任の自覚を前提として、規制行政庁」、具体的には私どもエネルギー庁でございますが、「...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 設置許可のときに、技術的管理能力というのは十分審査いたしますし、それから、運転に際しましても保安規定の認可ということによりまして、保安管理体制全般に関しまして指導できるようになっておりまして、そういう個別の認可等の行為のみならず、私どもが監督している事業...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 原子力発電の安全確保を図るために、当省といたしましては規制法、それから電気事業法に基づきまして審査、検査、運転管理について所要の規制を現在まで行っているところでございます。原子力発電所の安全に関しましては、地方自治体と緊密な連携を図ることはきわめて重要で...全文を見る
05月26日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第11号
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○平田説明員 ただいま末広室長が御説明申し上げました三カ月ごとの報告が一年に二回、六カ月ごとになされるという点につきましては、原子力施設全般に通じての話でございまして、当省だけの問題ではございませんので、科学技術庁ともこの点は十分話し合う必要があると考えております。  それから...全文を見る
○平田説明員 先生の御指摘の四点につきましては「今回の事故に係る日本原子力発電(株)に対する措置」という中で報告書の中でもそれぞれ詳しく述べておるところでございまして、制御機能の一層の向上ということで、タンク、ドレンタンクのそれぞれの水位のコントロールの問題、それから記録計の問題...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の点については、先生御指摘のとおり、まだはっきりしないわけでございまして、私どもの立入検査につきましては法律上の制限もございまして、その点までは深く究明できないところでございます。
○平田説明員 私どもの調査につきましては、原子炉等規制法及び電気事業法に関連しましての調査を行ったわけでございまして、先生の御指摘の点につきましてまで踏み込むことはないというふうに考えております。  それから、今回の事態になりました原因についての究明、それから今後の対策につきま...全文を見る
○平田説明員 敦賀発電所で発生いたします放射性廃棄物は、固体廃棄物貯蔵庫及び廃棄物処理建屋内の貯蔵タンク内に保管されております。  五十五年三月末の放射性廃棄物の種類ごとの保管量については次のとおりでございます。  濃縮廃液のセメント固化体、これは二百リットルのドラムかんでご...全文を見る
○平田説明員 放射能の強さにつきましては、貯蔵過程でございますので正確に申し上げられませんが、タンクの容量につきましては申し上げます。  フィルタースラッジのタンクは廃棄物処理建屋内のタンクで、全部で容量といたしまして八百九十五立米でございます。これに対しまして、先ほど申し上げ...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の昭和五十年一月ごろの事故につきましては、当省はNHKの報道によって知り得たものでございます。  当省としましては、本件を含む原電における過去の事故、故障については、同社からの、総点検指示に基づく結果報告を踏まえて今後所要の対策を検討してまいりたいと考え...全文を見る
○平田説明員 本件につきましては、先ほど申し上げましたようにNHKの報道によって知り得たものでございますけれども、実は、今回の二回の立入検査は、給水加熱器とそれから一般排水路の放射能漏れについての立ち入り調査でございまして、その過程で、実は四月二十五日にある新聞に、新廃棄物処理建...全文を見る
○平田説明員 一般排水路の各マンホール内の堆積土砂の放射能濃度につきましては、いずれの核種もナンバー1とナンバー2の間のジャンクションボックスにおいて最も多く、下流方向に向かうに従って次第に減少する傾向を有しておりますので、ジャンクションボックスに混入した放射性物質が、雨水等に希...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の点につきましては、先ほど申し上げましたように、三月八日にオーバーフローいたしました水は現在もう流れ去っておりますから保管されておりませんが、これと類似の水がフィルタースラッジ貯蔵タンク室のサンプにたまっているわけでございまして、この水には、先ほど申し上げ...全文を見る
○平田説明員 本件につきましては、当省としては関知しておりません。基本的には当事者間の問題と考えております。
○平田説明員 今回の一連の事故につきましては総合的評価を行いましたが、今回の事故に関する最大の問題は、原電のきわめてずさんな報告、保安管理体制及びこれに起因する事故対応に誤りがあったことにあると考えております。たとえば溶接検査を受けずに溶接を行うことなど法令に違反する疑いのある事...全文を見る
○平田説明員 少なくとも、第四給水加熱器のひび割れ部に対する溶接について、溶接検査を受けずに使用した点につきましては、電気事業法第四十六条の違反の疑いがあると申しておるわけでございます。
○平田説明員 刑事訴訟法第二百三十九条第二項の公務員の告発に関しましては、私どもは行政目的を達成すれば、あえて司法制裁に当たる告発をする必要はないと解しているわけでございます。
○平田説明員 御説明申し上げます。  今回の一連の事故の中で、第四給水加熱器のひび割れ部に対して施した溶接について、溶接検査を受けずに使用した点につきましては電気事業法第四十六条、事故に関する通産省への報告の点につきましては電気事業法第百六条及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉...全文を見る
○平田説明員 本件につきましては、当省としては、今回の一連の事件について種々の観点から総合的に評価を行ったわけでございます。  事故による周辺環境に対する特段の影響は存在しないことはすでに確認されているところでございまして、むしろ今回の事故に関する最大の問題点というのは、原電の...全文を見る
○平田説明員 違法状態を解消して行政目的を達成する手段があれば、行政処分ないしは要すれば行政制裁の措置がとられることで十分である、それに加えてあえて司法制裁をとる必要はないと解釈したわけでございます。
○平田説明員 現在承知しておりませんので、後日調査してお答え申し上げます。
○平田説明員 敦賀発電所の場合、五十四年六月にこの警報装置が、新廃棄物処理建屋の制御盤から中央制御室に行っている警報ラインが取り外されまして以後、連絡がとれない状況になっておりましたものですから、警報機が新廃棄物処理建屋で鳴っても、中央制御室ではわからなかったわけでございます。
○平田説明員 そのとおりでございます。
○平田説明員 今回の一連の事故を踏まえました敦賀発電所に対する措置におきましてもこの点を指摘しておりまして、再開までにはこれをもちろん改善させるつもりでございます。     〔椎名委員長代理退席、委員長着席〕
○平田説明員 今回の立入検査において承知したわけでございます。
○平田説明員 今回の敦賀発電所の事故に関しまして、当庁としては、安全規制面におきまして放射性廃棄物処理設備等原子力発電所の付属設備について、技術基準の整備、安全審査、検査等の面において徹底を欠いた面があったこと、あるいは現地に派遣している運転管理専門官を含め当庁による原子力発電所...全文を見る
○平田説明員 当庁といたしましては、今後再びこのような事態を発生させないよう審査、検査の体制の改善を図り、あるいは技術基準の改善、保安規定の整備充実、事故、故障の報告対象の明確化等を図りまして、安全規制行政上の所要の措置を早急に講じまして、原子力発電の安全確保に万全を期したいと考...全文を見る
○平田説明員 原子力発電所従事者の放射線管理につきましては、当庁としても、でき得る限りその低減化に努めるよう電気事業者を指導してきたところでございます。  それから、電力労連が取りまとめました統一的基準につきましては、当庁としては現段階ではその詳細を把握しているわけではございま...全文を見る
○平田説明員 原子力発電所の安全性につきましては、原子炉等規制法及び電気事業法に基づき所要の規制を行っているところでございますが、原子力発電の安全に関しまして地方自治体との緊密な連携を図ることはきわめて重要であると考えております。しかしながら、原子力発電の安全管理につきましては、...全文を見る
○平田説明員 運転管理専門官につきましては現在全国に十五名おりまして、そのうち十名は本省定員でございます。この本省定員の十名につきましては、いずれも法律に基づく電気工作物検査官の資格を有する経験のある検査官であるというふうに私ども考えております。  それから、自治体につきまして...全文を見る
○平田説明員 実態的には、今回のような事故が発生した場合、県も安全協定に基づき独自の立ち入り調査を実施しているわけでございまして、この際、当省といたしましては、自治体との緊密な連携について十分配慮してまいりたいと考えております。
○平田説明員 十二月六日の件につきましては、先生御指摘のとおり漏洩量の推定は約二・五トンと見込まれております。このときもフィルタースラッジ貯蔵タンク室サンプから溢水しているので、廃棄物処理新建屋制御盤のサンプ高高の警報は鳴ったと思いますが、出た水はオーバーフローしまして洗たく廃液...全文を見る
○平田説明員 先生御指摘の、廃棄物処理施設におきます情報を一括して中央制御室に持ってくる問題、あるいは廃棄物処理施設の運転状況を適切に監視できるよう所要の人員配置等を行うようにすることにつきましては、今回の事故にかかわる原電に対する措置の中で、十分私どもは指摘しているところでござ...全文を見る
05月26日第94回国会 参議院 社会労働委員会 第13号
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○説明員(平田辰一郎君) 日本原子力発電敦賀発電所の一連の事故のうち、第四給水加熱器につきましては、監督官庁である当省に対して報告を怠った上、補修工事に関し適切な施工を欠き、また所要の法的手続を行わなかった会社の措置は、保安管理体制がきわめて不十分であったことに起因するものと考え...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 人為的な操作ミス、設計上の問題と言われておりますが、特に運転員の安全意識の問題を先生御指摘いただいたわけでございますが、今回の運転管理上のミスによるところが大きかったという事情を踏まえまして、今後、安全意識を徹底させることがきわめて重要であると考えており...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 今回の敦賀発電所で発生いたしました一連の事故につきましては、当庁といたしましても現地に派遣している運転管理専門官を含め、当庁による原子力発電所の運転管理状況の把握が必ずしも十分でなかったことは反省しているところでございます。このために運転管理専門官が日常...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 今回の一連の事故に関しまして、敦賀発電所原子炉施設の保安規定に違反していることが明らかになりましたので、今後原子炉等規制法に基づきまして聴聞手続等を経て、原子炉の六カ月間の運転停止命令処分を行うこととしております。  また今回の給水加熱器からの漏洩及び...全文を見る
○説明員(平田辰一郎君) 当省といたしましては、今回の一連の事故につきまして種々の観点から総合的に評価を行いました。幸いにも、事故による周辺環境に対する特段の影響は存在しないことはすでに確認されているところでございまして、むしろ今回の事故に関する最大の問題と申しますのは、日本原子...全文を見る
05月29日第94回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
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○平田説明員 先生御指摘のニューラドの件につきましては、先生御承知のように、私ども、四月二十五日に行いました総点検の追加指示の中で原電側から釈明を求めるようにしているところでございます。