平田米男

ひらたよねお



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平田米男の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月26日第129回国会 衆議院 決算委員会第二分科会 第1号
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○平田政府委員 外務省所管平成二年度決算について。  平成二年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  歳出予算現額は二兆一千二百五十九億八千二百九万円余でありまして、支出済み歳出額は二兆二百九十億七千七百六十二万円余、翌年度繰越額は九百四十...全文を見る
○平田政府委員 まず、冷戦が終えんをいたしました現在、国連の役割はますます重要になっているわけでございます。したがいまして、国連の機能を一層強化をしていこうという考え方が国際的に幅広く合意がある、こういう状況にあるかと認識をいたしております。したがいまして、安保理の改組に関する動...全文を見る
○平田政府委員 基本的にそういうことでございます。
○平田政府委員 おっしゃるとおり、常任理事国になったら軍事的責務が重くなるのではないか、こういう御指摘が新聞報道等の中にあるということは認識をいたしております。この点につきまして私どもは、現行の国連憲章上、常任理事国とその他の国連加盟国との間でその法的義務においては何らの差異がな...全文を見る
○平田政府委員 さまざま報道もなされておりますので、相当程度国民の御理解は進んでいる。相当程度というよりも大分進んでいるのではないか、このような認識も持っているわけでございます。
○平田政府委員 野田先生御指摘のとおり、国会あるいは国民の中で常任理事国入りについての十分な議論がなされるということは、私も大変重要かというふうに思っております。したがいまして、今回この決算委員会で先生がこのテーマをお取り上げいただいたことは、大変時宜を得たことではないかというふ...全文を見る
○平田政府委員 幾つか御質問がございましたので、順次お答えをさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、最後の御質問からお答えをしたいと思います。  院内に先生御主張のような特別委員会を設けるかどうかということは、やはり院の立場での考えによって決まるわけでございま...全文を見る
○平田政府委員 締約国数が百三十九カ国でございます。渋っているという御表現をなさいましたが、この人種差別撤廃条約につきましては、あらゆる形態の人種差別を撤廃する、その条約の趣旨から考えまして早期締結が重要である、このように認識をいたしております。  他方、締結に当たっては、この...全文を見る
○平田政府委員 そのとおりでございます。
○平田政府委員 御質問にお答えをしたいと思います。  我が国は、ミャンマーに対する援助でございますが、一九九二年の実績といたしまして七千二百六万ドル、これは支出純額ベースでございますが、行っております。  我が国の同国に対します経済協力は、現在、先生よく御承知かと思いますが、...全文を見る
○平田政府委員 もう先生既に御承知かと思いますが、一九八八年、政情が混乱をいたしました。また、さらにそれが長期化してきたわけでございまして、その後、クーデターにより誕生した新政権との間で正常な政府間関係が存在しなかった、こういうふうな事実がございました。そういうことから我が国は援...全文を見る
○平田政府委員 ミャンマーの少数民族の問題、先生大変御熱心に、また現地まで行かれて視察を してこられたというお話、大変意義深く伺っていたわけでございますが、先ほども申し上げましたが、我が国はミャンマーに対して一定の基本方針を持ってやっております。  先ほど人権状況の改善という...全文を見る
○平田政府委員 先生御指摘のとおりでございまして、ODAというのはこれからの世界の平和と安定のためこ大変重要でございますし、また、とりわけ我が国にとって、国際社会においてその責務を果たすに当たりまして極めて重要なものだというふうに認識をしているわけでございます。  それで、もう...全文を見る
○平田政府委員 先生御指摘の発言につきましては、私は大変残念に思っておりますと同時に、日本と周辺諸国とのこれまで築いてまいりました友好関係に影響がなければという危惧も抱いた一人でございます。  しかしながら、私は、これまで我が国とそして近隣諸国との間で大勢の方々が積み重ねてまい...全文を見る
○平田政府委員 先ほどもお話を申し上げましたが、民主化あるいは人権状況の改善というものの中に、今先生御指摘の少数民族の問題も入っているという認識でございます。  先生御承知のとおり、我が国はODA大綱というのがございまして、民主化の促進等々あるいは人権保障、こういうことを重視し...全文を見る
○平田政府委員 民主化の進展あるいは人権状況の改善等も一つのファクターでございますので、それのみでもってすべて判断されるということではございませんが、一つの要素であるということは先生おっしゃったとおりだと認識をいたしております。
○平田政府委員 先生御指摘のとおり、いろいろな制約はございますが、我が国といたしましては、その国の民主化の促進あるいは人権状況の改善ということについては、国の基本方針といたしまして相手国に働きかけてきているわけでございます。そういう意味で、先ほどからも申し上げておりますようこ、少...全文を見る
05月30日第129回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○平田政府委員 このたび、外務政務次官を拝命をいたしました平田米男でございます。  冷戦後の今日、我が国をめぐる安全保障環境はさまざまな不安定性、不可知性を内包しております。この中で、我が国の平和と安定を確保するためには、国際社会の安定を確保するための外交努力、日米安保体制の堅...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○平田政府委員 このたび外務政務次官を拝命いたしました平田米男でございます。一言ごあいさつを申し上げます。  冷戦終結後も、北朝鮮の核兵器開発疑惑、核兵器等の拡散の危険を初め、世界はさまざまな困難に直面をしております。これらの問題を克服し、より平和で自由で豊かな世界を築くことは...全文を見る
○平田政府委員 平成六年度外務省予算重点事項を御説明いたします。  平成六年度一般会計予算案において、外務省予算としては、六千九百四十六億四千九百万円が計上されております。これを前年度予算と比較いたしますと、四・六%の伸び率となっております。  今日の国際情勢は、東西対立の構...全文を見る
06月03日第129回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○政府委員(平田米男君) このたび外務政務次官に就任をいたしました平田米男でございます。一言ごあいさつ申し上げます。  冷戦終結後も北朝鮮の核兵器開発疑惑、核兵器等の拡散の危険を初め世界はさまざまな困難に直面をしております。これらの問題を克服し、より平和で、自由で、豊かな世界を...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○平田政府委員 お答えをいたします。  航空協定を結ぶに当たっての基本方針といたしましては、もう先生既に十分御承知かと思いますが、相手国との間の経済的交流及び人的交流の促進に資するという観点から、二国間定期航空路線の開設を目的といたします航空協定の締結を積極的に推進していきたい...全文を見る
○平田政府委員 それは抜けているわけではございません。それも諸点の中に入っております。等と申し上げました中に入っているというふうに御理解いただければと思います。
○平田政府委員 先生、大変留学生の問題について強い御関心を持っていただいておりまして、私もこの留学生の問題は力を入れなければいけないことではないかというふうに思っております。  まだまだ目標に達し得るだけの数になっていないという御指摘、十分私どもしっかり受けとめて対応していきた...全文を見る
○平田政府委員 基本的には、我が国といたしましては、相手国との間の経済的交流または人的交流の促進に資する、そういうメリットを考えまして、二国間の定期航空路線の開設を目的といたします航空協定の締結をしておるわけでございます。  基本方針といたしましては、このような航空協定を積極的...全文を見る
○平田政府委員 基本的に航空協定を結ぶメリットは先ほど申し上げたとおりでございまして、両国の経済的交流あるいは人的交流の促進をする、これが主たる目的でございます。  それで、現在航空協定を結んでおる国は四十カ国ございまして、今回御承認いただきますと六カ国ふえるということでござい...全文を見る
○平田政府委員 現在東南アジアには約六万人のベトナム人ボートピープルが滞留していると言われております。これらの滞留ボートピープル問題の早期解決を図るために、我が国といたしましては、これまでアジアの一員として定住受け入れとかあるいは本国帰還者への再定着支援のための積極的な資金協力な...全文を見る
○平田政府委員 先生も御承知かと思いますが、二〇〇〇年までにみなし外国税額控除はシンガポールについてはやめるということになっております。  御承知かと思いますが、シンガポールとの間には一九七一年に、みなし外国税額控除を規定した租税協定を結んでいるわけでございます。当時シンガポー...全文を見る
○平田政府委員 モンゴルは一九八九年末に民主化運動が起きておりまして、九〇年以降、モンゴル国民のまさに自由な意思で民主化と市場経済化を積極的に推進しよう、このように決められたわけでございます。  我が国といたしましても、モンゴルの国民がお決めになった民主化、市場経済化というもの...全文を見る
○平田政府委員 先生から御指摘のとおり、民族の自決というもの、これを守っていくということは当然だというふうに思っております。  しかしながら、我が国といたしまして、諸外国に対して経済協力、ODAを行うに当たりましては、先生も既に御承知のとおりODA大綱というものをつくっておりま...全文を見る
○平田政府委員 軍事力を削減していく方向、あるいは民主化を推進していく、あるいは基本的人権を守っていく方向、こういう方向性にあることを期待しているということはODA大綱の基本的な考え方でございます。  先生おっしゃるように一つの体制を相手に求めていくというのがどういう御趣旨なの...全文を見る
○平田政府委員 まさに先生御指摘のとおりでございます。
○平田政府委員 そういうお考えが一つのお考えとは思いますが、やはり近隣諸国と緊密な連携をとって対応していくということは極めて重要だと思います。  今回も柿澤外務大臣は韓国及び中国を連続して訪問することになっておりますので、先生のお考えのような御懸念はないものと理解をいたしており...全文を見る
○平田政府委員 そういう方向性を持って今準備をしているところでございます。最終的には国会の了解をいただかないといけないということも手続上ございますので、そういう方向性で今準備をしているところでございます。
○平田政府委員 韓国も中国も、いずれにいたしましても国会の御了解をいただく必要がございまして、ぜひとも国会の御了解を、両国に対して柿澤外務大臣が訪問することを御了解いただきたいと切に願っているところでございます。
○平田政府委員 私自身、外務政務次官をやらせていただいたわずかな期間でございますが、その中でも、先日、広島で国連軍縮会議というのがございまして、これは連続六回日本がホストになって開催をしてきた会合でございます。  その中で私、政府を代表いたしましてごあいさつをさせていただいたわ...全文を見る
○平田政府委員 先生既に御承知かと思いますが、先般ワシントンで日米韓の三者協議を行ったわけでございまして、三国の共通の認識をそこで示しております。国際社会が国連安保理を通じて緊急に制裁を含む適切な対応を検討することを必要としている、こういうことでございまして、まだ制裁云々について...全文を見る
○平田政府委員 私は弁護士でありますが、ほとんど民事、刑事ばかりやってまいりましたので、国際公法については正直言いまして専門ではございません。したがいまして、詳しいことはまた政府委員の方から御答弁させていただきたいというふうに思っております。  国際法といった場合に、実定国際法...全文を見る
○平田政府委員 ただいま議題となりました千九百六十九年の油による汚染損害についての民事責任に関する国際条約の議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この議定書は、昭和五十一年十一月にロンドンで開催された政府間海事協議機関の会議において作...全文を見る
06月09日第129回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○平田政府委員 このたび外務政務次官を拝命をいたしました平田米男でございます。  柿澤外務大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存でございます。  北方領土問題につきましては、東京宣言を基礎として、四島の返還を実現して平和条約を締結し、日...全文を見る
06月15日第129回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○政府委員(平田米男君) このたび外務政務次官を拝命いたしました平田米男でございます。  柿澤外務大臣を補佐いたしまして、微力ではありますが、職務を全うするため全力を傾ける所存であります。  北方領土問題につきましては、東京宣言を基礎として四島の返還を実現して、平和条約を締結...全文を見る
06月17日第129回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○平田政府委員 北朝鮮問題につきましては、今、北朝鮮側の対応によりまして事態は重大な局面に至っている、このように認識をいたしております。  我が国といたしましては、あくまでも対話を通じて平和的解決を追求することを基本としていることには変わりがございません。その過程では、現下の事...全文を見る
○平田政府委員 先生御承知のとおり、油による汚染損害に関する現行の二条約が作成をされましてからもう既に二十年が経過をしております。その間、インフレの進行等によりタンカー事故の被害額は大幅に増加をいたしておりまして、現行の二条約の責任限度額及び補償限度額を引き上げまして、油による汚...全文を見る
○平田政府委員 先生御指摘の問題につきましては、今厚生省からお話がございましたが、年金当局間の協議が行われているところでございます。  年金通算の問題は海外在留邦人の福利に関する重要な問題である、このように認識をいたしておりまして、外務省といたしましても関係省庁と密接な連絡をと...全文を見る
○平田政府委員 相手国の対応もございますのでいろいろ難しい点もあるかとは思いますが、先生御指摘の問題点はおっしゃるとおりだと思いますので努力をしていきたい、このように考えております。
○平田政府委員 北朝鮮の問題につきましては、先生も重大な関心をお持ちかと思いますが、先生おっしゃるとおり制裁を目的とすることは適当ではないと私は思っております。我が国といたしましても同様の考え方でございまして、対話を基本として話し合いで平和的解決をしていきたい、このように考えてお...全文を見る
○平田政府委員 先生御指摘の問題につきましては、まさにおっしゃるとおりだろうというふうに私は思っております。外交上の問題と、そして日本に同じく暮らすそれぞれの民族の差別感を持つということ、これは私はあってはならないことだというふうに思っております。  そういう意味で、先生御指摘...全文を見る
○平田政府委員 米国に限らず一般的にできるだけ多くの国が現行の条約あるいは九二年の二議定 書を締結をするということは、汚染損害に関する統一された国際規則が適用される、こういうことになるわけでございますので、我が国といたしましては、まずみずからがこれらの議定書を締結をした上で非締...全文を見る
○平田政府委員 一般論として申し上げますと、我が国周辺水域における中国や韓国漁船の操業に関連して先生御指摘のような御意見も出ておるわけでございますが、これまで申し上げておりますとおり、中国や韓国周辺水域へ出漁している我が国漁船への影響、あるいは現在の日中、日韓の漁業秩序、それらの...全文を見る
○平田政府委員 漁業だけを考えたときには先生御指摘のようなお考えが出てくるのだろうというふうに思うわけでございますが、やはり、先ほども申し上げましたように全般的な日中、日韓関係ということを慎重に考えていかなければいけないのではないか、私はそのように思っております。
○平田政府委員 ただいま議題となりましたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の改正の受諾について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  この改正は、平成四年十一月にコペンハーゲンで開催されたオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の...全文を見る
06月23日第129回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○政府委員(平田米男君) 大木先生おっしゃるとおりだと私は思っておりまして、我が国といたしましては非核三原則というのがございまして、核はつくらない、また持たない、持ち込ませない、こういう原則を今後も堅持する決意でおります。  以上でございます。
○政府委員(平田米男君) 我が国が核保有をする意思はないということは折に触れて我が国としては表明をしておるところでございまして、私自身も、先般行われました広島での国連軍縮会議であいさつをさせていただいたときも、非核三原則を堅持する、また軍事大国にならない、こういうようなことを明確...全文を見る
○政府委員(平田米男君) もう先生既に御承知のことでございますが、政府といたしましては、陳述書の内容は要するに核兵器使用の法的側面について述べておりまして、それと同時に、我が国が唯一の被爆国である、そういう視点から核兵器の究極的な廃絶に向けて努力をする、こういう決意を明確に表明す...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 我が国がICJに照会をいたしました状況におきましては、現在二十七カ国が陳述書を提出したと承知をいたしております。  その国名はまだ公表されていない状況にございますので控えさせていただきたいと思いますが、我が国が現時点で承知をしている限りでは、多数の国が...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 先生、外務省の定員が少ないんではないかという御指摘をいただきまして、まさに我が意を得たりという思いがいたしておるわけでございますが、ちなみに昭和六十二年に四千六十人でございました。それが徐々にふやしていただきまして、そのふえ方は大体八十名から九十名ぐらい...全文を見る
○政府委員(平田米男君) お答えいたしますが、まず動力炉・核燃料開発事業団が東海村に所有しておるプルトニウム燃料第三開発室におきまして約七十キログラムのプルトニウムが滞留をしているということは事実でございます。  この情報がレーベンソール所長にどのような経緯で伝わったのかという...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 先ほども御説明をいたしましたが、この事実経過について詳しく説明をいたしておるところでございまして、米国もまたIAEAも我が国の説明を了解しているわけでございます。
○政府委員(平田米男君) はい。
○政府委員(平田米男君) 我が国が非核三原則を堅持している、またNPTあるいは原子力基本法等によりまして平和目的に原子力利用は限定をしているということはもう明らかでございまして、しかもIAEAのフルスコープ措置によりまして厳格な査察を受けているわけでございます。したがいまして、こ...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 我が国は唯一の被爆国として非核三原則を堅持していく、このように考えております。
○政府委員(平田米男君) この点につきましては、従来から密約はないということは政府が明確に申し上げているとおりでございまして、密約の当事者とされております佐藤元総理自身を含む歴代の総理大臣、また外務大臣が密約の存在は明確に否定をしておるわけでございまして、ぜひ御理解をいただきたい...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 先生おっしゃる方向で私も努力をしていきたいと思っております。
○政府委員(平田米男君) 広島の原爆ドームを世界遺産の一覧表に記載をしてほしいというお話でございます。  私は、日本は唯一の被爆国でございまして、その被爆の象徴である原爆ドームが世界遺産となるということは、ひとり日本のみならず世界人類のために大変有意義なことではないかというふう...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 私の考えは先ほど申し上げたとおりでございます。ただ、先生御指摘のとおり種々の課題がございますので、これをいかに克服していくかということを努力をしていきたいと思っております。
○政府委員(平田米男君) 先生御指摘のとおり、新しい国もどんどんふえておりますし、また兼館にしているところもございます。それは極端に言えば、すべて実館にするというようなことも一つの考え方なのかもしれませんが、しかし建物だけ建てても、あるいは法律上つくっても、やっぱり外交というのは...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 先ほども数字を挙げて申し上げましたが、米国が一万六千人、それからイギリスが八千二百八十八名、それからフランスが八千百十二名、ドイツが七千三百十三名、イタリアが五千八十六名、これは平成五年十月の時点での数でございますが、諸外国に比べますと我が国の状況は、平...全文を見る
○政府委員(平田米男君) 先生御指摘の点は、私もこういう外務政務次官を拝命する以前からいろいろ認識をいたしておりまして、日本の財政の硬直化に端を発していろいろなところにひずみが出ているというふうに思っております。その一つが先生御指摘のことなのではないかというふうに思います。  ...全文を見る
11月11日第131回国会 衆議院 税制改革に関する特別委員会 第10号
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○平田委員 今回の税制は、所得税減税と、また消費税の見直し、こういうことになっているわけでございますが、私は、日本の経済の中で極めて重要な問題は、土地の問題ではないか、地価の問題ではないかというふうに思っております。そういう意味で、お時間をいただきましたので、土地問題あるいは土地...全文を見る
○平田委員 総理から明確な答弁をいただいて安心をしたわけでございますが、この要綱の「土地政策の目標」として三つ挙げております。一つは「土地神話の打破」、二番目には「適正な地価水準の実現」、三番目には「適正かつ合理的な土地利用の確保」、こういうことになっているわけでございます。 ...全文を見る
○平田委員 要綱では、適正な地価水準の実現を図る、こういうことをうたっておりまして、目標とすべき地価水準につきまして、非住宅地、住宅地でないところについては「土地の利用価値に相応した適正な水準まで引き下げる」、こううたっております。また、住宅地は「中堅勤労者が相応の負担で一定水準...全文を見る
○平田委員 実は一昨日、朝日新聞の朝刊でございますが、その社説で、土地税制の緩和問題が来年度の税制改正の焦点になるのではないか、こういう指摘がございました。  総理、見ておられるかどうかわかりませんが、その理由といたしましては、経済団体が地価税の廃止や土地譲渡所得税の軽減を求め...全文を見る
○平田委員 今の見直しとか検討というお言葉、全体的な雰囲気としては現状を維持し、また強化を図っていくべきだという御趣旨でお話をしてみえるのだろうと思うわけでありますが、言葉の上では明確ではありませんので、もう一度、その辺明確にお答えをいただきたい。お願いいたします。
○平田委員 お言葉の上では、検討をあるいは見直しをと、こういうお言葉なので、全体的な雰囲気としては強化をするという御趣旨がというふうに伺ったわけでございますけれども、資産課税というものを、あるいは地価税、譲渡益課税の継続というものをやっていくという御趣旨がと思いますが、それを明確...全文を見る
○平田委員 業界との話し合いもよくしていかなければならないという大蔵大臣のお話がございましたが、明確には言葉ではおっしゃらないのですが、地価税というのは堅持をしていく、定着をさせていく、また譲渡益課税も現状で存続をさせる、こういうふうに伺ってよろしいわけですね。
○平田委員 基本的にはという、一つ何かずき間があるような感じがするわけでございますけれども、地価に対する御認識、総理は下げなければならないと明確におっしゃったわけですから、その辺は総理及び大蔵大臣、また建設大臣もお越しをいただいて話も聞いていただいているわけでございますけれども、...全文を見る
○平田委員 もう時間がありませんので終わりますが、今の御答弁は、まさに消費税だけ上げて、国民の願いである家を取得したいという、そういう夢を実現させようという意思がないということが村山内閣の基本的な考えである、そんな印象しか私は受けませんでした。  総理、優しい政治だと言うのだっ...全文を見る
11月24日第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第6号
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○平田委員 各大臣また委員の方々、連日大変御苦労さまでございます。  ウルグアイ・ラウンドの妥結によりまして今後の世界経済にもたらす効果といたしまして、OECDは、昨年の十一月、二〇〇二年の時点で世界のGDPが二千七百四十億ドルふえると予測をしております。またガット事務局は、こ...全文を見る
○平田委員 何か手違いで経企庁長官が来ておいでにならないという話なんですが、すぐ連絡をしていただいてお越しをいただきたいというふうに思います。  まあこのWTOの問題は農業に絡んだ話が多いわけでございますけれども、日本の経済というのは、農業も重要でございますが、その占める比率と...全文を見る
○平田委員 まあ確定的予測はできないという話でございました。ただ、先ほど申し上げましたように、このWTOの成立によって影響を受けるのは農業の従事者だけではなく、他の多くの国民が影響を受けるわけでございます。そのときに、確定的予測ができないということで政府の見解を明らかにしないとい...全文を見る
○平田委員 まさに農水大臣は日本の農業は厳しい状況になるという予測、まあ定量的にはできないとおっしゃいましたが、そういう予測をされておいでになるわけですね。他の産業については予測ができない、農業についてだけは厳しい予測ができる。  重ねてお伺いしますが、六兆百億円の対策でござい...全文を見る
○平田委員 よくわからないのですが、積み上げられた根拠はよくわかりませんですが、年間の農業の生産額というのは幾らでございますか。
○平田委員 この六兆百億円が従前の別枠なのか別枠でないのかというのがここでも議論されておるわけでございますけれども、別枠だとして考えましても、一年間の生産額の半分以上を積み上げられているわけでございますね。四百数十兆円の国内生産額のうちの十一兆円分についてこれだけの対策をとられて...全文を見る
○平田委員 外務大臣、外務大臣は副総理というお立場で、実はきょうは総理に来ていただければ総理にお尋ねしたいわけでありますけれども、今随分長い時間で通産大臣から懇切丁寧な御説明をいただきました。  しかし、私が伺っているのはそういうことではなくて、産業の空洞化は今の円高を前提にし...全文を見る
○平田委員 大臣がおっしゃるとおり、WTO、私は賛成でございまして、これによって日本経済がますます発展するだろうと、まさに定性的に予測をしているわけでございます。私の質問の趣旨もよくわかっていただいておられまして、全体はいい方向に向かうにしても、産業の中では逆の方向性があるかもし...全文を見る
○平田委員 どうも私の質問の趣旨がわかっていただいてないのかなというふうに思いますが、農業については、WTOをやることによって厳しい状況になりますよと予測をされたわけです。他の産業については、定量的にできないとおっしゃったのはわかりますが、定性的にも何らの予測もおっしゃっていない...全文を見る
○平田委員 経常収支の黒字の問題はマクロ経済の問題だ、そういうふうに言われても、なかなか国民は納得しにくいんですよね、経済の専門家じゃありませんので。現に、減税をやった、あるいは公共事業をやった、しかし円高の恐怖というのは国民の中から消えていないわけでございまして、皆さん任せてお...全文を見る
○平田委員 通産省も同様の認識でよろしいのでしょうか。
○平田委員 産業の空洞化が懸念されている、それは急激な円高が主たる原因である、製品の輸入が増える、また製造業の海外移転といいますか、直接投資がどんどん行われておる、こういうお話でございまして、今通産大臣からは、その対策までお話をいただいたわけでございますが、新産業を起こす、当然新...全文を見る
○平田委員 今検討中だということでございますが、有価証券取引税をやめれば株の取引が活発になるという意見もあるようでございますが、私は、そんなに簡単に済むものならすぐなくせばいいと思っておりますが、そんな簡単なことではないのではないか、こういうふうに思います。今後検討をして早期に対...全文を見る
○平田委員 通産省自身が、日本の土地が高い、これが直接投資の大きな障害になっているというふうにお認めになられることは、私は大変有意義だと思うんですね。バブルの崩壊で地価は下がって、もう土地問題は終わりなんだ、こういうふうに一部の人が言われている部分がありますけれども、しかし、国民...全文を見る
○平田委員 各省、大体規制緩和となると横並びでやるわけですね。なかなか出してこない、行政改革にしても同じような対応をとっているという新聞報道が出ているくらいでございますが、私は、通産省が率先して、五年ということなら五年でも結構でございますけれども、通産省だけはもう三年でやる、この...全文を見る
○平田委員 そういう大蔵省の態度が、何かやろうと思う人たちを頭からぼんとたたくことになるわけですよ。  それは今おっしゃったように、理路整然と、一度検討しなければならないという御説明はございました。しかし、本来自由にするというのがあるべき姿なのであって、何かやると、それは問題が...全文を見る
○平田委員 公正取引委員会もおいでになっておりますが、公正取引委員会は今どのようなこの問題についての対応をしておいでになりますか。また、このような問題について今後ほどのような基本的な方針で臨まれるおつもりなのか、お述べをいただきたいと思います。
○平田委員 ぜひ厳正な対応をしていただきたいと思います。今、もう公取が頑張っていただくことが、日本国民にとっては大変有意義なことではないかというふうに思うわけであります。  大蔵政務次官、おいでになっておられますが、先ほど副総理があのように言っていただきましたけれども、どうです...全文を見る
○平田委員 副総理が明確に御答弁いただきましたので、それが内閣としての恐らく結論になるだろう、こういうことを判断をいたしまして次に移りたいと思いますが、規制緩和に関連してといいますか、公共料金の値上げの問題についてお伺いをしたいと思うわけでありますけれども、経済企画庁おいでになっ...全文を見る
○平田委員 ほとんど答弁になっていない感じなんですが、副総理、今申し上げたとおりでございまして、公共料金、それは上げないにこしたことはないんです。私も、先延ばしにし圧縮したのはいいと思います。  しかしその結果、工事費がふえてしまって、しかも暫定供用ですから、なかなか交通量もそ...全文を見る
○平田委員 リストラ、リエンジニアリングをやる必要がないかということについては御答弁がありませんでした。お答えになりますか。
○平田委員 経企庁長官、入られたそうでございますが、何か手違いで御連絡行ってなかったそうでございますけれども。  今、リエンジニアリング、リストラやらなければいけないとおっしゃいました。しかし、今回果たしてそれをやっているのかどうか。これから永久有料制ということを考えて、そうい...全文を見る
○平田委員 ぜひしっかりやっていただきたい、こう思います。  時間がありませんので先に進みますが、アメリカ経済が不況の中から復活をした要因は、新興企業が伸びて、大企業のリストラを支えたことであると言われております。空洞化が懸念をされ、また、日本の産業構造の転換が求められている今...全文を見る
○平田委員 全然配慮されていないのですよ。大体事業をやるのに今数百万円でできますか。ラーメン屋さん一つやるのに数百万円じゃ足りないのですよ。それを新規技術でもって何か製造業をやろうと思ったら、数億円あるいはそれ以上のお金が必要なわけです。それをすぐ貸してくれますか、今。ないですよ...全文を見る
○平田委員 農業もこういう状況にあるわけでございまして、今新産業の話も申し上げました。労働省だけあるいは文部省だけで十分対応ができるとは私は思っておりませんが、それぞれいろいろな報告書とか等々出ておることも十分承知をいたしておりますけれども、まず文部大臣にお伺いするのですが、こと...全文を見る
○平田委員 時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。