平田米男
ひらたよねお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月01日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○平田委員 新進党の平田米男でございます。 今回、阪神の大震災で多大な被害をこうむったわけでございますが、その中で、阪神高速の工事、また山陽新幹線の工事に欠陥があるのではないか、こういう指摘が今されているわけでございますが、まず冒頭にお伺いをいたしたいのは、山陽新幹線あるいは...全文を見る |
○平田委員 今回の震災で、阪神高速道路工事、また山陽新幹線について、どうも手抜きじゃないのかと。新聞報道をもう既に各閣僚御存じかと思いますが、総理も見ておいでになるかと思いますが、ちなみに山陽新幹線では帯筋が見当たらない。縦の鉄筋を巻く帯筋、これが見当たらない支柱が幾つもあった。...全文を見る | ||
○平田委員 建設も運輸も両省ともに、徹底的に手抜き工事の存否について調査をされるというお話でございますが、その調査の結果、手抜き工事があったということが認められた場合に、責任というのはだれがどのような形で負うんでしょうか。 | ||
○平田委員 手抜き工事があったときに、やはり損害賠償等はおっしゃるとおり期間の問題があるかとは思いますが、しかし、行政が対応する責任の相手に対する請求の仕方というのはそれだけに限らないわけでございまして、やはりその辺は、運輸大臣は割と明確におっしゃったように聞きましたが、これは建...全文を見る | ||
○平田委員 例年並みの資材が確保できそうだという御指摘でございますが、私は例年並みではいかぬのではないかということを心配をしておりますので質問をさせていただいたわけでございまして、答弁は、まさにちょっとのんきなのではないかなという感じがいたします。 神戸製鋼所の神戸製鉄所、こ...全文を見る | ||
○平田委員 例年というのはこういう震災がない状態で行われてきたわけですから、先ほどの大臣の御説明は、例年のストックも生産量も確保できる、こういう御答弁でございました。 それでこの震災復興に対する対応も十分だというお考えだとするなら、私は心もとないなと思うわけでございますが、総...全文を見る | ||
○平田委員 震災の関係ばかり伺っていますと時間がなくなってきましたので、実は私はきょうは行政改革の関係で入札問題、これをお伺いをしたいと思っておりまして、それで冒頭、今回の工事が、欠陥が云々されている工事がどのような入札制度によって行われたのかをお伺いしたわけでございます。 ...全文を見る | ||
○平田委員 私は、履行ボンドを導入した場合に、ボンド会社は手抜き工事があった場合どういう責任を負うのかを聞いているのであって、全然お答えにならないで、ほかのことを長々とお答えになるというのはどういうことですか。 | ||
○平田委員 何かよくわかっておられないんじゃないかなという感じがいたしますが、要するに、手抜き工事があった場合はボンド会社がちゃんと責任を負うというわけでしょう。だから私は冒頭に、今回の大震災の工事の場合にだれが責任を負うのか、これをお伺いしたわけでございます。これは、よく問題意...全文を見る | ||
○平田委員 結構です。 履行ボンドの問題、もう時間がありませんので簡単にあとお伺いしておきますが、履行ボンドを発行する者は、入札の際に既にその企業が落札をすれば履行ボンドを発行するかどうかを判断をしている、こういうふうに考えるわけでございますが、といたしますと、履行ボンドは入...全文を見る | ||
○平田委員 今、行政改革というのは大変大きなテーマだ。行政改革はどうも特殊法人の統廃合だけが焦点になっているような雰囲気がございます、総理。しかし、ゼネコン疑惑のときに、もう一年半前ですから、のど元過ぎれば熱さを忘れているのかもしれませんが、一年半前にゼネコン疑惑が起きたときに言...全文を見る | ||
○平田委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
02月17日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号 議事録を見る | ○平田委員 新進党の平田米男でございます。 大臣、今回の財政のやりくり、なかなか御努力をいただいているという見方もあるわけでございますが、このやりくりの説明を大臣が事務当局から受けられたときには、どういう感想をお持ちになりましたでしょうか。 |
○平田委員 いや、端的に、説明を受けられたときにどう思われたでしょうかというふうに私は伺っているのであって、最後こういうことになりましたという御説明はもう十分わかっているわけでございます。 もう一度お伺いいたしますが、事務当局からこういうやりくりをせざるを得ません、こういう説...全文を見る | ||
○平田委員 やむを得ないのではないかという感想を持ったというお話でございますが、新聞報道によりますと、大胆の感想といたしましてこういう報道がありました。君たちはいろいろ操作をするのが当たり前と思っているようだが、その感覚こそ不健全なのではないかと。その感覚こそ不健全なのではないか...全文を見る | ||
○平田委員 今大臣は、心の中ではこういうやりくりは絶対避けたい、こういうふうに思っておられた。こういうふうに御答弁をされたわけでございます。絶対避けたいと思われた感覚というのは私と共通しているものでございまして、正常な見識なのではないか。 新聞報道の存否については言及されませ...全文を見る | ||
○平田委員 ちょっと私語を少し御注意いただきたいと思うのでございます。答弁をやっているすぐ横で私語をされますと非常に困ります。委員長にぜひ御配慮いただきたいと思います。 | ||
○平田委員 大臣の今の御発言というのは私もまさに共感するものでございまして、今の財政のあり方についての問題意識、危機感は共通なものがあると思っております。 端的にどういう問題点があるかについてはお答えがありませんでしたが、御発言の趣旨というのは、恐らくこのような模作をすること...全文を見る | ||
○平田委員 ちっとも私語が終わりませんので、もう一度注意をしていただけますか。 それから、与党側の席が非常に空席が目立ちます。私は、野党の方が多いんじゃないかなというふうに思うのですが、今まさに私と大臣は日本の財政のあり方を真剣に議論しているわけでございまして、その席で与党が...全文を見る | ||
○平田委員 これは各委員が大蔵省から説明を受けたときのぺーパーでございますが、大臣も見ておられると思いますし、各委員も見ておられると思いますが、これはぱっと見ただけではわからないですね。三十分、一時間、時間をかけて説明をいただいてようやく納得をする。国民は全く納得のしょうがないよ...全文を見る | ||
○平田委員 今大臣がお話しになったのは、これまで財政当局が説明をしてこられた根拠でございます。 私は、そこの発言の中で非常に悲しい思いをいたしました。これは、財政当局の事務方の御発言としてはそういう御発言もいいのではないかと思いますが、私は、政治家たる大蔵大臣が御発言なさるこ...全文を見る | ||
○平田委員 私の提案に対しては何のお答えもなかったわけでございまして、大臣、国民は、言葉はもういいと、震災対策でも現地の人たちはそう言っております。お見舞いや激励はもういいと、具体的に何やってくれるんだと。 それは神戸の人たちだけではありません。国民も今、政治が一体具体的に何...全文を見る | ||
○平田委員 今、赤字国債を出さない、建設国債ならいい、それで何とか国債発行のペースを、枠をつくって抑えているんだと、こういう大蔵当局の御説明がございます。 しかし、平成七年度の予算案を見ますと、科学技術庁の予算の中に、五百四十万円、建設国債の対象の枠を広げる調査費が計上されて...全文を見る | ||
○平田委員 次に、東京協和信用組合と安全信用組合の関連の質問をさせていただきます。 この二つの借用組合に対して、平成五年七月に検査が行われているかと思いますが、検査は東京都が行ったというふうに聞いておりますが、東京都の要請で大蔵省もこの検査に参加をしている、したがって共同で検...全文を見る | ||
○平田委員 予算委員会に東京都から提出をされた資料を見ますと、東京協和信用組合の平成五年の報告書を見ますと、平成五年三月末の預金残高は八百五十一億円で、対前年度比一七・〇六%の増加を示している。都内地域組合の平均増加率は二・四四%であって、これを大幅に上回っているということを指摘...全文を見る | ||
○平田委員 今の答弁によると、東京都に対応は任せて、大蔵省は何もやらなかったというふうに伺っていいのですか。 | ||
○平田委員 大臣、今の答弁は極めて無賃任な答弁ですよ。ああいう答弁をさせておいていいのですか。検査をやって、私が今報告書を申し上げたとおり、極めて異常な状態であるのにもかかわらず、東京都にお任せしておりましたという答弁なわけです。何もしていなかったのかと聞きましたら、そうではない...全文を見る | ||
○平田委員 そうすると、平成五年の検査の結果では、信用秩序の維持については特に問題がないというふうに大蔵省としては見られた。こういうふうにお考えになっていたということでいいのですか。 | ||
○平田委員 結論を問いていてもしようがありませんからね。どうしてそういうふうにお考えになったのか。 私はちゃんと報告書に基づいてこういう具体的な数字を挙げているわけですよ。異常に預金量がふえている、何やっているんだろうと調べるのは当たり前ですよ。それにもかかわらず、回収困難額...全文を見る | ||
○平田委員 今の答弁では、この後、質問を続行することはできませんですよ。全然答弁ないのですから。なぜ一年半前にこのような事態がわかっていながら大蔵省が手を施さなかったのか。そして今、一年半後に、国民、皆さん、こんなやり方では困るというようなとんでもないやり方をされたわけですから、...全文を見る | ||
○平田委員 この問題は、国民が大変注目しております。信用秩序の維持ということは大事ですが、わけのわからぬ状況の中で多額な金が、しかも国民の税金、東京都からすれば国民の税金が出ていくわけでございまして、また公的資金も出ていくわけでありまして、そのときに大蔵省が明確な答弁をしない。こ...全文を見る | ||
03月08日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号 議事録を見る | ○平田委員 まず、法案に関する質問からさせていただきたいと思います。 今回、国家公務員についても育児休業の手当を支払うということでございまして、大変喜ばしいことと思いますが、標準報酬日額の二五%を支給されるということでございます。二五%というと四分の一ということで、何となく少...全文を見る |
○平田委員 次に大臣にお伺いをしたいと思いますが、大臣が私淑しておいでになるといいますか、四元義隆氏あるいは竹下登元首相、平岩外四前経団連会長、また三重野前日銀総裁との定期的な懇談会をやっておいでになるということは、参議院の予算委員会でお認めになったわけでございます。その予算委員...全文を見る | ||
○平田委員 やはり参議院の予算委員会での質問で、去年の十月九日、十日に、四元氏の静養先の鹿児島までお訪ねになってお見舞いをされた。こういう答弁をされておいでになりますが、大蔵大臣になられてから四元氏とは何回かお会いになっているのでしょうか。 | ||
○平田委員 昨年の二月ないし三月に、安全信用組合また東京協和信用組合に対しまして、示達書というのでしょうか、改善すべき事柄についての指示等を大蔵省から出されたということでございますが、それぞれの信用組合に対していつ示達書を出されたのか、月日を明らかにしていただけますでしょうか。 | ||
○平田委員 月日をと申し上げたのですが、どうも月しか明らかにできないようでございます。 先般、この示達書の内容について新聞報道がございました。平成五年の合同調査の結果を受けて出された示達書の中身を若干報道されているわけでございますが、今から申し上げる報道内容が示達書の中身と一...全文を見る | ||
○平田委員 なぜ明らかにできないのでしょうか。 | ||
○平田委員 これだけ大きな問題になっていて、信用システムの崩壊を懸念しでこれだけの大変な措置をとられる、こういうふうに大蔵省も御主張になっておいでになる中で、中身については言えないということで議論が進むんでしょうか。また、本当に信用システムの維持という問題について国民にきちっと説...全文を見る | ||
○平田委員 私は、総理がこういうふうに予算委員会でおっしゃっていることを取り上げて今大臣に申し上げたんです。「この問題の処理に当たっては、私は何よりも大事なことは、ここまでに至ったその責任といいますかは徹底的に追及していかなきゃならぬと思いまするし、その事実関係というものはやっぱ...全文を見る | ||
○平田委員 大蔵省にもう一遍お伺いいたします。 この新聞記事の内容は、示達書と食い違っておりますでしょうか。 | ||
○平田委員 二信組の経営責任は、これから刑事、民事で問われるだろうと思います。 私が問題にしたいのは、銀行局が本当に日本の金融・信用システムの維持についてきちっと責任を果たしてきたか否かということについて問いたいわけであります。私は、これまでの状況を見る限りは、銀行局は極めて...全文を見る | ||
05月12日 | 第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号 議事録を見る | ○平田委員 今回の保険業法の改正は、五十六年ぶりという全面改正であるということでございますが、時代の変化に対応した。十分それを踏まえた改正であろうと我々は思い、また期待をしているわけでございますけれども、今回の保険業法の改正の目的というものをまず御説明いただけますでしょうか。 |
○平田委員 時代に合わせた目的を持って改正をしたという御説明があったわけでございます。 具体的に、今回新しいものとして生損保の相互参入というのが認められているわけでありますけれども、生保、損保が子会社方式で相互に参入することによって何が生まれてくるのか、またそれが国民にとって...全文を見る | ||
○平田委員 先ほど改正の目的の中で、金融の自由化あるいは国際化への対応ということを強調されたわけでありますけれども、今回の保険業法の改正というものはそれに十分対応しているのかどうか、私は疑問なしとしないわけでありますが、その辺はどのように考えておいでになるのでしょうか。 | ||
○平田委員 よくわかったようなわからぬようなお話なのですが、自由化、国際化の問題は、ではもう少し先にさせていただいて、もう一つ、今我々日本経済を見ているときにさまざまな問題がございますが、大変大きな問題は産業の空洞化と言われているわけであります。ある程度日本の産業が周辺諸国に出て...全文を見る | ||
○平田委員 もう一つ、金融商品が多様化してきているというふうに言われております。それについていろいろな問題点も出ているわけでありますけれども、しかし多様化の流れはとめられないわけでありまして、保険業界もそれに対して対応していかなければならないと思うのでありますが、今回の改正は、こ...全文を見る | ||
○平田委員 次に、高齢化社会というのが先ほどの産業の空洞化と並んで今大きな問題でございますが、年金の問題あるいは介護の問題、これがクローズアップされてきているわけでありますけれども、同様に、今回の改正でこのような問題に対してはどのような対応をされているのでしょうか。 | ||
○平田委員 大体ずっとポイントについてお伺いをいたしました。 まず規制の緩和、あるいは自由化、国際化に対する対応の問題でございます。 今回は生損の相互参入はお認めになりましたが、これまで大きなテーマになっておりました銀行、証券等との相互参入は見送ったわけであります。平成四...全文を見る | ||
○平田委員 大蔵省はそうやって御説明をされているわけでありますが、今、私の質問に対してはほとんどまともにお答えになっていないわけでありまして、答申は明確に「銀行・信託・証券業務への参入については、これまで培ってきたノウハウ等を基礎に、業務の適正な遂行が見込まれるようになっている。...全文を見る | ||
○平田委員 当初はそういう大改正をやる予定であったけれども、急激な変化がどう悪影響をもたらすかわからない、こういうのがまた心配になってきたという御説明でした。要するに、バブルの崩壊があって、それで今まで勢いついていたのが少し足がとまってしまった。こういうふうに端的におっしゃった方...全文を見る | ||
○平田委員 国内でできないから海外でもできないという御答弁です。まさに、世界で活躍する生保、それの手足を縛っているのが今回の保険業法の改正じゃないのでしょうか。 将来日本の生保がどうやってもっと大きなグローバルな発展ができるのか、その辺については大蔵省はどのようにお考えなんで...全文を見る | ||
○平田委員 私の質問にはまともにはお答えになりませんでしたが、間接的には、要するにグローバルな展開についてのチャンスは十分に与えられてないという御答弁だったです。しかし、これはまだ途中の改正です、将来を待ってください、こういうお答えでした。もう一つは、足腰を強くしてからやるんです...全文を見る | ||
○平田委員 国民のために手順を踏むんだという、これが国民の利益ですよという御答弁でしたが、私は逆の質問をしているんです。 この厳しい経済情勢の中で、利回りがどんどん悪くなっているそういう保険業界に対して我々は安心してお金を入れておいていいのでしょうかと逆の不安を今申し上げてい...全文を見る | ||
○平田委員 何度お伺いしても同じような御答弁でございますので、我々の、国民の不安というのは解消されません。それは解消されないままでいかざるを得ないのでしょうけれども。 これが手順を踏んでやるんですというお話でございました。ゴールは銀行、証券との相互参入です。こういう御説明であ...全文を見る | ||
○平田委員 今私たちは、それぞれの保険会社がどのような経営状態になっているのか非常に知りたいというふうに思っていますが、なかなか保険業界の経営内容というのはわかりにくいと言われております。それぞれの保険会社、生保、損保含めて、経営状態というのはどうやったら知ることができるんでしょ...全文を見る | ||
○平田委員 営業所へ行けばそこに書類がある。しかし、一般の保険契約者がそんなところまでやるんでしょうかね。我々一般消費者からすると、銀行は利回りでどれだけ利率があるのかというのは新聞等に載ってすぐわかるわけでありますが、そこの保険会社、保険契約したときに、もう確定利回りになってい...全文を見る | ||
○平田委員 そういたしますと、今回の改正では、ソルベンシーマージン基準の導入による調査の結果公表とか、あるいは保険計理人の報告書の公表というのは明文化されておりませんが、これは時期を置いて公開をしていこう、こういう方向性にあるというふうに伺っていいのでしょうか。 | ||
○平田委員 最後、時間がなくなってきましたのでまとめてちょっと質問をさせていただきます。 先ほども産業の空洞化に対応して、新産業に対して力を入れていかなければならないというふうに申し上げたわけでありますが、ベンチャービジネスなどというふうに言われますが、このような新産業に対す...全文を見る | ||
○平田委員 以上で終わります。 |