平田米男

ひらたよねお



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平田米男の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第136回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○平田委員 きょうは一時から住専の問題について審議をしているわけでございますけれども、連日、マスコミはいろいろな報道をいたしております。  そこの中で感じますことは、国民は、借金の踏み倒しを血税をもって穴埋めをするという政府の住専処理スキームを知らされまして、まさに深い怒りに包...全文を見る
○平田委員 住専問題のみならず、日本の銀行の不良債権問題は早期に処理をしなければならないことは、これは与野党を通じての認識でございます。だからといって、今のスキームがそのような我が国民の倫理観、遵法精神をぼろぼろと崩そうとしている、崩している、それに対して、内閣総理大臣、国の指導...全文を見る
○平田委員 これをやっていますと時間が経過するだけでございますので、話題を変えたいと思います。  総理は一九九一年、平成三年の十月三日に大蔵大臣を辞任をされました。その理由の一つは、総理の秘書の小林豊機氏が、富士銀行の巨額不正融資事件に絡み、融資の仲介をして料理店主らに約十四億...全文を見る
○平田委員 そういたしますと、この報道いたしました出版社や発言したとされます社長に問い合わせあるいは抗議あるいは法的な対応などはされておられるのでしょうか。
○平田委員 小林秘書は九一年の八月に秘書を辞任されたわけでありますが、後でまた雇用をされたということだろうというふうに思いますが、それは、いつ再雇用をされたのでしょうか。また、十二月の半ばにやめられたというお話でございますが、どういう経過でおやめになったのでしょうか。
○平田委員 小林秘書が富士銀行の融資を仲介をした料理店主らのこの融資金約十四億円は、その後どうなっているか御存じでしょうか。返済はなされているのでしょうか。
○平田委員 御存じないということなんですが、秘書がやられたことで、それで秘書もやめられ、大臣も大蔵大臣をやめられた、そういう事実、重要な事実でございます。私は法的に責任があるということを申し上げているのではなくて、そこまで責任をお感じになったこの問題について、私は、道義的には、そ...全文を見る
○平田委員 この点はこの程度にいたしまして次に移りたいと思います。  私は、今回の住専の処理につきましては法的処理をするのが一番最適だと考えております。冒頭に申し上げましたように、国民の倫理観等、遵法精神等のことを考えますと、本来やるべき方法で処理をする、これが一番正しいのでは...全文を見る
○平田委員 四千百億円が今まで最高なのでそれの三十倍だなんという、わかったようなわからぬようなことをおっしゃっていますが、この会社は七つの会社です、一つの会社ではありません。だから、また三十倍なんというごまかしを言わないでください。今回のスキームで一番のごまかしは、住専と言って七...全文を見る
○平田委員 それは総理、わかりますが、それはもう既定の方針だからと、そういう御趣旨でしょう。だから世に問うてください。世に問うて、皆さんは反対しているわけじゃないですか。そして、今私の専門家としての意見が、なるほどというふうにお思いになった。虚心坦懐に聞いていただければそれが一番...全文を見る
○平田委員 現在価値は決まっておりませんか。
○平田委員 ということは、十三兆でありますから、残りは六兆六千億円ぐらいでお買いになる、こういうふうに理解していいのでしょうか。もうちょっときちっと説明してください、国民が聞いているのですから。そんな何回も何回もやりとりするのは時間のむだですよ。だっと説明するのが責任者の立場じゃ...全文を見る
○平田委員 なかなか余り説明したくないという御態度なのでやむを得ませんが、しかし、今国民はこれを知りたいのですよ。総理も大蔵大臣も、情報開示はきちっとやる、説明します、理解をしてもらって、納得をしてもらって、こうおっしゃっていますが、今のような西村銀行局長の説明では納得のしようが...全文を見る
○平田委員 今の話を聞いて、だれも納得しないですわ。  先ほど西村局長は、十三兆の債権を現在価値で譲り受けますと、現在価値とおっしゃった。まず、回収不能債権の六兆四千百億円は頭からもう引く、これはもうそのとおりでしょう。あと残った六兆六千億円の中も、実回収の金額で買うのが現在価...全文を見る
○平田委員 総理、債権回収は全力を挙げるのは当たり前であります。大蔵大臣、債権回収はいいかげんにやりますなんというのはだれも言わないはずですよ。債権回収に全力を挙げるから、実際価値は五兆四千億円以下の債権が名目の六兆六千億円の価値になるなどということは、我々の常識では納得できませ...全文を見る
○平田委員 全然質問にお答えになっていないんです。  実は、けさ九時に出ました住専問題関連資料の五ページを見てください。お手元にありませんか。ありませんか。朝九時に出ました資料ですよ、新進党要求の——失礼しました。十二時でございます。おわかりになりますか。五ページです。よろしい...全文を見る
○平田委員 だから申し上げているんですよ。損失が懸念されているわけですよ。懸念するというのは、ほぼ回収不能だということですよ。それに何でお金を払わなくてはいけないのですかということを申し上げているわけです。百円の価値がもうないと言っているものに百円払う。だれだって、おかしい。一兆...全文を見る
○平田委員 一兆七千億円を一般行に負担してもらうときの計算のベースは、六兆四千百億円ですか。違うでしょう。「七兆五千百億円に欠損見込額千四百億円を加えた額にもとづき修正母体方式を基礎として算定した場合の一兆七千億円の負担について理解を求めたものである。」と大蔵省自身の文書で言って...全文を見る
○平田委員 まさに、西村局長はダブルスタンダードだとおっしゃった。じゃ、一般行の経営陣はこれで株主に説明できますか。株主代表訴訟をされて勝てますか。そんなものを一般行が納得できるのですか。納得できないようなスキームをつくったからこそ、欠陥処理スキームなのですよ。これは明確にしてく...全文を見る
○平田委員 これじゃもう納得できません。こんないいかげんな答弁でどうなるんですか、これ。きちっと書面で出してください、わかりやすく。
○平田委員 我々は貴重な時間をいただいているわけでありまして、そのときにわけのわからぬ答弁で、それで時間を浪費されるなんというのは、これは国民の権利の侵害ですよ。我々は国民の代表ですから。今のようなわからないような説明で、どうして私が質問を続けることができますか。  ダブルスタ...全文を見る
○平田委員 今の答弁、めちゃくちゃですよ。体制は一つなんですよ。何が二つなんですか。体制が二つだからスタンダードが二つありますよという説明です、今は。違うんですよ、そんなのは。違いますよ、それは。こんな答弁では質問を継続できません。
○平田委員 私は、国民がきちっと納得できるようにこの状況を整理をしていただきたいと思うのですよ。  まず、大蔵省の説明では、十三兆のうち六兆四千百億円はもう全く捨てざるを得ない、こうおっしゃいました。あと残り六兆六千億円をその現在価値で買う。幾ら払うんですかと言ったら、六兆六千...全文を見る
○平田委員 委員長、もう全く納得できません。だれもが納得できないはずです、今の答弁では。もう質問できません、これでは。
○平田委員 要するに、ぎりぎりとか、何とか納得していただきたいとか、そういうような情緒的な話を今我々はしているわけではありません。国民の血税を使うというのは、極めて透明な論理でなければならない。今の説明は、全く非論理的です。こんなことで、私たちは国民の代表として、これは質疑ですか...全文を見る
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○平田委員 きのうの答弁とほとんど変わりません。大変遺憾でございます。  では、お伺いいたしますが、お金を払うときは、国民の血税を払うときは、ほとんど回収ができないと言われている一兆二千億円は一〇〇%回収できますよ、こう言っておるわけです。そして今度は、いや二次損失が生じるかも...全文を見る
○平田委員 合わせると三百になりますが、個別にやると利害関係人はうんと少ないわけです。利害関係人が少なくなれば当然効率が上がる、これは当然の話でありまして、大蔵省は、住専処理機構をつくれば、七社ごとでやれば回収はほとんど無理だと思われたものが、一つにすれば一兆二千億円まるまる回収...全文を見る
○平田委員 総理、今、銀行局長の説明どおりだとするならば、この閣議決定のこの部分を削除してください。  すなわち、この「公的関与」の(2)、「預金保険機構住専勘定は、住専処理機構において住専から引き継いだ資産に係る損失が生じた場合、その一部を補てんする。また、政府は、同勘定に損...全文を見る
○平田委員 今、大蔵大臣は、一兆二千億円を丸々回収できるとは大臣としてはおっしゃっていない、こうおっしゃいました。しかし、銀行局長の説明では、一社としてやるならば一兆二千億円回収できるという前提でと、こうおっしゃいました。前提は、銀行局長の説明は一兆二千億円回収できる、しかし大臣...全文を見る
○平田委員 そういたしますと、大臣、もう一度改めてお伺いしますが、今、一兆二千億円、場合によると七〇%しか回収できない可能性があるから、その損失の負担についてこの閣議決定は書いてあるんですよという御説明でありました。  では、逆に御質問申し上げますが、七〇%しか回収できない可能...全文を見る
○平田委員 大臣はこのスキームがよくわかっておいでにならないようでございますが、いいですか、それぞれの母体、一般、系統、二兆二千億円ずつ低利融資するわけですよ。その低利融資を原資として、そして十三兆円の、不良債権も含んだ債権を買い取るというわけでしょう。そのお金を今すぐ払うわけじ...全文を見る
○平田委員 先ほどから大臣は、七〇%しか回収できない可能性がある、そういう債権だと自分でおっしゃったんですよ。そういう価値しかない債権に一兆二千億円、額面分全部について現金を直ちに払う、これがそのスキームですよ。それをなぜ払うんですかと聞いているわけです。それに対して全然お答えに...全文を見る
○平田委員 これは極めて重要な問題ですよ。(発言する者あり)ちょっと、静かにしてください。大臣自身が、七〇%しか回収できない可能性がある、このように言明された債権に対して一兆二千億円を払う、それに対して明確なる答弁を出してください。出さなければ国民は納得できませんですよ。これは答...全文を見る
02月07日第136回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平田委員 大変審議が続いているわけでございますが、さまざまな事実がこの審議を通じまして明らかになってまいりました。  九三年二月の三日の覚書、これの効力についても先般大蔵大臣と農水大臣の食い違いが大分ございましたが、最終的に笹川委員の質問に対しまして、言外には、系統側からいた...全文を見る
○平田委員 個別具体の事案についてはお答えができないわけでございますけれども、答弁をお伺いする限り、国家賠償請求される可能性は全く否定されていないわけであります。  今回、資料の公開で大蔵省側が一番心配されたのは何か。国家賠償請求されるかもしれません、資料の中身によってはそうい...全文を見る
○平田委員 至急御検討いただきまして、早く国民に明らかにしていただきたい。  次に、先ほどから、なぜこのように系統系の金融機関が優遇されるのか、このスキームはまさに系統の保護なのではないか、こういう私ども同僚委員の質問がございました。答弁の中で、この分配は、いろいろなことを言わ...全文を見る
○平田委員 委員長、私の質疑に対して答えるように指導していただけませんですか。
○平田委員 私どもは、不公平としか思えません。不公平としか思えません。(発言する者あり)
○平田委員 こういうやり方に対して、私は抗議します。
○平田委員 どういうやり方ですか、これは。
○平田委員 抗議を留保して質問に移ります。  何度も審議の中で言われておりますが、住専には預金者はおりません。したがって、住専の預金者の保護はない、これは明確に言っておいでになります。しかしその後、どこの預金者なのかということが極めて不明確に今なっております。そして、これまでの...全文を見る
○平田委員 今のは全く答弁になっておりません。答弁ではありません、あれは。  大蔵大臣に答弁を求めます。
○平田委員 大蔵大臣たる者が、政府委員に答弁をさせておいて、その答弁のとおりでありますと。これはまさに前代未聞だと思います。自分の言葉で、私はこれまで原稿も見たことがないとこの委員会ではっきりおっしゃっているわけでありまして、自分の言葉できちっと述べていただきたい。  なぜ系統...全文を見る
○平田委員 私、もう一度申し上げます。  このスキームで、今具体的に申し上げましたとおり、保護されるのは銀行の預金者ではなくて系統の貯金者ではないですかと具体的な数字まで挙げてお尋ねをいたしました。それに対してお答えをいただきたい。  そして、なぜ銀行の預金者の保護のための機...全文を見る
○平田委員 では、なぜ預金保険機構だけを使い、なぜ貯金保険機構も共同してやらないのか。それを明らかにしてください。
○平田委員 全然答弁になっておりません。これまで、透明性が大事だとこうおっしゃってまいりました。便宜的にはやらないということであります。筋を通し、情報を明らかにし、明確にした上で国民に理解を得る、これが政府の方針のはずでございます。なぜ保護されない預金者のための預金保険機構を使う...全文を見る
○平田委員 御答弁されませんが、国民はこれに大変大きな疑問を持ちます。一千億円も貯金保険機構にありながら、それを使わない。そして新たなシステムをつくるのだったら、何で預金保険機構を使うのですか。我々銀行の預金者は迷惑ですよ。新たな制度をつくるのだったら、新たな機構をつくってくださ...全文を見る
○平田委員 もうますます国民の疑問、不満、これは、政府が答弁すればするほど大きくなるわけでございます。このようなやり方で、総理、国民に納得してください、納得していただくために今審議をいただいているのですとおっしゃっておいでになりますが、西村局長が答えれば答えるほど、国民は、納得で...全文を見る
02月19日第136回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○平田委員 今回の住専の問題の審議の中で、財政資金を投入するのだからということで、大口貸付先の実名リストが住専については公表をされているわけでございます。  大蔵大臣にお伺いをいたしますが、東京協和とかあるいは安全信組、こういう金融機関の処理につきましては、地方自治体ではござい...全文を見る
○平田委員 そうすると、住専は出すけれども、ほかは出さないという答弁のようでございますが、その立て分けはどうなっているんでしょうか。
○平田委員 全然答弁になっていませんですよ。大臣、ちょっと答えてくださいよ。そんなことじゃ、何で住専だけ発表してほかのところは明らかにしないんですかと聞かれたときに、今の西村局長の説明では国民はだれも納得しませんですよ。特に、住専は預金者がいないんですから、ほかの金融機関は預金者...全文を見る
○平田委員 次の質問に移りたいと思いますが、二月の十五日、農水省から資料が出されました。その二ページを見ますと、県信連の業務内容の検査結果についての概要、平成六年度については二十二の県信連について検査をした結果の概要ということで数行にわたって簡単に報告がされているわけでございます...全文を見る
○平田委員 僕はもう少し詳しくというふうにお願いをしたわけでございまして、例えば二十二の連合会ですか、県信連を調べた結果としてこういう指摘があったのが幾つなのか、またどういう事例があってそのような指摘があったのか、その辺を御説明いただきたいのです。
○平田委員 では、そのようにまとめて提出をいただきますようお願いをしたいと思います。  委員長、御配慮をいただきますように。
○平田委員 出しますと言っているのも理事会を通さないとだめですか。
○平田委員 農水省は出すと言っているのですよ。――出すと言っているのですから、出していただくようにお願いをします。
○平田委員 じゃ、答弁者が出すと言われましたので、出されることが当然のことだと思いますので、次の質問に移ります。  では、信連の中には決算承認団体があるそうでございますが、それはどことどことどこなんでございましょうか。そして、その決算承認団体に至ったのはどういう理由なのか、また...全文を見る
○平田委員 名前を言えないということは、健全な県信連がかえって迷惑をするということにもなることを十分農水省としては御判断いただかなければいけないと思います。三つありますというふうにおっしゃっているわけですから、これは名前を明らかにしておかないと、健全な経営をやっているところにはか...全文を見る
○平田委員 委員長も首をかしげてお聞きになっておられたようでございますが、まさにそのとおりでございまして、まあ結構でしょう、もう時間が経過するだけですので。  それで、有価証券の取引の失敗だそうでございますが、それぞれどれだけの金額の損失を出したのでしょうか。
○平田委員 これまでの農水省の答弁では、系統はお金もうけではありません、こういう一貫した御答弁でございました。この三信連ですか、これはお金もうけではなくてこういう失敗をしたのですか、それとも金もうけをしようとして株に走ったのでしょうか。その辺はどういうことなんですか。
○平田委員 何か今の局長の答弁は、まさにこの三信連がやったことを擁護するようなトーンで聞こえましたが、農水省は、これは一生懸命やった上での失敗だからやむを得ないという御認識なんでしょうか。大臣、いかがですか。
○平田委員 この三つの県信連が住専に幾ら貸しているか、明らかにしていただけますか。
○平田委員 では、私が明らかにいたしましょうか。名前を言っちゃいけないというお話なので、名前を伏せて申し上げますと、一つが五百九十九億円、もう一つが九百三十五億円、もう一つが四百九十二億円。それは、一千億を超えているところもございますから、そうめちゃくちゃ多いところではありません...全文を見る
○平田委員 積み上げ方式、おかしいという言葉が後ろからありましたが、まさにそのとおりでございます。  この報告書によりますと、要するに貸し出し関係でも審査が徹底されていないとか、あるいは実行後の債権管理の徹底がされていない、平成六年度でもそういう指摘が二十二の県信連の中でされて...全文を見る
○平田委員 正しくないというふうに思った上で、いろいろ対応はしておいでになるのだろうと思うのですが、しかし、平成六年度の検査の結果でもこのような状況にある。ということは、農水省の指導というのは極めて県信連には行き渡っていないというふうに言わざるを得ないと思いますが、いかがでござい...全文を見る
○平田委員 私はやはり、県信連の経営のずさんさに対して、もっと厳しく監督をやらなければいけないと思います。そういうことを放置しておいて、国民に六千八百五十億プラス五千億円以上の負担をかけようとするなどというのはだれも納得しない、それを明確に申し上げて、次の質問に移りたいと思います...全文を見る
○平田委員 住宅着工戸数を調べましたところ、平成元年、一九八九年度は百六十七万戸で、これがピークでございました。そのうち持ち家、すなわち普通の個人の住宅ローンをつける持ち家の場合は五十万戸。二年はトータルで百六十六万戸、持ち家は四十七万戸。そして平成三年、九一年度では百三十四万戸...全文を見る
○平田委員 そうすると、農水省もこういう実態を知らないで系統金融機関が住専に貸し込むことを放置しておいた、このように理解してよろしいわけですね。
○平田委員 今の答弁でよくわかりました、農水省も一緒になって、住専に貸すことについて危惧感も持たないでやっていたと。今考えてみればとんでもない話だ。じゃ、あのときに何のために総量規制やったんですか。土地あさりで、地上げで、暴力団が立ち退かない人にダンプカーを突っ込んだり、いろんな...全文を見る
○平田委員 住専の中で有価証券報告書を明らかにしておるのが五社ございます。その有価証券報告書を見ますと、県信連のうち幾つかは無担保で住専に融資をしていたということが、有価証券報告書に載っております。  例えば、地銀生保住宅ローンでは昭和六十三年四月から平成六年三月三十一日まで、...全文を見る
○平田委員 今事実をお認めになったわけでありますけれども、なぜ無担保の融資をしたのかおわかりになりますか。また、大蔵省、農水省ともに、無担保で県信連が住専に融資をしていた、こういうことを御存じでしょうか。当時、認識をしていたんですか、いつわかったんですか。
○平田委員 大蔵省は把握していないから知らない、農水省は何か事務的に云々という御答弁でございました。  事務的な問題で担保がとれなかった。大体、お金を貸すときに、事務的な問題で担保がとれませんでしたという言いわけこそ極めて無責任な言いわけであります。  自分のお金ならいざ知ら...全文を見る
○平田委員 要するに系統は、まず貸す資金は個人の住宅ローン資金でない、地上げ資金なんだ、そういう認識のもと、そして許されない無担保融資を、お金を無担保で融資さえ行って、まさに融資競争をやっていたんですよ。そういう状況を呈していた。私は、こういう意味では、系統の金融機関の経営者の責...全文を見る
○平田委員 今両大臣から御答弁いただきましたが、まさにそのとおりでございまして、しかも、いみじくも農水大臣から、母体行の保証はだめなんだという銀行通達があったと、私もそれは知っております。しかし、それは今まさに系統の皆さんが、母体行の保証があった、保証があった、こう主張してみえる...全文を見る
○平田委員 大蔵省も同じ御答弁されるんでしょう。  結局、聞いておりますと、住専は住宅ローン融資だと行政側も錯覚しておりました、不動産の総量規制も出しましたが、それは全然頭にありませんでした、ばんばんばんばん信連を初めとする系統が金を貸しまくっておったのも、まあ気づいてはおりま...全文を見る
○平田委員 残念ながら両大臣からは、金融機関の経営者の責任を具体的に問うという話はありませんでした。極めて残念でございますが、次に質問を移りたいと思います。  覚書につきましては、先週の参考人招致において、銀行局長でありました寺村信行参考人は、覚書では元本保証には一切触れていな...全文を見る
○平田委員 いや、ないんですよ、これは。全然ないんです、こんな合意書なんというのは。第一次再建計画の中身などというのはわからぬのですよ。言われているだけで、文書で明らかにされたものは何もない。幽霊ですわ、これは。  では、九三年二月以降、第二次再建計画、住専七社おのおのにおいて...全文を見る
○平田委員 いや、拝見する立場にないというよりも、拝見しようと思っても、ないんです、これ も。ないんです。第二次再建計画の合意書もない。  第一次もなければ第二次もないんです。あるのは何かといったら、あの覚書です、法的拘束力がない。そして、それに基づいてつくられたいわゆる念書...全文を見る
○平田委員 いわゆるゴム印だけ押した文書があるかち実体がありますと。これは、何千億円というお金を処理する契約ですよ。いや、全体でいくと何兆円というお金を処理する契約ですよ。それをこのゴム印だけポンポンポンと、代表取締役の名前も書いていない、もちろん印鑑もない。そんな文書をとって、...全文を見る
○平田委員 では、第二次再建計画の合意書があるとおっしゃるのだったら出してください。大蔵大臣、出してください、あるんだったら。まだ見たことがないとおっしゃっているんだ、銀行局長は。見たことがない文書があると今おっしゃった。あるはずだとおっしゃるんだったら出してください。出すという...全文を見る
○平田委員 農水大臣、農水省には有利な話、系統系には有利な話ですから、文書があるなら出してください。役所から出さなくたって系統の皆さんから出してもらえばいいわけですから、出してください。
○平田委員 何か農水省も出されない、系統にも促されないという話でございますので、そのままお伺いしておきます。  母体行が自分のところのノンバンクを一切自分の責任で、すなわち完全母体行主義というんですか、整理をする、処理をする、これはこれまで行われてきた事柄でございます。しかし、...全文を見る
○平田委員 大変前向きな御発言をいただいたので安心しました。予算の採決、衆議院の採決が済 むまでに、今私が申し上げたけじめというものをぜひ実現をしていただきたいことを心からお願いを申し上げまして、次の質問に移ります。  農水大臣にも伺いましょう。系統の経営者の問題は大蔵よりも...全文を見る
○平田委員 いわゆる第二次再建計画では、十年間で地価が二五%上昇することが前提であったと参考人の井上時男住宅ローンサービス社長が先般の参考人招致で陳述をしておいでになります。当時の寺村銀行局長は、そういうケースもあったし、一たん下がってまた上がるということを前提にした住専もありま...全文を見る
○平田委員 西村さん、そう言って逃げちゃだめですよ。だって、覚書はみんなの意見を整理するために農水省と大蔵省で責任持ってつくったんですから。住専七社がいろんな考えをお持ちでしょうなんて言ったって、まず皆さん方がどういう考えを持つかということが前提になければだめですよ。あなたがそう...全文を見る
○平田委員 では、質問を変えます。  では、九三年当時の地価は高いという認識だったんですか、もう安くなってきたなという御認識だったんですか。当時、今の深澤局長は局長じゃありませんが、当時の国土庁の御認識はどうだったんでしょうか。
○平田委員 答弁ができないようでございますので先に移りたいと思いますが、私は、二次損失について随分伺いました。それで大蔵省は、二次損失は、七社を一社にすると、もう一兆二千億は一〇〇%出ないように最大限の努力をします、こういうふうに説明をしておりますが、これはやはり一番大きいのは地...全文を見る
○平田委員 まだ質問がございますので、次に移りたいと思います。  農水大臣に伺いますが、貯金保険機構に責任準備金は一千億円以上はございますが、この五千三百億円にはこの一千億円はどうもお使いにならないようでございますけれども、そうするならば六千八百五十億、その中にこの一千億をお使...全文を見る
○平田委員 預金保険機構の保険料は今後七倍に上がりまして、毎年四千六百六十八億円積み立てていくという話でございます。貯金保険機構一千億では私は到底足らないと思いますが、保険料を上げるお考えがあるのかどうか。
○平田委員 最後に、農水省にお伺いをしたいのですが、大蔵省が「住専処理十九の疑問」と題した説明書、パンフレットみたいなものをおつくりになったそうです。大蔵省に下さいと言ってもいただけないものですから、新聞記事だけでしか中身はわかりませんが、その中身を見ましたら大変私びっくりしまし...全文を見る
○平田委員 時間が来ましたから終わります。ありがとうございました。
04月04日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○平田委員 私からまず最初にちょっと確認をさせていただきたいのです。  きょうの朝刊に、三月中旬ごろ北京で日朝の課長級が接触した、こういう報道がなされまして、先ほど同僚委員の方からも御質問がございましたが、報道では、総理等もこれについてはお認めになった上で、予備的な話し合いを進...全文を見る
○平田委員 大臣はそのようなことは聞いておられないということでございますね、ちょっと聞きづらかったのですが。(池田国務大臣「与党の話です」と呼ぶ)ええ、与党の話ですよ。  それから、あわせてお答えいただければと思いますが、それに対応して、五月ないし六月に社民党の村山党首、前総理...全文を見る
○平田委員 それでは、いずれにしましても、政府の考え方といたしましては、日朝国交回復は政府レベルでやることだ、政党の動きはそれとは一切別のところで行うものだ、こういう御認識と理解をしてよろしいわけでしょうか。それとも、こういう動きは承知しておられないということですが、まさに外務省...全文を見る
○平田委員 はっきり連動がないというお答えはないようでございますが、政府主導でというふうに理解をさせていただきまして、北朝鮮の問題はまた後で時間があれば触れさせていただきたいと思います。  きょうは新防衛大綱とか中期防についてもお伺いをさせていただきたいと思います。  まず、...全文を見る
○平田委員 防衛庁の今までの公式なお考えはそういうことだろうと思います。しかし、そういう公式的なこれまでの考え方の延長線上で今後も緊密な日米関係を保っていくということを我々政治家が決断し、実現していくためには、やはり根本的なものから考えなければいけないのではないかと思います。 ...全文を見る
○平田委員 外務省からいただいた資料によりますと、八九年九月三十日現在と九四年十二月三十一日現在のアジア太平洋地域、これはハワイ等は入っておりませんが、その地域の米軍の数は、合計では八九年に十三万五千が九四年には九万六千に減っています。それで、日本は五万から四万五千になった。マイ...全文を見る
○平田委員 外務大臣も恐らく同じふうにお答えになるのだろうと思うのですが、報道等に伺いましたところ、与党の中でも、社民党は日米安保共同宣言の中で在日米軍の兵力の数を書くのについては反対だ、こういうふうな報道に接しております。同時に、有事対応についても、有事即応ができるような態勢に...全文を見る
○平田委員 大臣もお認めになりましたが、国民が大変不安感を持った。具体的な被害は特になかったかもしれません。与那国の漁民の方々はその間出漁ができなかったということ、あるいは飛行機や船舶がその航路を変えなければならなかったことは具体的な被害としてありますが、経済的に莫大な被害を受け...全文を見る
○平田委員 最後に、もう時間が余りありませんが、北朝鮮問題。  日中外相会談が五時間に及んだということでございますが、そのうち二時間は食事だったということで、実質な話し合いは三時間だったというように伺っておりますが、どうも北朝鮮問題の議論が余りなかったように伺っております。 ...全文を見る
○平田委員 どうもありがとうございました。
04月10日第136回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○平田委員 もう近々クリントン・アメリカ大統領がおいでになりまして、首脳会談が行われ、その際には日米安保共同宣言が発出されるというふうに伺っておるわけでございますが、私は、その際に、在日米軍の兵力数、約四万七千と言われておりますが、これを明示するかしないかということが大きな問題か...全文を見る
○平田委員 八九年、冷戦が終結をしてから、このアジア太平洋地域のアメリカ軍の展開兵力というのは随分減っております。総数では十三万五千から九万六千に減っておるわけでありまして、減少数は三万九千、二九%の減少でございます。  これを各国別に見ますと、日本は、五万から九四年時点では四...全文を見る
○平田委員 私は、沖縄の基地の整理縮小、これはぜひ強力に進めなければならないというふうに思っているわけであります。それを前提にした上で、日米安保条約の義務をきちっと果たすというのは、やはり国としての責任だろうと思います。両方とも国としての責任だろうというふうに思うわけでありまして...全文を見る
○平田委員 ぜひ、これは検討を余り長引かせないようにしていただきたいというふうに思います。  ガイドラインにつきましても、研究をするテーマがありますが、これは全くやってこなかったわけでございまして、冷戦が終わりまして、新しい国際環境の中で日米安保条約をどう生かしていくのか。こう...全文を見る
○平田委員 私は、何にも言ってこないというのはどういうことなのかなというふうに思うのですね。まさに口をぬぐっているのではないかという見方さえできるのではないかというふうに思います。  そんじよそこらの金ではありません。莫大なお金を投じて米の支援をやっているわけでありまして、誠意...全文を見る
○平田委員 慎重であるというお考えはわからぬわけではありませんが、しかし、捜査の結果を待っているという、そういう消極的姿勢であって果たしていいのだろうかという気がいたします。もうある程度の外形的状況はわかっているわけでありまして、その外形的状況に従って北朝鮮側に調査を依頼するとか...全文を見る
○平田委員 そういうお考えでとどまっていては、私は、やはり日本国民の国民感情というのは許されないのではないかと思います。ぜひ調査くらいの要請をされるよう強く求めまして、次の質問に移ります。  この北朝鮮に対する米の支援問題につきましては、同僚の米田委員もいろいろ質問をされている...全文を見る
○平田委員 米田委員がまさに調査をして、責任を持って追及し、その事実を明らかにしようとしているわけでありますので、やはり国の機関として責任を持った対応をぜひしていただきたいと思います。警察庁、法務省は、捜査の端緒ができたわけでありますから、捜査を実行に移さなければ職務怠慢と言われ...全文を見る
○平田委員 伺いましたところ社会民主党さんは、加藤幹事長の証人喚問、これは我が党が強く要求をしておるわけでありますが、これについても反対、それから、予算から六千八百五十億円の住専予算の削除についても反対、こういうふうに伺っているわけであります。  社民党所属の上原委員長は、平成...全文を見る
○平田委員 外務大臣と防衛庁長官、もう結構でございます。  官房長官にお伺いをさせていただきます。  きのうの記者会見におきまして御発言になったことがきょう報道されているわけでありますが、関連法案が通らなければ予算執行はできない、事実上の凍結と言葉の上での凍結は実態上は大きな...全文を見る
○平田委員 その際に同様に報道されておりますのは、与党三党から申し入れがあれば、政府・与党は一体だから、修正や凍結論、留保論が出てきてもおかしくない、このような御発言があった由でございます。この御発言からいたしますと、与党から修正案が出ればその考え方にお乗りになる考えだというふう...全文を見る
○平田委員 官房長官、もうお帰りになって結構でございます。  大蔵大臣と農水大臣にお伺いをしたいと思うわけでありますが、本年の二月の十九日の予算委員会での私の質問に対しまして、両大臣は、銀行、系統の責任者に、とるべき責任をとってもらう、このようにお約束をしていただくことができま...全文を見る
○平田委員 二人ともとるべき責任はとっていただくということで、大蔵大臣は直接会われたというお話でございますが、直接会っておっしゃっていただいたということだろうというふうに思うのです。農水大臣は、まだ直接は話をしていない、しかし、五月の総会があるので、各系統の金融機関ではその総会で...全文を見る
○平田委員 次に、大蔵省のこの住専処理のスキームについてお伺いをしたいと思いますが、このスキームを細かいところまでまだ詰められていないようでございますので、詰めていきますと不明な点が多いわけでありますが、ざっと見た限りではこういうことが言えるのではないかというふうに思います。 ...全文を見る
○平田委員 厳しいけれども何とか努力をしてという御答弁だというふうに思いますが、そういたしますと、これは先般大蔵省が政府広報として出されました「住専問題とは何ですか。お答えします。」という中に、最後から二番目のQアンドAでございますが、「民間の不良債権なのだから、住専を法的な整理...全文を見る
○平田委員 今、まさに西村銀行局長がおっしゃったことは極めて重要ですよ。  我々がやらなければならないのは何なのか。まず信用秩序の維持じゃないですか。信用秩序の維 持が大蔵省の責任であり、我々政治家の責任じゃないですか。それなのに、今、西村銀行局長は損失の負担の問題だとおっし...全文を見る
○平田委員 私、やれなんて一言も言っておりませんよ。低利融資の二兆二千億円と基金に出資する、これも利息がつきません、合わせて母体行は二兆五千億円の、要するに無利子融資を預金保険機構にしなくてはいかぬわけですよ。そのお金を直接系統に回すというやり方をすれば信用不安は全く起きませんよ...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○平田委員 警察庁は来ておられますか。  両大臣、「戦後のスパイ事件」という本をごらんになったことがありますか。余り政治家も知っていないという話でございますが、これは平成二年に発行されておりまして、諜報事件研究会というところが編者になっております。戦後のさまざまなスパイ事件の概...全文を見る
○平田委員 警察庁は余り触れられなかったのですが、日本人の拉致事件というのも随分ございまして、しっかりした証拠はないけれども、そうではないかというふうに推測される事件が十件以上起きている。未遂事件もある。我々の同胞が誘拐をされて、北に連れられていって、その消息さえわからない、こう...全文を見る
○平田委員 よくわけのわからぬ御説明でございましたが、国内情勢もなかなか本当の議論ができない。安全保障というと、何かはれものにさわろような政治状況、政治状況といいますか、そういうことでしっかり頑張っておられた政党があるということもあるのではないかというふうに思いますが、いずれにい...全文を見る
○平田委員 実際まだいろいろあるようでございまして、安全保障委員会調査室の報告によると、共同訓練の一環として米軍の兵員、訓練用物資を輸送する訓練を防衛庁設置法第六条第十二号に基づいてやった、こういう報告もありますね。それから、自衛隊法百十六条の二「需品の貸付」、これに基づいて行っ...全文を見る
○平田委員 素直な御答弁でございますが、例えば自衛隊法の第百条というのは、これに基づいて輸送をしたということですが、この輸送の要請ができるのは「国、地方公共団体その他政令で定めるもの」ということになっておるのですが、どこから要請を受けたのですかといったら、外務省からだというわけで...全文を見る
○平田委員 きのうも同僚議員の質問に対して、現時点で何が必要なものかということで、必要なものだけに絞ったという大臣からの御答弁もございました。そういう言い方しかできないのだろうというふうに思うのですが、しかし、きのう大出先生の御質問の中で、実際上は大変な激論が与党内であったという...全文を見る
○平田委員 その中で有事を明確に除外している国はございますか。
○平田委員 そういう答弁はないですよ、わからないなどという。これまで全部調べているはずですよ。私が調べている限りで、有事を除外している国などというのはありません。  先ほども申し上げましたように、アメリカの戦略としては、アメリカが基本的に戦闘行動に専念をし、そして同盟諸国がそれ...全文を見る
○平田委員 ようやく真相を明らかにしていただいたわけであります。  まさに今回の日本とアメリカとのACSAの協定というのは極めて特異。アメリカからすると、日本というのはどうなっているのかなと。主要なアジアの同盟諸国、その中で、韓国、タイ、マレーシア等々とはきちっとしたものを結ん...全文を見る
○平田委員 私はお二人がアメリカの外務大臣、防衛庁長官ならどういうふうにお考えですかというふうに伺ったのですが、日本の外務大臣、防衛庁長官のお立場でお答えになりました。今のお立場ならそういうふうに答えざるを得ないのだろうと思いますが、今防衛庁長官は個別的自衛権と集団的自衛権という...全文を見る
○平田委員 どうもはっきりお答えにならないのですが、先ほども申し上げましたように、アメリカの考えでいるACSAというのは、有事を前提にしているわけですよ。有事に使えないようなACSAなんというのは意味がないわけです。  そのアメリカの考え方に日本はノーと言うのか、いや、これから...全文を見る
○平田委員 その検討の中には有事ということも入っている、このように理解してよろしいわけですか。
○平田委員 そもそも日本有事のときに米軍に対して日本が後方支援するということは、日米安全保障条約上の義務なのではないですか。どうですか。
○平田委員 共同で作戦を展開するという中に当然後方支援も入っている、こういうことでいいのでしょう。どうしても大事なところだけすこっと抜けて答弁されるのですね。なぜそうこだわるのですか。素直にすっと言っていただければ時間がかからないのですよ。
○平田委員 まさにそのとおりでございまして、日米安保条約上の義務なわけです。極東有事でどこまでやるのかというのは、また議論があるかもしれません。  防衛庁長官、そういう意味では、極東有事ということになると、それは集団的自衛権云々だという議論なんだと御主張になる政治家や政党、ある...全文を見る
○平田委員 大変新しい解釈が出てまいりました。  ということは、有事の際に、全く別枠で、ACSAと別のシステムでアメリカに物品・役務を提供する法律というのはあるのですか。
○平田委員 当然の帰結だと思いますよ。当然の帰結ではありますが、物品・役務を提供する根拠規定になりますか。日米安保条約があって、その義務として後方支援をする義務があるのです。だから、義務があるから、それで物品・役務を提供できるのだと言ってしまったら、このACSAの協定も、それから...全文を見る
○平田委員 それじゃ、そのときは有償なんですか、無償なんですか。その無償の根拠、有償の根拠はどこにあるんですか。
○平田委員 要するに、最初の答弁を撤回されたわけですよ。  おたくの論理からいったら、有事立法は要らないという話ですよ。武力行使だから戦車は赤信号を無視して走っていい、どこにざんごうを掘っても構わないということになるのですよ。こんなめちゃくちゃな解釈はないですよ。だから聞いてい...全文を見る
○平田委員 外務大臣、その御答弁でよろしいのですか。今までも有事法制については、第一分類、第二分類、第三分類で検討して、第三分類についてはまだ踏み込んでいませんが、第一分類、第二分類についてはもう検討は終わっているわけですよ。  今の件は道路運送法上ですか、あれは道路法上の問題...全文を見る
○平田委員 防衛庁は、今の大臣の答弁でいいんですか。
○平田委員 どうも両大臣は、私が伺っている限りは、状況がよくおわかりになっていないのでないかなという心配をしてしまいます。  そんなことはないということを信じたいわけありますが、今ここで私が申し上げているとこは、要するに有事のACSAにいずれ我々は踏み込まなければならないという...全文を見る
○平田委員 まさに防衛庁長官はその雰囲気をおっしゃったのだというふうに私は理解しました。確かにそうなのです。ごちゃまぜになっているのです。  日本の個別的自衛権の行使の中に後方支援があるのだ、極東有事で集団的自衛権になるかならぬかというだけの問題ではない、そのACSAの問題は。...全文を見る
○平田委員 そうすると、今回の中国のミサイル訓練は、日本の物差しがらいくとどうなんですか。武力による威嚇の訓練なんですか、それともそうでない訓練なんですか。
○平田委員 それでは、事前に予告をされたということが武力の威嚇にならない、そういうメルクマールなんでしょうか。大体、訓練というのは事前に予告するものですが。
○平田委員 だから、訓練である以上、基本的には武力による威嚇なんかにはならないのじゃないですか。だから、先ほど武力による威嚇になる共同訓練はしないのだ、できないのだ、これは当たり前の話で、基本的に共同訓練、単独訓練であったとしても、武力による威嚇になるような共同訓練というのはどう...全文を見る
○平田委員 次の質問に移りたいと思います。ようやくその規定の中身に入っていきたいと思いますが、今回、弾薬の提供はしない、こういうふうに書いてあります。  そこで、武器弾薬に関連して伺いたいのですが、武器弾薬の輸送は可能なのか、武器弾薬の保管は可能なのか、武器弾薬の部品・構成品の...全文を見る
○平田委員 そうすると、端的に伺うと、弾薬の提供、それから武器そのものの提供、これ以外のもの、例えば弾薬あるいは武器の部品とかその構成品も含めて、これらのいろいろなサービス、保管とか輸送あるいは修理・整備あるいは港湾等における荷おろしはできる、こういうふうに解釈してよろしいですか...全文を見る
○平田委員 ありがとうございました。  それでは、輸送でございますが、輸送地域については限定があるのでしょうか。
○平田委員 次に、PKO、共同訓練というふうに限定をしておるのですが、PKOの準備活動、あるいはPKO活動の終了のための活動、あるいは共同訓練の準備、あるいは共同訓練が終了して、その終了活動といいますか、訓練そのものとかPKO活動そのものではなくて、その前後の活動というものが当然...全文を見る
○平田委員 それから、武器輸出三原則との関係なのですが、これは、ACSAの協定があるがゆえに武器輸出三原則の例外をつくったという認識なのでしょうか。この辺をちょっとわかりやすく、官房長官の談話なんかが出ておるのですが、これは例外なのか、いや、例外ではありません、原則そのものなんで...全文を見る
○平田委員 ありがとうございました。  それでは、協定の第六条、「受領当事国政府の部隊以外の者に移転してはならない。」ただし事前の書面による同意があればいいですよ、こういうことになっています。  共同訓練で、日米だけではなくて第三国が共同訓練に参加をしていた場合に、参加国に提...全文を見る
○平田委員 そういうことだと何が何だかわからなくなってしまうのですよ。  共同訓練をやるような国に対して日本がどうするかというのは、これはある程度明確にしておく必要があるのではないですか。共同訓練ですよ。日米だけではなくて第三国も入って共同訓練をやる、そのときに同意するかしない...全文を見る
○平田委員 ACSAはまだ聞きたいところがあるんですが、時間がもうなくなりましたので、あと重要な点がありますのでそちらに移りたいと思います。  有事立法については第一分類から第三分類までございまして、第一分類、第二分類については研究、検討作業というのはもう終わっております。そし...全文を見る
○平田委員 だから、それはだれが決めるんですか。まさに長官御自身じゃないですか。長官が内閣総理大臣に提案するなり、あるいは閣議にかけるなりして決めるわけですから、まず長官自身が御決断されなければ物事は始まりませんよ。私はどういうふうな御判断をされるんですかと伺っているわけで、今の...全文を見る
○平田委員 そうすると、この通常国会では随分有事法制については話題になってまいりました。私は、少なくとも今年度内にはそういう決断をして、今年度中といいますか、早い時期にやるべきだというふうに思いますが、今年度中に御決断されるお考えはありますか。
○平田委員 大変慎重な御答弁の態度でございます。与党内の御事情もあるんだろうというふうに推察するわけでございますが、ACSAもこんな状態、それから日本の有事法制もまだ決断ができない、立法準備作業にも入れない、こんな同盟国ではアメリカから愛想を尽かされてしまいますよ。  私は何も...全文を見る
06月04日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第8号
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○平田委員 新進党の平田米男でございます。御三方の参考人に対しまして、心から御礼を申し上げます。  今、系統のお話が随分続きましたので、まず系統の関係から先にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  高野参考人、また館参考人にお伺いをしたいわけでございます。  ま...全文を見る
○平田委員 高野参考人にお伺いいたしますけれども、まず、六千八百五十億円あるいはそれ以上の負担を国民におかけすることについての責任はどう感じておいでになるかということについてはお答えになりませんでした。もういろいろな議論をしてこうなったんだからという、そういうお考えなんでしょうか...全文を見る
○平田委員 責任はお感じにならないということならやむを得ませんが、私ども国民の常識からいったら、自分たちの営業活動によってこのような結果を招来し、それを国民に持ってくるというのは本来許しがたいことでありまして、どのような理由をつけようと、私は、明確に謝罪すべきだ、このように思いま...全文を見る
○平田委員 大変、国民に対してそのような態度をおとりになっていることに対しては、あいた口がふさがらないという思いがいたします。おたくのようなお考え方であったとしても、結果としてこのような問題を、母体行ときちっと話ができなくて国民の方へしりを持ってきたということについては、だれでも...全文を見る
○平田委員 先生は、住専は法的処理をすべきである、こういう御主張をしていただいているわけでございます。法的処理というといろいろあるかと思いますが、今話題になっておりますのは会社更生でございますが、きょうは国民の皆様も聞いていただいているかと思いますので、この会社更生というのは一体...全文を見る
○平田委員 会社更生は、いずれにいたしましても、基本的には会社の再建を目的とするということでございますが、状況によっては清算になるケースもあるのでございましょうか。その点はいかがでございますか。
○平田委員 清水参考人のお立場から見られまして、今回の政府・与党の住専処理スキーム、さまざま問題点があるというふうに御指摘をいただいておりますが、そのうち重要な点を挙げるとしますと、幾つか挙げていただきますと、どんなものが挙がりますでしょうか。
○平田委員 あと、管財人が会社更生法の場合はつきますね。破産の管財人と同様に否認権というものを持っておりますが、今回の政府・与党の処理スキームではそういうものが全くありませんね。これが一点大きなものなのではないかというふうに思います。  それから、住専の役員の責任が一番重いと高...全文を見る
○平田委員 ありがとうございました。大変わかりやすい御説明をいただきました。  否認権というのは、専門用語でなかなか難しいのですが、要するに、不正の財産隠しとか、あるいは責任逃れを許さない、そういう管財人の権限だ、それを行使することによって、財産を回収することによって多くのお金...全文を見る
○平田委員 地銀生保住宅ローンという住専がございますが、ここは母体行が大変大きな債権を持っておりまして、母体行が債権を放棄いたしますと、まず一次損失は全部消えてしまう。一般行や系統は贈与も放棄も要らない、こういう状況にあるわけでございます。このような住専については十分再建の見込み...全文を見る
○平田委員 きょうの新聞によりますと、新京都信販が破産の申し立てをした。負債総額は三千五百億円、大変大きな会社の破産申し立てがあったわけであります。  ところで、政府は、この住専処理法案以外に金融機関の更生手続の特例等に関する法律案というのを出しているわけでございます。そして、...全文を見る
○平田委員 ありがとうございました。  あと残りを高野参考人にお伺いをさせていただきますが、住専を法的処理することは反対だ。反対の理由はお述べになったのですが、法的処理をすると系統の金融機関が破綻をするという可能性はあるのでしょうか。私は、ないのではないかというふうに思っている...全文を見る
○平田委員 ありがとうございました。
06月05日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第9号
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○平田委員 住専の問題を議論してまいりまして、予算委員会から引き続いて大変長いわけでございますが、審議をする中でいろいろな問題が明らかになってきておるわけでございます。  そういう中で、ひとつ具体的な問題からまず入らせていただきたいというふうに思うのですが、大蔵大臣も総理も同じ...全文を見る
○平田委員 法的処理をすべきであるという立場を明らかにしてきたということが今の大臣の御答弁の肝心なところだというふうに思います。  そういたしますと、私どもが考えます法的手続というのは、まず、債権回収のためには、抵当権があれば抵当権の実行をする、抵当権がなければ債務名義をとって...全文を見る
○平田委員 いつも西村銀行局長はこうでございまして、まともにお答えをいただけないというのが、予算委員会を通じての私ども質問者側のいつもの印象でございます。  私は、法的処理ということの内容について、具体的にその手続を挙げまして、そういうことでございますかというふうに確認をしてい...全文を見る
○平田委員 そこの法的処理の中には、借り手に対する会社更生の申し立てとか、あるいは破産の申し立てというのは入っているのでしょうか。また、それは現実になされているのでしょうか。
○平田委員 競売とか差し押さえ、仮差し押さえの件数はすらすらとおっしゃり、金額も明らかにされながら、一番強力な債権保全の手段である会社更生とか破産の申し立てについては調べなければわからないというのは、極めて不可解です。不可解です。これはもうわかっているはずでございまして、やってい...全文を見る
○平田委員 不正確な御答弁だということを前提にされたわけでございますが、破産とか会社更生というのは最近においてはとっていないということは、極めておかしいなと思います。  一つ一つの担保物権とか債権の行使というよりも、もう既に支払い不能あるいは債務超過に陥っている大手の借り主がた...全文を見る
○平田委員 おっしゃるとおり、住専と借り手の問題です。それはおっしゃるとおりでございますが、住専処理機構が発足しなければ、住専が何をやっていても構わないということではないはずでございます。  今、政府が、母体行と農協の話し合いがつかないので、そこに割って入って、そして財政資金六...全文を見る
○平田委員 今、末野興産、それから桃源社の例を挙げました。財産隠しをしている、あるいは賃料を別の口座に振り込みさせている、こういうことが報道されているわけでありまして、少なくともこの二社に対しては、破産の申し立てないし会社更生の申し立てを債権者である住専からやるべきだと思いますが...全文を見る
○平田委員 西村銀行局長がおっしゃることはよくわかります。権限を持って強制するとか権限を持って指導することはできない。  しかし、後段は納得できません。この法案ができなければ何らの指導もできないと。権限を持っての指導とかあるいは権限を持っての強制をしてくださいと私は申し上げてい...全文を見る
○平田委員 今の御答弁は、破産の申し立て等についてもやるべきだというお立場である、そういう表明だというふうに伺ってよろしいのでしょうか。
○平田委員 大変に前向きな御発言をいただきました。  総理がおっしゃるとおり、公務員が権限なくしていろいろなことをされるというのは、それは正しいことであっても許されないことだ、それはおっしゃるとおりであります。  追加措置については、何か、ある政治家がお電話をされて、その後、...全文を見る
○平田委員 私の理解が間違ってなかったという御答弁でございましたが、そういたしますと、たくさんの預金者がいる金融機関であっても、適切迅速な処理のためには、会社更生、破産という手続、これが新しい時代の金融システムなんだ、こういうお話でございます。  であるならば、一般会社にすぎな...全文を見る
○平田委員 先送りできないとか、あるいは早期の処理には法的処理が適さないとか、的確になされるという点についても疑問だとかというお話になりますと、先ほどの御説明と相矛盾してきはしないのかと思うのです。  先ほど、適切迅速に処理をする、そして、新しい時代の金融システムにふさわしい手...全文を見る
○平田委員 整理をした御答弁をいただいたわけでありますが、すべての破綻処理を法的処理でするわけではない、そのとおりだろうと思うのですが、ではどういうふうに区別するのか、それを少し説明していただけますか。
○平田委員 まさに、今御説明いただきましたが、合併とか転換、要するに他の金融機関と合併をさせるとか、あるいは普通銀行から信金に移すとか、そういうようなことなのだろうと思うのですが、そういうことができないときには法的処理なんだ、こういう原則を御説明をいただきました。よく納得できまし...全文を見る
○平田委員 何かまた答弁がはぐらかされてしまいまして、要するに今回の処理スキームは今御説明されなどの範疇に入るのですか、そこを教えてくださいと申し上げているのであって、使いやすくするためにこの法案をつくったということはもうわかっております。それはわかった上で申し上げているわけで、...全文を見る
○平田委員 今営業譲渡という言い方をされましたが、金融機関の場合は、合併とか転換とか、もう一つ範疇として営業譲渡も出てきてもいいと思うのですね。でも、営業譲渡というのは譲渡された営業がまた継続されるということが前提になっておるわけです。すなわち、銀行業務がもう破綻した金融機関から...全文を見る
○平田委員 今度は営業譲渡じゃなくて資産譲渡だという御説明になりまして、しかも仕事はやめないのだという御説明になりましたが、仕事というのは、住宅金融専門会社の主たる仕事は要するに住宅ローンの融資業務なわけでありまして、住専処理機構はこの融資業務はしないはずでございます。  確か...全文を見る
○平田委員 金融システムの安定、預金者の保護、これは先ほど大蔵大臣がおっしゃった新しい時代の金融システムが当然追求しなければならない重要な二つの価値です。そうですよね。何も特別に住専処理スキームだけが持っている追求すべき目的、価値ではないはずであります。したがって、先ほどおっしゃ...全文を見る
○平田委員 最後は、言葉としては臨時異例の措置と言って、第三の目的があるような言葉で締めくくっているのです。これで我々は惑わされちゃっているのですよ。  では、前の言葉は、この金融機関の更生手続の特例等に関する法律でやろうとしている金融機関の会社更生や破産のときには全く当てはま...全文を見る
○平田委員 今の大原農水大臣の御答弁というのは本当におかしいのですよ。我々は貸したものを返してもらいたいという、この我々はだれですか。今は農水大臣というお立場でお話しになった。系統の金融機関がおっしゃるのだったらわかります。だけれども、系統の金融機関というのは農水省の一部なんです...全文を見る
○平田委員 それはお気持ちはわかりますが、ここらでぴしっと立て分けて考えていくというのが、大蔵大臣がおっしゃった新しい時代の金融システムじゃないのですか。  今までは護送船団だったのです。自分のところの我が子、もう目に入れても痛くないという、それほどかわいがってきた金融機関なん...全文を見る
○平田委員 総理は総理のお立場で御答弁をいただいたわけでございますが、ほかの問題と同列に置いて考えることができない問題だということと、それから、住専の問題を処理しておかなければ、いわゆる次の一般的な基準での処理ができない、新しいスタートができないんだ、こういうお話でございました。...全文を見る
○平田委員 農水大臣の誠意ある御答弁というふうに理解をするんですが、しかし、本当だったら、そういう事実は、処理スキームをおつくりになるときにわかっていて初めて、総理がおっしゃったようにほかの問題とは同列に置いて考えることができない問題だという判断が出てくるんじゃないんですか。何と...全文を見る
○平田委員 やはり総理、今の堤経済局長の御答弁は、五百八十億しか不良債権はありませんという、こういう答弁なんですよ。そうすると、今総理がおっしゃった、ほかの問題とは同列に置いて考えることができないんだという、それを根拠づけるデータは農水省は出さないんですよ。持っていないんですよ。...全文を見る
○平田委員 相変わらず農水省は同じことをおっしゃっているわけでありまして、橋本総理は、前の内閣からそういう御説明を受けて、ほかの問題と同列に置いて考えることができない問題なんだ、だからこういうふうにしたんだと、それを了とされたわけですが、さきの内閣の総理ないし大蔵大臣の御説明をそ...全文を見る
○平田委員 この問題は、資料要求があったら出すという話ではないはずです。  今総理がおっしゃったように、他の問題と同列に置いては考えられない、それを根拠づける事実の一つとして、私が、少なくともノンバンクの問題だって重要なことですよと、それで大変なことなんだということになれば、総...全文を見る
○平田委員 だから、私はノンバンクのことだけを言っているわけじゃないんですよ。総理がおっしゃった、他の問題と同列に置いて考えることができない問題なんだというふうに判断をされたその客観的事実を裏づける、こういう事実があってそれを裏づけるデータはこうですと、それを出してくださいと申し...全文を見る
○平田委員 じゃ、あしたの朝出していただくと。  私は、農水大臣については、ノンバンクの話をさせていただいたんですが、去年の秋にどういうデータがあったのかをお願いしたいんですよ。去年の秋、要するに・・(橋本内閣総理大臣「何の資料」と呼ぶ)どんな資料か知りませんよ。要するに総理が...全文を見る
○平田委員 もうずっとるる質疑をしてまいりまして、最終的に総理の御答弁をいただいたわけです。他の問題と同列に置いて考えることができない問題だと判断をしたんだと。私は、特別な理由があったんでしょうと。その特別な理由があったんですという御答弁なわけです。特別な理由があったというそれを...全文を見る
○平田委員 ありがとうございます。
○平田委員 あとはまた質問時間が残っているかと思います。また質問させていただきます。ありがとうございました。
06月14日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○平田委員 きょうは三十分というわずかな時間でございますが、質問をさせていただくわけでございます。  この安保委員会でさまざま議論をされまして、日米安保共同宣言が出まして、日本が新しい姿勢でアジア太平洋の安全保障、ひいては世界の安全保障について大きな関心と、また貢献を米国ととも...全文を見る
○平田委員 ぜひ御努力をいただきますようお願いを申し上げます。  次に、防衛庁でございますが、防衛庁も今回設置法を改正いたしまして情報本部を新たに設けるというような大改革をされたわけでございます。私はこれは大変いいことだというふうに思いますが、これをどのように構成し、運用をして...全文を見る
○平田委員 ぜひとも具体的な結論を早期に出していただきたいというふうに思います。  きょうは、内調と公安調査庁にもお越しをいただいておるのですが、日本の官邸における情報の集約の仕方あるいは伝達の仕方というのは、非常に旧時代的といいますか、ほとんどシステム化されていないと言ってい...全文を見る
○平田委員 最後に、公安調査庁でございますが、公安調査庁は基本的には破壊活動防止法に基づいて活動しておいでになるわけでありますが、破防法対象の団体を調査するに当たっては、さまざまな情報、とりわけ、今我々が心配しております朝鮮有事に関連する情報収集の大きな役割を実際上は果たしておら...全文を見る
○平田委員 もう時間が来ましたので終わりますが、最後に申し上げたいと思いますが、先ほど合同情報会議というようなものがある、月二回開いている、官房副長官を中心者にして、内調を事務局にしてやっているわけでありますが、これは法的な根拠は全くありません。しかも、情報を収集し分析し評価をす...全文を見る
12月05日第139回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○平田委員 本日は安全保障委員会で初めて防衛庁の職員の給与の審議が行われるということでございますが、これまでの五五年体制の中で、安全保障の問題が国の重要なテーマといいますか国会の場での重要な議論になかなかなり得ず、給与の問題も内閣委員会で審議をされてきたということで、本日、安全保...全文を見る
○平田委員 橋本総理も、それから小泉厚生大臣も、この収賄事件に絡む関係者が役員をしている団体から政治献金をもらっておいでになるわけでありますが、それに対しては、政治資金規正法上適正な手続をとっているのだという言葉で自分の受領の正当性を説明しようとされているわけでありますけれども、...全文を見る
○平田委員 この問題は予算委員会でも行われることだと思いますので、質問はこの程度にしておきたいというふうに思いますが、我々は政官業の癒着構造をどう打破していくかということは、これは行政改革をしていくのだ、自民党さんもお考えでございますし、私たち新進党も、また他の政党も今回の選挙で...全文を見る
○平田委員 要するに、報告書に書いてあったのをそのとおりにおっしゃっただけにすぎないわけでありまして、幅は、伺うと四百メーターから五百メーターくらいは考えなければならないというふうに聞いています。それがどうなのか。それは二階建てにするか一階建てにするのかということによって違うかも...全文を見る
○平田委員 では、質問を変えますが、技術評価をしたときの大きさは、長さが千五百メーターで、幅は何百メーターだったのですか。それをまず教えてください。
○平田委員 来年中に詳細な実施計画をつくらなければならない、そのためには気象、海象、また海底の状況も調べなければならない、したがって早く候補地を決めなければならない、こういう御答弁でありましたので、まさに官房長官がおっしゃったように、一、二カ月で決めておかないと、もう来年中に詳細...全文を見る
○平田委員 その御答弁を伺っても、一、二カ月の間に場所が決まる、地元が納得をするところで候補地が決まるというふうに思えないわけであります。  ここで押し問答しておっても仕方がありませんが、ところで、着工してから完成までどのくらいの期間がかかるのか。技術評価のときに、どのような建...全文を見る
○平田委員 これだけの大きなものを建てるのに、だれが考えても、素人が考えても、着工してから五年や七年は十分かかる、こう思うわけであります。それがまた場所も決まっていない。これから環境調査等をして、そして詳細な実施計画をまずつくって、それから基本設計をやって、それから詳細設計ですか...全文を見る
○平田委員 普天間の返還条件としての緊急時の使用の条件についても、まだこれからだという話。そして、膨大な費用がかかる、また、場所も決まっていない。これは、要するに絵にかいたもちの代替海上ヘリポートなのですよ。こんなことで普天間はどうやって返ってくるのですか。これで沖縄県民は納得で...全文を見る
○平田委員 もう時間が参りましたので終わりますが、長官、SACOの最終報告書をこのようにされましたが、私どもは、これは何ら普天間の問題の解決にはなっていないと思えてなりません。  今のような外務省の答弁から見ますと、まさに私が御指摘したとおりの現在の沖縄の海兵隊の実態から考えま...全文を見る