平沼赳夫

ひらぬまたけお



当選回数回

平沼赳夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今御指摘のように、三つのシステムの名前をお出しになられましたけれども、既に、こういうシステムを連携して、今御指摘のような不便をなくして、ペーパーレスの電子政府をつくっていこう、こういう動きは進んでおります。  JETRASという...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、そういう雇用の具体的な将来計画というのを提示して、国民の皆様方にわかりやすい、そういう行政を行うということは非常に大切なことだと思っています。  ただ、これに関しましては、今度の新行動計画の中でも具体的な数字がまだ提示できておりません。それは...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○平沼国務大臣 お答え申し上げます。  繊維のセーフガードにつきましては、WTOの繊維協定の中で認められております。そこで、経済産業省といたしましても、国内の規定の整備をいたしているところでございます。  具体的に申し上げますと、今御指摘の輸入の急増、そしてそれが国内産業に甚...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○平沼国務大臣 お答えをいたします。  たしか一月十九日の閣議後の記者会見で、私は、正確に申し上げますと、電力というのは安定供給が担保されなきゃいけない。昨年の三月に改正電気事業法で大口需要家に対する小売の自由化を認めた。世界のグローバライゼーションの中で完全自由化というのは一...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  御指摘のとおり、いろいろな問題点があるし、各国もいろいろな事情でいろいろな対応をしております。したがって、私は、完全自由化が完全な方向であるということは申し上げておりませんので、選択肢の一つでありますから、やはりそういう危機的な状況が起こっ...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平沼国務大臣 私どもは調査をやっておりまして、松尾元要人外国訪問支援室長の在任中、総理の外国出張に通産省から職員が随行いたしましたのは、四十六回のうち四十回でございます。そして、公式随員数の延べ人数は二百四人でございまして、そのうち総理と同じホテルに宿泊した者は、延べ百八十四人...全文を見る
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  繊維産業が置かれている今の状況というのは、委員御指摘のとおり、大変厳しいものがある、これは経済産業省といたしましても強く認識をしているところでございます。  まず、繊維のセーフガードについてのお尋ねでございますけれども、繊維のセ...全文を見る
○平沼国務大臣 農林水産大臣の御答弁に尽きるわけでございますけれども、今農林水産大臣が言われましたように、財務省と農林水産省と我が省で検討して作業を進めております。  したがいまして、WTOのルールに基づいて、そして実態を正確に把握して、その上でなるべく早く結論が出るように努力...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、田端委員御指摘のとおり、市町村が、今名古屋の例をお出しになられましたけれども、細分化して、そしてきっちりやろうとすれば、負担がかかるということは事実でございます。そういう意味で、私どもといたしましては、関係各省の連携のもと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答え申し上げます。  確かに、委員御指摘のように、循環型社会の中で環境関連の産業というのは非常に私は成長性があると思っています。そういう意味で、やはり静脈産業というものをいかに育成して、そして経済を発展させていくか。むしろ、どちらかというと、環境問題でございま...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○平沼国務大臣 このたび、初代経済産業大臣に就任いたしました平沼赳夫でございます。  第百五十一回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、今後の経済産業行政を行うに当たっての私の所信の一端を申し述べます。  新たな世紀の幕あけに当たり、我が国の将来について確かな展望を描き...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○平沼国務大臣 一般のセーフガードについての回数のお尋ねでございますけれども、我が国の発動がしていない、こういうことでございますけれども、具体的に過去の例を申し上げますと、我が国においては、過去、ニンニク、ショウガといった品目について、当時の大蔵省、財務省と農林水産省で検討を行っ...全文を見る
○平沼国務大臣 今ちょっと、前の御質問でそれも含めてお答えしようと思いましたけれども、過去、ニンニクとショウガといった品目についてございました。しかし、中国側がこのニンニクやショウガについては輸出管理強化を行う、こういった措置の発動があったわけでございまして、そういう意味で発動を...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員から御指摘のように、十六日にタオル業界が工業組合で決議をいたしまして、恐らく来週あたりに正式に私どものところに要請があると思います。  それを踏まえまして、私どもとしては、事情を、WTOの繊維セーフガードのルールにのっとってよく調査をいたしまして、そして速...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○平沼国務大臣 八代委員御指摘のとおり、日本の企業というのは五百万社あるわけでありますけれども、そのうちの九九・七%が御指摘の中小企業の皆様方です。  今、新年会のお話がございましたけれども、特に、今、消費の低迷、また大変な業者間の競争等で、中小零細企業、商店街の皆さん方を含め...全文を見る
○平沼国務大臣 今、小池委員御指摘のように、本日、日本タオル工業組合連合会からセーフガード発動に対しての要請が正式にございました。これは御承知のように、WTOの繊維協定でも認められていることでございまして、我が国としましても、国内整備を急いできたところでございます。  したがい...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆるセーフガードを発動するに当たりましては、非常に輸入が急増して、大変著しい被害を与えている、あるいはまたその業界自体が大変危殆に瀕するような被害が出ている、そういうことと同時に、消費者やユーザーの動向も総合勘案をして、そういう意味で、適切、厳正にルールにのっ...全文を見る
02月27日第151回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○平沼国務大臣 このたび、初代経済産業大臣に就任いたしました平沼赳夫でございます。  第百五十一回国会における衆議院石炭対策特別委員会の御審議に先立ち、石炭政策に関する私の所信の一端を申し述べます。  我が国の石炭政策は、昭和三十年代以降今日に至るまで約四十年の間、計九次にわ...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  委員御指摘のように、国際的な格付機関であるスタンダード・アンド・プアーズ社が行いました日本の国債格付引き下げ措置というのは、私はやはり非常に厳しく受けとめております。しかし、政府といたしまして、一民間企業が行ったそういう格付でござい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  非常に厳しい経済状況ということは、ある意味では御指摘のとおりだと思います。昨年からやはり企業の収益力は非常に向上してきたし、設備投資意欲というものも非常に順調であったわけでありますけれども、ここのところに来まして、アメリカの景気の低迷、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、いろいろな場で、やはり金融からのアプローチが必要だということはずっと言ってきております。  そういう意味で、やはり状況を見ながら、日銀のそういう独自性というものは尊重いたしますけれども、今の繰り返しになりますけれども、日銀法第四条の中には政府と一体というこ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の、そういう中小企業に対する貸し渋り等は、現実になかなか厳しいものがあると思います。  そこで、私といたしましては、経済産業大臣として、政府の金融機関に対して、きめ細かく対応すべきであると。従来は、どちらかというと担保主義というものをとって、土地ですとか債...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員御指摘のように、二十一世紀はまさに、環境を人類がいかに克服するか、そのためにどういうインセンティブを与えていくか、その中で税制も重要な役割を担う、それをやはりやるべきだ、こういう御主張だと思います。それは私は一つの御意見だ、こういうふうに思っておりまして、私...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、世界の自由貿易体制ということを考えると、やはりWTOの早期ラウンドを立ち上げるということがメーンだと思っております。しかし、世界の趨勢としては、御承知のように、やはり二国間で経済連携協定、こういったものが趨勢になってきております。  日本とお...全文を見る
○平沼国務大臣 繊維のセーフガードにつきましては、WTOの繊維協定の中で認められているルールでございます。今御指摘のタオル工業会から、一昨日、正式に経済産業省にセーフガードの発動の要請がございました。これも委員よく御承知だと思いますけれども、タオル業界というのは、輸入の浸透率が現...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  我が国経済というのは、バブルが崩壊後、この九〇年代、非常に停滞をいたしました。そういう中でやはり失われた九〇年代という言葉が出てきたと思うわけでありますけれども、確かに、このバブル崩壊後の方策について必ずしも十分な方策ができなかったという...全文を見る
○平沼国務大臣 前の答弁でも申し上げさせていただきましたけれども、バブル崩壊後、今御指摘の規制緩和にいたしましてもあるいはまた不良債権の処理についても、やはり後手後手に回ったことは事実だったと思っています。ですから、そういう意味では私は反省をしなければならないと思っています。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 田中委員御指摘のとおり、経済立国、経済大国のこの日本で、中小企業の存在というのはまさに基盤的な役割を担っていただいています。全国に企業の数というのが五百万社以上あるわけでありますけれども、数の上でいいますと九九・七%が中小零細企業であります。  ですから、日本の...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、一部そういう貸し渋りがあったり、また一般の金融機関が特別保証制度を悪用して、そして、信用保証協会から、あなた融資を受けなさい、それで融資を受けたら自分のところのいわゆる債権回収に充てる、こういう事例も承知をしております。ですから、私も、政府系金融機関、ここ...全文を見る
○平沼国務大臣 個々の例では今委員御指摘のような厳しい例がある、こういうことも承知をしております。そういう中で、なるべくそういうケースがなくなるように、私はこれからも督励をしていきたい、こういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 IT後進国、こういうお言葉がございましたけれども、確かに、先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、アメリカなんかは、八〇年から九〇年にかけてITというものを非常に力強く推進して、そして経済の成長をそれで達成した。あれだけ経済成長した五〇%から七〇%がいわゆる情報通...全文を見る
○平沼国務大臣 一月六日の中央省庁再編に対しての御意見、これは巨大官庁をつくったんじゃないか、こういう御指摘もありますけれども、一面においては、例えば、総理大臣がリーダーシップを発揮してぴしっと迅速な対応ができる、こういうことで、御承知のように内閣府というのを設けました。そしてさ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、特殊法人や公益法人、この数が膨大になっているということは事実です。その中で、やはり社会的な要請で存在が必要なものがあることも事実であります。しかし、それを整理合理化していくということも、やはり今御指摘のとおり必要なことだと私は思っています。ですから、そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘のように膨大な数、私も申し上げたとおりでございまして、スクラップ・アンド・ビルド、ゼロからスタートする、それも一つの御見識だと思います。  しかし、今申し上げたように、やはり社会的なニーズがあって存在しているところもあるわけであります。それからもう一...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、レーガン、サッチャーの例をお出しになられましたけれども、サッチャーなんかはサッチャリズムという形で公的なものをエージェンシー化して、そしてなるべく民間の活力を生かす、こういう形をやりました。当然日本もそれをやらなければならないと思っています。ですから、おっ...全文を見る
○平沼国務大臣 ブッシュ新政権は、前のクリントン政権と違いまして明確に打ち出したのは、やはり対日関係を重視しよう、こういう認識であります。ブッシュ政権が誕生する前に、アメリカのスタディーグループなんかがレポートを出しておりますけれども、これは非常に対日政策を重視する、こういう形で...全文を見る
○平沼国務大臣 田中委員御指摘のとおり、やはり日本の消費というものが、今非常にまだ元気が出ておりません。消費というのはGDPで六〇%を占める、非常に大きな分野であります。これはなぜ出てこないかというと、それは御承知のように、先行き不透明感、そういうものが非常に国民の消費を鈍らせて...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えを申し上げます。  今、石油というのは、これは委員よく御承知のように、一次エネルギーの五二%を占めております。今、昨年の石油価格の高騰のお話をされました。確かに、これは非常に世界経済に大きな影響を与えました。ですから、そういう意味で、私は、民間の活力を導入...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆるアラビア石油の問題、今言及されましたけれども、これは当時の深谷通産大臣も大変問題意識を持って、国としても問題意識を持って相当コミットさせていただきました。  しかし、現実問題として、あの鉄道建設というものが、ある意味ではその事業自体が大変大規模であり、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 アメリカの例をお出しになりましたけれども、アメリカ自体が大変戦略的な国家でございますから、特にエネルギーメジャーというものがそういう中で、イニシアチブを持って世界戦略をやって、それを国が後押ししている、こういう構図があると思います。  御指摘のように、アメリカの...全文を見る
○平沼国務大臣 第一次のオイルショックのときに、御指摘のように国内がパニックになって、スーパーマーケットからトイレットペーパーがなくなったというのは象徴的なことだったと思います。そして、第一次、第二次オイルショック、その教訓に立って、日本の場合には相当備蓄というものを充実してまい...全文を見る
○平沼国務大臣 やはりエネルギーの総合戦略の必要性というのは、委員御指摘のとおりだと私は思います。そういう意味で、石油公団の機能強化のために法案も提出をさせていただきました。そして、幅広くいろいろな面で検討をするということは、ある意味では当然のことだと私は思っておりますので、そう...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、一月六日の中央省庁再編の発足に当たりまして、今までは通商産業省を通産省、こういう形、それから横文字ではMITI、こういう形で呼んでおりました。  昭和二十四年に商工省から通商産業省になって、経済立国日本の経済の一翼を担うという形で、当省では、やはり冠に経...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、特許というものはこれからますます、IT、そして知的社会というものが進捗するにつれて重要度が増すと思います。ですから、御指摘の面は確かにあると私は思っております。  ただ、我々としては、経済産業省の中の重要な一つの柱としてこれを位置づけて、そして委員も特許...全文を見る
○平沼国務大臣 プロパテント、こういう言葉がございますけれども、知的財産の重視政策、これはある意味では世界の流れに私は相なっていると思います。発明などの知的創造活動の成果の保護を強化することが、こうした活動に取り組むインセンティブ、逆に、こういう発明を促すというインセンティブもあ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答え申し上げます。  達増委員御指摘のように、このパソコン税制というのは大変インセンティブを与えたことは事実でございます。数字は既に御承知だと思いますけれども、例えば平成十一年、十二年度、パソコンの国内出荷数は、それぞれ対前年度比三一%、二五%と伸びまして、平...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員御指摘のように、確かに日本はITに関して、いいところも随分ありますけれども、相対的におくれをとっていることも事実であります。  そういうことで、IT戦略本部、戦略会議を立ち上げて、そして基本的なIT革命を達成しようという基本戦略をつくりました。そういう中...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員御指摘のとおり、福島県の佐藤知事が、当面は考えていない、こういう発言をされました。プルサーマル計画につきましては、平成九年二月の閣議了解でその推進を政府として確認をしたところでございます。また、昨年末に決定された原子力委員会の原子力長期計画においても、着実...全文を見る
○平沼国務大臣 KSDと経済産業省との関係についてのお尋ね、それから調査、こういうことでございますけれども、このKSDというのは御承知のように厚生労働省所管の公益法人でございますので、経済産業省としては特段の関係はございません。  ただ、御指摘の、いろいろな官房長が参加をした、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  現在、大企業が取り組んでいる事業再構築は、単に不採算部門の合理化にとどまらず、労働力や資本等の経営資源を得意分野に集中する、そして、成長の見込みのある分野に果敢に進出していこう、こういう前向きな取り組みを含むものだと私どもは認識しておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘のように、非常に、大企業である自動車会社がリストラをするということによって、下請事業者の経営に対して、受注量の減少だとか受注単価の引き下げ等の大きな影響が及ぶ可能性があることは十分認識をいたしております。事態の推移に応じて、影響を受ける下請中小企業に対して...全文を見る
○平沼国務大臣 現地に通産局もございます、そういう中で分析もしていると思いますので、さらに私の方から、そういう影響については既に調査もしていると思いますけれども、督励をして、よく調査をさせていただきたい、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 御指摘のそういう実態に関しては、私ども、さらによく調査をさせていただきたい、こう思っています。  増員の計画というようなお話もございましたけれども、今の実態をよく踏まえまして、検討課題にさせていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、EUでは、大量解雇でございますとか営業譲渡の際の労働者保護、賃金の確保、労働者への情報提供のあり方等、労使間のルールを定めた各種指令が存在することは承知をいたしております。  一方、我が国では、労働者の保護のための基本的なルールを定めている労働基...全文を見る
○平沼国務大臣 鉱業法全般についてお尋ねだと思っておりますけれども、鉱業法というのは、鉱物資源の合理的な開発によって我が国全体の公共の福祉の増進に寄与するために鉱業に関する基本的制度を定めたものだと認識をしております。  鉱業権については、法の規定により、国が付与することとされ...全文を見る
○平沼国務大臣 これまで、鉱業法の三十五条でありますとかその他の条文で見解を申し上げてきました。今の鉱業法の中でも、この三十五条では、やはり公益を損なうようなもの、あるいは文化財、あるいはその他のいろいろな問題で非常に公共性を損なうものに関しては、やはりそこはつくってはいけないと...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の新聞販売を含む再販制度については、御承知のように、現在公正取引委員会で検討が進められておりまして、三月をめどに結論が出る、こういうことになっております。  私といたしましては、新聞販売業が果たす役割あるいは競争上の観点について、十分にそれが考慮された結論...全文を見る
○平沼国務大臣 五点についてのお尋ねがございました。  第一点目は、景気が緩やかな回復基調にある、こういう政府見解があるけれども、実際はどの辺を指して言っているのか、こういう御指摘でございました。  これは委員も御承知だと思いますけれども、企業収益の改善、こういうことは非常に...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○平沼国務大臣 平成十三年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  我が国の経済は、企業部門を中心に緩やかな改善を続けておりますけれども、厳しい状況はなお脱しておらず、また、米国経済の動向や株価の状況などの懸念すべき点も見られます。経済を一日も早く民需中心の自律的...全文を見る
○平沼国務大臣 委員から私にも、自然を生かした、そして自然の保水力に重点を置いた考え方はどうだ、こういう御質問があったと思います。  私はやはり、いわゆる森林の持つ保水性というのは大切にしていかなければならないと思います。ですから、そういう意味で、特に二十一世紀は環境の時代です...全文を見る
○平沼国務大臣 鉱業法の見直しについてのお尋ねでございますけれども、近藤委員御承知のように、鉱業法は、鉱物資源の合理的開発によって我が国全体の公共の福祉の増進を図る、鉱業に関する基本的制度を定めたものであります。  先ほどからも出ておりますけれども、鉱業権の設定の出願があった際...全文を見る
○平沼国務大臣 私も実は日東紡績という紡績会社に十一年勤務しておりまして、綿紡を主体にやっていた会社でございます。先生の選挙区内にも昔は工場があったわけでございます。  今御指摘のように、海外からの繊維製品の輸入急増に伴う国内織物需要の減少によりまして、繊維産地の中小企業が非常...全文を見る
○平沼国務大臣 政府といたしましても、これまで繊維産業の発展のためにさまざまな措置を講じてきたところでございます。それらは一定の成果を上げてきたものだ、このようにも考えております。  しかし、御指摘のように、近年、海外からの繊維製品の輸入急増によりまして、繊維産業の事業環境が激...全文を見る
○平沼国務大臣 中国からの輸入の急増によって多くの繊維産地が大変厳しい状況に陥っている、そのことは御指摘のとおりです。対策の着手に一刻の猶予も許されないことは十分承知をいたしております。こうした状況に対応するため、輸入対策と産地活性化のための国内対策をうまく組み合わせ、総合的に推...全文を見る
○平沼国務大臣 日本は、ある意味では自由貿易体制を選択し、そして貿易立国、そういう国の立場があります。そういう中で、WTOを推進している国として、そのルールに従って行動しなければならない、こういうことは委員も御理解をいただけると思います。  したがいまして、今、向こうで生地で生...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員、いろいろ具体例を挙げて御説明をいただきました。私もかねがね聞いていたところでございますけれども、なお詳細な御報告を聞きまして、若干私としてもびっくりいたしております。  特に、今回のそのラピカの建設に当たって、建設会社が精査したところ、三百カ所を超える設...全文を見る
○平沼国務大臣 今、金額的な問題は調査中でございます。そういう結果が出ましたら、我々としては、今御指摘の点も含めて検討していきたい、こういうふうに思っています。
○平沼国務大臣 非常に残念な事例でございますけれども、山田委員、実は、私の選挙区も人形峠というのがありまして、そこに今原子力関係施設があります。そこも小さな村でございまして、上齋原村という村ですけれども、そこは電源三法に基づいていろいろな施設がございます。私が見たところ、そういう...全文を見る
○平沼国務大臣 今、東北経済局を中心に、その実際の差異の金額等について調査をいたしております。その調査の結果を見ながら、我々としては、さらにその調査の精査をするように努めていきたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 今、そういう形で東北経済産業局で調査をしております。ですから、そういう御指摘の点についても、しっかりと調査をさせていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 日本タオル工業組合連合会の代表の皆様方が二月二十六日に当省に来られまして、繊維のセーフガードについての正式の発動要請がございました。これを受けまして、私ども、今ルールにのっとって作業を進めております。  春名先生にもお越しをいただきました。私は、その後、事務方に...全文を見る
○平沼国務大臣 これはもう釈迦に説法で恐縮ですけれども、繊維のセーフガードというのは、一つは、輸入の急増によって甚大な被害が出る、それが国内産業にとって壊滅的な大きな影響が出る。それからもう一つは、やはり消費者ですとかあるいはユーザー、こういった方々の立場も考えて総合的に勘案する...全文を見る
○平沼国務大臣 春名委員も御承知のとおり、輸入浸透率というのは、タオル業界では六四%になっています。ですから、そういうことも踏まえて、私は迅速にやるべきだと。  ですから、二カ月、六カ月ということがありますけれども、それにとらわれないで、しかし、やはりルールにのっとって、調査開...全文を見る
○平沼国務大臣 その心配は私もないと思います。
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、今、経済の中で、GDPの六〇%を占めているのは個人消費です、おっしゃるとおり。ですから、この個人消費が本格化しなければ日本の経済の持続的、安定的成長がない、このことは事実です。  ですから、そういう意味では、今、春名委員のおっしゃった考え方と...全文を見る
○平沼国務大臣 今の具体的な数字を見せていただいて、相当構造改革あるいは生産性の高い織機を入れて、機械を入れて対処された、それに対しては随分お金もかけられた、こういうふうに思っています。  そういう意味で、繊維のセーフガードというのは三年間の猶予期間の中で構造改革を進める、そう...全文を見る
○平沼国務大臣 私も松原先生と全く同じ認識を持つものでございます。私も唐津一先生の意見は何回にもわたって聞かせていただきまして、非常に感銘を受けました。もう一つ、東京都知事である石原さんも大変同じような認識を持っている人でございまして、そういう中で、特に松原先生の地元である大田区...全文を見る
○平沼国務大臣 その言葉は存じております。今中小企業庁長官からも、一部金融機関がそういうことで特別保証制度というものを悪用するという事例もありますし、また、非常に貸し渋り、貸しはがしというのも、言葉として通用しているような形で行われているという事実も私は承知しております。  し...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  大変重要な御指摘だと思っています。かつて、住友の総理事をして、住友銀行の中興の祖と言われております小倉正恒という人が、やはり若い銀行家のころ、担保ではなくて人物を見て貸した、こういう事例もあります。  したがいまして、やはり、技術力に着目...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  私は、江崎委員御指摘のように、昨年の七月に発足をいたしましたIT戦略本部、そしてIT戦略会議、この担当副大臣として、七回にわたるかんかんがくがくの議論に参画をしてまいりました。  御指摘のとおり、このIT社会を実現していくに当た...全文を見る
○平沼国務大臣 現時点では、調布ともう一つの件は私は存じております。ただ、後者の方は、私は、調布の事故のときには同時には知っておりませんで、後から認識をした、こういうことでございます。  お話を伺って、大変痛ましい事故である、こういう感想を持たせていただきましたし、私もたまたま...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員御指摘の、繊維産業が置かれている立場というのは大変厳しいということは、担当大臣として、十分認識しております。私ごとになりますけれども、実は私も政治家になる前十一年間、日東紡績という紡績会社で営業マンをしておりました。そういう形で、かつての同僚等から厳しい状況...全文を見る
○平沼国務大臣 繊維製品のいわゆるセーフガードということは、これは、委員御承知のとおり、WTOの繊維協定の中で認められているルールであります。我が国も、国内の規則を整備してまいりました。  そういうことで、もう御承知だと思いますけれども、二月の二十六日に日本タオル工業組合連合会...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  陶磁器に係るセーフガードの適用についてのお尋ねでございます。  山田委員御指摘のとおり、陶磁器、特に御地で生産をされている台所、食卓用品に関しましては、他の日用品と同様、国内景気の低迷の中、一般家庭用、業務用ともに生産、販売が、先ほど御...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員御指摘のとおり、そういう意味では、百円ショップ等でグッドデザインのものがそのまま百円で売られている、こういう実情は、私どもとしてはある程度把握をいたしております。  しかし、そういう中で、WTO上のルールの中で、そういうことを我々として正式に言う状況にはま...全文を見る
○平沼国務大臣 WTOの協定上、協定に根拠を有するもの以外には新たな貿易制限措置を導入してはならない、こういうことはそういう決めになっております。また、輸出自主規制のための取り決めを行うことも一応禁止をされているところであります。  日中二国間で具体的にどのような事項を協議する...全文を見る
○平沼国務大臣 WTOに今加盟をしていないし、我が国は、WTOの世界自由貿易体制、これの新ラウンドを立ち上げるという形で旗幟を鮮明にしているところです。ですから、そういうWTOにのっとってやるということは、先ほど申し上げたように困難でございます。  タオルに関する話し合いについ...全文を見る
○平沼国務大臣 後で正確にお知らせをすることといたしまして、今手元にある資料でございますと、風力発電の発電コストについては、大規模設備におきましては、十二円から二十五円キロワットアワーでございます。水力発電や地熱発電の発電コストは十三円から十六円。ですからこれは、大規模設備では水...全文を見る
○平沼国務大臣 申しわけありません、ちょっと調べます。
○平沼国務大臣 大変申しわけございませんけれども、今の御質問に対して、ちょっと今資料を持っておりませんので、今早急に連絡をとってお答えをさせていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 風力発電などの新エネルギーは、エネルギー安定供給の確保、地球環境問題への対応を図る観点から、その開発導入を積極的に推進することは重要だと考えています。  新エネルギーは、現時点において経済性、安定性の面で課題があることから、国として技術開発に対する支援や設備の導...全文を見る
○平沼国務大臣 山田委員から非常に重要な御指摘をいただいたと思っています。  そういう意味で、二〇一〇年に三百万キロワットを確保する、そして、やはりクリーンなエネルギーで、そして過疎対策にもなるし、あるいは離島対策にもなる、こういうことでございますので、今の山田委員の御提言を重...全文を見る
○平沼国務大臣 本当に御激励をありがとうございました。  今データが参りましたので、もう山田委員御承知かと思うのですけれども、大規模な事業用は電力会社が十一円キロワットアワーあたりで長期契約で購入をしている。発電コストは十二円から二十五円キロワットアワーですけれども、風力事業者...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  廃棄物の発生を抑制するとともに、リサイクルの推進を図りまして循環型社会を構築していくためには、地域の独自性を踏まえた対策を推進する必要があります。このような観点から、エコタウン事業は、地域における循環型社会の形成を目的として、地方自治体がエ...全文を見る
○平沼国務大臣 このプルサーマル計画につきまして斉藤先生から大変心強い御意見も拝聴させていただき、大変心強い限りだと思っております。  原子力発電所の使用済み燃料から有用資源を回収しプルサーマルとして適切に利用していく核燃料サイクル政策は原子力政策の基本だ、私はこういうふうに思...全文を見る
○平沼国務大臣 愛知万博は自然の叡智をテーマに掲げているところでありまして、この自然の叡智をテーマとする我が国の提案が国際的に評価されて、御高承のとおり、昨年十二月のBIEで登録承認が行われました。愛知万博では、このテーマに沿って、来るべき時代の実験場として、二十一世紀における人...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○平沼国務大臣 宿泊費の差額の支給が行われたかどうかのお尋ねでございますけれども、保存されている会計書類を調査いたしましたところ、松尾元室長在任中の総理の外国出張の際には、そのような事実はございません。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えをいたします。  イベントと一言で言いましても、条約に基づいて実施される国際博覧会、あるいは企業の見本市、商店街の催し物等さまざまな形態があります。多様な意味合いを持つ言葉だと私どもも思っています。  昭和六十一年に通商産業省に設置されたイベント研究会は...全文を見る
○平沼国務大臣 山村先生から、非常に貴重な御指摘をちょうだいしたと思っています。  経緯は、委員もよく御承知だと思うのですけれども、当初、海上の森というところをメーン会場にしよう、こういうことでございましたけれども、やはりテーマが自然の叡智、そして海上の森という自然、そういう中...全文を見る
○平沼国務大臣 幅広い方々に参画をしていただくということが非常に重要だと思います。  ですから、そういう意味で、そういう資格を持った方々の代表が、これから具体的にどういう形でなっていくかわかりませんけれども、最高顧問の中にいろいろな分野の方々に入っていただいて、そこで総合的にい...全文を見る
○平沼国務大臣 小林先生が御地元の具体的な例を挙げて、そしてその問題点を鋭く御指摘になられた、このことは非常に重く受けとめなければならないと思っています。  特に、二十一世紀は環境の世紀と言われておりまして、そしてその検査のずさんさが、もし間違った検査で、そしてそれが人間社会の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  地球温暖化防止に向けた国際交渉に関するお尋ねでございますけれども、確かに委員御指摘のとおり、COP6はCOP3から余り進歩しませんでした。私どもも非常に残念だと思っているわけです。  経済産業省といたしましては、地球温暖化問題に...全文を見る
○平沼国務大臣 大変貴重な、有益な御意見を承ったと思っております。  冒頭、委員から御指摘のありましたエネルギー安全保障、特にアジアがこれから大変エネルギーの消費国になる、ですから日本がリーダーシップを持ってここをしっかりとしなければいけない、それは御指摘のとおりでございまして...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  冒頭、私の政治の師である中川一郎先生のことをお話しいただきまして、私も委員と同じように、中川一郎先生が日本のかじ取り役になると日本も大きく変わるな、こういう認識を持っておりましたので、大変ありがたい気持ちで拝聴させていただきました...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御承知のように、この二月二十六日に日本タオル工業組合連合会、そちらから我が省に正式に繊維のセーフガードの発動要請がありました。  これは、輸入の浸透率が六四%、こういう高いことになりまして、特に、タオル業界というのは産地が集積をしておりまして、今御指摘の、伝...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  現状における課題についてのお尋ねでございますけれども、我が国においては、国民生活の向上に伴い、御承知のように、家庭等から排出される家電製品に係る廃棄物の量が増大しております。例えば冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、年間一千八百万台...全文を見る
○平沼国務大臣 二十世紀の万博というのは、古い言葉で言えば、殖産興業的な要素がありました。しかし、二十一世紀第一弾の愛知万博でございますから、やはりそれにふさわしいコンセプトでやらなきゃいかぬと思っています。  今、環境省とよく連携をとるように、こういうお言葉がございましたけれ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、行政が過剰に介入して生殺与奪の権を握って、本来、自主的にやらなければならないことに制約を加える、こういうことはあってはならないことだと私も思っております。  具体的に申し上げますと、経済産業省や、その系列にご...全文を見る
○平沼国務大臣 鈴木先生から大変貴重な御指摘をいただいたと思います。御指摘のように企画立案までは政治主導、これは正しいことだと思います。でき上がったものの運営に関して過度に政治家が介入するような、そういう余地は残してはならないと思います。ですから、御指摘をいただいた点は担当大臣と...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  昨年の臨時国会の予算委員会で先生からいわゆるセーフガードについてのお尋ねがございまして、私も答弁をさせていただきました。  先生の御地元が播州織物の産地、これは日本の織物の中で今二〇%を占める大変重要な役割を担っておりまして、ま...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御承知のように、繊維セーフガードは、先ほども申しましたように、WTO上のルールに基づいて決められている規則でございます。今後、調査が開始されて、調査の結果、措置が発動されたとしても、今御指摘のように中国との関係がございますから...全文を見る
○平沼国務大臣 今の景気判断については、私は井上委員と同じような判断でございます。  緩やかな回復基調にある、こういう形で、その根拠になっておりましたのは、企業の設備投資が好調である、あるいはまた企業の収益性がよくなってきた、こういうことが一つの背景にありました。御指摘のとおり...全文を見る
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  不良債権問題というのは大変大きな問題だ、こういうふうに認識しております。ただ、企業の抱える債権の状況を示す債権償還年数は最近、委員も御承知だと思いますけれども、減少をしてきております。産業全体としても過剰債務は解消の方向...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 今、財務大臣からお話があったとおりだと思っています。  しかし、今、日本には企業の数が約五百万ございまして、先生が御指摘のとおり、中小零細企業というのが九九・七%を占めています。そして、江戸時代あたりから続いてきた、私どもの地元、恐らく先生の地元もそう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当然そういう必要はあると私ども感じております。  中小企業に対しましては、なかなか今貸し渋りと、そういう形で非常に厳しい状況になっておりまして、こういった問題が非常に中小零細企業の皆様方にとって大問題になっております。ですから、今先生御指摘のように、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、平成十年のいわゆる異常な信用収縮のころに比べて、中小企業の方々のマインドとしては、貸し渋りに関しては十年の十月ぐらいは大体三五%の方々が厳しい状況だと。それが直近のこの二月では一五%までそこは落ちてきたと、こういうことであります。  そこで、先生が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、金融担当大臣お話しになられましたけれども、確かに金融庁としてはそういうマニュアルでぴしっとやっておられる、このことは私どもも理解しています。ただ、中小金融機関がそのことを理由に中小零細企業に対する融資を非常に絞り込む、こういう事態はあると思っています...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それでは、加藤先生に担当の私から御説明をさせていただきます。  もう加藤先生はこの問題、大変御造詣が深いわけでございまして、新エネルギーというのは、二十一世紀は環境の時代と言われておりますから、いかに環境を克服して、そしてエネルギー政策も進めていかなき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えいたします。  今、先生御指摘のとおり、二〇〇〇年の十二月末現在十二・一万キロワット、これを二〇一〇年度においては三十万キロワットと、こういうことで設定されておりますけれども、最近、電力会社より発表されておる電力購入の見通しや風力発電事業者の取り...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、加藤委員から三百万キロワットという具体的な数字が出ました。これは、委員御承知のように、この風力発電三百万キロワットについては審議の過程の中で二〇一〇年度における導入目標量の検討のための試算値として提示をしたものでございます。  今後の新たな政策のあ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  生物、植物や動物を起源とするバイオマスエネルギーというのは大変将来性のあるエネルギーだと、こういうふうに認識しております。したがいまして、太陽発電や風力発電とともに再生可能のエネルギーの一つとして、エネルギーの安定供給の確保や地...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えいたします。  特に新潟県や北海道等の豪雪地帯では、地方自治体が中心となりまして自然エネルギーの活用を図る観点から、今御指摘の食料の貯蔵庫や公共施設における冷房用の冷熱源として雪氷冷熱をエネルギー源として積極的に活用する取り組みが進展してきている...全文を見る
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の広告につきましては、特定の者の政治活動を支援するものではないかとの疑念を招く結果となったことにつきましては、私といたしましても大変困惑をいたしております。また、当省においても財団においても、広告に起用する人選について入念なチェックを行わなかった点...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は議員御指摘のとおりだと、こういうふうに思っています。新規産業を創出、育成するための施策は、良好な雇用機会の確保のためにも極めて重要であると、こういう認識を持っています。  今御指摘のように、新しい市場の創出と、そうした新しい市場においてベンチャー企...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 民事再生手続等の再建型倒産手続に入った企業等については、一般的に言いますと、社会的評価の厳しさや、融資を行った場合の当該債務の法的、制度的取り扱いの問題に起因して、その事業を継続のための新たな資金供給に困難を伴うのが実態であります。  経済産業省といた...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 銀行の不良債権の直接償却の進展が中小企業に与える影響についてのお尋ねでありますけれども、一般には大企業の事業制限、倒産等をもたらし、ひいては関連中小企業者の経営に悪影響が生じる懸念をはらんでいると認識をいたしております。  経済産業省といたしましては、...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  基盤技術研究促進センター、これは昭和六十年代に米国等から基盤技術ただ乗り論と、こういうことで基盤技術研究円滑化法が制定されて、同法に基づき設立をされました。  民間の基盤技術研究に対してこれまで百九件に対して総額二千七...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、委員から天下りのためと、こういう御指摘でございますけれども、今申し上げたように、百九件の基盤技術研究に対して総額二千七百二十億円を出資しました。  ちょっと先ほども申しましたけれども、こうした事業を通じて、国際電気通信基礎技術研究所、ATRと言って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、COP3、COP6、そういう中で六%削減、こういうことでございますから、その目標に向かって今いろいろシミュレーションをやっているところでございます。ですから、そういう目標の中でいかにするかということで今一生懸命努力をしようと思って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 不用額の御質問でございます。  この不用額というものに関しましては、今、中小企業を取り巻く現下の情勢は厳しいものがあります。政府といたしましては、IT革命の対応や創業、経営革新の促進、中小企業金融対策など必要な中小企業対策を講じているところでございます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業が公正かつ自由な取引環境のもとで健全な発展が遂げられるよう適切に対応していく必要があることは御指摘のとおりだと思います。  経済産業省としては、不当な代金減額や支払い遅延など下請代金法に違反するトラブルについて、従来から同法に基づき親事業者に対...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 製造委託というような形では入っておりますけれども、サービスというのは今申し上げたような背景で入っていない、こういうことでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) よくそういった面も、これからそういう不備の点、そういうことを検討しながら私どもはこれから進めていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、力関係の問題がありまして、そういった事例も私は事実あると思います。独禁法上の優越的地位の乱用行為に該当する、そういう場合も考えられますから、そういうケースに対しては必要に応じて公正取引委員会への措置請求を行うなど厳正な対処を私は行っていく必要があ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) エネルギーに関しましては、例えば長期計画の中で、先ほどお話がありましたいわゆるCOP3に基づく二酸化炭素の排出量の削減、こういうような問題があります。  したがいまして、基本方針としましては、やはりエネルギーというのは安定的な供給ということが一番大切で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電気事業の自由化を進めることの目的はコスト削減化、即コストを削減する、電力自由化はグローバリゼーションの中で一つの流れだと私ども思っています。自由化による競争の導入は電気事業の効率性の向上を図る有力な手段との認識のもとに、既に電気事業について制度改正が進...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、電気料金というのを国際比較しますと、日本の電気料金というものの水準はまだ高いことは事実であります。  そういったことで、やはり今自由化のお話を出されましたけれども、改正電気事業法によって一部自由化をしたということでインセンティブがあって、そうい...全文を見る
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  基盤技術研究促進センターの出資した企業のうち、現在も研究活動を続けているものの数についてのお尋ねでございますけれども、世界的に、委員も御承知のように評価の高い国際電気通信基礎技術研究所、これはATRと言っております、また...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  三宅島の被災中小企業者に対する政府系金融機関の無利子となる融資の制度は、事業に係る資金を対象として、既往債務の返済資金は対象に含めずに御承知のように創設をされました。仮に既往の有利子の債務から当該融資への借りかえを認めま...全文を見る
03月15日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) このたび初代経済産業大臣に就任をいたしました平沼赳夫でございます。  第百五十一回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、今後の経済産業行政を行うに当たっての私の所信の一端を申し述べます。  新たな世紀の幕あけに当たり、我が国の将来について確かな...全文を見る
03月16日第151回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山田議員にお答えをさせていただきます。  山田議員も原稿をお読みになられておりましたので、私も、ところどころ、肝心なところだけは読ませていただきたい、こう思っております。  先ほど、三十年近くの間、放置していたのは大変な責任ではないかと、四つの問題点...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) きょうは御質問が私に飛んでこないと思いましたが、最後にしていただきまして、ありがとうございました。  大企業の生産拠点の海外への移転等経済のグローバル化、それに伴いまして我が国の経済成長過程において形成されてきた系列的な下請を含め中小企業、そういったと...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) いわゆる一般セーフガードについては、委員御承知のように、ガット第十九条及びWTOセーフガード協定において、予想されなかった事情の変化による輸入の増加及びそれによって国内産業に重大な損害等を与えた場合に、自由貿易体制を維持強化するため、緊急時の安全弁として...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、WTO協定上の九項目、これに関しましては、個々について定率的な基準はWTOのルール、また国内ルールにも御指摘のとおりありません。このように根拠規定が国内法令と国際協定に分かれてわかりにくい、したがって...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に極めて遺憾なことだと思っております。その因果関係については、今の亀井委員の御指摘の中から、私どもとしてはそういう疑惑を持たれてもいたし方がないんじゃないかと思っております。  やっぱり公務員の中立性ということがございますから、私どもはこれを契機と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に私どもとしては遺憾なことだと思っておりまして、協会の方でも法的ないろいろな措置をとると、こういうことでございます。その推移を見守っていきたいと思っておりますし、私どもとしては、繰り返しになりますけれども、こういった公務員が中立性を保たなければならな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、委員が御指摘になられましたように、日本はある意味では貿易立国、輸出立国でございますから、そういう観点からいくと円安というものがプラスに作用する、そういうことは言えると思います。しかし、今、財務大臣がおっしゃったように、国として全体を円安誘導にする、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  最近の中小企業をめぐる金融環境については、平成十年に未曾有のいわゆる信用収縮が起こりました。そこで、貸し渋りという問題が大変大きな問題に相なりました。その中で、経済産業省といたしましては、当時は通産省でありましたけれども...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどのお話に関連いたしますけれども、今、中小企業に対しては、先ほどの調査結果でちょっとお話をしましたけれども、非常にいいところには金融機関は融資をする、こういう状況になっていまして、悪いところには貸さない、こういう状況になっています。  そういう中で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 最初の非摘出子の問題でありますけれども、これは今国論がある意味じゃ二つに分かれております。そういう意味で、これに関しては私は個人的にもその動向をよく見守っていきたい、こういうふうに思っています。  それから、別姓の件でありますけれども、これは内閣の一員...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げさせていただきます。  ブッシュ大統領からヘーゲル上院議員らに対しまして、今御指摘の点を含む書簡が出されたことは事実でございます。  経済産業省といたしましては、地球温暖化問題の取り組みに当たっては、全世界の約四分の一の二酸化炭素排出...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  我が国のエネルギー政策においては、環境保全や効率化の要請に対応しつつ安定的なエネルギーの供給を実現することが求められています。特に環境面では、COP3の合意を踏まえて、エネルギー起源の二酸化炭素排出量を、今環境大臣がおっ...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  平成十三年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  我が国の経済は、米国経済の減速を受け輸出や生産が減少するなど、これまで緩やかに続いていた景気回復が踊り場に至っていると認識をしております。この状況を脱し、経済を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  加納委員御指摘のとおり、昨年三月に電気事業法、一昨年十一月にはガス事業法において大口部門の自由化の導入の促進を内容とする制度改正が行われました。  電力については、改正電気事業法施行後、既に既存の電力会社以外の事業者が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほども申し上げましたように、電力の自由化というのはグローバリゼーションの中の一つの流れだと思っております。一方で、今、加納委員から御指摘がございました今回の三次に及ぶカリフォルニア州の電力の逼迫にかんがみまして、安定供給ということが非常に重要だと、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藁科委員御指摘のとおり、この前の月例経済報告でデフレ基調にある、こういうような報告でございました。今のお話にございましたとおり、戦後、先進国の中で二年連続して消費者物価が下がった、こういうことは日本以外には例を見ません。そういう意味で、私はデフレ基調に入...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに私の認識としては厳しいと、こういう認識であります。景気はずっとバブル崩壊後マイナス基調で来たわけでありますけれども、しかし一連の景気対策というものがある程度効果が出てまいりまして、藁科議員御承知のとおり、日本の景気もプラスに転じてまいりまして、この...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 議員御指摘の二つの点は、私はある意味ではそのとおりではないかと思っています。  一九七〇年代には英国というのが大変な状況になりました。そのとき、特にアイアンレディーと言われたサッチャーさんが登場してきて、そして非常に痛みを伴うそういう改革を断行し、それ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済を新生して安定軌道に乗せる、こういうことで財政出動も行ってまいりましたし、税制の面からもいろいろな多面にわたるアプローチをしてまいりました。  それはそれなりに効果が上がったわけでありますけれども、しかし米国のブッシュ大統領が指摘をされ、また政府部...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 企業の直接償却というのはやはり相当大きな影響が出ることであります。私は直接償却というものを含めて総合的に検討していかなければならないと思っています。  そういう中で、柳澤金融担当大臣も直接償却ということに触れてずっと国会でも答弁をされているところであり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山委員御指摘のように、KSD問題というのは、中小の零細の企業者が万が一のために掛金として、そして積み立てていたそのお金がある意味では不正に使用されていた、こういうことで、中小企業を預かる担当大臣として大変遺憾に思っているわけでございます。二度と再びこう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきますけれども、メーカーにやらせればいいではないか、こういう御指摘でございますが、メーカーは不法投棄との関係を有していないわけでありまして、メーカーにその処理に係る負担を求めることは適当でない、こういうふうに思っています。従来どおり廃...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、名古屋市議会等からの後払い方式ではなくて前払い方式にするような意見書が出ていると、こういう御意見がございました。  平成十年の家電リサイクル法導入時においては、既に販売され家庭内で使用されている三億台の家電製品についてもリサイクル料金を徴収すべき等...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、我が国の経済というのは、午前中の質疑の中でも申し上げさせていただきましたけれども、バブル崩壊後、一連の努力によって総体的には回復基調に入ったということが言えると思います。しかし、アメリカの経済の停滞ですとか、当初思っておりましたGDPの六〇%を占め...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特別保証制度というのは、異常な貸し渋り、こういう形で信用収縮が起こりまして、中小企業の皆様方は大変塗炭の苦しみを味わうようなそういう状況になりました。そこで、やっぱり出番は政府系金融機関である、こういう形で特別保証制度を創設させていただきました。  当...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新ラウンドの立ち上げに関しましては、私は昨年の七月に通商産業大臣に就任をして以来早期立ち上げで精力的に取り組んできたところであります。  具体的には、EUのラミー委員でございますとか、東南アジアでございますとマレーシアのラフィーダ貿易担当大臣とも積極的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 梶原先生が地元をお回りになられて実際にそれぞれの業種の方々にお会いになられて、景気はこの三年来非常に悪くなっていると、そういう声をお聞きになられて今の御質問があったと思います。  今の景気というのは、せんだっての月例報告の中でも、バブルが崩壊して景気が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、基本的には梶原先生とそう認識は異なっていないと思っています。やはり新しい消費が起こるようなインセンティブを与えなければ私はだめだと思っております。  今、住宅のことを先生お触れになられましたけれども、やはりもう今、日本の家庭というのはどの家庭でも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は経済財政諮問会議のメンバーもさせていただいておりますし、また月例経済報告等にも出させていただいているわけでありまして、今、岩田統括官からお話がございましたように、やっぱり緩やかなデフレになっている、その証左は、先ほどのお話の中でも二年連続で消費者物価...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 麻生大臣のその発言は私も読ませていただきました。私はもちろんそういう措置は必要だと思っておりまして、いかにセーフティーネットを張るかということだと思います。  ただ、中小零細企業も、やはり企業を運営しておりますとその中でいい部門と悪い部門があります。で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いわゆるセーフガードというのはWTOのルール上認められている措置でございまして、繊維のセーフガードはWTOの繊維協定の中で認められている措置でございます。  そして、今、水野委員御指摘のように、これは輸入が急増して産業に対して著しいダメージが与えられた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経営者として御活躍になられたまさに水野議員の見識ある御見解だと、このように思っております。ですから、今御指摘のように非常に構造改革を進めて、幅広い視点に立って経済産業政策も進めていかなきゃいけない、私はそのとおりだと思っています。  私は、繊維産業に十...全文を見る
03月23日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○平沼国務大臣 伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  伝統的工芸品産業は、我が国の伝統的な技術や文化を今に伝える日本固有の産業であり、我が国製造業の原点として、また、地域における産業の象徴として、今や...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えいたします。  昨年の七月の朝日新聞の広告に鈴木氏が起用されていることは承知をいたしました。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  大企業の生産拠点の海外への移転等経済のグローバル化に伴い、我が国の経済成長過程において形成されてきた系列的な下請分業関係も流動化してきております。  こうした経済構造の大きな変化に対応していくためには、経営力、技術力の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 産業空洞化というのは、大変先ほどの数字で示されているとおり厳しいものがあるわけであります。やはり、一方において経済のグローバル化が進展する中で、経済活動の基盤をなす制度の効率化や透明性というのはその国の経済動向、競争力、企業活力全般に大きな影響を与えてい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、閣議後の記者会見で、私どもがいわゆる不良債権処理という形で産業再生法等を使って、そして日本の経済を安定的軌道に乗せるためにやはりいろいろな面で努力をしていかなきゃいけない、その話の中で、大体どのぐらいのめどだと、こういうお話が、質問がありました。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今申し上げましたように、私が、いわゆる産業再生法を使って、そして産業サイドに抱えているそういう不良債権処理、それを進めていくと、そういう話の流れの中で出た話でございますから、私どもとしても、そういう形で、今言ったこの財政再建を含めてマクロの見方をして、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は何回も申し上げておりますけれども、新聞記者の質問が、私がその冒頭、産業再生法を使って、そして産業サイドの不良債権処理、これを円滑に進めるために経済産業省としてはそれに取り組んでいく、この流れの中の質問で、大体どのぐらいのめどですか、こういうことであり...全文を見る
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 特別保証制度というのは、異常な貸し渋りという状況が起きまして、そこで政府系金融機関、信用保証協会におきまして、当初は御承知のように二十兆円、これの特別保証制度を行ってきましたけれども、さらに一年延長をして十兆円ふやさなきゃならないということで、三十兆の枠...全文を見る
03月27日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の広告につきまして、特定の者の政治活動を支援するものではないか、このような疑念を招く結果となったことにつきましては、私といたしましても大変困惑をしているところでございます。  また、当省においても財団においても、広告に起用する人選について入念なチ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、畑委員御指摘のとおり、非常に裏側に何か意図が見え隠れするようなそういう私は認識を実は個人としては持っています。  当省といたしましては、本件の事実関係を調査した上で、まず三つのことをさせていただきました。  その一つは、三月七日に当該財団法人に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私の認識では、マスコミの方では正式な辞意表明と、こういう報道でございますけれども、森総理大臣は、九月に本来なら予定されております総裁選挙、これの前倒し、そういうことで、その前倒しをすることについてそれはいいであろう、こういうふうに言われた、私はこういうふ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 足立先生御指摘の、多分にマスコミの報道の中で、そういう形で退陣という形がマスコミの中では既定事実化している、こういうことは私は残念であります。  ただ、私は、昨年の七月に通商産業大臣に就任させていただいて、そして引き続き中央省庁の再編でこの一月六日から...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私の閣議後の記者会見の発言等をインターネット等を通じて足立先生には精査をしていただいて、大変ありがたいことだと思っております。  私は、バブル崩壊後、日本の経済というのは非常に御承知のように停滞したことは事実だと思っています。しかし、いろいろな形で努力...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどちょっと長々とお話をしまして、その中にも含まれているわけでありますけれども、確かに千三百九十兆になんなんとする個人金融資産があるにもかかわらず消費に火がつかないということは、総体的に言えば、先行きが不透明で、そこで国民の皆様方の財布の緒が非常に締ま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 森総理がブッシュ新政権と初会談、これをワシントンでやったわけであります。いわゆる経済問題を話し合ったときに、不良債権に焦点を当てて話があったということは事実でございます。また、共同声明においても、足立先生御承知のとおり、不良債権の問題に効果的に対処する旨...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、私どもとしては大きな問題だと、こういうふうに認識をしております。  我が国のエネルギー政策においては、環境保全は重要な課題であります。特に、今御指摘のCOP3の合意を踏まえて、エネルギー起源の二酸化炭素排出量を二〇一〇年度に九〇年度と同水準に抑制...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に足立委員御指摘のように、やっぱり電力の自由化というのはグローバリゼーションの中で一つの流れである、こういう認識を私は持っておりますけれども、一方で今御指摘になられたようないろいろな看過できない非常に重要な問題がございます。  また、カリフォルニア...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先生御指摘のように、新規のベンチャー企業、これは我が国経済の活力の源泉であると、そういうふうに思っておりまして、その創業を活性化して育成を図ることは新たな産業の創出と良好な雇用の機会、これの確保を図る上で極めて重要なことだと、このように認識しております。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生御指摘の点、そのとおりだと思っております。  国民が豊かな暮らしを享受するためには、新しい技術革新を次々に生み出す国際競争力のある産業の創出、発展につながる技術フロンティアへの開拓の取り組みというのが不可欠だと思っております。このような技術フロ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生御指摘のように、不良債権を処理するということは、日本の経済新生、再生のために私は避けて通れない道だと思っております。そういうことをやるためには、銀行の不良債権処理を一刻も早く進めまして、金融再生を図るとともに、企業の債務リストラクチャリングによる...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは先生御指摘のとおりだと思っておりまして、我が国の経済というのは緩やかな改善を続けてまいりましたけれども、今御指摘のとおり、GDPの六〇%を占める個人消費、これが一進一退で少し下がる傾向にある、こういう形で景気回復というものが力強さを欠く大きな原因の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 宮澤財務大臣は予算委員会等でも同様な発言をされておられまして、企業収益が回復をしてきた、それからバブル崩壊後非常にマイナスであった経済成長率もようやくプラスに転じた、また設備投資意欲も高まってきた、したがって個人消費には火がつくだろうと、こういうことだっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、委員のそういう御認識というのは、私は一つの方向として正しい見方であるとは思っております。  私、梶原先生の御質問に対して今おっしゃったことというのは、やっぱり先行き不透明感、そういうこともあって、個人に属する金融資産が伸びて千四百兆近くある。そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 不良債権の処理というものは、これは金融面におきましても不良債権があるということになりますと、中小企業や企業に対して必要な融資だとかそういう支援がやはり手かせ足かせになってできない面があります。それから、産業サイドの抱えている不良債権、それがありますと、や...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、実は山下委員も御承知だと思うんですけれども、経済産業省は通商産業省時代からやはりこの不良債権という問題は避けて通れないということで、部内的にもいろいろ検討をしておりました。    〔委員長退席、理事保坂三蔵君着席〕  そして、一月になりまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、いわゆる資本注入等をしまして、実態的には金融機関というものは六十八兆に上るそういう処理をしてきたことは事実であります。  しかし、御指摘のようにいろいろな形で、先ほどお触れになった個人消費が一向に回復しないとか、それからさらにはその上にアメリカ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、それは実際に演説やあるいは白書でそういう字句を拾って、そういうことでお並べになられると、そういう御指摘というのはそういう形になると思いますけれども、我々としましては、今るる申し上げたような中で、やはり不良債権処理というのは一応大きな形で、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、全体が減っておりますけれども、やはり景気というものが思ったほど、個人消費の回復なんというのがはかばかしくなくて、そして業績も非常に悪い、そういう中でやはりこのグラフにありますとおりリスク管理債権というものも減っていかない、こういうことが主な原因だ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そこで我々といたしましては、やはり景気というものを持続的な安定軌道に乗せる、そして企業の収益力を高める、そのためにやらなきゃいかぬということは、一つは不良債権の処理というのもそれは避けて通れないことだと思っておりますし、同時に企業そのもの自体が活力を持っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、中小企業が抱えている雇用者数というのは、我が国の雇用者数全体の七〇%、これを占めておりまして、言ってみれば中小企業というのは雇用の担い手になっております。ですから、そういった不良債権処理をするに当たっても、中小企業に対しては十分なセーフテ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 梶原先生から国の責任はどうかと、こういうことでございますけれども、当省といたしても、今お答えをしましたように幾つかのそういう案件がございます。順調に推移しているところもありますけれども、こういうバブル崩壊後、厳しい局面に立っているところもあることは事実で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の燃料電池に関して、もっと国を挙げて取り組むべきだ、こういう御指摘は私は長期的に二十一世紀を展望したら正しい方向だと思っております。  ついせんだっても、今お話しの中に出ておりましたけれども、燃料電池実用化推進協議会、それをサポートする推進研究の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 風力発電に関しましては日本も随分進んできたことは事実でありまして、ただ諸外国に比べますと、ドイツなんかは風力発電がたしか五百万キロワットぐらいになっています。それに比べては日本はまだ微々たるものであります。  今、北海道電力の問題、これの御指摘がありま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 水野委員御指摘のように、私も二十一世紀というのは人類がいかに環境問題を克服して、そして二十二世紀も引き続いてこの地球がすばらしい環境でずっと推移をしていくことだと、こういうふうに思っています。  しかし、余談になりますけれども、英国のホーキングという博...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 渡辺先生から、大変非常に構造改革について勇気を持ってやるべきだと、こういうお話がございました。  この九〇年代の停滞というのを振り返ってみますと、日本の経済分野というのがやはりグローバル化の時代の中で経済構造改革を怠ってきたと、こういうことがある意味で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済構造改革というのは、会社法制の抜本的な見直しでございますとか雇用システムの改革、それから各種の規制の改革などを通じまして民間の経済活動が自由濶達に行われる、そういうような環境を整備していく、このことだと思っておりまして、企業の創造的な活動や新規産業の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘のように、中小企業から出ている特許というのは膨大な数がございます。こういった形でそれを実用化するためにインセンティブを与えるべきだと、こういう御指摘ですけれども、それは非常に検討に値することだと思いますので、私どもとしても今の御指摘というものを深...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) グローバライゼーションの中で、電力の自由化というのは一つの流れだと思っております。しかし、渡辺先生御承知のように、カリフォルニアで電力の危機がありました。そういったことを考えてみると、やはり十分検証して、電力というのは安定的な供給ということを担保しなきゃ...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○平沼国務大臣 景気の現状の認識と今後の取り組み、こういうことでございますけれども、日本の景気というのは、バブル崩壊後、いろいろな努力によってプラスに転じてきたやさきでございました。企業の収益でありますとか設備投資というのが堅調になってまいりまして、経済の成長率というのもようやく...全文を見る
○平沼国務大臣 私のところにもメールやファクスが入ってまいりまして、やはり同様の御意見を私の地元からもいただいております。  日本には企業の数が五百万社以上あるわけでありますけれども、そのうちの九九・七%が中小企業でありまして、日本の経済のまさに屋台骨を担っていただいている中小...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、私が昨年の十一月の先生の御質問に対して答弁をさせていただいて、住友銀行の小倉正恒さんの話を出させていただいた、そのことを覚えていていただいて大変ありがたいと思っておるんですけれども、御指摘のとおり、あのときも答弁で言わせていただきました。  我が国の金融機...全文を見る
○平沼国務大臣 伝統工芸品にもなっている陶磁器等の生活用品については、一般的に、国内景気の低迷の中で、一般家庭用、業務用とも生産、販売が減少するとともに、特に数量ベースではここ数年、今御指摘の風鈴に限らず、そういったものがお隣の中国から低価格で入ってきて、その輸入が大変増大をして...全文を見る
○平沼国務大臣 今の御地元の博多曲げ物の柴田さんのお話を伺いまして、長年、博多の地で培ってきたそういう伝統工芸の技術というものの後継者がいないということで、これをこの代限りでなくしていくことは非常に日本にとっても大きな損失だな、そういう感じで聞かせていただいたわけであります。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをする前に、私も今先生がお話しになられたテレビの番組を非常に感銘を持って見ました。たまたま、いわゆるパソコンを中心的にやっている人の名前がたしか平沼という人でありまして、そういう意味でも非常に興味を持って見たわけです。そういう横の連携から、道路に線を引く機械...全文を見る
○平沼国務大臣 今の先生の分析というのは、私はそのとおりだと思って聞かせていただいております。経済構造改革、これはやはり今先生がおっしゃったように積極的に進めていかなければならない、むしろ遅きに失したという御批判も一部ありますけれども、それはある意味では甘んじて受けなければならな...全文を見る
○平沼国務大臣 伝統産業を支えている技術というもの、それからそれまで培われたいろいろな文化的な価値、こういうものは、やはりある意味では国の宝だと私は思っております。  ですから、そういう意味で、先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、私は、経済産業省としてやるべきことはきちっ...全文を見る
○平沼国務大臣 私の地元にも、備前焼という非常に千年の歴史を持っている伝統的な焼き物がございます。伝産法に基づく伝統的工芸品に対する支援というのは、今委員が御指摘のとおり、基本的には産業政策の観点から経済産業省としては行うものでございまして、産業としていかに自立的に発展していくこ...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の法改正に当たりまして、経済産業省といたしましては、百九十四ある、そういうところに極力出向くという前提で作業をしましたけれども、人的な制約もあって一部には行けていない、それが実情であります。したがいまして、今先生から実際の現場の生の声、そういう実情があったこと...全文を見る
○平沼国務大臣 先生御指摘のように、私は悲観的な暗い部分だけではないと思います。  それは、やはり量よりも質を求めるという風潮は確実にこの日本の中で起こってきておりまして、先ほどプラスチックの食器の例も出ましたけれども、やはりそういう木のぬくもりですとか、伝産品の、そういう非常...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員御指摘のとおり、非常にあらゆる面で低下傾向にある、これは事実でございます。  その要因は何か、こういうことでございますけれども、バブル崩壊後の十年にも及ぶ経済的不況の中で、伝統的工芸品産業をめぐるさまざまな要因から、伝統工芸品の売り上げが低迷するとともに...全文を見る
○平沼国務大臣 全国、今百九十四品目、そういう形で指定されておりますけれども、やはり伝統的工芸品というのは一つの核がありまして、そしてそれは余りはやり廃りに影響されない、そういう原型的なものがあります。私は、これはこれでやはり核として大切に育てていかなければならないと思っています...全文を見る
○平沼国務大臣 確かにバブルの崩壊等もありました。そういう形で、なかなか日本の経済というものが安定的な回復基調に乗らなかった、こういうことが伝統産品に関しても大変厳しい状況、こういうものを現出していた、このように認識しております。  そういう意味で、今御指摘のように、伝統工芸品...全文を見る
○平沼国務大臣 今局長から御答弁したような前提がありますけれども、産地の皆様方の総意という形で私どもの方にそういう意思が伝わったら、私どもとしては検討させていただく、こういうことに相なると思います。
○平沼国務大臣 今、松田副大臣からお答えしたのが基本だと私は思っております。やはりこういう伝統的な技能、技術、こういうものを後世に伝えるということは非常に大切なことだと思っております。それはあくまでも産業の中でやっていただくということが建前でございますけれども、地方からもそういう...全文を見る
○平沼国務大臣 伝統的工芸品産業の振興に取り組む例を今お出しになられましたけれども、地方自治体、そういうものを具体的に支援できないかどうか、やるべきではないか、こういうお話だったと思います。  国といたしましては、伝産法のもとで指定された伝統的工芸品については、産地が作成する計...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  まず、御指摘の、今回の法改正によって支援メニューが多くなって産地はどのメニューを使ってよいかわからないのではないか、こういうような御意見があったということでございます。  今回の法改正においては、例えば、若手事業者のグループによ...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生御指摘のような補助制度についてでございますけれども、伝統的工芸品産業施策の基本というのが、産業の自立的な発展を促して、国や地方公共団体はこれを側面的に支援することにある、こういうことを踏まえますと、今おっしゃったように、産地組合が一元的に製品を買い上げると...全文を見る
○平沼国務大臣 基盤技術研究円滑化法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、国際競争がますます激化する中で、我が国産業の国際競争力を支える産業技術力の低下が懸念されております。このため、我が国における産業技術力強化のための基盤技術...全文を見る
03月30日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○平沼国務大臣 これまでの我が国の技術開発というのは、市場や目標が明確であったキャッチアップ型の時代には比較的有効に機能してきたと思っております。しかし、新事業、新市場を創出するプロダクトイノベーションが必要となる昨今、制度の細分化やふくそう化に伴う資源配分の硬直性等から、総合的...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに分析という中でそういう評価もあるかもしれませんけれども、やはりライバル会社が組合をつくってやるから効果が上がらないということは一概に言えないと私は思います。  したがって、今燃料電池なんかを例にとられて、余り見るべきものはなかった、こういう御指摘ですけれど...全文を見る
○平沼国務大臣 風力発電のことで大変詳しい山田先生からの御意見を承りました。ただ、これまでサンシャイン計画でやってきた、それが全くゼロであったというような御評価というのは、私は非常に残念な気持ちで聞いているわけであります。  確かに、ドイツでありますとかデンマークというのはそこ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、山田先生から米国のNSF、全米科学財団、この例が挙げられまして、日本もこのように統合して技術開発を行うべきではないか、こういう御指摘でございました。  NSFというのは、バイオやITを初めとする幅広い研究分野を対象に、大学機関に対する基礎研究を中心に助成を行...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、総合科学技術会議というものも発足をして動き出しておるわけではございますけれども、私も総務大臣もそのメンバーでございまして、そして、総理大臣が中心になって国の基幹的な問題についてそこで方向を決めていく、こういうことになっておりますから、私どもと総務大臣と一応...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま鈴木先生から、具体的な数字をお示しになられまして、日本の技術開発、成果が上がっていないのではないかという御指摘がございました。  今委員の示された数字というのは、やはりアメリカのひとり勝ちのような、そういう数字でございまして、そのほかの国は大体日本と横並...全文を見る
○平沼国務大臣 大変力強い御指摘をいただいたと私は思っています。  国民が豊かな暮らしを享受する、それには、新しい産業を創出し、それを発展させていかなければならないと私は思っています。そういう意味では、技術フロンティアの開拓への取り組みとともに、今御指摘の原子力のような我が国の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今、肥田委員御指摘のとおり、近年我が国の国際競争力の低下が、今具体的な数字をお示しになられましたけれども、各方面から指摘されております。国際競争力強化の源泉である産業技術力についても低下が懸念されているわけであります。  具体的に...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  総合科学技術会議は、今おっしゃった科学技術政策推進の司令塔として、省庁間の縦割りを排しまして具体的な政策を主導するため、本年一月に発足をいたしました。私もそのメンバーの一人であります。  同会議における議論を踏まえまして、本日、科学技術...全文を見る
○平沼国務大臣 省庁といたしましては、私ども、それから文部科学省、総務省、国土交通省、それからあと、データがありますが、厚生労働省等、大体、ライフサイエンスでありますとかITでありますとかそういった科学技術、それに関連する省庁はみんな入っているわけでございます。  後で詳しく全...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと先ほどの件で、今手元に参りましたので。  総合科学技術会議というのは、担当大臣が科学技術担当大臣、この人が進行役でございます。具体的に言うと、笹川大臣が司会進行をいたします。それに官房長官と総務大臣と経済産業大臣、それから財務大臣、これが内閣のいわゆる主...全文を見る
○平沼国務大臣 肥田委員から大変前向きの御提言をいただいたと思っております。  やはり大学生以下の青少年に対して、科学技術の基盤になってもらうような方策というのは私は非常に必要だと思います。  御指摘のように、文部科学省が主体的にやることは教育でございますから、それは必要だと...全文を見る
○平沼国務大臣 子ども国会に対しましては、肥田先生も大変積極的にお取り組みで、今おっしゃったように二回、去年も開催をした。こういうことで、産業技術に関するテーマというのはまだ取り上げていないということで、私はぜひ取り上げていただいて、そういう企画があれば、経済産業省としてもいろい...全文を見る
○平沼国務大臣 まず最初の、特許権の売却などによる残余財産の分配、回収、この問題でございます。特許権の売却などによる残余財産の分配、回収の方法についてですが、基盤センターが出資した研究開発会社等が研究成果として得た特許権や研究施設資産については、客観的に評価した上で適切な価格での...全文を見る
○平沼国務大臣 日本は、人的資源はあって天然資源のない国でありまして、そういう意味で、科学技術というものがやはり一番大切な分野だ、こういう認識で、科学技術創造立国、これがナショナルゴールになっていることは事実です。そして、従来は、科学技術力というのは総合力で、いろいろな外国の評価...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  現行の基盤センター制度の検証についてまずお尋ねでございますけれども、これまでの基盤センター制度を客観的に検証するため、昨年九月から十二月にかけて、産業技術審議会総合部会と電気通信技術審議会総合政策部会に合同専門委員会を設置いたしまして、外...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  新しい基盤技術研究支援制度の運用におきましては、戦略性、効率性を確保し、最新の技術動向を反映させることがかぎだと思っております。そのため、経済産業大臣と総務大臣が、おのおのの所管分野の動向に応じまして、共同で新制度の運用の方向性を示す基本...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  センターからの出資について、制度設計上問題があったのではないかとの御指摘でございます。  センターの出資制度は、民間企業に対する出資によって、比較的自由で柔軟な研究活動を可能として、その中で十分な研究成果を上げてきたもの、私どもはそうい...全文を見る
○平沼国務大臣 センターの欠損金に関する責任についてのお尋ねでございますけれども、センター出資制度というのは、これまで有形無形の知的資産の形成等の成果を着実に上げ、我が国の産業技術力強化に重要な役割を果たしてきております。その意味で、センターの制度は総体的には私は成功したものだ、...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどお答えをいたしましたけれども、私どもといたしましては、確かに、特許料の収入というものを期待いたしましてこういう仕組みを構築いたしましたが、いろいろな理由でそれが伸びずに、そして回収ができなかった、こういう事態に相なりました。しかし、ある面では、研究開発という...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘のように、歴代のトップというのは経団連の会長が兼ねている、その責任はどうかというお話でございますけれども、我々といたしましては、やはりその与えられた中で一生懸命努力をしていただいたことは事実でございますし、もしそういう責任ということであれば、それぞれ独自に...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生から四点についてのお尋ねでございます。  昭和六十年の制度成立の趣旨をどのように果たしてきたか、基盤センターの設立趣旨がどのように果たされているか、こういうお尋ねだったと思います。  将来の我が国の国際競争力について懸念される中、我が国の研究開発の大宗...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  昨年十月に総務庁が取りまとめました新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDOに対します特殊法人に関する調査結果報告書においては、議員が御指摘になられたような調査結果をいただいたところでございます。  産業技術研究開発においては...全文を見る
○平沼国務大臣 三点のお尋ねでございます。  当省所管の特殊法人及び特別認可法人は十六法人ございまして、これら法人の常勤役員数は、全体で百二十九名となっております。このうち、当省から常勤役員に就任している者は三十八名、二九%でございます。なお、五年前の平成七年度には、当省主管の...全文を見る
○平沼国務大臣 私、昨年の七月から就任をいたしましたけれども、課長級についてはそのような経験を持っておりません。
03月30日第151回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油は、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給の確保は我が国のエネルギー政策の根...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中山議員にお答えをさせていただきます。  上流、下流、こういうことに関して政府が一貫して取り組むべきではないか、アラビア石油の例を説かれまして、そして、政府は今後どういう形でこのエネルギーの対策を進めていくか、こういう御質問だったとまず第一に思います。...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  気候変動問題というのは、全世界的に積極的に取り組むべき課題だと私は思っております。また、我が国の経済及び国民生活とも、委員御指摘のように、密接にかかわっている重要問題、このような認識を持っております。  このため、経済産業省とい...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の産業競争力の低下について、どこに原因があるか、こういうお尋ねでございますけれども、委員御指摘のとおり、近年我が国の国際競争力の低下が各方面から指摘をされており、国際競争力の源泉である産業技術力についても、その低下が懸念されております。  具体的には、情報通...全文を見る
○平沼国務大臣 やはりこの九〇年代の十年で日米の差が非常に大きく出てきたといったところは、今委員御指摘のように、国から民間へのサポート、そういう面もファクターとして私は考えられると思っております。  そういう観点からも、いわゆる技術力向上、研究開発、そういう面に対して、やはり民...全文を見る
○平沼国務大臣 NTTの監督につきましては総務省の所掌に属する、このように認識をしております。ただし、経済産業省といたしましては、経済の活性化の観点から、ネットワークサービスがより低廉な価格、より高度な品質で利用者の多様なニーズを踏まえて提供されるための競争環境の整備が重要である...全文を見る
○平沼国務大臣 今総務省からも御答弁がありましたし、私からも答弁をいたしましたけれども、一つの大きな、御指摘のような流れの中で、私どもとしては、慎重に見守り、そしてそれに対処していきたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 新しい基盤技術研究支援制度の運用に当たりましては、戦略性、効率性を確保しまして、最新の技術動向を反映させることがかぎになると思っています。そのため、経済産業大臣と総務大臣が共同で最新の技術動向に応じて新制度の運用の方向性を示す基本方針を策定し、例えばバイオテクノロ...全文を見る
○平沼国務大臣 基盤センターの従来制度についての御質問でございますけれども、同センターは、将来の我が国の国際競争力低下に対する懸念から、委員御承知のように、我が国の研究開発の大宗を占める民間企業を活用して我が国の基盤技術の向上を図ることを目的として、昭和六十年に基盤技術研究円滑化...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、技術というものに対してその評価というものは、いろいろな観点があると私は思っています。ですから、その技術を高めてそして新しい技術を確立するということは、なかなか一〇〇%評価が出るものではない。ですから、一見むだに見えても、そういうことをやることによっていわゆ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁でも、その点、私から触れさせていただきましたけれども、やはり国民の大切なそういう財産というものをNTTの配当という形で基盤技術の確立につぎ込んできた、そのことは事実であります。  したがって、その辺のいわゆる重要性、大切さということは我々も認識してい...全文を見る
○平沼国務大臣 新制度における支援の形態についてのお尋ねでございますけれども、民間の基盤技術研究の促進、そういう基盤法本来の目的の達成のためには、新制度においても引き続き民間事業者の発意及び創意が最大限に発揮できるものとすることが重要であると私は認識しています。  他方で、IT...全文を見る
○平沼国務大臣 今、田中委員御指摘のとおり、やはり民間の活力というものを最大限に引き出す、そういう趣旨でございますので、そのような形で私どもは周知徹底していきたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 プロジェクトの採択等に関する評価委員会についてのお尋ねでございますけれども、田中先生御指摘のとおり、研究開発の評価の公平性及び透明性の確保は極めて重要だと私どもも認識をいたしております。このため、新制度におきましては、公募した研究プロジェクトの採択等に当たりまして...全文を見る
○平沼国務大臣 前の御答弁をさせていただいた中で、私どもの管轄をしているNEDOの中に、そういう形で外部の学識経験者から成る運営委員会の設置というのが法定をされています。そういうことで、私どもとしては、ある種法定の根拠があるんではないかと思っておりますけれども、今、田中委員の御指...全文を見る
○平沼国務大臣 NEDOの業務の増大、そしてその合理化、それについてのお尋ねだと思います。  NEDOは、田中先生御承知のように、昭和五十五年、石油代替エネルギーの開発及び導入の促進に関する法律、代エネ法、こういうふうに言っておりますけれども、それによって設立をされました。以来...全文を見る
○平沼国務大臣 田中先生が、幾つかの中小企業の非常に優秀な技術、このことについて言及をされました。私も同様な認識を持っておりまして、田中先生と非常に親しい御関係だと聞いておりますけれども、石原慎太郎都知事も、こういう中小企業の持っている大変優秀な技術、このことに着目して、いろいろ...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業が置かれている立場というのは大変厳しいということ、私も認識を一にしているところであります。  ただ、中小企業対策について、所管の大臣としてあえて言わせていただきますと、そういう大手金融機関等の、先生御承知のように、大変貸し渋りが起こりました。日本の経済の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  基盤技術研究円滑化法制定のきっかけとなった、今、達増先生指摘の技術ただ乗り論については、我が国の現状について若干説明をさせていただきたいと思います。  いわゆる技術ただ乗り論は、基本的には、我が国が実用化に向けてすぐれたパフォー...全文を見る
○平沼国務大臣 これまでの基盤センターの出資制度においても、そのプロジェクトの多くが大学や国立研究所の研究者からの指導を受けまして、また総計約二百四十名ものポストドクターを受け入れて、産学の人材交流を図りつつ研究開発を実施している等、産学官連携の先駆けとして評価もされてまいりまし...全文を見る
○平沼国務大臣 新たな委託制度が、従来の基盤センター出資制度及びNEDOの既存の委託制度である産業技術開発制度とどのように異なるかという点だと思います。  従来の基盤センター出資制度につきましては、民間の基盤技術研究を促進するという観点から、これまで、国際電気通信基礎技術研究所...全文を見る
○平沼国務大臣 商店街との対比を言われましたけれども、今回は、やはり基盤技術というものを伸ばしていかなければならない。そのためには、大企業のことだけをおっしゃいましたけれども、中小企業も含めてそういう形で基盤技術が進展するように、そのために、得られた成果というものを受託者側に果実...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁にも触れさせていただきましたけれども、我が国のバイ・ドール法というのは、何も大企業をすべて優先してつくったわけではございませんで、そういう意味では、日本のいわゆる企業の大宗を占めている中小企業、ここにも十分配慮をしてつくっているわけでございます。そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに我が国の企業の九九・七%は数の上では中小企業でございますし、雇用も七二%を超える、そういうものを中小企業が受け持っていただいています。ですから、中小企業は言ってみれば日本の経済の基盤を支えている、こういうことが言えると思います。  今、実際のグラフで示され...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川委員が、今大企業優先という形で、日立製作所等の五十億を超える研究費を列挙されましたけれども、私は十一年間、大企業と言われている日東紡績という企業に所属をしておりまして、そこで技術開発にも従事した経験を持っております。  日本の場合には、アメリカの産業構造と若...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  研究開発における女性の活用につきましては、平成六年に日本学術会議から、女性科学研究者の環境改善の緊急性についての提言がございまして、重要な課題であると私どもは認識しております。また、研究開発におけるテーマや視点の多様性の確保という...全文を見る
○平沼国務大臣 大島委員御指摘のように、ベンチャー企業は一般的に物的担保が乏しいわけであります。そして、民間金融機関から融資が受けにくい状況にあることも事実だと思います。こうした観点から、政府といたしましては、日本政策投資銀行におきまして、新規性のある事業を行うベンチャー企業が特...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○平沼国務大臣 石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油は、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給の確保は、我が国のエネルギー政策...全文を見る
04月04日第151回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 福山先生からの御質問は三点でございました。  今後の京都議定書に関する取り組みについてお尋ねでございますけれども、世界最大の二酸化炭素排出国である米国が京都議定書の枠組みから抜けるということは、国際的な気候変動問題への取り組みの実効性を大きく損ねるもの...全文を見る
04月05日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 伝統的工芸品産業の振興に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  伝統的工芸品産業は、我が国の伝統的な技術や文化を今に伝える日本固有の産業であり、我が国製造業の原点として、また、地域における産業の象徴と...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○平沼国務大臣 冒頭、そこの記者会見でちょっと時間がおくれましたことを、まずおわびをさせていただきます。申しわけありませんでした。  石油業法につきましては、石油精製業の事業活動を調整し、我が国における石油の安定的かつ低廉な供給を確保するために、昭和三十七年に制定をされました。...全文を見る
○平沼国務大臣 米国は、世界の二酸化炭素排出量の四分の一を占める最大の排出国であります。国際的な気候変動問題への取り組みの実効性を確保する上で、米国の参加というのは極めて重要だと認識しております。このため、私といたしましても、今般の米国の方針表明が気候変動問題に対するこれまでの国...全文を見る
○平沼国務大臣 石油業法につきましては、貿易の自由化、外貨割り当て制の廃止に際しまして、脆弱でありました石油産業に重大な悪影響が及び、石油製品の安定的な供給に支障が生ずることが懸念されましたことから、御承知のように、昭和三十七年に制定をされました。  以降、石油業法に基づきまし...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、石油公団は、昭和四十二年に設立されて以来、石油開発企業に対して累計で二兆八百四十四億円の出融資を行ってまいりました。その結果、昭和四十二年当初、日量二十七万バレルだった自主開発原油の輸入量は、御指摘のように日量六十五万バレル、原油総輸入量の一五%を...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国は、一次エネルギー供給の五二%を石油が占めるといった供給構造になっているわけであります。こうした中で、長期安定的に一定量の石油を確保できる自主開発の推進というのは、エネルギーの安定的供給上極めて重要である、このように認識をし...全文を見る
○平沼国務大臣 中津川委員御指摘のように、私の地元でも、友人がガソリンスタンドの経営者で、大変厳しい状況に置かれています。一生懸命多角化をしようといって、釣り具店を併設したりして努力をしているわけでございまして、御指摘のとおり、今置かれている環境は非常に厳しい、私もそういう認識を...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  気候変動問題というのは、全世界的に積極的に取り組むべき課題だと思っております。その際、世界最大の二酸化炭素排出国である米国の参加が国際的な気候変動問題への取り組みの実効性を確保する上で極めて重要なことだ、このように認識しております...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国は、過去の石油危機の経験を踏まえまして、非中東産油国からの輸入の促進や非中東地域における自主開発の推進等を通じまして、原油の輸入先の多角化努力を行ってまいりました。その結果、これは委員もよく御承知だと思いますけれども、石油の中東依存度は、一九八〇年代後半には...全文を見る
○平沼国務大臣 天然ガスを利用したLNG火力については、環境特性にすぐれ、また、近年の技術進歩の結果、改良型ガス複合発電、ACCと言っておりますけれども、これは熱効率が大幅に向上して、燃料コストが低減しているなどの特性を有しており、積極的な開発が期待されるものだと思っています。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 電力会社が、毎年年度末に経済産業省に届け出る供給計画、各電源の経済性、供給安定性、それから運転特性及び環境特性といった点などを考慮いたしまして、必要な供給力を確保する計画となっています。御指摘のとおり、石炭火力の発電電力量に占める比率は、平成十一年度の一六・七%か...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに委員御指摘のように、エネルギー政策というのは戦略性がなければならないと思っています。そういう意味で、人的資源だけで天然資源のない我が国というのは一生懸命にエネルギーの確保に努めてきまして、私は、これまでの歴史を振り返っても、ある戦略を持ってやってきたことは事...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、それぞれの企業の体質というものがありまして、また、日本的なそういう一つの基盤の中でやはり集中的にできなかった、こういうことが私はあったと思います。  そういう意味では、確かに、分散をして、そして集中的に大きなことが展開できずに、その結果、和製メジャーが育...全文を見る
○平沼国務大臣 実は、私の父親が大協石油というところでずっとサラリーマンをしていました。  日本の石油業界というのは、戦前の一つの体制を引きずってきた、そういう背景があります。そういう中で、群小の石油会社、それがある程度集積をして、それなりの規模の石油会社になった。そういう中で...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団は、石油の安定供給確保のために、大きく分けて二つの事業を実施いたしております。  まず、国家備蓄をみずから管理するとともに、民間備蓄に対する支援を行っております。また、自主開発については投融資、債務保証等を通じた支援を行っておりまして、この両方とも、我が...全文を見る
○平沼国務大臣 今、中山副大臣から、現時点では一%、これを二〇一〇年には三%にしていきたい、こういうことでありました。  確かに、今の風力にいたしまても太陽光発電にいたしましても、気候に左右されるとかまだコストが高い、こういう制約条件があります。しかし、欧米の例を見ますと、例え...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  そういう意味で、やはりエネルギーをいかに有効に使うか、そしてまた、こういう地球環境が二十一世紀の最大の課題になっているときに、エネルギーに対して若い小さな世代が問題意識を持つということは、これははかり知れない効果を持つものだと私...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  これまで、我が国の経済社会活動の基盤である石油の安定供給を確保するため、石油業法に基づく精製業の許可制、需給調整規制を実施してまいりました。  こうした規制については、段階的に緩和をしてきております。昭和六十年以降実施をしてきて...全文を見る
○平沼国務大臣 お尋ねの国家備蓄会社における当省出身者は、平成十三年の四月現在で、役員総数五十九名のうち十名となっております。国家備蓄会社におきましては、巨大な施設や大量の原油を火災、油濁防止に細心の注意を払いつつ、各種法令を遵守して維持管理をする業務に加えまして、地域社会や関係...全文を見る
○平沼国務大臣 今御報告いたしましたように、実数としては十名、そういうことになっております。そして、これから、行政改革、そして公務員、そういった問題に関して非常に政府も挙げて取り組む、こういうことになっております。  確かに、公務員のライフサイクルの面からいいますと、多少時間が...全文を見る
○平沼国務大臣 大森先生にお答えをさせていただきます。  石油製品販売業は、ガソリン、軽油、灯油等の石油製品を消費者に対して直接供給する立場にありまして、消費者のニーズを的確に把握しつつ、できるだけ効率的に石油製品を供給することが求められている一方、緊急時においても消費者に対し...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のとおり、今石油販売業者というのは大変厳しい局面に立ち至っているということは御指摘のとおりだと思っております。  平成八年の特石法廃止による輸入自由化等に伴うガソリンの大幅の低下がございました。例えばレギュラーガソリン...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国といたしましては、二度にわたる石油危機の経験を経まして、石油依存度の低減に努力をしてきたところでございます。その結果、石油の依存度は第一次石油危機の約七七%から九九年度の約五二%へと低減をしております。  しかし、他方、石油は経済性、利便性の観点から、今大...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  近年、国際石油市場の発達、欧米メジャーズの再編に代表される石油産業のグローバル化、それが進展する中で、これまで規制緩和が進められてきたところですが、特に我が国石油産業は、石油製品の輸入が自由化された平成八年以降、従来にない厳しい経...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国のエネルギー政策においては、環境保全は御指摘のように重要な課題であると思っております。特に、COP3の合意を踏まえて、エネルギー起源の二酸化炭素排出量を二〇一〇年度には九〇年度と同水準に抑制すること、これを目標にしているわけであります。  このため、近時の...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギーに属するものは、午前中からの質疑の中にも出ておりましたけれども、例えば風力発電でございますとかあるいは太陽光発電でございますとか、いわゆる化石燃料ではない、そういうエネルギーを総称して新エネルギーと言うと思っております。  したがいまして、私どもとし...全文を見る
○平沼国務大臣 確かにそういう重要な問題、それは御指摘の中に含まれていると思いますけれども、我々現実には世界第二位の経済大国で、工業立国であります。そして、国民の生活が安定をして、国民が文化的な生活を享受するためには、やはりエネルギーという問題は現実に即して考えていかなければなら...全文を見る
04月10日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のように、伝統的工芸品産業というのは、我が国の伝統的な技術や文化を今に伝える我が国の貴重な私は財産だと思っております。最大限やはりその振興を図っていかなければならない。  ただ、今委員御指摘のように、委員御指摘のそういう背景の中で生産額や企業...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げます。  有明海のノリの不作によりまして悪影響を受けた関連中小商工業者の方々に対しましては、政府系金融機関、信用保証協会等に対しまして、二月五日付で特別の相談窓口を設置するように指示をいたしました。三月五日付で、返済猶予等既往債務の条件...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) セーフガードというのは、平田先生よく御承知のように、世界の自由貿易、WTOというルールがございますけれども、そのWTOのルールにのっとってその協定上認められている、そういう仕組みでございます。その中に、今御指摘の一般のセーフガードあるいは今タオル工業会の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成八年の綿製ポプリン・ブロード織物の輸入急増に対するセーフガードの発動要請について御質問がございましたけれども、本件は、平成七年の十一月以降の当該品目の輸入増加に関しまして、平成八年の七月に国内関連業界より繊維セーフガードの発動要請がございました。同年...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 局長から。よろしゅうございますか。
○国務大臣(平沼赳夫君) 関係三大臣がございますけれども、その言い回しからいくと私ではないことは確かでございますけれども。そういうコメントが新聞に載ったということは私はちょっと承知をしておりませんし、またそれが本当の真意かどうかということも私はよくわかりません。  ただ、やはり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 繰り返しになりますけれども、これは世界の自由貿易、これを促進をする、その組織でございますWTOの中で正式に認められておりますルールでございますから、そのルールにのっとって我々としては厳正に調査をして、そしてその結果そういう本当に著しい壊滅的な打撃を与えて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平田先生御指摘のように、バブル崩壊後の十年にも及ぶ経済的不況の中で、生活様式の変化等さまざまな要因があったと思いますけれども、残念なことに伝統的工芸品産業を取り巻く環境というのは非常に厳しいものになっているものであります。  今御指摘のこの二十年間の間...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 売り上げの低迷が続いております伝統的工芸品産業においては、御指摘のように需要の拡大を図ることが大変重要だと私どもも認識しております。  今後はこれまで以上に積極的に国内における需要の拡大を図ることはもちろんでございますけれども、近年、欧米におきましても...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先生御指摘のように、まさに中小企業というのは、日本の経済立国そして工業立国、その基盤をなす重要な役割を担っていただいています。  中小企業というのは、言うまでもなく、数でいいますと、事業所を含めると全国に五百万社、そのうちの九九・七%が中小企業である、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の改正では、従来の活用計画を発展的に解消いたしまして、活性化計画及び連携活性化計画を創設することといたしております。  活性化計画につきましては、伝統的工芸品を製造する事業者やそのグループが、需要の開拓でございますとか新商品の開発等に関する斬新かつ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 最初の方は私からお答えさせていただいて、後は松田副大臣にお願いをしたいと思います。  産地プロデューサーとは、みずから産地に入り込んで、産地の事業者とともに新商品の企画、需要の開拓、それから従事者の資質向上等のための取り組みを行いまして産地全体をプロデ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今次の法改正といいますのは、事業者にとって利用しやすい、柔軟でかつ従来より充実した支援制度を整えることによりまして、事業者の意欲的な取り組みを適切に支援をいたし、伝統的工芸品産業のさらなる活性化を図ろうと。  確かに、今、西山委員御指摘のように、法改正...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 伝統的工芸品産業の振興に関する法律は、一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、またはその製造に従事している者であること等、一定の要件を満たす工芸品について伝統的工芸品として指定をいたしまして、その産業を振興するものであります。  具体的には...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、西山先生から、京都の伝統産業、このパンフレットを見させていただいて、さすがに千二百年都であった京都というのはこれだけたくさんの伝統産業があるんだなとつくづく感心させていただき、また大変すばらしいものがあるなと、こういうふうに思わせていただきました。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員が言われました、手で触れたり、また学校の教育現場で授業を通じて周知を徹底する。  ちょっと話が横道にそれるかもしれませんが、私の地元の伝統工芸産業として備前焼があります。その備前焼の窯元を訪ねますと、外人の方が一生懸命学んでいるわけですね。そういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山下先生御指摘のとおり、仏壇につきましては、昨年、当時の通商産業省から大蔵省関税局に輸入統計品目表に追加するように要望を行わせていただきまして、本年一月から統計に追加されたところでございます。  表もいただいておりますけれども、同統計の本年一月、二月の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点に関しましては計画の認定時に具体的に審査することとなると思いますけれども、今お話がございました別府竹細工の計画につきましては、産地の意欲ある事業者の方々が海外での販路開拓を図るという前向きな取り組みでありまして、活性化計画の対象となり得るものと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当然、この趣旨は国とそして地方が共同で補助事業を行うと、こういうことでございますので、国といたしましても、今具体的なこういう別府の竹細工の例がございますと、当然県と国と意思の疎通を円滑にして、そして共同でこれの支援をする、こういうことは当然のことだと、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、水野先生はイタリアの例を引かれました。北イタリアで絹の産地であるコモ湖周辺、こういったところが非常に有機的に結合されておりまして、それがヨーロッパを代表するブランド商品に結びついて非常に発展を見ている、そういったことは確かにイタリアで数多くある例だと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変先生懐かしいさくら丸のお話をしていただいて、私も記憶がございまして、さくら丸の仕事に従事するたまたま知人がおりまして、そしてその出港を見送ったことがあります。その出港に際して、船内に入りましたら、当時の日本の産業産品、それから伝統工芸の産品もずっと陳...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 渡辺先生御指摘の文化の伝承というのは本当に大切なことだと思っております。  私の地元の例を出させていただきますと、伝統工芸産業、備前焼というのがございまして、そこには人間国宝がおられます。それがおられることによって非常に全体の備前焼という産業の質を高め...全文を見る
04月11日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○平沼国務大臣 一つのことといたしまして、平成八年に特石法が廃止をされまして、不正軽油という問題が社会問題化しているという事実がございます。このことは大気汚染上からも非常に大きな問題があるということで、これは一つの問題点だったと思っています。  しかし、そういう中で、特石法自体...全文を見る
○平沼国務大臣 脱税軽油の問題といいますのは、基本的には税務当局の問題であると認識をいたしております。軽油引取税の脱税額全体は把握はいたしておりませんけれども、軽油脱税の一形態である、軽油を輸入しながら軽油引取税を滞納したまま意図的に会社を倒産させる手口による脱税額につきましては...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう事態であるということは経済産業省も認識をいたしております。  ただ、先ほども申し上げましたように、脱税という問題はやはり総務省が所管をしているわけでございまして、私どもとしては、それに全面的に協力をしながらそういった不正に対して対処していかなければならな...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員から、届け出制を義務づけたらどうだ、こういう御指摘がございました。  税法に基づく納税義務を履行しない脱税問題については、先ほど申し上げましたように、基本的には税務当局が対応すべき問題であると認識しております。現に今国会において、現在、特に大きな問題となっ...全文を見る
○平沼国務大臣 脱税防止に関しましては、繰り返しの答弁になりますけれども、主体的にはやはり税務当局が厳正に対処すること、こういうことになると思います。  しかしながら、御指摘のように、我が省も全面的に協力をしてその実を上げていかなければならないと思っておりますので、今御指摘の点...全文を見る
○平沼国務大臣 一つは、今後の石油産業の制約要因といたしましては、可採埋蔵量が、常に言われてきたところでありますけれども、四十年程度ということで、資源として限りがある。また、二酸化炭素の排出等によりまして環境への非常に大きな負荷がかかる。また、それが特定地域に賦存しておりまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどのお答えの中にも、石油メジャーのトップの、恐らくこういうことで将来性がないと言われた中に、新エネルギーというようなことも私は言わせていただいておりますけれども、やはり、化石燃料にかわる新エネルギーの導入ということは、日本のみならず、世界共通の非常に重要な課題...全文を見る
○平沼国務大臣 前の委員会でも、山田先生から、風力発電に対してドイツの取り組みの御紹介がございました。確かに、ドイツというのはそういう形で非常に、法律までつくってぴしっと対処しています。ですから、御指摘のような方向というのは一つの方向性を示していることだと思っております。ただ、既...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、中山委員御指摘のように、先ほどの山田先生の御質問にもありましたけれども、自由化をするというような過程の中でそういう弊害が起こってきていることも事実であります。  今般の石油関連法案においては、安定供給を担う我が国石油産業...全文を見る
○平沼国務大臣 自由化を進めるに当たってやはりいろいろな問題点がある、こういう御指摘でございました。  確かに、国民にエネルギーを安定的に供給する、これを確保することは非常に大切なことだと私は思っています。そしてまた、安価に、そして利用しやすい、こういう体制をつくるということが...全文を見る
○平沼国務大臣 石油というのは値段の乱高下があるわけでございまして、直近の例で申し上げますと、これは中山先生よく御承知のことだと思いますが、一九九九年の三月より約一年にわたるOPECの生産削減と、世界的ないわゆる石油需要の増大を背景といたしまして、急激に高騰をいたしました。これは...全文を見る
○平沼国務大臣 天然ガスというのは、CO2の面からいきましても、非常に将来有望なエネルギーだと私は思っております。エネルギーセキュリティーの観点からいいますと、そういう意味では二十一世紀の有望なエネルギー源だと思っています。  天然ガスというのは、インドネシア、オーストラリア、...全文を見る
○平沼国務大臣 今私から申し上げましたように、このサハリン沖の天然ガスの主体的な会社がパイプラインを開始するのは二〇〇三年で、日本の市場を想定しているのは二〇〇八年でございますから、中山先生御指摘のように、十年ぐらいかかる問題であります。  そしてまた、我が国の今のエネルギー事...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、やはり二十一世紀のエネルギー、それを考えたときに、原子力発電というのはやはり否定することはできない。今御指摘のように、主要な電力源としてその地位を保ち続ける、私はこういうふうに認識しております。  これは、もう常に申し上げていることですけれども、原子力...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、中山先生御指摘のとおりだと思っています。そういう中で、これも繰り返しになりますけれども、やはり原子力に対するアレルギーというのは、今御指摘のチェルノブイリのああいう本当に危機的な事故、こういうものがやはり非常に大きな影響を与えていると思います。  そういう...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の韓国と中国の件といいますのは、韓国が、中国が主たる輸出国であるニンニクについて、暫定措置期間終了後、関税の全面引き上げを内容とする確定措置を発動した後に、中国が韓国製携帯電話等の輸入禁止措置をとった、このことでございます。  その後、韓国と中国の間で協...全文を見る
○平沼国務大臣 石油の安定的な確保、その観点から、従来、石油業法等に基づきまして需給調整等の規制を実施してまいったところでございます。これにより、国内に精製能力を有する石油会社を育成するとの目標を果たした反面、今御指摘の石油産業における競争がある程度抑制された、そういう面があった...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の石油の中東依存度は、今北橋委員御指摘のとおり一九九九年度で八六%、非常に高い水準にあるわけでございます。他方、我が国の自主開発原油の中東依存度というのは六五・四%となっておりまして、我が国の原油の総輸入に占める中東依存度に比べれば低い水準にはなっております...全文を見る
○平沼国務大臣 現在、石油公団におきましては、中立的な外部有識者から成る経営諮問会議において、石油公団の業務改善のあり方について意見を伺っており、さらに、探鉱投融資プロジェクトの審査につきましても定量的評価を導入し、効果的かつ効率的な自主開発に努めてまいります。  以上に加えて...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点があるわけでございますけれども、石油公団の経営諮問会議、委員といたしましては、これは北橋先生もよく御承知だと思いますけれども、例えば、委員長には商法の権威であります学習院大学法学部の前田教授でございますとか、あるいはそれぞれ委員には、企業会計の専門家でい...全文を見る
○平沼国務大臣 事業の採算性が見込めないことから整理をすることといたしました十三社につきましては、すべて事業終結の承認を完了しているところでございます。  石油公団では、事業の見きわめが可能なすべての出融資先会社に対しまして、毎年キャッシュフロー分析による見直しを行っており、採...全文を見る
○平沼国務大臣 既発見油田の資産買収は、探鉱案件のように試掘の結果全く石油、天然ガスが存在しないというリスクはないものの、事前評価の結果どおりに埋蔵量が確保できない場合、あるいは油層のトラブルによる原油回収率の予想外の悪化等の地質リスクというものが存在しています。また、既にある程...全文を見る
○平沼国務大臣 田中先生から、きょうはちょうど江戸城の無血開城の日であった、またさらにはメートル法の記念すべき日であった、非常に勉強させていただきました。  今御指摘の新エネルギーの導入というのは、私は、日本だけではなくて全地球的に見ても非常に重要なことだと思っております。今、...全文を見る
○平沼国務大臣 今回御審議をいただいておりますこの法案は、石油及び天然ガスの安定的な供給、これを確保するための法案でございます。  今御指摘のオゾンホールの拡大でございますとか、CO2排出を伴う化石燃料が起因している地球温暖化、そしてまた今非常に大きな問題となっております大気の...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の山田先生との御質疑の中で、悪質業者によります非常に質の悪い軽油の問題が、一方では大気汚染を促進している、また一方では大変な脱税が行われて国庫に入るべき貴重な税収というものがここで遮断をされてしまっているということで、私は、この脱税行為に関しましては、やはり...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、田中先生御指摘のそういう面はあると私は思います。今御答弁をいたしましたけれども、そういうことも含めて、京都のCOP3で議長国を務めた我が国でございますから、そういう問題意識を持ちながら、省内でこの問題はどういうふうに対処すればいいか、前向きに、積極的に検討...全文を見る
○平沼国務大臣 石油を主要なエネルギー源といたしまして、そのほとんどを輸入に依存している我が国においては、今まで御議論が出たわけでありますけれども、天然ガスや原子力等の石油代替エネルギーの開発導入は極めて重要な課題だと思っています。また、我が国といたしましては、過去の石油危機の経...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど御答弁をいたしましたように、石油公団の名前もやはり変えていく、そういう時代の流れの中にあると思います。そういう中で、私どもとしては、今の田中先生の御指摘も政治家として踏まえさせていただきまして、最重要課題として検討させていただいて、なるべく早い時期に実現をす...全文を見る
○平沼国務大臣 第三者機関で、やはり開かれた時代、こういう観点からそういう手法を取り入れたらどうか、こういう御指摘であります。  先ほどの質疑の中でも私は答弁をさせていただきましたけれども、現在、石油公団におきましては、北橋先生の御質問に対しての答弁と同じになると思いますけれど...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう御指摘の点も確かにあると思います。  しかし、今私が御答弁でるる申し上げましたように、いろいろなチェック機能も設け、また経済産業大臣もそこに関与をしながら、そして国民の皆様方に対して迷惑がかからない、そして不信感を抱かれない、そういった体制を構築していく...全文を見る
○平沼国務大臣 私もしつこいようでございますけれども、御指摘の点はよくわかります。  そういう中で、確かに今大臣の任期というのは非常に短いわけでございますけれども、しかし大臣が、私がやめても後はいないということじゃございませんで、やはりしっかりと継承する、引き続き担当する大臣が...全文を見る
○平沼国務大臣 石油開発事業におきましては、産油国政府等との友好関係の構築でございますとか利権交渉、こういったさまざまな課題に取り組むことが不可欠でございまして、組織運営、業務管理に関する幅広い経験、そしてエネルギー分野における識見が必要と考えています。  石油公団や石油公団の...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、公団等に関しては、今までもいろいろ私なりにはチェックをいたしました。そういう形で、御指摘がございますから、さらによくチェックをしてみようと思っています。  やはりこの天下りをなくすという問題というものにはもう一つの側面がございまして、役人の就業体系というも...全文を見る
○平沼国務大臣 当委員会でもたびたび、そういう国家目標に関して日本は明確ではない、例えば米国などは非常に国家戦略にたけた国で、その辺はしっかりしているじゃないか、こういう御指摘があります。確かに、そういう米国に比べては、私どもとしては、エネルギーに対しての国家目標は劣っている、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、田中先生御指摘のように、特に首都圏におきまして顧客の獲得、契約の切りかえ、その競争が激化しておりまして、LPガス販売事業者間または販売事業者と消費者との間でトラブルが増加をしております。  このため、経済産業省といたしましても、LPガスの適正な取引を確保し、...全文を見る
○平沼国務大臣 消費者の中には、供給契約が長期にわたる、契約に当たって情報不足であったり販売業者の不実告知もあり得ることから、訪問販売法のクーリングオフを求める、そういう声があることは承知いたしております。  経済産業省といたしましては、LPガス取引をめぐるトラブルについては、...全文を見る
○平沼国務大臣 これまで、我が国の経済社会活動の基盤である石油の安定供給を確保するために、石油業法に基づく精製業の許可制等の需給調整規制を実施してきたところでございます。こうした規制については徐々に緩和してきておりまして、今御指摘のとおりでありますが、今般の石油業法の廃止も、これ...全文を見る
○平沼国務大臣 平成八年の特石法廃止による輸入自由化等に伴うガソリン価格の大幅低下などによって、例えば、平成六年一月にはレギュラーガソリンで百二十二円、これが本年三月には百四円、こういうような形になっておりまして、全国のガソリンスタンド数も、今、達増先生御指摘のように、平成六年度...全文を見る
○平沼国務大臣 厳しい経営環境に置かれている石油製品販売業界につきまして、公正な条件のもとで競争ができる環境の確保に努めること、販売業界による構造改善のための取り組みを支援していくこと、この二つの方向が重要だ、このように認識しております。  このうち、公正な競争環境の整備につき...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に、ある意味で重要な御指摘だ、このように受けとめております。  石油開発の投融資プロジェクトの新規採択に当たっては、石油公団において、経営諮問会議に毎年の採択方針を諮るとともに、事前に経済産業大臣の承認を得ること、こういうふうにいたしております。これは、ある...全文を見る
○平沼国務大臣 石油というのは、国民経済の発展や国民生活の安定に欠かすことのできない基礎的物資でございます。我が国は、御承知のように、その大宗を海外からの輸入に依存しているところでございます。  我が国の石油の安定供給を確保するためには、市場の動向のみならず、その時々で変化して...全文を見る
○平沼国務大臣 一九九九年からの石油価格上昇の基本的要因といたしましては、先ほど資源エネルギー庁長官からお話がございましたように、約一年間にわたるOPECの生産削減、それから世界的な石油需要の増大、米国における精製能力の不足、そして石油製品需要の季節的変動に合わせた在庫の積み増し...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の石油業法廃止は、これまでの規制緩和の総仕上げとして、精製業の許可制等の需給調整規制を廃止しまして、石油産業がみずから創意工夫を発揮して構造改革に取り組み、強靱な経営基盤を確立できるようにすることを目的としたものでございます。  一方、地球温暖化問題、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 石油自由化の中で、先ほど、エクソンが史上最高の利益を上げた、そういう中で消費者の利益を損なう側面があるのではないかという御指摘でございましたけれども、私どもとしては、石油業法というものを廃止して自由化をしていくことによって、やはり健全な競争力が生まれて、そしてその...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、今回の石油業法の廃止というのは、これまでの規制緩和の総仕上げといたしまして、精製業の許可制等の需給調整規制を廃止いたしまして、石油産業がみずから創意工夫を発揮して構造改革に取り組み、強靱な経営基盤を確立できるようにすることを目的といたしております。  一方...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今御指摘の、昨年の八月の石油審議会開発部会中間報告におきまして、自律的に石油開発事業が進められる中核的な企業グループを育成することが重要である、このことが示されました。  また、中核的企業グループに必要な要素といたしましては、第...全文を見る
○平沼国務大臣 この経緯に関しては、委員会の中で質疑があった、このように私は報告を受けております。そういう委員会の質疑の中で、与謝野通産大臣あるいは深谷通産大臣あるいは橋本総理、そういったいろいろ現地での話し合いの内容等が明らかになっていると思っております。また、そういう内容に関...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、私、当然なことだと思っておりまして、サウジアラビアの要人が来られましたときも、非常に若年人口が多い、いろいろな形での交流も図りたい、こういうことで、我々としては、人的な交流を含め、またIT関連、そういった問題も含めて、両国の関係を緊密にする、こういうことは...全文を見る
○平沼国務大臣 堀内元大臣の御指摘については、今お読みくださいました文芸春秋、私も読んでおります。堀内元大臣の御指摘というのは、大きく分けて、一つは石油公団の審査の強化に関するもの、二つ目は情報開示の徹底に関するもの、三つ目は会計処理に関するもの等があったと私は理解しております。...全文を見る
○平沼国務大臣 今、直近の通産大臣の任期をお示しになりました。私は昨年の七月からでございますので、九カ月目に入ったというようなところでございまして、そういう意味で、継続性、こういうことの御心配の御意見がございました。  しかし、今堀内元通産大臣の御指摘、このことを先生はお出しに...全文を見る
○平沼国務大臣 天下りに関しましては、石油公団に経済産業省出身の者が役員で入っている、そしてまた石油公団の傘下のそういった企業にも、天下りという形で皆さん方が呼んでおられますけれども、経済産業省出身の人たちが働いている、事実であります。  先ほどの答弁で私は申し上げましたけれど...全文を見る
○平沼国務大臣 経済産業省そして石油公団では、石油公団再建検討委員会及び石油公団開発事業委員会の提言を踏まえまして、これまで、石油公団業務の抜本的な改善に努めるとともに、石油審議会開発部会での審議等を通じまして石油開発政策全般の見直しを行ってまいりました。  そうした検討を踏ま...全文を見る
○平沼国務大臣 それは私、今ちょっと触れましたけれども、今現にそういう形で動いています。しかし、特殊法人でございますとか認可法人、そういったものがやはり時代の流れの中で見直さなければならない、そういうことで、橋本行革担当大臣のもとで、今、大綱に基づいて具体的な将来の方向を出してい...全文を見る
○平沼国務大臣 大島委員御指摘のとおり、国家石油備蓄事業を実施するに当たりまして多額の費用を要している、そのことは事実でございます。国家備蓄制度創設当初は、第一次石油危機の経験から、何よりも迅速に備蓄の積み増しを行うことが求められました。限られた財源の中でこれを行うため、借入金で...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生に冒頭にちょっとお願いをしたいわけですけれども、経済産業省を省略して経産省と言っていただいておりますけれども、私どもとしては、経済に主体的な責任を持つということで、省略名は経済省にさせていただいておりますので、ひとつぜひよろしくお願いを申し上げます。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
04月12日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  計量法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  経済活動及び国民生活全般にわたり、常に正確な計量が行われることは必要不可欠なことであり、計量制度は、そのための技術的な社会共通の基盤であり...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○平沼国務大臣 福島委員にお答えをさせていただきます。  御指摘のように、経済構造改革を進めるに当たりまして、やはり新規の産業を起こして、そして雇用を吸収していくというのは非常に必要なことでございまして、それは御指摘のとおりだと私は思っております。  昨年、御承知のように、産...全文を見る
○平沼国務大臣 それじゃ、簡潔にお答えをさせていただきます。  宇田川先生御指摘のように、日本の企業の基盤を支えている、経済の基盤を支えているというのは九九・七%の数の中小零細企業の皆様方です。そこで、構造改革を強力に推進してまいりますと大変痛みを伴うわけでございますから、せっ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、小渕政権のときには、今岡田委員御指摘のように、二兎を追う者は一兎をも得ず、そういう形で、国の膨大な借金を返していくのも経済の成長率を高めることが必要だ、こういうことでありました。  森内閣も、当初は軸足は御指摘のようにそういう形でありましたけれども、今御...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おかげさまで四時間四十分待っておりましてようやく発言の機会をいただきまして、ありがとうございます。  一つは、環境省の川口大臣と私とで自動車メーカーの最高幹部をお呼びいたしまして、そしてこの促進方を強力に依頼させていただきました。  また、今お話がご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  原子力発電に関しましては、今、真鍋先生御指摘のように、やはり二十一世紀の世界のエネルギー、その需給を見てもこれはどうしても必要である、こういうことは確実に言えると思います。  ですから、いわゆるエネルギー資源を持ってい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成十年の未曾有の貸し渋りがございました。その中で、日本のいわゆる経済の基盤を支えていただいている、数でいえば九九・七%を占める中小企業の皆様方が大変な御苦労を強いられたわけであります。  そこで、今、真鍋先生御指摘のように、特別保証制度というものを設...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに今その八千万円ではと、こういうことでございまして、今、一方におきましては、やはり構造改革なき景気回復はない、こういうスローガンで、改革断行内閣ということで小泉総理を中心に一生懸命頑張っております。  その中で、いわゆる金融サイドの不良債権と産業サ...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  国の基幹的なエネルギー政策であるプルサーマル、それに関しましてやはり住民の皆様方に理解をしていただこう、そしてその安全性、そのことについても言及をさせていただこう、こういう思いで、経済産業省がエネルギー広報において実績の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 刈羽村の方々に国の二十一世紀を踏まえた基幹的なエネルギー政策について説明をさせていただくことは政策当局として必要なことだと思っておりまして、御指摘のように、国家権力をかさに着て、そしてそれを押しつけるというようなこととは私どもは思っておりません。
○国務大臣(平沼赳夫君) 村議会のその決議は私どもも承知いたしておりますけれども、MOX燃料に関しましては、委員御承知のように、非常に英国の企業においてデータの改ざん等、不祥なことがございました。その反省の上に立ちまして、この受け入れ体制というものも、電力会社、そして最終的には国...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○平沼国務大臣 このたび、新内閣のもとで再び経済産業大臣を拝命いたしました平沼赳夫でございます。引き続きどうぞよろしくお願いを申し上げます。  小泉内閣のもと、私たちは、二十一世紀にふさわしい経済社会システムを確立すべく、新たな改革に乗り出そうといたしております。  改革の道...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、政治家として、この李登輝さんの訪日の問題のときに、中国との、いわゆる一つの中国、こういう前提がございますけれども、李登輝さんは既に総統をおやめになっておられます、それからまた、台湾の国民党の総裁というのもおやめになっておられて、一私人として、そして心臓に疾患...全文を見る
○平沼国務大臣 私も医学的なことはそう詳しくないわけでございますけれども、この心臓疾患というのは、やはりある程度期間を経て再治療の必要がある、こういうようなことでございます。そういう形で、さらに治療が必要であるということであれば、政治目的でなくて一私人として来られることであれば、...全文を見る
○平沼国務大臣 田中大臣は、外務大臣としてある程度いろいろなことを考慮されて御発言になったのではないかと私は推測しておりますが、その後、予算委員会等一緒に出させていただいておりまして、そして、各予算委員からの質問に対しましては、その辺に関してはそれほど細かく具体的にはお述べになっ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、五年前に運輸大臣もさせていただきました。そして昨年の七月に通商産業大臣を拝命し、さらに引き続いて経済産業大臣をさせていただいています。  運輸大臣のときも、実は八月十五日、靖国神社には私は私人として参拝をさせていただきました。  私は、国に殉じてくださっ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、当然、そういう見解が出ていればそういう形だと思います。  さらに言わせていただきますと、私の場合には、そういう御英霊に対して本当に感謝の気持ちをささげるということに関しては、公式も非公式もない、あくまでも人間、平沼赳夫としてお参りする、こういうような形で今...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、予算委員会等で、総理がこの集団的自衛権に対しての各委員からの質問に答えられているのを聞いておりました。そういう中で、この集団的自衛権に関して、公海上だとか自国の領海の中で、例えば共同の演習をしているときに一方が攻撃を受けた、それに対してやはり武力を行使せざる...全文を見る
○平沼国務大臣 限定的な中で、自国の領海ですとか公海上でそういう演習をやっているときに不当な攻撃を受けたときには、当然そういう形で行使をするということは、時代によっていろいろ、例えば九条一つとってもいろいろな形で解釈というものの変遷があるわけであります。  ですから、厳密に言え...全文を見る
○平沼国務大臣 私が、小泉新内閣のもとで経済産業大臣を引き続きやってほしいということで官邸にお伺いしたときに、小さなペーパーをいただきまして、二つのことがそこに示されておりました。  やはり今おっしゃったように、徹底的な経済構造改革、それはやっていただきたいということが全体のあ...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉総理は、いわゆる聖域なき構造改革、こういうふうに言っておられます。そういう中で、道路に対する特定財源、これは予算委員会の中でも小泉総理は明言をされて、いろいろ抵抗はあるだろうけれども、自分はこれは参議院選挙の前までには一つの姿を出したい、こういうふうに言われて...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、閣議後の記者会見で使途という形で表現をさせていただいて、そして、参議院選挙までには一つの姿を出すのではなかろうか、こういう形で記者会見でお答えをしたところであります。  したがいまして、まだ実は党の方でも、きのうの総務会の中でも議論百出した、このような状況...全文を見る
○平沼国務大臣 まだ総理自身からは、当省関係にかかわる、いわゆる特別会計に関しては具体的な御指示はありません。  ただ、基本的な考え方として、やはり二十一世紀というのは環境の時代、環境をいかに克服するか、そういう形ですから、グリーン化という形で新たな視点でやっていく必要がある、...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、委員も先ほど言われましたように、そういう目的でつくられたものですから、目的の基本というものはやはり守っていかなきゃいけない。しかし、その中で、やはり時代に即応して、やはりいろいろな形で使途というものは変化をしますから、そういう中で何が適切かということをよく...全文を見る
○平沼国務大臣 総理の非常に強いそういう決意の表明でございましたから、やはりいろいろ抵抗はあるであろうけれども、やはりあの強い決意の中では、使途ということを考えたときに相当踏み込んだ形になるのかな、そういう段階まで来たのかな、そういう感想を申し上げたわけでありまして、相当総理も強...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、我が国は自由貿易の恩恵を最大限享受している国であります。しかし、今回の野菜三品目に対するいわゆる関税割り当て、こういう措置に関しましては、やはり構造改革を前提とした中で緊急避難的に、大変著しい被害が起こったときの、WTOの一つのルールの中で決定をし...全文を見る
○平沼国務大臣 繰り返しになりますけれども、日本は自由貿易体制の中で一番その恩恵を受けている国であるということは、私はそのとおりだと思っています。さはさりながら、やはりまじめに業をなさっていて、そして一生懸命やっている方々が不当な不利益をこうむって、一方においては危殆に瀕して悲鳴...全文を見る
○平沼国務大臣 先生御指摘のように、日本というのは、昭和二十四年に通商産業省が当時の商工省から変わって、そしてあの戦後の荒廃の中から、やはり貿易を盛んにして産業を興そう、そういう中で一生懸命努力をしてきました。そして、自由主義貿易体制の恩恵を一番受けている国、これはもう間違いのな...全文を見る
○平沼国務大臣 バブルが崩壊をいたしまして、そして、この十年は失われた十年、こういうふうに言われています。そういう中で、むしろ今までは、景気を浮揚するために政府がお金をつぎ込んで、そしていろいろな形でインセンティブを与えてまいりましたけれども、どうしても最終的に、GDPの六〇%を...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに委員御指摘のように、本当に、二億、三億、そういう規模で業をなさっている中小企業の皆さん方が貸し渋り等で非常に厳しい状況になっている。そういう中で、ちょうど平成十年でございましたけれども、未曾有の貸し渋りが起こって、これは一般の金融機関であったら、もう本当に苛...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと私は思っています。エネルギー政策というのは、やはり経済大国、経済立国、エネルギーというのはその血液にも等しい大切なものでございます。  今御指摘のプルサーマル計画に関しましては、これも委員御承知のように、この二十七日に刈羽村で住民投...全文を見る
○平沼国務大臣 まさに御指摘のとおりだと私は思っております。そういう意味では、今の御指摘を踏まえて、私からも総理にはっきりとそういうことはお伝えをさせていただきたいと思っておりますし、また、将来のエネルギー計画、これも今、総合エネルギー調査会等でまとめに入っておりますけれども、さ...全文を見る
○平沼国務大臣 アラビア石油に関しましては、今、クウェートとの間でこれの契約期限というものが二〇〇三年に到来する、こういう状況になっています。そういう中で、クウェートにおいて、最高指導会議といいますか、SPC、契約の更改時期が迫ったアラビア石油問題についてどういう方向でやるか、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 交渉事でございまして、多くは申し上げられませんけれども、一生懸命にやっております。そして、確かに中東最大のカフジ油田に対する日本の今権益があるわけですから、これを守るということは本当に至上命題だと私は思っています。  ですから、そういう中で、今最終段階に入ってき...全文を見る
○平沼国務大臣 アメリカのブッシュ大統領がああいう形で大々的にアナウンスをしたということは、やはり一つは、自由化という形でアメリカのカリフォルニアの電力事情が危機的な状況になった。それから、設備投資ということを経済原則で怠ったために精製能力等が一時的に落ち込んでしまって、そして、...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今御指摘のように、昨年の七月、森内閣の通商産業大臣に就任をさせていただきました。そして、一月六日の省庁再編に伴いまして経済産業大臣、そういう形になったわけであります。  確かに、小渕内閣そして森内閣、この内閣の基本的な経済政策というのは、むしろ、財政再建は...全文を見る
○平沼国務大臣 小渕、森内閣ではやはり経済浮揚最優先、そういう政策の比重が大きかったと思います。しかしそれだけでは、一生懸命やってもなかなかこの国の経済が、例えばGDPの六〇%を占める個人消費を回復しない。それは一体何か。それは先行きの不透明感だ、国が抱えている借金の問題ですとか...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと今手元にデータはございません。
○平沼国務大臣 我が国の経済社会システム、これを二十一世紀にふさわしいものにしていくためには、民間にできることは民間に任せる、それから地方にできることは地方にゆだねる、これが原則だと私は思っています。行政の構造改革を進めるに当たりまして、やはりこういったことも小泉内閣の重要課題の...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり小泉内閣のもとでは、今田中先生御指摘のように、国民にわかりやすく、そして納得していただく、こういうことが私は必要だと思っています。  今御指摘がございました特殊法人等に対する予算については、個別の政策目的に従って、必要な経費を適切な形で手当てを一応はしてき...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣といたしましては、聖域なき構造改革、改革断行内閣、こういった形で、今御指摘の特殊法人、公益法人、これにも徹底的にメスを入れる、そのために、今石原行革担当大臣が、これは非常に精査をしておりまして、今の賃金体系の面ですとか賞与の面でございますとか、そういったこ...全文を見る
○平沼国務大臣 当然のことながら、石原行革担当大臣と協力をしながら、私どもは対処していきたいと思っています。
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも私はちょっと触れさせていただきましたけれども、やはり日本の場合には、民間の金融機関というのはどうしても担保主義、土地担保、これを大前提としておりまして、これが担保能力の乏しい中小企業に非常に厳しくなってきています。  そういうことでございまして...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘の金利を状況に応じて、一律化を含めて中小企業にとっていい方向にすべきだ、こういう御提言でございますけれども、中小企業に関しては、大企業に比して債務不履行率に関するデータ等の情報の蓄積がまだ十分なされていない、こういう現状があります。  ですから、民間を...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  中小企業が公正かつ自由な取引環境のもとで健全な発展が遂げられるように適切に対応していく必要があるということは、私はそのとおりだと思います。  経済産業省といたしましては、不当な代金減額や支払い遅延など、下請代金法に違反するトラブルについ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  首都圏において、LPガスの顧客の獲得、顧客切りかえ、この競争が激化しまして、LPガス販売事業者間または販売事業者と消費者との間でトラブルが増加している、このことは承知をいたしております。  このため、経済産業省といたしましても、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  不良債権処理には痛みが伴う、そういうことは事実だと思っております。ただ、不良債権や不良債務を処理する方法でございますとか、その対象でございますとか、そういう形で定量的にとらえるということはなかなか難しいと思っております。  民間...全文を見る
○平沼国務大臣 民間のシンクタンク等が出しているデータというのは、一つの参考にはなると思っています。しかし、それをいかに少なくするかという形で我々は努力していかなきゃいかぬと思っておりますし、一つは、ちょうど平成十年、貸し渋りが大変著しかったときに、政府系金融機関を中心に特別保証...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  平成十年の家電リサイクル法導入時におきましては、既に販売され家庭内で使用されている三億台の家電製品についてもリサイクル料金を徴収すべき等の観点から、産業構造審議会及び生活環境審議会の報告等をも踏まえまして、廃家電を引き取る際に排出者に対し...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の答弁の中でもちょっと触れさせていただきましたけれども、やはり小泉新内閣におきましても、森政権のときに策定いたしました緊急経済対策を重要視する、こういう基本姿勢は変わりません。その中で、景気回復に軸足を置くということも変わらないスタンスでございまして、この国...全文を見る
○平沼国務大臣 今、達増委員御指摘のとおり、民間のシンクタンクでは、こういう不良債権処理に伴って、たしか一番多いのは百三十万、今御指摘の少ないので五十万。いずれにしても、そういう痛みは伴う、こういうことは事実だと私は思っております。  ただ、まだこれは定量的にはっきりとらえるこ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今、達増先生御指摘のとおり、特にヘルスケア、医療の分野、ここの構造改革を進めて、そしていろいろな規制を取り払ってインセンティブを与えるということが、雇用の創出にもつながりますし、二十一世紀にふさわしい福祉社会を実現することになっていくと思っております。そう...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、御指摘のそういう国としての戦略、これをぴしっと決めて、そしてそれを着実に実行する、そういう体制をとるということは、私は非常に大切なことだと思っております。  そういう中で、今、総理大臣が長となって、経済財政諮問会議、これが開催をされています。これは、言う...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  旧電源開発調整審議会上程地点における用地取得について、審議会上程時に完了していないケースは幾つか見られるところでございます。近年では、電源開発の大間原子力発電所建設計画が、炉心から半径五百メートル以内に未取得の用地が残されておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 そのとおりでございます。
○平沼国務大臣 昨日の予算委員会と本日の二回でございます、そのパネルとしては。
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  プルサーマル計画というのは、我が国における将来のエネルギーの安定供給確保のためぜひとも必要なものと考えておりまして、今お示しいただいたそのパネルのメッセージにおいて、そのようなプルサーマル計画の必要性及び安全性を説明させていただき、住民の...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、費用の点、細かく御指摘をいただきました。これは、配布した枚数は一千五百枚、御指摘のとおりでございます。  ただ、これは、先ほど申し上げましたように、新聞の折り込みを考えておりましたけれども、販売店と、新聞社と条件が折り合わなかったために、やはり職員とそれ...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、この国にとって必要な基幹的な政策、それをやはり住民の方々にきちんと理解していただく、そして、その安全性も理解をしていただいて安心をしていただく、そういう必要があれば、国の基幹的な政策に関しては私は当然やらせていただく、こういう考えを持ってお...全文を見る
○平沼国務大臣 それでは、五点についてお答えをさせていただきます。  まず第一点の、森内閣で策定された緊急経済対策が小泉内閣の構造改革政策において対応可能か、こういう御質問でございますけれども、小泉内閣の最重点事項も、やはり、森内閣で策定されました、与党三党の合意による緊急経済...全文を見る
○平沼国務大臣 商工会法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  商工会は、四十年余にわたり、地域の総合的な経済団体として商工業の改善発達と社会福祉の増進に寄与するとともに、経営改善普及事業の担い手として小規模事業者の経営の改善発達を支援...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  このたび、新内閣のもとで再び経済産業大臣を拝命いたしました平沼赳夫でございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。  小泉内閣のもと、私たちは、二十一世紀にふさわしい経済社会システムを確立すべく、新たな改革に乗り出そうといた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げます。  委員御指摘のように、計量制度というのは貨幣制度と並びまして古来から社会生活に不可欠なものとして国家の基本となる制度でございまして、経済活動、産業活動、国民生活における計量の信頼性を担保する社会的な基盤だと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げます。  計量法の目的というのは、計量の基準を定めまして、適正な計量の実施を確保いたし、もって経済の発展及び文化の向上に寄与することとなっております。この法目的を実現するため、商品量目制度や各家庭で使用する水道メーター等の検定を行ってお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  極微量物質に係る計量証明システム全体の工程管理が適切に行われていることについて認定するためには、認定する側も技術面や品質システム管理面でより高度な能力を持つ専門的機関であること、統一的、客観的及び継続的に責任を持って認定...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 国家標準物質につきましては、化学物質の計測、分析における技術的信頼性を確保するための基盤の一つでございまして、当省といたしましては、その重要性にかんがみまして従来から開発、供給に鋭意努めてきたところでございます。  また、先般、閣議決定されました経済構...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変委員からすばらしい御指摘をいただいたと思っています。そういう意味で、やっぱり経済産業省といたしましては、新たなそういう産業創出、また新規産業を生んで、またそこに雇用を吸収する、こういうことが非常に大きな命題だと思っております。  したがいまして、私...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 社会的技術基盤である計量制度にとりまして、信頼性の高い正確な計量の実施を確保することは不可欠な要素である、このように考えております。これを確実なものとするためには、まず何よりも計量に携わる事業者やその事業に従事する者がみずから率先をして、御指摘のように強...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のように、科学技術というものがどんどん進歩してきまして、従来考えられなかったようなそういう物質、それが大変微細化しまして、それが人体に対して今まで想像できなかったようなそういう悪影響を与える、こういう状況というのは、やはり英知を集めて、そしてこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの私の答弁でもちょっと触れさせていただきましたけれども、やはり法改正の一つの基本は今御指摘のところに私はあると思っています。経済活動及び国民生活全般にわたりまして常に正確な計量が行われることは、我々人間の社会生活を営むに当たっては必要不可欠なことで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、いろいろな具体的な大阪の河川のPCB汚染、しかもそれはダイオキシンまで含まれていると。この事例を伺って、大変事の深刻さ、こういうことで私も非常に憂慮を持って聞かせていただきました。  御指摘の有害物質の不法投棄など、こういった悪質な行為というのは絶...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは人間の生命だとか健康にかかわる重要な問題でございます。そういった形で今アメリカが取り組んでいる事例もお示しになられましたけれども、我が国としても、これは当然検討課題、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) こういった三井化学の垂れ流しという、そういうことがあったということは承知をしておりますけれども、私は、内部告発によってそれが明らかになったかどうかというのは、今お伺いして承知をしたところでございます。  本当に日本を代表する企業の一つがそういう形で、今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この御指摘の、今言った環境問題に限らず、法律の遵守は企業や国民の重要な義務だと私は思っております。法律を遵守するということは企業や国民の本当に重要な義務だと、このように認識しております。  今回問題となっている瀬戸内海環境保全特別措置法は、瀬戸内海が閉...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の、やはり正確で信頼性の高い計量証明の実施の重要性というのは、梶原先生御指摘のように非常に大切なことだと思っております。特に極微量物質の計量証明、それであってもその重要性というのは私はいささかも変わるものではないと思っています。このために、計量証明...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
05月25日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  最近の我が国中小企業の状況というのは、伝統的な小売商業が停滞をいたしております。そして、開廃業率、経営者の高齢化など、あらゆる面におきまして、構造変化の問題に直面をしているわけであります。こうした中、小規模企業においても、従来の税...全文を見る
○平沼国務大臣 商工会の事業実施規模が十分でなくて、商工会同士が合併、連携により広域的に事業を実施するべきであるという認識は、私は、商工会におきましても十分ある意味では共有されているものだ、このように認識しています。  例えば、昨年私も出席をさせていただきましたけれども、全国商...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  商工政治連盟につきましては、都道府県レベルで設立されている商工政治連盟と、その全国団体である全国商工政治連盟がありまして、それぞれ、政治資金規正法に基づく届け出を行った上で一定の政治活動を行っている団体と承知をいたしております。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のとおり、金融サイドの不良債権または産業サイドの不良債務、これを処理していく、そういう意味では大変いろいろな影響が出てくると私は思います。  不良債権のオフバランス化、これを促進してまいりますと、中小企業への具体的な影響というのは、不良債権処理の手法や...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  この不良債権の抜本的な処理などによる雇用への影響を最小限にするためには、新たな市場をつくる、これを果敢に切り開いていかなければ雇用を生み出すことができない。多様な雇用形態や効率的な能力開発を可能とする雇用システムをやはり全力を挙げ...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思っておりまして、私も当委員会で答弁もさせていただきましたけれども、実は、土地担保主義というものを切りかえるべきだ、そして、それはまず政府系金融機関から率先してやるべきだということで、政府系金融機関にも民間の金融機関にも、やはりその事業者のいわ...全文を見る
○平沼国務大臣 地域における中小企業対策につきましては、新しい中小企業基本法のもとで、基本的には、国と地方公共団体とがイコールパートナーとして適切な役割分担のもとで責任を負って施策を推進していくべきもの、このような基本認識でございます。  そして、私どもとしては、中小企業庁とい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  平成十一年の中小企業基本法の改正によりまして、中小企業政策の理念といいますのが、大企業との格差の是正から多様で活力ある中小企業者の支援、こういった形で転換をされたところであります。したがいまして、商工会につきましても、このような政策の理念に...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点は、私は確かにあると思っております。商工会の地区と市町村の行政区域との整合性が重要である、私はそのとおりだと思います。他方、商工業の状況によっては、二つ以上の市町村区域を商工会地区とすることが効率的である、こういった場合も考えられるのではないかと思ってい...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思っております。  平成十一年の中小企業基本法改正によりまして、今御指摘のように、創業や経営革新の側面が重視されることとなったことはそのとおりだと思っております。しかし、同時に、中小企業基本法第八条にございますとおり、小規模企業への配慮も依然...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  達増委員御指摘のとおり、総合経済団体としての商工会が、今御指摘のTMO、もう御承知だと思うんですけれども、これは今十五の商工会がTMOとして認定をされておりますけれども、地域の町づくりなどにおいて地域振興の中心的な役割を果たすことは非常に...全文を見る
○平沼国務大臣 先般取りまとめられました緊急経済対策におきましては、特にこの四月六日の経済対策閣僚会議の中で、中小企業自身の健全化に向けての前向きな努力を経営革新対策により積極的に支援する、こういうふうになっております。このため、商工会に対しましては、経営指導を通じまして中小企業...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、塩川委員御指摘のとおりだと思っておりまして、やはりあくまでも商工会の自主的な取り組みによって合併が促進されていくべきだ。  今、市町村合併が上からの一つの大きな力によってなされている、そういったことに巻き込まれないように、こういうふうな趣旨の御指摘がござい...全文を見る
○平沼国務大臣 取引先の倒産に直面した中小企業者にとっては、委員御指摘のとおり、簡易迅速に貸し付けを受けられることが極めて重要だ、このように思っています。  中小企業総合事業団では、貸付審査員を増員する等によりまして、貸し付けの簡易迅速化に努めてきております。その結果、まだ時間...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘のとおり、今、金融サイドの不良債権、そして産業サイドの不良資産、これを既往のものについては二年以内、新規のものについては三年以内に処理をしていく。こういうことを進めてまいりますと、非常に厳しい状況が想定されます。  そこで、中小企業を管轄しております...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の臨時国会、衆議院の商工委員会で、今委員が御指摘のとおり、「信用保証協会を督励し、求償権回収体制を強化するとともに、債務者の状況を踏まえた適切な回収に努めること。」また、参議院の経済・産業委員会でも、「代位弁済の増加に対応するため、信用保証協会の債権回収体制を...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  商工会法第六条第三項は、御指摘のとおり、商工会が総合的経済団体としての基本性格を逸脱して政治団体化し、特定の政党に利用され、そのための政治活動を行うようなことがあってはならないという趣旨に基づく規定でございます。商工会の公的性格からして当然...全文を見る
○平沼国務大臣 商工会館の使用につきましては、当然のことながら、主として経営改善普及事業実施のために利用されていると思っております。あいた時間に貸すことはあると聞いています。しかしながら、貸し出しに際しましては、その使用目的、使用主体等にかかわらず、申し込み順に貸し出しをしており...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○平沼国務大臣 特定機器に係る適合性評価の欧州共同体との相互承認の実施に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国及び欧州共同体が相互の市場への進出を容易にし、貿易を促進する上で、製品に係る規格への適合性の評価を相互に承認することが重要である...全文を見る
05月25日第151回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油は、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給の確保は我が国のエネルギー政策の根...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今後のエネルギー政策についてのお尋ねでございますけれども、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、安定供給の確保を実現するため、安全に万全を期した原子力の推進を図るとともに、総合資源エネルギー調査会において進められている検討...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  プルサーマル計画というのは、我が国のエネルギー政策にとって非常に重要で、そして国のエネルギー政策の基幹的な部分に相なっています。きのうの刈羽村の住民投票の結果、私は、ある意味では非常に残念には思っているわけであります。  ただ、...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、やはりこれから集中的に予算配分もして、そして、経済構造改革を進めながら、これから発展性のあるそういった産業を育成していく、そこにインセンティブを与えていくということは大変必要なことでございますので、十五項目の中に入れさせていただい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  金融サイドの不良債権でありますとか、産業サイドの不良債務、これを処理するに当たりまして、やはり新規に市場を切り開いていかなけりゃいけない。そのためには、御指摘のように、やはり新たな、そういうベンチャーを含めた企業を創出していかなき...全文を見る
○平沼国務大臣 委員もよく御承知だと思いますけれども、特許庁というのは相当早くからIT化が進んでいる役所でございますけれども、しかし人的な、今御指摘の点がございまして、今申し上げたように二十一カ月平均かかる。これはやはり国際標準に照らして、今ドッグイヤーと言われておりまして、昔の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、今日本では企業が四百八十五万社と言われておりますけれども、そのうち中小企業というものが四百八十四万社でございまして、御指摘のとおり九九・七%でございますし、また、どれだけの従業員を雇っているかといいますと、これ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  やはり、企業サイドの不良債権でありますとか、産業サイドの不良債務というものを処理していかないと、日本の経済の再生ができない。それを果敢にやる。その場合には、今佐々木委員御指摘のように、痛みが伴うことは私は事実だと思っています。  ...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) この二十七日に刈羽村で行われました住民投票の結果に関しましては、国といたしましては、今回のプルサーマルに関するこの住民投票の結果を刈羽村がどのように扱うか注視してまいりたい、まずこのように思っている次第でございます。同時に、御承知のように、事前了解の当事...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今委員御指摘のように、間接民主制のもとでの住民投票の位置づけというのは難しいところがあると私も思っております。  おっしゃるように、エネルギー政策等、国全体に影響を与える問題についての判断となると、やはり首長や議会が十分な資料やあるいは情報に基づいて専...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本田委員御指摘のとおり、小渕内閣、森内閣と引き継がれてまいりまして、私は森内閣の七月から当時の通商産業大臣として参画をさせていただきました。そして、委員御指摘のとおり、この七月からいわゆる産業新生会議、これが立ち上がりました。これは御指摘のとおり、小渕内...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、一連の流れの中で、小渕内閣、そして森内閣、こういうふうに日本の経済を再生し、そして経済を安定軌道に乗せる、こういう基本的な政策というのは受け継がれてきたわけでございます。  ただ、もう委員御承知のように...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は本田先生の言われるとおりだと思います。  今回、私、繰り返しになりますけれども、やはり不良債権、不良債務の処理をしていくに当たってやっぱり痛みが伴うと。そのためには新規産業をもっと活発に起こしてそこに雇用を吸収して、そして国民の皆さん方の不安を払拭...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) NTTの問題でございますけれども、NTTを監督しておりますのは総務省でございます。ただし、経済産業省といたしましては、経済の活性化、その観点からネットワークサービスというものが、より低廉、そしてより高度な品質で、利用者の多様なニーズを踏まえて提供されるた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど加納委員の御質問に対して、十分な理解がされていなかった、したがってこれから政府に連絡協議会も設けてその辺をしっかりやっていかなきゃいけない、こういう答弁をさせていただきました。  一つは、やはりこの日本の原子力の一連の動きの中で、例えば東海村の臨...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 国策というのは、やっぱり国が国民の皆様方に対してその基幹的な部分で責任を負って進めていかなければならない国の政策、このように私は思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 住民投票が決定をいたしまして、今御指摘のように、私の名前で各戸にその必要性、安全性、そしてその内容、こういうことを明記した文書を配布させていただき、またエネルギー庁長官を初め必要に応じてエネ庁の職員が現地に行っていろいろ説明をする。もう一つは、先ほど言い...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えいたします。  労働者や企業の雇用についての選択肢をふやしまして、急速な環境変化に対してより柔軟に対応できる雇用環境を構築していくことは非常に私は重要だと思っております。  こうした多様な雇用形態を整備するという観点から、小泉総理も提唱されてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに御指摘の点は重要な点だと思っております。したがいまして、例えば労働移動が円滑に行われるためには、今ITを推進している、しかし雇用のミスマッチが行われておりまして、せっかく働きたい人でも、例えばIT分野に非常に大きな雇用需要がある、そういう中でITに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 米国の経済スパイ法と同様の法律を我が国でも設けるべきではないかとの御指摘でございます。  これはもう委員御承知のとおりだと思いますけれども、米国の経済スパイ法には、大きく分けて、第一に、研究開発の成果を不正に取得する等の行為を刑罰に処すること、それから...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたけれども、私といたしましては、第一には未来の産業を生み出すイノベーションシステムの構築が重要であると思っています。  したがいまして、やはり大学のポテンシャリティーというものを生かして、産と学、特に学から発信...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、バイオテクノロジーを主体として二年制のそういった大学が民間との協力の中で将来の可能性という形で非常に大きなものを展開されているという具体例を聞かせていただいて、私は非常に勇気がわいてきたような気がいたします。  そういう中で、やはり私の構想自体もそ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山本先生から通産省の時代からの、通産省が一生懸命経済の構造改革、それに主体的に役割を果たして、そして戦後、世界が瞠目する経済成長を遂げた、こういう御評価をいただいたわけでございまして、まさにここにおられる松田副大臣も若き官僚として頑張られたお一人だと私思...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先生御指摘のように、私は原子力というのは安全ということが何としてでも一番最優先しなければならないと思っています。  今、具体的な数字をお示しいただいて、この安全対策上の予算というのが少ないのではないかという御指摘ですけれども、やはり経済産業省といたしま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、やっぱり新しいエネルギーの比重を高めるということは非常に必要なことだと思っています。  現在は新エネルギーというのが全体の一%というようなことでございまして、これを二〇一〇年には三倍の三%、こういう計画ですけれども、私は担当大臣としてこれでは少な...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 渡辺先生が大変長年にわたる御経験、そして原子力に対するいろいろな御苦労、こういうお話を交えて今の問題点について鋭い御指摘をいただいたと思っています。  確かに国策、こういう観点から考えますと、私どもといたしましては、御指摘のとおり、十分国として住民の皆...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特別会計についてのお話でございましたけれども、先生御指摘のとおり、エネルギー関係の特別会計としては、今言われました石特会計とそれから電特会計がございます。  これらエネルギーの特別会計というのは、もうこれは大変よく御承知で、まさに釈迦に説法になってしま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業で経営に携わる女性の方々というのは、我が国の企業の大部分を占める中小企業の中で本人が経営者である場合また経営者の伴侶である場合を含めて、家庭そして経営、さらには労働、こういった各面で非常に大きな役割を果たされている、このように私どもは認識をしてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましても、日本の経済大国、経済立国の基盤を支えてくださっているのが中小企業であります。そのまた中小企業を大変陰で非常に厳しい条件の中で支えてくださっているいわゆる女性の経営者やまたその経営者の伴侶の皆様方、先ほど先生が御指摘のように、今の不...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、西陣のネクタイをおつくりになっている方々にもお目にかかりまして、じかに今の大変厳しい状況も承りました。そういう中で、先生御指摘のように、中国からの大変な猛攻勢があって、そして特に価格的な面で大変な打撃をこうむっている。そのことは本当に厳しい局面に直...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小泉内閣は、委員御承知のように、改革断行内閣、そして聖域なき構造改革を達成する、そして今御指摘のように、緊急経済対策を果敢に行う、こういうことで発足をいたしました。  そういう緊急経済対策の中で、一つは今までずっと経済拡大のためにいろいろな手当てをして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 緊急経済対策におきましては、今申し上げましたけれども、不良債権の最終処理を進めるに伴って中小企業への悪影響が生じないように最大限の努力をしなければならない、また連鎖倒産の危険など経営の安定に不測の支障が生じないように金融面で適切に対応することが私は必要だ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年のITの進展に伴い、パソコンのマウスやキーボードを用いるのみで契約を締結する機会が増加してきております。しかしながら、このよう...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 総理から御答弁がありましたけれども、刈羽村の住民投票の結果というのは私は非常に残念だったと思っています。  国の基幹的ないわゆるエネルギー政策の中で、核燃料サイクルというものを確立して、そしてプルサーマル計画ということを推進していくということは、これは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特に、合繊の長繊維織物の主要産地でございます北陸繊維産地が、興隆する中国を初めとするアジアとの競合、その激化等によって苦しい状況にありまして、まさに生き残りをかけて新商品の開発あるいは販路の開拓に大変な努力をされている、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、福田官房長官と同じ、そういうことでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府は、委員御承知のように、従来から官公需確保法に基づいて国などの契約の方針を毎年度閣議決定いたしまして、中小企業者向け契約目標及び講ずべき措置を定めまして中小企業者の受注の機会の確保に努めてきました。  それは背景として、やはりこの国の経済の基盤を支...全文を見る
05月31日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  大変重要な御提案をいただいたと思っています。私どもは、国のエネルギーの基幹的な政策でございますから、やはりあの結果は非常に残念なことだと思っています。  今御指摘のように、私は、やはりその必要性と安全性というものを村民の皆様方に...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  日本・欧州共同体相互承認協定、これは、一つは通信端末機器及び無線機器、二つ目は電気製品、三つ目は化学品、四つ目は医薬品の各分野に関して、日本と欧州共同体との間で規格への適合性評価の結果や製品の試験データ等の相互承認を定めるもの、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 山田先生も二十数年前に、経済産業省の前身でございます通産省におられまして、このベンチャーの育成で大変汗をかかれた。本当にそういう意味で、二十数年たってまだ、これも山田委員御承知のように、大学発のベンチャーというのは、最近三年間でまだ七十社ぐらいしか実績としてござい...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に説得力のあるグラフをお示しいただいて、アメリカと日本の比較、こういうことでございますけれども、私は、日本の大学自体はそれほどポテンシャリティーがないとは思っておりません。やはり、大学というものはそれぞれポテンシャリティーを持っている。ただ、そのポテンシャリテ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  先般、私が、産業構造改革・雇用対策本部で提言をさせていただきました「新市場・雇用創出に向けた重点プラン」、それにおきましては、十五の提言の一つとして、御指摘のように、都市の快適な生活環境の構築・再生、これを提案させていただいておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 この五月二十七日の刈羽村における投票結果、これは私は非常に残念なことだ、こういうふうに思っています。  そして、二十一世紀を展望しても、やはりエネルギー政策にとって原子力というのは不可欠の存在だと思っています。そういう意味で、人的資源だけで天然資源に乏しい我が国...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  グローバル化や国際標準化の進展した現在におきましては、国境を越える事業活動を円滑化するための環境整備を行うことが国の産業の競争力を高める上で重要になってきております。  今回、このような観点のもとで、欧州共同体との間で相互承認協定を結んだ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本法律の対象でございます通信端末機器及び無線機器と電気製品につきましては、年により異なりますものの、電気製品の貿易額というのは、日本から欧州共同体への輸出額が約二兆四千億程度ございます。また、EUから日本への輸出額が約五千億程度、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  基準・認証制度は、製品の製造や設備、施設の構造、設置について、生命、身体及び財産の保護や災害防止、生産、消費の合理化、効率化といったさまざまな政策目的を達成するために、鉱工業製品等の物資や施設、設備が満たすべき基準と、当該基準に適合すること...全文を見る
○平沼国務大臣 かつて家に置いてしょっちゅう使っておりました。ですから、今はございませんけれども、非常に愛用していた時期があります。
○平沼国務大臣 経済産業省といたしまして、マッサージチェアを含めまして、医療用具の安全性について所掌はしておりません。したがって、今回は特段の対応をとっておりませんけれども、しかしながら一般論として、製品の事故等の情報を迅速に把握、分析して、これを踏まえて事業者への指導や法的措置...全文を見る
○平沼国務大臣 きょうもこの問題については、何回か同様の御質問がございました。それに対して、私はやはり、反対が多かったということは、私ども国の基幹的な政策としてプルサーマル計画を推進している立場としては非常に残念だった、このように思っております。  しかし、まだ刈羽村の態度、あ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  この安全性についての御心配でございますけれども、グローバル化や国際標準化の進展した現在においては、国境を越える事業活動を円滑化するための環境整備を行うということが、国の産業の競争力を高める上で重要になってきております。  その一...全文を見る
○平沼国務大臣 計量法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  経済活動及び国民生活全般にわたり、常に正確な計量が行われることは必要不可欠なことであり、計量制度は、そのための技術的な社会共通の基盤であります。  しかしながら、最近の我が...全文を見る
05月31日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のように、大変難しい問題をはらんでいると思います。  ドメイン名に関しましては、利用者のニーズに合わせて自由に取得をして利用できるという利便性を重視した運用を基本とすることで急速な発展が遂げられてきております。日本語ドットコムの導入についても...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、過日パリで開かれましたOECDの閣僚会議に一泊四日で行ってまいりまして、そのレポートもよく承知をいたしているところでございます。  確かに、今委員御指摘のとおり、そのような分析がなされておりました。我が国の経済というのは、戦後、軽工業から素材型重...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、直嶋先生から御指摘があって、非常に重大な国家戦略で三十二名という限られた非常に少人数でやっていると。そして、その方々の意識の中にも、自分たちの方からクリエーティブなアイデアもなかなか出にくい。それから、今具体的におっしゃられましたけれども、経済産業省...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電子商取引等に関するルール整備につきましては、各国ともITの浸透に応じまして特に九〇年代の後半に着実にその整備を進めてきた。そのことは、非常にそこと比較して我が国がちょっとおくれているということは事実だと思っています。  我が国におきましては、政府、民...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この問題というのは、事実関係というものが必ずしも明らかではない、また事柄の性質上非常に微妙な問題を含むものであると思っておりまして、政府として取り組むとしますれば、やはり内閣を中心に慎重に取り扱うべきものだと思っておりまして、直嶋先生がずっとやられたら回...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生御指摘のように、IT、これはやっぱり画期的なことだと思っております。電子商取引というのは消費者にとっても、家庭から直接さまざまなネット上の店舗、これは国内に限らず御指摘のように世界のそういった店舗にアクセスする、そういうことが可能なわけでございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  電子商取引に関する消費者トラブルとしては、申し込み段階での錯誤に関するものが特徴的でございますけれども、御指摘のように、その他のものも見られるわけでございます。多様な消費者トラブルに対応して電子商取引に対する消費者の信頼...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生の御指摘は非常に重要な御指摘だと思っております。  IT化の進展というのは、ITを使いこなせない人と使いこなせる人との格差をもたらすとしばしば指摘をされております。しかしながら、ITをうまく活用して、これを契機として障害者の方々や高齢者の方々が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電子商取引の発展のためには、民間主導で市場が形成されること、また変化のスピードが速い、そして国境のない市場が形成される、こういったサイバー空間の特質に応じた施策を展開することが重要であると思っております。  私としては、こうした電子市場の特質を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに梶原先生御指摘のように、今、日本の景気の現状というのは非常に厳しいものがあると思います。私は地元が岡山でございますけれども、江戸時代から続いている表町という商店街がございますが、そこに夜七時ごろ行きますともう閑古鳥が鳴いているような現状でございます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもはことしの一月から、実は金融担当大臣と私ども経済産業省と、それから今お話があったゼネコンを抱えている国土交通省、この三つの省庁の中で、まず審議官クラスによって一つの連絡協議会を立ち上げまして、そしていろいろ検討をしてまいったところであります。  ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 梶原先生の御指摘で、今の小泉内閣がすべて前内閣のことを否定してやっているということでは私はないと思っています。それは、やはり小泉内閣の今主要な一つのテーマというのは、前内閣のときにつくりました緊急経済対策、これは大きく分けて四つの柱になっておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油は、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給の確保は我が国のエネル...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) まず総括でございますけれども、これは加納先生御指摘のとおり、私は非常に効果があったものと思っております。  バブルが崩壊をいたしまして、特に平成十年に入りまして金融機関の貸し渋りが顕著になってまいりました。そういう中で一番その貸し渋りの被害を受けられた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 加納先生御指摘のように、新エネルギー導入促進のための今後の対策につきましては、現在、総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会で検討しておりますけれども、御指摘のようないろんな分野でさらに効果的な新たな市場拡大措置が必要だと私どもも考えております。  今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も基本的に加納先生の御意見には同感をさせていただきます。  規制緩和というものは私は必要だと思います。ですから、一部の電力自由化をすることによって、それがインセンティブとして電力料金が安くなったというそういう効果もあります。  しかし、今るる御指摘...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  石油公団の巨額の赤字及び再建の見込みについてのお尋ねでございますけれども、石油公団の損失につきましては、合理的かつ客観的に見積もることができる長期の一定期間において損失発生が見込まれる額を既に損失引当金に計上しておりまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いろいろそういったお知恵もおかりしながら、我々としては全力を傾注して再建を図っていかなきゃいけない。見込みについてでございますけれども、私どもはやる以上全力を挙げてやっていかなきゃいかぬ、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、特別保証制度というのは、委員のお力もいただきまして、そして平成十年十月に創設されました。先ほど加納委員からの御質問にもお答えをした形でございますけれども、この五月末現在で百七十二万四千件の方々、中小企業約三社に一社の割合の方々が御利用いただきまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は地元が岡山県でございますけれども、時々地元に帰りまして中小企業の皆様方と接する機会がありますと、やはりあの特別保証制度、これは国の制度としては非常によかったなと、こういう御評価もいただいています。  そういうことで、今、川橋先生御指摘のように、雇用...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 女性の……
○国務大臣(平沼赳夫君) 実は、昨年の七月に私は通商産業大臣に就任をいたしました。そして、森内閣のもとで産業新生会議、それからIT戦略本部、IT戦略会議というのが立ち上がりまして、その中でやはりかんかんがくがくの議論がございまして、川橋先生御存じのように、昨年の十二月末に一連の議...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ブッシュ大統領が五月十七日に発表いたしました国家エネルギー政策におきましては、御指摘のとおり原子力に対して積極的な位置づけを行っております。この背景には、カリフォルニアにおきます電力の危機でございますとか、それから石油価格の上昇、さらにはチェイニー副大統...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の数字というのは、やはりそういうお金に困った人の弱みにつけ込んでそういう形で高金利で、そして出資法違反をしてまでそういう業が行われている、そういうことは非常に遺憾なことだと、このように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) やみ金融に関しましては、私ども経済産業省というのは直接には所管をしておりません。しかし、今御指摘の例えばスポーツ新聞の一面広告等を拝見しまして、そういう未登録の貸金業者というのが跳梁ばっこして大変な社会問題を惹起しているということは、やはりある面では看過...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げます。  特別保証制度というのは、平成十年の異常なバブル崩壊後の貸し渋りに対応して、中小企業の皆様方にやはり国がある意味では責任を持って保証をつけさせていただく、こういうことで、よく先生御承知のように、一年延長して三十兆にして大変な実績...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成十一年の採石法、これを改正いたしましたけれども、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律により、地方自治法等、諸法律の一括改正の一環として行われたものでございまして、これは地方分権を推進する観点から、岩石の採取計画の認可等について、国か...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これまで御説明してまいりましたとおり、採石法第三十三条の岩石採取計画の認可不認可の判断というのは、同法第三十三条の四の基準によりまして、または同法三十三条の六の関係市町村長の意見聴取を通じて都道府県知事が行うべき、このようなことが私は基本だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘の環境事業団に係る集団設置建物建設事業については、譲渡の対価の支払いに係る利率や譲渡時における保証人など、制度運営に関して環境省の専管となっておりまして、我が経済産業省が関与するものではないと思っております。しかしながら、必要があれば環境省から...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いわゆるIT革命は、世界規模で生じている高度な情報通信技術の活用による産業・社会構造の変革を指し、場合によっては農業革命、産業革命に続く第三の革命であるとも言われております。  こうしたIT革命は新生経済の起爆剤であるとともに、社会生活をも大きく、しか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当省といたしましては、御指摘のように地域経済をめぐる活性化というのは非常に重要だと認識をしております。地域経済をめぐる環境変化に迅速に対応しつつ、地域経済産業の多様かつ自立的な発展を総合的に支援することが重要でございまして、こうした支援を省を挙げて行うた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  原子力は、燃料供給や価格の安定性に加え、発電過程においてCO2を発生しないという環境特性を有しております。このため、エネルギー資源の乏しい我が国が環境保全及び効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給の確保を図る上で原子力は...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、経済産業省というその役所の責任者として、日常動いている今の経済というものをやっぱり持続的な安定軌道に乗せる、そのために今一生懸命汗をかいているわけでございます。  しかし、一政治家また一個人として考えますと、確かに今の、ただ単に経済指標だけを追っ...全文を見る
06月05日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 藁科先生にお答えをさせていただきます。  確かに御指摘の点は私はあったとは思っています。我が国は、これまで石油業法に基づきまして精製業の許可等の需給調整規制を実施してきました。これによって我が国に精製能力のある石油会社を育成することができた反面、石油産...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藁科先生からメジャーズとの規模の比較、この表をいただきまして、まさに現状はそのとおり、非常に彼我の間には大きな差があるということは事実でございます。  欧米におきましては、いわゆるメジャーが高い国際競争力を持って上流から下流まで一貫して事業を展開するこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 道路の特定財源の見直しにつきましては、この五月三十一日に開かれた経済財政諮問会議におきまして、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太の方針と、こう言っておりますけれども、まだその目次をつくる段階でございますけれども、その目...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藁科先生御指摘のとおり、確かに上流、下流、含めまして、欧米の巨大メジャーに比べますと、その脆弱性というものは御指摘のとおりだと私は思っています。  先ほども申し上げましたように、これはやはり戦争に負けた後、非常に日本のいわゆる産油国に対する立場あるいは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の上海で開催されるAPECの貿易大臣会合というのは、委員御承知のように、米国、中国、ロシアを含むアジア太平洋の二十一のエコノミーから貿易担当大臣が集まります重要な会議でございます。また、本会合は、中国が議長国を務める今年のAPECプロセスにおいて、十...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 近年、国際石油市場の発達、欧米メジャーズの再編に代表される石油産業のグローバル化が進展する中で、安定供給を担う我が国石油産業の一層の効率化を促して強靱な石油産業の形成を図るために、委員御承知のように、これまで累次にわたって規制緩和、自由化が進められてまい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  我が国の国民生活、経済活動にとって必要不可欠な石油の安定的な供給の確保を図るためには、石油供給の担い手となります国内の石油産業が強靱な経営基盤を有していることが不可欠な前提になる、こういうふうに思っています。  一九六...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、西山委員がカリフォルニアの電力クライシスについて御言及になられました。我が国も、例えば電力の一部自由化を進めまして、確かに消費者にとって電力料金は下がったわけであります。しかし、私どもも、カリフォルニアの電力危機、調査団を派遣していろいろ検証させてい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 近年、国際石油市場の発達に伴いまして、緊急時の初期段階において、石油市場の安定化のため、国際協調のもとで備蓄を活用することの重要性の認識が高まっております。こうした観点から、平成十一年の石油審議会石油備蓄・緊急時対策小委員会報告を受けまして、我が国におい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをする前に、ちょっときょうはAPECに参りますので、大変そういう意味では繰り上げていただいてありがとうございました。  我が国は、御承知のように一次エネルギー供給の約五二%を石油が占めるといった供給構造に相なっております。こうした中で、長期安定的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、通商産業大臣を経験されて、また企業経営者でもいらした堀内先生が二度にわたって文芸春秋に石油公団のことを書かれました。私もそれを読ませていただきました。そういう御指摘というのは非常に鋭い御指摘でありまして、今、資源エネルギー庁長官からその対策につい...全文を見る
06月11日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  プルサーマル計画に関しましては、やはり核燃料サイクルを確立して、そしていわゆる資源エネルギー小国の日本にとってこれを有用に活用していくということは非常に大切なことでございまして、プルサーマル計画というのは国の原子力エネル...全文を見る
06月12日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  石油は、我が国一次エネルギー総供給の過半、平成十一年度の石油依存度は御承知のように五二%でございまして、その経済性、利便性から、今後とも我が国にとって主要なエネルギーであると考えられております。その安定的な供給の確保は、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もう委員よく御承知のとおり、国家備蓄というのは現在八十五日分ございますけれども、すべて原油で保有されております。その放出を政府の判断に基づいて行うことから石油市場への供給を確実に増加させることができまして、市場に対するアナウンスメント効果が大きいといった...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  我が国はエネルギー資源に乏しい国でございまして、御承知のようにその多くを輸入に頼らざるを得ない状況にございます。こうした中で、我が国においては、二度にわたる石油危機の経験も踏まえまして、エネルギーセキュリティー向上の観点...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、今御指摘のそういう本田委員のお考えには基本的には同意をさせていただきたいと思います。御指摘のとおり、アジア各国の実情を踏まえつつ、日本のこれまでの経験を十分に生かしながら、アジア諸国に対する協力を行いつつ自由貿易体制を構築していく、このことは非常に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  欧米におきましては、いわゆるメジャーが高い国際競争力を持って石油開発事業を展開することによりまして、結果的に各国の安定的かつ効率的なエネルギーの供給の確保に貢献をしております。我が国といたしましても、自主開発の重要性にかんがみま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどのお答えとも重複をするわけでございますけれども、我が国の石油産業におきましては、メジャーに比べて海外における石油開発への参入時期が遅かった、また戦争に負けまして、そして一時ああいう荒廃した状況がございました、したがって、産油国との歴史的なつながりが...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) アラビアのロレンスのお話までお出しいただきまして、いわゆる諸外国の国家戦略のお話がございました。  日本の場合、石油に対しては、やはり一つは、既にそういう国家戦略の構築をされていた中に、戦後、後発として乗り込んでいく、そういう中で、アラビア太郎なんとい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  一九八〇年代後半には、委員も御承知だと思いますけれども、一時七〇%を下回る水準まで低下した我が国の中東依存度は、御指摘のとおり、上昇に転じまして、一九九九年度には八六%に相なりました。  その要因といたしましては、第一...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  石油開発事業というのは、今、古屋副大臣もいろいろ数字を挙げられましたけれども、油価や為替や埋蔵量等の変化によりまして損益状況が大きく変動するといった不安定な要因を有することから、高い事業リスクを伴うものであると認識してお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 昨年十二月一日に閣議決定されました、繰り返しになりますけれども、行政改革大綱において、すべての特殊法人等の事業、組織全般を抜本的に見直して、一年以内に結論を出すべきこととしているわけであります。また、小泉内閣総理大臣は、五月の所信表明演説におきまして、日...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  石油を主要なエネルギー源といたしまして、そのほとんどを輸入に依存している我が国におきましては、新エネルギーを含めまして石油代替エネルギーの開発、導入が極めて重要な課題だと思っております。従来より代エネ法等に基づいて各種の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油業法と申しますのは、貿易の自由化あるいは外貨割り当て制の廃止に際しまして、当時、脆弱でございました石油産業に重大な影響が及びまして石油製品の安定的な供給に支障が生ずる、そのことが懸念をされた昭和三十七年に御承知のように制定をされたわけであります。以降...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今般の石油関連法案では、安定供給を担う我が国石油産業の一層の効率化を促しまして強靱な石油産業の形成を図るために、これまで累次にわたって行ってきた規制緩和、自由化の総仕上げとしてお願いをしている石油業法を廃止する、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、石油製品販売業の構造改善対策費については、そのうち約七割の約百四十三億円がガソリンスタンドの撤去、その費用に使われている、こういうことは御指摘のとおりであります。  この撤去費用の補助につきましては、石油製品の輸入自由化に伴うガソリン価...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先生御指摘のとおりでございまして、産油・産ガス国においては鉱区開放とともに諸外国からの投資を求める傾向がございます。  我が国としても、こうした動きに的確に対応できますよう、経済性を重視しつつ、資金力、技術力、人材などを兼備した自立的に石油開発事業の維...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ガソリン等の石油製品というのは品質の面での差別化が困難、そういう特性を有していることから、販売量を確保しようとして御指摘のように価格を中心とする競争が元売会社間あるいは販売業者間で激化する傾向があるのは事実でございまして、販売業界からは、元売会社から系列...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 全石連の会長が懸念している問題というのは、元売会社から系列の販売業者への卸値の格差に関する問題、いわゆる先ほども申し上げたように差別対価の問題であると私どもは理解しています。  石油販売業者の経営努力が消費者から正当な評価を得るためには、市場で行われる...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  自由な競争においては、公正な競争が確保されるということが大前提だと思っています。したがって、御指摘の不当廉売や差別対価などの不公正な取引に対しては、独占禁止法による厳格な取り締まりが行われることが重要と考えております。  当省...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それでは、私からまとめて御答弁させていただきます。  御指摘のとおり、石油公団は平成十一年度末までの事業終結に伴う損失累計五千八百七十五億円となっております。また、回収不能額三千億円の根拠というのは不明でございますけれども、石油公団の出融資でこれまでの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 基盤技術研究円滑化法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年、国際競争がますます激化する中で、我が国産業の国際競争力を支える産業技術力の低下が懸念されております。このため、我が国における産業技術力強化のため...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  資源、エネルギーを有効に利用しながら環境面での制約を克服いたしまして、持続的発展が可能な経済社会を構築するためには、今御指摘の、大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済システムから脱却をいたしまして、循環型の経済社会を構築することが重...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  経済活動及び国民生活全般にわたりまして、常に正確な計量が行えることは必要不可欠なことでございまして、計量制度はそのための技術的な社会共通の基盤だと思っています。  今回の改正は、一兆分の一グラムレベルの計量を伴う極微量物質の濃度の計量証明...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国における技術開発というのは、これまで、経済的、技術的キャッチアップの過程の中で製造プロセス技術等を中心に発展をしてまいりました。その技術的基盤を海外に依存する傾向が強い体質であったという事実がございまして、それが今御指摘のような、アメリカやあるいは諸外国に比...全文を見る
○平沼国務大臣 国家標準物質については、化学物質の計測、分析における技術的信頼性を確保するための基盤だけではなくて、研究開発活動の基盤でもあることから、当省では、その重要性にかんがみまして、近年、開発、供給に鋭意努めてきたところでございます。  また、従来、工業技術院のもとで計...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  地方分権を進めていくということは必ず必要なことでございまして、そういう意味で地方分権の法律ができましたけれども、しかし、これは今御指摘のいわゆる地方の財源という面でまだ不備なところがございます。  したがいまして、経済財政諮問会...全文を見る
○平沼国務大臣 今、いわゆる国で集める国税というのは六〇%でありまして、地方が四〇%。しかし、実際、地方は地方交付税等で六〇%を使うというようないびつな状況になっています。したがいまして、配分を含めてそこをぴちっとバランスよくしていく、そのことが必要だ、このように思っています。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  極微量物質の計量証明事業が適切に行われるためには、計量証明システム全体の工程管理が適切に行われることが不可欠であります。このような工程管理の適切さについて認定する際には、認定する側も、技能面や品質システム管理面でより高度な能力を持...全文を見る
○平沼国務大臣 今株価が、昨日は一万三千円を切る、そしてけさの新聞等でもデフレ懸念だ、こういうことで大変厳しい状況になっております。また、最近示されている経済諸指標もなかなか厳しいものがあるわけでありまして、今委員御指摘のように、先行きが非常に不透明である。  ですから、一方に...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  地方分権の推進に伴いまして、計量証明事業の登録を初めとする都道府県知事の事務は、地方の自立的な責任のもとで行う自治事務となっているわけであります。このため、都道府県の実施体制の確保は今までにも増して重要なもの、このように考えており...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  大変重要な御指摘だと思っております。国民生活全般にわたりまして、常に正確な計量が行われることは不可欠な要素でございまして、計量制度は、そのための技術的な社会共通の基盤であると思っております。今回の法改正も、このような計量制度の本旨にのっと...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、人体に有害なダイオキシン、このことを例にお出しになられましたけれども、やはりそういう極微量物質というのが人体に非常に悪影響を及ぼす、そういった観点から考えれば、今委員がおっしゃったことはそのとおりだと私思っております。
○平沼国務大臣 確かに、そういう意味で、今の委員の御指摘、私はそのとおりだと思っておりまして、極微量物質の計量証明事業を行う計量証明事業者において、高度な知識、経験を有する計量士が計量管理に携わることが重要であるということは言をまたないところであります。  事業者内において計量...全文を見る
○平沼国務大臣 国家の計量標準につきましては、計測、分析における技術的な信頼性を確保するための基盤だけではなくて、研究開発活動の基盤でもあり、当省では、その重要性にかんがみまして、従来から開発、供給に鋭意努めてきたところであります。  現状について申し上げますと、現在の我が国の...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど委員が御指摘のように、この件に関しまして非常に日本がアメリカその他に比べて立ちおくれているということは、一つは、研究者が育たないような形、インセンティブが与えられなかったということがおっしゃるとおり背景にあったと思いますし、またもう一つは、やはり日本が、戦後...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと思います。     —————————————
○平沼国務大臣 電子消費者契約及び電子承諾通知に関する民法の特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近年のITの進展に伴い、パソコンのマウスやキーボードを用いるのみで契約を締結する機会が増加してきております。しかしながら、このように電子的な...全文を見る
06月14日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 今、スイスの国際経営開発研究所、IMDのデータを山下先生、具体的にお示しになられましてお話しいただきました。本当に近年、日本が非常にそういう意味では低下傾向にあるということは、私どもも大変大きな危機意識を持っております。  国際競争力の向上をもたらす産...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) NEDOに対する運営指導についてのお尋ねでございますけれども、昨年十月に総務庁が取りまとめました新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDOに対する特殊法人に関する調査結果報告書においては、委員が御指摘のような内容になっております。  経済産業省といた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、先生御指摘の日本経済新聞のけさの記事を私も読みました。ただ、石油公団を廃止するというこの報道をめぐる事実関係というのは、まだ私は正確に把握をしておりません。  石油公団の今後のあり方につきましては、先日も御答弁を申し上げましたとおり、昨年十二月一日...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  当省所管の四つの特別会計については、特定された公共サービスからの受益と負担との間に密接な対応関係が認められる場合に、受益に対応した負担を求めることに合理性を有するという受益者負担の考え方のもとで成立しているものと考えてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の新たな制度については総合性や戦略性に欠け、産業技術力の強化という目的を達成できないではないかという点についてのお尋ねだと思います。  今回の新たな制度におきましては、総務大臣及び経済産業大臣が共同で、国として戦略的に推進すべき重点分野や国として達...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただく前に、この前も先生から御意見を拝聴しました。  やはり日本というのは自由貿易というものを国家戦略として、そして特に東南アジアの諸国と緊密な連携の中でお互いの繁栄を図っていく。私も先週、APEC二十一カ国の会議に参画をさせていただい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  本法案における新たな制度において柔軟かつ迅速に対応できないのではないかとのお尋ねでございますけれども、国家戦略的に重要な技術分野への重点化等を定める基本方針の策定及び同方針を踏まえた新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDO及...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本田先生御指摘のとおり、新規産業の創出を図る上で、中小企業や個人起業家の果たす役割は大きいことから、政府といたしましても、大企業のみならずベンチャー企業を含む中小企業等に対しましても、国の研究成果が円滑に技術移転される環境整備に一生懸命努めてきたところで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えを申し上げます。  科学技術に関する総合戦略は、本年三月に総合科学技術会議より答申をされ、同戦略を踏まえまして科学技術基本計画が閣議決定されたところでございます。  科学技術基本計画では、科学技術振興に当たっての基本方針として、研究開発投資の効...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の基盤技術研究円滑化法制定のきっかけとなった基礎研究、基礎技術ただ乗り論について、我が国のこれまでの成果についてのお尋ねでございますけれども、いわゆる基礎研究、基礎技術ただ乗り論は、我が国が御指摘のように応用・開発研究段階においてはすぐれたパフォーマ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDOでございます。そのTAOに対する出資についての不断の見直しが必要ではないか、このような御指摘でございます。  我が国においては、研究開発費の八割を占める我が国の民間の基盤技術研究の促進を図ることは重要でござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに今、先生御指摘のように、アメリカの場合はアポロ計画というような形で明確に何年以内に人類を月に到達させるとか、そういう明確な国民にわかりやすいメッセージを出して、そしてインセンティブを与える、そのことは私は非常に重要だと思っております。  本年三月...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もう先生御指摘のとおりだと思っております。世界から優秀な人材が集まってくるような立派な研究機関をつくるべきではないか、つくるだけじゃなくて輩出すべきではないか、こういう御指摘でございましたけれども、我が国において世界から優秀な研究人材が集まってくる中核的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  基盤技術研究促進センターの設立目的についてのお尋ねでありますけれども、従来、基盤技術ただ乗り論という米国からの批判や、またアジア諸国からの激しい追い上げがございまして、将来の我が国の国際競争力について懸念をされる中、我が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  行政監察指摘後の出資金回収についてのお尋ねでございますけれども、平成四年の総務庁による科学技術に関する行政監察結果に基づく勧告は、出資期間が終了した研究開発会社の研究成果について総合評価を速やかに実施する等、研究開発会社の運営の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 基盤センターの新規設立型出資制度につきまして、その資金回収がなされなかったとすることに対する責任についてのお尋ねであります。  基盤センターの出資制度は、これまで国際電気通信基礎技術研究所、ATRや生物分子工学研究所、BERIなどの世界的に評価の高い研...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  国民の共有財産であるNTT株式配当益をいわば既得権として充てることはやめるべきではないかとの御指摘であります。  NTT株式については、政府保有義務分を産業投資特別会計に帰属させ、産業開発、貿易振興という産業投資特別会...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 商工会法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  商工会は、四十年余にわたり、地域の総合的な経済団体として商工業の改善発達と社会福祉の増進に寄与するとともに、経営改善普及事業の担い手として小規模事業者の経営の改善...全文を見る
06月18日第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  五月二十七日に新潟県の刈羽村で住民投票が行われました。その結果、先生御承知のように反対派が過半数を占める、こういうふうな結果になりました。その中で私どもは、やはり議会があって議会制民主主義、こういう建前をとっておりますから、必ず...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、石原都知事がその種の発言をされた、こういうことは承知をいたしております。ただ、石原知事の発言というのは、例えば東京ということを例にとりますと、やはり東京の場合には東京で必要とする電力の六%しか東京の中では生産していません。そういう意味で、九割を超え...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も石原知事とは知らない仲ではございませんので、機会があったら石原知事にその真意をよくお伺いしてみたいし、またそういうことに対してどの程度、どういうお気持ちで言っているかということも私は問いただしたいと思っています。  ただ、現実論として言いますと、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 憲法上、国民投票というのは、例えば憲法改正というような問題に関して認められている一つの手続だと思っています。こういう国の基幹的な施策に関して国民の意を問う、こういうことも私は必要なときが来る場合もあると思っています。  しかし、現時点の中で、先ほども私...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 貸し渋りというのが一番顕著になりましたのは、バブルが崩壊して、平成十年のことでありました。そこで、これはもう委員よく御承知のように、極度の貸し渋りに対して特別保証制度というのをつくって運営させていただきました。それを実施するに当たって、中小企業の皆様方に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小公庫でございますとか国民公庫といった政府系中小企業金融機関、これは債権保全の必要からやはり担保や保証人の徴求、これが行われている、これが現実であります。信用保証協会の保証を利用せずに、みずからの責任において融資を行うことが一応大原則でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  環境大臣も言われましたとおり、愛知万博というのは「自然の叡智」というのがテーマでありまして、サブテーマが宇宙と生命と情報通信というような形になっています。国際的にもそういう意味では高い評価をいただいておりまして、そこでB...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) あくまでも基本のコンセプトは「自然の叡智」でございますから、それにのっとって私どもは展開をしていく、このような決意でございます。  今御指摘の、堺屋先生に最高顧問に就任をしていただきまして、堺屋先生は大阪万博を初め幾つかの万博を手がけられた、そういうエ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は失敗するとは思っておりません。  ただ、幅広くアトラクティブなものにするためには、いろんな知恵をいただいて、そして「自然の叡智」という基本的なコンセプトの中でよりよいものをつくっていくという努力は担当大臣としてしていかなければならない、そういうふう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはBIEに登録をして、海上の森の一部と青少年の自然公園の中でやっていくと。こういうことを基本としてやっていけば、私は何もそれは破綻するとは思っておりませんし、やはりやる以上はいろんな知恵を加えてよりよいものにしていく、こういう基本的な考え方で決して破...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 堺屋先生の案は一つの御提案だと思っています。しかし、それは採石場だとかそういう形で新しい御提案がありますから、そういう中では、やはりこれからそういったところに手をつけるということになれば当然環境アセスをしなきゃなりませんし、大変そういう意味では難しい御提...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いや、それは私は、ちゃんといいコンセプトを盛り上げていけば失敗するとは思っておりません。それはさっきお答えをさせていただきました。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、堺屋最高顧問というのはやはりいろいろな御経験に基づいて、そして世界的な博覧会、こういうお考えでそういう案を出されたと思っています。  したがって、そういう中でいろいろ難しいこともありますから、担当大臣としては、コンセプトに基づいて、そして今、谷岡...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海上の森で、当初は委員も御指摘のとおり跡地利用というような問題で、BIEがそういう跡地利用というのは好ましくないというようなことで、当初の跡地利用の計画というのは大幅に変更せざるを得ないというような状況の中で、また、地域の皆様方にいろいろ御意見を聞いてま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、耐震構造だとか蒸気発生器のこういうことが漏れているから差し戻しすべきではないか、こういう御指摘がございましたけれども、これは先ほど御答弁いたしましたように、そういう意味ではいろいろな形でその安全性をチェックする、こういうシステムをとっておりますので、...全文を見る
06月19日第151回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 平成十一年の中小企業基本法の改正によりまして、中小企業政策の理念が、大企業との格差是正から多様で活力ある中小企業者への支援、これへ転換されました。商工会につきましても、このような政策理念に基づきまして、経済社会環境の変化を踏まえつつ、意欲のある中小企業、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中国側が、今先生御指摘のように、日本製の自動車、それから携帯電話と車載電話、さらにエアコンについて特別関税を課す、このことを決定したというそういう新華社の報道が昨晩遅くございました。しかし、今の段階でまだ正式に政府間でそういう話があったということはまだ正...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっと私はその記事は読んでおりませんけれども、あくまでもこの石広生貿易担当大臣とは、石さんが来日するたびにバイ会談をしましたり、あるいはまたいろんな国際会議の中でも会いまして、大変友好的な関係がございます。  そういう中で、石大臣の方から、これは両国...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 景気の現況につきましては、先日の月例経済報告の中でも初めて「悪化」と、こういう表現が出ました。輸出、生産が引き続き減少する中で一進一退の動きを続けてきた個人消費、これは言うまでもなくGDPの六〇%を占めているわけですけれども、これに弱い動きも見えてきまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、十五日の記者会見で申し上げたのは、今の厳しい月例経済報告にありますように悪化しつつあるこの国の経済、ここにやはり歯どめをかけるということは、今先生御指摘で、平成十三年度の予算というのは森内閣でつくった中立型のやつだからそう大きな効果はないという御指...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、やはり日本の経済の基盤を支えてくださっている中小企業、これに対してはきめ細かくいろいろな対策を講じていかなければならないということで対策を講じているわけであります。  そして、平成十年のときの異常な貸し渋りに対しては、異例、特例...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、五千万円超のいわゆるセーフティーネットの利用者というのは、先生御指摘のように全国では四百五十四業者で、保証総額は二百七十一億でございます。これは、五月末現在で東京、大阪、愛知、福岡の信用保証協会のサンプル調査をさせていただきました。そういう中で、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに加入率の問題で、大阪だとか神戸、こういった大都市の加入率が非常に低いという御指摘がありました。  商工会、商工会議所が実施する小規模事業支援というのはすべての小規模事業者に対する支援でございまして、会員、非会員で支援内容に差があってはならない、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 実は、さきの衆議院の経済産業委員会におきまして附帯決議にも示されておりますように、地域の中小企業者にとって最も使いやすい体制を整備することが重要との観点から、中小企業支援組織のあり方について今委員御指摘のとおり不断の見直しを行うことは重要である、私どもも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生御指摘のとおり、中小企業のIT化推進にはIT化へのアドバイザー育成が重要と考えております。とりわけ、個々の中小企業の状況をよく把握した上でITに関する的確なアドバイスを行い得る人材が求められております。このため、中小企業の立場に立って経営指導を実...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 前段、先生御指摘の商工会同士だとかそういう形の広域の連携、そういった形でお互いに相乗効果を出して能力を向上していく、そしてそこから効果が出ていくということは非常に重要なことでございまして、私どもとしては当然そこは力を入れてやっていかなきゃいけない、このよ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生御指摘のとおり、商工会は四十年余にわたりまして地域の総合的な経済団体として商工業の改善発達と社会福祉の増進に寄与するとともに、経営改善普及事業の担い手として、特に小規模事業者の経営の改善発達を支援する事業を実施して、関係者の努力によりまして私ども...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のとおり、商工会の合併はあくまでも商工会の自主的判断により行われるものと考えております。  今回の法改正は、商工会の合併を強制するものではございませんで、自主的に合併を選択した商工会がより円滑に手続を進められるよう、手続規定の整備など、環境整...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 不良債権をオフバランス化いたしていきますと関連中小企業が直接または間接的な影響を受ける懸念は十分ございますし、このような認識のもとで、間接的な影響としては、オフバランス化の対象となる企業と取引等の関係にある中小企業が連鎖倒産の危険など経営の安定に不測の支...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと思います。
06月20日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  e—Japan重点計画というのは、さきの臨時国会で成立しましたIT基本法に基づきまして、IT社会の形成のために政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策の全容を明らかにしたものでございます。  本年三月に定められましたこの計画におきまし...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  不正競争防止法は、事業者の営業上の利益という私益と公正な競争秩序の維持という公益を保護法益といたしておりますけれども、その実現手段としては、当事者間の差しとめ請求、損害賠償請求等の民事的請求を基本といたしております。  ただし、公...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  不正競争防止法においては、従来から表示の類似性が不正競争行為の要件として使われておりまして、その類似性の判断基準については過去の判例において確立したものがございまして、それがドメイン名についても適用できるものと考えております。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 後藤先生御指摘のとおり、私も担当副本部長でございまして、昨年の七月からIT戦略本部そしてIT戦略会議、それがe—Japan構想、こういう形で基本的に計画として結実をいたしました。  したがいまして、今竹中大臣の御答弁にもありましたように、私も経済財政諮問会議のメ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  後藤先生御指摘のとおり、停滞と閉塞を打破いたしまして、日本経済の新たな成長と発展を現実のものとしていく、そのためには、構造改革を強力に推進いたしまして、民間の経済活動が自由濶達に行われるような環境を整備していくことが非常に重要だと...全文を見る
○平沼国務大臣 景気の現況につきましては、輸出、生産が引き続き減少する中で、一進一退の動きを続けてきた個人消費にも弱い動きが見られまして、また、非常に景気の下支えをしておりました設備投資も前期比では御承知のとおり減少に転じるなど、大変悪化しつつある、こういう現状であります。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  日米外相会談の場におきまして、パウエル米国務長官から、米国は京都議定書を受け入れることはできない、そういう発言があったことは承知をいたしております。京都議定書をめぐる国際交渉は、引き続き非常に難しい局面にあると私は率直に受けとめて...全文を見る
○平沼国務大臣 今月十一日のブッシュ大統領の声明では、国連の枠組みにおいて温暖化問題への対応を発展させるべく友好国や同盟国、世界全体の国々と取り組む用意がある旨の発言がありました。そして、十八日の日米外相会談では、京都プロセスの枠内で取り組むとの意向が、先ほど申し上げましたように...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  地球温暖化問題の取り組みの実効性を確保する観点からは、日米欧がともに参加する国際的枠組みの実現が最も重視されるべきと私は認識しております。  特に、世界のいわゆるCO2の排出量の約四分の一を占める米国がこれに参加しないということ...全文を見る
○平沼国務大臣 京都議定書をめぐる交渉は、御指摘のように、現在難しい局面を迎えておりまして、このような状況にあっては、各国すべてに柔軟な対応が求められると私は考えています。  我が国といたしましては、今日の難しい状況下におきまして、京都会議で国際的な合意を取りまとめたという貢献...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の鉄鋼に関する米国の二〇一条調査につきましては、ブッシュ大統領の指示に基づき、近々米国通商代表部から米国国際貿易委員会に対して正式な調査開始要請がなされるもの、このように承知しております。  米国に対して世界からの鉄鋼輸入が、御承知のようにおおむね減少傾向...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、ゼーリック代表がWTOとの整合性を十分考慮する、こういうことを言いました。しかし、それを逸脱するようなことがあれば、私どもはEUと共同歩調をとる、そういう場合もある、こういうことであります。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  中国が一昨日の晩に発表した報復措置は、WTO協定から見ても、また日中貿易協定から見ても正当化し得ないもので、非常に遺憾だと思っています。  本問題は、冷静かつ粘り強い協議を通じて解決すべきものだと思っておりまして、日本側としては、...全文を見る
○平沼国務大臣 参議院の本会議で大変失礼をいたしました。お答えをさせていただきます。  さきの上海で行われましたAPEC貿易大臣会議の前後に、私のカウンターパートであります石部長とは二度話し合う機会が実はありました。APEC会議前夜の正式なバイ会談で話し合いましたのは、専らAP...全文を見る
○平沼国務大臣 この問題に関しましては、中国側からは、その具体的な内容だとか時期、こういうものについては、まだ一切明言がありません。そういう中で、今北京にある日本大使館が実際に抗議に行っている。今そういう状況の中で、私どもは、最終的には私と石部長との話の中でやっていくべき問題だ、...全文を見る
○平沼国務大臣 日中間というのは大変大切な関係であります。したがいまして、これが端緒になりまして、マスコミの表現なんかをかりますと、両国の貿易戦争なんというような言葉がありますけれども、そういう形にならないように、私どもとしては、総理が言われたように、やはり冷静な話し合いの中で早...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  我が国経済社会システムを二十一世紀にふさわしいものにしていくため、民間にできることは民間にゆだね、地方にできることは地方にゆだねる、その原則に基づきまして行政の構造改革を進めることは、小泉内閣の重要課題の一つであります。  特殊法人や認可...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  経済産業省の来年度の予算に関するお尋ねでございますけれども、来年度予算の大枠については、政府として、シーリングのあり方を含めまして、現時点で具体的な方策は決定していないものと承知しております。  いずれにいたしましても、現在政府...全文を見る
○平沼国務大臣 ドメイン名をめぐる問題はいろいろあるわけでございまして、ある面では我が国の内外で深刻な問題ともなっております。当面を考えますと、後半御指摘があったそういう面での紛争は、増加していく傾向にあるのではないかと思います。  今回提出させていただきました不正競争防止法改...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のとおりだと私は思っております。  さきの臨時国会で成立をいたしましたIT基本法は、委員御承知のように、その第三条におきまして、IT社会の形成というのは、すべての国民が、ITの恵沢をあまねく享受できる社会が実現されるこ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本年一月に当省が行った電子商取引市場に関する調査によりますと、いわゆるBツーC取引市場の規模は、二〇〇〇年の約八千億円が二〇〇五年には約十三兆円に成長する、こういうふうに見込んでおります。また、電子商取引の比率については、二〇〇〇...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本法案の第三条は、事業者によって確認措置が講じられていない場合については、消費者が操作ミスによって誤った契約を締結しやすいという電子契約の特性に対応するために、こうした場合の契約を無効とする措置を規定したものであります。  ただ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  現在、博覧会協会におきましては、二十一世紀の初頭を飾るにふさわしい博覧会を実現すべく、会場計画の具体化についてさまざまな角度から検討を行っているところであります。その一環として、協会の堺屋最高顧問にもさまざまな知恵を出して検討を行...全文を見る
○平沼国務大臣 私も六月一日の会合のことは報告を受けて、よく承知しております。また、その後、たしか六月十四日だったと思いますけれども、堺屋最高顧問にもお会いをさせていただきました。  委員御承知のように、BIEで承認をされました愛知のこの二十一世紀の初頭を飾る国際博覧会というの...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、そういう意思の表明は、新聞で報道があったということを聞いておりまして、私がじかに確認をしたわけではございません。また、協会の豊田会長もそのことを明確に言っているとは私は承知をしておりません。  しかし、私はいわゆる万博の担当大臣としてやはり責任がございます...全文を見る
○平沼国務大臣 さきの臨時国会で成立をいたしましたIT基本法は、その第三条において、IT社会の形成は、すべての国民がITの恵沢をあまねく享受できる社会が実現されることを旨として行わなければならない、こういうふうにうたっております。  このためには、ITの光の側面ばかりに注目する...全文を見る
○平沼国務大臣 まず最初のお尋ねでございますけれども、インターネットの普及率は、平成十二年末時点で、総務省の発表によりますと約三七%、こういう数字に相なっております。  それから、二つ目の御質問ですけれども、電子商取引特有の消費者トラブルとしては、申し込み操作で誤って注文してし...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
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○平沼国務大臣 このたび、新内閣のもとで再び経済産業大臣を拝命いたしました平沼赳夫でございます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。  我が国の石炭政策は、昭和三十年代以降今日に至るまで約四十年の間、計九次にわたり実施されてまいりました。炭鉱の合理化等を図る石炭鉱業構造調整対...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今、委員のお話を聞かせていただきました。日本の戦後、まさに焦土と化した中で日本が経済復興を遂げることができた、そのときの基幹エネルギーは石炭だったと思います。したがって、産炭地やそこで働く方々がこの日本の経済復興に対して大変大きな...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  高木委員御指摘のとおり、米国はCOP3、京都議定書から離脱すると、ブッシュ新政権になって表明をいたしました。私どもは、甚だこのことは遺憾なことだと思っております。  その第一点は、世界の中でCO2の排出量は米国が断然一番多い国で...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国のエネルギー政策につきましては、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現する、そういう基本目標を達成するために、昨年四月より、総合資源エネルギー調査会において、各種施策や新たな長期エネルギー需給見通しに...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘だと思っております。  石炭ガス化複合発電、IGCC、これは、委員よく御承知のように、石炭をガス化し、ガスタービン及び蒸気タービンを駆動することによって発電効率を飛躍的に高めまして、二酸化炭素排出量を石油並みに軽減できるものでありまして、環境対策の観...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  高木委員御指摘のような案件につきましては、産炭地域市町村から重点的に出された要望事項を当省において取りまとめまして、産炭地域振興関係各省庁等連絡会等の場を通じて関係省庁に連絡して、対応をお願いしているところであります。  当省といたしまし...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国の石炭政策というのは、昭和三十年代以降今日まで、九次にわたり実施されてまいりました。総じて言えば、炭鉱の合理化等を図る石炭鉱業構造調整対策を推進するとともに、構造調整に即応した炭鉱労働者雇用対策、構造調整の地域への影響を是正...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう意味では、技術移転を行うに当たって、五カ年計画で研修生を受け入れてやることにつきましては、当然、日本の炭鉱で継続的に採掘をする、こういうことがないと円滑にその事業を進めることはできない、このように私は思っています。
○平沼国務大臣 まさに、児玉先生のおっしゃるとおりだと思います。  五カ年で、日本が培ったいわゆる採炭技術、それを特にアジアの諸国に移転していく、このことで、受け入れて、そして今御指摘のそういう発火事故があったりしたら、まさに、かなえの軽重を問われることに相なると私は思います。...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギー・産業技術総合開発機構、NEDO鉱害本部の職員の雇用確保対策につきましては、職員の意向を可能な限り尊重いたしまして、NEDO他部門への配置転換、他法人等への受け入れの働きかけ等を行い、最大限の努力をこれまで続けてまいりました。  関係者の御協力を得て...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年の石炭対策特別委員会における法律案の決議の際にも、産炭地域関係各省庁等連絡会、各省連の積極的活用を盛り込んだ附帯決議をいただきました。  当省といたしましても、この附帯決議の趣旨を踏まえまして、関係省庁と十分な連携をとってまい...全文を見る
09月14日第152回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、金融サイドの不良債権あるいは産業サイドの不良債務というものを処理してまいりますと、やはり中小企業に非常に大きな影響が出ることは事実であります。そこで、やはりセーフティーネットをいかに構築していくかということが大変大切だと私...全文を見る
10月01日第153回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 太田議員にお答えをさせていただきます。  議員御指摘のとおり、経済大国である我が国の基盤を支えているのは中小企業であります。五百万社と言われている企業の中で、九九・七%になんなんとするのが数の上の中小企業の実態であります。また、雇用の七〇%を受け持って...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘のように、特別保証制度というのは、一年延長をして、十兆円上積みをして、そして保証をさせていただきました。この三月三十一日で、異例、特例の措置という形で打ち切りました。  しかし、やはり今の経済情勢が厳しいということで、昨年...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  確かに、今、土地担保というものが非常に厳しい状況になってきております。中小企業の土地担保というのは、大体総額で九十一兆あるというふうに言われています。それから、現金と預金というものが大体七十八兆で、今御指摘の売り掛け債権というのが、...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思います。  最近の直近のデータでは、倒産が自営業者を含めて一万八千件あるわけでありまして、バブル後でも、平均では一万五千台でございましたから、大変厳しい状況になってきています。  そして、委員御承知のように、完全失業率も二カ月連続五%、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと午前中の答弁でも私触れましたけれども、やはり日本の場合には、非常に、新しく企業を起こす、そしてベンチャーを含めてそれに対するインセンティブが少ない、そういうことがあります。したがいまして、事業計画に着目をして、そして援助をするという入り口のところと、それか...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきますけれども、経済産業省といたしましては、小売業、それからその関連、その実害がどのぐらいあるかということは詳細にはまだ把握できておりません。しかし、現実には大変厳しい状況になっておられる小売業者、関連業者はおられます。  そこで、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  委員御承知のように、このタオルのセーフガードというのは、四月十六日に調査を開始いたしました。そして、六月二十九日までの間に証拠の収集等を行いまして、八月三日までにその閲覧をさせていただき、また関係業界の皆さん方からの御意...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  従来、こういう同時多発テロが起きなくても原子力発電所の安全を担保するということは国民にとって一番大切なことだと思っています。  そこで、九月十一日の同時多発テロが起こりまして、私も閣僚懇談会の中でやはりさらに警備態勢を強化する...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、原子力発電所というのは、今お話にありましたように、大変横からのそういう防護態勢というのは二メートルの大変頑丈な側壁で守られています。ですから、同時多発テロのようなああいう大型の旅客機が燃料を満載にして垂直で落ちてくるというようなことを想定...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっとお答えする前に、数字の訂正をさせていただきます。  二十一サイト五十一基と申し上げましたが、十七サイトでございました。大変失礼をいたしました。  私は、先ほども申し上げましたように、原子力発電所の安全を守るということは大変大切なことだと思って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、確かにそういう時間というのは緊急を要するわけであります。そういう中で、今の体制の中では、私どもとしてはでき得る限りそういう情報を密にしながら緊急に対応する、こういう形で私どもは今のところは最善を尽くさなきゃいけない、そういうふうに私は思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今御指摘のように、大変、今、日本の経済というのは厳しい状況にあります。  つい最近でございましたけれども、全国の経済産業局長を本省に集めまして、日本全体の今の景況を報告を受けました。やはり総体的に物すごい厳しいわけでござ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  このテロの勃発の後、私ども一番心配いたしましたのは石油の価格の問題であります。これはもう御承知だと思いますけれども、初日だけで三十ドルを超えるような急騰がございましたけれども、世界全体がやはり景気が非常に後退をしている、そ...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 九月十一日に同時多発テロが起こりまして、我々としては原子力発電所の安全と、こういう観点から民間の事業者に対して徹底した警備体制の強化、これを命じました。そこで、いわゆる構内に立ち入る際のチェックを厳重にする、こういうことをまず第一に徹底をいたしました。そ...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○平沼国務大臣 第百五十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済認識や諸課題について、一言申し述べさせていただきます。  我が国の経済の現状を見ますと、輸出、生産が大きく減少し、失業率が最高水準で推移するなど、引き続き悪化しております。世界経済も同時減速の状況...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のとおり、日本の経済の現状というのは非常に厳しいものがあると思っています。全国に約五百万社あると言われている企業の中で、九九・七%が中小企業と言われています。特にその中小企業に対して厳しい状況が出ておりまして、中小企業の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のいわゆる特別保証制度というものが、百八十四万件に利用していただいて、二十九兆を超える保証をさせていただいた。これが全部銀行だというような御指摘がありましたけれども、これは、私も全国を回らせていただいて、中小零細企業の方...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど委員は、御友人の中小企業の経営者の方々が自殺をされた、それから交通事故の死亡者を上回った企業経営者の自殺があると。  私も、その数字、実態はよく承知しておりまして、これはかつてないことでございましたけれども、日本では今自殺者が三万人を超える。その中で、交通...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  確かに、今、日本、世界のIT産業というのは非常に厳しい状況になっています。アメリカにおいても、九〇年代あれだけ大きな成長を遂げたIT産業も今リストラの段階に入っています。そしてまた、日本におきましても、一連の大手IT関連企業がリストラ策を...全文を見る
○平沼国務大臣 私は小泉内閣の閣僚であります。したがって、首相が、総理がそういう基本方針であれば、閣僚として、私はその中で全力を尽くすのが私の本分だと思っています。  総理の所信表明演説の中に、やはり不測の事態が起こったら機動的、大胆、柔軟に対応する、そこに総理の考え方が盛り込...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、かつて議運の委員長も務めさせていただきました。ですから、国権の最高機関たる国会において具体的な法案を審議し、そして立法をする、そのための重要な機能を持っているのが委員会だ、このように思っています。
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、さきの通常国会におきまして、石油備蓄法や石油公団法の改正法案等について当委員会で御審議をいただいて、石油公団の役割を含む自主開発政策や備蓄政策の意義、さらにはエネルギー政策全般にわたる幅広い御議論を経て、そして御了承をいただいたところであります...全文を見る
○平沼国務大臣 私もちょっと議事録で、私の答弁があります。  小泉内閣総理大臣は、五月の所信表明演説におきまして、日本経済の再生に向け、経済、財政、行政、社会の構造改革に取り組む旨表明されました。国の事業について、民間でできることは民間にゆだねるなどの原則に基づいて、特殊法人等...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、地元に最近は余り帰らないのですけれども、地元の支援者の方々で酒販業を営んでいる方々から、量販店が街道沿いにできて、その影響をもろに受けて本当に厳しい状況になっている、そういうことはじかにお聞きしています。そして、今先生御指摘のそういう実態も承知をしております...全文を見る
○平沼国務大臣 これは中国との間の野菜三品目のセーフガード、この問題だと思います。これに関しましては、四月からいわゆる暫定措置、こういう態勢に入っておりまして、関税割り当てという形で今やっております。その一つの期限が、本発動に移行するかどうかというのが十一月八日、迫ってきておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  今委員がいろいろ具体的にお述べになりました。大変日本の経済というのは厳しい状況だと思っております。実は、きょうも閣議の中で一つの指数が発表されまして、我が国のいわゆる消費者物価というのも二十六カ月連続で落ちる、こういうことで非常に厳しいと...全文を見る
○平沼国務大臣 今雇用に対して、御党の基本方針、それを承りました。私は、傾聴に値する政策だと思わせていただいています。  やはり、委員御指摘のように、今構造改革を本当に徹底的にやるということは、これは絶対必要なことであります。しかし、私もさっき田中委員への御答弁で申し上げました...全文を見る
○平沼国務大臣 いずれも御指摘の点は非常に重要なことだと思っておりまして、私どもといたしましては、DIPファイナンスを中小企業金融公庫、これに創設することにいたしたいと思っております。また、経営革新支援策として、低利融資の制度、これを推進したいと思っています。また、信用保証協会が...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。  そして、今達増議員御指摘の岩手県における事例なんというのは非常にいい例だと思っておりまして、これからも、やはりこの産業クラスター、これは先ほど副大臣からも答弁がありましたけれども、十九カ所で三千社が参画をして、そしてそのこと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  地域再生産業集積、産業クラスターでありますけれども、これは地域経済産業局の職員が結節点となって産学官の広域的な人的ネットワークをつくっていく。御指摘のとおり、地域における雇用というのは、このような施策と雇用政策との連携が極めて重要だと思っ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  景気の変動でございますとか、それからグローバリゼーション、そういう中で、経済社会の構造変化によりまして、企業を取り巻く環境が大きく転換をしております。企業がその発展や存続を図るため、事業の再構築を行う場合があり、今まさにその渦の中...全文を見る
○平沼国務大臣 今、具体的な例を述べていただきました。  各企業におきましては、雇用調整を余儀なくされる場合でも、安易な雇用調整を行うのではなくて、失業の予防や雇用の安定に最大限努力すべき、その責任があると私は思っています。  こうした観点から、離職を余儀なくされる労働者に対...全文を見る
○平沼国務大臣 今、私は前の御答弁で申し上げましたけれども、やはり企業にはそういう責任があると思います。そういう面では、これまでもしてまいりましたけれども、これからもそういう指導を徹底していきたいと思っています。
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  労働時間の短縮というのは、労働者にゆとりをもたらすほか、高齢者や女性等が働きやすい環境づくりにも資するものでありまして、雇用の創出につながっていく、そういうふうに考えております。  今後とも、政府の目標である年間総実労働時間千八百時間の...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほども、問題点の一つとして、私からサービス残業のこともお話をいたしました。  私も、十一年間企業で働いていた経験があります。ある意味では、日本の社会風土というのは、なるべく年次休暇等は残そうというような、そんな雰囲気もある面では私の経験からありました。  し...全文を見る
○平沼国務大臣 結論から言わせていただきますと、それぞれの法律は上下関係にはない、こういうふうに思っています。  土地基本法そして森林・林業基本法と鉱業法との関係、これは、今御指摘のように、土地基本法というのが、土地に関する施策の基本などを定めています。森林・林業基本法が、森林...全文を見る
○平沼国務大臣 今、いろいろな問題点がある、こういうことで御指摘がありましたし、また公取の委員長からも、各種の調査をしている、こういう御報告もあり、その調査が近々出る、こういうことであります。  そういうデータ等も踏まえて、やはり健全な形で商行為が行われるように、我々としても今...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員から、中小小売商業振興法のお話がございました。契約事項に関する書面交付義務、そして説明義務、こういう義務を課しているわけでございまして、そういう不正なことがあったときには、私どもとしては、こういう法律の義務事項に基づいて説明をさせ、それに対してしっかりした指...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  栗原委員御指摘のとおり、バブルが崩壊して日本の経済というのは低迷期に入っておりました。そこで九月十一日に同時多発テロが起きまして、さらに大きなショックが加わったことは事実でありまして、日本の今の景気というのは非常に厳しい局面にございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 今、先生御指摘の柏崎刈羽、私も大臣として現場に行かせていただきまして、視察をさせていただきました。まさに大規模な形で展開されておりまして、国のエネルギーの重要な一翼を担ってくださっている、こういう感を深くいたしました。  そこで、御指摘のラピカの問題がいわゆる住...全文を見る
○平沼国務大臣 今具体的な数字を示していただいて、非常に厳しい状況を御説明いただきました。  私どもとしても、この同時多発テロで海外旅行客のキャンセルが相次いでいる、非常に大きな問題だということは認識をしております。中小企業庁としまして、経済産業省ですけれども、国土交通省に対し...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御体験に基づいた、その角度からの御発言、御意見、大変貴重な御意見として承らせていただきました。  御指摘の輸入業者についても、利害関係者に当たるものでございまして、国内関係法令に基づいて、利害関係者の意見表明を求めました。四月二...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、今御指摘のように、朱鎔基首相と我が小泉首相が中国で会談したときも、お互いに、両国の経済関係は緊密なので話し合いで決着をしようと。それから、江沢民国家主席との会談においても確認し合ったことであります。今、それに基づいてこれから作業をしていかなきゃいかぬと思っ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  タオルの繊維セーフガード調査につきましては、御承知のように、調査期限を十月十五日といたしておりました。最近の輸入動向等を勘案して引き続き検討する必要がある、そういう理由によりまして、今御指摘のとおり、同調査期間を六カ月、すなわち来...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  延長期間の六カ月につきましては、当初の期間が六カ月、こういうことでございましたので、同様に六カ月、こういうふうにさせていただきました。したがって、輸入動向によって、六カ月を待たずに措置発動の是非を判断することもあり得ると思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 松浪委員が今、地元のロープ業界あるいはタオル業界、この現状が厳しい、こういう例をお示しになってその厳しさをお述べになりました。  私どもも、非常に今中小企業の置かれている環境は厳しいと思っております。特に、中小企業を取り巻く環境というのは、本年に入って急速に悪化...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  松浪委員御指摘のように、やはり民間の金融機関でどうしても対応できない部分をこの現下の厳しい状況の中で政府系金融機関が担っている、これは厳然たる事実で、その必要性というのはますます私はある意味では高まってきている、そういうふうに認識をしており...全文を見る
10月30日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  第百五十三回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、経済認識や諸課題について一言申し述べさせていただきます。  我が国の経済の現状を見ますと、輸出、生産が大きく減少し、失業率が最高水準で推移するなど、引き続き悪化して...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答え申し上げます。  いわゆる狂牛病の患畜の確認に伴い、御指摘のように経済的に影響を受けている小売店等の関連中小企業、大変な被害が出ております。一番顕著なものは、売り上げの減少等の問題が生じているわけでございまして、経済産業省といたしましては、関連中...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先般、中国の上海で開催されましたAPEC、これは私ども閣僚が出席をいたします閣僚会合と、その後、参加の国・地域の首脳が集まりました首脳会合がございました。これは本年の総括をする意味での会合だったと思いまして、それを私は総括させていただくと、非常に成果が上...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 二国間のFTAと言っておりますけれども、経済連携の協定に関しまして私どもの基本的な考え方というのは、あくまでも世界の自由貿易体制、これを確立するのはやっぱりWTOという大きな土俵である、それを補完する意味で二国間協定、これはやはりこれから世界経済がさらに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山崎委員御指摘のとおり、今の日本の経済の現状というのは大変厳しいものがあると思います。昨日発表されました鉱工業生産、これも過去七年の中で最悪のマイナス二・九%、こういうことでございますし、本日発表されました完全失業率も対前月比、これも急激な悪化でございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、先ほどの答弁の中で若干触れさせてもいただきました。  御指摘のように、私も選挙区は岡山でございまして、地方経済に占める例えば建設業、これは非常に比率が高いわけでございます。そういう中で公共事業というものをカットするというのは、地域経済に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 第二次世界大戦で日本は敗れまして、そしてその敗戦の焦土の中から今まで五十有余年にわたって自由主義経済体制をしいて、そして世界第二位の経済大国になる、そういう実績を上げてまいりました。その成果はやはり自由主義経済体制に私はあったと認識しております。  し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私が先ほどの御答弁で申しました構造改革の中には、小泉内閣が民間にできることはもう民間に極力ゆだねよう、それから地方にできることは地方にゆだねよう、これが御指摘の構造改革の柱になっています。そういった中で、やはり官から民へと、これは避けて通れない道だと思っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特殊法人改革というのは、これは先ほども触れましたけれども、原則、廃止ないしは民営化という形で臨んでおりまして、今の段階で経済産業省というのは十九のうち七つはそういう具体的な案を示しました。象徴的になっている石油公団に関しても、委員御承知のように、私はいち...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のとおり、特殊法人、認可法人というのは大変数が多うございまして、そして非常に、例えば渡り鳥というような言葉で表現されておりますけれども、幾つもそれを渡り歩いてその都度多額な退職金を取る、こういうことはもう絶対に私は許されないことだと、そう思って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  停滞と閉塞というものを打破をしまして、日本経済の新たな成長と発展を現実のものとしていくためには、先ほど来申し上げておりますけれども、経済構造改革を強力に推進をして、民間の経済活動が自由濶達に行われるような環境を整備してい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小泉内閣のもとで平沼プランというのを提唱させていただきました。それは、新規産業の創出、育成というのは極めて重要な課題である、こういう認識に基づいております。小泉、森内閣におきましても、一貫してこのことは産業政策の重要な柱として各般の施策が実行されてきたと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、自由貿易体制というのは、この二十一世紀、ますます必要になってくると思っています。そういう中で、世界的な自由貿易体制を推進するには世界の主要な貿易国が参加するWTO体制というものをやっぱり維持強化することが必要だと、こういう基本的な私どもは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 若林委員の御指摘のとおり、確かにテロの根源には貧困というものが一つの大きな要素としてあると思います。そのほかに、民族ですとか宗教上の根源的な対立なんというのも裏打ちも貧困にあって、それを増幅していると、こういう点もあるかと思います。  確かに、グローバ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) WTOの新ラウンド立ち上げというのが世界の自由貿易体制にとって非常に必要なことだと、こういう認識のもとに、我々日本といたしましては幅広いアジェンダで、そしてだれもが参入できる、そういう新ラウンドを立ち上げるべきだということで、一貫してそのような方向で私ど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、日本はやっぱり物をつくるということが一番得意な、そしてここを伸ばすべき分野、そういう国だと私は基本認識を持っています。  今委員が具体的な数字をお示しくだすって、非常に厳しい現状、こういうことをお述べになりました。現状は私はそのとおりだと思ってい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、産業界からは、今非常に厳しい中で、さらにそういう制約要件が重なると大変日本の経済全体にとって危惧すべき事態が想定できる、そういう声があることは聞いています。しかし、やっぱり二十一世紀を考えますと、この地球温暖化防止というのは人類の避けて通れない課...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、草川先生御指摘のように、先日発表されました九月の対世界貿易収支というのは、前年同月比マイナス一八・三、輸出は六カ月連続の減少に相なったわけであります。したがいまして、輸出、輸入とも減少しているわけでございますけれども、一つは世界経済の減速を受けて輸出...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはりこれからの厳しい状況の中で日本の産業の新しい力をつけていく、こういうことで私は四つの重点分野というものを想定して今力を入れているところであります。  それは、先ほど申しましたように、ナノテクノロジーでございますとかまたバイオテクノロジー、さらに、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のWTOの中国加盟というのを目前に控えておりまして、日中経済関係というのは各産業で相互補完的な分業関係が私は進んでいると思っています。  貿易総額においては、昨年は初の八百億ドル台に突入しまして、ことしは締めくくりますと恐らく百億ドル上乗せして九...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私が九月十一日の同時多発テロが起こったときに実は一番心配しましたのはエネルギー関係、特に原子力発電所のセキュリティーの問題でした。そこで、閣議後の懇談会において私から原子力発電所の安全確保、こういうことを提起させていただいて、そしてその結果、今、副大臣が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、中小企業が構造改革、不良債権の処理を進めるに当たって大きな影響を受けることは私はそのとおりだと思います。例えば今、大手十五行で十一・七兆円、それだけのいわゆる厳しい不良債権がある、こういうふうに言われておりまして、これを今やろうとしている...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘で、私の所信の中に狂牛病のキョの字も入っていなかったと、こういう御指摘でございますが、確かに文言としては入っておりませんが、これは御承知だと思いますが、この狂牛病が発生をして問題になりましたときに、私どもは小売業者を初め大変中小企業の方々多うご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、牛肉関連の業者の方々は大変お困りだということはよく承知をしております。いわゆる狂牛病問題で影響を受けている中小企業者に対する融資制度として、農林水産省関係では、中央畜産会の利子補給により商工中金ですとか農林中金あるいは銀行等が融資を行う関連つなぎ資金...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、西山先生から英国の例をお出しになられました。私は、冒頭の御質問で、やはり政府を挙げて取り組んでいく、こういうことを申し上げました。ですから、私も問題意識を持って臨ませていただきたい、このように思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のとおり、大変厳しい状況になっていると思います。  GDPの伸び率というのも、四—六は御承知のようにマイナス〇・八、こういう形でございまして、七—九も恐らくマイナスになる。今年度は一・七プラスという形で成長を期待しておりましたけれども、日銀の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中国に対するODAに関しましては、今先生が御指摘のように、やっぱり大変国内でも批判があることは事実でございます。そういう国内における強い批判と、そして我が国の今の厳しい経済情勢、こういったことを踏まえましてやはり見直しを政府部内で進めてきていることも事実...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、基本的には御指摘のとおり大変重要な問題だと思っています。しかし、個々の産業の再編につきましては、これはちょっとお触れになりましたけれども、あくまでも各企業の判断及び経営努力の結果として達成されるべきものだと思っています。しかし、さはさりながら、やは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御質問の中でもちょっとお答えしたところでありますけれども、やはり日本の経済の活力を取り戻す、そして、今厳しい雇用情勢の中で新たな雇用を創出する、こういうことは、ベンチャーを含めて新規産業を育成することだと思っています。  そういう意味で、今御指...全文を見る
10月31日第153回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 柳田議員にお答えをさせていただきます。  二国間協定についてのお尋ねでございましたけれども、その基本的な政府の考え方は今、総理から御答弁がございました。私からは、シンガポールとの経済連携協定の進捗状況と、その他の国々との取り組みについてお答えをさせてい...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  電源立地という非常に国の政策遂行に不可欠な交付金制度というものをある意味では大変悪用したといいますか、そういう形で不正、不適切なことが発生したということはまことに遺憾だ、このように思っております。経済産業省といたしましては、こうした...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、ちょっとまだ現地をじかには見ておりません。  しかし、山田委員の御指摘をいろいろ聞いておりますと、率直に申し上げて、相当ずさんな状況があるのではないか。お話を伺って、このような感想を持たせていただきました。
○平沼国務大臣 先ほど山田委員御指摘のとおり、国民の皆様方の血のにじむような税金を使って、そして国の重要な政策であるこの電源立地に基づく政策を実行する。そこはやはり、本当に厳格に、厳密に、国民の皆様方が納得いく、そういう形でそれを実行しなければならないと思っています。  大変詳...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘のとおり、大変流通業者も狂牛病によって多大の被害をこうむって、大変な状況になっていることは事実でございます。  無利子化すべきか、こういう御指摘でございますけれども、我々としては、具体的に影響を受ける中小企業者に対しましては政府系中小企業金融機関から...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○平沼国務大臣 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現下の中小企業をめぐる経済情勢には極めて厳しいものがあり、先行きについても、米国同時多発テロの経済への影響等が懸念されるところであります。さらに、今後、不良債権処...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 厚生労働委員会農林水産委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○平沼国務大臣 中山議員からテロという言葉が出ましたけれども、やはり、一生懸命まじめに生産をする、それを流通経路に乗せる、そして販売をする、その牛肉を使って商売をされている、こういう方々の、本当に率直な皆様方の感じというのは、今言われたようにテロということは非常に適切なお言葉だ、...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、関係の業者の皆様方が大変厳しい状況に置かれているということは、私どもはよく認識をしております。  厚生労働省あるいは農林水産省でもそれぞれきめ細かく対応しているわけでありますけれども、私どもといたしましては、中小企業の皆様方に対するセーフティーネット、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 この数字に関しては、経済産業省ではそういう数字というものをつかんでおりません。ですから、これは、ほかの省庁と協力をしながら、もし御質問でしたら、後刻お答えをさせていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 簡単にお答えさせていただきます。  無利子制度、これを検討せよ、こういうお話でございます。  私どもは、いわゆるセーフティーネットで貸付制度と保証制度、これは両建てで、かなりきめ細かくやらせていただいております。ただ、無利子制度に関しましては、阪神・淡路でござ...全文を見る
11月16日第153回国会 衆議院 本会議 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 三井議員にお答えさせていただきます。  第一点は、炭鉱技術の継承の問題でありました。  委員御指摘のとおり、日本は、炭鉱技術に関しては、世界有数の技術の蓄積がございます。そこで、世界の産炭国にこれを技術的に承継してもらうべく、御承知の研修制度を立案い...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  一つは、今までの日本的な風土が影響していると私は思います。それはやはり、終身雇用制という中で、独立心旺盛な企業家が育たないというような背景がずっと明治以降続いてきた。そして、そういう中で、それに必要な法制度でありますとか、また、今御...全文を見る
○平沼国務大臣 創業者が融資を受ける際には個人保証が必要なことについては、開業間もない企業が十分となる資産を有していない場合が多いことから、ある面では避けがたい面があるわけであります。しかし、事業者が事業に失敗した場合、個人保証によって余りに厳しい責任を追及することになれば、創業...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要な御指摘でございますので、私も、そういう形で法務大臣にもしっかりお願いをして、一日も早く実現をするように努力させていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  ベンチャー企業が事業の成長段階に応じた資金を調達していく上の課題としては、ベンチャーキャピタルや個人投資家といった資金の出し手の多様化と、資金調達の円滑化が重要な課題であると私どもは思っております。このような観点から、個人投資家に...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり、これから新規産業を起こして雇用を吸収する、これが今の日本の沈滞した経済、これに活力を与え雇用を吸収する、こういうことから考えれば、今御指摘の、そういったインセンティブを与える政策はどんどんやっていかなきゃいかぬと思っておりまして、私どもも真剣に取り組まなき...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御承知のように、九七年ぐらいに大変な銀行の貸し渋りというのが起こって、日本の企業の屋台骨を支えていただいている中小企業、零細企業の方々が大変困られた。そこで、今御指摘のような特別の保証制度をつくって、一年延長して十兆上乗せをして、百七十万件を超える保証をさせて...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  中小企業というのは、委員御承知のように、日本の経済の屋台骨を支えていただいておりまして、全国に五百万社とも言われています。そういう中で、多種多様な中小企業がございますので、きめ細かくそういったニーズにこたえるということがこのパッケ...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘をいただいたと思っておりまして、私どもも、継ぎはぎだとかそういうことでなくて、整合性がある、こういう信念でやらせていただいているわけであります。  御指摘のように、我が国の経済の現況を見ますと、ここ二カ月連続、失業率が戦後最高、最悪でありますけれども...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、冒頭お断りをさせていただきますが、小泉内閣の閣僚の一員であります。したがいまして、小泉内閣の、予算を含めて基本方針には忠実に従って全力を尽くす、これは私の職責、職分だと思っています。  従来、テレビ、新聞等で発言をさせていただいたのは、一政治家としての見解...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員から時系列的に経済の動向、お話をいただきました。私も、その流れの中で御指摘の点は非常に正鵠を射ている、こういうふうに思わせていただいています。  当たり前のことでありますけれども、需要を構成する大きな項目というのは、政府の支出のほかに民間セクターがござい...全文を見る
○平沼国務大臣 本当に御指摘のように、経済産業省が誕生いたしましてほぼ一年、こういうことでございます。  私は、経済産業省が生まれることとなった時代の背景に目を向けまして、我々に期待されている大きな役割として、一つは、各経済主体が存分に活躍できる場や環境を整備すること、総合的な...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  提案理由の中に、やはりポテンシャリティーと意欲のあるそういう企業、しかし今、経済状況が非常に悪いわけでございますから、そういう中で、ポテンシャリティーと意欲があっても連鎖的に巻き込まれて、そして厳しい状況に追い込まれる、こういうことが想定さ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、企業の中で、やる気があって、そして、一生懸命やっているけれども不当な状況に置かれているという方々に対しては、やはりセーフティーネットを張る必要があると思います。しかし、企業の中にもいろいろありまして、企業として経営努力も全然ないし、そして非常に放漫な形で、衆...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  中小企業というのは、言うまでもなくて、大企業に比べまして間接金融への依存度が非常に大きいわけであります。最近の本当に厳しい金融経済情勢のもとで、その資金調達に大きな影響を受けているわけであります。また、我が国の間接金融というのが、御...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、私は当然のことだと思っています。
○平沼国務大臣 私どもも、御評価をいただいたということは大変ありがたいと思っています。  もちろん、迅速にやらせていただくということで、先ほどの答弁にも入っておりましたけれども、でき得る限り、いろいろ条件整備をしなきゃいけませんけれども、御審議をいただいて成立をさせていただけれ...全文を見る
○平沼国務大臣 数というのは、中小企業は零細企業を含めて全国で五百万社ある、こういうふうに言われております。潜在力のない、やる気のないというのは、経営責任も全うしないで非常に無定見な経営、そういう形で結果的に大変な事態に陥っている、そういう企業を言っているわけでございまして、私は...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと前の質問に関連をしてお話ししますと、特別保証制度というので三年間やりまして、百七十万社の方々に利用していただいたということは、三分の一を超える方々を対象としてやらせていただいた、こういうことですから、そういう意味では、私どもとしては、切り捨てるだとかそうい...全文を見る
○平沼国務大臣 信用保証制度というのは、幅広い中小企業者に御利用いただいているところでございますけれども、保証を受けた中小企業が、経済環境の変化等によりまして、当初の約定どおり返済することが困難となる場合があります。こうした事態に対応するために、特別保証制度に限らず、今御指摘の一...全文を見る
○平沼国務大臣 今の副大臣の答弁にもありましたように、絶対額は非常に縮小してきている。また、そういう意味では、五%の金利を返済するための新たな貸付制度で皆様方に御利用いただく、そういう形で我々は対応をさせていただいているところでございまして、今の状況は非常に厳しい、こういうことは...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川委員御指摘の空洞化という問題は、非常に大きな問題になっていることは事実でございます。  調査は、四半期ごとにやらせていただいておりまして、この九月も、全国八つの地域、対象千百六十社で調査をさせていただきました。その結果、やはり、御指摘のように、各八つの地域も...全文を見る
○平沼国務大臣 今、表でお示しをいただいて、下請企業の数、そしてその検査官の数、これは、御指摘のとおり非常に少ないわけであります。  第一線の現場の者たちは、それなりに一生懸命頑張っている、こういうふうに思っておりますけれども、やはり、そういう実態を踏まえ、今、その人員の問題も...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今の日本の景気というのは、松浪委員御指摘のように、非常に厳しい状況にあるわけであります。その中で、やはり日本の経済の屋台骨を支えていただいている、日本の企業の中で大多数を占める中小零細企業の皆様方が一番厳しい環境に置かれているわけ...全文を見る
○平沼国務大臣 マクロとミクロで大変重要な御指摘をいただきました。私は、実は二十一世紀の日本にはそう不安は持っておりません。やるべきことをやれば、私は日本の将来というのはまだまだ十分発展性があると思っています。  それは、少し長くなりますけれども、私は昭和十四年生まれですから、...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国は、これまで売掛金債権を活用した融資に対してはなじみが薄いために、中小企業者が売掛金債権について譲渡担保の設定を行いますと、御指摘のように、当該中小企業者の資金繰りが厳しいんじゃないか、こういう風評が起こりまして、それが当該中小企業者に対する信用不安を引き起...全文を見る
○平沼国務大臣 今徳島県の例を言われましたけれども、国の制度を含めて、新規企業を立ち上げるためには非常に利用しにくい、そういう制度になっているわけです。  国の例を、御存じだと思いますけれども、一例を申し上げますと、国民金融公庫で新規企業立ち上げのそういうメニューがありました。...全文を見る
○平沼国務大臣 一つは、土台として日本は長い間終身雇用制というのをとってきて、そして一生その会社に帰属するという帰属意識が非常に強かったと思います。ですから、新しい企業を起動するというモチベーションが非常に乏しかったということが根っこに私はあると思います。  それに加えまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思っておりまして、やはりそういった条件整備をしていかなければ、絵にかいたもちになると思います。だから、そういう意味では、私どもとしては、そういう条件整備に最大限努力をしていかなければいかぬと思っております。
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。     —————————————
11月27日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現下の中小企業をめぐる経済情勢には極めて厳しいものがあり、先行きについても、米国同時多発テロの経済への影響等が懸念されるところ...全文を見る
11月28日第153回国会 参議院 本会議 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 沢議員にお答えをさせていただきます。  付加価値を向上する、このことは非常に重要なことでございまして、総理から大筋の御説明がありました。私からは、具体論を少し御説明をさせていただきたい、このように思っております。  やはり産業、これは物をつくるという...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  魚住議員の御指摘について私なりの認識を申し上げさせていただきたいと思います。  今の日本の経済というのは、御指摘のとおり非常に厳しいものがあると思います。特に、世界の景気が非常に厳しい状況の中であの九月十一日の米国における同時...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 近藤委員にお答えをさせていただきます。  御指摘のように、今、日本の経済というのは九〇年代の初頭に続いて二番目の空洞化、こういう中で厳しい状況になっているということは御指摘のとおりだと思います。  九〇年代のころを振り返ってみますと、やはり円高の要因...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今委員御指摘のように、大変な九七年、貸し渋り、貸しはがし、こういうような状況の中で中小企業の皆様方が塗炭の苦しみを味わうと、こういう中で異例、特例の措置として御指摘の特別保証制度を導入させていただきました。そして、一年延...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは委員御指摘のとおりでございます。非常に収支が悪化したということは古屋副大臣からも御答弁させていただきましたけれども、やはり民間の金融機関というものが非常に厳しい中で、そういう中小企業者に対してなかなか適切な対応ができなかった、それを一生懸命穴埋めを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 直嶋委員御指摘の点は、私は確かにあると思います。金融機関サイドが不良債権処理等を推進していく中で、借り手である中小企業が厳しい経営環境を克服していくためには、中小企業自身においても、財務体質の強化をするとか経営革新等に積極的に取り組んで経営の健全化を図っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 直嶋委員が御心配、御指摘の面は確かに私はあると思います。そういう意味で、やはり国として整合性を持って、そしてばらばらではなくて一体となってやる、こういう基本姿勢が私は必要だと思います。不良債権、不良債務処理に関して、この一月に金融庁と私どもとあるいは国土...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、今の厳しい経済状況を一日も早く克服して、日本の経済を立ち直らさなければならないと思っておりますけれども、やはり今の経済指数たくさん出ておりますけれども、そういう状況を見てみますと、ことしの本年度のGDP成長率が一・七と想定されておりましたけれども...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点は、私どもはそのとおりだと思いますので、そういう形で我々としても準備を進めているところでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今回創設を目指している売掛金債権担保融資に対するこの信用保証制度というのは、不動産担保に依存した従来の中小企業金融の制約から脱却をいたしまして、物的資産に乏しい従来の中小企業に対する資金供給の拡大を目的としたものでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) COP7での合意を受けまして、十一月十二日に地球温暖化対策推進本部が開催をされたところでございます。この場で、京都議定書の二〇〇二年締結に向けた準備を本格的に開始することとし、京都議定書の目標を達成するため、現行の地球温暖化対策推進大綱を見直すことと、ま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、地球温暖化対策の実効性を確保するためには、全世界の温室効果ガス排出量の四分の一を占める米国、及び近年排出量が急速に増加をしております人口が十二億とも十三億とも言われております中国、あるいは人口が十億を超えていると言われているようなインド、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 世界の経済というのは今非常に厳しい状況になってきておりまして、九〇年代の牽引役でございましたIT産業が一とんざを、私はITというのは将来第二段階を迎えると思っていますけれども、今一とんざの状況になっていると。それから、九月十一日のあの同時多発テロ等で、非...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だったと思っております。やはり国民一人一人がそういう意識を持つ、それが共通の意識になったときに非常に大きな効果をもたらす、そういったことは当然だと思っております。  先ほどお触れになりましたけれども、小泉内閣では中央官庁で使っている公用...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原委員御指摘のとおり、私は、政治家個人とお断りしてそういう発言をさせていただきました。  実は、それに先立ちましてテレビの番組に出演したときに、私は、構造改革というのは絶対に避けて通れない道だけれども、しかし、やはりある意味では経済を活性化する政策も...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原委員御指摘のように、平成十一年十一月の経済新生対策において、中小企業基本法の改正や投資事業組合への公的機関による出資の拡充といった中小・ベンチャー企業振興の総合的施策の効果として、五年後に開業数が十万社程度増加する、これを期待すると、こういうことが打...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原委員御指摘のとおり、大変きめ細かく対応させていただいておりまして、そういう意味ではなかなかわかりにくい面がある、それは御指摘のとおりだと思います。  そこで、我々といたしましては簡素化をしていかなきゃいかぬし、しかしそれぞれ多様なニーズがありますか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この売り掛け債権を担保とした新しい保証制度に対して御評価をいただいたと、大変ありがたいことだと思っております。  そして、予算編成についての所見と、こういうことでございまして、私は経済財政諮問会議のメンバーの一人でもございます。そういう中で、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、草川先生の御指摘は大変重要な御指摘だと思っています。  これからいろいろ新規産業を伸ばしていく、また経済を活性化するということについては徹底的な規制改革を進めなきゃなりません。そういう意味で、今例でお出しになった建築基準法の問題で新エネルギーを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  技術革新を活性化し、その成果を活用して新たな産業や雇用を創出していくということは我が国にとっては極めて重要な課題だと思っております。このような考えのもとで、技術革新の主要な担い手として期待される大学等からのベンチャー創出...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お許しをいただいて、一点目と三点目は私で、二点目が副大臣ということでお許しをいただきたいと思います。  御指摘のように、世界経済フォーラムが発表しました順位は、我が国は七十五カ国中二十一位ということでございました。昨年は実は二十位でございましたので、さ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 金融機関がさまざまな形で融資を行う際に担保を徴求することは、それは一定の合理性があると思っております。我が国において、今、不動産等を担保とする貸し付けが二二%、第三者保証のついた貸し付けというのが三七%の割合、こういうような割合でございます。  しかし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特別小口保証制度というのは、小規模企業者の方々を対象に、無担保、無保証、本人保証もなしで信用保証を行う特別な制度でございます。かかる本制度を持続可能な制度として運営しつつ、一方では簡易な審査によって迅速に小規模企業者への資金供給ができるようにするため、納...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 前向きに検討させていただきます。
○国務大臣(平沼赳夫君) これは中小企業庁長官からもお答えをいたしましたけれども、特別の小口保証制度というのは、無担保、無保証人、本人保証もなし、こういう異例の制度でございます。無担保保証制度等の保証制度を利用できるような者については特別小口保証を利用できないこととしまして、真に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の厳しい経済情勢の中にあって、御指摘の点もそれは私は一理あると思いますけれども、私どもといたしましては、今、大村政務官がお答えしたように、やはり新事業創出に当たっては今私どもが提案をさせていただいているその形でやることが、やはり新規に事業を立ち上げる方...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  中小企業金融安定化特別保証制度というのは、御承知のとおり本年三月末をもって終了いたしております。本制度の保証を受けた中小企業が、経済環境の変化等さまざまな理由によりまして、当初の約定どおり返済することが困難となる場合がご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほども申し上げましたけれども、こういう厳しい経済環境の中で、条件変更等については積極的にきめ細やかに対応するということは当然のことでございまして、今そういう事例を西山先生からお聞きしましたけれども、私どもとしてはさらに徹底を図って、そういうことがないよ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 信用保証制度というのは幅広い中小企業者に御利用いただいているところでございます。保証を受けた中小企業者が、経済環境の変化等さまざまな理由によりまして、先ほど申し上げましたように、当初の約定どおりに返済することが困難となる場合が間々あります。こうした事態に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に、委員御指摘のように、日本の経済というのは全般的に厳しい状況にあると思っております。その中で、世界経済も減速でございまして、貿易立国の日本の例えば貿易収支を見ましても黒字幅が減少してきている。そしてまた、産業立国の日本にとって一つ大きな経済的なイン...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は小泉内閣、小泉首相が提唱している構造改革というのは、これは避けて通れない道だと思っております。そして、日本のいわゆる経済を見ますと、やっぱり戦後五十年、右肩上がりの経済成長を遂げてまいりましたけれども、いろいろな面で制度疲労が起こってきていると思いま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、政府はこれまでいろいろな対策において公共事業を積み増ししたり、減税による景気回復策を講じてきました。しかしながら、現在、結果として我が国経済がなかなか厳しい状態、こういうことにあることは、私どもとしては肝に銘じなければならない問題だと思っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変心強いお話を伺ったわけでございますけれども、現下の経済情勢で我が国の経済を活性化して、そして活力を出す、このことは大変必要なことでございます。  今般成立をいたしました補正予算においても、創業・ベンチャー支援策として種々の対策を盛り込みました。そし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
12月03日第153回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
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○平沼国務大臣 北村委員にお答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、国内炭というのは、まさに、戦後の復興期、我が国の経済の原動力として大変重要な役割を担ってきたわけでございます。一時期は我が国一次エネルギー総供給の四割を占める、こういう国内炭によって我が国の経済産業が...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  釧路にとりましては、水産業、紙パルプ産業と並んで、この石炭というのはまさに基幹的な役割を担ってきた産業です。そういうことから、今回も、地元の皆様方が、何とかその炭鉱の灯を消してはならないという思いで、地方自治体の方々とも協力をし、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御承知のように、本計画では、平成十一年の石炭鉱業審議会答申にもございますように、アジア産炭国ごとにそれぞれの国内で炭鉱技術を伝播する役割を担う核となる炭鉱に、集中的、そして計画的に技術移転することを目的として、技術習得機関など...全文を見る
○平沼国務大臣 御地元の釧路にとりましては、石炭産業と水産業、そして紙パルプ、これが地元経済の基盤であったと思います。その石炭の灯が消えるということは地元の方々にとっても大変残念な問題だ、そういうお気持ちで、今、地元の自治体でありますとか経済団体の皆様方や太平洋炭鉱の労使の皆様方...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  戦後、この復興期に、石炭というのは一次エネルギーの四割を占めて、我が国の経済の復興の原動力になった重要な部門でありました。今、高木先生から、第一次から第八次までの対策があった、その中にまさに石炭の歴史が盛り込まれている、このように...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  私どもといたしましては、先ほど来申し上げておりますけれども、炭鉱技術移転計画を実施するに当たりましても、今、高木委員からいろいろな面で御指摘をいただいた、そういう重要な点はしっかりと踏まえ、そして責任を持って私どもは遂行していかな...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国の総石炭供給量というのは、よく御承知のとおり、九八%を豪州、中国、インドネシア、そういった海外からの輸入に依存しております。これらの海外炭の輸入については、豪州を初めとして、過去長期にわたり、輸入量、価格とも安定的に推移して...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  昭和三十八年に第一次石炭政策が開始されて以来、現在に至るまで、四つを柱として対策を講じてまいりました。  その一つは、石炭鉱業の合理化や新分野の開拓を促進する石炭鉱業構造調整対策であります。二つ目は、産炭地域振興対策でございます...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  池島における来年度以降の炭鉱技術移転五カ年計画については、松島炭鉱株式会社が、地上付近の坑道や施設を利用して、指導員、補助員、保安要員を含めて雇用規模百人程度で、掘進、運搬、保安等の研修を実施する、こういうふうにいたしております。...全文を見る
○平沼国務大臣 児玉委員にお答えをさせていただきます。  経済産業省といたしましては、池島炭鉱の閉山に伴って影響を受けられる中小企業者の方々にできるだけの支援をする必要があると考えておりまして、十月十二日の閉山提案後から直ちに諸般の対策を講じてきております。  すなわち、まず...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業のそういった皆様方の必要な資金ということに対しては、こういう厳しい状況の中ですから、そういう面も含めてきめ細かく対応させていただきたい、このように思います。
○平沼国務大臣 今答弁をさせていただきました、土曜日と日曜日の食費とあとは雑費で七万円、これは平均的な日本人が大体使う平均額だというような観点で支給させていただいておりますけれども、せっかく日本に研修に来られた方々ですから、より快適に研修を受けていただくようにいろいろな面で努力は...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  先ほどの答弁にもありましたけれども、国際エネルギー機関の推計によりますと、今御指摘のお隣の中国の石炭需要というのは、二〇二〇年には現在の倍、約二十億トンに達する、こういうことであります。今後の需要の伸びに応じた供給量を中国としても...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  委員御指摘のとおり、炭鉱技術移転五カ年計画によりまして、我が国が長年培ってまいりました世界的にもすぐれた炭鉱技術を海外産炭国へ計画的に移転するということは、我が国の海外炭安定供給確保の観点からも極めて重要なことだと思っておりまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 それは大変重要な御指摘だと思います。先人が非常に難易度の高いところの技術を開発したということは、やはり将来の技術の保持についても必要なことだと思っています。ですから、現時点の計画では、この池島では、先ほど御答弁したように、入り口付近のそういったところで研修を実施す...全文を見る
○平沼国務大臣 中西委員御承知のように、石炭政策というのは、昭和三十八年以降、九次にわたり実施されてきておりまして、地域経済、雇用等への影響を考慮して、石炭鉱業構造調整対策、炭鉱離職者対策、産炭地域振興、そして鉱害の処理という諸問題を克服するために施策を講じてきたところであります...全文を見る
○平沼国務大臣 せっかく各省庁の連絡会というのができているわけでありますから、仏つくって魂入れずでは、これは何にもなりませんので、私も各関係大臣にも働きかけて万全を期してまいりたい、このように思います。
12月05日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘のように、石油公団の廃止時期、これは明記をされておりません。リスクマネーの供給等、必要な機能を類似法人に統合したり、また、将来の特殊会社の設立等、膨大な作業と検証が必要でございます。これらを総括した上で、公団の廃止時期を見き...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  二〇〇五年というお話がございましたけれども、私どもとしては、先ほどの御答弁で申し上げましたように、迅速にやらなければならない、こういうことで、事務的な手続等、大車輪で急がせていただいて、なるべく早い時期、こういうことで思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 従来に比べて非常に厳しい、そういう形に相なっておりますけれども、やはりそれだけ、国の貴重な資金を使う、こういうことでございますから、もちろん厳選をしなければなりません。  それから、小泉内閣の基本方針というのは、民間の活力も力いっぱい導入しよう、こういう観点があ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、北橋委員御指摘のとおりだと思います。現下の厳しい経済情勢というのを考えたときに、中小零細企業の皆様方は政府系金融機関がよりどころとなっております。そういう意味で、一方においては整理合理化ということが必要でございますけれども、私どもとしては、今の景況を考えて、...全文を見る
○平沼国務大臣 本問題につきましては、もうよく委員御承知のように、十月八日及び二十一日に日中首脳会談がございました。八日の日には朱鎔基首相、そして二十一日には江沢民国家主席と我が国の小泉首相との間で、話し合いで解決をする、こういう旨、合意をされたところでございます。  話し合い...全文を見る
○平沼国務大臣 今話し合いをさせていただいておりまして、秩序あるそういう、あちらからいえば輸出、こちらからいえば輸入になるわけですけれども、数量等含めて私どもとしては話し合いで合意点を見出していきたい、こういうことでやらせていただいております。
○平沼国務大臣 これは両国首脳が話し合いという形で合意をしたことでございます。朱鎔基首相と小泉首相が会ったときに、小泉首相の側から話し合いで解決をしよう、それにこたえて中国の朱鎔基首相もそれはいい方法である、こういう形で第一段階が始まりました。そして、ブルネイでAPECの会合があ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  ペイオフ解禁につきましては、当初二〇〇一年の三月末の予定でございましたけれども、与党間の合意によりまして二〇〇二年三月末まで一年延長されたところでございます。現時点の判断といたしましては、ペイオフ解禁というのは、既定の方針でありまして、金...全文を見る
○平沼国務大臣 御答弁申し上げましたように、やはりこのペイオフというのは、金融システムというものの信用の中でやらなければならないテーマだと思っております。しかし、現下の経済情勢というのは、御指摘のように非常に厳しい問題でございますので、私どもといたしましては、貸し渋りでありますと...全文を見る
○平沼国務大臣 これは金融庁の所管でございまして、私からは、そのことについて断定的な発言というのは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、今北橋委員の言うような状況も十分想定されることではないか、そのように私は思います。
○平沼国務大臣 この狂牛病の問題に関しては、武部農林水産大臣ともいろいろ話をさせていただきまして、私どもとしてもでき得る限りの御協力をしたい、こういう形で、枠の中で相当程度のことを今の段階でさせていただいています。  そういう意味で、今御指摘のことについては、当委員会で北橋委員...全文を見る
○平沼国務大臣 これは一つのそういう形で決まったことでございますので、すぐやるということを申し上げることはなかなかできませんけれども、柔軟な対応というのはある程度できると私は思います。そういう意味で、そういうことも含めて考えていきたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 閣議の席では柳澤金融担当大臣は隣の隣に座っておられるわけですけれども、確かに、今御指摘の信用金庫、信用組合というのは、地域に密着した、そういう金融機関でありますから、特に国際的なそういうBIS規制の適用に入るということは、私はいろいろ考えるべき点があると思います。...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣においては、やはり一方におきましては、金融サイドの不良債権と産業サイドの不良債務を処理することがやはり日本の景気回復にとってどうしても避けて通れない道だ、こういう中で、金融庁を中心に非常に頑張っているところだと思っています。  ですから、御指摘のように、...全文を見る
○平沼国務大臣 今、中山委員御指摘の三つの要素というのに私は尽きると思っています。  電力の部分自由化をいたしました。それによって電力料金というのが低減をしてきたことは事実でございます。しかし、だからといって、これをアメリカのカリフォルニアの例のように野方図にやった場合には、結...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣で、民にできることは極力民に任せる、官でしかできないことは官に任せる、そして地方でできることは極力地方に任せる、こういう中で行政改革、その中で特殊法人改革、そういうことが今最大の努力をもって進んでいます。  その中で、私は閣僚の中で一番早く石油公団の廃止...全文を見る
○平沼国務大臣 イランとの間で日量七十万バレルのアザデガン油田という油田の優先採掘権に対して最優先権をもらいまして、これは順調に今推移をしております。早ければ三年ぐらいで最初の油が出てくるんじゃないか、こういうふうに私は思っています。  今、産経新聞等に出た記事に関しては、サウ...全文を見る
○平沼国務大臣 中津川委員にお答えをさせていただきます。  景気の現状ということでございますけれども、私どもは非常に深刻に受けとめております。世界経済が同時減速する中で、我が国の輸出生産というのが著しく減少しております。さらに、物づくりの国の設備投資が減少する、そういう中で消費...全文を見る
○平沼国務大臣 私が先ほどお答えいたしましたとおり、すべての経済指標というのは非常に悪化をしております。ですから、このままいくとデフレスパイラルに陥る可能性がある、こういう認識で、私どもとしては万全の措置を講じていかなければならない、このように思います。
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、やはり今の厳しい経済状況、これは足元の経済対策をしていかなければならないのは当然のことでございますけれども、中長期的に見て、新しい事業を創出して、そしてその中で活力を生み出し、雇用も吸収することが必要だ、こういう考え方で、御指摘の新創業融資...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員から、この地域経済の活性化、これが非常に重要である、こういう御指摘をいただきまして、私どもとしても、勇気千倍の気持ちでございます。  やはり、この地域経済を活性化して、そして今の厳しい経済状況というのを打破していくのは、中長期的に見て、新しい企業の活力を...全文を見る
○平沼国務大臣 今、日本の足元の経済状況というのは、あらゆる経済指標が示しておりますとおり、非常に厳しいものだと思っております。消費者物価は連続で下落をしている、また貿易立国である日本の貿易収支も、トータルでは黒字とはいえ、非常に減少幅が大きくなってきている。また、日本の経済の活...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業金融公庫と国民生活金融公庫の融資というのは、委員御承知のように、すべて固定金利で行われております。借り手が金利変動リスクを負わないという点で、借り手にとってはある面では極めて有利なもの、こういうことでございます。  五%超えの金利の減免措置は、こうした固...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、十月をもってそういう形で打ち切らせていただきました。しかし、そういう厳しい実情というのは我々もよく認識をしております。したがいまして、きめ細かくいろいろ対応させていただくことが必要だと思っておりますので、そういった形で、ほかの制度等もいろい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今回の制御棒駆動装置近傍からの水漏れにつきましては、放射性物質による環境への影響はございませんで、また、原子炉の安全性に直ちに影響があるものではありませんでした。  当該部位は、法定検査として十三カ月ごとに実施する定期検査ごとに...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘の経済指標、そのとおり、すべての分野において厳しい状況になっております。産業立国の日本にとって、設備投資も低迷をしている、また、企業収益も上がらない。御指摘の完全失業率というのも五・四になって、今の時点で全国で職を失われた方...全文を見る
○平沼国務大臣 ここから見ますと、非常によくできておりますし、ヨーロッパのマイセンに匹敵するような感じがいたしますので、もしそれでしたら大変高価なものだと思いますが、わざわざこうやってお持ちになられたので、一万円ぐらいかなと思っております。
○平沼国務大臣 瀬戸のレースの陶器の人形の具体的なものをお持ちになって、伝統的な技術を中小企業の方々が一生懸命やっている、そういう事例をお示しいただきました。  こういう伝統工芸に対しましては、経済産業省といたしましても、伝統工芸を守るために予算措置もしておりますし、また、従来...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、冒頭の御質問にありましたように、今我が国の経済というのは極めて厳しい状況にあります。このような状況において、一刻も早く我が国経済を自律的な回復軌道に乗せる、このことが必要だと思っております。そのためには、果断な政策運営が求められているということは言うまでも...全文を見る
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本年三月末における国内銀行の中小企業向け貸出残高は、御指摘のとおり大変下がっているわけでございまして、平成十年の三月末に比して九%も減少しております。  他方、我が方がやらせていただいている政府系中小企業金融三機関、この貸出残高...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたように、この三年間で民間金融機関の貸出残高が減少しているのは事実でございますし、また、金融機関による貸し渋りというような現象も顕著になってきたことは事実であります。  そういう中で、今お示しをいただきました、全体の企業の九九・九%を占...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  信用金庫それから信用組合というのは、法令上、会員または組合員たる地域の中小企業等への資金を振り向けることを義務づけられておりまして、中小企業の円滑な資金供給に大きな役割を担っている、このような認識を持っております。  こうした意...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御党の筆坂先生初め、特に大変な技術集積がある大田区のそういう中小企業の皆様方が私の部屋に来られまして、厳しい現状をお聞きさせていただきました。  中小企業の景況というのは、今御指摘のように、極めて厳しいものがあります。円滑な資金...全文を見る