平沼赳夫

ひらぬまたけお



当選回数回

平沼赳夫の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第154回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 大沢議員にお答えをさせていただきます。  信金、信組の破綻に伴い困難な状況に陥る取引先中小企業者に対する対策についてのお尋ねであります。  取引金融機関が破綻をし、その影響によって健全な中小企業までが連鎖的な破綻に陥るような事態を回避するため、関係機...全文を見る
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  土地でなくして売掛金に着目をして、そして、衆参の御賛同をいただいて、法律が昨年の十七日から施行されました。  そして、本年の十八日で、一応実働では十九日間実施をしているわけでございまして、その間、具体的な数字を申し上げますと、五...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  確かに、今、非常に厳しい状況でございまして、特に金融機関の中小企業に対する貸し渋りあるいは貸しはがしというのはだんだん厳しい状況になってきています。  平成十年の信用収縮のときがピークでございまして、それから一時回復をしてきました...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  昨年の十二月末に産構審の新成長部会で取りまとめました提言というのは、需要創造ということが、そこに力点が置かれていることは事実ですが、しかし同時に、供給構造をやはりしっかりとしていかなきゃいけない。その供給構造の視点というのは、やは...全文を見る
01月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、二次補正というのは一次補正に比べて、それは委員御承知のようにその原資の性質上ソフト面が入れられない、こういう制約があったことは事実です。  第一次補正では、二千五百億の規模で、今御指摘の売り掛け債権に着目をし...全文を見る
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今、図表をもってお示しをいただきました。確かに、中小企業をめぐる金融情勢というのは非常に厳しいものがございます。そこで、経済産業省といたしましては、やる気と能力のある中小企業までがその連鎖に巻き込まれて破綻に追い込まれる、こういう...全文を見る
○平沼国務大臣 趣旨としては柳澤金融大臣と同じ見解でございますけれども、政府として、ダイエーを支援するあるいは支援しない、そういう判断を行ったものではありません。  ダイエーというのは、十八日、御承知のように再建のための新三カ年計画、その骨子を発表いたしました。再建策の具体策に...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをいたします。  産業再生法の適用の可否につきましては、計画の詳細が固まらない今の段階では具体的に申し上げることはできませんけれども、当省といたしましては、そういう具体的な適用申請があれば、当然、法の趣旨に照らしまして適切に対応しなければならない、このよう...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  ダイエーは、昨年来、新しい経営体制のもとで、着実な資産売却等による有利子負債の削減や営業力回復等に一生懸命努めていると承知しております。しかしながら、依然として多大な債務が経営の足かせとなっていることも事実でありまして、今般、主力...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、記者会見等で、このダイエーに関しては基本的にどういう態度で臨むのか、こういう御質問が再三あります。その中で、産業再生法というのがあるわけでありまして、もしダイエーサイドで、その再建計画の中でこれの適用というものを申請してくれば、先ほどお答え申し上げたように、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  平成十年の未曾有の貸し渋り状況に対応するため、御承知のように特別保証制度、これは百七十二万件で二十九兆保証させていただきました。これは委員御承知のとおり、通常の信用保証とは異なりまして、積極的な保証を行うために、所定の事項に該当しな...全文を見る
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  確かに、昨今の景況から、中小企業に対する特に貸出しというのは委員御指摘のように厳しいものがあるわけであります。そこで、経済産業省といたしましては、やる気があって潜在力のある、そういう日本の経済の基盤を支えてくだすっている...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  委員御指摘のように、太陽熱、太陽光を利用するということは、大変地球温暖化ガスを排出しないクリーンなエネルギーである、そしてさらにそれを伸ばしていくということで新規雇用を創出しますし、また新しい産業の分野を起こす、こういう非常に大...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたします。  燃料電池というのは、エネルギー効率が非常に高くて、そして環境負荷が低いことから、今後のエネルギーの非常に大きな分野、また環境技術の中で非常に大きな分野を占めると思っております。自動車用、家庭用、この用途が期待されておりまして、固...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは委員御指摘のとおりだと思います。国といたしましてもこの分野は重要であると、こういう認識で、平成十四年度政府予算案におきましては燃料電池の関連で約二百二十億円を計上いたしております。自動車用、家庭用での需要が期待され、国際的な開発競争が始まっている固...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 家庭用に関しましては、これはこれから、今はこの具体的な補助制度としては今申し上げたことでございますから、家庭用はこれからやはりインセンティブを与えてやっていかなきゃいけない、このように思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、従来の縦割りではなくて、やはり各省がこの一つの目的のために総合的に連携をして力を発揮していくと、こういうことが非常に大切だと思っております。  先ほど文部科学大臣からも御指摘がございましたけれども、例えばエコスクールというような...全文を見る
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  私は中小企業を所管する立場から申し上げさせていただきたいと思うんですが、昨年ぐらいから大変日本の景気というのは状況が厳しくなってきました。そして、今御指摘のような失業率に如実に反映をされていまして、ついに戦後最悪の五・五...全文を見る
02月06日第154回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 神崎代表にお答えをさせていただきます。  私に対しては、六点の御質問がございました。  まず、産業空洞化のために、新産業、とりわけ高付加価値産業の創出、育成が重要だ、そういう御指摘でございまして、そのとおりだと思わせていただいておりまして、創出、育成...全文を見る
02月07日第154回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 井上議員にお答えをさせていただきます。  私に対しては、二点の御質問がございました。  第一点は、ペイオフ解禁に対して中小企業対策はどうなっているかということであります。  中小企業に対する金融情勢というのは非常に厳しいわけでございまして、私どもは...全文を見る
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  日本は、御承知のように、天然のエネルギー資源というのがほとんどない国でございまして、自給率でいいますと四%しかありません。九六%のエネルギー、一次エネルギーはすべて海外に依存しているわけであります。  先ほど委員御指摘のように、...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆる都市の活性化、それが資産デフレを防ぐ非常に特効薬だということは、私も同感でございます。  そういう意味で、経済産業省といたしましては、例えばバイオの国際拠点都市を大阪につくる、こういう形で、そういう土地を流動化して利用する、こういうこともやっておりますし...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要な御指摘だと思います。  日本の場合には、アメリカに比べまして、ベンチャーキャピタルというのが二十分の一というような大変低調になっております。ですから、経済規模がアメリカの半分としましたら、少なくともアメリカの二分の一ぐらいなければならないわけでありま...全文を見る
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今御指摘の点は非常に重要でございまして、我が国といたしましても、この知的所有権というものをやはりしっかりと守っていかなければならない、こういう観点に立ちまして、実は、平成十四年度の予算におきましても、産官学連携予算として四百七十七...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今の経済の現況というのは、委員もよく御承知のように、大変、デフレスパイラルの入り口にあるような厳しい状況になっています。そういう中で、経済産業省といたしましては、やはり中小企業、ここに力点を置いていかにセーフティーネットを張るか、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 NPOというのは、今いろいろな統計がありますけれども、全国で九万ぐらいありまして、それぞれ非常にいろいろな面で活動をしているわけです。  それで、NPOというのは、やはりこれから、今御指摘のように、新しいそういう企業を創出したり新しい雇用を創出する、そういうこと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今、表をもってお示しをいただきましたけれども、大変、大企業が今の景況の悪化の中で早期退職勧奨制度等で人員削減をしていることは事実であります。そういう中で、やはり収入が減る、そういうような中で消費が伸び悩む、そういう形でデフレの要因に...全文を見る
○平沼国務大臣 大きな企業というのは、やはり今の自由主義経済の中で、その中での判断でそういう早期退職勧奨制度等をやっているわけで、それが今の雇用情勢あるいは景気、これに微妙な影を落としているということは事実です。したがいまして、やはり独立した企業の判断の中でやっておりますので、先...全文を見る
○平沼国務大臣 今、欧州あるいはその中の英国の例を引かれまして、その実情を御説明いただきました。  やはり、企業というのは社会的な責任を負っておりますので、先ほども申し上げましたように、解雇を余儀なくされる場合でも、極力解雇をしないような努力をまずすること、そして、どうしてもそ...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○平沼国務大臣 小林先生にお答えをさせていただきます。たくさん閣僚もおりますので、簡潔にやらせていただきたいと思います。  今、中小企業の金融というのは分極化しているという特徴が一つあります。一つは、八割が経営内容がよくない。そこに対しては非常に厳しい姿勢で臨んできておる。二割...全文を見る
○平沼国務大臣 総務大臣が大体お答えになりましたけれども、私の認識は、今ITが非常に陰りがある、こういうことが言われておりますけれども、私は、今ファーストステージが終わってちょうど踊り場にいて、これからセカンドステージに向かって大きく飛躍をするんだと思っております。  e—Ja...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、産業空洞化というのが今顕著でございまして、例えば一九九〇年を見てみますと、いわゆる海外への移転率というのは六・四%でございましたけれども、それが直近では一四・六%まで高まっていて、そしてこの五年間でも三〇%移転率がふえている。特にお隣の中国を中心と...全文を見る
02月19日第154回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 吉井議員にお答えをさせていただきます。  デフレの原因は実体経済の悪化であり、それは大企業のリストラが要因の一つではないか、このような御質問でございます。  日本経済の悪化に伴いまして、大企業が早期退職勧奨制度をやることによりまして、雇用が縮小し、所...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○平沼国務大臣 中小企業に対する税制についての御意見であります。  これまでも中小企業は、今御指摘のように、日本の経済の基盤を支えている、数も九九・七%ですし、そしてまた雇用の七〇%を御指摘のように受け持っていただいています。これまでも、例えば承継税制でありますとか、あるいは投...全文を見る
02月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  中沢議員が我が国の石炭に大変御尽瘁をいただいた、そのことは、私も担当大臣として改めて感謝を申し上げたい、このように思っています。  戦後の復興期に、石炭というのは、言うまでもなく、主要なエネルギー源として我が国経済の発展に非常に大...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギーの重要性というのは私どもも深く認識しておりまして、先ほど委員御指摘のように、この一月には、新エネルギーの範疇の中にバイオマスも入れさせていただきましたし、また雪氷エネルギーも入れさせていただきました。特に木質バイオマスの件につきましては、私は、委員御出...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  経団連のコメントというのは、今まで世界のCO2の四分の一を排出している米国というのが全くそういう参加の意思もなしに否定をしていた。そこが新提案を出してきた。そういう意味では、CO2の排出量が世界一多いアメリカがそういう形で出てきたと...全文を見る
○平沼国務大臣 樋高委員おっしゃるとおりだと思います。  そして、例えば、これは予測ですけれども、温室効果ガスを発生しない、こういう点では例えば燃料電池なんというのは非常に将来性があるわけでありまして、想定ですけれども、二〇一〇年が一兆円になる、こういうふうに言われておりますが...全文を見る
○平沼国務大臣 樋高委員、今御指摘のように、今、法文を作成中であります。そして、省エネにいたしましても、新エネ対策というものも、やはり我が国のエネルギー供給構造の脆弱性というものに起因をしておりまして、しっかりと対策をしていかなきゃいかぬということです。  一例を挙げますと、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 バイオマスエネルギーというのは非常に将来的に大きな意味を持っておりますし、先ほど中沢議員からも、そのバイオマスの重要性については御指摘があり、私もお答えをさせていただきました。  したがいまして、こういったことも、私どもは農水省、関係省庁としっかりと協議を進めて...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、「選択」という雑誌は、その時点では見ませんでしたけれども、そういう御質問がある、こういう形でコピーで読まさせていただきました。しかし、存在ですとか出自があいまいな文書に基づいて憶測で書かれた記事、これに関しては本来的に私はコメントする立場にありませんけれども...全文を見る
02月26日第154回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年からの景況の悪化に伴いまして、それと不良債権処理、こういう形が進みまして、今委員御指摘のように、信金、信組の破綻というのが、昨年の四月から数えても五十一件とか五十三件、そういう厳しい状況になっております。そういう中で、日本の経済...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、確かに逆輸入というのは、一九九〇年に逆輸入が一兆三千億であったものが、一九九九年には、御指摘のとおり、これが四兆九千億という形で非常に拡大をしております。  そういう中で、バブルがはじけた後、失われた十年間と...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今委員御指摘のFC、これは、銀行と某電機会社とその孫会社という形で既に活動しているということは、私どもよく承知をいたしております。そして、ノンバンク等従来の金融機関によらないそういう資金調達の方法というのは、やはり企業にとって、新た...全文を見る
○平沼国務大臣 文部科学省と当省のクラスター計画というのは、いずれも、地域において産学官の連携で、そして地域を活性化させて、国際的に通用する、そういう地域からの活力を出していこう、こういうコンセプトであります。したがいまして、予算編成のときも当然連携をしなけりゃならない、こういう...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○平沼国務大臣 おはようございます。  第百五十四回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、今後の経済産業行政を行うに当たっての私の所信の一端を申し述べます。  我が国経済が大変厳しい状況にある中、現内閣は、構造改革を推進し、自信と誇りに満ちた経済社会を実現するため...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、今の日本の経済というのは、例えば失業率が五・六%であるとか、あるいは企業の設備投資というのが非常に鈍化しておりますとか、収益性が非常に厳しい状況になっておりますとか、あるいは経済成長率もマイナスというような予測...全文を見る
○平沼国務大臣 ペイオフに関しましては、委員もよく御承知のとおり、諸般の情勢を見きわめて一年間延長いたしまして、本年の四月一日に解禁、こういう形で方針が出ております。いろいろ御意見が出ていることは私もよく承知をしておりますし、また、いろいろな影響が出そうであるということも承知をし...全文を見る
○平沼国務大臣 きのうの予算委員会のいわゆる経済の集中審議の中におきましても、そういう中小の金融機関の中小企業者に対する非常に厳しい状況ということが大変浮き彫りにされました。  私どもは中小企業を所管している役所でございまして、そういう意味で、第一次の大きな貸し渋りが起こったと...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉総理大臣は、御承知のように、いろいろな事態が起こったときには大胆かつ柔軟に対応する、こういうことを明言しております。したがいまして、今金融庁で特別検査をやっているわけでありまして、その結果の中で、私は、断固判断するときは判断をすべきだ、こういうふうに思っていま...全文を見る
○平沼国務大臣 インフレターゲット論というのが今あちらこちらで出ていることは事実でありますし、仄聞するところによると、日銀の審議委員の方の中にもそのような意見を言っておられる方があるやに承知しています。  インフレターゲット論というのは、物価安定目標を設定して、そういう形で誘導...全文を見る
○平沼国務大臣 現下の経済状況というのは非常に厳しい、まさに私は議員と同じ認識を持っております。  先ほどの答弁でも私は申し上げましたけれども、やはりこの平成十四年度の本予算と、そして過去の第一次、第二次補正というものを切れ目なく執行して、そしてデフレスパイラルになることを阻止...全文を見る
○平沼国務大臣 これが小泉内閣の基本方針で、繰り返しになりますけれども、やはりこれ以上国の借金というものをふやしますと、それがまた国の財政の足を引っ張る、こういうことですから、そこは基本方針でやっておりますので、私も、閣内にいる経済産業担当大臣としてはそこをやはりしっかりと支えて...全文を見る
○平沼国務大臣 特別保証制度というのは、異例、特例の措置として一年延長して、御承知のように昨年の三月三十一日で打ち切りました。百七十二万件の利用があって、それなりに効果があったと思っています。しかし、そういう中で私どもは、異例、特例の措置ですから、今回、今古屋副大臣からお話しした...全文を見る
○平沼国務大臣 米国というのはこれまでは、委員御承知のように、京都議定書に基づくその話し合いの中には、我々はその枠から外れる、こういうかたくなな態度をとっていたことは事実です。  そして一方において、アメリカというのはCO2の排出量は世界の四分の一を排出している、こういう側面も...全文を見る
○平沼国務大臣 私も経済財政諮問会議の一員でございまして、今御指摘の税制というのは、ある意味ではやはり大きな意味があると思っています。  例えば、アメリカの投資減税というのは日本に比べて非常に手厚くて、アメリカの場合には、追加研究、そういったものに対する税では三十億ドル、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、日本の経済というのは今大変厳しい。そして、政府の一つの見解でも、デフレスパイラルの入り口にある、こういうことで、そういう厳しい状況にあると思っています。  そういう中で、やはりデフレを克服するということは、先ほども答弁させていただきましたけれども...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、売掛金債権が一けた、余り実効がない、こういう御指摘ですけれども、これも自慢できる数字じゃございませんけれども、きょう現在では二十二件、こういうことであります。  これは、やはり一つは、特別保証制度のときもそうだったのですけれども、特別保証制度をやったときも...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、決して勘違いをしているわけじゃございません。  例えば特別保証制度も、これは田中委員よく御承知のとおり、無担保無保証、そしてほとんど本人の審査もしないで百七十二万人の方々が利用していただいた。ですから、これは私どもとしては非常に、あの九七年の貸し渋りが起こ...全文を見る
○平沼国務大臣 今までの実績では、条件変更に十二万件応じさせていただきました。さらに、今の状況でそこをフレキシビリティーを出してやらなければいけない、こういう形で対応させていただきます。  今御指摘のように、条件変更を受けたところに融資をしないということは、私はこれは非常に大き...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、日銀がマネーサプライを非常に潤沢にして、今、資金はじゃぶじゃぶになっている、こういうことが言われています。だから潤沢過ぎるほど潤沢に資金は供給されている。私はそうじゃないと思っています。確かに銀行までは資金は行っているけれども、今御指摘のように、その銀行は下...全文を見る
○平沼国務大臣 商工中金というのは、組合員が出資をして出しているところであります。したがって、そういう中で、やはり資金の担保、安全性、あるいはそういう中で、言ってみれば経営の健全化というような発想が私はあったと思っています。しかし、一方において商工中金というのは、中小企業に対する...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣の基本方針というのは、もうこれは田中先生御承知のように、三十兆という枠がはまっています。そういう中で、実は先ほどおしかりをいただいて、まだ全然実績が上がっていないじゃないかと、こういうことでしたけれども、中小企業の持っている売り掛け債権に着目をして、全体合...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、おっしゃることはよくわかりますので、徹底をさせていただきたいと思います。  さらにつけ加えさせていただきますと、私どもが管轄しているのはいわゆる政府系金融機関です。しかし、一般の金融機関、ここも、信金、信組というところがやはり厳しい状況ですから、私どもは金...全文を見る
○平沼国務大臣 田中先生のそういう競争原理を働かせる、そういう意味は理解をしますけれども、今はやはり、いわゆる行政改革の中で、そういう新たなものをなるべくつくらないで効率よくやろう、これが基本でございます。  したがいまして、そういう競争原理がない中でいかに利用者本位の運営をす...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の、きょうの五時半から開かれる経済財政諮問会議は、早急に取り組むべきデフレ対策、これに焦点を絞って開かれるわけであります。私がこの経済財政諮問会議で提案をする緊急デフレ対策の内容は、実は私は記者会見で発表させていただき、それが新聞にもう出ているわけであります。...全文を見る
○平沼国務大臣 これは先ほどの御質問の中でも答弁をさせていただきましたけれども、今金融庁が特別検査を実施しています。そういう中で、例えば、大手行の中で引き当て不足というような形で非常に厳しい状況が出てくる、こういう場合には小泉総理も柔軟かつ大胆に対処する、こういうことでございます...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、御指摘のとおりだと思います。  我が国がシンガポールと締結をする前は、世界の中で三つの国と一つの地域、これだけがFTA、自由貿易協定を持っていなかった国であります。それはもうよく御承知だと思いますけれども、お隣の中国と韓国とそして我が日本と、それから一つの...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう意味では、シンガポールとのこれが一つの大きな第一歩だと思います。総理がASEANを訪問された後、そういうASEANを視野に入れた経済連携、これはスタディーグループをつくって、そしてお互いに突き合わせをやっていって第一歩を始めよう、こういうことを具体的にやっ...全文を見る
○平沼国務大臣 後藤先生御指摘のように、エネルギーの自給率というのが四%の我が国にとって、そして先ほど来御指摘の地球温暖化対策、環境保全という面から考えて、やはり天然ガスの必要性というのが非常にこれから高まってくると思います。  そういう中で、例えばサハリンからパイプラインを引...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。  確かに、日本の場合には、そういう税制の面でもっともっとインセンティブを与えるようなことをやっていかなきゃならない、そういうふうに思っておりまして、今私どもも、増加試験研究費の控除、こういったことも問題意識を持ってさらにこれを...全文を見る
○平沼国務大臣 ダイエーというのは、委員御承知のように、売上高も二兆九千億、そして従業員あるいは出入り業者、先ほど言われた数字のとおりです。有利子負債というのが二兆三千億にもなって、非常に大変な厳しい状況になった。  そういう中で、ことしの一月、たしか十八日だったと思いますけれ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘のように、ダイエーがよくて何でマイカルがいけないのか、こういう素朴な疑問を持たれている国民の方々、そして今委員が御指摘のように、本当に、その企業で働いていた、いわゆる職を失うそういう痛みを味わう方々、それは痛烈に、痛切に感ぜられたと思っています。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 鈴木先生御指摘の視点というのは非常に大事だと思います。  そういう意味で、デフレぎみの傾向にある日本の今の経済の中で、中小企業の倒産件数というのも過去最大になっていて、御指摘のように、倒産に伴って大変な苦労を強いられている方々はたくさんいらっしゃると思います。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 今夕、御指摘のような形で発表になります。これはいろいろな見方があるわけでありまして、中途半端であるという御指摘も、それはある意味では当たっているかもしれません。しかし、ぎりぎりの中で当事者と金融機関が決定をされたことでありまして、私が経済産業大臣として、これが中途...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、契約上はそういうふうになっている、それは確かにそうだと思います。しかし、静岡の例を出していただいたわけですけれども、友人が破綻をして、それをまじめに厳しい中返してきた。それは私もやり方は非常にしゃくし定規だと思っています。  先ほど長官からも...全文を見る
○平沼国務大臣 きのうの予算委員会でもそういう御指摘をいただいたわけですけれども、両計画とも、地域で産学官の連携をやっていく、こういう共通点があります。  今御指摘のように、経済産業省の地域産業クラスター計画というのは、御指摘の新規事業を創出し、そしてイノベーションを起こし、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘のとおり、昨年十一月にドーハでWTOの定期閣僚会議、その総会で正式加入が決まりまして、十二月から正式に中国が加入した、こういう形であります。  我が国としては、ここ十五年間、一貫して中国のWTO加盟を支持、支援してまいりました。それはやはり、人口十三億と...全文を見る
○平沼国務大臣 中国というのは、我が国が経済の低迷を甘受せざるを得ない状況の中で、七%以上の経済成長率を誇る、そして非常に巨大な力をつけてきました。ですから、今我が国に一番大きな影響を与えているというのは、空洞化という言葉で代表されておりますそういう空洞化現象であります。これは、...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、そのとおりだと思っています。日本は、通商にしてもそれから経済にしてもその他にしても、やはり戦略性を持たなければならないと私は思っています。  そういう意味で、小泉総理も、この前ASEAN諸国を歴訪されたときに、やはりASEANの諸国と経済連携、そういう協定...全文を見る
○平沼国務大臣 今数字をもって具体的にお示しをいただきましたとおりでございまして、平成十年の十月の調査では、貸し出しの実態把握では三五%、中小企業の方々は厳しい、こういう評価をされています。そして、それが一昨年の九月には御指摘の一九・四になり、また、ことしの一月には、十二月、一月...全文を見る
○平沼国務大臣 一部の意見として、強力な意見として、例えばBIS規制、自己資本比率、これを地域に密着した中小金融機関に適用するのはおかしいじゃないか、こういう声が非常にあります。私も確かにそのとおりだなと、こういうふうに思っています。  ですから、そういう中で、やはり地域の中小...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の大田区でありますとかあるいは東大阪というような、日本のいわゆる産業の基礎的な部分を支えてくれた非常に重要な地域、これは大切にしていかなければならないと私は思います。  御指摘のとおり、今そういう厳しい中で、そういった、本当に技術を持って、そして産業のいわ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今の御指摘の面というのは、本来の目的というものから逸脱して、そしていろいろな検査の強化とかそういうことが起こっているということは事実だと思います。  私はちょうちょう申しませんけれども、たまたまテレビを見ていたら、バングラデシュで、何にもないところで五人...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘の浜岡原子力発電所一号機というのは、一九七六年営業運転を開始いたしまして、ちょうど四分の一世紀、二十五年が経過をしております。私どもの所見としては、引き続き安全運転は可能である、こういうふうに考えております。  我が国の原子...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、たびたび繰り返し、そして強調させていただいておりますのは、原子力発電というものは、一にも安全、二にも安全、三にも安全ということを担保しなければならない、これは私は基本にあると思います。  したがいまして、今御指摘の、浜岡原子力発電所のいわゆる破裂ということ...全文を見る
○平沼国務大臣 まず最初にお断りをさせていただきたいのは、我が国のいわゆるエネルギーの基本政策、その中に原子力発電というのは入っているわけであります。これは基本政策であります。そして、言うまでもないことですけれども、それは安全性を担保しなければなりません。これは安全性を確実に担保...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、パナマの議会でそういう法案が提出されて、そしてそれが否決されたということは承知をいたしております。  我が国におけるエネルギーの安定供給の確保のためには、どうしてもプルサーマルを初めとする核燃料サイクルの確立が必要です。それは、日本というのはもともと天然...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の答弁の中でも申し上げましたけれども、今日本は、物価水準がどんどん下がる、また雇用も戦後最高の失業率を記録する、さらには企業の収益性が悪化し、また設備投資も鈍化する、そして土地、株も下がる。こういう形でまさにデフレの状況に入り、このまま放置しておくとデフレス...全文を見る
○平沼国務大臣 中国の市場が巨大であって、空洞化が深刻な問題になっているということに関しては、先ほどの御答弁でちょっと触れさせていただきました。  そういう中で、私どもは、グローバル化の中で、中国を全部否定するわけにはいかない。やはりお互いに補完関係に入って、お互いに相補い、相...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに手形のそういう割引というのは率が減っています。  政府系金融機関では、先ほどもちょっと答弁で言いましたけれども、商工中金はこれをやっておりまして、一兆に近いオーダーの手形割引をやっています。さらに、今のデフレの、早急に取り組むべきデフレ対策の中で、やはり手...全文を見る
○平沼国務大臣 今、中小企業をめぐるそういう資金、そういう資金繰りというのは非常に厳しい中で、私どもは、最大限努力をして早急な普及に努めてまいります。
○平沼国務大臣 今のお話、実例も出していただいてお話をいただきました。きのうの御答弁でも申し上げましたように、限られた融資の選択肢しか持っていない中小企業にとっては非常にいいシステムだと私は思っています。  そういう意味で、今ちょっとお触れになりましたけれども、我が経済産業省も...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、後ろに向かって処理しなければならない問題、これは最大の問題が不良債権の処理でありまして、これは、お言葉にもありましたように何回も仕切り直しをしている。ですから小泉内閣も、小泉総理自身が、不退転の決意でやる、したがって、象徴的な言葉ですけれども、不良...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁の中でも私ちょっと言わせていただきましたけれども、このグローバル化の中で、やはり中国、その関係を考えれば、やはりお互いに補完関係を構築して共存共栄の道を探っていく、これは必要だと思います。  しかし、一方において、国内の産業をやはり守っていくために...全文を見る
○平沼国務大臣 御党のデフレ対策、これを新聞紙上で読ませていただいて、私が記者会見をして、ほぼ同時でございましたけれども、やはり同じ観点から見ていただいている、こういうことを非常に心強く感じました。  そういう中で、やはり今中小企業の皆さん方は困っておられますので、いわゆる支払...全文を見る
○平沼国務大臣 それでは、御質問に順次お答えをさせていただきます。  まず最初に、為替の円安、そして為替の相場をどういうふうに思うか、こういうことでございます。  日本は、これだけ多様化してまいりますと、委員も御承知のように、当然いい面と悪い面があるわけです。したがいまして、...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○平沼国務大臣 おはようございます。  平成十四年度の経済産業省関係予算等について御説明申し上げます。  我が国経済は、生産や輸出において減少幅の縮小が見られるものの、設備投資は減少を続けております。加えて、雇用面でも失業率が最高水準を更新するなど依然として厳しい状況が続いて...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今の現下の厳しい経済情勢の中で、本当にまじめにやっておられる方々が、万やむを得ず廃業に追い込まれるケースというのは非常に多いわけです。今、日本では、新規に企業を立ち上げる方が年間十八万ですけれども、残念ながら、廃業をされる方がそれを大幅に上回っている、そう...全文を見る
○平沼国務大臣 電力の自由化というのは、やはり一つのグローバライゼーションの中での流れだと思っています。そして、その競争力を高めて、そして需要家に安価な形で供給するということは一つの流れだと思っています。  しかし、ちょっと御指摘になられたように、アメリカのカリフォルニアで、あ...全文を見る
○平沼国務大臣 委員御指摘のように、地球温暖化の中で大変問題となっている二酸化炭素、CO2、この九割はいわゆるエネルギー起源のCO2でございまして、これが非常に大きな問題になっております。  我が国は、一九七三年のオイルショック以来、非常にそういう意味では省エネ、そういうものに...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどもちょっと触れましたけれども、日本は天然のエネルギー資源には恵まれていない国でございまして、自給率がもう四%を切るというような形であります。  そういう中で、やはり原子力発電というのは国民の皆様方の御理解をいただいてこれまで推進してまいりまして、現在、日本...全文を見る
03月04日第154回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  委員御指摘のように、バブル崩壊後、我が国経済は非常に厳しい状況になっておりまして、経済指標にあらわれておりますとおり、ここ一年はあらゆる面で厳しい局面になっております。  例えば、GDPの成長率というのがマイナス、こういう形で厳し...全文を見る
○平沼国務大臣 デフレというのは、一般的なことを言わせていただきますと、一般的な物価がずっと下落をしていく、こういうことを私はデフレ、こういうふうに言うと思います。その中で、需給のバランスが、ギャップが崩れまして、そして物価の下落が、一般物価が全部下落していって歯どめがきかない、...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員が御指摘のことは、不良債権処理、それだけでは日本の経済の活性化、再生がなかなか難しいんじゃないか、こういう御指摘だと思います。  いわゆるバブルが崩壊をいたしまして、その間、日本は、ある意味では相当財政出動をして積極的なことをしてきました。しかし、結果的に...全文を見る
○平沼国務大臣 WTOというのは、やはり世界の自由貿易体制を担保する非常に重要な機関だと思っております。  御承知のように、シアトルでは失敗をいたしまして、二年の空白でそれぞれの国が努力して、昨年カタールのドーハで、二〇〇五年の一月一日、新ラウンドを立ち上げる、こういう合意がで...全文を見る
03月05日第154回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○平沼国務大臣 今の現下の経済状況が厳しい中で、特に中小企業に対して金融機関の貸し渋りということが行われて、これが非常に大きな問題になっています。したがいまして、この貸し渋りというものを是正することによって企業が円滑に機能する、そういうことになってくればこれはデフレに対する大きな...全文を見る
○平沼国務大臣 日本経済の悪化に伴いまして、御指摘の、大企業がリストラをする、そのことはやはり賃金の総体的な減少につながり、さらに先行きの不安を惹起して、そしてGDPの六〇%を占めている消費の縮小につながる。そのことは私は事実ある、こういうふうに認識しております。  そこで、や...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  やはり、今のデフレ状況を克服するということは、経済の隅々に資金が行き渡って、そして新たな消費ですとかあるいは投資というものが活発化して、そして民需を主体に需要が増大をしていく、こういう状況をつくり出すことが必要だと思います。  ...全文を見る
03月07日第154回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘のように、中小企業というのは経済大国である我が国の基盤的な役割を担っていただいているわけでありまして、数で、全国で企業は五百万社あると言われておりますけれども、九九・七%が中小企業の皆様方でありますし、また雇用も七割...全文を見る
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  委員御指摘の選択と集中というのは非常に大切な視点だと思っています。平成十四年度の予算におきまして、私どもはやはり日本の産業の持っている潜在力をいかに引き出すか、こういうことに観点を絞りまして予算編成をさしていただきました。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 両院の御理解をいただきまして、昨年の秋の臨時国会で成立をいたしまして、十二月十七日から発効をいたしているわけでございます。ただ、一生懸命PRに努めておりますけれども、現時点までは五十五件で十二億円の実質保証と、こういうことであります。  これに関しては...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはもう委員御指摘のとおりでございまして、先ほどの答弁でもちょっと触れさせていただきましたけれども、やはり中央官庁がまず率先してやる、こういうことで私どもは関係省庁にも既にお願いをしております。  また、当省関係の百三十二のあらゆる団体に関して、これ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 百三十二のそういったところに通達を出したということなんですが、隗より始めよで、中小企業庁からは、中小企業庁からまず始めると、こういうことでこれは動き出しております。
○国務大臣(平沼赳夫君) まだ中小企業庁の中ではございませんけれども、対応は可能になっております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 総理も同様の答弁をされると思いますけれども、それはそのとおりだと思っております。
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 竹中さん。済みません。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさしていただきます。  最近、内外の賃金の価格差等で、主に中国等へ日本の企業が移転をする、これが非常に顕著になっておりまして、ここ五か年間の数字を見ましても三割増えておると、こういうことであります。やはりこれが非常に、まじめに業をしておられるそ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) おっしゃいますように、経済構造改革を推進しまして我が国の経済の活力の維持向上を図るためには、経営が行き詰まった企業に対して適切な措置が講じられまして、そして経済の新陳代謝が働くこと、これが非常に重要だと思っています。民事再生法というのはこうした観点から導...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおりだと思っておりまして、やはり人材面と資金面での適切なインフラの存在は欠かせないものだと思っています。  再生を円滑に進めるための人材面の基盤としては、自ら会社再建に取り組む経営者もさることながら、弁護士の方ですとか公認会計士、あるいは銀行...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に鋭い御指摘でありますけれども、私どもといたしましては、やはり民間のそういう企業の方々、そういったところと情報を密に交換して、そして現状を正確に把握するということは非常に大切なことだと思っております。  そういう中で、経済産業にかかわる実態を把握を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 公務員倫理法というのは、やはりいろいろな不祥な事態が起こりまして、そしてそれをしっかりと解決をし、そして正しいそういう交流が行われることを担保するためにできたわけであります。  したがいまして、経済産業省の数が少ないという御指摘ですけれども、私は担当大...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  環境を保全し、かつ経済を発展させていく、これを両立させていくということが今後の社会にとって非常に重要だと思っています。そこで、委員もよく御承知だと思いますが、今、三Rと、こういうふうに言われておりまして、リデュース、リユ...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 櫻井議員にお答えをさせていただきたいと思います。  まず、中小企業の構造改革、そして中小企業税制、総合的なそういうことがあるかと、こういうお尋ねでございます。  構造改革を推進するためには、中小企業政策といたしましては、今、大変厳しい経済情勢にござい...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  委員も御承知のとおり、本制度は、物的担保ではなくて売り掛け債権という日々の事業から発生をし、そして支払いによって消滅をする、そのものを資産として評価をし、そして担保価値を設定するものであります。担保となる債権の発生や存在が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど委員が御指摘のように、昨年の十二月十七日からスタートいたしまして、この三月八日で実は申込件数というのが百九十三件、承諾件数が六十五件で、そして融資総額というのがまだ十六億円と、こういうことであります。  それには幾つかその理由がありまして、まだ御...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 第百五十四回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、今後の経済産業行政を行うに当たっての私の所信の一端を申し述べます。  我が国経済が大変厳しい状況にある中、現内閣は、構造改革を推進し、自信と誇りに満ちた経済社会を実現するための挑戦を続けております...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  確かに、今の中小企業をめぐる金融情勢、大変厳しいものがございます。平成十年のときに第一次の貸し渋りあるいは貸しはがしというような現象が起きました。そのときに、民間金融機関の貸出し状況、これをずっと中小企業庁では把握をしてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  ワークシェアリングに関しましては、昨年の十二月に政労使における検討会議が設置されまして、そして経済産業省も、これは政策上、とくに産業政策上重要な課題だと、こういう認識の下で、実務者レベルの作業委員会に参画をしていろいろ議論...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  京都議定書の地球温暖化対策を推進していくに当たって、私どもとしては、それが過度の負担になってはならない、またその負担も公平でなければならない、そういう基本的な考え方を持っています。そしてまた、経済でありますとか産業に与える...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いわゆる環境克服に関しましては、日本は、一九七三年でオイルショックがあり、そしてその中で、非常に、この第一次の空洞化というのが起こってきたときに、技術革新によってその空洞化を防いでそれを克服してきたという、そういう実績があります。  そのときに、オイル...全文を見る
03月15日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○平沼国務大臣 自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の賭博罪等の特例として法律に基づき実施されている競輪、オートレースは、これらの売り上げを通じた全国的な社会還元を行うとともに地方財政の健全化に寄...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 薬価制度そのものについては、これは当然のことながら我が経済産業省の所管するところではないものでありますけれども、今、平沼プランなんて、こういうふうに言っていただきましたけれども、昨年の七月に取りまとめましたいわゆる産業構造審議会新成長部会の中間取りまとめ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  我が国のバイオ産業の国際競争力につきまして、総じて申し上げますと劣位にあった、こう申し上げざるを得ない状況だと思います。  例えば、バイオの基礎を成すヒトゲノムの解析につきましては、アメリカが全体の六割、ヨーロッパが三...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、バイオ産業が劣位にあって弱い、そういうところを挙げるとすれば私は二点あると思います。一つは我が国のバイオの研究が出遅れてしまったということと、バイオ技術の事業化がこれまで進まなかった、こういうことでありま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 全部は読んでおりませんけれども、幾つかはさっと目を通しております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど、さっと目を通させていただいたと申し上げましたけれども、その存在でございますとか出所が明確でない記事だとかあるいは憶測に基づいたそういうものに関して私はコメントする立場にない、このような基本認識を持っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御答弁で、そういう存在ですとかあるいは出所というものが明確でない、こういう形で私はコメントをする立場にないと申し上げました。そういう考え方で、あえて調査する必要もない、こういう判断で調査しておりません。
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 九〇年代後半ぐらいからデフレ傾向が強まってまいりまして、そういう意味では企業の収益性が悪化をし、それにつれて設備投資の意欲というのが減殺をされ、ある意味では非常にこうデフレの状況が厳しいと、こういう認識しております。さはさりながら、やっぱり不良債権の処理...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それじゃ、お答えさせていただきます。  民事再生法等によって、再建途上にある企業に対する融資、すなわちDIPファイナンスと、こういうことに言われているわけですけれども、これをすることによって企業再建が促進をされるということは、産業再生の観点から私どもは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この産業再生法というのは、産業活力再生特別措置法と、これが正式の名前でございまして、今、委員御指摘のように、その大きな企業が、そういう非常に弱った部分、そこに活力を与えると、こういう形で適用をしている面が随分あることは事実です。先ほど百十七件とおっしゃい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 江田委員が御指摘のように、やっぱり意欲があって潜在力のある、そういった中小企業はたとえ赤字であっても積極的な支援をしなけりゃいけないと。こういうことで、例えば第一次補正予算では一千四百億計上さしていただきまして、セーフティーネット貸付け、セーフティーネッ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、工業団地というのが先ほどのお話でも大変売れ残りがあって、それが厳しい状況になっているということは承知をしております。  私どもも扱っている一つの役所でございますので、やはりこれを解決していくというためには、やはり私どもは九つの地域に経済産業局と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、中国はここ最近経済成長率も目覚ましいものがありますし、またGDPも、今御指摘のように、世界で上からいくと六番目にたしか相なっていると思います。  このODAに関しても国民の皆様方の意見も非常に厳しいものが私どもあると思っています。そして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 現下の厳しい経済情勢、雇用情勢を考えたときに、やっぱりワークシェアリングという考え方は積極的に取り入れていかなければならない喫緊の課題だと思っています。しかし、中長期的に考えますと、やはり、ちょっと委員もお触れになりましたけれども、新しいやっぱり産業を創...全文を見る
03月19日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  競輪、オートレースは、刑法の賭博罪、富くじ罪の特例として法律に基づいて実施されているものであります。これらの売り上げを通じまして、全国的な社会還元と地方財政の健全化に寄与してきたところであります。  しかしながら、近年、長引く景...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、昨今、委員御指摘のように、私のところにも地方自治体の議会の皆様方やあるいは首長の皆様方が来られまして、大変厳しい状況を訴えられました。  御質問の、昭和五十四年に報告書が出た後、せっかくそういう答申が出ているのになぜ今までか、こういう御指摘でございますけ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、競輪もオートレースもファンが少なくなって売り上げも減っている、こういう厳しい状況であります。そういう意味では、やはり民間のそういった手法を取り入れて努力をしていかなきゃいかぬと思います。  さはさりながら、一方、今までも実績として社会還元あるいは地方自治...全文を見る
○平沼国務大臣 川端先生御指摘のように、予算委員会の審議がずっと続いておりますけれども、しかし主題的には、予算の審議よりも、むしろこういった鈴木議員の問題でありますとかあるいは外務省の問題、こういったことに終始をして、私も、国民の皆様方に大変大きな御迷惑をかけていると思います。そ...全文を見る
○平沼国務大臣 川端先生の御指摘のとおりだと思いまして、そういう、政治家の不当な介入を許して国民の信頼を損なったということは、やはり官の側にも大きな責任があると思います。  そういう意味で、私も大臣という経済産業省のトップを務めさせていただいているわけでありまして、今回のことを...全文を見る
○平沼国務大臣 これは非常に、地方自治体、施行者の収支が急速に悪化をしてきました。そしてここのところ、所沢市を初めとして一部の施行者の方から大変交付金の支払いに困難を来す、こういう窮状が訴えられたわけであります。  まず、私どもは、そのことにやはり着目をいたしまして、こういった...全文を見る
○平沼国務大臣 これに関しましては、前の答弁で申し上げましたように、やはり非常にそういう厳しい現状がある。それが基本的な認識にございまして、その中で、今までやっていた使い方の方に関しては、やはりそれぞれ実績があり、また現状的には、それで非常に期待をし、その恩典を受けているところが...全文を見る
○平沼国務大臣 自転車というイメージは、これは日常、生活に利用する、買い物等に利用したり、あるいは最近はスポーツということがございますから、相当精密機械的に高度な製品になっておりますけれども、幅広く人間の移動手段として相当古い歴史も形成してきましたし、人間社会の中に根づいているい...全文を見る
○平沼国務大臣 資料に基づいた大変重要な御指摘をいただいたと思っています。  そもそも、自転車振興、こういう形でスタートしましたけれども、時代の変遷、それから社会の要望、そういったことによってその事業内容あるいは支援内容というのがいろいろな分野にわたってきたというのは、ある意味...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、学生時代にマージャンを覚えましたり、また、時には競馬の馬券も仲間と買ったりしておりまして、性格的に言って決して嫌いな方ではありません。
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でもちょっと申し上げましたけれども、当初、そういう見直しという形でまとめが出たわけでございます。昭和五十年代であります。しかし、それ以降、非常に日本は右肩上がりの景気上昇、そしてさらにバブルに突入する、こういうことがございまして、確かに、こういう厳し...全文を見る
○平沼国務大臣 大変それは本質的な問題だと思います。  日本においては、公営ギャンブルという形で競輪、オートレース、さらには競艇、こういったことが根づいてきて、一定のファン層を獲得して、そして今御指摘のような、社会還元あるいは地方自治体、そういうものに対して利してきたことは事実...全文を見る
○平沼国務大臣 隠されたということじゃなくて、本来の目的を申し上げたいと思います。  競輪、オートレース事業が今後とも社会還元及び地方財政に貢献していくために抜本的な構造改革をしなければならない、それに当たりまして、これを強力に後押しする環境整備を目指すものであると私どもは思っ...全文を見る
○平沼国務大臣 今大島委員からは、これは撤退を助長させるための法改正ではないかという御指摘がありましたけれども、先ほどの御答弁で申し上げましたとおり、撤退をする場合には、いろいろな努力をして、そして事業者、関係者が、どうしてもこれ以上できないというときにはその減免措置を講ずるとい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年の十二月の産業構造審議会競輪小委員会の報告書では、今後三年程度を競輪事業の改革期間として位置づけまして、収益悪化の最大の要因である開催経費の大幅な削減と競輪の魅力向上への取り組みによりまして、売り上げが一兆円まで減少したとしても...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、競輪、オートレースというのは今非常に困難な状況にあります。今御議論いただきましたように、この競輪、オートレース事業が取り組むべき課題は極めて広範でございまして、例えば、新投票システムをいかに導入していくか、あるいは各種経費をいかに節減していくか、ま...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今回の法改正におきましては、今お話がありましたけれども、交付金の別表の売上額区分を消費者物価指数の上昇を基本といたしまして見直し、施行者負担を軽減するとともに、我が国の公営競技初の制度として、赤字施行者に対して交付金を猶予・減免す...全文を見る
○平沼国務大臣 今、岡本局長から御説明をいたしました。  これは、経済産業省がしっかりと管理監督をし、そういう御懸念のことが起こらないように、私どもは、そこのところはしっかり担保してやっていくべきだ、このように思っています。
○平沼国務大臣 御指摘の点は、やはり、そういうものが野放しになっていたずらに幼児のときから、射幸心をあおるようなそういう場所に出入りしやすいというようなことは私は望ましくないと思っています。ですから、経済産業省といたしましては、そういったことにならないように、やはりそこのところは...全文を見る
○平沼国務大臣 特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近時、電子メールによる一方的な商業広告の送りつけ問題が急速に社会問題化し、早急な対応が求められております。このため、商取引の公正及び消費者保護の強化を図る観点...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  小林先生は、正に特別保証制度を利用された御体験を持たれて、そして非常に評価をしていただいている。そのことをお聞きして、大変お役に立ってよかったなというのが率直の私の実感であります。  これは、先生も御承知かと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のように、我が国の場合には新規に事業を起こす、こういうことですと、やはりアメリカと違いまして日本は間接金融でございまして、資金調達に非常にアメリカと比べてハンディキャップがあるということは事実です。  そしてまた、個人保証ということをおっしゃ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小林先生の御意見というのは自主体験に基づいておられますので、非常に具体的によく分かるわけでありまして、経済産業省といたしましてもベンチャーをやっぱり育成するためには身近に幅広く皆様方が利用できるそういう窓口を作らなきゃいけない。しかし、お役所仕事というこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この京都議定書に基づく、二十一世紀は環境の時代と言われておりますけれども、これを履行するということは日本にとって大変重要なことだと思っております。  しかし、さはさりながら、経済と環境をいかに両立させるかということが私は大切なポイントだと思います。そう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御承知のように、タオルの繊維のセーフガードの発動ということは調査の段階でございまして、調査期限を御承知のように昨年の十月十五日と、こういうことにいたしておりました。昨年の十月の時点で直近の輸入動向を見ますと、輸入の急増というものが認められるか否か、この判...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それでは私からお答えします。  調査対象であるタオル全体の輸入量につきましては、一九九八年が四万八千三百三十四トン、そして一九九九年が五万六千三百十一トンで対前年比、これは一六・五%の増加でございます。それから、二〇〇〇年が六万四千九百九十七トンで対前...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは総合的に判断をいたしまして、私どもとしてはこのセーフガード発動ということは、これはWTO上認められているルールでありまして、その産業に壊滅的な打撃を与える、こういうことが実証された場合にWTO上のルールで認められている、こういうことでございまして、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、私どもは六か月延長しまして、四月十五日までが調査期間に相なっています。そういう中で今、直近のデータというものを冷静に見ながら最終判断をしなければならないと思っています。  私も、タオル業界の皆様方が経済産業省に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは今、中国とは前のネギ等三品目、こういった形でセーフガードを発動し、その後両国首脳間で中国と日本というものは非常に相補完関係あるし、重要な関係があると。そういう意味で、やはり話合いを基調としてやっていこうということで、野菜の問題に関しては話合いという...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっとその補足を。  これに関しましては今、大島副大臣から御答弁をさせていただきましたけれども、中国のWTO加盟に際しましては、対中繊維セーフガード以外に、中国を原産地とするすべての品目の貨物を対象とする対中経過的セーフガードがあります。これについて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日本は御指摘のように、戦前も世界の五大国の中の一角を占め、そしてある意味では非常に国民自体も気概を持って、また国家戦略等も持ちながら、特に明治の勃興期、非常にそういう意味では世界に強い足跡を残したと、このように思っています。  戦後も、日本人はポテンシ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどちょっと私が、ここ十年を振り返って、そして失われた十年ということを申し上げました。その中で、小泉内閣が昨年の四月に発足をいたしました。小泉首相は、やはり日本の徹底的な構造改革なくしてやはり日本のいわゆる成長はない、こういうスローガンで今努力を正に傾...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特殊法人改革というのは、これは絶対に避けて通れないところだと思っております。経済産業省といたしましても、石油公団の廃止を含め、そして所管の特殊法人、公益法人については、一つの明確な道筋を出させていただきました。これで決して十分とは言えませんけれども、いわ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、本田先生が熊本の企業の経営者の気概についてお話しになられました。私も経済産業大臣として幅広く経済人の方々と接触をしておりますと、やはりそういう気概を持った経営者というところの経営は非常に順調にいっているような、そういう気がいたします。  例えば、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに御指摘のように、平成七年、台頭していく中国というようなことを踏まえて空洞化という、そういう白書が出たことは事実であります。  この空洞化というのは、やはり私は大きな流れの中で見ますと、これはある意味では歴史の必然的なこともあると思います。したがっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 雇用から、雇用の問題からの御提言がありました。その雇用に対しては、今の現状にかんがみて、もう少し思い切って手厚く、そして大胆な処置をしろと、こういうお話であります。  雇用保険とか、あるいは例えば四十五歳を過ぎて中高年で非自発的失業者になった方々、そう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) アメリカ経済のダイナミズムに関しましてエンロンの例を取り上げられました。  エンロンの事件というのは非常に衝撃的な事件でございまして、例えば、アメリカの企業会計とかそういうものが非常に透明性がある、ディスクローズされているということでしたけれども、実際...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、現下の日本の経済情勢というのは非常に厳しい状況にあります。経済産業省といたしましては、まず、やる気と能力のある中小企業までがこういった破綻に追い込まれることのないよう、そういうことをやっぱり主眼に置かなければならない、こういうふうに思って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府系中小企業金融三機関の貸出し残高につきましては、平成十三年の三月末においては前年に比しまして一・五%減少しております。未曾有の貸し渋りの時期以前の平成九年三月末、四年前に比べますと一・二%増加している、こういう数字があります。  これに対して、銀行...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  私の所信の中に倒産が入っていない、また中小の金融機関の破綻も入っていない、危機意識が足りないんじゃないかという御指摘でございますけれども、やはり未曾有の厳しい経済状況と、こういうその認識の中にそれが包含されている、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、厳しい経済情勢の中で、私どもといたしましては中小企業対策というものにプライオリティーを与えて目一杯やらせていただき、またセーフティーネットをきちっと構築することによって、そして更に一次補正、二次補正、そして本予算、こういう連続の中で大きな効果を上げて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 合理的な内容の検査マニュアルに基づいて金融検査が厳格に行われるということは、金融システムの健全性を保つ意味では私は必要なことだと、こういうふうに思っています。  ただ、実際の検査に当たりまして、中小零細企業向けの貸出し債権を査定する場合には、当該企業の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業をめぐる厳しい状況の中で、保証付き融資について既往債務のある中小企業が経済環境の変化等により当初の約定どおり返済することが困難となった場合、金融機関及び信用保証協会は既往債務の条件変更や保証付き融資の借換えによって...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も大変、御夫婦で、老夫婦で、お一人が御病気で、そして配偶者の方が一生懸命看病されている、しかし病を得られている方々が亡くなって、そしてその後、後を追う形で餓死をされる、そういうケースが報道等でたくさん出ております。そういったことを耳にするにつけ、非常に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、電力会社の今お調べになってお述べいただいたそういう内規というのは非常に限定的だと思います。一方が要介護者であって、そして一方が非常に病弱だと、そういうようなケースもたくさんありますから、そういったところは私は柔軟に対処しなきゃいかぬと思いますし、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も内閣の一員でございます。しかし、この連結納税制度というものを導入して、これはなかなかこの制度を利用する企業というのが思ったより多くないわけですね、現状。ですから、私はそういった形で、やっぱりこの制度が幅広く利用されるということが中長期的に見れば経済の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点というのは確かに私はそのとおりだと思っております。そういう中で、今、国の税収も非常に厳しいと、こういう側面もございまして、経済界の要望もこれあり、私どもはそういうものを真摯に受け止めて、財務省とも協議をしながら、この制度が本当に円滑に機能を発す...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これはきのう私からも答弁をさしていただき、また総理からも答弁がありました。  御指摘のように、中国は最近経済発展も目覚ましくて、大体七%から一〇%の経済成長率であります。また、日本の企業の移転というものも非常に大きくなっています。そういう中で、今、日本...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  我が国経済は、輸出や生産での下げ止まりの兆しといった明るい動きが一部に見られるものの、設備投資は大幅に減少を続けております。加えて、雇用面でも失業率が高水準で推移するなど依然として厳しい状況が続いており、今後更に米国経済の回復の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今、近藤委員が御指摘のように、日本の経済の現状というのはまだまだ厳しいものがあると思っています。おっしゃるように、設備投資の落ち込みは非常に厳しいものがございますし、失業率も、〇・二%データ的には改善されたとはいえ、非常...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) その現下の厳しい経済状況の中で、やはりこの経営資源というものが有効に活用できていないということが言えると思います。資本でありますとかあるいは労働、技術、こういったことがうまく有機的に結び付いて、そして円滑にこれが機能していない、これが今、日本の経済の大き...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 産業再生に関して具体例で幾つかお出しになられました。  基本的に、例えば具体例の中で、ダイエーの再建でございますとか西友とウォルマート、これの提携、これは基本的には民間同士が金融機関を間に入れて、そしてある意味の経済原則でやっていることでございまして、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) おっしゃったように、三つの分野、これが柱になっているということはもう私どもそのとおりだと思っています。そういう中で、三十兆の枠と、こういう限られた予算の中で、一次補正、二次補正、そして今御審議いただいている本予算、この中で特に重点分野でやらせていただいて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほども私、触れさせていただきましたけれども、やはりこれから税制改革というのは非常に重要なポイントだと思っています。そこで、経済財政諮問会議でも、六月までに税制を抜本的に検討して我が国の経済にインセンティブを与えなきゃいけない。おっしゃったように、そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 規制改革といいますのは、我が国経済社会の構造改革を進めまして、そして新しい産業を創出してそれを育成していく、今後の日本の経済の活力を高める面では避けて通れないところだと思っています。規制改革の推進につきましては、今まで原則として経済的規制は撤廃するんだ、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のように、我が国の製造業というものが、賃金やコストの内外価格差等に対応して、最近特に中国を中心に進出、移転するケースが非常に多いわけであります。  直近の数字でも、例えばこの五年間に三〇%の企業が海外に進出、移転をする、こういう深刻な数字もあ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もちろん能力があり、潜在力があり、やる気があると、こういう中小企業は我々としては活力ある中小企業と、こういうふうに位置付けております。
○国務大臣(平沼赳夫君) お越しになられてその直後に、やはり経済産業省、中小企業庁としても実態をとにかくよく把握をし、そしてきめ細かく対応をしなさいと、こういう指示は出しました。それに対して、それは今までも大田区に関しては役所としては、先ほど定点観測と、こうおっしゃられましたけれ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省の直近のこのシフトに関するデータを御評価いただいたんですが、これはやはり定期的にやっておりまして、そういう中で分析をして、ここにはその詳しいコメントはございませんけれども、私どもの方ではちゃんとそういう分析はしております。  空洞化ということ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これはやっぱりきめ細かく対応しなきゃいかぬということで、私どもは、全国的に見ますと、一つは九つの地域にある経済産業局、これは雇用の問題もございますから、昨年の八月から厚生労働省とタイアップをしてきめ細かくやっています。  その一つのグループの中に、全国...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、この受皿に対して受皿金融機関が統一のルールでそういった支払条件等を引き継がないということは一つの大きな問題だと思っています。  したがいまして、私も、今おっしゃったようにそれは一つの大きな問題点だと思いますので、柳澤金融担当大臣...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) たしか三月六日の日だったと思いますけれども、全国の五十二の信用保証協会のトップに集まっていただきまして、こういう現下の厳しい情勢の中で特ににきめ細かく中小企業に対しては対応をしてほしい、私からそういうことを申入れをさせていただきました。  その中で、一...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 貸しはがし、貸し渋りというのは非常に現実の問題で、経済財政諮問会議の私の発言のことを言ってくださいましたけれども、あのときはたしか日銀の総裁が、マネーサプライ十分にしているんだと、そういうことを強調されたから、ちょっと待ってほしいと、それは銀行までマネー...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっと話はそれるかもしれませんが、私は、国際取引をしていない地方のいわゆる信金、信組、そういったところ、地方銀行の一部を含めて、私は、BIS規制を掛けたということは非常におかしい、それが手かせ足かせになってやっぱり非常に中小企業の皆さん方に大変な思いを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府系金融機関の見直しというものに関しましては、委員御承知のように、経済財政諮問会議で年内をめどに方向性を出すと、こういうことになっております。  私のところにも、大変、中小企業の皆様方が非常に今のこの時期にやっぱり政府系金融機関が頼りだからやっぱり存...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのためにも全国九か所に経済産業局を置いて、担当が小まめに回らしていただいて、そういう実態を、把握を努め、また場合によっては御相談に応じる、そういうことで更に問題意識を持ってその職員がやるように私は指示をしたいと、こういうふうに思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 下請代金のそういう遅滞に関しては、法律をつくって対処して、公取と共同でやっているわけでありまして、そういう事例ということは、今非常に厳しい中ですから、更にそこはよく徹底したいと思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  大変厳しい経済状況でありまして、御指摘のように、長い間不況を脱出できずにいるわけであります。過去、この十年を見ましても、委員も御承知のように、数次にわたる財政出動も相当積極的にやりました。また、ある意味では金融緩和もやった...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私もさっきの答弁の中で触れさせていただきましたけれども、やはり日本の個人金融資産というのが一千四百四十兆円あると言われています。そして、いわゆる個人消費というのはGDPの六〇%を占めている。ここが動いていないということは、やっぱり需要サイド、そこが非常に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小泉構造改革の中に主要な柱として財政構造改革が入っていることは事実であります。  それは、やはり国の特例公債等のいわゆる累積の赤字というのが六百六十六兆の巨額に上っている。したがって、これが国の財政を圧迫し、例えば予算の中でも国債に対する利払い費という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まあ予算委員会を通じてそういう検査体制に関してのいろいろな御意見が出て、議論があったところであります。  中小企業、零細企業を預かる我が経済産業省といたしましては、一月から二月に掛けまして全国の二十五都道府県に幹部を派遣しまして、そして実態を調査をいた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私、先ほど午前中の緒方先生との質疑の中でも、今御指摘のグローバルスタンダードという名の中で、いわゆる地方の信金、信組までそういうBIS規制を当てはめるということはやっぱりちょっとおかしいんではないかと、こういうことは私、言わしていただきました。  私は...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 早急に取り組むべきデフレ対応策という形で、簗瀬委員御指摘のように、四つの柱でやらせていただきました。それはおっしゃるとおり、不良債権の処理を更に進めようということと、それから金融システムの安定化をしようということと、それから市場対策をしよう、特に株式市場...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も榊原英資氏の論文は興味深く読ませていただきました。一つの側面を私は彼はついているなという感じで読ませていただいたわけです。  確かに、低成長部門、それを政官コンプレックスの癒着の中で温存をしてきた、こういう御指摘、それはある部門では今の現象を見ても...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 簗瀬先生のおっしゃる私はとおりだと思っておりまして、七〇年代のアメリカを考えますと、やっぱり三つ子の赤字というのを抱えて正に呻吟をしていた、これが実情です。そのときに、日本は世界の経済の中である意味じゃ独り勝ちというような状況でした。そこで、今もう簗瀬委...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 米国の憲法の中には今修正という形で入っているということはその御指摘のとおりでありまして、そういう著作権及び著作者及び発明者にその独占権を一定期間保障するということは、連邦議会が保障するということは州議会ではなくて連邦議会だぞ、こういう一つの精神で書かれて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今般、実は今日夕刻その会合がありますけれども、総理の下で開催されることとなった知的財産戦略会議というのは、これは我が国の産業の国際競争力の強化と経済の活性化の観点から、やっぱりこれを早急にこの知的財産戦略を打ち立てなきゃいけない、その推進を図ることと、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この戦略会議というのは、早急に国を挙げてこの問題で取り組むべき課題を抽出をいたしまして、着実にこれを実行しよう、そういうことで今日から開かれるわけであります。これを常設の機関にすること、その必要性も含めまして今これから正に会議が検討が始まりますから、その...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ある意味では正鵠を得たそういう御指摘だと思っています。縦割り行政と、こう言われている中で、例えばいろいろな問題があって、かつてロケット開発というのも部局やった、原子力もそういう形でやった。そういう形で大きな流れとしては効率よく統合する方向だと思っています...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本日夕刻から始まる戦略会議、今日、大変貴重な御提言をいただきました。そういったことを踏まえて、日本の知的財産権のしっかりとした発展に努力をしていきたいと思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 現下の厳しい経済状況の中で、やはり今御指摘の大企業の倒産でありますとか金融機関の破綻、さらには非常に大きな問題になっておりますBSE問題に巻き込まれて、その連鎖によって非常に苦境に立っている中小企業に対しましては、私どもは従来のセーフティーネット貸付け・...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘になられたように、業法があって護送船団方式という形で、それを外した業界が大変日本の場合には国際競争力を持っているということは事実が示していると思います。  今、そういう厳しい中で、私どもとしては、そういう御質問の点に関しまして、やはり国際...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 九月十一日の御指摘がありましたが、私は直後の閣議において、やはり原子力発電所の安全というものを非常に問題意識を持ちまして、発言をさせていただきました。  そこで、今ちょっと言われましたけれども、海上保安庁の巡視船が常時張り付く、また、今までは地元警察で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  まず、米国自身の内部の背景ですね、そういったことについてまずお答えをしたいと思いますけれども、一九九七年以来、米国鉄鋼生産能力の約三〇%を占める三十一社の企業が破産申請をしたと、こういうアメリカの事態があります。米国政府...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 米国はいろいろな場面で、今回のセーフガード措置がWTO紛争解決手続に付託されることはやむを得ない、こういう姿勢を一貫して示しているところであります。したがって、米国は我が国による付託を受けまして、今後WTOで決められた手続の下で米国の措置がWTOルール違...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  我が国の経済活動及び国民生活の基盤となる電気事業やガス事業に関する制度の在り方については、それぞれの財の特質、例えば電気は貯蔵しにくいけれどもガスはできる、そういう特質がございます。また現在、各々の事業の現状及びこれらを含...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) エンロンに関しましては、草川先生よく御承知のとおり、昨年の十二月二日付けで日本の会社更生法に当たりますチャプターイレブン、この適用の申請を受けました。ダイナジー社による買収がとんざをしまして、格付会社の格付引下げに伴って資金調達が非常に困難になった、これ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 流通業界というのは、消費の低迷の中で売上げが減少する一方で、むしろ店舗の数は増加傾向にある、こういう状況であります。したがいまして、競争が非常に激化しているということは事実であります。  具体的にちょっと数字を申し上げますと、例えば平成九年から十二年に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  日韓のFTAにつきましては、一月末に両国合同の日韓ビジネスフォーラムが開催されました。包括的な分野での経済連携協定締結推進のここで提言がなされたことでございまして、そして二月にはこの座長を牛尾さんがされておりますので、牛尾...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 草川先生御指摘のように、この万博のテーマというのは「自然の叡智」でございます。そして、二十一世紀というのは正にエネルギーの世紀でありまして、こういう雪氷エネルギー、たまたま今日のNHKの朝のニュースでも新潟県の取組が放映されておりました。そういう意味で、...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  確かに、委員御指摘のように、目標達成というのは非常に高いハードルだと、こういうふうに私ども認識しております。  京都議定書の目標を達成するための温暖化対策に当たっては、基本的な考え方といたしましては、過度な負担を回避をし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  京都議定書の目標を達成する上で、省エネ、新エネルギーの推進とともに、御指摘の燃料転換の推進も重要な柱の一つだと、このように認識しております。その着実な推進のため、平成十四年度の予算案等におきまして各般の支援措置を整備するこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  原子力発電、この件についてでございますけれども、昨年七月の総合資源エネルギー調査会の答申において一つの試算が出ているところであります。  これによりますと、二〇〇〇年度から二〇一〇年度まで原子力発電所の新増設がありません...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、これはなかなか非常に難しい私どもは問題だと、こういう認識をしております。  御指摘の電気事業分科会の場で、電力の安定供給を効率的に達成し得る公正かつ実効性のあるシステム、その構築に向けて、今後、電気事業制度がいかにあるべきかという諮問を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  バックエンド、放射性廃棄物等の問題は、これを発生させた者の責任において処分をする、これが我が国の原子力の政策の基本原則になっております。  国としましては、これはもう委員御承知のとおり、法を制定することによりまして制度的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業の場合には、大企業に比べて直接金融というのがなくて間接金融というのが大部分であります。そういう中で、今の経済状況を反映して大変中小企業の皆様方は苦労されていますね。そういう中で、私は商工中金の担っている役割というの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今、公正取引委員会から報告がありましたとおり、相当いろいろな問題がある、こういうことが明らかになっております。中小企業を始め企業の円滑な資金調達環境を確保するため、金融機関との適切かつ公正な取引を確保するということは、言う...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新エネルギーというのは非常に重要だと思っておりまして、我々としても鋭意努力をしてきているところです。  太陽光発電におきましては、我が国は世界に比べて非常に進んでいる面もあるわけでございまして、住宅用を中心として御承知のように導入が進展をしてきておりま...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  自転車競技法及び小型自動車競走法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  刑法の賭博罪等の特例として法律に基づき実施されている競輪・オートレースは、これらの売上げを通じた全国的な社会還元...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  確かに、中小企業に対して甚大な被害が出ていることは事実であります。十月四日に、農林水産省からの連絡がございまして直ちに全国に相談窓口を設置する、そして別枠の運転資金を創設する、そして更には信用保証制度を充実するということを...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山崎先生がおっしゃるように、大変現状は厳しい状況に相なってきております。  これは、今、先生もお触れになられましたけれども、いろいろ社会が多様化してきた、それから今のこの長引く不況と、こういう中で大変に競輪もオートレースも売上高が減少しております。そし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回のあれで両振興会の担っている役割というのは非常に重要なものだと、このように認識しております。  直面する競輪、オートレースの構造改革に関しまして、両振興会がそれぞれ競輪、オートレース界のかなめとして、競技の魅力向上、あるいは経営基盤の強化、確立、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、平田先生お行きになられて、そういう現状というものをつぶさに見てこられて、そういう実感をお持ちになったと思っています。売上げの面でも、競輪、オートレース、競輪においては約四割売上げが落ち込んでおりますし、またオートレースでは五割というような形の落ち...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この補助事業計画につきましては、法律の規定によりまして、まず経済産業大臣の認可を得ること、そして二番目として、経済産業大臣は産業構造審議会の意見を聴くべきと、これに基づいて行われております。そして、毎年三月にこの分科会で御審議をいただいているわけでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今御指摘のように、戦後いずれも二十年代、そういった状況の中で誕生してまいったわけでございます。現在、娯楽、レジャーにおける消費者の選択肢というのが非常に多様化する中で、一つの傾向としては、プロ選手によるレベルの高いスポー...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、先生御指摘のように、大変、競輪もオートレースも、最盛期に比べましてオートレースは売上げで五〇%減、競輪でも三九・何%、四〇%近い減少という形で非常に厳しくなってきております。  先ほどちょっと触れさせていただきましたように、やはり最盛期のころと比べ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり、競輪で申し上げますと、シドニーのオリンピックから正式種目になりました。そういった中を通じて、やはり我々経済産業省としても意識を持ってそういったスター選手を育成していくということに関して力をかしながら、そういったインセンティブは高めていくということ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 競輪、オートレースにつきましては、昭和二十年代、三十年代におきましては、午前中の質疑にも出ておりましたけれども、騒擾事件が起こったり、その社会的悪影響というのが非常に懸念された時期がございました。しかし、近年では、先ほど警察庁からのデータもございましたけ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  経済産業省といたしましては、交付金の特例制度を真に各施行者の構造改革に資するものとするためには、委員が御指摘のとおり厳正かつ適正な運用が必要と考えておりまして、事業収支改善計画の達成の可能性を十分吟味した上でその妥当性を判...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのとおりだと思っておりまして、経済産業省といたしましては、競輪、オートレースの各施行者がその実情に応じて様々な創意工夫を凝らすことによりまして構造改革に向けた取組を進めまして、安定的な交付金の交付を通じた社会還元と一定の収益の確保を通じた地方財政の健全...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 競輪、オートレースの収益に基づく補助事業というのは、先ほど来申し上げておりますように、近年の競輪、オートレースの売上げの大幅な減少に連動した交付金の減少によりまして、過去十年間大幅な縮小を余儀なくされているところであります。  これを受けまして、自転車...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、競輪につきましては昭和二十三年、一九四八年、それからオートレースについては一九五〇年、昭和二十五年、それぞれ議員立法として提案されて成立をしております。  法制定当時の提案理由説明によりますと、競輪につきましては、その収益をもって戦争に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、昨今の厳しい状況の中で、先ほど来申し上げておりますように、売上げが減少し、それが非常に地方自治体に対していろいろな負担を強いる、こういうことに相なっておりまして、私も、一昨年就任して以来、大変各地方自治体の皆さん方からそういった趣旨の御陳情をいた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 競輪場外車券売場のサテライト日田につきましては、平成十二年の六月に設置許可をしたところでありますが、おっしゃるとおり昨年の三月に地方自治体である日田市が、許可の無効ないし取消しを求めて大分地方裁判所に提訴をし、被告がこの私に相なっているわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今度、閣議決定によりましてそういったことも考慮して、やはり庶民の感覚から見れば非常に逸脱していると、こういう形で大幅に減額になったと、こういうことだと思っておりまして、私もそういう意味ではおっしゃるとおりのことがあったと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 関連する団体に、天下りという表現でございますけれども、在籍をしているOBに関しては、その能力ですとか経験、知見、そういったものが買われて、そして就任をしているという面もあると思います。  しかし、今情報開示の時代で、そしてこういう厳しい中で特に公正さを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに昭和二十年代に発足をしたときには世の中も大変荒廃をしておりまして、一獲千金を夢見て、そしてのめり込んでしまって家庭破壊ですとか、あるいは昭和三十年代の前半には騒擾事件等が起きて、そういう暗い面の歴史もありました。しかし、世の中が経済成長するにつれて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 実は、船舶振興会のいわゆる会長の人事のことを言われましたけれども、たまたま私が運輸大臣のときに私が決断をして就任をしていただいたという経緯があります。良かったなと私自身も思っています。  そういう意味では、やはりそれぞれ今、当省出身のOBがそれぞれの役...全文を見る
03月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○平沼国務大臣 橋本内閣のもとで、行政改革、そして構造改革を進めていこうというような中で、その一環として中央省庁の再編、こういう問題が起きました。それで今の体制ができたわけであります。それはそれなりに一つのコンセプトに基づいて行われた、こういうことだと私は思っています。  今先...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のとおりのことでございまして、本法案は、いわゆる迷惑メールの問題に対応いたしまして、商取引の適正化と消費者保護の強化を図る観点から、所要の対応を行わなければならないという形でお願いをさせていただきました。  迷惑メール...全文を見る
○平沼国務大臣 松原先生にお答えをいたします。  今御指摘のように、与党の方からも議員立法として出る、こういうことになっております。  現在、社会問題化している迷惑メールの問題につきましては、言うまでもなく、消費者保護の観点からの対応と、電子メールの送受信上の支障への対応、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 迷惑メールの問題というのは、繰り返しになりますけれども、御承知のように、昨年春以降急速に社会問題化したところです。そのほとんどは電子メールという手段を利用して一方的に送りつけられてくる商業広告、すなわち、受け取った消費者を商取引に誘い込む、こういうことを目的とした...全文を見る
○平沼国務大臣 IT関連にしましては、戦略本部というのを立ち上げて、そして二〇〇五年までに日本はアメリカに追いついて追い越そう、そういう壮大な目的で今作業が進んでおります。したがって、そういう中で、先ほど言われたように、省庁の垣根を越えてやはりしっかりとした意思統一でやっていかな...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点は、すべて私は正鵠を射ていると思います。そういう意味で、その趣旨に従って私どもは全力で頑張ってまいります。
○平沼国務大臣 私のホームページを読んでいただいて、私は選挙へ出るのに非常に苦労しまして、二度落選して三度目に上がったわけですけれども、最初のときからその主張をずうっと続けてきました。  そういう中で、今、島先生から、そういった一つの、憲法改正論の中にそういったことも含まれると...全文を見る
○平沼国務大臣 新聞記事というのは、ある意味では、そうやってセンセーショナルにして、そういう対立構図があるということを強調するきらいがあります。  私どもは、今回の迷惑メールというのは既存の特定商取引法の範疇に入る、したがって、その中で対処をすべきだと。先ほどの御答弁でも申し上...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、この案件を構えて、二人がこの目的のために会って議論をしたということはございません。あくまでも担当者の中での粛々整々とした話だ、これが事実であります。
○平沼国務大臣 私は、この若松副大臣のそういう発言というのは、詳細には承知をしておりませんでしたけれども、一月十七日に、この手元にある資料では、これは行革に反する、そういったやり方は再検討してほしい、こういったことは承知をしておりました。  しかしまた、御本人の一月三十一日の記...全文を見る
○平沼国務大臣 お言葉でありますけれども、私は大臣として最終的な責任を負っているわけであります。したがって、そういう経緯に関しては、報告は受けておりますけれども、そこまで私が細かく、すべて出向いていってやる必要はないわけでありまして、こういった経緯についても私は、それに対して整々...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、その小さなということは相対的に言っているわけでありまして、それはそれで重要だということは当然だと思いますけれども、それが、一々そういう過程において最終的に大臣が乗り出していって最終決裁をする、そういう事項ではない、そういう意味では相対的に小さい、こういう認識...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、相対的と申し上げまして、恐らく島先生もいずれ政権が交代されたら大臣になられると思います。そういう中で、私は、経済産業省というのは非常に枢要な役割を担っています。エネルギー政策もしかりであります。そして、通商政策もしかりであります。そしてまた、中小企業を含め...全文を見る
○平沼国務大臣 その新聞報道に基づいて、与党の議員もそういう発言があったと。しかし私どもとしては、これが省益を守る、そして役所を、とにかく自分たちの既得権を守るというようなそんな次元でやった話ではない。ですから私は、そういう新聞報道に基づいて、書かれていることに関して、それほど我...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、そもそも、議員立法に対して抵抗して、いわゆる政と官とのそういう形で一大戦争をしたというような認識を持っておりませんし、また、そういう文書を、そういう実態がないのに文書を出せるかどうか、私なりにその辺は、せっかくのお話ですから調査はしてみたい、このように思...全文を見る
○平沼国務大臣 それは今、大島副大臣から具体的にお尋ねのことについて御説明をしましたけれども、事業法という形でこれはすべて担保され、カバーされていますから、私どもは、そういう考え方で、それは大丈夫である、こういう判断で出させていただいています。
○平沼国務大臣 倫理の向上に対しての民間のそういう意見というのは、我々は最大限尊重しなきゃいかぬと思っています。  そして、電子商取引発展のためには、一つは、民間主導で市場が形成されること、それから変化のスピードが速い、三番目は、国境のない市場が形成されるといった、サイバー空間...全文を見る
○平沼国務大臣 今、委員が御指摘のとおり、非常に大きな社会問題になっていると思います。委員御自身が具体的に、一般消費者の八〇%以上が非常に迷惑だと思っている、こういう現状があるわけでございまして、私どもとしては、やはりこのITの利便性というのはこれからますます人類社会にとっては重...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり執行面というのは大事なことでございまして、そういう不正というものが起きない、それを最大限担保するものでございますから、私どもは、その辺をしっかりとこれからやっていかなければならない、こう思っています。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御承知のように、日本消費者協会というのは、消費者活動の推進機関として昭和三十六年に設立された財団法人でございまして、商品テストの実施・公表等の消費者への情報提供、消費生活コンサルタント養成等の消費者教育、苦情相談の受け付け等の...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生にお答えさせていただきます。  今回の改正案というのは迷惑メール問題への対応を行うものでございまして、既存の事業法により不動産、旅行等その他の商業広告メールが規制されていることとあわせて、今回の改正によりまして、迷惑メール問題については十分効果的な対応が...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○平沼国務大臣 特定機器に係る適合性評価の欧州共同体との相互承認の実施に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国として初めて締結する経済連携協定として、新たな時代における経済上の連携に関する日本国とシンガポール共和国との...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山村議員にお答えをさせていただきます。  私に対しては、中小零細企業に対する政策と、そして構造改革後のその姿、こういうお尋ねでございました。  現下の厳しい経済情勢の中で、中小零細企業が大変厳しい立場に立っていることは事実であります。  中小零細企...全文を見る
04月02日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、特許法、商標法その他の工業所有権関係法律について、近年の技術革新の進展及び経済社会の情報化等に対応し、権利保護の強化、出願...全文を見る
04月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○平沼国務大臣 今委員御指摘のように、多国間の世界の自由貿易を促進するWTOという大きな土俵があります。しかし、最近の趨勢では、その大きな土俵のほかに、それを補完する意味での二国間のいわゆるFTAでございますとか、あるいは地域の経済の連携協定、こういうのがございます。  日本の...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、昭和三十七年に大学を出まして、当時基幹産業でございました繊維産業に就職いたしまして、十一年間営業マンとして活動した経験があります。あのころの繊維産業というのは、まさに日本の経済の屋台骨を背負っている、こう言っても過言でないぐらい盛んでございました。しかし、今...全文を見る
○平沼国務大臣 おっしゃるように、セーフガードというのはWTOのルールの中で認められた一つの措置制度であります。したがって、これは、決して自由貿易を阻害したり世界の貿易を混乱に陥れる、御指摘のとおりそういうものではないと思っています。  したがって、今のタオル、繊維に対するセー...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、日本、この東アジアが世界の二国間あるいは地域連携、その中でおくれたことは事実でございます。その三つの国と二つの地域、その中で日本が、本年一月に突破口を開いたというか、シンガポールとのFTAを締結いたしました。私どもはこれが第一歩だと思っています。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 諸外国との経済の連携強化を進めるに当たりましては、我が国全体としての利益を考えて、聖域を設けず、あらゆる分野において私は基本的に検討を進めていかなければならないと思っています。  こうした考えのもとで、国内のセンシティブな分野、今御指摘の農業、そういった分野につ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、製造業というのが今後とも日本経済の活力の源泉になる、それは私は御指摘のとおりだと思っています。そういう意味で、これから製造業は、さらに技術革新をして伸ばしていくような政策をとっていかなければならない、経済産業省としてもその辺に力点を置いて今一生懸命頑張って...全文を見る
○平沼国務大臣 今、川端先生のお話を伺って、大変示唆に富んだお話だと思って聞かせていただきました。  私も、もう一つの観点があると思っておりまして、幼児のときの教育というのは非常に大きな人間の方向を決定する、そういう意味があると思うのです。これは、だれも不思議と思わないことを不...全文を見る
○平沼国務大臣 大変いい御指摘をいただいたと思います。  日本が高度経済成長を進んでいくときには、この技能オリンピックというのは大変大きなニュースソースで、帰ってきても大歓迎があった。それが本当に、御指摘のように、いつの間にか廃れてしまった。これは、やはり物づくり、いわゆる産業...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来の答弁の中でも言わせていただいておりますけれども、世界の自由貿易体制をつくるということは非常に大切なことだと思っています。その大きな土俵というのは、私も何回も参画をさせていただきましたけれども、WTOという土俵だと思います。しかし、その大きな土俵のほかに、...全文を見る
○平沼国務大臣 日本と、それからあと二つの国と二つの地域、これが最後まで残った、このことは歴史的にはそのとおりだと思っています。  その原因を考えますと、我が国は、やはりこれまでガットそれからWTOを中心とする多角的貿易体制から、当然のことながら十分な恩恵を受けてきたこともあっ...全文を見る
○平沼国務大臣 山田先生からの御意見、一つの大きな世界の枠組みというところから説き起こされて、それも一つのお考えだと思いますけれども。  しかし、やはり経済というのは現実、実態面で動いていることがあります。ですから、確かにセンシティブな農業問題というのは日本はありますけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 景気の現状につきましては、確かに一部では好転の兆しが出ていることは事実です。例えば、輸出だとか生産での下げがとまっている、こういった兆しが出て、これは明るい動きだと私ども思っています。それを一部受けて、もちろん空売り規制というのもあったと思いますけれども、株価の好...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、小泉首相も一貫して言っておられることですけれども、やはり厳しい景気に対応して一次補正、二次補正をやらせていただき、そして今、平成十四年度の予算の執行段階に入りました。したがって、これを確実に今執行して、そして、その予算に盛り込まれたいわゆる経済政策というも...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、九七年の橋本内閣の状況、ツーリトル・ツーレート、こういう例を引き合いに出されてお話しになられました。橋本内閣から小渕内閣、森内閣という形で、相当補正予算を組んで大量の資金を投入してきてやってきた、その結果がなかなかはかばかしくない、それはいろいろな要因があ...全文を見る
○平沼国務大臣 私も先生と同じ意見でございまして、やはり公共事業というのは、今どっちかというと罪悪論みたいな形になっています。しかし、公共事業というのは、いい公共事業であれば、それが後世代にツケを残すだけじゃなくて、今おっしゃったように、立派なインフラと、そこから利便性が出て、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりです。  もう一つの視点では、日本の場合には、倒産をしてしまうと、個人保証の分が非常に強くて、一説によると、もう仏壇と二十万円しか残らなくて、あと全部はがれてしまう、そうするともう二度と再起できない。アメリカのそういう制度では、車一台だとか住む家で...全文を見る
○平沼国務大臣 計量標準等の知的基盤については、我が国はまだ必ずしも十分なレベルには達していない、このように認識をしております。しかし、今後、研究開発活動、事業活動を行っていく上で魅力ある環境を提供するためには、我が国としてみずから知的基盤整備に取り組んでいくことが重要である、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、我が国の急速な高齢化等に伴いまして、高齢者及び障害者の自立した生活及び社会活動を促進するための製品や、高齢者、障害者の利用環境に配慮した標準化の推進は重要な課題だ、このように思っております。また、国際的に見ましても、高齢者、障害者に配慮した標準化の...全文を見る
○平沼国務大臣 達増委員御指摘のとおりだと思っています。  今は、国外に対して、賃金格差ですとか、あるいはそこに立地をしたら有利だというような形で、非常に企業立地が移転をする、そういう動きがあります。それがやはり空洞化という形で経済に大変大きな影響を与えています。  先ほど来...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆる産業の空洞化現象が起こっている中で、日本を代表する金属加工それからいわゆるハウスウエア、そういったところで大変な大きな技術力の集積と実績を持っている燕が厳しい状況になっているということは、私もよく存じております。燕市の代表の方々も私の部屋に何度もお越しにな...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどもちょっと触れましたけれども、これはやはり日本の産業の空洞化ということに大きく起因していると思います。  お隣の中国、ここは、いろいろな統計がありますけれども、賃金水準で見ますと、大きく乖離しているものは四十対一とか三十対一とか二十対一、まあ、地域によって...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えします。  私は、先ほど来申し上げておりますように、確かに市長さん以下燕市の陳情団の皆様方にお目にかかりました。それで、今配っていただいた紙にいろいろ御要望がありましたけれども、そういった要望につきまして、私どもは担当課長を現地に派遣をいたしまして、地元の...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、お越しになられたときに、そのことを強力におっしゃっておられました。  このステンレス鋼板の価格問題につきましては、私どもとしては、陳情をいただいたことを踏まえまして、担当部局、これは鉄鋼課でございますけれども、国内ステンレスメーカーに対してその旨を伝えま...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の点は、陳情に来られたとき確かにこの表も見させていただきまして、こういった問題についても省の中でよく調査をするようにという指示は出しております。  中国のステンレス加工メーカーが政府から補助金を受けており、当該補助金が、輸出を行うことに基づいて交付されて...全文を見る
○平沼国務大臣 これちょっと、正確なことはすぐ調べまして御報告させていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 今御指摘の点は事実でございます。確かに、二〇〇〇年の十二月十八日に最終クロ決定の官製報告が出まして、新日本製鉄からナスステンレスまで九社と上記以外、こういった形で決定を見ていることは事実でございます。したがって、そういったことも踏まえて、私どもはこれからしっかりと...全文を見る
○平沼国務大臣 私が御陳情いただいたときの表のコピーがありますけれども、板厚エキストラ八万五千円、こういう形で出ております。これは、御指摘の点は確かにあると思いますけれども、もう一点は、日本の場合には非常に検査というものを厳重にやる、こういうことも一つの要素としてあるようなわけで...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  一般消費者の生命身体の安全等を守るために、製品に関する安全性の確保というのは、御指摘のとおり極めて重要であると思っています。  経済産業省は、規制の合理化の一環として、平成十一年に、当省所管の基準・認証制度全般について、第三者認...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁で申し上げましたように、やはり国民の安全、それを大前提として行っていることでございますので、我々としてはそういう大前提の中でやっておりますので、先ほどの御答弁どおりでございまして、私どもは、十分担保されている、こういうふうに思っています。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、FTAを進めていくに当たって御指摘の点は私はあると思います。そのためにも、私どもは、開業や創業促進に向けたチャレンジをする人を応援する環境整備、これは国内の体制を整えるためにやる必要があると思っています。  そのために、...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
04月04日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  松田先生御指摘のように、我が国の経済というのは大変現在厳しい状況にございます。この経済を何よりも回復軌道に乗せまして、そしてかつてのような自信と誇りに満ちた経済社会を実現することが何よりも肝要なことだと、このように私、認...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、特許出願についてはできる限り早く審査をして、そしてその審査の的確性を確保するとともに、特許行政の基本的使命、これをしっかり自覚してやっていかなきゃいかぬと思っています。  先ほど特許庁長官の方から各国のいわゆる所要の年数、月日で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  弁理士制度につきましては、規制改革による競争促進、国民へのサービスの向上の観点から、御承知のように、平成十二年に弁理士法の全面改正を行ったところでございます。これにより、知的財産取引契約代理や裁判外紛争処理等に係る業務の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、本田先生のお話を伺いまして、やっぱりこの知的財産、特許というのは非常に重要である、そういう御認識は私も共有させていただいております。  昨年の十一月から、いわゆる今の日本の経済の活力を取り戻すために、いわゆる各企業の代表の皆様方なんかに集まっていた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  先ほど特許庁長官から申し上げましたけれども、特許の特別会計というのは、十二年度の決算において八百七十二億円の剰余金があるわけであります。これは先ほど来説明をさせていただいておりますけれども、近年の特許の出願件数、これは増加...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点でございますけれども、第一に、IT、バイオテクノロジー、環境、ナノテクノロジー等の先端分野の技術開発の成果につきましては、技術横断的な保護法制でございます特許法によって柔軟かつ的確な保護が可能であると思っています。さらに、特許庁においては、IT...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 三点についてお尋ねがございました。  我が国の特許法では、御指摘の第二条第一項において、発明を自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度なもの、このように定義しております。これに対して、自然法則の利用という要件を削除し、米国のように、新規なサービス方...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それでは、まとめて私から御答弁をさせていただきます。  各国の特許制度は、現在、出願の方式や特許を付与する要件等が各国ごとに異なっておりまして、世界各国で特許を取得するためには各国ごとに異なる対応が求められております。  今御指摘のように、経済がグロ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点は、確かに私はあると思っています。この特許制度というのは、言うまでもなく産業の発展の源泉となります研究開発等の創造活動を促すために、その成果について一定の期間、排他的な権利を与える、こういうことであります。  一方、特許権による保護が過大にな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに深刻化していることは今、特許庁長官から申し上げたとおりでございます。  経済産業省におきましては、昨年十月に産業競争力と知的財産を考える研究会を設置をいたしまして模倣品被害への対応策について精力的に検討を加えてまいっているところでございます。昨年...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては昨年度以来、私が主宰をいたします産業競争力戦略会議の場を通じまして、大学、産業界等から御意見を聞きつつ、関係省庁の協力を得ながら幅広く知的財産政策をめぐる課題について検討を進めているところでございます。  今ちょっと御指摘になられましたけ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特許権を始めとする知的財産権の侵害訴訟につきましては、先ほど来出ておりますけれども、損害賠償額が低いということ、それから米国と比較しましてその審理期間が長いこと、こういったことを理由に、まず米国で訴訟を提起する、司法の空洞化と申しますか、そういった問題が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  弁護士との共同受任要件というのは、弁理士への特許権等の侵害訴訟の代理権については、おっしゃるように弁護士が訴訟代理人となっている事件に限り付与すべきである、こういう司法制度改革審議会意見書を踏まえて規定をしたところでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、知的財産というのは産業競争力の強化にとって非常に重要な意味がございます。そういう意味で、私どもは縦割りのそういう行政のいけないところを排しながら、今御指摘の知的財産戦略会議におきましても、やはり総合的な力が発揮できて、そして立派な姿になる...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) タオルの繊維のセーフガードの調査につきまして、最新の輸入動向を見ますと、昨年十二月及び本年一月は、対前年度比でございますけれども、それぞれマイナスの二・二%とそれからマイナスの七・二%でございました。輸入の伸び率は減少に転じているものの、直近の二月は再び...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、これは繊維製品だけではなくて、例えば昨年起こりました野菜三品目に関しましても、ある意味では日本の商社が介在をして、そして野菜の場合には日本の、日本人の好む種を持ち込む、そして製法まで、ある意味ではそのノウハウを教えると、そういう形...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これを実施するに当たりましてそういう法律措置もいたしましたし、またそこに従事してくださっている方々もやはり一つの目的意識等モラルを持ってやっていただいておると思っておりまして、私はそういう面では担保されていると、このように思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) いわゆる公務員というのは、今の行革の中である意味では厳しい定員、その条件があります。それから、一つの大きな流れとしては、やはり民間の活力を利用して経済を活性化しなきゃいかぬと、こういう時代の要請もあります。  そういう中で、御指摘の、やはり事が特許です...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、緒方先生との質疑の中で大変貴重な御意見をいただいたところだと思っています。私どもとしては、今回の法改正によりまして、そしてしっかりとした体制を作り、やはりこの日本のいわゆる産業の活力を伸ばして、そして日本の経済を安定的な成長にするためには、この知的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に御指摘のとおりだと思いまして、やはりこの縦割りの行政の弊害ですね、これを除去して、このやっぱり知的財産政策というのは我が国のいわゆる産業の活力を付ける、それから国際競争力を付ける、こういう意味で非常に経済の活性化を進める上で重要なことだと思っていま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、広野先生が各省から、それぞれのいろいろな問題について御質問をなさいました。そういう中で、更に私は冒頭申し上げた、やっぱり各省庁にまたがって縦割りというそういう姿もある面では浮き彫りになったと思います。  そういう意味からいっても、冒頭申し上げたよう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 昨年の十一月にカタールのドーハでWTOの立ち上げのための閣僚会議がございました。私も一週間そこに参加をいたしまして、最後の二日間は完全徹夜というような状況でしたけれども、その中で、従来百四十二か国でございました参加国が、中国と台湾が入りまして百四十四に相...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
04月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○平沼国務大臣 おはようございます。お答えをさせていただきます。  売り掛け債権担保融資保証制度は、中小企業向けの融資の担保として、従来のような不動産ではなくて売り掛け債権を活用する、そういう面では、ある意味では画期的なものだと思わせていただいています。  御指摘のように、確...全文を見る
○平沼国務大臣 売り掛け債権に着目をして、現下の厳しい中小企業の皆様方にやはり円滑に資金を供給する、こういう眼目で両院の御賛成を得て、昨年の秋の臨時国会で成立をした法律であります。委員御承知のように、これは十二月十七日から発動になっているわけでありまして、今の事例というのは、大変...全文を見る
○平沼国務大臣 これはやはり、今の現下の厳しい状況で迅速に、そして本当にお困りの方々にしっかりとした資金を提供する、このことが肝要でございまして、その趣旨であの法律も成立をさせていただきました。  ただ、一定期間内に処理をするということは、いろいろな角度から検討しますと、信用保...全文を見る
○平沼国務大臣 保証協会のトップが自治体の天下りである、そのために、非常にエキスパートもいないし、本来の機能を果たしていない、こういう御指摘であります。  今回、売り掛け債権に着目したいわゆる保証制度、これは、冒頭からお話ししているように、初めての制度であり、また、なかなかなれ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、やはり行政として多様な御要望におこたえする、そういう観点から大変数が多くなっている、これは私は御指摘のとおりだと思っております。  このような多くの施策があるわけでございまして、御指摘のように、利用者である中小企業の皆様方がこれらの施策を体系的に...全文を見る
○平沼国務大臣 基本的な考え方というのは、日本がやはり産業競争力を高めていく、これをクリアしていくためには、日本の今の高コスト構造というものを是正していかなければならない。その高コスト構造を是正するためには、生産者の皆様方の御協力、そして何よりも、高コスト構造の中で大変大きな負担...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国のフランチャイズは、今までお話が出ておりましたとおり、着実に成長を遂げていることは事実です。中でも、サービス業のフランチャイズは、売上高、チェーンの数ともに小売業よりは高い伸びを示しています。  今般、総合規制改革会議にお...全文を見る
○平沼国務大臣 調査をさらにしっかりやらせていただきまして、そういった法的な整備の面も含めながら、今後検討をしていかなければならないと思っています。
○平沼国務大臣 御指摘のように、二月二十七日の当委員会で、大島委員が質問されたパナマ運河法案、これは、放射性物質輸送のパナマ領域運航を禁止する法案について、私は、答弁の際に、同法案が否決をされた旨確かに申し上げました。  しかしながら、公電をもとに作成した資料で、定数不足で不成...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、公電をもとにして作成をした、そういうことでございまして、これはパナマ発で本省着、外務大臣殿、これは、松津大使からの中にそのような記載が出ておりました。それをもとに作成をいたしました。
○平沼国務大臣 先ほどの私の御答弁で、率直に申し上げまして、それは私が、ある意味では、環境委員会が定数不足で不成立になった、そこで成立をしなかったということを、私は否決をしたと取り違えたわけでありまして、それに対しては先ほど、非常に遺憾である、こういうことで私はおわびを申し上げな...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、先ほどの御答弁の中にもありましたけれども、三月の初めに環境委員会が招集をされていまして、継続審議、こういうことでございますから、今審議中のこと、このような認識でおります。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  ウラン鉱石の採掘や、発電設備の建設から解体までを含んだ原子力発電のライフサイクルにおきますCO2排出量につきましては、平成十三年八月の財団法人電力中央研究所の試算によりますと、一キロワットアワー当たり二酸化炭素換算で二十四から二十...全文を見る
○平沼国務大臣 西川先生にお答えをさせていただきます。  先生御指摘のとおり、実際の検査に当たりまして、中小零細企業向けの貸出債権を査定する場合には、当該企業の販売力や成長性、また代表者等の収入、資産状況といった、各中小企業の特性を十分考慮することが必要でありまして、検査マニュ...全文を見る
○平沼国務大臣 特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、特許法、商標法その他の工業所有権関係法律について、近年の技術革新の進展及び経済社会の情報化等に対応し、権利保護の強化、出願人の負担軽減、審査の効率化及び我が国...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○平沼国務大臣 平成十年度及び平成十一年度通商産業省所管の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  初めに、平成十年度の決算の概要でありますが、まず、一般会計歳入歳出決算につきまして御説明いたします。  通商産業省主管の歳入でありますが、歳入予算額二百三十七億円余に...全文を見る
○平沼国務大臣 平成十年度及び平成十一年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでございまして、まことに遺憾に存じております。  これらの指摘事項につきましては、直ちにその是正の措置を講じたところであり、今後このような御指摘を受け...全文を見る
○平沼国務大臣 それは大変重大な御指摘だと思っています。その経緯に関して、三年であったのを一年にする。さらにまた一年から三年に戻す。これはやはりどう考えてもおかしいことだと思います。ですから、決算を厳密にやるということでは、やはりそのことはきちっとしていかなきゃいかぬと思います。...全文を見る
○平沼国務大臣 この問題について大変よく調べられている、そういう感想は持っています。また、私は自由民主党に所属しておりますけれども、自民党に所属している議員の方が雑誌に問題点を書かれたのも読ませていただきました。  ITは、インターネットという新たなインフラの上で、これはもう釈...全文を見る
○平沼国務大臣 いろいろな問題点が御指摘のようにあるということは、私ども認識しています。そういう中で、国民の選択肢が広がり、国民のニーズがどうか、そういうことを私どもはしっかりと見きわめて、これから総合的に取り組んでいかなきゃいけない、そういう認識を持っています。
○平沼国務大臣 私もメンバーでございまして、担当副本部長をIT戦略本部でしております。これは御承知のように、IT基本法に基づきまして、すべての国務大臣とIT関係の有識者から構成されています。具体的には、ITメーカーや通信会社の経営者だけでなくて、地方自治体、県知事さんが入っており...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、電波利用料というのは一般会計に繰り入れられています。しかも、電波法で、その使途は、不法電波の監視業務や電波利用の効率化など、こういう形で定められているところであります。また、昨年の電波法の改正におきまして、電波の有効利用に資するとの観点から、地上波...全文を見る
○平沼国務大臣 今、この経済産業研究所のことに関して、私はちょっと驚きながら聞かせていただきました。私どもとしては、やはり独立行政法人で、その中の人の問題意識を持って個人の意見として言われたことであるから、そういう干渉というのはいかがなものかなと私は率直に思っています。  それ...全文を見る
○平沼国務大臣 私もそのブックレットは後で読ませていただきたい、こういうふうに思います。  フランチャイズシステムというのは、加盟者にとっては、チェーン本部からすぐれた商品や経営ノウハウ、その提供を受けて、商標だとか商号の使用が可能となるなど、個人経営では得られないさまざまな情...全文を見る
○平沼国務大臣 大変大きな問題について、金田委員はあらゆる角度から検討されて、社会問題化している問題点を非常に鋭く御指摘をいただきました。  大変厳しい状況になっているということは私どももよく把握しておりますけれども、今、中小企業庁長官や商務流通審議官からいろいろ対策ということ...全文を見る
○平沼国務大臣 売り掛け債権担保融資保証制度というのは、御指摘のとおり、昨年の秋の臨時国会で法改正を受けて、法律公布からわずか十日後の十二月十七日から運用を開始しました。  そして、最新の実績を申し上げますと、四月五日までの累計で、申込件数というのは三百五十五件で、そして保証承...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の税制というのは、委員御承知のとおり、これまで公平、そして中立、簡素、この理念のもとに構築をされてきたところであります。他方、税制のあり方というのは、企業や個人の意欲や活動に大きな影響を与えるものでございまして、小泉総理の施政方針演説の中にも、経済再生の確固...全文を見る
○平沼国務大臣 賃金等を課税標準とします外形標準課税というのは、担税力のない法人に対して新たな税負担を強いることになります。今こういう厳しい状況の中で、雇用や投資活動に私どもは悪影響を及ぼす等の問題があると思っています。したがいまして、これは慎重に検討しなければいけない、こういう...全文を見る
○平沼国務大臣 私も経済財政諮問会議のメンバーでございます。これから諮問会議の中でも税制を論議する、既に始まっておりますけれども、そういう中で、私どもは、やはり今言ったそういう点に力点を置いて主張すべきことは主張していきたい、こういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 我が国の中小企業というのは、大企業に比して間接金融への依存度が高いのですけれども、民間金融機関だけでは、中小企業が本当に必要とする資金ニーズにタイムリーに対応できない。これは、昨今の貸し渋り、貸しはがし、そういった形で、政府系中小企業金融機関は、民間金融機関を補完...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点は、それぞれの団体というのが、それぞれの受け持つ地域だとかそういう形で今まで機能してきたと思っています。ですから、それはそれなりに私は意味があると思いますけれども、要は、御指摘のように、中小企業庁が中心となって、やはり中小企業のためにそういった団体が効率...全文を見る
○平沼国務大臣 私どものところに、毎日のように諸外国から大臣クラスの方々がお見えになります。その方々が異口同音におっしゃるのは、それぞれ、自分の国で中小企業を育成したい、日本はまさに中小企業のすそ野が広い国で、それが日本の経済の源泉になっている。ですから、それのための人材を派遣し...全文を見る
○平沼国務大臣 この特別保証制度というのは、もう松崎議員御指摘のとおり、平成十年に未曾有のいわゆる金融システムの不安が起こりまして、それにつれまして大変な貸し渋り、貸しはがしが起こりました。それに対応するために、もう民間の金融機関は全く対応しなかったわけですから、そういう意味で異...全文を見る
○平沼国務大臣 今、松崎議員が、具体的に失業の非常に厳しい状況でありますとか、企業のいろいろな今の問題点、倒産件数、そういったことをおっしゃられました。  確かに、今非常に状況が厳しくなってきています。昨年の三月三十一日で特別保証制度を打ち切りました。しかし、御指摘のように、さ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、松崎議員からも数字が出まして、日本の創業というのが十八万しかない、アメリカは、日本の経済規模の倍ですけれども、八十八万社が誕生している、こういうことであります。  ただ、少し分析してみますと、日本でも創業、起業意欲を持っている人がかなりいまして、年間百二...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の場合には個人保証というものが大変厳しくできておりまして、中小企業で個人で保証していると、破綻をした場合に仏壇と二十万円しか残らない、こういうことがよく言われています。したがって、本当に身ぐるみはがれてしまうような状況です。  今御指摘のように、アメリカなん...全文を見る
○平沼国務大臣 十二月十七日にスタートをいたしまして、当初はなかなか、PRも不足でございましたし、また、一つは風評みたいなのがございまして、あそこは売り掛け債権まで担保に出したのかというような、そういうシュリンクする面もありましたが、しかし、これは昨年の秋の臨時国会で正式に法律で...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、この浜岡原子力発電所の耐震安全性については、今御指摘の東海地震、あるいはそれを上回る地震にも十分耐え得る設計である、こういうことで当省としては確認をしているところでございます。
○平沼国務大臣 我が国はいわゆるエネルギー資源というものが非常に乏しい国でありまして、そういう意味では、二十一世紀を展望しても、やはり発電過程においてはCO2の排出量が全くないという原子力発電というのは、主要なエネルギーとして確保していかなければならないと思っています。もちろん、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  商品の先物市場が、商品の価格変動に関するリスクヘッジ及び公正な価格形成という機能を適切に果たしていくためには、ヘッジニーズを有する産業ユーザーのみならず、商品先物市場における取引の厚みを確保するため、さまざまな投資家の市場への参加が...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに松島先生御指摘のようなそういう傾向があって、大事な、例えば四年制の大学のときは、最後の一年間を非常に無為に過ごす、これは大きく見れば社会的に大きな損失につながる、そういうふうに思っております。  したがいまして、私どもといたしましても、文部科学省と連携をと...全文を見る
○平沼国務大臣 中国の繊維のセーフガードというのは、今度WTOに中国が加盟するに当たって、アメリカとそういう一つの協定ができ、それが全部に敷衍する、こういう形の協定でございます。  確かに、今回のタオルの問題も、今御指摘になられましたけれども、やはりセーフガードというのはWTO...全文を見る
○平沼国務大臣 特に経済界から、今の中国の元に対してのいろいろ御要望、そういうことは私どももよく承知をいたしております。  今回、中国はWTOに加盟した、自由貿易体制の中で同じ土俵に上がったわけですから、私は、そういう中で、今の世界の経済の状況、それから各国のそういういろいろな...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 後藤議員にお答えさせていただきます。  改革工程メニューを着実に実行しているか、また今後していくか、こういう御質問でございました。  停滞と閉塞をしているこの経済、これを打破して活性化するためには、やはり構造改革をしっかりと進めていかなければならない...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  特定商取引に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  近時、電子メールによる一方的な商業広告の送り付け問題が急速に社会問題化し、早急な対応が求められております。このため、商取引...全文を見る
04月10日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、国会が始まりまして二カ月半余たったわけでありますけれども、非常に政治にかかわった問題ですけれども、政治の本質と外れたところで不祥事が続いておりまして、そういう意味で国会が混乱している、それは事実でございまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 現況の景気というのは、先生御指摘のとおりだと思っています。  それで、直近の景気のデータというのは、輸出でございますとか生産、これの下げどまり、そのような現象が若干見られている。そしてさらに、言ってみれば、株価等も一万一千円台で落ちつきを見せている。ですから、一...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、御指摘のとおりだと思っています。  やはりアメリカでは、今ヤング・レポートのお話をされましたけれども、七〇年代、そして八〇年代の前半にかけて日本がひとり勝ちだ、こういうような状況の中で、国家的に戦略を起こして、プロパテント政策、こういうことに積極的に取り組...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点は非常に重要なポイントを含んでいるものだと思っています。今の日本のこの知的財産、そういったものを戦略的にやっていくためには、御指摘の点も踏まえて、私どもはそういうことも盛り込んでやらなきゃいかぬと思っております。
○平沼国務大臣 まず、我が国の知的財産に関する行政組織の対応についてからお話をさせていただきたいと思っておりますけれども、基本的な法目的の相違を踏まえて編成されていると思っております。  産業の発展に寄与することを目的とする特許法は我々産業省が管轄をしておりまして、また、文化の...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要な御指摘がたくさん入っていたと思っています。  したがいまして、今インターネット社会になり、御指摘のように、今まで想定していなかった、そういう著作権に属するものでございますとか、あるいは特許権に属するもの、商標権に属するもの、意匠権に属するもの、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 後半の部分は大島副大臣からお答えをさせていただきたいと思います。  そういう、既に蓄積されているものが特許性があるかどうかという形で利用できる、そういうデータベースはどういうことになっているか、こういうことでございますけれども、特許の審査では、特許文献データベー...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の知的財産戦略会議でございますけれども、これは小泉総理のもとで開催することに相なりました。  これは、御指摘のように、産業競争力の強化あるいは経済活性化の観点から活発な議論を行いまして、きょうも実は夕刻から予定をされておりまして、今後のスケジュールについて...全文を見る
○平沼国務大臣 IT本部という、そういう例をお示しいただきました。私もIT戦略会議においては副本部長としてやらせていただいて、そして、IT戦略会議で数々の御提言を出していただいたことを一つにまとめてそれを実行する、こういう形で、例えばブロードバンド一つとっても、二〇〇五年までには...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国経済の活性化を図るためには、大学で生まれた技術シーズを民間へ円滑に移転して新規産業の創出につなげることが重要だと思っています。そのため、大学が戦略的に特許を取得しまして、それを活用することが必要であると認識しておりますけれども、我が国大学の特許出願件数は、二...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  情報通信技術の進展に伴いまして、情報の交換がこれまでにない規模、密度、範囲で行われて、経済社会のネットワーク化、デジタル化が急速に現在進展をしているところでございます。  若干例を申し上げますと、インターネット利用者というのは、...全文を見る
○平沼国務大臣 今、中山先生のお話の中にも大分網羅されたことだと思いますけれども、私は、やはりこれからは知恵の創造と保護というものを通じて産業の高付加価値化を進めなければならない。言ってみれば知的創造、そういうものが循環をして、そのサイクルでどんどん創出される。  ですから、今...全文を見る
○平沼国務大臣 今、中山先生の質疑を拝聴しておりまして、非常にすばらしい観点から質疑をされていたなと思っています。  私も、小学校から中学、高校にかけて、例えば弁護士さんはどういう働きをしているのかとか、あるいは弁理士さんはどういう働きをしているのか、そういうのを教育の現場で教...全文を見る
○平沼国務大臣 総理主宰でありますIT戦略会議、それにはIT基本法というのが存在をしています。ですから、この知的財産というのも非常に大きな問題であります。したがいまして、知的財産戦略会議の中の議論を通じながら、私は、そういう方向性も当然出てくるんじゃないか、私の認識ではそれだけこ...全文を見る
○平沼国務大臣 日本も非常にいい発明が私はあったと思います。それが意外に国として認められていない、また検証されていない、そういう状況が確かに存在していると私は思います。例えば、自動織機というものをやった豊田自動織機の豊田という発明家、あるいは、たしかテレビなんかも、実は高柳博士と...全文を見る
○平沼国務大臣 知的財産というのは、アメリカのいわゆるプロパテント政策の成果を見るまでもなく、非常に重要なことだと私は思っています。そういう中で知的財産戦略会議が立ち上がりました。実はきょう夕刻、第二回目がございまして、そして六月の下旬まで計四回開く、こういう形であります。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 今までの質疑の中でもそのところは出ていたと思いますけれども、知的財産、こういうものを戦略的に保護し、守り、そしてそれを活用していく、こういうことにおいてはやはりどうしても弁理士さんの力が必要である、そういう形で実はこの法改正のお願いをしておりまして、そういう意味で...全文を見る
○平沼国務大臣 今回お願いしている法改正によって弁理士さんも積極的に参画をしていただく、そういった重要性をやはり戦略会議の場で、既に委員の方々は御認識のことだと思いますけれども、私としては、その辺はしっかりと強調していきたいと思っています。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  米国では、民事訴訟での証拠開示におきまして、弁護士等の代理人と依頼者との間の通信文書の開示を依頼者側が拒絶できるという守秘特権が判例法上認められているわけであります。  その趣旨は、依頼者が不利な事実も含めてすべての事実を安心し...全文を見る
○平沼国務大臣 今、大変出願が多くなっておりまして、それを迅速かつ的確に審査を行うには人員的な面も非常に重要な要素だと思っておりまして、この迅速かつ的確というのは特許行政の基本的な使命だと思っております。  こうした基本的な使命を担う特許審査官の定員というのは、九八年度が一千七...全文を見る
○平沼国務大臣 今委員御指摘のように、厳しい定員法と行政改革の中でそれがかかわっております。微増ということを申し上げましたけれども、そういう中で最大限の努力をして、今の審査官の皆様方の御苦労を思ってふやしてきているところであります。  一方、そういう形でアウトソーシング、これは...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要な御指摘を私いただいたと思っております。私のことは重要だということは申しておりませんけれども、非常に重要な御指摘をいただいた、こう思っています。  日本は、七〇年から八〇年にかけてひとり勝ち、こういうようなことで非常に経済的繁栄を謳歌しました。そこで若...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御指摘のように、平成十年、特許庁として、平成十二年を目標に一次審査期間を平均十二カ月にしよう、こういう目標を立てました。いろいろ努力をしてきたところでございますけれども、近年、知的財産の重要性に対する認識の高まり、それが背景に...全文を見る
○平沼国務大臣 今、西川先生が平成十二年の弁理士法の改正のことまで言及されて言われました。やはり弁理士の先生方が、御指摘のように特に中小企業、あるいはこれからの知的な経済社会をつくっていくために有力なサポート役として機能をしていただくということは非常に重要なことでありまして、今回...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま決議されました両法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、両法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
04月11日第154回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 小林議員にお答えさせていただきます。  特別保証を御利用いただいた中小企業の現状についてのお尋ねでありました。  特別保証制度を利用した中小企業者の倒産件数は、民間調査会社による、負債総額一千万円以上を対象としたデータで見ますと、本年二月末で、累計一...全文を見る
04月11日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えする前に、委員長始め委員の皆様方に、ちょっと対米の交渉をしておりまして、大変御迷惑をお掛けしたことをおわびを申し上げさせていただきたいと思います。  それでは、お答えさせていただきます。  インターネットにおける規制の在り方につきましては、一つ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 迷惑メールの問題は、委員御指摘のとおり、特に昨年の春以降、急速に社会問題化したところでございまして、そのほとんどというのが電子メールという手段を利用しまして一方的に送り付けられる商業広告、すなわち受け取った消費者を商取引に誘い込むことを目的とした広告でご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本田委員から幾つかの御質問がありましたので、順次お答えさしていただきます。  一つは、広報の面で国民に余り知られていないのではないかという御指摘でした。  迷惑メールに関しては、既に本年二月から改正省令による対応を行っておりますが、その運用に当たりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは統一というのは非常に大切で、今、両省で一生懸命作業をしておりますので、なるべく早い時期にきちっと統一したいと思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 本田先生も御承知のように、特定商取引法では、商取引の分野では事業者による自由な営業活動を保障しながら必要最小限のルールを設定して悪質な行為を規制する、こういった観点から消費者トラブルの生じがちな勧誘方法による取引について規制を行ってきています。  具体...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回お願いをしておりますこの特定商取引法に対する法改正というのは、御承知のように、大変急増し、そして消費者に迷惑が掛かっているそういう迷惑メールに対応すると、こういう形でやらせていただきました。しかし、これから日進月歩のITの世界でございますし、いろいろ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今朝、限られた時間でございまして、大変委員会の皆様方にも遅刻をして御迷惑をお掛けいたしました。私、既に談話で出しておりますけれども、米国の鉄鋼のセーフガード措置につきまして私から改めて我が方の懸念を強く伝えたところであります。  今ちょっと御指摘ありま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 荒木先生御承知のように、迷惑メールの問題は昨年の春以降にこれ急速に社会問題化してまいりました。そのほとんどは電子メールという手段を利用して一方的に送り付けられる商業広告、すなわち受け取った側を、その消費者を商取引に強引に誘い込む、こういうことを目的とした...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この今回の対象になっております商業広告メールについては、ほぼすべてが特定商取引法でカバーできるものであると思っています。今回の改正は、このような実態を踏まえまして、商取引の公正と消費者保護を図る観点から、特商法により迷惑メールの問題への対応を行うものであ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 現在、司法制度改革の議論の中で、裁判外の紛争処理制度、いわゆるおっしゃいましたADRの拡充、活性化についての方策が検討されております。消費者取引の分野においても、消費者にとって利用しやすく実効性のあるこのADRの整備は重要な問題だと、このように認識してお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 迷惑メール問題につきましては、もう午前中来お話をしていますとおり、昨年の春以降、大変一方的に商業広告を消費者に送り付けるこの実態が広がりまして、大きな社会問題になっている。それから、迷惑メールを見て取引に入った消費者が後から不当な代金請求を受ける、そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のような通販事業者がフリーダイヤルの設置等を行うかどうかは、当該事業者の経営上の判断によるべき問題でございまして、政府がそのような対応を義務付けたり指導したりするといったことはすべき性格のものではないと私ども判断をしております。
○国務大臣(平沼赳夫君) そういう問題というのは、確かに御指摘のとおり私は存在していると思います。そういう意味では、今後の検討課題にはなると思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 特定商取引に違反した事業者名の公表につきましては、法律上は業務停止命令を行った場合にその事業者名を公表することが義務付けられておりまして、これまでにわずかですけれども、二社に対して業務停止命令を行い、事業者名は公表しております。また、経済産業省では、先ご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の大変な金融のトラブルというのは、国会でも責任者に来てもらって、大変問題意識を持って国会でもこの問題は取り上げて、その善処方を強く国会の方からも要求したところであります。そして、引き起こされた混乱というのは大変日本の経済に大きな影響を与えたと思ってお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に暗号というものは、これからのますますの情報化社会、大変重要な要素だと思っています。  今、先生のお話を聞いていながら、例えば、第二次世界大戦のときの真珠湾の攻撃というのは実はアメリカが全部傍受をしていたとか、また山本五十六元帥の搭乗機の予定も全部...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 午前中来、その問題、いろいろ御質疑をいただいておりますけれども、議員立法で今日成立をいたしました法律と、それから今お願いをしております特商法のこの改正によりまして、車の両輪として両方がしっかりと円滑に機能するように、私どもも総務省さんとも連携をしながらし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。
04月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○平沼国務大臣 近年、経済のグローバル化の進展でありますとか国際競争の激化等、我が国企業をめぐる環境は大きく変化をしております。こうした中で、迅速な意思決定やみずからの得意分野、新分野への経営資源の重点配分などを円滑化する持ち株会社形態は、我が国企業にとっても極めて有意義な選択肢...全文を見る
04月12日第154回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山本議員にお答えをさせていただきます。  バイオ産業の施策と課題と、こういう御質問でございました。  このいわゆるバイオ、生命というのは、二十一世紀はある意味では生命の世紀と、こういうふうに言われています。したがって、生命現象というものを解明して、そ...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  特定機器に係る適合性評価の欧州共同体との相互承認の実施に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国として初めて締結する経済連携協定として、新たな時代における経済上の連携に...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  電力につきましては、御指摘のように、平成十二年三月から、全需要の約三割を占める大口需要家に対する小売の自由化というものを導入させていただきました。  自由化導入後、約二年間経過をいたしましたけれども、これまで新規参入者として届け...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の託送費用というのは、電力会社の経営効率化努力等を反映した将来の適正な費用をもとに行政が定めたルールにのっとって算定をされています。この将来の適正な費用というのはフォワード・ルッキング・コスト、こういうふうに言っておりますけれども、そういったルールにのっとっ...全文を見る
○平沼国務大臣 ここに入札結果の概要がありまして、当時の通商産業省は、本省のビルと別館、これをダイヤモンドパワー、こういうところにかえました。従来比で削減率というのが出ておりまして、平成十二年の八月、これは約四%というデータです。それから、平成十三年の八月、一年後ですけれども、二...全文を見る
○平沼国務大臣 産業再生法については、その附帯決議も踏まえまして、労働組合等と必要な協議を行うなど労使間で十分に話し合いを行うことを事業再構築計画の認定要件として明示をしておりまして、当該計画が従業員の地位を不当に害するものでないと認められるときにのみ認定を行い、雇用の安定に配慮...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  景気の変動でございますとかグローバル化など、経済社会の構造変化によりまして企業を取り巻く環境が大きく転換する中で、企業がその発展あるいは存続を図るために事業の再構築を行う、そういう場合がございます。  現在、企業が取り組んでいる...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、従来から、燃料資源の石油依存度、輸入依存度が高い等の脆弱なエネルギー供給構造を有しておりますが、近年、オフィスビル等の業務部門に...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○平沼国務大臣 石油公団につきましては、昨年の十二月に閣議決定をされました特殊法人等整理合理化計画において廃止する旨が決定をされています。  この閣議決定におきまして、石井先生もよく御承知だと思いますけれども、石油公団は廃止をするものの、エネルギー資源のない我が国にとって、やは...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 鮫島議員にお答えさせていただきます。  原子力発電の経済性試算における設定単価の根拠の開示、このことについてのお尋ねであります。  原子力発電の経済性試算は、平成十一年十二月開催の総合エネルギー調査会原子力部会におきまして、資料として、経済産業省が事...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 樋高議員にお答えさせていただきます。  新エネルギーの積極的な導入に関してのお尋ねでございます。  新エネルギーというのは、エネルギーの安定供給、その確保、地球温暖化問題への対応を図る観点から、その開発導入を積極的に推進することが重要だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤木議員にお答えさせていただきます。  新エネルギーの普及拡大策についてのお尋ねであります。  風力、太陽光など新エネルギーにつきましては、政府といたしましても、これまで、自治体や事業者向けの先進的な新エネルギー導入への補助や住宅用太陽光、クリーンエ...全文を見る
04月18日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、実際に米国におられて、そしてNAFTAの締結、それに携わられた、そういう経験を基にしたお話を大変私も興味深く承らせていただきました。  御指摘のように、今回のシンガポールとの間のFTA、もう少し今回は経済連携という形でその枠を超えたことを結ばせて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  諸外国との経済連携強化を進めるに当たっては、我が国全体としての利益を考えるというのはそれは当然のことであります。しかし、そこには聖域というものは設けないで、あらゆる分野における検討を私は進めていくと、このような基本認識を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のNAFTA、これは北米自由貿易協定でございますけれども、米国とカナダ、それと比べて経済格差のあるメキシコについて御指摘のように関税の段階的自由化を他の二国と比較して長期にわたって行う、そのことは認められています。こうした例はAFTA、これはASE...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど私、小林先生の御質問でもちょっとお答えをしましたけれども、やっぱり世界の自由貿易体制というのは、大きな土俵というのはやっぱりWTOのルールの中でそれの進展を日本としても積極的に参加しながら図っていかなきゃいけない。今御指摘のように二国間ですとか地域...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは当然中に入るわけでございまして、やっぱり何といいますか、そういうブロックのこともそこの中で最大限効果が出るようにそれは努力をすると。しかし、大きな枠組みも同時に守っていくと。そして、この主とそして補完、それを一体として進めていくことが肝要だと、そう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常にASEAN、たくさんの国がございます。そういう意味では、今二回、一つはタイ、一つはインドネシア、こういう形で会合を重ねて、今、大島副大臣から言いましたように、精力的に進めているわけです。  ですから、じゃ今後どのぐらいだということは今まだちょっと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、私どもも、今、正にそういう形で今二回会合を開き、それぞれとで意見を出し合ってやっております。そういう中で、その個別のシンガポールとやったような形である国とはやるとか、あるいはいろんな選択肢があります。しかし、やっぱり包括的にやりたいというのが小泉...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 若林先生の御認識のとおりだと思っております。  やっぱり我が国の産業競争力を付けていくということは、二十一世紀の日本にとって絶対に避けて通れない私どもは道だと思っております。そういう意味で、御承知かと思いますけれども、私どもとしては産業競争力戦略会議と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) WTO、世界貿易機構のTBT協定、これは貿易の技術的障害に関する協定でございますけれども、各国の基準と規格について適切な国際規格があるときにはそれを基礎として用いること、こういうふうになっております。  しかしながら、例えば電気製品における電圧や無線機...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国といたしましては、企業活動がグローバル化が進展する中で要請の高まっている市場アクセスの改善や事業関係の整備等を進めていくために、WTOを中心とした多角的貿易体制の維持、その強化の取組に加えて、利害の共通する国や地域との間で機動的な取組が可能な二国間...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) タクシン首相が昨年日本に来られたときに、私もタクシン首相にお会いをしました。そのときに、タクシン首相から非常に熱心な形で日本とそういった協定を結びたいと、こういうような意思表示がありました。それから、小泉首相との間でも同様な話がございました。  先ほど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 緒方先生にお答えをさせていただきます。  一般消費者の生命でございますとか身体の安全等を守るため、やっぱり最大限の努力を国がするということは当然でございます。これは国産品、輸入品を問わず、製品に関する安全性を確保する、このことは極めて重要だと思っており...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点は非常に重要だと思います。  そして今、ワン、ワン、ワンと、こういう御指摘がありました。これは、やはりより厳格な体制の中でやはり迅速に対応するという形で、決して私はそれを手を抜いたそういう体制ではない。そういう中で、安全性をしっかり担保しなが...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは非常に私は重要なことだと思っておりまして、電気製品なんというのは、特にもう完成品として来ていますから、それを自分でチェックするということはできません。そういう中で、善意のそういうNGOの方、そういった方の御意見、そういうものをよく反映して、連携を密...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中国の家電製品等が価格の面、それから品質の面で日本をある意味じゃ凌駕する、そういった事実というものはあるということは私も承知をしています。  その大本になったのは、これも緒方先生御承知のように、日本のやっぱり技術が展開をして、そして中国ではそれをまじめ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、例えば台湾というような例を出され、韓国というような例を出されました。そういった国々とも事実上もうプロポーザルが来ておりますから、そういう中で、これはこれから努力をしていくことですけれども、当然結ばれる、そういうことも想定をされます。  その中で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ASEANと日本というのは、もう既に重要な補完関係にあって、そしてお互いに共存共栄と、こういう形でやっています。  御指摘のように、ASEANとは、日本と比べて非常に格差のあることは事実であります。そういう意味では、日本はODAという形でASEANに対...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、二〇〇〇年の後半から世界でIT不況というのがありました。私は、これでIT産業がすべて地球上から消滅して壊滅するということじゃなくて、私は、そのITというのは第一段階が終わって、そして第二段階に行く今ちょうど踊り場にあると、そう思っています。そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ITに特化をしてそういう調査というのをしていない、こういう御指摘でございます。ただ、日本の我が省の場合には全国九か所に経済産業局がございまして、そういったことを全体としては把握をしております。そういう意味で、ITの非常に厳しい現状ということ、それは非常に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 例えば大田区というようなことを申し上げますと、経済産業局から分かった者がある意味じゃ定期的にお伺いをして、そして皆さん方の実情をしっかり把握するということは大切です。ですから、そういったことも含めて、前の御要望ではひとつ窓口を作れと、こういう御指摘があり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、金型のことをおっしゃいましたけれども、我が国の金型産業というのは世界の生産額の二〇%から三〇%を占めて、特に自動車用のボディープレス金型でございますとか、それからIT機器、この精密金型、こういうことで非常に強い競争力を持っている。したがいまして、やっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ITは、国境を越えて情報が流通する、それから経済活動を非常に容易にする。したがいまして、よりよいIT社会の実現に向けて取組を進めていく意味では、今御指摘の国際化というのは非常に私は大切だと思っております。  今年の三月に策定をしましたe—Japanの重...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 台湾は、委員御指摘のように長い歴史と経済関係、これがずっと続いております。人口が二千二百万、そして国土面積というのは九州とほぼ匹敵するぐらいの狭い国。しかし、人口は二千二百万で、大変ハイレベルで、国民所得も非常に高い。経済力もすごくある。技術もある。です...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
04月19日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  先生御指摘のように、日本は、いわゆるエネルギー資源が非常に脆弱でございまして、相当量を、ほとんどを海外に頼っているということが現状です。将来を踏まえましたら、御指摘のとおり、二十一世紀は環境の整備、いわゆる環境問題をいかに人類が克...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  ドイツで実行されております固定価格買い取り制度、それにつきましては、御指摘のように、量的には非常に大きな効果を上げております。しかし反面、電気事業者に対しまして、発電事業者の発電した新エネルギーによる電気の全量を政府が設定する電源...全文を見る
○平沼国務大臣 このメタンハイドレートは、御指摘のように、非常に可能性もありますし、三月には、そういった、土の中からじかに採取するというような技術的な進化も見られました。  そういう意味で、私どもとしても、先ほど来出ておりますけれども、予算もふやしてやってきております。これは、...全文を見る
○平沼国務大臣 このメタンハイドレートというのは非常に可能性を持っております。そして、先ほど来の御議論の中でも、日本のいわゆる経済水域の中に非常に大きな埋蔵量がある。御指摘のように、離島等大陸棚に近いそういったところに存在する。そういう意味で、今国としても、産官学のコンソーシアム...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、新エネルギーとしてたくさんあることは事実でございます。今回、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電のうち、本法案の対象となるものは、太陽光発電と風力発電と地熱発電、それからバイオマス発電の全部と水力発電の一部、これを重点的にやって...全文を見る
○平沼国務大臣 今御議論いただいております太陽光発電、風力などの新エネルギーは、エネルギー安定供給の確保でございますとか、今御指摘の地球環境問題への対応を図る観点から、その開発導入を積極的に推進することが重要だと私どもは思っております。  しかし、現実問題といたしまして、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  住宅用太陽光の補助金というのは、その設置にかかる費用の助成を行うことによりまして初期需要の拡大を図り、太陽光発電システムの市場価格の引き下げを通じまして市場の自立化を目指しているものであります。  本補助事業は、平成十四年度をも...全文を見る
○平沼国務大臣 非常にそういう業界や関係者の御要望が強いということはよく承知をしております。  これは前向きに検討すべきことだと思っておりますけれども、繰り返しになりますけれども、第一段階、一応所期の目的を達してそういう普及が行われた、こういうことで、私どもとしては、今後その動...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、一次起源のエネルギー、これを全部新エネルギーに入れますと、今が一%で、それを二〇一〇年に三%にしよう、そういう目標は大きな枠で持っております。ですから私は、大枠の中でもやはり新エネルギーの利用というものは、一%から三%ということじゃなくて、もっと大胆に二〇一...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘のとおりだと思っております。  そういう意味では、私どもは、せっかく第一段階、弾みがついて、まだまだ少ないですけれども、そこまで来ました、住宅用に関しては。そしてまた、公共用だとか産業用、そういったものに関しては、総理の号令もありまして、今各省庁連携...全文を見る
○平沼国務大臣 太陽の熱利用でございますとか温度差エネルギーなど新エネルギーの熱利用分野についても、太陽光発電や風力発電など新エネルギーの発電分野とともに、エネルギー安定供給の確保、そして御指摘の地球環境問題への対応を図る観点から、その開発導入を積極的に推進することは重要だ、この...全文を見る
○平沼国務大臣 施策でやっていこう、このように思っております。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国のエネルギー政策というのは、環境の保全や効率化の要請に対応しつつエネルギーの安定供給を実現する、これが基本目標になっております。この目標を達成するためには、石油の備蓄、自主開発の推進等により、一次エネルギーの供給の約五割を占...全文を見る
○平沼国務大臣 今御議論いただいております新エネルギーに対する法律、これはやはり第一義的には、新エネルギーというものの導入を促進して、そして京都議定書のそういう前提も踏まえて、二酸化炭素の排出量の少ない新エネルギーの分野を促進拡大していこう、こういう精神で私どもはやっているところ...全文を見る
○平沼国務大臣 御提案している本制度というのは、電源の選択を義務対象者である電気事業者にゆだねるとともに、発電事業者側においても企業努力によるコスト削減を図ることといたしているわけです。これによりまして、市場原理を活用した効率的な新エネルギー等の普及、及び電気料金を支払う国民全体...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう御提案を重く受けとめて、しっかりと話し合いをさせていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  廃棄物の処理につきましては、循環型社会形成推進基本法の基本原則といたしまして、まず、発生を抑制する、それから再使用、それから再生利用、熱回収、そして五番目が適正処分の順で優先すべきだ、こういうふうにされております。  本法案の施...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本制度は、電源の選択を義務対象者でございます電気事業者にゆだねるとともに、発電事業者側においても企業努力によるコスト削減を図ることといたしております。これによりまして、市場原理を活用した効率的な新エネルギー等の普及と、電気料金を支...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  太陽光発電、風力発電などの新エネルギーというのは、エネルギーの安定供給の確保、地球環境問題への対応を図る観点から、その開発導入を積極的に推進することは非常に重要だと思っております。  このために、経済産業省といたしましては、低コ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本法案は、エネルギー事業者たる電気事業者に新エネルギー等による電気の利用を義務づけることによりまして、新エネルギーの利用の促進を図るものでございます。これは、現下のエネルギー情勢等の経済的、社会的環境を踏まえまして、我が国のエネル...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  当省といたしましては、エネルギーの安定供給の確保、地球温暖化対策、新規産業創出等に資する新エネルギーの開発普及に従来から積極的に取り組んでまいりました。  これまでの日本の新エネルギーの導入政策の到達点について、ドイツとの比較に...全文を見る
○平沼国務大臣 今後におきまして一層新エネルギーを普及拡大するための手法といたしましては、これまで、総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会及びそのもとの小委員会においていろいろな角度から検討を重ねてまいりました。御指摘の固定価格買い取り制度、これも検討させていただきました。また...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー庁長官から再三答弁をさせていただいておりますけれども、今、経済財政諮問会議の、その埋め立て分が減るという、そのことはその中の指摘に入っているかもしれませんが、私どもとしては、あくまでも現状の中で、既存にもう燃やしているその分を、やはりCO2も同じように出...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、一条の目的規定の中に「環境の保全」、こういう形で入っていると思っております。
○平沼国務大臣 もう一回繰り返させていただきますけれども、本法案の第一条の目的規定の中に、地球温暖化対策を含む環境保全に寄与する旨、それが明示されております。  したがいまして、この地球温暖化対策、このことはこの本法の中にもしっかりと盛り込まれている、私はこのように認識しており...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本法案は、エネルギー事業者たる電気事業者に新エネルギー等による電気の利用を義務づけることによりまして、新エネルギー等の利用の促進を図るものでございます。これは、現下のエネルギー情勢等の経済的、社会的環境を踏まえまして、我が国のエネ...全文を見る
○平沼国務大臣 この法律では、電気事業者に義務を課す、こういうことでございますから、一義的に私ども経済産業省、経済産業大臣が主管をする。したがいまして、今御指摘のように、幅広いいろいろな新エネルギーの分野がありますから、そういう意味では、環境大臣を初めとして関係大臣と有機的に密度...全文を見る
○平沼国務大臣 そのようなことは決してございません。
○平沼国務大臣 これは、まず、内閣提出という形でございまして、そういう意味では、内閣の中で整合性を求めて提出をさせていただいています。先ほど環境省の政務官からも、いわゆるプラスチックの産廃の問題についても細かく御答弁がありました。  ですから、そういう意味で、私どもが意図的に環...全文を見る
○平沼国務大臣 今リサイクルのことを言いましたけれども、それは、リサイクルという、そういう形で体系が違うわけであります。ですから、それは、主務大臣が幾つかあるわけでありますけれども、これに関しては、私どもは、体系が違うからそういう形になっている、そういうことしか申し上げようがござ...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案では、新エネルギー等電気の利用目標を定めるに際しまして、総合資源エネルギー調査会の専門的な意見を聞くとともに、地球温暖化対策及び廃棄物の観点から、先ほども申し上げましたように環境大臣に、食品廃棄物、畜産ふん尿、建設廃棄物などのバイオマスの観点から、農林水産大...全文を見る
○平沼国務大臣 風力だけに限定をするということであればそういう考え方も成り立つかもしれませんが、これは、新エネルギーというのはたくさんございます。そういうたくさんの選択肢の中でそれぞれの事業者が努力をしていく、そういうことで、そのような御心配はないものだ、私はこういうふうに思って...全文を見る
04月22日第154回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 下請代金支払遅延等防止法改正法案についてのお尋ねがございました。  経済産業省といたしましては、従来から、公正取引委員会と相連携をいたしまして、下請代金法違反行為の未然防止のために強力に法執行をやっているところでございます。  平成十三年度で見ますと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 緒方議員にお答えをさせていただきます。  本改正法案は、労働者の暮らしや中小企業の経営を圧迫をし、ひいては我が国産業に打撃をもたらすものではないかとのお尋ねでございました。  本改正法案は、御承知のように、平成十三年の三月の規制改革推進三か年計画等を...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘の福島県における核燃料税に関する検討結果、これは昨日、中間報告書が発表になりました。これを踏まえまして事業者が試算をいたしましたところによりますと、現行の税負担額がおおむね二・四倍、こういうことに相なると聞いております。既に...全文を見る
○平沼国務大臣 おっしゃるように、国としても、一昨年成立をいたしました原発立地地域振興法に基づきまして、しっかりと公共施設の整備等にかかわる国の負担、その特例などの措置を講じておりまして、これまでのところ、この法律に基づいて、福井県及び島根県の振興計画の決定でございますとか、その...全文を見る
○平沼国務大臣 これは冒頭申し上げましたように、基本的には徴税者と納税者、ここがしっかりと話し合うことが基本だと思っています。  しかし、一方において、国がそういった基本法、そういうものの精神というものも守っていかなければならないわけでございまして、私どもとしては、基本的には、...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、前の委員会でも私から御同様の質問に対してもお答えをしたところでございますけれども、本法案というのは、エネルギー事業者たる電気事業者に新エネルギー等による電気の利用を義務づけることによりまして、新エネルギー等の利用の促進を図るものであります。  これは、現...全文を見る
○平沼国務大臣 それは目的として、主要目的として入っているわけであります。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  特に、本委員会でこれまでもこの問題は多々御指摘がございました。産業廃棄物の現状も踏まえまして、法案第二条に規定する政令により、廃プラスチック等化石燃料系の廃棄物による発電を対象に指定する場合には、循環型社会形成推進基本法の原則にの...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、基本原則にのっとって、環境省とよく連携を密にして、抑制的に、そういう新しく育てるべき新エネルギーが、その伸びが阻害されない、そういうことを観点によく相談をしてやっていきたい、こういうふうに思っています。
○平沼国務大臣 二十一世紀というのは、いかに環境問題というものをしっかりと克服していく、それが非常に大きな問題だと思っています。そういう意味では、新エネルギーを伸ばすということは、人類にとっても日本にとっても重要な課題でございますから、御指摘の点、私どもは積極的にやってまいりたい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘のように、一九九四年、平成六年に新エネルギー導入大綱が総合エネルギー対策推進閣僚会議において決定をされまして、この大綱においては、二〇一〇年度において新エネルギーの導入目標、これは新エネルギー全体で千九百十万キロリットルが示...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案の制度というのは、どの種類の新エネルギー等電気を利用するかという選択を電気事業者にゆだねるとともに、発電事業者側においても企業努力によってコスト削減を図ることにしております。これによりまして、市場原理を活用した効率的な新エネルギー等の普及と、電気料金を支払う...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の廃プラ等の非常にコストが安い、競争力のある、そういうものは、先ほどの御答弁の中で、全体を見て、そして基本法の精神にのっとって、私どもは抑制的に、それは環境省と相談をやる、ですからそういうことは起こらない、そういう歯どめはかけていきたいと思います。  し...全文を見る
○平沼国務大臣 このいろいろ多くの例示の写真を見せていただいて、こうやって非常に積極的に皆さん方やってくださっているんだな、そういうことを痛感しました。  文部科学省等ともよく相談をし、やはりこういうものをどんどん普及していくことが新エネルギーの促進につながると思っておりますの...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案の目的として、内外の経済的、社会的環境に応じたエネルギーの安定的かつ適切な供給の確保に資するため、電気事業者に新エネルギー等の利用を義務づけまして、もって環境の保全に寄与しまして、国民経済の健全な発展に資する、これが目的ですけれども、二十一世紀というのは環境...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に詳細にお述べいただきましたけれども、まさに私はそういうコンセプトだと思っています。既存のものは、そういう意味では商業ベースに乗っております。  環境に優しいそういう新エネルギーというものにインセンティブを与えて、そして、ある意味では競争力をつけ、環境の問題...全文を見る
○平沼国務大臣 川端委員から非常に明快な分析がありました。私としても、再三再四先ほどから御答弁させていただいておりますけれども、廃プラスチック等化石燃料系の廃棄物による発電、それを対象に指定する場合には、これは厳にここのところはしっかりやらなきゃいかぬと思いますけれども、循環型社...全文を見る
○平沼国務大臣 たしかテレビで一回やっていたような感じを持っておりますけれども、体系的にしっかりと、私、これを説明を受けて理解したという段階じゃございません。たしか何かテレビか雑誌で見たという気があります。
○平沼国務大臣 バイオマスディーゼルの、ディーゼルエンジンを回す石油代替というのが非常に私はすばらしいものだ、そういうふうに今お話を伺って思わせていただきました。  バイオディーゼル、BDFについて軽油引取税がかかるというお話がございました。これは、現在の税法におきましては、自...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に示唆に富んだ有意義なお話を承りました。非常に検討に値するお話だったと思っておりますので、私どもも、経済産業省の政策の中で今のお話を生かしながら検討していきたい、こういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 今御指摘のドイツにおける固定価格買い取り制度、これは一つのやり方だと思っています。今委員御指摘のように、これはこれでまた値段が下がらなくなる、そういった弊害もあるというようなことで私どもはその方法をとらなかったわけであります。  そういう中で、この新しいいろいろ...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギーの導入促進に当たりましては、本法以外にも各種の導入支援策を講じておりまして、私どもとしては、それらのトータルによってバランスよく新エネルギーを促進していきたいと思っています。例えば、地域新エネルギー導入事業の補助でございますとか、新エネルギー事業者の補...全文を見る
○平沼国務大臣 もう一度決意表明をさせていただきます。  抑制的にしっかりとその辺はやらせていただき、また、その都度、環境省とも緊密な連携をとってやらせていただきたいと思っています。
○平沼国務大臣 大変心強い御意見だと思います。  先生は長野県の御出身、私は岡山県で非常に中山間地が多くて、そして私の地元でも、木質のバイオマスによるエネルギー、これに大変関心があります。ですから、そういう意味では、御指摘になられた地球温暖化防止、そういった観点からも、私はこの...全文を見る
○平沼国務大臣 私、この法案を作成するに当たりましては、省内におきましてはいろいろ議論をさせていただきました。その省内の議論というのは、当然、いろいろ学識経験者、そういった関係者の意見を総合した中で省内でまとめていった。ですから、私が表へ出ていってそういった方とじかに議論をした、...全文を見る
○平沼国務大臣 今お話がございました新エネルギー部会は、委員ももう御承知だと思いますけれども、平成十一年十二月から十三年の十二月までの間、計十九回、そのほかに、同部会に設置された小委員会、こういった形で検討しました。つまり、平成十三年七月から十一月までの間に四回開催して、新エネル...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、部会の専門家の方々に、先ほど言いましたように、しっかりと議論をしていただき、それに基づいて私どもの政策を決めていったわけです。そういうことですから、私どもとしては、必ずしも、今御指摘のように、業界の代表で意見をばらばらに言って、それで非常に整合性の...全文を見る
○平沼国務大臣 経済立国であり産業立国であります日本にとっては、やはりエネルギー、電力というのは非常に大きな意味を持っています。そういう意味で、やはりエネルギーのいわゆる生産に協力をしてくだすっているそういう地方自治体に対してそういう意味の交付金等を出すということは、私どもは非常...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、いろいろな総合的なことを勘案しまして、そしてRPS方式というものを採用させていただきました。  これは、RPS方式を利用している国は、日本のほかにも、アメリカの州でございますとか幾つかございます。ですから私は、そういうインセンティブを働かせていけば、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の場合というのは、やはり自由主義経済体制の中で事業者という人たちに自由裁量、そういうことも一つ大きなコンセプトとしてあります。したがいまして、余り強制的に押しつける、こういうことじゃなくて、やはり自主的な判断と、それから経済原則によってそこにインセンティブが出...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国は、一九七〇年代の石油危機以降、省エネルギー設備や技術導入等の官民挙げた省エネ努力を行ってきた結果、石油危機発生時の一九七三年度と比較しまして、GDPが約二倍に伸びているわけでございますけれども、産業部門のエネルギー消費とい...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の質疑の中でもお答えをさせていただきましたけれども、これは明らかに、この「環境の保全」の中に地球温暖化防止ということも含まれております。  新エネルギー等は、CO2の追加的な排出量が少ないことから地球温暖化対策にも資するという特性も有するために、本年二月十...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、地域の方々の御協力というのは非常に大きなポイントです。したがって、今実際に五百以上の地方自治体の方々が熱心に取り組んでいただいている、大変心強いことだと思っております。そういった真摯な取り組みに対して阻害要因がないように、この新しい制度というものを...全文を見る
○平沼国務大臣 それぞれ取り組んでいただいている新エネルギー、そういう問題に対して、今回我々としては、やはり自由主義社会の中にあって、事業者が自由に選択できるというRPS制度を導入しました。そういう中で、私どもはその制度というものを周知徹底をして、そして新エネルギーに対してそうい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国のエネルギー政策というのは、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現する、こういった基本目標を掲げております。その同時達成の実現を私どもは目指しているところであります。  このようなエネルギー政策の目...全文を見る
○平沼国務大臣 経済団体連合会の環境自主行動計画を初めとする産業界の積極的な自主的な取り組みによりまして、産業部門においては、先ほど来出ておりますけれども、二酸化炭素の排出量は横ばいで推移しているところであります。むしろ民生部門、運輸部門における排出量が大幅な伸びを示している中で...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  原子力発電につきましては、燃料供給や価格の安定性に加えまして、発電過程におきましてCO2の排出がない、こういう環境特性を有していることは事実であります。こうした原子力発電は、我が国のエネルギー供給におきましては、既に二〇〇〇年度の...全文を見る
○平沼国務大臣 経済財政諮問会議というのは、いろいろな有識者、そういう方々の御意見を参考にいろいろ議論をして取りまとめるわけであります。その中の一つの意見として、今言われたような一つの意見が出てきているわけでありまして、それはそれで一つの考え方だと私は思っております。しかし、やる...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、この循環型社会を形成するその非常に有用な手段として自動車リサイクル法をお願いをするところでありまして、私どもは、その精神というのを守りながらその法は運営していかなければならないと思っています。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  大島先生は、廃プラスチックを取り込むという表現をされましたけれども、決してそういうことではなくて、できる限り抑制的に私どもはやっていくという基本方針でございます。  新エネルギーの政策に関しましては、太陽光、風力、それからバイオ...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギーの総量という観点で見ますと、確かに、風力というようなものを比較するとドイツに対しては非常に劣っている、こういう面は事実であります。私どもとしては、そういう状況の中で、今回お願いしている法律によってインセンティブを与えて、そしてそこのところを伸ばしていこ...全文を見る
○平沼国務大臣 江戸時代の例をお出しになられました。これは委員も当然御承知のことで言っていると思いますが、江戸時代と比べて、人口一つとっても、経済規模一つとっても、それは雲泥の差でございまして、これだけの経済的な基盤ができますと、今の自然エネルギーの効率からいっても、それを全部賄...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今でも水道の蛇口から水を飲んでいる一人ですけれども。  確かに、それはある意味では、日本が豊かになって、そして健康を非常に考えることになり、またそういう産業が育ってきて、いろいろな、いわゆる深層水でありますとかそういう天然の水というのが一つの産業として育っ...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー庁長官から御説明したことですべてでございますけれども、私どもは、いわゆる環境保全、そういうことをその精神の中にうたっていて、その中にいわゆる地球温暖化防止ということも当然入っていると。しかも、大木大臣の言っている基本的な法律というのは、これは、条約が発効...全文を見る
○平沼国務大臣 地域で一生懸命取り組んでおられる方、それは、町おこし、村おこし、そういった観点もあると思います。そういった方々の努力が無にならないように、電力事業者と今御提案をしているそういった方式、やはりそういうことを有機的に結びつけて、そして両々相まっていい形ができるように私...全文を見る
○平沼国務大臣 野党四党により提出されました自然エネルギー発電促進法案、承るところによりますと、これまで約二年間にわたって検討されてきた集大成である、このように承知をしております。私は、その多大な御熱意には深く敬意を払わなければならないと思っております。  しかしながら、総合資...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、私はそう暑がりではないタイプであります。  私は、国民のライフスタイルを変えて、そして、その季節季節にあって快適に過ごすということは必要だと思います。しかし、それを法制化するということは、例えば今ネクタイのことをおっしゃいましたけれども、ネクタイをこの前や...全文を見る
○平沼国務大臣 おっしゃいましたとおり、日本はいわゆるエネルギー資源というものがほとんどない国であります。そういう中で、これだけの経済の国を動かしていく血液にも等しいエネルギーを一生懸命確保しているところでありまして、原子力発電というのは、今電力の三四%以上を占める主要な電源にな...全文を見る
○平沼国務大臣 さすがに工学博士でいらっしゃる先生の御質問だと、大変感銘をして聞かせていただいております。  このSSPSといいますか、宇宙の太陽光発電、これは、もう先生御指摘のとおり、熱効率の面からいっても、それから気候に左右されないという面からいっても、非常に人類としてチャ...全文を見る
○平沼国務大臣 このお願いしている法律は、一つは、エネルギー安全保障という観点から、今、石油依存度というのは五二%でございまして、そのうち中東依存度が八五%になっている、こういったことを是正し、いかに多様なエネルギーを活用し、そして、二十一世紀に向かって、やはり地球環境に優しい、...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 先般、三月十九日だったと思いますけれども、緒方委員からの御指摘がありました生活困窮者への電気事業者、ガス事業者への対応に関しまして、昨日、当省から事業者に対しまして、市町村等の福祉部局との連携協力を要請する文書を出させていただきました。  大変、そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、報告書お読みいただきましたけれども、やはりそこに書かれておりますように、やはり今の経済というのはグローバル化し、そして大変国際性が出てきた。そしてまた、いろいろな面で多角化をしてきております。そしてまた、国際化の中で多国籍と、こういう状態が出てきてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に、先ほども触れましたように、今の世界の経済情勢というのは大変多国籍化しておりますし、多角化しておりますし、また国内の経済情勢というのも多様化しております。そして、一方においては厳しいそういう経済環境もある。そういう中で、企業がより効率を高めて、そし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 効率化という観点で、今一生懸命企業が取り組んでいることは事実です。しかし、そのリストラというのも、大企業にしても、やはり被害が最大限出ないような形、そういう一つの前提の中で労働組合とも協調をしながら、そして被害が最小限に食い止められるようなそういった手だ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の現下の景況というのは非常に厳しいわけでございまして、ある一面の現象面をとらえると御指摘のようなそういう御指摘もあるかと思いますけれども、あくまでも、今バイブルとおっしゃいましたけれども、こういう新しい一つの純粋持ち株会社を作る、こういう理念は、繰り返...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の現下の経済情勢というのは、ある意味では失業率が、完全失業率が〇・二ポイント下がったとはいえ五・三と、こういう厳しい状況であります。若干、ここ二か月、景気は底を打ったというような指標も出ておりますけれども、設備投資も依然として厳しいところがございますし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、特に電機分野でのそれぞれの会社の計画をお示しになられました。  確かに、御指摘のように、日本は物づくりの国でありますから、そういう中で培った一つの技術力、そういうものが分散をする、そういうことはある面では現実の問題としては私は言えると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘になられましたように、企業の組織変更に伴いまして労働者の移転でございますとか、あるいは事業の縮小によりまして離職者の発生あるいは関連中小企業への影響、こういった事態が生じている、そういったことは事実あると思っております。  そのような場合に、私ど...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。     —————————————
05月10日第154回国会 衆議院 本会議 第31号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 金子議員にお答えさせていただきます。  まず、京都議定書の枠組みへのアメリカの復帰を促すための取り組みについて御質問がありました。  米国は、御指摘のように世界最大の温室効果ガス排出国でございまして、世界の排出量の四分の一を占める、そういった排出国で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 使用済自動車の再資源化等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、廃棄物の最終処分場が逼迫しつつある等、廃棄物処理をめぐる問題が深刻化しております。また、主要な資源の大部分を輸入に依存している我が国にとっては、廃棄...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 鈴木議員にお答えさせていただきます。  まず、環境と経済が両立する仕組みについてのお尋ねでありました。  環境問題の解決を図りまして、持続可能な経済成長を実現していくためには、技術革新や経済界の創意工夫などを通じて、民間活力が十分に発揮され、経済活性...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○平沼国務大臣 使用済自動車の再資源化等に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国においては、廃棄物の最終処分場が逼迫しつつある等、廃棄物処理をめぐる問題が深刻化しております。また、主要な資源の大部分を輸入に依存している我が国にとっては、廃...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 小宮山議員にお答えをさせていただきます。  まず、実効性ある温暖化対策のための経済産業省の取組についてのお尋ねでありました。  産業界におきましては、これまで自ら削減目標を掲げてまいりまして、それに向けた自主的取組を積極的に行うことによりまして、御承...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 岩佐議員にお答えをさせていただきます。  民生部門のエネルギー消費の削減について、啓蒙、啓発に力を入れるとともに、商品づくりの省エネ対策を事業者に義務付けるべきではないかとの御指摘であります。  当省といたしましては、情報提供や広報活動に加えまして、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 高橋議員にお答えをさせていただきます。  原子力発電の新増設をやめるべきでないか、こういう御指摘がございました。  原子力発電につきましては、燃料供給や価格の安定性に加えまして、先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、その発電過程におきまし...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  まず、エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、従来から、燃料資源の石油依存度、輸入依存度が高い等の脆弱なエネルギー供給構造を有しております...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○平沼国務大臣 おはようございます。それでは、お答えをさせていただきます。  ユーザーに押しつけたリサイクル制度ではないかとのお尋ねでございます。  本法案によりまして、これまで自動車リサイクルに直接にかかわっていなかった自動車メーカー等が、新たなリサイクル制度の中心的な役割...全文を見る
○平沼国務大臣 天下りが起こるのではないか、こういうことでございますけれども、資金管理法人というのは、自動車ユーザーからリサイクル料金を預かる者として重い責任を負った立場となるわけでありまして、専門知識を有する職員の配置等体制の整備に努めるとともに、資金管理業務諮問委員会から意見...全文を見る
○平沼国務大臣 局長から御答弁をいたしましたけれども、金額を設定するに当たって、それから超える場合もある、しかし、競争原理で努力をして、その余った分はインセンティブを与えるという意味でメーカーに渡すということも私は一つの考え方だと思っています。  しかし、その中で、今委員御指摘...全文を見る
○平沼国務大臣 今松原委員も御指摘いただきましたように、二十一世紀は、環境をいかに克服するか、この大命題がございます。その中で、冒頭の松原委員の御指摘もありましたけれども、家電をやっていく、その他の廃棄物をやっていく、そして自動車、こういうことで仕上げの法律でございます。  い...全文を見る
○平沼国務大臣 中山委員御指摘のように、確かにこの問題というのは、大きくとらえて、いかに環境を克服して、そして循環型社会をつくっていくか、こういうことが法律の私は趣旨だと思っております。  御指摘のとおり、循環型社会の構築のためには、静脈産業をしっかりと確立することが大前提だと...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも、循環型社会を形成する、そのためにはいろいろな角度から検討をすべきだ、こういうことを申し上げました。今御指摘の、そういうシュレッダーダストにしても、あるいはタイヤ、あるいは電池、そういったものをいかに効率よく処理をし、それがまたこういう新たな産業...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、ある意味では御指摘のとおりだと思っております。  これも中山委員の今の御意見の中にありましたけれども、やはり環境をいかに保全するかということが我々としては一番留意しなければならないところだと思います。したがって、廃プラ発電に関しましても、高温で、そしてCO...全文を見る
○平沼国務大臣 この自動車リサイクル法案というのは、日本のいわゆる産業廃棄物、それを総仕上げ的にぴちっとけりをつける、そういう意味で私どもは御提案を申し上げています。  ですから、当然、おっしゃったようなことを我々としては目標として、全力を尽くしていかなければならないと思います...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘のとおりでございまして、昨今、産業廃棄物最終処分場の逼迫が進行しておりまして、シュレッダーダストの極小化はより喫緊の課題になっている、これが背景として一つ大きくあります。  また、最終処分費というものが高騰しておりまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  自動車諸税というのは、数え上げますと九種類あるわけでございまして、御指摘のように非常に複雑でありまして、また負担水準が高い、こういう指摘がなされていることも私どもはよく承知しております。  経済産業省といたしましては、自動車産業...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど松原委員の方からも同種の御質問がございましてお答えをいたしましたけれども、今おっしゃったように、本法人というのは民間が主体に行うものでございまして、人的構成についても当然民間が主体的に判断を行うものだと思っております。  したがいまして、私どもは、御懸念の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  本法案におきましては、社会的効率性に配慮しつつリサイクルを円滑に進める観点から、解体業者や破砕業者など既存のリサイクル事業者を最大限活用しつつ適切な公的関与を行うことを基本的な考え方にいたしております。  このような考え方のもとで...全文を見る
○平沼国務大臣 この三品目という形に限定しましたのは、今申し上げたような考え方にのっとっております。  しかし、先ほど来の御議論に出ておりますとおり、これから自動車が進化して、例えば燃料電池というような問題が出てくる、あるいはその他のいろいろな状況の変化によっていろいろな形が想...全文を見る
○平沼国務大臣 リサイクル料金は料金を支払った人に返還すべきではないか、こういうお尋ねでございます。  先ほど御説明申しましたとおり、中古車を購入した人は、当該中古自動車の所有権の取得に伴って、法律上リサイクル料金を預託したものとみなされることになっております。  したがって...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  経過に関しましては、今小林委員がおっしゃいました審議会等におきまして、関係の各分野の方々に参画をしていただきまして相当深く議論させていただきました。その過程においていろいろ意見が出たことは事実でございますけれども、地方自治体の皆様方...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、小林委員御指摘のように、可能性としては今おっしゃったことは否定できないことだと思っております。  ただ、資金管理法人の資金運用につきましては、リサイクル料金の払い渡しに必要な、今御指摘のように、最低限の額の銀行預金を除いては、安全を担保する意味で、国債あ...全文を見る
○平沼国務大臣 これに関しましては、やはり一般的なルールというのは存在しておりません。ですからそういうことは、裁判とかそういう形で最終的な結論を出す、こういうことだと思います。  ただ、可能性としては、私は非常に少ないものだ、そういうふうに思います。
○平沼国務大臣 一つのポイントの御指摘だと思っています。  今も、一般的なペイオフの場合も、これははっきりしたそういう仕組みはまだできておりません。だから、今局長からも答弁をさせていただきましたように、そういう、ほとんどケースとしては想定されませんけれども、理論的には可能性がご...全文を見る
○平沼国務大臣 二十一世紀というのは、いかに人類が環境問題を克服して、そして子孫によりよい形で地球を残していくか、これが一番大きな至上命題だと思っています。そういう大きな観点から考えますと、御指摘のような循環型社会を形成するに当たって、そういう担保すべきものを検討する時期に来てい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のように、情報管理センターが扱う情報には個人のプライバシーに属するものがあることはそのとおりでございまして、したがいまして、その適正な保護を行っていくことが必要だと思っております。  本法案では、移動報告の閲覧が可能な者を当...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の日韓共催のワールドカップサッカーの大会というのは、大変日本にとっても大きな意味があると思っています。  したがいまして、内閣の中でも、各省庁が協力をし合って、そして、この成功に向けてお互いに連携を密にして努力をしていこう、こういうことで、特に、今フーリガン...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  本法案というのは、御承知のように、新車販売時にリサイクル料金の預託を義務づけることによりまして、使用済自動車の不法投棄を未然に防止をしつつ、リサイクルコストの低減に向けた各事業者間の競争原理、これを働かせることを主眼としまして制度の...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、フロン類回収・破壊法のカーエアコンに関する規定につきましては、自動車リサイクル全体の制度構築に先駆けて、本年十月末までに施行されることに相なっております。  他方、カーエアコンに充てんされているフロン類の回収・破壊につきましては、使用済自動車のリ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  自動車メーカーが自動車リサイクルにおいて果たすべき責任についてのお尋ねでございますけれども、本法案では、解体業者や破砕業者などの既存のリサイクル事業者を最大限活用しつつ、拡大生産者責任の考え方に基づきまして、これまで自動車リサイクル...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどもちょっと触れさせていただきましたけれども、この法案におきます拡大生産者責任の内容でございますけれども、本法案においては、解体業者や破砕業者などの既存のリサイクル事業者を最大限活用しつつ、これは局長からも御答弁させていただきましたけれども、拡大生産者責任のそ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、解体業者のみならず、この経済の状況の中で大変皆様方、企業が苦しんでおられることは事実であります。  今具体的に神奈川の団体の皆様方のお声というのを聞かせていただきました。非常に厳しい状況にある、それは事実だと思っております。そういう中で、私どもとしては、中小...全文を見る
○平沼国務大臣 この三品目に限らず、さらに拡大すべきとの御意見があることは承知をしているところでございます。  しかしながら、これら三品目以外の物品につきましては、タイヤ、バッテリーについては、従来から関係業界、関連事業者における自主的な取り組みによりリサイクルというものがおお...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案におきましては、解体業者等に対して許可制を導入しまして、かつ、使用済自動車等の引き取りまたは引き渡し義務を課すこととしておりますけれども、これらの規制は、使用済自動車のリサイクルと適正処理を確保するために必要不可欠なものだと思っております。  また、再資源...全文を見る
○平沼国務大臣 副大臣の答弁と繰り返しになると思いますけれども、やはり自動車工業会を初めとする関係団体におきまして、運用面における改善事項の有無を不断に点検しまして、路上放棄車の処理に当たっていただく地方公共団体が活用しやすい制度となるように適切に配慮されることを期待しております...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほども答弁の中で触れさせていただきました。今回お願いをしている法案におきましては、使用済みとなった段階で発生する三品目について引き取りとリサイクル義務を自動車メーカー等に課している点において、私どもはこれは拡大生産者責任の考え方にかなった制度だ、このように思って...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の法律におきましては、御承知のように、三品目に限って、自動車メーカーに引き取り、そしてそれを処理する、こういう義務を課したわけでございます。  現時点では、特にシュレッダーダストというものが、例えば埋立地がもう逼迫をしている、こういう形で非常に大きな問題にな...全文を見る
○平沼国務大臣 家電リサイクル法におきましては排出時徴収となっている、今回、自動車リサイクルでは新車販売時、これは、御指摘のとおり、やはり不法投棄という問題が、環境負荷が自動車の場合は非常に大きいわけでございまして、ですから、これを防止することが極めて重要であるために、このリサイ...全文を見る
○平沼国務大臣 二万円というのは、一応いろいろな車種がありますから、平均であります。それは、今二万円という、大体、それぞれの車種に応じてこれからはっきり決まるわけですけれども、ですから、それは、そういう一応固定をして、それぞれ設定された価格で固定をしながら、そして、その後の推移と...全文を見る
○平沼国務大臣 今、環境省の方から答弁がございましたその原則というのは守っていかなければならないと思っています。  それから、EUの数値のお話がございましたけれども、今の段階でこの数値化をするということは私どもとしてはまだ具体的に考えてはおりませんけれども、そういうことも検討に...全文を見る
○平沼国務大臣 今、非常にそういう環境に対する意識というのが日本だけでなくて世界じゅうで高まっていまして、自動車メーカーも、解体しやすい、あるいは処理しやすい、そういうコンセプトで自動車を設計するようになってまいりました。また、恐らく解体業者も、実際その業に携わって、自分たちが解...全文を見る
○平沼国務大臣 最初からそういう仕組みをつくるときに、万が一の場合を想定して、そうなった場合にどうするか、そういう手当てをしておくべきじゃないか、こういう御意見ですけれども、そういう基本姿勢は私は必要だと思います。この法案をお願いした段階では、効率的に自動車のリサイクルを進めてい...全文を見る
○平沼国務大臣 国土交通省で七千万、それから我が経済産業省で四百万、これは、今、コンピューターの時代で、ソフト開発というのは非常に費用がかかる、これは御承知だと思います。ですから、そういう意味では、これからマニフェストという体制をつくっていくためには、ある意味では必要な経費だった...全文を見る
○平沼国務大臣 この第五条では、御指摘されたことが条文に書かれております。  自動車をなるべく長期間使用するということは、やはり今の二十一世紀は、環境をいかに克服して、地球に優しい環境をつくるか、大量生産、これも一つの方法でしたけれども、そこに反省が来ています。ですから、そうい...全文を見る
05月30日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 近藤先生御指摘のように、やっぱり自主的にエネルギー資源である石油を確保するということは非常に大切なことだと思っています。我が国も一九七三年のオイルショック以降、大変、石油、これを自主的に確保しなければならないということで石油公団を通じて努力をしてきたとこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  御指摘のように、私どもとしては、新エネルギーというのは今後積極的に伸ばしていかなければならない分野だと思っております。しかし、現実、これはまだまだ全体のエネルギーに占める割合というのが大変低いものでございまして、今の段階で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、原子力発電に関しましては、やはり立地地の住民の皆様方の御協力が必要であると、こういうことで、特別措置法に基づいていろいろなことをさしていただいています。また、幾つかの立地県においてはそういうエネルギー税的なそういう税の話も出ておりまして、今御指摘...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 熱核融合に関しましては、これはいわゆる夢のエネルギーと、こう言われて久しいものがございます。これは、太陽で行われている核融合を地球上で行って、無限のエネルギーを人類がエネルギー源として享受をしようと、これは非常に遠大な計画でございます。  昨日、実は総...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘をいただいたと思っています。京都議定書というのは、地球温暖化防止に向けた国際的な取組の第一歩といたしまして重要な役割を果たすものだと認識しております。京都議定書に定められた削減目標というのは、今、近藤先生御指摘のように、既に世界最高水準の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、資源エネルギー庁長官からお答えをしたとおりで、石炭、原子力は想定をしておりません。
○国務大臣(平沼赳夫君) 電気新聞の記事というのは、私もよく分かりません。私どもはそういったことについては何もコメントをしておりませんので、恐らく新聞独自の判断で書いたものだと思っています。  ただ、エネルギーというものはこれからいろいろな面で、先ほど来の御答弁させていただいた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そういう意味で全く想定していないと、こういうふうに申し上げました。
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、本法案の第八条では、勧告の発動要件として、正当の理由がないと認めるときに、こういうふうに限定をしているわけです。ここで言う正当な理由というのは、新エネルギー等電気の利用契約相手が倒産してしまった場合など、当該の電気事業者の責に帰さないよう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  規制に関する政省令の策定につきましては、規制緩和白書や規制の設定又は改廃に係る意見提出手続の閣議決定が御指摘のとおりあるわけでございます。パブリックコメント等の所定の手続を経ることに相なっております。  本法案の政省令等...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原先生にお答えをいたします。  我が国のエネルギー政策は、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現する、こういう基本目標を掲げて、その同時達成の実現を目指してきたところでございます。  このようなエネルギー政策の目標を踏まえま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  太陽光発電あるいは風力発電などの新エネルギーは、エネルギーの安定供給の確保、地球環境問題への対応を図る観点から、その開発、導入を積極的に推進することが重要だと思っております。  先ほど御指摘がございました、昨年六月に取...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新エネルギーの今後の普及に関して、やはりいい面ばかりではなくていろいろな問題点がある、こういう御指摘は私はそのとおりだと思っています。  そういう中で、例えば風力の問題は、今おっしゃったように大変気候に左右される、あるいは太陽光発電も真夏の晴天の日は非...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は御指摘のとおりだと思っております。  従来、経済産業省でも、そういう水力、地熱を加えたデータはあるわけでございますから、やはり欧米との比較等において、再生可能エネルギーと、こういうジャンルをぴちっと出して、先ほどの御質問にもありましたけれども、そう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  本法案は、現下のエネルギー情勢等の経済的、社会的環境を踏まえまして、我が国のエネルギーの安定的かつ適切な供給の確保、これに資するためにやることと、それから環境の保全に寄与するための措置として新エネルギー等の利用の促進を図る...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この本法案は、今申し上げましたように、エネルギーの事業者たる電気事業者に新エネルギー等による電気の利用を義務付けることによりまして新エネルギー等の利用の促進を図る。これは、現下のエネルギー情勢等の社会的、そして経済的な環境を踏まえまして、今申し上げました...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御答弁でも西山先生お聞きいただいていたと思いますけれども、私どもといたしましては石炭や原子力については本法案の対象として全く想定しておりません。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、資源エネルギー庁長官から御答弁をしましたように、今の我々の方針では、現実にずっとリサイクルをしてきて最後に残ったその廃棄物、廃プラスチックはこれは現に燃やしているわけであります。  したがって、そういう最後に残ったものは現実に燃やしておりますから、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御答弁したとおり、しっかりとその基本法の精神にのっとり、そして地球温暖化防止の観点にのっとって私どもは抑制的にやっていく。そういう意味では、現状、私どもは、現に行われているそういう必要最小限、そしてCO2を無駄にこれ以上出さない、そういう前提の中では私...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 決して奨励をするということではございません。今、廃プラスチックの総排出量というのは約五百七十五万トンございます。これは当然増える傾向にございます。そのうち、今、約四四%の二百五十二万トンが焼却されております。焼却量のうち発電利用されているのがわずか五・五...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 廃棄物発電は、廃棄物処理施設である廃棄物焼却施設に発電設備を付加的に設置するものであります。  その意味で、発電設備の設置は、本来の廃棄物処理とは異なる目的のために追加的費用を必要とする、こういうことであります。この場合、発電設備の設置までを廃棄物の発...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  本法案の制度は、電源の選択を義務対象者である電気事業者にゆだねるとともに、発電事業者側においても企業努力によるコスト削減を図ることとしまして、これによりまして市場原理を活用した効率的な新エネルギー等の普及及び電力料金を支払...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 自然エネルギー導入に向けた国としての基本的制度の早期制定と、こういう御要望だったと思っております。  いろいろ御要望があるわけでございますけれども、風力発電普及のための補助制度に関する予算の大幅な増額、これについてでございますけれども、風力発電推進市町...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 残念ながら、我が国はエネルギー資源に乏しい国でございます。その供給構造というのは国際的に見ましても極めて脆弱なものであると思っております。したがって、我が国のこれまでのエネルギー政策において、この脆弱な供給構造を克服いたしましてエネルギーセキュリティーを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、この新エネルギーの導入の必要性というのは、今、広野先生が御指摘いただいたとおりだと思っています。そういう意味で、この一%というのは、この経済大国日本のエネルギーの全体需要量からいって一%でも非常に大きな位置を占める、そういう意味では大変なことだと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御質疑の中で資源エネルギー庁長官からその件については答弁をさせていただいて、広野委員もお聞き取りいただいたと思いますけれども、私どもとしてはやはり小売のそこに限定して、例えば工場の中で自己完結でやる、そういったところは基本的には含まない、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 二十一世紀というのは、いかにこの掛け替えのない地球を守って環境を保全するか、これが我々の一番大きな命題ではないかと思っています。  そういう意味でも、COP3、京都で会議が行われて、京都議定書、こういうものができ、その目標を達成するための温暖化対策に当...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 法案を作成する場合、政策を作る場合には、やはり非常時というものを想定して私は基本的に考えていかなきゃならぬと思っています。そういう意味で、今回の法案の中にはそういう非常時ということの詳細は規定されておりません。しかし、我々としては、常にそういったことを念...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、今、先生のお話を承っていながら、やっぱり地球という言葉を世界の人々が意識するようになってきたと。それは、お話の中にあった、やっぱり資源が有限であり、それから現状の地球の環境破壊が非常にすごい勢いで進んでいる、そういった危機感から、地球というそういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) たしか二月六日の衆議院の本会議において神崎代表の代表質問、大変私も鮮明に記憶しております。二〇二五年には二〇%の自然エネルギーの導入、こういう趣旨の代表質問でございました。  おっしゃるとおり、私はそのときに今言われたような答弁をさせていただいたわけで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の私の地元で勝山町というのが真庭郡という北部に位置しておりまして、非常に美作材の産地でございます。したがいまして、間伐材等がたくさん出るところでございまして、M社を始め木材関係の方々が非常にこの木質バイオマスに関して関心をお持ちだということはよく承...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この規制に関します政省令の策定については、規制緩和白書あるいは規制の設定又は改廃に係る意見提出手続の閣議決定がございまして、パブリックコメント等、所定の手続を経ることとなっております。  本法案の政省令等の策定に当たっては、もとより関係大臣だけではなく...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それに関しましては、私どもは今御答弁申し上げた、そういう中で透明性等を十分に担保できると、こういうふうに基本的に思っておりますけれども、そういう審議の過程等について今御意見を承りまして、私どもとしては今後の課題として検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 政省令等の策定に際しましては、専門的な知識を有する学者、電気事業者、新エネルギー等による発電を行う発電事業者等の専門家及び関係大臣の意見を踏まえまして、慎重に検討がなされることがまず必要であると、このように考えております。  また、NPOを含む国民から...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 各電気事業者の基準利用量、これは義務量の達成状況等につきましては、基本的には行政機関の保有する情報の公開に関する法律の考え方等を踏まえながら慎重に検討してまいる所存でございますけれども、いずれにいたしましても、情報公開すべきものは積極的に公開する、こうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもは、基本的によらしむべし知らしむべからず、そういうことではない、そういう基本姿勢でやらなきゃいかぬと思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、本日の御質疑の中でも度々出た御質問でございますけれども、原子力、石炭、そういったものは含まれないと、こういう認識であります。
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、基本法の基本精神にのっとって、私どもは抑制的にこれをしていかなければならないと、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
05月31日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○平沼国務大臣 私は、大臣の国会答弁というのは、閣僚として、そして言うまでもなく行政機関の長として、その答弁というものは非常に重いものがあると思います。  したがいまして、御指摘のような、国会は一回限りのものでございませんので、ずっと流れているわけでございますから、やはり、そう...全文を見る
○平沼国務大臣 規制緩和についてどのように考えるか、このようなお尋ねでありますけれども、規制緩和の推進といいますのは、我が国経済社会の構造改革を初め、新しい産業を創出し、そしてまた、雇用を拡大する今後の日本経済の活力を日本経済に持たせる意味でも私どもは必要不可欠だ、こういうふうに...全文を見る
○平沼国務大臣 参議院の本会議で中座いたしまして、大変申しわけございませんでした。  今、山田先生御指摘のように、自動車関係諸税というのは非常に種類も多うございまして、そして今御指摘のように、九兆円という膨大なことに上っております。そういう意味で、ユーザーの方々の御意見というこ...全文を見る
○平沼国務大臣 自動車に課せられている税目というのはたくさんございます。  今御指摘になられました取得税というのは、奢侈品というよりは、自動車の取得に担税力を見出して、そして道路損傷負担金的性格を持つ道路特定財源として創設されたものである、こういうふうに思っています。また、自動...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、民間主体、こういう形でやりまして、今の例えば自動車リサイクルセンターにおきましては、役所出身者はおりますけれども、いずれも非常勤で無給でやっております。ですから、我々としては、今度新しいそういう法人ができた場合には、そういう天下りということは排してきちんと...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、鮫島先生から、自動車に対する税の過重、こういう御指摘がございました。私も、非常に自動車関係税は高い、こういうふうに思っております。  その中で、やはり自動車税というのは、過去、いろいろな歴史的な背景の中でいろいろな役割があり、それがまた国民生活の上で非常...全文を見る
○平沼国務大臣 先日来、また本日の御議論の中でもお答えをさせていただいています。  これからできるそういう資金管理をする団体等、この運用に当たって必要な団体については、私どもは、民間の皆様方の主体的な参画によって運営をする、こういうことでございます。  先ほどもちょっと触れま...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のとおり、リサイクル料金の水準にもよりますけれども、資金管理法人には多額の資金が預託されることになることは事実であります。先ほどの政務官の御答弁でも約一兆円、こういうことであります。  その資金の運用につきましては資金管理法...全文を見る
○平沼国務大臣 国債、地方債、そういうものに、安全性を確保するために、その資金というものを国債、地方債に運用いたします。それは、国債、地方債を買うことによって、それが国庫あるいは地方公共団体に入るわけであります。そうすると、国や地方公共団体というのは、安全性からいったら一番大きな...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  リサイクル費用の徴収方法として年金方式を採用しなかった理由についてお尋ねでございますけれども、年金方式と申しましてもさまざまな方法があり得ると思います。一般的に言って、年金方式には以下のような問題点がある、私どもはこういう認識を持ち...全文を見る
○平沼国務大臣 重厚長大という御指摘であります。確かに、集める金額は膨大でございます。しかし、それを運営する組織というのは、私どもは、繰り返し申し上げておりますように、重厚長大にならない、非常に簡素にやらなければいけないと思っています。  それから、もう一つ、環境を考えるに当た...全文を見る
○平沼国務大臣 今局長からも御答弁させていただきましたけれども、やはりそういったことは御指摘のとおり必要なことだと思っておりますし、今鋭意検討させていただいているところであります。
○平沼国務大臣 使用済自動車のリサイクル料金については自動車メーカーが負担するのか、こういうお尋ねでございます。  本法案の基本的な仕組みというのは、もう塩川先生よくおわかりのとおり、自動車メーカーが使用済自動車のシュレッダーダストなど指定三品目の引き取り及びリサイクルの義務を...全文を見る
○平沼国務大臣 岡本局長からるる御説明を申し上げました。  拡大生産者責任について、これはOECDのガイドライン、そこをお出しになられて御意見がございました。私どもとしては、それは一つの考え方で、ある意味では目指すべき方向だ、こういうふうに思っておりますけれども、やはりそれぞれ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  先ほど来の御議論の中でも御返事をさせていただいているわけですけれども、本法案が拡大生産者責任に沿った制度なのかどうか、そういうお尋ねだと思っております。  拡大生産者責任の考え方というのは、もうこれは大島先生御承知のように、OEC...全文を見る
○平沼国務大臣 日本は自由主義経済をとっている国であります。したがいまして、私どもとしては、適正な競争の中でそれぞれメーカーでいい努力が行われて、それが結果、消費者にとって好ましい状況になるということがシステムとしては一番いいんじゃないかと思っています。  そのような観点から、...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘をいただいたと思っています。拡大生産者責任につきましては、数次の御答弁で私どもの考え方を御理解いただけたと思っています。  そういう中で、これから私どもは、今御指摘のように、これが円滑に国民の中に溶け込んで国民の皆様方からわかっていただく、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 お預かりした資金の運用というのは、御指摘のとおり適正にやらなければならないと思っています。  私どもといたしましては、本法案の中で、一つは、資金の運用方法については制限を設けさせていただきました。二つ目は、資金管理法人が業務規程、事業計画、事業報告等を作成したと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  大村先生が、循環型社会に大変関心をお持ちいただいて、議員としても大変な御活躍をされた、このことに対して、まず敬意を表させていただく次第であります。  まず、この自動車リサイクル法の制定に至ったその必要性等についてのお尋ねでございま...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  自動車メーカーが使用済自動車そのものを引き取ってリサイクルすることについての見解はいかん、こういうお尋ねでございますけれども、本法案の作成に当たりましては、可能な限り既存の静脈産業、静脈インフラを活用しまして、必要最小限の社会コスト...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  指定法人を全国で一つに限る理由についてのお尋ねでございます。本法案における指定法人の業務は、検査・検定法人のように、国の事務を行政委託する性格のものではございませんで、多数の民間事業者の間でリサイクルに係る資金や情報をやりとりするた...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○平沼国務大臣 お答えいたします。  委員御指摘のとおり、日本には約五百万社の企業がありまして、そのうちの九九・七%が中小企業です。そして、雇用も七割以上を受け持ってくださっておりまして、言ってみれば、日本の経済の基盤を支えてくれている。富士山に例えますと、幅広いすそ野の分野で...全文を見る
○平沼国務大臣 今回、三品目に限らせていただいたということは、既にタイヤでございますとかバッテリーというのは専門の業者さんが非常に円滑に処理をしていただいている。しかし、エアバッグでございますとかあるいはシュレッダーダストでございますとかフロン、これは非常に特殊でございまして、あ...全文を見る
○平沼国務大臣 これまでの数次のこの法律に対する御議論の中でもそういう御指摘が出ておりました。やはり国民の皆様方の貴重な、そして自動車ユーザーの方々のそういうお金をお預かりをする、こういうことですから、透明性を重んじなければいけませんし、また、肥大化をしてはいけない。また、そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  二十一世紀というのは、いかに環境保全を保ち、そして経済の活性化と両立をさせていくか、これが大きな命題であります。そういう意味で、私どもとしては、循環型社会を形成していくに当たって、今御指摘の一番のすそ野の部分で支えてくだすってい...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、産構審の自動車リサイクルワーキンググループのメンバー、ユーザー代表としてユーザーが少ないじゃないか、こういう御指摘でございます。  今般御審議いただいております新しい自動車リサイクル制度のもとでは、各自動車メーカー等がシュレッダーダスト等のリサイクルに要す...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、その資金管理団体には当然ユーザーの方も入っていただかなければならない、そのつもりでおります。
○平沼国務大臣 ハイブリッド自動車に対する自動車取得税の特例措置、その創設経緯に関するお尋ねだと思います。  ハイブリッド自動車というのは、その排ガス性能等がすぐれておりますことから、ユーザーが新車の購入の選択をする際に、排ガス性能等にすぐれたハイブリッド自動車を選択することを...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁で、それぞれ歴史があり、由来があり、その必要性がある、そういう中で、今自動車関係諸税、消費税を入れれば十あり、御指摘のように九兆円、膨大なことになっています。  ですから、私は、やはり二十一世紀は環境の時代ということを踏まえれば、今後の重要な検討課...全文を見る
○平沼国務大臣 こういうシステムの中で自動車ユーザーにもインセンティブが働いて、リサイクルしやすい設計でありますとか、あるいは使う材質についても、やはり循環型社会に非常に適応した材質を使う、そういう中で、おのずと努力が働いて、そして、それはある意味ではコストダウンにつながる、その...全文を見る
○平沼国務大臣 私は一つの大きな見識だと思っております。交通体系のことも参考人の方は触れられた、こういうふうに今お聞きしました。  私は、やはり自動車というのも有用な輸送手段だと思っていますけれども、それをいかに効率よく結びつけていくか。そういう意味では、自動車とか環境に優しい...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思っています。自動車の長寿命化、それから省資源化に向けた取り組みに関するお尋ねでありまして、非常に重要だと思っています。  政府といたしましては、自動車を昨年四月には資源有効利用促進法の指定省資源化製品に指定をさせていただきました。そして、長...全文を見る
○平沼国務大臣 局長から御答弁をさせていただきました。現段階ではまだ、申請を待ってと、こういうことでございますけれども、今御指摘のそういったことも我々は踏まえて主務大臣として判断をしていかなければならない、今の段階ではそういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 これから申請を待って、先ほど御答弁にありましたように、当然、自動車団体関連、そういったいろいろな方々が、これはもう民間主体で入っていただくわけであります。そういう中で、第一義的な責任に関しては、今委員からの御指摘のところも十分留意をしながら私どもとしては判断をして...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、それは、第一義的に負うべき一つは、我々の判断の中で重要な一つの選択基準だと思っておりまして、これは、私どもとしては非常に重く受けとめなければいかぬと思っています。
○平沼国務大臣 これは、資金管理法人がその責任を負うわけですから、資金管理法人が最終的にはそういう第一義的な責任も負わなければいけません。その構成の中に当然自動車関連は入るわけです。したがいまして、私どもとしては——その構成メンバーもまだ具体化してなくこれからですから。ただ、当然...全文を見る
○平沼国務大臣 その管理法人は自動車メーカーだけの構成メンバーじゃございません。したがって、主要なメンバーには相なると思います。ですから、想定としてあらゆる可能性は網羅していかなければいけません。想定されていることは、ほとんど可能性としては、私どもはいろいろな段階を設けてそうなら...全文を見る
○平沼国務大臣 繰り返しになりますけれども、やはり、管理法人の構成をする役員、その中で自動車メーカーは主体的な役割を果たしますから、その中で第一義的な責任というのは、それは当然持つことになる、そういう御理解でいいと思います。
○平沼国務大臣 奥田先生にお答えさせていただきます。  OECDの政府向けのガイドラインにおきましては、拡大生産者責任、その考え方が入っておりまして、製品に対する製造業者の責任が製品ライフサイクルの使用後の段階まで拡大される政策アプローチ、このように定義されていると認識しており...全文を見る
○平沼国務大臣 達増先生にお答えいたします。  情報公開法を所管をいたします総務省から各省庁に対する調査依頼を受けて、省内全体について確認することにいたしております。少なくとも本省情報公開担当部局におきましては、工程管理のために、開示請求案件ごとに、請求日、それから請求内容、省...全文を見る
○平沼国務大臣 自動車産業というのは、出荷額におきまして全製造業の一三%を占めるなど、我が国経済の中核的な役割を担っている基幹産業だと思っております。したがいまして、この産業の健全な発展というのは、日本経済にとって必要な、不可欠なことだと思っております。  近年、世界の自動車産...全文を見る
○平沼国務大臣 大森先生の御意見というのは、ドイツと日本とは非常に自動車産業の実態、形態が似ているじゃないか、オランダは特に輸入が多くて、一社しかない、だからそのオランダに例があるからといって、例としてそれを挙げるのは非常に不当であるし、やはりドイツ方式のようにすべきではないか、...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の場合には今のシステムでユーザー負担、そしてドイツ等はメーカーがそれを全部負っている、それが同じその商品市場場裏でやることに対して、公平ではない、こういうことでありますけれども、しかし、何も製品というのはそういうところだけで競争しているわけじゃございません。欧...全文を見る
○平沼国務大臣 前回の御答弁は、実態を踏まえてこの三品目に限ったわけを申し上げて、そして、バッテリーですとかその他のものに関しては、大体、例えばタイヤにしてみると、整備段階で八割近くが外されて、そして最終段階では、十数%がたしか最終段階へ回ってくる。そして、その中で日本の場合には...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、地元の解体業者の方がいらっしゃいます。ですから、今回の法案をめぐって、特に時間をとって、そして目的意識を持って今回は行っておりません。ただ、地元にはそういう業者の方がおられますから、そういった方々とのいわゆる意見交換、それからまた訪問もさせていただいたことが...全文を見る
○平沼国務大臣 循環型社会を構築するに当たって、私は両方大切だと思います。ですから、生産するサイドも、やはり有限の地球ということに思いをいたして、その設計段階、そしてそれが循環していくに当たって、いわゆるリサイクルしやすい、そういう基本的な概念に基づいてやっていくことも必要です。...全文を見る
○平沼国務大臣 十年先どういう技術革新が起こるかわからない、こういう御指摘であります。  確かに、日進月歩でございまして、これからの技術革新というのは大いに期待できるところでありますけれども、まだ、現時点で具体的な予測というのは非常に難しいわけであります。したがいまして、そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 十分検討いたしました結果、これは法律改正を含めて措置をとる、こういうことで御理解をいただきたいと思います。
○平沼国務大臣 今、岡本局長から答弁をいたしましたけれども、ユーザーに対してそういう不当な行為が起こらないように我々としてはそこはきちっと見守るということは、監視をしながらそこのところは不正が起こらないように私どもとしては責任を果たしていかなければいけない、そういう意味で申し上げ...全文を見る
○平沼国務大臣 梶山先生にお答えをさせていただきます。  本法案は、全体として、自動車のリサイクルをすべてメーカー任せにして自動車ユーザーの参画を求めない、こういうことではございませんで、今御指摘になられたように、むしろ自動車ユーザーを含むそれぞれの関係者が一定の役割を果たすこ...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 本会議 第40号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団法及び金属鉱業事業団法の廃止等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油天然ガスは、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給を確保するため、自主開発油田・ガス田の確保と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山田先生にお答えさせていただきます。  まず、天下りの問題、その御指摘がございました。そして、内部告発によって、大変怠慢な勤務状況だ、こういう御指摘がございました。  私どもは、そういう事実というのは承知しておりませんけれども、もし、そういうことが事...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第21号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  委員御承知のように、リサイクル料金につきましては、自動車ユーザーが自動車を使用して便益を受けた後、廃車をするものであることから、自動車ユーザーに負担していただく、こういう考え方をとっておりまして、既に現状におきましても、自動車ユー...全文を見る
○平沼国務大臣 二十一世紀は、いかに地球を守っていくか、こういう観点ですから、今おっしゃったように、国民の皆様方がそういうことをひとしく理解をする、こういうことは大切でございまして、私どもは、教育面でございますとか広報面、そういったことを充実することはもとよりだと思っております。...全文を見る
○平沼国務大臣 消費税を入れますと十種類ある、こういうふうに認識しております。
○平沼国務大臣 電子マニフェストのシステム開発に関するお尋ねですけれども、御指摘のとおり、自動車リサイクル促進センターにおいて、平成十二年度に二種類の電子情報システム関係の検討を実施しております。このうち、国土交通省による使用済自動車電子マニフェストの実証研究モデル事業の中では実...全文を見る
○平沼国務大臣 情報管理センターにおける情報管理業務に要する費用に関するお尋ねでございますけれども、今後、申請を受けて指定をする法人がどのような業務体制を構築してこれに臨むかに大きくかかわっているものだと思っております。現時点では、そういう観点から確定的なことは申し上げられない、...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、やはりこれからいかに効率よくやるか、そういうことでいろいろな手法が考えられると思います。その中で、例えばこれからアウトソーシングで外に出して、もちろん安全、秘密、そういうことは担保しなければいけません。そういったファクター...全文を見る
○平沼国務大臣 タイヤでございますとか、あるいはバッテリーもその中に入るのではないかと思っております。そういう中で、自動車メーカーが引き取る特定再資源化等物品の範囲にタイヤをしっかり入れて追加すべきではないか、こういう御指摘でございます。  これはもう田中先生が、私から申し上げ...全文を見る
○平沼国務大臣 タイヤ、バッテリーに関しては先ほど御答弁をさせていただきました。  そういう中で、発生というものが、例えばタイヤの場合は、先ほど申し上げましたように、九〇%以上のものがもう既にシステムができておりまして、その中で処理される。バッテリーの場合には、これはほぼ一〇〇...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、この法案を御提案したときから、何回にもわたってそういう御質問があり、その辺のことについては答弁をさせていただいているところであります。  御指摘のように、二万円というのは一つの目安でございまして、これは実際に、例えば車種によっても違いますし、エアバッグを...全文を見る
○平沼国務大臣 自動車メーカーがリサイクル実施に要した費用を公表すべき、こういう御指摘でございます。  御指摘のとおり、使用済自動車のリサイクル費用と預託されたリサイクル料金との間に差額があるかどうかを判断するためには、自動車メーカー等において実際にリサイクルに要した費用が幾ら...全文を見る
○平沼国務大臣 資金管理法人のガラス張りの運営を実現すべきとの御指摘でございます。  資金管理法人の運営についての透明性、公正性の確保につきましては、新しい自動車リサイクル制度を構築する上でも御指摘のように最も意を用いなければならないところだと認識をしております。  本法案の...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、民間主体の団体でございますから、やはり透明性、そして皆様方が納得する人事体制をつくらなければいかぬ、そういうふうに思っておりますから、今御指摘のことも踏まえて、しっかりと対応してまいりたいと思っております。
○平沼国務大臣 二年半、これを目途にしております。
○平沼国務大臣 附則第十三条におきましては、本法の完全施行後「五年以内に、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする。」こういうふうに規定されておりますが、期間を短縮してやったらどうだ、こういう御指摘でございます。  本法においてこの...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁の最後の部分で申し上げました。やはり御指摘の点もございますから、我々は、状況を見ながら、五年ということにとらわれずに、そこは臨機応変に対応すべきだ、このように思っています。
○平沼国務大臣 使用済自動車に不法投棄に関することの罰則が適用されるか、こういうお尋ねであります。  私どもとしては、本法案においては、自動車ユーザーからのリサイクル料金について、御承知のように、新車については購入時に、また既販車については、制度施行後最初の車検時に原則徴収する...全文を見る
○平沼国務大臣 今、既販車のことですけれども、これも当然今の廃掃法の対象に相なります。
○平沼国務大臣 御指摘のように、確かに全体を掌握して先手先手で体制を整えるということは非常に必要な観点だと私は思っています。  今お願いしている自動車リサイクルの法案、これは後手後手に回っているんじゃないか、こういう御指摘ですけれども、やはり経済というのは時々刻々大変大きな変貌...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の、リサイクル費用を外部化することによりまして、自動車メーカーのリサイクルに対するインセンティブを阻害しているのではないか。  本法案におきましては、自動車メーカーに各自動車ごとにリサイクル料金を設定、公表させることによりまして、自動車の購入者が自動車を選...全文を見る
○平沼国務大臣 ごみを出さなくするという視点は、私は御指摘のとおりだと思っています。非常に重要だと思っています。  その観点から申し上げますと、本法案におきましては、自動車ユーザーにリサイクル料金の負担を求める時点を新車の購入時としておりますので、自動車の購入者が自動車を選択す...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  現在、自動車のリサイクル率というのは既に八〇%前後に達しておりまして、他の物品と比べても遜色のないリサイクル率を達成しております。そのリサイクルの手法としましては、マテリアルリサイクルによるものがほとんどでございます。  そして、...全文を見る
○平沼国務大臣 そういうインセンティブが働いて、メーカー自体が努力を放てきするんじゃないか、そういう御懸念ですけれども、私どもとしては、やはり循環型社会を形成するに当たって、法律の中にも入れさせていただきましたけれども、そういう循環型社会に対応したリサイクルしやすい設計をすべきで...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。     —————————————
○平沼国務大臣 石油公団法及び金属鉱業事業団法の廃止等に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油天然ガスは、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給を確保するため、自主開発油田・ガス田の確保...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  中山先生から、森内閣のときに、石油公団廃止、こういった形で民主党さんの方からそういう御提言も出た、そういう中で、何か急に変わったのではないか、また、自由民主党の中で十分なすり合わせも行われていなかったのじゃないか、こういう御指摘で...全文を見る
○平沼国務大臣 経済産業省といたしましては、平成十二年八月の石油審議会中間報告におきまして、自律的に石油開発事業の維持拡大を行うことができる中核的企業グループの形成の必要性が示されているところでございます。したがいまして、引き続き、石油の安定供給確保の観点から、重要な政策課題、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 これはもう委員もよく御承知のことだと思いますが、我が国においては、石油等の安定供給の確保を図るため、昭和四十二年以降、石油公団、設立当時は石油開発公団と言っておりましたけれども、そこを通じた出融資等によりまして自主開発原油の確保に努めてまいりました。公団設立時、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団廃止法附則で別に法的措置で設立をすることを明らかにしております特殊会社につきましては、整理処分後の石油公団の開発関連資産を引き継いで設立され、将来できるだけ早期に民営化する、こういうことになっております。  いずれにいたしましても、特殊会社の目的、業務等...全文を見る
○平沼国務大臣 アザデガン油田の開発につきましては、二〇〇〇年八月の第一回日本・イランエネルギー協議を契機といたしまして、その後交渉を重ねた結果、同年十一月のハタミ・イラン大統領の訪日のときに同行されたザンギャネ石油大臣と私との間で、両国のエネルギー分野における協力に関する共同声...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、例えばアザデガン油田に関しましても、石油公団が開発をしました三次元のいわゆる地震探査等も含めて、その可能性というものをより高めるための技術的なこともやっております。そういう観点の中で、アザデガンというのは非常に有望でございまして、そういう意味では厳しくチェ...全文を見る
○平沼国務大臣 ある意味では、過去の反省の上に立ちまして、そういう可能性の低い、そしてまた小規模のもの、そういうものに関しては、原則的には私どもはやらない。ただ、やはり石油依存度を余り高めず、石油依存度を落としていく、こういう観点から、例えば天然ガス、そういうものに関しては、ちゃ...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だったと思います。  決して堀内私案に振り回されたということではありませんで、たまたま行政改革、そして特殊法人改革、これとタイミングが重なったという面があります。そういう中で、堀内私案というものも、私どもは一つの大きな参考にはさせていただきました...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  先般の石油公団法の改正におきまして、御協力をいただいていろいろ審議をさせていただきました。そのときの答弁の中でも私は申し上げておりますけれども、特殊法人整理合理化計画の中で国の方針が出ました。そういう中で、私どもとしては、今回、石油...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団の廃止に当たって、保有の開発関連資産の厳正な評価、処分について具体的にどうするのか、それから、どのぐらいの規模、そういったお尋ねだと思います。  石油公団の開発関連資産の整理部分につきましては、経済産業大臣は、その事業計画を認可するに当たって、総合資源エ...全文を見る
○平沼国務大臣 さきの答弁でもちょっと触れさせていただきました。日本は、やはり天然資源エネルギーというものはありません。そういう中で、オイルショック以降大変な努力をして、そして今、日本の原油輸入量の自主開発の部分が一三%というところまで来ました。実際の目標は三〇%という形でありま...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、鉱区開放というのは、今、ある意味ではそういう流れがあることは事実です。  今、エネ庁長官から、中央アジア、それからさらに中近東、そういったお話がありましたけれども、実はプロポーザルとしては、例えばアフリカのアンゴラ、そういったところからも、実は鉱...全文を見る
○平沼国務大臣 責任の問題、これは結果責任でございまして、大変厳しい結果が出ましたから、ここは厳しく受けとめていかなければいかぬと思います。  しかし、七三年のオイルショックの後、やはり国民の中からほうはいとして、とにかくエネルギーの確保をしなければいけない、また、財界の方々も...全文を見る
○平沼国務大臣 けさ一番の答弁のときにも申し上げましたけれども、特殊法人の整理合理化計画、これは御承知のように小泉内閣の命題であります。そして、昨年の通常国会の御答弁でも、私は、やはり自主開発の部分が大事だから、その自主開発の部分はひとつぜひやりやすい体制をつくる、こういったこと...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、御指摘のように、戦略を持ってこの国の非常に枢要な課題でありますエネルギー政策をやっていかなければなりません。そのために、日本というのは、先ほどの御答弁の中でも触れさせていただきました、やはり日本の持てる力というものを有機的、効果的に発揮していかなければいか...全文を見る
○平沼国務大臣 今、資源エネルギー庁長官から、連結決算等のそういう事務上の問題がありましたけれども、これは本来やらなければいけないことですから、私は、そのようにするように指示をしたいと思います。
○平沼国務大臣 今の日本のエネルギー事情、それから将来の世界のエネルギー、こういったことを総合的に見てみますと、これはもう委員もよく御承知のとおり、日本のエネルギーで石油の占める比率というのは五二%であります。しかし、これはいろいろ努力しまして、かつてはエネルギーに占める石油の比...全文を見る
○平沼国務大臣 特殊法人整理合理化計画、そして国民の皆様方の強い御要望の中で、今回、金属鉱業事業団というものを独立行政法人化をしてまとめるということにいたしました。この中には、やはり新しいエネルギーの一つ、これから開発をしていかなければいけないといういわゆる石油天然ガス、そういっ...全文を見る
○平沼国務大臣 新しい切り口で戦略的にエネルギー全般を見る、そういう独立行政法人、これは一つのお考えだと思っています。  しかし、私どもとしては、ここにも長官がおりますけれども、資源エネルギー庁というのがございまして、これが全般的に、新エネルギーも含め、エネルギーに対して大変大...全文を見る
○平沼国務大臣 ある意味では重要な御指摘とは思いますけれども、自主開発政策の実施に当たりましては、すべてを国あるいは民間のどちらかが実施していくという二者択一でとらえるべき問題ではないと私は思っています。  今回の改革といいますのは、我が国の置かれた供給構造の脆弱性でございます...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、自主開発をする、その場合には利益が出る、そして安定供給も図れる、こういう体制がとられることは、それはベストだと思っています。  しかし、我が国がたどってきた軌跡を振り返ってみますと、一生懸命努力をしましたけれども、例えば中国の油田開発、あるいはインドネシ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは午前中の質疑の中の答弁でも申し上げさせていただきました。これは、昨年末に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画の中で具体的な方針が示されました。石油公団については廃止すること、こういうことでございますので、私どもとしても、やはり国が担保すべき必要な機能は残し...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり、国民の皆様方が特殊法人のあり方について大変大きな問題意識を持っておられます。私どもとしては、それにこたえて、政府といたしましても、まず整理合理化計画で国民の皆様方のそういった御要望におこたえをしなければならない。そして、つけ加えさせていただきましたら、石油...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、石油公団の財務、事業運営については、九七年の衆議院の集中審議を初め各方面から問題提起がなされました。  集中審議では、今おっしゃったように、多額の損失を出して経営に問題があるんじゃないか、それから、公団におけるプロジェクト審査に問題があるのではな...全文を見る
○平沼国務大臣 これまでの石油公団の運営や財務運営については、今申し上げましたように、石油危機などを背景に、自主開発原油の量的確保に重点を置く余り、資金の効率的運用に関し十分でない面があった、このことは私ども認識しております。  また、石油公団による探鉱投融資制度は巨額の財政資...全文を見る
○平沼国務大臣 今般の特殊法人等改革においては、エネルギーの安定供給の確保上、引き続き国の責任において果たすべき石油開発のためのリスクマネー供給機能、研究開発機能等については独立行政法人に行わせまして、これにより、業務運営の効率化、対象プロジェクトの厳選を図っていくほか、支援の内...全文を見る
○平沼国務大臣 前の答弁でも申し上げさせていただきました。やはり、これまでのそういういわゆる苦い経験、そして大変な赤字をこさえた、そういう本当に忌まわしき実績、これを私どもはしっかりと受けとめまして、そして、単にそこの条項は、条項だけじゃなくて、本当にあらゆる角度から検討して、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 国民の御批判があるということも事実でございますし、また今委員が御指摘の問題点があることも事実だと思っております。その中で、この天下りというものも厳正にチェックをしてやるような体制ができております。さらにそれを強化して私どもはやっていかなければならないと思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、会計検査院の昭和五十一年の御指摘、そういうものが出ていた、それに対して、今資源エネルギー庁長官から答弁がありましたけれども、いろいろな理由がございましてそれが後手後手に相なった。そういう形で、結果的には今大きな累積の赤字が出ている、このことは本当に反省をし...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、昨年の通常国会の中で、石油公団に関する法律、大変御協力をいただいたわけでありますけれども、私が今石油公団廃止をしている、それと、今御指摘の防衛庁のことと関連づけてお話しになられましたけれども、これは基本的に私は関係ないことだと思っております。  ただ、その...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の通常国会で公団法の改正を御審議いただきました。  私はそのときにも、実は、一昨年の十二月の行革大綱に基づいて、すべての特殊法人について一年以内に見直しの結論を出す、こういう一つの結論がございましたので、そのことも頭に入れまして、昨年四月の公団法改正のときも...全文を見る
○平沼国務大臣 報道はいろいろな角度で物を見ます。ですから私は、小泉内閣は、報道が言っておりますように、やはりそういうことにおもねってそれを目玉にするために特殊法人の廃止というものを言ったとは思っておりません。  小泉首相は、その就任時から改革を断行する、改革なくして景気回復な...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、今資源エネルギー庁長官からも答弁がありましたけれども、いわゆるこの独立行政法人の業務運営、その規定の中、通則法の中でそのことが規定されております。  その他のことに関して国会に対して報告をするかどうかということは、私どもとしては、今のこの通則上ではそれは...全文を見る
○平沼国務大臣 その通則というのは、過去の国会の議論を経てそういう形で規定をされています。したがいまして、そういったことを盛り込むということは今後の課題でございまして、御指摘のそういったことを盛り込むことについては、今申し上げたように、私どもはこれから検討をする事項だ、このように...全文を見る
○平沼国務大臣 特殊会社というのは、委員も御承知のとおり、最終的にはいわゆる純民間会社、株式会社にする、こういう前提でございます。したがいまして、その特殊会社には私どもは天下りというものは想定しておりません。
○平沼国務大臣 正確な数は後で御報告できると思いますけれども、しかし、一定の任期があります、そういう理事にしても総裁にしても。だから任期の途中で、よっぽどのことがない限り、それを馘首するということはできません。ですから、私は、ふえたという報告は一切受けておりませんから、恐らく、後...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、課長の人事というのは大臣は判こを押さない、そういう建前であります。それは私は、課長から全部見ているということは、どの場でも申し上げたことはないと思っています。ですから、それは議事録を調べていただきたいと思います。  それから、私がそういう答弁をしております...全文を見る
06月12日第154回国会 参議院 本会議 第33号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 使用済自動車の再資源化等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、廃棄物の最終処分場が逼迫しつつある等、廃棄物処理をめぐる問題が深刻化しております。また、主要な資源の大部分を輸入に依存している我が国にとっては、廃棄...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平田先生から私への質問は十二問ございました。順次お答えをさせていただきます。  まず、リサイクル料金の徴収方法を、排出時点でなく原則新車販売時点とし、さらに、自動車のリサイクルに要する費用をその自動車を購入する自動車ユーザーから明示して徴収する、いわゆ...全文を見る
06月25日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第19号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  使用済自動車の再資源化等に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国においては、廃棄物の最終処分場が逼迫しつつある等、廃棄物処理をめぐる問題が深刻化しております。また、主要な資源の大部分を輸...全文を見る
06月26日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第23号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  御指摘のとおり、私は、国債の格付に関しまして、正確に日本の国力を反映していない、そういう観点から御指摘の発言をしたことは事実でございます。  その発言の中では、私の考えでは、例示的に事実関係を申し述べた、こういうことでございまし...全文を見る
○平沼国務大臣 家西議員からも、私の大臣室にお越しになられて、いろいろお話がございました。今世界では、エイズに感染され、大変呻吟をされ、苦労を強いられている方々がいらっしゃいます。そういう世界全体で見ますと、家西議員も御指摘されておりましたけれども、労働力の大変大きな減少、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 石油開発事業には巨額の資金を要することは言うまでもございません。債務保証といいますのは、石油開発企業が当該事業資金を市中銀行等から円滑に調達するために企業の信用を補完するものであると思っております。国としては、必要な石油開発支援策、こういうふうに私どもは債務保証と...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  経済産業省所管の国家石油備蓄事業に関して、公正取引委員会からエンジニアリング会社七社に対して、今お話がございました独禁法に基づく勧告がございまして、また、国家石油備蓄会社に対しては、再発を防止するため発注方法を見直すよう要請がございました。...全文を見る
○平沼国務大臣 山田先生がじかに行かれまして、そして御調査をされた、今それに基づいてのお話がありました。  私も実は企業に十一年おりました。例えば、会社に寄らずにお得意先に立ち回りをするとか、あるいは私的の用であらかじめ断って出る、こういうようなことで、お行きになられたときはた...全文を見る
○平沼国務大臣 社長が、会社の専有面積等あるいは家賃等について詳細に返答できなかった、こういうことでありますけれども、やはり山田先生がお行きになられて、正確にお答えをしなければならない、こういう背景もあったんじゃないかと思います。  例えば、例えとしては適切じゃないかもしれませ...全文を見る
○平沼国務大臣 これまでも当省としては、国家石油備蓄会社の株主である石油公団を通じていろいろ管理監督を行ってきました。それはもう委員も御承知だと思いますけれども。  石油公団というのは、その業務方法書のもとに規定され、経済産業大臣の承認を受けることになっている国家石油備蓄実施細...全文を見る
○平沼国務大臣 国家備蓄事業におきましては、一つは、国家備蓄基地のために広大な土地を取得して、原油という危険物を貯蔵するタンクを建設する必要があり、建設当時、基地施設の立地の困難性が懸念をされていたため、立地地点ごとに地元との円滑な協力関係を確保する必要がありました。  また、...全文を見る
○平沼国務大臣 当然、独立行政法人に対しては私どもはしっかりとした管理監督をして、毎年そういう業務に関しての報告を受け、そして、その中で私どもとしてはしっかり監督をする。こういうことをしていけば、例えば三百億決まったものがばっと出るということじゃなくて、それはどうして三百億円にな...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、必ずしも今の役員の人たちが本当に九時から五時まで何もしなくて、ただのんべんだらりとやっているとは思っておりません。それはそれなりに使命感を持って、私は一生懸命やっていると思っています。  ですから、そういう中で、私どもとしては、やはりこういう大切な国の税金...全文を見る
○平沼国務大臣 大変、後藤先生から主に三つの点の分析をしていただいて、私も結果としてその御指摘は正しいと思っております。  我が国におきましては、石油等の安定供給の確保を図るため、昭和四十二年以降、石油公団、設立当時は石油開発公団と言っておりましたけれども、ここを通じた出融資等...全文を見る
○平沼国務大臣 今、フランス及びイタリアの具体的な、準メジャーに至った経緯を詳細にお話しをいただきました。そういう意味では、御指摘のように日本も二兆円を投じたわけですから、非常に強力な外交努力等で、死んだ子の年を数える、こういうことに相なりますけれども、私の感想としても、非常に残...全文を見る
○平沼国務大臣 石油は、重要なエネルギー源としてその価格が世界経済に大きな影響を及ぼすことに加えまして、その埋蔵量が中東地域に偏在すること、あるいはOPECの協調減産政策がその価格動向に大きな影響を及ぼすこと、また、中東情勢に関連して、一部の産油国が政治的な意図から石油輸出を停止...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘ございました、我が国企業グループがイランのアザデガン油田開発に関する優先交渉権を獲得して以来、イラン側との交渉が進んできております。私も、昨年夏に中東四国を訪問させていただきましたときに、実際にイランに参りまして、ザンギャネ石油相とも、またハタミ大統領とも親...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団の開発関連資産の整理処分につきましては、経済産業大臣は、その事業計画を認可するに当たりまして、総合資源エネルギー調査会の意見を聞くとともに、内閣総理大臣に協議することとしておりまして、関係者のコンセンサスを得つつ、公明正大に行われるよう努めてまいらなければ...全文を見る
○平沼国務大臣 当初、経済産業省といたしましては、石油公団法廃止法案と独立行政法人法案とともに、石油公団の開発事業関連の権利義務を承継する特殊会社法案を今国会に一括して提出をしたい、こういうふうに考えていたのは事実でございます。  しかしながら、石油公団の開発関連資産の整理処分...全文を見る
○平沼国務大臣 経済産業省といたしましては、平成十二年八月の石油審議会の中間報告においても、自律的に石油開発事業の維持拡大を行うことのできる中核的企業グループの形成の必要性が示されました。引き続き、石油の安定供給確保の観点から、重要な政策課題と認識しております。  石油公団廃止...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今、後藤先生の言われたことは正しいことだと思っておりまして、私どもとしても、そういった形で、将来、その特殊会社が、さらに民の活力によって、そして国というものが、エネルギーの安定供給、エネルギー安全保障、その中で一体となってしっかりとした運営ができる、そういう...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、いわゆる特殊法人の整理合理化計画、そして行政改革の一環として、小泉内閣の基本方針にございました。そういう中で、私どもは特殊法人というものをやはり見直していくべきだ、それが一つの原点にございました。  そういう中で、私どもとしては、石油公団という特殊法人と...全文を見る
○平沼国務大臣 開発関連資産の整理売却につきましては、先ほど後藤先生にもお答えをしましたけれども、経済産業大臣が事業計画を認可するに当たりまして、総合資源エネルギー調査会の意見をまず聞いて、そして、昨年末に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画の着実な実施を担保する観点から、...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、そういった和製メジャー的なことはありますけれども、いわゆるリスクマネーだとか債務保証は独立行政法人が負うという形で、こことの連携の中でやる、こういうことでございます。
○平沼国務大臣 これは、両方そういう機能を持ってやる、こういうことに相なると思います。  ですから、一つは、独立行政法人がリスクマネーですとかあるいは債務保証、そういったものをやる。それから、会社の方でも、将来、探鉱だとかに関してはそういう機能を持ってやる。ですから、両方そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、石油という国家にとって必要なエネルギーを安定供給し、そして量的な確保をする、それからまた、将来的にエネルギーの安全保障のために自主開発をしなければならない、こういう観点の中で、リスクマネー、債務保証というものは、今までの石油の世界の実態として、何らかの形で...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、特殊法人を廃止をし、そして、内閣の方針に従って石油公団を廃止する。しかし、繰り返しになりますけれども、国が負うべきそういう機能というものは石油開発につきものですから、私どもとしては、それは必要最小限担保しなければいけない。ですから、七割というものも上限五...全文を見る
○平沼国務大臣 石油の開発というのは、ある意味では、確率的に言いましても非常にリスキーなものであることは事実です。したがいまして、それぞれが大変みんな努力をしてきて、しかしその結果、結果的には八千億を超える国民の大変大きな負担、こういう形に相なったわけであります。  私どもとし...全文を見る
○平沼国務大臣 前の質問に関してもちょっと私触れさせていただきますけれども、確かに八千億を超える膨大な赤字が出ておりますけれども、実際は自主開発の部分が二十六万バレルから五十八万バレルという形で、今、日本のいわゆる輸入石油量の一三%を占めている、こういう実績も私はあることは事実だ...全文を見る
○平沼国務大臣 石油依存度というのは、今委員がおっしゃったように、やはり石油に対する過度の依存というのは国としても政策上望ましくないという形で、今、全エネルギーの中で五割をちょっと超える、こういうところまでは下げてきたことは事実です。  そして、新エネルギーの必要性というのは、...全文を見る
○平沼国務大臣 達増先生にお答えをさせていただきます。  今回の特殊法人等改革では、特殊法人等の事業見直しの結果、その主たる事業が廃止され、または民間その他の運営主体に移管される法人については、原則廃止といたしております。  石油公団について申し上げますと、石油開発のためのリ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、機構法第五条第二項の追加出資の規定は、機構が機構法に基づき石油等の探鉱プロジェクトへの出資や債務保証等を行う場合には、そのために必要な資金を国の予算に定める範囲内で国から機構に対する出資金という形で交付することを予定したものでございます。  した...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  我が国におきましては、石油等の安定供給の確保を図るため、昭和四十二年以降、石油公団を通じた出融資等によりまして自主開発原油の確保に努めてきました結果、公団設立時に日量約二十七万バレルであった石油公団の出融資対象会社の自主開発原油輸...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに日本の場合には資源小国でございまして、そういう意味で、これだけの経済大国、その血液にも等しいエネルギーを確保する、このことは、国の政策としてのプライオリティーがある非常に大きな政策だったと思っています。  そういう中で、七三年のオイルショック等がありまして...全文を見る
○平沼国務大臣 この一覧表を拝見させていただき、それぞれ、石油鉱業連盟の会長になられたのは、やはりそれだけの経験ですとか知見、識見、そういったことの総合判断で、そして、その鉱業界の中で皆さん方が互選をされてそういう形に相なったと思っています。  結果的に当省関係の出身者が占めて...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、やはりいろいろ経験を積まれて、そしてその道に関しては非常に識見、知見も持っている、こういったことも大きな判断材料だと私は思っております。  しかし御指摘のように、ある意味では、その役員の数の中で非常に多くを占めている、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは必ず出させていただきます。ちょっと膨大でございますので、時間がちょっとかかると思いますけれども、早急に出すようにさせていただきます。
○平沼国務大臣 私は、今は亡き中川一郎農水大臣の秘書という、そういう肩書をいただいて選挙運動をいたしました。私は、そういう形で選挙運動をいたしましたけれども、鈴木議員とともに事務所で政治家の日常業務をやった、こういうわけではございませんので、そういう意味では、同じ一つの、中川さん...全文を見る
○平沼国務大臣 出資比率が石油公団から多い、そういったことはある意味では公的性格が強い、こういった御指摘はそのとおりだと思っています。  今の中で、政党に対する企業・団体献金というのは、やはり一つの政党に対する政治活動として認められている、こういう観点もございます。しかし今、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、献金の部分は、今資源エネルギー庁長官がお答えをしたようなそういう背景の中で、ある意味ではそういう連盟の判断に基づいて出している、そういうことだと思っております。  また、天下りという問題についてのお尋ねでございますけれども、石油公団の投融資先開発会社の一...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、たしか六月十二日に中山議員の質問に対しての答弁で、そういう表現を使わせていただきました。  日本経済にとって後顧の憂いのないよう、国際競争力を持って自主的に開発を行う中核的企業グループの存在がエネルギー政策上重要な課題であると認識をしておりまして、将来設立...全文を見る
○平沼国務大臣 審議会の中核的企業グループというのは、やはりその和製メジャー、まだ定義ははっきりしておりませんけれども、和製メジャーの一形態ではないかな、私はそのような認識をしております。
○平沼国務大臣 自由民主党の堀内総務会長は、いろいろな機会にいろいろな媒体で御自身の所見を述べられております。そういう中にありまして、私どもとしては何回もかんかんがくがくの議論をさせていただきました。  そういう中で、やはり堀内総務会長御自身も、今御紹介した意見、それとは違って...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今般の特殊法人等改革におきましては、すべての特殊法人等について事業、組織形態の抜本的な見直しを行うことが求められ、石油公団の改革については、その組織自体は廃止するものの、国として果たすべき機能は国において責任を持って担保するとの立場...全文を見る
○平沼国務大臣 今御説明いたしましたように、その四者の合意というのは網羅をされております。
○平沼国務大臣 主に堀内総務会長の私見、そこに力点を置いて言われていると思いますが、堀内総務会長は、文芸春秋等それぞれの媒体を通じて何回か御意見を発表されておられます。私もそれはすべて読ませていただいているわけですけれども。  繰り返しになりますけれども、昨年の十一月の二十一日...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、現時点でだれという具体的なことは申し上げられません。ただ、私どもとしては、それにふさわしい識見と経験を持った方が大所高所でぴしっと判断していただける、そういった方が就任してくださることを望んでいるところでございます。
○平沼国務大臣 これは、委員御承知のように、やはり三年という時間を区切りまして、その中でできるだけの努力をして、石油公団を廃止し、さらに、独立行政法人、特殊会社、民営化、こういうプロセスです。  その過程の中で、点線と、こういう御指摘でございますけれども、これは、今お願いしてい...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、堀内総務会長からは、石油公団問題に関しては、経済産業省の前身の通産大臣をお務めのときから非常に問題意識を持っていただいて、そして非常にいい御提言もいただいたと思います。そういう御提言をもとに第一次の石油公団改革を実施いたしまして、これは委員も御承知のとお...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えする前に、堀内さんが総理官邸に行かれて、自分の十一月に合意したのとは違う、こういうことを言われた、今そういう記事の御紹介がありましたけれども、その後、さらに我々としては四者の中で詰めまして、そして最終的に私が、ちょうどアメリカ出張でございましたけれども、ワシ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは先ほどの御答弁で申し上げましたけれども、やはり、行政改革の推進本部の本部長である内閣総理大臣、この内閣総理大臣に最終的には相談をする、その決裁を仰ぐ、こういうことになっておりますから、これはお手盛りで、身内でやる、こういうことではない、そのことでしっかりとそ...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の八月以来、私どもは各般の議論をさせていただき、関係者の御意見もしっかりと聞き、そのもとで今こういう法案として出させていただいております。ですからこれは、私どもとしては、行政改革の一環として必要な法律であると思っておりますし、これをやることによって特殊法人改革...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、一言、大島先生の御発言の中で訂正をさせていただきたいと思うのですが、私は差別的な形で発言をしたわけではありません。これは、この委員会の冒頭で申し上げましたように、私は例示的に申し述べたわけで、その中に、私がそれをさげすんだり、差別する、そういう意識は毛頭なか...全文を見る
○平沼国務大臣 石油というのは、我が国の一次エネルギー供給の過半を占めております。御指摘のように、その多くを中東地域に依存しております。したがいまして、その構造は脆弱だ、こういうことも言えると思っております。一次エネルギー供給に占める石油の割合というのは、今後とも高いレベルで推移...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な点の御指摘だと思います。  石油開発に対する出資、債務保証につきましては、平成十五年度のできる限り早期に、石油公団の主たる業務がその資産の管理それから処分に限定された後には、独立行政法人の業務として実施されることになりまして、また、それ以前に石油公団が...全文を見る
○平沼国務大臣 国家備蓄に関しましては、石油の安定供給の確保を図る上で、石油の供給不足等の危急の際に国家の責任を全うする観点からこれを実施するものでございます。  我が国では、第一次石油危機の教訓を踏まえまして、一九七八年以来、国の監督のもとに、石油公団が石油を保有し、また、石...全文を見る
○平沼国務大臣 資源エネルギー安全保障の確保は、今後とも国を挙げて取り組むべき重要課題であり、委員の御指摘のとおりだと私は思っております。  今般、昨年末に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画に基づきまして石油公団の廃止等の改革を行うこととしておりますけれども、資源エネルギー...全文を見る
○平沼国務大臣 西川先生にお答えをさせていただきます。  我が国におきましては、石油等の安定供給の確保を図るため、昭和四十二年以降、石油公団を通じた出融資等によりまして自主開発原油の確保に努めてまいりました。その結果、公団設立時には日量約二十七万バレルであった石油公団の出融資対...全文を見る
○平沼国務大臣 もうこれは言うまでもないことでございますけれども、我が国は、一次エネルギー供給の過半を石油が占めておりまして、その多くを中東地域に依存するなど脆弱な供給構造を有しております。また、石油については、かつて過去一年間で原油価格が三倍に急騰するなど、依然として他の商品と...全文を見る
○平沼国務大臣 近年、産油国においては、国内石油開発産業の活性化、生産量の維持拡大、そして最新技術の導入促進、それから政府収入の増加等、あるいは若年労働者層が非常にふえている、こういった背景から、これまで外資に門戸を閉ざしてきた諸国を中心に、鉱区開放をし、国際石油企業等の参入を図...全文を見る
06月27日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。それでは、お答えをさせていただきます。  自動車メーカーが本法案においてどのような形で中核的な役割を果たすことになるのか、こういうお尋ねだと思います。  本法案では、解体業者や破砕業者など既存のリサイクル事業者を最大限活用しつつ、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点は、拡大生産者責任、この考え方、そしてその根拠ということをお尋ねだと思っておりますけれども、OECDの政府向けガイドラインにおいて、製品に対する製造業者の物理的及び、又は財政的責任が製品ライフサイクルの使用後の段階まで拡大される政策アプローチ、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  自動車メーカーがリサイクル実施に要した費用等をきちんと公表させ透明性の高い制度を構築すべき、こういう御指摘であったと思います。  御指摘のとおり、本制度の適正な運営のためには、政府のみならず広く国民の目に、国民の目で絶...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 資金管理法人の内容についてのお尋ねでございます。  人員に関しましては、当該指定法人の業務の詳細について検討をしていく中で決まっていくものだと考えており、まだ現時点では確定したものではございません。例えば、業務上必要となるコンピューターシステムをどの程...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、直嶋委員御指摘のように、自動車諸税、それに保険を加えますと、ユーザーへの負担というのは大変大きな額になっている、そういう私も認識を持っております。  ユーザーの負担感につきましては、個々のユーザーの負担能力でございますとか、また道路から得られる便益...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に委員御指摘のように、現在の自動車諸税というのは、自動車市場というのが十年間で約三・七倍に拡大をし、高度成長期にあった昭和四十年代にその原型が作られた、その御指摘のとおりでございます。その後、様々な経緯を踏まえて今日に至っているもの、こういうふうに思...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御答弁で申し上げましたけれども、政府の一員として、この税制全般を見直す中で、御意見も踏まえながら政策官庁として私どももいろいろ提言をしていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  現在、自動車のリサイクル率は既に八〇%前後に達しておりまして、他の物品と比べても遜色のないリサイクル率を達成しております。そのリサイクルの手法としては、マテリアルリサイクルによるものがほとんどでございます。そして、残余の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、若林先生が御指摘のように、高度経済成長の時代、我々は、大量生産、大量消費、そして大量廃棄というのがある面では経済の活力の源泉の在り方だと、こういうような認識で突っ走ってきたと、こういうことが私は背景にあったと思っております。  現状、そういう大量生...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 拡大生産者責任の考え方について、その認識とその本法案への反映についてのお尋ねだと、こういうように思います。  拡大生産者責任の考え方につきましては、OECDの政府向けガイドラインにおいて、製品に対する製造業者の責任が製品ライフサイクルの使用後の段階まで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず長期化の問題からお答えをさせていただきたいと思います。  循環型社会の構築の観点から、自動車の使用期間の長期化はある意味では重要な課題だと思っております。こういった認識に基づきまして、政府といたしましては、自動車を資源有効利用促進法の指定省資源化製...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本法案の循環型社会における位置付け、これは委員の御案内のとおり、廃棄物最終処分場の逼迫という環境制約でございますとか、将来的な資源の枯渇という資源制約を克服すべく環境と経済が両立する循環型社会を構築すること、これは極めて重要な課題だと、こう思っております...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 廃タイヤにつきましては、御指摘のとおり、平成十三年で、セメント焼成利用及びその他熱利用分で約六割が熱利用をされているところでございます。  廃タイヤの熱利用につきましては、石炭や重油など、他の熱源の代替として利用しているものでありまして、追加的なCO2...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当省といたしましては、既存の静脈産業の活力を生かし、活性化を図ることを基本理念に据えまして、本案を御提案をしているところでございます。  具体的に申し上げますと、本法案におきましては、一昨年発出されたEU指令のような使用済自動車をメーカーが直接引き取る...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 三品目のみでは自動車リサイクル全体が円滑に機能しないのではないか、こういうお尋ねだと思います。  特定再資源化等物品の範囲につきましては、既存の民間事業者の活力を最大限生かしつつ、適切な公的関与を行うとの理念の下に、産業構造審議会等の場におきまして検討...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 前半の部分については私からお答えをいたします。  自動車メーカー等のリサイクル料金の設定に係る積算の原価を公表すべき、こういう御指摘でございます。その御趣旨は、国民を含めた多くの目でチェックすることにより、適切なリサイクル料金の設定を確保すべきであると...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 各メーカーが、やはりユーザーというものが非常に今のこの循環型社会を形成しなきゃならない、こういう形でユーザー自体がそういう関心を持っておりますから、購入時においてもそういうコンセプトが入っている車ということがやっぱり商品価値につながってくると私は思います...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  本法案で御提案させていただいている自動車リサイクルシステムが拡大生産者責任の考え方と合致していないではないかとのお尋ねでございますけれども、御指摘の拡大生産者責任の考え方は、先ほど来御答弁申し上げておりますけれども、OE...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、私は我が自由民主党の秋田県連の講師として行きまして、そのときにムーディーズの格付が非常に恣意的である、そういうことを申し上げたかったわけでありまして、例示的にそういう表現をいたしました。  しかし、私は事実関係を述べた、例示的に言ったというつも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  この法案をまずやるに当たりまして、やはり拡大生産者責任の考え方に立脚をいたしまして、自動車が使用済みとなった段階で発生をいたしますシュレッダーダストあるいはフロン類、エアバッグの引取り、リサイクル義務を自動車メーカー等に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の答弁で、私、相当具体的なことを申し上げさせていただきました。御指摘のとおりだと思いますので、私どもとしてはその点はしっかりと皆様方に御理解いただけるように努力をしていかなければならないと思っております。
06月28日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第24号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  小泉内閣は、民にできることは民間に、そして特殊法人改革ということを、これは率先、そして強力にやる、これが基本方針でございまして、私も、小泉内閣の一員として、そういう考え方で進んでいるわけでございます。
○平沼国務大臣 小渕元総理のその田中先生に話されたことは、私は基本的に正しいことだと思っています。  今回お願いしている石油公団に関しましても、国が担保すべき自主開発、そういったことを考えますとやはり必要なことがございまして、私どもとしては、そういう考え方の中で、ぎりぎりの中で...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の、我が国は議会制民主主義でございまして、国会は国権の最高の機関、こういうことでございますから、この議会で決めたことというのは非常にプライオリティーが高いものだ、このように認識しております。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年の石油の安定的な供給の確保のための石油備蓄法等の一部を改正する法律案、これにつきましては、石油公団の資産買収に係る業務追加に御賛同をいただき、これは私は大変ありがたく、重く受けとめております。  その御審議に際して、私は、一昨...全文を見る
○平沼国務大臣 私はちょうどエネルギーの国際会議がございまして、ワシントン、デトロイトに出張しておりました。したがいまして、今こういう通信網が発達しておりますから、私は常に電話連絡をとり合い、そして私どもの事務次官と常に連絡をとりながら、そういう中で、最終のいわゆる合意の中でも、...全文を見る
○平沼国務大臣 時系列的にお調べになって私が不在だったということなんですけれども、私は、今回の場合にも実は、ぎりぎり出発の直前まで官邸で官房長官等と連絡をして、そして私どもの基本的な考え方というのは、私どもとしては全部網羅をして、その上で飛行機に乗り、また着いても早々に連絡をとり...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、森内閣の七月の改造内閣、たしか第二次改造内閣で、当時はまだ通商産業省でございまして、通産大臣に就任させていただきまして、もうほどなく丸二年を迎えることに相なります。
○平沼国務大臣 私は、決して国会軽視をしたわけではございません。しかし、国の大方針、そういうものの中で、墨守という形ではなくて、必要であれば、やはり、そういう大きな方針に従って内閣の一員として行動することは当然あってしかるべきことだと私は思っています。  参議院ではそういう答弁...全文を見る
○平沼国務大臣 これまで自主開発という形でたくさんの会社が存在をし、それはその時点でそれぞれ最大限の努力はしたと私は思います。しかし、この石油探査というのはなかなか確率上厳しいところがございます。したがいまして、国策的な形でやったところもありました。そういう中で、効率的には、御指...全文を見る
○平沼国務大臣 特殊会社のことにも先ほどの御質問の中で触れられました。そして、石油公団の総裁の責任というお話がありました。  鎌田総裁は平成十年に総裁に就任をしまして、そして内外からのいろいろな御提言があり、石油公団、内部改革しなければいかぬという形で、鎌田総裁は陣頭指揮をして...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、いわゆる特別会計、これは、この委員会でも御審議いただきましたけれども、これから新しいエネルギーをどうするか、あるいは省エネルギーをどうやってインセンティブを与えていくか、私はそういったことに財政需要は非常に出てくると思います。ですから、ただためるという形...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今のそういう社会情勢、国民の皆様方の感情、そういったことから考えますと、やはり透明性があって納得がいく、そういう人事が必要だと思います。  しかし、さはさりながら、そういう意味で、経験と知見、そういうものを持って、だれしもが納得いくものであれば、私はそれを...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、小泉内閣の基本方針も、ゼロベースで見直す、こういうことで、私もその点は国会答弁の中で、ゼロから見直す、こういうことで、その基本は変わっておりません。  それから、確かに、そういう備蓄会社ですとか公団に議員の方々が行かれたときに、そういう姿が散見された、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 今のお話の中に、一社にすべきではないか、こういうお話がございました。これは、この計画によりますと、一般の操業、そういった部分は純民間に委託をする、ですから最終的には民間の方々の判断になると思います。しかし私は、一社に絞る、そういったことも可能性としてはあると思って...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、経済財政諮問会議のメンバーでございまして、このたび出しましたいわゆる骨太の方針第二弾、この議論にも一貫して参画をさせていただきました。  その前段として、やはり今の日本の経済状況は非常に厳しい、こういう観点に立ちまして、昨年の十一月に経済産業省の中に産業競...全文を見る
○平沼国務大臣 必ずしも今の現状の中で政府と与党がセパレートされているということではないと思っています。これは松本先生も御承知のように、政府・与党連絡会議というのを定期的にやっておりまして、そのときに、私も出ておりますけれども、与党もあるいは政府側もそこで議論をして、そしてそれぞ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、大変厳しい経済情勢でもありますし、また国民の皆様方がやはり厳しい目で国の仕事あるいは特殊法人、そういったことを見詰められております、そういう中で、御指摘のように李下に冠を正さず、このことは私は必要なことだと思っています。  棚橋氏の就任に関しましては、それぞ...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団というのは、御承知のように、昭和四十二年に石油開発公団、こういう形でスタートしました。  その原点は、やはり日本は天然資源のエネルギーが非常に乏しい、ほとんどない、こういう観点の中で、やはり自主開発をしていかなければいかぬ、こういう形で鋭意自主開発に努め...全文を見る
○平沼国務大臣 今、一三%、日量で五十八万バレル、これは自主開発分として確保しているということを申し上げました。その中で、エネルギー安全保障という問題で、御指摘のように、やはりそういう資金的に大きな部分を占めて、そして一たん緩急のときに相当程度の影響力を行使できる、これは非常に望...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、松本先生御指摘のように、今中東依存度というのが八八%になっています。そして、やはり戦略的にやらなければいかぬということで、私どもは、中東依存度を下げるという努力はしてまいりました。  一時期は七〇%というような形に相なった時期もあるんですけれども、例えば...全文を見る
○平沼国務大臣 報告は受けておりまして、ここに表がございます。それはもう御存じの表だと思いますけれども、その都度報告は、私は受けております。
○平沼国務大臣 御指摘の点は、私は非常に正鵠を得ている御指摘だと思っています。したがって、繰り越しがあるということは、前の答弁のときにもお答えをいたしましたけれども、それはやはりこのエネルギー安全保障のための、いわゆる石油の払い出し、そういう場合に想定して、あった、用意していたも...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、これをやる過程におきましては、自主開発でエネルギーの安定供給をしていくという前提に立てば、やはり公団が持っている出資あるいはリスクマネーあるいは備蓄、そういったものは残さなければいけない、そういう一つのコンセプトです。  したがって、きのうの答弁では、何も...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと一言。  将来は完全民営化ということを視野に入れているということをつけ加えさせていただきます。
○平沼国務大臣 達増先生にお答えをいたします。  御指摘のとおり、独立行政法人通則法第二十条で、その長につきましては、法人が行う事務及び事業に関して高度な知識及び経験を有する者、法人が行う事務及び事業を適正かつ効率的に運営することができる者、こういう中から主務大臣、経済産業大臣...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  私、非常に重要な御指摘だと思います。  一次エネルギーの過半を石油に依存しております。そして、今御指摘になられましたように、石油というものに関しましては、やはりメジャーというような存在がある、あるいは地域の問題がある、いろいろな問...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今回の改正によりまして、現在石油公団が所有する国家備蓄原油及び国家備蓄会社が所有する国家備蓄基地は、御指摘のとおり国が所有することにいたしております。また、現在八社ございます国家石油備蓄会社をあわせて廃止することにいたしています。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 石油備蓄会社に関しましては、民間に操業の部門もゆだね、そして、自主的な運営をしていただくことになっております。御指摘のあった点は非常に重要な点でございますので、そういったことを踏まえて、監督官庁として努力をしていきたいと思っております。
○平沼国務大臣 大島先生にお答えをさせていただきます。  今、長官からその実態については御報告をさせていただきました。本件に係る情報収集、提供というのは、本給付金の交付を適正に行うために、電力会社、電源地域振興センター、そして道県の間で、受領を辞退したことについて確認する情報を...全文を見る
○平沼国務大臣 電源地域振興センターの役員にそれぞれの役所の出身者がおられる、こういう御指摘です。それはやはり一定の経験ですとか知見ですとかそういった能力、そういうものも加味されてそれぞれ就任をしている、私はこういうふうに思っております。  しかし、そういった情報でも、個人の守...全文を見る
○平沼国務大臣 お尋ねの件について、私どもは省内で調べをいたしました。  やはり、行政プロセス管理に必要なものは、私どもはそういうものはありますけれども、個人のいわゆるプライバシーに関すること、思想、信条に関すること、そういったことがいささかも外に漏れない、そういう体制はしっか...全文を見る
○平沼国務大臣 行政サービスを行っていく背景においては、ある限度までの情報管理というのは私は必要だと思っています。しかし、今大島先生が御指摘のように、個人の思想、信条にかかわるようなことはやはり厳に外に出さない、そういうことは基本的に私は守っていかなければならない、そういう観点で...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の質疑の中でも、英国型の独立行政法人、エージェンシーは公募型もある、こういう御質問もありました。それに対しまして、私は現時点では公募型は考えておりませんけれども、今御指摘のように、非常に広範にわたり、また国の基幹的なエネルギー政策、そして金属鉱業事業団の業務...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国で唯一産油県、昔秋田にも一部あったようですけれども、戦後唯一の産油県のそういう実情を踏まえたお話を承りまして、ある意味では一つの感懐を持たせていただきました。  御指摘のように、天然資源の乏しい、エネルギー資源の乏しい日本にとっては、やはり石油というもの、...全文を見る
○平沼国務大臣 今回、この法律を提出させていただいてお願いをしているわけでございますけれども、現下の厳しい一つの状況の中で、これまでの石油公団の運営の中で膨大な赤字ができた、その中でワンプロジェクト・ワンカンパニー、こういうお話がありました。  これは栗原先生の御指摘のとおり、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  国内における石油・天然ガス開発における支援につきましては、まず、民間企業が実施できないような探鉱リスクの高い地域に対しましては、国内石油天然ガス基礎調査委託事業により、国が先行して調査を行い、その結果を民間企業に提供している、これが...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、天然エネルギー資源の乏しい我が国は、やはり戦略的にこのエネルギー政策を進めていかなければなりません。そういう戦略性の一環の中で石油公団も誕生して、それなりの実績を上げてきました。また、負の部分もずっと御審議の過程で出てきたことも事実です。しかし、例...全文を見る
○平沼国務大臣 大変前向きな御意見をちょうだいしたと思っています。  アザデガンの油田につきましては、大変これは可能性のある、そして有望な油田でございまして、これは、油田の位置といたしましてはイラクとの国境付近にございます。原始埋蔵量というのが今わかっているだけで二百六十億バレ...全文を見る
○平沼国務大臣 日本のエネルギー政策の基幹にかかわる大変重要な御指摘をいただいたと思っています。  確かに、PRは非常に必要なことでございまして、私どもも振り返ってみて、いささかそういう面では努力が足りなかったのではないかと思っております。担当大臣として率先して、例えば国民の皆...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、資源外交というのは非常に大切でございますし、石油の依存度というものもだんだんに下がってきていることは事実で、多角化してきております。そういう意味では、先ほどもちょっと御指摘になられました、五二%ぐらいが石油の依存度、こういうことになっていて、それで...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に適切な御指摘を私はいただいたと思っています。  そういう意味で、例えばイランと私どもは、いろいろな国際関係がありましたけれども、一貫してイランとは友好関係を維持してきました。それは私が実際にテヘランに参りまして、そしてイランの要路とお会いをしても、日本の一...全文を見る
07月02日第154回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 佐藤先生にお答えをさせていただきます。  自動車リサイクル料金を負担をした国民が受けるサービスについて、そのお尋ねでございますけれども、本法案におきましては拡大生産者責任、この考え方に基づきまして、自動車メーカーに対してシュレッダーダストなどの指定三品...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  三つの指定法人、これを一つにするか、この先どうするか、こういうお尋ねでございます。  各指定法人の指定というのはあくまでも申請に基づくものでありまして、現時点におきまして三つの指定法人を一つの法人が行うかどうかについてま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 加藤先生にお答えをさせていただきます。  非常に重要な御指摘をいただいた、こういうふうに思っております。  燃料電池は、言うまでもございませんけれども、エネルギーの効率が非常に高く、そして環境負荷が低いことから、今後のエネルギー環境技術の中で重要な役...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  本法案によりましてシュレッダーダストの発生量は減少するのかどうか、このお尋ねでございます。  本法案におきましては、自動車メーカーにシュレッダーダスト等の三品目のリサイクル料金を明示させることで、自動車ユーザーにリサイ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のとおり、自動車の省資源化への取組は極めて重要だと認識しておりまして、既に資源の有効な利用の促進に関する法律に基づき自動車を指定省資源化製品に指定をさせていただいています。  本法案では、自動車メーカー、ユーザーがそれぞれの責務を果たすことに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) シュレッダーダストのリサイクル法の一つとして、サーマルリサイクル、これが非常に環境に大きな影響を与えるので抑制すべきではないか、こういったお尋ねだと思っています。  現在、自動車のリサイクル率は既に八〇%前後に達しておりまして、他の物品と比べても遜色の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) OECDの政府向けのガイドラインにおきまして、製品に対する製造業者の物理的及び又は財政的責任が製品ライフサイクルの使用後の段階まで拡大される政策アプローチと定義されている、このように承知しております。したがいまして、生産者が製品に関して、引取り、リサイク...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の、岩佐先生の御質問に最後にお答えしたところでございますけれども、拡大生産者責任、これはOECDの政府へのガイドラインにおきまして、それぞれの製品の特性でございますとか各国の置かれた状況に応じてバリエーションがある、このように思っております。  自動...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのようなことは私どもは厳に避けるべきだと思いますし、この法律の下では、そういった形でいわゆる拡大生産者責任、その定義の中に入ってやっておりますので、そのような御懸念は私どもはない、このように思っております。
07月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号
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○平沼国務大臣 おはようございます。  本年四月に定期性預金等のペイオフ解禁、こういう形に相なりました。来年の四月から全面、こういうことで、現下の経済状況を見ますと、非常に厳しい状況があると思います。  本年四月からのペイオフ解禁、こういうことで、一部、定期性預金から流動性預...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど御答弁させていただきましたけれども、これからなかなか厳しい状況に相なると思いますので、私は、中小企業を所管する担当大臣として適宜適切に行動をしてまいりたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 ちょっと、天下りの件についてもお触れになりましたので、私からお答えをいたします。  公務員の再就職につきましては、いわゆる天下り問題として国民に強い批判がある、このことは真摯に受けとめなければならないと私は思っています。今内閣で取り組んでおります公務員制度改革に...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、石油の安定供給というのは非常に大切なわけであります。そういう意味で、一九七三年のオイルショック以降、日本の自主的な開発によって石油の安定的な供給を絶やすことなく続けなければならない、こういう形で自主開発の部分を進めてまいりました。  これは、御承...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、当時通産省で最終的に、もちろん内閣の判断も仰いで決めたと思いますけれども、経済産業省、当時の通産省としては、当然最高責任者たる通産大臣が決めた、このように思っております。
○平沼国務大臣 一概にサッカーに例えるというのは、そのとおりかなと思っておりますけれども、私は経済産業大臣として、資源エネルギー庁、そこの責任も負っています。そして、今御指摘のように、総合資源エネルギー調査会といった諮問機関もあるわけでありまして、私は、その例えで言えば、やはり全...全文を見る
○平沼国務大臣 一連のこの法案の御審議をいただいている過程で、同じような趣旨の御指摘がありました。  確かに、昨年の委員会では、石油公団の機能を高める、こういう形の法案をお願いして成立をさせていただきました。ただ、これまでの御答弁でも申し上げましたけれども、私はあの委員会の答弁...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、先ほども委員のお話の中にありましたけれども、やはり自由化という一つの大きな流れがありました。そういう中で、やはり日本の場合には、ある意味ではいわゆる高コスト構造がある。ですから、そういう意味ではいろいろな競争を起こさなければいけない。そういう中では、自由化...全文を見る
○平沼国務大臣 私、和製メジャーという言葉を使わせていただいておりますけれども、人によってはいろいろな意味で使われていると思いますが、私自身といたしましては、石油・天然ガス開発事業の維持拡大を行うことができ、世界の石油ビジネスにおいてメジャー等に伍して一定のプレゼンスを示せるよう...全文を見る
○平沼国務大臣 言ってみれば、エネルギーの確保のベストミックスのお話だと思っております。  エネルギーというのは、御指摘のように、国民生活や経済社会活動の基盤をなすものでありまして、先般成立いたしましたエネルギー政策基本法に規定する安定供給の確保、それから環境への適合、市場原理...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギーを安定的に確保して、そして経済大国日本の血液として有効にエネルギーを使う、このことは日本にとって一番最優先の課題だと私は思っています。御指摘のように、エネルギーというのは、私は戦略物資だと思っておりますので、そういう意味では、戦略的な観点から総合的に私ど...全文を見る
○平沼国務大臣 せんだって、日本を代表する自動車メーカー三社が国会の前庭で、市販車に燃料電池を装着してデモンストレーションが、各社社長も来られてありました。私も担当大臣の一人として総理大臣とともに試乗をさせていただきました。  そのときに、今山田先生が御指摘のように、市販車には...全文を見る
○平沼国務大臣 燃料電池車に関しては、日本のみならず欧米もしのぎを削って、その将来性に着目をして研究開発が進んでいます。したがいまして、日本の自動車ということを考えたときに、やはり避けて通れない大切な私は選択肢だと思っています。  同時に、今御指摘の電気自動車というのも、例えば...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の改革によりまして、国家備蓄事業というのは国の直轄化することとしておりまして、備蓄石油及び国家備蓄基地を国有化するとともに、国家備蓄会社は廃止をすることにいたしております。  具体的には、基地の操業につきましては、石油公団による出資がなく、かつ施設を保有しな...全文を見る
○平沼国務大臣 さきの御答弁でも申し上げましたけれども、そういった意味で、純民間という形で委託されて、操業の面はそういう民間の考え方が最大限入ります。そういう中で、やはり徹底的なコスト削減というのは当然されると思いますし、また、国が直轄をいたしますから、これも触れましたけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 独立行政法人には評価委員会というのがあります。そういう中で、これは役所関係の者が入らずに、厳正に評価をする評価委員会というのがございまして、ここできっちり評価をしてもらいます。  さらに、担当大臣として、その任にふさわしくない、こういうようなことであれば、やはり...全文を見る
○平沼国務大臣 産業技術総合研究所、その例をお出しになられましたけれども、やはりそれだけ国の大切な産業技術、そういったものを総合的に受け持つ、それだけの経歴の方をお迎えして、そして能力を発揮していただこうと。そういう意味ではいろいろな評価がありますけれども、私は、ある意味ではしか...全文を見る
○平沼国務大臣 それは重要な御指摘だと思っておりますし、独立行政法人の例えば中期的なそういう目標、計画、その中に定量的な手法を取り入れていく、こういうことは私はやっていきたいと思いますし、それは非常に重要な御指摘だ、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 石油公団の出融資先開発会社の中に、今具体的な数字をお示しいただきましたけれども、国家公務員出身者がたくさんいることは事実でございます。これによりまして、多くの御批判をいただいていることは十分私ども認識しております。このような国家公務員出身者の就職というのは、行政の...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁で申し上げました。例えば親会社みたいなものがあって、そこが出資するという形では、民間にもありますように、そういう出資する場合には、そこの役職を兼ねて責任をとる、そういうケースは随分あると思います。ですから、今例えば松尾さんの例を出されましたけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 石油開発業務というのは、委員も御承知のように、非常に確率あるいはリスク、そういう面では、いろいろ一般のものと比較をそのままするわけにはいかないと思います。ですから、そのプロジェクトがどうであったかということもやはり勘案をしなければならない一つの点だと思っていますけ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のことがあります。それで、私は、そういうルールをつくるということもこれは検討に値すると思っています。  その前に、今の人生八十年という平均寿命の時代に、今、国家公務員のいわゆる勤務体系というもの、ある意味ではそこから見直して土台をしっかりするということもあ...全文を見る
○平沼国務大臣 五十代前半で退職されるような方が第二の人生設計をする、それから、役所で大変大きな経験を積み知見を有している、そういった人材をやはり欲している民間企業もあるわけであります。そういったことが役所に具体的に、私どもはこういう人材を求めている、そういったものをマッチングす...全文を見る
○平沼国務大臣 特殊会社の役員につきましては、その法人が行う事業の性格に照らしまして、個人としての経験、能力等に基づきまして、適材適所で人材が配置されるものと認識しております。  なお、私といたしましては、この前の御答弁で申し上げましたけれども、特殊会社のトップには民間人を起用...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  特殊会社につきましては、別に法的措置をとることとなっておりまして、民営化のプロセスも含めまして、今後の議論の中で具体的な姿を明らかにしたいと考えています。  なお、特殊会社は会社発足後できるだけ早期に民営化を行うこととし、特殊会...全文を見る
○平沼国務大臣 そういうすべての条件が整って、そして、判断すべきところのすべての判断がそういう形でそれでいいということであれば、その選択肢は当然あると思っています。
○平沼国務大臣 私どもは、それは一つのお考えだと思います。  今までの自主開発の部分が官主導で全部だめだった、そういう御認識ですけれども、私はその認識とはちょっと違う認識を持っています。現に、三〇%という目標を立ててきて、現時点では一三%ですけれども、当初二十七万バレルから始ま...全文を見る
○平沼国務大臣 石油備蓄会社は、七三年から始まった二回のオイルショック、こういう中で、日本のエネルギー安全保障上必要だという国民の皆様方の御要望で、私どもとしては鋭意整備をさせていただき、私は、一定の非常に大きな成果は上がっていることだと思っています。  そういう意味で、備蓄会...全文を見る
○平沼国務大臣 石油というのはエネルギー資源の枢要な部分を占めておりまして、私どもは、まさに戦略的な物資に位置づけられるものだと思っています。そういう意味で、やはり外交というものも非常に大切だと思います。
○平沼国務大臣 相当程度の頻度でやらせていただいているわけですけれども、まず、私は経済産業大臣としてエネルギーの責任者でございますので、私どもとしては、頻繁に外交という形で石油資源の獲得、そういうものに動いております。  具体的に申し上げますと、昨年は中東四カ国を訪問させていた...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど申したデトロイトにおけるエネルギー大臣会合で、アメリカのエネルギーの責任者のエイブラハム長官、こういった方と緊密な連絡をとっておりまして、そのときも日本のいわゆるエネルギー、石油等の基本的な政策、これはしっかり話し合いをさせていただいております。  したが...全文を見る
○平沼国務大臣 このアザデガンに関しましても、事前に外交ルートを通じて私どもの立場はアメリカに伝えてあります。それに対しては、今複雑な国際情勢の中で、今松原先生が言われた幾つかの類型の中では、私は黙認という形だと思っております。  これは、日本だけではなくて、例えばイランに関し...全文を見る
○平沼国務大臣 中東情勢というのは、非常に複雑であり不安定要因があります。しかし、その中で私どもは今、アメリカとは、日本も最大限の努力をし理解を求めているところでございまして、松原先生がおっしゃるように、そういう最悪の事態ということは、可能性としてはあると思います。しかし、我々と...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたけれども、エネルギー関係閣僚会議というのもございます。そういった場で、我々としては、外務省との連携というものもしっかりとれると思っておりますし、また、場合によっては、官房長官等をキャップとして、緊急対応のときにはそういう...全文を見る
○平沼国務大臣 サハリンの天然ガスは、これは現実のものとなりつつありまして、今、民間が検討をしている段階でございます。  パイプラインで結ばれるのは結婚の関係だ、こういう御指摘だったと思いますけれども、私は、そのとおりで、非常に大切な問題だと思っております。  サハリンから引...全文を見る
○平沼国務大臣 今申し上げましたように、いろいろ技術的にも検証したり、需要面、そういう問題があります。民間が今そういうことを判断しておりますけれども、大切な隣国であるロシアとの関係を考えて、やはり長期的なエネルギーの安定供給それから分散化、あるいは二十一世紀を踏まえた環境問題、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 メタンハイドレートに関しましては、これはもう松原先生御承知のように、なかなかとりにくいという技術的な制約がありました。しかし、日本も参画をいたしまして、共同開発をした結果、カナダで、これは固体で持ってくるんじゃなくて、ガス化をして、そして抽出に成功した、こういう非...全文を見る
○平沼国務大臣 過去、やはりエネルギーを自主開発しなければいけない、そういう大命題の中で、なかなかリスキーで、そして確率の非常に低い、そういった形で大変大きな累積をつくったということは、これはもう猛反省すべき点が多々あると思っています。  したがいまして、その反省の上に立って、...全文を見る
○平沼国務大臣 ポスト冷戦後、こういうことで、やはり外務省御出身でいらっしゃって、大変、私はその分析、感銘を受けて拝聴させていただきました。  ちょっと話はそれるかもしれませんけれども、小泉首相がこの前サミットに参加をしたときに、来年はフランスで開催をされる、そのときに、参加を...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほども触れましたけれども、G8エネルギー大臣会合については、一九九八年春にロシアのモスクワにおいて開催された後、今年五月に米国デトロイトで開催された、このような実績があります。  九八年のモスクワ会合では、エネルギー需給の見通し、エネルギー市場における競争促進...全文を見る
○平沼国務大臣 今回、国家石油備蓄会社から各種工事等を受注したエンジニアリング会社による談合につきまして、公正取引委員会から勧告を受けたということは、まことに遺憾だと思っております。  新聞紙上に掲載されました日石菱油エンジニアリングの「競争はもともと行われていない」とのコメン...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  確かに、お配りいただきました公正取引委員会資料によって作成されたこの表では、お示しのデータだと思っております。ただ、これは本社発注分でございまして、そして、各事業所発注分を含めた総額ベースでは、二〇〇一年度では六〇・二%、二〇〇〇年...全文を見る
○平沼国務大臣 国家石油備蓄会社のエンジニアリングの業務の契約に関しましては、先ほども申し上げましたように、各国家石油備蓄会社の契約規程に基づいて指名競争入札を行うこととなっております。  指名業者の中には中核会社の子会社であるエンジニアリング会社も含まれておりまして、指名競争...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、全体として、本社発注はお示しいただいた表のとおりでございますけれども、事業所等を含めますと六〇%台、こういうことでございます。  しかし、いずれにいたしましても、公正取引委員会から御指摘を受けたわけでございまして、私ども...全文を見る
○平沼国務大臣 フランスとドイツ、そういった例が今示されたわけであります。我が国としては、やはり、それぞれ国によって方針、政策があります。我が国の場合も民間備蓄というものはある意味ではしっかりと確保されているわけでありまして、国際標準、それも一つの標準になるかと思いますけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 私自身といたしましては、特殊会社が石油・天然ガス開発事業の維持拡大をみずから行うことができまして、世界の石油ビジネスにおいてメジャー等に伍して一定のプレゼンスを示せるような日本企業となることを期待しております。この点も含めまして、総合資源エネルギー調査会において関...全文を見る
○平沼国務大臣 先日の法案審議の際に、石油公団の保有する開発関連資産の取り扱いにつきまして、基準の策定に当たって留意されるべき視点の例示として、今御指摘のように、将来性があり、産油国との間でも国の関与を引き続き示す必要がある開発資産については特殊会社に承継する、こういう発言をいた...全文を見る
○平沼国務大臣 これはやはり政策論でございまして、これから特殊会社というものも将来設置する、こういうことになっておりまして、今のお願いしている法案、それを通した中で特殊会社というものに対して政策的にいろいろ判断をして決めていく、こういうことだと思っております。
○平沼国務大臣 特殊会社の法案が今後できるときに、当然国会の場でもこれは議論をしていただくわけでございまして、今、その四つの基準というようなことは、私どもとしては政策論の中で一つの方向を示しているわけでありまして、必ず何も経済産業省や資源エネルギー庁、それの専権事項じゃなくて、い...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団を監督する担当大臣といたしましては、公団の財務、事業運営についての問題提起を受けまして、石油公団再建検討委員会及び石油公団開発事業委員会において石油公団の業務運営について徹底的な見直しを行わしめ、そこで指摘された事項のほとんどすべてについて着実にこれまで改...全文を見る
○平沼国務大臣 今村松さんの御著書を、肝心なところを読んでいただきまして、その感想はどうだということでございます。私は、それは一つの考え方だと思っております。  ただ、日本が今まで培ってきたシステムですとか、そういうものが全部悪いとは私は一概には言えないと思います。例えば、チー...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  エネルギーをめぐりまして、我が国は、不安定要因を抱える国際エネルギー情勢、地球的規模での環境制約の高まり、経済活動におけるグローバルな競争の一層の進展、こういった諸環境に今直面をしていることは事実であります。  こうした状況下にお...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のとおり、石油市場が発達した昨今、石油はいつでも市場から購入できる、そういう御意見もあるわけであります。他方、石油価格というのは世界経済の動向に大きな影響を与えること、石油埋蔵量が中東に偏在していること、それからOPECの価格...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団の開発関連資産は、我が国のエネルギー安全保障の観点から自主開発原油を確保すべく、過去三十年余りにわたって石油開発プロジェクトに資金供給をしてきた結果得られたものでありまして、我が国の国民経済上重要な財産だと思っております。  このような開発関連資産の整理...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  確かに、御指摘のとおり、石油というのは一般の商品と違いまして戦略的な商品だと私は思っております。したがいまして、御指摘のように、昨年の同時多発テロ、このときには急騰をいたしましたし、また一気に下がる、こういう、世界情勢によって非常...全文を見る
○平沼国務大臣 平成十二年の八月の石油審議会の中間報告におきまして、自律的に石油開発事業の維持拡大を行うことのできる中核的企業グループの形成の必要性が示されたところでございまして、経済産業省といたしましては、引き続き石油の安定供給確保の観点から重要な政策課題である、このように認識...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  エネルギー特別会計というのは、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現するというエネルギー政策の目標を実現するための施策を実施するため、受益者負担の原則のもとに、石油税等を財源として設置されております。  ...全文を見る
07月04日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第21号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  リサイクル料金が自動車メーカー各社で横並びになるのではないか、そういった場合にはどう対応するのか、こういうお尋ねだと思います。  本法においては、各自動車メーカー等がリサイクル料金をめぐって競争を行うことを通じましてその...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 指定法人への天下りについてのお尋ねでございます。  前回のときも御答弁をさせていただいたと思っておりますけれども、本法人というのは民間主体の法人でございまして、人的構成についても当然民間が主体的に行うものでございます。  指定法人が行うこととなる業務...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常にこの損失のケースについては、万全を期して、今御説明したように、ほとんど起こらないと、こういうぐらい安全性を担保してやらせていただいています。しかし、理論的にはいろんなケースが考えられます。  そういう中で、本当にそういう状況になったときには主務大...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本法案の施行までにシステムを整備する際などに必要なイニシアルコスト、こういうふうにおっしゃいましたけれども、だれが負担するのか、このお尋ねだと思います。  法律の施行前に必要なイニシアルコストといたしましては、例えばシステム開発の費用、あるいは指定法人...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  本法案の策定に当たりまして、自動車メーカーを始めとする関係業者の方々からどのような意見があり、それがどのように反映されたか、こういうお尋ねであったと思います。  本案策定のプロセスにおきまして、産業構造審議会等の場におき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本法案におきましては、解体業及び破砕業については、生活環境保全上の支障が生ずることのないように、使用済自動車の適正な処理及びリサイクル能力を確保する必要があることから、都道府県知事の許可制としているところでございます。  解体業者及び破砕業者は、自動車...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  本法案における新たな使用済自動車のリサイクルシステムを円滑に機能させていくためには、シュレッダーダストのリサイクルが実効的かつ効率的に実施されることが極めて重要であると、このように考えております。  シュレッダーダストの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさしていただきます。  環境制約やエネルギー制約の克服を新たなビジネスチャンスとしてとらえまして、廃棄物リサイクル関連産業や環境調和型製品の開発などの環境関連産業の振興を図ることは、環境の保全と持続的な経済成長の両立を実現する上で重要であると私...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  経済財政運営と構造改革の基本方針二〇〇二、いわゆる基本方針の第二弾でございますけれども、経済活性化戦略の中で、環境・エネルギー分野は、技術革新が開く二十一世紀の新たな需要が期待される分野として、技術開発、知的財産・標準化、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  今般御審議をいただいております自動車リサイクル法案を含めますと、我が国の循環型社会の形成のための法体系については世界最高水準のものができ上がるのではないか、このように考えております。  しかしながら、議員御指摘のとおり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私が申し上げようと思ったことはすべて西山先生がお言いになられましたけれども、繰り返しになるわけでございますけれども、私どもとしては、OECDの政府向けガイドラインにおきましては、前回御答弁をさせていただいたような基本的な考え方に立っておりまして、製造業者...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) リサイクルに必要な費用につきまして、自動車の販売価格に内部化する形で自動車メーカーが負担するような制度を構築することによって拡大生産者責任の考え方、これを実現すべきではないかと、こういう御意見であったと思います。  OECDにおける拡大生産者責任の考え...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 自動車メーカーは何もしていないのではないか、リサイクル料金は横並びになりまして競争が働かないのではないか、こういう参考人の指摘に対するお尋ねだと思います。  繰り返しになるんですけれども、本法案におきましては、自動車が使用済みとなった段階で発生をいたし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 資金管理法人による預託金の運用についてのお尋ねでありますけれども、自動車ユーザーから預託された資金を滅失させることのないように、資金管理法人の運用先は、法律上、御指摘のように国債、銀行預金、国債、銀行預金又は郵便貯金、信託会社の金銭信託等、制限が設けられ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 解体業者の方々を始めとする関係事業者の皆さん方の御要望をよく踏まえて対処すべきではないか、こういうお尋ねだと思います。  本法案による新たな自動車リサイクル制度案を策定するに当たりましては、解体業者の方々からのヒアリングや関係事業者の方々からのパブリッ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、本法案におきましては、解体事業者に対しまして許可制を導入をして、かつ使用済自動車等の引取り又は引渡義務を課すこととしておりますけれども、これらの規制は使用済自動車のリサイクルと適正処理を確保するために必要不可欠のものでありまして、解体業者...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ロシアのG7からG8、これは私どもは、いろいろな過去の歴史のことが今御指摘になられましたけれども、一つ大きな歴史の流れの中の一環ではないかと思っています。  それは、過去冷戦構造というものがありまして、東西の対立というものは核を中心に非常に厳しい状況に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘のとおり、本法に基づきまして資金管理法人にはリサイクル料金が預託されるわけであります。そのリサイクル料金の水準にもよると思いますけれども、資金管理法人に預託される資金の総額は、今、広野先生おっしゃったようにかなりの額になると思います。  再三...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと存じます。
07月05日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第27号
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○平沼国務大臣 大村先生にお答えをいたします。  国家備蓄につきましては、御指摘がありましたとおり、今回の改革によりまして国家備蓄会社を廃止いたしまして、純民間企業である操業サービス会社が操業に係る具体的な事業を行うこととなります。当省としては、かかる操業サービス会社の設立形態...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  石油公団の開発関連資産は、我が国のエネルギー安全保障の観点から、自主開発原油を確保すべく、御承知のように、過去三十年余にわたって国として資源外交や産油国協力を続けながら石油開発プロジェクトに資金供給をしてきた結果得られたものでござい...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国は、一次エネルギーの総供給の過半を石油が占めるといった供給構造になっております。こうした中で、長期安定的に一定量の石油を確保するとともに、将来供給の増加が期待される天然ガスについても自主開発を推進することは、エネルギーの安定供給上私は極めて重要だと思っており...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今回の福島県における核燃料税の条例案は、他の自治体では見られない突出した大幅な増税であるとともに、条例制定に当たって納税者の理解が得られていないなど手続上にも問題があったのではないか、このように私は考えております。また、このことを...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり非常に重要な問題でございますので、御指摘の点も踏まえて、私、エネルギー担当大臣として今後努力をしてまいりたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 確かに減免つき融資というのは、今資源エネルギー庁長官からも答弁をさせていただきましたけれども、やはり民間の方々が、そういう意味では安易に、そして判断も甘く、そういう中で、本当にそれぞれ一生懸命やったと思いますけれども、結果的には、ある意味ではずさんな管理になり、御...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  大変な赤字が出て、これは国民の皆様方の税金ですから、そういう御批判があるということは私もよく承知しておりますし、このことは重く受けとめなければならないと思っています。  今総裁をやっていただいている鎌田総裁は、今委員御自身も、大変...全文を見る
○平沼国務大臣 天下りに関しましては、国民の皆様方の大変な御批判もあります。そういう中で、既にこの新しい体制のもとで、こういったことはちゃんと、厳に慎んで、きちっと国民の皆さん方の納得がいかれるような体制をとられることになりました。  独立行政法人が今回できるわけですけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、特殊会社は、答申にもございましたように、日本のエネルギーの自主的な確保、そういうものを確保するためには中核的な企業グループを形成することが望ましい、そういう考え方に基づいて、自主開発に必要なリスクマネーの供給でございますとか、あるいはこれまで蓄積をいたし...全文を見る
○平沼国務大臣 今、資源エネルギー庁長官からもお答えをいたしました。今公取に一生懸命やっていただいています。私どもとしても、そういう成り行きを見守りながら、必要があれば厳正に対処をしていきたい、このように思っています。
○平沼国務大臣 天然エネルギー資源のほとんど乏しい我が国にとって、やはり自主的にエネルギーを確保するということは非常に大切なことです。  そういう意味で、私どもとしては、中核的企業グループ、こういったものを皆様方の合意をいただきながら検討して和製メジャーに育てていきたい。そのと...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の石油公団の廃止は、昨年末に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画において、石油公団は廃止する、こういうことを受けまして、同計画を着実に実施するために行うものであります。  また同時に、同計画の内容に沿って、エネルギーの安定供給の確保上、引き続き国の責任にお...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第22号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団法及び金属鉱業事業団法の廃止等に関する法律案並びに独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油天然ガスは、国内供給のほぼ全量を輸入に依存してお...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 本会議 第38号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団法及び金属鉱業事業団法の廃止等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国のエネルギー供給の大宗を占める石油天然ガスは、国内供給のほぼ全量を輸入に依存しており、その安定的な供給を確保するため、自主開発油田・ガス田の確保と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 岩本議員にお答えをさせていただきます。  石油公団廃止時の欠損金見込みとその処理及びジャパン石油開発株式会社の処理についてのお尋ねについてまずお答えをさせていただきます。  平成十三年三月末の決算時におきまして、公団の累積欠損金は四千二百億円でありま...全文を見る
07月11日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第23号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。お答えさせていただきます。  自動車リサイクルの法案に関して二点のお尋ねでございました。  まず、新たな自動車リサイクル制度を構築するに当たりまして、情報管理センターや資金管理法人における電子情報システムの整備のための体制確立は万...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、委員からやはり三つの力と、こういう御指摘がございました。正に、昭和四十二年、石油公団を作るに当たりまして、天然資源に恵まれていない我が国といたしましては、自主的にエネルギーを確保しなければならない、そういう前提の中で、今御指摘のこの三つの力でもって自...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、中国は国内の石油需要が急増いたしまして、一九九五年に石油の準輸入国、こういうことになったことを背景にいたしましてエネルギー問題を安全保障上の最優先課題ととらえまして、積極的に資源外交や国有石油企業の海外進出等を通じまして供給源の多様化を図...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  これまで石油公団が行ってまいりました出資や融資、債務保証につきましては、我が国への石油の安定的供給に一定の役割を果たしてきたものだと、このように認識しておりまして、今、近藤委員からも良い教訓、悪い教訓、こういうお言葉があり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今般の特殊法人等改革は、一昨年の行革大綱に基づきまして、すべての特殊法人等については事業、組織形態の抜本的な見直しを行うことが求められていたところでございまして、昨年末に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画の中で具体的な方針が示され、石油公団については...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当初、経済産業省といたしまして、石油公団法廃止法案、それから独立行政法人法案とともに、石油公団の開発事業関連の権利義務を承継をいたします特殊会社法案を今国会に一括して提出することを考えていたことは事実でございます。  しかしながら、石油公団の開発関連資...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団は、石油等の安定的かつ低廉な供給の確保のために、民間開発企業を支援することを目的として設立されたものでございまして、公団自体が和製メジャーとなることを想定したものではないと思っております。  他方、平成十二年の八月の石油審議会の中間報告におきま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の石油公団等の改革は、エネルギーの安定供給の確保と行政改革の観点から、昨年十二月に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画を着実に実行する、こういうことで行わせていただいています。  独立行政法人の理事長については、独立行政法人通則法に基づきまして、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、今、本田先生が大体五十年のサイクルで変わっていくと、これは私もそのとおりの認識を持っています。例えば明治維新からちょうど五十年ぐらいにノモンハン事件があって、そして日本はずっと衰退していく。戦後の日本もそうだったと思います。  アメリカは、私はや...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  これまでの石油公団の運営や財務面については、石油危機等を背景にいたしまして、自主開発原油の量的確保に重点を置く余り、午前中の質疑のときの答弁にも答弁させていただきましたけれども、資金の効率的運用等に関しては十分でない面もあ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団廃止法附則で別に定める法律で設立することを明らかにしております特殊会社につきましては、整理、処分後の石油公団の開発関連資産を引き継いで設立され、将来できるだけ早期におっしゃるように民営化をする、こういうふうにしております。私、エネルギー担当大臣と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 最初のところは私から御答弁させていただいて、あとは長官からさせていただきます。  今般の特殊法人等改革におきましては、一昨年末の行革大綱に基づきまして、すべての特殊法人等について事業、組織形態の抜本的な見直しを行うことが求められておりまして、昨年末に閣...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、やっぱり今、一次エネルギーの中で、その比率は落ちてきたとはいえ、五一・八%を石油に依存しているという、そういう状況があります。それから、我々は、振り返ってみますと、一九七三年の第一次オイルショックを経験して、そして非常に国としても...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、その審議会の中で、今御指摘になられたように、やはり余り量というものを絶対視してしまうとそこに無理が生じて、そしていたずらに負担だけが掛かる、そういうこともあるので、やはり量的な目標というものは掲げるのをやめようと。そして、更に天然ガス等のそういっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに御指摘のように、社会の常識からいうと御指摘の点は私は否定できないと、こういうふうに思っています。  この平成十三年退任役員への退職慰労金は、十六年間役員として勤務した副社長を含む五人の有給役員に対して御指摘のように一億二千九百万、一人当たり平均で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) その技術開発力で、幾つか例があると思います。  一つは、私が採掘の最優先権というものを獲得をしたイランのアザデガン油田で、これはイラン側も大変評価をしておりますけれども、三次元のいわゆる地震探査、こういったことは油田を開発するに当たって非常に大きな意味...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは衆議院の方でも同様の答弁をさせていただきました。  私どもといたしましては、とにかく自主開発ということは、先ほどの御答弁で申し上げたように、非常に日本にとっては必要なことだと、こういうふうに思っています。そういう中で、私どもとしては、将来、この特...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  石油の安定供給確保のための軍事面での協力も含めた対応を行っている諸外国に比べまして、我が国としては対応手段が限られていることは事実でございます。したがいまして、産油国に対する日ごろからのコンタクトでございますとか技術協力を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどもちょっと答弁の中で触れさせていただきましたけれども、経済大国でございますこの日本、これはエネルギーというものが天然資源としてはほとんどない国でございます。そういう中でエネルギーの安定供給というのは非常に大切でございます。そういう中で、二度経験した...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  石油開発ビジネスにおきましては、近年、産油国の鉱区開放の動きの中で、優良な石油開発案件が立ち上がる一方、欧米メジャーを始めとする国際開発企業との間で競争が激しくなってきている、そういう事実がございます。こうした中で、我が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘の池袋東口に設置予定の競輪及びオートレースの専用場外車券場につきましては、去る六月十一日に、設置者から関東経済産業局に対しまして許可申請が提出され、同日付けで当該申請が本省に進達されているところでございます。この許可...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほども御答弁をさせていただきましたけれども、やっぱり地域の皆様方の状況をしっかりと私どももお聞きをし、そして慎重に調査を進めていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) いろいろ御調査をいただいたそのこと、私も承らせていただきました。御調査に基づいた中で、私ども側として把握している点を若干申し上げますと、これは設置者側からの説明でございますけれども、地元関係者に対しては一定の説明手続を踏んだ上、町会の同意など相当程度地元...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、減免付融資を廃止したその理由ということでございますけれども、これまで度々答弁をさせていただきましたけれども、これまで石油公団が行ってきた出資や融資、債務保証については、我が国の自主開発原油の確保を通じまして、緊急時における我が国への石油の安定供給に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一九七六年に減免付融資について会計検査院の指摘があった、そういう御指摘でございます。それはやはり会計検査院の観点から、私が今申し上げたようなそういうマイナス面もあると、こういう御指摘だったと思います。  しかしそれは、一方におきましては、一九七三年のオ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今申し上げたようなそういう背景の中で、会計検査院の指摘があったにもかかわらず、当時の国民的なやはりオイルショックに対する安全性の確保と、こういうようなことで、やっぱり一方は進んできた背景、それは私は今お答えしたとおりあったと思います。  そういう中で、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ワンプロジェクト・ワンカンパニー方式というのは、一つは、やっぱり産油国が、そういう要望があったということも背景としては一つあったと思います。それからまた、なるべくリスクを分散するというような、そういう思惑もあったわけでありまして、それが結果的には数を増や...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これまで、今御指摘のように大分整理をしてまいりました。そういう中で、これからもやはり将来整理すべきものは整理していく、こういうことをやっていきます。そういう中で、私どもは整理すべきものはしっかりと整理していかなきゃいかぬと思っていますけれども、しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり石油の探鉱、そういったものは、これも委員はよく御承知のとおり、大変確率が低くてリスキーなものです。そしてまた、相手があるということでございまして、私は大変反省すべき点が多いと再三再四申し上げさせていただいておりまして、これは、だれも悪かれと思ってし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 民間企業も確かに社会的な責任を負ってやっている、ですから私の答弁は論理一貫性がないと、こういう御指摘でしたけれども、しかし民間の中でも無定見な例えばバブル時の投資ですとか、そういったことは必ずしも社会的責任を負ってやっていたとは言い切れないと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 広野先生御指摘のように、石油依存度というのは当初に比べれば大変低下して五一・八%になってきていることは事実です。また、この二十一世紀を、特に前半を見ますと、新エネルギー、省エネルギー、これを努力していかなきゃいけませんけれども、やはりこの石油の依存度とい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 長期のエネルギーの需給見通しにおきましては、石油代替エネルギーの導入促進でございますとか省エネルギー対策の推進等が講じられることを前提といたしまして、石油の必要供給量というのは二〇〇〇年度は三億一千三百万キロリットル、これは二〇一〇年度においては二億八千...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁でもちょっと触れましたけれども、石油というのは、そういう意味ではエネルギーだけではなくてあらゆる面に国民の、日本の経済社会に浸透して必要不可欠のものになっています。ですから、そういう意味ではやはり非常に貴重な私はものだと思っております。それで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、私は大きな流れとしてはそれは正しいと思います。午前中の答弁でもちょっと触れさせていただきましたけれども、やっぱり今度附則で作る特殊会社、これはできる限り早く民営化する、こういう方針です。ですから、その完全民営化の場合に中核企業グループみたいのも想...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 民主導でやるということに関しては私もそれは理解はできます。ただ、石油というもののことを考えましたときに、やっぱり戦略商品と、こういうふうに思っていますから、普通の、一般の電気製品とか、そういうことのように完全な形で自由競争の中で立ち上がってくるかというと...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生にお答えさせていただきます。  燃料電池というのは、御承知のように、エネルギー効率が非常に高いものでございまして、またCO2排出抑制に資するなど環境負荷が非常に低いと、こういったところで、今後のエネルギー環境技術の中で重要な役割を果たし得るとと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  浜岡原子力発電所は東海地震の想定震源域内にあります。近い将来起こり得る最強の地震といたしましては、マグニチュード八・〇の想定東海地震及びマグニチュード八・四の安政のころ起こりました安政東海地震、更にこれを上回る、およそ現実...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も担当大臣として、関係市町村の皆様方のそういう御心配、よく承っております。したがいまして、原子力発電所というのはいかにその安全性を担保するかと、これが私は第一義だと思っています。そういう意味で、この浜岡原発に関しましては、その設計上、想定され得る最大級...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  自動車関係諸税というのは、九種類ございまして約九兆円、大変膨大な数字に相なっております。こういった自動車関係諸税というのは、大きくはやっぱり自動車産業全体の健全な発展と、それから二十一世紀は環境の時代と言われておりますけれ...全文を見る
07月16日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  経済産業省所管の国家石油備蓄事業に関しまして、公正取引委員会からエンジニアリング会社七社に対して独禁法に基づく勧告がありまして、このことは誠に遺憾でありまして、厳正に対処したいと、このように考えております。  具体的には...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、我が国におきましては、メジャー等に比べまして海外における石油開発の参入時期が遅かったことなどから、個々の企業で見ると大規模な石油開発の参加の機会も少なく、また資金力の面からも技術の蓄積が十分でありませんでした。このような状況を踏まえまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油開発におきまして、探鉱を行っても油あるいはガスが発見されなかったり、それから油、ガスの存在が確認されても埋蔵量が商業採算レベルに到達しない等のリスクは極めて高く、また開発・生産段階に至りましても、地質構造の状況により当初計画どおりの生産が実施できなか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の報告書の内容は、財務省あるいは同省の財務総合政策研究所の公式な見解ではなくて、執筆した研究会メンバーの個人的見解であると私どもは理解をしております。当省として、私、大臣としても個々の研究者の学問的見解の妥当性についてコメントする立場にはございませ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  プロジェクトに対する債務保証を行うに当たりましては、採算性やこれに基づく償還確実性などについて十分な審査や評価を行うことが必要だと思っております。その意味では、正に出資案件の採択の際に行うべき案件の厳選、すなわち政策的重要...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 公務員の再就職につきましては、天下りにつきましては渡り等のそういう問題もございまして、国民の批判が非常に大きくなっております。こういった国民の皆様方の批判というものは真摯に受け止めなければならないと思っております。    〔理事加藤紀文君退席、委員長着...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 堀内元通産大臣、今、自由民主党の現総務会長の指摘というのは我々も非常に傾聴に値するものだと、こういうふうに思っているところでございます。  御指摘のように、これまで石油公団というのは、平成十三年度末現在で三百社に出融資を行ってまいりました。これらの中に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油特別会計は、環境保全や効率化の要請に対応しつつ、エネルギーの安定供給を実現するというエネルギー政策の目標を実現するための施策を実施するため、受益者負担の原則の下に石油税等を財源として設置をされております。  現行の石油特別会計制度におきましては、も...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) イランにおける私のちょうどカウンターパートといいますか、あちらの担当大臣が今お名前が出ましたザンギャネ大臣であります。  その報道に関しては私どもも承知をしておりまして、非常に関心を持って私どももその件は追っているところでございますけれども、召喚という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、草川先生が御指摘のO社に対するリップルウッド社の資本参加につきましては、今、先生のお話ではもうそれは完了したと、こういうお話ですけれども、私どもが把握している範囲では、関係者間の交渉の途上にある、まだ最終結論は得られていない、しかしそういう背景があり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 緒方先生にお答えさしていただきます。  石油の安定供給確保のために、軍事面での協力も含めて行っている諸外国に比べまして、対応手段の限られている我が国にとりましては、産油国に対する日ごろからのコンタクトでございますとか、あるいは技術協力、こういったことを...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) サウジアラビアのアラビア石油の利権に関しましては、御承知のように四十年と、こういう期限が設けられておりました。そして、それぞれサウジアラビア側とクウェート側でこの四十年が前後してやってきたわけです。  一生懸命、当時の衝に当たった大臣も頑張られたと思っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは緒方先生御指摘の私とおりだと思っておりまして、それがやっぱり私は鉄則だと思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) アザデガン油田の開発につきましては、二〇〇〇年の八月に第一回目の日本・イランエネルギー協議を契機といたしまして、その後交渉を重ねてきました結果、ちょうどその年の十一月にハタミ・イラン大統領が訪日をされました。ハタミ大統領と当時の我が国の森首相との会談でも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、ハタミ大統領が訪日をされたときにもバイ会談、親しくお会いをしまして、話をさせていただきました。それから、イランに訪問させていただいたときも大統領とじかにお話をさせていただきました。そういう中で、やはりハタミ大統領は大変あらゆる面で日本に期待感を持っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に報道というのは誇張されて私は報道されたと思います。やっぱり日米は基軸という中で、私は、そのアメリカのことに対して小泉首相は友好国としてある意味の一定の理解を示したと、こういうことではないかと思うんですね、あのときは。それで、私も実際に詳しくは知りま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が小泉首相のことを何も分かっていないと、こういう表現でございましたけれども、私はやはり首相というのはよく分かって、そして一生懸命頑張っている総理大臣だと、こういうふうに思っております。  ですから、そういう中でやっぱり小泉総理は、ブッシュ大統領が来ら...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に複雑、ふくそう、そして利害得失が渦巻いている国際場裏にあって、日本というのは根本的な武力行使をしない、軍事力を外交の具にしない、こういう国是でやっておりますから、私は、その都度本当にぎりぎりの選択の中で非常にぶれたと、こういう御指摘がありますけれど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、イラン・イラク戦争、そして湾岸戦争、そういった経緯の中で、私どもとしては国の方針として限定的にイラクとは付き合うと、こういう形です。  油層がつながっているんじゃないかと、そういう御指摘ですが、可能性は否定できませんけれども、先ほど言いました埋...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御答弁で申し上げましたように、今の現状、そして日本の置かれたそういう立場、それから日米の基軸、そういうことを考えれば、やはり今の、中長期的にそういうことを模索していくことは大事ですけれども、今の段階では私は、イラクとの関係は限定的にならざるを得ない、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、政策集団で安倍先生の下で研さんを励んだ一人でございまして、あの当時のことはよく覚えております。それはやっぱり外務大臣として一つの決断として調停に乗り出した、これが評価されているということは、私もそのように信じているところでございます。  そういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は通産、最後の通産大臣にならせていただいて、初代の経済産業大臣、丸二年務めさせていただいています。  その中でも、中東諸国のそういう古い層だけではなくて若い指導者の方々ともいろいろ信頼関係を構築することができました。そして、現地の大使館の方々の努力を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やっぱり国益を背負って、そして日本の国民が平和で安全に本当に安心して、そしてこの国で暮らせるということがやっぱり政治の大前提だと思います。そういう中での私は取捨選択だと思います。ですから、そういう意味ではおっしゃることはよく分かります。  しかし、その...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはりそういう統合が進むという前提は、やはりエネルギーというそういう巨大な市場とリスキーな市場、そういうことを考えると、やはりこれから巨大な開発をしていく、そういう前提の中に立つと、やっぱり統合をして力を蓄えて、そして可能性を模索する、そこが一つ大きな原...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、石油というのはコストが安いにこしたことはありません。しかし、自主開発の意味というのは、やっぱり二度のオイルショックを経験する、そういう非常に痛い経験があります。そういう中で、安いにこしたことはありませんけれども、いったん緩急のときにやっぱり自主的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、ナショナルプロジェクトといって百社から四百社ぐらいオールジャパンで入って、そして五社作って、そのうち三社は撤退せざるを得なくて、ある意味では、結果的には、御指摘のとおり非常に惨たんたる有様だと。そういうことから、国が全面的にやると非常に立ち回り等...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) イランのアザデガン油田に関しましても、実はもう民間のコンソーシアムというものが前面に立ってやっているわけです。そして、やっぱり石油というのは、もうそれは先生一番御承知のとおり、やっぱり今もおっしゃったように、国のコミットということを産油国というのは非常に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当初は、自主開発部分というのは三〇%に想定しました。しかし、今御指摘のように、いろいろ新エネルギーもあるし、いろんなエネルギーの多様化、そういう中で今一三%まで来ておりますけれども、そういう三〇%という目標値の設定というのは一応御破算にしようと、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これまで備蓄をしてきた過程においては、やっぱり一定量を国家のそういうエネルギーの非常時に備えるために、いわゆる価格としては相当高いものを買わざるを得なかった、そういう背景があったことはよく御理解いただいていると思います。  今回、そういう形で増やすとい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人というのは、英国ではサッチャリズムの中でエージェンシーという形で、民間のいいところと、そして国としてやっぱり関与すべき点はちゃんとやって、民間の手法を取り入れて、責任体制をはっきりして、人事とか、それから人事評価ですとかあるいは月給の減額です...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一般論として申し上げますと、職員が各ポストにおいてその実力を発揮して一定の業績を上げるには、やっぱり一年じゃ私は短いと、こういうふうに思っております。ですから、余り短いということは好ましくないと考えております。  今検討中の公務員制度改革においては、能...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 経済産業委員会 第25号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特殊会社につきましては、石油公団廃止法附則におきまして、御承知のように、別に定める法律で設立することにさせていただきました。また、将来できるだけ早期に民営化することとしておりますけれども、その目的、業務、更には民営化のプロ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、両立を図るということがやはり非常に大切だと、このように思っております。我が国というのは、もう御承知のように、一次エネルギー供給の過半を石油が占めておりまして、しかもその多くを中東地域に依存するなど脆弱な供給構造を有しておりまして、また石油については...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日本というのは言うまでもなく経済大国であります。しかしその反面、天然のエネルギー資源というものがほとんどない、こういう国でございまして、そしてこの経済大国を発展させていくためには、人間の体に例えれば血液に匹敵する、そういうエネルギーというものの確保という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当初、やはりエネルギーは、その供給源を分散をしなければならない、こういう形で努力をしてきたことは事実です。そういう意味では、過去、自主開発の部分で中国でありますとかインドネシア、そういったところに分散をするという努力をしてきました。しかし、結果的には、中...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは一年九か月後に誕生するわけですけれども、そこはやっぱり石油の特会というのはそれなりの背景を持っておりまして、そしてそれぞれの目的があるわけであります。  したがいまして、これから議論はしていかなければいけませんけれども、そうなるということは今の段...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の独立行政法人化というのは、昨年末に閣議決定されました特殊法人等整理合理化計画に基づいて措置するものでありまして、石油公団と金属鉱業事業団の事業を徹底的に見直した後の事業実施主体として適切な組織形態であると私どもは考えているところです。  金属と石...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはある意味では検討するに値する御意見だと思いますけれども、石油特会というのはやっぱり石油の開発、石油にかかわることで特定されている、そういう会計でございますので、私どもとしてはそういうことは現実なかなか難しいんじゃないかと、こういうふうに思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) それぞれ、今数多く御指摘がありましたけれども、それぞれ必要性に応じて存在をしていると、こういうふうに思っております。  それで……(発言する者あり)いや、それは過去の経緯からそういうことになっておりますけれども、しかし、例えば石油産業活性化センターが行...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いや、私が申し上げたかったのは、例えば今、活性化センターと国際交流事業、こういったことは、今私御説明したように、それぞれのそういうニーズがあったり産油国の意向があったり、そういう歴史的な背景で生まれてきたわけですよ。だから、それは私は、そういう経緯という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石原大臣からの御答弁にある意味じゃ尽きると思いますけれども、私、エネルギー担当大臣の立場として、石油公団の保有する開発関連資産の取扱いにつきましては、整理するもの、売却するもの、特殊会社に承継されるものの選別の基準につきましては検討委員会の議論にゆだねて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  我が国は、天然エネルギー資源、これが乏しい国でございまして、その中で石油というのは非常に大きな役割を担っております。一次エネルギーの中で五一・八%という過半を超えるエネルギー源に相なっているわけであります。そして、このすべ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 幾つかの件に関してまとめてのお尋ねでございますので、私からまずお答えをさせていただいて、あとの部分を古屋副大臣にお願いをしようと、こういうふうに思っております。  国家備蓄事業が今回の改正によりまして国直轄となることはそのとおりでございまして、国家石油...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。少し先走って、大変失礼いたしました。  御指摘のとおり、エネルギーは国民生活、経済のかなめでございまして、エネルギーの安全保障は国が責任を持って果たすべき重要な任務でございます。このため、諸外国においてエネルギー政策は、政府と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今、藤原先生からエネルギーの変遷についてのお話がございました。私もそのとおりだと思っております。戦後のあの荒廃の中で日本が産業を興して、そのエネルギーの原動力になったのは、おっしゃるとおり石炭であったと思います。その石炭に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原先生が御指摘のように、今石油というのは、先ほど私が挙げた数字でも明らかなように、現在は過半を占めているといっても五一・八%、それが最終的には今の予測ではこれが四五%ぐらいまでなる。しかし、依然としてこれは我が国の一次エネルギーにとってはやっぱり私は主...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは直接私の衝ではない、そういう御指摘もございました。今、退職金というのは、私は今初めて伺いましたけれども、のれん分けというようなそういう歴史的な背景があるというようなことも勉強させていただいたんですけれども、この特殊法人の役員等の退職金というのは、先...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 和製メジャーにつきましては、かねてから私は、石油・天然ガス開発事業の維持拡大を自ら行うことができまして、世界の石油ビジネスにおいてメジャー等に伍して一定のプレゼンスを示せるような日本企業という意味で私は和製メジャーという表現を用いてきたところでございます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に私、重要な御指摘をいただいたと思っております。  確かに、この自主開発で日の丸原油、これも大切です。しかし、その日の丸印の油、それを得るために、やはり石油というのは私はある意味では戦略物資だと思っています。ですから、そういう中でやっぱりしっかり総...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘の特殊法人改革、行政改革、それが主であって、その目的を早期に達成すべく急いでこの法案を上程をしたのではないかと、こういう御指摘がありました。私は、行政改革、特殊法人改革というのも、国民の皆様方が大変心配をされ、そして何とかしてほしいと、こういう御...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 正式には、昨日、川口外務大臣から、今、先生がお話しになったように、やはり一連の外務省の改革の中で特にいろいろ問題があったODAについてやはり体制を立て直したいと、そういうお話の中で、省庁間の交流も大切である。そういう中で、ひとつ是非、自分は決断をしたので...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、公団の出融資先開発事業会社の試掘の成功率は約三割でございます。試掘の井戸のうち、商業的開発に至る確率は約五%でございます。また、試掘、油層の存在を確認するものと、深掘、試掘に成功した油層の広がり等を探査するものと合わせた成功率は約六割、二...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘のとおり、石油市場が発達した昨今は、石油はいつでも市場から購入できる、だからその時々の価格で適宜調達すればよいじゃないかと、こういう意見があることも事実でございます。しかし、石油価格は世界経済の動向に大きな影響を与え...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私、この野中当時の官房長官の答弁についてはよく承知をしておりませんでした。しかし、そういう、いわゆる今言った順送り、渡り、そして民間がそれをルール化していく、こういうことは客観的に見てみると、そういう評価が下ってもやむを得ないというような、そういう実態が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  経済産業省出身者が石油公団の出融資先開発会社に在籍をしまして、複数の石油開発会社の役員を兼務している例があるのはもう今お示しいただいた数字のとおりであります。  開発会社における役員の兼務につきましては、探鉱開発事業を実...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) その責任を果たせるかどうかというのは私はその人の能力にもよる、そのことはあると思いますし、またうまくスケジュールをやりくりをすれば私は可能だということもあり得ると思います。  しかし、一般的に言いますと、なかなかそういう意味では一人の人間ですべてをカバ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、十一年間企業人の経験があります。その中で、私は、たくさんの部門を持っている、紡績部門もあり、グラスファイバーの部門もあり、建材の部門もあり、あるいは化繊の部門もあると、そういう企業におりまして、社長は大変忙しく、それぞれ技術輸出もしておりましたし、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのワンプロジェクト・ワンカンパニーというのは、やはり石油を開発するに当たりまして、産油国側からやっぱりそういう形の御要望が非常に強いという、こういう背景があることは事実でございます。ですから、御指摘のような背景ということは私はないと、このように思ってお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては、当省出身の者が旧日本長期信用銀行にいわゆる役職者として行きましたのは、銀行からの推薦依頼に基づいて当省として推薦をして、最終的には先方で採用の判断に立ち至ったと考えています。  新聞で通商産業省にもその責任があると、こういうことでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当然のことでございますけれども、この総合資源エネルギー調査会における議論というのは、やっぱりその結果については、公明正大に、そして最大限情報公開を行っていかなければならないと、この基本姿勢でやらせていただきたいと思います。  非常に長い間、まだ終わって...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) LPガスの国家備蓄基地につきましては、平成四年度の石油審議会報告書において提言をされました、二〇一〇年度、先ほど来数字出ておりますけれども、百五十万トンのLPガスの国家備蓄の目標を達成するため、石油公団の出資する国家備蓄会社が建設を進めています。  今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは一つのお考えだと思いますので、私どももそういう方向は検討を十分していきたいと思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 石油公団の廃止時期までにそういった開発関連資産を処分すべきものはすべきではないかと、こういう御指摘でございます。  欧米メジャーとの国際競争に伍していける企業、これを私は和製メジャーと、こういうふうに呼びたいと思っているんですけれども、こうした中核的企...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) フィナーレの一歩前の緒方先生のときにもちょっと申し上げました。本当に大変長期にわたりまして、この重要な問題につきまして皆様方から、委員の先生方から真摯な御議論をいただきました。私どもとしては、いただきましたそういう御議論というものを踏まえまして、そして日...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○平沼国務大臣 西川先生にお答えをさせていただきます。  バブルが崩壊をいたしました。そして、その後大型倒産が続き、また地方の中小金融機関、この破綻も続いたわけであります。またBSEの問題等もありまして、中小企業を取り巻く金融情勢というのは非常に厳しい局面にあることは事実です。...全文を見る
○平沼国務大臣 五十嵐先生にお答えさせていただきます。  今御指摘のように、死の谷というのがやはり一つ大きな問題として存在しています。  アメリカも、一九七〇年から八〇年にかけて日本がひとり勝ちの時代に、何とか日本を凌駕しよう、そういうようなことでプロパテント政策というのをと...全文を見る
○平沼国務大臣 仙谷先生が御指摘をした工場移転率といいますか、その移転率は今おっしゃったとおりでございまして、最近五年間でも、中国に三〇%、そういう形でふえていることも事実です。それはやはり、例えばお隣の中国ということを見ますと、労賃が日本の二十五分の一とか三十分の一、こういう大...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 小川先生にお答えをさせていただきます。  競輪、オートレースの場外車券売場の設置につきましては、自転車競技法及び小型自動車競走法におきまして、施設の位置あるいは構造、設備等が省令や告示で規定されている要件に適合しているかどうか、それを審査することとされ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 場外車券売場の設置に関しましては、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、可能な限り地域社会の理解を得て円滑に行われることが望ましい。そういうことから、委員御指摘のように、地域住民の生活や交通事情に関しましても設置者が場外車券売場の開設に先立って地元自治...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど具体的な東京都内の例をお話しになられました。このところにつきましては、六月十一日に設置者から我が方の関東経済産業局に対しまして許可申請が提出されました。同日付けで当該申請が我々本省に進達をされているところでございます。  さきに答弁をいたしました...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、場外の車券売場というのは全国で三十一か所、そしてオートレースが一か所ございます。この三十一か所、そしてプラス一か所、これは現状、地域の住民の方々からそう大きなトラブルとかそういうことは一切出ていない、そういう形で運営されていることも事実であります。 ...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第4号
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○平沼国務大臣 平成十二年度経済産業省所管の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算につきまして御説明いたします。  経済産業省主管の歳入でありますが、歳入予算額百九十八億円余に対し、収納済み歳入額は二百三十七億円余であり、差し引き三十八...全文を見る
○平沼国務大臣 平成十二年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。  これらの指摘事項につきましては、直ちにその是正の措置を講じたところであり、今後このような御指摘を受けることのないよう...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいまの議論を聞かせていただきまして、石毛議員の御指摘のとおり、情報公開を推進しまして、容器包装リサイクルシステム、透明性を確保していくことは非常に重要だと思っております。当省といたしましても、審議会等の場を利用しまして、容器包装リサイクルに係る情報公開をさらに...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 辻先生にお答えさせていただきます。  法人税に関しましては、累次の法人税改革によりまして相当日本の法人税も引き下がってきたことは事実でございまして、ある意味では欧米に比べて遜色のないところまで来ていることも事実だと思っています。  しかし、例えばアジ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 現下の経済状況を考えますと、やはり法人のいわゆる活力を生み出すということは必要だと思っています。そういう意味では、試験研究のいわゆる税制というものを拡充することは私は必要だと思っておりますし、あるいはITというのは今一とんざしておりますけれども、しかしこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府税調で最終的には御議論いただいて決定をしていただくことだと思っておりますけれども、やはり今の厳しい経済状況の中で、しかも一兆円程度という限られたそういう財源を考えますと、私は、法人税減税も、そして今言いましたいわゆるインセンティブを与える政策減税、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 八田先生にお答えをさせていただきます。  博覧会の会場の周辺に生息をするオオタカの営巣について、その御質問でございますけれども、博覧会協会の調査によりますと、今年の繁殖期におきましては、御指摘のとおり、これまで発見されている営巣木では繁殖が確認されなか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海上地区と青少年公園地区を結ぶゴンドラ計画につきましては、本博覧会の原点でもございます海上地区と青少年公園地区との一体性を高めまして、両地区間の円滑な観客輸送を実現する上で必要な施設であると博覧会協会から私どもは聞いております。  ゴンドラ計画につきま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 町内会からのそういう強い御要望も私ども承っているところでございます。  確かに、その町内会の皆様方が懸念される点はあると思っておりますけれども、このゴンドラ計画につきましては、博覧会協会において、海上の森の会場と青少年公園の会場を結ぶ輸送線としては、ち...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、答弁をるるさせていただきましたけれども、私どもとしては、その住民の皆様方のそういう御要望、そして御懸念、そういったことをできるだけ払拭するようにこれから努めていかなきゃいかぬと思いますし、今まで説明会もさせていただきましたけれども、更によく説明をさせ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) バリアフリー化の具体的な姿を、博覧会会場はもとより、道路、鉄道等、会場へのアクセスの中で実現していくということは本博覧会の趣旨に沿ったものでございまして、本博覧会に高齢者や障害者等を含めた幅広い方々に来場していただく上で大変重要なことだと認識しております...全文を見る
09月25日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 海野先生にお答えする前に、今回の電気事業者の一連の不祥事によりまして、信頼とそして安全というものを一番担保しなければならない原子力行政に対して、特に立地地域の皆様方や国民の皆様方に大変な御不安とそして信頼感の欠如、こういったことをお与えをしたこと、それか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) プルサーマル計画に関しての御意見がございました。  もちろんこの安全性を担保するということが最前提でございますけれども、我が国は天然のエネルギー資源に大変乏しい国でございまして、やはり二十一世紀を、その前半を我々そのエネルギー事情ということで考えていき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 辻先生にお答えをさせていただきます。  昨年の政治資金の収支報告書で御指摘のようなそういう順位になったことは事実でございます。私は代議士にならしていただいてちょうど二十三年に相なるわけでありますけれども、その間の私の政治信条でありますとかあるいは政治活...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、お答えする前に、拉致という問題があり、北朝鮮の金正日委員長もそのことを認めて謝罪をしました。しかし、拉致された方々が命を失われたと、こういう報道があり、このことは私は憤りを感じておりますし、それから、御家族の方々のお気持ちを思うときに、本当に何とお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、今回の日朝平壌宣言では、「国交正常化交渉において、経済協力の具体的な規模と内容を誠実に協議することとした。」、こういう形で、相当強いポイントで書かれていることは事実です。  具体的にどういう形で進めていくかというのは、実は、御承...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) エネルギー政策というのは、当然のことながら長期的視点に立って計画的に遂行することが不可欠だと思っています。そういうためにエネルギー特別会計制度というのは、受益者負担の観点から、その負担を、御承知のように、いわゆるエネルギーの使用者に求めているところであり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 後半の部分についてちょっとお答えをさせていただきます。  やはりこのエネルギー特別会計というのは、先ほど言ったように、受益者負担ということと、それから、見直しに当たっては今後のエネルギー政策の重点の見直し、こういう背景がございます。こうしたエネルギー、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、今、石炭を消費を多量にするというのは御指摘の電力業界であり、鉄鋼業界であり、セメント業界です。したがいまして、そういったところの方々には総合的な形で、私どもとしては、なるべく負担増にならない、そういう一つの配慮の中で石炭にも課税していく。これはこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電気やガスの規制緩和によりまして効率化を進めると安定供給に支障が出る、そういうことも想定をされます。しかし、私は、電気やガスは経済活動や国民生活の基盤となる財でございまして、競争の促進等を通じた効率性の追求を図りつつ、電気やガスの安定供給の確保といった課...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 最初の二つについては私から、そして三問目については松政務官からお答えをさせていただきたいと思います。  外形標準課税の議論に際しましては、経済状況や企業活動の実態、特に厳しい経営状況にあります中小企業の担税力の問題というものを十分に考慮し、今後、各方面...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府といたしましては、株価低迷と金融システム不安の悪循環を断ち切らなければならない、不良債権処理にそのために鋭意取り組んでいるところでございます。一方、中小企業をめぐる金融経済情勢が大変厳しさを増す中で、不良債権処理がやる気と能力のある中小企業にまで悪影...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 実際、風間先生も現地に行かれ、また事業者とそしてまた立地地域の皆様方とお会いになられた。私のところにも立地各地域の代表の皆様方が来られまして、大変その信頼を損なったと、こういうことで憤られて、私も本当に申し訳ないことだと、こういうふうに思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、遠山先生からOBのそういう話も御披露になりました。私も、その出どころ等が明確じゃないので、それに対してはコメントいたしませんけれども、私どもといたしましては、今回の原子力安全・保安院による調査の過程について、その手法とか要した期間については大変数多く...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の東電による隠ぺいというのは非常に大きな問題だと思っておりまして、私もある意味では言語道断なことだと思っているわけであります。  今御指摘の当初の二十九件、それから御党の御調査の中で出てきた四件と更に八件という御指摘がありました。そしてまた、今、東...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、私は午前中の答弁でも申し上げましたけれども、内部告発があってから二年を要したということは非常に長く、その間いろいろな理由があったにせよ、ここは反省をしなければならないと思っています。  私に対しては、本年、正確に言いますと八月の二十八日に報告が上...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の御答弁でも私はちょっと触れさせていただきましたけれども、この原子力の安全規制に関しましては、原子炉等規制法が制定された当初からダブルチェック体制というのを採用しております。厳格にその規制はやってきたところでございます。  これは、ダブりますけれども...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、大沢先生が御指摘のように、マイカルのテナントの方々が大変な厳しい状況に置かれている、このことについては私どもも深刻に受け止めているところでございまして、やはりこういったまじめに業をなされ、そしてその大型倒産のあおりを食らって厳しい状況に置かれている方...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  テナントが多額で、そして長期間の保証金を支払うという商慣習については、流通業の破綻リスクが高くなっているという現下の状況においては改善の余地があると、このように認識しております。  経済産業省としては、今後の保証金の在...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、ダブルチェックシステムで原子力の安全は担保しています。内閣府の中に原子力安全委員会というのを置いておりまして、このヘッドは官房長官じゃございませんで、学識経験者が委員長として、そういう公正な立場で、幅広いいろんな方々が入っていただいて、そして独立の機...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、浜岡原発が活断層の中にあって、何かあしたにでも大変なカタストロフィーが来るというような先生のお話がありましたけれども、これは設計段階におきまして、想定されるマグニチュード八・〇の東海地震、あるいは安政年間に我々が経験した八・四の安政東海大地震、さら...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、北岡先生御指摘のとおりだと思っています。知的財産を生み出し創出し、それをしっかりと自分のものにして守っていき、それを最大限活用していくということは、やっぱり日本のような天然資源に恵まれなくて人的資源を活用していかなければならないこの国にとっては、正...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに今、北岡先生が分析されましたように、様々な要因で地域の経済が非常に厳しい状況になっていることは事実であります。中央に比べて、そして都市に比べて失業率も高い、こういった具体的なデータもあるわけであります。しかし、地域の経済が活性化しないと日本経済全体...全文を見る
10月11日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第31号
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○平沼国務大臣 まず、答弁をさせていただく前に、今回のこの一連の事案によりまして、信頼と安全というものを担保しなければならない原子力行政におきまして、国民の皆様方の信頼を大変損なった、そして不信感をお与えした、このことは本当に申しわけないことだと思っておりまして、エネルギー行政の...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力安全に対する基本的な考え方というのは、日常的に保安活動を行いまして、最も身近に潜在的にリスクを感知し得る立場にある事業者が一義的に責任を持って確保するとともに、これを国が適切に確認していく、こういうことが私は絶対に必要なことだと思っています。  そういう意...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、本当に今回の事案というのは国民の皆様方の信頼を根底から覆すことになりまして、私どもとしては、反省をし、一日も早く国民の皆様方の信頼を取り戻さなければならないと思っております。  御指摘のとおり、原子力においては、その安全性の確保と、そして今申し上...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力発電の立地推進に当たりましては、安全性の確保というのは御指摘のとおり大前提だと思っています。ですから、これからも、国の基幹的なエネルギー政策について、立地地域の皆様方や国民の皆様方の信頼を得ながら推進をしていく、そういうときに、私どもとしては、推進する側が、...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも触れさせていただきましたけれども、これから原子力行政を進めていくに当たりまして、やはり原子力の安全に関して責任を持つ、こういう立場の者が立地の地域の皆様方と直接話をさせていただいてその推進をやっていくということは、私は機能的に必要なことだと思って...全文を見る
○平沼国務大臣 この原子力安全・保安院長というのは、知識的にも能力的にも専門性を有している人が適任でございまして、私どもは、大臣として任命する場合には、その専門性、そして、そういう組織の長でございますから、やはりそういうマネジメント、こういった両面を備えた人材を任命しているところ...全文を見る
○平沼国務大臣 院長は技術系の人でありまして、そういう意味では、通産省に奉職をして以来、そういう専門知識を涵養する、そういう立場の中でやはり能力を磨いてきた、そしてまたマネジメントの能力もある、こういうような総合的な判断で任命をしたところでございまして、私どもといたしましては、任...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、先ほどの私の答弁の中でちょっと補足をさせていただきますと、確かに、そういう原子力の博士号ですとかあるいは学士、そういう関係の院長ではございません。しかし、院長というのは技術的な素養があって、そして、保安院の中にはそういう専門家集団がありますから、そういったと...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁でも触れさせていただきましたけれども、これは、戒告という国家公務員のその規定の中では大変ある意味では重い、そういうランクの処分をしたと私は思っています。それに付随して、本人の申し出で減俸をいたしました。本当に国民の皆様方の信頼を大変大きく裏切った、そう...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  私も四町の町長さんにお目にかかり、また議長さんたちにもお目にかかって、じかに御要望等は承っております。今斉藤先生が言われたような同様の強い御指摘がございました。  今、この原子力の安全体制の確立について大変御議論をしていただき、...全文を見る
○平沼国務大臣 達増先生にお答えをさせていただきます。  経済産業省といたしましては、信頼される行政の観点からは、国民のエージェントとして、審査等の結果知り得た情報を技術的、専門的な事項も含めて公表していくことが重要だと思っております。  ただし、御指摘がございました中間報告...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川先生にお答えをさせていただきます。  当省といたしましては、これまでの調査結果を踏まえまして、法令に照らして判断をいたしましたところ、八月二十九日に公表した二十九案件の事案のうち、技術基準適合義務や、これは五件でございます、記録保存義務、これは一件でございま...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、今佐々木原子力安全・保安院長が言ったように、四基あって、そのうちの二基が検査、こういう形で回っておりましたから、その中で我々はそういう形で判断した、こういうことだと思います。
○平沼国務大臣 北川先生にお答えをさせていただきます。  先ほど来述べておりますけれども、原子力安全規制法制検討小委員会の中間報告案では、一つは、構造物にひび割れ等の欠陥が発生した場合に、事業者みずからが設備の健全性について適切に評価をすることを法令上の要求事項とするとともに、...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもの基本的な考え方として、今維持基準の議論がいろいろ出ておりますけれども、安全のレベルというものを下げるということであってはならない。したがいまして、この維持基準導入に関しては検討小委員会のそういう評価もいただいておりまして、ですから、そういう中で、この維持基...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力発電所などの各所在地には原子力保安検査官が御承知のように常駐をしております。原子炉等規制法に基づきまして、事業者が運転や保安活動について定めて認可を受けた保安規定の遵守状況について、年四回の保安検査に当たっております。また、日常においては、施設の巡視点検や運...全文を見る
○平沼国務大臣 私は常々申し上げておりますとおり、原子力行政、これは国民の信頼をいかに確保するか、そしてまたその安全性というものをいかに担保するか、こういうことにかかっておりますので、私は、自分なりにこのことはしっかりと認識していると思っております。
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  まず、原油の世界的な需給状況、量的な状況について申し上げますと、百六十九万バレル・パー・デーですね、一日当たり、その生産余力を有するサウジアラビアを筆頭といたしまして、イラクを除くOPEC十か国だけでも三百五十七万バレル・...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  模倣品対策等の強化というのは、本年七月に知的財産戦略会議が決定をいたしました知的財産戦略大綱でも大きな柱の一つとしてこれをぴちっとしなきゃいかぬと、こういう形に相なっております。  現状でございますけれども、私どもが行い...全文を見る
10月21日第155回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 太田議員にお答えさせていただきます。  中小企業対策についてでありました。  現下の厳しい経済状況の中で、やる気と能力のある中小企業に対してセーフティーネット網を構築して、そして、この日本の経済、その活力を維持するということは、御指摘のとおり、大変必...全文を見る
10月23日第155回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 荒木議員にお答えをさせていただきます。  中小企業の支援策、これについてのお尋ねでございました。  現下の厳しい経済情勢の中で、この中小企業というのは、言うまでもなく日本の経済の基盤を支えていただいております。したがいまして、これが破綻するようなこと...全文を見る
10月24日第155回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  現下の厳しい金融経済情勢の中で、やる気とそして能力のある中小企業、これに対してしっかりとしたセーフティーネット網を構築するということは、御指摘のとおり、非常に大切なことであります。  これまでも私どもは、条件の緩和とかそういうこ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今グラフでお示しいただいたとおり、中小零細企業に対する民間銀行の貸し出しというのは著しく減っていることは事実であります。それはやはり、貸し渋り、貸しはがしという言葉に代表されているように、そういう事実があった結果だと思っています。  しかし、あえて政府の...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、いわゆる保険準備金というのは、もうどんどん減少しておりまして、平成十三年度はマイナス六千億の赤字でございましたし、この十四年度もマイナス六千億、このように想定されています。  一兆二千億余りあったものが底をつくという形で、あととらの子の七千億を切り崩す、...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁でも申させていただきましたけれども、我が省の調査におきましても、この信用保証制度というのは、全国の中小企業の皆様方からは大変評価をいただいているところであります。こういう中で、厳しい経済情勢がますます加速されますので、私どもとしては、これをしっかりと体...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今、中小企業というのは非常に厳しい状況に置かれております。ですから、御指摘のあったデット・エクイティー・スワップ、こういった手法というのは、大変な負債を抱えているそういう企業がそれを証券化して、身軽になって、そして再建に立ち直ることができる、こういった手法...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  確かに、そういう意味では中小企業に対して厳しい現状がございます。そういう中で私どもとしては、中小企業に対してはセーフティーネット網を拡大をしながらその穴を埋めていくということをやっております。  一つのデータの中で、中...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 流通業に関しましては、消費の低迷の中で売上げが五年連続前年割れ、こういう状況でありまして、厳しい状況に置かれておりまして、経営不振の流通企業、更には経営破綻に至る企業も急激に増えていることは事実であります。  こうした状況において、今の流通業というもの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、下請業に対する過酷な今の状況というのはあるわけでございまして、これに対しては、下請業に対しては親企業がちゃんと配慮をしてやるような、そういう措置は取っておりますけれども、しかし現下の厳しい状況の中でそういったところも更にしっかりと私は見直していか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やっぱり、経済を活性化することと地域経済の活力を与えること、多くを申しませんけれども、産業クラスター計画なんかは非常に順調に推移しております。そういうことで、地域産業を活性化してそこに雇用を集める、こういうことを中心に進めていきたいと思っています。
10月29日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  第百五十五回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、当面の経済情勢や取り組むべき諸課題について、一言申し述べます。  目下、我が国経済の最大の懸案である不良債権問題については、これを経済不安の端緒ではなく、経済再生の...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○平沼国務大臣 おはようございます。  第百五十五回国会における経済産業委員会の御審議に先立ちまして、当面の経済情勢や取り組むべき諸課題について、一言申し述べます。  目下、我が国経済の最大の懸案である不良債権問題については、これを経済不安の端緒ではなく経済再生の始まりとする...全文を見る
10月31日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  私からも、まず第一に、国の原子力エネルギー政策を進めるに当たりまして一番大切なことは、いかにその安全を担保するか、そして立地で御協力してくださる立地地域の皆様方に、そして国民全般の方々にいかに信頼感を醸成するかと、このこと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の東京電力における自主点検記録不正問題や格納容器の漏えい率偽装問題というのは、国民の信頼を大きく損ないまして、私どもとしては大変申し訳なく遺憾に思っているところでございます。  先ほども触れさしていただきましたけれども、このことによりまして国民の皆...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  去る一月六日の中央省庁再編のときに当たりまして、そのときもいろいろ議論がございました。そういう中で、やはりこれからも国の総合的なエネルギー対策の中で立地を推進していかなければならない。そういう意味では、安全性というものに対...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘がありましたように、我が国のエネルギー政策上、やはり天然エネルギー資源の乏しい我が国としましては原子力というのは非常に必要だと思っております。そしてまた、地球温暖化ということも考えたときに、安全性をしっかりと担保すれば、この原子力というのは発電過程...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  松先生の御指摘は、私はもうそのとおりだと思っております。  原子力というのは、資源エネルギーというよりもある意味じゃ技術エネルギーと、こういう観点もあると思っております。したがいまして、優秀な人材というものを確保してそれ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは事実でございまして、八月二十八日に原子力安全・保安院長から本件の報告を受けたわけでございまして、私はそれを受けて、これはもう直ちに公表しなきゃいけないと、こういうふうに指示をしたところでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私、当時はまだ通商産業省と言っておりましたけれども、通商産業大臣に就任いたしましたのがちょうど二年前の七月四日だったと思っています。ですから、非常にそれは軌を一にしているところでございまして、調査開始から発表まで二年掛かったことなどについて私は御批判があ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは勧告をいただいた中にもそういう重要な点も御指摘があり、我々としてはこの申告制度というものも、外部の有識者の方に集まっていただいて、そしてこれを、この運用に万全を期すと、こういうことでございまして、私は主務大臣として、今後こういう申告制度というのは、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の、前の御答弁でもお答えをしましたけれども、その後はすべてリアルタイムで私に入ってくるようになっておりますから、そのことは私は万全を期します。
○国務大臣(平沼赳夫君) 本年の八月二十九日に公表いたしましたこの東京電力によります自主点検における不正の疑いにつきましては、御承知のように、法令に基づく立入検査の実施など、徹底した事実解明を進めまして、そして十月一日に調査結果をまとめるとともに東京電力に対して厳重な注意を行った...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもも原子力安全委員会からの勧告というものを重く受け止めまして、そしてまた原因究明の評価委員会あるいは再発防止の検討小委員会で大変精力的に御議論をいただいて、そして中間報告もちょうだいをしております。こういったことをしっかりと受け止めまして、そして二番...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  小泉内閣の中で、御指摘のように数々の経済対策は行ってまいりました。そして、小泉内閣以前でもいろいろな対策を行ってまいりましたけれども、日本の場合には、バブル崩壊後、総需要不足、こういうような形の中でなかなか効果があらわれてこなかっ...全文を見る
○平沼国務大臣 デフレをとめるというのは、経済の隅々まで資金を潤沢に回すということがやはり一つ大きな前提に相なると私は思っています。  そういう意味で、小泉内閣というのは、今までの反省の上に立って、今、小沢委員が御指摘のように、今までの手法では、根本的に構造がデフレになっている...全文を見る
○平沼国務大臣 これは先ほど見解の相違と、こういうふうに小沢委員みずからおっしゃいましたけれども、私は、小泉さんは非常に不退転の決意で、まなじりを決してこのデフレ対策というのを主導力を持ってやっていると思っています。  したがって、順序が逆だ、こういうふうに言われますけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業は全国で五百万あるわけでありまして、それを所管している当省といたしましては、私どもは、このデフレに関しては省内で大変議論をしてまいりました。そして、その議論の中で、私どもとしては、経済財政諮問会議の場にもそのことは非常に率先をして強力に出させていただきまし...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、産業再生機構、仮称でございますけれども、そういうのを置くという青図はでき上がりました。  その前に、実は私どもが提唱をしまして、産業再生・雇用対策戦略本部、これを総理大臣のもとに置くべきだと。今までは、厚生労働大臣と私どもでそういう不定期の対策がありまし...全文を見る
○平沼国務大臣 今の段階で、どれだけの財源をということは明確に申し上げる状況にはないわけですけれども、ただ、これまでも特別保証制度をやってまいりました。そして、この厳しい中で中小企業の皆様方は一生懸命返済をしてくださっておりますけれども、代位弁済率は一〇%を予定しておりましたけれ...全文を見る
○平沼国務大臣 九七年の時点で大変な貸し渋り、貸しはがしが起こりました。そのときには、委員も御承知のように特別保証制度というのを、当初は二十兆の枠で二年間ということでございました。それを、やはり状況を見て、十兆上乗せをして一年延長しました。  ですから、私どもは、今回そういうこ...全文を見る
○平沼国務大臣 金融の不良資産、不良債権を処理するに当たって、いろいろなデータが出てきました。そのデータの中に、例えば銀行の最高幹部の給与でありますとか退職金というものがまだ一般に比べて非常に高い水準にある、こういうようなデータを私も見まして、中小企業の皆様方、非常に苦労されてい...全文を見る
○平沼国務大臣 大変鈴木議員からも評価をしていただいて恐縮に存じております。  アメリカは、七〇年代、八〇年代、三つ子の赤字を抱えて四苦八苦の状況の中で、黄金の九〇年代、よみがえった、そういう歴史をたどりますと、一つは、プロパテント政策というようなそういう思い切った政策転換があ...全文を見る
○平沼国務大臣 三位一体というお話、私はそのとおりだと思っておりますし、既に今の御説明にもありましたけれども、やはり我が省の地域の産業クラスター計画と文科省の知的産業クラスター計画というのは相連携をとって、そしてお互いがばらばらにならないように総合力を発揮するようなそういう手だて...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今般政府で決定をいたしました改革を加速するための総合対策におきまして、新しく産業再生・雇用対策本部、これはまだ仮称でございますけれども、これが設置をされました。この本部が、産業再編でございますとか事業の早期の再生、こういったことに...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど西川副大臣の答弁にもございました、やはり今このデフレの中で総需要というものが非常に低下をしている、これが大きな問題です。  一方においては、個人の金融資産というのは世界一あるわけですけれども、金は天下の回りものと言われておりますけれども、これが一向に回らな...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、ちょっと大きな面で申し上げましたけれども、やはりそういう不安を払拭するとか、それから、そういう形で中小企業に活力を持たせるとか、さらには税制によって資産デフレを抑制するとか、そういったことが最終的には私は個人消費に結びつくと思っております。  さらに、先...全文を見る
○平沼国務大臣 二国間協定の重要性というのは、委員御指摘のとおりでございます。世界は、大きな枠組みでは、もうこれは御承知のとおり、自由貿易体制はWTOという大きな土俵があります。しかし、今度は二国間でより緊密な形で実効性を上げていくということが世界の趨勢になりまして、世界各国でそ...全文を見る
○平沼国務大臣 経済産業省といたしましては、本年五月のアロヨ大統領、私も会談をさせていただきましたけれども、その会談時でございますとか、八月には、下地当時の政務官がフィリピンに行かせていただきまして、機会あるごとに、御指摘の点がございますので、投資環境の改善について働きかけを積極...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川先生にお答えさせていただきます。  御指摘のとおり、現下の厳しい金融経済情勢の中で、貸出金利の引き上げを求められている中小企業が多くなっているということは承知をしているところでございます。  具体的に申し上げますと、中小企業庁が、政府系金融機関等を通じて毎...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、一般論とお断りして申し上げますけれども、金融機関の貸出金利につきましては、民間金融機関が取引先の信用リスクを十分見きわめた上で、それに見合った金利を設定するとの考え方のもと、借り手企業との交渉で決められる、そういうものだと私どもは一般論として承知をしておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、こういう今の現下のデフレ下の厳しい経済状況の中で一生懸命頑張っている中小企業の皆さん方に対して、やはり我々は十全な配慮をしていかなければいかぬ、そう思っておりますから、そういうケースの場合には、私どもは金融庁との連携の中でしっかりと対処をし...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう実態、それに対しては、私どもとしては、不当なそういうことがあれば、やはり所管は金融庁でございますから、金融庁に強力にそういう問題点を指摘して、その是正に努める、こういう形で対応していきたいと思います。
○平沼国務大臣 これは、非常に金融機関の態度というものが厳しいようになってきたとき、これは前任者の柳澤金融担当大臣のときでありましたけれども、今御指摘の金融検査マニュアルをいわゆる大銀行と中小金融機関と同じにしてはならない、ですから、そういう中小の金融機関向けのマニュアルをつくる...全文を見る
○平沼国務大臣 西川副大臣から今、政府の取り組みについて詳細に御説明をさせていただきました。  国といたしましては、やはり中小企業が活力を持って、そしてこの国の経済を活性化する、このことは必要だと思っておりますので、今後ともでき得る限りこのセーフティーネット構築には努力をしてま...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、大島先生には、先日の起工式に御出席をいただきまして本当にありがとうございました。また、日ごろからこの博覧会につきましてはいろいろな面で貴重な御意見や御支援、激励を賜りまして、これも御礼を申し上げるところでございます。  御指摘の起工式の招待状の件についてで...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどもおわびを申し上げましたけれども、やはり国民の代表でいらっしゃる国会議員の、特に地元御出身の大島先生を初め、そういった配慮を欠いた、このことは申しわけないことだと思っておりまして、私どもは、今後とも、御指摘の、やはり民主主義ということを重く受けとめて、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 市会議員の方の事例をおっしゃられました。ここは、明確に抗議行動を行う、こういう意思表明をされていた、そういう中で協会が自主的に判断をしたことだったと思っております。  こういったことに関しては、やはり主催者の判断というものが一つ大きな要素だと私は思っておりますけ...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業信用保険法の一部を改正する法律案の提案理由を申し上げさせていただきます。  中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現下の中小企業をめぐる経済情勢、なかんずく中小企業の資金繰りが極めて厳しい中...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 知的財産基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国は、これまで国民のたゆまぬ努力により、かつてない経済的繁栄とともに豊かで文化的な生活を享受できる社会を実現してきましたが、近年は低廉な労働コストや生産技術の向上等を背景にしたアジア諸...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 田中議員にお答えをさせていただきたいと思います。  私に対する御質問は八問であったと思っております。  まず、中小零細企業の厳しい経営状況について、その痛みがわかっているのか、こういうお尋ねでございました。  私の地元の選挙区の中でも、支援者の方が...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  現下の厳しい経済金融情勢にかんがみまして、今般、改革を加速するための総合対策におきまして、経済活性化及び資産デフレ対策を講ずるとともに、不良債権の処理と産業再生、それに伴います雇用、中小企業分野のセーフティーネット整備、こういった...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今のお話の中に、閣議でこれを決定したかどうか、こういうような御質問がございました。  これは、閣議には報告をされたという形でありますし、また政府・与党の中でも、そういう報告で、この方向でみんな力を合わせていこう、経済財政諮問会議...全文を見る
○平沼国務大臣 当然、御指摘のとおりでございまして、経済産業政策に責任を負っている経済産業省といたしましては、イニシアチブを持ってこれをやっていかなければならない。そういう形で、私どもはイニシアチブを持ってこのことは進めていく、そういうことで私ども頑張っていきたい、こう思っており...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに御指摘の面があるわけでございますけれども、今回の会期というのが非常に短いというようなことも一つのファクターでございますし、また、いろいろこれに対しては時間もかかるというような側面もございました。  しかし、今、先ほどの答弁でもちょっと申し上げましたように、...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、信用保険法の改正を行って各種信用保証の拡充を行う、こういうことにしておりますけれども、この保険財政について、非常に厳しいという状況があるわけでございます。  中小企業総合事業団の信用保険部門の保険収支につきましては、委員もよく御承知だと思いますけれども、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  平成十四年度予算では、小泉総理の改革なくして成長なしの理念のもとに、財政構造改革の第一歩として、国債発行額三十兆円以下の方針が打ち出されたところでございます。  今般の改革加速のための総合対応策及び金融再生プログラムを円滑に実施...全文を見る
○平沼国務大臣 これは先ほどの御答弁で申し上げましたように、やはりそういう必要が生じたときには、小泉総理も、柔軟かつ大胆に対応する、こういうふうに言っております。私も、経済財政諮問会議の場あるいはいろいろな場で、やはりここは積極策も必要ではないか、こういうようなことも既に言ってい...全文を見る
○平沼国務大臣 今、先生が九七年、九八年のそういう御経験を踏まえたお話をなさいました。私も、あのとき実は仲間と、時の橋本総理あるいは党三役に同じような提言をさせていただいた、こういうことで、財革法に関してもまさに同じような提言をさせていただきました。  御指摘のように、小泉総理...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁の中でもお答えさせていただきました。  この一連の対策につきましては、相当緻密に議論をして積み上げてきたところでございまして、そういう意味では、私も何度も官邸に足を運んだり、あるいは政府・与党の連絡会議等にも出させていただく、あるいは関係のそういう大...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆる金融再生の一つのプログラムが出てきましたときに、私どもは、今御指摘のと同じことを感じさせていただきました。  今、さなきだにデフレの状況のときに、これだけやりますとさらにデフレを加速する、こういうことになります。そして、税効果会計のところも、もうこれは新...全文を見る
○平沼国務大臣 今般の改革加速のための総合対応策におきましては、産業再生機構は、これはまだ仮称でございますけれども、産業再生・雇用対策本部が、これも仮称ですが、策定する産業再編や早期再生にかかわる基本指針、これは今一生懸命我が省でも作業をしております、幾つかの分類に分けて、いろい...全文を見る
○平沼国務大臣 いろいろ個々のケースがあると思いますので、大企業と中小企業、必ずしもこういう形じゃなくて、そこはやはり、一つの基準をつくり、その中で仕分けをしていく、こういうことに相なると思います。
○平沼国務大臣 一般論として申し上げますと、株主でも債権者でもない政府が個別企業の生き死にに関して具体的な判断を行うということはできないと私は考えております。  他方、産業再生機構は、金融機関から債権を買い取りまして、そして債権者の立場で個別企業の再生に取り組む組織であります。...全文を見る
○平沼国務大臣 この産業再生機構の運営に当たっては、政府として、金融界、産業界に相当規模の専門家の派遣を要請するなど、可能な限り民間部門の人的、資金的な支援を得て行うとともに、関係省庁からの出向や機構の資金調達に対する政府保証の付与でございますとか、所要の人的、財政的支援は行うこ...全文を見る
○平沼国務大臣 現行の産業活力再生法におきましては、事業の選択と集中により個々の企業が生産性を高めることが我が国産業の活力を再生することにつながることから、このような企業レベルの取り組みを御承知のように支援してきたところでございます。  しかし、長引いておりますデフレなどの経済...全文を見る
○平沼国務大臣 これから詰めていくわけですけれども、例えば幾つかのケースがあって、それぞれ私は重要だと思うんですね。  例えば、ダイエー方式のようなものがあります。これは、金融機関の支援を受けて企業レベルにおいて再生をする、こういうものがあります。  もう一つは、今度、いすゞ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど副大臣からの答弁の中でも、実績としてはまだ非常に少ない数字、それが如実に、ある面を物語っていると思います。したがいまして、こういう状況の中で、やはり私どもも積極的に働きかけて、そういう意味では、できたら、現場の中でいろいろな形で中小企業のお役に立つそういうサ...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要な御指摘だと思います。  近年、経営資源における無形資産、アイデア等の重要性の増大等によりまして、事業開始段階で必要な資本の額が小さくてもよい場合というのがふえてきております。本改正案は、このような現状等を踏まえて最低資本金規制の特例を設けまして、そし...全文を見る
○平沼国務大臣 中山先生にお答えをさせていただきます。  まず、新聞の記事でございまして、この事実関係については私も確認をいたしかねるので、お答えをすることはできないところでございますけれども、私としては、やはり不良債権の処理を進めるに当たって、一方においては、いわゆる産業再編...全文を見る
○平沼国務大臣 デフレについての認識のお話もございました。資金の流れですとかその停滞、あるいは民間需要の不足に起因して、九〇年代の後半からデフレが進行している、こういうふうに私は思っております。企業活動の萎縮を通じてさらなる景気の下押し圧力になっておりまして、今後こうした動きがさ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、GDPの六割を占めているというのが消費でございまして、日本は、一方においては、世界で一番個人金融資産も持っているわけであります。景気は気、こういうふうにおっしゃられましたけれども、そのとおりでして、ここに火がつかないということが、先行き不透明である、そういう形...全文を見る
○平沼国務大臣 これは中山先生にわざわざ申し上げる必要はないわけですけれども、日本には約五百万の企業がありまして、そのうちの九九・七が中小企業と言われています。言ってみれば、この日本の経済の屋台骨を支えているのが中小企業の皆さん方です。その中小企業の皆様方が非常に厳しい状況に追い...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、中小企業に対して、検査マニュアルというのが大変過酷な時期があったと思っております。私どもとしては、当時、金融庁に働きかけをさせていただいて、大手行と同じようなマニュアルでがりがりやるべきではない、中小企業に対しては、何も海外と取引しているわけじゃありません...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、松原先生おっしゃるとおりだと思いまして、やはり企業の九九・七%を占めているのは中小企業でございまして、そして、いわゆる雇用の七割以上も受け持ってくださっているのは中小企業です。ですから、ここが活力がなければ日本のいわゆる経済の活性化はできない、そういう、私は...全文を見る
○平沼国務大臣 もちろん、総理もその認識は持っていると思います。私が今度の改造内閣で再任、こういう形になったときに、総理から、特に中小企業対策はしっかりやってほしい、そういう私に対する言葉がございました。  私も立場上、各中小企業の団体の方々が大臣室に来られます。そして、いろい...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと私は思っています。  日本では、今、こういう中で、それでも毎年百二十万人ぐらいの方々が、新しく自分で業を立ち上げたい、こういう意欲を持っています。そのうちの約半数が開業の準備まで、いろいろ検討するところまで行きますけれども、結局とんざしてしまっ...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、日本の潜在力というのは私は捨てたものじゃないと思っております。これは皆さん方と共通の認識だと思っています。したがって、やはり中小企業を含めてこの国の経済を活性化していくためには、重点を絞って、そこから新しい産業の活力を生み出していかなければ...全文を見る
○平沼国務大臣 土田先生にお答えをさせていただきます。  整理回収機構、RCCにおいては、買い取った債権の処理の多様化を進めるために、昨年金融再生法を改正しまして、早期再生を図るなど、再生機能の強化に努めてきたところでございまして、近時一定の成果を上げ始めたところでございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 土田先生御指摘のとおり、スイスのIMD、これのランキングでは、起業家精神の項目が御指摘のとおりでございます。また、他の国際民間団体の調査では、起業家が社会的に評価されていると回答する国民の割合が、アメリカでは九〇%を超えているのに対しまして、我が国ではわずか一〇%...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の五月に策定をいたしました新市場・雇用創出に向けた重点プランのうち、開業創業倍増プログラムにつきましては、大学発ベンチャー一千社、この体制を構築しようと、ストックオプション制度の弾力化などによって、ほぼすべての項目について実行に着手をしまして、着実な進捗を見て...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川先生にお答えさせていただきます。  我が国の信用保証制度では、売り掛け債権担保融資保証等の一部の例外を除きまして、現在、御承知のように、全額保証制度がとられております。諸外国では部分保証制度がとられていることも踏まえまして、金融機関との適正なリスク分担を図る...全文を見る
○平沼国務大臣 今、測量会社の栃木県の事例のお話を承りました。大変そういう事例というのが、こういう厳しい中で決してレアケースではなくてたくさんある、こういうふうに私は認識をしております。  そういう観点から、私どもといたしましても、一生懸命頑張って業を継続しようとする方々には、...全文を見る
○平沼国務大臣 自動車NOx・PM法、これは、東京都を初めとする首都圏の対策地域では、これは既に使用中の自動車について一定の期間猶予されますけれども、本年十月以降、厳しい基準を満たす排ガス性能のよい自動車でなければ新規の登録ができない、こういう事態を踏まえまして、私どもは、各事業...全文を見る
○平沼国務大臣 大気環境問題に関する社会的な要請が高まる中で、自動車メーカーにおきましても、排ガス規制に的確に対応するとともに、より高度な環境技術の開発に努める等の責務を積極的に果たしていくことが求められている、このように考えているところでございます。  他方、過去の生産、販売...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう意味では、大変長い時間の中で後づけ装置でいいのができていないというのは、なかなか難しい問題があるのではないかと私は思っています。しかし、さはさりながら、地球環境を守るということは非常に重大なことでございますから、自動車メーカーも、やはり今まで大変厳しい排ガ...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生にお答えをさせていただきます。  セーフティーネット保証制度を含めまして、中小企業信用補完制度は、あくまでも中小企業のために存在するものでございまして、金融機関の救済のための旧債振りかえは断じて許されるものではない、こういうふうに思っております。  こ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど御答弁させていただきましたように、旧債振りかえに対しては、私どもは非常に厳しい規則、ルールをつくっております。ですから、日野長官、当時、三十七億という御指摘ですけれども、これは調査してみますけれども、そういう厳しい一つのルールの中で、私は、件数としてはそんな...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいります。  どうもありがとうございました。(拍手)     —————————————
○平沼国務大臣 知的財産基本法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、これまで国民のたゆまぬ努力により、かつてない経済的繁栄とともに豊かで文化的な生活を享受できる社会を実現してきましたが、近年は低廉な労働コストや生産技術の向上等を背景にしたアジア...全文を見る
11月07日第155回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 植田議員にお答えをさせていただきます。  セーフティーネット及び活力ある産業の育成についてのお尋ねでございました。  今般取りまとめられました総合対応策につきまして、私どもといたしましては、思い切った施策を盛り込んだところでございます。特に雇用や中小...全文を見る
11月07日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  この総合対応策につきましては、政府部内で随分議論を重ねました。そして、今御指摘のように、十月三十日にこれが取りまとめられたところでございまして、その日に私もメンバーでございます経済財政諮問会議、ここに報告をされまして、そし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小泉総理が、構造改革なくして経済の成長はない、その構造改革をするに当たっては、何といっても、ずっと懸案でございます金融サイドの不良債権、そして産業サイドの不良債権を処理しない限りいつまでたってもこの国の経済の再生はできない、こういう基本的な考え方を持って...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この不良債権問題には、資金がやっぱり経済の隅々にまで行き渡る上で障害となりまして、景気低迷を長期化させまして、そしてデフレを悪化させるという側面があるわけであります。そのデフレの克服のためにもその抜本的な解決が不可欠だと、私はこういう認識をしております。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小泉総理が常に言っていることは、今までいろいろやってきたと。しかし、この不良債権の処理というものが、このデフレの中で、バブルのときにできた不良債権というのは一応消せているけれども、しかし、更にこのデフレが起こって、資産デフレが起こって、そういう中で更に新...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 不良債権処理を進めるということは政府の基本方針で決まりました。ですから、それをやるんであれば、まずということじゃなくて、同時に、私が政府部内の議論で主張したのは、それをやるんだったら、同時進行でやはり中小企業に対するセーフティーネットあるいは政策減税等の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 直嶋議員御指摘のとおり、不良債権処理を加速をする過程において、借り手側の産業構造改革を更に進めまして、経営資源を散逸させないように、産業の再編によりまして過剰供給構造を是正するということが必要だと思います。そしてさらに、有効な経営資源を過剰な債務から早急...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは次期通常国会という形で、そういう御指摘だと思いますけれども、一つは、今基準づくりを一生懸命やっております。そういう基準の中で、現行の再生法の範囲の中でできることは私どもはどんどんやっていかなきゃいかぬと、こういうふうに思っておりまして、私どもとして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 直嶋先生御指摘のとおり、今、高市副大臣からも答弁をさせていただきましたとおりです。  中小企業に向けての大手銀行等のそういう貸付けというのは中長期的には改善されると思いますけれども、しかし今の段階では、この不良債権の処理を進めるに当たってはやっぱり中小...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この二点は非常に私も重要だと思っておりまして、確かに日本の場合には土地担保主義と、こういう形で、今、さなきだに資産デフレと、こういう形でそれを加速することにもつながっています。  昔の日本の銀行をいろいろ調べてみますと、必ずしも土地担保でなくて、例えば...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、我が国の製造業における設備の平均使用年数というのは大変近年長期化しておりまして、私ども経済産業省の試算でも、二〇〇〇年には一一・一。これは三十年前と比べますと四・三年も長くなっている。これは事実だと思っています。  私どもは、経済産業省...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっと私、答弁の中でこの税制については申し上げなかったんですけれども、御指摘のとおり、そういういわゆる設備投資減税を含め研究開発、そういった政策減税というのは非常に重要なことでございまして、私どもとしては、役所としてこのことはしっかりとやらせていただき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常にこの自由貿易協定というのは、私は、大きな世界の自由貿易というのはWTO、しかしもう世界の趨勢ではやっぱり二国間あるいは地域の中の協定というのが非常に主流になってきました。ですから、大きい方はWTO、もう一つは地域ないしは二国間、こういうことでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、先般の総理からの御指示に基づきましてエネルギー政策の見直しを行っているところでございます。  今般の見直しに当たりましては、地球環境対策、それから安定供給、その確保でございます。それから、効率性の向上という観点から天然ガスシフトへの加速...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 京都議定書が批准される中で、地球温暖化対策推進大綱に掲げられましたエネルギー起源の二酸化炭素排出抑制対策、これをより確実、そして円滑に実施していくことが日本としては非常に必要なことに相なってきております。  エネルギー分野における地球温暖化対策の充実強...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 環境税の定義に関する当省の考え方についてお答えをまずさせていただきたいと思うんですが、経済産業省といたしましては、税率によりましてCO2等の排出抑制を主たる目的とした税制を私どもは環境税と、こういうふうに定義をするのではないかと、こういう認識を持っており...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、個々の産業にとってはこの税負担というものはかなりのものに相なると思っております。そういう意味では、今、私どもは鋭意それぞれ回らせていただき、御理解を求めるように話合いをさせていただいています。  しかし、冒頭申し上げましたように...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回のエネルギー税制の見直しは、地球環境対策、繰り返しになりますけれども、安定供給の確保、そして効率性の向上の観点で総合的なアプローチを行うための財源でございまして、負担の公平の観点から、石炭への課税を始め歳入歳出構造について見直しを行うものでございまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国の温室効果ガス排出量の御承知のように約九〇%がエネルギー起源の二酸化炭素であることから、地球温暖化推進大綱の策定を始めとしまして、地球温暖化対策の推進に当たっては、これまでも地球温暖化対策推進本部の私は副本部長として環境省と連携を密にしながら取り組...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の見直しによりまして、このエネルギー特別会計の歳出歳入、これを思い切ったグリーン化を図ることによって大綱で示された第一ステップの取組が私どもは強化されると、このように認識しております。  また、税制の見直しについても、税率による二酸化炭素排出抑制を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、日本というのは御承知のように天然のエネルギー資源に恵まれない国でございまして、エネルギーのセキュリティーの確保というのは国にとっては最重要の課題だと、こういうふうに思っております。  将来にわたってのエネルギー確保の観点から、国...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) その通達はたしか田中龍夫通産大臣のときに出ていると、こういうふうに承知をいたしております。
○国務大臣(平沼赳夫君) これに関しましては、一九七七年、田中通産大臣のときに出、それから更に一九八八年に新たなそういう形で通達が出ているわけでございまして、そういう関係からいえば連続して生きていると、こういうことでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 一九八八年の運転管理室の通達というのは、今、次長から答弁をさせていただきましたとおり、軽微な故障等に関する国への報告基準を明確にし、安全に関係するようなトラブルに係る電気事業者からの報告を確実にするために策定されたものでありまして、官民なれ合いという、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の安全の確保の点についての御指摘でございます。  これは委員も御承知のとおり、一月六日の省庁再編、それをめぐってどういう体制で臨むかという形で広く議論をしていただいた経緯がありまして、その中で、一方においては国の基本的な方針としてやはり原子力の推進を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の先般の東京大気汚染公害訴訟の判決におきましては、国、そして東京都、首都高速道路公団に道路管理者としての責任を認める一方、自動車メーカーについては、環境負荷の小さい自動車を製造、販売すべき社会的責務があるとしつつ、健康被害の回避義務はないと、そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 答弁でも申し上げましたように、やはり自動車メーカーもそういった本当に大気汚染をできるだけ少なくするようなそういう努力は継続的に、そして強力に進めなければならないと、こう思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も日常、車で都内を走ることが多いわけでございますけれども、やはり非常にそういう意味では自動車の排気ガスというものが道路を走っていてもその走行中の車の中に入ってくると、こういう形で、その程度というのが、先ほどワーストテンの中に東京が相当数含まれると、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 自動車の排気ガスに起因する大気環境を改善していく観点から、使用過程車対策を講じていくことは御指摘のように極めて重要であると思っております。  一義的には自動車のNOx・PM法に基づく最新規制車種への代替により進めていくべきものと考えておりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 二十一世紀というのは環境をいかに我々が保全をしていくかと、それが大きな命題だと思っています。そういう中で、御指摘の問題点についても、先ほど答弁で申し上げましたけれども、やはり関係省庁連携をして、そしてきめ細かく対応し、また自動車のメーカーに対しましても、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先般、料金不払の原因が生活の困窮である場合におきまして、電力、ガス各事業者に対して、柔軟にやっぱり対処をし、そしてまた自治体との密接な連携をするようにと、こういうことを私ども文書をもってそれぞれに要請を行いました。各事業者もこれをある意味では真摯に受け止...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 海外では、その国ごとの社会福祉制度の整備状況や、電気・ガス事業制度の実情を踏まえまして、低所得者への対応が行われていると承知しております。  アメリカ、フランス、そういった例を出されましたけれども、例えばドイツでは低所得者については社会福祉制度で対応し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、副大臣から御答弁がありましたけれども、GDPの発表がございまして、六月に、その底入れと、こういう形で今いろいろ指標を言われましたけれども、その時点ではそういう指標だったと思っておりますけれども、現状はなかなか状況は厳しいものがあると思いますし、それか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど高市副大臣からも答弁をさせていただきましたけれども、私は経済財政諮問会議の場で、やっぱりこの政策減税というのを積極的にやらなきゃいかぬということをずっと主張させていただきまして、それが今回の対応策の中にも盛り込まれたと思っております。  具体的に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、今この一連のデータ改ざん、隠ぺい、そして虚偽の報告等で九基が定期検査を含めて止まっているわけでございます。そういう中で今やりくりをしております。それで、幸いまだ需要期という形じゃなくて不需要期でございまして、これから需要期を迎える...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先般、総理からの指示に基づきましてエネルギー政策の見直しを行っているところでございます。その一環として、エネルギー税制の見直しを検討しているところでございまして、その見直しに当たりましては、御指摘のように地球環境の対策でございますとか、安定供給の確保ある...全文を見る
11月08日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○平沼国務大臣 まさに先生御指摘のとおりでございまして、アメリカは、今先生がおっしゃられましたように、三つ子の赤字を抱えて、七〇年代から八〇年代にかけては我が国のひとり勝ちのような状況でありました。そういう中で、自分たちは月にアポロを打ち上げて月の石を持ってきた、それだけのものを...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに今、空洞化というのは非常に大きな日本の問題になっていることは事実であります。特に一九九〇年、そのころは日本の生産拠点の移動率は六%台でありましたけれども、これが二〇〇〇年には一五%になる、こういうぐらいいわゆる生産拠点は海外に移動しています。それに伴ってこの...全文を見る
○平沼国務大臣 模倣品、海賊版、これについての御指摘であったと思います。このことは、知的財産基本法案においても、やはり国としてそれはしっかりとここを担保しなければならない、こういうふうに位置づけているところでございます。  私どもが昨年行った調査によりますと、模倣品の製造の現状...全文を見る
○平沼国務大臣 今回のミッションというのは、中国側とのいろいろな協議の中で、そういう陣容でございます。しかし、田中先生御指摘のように、やはり政労使一体となったそういう中国側への働きも必要だと思っておりますので、今回の十二月はともかくといたしまして、私は、そのことはやはり大いに検討...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、非常に最近は努力をして改善をされてきたことも事実でございますけれども、日本の場合には、審査期間はアメリカに比しては若干長くかかっていることも事実です。二〇〇一年では、審査待ちの期間というのは、日本では平均二十二カ月、アメリカは十四カ月。ですから、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来、田中先生と特許庁長官との御論議を聞かせていただいておりまして、私は、こういう大切な知的財産の件、特許の件は、おっしゃるように、一歩一歩先を読んでやる体制は絶対つくっておくことはやはり必要だと思っています。  アメリカの合衆国憲法にあるということも、やは...全文を見る
○平沼国務大臣 日本は、物づくりが一番日本人の民族性にも合って、それで、戦後、世界が瞠目するような発展を遂げてきました。そういった物づくりを支えてくださった方々が実は非常に高度な技術を持っていて、コンピューターでもできないような、本当に、例えば金型一つとっても、もうミクロン単位で...全文を見る
○平沼国務大臣 全力を挙げて取り組んでまいります。
○平沼国務大臣 従来、日本の行政というのは、縦割り行政、そして省益あって国益なし、こういうことがよく言われておりました。確かに、一部はそういうことがあったと私は思っておりますけれども、この知的財産の基本法、これはそういった形で描かれているものではない、こういうふうに私どもはまず認...全文を見る
○平沼国務大臣 ハリウッドの例をお引きになられましたけれども、著作権でございますとか特許権ということを、いわゆるそういう知的財産権というのをビジネスに生かすということ、その重要性というのは私は御指摘のとおりだと思っています。  これまでの日本については、御指摘のとおり、企業サイ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど田中慶秋先生の質疑のときにも答弁をさせていただきましたけれども、今、非常にそういう意味では行政改革を進めている。そういう中で、厳しい制約のもとでいかに最大限の効果を出すか、こういう観点に立ちますと、やはり総理が本部長として、そしてその中で、障壁を超えて集中し...全文を見る
○平沼国務大臣 繰り返しの御答弁になりますけれども、それは、先生のお考えも一つの考えだと私は思っています。  私は決して腰を引かせているわけじゃございませんで、こういう基本法を審議していただくこの経済産業委員会、ここで私も答弁に立たせていただいているということは、この問題を本当...全文を見る
○平沼国務大臣 この知的財産の戦略本部は、本部長という形で小泉総理が陣頭指揮をしているわけですが、実は、三月からずっとかんかんがくがく議論をしてきた戦略会議というのがございまして、その戦略会議の構成メンバーというのは、関係大臣が全部入ると同時に、例えば著作権の問題では、著作権協会...全文を見る
○平沼国務大臣 この基本法がやはりその一つの大きな原点の柱になると私は思います。そして、これから、この基本法に基づいて、今おっしゃられたそういういろいろな問題についての条件整備、体制整備、こういうものを図っていくことは当然なことだと思っておりまして、そういう意味では、この基本法を...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、歴史をひもといて、松原先生言われましたけれども、そういう側面はあると私は思っております。日本の場合には、先ほど来の質疑の中でも出ておりましたけれども、戦略としてなかったわけであります。ただ、例えば特許の出願数ですとかそういうことでいえば、日本はかなりアメリ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、その名前は聞いたことございますし、その「ジャングル大帝」というのは、言ってみればそれの英語版じゃないかなという感じがしておりますけれども。
○平沼国務大臣 ウィンブルドン方式というのは、私は松原先生と同じような見解に立つものであります。  バブルの直前にまことしやかなうわさが流れてきて、東京が世界の一大金融センターになる、オフショアマーケットもできる、こういうことで地価が上がり、さらに株価も上がったような経緯があり...全文を見る
○平沼国務大臣 今までも厳しい中で増員は図ってまいりましたし、先ほど特許庁長官からの答弁にもありましたように、OBの方々はやはり経験を持っておりますから、そういう人たちの、今人生八十年の時代になりましたから、そういった方々のパワーもかりる。それから、できるだけアウトソーシングする...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思っています。  中国等の侵害国に対する模倣品対策につきましては、民間企業における取り組みに加えまして、政府といたしましてもさまざまな通商協議の機会等も利用しつつ、WTOのTRIPsといった国際条約において認められた権利を最大限に行使して、侵...全文を見る
○平沼国務大臣 質疑を通じて大変有意義な御指摘をいただきました。この知的財産、この戦略というのは日本にとって本当に大切なことでございますので、御指摘を踏まえて全力で頑張ってまいりたい、このように思っております。  ありがとうございました。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  この法律は、国が行う基本的な施策として、大学等における研究開発の推進、あるいは特許権等の権利の付与の迅速化、訴訟手続の充実及び迅速化、さらには、国内及び国外における権利侵害への措置を規定するなど、関係する省庁が御指摘のように非常に...全文を見る
○平沼国務大臣 それは一つの御指摘だと思っておりますけれども、私どもとしては、この国にとって、知的財産というものを戦略として位置づけることによってそれを推進することが経済の発展そして日本のためにいいことである、そういう形で私どもとしては基本法とさせていただいているわけでございます...全文を見る
○平沼国務大臣 戦略大綱の中で、この基本法というものをやはり早期に成立をさせるべきだ、こういう御意見があり、そして今お願いをしているところでございまして、もちろん大綱に書かれていることは生かしていかなければならない、このように思っています。
○平沼国務大臣 日本の戦後、世界が瞠目する発展を遂げてきた物づくり、今、自動車あるいは精密機械、こういうふうにおっしゃいましたけれども、決してそれを捨て去るということではございません。これは相変わらず世界の中でトップの地位を維持しております。あるいは家電製品も、やはり物づくりの技...全文を見る
○平沼国務大臣 十四条に関して、権利付与の迅速化、このことにお触れになられました。  我が国の特許出願件数というのは世界最多でございまして、近年においても毎年三%程度の増加を続けているわけであります。また、審査請求される出願の全出願に占める割合も年々高まっている、そういう背景が...全文を見る
○平沼国務大臣 大森先生から、前国会におきましても、この定員等の問題について、そしてアウトソーシングの問題についても御意見がございました。  私どもは、この特許という、そういう権利を守ることが非常に重要な案件でございますから、アウトソーシングの場合についても、そこは十分その権利...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号
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○平沼国務大臣 御承知のように、さきの通常国会におきまして、石油公団と、そして金属鉱業事業団というものを廃止いたしました。そして、平成十五年度を目途に、新たに、石油天然ガスそして金属鉱業機構、こういうものをつくることに相なりました。  御指摘の石油というのは、国家のエネルギーの...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  このたびの原子力発電所での自主点検作業に係る不正な記載や、原子炉格納容器の定期検...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 北橋議員にお答えいたします。  今回の事件への受けとめ方についてのお尋ねがございました。  今回の問題は、御指摘のように、国民の信頼を大きく損なうものであり、大変重く受けとめております。法律改正を含む徹底した再発防止を図り、我が国にとっての重要なエネ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 土田先生にお答えをさせていただきます。  この問題についての解明状況、調査に関する反省及び検査制度見直しに係るこれまでの対応についてのお尋ねがありました。  経済産業省は、これまで事案の解明に努めてきており、その状況については、公表を行ってきていると...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 塩川先生にお答えをさせていただきます。  地元の御批判をどう受けとめるかについて、また、個々の事案の事実関係の把握についてのお尋ねがございました。  地元の皆様を初めとする国民からの批判については、重く受けとめておりまして、事実関係の調査、再発防止策...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大島先生にお答えをさせていただきます。  一連の不正問題への対応についての経済産業省と原子力安全・保安院の責任、特に原子力安全・保安院長の責任についてのお尋ねがございました。  本件の調査過程につきましては、御承知のように、外部の有識者から成る評価委...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松浪先生にお答えをさせていただきます。  原子力エネルギーに課せられた使命をいかに果たすかについてのお尋ねがありました。  環境保全や効率化の要請に対応しつつエネルギーの安定供給を実現するとのエネルギー政策の目標を実現するためには、燃料供給や価格の安...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  中小企業信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現下の中小企業をめぐる経済情勢、なかんずく中小企業の資金繰りが極めて厳しい中で、今後とも、デフレの一層の進行や不良債権処理の進...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のように、産業活力再生特別措置法第三十条に基づきまして、平成十一年十月より、率先して経済産業省では日本版バイ・ドールの適用に取り組んできているところでございます。  一方、御指摘がございましたけれども、一部省庁においては取り...全文を見る
○平沼国務大臣 平井先生御指摘の点は、非常に重要なことだと思っております。  我が国産業の国際競争力の強化に向けて、政府一体となって知的財産政策を実施するため、すべての閣僚とすぐれた識見を有する民間有識者から構成される知的財産戦略本部を設置することにいたしております。  ただ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、非常に大切なことだと思っております。  特に、我が国と緊密な経済関係を有するアジア太平洋地域の途上国におきます知的財産権分野の人材育成協力につきましては、経済産業省といたしまして、従来から積極的に問題意識を持って取り組んでいるところでございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、確かに今、日本の特に生産拠点の空洞化率というのが高まっていることは事実でございまして、一九九〇年に六%台だったものが、二〇〇〇年にはそれが一五%を超える、こういうような高い水準に相なっております。それにつれて、やはり研究開発の分野も空洞化の兆しが出...全文を見る
○平沼国務大臣 官民合同ミッションについてのお尋ねであります。  予定は既に確定しておりまして、十二月一日から七日の予定で、民間の反模倣品団体である国際知的財産保護フォーラムが、中国中央政府及び日本企業の被害の大きい地方の政府、例えば浙江省でございますとか広東省、ここにミッショ...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に重要なポイントだと思います。これは、経済財政諮問会議の中でも政府税調の中でもこの辺は議論されたところでございます。  経済産業省といたしましては、チャレンジする企業の莫大な研究開発投資リスクを軽減するために、研究開発税制を抜本的に強化することが必要だ、私ど...全文を見る
○平沼国務大臣 今回受賞されましたお二人、私も、立場上、親しくお目にかかることができました。  お二人の感想というのは、やはり非常に特徴的だと思っています。小柴先生は、たとえそれが直接的に利益を生まなくても、基礎研究の分野というものはやはり国として非常に大切にしていくべきだ、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 川端先生から大変含蓄のあるお話を承りました。  田中さんの話でありますけれども、研究が好きだ、そういうことで、課長職にという話があったときに、自分は課長になると余り好きな研究ができないからと、こういうことで辞退されたというようなエピソードもあるようでありますし、...全文を見る
○平沼国務大臣 本年十月十八日、本法案決定の閣議の場で、総理大臣から私に、国会対応については責任を持って行え、こういうことがございました。いずれこの法律が成立後にいろいろな役割が正式に決定される、こういうふうに思っておりますけれども、私は、やはりこの知的財産戦略の重要性は十分に認...全文を見る
○平沼国務大臣 特許庁というのは、特許審査の迅速化でございますとか審判制度等の改革に向けた取り組みを積極的に推進し、知的財産権の保護の中核を担う組織でございます。  こうした観点から、特許庁には、知的創造サイクルの確立と、我が国におけるプロパテント政策の推進を図る上で中心的な役...全文を見る
○平沼国務大臣 それは非常に大切なポイントでございまして、これからますます国際条理でそういった問題が激化していく中で、私どもは、できるだけ早くそういった整合性を求めてぴしっとやっていかなければいかぬと思っています。
○平沼国務大臣 私、そのとおりだと思っております。  一つは、今、小泉内閣のもとで、経済特区というのも、それは一つのそういう方向を目指したものだと思っておりまして、経済産業省といたしましては、ここは、地方や民間企業から出てきたものに対する規制の緩和については、私どもは満額回答で...全文を見る
○平沼国務大臣 お耳に達したかどうかはともかくとして、私も随分主張をさせていただいたところであります。  私も先生と同じように、不良債権というものはやはり処理をしていかなければならない、これは、やはり処理をすることは必要なことだと思っております。しかし、やはり車の両輪でございま...全文を見る
○平沼国務大臣 改革を加速させるための総合対応策、これを取りまとめました。当面は、これの実現に向けて全力を挙げていくことだと思っています。  小泉総理御自身は、今開かれております臨時国会の中では補正予算は組まないということを明言されておりまして、閣内にいる私としては、その方針に...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘だと思います。  本法案は、我が国における知的財産の創造、そして保護及びその活用に関する基本理念等を明らかにするとともに、内閣に知的財産戦略本部を設置いたしまして、本部が知的財産政策に関する推進計画を定めることを規定しているわけであります。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の企業におきましては、一九八〇年代までのいわゆる右肩上がりでどんどん経済が成長した、そういう成長期におきまして、製造業を初めとして、売り上げ規模を最も重視する量的拡大志向型の経営が満遍なく行き渡りまして、利益率は相対的に軽視されてきたという側面があります。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のような事例を一つ具体的に申し上げますと、例えば、海外に設置されましたサーバーに我が国の特許権侵害に当たるソフトウエアが登載をされまして、そして日本の消費者がそのソフトウエアをダウンロードすることによりまして権利者の製品が売れないなどの損害が生じた場合、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、この件についても議論がございました。我が国といたしましては、やはり二国間協議というものは強力にやっていかなければいけない。そういう意味では、日米規制緩和対話とそれから日米規制イニシアチブ、こういう場で、これまでもやっていますけれども、さらに強化していかなけ...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、御指摘の点も踏まえて、そうあってはならないという形で進めていかなければならない、こういう基本的な認識を持っています。  知的クラスター創成事業が対象とする大学や地域は、産業クラスター計画が対象とする広域的な地域の中に含まれる、私はこういうふうに思います...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点が一つあると思いますけれども、全国、非常に御希望があります。そして、十九の今の拠点、多過ぎるというお話ですけれども、しかし、おかげさまで二百を超える大学がそこに参画をし、そして四千を超える企業がそこに参画をして、そこから新しいベンチャー企業も生まれてきて...全文を見る
○平沼国務大臣 山田先生御指摘のとおり、中小企業の倒産に伴い破産に追い込まれた経営者が再チャレンジをする環境をつくるということは、非常に私は大切だと思っています。  今アメリカの例も御指摘になられましたけれども、日本の統計でも、実は、全く新しく起業をする人と、それから再チャレン...全文を見る
○平沼国務大臣 今、緊縮経済政策、こういうことですけれども、私は、一般論として申し上げれば、経済が非常に縮小しているときにそういった面で緊縮的な経済政策をとれば、それはますます加速をする、こういうふうに思っています。  ただ、小泉総理は、常に主張されていることはよく御存じだと思...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中の御議論の中でもございました。不良債権問題には、デフレの悪影響でその処理が進まない一方、資金が経済の隅々まで行き渡る上での障害となりまして、景気低迷を長期化させ、デフレをさらに悪化させるなどの側面があるわけでございます。その抜本解決が不可欠だと思っています。...全文を見る
○平沼国務大臣 今の御意見というのは傾聴に値する御意見だと思っておりまして、やはり時々刻々いろいろ状況が変化する中で、そういったことも検討事項の一つとして検討に十分値する、私はこういうふうに思います。
○平沼国務大臣 こういう非常に競争が激化している国際場裏の中で、各国が共通の問題として意識しているそういう事項に関しては、やはりWTO、そういった場で各国が整合性を持って議論をして、そして一つの解決策を見出していくということは必要ですから、そのGATSの場でも我々は各国と協力をし...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり、伝統工芸ですとか伝統的な技術、そういうものをしっかり守っていくということは、知財というものに対してしっかりとしたそういう体制を構築することだと思っています。  したがって、先ほどのお話の中にもありましたけれども、今、どの家庭を見てもテレビの二、三台はある...全文を見る
○平沼国務大臣 知的財産というものの重要性は、日本の場合にはちょっと遅きに失した感がございますけれども、ここを一番大切にしなければならないということで、御承知のように、ことしの三月に立ち上げまして、そして七月に大綱がまとまり、その中で、基本法を早急に整備すべきだということでお願い...全文を見る
○平沼国務大臣 今御答弁でも申し上げましたけれども、私もその重要性は認識をしておりますので、これからいよいよ本格的に立ち上がりますから、その中で最大限努力をさせていただきたい、このように思います。
○平沼国務大臣 先ほど特許庁長官からもお答えをいたしましたけれども、人数的にはアメリカは三倍近い人数でございまして、そして日本はその三分の一程度の人数、千人ぐらいの人数でやっておりまして、さらに一人当たり一・八倍ぐらいのものをこなしている、こういうことでございます。  そういう...全文を見る
○平沼国務大臣 それはいろいろ手段、方法はあると思います。今コンピューターの時代でございますからこれを駆使する、そういう方法もあると思いますし、また、アウトソーシングですとかOBを活用する、これは今一生懸命やっています。  そういったことも含めまして、今アメリカが十四カ月であり...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、立場上いろいろ国際会議に出させていただいておりますけれども、必ずしも中国が主導権をとっているということは言えないと思います。最近は、例えばAPECの中で、そのAPECとの自由貿易協定、地域連携協定を十年以内に結ぶ、こんなことを日本より先駆けて言ったことは事実...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、機構を発足させて、そしてこれからその基準づくり等の作業を今鋭意しております。  一つ、RCCに行く中でも、私は再生のチャンスはやはり吟味をして、そして再生のチャンスがあるものはある、そういうふうに私は認識をしているところでございます。  それから、中小...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど御答弁で申し上げましたように、今我が省が主体となってそういう基準づくりをしております。そういう過程の中で、私どもとしては、そういう対策もしっかりと踏まえて原案をつくっていきたい。これを素案として出させていただいて、また議論させていただきますから、その中でも私...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の産業を個々に見ますと、依然として高い競争力を有するものもあることは、これはもう事実でございます。総体として見れば、欧米に比しておくれをとっている、こういう見方もありますけれども、私はまだまだポテンシャリティーは持っていると思います。  いろいろな調査機関...全文を見る
○平沼国務大臣 例えばIMDの四十九カ国中三十位という、それは私も詳細には全部承知をしておりませんけれども、例えば、国債の発行高でございますとか金融システムがどうなっているか、そういったことが加味されているわけですね、その総合判断。ですから、個々幾つかある中では、例えば技術開発力...全文を見る
○平沼国務大臣 弁理士という呼称でございますけれども、ある意味では日本の社会で、特許でございますとか知的な財産権に関して専門職として社会的機能を果たすというそのこと自体は定着をしているのではないか、こういうことを私は思っております。御党の菅さんも弁理士として活躍をされた時期がある...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案によりまして内閣に設置される知的財産戦略本部というのは、御指摘のように、全閣僚と有識者から構成されるわけでございます。全閣僚がなりますのは、知的財産に関する重要な政策課題は、もう御承知のように、全省庁にまたがると言っても過言ではございませんので、知的財産戦略...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  我が国産業の国際競争力を強化いたしまして活力ある経済社会を実現するためには、すぐれた発明、あるいはデザイン、さらにはブランド、そしてコンテンツなどの知的財産の創造及びその効果的な活用による付加価値の創出を基軸に据えていかなければなら...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、今の御答弁でも申し上げましたけれども、そういう知的財産をやはり創造しやすくする、そして、その生まれた知的財産というものをしっかりと保護し、そしてその権利を確立して、そしてその活用が万全に行われるようにするということが基本だと思います。  そういったいわゆ...全文を見る
○平沼国務大臣 それは非常に大切な点だと思います。  その権利を保護するということがやはり経済にインセンティブを与えることにつながるわけでありまして、その効用が出てくるわけであります。ですから、そういう中で、私どもは、知的財産というものをしっかりと守り、そしてこれを活用し、そし...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  知的財産立国の実現には、知的財産の創造、保護、活用とこれらを支える御指摘の人材基盤の充実について戦略的に対応することは肝要である、このように思っております。このためには、小学校の早い段階から独創性でございますとか創作性をはぐくみまし...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今塩川先生が御指摘をした、そういう担保をすべきことは大いに検討していかなければいかぬと思っておりますけれども、しかし、この産学連携を進めることが大学における総合的な技術力を低下する、こうは思いません。  アメリカは、プロパテント政策に代表されるように、産学...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  本法案の第十六条の規定は、国内及び海外における特許権、著作権、意匠権、商標権などの知的財産権の侵害に対しまして我が国が講ずべき措置を規定したものであります。  国内における知的財産権の侵害に対しましては、国内で製造、流通、販売さ...全文を見る
○平沼国務大臣 今のいろいろな事例、一つの例としてお示しになられました。  しかし、日本の企業が日本の国益を考えて本来的にやっていることはやはり事実だと私は思っておりまして、そういう中で、一つの事例がすべてである、こういうことではないと思っております。多国籍企業も日本の国益の中...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、ことしの三月に戦略会議ができまして、私も参画をしましてその中でかんかんがくがく議論をしました。今の現状を見て、やはりこの知的財産というものの重要性にかんがみて、どうしても基本法をつくるべきだ、これが大綱の中でも第一義的に取りまとめられたところでございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来の御議論の中にもありましたけれども、やはり迅速化というのは非常に必要なことであります。そういう観点から、今審議会等で議論をしていただいております。  そういう意味で、こういうねじれ現象というものを是正する、そういう方向でやはり政府としても積極的に取り組ん...全文を見る
○平沼国務大臣 特許というのは、知的財産権を確保する、こういうことでございますから、やはり利潤を追求する企業として、そういう防衛的な特許、また、個人で出す方々も、自分たちの権利を確保する、そういう意味合いがあると思っておりまして、私としては、これはある意味では当然のことではないか...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど特許庁長官が答弁をさせていただきましたように、やはりこういう専門的な知見、そして経験を持った人がその任に当たる、そういう前提でその職についている、こういうふうに思っております。  ただ、今非常に国民の皆様方の批判も強い、こういうような背景があるわけでござい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  ベンチャー・中小企業を初め、不動産を担保に融資を期待することが困難な企業にとりまして、特許等が生み出す将来収益に着目をし、そしてそれに融資等を積極的に活用していくことが大変重要なことだと思っております。  こういった考え方に基づき...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。     —————————————
○平沼国務大臣 電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  初めに、電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第6号
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○平沼国務大臣 原議員に簡潔にお答えさせていただきます。  平成七年に完成をした長良川河口堰により確保された工業用水というのは、これまでのところ、御指摘のように未利用でございます。平成十年に策定された第七次愛知県地方計画等によれば、中部国際空港の開港がございます。また、高速交通...全文を見る
○平沼国務大臣 一川先生にお答えをさせていただきます。  具体的に、私どもといたしましては、NEDOとそれから中小企業総合事業団、ここを中心にお話をさせていただければと思います。  我が国の経済を取り巻く環境というのは、景気の低迷が続く中で、国際的な競争が一層激化するなど、一...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  小泉内閣の基本方針というのは、民にできることは極力民に、それから地方にできることは極力地方に任せる、こういう基本方針がございます。そういう意味ですから、民にできることは、私は積極的に民に任せるべきだと思っております。  先ほど御答...全文を見る
○平沼国務大臣 最新のジェトロのパンフレット、これは、確かにジェトロの業務というのは、現状及び今後の進むべき方向としては、御指摘のように、現下の社会情勢にかんがみまして、輸入促進というのは縮小しなければならないと私は思っています。対日直接投資の促進でございますとか、それから今喫緊...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  重ねて私申し上げますけれども、本当にそのパンフレットというのは私の指導に反する形になっておりまして、これは私も早速改めるように強力に指導したいと思っております。  資源に乏しい我が国にとっては、貿易の振興によって国富を拡大していく...全文を見る
○平沼国務大臣 それは見直すということは、先ほどの答弁でも申し上げたとおり、やはり根底からあり方というものを変えて、そして日本は何といっても貿易立国ですから、その力点を変えてその役割を果たしていかなければいかぬと思っております。  それから、先ほどの御答弁の中で、諸外国に行って...全文を見る
○平沼国務大臣 経済社会における情報化の進展に伴いまして、ソフトウエアが産業や生活のあらゆる局面で活用されておりまして、今後、ソフトウエアが産業分野を超えて経済社会全体の効率性と競争力、さらには安全性、信頼性を与えるインフラ的機能を持っている、このように私どもは認識をしているとこ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは九〇年代景気が非常に低迷をいたしまして、それまでは日本の各地の要求で工業団地というのをつくっていこう、こういう形で造成が進みました。しかし現状の中、こういう経済の中で、御指摘のような事態になっていることは事実であります。  しかし、私どもとしましては、やは...全文を見る
○平沼国務大臣 今の現状では、日本の経済というのは非常に厳しい。そういう観点で見ればそういう見方もできると思いますけれども、やはり、日本がこれから経済活性化をし、みんなが努力をして、そして、これだけのポテンシャリティーがあるわけですから、日本がまた経済安定軌道に乗れば、こういった...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、一連の行革の中で、国としての基本方針が出ました。そういう中で、その衝に当たって、そして日夜努力をしている、そういう役所の担当、それから責任者、それが現状の問題点についていろいろ議論をしました。ですから、ジェトロのことをおっしゃいましたけれども、確かに、七〇...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと訂正をさせていただきますけれども、ジェトロの海外事務所というのは、五十九カ国、八十事務所、そういうふうに認識があるわけでございます。  ジェトロの海外事務所の配置については、従前から、その必要性を十分に吟味して随時見直しを行っています。だから、九〇年代に...全文を見る
○平沼国務大臣 上海の事例をお出しになって、トラブルが一件だというお話ですけれども、私は各国に出張して、そしてジェトロの駐在員ともいろいろ話をしますけれども、非常に日本から進出している企業とは緊密な連携をとってやっているわけでありまして、私は、非常にそういう機能は十分果たしている...全文を見る
○平沼国務大臣 地域振興整備公団は、地域振興整備公団法と地域産業の高度化に寄与する特定事業の集積の促進に関する法律、それから地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律に基づきまして、昭和三十七年以来、全国で百九十一の団地、これは総面積が六千三百六十五ヘクター...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  非常にいい御提案をいただいたと思っております。今、経済産業省も、例えば、地域の産業クラスター計画というのを全国の十九の拠点で展開して、いろいろな企業も四千社参画する、これがどんどん育ってくる。こういったこととも、やはりできたら、せっ...全文を見る
○平沼国務大臣 今はそういう形でスタートをいたしました。したがって、御指摘のそういう点も私どもは今後の中に十分取り入れながら、やはりよりよいものをつくっていかなければいけない、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 NEDOが実施しております重点四分野を中心とした研究開発というのは、先端技術というのが対象でございまして、一つは、リスクが高いことから、研究開発を効率的かつ効果的に実施し、すぐれた成果を得るためには、大企業だけではなくて、すぐれた技術力や経験を有する中小企業や地場...全文を見る
○平沼国務大臣 今、具体的な表でお示しをいただきました。しかし、範疇としては中小企業には間違いないわけでありまして、大企業があって、その中で中小企業がたくさんあるというのがある意味では日本の産業界の実態、こういうこともあるわけですから、そういう意味では、それを反映しているというこ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁でお答えをさせていただきましたけれども、これは審査に当たりましては、そういう意味では非常に公正で、有識者も入れて厳正な形で審査をしています。その結果として御指摘のような形に相なっている、こういうふうに思っているわけでありますが、やはり日本の一つの産業構...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  米国において一九八〇年に制定されましたいわゆるバイ・ドール法の当初の目的というのは、連邦政府の支援を受けた研究開発から生じた特許権等を大学や中小企業等に帰属させることにより、その利用を促進することであったと承知をしております。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の経済を活性化するためには、産業技術力の強化を図るということは、言うまでもなく極めて重要でございます。特に、研究開発の成果を新たな成長市場や事業の開拓に結びつけることが必要でございます。  かかる認識のもとに、経済産業省といたしましては、平成十五年度概算要...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  我が国の経済全体が、輸出の伸びの鈍化でございますとか雇用・所得環境の厳しさを背景といたしまして、中小企業、これを直撃しておりまして、中小企業をめぐる金融情勢というのは、私どもは極めて厳しい状況にあると、このように認識しております...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業というのは我が国の企業の大宗を占めておりまして、経済活性化と雇用拡大の原動力になっている、非常に極めて重要な存在でございます。現下の厳しい経済環境の中で、やる気と能力のある中小企業に対する金融セーフティーネット対策...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、創業を希望しながら実際に創業に至らないケースというのは非常に多くなってきております。総務省の統計によりますと、例えば創業希望者は百二十万人を超えると。それだけ希望している方がいるにもかかわらず、実際に創業できた人が十八万人であると。こうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もう御指摘のとおりでございまして、私も担当副本部長をしておりますけれども、国のe—Japan計画におきましてもこれは重点事項に相なっております。  経済産業省といたしましても、イニシアチブを持って、そして法務省等を始め関係省庁と今連携を密にして、これの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、やっぱり新規に業を起こして、そしてこの国の経済を活性化するということは非常に大きな意味があると思います。  例えば、今十八万社しか新しく企業が誕生しておりませんけれども、これを倍増して四十万社になれば、一社当たり五人、創業間もないわけで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  実は、今回の一連の不良債権処理、これを加速するということに関して私は非常に心配した点がございました。さなきだに今デフレ下にございまして、こういった形で金融サイドあるいは企業サイドの不良債権処理を加速するということは更に圧縮...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、直嶋先生御指摘のように、平成十年の未曾有の貸し渋りあるいは貸しはがしが起こったときに、異例特例の措置として、当初は二年間、二十兆でこの特別保証制度をスタートしました。しかし、二年たっても状況は依然として厳しいということで、これは一年更に十兆上乗せ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、西川政務官から答弁させていただきました。こういう厳しい中で、一生懸命その保証を受けられた方も歯を食いしばって頑張っていただいているんですが、御指摘のような低いそういう回収率、サービサー等も充実をして今一生懸命やっております。しかし、現実のこういう数字...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、いろいろな実態に対応してフレキシビリティーを持ったそういう政策もしていかなきゃいかぬと思っておりまして、そういったことも含めてこれから検討をしていきたいと、このように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に重要な御指摘だと思っておりまして、我々は、今、長官から答弁をした一つの基準以外にも、そういう質的な面、そういった、それから経営者の意欲ですとかそういう事業内容、こういったところは当然我々は判断基準の中に入れていくべきだと、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど小林先生の御質問にもございました。この中小企業者の再生可能性につきましては、貸付債権を譲り受けましたRCCの関係者だけではなくて、事業再生に経験や知見を有する例えば商工中金などの専門家の協力も求めて、単に債権回収の観点からだけではなくて事業再生の観...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、木俣先生にそうやってPRをしてきていただいて、本当にありがとうございました。心から御礼を申し上げます。  私も、海外出張が多いわけでございますし、また大体毎日のように海外から閣僚の方々が来られますので、その都度、私、PRをさせていただき、また、さ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、副大臣からの御答弁もありましたけれども、非常に厳しい財政状況の中でそういう措置になっていると思っております。私どもは、今せっかくの木俣先生のお話ですから、私からも財務省にはそういうことは伝えさせていただきたい、このように思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 中長期的に見れば、私は、法人税率そのものの引下げについて、それは非常に本質的な課題でございまして、私は、中長期的に見たら法人税率、これを軽減するということは必要だと思いますけれども、現下の厳しい経済情勢、それからいわゆる財源、こういうことを考えたときには...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そうやって国にしっかりときちんと税金を納めてくれる、そういう企業に対してインセンティブを与えるというのは一つの方向ではないかなと思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、当省といたしましても御指摘の点を踏まえて最重要事項として私ども取り組んでおりますので、ひとつ副大臣、よろしくお願いを申し上げる次第であります。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  エンゼル税制は、個人投資家によるベンチャー企業への投資を促進するための制度でございまして、当該株式の譲渡等によりまして、一つは、損失が発生した場合、その損失を翌年以降三年間繰り越して、他の株式譲渡益と損益通算を可能とします...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 整理回収機構、RCCにおいては、買い取った債権の処理の多様化を進めるために、昨年、金融再生法を改正をいたしまして、早期再生を図るなど、再生機能の強化に努めてきたところでございます。近時、一定の成果を上げ始めたところでございます。  一方、今般の「改革加...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御質問に対しても答弁させていただきましたけれども、中小企業者の再生可能性につきましては、貸付債権を譲り受けたRCCの関係者だけではなくて、事業再生に経験や知見を有する商工中金などの専門家の協力も求めて、単に債権回収の観点からではなくて、事業再生の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、三者の合意内容というのがございまして、RCCに譲渡される中小企業者への配慮というのが一つあります。それは、金融機関が中小企業者に対してRCCへの譲渡に至った経緯を十分に説明した場合には、保証協会がその譲渡を承認することとする、こういうことが一つあ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成十一年の九月に深谷大臣が、御指摘のように開業二十四万社、雇用増百万人、こういうふうに言われました。通常、開廃業率につきましては、総務省の事業所・企業統計調査に基づいたデータを使用しております。直近では、昨年に同調査が実施されておりますけれども、その集...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  本年一月に小泉総理が提唱いたしました日本・ASEAN包括的経済連携構想の実現に向けまして、専門家会合で具体的な検討が積み上げられました。本年の九月でございましたけれども、ブルネイで行われました日本とASEANの経済大臣会合...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 成長が著しい東アジアとの経済連携を深めて、その活力を取り込むことは、我が国の経済の活性化にとって非常に私は重要だと思っております。  こういった考え方に基づきまして、私は本年六月に、東アジア自由ビジネス圏構想、こういうものを提唱させていただきまして、F...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松先生御指摘のように、経済産業省というのは多層的な通商政策、これを標榜しておりまして、WTOを中心とした多角的貿易体制を維持強化するその取組とともに、さらに貿易の自由化や経済活性化を進めていくために、利害の共通するそういう国や地域との間でFTAの取組を通...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 産学の連携が活発に行われているスタンフォード大学や中国の清華大学の具体例をお示しいただいてお話を承りました。確かに、これらの大学の周辺には大変多くのベンチャー企業が集積をしておりまして、この産学の物理的な距離の近接性というのが産学連携の更なる、御指摘のと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松先生御指摘のとおり、研究開発、イノベーションは、研究開発というのはイノベーションの源泉でございまして、研究開発の取組を強化することこそが我が国の産業の競争力を強化することにつながる、それが経済の活性化、ひいては高付加価値立国、科学技術創造立国と、こう言...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  不良債権処理の加速といいますと、金融仲介機能の速やかな回復を通じまして資源の成長分野への円滑な移行を促すものでございまして、我が国経済の再生に必要なものであるという、そういう側面があると思います。反面、御指摘のように、不良...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁の中でも触れさせていただきました。  やはりこの不良債権というものをいつまでも処理をしないと、空中ブランコのお話がございましたけれども、人間の体に例えますと、残念ながら、がん細胞ができてそれが増殖をしていると。これをやっぱりきちっと切除しな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業をめぐる厳しい金融経済環境の中で、保証の付いた債務というのを当初の約定どおり返済するということが困難となるケースは非常に増加をしていくことは私どもよく認識をしております。  このような中で、御指摘の京都信用保証協会など一部の保証協会で行われてい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど答弁の冒頭の方で、京都信用保証協会、こういう一部の保証協会で行われている借換え制度というのは地方自治体が独自に行っている保証付き融資でして、債務の弁済を支援するため地域の実情に応じてと、こういう形で、私どもとしては、そういう形でその地域が地域の実情...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては当然研究することはやぶさかじゃございません。そういう意味では、それぞれの私どもの出先の中でしっかりと実態を把握をいたしまして、そして中小企業サイドに立ってきめ細かい対応をさせていただきたいと、このように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変お褒めをいただきまして、本当にありがとうございました。  確かに、過去、女性が女性であるがゆえに金融機関から借入れのハードルが高い、こういうようなことで資金調達の面なんかで大変苦労された、不利を感じた女性経営者が半数以上おられたということも我々承知...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、日本銀行総裁のお話では、マネーサプライは十分過ぎるほどしている、こういう話でございますけれども、それは銀行まででございまして、そこから下に降りていない、こういうことが私は最大の問題だと思っております。  銀行はそこで国債等を買ったり、実際に経済の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回お願いしております中小企業挑戦支援法において、最低資本金の問題等、思い切ったことをやらせていただきました。  おっしゃるように総合的に、新規の企業が創業できるように、規制の面、税制の面、私どもは各省庁と連携をして抜本的にそこのところは解決をしていき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
11月15日第155回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 知的財産基本法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国は、これまで国民のたゆまぬ努力により、かつてない経済的繁栄とともに豊かで文化的な生活を享受できる社会を実現してきましたが、近年は低廉な労働コストや生産技術の向上等を背景にしたアジア諸...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 簗瀬議員にお答えをさせていただきます。  まず、知的財産権の内容についてのお尋ねでございますけれども、御指摘のとおり、本法案では、まず知的財産を広く定義をいたしております。  また、本法に言う知的財産権も、単に特許権や著作権など、個別の法律で付与され...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  知的財産基本法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  我が国は、これまで国民のたゆまぬ努力により、かつてない経済的繁栄とともに豊かで文化的な生活を享受できる社会を実現してきましたが、近年は低廉な労働コスト...全文を見る
11月20日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○平沼国務大臣 日本の場合には個人保証というのが御指摘のように非常に過酷なものがございまして、結局、倒産をしてしまうと、前にも御答弁で申し上げましたが、極端に言うと仏壇一つしか残らないというようなそういう状況であります。  そういう中で、法制審議会におきましても、過去十九回議論...全文を見る
○平沼国務大臣 平成十二年十二月二十五日に、当時の資源エネルギー庁から東京電力に対しまして、申告者を特定し得る情報を東京電力に伝達したことについては、事前に申告者からの手紙の中で、関係者に対し身元を明らかにしてもよい旨の意思表示がなされていた、そのことは事実としてありました。最初...全文を見る
○平沼国務大臣 ホームページだけと、こういう御指摘でございますけれども、私どもとしては、そういう趣旨でそういう制度をつくっている、こういうことは電気事業者にも言っておりますし、まだそこが十分でないとしたら、そういう制度をつくったということを周知徹底し、さらに電気事業者も問題意識を...全文を見る
○平沼国務大臣 私が最後の通産大臣に就任しましたのが、たしか平成十二年の七月四日だと思っておりますけれども、告発は、たしかその前日にあったと思うんです。そして、私のところに連絡があったのが約二年を経過しておりまして、私は、たしか八月二十八日に、実はこういうことがある、こういうこと...全文を見る
○平沼国務大臣 大変、二年もかかった、こういうことでございまして、強制調査権等がないことを問題にされていると思うのですけれども、私どもとしては、調査過程について、私直属の委員会を設けて評価を行わせていただいたところです。  その委員会の中間報告では、当初申告処理に当たった資源エ...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の、申告に基づく事案というのは、自主検査の部分でございました。そういう自主検査というその範囲の中で、私どもは、先ほども答弁で申し上げたように、自主検査の範囲で、それほど重大ではないというような判断がある、だからそういう中でずっとやってきました。  しかし、今...全文を見る
○平沼国務大臣 今、刈羽村の住民の、周囲の方々のそういう不安、そのお話をしていただきました。大変私も参考になったと思います。  今回の一連の事案で、そういう立地地域、また国民の皆様方の不安感を大変助長してしまったことも、私どもは非常に責任を感じております。  原子力に対する国...全文を見る
○平沼国務大臣 今般の一連の不正行為については、事業者の自主点検が法令に位置づけられていなかったこと、あるいはひび割れ等のふぐあいを評価する手法が不明確であったことが、適切な対応がなされなかった要因の一つだ、このように思っております。  このようなことから、今般の法律におきまし...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、もちろん、その安全性をやはりしっかり担保して、そして国民の皆様方に安心をしていただく、そのことが今回一番大切なこと、こういう認識でございます。
○平沼国務大臣 今回の原子力安全・保安院による対応につきましては、厳正中立な立場から、どのような問題があったのかについて虚心坦懐に見きわめることが重要であるとの考えから、私直属の組織として、御承知のように、外部の有識者から構成される評価委員会を設置いたしまして、その調査過程の妥当...全文を見る
○平沼国務大臣 この中央省庁再編に当たりまして、そこのところが議論になったことは御承知のとおりであります。そのときに、よい方法だということでダブルチェックシステムという形になりました。  日本においては、天然資源、特にエネルギー資源がないわけでございますから、一方においては、エ...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力行政の一番守らなければならないのは、やはり安全性をいかに確立するかということと、それから、それに基づいて国民の皆様方の信頼を得るか、このことに尽きると私は思っています。  そういう意味で、この維持基準については、拙速は許されない、こういうふうに思っています...全文を見る
○平沼国務大臣 法律で定めるということも一つの考え方と思います。しかし、今私が申し上げたようないろいろな手続を経て、そしてしっかりと対策を講ずれば、省令でも十分担保できる、こういうふうに私は思っております。  私どもとしては、まず、学識経験者でございますとか原子力の専門家ですと...全文を見る
○平沼国務大臣 今、定検を含め、今回の事案でたしか九基停止をしております。また、さらにこれから定期検査に入るものもあります。そういう中で、私どもはしっかりと検査を行いまして、そのことは十分地元の方々にも説明責任を果たさせていただきたい、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  米国のようにエネルギー資源の豊かな国とは異なりまして、我が国におきましては、エネルギーの安定供給に資する原子力というのは、基幹的なエネルギーとしてその導入を進めていかなければならないわけであります。そのような原子力政策を推進してい...全文を見る
○平沼国務大臣 土田先生御指摘のような、外部の学識経験者等による規制活動の評価と、それによる質的向上などについては、原子力安全委員会が、公開の原則のもとで、規制機関による安全規制の実施について客観的、中立的な立場から監視する、こういうダブルチェック体制によってその確保が現在でも図...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力につきましては、国民の安全を確保していくためには、御指摘のように、国による取り組みだけではございませんで、やはり地方自治体とも協力をしながら万全の対策を講じていくことが不可欠だと考えております。  御承知のように、現在でも、原子力災害発生時の現地本部となる...全文を見る
○平沼国務大臣 今度の独立行政法人ですか。(土田委員「今度の独立行政法人。はい」と呼ぶ)  原子力という非常に専門的な、そして安全性に関与して、また国民の信頼を得るということであれば、やはりそこには相当の知識経験、そして知見、専門的知識、そういうものを持った人が必要であるわけで...全文を見る
○平沼国務大臣 塩川先生にお答えをさせていただきます。  御指摘の報道は、東京電力の元幹部が、今新聞を読んでいただきましたけれども、インディケーションありとの報告書を提出しようとしたところ、国の検査官から、これでは受けられないと突き返されたと発言したとの内容です。私としては、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 報道されました東京電力の元幹部を含めまして、当時の関係者から事情を聴取いたしました。報道にある、インディケーションを異常なしに変えさせたというような事実は、本人から聞いたところ、確認はされませんでした。
○平沼国務大臣 既にこの国会の場でそういうことは申し上げました。また、私も、そういう形で、記者会見で、厳重に調査する、こういうことを申しているわけでありますから、いずれ機会を得て、今ここで申し上げたようなことは言わせていただこう、こう思います。
○平沼国務大臣 財団法人発電設備技術検査協会は、国の検査官が試験記録を確認する項目でございますとか、国の検査官が事業者の点検結果を確認する項目につきまして、事業者が試験や点検を実施する際に立ち会っておりますけれども、法令上は第三者機関の立ち会いを義務づけているわけではなくて、これ...全文を見る
○平沼国務大臣 お会いして、私は、いつもお申し込みがあるときには誠意を持って対応させていただいています。そういう中で質問書をいただいて、私は事務方の方に、これは御回答するようにと、こういうふうに言ってあります。それがまだだということは、私、大変うかつなことで、今初めて承りました。...全文を見る
○平沼国務大臣 私のところには、いろいろな事案で全国から、そしてあらゆる団体から御要望書が来ます。そういったことに対しては、まあ千差万別あるわけでございまして、どう見ても御返事する必要のないようなそういう文書もやはりあります。それはそこで私どもは精査させていただきますけれども、私...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生にお答えさせていただきます。  今般の一連の不正行為というのは、事業者の自主点検が法令に位置づけられていなかったために、自主点検で発見されたひび割れの兆候が放置をされたり、適切な記録の保存がなされていなかったものであります。加えて、ひび割れ等のふぐあいを...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、今の御質問に答弁させていただく前に、質問書に対して返事がなかったという御指摘でしたけれども、今事務的に調べましたら、大島先生と一緒にお越しいただきました北川れん子先生の事務所に十一月一日付で持参をさせていただいている、こういうことでございますので、ちょっと御...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、私に大島先生の名前で会見を申し込まれました。そこにまず行くことは当然で、御指摘のとおりで、お怒りのとおりだと私は思っております。  そういう意味では、今問い合わせたばかりですから、もしそれが事実としたら、私は責任者として大島先生に心からおわびをしなければ...全文を見る
○平沼国務大臣 そのようにさせていただきます。
○平沼国務大臣 給料だけのことをおっしゃられましたけれども、実は、佐々木原子力安全・保安院長は大変重い部類の戒告という、公務員としては非常に重い、それにあわせて給与の自主返納、こういう形でございます。  それから、当時関係をしていて、今は別の職についている、例えば、当時は保安院...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと御答弁で漏れてしまったのがありましたけれども、これは、処分をしましたときに新聞に全部発表をいたしました。したがいまして、この処分の内容については公知の事実に相なっております。
○平沼国務大臣 御本人から言うというのはあれですけれども、国家公務員として、戒告あるいは厳重注意、懲戒というのは、実際の金銭とかそういうものはつきまといませんけれども、やはり国家公務員としての経歴上大変大きな意味があるわけでありまして、これは金銭では換算はできませんが、経歴上大変...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の事案というのは、御理解をいただきたいのですが、あくまでも自主点検の部分で起こりました。ですから、国民の信頼と安全性を担保するということは第一義ですけれども、東電の処分と、民間の、虚偽の報告をして事実を隠ぺいして、そして捏造した、これと自主点検で起こった我が方...全文を見る
11月20日第155回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生にお答えをさせていただきます。  特殊法人改革、石油公団、その改革の具体的内容についてのお尋ねでございました。  総理からも関連で御答弁があったところでございますけれども、石油公団の機能を承継して設立される独立行政法人につきましては、特殊法人...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 広野先生にお答えをさせていただきます。  中小企業の窮状と中小企業金融対策の拡充に対するお尋ねでございました。  御指摘のとおり、現下の厳しい金融経済情勢の中で、貸し渋りを受けていると、こういうふうに感じている企業は非常に増加をしております。平成十年...全文を見る
11月21日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。近藤先生にお答えをさせていただきます。  近藤先生が知的財産の重要性に関してお述べになられたとおりだと私は思っております。近年、アジア諸国を中心とした急速な追い上げを受けている我が日本の経済、従来型では、先ほど先生のお話にもございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 知的財産を戦略的に創造いたしまして、それを保護して活用することで富を生み出す知的財産立国となることが非常に求められているところでございます。  このための方策といたしましては、知的財産の事業化や取引活動、さらには紛争解決を支援する知的財産専門サービスの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の平成十二年法で弁理士の業務範囲となりました仲裁手続の代理業務に関しましては、弁理士が従来、産業財産権に関する諸業務を専門としている中、先端技術分野で産業財産権の創成に関する弁理士の不足が強く指摘されていたことから、当面、産業財産権の専門家である弁...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国の産業の国際競争力というのを強化をいたしまして活力ある経済社会というものを実現するためには、今、議員が御指摘のように、しっかりとした本部とそれをサポートする事務局体制、これを万全にすることが一番重要だと思っております。  そこで、この法案におきま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 簗瀬先生から、森内閣で私が通産大臣を拝命し、そして、もうその時点から大変なこの問題に対する造詣が深いし、そしてまた「はばたけ 知的冒険者たち」、これは二〇〇〇年におまとめになった。今御指摘になられたように、正にこの知的戦略会議から知的戦略本部をこれから作...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、森内閣のときにIT戦略本部というのができまして、そこのメンバーとして、そして戦略会議というのは、簗瀬先生も御承知のように非常にインタラクティブな発想を持っているソニーの出井会長が議長になってずっと進めてきたわけであります。  確かに最初の目標に掲...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な私御指摘だと思っております。  知財の戦略会議の中でも各界各層の方々でいろいろ議論をし、御指摘の点もその議論の中に十分出てまいりました。したがって、今御指摘の、そういう何といいますか供給者サイドのものであっては、これは御指摘のように仏作って魂...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私がちょっと答弁申し上げようと思ったのを特許庁長官が言ってしまって。  私は、簗瀬先生の言われている、本当にインセンティブを与えて、基本法を作って、そういう形で門戸を開くということは、私はおっしゃる意味はよく分かるわけです。しかし、るる御説明させていた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当然、ユーザー本位でシステムを構築するということは私は大切な視点だと思います。  特許の紛争に関しましても、やっぱり弁護士さんの中ではこういう例えば工業所有権だとかそういう専門的な形でそういう知識が持っておられない方があるという形で、紛争裁判の中に弁理...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど法務省からの答弁の中でも、相当今後いろいろな面で、先ほど簗瀬先生も若干評価されていましたけれども、そういう方向に進んでおりますし、またアメリカの例もございます。  そういうふうなことで、これからますます国際化をして、そしてこういう特許紛争、知的財...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特にゲノムとナノと、こういう形で御指摘をいただきました。  ゲノムベイ東京という具体的な名前も出していただきましたけれども、これは今年の七月二日の都市再生本部決定の都市再生プロジェクトにおいて、東京圏におけるゲノム科学の国際拠点形成としてゲノムベイ東京...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今お願いをしておりますこの基本法、これが成立をさせていただきますと、今おっしゃいましたように知的財産本部、これが結成をされ、そして知的財産の創造、保護、活用、さらには人材の育成等々、あらゆる関連のことを盛り込んで知的財産推進計画が策定されるわけです。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生にお答えさせていただきます。  本法案の第一条には、今この法律が必要とされる直接的な理由でございます我が国を取り巻く近年の社会経済情勢について規定をしているところでございます。そして、この基本法案によりどのような社会を作るべきか、国民生活をどの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 豊かな、そういう豊かさを真に実感できる、そういうことを追求するということは私は非常に大切なことだと思っております。そして、戦後、日本は一生懸命努力をして、そして世界が瞠目する発展を遂げ経済的繁栄を享受したことは事実であります。  その中で、更に真の豊か...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  知的財産の戦略的な活用によりまして、我が国産業の国際競争力の強化と持続的な発展というのは、この法律の、御指摘のように、重要な目的の一つだと私思っております。したがって、そういう形で規定をさせていただいていることでございます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは大変私は誤解だと思っておりまして、私もそのメンバーの一人でございましたけれども、知的財産基本法というのは、関係閣僚が全部入りまして、それから民間有識者も参画をしていただきました。これは知的財産戦略会議、こういうことでございまして、そのメンバーの中に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 午前中でもこの問題が出まして、特許庁長官等から御答弁をさせていただき、私からも答弁をさせていただきました。  いずれにしても、いろいろな問題点もありますし、あるいは制度的なアプローチもありますし、総合的にいろいろ検討しなければならないと、このように思っ...全文を見る
11月22日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○平沼国務大臣 おはようございます。お答えをさせていただきます。  御指摘のように、今、電力の約三分の一が原子力によって賄われております。今現在、日本には五十二基の原子力発電所があるわけでございまして、東京などは四割の電力が原子力によって賄われている。そういう意味で、私どもは、...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、国民の信頼と、そしてその安全性に対してしっかりとした担保をしなければならないのに、御指摘のようなそういう事故等が起こりまして国民の皆様方が大変不安になっておられまして、私どもとしては、本当に遺憾、残念なことだと思っております。  したがいまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、御指摘のことはあったと思っております。  十月一日に公表させていただいた中間報告でも指摘をしておりますように、原子力発電所において設備にひび割れ等があっても安全に問題なければ異常なし、こう言って国へ報告や公表等を怠ってきた事業者の姿勢というのは、御指摘のよ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  原子力設備に係る維持基準につきましては、まず、公布の日から一年以内に策定をする、こういうふうにいたしております。  当該基準の策定に当たりましては、原子力施設の機器について策定をされました日本機械学会の規格などの民間規格を活用する...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘だと思っています。  そういう意味では、先ほどの御答弁でも申し上げましたけれども、やはり一つは、国民の皆様方に、従来の安全基準を下げるのではないということをしっかりと御認識いただくように、あらゆる努力を尽くすことがまず大事だと思っています。  それ...全文を見る
○平沼国務大臣 当然これまでも、いろいろいい材料という形で検討してまいりました。こういう状況ですから、私どもとしては、御指摘のように、産学官が連携をしながら、さらに材質のいい、そしてひび割れが生じない、そういうものは検討をしていかなければならない、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 知的財産戦略会議というのを、中山先生御承知のようにことしの三月に立ち上げて、ここは関係する閣僚が全部入らせていただいて、また専門家、弁護士さんですとかあらゆる各界各層の方が入って、非常に熱心に議論をして、御承知のように七月に大綱というのができました。  その大綱...全文を見る
○平沼国務大臣 国民の皆様方の信頼が今失墜をしています。その失墜をした背景には、やはりしっかりとしたわかりやすい説明責任というのがなかった、それも原因の一つだと私は思っています。ですから、そういう意味で、今御指摘のように、わかりやすく、そして国民の皆様方の不安を払拭できるような、...全文を見る
○平沼国務大臣 そういったことも含めて、私どもは皆様方からお知恵をいただきながら決めていきたい、こう思います。
○平沼国務大臣 日本は電力の三〇%でありますけれども、フランスなどは八割近い、そういう大変な原発の国でございます。そういったところの比較検討で日本がどの程度だ、どの程度まで行っている、あるいはそこよりすぐれているところがある、こういう比較検討というのは非常に大事で、過去もそういう...全文を見る
○平沼国務大臣 保安院長からも、大変重要な御指摘をいただいた、こういう答弁がありました。私もそのように思っておりまして、そういうこれまでの反省の上に立って新しい体制をつくる、こういうことであれば、しっかりとしたそれに必要な経費というものは準備をしなければならない、そういう形で私も...全文を見る
○平沼国務大臣 既にエネルギーの中長期的なそういう基本方針については出しているところでございまして、その中で御指摘の原子力の必要性というものも、今数々御指摘がございましたが、そういった角度から取り上げて、その中にうたっているところであります。  しかし、御指摘のように、今、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、私もそのとおりだと思っております。  私どもといたしましても、いろいろな手段を通じて国民の皆様方に御理解をいただくように訴えてきました。それからまた、いわゆる原子力を発電する立地地域の首長さん、そしてまたそれを最大に消費する例えば東京都の石原都知事、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の東京電力の事案というのは、御承知のように、自主点検部分のデータの捏造、改ざん、虚偽報告、こういうことでございます。  今までの御審議の中で数々出ておりましたけれども、これは、事業者が、ある意味では安易な形でそういう自主検査を行い、そしてこれも、そもそもわか...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の事案に関しましては、やはり一つは、米国等では三十年前からございました、安全性の水準を下げないという形での維持基準、こういうものを設定していなかったために、自主検査のその面で非常にマンネリ化をして、そしてそういう隠ぺい体質が起こった、こういうことであります。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の点は重要な点だと思います。  国民の方々に原子力の必要性あるいは安全性、こういったことを認識していただく、そのためにはやはりいわゆる青少年にも理解をしていただくことが大切だ、こういうことで、実は文部科学省にもお願いをしたりしまして、原子力の安全性、必要...全文を見る
○平沼国務大臣 大変コストはかかる、こういうことを思いますけれども、国も、今申し上げたような努力をさせていただいております。  それから、委員もごらんになったと思いますけれども、事業者等も、例えばテレビのコマーシャル帯を使って原子力というものの必要性、あるいは安全にちゃんと管理...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の場合には、戦後、全く荒廃の中から、いわゆる経済立国、産業立国として立ち上がってきました。それは、エネルギーというのが非常に大切でございまして、石炭から、先ほど御指摘のように石油に置換をいたしました。そして、その石油の依存率というのが一時期は一次エネルギーの七...全文を見る
○平沼国務大臣 メタンハイドレートというのは、将来的には大変有望なエネルギー源だと思っています。これは主に海底にありまして、それをうまくどういうふうな形で地上に持ってくるか、こういうことが非常に大きな問題点だったのですが、カナダにおきまして、日本もそこに参画をして、非常に深いとこ...全文を見る
○平沼国務大臣 これに関しましては、今般の法律案では、原子力発電所や核燃料サイクル施設などに対する報告の徴収あるいは立入検査の実効性を確保する観点から、虚偽の報告、立入検査の妨害等に対しての罰則を強化するものになっています。  また、今般の不正事案の解明に当たりまして、保守点検...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の秋の臨時国会で、今長官からも御答弁させていただいたように、企業を立ち上げる場合には、個人保証もないという形で新しいものをつくらせていただきました。これは、新規の企業という形ですから、もちろんその時点で内容を吟味していかなければいけませんけれども、再チャレンジ...全文を見る
○平沼国務大臣 法務省でございまして、そこで一生懸命やっていただいていますので、私もこの前の御答弁で申し上げましたけれども、さらに積極的に関係筋に働きかけたいと思っております。
○平沼国務大臣 まず、答弁させていただく前に、中小企業についての御質問がございました。その中で、売り掛け債権の担保融資制度に関して、せっかく百三十社お集めをいただいたのに、原則ということを捨象してしまって、先生のそういう御努力を無にしてしまった、このことは大変申しわけなかった、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 アメリカというのはFBI等があって、そういう機能を持っていることは事実だと私は思います。  今回の事案に関しては、その申告を受けた方が、反省しておりますけれども、やはり真剣味が足らなかった、こういうふうに私は思っています。そして今、経済産業省といたしましても、さ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、いろいろ関係する方面がございます。ですから、そういう御指摘というのはしっかりと踏まえながら、今後いろいろな面で検討させていただきたいと私は思います。
○平沼国務大臣 私は、全くそのとおりだと思っておりまして、そこはもう強調しても強調し過ぎではないと同じような認識を持っているところでございます。
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、日本は二発の原爆を落とされて、そして世界で唯一の原爆の被災国であります。そういう意味では、国民の皆様方は、この原子力に関しては大変な心配をされておりますし、トラウマというお言葉をお使いになられましたけれども、本当に皆様方はこの原子力の安全性について...全文を見る
○平沼国務大臣 松原先生のおっしゃるとおりだと思います。  今回の東京電力による事案に関しましても、例えば、大きな組織特有の閉鎖性、こういうものが非常にこういう事案を発生する根っこにあったと私は思っておりますし、また、トラウマということをおっしゃいましたけれども、原子爆弾を二発...全文を見る
○平沼国務大臣 私は両面あるんじゃないかと思います。しかし、今回の自主点検の部分のいわゆるデータの改ざん、隠ぺい、虚偽の報告、これを見ますと、根本的なモラルといいますか、そういったものが私は欠落していたと思います。そういう意味では、二つある中で性悪の方が機能して改ざんだとか捏造だ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、これまでの審議の中でもたびたび御指摘をいただいた本当に重要なテーマだと思っております。  繰り返しになって恐縮でございますけれども、実は、二通りの考え方がありまして、中央省庁再編のときにやはりどういう体制をとるか、一つの考え方は、今採用しておりますダブル...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  松原先生御承知のように、今日本には原子力発電所が五十二基あるわけでございまして、今回の事案及び定期検査を含めまして、現在十五基が停止しておりまして、さらに定期検査に入るものを入れますと、この数はふえてまいります。そして、冬場の電力...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思っておりまして、地域住民、特に立地地域の皆様方に御理解をいただくということが非常に重要なことだ、このように認識しております。  これまでも、我々はそういう意味ではいろいろ努力をしてまいりました。しかし、例えば、信頼感を大幅に損なったという中で...全文を見る
○平沼国務大臣 地域の首長を初めとするそういう方々がこの原子力に対して参画をするというのは、将来に向かっての検討事項の一つだ、私はこのように認識します。  それから、アカウンタビリティーの中で、先ほどの答弁でも言わせていただきましたけれども、私どもも努力をしておりまして、例えば...全文を見る
○平沼国務大臣 副大臣の答弁と同じでございますけれども、やはり安全にかかわるそういう問題に関しまして、この閣議決定にもありますように、これは独立行政法人でやる、こういう趣旨があります。我々は、小泉内閣のもとでは、民にできることは極力民に任せる、こういう大前提がございますけれども、...全文を見る
○平沼国務大臣 繰り返しに相なると思いますけれども、公益法人の改革は、おっしゃるように民間にゆだねられるものは民間で行うことが原則でございます。  しかし、原子力安全規制に関する業務のように、国民の生命保護等の観点から、これによってやるのは難しく、国の強い関与が不可欠で、ある意...全文を見る
○平沼国務大臣 財団法人原子力発電技術機構、NUPECは、もう先生御承知のように、昭和五十一年に当時の通商産業省が認可をいたしまして、約二十五年間にわたり原子力安全と原子力技術に関する幅広い委託事業を実施してきたところでございます。  本法人の安全関連委託業務の独立行政法人への...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  原子力の安全規制を担当する規制当局及び機構の職員というのは、おっしゃるとおり、当然、原子力に対する高度な専門的な技術あるいは能力や知見、それとともに、強い使命感や責任感を持って業務を行うことが御指摘のとおり必要不可欠だと思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 今おっしゃられましたダブルチェック体制を強化する、私どもは、こういう方向で今回この法案をお願いしております。  規制調査につきましては、原子力安全委員会の所掌事務等を定めた設置法を法的根拠としておりまして、原子力安全委員会は、関係行政機関に対して報告等を求めるこ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  保安検査制度は、平成十一年に発生いたしましたジェー・シー・オーの事故が、原子力事業者による保安上の規定の重大な違反が原因であったことを踏まえまして、原子炉等規制法の改正により、平成十二年度に導入をされたものでございます。  制度導...全文を見る
○平沼国務大臣 今院長からも答弁をさせていただきましたけれども、現地の原子力保安検査官が保安検査や日常の巡視等において事業者の品質保証体制を厳正に確認することによりまして、原子力保安検査官制度がより実効性のあるものとして運用されるように努力をしてまいりたい、このように思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 松浦委員長のそういう御指摘というのは、私は妥当な御指摘だと思っております。  そういう意味で、私どもとしては、今回の事案に対して、東京電力の二十九案件について徹底的に解明をし、今回の問題が発生した要因としまして、東京電力の本店あるいは原子力発電所の組織体制に問題...全文を見る
○平沼国務大臣 直前の答弁でもちょっと触れさせていただきました。人間のやることというのは、一〇〇%完全というものはあり得ないと私は思っています。それをいかに少なく、そして、でき得る限り努力をしてその率を本当にゼロに近づけていくということが私どもは非常に大切なことだと思っています。...全文を見る
○平沼国務大臣 委員から、東電の前社長の発言によって今回の維持基準をやる、こういうことですけれども、これはもう委員御承知のように、実はずうっと検討が進んできておりまして、南社長の発言以前から、そういう必要性があるという形でいろいろなところで検討が進んできたところです。また、午前中...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど答弁をさせていただきましたけれども、やはりそういう不安が皆様方にある、それから疑念があるということは私は理解できます。  したがいまして、これをやるに当たりましては、原子力の専門家の皆様方と、あるいは学識経験者の皆様方、そういった方々で徹底的に検討をしてい...全文を見る
○平沼国務大臣 十月一日に公表した東京電力の問題になっております二十九案件についての報告は、事実の解明に加えて、今回の問題が発生した要因として、東京電力及びその原子力発電所の組織体制に問題があった、こういったことについて私どもは明らかにすることができた、こういうふうに思っています...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力保安院長から、七七年そして八八年の件数の御報告をさせていただきました。  確かに、件数では八八年以降減っていることは事実です。しかし、その中では、前回なかったものも入っているし、また、ふえたもの、減ったもの、それは、内容で、あると思います。したがって、私は...全文を見る
○平沼国務大臣 今、立地で大変御協力をいただいている福島県の佐藤栄佐久知事の、お会いになられたときのお話を承ることができました。立地県に対しては、先ほど来の答弁の中でも言わせていただいておりますけれども、やはり信頼をいかに醸成して、そして説明責任を果たしていくか、このことが大切だ...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力のその事案が起こったときも、当委員会でこの案件については御審議をいただきました。そしてまた、この臨時国会が始まって、皆様方に大変熱心に質疑をしていただきまして、そしてこの法案を審議させていただいています。  そういう中で、私どもは、対外的にはこの国会の審議...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど、新潟県の平山知事さんの、ここに参考人として来られたその中で、格納容器を説明したときにちょこっと聞いた、そういう御指摘がありました。  したがいまして、私の答弁は、何にも説明責任を果たしていないという形で誤解をされてしまっては困るわけですけれども、やはりこ...全文を見る
○平沼国務大臣 前段は私から答弁させていただき、後段は保安院長から答弁いたさせるようにいたします。  原子力発電所の自主検査等の情報には、これは大島先生も御承知のように、核物質の防護の観点でございますとか核不拡散の観点から、開示すべきでない情報、また、ちょっと御指摘になられまし...全文を見る
11月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  確かに、今、貸し渋りというのはもう一回厳しい状況になってきています。一番厳しかった平成十年では、我々の調査では中小企業の三五%が非常に厳しいと、こういう評価でございました。それが十二年においては一九・四まで下がってきたんで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 田名部先生にお答えさせていただきます。  青森県ではそういう資金需要というのが、いわゆる借金の返済等に追われて新規のものがないという、そういう今お話でございましたけれども、全国的に見ますと、やはり我々の調査によりますと、非常に貸し渋りがこのごろ顕著にな...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  技術の標準化に関する我が国の今後の対応についてのお尋ねでございます。  この技術の標準化につきましては、経済のグローバル化がますます進んでまいります中で、御指摘のように国際的に取り組んでいくことが大変重要な課題になってい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この知財基本法に基づく知的財産戦略を実効あるものにするためには、正に小林先生御指摘のように、その推進体制の整備ということが非常に必要なことだと、このように思っております。  こうした観点から、基本法によりまして知的財産戦略本部を内閣に設置をすることにい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、若林先生御指摘のように、IMDという、いわゆる国際競争力レポート、これによりますと、インフラ分野の総合ランクというのは四十九か国の中で三十位になっています。しかし、御指摘のように、いろいろな細かい点を見ていくとまだまだ優秀だと、こういうことで、一概に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 若林先生御指摘のとおり、この科学技術政策研究所の調査によりますと、理工系学生の就職先としまして、製造業よりサービス業が三・七%上回った、このような結果が出ています。サービス業が二万三千四百八十六人、それに対して製造業が二万一千二十三人と、こういうことでご...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のようにいろいろ不祥事があり、経営者自体の倫理観の欠如等が非常に大きな問題になっております。これはやっぱり、九〇年代までは我が国の経済というのは右肩上がりで来て、そういったことが余り、もちろんあったと思いますけれども、露呈してこなかった。そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、政治局常務九人が全員理工系出身者。我が国の閣僚は理工系出身者が本当に少ないわけでございまして、小渕第二次改造内閣以降で調べてみましたところ、各内閣一名程度というのが実態でございます。  ただ、我が国が科学技術立国を目指すに当たって重要な...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、日本は高コスト構造でして、非常に、例えば空港の使用料一つ取ってもまだまだ国際的には高い水準にあります。また、エネルギーコストも非常に高いと。  そういうこともありますし、また外国の研究者が来るに当たっては、必ずしも居住環境がより良く整備...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大学発ベンチャーの企業数を見ますと、昨年の十二月時点では二百六十三社でございました。本年の八月時点でこれが四百二十四社になりまして、大幅に伸びているところです。  先生御指摘のように、大学発ベンチャーの更なる創出拡大のためには、大学からの技術移転や産学...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  我が国産業の国際競争力を強化をいたしまして、活力ある経済社会を実現する、そのためには優れた発明でございますとかデザイン、あるいはブランド、コンテンツ、そういった知的財産の創造及びその効果的な活用による付加価値の創出を基軸に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本法案で、確かに御指摘のように、中小企業という言葉が直接出てくるのは十九条二項のみであります。私どもとしては、そのことをもって本法案が大企業による知的財産の活用を中心にしているということにはならないと考えております。  例えば、一つは新事業創出のための...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、近時、我が国の金型技術というのが金型の顧客を通じまして、その図面を介して外国に意図せずして流出するケースというのが指摘されております。これが我が国製造業の競争力低下につながるのではないかと非常に懸念をされているところでございます。  国...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に今衰退をして元気のないこの映画産業、これを守り立てていくためにはどこが責任を持って、そして推進をしていくかと。これはやっぱり今の御質問の中にもありましたけれども、関係する当省を含めて、関係府省というものがやっぱりしっかりとした連携を取って、そして問...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、生命科学等新分野の成果に関する知的財産の保護強化、そしてその実社会への導入に際しては、御指摘のように、生命倫理との関係等、様々な問題がございまして、政府一体となって取り組む必要があると思っております。  こうした観点から、新技術分野の知...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
11月27日第155回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○平沼国務大臣 おはようございます。それではお答えさせていただきます。  今般のエネルギー政策の見直しは、経済財政諮問会議における総理の指示に基づきまして、地球環境対策、そして安定供給の確保、効率性の向上という観点から検討をさせていただいているところでございます。また、こうした...全文を見る
○平沼国務大臣 石炭に課税する、こういうことでございますけれども、石油税というのは、石油等の安定的な消費を可能ならしめるために必要な財源につきましては、広く石油等の便益を享受している者に負担を求めることが合理的である、こういう考えのもとに、納税者の皆様方の理解を得て、石油、天然ガ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今回の東京電力における自主点検記録の不正に係る問題が発生いたしましたことは、エネルギー供給の基幹をなす原子力そのものに対する国民の皆様方の信頼を大きく損なうものでございまして、大変私は遺憾に思っているところでございます。  当省...全文を見る
○平沼国務大臣 この東京電力による一連の不正というものが白日のもとにさらされる、こういうことに相なりましてから、私のところにも、その立地の地域の首長さんあるいは議会関係者そして地域住民の方々がたくさんお越しになられました。そして、その中で、今委員御指摘のような御提案も私受けたこと...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁の中で、そういったいわゆる保安院のあり方についても、我々は、これから総合的に、そして将来的に検討をしていきたい、こういうことで申し上げました。
○平沼国務大臣 これも委員よく御承知だと思いますが、昨年の七月に総合資源エネルギー調査会におきまして新たな長期エネルギー需給見通しが取りまとめられました。この中で、目標ケースで、本年一月に運転を開始した東北電力女川三号原子力発電所を除くと、二〇一〇年度までにあと九基から十二基、原...全文を見る
○平沼国務大臣 資源に、特に天然エネルギー資源に恵まれない我が国にとりまして、エネルギーの安定供給でございますとか地球温暖化防止の観点から、原子力発電の重要性は、これは変わりありません。この原子力発電を末永く続けるためには、やはり核燃料サイクル、プルサーマルを実施するとの基本姿勢...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、やはり電力、これは今全体の三分の一を賄っております。そして、全国には五十二基の原子力発電所があるわけですけれども、その十五基といいますと、三分の一に近いものがとまっている。こういうことになりますと、私どもとしては万全の対策をとっていかなければいけな...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  効率化、安定供給、そして環境保全という電気事業に対する社会の要請にこたえていくためには、効率化に資するための自由化による競争原理の導入と原子力の推進は、いずれも追求をしていかなければならない重要な命題だと思っております。  電気事...全文を見る
○平沼国務大臣 今先生が御指摘のように、やはり一面では、いろいろ技術を開発して検査というものを短縮する、これは全体で見たら、安全性さえ担保できていれば私は悪いことではないと思います。しかし今回、東京電力でこういう事案が出たということは、やはり利益追求に走って、そして今、小説等でお...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  原子力に対する国民あるいは地域住民の信頼を回復していくためには、説明責任を果たすということが重要なことだと思っております。規制当局である保安院は、国民の視点に立ちまして、透明性を向上させていくことが求められていると認識しております。...全文を見る
○平沼国務大臣 小沢先生にお答えさせていただきます。  先生が冒頭お話しになられた認識と、私はそう変わっていないと思います。我が国は、天然エネルギー資源に御承知のように非常に乏しい国でございまして、そのほとんどを依存している体質を持っています。したがって、中長期的に見ますとやは...全文を見る
○平沼国務大臣 原子炉の運転等により原子力災害が発生した場合には、原子力損害の賠償に関する法律に基づきまして、原子力事業者が過失の有無にかかわらずその損害を賠償する責めに任ずることとされるなど、その責任は第一義的には原子力事業者が負うこととされているところであります。  しかし...全文を見る
○平沼国務大臣 通例ですとそういう額は申し上げなくてもいいことになっておりますけれども、せっかくのお尋ねでございますから私申し上げさせていただきたいと思うんですが、私自身、これらの一連の事態を招いたことについては、経済産業省という組織の最高責任者として極めて大きく受けとめておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 民主党さんからも、三条委員会を設置しろ、こういう御提案をいただいていることは私も承知しております。  先ほど来、いろいろな方々に対する答弁の中でも言わせていただきました。やはり日本の場合には、先ほど来の議論の中でも出ておりましたように、一方においては原子力を推進...全文を見る
○平沼国務大臣 田中先生にお答えさせていただきます。  今御指摘のございました米国原子力規制委員会、NRC、現在約二千八百名の職員を擁しております。我が国においては外部の安全規制の支援機関等が実施している安全研究や実証試験の要員も組織内に含むなど、その組織構成には我が国の行政組...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  この原子力安全規制担当職員の研修につきましては、現在年間五千二百万円の予算で職員を対象とした研修を行っているところであります。  具体的には、この予算によりまして、原子力施設の現場に配置される原子力保安検査官、原子力防災専門官に対...全文を見る
○平沼国務大臣 電力会社が一人当たり五千万、こういうお話がありました。それに関して、国の方が約五千二百万と千二百万、これは非常に乖離があるところだと思います。  しかし、国としては、研修に対してはそういう費用ですけれども、そのほかにも私どもとしてはいろいろな形での業務の中でいろ...全文を見る
○平沼国務大臣 中央省庁の再編に伴いまして、それまでは資源エネルギー庁の中の機関としてやっておりましたけれども、したがいましてこれは、ちょうど中央省庁再編というのは一月六日でございましたけれども、あれが二〇〇一年、平成十三年でございますね。
○平沼国務大臣 現在、保安院におきましては、農水省の者が検査に当たっているという、例えば米の検査をした人が検査に当たっているという事実はありませんけれども、過去、農林水産省の職員を地方の通商産業局において採用しまして、当時の資源エネルギー庁運転管理専門官事務所に配置していたという...全文を見る
○平沼国務大臣 今、国の厳しい財政事情の中で四十名、確かにこれはアメリカと比較しては少ない数かもしれませんけれども、これは今の日本の現状からはぎりぎり、相当確保できた、このように認識しています。  しかし、一方においてそういう御指摘がある、こういうことを私も重く受けとめて、いろ...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては保安院それから原子力安全委員会三百六十名、その他に約六百名、こういうことでございます。  したがって、倍という形でいえば、二千八百、そういう基準でいえば、もう少しふやす、こういうことに相なると思います。ですから、そこに四十人が加わった、こういうこと...全文を見る
○平沼国務大臣 今回、御党から建設的なそういう修正の案をいただいているようでございまして、私どもとしても、これは今よく検討させていただき、そして、そういう建設的で将来にとって有用な御提案はやはり基本的には積極的に取り入れていかなければならない、このように思っております。
○平沼国務大臣 私どもは、それを取り入れていく余地はある、このように思っております。
○平沼国務大臣 十分検討の余地がある、こう申し上げたのは、そういう意味において申し上げました。
○平沼国務大臣 今回の東京電力の事案も、その発端は申告がありました。非常に問題だったのは、もう重々御指摘されておりますけれども、結果的には二年かかってしまった、こういうことであります。  やはり申告制度というものはしっかりと強化をして、そして体制をとらなければいけない、こういう...全文を見る
○平沼国務大臣 ずっと午前中そういう答弁をさせていただきました。原子力を推進していくに当たっては、やはり知見を有し、その安全性を担保し、そしてそこを熟知している人が推進側にいるということは必要だと。ですから、そういう意味では、ダブルチェック体制というのをよりいい形で、そして機能を...全文を見る
○平沼国務大臣 最後に、安全性が一番だと。こういうことは私も同感でございまして、そのことを肝に銘じてこれから一生懸命努力をさせていただきます。
○平沼国務大臣 今回の申告に関しましては、御指摘のように二年かかりました。  それで、時系列的に調べてみますと、これは、ゼネラル・エレクトリックの子会社の日系のエンジニア、この人が、その子会社を首になった時点で、実は二年前の七月でございましたけれども、申告をしてまいりました。そ...全文を見る
○平沼国務大臣 一つは、工藤先生もう御承知のように、今回、独立行政法人というのは、例えばその業績というものは監査法人がチェックをして、そして今までより、よりオープンな形で、いい悪いというものがはっきり出てくるわけであります。  それから、そういう形で、理事長を初め役員、それに対...全文を見る
○平沼国務大臣 特に、資源、そして天然エネルギー資源に恵まれない我が国にとりましては、エネルギーのセキュリティー面でのしっかりとした確保というのが重要課題だと思っております。将来にわたってのエネルギーの確保、こういう観点から、今御指摘のプルサーマルを初めとする核燃料サイクルあるい...全文を見る
○平沼国務大臣 工藤先生にお答えさせていただきます。  先般の内閣改造の折にも、留任をする私に、特に総理大臣から、原子力の安全確保について国民の信頼を回復するよう万全を期してもらいたい、こういう指示をいただいたところであります。原子力はエネルギー供給の基幹をなすものでございまし...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、参議院の予算委員会の集中審議、四時間ずっと総理と御一緒させていただいていました。工藤先生は、テレビの報道でそこの一部のところをごらんになられたと思います。  小泉総理はまなじりを決して、構造改革なくしてこの国の景気の回復はない、こういう信念でやっておられま...全文を見る
○平沼国務大臣 吉井先生はまさに原子力の専門家でいらっしゃるわけでありまして、精査をされてその結果おっしゃっておられることだと思っています。アメリカの方から文書でもって指摘があった。それもしっかりこちらも対応を今のお話ではしていなかったような、私も今お話を伺って、そういうことを感...全文を見る
○平沼国務大臣 それじゃ、私からお答えさせていただきます。  ナミビアからのウランの輸入に関するお尋ねでございましたが、昭和四十九年の国連ナミビア理事会布告については、ナミビアにおける天然資源の権益保護の観点からの国内法的な性質を有するものでございまして、他国に対して輸入規制等...全文を見る
○平沼国務大臣 お尋ねの国連ナミビア理事会布告につきましては、ナミビアにおける天然資源の権益保護の観点から、先ほども御答弁申し上げましたけれども、国内法的な性質を有するものでございまして、他国に対して輸入規制等の措置を講ずることを義務づけるものではないと承知しております。  し...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、個別の民間企業の役員の給与水準については、企業が独自に判断すべきものだと思っておりまして、当省としてはコメントする立場にはございません。  また、御指摘の電気料金につきましては、電気事業法上の「能率的な経営の下における適正な原価に適正な利...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  もとより、事業者において御指摘の人権侵害といった行為が行われてはならないということは、御指摘のとおり、言うまでもないことだと思っております。  既に、本件につきましては、今御説明があったとおり、事業者と従業員の方々の間で、事業者が...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、今吉井先生が言われた新聞等をまだ拝見しておりません。しかし、企業というものは、ある意味ではそういう政治活動というものは、最高裁の判例の中からも否定されているものではありません。しかし、いろいろ総合的な観点から判断をしていかなければいかぬと思っておりますけれど...全文を見る
○平沼国務大臣 午前中以来の質疑の中で、維持基準の問題がたびたび出ております。欧米の例を見るまでもなく、やはり、安全水準を落とさないという前提の中で維持基準を導入する、このことは私は必要なことだと思います。  しかし、今吉井先生からいろいろな形で御指摘をいただきました。したがっ...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆる専門的な見地から、原子力安全・保安院長が、二度にわたって重複をしたという形で答弁をさせていただきました。私も、ある意味では専門的な見地からそういう判断をしたことは妥当だ、このように思っております。
○平沼国務大臣 先生御指摘の規定において引用されている事業者というのは、従業者を使用することが予想される原子炉等規制法上の規制対象をすべて列記しておりまして、これで十分に法目的を達成できると考えているところでございます。  また、保護対象をそれらの事業者の従業者としているのは、...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生にお答えさせていただきます。  御指摘のように、立地の地域の首長さんを初め、議会の方々、また立地地域の住民の方々とやはりその理解を深める、そして信頼関係を取り戻すということは非常に重要なことだと思っております。  まず、立地地域の方々からは、国みずから...全文を見る
○平沼国務大臣 前回も同様な御質問に対して、電気事業者が法令違反を行っている場合には当然のことながら電気事業法等に基づいて罰則が科せられる。それから、他方、公務員が法令違反を行った場合には国家公務員法等に基づいて処分を受ける。公務員による法令違反はこのような形で対処をすることにな...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  まことにありがとうございました。(拍手)     —————————————
11月28日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  独立行政法人日本貿易振興機構法案、情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構法案、中小企業総合事業団及び機械類信用保険法の廃止等に関する法律案及び独立行政法人中小企業基盤整備...全文を見る
11月29日第155回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  このたびの原子力発電所での自主点検作業に係る不正な記載や、原子炉格納容器の定期検...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 木俣先生にお答えをさせていただきます。  原子力安全・保安院の分離、独立に関する地方自治体からの要請及び今後の安全規制行政の在り方に対する考え方についてのお尋ねでございました。  エネルギー資源の乏しい我が国においては、エネルギー政策に責任を負う経済...全文を見る
12月02日第155回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  私は、公共事業ということよりもむしろ、中小企業に対するセーフティーネットの補正予算、これは、私も閣内におりますから、その一・五兆円の枠内ででき得る限り努力をして実効が上がるようにいたします。  しかし、いわゆる中小企業の、これから...全文を見る
○平沼国務大臣 井上先生にお答えさせていただきます。  御指摘のとおり、今、中小企業は日本に約五百万社ございまして、これが全体企業の九九・七、そのとおりでございます。まさに屋台骨を支えていただいていると言っても過言じゃありません。  そういう中で、今回の補正というのは、セーフ...全文を見る
○平沼国務大臣 セーフティーネット保証・貸し付けというのは、これは海江田先生も御承知のとおり、何も打ち切って、ないということじゃございません。今までもこれは、こういう厳しい経済情勢の中で強化をしなきゃいかぬという形で、十二万四千件、三・四兆円対応してきました。それを今引き続きやっ...全文を見る
12月03日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 小林先生御指摘のとおり、我が国は知的財産立国として二十一世紀に飛躍していく中で、海外におきましても我が国の知的財産の保護の強化を図っていくことは大変重要だと思っております。  ジェトロといたしましても、もう御承知のように、既に本格的に取り組んでいるとこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) IPAの業務の電子化の成果の普及についての御意見、お尋ねでございますけれども、先生から御指摘のとおり、IPAはこれまで、対外サービスの質的向上、それから内部業務の効率化等を実現するために、積極的に業務の電子化に取り組んできたところでございます。  具体...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人の中小企業基盤整備機構は、地域振興整備公団の業務のうち、インキュベーションを目的とするものなどを移管をしまして中小企業に対する支援機能を統合しようとするものであります。また、中核工業団地、産炭団地などのいわゆる工業団地等の新規造成は、これは行...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特殊法人改革につきましては、平成十二年の十二月に策定をされました行政改革大綱と昨年六月に通常国会で成立をいたしました特殊法人等改革基本法に基づきまして進められてきたものでございます。  同基本法に基づきまして設立された政府の特殊法人改革推進本部におきま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特殊法人等については、国が手取り足取りの関与を日常的に行う、こういったことがあったと思います。また、法人も国に依存する傾向を強める、こういうもたれ合いがあったと思います。また、定期的に見直す、そのような制度がなかった。こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人の長につきましては主務大臣が任命することとしておりまして、その他の役員は法人の長が任命することとされています。ですから、独立行政法人の役員の人選につきましては、任命権者が適材適所の観点から、公務員経験者のみならず民間を含めましていろいろな分野...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の独立行政法人化は、従来の中小企業総合事業団、地域振興整備公団及び産業基盤整備基金の三法人で実施してきた事業を整理統合して、一体的、効率的に事業を実施していく、こういうものでございます。  具体的に申し上げますと、中小企業総合事業団及び産業基盤整備...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新しい独立行政法人におきましては、昨年十二月の特殊法人等整理合理化計画の趣旨を踏まえまして、地域振興整備公団の業務のうち、インキュベーションを目的とするもの等を除く中核工業団地、産炭団地などいわゆる工業団地等の新規造成は行わないこととしております。また、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 資源の乏しいこの日本にとりまして、貿易の振興によりまして国の富を拡大していくということは、私は時代を問わず政府の使命であると思っています。ジェトロの法律上の目的であります貿易の振興は、これまで同様、独立行政法人化後も私は変える必要はないと思っています。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ジェトロの海外研修制度といいますのは、貿易・通商政策に関する専門家の育成を目的といたしまして、これは昭和四十年度から設けられておりまして、毎年度、ジェトロ職員や、御指摘がございました貿易・通商関係の省庁の職員など二十名前後の者が選抜をされまして、欧米の大...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松先生からの御指摘は私はそのとおりだと、こういうふうに思っております。  中小企業の設備投資の動向につきましては、平成十三年度におきまして、前年度実績比ベースで製造業は残念なことに八・九%減でございます。商業は二・二%、サービス業では四・〇%減となって...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 現下の厳しい経済状況の中で、中小企業に対する民間の金融機関の貸出し状況というのは大変厳しいものがあります。それから同時に、これから不良債権の処理、これが加速化されるとなお一層状況は厳しくなると、このように判断できるわけであります。  そこで、今この構造...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、高市副大臣からも一部答弁をさせていただいたと思っておりますけれども、この貸付制度というのは、信用力等の観点から必要なときに資金の融通を受けることが困難と考えられる小規模の企業共済契約者の方々に対して、無担保無保証で事業資金等をお貸しするために設けられ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘の数字では、中小企業に関してはその率というものは低いということは事実でございます。  ただ、例を申し上げますと、例えば福祉用具実用化開発推進事業、こんなもの、これは一つの例として申し上げますと、これは平成十年から十四年度の累計の採択件数と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、国民の貴い税金、それで最先端の技術開発を促して日本の国際競争力、経済活性化をやろう、そういう崇高な目的を持ってやっているわけです。それに反して、今御指摘のような不正があったということは非常に遺憾なことでございまして、私は、ある意味では言語...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは国民の大切な税金、そういうことですから、しっかりと我々はフォローして調査したいと思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  独立行政法人制度というのは、もうこれは正に釈迦に説法で恐縮ですけれども、国の関与を最小限にしまして自律性を高める一方で、その経営責任を明らかにして具体的な目標の設定や管理を行うとともに、厳格な外部評価、その実施によりまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人の長につきましては、これは御指摘のように、主務大臣が任命することとしまして、その他の役員はその法人の長が任命することとされています。  この独立行政法人の役員の人選については、任命権者が適材適所の観点から、公務員の経験者のみならず民間を含め...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、独立行政法人たくさんあるわけでございまして、その場合にやはり、例えばエネルギー関連とかそういうことを見ますと、これはやっぱり国の資金というものが相当必要だと、こういうケースも考えられます。  しかし、そういう資金を投入する場合においても、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人と、こういう形でやはりそのトップの人事というのは大臣が任命権者であると。これは、そういう性格上、私は必要なことだと思います。  しかし、そのときに、今グリップということをおっしゃいましたけれども、そういったことも含めてグリップをしている大臣...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、これは、地域振興整備公団、これが工業再配置ですとか産炭地域の振興のために造成、分譲をしてまいりました工業団地については、これまで約二千社を超える企業が立地するなど、ある意味では地域経済の活性化に大きくその役割を果たしてきたことは事実でござ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
12月05日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  電気事業法及び核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人原子力安全基盤機構法案につきまして、その提案理由及びその要旨を御説明申し上げます。  初めに、電気事業法及び核原料物質、核燃...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 広野先生にお答えさせていただきます。  特別保証制度というものは、これは銀行の非常に厳しい貸しはがしあるいは貸し渋り、こういうことに対応するために、ある意味じゃ異例、特例の措置として、無担保無保証、そして可及的速やかにやらなきゃいかぬということでほとん...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました原子力発電所の不正記録等の事案の再発防止に関しては、経済産業省としても申告案件の処理に不適切な点があったことを反省し、所要の改善策を講じており、また再発防止策に係る法案を本国会に提出し、現在関係の委員会で御審議いただいているとこ...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 再開の条件でございますけれども、今御承知のように、一連の不祥事、それから定期検査、こういうことで東京電力では九基停止をしております。さらに、これが全体十七基でございますけれども、更に年を越しますとまた定期検査を含めて四基更に追加をされると、こういうことに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  定期検査は、格納容器や非常用炉心冷却系など安全上特に重要な機能を有する設備を対象にしておりまして、国がその健全性を確認をするものでございます。  今般の保安に盛り込まれた定期事業者検査は、法令に基づく技術基準が設けられま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり国民の皆様方は原子力の安全性に関して非常に問題意識を持っておられます。特に、日本というのは戦争の最末期に原子爆弾を二発も落とされた、そういう形で核に対する大変御心配があるわけです。  そういう中で、国民の皆様の意識としては、個々のいろいろ重要な機...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  事業者は施設の運転方法や保守の方法など、操業時の安全確保のルールとして保安規定を定めることとされておりまして、国は保安検査においてその遵守状況を確認をしているところでございます。  御指摘のように、今回の教訓を踏まえれば...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の検査結果の事業者による記録及び保存は、安全確保上重要なものとして現行法により技術基準が定められている機器の点検や修理、ひび割れ等の評価の結果などについて行うことを考えております。  また、定期事業者検査において事業者がひび割れ等を発見し、健全性...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  国といたしましては、これまでも事業者の事故あるいはトラブル情報につきましては、安全性に対する影響を客観的に評価してランク付けを行う国際的評価の尺度、INESによる評価を行った上で公表してまいりました。今後、事業者から公表さ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁の中でも触れさせていただきましたけれども、やはり国民の皆様方が特に原子力の安全性について大変な関心を持っておられる。そういう意味では、国が責任を持ってそういう肝心なところはしっかりやれと、こういうことでございまして、そういう意味でのニーズ、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをいたしますけれども、これは事業者の安全確保に向けた改善努力を促進する、そういう仕組み、インセンティブが必要じゃないか、こういうことだと思いますけれども、原子力施設の安全というのは一義的には施設を最もよく知る立場にある事業者の責任において確保される...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そういうことも含めて今後の検討の対象に私ども加えて検討していきたい、こういうことでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 電力の自由化ということに関しましては、既に大口の需要家に対しての自由化を実施しまして、それがインセンティブとなって電力料金が下がったことは事実です。ですから、そういう意味では消費者というものの立場を考えれば、自由化ということはやはり一つの流れだと思います...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の一連の事案といいますのは、御指摘のように、原子力の安全確保に対する国民の皆様方の信頼を大変損なうものでございまして、その反省の上に立ちまして、抜本的な再発防止策の実施が必要である、このように考えているところでございます。  今回の一連の事案が発生...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今般の法案というのは不正事案の再発防止を目指したものでありますけれども、その考え方といたしましては、原子力の安全確保は第一義的には事業者の責任である、このことを基本にいたしております。国は事業者の取決めをチェックする立場として対策を立案をしたところでござ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、藤原先生から非常に原子力の安全性の在り方について、戦後ずっとたどってきた歴史的な考察、私は非常に感銘を持って拝聴させていただきました。  確かに、日本の原子力というのは、神話という表現をおっしゃいましたけれども、全く完全無欠なものでなければならない...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だと思っておりまして、やはり国民の信頼をいかに原子力に対して得るかということが私は非常に大切なことだと思っています。  そういった面で、私どもは原子力安全・保安院において、業務の実施状況でございますとか規制の考え方について積極的に情報発...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  原子力安全委員会と原子力安全・保安院が同じことを二回行うものではなくて、原子力安全委員会は監査的な立場からチェックを行うべきだ、これは先生の御意見だと思いますけれども、私どもも同感でございます。今般の一連の不正事案に関連い...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お尋ねの第六回核燃料サイクル協議会、これは御指摘のように十一月二十八日に開催されました。私と木村青森県知事に加えまして内閣官房長官、それに細田科学技術政策担当大臣、さらには遠山文部科学大臣、そして事業者の方々等が出席をしまして、知事からの要望について協議...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 政府といたしましては、エネルギー政策基本法において明らかにされた「安定供給の確保」、「環境への適合」、それから「市場原理の活用」という基本方針にのっとりまして、今後のエネルギー政策を長期的、そして総合的かつ計画的に推進をしてまいりたいと、まずこのように考...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御質問にありましたような、当省から東京電力に対して五分割案を打診したという事実は一切ございません。  電気は経済社会活動の基盤でございまして、その効率的な供給と同時に安定供給の確保が求められておりますが、これまで我が国におきましては、東京電力を始めとす...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の東京電力によります一連の不正の事案に関しましては様々な点で問題点が指摘されたところでございまして、当委員会でもその点の大変強い御指摘があったと思っております。  一つは、自主点検にかかわる部分において虚偽の報告、データの改ざんあるいは捏造、こうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 前半、私からちょっとお答えさせていただきます。  九月十一日のあの同時多発テロが起こりまして、私どもも原子力発電所の安全について大変、担当大臣として問題意識を持たせていただきまして、閣議の中の閣僚の懇談会の中で私は問題提起をさせていただきました。  ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に本質的な、また広範囲にわたる御質問でございました。  地球温暖化、京都議定書、これを日本はもう批准したわけでございますけれども、これはやはり日本は国際的に公約をしたことですから、これを守っていくということは非常に大切なことだと思います。そういう中...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松先生から非常に重要な御指摘をいただいたと思っております。  今までも非常にこの三者の意思の疎通、そして信頼関係を高めるという努力はしてきたことは事実です。しかし、それがやはり不十分であり、その結果、今回のような事態が起こったと、こういうふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど藤原先生のときの審議のときにも出ておりましたけれども、情報を公開してきめ細かくやるというのは、それは必要なことだとは思いますけれども、過度にやりますと、それはまたマイナス作用があることもこれは御指摘のとおり事実だと思います。  要は、いかにしっか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  まず、今回の法案におきましては、事業者による自主点検を定期事業者検査として義務付ける一方で、規制当局はその実施体制や方法などを審査、そして評定することを定めているわけであります。このように事業者の果たすべき責任と安全確保の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 十二月の二日に世界で初めての市販の燃料電池車を政府が五台導入をいたしまして、そのうちの一台は経済産業省に入りました。  私の私用車にしようと思ったわけでございますけれども、市販の車で四WDのスポーツタイプのそういう車種でございますし、それでも航続距離は...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今般の一連の問題の背景といたしまして、事業者には法令の遵守の重要性、それから業務実施に当たっての公正さ、それから説明責任の重要性についての認識不足などの問題があったと私どもは重く受け止めております。  また、原子力部門の他部門からの監査が不十分である、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えいたします。  今回の事案については、立入検査の際の関係者からの事情聴取でございますとか資料の入手などによりまして、会社における意思決定の仕組みなどの問題点を明らかにすることはできました。それらを分析した結果、不正が生じた要因としては、品質保証を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国では、御指摘のように、平成六年六月に福島の第一原子力発電所の二号機のシュラウドでひび割れが発見をされまして、この対策といたしまして、当時の資源エネルギー庁は事業者によるシュラウドの点検計画を取りまとめました。また、十三年七月に、これも御指摘ありまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 安全性を担保するということは原子力にとって非常に大切なことでございます。ですから、西山先生のおっしゃる意味も分からないわけではございませんけれども、先ほど御答弁させていただきましたように、これは炉心のところでカタストロフィーに結び付く、そういうものではな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり、戦後半世紀以上たちまして、ある意味ではいろんな面で制度疲労といいますか、日本も大変そういう意味では問題点が露呈してきていることは事実だと思っています。それはいろいろな原因があると、こういうふうに思っておりまして、やはりそういう延長線上の中で今回の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 原子力安全・保安院と原子力安全委員会は同じことを重複して行うものでございませんで、原子力安全委員会というのは一次規制行政庁たる保安院を監査的な立場からチェックすること、こういうふうになっております。  今般の一連の不正事案に関連しても、勧告をいただくな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) がんじがらめの規制というのは、これは非常に硬直化して、そしてインセンティブが働かないと、こういう御意見だと、こういうふうに思います。  ただ、日本の場合には、原子力というものに関しては非常にその安全性について国民の皆様方の心配があります。したがいまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 申告制度を実効性のある制度として運用するためには、この制度の内容が広く一般に認識されるとともに、申告を行おうとする者が申告しやすい環境を整備するということが非常に大切だと思っています。  このため、原子力安全・保安院におきましては、申告制度の趣旨につい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 原子力基盤機構のような独立行政法人を作ると結局焼け太りになるのではないか、こういう御質問だと思います。その前に、アウトソーシングということもおっしゃいました。  原子力安全基盤機構というのは、行政改革、公益法人改革の一環として、本年三月に閣議決定が行わ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) おっしゃることも私どもは理解できないわけじゃございません。  独立行政法人制度というのは、国の関与を最小限にして自立性を高める一方で、経営責任を明確化しまして、具体的な目標の設定や管理を行うとともに、厳格な外部の評価、この実施によりまして、状況によりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。