平沼赳夫

ひらぬまたけお



当選回数回

平沼赳夫の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第156回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 冬柴議員にお答えをいたします。  中小企業の支援に対するお尋ねでございました。  御指摘のように、総理からも御答弁がありましたけれども、やる気と能力のある中小企業、これに対してしっかりと政策上の手当てをするということは非常に重要なことでございまして、...全文を見る
01月22日第156回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 海野議員にお答えをさせていただきます。  為替についてのお尋ねでございますけれども、既に総理、そして財務大臣から御答弁がございました。  米国の経済の先行きに対する市場関係者等の厳しい見方、これを反映をいたしまして、ドルでございますとかドル固定になっ...全文を見る
01月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  まず、資金繰り支援保証制度についてでございますけれども、デフレが現在進行しておりまして、その結果、売上高の減少に伴って、多くの中小企業にとっては既往の借入金、この返済が非常に大きな負担となっていることは御指摘のとおりでございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 石井委員にお答えをさせていただきます。  御指摘の点、非常に私は重要なポイントだと思っておりまして、現在は、政府系金融機関の一つである国民生活金融公庫で、小規模事業者に対しまして無担保、無保証、それから本人保証なし、これで融資を行う経営改善貸付制度、これはマル経...全文を見る
○平沼国務大臣 井上先生にお答えさせていただきます。  長期の不況が続く中で、中規模、大規模の企業による下請企業いじめが残念ながら生じていることは、御指摘のとおり事実でございます。御承知のように、中小企業というのは我が国経済の大宗を占めておりまして、いわば屋台骨を背負ってくださ...全文を見る
○平沼国務大臣 仙谷委員御指摘のように、大変中小企業に対する金融というのは厳しいわけでございます。先ほど、日銀からのDI、この数字をお出しになられましたけれども、大変そこも厳しくなっているわけであります。  政府系金融機関についてのお話がございました。これに関しては、私は、最終...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、異動保障というのは、やはり、人事の円滑化等で、僻地に行くですとか、また家族と離れて行く、そういうことでは異動保障の考え方自体は必要だと思っています。  ただ、私どもの役所で調査いたしましたところ、昨年の七月一日では七百九件ございました。そして、先ほどちょっ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  先ほどの御審議の中でも私申し上げさせていただきましたけれども、御指摘のように、平成十年に大変な貸し渋りが起こったときに特別保証制度を創設して、最初は二年、二十兆でございましたけれども、一年延長して、またさらに十兆ふやしまして三十兆の...全文を見る
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○平沼国務大臣 田中先生にお答えをさせていただきます。  夜逃げが二十万件、それから自殺者が三万人を超える人数である、それから三万人を超える自殺者の中で四割が中小企業の経営者、こういう御指摘ですけれども、法務省の統計では、一応、中小企業の経営者というのは四千百人ということになっ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁でも言わせていただきましたけれども、それは督励をさせていただいています。そして、我々としては、例えば中小企業の特別保証の後、一般の保証、そういった形で既に、例えば九万件を超えるそういう融資実績も持たせていただいていますし、さらに、非常に返済に今の状況...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  議員御指摘のとおり、現在の担保、保証人に偏重した融資慣行の中で、中小企業への資金繰りを円滑化するためには、可能な限り担保、保証を徴求しない資金調達手段を拡大していくことが重要だ、このように考えています。  このような中で、当省と...全文を見る
○平沼国務大臣 いわゆる融資というものを考えたときに、そういう意味では、国民の税金も使われておりますし、公正ということがやはり根底になきゃいかぬと思っています。  ですから、アメリカでも個人保証というものを完全に否定しているわけではなくて、やはり個人保証というものはアメリカでも...全文を見る
○平沼国務大臣 それに関して、もう既にお答えをしましたけれども、私どもとしては、やはり一つ一つの状況をきめ細かく判断して、そして厳しい状況に置かれている方々にどういう最善な方法で御助言ができるか、こういうことは当然やらなきゃいかぬと思っておりますけれども、今この段階ですべて第三者...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団に関しては、私どもとしては、独立行政法人に……(田中(慶)委員「そうじゃない、このことに答弁しなさいと言っているんだよ」と呼ぶ)だから、石油公団の御質問があったから、そこから答えてそれに移ろうと思ったわけですよ。(田中(慶)委員「違いますよ。そういう例を申...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  それは閣議後の記者会見で、ちょうど奥田会長の経団連の発言の後の質問でございました。  これは前段後段がございまして、むしろ前段で長く言ったんですけれども、やはり今の日本の経済というものは、これは先行きが不透明で、一方においては個人...全文を見る
○平沼国務大臣 転嫁の問題でございますけれども、私どもといたしましては、この転嫁に関しまして、平成九年のときの、消費税のときにやらせていただいて、今おっしゃったような数字が出ております。今回さらに、八月か九月にかけてやらせていただきまして、そのときは、半数近くが転嫁することができ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  事業者免税点の水準を三千万から一千万円に引き下げるといたしますと、免税事業者数で申しますと、三百七十万社から二百三十万社。ですから、百四十万という数字が出ております。  ただ、佐々木先生御承知のように、平成十六年度の四月からの実施...全文を見る
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  まず最初に、中小企業に対して金利の引き上げ、こういうお話がございました。私どもとしましても、この引き上げというものが非常に多くなっているということは、調査の結果よく承知しております。  具体的に申し上げますと、当省が政府系金融機関...全文を見る
○平沼国務大臣 大変そういう意味では、金融機関の中小企業に対する貸し出しが減少しているということは、私どもとしては本当に遺憾だと実は思っております。  今までも、厳しい中で、御承知のように、条件変更に応じてきてきめ細かく対処してきたつもりでございますけれども、やはり不良債権の処...全文を見る
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 保坂先生にお答えさせていただきます。  大変今、中小企業は資金繰りに大変な状況になっているということは御指摘のとおりでございます。今、特別保証制度のことをお話しになられました。これはもう私も保坂先生同様、大変大きな効果があったと、こういうふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 前半の部分については私から、後半は竹中大臣にお願いしたいと、こういうふうに思います。  私どもとしては、政府系金融機関、これは、小泉内閣の基本方針でやっぱり民にできることは民というその基本方針があります。したがいまして、条件が整って日本の経済が本格的な...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山本先生にお答えさせていただきます。  やはり、日本は経済大国と言われておりまして、企業の数が約五百万とも言われています。そのうちの九九・七%が中小零細企業、言ってみれば日本の経済の屋台骨を支えてくださっているのが中小企業です。  したがいまして、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今までは日本の場合には土地担保主義という形で、非常に、土地担保がないとお金貸さないよ、こういうことが多かった。それから、もちろん本人保証も第三者保証も付ける。こういう形で、なかなか事業をやりたい方もお金を借りられないという...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の補正の中で、田中耕一、ノーベル賞を受賞した博士が、たんぱく質の質量分析という、そういうことでノーベル賞を受賞されました。これの応用展開といたしまして、非常に日本のバイオにとって重要な、糖鎖というのがあるんです。私も専門家じゃないわけですけれども、糖...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 田中博士がいわゆるたんぱく質の質量分析、これの延長線上にある技術の応援をしよう、こういうことでございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) これからのやっぱり産業構造を考えてまいりますときに、やはりサービス部門でございますとか、製造業の中におきましても、マーケティングですとかあるいはいかに客に応対するか、そういった分野のやっぱり能力、そしてそれに基づいて雇用が創出されるのではないか、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今報告がありました自殺の内訳の中でも、事業関係、経済関係というのが二〇%以上ある。これは大変深刻な私どもは数だと受け止めております。  そういう意味で、今度の補正予算の中に盛り込まさしていただいたものの一つは、中小企業の再生支援協議会というものを全国に...全文を見る
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業庁の方で直近も二十六の道府県、ここに幹部を派遣して貸出し状況というものも調査をいたしました。そういう中で、非常にやっぱり厳しいと、こういう認識が出ておりまして、私どもとしては、地方の金融機関を含めて貸し渋り、貸しは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 調査の結果は非常に厳しくなったと、こういう所見でございます。  したがいまして、その中で具体的に、例えば正規に貸していたものを貸しはがすというような、そういった事例というのは明確には出てきませんけれども、しかし、地元等に帰りまして中小企業者から聞きます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に今、例えば、政府系金融機関に対して例えば特別保証制度で百七十二万社もお越しになられて、そして、セーフティーネット保証させていただいた、さらにそういう特別保証ということをやらせていただいた。それから、現在いろいろそのセーフティーネットというのをやって...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、金融機関というのは、やはり一つは、不良債権を処理をする、こういうことになりますと、ある意味では自己資本率を高めておかなきゃいけない、そういう背景がありますから、そういう中でやはり一つはシュリンクをするということ。それから、今、土地担保ですとか資産...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 判決の詳細につきましては、過去の判例等との関係について、問題を含め検討中でございますけれども、私どもとしては、国の安全審査の考え方や内容が十分理解されていない、こういうふうに考えておりまして、大変遺憾だと思っております。  お尋ねの今後の対応についてで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  昨年、総理からの指示に基づきましてエネルギー全般にわたりまして、環境対応でございますとかあるいは効率、安定供給、こういった面で見直しを進めてきたところでございます。  こうした見直しに伴いまして、やはりエネルギー特別会計...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生にお答えさせていただきます。  午前中の質疑の中でも私、答弁させていただきましたけれども、中小企業に対する金融情勢というのは非常に厳しいものがあるわけでございまして、私も地元に帰りますと、やはり中小企業の経営者の方々から非常に厳しい実態はじかに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  業歴三十年以上、こういったしにせ企業の倒産というのは今お示しいただいたデータのとおりでございまして、二〇〇一年、二〇〇二年の割合というのが二四・三、二六・八、非常に異常に増加をしております。  私どもとしては、このしにせ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大田区でございますとか東大阪というのは、高度な日本特有の物作りの技術が集積している世界でも希有なそういう地域であります。そういったところの企業の倒産がどんどん増えているということは非常に私は憂慮をしております。それは、やはり安い賃金を求めて、そして中国等...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは経済産業委員会の御質疑の中でも、西山先生からも京都の例等お出しいただいて、いろいろ審議をさせていただきました。  今回のこういう、私どもは、長いわけですから、資金繰り円滑化借換え保証制度を借換え保証と、こういうふうに呼ぶつもりでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の補正予算では、特に中小企業の、金融のいわゆる不良債権の加速化に伴って非常に中小企業の皆様方が厳しい立場に置かれる。そのためにセーフティーネットを構築しようということで四千五百億、そして十兆円の枠、こういうことでやらせていただきました。ですから、私ど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この借換えというのは補正予算で手当てをさせていただきました。ですから、そういう意味では一応十五年度が対象になりますけれども、さらに、私どもはその枠はやっぱり確保しておかなきゃいかぬと思っておりまして、その辺ちょっと、今この借換え制度を構築中でございまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはそういうことで結構でございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えがダブりますけれども、これは十五年度は当然やらせていただきますし、枠がなくなったら我々としては更にやらせていただくと、こういうことでございまして、私どもは今、一年限りとか、そういうことは想定しておりません。
○国務大臣(平沼赳夫君) 特別保証の場合には、信用保証協会が代位弁済を行ったときには国が全額負担をすると、こういう前提が設けられた制度でありまして、その具体的なやり方については、国が負担すべき部分を各保証協会に基金を設けましてそれを積み立てて、そして代位弁済に至った場合には保証協...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省では、極めて厳しい金融経済情勢の中で、やる気と能力のある中小企業の皆さん方が破綻に追い込まれることのないようにこれまで累次のセーフティーネット保証の拡充を行ってまいりました。  具体的には、このセーフティーネットの保証の対象の拡大や手続の迅速...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 条件変更の実績というのは、昨年十二月末までで十八万件に達していまして、相当私どもは条件変更に応じさせていただいております。このガイドラインにおきましては、条件変更を行った中小企業者から再度、保証申込みがある場合には、当該条件変更のみを理由として保証対象外...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 福島先生にお答えさせていただきます。  私どもとしては、今過去の判例等を精査をして、そして関係省庁と今検討をしております。したがいまして、上訴を含めて今精査をしていると、こういうことでございまして、今の御質問のその根拠、そういったことについても今精査を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしましては、やっぱり法治国家でございまして、そういう上告というものがやっぱり大きな法の中で認められていることでございます。そういう意味でも、私どもはしっかりと精査をして国としての態度を決めていきたいと、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、繰り返しになりますけれども、関係省庁と連携を取りながら、過去の判例等も検討しながら、私どもとしては国として精査をいたしておりますので、今の段階ではそれだけしか申し上げることはできません。
○国務大臣(平沼赳夫君) これまた繰り返しになりますけれども、私どもとしては、その審理の中におきまして、例えば設置許可の手続あるいはその設置の施設の安全性については私どもはできる限り立証したつもりでございますし、説明もしたつもりでございます。そして、今回このような判決が出たという...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これに関しましても、繰り返しになりますけれども、私どもとしましては上訴を含めて今精査中でございます。そして、先ほどの答弁でも申し上げましたように、私どもとしては、その安全性そして設置の許可のいわゆる手続、こういったところについては十分やってきて、このよう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) アメリカ、フランス、そういったヨーロッパの諸国、これはやめるということは私どもよく承知しております。ただ、ロシアというのはまだ継続をという、そういうこともありますけれども、私どもとしては、そのやめた国というのはそれぞれやっぱりほかのいろいろな事由もあった...全文を見る
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもの方の改正産業再生法に当たると思いまして、今国会に提出をさせていただいて今後御審議をいただく改正産業活力再生特別措置法、ここにおきましては、過剰供給構造にある事業分野といたしましては、特定の事業分野については相当長期にわたって稼働率の低下等、需要と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては、国が特定のそういう産業ですとかそういうものに対して過剰供給構造にあるからそれを善処しろと、こういうことはやるべきではないと思っています。あくまでも、そういう企業あるいは企業者間、こういったところで上げてくることを我々としては先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この絶対的な過剰供給量、そういったものが示されないんではないか、そういう趣旨のお尋ねではないかと思っております。  それは、おっしゃるように、国際的な市場ということで考えれば、例えば業種によっては自動車でございますとか鉄鋼というのは、非常にトン数ですと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど谷垣大臣からもその答弁の中にありました。やはり非常に、法律ですから、大きく総合的に日本の経済の再生のためとかそういったことがありますけれども、やはりそれが、個々の小さな企業が再生することによってそれが日本全体の一つのバランスを保つと、こういうことも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  明らかに意図があったりしてそういうことがございましたら、それは当然返していただきますけれども、そうじゃない、意図せざるものと、こういうことであったら、さかのぼって追徴すると、そういうふうなことはございません。
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  基本的な考え方は、今、総理が言われたとおりでございまして、私どもは、今内容を精査させていただいておりまして、上訴を含めてこれからよく関係省庁とも連携を取りながら進めていきたいと、このように思っております。
02月05日第156回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 平野議員にお答えをさせていただきます。  まず、エネルギーの安全保障についてのお尋ねでございますけれども、御指摘のように、エネルギー資源の大部分を海外に依存している我が国にとって、その安定供給の確保というのは大変大切なことでありますし、御指摘のように、...全文を見る
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○平沼国務大臣 麻生先生にお答えさせていただきます。  今の厳しい経済情勢の中で、中小企業の皆さん、必死に頑張っておられます。そういう中で、御承知のように、既に、第一次の貸し渋り、貸しはがしが起きましたときには、今ちょっとお触れになりましたけれども、特別保証制度というのを創設さ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、主に借りかえ制度その他は補正予算の対応で言わせていただきました。そして、売り掛け債権担保の融資制度というのは、当初はなかなかPRも不足だったし、使い勝手も悪かった。私どもは、そこのところを累次にわたって是正をしてまいりまして、今非常に利用件数もふえてきた、こう...全文を見る
○平沼国務大臣 従来、土地担保主義という形で、土地担保ということを非常に念頭に置いて融資をしておりました。そういう中で、特に中小企業に対して、先ほど麻生政調会長御指摘のように、非常に資産デフレの中で土地の担保力というのはなくなってきて、さらに厳しい状況になってきました。  そこ...全文を見る
○平沼国務大臣 テレビにも映っておりますから、具体的に三つの例で申し上げたいと思います。  今、御承知のように、特別保証それからセーフティーネット保証、一般保証、この既往の保証の返済で非常に苦労されている中小企業の皆様方に、支払い能力はあるけれども売り上げが落ちて返済が厳しいと...全文を見る
○平沼国務大臣 売り掛け債権の担保について、建設的な御意見をいただきました。  売り掛け債権担保というのは、一昨年スタートいたしまして、当初はなかなか浸透をいたしませんでした。しかし、条件を緩和するとか、あるいは、これは全都道府県、それから全省庁も協力していただきましたけれども...全文を見る
○平沼国務大臣 東アジア圏の経済のポテンシャリティー、将来性については、今、北側先生からお話がありました。この地域では、人口が約二十億ございまして、そして全部のGDPを足しますと七兆ドルを超える、こういう非常に潜在力がある地域であります。  それで、御指摘のように、中国は特にA...全文を見る
○平沼国務大臣 井上先生にお答えさせていただきます。  確かに、中小企業、御指摘のように、新たな設備投資ですとか新たな運転資金という需要は、それは統計上も低調であることは事実です。やはり、返済というものが中小企業にとっては非常に大きな負担になっていることは事実でございます。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 中小企業というのは非常に種類も多くて、それから地域性が非常にあるわけでございます。そういう中で、産業再生機構ということも産業再生の中で一つ重要な役割でございますけれども、そういう中小企業の特性にかんがみまして、やはりきめ細かく対応をさせていただこうということで、中...全文を見る
02月07日第156回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  中小企業の会計基準に関しましては、やはり円滑な資金調達が可能になるように、しっかりした計算書等が整備されているということが非常に重要だと思っています。しかし、現在の会計基準というのは上場企業というものが対象になっておりまして、株主の...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○平沼国務大臣 田中先生にお答えさせていただきます。  御党が五百十七社の分析を行われまして、その結果を私ども非常に重く受けとめさせていただいています。私も地元に帰りますと、後援会の中の中小企業者で非常に前途を嘱望されていた若手の経営者が自殺をする、こういうことも現実にありまし...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  田中先生のおっしゃる意味はよくわかりますし、それから、やはり十人以下あるいは四人以下、こういった零細の企業の方々は、なかなか今るる申し上げた制度があってもそれを御存じない、こういうことがあると思います。  そういうことで、今までも...全文を見る
○平沼国務大臣 金融機関の関係は竹中大臣からお答えをいただくといたしまして、確かに、技術力があって能力のあるそういった中小企業が整理の対象になる、こういう事例は私は御指摘のとおりあると思っています。  これは経済財政諮問会議の場でも、実は経済団体の代表の民間の議員であるトヨタ自...全文を見る
○平沼国務大臣 RCCの関連でちょっと答弁をさせていただきます。  創業三十年というのをしにせ、こう言うわけでございますけれども、その三十年以上の倒産というのが、先生御承知のように非常に目立ってきておりまして、大体、中小企業の倒産の二割以上を占める、こういう状況になっています。...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  中小企業の低利融資あるいは税制上の措置については既にお答えがございました。  御指摘のように、やはり関係省庁がしっかりと連携をとって、そして中小企業の運送業者の皆様方が円滑に法律に適合できるように、最大限私どもは努力をしていかなき...全文を見る
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○平沼国務大臣 確かに、中小企業の倒産というのが、足元の三年間を見ましても、大体一万八千件の半ばから後半で推移しておりまして、大変深刻な数字になっていることは事実であります。それから、吉田先生御指摘のように、失業者も二十万人を超えるというようなオーダーで発生をしているということも...全文を見る
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○平沼国務大臣 海江田先生にお答えさせていただきます。  確かに、イラク状況は緊迫の度を加えておりまして、今、原油価格も、昨日のニューヨーク市場は一バレル三十六ドルを超える、こういうような形で高値に推移しているわけであります。  一つの例としては、過去のいわゆるイラクのクウェ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、米澤先生御指摘のように、中小企業の倒産というのは非常に高水準で推移しているのは事実でございまして、この三年をとりましても、大体一万八千件半ばを超えるぐらいで推移をしております。ですから、そういう意味では非常に厳しい状況であります。  それで、シュンペーターと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のように、天然ガスの利用というのは非常に大切なことだと思っております。  天然ガスというのは、もうこれは釈迦に説法で恐縮でございますけれども、アジア地域、太平洋地域、それから、サハリンを中心とした極東地域にたくさんあるわけで...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、東シベリア、サハリン、ここには非常に埋蔵量が豊富だということが確認されておりまして、その中でサハリン1と2、こういうのが非常に具体化の方向で既に試掘も終わり、一部積み出しも行われているわけでございます。サハリン1というのが約十七兆立方フィートという...全文を見る
○平沼国務大臣 日本経済新聞の今御指摘の記事は私も読みました。しかし、私どもとしては、どういう背景があって、どこまでそれが信憑性があるかということについては、まだ把握をしておりません。  しかし、御指摘のように、中国というのは大変な今石油エネルギー消費国になりまして、そして、今...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり今、世界の経済の中でもこの東アジアというのは非常にポテンシャリティーがあって、発展性が大きいところであります。ですから、そういう意味で、日本、中国、こういったところが中心となって一つの大きなネットワークを構築するということは、私は、世界経済にとっても非常にい...全文を見る
○平沼国務大臣 天然ガスの輸送に関しましては、一つの目安といたしまして、今ちょっと先生もおっしゃいましたけれども、千五百キロから三千キロぐらいまででありますとパイプラインの方が有利であるというような一つの見方がございます。  日本の場合には、やはり天然ガスを利用するということに...全文を見る
○平沼国務大臣 LNGを利用するということに関して、先ほどと答弁がダブりますけれども、一つは、そういう発電所でございますとか、ガスの大もとの供給施設というものが港に近いところにあり、そこに直づけをする、こういうような方式でございます。  もう一つは、日本の場合には、御指摘のよう...全文を見る
○平沼国務大臣 サハリン1というのが一番具体性があると思うので、ここは、パイプライン方式でやる、こういうことで一応決まっております。それを海上にするか陸上にするかという判断は、私は、最終的に、いろいろなチェックポイントをチェックして事業者が決めていくことだと思います。  しかし...全文を見る
○平沼国務大臣 当然、エネルギーの安定供給というのは経済大国の日本にとって非常に必要なことですから、国もこれは積極的に関与をしていかなければなりません。  そういう意味で、この一月の小泉・プーチン会談においても、私どもとしては、このパイプラインのプロジェクトというものを行動計画...全文を見る
○平沼国務大臣 サハリン1、2というのは、埋蔵量も、先ほど申し上げたように、天然ガスではサハリン1が十七兆、そして2が十八兆、こういう埋蔵量が確認されています。そういう中で、我が国の企業も参画をしてコンソーシアムというのができて、今その具体化に向けてそれぞれ努力をしているところで...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、省庁の壁を超えて、そして、日本のエネルギーの安定供給のためには協力し合うところはしっかりと協力し合っていかなければならない、こういう基本的な考え方でございます。     〔委員長退席、萩山委員長代理着席〕
○平沼国務大臣 前段の方に関しては、扇国土交通大臣からもちょっとお答えがございました。これは今コンソーシアムができて、そして民間主体で、そのフィージビリティーについては一生懸命スタディーをしている段階であります。そういう意味で、海上方式というのが前面に出てきているわけでございます...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○平沼国務大臣 太田先生にお答えをさせていただきます。  私どもの調査でも、中小企業庁幹部が全国を回らせていただきまして、そして民間金融機関の貸し出し状況についてずっと把握をいたしました。そうしましたら、中小企業の二七%を超えるところが、非常に貸し出し態度が厳しくなってきた、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、一昨年五月に策定をいたしました新市場・雇用創出に向けた重点プランの中で、開業創業倍増プログラム、こういうものを打ち出させていただきました。その中で、大学発ベンチャー、これを一千社体制を構築する、こういうことでやりまして、現在、この一千社の目標に対し...全文を見る
○平沼国務大臣 認識は外務大臣と同じでございますけれども、やはり、WTOというのは、例えてみれば世界の大きな土俵の中でルールをつくってやっていく、FTAというのは、よりきめ細かくそれを補完するという形でやっていくべきものだと思っておりまして、世界では、もう既にFTAは、委員一番御...全文を見る
○平沼国務大臣 現時点ではちょっと正確にわかりませんので、よく精査をして、また御返事したいと思います。
○平沼国務大臣 経済産業省といたしましては、厳しい今の財政制約の中で、やはり民需主導の持続的な経済成長を実現することが喫緊の課題だ、こういうふうに認識しております。  私どもといたしましては、非常に特化をして、十五年度予算についても、例えば実用化、市場化に直結する戦略的技術に力...全文を見る
○平沼国務大臣 それぞれ細目にわたっているというのは、やはり私どもとしてはそういう必要があって、そして細かく規定を設けて、そして緻密に対応しているという側面も私はあると思います。  しかし、御指摘のように、やはりこういう中で、少しよくわかるように大くくりをする、そういう方向も必...全文を見る
○平沼国務大臣 大変恐縮ですけれども、産業がついておりますけれども、これは私どもの所管じゃないので。
○平沼国務大臣 児玉先生にお答えさせていただきます。  御指摘のように、平成八年に調査をいたしました。そのときに、もう数字は御承知だと思うのですけれども、例えばペースメーカーなんかは、米国で六、七十万のものが日本で百六十万とか百八十万、異常に高い。そういったことで問題意識を持ち...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 武正議員にお答えをさせていただきます。  まず第一点は、商店街の振興についてのお尋ねでありました。  商店街振興はコミュニティー施策であるかとのお尋ねでございましたけれども、私も、そのとおりだ、このように思っております。  中小の商店街あるいはその...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○平沼国務大臣 斉藤先生にお答えをさせていただきます。  大変、東電の不祥事というのは遺憾なことでございまして、私どもも、本当に国民の皆様方の信頼を損なったことに対して深くおわびを申し上げなきゃいかぬと思っております。  御指摘のように、東京電力は管内に原子力発電所が十七基ご...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりだと思っております。  私どもは、やはり今、エネルギーの安定供給と、そして国民の皆様方が安心して経済活動をしていただける、そういう基盤をつくらなきゃいかぬと思っています。その観点で、今一次エネルギーの五二%というのは石油に依存しております、その石油...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○平沼国務大臣 第百五十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、今後の経済産業行政を行う上に当たっての私の所信の一端を申し述べます。  我が国経済は、失業率が過去最高水準となり、消費者物価も三年連続下落し、継続的なデフレ状態にあるなど、大変厳しい状況にあります。また先行...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○平沼国務大臣 委託費でございますとかあるいは補助金というのは、やはり経済産業全般、エネルギー全般にわたって所管をしております。そうしますと、それぞれから多様なニーズがある、こういうことでございまして、したがいまして、きめ細かくそのために対応する、こういうことで、そういった今御指...全文を見る
○平沼国務大臣 国民の皆様方から出していただいた税金というものを、いかにこの国のために有効に使っていくか、このことがやはり基本的に大切なことですから、今御指摘のように、しっかりとそれが使われるように常にチェックはしていかなければならないと思っています。  今、いわゆる疲労度のお...全文を見る
02月20日第156回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 産業活力再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現行の産業活力再生特別措置法は、経営資源の効率的活用を通じて我が国経済の生産性の向上を実現するため、事業者が実施する事業再構築の円滑化等の措置を講じることにより...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小沢先生にお答えをさせていただきます。  中小企業の再生支援についてのお尋ねでございました。  多様性、地域性を有する中小企業の再生のためには、改正法に規定する中小企業再生支援協議会におきまして、指導助言や再生計画の作成等の実効性のある支援を行うこと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 土田先生にお答えをさせていただきます。  機構は中小企業を軽視しているとのお尋ねがございました。  産業再生機構の支援対象につきましては、今、谷垣大臣からも御答弁がございましたけれども、その企業に再生の可能性があり、機構の支援基準を満たす案件であれば...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 塩川議員にお答えをいたします。  雇用と中小企業への悪影響についてのお尋ねでありました。  産業再生法におきましては、雇用の安定に配慮することを明定いたしておりまして、事業者に必要な措置を講ずることを求めるとともに、政府といたしましても、雇用対策に万...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大島議員にお答えをさせていただきます。  中小企業再生支援協議会についてのお尋ねでございました。  多様性、地域性を有する中小企業の再生のためには、各都道府県に設置する中小企業再生支援協議会において、指導助言や再生計画の作成等の支援を行うことが極めて...全文を見る
02月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○平沼国務大臣 田中先生よく御承知だと思いますけれども、政府系金融機関におきましては第三者保証の割合というのを非常に低めてきております。例えば、信用保証協会におきましては、八千万円の限度のうち五千万円は第三者保証は要らないという形にしておりますし、千二百五十万の小口のものは第三者...全文を見る
○平沼国務大臣 ただ、信用保証協会の八千万円、その中の五千万円は制度としてそういうふうにつくっております。もしそういう事実があれば、これは私どもは非常に大きな問題だと思いますので、その辺は、今の田中先生の御指摘を踏まえてちょっと調査をして、それは改善しなきゃいかぬと思っています。
02月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  景気の現状につきましては、今谷畑先生御指摘のとおり、なかなか厳しいものがあると思っております。十月—十二月期の実質GDPの成長率というのは、プラス〇・五という形で若干プラスになったとはいえ、御指摘の厳しい雇用情勢がございまして、完全...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今、日本の経済というのは非常に厳しい状況になっておりまして、やはりデフレが加速をしているということが一番、御指摘のように大きな問題だと思っています。  これは、今、日本の経済の中で、過剰供給構造とそしてまた過剰債務の問題というものが非常に大きな手かせ足か...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の産業というのは、個々の産業ではまだまだ高い競争力、技術力を持っている、こういうことは言えると私は思っております。総体としてみますと、やはり失われた十年というようなことがございまして、欧米に対しておくれが出ていることも事実でございまして、私は必ずしもそれは正...全文を見る
○平沼国務大臣 日本には今五百万ぐらい企業の数があると言われておりまして、そのうちの九九・七が中小零細企業、こう言われています。言ってみれば、この国の経済の基盤を支えていただいているのが中小企業でございますから、こういう厳しい中で私ども中小企業対策というのをしっかりやっていかなけ...全文を見る
○平沼国務大臣 小沢先生の本会議での代表質問のとき、竹森俊平先生の著書をひもといてのお話も私承らせていただきましたし、シュンペーターとフィッシャーとの二つの理論、それについても興味深く私聞かせていただきました。  デフレ克服には金融政策というものが非常に大きな意味を持つ、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 今、かつての特定産業振興臨時措置法案、このことについてお触れになられました。確かに、重化学工業化の流れの中で、規模の利益の追求を目指して産業の競争力を向上させなければならない、そして、その規模の利益の追求を目指して、そしてさらに、合併の課税の特例とか、あるいは合理...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力行政を行うに当たっては、私は、もう安全性というものが本当に第一義だと思っています。この安全性をいかに担保するか、このことが政策の柱になっていなければならないと思っています。  同時に、安全性を担保する、そしてもう一つは、国民の信頼をいかに得るか、こういうこ...全文を見る
○平沼国務大臣 御提案の原子力安全委員会を三条委員会にする、このことは私どももよく承知をしております。  これもさきの臨時国会で御答弁をさせていただきましたけれども、私どもの基本的な考え方というのは、中央省庁再編に伴いまして原子力安全・保安院、これをつくる、そして安全性をチェッ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今先生御指摘のように、GDPの六割以上を占めているのが個人の消費、ここに火がついていないというのが最大の問題だということは田中先生と認識はともにしております。  そして、では、なぜここに火がつかないか。一方においては個人の金融資産が一千四百兆もある、こう言...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、きめの細かい対応というようなことが御指摘のように欠落していた面は、それは全国を調査するとあったと思います。私どもとしては、やはりそういったことが対応としてはまずいという形で、二月二十一日には、年度末対策としまして、各政府系金融機関に対して、窓口における親身...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  平成十五年度の税制改正試案では、私が経済財政諮問会議で繰り返し主張させていただきました研究開発投資減税の拡充でございますとかIT投資減税の創設等を盛り込んでおりまして、これらの政策減税によりまして、研究開発用資産あるいは情報関連機器...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の、高知大学で開発され、それで四国電力で検討が行われております高レベル放射性廃棄物に関する研究開発につきまして、いろいろな形で検討をしていくことが必要だ、そういう御指摘がございましたので、私どもも、十分調査をし検討させていただきたい、このように思います。
○平沼国務大臣 私は、それはちゅうちょなく、中小企業の皆様方の味方、こういう形でお答えをさせていただいております。
○平沼国務大臣 私は、地元が岡山なんですけれども、バブルのときに御指摘と同じようなケースがありまして、某大銀行の支店長が非常にやり手でして、一つの事例としては、大変順調にいっているそば屋の大将に目をつけて、マンションを建てなさいといってゼネコンから何から全部世話して、テナントも全...全文を見る
○平沼国務大臣 これまでも、先ほどちょっと事例を申し上げましたけれども、そういう問題が起きて、我々は昨年の六月に正式に申し入れをしましたし、また、私どもの所管の者たちがやはり金融庁と相当激しい議論もさせていただいて、それがやはりリレーションバンクにもつながってきております。ですか...全文を見る
○平沼国務大臣 石油公団改革についてのお話だと思っております。  現在、石油公団の資産評価・整理検討小委員会で検討をしていただいている最中でございまして、あるべき石油公団資産処理の一環として、我が国のエネルギーの安定供給を確保するという観点から、ナショナル・フラッグ・カンパニー...全文を見る
○平沼国務大臣 大変そういう意味では電力の需給、非常に厳しい局面があることは事実です。しかし、一番電力の需要が多いのは、夏場の六月、七月、そして八月にかけて、こういう時期です。それは、先ほど御指摘の数字の六千三百万キロワットとか六千四百万キロワット、こういうことが想定されています...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、一月二十八日の会見で、私、御指摘のような趣旨の発言はいたしました。  それは、高速増殖炉の研究開発につきましては、原子力委員会の策定した原子力長期計画によりますと、原型炉である「もんじゅ」で相当期間の研究開発を経た後に、その成果をもとにして実証炉...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの答弁でも私申し上げさせていただきましたけれども、今の御指摘の中で、それぞれの役所で温度差がある、実はヒアリングもされてそういう感想を持たれた、そういうことは私はあってはならないと思っておりまして、やはり国は全力を挙げて、基幹的な、将来の重要なエネルギーでご...全文を見る
○平沼国務大臣 今、小泉内閣では、不良債権の処理の加速化、こういうことをやっております。これはやはり、金融機関の機能として仲介機能がございますけれども、今、こういう不良債権をたくさん抱えていて円滑な仲介機能ができない、そのために経済の有効な資源が活用できていない、こういう状況にな...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、厳しい経済状況の中で、非常に歳出面等でも切り詰めるということをやっておりますが、小泉総理がよくおっしゃるように、やはり今こういう不景気の中で、税収自体が上がっていない中で、今回新たに五兆円ものいわゆる特例公債、赤字国債を発行する、こういうことを考えますと、...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の場合は、間接金融というものがずっと主流を占めておりまして、その中で、やはり間接金融では一番、土地担保というものがその大宗だったわけであります。日本の場合には、それが非常に大きな重荷になりまして、そして、今自殺者の数を挙げられましたけれども、三万人を超えるよう...全文を見る
○平沼国務大臣 特別保証制度のことを大変評価していただいて、私どもも、あの制度は非常に中小企業にとって効果があった、このように自負させていただいております。  御指摘のように、当初は二年、二十兆の枠でやりましたけれども、やはりもう一年、さらに十兆上乗せをしよう、こういう形で、実...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、固定資産税というのは、高コスト構造と言われております我が国の経営環境におきましては、当然のことながら大きな固定的な負担になっていることは事実で、私もそのように認識しております。私どももそういういろいろ御意見、御陳情をいただきました。  そこで、私...全文を見る
○平沼国務大臣 日本の景気というのは、バブルが崩壊した後、大変低迷をしておりまして、最近はデフレも加速をしている、こういう厳しい状況にある、こういうふうに認識しております。  鉱工業生産を見ましても四カ月連続で低下をするとか、あるいは設備投資意欲も減殺されているとか、あるいは完...全文を見る
○平沼国務大臣 現下の厳しい経済金融情勢を考慮いたしますと、デフレ克服に向けまして、需要創出等に直結する思い切った経済活性化、そして需要創出策に取り組むことは、御指摘のとおり重要な問題である、私はこのように認識しております。  このような観点から、具体的に申し上げますと、一つは...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点はある、私はこういうふうに認識しております。現に、中小企業金融をめぐる指標を見てみますと、例えば資金繰りDI、あるいは長期借入難易度DI、これはずっと低水準に推移しておりまして、特に短期借り入れの難易度はさらに悪化をしましてマイナス一三・九、こういうこと...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、この十六日にちょうど東京でWTOのミニ閣僚会合がございましたときに、私のマレーシア側のカウンターパートであるラフィダ大臣と会談をさせていただきました。そして、意見交換を行いまして、今後、両国政府間でまず事務レベルの作業部会を設置して協議をしよう、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおりでございまして、例えば、具体化が進んでおるメキシコとの間では今どんどん進んでおりまして、そして、早ければ年内にもメキシコとの間では締結ができる見込みになっております。韓国とも、それぞれ、経済界、我々入ったそういう段階が済みまして、これから具体的な作業...全文を見る
○平沼国務大臣 今はそれぞれ、財務省それから経済産業省、外務省、それからセンシティブな農林問題がございますから農林水産省、そういった形で、それぞれ意思を統一しながらやっているわけでございます。そういう意味では、連携を図るということは一番大切なことでございますけれども、諸外国等は、...全文を見る
○平沼国務大臣 大変塩川先生からも御評価をいただいて、私どもとしても、十一月にそういう御審議をいただいたこともよく承知をしております。  そういう中で、年度末を控えまして、早急にやらなければいかぬという形でやらせていただきましたら、わずか二週間の間で五千件近いそういうお申し込み...全文を見る
○平沼国務大臣 もともと、今厳しい状況の中で、本当に頑張ってくださっている中小企業の皆様方のためにこういう借りかえ制度というのをつくらせていただきましたから、やはりそこはきめ細かく、利用される方がよく理解できて、そしてそういうためのPRももちろんしなければいけませんし、利用しやす...全文を見る
○平沼国務大臣 私なんかの地元の岡山の方でも、やはり保証協会がなかなか厳しいというような声も聞いたことがございまして、そういう実態は一部私はあるとは思っております。  そういう意味で、私どもは、こういう年度末を控えて、やはり柔軟に、迅速に、そして前向きに対応をすべきだという形で...全文を見る
○平沼国務大臣 千葉県の例を引いて委員が御指摘になられました。  我々としては、厳しいそういう財政事情の中で信用保証制度というもののために予算措置も講じてきて、全体的な底上げをやっているところでございまして、やはり地方もそういう形で積極的に取り組んでいただくように、我々も、全体...全文を見る
○平沼国務大臣 名古屋高等裁判所の金沢支部から、御指摘のように、一月二十七日に出された高速増殖原型炉「もんじゅ」の設置許可処分無効確認等控訴事件判決につきましては、私どもは、法務省などと内容を精査させていただきました結果、一月三十一日に、国として、最高裁判所に上訴をさせていただき...全文を見る
○平沼国務大臣 恐縮ですけれども、答弁は繰り返しになると思いますが、冒頭の御質問で答弁させていただいたように、国といたしましては、今度の高等裁判所の金沢支部の判決というのは、やはり私どもとしては上訴するに足る十分な理由がある、こういう形で上訴をさせていただいたところでございまして...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー資源というのは石油を初めとして有限でございますし、また、二十一世紀は環境の時代、こういうふうに言われておりまして、非常に環境的な制約もエネルギー上大きく出てまいります。また、例えばウラン資源というのも、これも有限資源で六十年ぐらいだ、こんなふうに言われて...全文を見る
○平沼国務大臣 今、宇田川先生から六つの点についての御質問がございました。  まず、産業再生機構、これから法案を御審議いただくわけでございますけれども、確かに、これを進めてまいりますと影響を受ける下請企業あるいは関連企業等が出ることは事実だと思います。そういう意味で、私どもは、...全文を見る
○平沼国務大臣 産業活力再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成十一年八月に成立しました産業活力再生特別措置法は、経営資源の効率的活用を通じて我が国経済の生産性の向上を実現するため、事業者が実施する事業再構築の円滑化、...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○平沼国務大臣 おはようございます。  平成十五年度の経済産業省関係予算案等について御説明申し上げます。  我が国経済は、失業率が過去最高水準となり、消費者物価も三年連続下落し、継続的なデフレ状態にあるなど、大変厳しい状況にあります。また先行きについても、国内情勢に加え、米国...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  確かに、中国に対しては工場の移転率等も最近とみに高まってきておりまして、これが空洞化の非常に大きな原因になっていることは事実です。例えば一九九〇年には六・四%だったんですけれども、生産拠点が二〇〇〇年には一四%台になる、さらにそれが...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘だと思っております。  実は、小泉内閣では、民ができることは民、こういう基本方針があります。経済財政諮問会議の場でも、一部の議員の中から、政府系金融機関の見直し、そういう意見が出たことも事実でございますけれども、私は、今の金融情勢、中小企業の資金繰り...全文を見る
○平沼国務大臣 今、塩川先生からいろいろ具体的な例を示されて、お話を聞かせていただいて、大変これは大きな問題だなと率直に感じさせていただいています。  今御指摘以外の車両でも、例えば都内にあります機動隊の膨大な車両もあります。そういったことの対策というものもやはり考えていかなけ...全文を見る
○平沼国務大臣 八〇%削減できるというのは、私、NOxと言いましたけれども、これはPMの方で、ちょっとそれは訂正させていただきます。  日本の場合に非常にそういう技術力というのはありますから、私は努力をすれば不可能ではないと思っておりますし、後づけ装置に関しても、今百種類ぐらい...全文を見る
○平沼国務大臣 自動車メーカーに対しては、累次にわたって私どもは要請をしてきております。そういう形で自動車会社も一生懸命取り組んでいることも事実ですけれども、中小にもそういういろいろいい技術があるわけでありますから、そういったことも含めて、経済産業省としては問題意識を持って取り組...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁の中でも、環境省を初めとして経済産業省、国土交通省、そういったところが連携をとって知恵を出していくべきだ、こういう御答弁を申し上げましたけれども、私どもはそういう姿勢でこれから検討させていただきたいと思います。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のように、親企業とそして下請企業との取引においては長期手形の交付等不公正な取引方法と見受けられるケースがたくさんある、このように私どもはよく承知をいたしております。  経済産業省といたしましては、このような不公正な取引につい...全文を見る
○平沼国務大臣 私も十一年間企業で営業をやっておりました。先ほどの日本独特の商習慣、こういうお話がございましたけれども、当時、やはり非常に厳しい状況にありまして、お産手形というようなものも出回っていたことも記憶しておりまして、結局これは十月十日、そういう長期の手形もあったことを記...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  非常に大事な視点でお話をいただいたと思っています。ちょっとお触れになりましたけれども、日本は何も新しく業を起こす意欲を持っている人が少ない国じゃございませんで、年間百二十万人ぐらいの意欲を持った人がおります。それが、結果的には十八...全文を見る
○平沼国務大臣 アメリカは、湾岸地域、イラク周辺に既に二十万を超える兵力を展開しておりまして、大変な危機的な状況になりつつあると思っています。  そういう中で、もし攻撃があった場合には日本経済には少なからぬ影響がある、これは短期的、中期的、長期的、こういうことで考えなければなら...全文を見る
○平沼国務大臣 イラク周辺の情勢が厳しくなってきました昨年の秋以降、私ども省内で、実は、今高市副大臣がシミュレーションという言葉を使われましたけれども、短期、中期、長期、そういったときのエネルギーの需給バランス、それから価格の問題、それが経済に与える影響等、これは省内で我々随分議...全文を見る
○平沼国務大臣 渡辺先生から大変重要な御指摘をいただいたと思っています。  我が国のエネルギー状況というのは、これは御承知のように、天然のエネルギー資源というのはほぼ皆無に近い状況なわけであります。そういう中で、御指摘のように、一次エネルギーの五二%を占めている石油もその八八%...全文を見る
○平沼国務大臣 電力の制度改革は、電気という国民生活、経済活動に必要不可欠な財の特徴を十分に踏まえまして、まず安定供給の確保と、そして環境への適合を図ること、これが必要だと思っています。  その上で、いわゆる自由化、これは市場環境の整備等を通じまして需要家の選択肢を広げ、そして...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、名古屋高等裁判所金沢支部から、一月二十七日に出された、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の設置許可処分無効確認等控訴事件判決におきましては、法務省などと私どもが内容を精査した結果、御承知のように、国としてこれを受け入れることはできないとして、一月三十一日...全文を見る
○平沼国務大臣 今、北川先生、最高裁とおっしゃいましたけれども、高等裁判所だったと思います。  私どもとしては、上訴いたしましたその理由として、今回の判決では、例えば、配管の破損によりナトリウムが水と接触した場合でも、炉心崩壊事故を防止できる対策が幾重にも講じられているにもかか...全文を見る
○平沼国務大臣 当省といたしましては、この「もんじゅ」の安全審査というのは適正に行われて、十分に安全性が確認されたものでありまして、その判決というのは、安全審査の考え方や内容を十分に判断せず誤った判断をしている、こういうことから、当省として改めて安全審査を行う必要はない、こういう...全文を見る
○平沼国務大臣 今保安院長からもお話をさせていただきましたけれども、地域の皆様方に対する説明責任、そういったことはやはりしっかりとしていかなければならないと思っております。  しかし、今回の判決は、私、先ほど繰り返し申し上げさせていただきましたように、いわゆる判決の中での考え方...全文を見る
○平沼国務大臣 東海大地震というようなことが想定され、浜岡原発、それが御指摘のような地理関係にある。ただ、浜岡原発の耐震設計というものは、想定され得るマグニチュードを想定しておりますし、限界の地震というところまで想定をして基本設計がなされている、こういうふうに私は承知をしておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 今、いろいろな状況の中で、局面的には一部厳しい面が御指摘のとおりあるかもしれません。しかし、国の基本的な政策として、核燃料サイクルというものをしっかりと確立して、この国のエネルギーの安定供給、そのことを図っていくということは、やはり国のエネルギー政策の基本でござい...全文を見る
○平沼国務大臣 すべて破綻して、すべてができないという前提にお立ちになっておられるお話だと思っております。確かにいろいろ障害はありますけれども、我々としては、国の基幹的なそういうエネルギー政策を進めていくために、やはりいろいろな障害を一つ一つ克服し、そしてやっていくことが必要だと...全文を見る
○平沼国務大臣 まさにそのとおりでございまして、二十一世紀は地球の環境をいかに守るか、そういう人類にとって大変大きな課題があります。したがって、原子力というのは、その発電過程において二酸化炭素を一切出さないというような有用性があります。しかし、それにも増して、何にも増して、いかに...全文を見る
○平沼国務大臣 一義的には先生がおっしゃるとおりだと思っています。ただ、原子力発電の場合には、その安全性の担保という形で、立地の皆様方が大変心配をされております。そういう意味では、立地地域の皆様方を完全に疎外した形でということは、これは納得は得られないことだと思っています。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  当方で把握をしております限り、当省の退職者で、現在原子力発電所を保有している電力会社十社に勤務している者の合計は十名おります。いずれも、現役時代及び退職後に蓄積をした知識、経験等の発揮が社業の発展において有用であるとの判断から、各社...全文を見る
○平沼国務大臣 今、御承知のように、東京電力は十七基の原子力発電所がございますが、十三基がとまっております。そして、これから三月、四月にかけて、場合によっては全基停止、こういう非常に厳しい状況に相なっております。  今の段階では、他電力会社からの融通でございますとか、休止中の火...全文を見る
○平沼国務大臣 鉢呂先生にお答えさせていただきます。  私、昭和十四年生まれでございますので、サマータイムのことを鮮明に覚えております。私の祖母などは、英語になじみがなかったので、サマータイムが始まるのでこれはちゃんと覚えなければいかぬといって、サンマとタイと言って覚えていたこ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、特区というのは、第二次募集が終了いたしまして、たしか四百六十一件、地方自治体、企業を含めて、それぞれ工夫を凝らしたものが集まっているわけであります。これをまとめておられるのが鴻池担当大臣でございます。  私は、先ほどいろいろ申し上げましたように、やはり経済産...全文を見る
○平沼国務大臣 特別保証制度に関しましては、今中小企業庁長官から申し上げたように、大変幅広く、中小企業者の三分の一強の方が利用していただいて、これによって雇用の確保と倒産の未然防止、これができたと思っています。これは二年で始めまして、そして必要性があって一年延長しまして、十兆円上...全文を見る
○平沼国務大臣 お父上から家業を引き継がれて、そして地域にあって一生懸命頑張られた、そして大型店の出店に際しても一大運動を起こされて、そして当時の通産省に来られていろいろな体験をされたということ、私、大変興味深く聞かせていただきました。一つの大きな時代の要請の中で、大店法を含め、...全文を見る
○平沼国務大臣 私は文化が向上したということは申し上げていなかったつもりでございます。  私も選挙区は岡山でございまして、そして、江戸時代から続いている表町商店街、これはやはり文化の伝承の場だと私は思っておりますけれども、この表町商店街がやはり一部シャッター通りになっておりまし...全文を見る
○平沼国務大臣 諸外国の例を引かれて御意見を承りました。  確かに、先ほどは地元の表町の話もさせていただきました。私も出張なんかをしてヨーロッパ各都市に行きますと、古いそういういわゆる何百年保たれている商店街というのが残っている、こういうことも目にしております。しかし、一面、パ...全文を見る
○平沼国務大臣 経営不振のダイエーのような流通業が経営再建を進めるかあるいは事業を中止するか、これは当該企業と金融機関等の関係者との間で私は自主的に判断をすべき問題だ、基本的にはそういうふうに考えています。  また、経営再建を進める場合におきまして、例えば債権放棄を含む私的整理...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、牧野先生おっしゃるとおりだと思っております。  あの阪神・淡路大震災のときも、私も、いわゆるずっと続いている商店街がまず立ち上がって、そしてそこから結束が固まったということはよく承知しております。そして、商店街というのは、おっしゃるようにそこにずっと皆様方...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○平沼国務大臣 大畠先生に、いわゆる中小企業の皆様方がその返済の今厳しい中で大変苦労されている、こういうことで御質問がございました。  私どもとしては、当初の約定どおりの返済が困難になった中小企業者に対する、まず特別保証の既往債務の条件変更につきましては、平成十二年末にガイドラ...全文を見る
○平沼国務大臣 大変激励をしていただいて心強いことでございますけれども、私も経済財政諮問会議等の場で、中小企業の現状というものはずっと訴えてきております。  そういう中で、中小企業に対して、例えば金融機関の金融検査、こういったものが非常に厳しい状況になっている。したがって、私ど...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、先生おっしゃるように、イラクの状況の中で、今、石油の価格もニューヨークの市場で三十七ドルを超える、こういうようなことであります。  御指摘のように、日本の場合には、一九七三年のオイルショック以降、やはり備蓄をしなければいかぬということで国家備蓄と民間備蓄...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、政策の責任者でいらっしゃる井上先生が一番お詳しいと思っておりますけれども、経済産業省といたしましても、昨年の秋深くから、やはりイラクが緊迫の度を加えてきておりましたので、特に、エネルギーを所管しておりますから、エネルギーを中心にいろいろシミュレーションをや...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、先ほどの答弁にもさせていただきましたけれども、やはりエネルギーというのは非常に重要でございますから、先ほど申し上げたような対策をさせていただいています。  それからもう一つは、やはり東南アジア関係も非常に重要でございまして、中国も純石油輸入国に相...全文を見る
○平沼国務大臣 今の非常に厳しいデフレの中で、小泉総理も昨年秋は、三十兆円枠、そしてさらには補正予算は組まない、こういう基本姿勢でございました。しかし、税収が上がらない、またデフレが深刻化する、小泉総理自身が柔軟かつ大胆に対応する、こういうことで、与党三党の皆さん方のそういう御協...全文を見る
03月06日第156回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 谷川先生にお答えさせていただきます。  産業再生法の改正といいますのは、御指摘のように、最近、我が国経済の停滞の背景にあります過剰債務の問題と、過剰供給の構造の問題があります。過剰供給構造の問題に関しましては、やはり一つは、複数の企業が共同して、そして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  不良債権の処理の加速化に伴って中小企業が置かれている立場というのは非常に厳しいものになってきております。そこで、厳しい財政状況の中ですけれども、でき得る限り日本の経済の屋台骨を支えていただいている中小企業には配慮をさせてい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、売り掛け債権の担保の方から申し上げますと、これは二兆円の目標で始めたんですけれども、なかなか伸びないという面では三つ要因がございました。  一つは、やっぱり土地担保主義という形で土地担保を提供されていて、そして更に売り掛け債権まで出すのかというこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのパンフレットも私も熟読をさせていただきまして、非常によくできていると、こういうふうに評価をさせていただいています。  私どもも、先ほどちょっと触れましたけれども、やっぱり分かりやすくしなきゃいかぬという形でパンフレットを二百万部作ったり、あるいはQ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 重要な御指摘だったと思います。これまでも、我々としては、全国三百か所に今御指摘の中小企業支援センター、こういったものを総合的な窓口として設置をしておりまして、それでもいろいろ十四万件の窓口相談でございますとか二万五千人の専門家の派遣、こういったことも行っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もう既に福井を始め立ち上がっておりますけれども、これは取りあえずは今二十五か所でございますけれども、これはもう私どもは全県に一か所ずつ作ると、こういう今体制を組んでおりまして、しかも東京ですとか大阪ですとか、大都市は一か所だけじゃなくて複数か所作ると、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今までも点検をして、そして制度の充実に努めてきたわけでございますけれども、御指摘のように、まだ十分至らない点もあります。そういう意味で、私、問題意識持ってしっかりと再点検をさせていただきたいと、このように思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に、日本には五百万社企業があって、そのうちの九九・七が中小企業でございますから、ここが活力を持って海外にやっぱり雄飛するということは非常に大切です。  したがいまして、当省といたしましては、海外で展開している中小企業の成功した例、そして失敗した実例...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松岡先生にお答えさせていただきます。  今、日本の企業の数というのは経済産業省では、日々動きがありますけれども、約五百万社と、こういうふうに把握しております。そのうちの九九・七が中小零細企業だと、こういうふうに我々としては読んでいるところでございます。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だと思っています。  今、アメリカの例をちょっと松岡先生もおっしゃいましたけれども、アメリカは、一九七〇年代を振り返って見ますと、三つ子の赤字を抱えてある意味ではにっちもさっちもいかない状況でした。そのときに日本というのは独り勝ちのよう...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おっしゃるとおりだと思っておりまして、私どもは、例えば生産拠点の移転率というのが、一九九〇年にはわずか六%台だったわけですけれども、最近はそれが一六%を超えるというようなことになってきています。そういう意味では、人件費が二十分の一とか三十分の一、そういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはおっしゃるとおりでございまして、今回の政策減税の中でも今御指摘のITそれから研究開発、それから投資、こういった形で政策減税をやらせていただきました。これは非常に減税としては大きなものでございまして、例えば研究開発と投資を合わせますと一兆二千億と、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、日本の経済というものが非常に厳しい状況にあります。特に地域の経済が非常に停滞をしている。しかし、日本というのは総体的に言って潜在力がある国である。その地域の中にも、例えば大学なんかには大変技術的ないい種が存在している。それが有効に活用できていないし、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、地域の新生の研究開発のコンソーシアムという形で事業をやっております。その管理法人というのは、それが円滑にそして機能する、そういう役割を担って、そのコンソーシアム自体が、所期の目的を達成させるために非常に、そこをうまく運営をするためのかなめになる、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、少し歴史的に申し上げますと、平成十三年度まではNEDOというものの事業でやらせていただいておりました。その中に、やはりそういうコンソーシアムの立ち上げに関して、初期の段階で例えば事業者が資金がない、それから事務所を回すにも資金がない、こういう事態...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに予算は、今年度の十五年度予算では総額で五十億でございます。前年が七十億でございましたから、削減したことは事実なんです。それは一つの実態でございまして、例えば今こういう厳しい中ですから精査しなきゃいけないわけでございますけれども、例えばこれは地方も一...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、私どもは、やっぱりおっしゃるように、実績が上がり、しっかりと取り組んでいただく、そして継続性のあるところは、私どもはしっかりフォローしなきゃいかぬと、こう思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変厳しい状況になっていることは事実でございまして、過去の例でいいますと、七月、八月の最需要期に六千四百三十万キロワットと、こういうことでございます。このまま停止し続けますと、大体五千百万キロワットしか確保できないわけでございまして、おっしゃるように、今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  我が省といたしましては、産学官連携というものをしっかりしまして、そして、特に今おっしゃった環境の分野、ここで、やっぱり潜在力がございますから、ここで活力を出さなきゃいかぬと。こういうことで、環境の分野に関しましては、例えば...全文を見る
03月12日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○平沼国務大臣 確かに今、中小企業に対する貸し出しというのが減少をしていることは、そのとおりでございます。  その背景は、こういう長引く景気低迷の中で、設備投資というものが非常に落ちているということも一つの要因だと思いますけれども、それ以上に大きな要因というものが、金融機関が抱...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の中小企業に関する客観情勢というのは、非常に厳しいものがございます。  御指摘のように、特別保証制度というのをやらせていただきまして、百七十二万社の中小企業の方々に利用していただいて、保証も二十八兆九千億、こういうことです。こういう厳しい中で、中小企業の皆...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、所管大臣、私は主務大臣であり所管大臣であるわけです。所管大臣というのは、やはり過剰供給構造あるいはその他の当該事業分野の実態を考慮しまして、御承知のように機構に対して意見を述べることができる。そこについては、もう少ししっかりと、きちっとわかりやすい...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに今、国の潜在的な成長率というのは二%ぐらいある。しかし、諸般の事情で、それが例えば昨年度は〇・九、約一%だ、ここにギャップがあるのじゃないかということは、私はそのとおりだと思っています。やはりこのギャップを埋めるためには、御指摘のとおり、あらゆる政策手段を動...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の世界同時的な株価の下落というのは、やはり一番大きな要因は、イラク情勢というものが非常に大きく影を落としていると思っています。  そういう意味では、例えば米国も含めて世界の株が同時に安くなっているわけでございまして、私どもとしてはそこが主原因だと思っておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣の失政ではないかというような御指摘がありました。ただ、今の株価というのは確かに厳しい数字であることは事実で、私は、ですから御答弁の中で、主要因というものは、世界同時株安というようなことに象徴されているように、イラクの不透明なこういう緊迫した情勢がいわゆる市...全文を見る
○平沼国務大臣 株価が下がりますと、御指摘のように、銀行の資産がそれだけ目減りをする、そういうことになると、BIS規制という形で連動しておりますと、厳しい状況が想定されています。  私どもといたしましては、一つは、今進んでおります銀行の株式保有制限の実施という問題があります。こ...全文を見る
○平沼国務大臣 お休みをいただいていましたので、最後に私からもちょっと関連の御答弁を申し上げます。  経営資源というものを散逸することなく、そして企業あるいは産業の再生を図っていくということは非常に重要なことでございまして、そして、民間の再生ビジネスというのは育ってきております...全文を見る
○平沼国務大臣 現行の産業再生法というのは、企業の選択と集中を促進することによりまして生産性の向上を図って、我が国産業の活力を再生することを基本理念とした法律でございます。  御指摘のように、その制定から現時点まで三年間たったわけでございます。実績としては、百八十九件の事業再構...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、選択と集中の中で、先ほどの答弁にも触れさせていただきましたけれども、生産性も非常に向上している、こういうことも当然成果として上がっているところでございます。
○平沼国務大臣 組織再編、ここを塩川先生強調されますけれども、これが目標ではございませんで、あくまでも選択と集中の中で、そしてこの厳しい環境の中で、企業の再生そして活力向上をねらっている、ここが主眼でございます。
○平沼国務大臣 御指摘のように、この長引く不況の中で、いわゆる失業率というのが戦後最高のマイナス五・五、また完全失業者が約三百五十万人以上、こういう厳しい現実があることは事実でございます。  今般の産業再生法の改正その他の関連措置によりまして、やはり、我が国に存する経営資源の効...全文を見る
○平沼国務大臣 もちろん、産業再生に当たりましては、御指摘のように雇用の安定に十分配慮する、そして対応するということは重要であることは言をまたないところでございます。  こういった観点から、産業再生法においては、雇用の安定への配慮を法目的に明記をするとともに、事業再構築計画等の...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしましては、局長の方から、省から出した数字というのは、産業再生法に基づいて、そしてその法律を利用してやったその実績として、実質的な解雇がなくて新たな就職がどうだという数字を示しました。  しかし、その間、日本の経済というのは全体的に非常に不況に入りまして...全文を見る
○平沼国務大臣 大変難しい御設問だと私は思いますけれども、それは状況によると思いますね。  やはり、労働者が主体的に、技術力を持ち、知見を持ち、知識を持って、強い労働者として存在するということは非常に大切なことです。しかし、そういう知見だとか知識だとか経験があるにもかかわらず、...全文を見る
○平沼国務大臣 今、経営者もこういう厳しい中で大変苦労されておられまして、例えば、中小企業の経営者の方々というのは、約二万件ぐらいの倒産があります。そして、中小企業がそれだけ大きく倒産をしている。また自殺者も、三万人になんなんとする自殺者がおりまして、法務省の統計によりますと、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来、私申し上げておりますけれども、決して今の日本の雇用は状況はいいとは私は答弁をしておりません。そして、完全失業率もマイナス五・五という形で、戦後最悪のレベルであります。ですから、私どもとしては、非常に今の雇用の問題というのは深刻に受けとめておりまして、厚生...全文を見る
○平沼国務大臣 これも先ほど来答弁させていただいていますけれども、決して全部なくして白紙にしたわけではございませんで、そういういわゆる産業再生法を進めるに当たっては、雇用の面も、労働者の立場にも十分配慮すること、こういうことを明記してあるわけです。したがいまして、そのほかの、そこ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、一九七八年以降に制定をされた、例えば産業構造転換円滑化臨時措置法でございますとか、それから事業革新法として特定事業者の事業革新の円滑化に関する臨時措置法、これは空洞化対応のための事業革新を支援する、こういったこともやらせていただきましたし、あるいは...全文を見る
03月13日第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今、片山総務大臣からもお話がありました。外形標準課税につきましてはこの数年来いろいろ議論をしてまいりました。今ちょっとお話がありましたけれども、いわゆる外形基準部分というものを四分の一にするというようなこと、それから大きな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、日本の企業のうち約七割というのが赤字法人、これが実態でございまして、非常に赤字法人が多いわけであります。つぶれるところが少ないと、こういうお話ですけれども、倒産の数は今御承知のように大体二万件をちょっと下回る水準で推移をしておりまして、中小企業は非常...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回は税の公平という観点から石炭への課税もさせていただきました。それはやっぱり京都議定書の問題もあり、地球温暖化をいかに防ぐかと、こういうような観点から、環境省と共管でそういうCO2の排出に対してはお互いに努力をしていこうと、こういう形でやりました。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石特会計全体では約五千億、そういう規模でございます。
03月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○平沼国務大臣 御指摘のように、日本の今の経済というのは大変厳しい状況にあることは御指摘のとおりでございまして、株価も、昨日も七十四円安で、いずれ続いて八千円台を切り込む、こういう厳しい状況です。また、イラク情勢等もありまして、先行き不透明で大変厳しい経済状況だということは私もよ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、金融庁が発表しましたそういう対策、これをやはり経済アナリストの方が、それはいろいろ御批判なさると思います。しかし、朝刊等にも出ておりましたけれども、ああいった項目をやはりしっかり実施していくということは必要なことだ、決して効果が上がらないことではない、私はこ...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘の時価会計制度、これを例えば二年なら二年また凍結して簿価に戻せ、これは一つの考え方で、そういったことを主張されている方々は与党内にもおられますし、さらには経済アナリストの中にも私はおられると思います。  この件に関しましては、私が専権事項じゃございません...全文を見る
○平沼国務大臣 西川副大臣からも既に答弁させていただいておりますが、私どもは、担当課長が出ております。中小企業の非常に苦労されている、そういったことはその法制審議会の中でもしっかりと伝達するように、力強くやっていかなければいけない、そういうことで私も督励をしているところでございま...全文を見る
○平沼国務大臣 確かにアメリカはそういった意味で、一九七〇年代は、アメリカは三つ子の赤字を抱えて大変呻吟をしていました。そういう中で、やはりどんどん新規の企業を創造して、そして活力をつけよう、こういう形で、バイ・ドール法に象徴されるようないわゆるプロパテント政策というようなものも...全文を見る
○平沼国務大臣 今、確かに、日本の、そういうベンチャーを含めて、規模がある程度大きいところに対する対策というのは、御指摘のとおりの現状だと思います。  そういう意味では、第一歩として、エンゼル税制というものに手をつけさせていただきました。それから、あと、例えばもう少し大きくなり...全文を見る
○平沼国務大臣 認定制度の意義といたしましては、支援策の利用という観点のほかに、中小企業がみずから事業計画を作成いたしまして認定をとるというプロセスを通じまして、中小企業自身の経営の質を高めていく、こういう側面は一つ確かにあると私は思っております。  御指摘のとおり、法律による...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、信用保証協会の財政というのは非常に厳しくなってきていることは事実です。そして、一兆円以上用意していたものをずっと取り崩してきておりまして、前期は六千億の赤字が出ました。そして、向こう三年間で九千億の赤字が出るということが必至です。今七千億ちょっとある融資基...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、従来、産業再生法というものを制定して、そしてこの国の経済の活性化のためにその法律を用意したところです。  しかし、今回、この機構と並行して抜本改正をお願いしたということは、やはり今この国の経済には、一つは、今中山先生から御指摘がある不良債務の問題が非常...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉総理は、就任以来、それを引き受けたところからバブルが崩壊をして、そしてその後遺症で、日本の経済はその時点から非常に厳しいものがありました。私は、そのときから緊急事態だ、こういうふうに思っています。  そういう中で、やはり従前の手法でやってくることは限界がある...全文を見る
○平沼国務大臣 谷垣大臣とまさに同じ観点でございますけれども、もう一点は、お願いをしている産業再生法の改正の中では、一つは、今谷垣大臣が言われた企業の中のバブル等で非常に負の部分と、しかし、先ほどビルのお話がありましたけれども、本業ではしっかりとした歴史と競争力がある、そういった...全文を見る
○平沼国務大臣 一つは、もうこれは中山先生もよく御承知のように、今非常に日本の経済の足を引っ張っている不良債務の問題ですね。これを二年以内にとにかく、厳しいけれども片づけていこう、これが一つの大きな前提です。そこで、そういうがん細胞を取り去るということで、そういう面から活力を出す...全文を見る
○平沼国務大臣 どうも私と亀井前政調会長が非常に仲がいいという形で、そういうイメージをお持ちなのかもしれませんけれども、私は、不良債権処理、そういうものも構造改革の一つの一番大きなファクターだと思っています。ですから、もとより同時に、負のことをやっていけば、いわゆる正、プラスのこ...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、冒頭ちょっと、参議院の本会議で前半出席できずに、大変申しわけございませんでした。  産業再生法で、今、金田先生、百八十一件と言われましたけれども、百九十件の実績がございます。大企業で、一兆五千億も利益を出しているようなところに果たしてそれを適用するのはいか...全文を見る
○平沼国務大臣 金田先生は、かねがねこの問題について大変すばらしい活動をされておられまして、私も、金田先生からいただいた冊子もよく読ませていただきました。  確かに、大きな問題点がございます。フランチャイズ制度というのは、加盟をする人からいえばいろいろのノウハウが得られて非常に...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょうど今回、今やっている審議は、たまたまこちらの席が非常に人数が少ない。ちょうど昼食の時間にもかかっているというようなこともある意味ではあるんじゃないかと思いますけれども、私どもは、今の経済状況からいって、御指摘のとおり、この法案というのは非常に重要な法案だと思...全文を見る
○平沼国務大臣 今ちょっと御議論がございました整理解雇の四要件、これは、計画の認定段階ではなくて、実施段階において遵守すべきルールでございまして、当該要件を満たしたものであるかどうかについては、個々のケースに即して司法が判断をするべきものだ、こういうふうに思っております。したがっ...全文を見る
○平沼国務大臣 私も学生のとき、下村治先生のものは読ませていただいて、そのうち、日本が当時やっていることは陳腐化してよその国に任せるようなことになる、アメリカで隆盛をきわめている自動車産業なんかが日本に移行してきて、それもやがて日本から離れていく、そういうことを学ばせていただいて...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  現在、我が国の経済の大きな問題の一つである過剰供給構造を解消するため、それには、過剰供給構造にある事業分野の事業者が設備廃棄等を行いまして、事業縮小、撤退を図る取り組みが重要だと思っています。  しかしながら、一つ一つ個々の会社...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう効果はあったと思っております。
○平沼国務大臣 銀行が上位に並んだということは、やはり銀行というのはそういう意味では登録免許税等々の計数が多くて規模が大きい、こういうことに起因している、私はこういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 一定の政策目的に合致した事業活動であるとはいえ、減税措置等の優遇を受けている以上は最低限の説明責任を果たすべきである、そういう御意見には、私どもは真摯に耳を傾ける必要があると思っています。  このため、改正産業再生法の運用に当たりましては、改正後の認定を行うもの...全文を見る
○平沼国務大臣 お墨つきを与えた、そういう御意見でございますけれども、先ほど林局長からの答弁の中で、産業再生法に基づく実際のいわゆる従業員数の減と、それからその後、新規雇用と、さらにはその他の部門への転職、そういったことを考えますと、今の数字では確かに大きな乖離が出ておりますけれ...全文を見る
○平沼国務大臣 産業再生法の存在いかんにかかわらず、日本の経済全般が非常に厳しい局面の中で、今塩川先生御指摘のように、日本の完全失業率というのは過去最悪になって、マイナス五・五になっているということは事実です。  ですから、そういうものにあたかも産業再生法がお墨つきを与えた、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、バブル崩壊後、残念ながら、日本の経済というのはデフレ基調にあります。ですから、そういうデフレの中では、今御指摘のような合成の誤謬というような、そういう事態が起こることも私は否定するものではありません。  産業再生法というのは、そういう中で、いかに企業に活力を...全文を見る
○平沼国務大臣 産業再生法の中には、やはり労働問題には十分配慮をする、こういうことはしっかりと担保されているわけであります。したがって、その精神を生かして、私どもは労働者に対する配慮というものはちゃんとしていかなければならない、このように思います。
03月14日第156回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 高橋議員にお答えをさせていただきます。  外形標準課税に関しましては、御指摘のように、ここ数年来いろいろ議論をしてきたところであります。しかし、雇用に対する配慮でありますとか経済活動に対するいろいろな問題点を総合的に判断をいたしまして、そして、その対策...全文を見る
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(平沼赳夫君) そのときは大島農林水産大臣が御出席でございました。ですから、私は別にたまたま所用がございましたので、そういう意味で私は出席をしなかったことは事実でございます。  しかし、常に大島農林水産大臣と川口外務大臣とは連携を密にしておりまして、私は、農業を代表す...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今日これからグアテマラの副大統領が私の部屋に来られます。ちょうどグアテマラはマヤ文化の中心という形で、マヤの秘宝展というのを東京で開催をするというその一連で副大統領が来られておりまして、私どもと通商関係があるという形でこれから会談をいたします。その中で、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私、通産大臣のときから就任いたしまして、二年半以上、このWTOにずっとかかわってまいりました。その中におきましては、当然、私が一人で出席をして、そして農産物の問題も日本を代表して、今、大島農林水産大臣からお話しになられました農業の多面的機能の問題でありま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 簡潔に答弁をさせていただきますが、これは国のエネルギーの基本的な政策でございます。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今の平成十三年度の実績で、日本の電力の三五%がエネルギーによっています。したがいまして、立地の皆様方の御協力なしにはこの国のエネルギーというものが回らないわけでありまして、私も就任以来、森先生の地元の刈羽そして柏崎、あるいは福島県、青森県、福井県、ずっと...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 経済産業委員会財務金融委員会連合審査会 第1号
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○平沼国務大臣 中小企業の皆様方が、民事再生法に関しましては、ある意味ではそういう使い勝手がよくない、そういうことの御不満は私も漏れ承っているところでございます。
○平沼国務大臣 御指摘のように、この民事再生法を使って、そしてそのしわ寄せが中小企業に来る、こういう事例がある。そういう意味では、中小企業に用意したものが結果的にはそういうしわ寄せが来て使い勝手が悪い、こういう意味で申し上げているところでございます。
○平沼国務大臣 過剰供給構造というのは、特に指定はしておりません。しかし、例えば半導体の分野なんかは、技術的なポテンシャルがありますけれども、しかし、例えば半導体の状況を見てみますと、メーカーが乱立して、そして経営資源というのは集中的に投下できていないので競争力が弱まっている、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 現行の産業再生法というと、企業の選択と集中、これを促進することによりまして、今おっしゃったように生産性の向上を図って、そして我が国の産業の活力を向上させる、これを基本理念とした法律でございまして、約三年間、期間が経過をいたしました。そして、この三年間の間に百九十件...全文を見る
○平沼国務大臣 当時の与謝野大臣が、精神規定ではなくて、働く人々の理解と協力を得ながら物事を進めていくことが必要である、こういう答弁を御指摘のとおりされております。  このような趣旨というのは、言うまでもございませんけれども、事業再構築計画の認定要件の一つとして、従業員の地位を...全文を見る
03月18日第156回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(平沼赳夫君) エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  昨今のエネルギーをめぐる経済的社会的環境の変化を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 山田議員にお答えをさせていただきます。  まず、電気自動車の開発普及についてでございます。  経済産業委員会でも、山田議員から大変重要な御指摘をいただいております。これまでも努力をしてまいりましたけれども、さらに、経済産業省の中でも、学識経験者等を交...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 第百五十六回国会における経済産業委員会の御審議に先立ち、今後の経済産業行政を行うに当たっての私の所信の一端を申し述べます。  我が国経済は、失業率が過去最高水準となり、消費者物価も三年連続下落し、継続的なデフレ状態にあるなど、大変厳しい状況にあります。...全文を見る
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、中小企業に対する貸出し残高というのは減少しておりまして、民間の金融機関では、平成十年度、十二年度末と、そして昨年度末に比べますと、パーセントで一四・九%減少しています。それから、政府系三金融機関がございますけれども、ここも同時期で四%の減...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○平沼国務大臣 私は、産業を預かっている閣僚の一人でございますけれども、特に中小企業を担当しております。  中小企業は、仙谷先生も御承知のように、倒産件数もこの三年、限りなく二万件に近いところで推移をしておりますし、また倒産という形の中で、中小企業の経営者の自殺等も非常に多いわ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  私的整理に関するガイドラインは、私的整理を公正かつ迅速に行うための準則として、金融界、産業界の代表者、学識経験者等により、平成十三年九月に策定をされました。  実績については、これまでのところ八件ある、こういうふうに承知しておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 数の面では、今のところ、この産業再生法におきましては百九十件、こういう実績でございまして、その内訳は、御指摘の部分もそのとおりだ、そういうふうに思っております。しかし、そういう中で、やはりそれがなかった場合にはまたいろいろな、それぞれの企業の中で大きな問題が惹起さ...全文を見る
○平沼国務大臣 平岡先生に私からまず御返事を申し上げます。  これまで我が国におきましては、右肩上がりの経済が続いたために、抜本的な事業再構築がおくれております。不採算部門の合併、それから営業譲渡、それから分離独立が必ずしも活発に行われてこなかった経緯があると思っております。ま...全文を見る
○平沼国務大臣 今伊藤副大臣からお答えになったような方向の検討ですけれども、我々としては、やはりそういう再生の仕組みというものを早急に確立して、そしてこういった、今国が関与をして、先ほど御指摘のようにやはり期限を切ってやらざるを得ない、そういうことから、やはりファンドを育てたりし...全文を見る
○平沼国務大臣 一九九九年にいわゆる産業再生法が成立をしました。そして、内容的にも十分いろいろ対応できるものがあるにもかかわらず、何でまた改正をするのか、また再生支援協議会というのをつくってそれを法律的に位置づける、そういうことをしなくてもいいんではないか、そういう御指摘だと私は...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、法律でがちがち縛って、そして一々条文どおりに運営をしていくと、今田中先生御指摘のようなそういう弊害があると思います。  そういったことは十分我々は配慮しながら、やはり中小企業というのは非常に数が多うございまして、そしてそれぞれ地域性がありますし、またいろ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、田中先生から、第三者保証に関しては何回にもわたって御指摘をいただいております。  今回の改正法の中では、やはり一つは、新規の、最新鋭のそういう設備投資をする場合には、税法上恩典を与えて、そういう意味ではパワーアップをしていただく、こういうことも入れさせて...全文を見る
○平沼国務大臣 私も立場上、幅広く産業を所管している立場から、主務大臣に相なっております。そういう意味で、この機構の範囲の中に中小企業が入ることは私は当然だと思っておりまして、そしてそういう中小企業が対象の中に入ってきたときには、合理的に判断をして、そしてそこに対して例えば国の資...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  平成十二年の七月に森改造内閣で通産大臣に就任させていただいて、御指摘のように二年八カ月に相なります。その間、景気は若干持ち直しの様相を呈したときもありますけれども、総体的に言って非常に厳しい状況でございました。  私は、就任して...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来答弁をさせていただきまして、今の経済状況は非常に厳しいわけであります。今、小泉内閣がとにかく全力を傾注してやっておりますのは、何とか不良債権の処理をしていかなければいけない、こういう形で、これは、この二年以内にまず国の抱えている膨大なそういう不良債権、債務...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今ぎりぎりの段階でございますけれども、ぎりぎりまで平和を求めての行動は必要だ、こういうふうに思っております。小泉内閣の一員として、イラク側が協力をしない場合には、私も武力行使はやむを得ないと思っています。  それは、過去十二年にわたって、イラク側は国連決議...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、前回の塩川先生の質疑を聞いておりました。私からも、会社分割の場合に関しては、会社の分割に伴う労働契約の承継等に関する法律により承継の円滑化のための所要の措置を講じている、こういうことも申し上げましたし、法律の中に労働者のことをよく配慮しろということも含まれて...全文を見る
○平沼国務大臣 企業の再編を通じました人材、技術等の経営資源の有効活用というのは、失業の予防と円滑な労働移動等を通じた雇用の安定に資するものだ、このように思っています。  こうした観点を踏まえまして、産業再生法におきましては、雇用の安定への配慮を法目的に、御承知のように明記をさ...全文を見る
○平沼国務大臣 今の御指摘のとおり、EUでは、大量解雇や営業譲渡の際の労働者の保護、賃金の確保、労働者への情報提供のあり方等、労使間のルールを定めた各種指令が存在をする、このことは承知をいたしております。  一方、我が国では、労働者の保護のための基本的なルールを定めている労働基...全文を見る
○平沼国務大臣 現行の産業再生法は、生産性向上等の要件を満たせば事業再構築の取り組みを支援するものでございまして、法律上は債権放棄を受けた場合であっても当然支援することになりますが、昨年三月までは、債権放棄を伴う計画は実際には提出されておりませんでした。  一昨年の四月の緊急経...全文を見る
○平沼国務大臣 今までの産業再生法というのは選択と集中をして企業の活力を高めるために措置をした法律でございまして、そういったことを今想定しているか、想定ということのお話がございましたけれども、私どもはそれを最初からそういった形で想定していたわけではない、そういうことでございまして...全文を見る
○平沼国務大臣 もともと、政府のそういう強権力でやるということは私どもは想定をしていない。ですから、そういう意味では私どもは、そういうことではなじまない、こういうことを申し上げたわけであります。したがいまして、政府が、国が恣意的にそういったことをやるということは、やはり自由主義経...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど高市副大臣から答弁をさせていただいていますけれども、産業再生法というのは、企業みずからが選択と集中の理念のもと、事業の再構築を進めて、生産性の高い分野に経営資源を重点投入することを国として促進、支援する、そういう趣旨の法律でございまして、私どもとしては、何も...全文を見る
○平沼国務大臣 ダイエーのことを言われましたけれども、ダイエーは、救済をする目的で私どもは認定をしたわけではない、こういうことで御理解をいただきたいと思います。
○平沼国務大臣 きのう達増委員の質疑の中で、私は流通ということも今御指摘のように触れさせていただきました。  流通についてでございますけれども、消費が低迷をして売り上げが減少して、店舗数や就業者数は減っておりますけれども、逆に、店舗面積はむしろ増加傾向にあるわけでございます。ま...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、この法律上のということであります。
○平沼国務大臣 累次にいろいろ改変を行ってきたということは、その時々のニーズ、それから地域の要望、いろいろなことがあったと思います。そういう中で、今国の経済が全体的にデフレ基調であって経済が低迷している、そういう中で流通業の問題も起こってきている、こういうふうに思っておりまして、...全文を見る
○平沼国務大臣 消費者の嗜好だとかいろいろ変わってきたということも背景にあったと思います。  それから、今やっておりますのが、今フランス等の例を出されましたけれども、我が国としても、そういった方向で志向をしているところでございまして、また中心市街地の活性化のためにいろいろな施策...全文を見る
○平沼国務大臣 基本的に、御指摘のように需給ギャップがあるということは、残念ながらそのとおりだと思います。それを埋めることがやはり今喫緊の課題でございまして、私どもといたしましては、今、例えば、中心市街地の活性化ですとか、あるいは私どもの地元の岡山なんかもそうですけれども、特にシ...全文を見る
○平沼国務大臣 「民富まず」というV字増益の記事は、二月一日の日経に出ていた記事だと思っております。御指摘の記事については、私も拝見をしたところでございます。  確かに、企業におきましては、バランスシート調整でありますとか国内の期待成長率の低下から、残念なことですけれども、設備...全文を見る
○平沼国務大臣 植田先生おっしゃるとおりだと思っております。  中小企業再生支援協議会は、地域の金融機関、そして政府系金融機関も参画をしておりまして、金融面からの支援についても、地域の実態でございますとか特性に応じた再生支援に関する方針の取りまとめを行うことができる、このように...全文を見る
○平沼国務大臣 阿部先生にお答えさせていただきます。  さかのぼりますと、産業再生法を制定する前にも、オイルショックに端を発しました重厚長大産業の過剰設備問題、これは一九七〇年代の後半でございましたけれども、こういったことがまず最初にございました。  そして、今御指摘の、一九...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  昨今のエネルギーをめぐる経済的、社会的環境の変...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 湾岸戦争の体験が我々ございます。そして、イラク情勢が、なかなか状況が厳しくなってきたときから、私は、昨年の秋以降でございますけれども、省内でいろんな形でのそういうシミュレーションをしていこうと、こういうことで省内ではいろいろなことを想定してやらしていただ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどちょっと触れましたけれども、短期の場合には、原油価格動向というのは一時的に上昇をしても、後だんだん下がってくると、こういうシミュレーションをいたしまして、既にニューヨークなんかの十二月の先物がもう二十五ドル台になっておりますので二十ドル台になるので...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、私どもはエネルギー所管しておりますので、原油に関してはやはり一番、これは国民の皆様方も、一次エネルギーの五〇%は石油でございますので、一番心配されているところだと思っています。しかも、中東地域の依存度が八六%と、こういうことでございます。  そう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) イラクは御指摘のとおり世界第二位のいわゆる石油埋蔵量を持っている、そういうポテンシャリティーのある国でございます。  今、幸いなことに日本は、イラク原油というのは一%以下という形で、イラクのそれが途絶した場合には、私どもとしてはほとんど影響がないと、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日経には、何か日本とアメリカがIEAとはちょっと別な行動を取っていると、こういうような記事が出ましたけれども、あれは誤報でございまして、アメリカサイドも、確認をしましたら、ちゃんとIEAとの協調体制の中でやっていくと。  やっぱり基本的には、先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電気事業分科会の検討で、原子力発電等の長期固定電源につきまして小売自由化範囲を拡大してもなお必要な投資環境整備を行うことが適当であると、こういう方向でおおむね意見の一致が見られているところでございます。  この分科会の答申においても、そのための方策とし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、今環境の問題にもお触れになられまして、これはもう木俣先生もよく御承知のように、百三十万キロワットの原子力発電所では二酸化炭素の排出量を一基当たり〇・七%削減できると、こういう、もちろん安全性を担保するということは前提ですけれども、そういうことであ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それはもちろん、国が原子力エネルギーというのは国の基本政策として進めておりますから、事業者とも相談をすることはもとよりでございますけれども、国がやっぱりそのイニシアチブを取りながらやっぱりやっていくという基本姿勢は私は必要だと、こういうふうに思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり日本は、企業の数というものが約五百万と言われておりまして、その大宗、九九・七が中小企業で、言ってみれば中小企業の皆様方が日本の経済の活力を背負っていただいております。  先ほどちょっと私のテレビのことを言われまして、資本金一円でそんなに増えるかと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 自由貿易の世界の大勢の中で、やはりWTOはこの大きな土俵での自由貿易を推進をしていく、これは非常に大切な枠組みだと思います。  しかし、先ほど松先生御指摘のとおり、二国間のいわゆるFTAあるいは経済連携を含めたそういう関係というものが非常な勢いで伸びて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ガスというのはやっぱり取扱いによっては大変な危険なものだと思っておりまして、昔、大阪でガス管が爆発して大変な被害が出たと。ですから、今回の事案も、取扱いいかんによっては大変な私は被害に結び付いたと思います。  そういう意味で、やはり安全については事業者...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 昨年の臨時国会におきまして、新たに業を起こすことにチャレンジをする方が株式会社又は有限会社を設立する際に最低資本金規制の適用を受けずに会社を設立することができる中小企業挑戦支援法、これを御審議をいただいて、今年の二月一日からスタートさせていただきました。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 十時が過ぎまして、もう二時間近くたちました。昨日の法案審議の中でも、実は私、同様な御質問を受けました。私としては、予告期限は切れましたけれども、今、先生御指摘のように、もし開戦になったら大変な犠牲が伴うわけでございますから、そういう意味ではやっぱりぎりぎ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもは、おっしゃるように、GDPの六〇%を占めるこの消費、いわゆる個人消費というものが動かない、これが今、日本の景気、これを非常に足を引っ張っていることだと思っています。ですから、現下の厳しい経済・金融情勢、これを考えますと、デフレを克服をする、そのた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 年一回だけではなくて、一回こっきりだけではなくてこれからもということで、私どもは今後も実施していく所存でございます。またいろいろ御意見を聞きながらそれを進めさせていただきたいと、こういうふうに思っております。  それから、農水省の例をお出しになられまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この借換え制度については、この委員会の質疑でも西山先生から何度も御指摘があったことでございます。  借換え保証制度の制度要綱では、特別保証を借り換えたり、一般保証をセーフティーネット保証で借り換える場合、今御指摘のように、保証期間については原則として十...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これはもう先生よく御承知の点だと思いますけれども、この消費税の事業者の免税点制度につきましては、消費者の支払った消費税相当額が国庫に入っていないのではないか、こういう国民各層の疑念を呼んでいる、そういう側面もございます。それからまた、我が国の免税点水準は...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 産業活力再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  平成十一年八月に成立しました産業活力再生特別措置法は、経営資源の効率的活用を通じて我が国経済の生産性の向上を実現するため、事業者が実施する事業再構築...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 産業活力再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現行の産業活力再生特別措置法は、経営資源の効率的活用を通じて我が国経済の生産性の向上を実現するため、事業者が実施する事業再構築の円滑化等の措置を講ずることにより...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 木俣議員にお答えをさせていただきます。  まず、イラク攻撃による経済の失速などを想定した対策についてのお尋ねでございます。  日本経済全体への影響については、今回のイラクへの武力行使が短期で終結する場合には私どもは小さいと認識をいたしております。仮に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山議員にお答えをさせていただきます。  産業再生法が雇用に与えた影響へのお尋ねでございますけれども、産業再生法の認定事業者において従業員数が御指摘のとおり減少していることは事実でございます。しかし、仮に事業再構築を先延ばししていたなら、より大規模な人...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 広野議員にお答えをさせていただきます。  まず、産業再生について民間にゆだねるべきであって、官主導の再生はうまくいかないのではないか、このような御指摘がございました。  現下の我が国経済において、事業、産業の再生は、不良債権処理と併せて早急かつ強力に...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 武見委員にお答えをさせていただきます。  御指摘のとおり、日本の経済にとってエネルギーというのは非常に重要でございます。  私は、二十日に武力行使が始まったんですが、十八日の日に、世界最大の産油国でありますサウジアラビアのナイミ・エネルギー担当大臣に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 郡司委員にお答えをさせていただきます。  WTO交渉につきましては、農業を含め、農林水産大臣及び外務大臣と連携を密にして、政府一体となって取り組んでいるところでございます。  今御指摘の今回のハービンソン議長の第一次改訂版は、この一次案とほとんど変わ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  国際的な経済活動の円滑化のためには、水際の障壁の削減だけではなくて、各国の国内制度の国境を越えた調和が重要だと私どもは思っております。  このため、WTOを中心とした多角的な貿易体制を維持そして強化するとともに、利害の共...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  NAFTA加盟各国の貿易については、協定の締結前と現在で比較いたしますと、各国とも域内貿易のシェアが高まっておるということが事実であります。したがいまして、経済関係がより緊密化していることがうかがえます。  例えば、一九...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁でも申し上げました。やはり世界の自由貿易というのは、大きな土俵はやっぱりWTOだと思います。それを補完する形でFTAでございますとか地域の経済連携があるわけでございまして、私どもは、これによっていわゆる相補完をして相互繁栄を図っていくことが基...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  ウルグアイ・ラウンドの結果成立したWTOの農業協定によりまして、御承知のように、農業交渉については、ドーハにおけるラウンドの立ち上げ前の二〇〇〇年からビルトインアジェンダと、こういう形で開始されているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今WTOの交渉に当たりましては、私どもは外務省、そして農林水産省等と協力をして取り組んでおります。このうち、当省は、我が国経済界の要望等を踏まえつつ、通商貿易担当省として国益を最大化する観点から各交渉項目の中身について取り...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘の十五分ルールというのは、防災基本計画におきまして、原子力の事業者の原子力防災管理者、この防災管理者は、原子力災害対策特別措置法第十条に規定する放射性物質等が一定以上の水準で放出されるような事象を発見した場合には、十...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 池田先生にお答えさせていただきます。  近年、アジア諸国を始め、海外への製造業の生産拠点の移転、展開が相次いでいることは事実でございます。これを補完し得るだけの高付加価値分野の生産を国内に維持、確保できなければ、こうした生産拠点の海外移転の動きが国内の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国経済は昨年に入りまして底入れをした後、一部に持ち直しの、持ち直しに向けた動きが見られるものの、このところおおむね横ばいとなっております。このような経済環境の中で、大企業、そして中堅企業の業況は全体として緩やかながら引き続き改善が見られると、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日経の記事も私も読みましたし、そういう傾向にあることは事実だと思います。  ただ、人員削減だけではなくて、やはり企業といたしましては、やはり生産性の向上、そういった面も取り組んだと思いますし、あるいは無駄を省くというようないわゆる製造工程の合理化等、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  企業改革経営者表彰と、こう言いますけれども、中小ベンチャー企業の経営者を対象とした新事業挑戦者表彰とともに、昨年の四月、経済財政諮問会議で私から提案させていただきまして、新たに創設された内閣総理大臣表彰、こういう形の新しい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本表彰の受賞者の選定に当たりましては、四名の有識者から成る選考委員会、これを設置をいたしまして、一つは事業対象分野の選択と独自の経営戦略、それから二つ目はリーダーシップ等の事業家能力、それから三つ目は財務諸表に表れた結果としての事業実績、こういう三つの選...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日産の例を申し上げますと、日産のカルロス・ゴーン最高経営責任者は確かに合理化はいたしました。しかし、その中でしっかりと目標を掲げて、それを達成して、そして経常利益も生むようになり、そして危殆に瀕していた日産というものを、それは御指摘のように大きな犠牲を伴...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この資料一の表の三の自動車・同附属品製造業の従業者規模別・賃金格差、これは一九九五年から二〇〇〇年までの数字を出していただいておりますけれども、これを見ますと、四人から九人、それから千人以上、その千人以上を一〇〇とした場合に、非常に賃金格差が広がっている...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 自動車あるいはその同附属品製造業の事業規模別の賃金格差につきましては、今、表でお示しいただいたように、賃金格差が拡大している、こういう見方もありますけれども、しかし一方において、製造業全体の数字と比較して見ると、総じて自動車・同附属品製造業者の方が賃金格...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いろいろなことを複合的にやって、その結果目標を達成できたというのは、今、今井局長から御答弁をしたとおりでありまして、例えば九九年当時、日産自動車というのは、国内生産台数が九〇年比で四三%も減少しておりました。そして、これは実際の台数でいいますと百万台、販...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、当然ということは、非常に厳しい選択だけれども、しかしこれは通らなければならない道でなかったか、こういうことで申し上げました。  確かに、繰り返しになりますけれども、そういった犠牲がなくて再建できればそれはいいことでありますけれども、私どもといたし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当省といたしましては、日本の基幹産業たる自動車産業の競争力の強化を図っていくことが我が国製造業の活性化を考えていく上で不可欠と考えております。  他方、各企業がそのために取組を行う際には、当然ながら雇用や下請企業への影響についてできる限り配慮して進めて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一つの側面から見ますと、それは委員御指摘のように、非常に厳しい面があります。しかし、そういう厳しい中でやっぱり企業の再生の可能性が非常に大きな形で出てきたということは、やっぱり私は評価をすべきところは率直に評価をしなければならない、こういうふうに思ってお...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 今、日本はデフレ傾向にございまして、そういう中で小泉内閣としては構造改革なくして景気回復なし、こういう中で、その中で一番足を引っ張っている不良債権を二年以内に処理をしようと、こういう形で頑張っております。しかし、今おっしゃったように、雇用対策あるいはマク...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 過剰債務を抱えた企業であっても、技術や人材等の有用な経営資源を有する場合には、当該経営資源を過剰債務から切り離して事業の再生を図る。これは、経営資源の有効活用を図りまして雇用や取引先の影響をできるだけ小さくする上で私どもは有意義な取組だと、このように思っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省といたしましては、製造業でございますとか流通業でございますとか、その主務官庁に相なっております。そういった立場から、産業を横断的に客観的に透明性を持って私は主務大臣として意見を申し述べ、そして産業再生に資する、こういうことで意見を述べさせていた...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもは、今まで産業再生法の世界の中で、そういった例えばバブルのときに非常に土地等に投資をして、しかし本業はまだまだ力があると、そういったところが再生した例というものは今までの産業再生法の中でもあるわけであります。  ですから、私どもといたしましては、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 八十という、大体今その人員の方から割り出して八十ぐらいかなというような、そういうお話でしたけれども、私は、その機構に乗って、そしてその八十でも影響力のある企業、それから中堅企業でもその業界で影響力のある企業、こういったものが再生をすれば、私は日本経済の活...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) デフレの要因というのはいろんな要素が絡み合って起こっていると思っておりますけれども、日本の場合には、一番今大きいのは資産デフレというものが非常に大きな比重を占めていると思っています。  バブルの崩壊後、いわゆる土地の価格、株の価格あるいはその他の債権の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今日、木俣先生おっしゃるように、土地の公示価格、これが発表がございました。おっしゃるように、住居用の土地も商業地も相対的には本当にずっと連続下落をしております。しかし、その中で非常に、一部商業地ですけれども、例えば銀座ですとか丸の内、これは都市再生という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 時系列でずっとお話しをいただきました。昨年のちょうど夏から秋にかけまして、やはり政府部内で不良債権処理を加速することの重要性に関する認識が高まってきたと、こういうことは事実でございます。その際、やっぱり有用な経営資源というのがいたずらに散逸することなく、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かにその減税分とその五百億の出資というのは符牒が合っているような感じが、御指摘はそうですけれども、これはまあたまたまそういう形に私は相なったと思っておりますし、決してそういう動機でやっているわけじゃございませんで、やはりこの国の経済の活力をいかに生かす...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、産業再生機構と申しますのは、一つは、経済の合理性に基づきまして、対象企業が再生計画終了時点で独自に資金調達が可能となる蓋然性の高いそういう出口を見据えた判断を行うと、そして独立性の高い有識者から成る産業再生委員会の検討を経て対象事業者の再生支援、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これはやはり時間が経過をして、そういう中で、今御指摘のように、本当にそれがあったら大変おれらも良かったと、こう言って不満を持たれる、そういう事例というのは私はあると思います。  国のいわゆる資金というものが関与している中で、例えば三年間で三十兆の保証を...全文を見る
03月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年の十一月から、総合資源エネルギー調査会の小委員会におきまして、ひび割れが発見された炉心シュラウドや再循環系配管の健全性評価について七回にわたって御審議をいただいて、先般、中間取りまとめが出たところでございます。  御指摘のよう...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、夏場の最需要期を控えまして、既に桜も一部開いてきている、そういうような中で需要も伸びてくるわけでございまして、私どもは、危機感を持って今対応に努力をしているところでございます。  現地に対しては、私も衆議院で質問にお答えする形で、私を含めて、必要...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  我が国の温室効果ガス排出量の約九〇%が、エネルギー起源のCO2でございます。  地球温暖化対策推進大綱の策定を初め、地球温暖化対策の推進に当たりましては、これまでも、環境大臣とそして経済産業大臣が、地球温暖化対策推進本部の副本部長...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー消費大国の責務といたしまして、地球温暖化対策への取り組みの一層の強化が不可欠であることから、私みずから、昨年十一月十五日に鈴木環境大臣と直接の話し合いの場を持たせていただきました。  今回のエネルギー政策見直しの一つの柱として、地球温暖化対策を実施して...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来の答弁の中でも申し上げさせていただきましたけれども、やはり地球温暖化対策ということが、世界が取り組むべき非常に大きな課題でございます。  そういう中で、私どもといたしましては、いわゆる温暖化対策の中で、特に環境に配慮した形で見直しを行っていかなければなら...全文を見る
○平沼国務大臣 特別会計制度というのは、今御指摘のように、大変膨大化して、そしてさまざまな批判があるということもよく承知をしております。  したがいまして、これは、やはり国民のニーズにかなった形で、どういうあり方がいいかという形でこの特別会計についてもいろいろな角度から今検討さ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  民事執行法の差し押さえ禁止財産については、御指摘のように、現行の生活費二十一万円を二カ月分に拡大する方針が示されているところですけれども、破産法の自由財産の範囲をどの程度にするかは、現在、山田先生も御承知のように、法制審議会倒産法部...全文を見る
○平沼国務大臣 事業環境部の企画官が、昨年来、数次にわたって出席をさせていただきまして、そして、今私が御答弁申し上げたような趣旨での発言はしている、こういうことでございます。
○平沼国務大臣 私どもが承知している統計でも、日本でも、例えば一度事業に失敗した人が再チャレンジをして新しく業を起こす、実は、この成功率が、全く新規に始める方の成功率に比べて高い、そういうデータがあります。したがって、そういう体験を経てやれば確率が高くなるということは言えると私は...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の点というのは、国の会計制度でございますとか行政のあり方そのものに係る問題だと思っております。ですから、電源特会のみに、あるいは経済産業省のみにそのような仕組みを、例えば、日本にはFBIはないですけれども、そういう特別捜査官的な人を連れて全部チェックする、こ...全文を見る
○平沼国務大臣 地球温暖化問題というのは、環境問題であると同時に、経済問題であり、言うまでもなくエネルギー問題であります。その対策の立案に当たって、国民経済やエネルギーセキュリティーに与える影響について慎重に検討することが必要でございまして、経済産業省といたしましては、一部で議論...全文を見る
○平沼国務大臣 先生御指摘のように、米国は、世界最大の温室効果ガスの排出国でございます。地球温暖化対策の実効性を確保するためには、アメリカがこういう国際的な枠組みの中に参画をすることが必要不可欠だ、こういうふうに思っております。  我が国が京都議定書に基づきまして非常に厳しい削...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  循環型社会の構築に向けまして、廃棄物・リサイクル関連産業や環境調和型製品の開発などの環境関連産業の育成を図るということは、環境の保全と持続的な経済成長の両立を実現する上で大変重要なことだ、このように思っているところでございます。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 維持基準というのは、特定の部位に対するものに限定しているわけじゃなくて、全体の中での維持基準、それを評価する、そういう手法だと思っております。  昨年の法改正により導入されることとなったこのいわゆる維持基準というのは、設備にひび割れがある場合、ひび割れの進展を予...全文を見る
○平沼国務大臣 この再循環系配管のものに関しては、今、誤差が出ている、こういうことで、新たな検査方法等を含めて検討しております。そういう中で、しっかりとした一つの知見、所見というものが出ない場合には、それは維持基準の中から外すということだって当然考えていかなければいかぬことだと思...全文を見る
○平沼国務大臣 資源エネルギー庁長官がお答えしたとおりでございます。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  電源立地勘定の平成十三年度決算における歳計剰余金というのは約一千八百億、こういうふうになっております。これは、十二年度及び十三年度の剰余金一千七百四十億円と十四年度への繰越金六十億円を一括計上しているものでありまして、十三年度単年度...全文を見る
○平沼国務大臣 今、原子力発電所の建設をめぐる客観情勢というのは、御指摘のように、一連の不祥事等の影響もあってなかなか難しい状況になっております。  しかし、剰余金の問題について少し触れさせていただきますと、日本の場合には、エネルギー、天然のエネルギー資源が乏しいわけでございま...全文を見る
○平沼国務大臣 約六十億というのは、最初の環境省との共管で行うものでございまして、これは、環境省、そして財務省、我が省との間で議論をして詰めたことでございまして、第一歩でございます。六十億、それは備蓄等に比べて小さいから低い、決してそういうことは私は言えない、このように思っており...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  平成十五年度の経済産業省関係予算案等について御説明申し上げます。  我が国経済は、失業率が過去最高水準となり、消費者物価も三年連続下落し、継続的なデフレ状態にあるなど、大変厳しい状況にあります。また、先行きについても、不良債権...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 当省といたしましては、確かに御指摘のような点が過去もありました。そういうことで、この資金繰り円滑化借換え保証制度の創設に先立ちまして、金融庁に対しまして、本制度の利用のみをもって金融検査上貸出し条件緩和債権となりまして不当な扱いを受けることのないように、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 重要な御指摘だと思っております。  いろいろな指標を出す機関でIMDなんというのがございまして、このランクが、従来は日本がそれぞれの部門で一、二位を占めていたのが、競争力では二十位後半に低迷するというような形に相なっております。私どもは、こういったこと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、一九七三年のオイルショック以降、私どもも今申し上げたように備蓄に努めてまいりました。そして、やはり一次エネルギーの約五割を占めている石油、これが非常に今後の経済生活に影響を与えますので、私どもは、まず供給量の確保ということをしっかりしなきゃいかぬとい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおりでございまして、私どもは一番心配しておりましたのは、真冬の需要の最盛期、ここのところは何とか乗り切ることができました。そして、現時点ではどちらかというと不需要期でございまして、全基停止しても、非常に厳しい状況ですけれども何とか回すことができ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、先生御指摘のように、今回の判決、国として御指摘の反省すべき点は私はあったと思っております。  今回の判決で、「もんじゅ」の将来が私は確定したとは思っておりません。いずれにせよ、国の核燃料サイクルを進めるという基本的な方向を私どもとしては今回の判決自...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 全く私どもとしては、いわゆる核燃料サイクルの基本方針というのは、今、先生がおっしゃったそういう考え方に立脚をしておりますので、そのとおりであると、このように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 健康と建築材料についてのお尋ねでございますけれども、住環境の質に関しまして、とりわけ室内環境が健全に保たれることが非常に大切だと私どもも認識しております。その際、今、松先生からも御指摘の建材の質が住環境に大変悪い影響を与えている。これは、おっしゃるとおり...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 武力行使が残念ながらこの二十日に行われました。私としてもこれは平和的に解決をすることが望ましいと、こういうふうには思っておりましたけれども、現実には武力行使が行われて、ある意味では大変残念なことだなと思っております。  今おっしゃるように、我が経済産業...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 戦争というのは起こさないにこしたことはないというのが私の基本的な考え方です。  ただ、これは小泉総理も本会議あるいは予算委員会等々で小泉内閣の基本的な立場ということを繰り返し言われておりますけれども、こういった被害は最小限に食い止めると、こういうことは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私は、確かに御指摘のように、短期で終わることが望ましい。短期で終わりますと、今の現状でも石油の安定確保というのはできると、こういうふうに思っておりますし、また現状のいわゆる石油の、原油の価格もむしろ、武力行使の前にはバレル三十七ドル台ぐらいに高騰しました...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもは、対外的にお役人はそういう答弁になると思いますが、やっぱりそういうエネルギーを預かっている役所として、私どもとしては、昨年から非常事態を想定して、いろいろな条件を考えて、それは用意しておかなきゃいけないと。私は省内でそういうことを命じました。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、そういう形で、何といいますか、役所の中で我々としては用意しておかなければならないという観点でやっているわけでございまして、それを大部なものに印刷をして、そして用意しているということじゃございません。  それで、私どもとしては、いわゆる武力行使が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 何かそのシミュレーションというのが、さっき言いましたように大部で、印刷してぴしっとできているということじゃございませんで、私どもは、昨年の後半だったんですが、やっぱり備えあれば憂いなしですから、各局各課でちゃんといろいろ想定して、そして国民の皆さん方にや...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、先ほども申し上げましたように、CSIS等の、そういう一つの大きなものをベースにしていろいろ考えております。ですから、そういう程度のものでしたらそれはお示しできると思いますが、ただ、やっぱりある意味では役所の中でやっている、そういうことは余り細部に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 空洞化というのは御指摘のとおりの数字でございます。日本全体では製造業では一三・四%ですけれども、これ過去最高でございますが、特に輸送機械ではこれが三一%でございますし、電機では二一・九と。そういう形で、これはアメリカ、ドイツ並みの数字になっています。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、休止中の原子力発電所、これを立地の地域の皆様方や国民の皆様方にその安全性を一日も早く御理解をいただいて、私どもとしては万全を期してその立ち上げに最大限努力をしていきたいと思っておりますし、エネルギー所管大臣として私も全力を挙げて頑張らせていただきたい...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 近藤先生にお答えをさせていただきます。  現行の産業再生法といいますのは、企業の選択と集中を促進することによりまして生産性の向上を図りまして、我が国産業の活力を再生することを基本理念として、御指摘のように一九九九年の十一月一日に制定をさせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもは、そういう形で先ほどちょっと答弁で申し上げましたけれども、我が国産業全体の生産性を示すROAの推移を見ますと、産業再生法の制定後はいったんは持ち直したんですけれども、再びそれが下落に転じておりまして、回復基調が定着し難い、こういう状況にあると、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回、今御指摘のようないろいろな仕組みを作りまして、そして再生が円滑にいくように措置をしたところでございます。  今御指摘のいろいろな御要望に関しても、我々としてはしっかりと受け止めて、そして今後しっかりと検討しなければならないと、このように思っており...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、日本というのはデフレ状況の中で非常に厳しい状況にあるわけでありまして、これまでもそのデフレ克服のために経済産業省としてはいろいろな施策を行ってまいりました。産業競争力のいわゆる強化の問題、中小企業の対策、さらにはこの国の経済の血液にも等しいエネルギー...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だと思っています。  我が国の経済というものが右肩上がりで、そしてどんどん成長しているときは、産業の構造としては、一つは成長産業をいかに伸ばすか、そして衰退する産業をどういうふうに収束するかと、こういうことで政策、構造上の政策力点が私は...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、谷垣大臣からも答弁がございましたけれども、この機構法の二十二条の六項におきまして、事業所管大臣は主務大臣からの通知を受けて、そして事業分野の実態を考慮して、必要と認めるときはと、こういうふうに出ております。その中にはいろんな要素が含まれると思いますけ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変説得力のある資料で、私も非常にこれはいい資料だなと、こういうふうに思って見させていただき、聞かせていただきました。  そういった側面は私はあったと、こういうふうに思っています。ただ、一方、金融界においては、金融機関においてはこの十年間でバブル期に発...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  かつて我が国では、成長産業と衰退産業というのが右肩上がりのそういう経済発展の中で歴然としておりました。したがいまして、成長産業を伸ばして、そして衰退産業を円滑に縮小していく、こういう産業構造調整を行うことは政策的に意義が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、横浜銀行の取組に対してお話をいただきました。私どももそのことは承知をさせていただいております。  中小企業再生支援協議会につきましては、もうこれは松先生御承知のとおり、既に二十七の都道府県の協議会で相談業務が開始をされておるところでございます。三月...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生御指摘のとり、機構法の第二十一条及び第二十二条においてはそれぞれ、支援基準の決定及び個別の再建計画の支援決定に当たりまして事業所管大臣が意見を述べることができる、こういう仕組みになっております。これは、機構による支援が企業の単なる延命を図ることに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、ダイエーの方から先にお答えさせていただきたいと思うんです。  ダイエーについては、経済産業省が、先ほど出ましたけれども、閻魔大王になってそういう振り分けたわけじゃございませんで、あくまでも主力銀行による債権放棄等の下で自主的な構造改革の取組を行っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 通常、経営の悪化によりまして金融機関の債権放棄が行われる場合には、その責任を有する経営者の退任が求められる、これが一般的だと思っております。産業再生機関の支援対象企業についても同様に、責任ある経営者の退任が求められることが私どもはあることは当然だと、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 谷垣大臣と同じ答弁になると思いますけれども、産業再生機構が支援対象とする企業、そしてその関連企業からの献金については、政治資金規正法等の関係法令、これを従うのはもう当たり前のことでございまして、私どもとしてはそこのところはしっかりと厳格にやっていかなけれ...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  その後、非常に順調に推移してきておりまして、これが立ち上げたのが二月十日でございまして、その後三月二十日までの六週間で現在三万八千四百四十八件でございます。そして、保証した金額は六千二百七十五億でございまして、大変順調に進...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、そういう貸出し条件緩和債権にするというようなことが信用保証協会の窓口等、あるいは金融機関の窓口等で言われていて、そういうことは私ども承知しています。私どもは、この制度を発足させるに当たりまして、金融庁にお願いをまずさせていただいて、そしてそういう...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 一九九九年に産業再生法制定をした際には、今御指摘のように、選択と集中、これを支援、促進することによって、この三つの過剰対策、これを進めて、生産性の向上を図って我が国産業の活力を再生する、これを目指したところでございます。  詳しくは申し上げませんけれど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、今、林局長からも御答弁させていただいたように、厳しい面があります。しかし、御指摘のように、過剰設備というものが一つの大きな、過剰生産構造というのが非常に大きな、御指摘のように、ネックになっております。ですから、私どもも財政当局ともいろいろ相談しな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 非常に重要な御指摘でございまして、いずれにいたしましても、その営業譲渡の場合も含めまして、企業組織の変更に伴う労働者の保護の重要性というのは十分に私ども認識しておりまして、本件につきましては厚生労働省に対して問題提起をして、そこのところはしっかりしていか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 松井先生にお答えさせていただきます。  協議会というのは、企業の再建経験を有する二ないし三名の専門家と契約をしているところでございまして、御指摘のように、平成十五年度の予算においては、専門家一人当たりの謝金は約一千三百万円として計上されております。実際...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お尋ねの流通業についてですけれども、消費が低迷をして売上げが減少して店舗数や就業者数が減っておりますが、店舗面積はむしろ増加傾向にあるわけです。また、地域的には大型店の新規出店により競争が激しくなった場合もあるわけでございまして、こうした事情から一般的な...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ダイエーは昨年の四月に産業再生法の認定を受けました。事業面、財務面でのリストラによる有利子負債の削減と本業集中による営業力の回復を行う再建三か年計画を進めているところでございます。  そのダイエーの再建状況に関しましては、事業面、財務面でのリストラはお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のように、三月二十日の本会議で私は今御指摘のような答弁をさせていただきました。  大変、お示しいただいたこの表にもあるとおり、これだけ従業員の方々が減少をしているということは私も残念なことだと思っております。ただ、日本の経済がこういう厳し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘のように、これまで終了した経済産業省の認定案件十四件に限ってみれば、非常に残念なことに、実際の従業員の推移が結果的に計画以上に減少していると、こういうことでございます。  これは、大変残念なことでありますけれども、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 登録免許税に関してのお尋ねでございますけれども、この登録免許税というのは資本金の額に応じて課税されるために、大企業においては課税額が大きくなる一方で、中小企業においては当然課税額は小さくなる、そういう性格のものであります。したがいまして、産業再生法に基づ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  産業活力の再生に向けては、企業の事業再生と失業なき労働移動の両立を実現していく、このことは重要であると基本的に認識しております。  一つ、まずお尋ねの税制措置は、設備廃棄等に伴う希望退職募集による、退職する労働者に支払う...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど谷垣大臣からも答弁がありましたけれども、やはり今の御質問というのは非常にポイントをついておられると思います。  それで、私どもというのは、産業再生機構というのは、再生の可能性があるにもかかわらず、民間だけでは再生が困難な事業について、産業と金融が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと思います。  ありがとうございました。
04月02日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○平沼国務大臣 イラク情勢を踏まえて、エネルギー対策は万全か、こういう御質問でございました。  私どもは、これは小沢先生御承知のように、エネルギーの四九・一%が石油に依存しておりまして、そのうちの八六%が中東に依存しているという、非常に偏った状況に相なっています。一九七三年のオ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  エネルギー政策というのは、石油等の備蓄、それから石油ですとか天然ガスの自主開発、新エネルギー・省エネルギーの推進、さらには電源開発など、長期的な視点から計画的に遂行することが不可欠でございまして、このため、エネルギー特別会計のもとで...全文を見る
○平沼国務大臣 石油特別会計におきましては、小沢先生御指摘のように、平成十三年度決算の剰余金として約一千八百二十億円を計上しております。このうち、石油対策に係る剰余金が一千五百十億でございます。  この剰余金の主な内訳といたしましては、備蓄事業において、緊急時における備蓄の放出...全文を見る
○平沼国務大臣 井上先生御指摘のように、大変厳しいと私は思っております。  京都議定書を批准いたしました。これは、御指摘のように、九〇年比で六%を削減する。しかし、九〇年から十年たった二〇〇〇年で六%以上ふえてしまっている。ですから、まさに、乾いたぞうきんを絞るという例えを言わ...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもも、燃料電池というのは、エネルギーの効率が高くて、そして何よりもCO2排出抑制に資する、それから環境負荷がその結果非常に低い、ですから、今後のエネルギーと環境技術の中で非常に重要な役割を果たし得るものだと思っておりますし、もう一方では、それをどんどん開発する...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力発電所の立ち上げにつきましては、地元の立地の皆様方の理解と国民の皆様方の御理解を得られるように今最善の努力をしております。事業者も現地でいろいろきめ細かな対応をさせていただき、それから原子力安全・保安院長もみずから行って説明会をする、こういう形でやらせていた...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、今東京電力では十七基ある原子力発電所のうち十六基が停止をして、この中旬にもう一基も検査のために停止をする、こういうことに相なります。  現在は不需要期ですから回っているわけでございまして、確かに、御指摘のように、休止中の火力発電所を立ち上げる、それから他...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、電力の途絶が起こってはならないという形で最大限努力をさせていたただき、国民の皆様方にそういう御不便をおかけしない、この前提で最大限努力を私はしていく、こういうことでございます。
○平沼国務大臣 これは、今いろいろ作業を進めておりまして、この夏ごろを目途にしっかりしたものを出したい、こういうふうに思っております。
○平沼国務大臣 そういう特定財源をどんどん拡大するというのは本来の趣旨に反しているんじゃないか、こういう御意見ですけれども、それは一つのお考えだ、私はこういうふうに思っています。  しかし、いわゆる我が省が持っている特定財源に関しましても、過去、例えば平成五年には、その延長線上...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の石油税等の見直しは、エネルギー分野における地球温暖化対策の充実強化、エネルギーセキュリティー対策の強化の必要性等を踏まえたエネルギー政策の歳出構造の見直しに伴って、歳入についても、今申し上げたように負担の公平から見直しを行ったんです。  石炭に関して言いま...全文を見る
○平沼国務大臣 今回はあくまでも、受益者負担の世界の中で行わせていただいているということが一つと、それから、今までの推移の中で、石油でございますとか天然ガス、そういったものに関しては課税をされておりましたけれども、国内炭の保護というような観点から石炭には課税をされていなかった。そ...全文を見る
○平沼国務大臣 第二ステップでそういう議論がしっかりと固まってくれば、その中で私どもは、いろいろな面でぴしっと対応しなければならない。しかし、この第一ステップの中では、環境省との連携をとりながら今申し上げたような考え方で第一ステップはやっている、こういうことでございます。
○平沼国務大臣 国民の負担という観点から、総合的に考えてどういうものがいいか、こういうことを私どもの視点にしていきたいと思います。
○平沼国務大臣 いろいろ関連のあるそういう法案というものを、ある意味では、大くくりという表現をお使いになられたわけですけれども、関連あるものをまとめながら、審議のいわゆる効率的な活用、こういう観点である意味ではやっていることも事実かなと思っております。  いずれにいたしましても...全文を見る
○平沼国務大臣 今回の見直しというのは、やはり一つは、この二十一世紀というのが、国として、世界として、いかに環境というものを守るかという一つ大切なポイントがあると思います。それをクリアしていくためには、やはり総合的に基本的な政策を展開していかなければいけない、これが一つあります。...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、おっしゃっている意味はよくわかります。  エネルギーの政策基本法に掲げられた三つの柱がございます。安定供給の確保、これは先ほどの答弁で言わせていただきました。それから、環境への適合、これもさっきちょっと触れさせていただきました。それから、市場原理の活用。こ...全文を見る
○平沼国務大臣 今御指摘のように、京都議定書で、一九九〇年を起点として、そして、さらに六%削減しなければいけない、これは御指摘のように大変大きな負担になると思います。  それで、日本の場合には、産業界というのは、これも田中先生御承知のように、頑張っておりますけれども、民生と運輸...全文を見る
○平沼国務大臣 産業界に対する影響についての御指摘だったと思います。今回の石油税の見直しに関しましては、私どもとしては、産業界への影響というものに対しては最大限の配慮をしたつもりでございます。  具体的には、まず石油税の負担構造の組みかえとあわせまして、電源開発促進対策特別会計...全文を見る
○平沼国務大臣 経済産業省におきましては、昨年来、京都議定書の批准を踏まえまして、エネルギー分野における地球温暖化対策、その充実強化に早急に取り組む必要がある、こういう認識を持っております。そしてまた、もう一方では、エネルギーセキュリティーをしっかりと対策を講じて、そしてこの安定...全文を見る
○平沼国務大臣 私申し上げたのは、やはり石炭のイノベーション、技術革新、そういう中で、今新しい燃焼方法等、これが開発途上にあります。そういうものにはどんどんインセンティブを与える、そういう意味で私は申し上げました。  そして、今回、石炭火力が除外されているじゃないか、こういうこ...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう戦略性を持ってやるということは、非常に大切です。  アメリカの例をお出しになられました。例えば、アメリカなんかは、今イラクと戦争をしておりますけれども、実際はイラクのいわゆる輸出量の半分をアメリカが買っていたというような、そんな話もございまして、そういう...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘だと思っています。  私どもは、やはりアジアというものは、例えば、北米にNAFTAというのがあり、EUは共通の通貨までつくって、そして、十カ国さらにふえて加盟して、巨大な一つの大きな経済圏ができる。そういう中で東アジアということを考えたときに、やはり...全文を見る
○平沼国務大臣 天然ガスシフトに関しては、インフラの整備、そういうものは非常に大切だと思っております。天然ガスの利用促進をエネルギー政策上の重点的な課題に位置づけて、さまざまな取り組みを行っておりまして、国内に関しては、例えば老朽火力発電所や産業用のボイラー等の石炭等から天然ガス...全文を見る
○平沼国務大臣 いろいろの想定でそういうことになっていると思っています。  私どもが一番心配しておりましたのは、この二月ぐらいの冬場の最需要期、ここは古い火力発電所を急遽立ち上げる、あるいは他の電力会社から融通してもらうという形でしのいでまいりました。現時点は不需要期でございま...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、そういう御指摘の点というのは考慮していかなければいけない問題であると思います。  しかし、先ほど来この件で議論させていただきました。例えば石炭を一つとる、あるいは天然ガス一つとっても、これをしっかりとしたイノベーションを起こし、インフラを整備して、そして...全文を見る
○平沼国務大臣 これは基本法の三つの柱でございまして、ちょうど、かなえの軽重を問う、こういう言葉がありますけれども、まさにそういうものでして、どれが太くて重いかということじゃなくて、それぞれが非常に重要な意味があると私は思っております。  エネルギーですから、これは安定供給とい...全文を見る
○平沼国務大臣 アメリカは、CO2の全世界の排出の四分の一を排出している最大の排出国です。やはり、このアメリカが京都議定書に参画をしないというのは、御指摘のように大変大きな問題です。アメリカはアメリカとして、自分たちは京都議定書に入らないけれども、我々は別の面でのそういう温暖化対...全文を見る
○平沼国務大臣 ジャパン石油開発というのは、私も現地のアッパーザクム油田へ行きましたけれども、アブダビにおける恵まれた埋蔵量を有する我が国最大の石油自主開発プロジェクトです。このアッパーザクム油田なんというのは、メジャーが見向きもしなくて、非常に掘りにくいロケーションにあった。東...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、必ずこれが中核的な企業として活躍をしてもらわなければならないと思っています。そういう意味では、今まで確かにいろいろ代価も大きかったわけですけれども、先ほどちょっと御紹介したような、例えば油田の探鉱に関しても大変な技術ポテンシャリティーを持っていることであ...全文を見る
○平沼国務大臣 イラクの問題というものに関しては、私は、昨年の秋遅くだったと思いますけれども、やはり経済産業省としてもいろいろ対応策を講じておかなければいけない、こういうことで対応を命じました。  その中で、いろいろな形で、一種の想定、シミュレーションというものをさせていただい...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、例えば経団連の会長さんとこの問題でさしで会談したということは、武力行使が始まってからはございませんが、ただ、経済財政諮問会議等の場では常に御一緒いたしております。ですから、そういう中ではいろいろこの問題についての話というのはなされるわけであります。  ただ...全文を見る
○平沼国務大臣 一九七三年のオイルショックのときは、これは大号令のもとで、例えば銀座のネオンは全部消しちゃうとか、いろいろなことをやりました。私は、先生おっしゃるように、目標設定してやっていくことは非常に望ましいことだと思います。  ただ、今の段階、私どもは、そういうPRをさせ...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力基本法の中で三つの柱があります。いずれも重要な柱でございまして、今の御質問にかかわっている問題ですけれども、いかに安定的にしっかりとエネルギーを供給するか、それから二十一世紀対応として環境の問題、それからやはり電気を使う方々に対して健全な形での自由競争の中で...全文を見る
○平沼国務大臣 先般取りまとめられました石油公団資産評価・整理検討小委員会答申で、ジャパン石油開発は、債務を速やかに処理した後、国際石油開発株式会社、それからサハリン石油ガス開発会社とともに中核的企業の一部を構成すべき、そういうものとすべきだ、こういう答申がございました。私どもは...全文を見る
○平沼国務大臣 松野先生がライフワークとしてこういった地価の問題、それから固定資産税を含めたいろいろな税制の問題に取り組んでおられるということはよく承知をしておりますし、敬意を表させていただきます。  御指摘のように、三月二十五日に国土交通省から地価公示が発表されまして、商業地...全文を見る
○平沼国務大臣 精査はしておりませんけれども、さらっと見たことはあります。
○平沼国務大臣 確かにそういう御指摘の剰余金があるわけですが、ただ、過去、例えば平成五年ですとか六年、七年、八年、九年、十年というところは順調に立ち上がっていました。そういったところで逆に収支はマイナスに出ておりまして、これはもう御存じの数字だと思いますけれども、平成十二年には剰...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  電源三法交付金につきましては、交付先の地方公共団体を初めとして、一つは制度が複雑でわかりにくい、こういうお声があります。また二つ目としては、対象事業がハードに偏重していて地元のニーズにこたえていない、こういうお声もあります。三つ目は...全文を見る
○平沼国務大臣 小売自由化の進展に伴いまして、御指摘のように、特に初期投資が大きく投資回収期間の長い原子力発電あるいは水力発電等の長期固定電源については、事業者が投資に慎重になることが懸念されます。  今般の電気事業制度改革におきましては、原子力発電等の大規模電源の開発と関連送...全文を見る
○平沼国務大臣 私も、それは塩川先生と同時期だと思います。
○平沼国務大臣 これは松永次長からも御答弁しましたように、報道で、そういう形で数値が出ている。こういうことですから、そういう意味で、公に知ることができる。広辞苑とは違いますけれども、そういう意味で、隠ぺい体質とかそういうことではなくて、私どもとしては、そういう報道にもデータとして...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、従来から御答弁させていただいておりますけれども、原子力行政を進めていくに当たりましては、安全性を担保するということは非常に大切なことであります。しかし、一方において、国の基本的なエネルギー政策として原子力の推進もしていくことも事実でございま...全文を見る
○平沼国務大臣 非常に有用な技術だということは塩川先生も御指摘になられましたし、また岡本長官からも答弁にありました。そういう新しい技術で、そしてCO2の排出量が削減できるということは非常にいい技術だと思っております。  しかし、現状、いろいろな面で検討しなければなりませんけれど...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギー、特に風力発電につきましては、風況、風の状況に応じて出力が不規則に推移するとともに、特に風況条件のよい建設適地が送電系統の整備されていない遠隔地にある場合も少なくないことから、その導入に当たっては、系統に接続するための送電線の整備や既存系統の増強でござ...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギー、風力を含めてこれを拡大していくということは、地球温暖化対策にとっても非常に必要なことでございまして、大島先生も御承知のように、国としてもこれに対しては非常に努力をしているところでございます。現時点では、御承知のように全体の一%程度でございますけれども...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。     —————————————
04月15日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○平沼国務大臣 まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、知的財産の迅速かつ的確な保護の要請に対処するため、特許法等の産業財産権関係法律について、特許関係料金の改定その他料金納付に係る制度の見直し、審判制度の合...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  まず、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  化学物質は、現代の国民生活に欠かせない基礎的資材でありますが、その中には固有の性状として有害性を...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  京都議定書の発効要件を満たすためには、先生御指摘のとおりロシアの批准が必要となっております。これまでのところ、ロシア政府として批准に向けて準備をするという方針に変化はないと、このように承知をしておりますけれども、ロシア政府...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 重要な御指摘をいただいていると思っております。  化学物質というのは、優れた機能性により幅広い産業で利用されまして、国民生活にも密着した存在になっているわけであります。一方、化学物質には有害性を持つものもございまして、その取扱いでございますとか管理方法...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 化学物質の管理制度につきましては、化学物質による人の健康でございますとか動植物への被害の未然防止を確実に行っていくことが重要であります。一方で、御指摘のように、国際的な調和を図りながら効果的かつ効率的な制度としていくことも必要であると、このように考えてお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  化学物質には様々な種類、そして用途があるため、様々な観点から管理を行うことが必要だと思っております。そして、政府の組織あるいは政府部内での役割分担についても各国の事情は様々であると、このように承知しております。  例えば...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 化学物質の有毒性あるいはリスクに関する正確な情報を関係者の皆様方に分かりやすく、そして迅速に提供するということは、化学物質に関する正確な情報をすべての関係者間で共有するとともに、相互の意思疎通を図ること、いわゆる今大変重要視されておりますリスクコミュニケ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  化学物質による人の健康や動植物への被害を未然に防止するため、予防の観点から取組を進めることは非常に重要だと思っておりまして、このような考え方は、リオ宣言に示されたとおり、国際的な共通の認識に相なっております。  今御指摘...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御答弁の中でも御指摘を踏まえてと、こういうことを申し上げました。そういう意味では、関係各省が連携をしまして、そういったワーキンググループ、そういうようなものも設けて検討をすると、こういうことで御理解をいただければと思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 環境大臣と基本的に同じ認識でございます。  今般の改正というのは、国際的には人の健康被害の防止と並んで環境中の動植物への被害防止を図ることが主流になりつつある、こういったことや、これまでの調査研究によって化学物質による動植物への悪影響に関する知見も相当...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 化学物質の有害性でございますとかリスクに関する正確な情報を関係者にしっかりと分かりやすい形で提供するということは、化学物質に関する正確な情報をすべての関係者間で共有するとともに、相互の意思疎通を図る、いわゆるリスクコミュニケーションを促進する上で重要な課...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 化学物質のいわゆる環境ホルモンにつきましては、科学的に未解明な点が多いことが指摘されております。  OECDを中心とする国際的な協力の下で、この内分泌攪乱作用が不妊や子供の奇形、生育不良等を発生させる有害性、生殖・発生毒性にどのように結び付いているかと...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  昨今のエネルギーをめぐる経済的、社会的環境の変化...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原議員にお答えをさせていただきます。  まず、今後のエネルギー戦略、エネルギー政策見直しの意義、効果等についてのお尋ねがございました。  エネルギー安定供給の確保や地球温暖化問題への対応は、エネルギー政策において今後ますます重要な課題であります。こ...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の改正は、高濃度アルコール含有燃料のガソリン自動車への使用にかかわる安全上の問題に対応するために行うものでございます。  このため、今回の改正では、高濃度アルコール含有燃料などの混合燃料についても揮発油等品質確保法上の規制の対象にすることにいたしま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、衆議院の経済産業委員会で先輩に当たられる衆議院議員からこの件の御質問も受けたことがございます。  滋賀県が取り組んでおります菜の花エコ・プロジェクトは、化石燃料の使用の削減を目的といたしまして、菜種をおっしゃるように栽培をしてそこから油を絞って、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 昨年十二月に閣議決定をされましたバイオマス・ニッポン総合戦略におきまして、このバイオマス燃料について、自動車の安全性、先ほど来御議論がありました大気への影響あるいは経済性、それから供給可能性等について適切な評価を行った上で利用に必要な環境の整備を図ること...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) アメリカですとかそういった新しい混合の燃料を使っているところに日本のメーカーが輸出していて、そのエンジンがアルミダイキャストかどうかということはちょっと私もよく調査をさせていただきます。しかし、もちろんこういう新しい燃料の場合には、先ほど環境省からもある...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、自動車エンジン技術の進歩でございますとか環境対策の重要性等の観点を踏まえますと、国内で供給される燃料の多様化を図っていくことは基本的に望ましい方向であると、このように思っております。  他方、先ほどの答弁でも申し上げましたけれど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  化学物質の管理に必要な有害性の評価でございますとかリスク評価を進める上で様々な科学技術上の課題が存在しております。こうした課題を研究開発等によって解決をしまして、科学的な知見の充実を図ることが化学物質を適切に管理する上で言...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、我が国の化学物質管理政策に関して、昨年の一月のOECDによる環境成果保全レビューにおきまして、生態系保全を含むよう規制の範囲を更に拡大することでございますとか、化学物質管理の効果及び効率性を更に向上させることなどが勧告されたところでござい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 企業の秘密というのも、これはある意味では企業の固有の権利として存在しているわけでございまして、先生御指摘のように、その兼ね合いが非常に私も問題だと思っています。  しかし、今御指摘のように、化学物質が二万あって、そして毎年新規のものが一万二千出てくると...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは一つの大きな御提言だと思います。  しかし、現実にこの人間社会というのはいろんな形で経済活動を行い、その中で人間が利便性を追求し、生活の快適性あるいは充足性というものを追求しています。ですから、そういう中で、私どもとしては、今回こういう法律を作ら...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先生も御指摘のように、これはどこでバランス取るか、こういう一つ大きな命題があると思います。やはり、余りにも規制を強化をしてしまって角を矯めて牛を殺して日本全体の経済の活力がなくなるということは、これもやはり選択すべきではない。  ですから今回、OECD...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、米国ではアルコールをガソリンに一〇%まで混合することが認められております。この前提として、米国で走行している自動車はアルコール混合燃料の使用を前提に設計されているわけであります。例えばエンジンを含む燃料系統部品あるいは制御システム、こうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、両省からの御説明がありました。  やっぱりモータリゼーション、そして道路を整備していく、あるいはエネルギー政策を円滑に遂行すると、こういう形で御指摘のような税ができてきたんだと思っております。そういう意味では、私どもはその税によって大きな効果も別の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
04月22日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  まず、エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法及び石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  昨今...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○平沼国務大臣 御指摘のように、安定供給というのは非常に大切なことだと思っております。  今、東京電力の十七基の原子力発電所が全部停止している、こういう異常状況であります。今事業者も国も、地元の方々の御理解を得るべく努力をさせていただいているところであります。私もエネルギー担当...全文を見る
○平沼国務大臣 今、特許庁長官からも御答弁させていただきましたけれども、やはり今の特許の中で、内容はともかくとして、とにかく出しておけばいいといってわあっと出すわけですね。そうしますと、それが非常にたまって、停滞して、そしていろいろな問題が起こっている。ですから、やはりそこのとこ...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、この国会の場で真剣に御議論いただいたということも非常に重要でございまして、そういったことも我々十分勘案をさせていただきながらトータルで私どもは判断をさせていただいて、そしてこの場でお願いをしている、こういうことでございまして、私どもとしては、決して軽視をし...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、御指摘のそういう点はあると思いますけれども、中小企業に関しましては、この特許に関しましては、いろいろ中小企業に対する配慮というものを別途させていただいているわけでございまして、そういったことで、私どもとしては、中小企業に対して決して過酷なそういう制度という...全文を見る
○平沼国務大臣 随分努力をしてまいりまして、今中山先生御指摘のように、二年ちょっと、こういうところまで来ました。これはアメリカに比べれば大変まだ乖離があるわけですけれども、ヨーロッパとはほぼ同水準に来たところであります。  そして、これからの努力として、今西川副大臣からも御答弁...全文を見る
○平沼国務大臣 現実、いろいろ厳しいところがございますけれども、その中で私どもは最大限の努力をして、そして、知的財産立国という一つの国是もできておりますから、私どもとしては、そういう体制もしっかりととって、そして万全を期していきたい、このように思っております。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  我が国は、知財立国に向けまして着々とその歩みを進めているところでございまして、昨年七月に知的財産戦略大綱をつくりまして、そこでは、知的財産の創造の推進、さらには知的財産の保護の強化、さらには知的財産の活用の促進、いわゆる知的創造サイ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  知的財産基本法の第十四条におきましては、「所要の手続の迅速かつ的確な実施を可能とする審査体制の整備その他必要な施策を講ずるもの」こういうふうに規定しておりまして、こうした審査体制の整備に向けまして、個々の出願の特許性を最終的に判断す...全文を見る
○平沼国務大臣 これから二十一世紀というのは、いかに知的財産というものを創造して、そしてそれを保護して、それを実用化、そういうものに結びつけていく、このことが非常に大切なわけでございまして、政府といたしましても、非常に異例のスピードで大綱を取りまとめ、そして議員の協力をいただいて...全文を見る
○平沼国務大臣 その田中先生おっしゃる意味は大変そのとおりだと思っておりまして、私どもは、こういう知的財産立国、これは、与野党なくて、そして与野党が協力をして取り組んでいく問題だと思っています。  中小企業に対してもっと具体的に配慮をしろ、こういうことでございまして、私もそのと...全文を見る
○平沼国務大臣 十四人、十五人お伺いをしたということは、必ずしも経済産業省にとってそれが余剰の人員じゃないと私は思っておりまして、やはり田中先生の重要度が反映しているんじゃないか、そういうふうに思っております。  したがいまして、私どもとしては、やはりそういう政務官制度ができた...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国が、膨大な特例公債そして建設国債、これを発行して、そしてそれが非常に大きく国家の財政の負担になっているということは事実であります。そういう意味では、いわゆる小泉改革の中で、そういった不良債権を含めた国の借金をいかに減らすかということが構造改革の第一歩である、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  御指摘のように、ネットワーク化の急速な進展、そして人口が十倍、こう言われましたけれども、例えば中国は十三億の人口がございます。そこを中心としたアジア諸国などの急速な追い上げ、これがあることは事実でございまして、今後我が国が進むべき道...全文を見る
○平沼国務大臣 議員御指摘のイタリアあるいは中国のように営業秘密を刑法によって保護している国、あるいは米国のように特別法によって保護している国もあればドイツとかお隣の韓国のように、私どもの本法案と同じように、不正競争防止法によって保護している国もあるわけでございます。フランスは、...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の法科大学院それから専門職大学、これは非常に大切だと思っておりまして、私どもとしては、将来的には、御指摘のような知的財産、そういったことに着目をして重点化した、そういうものも必要だと思っております。  当面は、審査官でございますとか審判員ですとか、そういっ...全文を見る
○平沼国務大臣 政治家の公約というのは、よく節目節目で問題になることがございます。そういう意味では、やはり政治家というのは国民の皆様方の信頼を得るということが第一義でございますから、そういったことに関しても常に意識をしながら、しっかりとしたことをやっていかなければ本当の政治の信頼...全文を見る
○平沼国務大臣 一昨年の十一月にドーハで立ち上がりましたドーハ・ラウンドというのが、今奥田先生御指摘のように、特に農業問題では東京で非公式のミニ閣僚会合をやりましたけれども、ここは合意に至らなかった、こういうような経緯があります。  経済産業省といたしましては、このドーハ・ラウ...全文を見る
○平沼国務大臣 メキシコとの間では現在FTAがない、そういう理由で、我が国企業というのは、平均一六%の関税負担など、欧米企業に比べて競争上極めて不利になっている事実がございます。例えば、北米にはNAFTAという協定がありますし、メキシコはEUともやりました。  そういう中で、近...全文を見る
○平沼国務大臣 山田委員御指摘のように、昨年十月に法制審議会倒産法部会において取りまとめられました破産法等改正に係る中間試案というのは、自由財産の範囲については、金銭、これは二十一万円、金額を引き上げる、こういうことが決まっています。それから、破産者の生活の状況その他の事情を考慮...全文を見る
○平沼国務大臣 これは御承知だと思いますけれども、破産法としてのガイドラインということでございますので、私どもとしては、そこに盛り込むことがまず必要だ、そういうことで働きかけているわけでありまして、私どもとしては、そこに盛り込まれるように努力をする、こういうことでさらに努力をして...全文を見る
○平沼国務大臣 ある意味では、知的財産を保護し、そしてそれを活用して日本の経済力を高めていくということに関して非常に重要な御指摘だと思います。  今、前の答弁にもありましたように、いろいろ国内的な法の整合性、そういうものもあります。そういう意味では、私どもとしては、この知的財産...全文を見る
○平沼国務大臣 相手が例えば米国というようなことになりますと、米国に対してもいろいろ働きかけも必要だと思いますし、また国内的にそういう有用な実用新案なり特許というものが国際的に活用できる、そういうシステムは考えていく一つの課題だと思っております。  山田先生も、本当にそういう意...全文を見る
○平沼国務大臣 これはいろいろやりとりがありまして、そのときに、竹中経済・金融担当大臣が議事録に出ていることが真相だ、こういうふうに言われました。ですから、議事録どおりだと私は聞いておりまして、総理の指示に基づいて、意見が分かれたということでございました。それは議事録どおりでござ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、小泉総理がかねがね、いわゆる国でできることをなるべく少なくして、地方にできることは地方、その中で、いわゆる三位一体という形で、税源の移譲ですとか交付税の問題ですとか、そういった議論の中で税源移譲に関してのくだりだったと思います。  そこに関して、議事録に...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう御意見は私も謙虚に受けとめさせていただきたいと思いますけれども、あの中では、主に総務大臣と財務大臣、この方々が一つの考え方を述べられた、その中のやりとりでございまして、そこまで詳しくは出なかった、税源移譲という大くくりの中で出ましたので、私はあえて発言をし...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘だと思っておりますし、これまでも厳しい中で随分努力をして、そして、アメリカに比べればまだ速度というのは遅いわけですけれども、ヨーロッパぐらいの水準にはようやくなってまいりました。ですから、むだを省いて効率性を高めて、知的財産立国の日本にとってふさわしい...全文を見る
○平沼国務大臣 財団でございますとかいろいろな法人、これが決して全部むだであるということでは私はないと思います。それぞれ存在理由があって、必要な機能は果たしていると思うわけですけれども、御指摘のように、やはり国民の批判が出るような、そういうことは厳に慎んで、そしてしっかりと精査を...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  内部告発、それから取材、報道の自由、職業選択の自由を阻害するのではないか、これについて答弁をしろ、こういうことでございます。  本法案の骨格を議論した産業構造審議会におきましても慎重な審議が行われまして、これが今回の法改正によって...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  我が国製造業の競争力の源泉ともいえる金型技術の流出問題につきましても、その技術が金型メーカーの営業秘密として管理されていれば、本改正法案において保護されることに相なると思っております。  まず、金型のユーザー企業の担当者が、当初か...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど来特許庁長官から答弁をさせていただいていますけれども、選択と集中とか分社化というのは副次的な要因でありまして、やはり先行技術調査、これがうまくいっていないということが主たる原因でございます。  したがいまして、入り口のところで八割の人たちが不当な、こういう...全文を見る
○平沼国務大臣 大企業にくっついている中小企業、私は、これもやはり中小企業というその形態をとっていると思っております。したがいまして、中小企業を活性化する、そういう観点から立てば、日本の経済産業構造というのは言ってみれば九九・七%が中小企業で構成されておりまして、日本の場合には、...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、そうやって意欲があって、そして特許出願に対しても大変意欲的な、きらりと光る、そういったところはしっかり対応すべきだと思っておりますし、私どもとしては、決してそういうことを差別するとかそういうことではなくて、そして、特許庁長官からも御答弁させていただきまし...全文を見る
○平沼国務大臣 知的財産基本法の中でも、審査を迅速かつ適切に行う、こういうことがうたわれておりまして、審査官の数というものをふやすということは、私どもはやはり必要なことだと思っております。  今、国としては、行政改革の中で十年間で人員を二五%削減する、こういう大変厳しい枠がはめ...全文を見る
○平沼国務大臣 昨年の十一月以降、IPCCの常勤役員体制については変わってはおりません。  いずれにいたしましても、政府統一的な基準である公益法人の設立許可及び指導監督基準にのっとって私どもとしてはIPCCの指導監督を行っているところでありまして、同財団は適切に運営されているも...全文を見る
○平沼国務大臣 天下りということが言われておりますけれども、今特許庁長官から答弁をさせていただきましたように、やはりIPCCというようなところは非常に専門性が要求されますし、あるいは経験、知識というものもなければならない、そういう形でございまして、特権的に行っているということは一...全文を見る
○平沼国務大臣 厳格な秘密保持でございますとか、公平性、中立性の確保や、それから先ほども御答弁で申し上げましたように高度な専門性、そういうことが要求される業務の外注を行うに際しましては、実施機関に対して特許庁長官が適切な指導監督を行うことができるよう、工業所有権に関する手続等の特...全文を見る
○平沼国務大臣 繰り返しの答弁になりますけれども、やはり、秘密を保持する、あるいは公平性ですとか、さらにはしっかりとした知識、知見を有する、そういった一つの能力、そういうことで、今の法律上は公益法人、こういうことに相なっております。  私は、先ほどの答弁の中で、そういう環境整備...全文を見る
○平沼国務大臣 そういう表示に関しては、国民の皆様方がその表示によって不利益を免れない、そういう観点が私は必要だと思っております。五%未満は含まれないということは、いろいろ検討をし、そしていろいろ知見を集めた結果そういうふうに相なっていると思っておりまして、これが直ちにいろいろな...全文を見る
○平沼国務大臣 それに関しては、やはり国民の皆様方が理解できるような表示にすることが私どもは必要だと思っております。ですから、特にBSEの問題が起こってから、その辺に関しては、その安全性を担保するために基本法もつくる、こういう動きの中で、そういった問題もしっかりと私どもは検討を加...全文を見る
○平沼国務大臣 やはり食の安全というのは、BSEの問題もしかりでございましたし、大変生命に関係する、そして人間の健康に関係する重要なことでございます。したがいまして、その表示に関しては、やはり消費者、国民の納得が得られる、そういうものを確立していくべきだと思っております。  そ...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。(拍手)     —————————————
04月24日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 加納先生のおっしゃるとおりだと思っておりまして、今、先ほど資源エネルギー庁長官からもお話をいたしましたように、十七基全部停止をしております。現在は不需要期でございますから、何とかこの電力の不足と、こういうものは起こっておりませんが、夏場のピーク時には非常...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  昨年制定をされましたエネルギー政策基本法においては、安定供給の確保、そして環境への適合及びこれらを十分に考慮した上での市場原理の活用という基本方針が明らかにされたところであります。今般のエネルギー政策の見直しもまた、この三...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  経済産業省におきましては、昨年来、京都議定書を批准をいたしまして、地球温暖化対策推進大綱をより確実かつ円滑に実施していくためには、エネルギー分野における地球温暖化対策の充実強化に早急に取り組む必要があること、さらに、流動的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 福島先生にお答えさせていただきます。  資源に乏しい我が国のエネルギー自給率は二〇〇〇年時点で四%でございます。それに準国産エネルギーである原子力を加えますと、その場合でも二〇%でございます。二〇一〇年度における自給率については七%程度、これに原子力を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済同友会が去る二月に提示をいたしました二〇三〇年に五〇%の自給率というビジョンは、資源小国の我が国にとっては大変野心的な目標である、このように思っております。しかしながら、エネルギー自給率の向上には原子力発電の推進や、また我が国近海にあると言われており...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、木俣先生の御提言というのは一つの私はアイデアだと思っています。現時点でも電力料金に一割程度ぐらいは反映をしている、そういう事例もございます。  しかし、そういったことをしっかりとやっていくということも、私は非常に地域住民の皆様方の納得も得られま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) カリフォルニアの緊急時対応におきましては、電力需給の逼迫の状況に応じまして、先生御指摘のとおりステージ1から3までの三段階に分けて、それぞれの段階に応じた電力非常事態宣言を発出することになっている、こういうシステムであります。  需給バランスの計算の前...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 夏場のピーク電力需要というのは、木俣先生御指摘のとおり、一昨年の七月に六千四百三十万キロワットを記録をしたと、このことを勘案すると、この近辺の需要が見込まれるところでございます。他方、東電の自社原子力を除く供給力としては、夏場に向けまして五千五百万キロワ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変有意義な御提言をいただいたと思っております。  国会議員の皆様方が原子力発電所を見学をされていない方が非常に多いということは、私、そのとおりだと思っております。そういう意味では、私どもは、各党のそういった部会、そういったところに働き掛けさしていただ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変難しい御質問でございました。  私は、やはり批准をした以上は、それに向かって最大限努力をしていく、このことが基本にあると思っています。  そして、御指摘のように、二酸化炭素の排出量、全世界の四分の一の米国がこれに加入していないというのは、正にこれ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) エネルギーと環境をめぐる状況というのは、藤原先生御承知のとおり、非常に大幅に変化をしております。その中で、京都議定書を批准をしまして、地球温暖化対策大綱をより確実、円滑に実施していくためには、エネルギーの分野における地球温暖化対策の充実と強化に早急に取り...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回のエネルギー政策の見直しというのは、先ほど答弁もさせていただきましたけれども、流動的な中東情勢、それから御指摘の地球温暖化対策の充実強化、これは御指摘のように、非常に高まってきておりますので、その必要性を踏まえまして、環境省との連携によりまして、エネ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 三点について藤原先生からお尋ねがございました。  まず、第一点のエネルギー政策基本法におきましては、同法の法案審議時に御指摘のございました二等辺三角形という比喩を用いて法案提案者が説明されているように、これは安定供給の確保と環境への適合、こういう政策目...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもといたしましては、今、藤原先生が御指摘くださいましたように、一部で議論されている環境税など第二ステップ以降の対策につきましては、いろいろな評価分析の結果を踏まえて私どもは検討されるべきものだと基本的に考えております。  すなわち、これらは他の手法...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、御指摘のとおり私どもはそれが重要だと思っております。京都メカニズムの利用が国内対策に対して補足的であるとの原則は京都議定書に定められているものでございますが、既に世界でも最高水準の省エネルギー先進国となっている我が国にとって、京都議定書の削減約束を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  周辺地域整備資金、これは発電用施設の建設計画の遅れにより、支出を想定していた交付金等の財政需要が後ろ倒しになったものについて、将来の財源需要が現実のものとなった場合に備える、そのためのものでございます。この趣旨から、資金の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  原子力発電所の立地に伴いまして、立地地域には相当の固定資産税や法人事業税収入が得られてきたところであります。加えて、御指摘の法定外普通税に関して見ますと、最近は全国の立地地域で広範な広がりを見せておりまして、全国法定外普通...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  長期エネルギー需給見通しでは、原子力につきましては、二〇一〇年までに御指摘のとおり十基から十三基増設をしまして、一九九〇年度比で発電電力量を三割増加させることとしております。平成十五年度供給計画では、二〇一〇年度までに新...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済立国でございます日本にとって、その血液にも等しいエネルギーを安定的かつ長期的に確保するということは非常に重要なテーマだと思っております。  日本の場合には、当たり前のことでございますけれども、天然エネルギー資源に恵まれていないわけでありまして、自給...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど申し上げましたように、一次エネルギーの四九・一%を石油に頼っている我が国としては、石油の値段、原油の値段というのは非常に大きいわけでございます。  私どもは、このイラクの戦争が始まるというようなときに、正にそこから八六%来ているわけですから一番心...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) OPECでもいろいろ討議されると思いますけれども、やはり今、鶴岡先生御指摘のように、イラクは戦端が開かれてから、幾つかの油田が火災を起こす、そして装置自体も破壊をされると、こういうようなことで、生産量は著しく低下をしたことは事実です。  しかし、昨今の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘をいただきました。  私ども経済産業省といたしましても、セキュリティーの中で非常に備蓄というのは重要でございます。特に、今御指摘のように、アジアも中東の依存度がお示しいただいた数字のように非常に高いものがございます。  昨年、ちょうど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘のように、このまますべての原子炉が一基も運転を再開しなければ、夏場に向けて増加する電力需要に対して供給力不足というのは避けられません。ですから、引き続き電力の安定供給を確保していくためには、安全の確保を大前提に、今一生懸命努力をしておりますけれど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そういうことでは私はない、このことを冒頭申し上げておきます。  地球温暖化対策推進大綱では、省エネ・新エネ対策等を中心に、国内における排出削減のために百以上の対策を網羅的に行うこと、このようにいたしております。さらに、今般のエネルギー政策の見直しにより...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  地球温暖化対策推進大綱にもございますとおり、我が国の京都議定書の削減約束を費用効果的に達成するためには、各種の国内対策の実施に加えまして、今申し上げたように京都メカニズムの適切な活用が重要であります。  今般の省エネ・リ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどもちょっと御答弁で申し上げたように、百以上の我々は非常に広範な目標を掲げて国内対策もやっていくと、こういう前提で進めているということも是非御理解をいただきたいと思います。  京都メカニズムの活用というのは、日本の優れた省エネルギー等の技術や設備と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生御指摘の産業部門七%削減との数値は、自主行動計画の実施のみならず、エネルギーの需給両面にわたる様々な対策がトータルとして所期の効果を上げた場合に達成し得る一つの目安であると、こういうふうに思います。  我が国の削減約束達成は、自主行動計画の実施...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  従来、当省におきましては、電源特会の電源多様化勘定において電源の多様化を図るための対策として、発電関連の新エネルギー対策を石特会計のエネルギー需給構造高度化対策において、そして発電関連以外の新エネルギー対策を実施してきたと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  近年、原子力立地をめぐる環境というのは大変厳しいものがあります。その主たる要因といたしましては、国内外における原子力に係る事故あるいはトラブル、あるいは不祥事が相次いで発生したことによりまして原子力の安全性に係る国民の信頼...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに四月十六日の本会議において細田大臣が「汚らわしい」という発言をなさったことは、私もその場におりました。その後、「私の意を尽くさなかったところ」と、こう訂正発言をされた、そのことも私は承知しております。  細田大臣のお考えをそんたくをしますと、原子...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も原子力発電の御質疑があるたびに必ず言わせていただいているのは、この安全をいかに担保するということがいかに重要か、そのことがプライオリティーでナンバーワンだと、常にそういうふうに言わせていただいております。  したがいまして、今十七基停止をしておりま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 昨年の一連の不正問題については、国民の原子力安全への信頼を大きく損なう結果に相なりました。安全規制について制度面での見直しを行うと同時に、定員増など実施体制の強化も図ることが、損なわれた信頼を回復するために必要であると、まず考えております。  そして、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ラピカの問題というのは、この国会の場でも再三各党の皆様からの御指摘がございました。電源立地交付金を活用した刈羽村の生涯学習センター整備に関して、工事を請け負った施工業者と施工監理業者、整備主体である村、そして交付金を交付している国のそれぞれの管理がずさん...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も福島県のおまとめになった「中間とりまとめ」、佐藤知事からもちょうだいをして読ませていただいたところでございます。  電源三法交付金というのは、地域経済や地方財政が自立的、持続的に発展できるように、各地域における地域振興への取組を支援しているところで...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この平成十五年度におきましては、環境省によるエネルギー特別会計を活用した予算というのは、御指摘のとおり総額六十億円でございます。これは、地方公共団体等に対する代エネあるいは省エネの促進支援、それから京都メカニズムの活用のための海外での事業調査やそれに資す...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一連の事業者によるデータの改ざんでございますとか、あるいは虚偽の報告、そういったものに関して国民の皆様方の信頼を大きく損なって、そしてその現状は、事業者の管内の東京電力の十七基の原子力発電所がすべてストップしているという異常事態になっています。  やは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  電源立地地域の振興等を図りまして電源立地を進めることを目的とするこの電源三法交付金制度は、言うまでもなく目的税でございます。電源開発促進税を財源とするものでございまして、やはり国としては、交付金がその目的に沿って適切に活用...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、ヨーロッパなんかは各国で電気を融通し合っている。相当広範な地域です。この狭い日本で六十ヘルツと五十ヘルツ、これは非常に私はおかしなことだと思って、今までなぜこういうことができていなかったのか。  ですから、そういう特会というのもある意味じゃそう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今そういう形で、電特、石特に分かれてやっておりますけれども、私どもといたしましては、やはり全体を見て総合的に、その二つの制度を使いながら総合的に、全体が良くなればいいわけですから、そういう考え方で二つに分かれておりますけれども、この総合的な考え方の中で運...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
○国務大臣(平沼赳夫君) 公益法人に係る改革を推進するための経済産業省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  政府におきましては、国から公益法人等が指定、認定等を受けて行っている検査、検定等の事務及び事業について、官民の役割分担及...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○平沼国務大臣 電気事業法及びガス事業法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  電気事業制度、ガス事業制度につきましては、これまで二度の制度改革を行いました。その中で、供給システムの改革を行いつつ、小売の部分自由化等により競争を促す...全文を見る
05月08日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  四点についてのお尋ねがございました。  まず、これまでの取組でございますけれども、経済産業省といたしましては、これまで規制緩和でございますとか官民の役割分担の観点から、製品安全や産業保安等に係る基準・認証制度につきまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  公益法人に対する補助金、委託費等につきましては、昨年の三月に閣議決定をされました公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画におきまして、国は交付先の選定理由を選定の基準や方法と併せてホームページで公表することとされて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平成八年に閣議決定されました公益法人の設立許可及び指導監督基準におきましては、公益法人は積極的に不特定多数の者の利益の実現を目的とするものでなければならないと、このようにされています。  具体的な公益性の判断に当たっては、所管官庁が個々の事例に即して判...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のとおり、これまで公益法人が主として担ってきた検査・検定等の分野におきましても、市場が有望でありましたりあるいは参入コストが低い等の要因によりまして、民間企業にとって参入する魅力があって、そして能力のある民間企業が次々と参入していくことが見込まれる...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 登録制度の下では、各法において、検査・検定等機関に関して、能力要件として設備の保有等を法定をしておりまして、公益法人であるかどうかにかかわらず、検査・検定等の能力を保有する者であれば、参入を認めるものであります。また、現状においても、例えば電気事業法に基...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 検査は御指摘のようにほかの団体でも私は十分できると思っております。  ただ、いわゆる委託事業の中で、原子力の関連の中で、例えば高度運転監視技術開発調査でございますとか、例えば原子力プラント機器高度化技術開発、さらには高経年化対策関連技術開発、こういった...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の公益法人と営利法人がともに参入している分野について見ますと、その業務に関して、当該業務に関して国から補助金、委託費が支出されている、そういうものではないわけです。ただ、御指摘のように税率には格差があることは私どもは事実だと、こういうふうに認識して...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 公益法人に対する補助金につきましては、昨年三月に閣議決定されました公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画において、まず国は、交付先の選定理由を選定の基準や方法と併せて公表をすると、こういうふうになっております。透明性を確保すると、こういうことが...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御質問の御趣旨は、委託契約に相当能力があるところもどんどんあるんだから一般競争入札を導入すべきではないか、こういうお尋ねの趣旨だと思っております。  国の契約方式につきましては、会計法上あくまでもこれは一般競争が原則とされているわけでございまして、随意...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のとおり、両方の専務を兼務しております。当該専務理事というのは、公益法人である全国石油協会の職務についても適切にその職務を遂行していると、こういうふうに思っておりますけれども、御指摘の点につきましては、私どもとしては真剣に受け止めまして、今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  平成十二年十二月の行政改革大綱に基づきまして、政府として公益法人に対する行政の関与の在り方を厳しく見直し、昨年三月、公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画が閣議決定をされました。この中で、法律に基づいて公益法人が...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  基本財産というのは言うまでもなく財団法人の存立の基盤でございまして、公益活動を行うための収入の基本となる重要な財産であることから、御指摘のようにその処分に当たりましては主務大臣の承認を要するものと、このようにされています。...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 緒方先生にお答えさせていただきます。  この法律、法案は、昨年三月に閣議決定をされました公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画に基づきまして、公益法人が国から委託、推薦を受けて行っている検査・検定等の制度につきまして登録制度へ移行すると、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、局長から御答弁をさせていただいたことに尽きるわけですけれども、やはりそういう知見があったり、それからそういう経験を有していると、こういうことも必要なことだと思っております。  要は、そういう癒着ですとか、そういう役所でやっていたそういう形で強権を発...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 事業者からの出向者については、登録の際の要件とはなっていないものの、仮に事業者からの出向者が多数を占める検査機関、こういったところが不公正な検査業務等を行っている場合には、国は改善命令を発することができるわけでございまして、さらには、その命令に従わないと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、過去いろいろそれは問題が、御指摘のとおり、なかったとは言いません。しかし、すべてそれを悪用して悪がはびこってしまうということも一概に私は言えないんじゃないかと思います。  要は、やはり監督官庁たる我々が、先ほどの御答弁で申し上げたように、しっか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 委員御指摘の点に関しましては、私どもとしても更に事実関係をよく確認をしまして適切に指導してまいりたい、このように思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御答弁に尽きるわけですけれども、やはり我々としては、よく精査をして、そして監督指導していかなきゃいかぬと思っております。  今、次回そういう形で見直しをすると、こういうことに相なっております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省所管公益法人の中で、現在、休眠状況にある公益法人というのは一法人存在をしております。  現在、当該法人において自主解散の可能性も含めて検討をしておりまして、私どもといたしましては、やはり不断の見直しを行って、そして国民の理解を得るように努めな...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今後措置が必要なものとして二つ類型がございます。一つは、今JISということをおっしゃられましたけれども、一つは、特別の理由によりまして平成十七年度までの集中改革実施期間内に法律改正によって措置をするもの、それからもう一つは政省令改正によって措置するとされ...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○平沼国務大臣 御指摘のように、大変深刻な状況になっていることは事実でございます。  本日の閣議におきましても、閣僚の皆様方、総理大臣を含めて、このことは私から報告をさせていただき、また昨日、経済産業省に関東圏の電力の需給に関する対策本部というものを立てまして、私が本部長になり...全文を見る
○平沼国務大臣 中山先生御指摘のことは、私どもも部分的には理解ができます。  ただ、今の全国的に、日本の電力の需給ギャップというのを見てみますと、供給力というのはなお余力があることは事実なんですね。今回の電気事業法の改正というのは、電力供給システムの改革によって安定供給の確保等...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもとしては、今回の制度改革におきましても、安定供給の確保でございますとか、それからもう一つ大きな柱で、環境への適合、これが図られるような電力供給システムの強化を行って、そこで許容される範囲で自由化範囲を拡大すること、これが基本だと思っております。そして、そのこ...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の電気事業というのは、もう先生もよく御承知のとおり、これまでの制度改正によって、小売の部分自由化、これを通じまして、一定の効率化の効果が見られているところでございます。  例えば、電灯、そして電力を合わせた電気料金の単価というのは、先ほどもちょっと触れさせ...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギーのベストミックスというのは、御指摘のとおり非常に大切だと思っております。そして、エネルギー資源というのは大変有限でございまして、特に日本は、エネルギーの天然資源に恵まれていない国でございます。そういう意味で、やはりいかにそれをうまくミックスして安定供給を...全文を見る
○平沼国務大臣 電源開発株式会社の民営化に当たりましては、電源開発促進法の廃止によりまして、同社に対する特殊法人としての規制というのはすべて廃止することに相なります。  同社の役員の選任等につきましても、従来は経済産業大臣の認可を受けなければ効力を生じないこととされておりました...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  今の川端先生の御認識はそのとおりでございまして、大変厳しい状況に相なっております。  そういう面で、昨日、私が本部長になりまして、経済産業省の中に関東圏の需給の原子力に対する緊急の対策本部を立ち上げて、そして、原子力発電所の安全...全文を見る
○平沼国務大臣 二十一世紀というのは、いかに地球環境を守っていくかということが人類に課せられた命題でございまして、環境を守るということも私は非常に大切なことだ、こういうふうに思っています。  しかし、現状の異常事態の中で、これだけの高度工業化社会で、そして国民経済というものがこ...全文を見る
○平沼国務大臣 当然、御指摘のとおり、万が一にも起こってはならないわけですけれども、そういうことを私どもは想定して、そして国民の皆様方に御迷惑をかけない、このことを、やはりあらゆる手だてを考えておかなければならないと思っています。  一九八七年にも異常に暑い日が続きまして、非常...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、御指摘の点は当然のことだと思っております。  せんだってのいわゆる安全宣言、これがございまして、柏崎刈羽の六号機の起動に結びついた。それも、やはり私がエネルギーの責任者としてその安全宣言、こういう形でございますので、私は、やはり安全をチェックして、そして本...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の記事に関しては、私もその詳細がよくわかりません。ですから、本部員である我が省の幹部がそういう発言をしたとは思いたくありません。しかし、もしそれがその発言であれば、これは私は非常に遺憾に思う次第であります。  だから、そういう中で、やはり今御指摘のように、...全文を見る
○平沼国務大臣 天然エネルギー資源の乏しい我が国にとって、原子力は大変重要なエネルギー源だ、これは政府の基本認識でございます。  したがいまして、今後も、国のエネルギー政策の中で原子力というものは非常に大きな位置づけで、私どもはこれを推進していかなければいけない。しかし、その前...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、事実関係から申し上げさせていただきたいと思います。  四月の二十四日に、経済産業省は、外国為替及び外国貿易法違反の疑いで、警視庁に対して株式会社明伸を告発しておりました。  同社は、四月四日に、外為法上、経済産業大臣の許可の申請が必要となる今御指摘の直流...全文を見る
○平沼国務大臣 今、東京電力の全十七基のうち十六基の原子炉が停止しまして、大変な異常事態になっております。これはエネルギー担当大臣として、私は極めて遺憾だと思っております。  国は、電気事業法等など電力の安定供給が図られる仕組みを整備、運用するとともに、電力会社を指導監督する役...全文を見る
○平沼国務大臣 それは重要な御指摘だと私は思っておりまして、けさの閣議でも全大臣に、私から、きのう本部を立ち上げて、そして節電というものを幅広く国民各層にお願いをする、こういうことでございますから、総務大臣もそのことは重く受けとめていただいたと思っております。  それから、今御...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと参議院の本会議がございますので、中座をさせていただく御無礼をお許しいただきたいと思います。  電源開発株式会社の民営化に当たって設立される会社は、電源開発株式会社の株式の上場や民営化後の資金調達の円滑化のための財務体質強化策の実施主体として設立されるもの...全文を見る
○平沼国務大臣 高市副大臣から御答弁をしたことが基本になると思いますけれども、私は、新エネルギーの導入というのは非常に大切なことだと思っております。  今、現状では、新エネルギーというのはエネルギー全体の一%でございまして、これを国としても高めていこうという形で、二〇一〇年まで...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、記者会見で株価対策の質問が出て、それは前段がございまして、実は、WTOそれからOECDさらにはIEAの会議でパリに行っておりました。そのときの記者会見で、ちょうど株が大変下がったときでございまして、そのときに質問が出たときに、私は、今与党でも、それから財界...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、最終的には株価というのは市場が決めていくものだと思いますが、そういう中では、いろいろないわゆる選択肢として挙げられるものは、それはあると思います。例えば、今言った郵貯ですとか簡保のそういうPKO的な、そういう資金を活用するということもありますし、あるいはま...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉内閣が今行っている構造改革というのは避けて通れない道だ、これをまず前提として申し上げておきます。しかし、構造改革だけでは、やはり車の両輪、これがバランスよく回ることが私は必要だと思っています。  そういう意味で、日本というものは物づくり、これがやはり本当にポ...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、今の経済というのは大変深刻だと思っております。例えば失業率一つとっても、戦後最悪のマイナス五・四。そして、この国に失業している方々が、完全失業者が三百八十万というオーダーでいる。しかも、さらに深刻なのは、若年の失業者が非常に比率が高い。そして、フリーターと称...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉総理は、一貫して言っていることは、柔軟かつ大胆に自分は対処すると。こういうことで、その線の中で補正予算も、そして三十兆の枠もある意味では乗り越えてきた。そして、緊縮財政ではないかという御指摘も、それは確かにあります。しかし、実態的に、国債は三十兆を大幅に超えて...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギー市場の自由化と申しますのは、エネルギー政策の基本法、これは御指摘がございました。これにありますとおり、まず安定供給の確保、それから二十一世紀はいかに人類が環境を守っていくか。ですから、環境問題への適合、そうした政策目的を十分に考慮しながら、一つは、事業者...全文を見る
○平沼国務大臣 生活の必要財としての電気、ガスの重要性にかんがみまして、家庭用需要の自由化については、それまでの規模の大きい需要までの段階的な自由化への状況などの制度改革の成果を十分検証して、慎重な検討を行うことが重要だと思っています。  その際、考えなければならないことは、一...全文を見る
○平沼国務大臣 あのエネルギー基本法の精神の中にも、まず第一に安定供給というのがあります。ですから、エネルギーというのは国民経済にとっては血液に等しいものでございますから、これを安定的に供給するということは第一義的で、今の日本の場合には、安定供給というのは国民各界各層の御協力とま...全文を見る
○平沼国務大臣 欧米の諸国の中には、我が国よりも先に電力やガスなどのエネルギーに関する制度改革を実施している国はたくさんございます。  電気事業で例を挙げますと、これはもう奥田先生もよく御承知だと思いますが、イギリスが一九九〇年代に電力の制度改革を最初に開始しました。国営企業で...全文を見る
○平沼国務大臣 今、これは奥田先生が御指摘のように、日本というのはほとんどエネルギー資源というのを外国に頼っております。原子力というものを準国産エネルギーとして数えますと、二割を切るぐらいの充足率である。これはやはり日本の特殊事情だと思っておりまして、そういう意味で私どもは、エネ...全文を見る
○平沼国務大臣 現在の役員の総数は、十八名でございます。それで、経済産業省関係が三名でございまして、役員として代表取締役副社長と、それから常務取締役と、取締役です。それから、財務省関係に二名ありまして、取締役と非常勤の監査役。こういう内訳に相なっております。     〔委員長退...全文を見る
○平沼国務大臣 民営化後においての役員の選任等は、これまでと違って、政府として認可を行う等の関与もなく会社独自の判断で行われるべきもの、そういうことに相なると思います。  したがって、政府として当然のことですけれども、あらかじめ役員選任の方針等について述べる性格のものではないと...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、国民の皆様方のゆめゆめ批判を招くような人事であってはならないと思っています。  ただ、先生もちょっとおっしゃいましたけれども、本当に経験があって有用な人材で、皆さん方が、社員の方々が納得するような、そういう人が例えば公務員であった、こういうことでありますと...全文を見る
○平沼国務大臣 そういうことは、今度は完全民営化ですから、私どもとしてはそういう押しつけるようなことはやはり厳に慎むべきだ、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 塩川先生にお答えさせていただきます。  自由化が進展する中、現状では自前の電源を整備する新規参入者も見られますけれども、新規参入者の参入状況がまだ全体の一%に満たないことを踏まえますと、当面その影響は限られた限定的なものになる、このように認識しております。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 LPガスというのは、全国約半数の世帯、二千六百万世帯において使用されているほか、工業用あるいは自動車用等、広範な分野で使用されておりまして、国民生活に文字どおり密着した重要なエネルギー、このように位置づけております。また、窒素酸化物の排出がほとんどございませんで、...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生に緊張を持ってお答えさせていただきます。  前回の電力及びガス事業の制度改革によりまして、電力会社やガス会社は各種の経営効率化努力に積極的に取り組まれているものと考えています。  他方で、我が国の電力及びガス需要というのは今後とも着実に増加するものと想...全文を見る
○平沼国務大臣 これは今、現下の厳しい経済状況の中で、企業はそれぞれ合理化、効率化努力をしております。ですから、今の東京ガスの数字というのはそういう観点に立った上での数字だと思いますが、一方、私が今申し上げたように、やはり全体としては需要が高まりますし、また、この自由化によりまし...全文を見る
○平沼国務大臣 例えば、ガス事業者あるいは電力事業者がそういう一つの計画にのっとって効率化を目指す、そのときに、何もむやみやたらに、そして情け容赦なくするということじゃなくて、やはりいろいろな制度のもとで十分その退職者に配慮をして、例えば支給面においても、退職者に対しては十分考慮...全文を見る
○平沼国務大臣 この中立機関が非常に恣意的になって、そして間違った方向に進むようなときには、やはりその所管をしております経済産業大臣がそれを是正する、こういうことで、何も中立機関がそういう権限を持ってやるわけじゃなくて、それが大きく逸脱するようなことに対して、私どもはその中立性と...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、送配電業務支援機関の組織と役員及び職員の具体的な構成につきましては、現時点では一切まだ未定でございます。しかしながら、本機関は中間法人を想定しておりまして、人的構成についても本機関が主体的に判断を行うものである、こういうふうに私どもは考えております。そして...全文を見る
○平沼国務大臣 今回、発電部門とそれからいわゆる送電部門というものを一体化するということは、例えば、アメリカのカリフォルニア州の電力クライシス、こういったことを考えますと、やはり一体化してこそ、そこで安定供給が確保される。これを、カリフォルニアの例を他山の石としたことが一つあると...全文を見る
○平沼国務大臣 初めて承る話でございまして、私どもは一企業の経営者あるいは一企業のそういう利害によって判断をするものじゃございませんので、それは一つの、だれかの見方だったと思っておりまして、私どもは、決してそういうような観点で今回のこの法律をお願いしている、こういうわけではないと...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと整理をさせていただきたいと思うんです。  電線の地中化というのは、これは各地方自治体、国民の要望、それからやはり公共事業、従来型の公共事業じゃなくて、これをやることによって地域経済を活性化しよう、それから都市を美しくしよう、こういうような形で今先生が一連...全文を見る
05月12日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 続先生にお答えをさせていただきます。  今回の一連の東京電力によるこの不正問題というのは、大変国民の皆様方に御心配をお掛けしておりますし、また、特に立地の地域の皆様方の信用を大変失墜したと、こういうことで私どもは遺憾に存じているところでございますし、ま...全文を見る
05月13日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  まず、特許法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、知的財産の迅速かつ的確な保護の要請に対処するため、特許法等の産業財産権関係法律について、特許関係料金の改定その他料金...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第16号
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○平沼国務大臣 御指摘のとおり、公正競争の促進というのは大変重要なことだと思っております。  この電気事業分野につきましては、引き続き規制の需要家が残ります部分自由化の枠組みであることも踏まえ、文言としては入っていないわけでございますけれども、これは御指摘のとおり、非常に大切な...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、紛争処理に関しては総務省が非常にスピードアップをやっている、そういう事例も私どもも承知をしております。  具体的な体制整備につきましては、私どもとしては、今後鋭意検討をしていかなければならないと思っております。外部有識者の積極活用等による専門性の...全文を見る
○平沼国務大臣 送配電等業務支援機関及び電力取引所については、具体的には今後検討を深めていくことになりますが、情報システムの設計を含めまして、その具体的な業務の実施に当たっては、広く関係者の要望をよく聴取しまして、これらが、公平かつ透明で、かつ安定供給を阻害しないものとなることが...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のように、レガシーシステムというのは、過去に構築された古くて大きくなった情報システムのことでありまして、保守、管理、運用等に関し競争入札を行うことなく、大手ITベンダーと随意契約を繰り返している例が多い、それは御指摘のとおりだと思っております。  送配電業...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  昨年の六月に、御指摘のようにエネルギー政策基本法の制定がございました。我が国のエネルギー政策をめぐりましては、原子力発電をめぐる東電の事件がございましたし、それから米国等によるイラクの戦争、こういったものがございまして、重大な出来事...全文を見る
○平沼国務大臣 今、東京電力の原子力発電所は、十七基のうち十六基が停止をしております。そして、今地元の皆様方の御理解をいただくべく努力をしておりまして、絶対に電力の断絶があってはならない、こういう努力をしておりますけれども、しかし、夏場のピーク時には、今の需給バランスでいくと厳し...全文を見る
○平沼国務大臣 井上先生御指摘のように、原子力発電というのは安全性が第一でございますから、一つ一つの原子炉について十分な検証を行って、そして丁寧な説明を地元の方々にさせていただく、こういう努力を積み重ねていかなければならないと思っています。  これまでも、昨年の八月に公表をして...全文を見る
○平沼国務大臣 それは重要な御指摘だと思っておりまして、例えば、最大ピーク時が六千四百五十万キロワット、こういうふうに言われています。しかし、これを需要家がそういう一つの指標に基づいて少し倹約する、例えば、五%節約することによって三百万キロワット、原子力発電所で二基以上の分が節約...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の温室効果ガスの排出量というのは、その約九割がエネルギー起源の二酸化炭素、こういうふうに言われております。したがいまして、エネルギー問題というのは地球温暖化問題と一体不可分でございまして、これは国を挙げて取り組むべき問題だ、このように認識しております。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 金子先生にお答えさせていただきます。  今回の制度改革におきましては、中長期的に安定して供給力を確保していくために、一つは、原子力や水力といった長期固定電源を含む電源開発のための投資環境の整備をしていこう、二つ目は、供給力の広域的な活用の促進をしていこう、こうい...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  現行法におきまして、「法律の施行後三年を経過した場合において、この法律の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずる」この規定がございまして、それに基づきまして、実は平成十三年十一月から関係審議会で検討を開始す...全文を見る
○平沼国務大臣 今、鈴木先生からも御指摘がありました、このエネルギー政策基本法の御審議の中で、二等辺三角形、こういう例えを用いて法案提案者が説明されたように、安定供給の確保と環境への適合という政策目的を十分に考慮しつつ、市場原理の活用がなされるべきだ、これが明確に述べられておりま...全文を見る
○平沼国務大臣 御質問の中に、自由化が進んで、コスト競争が激しくなって、そして原子力が抱えるそういうリスクはどういうふうに考えるかというような趣旨の御質問があったと思います。  原子力発電等に関する投資というのは、これは言うまでもなく、回収に長期間を要するものでございまして、小...全文を見る
○平沼国務大臣 松野先生のおっしゃることも私どもは理解できます。これはエネルギー政策の基本法を御議論いただいたときも、やはり一番は安定供給が大切だろう、その次には、当然のことですけれども、二十一世紀というのはいかに環境を守っていくか、だから環境に対する配慮というものもしっかりして...全文を見る
○平沼国務大臣 山田先生にお答えさせていただきます。  我が国の電気事業といいますのは、これまでの制度改正による小売の部分自由化を通じまして、一定の効率化の成果が見られているところでございます。  他方、国際的に比較をいたしますと、電力部門における高コスト構造の是正、これはま...全文を見る
○平沼国務大臣 今度の、昨年の六月に制定されましたエネルギー政策基本法の中でも、やはり、先ほど御答弁の中で二等辺三角形と申し上げましたけれども、環境への適合、こういうことが主要な柱の一つでございます。  したがって、山田先生がおっしゃるように、これからのエネルギー政策というのは...全文を見る
○平沼国務大臣 新エネルギーというのは非常に、環境ということを考えたときに、太陽光発電にいたしましてもあるいは風力にいたしましても、その発電過程で一切二酸化炭素を出さない、地球環境にやさしいエネルギー、そのとおりだと思っています。  そういう意味で、私どもとしても、太陽光発電に...全文を見る
○平沼国務大臣 燃料電池というのは、やはりそのエネルギー源は水素でございまして、地球上には無限にある、しかも非常に環境にやさしい、こういう側面を持っておりますので、これは我々は伸ばしていかなければならないことだと思っています。  そういう意味では、まず、燃料電池を使っている自動...全文を見る
○平沼国務大臣 当然、国のエネルギー政策というのは、状況の変化に応じて、そしてそれは柔軟かつ大胆に、小泉総理の言葉を使えば柔軟かつ大胆にやっていかなければならない、こういうふうに思っているところでございます。  ただ、現在はまだこれがブレークしているわけじゃございませんで、これ...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、昨年の六月のエネルギー政策基本法、御審議をいただきました。  そのときに、やはり一つは、もうこれは電力にとっては安定供給というのが絶対に必要である、これはもう外してはならない大きな柱だ、今回の東京電力の一連のそういう不祥事を見ても本当に安定供給というのが...全文を見る
○平沼国務大臣 その基本計画というのは、これはもう田中先生も御承知のように、基本法が制定されたときに、これを制定しなきゃいかぬ、こういう形で、既に四月からこの検討が始まっておりまして、この夏にはそれがまとまる、そういう今段取りになっています。  一方今回は、やはり現行法の中で三...全文を見る
○平沼国務大臣 自由化を進めると、先ほど来の御議論も出ていましたけれども、新規参入というものが火力が主体になる、そうなるとCO2の排出量が多くなる、今の京都議定書、そういうものに対して矛盾するんじゃないか、それは御指摘の一つだと私は思います。  しかし、今回の法律の中では、御承...全文を見る
○平沼国務大臣 国は、おおむね五年ごとに策定をされます原子力長期計画に沿って、その役割を果たしてきているところでございます。例えば、高レベル放射性廃棄物の最終処分、こういった問題については、法制度でございますとか実施主体の整備を行うあるいは最終処分のための研究開発を行うなど、広範...全文を見る
○平沼国務大臣 九条の件に関して、現行法では、電気工作物の変更内容というのが電気事業者の適確な遂行に支障を及ぼすおそれがあっても、経済産業大臣は、その件の変更内容について変更または中止を命ずることができません。しかし、小売自由化が進展する中、事業者が安易な設備廃棄等によりまして必...全文を見る
○平沼国務大臣 エネルギーセキュリティーの確保、それから地球温暖化防止といった公益的課題があるわけです。それと今回の自由化の整合性についてどういうふうに考えるか、こういう御質問ではなかったか。そして、その際、政府、事業者のいわゆる役割だとか責任分担はどうか、こういうお尋ねだったと...全文を見る
○平沼国務大臣 原子力発電というのは、言うまでもなく、国の基幹的なエネルギー源だと思っております。そして、電力の三五%を占める。そして日本の場合にはエネルギーの自給率というのは非常に低いわけでございまして、準国産エネルギーという形で原子力を位置づけますと、そのほかの水力ですとか風...全文を見る
○平沼国務大臣 小泉総理も決して原子力のことを軽々に考えているわけではありません。五月九日の閣議のときに、私どもはその前日の八日に関東圏の電力の需給の対策本部というのをつくって、それの報告とともに全大臣に私は御協力をお願いしたときに、総理が、特に原子力というのは非常に大切であり、...全文を見る
○平沼国務大臣 天下りにつきまして御指摘がございました。  田中先生御指摘のように、相当努力をしておりまして、子会社を含めて八千人いたものが六千人になる。それから、子会社の数も、十五社を九社にし、さらにまた、その九社を六社にする、こういう形で進めているところであります。  こ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  我が国では、天然ガス資源のほとんどを海外からの輸入LNGで賄ってきたために、国内の需要密度の高い地域ごとにLNG基地が建設をされておりまして、その周辺に分散して導管網が整備されてまいりました。このため、関東などの一部の地域を除きます...全文を見る
○平沼国務大臣 公務員の再就職につきましては、いわゆる天下り問題として国民の皆様方から大変強い御批判があります。このことは私どもは真摯に受けとめなければならない、このように考えておりまして、押しつけ型の天下りは厳に慎まなければならない、こういうふうに思っているところでございます。...全文を見る
○平沼国務大臣 東京電力の十七基の原子力発電所のうち十六基が今停止をしているということは大変な事態だ、このように認識をしておりまして、エネルギー担当大臣としては極めて遺憾なことだ、こういうふうに思っております。  電力の安定供給の確保については、一つは、国は電気事業法等など電力...全文を見る
○平沼国務大臣 決してその間、私どもはなおざりにしていたわけじゃございませんで、例えば、昨年の暮れからの電力需要危機に関しては、これはテレビ等あるいはマスメディアの媒体を使って電力の需給に関しては国民の皆様方にお知らせをする努力をさせていただきましたし、機会をとらえてこの一連の不...全文を見る
○平沼国務大臣 公式に立ち上げたのは五月八日ですけれども、それまで省内でありとあらゆる角度で、当然、責任を持つ役所ですから、あらゆることで検討をしていたわけでございまして、私どもとしては決してそれをなおざりにして、そしてどうでもいい、そんなことでやっていたのではない、このことはぜ...全文を見る
○平沼国務大臣 電力需要が増大する夏におきまして引き続き安定供給を確保していくためには、休止中の原子力の運転再開以外の対応といたしましては、火力発電所等原子力以外の電源の最大限の活用を図ることと節電対策が必要だと思っています。  このため、御指摘をいただきましたけれども、五月八...全文を見る
○平沼国務大臣 それは、概念上は、当然できると思います。しかし、事が原子力発電所ですから、前の御質疑の中の答弁にもありましたけれども、それは、所管大臣たる私が、その適確性、そういうものをやはり総合的に判断してそれの許諾をする、こういうことに相なると思っております。
○平沼国務大臣 いわゆる再生可能エネルギー、新エネルギーというのは非常に重要なエネルギー源だと思っています。そういう意味で、現時点では全体の中で一%ぐらいの比率ですけれども、今、ここに対しては国も大変支援をしておりまして、これを二〇一〇年までには三%までに拡大しよう、こういう形で...全文を見る
○平沼国務大臣 これは、新エネ予算というのを計上しておりまして、今年度も昨年度に比べて、正確に申し上げますと、例えば新エネルギー関係予算では、技術開発、これは太陽光発電、風力、燃料、バイオマス、これで十五年度は四百三十四億円を計上しております。ちなみに、昨年度は三百八十八億でござ...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生御指摘のとおり、地域における新エネルギー導入促進対策については、地域の特色や実態を踏まえまして、地域の方々のイニシアチブで導入促進を図っていただくことが非常に重要だと思っております。  こうした観点から、当省の支援の施策におきましても、新エネルギー・産業...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。     —————————————
○平沼国務大臣 まず、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  化学物質は、現代の国民生活に欠かせない基礎的資材でありますが、その中には固有の性状として有害性を示すものもあるため、化学物質の適正な...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○国務大臣(平沼赳夫君) おはようございます。  福島先生に答弁させていただきます。  特許庁においては、特許法、実用新案法、意匠法、商標法に加えまして、特許国際出願法あるいは電子手続のための特例法、さらには弁理士法、こういった多岐にわたる法律を所管をしているところでございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特許審査の長期化の要因といいますのは、特許庁の審査可能な件数、これは現時点で約二十二万件でございます。それと、出願人による審査請求件数、これが約二十四万件ございまして、この間の不均衡による審査待ち件数の増加にあると思ってお...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特許制度の利用を促進する観点から、出願料や審査請求料の水準を実質よりも低めに設定をいたしまして、特許料等の権利維持料金で産業財産権制度全体を運営するために必要な経費の不足分を補うという料金体系の考え方については、今回の改定...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 米国の制度等のように中小企業対策を拡大すべきとの御指摘については、今いろいろ例示をお示しいただきましたけれども、各国それぞれで定められていると認識しております。御指摘のように、米国では一律半減ですが、ただ欧州特許庁では中小企業に対する減免制度はございませ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特許などの特別会計の剰余金についてのお尋ねでございます。  御指摘のとおり、特許特別会計における剰余金は、平成十三年度の決算でございますけれども、八百九十億円となっております。ただし、これも御指摘ございました、そのうち約六百億円は、現在審査待ち件数が約...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の料金体系の見直しと申しますのは、知的財産戦略大綱におきまして示されている特許審査の迅速化等のための具体的な行動計画の一つでございます我が国の出願・審査請求構造の改革の施策の一環として位置付けられているものでございます。  このため、出願者間の費用...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさしていただきます。  特許法三十五条の職務発明規定については、光ピックアップ装置事件の高裁判決を契機にいたしまして、産業界から、一度定めた対価の額の安定性が損なわれるとして当該規定の見直しの議論が提起されまして、昨年七月に策定された知的財産戦略...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  さすがに知財の鬼と自負されている簗瀬先生からの鋭い御指摘がございました。御指摘のとおり、やはり国家戦略として、これは国民に対して啓蒙をし、そして国民の皆様方に理解をしていただく、こういうことは非常に大切な私は視点だと、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 日本のいわゆる特許出願の最終処理期間というのが二十九か月と、こういう御指摘でございました。随分努力をしてまいりまして、大分縮まってきたことは事実ですが、まだアメリカなどに比べますと長い、こういう御指摘があります。  そして、先ほど来御指摘のように、やっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 現在、出願人の行う審査請求の件数というのが、特許庁の審査できる件数を御承知のように上回っております。審査着手を待っている出願の数は増加傾向にあるわけであります。  今後数年間は、審査請求期間の短縮に伴いまして、審査請求件数の増加は予想されます。審査着手...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) こういう数字をお出しをいただきまして、そういう御指摘も一つの見方だと私は思います。  ただ、日本の場合には、簗瀬先生も御承知のように非常にタクティクスな出願状況がございまして、それが非常に、先ほどの答弁でも申し上げたように実際は休眠状況になっておりまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変説得力のある、構造改革というところに視点を置いた御指摘というのは、私は非常に傾聴に値することだと、このように受け止めさせていただきました。  私どもは知財立国を目指しているわけですから、今後私どもが知財立国を築いていく上で、今、簗瀬先生の御指摘とい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それぞれ経験だとか知識、そういう知見、そういうことで選ばれたと思っておりますが、昨年来の国会の質疑の中でもそういう問題点の御指摘がございました。そういう中で、私は、やっぱりこの見直しということもやらなければならないと、そういうふうに思っておりまして、今そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり今、知財というものは大変重要でございまして、燃料電池あるいはバイオ、そういう例をお出しになられましたけれども、こういう大変貴重な、そういう特許性のあるものについて、やはり私どもとしては、今、長官から答弁をさしていただきましたけれども、しっかりとした...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、特許庁長官から御答弁させていただいたことに尽きると思うわけでございまして、私どもとしては、そういうIPCCの福岡やそういった大阪にブランチを作るというようなことは今毛頭考えているところではございません。  ただ、地域からの要望として、やはりこの知的...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては、IPCCの自己増殖的なことは、これは考えておりません。  ですから、今、特区というのも第一段階全国で五十七か所を指定しました。ですから、そういう発想というものも非常に重要ですし、いずれにいたしましても、私どもとしては、この全体が非常にパ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一・三%というのは、二〇〇一年と同数の出願で、これ六万三千件でございますから、そうなりますと一・三%というのは約七百件ぐらいと、こういうことに相なります。そういう意味では、日本の中小企業の数が約五百万社と、こういうことを言われておりまして、そういうことか...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これはいろいろインセンティブを与える、そういう減免措置等もしております。そういったところは今徹底的にPRをいたしておりまして、私どもは今の水準が少しでも上がるような努力をしなければいけないと、こういうふうに思っておりまして、少なくともこの今の状況の一・三...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに弁理士さんが付いておられます。そういう意味ではあれですけれども、しかし、そこの弁理士さんに相談に行く前にも、やっぱりそういういわゆる減免措置があるということをやっぱり知った上で行動を起こすと、こういうことも考えられますから、やはり中小企業の皆様方に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 個人の場合の減免措置というのは、今言ったその三つの条件と、こういうことでございます。  ただ、今、木俣先生も御指摘のように、日本の場合には大体七割が赤字法人と、こういうことです。そして、この特許の審査制度というのは、特別会計の中で自己完結の中で、そして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そういう具体的な数字の中で、それは大変五十万というのはイニシアル的なコストとしては高いと、そういうふうに思っていまして、そういう中でやっぱり皆さん方が特許を出願しやすい体制を作るということは私は必要なことだと思っておりまして、そういう中で私どもとしては一...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 企業を立ち上げるのと特許というのは違うことだと思いますし、また今、長官から答弁がありましたように、やはり特許を出願する際に非常にある意味ではタクティクスでやみくもにやって、それが非常に大きな混乱を来しているというような、そういう事情もあります。  です...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり今おっしゃるようにハードルを低くしてたくさんの人が参画できる、そういうことをする必要は当然あるわけでございまして、そういう意味では中小企業に対する減免というのをやっております。  それは今御指摘のように、五年で、赤字法人で、そこはなかなか出ないよ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私、喜んでお会いをさせていただきますし、その八百名の署名も是非御持参をいただいて、またじかに御意見も伺わさせていただきたいと、こういうふうに思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘のアメリカのスモールエンティティー制度のように減免措置の対象を拡大すべきでないか、簡素化すべきではないか、そういう御指摘でございます。  どのような方々に対してどの程度の軽減措置を講ずるかについては、やっぱり各国の事情を反映した政策的判断によっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我々としては、現在はこういう形で法律をお願いしています。しかし、知財立国を目指しているわけでございますから、当然検討課題として検討をさせていただければと、こういうふうに思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 私どもとしては、今、太田長官から答弁をさせていただいたそういうことだと思いますけれども、木俣先生が現場のそういう方々の実態というものも把握をされているようでございますので、私どもとしてはこの平均請求項数、この辺はちょっと特許庁と私の方から指示をしてよく検...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) アメリカにはNAFTAという大きな枠組みができております。また、今御指摘のようにヨーロッパにはEUというのがありまして、これが最終的には二十五か国、こういう形で拡大をされると、こういうふうに聞いています。    〔理事松田岩夫君退席、委員長着席〕  ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御答弁の中で申し上げましたけれども、グローバルの時代ですから、やっぱりアジアだけが特殊に突出するということではなくて、アジアはアジアの連携、これからやっていきます。その中で当然それを構築していくという、そういう趨勢になると思います。しかし、同時にWIPO...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 高市副大臣は、地元に帰られて雨の中で頑張られて風邪を引かれたわけでございまして、その直後のSARSの御質問ですとあれでございまして、私からも風邪を引かれた事情についてちょっと御説明をさせていただきました。  現在のところ、SARSを直接の原因とした生産...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特許庁を所管する大臣として非常に力強いお言葉をいただきました。私も政治家としては同じような考えを持っておりまして、ここのところはしっかりとしていかなければ、本当の知財立国は造れないと、こういうふうに思っています。  さはさりながら、今、日本はやはり国家...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 映画を始めとするコンテンツというのは、御指摘のとおり、非常に大きな波及効果を生むと思っております。例えば、映画というのは劇場だけではなくて、それがビデオになりますし、さらにはレンタル、それからまたキャラクター商品、こういったものに結び付いて非常に波及効果...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  内部告発、取材、報道の自由、そして職業選択の自由を阻害をするのではないか、その御懸念につきまして、本法案の骨格を議論した産業構造審議会におきましても慎重な審議が行われました。これが今回の法改正によって阻害されることのないよ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  現在、出願人の行う審査請求の件数が特許庁の審査可能な件数を上回っている、そういう事実がございまして、審査着手を待っている出願の数は増加する傾向にございます。これに加えまして、今後数年間は審査請求期間の短縮に伴いまして審査請...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 西山先生が表を御用意くださいまして、一つの傾向を示していただきました。確かにそういう数値は傾向として出ていると思います。  しかしながら、特許出願あるいは審査請求をどうやって行うか、どのように行うかについては、やっぱり技術分野でございますとか業種によっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の点は、午前中の審議の中でも各委員から御質疑の中で出たところでございます。  今回の料金の改定につきましては、出願から権利維持まで、それに要するトータル費用を、これはもうよく御承知のことでございますけれども、平均的な出願一件当たり約四十八万円から...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、今日もずっと午前中の質疑から、やっぱり審査官の増員ということは各委員の方々から御指摘がございました。また、いわゆる知財の戦略本部の中でも、知財の委員の方々からそういう御意見が出ています。  したがって、御指摘の、やはり審査官、これは厳し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  特許審査の長期化の要因というのは、もう先生も御承知のとおり、特許庁の審査可能な件数と出願人による審査請求件数の不均衡による審査待ち件数の増加にございます。特許料金体系の見直しというのは、ここの辺、ここのところに着目をいたし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 知財本部でのお話で六か月という、そういうことが今御披露になりましたけれども、これは、何といいますか、確定したということじゃなくて一つの目安だと、こういうふうに私ども認識しています。  いずれにいたしましても、私も、日本の経済の活性化のためには、やはり今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特別会計の中で確かに九百億近くございます。そのうち約六百億というのはやはり預り金的な性質でございまして、実際のあれは三百億でございますけれども、それは、いろいろなアウトソーシングをやってもっと迅速化するとかいろんな形で使う、こういうふうなことがございます...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 知財立国というのは、やっぱり日本の非常にこれから最重要のテーマでございます。そういう意味では、そういったことも私どもは研究材料として研究させていただければと、こういうふうに思っています。
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○平沼国務大臣 後藤先生にお答えさせていただきます。  御指摘のように、約二万種の既存化学物質につきましては、国会の附帯決議も踏まえまして、主として政府がこれまで安全点検を行ってまいりました。その結果、昭和五十年度から平成十四年度までに、分解性あるいは蓄積性については御指摘のと...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今回の法改正は、あくまでも、高濃度アルコール含有燃料のガソリン自動車への使用に係る安全上の問題に対応するために行うものでございまして、今回の改正がバイオマスエタノール燃料としての利用可能性の芽を摘むものであってはならない、このように...全文を見る
○平沼国務大臣 土田先生から、大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  化学産業の国際競争力強化の重要性について、これはもう御指摘のとおりだと思っております。化学産業は、プラスチック、ゴム、塗料など自動車、家電向けの化学原料から、洗剤でありますとか写真フィルム、タイヤ等...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  高濃度アルコール含有燃料に関する環境面での評価につきましては、平成十三年三月に環境省が、高濃度アルコール含有燃料を用いて、自動車の排出ガスへの影響について、四輪車及び二輪車の実車による試験調査を行ったところでございます。  この調...全文を見る
○平沼国務大臣 化審法は、一たん製造、輸入された化学物質はすべて環境中に放出されるという前提に立って、化学物質の製造、輸入段階でいわば蛇口規制を行うという厳しい規制を課すものでございまして、用途などの使用の態様とは関係なく、化学物質による環境汚染を通じた人の健康等への影響を防止す...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁と重複をすると思うんですけれども、この化審法というのは、製造、輸入された化学物質はすべて環境に放出されるという前提に立って、化学物質の製造、輸入段階で、いわば蛇口部分での規制を行う、こういう厳しい規制を課すものでございまして、その用途でございますとか...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  化学物質というのは、すぐれた機能性により言うまでもなく幅広い産業で利用されておりまして、国民生活にも密着した存在になっております。その一方で、化学物質には御指摘のように有害性を持つものもあり、その取り扱いや管理の方法によっては人の健...全文を見る
○平沼国務大臣 金田さん、この直前の質疑の中で最後に先生が言われたことは非常に重要なことだと思っておりまして、私どもも、かつて水俣病も体験いたしましたし、また、PCBのそういった問題もございました。そういったことで、化学物質というものは、本当に、経済生活の豊かさの追求の中で、やは...全文を見る
○平沼国務大臣 まず、塩川先生に、おめでとうございました。  二万種以上あるという化学物質、そして、過去にも、いろいろな化学物質に起因する大変大きな被害が発生をしました。そういうことにおいて、私どもは、化学物質の管理、そしてそれの安全使用、そして人体や動植物への影響、こういった...全文を見る
○平沼国務大臣 化審法におきます事前審査制度につきましては、難分解性の性状を有する化学物質による環境汚染を通じた人の健康へやあるいは動植物の影響を防止することを目的として、新規化学物質について、難分解性、人や動植物への毒性等の性状の有無を、製造、輸入する前に審査する制度でございま...全文を見る
○平沼国務大臣 今御説明があったわけですけれども、幾ら閉鎖的でございましても、またその中間物であっても、そういう新規の化学物質について毒性が懸念される、こういうことであれば、これはやはり積極的にそれをチェックする、こういうことは私は当然のことだと思っております。  それから、ア...全文を見る
○平沼国務大臣 我々は、やはり経済活動を営んでおりまして、そしてその経済の活動によって我々はいろいろな恩典に浴しているわけであります。ですから、そういう観点の中で、人体への影響あるいは動植物への影響、これは、十分その安全性というものを担保して、チェックしていかなければなりません。...全文を見る
○平沼国務大臣 我々としては、そういう過去の非常に貴重な、痛みの伴った経験というものは、当然政策に反映していかなければいけませんし、そこのところはしっかりと考慮していかなければならないと思っています。  そういう意味で、今回も、法文にあるとおり、私どもとしては、最大限そういった...全文を見る
○平沼国務大臣 今、資源エネルギー庁長官から御答弁をさせていただいたところでございますけれども、いわゆる元売生産業者に対しましては、出荷時の品質確認義務というのがございまして、経済産業大臣といたしましては、業務報告の徴収、それから場合よっては立入検査、そしてそういうものに違反があ...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○平沼国務大臣 小林先生にお答えをさせていただきます。  この化審法の運用に当たりましては、御指摘のとおり、経済産業省そして厚生労働省、環境省の三省が緊密に連絡をとり合いながら一体的な対応を図っていく、このことが重要である、こういうことで認識を持っております。  こういう認識...全文を見る
○平沼国務大臣 我が国の化学物質対策というのは、御指摘のように、これまで専ら人の健康被害の防止を念頭に置いて進められてきた、これは事実だったと思います。化審法も、PCBによる環境汚染問題を契機として、人の健康被害の防止を目的としてまず制定をされた、こういう経緯がございます。  ...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほど高市副大臣からも御答弁をさせていただきました。  先生も御指摘のように、我々は、一方においては経済活動によって快適で高度な生活を享受している、こういう側面があります。したがいまして、いかにバランスよく調和をとっていくか。しかし、その際、こういう危険な化学物...全文を見る
○平沼国務大臣 これまで、先ほどの御答弁にも触れさせていただきましたけれども、我々は特に人間に対する被害というところに重きを置いてきて、その対策を講じてきた嫌いがございます。  そういう意味では、こういう化学物質というものは、今回のOECDの勧告にもございますように、生態系、そ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、OECDの勧告にもございますように、日本の取り組みが諸外国に比べておくれている、こういうことは事実でございまして、それだからこそ勧告にも出たと思います。  これは、先ほどの答弁でもちょっと触れさせていただきましたけれども、やはり日本の場合には、人への影響...全文を見る
○平沼国務大臣 藤木先生にお答えさせていただきます。  本年五月九日に開催されましたさがみ縦貫道路周辺における危険物等に関する関係省庁連絡会議におきまして、茨城県から化学物質評価研究機構に委託して、井戸水から採取された試料の分析を行いましたところ、御指摘のジフェニルアルシン酸が...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  神栖町の高濃度のジフェニルアルシン酸が検出をされました井戸の土地においては、現在、茨城県が当該土地における砂利採取の実態について砂利の採取業者にヒアリングをするなどの調査を続行している、こういうふうに聞いております。砂利採取における...全文を見る
○平沼国務大臣 化学物質過敏症というのは、一九七〇年代のたしか初めに、アメリカで初めて報告され、そのときは日本も全然知見も認識もなかったわけです。しかし、最近において、御指摘のように大変大きな社会問題になってきていることも事実です。  身近な例なんですけれども、私の役所の部屋が...全文を見る
○平沼国務大臣 これはいわゆる化学物質過敏症の中で、全部に、シックスクールもその中に含まれますけれども、シックハウス総合対策、こういう形で、厚生労働省と国土交通省と、そして我が経済産業省と農林水産省と文部科学省と環境省、ここで連絡会議を設置しておりまして、これのリード役は厚生労働...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○平沼国務大臣 平成十三年度経済産業省所管の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入歳出決算につきまして御説明をいたします。  経済産業省主管の歳入でありますが、歳入予算額百三十一億円余に対し、収納済み歳入額は百四十八億円余であり、差し引き十七億...全文を見る
○平沼国務大臣 平成十三年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。  これらの指摘事項につきましては、直ちにその是正の措置を講じたところであり、今後このような御指摘を受けることのないよう...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  現在停止中の東京電力の原子炉につきましては、原子力保安検査官が順次ひび割れの存在や大きさの確認を行ってきたところでございます。このうち、シュラウドにひび割れが発見された原子炉につきましては、健全性評価小委員会で議論をされまして、五年...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもは、夏場のピーク時が六千四百五十万キロワット、過去にこういう例がございます。そういう意味では、東京電力の十七基の原子炉の中で今十六基が停止をしている異常事態にあります。ですから、今吉井先生がおっしゃったあらゆる可能性を網羅しながら、何とか電力の断絶だけは防ご...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(平沼赳夫君) まず、下請中小企業振興法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在の中小企業をめぐる経済環境は、デフレ状態の継続に加え、製造業の海外展開の進展など厳しい状況が続くとともに、サービス経済化の進展など大きく変化し...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 武見先生にお答えさせていただきます。  我が国は二つの法律で、外国為替そして外国貿易法によって国の安全保障上の機微に触れる物品に関しましてはしっかりとした厳格なそういう体制をしいているところでございます。特に昨今、御指摘のようないろいろな問題がございま...全文を見る
05月21日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第18号
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○平沼国務大臣 大変好きでございます。
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  今、奥田先生の質疑の過程の中において、そういう、大変複雑多岐にわたって、一元化というような、そういう方向を目指すべきじゃないかというのがクローズアップされてきたんじゃないかと思っております。  化学物質には、一般の化学品のほかに、...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  化学産業というのは、さまざまな化学品を素材として自動車産業、IT産業など我が国の製造業に供給をしておりまして、その競争力は、我が国製造業全体の国際競争力、ひいては我が国の経済に非常に大きな影響を持っているものだと思っております。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 吉井先生にお答えさせていただきます。  今の答弁にもありましたように、中小企業が大部分を占めておりまして、しかも厳しい経営環境に置かれているガソリンスタンド業界につきましては、政府といたしましてもその支援策の必要性を強く認識しているところでございまして、一つは資...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  法人カードについては、ただいま説明がありましたように、需要家にとって利便性があり、また元売、販売店にとっても新たな顧客の開拓につながる可能性がある一方で、当該法人に対する給油価格が著しく低い場合は、消費者の価格不信や市況の混乱を招く...全文を見る
○平沼国務大臣 大島先生にお答えさせていただきます。  環境に優しい自動車の普及を進めていく上で、自動車サイドの開発対応と燃料側の開発対応が同時に進められるべきだ、私はそういうふうに思っております。環境性能のよい燃料であっても、その特性を最大限に生かせる自動車が開発されなければ...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えいたします。  化学物質には、一般の化学品のほかに農薬でございますとか医薬品、さらには食品添加物等々さまざまなものがあるわけであります。それらによる人や動植物への影響についても、環境経由の間接的な影響、例えばこれは農薬取締法の範疇ですけれども、環境中に散布...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、これらの法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。(拍手)     —————————————
○平沼国務大臣 公益法人に係る改革を推進するための経済産業省関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  政府におきましては、国から公益法人等が指定、認定等を受けて行っている検査、検定等の事務及び事業について、官民の役割分担及び規制改革...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  下請中小企業というのは、製造業においてはサポーティングインダストリーとして日本の産業基盤を形成をし、産業力、競争力の強化に寄与しているところであります。  しかし、海外の廉価な製品との競合の激化等を考えれば、我が国の産業...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小規模企業共済制度といいますのは、経営基盤が脆弱で経営環境変化の影響を受けやすい小規模企業者の方々が相互扶助の精神に基づきまして、今御指摘ございました事業の廃止でございますとか退職あるいは転業等に備えて、生活安定資金や事業再建資金を準備するための制度とし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、小規模企業共済制度を長期的に安定なものとする上で加入者の確保というのが不可欠である、このように認識しております。そして、先生御指摘のとおり、加入者が減少しつつある現状においては、加入促進策を抜本的に改善をしていく必要があると、このように思...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  御指摘の生命保険の予定利率の引下げ問題につきましては、種々検討が進められている今段階でございまして、それとの比較での説明は現時点では難しいことを御了承いただきたいと、このように存じております。  その上で、制度の一般論で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、公取委員長もいろいろな形でるる答弁をされていました。予算委員会等でも、小泉総理も、ちょっと不自然だなというような見解も述べられたやに承知しております。  なかなかこれを明白にするということは難しい面があると思いますけれども、やはり総体的に言えば、そ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、木俣先生も御指摘のように、この下請という用語を使っている法律が二十二法律ございます。こういった点もございますし、また今、公取の委員長からもいろいろるる説明がございました。  しかし、先生御指摘のように、そのようなイメージというのがあるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も公取委員長と同じ認識でございまして、やはり御指摘の点については、検討課題とすることについては私どももやぶさかではございません。
○国務大臣(平沼赳夫君) りそな銀行への公的資金の注入というのは、破綻ということではなくてやっぱり金融危機を回避をする、自己資本を充実すると、こういうことですから、私どもとしては、中小企業に対するやはりりそなの対応が更にこの注入を受けて積極的にやってほしいと、これは基本的にそうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  下請企業振興協会が行います取引あっせんの実績については、五年前の平成十年度にはあっせん件数が約三万一千件ございました。成立件数が約四千六百件でしたが、その後やや減少傾向にございまして、平成十四年度には取引のあっせん件数が二...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業総合事業団が共済契約者の方々からお預かりしている共済資産というものは、共済金の支払を将来にわたり確実に行うとともに、給付水準の充実を図るために可能な限りの収益を長期的に確保すべく、安全かつ効率的に運用することが当然のことながら必要なわけであります...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これ、二月十日から実施をさせていただきまして、今、先生御指摘のように、大変実績が上がってきておりまして、大変評価をしていただいている。これは私どもとしても大変良かったなと、こういうふうに思っています。  しかし、今二点の御指摘がございました。こういうこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 「千と千尋の神隠し」というのがアカデミー賞を取って世界的な評価を得て、大変な興行成績を上げました。  映画産業というのが、ただ単に映画だけではなくて、それがDVDやビデオになって、レンタル、販売、さらにはそれがキャラクター商品にも結び付いたり、大変大き...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) この下請中小企業振興法の第一条には、本法の目的というのは、ともすれば親事業者との取引において交渉力が弱くて不利な立場に立つ蓋然性が高い下請関係にある中小企業者が自主的にその事業を運営し、かつ、その能力を最も有効に発揮することができるように下請中小企業の振...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、近年、我が国の経済のサービス化あるいは製造業におけます各種サービスの外注化の進展によりまして、サービス業の経済活動における比重が増大をする中、サービス業等の分野においても下請分業構造の構築が進行しているわけです。  このような状況を踏ん...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当に先生御指摘のように、この共済において本当に厳しい中で掛金を掛けられて、そして退職をするとき、あるいは転業するとき、廃業するとき、そういったところの保障と、こういう形で、大変そういう意味では大切なものだと私ども認識しています。  そういう中で、運用...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  昨今の経済・金融情勢をかんがみますと、資産運用環境の変化に対応した共済制度の運用を図るために、ある意味では迅速に予定利率等の変更ができるように制度の仕組みを改める必要があると思っております。今御指摘のように、中小企業の従業...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  柏村先生からは昨年の十月の決算委員会で、特に石油のイラク戦争が始まった場合の需給関係についての御質問がありました。そのとき、先生も御指摘になられ、私も答弁させていただきましたけれども、短期で終わればそれほど大きな影響はない...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、柏村先生が細かい数字を挙げていただいて御説明していただいたとおりの状況になっています。  原子力発電というのは、これは安全性を担保するということが最大の前提でございまして、御指摘のように柏崎刈羽の六号機、これは運転を再開をいたしました。  しかし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 新エネルギーの重要性というのは私どもも大変強く認識しておりまして、手短に申し上げますと、新エネルギーの関連予算というのは平成十五年度の予算においても前年に比べて百十九億円増やしまして、千五百六十八億計上しています。  今、一次エネルギーに占める新エネル...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、柏村先生御指摘のとおり、航空機産業というのは大変すそ野が広くて、そしてこれが活性化しますと日本の経済の活性化につながることは言うまでもありません。日本も努力をしてきまして、YS11を基礎として、御指摘のとおり共同開発という中で、今一兆円の規模の産業に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 報告は受けましたけれども、それを詳細には点検をしておりません。
○国務大臣(平沼赳夫君) この事後評価に関しましては松井先生も大変御尽瘁をいただいて、そして、そこに膨大な資料が出ておりますけれども、そういうものが出てくる大変大きな力になっていただいたと、こういうことを私はよく承知しております。  当省は、事後評価を、各施策、事業が何を目指し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済財政諮問会議でもこういう予算の在り方については御承知のように議論になっているわけでありまして、複数年度にまたがるということに関しても随分議論が出ています。そういう中では、できるところからやっていこうという形で、例えば研究部門なんかはそういう手法を取り...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは、今八十六条のことをおっしゃいましたけれども、それを根拠にして今までやってきました。それは、それなりの法解釈という形で存在をしていると思います。  そういう意味では、私どもは、更にそこは議論を深めて、そして法制局等の見解もあると思いますし、そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 塩川大臣はそういう財政の問題は当然のこととして発言をされているんだと私は思っています。  私ども、経済財政諮問会議でいろいろ議論をしているわけでございますけれども、やはり塩川大臣がそういうふうに言われたのは、今非常に大きな一つの問題と、こういうことで、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 基盤技術研究促進センターは、従来、我が国が基礎産業はただ乗りだと、こういう国際的な批判がありまして、それを背景として、やっぱり民間による基盤的研究を促進するために、相当昔になりますけれども、昭和六十年の十月に創設をされました。そして、多数のプロジェクトが...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 独立行政法人の経済産業研究所についてのお尋ねですね。  設立後、短い期間であるために試行錯誤を重ねている部分もありますけれども、業務の効率化を図りながら多様な人材を柔軟に活用し、様々な分野において調査研究及び政策提言を活発に行っているところでございまし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、国立大学の独立行政法人化に際しまして非国家公務員型が採用されることになっております。大学と我が方の産総研の人材の流動性の確保を図る観点からも、産総研の非公務員化の検討の必要性が実は独立行政法人評価委員会などにおいても指摘をされているところ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業をめぐります金融情勢が非常に厳しい中で、政府といたしましては、セーフティーネット保証の拡充など信用保証制度の充実に取り組んできているところでございます。  委員御指摘のとおり、こうした中、長引く景気低迷等を背景と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  もう荒木先生御指摘のとおり、この売掛債権担保融資保証制度というのは、我が国の中小企業が有する約八十五兆円の売掛債権を資金調達手段として活用すると、こういうことでスタートいたしました。スタートしたわけですけれども、今、風評と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  現在、政府系金融機関の一つでございます国民生活金融公庫において、小規模事業者に対して無担保、無保証、本人保証なし、これで融資を行う経営改善貸付制度、これはマル経と言っておりますけれども、こういったことや、担保や保証人を準備...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 企業価値を評価する方法としまして、従来のように株主資本利益率などの財務指標を用いた評価ばかりではなくて、これを補完するものとして、御指摘の企業の有する技術でございますとか設備でございますとか、それから研究開発資源、こういったものに着目した技術力の評価を行...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  当初の計画におきましては、両会場間の観客の移動というのはシャトルバスによる輸送を考えていたところでございます。その後、平成十三年の十二月に基本計画を策定する際に、シャトルバスは一般道を走行することを考慮して、大気、騒音や交...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの答弁にちょっと付言させていただきますけれども、シャトルバスによる輸送というのは当初の計画に比べて五分の一程度になります。そうしますと、大気、騒音あるいは交通渋滞に対する影響はより一層改善される、こういう配慮もあったということを御理解いただきたいと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それでは、大沢先生に。  私どもとしては、やっぱり会社更生手続中のマイカルにつきましては、管財人というのは基本的に裁判所の指導の下で債権者との交渉を進めているものと理解しておりますけれども、今御指摘の点につきましては、私どもは管財人からしっかりと事情を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  広野先生から日本の中小企業者は侍だと、こういう御指摘がありました。三十兆の枠で三年間特別保証をさせていただきました。本当にこの厳しい中で、中小企業の経営者の皆様方はやっぱり歯を食いしばって返済をしてくださっているのは事実で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、日本には企業の数が五百万を超える、こういうふうに言われておりまして、そのうちの九九・七%は中小零細企業であります。言ってみれば、この経済大国の屋台骨を背負っていただいているのが中小企業でございますから、この国の経済を活性化させていくためには中小企業に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 又市先生御指摘のとおり、このIPAについては、平成十三年八月の段階では、行革事務局より御指摘のような考え方が示されているということは事実でございます。  当省といたしましては、このような指摘も踏まえまして、我が国ソフトウエア産業の競争力強化のためには何...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山本議員にお答えをさせていただきます。  非正規雇用の増加による日本の社会への影響についてのお尋ねでございました。  坂口厚生労働大臣からも御答弁がございましたけれども、日本経済というのは、九〇年代以降、サービス経済化あるいはIT化に伴いまして、組織...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(平沼赳夫君) それでは、地域輸入促進に関する政策について御説明を申し上げます。  「地域輸入促進に関する政策について」というこの横長の資料の一ページをまずごらんいただきたいと思います。  地域輸入促進に関する政策は、輸入の促進及び対内投資事業の円滑化に関する臨時措...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これまでいろいろ近藤先生の御議論を通じて浮かび上がってきたことは、立法当時と、そして現在では、日本経済にもこれを取り巻く国際環境にも様々な変化が見られるわけでございまして、こういう状況変化の中で、FAZ政策の意義というのも、施設設備による輸入の量的拡大と...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど来の御答弁の中で、なかなか経済状況の変化で当初予定していたような成果が上がっていないことはある面では事実だと思います。しかし、地域に根付いて、そして活動をし、更に拡大している、そういう地域もあることは事実でございます。したがいまして、FAZ施設を含...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、もう池口先生御指摘のように、このFAZを始めたあの時点というのは、日本経済が独り勝ちのような状況で、アメリカを始めとして世界から大変大きな要求がございまして、前川レポート等も出まして、そういった形でプライオリティーを与えてきたことは事実です。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ちょっと余談になりますけれども、この委員会に出席する直前にノルウェーから経済担当の大臣が私のところに来られました。そのときに私は、日本というのは世界のGDPの一五%であり中国の四倍のGDPを持っている国だから、お国から日本に直接投資をしていただければノル...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘をいただいたと思っています。  やっぱり、日本というのは物作りが得意分野の国でございます。いかに産業の競争力を付けるかという形でございまして、一昨年、役所の中に産業競争力戦略会議というのを立ち上げさせていただいて、そして企業の最高経営者...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 続先生にお答えさせていただきます。  政府で取り組んでおります政策評価に関する御指摘の基本計画及び実施計画に基づいて、経済産業省といたしましても評価結果を施策に当然でございますけれども反映するように努力をしてまいりたい、まずこのように思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 岩佐先生にお答えさせていただきます。  包装容器リサイクル法というのは、消費者に言うまでもなく分別排出をしてもらい、そして市町村に分別の収集をしていただき、それから事業者に再商品化、リサイクルという新たな役割を担わせることによりまして、一般廃棄物の重量...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどの御答弁の中で、私も、やはりその法律の制定の趣旨からして、やはりそういう形で効果が出るようにしていかなきゃいけない。今、岩佐先生も、金額の面では一定のそういう成果が出ていると、こういうふうにお認めになられました。ただ、いろいろ企業の中でも負担という...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  ライフスタイルの変化等から、消費者が軽さや携帯性といった機能面で優れた他の容器を嗜好するなど、そういう要因もありまして、リターナブル瓶の出荷量は平成八年の四百五十万トンから十二年には二百七十五万トン、こういうことで減少して...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大丈夫です。
○国務大臣(平沼赳夫君) 日本が、この法律が、そしてこの制度ができますときは、もう田名部先生もよく御承知のように、世界の経済の中で独り勝ちをして、そして世界から非難ごうごうと、こういうようなことでございまして、前川レポートが出たり、いかにその貿易摩擦を解消するか、それにはやはりあ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、小田原のスパウザの話も今、田名部先生から出ました。そういう国民の税金の、国民のいわゆる年金等の運用をそういう形に使って多大な赤字が出たということは、これはもう厳に慎んでいかなければならないことであります。  このFAZにつきましては、そういう意...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) このFAZに関しましては、私もかつて、岡山の知事さんを始め地元のそういう関係者が、どうしても輸入促進地域、この岡山空港を中心に、水島港を中心にやりたいというような形で私自身も一生懸命努力をした経緯があります。地元のそういう強い御要望というものが確かに背景...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 木俣先生にお答えさせていただきます。  いろいろ状況というのは時の流れに従って時々刻々変化していくものでございますし、想定しなかったようなことも起こってくるわけでございますから、基本的には今、公取委員長が答弁をしたと同じ私も考えですけれども、しかし御指...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省といたしましては、中小企業基本法におきまして、大企業と中小企業、これを区分する基準を、御承知のように定めております。下請代金法におきましても、基本的には大企業を親企業として優越的地位に立つものとして見るとの観点から資本金基準を設定した、こういう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 特に中国に対する進出企業というのは大変数が多いわけでございまして、御指摘のように、大企業だけではなくて中小企業の進出も著しいものがございます。  今、高市副大臣からも御答弁をいたしましたけれども、今ジェトロを通じてアンケート調査等、そういうことも実施し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 台湾人の医師が、相当広範囲にわたって日本国内を旅行しました。そういった経路の中で、私どもとしては、都道府県からそういう状況は詳細に把握をしている、こういう対応をさせていただいております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 平田先生にお答えさせていただきます。  中小企業というのは、もう言うまでもなく多数ありまして、そして形態も多様でございますし、また事業内容や課題にもそれぞれ様々な地域性、こういったものが反映されているということであります。  このため、中小企業再生支...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平田先生御指摘のとおり、この下請振興法に基づきます取引あっせんについては、下請企業振興協会に親事業者が四万社、下請企業が十一万社登録をしていただいておりまして、そのデータベースを基に毎年かなりのあっせんの件数の実績を上げてきておりますが、残念ながら、これ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 平田先生御指摘のとおり、この小規模の企業共済制度に関しましては、これまでも二回の予定利率引下げが行われまして、今回、三回目の引下げが必要であると、このように判断したわけでございますけれども、その背景には金利低下や株価の低迷、こういった経済情勢の推移があっ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  現行の給付水準の体系は、言うまでもなく、相互扶助の精神に基づき、経済的困窮度に応じて生活安定資金等を準備するという本制度の趣旨に基づいて設定されているものでございます。  こうした考え方に基づきまして、本共済制度におきま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 民営化というお話がございました。中小企業総合事業団におけるこの小規模企業共済事業の運営経費につきましては、御承知のように、全額が国からの補助金で賄われているところでございます。したがいまして、本事業がどのような形態で運営されるかにかかわらず、事業運営に要...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  昨今の経済・金融情勢をかんがみますと、資産運用環境の変化に対応した共済制度の運用を図るため、迅速に予定利率等の変更ができるように制度の仕組みを改める必要がある、このように思っております。こうした考え方に基づきまして、昨年、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 一つはそういう形で、政令によってやるという形で、恣意的に行われるのではないかという御懸念をお持ちのようでありますけれども、これは、本年一月に取りまとめられた中小企業政策審議会経営安定部会報告においては、共済金額規定等を政令事項化した場合には、議論の透明性...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やはり政策というのは限定的じゃなくて、そして柔軟に考えていくというのは私は基本にあると思っておりますので、今の御提言に関しては研究をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) これは、先ほど御答弁をいたしましたように、そもそもが小規模企業者の相互扶助の考え方に立って、そしてその掛金、そして及び運用益によって共済金を支払う、そういう仕組みでまず来ております。ですから、中小企業というのは膨大にあるわけでございまして、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 副大臣から御答弁をさせていただきました。それからまた、緒方先生も、いい事例は御存じだと、こういうことで御意見がありました。  そういう厳しい、そして本当に許せない事例というのも御指摘のとおりあることはあるんではないかと、こう思っています。そういう具体例...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  経済産業省といたしましては、これまで、親事業者に対する下請取引適正化に係る通達を、御指摘のとおり、毎年、発出することによりまして、下請関係法令の徹底を図っておりますが、下請取引に係る違反行為が減少していないということも事実...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今お話を聞きまして、私ちょっとびっくりいたしました。レアケースだと、こういうふうには思っておりますけれども、そういうことは絶対あってはならないわけでありまして、これは私どももよく事例を調べまして、そしてこういうことがないように努力をしなきゃいかぬと、こう...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、御指摘のとおり、優越的地位の濫用に当たると思いますし、またこれ、調査の仕方によりますと、強い立場と弱い立場ですから、そういう実態もなかなか公表できないという弱い立場だと思います。そういう意味では調査の仕方もあると思いますので、そういうことを含めて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業の方々が貸し渋り、貸しはがしで大変難渋されているということはよく承知しておりまして、私どもも事あるたびに金融庁に申し入れて、そして例えば検査のときも、メガバンクと、そして地方にあるそういう金融機関とは違う、だからそういったところも別マニュアルでや...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、金型の例をお出しになられましたけれども、日本には世界に冠たるそういう中小零細企業のすばらしい技術というものが宿っているわけでありますから、そういった実態調査をするということは必要なことだと思っておりますので、我々としては検討をさせていただきたいという...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 我が国のソフトウエア産業というのはこの十七年間で規模が十倍になると、こういう形で急激な拡大を遂げている分野であります。そういう分野でございますから、今御指摘のような様々な問題を抱えているということも私どもは事実だと、こういうふうに思っています。  ソフ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
05月29日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第19号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 電気事業法及びガス事業法の一部を改正する等の法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  電気事業制度、ガス事業制度につきましては、これまで二度の制度改革を行いました。その中で、供給システムの改革を行いつつ、小売の部分自由化等により...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 山東先生から大変重要な御指摘をいただいたと思っています。  日本のGDPに占める消費の割合というのは個人消費で六割を超えるというような状況であります。また、サービス部門というものが非常に大きな分野になってきまして、これはあらゆるサービスが入るわけですけ...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  公益法人につきましては、一つは、営利を目的としない公益に資する活動であること、二つ目は、主務官庁の設立許可及び指導監督があること、三つ目は、解散時の残余財産が構成員に帰属しないこと、こういった性格に着目をいたしまして、普通法人のよう...全文を見る
○平沼国務大臣 後藤先生にお答えさせていただきます。  最近の新聞報道で、ある意味ではちょっと楽観的な報道が続いているわけでありまして、きょうも私は閣議後の記者会見で、これは、経済産業省が発表をした、そういうものに基づいて出ている記事ではない、こういうことは明確に申し上げさせて...全文を見る
○平沼国務大臣 イラクの復興というのが現実的な問題になってまいりまして、本日の朝の閣議におきましても、日本としてもイラクの制裁というものを全面的に解除する、こういう形でいろいろな面でのイラクとの関係が深まってくる、このように思っております。  その石油資源開発につきましては、主...全文を見る
○平沼国務大臣 六月、ボーナス時期を控えて、中小企業の皆様方は大変毎日厳しく一生懸命努力をされているということは承知をしております。  さなきだにデフレが進行しておりまして、そして売上高の減少、こういうことにも直面をされております。既往の借入金の返済がそういう中で非常に大きな負...全文を見る
○平沼国務大臣 本法律案は、公益法人が国から委託、推薦等を受けて実施する検査、検定等の制度に関しまして、行政の裁量の余地のない登録制度へ移行するため、所要の法律改正を行うものである、そういうことでございます。  こうした措置は検査、検定等に係る制度において、公益法人に対する国の...全文を見る
○平沼国務大臣 公益法人のあり方で、やはり一般の営利企業ではできないところ、そして、いろいろな必要性がある、そういう判断の中で、今巨額だという御指摘がありましたけれども、そういう費用が支出をされていると思います。しかし、これは、やはり国民が納得いく形で本当に精査をして、そしてしっ...全文を見る
○平沼国務大臣 公益法人のそういう天下り、役員の選定については、あくまでも当該公益法人の評議会あるいは総会または理事会などの意思決定機関の判断によるものでございますけれども、公益法人への退職公務員の再就職については、こうした公益法人の民間法人としての性格を踏まえつつ、政府としては...全文を見る
○平沼国務大臣 公益法人の主務官庁制につきましては、自由裁量による許可主義をとっていることから、法人設立は簡便でないこと、それから、同一法人に対しても事業分野ごとの主務官庁の指導監督があり極めて煩雑であることなどの弊害が既に指摘されています。  現在は、こうした点を踏まえまして...全文を見る
○平沼国務大臣 公益法人制度につきましては、民法制定以来、実に百年以上にわたって抜本的な見直しが行われていないわけであります。今日の社会経済性に即した見直しを行うことは当然重要なことだ、こういうふうに思っておりまして、先ほど来御答弁しておりますけれども、内閣官房において抜本的な改...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  公益法人が国から委託、推薦等を受けて行っている検査、検定等の事務事業につきましては、従来から、現行の指定、認定制度のもとで、法律から政省令等に委任された指定、認定基準に基づきまして、行政として透明かつ公正な運用に努めてきたところであ...全文を見る
○平沼国務大臣 本法案は、昨年三月に閣議決定をされました公益法人に対する行政の関与の在り方の改革実施計画に基づきまして、公益法人が国から委託、推薦等を受けて行っている検査、検定等の制度を、繰り返しになりますが、登録制度に移行するものであります。この登録制度は、議員御指摘の天下りの...全文を見る
○平沼国務大臣 今、こういう厳しい中で、公務員の定員というのは非常に厳しい状況であります。当省といたしましても、例えば特許庁におきましても、必要なところに対しては我々は増員要求を行って対処してきております。  ですから、今回の法律の改正によりまして新しい分野も入ってきて、そうい...全文を見る
○平沼国務大臣 日本プラントメンテナンス協会、本年一月に当省が同協会に対して実施した定時監査等におきまして、各種規程類の整備あるいは運用などに関する問題点が多数確認をされたわけでありまして、当省としては翌二月にこれら問題点の改善を文書で指導したところでございますけれども、今後とも...全文を見る
○平沼国務大臣 公益法人というのは、営利を目的としない公益に資する活動である、二つ目は、主務官庁の設立許可及び指導監督があること、三つ目は、解散時の残余財産が構成員に帰属しないこと、そういった性格に着目をいたしまして、普通法人のようにその全所得について無制限に法人税を課すことは必...全文を見る
○平沼国務大臣 重要な御指摘をいただいていると思っています。  公益法人というものに、これまでが独占というような形だったものに、やはり官ができるもの、民ができるもの、こういう形で活力を与える、こういう大前提があるわけであります。そういう中で、要件が緩和されていて安全性が担保でき...全文を見る
○平沼国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、本法律案の実施に努めてまいります。  ありがとうございました。(拍手)     —————————————
○平沼国務大臣 まず、下請中小企業振興法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  現在の中小企業をめぐる経済環境は、デフレ状態の継続に加え、製造業の海外展開の進展など厳しい状況が続くとともに、サービス経済化の進展など大きく変化してきており...全文を見る
06月03日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 加納先生にお答えをさせていただきます。  昨年策定されましたエネルギー政策基本法におきまして、エネルギー政策遂行上の基本方針が定められているところでございます。今回の制度改革に当たりましては、この基本方針に基づきまして、さらに過去の制度改革の成果も踏ま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  生活必需財としての電気、ガスの重要性にかんがみまして、家庭用需要の自由化については、それまでの規模の大きい需要までの段階的な自由化への状況などの制度改革のまず成果を十分に検証して、私どもは慎重に検討しなければならないと、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘ありました、一部に経済産業省がアンバンドリングを打診をしたと、こういう記事があるわけですけれども、こういう報道されているようなアンバンドリングを打診したという事実は一切ないわけでありまして、当省といたしましても、直ちにこれらの記事が事実無根である...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変大切な御指摘をいただいたと、このように思っております。  長期安定的な運転により経済性を発揮する原子力発電に対する投資というのは、言うまでもなく回収に長期間を要するため、小売自由化の進展に伴いまして事業者が慎重になる、そういうことは懸念されることは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電力の供給そのものについては一義的には事業者が私は責任を持っていると、これはそうだと思いますけれども、私はエネルギー政策に責任を持つ担当大臣として、その責任をやっぱりきちっと明確にしなきゃいかぬと。ですから、私はその責任を全うするべく引き続き全力で努力し...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、岡本資源エネルギー庁長官から御答弁したとおりでございますけれども、私どもとしては、やはり政策投資銀行、そういったものをしっかり裏付けて、そして財務当局ともしっかりお話をしておりますので、本当に御心配をしていただいて大変有り難いことでございまして、私ど...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これまでの電気事業の制度改革で小売の部分が自由化されたことによりまして、一定の私どもは効率化の効果が現れてきたと、こういうふうに思っています。  先ほど来の御答弁にもありましたけれども、平成四年度と十四年度、単純に比較しても、電力料金の単価というのは約...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) バックエンド事業につきましては、一部科学的知見の蓄積を待たなければ具体的な制度、措置の在り方の検討が困難なものが存在をしております。  他方、これらの検討結果を待って電気事業制度改革の結論を先延ばしにする場合、需要家選択肢の拡大など、メリットの確保も先...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) それは確かに、御指摘の点も私は十分理解ができるわけであります。  よく例えでは、トイレなきマンションというようなそういう御指摘もあるわけでありまして、やはり完全にスタートから完結まで、これを一貫して取り組むということは基本的に必要なことだと思っています...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 基本計画を策定をし、これは重要な国のエネルギーの基本になることでございますから、当然、国会の場でいろいろ議論していただくということは当然必要なことだと、このように思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほどのちょっと御答弁にもありましたけれども、やはり天然のエネルギー資源が乏しい我が国にとりましては、やはり原子力発電というものを推進をしていかなければならない。そのために今、私も今、木俣先生のお話を聞いて、そもそもは高速増殖炉、しかし軽水炉というのは今...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、ドイツの例を出されまして、ドイツは三十数年後と、こういう形で法律もできているようでありますけれども、しかしドイツの中でも、また更にそれを先延ばししようというような議論も出てきていることは承知しておりますし、また特に、クリントン政権の中では非常に原子力...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中島先生にお答えをさせていただきます。  我が国の電気事業におきましては、これまでの制度改革による小売の部分自由化等を通じまして、事業者の経営効率化努力によりまして一定の効率化の効果が見られてきているわけであります。  例えば、自由化された大口需要家...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 午前中の質疑の中でも答弁をさせていただきましたけれども、今おっしゃるように基本計画、そういうものを先にしっかりと確定して、その中からの展開、このことも私はある意味では御指摘のとおり必要なことだと思っておりますけれども、今回はやはりいろいろエネルギーの安定...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  政府といたしましては、昨年制定をされましたエネルギー政策基本法に掲げられました安定供給の確保、それから環境への適合、そして、これらを十分考慮した上での市場原理の活用、この三つの基本方針がエネルギー政策の柱となるものと認識を...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘の一つだと思っております。  風力発電でございますとか太陽光発電等の新エネルギーにつきましては、地球温暖化問題の対応や、それからエネルギー供給源の多様化、こういったことを図る観点から、その導入促進が極めて重要であること、これは言うまでも...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 小中高校の生徒たちがエネルギーを取り巻く諸情勢に関する正確な知識、そして科学的な知見を深めまして、我が国が直面するエネルギー問題全般について自ら考えていく力を身に付けることができるように、学校での授業や体験学習などを支援をすることは非常に重要なことだと思...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 森本先生にお答えをさせていただきます。  御指摘のように、平成九年の民営化方針の閣議決定以降、電源開発におきましては、卸電気事業の競争力強化のために、コストダウン、資産の圧縮等、種々の経営効率化策を実施してきております。  具体的に申し上げますと、一...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  電源開発の役員数につきましては、平成八年度においては、取締役が二十名、監査役四名の計二十四名体制でございました。その後、順次削減が行われてきました結果、現時点では取締役が十五名、監査役三名の計十八名となっております。また、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほども答弁させていただきましたけれども、完全民営化後の同社の取締役等の人選に関しては、あらかじめ述べるべきものではないと考えております。仮に公務員出身の有為な人材が取締役等に就任するような状況が生ずる場合であっても、ゆめゆめ、いわゆる天下りについての国...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  大変、東京電力の一連の不正によりまして、今、東京電力にある十七基の原子力発電所のうち十六基が停止しているという異常な状況であります。過去のデータからいって夏場の最大ピーク時は六千四百五十万キロワット、こういったデータがござ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  風力発電、あるいは太陽光発電等の新エネルギーにつきましては、言うまでもなく地球温暖化問題への対応やエネルギー供給源の多様化を図る観点から、その導入促進を図ることが極めて重要だと、こういうふうに考えております。政府といたしま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いろいろ現場の声等もお出しいただいて、いろいろ御指摘がございました。  確かに、設備投資額は減少しているということは、先ほど長官から御答弁した数字のとおりでございます。ただ、これは一つは、背景として基幹系統及び広域連系系統の系統整備というものが一巡をし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のユニバーサルサービスの確保というのは、小売自由化範囲拡大に当たって配慮すべき重要な検討事項だと、このように私ども認識しております。このために、一気に完全自由化をするのではなくて、段階的に自由化をすることによりまして、今回はユニバーサルサービスの確...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  原子力発電等に関する投資は、言うまでもなく回収に長時間を要するため、小売自由化の進展に伴い、事業者が慎重になることが懸念をされているところであります。そうした中においても、引き続き原子力発電の推進を図ることができるように、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず最初にお断りしておきますのは、決して電事連の要望を丸のみをしたと、こういうことではございません。先ほどの御答弁で申し上げましたように、やはり原子力発電の推進というのは、制度改革の主たる目的でございます安定供給の確保あるいは環境への適合の視点から極めて...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 先ほど来御答弁をさせていただきましたけれども、私どもとしては、原子力というのはもちろん安全性を担保しなきゃいけませんし、国民の皆様方に納得をしていただくことが大切だと思います。  そういう意味でも、いわゆる提案の理由の中に六行を割かせていただきましたの...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 公営ガス事業者の事業運営の在り方につきまして、議員御指摘のとおり、官民役割分担の再構築でございますとか、あるいは経済活性化の観点から、今後は民営化も視野に入れて検討が求められる、このように私は認識をしております。  こうした中、先ほどの御答弁にもありま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 電源開発が民営化後、競争環境の中で自立的な経営を行っていくためには、御指摘のように、その基盤となる財務体質の強化が非常に重要でございまして、政府におきましては指定会社を通じた抜本的な自己資本増強等の措置を講ずることにいたしております。また、電源開発におき...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回の東京電力の一連の不正によりまして、関東圏の電力の需給というのが夏場大変な状況が想定されるわけです。これに向けて、今、絶対起こさないというそういう万全の措置を取っているところでございますが、ただ全国的に見ますと中部電力には余力がある、しかし周波数変換...全文を見る
06月04日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○平沼国務大臣 世界第二位の経済大国であります日本は、企業の数も圧倒的に多いわけでございまして、五百万社を下らない数があると言われております。そのうちの九九・七%が中小企業、こういうふうに言われておりまして、今先生御指摘のように、製造業の中でも、確かに比率は下がってきておりますけ...全文を見る
○平沼国務大臣 小池先生御指摘のとおり、創業支援ということは、新しいメニューも相当つくらせていただきまして、従来のいわゆる土地担保ですとか個人保証ですとか第三者保証なしに、事業計画に着目をして、そして創業の支援をする、こういう制度をつくらせていただいて、これは従来の十倍のスピード...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、例えば中国が労賃で比較しますと日本の二十五分の一、三十分の一、そういう中で、やはり製造拠点というものを特に中国に移す、海外に移転するということがここ十年非常に顕著でございました。例えば製造拠点移転率で見ますと、一九九〇年は六・四%ぐらいでしたのが、十年後に...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  これまでは、そういう意味では、確かに日本の体制というのはルーズな面もあったことは否めない、こう思っております。  私どもに関して申し上げますと、従来から、安全保障上の機微に属するそういう物品に関しましては、規制リストに基づいて厳格...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  現在、中小企業をめぐる環境というのは、デフレの進行でございます。それに伴って、海外移転の空洞化、こういうことで大変厳しい環境に置かれていることは事実でございまして、私どもとしては、しっかりとした対策を講じなければいかぬ、こういう基本...全文を見る
○平沼国務大臣 制定時の、昭和三十一年の御経験に基づくお話を大変重く受けとめさせていただきました。やはり、親子の関係がございますと、そこには大変強制力が働いたり、それから、そういう意味では、過度の力関係で言いたいことも言えない、こういう形で厳しい関係があるということも承知しており...全文を見る
○平沼国務大臣 現在の経済情勢のもとでは、建設業の下請中小企業というのは大変厳しい状況にあるということは、当然私どもも認識しております。  このため、こうした厳しい状況に直面している下請中小企業に対して支援を講ずるべく、下請中小企業振興法の改正案を今回提出させていただきましたが...全文を見る
○平沼国務大臣 かつて、明治新政府が太政官札というのを発行しまして、そして明治の勃興期の財政を賄って、それがハイパーインフレにならなかった、そういう事例も我々は経験しているということも承知しています。そういう中で、一つの有力な御提案だ、こういうふうに私は思わせていただいています。...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えをさせていただきます。  フランチャイズのシステムというのは、加盟者にとっては、本部からすぐれた商品や経営ノウハウ、こういったものの提供が受けられるようになる一方、これはもう先生が御専門ですから、ちょうちょう申し上げませんけれども、本部にとっては急速な多店...全文を見る
○平沼国務大臣 金田先生が、かねてからこのフランチャイズ契約に対して大変大きな問題意識を持って取り組んでおられることは、私もよく承知しておりますし、また私の部屋にも代表の方をお連れいただいて、その実情も聞かせていただきました。  それに基づいて、私なりに先ほど御答弁をさせていた...全文を見る
○平沼国務大臣 西川大臣政務官から御答弁したとおり、これはやはり事業者間の契約に基づいていると思います。ただ、力関係がありますからそういう事態が発生する。そういうことを防ぐためにも、我々は、いろいろ契約についてはパンフレット等もそれぞれのところに発行して、そして不利な契約を締結し...全文を見る
○平沼国務大臣 すべての例えばフランチャイズ、コンビニがすべてそういう危殆に瀕しているわけではありません。うまく経営しているところだってありますし、大いに発展をしているところもあるわけであります。  ですから、私は、そういうケースというものはやはり看過できない、そういうことは事...全文を見る
○平沼国務大臣 為替相場というのは、私の立場でそれを軽々に云々するということはいろいろな影響が出ますから、高い、安いということを明確にコメントすることは差し控えさせていただきたいと思っております。ブッシュ大統領が、強いドル、こういうことを発言して、最近百十六円ぐらいになっていたの...全文を見る
○平沼国務大臣 それは先ほどの御答弁でも、やはり立場がございまして、そうやって私の軽々な発言というものがいろいろ影響を与える、こういう可能性がございますから、繰り返しになりますけれども、やはり日本の実体経済の力を反映したところに落ちつくことが望ましいんではないか、私はこのように思...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、為替に対しては、私が直接にコミットする、担当する立場にはございません。ただ、先ほどの答弁につながりますけれども、日本というのは世界のGDPの一五%を占める、ある意味じゃ経済大国であります。  ですから、そういう意味で、一概にどっちに振れるかということも、輸...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、先ほどの答弁でも言わせていただいたところですけれども、構造改革というのはやらなければならない、このことはこれはどなたも共通していると思うんです。  今、人間の体にお例えになられましたけれども、言ってみれば、やはりこれは深刻な病巣が日本という体にできている。...全文を見る
○平沼国務大臣 りそな銀行に対する公的資金の注入ということに関しましては、自己資本比率というのがいわゆる監査法人等の監査によって四%を割り込んで二%台になる、ですから、これは、金融的に見ると一種の非常に厳しい状況だから、それを回避するための対策として公的資金注入が決まりました。 ...全文を見る
○平沼国務大臣 東京電力の一連の不正によりまして、大変残念なことでございますけれども、今、東京電力の十七基の原子力発電所のうち十六基が停止をしております。大変異常な事態になっております。  事業者も一生懸命、安全チェック、そして安全体制を整えてきているところでございまして、国も...全文を見る
○平沼国務大臣 今御審議いただいております共済制度というのは、日本の経済が右肩上がりのときに制度設計をいたしました。そういう中で、バブルが崩壊して、日本がデフレ基調になった。その中で、過去二回にわたって引き下げざるを得ない、そして今回三回目をお願いせざるを得ないという事態になって...全文を見る
○平沼国務大臣 下請中小企業といいますのは、もちろん、製造業におきましてはサポーティングインダストリーとして産業の基盤を形成して、世界が瞠目するような我が国の経済的な発展にその原動力として大いに寄与してきた、このように私どもは考えております。  また、現状の中で、近年は我が国の...全文を見る
○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  下請中小企業における経営上の二つの重要課題であります経営基盤の強化、それに親事業者との取引関係の改善、これに対して御指摘の下請振興法と下請代金法、これを制定してこれまで適切な運用に努めてきたところでございます。  先ほども触れさせ...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘の下請中小企業振興法第三条に基づく振興基準は、下請事業者がどのような努力を行うべきかを示すとともに、親事業者がそれに対してどのような協力を行うべきかを示したものであります。  経済産業省といたしましては、振興基準の周知を図るために、下請取引改善講習会等にお...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁で、私ども徹底を図ってきたところでございますけれども、親事業者に対しましても、私どもはさらに徹底をして、こういう下請いじめがないような、そういうことに努力をしていきたいと思っておりますし、また、今、西ドイツの例をお出しになられましたけれども、そういっ...全文を見る
○平沼国務大臣 勤務時間等がそういう過大なものになっている、そういうものが文書化されている、そういうことを今教えていただいたわけでありますけれども、そういう実態は私どもよく調査をし、そして荷主であるそういったところに指導していきたい、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 民間事業者間の取引につきましては、事業者間に取引上の地位の差があればあるほど下請事業者の側からの問題を提起しにくい、そういう事情があると思います。  このような中で、下請代金法といいますのは、優越的地位の乱用の可能性の高い取引につきまして、親事業者に一律に書面交...全文を見る
○平沼国務大臣 二〇〇二年の十二月二十日に日本経済団体連合会経済法規委員会の競争法部会から今御指摘のコメントが出ていたことは認識をしております。  下請代金法につきましては、下請取引の公正化を図ることは業界の健全な発達に不可欠なものとする考え方に立って、事業者が通常の事業活動を...全文を見る
○平沼国務大臣 日経連ではなくて日本経済団体連合会でございます。  私どもとしては、日本の経済というのは世界第二位でございまして、非常にすそ野が広くて、そのすそ野を受け持っていただいているのが中小企業ですから、私は、何も中小企業の皆様方の会合だけではなくて、テレビに出させていた...全文を見る
○平沼国務大臣 それぞれの団体を代表してのコメントですから、日本の経済運営にとって有用なコメントであれば当然私どもはそれは採用することにやぶさかじゃございませんし、これが、例えば親事業者あるいは下請業者、その関係をいたずらに損なうようなものであれば、それは採用しない。それは、広く...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第22号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  原子力は、安定供給の確保と環境への適合を図る上で優れたエネルギー源でございまして、今後ともエネルギー小国の我が国の基軸エネルギーであると、このように思っております。その推進のためには、これまで申し上げてまいりましたとおり、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今回の電力・ガス改革というのは、安定供給の確保を大前提として、ネットワーク部門の公平性、透明性の向上を図ること等によりまして供給システム全体を強化してまいり、需要家の選択肢の拡大を図るための各種の措置を講ずるものでございま...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  国内のガス供給の大宗を輸入で、しかもLNGで賄う日本にとりましては、供給源であるアジアや中東などの上流のLNGプロジェクトの円滑な開発というのが安定供給確保の観点から極めて重要であると、こういうふうに思っております。また、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘のように、LPガスは全国の約半数の世帯において使用されているほか、さらに工業用、自動車用等、広範な分野で使用されておりまして、御指摘のように国民生活に大変密着した重要なエネルギー源だと思っています。他方で、供給の約四分の三を輸入に依存しておりまして...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 藤原先生にお答えさせていただきます。  昨年策定されましたエネルギー政策基本法におきましては、エネルギー政策遂行上の基本方針が定められているところでございます。今回の制度改革に当たりましては、この基本方針に基づきまして、さらに、過去の制度改革の成果も踏...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  内閣府の、長いわけですけれども、物価安定政策会議特別部会報告におきましては、電気、ガス、鉄道、それから電気通信などのボトルネックの施設等へのアクセス改善のための方策について、OECDが提示をいたしました所有権の分離あるいは...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これも御指摘は非常に重要なことだと思っております。特に、バックエンドということが非常に重要な問題だと思っておりまして、これまで低レベル放射性廃棄物の処分につきましては、青森において着実に事業を実施をしてきております。高レベル放射性廃棄物の処分については、...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) いろいろ今後、いわゆる電力事業、これの検討の中では国の関与の仕方でございますとか、あるいは官民の負担の在り方等について議論をしていくことに相なると思います。  国としては、御指摘のように、原子力を推進するという基本はしっかりと持っていなければならないわ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今回、振替供給料金を廃止することにいたしましたのは、電気の安定供給を確保する観点から、広域的な電力取引を円滑化しまして全国の発電所の供給力を有効活用することが重要だと判断をしたことによるものでございます。振替供給料金の廃止は、原子力発電等が強みを発揮し得...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  一つは、今回の制度改革においては、全国の供給力を有効に活用し得るように広域流通の活性化を図ることとしておりまして、なお小売分野におきましては部分自由化を前提としております。その下で、係る一般電気事業者に供給区域内の規制需要...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だったと思っております。  衆議院の経済産業委員会では、先週やっぱり暑い日がありまして、皆さん方は上着を、委員長率先して上着を脱いで審議をさせていただいた、そういう実績がございます。そのときも同様の御意見がありまして、いっそのことネクタ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 節電につきましては、本当にいろいろな形で取組をしなければならないと思っております。  まず、当省自身が率先行動といたしましては、エレベーターの一部停止でございますとか昼休みの一斉消灯、節電を実施しておりまして、これは他省庁にもこれ広げてやらせていただい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) そのとおり大変大切なことだと思っております。立地地域と消費地域との相互理解、これは私どもも非常に重要だと思って認識しておりまして、相互理解を進める上でまず必要なのは、電力消費地域における電力や原子力についての認識だと思っております。  今般の自主点検の...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 石炭火力発電についてのお尋ねでございます。  燃焼時に生じる硫黄酸化物でございますとか窒素酸化物については、千速会長が言われたとおり、各事業者において積極的な環境対策が施されている結果、非常にかなり低くその排出が抑えられております。SOxについては最新...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) カリフォルニアの電力危機に関しましては、平成十三年に現地に調査団を派遣をいたしまして評価をさせていただいた結果、複合的な要因が絡み合って生じたと、こういうふうに評価が出ているところでございます。  具体的には、もうこれ先生御承知だと思いますけれども、I...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経済産業省といたしましては、中小の都市ガス事業者につきましては、天然ガスの導入を支援するために低利の融資、税制上の優遇措置、こういったことを講じてまいりました。今後とも、これらの各般の施策を進めながら、供給基盤の整備や効率的な供給の確保に努めていきたいと...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 経年管に係る取組といたしましては、平成八年一月から、省令におきまして土中埋設部への白ガス管の新規使用を御指摘のように今禁止をしてきております。  しかしながら、禁止時に既に埋設されていた導管が多数存在をしておりまして、昨年の三月末時点におきましても、本...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) これは先ほど来の御答弁で、その安全性にかんがみまして指導を強化をして、我々も検査等、それから連絡を密にしてやっているところでございまして、更にこれはしっかり徹底していかなければならない、こういうふうに思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今御指摘のように、平成十三年の九月に総務省が行った行政評価・監視結果報告書において、全国で約二千の都市ガス事業者のうち七十事業者を抽出をしまして調査した結果、今御指摘のようなそういう調査結果が出たわけでございます。  我々としては、原子力安全・保安院か...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、このガスというのは、その取扱いを間違えたり、またそういう腐食管等において事故が発生した場合には、大変大きな、人命を損なう、そういう事故につながりますから、これは決してなおざりにすべきではないと思っております。  そして、今、東京ガスの具体例で四...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 私も、今正に緒方先生御指摘のように、初めて率直に申し上げてそういう事例を聞かせていただきました。  いろいろ、技術的な見地だとかいろいろ、よく私、まだ分かりませんけれども、その背景にはあったかもしれません。そういったことも含めまして、私はよく調査をさせ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 需要家の敷地内にあるそういう老朽管、老朽化した内管の改善を進めるためには、取替えの必要性については、その保有する需要家の理解を得ることが必要であり、そのための取組というのは先ほど保安院長からもるる御説明したとおり一生懸命やっているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変重要な御指摘だと思っておりますので、私どもとしては先ほど御答弁したように一生懸命取り組んでいかなきゃいかぬと思っております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 広野先生から何回か同様の趣旨の御意見がございました。  今回の東京電力の不正事件に端を発する電力の需給のインバランスの問題で、例えば非常に余力がある中部電力から御指摘のように九十万キロワットしか来ない、こういうことを考えますと、やっぱり危機管理上そうい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  今般の制度改革におきましては、エネルギー政策基本法に基づきまして、安定供給とそれから環境への適合、これを図ることにしておりまして、その下で需要家の選択肢の拡大を図って電気事業の更なる効率化を促すことにしております。  コ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) やっぱり、今、広野先生御指摘のように、LPGというのはもう半数が家庭用に入ってきているわけでございますし、いろんな利用も、燃料電池のこともお話になられましたけれども、そういったことも含めていろいろ考えられるわけです。  現在、LPガスというのは輸入の約...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を尊重し、実施に努めてまいりたいと考えております。  ありがとうございました。
06月11日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○平沼国務大臣 確かに御指摘のとおり、政府系金融機関の中小企業向け貸し出しというのは、民間の金融機関というのは話にならないぐらい減少しているわけですけれども、それでも前年に比して、これは十四年末に比しまして二・六%下がっているわけでございます。これは、やはり総体的には、不安定な今...全文を見る
○平沼国務大臣 経済財政諮問会議の場でも、実は委員の相当程度の人数の方々から、やはりあくまでも官は民の補完に徹して、民でできることは極力民に任せるべきだから、政府系金融機関というのは廃止すべきだ、こういう声が出たことは事実です。  その中で、やはり今の経済状況からいって、これを...全文を見る
○平沼国務大臣 ちょっと前の御質問について、大変厳しい経済状況の中で、生命保険が三%でこちらが一%、確かに御指摘の点はあると思うのですが、これはもう松野先生よく御承知のように、生命保険の場合には死亡という形で、この長寿社会の中で、死亡に対するそこのところに余裕が、死亡で余裕が出る...全文を見る
○平沼国務大臣 それぞれ事業団の役職員は、今御指摘のように、本当に零細な企業の方々の掛金で、そして共済制度ができておりますし、また、国としても税金の面でいろいろカバーをしている、そういう中で一生懸命努力をしていることは間違いない、こういうふうに私は思っています。  しかし、先ほ...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、御指摘のように、役職員十一名のうち八名が官庁出身でございまして、そして、御指摘のような、例えば理事長の後に副理事長が滑り込んで、同じ役所でやる、こういうことが続いていることは事実です。  ですから、それぞれの人の経歴を見ますと、例えば当省の場合には、中小...全文を見る
○平沼国務大臣 最初の部分で、警察庁からも入ってきて、主に管理、そういう部分をやっている、こういう御指摘がありました。これは、やはり多額の金銭を預かる、それから管理を非常に厳正にしなきゃいけない、そういうような観点で、そういう出身者を、能力を買って私は雇っていると思っております。...全文を見る
○平沼国務大臣 詳細にはわかりませんけれども、百三十万から百四十万ぐらいの感じじゃないかと思います。
○平沼国務大臣 これも詳細は承知しておりませんが、大体三千万以上ぐらいではないかなというような感じがいたします。
○平沼国務大臣 これは確かに、今御指摘のように、給与体系なんというのは非常に高い、そういう世間の常識から見ると高い、こういうことになっている、それは事実だと私は思います。  しかし、やはり今の公務員のいわゆる就業体系というものも見ますと、やはり高齢化社会になってきて、五十歳前後...全文を見る
○平沼国務大臣 その御指摘の点は重く受けとめさせていただいて、やはり国民の皆様方が納得するそういう体制をつくることは私は必要だ、こういうふうに思います。
○平沼国務大臣 この経済産業委員会でも、何人もの委員の先生方から、責任者たる私が現地に行ってよく話し合いをすべきである、こういう御指摘をいただいておりました。もとより私も、当初からそういう気持ちを持っておりました。今回は、地元の皆様方のそういう御理解と御要望を踏まえて訪問をさせて...全文を見る
○平沼国務大臣 私は、当初お伺いするときは、そういう意味では大変な御迷惑と心配をおかけしていましたから、実は相当強いそういう御批判の声ですとかいろいろな御意見が出るんじゃないか、こう思っておりましたけれども、皆様方は大変冷静に私の話を聞きとめてくださいました。しかし、安全と安心と...全文を見る
○平沼国務大臣 東京電力は、十七基の原子力発電所を有しています。そのうち七基が新潟でございまして、十基は福島県が受け持っていただいています。ですから、福島も同様大変御協力をいただいているところでございますから、私も従来から、地元の方々が、平沼出てこい、こういうことであれば、いつい...全文を見る
○平沼国務大臣 何度か答弁で申させていただきましたけれども、やはり、一方においては国の基幹的なエネルギーとして推進をしていく、その際には、やはり推進する側が責任を持たせていただかなければいけない、そういう意味では、原子力安全・保安院、ここもしっかりと携わる。しかし同時に、やはりこ...全文を見る
○平沼国務大臣 やはりいろいろ御議論していただくことは大事だと思います。しかし、法改正もそういう形で強化させていただきましたし、やはり推進をしながら安全を保っていく、こういうことでありますと、私どもとしては、今のシステムでしっかりとやらせていただく、こういうことでございます。
○平沼国務大臣 小泉総理が、やはり構造改革なくして景気は回復はしない、これは私は真理だと思っています。日本のいわゆる、ある意味では制度疲労が起こって、いろいろな意味で構造上の問題が起こっております。その一番顕著な例は不良債権の問題があります。ですから、これはこれでしっかりと処理を...全文を見る
○平沼国務大臣 田中先生が韓国の例で一点集中、こういう例示をお出しになられました。確かにサムスンを初めとして、液晶あるいは半導体、こういったところで実績を上げていることは事実です。私どももITに関しては、もうこれはまさに釈迦に説法で恐縮でございますけれども、IT戦略会議の中で、集...全文を見る
○平沼国務大臣 いろいろな御意見があり、福島県の知事もいわゆる分離案を打ち出されているということも私よく承知しています。  先ほど鈴木先生のときの御答弁で答弁させていただきましたけれども、繰り返しになって恐縮ですけれども、やはり我々としては、この原子力というのは基幹エネルギーと...全文を見る
○平沼国務大臣 先生御指摘のとおり、最近は非常にサービス部門が大きくなってまいりまして、GDPに占める割合、あるいは消費に占める割合も七割ぐらいに相なってきております。  しかし、製造業というのは、やはり輸出立国の日本の非常に大きな原動力になっているところでございまして、大きな...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、近年、生産の拠点の海外移転というのが数字的には非常に大きくなってきておりまして、一九九〇年はわずか六・四%だったんですが、十年後、それが一六%台になった。これはやはり深刻な数字だと思っています。  そういう意味で、一つは、やはり海外移転という、特に中国へ...全文を見る
○平沼国務大臣 この借りかえ制度、二月十日からスタートいたしておりまして、既に十三万二千件で、実績も二兆円を超える、こういうところまで参りました。今お話にもありましたように、大変喜んでいただいている、そういったところは私どもとしても非常によかったと思っているのですが、一方、今御指...全文を見る
○平沼国務大臣 一般論として申し上げますと、今、非常に経済状況が悪いというようなことがそういう厳しい価格に反映されているという面があると思っております。しかし、官公需法によって、特に中小企業に対しては、価格設定等やはり配慮をすべきだ、こういうことに相なっているわけですから、私ども...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 中川先生にお答えさせていただきます。  原子力というのは安全性をいかに担保し、そして国民の皆様方の信頼を確保するということが大前提だと思っています。そういう意味で、御指摘のように本当にこの事故、あるいは今、東電の問題でも不正の記述、記載、虚偽の報告等で...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) まず、この「もんじゅ」のことについて申し上げさせていただきますと、この「もんじゅ」の原子炉設置許可というのは、当時の科学技術庁において昭和五十八年の五月二十七日に許可をしているわけでございますけれども、この設置許可を行うに先立ちまして、当時、科学技術庁に...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の核燃料サイクルを含む原子力の推進というのは国のエネルギー政策の重要な基軸でございます。これは非常に私どもも重要度が高いと、このように認識しているところであります。  諸外国を見ますと、国の関与の仕方については各国の事情により様々なものがあります...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 今、我が国には、中川先生もよく御承知のように、五十二基の原子力発電、原子炉があります、五十二基。そして、電力の三割強、東京は電力の四割、大阪に至っては電力の五割以上を原子力で賄っているというのが現状でございまして、大変大切な燃料だと思っています。  原...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 簡単に、私、お話をさせていただきたいと思います。  前の経済産業委員会でも、広野先生から同様の趣旨の御質問をいただきました。これは受益者負担の下でやはり二つございますけれども、その歳出対象は明確に区分されています。  経済産業委員会の御答弁でも申し上...全文を見る
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○平沼国務大臣 お答えさせていただきます。  確かに若年の失業問題というのは非常に深刻でございまして、若年失業者といいますと大体十五歳から二十四歳、この失業率が一〇%あります。特に四月は、これは一二%という深刻な数字になっておりまして、私どもはこれを踏まえて、今御指摘のように、...全文を見る
○平沼国務大臣 大変重要な御指摘でございまして、国としてもこれは非常に今意欲的にやっておりまして、予算も、八十七億前年度をふやしまして、三百七億投入して今やっております。  そして、定置型の燃料電池についての御言及でございますけれども、二〇〇五年までは実証段階で、今非常に技術的...全文を見る
06月25日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(平沼赳夫君) お答えをさせていただきます。  電子政府というのは、単なるIT化ということじゃなくて、いかに効率的に、そして簡素化をして、そして国民に対する便益をスピーディーに、そしてコストも掛からないでやるか、これが眼目だと思っております。そういう観点で、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 確かに、それぞれの政治家の地元のお話もございまして、私の地元もやはり空洞化という形で大変大きなダメージを受けていることは事実です。統計的に見ましても、一九九〇年、これを起点といたしますと、製造拠点の移転率というのは六%台であったものが二〇〇〇年には一七%...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 人民元というのは、一九九四年からドル固定に相なっております。そういう中で、例えば象徴的な数字では、一九九四年、中国は輸出を三〇%以上伸ばし、その傾向が、年によってはフラクチュエートがありますけれども、大体続いております。また、生産拠点の移転率もさっき言っ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 相対的に言って、自己資本の比率というのは、私どもは細かいデータは今ちょっと持っておりませんけれども、日本の中小企業の自己資本比率はアメリカに比べて低いと、こういうふうに認識しております。
○国務大臣(平沼赳夫君) 今のいろいろ御議論を聞いておりまして、確かに中小企業に対しては、土地の資産価格が目減りをしたからそれによって会計上厳しいということはないと思うんですけれども、銀行の貸出しのときに、土地資産が目減りをしていたら追い担保をよこせとか、そういう非常に厳しい状況...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変御評価をいただいて恐縮をしておりますけれども、大門先生が、やはり大変お困りのそういうテナントの皆さん方と私の部屋に来ていただきました。そういう中で、大変厳しい実情というのを承りまして、私どもとしても、やはり経済が右肩上がりのときは大家であるディベロッ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 本当にお困りの方々は、善意でそして一生懸命業に励んだ方々が大変厳しい目に立たされているわけですから、私どもはそういう立場をよく踏まえながらこれからも引き続きしっかりとフォローをしていかなきゃいかぬと、こういうふうに思います。
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、今中小企業を取り巻く環境というのは非常に厳しいわけでございまして、倒産件数も多い、そして今御指摘のいわゆる経営者の自殺という問題も非常に大きいわけでございまして、特に中小企業の経営者の自殺というのは、例えば法務省の統計によりますと、昨年は四千百とい...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変そういう個人保証、そしてまた一度倒産をしてしまったら再起できないと、こういうのが今の日本の現状にあります。平成十三年の中小企業白書によりますと、実は一度失敗した人の方が業を起こした場合に成功率が高いと。というのは、それはやっぱり失敗体験が生かされると...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 不良債権の処理が加速化するに当たりまして、やはり非常に雇用の問題も深刻になります。今先生からそういう例が出されたわけであります。ですから、そういう意味では、やはり雇用のセーフティーネットをいかに張るか、そして御指摘のワークシェアリングというのも非常に私は...全文を見る
06月30日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○国務大臣(平沼赳夫君) 政府系金融機関等による公的資金の供給に関する政策評価の御審議に当たり、商工組合中央金庫、中小企業金融公庫及び中小企業総合事業団信用保険部門の現状及び今後の方針について御説明申し上げます。  まず、商工組合中央金庫について御説明いたします。商工組合中央金...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  中小企業金融にかかわる指標がございます。中小企業の資金繰りや金融機関の貸出し態度というのは、この指標を見ておりますと依然として厳しい水準にあると、このように認識しております。例えば、具体的に申し上げますと、資金繰りDI、こ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) お答えさせていただきます。  政策金融につきましては、現下の厳しい金融経済情勢にかんがみれば、当分の間は、御指摘のようにセーフティーネット貸付け等を積極的に行うことによりまして、一定のリスクを取りつつ中小企業の手元の流動性の確保を円滑化していく、このこ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 中小企業再生支援協議会においては、債権放棄を含む再生計画の作成を支援する場合には、例えば債権放棄の金額が合理的であり、複数の債権者間での負担割合も合理的であるなど、関係者の合意を得られる再生計画案が作成されるよう支援をしていくことになると、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) もう大変鈴木先生から重要な御指摘をいただいたと思っています。  日本には企業の数というのは、正確な統計というのは日々変化していますけれども、五百万あるんじゃないかと、こういうふうに言われています、大体五百万社。その九九・七%が中小零細企業、こういうわけ...全文を見る
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、今日は鈴木先生から重要な御指摘幾つもいただきました。いずれも私ども必要なことだと思っておりまして、やっぱり中小企業は、繰り返しになりますけれども、日本経済を支えていただいている基盤でございますから、今、民間が非常に厳しい中で、政府でできることは全力...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○平沼国務大臣 環境大臣とほぼ同じ答弁になると思うんですけれども、経済産業省といたしましては、産業部門における地球温暖化対策を進めていく上では、民間事業者への過度な規制とならずに、経済の活性化や雇用創出にもつながるように、産業界の創意工夫を生かした自主的な取り組みを促進することが...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘のとおり、省エネ法に基づきまして、一定量以上のエネルギーを使用する工場等などから、毎年度、エネルギーの使用状況に関する定期報告を受けているところでございます。  この定期報告というのは、各工場のエネルギー使用量やエネルギー使用効率の改善状況等を国が把握する...全文を見る
○平沼国務大臣 先ほどの御答弁に我々の考え方は尽きるわけでありますけれども、やはり二十一世紀というのは人類がいかにこの環境を大切に守っていくか、こういう大前提があるわけですから、そういう大前提の中で、私どもは今の御指摘も踏まえてしっかりと考えていくべきだ、このように思っております...全文を見る
○平沼国務大臣 この環境報告書というのを発行している企業数というのは、二〇〇二年度の環境白書によりますと六百三十三社ございます。御指摘のとおり、現在は九社でございますけれども、私どもとしては、順次、掲載企業を増加させるべく鋭意作業を今進めているところでございまして、これは増加をさ...全文を見る
○平沼国務大臣 今、議員立法でお進めいただいているということは、私どもとしても、ある意味では心強いことだ、このように思っております。  ただ、議員の立法でございますので、最終的にはこれは立法府の御判断、こういうことでございますけれども、議員の皆様方でそういったいろいろな問題点に...全文を見る
○平沼国務大臣 現行の外為法の第四十八条に基づきまして輸出に係る経済制裁を発動するためには、御指摘のように、国際的な協調体制のもとに、我が国が同調しないことによる当該国、これは例えば、日米関係であれば米国であるわけでございますけれども、その当該国との信頼関係の喪失が、外国貿易及び...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○平沼国務大臣 通産省とおっしゃいましたけれども、経済産業省でございますが、現在、経済産業省の通商政策局の企画官が一名、それから民間人が三人、これが、連合の暫定施政当局に比較的安全だと言われているバスラに行っているわけであります。さらに民間の方からも希望があるやに聞いておりますけ...全文を見る
○平沼国務大臣 それではお答えをさせていただきますが、これは、広義に解釈すれば外務省の職員、そういう中で行っているということは御了解をいただきたい。(末松委員「民間人というのは違うんだな」と呼ぶ)民間人は、やはり政府職員という一つのくくりの中で行っている、こういうことです。
○平沼国務大臣 今米国の例の御紹介がありましたけれども、今現地というのは、先ほど来の御討議に出ていますように、非常に治安状況がよくないし、また、いろいろ問題もあるところであります。  ただ、今後の問題に関しては、やはり七〇年代から八〇年代に関して、相当、通信でありますとか医療で...全文を見る
○平沼国務大臣 現在のイラクというのは、御指摘の貿易保険に関する多額の延滞債務を負っている、こういう事実があります。元本と利息で約三十六億三千万ドル、四千三百三十億円、こういう巨額なものがありまして、これに相当額のいわゆる遅延損金等が加算される、これだけ巨額のものがあるわけです。...全文を見る
○平沼国務大臣 御指摘がございましたアザデガン油田というのは、ちょうど二〇〇〇年の十一月に私どもは優先交渉権を獲得いたしまして、そして民間コンソーシアムが結成されて、締結に向けてずっと努力を継続中のことであります。  そういう中で、今イランの大量破壊兵器の問題ですとか原子力の問...全文を見る
○平沼国務大臣 私どもといたしましては、日本のエネルギーの安定供給にとっては非常に重要な案件だと思いますので、民間のコンソーシアムが今一生懸命交渉をしておりますから、そういった中で、外交交渉ですから、多くは私はここでは申す立場にないわけですけれども、言うべきこと、やるべきこと、そ...全文を見る
07月14日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○平沼国務大臣 山名先生に答弁をさせていただきます。  御指摘の、助成という、これは三十億の枠で今年度やることにいたしておりまして、説明会を先般いたしましたところ、二千人の方々が来られまして、そして具体的には六百件の応募がございました。今月末に私どもはこれを絞り込んでしっかりと...全文を見る
○平沼国務大臣 確かに、繊維製造業者の方々は、下請関係にあって非常に中小零細の方々が多いわけであります。そういう意味では非常に皆さん、厳しい局面に立っておられるわけでございまして、私どもとしては今の基金を取り崩してきめ細かく対応していく、そういう中で、複数の事業者の方々が共同して...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○平沼国務大臣 本来支払われるべき賃金が支払われないというのがサービス残業、こういうふうに言われています。したがいまして、私どもというのは、そういう私の所管している卸売、小売、あるいはサービス、こういったところに多いということは承知をしておりまして、私どもとしては、こういう実態の...全文を見る