平野貞夫

ひらのさだお



当選回数回

平野貞夫の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月25日第126回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○平野貞夫君 昨年七月の選挙で高知県選挙区から出てまいりました平野でございます。  三十三年間衆議院事務局に勤めておりました関係で、国会議員の方々の質問のお手伝いとか、政府の方々の答弁の御相談には乗った経験ありますが、自分で質問することは初めてでございます。何となく今でも場違い...全文を見る
○平野貞夫君 実は私、この二十年の間に衆議院の事務局で政治倫理、国会改革を中心とする政治改革の仕事をやっておりました。率直に申しまして、その間政治改革が国民の皆様から見てこれはやったと、こういう成果が上がったのは一つもないと思っております。一方で、商法の改正というのはかなり精力的...全文を見る
○平野貞夫君 大変大事な微妙な時期にここまで御決意、お話をちょうだいいただけましたこと感謝します。  しつこいようでございますが、もうこのような聞き方はいたしませんが、政治改革に対して一般的な考え方についてもう少しお尋ねしてみたいと思います。御感想を言っていただけるだけでも結構...全文を見る
○平野貞夫君 商法の改正でございますので余りこのことを取り上げるわけにもいきませんですが、率直に言いまして、やっぱり政治改革に消極的な政治家もたくさんいらっしゃいます。  そこで、今なぜ政治改革が必要かということについては今さらここで論じるつもりはございませんが、余り論議されて...全文を見る
○平野貞夫君 ただいま副総理から、国会が自浄能力を失ったとき大変なことになる、こういうお話でございましたのですが、私はこの政治腐敗の現実的な解決策としては、もちろん国会の自浄能力を尊重した厳しい規制、法律の整備が必要だと思いますが、しかしやはり法制度の整備では限界があると思います...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  あと一点だけ政治改革について触れさせていただきたいと思います。  やはり、現在議論されております政治改革の根本は、冷戦の崩壊という世界史的な激動をどうとらえるかという問題が根本にあると思います。率直に申しまして、イデオロギーによる政治の...全文を見る
○平野貞夫君 先ほど来の議論の中にも監査役制度の改正への疑問といいますか、目的が不明確だとかあるいは哲学がないという御指摘があったようでございますが、私は根本的にはやはり現行商法の性格にあるのではないかという感じがするわけでございます。  ただいまの民事局長のお話にもありました...全文を見る
○平野貞夫君 私は、この商法というのを学生時代に点数をもらったことはございますが、全く記憶を失っておったわけでございます。ただ一つ商法で記憶していましたことは、たしか本かなんかだったと思いますが、田中耕太郎博士が商法を非常におもしろいことに例えておったことを記憶しております。 ...全文を見る
○平野貞夫君 質問ではございませんが、要望を後藤田法務大臣にお願いしておきたいんです。  私、現在の日本の法学教育、法律教育、これは法務省自身の問題ではなく文部省あるいは日本の社会全体の問題かもしれませんですが、戦後特に法律技術論の教育に偏り過ぎているのではないか。法学の根本、...全文を見る
08月31日第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○平野貞夫君 新生党の平野でございます。  最初に、さきの北海道南西沖地震、南九州の豪雨、また三年目に入りました島原雲仙・普賢岳の噴火で亡くなられた方々、御遺族、被災された方々、さらに先日の台風十一号で被災を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。  時間が限られており...全文を見る
○平野貞夫君 大臣、しつこいようですけれども、連立政権というのは外交、防衛についてはこれまでの政策を継承するということになっておるんですが、災害対策についてはこの合意には拘束されないはずですから、これまでの政策を超えてひとつ画期的な対策を展開しないとなかなか連立政権もやっていけな...全文を見る
○平野貞夫君 そうすると、国土庁としては特別に立法する必要ないというお考えだったのでございますか。
○平野貞夫君 私は、仮に現行制度の拡充、拡大あるいは予算措置であってもあのときに立法すべきだったと思います。それはいろいろな特別立法の形はあったと思います。立法できなかったのは、これは一つは政府の責任だけじゃなくて国会にも責任があると思う。  やっぱり災害というのは、現行制度の...全文を見る
○平野貞夫君 雲仙岳の災害はかなり歴史的な悲劇でございますが、そういうふうに皆さんのお知恵で新しい仕組みができているということは結構なことだと思います。ますます国側としてあるいは国会側としてどう対応するかということが今後の問題だと思います。  災害の質も変化しておりますが、同時...全文を見る
○平野貞夫君 防災局長、私、素人の思いつきでまことに恐縮でございますが、極めて壊滅的で長期的な災害、例えば今度の島原とか奥尻島とか鹿児島のシラス、こういったものを激甚災害の指定というので財政援助をやるという方法はあるんですが、特殊災害というような指定をして、主としてそこで被災をこ...全文を見る
○平野貞夫君 これは大臣、局長に申し上げるわけじゃございませんが、実は昭和四十七年に天草で集中豪雨が起こりまして、これはもちろん災害対策基本法も激甚法もあったころですが、特別立法として集団移転法をつくったわけでございます。このときにも随分政府は反対しました。それから昭和四十八年に...全文を見る
11月02日第128回国会 参議院 法務委員会 第1号
議事録を見る
○平野貞夫君 新生党の平野でございます。  御承知のように、細川連立内閣が誕生しまして政権が交代しまして、そして三ケ月法務大臣が起用されて御就任いただいたわけでございますが、連立政権というのは、国民からの期待と同時に不安感も率直に言ってあると思います。その中で、三ケ月大臣の御就...全文を見る
○平野貞夫君 細川連立政権というのは軟構造でございます。史上最強の野党を擁しております。しかし、午前中の下稲葉先生の御発言どおり、協力するにやぶさかでないという、特に法務行政にはそういう温かいお言葉をいただいておりますので、私たちも一生懸命頑張っていきたいと思います。  大臣の...全文を見る
○平野貞夫君 午前中の御質疑の中にもありましたのですが、日弁連という組織の性格の問題もあると思いますが、この報告書が提出された後の法務当局あるいは日弁連、対立があるとは思いませんが、多少ニュアンスの産みたいなものはあるやに聞いております。今後この二点の問題について、どういうふうな...全文を見る
○平野貞夫君 時間が参りましたのでこれで終わりますが、最後に、繰り返しますが、連立与党の大臣というより国民の大臣でございます。我々も大臣が適正な法務行政が遂行できますように力いっぱい協力したいと思います。どうかひとつ頑張っていただきたいと思います。  終わります。