平野貞夫

ひらのさだお



当選回数回

平野貞夫の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月05日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第6号
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○平野貞夫君 明けまして御苦労さまでございます。日本新党、新生党、民主改革連合を代表いたしまして質問いたします。私は、国会の質問が三度目でございまして、全閣僚出席という、こういう神々しい場では正直に言いまして上がっております。御無礼がございましたらお許しいただきたいと思います。 ...全文を見る
○平野貞夫君 大変かたい決意を高く評価します。  さて、四法案の総論各論にわたりまして質疑をいたしたいのでございますが、時間の関係で私は政治改革関連法案をめぐる参議院のあり方、特に憲法五十九条との関係に絞ってお尋ねしたいと思います。  御承知のように、修正政府案は十一月十八日...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  少し私、説明員的に、補足と言ったら失礼になりますが、勉強したことを披露させていただきますと、要するに、憲法は国家意思の決定機関として衆参両院議院を設けた、それが国会である。その基本的仕組みは、明治憲法下の帝国議会における貴族院と衆議院の関係、これ...全文を見る
○平野貞夫君 明快な回答ありがとうございました。  憲法の提案というのはたしか政府提出でございましたので内閣法制局にお尋ねしますが、この参議院否決とみなす認定期間六十日とした理由、これについて御説明いただければありがたいんですが。
○平野貞夫君 大変模範的な答弁をいただきましたんですが、憲法制定議会の会議録を読んでみますと、当時自由党の北令吉議員が衆議院の本会議で、六十日は長過ぎる、二十日、二週間、三週間、これぐらいにしたらどうかという意見があったんです。これに対して金森さんは、民主政治は得心の政治である、...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  実はこれにつきまして、大臣の方々は懐かしい本だと思いますが、佐藤功さんのポケットという憲法の注書き、この中の憲法五十九条四項の説明の中に、この国会法改正の理由を佐藤功さんなりに解釈しております。御承知のように、金森大臣を助けて憲法制定の実...全文を見る
○平野貞夫君 それでは、もう一つ続けてお尋ねしますが、衆議院がこのみなし否決を議決し五十九条三項で両院協議会を開くようになった場合に、これは貴族院の修正で追加されたと言われていますが、一つは、成案ができなかった場合、衆議院は五十九条二項により衆議院送付案を再議決できるかどうか、二...全文を見る
○平野貞夫君 憲法の解釈にこれは非常に重要な条項で、かくもやはりまだ学説が分かれておる、固定されてないという非常に大きな問題があるわけですが、無理に追っかけませんが、私の勉強したところでは再議決可能という意見が強いと思います。  現実の問題としては、衆議院自身が再議決権をどう考...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  御説明の事例は、衆議院先例集、参議院先例録にそれぞれ収録されている事例でございます。憲法に規定されていることを適切に実行するための憲法先例としてきちんと位置づけられているものでございます。  昭和二十七年、十三回国会の例を調べますと、当...全文を見る
○平野貞夫君 一般論としての御見解だと思いますが、決して私はこれを望みませんが、万が一憲法五十九条四項が適用され、憲法附属法規と言われる国会法、それから両院協議会規程などによりまして手続が進むことになった場合、ただいまの一般論は当然に憲法遵守を義務づけられております国会議員にも適...全文を見る
○平野貞夫君 政治改革担当の法律家でもあられます山花大臣に、ちょっと突然で恐縮ですが、御感想を。
○平野貞夫君 今、山花大臣から運用でもってどうするか、こういう御発言がございましたが、私が申し上げたいことは、四十年近い五五年体制の中でならされた政治慣行、伝統、権威、そういったものが時としては憲法本来の機能や権限を曲げてというと大変オーバーになりますが、あるいは人間の骨がちょっ...全文を見る
01月11日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第10号
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○平野貞夫君 参考人の方々には貴重な御意見をまことにありがとうございました。  前田参考人には参議院事務局にお勤めのころからいろいろ御指導をいただいておりますので、本日の質問は遠慮させていただきます。  まず、蒲島参考人にお尋ねいたしますが、昨年七月の日本人のイデオロギーの調...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。要するに、国民、有権者の意識というのは、政策面でも運営面でもまあ仲よくやれと、こういうのが先生の調査の結果だと理解いたします。  志田参考人にお尋ねいたしますが、志田参考人の御意見、それから共産党の先生方の大変何といいますか理論的な意見を聞いています...全文を見る
○平野貞夫君 六〇年安保のときに大変国会はもめました。そのときに丸山真男先生が朝日新聞に、議会政治の機能としての代表機能と教育機能という、このバランスを議会政治はとらなきゃだめだという非常に大事な論文を載せられたんですが、この教育機能というのが国民を説得し意見を集約するという意味...全文を見る
○平野貞夫君 一言、委員長お願いします。
○平野貞夫君 民意の反映だけを考えた選挙制度はファシズムかアナーキズムを必ず招くと思います。  以上で終わります。(拍手)
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○平野貞夫君 第一班につきまして御報告いたします。  派遣委員は、上野委員長、松浦理事、吉川理事、佐藤委員、会田委員、続委員及び私、平野の七名で、昨十八日、福島市において地方公聴会を開催し、六名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。  まず、公述の要旨を...全文を見る
○平野貞夫君 日本新党、新生党、民主改革連合を代表いたしまして、十分間の締めくくり総括質疑を行いたいと思います。  ということでございますので、政府側、特に山花政治改革担当大臣と佐藤自治大臣に一つお願いを込めた意見を申し上げまして、あと共産党案の提出者である橋本議員に二点お尋ね...全文を見る
○平野貞夫君 公述人の皆様には、貴重な御意見をありがとうございました。  最初に御理解をちょうだいいたしたいんですが、新聞の報道であした委員長職権で質疑終局云々ということで大変おしかりをちょうだいいたしまして、何のための地方公聴会かという御指摘でございます。御指摘はごもっともだ...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  先ほど会田先生とちょっとこそこそ話しをしておったんですが、私は当選してきたばかりでよくわかりませんですが、地方の方に無所属の議員が多いということのお話もありましたんですが、実は隠れ党員というのも結構おりまして、そういう存在をどうするかとい...全文を見る
○平野貞夫君 子供からの民主主義教育、民主政治教育が必要ではないか、こういうことです。
○平野貞夫君 ありがとうございました。
06月20日第129回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○平野貞夫君 新緑風会の平野でございます。  中井大臣には御就任まことにおめでとうございます。  きょう、昼休みに本会議が持たれております関係で、質問を一つに限定して、せっかくの所信表明に対してでございますので、お尋ねしたいと思います。  大臣は、所信表明で法務行政に課せら...全文を見る
○平野貞夫君 大臣の御心境はよくわかりますが、所信表明にもありましたように、最近の犯罪の傾向が凶悪化しているということ、それから暴力団関係の事犯というものが非常に多くなっているということ、そういったことからいたしましても法秩序維持というのは殊のほか難しくなっておるのではないかと思...全文を見る
○平野貞夫君 質問は終わりますが、一方、やはり人権、この問題に対しても十分な御配慮もいただきたいと思います。  なお、私、中井大臣のお父さんの下で仕事をしたことがございまして、お父さんは地震対策について画期的な政策を出された方でございます。どうかひとつ大臣も大臣就任中に、小さい...全文を見る
06月22日第129回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○平野貞夫君 味村会長代理に二点お尋ねいたします。  第一点は、この審議会は法律で定めた第三者機関で、いわば国会が区割りの勧告をお願いしているわけでございます。きょうの中間報告は、区割り基準が決まった段階で具体的な区割り作成に入る前にその基準についての考え方を聞かせてもらうとい...全文を見る
○平野貞夫君 国会の立場も踏まえた大変ありがたい答弁でございました。  次に、先ほども議論になっておりました人口基準の問題でございます。三分の二から三分の四というこの問題。下限につきましては、一人均等配分した結果どうしても下回る選挙区が生ずるということは私はやむを得ないと思うん...全文を見る
○平野貞夫君 羽田総理に要望いたしたいんですが、今回の政治改革はいわば第一次改革という意味があると思います。参議院の選挙改革それから国会運営の改革初め、行財政改革、経済改革、ポスト冷戦下、改革しなければならない問題は山積しております。国際社会は日本の改革、特に国際協調ができる国会...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございました。終わります。
07月18日第130回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第1号
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○平野貞夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
09月30日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第1号
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○平野貞夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月08日第131回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○平野貞夫君 短い時間でございますので、三つぐらい用意した質問を一つにまとめますので、二十一分までの持ち時間でございますので、ひとつ簡明にお答えをいただきたいと思います。  最近、政府部内で、社会状況の変化を理由に、公安調査庁を縮小統合あるいは整理したらという意見があると伺って...全文を見る
11月18日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○平野貞夫君 新緑風会の諸先輩の方々、それから当委員会の先生方の御配慮により、村山総理に質問する機会を得ましたことを感謝しております。  さて、本委員会に付託されています三法案、これが成立しますと政治改革は一つの節目を迎えることになるわけです。いよいよ政党、政策中心の政治が始ま...全文を見る
○平野貞夫君 いろいろ議論をいたしたいんですが、時間の関係で別の機会に譲りたいと思います。  次に移ります。  政治資金規正法第二十二条の五は、外国からの政治資金導入を禁止し、資金の受け入れは違法行為として禁錮三年以内ないし罰金刑となっております。この規定の立法理由は、外国か...全文を見る
○平野貞夫君 村山総理、最近、中央公論新書というもので時事通信のモスクワ特派員であった名越さんが書いた「クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史」という本があるのを御存じですか、あるいはお読みになったことはありますか。
○平野貞夫君 極めて重大なことが書いてありますので、ごく簡単に要点を紹介します。  「六〇年代初期の日ソ両共産党関係の悪化によって、ソ連共産党は日本での足掛かりを探す必要に迫られた。」。中略。「ソ連がその政策を日本に浸透させる拠点は日本社会党だけだった。」。略しまして、「日本で...全文を見る
○平野貞夫君 この本の中の具体的な典型的なことを紹介したいんですが、これは余りやると時間もございませんし、またこれを読んでいただければいいことでございますので申しませんが、私はこの本を読んで、この本に書かれている現場を見たわけではありません、しかし重大な疑惑を持たざるを得ません。...全文を見る
○平野貞夫君 総理は、社会党委員長は国民に納得してもらっていると思っていても、国民側は果たして納得しているでしょうか。これはわからぬと思います。常識的に考えて、やはり疑いをかけられた方が調査して事実はありませんということは世間には通らぬと思うんです。私は早急に時間をかけずにやるべ...全文を見る
○平野貞夫君 大変お話がお上手で、我々のような若造は何かうまく言いくるめられているような感じでございますが、率直に申しまして、疑われた当事者である、その当事者、関係の人が事実がないと言ったってこれは第三者は納得しませんよ。しかも、アメリカにせよソ連にせよ、文書、公文書、そういった...全文を見る