平野貞夫

ひらのさだお



当選回数回

平野貞夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第151回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  まず第一に、昨年一年間、衆参両院で活動しました憲法調査会の印象から申し上げたいと思いますが、率直に言いまして、活動の意義というのはあったと思いますが、議論の内容は、護憲派、改憲派、論憲派という三つに分かれて、それぞれ外部から学者、参考...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○平野貞夫君 最初に小林先生にお尋ねします。  小林先生には新進党時代、憲法調査会つくりまして御指導を受けまして中間報告をしまして、今自由党がそれを継承しております。御世話になりました。  そこで、国民主権といえばやっぱり一番最大のものは国民の憲法制定権、あるいは改正権だと思...全文を見る
○平野貞夫君 飯尾先生に政治学者の立場からひとつ御所見をお聞きしたいんですが、先般、衆議院で内閣不信任案が否決されました。内閣不信任案といえば、これは憲法行為そのものでございますし、国民主権をどう国会の場で具現するかという本当に議会政治の根本だと思いますが、内閣不信任案を否決して...全文を見る
○平野貞夫君 そういう意味で、私は最近特に憲法の健全な機能が果たされてないということを非常に危惧しております。  そこで、その話題になっております首相公選論についてちょっと触れてみたいと思いますが、実は昨夜、高知新聞の主催で高知県関係者の国会議員十名、自民党の先生方衆参五名、民...全文を見る
03月14日第151回国会 参議院 憲法調査会 第4号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  中村先生から参議院改革中心に大変示唆に富む御意見をいただきましたのですが、基本的に二院制のあり方だという問題だと思いますが、実は現憲法の二院制をどう運用するかということについて、非常に技術的な問題なんですが、極めて重大な問題といいます...全文を見る
○平野貞夫君 せっかくの機会でございますので、中村先生に憲法の解釈上の問題についてお伺いしたいと思いますが、御指摘になりました衆議院の再議決の問題、あるいは予算、条約の自然成立の場合、両院協議会が始まればもう自然成立というのはないんだという憲法の一方の解釈と、再議決の場合に六十日...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  成田先生にお伺いしますが、参議院改革というのは河野議長から非常に積極的に熱心にやられたわけでございますが、私は平成四年から参議院議員になったわけでございますが、それまでは衆議院の事務局にいたんですが、どうも河野議長以来続けられた参議院改革、そして...全文を見る
○平野貞夫君 終わります。
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○平野貞夫君 森総理、本当に内外の御心労、お疲れさんのことだと思います。宮澤元総理、本当に経済のことで大変お疲れのことだと思います。  限られた時間でございますので意見が多くなると思いますが、御答弁は簡潔にお願いしたいと思います。  異常な株安の原因は、私は森政権の失政にある...全文を見る
○平野貞夫君 ただいまのお話に全部了と言うわけにはいきませんが、時間がありませんので先に進ませていただきますが、要するに、今、政府・与党で議論されている証券税制とか土地・住宅税制の見直しとか、そういったものは本来これは緊急政策ではないと私たちは思っております。これは恒常的に整備し...全文を見る
○平野貞夫君 宮澤大臣は、先般取り消された発言で、日本の財政の破局的なということがあったんですが、私は、取り消すより本当のことをおっしゃっているんじゃないかと。財政だけじゃなくて経済の破綻ということが今後非常に心配されるということを申し上げておきます。  柳澤大臣にお尋ねしたい...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。そういうことだと、そういう答弁だと思いました。  実は、専門家の先生方から要望がございまして、とはいいながら、やっぱり推測とか実態的なものは金融庁が把握しているはずだと、だからそれを、国民に開示することは難しいかもわかりませんが、専門家には早く情報を...全文を見る
○平野貞夫君 自由民主党はもたなくなっております。自由民主党を解党されて、退陣の決意とともに、そしてその引き金を引くことによって大政界再編成ができます。そうしますと、これは歴史に名を残す……
○平野貞夫君 健全な政治の完成になると思いますが、それを要望して、質問を終わります。失礼しました。
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○平野貞夫君 宮澤財務大臣、お疲れのところ恐縮でございますが、大事なことでございますので、一つ最初に確認をしておきたいと思います。  先日の日米首脳会談で森首相が、不良債権問題の解決は半年ぐらいで結論を出したいということをおっしゃったと。米側もそう理解していると。福田官房長官は...全文を見る
○平野貞夫君 経過はわかりました。  しかし、宮澤大臣のお考えの中には、不良債権も可及的速やかに処理すべきだというお考えがあったので、一たんはどちらとも言えるというお話をしたんじゃないかと、私はそういうふうに理解いたします。  そこで、柳澤大臣にお尋ねしたいんですが、柳澤大臣...全文を見る
○平野貞夫君 大変私にとっても重い難しい問題を四分で質問するというのは非常に難事業なんですが、二つだけ私、指摘をしたいと思います。  一つは、不良債権の仕分け方でございます。  例えば、引当金不足というのが、現に金融庁が把握している情報より実態と違うという場合があると思います...全文を見る
○平野貞夫君 政治的不良債権というのがございまして、これはもう直接償却が始まっておるんですよ。ですから、ひとつしっかりとした償却をやってもらわなきゃならぬ。  最後に、宮澤大臣にお尋ねしますが、構造改革の、私はこれが構造改革できたということが世界じゅうあるいは国民レベルでも明確...全文を見る
○平野貞夫君 きょうは時間守りますので、終わります。
03月22日第151回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○平野貞夫君 山形県の酒田市内にあります福祉作業所のつくしんぼう、ここの所長と指導員が一昨年、知的障害者ら利用者に対して大変不幸な事件を起こして、それが一たん山形地検で不起訴になっていたのが最近起訴ということになったという話を聞いたんですが、この事件の概要とそうなった経過と理由に...全文を見る
○平野貞夫君 地方で起きた大変不幸な事件でございますが、私これをなぜここで取り上げたかといいますと、福岡地検の山下さんなんかのいろんな問題があって、検察庁、検事の方たちが大変意気消沈しているんじゃないかと思っているんですが、この山形のつくしんぼう事件の一たん不起訴にしたものを改め...全文を見る
○平野貞夫君 時間がちょっとありますので、質疑通告していませんが、多分答えられることだと思いますので。  きのうからきょうあたりの新聞を見ていますと、例のKSD、どうも幕引きじゃないかという報道がずっとなされておるんですが、議員をやめられて逮捕された方はきょう起訴されるんですか...全文を見る
○平野貞夫君 それで捜査は大体事実上終わったという報道は正確なものでございましょうか。
○平野貞夫君 検察の正義を褒めたばかりで、まことに私は問題だと思うんですが、いずれこの問題については法務委員会でも集中的にやらにゃいかぬ問題だと思っていますが、私、昨年の十一月二日に刑事局長と珍問答をやりました。自民党の幽霊党員、この問題について、刑事事件、いわゆる刑事問題として...全文を見る
○平野貞夫君 お知らせしました質疑項目に入る前に、非常に大事なことですので大臣に確認をしておきたいんですが、大臣は、今の森政権、森首相の状況、事実上退陣を表明されているというふうに認識されているか、あるいは全く普通の状態とお思いか、ちょっと御認識をお答えいただければと思います。
○平野貞夫君 大臣が三月六日の火曜日に閣議後の会見で、あのころは大臣は事実上退陣の表明をしたというような認識のもとに会見されたんじゃないかと、その会見の内容は非常に筋の通ったものだというふうに私は理解していたんですが、今のお話を聞きますと、三月六日のお話を変更されたというふうに理...全文を見る
○平野貞夫君 なぜ私がこういうことを申し上げたかといいますと、いずれにせよ今はやっぱり森政権というのは非常に安定していないと思います、そういういろんな流れの中で。といいますと、政権が非常に不安定だというときに一番大事なのは秩序、治安、法を預かる法務大臣の責任というのが非常に大事じ...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  次に移りますが、御承知のように、衆参両院で憲法調査会が一年間活動したわけでございます。衆議院でもそうだと思いますが、参議院ではここのところ国の機構ということを中心にいろいろ専門家からお話を承っておるところでございます。一方、その中でやはり司法権の...全文を見る
○平野貞夫君 イメージとしてはドイツの憲法裁判所をイメージしているんですが。わかりました。  それから、現在、最高裁判所の長官とか裁判官の国民投票をやっていますね。あの制度は機能していると思いますか、現行制度の中では。
○平野貞夫君 大臣の立場で憲法問題なんかを聞きまして失礼いたしました。  実は私の支援者から刑法の改正についてちょっと検討してくれないかという、こういうものが来まして、私は法律の専門家じゃございませんので、この機会に、刑事局長でも結構ですし、場合によっては大臣の御見解をいただい...全文を見る
○平野貞夫君 そうしますと、これは将来も非親告罪化することは難しいという見通しになりますか。
○平野貞夫君 これは立法のことですから我々の責任でもあるんですが、親告罪か非親告罪かという二者択一のものでなくて、何かやはり親告罪にしている弊害を是正するような知恵をひとつ法務省でもお考えいただきたいと思います。要望をしておきます。  それからもう一つ、凶器準備集合罪というのが...全文を見る
○平野貞夫君 これらの問題についてはこれからやっぱり勉強、研究をしてみたいと思いますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○平野貞夫君 私は、岩本先生に引き続きまして、報償費の問題を十五分間聞かせていただきたいと思います。  私も、報償費は要らないという意見じゃございません。必要だと思っております。それから、報償費の全部を説明せよ、公開せよという意見でもございません。問題は、報償費の使い方というの...全文を見る
○平野貞夫君 何法の何条によって許されているんですか。
○平野貞夫君 内閣法制局にお聞きしますが、現憲法上、報償費が会計検査の対象ですね。それだけ確認したいことと、それから今、官房長官がおっしゃった予算編成上、恐らく明治の二十三年ごろからだと思いますが、そういう扱いを受けているということはこれは慣例ということが言えると思いますが、そう...全文を見る
○平野貞夫君 ここのところ非常に大事なところでございまして、立派な評論家もそれから新聞記者も、もう初めから報償費というのは検査の対象でないと、場合によっては憲法上排除されているというような先入観を持って書いているんですね。ですから、今法制局の一部長がお話しになったように、憲法上、...全文を見る
○平野貞夫君 私、松尾事件のことを言っておるんじゃないんです。一般的に報償費の会計検査の問題についてお尋ねしているところなんです。  私が調べたところによりますと、総括表を提出させること、すなわち詳細な資料を省略して、領収証とか請求書とかそういったもの一切、そういうんじゃなくて...全文を見る
○平野貞夫君 そうしますと、必要に応じて詳細な検査をしているということですね、報償費についても。
○平野貞夫君 そうしますと、官房長官、あなたが説明できない、使途を言えない、官房長官の立場からしたらそうでしょうけれども、会計検査を受けたものについてはこれは別ですね、内閣官房じゃございませんから。会計検査院からいろいろ出してもらうということについては。
○平野貞夫君 内閣官房から説明しにくい、説明できないということはわかります。しかし、検査した会計検査院からだと、これは国会なら国会に説明できる性格のものでございますね。
○平野貞夫君 会計検査院のやることはあなたができるとかできないとかということは言えないと思うんです。  それでは、ちょっとこの問題はまた改めて議論したいと思いますが、たしか平成九年に国会法が改正されて、百五条で、「各議院又は各議院の委員会は、審査又は調査のため必要があるときは、...全文を見る
○平野貞夫君 私も報償費の重要性というのは結構若いころから聞かされていまして、実は私、若いころ、政治の理想に走り過ぎていたころ、衆議院議長や副総理をやられた林譲治先生から、政治というのはこんなに現実的なものだ、余り理想に走るなといってお説教されたときに、昭和二十年の米よこせデモが...全文を見る
○平野貞夫君 はい。
04月04日第151回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○平野貞夫君 自由党の平野と申します。  最初に、渡部先生にお尋ねしますが、事前に配付されました資料の中に、先生の論文で「「憲法」が国を滅ぼす」という「諸君」の題が紹介されているんですが、これは現日本国憲法のことなんですか、一般的な憲法のことでございましょうか。
○平野貞夫君 私もおととし、「ボイス」に憲法の論文を書きましたところ、「「憲法」栄えて「国」滅ぶ」という題をつけられまして非常に誤解を受けたんですが、やはり私はそのときに本当の憲法政治は日本で行われていないということを書いたつもりなんですが、本当に雑誌社のネーミングというのは問題...全文を見る
○平野貞夫君 最近、アメリカとかオーストラリアで、聖徳太子の十七条憲法から大化の改新は世界の五大改革の一つだったという、そういう研究もなさっているようでございまして、私らも決して笑い話でなくて、日本のよきそういう歴史というものを、これは憲法調査会でも議論する一つのテーマじゃないか...全文を見る
○平野貞夫君 そういう意味で、江橋先生が国民主権を市民が主人公になる政治というふうにそこをダイナミックに概念づけられている、定義づけられているということは、ある意味では非常に正しいことであり、立派なことだと思います。  自由党は国民が主人公になる政治というのをテーマにしておるん...全文を見る
○平野貞夫君 私は四十数年前、法政大学でシビルパワーという言葉を、これはいわゆる公的権力だ、いわゆる市民側の権力じゃなくて、シビルパワーといえば国家権力だというふうに訳すべきだいうことを教わったことを記憶しております。  ですから、シビルとかという、本当のヨーロッパのデモクラシ...全文を見る
04月18日第151回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  最初に、長谷川先生に質問的意見を申し上げますので、御意見をいただければ大変ありがたいと思います。  先生のきょうのお話を私なりに整理しますと、二つこの憲法調査会に提案があったと思います。一つは、憲法の国民主権とか基本的人権という諸原...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございました。  小澤先生に一点お尋ねしますが、私は国民主権の具体的な、最も、最もと言うと言い過ぎかもわかりませんが、非常に大事なものが、やっぱり国民の憲法制定権あるいは憲法改正権だと思います。  その点、我が国の憲法は、改正規定もちろんあるわけですが...全文を見る
05月23日第151回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  委員会の冒頭、所用がありまして欠席しておりまして、そのまま両参考人にお尋ねすることをひとつお許しいただきたいと思います。  最初は質問ではございませんが、実は五月二日の朝日新聞の憲法特集の中で、私がかつてここで発言しました日本の憲法...全文を見る
○平野貞夫君 大変ありがとうございました。  浦田先生にお尋ねいたしますが、憲法を改正する際に国会に、両院にいわゆる憲法の改正案を提出しなきゃいけないわけですが、国会議員がそれぞれ両院で提出できるということはこれはわかるんですが、内閣が憲法改正案を国会に提出できるかということに...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  私も国会事務局にいたものですから、憲法改正案の国会提出は内閣にはないという考えをとっております。  ところが、小泉首相が総裁選挙あるいは首相になってからも、首相公選制という極めて国の根幹、統治機構の根っこにかかわる問題について、国会に提...全文を見る
○平野貞夫君 一言お願いします。  勉強なさっていることは結構だと思うんですが、ならば総裁選挙の公約に出したりすべきではないと思います、一人で勉強すればいいことでございまして。  以上で終わります。失礼しました。
05月24日第151回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○平野貞夫君 参議院の田中眞紀子さんの後の質問というのは非常にやりにくいのでございますが、きょうは、政府のとった措置が非常によかったという問題と非常に悪かったという問題、二つを取り上げてみたいと思います。  まず、昨日の夕方、ハンセン氏病の判決に対する控訴断念ということが発表さ...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  私は、小泉総理から、これは当然の措置をやったというふうに言ってほしかったと。これは私の希望です。  それから、新聞とかテレビの報道によりますと、政府関係者はこの問題の措置について和解のために控訴するという構想があったというふうに何度も何度も報道...全文を見る
○平野貞夫君 森山法務大臣の立場は、人権擁護という立場と、それからやっぱり国の訴訟といういわゆる対立した立場ですし、いや、本当に悩んだと思うんです。  実は、どうもこれは流れは控訴だぞというような流れになったときに、私は国会の廊下で江田先生と、これは万が一控訴になったら関係者の...全文を見る
○平野貞夫君 当然、熊本の地方裁判所の判決の中身の吟味といいますか、あるいは法的議論になる部分の指摘は当然あると思います。それは我々も別に、しちゃいかぬとは言いませんが、ただあの判決の意義というのは、これはやっぱり否定するような政府声明は出してもらいたくない。僕は、立法の不作為行...全文を見る
○平野貞夫君 それから、政府声明の効果というのはこれは法的効果はございませんね。今後、いろいろこういう訴訟が起こったときの裁判官の心証に影響はあるかもわかりませんけれども。そういうふうに理解してよろしいですか。
○平野貞夫君 問題が解決した後、私どうしてこんなしつこいことを言うかといいますと、ちょっと私ごとを申し上げて恐縮でございますが、大臣も御存じのように、「小島の春」という、これは昭和十三年に愛生園の小川正子女医さんが書いたノンフィクションの記録なんでございますが、昭和十五年にこれが...全文を見る
○平野貞夫君 総理大臣が了承されたということは、総理大臣の判断というか責任もそこにかぶさる、こういうふうに認識します。  これは入管局長がいいでしょうか。  この人物が日本に入国するという事前情報というのはあったんでしょうか。
○平野貞夫君 公安調査庁長官、この日、JALの七一二便が成田に到着する直前、公安関係者それから千葉県警の警備担当者、相当の人が空港に異常に集まってきたという報道がありますし、それをまた見た人から聞いたんですが、公安調査庁としては事前の情報は収集されていましたか。
○平野貞夫君 大変立派な答弁でございます。それだけ答弁してもらえれば実態はわかります。要するに、知っていたと私は推定いたします。  きょうあたり、毎日新聞がその特集を組んでやっていますね。ですから、私も党の幹部から余り厳しい質問をするなと言われていますけれども、これはやはり日本...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  その報道によりますと、大量の円札とドル札を持っていたということですが、これが事実とすれば、当然かの国ですから、それがにせ札か本物かということが非常に重要な問題になると思いますが、そういうチェックはしましたか。
○平野貞夫君 チェックしなかったということですね。わかりました。  それから、きょうの毎日新聞の報道によりますと、五月二日ですか、一日に入国しているわけですから、次の日ですね、田中外務大臣はマスコミに知られないように隠密裏に追っ払え、退去してもらえと。いわゆる、そういう日本に入...全文を見る
○平野貞夫君 あなた、外務省から出向していると思いますけれども、そういう連絡は全くないわけですね。
○平野貞夫君 わかりました。大変失礼しました。  公安調査庁の長官、国外退去後、少し報道は減るかと思ったらだんだんだんだんいろんな報道がされておるんですが、訪日の目的が、例えば北朝鮮兵器の輸出や代金の回収であったとか、それから日本の某国会議員と会っていろいろ取引をする約束があっ...全文を見る
○平野貞夫君 そうすると、こういう報道に、けさの毎日新聞なんかは非常に詳しく追跡しているんですが、関心はあるんですか、ないんですか。
○平野貞夫君 結構でございます。それでもう十分でございます。  それと、これは答えられるんじゃないかと思うんですが、これは報道でございますが、これは公安関係者の話ということで報道されておるんですが、この人物はシンガポールの前にオーストラリア、その前にも北朝鮮以外の別の国にいたと...全文を見る
○平野貞夫君 それでは、この金正男と見られる人物じゃなくて、実際の金正男さんという北朝鮮の人物は公安調査庁としてどういうふうに、北朝鮮の中での地位とかあるいは役割をどういうふうに理解されているでしょうか。
○平野貞夫君 これで最後にしますが、この種の出来事というのはこれからも何度もあるんじゃないかと思います。過ぎたことをこれ以上批判しませんが、あのような措置ではやはり日本の本当の公安あるいは秩序が保てるかどうかというのは非常に私は疑問だと思っています。それは、大臣もこの問題に当たっ...全文を見る
05月29日第151回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○平野貞夫君 刑法の改正案、今回のものにつきましては、情報化社会の犯罪防止のために大変大事なことだと思いますので、ぜひひとつ早期施行を要望しておきます。この件に関しては要望だけにしたいと思います。  そこで、この問題に大きい意味で関係のあるハンセン病判決、控訴断念問題について、...全文を見る
○平野貞夫君 これは行政本来の当然の判断というふうに考えられませんか。
○平野貞夫君 そうしますと、控訴断念の法的正当性はないんですか。
○平野貞夫君 それは行政の長としての、行政としての判断でしょう。
○平野貞夫君 認めていただいてありがとうございます。  といいますのは、これは基本的人権なんというものよりもうちょっと大きい人間の生存権あるいは人間の尊厳の問題なんです。これは政治判断とか超法規的判断とか恩義とかというもので判断されるようなものじゃないですよ。それは中世や古代の...全文を見る
○平野貞夫君 いや、判決のことを言っているわけじゃないです。政府声明の中に「故意がない国会議員の不作為に対して、」云々という言葉がありますね、そのことを聞いているんです。
○平野貞夫君 らい予防法を廃止しなかったこと、あるいは強制隔離する部分の規定をそのままにしていたということは、いわゆる国会としては、国会議員としては故意があったんですよ。その故意はどういう故意かといいますと、私は、これは自分が勝手につくった理屈なんですが、意図的な無関心という故意...全文を見る
○平野貞夫君 余り長いことやるとあれなんですが。  そういう国家賠償の問題でも何でもいいですよ。要するに、大きなことでも小さいことでもいいんですが、問題は、司法権が国会に対して、きっちりとこういうことはおかしい、こういうことは違憲だということを今まで遠慮していたからと、こういう...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○平野貞夫君 遅くまで御苦労さんでございます。  私は竹中大臣に激励の質問をしたいと思いますので、あと二十分ひとつ我慢していただきたいと思います。  実は、土曜日でしたか、テレビで、本当にお忙しいと思いますが、私は政治家ではないということを竹中大臣がおっしゃって、私は非常に気...全文を見る
○平野貞夫君 この時代は私たちも協力し、また私たちの考え方を大いに取り入れていただいたころだったと思います。  一つだけ確認したいんですが、平成十一年二月二十六日の答申の中に、基礎年金部分の税方式への移行、それから介護と高齢者医療についても将来的には税によって賄うべきだという中...全文を見る
○平野貞夫君 実は自由党はこれにこだわりまして、十一年の自自公連立政権になるわけですが、そこで、安心した、セーフティーネットのもとでやる社会保障体制をつくろうということで、自自公でそういう方向で、消費税を活用しようという方向で政策合意ができた、それがやはり制度にまで伸びなかった、...全文を見る
○平野貞夫君 そのときに我々は、恐らく閣法じゃ出ない、閣議決定もしないだろうから議員立法でやろうという動きを実はしていたわけなんです。  さてそこで、大体その時期ごろまでは私は日本の構造改革について、竹中先生からもいろいろ御指導を受けていて同じ発想で考えていたんですが、最近少し...全文を見る
○平野貞夫君 情報社会というのは、私は完全に情報社会化したら資本主義というのは壊れると思います。というのは、インターネットを中心とする情報社会というのは、人間の皮膚の中にある神経を外に出すようなものだと思います。ですから、新しい倫理観、新しい道徳、新しい人間の生き方、規範みたいな...全文を見る
06月06日第151回国会 参議院 憲法調査会 第9号
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○平野貞夫君 内閣法制局の役割として最初に御説明のあった話の中で、法律問題に関し内閣並びに内閣総理大臣及び各省大臣に対し意見を述べることというお話がありました。そこの説明で、リーガルアドバイザーということで相談に応じて意見を述べるという趣旨のお話があったんですが、相談がなくても、...全文を見る
○平野貞夫君 ちょうだいした資料の中に、村山総理大臣の国民主権に対する話の中に、「国民が主権者としての権利を行使することを保障する制度として、憲法は二つのことがある」と。「一つは、普通選挙の保障」、これは制度的に保障されていますが、「二つ目は、憲法の第九十六条で憲法改正に当たって...全文を見る
○平野貞夫君 これからちょっと意地悪な質問になるんですが、先ほど来、ハンセン病の判決があったんですが、立法権の不作為という話で、これが非常に問題、話題になっているわけでございますが、この村山総理が言った二つ目の憲法改正に当たっての国民投票制度の投票する権利を保障する制度はつくられ...全文を見る
○平野貞夫君 これは憲法の欠陥といいますか、あるいは憲法体系の欠陥と見ていいですか。
○平野貞夫君 私は、これほど立法権の不作為行為はないと思うんですよ。憲法改正手続の規定があって、本来は憲法制定と同時につくるべきだった、こう思っていますが、この意見に対してどうでございましょうか。
○平野貞夫君 部長さんとこういう議論はするつもりはございませんが、前の法制局長官の大森さんに、積極的に大きな法律問題であなたは総理大臣なり大臣に、あるいは内閣に意見を言える立場だったのに、憲法改正の手続が整備されていないということを言わなかったのはやっぱり職務に非常に怠慢だったん...全文を見る
○平野貞夫君 大森長官も現実の課題になったら考えることだと言うんですが、それは法制局の考えることじゃないと思うんです。それは政治の考えることであって、法制局というのはやっぱり常にそういうことを整備するという立場じゃないかと思うんです。  それから、あと二分ぐらい時間がありますか...全文を見る
○平野貞夫君 内閣に憲法改正原案の提出権があるかないかということは最終的には私は国会の判断だと思うんだけれども、いかがでございましょうか。
○平野貞夫君 終わります。
06月07日第151回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○平野貞夫君 けさほどの雨宮参考人の意見の中に、この中間法人法案に対して積極的には賛成できないというお話があったんですが、私は嫌々賛成するという立場でございます。  私は、法律に疎いものですから、一般的な立場でしか質問できないんですが、まず中間法人という中間という名前が気に食わ...全文を見る
○平野貞夫君 これは質問ではなくて要望をしておくんですが、先ほど局長さんからも、福島先生から、将来的にどう考えるかといった場合に、全くこれはそのときに考えますという話だったんですが、その気持ちはよくわかるんですが、場合によったら今まで国家がやっていたような、代替するような活動、行...全文を見る
06月18日第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○平野貞夫君 塩川大臣にはあと二十分我慢していただきたいと思います。お疲れでしょうから、答弁は簡明にお願いします。岩本先生とは大変波長の合う質問でよかったと思いますが、私は御機嫌を悪くする質問になるかもわかりませんから、よろしくお願いします。  あとこの国会も二週間足らず。一番...全文を見る
○平野貞夫君 私は、自分の役人の体験から、実は塩川大臣が取り消された話は真実の可能性が強いという、そういう思いでございます。  たしか塩川大臣は福田政権ができたときの最初の官房副長官、そのときの官房長官が園田直先生。私は、昭和四十年から四十二年にかけて園田先生が副議長のときの秘...全文を見る
○平野貞夫君 いやいや、これだけのやっぱり答弁をなさるというのは大した見識だと思いますよ。それは、私の事実を否定されていませんから。それは大変御見識を評価します。  さて、いわゆる機密費の外務省から内閣官房への上納問題、これがやっぱり問題の本質なんですが、これについて入りたいと...全文を見る
○平野貞夫君 いずれまた来週、決算委員会の総括がありますので、これは総理にも外務大臣にも聞いて、もし事実がなければ、これは雑誌を訴訟するとか、そういう措置をとってもらわなければ政治の権威にかかわると思います。  しかし、田中外務大臣も、一時はこの問題に非常に関心を持っていたと公...全文を見る
○平野貞夫君 今、コメントすることを要請はしていませんが、私は来週も取り上げますが、ひとつ調査はすることは、これは聖域なき構造改革ですから、政治の構造改革をすることがまず先だと思います。  若干時間が余っていますが、以上で終わります。
06月25日第151回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○平野貞夫君 外務大臣にお尋ねしますが、六月六日に外務省改革要綱というのが決定されております。この中の報償費の改革という中で、「報償費の支出は、外務大臣の責任で行う。(大臣決裁)」と、こうなっておるんですが、きょうの時点でもう大臣決裁されているんですか。あるいはいつからされるんで...全文を見る
○平野貞夫君 いつごろ実行するつもりですか。
○平野貞夫君 外務省の松尾元室長の事件は、私も先週申し上げたように、その問題の本質は、やっぱり外務省の報償費が内閣へ上納されていたんじゃないかという問題だと思います。外務省のいろいろな規律の問題もあると思いますが、この問題の本質がうやむやになっている。これについては、国会の公式の...全文を見る
○平野貞夫君 率直に言いますと、ひところの外務大臣の意気込み、強い関心からすれば大分薄くなったというふうな印象を受けるんですが、実は私は、この問題の解明が日本の政治構造の解明の、改革の一つだと思っておるんです。  実は、先ほど八田先生から出された内閣のけい紙のある資料、「報償費...全文を見る
○平野貞夫君 この場でそういう問い方をして大変失礼しました。出所不明か不明ではないかというのはこちらでも調べる用向きだと思いますので、改めてまた問題にしたいと思います。  そこで、先週の週刊ポストには、外務省幹部のコメントとして、小泉内閣でもこのような上納が行われているというこ...全文を見る
○平野貞夫君 十分間の時間ですが、二つの重要な問題についてお尋ねしたいと思います。一つは聖域なき改革についての決意、一つはハンセン病判決の控訴断念に伴う民主主義の根本問題でございます。  最初の問題でございますが、率直に言いまして、私は小泉総理にお礼を申し上げなきゃいけないこと...全文を見る
○平野貞夫君 そもそも、基本的な政策や理念について意見が対立している人たちが一つの党をつくっているところに日本人の政治文化のおかしさがあるわけでございます。私の意見は、話せばわかるのが自民党という感覚では改革は絶対できないということを申し上げて、次に移ります。  ハンセン病判決...全文を見る
○平野貞夫君 私は、控訴断念はもう取り消せませんから、この談話をせめて取り消してほしいという思いです。  といいますのは、控訴断念は総理、政治判断でやったんですか、行政判断でやったんですか。
○平野貞夫君 私の責任というのは、行政府の長としての立場で判断したんですね。したがって、行政判断ですね。
○平野貞夫君 ですから、行政判断ですね。行政府としての判断ですね。
○平野貞夫君 私は、行政府の判断だったら取り消すべきだと思うんです、それは行政の一貫性というのがないといけませんから。  しかし、政治家としての判断、すなわち政治判断でもあったということを今おっしゃったわけですね。これは政治判断であったということですか。
○平野貞夫君 そこが根本的に民主主義の原理にちょっとたがうところなんです。  このハンセン病の問題に私がなぜこだわるかといいますと、参議院の法務委員会でも森山法務大臣と随分やったんですが、私は高知県の生まれで、私の生まれたところは昔からハンセン病の多発地帯で、私の先祖もそういう...全文を見る
06月28日第151回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  質疑に先立ちまして一言言わせていただきたいんですが、聞くところによりますと、橋本先生が、実は国会生活、きょうの御質問が最後の御質問だったようでございます。  議員生活二十四年ということで、私は当選しましてから九年、ずっと法務委員会に...全文を見る
○平野貞夫君 佐藤会長の最初のこの席でのごあいさつの中で非常に私、印象に残りましたのは、司法は人次第というお言葉があったんですが、まさにそれだと思います。この意見書の一番最初に、司法は人次第と書いていただければ一番よかったと思うんですが。  私は、自分がお仕えした京都出身で衆議...全文を見る
○平野貞夫君 私は、ロースクールについて反対じゃございません。大事だと思っております。  ただ、私も非常に中途半端な教育を受けて育った人間でございまして、医科大学進学コース二年、法律学科二年、政治学科、大学院修士課程ですが、二年。二年、二年、二年しか勉強していませんから、まとも...全文を見る
○平野貞夫君 ちょっと角度を変えてお尋ねしますが、今度の司法制度改革の一つのポイントが、大事なポイントが、事前調整社会から事後監視社会へ変わる際に今までの司法のシステムではいろいろな不十分なところがあるからこれを整備しようということだったと思うんですが、これは司法だけじゃなくて経...全文を見る
○平野貞夫君 最後に大臣に質問しようと思っていましたが、時間の関係で質問しませんが、おととい小泉総理に、ハンセン病判決の控訴断念、あれは行政判断だったか政治判断かと聞きましたら、政治家としての判断だと、政治判断ということを言いました。私は、ああいう人間の尊厳、基本的人権の根幹にか...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○平野貞夫君 自由党の平野貞夫でございます。  けさ九時から三百八十二分という長時間、与党の先生方の質問をお聞きしました。閣僚の方も大変御苦労だったと思います。議院内閣制度をとる国で与党がこれだけ政府に質問するという国はまずないと思います。よっぽど与党内、政府内の連絡が悪かった...全文を見る
○平野貞夫君 冗談じゃないですよ。一般的に戦う力がある戦力というのは憲法の戦力と同じ意味ですよ。そういう緊張のないことを言っちゃだめですよ、大臣が、防衛庁の長官が、それは。  坂口大臣、公明党を代表して出られているわけですが、この件について総理の意見をどういうふうに感じられます...全文を見る
○平野貞夫君 吉岡先生への答弁の後段はかなりトーンが落ちています。私もそれは理解しております。  となりますと、総理は、この山岡さんの答弁に対する「戦力がありますよね、自衛隊。」、これは文法的に言いますと自衛隊イコール戦力という文法になりますから、この山岡さんの答弁を訂正された...全文を見る
○平野貞夫君 私は別に神学論争とか言葉にこだわって言っているわけじゃないんですよ。基本的な、やっぱり自衛隊の長としての総理大臣の見識というか、それを言っているわけですよ。一般の国民の考え方を聞いているわけじゃないんです。  それでは、別の角度から聞きます。  自衛隊を憲法違反...全文を見る
○平野貞夫君 これは大変な答弁ですよ。  最高裁判所は合憲とも違憲とも判断していないんですよ。保留しているんですよ。そういうデリケートな存在なんですよ、自衛隊というのは。これは大変なことです。  内閣法制局長官、これに対して答弁してください。
○平野貞夫君 私の認識は、最高裁の判決は態度を決めていない、保留という認識でございます。このことをこれ以上議論しますと、あと二十分しかありませんから、これはひとつあした、野党の方に引き続き、また後日私も論します。  次の問題に移ります。  私、小泉さんの表現能力といいますか、...全文を見る
○平野貞夫君 非常に明快ですね。お父さんも明快な答弁していましたんですが。  そこで、資料を配付していただけたでしょうか。  実は、(一)の「自衛隊の海外派遣についての村山首相の見解」というのが最初に書いてあるんですが、ちょっと文字が小さいから私も老眼鏡をかけさせていただきま...全文を見る
○平野貞夫君 あなたね、自衛隊の生命にかかわるこの重要法案を、そんな緊張感のない姿勢で、だめですよ。  これ、国民の常識、市民の常識でこの文章を読んだときに、明らかに、明らかに憲法上許されない、今回の法案は、その対象に入るんじゃないですか。(「言葉じりだ」と呼ぶ者あり)言葉じり...全文を見る
○平野貞夫君 私は集団的自衛権のことを言っているんじゃないですよ、自衛隊派遣の基準について言っておるんですよ。集団的自衛権のことは何ぼでも言いますから。よろしいですか。  総理大臣の憲法上許されないという言葉は、これは憲法解釈でしょう、法制局長官。
○平野貞夫君 実に三百代言がうまいですね。これは村山政権の一般論なんですよ。このときに閣僚だった人が現在も閣僚でいますよ。けれども、質問通告していませんからその方には質問しませんけれども。ね、外務大臣。  要するに、私は、この村山総理のその憲法解釈を変更なくしてこれを多国籍軍に...全文を見る
○平野貞夫君 よろしいですか。戦闘行為につながるんでしょう、今度の自衛隊の協力支援活動というのは。それは直接ドンパチやらなくとも、自衛隊が。そのためにこの法律つくったんでしょう。ですから、憲法の解釈を、変更を政府がしないというんだったら、この法律を通して国会でもって、国会の議決で...全文を見る
○平野貞夫君 国民の皆さん、これが神学論争なんですよ、これが。  そこで、私はあと五分しかありませんから、これ突っ込むわけにいきませんが、あと一つ法制局長官にお尋ねしますが、今度の法律の別表で、武器・弾薬の供給はないんですが、輸送というのはありますね。あれは、工藤長官のときの一...全文を見る
○平野貞夫君 私は東京大学出ていないもんですから、こういう話が全然理解できない、入ってこない。これも神学論争ですよ。これも総理の言う常識で考えたら、こんな論理は成り立たないんですよ。  あとわずかな時間ですから、最後に私もう一回意見を述べたいと思いますけれども、総理、この集団的...全文を見る
○平野貞夫君 あと三十秒ありますから。  いや、国の……
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○平野貞夫君 村山総理の自衛隊海外派遣に関する憲法見解について、二十三日に引き続き法制局長官を中心にお尋ねしたいと思います。  法制局長官、政府はこのテロ対策法案について一貫して憲法解釈の変更はしていないんだと、こういう主張なんですが、きのう夕刻、村山元首相をやっと電話でつかま...全文を見る
○平野貞夫君 長官、そういう話をしているんじゃないんですよ。村山元総理もそれまでの政府見解を変えたと言っているわけじゃないんですよ。  私も、湾岸紛争のときに衆議院の事務局にいまして、工藤長官と随分苦労しましたよ。この間、石原副長官の話を非公式に聞いたら、あのときに海部総理が決...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  ただ、長官非常に話がうまいから、いかにも政府の合憲の解釈が最高裁の結論みたいな聞こえ方をしたんじゃないかと思いますが、そうすると、小泉総理のあの最高裁は合憲という判決をしたってはっきり記録に残っているんですが、あれはやっぱり訂正してもらわにゃいか...全文を見る
○平野貞夫君 まあ余り私もしつこく言いませんですが、そういう具体的な判決の中身を説明する前に、最高裁は合憲の判決をしているという記録があるんですよ、総理の発言が。これは長官に言う話じゃございません。対総理の質疑のときに申し上げます。  引き続き、もう一点長官にお聞きしたいんです...全文を見る
○平野貞夫君 私は、主体的という言葉の意味をいろいろ誤解すると、非常に印象のいい言葉なんですが、一つは、日本が選択してやるという意味になると、外国が期待していないのに、頼みもしないのに、外国から頼まれない、アメリカから頼まれていないものまで手を出すとかやるとか、あるいは外国から要...全文を見る
○平野貞夫君 最後に外務大臣に要望しておくんですが、このテロ事件でアメリカは最初国連というものを余り重要視しなかった、しかしいろいろ世界世論の中で、この展開の中で、やっぱり国連に頼らざるを得ないというので、報道によるとアメリカが滞納していた分担金も全部払ったという話なんですが、こ...全文を見る
○平野貞夫君 最後の質問者でございます。  質問に入る前に委員長に一つお願いがあるんですが、私は触れまいと思っていたんですが、例の最高裁判所の自衛隊の判決問題がしばしば出ますので、委員長にお願いしますが、後日で結構でございますので、理事会か何かで検討していただければありがたいん...全文を見る
○平野貞夫君 ちょっとこれから意地悪い質問になるかもわかりませんが、私、今度のテロ対策法のこの立法過程をずっと見ていますと、ここ二、三日、報道の中に出てくる話として、衆議院の選挙制度とのいろいろ裏面の絡みというか、駆け引きがあったやに新聞論調は、新聞は報道していますし、また、きの...全文を見る
○平野貞夫君 きょうで総理就任半年という、きのうでございますかな、報道ですが、大変世界史的な事件が続発する中で御苦労なさっているということはわかりますが、これは小泉総理の責任、小泉総理だけの責任じゃないと思いますが、表向き国民に非常に明確に約束、歯切れよく語られたテーマが、例えば...全文を見る
○平野貞夫君 残りの時間でちょっと私も、今、総理が憲法の話に戻されましたので、日ごろの所見を申し上げたいと思いますが、私はかなり積極的な改憲論者でございます。しかし、現在の九条を含め、その基本理念はやっぱり継承発展させなきゃいかぬという立場でございます。そこで、改正がなかなかでき...全文を見る
○平野貞夫君 私は、自由党を代表して、いわゆるテロ対策法案及び民主党提出の修正案並びに自衛隊法改正案についてそれぞれ反対の討論を行います。  テロ対策法案の真の内容は、自衛隊を敗戦後初めて戦争行為につながる協力支援活動として海外に派遣する法案であります。かつて参議院で自衛隊の海...全文を見る
11月01日第153回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○平野貞夫君 フーリガン対策というのは大事だと思います。  秋が深まりますといつも思い出すんですが、子供のころ、地域対抗、学校対抗の運動会の後、負けた悔しさに、随分、石投げたりけんかしたりして駐在さんに非常に迷惑をかけた。そういう意味で、何万人、何十万人という人がやっぱり集まる...全文を見る
○平野貞夫君 例えば、臨時の国際裁判なんかが日本で開かれるようになった場合、この法律の対象になりますか、臨時の国際裁判。
○平野貞夫君 私が国際裁判と言いましたのは、例のビンラディンさんがもしつかまって第三国で国際裁判をやる、これは可能性があると思うんですよ。イスラム社会でやるわけにはいかぬし、NATO諸国でやるわけにはいかぬし、アメリカでやるわけにもいかないし、そうなると日本というところが非常に大...全文を見る
○平野貞夫君 そうすると、万が一、万が一と言ったらおかしいですが、そういうふうになって、国連とかそういう国際機関がぜひ日本で裁判をやれということになった場合に、この法律は適用されないということになりますわね、今の局長の答弁でございますと。ということを確認して次の質問に移ります。 ...全文を見る
○平野貞夫君 今の数字は驚くべき数字なんですが、これはいわゆる不法入国として認定、捕まえたといいますか、という数字でして、実数というのは恐らく相当な数字だと思います。  そこで、実は私の生まれたところは豊後水道と足摺岬の間でございまして、ここに最近も不審船が物すごく多くて、あそ...全文を見る
11月06日第153回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○平野貞夫君 午前中から専門家の弁護士の先生方が問題点を追求されておりまして、きょう最後の質疑者として、しかも司法問題の全くの素人が質問するのは非常に質問しにくいのでございますが、唐突な質問があるかもわかりませんので、ひとつお許しいただきたいと思います。  先生方の御質問を聞い...全文を見る
○平野貞夫君 この推進法案というのは、この意見書の内容を司法制度改革として実現したいということだと思いますが、実現したい部分というのは理想的に言うと全部ですか、この内容の。
○平野貞夫君 大臣はこの意見書を高く評価されていて、そして必要なものから漸次取り入れていきたいというお考えだと思いますが、この意見書の中で可及的速やかにまず改革しなきゃいけないという部分はどの部分だとお考えでしょうか。
○平野貞夫君 優等生の答弁でございますね。法務大臣であったら私はここからやるべきだという意見が欲しかったんですが、それは時間がないですからいいです。  私は、この審議会の意見書そのものに、もちろん非常に画期的なものだと思っていますけれども、こんなことで司法制度の改革かなというよ...全文を見る
○平野貞夫君 これはなかなか名文だと思うんですよ。しかし、私、ここに一つの問題があると思うんですよ。なぜかといいますと、「この国のかたち」という司馬遼太郎さんの言葉を引用している。私は、佐藤教授は、佐藤委員長は日本で今ナンバーワンの憲法学者と思って高く評価していますよ。高く評価し...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。まあそうでしょう。  この一行目には「利用者である国民の視点から、」という言葉があります。国民を司法制度の利用者というのは、何かバスに乗るか電車に乗るようなこの表現も私は問題だと思いますよ。私は欲しかったですね、余計なことかもわからぬけれども、国会も...全文を見る
○平野貞夫君 大臣がそういう認識なら、しばらく法務大臣を続けていただいて、司法制度が完成するまでやっていただきたいと思いますが。  そこで、審議会の設置法のときに、私、質問で申し上げたのは、もうそのときから世の中の変化というのはわかっているわけですから、現憲法の枠の中で議論せず...全文を見る
○平野貞夫君 率直に申し上げて、この審議会の意見書の趣旨を生かすための推進本部ができて司法制度改革が行われると。私は、その司法制度改革の緊急な必要性というのはもちろん認めます。しかし、これからの司法制度の抜本改革といえば、いわばこの時代の大きな変化の中で、とりあえずといいますか、...全文を見る
○平野貞夫君 終わります。
11月07日第153回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  派遣報告を拝聴いたしまして勉強させていただきましたのは、全部の国ではないと思いますが、現実に憲法が運用されていることに対するチェックといいますか、適切かどうかという関心が各国とも非常に強く働いた機能があるという報告が何人かの先生方から...全文を見る
11月08日第153回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  私は法律の素人でございまして、素朴で唐突な質問になることをお許しいただきたいと思います。  一般論として、制度を改革する場合に、金をかければできるものと金をかけてもできないものがあると思います。私は、司法は究極においては人だという考...全文を見る
○平野貞夫君 非常によくわかりました。  私、田中先生の経歴を見まして、不勉強だったんですけれども、法理学の本を書かれている。法理学というのは非常に懐かしい言葉でして、おやっと思ったんですけれども、私は昭和三十年代の初めにマルクス法学でパシュカーニスの法理学という本を読んだこと...全文を見る
○平野貞夫君 かなりわかりました。  これ本当に、基本的人権というか人間の尊厳を政治的判断で決めるといったら、これは古代の社会ですよね、ルール・オブ・ローの社会じゃないと思うんです。これを日本のマスコミ、各新聞社もテレビも、偉いことやった、立派立派と言って持ち上げる。こういう日...全文を見る
○平野貞夫君 吉岡参考人と野澤参考人に、時間が短くて恐縮でございますが、一言お答えいただきたいと思いますが、この審議会の意見書の中で、政府あるいは立法府がまず真っ先に着手すべき課題は何であるか、御意見を賜りたいと思います。
○平野貞夫君 終わります。
○平野貞夫君 最後のバッターなんですが、内閣審議官にまずお尋ねしますが、法科大学院を設けるべき理由の中の審議会の認識として、「法曹となるべき者の資質の確保に重大な影響を及ぼすに至っている。」という言葉があるんですが、審議会として何か理想とする法曹の資質みたいなものを考えていたんで...全文を見る
○平野貞夫君 なるほど、そこでこの法科大学院の教育理念に結びつくわけですね。  私は、法科大学院設置について賛成です。賛成ですが、ちょっとこの審議会の意見を読みますと、教育理念というものをかなり具体的に書き込んである。となると、法科大学院、独立行政法人の大学でつくられる場合もあ...全文を見る
○平野貞夫君 そこで、ちょっと法務省にお聞きしますが、平成になって以来の、過去十年ぐらいで結構ですが、弁護士で、除名といいますか、登録を取り消すというのか、専門的な言葉は知りませんが、となった数の変化といいますか、傾向、それから除名事由、理由の傾向を教えてくれませんか。
○平野貞夫君 これから法曹界に入ってくる人たちのために、この法科大学院が豊かな人間性とか創造的な思考力とか、それから人権とか社会への貢献を行うための意思とか、そういうものを養うことが大事だという審議会の話なんですが、これからの人にも大いにこういうことは、人間性の幅広さを持ってもら...全文を見る
○平野貞夫君 となると、簡易裁判所の裁判官ですか、それから地方裁判所の裁判官あるいは裁判官補というんですか……(「判事補」と呼ぶ者あり)判事補ということで、高等裁判所とか最高裁にはさすがあれですな、そういう事例は。  これは国会の中に付設されている制度ですから、実際の具体的な事...全文を見る
11月20日第153回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○平野貞夫君 今回の商法の改正は、従来と違って、現実後追い型の面ももちろんありますんですけれども、結構、政策誘導型という面もあって、新しい社会経済情勢に対応するということで評価する部分もあるんですが、いろいろ朝からの委員の先生方の御指摘のように、心配する部分も正直言ってあります。...全文を見る
○平野貞夫君 わかりました。  素人がこんなことを言っちゃいけませんが、そのときに、やっぱり用語の使いがすごくおかしい用語がある。そもそも商法という言葉がぴったりしないんですね。これは、ぜひ商法という名前から変えていただきたいということと、それから使用人という言葉がありますね、...全文を見る
○平野貞夫君 ところで、今回の商法改正と、今非常に社会問題、政治問題になっております不良債権処理の問題との関係ですが、これは関係あるんですか。
○平野貞夫君 この法案の中に議決権の制限株式の発行限度を拡大する内容のものがございますね。今説明されたのとちょっと違うと思いますが。これは小川先生が午前中に指摘されたように、これから多分金融不安が再燃すると思いますが、銀行にまた改めて再び国に優先株を購入させて公的資金を再注入する...全文を見る
○平野貞夫君 ということで、私は、この商法改正と不良債権処理問題はやっぱりかなり関連があるというふうに見ております。  それで、村田副大臣、まことに御苦労さんでございますが、ちょっと教えていただきたいのは、これは事実関係の確認をしたいことなんですが、報道によりますと、十一月一日...全文を見る
○平野貞夫君 財務省の方は。  ちょっと構わない範囲で、どういう目的でどういう内容だったかというのをかいつまんで言っていただければありがたいのですが。
○平野貞夫君 となりますと、この日米対話というのは、ブッシュ大統領と小泉総理の、あれは九月の二十五日でしたか、ワシントンでの会談はこれに基づいて行われたと、こう理解していいですか。
○平野貞夫君 わかりました。  村田副大臣、先ほど成立しました補正予算で、たしか特別会計だったと思うんですが、五百億円の企業再生ファンドへの拠出の中身があったと思うんですが、国会はそれを承認したと思います。いろいろ報道では、RCC、整理回収機構にこの企業再生ファンドをつくって、...全文を見る
○平野貞夫君 今、副大臣のお話の中に民間もそのファンドに加わるという話があったんですが、これは外国の投資ファンドなんかもそこに加わる可能性がありますか。
○平野貞夫君 それから、情報によりますと、この間の補正予算、それから政策投資銀行、そのほかで本年度は四千億というぐらいのファンドをつくりたいという構想だという、そういう構想もあるということは事実でございますか。
○平野貞夫君 ファンドから拠出するお金だけでは不良債権の本当の処理というのはできませんですわね。どこかから融資をRCCが受けて、来年以降は三年間でやると言っておるわけですから、政府は。そうすると、そこに出資する金というのは、これ公的資金、あるいは税金でなくてもいいんですが、日銀か...全文を見る
○平野貞夫君 余り商法の改正で、ちょっと角度を変えますが、今厳しい不良債権の特別検査やっていますね。この特別検査というのは異例のものだというふうに思うんですが、この特別検査をやるようになった理由と、それを決めた時期というのがわかれば教えていただきたいんですが。
○平野貞夫君 実は、問題の提起だけにとどめますが、テロ事件が発生して、小泉総理がワシントンに行ってブッシュ大統領と会ったと。それで、自衛隊を協力支援で派遣するという法律つくるということを小泉総理は伝えた。報道によると、ブッシュさんはそっちの方の興味ももちろん礼を言ったようなんです...全文を見る
11月21日第153回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  引き続き、統治行為論といいますか、あるいは具体的事件を離れて抽象的に法律、命令等が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有するものではないという問題についてちょっと意見を聞きたいんですが、警察予備隊違憲訴訟の判決の中で、その理由とし...全文を見る
○平野貞夫君 この参考といいますか、今お話しの憲法上の根拠として八十一条を引かれておるわけですが、この八十一条を素直に読みますと、「一切の法律、命令、規則又は処分が」云々となっています。  ですから、素直に読みますと、一つは、一切の法律、命令、規則の条文について違憲かどうかを判...全文を見る
○平野貞夫君 私はこの五十八年の判決を受けて衆議院の定数是正の立法事務をやった人間なんですが、もう本当に困ったのは、一体じゃ何倍にすればいいのかという論理なんですね。  そこで、この問題は現在も続いているわけですが、しかし選挙制度が大幅に変わりましたので改めて確認するんですが、...全文を見る
○平野貞夫君 ありがとうございます。  ずばっとこれ以内ならいい、これ以上ならだめだと言ってもらうと非常に立法する者は楽なんですけれども、わかりました。  残りの時間で、ちょっと質問なのか意見なのかわかりませんが、法の支配という近代社会の考えがあるんですが、これはやはり司法権...全文を見る
○平野貞夫君 最後で恐縮です。  ハンセン病の一審控訴を断念したのは、これは一審が司法権の決定になったわけでしょう。司法権の意思だと思うんですよね。その法の支配に従わない政府声明を出した小泉さん、あれは法的には控訴すべきだったという政府声明を出した。私は、こんな司法権を冒涜した...全文を見る
○平野貞夫君 はい。
○平野貞夫君 いや、それは無理でしょう。
11月27日第153回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○平野貞夫君 自由党の平野と申します。  最初に、井上参考人に反省を込めたおわびをしておきたいんですが、私は十年間、この参議院法務委員会の委員として務めておるわけですが、今回改正される危険運転致死罪のようなものをもうちょっと早く制定しておけば恐らく井上さんの御家族のような悲惨な...全文を見る
○平野貞夫君 川本参考人に教えていただきたいんですが、日本の車行政といいますか、あるいは自動車から発生する犯罪にかかわるいろんな諸問題と英国との比較ということになると思いますが、私は、日本の車社会は自動車の人間化あるいは人間の物体化という行政、社会がずっと続いているんじゃないかと...全文を見る
○平野貞夫君 終わります。
12月04日第153回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○平野貞夫君 自由党の平野でございます。  発議者の先生方にはお疲れだと思いますが、短時間で終わりますから。  通告した質問とちょっと趣旨が違いまして恐縮でございますが、この改正は三点あるということで、監査役の機能の強化、それから取締役等の責任の軽減に関する要件の緩和とか株主...全文を見る
○平野貞夫君 自由党はたしか協議にも参加したと思いますし、この案に賛成という態度でございますが、けさからのお話を聞いてみますと、やはり拙速性というか、何か不自然さを若干私も感じるわけなんです。勘ぐった言い方で甚だ申しわけありませんが、慌てて議員立法するということのねらいの中に、一...全文を見る
○平野貞夫君 先ほど保岡先生のお話の中に、コーポレートガバナンスの社会的意義という、特に新しい社会情勢に対応するために、株式会社の社会的責任といいますか、そういったものに触れられたお話がありました。私もそのとおりだと思います。  そこで、けさからのお話を聞いてみますと、株式会社...全文を見る