平野達男

ひらのたつお



当選回数回

平野達男の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平野(達)国務大臣 自然災害が発生した際の非常災害対策本部等々の開催の事務局は、現在でいうところの内閣府の防災担当がずっとやっております。この防災担当部局に阪神・淡路大震災以降の議事録あるいは議事概要等々の状況について調べていただいたところ、作成されていないという調査結果の報告...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の東日本大震災の大きな特徴は、津波、地震、そしてプラス地盤沈下が起こったことでございまして、この地盤沈下が、委員御指摘のように、復旧をちょっと難しいものにしております。  地盤沈下地帯におけるかさ上げの措置、こういった制度も用意しておりますが、今、現地...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島復興再生特別措置法というふうに、私どもは今そういう名前で法律をつくろうと思っておりますけれども、この立案に当たりましては、福島県の要望を踏まえまして内容の検討を進めております。  公明党さんにおかれましては、発災直後からさまざまな御提言をいただきまして...全文を見る
○平野(達)国務大臣 防災対策あるいは災害対策における女性の視点の重要性、この点につきましても、特に公明党さんからはさまざまな観点からの御提案をいただいております。  私どもも、今回の東日本大震災の対応の経験を踏まえまして、この女性の視点の重要性ということは痛切に感じております...全文を見る
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○平野(達)国務大臣 担当大臣でお恥ずかしい話ですが、そういう要綱になっているということは私、承知しておりませんし、もしそういう要綱になっているとすれば、その考え方はちょっとおかしいというふうに思います。  いずれ、津波で襲われた地域にしかできないという発想は、もしそういった状...全文を見る
○平野(達)国務大臣 補助金の適用として遡及できるかどうかという御質問かと思いますけれども、これについては若干難しい問題がありまして、一般論としてこうだという断定をすることは差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、ケース・バイ・ケースにおいて、地域の総意でやったというと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 そういう趣旨に効果促進事業を使いたいということであれば、使わせないという理由は私はないのではないかというふうに思いますが、すぐ担当の方ときっちり詰めたいと思います。
○平野(達)国務大臣 私も、被災地を訪問したときに、特に冬なんかは日暮れが早いですから、真っ暗なところを子供たちが帰ってこなくちゃならない、街灯を何とかしてもらいたいという要望は再三受けております。  その意味で、そのことについても、検討はもう指示したところでありますけれども、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 気象庁の第一報、岩手県は三メートル、宮城県は六メートルでした。そして、岩手県の場合は、地震発災直後から津波の最大波が到達するまで大体三十何分です。そして、その後、気象庁の修正がなされたのが十五時三十分ですね、十メートル以上。そのときにはもう岩手県は壊滅してお...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、両会議とも、当時のメモ等々を集めまして議事録に再現するという努力をやっているところでございます。
○平野(達)国務大臣 今、事務局で整理をして、さらに各省に投げておりまして、各省からいろいろな返事が返ったものを踏まえて、今、最後の精査をしております。  最終的にこれをまとめる責任者というのは私だと思っておりますが、今回の場合は、その段階その段階でまとめたものではなくて、こう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 東日本大震災の検証というのは非常に大事な仕事でありまして、いろいろな角度からこれを検証しなくちゃならないというふうに思っております。  その一つのテーマとして、まず、被災直後、各自治体にどういう応援が入ったのか、また入らなかったのか、それが十分であったのか...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員から御指摘のあった男女共同参画、あるいは災害弱者と言われる方々、こういった方は、今回の災害においても大きな被災をしております。この経験を踏まえて、かつまた災害に強いまちづくりをするという意味において、この男女共同参画、あるいは災害弱者と言われる方々の視...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(平野達男君) 執行体制、国と地方、両方ありますけれども、国は国でしっかりとしたこの体制が整っていると思います。特に、災害復旧についてはスケジュールをしっかり示しました。そのスケジュールにのっとって、海岸堤防の復旧あるいは港湾の復旧、漁港の復旧、これは進みます。  問...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員御指摘のように、今年も日本海側を中心に記録的な大雪となっております。全国レベルの平均値で見ますと過去の大雪に比べるとそんなに高くはないんですが、地域的に見ますと過去の記録を上回るような積雪が記録、観測されていると、そういう地域がございます。  人的...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(平野達男君) 委員御指摘のように、支援機構につきましては、各県の産業復興機構による支援が困難な事業者を対象とするとともに、小規模事業者、農林水産事業者、医療福祉事業者等を重点的に対象とすることにしておりまして、各県の産業復興機構と相互に補完しつつ支援の拡充を図ってまい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災からの復旧復興、そして東日本大震災の検証、それからそれを踏まえた次の震災に対する備え、この三つを同時的にやっていかなくちゃならないというふうに思っております。特に、これから首都直下型、それから東海、南海・東南海地震、こういったものはいつ来ても...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 基本的には小宮山大臣のおっしゃられたとおりでありまして、この基金、国の補助金と一部東電のお金が入っておりまして、このお金を元にして設立された基金であります。まずは、この福島県の取組をしっかりフォローアップしたいというふうに思っております。  その上で、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 被災者生活再建支援制度の概要ということでありますけれども、まず全壊なんですが、今御質問は全壊の家屋ということでございましたから全壊についてお話しさせていただきますと、これ基礎支援金と加算支援金に分かれています。基礎支援金につきましては、支給額百万円、そし...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(平野達男君) この件に関しましては、公明党の各国会議員から何回か御質問を受けております。  国としましては、御承知のように、これまで災害時要援護者の避難支援ガイドラインによりまして、市町村に要援護者名簿の作成や障害者一人一人の避難支援計画の策定等を促してきたところで...全文を見る
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○平野(達)国務大臣 被災地では、委員御指摘がありましたように、人口流出が続いている、あるいは本当に厳しい寒さの中で仮設住宅での生活を余儀なくされているなど、さまざまな厳しい状況が続いております。  そういった中で、あした十日、復興庁が発足をいたします。復興庁の役割、やはり大き...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今総理からお答えしたとおりですが、若干補足させていただきますと、例えば、先ほど委員からの御指摘があったように、海岸の堤防の復旧はまだだという御指摘も受けました。  実は、本格復旧、先週から始まっております。しかし、その間に至るまで、今回の復旧は普通の復旧と...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、冒頭、帝都復興院と復興庁の資料を示されてお話がございましたけれども、それに若干触れさせていただきたいと思います。  まず、復興は政府一体で、政府を挙げて取り組んできたということであります。それから、被災者の支援、仮設住宅、さまざまな問題が今提起されて...全文を見る
○平野(達)国務大臣 もともと、復興局には専任の政務を置きたいという発想はございました。しかし、さまざまな協議の結果として、一閣僚増、そして二副大臣の増という形になりました。  ちなみに、復興局については併任の政務官になりますが、これまでも、岩手県でも、宮城県でも、それから福島...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、つるし上げるから、嫌になったから行かないなんということは、まずこういう人はいませんよ。  それからあと、事務方の幹部については、これは常駐を原則としております。常駐にします。
○平野(達)国務大臣 まず、ちょっと一つ誤解を解きたいと思いまして、コメントさせてください。  まず、福島県が十八歳以下の子供に対しての医療の無料化を訴えてきたのは、この放射線に起因する健康被害、異なる特殊な被害という、いわゆる被曝という意味で捉えていないというふうに私は思って...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御趣旨、よくわかりました。  ちなみに、私どもも、特に子供のそういう精神ケアというのが大事だということで、平野文科大臣の指導のもとで、特に新潟県の児童の心のケアは今どういうふうな状況になっているか、こういったものをまずしっかり調査するという準備も進め...全文を見る
○平野(達)国務大臣 御答弁する前に、先ほど私、福島県を新潟県というふうに言い間違えたようで、大変失礼いたしました。福島県の話でございます。  それから、この予算規模でございますけれども、公共物の災害査定もおおむね終了しつつあります。そういった災害査定が終わりますと、特に公共施...全文を見る
○平野(達)国務大臣 災害査定の全貌がまだ私の方にも、今届いておりません。今、鋭意進めております。それで、実際に、この全体の予算増は、それを踏まえた上で。  それから、あともう一つは、市町村ごとの復興計画の中での高台移転、これについても、今、全体像がまだ必ずしも明らかになってい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今の段階で何月までというところまでは、ちょっと十分詰め切っておりません。いずれ、委員の問題意識も、私も非常に強い問題意識を持っておりますので、できるだけ早く出すようにしなければならないというふうに考えております。
○平野(達)国務大臣 東南海の三連動については、今、モデルを特定しまして、これから被害想定額等々の検討に入ります。  今の御質問は、首都直下型と三連動が同時に起こった場合ですね。これはちょっと大変な数字になるというふうに思います。日本の経済が本当に大きく揺らぎかねない大震災にな...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の東日本大震災でも、南北五百キロ、東西二百キロのプレートが動いたということでありまして、専門家が一様に言うのは、プレートの要するに応力構造が変わっている、応力構造が変わりますと、地震の発生メカニズムも変わってきて、要するに、不安定から安定化に戻ろうとする...全文を見る
○平野(達)国務大臣 大変重要な御提案をいただいているというふうに思います。  その前に、今私どもが何をやっているかということについて、若干、短くお話しさせていただきます。  総理から指示いただいております東日本大震災からの復旧復興、そしてあわせて、東日本大震災の検証でありま...全文を見る
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○平野(達)国務大臣 きょうから復興庁がスタートいたしました。国会では、復興庁の設置に向けまして、野党の皆様方からもさまざまな積極的な御提案を受けまして、その提案を受けた形で本日の復興庁の設置に至っております。改めて、皆様方の後押しに感謝を申し上げたいというふうに思います。  ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 失礼いたしました。大変先走ってしまいました。総理からは任命をいただいたということでございます。失礼いたしました。  それから、御質問でございますけれども、復興庁では、津波、地震というこれまでの復旧復興の後押しに加えまして、これから福島の再生ということが大き...全文を見る
○平野(達)国務大臣 津波の地震でも、例えば海岸の復旧というのは国土交通省がやります。学校の復旧は文部科学省がやります。そういった各省の政策を束ねる形で、復興庁が津波、地震地域の復旧の後押しをやってまいります。  福島県の原子力災害についても、例えば除染、これは細野大臣が先頭に...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○平野(達)国務大臣 東日本大震災で、現時点で避難されている方々は約三十三万人、そのうちの約半分の十五万八千人が福島県の避難者ということであります。  そして、福島県の避難者の中で特徴的なことは、約四割の六万人の方々が県外に避難をされているということでございます。その大半は原発...全文を見る
○平野(達)国務大臣 総論的に私からお答えさせていただきまして、補足は小宮山厚労大臣からさせていただきたいというふうに思います。  委員おっしゃるように、心のケアの問題、震災発災してそろそろ一年になりまして、これから今まで以上に大きな問題になるというふうに考えております。大人の...全文を見る
○平野(達)国務大臣 警戒区域の見直し、四月上旬を目標に、今、政府内でさまざまな観点から議論しております。  委員御承知のように、警戒区域の見直しは、基本的に放射線量でこれをやろうということで今考えております。今のところ、五十ミリシーベルト以上については、長期帰宅困難区域という...全文を見る
○平野(達)国務大臣 例えば二十ミリシーベルト以下の区域に指定されたところでも、これから細野大臣が先頭に立って、除染計画をつくりながら、しっかり除染をしてまいります。  除染をするということが基本なんですが、いつ帰れるかということについては、例えば帰宅準備区域というふうに指定さ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 大変大事な指摘をいただいていると思います。  私は、まず、避難者の方々がこれからどのように考えておられるのか、どういう不安を持っているのか、こういったことをきっちり捉えることが大事だというふうに思っておりますが、まずは私どもは、賠償というものをどういう考え...全文を見る
○平野(達)国務大臣 賠償という問題と生活再建という問題は、これは本来セットになるべきですけれども、大事なことは、まず賠償の考え方は賠償の考え方で提示をさせていただく、その上で、先ほど申し上げましたけれども、新しい場所で生活するためにはどれだけの費用がかかるか、その費用負担をどう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 川内村、帰村宣言しまして、まだなかなか帰ってこられない。いろいろな理由がありますけれども、委員の御指摘のとおり、やはり雇用というのは非常に大きいと思います。特に、川内村の二割ぐらいの方々が富岡町、大熊町に職を持っていまして、御案内のとおり、そこは今住めない状...全文を見る
○平野(達)国務大臣 例えば、コールセンターの一環でもありますけれども、在宅就労、こういったことも一つの大きな手段だというふうに思っています。
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○平野(達)国務大臣 これまで、政府一丸となって東日本大震災からの復旧復興に努力してまいりました。津波、地震の地域の復旧復興に関しましては、野党の皆さん方からも大変建設的な御意見をいただきまして、大体の道具立て、復興特区制度等々も含めてでき上がったというふうに思っております。 ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 予算執行につきましては、一つは、被災自治体の職員が十分でなかったということがございます。御案内のとおり、自治体によっては三分の一ぐらいの職員が被災をしてしまったというところもございます。  そういう中で、その自治体の職員の手当てということについて、今まだ、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 予算につきましては、例えば環境省の瓦れきの問題につきましては、現地では発注は終わっております。発注が終わって、それで仕事はしています。仕事はしておりますが、交付決定をするのに、交付の申請が上がってこない。これは前からずっと指摘されていることなんですが、この決...全文を見る
○平野(達)国務大臣 政務はもとより、この間、いわき市に出た支所にもお邪魔しましたけれども、まず一番最初に大事なことはパイプをつくることだということで、パイプをつくってフェース・ツー・フェースでいつでも話ができるような信頼関係をつくること、そのためには歩くしかないということについ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 瓦れきの処理、除染、これは担当大臣は細野大臣であります。細野大臣でありますけれども、例えば広域処理につきましては、きのうも、復興推進会議、第一回会議を開催いたしましたけれども、その場で細野大臣から、全閣僚でこれに対して後押しをいただきたい、そういう強い要請が...全文を見る
○平野(達)国務大臣 各自治体からの人材派遣要請につきましては、例えば一般的な事務については、総務省を通じて各自治体からの要望を上げていただいております。それから、例えば都市計画といったような専門職については国土交通省が、それを復興庁が全部集めまして、被災自治体の要望を、事務、そ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 四十事業というのは、災害復旧事業以外のハードの面については大体入ったというふうに理解しております。あと、それ以外の中でどういう事業があるかということについては、必ずしもストレートに四十事業で読めない部分もございますけれども、今の事業をいろいろ活用することでで...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この復興交付金事業は、いわゆる津波等々で地域が壊滅的な被害を受けたということをまず一義的には想定して制度設計してございます。そのほかの、内陸のさまざまな公共施設が地震等によって被災を受けた場合には、これは災害復旧事業という制度がございまして、これはその制度を...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、津波地域等々については、繰り返しになって恐縮でございますけれども、家そのものが全部流されて、仮設住宅で暮らされている方がたくさんおられます。私は、まず、自治体ごとに区分をつけて、差をつけてということをはっきり申し上げたことはございませんけれども、津波地...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私がもう一つ申し述べたのは、被災自治体、被災地域からの要望はできるだけ酌み上げて、それをするようにしていただきたい。と同時に、今回のさまざまな復旧復興の予算というのは、自治体負担はゼロでございます。そのための財源を捻出するために増税もお願いしているということ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いろいろな形でのコミュニケーションは本当に大事だと思います。メールでありますとかあるいはいろいろな手段を使ってコミュニケーションを図る、しかし何よりも現地に行くというのが大事だというふうに思っております。  ただ、テレビ会談につきましては、これは検討させま...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、現地のさまざまな計画策定、それから次のステップとして急いでもらいたいということで申し上げているのは、委員からの御指摘があった復興住宅の建設であります。  これにつきましては、用地の確保の問題、それから合意形成の問題等々がございますけれども、自治体によっ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、被災市町村において復興計画の策定が進められているところでありまして、特に、津波で大きな被害を受けた市町村、沿岸四十三市町村ございますけれども、そのうち三十六市町村においては基本的な計画は策定されました。  その中の柱の第一は、何といってもやはり災害に強...全文を見る
○平野(達)国務大臣 逃げることを前提、大堤防に頼らない町、こういう一つの考え方はあると思います。  ただ、委員とはまた別な機会でいろいろ議論させていただきましたけれども、堤防をめぐっては、今のこの国土交通省の案では低過ぎるという意見と、これでは高過ぎるという意見と、まず地域に...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○平野(達)国務大臣 福島県における十八歳以下の医療費無料化につきましては、国としては、医療費の根幹にかかわることだということで、直接それに国費を出すということは現段階ではできないということで、県からは極めて残念だという言葉がございましたけれども、国側の考え方はおおむね了解してい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この基金が国のお金と東電の二百五十億というものからできているということでありまして、それをもとにして医療費を無料化するということであります。そういうことで県も了解したということでございます。この財源が将来どこかの段階で、これは健康管理基金ということで、健康診...全文を見る
○平野(達)国務大臣 条文に関することなので、私の方からお答えをしたいと思います。  福島復興再生特別措置法案では、放射線に関する健康上の不安の解消など、住民が安心して生活できる環境の実現のための施策を一応規定はしております。  紹介させていただきますと、具体的には、これは細...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今言ったような部分については、各条に、こういった施策を実施する、そういう規定になっております。という答弁でよろしいでしょうか。
○平野(達)国務大臣 まずは、放射線被曝に起因すると疑われる健康被害が将来発生した場合というよりは、そういったものに対する不安の解消ということと、こういうことが発生しないようにするための措置というのをこちらで規定しております。  そして、疑われる健康被害が将来発生した場合という...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、復興交付金につきましては、復興特区法において、東日本大震災により、相当数の住宅、公共施設その他の施設の滅失、損壊等の著しい被害を受けた地域、こういうふうに規定したところでありまして、津波、地震、原子力災害ももちろん入るんですが、公共施設、建物等々が著し...全文を見る
○平野(達)国務大臣 七十九条の精神、まさにこの精神にのっとって復興交付金は運用すべく、今関係市町村と詰めさせていただいているということでございます。
○平野(達)国務大臣 七十七条、七十九条、この精神を外さないようにしっかり運用してまいりたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 福島県におきましては、福島特措法に基づき策定される、産業復興再生計画には原子力災害により被害を受けた福島の産業の復興及び再生の推進を図るための措置、重点推進計画には福島における新たな産業の創出に寄与する措置が記載されることになっております。  一方で、先ほ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員から御紹介がございましたように、昨年十一月に支援機構法が成立をいたしました。大口委員には大変な御尽力をいただきました。  機構の設立、業務開始に向けて、今、鋭意準備を行っておりますけれども、きょう設立認可を行ったところでございます。三月五日から業務を開...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、支援機構につきましては、仙台本店と東京本部の二カ所に拠点を設けますけれども、加えて……(大口委員「いや、その前に振り分けはどうか。今、振りわけの話です」と呼ぶ)そうです、振り分けの話です。  窓口については、産業復興相談センターにとりあえず一元化して...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、窓口については、先ほど言いましたように、まずは相談センターで一元化させるということで、また、委員のおっしゃるように、小規模事業者等々に対する窓口が必要だということであれば、その状況に応じてこれは考えなければならないというふうに考えております。  それ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 産業復興機構、頑張っておりますけれども、なかなか買い取りがまだ進まなくて、岩手県もやっと二件目が決まったということの報告を受けております。  その背景には、企業グループ補助金等々のこともございまして、さまざまな背景があるようですが、いずれこれから、この二重...全文を見る
○平野(達)国務大臣 被災地域の土地利用計画の骨格も大体見えてきまして、これが実行に移されますと、個人商店、個人事業者、こういったものが、もう一回もとのというか、また仕事を復活させたい、そういう希望が次から次へと出てくると思います。  こういう中でも二重ローン問題が足かせになら...全文を見る
○平野(達)国務大臣 これは大口委員も一番お詳しいわけでありますけれども、三党合意にも、「政策金融機関は、「支援機構」からの要請に基づき、債権者である金融機関等と連携を図り、事業者の再生に必要な補完的な資金供給について適切な役割を果たす」ということが三党合意で決めておられまして、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、今回の事業支援というのは、震災による被災事業者支援という、どちらかというと非常事態における支援でございまして、そのための基準であるということも留意しつつ策定してまいりたいというふうに考えております。  今委員からもさまざまな御提案がございましたけれど...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いわゆる簿価と買い取り価格の差額を例えば全額免除すべきだ、そういった考え方もございますけれども、ここの点に関しましては、そういった考え方もあるということなんですが、それをきっちり定めるということではなくて、買い取り差額以上に場合によっては支援をする場合もござ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、算定方法をさまざまな観点から検討させておりますけれども、一方で、やはり一物二価というのもおかしいなという考え方もございます。その一方で、支援機構のやり方、独自の考え方もあるのではないかという考え方もございまして、支援機構は支援機構で債権の買い取り価格の考...全文を見る
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○平野(達)国務大臣 間もなく三月十一日を迎えまして、昨年の三月十一日、東日本大震災の発災の日から間もなく一周年ということになります。それを踏まえまして、先般一月二十日、「東日本大震災一周年追悼式の実施について」ということで閣議決定をさせていただきました。  場所につきましては...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、東京で行う国主催の追悼式でございますけれども、これは、東北三県から推薦していただいた御遺族、御遺族の代表という形になると思います、それから各府省庁の推薦による被災者支援に尽力した民間関係者の方々、外交関係者、報道関係者、それに行政機関、司法機関、地方公...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○平野(達)国務大臣 被災直後、阿久津委員とは、内閣府副大臣、政務官というタッグを組んでおりまして、まず被災者の支援、応急対策などに当たらせていただきました。  現在、被災市町村におきましては、地域の復興の方向性を決定する復興計画策定が進められておりまして、策定済みの自治体にお...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○平野(達)国務大臣 被災自治体、特に、津波、地震あるいは原発で大きな被害を受けた自治体は、通常の業務とあわせて復旧復興、こういった仕事をしなければならない、被災者に対する支援もしなければならない、大変大きな仕事を抱えておりまして、委員御指摘のように、本当に二十四時間体制、大変な...全文を見る
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○平野(達)国務大臣 液状化による家屋等の被害、こういうことに対しての対策については国交省等を中心に取り組んでまいりましたけれども、その中にいることによる精神的な被害ということだと思いますが、そのことについては、大変申しわけございませんけれども、今の段階で、私の方できちっと調べて...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、個々の家屋の倒壊あるいは被害等々につきましては、もう御案内のとおりに、被災者生活再建支援金の支給という制度がございます。そのほかに、この液状化対策ということにつきましては、今の災害復旧制度というのは、あくまでも公的な部分、例えば道路とかあるいは道路に係...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず今の、復興交付金の中の効果促進事業という部分につきましては、個人の財産に係るさまざまな助成というものは、これは原則やらないということで考えております。  それから、先ほどのお話の中に、個人として百万円が限度だというお話がございましたけれども、それは少な...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いずれ、今の制度をさまざまな観点で運用することで、例えば今の事業の適用の範囲をどこまで拡大できるか、これはその地域その地域の計画によって変わってくると思います。そういったところにつきまして、我々の方も知恵を出していきたいと思いますし、また、現場の方も知恵を出...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○平野(達)国務大臣 大島委員には、復興特別委員会の与党筆頭理事として、復興庁法案あるいは特区法案等々の成立に向けて大変な御尽力をいただきました。また、復興庁法案の成立あるいは特区法案の成立の過程におきましては、野党各党からさまざまな建設的な御意見、そしてまた法案修正もいただきま...全文を見る
○平野(達)国務大臣 さまざまな指摘を受けていることについては、真摯に受けとめなければならない面も多々あるかと思います。しかし、その一方で、先ほど申し上げましたように、復旧復興に向けた道具立てもおおむねそろったというふうに思っております。それから、公共施設の災害査定、これもほぼ終...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島は、御案内のとおり、地震、津波の被害に加えまして、原子力災害の影響を最も強く受けている場所であります。  この福島には、今、十六万人の避難者の方がおられまして、そのうち六万人が県外で避難生活を行っておられます。さらに、そのうち十一万人は、半ば強制的に避...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○平野(達)国務大臣 復興大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から間もなく一年がたとうとしております。一万五千名を超えるとうとい命が失われ、いまだに三千二百名以上の方が行方不明となっております。 ...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○平野(達)国務大臣 復興交付金、第一回でございますけれども、先週それを発表いたしました。  それで、今委員の言葉の中で査定率という言葉がございましたけれども、私、この査定率という言葉は必ずしも正しくないと思っております。今回の場合は、あくまでも今の段階で、計画の熟度それから地...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、例えば災害査定という言葉がございます。災害査定は事業費を確定します。今回は、事業費の確定をするというところまでは行っていないんです。それを留保すると言ったんです。だから、つけたからといって認めるとか認めないというところまでまだ行っていません。  それ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 そういうものもあります。  それから、あともう一つ、繰り返しになってはあれですけれども、復興交付金として、必要性はわかるんだけれども、これを使うべきかどうかについてはもうちょっと考えさせてくれ、なかなか慎重にならざるを得ないというのと、この二つがあります。...全文を見る
○平野(達)国務大臣 出されたものに対してさまざまな問題を指摘するときは、なぜそうなのかということをちゃんと説明しろということは、私も随分申し上げてきたつもりですし、そういうことが徹底していないとすれば、これは再度徹底させます。  それから、ちなみに交付金チームは今、各市町村を...全文を見る
○平野(達)国務大臣 その三倍とかというのは、本当にもしそうだとすれば、徹底的にこれは状況をもう一回確認して、そういうことがないようにやらなくちゃならないというふうに思います。  できるだけ提出資料は簡略化するように、審査についても、先ほど、冒頭申し上げましたけれども、今回は大...全文を見る
○平野(達)国務大臣 個別の地区のことで、多分いろいろなそこの状況によって対応の方針が違ってきたりするんだろうというふうに思います。  この点については、小野寺委員、前回も予算委員会で指摘いただいた問題でありますけれども、これは個別の具体の地区をもうちょっと私どもで精査させてい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今のお話を聞く限りにおいては、そういう調査というのは、いろいろな事業をする上での絶対必要な調査でありますよね。そこに対して、いわゆる全体の事業費の内数に入っていない、具体的に言えば、国の負担の対象になっていない、補助の対象になっていないというのは、ちょっと私...全文を見る
○平野(達)国務大臣 小野寺委員の質問の意味、よくわかります。その地域の実態に合わせた運用をすべきだ、そういう御趣旨だと思います。その問題もあわせて、国交省とすぐ詰めさせるように私の方からまた言いますので。
○平野(達)国務大臣 それについても、気仙沼市さんを初め、個別の御相談を受けております。とにかく、基準は基準なんだけれども、それをやることによって施設全体が使えないとか効果が発揮できないということであれば、多少そこは斜め読みしてもやるべきだというようなことは、私も指示を出しており...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私は、地域の産業、被災した産業の復興というのは今回の復興の鍵だということは何回も申し上げてまいりました。その中で、グループ化補助金が非常に引っ張りだこであるということについては、これは地域がやる気があるということでありますから、肯定的に評価すべきだし、である...全文を見る
○平野(達)国務大臣 仮設住宅については、今の段階では、仮にあきが出た場合には、例えば派遣職員あるいは市町村の臨時雇用の職員、こういった職員の宿舎として使えるということで、ちょっと若干正確性を欠くかもしれませんが、厚生労働省からもう既に通知はなされております。  問題は、建設労...全文を見る
○平野(達)国務大臣 市町村行政のこれからかなりの増大、それは公共施設の災害復旧あるいは新しいまちづくり、さらには心のケア、それから雇用対策、さまざまな仕事が一気に被災自治体にのしかかってまいります。  今、絶対的マンパワー不足というのは昨年から徐々に顕在化しておりまして、今の...全文を見る
○平野(達)国務大臣 被災者が自立していただくということが基本でございまして、その中には、家も、それは災害公営住宅なのか一軒家なのか、人によって違うと思いますが、それはしっかり持っていただかなくちゃならない。それから、雇用の場もしっかり確保しなければならない。これは我々の責務だと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、小野寺委員が言われた被災地の状況、そういう状況、小野寺委員の思い、どこまで同じレベルかというのは私から断じることはできませんが、同じような気持ちを持っているのではないかというふうに思います。  いずれ、おくれればおくれるほど若い人たちは離れていくかもし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 その戸数を積み上げるべく、各市町村で今計画を策定中であります。地域によって、私どもは高台移転を、この地域全部高台移転をすべきだというふうな提案をするのでありますけれども、その中で意見がなかなかまとまらない、結果として何割かはその地域に残るというような地域もご...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興住宅についての、手元に今ちょっと資料がございませんけれども、最終的な戸数ということについての見通しもこれからだというふうに御理解をいただきたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 公共施設の災害査定はおおむね終わっております。今、その災害査定の結果の精査をやっておりまして、私、今、国交省の公共土木施設だけの総事業費では一兆七千億というふうに聞いておりますけれども、その内訳を精査すべく、今、作業を急がせております。あわせて、農水省関係の...全文を見る
○平野(達)国務大臣 谷委員御指摘のように、五年間で十九兆という数字、そもそもその前の二十三兆という数字でございますが、これはきちっとしたバックデータがあるわけではございません。それはもう今の一連のやりとりの中でおわかりのように、災害査定も全く済んでいない、それから高台移転をする...全文を見る
○平野(達)国務大臣 幾つかのルートを通じてやっております。  一つは、技術畑の問題につきましては、一つ今委員の例で出されたいわゆる都市計画、特に土地区画整理等々の専門家につきましては、国交省が各自治体にそういった技術者がいるということを把握しておりますから、各自治体に派遣依頼...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私が復興局と支所の職員に言ったのは、まず、国、各省は、特区制度、交付金だけじゃなくて、さまざまな制度をつくっている、その制度のオーソリティーになってもらいたいということをまず一番最初、開口一番で申し上げました。今、問い合わせであるのは、制度に関する問い合わせ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、今回の復興交付金、結果的に、特に宮城県に関して言いますと、申請額に対して六割弱、六割行っていないということにつきましては、個々の計画の事情がこれはきっちりあるというふうに私は思っておりますが、ただ、今、谷委員がおっしゃったように、こういうことのないよう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興交付金は、法律の中に書いてありますように、被災の地域に大きな災害が出てきているということ、それから災害の復旧と密接な関係があるということ、そういう前提で全体の制度が仕組まれているということについては委員も御承知のとおりかと思います。  それで、先ほど私...全文を見る
○平野(達)国務大臣 昨年の放射能の問題が出てくる以前には、比較的、各自治体、自分のところの自治体で、発生した瓦れきは引き受けてもいい、そういう意思を示していた自治体が多かったように思います。  委員ももう十分御承知のように、今回の最大の問題はやはり放射能でありまして、放射能の...全文を見る
○平野(達)国務大臣 こうしたエネルギー研究あるいは省エネを目指した環境未来都市、こういった構想を持って新しいまちづくりをするという発想は非常に大事だというふうに思っていまして、例えば、環境未来都市等々については岩手県の大船渡、あの地域についてはそれを指定して、それで今どういうこ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 構想は、例えば一年を契機に出すべきという御提案はわかります。しかし、私は、避難住宅を回っていまして、仮設住宅を回っていまして、被災者の方々から、防災拠点をつくっていただきたい、あるいはこういった施設をつくっていただきたいという要望を直接受けたことはありません...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○平野(達)国務大臣 平成二十四年度復興庁関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  まず、復興庁においては、東日本大震災からの復興を円滑かつ迅速に推進するための予算として、総額二兆四百三十三億円を計上しております。  以下、その主要施策について、御説明申し上げます。...全文を見る
○平野(達)国務大臣 畑委員も、本当に連日、被災地を回りながら、いろいろな意見を酌み上げて私どもの方に上げていただいておりますこと、この場をおかりしまして改めて感謝を申し上げます。  復興交付金事業計画の第一回の交付でございますけれども、先週の金曜日に行いました。総額については...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、対象市町村、二百二十二市町村だったと思いますけれども、ここではまずどういうことが行われているかといいますと、災害救助法の適用を受けます。被災者生活支援法の適用も受けます。それから、公共施設が災害を受けた場合には災害復旧事業が適用されます。こういった部分...全文を見る
○平野(達)国務大臣 畑委員がまさにおっしゃるように、ともに計画をつくるという姿勢で臨むように、これは強く復興庁の職員にはお願いしています。特に、自治体はやはり忙しいです。忙しくて十分に中身を見切れない、見切れないから、コンサルから出てきたものをそのまま計画で持ってくるというとこ...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○平野(達)国務大臣 復興庁の発足まで、また、今までの政策を練る段階で、石田委員には本当にいろいろな形で御支援をいただきました。また、さまざまな御叱咤もいただきました。おかげさまで、先ほど委員からお話がございましたように、まずは二月十日、復興庁が発足いたしました。そして、間もなく...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、復興局は、岩手、宮城、福島の三県に設置しております。この三県の沿岸部にそれぞれ二カ所の支所を設置しておりまして、青森、茨城に事務所を設置しております。  各復興局でおおむね三十名程度の職員、それから、各支所で、場所によ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私、ちょっと説明不足でした。内数でございます。おっしゃるとおりでございます。  それで、人数につきましては、今、この三十名をフル活動しまして、復興局、極端な話でいいますと、盛岡なら盛岡にいなくてもいい、できるだけ現地を歩くということで歩かせております。この...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興がおくれているという御指摘は、これは真摯に受けとめなければならないと思います。  ただ、復興がおくれているというふうに指摘される一番の背景には、現地に行ってみればわかりますけれども、まず、瓦れきの一次処理は一応終わった、これから二次処理、広域処理等々が...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今いただいた五項目については、恐らくきょう村井知事が私のところに来られるということで、同じような内容の要望というふうに、マスコミでは抗議と言っておりましたけれども、そういうものがあるというふうに聞いております。  それで、一言だけ申し上げたいのでありますけ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 ちょっと説明が長くなるかもしれませんが、御容赦を願いたいと思います。  今申し上げたのは、私どもが執行額として予算委員会で提示したデータ、資料でございます。執行額という場合には、いわゆる実施計画という決定段階と内示という段階、このものをもって執行というふう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、今回の第一回の交付に当たりましては、要望されたものと違ったものを交付する場合に、二種類あったと思います。  一つは、交付金という事業に、必要性はわかるんだけれども事業になじむかどうかという問題。例えば、これも何回も申し上げましたけれども、周辺の地域が...全文を見る
○平野(達)国務大臣 効果促進事業も、その事業費が決まると同時に、効果促進事業というのを要望するところは交付決定できるところもありますし、追加としてやることも、これは可能でございます。
○平野(達)国務大臣 まさに委員のおっしゃったような復興庁にしなければならないというふうに思います。  第一回目は、復興庁は、その交付金の配付ということで、今までどちらかというと各省に任せてきたものを途中で引き継いだということがございますので、これ以降は、復興庁と各省、連携をと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今の崖崩れ関係の事業については、どういう背景で今回交付決定にならなかったのかということについて、ちょっと今詳細を把握しておりませんが、いずれにせよ、住宅が被害を受けているということであれば、補助できる範囲というのは一定の範囲に限られる場合もあるかと思いますが...全文を見る
○平野(達)国務大臣 災害という場合にどういう制度で対応するかというと、まず災害復旧制度というのがございます。これは、災害、地震あるいは津波でもそうなんですけれども、破壊された、あるいは被害が出た施設等々を原則原状に復旧する、場合によってはかさ上げ等があってもいいんですけれども、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員はこの計画をちょっと見ておられませんから、トータルの額で議論されていますのでこういう見方になると思いますし、ある意味、この数字を見た限りでは、国が相当の関与をしたというふうな形でとられてもしようがないかもしれません。  しかし、きょう知事にもちゃんと丁...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今のような、例えば下水道というか下水施設、これが実際に機能していないということであれば、これは何らかの措置をしなくちゃならないというのは当然でございますから、どういう形かで、時期は今回外れたということですが、多分何らかの理由があったんだろうと思います。いずれ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず一つは、今回の交付金制度という制度自体をつくったことが、手続としては相当簡素化される。つまり、さまざまな事業を一つの手続でやれるという意味で、相当簡素化されるという制度になっていることは御理解をいただきたいと思います。  その上で、改めて私、どういう提...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いずれ、住宅の被害でございますから、事業計画を早くつくっていただきまして、交付できるものは交付するということは、これは基本だと思います。  ただ、一方で、今の委員のおっしゃったような緊急の度合いがございますと、何回もこれも自治体に申し上げているんですけれど...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員から御指摘がございましたように、特に福島県では、津波、地震の被害に加えまして、原発の事故によって放出された放射能、日本最大の汚染事故と言っていいかと思いますけれども、この放射能にいろいろな形でおびえながら生活されている方々がたくさんおられます。小さなお子...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員も御案内のように、原子力損害賠償法に基づきまして、一義的には無限、無過失の責任がやはり東京電力にあるものというふうに認識をしております。  東京電力におきましては、まずは、やはり何といっても相当の大企業でありますから、その企業だということにおごることな...全文を見る
○平野(達)国務大臣 原子力賠償紛争解決センターでございますけれども、今委員御指摘のように、今まで申し立て件数は一千百九十七件ございます。このうち、今まで和解が成立した件数は十八件でございまして、当初言われた三カ月以内の和解成立ということからいいますと、時間がかかっているというこ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 何といっても、冒頭申し上げましたけれども、東京電力は大企業でございます。その大企業を相手にとって、個人で賠償を請求する、あるいは双葉町のように集団で賠償を要求する、いろいろな形式がございますけれども、やるというのは、なかなかこれは、思いどおりの賠償額を得ると...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島復興再生特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、原子力災害により深刻かつ多大な被害を受けた福島の置かれた特殊な諸事情を踏まえ、福島の復興及び再生のための特別の措置を定め、これを推進することにより、東日...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○平野(達)国務大臣 川俣町からは工業団地の造成ということを、かねてから強い要望を受けております。  これにつきましては、まず、二十三年度当初予算を活用しまして、川俣西部を含む県内工業団地の造成に係る予備調査を今実施中ということでございまして、平成二十三年度第三次補正予算、がん...全文を見る
○平野(達)国務大臣 防災集団移転事業あるいは公共事業によって被災した土地を取得する場合、このような場合には、適切な不動産鑑定評価などを参考に評価、決定したものをもとに地方公共団体が価格を決定する、こういう仕組みになっております。  その際、災害の発生するおそれや、災害危険区域...全文を見る
○平野(達)国務大臣 先ほど申しましたように、基本はやはり被災地方公共団体が判断をするということになると思いますけれども、例えば岩手県、宮城県では、被災した沿岸部の土地について不動産鑑定士協会に一括して評価を委託するということで、三月末までに標準的な価格を算定するというふうに聞い...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、特に福島県において、見えない放射能におびえながら暮らしている小さなお子さんあるいはお母さん方がたくさんおられます。こういった状況をしっかり踏まえて、今回の原発事故の発生の経緯からしても、国は責任を持ってさまざまな措置を講...全文を見る
○平野(達)国務大臣 改めて、福島に嫁入りをするといって福島に行かれた太田委員は、本当に福島県民になられたなということを感じさせていただきました。  住民の安心のため、政府としては、健康管理・調査により放射線の影響を調べ、福島県民の健康を守ること、除染を行うこと、食品の放射線検...全文を見る
○平野(達)国務大臣 放射能に対しての不安をできるだけ軽減する、あるいは将来のいろいろな生活設計を立てる上で、自分が今現在住んでいる地域の放射線がどうなるんだろうかということについては、そこの地域に住んでいる方々にとってはもう本当に必須の情報なんだろうというふうに思います。  ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、今、除染に関しまして、委員からさまざまな、有益な御議論をいただいたと思います。私も、除染については、効果とその限界ということについては、やはり、しっかりとした認識を持って、この除染ということを有効に使うことが大事だというふうに思います。  その上で、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 ただいま御審議いただいている法律は、福島県全土を対象にしております。それから、いわゆる警戒区域内、国の指示に基づいて半ば強制的に避難をさせられた方々がもと住んでおられた地域に関しましては、仮にそこに戻ることが決まったという前提でこの法律は今仕組んでございます...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島県にお邪魔した際には、私も、細野大臣も、あるいは松下副大臣も、国の責任ということは再三はっきりと明言をさせていただきました。  今国会のこの法律の中においても、今委員から御指摘ございましたけれども、第三条に、「原子力災害からの福島の復興及び再生に関する...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法案をめぐって福島県といろいろ意見交換をさせていただいたときに、さまざまな御意見をいただきましたけれども、この第二条に関しましては特に佐藤知事から、それこそ一字一句御意見をいただいた、そういう経過がございます。そういった意味で、この第二条には、佐藤知事と...全文を見る
○平野(達)国務大臣 放射線が、仮に除染等で低くすることができた、あるいは、時間の経過とともに自然減衰で空間線量が下がったといって、それが即、戻れるわけではございません。委員が正しく、御指摘されたとおりであります。インフラの問題、それから雇用の問題、それからあと、仮に家を建てた場...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、実は、津波の被災地域では、工場の再建も、進むところは進んでおります。  これはなぜかといいますと、堤防はあくまでも百年単位の津波を想定しております。一方で、高潮対策ということでの暫定の堤防はできているわけであります。ここは経営者の判断です。経営者の判断...全文を見る
○平野(達)国務大臣 例えば、釜石を想定していただきたいと思います。大船渡でもいいです。  湾口防波堤をつくらなくちゃだめです。湾口防波堤の完成を待って、地域内の湾口の中の工場の再開ができないかというと、そうではありません。それは、あくまでも、工場は、津波地域のところについては...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いずれ、解除されてから五年以内にそこで起業すれば、その起業した工場は今の特例を受けられるという仕組みになっております。  委員の御趣旨は、その五年間ということが、五年以内の中でちょっとおくれた場合に、適用期間が短くなるのではないかという問題意識なんでしょう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、津波、地震等によって物理的に被害を受けたさまざまな施設の復旧が完全にすっかりなされている状況、それから、何といっても、放射線にもうおびえなくてもいい、そういう状況で、福島県につくられる農産物、そういったものも市場で適正な、真っ当な評価を受けている、そう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、さまざまな観点から議論を重ねております。  今の段階では、放射線のレベルによってこの区域をまず見直す。放射線のレベルで低いところ、高いところ、あるいはその中位のところ、そういった観点で区域を見直していくという作業を進めておりますが、さらにこれに加えて、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 順調という言葉が適切かどうかはわかりません。大変苦しみながら進んでいるという面もあります。  苦しみながらという意味は、いろいろな観点からこれは検討しなくちゃなりません。これを検討するとこういう問題がありますね、こういう観点がありますねということで、さまざ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島県のそういった特に沿岸の方々の常磐道にかける思い、それをとにかくできるだけ実現させるために、まずは今、その除染のモデル事業をやっているということで、御理解をいただきたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 JRも、例えば常磐線、宮城県区域等々についてはできるだけ早く復旧するということで、もう地元の調整にも入っております。  その中で、やはり問題になってくるのは、津波で線路自体あるいは駅舎が全く流失された地域、その路線を変更しなければならない場合に、本来の復旧...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、ちょっと突然の質問であれなんですけれども、駅舎自体はJRの施設だということになりますと、それを今の復興交付金事業で対象にするというのは……(梶山委員「まちづくり」と呼ぶ)まちづくり、それは多分復興交付金事業の一形態だと思いますけれども、その中で対応すると...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今、宮城県のいわゆる被災地域では、例えば、今の制度をいろいろ使いまして用地の生み出しを、斜め読みした形で用地を出すとか、斜め読みというのが適切かどうかわかりません、さまざまな工夫をやっております。そこの取り組み等々を見ながら、JRの復旧に何が必要かということ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 交通インフラの復旧というのは、いわゆる双葉郡あるいは相馬郡の南の地域の復興のために必要というだけではなくて、沿岸地域あるいは福島県全体のために必要だというふうに思います。ですから、できるだけ早くの復旧ということは目指さなければなりません。  しかし一方で、...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の福島復興再生特別措置法は、もう御案内とおり福島全域を対象としておりまして、ここに規定されているさまざまな措置は福島県に適用されるということでございます。  その一方で、委員の御指摘の、放射線量その他等々の観点で福島県と似たような状況にあるところがあっ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 立法化につきましては、私が今必ずしも全省庁のものを把握しているということまで言い切れるかどうかはちょっとわかりませんが、こういった健康等々の問題に関して、特に放射能に関しての関連した立法措置ということについては、今検討されている法案があるというふうには承知し...全文を見る
○平野(達)国務大臣 秋葉委員の言われた趣旨が、今回、除染対象地域になったから自主避難者がどれだけふえたのかという御趣旨なのか、そうではなくて、一般論としての自主避難者なのかということなんですが……(秋葉委員「一般論として」と呼ぶ)一般論としてですね。  そういった観点であれば...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私も含めまして、副大臣、政務官、復興局、それから支所、とにかく歩く、現地に行くということについては、できる限り現地に行くということでやってきたというふうに思っております。これからもその姿勢は貫かなければならないというふうに思います。  ただ、あのとき委員か...全文を見る
○平野(達)国務大臣 きのう、宮城県知事と仙台市長が来ていただきまして、きょうは宮城県の県会議長さんもおいでいただきました。  そのときに、今回の経緯はできるだけ丁寧にということでお話をさせていただきまして、計画につきましても、熟度という言葉を使わせていただきましたけれども、基...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この福島特別措置法でございますけれども、何といっても、福島に置かれた特殊な事情、一言で言えば、やはり原子力災害に伴うさまざまな影響、多くの影響が出ております。そうした影響をできるだけ緩和する、一日も早く緩和する、あるいはなくす、そういった目的のためにつくった...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まさに委員がおっしゃいましたように、今回の原子力事故の発生、その前には、やはり原子力政策を進めてきたという国の責務というのはあると思います。そして、その上で、そういった経緯からしても、今回発生したこの災害の事故、大変大きな事故でございますけれども、そこからの...全文を見る
○平野(達)国務大臣 ここはやはり、福島の復興と再生は国が責任を持って推進していくべきという基本的な考え方に立って、第三条でございますけれども、「原子力災害からの福島の復興及び再生に関する施策を総合的に策定し、継続的かつ迅速に実施する責務を有する。」というふうに明記したということ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 そういう御議論が議員の中でもあるというふうにお聞きしておりまして、ここの目的規定の書き方をめぐって、委員の間でもさまざまな議論が交わされているというのも聞いております。  いずれ思いは同じだということでございまして、この条文をめぐっては、今国会での御審議を...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私どもの第二十六条に対する解釈でございますが、必要な措置、ここについては、私どもも、財政上の措置は入っている、そういう理解でございます。
○平野(達)国務大臣 そのような解釈で結構でございます。
○平野(達)国務大臣 健康管理調査に関しましては、国の措置として、平成二十三年度予算、二次補正予算等々において措置をしているということでございまして、これは、かなり長期間にわたって健康調査ができるという財源を一応措置しております。  これはいずれも、これからも国として引き続き福...全文を見る
○平野(達)国務大臣 十八歳以下の医療費をどうするかということについては、政府内でもかなり真剣な議論を重ねました。  結局、やはり国の資金をこの目的のために現段階で出すことはできないということで、その旨福島県と協議を重ねた結果、福島県において既に積んである健康管理基金を活用して...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今の段階では、そこがふえるというような状況にあるというふうには私は認識しておりません。
○平野(達)国務大臣 まず、福島県外に在住する福島県民に対する内部被曝検査につきましては、福島県は現在、幾つかの都道府県と調整中というふうに聞いております。  国は、福島県外に避難している県民を対象とした内部被曝検査を福島県が事業主体で行う際には、被曝医療機関を利用することにつ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 本法案におきましては、放射線に関する健康上の不安の解消など、住民が安心して生活できる環境の実現のための施策を規定しております。具体的には、健康管理調査、あるいは放射線対策として、農産品等の放射線濃度の測定、除染の迅速な実施、それからあと医療及び福祉の確保、こ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島のお医者さん、あるいは看護師が不足している、あるいは減少しているということについては、私も私なりに把握させていただいております。  御案内のとおり、一つは、浜通りからは急遽半ば強制的に人が避難してしまって、そこにいなくなってしまったこと。これはお医者さ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興交付金につきましては、一義的には、まずまちづくり、町を新たにつくらなくちゃならない、そういった地域をかなり強くイメージしてつくった制度でございます。  御案内のとおり、もう一つは、公共施設、学校が被災しますと、災害復旧事業制度というのがございます。これ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 効果促進事業ということを主体として置かれたと思いますけれども、効果促進事業は初回でありますので、使い方等々についても、今、我々の職員、さまざまこういう使い方があるじゃないかという議論をしております。  しかし、基本的に効果促進事業は基幹事業との関連を説明す...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私どもも、例えば、全く被害が起こっていない、周辺地域で地震の被害も出ていない学校の耐震建築、耐震は必要だとは思いますが、これを復興交付金の対象にはできないということについては明確に申し上げさせていただきました。  こういった例を除いて、大体のものについては...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員が御指摘いただいた事項、いずれも大切な事項だというふうに思います。  国としては、そういった今指摘された事項については、適切に、誠意を持って対応させていただきたいというふうに思って今動いているところでございますけれども、今回の法案にそういった規定が必...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員から御指摘がございましたように、福島県からの、わかっているだけの、把握している人数では約六万人が県外に避難をしておりまして、一番多いのが山形県でございまして、一万二千人が山形県に避難をしております。  これは、なぜ減らないのかということでございますけ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島県から、十八歳以下の子供たちの医療費の無料化について強い要望を受けたときに、その背景にあるのは何かといいますと、委員が正しく御指摘いただきましたように、放射線に対する不安がある、不安があるから外に出られない、出られないために体の中にさまざまな障害が出てく...全文を見る
○平野(達)国務大臣 大変失礼いたしました。  まず、今、文科省の方で、子供たちの心のケアということで、どういうことが起こっているかについての調査を進めるべく鋭意準備をしているということで、そういった調査を踏まえて対応することが大事だと思っています。  細野大臣の方でもいろい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員から今御指摘がありましたように、政府は福島復興再生基本方針を定めるということになっております。  この中で、原子力政策やエネルギー政策そのものとの関係が問題になることは基本的にないというふうに考えておりますけれども、いずれにせよ、この方針を定めるに当た...全文を見る
○平野(達)国務大臣 国の責任ということについては、この委員会でも何回も答弁申し上げましたけれども、三条という規定の中で、私どもは国の責任という意思を明示したつもりでございます。それで不十分だということについての議論は、これまでも何回もいただいておりますし、この院の中でもさまざま...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島の再生、特に原子力被害からの復興ということについては、やはり、かなりの長いスパンで、長い期間で考えていかなければならないというふうに思います。  復興庁は確かに十年で廃止ということになりますけれども、仮に廃止になったとしても、政府全体としてのその機能は...全文を見る
○平野(達)国務大臣 答弁を正確にやるために。  二つの質問をいただいたというふうに思います。  まず一点目でありますけれども、これは吉野委員の御質問にもお答えしましたけれども、今回の特別措置法は、帰宅をする、帰還をするということについては、必ずしも全体がそこに入っているわけ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、国の責任の明文化ということにつきましては、先ほど来議論がございますとおりでございまして、この委員会でも、また議員の中でも、さまざまな議論があるということでございまして、その議論の結果につきましては、きちんと誠意を持って対応させていただきたいというふうに...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法案の第四条の三号に原子力災害の定義を規定しております。ここでは、「原子力発電所の事故による災害をいう。」ということで、委員の趣旨のような考え方でここに規定しております。  加害者等々という御発言がございましたけれども、いずれにせよ、東京電力は責任があ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 洋上風力発電につきましては、福島県からも強い実施の要望がございました。  現在、福島沖の洋上風力発電の実証実験につきましては、きのう、公式に委託事業者が決定したというふうに聞いております。これから、経産省、県、委託事業者で構成される協議会を設置しまして、地...全文を見る
○平野(達)国務大臣 やはり、国と県が基本的には共同でやるという部分もございますし、しかし、そうはいっても、国の責務、国が率先してやるという部分は、全体の事業としてはその精神は貫かなければならないというふうに思っています。  この洋上風力の問題にせよ、さまざまな計画の策定、実行...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法案は、何といっても、原子力事故、これによって発生したさまざまな被害、その中には、精神的な被害、こういったこともございます。こういったものに対しての対応をどうするか、その対応をすることによって福島の復興再生を図っていかなければならない、そういう観点でこの...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○平野(達)国務大臣 被災された方々の住宅復興は本当に喫緊の課題でございます。その一方で、委員も御承知のように、津波地域で被災された方々の住宅、これをどこに建てるかということについてはなかなか難しい問題がございます。高台移転ということを選択するところ、あるいはかさ上げをしてそこを...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興庁の本庁は東京にございます。
○平野(達)国務大臣 現在では、各県ごとに三十名ということになっております。
○平野(達)国務大臣 失礼しました。全体では、青森事務所、茨城事務所を入れて常駐で九十七名ということになっています。  ちなみに、岩手では二十八名、宮城三十四名、福島二十八名ということでございます。失礼しました。
○平野(達)国務大臣 まず、住宅を高台移転する場合の権利調整、これは誰がやるかということになりますと、国も、例えば国交省の職員、あるいはURの職員、こういった方々が入りまして、さまざまなアドバイス、こういったものをやります。しかし、最終的な決断、あるいは権利調整、こういったものは...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御指摘された問題意識は私も共有させていただいているつもりであります。  繰り返しになって恐縮でございますけれども、津波地域、津波で被災を受けた地域、これをどのようにするかということについては、やはり時には大変つらい決断をしていただかなくちゃならないと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 災害公営住宅については、年度内に着工できるところも出てきておりますが、全体的にはまだまだでございます。いずれ、集合住宅、戸建て、いろいろな形態がございますけれども、災害公営住宅の建設もあわせて急がなければならないというふうに思っております。
○平野(達)国務大臣 住宅の再建とか地域の再生にとって、今、都市再生機構、住宅金融支援機構は大変大きな役割を果たしていただいているというふうに思います。  特に、URさん、都市再生機構の技術者がいなかったら、これはもっともっと大変な状況になっていたというふうに思いますし、被災市...全文を見る
○平野(達)国務大臣 特定市町村の指定というのは、これは被害額等々とそれから財政力の規模等々の、そういったことで勘案されて指定されております。  一方で、今委員から御指摘がありましたように、被災者を受け入れていただいた、特に被災直後においては大変だったと思います。なお、全国にお...全文を見る
○平野(達)国務大臣 例えば施設が単独で被災しているというものを災害復旧事業で対応する、これはこれで対応すればいいと思います。しかし、今回のように、特に津波という、委員は津波の地域のことをおっしゃっていると思うんですが、面的に全てが被災しているというところにつきましては、これはで...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○平野(達)国務大臣 委員から今御指摘がございましたように、阪神・淡路大震災によって亡くなられた方、六千四百二人でございまして、そのうち、直接死と言われる方々、震災で直接亡くなられた方々が五千四百八十三人、関連死と言われる方々が九百十九人でございます。これは震災十年を契機に兵庫県...全文を見る
○平野(達)国務大臣 谷委員のその御指摘を踏まえまして、速やかに作業に着手したいというふうに思います。  そして、何日までというところまできょうのところはちょっと出せませんけれども、いずれ速やかにこの関連死も含めたデータをしっかり公表するようにしたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 予算単年度主義の原則からいきますと、当該年度、補正予算も含めて計上したものがもし使われなければ、大体不用になるというのは原則ですけれども、この予算に関しましては、翌年度に繰り越して使用することができる経費であることについての議決をもう経ております。  それ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 若干、舌足らずな点がございますけれども、私の趣旨は今委員が申された点と同じであります。通常、繰越明許費ということで議決をしておくという、その手続を経ているということでございます。
○平野(達)国務大臣 おっしゃるとおりであります。
○平野(達)国務大臣 政府案におきましては、福島の復興再生は国が責任を持って推進すべきとの考え方に立ちまして、国は、原子力災害からの福島の復興及び再生に関する施策を総合的に策定し、継続的かつ迅速に実施する責務を有するとの規定を盛り込んでおります。  当該規定は、これまで原子力政...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、財政上の措置についてでございますけれども、今、福島県民健康管理基金、福島県において造成されておりますけれども、これまで国は、健康管理事業を実施するための資金や除染のための資金を拠出してきております。  今般の修正案が成立した際には、まずこれに基づきま...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まずは、今の基金、かなりの額を積んでおります、これをきちっと実施されること、この状況をしっかりフォローして見ていくことがまず大事だというふうに思っています。  その上で、基金の状況を見ながら、国がその段階で必要だということであれば、また財源のために必要な予...全文を見る
○平野(達)国務大臣 基本的には、福島県の意思、地域の意思ということを尊重するのが基本だというふうに思います。  ただ、今回、お金をどのような形で出すか、どのような使い方をするか、それによってやはり医療の根幹、制度にかかわる問題もあるねということで、福島といろいろ協議を重ねてき...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法案は、委員も御承知のように、まず、国による福島の地方公共団体に対する支援措置等を規定するものだということで、全体がその考え方で貫かれております。東京電力による措置や取り組みを定めるものではないというふうに考えております。  ただし、条文上、東京電力の...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法律の趣旨からはちょっと外れると思いますが、委員の趣旨には私は全く賛同いたします。
○平野(達)国務大臣 求償につきましては、避難者の皆さん方が東電に求償するというときには、一定のものは、指針みたいなものは用意されているようでありますけれども、国が使った予算につきまして、これを求償対象経費にするかしないかにつきましては、きちっとした考え方に整理しまして、これは東...全文を見る
○平野(達)国務大臣 賠償指針というものにどういうふうな書き方がされているかわかりませんので正確なことは申し上げられませんけれども、ほだ木というものを取りかえるという、今回の場合は放射能汚染によってほだ木を早く取りかえなくちゃならないということに関して言いますと、要するに、今のほ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 「基本理念」におきましては、「女性、子ども、障害者等を含めた多様な住民の意見を尊重しつつ解決することにより、」と規定されております。  特に、私の場合、子供でございますけれども、先般、津波、地震地域の小学校、中学生の方々と意見交換をさせていただきました。大...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の頭の中に思いがあるのは、多分、県外に出ている被害者のことを強く意識されているのかなというふうにとりましたけれども、特に、県外では、個々ばらばらに生活されていまして、情報が入ってこない、そういう悩みというのが私どもにも入ってきております。  十八日、新...全文を見る
○平野(達)国務大臣 予算委員会での受けた質問は、二本松市のたしかプールあるいは子供の遊ぶ施設についての建てかえということにこの交付金事業が使えるか、そういう御質問だったというふうに思います。その際にQアンドAのことにも触れられておられましたけれども、私が答えたのは、まず、復興交...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の原発事故を発端といたしましてさまざまな被害が出ておりますけれども、その中で、観光業に与える被害も非常に大きいというふうに認識をしております。特に福島県では、一般の旅行客だけではなくて、委員からも御指摘がございましたけれども、私が認識している範囲では、修...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の原発事故の発生に関しましては、国の責任ということにつきましては、事故発災以来、私ども、強く認識をしてきたつもりでございます。  政府案におきましては、これは繰り返しになって恐縮でありますけれども、福島の復興再生は国が責任を持って推進すべきとの考え方に...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、健康管理調査や放射線対策など、福島復興再生特別措置法案に盛り込んだ施策にしっかりと取り組みまして、放射線被曝に対する不安解消に必要な措置を講じることが重要と考えます。この中には心のケアも当然入ってくるというふうに考えております。  その上で、福祉や医...全文を見る
○平野(達)国務大臣 本法案におきましては、附則における見直し規定のみならず、これは附則第二条でございますけれども、基本方針の変更についての福島県の提案、それから規制、手続の特例についての福島県の提案等の規定を盛り込んでおりまして、福島の復興再生の進捗状況、それから福島県、市町村...全文を見る
○平野(達)国務大臣 これから、警戒区域の見直し等々に伴いまして、いわゆる半ば強制的に避難をさせられた方々の帰宅についての検討を本格的に今始めつつあります。  そして、その中で、委員御指摘のように、長期にわたって帰宅が困難な地域の不動産、特に土地の扱いをどうするか、これは一つの...全文を見る
○平野(達)国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして努力してまいる所存でございます。     —————————————
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○平野(達)国務大臣 間もなく発災から一周年という状況になります。一方で、二月十日、復興庁が発足いたしました。現地では、まだまだ復興のスピードが遅いという御指摘を受けておりまして、これは真摯に受けとめなければならないというふうに考えております。  その一方で、国会での熱心な御議...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、復興交付金は、基本的に地震、津波の被災を受けた地域を想定してつくられているということであります。  津波等々では、例えば、海岸堤防が壊れる、下水道が壊れる、道路が壊れる、こういった公共施設の壊れた場合には災害復旧事業という制度がございます。ところが、...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(平野達男君) 被災した家屋を撤去するかどうかということについては、多分、被災者にとってみれば大変勇気のある、そして悩む決断だというふうに思います。  そういう中で、各自治体、一方でこれからの復旧復興を進めるためには、面的にこの地域についてはある一定の期限までにやっぱ...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(平野達男君) まず、瓦れきは産業廃棄物として扱う場合と放射性廃棄物として扱う場合があります。その中で、六%というのは二千四百万トンを対象にしております。その中の圧倒的部分は木質系であります。そして、六%、これはなぜかといいますと、先ほどの川口委員の質問にも関連しますけ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興復旧に向けて様々な政策を総合的にやっぱり投入しなくちゃならないと。その中には、復興特区制度もありますし、復興交付金制度もありますし、あるいは従来からずっとやっている災害復旧制度もございます。さらに、心のケア、雇用対策、それから医療対策、様々な制度がご...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 本当に、被災地の現場感覚に沿った的確な御指摘をしていただいてありがとうございます。これから復旧復興の中で最も大変なのは、何といっても高台移転一つ進めるにも権利調整というのが、そして住民合意というのが本当に大きな仕事になってまいります。このためにも、市町村...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(平野達男君) 福島再生特別措置法の担当を総理から命じられてやっておりますので。  委員もう既にかねて御承知のように、十八歳以下の医療費の無料化、佐藤知事が熱心に要請してきた事項でございます。このことについては関係閣僚で何回も熟慮を重ねましたけれども、国の施策としてこ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 村井知事とは、その後に一番最初にお会いしたときに冒頭私が申し上げたのは、説明不足がございましたねということで申し上げまして、この点についてはコミュニケーション不足ということでおわびを申し上げますということを申し上げました。村井知事も、私が申し上げたかった...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) おっしゃるとおりでございます。  今回の復興交付金は、特に津波、地震等で大きな被害を受けた地域の復興ということを念頭に置いて制度設計されておりますが、現地において被災されたものについてはどういう形かで復旧復興させなければなりません。ですから、その必要な...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) さっきの答弁に補足をさせていただきますと、今回の復興交付金事業、使い勝手が悪い悪い悪いと言われている背景の一つには、例えば学校の耐震化等々の要望がございます。これは、地震、津波で大きな被災を受けた市町村の学校の耐震化は、できるだけ復興と併せてやっていくべ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) そのとおりでありまして、ですから、そういった学校の耐震建設につきましてはこちらの予算がありますので、これは政府としても全体として調整していきますということを言っているわけです。それから、道路につきましても、これは国交省の制度がありますから、もし我々がこれ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 支援機構、三月の五日にスタートをいたしました。  支援機構は、国会の附帯決議も踏まえまして、仙台に本店を設置しております。そして、各県の産業復興相談センター、これは産業復興支援機構と同じ仕組みになりますけれども、センターになりますけれども、このセンター...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 昨年の原発事故で半ば強制的に避難を命ぜられた方々は約十一万人おられます。その十一万人の方々をどうやって帰還していただくか、あるいは新たな生活を始めていただくか。  これは基本的には、委員から今御指摘があったように、自由な選択肢というよりはいろんな、例え...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) この地域は、もう委員御案内のように津波で大きな被害を受けた地域でございます。  これから復旧復興の作業に入っていきますが、委員、多分御案内のとおりかと思いますが、まず、この地域は大きな海岸堤防のかさ上げをします。その裏側に今度は防潮林を、これもかさ上げ...全文を見る
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(平野達男君) 被災者並びに被災地域の立場に立って復旧復興を一日も早く進めると、そういう立場に立っているというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 個別の事案については、まず今、各町村、町を回っていまして、再度担当者が説明をしております。  一地区一地区ごとに、今回のやり取りの中について十分な説明が、コミュニケーションがなかったということが背景にあったと思います。これを説明していく段階で、今計画を...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、ここはもう八十センチ地盤沈下がしております。そして、まず排水機場をどのレベルで設置するか、今これを多分設計を急いでいると思います。その設計が今回の審査の中では必ずしもまだ十分熟度が達していないという、そういうふうな報告も受けております。いずれにせよ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) ですから、そういう一つのゴールイメージに向かって、どうやったら効率的にかつ早くやれるか、そういうことを今この石巻市と共同で、また県とも共同でやっているということです。そして、予算を付ければ、その予算を付けた途端に市町村が今度は施行ができるかというと、恐ら...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) ちょっと今、別な図面を見ていまして、今の御質問が県道十号線のお話だというのを聞き漏らしてしまいました。  この県道十号線は、本当に若林区から岩沼市までずうっと続く長い県道でありまして、これは今のところ市町村ごとによって考え方がちょっと違っています。 ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 失礼いたしました。  二線堤は、その場所によっていろんな考え方がございます。私は、先ほど言いましたように、海岸堤防と防潮林で一種の二線堤だというふうに解釈することもできると思っています。なおかつ、その上で三線堤、四線堤という話になりますと、全体の計画性...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) もしそれが事実だとすれば、これはぎっちり私の方でその現場の方に注意をしなくちゃならないというふうに思います。それはたしか、場所、仙台の方ですね。事実関係は私の方で責任を持って確かめまして、もしそういったことであれば厳重に注意し改善させます。
○国務大臣(平野達男君) 先ほどの言い方も、本当にもしそういう言い方されているということであれば、それ自体がもう重大なことでありますし、きっちり確かめてぎっちりやらせていただきます。
○国務大臣(平野達男君) 事業再生支援機構は復興庁が担当になっておりますので、私の方からお答えさせていただきます。  まず、今回の価格の算定でありますけれども、二つの方法を考えております。一つは、まず、できる限り多くの事業者が再生の機会を与えられることとなるように、最長十五年と...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 先ほど申し上げました、例えば十五年のディスカウント・キャッシュ・フローを計算するときには、その事業がその地域全体でどれだけの要するに収益を上げられるかということを当然勘案しなければなりません。そのときに、地域全体の復興計画はこれは当然勘案しないとディスカ...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○国務大臣(平野達男君) 復興大臣の平野達男でございます。東日本大震災復興特別委員会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  東日本大震災から一年がたちました。一万五千名を超える尊い命が失われ、いまだに三千百名以上の方が行方不明となっております。  今月十一日には、...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(平野達男君) 復興交付金は、今のところは平成二十七年度、いわゆる集中復興期間とされている五年間、平成二十七年度、この期間を設定して今制度設計されております。考え方は、もう委員も御承知のように、もう復興はとにかく早く進めなければならない。先ほどの議論にもございましたけれ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 寄り添って、計画作りも地元と一体的にやってやりたいというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 昨年の十二月に原子炉の冷温停止状態が達成されまして、今政府は警戒区域の見直し作業に着手しております。それを併せまして、十一万人の方々、今警戒区域等々から強制的に避難させられていますけれども、この方々の帰還という問題もこれからしっかりと議論していかなければ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) しっかり検討させていただきたいというふうに思います。
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(平野達男君) 今、被災地、特に被災自治体は復興計画というものを、短期、中期あるいは十年後ぐらいのことを見据えて今計画を作っております。  まず、一番最初に考えるのは、特に津波で被災された地域については、津波が来ても二度とこういう被害が出ないような町づくりをしなければ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、放射能のレベルがどこでどういうレベルになっているのか。それは空間線量だけではなくて、例えば川の底の汚泥の問題、ため池、ダムの汚泥あるいは田んぼの土壌の放射性物質の割合とか量とか、こういったものについては定点観測を今やることにしております。こういった...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは、政府内に文部科学省が中心となりましたモニタリング調整会議というのがございますので、そこにできるだけ様々なデータを集めて、そこに復興庁も関与していきますけれども、一元的に見ていくことが大事だというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 例えば、林地、農地については農林水産省が今やっています。水産物については水産庁がやっております。それから、海域の調査については文科省がやっている、空間線量についても文科省がやっている、こういう状況になっていまして、これが各省庁でばらばらにやりますと完璧な...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(平野達男君) 難波議員からは、私に二問、御質問をいただいております。  まず、これまでの震災の復旧・復興に係る予算の執行状況と、これに関する政府の自己評価、さらに、復旧・復興施策における被災自治体の意向の把握について御質問をいただきました。  一次、二次補正の復興...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 金子議員より、私には二問いただいております。  まず、復興交付金の使い勝手や精査の在り方について御質問をいただきました。  復興交付金は、従来の災害復旧事業制度では対応が困難な被災地域の復興地域づくりを支援するものであります。被災自治体の要望に対して...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(平野達男君) 御指摘の災害関連死につきましてでございますけれども、現段階では明確な定義は必ずしもないというふうに承知しております。  しかし、今委員からも御紹介がございましたけれども、兵庫県が平成十七年十二月に阪神・淡路大震災の死者に係る調査を行ったことがございまし...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今後、災害関連死につきましては市町村や関係省の協力を得まして調査をすることとしておりまして、災害弔慰金の支給に当たりまして、自然災害による死亡であるか否かの判定が困難な場合等には、市町村又は県が弁護士、医師といった有識者による審査会等を設置しております。...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 孤立防止と心のケアの問題につきましては、仮設住宅等で生活されている方々の中に孤独感にさいなまれるなどの心の問題を抱える方が多いといった訴えをお聞きしているところでありまして、特にこれから高台移転等々を進めるわけですけれども、それが必ずしも順調にいくとは限...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島の中通りだけではなくて浜通りもそうなんですが、地震において甚大な被害があったということについては認識をしております。今委員が配られた資料にもあるとおりでありますけれども、例えば須賀川市では住宅の全壊が一千百三十二棟、半壊が三千四百六十九棟、一部破損が...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今、復興庁の出先には健康管理班というチームは今置いておりません。  ただ、地域の様々な要請につきましては、それを承って、健康管理の、あるいは医療福祉に係る部門については原子力被災者生活支援チーム等々が中心になって対応しておりますので、そことの連携を図り...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 高い放射線量が計測されている区域がかなりあります。それから、私、これからもプラントとの関係もちょっと重要な要素になってくると思いますが、いろんな要素を勘案しますと、中長期的に帰れない場所というのは結構、ある程度の面積で出てくるというふうに思っています。 ...全文を見る
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(平野達男君) 現場では、大口で発注したものについては比較的落札の率が、落札すぐしていただけると。小口で分散したものについてはなかなかもう不調だということで、市町村が非常に苦労しています。そこの発注の仕方、単価の問題なのか、あるいは業界全体としての、地域全体として人の手...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 災害救助法につきましては、委員から様々な指摘、今指摘いただいた点も含めて、そのほかに例えば要請主義というものがございまして、これは市町村、県が健全だという前提に今立っています。ところが、東日本大震災は市町村自体が機能不全に陥ってしまいました。これは今の災...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○国務大臣(平野達男君) 復興交付金につきましては、一月末に提出された事業計画に対しまして、先日、三月二日、第一回目の交付可能額の通知を行ったところでございまして、結果として宮城県につきましては要請額に対しての配分の通知の額が五七%になったということでございます。その中身につきま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) その点に関しましては、昨日も、仙台で国と県と被災自治体の二回目の意見交換会をさせていただいたときに、改めて説明をさせていただきました。  今回は災害でございますから、基本的に被災した施設を復旧するというのが復旧復興の基本になります。その場合に、被災した...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆる塩釜、あるいは仙台以南の海岸につきましては、今回、海岸の一帯につきましては、全体が平地であるということで津波が相当奥まで入って被害が拡大した地域であります。  この地域のこれからの復旧復興に当たりましては、まず基本はまず第一線として海岸堤防を再...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、三分の二同意につきまして、私の立場から一言付言をさせていただきますと、これは、例えば圃場整備事業等々についても三分の二ということでございまして、あえて申し上げますと、憲法上、三分の二の同意でもこれは本当に大丈夫かと、本来なら全員同意じゃないかという...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 手続の簡素化につきましては、これはしっかり検討して対応していきたいというふうに思います。  しかし、一点だけこの点に対して申し上げておきたいことは、特に津波被害という地域における復旧復興計画というのはかなり膨大な作業が要るというふうに思っています。その...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、冒頭、災害関連死ということでございますけれども、私どももこれから実態把握をしっかりやっていかなくちゃならないというふうに考えておりますし、あわせて、心のケアといった対策、これは厚労省中心に様々な形で取り組んでいただいておりますけれども、これから一層...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 被災者再建支援制度、おっしゃいましたように、例えば地震で全壊をしたという家と津波で全部が流された家というのはやっぱり状況が違います。何よりも、地震で全壊したといっても、中に大事なものあるいは貴重品、こういったものがまず残されていると。もっとも、阪神・淡路...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 基本的に、自分たちの家がほかのところに流されてしまったといった場合にその撤去費用、撤去をするという話ですね。これは、今の制度の中では、その撤去については御本人の了解を得られれば、大変申し訳ないんですが、こういう言い方で申し訳ございませんけど、一種の瓦れき...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私は、農水省時代に旧西那須野町に四年間いまして、そこで農水関係のちょっと仕事をさせていただいたことがございまして、あの地域を始めとして栃木県の地域についてはかなりの、何というんですか、地場感といいますか、そういった思いもあります。  今の委員の御質問の...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 御家族がまだ行方不明になっておるということで、いまだに御自身で海岸を歩きながら捜索をしている方がおられるということも先般報道で知りまして、改めて御家族のお気持ちを察したところであります。  これまで、警察におきましては、岩手、宮城、福島の被災三県におい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興庁発足五十五日目ということでございますけれども、まず、御案内のとおり、岩手、宮城、福島に、三県に復興局を設置をさせていただきました。あわせて、三県の沿岸部に六か所の支所、青森、茨城に事務所ということで設置をさせていただきまして、総勢、今大体、民間人の...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、復旧復興には災害復旧制度ということがございまして、この災害復旧につきましてはまず災害査定が大体終わっています。終わっておりまして、これから工程表をしっかり作りまして、その工程に基づいた復旧を進めていくことが大事だというふうに思っています。  一方...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これから現場で本格的な災害復旧事業、あるいは復興交付金制度、あるいは特区制度を活用した復旧復興が進んでいきますと、個別の地区ごとに様々な問題が出てまいります。そういった個別の地区の問題につきましては、私はできるだけ復興局でその判断をしていただくという体制...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今現地では、例えば東北農政局、東北整備局等々のかなりの職員については併任を掛けさせていただいて、復興局とセットでいろんな対応をしていただいているということであります。  今、増子委員の御指摘は、中央でももっと上の人間を併任掛けたらどうかという御提案でご...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 現地では、御案内のとおり、政務官が常駐をしております。副大臣につきましては、松下副大臣、それから末松副大臣、週末はもうできるだけ現地ということで現地に行っていただいております。ただ、政務三役は、誰か一人東京にいなくちゃならないという制約がございまして、政...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、本当に、委員御指摘のとおり、被災自治体は業務が膨大だけではなくて、自治体によっては職員が被災をして、あるいは亡くなったという自治体もございます。そういう中で、被災自治体の体制強化、支援というのは従来にも増して本当に重要だというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 人員確保の上でのOBさんの再任雇用、これも一つの大きな手段だというふうに思っておりまして、実はこの点については昨年来からずっと検討を重ねております。  実態は、ただ、なかなか手を挙げる方がちょっと少ないと。ボランティアという感じでならいいんですけれども...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、復興交付金につきましては、先ほどの御答弁の中にも、先ほどというか、別な委員からの御質問の答弁の中でも申し上げましたけれども、復興交付金にはその制度創設の目的というのがありますし、それからあと、全体、今回は自治体負担はゼロだという、そういう背景もあっ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 三倍か四倍かは別として、やっぱり多過ぎるという指摘はいただいております。これについてはしっかりとした見直しをしまして、ペーパーワーク、ペーパーワークというか、不要な書類等々についてはできるだけ省略をしていきたいというふうに思っています。  ただ、これに...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島の再生なくして日本の再生、今回の災害からの再生はなしという、復旧はなしという総理のお言葉は非常に重いというふうに思っています。  福島に関しましては、復旧復興を国が前面に立って進める、国が牽引をしていくという意味において国の責任というのは重大だと思...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 世界のエネルギー需要というのが大変な膨大な量になっているという中で、その中で原子力が一つの大きな柱で来たという経過があると思います。これを急に転換するというのはなかなかこれは難しい面もあるかなというふうに思っております。  そういう中で、今回、日本が福...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず一点目の質問でございますけれども、今、福島県では、半ば強制的といいますか、強制的に退去を命じられて避難されている方々、約十一万人おられます。その十一万人の方々の帰還ということがこれから大きなテーマになってくるわけでありますが、あわせて、帰還というだけ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) なかなか一〇〇%というのは難しい御提案かなというふうに思いますが、いずれ、福島の再生に懸ける委員のお気持ち十分伝わっておりますので、その点も含めて、法案の審議の中でまた様々御議論をいただきたいというふうに思います。
○国務大臣(平野達男君) まず、市町村間で交付率にばらつきがあるということについてちょっとコメントをさせていただきたいと思います。  そのとおりでございまして、これは、今回復興交付金を交付するに当たって、計画を査定するというようなことではなくて、一緒に作るんだぞということはずっ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回は、計画がある程度熟度があったものについては基本的には認めていくということであります。そのときに、実施の優先順位は、これは市町村の方でも、私どもが言うまでもなく、住宅の再建それから雇用の創出を急いでいます。結果的に、そこに優先的に交付金が配分されると...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、交付を今回、一回で決定しなかったものについては二つ種類があります。一つは、今日午前中の議論でも申し上げましたけれども、交付金の制度になじまないもの、ほかの事業制度で対応すべきもの、全国観点から対応すべきものというのが一つあります。それからもう一つ、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) そのとおりであろうと思いますし、その方向にしなければならないというふうに思っています。特に、ペーパーワーク、書類につきましては、これはもうできるだけ簡略化するということについてはこれから更に徹底をさせたいというふうに思っています。  その一方で、午前中...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、復興庁二百九十人ということになりまして、まずは今の体制と併せまして、かつまた、午前中の議論でもございましたけれども、各省にできるだけ併任を掛けまして、各省の主体的な取組も加速させながら、復興庁がやはり中心となって、軸となって復興を進めていくというこ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私とすれば、本当にもっと増やしたいという気持ちは多々あります。しかし、その一方で、福島に関しては、例えば除染の体制を強化しなくちゃならない、ここにも国の人間が相当程度派遣されております。それで、各省自体も今、かなり復興復旧に体制がシフトしています。そうい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 体制の強化については先ほど申したとおりではございますけれども、いずれ私も、できるだけ人数を増やすということについては努力をしていきたいというふうに思います。  それから、岩手県については御指摘のとおり、女性職員が一人もおりません。このことについては津川...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員から御指摘ありましたように、国土交通省、総務省、あるいは漁港関係でいえば水産庁等々、各省が主体的に自治体への人員派遣を各全国の自治体と協議しながら進めておりますし、復興庁がその全体の調整役になっているということでございます。  その中で、福島県か...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 二月十日に復興庁が発足をいたしまして、復興局それから支所等々の体制も一応形はできました。これから本格的な復旧復興、これ進めると、進めなければならないという状況の中で、各省の体制も大事でありますけれども、とりわけ復興庁の体制というのが非常に重要な課題になっ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興局の職員がどういう言い方で上に上げておきますというふうに言ったかということについての詳細はちょっと把握しておりませんけれども、そのとおりであると、そのとおりというか、上に上げておきますという答え方をしたということであれば、復興局の職員としてはこれは失...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、賠償指針は、賠償審査会というところで一つの考え方で出されたというふうに私は理解をしております。  その上で、今回の原発の事故で、福島全域あるいはその周辺の地域も含めて大変な思いをされているんだということについての認識は、これはしっかりと共有しなけ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 前向きというのはそのとおりでございます。  ただ一方で、厚労大臣が答弁されましたように課題もあるということでございますから、その課題をどうやって解決していくかということについてはしっかり検討していただきたいと思いますし、復興庁も厚生労働省と連携取りなが...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 子供を中心とした健康調査ということについては、これは県が主体ということでございますけれども、それに対する財政支援は国がしっかり行うということでやっているところでございます。  あと、そのほかに、やはり放射線におびえながら暮らしているということからくる様...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県が今風評被害等々で様々な被害を受けているということについては、これはしっかりとらえて体制を整えていく必要があるというふうに思っています。その一環として、食品中の放射性物質の検査、これをしっかり行って正確な情報を発信していくということは基本中の基本に...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 全量検査というのは、もう本当に本来であればあるべき姿としては一つのゴールということに、目標ということになりますけれども、そこまでやるにはこれは様々なまだ課題もございますから、しかしその一方で、委員からの御指摘は、しっかりとした検査をするということが大事だ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いずれ、食品の安全性の確保、それから福島県の風評被害の対策という観点から、特に食品につきましてのモニタリング検査、これはしっかりやる必要があるというふうに思います。全量検査というのは一つの目標だというふうに思います。それに向かってしっかり努力しなければな...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の震災の記憶をとどめる、あるいは教訓を後世に残すという意味においての復興祈念公園、これはやっぱり意味があることだというふうに思います。  今、復興計画においては、十九の市町村が復興祈念公園を位置付けております。ただ、やはり公園ということになりますと...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 自治体によっては年間の予算が百億というところに、これから二百億、三百億ぐらいの予算執行をしなければならないというような自治体もございまして、もう本当に人手不足というか、人が足りないということについては、いよいよこれから大きな問題になってくると思います。 ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員がおっしゃいますように、復旧復興はハードだけじゃなくて健康管理、それから医療体制の整備を含めた、あるいは心のケアを含めた様々な対策が、当然のことながら雇用対策も入りますし、セットになってくるだろうというふうに思います。  復興庁は、今委員から御指摘...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 大事な指摘だと思います。  基本的には、福島再生特別措置法、今これから御審議お願いしておりますけれども、あそこも衆議院での議院修正で社会的責任という国の責任が入っております。  そして今の、まあさっき機関委任事務という言葉がございましたけれども、除染...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆる災害関連死、災害関連死という、何というんでしょうか、定義というのは、はっきりとした定義はございませんけれども、災害に起因して亡くなられた方々ということでの調査は復興庁がやることになっております。  委員の今の御質問の中で、その原因をしっかりでき...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) その災害関連死の原因を区別してというところまでどこまで調査できるかというのは、正直言ってかなり難しい問題があるというふうに思っております。  自治体も今そこまで、お一人お一人のその状況を調べられるかどうかということも踏まえながら、この災害関連死の調査を...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島復興再生特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、原子力災害により深刻かつ多大な被害を受けた福島の置かれた特殊な諸事情とこれまで原子力政策を推進してきたことに伴う国の社会的な責任を踏まえ、福島の復興...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○国務大臣(平野達男君) まず、調査計画費といったものにつきましては復興交付金が制度化される前に既に国交省でも予算化していまして、今回の復興交付金の配分をするかどうかということについての計画費というのは、大部分の市町村はそちらの補助金を使ってやったというふうに理解しています。 ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いやもう、ありがとうございます。まさに今委員がおっしゃったように、これは原則は一応補助金という性格でもありますから、当該年度に消化をしていただく、実施をしていただくということが望ましいんですけれども、何せ今回災害が非常に大きいということもございますから、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 必要な予算はしっかり確保するということでございます。  そのためにも、計画策定作り、大変でありますけれども、これは国、県と被災自治体と三者一体となってできるだけしっかりとした計画を作るということも大事だというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) これは、私、気仙沼にもずっと言っておるんですが、集約化をした方がいいというふうに私は言っています。集約をした方が土地利用のこれからの整序化という意味においてもいいと思います。整序化をしてある程度まとまれば漁港区域の指定ができて、この場合はかさ上げの負担は...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 制度としては大丈夫です。実際、宮城県では二線堤ということで、県道、ちょっと名前、ちょっと済みません、忘れてしまいましたが、それを場所によっては三メートル、四メートルかさ上げするということで、県の考え方がかなりしっかりしていますから、これはこの基本で進める...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 緊急災害対策本部、まだ今存続中、特に原子力災害対策本部等々はまだ存続して設置しております。これは、これから区域の見直し等々に当たっての様々な決定をこの本部でやっていただかなくちゃならない等々の役割がまだありますので、今設置しているということでございます。...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 直接この出先に行っているのは、復興庁の復興局と緊急災害対策本部、原子力災害対策本部ですが、ほかのものについても、現地でいろんな会合をやるときには各事務局から出席をいただいて会合をやっているということでございます。
○国務大臣(平野達男君) 今、委員の御指摘は、特に警戒区域等の見直しということに力点を置いて質問をされたと思いますけれども、関係部署がかなりの部署に及びます。そのために、今基本的には復興庁がどちらかというとまとめ役になりまして、関係省庁との局長クラスで会議体を立ち上げて、賠償、そ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 中間貯蔵施設は一種の公共施設になりますから、当然用地は買上げということになります。  一方、帰還困難区域、長期帰宅困難区域ということにつきましては、先般、賠償機構から指針が出まして、滅失した価値については補償するということで、実はあの中に所有権をどうす...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今日の段階で私の方から国で買い上げる用意があるというところまで言える、断言できる準備はございませんが、多分住民の方々は、東電には所有権を渡したくないという、そういう方もいるというふうに聞いておりますから、そのときにはどうするかということも頭に入れながらい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の特別会計では、各省共通経費というもの以外に、例えば全国防災事業といったものも入っておりますし、それからあと復興増員に係る人件費や児童手当などの経常的な経費についても、まあこれは委員御案内のように、例えば道路会計特別会計の場合には特別会計職員という形...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、東電のいわゆるプラント、サイトのことについては、御案内のとおり工程表を作っておりますので、工程表に基づいた事業実施がなされるというふうに私は理解しております。  一方、復興特別会計でございますけれども、核燃料対応のための平成二十四年度予算として、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興交付金は、災害復旧事業では対応できないいわゆる公共施設等の復旧復興ということを念頭に置いて制度設計したものでありまして、公共施設等が物理的に著しい被害を受けた地域の復興地域づくりの支援を目的に制度設計し、そのための予算を確保しているということでありま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、事務的な、例えば書類の提出とか、こういったものについてはもう極力とにかく省略するということは、これはもう徹底して心掛けていきたいというふうに思います。  しかし、その上で、今日の委員の質問の趣旨からちょっと外れるかもしれませんけれども、津波地域の...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは地域からの強い要望で、屋外プールで子供を遊ばせられないという、いわゆる代替施設を造ってもらいたいという要望だと思います。  これをどのような予算で対応するかということについては、一つの考え方として先ほどの基金を紹介申し上げましたけれども、その基金...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) そういった意味で、まずは必要な対応ができるような基金制度というのを、繰り返しになって恐縮でありますけれども、国からの予算という形で基金を創設したということでありまして、まずはこれを使っていただくことを考えていただきたいというふうに思います。  その上で...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 健康管理に向けての基金の創設とか、政府としてもできる限りの対応はしてまいったつもりでありますけれども、今、国会の方では与野党間で様々な議論が交わされているというふうに聞いております。その結果については真摯に受け止めたいというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 今回の第一次の配分の決定後に復興庁の職員が今回対象になった自治体全部回りまして、どういう問題があったかということについての今把握を行っております。  やはり説明していたつもりが徹底されていなかったといったことがありますし、それからあと各省との、この復興...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 実際、自治体のマンパワーの不足という問題もございます。おっしゃるように、事務手続それからペーパーワーク、こういったものを省略できるものはできるだけ省略していく、あるいは簡略化すると、これは引き続き徹底的に努めたいというふうに思います。  ただ、繰り返し...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県の子供たちが放射線に対する不安から屋外に出ない、あるいは放射線を自ら毎日計量しなくちゃならないということで首から放射線計を掛けている、で、学校に行くと。そういう生活を送った結果、様々なストレスを抱えまして、当初は肥満ということが言われたんですけれど...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 先般、福島にお邪魔しまして、福島から避難生活を送っておられるお母さん方とちょっとお話をさせていただきまして、お母さん方は小さいお子さんを連れて避難しておるわけでありますけれども、一番とにかくあれなのは、放射能を心配しなくちゃならないその福島県での生活に子...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) もう委員も御承知のとおり、そういった施設の整備につきましては、例えば福島原子力被災者・子ども健康管理基金あるいは福島県原子力災害等復興基金、それから被害応急対応基金、こういった基金を活用していただいているというふうに理解をしております。  私どもは、ま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) そういった状況等につきましては、国と県の協議会の場もございますので、実態把握、県、関係市町村からもよく聞いて、努めて適切に対応していきたいというふうに思います。
○国務大臣(平野達男君) まず、特区制度については、津波という地域だけではなくて、今回の特定被災自治体というふうに指定されている二百二十八市町村あったと思いますが、そのいずれの場所でも特区制度、こういった方向で特区を活用したい、特区制度を活用したいという申請があればそれをしっかり...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 申すまでもなく、特区制度、復興交付金制度もそうですし、またほかの様々な、例えばグループ化補助金等々の制度もそうでありますけれども、まず一日も早い復旧復興を支援するという、そういう趣旨から制度設計、制度が用意されております。この活用方には是非積極的に努めて...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 健康に対する不安を取り除くという意味においても、こういった検査というのは大きな役割を果たしているというふうに思います。先ほど政府参考人の方からも答弁がございましたけれども、今のところ費用負担については福島県と南相馬市で調整しているということでございますけ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島は、もう御案内のとおり、津波、地震という、これだけでも大きな被害を受けた。それに加えまして、福島第一原発事故という、日本の歴史上最大の汚染事故と言っていいと思いますけれども、そういう事故の最も大きな被害を受けている地域でございます。県民の方々もいろん...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 昨年の十二月に冷温停止状態を達成したということで、これから、避難区域等々の見直しに今入っておるわけでありますが、避難指示区域の見直しを伴いまして住民が帰還するという条件をつくるためには、一義的にはまず放射線量がこれはクリアされることが必要であります。しか...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 対象事業としましては、今委員からも御紹介がありましたように、長期避難により放置された病院や老人ホームなどの公共施設内部の清掃や機器点検に加えまして、病院や老人ホームの再開に必要な医師、看護師、介護士の確保のための募集経費等を想定しているということでござい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず基本は、いろんな手を尽くして医師、看護師、介護士、福島県に来ていただける方をまずしっかり確保するということだと思います。それを基本とした答弁がさっき辻副大臣からあったと思います。  しかし、その一方で、やっぱり金子委員の議論を聞いていまして、そうは...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これから警戒区域の見直しに伴いまして、あわせて賠償措置の具体化、それからインフラ整備の計画の具体化に伴いまして、住民の皆さん方にいつの段階で帰っていただくか、あるいは私どもの方から、ここは放射線量が高いということで大変申し訳ありませんけれども長期間帰れま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県における風評被害、依然として深刻でございます。その風評被害の克服に向けてまず福島県民が自ら動く、それからまた外から風評被害の解消に向けて様々な支援をするという、そういう動きも今起こりつつありまして、こういった動きについてはしっかりと国も支援をしなけ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の、今御審議いただいている法案では、福島県からの要望に基づきまして、今委員から御紹介のあった、福島県の地元の魅力などに通じ適切な観光案内を行うことができる通訳案内士の特例を盛り込んでおります。  本特例の活用に当たりましては、福島県が行うこととなる...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の特例法を検討するに当たりまして、特定免税店制度、それから外国人観光客に対する数次ビザ、福島県からはかなり強く要望された点であります。様々な観点から私どもも検討いたしましたけれども、メリットもある代わりにちょっとデメリットもあるし、難しい点もあるなと...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 本法案での地熱資源開発に係る特例というのは、地熱資源の開発に当たって必要となる温泉法あるいは森林法、自然公園法、電気事業法等の手続について、復興庁と福島復興局が国の窓口としてワンストップで対応するという、そういう流れに、手続の簡素化ということでございます...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 原子力災害からの福島の復興及び再生のための国の取組、これはやはり長期間になるということを十分想定して考えておく必要があるというふうに思っています。  復興庁は復興庁設置法で十年というふうになっておりますが、福島特措法にはこれは期限は設けられておりません...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私の方からは第一条のことに関して御答弁をさせていただきたいと思います。  政府提出法案におきましても、福島の復興再生は国が責任を持って推進すべきとの考え方に立ちまして、国は、原子力災害からの福島の復興及び再生に関する施策を総合的に策定し、継続的かつ迅速...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 風評被害、国内だけではなくて国外の風評被害の解消も大きな仕事だというふうに思います。  福島県の上海事務所、これをどのように活用するかということについては、一義的に福島県がこれは考えていただくことになると思いますけれども、そこを活用した場合の例えば負担...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 防潮堤、多分これは、南相馬市は県が事業主体になるのではないかと思いますが、部分的に国が代行であるいは直轄でやるところもあるかと思いますが、こういった防潮堤の整備につきましては事業計画と工程表を作っております。二十四年度予算案が成立した段階では更に詳細な、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆる復興交付金は、基本的に津波等々で物理的に災害、被害が高じたというところの復旧復興のために制度設計されているということでございます。  他方、原子力災害というのは、午前中の二本松市からの要望のときの議論もございますけれども、建物自体は全然壊れてい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興再生計画をどのエリアで設定するかということも当該自治体の判断に委ねておりますが、避難解除区域等の区域だけにするのか、いや、復興計画については市町村全域にしなければならないのか、それは地域、その自治体の立場、立場、考え方、考え方によって違ってくると思い...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○国務大臣(平野達男君) まず、福島復興再生特別措置法案においてでありますけれども、課税の特例を受ける主な地域として、復興特別区域では東日本大震災により多数の被災者が離職を余儀なくされた地域とされているところ、福島県の全ての地方公共団体が復興特区の課税の特例を含む復興推進計画の作...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県の被災の自治体の数が今ちょっと手元にありませんが、その数と指定されていない自治体があるという差が今回の拡大の範囲だというふうに理解していただければいいかと思います。
○国務大臣(平野達男君) 個別のケースによっていろいろな状況が変わってくると思いますけれども、少なくとも適用期間の延長をしたということについては、その可能性がやっぱり増えてくるということだと思います。  それからあと、やっぱり今回の特区制度の中でやっぱり重点を置いたのは、警戒区...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島復興再生特別措置法の特別意見書の制度というのは、復興特区法に盛り込まれた復興特別意見制度と同様の制度をこの法に取り込むものであり、新たな規制の特例措置その他の福島の区域における産業の復興の円滑かつ迅速な推進に資する措置について福島の創意工夫に基づく提...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) それは全体の計画を福島県が作るという建前になっていることからくるところの帰結だというふうに御理解いただければいいかと思います。  当然のことながら、各市町村と県が連携して様々な計画を作りますし、それから意見書の提出に当たっては県が各市町村の意向を十分に...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今、私というよりも復興庁、あるいは復興局含めて、どちらかというと被災している自治体、市町村単位の自治体に足しげく足を運びながら、自治体のニーズをできるだけ酌み取って対応するという姿勢をこれまでも取ってきましたけれども、これからもこの姿勢は大事だというふう...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島の今の状況、風評被害等々で産業も、一次産業を始めとして全ての産業がかなりの打撃を被っております。その復旧復興に向けて全力で取り組むという姿勢で臨みたいと思います。  ちなみに、森委員にも一つだけ御報告させていただきますけれども、福島県では、中小企業...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 十八歳以下の医療費の無料化ということにつきましては、福島県から言われたのは、被曝の影響による将来に対しての様々な心理的な不安、あるいは心理的ストレス、こういったもので子供が普通の子供よりは頻繁に病院にかからなくちゃならない、そういう意味において医療費が掛...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、福島県民につきましては、全県民対象としての健康調査を実施するということでございます。その上で、その年齢にかかわらず、将来的に、被曝との因果関係という言葉をどうしても使ってしまいますけれども、そういうものが明らかな病気が発症した場合には、これは今の制...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 支援機構、五日に業務を開始をいたしました。本店は仙台ということで今営業を開始しておりますけれども、そのほかに産業復興相談センター、これと窓口を一体化しておりまして、その産業復興相談センターにおいて申し込まれた案件を支援機構それから産業復興機構、これが共同...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 産業復興相談センターが今二つの窓口を兼ねているということで、その一方で、先般もここに支援機構の相談で行ったら全く相手にされなかったという御指摘をいただきまして、この点については、私の方で担当の方に実態をよく調査してしっかり当たるようにという指示を出してお...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 避難解除区域の住民の方々が原子力災害の被災前と同等の生活を営むために必要な環境整備を図る事業を生活環境整備事業として福島特措法に位置付けております。  対象事業としましては、長期避難により放置された医療施設の内部の清掃や機器点検のほか、医療施設の再開に...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 医師の確保、看護師の確保、特に看護師の確保ということについては被災自治体から本当に強い要望を受けております。今、厚生労働省あるいは防衛省も今独自の取組をやっておりますけれども、こういった取組と併せまして、被災者健康支援連絡協議会の協力を得て医療機関ごとの...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 原子力それから放射線に関する知見の充実ということの御質問だったというふうに思いますけれども。  まず、今年度の三次補正予算におきまして、放射線に関する環境再生のための研究拠点の整備の予算など関係する事業費を福島県の基金に組み入れる予算を講じたところでご...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 国際会議につきましては、玄葉外務大臣がIAEAの会議を十二月ごろに福島県内で開催することを表明しておりまして、復興庁としましても、福島の原子力災害からの復興及び再生を進めるため、関係府省と連携しつつ、国際的な情報発信にも取り組んでまいりたいというふうに考...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 政府案におきましては、福島の復興再生は国が責任を持って推進すべきとの考え方に立ちまして、国は、原子力災害からの福島の復興及び再生に関する施策を総合的に策定し、継続的かつ迅速に実施する責務を有するとの規定を盛り込んだところであります。  当該、今回の修正...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島の復興再生は、産業の復興とかあるいはインフラの復興とか、そういうものにとどまるのではなくて、何といってもやっぱり一人一人の気持ちの問題であり、健康の問題であり、生き方の問題であり、そういったものの復興だという姿勢をこの条文は打ち出したものだというふう...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 健康管理をしっかりやっていくこと、それから将来、本当に起こってほしくないことでありますけれども、今回の事故に起因した疾病が、病気が出てきたという場合に対する対応、これは国が責任を持って対応するということでございます。
○国務大臣(平野達男君) 政府といたしましては、放射線医学・最先端診断に係る研究開発拠点の整備や県民健康管理調査の実施費用などに対する今支援を行っているところでございまして、これからもしっかりとフォローアップをしていかなければならないというふうに考えております。  これらの事業...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 本法案におきましての農林水産業の復興及び再生のための考え方でありますけれども、まず、福島県が作成した産業復興再生計画を認定することにより、種苗法に基づく地域ブランドの品種登録出願に関する出願料、登録料を軽減する特例を適用可能とすること、それから福島の地方...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これから様々な風評被害の解消、それから福島県全体の復旧復興を図っていくためには、放射線についての正確な情報をきちんと伝えるということがまず大事だというふうに思います。  委員御指摘のように、今モニタリングについては、文科省、それから農林水産省、それから...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県内におきまして、農業の再開に向けて、放射性物質の影響を受けにくい植物工場での栽培や作物のバイオ燃料化を推進しようという動きがあることは承知をしております。放射性物質の影響を受けている地域において、水耕栽培を行う植物工場等に係る取組も復興の有力な手段...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 政府の認識も、今、近藤修正案提出者の考え方、発言、一致しているというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 第六十九条、それから復興庁設置法の第八条第五項の規定、これは復興大臣にそれだけの役割を与えるぞという一つの大きな規定だというふうに思います。  この復興大臣、今私がこれを拝命しておりますけれども、この重さをやっぱり十分に感じて、できれば勧告を出す必要が...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○国務大臣(平野達男君) まず、委員がおっしゃいましたように、福島特別措置法、これ、もし成立させていただければ、一つのスタートだと思います。そしてまた、大きなスタートだと思います。そして、動いて考えていくという、動きながら修正すべきものは修正するという、そういう考えでいきたいと思...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員の問題意識は私もかなり共有するところがあります。ただ、私もかつて土木関係の仕事をした経験からいいますと、除染の発注というのはこれは大変難しいです。つまり、成果品というものをどういう形で求めるのか。例えば、放射線量を最終的には下げるというのが目的なんで...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、風評被害ということについては各省が各省の主体的な取組という形で取り組んでおりますけれども、結果として自分のテリトリーを短く設定してしまって、それの各省の取組の有機的な関係が、協調といいますか、関連性というのが絶たれている面も時にしてあるかと思います...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) この十八歳以下の医療費の無料化につきましては、何回か御答弁の中で御紹介させていただきましたけれども、福島県の子供たちが見えない放射能の中でおびえながら暮らしている、その結果として精神的ストレス等々を抱えて、体、生育に様々な障害が出てきている、そういった事...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 県民健康管理調査につきましては原子力被災者生活支援チームのこれは所管でございますけれども、この原子力被災者生活支援チームが福島県と何回か制度設計を行うに当たって意見交換をしておりますが、その過程の中で、福島県側からの強い要望があったことから自治事務として...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 低線量被曝に対する不安についてでございますけれども、政府としては、先ほど来、細野大臣が答弁されておりますけれども、細野大臣の下、低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループを設置いたしまして、国内外の科学的知見や評価を整理しまして、今後の対応の方向...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 基本方針を情勢の変化に応じて見直していくというのは、もう委員のおっしゃるとおりだと思います。  あわせて、法律につきましても、政府の方でこれが必要だということについては随時見直しをして国会に提出するということもございますし、また、皆さん方が現地等々で歩...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは、法律上はそう書いてございますけれども、認定が受けられないということは私の感覚でいえば、まずないというふうに思っております。法律上こういうふうな立て付けになっているということで、これはもう委員も御承知のとおりかと思いますが、いずれこういった再生計画...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 法律上の立て付けとしてそういうふうになっているということで御理解をいただきたいと思います。いずれこれは、福島復興再生のための法律でありますから、これを使って復興再生をするということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(平野達男君) 先ほども申し上げたとおりでありますけれども、これは、法律を作るときにどうしてもこういう流れになってしまうんですが、計画はまず自治体の自主性という建前をどうしても取りがちであります。  ですから、計画自体がもう福島の自主性、自立性を尊重しつつみたいな、そ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 政府案の第二十七条でございますけれども、これ修正後は第二十九条ということになるんですが、健康の増進等を図るための取組の支援として福島県によるホール・ボディー・カウンターの設置に関する支援等について規定をしていたものでございます。政府案においても、そのよう...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分に尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(平野達男君) まず、警戒区域の見直しに当たりましては、まず放射線量を基本に見直すということで今進めております。今回、予定より遅れたということにつきましては、その放射線を基本とした区域の見直しに当たって、まだ自治体とのきちんとしたその詰めがなされていないということによる...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、仮の町ということにつきましては、これは大熊町もそういった見解を持っているということについては承知をしております。  その前に、委員、その仮の町ということを考える場合に、まず大熊町の方々あるいは双葉町の町民の方々、被災している方、今避難されている方...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 岩城委員のおっしゃいましたように、もし仮の町をつくるということでございますれば、そしてまた候補地が決まるということでございますれば、そのまず以前にその候補地となる予定の市町村にはきちんとお話をしまして、そしてこういう形の仮の町になるだろうというある程度の...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、四月一日時点でありますけれども、復興庁、復興局含めまして三百十名ということになっております。そのほかに、いわゆる併任等々を掛けていただいている方を含めて約二百五十名ということで、五百六十名体制ということになっております。  人数、十分かという御指...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員から御指摘いただいた点につきましては、しっかり検討したいというふうに思います。  ただ、災害復旧事業は災害復旧事業として、これは各省が独自の政策として対応している面もございます。そこと復興交付金をどのように連携させるかという御指摘もいただきました...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興特別委員会等々でも、あるいは予算委員会等々でも何回か答弁申し上げましたけれども、災害からの復旧復興でございますから、基本的には災害復旧事業が特に公共施設等々の復旧については基本になります。  しかし、津波ということに関しては、津波の被災地域に元どお...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) どのような復旧計画を作るか、あるいは復興計画を作るかによって変わってきますが、繰り返しになって恐縮ですけれども、基本的に、例えば須賀川市の藤沼ダム等々に関していいますと、これは基本的にはやっぱり災害復旧事業ではないかというふうに思います。つまり、被災した...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは明確な線を引いて、こっちからこっちというふうに引いているわけではございません。ただ、沿岸部の津波で被災された地域は、その地域のみならず自治体全体が相当傷んでおりますから、将来をにらんでの復興計画の段階では、内陸部のように例えば一部地震地域でやられて...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 福島県は今委員がおっしゃったとおりであります。  引き続き、市長会、町村会あるいは知事会等々に、総務省とも連携して、あるいは国交省等とも連携しながら職員の派遣に鋭意努力してまいりますし、国の方もできるだけ体制強化をして被災の自治体の支援に当たってまいり...全文を見る
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(平野達男君) 委員のおっしゃるように、まず仕事がどうなるか、それから住宅がどうなるか、それから町の全体の将来像がどうなるか、こういったものをきっちり示すというのは、まず復興をこれから進めていく上での大前提だというふうに思います。  私どももこれまで、まず働く場を確保...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、被災地域の中で、被災した方々、職を失った方々につきまして、必ずこの地域で復活したいという意欲のある方については、これはどんな形でもとにかくその意欲を持っている方々の支援をしなければならないという、そういう姿勢で臨んでいます。  それから、住宅につ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、就労の場ということを考える場合には……(発言する者あり)短くやります。まず、被災したものを復活させるということを基本に考えておりますが、それだけでは地域の活性化に結び付かないという観点で、例えば統合医療センターというのもあるのじゃないかというのが一...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 企業グループ化補助金は経産省の担当でございますけれども、復興全体は私の担当ですから、私がお答えさせていただきます。  公共施設等々が被災をしますと、それは基本的にはどういう形でも災害復旧をするというのは基本であります。今回の場合は、もう委員御案内のよう...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員から御紹介がございましたように、支援機構、事業者再生支援機構は三月五日から業務を開始しております。  債権の買取りのみならず、これは出資や専門家の助言など多様な手法を用いて事業再生を支援するということにしておりまして、債権の買取り価格については最...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員の提案はしっかり受け止めて検討したいというふうに思います。
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(平野達男君) 昨年の十一月の十一日、自民、公明、民主三党の政調会長間におきまして、特別会計の設置についての確認をされております。復興特別会計の設置によりまして、予算及び決算について復興に関する歳入歳出は原則として全て一元的に管理されることとなるほか、特別会計に関する法...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) あの発災から新たな二年目ということに入りまして、この二年目は何としても復興のつち音が元気に聞こえる、復興の姿が見え始めた、見えてくると、そういう年にしなければならないというふうに考えております。  まず、災害復旧事業につきましては、査定がほぼ終了しまし...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(平野達男君) 今、福島ではいわゆる避難指示区域からの避難者数が十一万人おられます。昨年の十二月に冷温停止状態を達成をしたということを受けまして、今この避難指示区域の見直しをその時点から行っております。そして、この十一万人の方々をいかに早く帰っていただくか、そのための環...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○国務大臣(平野達男君) 昨年の三月十一日の東日本大震災、その後の福島第一原発の事故、特にその福島第一原発の事故に伴っての大量の放射性物質の放出、これによって今、特に福島県経済は大きな打撃を受けているということについてはもう御承知のとおりであります。  その打撃の中身について二...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 本法律案の策定に取り組んでこられた法案提出者の皆様方、そして委員各位のこれまでの御努力に心より敬意を表します。  本法律案が成立した後は、これに基づき、子どもに特に配慮して行う被災者の生活支援等に関する施策の推進に各府省一体となって最善の努力をしてまい...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○平野(達)国務大臣 災害発生当初は、谷委員御承知のように、現場から上がってくるもの、あるいは現地に調査に行ってわかったもの、それに対しての即決即応の対応が求められます。こういった場合には緊急災害対策本部、こういった災害対策本部で対応するのが最もいいやり方だというふうに思います。...全文を見る
○平野(達)国務大臣 東日本大震災の検証というのはまだ途中でございます。さまざまな観点から今検証を進めておりますけれども、この検証を受けた形で、例えば災害基本法の改正を行っていく、必要な法律の改正を行っていく、こういったことをまず先行させるべきだろうというふうに思います。  そ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 先ほど、政府側の答弁は、平野大臣は私じゃなくて、多分、文科大臣だと思います。文科大臣だと思いますけれども、ただ、この問題につきましては、私は日曜日にも浪江町にお邪魔をしております。特に浪江の馬場町長さんからは、強い憤りを持って、この問題についてのしっかりとし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 災害の記録、特に教訓をしっかり残すということは、今やっている作業でもございますけれども、これから重要な作業だと思っています。  私は東日本総括担当大臣という職も拝命しておりますけれども、今、まず、国レベルでは、引き続き検証を各分野でしっかり進めること、あわ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 東日本大震災において、被災者支援の観点から、高橋委員からは、委員会の機会あるごとにと言ったら失礼な言い方になりますけれども、災害救助法あるいは被災者生活再建支援法、災害弔慰金法等の見直しの必要性については指摘を受けてまいりました。  私どもも、例えば、被災...全文を見る
○平野(達)国務大臣 女性の参画ということにつきましては、先ほど高橋委員が御指摘されましたように、避難所における生活においても、これからの復興計画の策定においても大事だというふうに思っております。実は、けさ、市町村レベルの復興計画の策定の中に、まだまだ女性の参画が少ないということ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御趣旨は、そういった移転に際して、個人の負担あるいは各家庭の負担をもっともっと軽減できないか、すべきではないかというお話だと思います。  少なくとも、この点に関しましては、復興特別委員会等々で私は何回も御答弁を申し上げてきたとおりでございますが、基本...全文を見る
○平野(達)国務大臣 答弁は、恐縮ですけれども、先ほどの繰り返しになると思います。  住宅被害を受けた被災者に対しての個人、法人の負担軽減、資産形成を支援するということについては、これは当初から一貫しておりますけれども、慎重に臨む必要があるというふうに考えております。したがいま...全文を見る
○平野(達)国務大臣 被災地からは、今回の税制改正、税と社会保障改革をめぐりまして何点か懸念の声が上がっておりまして、その中で出てくるのは、やはり住宅取得。これから住宅を取得しなければならない、災害公営住宅の方もおられれば防災集団移転事業で新しく家を建てる方もおられます。先ほど委...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、効果促進事業でありますけれども、先ほども言ったような制約はつきますけれども、それ以外についてはかなり幅広く使える、そういう制度設計になっておりますので、ぜひ見ていただきたいというふうに思います。  今の委員の御質問につきましては、特別交付税による基金...全文を見る
06月19日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○平野(達)国務大臣 今委員から御紹介がございましたけれども、政府では、福島復興再生基本方針の策定を今進めておりまして、その中で、福島の復興及び再生の目標として、安全で安心して暮らすことのできる生活環境の実現を掲げております。  この目標の実現に向けましては、厚労省、厚労省では...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員が特に後段で触れられた例えば双葉郡もこれから帰還の作業に入ってまいりますけれども、その場合に、医療のサービスの確保、どのように提供するかということは必須の課題でございます。  今の委員の趣旨、それから今回の立法者の意思を尊重して、適切にしっかり対応して...全文を見る
○平野(達)国務大臣 東日本大震災からの復興に向けての基本方針、あるいは先般可決いただきました福島特別措置法に基づく基本方針、これは復興庁がまとめております。復興庁が、まとめる際には各省の施策を統合する、意見を聞いてそれを統合するということで基本方針をまとめております。  今回...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この法案の趣旨、それから法案提出者の意向、そしてこの委員会での議論等々を踏まえまして、きちんと対応したいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 法案が成立いたしましたら、今委員の言った方向で、ぜひ復興庁、役割を果たしたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 福島の原発事故に関連しましては、健康管理を含め、あるいはこれから帰還者への支援を含め、それから賠償を含め、政府は今いろいろな観点から支援もしくはやらなければならないことを実施しているということです。  先般申し上げたのは、項目を見る限り、大体、政府について...全文を見る
○平野(達)国務大臣 大飯原発の再稼働につきましては、いろいろな要素を勘案しての総合的な判断、ぎりぎりの判断だったというふうに私は理解をしております。  その一方で、福島の再生それから原発事故の事故処理、これをしっかりやらなくちゃならないということについては、総理は常々これは申...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私は、浪江町長だけではなくて、富岡町長、川内村長さんにも同じ説明を申し上げておりますが、二つのことを説明しております。  まず一点目は、モデル事業でありますけれども、大熊町を初め八町村でモデル事業をやっています。  この中で起きたことはどうかといいますと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、二十ミリシーベルトでございますけれども、二十ミリシーベルトは委員ももう十分御案内のように、このレベル以上であれば、あるいは以下であれば危険だ、安全だという値ではありませんし、いわゆる閾値ではないということであります。  では、二十ミリシーベルトは何か...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
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○国務大臣(平野達男君) 何が必要であるか、質問の最後の趣旨がちょっと聞き取れませんでした、申し訳ありませんですけれども。
○国務大臣(平野達男君) ちょっと付いていけなくて済みませんでした。  今回、やっぱり何といっても津波の被害がまず非常に多かったということで、福島の原発災害はちょっと別な観点から議論する必要があると思いますが、その津波ということにつきましては、やはり逃げる判断をした、どこに逃げ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 業務継続計画、いわゆるBCPと言われるものですけれども、まず、政府においても各省のBCPが必ずしも十分ではなかったということについては東日本大震災の後を受けての各省のBCPの状況を調査して分かりまして、その後、私が防災担当大臣のときではございましたけれど...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 理由といいますか、一応あったんですが、想定はやはりかなり甘い想定ということがまず一点あると思います。  例えば、首都直下型の中で一番最初に私が気にしたのは何かといいますと、日中に地震が来ますと大量の帰宅困難者が発生しますけれども、夜に地震が来ますと霞が...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 中川大臣の御答弁に大きく付け加えることはございませんけれども、今回の改正については先ほどの御答弁のとおりだと思います。  あと、これから、今回の東日本大震災、東北地方の沿岸地域で起こったんですが、あのスケールの震災が首都直下、首都圏で起こった場合、ある...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今、小坂委員から御紹介がありましたように、平成七年の災対法改正で災害緊急事態の布告がなくても緊急災害対策本部が設置可能となりまして、さきの東日本、さきのというか昨年の東日本大震災の発生時におきましては、法改正後初めて、法律に基づきまして内閣総理大臣を本部...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 中央防災会議の開催ということにつきましては様々な御意見があるということは承知しておりますけれども、私の当時の現場の感覚からいいますと、あのときは各省が一つのやっぱり情報を、各省なりの情報をつかみながら各省が独自で対応していたということで、その間の当初の連...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) ちょっと補足させていただいてよろしいですか。
○国務大臣(平野達男君) 発災当初は、例えばもう委員も御承知のとおりかと思いますけれども、例えば水道、ガス、これは国が何を言わなくても自治体間でもう既に応援をするという仕組みができています。水道に関しましては、厚生労働省の当時の大塚副大臣がヘッドに立って呼びかけはしましたけれども...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私も現地に行っていろんな要望を受けますと、答えにくいやつは大体検討検討で答えてしまいます。先送り先送りしたいというときにはそういう答えになっちゃうんですね。そういう答えをしちゃいけないということで自分なりに努力しているんですが、先ほどの答弁を聞いています...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 被災者は、いろんなことで精神的あるいは物資という面でも非常な困難に直面します。公助というのはもちろんございますけれども、基本はやっぱり自助、共助ということで、そういう中でのお互いの助け合い、それは物資という面の助け合いもございますし、しかし、何よりもやっ...全文を見る
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○平野(達)国務大臣 東日本大震災のいわゆる震災関連死でございますけれども、全国の市区町村の協力を得て調査した結果、三月末現在で一千六百三十二人という数字になっております。  あの大災害で助かった命、あるいはみずから助けた命、助けられた命、当時私は辻元補佐官と、この命は一名たり...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(平野達男君) 私は、井戸川町長とは何回もお会いをしまして、加須市にお邪魔したり、あるいは町長が復興庁に来ていただいたり、様々な局面で意見交換をさせていただいております。また、電話でもしょっちゅうやり取りをさせていただいております。  その中で、今委員から御指摘の避難...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、グループ補助金、復旧事業件数、復興交付金、その額だけ見ますと福島県が少ないというのはそのとおりであります。ただ、他方、いわゆる津波、地震の被害ということに関して言いますと、三県の中では福島県が一番少ないというのもまた事実であります。  それから一...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 約一兆円ということになります。  ただ、この一兆円につきましては、またこれからの復旧復興の財源になるということも併せて申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(平野達男君) あの大津波で流された地域の住宅の復興、多くの地域が高いところに移転をして再生をしたいと、復興したいと、そういう地区が非常に多うございます。  これまで二百四十五地区で事業が計画をされておりまして、これまで二回の復興交付金の交付額通知において、その全ての...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員御指摘のように、平成二十三年度補正予算、これ三次にわたって補正予算を編成いたしましたけれども、その予算の合計額十四・九兆円に対しまして、残念ながら、三月末現在における執行率は約六割、九・一兆円にとどまっているということでございます。  その背景と...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 二年目に入りまして、復興元年ということで我々は位置付けております。復興のつち音がはっきり聞こえる年にする、そういう覚悟でやっております。ここから様々な事業が進むと思います。その過程の中で資材費の高騰とか様々な問題が出てきますが、そういったことを克服しなが...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) このグループ補助金の採択に当たりましては、枝野大臣の指導の下で中小企業庁が丁寧に丁寧に、何回も何回も現地に行って一件一件の調整をやっているというふうに承知しております。その中で、今回採択できるものは採択しますし、あと計画としてもうちょっと工夫が必要なもの...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 支援機構では三月五日に業務開始をしておりまして、これまで四百三十件の相談を受け付けております。そのうち五件の事業者に対して債権買取り等の再生支援を行う旨を決定したところでございます。これは七月六日現在でございます。このほか、五十件程度の案件について関係金...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○平野(達)国務大臣 地震でもって、いわゆる滑動崩落して家が崩壊した件数、委員の報告では五千件、仙台の報告では四千数百件というふうに私は伺っておりますが、今、これを二百四地区に分けて、設計を開始しております。復興交付金の基幹事業である造成宅地滑動崩落緊急対策事業を実施するというこ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 グループ補助金の答弁をする前に一言だけ。宅地の災害につきましては予算はしっかり確保します。予算を確保して、繰り返しになりますけれども、仙台市の方では住民の方々と、一人一人と話をしながら、今その復旧計画、復興計画をつくっているということは、ぜひ御理解をいただき...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興担当の大臣として、復興大臣としては、その方向で経産大臣、財務大臣としっかり調整していきたいと思っております。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(平野達男君) 大門委員には、この二重ローン問題対策等々で被災地の支援、力強い支援をいただいております。  この二重ローン問題に関してでございますけれども、支援機構の発足直後から、社長を先頭に地域を丁寧に歩きまして案件の発掘に努めております。努めておりますけれども、今...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 中小企業等グループ化補助金につきましては、これまで百九十八グループ、三千二百八十九社に対しまして、国費一千四百六十八億円、県費と合わせて二千二百二億円の支援を行ってきております。今般、今委員から御紹介ございましたけれども、第五次公募ということで、総額五百...全文を見る
07月26日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○平野(達)国務大臣 今委員からも御指摘がございましたけれども、いわゆる子ども・被災者支援法、六月二十一日に議員立法として全会一致で成立していただいたものであります。  今の御質問の中にあった基本方針でございますけれども、これは、衆参の委員会の審議等、かなり活発な御議論がござい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興交付金は、全体額では現段階で約一・八兆円の枠を確保させていただいております。今まで交付済みが五千億でございまして、今、第三次の交付に向けての作業を進めております。これからさまざまな地域の計画の策定が整い次第、第四次、第五次ということで、いずれ、必要な予算...全文を見る
○平野(達)国務大臣 政府としては、全国の市区町村の協力を得まして、避難者の数等々につきましては定期的に把握しておりますが、この中には母子で避難されている方々も含まれております。ただ、委員御指摘のような、母子という観点で、そこに視点を当てた調査というのは、残念ながら行っておりませ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私自身は、三月に新潟、それから六月には山形県を訪問いたしまして、避難者の方々、それから受け入れをいただいている地方公共団体の首長さんと意見交換を行ってまいりました。  その中で、母子で避難されている方々も意見交換の中には出席いただきまして、さまざまな御意見...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、放射線のレベルと健康に与える影響ということにつきましては、政府の一員としてこのことについてこういう言い方をするのもなんでございますけれども、まだ十分な説明がされていないというふうに私自身は思っております。  政府の中では、これから、リスクコミュニケー...全文を見る
○平野(達)国務大臣 福島県も、あるいは各個別の市町村の自治体も、県外に避難されている方々に関してはできれば一日も早く戻ってきていただきたい、そういう思いでさまざまな政策をやっているということであります。  除染等々もその一つの政策なのでありますけれども、いずれ、先ほど申しまし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 賠償ということで御答弁をさせていただきたいと思いますけれども、自主避難者であっても、昨年十二月までの精神的損害等に対する措置としましては、一部の地域に対して、妊婦、子供については一人最大で六十万円、その他の方については一人八万円の定額による支払いがなされてい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員から御指摘がございましたように、山形県にお邪魔したときにはそういった要望がございました。今、NPOがバスの運行を自主的に行っている、そういうことでございます。  政府としては、無料の往復バスの運行を行うということはなかなか難しいなというふうに思っており...全文を見る
○平野(達)国務大臣 気仙沼が造船それから修理ということについて非常に重要な位置を占めている、役割を果たしているということにつきましては、私も現地にお邪魔させていただきまして、また、造船にかかわっている方々のお話を聞きまして、よく承知をさせていただいております。  今委員御指摘...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員から御指摘がございましたように、グループ化補助金については、まだかなりの希望があります。希望があるということは、この地で復旧して仕事をしたいという方がたくさんおられるということでありまして、こういった方々の思いにつきましては、できるだけこれを実現させると...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今の答弁にもあったと思いますけれども、十分の八を十分の十にするかどうかは別として、当該被災自治体の財政に圧迫を与えない、今回の災害によって財政が非常に傷む、こういう状況がないように地方財政措置はしっかりするという御答弁もあったかと思います。  こういった方...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御質問の趣旨は重々理解をします。また、現地において、制度間の相違があって、さまざまな話を進める上での障害になっているというお話もあちこちから聞いております。  ただ、今の委員の質問の御趣旨は、個人の住宅再建に対して国がどこまで支援をすべきかという根本...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今回の東日本大震災の復旧復興の施策につきましては、当委員会を初め、予算委員会等でもさまざまな御議論をいただきまして、また、被災自治体からもさまざまな要望をいただきまして、それにできるだけ応えるという形で制度設計をさせていただきまして、また、国会の審議もいただ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まずは、担当ベースでしっかり議論させたいというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 阪神・淡路でも、これは区画整理事業をやろうと計画したところに、後で家の修築をして家が建って、その方々の移転をめぐりましてさまざまな御苦労をされていまして、区画整理事業に若干時間をとったといった例もございます。  あと、今回でも、津波、地震地域でも、危険区域...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員も御承知のように、今、福島県内から県外には約六万二千人の方々が避難をされております。おのおのの自治体が、町民がどこに住んでいるのか、こういったことについては把握をしておりまして、さまざまな、町の広報紙等々についての情報は提供をしているものと承知をしており...全文を見る
○平野(達)国務大臣 特に被災者の心のケア対策、これは、賠償というお金の問題とは別に、しっかりとした対応が必要だというふうに思っております。  厚生労働省では、平成二十三年度の第三次補正予算の措置を受けまして、まず岩手、宮城、福島三県に心のケアセンターを設置しまして、訪問支援等...全文を見る
○平野(達)国務大臣 各被災地には復興局あるいは支所の職員等々が定期的に出かけまして、当該自治体のさまざまな要望、あるいは仮設住宅に住んでおられる方々の要望等々については、適宜、逐一と言っていいかと思いますが、酌み上げているつもりです。そしてまた、私自身も被災地域には定期的にお邪...全文を見る
○平野(達)国務大臣 制度によって、例えば住宅取得に係る利子補給がある、ないとか、そういったものの差があるのは事実でございまして、この差があることによってさまざまな権利調整をするときに大変苦労している、何とかならないかという要望はいろいろな地域から繰り返し繰り返し受けております。...全文を見る
○平野(達)国務大臣 私どもにしますと、効果促進事業はそういう目的でつくった支援制度だというふうに思っております。ただ、議論が今、個人の住宅の再建にどこまで支援をするかというところにかなり多くの議論というか、自治体でもそこのところに非常に悩ましい問題を抱えているということでござい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 事業者再生支援機構の活動に関する御質問でございますけれども、この支援機構発足以来、池田社長を筆頭に被災地をかなりきめ細かく回りながら、案件の発掘等々に努めております。しかし、実際には、今の現状では、これまで五件の買い取りが決まったという状況でございます。まだ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いわゆる保証つき債権でございますから、これは、一般論として申し上げますと、当該金融機関としましては、必ずしも積極的に事業者の再生に向けた債権売却に取り組む必要性に迫られるわけではないと考えられます。  しかし一方で、被災事業者の事業再生を迅速かつ適切に支援...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、委員から御指摘がございましたように、補正予算全体で、三回の補正でしたけれども、十四・九兆円、そのうち一・一兆が不用に出ました。この多くは、第一回目の補正予算のときに、災害復旧という額を見積もるときに、現地の状況がよくわからない状況の中で、まずはとにかく...全文を見る
○平野(達)国務大臣 東電が賠償基準を発表する前の政府の基本的な考え方、これにつきましては、政府と、特に資源エネルギー庁ですが、関係自治体がかなりきめ細かく、丁寧に丁寧に何回も何回も議論してまとめ上げました。  しかし、個別の状況に対応するにはやはりどうしても対応し切れない部分...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、今回、全体の賠償の考え方を被災者一人一人にしっかりと理解していただくということが基本だと思います。これにつきましては、政府と東電、常に二人三脚で現地を回りながら、しっかりとした説明をしたいというふうに思っております。  その上で、あと、いろいろな申請...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今委員からも御紹介ございましたけれども、基本方針につきましては、福島県、関係市町村等の意見をできる限り丁寧にお聞きしながら策定を進めまして、先日、閣議決定をしました。  当然のことながら、この施策が確実に実行されるということをしっかり復興庁はフォローアップ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 工程表を明らかにして実施することが必要だというものについては、できるだけその工程表は明らかにしていくということで臨みたいと思います。  先ほど申しましたように、避難解除区域の復興計画等々につきましては、これは工程表をしっかり示しながらやらなくちゃいけません...全文を見る
○平野(達)国務大臣 立地補助金につきましては、一千六百億の使い道につきまして、改めて関係企業等との精査を今やっております。まずはこの動きをしっかり見たいというふうに思います。  それから、今回の基本方針では協議という言葉を使いました。協議ということは、もう委員も御承知のとおり...全文を見る
○平野(達)国務大臣 政府では、全国の市区町村の協力を得まして、避難者等々の数を定期的に把握しております。被災者の孤立防止を初めとして、仮設住宅における心のケアやコミュニティーづくり支援など、全国各地のNPO等々に大いに御活躍をいただいているというふうに認識をしております。  ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この問題、なかなか難しい問題だというふうに思います。  一つだけ、防災集団移転促進事業の趣旨からいけば、土地の買い取り時点で建物がないものについては買い取りができない、評価できないということについては、事業としての一つの完結性からこれは御理解をいただきたい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 防災集団移転事業につきましては、今回の震災においては十戸から五戸に緩和をしたということでございますけれども、さらに、実際にこれを適用するに当たっては、原則五戸という言葉を使っておりまして、地域の実情に沿った形での対応は認める、実情に沿った形で実質的に対応でき...全文を見る
○平野(達)国務大臣 自助努力で移転をされた方に何とか支援をできないのかということについての考え方というのは、考え方としては理解をしなければならない、理解ができるというふうに思っています。  しかし、これは、別な見方をしますと、個々の住宅再建に対して、これは午前中も申し上げまし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 先ほど財務省の政務からも御答弁がございましたけれども、不用額の一・一兆、これは、最終的には剰余金は七千五百二十四億円となりますが、これについては、復興特別会計に繰り入れまして、復興のための財源として活用いたします。  これを何に使うかということでございます...全文を見る
○平野(達)国務大臣 中小企業等グループ補助金につきましては、これまで三千二百八十九者に対しまして、国費、県費合わせて二千二百億円の支援を行っております。今、第五次公募ということで、予算規模五百億円でございますが、七月中にも各県から交付決定を行うべく審査が進められているというふう...全文を見る
○平野(達)国務大臣 二十三年度補正予算に計上した復興予算の執行率は約六割ということについては、委員も御承知のとおりでございます。  これにつきましては、例えば瓦れきの処理一つをとってみても、現地で何が起こったかといいますと、まずは、御遺体の捜索で工事を見合わせたという地域がた...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、前段の話でありますけれども、当初の第一回交付金の中ではどういうことが起こったかといいますと、例えば二線堤という要求が出てきました。この二線堤というのは、海岸堤防の裏にもう一回道路のかさ上げをする、そういう計画です。ところが、これは、市町村がばらばらに計...全文を見る
○平野(達)国務大臣 全体として、十九兆という枠組みについては、いずれ見直しをしなければならないというふうに思っております。今、災害査定も大体終わりまして、その規模も明らかになってきました。住宅再建についてはまだちょっと未知数であります。そういったものをあらあら積み上げれば、やは...全文を見る
○平野(達)国務大臣 十九兆、全体では二十四兆でございますけれども、その中の一定の枠を全国の防災に充てるということについては、当初からそういう考え方があったというふうに私も理解しております。  いずれ、これから予算編成するに当たって何を優先させるべきか。これは、基本的には復旧復...全文を見る
○平野(達)国務大臣 産業復興機構もいわゆる支援機構も、トップみずから、トップそれから職員がとにかく総出で現地を歩きながら、被災地を歩きながら、一件一件の案件の発掘に努めております。こういった、実に本当に丁寧な、きめ細かな対応を今していただいているというふうに理解しております。 ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 債権買い取り価格につきましては、いわゆる買い取り価格算定指針に基づきまして、被災事業者の事業再生計画や経営状況の見通し、地域の復興見通しなど、個々の事情を勘案して算出した適正な時価を買い取り価格とすることとされているとおりでございます。こういったことの形に至...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(平野達男君) 今、石川委員から御指摘がございましたように、消費税の上げる時期と住宅の再建時期が重なるということで、被災者が住宅の取得に当たって消費税を上げられるということにつきましては大きな不安を持っているという声が多々寄せられております。このことについては、総理から...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の東日本大震災の被災というのは阪神・淡路とよく対比されますけれども、類似点もございますが、違いもございます。阪神・淡路は何といっても、被害は大きかったんですが、多くの方々は働きながら復旧復興に取り組むことができた。東日本大震災に続く津波につきましては...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(平野達男君) ちょっと、失礼ながら、どこの地域かということについてはちょっと今把握しかねますが。どうぞ紹介をお願いしたいと思います。
○国務大臣(平野達男君) 今、具体的にどういう手法で被災者の負担軽減に配慮していくかということについて、具体的な詰めというのを具体的にやっているわけではございません。ただ、いずれ消費税を上げるという時期がもし来るとすれば、その何か月か前ぐらいからは本格的な議論をやるということにな...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○国務大臣(平野達男君) 今回の東日本大震災、もう発災から一年四か月以上たっております。この災害につきましては、もう委員も御承知のように、まず大規模な地震が起こったこと、そして、それに誘発されて大規模なこれまでにない津波被害が発生したこと、そして福島第一原発の事故という三つの事故...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興局の業務支援や体制強化の取組としましては、まず東京にある復興庁におきまして、特区交付金制度に対する自治体からの問合せ及び回答内容の蓄積、共有を図るほか、統一的な審査基準を作成する、本庁の職員が積極的に現地に赴き、復興局とともに課題解決をする。それから...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 現地では、もう今委員からも御紹介ございましたけれども、まず原子力災害現地対策本部、それから福島環境再生事務所、それから復興局という三つの事務所がございまして、この三つの事務所が連携を密にしながらこれからの復旧復興に当たっていくということが大事だというふう...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今の質問にお答えする前に、避難者とのコミュニケーション、非常に大事だと思います。特に、これから賠償の説明を東電と国が一体となって行います。これをできるだけきめ細かにやっていきたいというふうに思っておりまして、その中で様々な意見が上がってくると思いますので...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 子ども・被災者生活支援法、六月二十一日に成立をいたしました。この法律では、支援対象地域につきまして、「その地域における放射線量が政府による避難に係る指示が行われるべき基準を下回っているが一定の基準以上である地域をいう。」というふうに規定をされておりまして...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いずれ、基本方針につきましては、今各府省とも連携しながらその策定を急がせているところであります。そしてまた、この法律第五条に、第二条の基本理念にのっとり、被災者生活支援事業に関する基本的な方針を策定すべきこと、その際に当事者の声や被災地の声を届ける仕組み...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員から御指摘がございましたけれども、この法律に盛り込まれた施策の中には既に取組が行われているものもあります。今この法律に基づく個別の施策につきまして、新規施策か既存の予算で対応が可能かどうか等の観点から各府省と今精査を行っておりまして、この結果を受け...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 自主避難されている方々に対しましては、各地のNPO等が被災者の孤立防止の観点から交流の場の提供や情報発信等の支援を行っておりまして、一つは国としてもこうした取組に対して予算措置等々の支援を行っているということでございます。私も、新潟、山形にお邪魔しました...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆるお母さんと子供が県外に避難をするという例はたくさんあります。その中で、いまだにはっきりと覚えているのは、放射能の問題については様々な人がいろんなことをおっしゃいますけれども、そのことを心配しなくちゃならない生活の場に子供を置いて子供を育てるわけに...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まずその前に、福島民報の記事ですけれども、新聞がどのように書くのかは新聞社の自由です。自由でありますが、中間貯蔵施設の……(発言する者あり)先ほど委員は復興庁の責任だとおっしゃいました。復興庁の責任だと委員がおっしゃいましたから、それに対する反論の場を与...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) このことにつきましては、いいですか、委員聞いてください。復興庁という形で、復興庁という形で先ほど委員が一方的におっしゃいましたから言っていることであります。
○国務大臣(平野達男君) 委員が先ほど復興庁とおっしゃったから、それについてのコメントをさせていただきたいと申し上げているんです。
○国務大臣(平野達男君) これは今委員会のやり取りの場でありますから、そういう……
○国務大臣(平野達男君) いや、分かります。ですが、復興庁とおっしゃいましたから一言コメントはさせていただいた方が次の質問に早く入れると思いますが。
○国務大臣(平野達男君) それは復興庁の責任だとおっしゃったから言っているんです、今。
○国務大臣(平野達男君) いずれ、そこにつきましては、全く別物だということについての、記事についての私はこれ福島民報にも強く抗議申し上げましたけれども……
○国務大臣(平野達男君) ここの記事についての、復興庁との関係についての因果関係ということについては先ほど、私はちょっと理解ができかねるなということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(平野達男君) それで、復興交付金についての答弁でありますけれども……
○国務大臣(平野達男君) 質問は理解しています。
○国務大臣(平野達男君) 委員長の指示に従いますが、いずれ、発言に異議ある場合には答弁者側にもそれに対する答弁の弁明をさせる機会を与えていただくというのが委員会の普通のやり方ではないかというふうに思います。  それで、復興交付金の話でありますけれども、復興交付金につきましては、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 三十キロ圏につきましては、今回の措置につきましては避難指示等を行った区域とそれ以外の区域ということがございますが、避難指示を行ったところとそうでない区域とにつきまして様々な対応についての差が出ているのは事実でございますが、これはあくまでも、今申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 現在、県全体の供給方針として、岩手県では五千六百戸、宮城県では一万五千戸とする方針が示されております。これはあくまでも災害公営住宅であります。平成二十四年七月三十一日時点では、用地確保が三千二百戸、設計着手一千六百戸、工事着手約三百戸の進捗状況となってお...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆる仮の町でございますけれども、今の段階で仮の町というのは一体何なのかという定義が十分固まっているわけではありません。  ただ、双葉郡八町村の中には、役場機能をそっくりそのまま長い期間にわたって今の所在地からどこかに持っていかなくちゃならないという...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まさに委員のおっしゃるとおりでありまして、今意向調査をやるということだけで答弁してしまいましたけれども、今、仮に本当にその仮の町をつくるときにどういう問題が起こってくるのか、こういったことについては今各省で検討チームを組織して鋭意検討させております。 ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 賠償につきましては、これから東電と国の主催での説明会をやりながら、様々な意見が出ると思いますが、それを踏まえた形での運用方法についてもしっかり検討をしていく必要があるというふうに思っております。あわせて、額の問題だけではなくて、この賠償の額と、例えば災害...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今の制度全般からすると無料というのはなかなか難しいとは思います。ただ一方で、この問題も先ほどちょっと申し上げたとおりですけれども、賠償というのが何を想定して賠償しているのかということの整理と、災害公営住宅というのをその制度の中で、今の制度の中ではちょっと...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 後で厚労省からも補足していただきたいと思いますけれども、法律上の縛りはないというふうに理解しています。実際に自主避難者の方でも、例えば山形、新潟に避難されている方については、みなし仮設に入っておられる方もおられますし、そこに対しての支援は県の判断で行って...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○平野(達)国務大臣 まず、現地の復興局でありますけれども、特に津波地域、今回の被災、大変大きな被災であります。その復興に当たりましては、さまざまな政策を総合的に実施しなくちゃならない。計画策定も、土地利用調整等はかなり難しいものがあります。そういう中で、県と連携しながら、復興局...全文を見る
○平野(達)国務大臣 一つは、一つはというか、さまざまな要望が、特に双葉郡、それからあと南相馬市あるいは飯舘村、川俣町、それから田村市等々から出ております。そういったことについてはできるだけ迅速に回答するということについては、従来以上に心がけているつもりであります。  具体的に...全文を見る
○平野(達)国務大臣 被災自治体はいろいろな不安も抱えておりますし、これからどういったことをやっていかなくちゃならないかについての道筋が立っていないという面も多々あります。ですから、さまざまな要望が出てきます。今委員からの質問については、そういった要望についてはできるだけきちっと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 除染は必要ないという報道だったというふうに聞いておりますけれども、除染は必要ではないということを言っているわけではありません。除染をやることについて、こういう方法ではさまざまな問題があります、限界があります、こういうことを言っているわけです。  それを称し...全文を見る
○平野(達)国務大臣 これから復旧復興が本格化してくるに従いまして、いろいろな資材、特に生コンも含めて、逼迫することが予想されます。  今委員の質問は民需の方ですが、民需の把握については、今のところ、私どもの方ではなかなか把握が難しいということで行っておりません。行っておりませ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、支援機構につきましては、委員からもちょっと御指摘ございましたけれども、その趣旨、産業復興とどのように考え方、対応の仕方が違うのかといったことも含めまして、池田社長を初め支援機構のスタッフがかなり幅広くあちこち歩きながら説明をしています。今、やっとその考...全文を見る
○平野(達)国務大臣 NPO法人の認可については、寄附税制の改正という大きな改正を行って、法人の設立に大きなインセンティブを与えたということでございますが、ちょっと数字だけ紹介させていただきますと、被災三県で平成二十二年度から平成二十三年度でNPO法人は約四割ふえております。一方...全文を見る
○平野(達)国務大臣 基金は、二兆六千八百二十億円が基金に積み立てられております。これがどのように使われているかということについては、現在、調査を行っているということでありまして、この調査が終わり次第公表する方向で検討しております。
○平野(達)国務大臣 いずれ、復旧復興を迅速に進めるということと予算執行をしっかりやるというのは表裏一体、セットでございます。復興庁としましても、予算の執行状況についてはきちっと把握して、フォローアップすることが絶対大事だというふうに思っています。あわせて、復興庁の方では、各省と...全文を見る
○平野(達)国務大臣 具体の数は今のところ把握しているわけではありませんが、小野寺委員からの質問がございましたので、現実的に何ケースかあるということであります。  制度的な話は先ほど五十嵐副大臣からお話がございましたけれども、もう一つ、制度から、質問の趣旨とちょっと離れるかもし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 本来であれば、箇所づけに当たっては、実施可能性もスケジュールもしっかりチェックしながらやるべきということの考え方もあります。しかし、その一方で、やはり被災している事業体にしますと、何としてもまずグループ化補助金についての採択をしてもらいたい、そして当然のこと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まずは、全体として急がなくちゃならないのは前年度からの繰越分と今年度分の予算をしっかり執行するということでございまして、その執行率を上げるということに今集中をしているということでございます。
○平野(達)国務大臣 復興庁では、今、「復旧・復興の現状と課題」と称しまして、これに関する資料を取りまとめまして随時公表しております。これは、インフラ等の復旧状況、それから鉱工業や水産業等の生産状況などの復興の現状と課題を把握しまして、これを公表しているということであります。 ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。  例えば養殖施設一つとっても、三月十一日以前に比べてどのように復活したのか、その影響、その関連で水産の流通加工施設がどのように復活したのか、こういったこともできるだけわかりやすい形で把握して公表する、これはしっかり取り組...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復旧復興は、津波、地震、それから福島の原発の被災地含めて、まだまだこれからであります。復興庁は復興庁で各省と連携しながら、あるいは被災自治体と、県と連携しながら一生懸命取り組んでまいりました。改善された点もありますが、まだまだという点もございます。抽象的な答...全文を見る
○平野(達)国務大臣 その方針は堅持しているつもりであります。  それからあと、復興局、特に現地の職員は、平日はほとんど事務所にいなくて現地を歩いているという状況もございまして、人事のこともさることながら、まずそういう、被災地を歩きながらしっかりと寄り添うということを徹底させて...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、福島の話に入る前に若干ちょっと補足をさせていただきたいんですけれども、津波、地震につきましての復興の主体は地域である、大変だけれども、被災自治体がまず中心になって取り組まなくちゃならないということはずっと被災直後から申し上げてきましたし、その姿勢で今も...全文を見る
○平野(達)国務大臣 人が足りないという以前に、何を詰めなくちゃならないかということをもう一度今精査するということでございますので、結果として、体制の強化が必要だということにつながっていくと思いますが、それはそれでまた整理をするということになると思います。
○平野(達)国務大臣 人数についての、きょうの段階では何名ということはちょっとまだ言える段階ではないということで、御容赦を願いたいと思います。
○平野(達)国務大臣 この復興基金の創設に最初からかかわった者として申し上げますと、これは副大臣からも御答弁がございましたけれども、三年で募集をして五年で使うという当初の想定でした。ですから、そういった意味では、一年目に予算の規模を上回るものが出てきたということは、当初想定してい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 これは、私の理解では、県と何回も調整してやっていますから。この三年、五年ということで、大体この規模で三年間で出てくるだろうということでの、私どもと県との腹合わせはそんな感じだったというふうに私は理解しております。
○平野(達)国務大臣 いずれ、その一千七百億ですか、それを積んだ段階では、三年間でこれで十分だろう、そういう前提でやったということでございます。
○平野(達)国務大臣 事故の収束ということについては、冷温停止状態の達成をもって事故の収束ということで定義をしております。  他方、いわゆる事故収束という言葉から受け取るイメージと、冷温停止状態ということをもって事故収束と定義したことに対して、ちょっと言葉の違和感を覚えるという...全文を見る
○平野(達)国務大臣 先ほどの三年、五年も含めて、今回の補助率の問題についても、言った言わないという議論というのは、今の段階では余り建設的ではないというふうに思います。  大事なことは、県庁というよりは各自治体の首長さん、市長さん、町長さんから、私はこういう条件で企業を募集した...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員の御趣旨はわかります。わかりますけれども、先ほど他県とのバランスについて、ちょっと委員から触れられました。  他県で今どういうことが起こっているか。例えば山形県は、私どもの努力不足がありますが、観光等々に風評被害が物すごく大きいです。それから、秋田県も...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、防潮堤でありますか、いわゆる海岸堤防でありますが、委員の御指摘のように、今、四部局が、堤防の背後地に何があるかによって担当を分けまして海岸の整備、管理を行っているということであります。  現地に行きますと、高さは当然のことながら一つの考え方でやります...全文を見る
○平野(達)国務大臣 中小企業グループ化補助金については、まだまだニーズがございます。これについてはしっかり対応していくということで臨みたいと思います。  それから一点、先ほど、かさ上げの話でありますが、かさ上げについては、これは市町村が今実施主体になってやっておるんですが、そ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 この制度は、沿岸地域において、地域として、個々の企業ということではなくて、エリアとして水産業の共同利用施設を復活させる、復興させていくという、個々のものに注目したものではなくて、エリアのものに注目してやっていくということでありまして、内陸部に例えば一社、二社...全文を見る
○平野(達)国務大臣 いずれ、被災した企業がどういう形であれ復活して仕事をしたいという思いは大事にしなくちゃならないというふうに思います。個々の地区で事情が違いますので、そういったことには十分配慮しながら、一地区、一地区、しっかり耳を傾けて、何ができるかという姿勢で臨んでいきたい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今の段階で、まだそこまできっちりとした詰めをしているわけではございません。  阪神・淡路の大震災の際は、直接的に亡くなられた方々、それから関連死された方々の合計の人数を十年後に公表しているということでございますが、まず、現段階では、東日本大震災の発生、直接...全文を見る
○平野(達)国務大臣 認めていないということではなくて、そこまでまだ検討、頭がいっていないということであります。
○平野(達)国務大臣 そこをどうするかということについては、政府内できちっと議論して答えを出したいと思います。  ちなみに、この関連死につきましては、今現在では、三月三十一日現在で一千六百三十二人ということでございまして、実は、この数といいますか、関連死された方々がどれだけいる...全文を見る
○平野(達)国務大臣 ちょっと私の言葉足らずな点があったと思いますが、先ほどの委員の御質問の中に、震災で亡くなられた方々、震災の関連死、これを含めて公表というところで今ちょっと力点を置かれたというふうに思いましたので、それについては別々で公表しているということを申し上げました。 ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 委員からも御指摘がございましたけれども、福島の問題という、特に原発の事故に関連する問題、それに絡む、それからスタートする復旧復興への取り組み、やり方、考え方は、津波、地震とはやはり大きく違っております。  そういう中で、基本的には今復興庁で全体の司令塔とし...全文を見る
○平野(達)国務大臣 JR山田線につきましては、もう委員も御案内のように、三陸鉄道の北リアス線と南リアス線に挟まれたJRの鉄道ということになりまして、この三陸鉄道につきましては、今、復旧工事真っ盛りでございます。何としても、私の立場からしても、この三陸鉄道は間をあけるわけにいかな...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今お話を聞いていますと、何か公物管理の原則をそのまま当てはめているような、もしそれが、多分事実だろうと思いますけれども、そんな感じがします。  仮設住宅をそこまで厳密にやらなくちゃならないかどうかということは私自身もちょっと疑問に思いますし、今の点は、厚生...全文を見る
○平野(達)国務大臣 特別会計でございますので、特別会計に関する法律第二百二十二条では、復興特別会計につきましては、「東日本大震災からの復興に係る国の資金の流れの透明化を図るとともに復興債の償還を適切に管理するため、復興事業に関する経理を明確にすることを目的とする。」と定められて...全文を見る
○平野(達)国務大臣 基本的にはそうであります。ただ、基本的にと申しましたのは、国土の防災に係る事業も一部入るということについては、これはたしか法律の中にも入っていたというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 その補助金の内容が、ちょっと今詳しく私は把握しておりませんが、いずれ、今回の特別会計の、私の理解では東日本大震災にかかわるもの並びにいわゆる次の防災に備えた防災予算の一部というふうに私は理解しております。
○平野(達)国務大臣 委員からの御指摘を踏まえまして、この点については事務方に確認をさせたところ、いわゆるITER計画、国際熱核融合実験炉、これについては復興特会ではなくて一般会計に計上されている、そういう報告がございましたし、当然そうあるべきだろうというふうに思います。
○平野(達)国務大臣 日本原子力研究開発機構への運営費交付金及び補助金というのは、特別会計において百七億円、確かに計上されております。  その内訳は、まず一点目は、除染等に係る研究開発等に必要な経費に六十五億円でございます。それから、青森県と茨城県における核融合に関する国際的な...全文を見る
○平野(達)国務大臣 研究施設につきましては、これはさまざまな御議論がございますけれども、福島県においては、復興の一環の中で、それからあと、個々の災害からの復旧という一環の中で、研究施設の整備も今進めております。調査計画を進めております。  先ほどの青森県、茨城県も、御案内のと...全文を見る
○平野(達)国務大臣 現地には、もう御案内のとおり吉田復興副大臣を筆頭とする復興局が設置されておりまして、現地の原災本部それから除染事務所等々と連携をとりながら、いろいろ対応に当たらせているということであります。  私自身は、復興庁、本庁は東京でございますから東京を拠点にしてお...全文を見る
○平野(達)国務大臣 復興特区法に基づく復興特別意見書、これは、認定地方公共団体等が新たな規制の特例措置等について国会に対して意見書を提出することができるという制度でございまして、これは、委員を初めとした皆様方からの御提案でもって入った制度でございます。  これまでのところ、こ...全文を見る
○平野(達)国務大臣 内閣総理大臣に対する意見書でございますね。(石田(祝)委員「提案です」と呼ぶ)提案ですね。  七月二十日に宮城県から復興特区法に基づく新たな特例措置等の提案が行われております。これは、防災集団移転促進事業の移転先の土地売却について五千万円の譲渡所得の特別控...全文を見る
○平野(達)国務大臣 概算要求は、おのおのの制度については各省が要求をするということになっておりますけれども、いずれ、こういった予算が必要だということであれば、引き続き予算の確保をするように復興庁としても各省にお願いしなければならないというふうに思っております。
○平野(達)国務大臣 復興交付金等々については復興庁がやりますけれども、これはたしか、復旧支援対策事業というのは復興交付金の中に入っていましたか、そうじゃないですね。これは農水省所管の事業だと思いますので、これについてはこれまでは農水省が要求いたしましたが、特別会計の中ではこれは...全文を見る
○平野(達)国務大臣 現地の状況等を踏まえながら対応したいというふうに思います。しっかり対応したいと思います。
○平野(達)国務大臣 これは対応が可能であります。この案件につきましては、具体的な要望を伺いながら対応してまいる所存ではございます。  ただ、中には、かなり大きな計画、構想を持っているところもございまして、そういったところについては、やはり他の地区との平等といいますか並びという...全文を見る
○平野(達)国務大臣 原則は、災害復旧事業もそうでございますけれども、復興交付金は災害復旧事業が適用できないからつくった制度でございますが、基本は原状復旧ということが基本であります。しかし、そうはいっても、今回の場合は非常に被災が大きいということでございまして、機能強化を図るとい...全文を見る
○平野(達)国務大臣 これは復興交付金とは別枠でございますが、いずれ、要望が多いということは、被災した企業主が、引き続きこの場で自分の工場あるいは加工施設、こういったものについて復旧させたい、そういう強い要望を持っているということでございますから、できるだけその要望については実現...全文を見る
○平野(達)国務大臣 今いわき市は、二万以上の人口がここ一年間でふえたという状況でございまして、この多くは双葉郡からの避難者であります。これから、長期避難という方々あるいは県外に出てこられる方々、この方々がどこで暮らされるのかということについては、我々がしっかり把握していかなくち...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、高速道路の無料化でございますけれども、七月以降の東北地方の高速道路の無料開放は、政府として避難を指示したり勧奨したりしている区域等にもとの居住地がある避難者につきまして、一時帰宅等の生活再建に向けた移動を支援する目的から、福島県内の全インターチェンジ等...全文を見る
○平野(達)国務大臣 賠償金の支払いの方法ということについての御質問かと思いますけれども、今、賠償金につきましては、精神的損害とか就労不能損害、営業損害、一部はこれから支払われることになると思いますが、こういったものについては、一括による支払いと一定期間ごとの支払いと選択できる形...全文を見る
○平野(達)国務大臣 昨年の原発事故に伴いまして、六万一千人の方々が福島県から県外に避難をされている、委員の御指摘のとおりでございます。  これまでのところ、受け入れ自治体のかなりの御好意によって、いろいろな御支援をしていただいているということでございます。そして、それに伴う費...全文を見る
○平野(達)国務大臣 高速道路につきましては、県外については今のところ無料化という措置は適用されておりません。あくまでも福島県内の特定のインターについてということで、九月三十日までをとりあえずの期間として今適用しているということでございます。
○平野(達)国務大臣 制度を設ける場合には、特に特定の制度を設ける場合には、基本的にはいつまでというふうに期限を切るというのが基本であろうというふうに思います。  ただ、期限を切ることによって先行きの不安が起きるということについての御指摘も受けております。そういった場合には、制...全文を見る
○平野(達)国務大臣 まず、復興交付金とか災害復旧制度につきましては、先般も申し上げましたけれども、事業実施に先立っての用地の取得の問題、それから復興交付金は、特に、津波で被災された地域の住宅再建等々を念頭に置いて制度設計されております。そういった事業をやるときの土地利用調整、合...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(平野達男君) ただいまの東日本大震災復旧・復興関係経費の迅速かつ円滑な執行の確保等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいります。
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(平野達男君) この際、一言述べさせていただきます。  去る八月三日の本委員会における森まさこ委員の御質問に対する私の答弁において、委員が答弁を求めていない事項につきまして弁明をし、反論の場等の答弁を行い時間を要したことについては、委員長の議事運営の下で行われたもので...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 時間も限られていると思いますので端的にお答えしたいと思いますけれども、いずれ中長期的に避難をお願いしなくちゃならないエリアというのが相当程度あります。そこに住んでおられる方々、帰還までどのような場所でどのような形で住んでいただくかということについては、ま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今まで、いわき市長さん、それから郡山市長さん、それに福島市長さんと個別に話をさせていただきました。あと数町村お話をさせていただきまして、県との調整の上で、近い段階でまず受入れ自治体との、代表する自治体との協議体的なものをちょっと今イメージしておりますけれ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今委員から御指摘がございましたように、いわゆる子ども・被災者支援法では、現在自主避難者とされている方々のうち、一定の基準以上の放射線量が計測される地域からの避難者に対しまして支援措置を講ずることとされております。  今、その支援措置につきましては、同法...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 原則二年ということにしておりますけれども、これも私も、被災者の方々とお話しするときに同様の要望を何回も受けております。  その都度申し上げておりますのは、戻る場所、戻る住宅、そこが確定しない限りにおいては現在の仕組みを継続させていただきますと。若干の手...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) いわゆる仮設住宅といわゆる借り上げ住宅ということについての支援の考え方に違いはございません。先ほど申し上げたような考え方で今後とも対応させていただく、対応するということになります。
○国務大臣(平野達男君) 被災地における、特に津波地域のこれからの復旧復興に向けては様々な要望が上がっておりますが、ここに来て、住宅再建についてどこまで国が支援をするかという問題、それから制度間についてやっぱり差があるということについて、これをどのような形で是正ができるとすれば是...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 災害の瓦れきの量、漂着するであろう瓦れきの量もかなりの量だというふうに見込まれています。  あわせて、木質系が多いということで、聞いていて思ったんですけれども、多分海水をたっぷり吸っております。海水をたっぷりと吸った木質系を例えば燃やすということについ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の東日本大震災を踏まえた検証と併せて次の災害にどういう対策を取るべきか、これは様々な自治体レベルでの災害の対策の基本方針と併せて今見直しが進んでおります。政府レベルでは、災害基本法等の改正等々も今国会で一部お願いをして、それを成立をさせていただいたわ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員の今の御質問は、復旧事業に係る作業員等々の住宅の不足の問題と……
○国務大臣(平野達男君) ああ、そうですか。分かりました。  住宅、戻ってくる方々の住宅につきましては、地震でかなり被災しているところもございまして、まずは被災した家屋についての撤去等々について、これは環境省が主体となって行いますけれども、これについて今取り組んでいただいている...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 特に福島の原発事故に関連しまして、町外あるいは県外に避難をされている方々がたくさんおられまして、福島県だけで見ますと十六万人の方々が避難をされておりまして、そのうち、あっ、十五万人ですか、そのうち六万人が県外に避難をされているという状況で、今、被災自治体...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 大雪の際に倒壊しそうな家屋の問題につきましては、新潟の豪雪で災害対策委員会で御指摘をいただいた点だと思います。  このことにつきましては、二十四年三月に内閣府防災の方から、空き家の除去等々につきまして、行政代執行の場合の空き家等々の所有者から費用の徴収...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 自力移転ということをどのように定義するかということもございますが、結論からいいますと、その観点からの把握は行っておりません。  ただ、被災者生活再建支援制度というのがございまして、そのうちの中で住宅の再建方法に応じて支給される加算支援金の対象世帯数、こ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、遡及適用については、今の様々な制度の根幹にかかわる問題だということで、これはなかなか慎重に考えていかなければならないということについては何回も答弁を申し上げたとおりでありますけれども、現段階でもそのポジションは変わっておりません。  それからあと...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員から御指摘がございましたように、復興庁が設置されて約半年になります。  復興庁の評価ということでございますけれども、まだまだ、被災現場というのを見ますと、復興というのはまだまだこれからであります。その中で復興庁が評価ということになりますと、これはも...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 津波、地震地域、特に津波地域の復興にとって住宅再建、それから市街地の再生、再興、これが大きな課題でございまして、このことについては何回も申し上げておりますけれども、被災したその場所で復興ができないという大変なつらさがあります。そのことを克服しながら、今現...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の災害の復旧復興に当たっての様々な規制緩和、手続の簡素化等々についてはまだまだ不十分な面はございますけれども、相当程度の措置はさせていただきました。その一方で、委員の御指摘のあるように、例えば権限も財源も全て例えば被災自治体にという発想というのはよく...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 効果促進事業につきましては、御案内のとおり、三五%を大枠として、基幹事業の三五%を交付するということになっておりますが、まずは第一段目で二〇%ということで交付を今しております。  今、自治体の方では、この使い方について実は一番多いのは、個人の住宅に対す...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 基幹事業は、原則はあくまでも被災した施設等々についての復旧ということが基本だというふうに思っています。  ちなみに、観光等々の問題につきましては、これは個別のケースによるかと思いますけれども、こういうものこそ本当に必要性がきっちり客観的に説明できるんだ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災の事業者の再生支援機構については、ただいま経産大臣からも御答弁がございましたけれども、議員立法でできた機構ということなのですが、その背景にあったのは、やはり産業復興機構というのは、どちらかというと投資ファンド的な性格が強いのではないかと。投資...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 先ほどの中で、投資ファンド的なというようなことで申し上げましたけれども、ちょっと言葉に、言葉をもうちょっときちっと説明せにゃいかぬと思いますが、今回の場合は、あくまでも産業再生を基本とするものではありません。被災からの要するに復興でありまして、復興の支援...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、先ほど枝野大臣からも御答弁がございましたけれども、現場で今どういう状況になっているかといいますと、まず仮設店舗あるいは仮設工場等々での操業をやっているところが結構あります。まだ、例えば、先般陸前高田にお邪魔しましたけれども、陸前高田では仮設店舗の設...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 基本的にはそのような考え方だと思いますが、一点だけ、長期避難者に対する戻るまでの期間の支援をどうするかということにつきましては、これはどういう条件で、どういう居住条件で暮らしていただくかということについては、賠償等々の兼ね合いがありまして様々なこれから詰...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 賠償の国の基本的な考え方を決める前には、枝野大臣の主導の下での資源エネルギー庁が各被災自治体ともう何回も何回も綿密な打合せを行っています。打合せを行って、賠償の審査委員会から出た指針を踏まえつつ基本的な考え方をまとめたということでありまして、かなり詳細な...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 一般論といいますか、今回の中間貯蔵施設もそうなんでありますが、これは国が実施主体ということになります。国が実施主体ということは、調査入るときには、まず通常では、ダムにしても何でもそうなんですけれども、必ず地域に対してこういうこれから調査に入りますという、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今、子ども・被災者生活支援法に基づく基本方針の検討を行っております。  この検討に当たりましては、新たな施策の実施や予算の確保が求められていること、今委員からも御指摘がございました。それから、支援すべき方々に的確に支援を行うことができる支援対象地域とし...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) どの範囲までやれるかということについては、ちょっと今、この今日の段階で明確に申し上げることはできませんが、いずれ、六万人の方々が県外に避難されているということもございます、そういった方々の意見もしっかり踏まえていかなければなりませんし、もちろん、県内で避...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 支援対象地域をどのように設定するかということにつきましては、これは今委員からもお話がございましたけれども、本当に正直言って難しい問題でございます。難しい問題でございますが、法の趣旨に照らしていずれこれはしっかり決めなくちゃならないというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 総務大臣から御答弁がございましたけれども、このシステムの活用方法等々につきましては、復興庁としても総務省と連携しながら何ができるかということについてはしっかり検討してまいりたいというふうに思います。
○国務大臣(平野達男君) この件についての期間延長という要望は、先般の福島県における会議の場でも強く出されました。  しかし、一方で、この制度をどこまで維持するかということについては、国土政策上のあるいは交通政策上の様々な課題もあろうかと思います。そういった点も踏まえまして、あ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 個人版私的整理ガイドライン、これも含めまして、国が今回用意させていただいた様々な制度につきましては、いろんな媒体を通じましてあるいはいろんな機会を通じまして、被災者あるいは地域にこれを広めるということは復興庁の大きな仕事でございます。  被災者支援策に...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) この委員会での議論も踏まえまして、しっかり対応したいと、対応しなければならないと考えております。
○国務大臣(平野達男君) まず、支援対象地域をどのように決めるかということにつきましては、これはなかなか難しい問題があるということについては委員と私との間の中にはそんなに認識は違いはないのではないかと思います。  あわせて、どういう支援が必要かということにつきましては、私はどち...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 一般的に、災害が起こった後の支援というのは短期間で終了するということで前提に立っているように思います。  今回の場合の災害、津波、地震もそうなんですけれども、特に今、福島の原発に関連する災害、これに対する支援はかなり長期になるということではございまして...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私は、復興庁というのは地域の振興とそれから復興、それから地域住民の視点に立って物を考える、そういう役所だというふうに思っています。  したがいまして、例えばプラントの問題一つ取ってみても、あれは安全だというふうに仮に言ったとしても、住民がどう考えるか、...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 賠償につきましては、東電にお任せをするということではなくて、あるいは任せっきりにするということではなくて、各々の例えば農林水産業なら農林水産業、その中に、特に畜産ということにつきましてはほかの制度とは違う体系が今ございます。こういった体系を踏まえて賠償を...全文を見る
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(平野達男君) この三つの事務所が分散しているという問題につきましては、佐藤委員から何回か御指摘を受けまして、政府部内でもかなり私の方から強い指示を出して検討をさせました。  結論からいいますと、先ほど環境大臣からも御答弁がございましたけれども、原子力災害現地対策本部...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 会津ですか。そのことについてはちょっと検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(平野達男君) 森委員のおっしゃること、そのとおりだと思います。  今、賠償ということは賠償、それからあと区域の見直しは区域の見直しということで、どちらかというとパーツパーツ、パーツというか部分部分で対応しているというふうに見えるかもしれません。しかし、この先に各市町...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 東日本大震災からの復旧復興、津波、地震、それから原発からの復興、いずれもそうですけれども、あらゆる施策を総合的に推進するということが大事だというふうに思います。したがいまして、除染に、復興庁としては、どの省で今どういう事業をやっているのか、どういう検討を...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、津波地域の中では、一番大事なのは、何回も御答弁申し上げたかと思いますが、高台移転等々の土地利用調整あるいは合意形成、これ今各自治体が本当に一生懸命取り組んでいます。これに対しての体制支援、それから一度決まった後の手続の簡素化、これはより徹底していか...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 今回の復興に伴いまして、資材の不足それから作業員の不足、例えば作業員につきましては、型枠工、鉄筋工、これは随分減っておりました。こういったことの手当てをどうするか。それからあと、今委員からもありましたけど、コンクリート、特に砂の問題等々があります。  ...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(平野達男君) 総論的に私からお答えをさせていただきたいというふうに思います。  国内立地補助金につきましては、昨年の被災直後の日本の経済の状況、どういう意識を持っておられたかということについて思い起こしていただきたいというふうに思います。  サプライチェーンという...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まさにそういう御指摘いただいてありがとうございます。あの当時、先ほど言った日本の状況といったそういう状況の中で日本全体として何とか支えなくちゃならないということで立地補助金というのを用意しました。その中で手を挙げてきた企業がいるわけです。その企業は、何と...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 全国防災につきましては、今、蓮舫委員からも御紹介、御指摘がございましたけれども、昨年の三月十一日の東日本大震災を受けまして、まず被災地の復旧復興、これは急ぐべし、これは当然のことでありました。併せて首都直下型、東南海の三連動、四連動、こういったものに対し...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 被災地の庁舎も全部壊れてしまったというところもございまして、そういった被災自治体が何を優先させているかといいますと、被災自治体の庁舎はまず仮庁舎でいいということで、自分の庁舎の復興は後回しにしながら地域の復興をやっているというのが自治体の取組の姿勢であり...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 予算をどういうところに付けるべきか、それからあと、付けた予算をいかに迅速にスピーディーに執行すべきか、こういった問題があろうかと思います。  特に前段の話として、地元の、特に被災地からは様々な要望が出されております。そういった要望につきましては、特に被...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 委員は二つのことをおっしゃっていると思います。  一つは、予算としての適切な使途、どの予算に付けるべきかという問題、これは、先ほど蓮舫委員の指摘は、どちらかというとそのことに集中した御質問だったと思います。それと今、森委員から出されたのは、付けた予算を...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 質問されていないことにお答えするとまたお叱りを受けるかもしれませんが、森委員は二つのことを質問されております。その執行の話なのか予算の適切なあれなのか、それをちょっとごちゃごちゃにしていただきたくないと思います。  まず一点目の、予算の執行につきまして...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは二十三年度それから二十四年度の当初要求ということでございますが、合計として一兆九千九百二十二億。  内訳を申し上げますと、これは事業費ベースであります、地方単独防災が二千八百億、これは住民税等々の増税に伴う財源がこれに充てられているというふうに御...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 当初では一兆ということを想定しておりました。その後、特に耐震等々について、学校の耐震等々を始めとして非常に大きなニーズがあったということでこれだけの予算になったということであります。
○国務大臣(平野達男君) 今回の復興予算というのは、何といっても被災地、当然これは福島も入るわけでありますけれども、被災地の復旧復興が最優先であります。その必要な予算に不足があるというような事態はこれは絶対避けなければならないというふうに思っています。  全国防災につきましては...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) この基本方針の策定、これはもう委員からの今御指摘がございますけれども、急がなくちゃならないというふうに考えております。ただ、支援すべきエリアの設定等々につきまして、これは法案提出者等々の意見も踏まえながら今どういうエリアに設定すべきか進めておりますが、か...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 発注に当たっての地元の業者への十分な配慮ということについては、これは被災以来、工事の発注に向けての様々な地元との対応の中で、国会の中で重視するというふうに答えてまいりましたし、その方向でやってきたつもりであります。  ただ、今委員の中で南相馬市を中心と...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 平成二十三年度補正予算、御案内のとおり、三回にわたって組まれておりまして、そのほかに予備費の支出もされております。  この補正予算の編成に当たりましては、まず復旧復興に早期に着手する観点、それから万が一にも予算不足に陥り復興事業に支障が生じることがない...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興庁ができたのは、もう御案内のとおり、今年の二月であります。予算編成に本格的にかかわるというのはこれからになります。来年度の予算編成につきましては、今回の国会の指摘、今日も様々指摘されておりますけれども、それから総理からの指示もいただいております。復興...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、被災地の予算につきましては、復興交付金を軸に、それは災害復旧事業等々はございますけれども、国の職員が現地に出向いて、様々の計画策定から、共に計画を作成して実行するという、そういうことは、これを心掛けておりますし、これからもしっかりこの体制は築いてい...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 執行状況につきましては、先ほど財務大臣が御答弁された枠組みでの今の状況での把握しかしておりません。  今、主濱委員から、そういった中でのもうちょっと具体化した上での執行という依頼だったと思いますが、これについては、どういうやり方ができるかということにつ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 不執行というのは不用のことでしょうか。不用ですね、不用一・一兆円ですね。  これは、先ほどの答弁にもさせていただきましたけれども、一つは災害復旧事業で、これは一次補正の中で災害復旧事業、災害査定も全くやっておりませんから、まずは復旧事業としての予算を示...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 繰越しの主なものとしては、まず復興交付金として三次補正でかなりの額計上いたしまして、これは自治体に全部配分しようとしてもなかなか難しいということがございましたが、ここで約一兆三千億円、それからあと災害復旧事業費として約六千億円、これは国交省分です。それか...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 現地を本当に丁寧に歩いて吸い上げられての、地元の要望を吸い上げられての御指摘だというふうに思います。  何点か違う分野で御指摘いただきましたので、全部に答えられるかどうかはちょっとあれなんですが、簡単に答えさせていただきたいと思います。  まず、復興...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 様々な御指摘受けておりますが、きちっと真摯に受け止めなくちゃならないものは受け止めなくちゃならないというふうに考えております。  ただし、一方で、私は正直申し上げまして、報道のやり方として、背景も一切もう抜きに突然現場だけを映してこんな予算に計上されて...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず復興庁をめぐっては様々な御批判あるいは御指導を賜っておりますけれども、まず全体の予算との関係でありますけれども、これは被災地とは関係ない予算、今日も全国防災あるいはサプライチェーン等々の話がございましたが、これは、復興庁の場所がどこにかかわらず、この...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、予算の流用ということの定義でありますが、全国防災事業につきましては、今日も御答弁申し上げましたように、法律上もその施行が担保されているということ、それから震災に絡めて次の災害に備えた体制をつくらなければならないということ、それからそのための財源も用...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 津波で流された住宅の再建についての支援としては、まず被災者生活再建支援制度がございまして、これは、全壊家屋については三百万円を限度にお支払いするという制度であります。そのほかに、高台移転等々については、基盤整備等々については、高い、四分の三でしたか、補助...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 当該事業の計上の趣旨などについては、先ほど防衛大臣から御説明があったとおりであります。  まあいずれにせよ、平成二十五年度予算につきましては、被災地の復旧復興に真に直結するものを最優先し、震災からこれまでの状況変化を踏まえつつ、緊急性や即効性の観点から...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 御質問は、行政事業レビューのお話、御質問だと思いますけれども、行政事業レビューにつきましては、各府省自らが予算の実態把握や効果の点検を行いまして、その結果を予算の概算要求や執行に反映させるという趣旨で行われているということはもう御承知のとおりであります。...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 私は、予算の執行上、それから責任を持ってそれを執行するという観点からいえば、各所管の官庁が、各大臣がおられますから、その大臣の責任でやるといったことの方が効果的、効率的ではないかというふうに思っております。
○国務大臣(平野達男君) 復興庁の所管以外の予算については、これは基本的には各所管の大臣がおりますから、そこの大臣が責任を持つということは基本だと思います。  ただ、特に来年度の予算編成、それから今までの予算の執行の状況等々については、私は今財務省と協力で、特に今までの二十三年...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 本当に復興庁に様々な役割を期待していただいて、これはもう本当に率直に言って感謝申し上げなくちゃならないというふうに思います。  ただ、個別の予算の箇所付けということにつきましては、これから予算の編成方針等々明らかになってくると思いますが、そういった編成...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 箇所付け等々につきましては、繰り返しになって恐縮でありますけれども、やはり大臣、副大臣、政務官、各省おりますから、この三役が責任を持ってやるということだと思います。  ただし、その予算の基本方針それから考え方ということについては、これは財務省とも復興庁...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興につきましては、もうこれは委員も十分御承知のとおりかと思いますけれども、例えば被災者に対しては災害救助法が適用される、被災者生活支援法が適用される。こういった部分について、あるいは必要な食料あるいは衣類、こういったものについては全国からのボランティア...全文を見る
10月19日第180回国会 参議院 行政監視委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(平野達男君) まず、この法律、基本法につきましては、私は当時内閣府の副大臣をやっておりまして、被災者生活支援チームの事務局長という立場で被災地の復興支援にかかわっておりました。正直申し上げまして、当時私はもう現地のことばかり見ておりましたから、国会でこういう基本法が議...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは昨年の四月に発足をいたしまして、当時、被災現場の中で、被災現場はある程度食料等々の問題については、あるいは燃料の問題等々については目鼻が付いたというような状況でした。しかし、そのときに問題になったのはやっぱり医療体制ということでありまして、現場の情...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) そのとおりであります。
○国務大臣(平野達男君) 基本的にはそのとおりであります。
○国務大臣(平野達男君) 被災地の復旧復興が最優先課題でございまして、全ての施策はそれを最終ゴールとしているということは、これは言わずもがな、当然のことであります。
○国務大臣(平野達男君) まず、そのとおりであります。その考え方は変わっておりません。  それから、立地補助金全体は、事業全体がサプライチェーンの寸断という中で、寸断されることによって、繰り返しになりますけれども、日本経済全体の大きな影響が出てくる。経済がしっかりしていなければ...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) テーマごとに応じて、例えば町づくり、それから防災集団移転事業も、これも新しい町づくりに入ると思いますが、そういったものの計画作り、あるいはどういった町をつくるかといったことにつきましては、連携チームとしまして省庁横断的なチームを地域に派遣して、地域の方々...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) これは、ただいま総務大臣からも御答弁がありましたけれども、地方税法においては、納税義務者の収入状況などを個別に勘案して、市町村長が第三百六十七条に基づく個別に減免措置を講ずることも可能となっているところであります。  このような措置を各市町村の現場で適...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) この図、平成二十四年度復興特別会計予算額ですから、これは復興基本法あるいは東日本大震災からの復興の基本方針、これを踏まえたものの予算であるということはそのとおりであります。
○国務大臣(平野達男君) 例えば二十三年度補正予算等々に計上されたサプライチェーン、先ほど様々な御議論がございましたけれども、あの当初の中では、日本経済の底割れがないように、あるいは寸断されたサプライチェーンを復活させるために予算が必要だということでの予算計上がされました。しかし...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 被災地優先の予算を編成するということはこれは当然のことでございますし、また総理からも改めてその指示をいただいているということでありまして、その中で、被災地の医療機関の施設整備に対する様々な支援、まだまだ不足だという要望も強くいただいております。  平成...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) まず、復興予算の全体の枠組みといいますか、考え方でありますが、被災地あるいは被災者に対しての支援、これをしっかりやる、これは当然のことでありまして、そこは大きな枠組みとして確保されているということであります。  そのほか、全国防災あるいは日本経済の底割...全文を見る
○国務大臣(平野達男君) 復興庁としては、基本的に予算の性格そのもの、これが無駄かどうかといった観点というよりは、むしろ復興債の財源として使うものとして妥当なものかどうかということについての観点でこれは事業を今チェックをしているということであります。  復興庁一括予算については...全文を見る
10月31日第181回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平野達男君) 私にも、全国防災事業などが東日本大震災復興特別会計に計上されていることなどにつきまして御質問をいただきました。  全国防災事業につきましては、三党協議を踏まえた復興基本法におきまして、地震その他の天変地変による災害の防止効果が高く、何人も将来にわたって...全文を見る
11月01日第181回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(平野達男君) 私には二問質問をいただいております。  まず、原発事故に係る健康調査と、子ども・被災者支援法の基本方針の策定について御質問をいただきました。  原発事故で被災した子供を初めとする住民の生活を守り支えていくことは、大変重要な課題であります。  子ども...全文を見る
11月02日第181回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(平野達男君) 川田議員からは私に対しては四つの質問をいただいております。  まず、被災者に関する情報の把握について御質問をいただきました。  被災者の基本情報や被災状況等の情報を一元的に管理することは被災者への支援を円滑に実施するために重要な取組と認識をしておりま...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平野国務大臣 被災地と被災地外ということにつきましては、今ちょっと手元にデータを持ち合わせておりませんが、いわゆる全国防災という枠、これは被災地外ということになるかと思いますし、第三次補正でやったいわゆる立地補助金等々については、そのほとんどが被災地外だった、そういう御理解でよ...全文を見る
○平野国務大臣 平成二十三年度については、御承知のとおり、三月末現在における支出済み額は九兆円というふうになっております。予算額の合計は十四・九兆でございまして、繰越額は四・八兆、不用額は一・一兆、差し引き九兆円ということになります。  そのうち、九兆円についての主なものにつき...全文を見る
○平野国務大臣 被災地に行っているのが、大体二・七兆円ということになっております。  二・七兆円、その内訳は、復興交付金、災害復旧費、被災地支援、それから災害等復旧費……
○平野国務大臣 二・七兆円が、直接的な被災地という、主なものの予算の合計値だというふうに理解しております。
○平野国務大臣 大変恐縮でございますけれども、今手元にはそういった被災地あるいは被災地外ということで明確に整理したデータはございません。申しわけございません。
○平野国務大臣 今、私どもがわかる数字としては、十月に会計検査院がまとめた報告書がございまして、国庫補助金については、執行率は約四九・五%、それから復興交付金については、執行率は二二・一%ということになっております。  それから、今委員から御指摘のあった、どれぐらいのお金が業者...全文を見る
○平野国務大臣 まず、執行率については、ぜひとも委員に御理解いただきたいと思いますが、業者にどれだけのお金が行っているか、それから発注をどれだけやったか、これはちょっと時間がかかるということだけはぜひ御理解をいただきたいと思います。  それから、被災地と被災地外の予算につきまし...全文を見る
○平野国務大臣 時間ですから、簡単に答弁させていただきます。  復興予算、地元の復興に必要な予算はしっかり確保します。これは、我々、政治の最重要課題、責任だというふうに思っております。  それから、要請等々についてはさまざまなことがございますが、今現地の復興局がかなりの仕事を...全文を見る
○平野国務大臣 私のところには、幹事長を通さない案件も、特に福島案件については結構来ております。そういった場合については、私は、幹事長を通さなかったとしてもお会いをしているということであります。
○平野国務大臣 その趣旨は、私は、復興財源としての適切な事業としては、私としては判断できない、今その点について各省と議論をしていて、各省との中で折り合いはできていないという趣旨で申し上げました。  今引き続きその作業はしておりますし、間もなく行政刷新会議でも同じような議論が始ま...全文を見る