平野達男

ひらのたつお



当選回数回

平野達男の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第189回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男です。  冒頭、湯川遥菜さん、後藤健二さんの殺害、改革・無所属の会としても断固として非難をいたします。お二人とも本当に無念であったと思います。お二人の御冥福と御家族に対してのお悔やみを申し上げます。  また、政府におかれましても、テロに...全文を見る
○平野達男君 今、石破大臣の言われた国家の危機、これをしくじると国家の危機というふうに言われました。具体的にどういうことでしょうか。
○平野達男君 そこで、今の石破大臣の答弁に関連しまして、今日、合計特殊出生率等々について様々な議論がされましたが、改めて厚生労働省にお話ししますけれども、合計特殊出生率二・〇七の持つ意味、それから合計特殊出生率はいつから恒常的に二・〇七を下回っているか、それから人口減少がいつから...全文を見る
○平野達男君 今のポイントは、二・〇七は四十年間下回っているということであります。そして、日本はその間長寿社会になりましたから、長寿、寿命が延びたということもありまして、人口減少というのはちょっとタイムラグを生じています。  これから少子化対策、様々やるわけでありますけれども、...全文を見る
○平野達男君 それで、厚労省は、今日の説明にもございましたけれども、合計特殊出生率を低位、中位、高位という形で設定して様々な人口推計をしておりますけれども、その推計の考え方と推計結果、いま一度、簡潔でいいですから説明していただけないでしょうか。
○平野達男君 まち・ひと・しごと創生会議は、今厚生労働省の方では高位で一・六ということで、二〇年までに一・六まで上げて、後は大体推移をするという前提で、それを高位というふうに試算しています。まち・ひと創生会議では、合計特殊出生率は二〇三〇年までに一・八、二〇四〇年までに二・〇七と...全文を見る
○平野達男君 正直言いまして、先ほど石破大臣の言われた、これをしくじれば国家の危機だという危機意識と厚労大臣の今の答弁の間にはちょっと開きがあるような気がしますが、私は厚労大臣のその答弁の仕方は納得します。  これは、二・〇というのはいずれどこかで達成しなくちゃなりません。二・...全文を見る
○平野達男君 私も、先ほど言いましたように、二・〇七というのは、長い闘いになると思いますが、これはやらなくちゃならないと思います。しかし、その間において人口が減り続けるということです。  人口が減り続けるということは、先ほどのお話にもありましたけれども、日本の人口減少社会に入っ...全文を見る
○平野達男君 基本的な認識は一致していると思いますけれども、その一方で、首長さんというのは、自分の地域の人口が減るというのは口が裂けても言いたくないんです。今の雰囲気の中でおらほの村がこれだけ減りますと言ったら、その首長さんは非難を受けます。だけど、現実の問題としては、これはかな...全文を見る
○平野達男君 私は、人口がこれから減って八千万人になっても、七千万人になったとしても、仮に七千万としても世界の水準から見たら大変な人口です。ただ、その過程においてどういうことが起こっていくかということについては、かなりの未体験ゾーンに入っていくという中で、特にその中の最前線に立っ...全文を見る
○平野達男君 お手元のペーパーに、これ、厚生労働省の資料なんでありますが、出生中位(死亡中位)ということで人口の見通しの推移を示したものでございます。先ほど言いましたように、生産年齢人口は、過去四十年間、合計特殊出生率二・〇をずうっと割り続けていますから、すとんと減っていきます。...全文を見る
○平野達男君 経済全体のパイを大きくしていくというのは、求める姿としては理想だし、そうあるべきだと思います。ただ、私は、何も条件がなければ、何もほかの要素がなければ、経済のパイが仮に小さくなったとしても、一人当たりのGDPが僅かであっても伸びていけばそれなりのいい生活ができるかも...全文を見る
02月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターでございますので、またよろしくお願いいたします。  今日の議論の中で、量的緩和についての総裁の様々な、様々といっても考え方はもう固定されているなというふうに思いましたが、御披瀝をいただきました。物価上昇率、安定二%、これは変えな...全文を見る
○平野達男君 最後のその消費税のお話なんですが、前回といっても大分前になりますけれども、総裁にお伺いしたときに、金融緩和を導入する時点では八%、一〇%ということは織り込み済みで量的緩和の規模を決定しているということでした。  先ほどのお話の中では、八%、三%上げたことによってか...全文を見る
○平野達男君 私がここでちょっと確認したかったのは、先ほど大塚委員は、今の段階で当初と違うことは何ですかという質問をしたんです。そのときに総裁は、一〇%の延期を、一年半延期したということをおっしゃらなかったんです。それは、一番最初のときに日銀総裁の、日銀で量的緩和をやったときに、...全文を見る
○平野達男君 先ほど、私がお聞きしたいことを中西委員からもちょっと質問があったんですけれども、次の引上げと今回の量的緩和の二%の目標時期の達成というのは、これは無関係という、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○平野達男君 今日は麻生大臣おられませんから確認のしようがないんですけれども、日銀、政府一体ということだったんだろうと思いますが。  そこのところは、私は考え方としては非常に重要だと思います。というのは、当初の量的緩和と消費税引上げというのはある程度セットではないかというふうに...全文を見る
03月04日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第1号
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○平野達男君 改革・無所属の会の平野達男でございます。  今日はどうもありがとうございました。  今日、お話聞いていまして、三位一体改革の話が出てきましたので、かなりテクニカルな話をまず西尾参考人にお伺いしたいと思います。  三位一体改革は結局何を言いたかったかといいますと...全文を見る
○平野達男君 交付団体、岩手県のような自治体にしますと、いろんな考え方はありますけれども、税源移譲よりは、増税したなら全部地方交付税に回してもらうと、それで配分してもらった方が有り難いという意見もあるということも少し申し上げておきたいというふうに思います。これはまあ意見です。 ...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございました。
03月18日第189回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○平野達男君 平野達男でございます。  質問の順番を変えます。赤澤副大臣にお尋ねします。  日本は地震大国、火山大国、そして津波も常襲地帯と言って過言ではないと思います。  これ、なぜこんな状況になるかということについては、最近ではプレートテクトニクスセオリーということで、...全文を見る
○平野達男君 地球上で四つのプレートがぶつかっている地域というのはありますか。
○平野達男君 これは大事なことですから、よく覚えていただきたいんですけれども。  じゃ、気象庁長官、どうですか。これはどうですか。
○平野達男君 少なくとも、こんなに人口が過密な地域で四つのプレートがぶつかっている国、場所というのはないです。  そして、次の質問に移りますけれども、地震発生のメカニズムというのは幾つかあるかと思いますが、気象庁長官、これはどのように説明されているでしょうか。
○平野達男君 海溝型地震、いわゆるプレート境界型地震というのは物すごいエネルギーを持っているということですね。それから、直下型地震というのは活断層が震源地になりますから、規模は小さいけど、直下型で起きるために被害が大きくなる可能性があると、こういう理解でよろしいですか。
○平野達男君 ところが、総理、ちょっと聞いておいていただきたいんですけれども、日本でプレート境界型地震が直下で起こる地域があるんです。どこだと思いますか。多分分からないと、気象庁長官、どうですか。
○平野達男君 失礼しました。  安政江戸地震というのがありまして、藤田東湖が圧死したとか、それは北関東で、これ直下型地震でした。先ほどありましたように、関東大震災はプレート境界型地震でして、すごい規模が大きかったんです。それから、あと元禄大地震というのもありまして、これもプレー...全文を見る
○平野達男君 本当に首都圏の中でこれだけの地震の発生が可能性があるという地域というのは、人がたくさん住んでいてとても大変なことだと思います。  徳川家康が江戸幕府を開いたのも責められません。明治政府が東京に首都を決めたのも責められないと思います。こういう状況が分かってきたのは一...全文を見る
○平野達男君 首都直下型の検討会をやっているということについて。
○平野達男君 ちなみに、二ページにナマズ絵が描いてありますけれども、昔の人はナマズが地震源、震源になっていたということでありまして、参考までに付けさせていただきました。  質問に移りますけれども、東日本大震災のプレート境界型地震で日本列島全体の応力構造が変わって、これから日本は...全文を見る
○平野達男君 九世紀だけじゃなくてそれ以降の、十八世紀の状況とか様々あるんですが、少なくとも東日本大震災の発災が引き金になって首都直下型あるいは東南海の三連動、火山活動が活発化する可能性があるということなんだろうというふうに思います。  そこで、総理、私はこれ、日本列島は動的日...全文を見る
○平野達男君 私も土建屋の端くれですけれども、地震とか火山とか津波とか、あらゆる事象に想定した構造物でそれを対処するには限界があります。  それで、東電福島第一原発は、天災が原発事故を起こしました。天災だけでも大変な被害です、津波、地震。そこに、原発事故という新たな災害をそこに...全文を見る
○平野達男君 四ページ目を開いていただきたいと思います。  田中委員長、規制適合審査をやっています。私は、こういう概念図で、従来の規制基準、新たな規制基準でリスクは下がると、下がるけれども残されたリスクはありますよという概念図を書きましたけれども、この図についてどのように思われ...全文を見る
○平野達男君 時間になりましたから、続きはあした、経産大臣、あしたもちょっと付き合っていただきたいと思いますけれども。  問題は、この残されたリスクを引き受けるときに誰が決断するかということです。これは、今の制度上は物すごい曖昧になっています。少なくとも原子力規制委員会は、この...全文を見る
03月19日第189回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○平野達男君 本日もクローザーを務めさせていただきます平野達男でございます。  まず、昨日の続きで、田中委員長に確認をさせていただきたいと思います。  日本列島の特殊性、その特殊性のゆえに日本の原発稼働というのは、特に外部事象、自然事象と言ってもいいかと思いますが、という関連...全文を見る
○平野達男君 だから、再稼働の前提となる適合性審査基準も世界で厳しいと、こういうことでしょうか。世界で一番厳しいということなんでしょうか。
○平野達男君 最も厳しいか一番か、それはちょっと表現の違いなんですが、それでは、その最も厳しい審査基準でパスした原発が日本列島で稼働する場合は、これは最も安全ということで言えるんでしょうか。
○平野達男君 当然だと思います。最も厳しい安全審査基準、だけどその結果最も安全な原発にはならない、そのとおりなんです。  そもそも、七百ガルみたいな揺れを想定しなくちゃならない、十何メートルの津波高さを想定しなくちゃならない、火山降灰で十五センチ、二十センチを想定しなくちゃなら...全文を見る
○平野達男君 一義的には、そうすると事業者という理解でよろしいんですか。
○平野達男君 事業者はリスク引き受けられないでしょう、原発事故が起こったときに。事故が起こったときにどこが一番影響を受けるんですか。原発事故が起こったときにどこが一番影響を受けるかとお聞きしたんです。
○平野達男君 その地域のリスクを何で事業者が引き受けられるんですか。
○平野達男君 同じ発電所でも、火力発電所も被災しました。だけど、火力発電所は全部復活して今発電しています。福島第一原発、これ廃炉どころじゃなくて事故処理ずっとやっています。戻るか戻れないかも分からない。まだ放射線の恐怖というものを不安を抱えて暮らしている。  このリスクというの...全文を見る
○平野達男君 宮沢大臣、これは答弁難しいかもしれませんけど、福島第一原発の事故で何が起こったかということなんですよ。誰が一番苦しんでいるかということですよ。誰が負担をしているかということですよ。その状況を見たら、誰がリスクを負わなくちゃならないって、答えは明白じゃないですか。 ...全文を見る
○平野達男君 規制委員会は、そういう意味で審査基準を設定してそこに適合するかどうかだけなんです。  ただ、繰り返しますけれども、残るリスクはあるんです。電力会社が引き受けると言ったって、どうやって引き受けるか、こんなの分かりませんよ。ましてや避難計画なんか、市町村なんかに任せる...全文を見る
○平野達男君 原子力安全神話というのは、私の理解では、原子力は安全ですよと言うから、その事故発生に伴うリスクなんか余り考えなくても良かったんですよ。何か議論したとしても、大丈夫ですよ、大丈夫ですよとやったわけです。だから、福島第一原発周辺の避難計画も実に緩いものでした。何かあれば...全文を見る
03月23日第189回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○平野達男君 平野達男でございます。  質問の順番を変えていただきました。委員長、理事の皆さん方の御高配に感謝を申し上げたいと思います。  今日、竹下大臣に何点か質問させていただきたいと思います。  まず、復興五年目に入りました。ちょっと通告申し上げておりませんでしたけれど...全文を見る
○平野達男君 是非引き続き陣頭指揮をお願いをしたいと思います。  今日は、福島の特に強制的避難区域、強制的に避難された区域の中でも、浪江、双葉、大熊、富岡、この四町に特に焦点を絞りまして何点か質問をさせていただきたいと思います。  帰還の意向調査というのをずっとやっております...全文を見る
○平野達男君 これは何回か調査やっていると思いますが、傾向としてはほとんど変わっていないというふうに理解しておりますが、そういう理解でよろしいですか。
○平野達男君 戻る方の意向が二割ないということですが、じゃ、その戻る方の意向の年齢構成ということはどういう状況になっているでしょうか。
○平野達男君 今の年齢構成については資料の二ページ目に記載されておりますので参考にしていただきたいと思いますが、戻るというふうに決めている方は二割にない、しかし一方で、その二割の中でも年齢構成でいくと高齢者の方が多いという状況の中で、どうやってこれを復興計画を作っていくかというの...全文を見る
○平野達男君 原発周辺の地域はまだ家がたくさん残っています。あえて言えば、残っているように見えます。あの家の状況がどうなっているかというのは、竹下大臣、忙しいからあれですが、御覧になりましたか。
○平野達男君 三ページ目、四ページ目にちょっと写真を付けさせていただきましたけれども、私がこれは復興大臣のときに大熊町、双葉町に行ったときの状況の写真です。あれは、外見から見ると立派なんですけれども、一つは地震で、三・一一と翌年の余震でかなり家が揺さぶられています。ですから、家が...全文を見る
○平野達男君 そのとおりでいいと思うんですが、あえて言いますと、町の意向というのとやっぱり住民の意向というのはちょっと違う場合があります。町の当局者は何といっても復興復興と、戻る戻ると言うし、言わざるを得ないんです。だけど、住民は、自分の家を見て、周りを見て、自分の生活を考えます...全文を見る
○平野達男君 麻生大臣もよろしくお願い申し上げます。  以上で終わります。
03月24日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○平野達男君 あと二十分間、よろしくお願いいたします。  先ほど、中西委員が私がお聞きしたいと思っていた部分の冒頭部分をほとんど聞きましたので、質問がかなり楽になりました。  今日は、内閣府の中長期試算に基づきまして、これから財政再建どうやって進めるのかということについて若干...全文を見る
○平野達男君 目標だから、まあそういうことだということでは理解するんですけれども、いざ財政再建という話になりますと話が違ってきますね。これに基づいて財政再建をするということになりますと、三・六%、二・一%というのはどれだけの確実性があるんだろうかという話になると思います。  先...全文を見る
○平野達男君 いずれ二〇二〇年にプライマリーバランスは一応黒字化をするということで、国会でも何回も答弁されておりますし、今の政府の方針でありますから、いずれその前提をどうするかというのは、私も引き続きまたよく議論をさせていただきたいと思いますが。  それで、今、麻生大臣もおっし...全文を見る
○平野達男君 繰り返しになりますけれども、財政再建はもう三つしか、算術の世界ですから手段ないはずなんですね。三つというか、大きく分ければ二つだと思いますけれども。一つは、税収をどうやって伸ばすか。税収を伸ばすためには更に二つあって、税収構造を変えると。まあ逆に言えば増税するという...全文を見る
○平野達男君 いずれ歳出の見直しというのは、目標さえ設定して、かつてかんぬきを、でない、何を掛けるって言いましたっけ、たがをはめると言いましたか、まあ三十兆枠とかというそういうことをやったこともありますけれども、何らかの方法でたがをはめるみたいなことは検討されてもいいのではないか...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○平野達男君 平野でございます。  今日は、ほこりをかぶってしまったような話、何で今更こんな話をするんだという話からちょっと話をさせていただきたいというふうに思います。  私、財政金融委員会に属させてもらいまして、途中変遷はあったんですけれども、今年、国会議員活動をやりまして...全文を見る
○平野達男君 いずれ、国の国債発行残高、対GDP比では歴史にないぐらいの、平常時においてはですね、水準に達しているということでありまして、これから財政再建をどうするかというのが大きな課題だということは申し上げるまでもないことだというふうに思います。  今日は、以下、税制全般につ...全文を見る
○平野達男君 先日も同僚議員が説明していましたけれども、景気判断条項を付けないということは、二十九年四月一日、これは絶対一〇%はやりますよという宣言だというふうに私は取りたいと思いますが、そういう理解でよろしいですか。
○平野達男君 じゃ、税について何点かお尋ねをしたいと思います。  毎年毎年税制改正というのは議論するわけでありまして、かなり税制構造というのはずっと変わってきているわけですから、今から二十年前の、あるいは三十年前の税制構造と今の税制構造というのはかなり違っております。  まず...全文を見る
○平野達男君 この財政金融委員会でもあるいは予算委員会でも、先ほどの予算委員会の公述人の中にもありましたけれども、最近、格差ということが非常に言われておりまして、かなりの少数の人たちにお金が集中しているのではないかというようなことが、アメリカほどではないけれども日本でも進んでいる...全文を見る
○平野達男君 最近よく話題になるピケティの本がありまして、労働手段しか持たない人と資産を持っている人の中ではもう収益性が全然違うということで、少なくとも今の足下の問題を見ますと、こんなに株がどんどん上がっていく、それから給料は上がらないという状況の中で、ピケティが言っているのは、...全文を見る
○平野達男君 消費税につきましては、先ほど御答弁がありましたように、二十九年四月一日、まずこれを実行するという覚悟でやるということなんですが、この消費税の軽減税率につきましては様々な議論があります。  私も、この軽減税率は反対です。むしろ、軽減税率じゃなくて給付付き税の還付制度...全文を見る
○平野達男君 多分、今日も尾立委員からあったんじゃないかと思いますけど、小売業者はもう絶対嫌ですよね、これは、軽減税率は。本当に、八%へ上げたときも、何で八%へ、一〇%をやるなら一気に上げてくれないかといって随分言われましたし、そこでまた軽減税率なんかやられたらどうするんですかみ...全文を見る
○平野達男君 一つの見方として、例えば所得税、地方税の住民税、個人住民税、減税してきましたと。減税した分を企業に申し訳ないけれども負担してくださいと。税率を下げたからといって、企業がぐんと業績上がれば税収は伸びるわけですから、税そのものが減るとは限りません。ただ、考え方として、い...全文を見る
○平野達男君 いずれにせよ、いずれにせよというか、国が提供する様々なサービス、これはお金が要るものが多いんですけれども、その財源を負担するのは国民しかいないわけですね。それをどういう形で負担していくか。それが、ここ十何年間か分かりませんけれども、下村さんの理論なんかでいけばかなり...全文を見る
○平野達男君 ちょっと分かりません。予告もしていないので申し訳なかったんですけれども。
○平野達男君 これから、今やっているかと思いますけれども、税と社会保障の一体改革というのが多分その中に入るのかもしれませんが、私はもうちょっと概念を広く捉えて、先ほど言った人口減少社会、あと、財政赤字は当時、税と社会保障の一体改革のときにもう入っていたと思いますけれども、人口減少...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今日はどうもありがとうございます。  前半に柳澤公述人に、後半に核の廃絶に関して秋山公述人に何点かお尋ねをしたいと思います。  まず柳澤公述人にお尋ねしますけれども、いわゆる非戦闘地域というものを定める、あるいは後方支援地域を定めると...全文を見る
○平野達男君 その自衛隊の海外派兵ということでいいますと、先に周辺事態法を作りましたですね。これは日本の周辺の有事を想定する。その後、九・一一テロ事件が起きまして、インド洋まで行くわけです。そのときは洋上でした。今度はイラク特措法ができまして、オン・ザ・ブーツとか言ったか言わない...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございました。  じゃ、秋山公述人にお伺いします。  核の廃絶、これは本当大事だと思うんですが、御案内のとおり、実は日本はもう既にプルトニウム四十トン以上、厳密に言えば保有ではないんですけれども、その大半はまだイギリスとフランスにありますから、持ってい...全文を見る
○平野達男君 二〇一八年に日米原子力協定の見直しというか、場合によっては改定を迎えるかもしれません。そういう中で、今まで日本とアメリカの中では、余分なプルトニウムは持たないという前提で再処理をやってきたということなんですが、今のこの状況を見て、秋山公述人、二〇一八年の日米原子力協...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございました。
○平野達男君 平野達男でございます。今日はどうもありがとうございます。  先に川出公述人に、財政再建に向けての考え方を中心に何点か質問をさせていただきたいと思います。  ちょうど今、財政金融委員会なんかでも、二〇二〇年のプライマリーバランスの黒字化に向けて、どういう前提でこれ...全文を見る
○平野達男君 GDP成長予測とかいろんな予測を立てるときは、やっぱりフラクチュ、ある程度の幅を見てやるというのはあると思うんです。大事なのは、政府は、二〇二〇年にプライマリーバランスを黒字化させると言っているわけです。そのときに最も確実なものというか、最も成功の高いものでやっぱり...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございます。  大沢公述人にお伺いしたいと思います。今日は、ちょっと私も表を持ってきませんでしたけれども、かつて税の最高税率は、国税、地方税を合わせて八〇%とかという時代がありました。司馬遼太郎さんが何かのときに、昔、私の今日の講演の料金は八割九割もう税...全文を見る
○平野達男君 平成元年ぐらいというか平成初期ぐらいまでは所得税率を下げる財源として法人税率を上げていたんですね。そうやって税収中立を図ろうという意図がまだ国にはありました。今はどんどんどんどん法人税率が下がって、かなり税収が落ちて、代わって消費税を入れる。私、消費税も賛成です。私...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございます。
○平野達男君 ラストバッターでございます。平野でございます。  今日は本当にどうもありがとうございます。  最初に三次公述人にお伺いいたします。  地方創生、いろいろ計画作って、審査をして、まあプレミアム商品券とか様々なことがありましたけれども、結局、公述人としても一番いい...全文を見る
○平野達男君 もう一つお尋ねします。  今回も計画の策定が義務付けられるんですが、それ以外に、例えば都市計画法とか農振法とか、都市の土地に関する法律だけでもたくさんあります。それから、あと、いろんな補助金がありまして、要綱を作ると大体これに計画作りが策定される。大体、国レベルで...全文を見る
○平野達男君 辻山公述人にお伺いします。  私、今日、辻山公述人がおっしゃった意見陳述それから答弁、ずっと聞いておりましたけれども、ほとんど私はもう共感できる内容であったと思います。特に地方創生についての意見というのは私も同趣旨で、予算委員会等々では申し上げさせていただいていま...全文を見る
○平野達男君 私も、今本当に地方創生というものに求められているというのはそういう方向ではないかというふうに思います。  そのことを申し上げまして、ちょっと時間が残りましたけれども、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月27日第189回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○平野達男君 ラストバッターですので、よろしくお願いいたします。  今日は、安倍総理に経済、財政再建を中心に、何問かちょっと質問をさせていただきたいというふうに思います。  平成十九年の三月の通常国会、ちょうどこの予算委員会だと思いますけれども、第一次安倍内閣のときです。私は...全文を見る
○平野達男君 ちなみに、当時の安倍政権から今日の状況までの国の公債発行残高の推移を見ますと、五百三十兆から八百兆ぐらいまで増えていると。途中リーマン・ショックなんかがありましたからかなり財政出動をしなくちゃならないということだったと思うんですが、財政均衡がかなり崩れているというこ...全文を見る
○平野達男君 この経済再生ケースは、下に書いてございますけれども、二〇一六年—二〇二三年度の平均の名目が三・六%、実質二・一%の成長率になります。八年間で、平均でとにかく毎年名目で三・六%、実質で二・一%という成長ですね。これが本当に実現した場合には、二〇二三年度には、二〇一五年...全文を見る
○平野達男君 今、安倍内閣が推進している様々な政策は、日銀の量的緩和を含めて、デフレ脱却を含めて、これは是非達成、実現していただかなくちゃならないと思います。日銀の量的緩和なんか失敗したら、日銀総裁が大変だけでなくて、日本人全部が、日本全体が大変になります。そしてまた、経済成長も...全文を見る
○平野達男君 もう一度私の考え方だけを申し上げさせていただければ、ベースラインと経済再生ケースのニュートラルなところをやるというのは本来的な考え方だと思います。  ちなみに、今、麻生大臣がおっしゃいましたけれども、仮に経済再生ケース、マキシマムでやったとしても、九・四兆円のこれ...全文を見る
○平野達男君 ちょっと税の方のお話に移らせていただきたいと思いますけれども、ちょうど高度経済成長終わった頃まで個人所得税、住民税の最高税率というのは九〇%でした。その後、今だんだんだんだん下がってきて、いっとき五〇になって、この間の税制改正で五五まで出ました。その高い税制でも高度...全文を見る
○平野達男君 まとめます。いいものはたくさん残す、悪いものはできるだけ削減していく、それでよろしくお願いいたします。  終わります。
03月31日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今日は法人課税に関連して質問をさせていただきますけれども、質問の内容はかなり財政金融委員会の所掌の範囲とはちょっとずれますが、十五分間ちょっと我慢をしていただきたいというふうに思います。  使用済核燃料の再処理準備金制度、今回、適格分割...全文を見る
○平野達男君 今、資源の有効利用と言いましたけれども、今考えているのはいわゆる軽水炉でMOX燃料を使うというプルサーマルのはずです。プルサーマルの計画というのは今どれだけのめどが立っているということでしょうか。
○平野達男君 だから、何も決まっていないということでしょう。
○平野達男君 再処理は、減容化とか何とかと言いますけれども、要するにプルトニウムを分離するわけです。そのプルトニウムをどうするかということについては、今まではずっとエネルギーの効率的利用ということで言ってきたんですよね。そのプルトニウムをどう使うかということについては、今、全く事...全文を見る
○平野達男君 そうやって経産省は言い方をどんどんどんどん変えてきたんですよ。  元々は、あなたが一番よく分かっていると思うけれども、高速増殖炉を入れるということが前提だった。高速増殖炉は今どこにいったか分からない。そのための暫定措置というふうに原子力計画の中でプルサーマル入った...全文を見る
○平野達男君 全然答弁ごまかしているんだけれども、元々プルサーマルは暫定という位置付けで入れたでしょう。そのことを聞いているわけ。その事実関係は把握しているか。原子力計画の中に暫定というふうに入れたんだよ、これは。うそを言っちゃ駄目なんだ、あなた、そんなことをさっきから答弁ぱらぱ...全文を見る
○平野達男君 いや、暫定措置で入ったんじゃないかということを聞いているわけです。
○平野達男君 じゃ、確認しますけど、高速増殖炉はやめて、高速炉というのを実現というのが今のエネルギー基本計画の中にちゃんと位置付けられているという答弁でいいですね。
○平野達男君 だから、何も決まっていないということじゃないか。高速炉については、さっきのあなたの答弁の中では、あたかもやるような答弁をしているけれども、高速炉が実現されるかどうかの見通し、どこにも立っていないですよ、今。  フランスでこれからASTRIDというものを造るんだけれ...全文を見る
○平野達男君 最後でございます。  冒頭、先般の予算委員会の集中審議で二〇二〇年のプライマリーバランスの黒字化の目標で経済再生ケースということで、名目成長率三・六、実質二・一、これはちょっと楽観的過ぎるのではないか、もっと保守的にやるべきではないかという議論を財政金融委員会と、...全文を見る
04月01日第189回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○平野達男君 平野達男でございます。本日もクローザーを務めさせていただきます。  今日、地方創生に関連しまして、中山間地域の農業ということを切り口にして何点かお尋ねをしたいと思います。  林農林水産大臣には初めて質問をさせていただきますけれども、中山間地域の農業を誰が支えてお...全文を見る
○平野達男君 どういう方々がというときのやっぱり考えなくちゃならないのは、やっぱり六十五歳以上の高齢者の方々、農業就業人口との比率で見ても、基幹的農業従事者との比率で見ても、六割以上が六十五歳ということになります。  そして、そういう状況の中で、お手元に一枚資料、ちょっと用意さ...全文を見る
○平野達男君 中山間地域直接支払とかという制度はもう前からある制度でありますから、今起こっている事実だけ見ますと、米価がこれだけの市場、今までにない価格まで下がっているということですね。  それから、農地の流動化ということについて一言付言させていただきますと、かつての構造政策と...全文を見る
○平野達男君 ちょっと誤解のないように申し上げておきますけれども、ブレーキを掛ける面もあるということを申し上げたので、ブレーキを掛けることを目的にしてやったんではないと。むしろ、当時、議事録を見ていただければ分かると思いますけれども、そういう今やりたいという人は支えておいて、あと...全文を見る
○平野達男君 いずれ農村は今までにない急激な変化を迎えているということで、その中で誰が地域を今の現時点で支えているかということについてしっかりと見ていただいて政策をやっていただくことをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月02日第189回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○平野達男君 今日は、原発に関連しまして核燃料サイクルの実態についてお伺いしたいと思います。  若干、テクニカルタームとワーディングの問題で、様々な専門用語が出てきますので、専門用語の説明を冒頭聞かせていただきたいと思います。  まず、高速増殖炉、軽水炉、これは何でしょうか。
○平野達男君 燃料は何を使いますか。
○平野達男君 余り丁寧な説明じゃないし、親切じゃないね、今の説明。もうちょっときちっと、きっちり説明してください。もう今時間がないから次に進むけど。  二〇一一年の一月一日、五十四基の商業用の原子炉がありました。これ全部軽水炉ですね。誰でもいいです。
○平野達男君 使用済核燃料の再処理、日本は全量再処理、方針になっていますが、使用済核燃料の再処理というのは何をするんでしょうか。
○平野達男君 もう一つ、プルサーマルと核燃料サイクルについて説明してください。核燃料サイクルについては、資料の一ページ見ながらちょっとお聞きいただきたいと思います。
○平野達男君 冒頭、高速増殖炉ということを説明しろと言ったんですが、あなたの説明は高速炉しか説明しなかったよね。だから、そういう説明するから駄目なんだよ。いつもそうだけど、資源エネルギー庁は。  それから、原子力委員会の岡委員長に質問いたします。  原子力開発利用長期基本計画...全文を見る
○平野達男君 その長期計画の中で高速増殖炉の位置付けはどうなってきたんでしょうか。資料の二ページ目を見ながらちょっと聞いていただきたいと思います。
○平野達男君 元々高速増殖炉は将来の原子炉の主流という位置付けだったという理解でよろしいですか。
○平野達男君 目標年次はどんどんどんどん後にずれましたね。本当だったら、今頃は日本の中で、どこかで高速増殖炉が動いたはずだった。ところが、全く実現されていません。これはなぜですか。
○平野達男君 これ、一九六〇年の長期計画は、昭和六十年代初期に実用化目標と言っていたんです。二〇〇五年の長期計画では二〇五〇年頃。今は、高速増殖炉の高速の増殖という言葉も消えていたんです。だから私は高速増殖炉という定義を聞いたのに、先ほど高速炉しか説明しなかった。こういう言葉の変...全文を見る
○平野達男君 目標年次というのは定まっているんですか。高速炉は実現されるという、そういう目標年次というのは定まっていますか。
○平野達男君 元々の日本の原子力利用は高速増殖炉を中心とした核燃料サイクルの構築でした。ところが、高速増殖炉が全くできない。その代わり、その一方で軽水炉はどんどんどんどん増えて、使用済核燃料がどんどん増えてくるわけです。  全量再処理という原則は生きる。再処理することによってプ...全文を見る
○平野達男君 具体的なプルサーマルの実施計画というのは電気事業連合会、電事連が作っています。これ、どういう計画で、どういう推移で、実績はどうなっているでしょうか。三ページ目の資料を見ていただきながら説明聞いてください。
○平野達男君 今お聞きになりましたように、プルサーマルは元々は一九九〇年代中頃までに実用化を目指すだったんです。それで、十六から十八基までということで電事連が計画を作って、それをどんどんどんどんまた後にずらすんです。そして今、二〇一一年の東日本大震災が来る直前まではたった四基です...全文を見る
○平野達男君 そのプルサーマルの実施自体も今はもう立てられないと思います、再稼働がどこまで進むか分かりませんから。  それからもう一つ、当面とおっしゃいました、先ほど、さっきのこのプルサーマルは。当面の先に何があるか。これは高速炉なんでしょうけれども、高速炉の実施のめども立たな...全文を見る
○平野達男君 これだけ本当に核燃料サイクルの世界というのは決まっていないことが多いんです。私に言わせれば、決まっていない、決めないことに慣れていると思う。行政の無駄とか何かいろいろありますけれども、ひょっとしたら、これだけ行政の無駄をやっているところないかもしれないですよ。  ...全文を見る
04月06日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○平野達男君 私の方は、明治日本の産業革命遺産の世界遺産委員会における登録作業の進捗状況について質問をしたいと思います。  これは、福岡、長崎など八県十一市に分布する二十三の構成資産、これは製鉄所でありますとか、それから炭鉱でありますとか、そういった産業遺産でございますけれども...全文を見る
○平野達男君 是非、この革命遺産の手続には、様々な各国の協議を通じて、日韓等の相互理解にも資するということを是非やっていただきたいというふうに思います。  ヨーロッパでは、現に今使われている、百年以上も使われている産業遺産の登録というのは結構あると聞いています。日本では今回が初...全文を見る
04月07日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○平野達男君 平野達男でございます。  冒頭、地元の話で恐縮でございますけれども、長島副大臣にちょっと要望を申し上げたいというふうに思います。  被災からもう五年目に入っておりまして、被災地、特に津波被災地では高台移転の造成工事もやっとめどが立ったという状況です。私が復興担当...全文を見る
○平野達男君 是非お願いしたいと思います。  地元とJRやりますと、JRはやっぱり地元の自治体にとっては敷居高いですから。そして、三陸鉄道がもう一年半でやったことが何でJRでできないのかという、そういう問題意識も私ありまして、是非、そこは復興庁が後押しすれば進むと思いますので、...全文を見る
○平野達男君 ここからは、麻生大臣に違った角度の話をちょっと御質問させていただきたいというふうに思います。  予算の審査と税制の審査ということについての考え方なんでありますが、予算というのは、もし参議院で通過するということになりますと予算成立ということで、それは歳出権の付与とい...全文を見る
○平野達男君 いずれも慣例としてでき上がっていますから、今更どうのこうのという話にもなってしまうんですが。  ただ、制度論としては、国会としての議決としては予算は成立する、支出権を与えておきながら、財源の裏打ちについてはそれをきっちりと認めないようなことがあり得るというような審...全文を見る
04月09日第189回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○平野達男君 平野達男でございます。  本予算委員会で、私は、東電福島第一原発の事故を受けまして、再稼働の在り方あるいは核燃料サイクル等々の問題につきまして、何回かにわたって議論をさせていただきました。今日は最終日でもありますけれども、最後の問題、高レベル放射性廃棄物の最終処分...全文を見る
○平野達男君 今大臣から紹介がありました最終処分法というのは、西暦二〇〇〇年にできています。これは一九九九年の、核燃料サイクル機構、現在のJAEAですね、これが、我が国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技術的信頼性、第二次取りまとめというのをまとめまして、地層処分に好ましい環...全文を見る
○平野達男君 私が言いたいのは、地層処分のできるという前提条件が、もう一回再検討しない限り、この話は一歩も進まないと思います。仮にもう一回それを再検討したとしても、それが信頼できるかどうかという別問題があります。ここで候補地と指定されたとしても、地元は駄目だと言うかもしれません。...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございました。
04月22日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第4号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、石破大臣にまた、またと言いましたらあれですけれども、地方創生について、基本的な考え方についてちょっとお伺いをしたいと思います。  今まで地域振興策あるいは地域振興法というのが様々作られておりまして、例えば過疎法でありますとか、山...全文を見る
○平野達男君 かつて、今申し上げたような計画以外に多極分散型国土の形成とかですね、一極集中はまずいんだということでいろんなことを、あるいはテクノポリス構想でありますとか、次から次へといろんなことを打ち出してきて今日の状況に至っているということなんだろうと思います。  今回の地域...全文を見る
○平野達男君 一つはやっぱり、地方から都市への流入というのがなぜ止まらなかったのかということについては、これはもう少ししっかりとした検討が私は必要ではないかというふうに思っています。  ちょっと時間がありませんので、次の、今の石破大臣の言われた人口減少ということにちょっと触れさ...全文を見る
○平野達男君 時間ですので。
04月23日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○平野達男君 平野達男です。  中西委員に関連してちょっとお伺いします。  ミネソタでは、アーリー、要するに二〇一六年前半というのは明示しておっしゃったんでしょうか。
○平野達男君 先ほどそれを聞いていまして、今回の概要説明のペーパーではこう書いてあるんです。二〇一五年度を中心とする期間に二%に達する可能性が高いと見ていますとしか言っていないんですね。これとのそごというのはないですか。
○平野達男君 こういうところで、そういうミネソタの中で二〇一六年というところを明示的に言っておいて、おっしゃって、こういう中では、あくまでも文面の方では二〇一五年度を中心にということで通すというのは、聞きようによってはちょっと違和感を覚えますね。  ここは、アーリー、要するに二...全文を見る
○平野達男君 こういう国債の大量の買上げということで、金利の低下が起こる中で、その中で国債を売るというだけで金融機関はかなり利益を上げると同時に、日銀さんは逆に高い国債を保有することになりますから、将来的に物価が二%という状況で達成した場合には、今度は金利が上がってきますので、今...全文を見る
○平野達男君 私も余りお聞きすることないんですけれども、最後の質問として、やっぱり先ほどの物価安定目標二%の達成ということについては、これはできるだけとにかく早く達成していただかなくちゃなりませんが、ただ、日銀総裁のミネソタでの講演あるいは今日の概要説明ではかなり自信を深めている...全文を見る
○平野達男君 ありがとうございます。終わります。
05月12日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○平野達男君 平野達男でございます。最後のバッターですので、またよろしくお願いいたします。  政投銀に関しましては様々な評価がありますけれども、私は岩手県の北上市というところの出身なんですが、この北上市で十五年ほど前に市街地再開発というのがございまして、どちらかというと郊外型の...全文を見る
○平野達男君 政投銀、政府系金融機関だけではなくて、民間の金融機関も様々な努力をしたということだと思いますけれども。  今、政投銀さんの役割については御紹介がございました。ただ、このほかに産業復興機構とか東日本大震災事業支援機構とか、こういった機構もつくりまして、何とかとにかく...全文を見る
○平野達男君 今回の東日本大震災では、例えばグループ化補助金とか、これまでにない制度をつくりまして、制度上は自治体負担も受けるんだけれども、特別交付税で手当てするという、かなり思い切った制度でやったわけです。ところが、グループ化補助金を出したのはいいんですけれども、これは政投銀じ...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、財政金融委員会で扱うべきテーマとはちょっと違うテーマについて質問をしたいと思います。麻生大臣始め財政金融委員会のメンバーさんの皆さんにはちょっと御容赦を願いたいというふうに思います。二十分間ちょっとお付き合いを願いたいと思います。...全文を見る
○平野達男君 制度が、非常に郵便料金が安いものですから、これを障害者団体とは全く関係のない障害者団体をかたった団体が悪用して、それに偽造書を、これは厚生労働省の役人が作って、事実上これは協力した形になっていますね、事件としては。  それは、この問題の中で重要なのは、障害者団体は...全文を見る
○平野達男君 今、ちょっと聞いていて分かりづらかったと思いますけれども、心身障がい者用低料第三種郵便物にやっぱり要件が付いていまして、それは、今言いましたように、発行部数に占める発売部数の割合が八割以上であること、だから有料であるということですね、それからあと、一回の発行部数が五...全文を見る
○平野達男君 いずれ、冒頭で申しましたけれども、この団体の方々、皆さん集まって同じことを言っていましたけれども、本当にこの制度を大事にしたいというか、思っていますよね。だから、そのことをよく念頭に置いて、そして、繰り返しになりますけれども、今までやっていたものを守るという方向での...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今日は、復興の負担ということについて質問をさせていただきたいというふうに思います。  集中復興期間、今年で終わるということで、来年度、平成二十八年度から別の期間に入るということでありますが、今回出てきた問題は、負担の一部を被災自治体に求...全文を見る
○平野達男君 一点だけ確認しますけれども、一旦、全額国費、実質国費だというふうに約束しています。これを変更するためには被災自治体の同意が必要だという理解でよろしいんですね。
○平野達男君 これは、一旦そういうことで国宣言していますから、被災自治体の同意が前提になるというのは、これは復興庁と被災自治体の信頼関係の問題になるから、ここははっきりそういう認識でやるということでやっていただきたいと思います。  そして、このペーパーの中で一番気になるのは、ペ...全文を見る
○平野達男君 質問に答えて、質問に。
○平野達男君 私の質問は、自立と負担を求めることがどういう関係にあるかということですけど、ペーパーがそういう流れになっちゃっているんです、これ。これは被災自治体の中ではすごい反発ありますよ。  復旧復興は何のためにやるか。これは自立してもらうためです。自立してもらうために復旧復...全文を見る
○平野達男君 平成二十六年度における八千億円と、来年度かどうかは分かりませんが、八千億円というのは恐らく、企業の経常利益がどうなるかは分かりませんが、今の状況からすると、ずっと同じ八千億円でも、企業にとって、全体とすれば負担は軽いような感じもします。  これ、なかなか、一旦お返...全文を見る
06月10日第189回国会 参議院 地方・消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○平野達男君 平野達男でございます。  今回の地域再生法の一部を改正する法律案に関連して、まず何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。  小さな拠点の形成ということで、概念的には、考え方としては分かります。分かりますが、この今回の地域再生計画の認定でありますとか様...全文を見る
○平野達男君 農村総合整備モデル事業をつくったときは、まだまだ農村の社会資本整備が遅れているということで、整備しましょうということでやりました。今回はやっぱり拠点ということで、概念は違うというのはそのとおりだと思います。ただ、こういうハード物となりますと、どっかでやりますと、別の...全文を見る
○平野達男君 このことについては前の予算委員会でも若干申し上げたことなんですが、大体そういう中山間地域の農家というのは後継者がいない人が多いんですよ。例えば、和牛の繁殖農家でも岩手県なんかでは家族農家でやっている方が多くて、今、子牛価格が非常に高いから、やめようと思ったんだけど今...全文を見る