平林鴻三

ひらばやしこうぞう



当選回数回

平林鴻三の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○平林政務次官 地方の自主財源というのは、おっしゃるようにいろいろな方法で確保すべきものだと思っておりますが、これは地方によりまして随分と自主財源の存在が偏在をしておるということもございますので、我々としては極力、地方の自主財源を、税とそれから例の地方交付税などでございますが、そ...全文を見る
○平林政務次官 自主財源の中で特に根幹をなしますものは地方税でございますが、地方税はもちろん租税法定主義でございますから、基本は法律で定めるべきもの、そのように考えるべきであろうと思います。その基本で運用いたしまして、各地域の特性に応じて、このたびの東京都の外形標準課税というよう...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第2号
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○平林政務次官 交通バリアフリー法と通称しておりますけれども、この法案は、障害者や高齢者等が自立した日常生活や社会生活を営むことができる環境整備を促進するという趣旨から提出されたものでございます。  実を申しますと、こういう分野の仕事はかねてから地方公共団体が非常に積極的に取り...全文を見る
○平林政務次官 御趣旨まことにごもっともでございますから、法案が成立をいたしましたら、そういう方向で我々も地方公共団体に対して連絡をしてまいりたいと思います。
○平林政務次官 知久馬委員も私どもも同じ地域に住んでおりますので、特にいわゆる過疎バス問題というのは昔から頭痛の種でございました。  私もいろいろなことで経験をしてまいりましたけれども、従来は、一定の基準に該当するものに対して運輸省から若干の補助金を事業者に対して出しまして、過...全文を見る
○平林政務次官 重ねてのお話でございますが、今申しました需給調整規制の廃止に伴う生活交通の確保につきまして、対策を講ずることが必要な場合は、今後、地方公共団体が中心になりまして、必要に応じて地域協議会というような名前のものをつくりまして、乗り合いタクシーとか、あるいは先ほど申した...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○平林政務次官 お許しを得まして、御答弁を申し上げます。  後先になりますが、鳩山由紀夫議員の、雑誌に出ておりました問題につきましては、今手元に資料の持ち合わせ等がございませんので、調査の上、しかるべき方法でお答えを申し上げたいと存じます。  それから、住民投票の問題でござい...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○平林政務次官 地方分権一括法という法律が前国会で成立をいたしております。さような諸情勢で、総括的に申しますと、地方税財源の充実確保について検討せよということは一括法にも書いてあるし、またそういう議論が高まっておるということは我々認識をいたしておるところでございます。さような傾向...全文を見る
○平林政務次官 自治省で閣議了解を受けてこの閣議了解の取り扱いを今進めておるところでございますけれども、閣議了解自体の考えはやはり課税自主権を尊重しなければいかぬということが根本にあると私は思っております。  それから、この閣議了解をいただきました内容をもちろん早く東京都にお伝...全文を見る
○平林政務次官 国と地方公共団体の関係につきましては、地方自治法に種々の、いわゆる関係を調整する規定がございます。さようなことは御承知のところであろうかと思いますから説明は省略いたしますが、最近の国と地方の関係は、いわゆる地方分権という考え方が強く入ってきておりまして、国と地方は...全文を見る
02月24日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第3号
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○平林政務次官 このたびの固定資産税の評価額の改定の問題でございますけれども、地方税法の改正の中で一番大きな課題になっておるわけであります。  滝委員も従来の経過はよく御承知であります。今回の改正も、過去の経過等にかんがみまして、おっしゃるような点を配慮しながら立案をしたという...全文を見る
○平林政務次官 住宅用地でございますが、これもおっしゃるとおりのシステムでやっておりますが、要するに、課税標準額を価格の六分の一にしておる、もちろん二百平米を超える部分については三分の一ということでありますが、さような特例によりまして既に大幅な軽減措置を講じております。  そこ...全文を見る
○平林政務次官 御指摘の点は十分に考えまして、PRに遺漏のないようにしてまいりたいと存じます。
○平林政務次官 地方財政の運営につきましては、これは確かに、おっしゃるように、平成十年度に一応十二年度までのルールを決めたといういきさつがございますので、平成十二年度も従来の考え方で国と地方の折半負担というルールを適用したわけでございます。  これは、約束は約束ということで御理...全文を見る
○平林政務次官 便宜、私からお答えを申し上げますが、松崎委員がおっしゃるように、地方公営競技、これはなかなか難しい状況になってきております。  御指摘にもありましたけれども、平成十年度の売上額は約三兆九千六百億円、ピーク時の平成三年度の七割程度に減ってまいっております。地方公営...全文を見る
○平林政務次官 今申し上げましたようなところでございますけれども、現在のところは、一般会計から公営企業の会計に対して赤字を補てんしたという、持ち出したという実例はないようでございますが、おっしゃるように、やめるときにお金がかかる。そのやめるときにお金はかかるが、もう実際には公営企...全文を見る
○平林政務次官 今お話しのございました第三セクターのことについても、なかなか困難な問題を多く抱えておるように私も認識をいたしております。  昨年十二月に自治省がまとめた調査では、商法法人であります第三セクター三千四百七十五法人のうち一千四百三十六法人、四一・三%が直近の決算にお...全文を見る
○平林政務次官 各地方公共団体がいろいろな第三セクターをつくっておりまして、その地方公共団体と第三セクターとの間のかかわり方と申しますか、そういうものも実は非常にさまざまであります。そこで非常に調査をしにくいわけでありますが、さらにまた、問題を未然に防ぐといいますか、地方団体の財...全文を見る
○平林政務次官 土地開発公社の問題は、私も昔タッチしたことがございますが、おっしゃいますように、公共事業の用地等、必ず後年度に財政が、一般会計が買い取るというものはまだようございますけれども、単独事業でやりますような仕事を、とりあえず公社に買ってもらっておいて、いずれ時期が来たら...全文を見る
○平林政務次官 地方公共団体におきましても、定年退職になりました人とか、ちょっと定年よりも若いけれどもそういう第三セクターその他のところに就職するというようなことは、私も間々承知をしております。  要するに、常識の範囲を超えないように、みだりなことにならないようにということによ...全文を見る
○平林政務次官 おっしゃいましたPFIの方式は、国や地方公共団体が事業主体となって行います公共施設等の建設や運営に、民間の資金、技術力、経営力を活用して、民間事業者に企画から建設、維持管理、運営まで契約でゆだねるという手法でございますから、例の第三セクター問題とはいささか趣を異に...全文を見る
○平林政務次官 例えが悪うございまして、おわびをいたします。  電算処理をしてそのネットワークをつくるというお話でございますから、私もその方面には暗うございますけれども、大体、番号なしに電算処理ができるものかどうか、恐らく番号つきでないと電算処理は難しいのじゃないか、そう思い込...全文を見る
○平林政務次官 地方の行政改革が今どのような進行をしておるかというお尋ねでございます。  自治省の方では、平成九年の十一月に地方行革の指針を策定いたしました。その中で、定員管理の数値目標の設定など、取り組み内容の充実を図るとともに、これらの内容を広く住民にわかりやすい形で公表を...全文を見る
○平林政務次官 仰せごもっともであります。  それで、実は目標値を定めるということは、これはまた行政のレベルアップの上には大事なことかと思いますけれども、要するに、行政改革の観点から効率的な、またできるだけ人数の少ない小さな政府ということでもってやっていくということに、今おっし...全文を見る
○平林政務次官 今、合併を促進するという趣旨におきまして、法律の整備もできましたし、各都道府県におきまして、市町村合併推進要綱というものを県ごとにつくってもらう段階に来ております。  おっしゃいましたように、町村合併をする場合の経費につきましても地方財政措置をしておるようなこと...全文を見る
○平林政務次官 恐縮ではありますが、自治省がみずから米軍と折衝するわけではございませんので、その点、私もここではっきりと今後の方針について申し上げるわけにいきませんが、やはり政府の中でよく相談をして今後の取り扱いを進めてまいりたいと思います。
○平林政務次官 おっしゃることは私にもよくわかります。  日本の歴史を顧みるわけじゃありませんが、いわゆる不平等条約というものを改正するには非常に長い時間と犠牲を伴っておるようなことでありまして、かような一見ささいな問題でも、二国間の関係になりますとなかなか処理が難しいというこ...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
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○平林政務次官 便宜、私からお答えを申し上げますが、委員がおっしゃいますように、都道府県の決算も市町村の決算も、平成十年度におきましては前年度より悪化をいたしております。さらに厳しい財政状況を迎えた、そのような認識を持っておるところでございます。
○平林政務次官 委員がおっしゃいますように、国の政策また財政の運営の仕方というものも地方財政に大きな影響を及ぼすものと考えております。したがって、国の政策が地方財政の運営に支障を来さないような努力を我々はやっていかなきゃいかぬ、そう思っております。  現在、税収が減少傾向にある...全文を見る
○平林政務次官 鰐淵委員のおっしゃいますような、市町村に対して権限を移譲していくということにつきましては、これからもさらに努力をしていくべき問題であろうと思います。詳しく必要でございましたら行政局長から申し上げます。  おっしゃいますように、都道府県に対しては、ある程度の権限移...全文を見る
○平林政務次官 委員がおっしゃいます統合補助金は、このたびの地方分権推進委員会の第五次勧告に基づきまして、昨年三月に決定をいたしました第二次の地方分権推進計画に盛り込まれたということで、割合新しいものでございます。  委員が一歩前進とおっしゃいましたが、私ども地方行政関係者から...全文を見る
○平林政務次官 平成十一年度のこの特別の措置については、春名議員も当委員会にいらっしゃいましたし、私もおりましたし、ここにいらっしゃる田野瀬議員は政務次官としてこの問題に集中して努力をしていただいたわけでございますから、その経過はよく御承知かと思います。  非常に難しい問題、国...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○平林政務次官 消防団員の遺族補償の場合でございますけれども、今大臣が申し上げましたように、市町村が遺族補償と葬祭補償並びに福祉事業を実施するということになっております。それで、遺族補償と葬祭補償に関しましては、殉職消防団員の階級、経験年数、遺族構成等に応じて支給額が決定されます...全文を見る
○平林政務次官 賞じゅつ金の制度というのは、国で昭和三十七年に制定されました消防表彰規程というもので定められております。市町村におきましては、昭和二十八年に各市町村で消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例というようなことで定められていくというような経過が今日までございます。 ...全文を見る
○平林政務次官 実は、消防体制ということに関しまして、消防団員の減少が続いていくということは私どもも非常に憂慮しておる問題でございます。  社会の実態が、消防団に参加していただける住民の方々が非常に多様化いたしまして、昔なら、例えば農村に行きますと、一日じゅう家か家の近所におら...全文を見る
○平林政務次官 公務に従事した場合の災害の補償というのは、これはもちろん、一般的な協力援助した人に対する補償というのは、制度的にはございます。けれども、今おっしゃいますように、消防の活動に参加してというようなことで、別の協力援助者に対する補償規程というようなものは、余り整備されて...全文を見る
○平林政務次官 土地開発公社に限って申しますと、今、全国には千五百九十七もある、こういう状態でございます。  土地開発公社が制度的にできましたころから、いろいろ経済状態が変動をいたしておりまして、今大臣が申しましたように、あるいは委員がおっしゃったような経営状態、あるいは土地が...全文を見る
○平林政務次官 これは、第三セクターというのを全部合わせますと、八千三百九十五という法人の数が一応出ております。そのうち、商法法人、株式会社または有限会社でやっておりますのが三千四百七十五、それから民法法人、民法に基づき設立された社団または財団、これは四千九百二十法人ございます。...全文を見る
○平林政務次官 今桑原委員がおっしゃいました具体の事件でございますけれども、伺っておりますと、十年も勧奨年齢の差がある、そして事件として訴訟問題があるというような御指摘でございます。  大臣が申しましたように、石川県が、県内の市町村のことに関しましては、さような問題の指導的な助...全文を見る
○平林政務次官 先ほどお答え申しましたように、社会が変わってきておる、時代の変化についていかない、ずれが生じておるというような感じを私も持っておりますので、これからの地方自治の重要な点として、よく注意をしていきたいと思っております。
03月08日第147回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○平林政務次官 特別交付税を所管いたしております自治省から申し上げます。  国土調査の事務というのは毎年行うということではございませんで、地籍調査をやります当該市町村が決まって、そこで何年かかかってやるという仕掛けでございますので、普通交付税で基準財政需要額に算入しようと思いま...全文を見る
○平林政務次官 私も実際に地籍調査の事務をやったわけではございませんが、県庁におりまして多少の見聞きはいたしております。  これをおっしゃいますように国の事務として国の機関がやるとなりますと、むしろ非常に難しくなるんじゃないかと私は経験上思っております。かえって住民に身近な市町...全文を見る
○平林政務次官 国土調査の、特に地籍調査などの事務につきましては、機関委任という考え方でなくて、従来から団体委任と申しますか、やはり地元でやってほしい、そういう考え方で法律ができておったんではないかと私は推測をいたしております。  さような意味で、これを国の事務として取り上げる...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号
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○政務次官(平林鴻三君) 市町村合併の推進でございますが、昨年来、市町村合併特例法の改正によりまして、行財政措置を拡充する、また市町村の合併の推進についての指針をつくるなど行ってまいりました。徐々にではありますけれども、市町村合併の機運が全国的に高まってきておると認識をしておりま...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 便宜私から申し上げますが、山下委員がおっしゃいましたこの地方公営競技の現状は、私どもも同じような現実を認識しております。  簡単に申しますと、平成十年度の売上額はピーク時の平成三年度の七割程度であります。また、収益額は三百億円程度になってしまっておりま...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 市町村合併のビジョンと申しますか、そういう角度からのお話でございますが、確かに市町村が合併をするというのには何か動機があるわけでございます。御指摘になりましたような介護保険というようなこともこれからの市町村行政で非常に大きなウエートを占めるものでございま...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 高橋委員も地方行政には精通の委員でございますから最近のこともよく御承知かと思いますけれども、昨年の段階で自治省から各都道府県におのおのの都道府県の市町村合併のパターンというようなものをつくってほしいということを自治省から申しまして、それのいわば考慮すべき...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 昨年八月に改正されました住民基本台帳法、これに基づきましてネットワークシステムをつくるということになりまして、これはシステムの基本的部分を法律の公布後三年以内に施行する、そういう法律の仕組みになっております。  したがって、システムの構築を着実に進めて...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第3号
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○政務次官(平林鴻三君) 輿石委員の、財投改革に伴って地方の資金が足りなくなるのではないか、こういう御趣旨の質問であります。    〔理事朝日俊弘君退席、理事松村龍二君着席〕  地方団体もさまざまな団体がございますけれども、特に財政に余りゆとりのない、時には多額の地方債に頼ら...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 在外選挙制度でございますが、予算の方から申し上げますと、平成十二年度の自治省関係予算案におきまして、在外公館に対する事務説明、指導に要する経費約七百万円、在外選挙人名簿登録に要する経費約二億二千七百万円、総選挙時に必要な経費約二億四千百万円、在外選挙制度...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 市町村の合併の現状などでございますが、昨年来、市町村合併特例法の改正による行財政措置の拡充、市町村の合併推進についての指針の策定などを行ってきたところであります。  合併の機運は徐々にではありますけれども全国的に盛り上がってきたという状況でございます。...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 松岡委員のおっしゃる行政改革といいますか、要するに経費を削減するとかあるいは効率的に使うとかいう課題でございますけれども、確かに合併というようなこともいわば経費の節減に通ずることかと思いますが、合併ということは、それだけではなくていろんな行政需要に適正に...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 市町村の規模を大きくするという観点から、今、市町村の合併の促進を図っておるところでございますが、今日までとってまいりました方策というのは、やはり国がある程度の考え方を示しましてこれを都道府県で具体化していただくという考え方でやっておりまして、指針を昨年自...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号
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○政務次官(平林鴻三君) 私も白浜委員の御意見とほぼ同意見でございます。  この統合補助金を設けたということは確かに一歩前進ではございますけれども、今のいわゆる国の各省縦割りの補助金行政というものを根本的に改革したというところにはまだ行っておりません。したがいまして、今後さらに...全文を見る
03月21日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
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○政務次官(平林鴻三君) 前回私からお答えを申し上げたことでございますので、その続きを申し上げます。  結論からいいますと、平成十二年度におきましても引き続き見直しについて検討してまいりたいと考えております。  これは前回も申し上げましたが、地方分権推進計画に基づいて、補正係...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 便宜私から申し上げますが、介護保険制度の施行に伴いまして給付費に対する都道府県及び市町村の負担、これはそれぞれが一二・五%であります。それから、財政安定化基金への繰り入れにかかわります都道府県の負担、これは三分の一でございますなど、新たな負担が生じること...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 実は、朝日委員が御心配になっておりましたような話は、私も地元に帰りますと市町村長さん方からこれからどのように介護保険に対応して老人の福祉制度とかそういうものを組み立てるか困っているんだというお話をよく聞きますので、そんなときに財政難から何でもかんでもやめ...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 朝日委員が国保のことをおっしゃいましたが、国民健康保険のいわば皆保険のときに市町村は非常に苦労をいたしたことを私も思い出しました。直営診療所なども随分つくったものでございますが、その後、医療情勢の変化等によりまして順次整備をされてきたというぐあいに思って...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 先ほどの高橋委員のお話でも、いわゆるシビルミニマムといいますか、最低といいますか標準的な受益とその負担をどうするかという非常に難しい、しかも大事な問題が横たわっておるわけでございます。  それで、今お話のありました、過疎対策あるいは地域の活性化のために...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) これは三十年ほど前からだと思いますけれども、特に市町村の類型をいろいろ分類いたしまして、そこの市町村の例えば人口段階とかあるいは職業のつき方とかさまざまなことで分類をしまして、その市町村の適正な職員の数でありますとか、そういうものを求めようとしていろいろ...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○平林政務次官 一川委員のおっしゃいます地方公共団体のバリアフリー対策の関係でございますけれども、地元の諸対策につきましてはよく御承知のところでございましょうし、恐らく全国的に、かような仕事に対しましては各地方公共団体が努力をいたしておるところでございます。  運輸大臣が先ほど...全文を見る
○平林政務次官 御指摘の点もまことにごもっともだと思いますが、都道府県と市町村が一緒になりまして、しかも一種の総合行政でございますから、お互いに協力して対策を講ずるというのが一番いい姿だろうと思います。  一例を申し上げますと、ここに石破議員が理事でいらっしゃいますけれども、私...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第8号
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○政務次官(平林鴻三君) 委員がおっしゃいますように、五十年も前に基本的に決められました地方公務員法、その公務員法の体系で現在の社会に地方公共団体がうまく対応できるかという、そういう歴史的な問題が確かにございまして、さようなことが近年に至りましていろんなトラブルと申しますか問題が...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 私も厳密な定義はよく覚えておりませんが、出向といいますのは、他の地方公共団体に身分を移していく場合とかあるいは国に行く場合とか、そのようなときに大体用いられると思います。派遣といいますのは、そういう地方公共団体とかあるいは国とか、そういうところに行きます...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 確かにおっしゃいますように地域によりまして判断が多少異なってくるというのは、これは当然のことだと思います。北海道と沖縄とが全く同じというのはこれはやはりおかしいことになりますから、その地域の特性に応じた判断というのは当然必要になってくるように思います。 ...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) これはもう法律の趣旨を各地方公共団体に申し上げて、徹底してその周知を図るということに尽きるかと思いますけれども、今申しましたように公益性の判断というのは、やはり地域によって多少の違いはございましても一種の社会的な常識というものはあろうかと思っております。...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) これも輿石委員がおっしゃる趣旨は私もよくわかりますが、第三セクターの運営に関しましても、地方議会が十分に議論をして、その存続の適否とか運営の仕方とかそういうことは御議論があるはずでございますから、職員の派遣の問題もその中に含まれて議論があってしかるべきだ...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) 御承知のように、今回の法案は、公益法人等に対しては公務員の身分を有した派遣制度、それから一定の営利法人に対しましては一たん公務員の身分を離れてその法人の業務に従事する退職派遣の制度ということを設けておるわけであります。この場合におきましても、もちろん退職...全文を見る
○政務次官(平林鴻三君) これも御心配のことかと思いますけれども、処遇についてはできる限り部内の職員との均衡を図るということが適当である、これはもう十分に私どもも認識をいたしております。  このために、派遣されている間の勤務条件につきましては、派遣元である地方公共団体と派遣先で...全文を見る
04月13日第147回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○平林政務次官 便宜私からお答えを申し上げます。  電子投票、すなわち電子機器を用いた投票方式の導入ということにつきましては、メリットの面もございます。例えば開票時間の短縮というようなことが選挙の管理、執行の上で非常に有益だということも考えられるわけでございますが、現行の公職選...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
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○平林政務次官 便宜、私から申し上げます。  地方公共団体におきましては、その担任する事務の性格が国と若干異なっておりまして、住民に身近なサービスの提供等がその事務の大半といいますか、大宗を占めておるというようなことでありまして、地方公共団体みずからが運営を行う方式だけでなくて...全文を見る
○平林政務次官 私からお答えを申し上げますが、いわゆる第三セクターの営利法人に退職をして派遣をされる、こういう人に対しましては、職員としての身分を有しませんから、派遣元の地方公共団体は給与を支給することができないということでございます。  なお、第三セクターは、本来、みずからの...全文を見る
○平林政務次官 この第三セクターに関して、非常に範囲が、いろいろな仕事が第三セクターとかかわってまいりますし、また、その数もふえていく傾向にあるというのが今までの傾向でございます。他方で、第三セクターの経営に関しまして、すべてがうまくいっておるとは限りませんで、なかなか経営が困難...全文を見る
○平林政務次官 おっしゃいますように、裁量勤務制ということを導入してもいいということにいたしておりますが、招聘研究員というのは、特定の研究分野において研究業績等により特にすぐれた研究者であると認められている者を対象とするものでございまして、もちろん、この裁量勤務に不可欠な自己管理...全文を見る
○平林政務次官 おっしゃいますことは、第三セクターに派遣されるのを断った場合に不利益な取り扱いを受けるような心配があるから、それを法律で不利益にならないように措置してはどうかというお話でございますけれども、本来、地方公共団体の公務に従事することを前提に任用されておる職員であります...全文を見る
○平林政務次官 委員がおっしゃいます、本来の職務と切り離すことは避けなければいかぬ、こういうお考えでございますが、その考え方は地方公務員法の三十五条、いわゆる職務専念の義務という規定がございまして、「職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び職務上の注意力...全文を見る
○平林政務次官 これはもう御承知のところでありますが、今回の法律は抑制を目的にしたものではございませんで、ルールを設けて適正にやるということを目的にしております。したがいまして、特定の法人の要件には、地方公共団体の事務または事業と密接な関連を有することとしてあります。  その中...全文を見る
○平林政務次官 私どもが裁判の事例を研究いたしてみますと、職務命令による派遣について、そもそも派遣先において従事する業務が公務であるということが前提になると思うわけでございますが、裁判になりました事例の多くは、株式会社に対して、職務命令または職務専念義務の免除をすることによって派...全文を見る
○平林政務次官 最高裁の判決は、ただいま申しましたように、給与支給の是非についてというのがこの判決の骨子でございますから、さようなことは十分に尊重いたしまして、このたび、事務との密接関連性という定義をいたしたわけでございます。  さきにお答えいたしましたように、幾つかの要素を総...全文を見る
○平林政務次官 御懸念はごもっともなところは確かにございますけれども、このたびの法律の趣旨では、繰り返すようでありますけれども、平成十年の四月二十四日の最高裁判決等を踏まえまして、ただいま御指摘になりましたように、派遣対象を、地方公共団体の事務事業と密接な関連を有し、公益的な活動...全文を見る
○平林政務次官 これもやはり地方公共団体のそれぞれの判断であろうと思っております。やはり原則あり、例外を設けることにつきましても、地方公共団体の判断で再び同じ手続をして派遣するということはあり得るものと思っております。
○平林政務次官 国の任期付研究員制度は平成九年度に導入されておりまして、以来、着実に採用実績を伸ばしております。平成十一年四月一日現在において、国立試験研究機関の招聘型の研究員が十人、若手育成型の研究員が百十九人、合計百二十九人になっておる由であります。  この制度の活用により...全文を見る
○平林政務次官 私からお答えを申し上げます。  職員の派遣に当たりましては、職員の同意を要件としております。同意しない職員が派遣されるということはあり得ない、そういう法律の建前にしておるつもりでございます。  また、職員が派遣に同意しなかったことを理由に、その職員に処遇面で何...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○平林政務次官 おっしゃいますように、広域連合が介護保険というような事務に果たします役割というのは、確かに認め得ると思います。現に平成十一年度以降に四十三広域連合が設置をされておりますし、平成十二年四月一日現在で全国に六十五という広域連合の数になりましたが、このうち、介護保険に関...全文を見る
○平林政務次官 仰せまことにごもっともだと存じますので、これからの市町村のあり方につきましてさらによく研究をして、効率的な力強い地方自治が行われるように努力をしてまいりたいと考えております。
○平林政務次官 地方競馬を施行しております地方公共団体の団体の規模とか財政力は、これはさまざまであります。地方財政全体の状況が悪化する中で、競馬をやっております団体の財政状況も、全体の状況と似たような傾向にあると見ております。  また、平成十年度における地方競馬の売上高は約六千...全文を見る
○平林政務次官 平成三年度の三分の二程度になっておるということでございます。
04月26日第147回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○平林政務次官 地方分権一括法の施行後にどのような事務ができたかというお話でございますが、一括法の施行日であります平成十二年四月一日以降において、法定受託事務を新たに創設する法令及び国の直接執行事務を自治事務とする法令の制定または改正は現時点においてはございません。詳しく必要でご...全文を見る
○平林政務次官 自治省といたしましても、推進委員会の監視活動に、地方自治の観点からよく監視をしていただくようにお願いをする立場でございますが、今日まで推進委員会の方で実に熱心に綿密に監視の仕事をしていただいておりまして、今畠山委員が、労働関係のことで若干問題があったというようなこ...全文を見る
○平林政務次官 これはかねてからのいきさつがございまして、地方事務官問題の整理に関連をして、自治事務への配分とそれから国の直接処理事務への配分というものを整理なさったときのそのいきさつが、畠山委員がおっしゃいますような考え方の若干の相違があったのだろうと思いますが、分権委員会側と...全文を見る
○平林政務次官 中沢委員の有珠山の噴火のことにつきまして、大臣が地方交付税の措置等につきまして財源措置をしっかりやらせていただくということを方針としておっしゃった、現に、地方交付税を、六月に配分いたしますものを繰り上げ交付を決定いたしておりますが、さようなことで努力をしております...全文を見る
○平林政務次官 委員も御承知のところでございますが、地方分権一括法を審議いたしましたときに、たしか衆議院で附則を一つつけ加えまして、政府の検討義務というものをはっきりと書いてございます。「政府は、地方公共団体が事務及び事業を自主的かつ自立的に執行できるよう、国と地方公共団体との役...全文を見る
○平林政務次官 今のお尋ねの引き続き検討を要する課題でございますが、地方税財源の充実強化や、さらなる権限移譲などが各方面から指摘をされております。  例えば、分権一括法の国会審議で、衆議院で附則を、修正してつけ加えたということは、先ほど中沢委員の御質問にお答えをいたしました。こ...全文を見る
○平林政務次官 やはり基本になります課題は税財源を移譲するということになろうかと思いますが、そのほかにも、地方交付税の問題とか、あるいは地方独自の税を新たに求めるとか、いろいろなことが考えられるわけでございますから、一番基本は税財源ということだろうと思っております。
○平林政務次官 税財源の問題につきましては委員も御懸念がおありかと思いますが、地方分権推進委員会という附属機関だけではなかなか調整がつかない面があるかもしれないと私も思っております。例えて言えば、政府には税制調査会とか地方制度調査会とか財政制度審議会とか、いろいろな税財政を検討す...全文を見る
○平林政務次官 御指摘を受けまして、もう少し私の方も申し上げたいと思います。  タイミングが大事だと申し上げましたのは、今からそういう検討をしておいて、景気がよくなってきた、国も同様のことがあろうかと思いますが、やはり財政あるいは税制の制度を改革していくという一番いい時期が来る...全文を見る
05月10日第147回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○政務次官(平林鴻三君) 阿南委員から、東京都の特定のといいますか、一部の銀行に対する外形標準課税の問題につきまして、国内外のいろんな影響を指摘された御意見を伺いました。各方面からいろんな意見があることは私どももよく承知をいたしておるところでございます。  政府といたしましては...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第11号
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○政務次官(平林鴻三君) お尋ねの地方議会のチェックの問題を中心にお答えをいたしますが、御承知のとおりでありますけれども、土地開発公社は、公有地の拡大の推進に関する法律というのがございまして、その規定に基づきまして地方公共団体の長に予算、事業計画の承認等を受けることになっておりま...全文を見る
05月19日第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
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○平林政務次官 住民基本台帳法の改正の際に、民間利用制限という規定がきっちり入っております。
○平林政務次官 私から便宜申し上げますが、納税者番号をこれから検討なさる場合には、民間利用を前提として検討なさるものと考えております。
○平林政務次官 罰則の具体性は余り私、記憶しておりませんが、しかるべき規定はあるものと思っております。
07月06日第148回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○平林国務大臣 去る七月四日に郵政大臣を拝命いたしました平林鴻三でございます。  小平委員長を初め逓信委員会の理事の皆様、委員の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして平素から御指導を賜り、厚く御礼を申し上げます。  第二次森内閣は、日本新生内閣として、安心して夢を持って暮...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○平林国務大臣 小平委員長を初め逓信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして、平素から格別の御指導をいただき、厚く御礼を申し上げます。  この機会に、郵政行政の基本的な考え方について述べさせていただき、御理解を賜りたいと存じます。  今日の我が国の景気は、厳しい状況...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○平林国務大臣 初めに、日米の規制緩和協議の懸案になっておりましたNTTの接続料問題についてでございますが、これは八代前大臣から非常に努力をされておられて、私が引き継いだ問題でございます。早速に佐田総括政務次官や常田政務次官とともに各方面との連絡に当たりまして、方針として、サミッ...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○平林国務大臣 御質問のひまわりサービスでございますが、御指摘のように、私の地元の智頭町という町の郵便局が始めたことでございまして、私も、興味、関心を持って、期待を持って眺めておるところでございますが、平成七年の四月からこの智頭町で始められたひまわりサービスが好評でございましたの...全文を見る
○平林国務大臣 お話のありましたIT戦略本部、これは従来から高度情報通信社会推進本部という組織がございましたが、これを発展的に改組する形で内閣に設けられまして、内閣総理大臣が本部長でございます。今回設置されましたIT戦略本部の副本部長として私が指名をされております。  関係省庁...全文を見る
○平林国務大臣 お話のように、七月に電気通信審議会に諮問をいたしまして、IT革命を推進するための電気通信事業における競争政策のあり方全般につきまして、幅広い観点から御審議をいただきたいというつもりでおります。  御承知のように、十五年前に電気通信市場の自由化が始まったわけでござ...全文を見る
○平林国務大臣 御質問の後段にございました事業者間の接続料が引き下げられることによってユーザーに対してはどんなメリットがあるか、こういうお話でございますが、このたび、NTTの接続料を長期増分費用方式という方式に変えまして、事業者間接続料を引き下げるということになりました。したがっ...全文を見る
○平林国務大臣 私は、従来、この方面に余り精通をいたしておりませんで、御党の方でどのような御方針か細かいところまでは承知いたしておりませんが、小沢委員が従来から政府直属といいますか内閣総理大臣直轄でやったらどうかという御意見で、この委員会でもお話があったということは承知をいたして...全文を見る
○平林国務大臣 たしか村山内閣当時にでありますから平成六年に設けられたと記憶をいたしております。
○平林国務大臣 御指摘は、確かに、従来の経過を十分御承知の委員がおっしゃること、そのとおりだと思っております。私自身も、このIT革命というようなことに関しましては、これは国民全体がその利便を享受できる、また享受すべきものでございますから、決して政党の利害とかそういうものにこだわり...全文を見る
○平林国務大臣 これは、先般の閣議の後の閣僚懇談会で扇建設大臣の方から御発言がございまして、建設省でITの推進をやる、そういう推進組織を設けたという御報告がございました。その中で、下水道を利用して光ファイバーの整備を図るというようなことについても言及をされたわけでございます。 ...全文を見る
○平林国務大臣 私も、若干の疑念なしとしないと思って担当の方に聞いてみたんですが、それぞれにやはり効果がある、そういうことでございましたので、私もなるほどなと思っております。どっちかがなくなって、どっちかが残るということではなさそうな感じがいたします。
○平林国務大臣 NTTの接続料問題に関しまして、私、就任早々でございましたが、民主党からお申し入れをいただきました。感謝をいたしております。  実は、私も、日米の対話といいますか交渉におきましてNTTの接続料問題だけが一方的に取り上げられておるというのはどうもおかしいのではない...全文を見る
○平林国務大臣 ちょっと問題から外れるかもしれませんが、日米の交渉で政府が、特殊な会社でありますけれども、いわば株式会社のNTTの接続料金のことを真っ正面から取り上げるということは、やはりおっしゃるとおりいささか意外な感じが私もいたしました。けれども、従来の日米の規制緩和の対話の...全文を見る
○平林国務大臣 これは、当委員会の御審議の中で、伊藤委員がおっしゃったような経過があったことを私も承知をいたしております。本年の四月にこの委員会でこの御議論がありまして、そのときに、四年後に二二・五%引き下げるという方針ということを政府側から申し上げたように思います。  問題は...全文を見る
○平林国務大臣 今の伊藤委員のお話でございますが、本質的に郵便局というのは行政官庁の権力的なことをいたすところではございませんで、いわば国民皆様がお客様でございます。さような郵便局でございますから、お客様に対する粗相のないように、これは根本的な問題としてよく注意をしてまいりたいと...全文を見る
○平林国務大臣 ただいま総括政務次官が申し上げたとおりでございますが、私がただいま懸念をいたしておりますのは、いわゆるデジタルディバイドというものが地域によって生ずるという問題をどうして早く解消するかということでございまして、そのためには今次官が申しましたようなさまざまな知恵をこ...全文を見る
○平林国務大臣 おっしゃいます問題は、要するに、それぞれ役割分担をできるだけ明確にしなければなりませんが、今申しましたデジタルディバイドの解消というようなことに関しましては、政府と地方公共団体と民間がどういう役割を担って整備を早くやるのがいいか、そこらのところをこれから研究をして...全文を見る
○平林国務大臣 今のシステム開発に必要な人材をどうやって増加させるか、確保するかという問題は、確かに今の雇用といいますか、そういう方面においても非常に重要な課題であると思っております。私もシステム開発の下の部分にいる人を一人知っておりますけれども、大変な忙しい目に遭っている、そう...全文を見る
○平林国務大臣 確かに、行政改革の観点からも、電子政府と申しますか、ITを極力活用するということは大事なことかと思っております。  政府も既に着手をいたしておりますけれども、これからも努力をいたしまして、行政が効率的に行われるように、これは地方分権もあわせてでございますけれども...全文を見る
○平林国務大臣 日本型という言葉の定義は人さまざまになっていく可能性がございますが、郵政省の考え方を中心に申し上げたいと存じます。  やはり情報通信分野は、ITの活用によりまして、新規産業とか雇用の創出を通じて、我が国の経済の新生、今ちょっとまだ悪うございますから、新生をリード...全文を見る
○平林国務大臣 委員がおっしゃいますように、むしろ、このITというものは、高齢者とか障害者の人のために役立つということが望ましいと私も思っております。  それで、郵政省におきましても、先ほど申し上げましたように、だれもが情報通信の利便を享受できる情報バリアフリー環境の整備という...全文を見る
○平林国務大臣 御尊父の守良先生には随分お世話になったものでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  IT革命の関係でございますが、私が最初に郵政大臣にというお話を総理からされましたときに、まずIT革命の推進に努力をしてほしいということをおっしゃられました。あと二点ほど...全文を見る
○平林国務大臣 これは私だけではございませんけれども、総理は、早速にITの戦略本部及び戦略会議をおつくりになりまして、戦略会議で総理のお考えをるるおっしゃっておられます。この内容は、郵政省に関しては、今までに申し上げました。また、私のごあいさつでも申し上げましたとおりでございます...全文を見る
○平林国務大臣 この競争政策につきましては、もう十五年も前から着手をしておりますけれども、どんどん世の中が変わってきておりまして、改めて現在の姿において、あるいは将来を見通した競争政策のあり方というものを今郵政省としても真剣に検討をいたしておるところでございます。  現在のこと...全文を見る
○平林国務大臣 この郵便貯金資金の自主運用のことにつきましては、財投の改革の一環として平成十三年の四月から全額自主運用が開始されるということになっております。  この資金運用の体制につきましては、従来若干の実績が、郵貯資金の一部を自主運用してきたという実績がございますが、その実...全文を見る
○平林国務大臣 郵政省の考え方を少し細かく申し上げますと、今検討しておりますことは、一つは、地域情報化の促進ということでございまして、地域のインターネット導入促進事業、あるいは新世代の地域ケーブルテレビの施設の整備、あるいは沖縄の国際情報特区構想の推進というようなことがこの内容で...全文を見る
○平林国務大臣 実は私、デジタルディバイドのことに関して気になりますのは、やはり私どもが住んでおります田舎の状況がどうかということでありまして、これは、常田参議院議員、政務次官でありますが、私と同郷でございますので、特にお願いをして、田舎のデジタルディバイドというものの状況をよく...全文を見る
○平林国務大臣 今矢島委員がおっしゃいましたことは、二年前でございましたか、ちょっと日にちが間違っておりましたら後で訂正いたしますが、アメリカに三つ示しておりますが、一つは、ユニバーサルサービスの確保に支障を生じたり、既存の地域電話会社の利用者料金及び経営に、NTTとは書いてござ...全文を見る
○平林国務大臣 さようでございます。
○平林国務大臣 今はっきりと申し上げるわけにはいきませんけれども、私どもとしては、利用者料金というのは上がるよりも下がる方を目標にしておるわけでございますから、もしさような事態が生じました場合には、今局長が申しましたように、それはもう国民的な合意というものをはっきりと形成した上で...全文を見る
○平林国務大臣 法律に書いてあることでございますが、「会社及び地域会社は、」というのは日本電信電話株式会社等でございますが、「国民生活に不可欠な電話の役務のあまねく日本全国における適切、公平かつ安定的な提供の確保に寄与するとともに、」云々、こういうことで法律に明示をされております...全文を見る
○平林国務大臣 現行法におきましては、ユニバーサルサービスというのを日本電信電話会社法で東西NTT等に対して義務づけておると解しております。将来どのようになっていくかということにつきましては、現在、電通審に諮問をいたしております中で、いろいろな角度から研究がされるもの、また議論も...全文を見る
○平林国務大臣 私どもは、まだはっきりしたことを聞いておりません。
○平林国務大臣 ユニバーサルサービスの問題が焦点といえば焦点でございますが、そのほかにも電気通信関係の社会的なあるいは世界的な情勢の変化というのが多々ございますので、さようなことをあらゆる角度からと申すとまたちょっと言い過ぎになるかもしれませんが、各方面からのお考えというものを素...全文を見る
○平林国務大臣 いずれにいたしましても、今後の電通審の審議におきまして、今おっしゃったようなことがいろいろと議論が行われると思いますので、その議論にまちまして郵政省としての方針を確立していきたいと思いますが、委員のおっしゃいましたようなことも十分頭に置きまして今後に対処してまいり...全文を見る
○平林国務大臣 これは、委員御指摘のように、アメリカの連邦高裁で七月十八日に判決が出ておりまして、FCC、これは連邦通信委員会でございますが、FCCが規則で規定している長期増分費用方式という接続料の算定方式が、米国通信法の接続料算定原則を定めた条文、第二百五十二条に合致しないとい...全文を見る
○平林国務大臣 インターネットのユーザーとして非常に活用しておられるというお話でございますから、実態は私よりもはるかに詳しく御承知だと思いますが、お答えをいたします。  御承知のように、東西NTTはISDNを利用した月額四千五百円の完全定額制サービスを七月から本格サービスとして...全文を見る
08月07日第149回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(平林鴻三君) 既に総理もお触れになりましたけれども、やはり我が国においても得意分野とそうでもないという分野とがございます。  例えば、携帯電話とか情報家電、光ネットワーク技術などは我が国の得意とする分野でございます。したがって、この分野をより強化して世界をリードして...全文を見る
08月08日第149回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第1号
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○国務大臣(平林鴻三君) 去る七月四日に郵政大臣を拝命いたしました平林鴻三でございます。  齋藤委員長を初め交通・情報通信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして平素から格別の御指導をいただき、厚く御礼申し上げます。  この機会に、郵政行政の基本的な考え方について述...全文を見る
08月08日第149回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(平林鴻三君) アナログの放送をデジタル化いたしますことは、電波利用の効率化をもたらす、デジタル化の完了後において新たに他の用途にも利用可能となる周波数を生み出すこととなります。また、大きな経済波及効果を有して、我が国経済の再生、構造改革や、我が国が諸外国に対して比較優...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 高品質なテレビジョン放送、それからデータ放送、双方向サービス、多チャンネル放送等のサービスの多様化によります新たな事業機会の創出。それから二番目といたしまして、デジタル編集機等による番組制作の多様化、効率化の実現。三番目といたしまして、より地域に密着した...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) デジタル放送のための民放自体の設備投資について税金を投入するということは考えておりませんが、アナログ周波数変更のために必要な経費というのがアナ・アナ変換と申しまして、この方は放送事業者にもあるいは視聴者の方にもちょっとこの負担をお願いしかねるようなやり方...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ちょっとこれは込み入ったわけがあるようでございまして、申し上げますと、我が国におきましては、中継局がきめ細かく置かれておりますことから周波数事情が極めて逼迫をしておりまして、デジタル移行に先立って、今申したアナ・アナ変換でございますが、アナログ周波数の一...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 御質問の後段の方でございますが、テレビ局の免許について入札制をやったらどうかという御意見でございます。  確かにそういう御意見もあり得ると思いますが、このことにつきましては放送の公共性の確保といった点も含めて相当慎重に検討しなきゃいかぬ、さように存じて...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○国務大臣(平林鴻三君) 景山委員のお話のとおり、国家戦略としてIT革命を強力に推進するということが、総理からも直接私にもお話がございましたけれども、森内閣の主要課題であると認識をいたしております。  郵政省といたしましては、IT革命が進展する中で、世界最先端の高度な情報通信ネ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) さきに申しましたように、IT戦略会議の課題として、電子商取引を拡大するといいますか、さような対策を急いで講じる必要があると思っております。既に法律も制定していただいたわけでございますから、いわゆる書面、対面での取引を義務づけておる制度などを直していくとい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 景山委員の御指摘のように、さきの国会以来このお話が国会側におきましてもあったわけでございますけれども、経過を申し上げますと、東西NTTの接続料の引き下げについては、さきの国会で議論をされました後に、平成十一年度の東西NTTの財務状況が当初の見通しよりも好...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 外国との比較で、我が国のITのレベルがどのような分野で進んでおり、どのような分野でおくれておるかということは我々も重要な関心を持っておるところでございます。  御指摘のように、アメリカに比べておくれておる分野がございます。具体的には、先ほども御質問があ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは若干アメリカとだけ比べますと国情の違いというのが、先ほどちょっと触れました国防で開発された技術を民間に非常にうまく転用されたなと、そこらのところは我が国との国情の違いというものがあるのかなという感じがいたしておりますが、我が国の技術を考えてみますと...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) アジアの一部の国において急速にやはりいわば国策として力を入れていったのではないかなという感じがいたしておりますが、私どもも、そういう意味におきましては、このたびIT戦略会議を設けて、いわば官民一体となってIT革命に対処していくというような体制をとりつつあ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 国策というのが言葉として一番適切かどうかはわかりませんが、政府といたしましては、今申し上げましたように、戦略本部や戦略会議というものを設けまして新時代への対応を急いでおるということを御了解いただければと思っております。
○国務大臣(平林鴻三君) ただいま御指摘の面は非常に重要なことだと私も思います。現在の戦略会議のメンバーはIT産業を実際にやっておられる方が相当たくさん入っておられますから、企業側がユーザーから伺ったといいますか吸い上げたユーザー側の知見というものは相当に反映されると思いますが、...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは、郵政省だけでなくて、政府全体でそういうことについて対応策を考えていかなければならぬと思いますけれども、例えば、すぐにできることという考え方で、私の隣におります常田政務次官の地元は鳥取県でございますけれども、地元にお帰りになるたびにでも、鳥取県のよ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 先ほどのデジタルディバイドの問題でございますが、障害者とか高齢者とかそういう方々が手元で便利に使うためにITというものを開発、利用を促進するというのがむしろ、何といいますか、優先的といいますか、すべきものではないかというような気持ちも私は持っておりますの...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 下水道に光ファイバーを入れるということは、下水道の管理のために例えば水位を絶えずテレメーターではかるとかいろんなことがございますので、下水管自身に光ファイバーを入れるということは下水道自身の管理の方法としてあるわけでございます。それを一部転用して各家庭に...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 七月に行われました日米規制緩和対話におきましては、NTTの接続料問題、これを長期増分費用方式の当初の導入方策として考えたわけでございます。  第一は、平成十二年度から三年間でモデルケースAを実施することとしており、具体的には平成十年度の接続料との比較で...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 八代郵政大臣が平成十二年五月十一日に当委員会で答弁をしておられます。「接続料の各年ごとの引き下げ率につきましては、東西NTTの自主的な経営判断に基づき認可申請されるものでありまして、東西NTTの経営判断は当然に尊重されるべきものでございます。」、かような...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 五月時点の八代前大臣の御答弁、その後の事情の変化と申しますか、端的に言いますと、NTTの平成十一年度の決算が確定数値ではございませんけれども、ほぼ確実な数値として出てまいったという、そういう事情の変化があったということを先ほどお答えいたしたところでござい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私どもとしては、国会での御審議を十分に認識しながら日米の規制緩和の対話に臨んだつもりでございます。  なお、双方向でというお話はもちろんのことでございまして、この規制対話は双方向の対話という基本原則のもとで開始されたものでございます。  今回の三年目...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ただいまの御発言を強い御激励と受け取らせていただきまして、今後、努力をいたします。
○国務大臣(平林鴻三君) 料金の低廉化ということはこれからのIT社会を推進する上に非常に大切な要素であると思いますので、郵政省としても政策的な努力を怠りなしにやるべきだと思っておりますが、このたびのNTTの接続料引き下げ、長期増分方式を使ったということが引き下げ可能な計算ができる...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) もちろん、政府の、各省庁間で必要な調整を行って、むだのないようにしなければいかぬと思っております。郵政省はもちろん関係官庁でございますから、岡山市の御計画というのがまだ計画段階でございまして、これからどのようにというところをよく私どもも情報を聞かせていた...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 九州・沖縄サミットで採択されましたいわゆるIT憲章、グローバルな情報社会に関する沖縄憲章でございますが、ITが二十一世紀を形づくる最強の力の一つであり、何人もこの利益から排除されてはならないという、おっしゃいますように参加の原則が確認されたところでござい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃいますインターネットへのアクセスをユニバーサルサービスの範囲に加えるということでございますが、現在は東西NTTの電話サービスがNTT法に基づいてあまねく公平かつ安定的なユニバーサルサービスとして確保されておるところでございますが、インターネットに...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私は、実は商売をしたことのない人間でございますし、株式は若干持ったりしたことはありますが、今は一つも持っておりません。ですから、この方面のことに関しては大変疎いわけでございますが、やはり時勢に便乗して巧みにもうけ口を考えるという人はこれは常にございます。...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) やはり、一番力が強いのはNTTであろうと思いますが、東西のNTTは例のISDNを利用した月額四千五百円の完全定額制サービスを本年の七月から大都市で始めておりまして、これを徐々に広げていくということで、これは低廉化の方向に行くものだと考えております。  ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは、端的に申しますと、情報通信分野のベンチャー企業の育成とかあるいは新規産業の創出に役立つ技術開発等の施策をやっていこうということでございまして、具体的には新規産業を創出する情報通信分野のベンチャー企業の支援としてテレコム・ベンチャー投資事業組合とい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) まず、電子署名・認証でございますが、これは法律もつくっていただいてあるわけでございまして、我が国としては、我が国だけでこの法制を決めるということでなくて、十分に国際的な整合性のとれた制度にするということが大切であると認識をしております。  そこで、この...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) いわゆるデジタルディバイドでございますが、所得、年齢、教育、地理的な要因、障害などさまざまな要因で発生しておるわけでございますから、その解消に向けましては、それぞれの要因に応じた方策が必要だろうと思います。  例えば、年齢や障害によるデジタルディバイド...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私も実は田舎に住んでおるものですから、ただいまのお話は身にしみておりまして、実を言いますと私が住んでおる鳥取県では、まだテレビやラジオの難視聴地域というのが若干ございますし、ましてや携帯電話が通じないというところはあちこちにまだございまして、いわばそうい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) IT社会の理想に近づけというお話だろうと思います。  私、十年余り前にこの方面の専門家に話を聞いたときに、東京と大阪でテレビで会議ができる、結論も出せる、いろんなこともやれるんだけれども、やはりたまには一緒になって一杯飲んで飯を食ってコミュニケーション...全文を見る
08月30日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(平林鴻三君) 郵便物の運送につきましては、利用者の皆さんが差し出された大事な郵便物を全国あまねく公平に、原則として翌日または翌々日までに確実に配達しなければならないという郵便業務の特殊性を反映させるために、一般の運送に比べても二十四時間体制で体制を整えておかなきゃいか...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 仰せのとおりでございます。
○国務大臣(平林鴻三君) 私ども別に運輸省の見解と異にするわけではございませんで、若干説明をさせていただきますと、運輸大臣に対しまして運賃を事前に届け出る、そこで変更命令を運輸大臣が行うかどうかという審査が行われる。そのような経過を経て運賃や料金が決定されておりますので、この一連...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ただいまお答えをいたしましたように、現行制度におきましては、随意契約で行うのが郵便の運送を安定的に行うためには適切であろうかと思います。  けれども、今後のことにつきましては、やはり郵便物運送の安定的な運行の確保を最重点にしながら、いろんな制度が改まっ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 大変貴重な御意見をちょうだいいたしまして、まことにありがとうございました。  委員が御指摘のように、平成十五年、二〇〇三年には国営の新たな公社が発足をするということになっておりまして、公社化に合わせて郵便事業への民間参入も予定されておるわけでございます...全文を見る
09月06日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○国務大臣(平林鴻三君) 岩城委員は地方行政に豊富な御経験をお持ちでございますし、これまでの間に郵便局がいろいろお世話になったことと存じます。  ただいまの御質問の地域社会との連携の問題というのは、基本的な考え方といたしましては、全国に二万四千七百の郵便局がございます。このネッ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 郵便局の職員の犯罪でございますが、これは所管大臣としておわびを申し上げなければなりません。お客様の郵便局に対する信頼を裏切るものでありまして、遺憾至極のことでございます。  御指摘のように、郵便、貯金、保険などの業務を通じて多額の現金を扱っておりますの...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 時間の関係もございましょうから、私から申し上げます。  おっしゃいますように、民放も字幕をつけるように、こういうことで放送法には努力義務規定を既に定めてございまして、郵政省としても民放としても、ともにこの字幕番組の普及に努めてまいりたい、そう考えておる...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃるようなことを十分参考にいたしまして、今後努力をいたしたいと思います。  アルファベットで簡単に字幕ができるんならいいんですけれども、日本語というのは字幕にするにはアメリカのように簡単にはいかないという話を私聞きまして、そういう技術開発をちゃん...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 田委員は私どもの先輩でもあられますし、また通信、放送、報道の方面におきましては極めて豊富な経験と高い御識見をお持ちの方でございますから、ただいまのお話は私も謹んで承りました。  私は、責任、権限、この権限を有する者は必ず責任を伴うんだというのが民主主義...全文を見る
10月31日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第1号
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○国務大臣(平林鴻三君) 今泉委員長を初め交通・情報通信委員会の皆様には、郵政行政の適切な運営につきまして平素から格別の御指導をいただき、厚く御礼申し上げます。  この機会に、郵政行政の当面する諸問題につきまして私の考え方を述べさせていただき、御理解を賜りたいと存じます。  ...全文を見る
11月06日第150回国会 衆議院 内閣委員会商工委員会逓信委員会連合審査会 第1号
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○平林国務大臣 第一種、第二種の電気通信事業者の区分を廃止してはどうかというお話でございますが、現在の制度を簡単に申し上げますと、第一種の電気通信事業者は、国民生活や経済活動に不可欠な電気通信サービスの基盤となる公共的な事業であるということに着眼をいたしまして、事業の安定性、確実...全文を見る
○平林国務大臣 今、現行制度の説明をいたしまして、回線調達の柔軟性ということを中心に、現在問題になっておりますことの対応をいたしたいというお話をいたしたわけでありますけれども、郵政省として、電気通信事業の競争政策といいますか、低廉な価格あるいは自由競争の長所を生かすというようなこ...全文を見る
○平林国務大臣 委員がおっしゃいますように、競争政策をとるということが、今日の日進月歩のこのITの世界では政策として有効に働くものだと私も考えております。今日の段階で具体的にどうしますということをまだ申し上げられませんけれども、現在、電気通信審議会でその方面の審議をたっぷりとやっ...全文を見る
○平林国務大臣 山田委員がおっしゃいますように、NTTという組織をこれからどのような方に持っていくのかということが、現在私どもの重要な課題になっております。実際にはただいま電気通信審議会においてさようなことを含めて議論をしていただいておりますが、問題意識は委員がおっしゃったとほぼ...全文を見る
○平林国務大臣 田並委員のいわば国民生活の基本を押さえた御議論を拝聴しておりまして、今のセキュリティーの問題、サイバーテロの問題、かようなことにつきましても、私は同じような危惧を持っております。  この問題につきましては、既に犯罪の取り締まりという観点から、サイバーテロの防止と...全文を見る
○平林国務大臣 主としてNTTに関係してユニバーサルサービスの将来の問題をおっしゃいましたので、私からお答えをいたしますが、現在この問題につきまして、他の委員にもお答えを申しましたように、競争政策をとるについて、これからどのようなシステムを構築していったらいいかという関係のことを...全文を見る
○平林国務大臣 ちょっと長い用足しに立っておりまして、相済みませんでした。  NTTの雇用の状態というのは、実は私、よく承知しておりません。しっかり把握しておりませんので、また必要でございましたら別途お答えするようにいたします。  一般的に申しまして、NTTもこれから競争時代...全文を見る
○平林国務大臣 先日の森総理の所信表明にもございましたように、超高速のインターネットを日本で形成していくということは、政府としてやはり非常に積極的に推進すべき課題であると考えております。  ファイバー・ツー・ザ・ホームが果たして今すぐにたくさんの家庭で、ホームでどんどんとお使い...全文を見る
○平林国務大臣 平井委員仰せのとおり、光ファイバーとかそういうもの以外に、電波の利用というのが高速アクセスとしては極めて有効だ、そういう認識を持っております。  具体的には、既に加入者系の無線アクセスシステム、いわゆるFWAでございますが、実用化されておりますし、現在、十の会社...全文を見る
11月07日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○国務大臣(平林鴻三君) 山内委員のお話のように、地上のローカル局は、現在の経営状況は全体としては経常利益で増益を見ておるというような状況でございますけれども、これからが問題でございまして、BSデジタル放送との競合とか、あるいはみずからのデジタル化の投資等の経営課題に直面をいたし...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 委員のおっしゃる公的な支援という問題でございますが、デジタル放送設備にかかる経費負担につきましては、第百四十五回国会で成立をさせていただきました高度テレビジョン放送施設整備促進臨時措置法によりまして税制と金融上の支援措置を設けておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは各ローカル局でいろんな創意工夫を凝らしてもらわなければならぬ問題だとは思っておりますけれども、既に相当ローカルの事業者において番組の制作能力の充実を図っておられますし、地域情報番組につきまして自社番組の制作比率を高める努力をなさっておられるというぐ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 郵政省は、その実証実験を平成十年の二月から大宮市で始めております。キャッシュカードのセキュリティー向上と電子マネーサービスの実用化を目指すということの実験でございます。  この実験におきまして、本年三月からは、おっしゃいますように、第二フェーズとしてク...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 政治家としてもあるいは各省庁を所管する立場におきましても、やはり国民の信頼が得られておるかどうかということは常に反省をしながら事の処理に当たっていかなければいかぬと、かようなことは、人気のよしあしにかかわらず、絶えず反省のよすがとして心にとどめておかなけ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ただいま総括政務次官が申しました八百五十二億円、この経費に関しましては国庫で全額負担をいたしましょうと、こういう考え方のもとに平成十三年度予算からさような要求を出しておるわけでございます。概算要求の段階でございますけれども、百五十二億円の要求をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃいますように、関東地方知事会からは平成十一年六月、また関東甲信越一都九県議会議長会からは平成十一年九月にNHKの関東ローカル放送導入を要望する御意見が出されております。  私どもも当然これに対応した施策を考えていかなければならぬわけでございます...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 先ほど基本的にお答えをいたしましたように、一つは周波数の検討、これは技術的な問題として非常に大事なことでございますから、引き続き精査をさせていただきます。  同時に並行して、地元の御意見や御要望、またNHKと各県の県域放送事業者からの意見なども十分にお...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 今御質問の中でもお答えをいたしましたが、アナログからデジタルに変更するには相当のコストがかかると。これはメリット、デメリットの問題ではなくて、現実に相当のコストがかかる、そのコストがかかったものに相応するメリットがなければ、これはなかなか実行が難しいこと...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃいますように、このNTTの今の組織はつい去年まで、去年直したばかりだと。それなのにまたやるのかという気持ちは、実は私も就任するころまではございました。  それで、郵政省に来まして話を聞いてみますと、どんどん変わっていくこの日本の社会、その中で一...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 公正な競争という政策の方面では、御承知のように公正取引委員会という強大な権限を持った行政機関がございますし、いろんな角度から日本の競争促進政策というものは批判され、是正をされていくものだと思っておりますけれども、電気通信分野の競争政策の基本というのは、事...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) いろんな面がございますけれども、産業競争力を強化するということも一つの大きな目標だと思っております。
○国務大臣(平林鴻三君) 私は、行政機関というのはなるべく簡素なものがいいと思っております。余り複雑な権限をあちこちに分配した組織をつくりますと、簡単に言えば手間がかかってかえって国民が困るというようなこともございますから、今の郵政省のシステムでそのまま新しい総務省に移行していく...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これはいろんな考え方があり、その考え方が具体化した場合に、その同時代といいますか、そのときの社会にうまく適合できるかどうかというそういう問題だろうと思っておりまして、現在のところは企画と規制といいますか、政策の立案、実行と規制というものを分けなければやっ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 今おっしゃるように、各方面からさまざまな御意見がございまして、電通審でもさようなことを審議をいただいておるわけでございますから、私が予断を抱いて発言をするということは慎むべきだと思っております。  ただし、現在の郵政省のシステムは、既にいわゆる橋本行革...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃる意味はよくわかっておるつもりでございますけれども、要するに、現在のNTTというものを今後どのように考えるかということにつきまして、今御熱心に議論をいただき、国会でもそういう御質問をたくさんいただいておるわけでございますから、さようなことを今後十...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 今おっしゃいましたことは私どもも国会における御意見として十分に参考にさせていただいて、今後の政策の誤りなきを期していきたい、そう考えております。
○国務大臣(平林鴻三君) 森本委員から今の政府に対する御意見をちょうだいいたしましたけれども、私も森本委員と同様に、政局の安定ということも十分に頭に入れながら、国民に対する各種の施策が滞りなしに実行できますような、そういう体制を整えてまいらなければならぬ、そういう方向で努力をいた...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 今、森本委員がおっしゃいましたこのデジタルオポチュニティーをすべての国民が活用する、IT社会の利益を享受する、そういうことが我々が目指すところでございます。とにかく今は情報化社会でございますから、すべての国民がデジタル情報を基盤として情報、知識を共有する...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 昨日の朝、おっしゃいます会議が開催されまして、戦略会議の議長から基本戦略の素案が示されました。それに対していろんな意見が戦略会議の委員の方々から出されました。さようなことを一括して議長が記者会見をなさったはずでございます。本日の新聞に出ております、あるい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 年内に取りまとめる、そういうことになっておるはずでございます。
○国務大臣(平林鴻三君) 森本委員の御心配は従来の各省庁のいろんな折衝の経験からしてなかなか時間がかかるのではないかということでございますが、このITのことに関しましては、関係者がことごとく意識しておりますのは技術の変化とかそれを利用する社会の変化が非常に速いということでありまし...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) このフォローアップの必要性というのは、これはもうだれしも認識をしておるわけでございます。これがまたスピードを要することでありまして、いずれまたというような格好でやっておりますと、なかなかこの変化についていけないということも共通認識としてございますので、I...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 先ほど来の御質問に、私はとにかく新しい総務省、決まったとおりに発足をさせていただきたいということを申し上げておりますが、今、森本委員が御指摘になった中立機関を設けるかどうかということは、その後の問題として我々は取り上げていくべきだと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) インターネットの普及に関しては、もちろんそのコンテンツの量でありますとか質でありますとか、そういうことも影響いたしましょうし、また機器の操作の簡便性というようなことも影響いたしましょうけれども、料金が安くなるということがやはり一番効果的な普及に役立つんで...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これもおっしゃるとおりでありまして、デジタル社会の恩恵というのが国民ひとしく受けられるような、そういうシステムにつくり上げませんと、かえって御迷惑をおかけするような面が出てくるんではないかと心配をいたしております。  そういう意味では、地理的な要因によ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 行政監察の方からの勧告におきましては、二点に関しての措置を講ずるように求められております。  第一は、郵便局の新設の場合の設置形態についてでありまして、特定局も含めまして国の直轄で郵便局を経営するということを原則としておりまして、例外的に委託による簡易...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 特定局というのは非常にほかの役所とは違った歴史を有するといいますか沿革があるということは御認識がいただけると思っております。  やはり、昔から田舎に参りますと村長さん、局長さん、校長さん、その三つの長が皆さんの信頼と尊敬を集めておったというようなことは...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) この渡切費というのは、会計法でも、「各省各庁の長は、郵政官署その他特殊の経理を必要とする官署で政令で定めるものの事務費については、政令の定めるところにより、その全部又は一部を主任の職員に渡切を以て支給することができる。」という、郵政官署ということをはっき...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 岡野さんがこの特定郵便局長のお集まりでスピーチをなさったということは、私もたしかその場に居合わせたと思いますが、ちょっとぼんやりしておりまして、どういうお話をなさったかよく覚えておりませんが、元気のいい方でありますから、大きな声で何かお話しになっておりま...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 特定局は郵政省の組織の一つでございますから、郵政省の役所としての機能を果たすにふさわしい組織規則とか、あるいは服務規則とか、そういうものがあると思います。  特定局長といえども、今申しましたように、特別の任用の仕方をしておりますけれども、一般職の公務員...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私も選挙をやってきておりますから、その大樹という会が郵政省関係者のOBの会だということは知っております。それが自民党員であるということも承知をいたしておりますが、大樹の会はしたがって政治団体といいますか、あるいは政党支部といいますか、そういう性格の会でご...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 具体的に五つほど申し上げますと、郵便局と地方公共団体が協力をして災害対策に当たるための防災協定を結んでおるものが二千三百四十市区町村ございます。  二番目に、土砂災害について警戒避難体制の強化を図るための建設省、都道府県との土砂災害防止に関する協定を結...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) やはり仕事の内容によりまして関係しておる市町村の数が異なっております。  それで、市町村の住民にとって便利なようにということを郵便局側も、また市町村側も絶えず御相談を願って連携を密にするように、今後さらにそれらを進めてもらいたいと思っておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これも具体的な例を申しますと、平成九年度から、郵政省が持っております情報端末を利用いたしまして公共施設の使用の予約の申し込みを受け付ける、そういうサービスを行っております。これは実証実験を平成九年度から始めたわけでございます。累計では一県十四市区町村で実...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 郵便料金を引き上げると増収になりますから財政は潤うのでありますけれども、さようなことをみだりにやるわけにはまいりません。やはり国民の皆さんからかわいがっていただけるように、郵便料金もできるだけ長いこと一定のレベルで据え置きたいと思っております。難しいかも...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 経費の削減では、やはり一番大きなのは新しい技術を上手に使って、機械の投資はお金がかかりますけれども、経常的な経費の増嵩を防ぐ、そういうことが相当行われております。私も新しい郵便局の区分のシステムとか、いろんなものを見せてもらいましたが、本当に一昔前には考...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは、先般沖縄でサミットが行われまして、そのときにいわゆるIT宣言をしております。  その中でさまざまな対策を掲げておるわけでございますが、日本政府としては、これはIT宣言の外でありましたと思いますけれども、五年間で百五十億ドルの対外援助といいますか...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) やはり人間の現実というものをちゃんと見据えないといけませんので、例えばこのごろは田舎に参りましても戸外で自然の中で友達同士で遊ぶということがだんだん少なくなっております。なぜかというと、学校から帰ったらすぐテレビゲームにみんなが熱中するんだという話があり...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○平林国務大臣 ただいま議題とされました日本放送協会平成十年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書について、その概略を御説明申し上げます。  本資料は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するものでありま...全文を見る
○平林国務大臣 この十二月一日から、テレビ八社、それから音声放送が十社、データ放送が八社によりまして、BSデジタル放送が開始されることになっております。  もう間近でございますが、今日まで、NHK、BS民放各社、受信機メーカー等が連絡会議を設けて、平成十一年の十月から、各種のセ...全文を見る
○平林国務大臣 恐らく関係者で非常に御努力をなさるものと考えておりますので、今後もその順調な進展を期待いたしております。
11月16日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
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○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃいますように、このインフラ整備というのはIT革命を推進する上で非常に大事な要素であると思っておりまして、急速にその整備を図っていかなければならぬと思います。  それで、郵政省といたしましては、従来から民間主導の原則でこれを推進してまいっておりま...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 御承知のように、この分野は非常に技術革新が日進月歩でございますから、今、日本の得意の分野というのを眺めてみますと、携帯電話、情報家電、光ネットワークの技術などが得意分野だと思っております。今後もそういう分野で世界をリードする研究開発を進めていきたいと考え...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 世耕委員のおっしゃいました競争促進政策でございますが、これはもう十五年前にNTTを民営に、株式会社にいたしましたときから郵政省としては引き続き取り組んでおる問題でございます。NTTも昨年、システムを改めて、東西会社をつくるとか持ち株会社に移行するとか、い...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これも今電気通信審議会で審議をしておる最中でございますので、私どもの判断を申し上げるということはいささか出過ぎたことになろうかと思って遠慮をいたしております。そこの点の御理解をいただきたいのでありますけれども、やはりNTTグループの各社間で相互に競争する...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 電力会社等が有しておる電柱とか、あるいは道路の管理者がやっております道路の下に管路をつくるとかいろんなことにつきまして、十一月六日にIT戦略会議におきまして、電柱、管路の開放を含めて、線路敷設の円滑化のために電気通信事業法の裁定制度の運用基準になりますガ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私は控え目な性格なものでございますから、御命令があれば従いますが、御命令のないものにこちらから手を挙げるというような性質ではございませんので、どうかそういう性分の男だと思ってひとつ御了解を願いたいと思います。
○国務大臣(平林鴻三君) いわゆるラストワンマイルの問題でございますけれども、やはりIT政策を推進する上では非常に大事な課題だと思っております。  線路とか管路とかいうようなものを円滑に敷設をしていくということが一番のポイントでございますが、せんだってこの戦略会議で決定が行われ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 要するに、NTTや電力会社など公益事業者が保有する電柱、管路等の提供に関する貸与申し込み手続や拒否事由等を定めたガイドラインを早急に策定するということにいたしたいと思いますが、やはり土地等の使用に関する協議、認可、裁定制度が公有地上の電柱、管路の使用につ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ちょっと、私、その点つまびらかにしておりませんが、競争政策を有効にするためにいろんなことを今審議をお願いしておるわけでございますので、規制改革を含めて、かようなことは前向きの態度で審議会は審議しておられるものと思います。
○国務大臣(平林鴻三君) これも実は現在電通審で議論をいただいておることでございますので、私からいわば勝手にこうしましょうと申し上げるのは差し控えなければならない現在の立場でございます。  さようなことをひとつ御了解の上でお聞きを願いたいわけでございますが、御承知のように、現在...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 我々としては、国内の通信関係の各企業に公正な競争でもって国民に有効なサービスを提供してもらう、安い値段で頑張ってもらう、そういうようなことを主眼に考えておるわけでございますけれども、その間におきましては、いわゆるドミナント規制とか、今ユニバーサルサービス...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 御意見は十分に私どもも体しまして、今後に対処してまいりたいと存じます。
○国務大臣(平林鴻三君) 私も、時々国際会議がございまして、先般は東京でアジア太平洋地域の情報社会サミットというのを開催いたしましたが、そのときも各国の話を聞いておりますと、情報関係の人ばかりが集まっておったせいでございましょうが、このデジタルディバイドの解消ということを非常に強...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 技術はどんどん開発を今やっておる最中でございます。音声を文字に変換するとか、文字を音声に変換するとか、その他非常に使いやすい、障害のある人のために簡単に使えるような技術を今どんどん開発している最中でございますので、いずれ普及段階にどんどん広がっていくと思...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 今、IT担当の経済企画庁長官からおっしゃったようなことで、郵政省も各方面で、各分野でコンテンツの充実等のことにつきまして努力をいたしておるところでございます。  例えば、デジタル技術を活用したコンテンツの政策等に資するシステムの開発、それから、ちょっと...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) いわゆるデジタルディバイドというのは、委員がおっしゃいますように、地域的な格差とか、あるいは高齢者と若い人との間の格差とか障害者と健常者の間の格差とかさまざまございまして、それぞれに対応した総合的な技術開発なりあるいは普及なり、そういうものを図っていかな...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) いわゆる通信傍受法の実施の問題でございますが、御承知のように、これはもう薬物犯罪、銃器犯罪、集団密航、組織的殺人というようなとんでもないことをやる人を何とかして犯罪防止をしようと、そういう考え方のもとに、言ってみればやむを得ずつくった法律であると私は解し...全文を見る
11月20日第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○平林国務大臣 斉藤委員御指摘のとおり、IT革命を進めていくという見地からは、料金を低廉化する、安くするということは非常に重要な要素であろうと思っております。御承知のように、十五年前に電電公社をNTT、民営化をいたしまして、以来、規制緩和をやりながら、民間事業者の競争促進をいたし...全文を見る
11月27日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(平林鴻三君) 委員がおっしゃいますように、法案にも公正な競争ということを規定いたしております。  郵政省といたしましては、今おっしゃいましたような問題につきまして、例えば、接続ルールの制度化を図るとともに、事実上独占状態にありますNTTでございますが、これの地域網の...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これは仰せのとおりでありまして、情報通信インフラの整備を急いでやってまいらなければなりません。  同時に、この整備は民間主導で従来からもやっておりますし、今後もその方針で臨みたいと考えております。
○国務大臣(平林鴻三君) 電気通信審議会は、現在NTTのあり方も含めまして競争政策をどのように進めたらいいかということを中心に審議をしていただいておりまして、特別部会の素案というものが最近発表になりまして、十一月中にその素案に対するパブリックコメントを求めるということにいたしてお...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 接続料問題につきまして、日米間で既に設けられております規制緩和の対話といいますか協議でございますが、私が大臣に就任いたしましたこの七月に既に急いで結論を出さなければいかぬ時期に立ち至っておりまして、私どもは、あちこちに連絡を差し上げながら、御相談をしなが...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私の認識は、いや応なしにこの数年の間に年寄りもインターネットの社会に入らざるを得ない社会状態になるだろうと私は思っております。  例えばの話ですが、家内の友だちでEメールを使えないと孫とつき合えない、こういう話でございまして、いや応なしだなという感じが...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私が郵政省に行きましたときに、随分変わったなと思ったことがございました。私も昔の役人でございますから、恐らく各省とも大げんかをしておるのではないかと思っておりましたら、そうではございませんで、こういう国民生活の、経済だけでなくていろんな分野にまたがって各...全文を見る
11月28日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
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○国務大臣(平林鴻三君) 今、委員がおっしゃいましたプロバイダーの責任範囲をどのように定めるかというようなことも含めまして、基本ルールを整備する必要というのが急がれるわけでございます。  事業者やあるいは利用者が安心してネットワークを活用できるようにするためには基本ルールをきち...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ただいま寺崎委員が御指摘になりました事件でございますが、日本交信網有限会社がDSLサービスを行うためにNTT東日本の設備との接続を請求いたしました際に、日本交信網の設備のNTT局舎内の設置場所及びその設置のための調査費用の負担額につきまして、NTT東日本...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 確かに、おっしゃいますように、NTT側から妨害をするようなことは好ましいことではございませんで、公正競争を確保しながらIT社会を拡大普及していくという考え方におきましては、簡単に申しますと、瑣末なつまらぬ妨害をしたものだなという感じがいたします。したがい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 十一月二十七日にIT戦略会議が取りまとめられましたIT基本戦略というものが既に発表になっておりますが、その中で重点政策分野、これは第二の項目でございますが、重点政策分野の一に「超高速ネットワークインフラ整備及び競争政策」という項目がございまして、その(3...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ちょっとそのプロセスを申し上げたいと思いまして、しばらく御辛抱をお願いいたします。  他方、十一月十六日に郵政省の附属機関でございます電気通信審議会IT競争政策特別部会の第一次答申草案というのが発表されております。ここでは「紛争処理機能の拡充」という項...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) ただいまのユニバーサルサービスの問題は、今郵政省の電気通信審議会におきましてNTTのあり方とか競争政策全般について審議をしていただいております中で、ユニバーサルサービスの範囲というものを一体どういう範囲にするかとか、あるいはそれを確保するためにはどういう...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) IT革命を推進するためには、料金の低廉化を図るということは、これは一つの重要なポイントであろうと思っております。  郵政省は、十五年前にNTT、公社を株式会社に改組いたしましたときから、十五年間にわたっていわば競争政策をとって、そのために規制緩和も図っ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 森本委員の御指摘は私も同様に同感を持って拝聴いたしました。  今のこのNTTのあり方なり、あるいは競争政策のさらなる促進なりそういうようなことにつきまして、今ちょうど郵政省の電気通信審議会が審議中でございまして、十二月の下旬には第一次答申が出るというそ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 間違っていたかどうかということよりも、IT革命の進行状況がどのようなスピードになってきたかということが関心の対象になるのではないかと私は思っております。  やはり企業向けで光ファイバーが利用されてきた時代から、各家庭とかあらゆる方面にそういう光ファイバ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) インフラ整備の関係でございますので、私からお答えを申し上げます。  情報通信インフラの整備につきましては、申し上げておりますように、民間が主導的役割を担うということを原則といたしまして、政府は公正な競争の促進など民間の知恵と活力が十分に生かされるような...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 電気通信分野におきます競争を促進するためには、独占禁止法違反行為に対して積極的かつ厳正に対処していくとともに、違反行為の未然防止を図る観点から独占禁止法の適用に関するガイドラインを作成、公表することが重要であるという認識でございまして、この点は森本議員と...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第8号
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○国務大臣(平林鴻三君) ただいま議題とされました日本放送協会平成十年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書並びに監事の意見書について、その概略を御説明申し上げます。  本資料は、放送法第四十条第三項の規定により、会計検査院の検査を経まして国会に提出するも...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) まず、私の方からお答えを申し上げます。  ただいま鹿熊委員がおっしゃいましたような意見を、郵政大臣として平成十二年度のNHK予算に対して付したところでございます。これは、デジタル放送時代の受信料の体系につきまして短期的な問題としてとらえておるものではご...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 弘友委員がおっしゃいます規制改革委員会がNHKのBSデジタル放送をスクランブル化するということを検討中という話でありますが、私もそのようなお話は伺っておりますけれども、これは相当慎重に対処すべき問題だと思っております。  仮に、規制改革委員会の考え方に...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) NHKが有しております公共性というものを考えますと、NHKを維持運営するために徴収する特殊な負担金としての受信料制度、これを変えてしまいまして有料放送としての性格を有する料金制度を導入するということ、これはちょっと、NHKに期待されている例えば災害に対応...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私も総理大臣と同様に、国民の情報アクセスの重要性につきまして十分に認識をして今後に処していくべきだと考えております。
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃいますように、すべてのテレビを見る方が、聴覚障害のある方も楽に見られるようにという、それはもう我々が目指すべき当然の目標であると思います。技術開発がやはりどんどん進んでいくわけでございますから、さようなことが可能になるように、これからもその方面の...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) やはり相当お金がかかるということじゃないかと思います。
○国務大臣(平林鴻三君) 郵政省で従来やってまいりましたことを簡単に説明をいたしますと、平成九年の十一月十七日に字幕放送普及行政の指針の策定をいたしております。すなわち、「字幕放送へのアクセス機会の拡大に向けて」、そういう表題で一連の方針を定めたわけでございます。先ほど来話になっ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 国際比較の細かいことは、私も正直申して承知しておりません。  我が国の現状をもう一度整理して申し上げますが、NHKは先ほど申し上げましたようなことでございますが、民放のキー局では字幕放送に対する着実な取り組みを今進めておるところでございます。そのことは...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) おっしゃるような趣旨のことは既にずっと検討を続けておるわけでございまして、なるべく早くこういう字幕放送が完全に行えるように、普及するようにということの努力を続けてまいりたいと思います。
○国務大臣(平林鴻三君) 我々、国民の一つの目標として、障害者の方々にもあらゆる面でバリアフリーという考え方をとって福祉政策その他を進めていくということ、このことは共産党の宮本委員のお考えが恐らくほかの政党あるいは広く国民を通じての世論で高まっておることだと思っておりますので、今...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) デジタル化をいたしますと、一定の間デジタル放送とアナログ放送を並行して行うといういわば視聴者保護の政策を採用しておるわけでございます。また、受信機自体は大体八年ぐらいで買いかえるサイクルになっておるというのが実情のようでございますので、受信機の買いかえと...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 内藤委員のお話しの放送政策研究会でありますが、本年五月から、制度面を中心とした放送政策全般について検討することを目的として審議を開始いたしております。その中では、通信と放送の融合に対応した放送制度の整備や民間放送のあり方といった論点とあわせて公共放送のあ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 実は、私も初めの経過はよく承知しておりませんけれども、放送政策研究会では本年中に十回の会合を開催する予定でありまして、本年中に審議経過報告を取りまとめていただくという予定にいたしております。  当初は本年中に中間報告としてまとめていただく予定でありまし...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) この研究会は、めどとしては、五月に発足して二年間検討期間を予定いたしておりまして、したがいまして年明け以降も引き続き多角的に御審議をいただいて、今から申せばあと一年半検討期間が設けられておる、そういうことで御承知おきを願いたいと思います。
○国務大臣(平林鴻三君) この委員会の構成メンバーの方々のお考えで、中間報告という取りまとめを審議経過報告という形の取りまとめに変えられたということでございます。  したがいまして、いつごろ中間報告が出るとか、そういうようなことも委員の方々のこれからのお考え次第であろうと思いま...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 民放の方は、ただいま申し上げました放送政策研究会においてでございますけれども、民放連の放送計画委員会の委員長さん、朝日放送社長の広瀬さんでありますけれども、民放連からヒアリングを行ったところでございます。  その際、NHKのインターネットによる情報提供...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私、正確な表現は承知しておりませんけれども、今申し上げましたように、NHKのインターネットによる情報提供については、NHKが既に行っているホームページ的なものであれば問題はないがというそういう前提を置いて、それで放送番組等の動画を送ることについてはNHK...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 現在NHKがやっておりますインターネットのことについて、郵政省の見解をまず申し上げたいと思います。  現在、NHKがインターネットにより提供しております内容は放送番組の広報宣伝等であります。NHKからは、今後も当面現行放送法の範囲内でインターネットによ...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 放送と通信が融合しつつあるという時代におきまして、今後のNHKのインターネットの取り扱いというものは、確かに御議論をいただいて一定の結論を得るべきものと考えております。したがいまして、今、放送政策研究会の議論を踏まえて検討をさせていただきたいというぐあい...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 目下検討中というふうに伺っております。
○国務大臣(平林鴻三君) いろんな政府の附属機関、今申した規制改革委員会とか郵政省で申せば電気通信審議会とか、さような附属機関の審議の状況につきましては、それぞれの附属機関で委員の方々が相談されましてどのような公表の仕方をするかを決めていらっしゃるはずでございます。  電通審に...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) これはいろんなとり方があると思いますけれども、他方でいわば報道の自由と申しますかそういうようなこととの兼ね合いの問題がさまざまございまして、私がこれはけしからぬとかこれは結構だとかいうようなことは、行政を預かる立場におきましてはなるべく申さない方がいい、...全文を見る
○国務大臣(平林鴻三君) 私の考えは先ほど申し上げたとおりでございますから、そういうことで御理解をいただきたいと存じます。