弘友和夫
ひろともかずお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月20日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号 議事録を見る | ○弘友分科員 新進党の弘友和夫でございますけれども、去る一月十七日に発生いたしました阪神・淡路大震災から一カ月経過いたしまして、亡くなられました五千四百名を超える皆様方に、ここで改めて御冥福をお祈り申し上げ、また御遺族の皆様に心からのお悔やみを申し上げます。また、負傷された方々、...全文を見る |
○弘友分科員 今大臣お答えいただきましたように、やはり本格的な復興をやっていくのも当然だと思うのです。また、やはり時間との勝負という部分もあると思うのですよね。それでなくても神戸港、台湾・高雄だとか韓国・釜山だとか、そこら辺と競争が激しくなっておるという状況から見ますと、やはり早...全文を見る | ||
○弘友分科員 もちろん神戸港、現在ある神戸港の代替でございますので、今言われたところもやはり整備していかないといけないと思うのですけれども、既に、聞くところによりますと、北九州港でもコンテナの取り扱いというのは急増しておりまして、一月二十六日から二月九日までの十五日間で見ますと、...全文を見る | ||
○弘友分科員 今大臣お答えのとおり、今からの、特に東南アジアに対する拠点というのは、やはり九州になってくる。今、この大震災、神戸港の復興ということでございますので、それは当然やっていかなくてはならない。 それと同時に、震災ということだけじゃなくて、東南アジア等にらみましたら、...全文を見る | ||
○弘友分科員 それでは、今度、鉄道の復旧支援についてお伺いをさせていただきたいと思います。 今回、この地震で大きな被害を受けましたJRや民鉄の関係が十二社ございますね。その被害総額が、というか、復旧に要する費用が、JR関係で千二百八十億、それから民鉄関係で二千二百五十億の合計...全文を見る | ||
○弘友分科員 低利融資、超低利融資ということであれなんですけれども、大体今どれぐらいなことで考えられているんですか。(亀井国務大臣「三・七五です」と呼ぶ)三・七五。超低利融資、今どうなんですかね、三・七五というのは、もっと一般的には低い金利というか、ほかのあれに比較しますと、三・...全文を見る | ||
○弘友分科員 最後に、あわせて税制面でのこの御支援というのを、時間がありませんのでまとめてお尋ねします。 例えば国税の法人税でありましたら、災害復旧工事に係る修繕引当金について、新潟地震また十勝沖地震のときの個別通達に準じた取り扱い、及び同引当金の見積もり方法の弾力化というよ...全文を見る | ||
○弘友分科員 ぜひとも国税、地方税、これはやはり公共的なものでもございますし、一般的、民間のものではございませんので、やはりそこら辺も内容をよく見ていただきまして、できるだけの御支援というのを大臣の方でもやっていただきたい、このように要望いたしまして、終わりたいと思います。 | ||
02月25日 | 第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○弘友委員 新進党の弘友和夫でございます。 今回の五千四百名を超える方々が亡くなられました阪神・淡路大震災、本当に想像を絶する未曾有の大被害を目の当たりにしまして、対応のおくれやなすすべもなかったことに対しまして、これはひとり総理の責任だけではなく、政治も行政も私たち政治家も...全文を見る |
○弘友委員 そこが、だから問題じゃないですか。今の御答弁では、六時ごろニュースで知りました、六時十五分ごろ秘書官から連絡がありました、情報を絶えず報告しろと。七時半ごろもう一度秘書官から、防災局としては甚大な被害が発生している可能性があるから非常災害対策本部を設置したい旨、そうい...全文を見る | ||
○弘友委員 官房長官は連絡をとられていますよね。七時四十分ごろ総理に連絡をとられて、それで非常災害対策本部を設置したいと。それは、非常災害対策本部の長になる国土庁長官とどういう連絡をとられて話し合われたわけですか。 | ||
○弘友委員 いや、国土庁長官と直接連絡をとられたんですかということをお聞きしているんです。 | ||
○弘友委員 今、非常災害対策本部を設置するという政府の実質的な意思決定があった、このように言われましたけれども、じゃ、その七時半の時点で非常災害対策本部を設置しようと――役所の方が、これは大変なことになる、非常災害対策本部を設置した方がいいですよ、こう進言をされた。国土庁長官は、...全文を見る | ||
○弘友委員 だから、それを言っているわけですよ。長官が、じゃ、非常災害対策本部を設置しよう、この決意をして官邸に連絡されているのであればいいですよ。(発言する者あり) 今後の問題があるでしょうが。危機管理の問題なんですよ。いいですか。今言っているのは、総理が知られて十時の閣議で非...全文を見る | ||
○弘友委員 私が聞いているのは、だれが連絡したかと言っているのじゃないのですよ。国土庁長官が、じゃ、非常災害対策本部を設置しようという決意をしたわけじゃないでしょう。国土庁長官は、官邸に連絡してよく相談してみてくれ、こう言ったわけでしょう。 | ||
○弘友委員 じゃ、閣議が行われないと非常災害対策本部は設置できないのですか。 「非常災害対策本部の設置」、第二十四条、いいですか、「内閣総理大臣は、国家行政組織法第八条の三の規定にかかわらず、臨時に総理府に非常災害対策本部を設置することができる。」これは閣議にかけないでも非常...全文を見る | ||
○弘友委員 だから、その設置そのものは閣議にかける、だけれども、判断をする、非常災害対策本部をつくろう、このように決意したのは、決意というかこれを決めたのはどなたなんですか。国土庁長官なんですか、官房長官なんですか、総理なのですかということを聞いているのです。 | ||
○弘友委員 総理は、今までの答弁でも出ておりますけれども、朝六時のニュースで、テレビで知りました、これは大変なことになるんじゃないか、秘書官の方に連絡をした、秘書官の方に連絡して、情勢を把握して報告してほしいと。第一報が参りましたのが七時半ごろですね。こういうふうに……(発言する...全文を見る | ||
○弘友委員 それを聞いているのじゃないのです。総理が六時のニュースで知ってすぐ秘書官に連絡をして、調査をして情報を上げてくれと。だから、秘書官がそばにおられたのですかということを聞いているのです。 | ||
○弘友委員 今、秘書は、秘書の方はどこにおられたんですかと聞いているんです。 | ||
○弘友委員 いや、だから、もちろん常時とれるんだと思いますよ。だけれども、六時のニュースで知った、直ちに――じゃ、そのときはいらっしゃらなかったわけですね。その連絡を総理の方からとられたわけですか。 | ||
○弘友委員 何でこういう細かいことを聞いたかというのは、それは大事な、要するに初動態勢、危機管理の初動態勢、これは総理が一番の責任者ですから、その責任者の周りに、ニュースで初めて震災を知って、自分から連絡をとって、自分から秘書官に連絡をとらないと情報が上がってこない、各大臣からも...全文を見る | ||
○弘友委員 総理が早起きで六時のニュースを見られたからよかった。それがなかったら七時半まで、じゃ総理は何にも知らないで。だれもいらっしゃらなかったわけでしょう。どうですか。要するに、総理の周りに連絡がなかった、だれもいなかったということが明確になったわけですけれども。 それと...全文を見る | ||
○弘友委員 前段は確かにそのとおりだと思います。だけれども、はっきり、ここにいます東議員への予算委員会での答弁の中で、「何もこちら側の、政府の中に混乱があったという意味で申し上げたわけではないのでことあるじゃないですか。現地ももちろん混乱しているかもしれない、そういう状況であるか...全文を見る | ||
○弘友委員 時間が参りましたから終わりますけれども、その当時の状況というのは、だから、地元も混乱があるけれども、政府も混乱しているじゃないですか。初動態勢、地元よりも四時間もおくれているんですよ。まあ、総理が取り消さないのであれば、またの機会にさせていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
03月16日 | 第132回国会 衆議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○弘友委員 新進党の弘友和夫でございます。 ただいま議題となっております国家公務員災害補償法の一部改正案に関連して、最初にお伺いしたいと思います。 今、阪神・淡路大震災、大変な被害が出ておりまして、この被災者の中には当然公務員の方もおられたわけで、報道によりますと、海上保...全文を見る |
○弘友委員 それでは、今回の場合は災害が早朝に起きまして、国家公務員の方が一たん役所なり何かに行って、職務命令によって出れば当然職務遂行中という形になると思うのですけれども、役所等に行くまでに、多くの方が災害に遣われている、自分の立場としてこれを救出しないといけないとか、そういう...全文を見る | ||
○弘友委員 だから、そういうケースの場合に非常に難しい判断になってくると思うのです。今回の海上保安庁の方は明らかな過労によるクモ膜下出血だということで、今までの例でしたら認定までに一年かかったり、かなりいろいろする、そういうような例があるわけですが、今回は直ちにそれを認定されたと...全文を見る | ||
○弘友委員 それでは、そうしたボランティア活動も含めて、災害補償ということの制度が早急に確立されますようにぜひ政府の方でもお願いしたいと要望いたしまして、次に移りたいと思います。 ここで、公務員の服務という観点、それから、先日来問題になっております大蔵省と東京協和の前理事長の...全文を見る | ||
○弘友委員 誤解というよりも、今から御質問しますけれども、じゃこの二団体の概要、設立の目的だとか業務内容、役員構成、それから法務省のOBの数、役職員、それから全員数とか、また、指導するために派遣されたと言いましたけれども、じゃ何人の職員の方が、だれの命令で、いつからいつまで、どの...全文を見る | ||
○弘友委員 今の御答弁ですと、いかにもその二つのグループが任意の、任意というか民間の発意でもって自然的にできたというような印象の御答弁だったのですけれども、私はそうじゃないと思うのですね。 この報道によりましても、一昨年の十二月に「入管と語る会」というのが開かれ、法務省の役所...全文を見る | ||
○弘友委員 では、法務省の方にお尋ねします。 これは公務として派遣されていたということですね、命令によって。 | ||
○弘友委員 意味はわかるのですけれども、こういう例はたくさんあると思うのですね。まあ行政補完型というのですか、行政の手をとらないでその事前にいろいろなことをやっておけばいい、そういう例はある。 だけれども、じゃ、そうした民間の会社とか団体がぜひ来てくれという要請があれば全部行...全文を見る | ||
○弘友委員 だから、意味はわかる。じゃ、合理化が進むのであれば何をやってもいいか、便利になるから、非常に法務省の手を省けるからいいかということが残ると思うのです。 これは団体の方も認めておりますけれども、要するにブラックリストですね、これを法務省の職員以外の方にチェックさせて...全文を見る | ||
○弘友委員 先ほどは、要するに事務を合理化するというか、非常にこれはすばらしい団体だ、こう言われて、今の御答弁では、過大に期待をし過ぎた。キーボードをたたかした。要するに、天下りのOBの方が団体それぞれにおられる、そういうところからこれは始まっているんじゃないですか。そこら辺のけ...全文を見る | ||
○弘友委員 今重要な書類ではないと言われたんですか、重要な書類だと言われたんですか。(書上説明員「重要であります」と呼ぶ)だから、そういう重要なものを民間の人が扱うというのが問題だ。法務大臣は、きのうの段階では処分も考える、このように言われているわけです。じゃ、それはどういうもの...全文を見る | ||
○弘友委員 法務省が指導して将来こういう公益法人をつくるんだということで、それが天下り先になるからつくるんだということはもちろんないわけですけれども、目的があるのでしょう。行政の補完的あれをするんだということで公益法人をつくる例というのはたくさんあるわけですね。そういうことが果た...全文を見る | ||
○弘友委員 今私がお聞きしたのは、行政手続法上からいって、命は任意団体ですが、ここの会社なり団体を通してくれば早いですよ、今まで手続が三カ月かかったものが半分で済みますよ、そうでなければ遅いですよ、こういうことがいいのかどうかということをお伺いしているわけですよ。 | ||
○弘友委員 時間がなくなりました。公益法人全体のあり方というか、今問題となっております行政改革の例えは特殊法人、先ほど申しましたように、特殊法人を整理合理化してもそういう公益法人に移っていくというか、そういう状態になれば、何のための行政改革なのかという問題になるわけです。 と...全文を見る | ||
○弘友委員 今月いっぱいで公益法人も基準が明確になるということでございますので、ぜひそういう点も含めて、政府におきましては対処していただきたい。 終わります。 | ||
10月19日 | 第134回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○弘友委員 新進党の弘友和夫でございます。 まず、用意してきた質問に入る前に、けさの新聞各紙に一斉に報道されておりました宝珠山防衛施設庁長官のきのうの発言について、官房長官、また防衛庁長官もおられますので、一点だけちょっとお伺いしたいと思うのです。 昨日、宝珠山防衛施設庁...全文を見る |
○弘友委員 宝珠山長官につきましては、昨年の九月九日にも沖縄で基地を視察した際、沖縄県民は基地を受け入れて共存、共生すべきだ、こういう発言をされて猛反発があった、これに対して陳謝をしたという経過がございます。今官房長官言われたように、沖縄県民の今までの苦しみだとか悲しみ、怒り、そ...全文を見る | ||
○弘友委員 ただいま総務庁長官から、官官接待は行わない、そういう取り決めをして通達を出した、このように言われたわけですね。今いろいろ論議される中で、こういうことも必要悪だとか、情報交換するのに多少いいのではないかとか、いろいろな、実態としてすぐやめられないとか、地方においても。い...全文を見る | ||
○弘友委員 それで、先ほど長官も触れておられましたけれども、一つの例として取り上げたいんですが、昭和三十八年に、地方自治法施行規則の一部を改正する省令というので、それまでは、昭和三十八年までは四十三節あった支出科目というのが二十八節に整理統合された。この結果どういうことが起こった...全文を見る | ||
○弘友委員 最後の方はちょっとわかりにくかったのですが、確かにその時点では規模とか予算、何というか、執行する上において複雑でありますわね、科目が多いというのは。だからそれを少なくしたんだということはわかるのですけれども、現実に今行われている問題というのはそこら辺が非常にあいまいに...全文を見る | ||
○弘友委員 時間がなくなりましたので終わりたいと思うのですけれども、モラルの問題で済むんだったら、今監査機能は強化すると言われましたけれども、実際、監査機能の問題ももちろん大きな問題だと思うのですよ。外部監査を入れてみたりいろいろしないと、今の監査機能では、本当に監査が非常に問題...全文を見る |