広中和歌子

ひろなかわかこ



当選回数回

広中和歌子の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
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○広中和歌子君 随分もう既にお答えいただきましたんですけれども、私は三十年近く前に私自身がアメリカに留学しておりますので、そのときの経験などと対比しながらちょっと数点聞かせていただきたいと思います。  まず一番最初に、日本の大学の国公私立四百六十校あるうちの、そのリストが存在し...全文を見る
○広中和歌子君 日本にもないんですよね。日本の大学生が受けるんでも細かなことになるとなかなかリストもないんで、それはぜひ必要なんじゃないかと思います。  それから、宿舎の問題のことに絡みましてそうなんですけれども、アメリカの場合では、留学生を受け入れるというのは、留学生に便宜を...全文を見る
○広中和歌子君 それもいわゆるミックスした、日本人と外国人、しかもシンガポール人だけじゃなくてさまざまな人種がまじった留学生ですか。
○広中和歌子君 確かに日本では、例えばイギリスとかアメリカでも一部のアイビーリーグなんかでは学寮制度というものを持っておりまして、例えば浩宮様が英国に留学なさったというのは、学寮に住まわれて、そしてイギリス人と一緒に生活をなさったということがあるわけですけれども、そういう点ではシ...全文を見る
○広中和歌子君 私費留学生の場合には大学単位で、私が留学しましたときには大学単位で学生のための健康保険があったんですけれども、日本ではございませんか。
○広中和歌子君 それから本当にこれはケース・バイ・ケースだとは思いますけれども、個人で、つまり健康保険が支払われない場合の医療費の高さを聞いて驚きました。  それから、身元保証人についてでございますけれども、大使館と現地の身元保証人についてちょっと何かおっしゃっておりましたけれ...全文を見る
○広中和歌子君 それから滞在期間の延長について触れられましたけれども、これはまだ学位を取得するためにもう少し予定した期間よりも滞在の延長が必要であるということなんでございましようか。それとも卒業後経験のために一、二年就職をして社会的な体験を積みたいと、そういう理由でございますか。
○広中和歌子君 または少なくとも学校側がきちんと勉強しきちんとした成績をとっているということを保証すると。
○広中和歌子君 それはないと困るんじゃないんですか。
○広中和歌子君 確かに成績の判断をするのは入管局の権限じゃないと思いますけれども。  それから、学位についてたびたびおっしゃいましたけれども、これは学位と言った場合には大学院の資格ということでございますか。
03月25日第108回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第4号
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○広中和歌子君 どうも大変に興味深いお話ありがとうございました。質問させていただきます。  都市にいながら田舎に住んでいるような感覚で一戸建てを要求するということ、一戸建ての家に住みたいといったような人が非常に多いというようなこと、その意識改革が必要だという御指摘は大変いいこと...全文を見る
○広中和歌子君 都市景観ということでちょっとお伺いいたしますけれども、確かに高層化といいますと一様に高い建物ということになりがち、今までは少なくともそうであったわけですけれども、かなりボストンの場合なんか見ますと五階建てであるとか、それからそのすぐそばに二十五階建てというようなこ...全文を見る
03月26日第108回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○広中和歌子君 最初に、ただいま提示されております法律の一部改正について御質問させていただきます。  在外公務員の数は、六十一年十一月現在二千百三十九名と伺っております。このうち既婚者は千九百四十一名、うち家族同伴者千七百七名、単身赴任者二百三十四名、またそれ以外に独身者百九十...全文を見る
○広中和歌子君 採用の際に、多分独身のときに採用なさるんだろうと思いますけれども、妻帯者の場合には妻の職業などについては配慮なさっているのでございましょうか。
○広中和歌子君 次の質問に移らせていただきます。  我が日本の大使館の館員数というのは、各国が東京に置いている大使館の館員数に比べて大幅に下回っているということが指摘されておりますけれども、外交官は人数でないとおっしゃるかもしれませんけれども、やはり仕事量にも限界があるというよ...全文を見る
○広中和歌子君 本法案の一部改正というのは海外勤務の外交官についてのものでございますけれども、それは海外勤務の際、在外公務員が本俸のほかに在勤基本手当とか住居手当などを支給されるのは、外交官としての体面を維持しつつ外交活動を遂行するために必要である、そういうようなことは十分承知し...全文を見る
○広中和歌子君 その場合、例えば家庭にお招きするといった場合、それは外国では当然やっていらしたことだろうと思いますけれども、それに関するリーインバースメントというのはあるのでございますか。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に、環境問題についてお伺いさせていただきたいんですけれども、この二月二十七日に東京で行われました国連環境特別委員会で、環境と開発の調和を目指す東京宣言を発表、そして閉会いたしたわけでございますけれども、この宣言によりますと、地...全文を見る
○広中和歌子君 ただいま、因果関係についてですけれども、不確実な要素もあるし、それから未確定だ、検討中であるといった御意見が多かったと思いますけれども、実際に来る三月三十一日ですか日米専門家会議が開催される。そのときに当然この会議ではフロンガスとオゾン層の破壊の因果関係について議...全文を見る
○広中和歌子君 一九八五年三月に、オゾン層保護のための国際協力の基本的枠組みを定める条約が採択されたわけです。  これで外務省の方に伺いたいんですけれども、オゾン層保護条約とは具体的にどういう内容を持っているのか。そして現在、八五年の三月二十二日に作成されたのに未発効となってい...全文を見る
○広中和歌子君 その辺に関しましては、まだ現在の段階では結論が出ていないということでございますか。
○広中和歌子君 日本は工業先進国であり、そういう点でリーダーシップというのは非常に期待されているわけなのでございますけれども、特に最近の貿易摩擦、けさもニュースを聞いておりましたんですけれども、下院の歳入委員会で包括的貿易法案が可決されたというようなことも聞くわけでございます。そ...全文を見る
○広中和歌子君 最後にちょっと。  因果関係がはっきり証明されてから手を打つというふうにしておりますと、何か後手後手に回るような気がするわけでございます。フロンガスが産業界にとって非常に重要な品であり、しかも代替物質が今のところ発見されていないという現状の中で、特に通産省のお立...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
05月11日第108回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  きょうは予算委員会での処女質問でございます。しかし、この処女は大変に年を食っておりまして、長年日本の政治、また社会のあり方についてさまざまな素朴な疑問を持っておりましたので、それを一政治家としてよりもむしろ消費者、一...全文を見る
○広中和歌子君 しかしながら、アメリカ人の日本への感想というものは、日本はこれまでツーリトル・ツーレート、余りにも小出しに、そして余りにも反応が遅かったではないか、そういういら立ちがあるわけでございますけれども、そうした中で貿易黒字というのはどんどん日本の場合累積 されておりま...全文を見る
○広中和歌子君 もしそれが事実で百四十円台でとまれば大変結構だと思いますけれども、例えば百二十円を割ったらどうするか、そういったような経済政策、長期にわたる見通し、対策、そういうものをお持ちでいらっしゃいますでしょうか、大蔵大臣お願いいたします。
○広中和歌子君 黒字削減の具体的なタイムテーブルというものはお持ちでございましょうか。そういうことなしに円がこれ以上上がらないという保証はあり得るのでしょうか。もちろんトップレベルでの友情とかさまざまな配慮、そういうものもあると思いますけれども、このまま黒字がふえ続けましたときに...全文を見る
○広中和歌子君 ただ、アメリカ人の場合、私はアメリカをよく知っているわけではございませんけれども、しかし、例えばアメリカ人が具体的と言ったような場合には、ゲップハートの条項のように、例えばことしはどのくらい黒字を減らすといったような具体的な数字ではなかろうかと思いますけれども、そ...全文を見る
○広中和歌子君 そういう中で、いわゆる投機筋などの活躍もございましょうし、本当に難しい事態だろうと思いますけれども、私どもとしては本当に危機感を持っているわけでございます。ただいま総理もおっしゃいましたように、アメリカでは、アメリカ自身が何をするべきかということを意識し始めている...全文を見る
○広中和歌子君 輸出で安く出しまして、そして日本の消費者がそのために損をしている、そのような事実はございませんでしょうか。
○広中和歌子君 私、二十年ぐらい前でしたか、ヨーロッパで車を買いまして、三カ月ぐらいドラィブをいたしまして、ドイツの車でしたけれども、そのまま私どもと一緒に船に乗ってニューヨークの港に着きまして、そしてそのままアメリカ国内をドライブできた。そのように非常に簡素化されております。 ...全文を見る
○広中和歌子君 日本側としてはそれぞれ理由があると思うのでございますけれども、通産省のこれまでの、入るのは難しくし出るのはやさしくするといったような政策は、やはりこれから変わっていくのでございましょうか。
○広中和歌子君 一つの案といたしまして、例えば空港に免税店がございますけれども、そこで外国製品を免税で売るとか、あるいは大阪の堺とか長崎の出島でもどこでもいいんですけれども、フリーポートみたいなものをお設けになるような案はいかがでございましょうか。経済企画庁長官にお伺いいたします...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど総理は、日本人として、アンフェアだと言われるということは本当に恥ずべきことだ、そのようにおっしゃいましたけれども、私も同感でございます。アメリカにとりまして自動車というのは、日本の米に、農産物に当たるものではなかろうかと思います。しかしながら、日本の車はかつ...全文を見る
○広中和歌子君 私は、アメリカのプレッシャーがあるから農産物を自由化しているということではございませんで、少し消費者の立場、また農民の立場からもお考えいただいたらどうかと思います。  まず消費者の立場でございますけれども、日本人は非常に高いものを食べております。アメリカの例えば...全文を見る
○広中和歌子君 外国人と話しますとよく言われるんですけれども、日本には消費者の声はあるのかなんて言われます。消費者の立場に立っていろいろ見ますと、不便なことがいろいろございます。例えば銀行なんかですと、入るは歓迎、出るのは渋い顔みたいなところがございまして、例えば短期金利はほとん...全文を見る
○広中和歌子君 企業内の調整、つまり弱い者を助けるという名目でそのような非常な気配りがなされるということは、私は大変に結構なことだと思いますけれども、ついでなら同じような気配りを例えば海外への輸出に関しましてもなさっていただければ、このような過度な貿易摩擦というのは避けられたので...全文を見る
○広中和歌子君 そのほか、庶民の立場からもっと自由化していただきたいことがいろいろあります。例えばキャッシュカード、週末とか、それから夜も銀行を遅くあけていただきたいとか、つまり働く女性がふえ始めて、主婦が家庭にいるということが非常に少なくなっている時代でございます。時代に応じた...全文を見る
○広中和歌子君 それでは郵政大臣にお伺いいたします。  ともかく自由化の波が少しずつ日本にも入ってきているということは大変に評価いたしますわけですが、電気通信サービスにおきましても昭和六十年四月から自由化になり、企業向けのサービスが始まりまして料金も下がった、二割から三割下がっ...全文を見る
○広中和歌子君 長距離電話なんでございますけれども、非常に料金が安くなることが望まれるわけでございます。つまり非常に核家族化しておりまして、例えば両親が田舎にいて子供の世代が都会にいるというようなこともございます。それから単身赴任といった個人的な理由もございますし、それから企業の...全文を見る
○広中和歌子君 大いに期待しております。  それで、今度内需拡大について具体的にお伺いさせていただきます。  内需拡大の大きな柱として挙げられておりますことの一つに住宅建設があるわけでございますが、いろいろ問題も多いようでございます。アメリカと比較して大変恐縮でございますけれ...全文を見る
○広中和歌子君 家を建てたい人、お金も使いたいと思っている人はあると思うのでございますけれども、余りにも土地が高くて、本当に土地に建設費の八割ぐらいとられてしまうというような状況があるわけでございます。土地問題は政策の問題であるという指摘があるわけでございますけれども、これについ...全文を見る
○広中和歌子君 それが具体化することを期待しているわけでございますけれども、今最初に御指摘になりましたように住宅問題、土地問題というのは確かに地域格差があるわけでございます。  日本人の住宅取得率、持ち家比率というのは七割ぐらいでございますからかなり高いとか、それから広さも平均...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど経企庁長官がおっしゃいました農地の宅地並み課税ということについて、私の考え方を言わせていただいてよろしいでしょうか。  私は、むしろ緑地化とか公園化を推進するような方向で行った方がよろしいんではないか。例えば私が生まれ育ったこの東京を見ておりましても、比較...全文を見る
○広中和歌子君 具体的に安く住宅地または住宅、ビルの中の住宅で結構でございますけれども、そういうものを提供できる、そういう政策はございますのでしょうか。今のままですと非常に高いから、小さくて単身者しか住めない、あるいは大金持ちしか住めない。そういうような大都会というのは、例えばサ...全文を見る
○広中和歌子君 いや、だから、だれが田舎のネズミになりだれが都会のネズミになるかということだろうと思いますが、私は郊外に住んだことがあり、それなりに楽しんだわけでございますけれども、夫が都会に住み、私と子供が田舎に住むというのは余り健全な家庭の形とは思えないのでございますが。
○広中和歌子君 済みません、天野建設大臣のことをすっかり忘れておりました。どうも。
○広中和歌子君 現状、民有地でございましたらもうどんどん上がっておりまして、そしてそこに住宅なりビルなりを建てると、もっと安く提供しろと言ってもそれはできない相談ではなかろうかと思いまして、私もっと安い土地がないかと思って山手線に乗ったり、それから足で歩いてみたりしたわけでござい...全文を見る
○広中和歌子君 大変にすばらしいことで、ぜひ推進していただきたいのでございますけれども、今度は鉄道の上はどうなんでございましょうか。
○広中和歌子君 この点に関しまして、法制局長官の御見解をお願いいたします。
○広中和歌子君 橋本運輸大臣もおっしゃいました点を踏まえ、そして法制の点におきましても前向きに考えていただくことが非常に望まれるわけでございます。と申しますのは、地価の高騰というのはやはり供給をふやさなければ抑えられないというふうに思います。庶民が都心またはその周辺に住宅を取得す...全文を見る
○広中和歌子君 ついでと言っては恐縮ですけれども、文部大臣の御見解を。それに関する教育ですね。
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  では労働時間の短縮についてお伺いさせていただきますけれども、週休二日制の実施、これはどの程度進む予定なんでございましょうか。
○広中和歌子君 労働大臣のお考えはいかがでございましょうか。
○広中和歌子君 学校の週休二日制について文部大臣にお伺いいたします。
○広中和歌子君 私は、親も子供も一緒に休めるような週休二日、休めるような社会を希望しておりますが、もう時間がございませんので急ぎまして、国有林を民間に開放するということについてお伺いいたします。  まず国有林の特別会計の実態についてお話しいただければありがたいと思います。
○広中和歌子君 ゴルフ場なんでございますけれども、これは若者だけではなくて老人もできるスポーツということで私も最近始めたいと思っているわけでございますけれども、大変に高くてやりにくい。そういうようなことで、ぜひ地域社会への貢献、発展というのでしょうか、そういう見地からもぜひこの国...全文を見る
05月21日第108回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○広中和歌子君 最初に、アジア=太平洋郵便連合憲章に関しまして質問をさせていただきます。  郵政省にお願いいたします。郵便料金の中で、航空便とそれから船便があるわけでございますけれども、航空便はいつごろできましたのでございましょうか。
○広中和歌子君 戦後でございますね。そのときの航空運賃の一般的な値段なんでございますけれども、私が何となく覚えておりますのは、昭和三十二、三年ごろ、例えば日本からアメリカまでの往復運賃が千ドルだったと思うのでございます。現在その料金は二千ドル近くで、倍にしか上がっていないわけでご...全文を見る
○広中和歌子君 日本の場合はその最低グラム数を十グラムとお定めになったということでございますか。
○広中和歌子君 それから日本国内における書状の最低グラム数はお幾らでございましょうか。
○広中和歌子君 二十五グラムでございますか。私、航空便は非常に高価なものでという意識がございまして、かつてでございますけれども、オニオンスキンの非常に航空使用の薄い便せんを使って、そしてまた航空使用の薄手の封筒を使って、そしてようやく十グラム。それも一枚か二枚ぐらいしか使えないと...全文を見る
○広中和歌子君 私どもは、航空便で外国に手紙を出すということが最近では余り特別なことでなく、いわゆる手元にある普通の便せんで手紙を書いて、そして普通の封筒、日本国内で使っているのと同じようなそういうものを使って、そのまま、いわゆるミニマムと言うんでしょうか、の料金切手を張れれば非...全文を見る
○広中和歌子君 時代が変わって、例えばロングディスタンス、電話一つにいたしましても、いわゆる市内とそれから長距離との値段の差というものが非常に大きかったり、そういうようなことについては不満を持っている人があるんじゃないかと思いますけれども、書状の場合も、かつて航空運賃が非常に高価...全文を見る
○広中和歌子君 と同時に、消費者にも安定した価格でそういう商品を供給する、そういうふうに考えてよろしゅうございますか。
○広中和歌子君 このような国際協定を行っている品目にどのようなものがございますか。
○広中和歌子君 すずとゴムに関しましては加工度が非常に強いものですから、私は一消費者としてどの程度原料に上乗せされた値段でもって我々の手元に入るかということがわかりにくいんです。例をコーヒーみたいなものにとりますと、こうした価格調整というんですか、国際レベルの価格調整が我々が飲む...全文を見る
○広中和歌子君 私は、喫茶店でのコーヒーはいろいろな付加価値というものがありまして、それは消費者に選択の余地があることでございますからよろしいのでございますけれども、コーヒーというと、私どもコーヒー豆を買ったり、せいぜい加工としてもひいたものを買う、そういったものでございますので...全文を見る
○広中和歌子君 私は小さなことを、例えば一つコーヒーならコーヒーを取り上げてどうこうと申し上げたくはないのでございますけれども、今、海外からの市場開放ということが言われる中で、せっかくの円高メリットを消費者が享受していないという声が非常に多く聞かれるものでございますから、このよう...全文を見る
○広中和歌子君 くどいようでございますけれども、例えばアメリカで一ポンド缶を買いましたときの値段は二ドルから三ドル、品質によるとおっしゃればそれまででございますけれども、昨日私が買いましたコーヒー一缶が千三百円でございまして、約十ドルに近いということでございます。同じコーヒー豆を...全文を見る
○広中和歌子君 つまり、生産量の現状の凍結と、それからフロンガスが大気中に放出しないような回収技術、代替品の開発など、そういうことに重点を置かれているということでございますか。
○広中和歌子君 このフロンガスが非常に工業製品のさまざまな分野で使われておりますところから、企業からの反発なんかもあると思うのでございますけれども、そういうものを押して、今度環境計画の議定書ができますときに賛成なさるおつもりなのでございましょうか。
○広中和歌子君 続けてお伺いいたします。  ODA関係でお伺いいたします。  倉成外務大臣、四月の下田会議で、私、演説を伺ったわけでございますけれども、大変格調の高い演説でございまして、改めてまた原稿を読ませていただいたわけですけれども、世界の中における日本としてとるべき姿勢...全文を見る
○広中和歌子君 日本の援助予算でございますけれども、世界各国、特に先進諸国の中においてはどのような位置を占めるのでございましょうか。
○広中和歌子君 アメリカはいかがでございましょうか。
○広中和歌子君 そういたしますと、日本のGNPが非常に伸びている中で今〇・二九%。そして今後倍増計画が本当に確実に実施されますとかなりの量の援助がなされるということでございますか。
○広中和歌子君 援助対象国でございますけれども、額からいいまして、または比率からいいまして一番重点的なところはどちらなのでございましょうか。
○広中和歌子君 ということは、援助が非常にアジアが中心であるというふうに理解してよろしゅうございますか。
○広中和歌子君 今ちょっと資料がなくなっちゃったんですが、新聞でけさがた読んだのでございますけれども、アメリカのワシントンで開かれました援助に関する国際会議におきまして、アメリカ側から、日本の援助をアジア中心でなく、もうちょっと戦略的な意味で世界に広げてほしい、つまり中南米など経...全文を見る
○広中和歌子君 海外援助全体でございますけれども、どこにどれだけというのはどういう形でだれが決めるのでございますか。
○広中和歌子君 つまり現地サイドがお決めになるということでございますけれども、それは相手国、つまりそれぞれの政府を通じて要請があるということでございますか。
○広中和歌子君 それから自助努力ということでございますけれども、例えばマッチングファンド的なことをやっているのでございますか。
○広中和歌子君 それにいたしましても、日本がどのような形で海外援助を行っていくかということでの総合的な審議会みたいなものはあるのでございますか、しかも継続的な、それについてお伺いします。
○広中和歌子君 各省庁に所属した審議会というのはあるのでございますか。幾つかの省庁がこの援助を行っているわけでございますね。
○広中和歌子君 非常に流動的な感じがいたしまして、ある意味ではすばらしいことなんだろうと思いますけれども、総括的にどういうふうにお金が使われているかというのを見る人はだれなのでございましょうか。
○広中和歌子君 非常に分権的であるというふうに理解してよろしいわけですか。
○広中和歌子君 特に、こうあればもっと効果的にといったようなことが現体制でございますか。
○広中和歌子君 非常に大切なのはそういう援助に携わる人材であろうと思うのでございますけれども、今の段階で、そういう専門家、さまざまなレベルの専門家があると思いますけれども、現在専門家として活躍していただける方、それから今後養成しなきゃならない方、いろいろあると思うのでございますけ...全文を見る
○広中和歌子君 そういう専門家ですか、何人ぐらいいらっしゃいますか。
○広中和歌子君 こんなことを言っては大変失礼でございますけど、外務省の手が届かないような地域というのがございますよね、公館を置いていらっしゃらないようなところ。そういうようなときに、よく商社とか現地に派遣されている企業などが情報を提供するというようなこともあると思うのでございます...全文を見る
○広中和歌子君 情報のことです。
○広中和歌子君 それではちょっとNGOのことを伺わせていただきますけれども、NGOに割いていらっしゃる予算は幾らぐらいなんでございましょうか。パーセンテージで伺いますと。
○広中和歌子君 これは想像でございますけれども、ハードウェアを伴ったような、つまり橋をかけたり建物を建てたりといった援助に比べまして、非常に額としては少ないのではないかといった印象を持つのでございます。  ぜひこれ提案させていただきたいのは、こういうボランティアグループの活用と...全文を見る
○広中和歌子君 そのお考えは大変に御立派だと思いますのですけれども、日本のボランティア活動を全体的に見ましても、どちらかというとこれから育てなければならないといったような状況にもある。既にすばらしい御活躍をしておられるグループはいろいろあると思いますけれども、そういう中にありまし...全文を見る
○広中和歌子君 ついでに海外青年協力隊のことでお伺いいたしますけれども、倉成大臣は第百八国会の外交演説の中でアフリカとの関係について所信を述べられましたが、ちょっと引用させていただきますと、   アフリカにおいては、依然、構造的食糧不足や、累積債務を初めとする深刻な経済困難が続...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。大変夢のあるプロジェクトでございますし、また必要なことでございますので、ぜひ多くのお金と、そして人力というんですか、ノーハウを投入していただきたいと思うわけでございます。  次に、日本の海外広報活動についてお伺いいたします。  先...全文を見る
○広中和歌子君 やっぱり少ないとお思いになりませんか。
○広中和歌子君 それで、どのような項目でその少ないお金をマネジしていらっしゃるのでございましょうか。
○広中和歌子君 変な質問でございますけれども、いわゆるロビー活動なんというものはその中に入っているのでございましょうか。これはアメリカに対してでございます。
○広中和歌子君 この前、二月でございましたか、アメリカに参りましたときに、日本の評判というのは地域ごとに違いますし、またどのような職業であるか、例えば政治家のレベルとそれから一般のレベルとも違いますし、そういう点で非常に複雑なものだということは理解したわけでございますけれども、一...全文を見る
○広中和歌子君 私、誤解しておりまして、日本の国内における広報というのは総理府が担当していらっしゃるものですから、海外の方も担当していらっしゃるのかなと思ったんですが、それで総理府の方どなたかおいでいただいてるんでしょうか。もしそうだったらと思ってお伺いいたします。
○広中和歌子君 ということは、もうほとんどは外務省が一元的になさっている。一元的というと失礼でございますけれども。
○広中和歌子君 一つ提案なんでございますけれども、日本のODA、今の段階で先ほどの御説明によりますと〇・二九%、GNPの〇・二九%ですからそれほど誇るべき額ではないというふうな御指摘もございましたけれども、倍増計画などを見ますと、これからますます日本の海外における貢献というものは...全文を見る
○広中和歌子君 金額にいたしますと、確かに当時のマーシャル・プランはアメリカのあの当時のGNPの二%と伺っておりまして、大変な額だろうと思いますけれども、同時に、例えばフルブライト・プランなんというのは百万ドルぐらいで始まったことでございまして、額ではなくて、将来に対する展望と、...全文を見る
○広中和歌子君 それから、もう時間がなくなりましたので急いで言わせていただきますけれども、各国にございますいわゆる文化センターでございますか、広報センターといったようなものでございますけれども、例えばフランスなんかの、日本にございます日仏会館ですか、ああいうようなところで言葉を教...全文を見る
○広中和歌子君 もう一つ……。
○広中和歌子君 済みません。先ほど申しました海外協力隊のボランティアなんでございますけれども、その中には必ずしも発展途上国に行くんではなくて、先進国であっても、特に語学なんかのボランティア、日本語教師としてのボランティアなんかも大変にすばらしい分野ではなかろうかと思います。例えば...全文を見る
05月25日第108回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○広中和歌子君 私は、絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律案について御質問させていただきます。  ワシントン条約に昭和五十五年に加盟した際に、その条約を遵守するための予算的な措置、また輸入業者の登録制度とか専門の検査官の配置、輸入港ポイントの制限とか、データ収...全文を見る
○広中和歌子君 しかしながら、実際にどのようなことがなされたかということについては、環境庁は御存じではございませんか。例えば特別に計上されました予算について。
○広中和歌子君 それから、アメリカの場合でございましたけれども、予算二百万ドルがついておりまして、そのほか輸入業者の登録制度、専門の検査官、輸入ポイントの制限、データ収集、処理方法など、先ほど田渕委員がおっしゃったとおりでございます。それだけじゃなくて世論の盛り上がりというものが...全文を見る
○広中和歌子君 私が覚えておりますのは、アメリカにおきましては、例えば野生動物のも皮を使ったオーバーとかハンドバッグとか、そんなものを使っている女優さんとかそういう方たちの写真が麗々しく出まして、世論がそうしたものを使うことは恥ずべきことであると、そのようなマスコミの協力があった...全文を見る
○広中和歌子君 本当にそういうことを実現していただくことはすばらしいことだと思いますので、よろしくお願いいたします。  昭和五十九年にワシントン条約のアジア・オセアニア地域セミナーで日本を非難し改善を求める決議が採択されたわけでございますけれども、その主な理由としてはどういうこ...全文を見る
○広中和歌子君 日本のワシントン条約規制対象品目の輸入実績がここにあるんでございますけれども、これだけでは多いか少ないかというのはわからないのでございますが、よその国と比べまして日本はナンバーワンなんでございましょうか。
○広中和歌子君 日本は貿易黒字国でございまして大変輸出に関しては非難されているわけでございますけれども、この分野において輸入実績を上げているということは決して自慢になることではなかろうと思うのでございます。留保品目が非常に多いということついて社会的、経済的理由があるというふうに先...全文を見る
○広中和歌子君 今までの御説明でございますけれども、かわりの品物が使えないのか。例えばトカゲやワニのハンドバックのかわりに牛のハンドバックではどうしていけないのだろうか。それから麝香でございますけれども、三百七十八キログラムで数量は少ないのですが、その数量のものを得るために恐らく...全文を見る
○広中和歌子君 そういうものを好む方、お買いになる方がいらっしゃるという点では私ども消費者大いに考えなければならない問題だと思います。ぜひ広報の方をよろしくお願いしたいわけでございます。  今回の法律は、国内の需要を冷やすという意味では大変に評価され、私も賛成なんでございますけ...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど田渕先生から御質問のあったことでございますけれども、どんなに法律を立派につくりましてもやはり不正に入ってくるということがあり得ると思うんでございますが、その返還について、費用をだれが負担するか、だれが保管するか、そういった点に関しての御答弁、もう一度お願いし...全文を見る
○広中和歌子君 どうぞ、ぜひ慎重に御検討いただきたいと思います。不正をするということは捕まった場合には罰則を受けるという覚悟のもとにするだろうと私は理解しているわけでございます。  ともかく、この法律では留保品目並びに附属書Ⅱ、Ⅲに属する野生動植物については数量制限がされ得ない...全文を見る
○広中和歌子君 ワシントン条約に決められていないから特に輸入制限をしてはいけないというのであれば、我が国の特殊な事情、つまり、こういうものに対して非常に国内的な需要が多いからという特別な理由を説明いたしまして条約改正を求めるべきだとお思いになりませんか、通産省。
○広中和歌子君 ということは、まず二つのことが起こると思います。日本が非常に野生動植物の輸入大国であるという評判が世界に広まり定着するということ、そして、大丈夫だと思っているこういう動植物、十分あるからといって輸出が許された動植物に関しましても、もしかしたら絶滅の危機に瀕している...全文を見る
○広中和歌子君 では、附属書Ⅱ、Ⅲに属する品目もⅠに含めたとしたらば輸入規制を受けるわけでございますね。
○広中和歌子君 そのために法律改正をする必要がありますか。
○広中和歌子君 ワシントン条約というのは一つの国際的な法律でございますけれども、それぞれの国がそれぞれの国の実情に応じてそれぞれの自主規制などを行っているのが現状ではなかろうかと思います。日本では輸入割り当てを受けている品目の中に牛肉その他農産物がございますけれども、絶滅の危険の...全文を見る
○広中和歌子君 判断は国際的にゆだねるということでございますけれども、ですから私は、なぜ留保品目が留保されなければならなかったか、それぞれの理由をお伺いしたわけでございます。そしてまた、自由化を主張するのであれば、例えば農産物を自由化して貿易摩擦の解消に努める、つまり、こういうこ...全文を見る
○広中和歌子君 どうぞ、よろしくお願いいたします。  質問終わります。
05月26日第108回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○広中和歌子君 まず、在日米軍労務費特別協定について、公明党の立場から改めてまた御質問させていただきます。  日米安保条約第六条に基づく地位協定の第二十四条では、在日米軍を維持するために伴う経費は、原則として米側が負担、日本には負担をかけないと規定されております。今回のこの協定...全文を見る
○広中和歌子君 この協定の効力存在期間は一九九二年三月三十一日までとなっており、一応五年間でございます。日米経済関係の現状や今後の展望から見ましても、この五年間でこうした枠組みが解消されるようなことにはならないのではないか、そういうふうに恐れるわけでございますけれども、五年後には...全文を見る
○広中和歌子君 くどいようでございますけれども、もう一度確かめるために質問させていただきます。  先ほど松前委員の御質問に対しましては、一応五年間で終わるものというふうなお答えをなさいましたのですけれども、この五年間というのは一応ということなのか、五年以上は絶対に行わないことな...全文を見る
○広中和歌子君 それから、今年度の予算として計上されております百六十五億円でございますけれども、これとGNP一%突破とのかかわりというものはあるのでございましょうか。
○広中和歌子君 米軍はNATOを初め世界の各地で基地を持っておりまして駐留しているわけですけれども、この種の経費を現地に、相手国に負担させるということはあるのでございましょうか。
○広中和歌子君 日本だけが例外ではないと、つまり、この協定が始まりましたら例外ではないということでございますか。
○広中和歌子君 唯一の例外という意味でございますか。
○広中和歌子君 日本の場合はこの協定で非常にはっきりガラス張りにしていらっしゃるわけでございますけれども、よその国はこういうことはないのでございましょうか。
○広中和歌子君 本協定がなければ、そして承認されなければ、駐留軍労務者の合理化が必要であるというふうな考え方がされているわけでございますけれども、この点について政府はどういうふうに認識していらっしゃいますか。
○広中和歌子君 この協定がなければ、駐留軍労務者の合理化が必要である、必至である、そういうふうに言われておりますけれども、この点についての政府の御見解。
○広中和歌子君 雇用の合理化ということでございますけれども、これは経済情勢とか円高とは無関係にどのような組織でも行われるというふうに考えてよろしいのではございませんでしょうか。
○広中和歌子君 これは全くの想像でございますけれども、米軍側といたしましては、海外の駐留経費の削減、そういう方向を意図しているのではないか、ですからこれがそうした傾向のいわば始まりではないか、そのようにとれば、単なる地位協定を変えるとかそういった問題ではなくなるのではないかと心配...全文を見る
○広中和歌子君 そのような御質問をいたしましたのは、ペルシャ湾の最近の動きについてなんでございますけれども、ペルシャ湾を航行中にイラク軍機のミサイル攻撃を受けて三十七人の死者を出したアメリカのフリゲート艦スタークの被弾問題がございます。これをきっかけにいたしましてアメリカの議会な...全文を見る
○広中和歌子君 前回でございましたか、このペルシャ湾で数々のタンカーなどが被弾を受けている中で日本の船というのは最近までほとんど受けていなかったわけでございますけれども、その安全航行はアメリカに負うところが多かったのか、それとも日本独自の、前回外務大臣がおっしゃいましたような、さ...全文を見る
○広中和歌子君 世論で解決すればよろしいのでございますけれども、実際にアメリカの軍艦がそちらに存在しているということ、見張っているということ、そういうことが非常に効果的に働いているのかどうか。そのことについての評価をお伺いいたします。
○広中和歌子君 今度は、日ソ文化協定に絡んでソ連の問題についてお伺いさせていただきたいと思います。  ゴルバチョフ政権以後のソ連につきましてどのような評価をしていらっしゃるのか、倉成外務大臣にお願いします。
○広中和歌子君 昨年七月にゴルバチョフ書記長がウラジオストクで演説をなさったわけですけれども、太平洋地域への関心というものが非常に最近高まってきている、特に高まってきているということ、その非常な積極的な姿勢が見られるわけでございますけれども、そのことについて何か対策というものを立...全文を見る
○広中和歌子君 今度の文化協定でございますか、それは日本が新しいソ連の動きというものを評価した結果というふうに受け取ってよろしいんでしょうか。
○広中和歌子君 外交のストラテジーの中で、それでは経済関係についてはどのようにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
○広中和歌子君 はい。
○広中和歌子君 文化協定の場合には、領土問題は余り考慮に入れていない……。
○広中和歌子君 環境づくりでございますけれども、例えばアメリカが日本を非常に戦後評価するようになったのは、日本のすばらしいトランジスタだとか壊れない自動車とか、そういうようなことがあったんじゃないかと思います。  いいものはいいとおっしゃいましたけれども、ソ連は最近非常に日本製...全文を見る
○広中和歌子君 合弁事業につきまして具体的にどのようなことが始まっているんでしょうか。
○広中和歌子君 七〇年代でございますか、西ドイツなど非常にソ連と積極的な経済交流をする中で、ソ連から西ヨーロッパ向けの石油のパイプラインを建設して、そして八四年以来それが使われているということでございますけれども、日本とシベリアのシベリアパイプラインなんというようなことは考えられ...全文を見る
○広中和歌子君 西ドイツの場合はベルリンが二つに分かれているわけでございますけれども、あちらは違うようなやり方でなさったんじゃないかと思います。  私パイプラインと申しましたのは、多少思いつき的なところもあるわけでございますが、先ほどのお言葉にもございましたように、六〇%の石油...全文を見る
○広中和歌子君 ではソ連につきましてはそのくらいで、ただ、私といたしましては、現状にこだわることなく柔軟な姿勢をとっていただければ大変ありがたく思うわけでございます。  それからまた素人の考えで非常にとっぴなことを申し上げて恐縮なんでございますけれども、最近の貿易摩擦を見ており...全文を見る
○広中和歌子君 まさにおっしゃいましたように、ECの場合も最初は経済関係からスタートしたことでございますし、NICSの中でもアジアの問題、例えば現在でありましたらば対米黒字、そうしたものを中心に、やはりコーディネーションとコラボレーションというんでしょうか、そういうものがあった方...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました、質問を終わります。
07月21日第109回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。専業主婦にも税金の恩典をという視点で関連質問をさせていただきます。  産業のサービス化とともに女性の職場進出は年年盛んになり、なかんずく結婚した女性の就業がふえております。女性の能力が女性の伝統的職場、つまり家庭以外で発...全文を見る
○広中和歌子君 総理に敬意を表しまして、これから家庭主婦という言い方をされていただきますけれども、家庭主婦は現税制におきまして十分に報われているというふうにお考えでしょうか。大蔵大臣にお伺いしたいわけでございますが、例えば家を買った場合、妻が一生懸命節約してローンを払っていくわけ...全文を見る
○広中和歌子君 私はアメリカでいわゆる家庭主婦をしていたわけでございますけれども、一銭の収入もなく、すべての収入の半分は私のものであるといったような状況の中で子育てその他、主婦業に専心してまいりました。日本の税制というのは稼得者単位であり家族単位でない。税制が社会の基本的な考え方...全文を見る
○広中和歌子君 自営業者のように、ただいまお話しありましたように、収入を妻と分かち合えない中高年サラリーマンの重税感、また税の不公平感が今回の税制改革推進の大きな力の一つになったと思いますが、妻が働いて二つの月給袋のある家庭と、一家で夫のみあるいは妻だけしか働いていない家庭との税...全文を見る
○広中和歌子君 託児所の公的費用、それから老人ホームの公的費用、そういうものについて数字をお願いいたします。
○広中和歌子君 今の御説明でもございましたように、家庭主婦の役割というのは非常に大切なものがございます。特に高齢化社会に向かいまして、行政などではできないさまざまな面、ソフトの面でございますけれども、主婦のボランティアとしての役割なんかも非常に大切なのではなかろうかと思います。そ...全文を見る
○広中和歌子君 月にしますと。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
07月22日第109回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○広中和歌子君 けさのニュースを拝見いたしまして、急遽次の質問をさせていただきます。  半導体協定、ココムなど最近国際協定に、特に日米間で結ばれる協定に関しまして問題が非常に起こっております。そうした中で日本は、協定を遵守するための国内体制の整備などさまざまな視点から、協定締結...全文を見る
○広中和歌子君 私が申し上げたかったことは、ともかく研究成果の民間利用、そして機密保護、それに絡めまして今後いろいろな問題が起こらないか、そういう点に関してでございまして、今後国際関係が非常にデリケートな中で政治、外交の役割が大変大切なわけでございますので、慎重な御配慮を賜ります...全文を見る
○広中和歌子君 申告所得税でございますけれども、それに関しまして、例えば自営業など帳簿の記載というんですか、それは義務づけられているのでございましょうか。そしてまた、罰則規定みたいなものがあるのでございましょうか。
○広中和歌子君 調査状況についてお伺いしたいのでございますけれども、どのくらいのいわゆる申告漏れがあったのか、その額と割合をお知らせください。
○広中和歌子君 ちょっといただいているのと違うのでございますけれども、これは特別に調査したものなのでございましょうか。何か五十八年度ですと、申告漏れ件数割合九四・六%、所得税でございます。法人税の場合八二%、相続税九七%、譲渡所得七〇・一%となっております。
○広中和歌子君 マル優はどの程度の、何というんでしょうか、どのくらい不正に使われていると予測していらっしゃいますでしょうか。
○広中和歌子君 確かな証拠があって申し上げるわけじゃないんですけれども、非常に多いのではないかといったような予想がされているわけでございますけれども、どのような対策がとられるのか、いわゆる公平な徴税に関してどのような対策がとられようとしているのかということについてお伺いいたします...全文を見る
○広中和歌子君 くどいようでございますけれども、納税環境の整備というのは具体的にどういうふうにお考えなんでしょうか。
○広中和歌子君 納税者に番号を使う制度についてどのようなお考えをお持ちでございますか、納税者番号でございます。大蔵大臣いかがでございますか。
○広中和歌子君 私は、五十五年の少額貯蓄利用者カード、これが否決された事情については、まだ政治の世界に入っておりませんのでよくわかりませんけれども、番号に対する非常なアレルギーというのに関しては私は余りよくわからないのでございますけれども、例えば銀行預金にいたしましても、また例え...全文を見る
○広中和歌子君 そのほかのことに使われるということでございますけれども、アメリカはドライバーズライセンスからパスポートにまで全部使われておりまして、むしろ一つの番号を覚えれば例えば非常にいろいろな取引など便利にできておりまして、つまり自分をアイデンティファイされるという点で非常に...全文を見る
○広中和歌子君 このことに関しましては、いわゆる国民の間での長いPRというんでしょうか、そういうのが必要だと思いますのでこの辺で引き下がりますけれども、プライバシーの保護に関連いたしましてエイズ予防法についてお伺いいたします。  プライバシーの保護が一番問題になっているようでご...全文を見る
○広中和歌子君 次に、土地問題につきまして質問させていただきます。  戦後の土地の値上がり率、土地を除く諸物価の値上がりとの比較についてお教えいただきたいと思います。
○広中和歌子君 私は、戦後、昭和二十年からの値上がりを伺っているわけでございます。ございませんか、その数字は。
○広中和歌子君 何でございますか。
○広中和歌子君 一年に。
○広中和歌子君 複利にしますとどのくらいになりますでしょうか。複利なんて言い方——いわゆる戦後から何倍ぐらいになっているのでございますか、三十年からで結構でございますけれども。
○広中和歌子君 だれかほかに御意見ございませんか。毎年三〇%ふえておりましてGNPと一緒というのもちょっと信じられないのでございますけれども、そんなものなんでしょうか。
○広中和歌子君 総理にお伺いいたしますけれども、総理は総理大臣になられてからさまざまな問題を手がけていらしたわけですけれども、土地がナンバーワンプロブレムだという問題意識はお持ちになりましたのでしょうか。
○広中和歌子君 外圧の力をかりずに日本が自分の力でいろいろ国内改革をした、それは国鉄が最初だということでございますけれども、それに次に必要なのは土地、農業、政治といったようなことを言う人もあるわけでございますけれども、政府は土地改革にどのような形で取り組んでいかれるおつもりなのか...全文を見る
○広中和歌子君 大蔵大臣並びに経済企画庁長官、つけ加えていただくことはございませんでしょうか。
○広中和歌子君 お取り組みについては理解いたしましたけれども、これで効果があるのかどうか、また今のような高値でもって安定してもらいましてもちっとも庶民は喜ばないわけでございまして、いずれにしても買えないわけなんでございます。  それについてしみじみ思うわけでございますけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 総理はどのようにお考えでございますか。
○広中和歌子君 ぜひそれは所信表明の中で言っていただきたかったわけでございますけれども。検討検討と言っているうちに四十年たってこんなに高くなって、本当に日本では土地が庶民のものでなくなりつつあるといったような現状、非常にモラールの点でも悪いんではないかと思います。イギリスなど、こ...全文を見る
○広中和歌子君 だけど、難しいといって手をこまぬいていらっしゃるおかげで私どもは大変に不便をしているということで、少し何か方策をとっていただくことはできないのでございましょうか。
○広中和歌子君 私は野党の立場でございますけれども、大いにその点には協力させていただきたいわけでございます。もっと私などはドラスチックなことをやりたい方でございます。  つまり、買った土地でございますね、それにインフレ並みまたは金利並みに年数を掛けたもの、それを適正な値上がり率...全文を見る
○広中和歌子君 それから評価額の見直しと、それから土地保有税の見直しにつきまして……。
○広中和歌子君 容積率の見直しについてはどうでございましょうか。そして、少なくとも容積率に応じた固定資産税、そして宅地に関しましては私は、おっしゃいますように三千二百万人ということであれば非常にこれは配慮しなければならないと思いますけれども、少なくとも例えば東京都心を見回しまして...全文を見る
○広中和歌子君 倉庫のあったような用地でございますけれども、実勢と評価額との差に非常な乖離がある。例えば三千万円の土地が百五十万円であるといったような例も聞いたわけでございますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○広中和歌子君 たまたまというふうにおっしゃられるとあれなんでございますけれども、もっと厳正に、高度利用できるような土地に関しましては、きちんとした評価額を出し、そしてそれに見合った高い保有税をかけていただくことが必要ではなかろうかと思います。  そして、ついでに伺いますけれど...全文を見る
○広中和歌子君 私も、農地の宅地並み課税に関しましては、やたらに宅地にしろというふうに言っているわけではございませんで、総合的な観点から、やはり個人がより広い居住空間を持てるように、それは個人のうちでもあり、同時に公園、緑地、道路、さまざまなものを含めた総合的な観点の中から考えて...全文を見る
○広中和歌子君 どういう領域にわたって活動していらっしゃるか教えてください。
○広中和歌子君 外務省以外でも広報活動、文化活動を行っていらっしゃる機関があると思うのでございますけれども。
○広中和歌子君 今文部大臣がおっしゃいましたが、予算面ではいかがなんでございましょうか。
○広中和歌子君 日本の文化広報活動に与えられております費用につきまして、特に国際比較の中でお答えいただきたいのでございますけれども。
○広中和歌子君 総理、これについてどう思われますか。つまり、我が国の文化広報予算が諸外国に比べまして非常に少ないということ。
○広中和歌子君 どのような規模でおふやしになりたいと思っていらっしゃいますでしょうか、大蔵大臣。
○広中和歌子君 ともかくアメリカの十分の一なんでございますけれども、アメリカの場合なんかは特に民間が非常にたくさん拠出しているわけでございまして、そういうことを考えますと非常に日本の文化予算が少ない。先ほど三十カ所でセンターをお持ちだと、外国に基地をお持ちだということでございます...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  しかしながら、お金だけじゃございませんで、いわゆる組織とかやり方の問題なんかもあると思うのでございます。広報活動というのはさまざまな分野の方が参加なさって行われていると思いますけれども、それを総括するようなセンターというのでしょう...全文を見る
○広中和歌子君 これはある方のサゼスチョンなんでございますけれども、必ずしも大きなセンターではなくてもいいのですけれども、日本の中に情報センターがあって、各出先の領事館とか外務省、そういうところに行きますとどこに行けばどういう情報がとれる、そしてまたテレックスとかファックスとかそ...全文を見る
○広中和歌子君 次に日本語学習のことなんでございますけれども、これは参りました留学生がどういうところで日本語を学習できるか。過去一年間に百ぐらいいわゆる何というんでしょうか、株式会社という形式で小さな塾のような日本語学校ができ、それの質がわからなくて留学生は非常に混乱していると。...全文を見る
○広中和歌子君 アジアからの留学生に関して、これはアメリカで聞いた話でございますけれども、アメリカではアジア各国、将来リーダーになるような方々と考えてのことかもしれませんけれども、ともかく積極的に留学生をリクルートしている、そのようなことを伺ったわけでございます。これこそまさに文...全文を見る
○広中和歌子君 ついでに小学校、中学校、高等学校、教育の面でも、まあ私はどこの国でも、どんな国民でも多少の差別意識というものはあるものだというふうに理解しておりまして、日本もそういう点では完璧ではない、そういうふうに理解しておりますけれども、多少とも教育の力で何とかなるのではない...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
08月19日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○広中和歌子君 御質問させていただきます。  水俣病の認定基準に関しましては午前中社会党の渡辺、丸谷の両委員の質問があり、基準がまず 厳し過ぎるということ、そして国が依頼した専門医師集団への不信感があるという二つの点から、せっかく国の研究センターがありながら利用者が非常に少な...全文を見る
○広中和歌子君 解剖した者、解剖しない者ということでございますけれども、解剖はどのような理由でなさいまして、解剖しなかった場合はどのような理由でございましょうか。これは要請によるものですか。
○広中和歌子君 解剖の結果三百五十七人中百六十六人が新たに認定され、また、解剖しなくても認定された人が二百八十六人中七十人ということでございますけれども、解剖せずに認定されたという場合はどういう場合なんでしょうか。
○広中和歌子君 このうち解剖された人、ともかく審査された人でございますけれども、申請し棄却された者の数はどのくらいあるんでございましょうか。
○広中和歌子君 もう一度確かめさせていただきます。  四百七名というのは、一たん棄却されてそして再申請した者ということでございますか。
○広中和歌子君 そのうち、亡くなってそして解剖を依頼したりまたは審査を依頼されて、そして百六十六名解剖で認定され、そして七十名解剖しなくても認定されたと、そういうことでございますか。
○広中和歌子君 ということですと、これからどのような結論が導かれるんでございましょうか。私は差し控えますけれども、御専門の立場からお伺いいたします。
○広中和歌子君 ごく素人考えでございましても、申請して棄却され、そして解剖の結果または死後の診断の結果再び認定された人がかなり多くいるということは、認定そのものにある種の疑問を感ぜざるを得ないわけでございますけれども、その点についてはいかがでございましょうか。
○広中和歌子君 こう言ってはお医者様に失礼でございますけれども、やはり医者にも限界があるということは理解できるわけでございますけれども、しかしこの場合にいたしますと、やはりこのような非常にギャップがあるということは、死亡前の病状の洗い直しを、この解剖結果または死後の結果からもう一...全文を見る
○広中和歌子君 これは私が議員になります前に質問されたことでございますけれども、共産党の藤田スミ議員が、死亡前の病状の洗い直しと現在生きている人との対比の必要性を訴えられ、そしてそのお答えとしては検討いたしますということ だったと伺っておりますが、結果は、どのような形で検討され...全文を見る
○広中和歌子君 しかしそれが、認定基準が厳しいという批判のある中でそれを和らげる、そのような方向にはまだ至っていないわけでございますか。
○広中和歌子君 その点につきよろしくお願いしたいわけでございますが、ともかく、判断基準それから信頼に値するかどうかはさておきまして、現実に水俣病の認定を求める申請者の数が累積して、累計すると非常に多いわけでございますけれども、これは地域住民の何%に当たっているのか、そして地域住民...全文を見る
○広中和歌子君 本当にこの水俣病というのは大変に残念なことでございまして、もう起こってしまったことなので、いかに患者を救いそして同時に再発が防げるか、そういうようなことで貢献もできるのではないかと思います。つまり、国の責任が一部問われているわけでございますのでぜひこの患者の調査そ...全文を見る
○広中和歌子君 そういう中での特別医療事業の目的というのは、先ほどちょっと触れられたのでございますけれども、どういうものなんでございましょうか。
○広中和歌子君 先ほどの答弁ではむしろ、原因はともかくそういう神経症の患者さんを救うという目的であるというふうに伺ったんでございますけれども、違いましたでしょうか。
○広中和歌子君 時間も限られておりますので。ともかく、水俣病が公式に発見された昭和三十一年からもう既に三十年たっているわけですね。もちろん、直接苦しまれた患者の方のお苦しみというのはもう本当に大変なものでございますけれども、地元全体の苦悩というものも非常に大変なものだろうと思うん...全文を見る
○広中和歌子君 水俣病に関しましてはこれくらいで、次の問題に移らせていただきたいと思います。夏休みの休暇明けの委員会でございますのでそれにちなんで質問させていただきます。  富士山はお登りになったことございますか、長官。
○広中和歌子君 日本のシンボルで日本人であれば一度は登りたい出なんでございまして、私もまだ登ってないんでございますけれども、訪れる外人にいたしましても思いは同じなようでございまして、最近私の友人が登りましたが、その結果ごみの山であった、もう二度と登りたい山ではないなんて言われてし...全文を見る
○広中和歌子君 その御努力の結果があらわれていないことが事実らしいんでございますけれども、次の打つ手はどのようなものだと思われますか。
○広中和歌子君 確かに今おっしゃられた点も非常に大切だと思うわけでございますけれども、現実にそれが十分でないといったようなことで、私は原宿の表参道沿いに住んでいるわけでございますけれども、例えば日曜日に歩行者天国になりますと物が散らかります。しかし、夕方になってそれが終わりになる...全文を見る
○広中和歌子君 日本というのはこれまで農業立国、工業立国、そしてこれからは本当に観光立国というふうに言われてもいいような時代に入っていくんではないかと思うわけでございます。日本というのは大変に狭い国なわけでございますが、同時に、最も美しくそして非常に長い、世界の中でも十指に入るよ...全文を見る
○広中和歌子君 先ほどの富士山のこともそうでございますし、単に富士山に限らず国立公園、国定公園そして海岸線でございますけれども、さまざまなボランティアというようなこともございますが、だれが責任を持つかというその責任の所在がはっきりしてないということも問題なんではなかろうかと思うん...全文を見る
○広中和歌子君 今まで、国有地でありますところの海岸線に関しまして清掃のためにどのような施策をとられ、そしてどのような予算を使われたかお伺いいたします。
○広中和歌子君 夏場でございますとビーチハウスとかなんとかが出ていて、結構プライベートな人たち、いわゆる民間の人も清掃に協力するということもあると思うのでございますけれども、特に私がひどいと思いましたのは冬場でございますね。あの打ち上げられるごみ、茅ケ崎の海岸べりに一年間住んでい...全文を見る
○広中和歌子君 それでは、せめて強力なるお力 を発揮されてPRにも努められますように、この場でお願いいたしまして質問を終わらせていただきたいと思います。
08月27日第109回国会 参議院 外務委員会 第3号
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○広中和歌子君 まず、政府調達に関する協定の改正議定書について御質問させていただきます。  我が国の政府調達協定対象機関の中に、既に民営化されておりますところのJR各会社やNTTが依然として入っている理由についてまずお伺いいたします。
○広中和歌子君 ということは、いずれはその中から、協定から外すということになるのでございますか。
○広中和歌子君 民間の調達に占めも外国製品の割合というのは、政府調達の外国製品に占める割合と比べてどういうふうになっているんでしょうか。その数字はわかりますでしょうか。
○広中和歌子君 それは民間でございますね。
○広中和歌子君 私がお伺いしたいのは、数字はおわかりにならなくても、一般に民間では自国製品を愛用するという傾向の方が強いということなのでございましょうか。つまり、わざわざ協定をつくった趣旨に反するというような傾向が日本にあるということなんでしょうか。
○広中和歌子君 ということは、民間にJRあるいはNTTなどを開放した方がむしろ外国製品購入がふえるということになりますか。
○広中和歌子君 ですから、その結果として外国製品を買うということにコミットする場合の方が多いのかどうかということ、それが問題なのでございます。
○広中和歌子君 ということは、民間ではコマーシャルインタレストというような言葉をお使いになりましたけれども、どちらかというとやはり国産品愛用の傾向が強い、特にグループ内での調達とか企業系列内での調達とか、そういう傾向が出てくるというようなことが考えられるということなんですか。
○広中和歌子君 それはおっしゃるとおりだと思いますけれども、ともかく非常に日本で内需拡大の中で、しかも外国製品を買ってほしいという諸外国からの要請がある中で、政府の調達というものが外国製品を買うということに非常に大きな比重を占めるということそれ自体が非常に問題ではなかろうかなとい...全文を見る
○広中和歌子君 外務大臣は、この前、五月でございましたかASEANに御旅行なさいました帰途フィリピンに立ち寄られて、その件について恐らくアキノ大統領からお聞きになっていらっしゃるんではなかろうかと思いますけれども、どのような御見解、御感想をお持ちなのか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 なぜ売春をするかということでございますけれども、今倉成外務大臣が経済的な理由というようなことをおっしゃったわけでございますけれども、いずれにいたしましても、どこの国でも法律とか協定で売春というものをとめることは需要がある限り不可能であろうと思うのでございます。しか...全文を見る
○広中和歌子君 基本的な姿勢というお言葉でございましたけれども、大量に入れるのは望しくないとおっしゃいましたけれども、少数ずつ、つまりクォータを設けて外国人を受け入れていくというお考えは今まで出てきたことでございましょうか、またそういうことをお考えでいらっしゃいますでしょうか。
○広中和歌子君 それでは、先ほど外務大臣がおっしゃいましたような看護婦さんであるとか美容師さんであるとか、そういう人たちは単純労働者とは考えないという、別なカテゴリーで扱われる可能性はあるわけでございますね。
○広中和歌子君 では今のことを法務省、労働省の方にお伺いさせていただきたいんですが。
○広中和歌子君 例えば看護婦さんである場合ですけれども、日本での資格ということでございますが、これは日本人でなければならないという規定はあるのでございましょうか、労働省にお伺いいたします。美容師でも結構でございますけれども。
○広中和歌子君 例えば建築現場などで働く人とか、それからこれから老人ホームなどでいろいろな形のヘルパーさんというのが必要だろうと思いますけれども、そういう方たちは単純労働のカテゴリーに入るのでございましょうか。
○広中和歌子君 この解釈の仕方が非常におもしろい問題だと思いますけれども、アメリカでウーマンリブが盛んになりましたときに、専業主婦でございますね、それをいわゆる家事専従者とかそういうような言い方をせずに、家事技術者といったような名前で呼んだことがございました。ですから、例えばヘル...全文を見る
○広中和歌子君 一番最初に私は外務委員会で同様の質問をさせていただいたわけでございますけれども、そのときに、例えばドイツとかフランスとかといったヨーロッパ諸国を例に挙げられまして、単純労働者を受け入れたことが結果として非常に後から社会的な問題になっているというようなことを例に挙げ...全文を見る
○広中和歌子君 今、御説明を大変ありがたくお伺いしたわけですけれども、主に機材が多かったようでございますけれども、金一封といったような、つまりあちらにお任せしてそして自由に使っていただく、例えばNGOのボランティアグループなどに差し上げて、そちらで有効な形でお使いくださいといった...全文を見る
○広中和歌子君 管理の面の難しさということをおっしゃったわけでございますけれども、難しさを強調する余りに、そして多少の、何というのでしょうか、正しくない使われ方ということを恐れるために、せっかくいいアイデアがあっても使われないというのでは大変もったいないような気もいたします。 ...全文を見る
○広中和歌子君 仮にその一%を使いましてもいろんなことができるんじゃないかと思うのでございますけれども、そういったような自由な予算の取り方というのは官庁では不可能なんですか。
○広中和歌子君 ぜひお力をおつけになって実現していただきたいと心からお願いいたしまして、質問を終わります。
08月28日第109回国会 参議院 本会議 第8号
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○広中和歌子君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問するものであります。今回の外為法の一部改正は、東芝機械による外為法違反の不正輸出事件に端を発したものでありますが、通産大臣が...全文を見る
09月04日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
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○広中和歌子君 参考人の皆様方どうも御苦労さまでございます。  最初に新宿区長でいらっしゃる山本参考人に御質問させていただきます。  先ほどのお言葉の中で、公健法を改正するに際しては慎重かつ適切にというお言葉をお使いになりましたけれども、この慎重かつ適切にというのは具体的にど...全文を見る
○広中和歌子君 つまり反対でいらっしゃるわけだと思いますけれども、東京都の他の指定地域の区長さん方ともお話し合いをなさったと思いますけれども、どのような御意見でいらしたか、お聞かせ願いたいと思います。
○広中和歌子君 ほかの区の区長さんの御意見とも一緒でございますか。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に、柴崎参考人にお伺いさせていただきます。  SO2が十年間に五分の一に減り、特に指定地域では十五分の一に減ったということは非常に評価されていいことであろうと思いますけれども、しかし二酸化窒素に関しましては、NOxに関しまし...全文を見る
○広中和歌子君 御努力の結果が負担減に反映されないという御不満は十分あると思うのでございますけれども、同じ産業界の中でそのような一方では努力し、下げたのに、そういう努力をしたとも思えないように見える自動車とか石油関係のそういう部分の負担増について御不満であるということは事実でござ...全文を見る
○広中和歌子君 大分前のことでございましたけれども、日本が自動車輸出を盛んにアメリカにしようと努力しておりましたときにマスキー法というのができまして、そのマスキー法をクリアしなければ輸出ができないというようなことで日本の自動車産業界は随分排ガスについて努力なさったと思います。こう...全文を見る
○広中和歌子君 公健法を改正なさった後に基金を設立なさる、そして五百億をそれに充てていらっしゃるというわけでございますけれども、しかし、あくまで基金でございますから実際に使えるお金は年五百億ではなくてその果実でございますね。そういたしますと、今非常に低金利の時代、二十億ぐらいでご...全文を見る
○広中和歌子君 最後に一つお伺いします。  ということは、もう少し多くてもよろしいということでございましょうか。また、そのように多くあった方が、そのようなお申し入れであったのでそれを実行できると。それ以上でありました場合にはいかがでございましょうか。基金でございますから一遍でご...全文を見る
○広中和歌子君 じゃ、そうすると基金という形ではなくて一年に幾ら幾らという形であればお出しになりやすいということはございますでしょうか。つまり、五百億おまとめになるという形じゃなくて、例えば五十億、百億、百五十億、どういう形ででもそういうような形でまとめていただくことも可能でござ...全文を見る
09月09日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○広中和歌子君 高桑栄松委員は、公明党・国民会議でしかも医学博士でいらっしゃいますけれども、本会議並びに当委員会で、公害指定地域の全面解除は時期尚早であり、疾病と健康は連続的であるのでオール・オア・ナンではなく段階的措置が必要である、そういう御意見を申されたわけですけれども、私は...全文を見る
○広中和歌子君 そこに測定値をはかるボックスが地上七メートルにあったわけでございますけれども、その高さが高くなればなるほど濃度というのは薄くなるのか濃くなるのか、そのことについてお伺いしたいんでございます。
○広中和歌子君 この場所は公害指定地域だと思いますけれども、具体的に住民のためにどのような対策をとっていらっしゃるのかお伺いしたいと思います。
○広中和歌子君 大変結構なお話なんでございますけれども、検討をいたしまして実際に具体的に何かをするといった場合にどのくらい時間がかかるのか、そして予算の措置というのはどういうことになるんでしょう、どこが出すんでしょうか。
○広中和歌子君 建設省の道路沿道公害対策につきましては後ほどお伺いしたいと思いますけれども、いずれにいたしましてもここは住居としては余り適していないんではないかという印象を持つわけでございます。それなのに、あのコーナーのところにアパートが建設中だったわけなんですけれども、なぜアパ...全文を見る
○広中和歌子君 沿道における公害というのは新たな問題でございまして、新たな問題に関しましては新たな対応が必要ではなかろうかと思うんでございますけれども、なじまないということでこの問題をほうっておいていいのかどうか。例えば道路から数メートル中に入れましてそこに緑を植えるとか、そのよ...全文を見る
○広中和歌子君 先ほどの御質問にもちょっと関連するんでございますけれども、高さはうんと高くなりますと汚染の濃度が変わるものであるんだったら、道路沿線におきましてはもっと高さ制限を、今まで例えば五十メートルであるものを百メートル、二百メートルと、二百メートルの建物があるかどうか知ら...全文を見る
○広中和歌子君 いずれにいたしましても、都市計画に大気汚染の対策というものも織り込んだ新たな政策が必要なんじゃないかと思うわけでございます。今まで私この委員会に出席して、またいろいろ資料などを読んで勉強させていただいた結果として、SOxは環境基準を達成しておるが、NOxとか浮遊物...全文を見る
○広中和歌子君 その基金の五百億というものでございますけれども、実際にその部分で毎年使えるお金というのはどのくらいを予定していらっしゃいますか。
○広中和歌子君 それだけのお金で今おっしゃられたようないろいろな対策ができるのかどうかということが非常に心配なんでございます。  私はたまたまあの大和町には住んでおりませんけれども、ともかく、NOxということで自動車とかトラックとかバスなどの移動発生源が空気汚染の新たな元凶にな...全文を見る
○広中和歌子君 恐れ入りました。  新たな税を特別の目的のために設ける前に、我々が車を一台保有するためにどのくらいお国に対して税金を払っているのかということをちょっと試算していただきたいんでございますけれども、普通乗用車を持ちますね、そうするとどのような種類の税金を我々は払わな...全文を見る
○広中和歌子君 わざわざ計算していただくのは恐縮でございますので。千五百ccの車を私が持ちまして一年間がないたくさん使ったといたしますと、大体十四万八千百七十三円の税金だけお払いしているんですね。私が自動車を持って加害者として十四万八千百七十三円。ですから、やっぱり公害を出してい...全文を見る
○広中和歌子君 地方税と国税合わせまして自動車関係の税収というのは五兆円あるという数字をいただいたんでございますけれども、それは正しいでしょうか。
○広中和歌子君 今地方税のことでお答えいただいたわけですけれども、国税に関しましては特定財源と一般財源とございますけれども、特定に当たるものはどういうものがございますか。特定というのはどういうことにお使いになるんでございますか。
○広中和歌子君 今までは七千億入る重量税のうちの二百億が公害関係に出されたわけでございまして、今度基金として出されるのは百億でございますね。  SOxとNOxの関係を見てみますと四対一の割でSOx関係の工場などがたくさん出していらっしゃるわけです。あちらは過去十年間に非常に努力...全文を見る
○広中和歌子君 ともかく十年前と比べまして自動車の数というのは非常にふえているんじゃございませんか。どのぐらいふえているんでしょうか。
○広中和歌子君 ガソリン車の排ガスでございますけれども、四十九年を一〇〇といたしますとどのくらい減っているんでございますか。自動車の数がふえたからといって必ずしも大気汚染がひどくなったというふうには思いたくないんでございますけれども、どのくらい下がったんでしょうか。
○広中和歌子君 昭和四十八年を一〇〇といたしますと、一般乗用車に関してはあの当時のレベルから比べますと八%に下がっているんですばらしいことだと思うんですけれども、ディーゼル車の方は、ディーゼルの乗用車が二四から二五%でそれは大変いい方ですが、トラックとかバスになりますと四〇%前後...全文を見る
○広中和歌子君 恐らく一〇〇が八に下がったということはすごく研究開発をなさったんじゃないかと思うんですね。易しいとか難しいとか、私は本当に素人でございますから素人並みの考え方しかできないんでございますけれども、やっぱり研究開発を大いになさったんじゃないかと。それは官庁でなさったわ...全文を見る
○広中和歌子君 ということは、普通の乗用車の輸出台数とそれから輸出の割合と、それから国内のとほとんど同じぐらいということでございますか。  そしてディーゼル車も輸出していらっしゃるということは、海外の基準ですか、そういうものに達しているということでございますか。
○広中和歌子君 道路上における大型車の割合なんでございますけれども、私どもが参りました大和では、首都高速では二四%それから環七では三〇%、一般道路では一〇%から二〇%、時間にもしろということでございましたけれども。大型ディーゼル車と普通乗用車との公害寄与度みたいなものは二十対一と...全文を見る
○広中和歌子君 いろいろ数字は違ってくるんだろうと思うんですけれども、ちょっと簡単に頭で計算いたしましても、特に大型ディーゼル車の公害寄与度が高いということを考えますと一ディーゼル車の排ガス規制を非常に強力に行っていただくか、またはディーゼル車の量を制限するしかないわけでございま...全文を見る
○広中和歌子君 軽油引取税は地方税だそうでございますけれども、ガソリン税と比べて倍ぐらい違いますよね。一方では国税は五十三円ぐらいで、地方税の軽油の方は二十四円ぐらい、非常に差があるんでございますけれども、なぜそのように差を設けていらっしゃるのか。そしてこうした税金が安いことが、...全文を見る
○広中和歌子君 昭和三十年から今までというのは日本は経済発展ということで非常に努力したわけで御事情は大変よくわかるわけでございますけれども、私は未来に向かって今質問しているわけで、これからどういうふうに変えていく可能性があるかなというようなことをお伺いしているわけなんです。  ...全文を見る
○広中和歌子君 私は、まだ日本では十分に道路がないということで道路をふやしていただくことには賛成なんでございますけれども、道路を整備いたしますと逆に車の数もふえますし、車の数がふえると公害もふえると。公害はだれが出すかというと我々一人一人がある意味で責任があるわけでございますから...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  私、成田の飛行場に行く途中で防音壁を見ますが、非常に長く続いていまして、ちょっと空が見えるんですけれどもまるでトンネルの中を走っているみたいですね。外の景色がほとんど見えなくて本当に文句を言いたいくらいなんですけれども、逆に言え...全文を見る
○広中和歌子君 道路の建設費は、伺わなくても土地代に非常に高く取られているということは想像できるんですが、その高価な土地に、例えば青山通りとか表参道とかああいうような一億もするような土地に車が違法駐車してたりしていますが、あれは非常に高くつく駐車代だろうと思うんでございますね。そ...全文を見る
○広中和歌子君 自動車産業はこれからますます発展いたしますでしょうし、今後どのような状況になってくるかというのは我々予想がつかないわけで、環境庁が中心になってでも、どこでもよろしいんでございますけれども、本当に大きな将来に向かっての設計、それも各省庁またがるような設計が必要じゃな...全文を見る
○広中和歌子君 いろいろやっていただけるお考えはあるようなんですけれども。  先ほどの財源に戻るんですが、やはり環境庁として先ほどの五百億の基金ではどうにもならないんじゃないかと思うんでございます。もちろん道路などが一部、一部というか、かなりの額ですか九%、それを公害対策、環境...全文を見る
○広中和歌子君 最後に、今の点に関しまして長官の御意見を伺わせていただきたいんです。軽油引取税またはガソリン税の一部を特定財源として公害対策に使う、例えば一リットル一円でありましても非常な額になるわけでございます。一円というのは我々車を使っている人間にとっては本当に大した額ではな...全文を見る
09月18日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○広中和歌子君 既に多くの同僚委員が御質問になりましたのでかなりの重なりがあると思いますけれども、質問させていただきます。  大気汚染に関しましては、確かにSOxの対策が進展いたしまして汚染度は昭和四十二年をピークといたしまして現在は非常に下がっている、このことは非常に評価いた...全文を見る
○広中和歌子君 一方、NOx対策においてSOx対策と同様の熱意を持った政策、予算が組まれたのかどうかお伺いしたいんでございます。  確かに乗用車については厳しい規制がとられたんでございますけれども、これはマスキー法など外圧によるものも大であったと。それからSOxに関しましてはい...全文を見る
○広中和歌子君 ということは、ディーゼルの大型車の大気汚染寄与度というのは非常に高いということになろうと思います。物流が鉄道から大型車輸送へと移り変わっていく中でディーゼル車対策というものはもう本当に急務だと思うんでございますけれども、具体的に何をこれから行っていくつもりなのか。...全文を見る
○広中和歌子君 九月八日の新聞によりますと、東京都の環境保全局は都内での大気汚染状況を発表し、その結果は前回よりも大気汚染は進んでいるということでありますけれども、昨日の都議会定例会におきまして鈴木知事は、都の大気汚染の状況は都市型複合汚染へ変化してきており、今回の公健法の改正は...全文を見る
○広中和歌子君 それは今までの既に認められた患者さんに関してはそうだろうと思いますけれども、今度の公健法の改正で指定地域を全面解除をされるというようなことが起こりましたときに、今まで汚染されてきた地域また今後汚染される可能性のある地域の住民の新たな健康破壊にどのように対応なさるお...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると、気管支関係の病気になりました場合に、因果関係とは別に必ず、患者の負担なく何らかの方法で医療費は負担していただける、最終的には環境庁が面倒を見てくださる、そういうことなんでございますか。
○広中和歌子君 くどいようでございますけれども、ともかく、長期に病気になった場合に医療費の上乗せ分、いわゆる健康保険が払わない分を負担し切れない患者さんに関しましては福祉その他で見ていただけるということは厚生省とのお話し合いでできていると、そう理解してよろしゅうございますか。
○広中和歌子君 きのうノルウェーから都市環境委員会のメンバーの方がおいでになったわけですけれども、そのとき伺いましたらば、ノルウェーの委員会では、単に公害といったような環境だけじゃなくて住宅とか道路とかいろいろな分野を含んだ非常に包括的な委員会であるということを伺いまして大変に感...全文を見る
○広中和歌子君 ただいまの大気汚染の元凶でありますところの移動発生源の自動車公害に関しまして、自動車公害対策基本法みたいなものをおつくりになるおつもりはございますか。最後にそのことを質問して終わります。
○広中和歌子君 総理に質問させていただきます。時間が限られておりますのでまとめて質問させていただきますが、総理は、本会議における公健法の一部を改正する法律案への高桑委員の反対質問に対しまして、現在の大気汚染はNOxや浮遊物が主体であり、自動車やバス、トラックなどの移動発生源による...全文を見る