広中和歌子

ひろなかわかこ



当選回数回

広中和歌子の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第123回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第1号
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○広中和歌子君 与えられた時間が十分間でございますので、二点につきまして御質問させていただきます。  まず、輸入品の価格設定と航空業界における内外サービス格差についてでございます。輸入ブランド商品は国内で高い価格設定がされるということは我々承知しているわけでございますけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  少なくともお酒に関しましては輸入代理店が同時にメーカーであるといったような、つまり今おっしゃいました競争制限的行為にかかわるようなことがあったのではないかと思います。  この工具に関しまして、あるいは他の商品に関しましてももっ...全文を見る
○広中和歌子君 もう時間なのでやめなければなりませんけれども、先ほどのことですけれども、アメリカの航空会社はヨーロッパの航空会社とタイアップしておりまして、例えばルフトハンザとか、そういうところに乗りましてもユナイテッドの方にマイレージプラスがつくようになっておりまして、そのよう...全文を見る
○広中和歌子君 二点ほど質問させていただきます。  最初に、大深度地下の利用についてお伺いいたします。大都市部における地価の高騰が進んでいる中で、道路その他公共事業の推進が非常に困難になっております。そうした中で、大深度地下の利用、しかも二足の深度以上は私権が及ばないといった考...全文を見る
○広中和歌子君 御説明、大変興味深く拝聴いたしまして多くの問題が存在することを理解するわけでございますけれども、しかしながら、例えば首都高二号線でしたか、一・一キロメートルのあの道路工事の土地買収費が一兆円というようなばかげた値段がついているといった中で、そこで大深度が利用できる...全文を見る
○広中和歌子君 その利用の費用が非常に高過ぎることを私は問題にしておりまして、ぜひ私権が及ばないような形で、少なくともかなりの部分制限されるような形で推進されることを希望いたします。  次の質問に移ります。  現在、土地は値下がりをしているというふうに御報告がありましたけれど...全文を見る
○広中和歌子君 バブル経済のさなか、日本国内の金融機関は土地を担保に非常に多くのお金の貸し出しを行ったわけです。つまりそのときの、時価の七割ぐらい貸し出しているわけですが、その貸し出し総額は幾らか。そして返済不可能な場合それはどのくらいあるのか。そして、その場合金融機関が担保物件...全文を見る
03月25日第123回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○広中和歌子君 きょうはどうも、石炭についていろいろなお立場からお話をいただきましてありがとうございました。  私は、同僚の対馬委員と違いまして、知識の点でも体験の点におきましても石炭産業についてほとんど知らない、そういうことでございまして、ですから、質問申し上げることは全くの...全文を見る
○広中和歌子君 平均年齢四十三歳、それから非常に地元志向が強い、これはもう当然なことだろうと思います。先ほど私が三Kというイメージを若いころ持ったと言いましたけれども、現在は日本では炭鉱技術は非常に進んでいて、恐らくそこで働く方もかなりの学歴であり、つまり職業訓練をきちんと受けさ...全文を見る
○広中和歌子君 年齢的なものもあるかもしれませんけれども、炭鉱労働というのは意外と高賃金だと伺っているんですが、そういうことも一つのネックになっておりますのでしょうか。
○広中和歌子君 私は、先ほど炭鉱の技術というのですか、それも非常に高いので、試験炭鉱としても存続させていいんじゃないかというような御意見が今同僚議員から出ていたわけでございますけれども、もしそうであれば、そして地球上に石炭の埋蔵量というのは非常に多いし、それからたくさん石炭に依存...全文を見る
○広中和歌子君 時間が足りなくなってきそうなんですけれども、二つちょっと今の点につきまして、高村参考人により広い視点から、国際的な視野からお答えいただきたいことが一点と、それから先ほど東田市長さんから芦別市のレジャーランドとか工業団地の誘致とかいろいろ成功した例を伺ったわけでござ...全文を見る
03月26日第123回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○広中和歌子君 石炭構造調整の関連法案を質疑いたします前に、他のエネルギー源だる原子力発電についてちょっと御質問させていただきます。  三月二十四日、ロシアのレニングラード原子力発電所に放射能漏れの事故がありまして、チェルノブイリ事故を体験した後でもあり、しかもこれが、つまりレ...全文を見る
○広中和歌子君 大変いいお答えをちょうだいいたしましてうれしいんですけれども、私も二年前でしたか当委員会におきまして原子力発電所における故障とか事故、そういうものに非常に関心がございまして、そうした事故とか故障とかというのは、単に一国の関心、一地域の関心だけではなくて、全世界的な...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  まだ世界じゅうには、特に旧ソ連など、例えばチェルノブイリ型の原子炉が旧ソ連に十六基、ほかに安全性に強い懸念が持たれている第一世代の旧ソ連製加圧水型軽水炉などがソ連に六基、ブルガリアに四基、チェコスロバキアに二基、旧東ドイツに四基...全文を見る
○広中和歌子君 きのう参考人に来ていただいての御質問の中で、残された千三百人の方たちがどちらかというと高齢であり平均四十三歳、今まで年功序列という賃金体系が当てはまっていたのかどうか存じませんけれども、比較的高賃金であり、そして地元を離れたくないというような方々だと伺ったわけです...全文を見る
○広中和歌子君 きのうもちょっと参考人の方にお伺いしたのですけれども、日本の炭鉱技術というのは非常に進んでいるし、それから生産性も高いと伺っておりましたけれども、海外に出向いたりしまして、例えばODAの一環として技術移転、あるいは技術指導をするような道というのは開かれているのでご...全文を見る
○広中和歌子君 構造調整の中で失業対策事業がいろいろとられてきているわけですけれども、緊急就労事業、開発就労事業、これの実績について、それから今後の行方についてお伺いいたします。
○広中和歌子君 この失業対策事業に関しましては、非常に地元からの関心が高いわけでございますけれども、これは鉱害復旧事業とは全然別に行われているのでございますか。それから、これを地域対策と一体化して行うといったようなことが考えられていないんでしょうか。それについてもお伺いしたいと思...全文を見る
○広中和歌子君 それでは次に、石炭鉱害対策について伺いたいんですけれども、これはいつごろから始められてきているんでしょうか。
○広中和歌子君 昭和五十七年の時点で鉱害二法の延長が行われました。その時点での鉱害量の予想でございますけれども、五千九百億円となっております。ところが、平成二年の鉱害量調査の結果として、新たに今後四千八百億円必要である、そのように報告されていますけれども、これからどれくらいの予算...全文を見る
○広中和歌子君 石炭鉱業審議会の答申によりますと、鉱害復旧と地域振興の一体的推進をすることがよろしいのではないかということが述べられているわけですけれども、これに該当する地域はどのくらいの数に上るのか、あるいはどのような数を見込んでいらっしゃるのか、お伺いいたします。と同時に、地...全文を見る
○広中和歌子君 ということは、今通産省の中でも石炭関係の部署だけではなくて、幅広く他省庁あるいは他の部署との広い関連の中で総合的になさる、ですから予算の面でもかなりふえる。そのような可能性があると理解してよろしいでしょうか。
○広中和歌子君 では、よろしくお願いいたします。  次に、国内炭の引き取り協力要請についてお伺いいたしますけれども、産業界、なかんずく電力業界におきましては、国内炭の引き取り協力要請をずっと受けてきているわけでございますけれども、平成四年度以降も続いていくのでしょうか、まずお伺...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど午前中の審議で、電力業界はある意味では公共事業であるから協力も当然であるというようなお言葉が出ましたけれども、特に北海道電力では電源構成に占める国内炭火力の比率が非常に高い。恐らくその結果として電力料金が割高になっているということがあるわけでございますが、も...全文を見る
○広中和歌子君 私もこの委員会の前で告白しなければならないんですけれども、石炭産業については本当に知識がなく、そしてこのように私のような者が意外と日本の中には多いのではないかと、そのように思われます。ですから、ぜひこういう審議の際にも専門家だけではなくて、一般の人も入れた審議の場...全文を見る
○広中和歌子君 今長官から私のお伺いしようとしていたことを先にお答えいただいちゃって、まあ余りないんですけれども、CWMですか、コール・ウォーターこミクスチャーという、多分粉にして水とまぜて、つまり液体化して利用するなり、それは運搬なり、掘るのはどうなのかよくわかりませんけれども...全文を見る
○広中和歌子君 午前中もいろいろ御意見が出ましたように、石炭の埋蔵量というのはもう世界じゅうに分布しておりまして日本にもまだ少なからずある、そういうことでございまして、石炭は幾つかの問題点さえ解決されれば利用価値というのは非常にあるのではないか。  その一つが、いわゆる燃焼効率...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月27日第123回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○広中和歌子君 質問させていただきます。  千億ドルに上る貿易黒字、世界じゅうのほとんどの国で黒字をつくっていることへのはばかり、なかんずくアメリカとの貿易摩擦拡大への懸念等がこのたびの輸入の促進及び対内投資事業の円滑化に関する臨時措置法案となったと理解しておりますけれども、ま...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  まさに大臣がおっしゃいますように、日本は安くていい品物をつくり、しかも商社などの努力によって買いやすい状況をつくり出した、そういうようなことが言えるんじゃないかと思います。  一方、輸入の方でございますけれども、ただいま同僚議...全文を見る
○広中和歌子君 ジェトロにつきましては後でゆっくりお伺いしたいんですけれども、輸入振興へのこれまでの取り組みについてお話しいただきたいと思います。
○広中和歌子君 先ほど、輸出がふえるのは、安くてよい品物を買いやすい状況で提供しているということでございますけれども、日本産のものはすべて国際競争力があるわけではないだろうと思います。国際競争力のある分野とない分野があると思うんですけれども、競争力のない分野というのはどのようなも...全文を見る
○広中和歌子君 労働集約的な分野、つまり農業とか食糧などが挙げられるんじゃないかと思いますけれども、それはさておきますとしても、例えば薬品など化学産業とか鉄鋼とか造船というもの、いわゆる重厚長大型の産業でございますが、価格競争力というものが失われつつあるというようなことも聞きます...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  かつて日本が経済力、商品競争力が余り強くなかったころ、ジェトロが日本の輸出振興に非常に貢献したということはよく知られているところでございますが、どのような形で輸出努力をなさったのか、それを例えば、そしてその逆を輸出国にやっていた...全文を見る
○広中和歌子君 大変個人的な体験を申させていただきたいんですが、今から何十年も前になるんですけれども、私が学生でアメリカにおりましたときに、シカゴのトレードフェアでアルバイトをさせていただいたんです。日本のブースで働かせていただいて、その見本市に非常に強い印象を持っているんですが...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  最近、シカゴから帰られた方からちょっと伺ったんですが、先ほど大変失礼な言い方をいたしましたけれども、国際競争力のない食糧、農産物に至りましても日本の製品をアメリカに持っていって大変に歓迎されたということを聞いております。そういう...全文を見る
○広中和歌子君 この前、幕張メッセに伺ったときにちょっと聞いた話なんでございますけれども、保税展示場制度という特別な関税の例外措置があるというふうに聞いております。見本市に出展している品物には、関税を払わなくていいということらしいんです。  しかしながら、せっかく海外から持って...全文を見る
○広中和歌子君 売れ残った場合は……
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  私は、ぜひこの見本市会場を幅広く過疎地、離島対策などにも利用できないかなと。きのう産炭地域の審議をいたしましたけれども、ボタ山のようなところでやっていただくとか、それからリゾート開発なんかがうまくいっていないようなところでそうい...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  先ほど、制度上のというんでしょうか、各省庁が持っていらっしゃるさまざまな規制など、そういうことによって輸入がしにくいという側面を討議いたしましたけれども、また流通機構そのものの抱える問題なんかもあるのではないかと思います。  ...全文を見る
○広中和歌子君 きょう来るときに電車の中で読んでいたんですが、アメリカ車が日本車に追いつけということで非常に努力をいたしまして、ここ数年故障率というんでしょうか、そういうふうに消費者から文句が出た回数というのは、アメリカ車はかつては非常に日本車より多かったんですけれども、今非常に...全文を見る
○広中和歌子君 これは私の素人としての感じなんですけれども、もうちょっと日本の海外に出ていく品物というのは値段が高くてもいいんじゃないか。これは証明できないので申し上げにくいんですけれども、日本の製品の海外での競争力というのが、多くの日本の消費者とそれから勤労者、そこで働く人とそ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
04月01日第123回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  昨日三月三十一日、政府は経済対策閣僚会議を開き、国の九二年度公共事業の上半期契約率が七五%を上回るような前倒し発注をするほか、七項目の緊急経済対策をお決めになりました。また、日銀は本日四月一日、公定歩合を〇・七五%下げました。  ...全文を見る
○広中和歌子君 確かに長官のおっしゃられますように、日本経済は現在、過去数年にわたる力強い拡大成長から安定成長へと軌道修正する調整局面の時期に入っていると言われ、いわゆるバブル崩壊後いかにソフトランディングするかということが問われていると私は理解しております。経済成長は確かにその...全文を見る
○広中和歌子君 このたびの緊急経済対策と公定歩合の引き下げは車の両輪として経済を刺激すると言われておりますけれども、公定歩合引き下げの影響に限ってお伺いしたいと思います。  現状況下で投資マインドの向上につながるかということが一点。インフレへの影響はどうかということ。それから、...全文を見る
○広中和歌子君 では次に、大蔵省にお伺いいたします。  個人の預金残高と貸出残高をお知らせください。
○広中和歌子君 この預金金利が仮に〇・五%減ると、預金者の金利による収入は総額でどのくらい目減りするか、そういうことを伺います。
○広中和歌子君 つまり、預金者個人にとりましてはこれは増税に匹敵するようなものではないかと思うのでございますけれども、私は別の数字をここに持っております。一九九〇年度の個人、個人企業を含む家計部門の保有する預金債券残高は、一九九〇年末で五百六十二兆円に達しております。これは約五・...全文を見る
○広中和歌子君 問題は高齢者のことでございます。高齢社会と言われる現在、そうした個人の利益というのでしょうか、そういうものにも配慮した経済政策を重ねてよろしくお願いしたいと思います。  次に、経済企画庁長官にもう一度お伺いいたしますけれども、個人消費のレベルでは、いわゆる巣ごも...全文を見る
○広中和歌子君 こうしたいわゆる地味な消費というのは、必ずしも憂うことではないし、むしろ例えばそれこそ外で食べるよりも家でのホームパーティーといったような家族団らんのときがふえたり、あるいは環境の視点から考えますと、いわゆる過剰消費というのがごみ問題などを併発するわけでございます...全文を見る
○広中和歌子君 大変おもしろいテーマだと思います。  ちょっと話題を変えまして、国土庁にお伺いいたします。  国土庁の地価調査によりますと、最近土地が下がっているということでございますけれども、値上がり前に比べて現在どのくらい高いか伺います。そして、さらなる値下がりが望めるか...全文を見る
○広中和歌子君 鎮静化しているといっても東京圏、今お話がありましたように二・二倍強の水準でまだ高い状態、これは昭和五十八年前に比べてのことでございますけれども。しかし一方では、地価の鎮静化を理由に地価税の廃止を要望する声が非常に聞こえておりますけれども、大蔵大臣の御見解を伺います...全文を見る
○広中和歌子君 これまでも、地価が少し下がると対策緩和を求める声が業界から上がります。政府が手を緩め地価高騰が起こるというパターンが繰り返されないように、ぜひ要望させていただきたいと思います。  次に、株価低迷の原因について大蔵省にお伺いいたします。  株価が今下がっておりま...全文を見る
○広中和歌子君 かなりペシミスティックなお言葉でございましたけれども、日本の配当性向は世界の中で最も低いとされておりますが、それは事実でございますか。
○広中和歌子君 海外進出企業の利益率はどうでしょうか、通産省にお伺いいたします。
○広中和歌子君 これは低いんですか、高いんですか、よくわからないんですけれども。
○広中和歌子君 私は、経済学者じゃないから結論めいたことは申しませんけれども、どうも日本の企業の国際競争力というんでしょうか、特にこうした高度技術を使うところの企業でございますが、それは何か日本の消費者とか労働者とか投資家の犠牲と言っちゃ大げさかもしれませんけれども、損失の上に成...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  その配当でございますけれども、配当率向上について株主の意見が反映されることが大切だろうと思うのでございますが、投資家への配慮が非常に今の株式市場には欠けているんじゃないかと思われますが、その改善について御意見をお伺いしたいと思い...全文を見る
○広中和歌子君 専門家に向かって大変失礼なんですけれども、上場のルールを厳しくするというのは、いわゆるベンチャーキャピタルなどにとってはむしろマイナスであって、そういう意味では資本市場の非活性化につながるんじゃないか。むしろ、株を買う人、投資家にはリスク評価の公示みたいなもの、そ...全文を見る
○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  次に、進ませていただきます。  本年度予算における公共事業費の七五%を前倒しするということでございますけれども、下半期の公共事業の執行については新たな公共事業対策を考えていらっしゃるのか。下半期には補正予算による公共事業費の追加が...全文を見る
○広中和歌子君 では、それ以上追及するのはやめまして、次に、平成二年度の公共投資額は幾らでございましたか。
○広中和歌子君 予算案の中で、公共投資というのがどういう形になっているのかということが非常にわかりにくくて御質問しているわけですけれども、アメリカに約束した四百三十兆円の公共投資につきまして、どういう形で使われるのかお伺いいたします。そして、本年度予算の中ではどういう形で実現され...全文を見る
○広中和歌子君 今年度予算の中で。
○広中和歌子君 額は三十五兆円ですね。そしてどういう形で使われている、どういうところに配分されておりますか。目玉みたいなものをおっしゃっていただければ。
○広中和歌子君 私も実を言うとこの質問の前に御説明いただいたんですけれども、どうも現在の予算の枠組みの中で散りばめられているというような、少しずっはふえているわけでございますけれども、そういう現在の枠組みの中で漸増するというやり方は余りにもこそくではないかなと。私は新たな枠組みを...全文を見る
○広中和歌子君 今おっしゃった生活関連、それぞれ皆大切だということもわかりますけれども、同時に、単年度ではなく十年間の計画のもとに大きなプロジェクトというのも今からおつくりいただいて頑張っていただきたいと思うのでございます。  その一つといたしまして新首都建設があるのではないか...全文を見る
○広中和歌子君 今、クラスター方式というふうにおっしゃいましたよね、点々と散らしていくと。ちょっとイメージとしてつかみにくいんですけれども、もう少し詳しくお伝えください。
○広中和歌子君 そのクラスターというのは、先ほど出ました九百ヘクタールの中におけるクラスターですか、それともそれとは別に幾つかクラスターがあって、そして大きな大都市というんでしょうか、そういうものに結びついていく、そういうことなんでしょうか。
○広中和歌子君 新首都の移転先については何というか、最終的に決めるので今の段階ではディスカスしないというのが私の属しております新首都問題懇談会の基本的な姿勢でありまして、今度の報告にも示されていないと思うんでございますけれども、しかしながら、どのような場所が望ましいかといったよう...全文を見る
○広中和歌子君 土地取得というのはこの狭い日本で容易であるというのが可能かどうかわかりませんけれども、ともかく地価高騰につながらないような、そしてすばらしい都市がつくられることを希望しております。  我々が新都を建設するという場合、具体的にイメージすることは非常に難しいんですけ...全文を見る
○広中和歌子君 最後に国土庁長官、せっかくおいでいただいたので、この新首都建設に向けての前向きな御所見を伺わせてください。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に労働大臣にお伺いいたします。  我が国の労働力の需給見通しについてお伺いいたします。  非常に逼迫しているということが言われて長いわけでございますけれども、そういう中で、外国人労働者に対する基本的な態度もあわせてお答えく...全文を見る
○広中和歌子君 大臣、しかしながら国際分業ということも製造分野においてはよろしいかと思いますけれども、サービス分野におきましては、特に高齢化社会を迎えまして、きのうも看護婦さんとかホームヘルパーの人手不足の問題などを本会議で討議したわけでございますけれども、そうした分野におきまし...全文を見る
○広中和歌子君 社会の需給に見合った労働賃金ということになりますと、例えば大工さん、新聞や中づり広告に出ていましたけれども一日三万円だそうでございます。ところが看護婦さんとかホームヘルパーさんとか、特に看護婦さんの場合にはかなりの高度な知識なり技術を持っている人でございますけれど...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に、女性の就労について、女性労働者についての労働省の基本的なお考えをお伺いいたします。
○広中和歌子君 ただいま女性の労働者数は一千七百四十九万人でございまして、雇用全体四千七百三十万人の三七%を占めているところでございます。さらに非常に特徴となるところは女子雇用者のうち約六割が有配偶者でございます。先ほど戦争中の勤労動員という言葉が出ましたけれども、戦争中は主婦は...全文を見る
○広中和歌子君 パート労働者を、特に女性の場合ですけれども、家庭の主婦の延長線に考えるか、それとも正社員になる過程として考えるか、それによって随分考え方が違うんじゃないかなと思うんですけれども、Aパート、Bパートというのを御存じでしょうか。Bパートというのは、正社員になれなくて、...全文を見る
○広中和歌子君 手当、定期昇給、賞与、退職金などについても大きな差があるんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○広中和歌子君 女性のパートの方の多くが非課税限度枠を超える収入を得ることに対してためらっているわけですけれども、その理由は何でしょうか。
○広中和歌子君 これは私見でございますけれども、労働大臣に伺いたいんですが、非課税限度枠とか企業内におけるさまざまな配偶者手当、そういったものが女性を低所得労働に閉じ込めている、そういう結果になっているんじゃないかということを指摘したいんです。つまり、どんなに税金が高いといたしま...全文を見る
○広中和歌子君 それと同時に、日本の正社員の雇用形態などにもメスが入れられなければいけないんではないかと思います。  次に、大変環境庁長官にお待たせして申しわけございませんでした。酸性雨についてお伺いいたします。  公明党は、昨年十二月から本年三月にかけ都内の酸性雨の実態調査...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に、最後の質問になりますけれども、ごみ問題についてであります。ごみの減量にとっての行政、生産者、消費者の役割について伺いたいと思います。  ごみ処理が行政の役割である限り、ごみ処理のコストとか手間とか、そういうものはごみを出...全文を見る
○広中和歌子君 そういたしますと、例えば住民参加の方法としてごみの有料化ということで、ある都市では袋を有料といたしまして、その袋を買いましてその袋の中に入れなければごみを回収してくれないといったような制度をつくっているんですね、これは住民側からでございますけれども。一万企業側でご...全文を見る
○広中和歌子君 確かに、お答えのように分野別にデポジット制度とか何かを導入しなければならないということはございますけれども、できない理由、難しい理由を言っておりますうちに我が日本国はごみの山となってしまう、そういう危機的状況に達しているということも御理解いただきたいと思います。そ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。質問を終わります。
04月15日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○広中和歌子君 ニューヨークで行われてまいりましたUNCEDの準備会が先週で終わりまして、多くの重要な点で各国の合意が見られず、あるいは中身が骨抜きにされるといったことで失望感が広がっている、そのように報道されております。来る六月のブラジルでの地球環境サミットの成功が危ぶまれてい...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。ぜひその説得が成功することを祈っているわけでございます。  今おっしゃいましたように、日本は経済的には先進国ですが、CO2排出に関しては、一人頭というんでしょうかパーキャピタはアメリカの約五分の二でありまして、イタリア、フランスに次...全文を見る
○広中和歌子君 大変すばらしい前向きなお話を伺いまして、大変心強い限りでございます。  地球環境マーシャル・プランと言ったら大げさですけれども、これは先ほど引用いたしましたゴア上院議員が、その彼の書かれた本「アース・イン・ザ・バランス」、これは日本語では「危ない地球」といったタ...全文を見る
○広中和歌子君 環境マーシャル・プランのことです。
○広中和歌子君 マーシャル・プランというのは、戦後ヨーロッパを復興させるということで非常に役に立った、非常にイメージのいいネーミングのプランでございますけれども、ぜひそうしたものも視野の中に入れて積極的に資金援助、リーダーシップを発揮していただきたい、そんなふうに思っております。...全文を見る
○広中和歌子君 済みません、SDRというのは何ですか。
○広中和歌子君 このGEFは一つの形だろうと思いますけれども、その運営についていろいろな意見が出ております。特に世銀とのかかわり、その運営の透明度などに問題があるというふうに言われておりますけれども、環境庁の御意見はどうなのか。地球環境を守る立場からGEFの果たしている役割をどの...全文を見る
○広中和歌子君 今、環境庁長官から、これは試験的なプログラムであり、恐らくGEFをモディファイするという形で考えられるんじゃないかということでございました。  大蔵省の方においでいただいておりますので、これからどのような寄与をなさっていくおつもりなのか。もちろんこのGEFの方向...全文を見る
○広中和歌子君 それにかかわってですけれども、環境税について話題を移したいと思います。  地球環境の保護の視点から環境税の導入を検討する必要があると私は思っておりますが、これは二酸化炭素とかフロンなどの汚染物質の大気への排出を抑制するためのさまざまな税、例えば排出課徴金とか製品...全文を見る
○広中和歌子君 これはこれからどういうふうに発展するかという問題だろうと思います。  今、日本が地球環境においてリーダーシップを発揮してもらいたい、これは技術移転の問題もございますし、資金面でもと。そういうことで期待は非常に高まっているわけですけれども、しかしそのお金をどうやっ...全文を見る
○広中和歌子君 期待しております。  環境庁は四月十三日に、環境税や家庭ごみの処理費有料化など環境保全の費用負担に関するアンケート調査の結果を発表されたようでございます。それによりますと、環境税導入には五五%の人が理解を示し、ごみ処理の有料化にも七五%が賛成している。これらの調...全文を見る
○広中和歌子君 環境庁は環境税について研究会を発足された。昨年十一月の十八日でございます。いろいろ御討議をなされているんだと思いますけれども、早くも産業界に波紋が広がっている。そういうようなことで、今度は通産省の方においでいただいておりますので、考え方を伺いたいと思うんです。
○広中和歌子君 ともかく環境税というのは今から検討され、そして将来的にはどうしても必要となる税金ではなかろうかというふうに私は思っておりますし、また環境庁でもそれを積極的に検討する勉強会などを始められているわけでございますけれども、早くも産業界ではそれに対してさざ波が立っていると...全文を見る
○広中和歌子君 やはりすべての合意のもとにと横並びというお考えもわかるわけでございますけれども、リーダーシップというのはそこから一歩抜け出ることではなかろうかと存じます。  そして、特に通産省に申し上げたいのは、いろいろな痛い経験の後にすばらしい環境技術をお持ちになって、それを...全文を見る
○広中和歌子君 このガットの問題はその行く末につきまして、経済の安定的な成長という視点からも、また環境問題の視点からも非常に関心のあるところでございましたので問題提起をさせていただきました。  最後に、時間がございませんので簡単に伺いますけれども、環境庁が主唱し、関係各機関と協...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
05月20日第123回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○広中和歌子君 けさからこの法案につきまして審議が行われているわけでございますけれども、少し別の視点からというか話題を変えまして、まず地球サミットに関連する質問をさせていただきます。  先日、地球サミットに向けて日本のイニシアチブによって開催されました賢人会議でございますけれど...全文を見る
○広中和歌子君 日本としては日本の貢献、なかんずく資金面そして技術貢献、そういうものへの期待を痛いほどお感じになったんだろうと思います。  このたびの地球サミットに環境庁長官も御出席になりますね。それで、日本がとるべきイニシアチブというのはどのようなものになるのか、お伺いしたい...全文を見る
○広中和歌子君 国際的な枠組みさえできれば積極的に貢献できるんだと。そのことを言えることだけでも大変に幸せであるというようなお言葉でございましたけれども、さらに一歩踏み込みまして、日本が積極的にリーダーシップを発揮し、むしろ枠組みをつくることに関しましてよりよいものをつくるリーダ...全文を見る
○広中和歌子君 通産省の方はいらっしゃいますか。  この条約の達成に向けてエネルギーの需要供給政策の見通しを検討していると聞いておりますけれども、どのような改善策を進めるおつもりでしょうか。
○広中和歌子君 これは総合的に考えなきゃならない大きな問題でございまして、十分な質問通告もしていなかったのでまた次回に持ち越すといたしまして、次にCO2などの温室効果ガスの排出権取引の導入についてちょっとお伺いします。  さきの地球環境賢人会議の東京宣言にも取り上げられておりま...全文を見る
○広中和歌子君 私も大変にこの問題に興味を持ちまして、今後とも勉強していきたいと思っておりますけれども、ともかく地球規模では取引可能な排出許可証的なもの、これは大変おもしろい問題だと思います。  国内におきましてはいわば環境税的な考え方だと思いますけれども、どのような検討をなさ...全文を見る
○広中和歌子君 例えば先ほど出ておりました軽油の税金でございますけれども、非常に低いということですが、これなんかは一つの候補になりますでしょうか。
○広中和歌子君 それでは、自動車から排出されるNOxの削減に関する法律について、質問に入らせていただきます。もう既に同僚議員から非常にいい質問、しかも多岐にわたって出てまいりまして、私残念ながら重なるところが多くて一部同じ質問というようなこともあるかと思いますけれども、よろしくお...全文を見る
○広中和歌子君 現在の汚染というものが大変であるから今このような法案をつくられたわけでございますね。それで、法案ができて実際にどのくらい二酸化窒素が減るんでしょうか、現在あるいは二年後、八年後に。どのくらい実効性があるかということをNOxに限ってお答えいただければと思います。
○広中和歌子君 そうすると、今〇・〇六PPM以上の地域がかなりあるわけでございますけれども、その地域というのはどのくらい減少するというふうに予想されていらっしゃいますか。
○広中和歌子君 問題は特定地域で現実に下がるかどうかということで、総量だけの問題ではないんじゃないかなと思います。しかし、この問題は毎年きちんと観測しながら、さらに必要な施策をとっていただかなければならないんではないかといった感じを持っております。  先ほども質問に出ましたけれ...全文を見る
○広中和歌子君 先ほどから伺っていまして、この環境庁長官のイニシアチブ、リーダーシップに大変に感銘を受けたわけでございますけれども、せっかく通産省の方にいらしていただいておりますので、この点について通産省と石油業界との話し合い、そしてさまざまな施策とか見通しとかそういうことについ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。期待しております。しかも、前倒しでお願いできたらと思います。つまり、五年先ではなくて、もっと早くそれが実現されればもっといいんじゃないかと期待しております。  私はこの法案を見て確かに一歩前進だと。そして環境庁の御努力を大変評価いた...全文を見る
○広中和歌子君 車を持って運転している人にとっては財産ですよね、言ってみれば。それをある種の強制とか何かなしで、あるいは何かのメリットなしで買いかえが促進できるんでしょうか。
○広中和歌子君 税制面があるといっても、いずれにしたってコストがかかるわけですね。それが多少経費の中から落ちるという程度であったら、果たしてそれがインセンティブになるかどうかということが問題ではなかろうかと思います。  というよりは、むしろ先ほどから長官もおっしゃっておりますよ...全文を見る
○広中和歌子君 よろしくお願いします。  それで、軽油取引税に関しましては地方税ということで、自治省にいらしていただいておりますので伺いますけれども、この税率はどこでも一律ということでございますね。そして、その税率を変える権限は自治省にございますでしょうか。
○広中和歌子君 私がこんなことを言いましても効果があるかどうかわかりませんけれども、むしろ権限は地方に移譲されまして、そして一律ではなく特に大都会、大阪とか東京圏とかそういうようなところではディーゼル車、ディーゼルオイルは割高になると。つまり東京に地方から入ってくる車がディーゼル...全文を見る
○広中和歌子君 私の意見を言わせていただきますと、むしろ軽油の税金は高くした方がいいんじゃないかと思うんです。というのは、ガソリンは十分に値段が高いので、それで今のレベルで自動車の使用がとまっているんじゃないか。さらにまた、ガソリンが高いために非常に燃費がいい車が開発されたんでは...全文を見る
○広中和歌子君 NOxの問題というのは全国的な問題も多少あると思いますけれども、今時に問題にしたいのは、健康被害に直接かかわってくるところの特定地域、NOx濃度の高い特定な地域であろうと思います。  そういう地域への対策ということになりますと、やはりきめ細かく地方自治体がそうし...全文を見る
○広中和歌子君 単に健康被害だけじゃなくて、地域の環境に与える被害なんかもあるわけでございますね。例えば国立公園における大型車の進入規制であるとかそういったようなのはよその国では当然行われておりまして、日本でも一部行われるんじゃないかと思いますけれども、もっと規制の視点からの、い...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  質問を終わります。
05月21日第123回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○広中和歌子君 大臣、OECD閣僚会議御出席御苦労さまでございました。さぞお疲れでございましたでしょう。  五月十八日、十九日、パリで開催されましたOECD閣僚理事会におきまして、日本に世界の景気の牽引役を期待する声が強かったと報道されております。コミュニケの骨子にありますが、...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  日本経済が九一年度は辛うじて三%の実質成長を維持できた理由としては、外需依存型への再転換を行ったからではないかというふうに言われております。九二年度の政府見通しの三・五%の成長は果たして可能なのかどうか、経済企画庁の御判断はどう...全文を見る
○広中和歌子君 貿易黒字の原因というのはよく説明していただいてわかったわけですけれども、その解消の面につきましてはどうなんでしょうか。このまま放置しておいていいものなんでしょうか。
○広中和歌子君 ということは、局所的に輸入拡大促進というんでしょうか、その政策を早急にとる必要があるということにはつながらないんですか。
○広中和歌子君 開かれた経済というのは、同時に消費者にとっていいことにつながるわけでございますので、ぜひ進めていただきたいとお願い申し上げます。  日本経済というと今バブルの崩壊という言葉がイメージとして非常に広がっているわけで、実態はどうなのか私はよくわからないわけでございま...全文を見る
○広中和歌子君 つまりファインチューニングをした中の経済成長だろうと思いますけれども、ということで今までのお話を総合いたしますと、当面の景気回復策というのは必要ないというふうにお考えでしょうか。また、あるとしたらどのような対応があるのでしょうか。
○広中和歌子君 大臣、経済閣僚会議に出席なさって、今、日本の経済が少なくとも先進諸国と比べて比較優位にあるというんでしょうか、非常にいい状況にあるというふうに表現なさいましたけれども、ともかく外国からも日本に対して世界経済の牽引車としての役割が非常に大きく求められているわけです。...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  日本の世界への貢献というのが問われている中で、日本にとって一番ふさわしい貢献というのは、私はやはり環境問題ではなかろうかと思います。ぜひ通産省が日本の国内においてそうした面でのリーダーシップを発揮していただくことを今後とも期待い...全文を見る
○広中和歌子君 こういう難しい中で、特に人材不足というんでしょうか、待遇が余りよくないというようなことで人材不足、時短が今言われているわけですが、それの充足が非常におくれているというようなことがあるんではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでございましょうか。
○広中和歌子君 現状について、労働省、どのような分野で時短が非常に困難になっているか、実際の労働時間、特に中小企業においてはどのような現状であるかお話しいただきたいと思います。また、今おっしゃられたように労働力不足ということがある中で時短など不可能だといったような状況もあるんでは...全文を見る
○広中和歌子君 私の調べたところによりますと、物流業界においては二千八百時間を超えているというふうに聞いているんですけれども、それは事実でございますか。もうそれは大変なことですけれども。
○広中和歌子君 多分オーバータイムを含んでいるんでしょうか、そちらの数字は入っているんですか、入っていないんですか。
○広中和歌子君 ああそうですか。  いずれにいたしましても、非常に機動性とか利便性が高い自動車輸送が物流全体に占める割合が多くなり、トラックの運送業者は非常に過密な労働を強いられているようでございますが、本法案が入りまして、これは物流の効率化を促進する内容というふうに理解してお...全文を見る
○広中和歌子君 かなりの投資も期待されるわけですね。特に、コンピューター情報ネットワークにつきましては、これから始まったばかりでかなりの問題もあるんじゃないかと思いますけれども、卸と小売の商品管理、なかなか私はすばらしいことだろうと思いますが、これがまだ緒についたばかりでございま...全文を見る
○広中和歌子君 大企業は既に行っていると聞いておりますけれども、その投資額というんでしょうか、非常に大きいものになるんじゃないかと思いますが、どうなんでしょうか。それで、特にこうしたソフト面で働くシステムエンジニア、そうした人材確保ですね、かなりの高給を払わなければ来てもらえない...全文を見る
○広中和歌子君 これが卸業者間とそれから小売業者間とを結ぶことによって、非常に垂直的な結びつきも広がるし、また同業者間の水平的な連帯感も高まるというようなことで、いい面はいっぱいあると思うのでございますけれども、今までばらばらにやってきたことを一つに結ぶということでどうなんでしょ...全文を見る
○広中和歌子君 期待しております。  ちょっと視点を変えまして、ジャスト・イン・タイムの方式について伺いたいんですけれども、これは自動車などで始まったらしいんですけれども、工場と、それから半製品、半加工品などをつくる下請工場との間においてジャスト・イン・タイム方式の輸送方式が使...全文を見る
○広中和歌子君 業界同士の力関係だとか、あるいは消費者ニーズという名のもとに、かなりのわがままというんでしょうか、そういうものが必要以上に交通量の増大とか道路の混雑、そういうものを生んでいる。ある聞いたところによりますと、例えばハイウェーにおける休憩地帯ですか、あそこがウエーティ...全文を見る
12月07日第125回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○広中和歌子君 広中でございます。今国会から初めて運輸委員会に所属させていただきました。よろしくお願いいたします。  まず最初に簡単な質問と、そしてお願いを申し上げたいと思います。  中長距離列車におきますところの禁煙席と喫煙席の割合をお知らせいただきたいと思います。
○広中和歌子君 禁煙車と喫煙車の割合なんでございますけれども、もちろん乗る方の中で、乗客の中での割合なんでございますけれども、恐らく喫煙をしない方の割合というのはもっと多いんではないかなと思うんです。最近特にその傾向が強いようでございまして、予約などとりますときに禁煙車の方から満...全文を見る
○広中和歌子君 私は、このように広いお部屋で、天井も高くて、このようなところでしたら共存大変結構だと思うのでございますけれども、電車の中というのは大変天井も低く、しかも最近は窓があきませんでしょう。空気が非常に悪いんですね。ですから、ぜひ御配慮いただきたいと思います。  次に、...全文を見る
○広中和歌子君 統計によりますと、日本の場合は事故が起こって二十四時間以内の数なんですけれども、よその多くの国では三十日以内の数字なんですね。そういたしますと、日本の場合、三十日以内の死亡者というのは約二二%増、そういうようなことになるようでございまして、非常に多いというふうに言...全文を見る
○広中和歌子君 日本の車というのは、非常に性能がいいということで有名なんでございますよね。そういう中で安全性に関しては、安全性とい ってもシートベルトだとかアンチロックブレーキとかいろいろな要素があるんだろうと思いますけれども、その中で安全性、ボディーの強度ですね、それに対する...全文を見る
○広中和歌子君 私、事故の写真を見ましてびっくりするんですけれども、日本の事故の写真を見ますとくちゃくちゃっとなっちゃっているんですよね。つまり、人間が乗っている部分がくちゃくちゃっと、こうなっているんです。ところが、アメリカの自動車事故というのは、もう前が吹っ飛び後ろが吹っ飛ん...全文を見る
○広中和歌子君 日本はアメリカにたくさん自動車を輸出しております。輸出車には側面強度ドアをつけていらっしゃいますでしょう。ところが、日本のカーユーザーにはそうしたものを売っていないということ、非常に問題じゃございませんか。
○広中和歌子君 自動車を買う人は、私を含めまして、やっぱり見た目とかそういうもので買うんですね。そして、ドアがどのくらい強いかとかなんかというのは知らないんです。アメリカに輸出するときには強度ドアをつけるというのであれば、今グローバルな経済の中におきまして、アメリカにだけいいもの...全文を見る
○広中和歌子君 いや、今日本で皆様、道路の事情非常によくなりまして、非常に大きな事故、衝突事故とか、壁面にぶつかった事故とか、その結果としてこのようなくちゃくちゃになった車を見るわけでございますよね。自動車の教習所に行くといろんな写真見せてくれますけれども、あれを見ますとこれは例...全文を見る
○広中和歌子君 大臣、直接お伺いしたいんですけれども、この対話というのはいつまで続くのでございましょうか。
○広中和歌子君 御努力を大変評価させていただきますが、一日も早い第二滑走路の完成を、そこを年じゅう使う者の一人として希望しております。  現在三千三百万人が年間成田を使っているわけでございまして、一つの滑走路では非常に足りない、それはもう目に見えているわけでございます。ぜひ農民...全文を見る
○広中和歌子君 国内線とのネットワークはいかがでございましょうか。
○広中和歌子君 年間三千三百万人が成田利用しているわけですよね。――それは日本全体そうでございます。そのうち六七%が成田利用ですか、そのうち、首都圏の方が利用する割合というのは大体どのくらいかなと思うんですけれども、大体数字わかりますか。
○広中和歌子君 成田空港なんでございますけれども、プランはかなり前にできたものじゃないかと思うのですけれども、最近改造あるいは完成された国際空港、例えばシカゴとかサンフランシスコとか、最近ではありませんけれども、フランスのドゴール空港であるとか、ロンドンのヒースローであるとか、そ...全文を見る
○広中和歌子君 わざわざ、わざわざというか、非常に苦労して埋め立てて空港をおつくりになるわけですよね、関西新空港を。それなのにたった滑走路一本というのは何か、どうせつくるんならもっと大きな、大規模なものをつくられた方が将来的には安上がりなんじゃないかなというふうに思うのでございま...全文を見る
○広中和歌子君 国の補助率でございますけれども、空港に関しましても他の交通機関と同様の高い補助率、補助をもっと上げてもいいんではないかと、そのように思うのでございますけれども、これから航空機、私は、もちろん電車、汽車そのほか自動車も大切だと思いますけれども、飛行機の役割というのは...全文を見る
○広中和歌子君 例えばコミューター空港とかヘリポート空港についてお伺いいたしますと、採算に乗らないからというようなことがお答えとして返ってくるのでございますけれども、やはりこれは卵か鶏かという問題でございまして、便利になれば使う人もふえてくるというようなこともございますので、ぜひ...全文を見る
○広中和歌子君 もう時間も迫ってまいりましたので、しかも質問のお願いはしてないわけですけれども、料全体系などももっと自由化していただくことによって乗客の数をふやすことができるんじゃないかと私は思っております。  例えば休み、お正月休みであるとか夏休みとか、そういうようなときには...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。質問を終わります。
12月07日第125回国会 参議院 商工委員会,厚生委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号
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○広中和歌子君 有害廃棄物の越境移動を禁ずる国際法、バーゼル条約は地球環境保全の視点から、また自国のみでなく他国の国民の健康への配慮の視点から、そしてまた貧しい国が富める国のごみ処理場にならないためにも実に画期的な法律だろうと思っております。  これは一九八九年三月にスイスのバ...全文を見る
○広中和歌子君 バーゼル条約では、有害廃棄物の輸出入に当たって通告、同意の手続が規定されておりますけれども、本法案には書かれておりません。なぜ書かないのかお伺いいたします。書くべきではないかと思うのですが。
○広中和歌子君 おっしゃることがわからないわけではないんですけれども、この法律を見ますと、我が国の立場から輸出の許可をし、あるいは輸入の許可をする承認をする、そういう形になっているんですけれども、相手の国の承認というものが前提になっているというふうに解釈してよろしいんでしょうか。
○広中和歌子君 わかりました。  次に、バーゼル条約四条においては、締約国は非締約国との有害廃棄物の輸出入は許可されないことになっておりますけれども、本法案ではどのようになっているのでしょうか。例外というのはあるのかお伺いいたします。
○広中和歌子君 そうした補足手段をとりますときには、この本法律並びにバーゼル条約の精神というものは生かされるものと解釈してよろしゅうございましょうか。
○広中和歌子君 それからバーゼル条約四条の6についてなんですけれども、これも一つの例外といたしまして南緯六十度以南の地域に対する輸出ということがございます。これは南氷洋の方のことだろうと思いますけれども、なぜこれも本法律の中に明記されていないのでしょうか。
○広中和歌子君 その点については後から質問させていただきますけれども、それから輸出された有害廃棄物などがお互いの承認にもかかわらず不法投棄された場合、その再輸入の義務につきまして先ほども同僚議員などが質問したわけでございますけれども、もう一度その再輸入の義務はどのように担保される...全文を見る
○広中和歌子君 この本法案の第三条にスキームというのでしょうか基本的事項の内容が、いろいろこれから検討されるというようなことなんでございますけれども、もう既にお考えがまとまっている段階ではなかろうかと思いますけれども、廃棄物処理業者に、私どものような素人にもわかるような形で具体的...全文を見る
○広中和歌子君 というと、重ねて伺いますけれども、バーゼル条約四条の9に載っておりますところの許可の要件として、輸出国が処理能力、施設を有しない場合あるいは再生利用の原料として使用すること、そういったようなこともこの基本的事項の中にきちんと書かれるということでございますね。
○広中和歌子君 それから、通産省からいただきました「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案概要」、これを見ますと、「輸出の承認」というところで①、②とありまして、第③の、「通産大臣は環境庁長官の通知を受けた後でなければ①の承認をしてはならないものとする。」と いうところ...全文を見る
○広中和歌子君 それから、これは大きな問題ではなかろうかと思うんですけれども、このバーゼル条約に参加し、そしてかつ特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律案、これが通ったりいたしますと、今までリサイクルの名目でかなりの部分が有価物として輸出されていた、そうしたものが国内に滞留...全文を見る
○広中和歌子君 最後に通産大臣に、この法案がきちんと実施されることの必要性につきまして御決意をお伺いして私の質問を終わります。よろしくお願いいたします。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。