広中和歌子

ひろなかわかこ



当選回数回

広中和歌子の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第126回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○広中和歌子君 総理、今、国民の政治不信は極限に達しております。日本への国際的評価、信用も急速に下降しているんではないかと心配しているところでございます。自民党前総裁宮澤内閣の生みの親と言われる金丸氏の所得税法違反の容疑に見る逮捕と起訴について、総理は遺憾とおっしゃる以外にいかな...全文を見る
○広中和歌子君 検察の取り調べにより莫大な額の蓄財の事実が次々に明らかになっております。  新聞報道によれば、甲州金脈と言われ、公共事業を通じ集金がなされたということですが、公共工事と政治資金のかかわりは広く関係議員に及んでいるとささやかれております。この際、徹底的な解明がなさ...全文を見る
○広中和歌子君 金丸事件の特捜部の規模は今後人員の点でも拡大され、捜査の範囲は大手ゼネコンを含め広げられると思ってよろしいでしょうか法務大臣にお伺いいたします。
○広中和歌子君 やみ献金の原資とされる使途不明金には重加算税がかけられております。現状でもかけられているにもかかわらず、八九年から九一年の三年間、資本金一億円以上の企業の使途不明金は千五百九十七億円、そのうち建設業関係は六七%の千九十五億円でございます。  国税庁は使途不明金に...全文を見る
○広中和歌子君 ニューヨーク・タイムズに掲載された長良川河口ぜきにかかわる意見広告では、日本の公共事業の灰色の部分が指摘されております。  総理は、こうした日本の政治の信頼性を損なううわさをきっぱり公に否定し、不確実な記事を載せたことでニューヨーク・タイムズに抗議がおできになり...全文を見る
○広中和歌子君 指名入札制度、談合、政治献金について、この際徹底的にメスを入れるお気持ちがあるか法務大臣に伺います。国民は検察を応援しております。世論を追い風にぜひ御健闘を祈っているところでございます。
○広中和歌子君 現在の国民の政治不信を払拭する唯一の道は総理は政治改革関連法案を今国会で通すことだ、そういうふうに言われています。再び起こらないような法手続を整備し、それを実行すべきだと私も思います。  しかしながら、単純小選挙区か比例併用がで選挙制度に関しましては与野党間に越...全文を見る
○広中和歌子君 総理のリーダーシップを期待しているところでございます。そして、もし通らないんであれば、国民に信を問う意味で解散、総辞職、そして総選挙と、そういうふうな形をとるお覚悟があるのではないかと期待しているところでございます。  さて、ある世論調査によりますと、今回の金丸...全文を見る
○広中和歌子君 私はこの問題につきまして宮澤総理にかつて大蔵大臣のころお伺いしたことがございまして、そのときは、アメリカと違って日本は年金番号と連係していないし、つまり土壌が違う、そのようなお答えをいただいたことを覚えているわけでございますけれども、ともかく日本でも国民年金、健康...全文を見る
○広中和歌子君 では、次の国際協力と国際貢献の問題に移ります。  ポスト冷戦の世界は決して平和ではございませんでした。湾岸戦争を初め、ソマリア、カンボジア等各地で民族紛争、地域紛争が起こっております。旧東側陣営の解体は多くの混乱を引き起こし、なかんずくユーゴの内戦は悲惨でござい...全文を見る
○広中和歌子君 もうちょっと国連の果たすべき役割について具体的に伺いたかったわけでございますけれども、来る七月の東京サミットにおいて総理は国連改革を主要テーマとして提言されていると伺っておりますが、その内容と概略をお伺いいたします。
○広中和歌子君 非常に大ざっぱなお話でございますけれども、もうちょっと具体的に、例えば安保理につきましてどのようにお考えか。そして特に、日本はもしかしたら安全保障理事国参加を求められる、そういう可能性もあるかもしれません。そうしたときにはどのように対応なさいますか、そしてこのメン...全文を見る
○広中和歌子君 ブトロス・ガリ国連事務総長は四段階の地球管理構想を打ち出しているわけでございます。予防外交、平和執行、平和の維持、平和の再建、この四つでございますけれども、この構想について総理の個人的なお考えと、日本としてはもし国連がこうした方向で非常に活発に活動するとしたらどの...全文を見る
○広中和歌子君 既に起こっている紛争に停戦の合意が得られてから参加するのがPKO、平和維持活動だと思うのでございますけれども、本当に予防外交とか、それから戦争が拡大する前に、例えばモザンビークとかソマリアなどあのような状況、飢えでございますけれども、あのような状況が発生する前に何...全文を見る
○広中和歌子君 日本は現在カンボジアに参加しておりますけれども、PKO法案の制約から一回に六百名という限られた人数が参加しているだけでございます。あのときの討議で、自衛隊以外で民間人も参加してもいいといったような声が出ていたわけでございますけれども、現実には民間人の参加というもの...全文を見る
○広中和歌子君 現在、国連事務局には公式非公式に二十カ所からPKO派遣のリクエストがあるそうでございます。実に国連は背負い切れないほどの問題を抱えておりまして、欧米先進国はそれぞれに多大な貢献をしていると伺っております。  例えばカンボジア、我々としては六百人出しただけでも非常...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  ちょっと話題を変えまして、ガットの問題でございます。  農業自由化に関する最近のNHK調査によりますと、自由化賛成あるいはやむなしが過半数を占めているわけでございます。公明党による農村地区に限って調査したその結果によりましても...全文を見る
○広中和歌子君 国民の中に日本は自由貿易体制で経済発展を遂げてきたという思いが強く、したがってガット・ウルグアイ・ラウンドを成功さすべきだという考え方を持っている人が少なくないだろうと思いますけれども、それ以上に自由化後の日本農業の競争力の高さへの自負があると、そんなふうにお思い...全文を見る
○広中和歌子君 私も日本の米のおいしさを非常に評価しているものでございまして、こうした現状を踏まえまして、我が国は農業問題で行き詰まっているガット新ラウンドを成功させ、自由貿易体制を推進するために進んでリーダーシップをとられるべきではないか、そのように思いますけれども、総理の御決...全文を見る
○広中和歌子君 その点に関しては私も同意いたします。  では、ロシア支援についてお伺いいたします。  経済の急速な悪化に悩むロシアに対しまして、先進七カ国の対応が非常に注目されているところでございます。九一年に表明した二十五億ドルの金融支援はいまだ実行されていませんが、その理...全文を見る
○広中和歌子君 日本は対日支援に対して非常に消極的であるとフランスのミッテラン大統領に指摘されているようですけれども、実情はどうなんでしょうか。今のお話を聞いていると、やはりそのような批判をされても仕方がないのかなと思うわけでございますけれども、総理は対日支援についてどのようなお...全文を見る
○広中和歌子君 サミットでぜひ誤解がないように説明していただきたいと期待しております。日本が望むと望まざるとにかかわらず、対日支援には政経分離が求められているわけでございます。そうしたとき、領土問題に新しい視点をとり入れてみたらいかがかなと思うわけでございます。  GLOBEと...全文を見る
○広中和歌子君 では、経済対策と経済の今後の見通しについてお伺いいたします。  一九九二年の貿易統計によりますと、我が国の貿易黒字額は過去最高の十三兆五千億円に上ります。対米が総額の四割、対欧州とアジアの黒字も過去最高でございます。これを裏返せば世界じゅうの多くの国々に莫大な赤...全文を見る
○広中和歌子君 莫大な貿易黒字は我が国の消費が生産に追いついていないことを意味するのではないかと思います。つまり日本人は働いただけ消費していないという見方でございます。海外で黒字をため、国内では貯金をしている。現在、我が国は不況のさなかでございまして国民の消費意欲は減退しているわ...全文を見る
○広中和歌子君 私に言わせますと、日本人にとって豊かさで最も欠けているのはスペース、なかんずく居住スペースだと思っております。しかも、内需を拡大し国民の消費を喚起し、経済活性化の一助となるのは住宅投資だと思います。しかし、土地が十分下がり切っていない中で住宅はなかなか持てない、建...全文を見る
○広中和歌子君 次に、大蔵大臣に伺います。  住宅減税は建てかえにも及ぼすこと、企業の場合のように、個人の金利負担分は期限を限らず控除の対象にするなど、思い切った住宅振興の対応が必要だと思うんです。御所見を伺います。  国公有地に新規の住宅建設あるいは建てかえ、場合によっては...全文を見る
○広中和歌子君 労働大臣に伺いたいんですけれども、我が国の人間を大切にする終身雇用制あるいは年功序列制、それは最近揺らいでいるんじゃないか。サラリーマンハラスメントというような言葉を聞くわけでございますけれども、この日本的雇用の行方についてコメントしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○広中和歌子君 雇用調整というのは避けたいといいましても、企業にとっての生き残りあるいは日本の経済発展のために必要なリストラは行わざるを得ないという視点に立ては、余剰人員のために新たな職場、再就職の場を開拓しなければならないと思います。  今後の日本の経済を引っ張っていく、そし...全文を見る
○広中和歌子君 公共投資に新機軸をということが最近非常に多く言われているわけでございますけれども、郵政大臣、情報通信基盤整備構想というのをお持ちだそうでございますけれども、ちょっと簡単にお話しいただければと思います。
○広中和歌子君 ともかく、さまざまないわゆる波及効果の大きい内需拡大、そしてついでに国民生活が豊かになる、そうした方向をぜひ模索していただきたいわけでございます。  高齢者保健福祉推進十カ年計画などを見ましても、この今の進捗状況では果たして十年後に達成できるのかということも心も...全文を見る
○広中和歌子君 文部省にもお伺いしたかったわけですけれども、時間がないので、大学の知的インフラ整備につきましてもよろしくお願いしますと申し上げるだけにいたします。  そして最後に、国会移転についてお伺いしたいと思います。  今後のスケジュールと、国会移転に伴う行政機関、首都機...全文を見る
○広中和歌子君 最後に、おっしゃいましたように、首都機能移転については、できるだけ早く新都の青写真を描くとともに、東京発展の未来ビジョンも同時に描き、国民の間に理解とコンセンサスを得ることが大切だと思います。新都と決まった地域周辺の地価抑制策というのも非常に大切だと思います。さら...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月25日第126回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  まず、佐々波先生にお伺いいたします。  日本は外国に対しまして千百十七億ドルという膨大な黒字を抱えている、御指摘のあったとおりでございます。これは対米を初めといたしまして、EC、アジア、世界じゅうに黒字をつくってい...全文を見る
○広中和歌子君 次に、河口公述人にお願いいたします。全部お答えいただけるかどうかわかりませんけれども、ちょっと述べさせていただきます。  日本の経済の競争力の強さというのは、過去、エネルギー危機を乗り越え、また円高不況を乗り越えたということで証明されているわけですけれども、これ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月26日第126回国会 参議院 運輸委員会 第2号
議事録を見る
○広中和歌子君 考えてみますと、私どもはさまざまな交通機関にお世話になっているわけでございます。バス、電車、タクシー、汽車、飛行機、たまには船も利用します。そういう中に、しかしながらこうした交通行政をつかさどる運輸省の運輸行政については私は全くの素人でございます。したがいまして、...全文を見る
○広中和歌子君 お引き受けになりましたその時点におきまして、どういう形で返済をしていこうか、そういう計画があったはずでございますけれども、それはどういうものだったのでしょうか。そして、引き受けた債務の二十五・五兆円でございますか、それはどこから借りているのか。そしてまたその利子で...全文を見る
○広中和歌子君 なるべく早く土地と株を売ってということなんですけれども、二十五・五兆円というのは無利子のお金だったんでしょうか。そうじゃないですよね。
○広中和歌子君 二十五・五兆円というと、私どもの日常性からもう非常に遠い世界でございますので余りぴんとこないんですけれども、二十五・五兆円の金利ですね、利払い、年間どのくらいになるのでございましょうか。
○広中和歌子君 ここに、平成五年度日本国有鉄道清算事業団予算の支出の分で「債務償還諸費」と書いてございますけれども、平成三年度が二兆六千億、平成四年度が二兆四千億、平成五年度が二兆八千億、この三カ年足しただけでも幾らになりますか、七兆円を超える。つまりこの二十五・五兆円、早く返さ...全文を見る
○広中和歌子君 一応平成九年度までに売却して何か片をつけたいという御趣旨だろうと承りましたのですけれども、土地の資産というのは、引き受けた時点の時価は大体どのくらいあったのでございますか。
○広中和歌子君 それから、株の方はどのくらいで売れるというおつもりで株を持たれたわけですか。
○広中和歌子君 株のことはそれじゃ後で伺いますけれども、ともかく当時の時価は七兆円で、そして株も売りますと一応二十五・五兆円、最初引き受けた債務というのはきれいになくなるという予想でいらしたわけですか。
○広中和歌子君 そうすると、その十三兆円はだれが返すという、清算事業団というものの性格をちょっと教えていただきたいんですけれども、その残ったものはどうなさるおつもりだったのでしょうか。
○広中和歌子君 そうすると、清算事業団の責任ではないということでございますね。残った借金というのは当然最初から、株を売っても土地を売っても、いずれにしても全部返し切れるものではないということを承知の上で資産をお引き受けになったわけですよね。
○広中和歌子君 いや、私もこうやって見ていましてちょっと心配になっているからお伺いしているわけでございますけれども、利子は国の借金だからって決してまけてもらえなくて、今金利が下がっているようですけれども、それが市場に連動して安くなっているのかどうか、それもわからないところですけれ...全文を見る
○広中和歌子君 NTTが大変うまく株をお売りになって大蔵省が大変もうけられたと言うと失礼ですけれども、国庫が非常に膨らんだということでございますけれども、清算事業団というのは、あのときに非常に地価高騰だから売ってはいけない、最高の時期に売ってはいけないという閣議決定があったそうで...全文を見る
○広中和歌子君 私は経済の専門家でもありませんし、また大臣のお言葉に反論するつもりはないのでございますけれども、しかも過去のことをとやかく言っても仕方がないとは思いますけれども、例えばあの地価高騰のときにもし国鉄が土地を放出なさいましたならば、むしろ地価を下げるという、つまり供給...全文を見る
○広中和歌子君 つまり、八千八百八ヘクタールの用地の三分の一近くを売りました結果として得た収入というのが二兆円でございます。たった一年分の金利にすぎないわけです。ということを考えますと、いかに早く借金をなくしていくかということが非常に大切なんだと思うんです。そしてその残った借金が...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると局長、私が今申し上げましたことは全く素人の視点でございますけれども、素人の視点であっても私は結構納得していただけるところがあるんじゃないかと思います。ともかくこの借金を早く返す。しかも、清算事業団がもうけにつながるようなビジネスをやっているんであればまた...全文を見る
○広中和歌子君 この前証券の問題でいろいろ言われたわけでございますけれども、こういうことを言っては大蔵省に失礼かもしれませんけれども、さまざまな指導とか、それから株価を何というんでしょうか、これは大蔵省とは関係ないことでございますけれども、株価に対する配慮が余りにもあったおかげで...全文を見る
○広中和歌子君 では次の問題に移りたいと思います。  リニアでございますけれども、これまでの経費と、それからこれからの費用についてお伺いしたいと思います。
○広中和歌子君 今の段階ではこれは実験線でございますから、実現するか実現しないかということはわからないわけでございますけれども、もしうまくいったといたしますと、もちろんもしというのが成功することを祈っておりますけれども、そういたしましたら、リニア鉄道網というんでしょうか、今後そう...全文を見る
○広中和歌子君 実用化については御検討になるということでございますけれども、五百キロの速度で地上があるいは地下、地下というかトンネルの中を走るものというのは、まだ実現していないわけでございますからちょっと想像しにくいところなのでございますけれども、飛行機との関連、それから他の新幹...全文を見る
04月02日第126回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。  山口参考人は、もう野党の置かれている立場、そして感じているフラストレーションをまことに見事に説明していただきまして、感謝していいのか、本当に情けなく思っているところでございます。  例えば野党の得る情報量のことでご...全文を見る
○広中和歌子君 野党の調査活動の限界を御指摘になっているわけですけれども、そして調査スタッフの充実を指摘なさいました。しかし、私たち、現在、参議院の調査室もあれば国会図書館にもスタッフがいる。そういうことなんですけれども、こんなことを言うと大変問題があるかもしれませんけれども、そ...全文を見る
○広中和歌子君 相手の立場に立つというのがまさに公正の原則だろうと思いますので、もう本当に政権交代が必要だろうと思っているところでございますけれども、現在、自民党が提案していらっしゃる小選挙区制でございますけれども、小選挙区制と政権交代の相関関係についてはどういうふうな御意見をお...全文を見る
○広中和歌子君 日本の与党の方々は、行政府が準備する予算とか法律、政府提案の法律がほとんどなわけでございますけれども、それを部会で審議なさいますよね。その部会で審議なさるときにさまざまな影響力を行使できるんじゃないかということで、与党に関しましてはその部会を公開にすべきではないか...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。野党として頑張らせていただきます。
04月08日第126回国会 参議院 運輸委員会 第3号
議事録を見る
○広中和歌子君 公明党・国民会議の広中和歌子でございます。よろしくお願いいたします。  前回、去る三月二十六日のこの運輸委員会におきまして、リニアモーターカーについてお伺いいたしました。現在建設中の山梨実験線については九七年まで実験を進めることになっておるけれども、その後の実用...全文を見る
○広中和歌子君 つまりお答えとしては、こうした点について技術的な面を検討していく、そういうことでございますね。現在の段階ではわからない。
○広中和歌子君 恐らくそうだろうと思います。かなりの費用をかけてこうした実験をするわけでございますので、かなりの確実性を持ってやっていただいているものと理解させていただきます。  コスト面ですけれども、これは将来リニアによる中央新幹線構想として実現されるものというふうに承ってお...全文を見る
○広中和歌子君 私は性格的なものなのかもしれませんけれども、非常にコストということについて気になるわけでございます。このリニアについてはコスト計算は後のことになるんだろうと思いますけれども。  次に、整備新幹線についてお伺いいたします。  これは「経済社会情勢の変化等を考慮し...全文を見る
○広中和歌子君 北陸新幹線がリース料を払うことによって借金を返していく、そういうことでございますね、平たく言えば。収入の面なんでございますけれども、もちろんオリンピックとかいろいろなイベントがございますから乗客数がふえるだろう、そして経営も改良するだろう。特にサービスがよくなれば...全文を見る
○広中和歌子君 これからのことということではっきりとしたお答えをいただけなかったわけですけれども。  では次の問題に移りますけれども、こうした現在ある新幹線、私ども非常に喜んで利用させていただいているわけですけれども、それに整備新幹線が加わる、またリニアもできるということで、こ...全文を見る
○広中和歌子君 これは何によるのかわかりませんけれども、日本の航空三社の国際競争力の問題なんですけれども、大変にそういう国際競争にさらされて非常に経営が難しいということも伺うわけでございますけれども、その事実関係をお伺いすると同時に、国内の競争力というんでしょうか、経営状況をお伺...全文を見る
○広中和歌子君 利用者の立場から申しますと、国際競争によりまして運賃値下げの圧力がかかるということは大変好ましいことなのでございます。  先ほど泉信也同僚議員から御質問もございましたように、日本と世界の国々との事情というのは違うかもしれませんけれども、韓国におけるハブ空港化、そ...全文を見る
○広中和歌子君 余り厳しいことを申し上げたくないんですけれども、体質改善策についてなんですけれども、どのようなことがなされているのかお伺いできますでしょうか。スチュワーデスの方、パイロットの方の労働時間とか賃金水準とか、そうしたものももし他国との比較において、あるいは日本の国内に...全文を見る
○広中和歌子君 人件費は国際的に比べて高いにもかかわらず、営業面における人件費のパーセントはむしろ二割ぐらい、低いということは他の営業面におけるコストが高いということでございますよね。  それはどういう側面かなと思うんですけれども、例えば空港使用料が高いとか、今度できます羽田の...全文を見る
○広中和歌子君 よくわかりました。  成田空港でございますけれども、一九七八年に営業が始まりましてもう十五年以上たっているわけでございますけれども、まだ一つの滑走路しかない、そしてターミナルももう不便きわまりないとあえて申し上げさせていただきますけれども、そういう状況でございま...全文を見る
○広中和歌子君 恐らく同じような質問がここの委員会で何十回となされ、多分同じようなお答えが何十回と繰り返されたんではないか、そのように想像しているところでございます。  大臣、突然で大変恐縮なんでございますけれども、憲法第十二条、第十三条を覚えていらっしゃいますか。
○広中和歌子君 失礼いたしました。では、かわって読ませていただきます。大変短いものでございます。「国民の権利及び義務」というところでございます。  第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用し...全文を見る
○広中和歌子君 私は憲法との兼ね合いの中で、そして法律がございますよね、土地収用法、あれは成田に関しては使われたことはございますか。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。大変お答えにくいことを答えていただいたわけでございますけれども、民主主義というものの考え方が大分違うようでございます。  先ほども同僚議員が、生活大国を目指す五カ年計画の中で、大都市鉄道の混雑率、混雑の状況について御質問になり、また...全文を見る
○広中和歌子君 難しさはあると思うんですけれども、いろいろ建築基準法の問題もあれば技術面のこともあると思うんですけれども。今日本ではもうすばらしい海底トンネルをつくり、大きな橋をかけるという、それほど建築技術が進んでいる時代でございますので、あとはやるかやらないかというJRの御方...全文を見る
○広中和歌子君 十年計画でございましたか。
○広中和歌子君 あと五年ぐらい残っているわけですね。土地の買収率というんですか、八二%と非常に高くて結構だと思いたくなるのでございますけれども、一人の人でも反対しますと成田のケースのように何十年でもおくれるわけでございます。そういうことで、ここでは土地収用法などは適用するお考えは...全文を見る
○広中和歌子君 確かにおっしゃるように、私は何も強行に明け渡しを要求するというのは、北風と太陽ではございませんけれども、やはり太陽のアプローチの方がよろしいような気がいたします。  それでなんですけれども、これも先ほどのJR路線上の住宅のことを申し上げましたけれども、例えば例を...全文を見る
○広中和歌子君 ぜひ前向きに御検討をお願いしたいと思います。  次に、バスについてお伺いしたいんです。  まず、バスの、特に地方のバスでございますけれども、事業所の数が非常に減っているということなのでございますけれども、どういう形でこのバス路線をキープなさるか、これは公共の立...全文を見る
○広中和歌子君 何か本を読んでおりましたらば、外国の中でも、それは全部じゃございませんけれども一部バスの運賃の補助をするとかというような形で、五〇%の補助率とかというようなこ とでございます。日本ではやり方が違うのかもしれませんけれども、ぜひバス路線に関しましては地元の住民の意...全文を見る
○広中和歌子君 バス路線が存在するということに気がつきまして、大変関心があったわけですけれども、車は遠慮しているのにそのバス路線に駐車をしている車が結構ございまして、つまり歯抜けの状況で車があるわけです。  それから渋滞なんか見ておりますと、必ず違法駐車によるものが多いわけなん...全文を見る
○広中和歌子君 この五十三万件とか二十四万件というのは、実際に取り締まりをなさった件数でございますよね。ですから、違法駐車している車を数えられたことございますか。ある日のある時点でございます。
○広中和歌子君 下がったことは御同慶の至りと申し上げなきゃいけないんでしょうけれども、ともかく一年間に例えば東京でチケットというんですか、切符をつけたのが五十三万件。しかしながら、一日にある時間帯をとりますと十八万件ですか違法駐車があると。そういうことでございますから、もういかに...全文を見る
○広中和歌子君 日本の駐車違反を見ていますと非常に温情主義だなと思うんですけれども、チョークでつけるというのも例えば私が住んでおりましたアメリカなんかじゃ全く考えられないので、車をとめてそして持ち主がいないのであれば、それが違法駐車のところにとまっていればすぐにチケットを切るわけ...全文を見る
○広中和歌子君 これも考え方の問題でございまして、何とかする意思があるのかないのかといったような問題だろうと思います。その意思さえあれば道は開けるものだというふうに思いますし、法律改正あるいはさまざまな行政上のそういう措置でできるんではないかと思います。  最後に、車輪どめです...全文を見る
○広中和歌子君 最後に運輸大臣のこの点に関しましてのコメントをお願いいたしまして、質問を終わります。
04月20日第126回国会 参議院 運輸委員会 第4号
議事録を見る
○広中和歌子君 きょうは貴重なお時間を割いて、大変いいお話を伺いまして、ありがとうございました。  まず鈴木参考人にお伺いいたします。  まず、支援センターについてでございますけれども、新しい法人をわざわざつくる必要があるのかどうかということについて御意見を述べられましたが、...全文を見る
○広中和歌子君 違った予想が出てくる可能性があるということで予報士の制度をつくるということが今回の法案にあるわけでございますけれども、予報士という資格を一たん取りますと、その人たちの出してくる情報でございますけれども、それが必ずしも一つではなくて多様な情報が多様な解釈によって出て...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  次に、石川参考人にお伺いいたします。  天気予報は確かに過去十年間ぐらい非常に予報のプレゼンテーションの仕方が多様になりましたし、それからおもしろい。天気予報だとテレビをひねるという人もあるぐらいでございまして、大変よくなってい...全文を見る
○広中和歌子君 その情報会社からいただいているというときには有料なのでございましょうか。
○広中和歌子君 これから自由化になり、さらに多様な情報がもしかしたら可能であるといったような場合には、お互いに競争でさまざまな情報を買うということが起こり得るわけでございます。場合によっては海外からの情報も買うというようなことが起こり得るのじゃないかと思います。日本列島は縦に、北...全文を見る
○広中和歌子君 アメリカのケースですと、日本の気象業者のビジネスというのが二百億だとしたら、その十倍あるということで、もし自由化になった場合にはコスト面で非常に、消費者のニーズによってではありますけれども、かなり大きなビジネスになるのじゃないかななんという予想を持っているわけでご...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。質問を終わります。
○広中和歌子君 きょうは気象業務法の一部を改正する法律案を審議する委員会でございますけれども、一昨日私どもにとって大変ショッキングな事件が起こり、しかもそれが当運輸委員会に非常にかかわりがあることでございますので、大変恐縮ですが、一部時間を割きまして、一昨日起こりました航空機事故...全文を見る
○広中和歌子君 私、たまたま同じ日の同じ午後大阪空港から札幌に向かっておりまして、非常に外は晴れているのですけれども、乱気流に乗ったのか突然非常に荒れましてびっくりしたことを覚えているのでございますけれども、突風とか気流の影響というのは突然起こってくるわけです。そういうようなこと...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると、多分今回はそういう気象情報が十分であったから操縦士が副操縦士に操縦をお任せした、そういうふうにとってよろしいんでしょうか。そして、これは明らかに違反であるとした場合でございますけれども、副操縦士としてはやはり実際の経験というのはしなきゃならないわけです...全文を見る
○広中和歌子君 だれにでも第一日目というのはあるわけです。それにたまたま乗り合わせたりするということは非常に不安なんじゃないかなと思うのでございます。要するに実務経験というのは、例えば副操縦士が操縦かんを握るときには教官とか正規の操縦士の方が指示を出せるというんでしょうか、問題が...全文を見る
○広中和歌子君 いや、伺って安心いたしました。操縦室内のことは全然わからなかったものですから、大変いいお答えをいただいたと思います。  いずれにいたしましても、航空機の安全につきましては航空気象業務の充実が非常に大切だろうと思います。観測システムの向上についていろいろ今後のこれ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  では別の問題に移ります。  気象庁の予算でございますけれども、平成五年度総予算が五百八十七億と伺っているわけですけれども、その予算の内訳、人件費と物件費に分けてどのような割合になっているのでございましょうか。
○広中和歌子君 物件費ですけれども、消耗費、雑費とかいろいろコンスタントにかかるものがございますね。それから同時に、「ひまわり」の打ち上げなどにおける費用もあると思うんですけれども、もう少し細かくそれについて御説明いただけますか。
○広中和歌子君 「ひまわり」関係の予算が四十五億だそうですけれども、その他アメダスとかレーダーとか他の予算、研究予算ですけれども、何か非常に少ないような感じがするんですけれども、「ひまわり」の予算が高くついているために圧迫しているとかというようなことはないんですか。
○広中和歌子君 そのほか気象庁の役割といたしまして、先ほどからもたびたび出ておりますけれども地球温暖化にかかわる観測、オゾン層の観測とか海洋データを収集するとかそれから森林破壊の状況を調べるとか、さまざまな高度情報機器による調査とかなんかで予算は幾らあっても足りないくらいの状況な...全文を見る
○広中和歌子君 この平成二年の予算と比べますと平成五年は約二〇%ふえているということで、私もそうした配慮がなされているんだろうと思いますけれども、気象に関しましては例えば日本は、先ほど午前中の質問で申しましたように、南から北まで非常に細長い弓状の形をしておりまして、やはり海上観測...全文を見る
○広中和歌子君 それでは、今回の法案でございますけれども、気象業務が自由化の方向に行くというふうに理解するといたしますけれども、どれだけ自由なのかということをお伺いいたします。他方ですごいビジネスオポチュニティーが生まれるのかなといったような想像もするわけでございますけれども、気...全文を見る
○広中和歌子君 データの自由化、開放というふうにおっしゃるわけですけれども、私は素人なのでとんちんかんな質問になるかもしれませんけれども、いわゆる生データも含めてすべて欲しいというものはちょうだいできる、公開される、そういうふうに解釈してよろしいんでしょうか。そして、それはどうい...全文を見る
○広中和歌子君 それは法人資格を持たなければいけないのか、個人でいいのか。それから、例えば日本人でなければならないのかについてお伺いいたします。
○広中和歌子君 その受け取る情報でございますけれども、それを解釈したりするのは予報士だろうと思うのでございますけれども、その予報士のさまざまなデータのインタープリテーションに関しましては、気象庁は責任をお持ちにならないということでございますか。
○広中和歌子君 それから情報ですけれども、直接個人なり法人なりが気象庁にお願いするということなのか、それとも支援センターを通じてつまり間接的に入手するということなのでございましょうか。
○広中和歌子君 要するに、これから気象情報への国民のニーズ、そういうものの高まりがあるだろうという予想のもとに今回の自由化なり法案が考えられたわけですけれども、しかしどのようなニーズがあるのかというようなことはわかっているのか、どのくらいの予想をしていらっしゃるのでしょうか。案外...全文を見る
○広中和歌子君 日本新聞協会は気象業務法の改正につきまして幾つかの懸念を表明し、また要望書を出しているわけですけれども、有料化について、気象庁から支援センターまで来る情報に関してはただですよね。それはただなわけですけれども、そこから先については支援センターが有料化するということは...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると、いわゆるコンピューター・ネットワーク・システムとかそうしたハードとそれからソフト、支援センター並びに気象業者、そういうものが自己負担になる、そしてあとはただなんですか、情報そのものは。
○広中和歌子君 そうすると、今私どもテレビなどひねりまして、いろいろ気象情報を画面で見るわけでございますけれども、現在テレビ局などはどういう形でその映像を得ているんでしょうか。全くただなのか、それともどこか支払いをしているんでしょうか。
○広中和歌子君 それから、先ほどの御質問にちょっとかかわるわけですけれども、気象庁からいただく生データを予報士がそれを解釈をする、そして発表するという仕組みになっていくんじゃ ないかと思います。その予報士の試験ですけれども、年齢制限とかあるいはどこどこレベルの学力とか、そういっ...全文を見る
○広中和歌子君 ちょっと聞き漏らしてしまったんですけれども、この予報に関してでございますけれども、あるいは解読に関してはかなりの経験みたいなものが必要になるのでしょうか。それとも、いわゆる大学でどれどれ、これとこれとこういった知識を勉強すれば、修得すればその試験に通るといったよう...全文を見る
○広中和歌子君 ということは、いわゆる気象庁に何年勤務したといったような実績というのか経験が必ずしも必要ないと、あるいは予備校に通うとか、予備校というのがこれからできるかできないかわかりませんけれども、そういったようなことは必要ないんでしょうか。それにしては結構私は難しい分野のよ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
05月26日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
議事録を見る
○広中和歌子君 まず、環境憲法とも言われる環境基本法の制定につきましては、関係省庁との困難な調整を果たし、今国会に提出された環境庁並びに関係省庁の担当の方々の御努力に心から敬意を表します。  しかしながら、この基本法をじっくり読みますと、一気に読めない難解な文章である、表現にも...全文を見る
○広中和歌子君 たまたま私が指摘しました廃屋についてでございますけれども、これは九州のある国立公園の中で見た風景でございまして、非常に自然環境を損なっているなという印象を強くしたわけでございます。また、ごみについてももっと強力な政策が必要なんではないかと思いますけれども、この法律...全文を見る
○広中和歌子君 大変いい御答弁をいただいたと思うんですけれども、地球環境問題にかかわる問題には科学的に十分解明されていないことが多々あるわけでございます。それは私が申し上げるまでもないことでございますし、また科学的データがあってもその解釈がまちまちであるというようなこともあるんで...全文を見る
○広中和歌子君 次に、第五条に移らせていただきます。  「地球環境保全は、我が国の能力を生かして、及び国際社会において我が国の占める地位に応じて、国際的協調の下に積極的に推進されなければならない。」とうたっております。ここで言う「我が国の能力を生かして」ということ、それから「国...全文を見る
○広中和歌子君 次に、第七条に移らせていただきます。  「地方公共団体は、基本理念にのっとり、環境の保全に関し、国の施策に準じた施策及びその他のその地方公共団体の区域の自然的社会的条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。」とありますけれども、「国の施策に準じた施策」...全文を見る
○広中和歌子君 第八条に移ります。  「事業者の責務」についての規定の中で、八条二項におきまして、事業者は、「その事業活動に係る製品その他の物が廃棄物となった場合にその適正な処理が図られることとなるように必要な措置を講ずる責務を有する」という重大なことが書いてあります。具体的に...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると、この適正な措置が図られることになるよというのは非常に限定して使われているわけでございますね。ただ、私はこれを読むと廃棄物の、だからつまり使わなくなった物の責任は事業者であると受けとめていたわけですが、廃棄のコストというのはこの基本法案が通った後事業者で...全文を見る
○広中和歌子君 次に第三項ですけれども、事業者は、「その事業活動に係る製品その他の物が使用され又は廃棄されることによる環境への負荷の低減に資するように努めるとともに、その事業活動において、再生資源その他の環境への負荷の低減に資する原材料、役務等を利用するように努めなければならない...全文を見る
○広中和歌子君 ともかく立派なことを言っていらっしゃるので、これをどうやって実行していくかというのがまさにこれからの問題だろうと思います。  次に、第九条、「国民の責務」についてでございますけれども、国民は、「日常生活に伴う環境への負荷の低減に努めなければならない。」とあります...全文を見る
○広中和歌子君 大量消費、大量廃棄ということを含めましてライフスタイルを変えること自体が求められている。そして、そのライフスタイルを変えるためにはかなりコマーシャリズムというんでしょうか、それをチェックしなければならないというようなところに踏み込んでいかなければならないんではない...全文を見る
○広中和歌子君 何か非常に難しいですね。これはだれが判断するのかという問題ですよね。
○広中和歌子君 ぜひその中に地域の声、住民の声、そういうものも反映されるよう希望いたしまして、次に移ります。  次は、「国の施策の策定等に当たっての配慮」についてという第十九条、それから次に二十条についてでございます。「国は、環境に影響を及ぼすと認められる施策を策定し、及び実施...全文を見る
○広中和歌子君 二十条でも、国は、「事業者が、その事業の実施に当たりあらかじめその事業に係る環境への影響について自ら適正に調査、予測又は評価を行い、その結果に基づき、」云々と書いてあるんですけれども、「自ら適正に」ということの意味なんです。みずから適正に調査するということはどうな...全文を見る
○広中和歌子君 「適正に」ということは、やはり第三者が関与していないと無理じゃないかなと。場合によっては地方公共団体あるいは国がその第三者の行った調査をもとに許可を与えるといった判断を下すということが必要なんだと思いますけれども、その点について。  それから、この条文の最後に「...全文を見る
○広中和歌子君 では、次に二十二条、「環境の保全上の支障を防止するための経済的措置」でございます。  この二項で、「負荷の低減に努めることとなるように誘導することを目的とする施策が、環境の保全上の支障を防止するための有効性を期待され、国際的にも推奨されていることにかんがみ、」云...全文を見る
○広中和歌子君 時間的な都合でこの質問が最後になると思いますけれども、そして次回に質問を続けさせていただきたいと思いますけれども、今のことに関係いたしまして、二十六条、国は、事業者、国民または「民間の団体が自発的に行う緑化活動、再生資源に係る回収活動その他の環境の保全に関する活動...全文を見る
06月02日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
議事録を見る
○広中和歌子君 前回、五月二十六日の環境特別委員会の審議に引き続きまして、環境基本法案各条文に沿いまして質問を続けさせていただきます。  政府は、環境の保全に関する施策の総合的、計画的推進を図るため、環境基本計画を立てなければならないとされておりますけれども、これは第十五条でご...全文を見る
○広中和歌子君 では、今まで既に計画されているものがございますけれども、それについても大丈夫でしょうか。念を押しておきます。
○広中和歌子君 さかのぼって見直すというわけではなくて、運用面で対処する、そういうふうに解釈するわけですね。
○広中和歌子君 では次に移ります。  これはだめ押しの質問になりますが、第二十条で、国は、事業者が「その事業に係る環境への影響について自ら適正に調査、予測又は評価を行い、その結果に基づき、その事業に係る環境の保全について適正に配慮することを推進するため、必要な措置を講ずるものと...全文を見る
○広中和歌子君 ぜひ積極的に前進させていただきたいと思います。  ちょっとまたもとへ戻るようですが、第八条、「事業者の責務」についての規定の中で、事業活動に当たっては、「ばい煙、汚水、廃棄物等の処理その他の公害を防止し、又は自然環境を適正に保全するために必要な措置を講ずる責務」...全文を見る
○広中和歌子君 これは環境庁がなさるのか、それともそれぞれの関係省庁、通産省とか厚生省とか、そういうところがなさるのかどうかという点と、それからどんな法律でも違反者が出る、特に環境なんかに関しましてはついというようなこともあると思うんですけれども、違反者の取り締まりとか処罰につい...全文を見る
○広中和歌子君 心から声援をお送りしたいとしか今のところ申し上げられませんけれども、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  それから、廃棄物の違法投棄、それから有害廃棄物の管理あるいはその移動についてでございますけれども、どのように環境保全を担保できるか。廃棄物の処理は厚生省の...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  私も、その法案の審議に参加したことがございまして、その後の運用の状況について大変関心を持っていたわけでございますけれども、今後ともぜひその運用面について頑張っていただきたいと思います。  次は、第九条の「国民の責務」について規...全文を見る
○広中和歌子君 そうなんです。おっしゃるとおりこの経済的手法を使うことによっていかに実効性を高めるかということがこれから問われることではなかろうかと思います。  別の例を挙げますと、製紙会社にとってリサイクルペーパーを使う方がバージンパルプを使うより割安につくふうなシステムをつ...全文を見る
○広中和歌子君 大変前向きなお答えをいただいてありがたいと思います。  我が国は戦後、焼け跡の中から多くの建物を建てなければならないというそういう中で、安い木材が最初は東南アジア、つまり熱帯雨林から、あるいはカナダやアメリカなどから大量に入ってきたわけでございます。しかも、非常...全文を見る
○広中和歌子君 木材の輸入といいますと、管轄が環境庁じゃないというような問題点がございまして、環境庁としては非常にやりにくい立場でいらっしゃると思いますけれども、ぜひその調整機能を働かせていただいて、この問題に関しても御関心を持っていただきたいとお願いいたします。  次に、三十...全文を見る
○広中和歌子君 この基本法が成立しますね、そして、それから立法措置が必要なんだろうと思うんですけれども、この基本法以前に既に起こっている土壌汚染などについて、さかのぼって負担を求めるといったような方向にいくんでしょうか、お伺いいたします。  これはアメリカなどでスーパーファンド...全文を見る
○広中和歌子君 ぜひ前向きに検討していただきたい。随分検討課題多いですね、この法案は。ぜひ前向きに検討してください。  次に、地球環境保全に関する国際協力の条文です。第三十二条、「国は、地球環境保全に関する国際的な連携を確保することその他の地球環境保全に関する国際協力を推進する...全文を見る
○広中和歌子君 地球環境担当大臣は環境庁長官でいらっしゃいますし、地球環境問題関係の閣僚会議の担当大臣も一応環境庁長官ですけれども、ODAが一元化されていない中で環境国際協力はどういう形で担保されるのか、環境庁としてはどういう形で取り組まれるのか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 大変に丁寧に答えていただいたので、だめ押しの質問をする必要はないとは思いますけれども、一応念を押させていただきます。  この前、ブラジルのリオでのUNCEDに提出された宮澤総理のペーパーの中だと思いますけれども、日本は地球環境に対して向こう五年間で九千億円から一...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  環境ODAに関しましては、草の根レベルに行き渡る援助が非常に大切だろうと思います。国内だけではなくて海外のNGOとの協力も欠かせないと思いますけれども、環境庁のNGOへの御対応をお伺いいたします。
○広中和歌子君 では、三十五条なんですけれども、「国際協力の実施等に当たっての配慮」、全文読みませんけれども、国際協力の実施に関する地域に係る地球環境保全等について配慮するよう努めるということが書かれていますけれども、その配慮は当然我が国の環境基準に準ずるものというふうに考えてよ...全文を見る
○広中和歌子君 情報の提供だけでいいのかどうかというようなこともあると思います。  例えば、我が国で使用禁止あるいは使用を制限するようにと言われているような薬が海外に売られるとか、あるいは日本では到底生産しないような仕方で海外で生産をする、それが向こうで許されているといたしまし...全文を見る
○広中和歌子君 大変難しい問題をお答えいただいているんだなというふうに感じます。  つまり、私どもが戦後の経済発展を一生懸命やっていたときを思いますときに、まず環境よりも経済発展だといったようなことでやってきたわけでございまして、これから発展していこうとする途上国におきましても...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  環境庁長官は、環境基本法案の趣旨説明の中でこんなふうに述べていらっしゃいます。読ませていただきます。  国民一人一人が環境への負荷が人のさまざまな活動から生じていることを認識し、すべての者の公平な役割分担のもとに、自主的かつ積...全文を見る
○広中和歌子君 今、本当に持続的成長とか持続的開発とかというのは非常に簡単に使われるわけなんでございますけれども、それが地球保全型社会とどう整合性を保っていくのかとか、それからGNP、成長とのかかわりでございますね。  今我が国では経済が低迷しているということで三・三%の成長。...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  こうした保全型社会を実現するために、長官もたびたびおっしゃっていらっしゃいますけれども、大量消費、大量廃棄を正すということを言われているわけですけれども、現在我々の消費意欲を呼び起こす、また消費の原因となるようなコマーシャル、それ...全文を見る
○広中和歌子君 最後に、環境庁長官にお伺いいたします。  この法案は、環境保全にとって大切な基本をさまざまな形で述べているすばらしい法案だと思います。しかしながら、その多くはあいまいな努力規定であり、それをどう運用し実効を図るかは環境庁のリーダーシップにかかっているわけでござい...全文を見る
06月03日第126回国会 参議院 運輸委員会 第6号
議事録を見る
○広中和歌子君 御質問させていただきます。  五月二十四日、成田空港問題シンポジウムの場で調整役の隅谷調査団長が所見を示し、関係者がこれを受け入れたわけでございます。この所見には、国側は土地収用申請を取り下げ、二期工事計画を白紙に戻す、地域全体で協議の場を設けるとあります。この...全文を見る
○広中和歌子君 隅谷調査団の所見の中で、多数者の利益のために少数者の存在が侵害されることがあってはならないと述べられております。これは人権という視点から一つの見識だとは思います。しかし、成田空港の完全空港化は、経済面のみならず、国際社会の交流を推進するための窓口として欠かせないも...全文を見る
○広中和歌子君 双方の誠意ある話し合いで早期完成を目指すということでございますけれども、完成の見通しはいかがなのでございましょうか。
○広中和歌子君 その真心を持っての話し合いの中には、ぜひ公共の福祉という視点を入れていただきたいと思います。  白紙に戻すということは、現在進行中の二期工事は凍結するということでございますか。
○広中和歌子君 反対派農民がまだ話し合いのテーブルに着かないという姿勢を貫いているんではないかと思います。この二派は今回の所見に対しいずれも激しく批判しているわけですけれども、今後運輸省はこの二派に対してどのようなアプローチをなさっていくおつもりでしょうか。
○広中和歌子君 三派ともが参加して実りある協議の場にしていかなくちゃならないわけですけれども、どうも可能性というのは今のところ見えない。ただ努力をするというお答えだろうと思います。  二期工事が進まない場合ですけれども、そうした場合には東京圏に他の空港の候補地を探す、手当てをす...全文を見る
○広中和歌子君 成田でなくてはもうどうにもならないといったような状況で交渉いたしますと、後で損をしてしまうんじゃないかななんというような気がいたしまして、僭越ですがこのような提案をさせていただいたわけでございますけれども、私はもちろん成田空港の二期工事を含めます完成を一日も早く期...全文を見る
○広中和歌子君 何か私は、これ印象でございま すけれども、国際線の方が収益が悪いといったような感じを持つんですが、事実だとしたらその原因は、また、今の景気の世界的な後退といった以外に何かございますんでしょうか。
○広中和歌子君 経費の節減でございますけれども、どちらを重点に考えていらっしゃるんでしょうか。  前回の質問でお答えをいただいたところによりますと、他の交通機関との人件費比較をいたしますと、航空関係は高い水準にある。IATAの一九九一年の統計が今新しいのが出ておりますけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 大変恵まれた条件であるわけですけれども、そういうふうなところも含めまして体質改善というのが求められるんではないかと思います。  しかし、そのほかに、やはり空港の使用料であるとか、そういったさまざまなコストも非常に大きいわけでございます。その実態はどうでしょうか。
○広中和歌子君 ぜひその方面も改善できないものかなと、本当に切に願っているところでございます。  四万を海に囲まれている我が国、島国でございますから、我が国への出入りというのは空港に頼らざるを得ないわけでございます。ところが、成田がこういうような状況でございます。そういうことで...全文を見る
○広中和歌子君 アメリカのハブ空港なんかを見ておりますと、何も大きな都会のそばにある必要はないような気がします。もっと日本でも土地の安いところに新しい空港をつくりまして、要はそこからそれぞれの空港への国内線の利便性を図っていけば、結構新しい国際空港の候補地などは確保できるんじゃな...全文を見る
○広中和歌子君 新聞の報道によりますと、国内線運賃の値上げ論議が浮上しているようでございます。国内線の経常損益が三十八億円の赤字となったJASは、経費圧縮が先決であるがこれらの努力にも限界があるといったような発言をしておりますけれども、こうした運賃の値上げがあるのかどうかというこ...全文を見る
○広中和歌子君 旧国鉄、JRになりましてからいろいろ工夫をしてスピードアップも図っている。そういう状況の中で、JRと航空会社との競争がますます激しくなるのではないかと思いますんですけれども、そのすみ分けについて御構想があれば、あるいはそうしたことをもっと自由競争に任せていらっしゃ...全文を見る
○広中和歌子君 では、話題を変えまして、空港へのアクセスについて伺います。  ことし九月にオープンされる予定の羽田の新ターミナルに旅客が到着する方法は、自家用車、タクシー以外にどういう方法があるのか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 モノレールというのはすごい小さいです。しかも、今、空港に行くだけじゃなくてさまざまな、競馬場に行ったり物流センターとかいろいろなところに寄りますから満員なんです。その一本だけではちょっと足りないような気がするんですけれども、京浜急行が品川から出ておりますけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 いつをめどに。
○広中和歌子君 冗談じゃないですよ。七年間も乗りかえなくちゃならないんですか。つまり、京浜急行のお客様は七年間もモノレールに乗りかえなきゃならないんですか。そして、それは通勤じゃないんです。飛行機に乗るお客さんというのは荷物も持っていて、そして京浜急行からモノレールにたった一駅か...全文を見る
○広中和歌子君 それから、この前、電車でまず山手線で浜松町駅へ参りまして、浜松町からモノレールに乗りまして羽田に行ったんですけれども、一部エスカレーターはあるんですけれども、あれ結構高いところにあって階段がいっぱいあるんです。日本人で賢い方は結構宅急便かなんかで荷物を別送していら...全文を見る
○広中和歌子君 もう何事も用地用地ということになりまして、本当に大変なところだと思います。  次に、別の空港のアクセスについて伺います。  成田空港へのアクセスなのでございますけれども、これは最近東京駅を中心に、横浜からもあるいは新宿からも直接空港に乗り入れられるということで...全文を見る
○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  次に、交通対策についてお伺いいたします。  交通事故による死者は平成三年で一万一千百五人、既に四年間連続して一万人を超えているわけでございます。第二次交通戦争と言われる状況が続いておりまして、政府は平成三年三月に、平成七年の交通事...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。総務庁のいわゆる総合調整をする機能を十分に発揮していただいているというふうに期待いたしております。  それで、救急救命士は去年からスタートしたんでしたか、あれはどういうふうな状況でございますでしょうか。そして、それによって救命の確率...全文を見る
○広中和歌子君 この救急救命士でございますけれども、将来的にはどのくらいの数にふやしてい こうとなさっているのか、お伺いしたいと思います。  平成四年末で六千四百万台ぐらいの車が登録されております、二輪車を含めてです。免許所有者も同じぐらいの数だそうでございます。そうした中に...全文を見る
○広中和歌子君 自動車事故など、本人、ドライバー自身の問題もいろいろあると思うのでございます。だから、ほかのせいにしてはいけないのかもしれませんけれども、もうちょっと工夫をしていただければというような、ドライブをしておりまして、運転をしておりまして思うものが道路標識なのでございま...全文を見る
○広中和歌子君 私も、標識意見箱ですか、それから標識アドバイザーという方が三百四十人全国にいらっしゃるそうでございますけれども、そういうことを知らなかったものですから御意見を申し上げられなかったわけですけれども、そういうことで意見が言えるということをもし何かの形で、宣伝ですか、ぜ...全文を見る
○広中和歌子君 ありがとうございました。
06月07日第126回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○広中和歌子君 経済の審議に移ります前に、時の話題を二点、短く質問させていただきます。  まず第一にPKOの活動における正当防衛についてなんでございますけれども、最近のアメリカでの日本人留学生射殺事件の裁判を見ますと、正当防衛の概念あるいは正当防衛が認められる状況というのは国に...全文を見る
○広中和歌子君 私がこの点について質問させていただきましたのは、我が国では自衛、正当防衛と認められるという非常に厳しい限定された形での使用しか認められていないわけでございまして、そういうような人は現地に行きまして撃たれてから初めて自衛をしなくちゃならないというような状況も起こり得...全文を見る
○広中和歌子君 では、成田の二期工事は多数者の利益、公共の福祉に資すると思われますかどうか、だれかお答えいただけますか。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  次に、経済問題に移らせていただきます。  経済企画庁長官にお伺いいたします。  先ほどの御答弁にもございましたけれども、日本経済は回復の兆し、底を打った、あるいは底を打ちつつあるとおっしゃいました。しかし、ちまたの雰囲気、経...全文を見る
○広中和歌子君 なぜ消費は冷えているかといろいろおっしゃっていただいたわけですけれども、何かサラリーマンの実質所得が目減りしているんではないかなという感じがいたします、時間の関係で省略いたしますけれども。  次に、銀行預金金利の低下について、これが消費に非常に影響しているんじゃ...全文を見る
○広中和歌子君 じゃ、アバウトで申し上げますと、大体一%以上下がっているということでございます。預金高約五百兆円といたしまして、一%下がれば五兆円の利子所得が減っているわけですね。  一方、我々も借金をしているわけですけれども、貸し出す方の貸出金利、特に個人や中小企業が支払う住...全文を見る
○広中和歌子君 いや、一年間じゃなくてもいいですよ。
○広中和歌子君 三・一%低下したんじゃないんですか。下げ幅がそれくらいになっているんですか。  それから新規の場合とそれから過去のローンとの差がございますよね。例えばリスケジュールというのは非常に簡単にできるんでしょうか。
○広中和歌子君 それが消費者ローンとかクレジットローンとか住宅ローンに反映されていると考えてよろしいでしょうか。
○広中和歌子君 新規の場合。
○広中和歌子君 何かいい数字が出てこないので大変まどろっこしいんでございますけれども、新たに家をお買いになる方は大変いいんだけれども、今まで買ったような方はリスケジュールがちゃんとなされているのかどうか。  それから、例えばクレジットで物を買ったときに、その金利は本当に下がって...全文を見る
○広中和歌子君 ですから、新たに借りる人にとってはこういうことは効いてきていることはわかりますけれども、既にたくさんの借金を抱えている人、バブルのときに高い値段で家を買った方にとっては依然として苦しい状況が続いているんではないかと思います。  これは新聞で読んだことなんですけれ...全文を見る
○広中和歌子君 今、局長からお答えいただいたわけですけれども、大蔵大臣、コメントがございましたらお願いいたします。  何か手数料が非常に高かったり、預金金利の私ども受け取る方が非常に低かったりということで、何か護送船団方式で銀行をお守りしている、一行たりともつぶさないというそう...全文を見る
○広中和歌子君 次に、通産大臣にお伺いいたします。  貿易におきまして円高差益と差損の差はどのくらいあるのか、それは個人と企業にどういう影響を与えているのか、お伺いいたします。  そして、消費の伸び悩みの解消のためには円高差益還元が必要だと思うんでございますけれども、その努力...全文を見る
○広中和歌子君 いや、これは二、三日前の日本経済新聞に円高差益と差損の両方が出ておりましたものですから、それをどのようにとらえていらっしゃるかお伺いしたかったわけですけれども、質問通告がよく伝わっていなかったようですのでその問題についてはそれで結構でございます。  先に移らせて...全文を見る
○広中和歌子君 税の問題はあと時間がございましたら総理にお伺いしたいと思っているわけですが、次に、大幅な黒字に対しまして世界の世論は非常に厳しいというところがあります。日本一国が世界じゅうに黒字をつくり続けていけば世界経済の破滅につながるというアメリカの経済学者の言葉もあります。...全文を見る
○広中和歌子君 日本人の知恵とそして汗については十分内外ともに評価されているところでございますし、ODAを通じての資金還流などもどんどん進められなければならないと思いますけれども、もう一つ大切なことは日本へのマーケットアクセスではないかと思います。そうした中で、日本は七年ぶりにサ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  輸出産業というのは大体競争力の強いところでございますけれども、その輸出産業が八六年の円高、そしてバブル、そしてまた今回の円高を通しまして次第に一部生産拠点を海外に移すという形でリストラを行っているわけでございます。産業の空洞化も...全文を見る
○広中和歌子君 質問を終わります。ありがとうございました。
06月08日第126回国会 参議院 平成五年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号
議事録を見る
○広中和歌子君 議長及び副議長の選任は、選挙管理者の指名に一任することの動議を提出いたします。
06月08日第126回国会 両院 平成五年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号
議事録を見る
○広中和歌子君 私も賛成でございます。  当初予算の中で修正するべきであったということ、づまり平成五年度予算の予算編成が非常にずさんだったということを指摘したいと思います。  それから、現在経済が底ばいと言われている中で、何よりも求められているのは可処分所得がふえることでござ...全文を見る
06月14日第126回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
議事録を見る
○広中和歌子君 過去四回にわたりまして、この基本法の審議の中で、各条文について環境庁長官並びに政府委員に細かく質問させていただいたわけです。きょうは環境保全が経済に与えるインパクトにつきまして四点、経済の専門家としての総理にお伺いさせていただきます。  第一に、経済成長と環境保...全文を見る
○広中和歌子君 では二番目に経済的手法、エコノミックミーンズについてお伺いいたします。  環境保全のための規制策、さまざまございますけれども、それにはやはり限界があるのではないかと思います。特に、生産と消費にかかわるものにはデポジット制とか、ごみ回収有料化とか、炭素税等、排出を...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  それと多少かかわるわけでございますけれども、次に環境とガットについて、そのかかわりについてお伺いいたします。途上国の資源、なかんずく森林資源の利用に関しては、いわゆる環境価格というんでしょうか、その還元が必要ではないかなと、そう...全文を見る
○広中和歌子君 そうした場合、例えば木材、熱帯雨林とか、これからはシベリアの木材あるいは原木というんでしょうか、そういうものが輸入される場合に、向こうが現金が欲しいということで安く輸出されるということになりますと、やはり将来的には問題になるんじゃないかと思うんです。  そういう...全文を見る
○広中和歌子君 シベリアの木材についてもぜひ環境的な配慮がなされるように心から期待しているところでございます。  では最後に四点目、ODAと環境についてお伺いいたします。  昨年六月、総理は御出席になれなかったんですけれども、ブラジルのリオでのUNCEDにペーパーを提出されま...全文を見る
○広中和歌子君 最後にお願いでございますけれども、その場合現地のNGOだけではなくて、先進国の他の国のNGOも含めまして、それから我が国のNGOももちろんでございますけれども、こういう世界的なネットワークの中でNGOを御支援いただきますと、国際的な関係でも非常にいい効果が生まれる...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
08月26日第127回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○広中国務大臣 去る八月九日に国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました広中和歌子でございます。どうぞよろしくお願い 申し上げます。  今日、環境問題は、私たちの暮らしにかかわる身近な問題から温暖化等地球規模の問題にまで広がり、また将来の世代にも影響を及ぼす大き...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 去る八月九日、国務大臣環境庁長官及び地球環境問題担当を拝命いたしました広中和歌子でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  今日環境問題は、私たちの暮らしにかかわる身近な問題から、温暖化等地球規模にまたがる問題まで広がり、また将来の世代に影響...全文を見る
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) お答えいたします。  環境基本法案は、環境に負荷の少ない社会経済を構築し、また環境協力で世界に貢献するための基本的な枠組みを定めるものでございまして、さきの通常国会での審議のいきさつを十分に踏まえた法案を九月未に国会に提出したところでございます。 ...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 環境委員会 第1号
議事録を見る
○広中国務大臣 第百二十八回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  細川内閣は、豊かさが実感できるよう、生活者の視点に立って質の高い実のある国づくりを目指すとともに、国際国家としての...全文を見る
○広中国務大臣 ご質問のとおりでございまして、細川内閣は、これまでの自民党の政権を基本的なところで継承していくということでございますが、特に環境行政につきましては、環境行政の推進に関しては与党も野党も今まで一緒になってやってきたというところもございまして、そういう視点からも今まで...全文を見る
○広中国務大臣 違ったところはございません。二カ所修正させていただいて、衆議院で一カ所、参議院で一カ所修正させていただいたところを含めまして、もとのとおりでございます。
○広中国務大臣 元環境庁長官の中村委員の大変力強いお言葉を大変ありがたく思っているところでございます。確かに御指摘のように、今私たちの直面する環境問題は主に生活型というのでしょうか、広い意味の住環境、そうしたものではなかろうかと思っております。そういう中にありまして、環境には追い...全文を見る
○広中国務大臣 このディスカッションを大変興味深く拝聴しておりました。確かに美観という問題はコンセンサスでいいのか、しかもどうやってコンセンサスをつくっていくかとかというようなこともございます。あるいは非常にすぐれた感覚の方が独断的に決めるのがいいのか、本当に考えさせられる問題で...全文を見る
○広中国務大臣 大変貴重な御提言だと思います。ぜひ検討させていただきます。
○広中国務大臣 お答えいたします。  都市・生活型公害や、地球環境問題を初めとする今日の環境問題に適切に対処し、環境の恵沢を現在及び将来の国民が享受できるようにするためには、政府と国民が一体となってこれまでの社会経済システムのあり方や、国民の行動様式を見直し、環境への負荷の少な...全文を見る
○広中国務大臣 成立をさせていただきました後の具体的な政策につきましては、環境基本法を成立した後に同法の枠組みのもとに積極的な政策展開を図っていくことになる。  まず、環境庁といたしましては、政府全体の環境保全施策の基本方向を示すところの環境基本計画を策定することとしておりまし...全文を見る
○広中国務大臣 環境基本計画と国の他の計画との関係はどうなるのかという御質問、そして他の計画はすべて環境基本計画を基盤とすべきそあると考えるかどうか、こういう御質問でございます。  環境基本計画は環境の保全に関する政府全体の基本的な計画として政府内部での調整、閣議決定を経て策定...全文を見る
○広中国務大臣 計画アセスメントについてでございますけれども、現在行われている環境影響評価は事業の実施直前というのでしょうか、前に行われているのは御指摘のとおりでございます。これは環境影響評価を適切に実施するためには事業計画がある程度煮詰まった段階とならざるを得ないということによ...全文を見る
○広中国務大臣 最初のお尋ねの経済的手法につきましては、この環境基本法成立を受けましていろいろ検討をする、そういう段階でございまして、いろいろ調査を始めているところもありますし、これから調査を始めるということもあるわけでございます。この経済的手法にはいろいろ形態があることは委員御...全文を見る
○広中国務大臣 福永委員からビオトープですか、大変興味ある御指摘をいただきまして、私も目を開かれたようでございます。  私が子供のころには、雨上がりなど庭の垣根のところにカタツムリを見つけて喜んだものでございますけれども、こうして都市化が進み、人間の活動が盛んになるにつれて生物...全文を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  自然公園法では、すぐれた自然の風景地の保護とその利用の増進を図ることを目的としておりまして、その趣旨を踏まえ、自然公園の中核となるすぐれた自然の風景地は適切にその保全を図るとともに、自然公園の利用に適した地域については、自然との触れ合い等が...全文を見る
○広中国務大臣 まず、車社会にかわる新交通システム等の研究を進めるべきではないかという御質問でございます。  自動車に起因する大気汚染問題を解決するためには、御指摘のとおり、地域の実情を踏まえた上で新交通システム等の導入を図り、環境と調和のとれた交通体系を整備していくということ...全文を見る
○広中国務大臣 御指摘のとおりでございまして、環境問題の解決のためには科学技術の充実が必要不可欠であり、地域の環境保全分野で豊富な知見と経験を有するところの地方自治体の調査体制の充実を図ることが地域の環境保全施策を進める上で非常に大切だ、そういう認識を持っております。  このた...全文を見る
○広中国務大臣 現下の厳しい財政事情のもとでございますが、私としては、環境行政の重要性を踏まえまして、新たな時代のニーズに対応した諸種施策の着実な実施に必要な予算を確保したい、そのために最大限の努力を払ってまいりたいと思 っております。  平成六年度の予算要求でございますけれ...全文を見る
○広中国務大臣 豊かさを実感できる社会を実現するため、生活者の視点に立った施策を推進していくこととしている細川内閣にとりまして、環境政策の推進は極めて重要な政策課題、そのように位置づけられております。  そのため、まず、環境の保全の基本的理念とこれに基づく基本的施策の総合的枠組...全文を見る
○広中国務大臣 法制化も含めましてこういうことは検討するというふうに書かれていると理解しております。
○広中国務大臣 大変歯切れの悪い言い方になるかもしれませんけれども、私は環境と開発というのは対立する概念ではなくて、両立が可能だと思っております。特に我が国のように公害防止技術が非常に発達している国におきましてはそれが可能であり、日本はそうした面で世界のモデルになる国ではなかろう...全文を見る
○広中国務大臣 谷津委員の大変力強い応援を大変にありがたく思うところでございます。  まず何よりも、私が環境庁長官になりましてさせていただきたいことはこの環境基本法を通すことであり、それに基づきまして、環境庁といたしましてはさまざまな施策をとろうとしているところでございます。そ...全文を見る
○広中国務大臣 これから検討させていただくところでございます。
○広中国務大臣 御指摘のように、環境庁が所管している各種の規制は、国民の健康の保護、生活環境の保全、かけがえのない自然環境の保護等の観点から行っているという性格を有するところの社会的規制でございます。ですから、いわゆる経済的規制と同列に扱うべきではない、そのように思っております。...全文を見る
○広中国務大臣 結構でございます。
○広中国務大臣 突然の御質問でございましたので、ちょっととっさにうまく答えられるかどうかわかりませんけれども、持続可能な開発のためには、私は先ほど御指摘になりました社会的な環境の保護のための規制というものも非常に大切であろうと思います。そして、資源の有効利用という視点からのリサイ...全文を見る
○広中国務大臣 そうした考えはすばらしいと思います。
○広中国務大臣 戦後、我が国というのはもう経済成長一本やり、三つの比ということをだれかが御指摘になりましたけれども、前年比どれだけ経済が成長したか、どれだけ売り上げが伸びたか、どれだけ給料が伸びたか、そういったような形で前年と比べて絶えず数字の伸びというものでしょうか、そういうも...全文を見る
○広中国務大臣 私もその点について少し考えたことはございますけれども、今私自身の考え方としては、総理府直属のこの環境庁という考え方でよろしいのではないか。ただ、おっしゃいましたように、環境庁はもっと権限なりなんなりを強く欲しいということはございます。  なぜ庁でよろしいかといい...全文を見る
○広中国務大臣 私は、前のいきさつは十分知らないわけでございますけれども、大内厚生大臣から直接、今水道水がおいしくないというようなことで、国民のニーズ、要望もあることだから、水道水源法といったようなものを考えている、どう思うかとおっしゃられましたので、大変結構でございます、そんな...全文を見る
○広中国務大臣 水道水源法ではなくて事業促進法という形でお出しになるということでございますけれども、一年、二年おくれるということであればもちろん問題でございますけれども、あとちょっとお待ちいただければより総合的なものができるのではないかというふうに私どもは考えておりますので、そう...全文を見る
○広中国務大臣 私としては、こうした対策を含んだ法案というものに原則的には賛成でございます。つまり、水道水源法的な法案には賛成でございますのでそういうことを申し上げたわけでございまして、それが厚生大臣のお言葉になったのだろうと思います。
○広中国務大臣 私どもといたしましては、事業だけを単独でお出しいただくよりは、総合的な施策を含めた、あるいはきちんとした基準というのですか、水質基準、排出基準、そういうものを含んだものの方が好ましいのではないか、そういう意見でございます。
○広中国務大臣 ちょっとつけ加えさせていただいてよろしいでしょうか。  おいしい水というふうに言われますけれども、おいしい水につきましては、まず浄水場ですね、浄水場における活性炭やオゾンを使った高度処理による対策が必要だということでございます。
○広中国務大臣 私は谷津委員の御意見に大変賛成でございまして、ぜひその方向で話し合いを進めていきたい、そのように思っております。
○広中国務大臣 本当に応援をありがとうございます。  今まで事務方でいろいろ調整をしてきたわけでございますけれども、時期が至りましたならば私も大内大臣と話し合いまして、ぜひそのような方向で進めさせていただきたいと念じております。
○広中国務大臣 今回のロシアの核廃棄物の海洋投棄問題につきましては日本政府への通告もなかった、また近く二回目の海洋投棄を行うということもロシア政府から表明されているということで聞いておりまして、私もこの週末、まずグリーンピースのプレスリリースというのでしょうか、それを取り寄せまし...全文を見る
○広中国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。  もちろん、この核廃棄物の問題、核燃料の問題、科学技術庁の所管でございます。しかしながら、環境庁といたしましても関心を持ち続け、そしてまた国内だけではなくて、国外におきましてさまざまな国際会議などがあるわけでございますから、折に触...全文を見る
○広中国務大臣 グリーンピースの活動を私は全部承知しているわけではございませんけれども、かつて議員団の一人としてオーストラリアに参りましたときに、オーストラリアのグリーンピースを他の議員団と一緒に訪問したことがございます。非常にまじめに仕事をしていらっしゃるところですし、会員の数...全文を見る
○広中国務大臣 けさほどの閣議後の懇談会におきまして、外務大臣でしたか、二度目の投棄が行われるということもあり、そして事実を確認した上で抗議の、遺憾の意を表する、そういう声明を出すというようなことも言っていられましたので、そうした政府の対応を見つつ、環境庁としても独自にそうしたこ...全文を見る
○広中国務大臣 和解の問題につきましては、確かに和解できればいいというふうに心情的に思うところはいっぱいございます。しかしながら、この問題につきましては、訴訟の争点が法に基づく国の行政のあり方の根幹にかかわる問題であるということでございまして、そういうことで今までは和解勧告に応ず...全文を見る
○広中国務大臣 今日の環境問題は、私は、所信の中で申しましたように、私たちの暮らしにかかわる身近なものから地球規模の問題にまで広がり、また、子供や孫など将来の世代にも影響を及ぼす大きな課題となっているわけでございます。  さらに、これらの問題の多くは、私たちの社会経済活動の拡大...全文を見る
○広中国務大臣 具体的なことについては後ほど局長がお答えいたしますけれども、確かに、こうした環境問題、山積しているのを見ますと、私たちとしては手をこまぬいてしまうような、本当に不可能なような感じがいたしますけれども、問題の所在というものをきっちり分析いたしますと、例えばおいしい水...全文を見る
○広中国務大臣 大変すてきなお祝いの言葉をありがとうございます。私は、女性の環境庁長官としてはたしか三人目だと思います。いずれにいたしましても、この大役を仰せつかりまして、一生懸命頑張らせていただきたいと思います。  私の環境問題に対する考え方ということを聞いてくだすったわけで...全文を見る
○広中国務大臣 環境庁といたしましては、まず環境基本法の今国会における一日も早い成立を期すとともに、この環境基本法の枠組みのもとで環境基本計画の策定を初めとした環境政策の新たな展開に向けた取り組みを推進してまいりたいと思っております。  さらに、地球環境の保全のために、地球サミ...全文を見る
○広中国務大臣 私も、環境の推進のためには教育というのが非常に大切だろうと思っております。それも学校教育だけではなくて、家庭の教育、社会全体の環境への取り組み、マスコミの御協力、そういうものが大切だろうと思っておりますが、ともかく、このたび環境庁長官にならせていただいてまず最初に...全文を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  自然環境保全基礎調査等の結果によりますと、首都圏を初めとする大都市圏では、市街化の進行により、緑や身近な生き物の生息地の減少が進んでいることが明らかにされていることでございます。こうした都市地域における森林、草地、水辺など自然地域は、大気浄...全文を見る
○広中国務大臣 現在の財政事情の中で、私どもとしては、予算もふやしていただきたいし、人数もふやしていただきたいという思いはあるわけでございますけれども、現体制の中で一生懸命できるだけ頑張らせていただきたい。幸いにして、環境庁はすぐれた専門家の集団でございまして、皆様方の応援よろし...全文を見る
○広中国務大臣 核廃棄物の海洋投棄問題につきましては、科学技術庁及び放射能対策本部を構成する各省庁において一体的に取り組んでおり、環境庁は放射能対策本部の幹事会のオブザーバーとして従来から参画し、情報収集に努めているところであり、今後ともその立場において取り組んでいきたい、そうい...全文を見る
○広中国務大臣 先ほどから非常にアイデア豊かな御提言をいただきまして、大変感心して伺っていたところでございます。  民族博物館と自然と一体になったようなことをイメージしていらっしゃるのかもしれません。私は日本でそのようなものがどのくらい発達しているかよく実態を把握していないわけ...全文を見る
○広中国務大臣 すばらしいアイデアだと思います。検討の余地十分ありと伺っておりました。
○広中国務大臣 地球温暖化問題は生活や経済活動のあらゆる局面にかかわる問題でございます。したがいまして、社会経済システムや国民のライフスタイルを環境に配慮したものに改めていくことによって環境保全型社会に全体的に変えていくということが重要であるという認識を持っています。  このよ...全文を見る
○広中国務大臣 大変魅力的な御提案だろうと思います。我が国政府といたしましても、これまで外務省、JICAを通じまして青年海外協力隊、その多くの方々は広い意味での環境面に貢献なさってきたわけですけれども、我が環境庁といたしましても専門家の派遣なども行っておりますし、つい最近は通産省...全文を見る
○広中国務大臣 まさに御指摘のとおりでございまして、トリハロメタンやカビ臭の対策など、現在国民が求めている課題に適切に対処するためには、排水規制や生活排水対策を総合的に講じるとともに、負担を上流の事業者、農家、家庭等と下流の水道利用者との間でどのように分担するかを検討する必要があ...全文を見る
○広中国務大臣 ボランティア活動を盛んにして いくということで大変貴重な御指摘をいただいたと思っております。それからまた、パークボランティア活動についての評価、大変ありがとうございます。このボランティア活動は、自然保護思想の普及及び啓発や、国立公園の保護管理を推進する上で大変に...全文を見る
○広中国務大臣 環境と貿易に関して重要なことは、貿易促進と環境保護を、相対立するものではなくて、アジェンダ21にもあるとおり、持続可能な開発の実現に向けて両者を相互補強的なものとする観点であると思っております。ガットにおいては、ウルグアイ・ラウンドの終結後、この問題が重要な課題と...全文を見る
○広中国務大臣 私は、貿易と環境の問題、大変これから大切な問題だというふうに思っております。  この問題で重要なことは、繰り返しになりますけれども、貿易促進と環境保護を相対立するものとして考えるのではなく、アジェンダ21にもあるとおり、持続可能な開発の実現に向けて両者を相互補完...全文を見る
○広中国務大臣 今日の環境問題の多くは我々の社会経済活動の拡大に起因しておりまして、その解決のためには社会経済活動や国民の生活様式のあり方そのものを見直し、社会全体を環境への負荷の少ない持続的発展が可能なものとしていく必要がございます。  この環境基本法では、このような認識に立...全文を見る
○広中国務大臣 高見委員の御発言に対しまして、敬意を持ちながら拝聴していたところでございます。  また繰り返しになりますけれども、今日の環境問題の多くは御指摘のようにいわゆる大量生産、大量消費、大量廃棄といった現在の企業活動や国民一人一人の生活のあり方そのものに根差しております...全文を見る
○広中国務大臣 新しい環境政策の理論的基盤を形成していくためには、御指摘のように自然科学系だけではなく、社会科学系を含めた総合的な研究、教育等の推進が必要である。つまり学際的な取り組みが必要であるというふうに理解しております。そのために、いわゆる環境大学の設立というお考え、大変示...全文を見る
○広中国務大臣 今日の多様な環境問題の解決のためには、環境保全活動の国民的な展開が不可欠でございますが、最近の世論調査の結果を見ますと、多くの国民が、環境問題の重要性について認識はしているものの、その具体的な行動についてはよくわからない。国民の多くが身近な行動のノウハウの情報、一...全文を見る
○広中国務大臣 環境面での国際貢献というのは、我が国に最もふさわしい世界への貢献ではなかろうか、そういうふうな認識を持っているところでございます。今後、国際社会において我が国の貢献がますます求められるようになると考えておりますが、我が国としましては、こうした要請にこたえていくため...全文を見る
○広中国務大臣 地球環境保全関係予算は、地球環境保全を直接の目的とするものはもとより、地球環境保全に特に資すると認められたものを含めて、幅広く取りまとめたものなのでございます。  原子力につきましては、十分な安全性の確保を前提にいたしまして、二酸化炭素等の排出量の削減に寄与する...全文を見る
○広中国務大臣 まさに先生のおっしゃるとおりでございまして、大変にいい御意見だと伺っておりました。
○広中国務大臣 日本の環境、世界の環境をよくするために、国だけではなくて地方自治体、そして事業者、国民、すべての人が協力をしなければならないということが環境基本法でもうたわれておりますし、私の所信でも申し述べたところでございますけれども、こうした中におきまして、環境問題というのは...全文を見る
○広中国務大臣 環境対策は、ただ単に企業行動を規制するというだけではなく、結果的に見れば公害防止投資を誘発し、我が国の健全な経済発展を助長した面を持っております。それは私どもが経験したことでございます。このような環境に対する投資は、環境に負荷の少ない経済発展に不可欠なものであり、...全文を見る
○広中国務大臣 官房長のお答えで十分なんでございますけれども、しかし一言つけ加えさせていただければ、私は人事交流という意味におきまして、今いろいろな省庁から局長さんなどいらしてくださっている、これはそれで評価いたしますし、また環境庁からすぐれた人材が、プロパーの方が育ちましたらば...全文を見る
○広中国務大臣 環境庁は、他省庁にもまたがりますさまざまな政策を環境面から十分チェックし、また政府と一体となって環境政策の展開に中心的な役割を今後とも担っていきたいと思いますので、どうぞ皆様方の御支援をよろしくお願いいたします。
○広中国務大臣 国民が安全で良質な水の供給を望んでいることは十分認識しており、水質保全行政を預かる環境庁といたしましては、水道の水源となる公共用水域等の水質保全を図ることは大変重要な任務と認識しております。  このため、トリハロメタンやカビ臭の対策など国民が求めている課題につき...全文を見る
○広中国務大臣 御指摘の工業団地は、八王子川口土地区画整理事業であると理解してよろしいでしょうか。――この土地区画整理事業によって具体的にどのような産業が立地されることになるかということはまだ明らかになっておりませんけれども、環境アセスメントを行った東京都では、有害物質による地下...全文を見る
○広中国務大臣 森林は自然環境の保全に役立っているとともに、水質を浄化するなど水質保全面でもその大きな役割を持っておりまして、御指摘のとおり、その保全が極めて重要でございます。  環境庁といたしましても、農林水産省と連携を図り、その積極的保全を支援してまいりたいと思っております...全文を見る
○広中国務大臣 オオタカは、旧特殊鳥類法に基づく特殊鳥類に指定されておりましたが、本年二月に種の保存法の施行に伴い、国内希少野生動植物に指定されたところでございます。当該事業の予定地は、オオタカの営巣地が発見されたことから、地元におきまして学識者や住民代表で構成される検討会を設け...全文を見る
○広中国務大臣 水道水のトリハロメタンやカビ臭の対策など、現在国民が求めている問題に適切に対処することは、水道水源となる公共用水域等の水質保全行政を預かる環境庁といたしましては、非常に重要な課題と受けとめ、既に中央公害対策審議会に御審議をお願いしたところでございます。  環境庁...全文を見る
○広中国務大臣 御趣旨に沿いまして努力させていただきます。
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○広中国務大臣 今いろいろ御意見を拝聴しておりました。比例制度におきましては、小選挙区選挙制度に比べまして確かに、人を選ぶというんでしょうか、直接顔が見えにくい選挙であるということはおっしゃるとおりであろうと思います。  しかし、比例制を一部取り入れておりますドイツの例にもあり...全文を見る
10月20日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 第百二十八回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  細川内閣は、豊かさが実感できるよう、生活者の視点に立って質の高い実のある国づくりを目指すとともに、...全文を見る
10月22日第128回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○広中国務大臣 そのとき私は質問者の立場でございまして、死後、つまり患者さんというのでしょうか、が亡くなった後、いわゆる水俣病患者として認定されるという事実は承知してきたわけでございます。それに対する答弁というのは環境庁の担当の者がたしか加えてくだすったと思いますけれども、私はそ...全文を見る
○広中国務大臣 申し上げるまでもなく、水俣病問題は環境行政の重要な課題でございまして、早期解決に向けて最大限の努力をしてきたところでございます。歴代の長官も所要の対策を進めてきたものであり、私としても、水俣病問題の早期解決を図るために、今後とも認定業務の促進、水俣病総合対策事業の...全文を見る
○広中国務大臣 私といたしましては、心情的には、和解というものが可能であるのならそのようなことが望ましいというふうに思っているところでございますけれども、原告の方々が、裁判による争点でございますけれども、その点に関しましては行政の立場からは、そのあり方の根幹にかかわるものであると...全文を見る
○広中国務大臣 繰り返しになりますからあえて行政の立場については申し上げませんけれども、いましばらくお時間をちょうだいしたいと思います。
○広中国務大臣 先ほどお答えしたとおりでございます。
○広中国務大臣 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対する内閣の意見を申し上げます。  水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案については、政府といたしましては異存はございません。     —————————————
○広中国務大臣 ただいま議題となりました環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今日の環境問題は、地球環境という空間的広がりと、将来の世代にわたる影響という時間的な広がりとを持つ問題...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 環境委員会 第3号
議事録を見る
○広中国務大臣 日本に公害がまき散らされていた時代から、環境庁設立に向けて、そしてさまざまな環境行政にお力を尽くされました、私にとっては政治の分野での大先輩から御質問を受けて、大変緊張しているところでございます。  ただいまの御質問というよりは御意見を本当に心して拝聴したところ...全文を見る
○広中国務大臣 環境税というのは、私は環境保全型社会をつくるための経済的手法の一つである、そんなふうに理解しております。事業者、市民など環境負荷を与える者に対しまして、その負 荷の部分に着目して経済的な負担を課すことにより、市場メカニズムを通じて環境への負荷の低減に努めるよう誘...全文を見る
○広中国務大臣 環境庁のあり方につきまして、御示唆に富む御意見、本当にありがとうございました。特に、環境庁のこれからの企画調整能力、機能を高めていくということにつきましては、私どもとしてはそれを応援の言葉として受けとめさせていただきたいと思います。  人材の量、質ともの拡充、そ...全文を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  ロシアの海洋投棄でございますけれども、核廃棄物の海洋投棄は、汚染の大小、投棄の規模にかかわりなく絶対に行われるべきでないと認識しております。このことはロンドン条約の決議にもあり、特に日本海という狭い海域への投棄については、周辺諸国の人々の健...全文を見る
○広中国務大臣 御叱正は大変ありがたく受けとめているところでございます。ただ、政府全体としての対応ということもございますので、私は、まず事実関係を確かめたようなところから始まりまして、少し対応を見守ったということがございますけれども、今後とも地球環境問題にかかわることに関しまして...全文を見る
○広中国務大臣 変わることはございません。
○広中国務大臣 お答えいたします。  今先生から御指摘いただきましたように、現内閣では、これまであった閣僚会議を一たん廃止して、必要に応じて順次復活させている、そういう状況でございます。  地球環境関係閣僚会議は、政府一体として地球環境保全政策を推進するために大変重要なものと...全文を見る
○広中国務大臣 私は最初は学生として、それからは結婚して一主婦として、生活者としてアメリカに長いこと暮らしていたわけでございます。  アメリカから日本を見ますと、日本という国はアメリカの二十五分の一の国土、しかもその国土の七割近くが緑に覆われて、非常に平地が少ない。そこにアメリ...全文を見る
○広中国務大臣 国際協力の問題でございますけれども、ロシア・東欧支援あるいは中国の工業化の中で、どのような形でその汚染を克服していくかという問題、そのほか他の発展途上国を支援していく際に、やはり我々先進国が、日本だけではなくて他の国と御一緒にこの環境問題を取り上げていかなければな...全文を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  今日の環境問題でございますけれども、地域の環境から地球規模にまで広がっておりますし、また、将来の世代にも影響を及ぼす大きな課題、人類が直面する最大の課題であるというふうに私ども認識しております。  こうした今日の環境問題の多くは我々の社会...全文を見る
○広中国務大臣 環境を保全していくのは国、地方自治体、事業者、並びに国民、つまり日本全体としての取り組みが必要でございまして、その各構成員の責務をこの環境基本法では明らかにしているわけでございます。  さらに、この基本法が成立いたしました後は環境基本計画を策定する、そして、環境...全文を見る
○広中国務大臣 この環境基本計画は、環境の保全に関する政府全体の基本的な計画として政府内部での調整、そして閣議決定を経て策定されるものでございます。したがいまして、国の策定する各種計画におきましては、環境の保全に関して環境基本計画の基本的な方向に沿った内容になる、そのように信じて...全文を見る
○広中国務大臣 地球環境問題は人類の生存基盤にかかわる重大かつ緊急な課題である、そのような認識に立ち、環境保全に関するさまざまな経験と技術を有する我が国といたしましては、今後こうした経験や技術を生かしまして、その国際的地位にふさわしい役割を、国際協調を図りつつ積極的に果たしていき...全文を見る
○広中国務大臣 環境庁といたしましては、トリハロメタン問題や異臭味の問題に対しまして、河川や湖沼の水質を改善するには、水域の水質保全に関する目標を設定し、汚濁負荷の削減のために規制を行うことと同時に事業も行う、この規制と事業とを車の両輪として総合的な対策を講ずることが必要だ、その...全文を見る
○広中国務大臣 自然環境の保全に関する施策は、公害防止対策に比べておくれていたのではないかという御指摘でございますけれども、我が国としては深刻な公害問題を克服するために非常に努力を傾注してきたことは事実でございます。自然環境の保全に関しましても同様の努力をしてきた、つまり両方、公...全文を見る
○広中国務大臣 大変ありがたいお言葉でございます。  今日の環境問題は、大量生産、大量消費、大量廃棄といった現在の企業活動や国民一人一人の生活のあり方そのものに根差しているところでございます。こうした社会経済のシステムのあり方や行動様式を見直し、社会全体を環境への負荷の少ない持...全文を見る
○広中国務大臣 まず最初に申し上げたいことは、環境行政はそもそも生活者の立場に立って各種の政策の推進をしてきた、こういうことを申し上げたいと思います。  その上に、そうした中でこのたび環境基本法を通していただくわけでございますけれども、健全で恵み豊かな環境が人間の健康で文化的な...全文を見る
○広中国務大臣 この環境基本法は、国際的協調による地球環境保全の積極的推進の理念を明らかにするとともに、地球環境保全に関する国の内外の施策を一体的に講ずる観点から、国内施策のみならず国際協力等の施策も位置づけております。  我が国としては、かねてよりオゾン層保護のための特定フロ...全文を見る
○広中国務大臣 ただいま森局長もおっしゃいましたように、この調査研究というのは、内外の環境影響評価に関する詳細かつ深度のある調査を行うものでございまして、特に海外の調査研究については相当の期間を要する、そういう事情があるわけでございます。  しかし、できるだけ早期に成果が得られ...全文を見る
○広中国務大臣 私は、日本はいやしくも地球環境問題でリーダーシップを発揮しようとするのであれば、そうした海外でのODA活動あるいは企業活動におきまして、環境への配慮を十分にするということは非常に大切なことだと思っております。  そして、経団連の地球環境憲章にも見られますように、...全文を見る
○広中国務大臣 私は、委員のおっしゃるとおりだと思っておりまして、本当に女性のこうした審議会などへの参加、もっともっとふえたらよろしいと思っております。  審議会の委員のうち女性委員の割合を平成七年度を目途に一五%とするということは、政府としての目標でございます。ですから、我々...全文を見る
○広中国務大臣 私は、環境問題への取り組みは、女性、男性にかかわりなく両性とも頑張っていただきたい、そういうふうに思うわけでございます。そういう中にありまして、例えば審議会のメンバー、女性が一五%というのは非常に少ないという御指摘、私も同感いたします。できるだけ先生の御趣旨に沿い...全文を見る
○広中国務大臣 今日の環境問題は、御指摘がございましたように、広域的であり、多様化しており、非常に複雑化している、そういうことでございまして、我々の社会経済活動の拡大に起因しておりまして、その解決のためには、社会経済システムや国民の生活様式のあり方を見直して、社会全体を環境への負...全文を見る
○広中国務大臣 今、松沢委員の御発言をずっと聞いておりまして、もう既にすべてそこに盛られていることでございますけれども、環境影響評価につきましては、環境の保全上の支障を未然に防止する上で極めて重要だということを認識しておりますので、これを環境基本法案第二十条に明確に規定していると...全文を見る
○広中国務大臣 環境基本法案は、環境の保全に関する新しい理念と施策の総合的な枠組みを国民的合意として定立しようとするものでございます。本法案の基本理念に示された持続的発展が可能な社会づくりは、世界と手を携えながら息長く取り組んでいく必要のある大きな挑戦でございます。今後の具体的な...全文を見る
○広中国務大臣 まさに田端議員御指摘のとおりでございます。本当に国も地方も企業も国民も、すべてが意識改革というんでしょうか、ライフスタイルを変えていく、そういう中で、私は環境保全型社会、持続可能な開発が可能な社会ができていくんではないかと思います。そういう中にありまして、環境庁と...全文を見る
○広中国務大臣 同感でございます。
○広中国務大臣 ロシアの核廃棄物投棄でございますけれども、大変残念な出来事であったと思います。今回のこの事件、国民に深い懸念を惹起するものでございましたので、日本政府の申し入れを受けまして直ちに投棄中止が決断されたことを一応評価するというところでございますが、私自身、科学技術庁や...全文を見る
○広中国務大臣 まずこの環境基本法案、ぜひ通していただきたいと思います。そしてこの法案におきましては、従来の規制的手法のほかに、環境基本計画を策定すること、それから環境影響評価とか経済的措置とか民間活動の支援など、環境政策のさまざまな手法をこの法案の中に位置づけているわけでござい...全文を見る
○広中国務大臣 環境面での国際貢献につきましては、我が国としては人的貢献を含めて積極的に推進していくべきもの、特に人的貢献、草の根に行き渡るような支援、そういうものが非常に大切だと思っております。  今後、国際社会におきまして我が国の貢献がますます求められるようになる中で、我が...全文を見る
○広中国務大臣 まさに高見委員御指摘のとおりだと思います。  この基本法案、地球環境時代に対応して、新たな環境政策の総合的展開を図る上にも不可欠でございます。そして、まずはこの基本法を早期に成立していただき、その後さまざまな取り組みを行っていきたい、そのように思っております。ま...全文を見る
○広中国務大臣 先生御指摘のことを踏まえまして、また法制化を含みまして、今後真剣に、慎重に検討させていただきたいと思っております。
○広中国務大臣 今日の環境問題の解決のためには、NGOの参加というのが不可欠だというふうに認識しております。そうした国民一人一人の足元からの行動を促進し、あるいは草の根の環境協力を進める上で極めて重要な役割をしていただける、そういうことで、私ども一生懸命連携を図りながらやっていき...全文を見る
○広中国務大臣 この法案は前政権の御努力によってつくられたものでございますけれども、しかし、この基本法案は、地球サミットの成果を踏まえ、環境の保全に関する新しい基本理念とこれに基づく基本的施策の総合的な枠組みを定立するものでございまして、地球環境時代に対応した新たな環境政策の総合...全文を見る
○広中国務大臣 確かに日本では環境アセスメント法案という法案はございません。しかしながら、これまでも閣議決定要綱や個別法等に基づきまして、的確な環境影響評価の推進に努めてきた、つまり実質的には環境影響評価というのを行ってきたわけでございます。今後ともこの現行制度の適正な運用に一層...全文を見る
○広中国務大臣 今の開発の問題を大変興味深く拝聴いたしました。環境アセスメントにつきましては、たびたび繰り返しておりますように、現行の適正な執行も含めまして、今後法制化も含め対応させていただきたいと思います。
○広中国務大臣 最後に、環境基本法をぜひ成立させていただきたい、お願いする次第でございま す。  そして、この法律が衆参両院で成立した暁には、これに基づく環境基本計画の枠組みを積極的に活用するとともに、環境影響評価、経済的手法、環境教育や民間活動支援等の多様な施策の具体化に全...全文を見る
10月27日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 大変複雑な気分でもあるわけでございますけれども、きのうは一日衆議院の環境委員会で環境基本法を審議させていただき、大変緊張いたしましたけれども、きょうは参議院環境特別委員会に戻りまして、何か里帰りをしたような、そのような気分で、多少リラックスしております...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 我が国を取り巻く環境の状況は、かつての激甚な公害は軽減されてきましたものの、大都市地域における窒素酸化物等による大気汚染や生活排水などによる水質汚濁など、都市・生活型公害に関しましては改善が余りはかばかしくございません。そしてまた、人類の生存基盤にかか...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私は、環境政策に関しましては、与党、野党といった違いはないというふうに受けとめております。細川内閣といたしましては、豊かさを実感できる、国民の声を吸い上げる、そうした環境政策ということも含めて言っているわけでございまして、この意味におきまして環境政策の...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 自然環境の保全とかアメニティー、それから安全な生活環境、そうしたものを私は意味しているものでございまして、そのために環境政策を推進していくことが国民の豊かさを実感することにつながっていく、そういう視点から発言したところでございます。
○国務大臣(広中和歌子君) 地方分権につきましては、環境庁においては、従来から公害防止対策や自然環境保全対策に見られるように、国が国家的見地から実施しなければならない権限以外のものはできる限り地方に移譲する、そういう考え方に立って環境行政を推進してきたところでございます。今後とも...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 連立与党は、環境政策につきましては、地球環境保全への協力を当面する重要な政策課題の一つとして掲げておりまして、「地球環境保全に対する人的、技術的、資金的協力、国連における環境理事会の設置に努力するなど、環境政策に積極的に取り組む。」との合意を行ったとこ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) インタビューをいろいろな新聞社から受けまして私の気持ちを申し述べたものだと思いますけれども、私は、先ほどから申し上げておりますように、自民党の基本的な政策をさらに推し進めるという意味で継続ということを申し上げているわけでございます。  私は、環境庁は...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境庁としては、総理府のもとに置かれた官庁でございまして、おのずと行政上の制約はあると思います。  ただ、気分といたしましては、環境の視点から、これからの国民生活の豊かさにつながるような形で環境政策を行っていきたい。そのためには、関係各省庁とのコミュ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 少々お答えが長くなるかもしれませんけれども、お許しいただきたいと思います。  地球温暖化、オゾン層の破壊等の地球環境問題は、人類の生存基盤にかかわる緊急かつ重大な課題でございまして、環境の保全に関するさまざまな経験と技術を有する我が国といたしましては...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) これからいろいろ考えていきたい、そのように思っているところでございまして、まだ具体的なことは進んでおりません。
○国務大臣(広中和歌子君) おっしゃるとおりで、私も非常にあいまいだ、わかりにくい、そういうところで各条項ごとに御質問し、今は割合さっと読めるようになったわけですけれども、ともかく法律特有の言い回しになっているところが多いわけで、この法律自体が社会経済システムの中に環境の保全を組...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 水俣病問題につきましては、今日においても環境行政の重要な課題の一つであると認識しておりまして、早期にこの問題が解決されることが望ましい、そういう考え方はずっと持ち続けております。  環境庁といたしましては、これまで公害健康被害の補償等に関する法律によ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ここに御出席の方皆様方そうじゃないかと思いますけれども、水俣病問題は公害の原点でございまして、それがいまだに尾を引いているということ、解決されないで残っているということに関しましては皆本当に心を悩ませているものだと思います。私もそうした気持ちからいろい...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) NGOの活動につきましては、環境問題の解決のためには国民等の自主的、積極的な取り組みが不可欠でございまして、とりわけ環境NGOの活動は国民一人一人の足元からの行動を促進し、あるいは草の根の環境協力を進める上で非常に大切だ、そういうふうに思っているところ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 内部決裁という言葉は私よくわかりませんけれども、ともかく環境庁長官といたしまして、担当の方と相談しつつ手紙をしたためましたし、それを外務省あるいは科学技術庁の担当官とも相談して、そしてお手紙をお送りした先は、エリツィン大統領を避けまして環境庁長官にいた...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 外務省を通じて送らせていただいたということを先ほど申し忘れましたので、そのことを申し上げます。  もちろん、お手紙を出したのが先週の金曜日のことでございますので、まだお返事はいただいておりませんけれども、お返事があり次第こちらで御報告する機会を得たい...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今ちょっと日時を確かめたわけでございますけれども、日本企業の海外進出等における環境への配慮に関する決議、これは平成三年四月二十四日に参議院環境特別委員会で決議されているところでございます。  そして、ほとんど同じ時期の平成三年四月に、経団連は地球環境...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今石渡委員の御質問、趣旨をいろいろ受けとめまして、大変にこれはありがたいサジェスチョンだなと、非常にすばらしい御意見だと、そのように受けとめております。  確かに、私どもは国内において公害を克服したという体験もあり、そして発展途上国が、我々がこうむっ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私は、環境庁として、環境の視点からこのような手紙を書くということで行動を起こしたわけでございます。  政府全体といたしましては、例えばロンドン条約において一切の核廃棄物の海洋投棄を禁じるという、申し合わせではなくてきっちり法律改正を行うといったような...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境庁としては、この問題に対して関心を払い、調査をし積極的に発言をしていきたいと思います。
○国務大臣(広中和歌子君) 環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を構築するとはどういうことかと。私は、これは大変大きな問題だと思います。簡単に答えられることではないと思う。そしてまた、お答えしたとしても、具体的にどうなのかと言われますと、本当に大変なことだと思いますけれども...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 細川内閣は生活者の視点に立った政策を推し進めるということを言っているわけでございますけれども、ただいま須藤委員から農村の抱える問題点についてさまざまな角度から浮き彫りにしていただきまして大変参考になりました。  いわゆる生活環境の豊かさ、アメニティー...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) この問題あるいはその対応につきましては今局長が御答弁したところでございます。私どもといたしましては、中央公害対策審議会の答申を、できれば十一月末か十二月初めにいただきまして、そして法制化を含めてどのような取り組みをしたらいいかということで関係省庁と、も...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 温暖化に関してはもう本当にすべての人類、生きとし生けるものの関心である、そういうことで国立環境研究所を初めといたしまして環境庁としては一生懸命に調査研究、そして情報収集、そういうことに努めてまいりたい、そしてそうした結果に基づきまして発信も同時にしてい...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今須藤委員から御指摘がございましたように、最近の公害問題というのはむしろ都市型でございまして、それは国民一人一人にもかかわる問題でございまして、国民が被害者であると同時に加害者でもあるというようなことから環境への関心というのは高まりつつあるのではないか...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 三十八年に及ぶ自民党政権下の我が国においては、著しい産業公害問題の発生とその克服、その後顕在化した都市・生活型公害への対応、さらには地球環境問題への対応と、その時代時代に対応した環境政策の推進がなされてきたということでございまして、とりわけ産業公害の克...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘のとおり、細川内閣にとっては環境政策の推進は重要な政策課題の一つでございまして、所信の中でも表明されたところでございますし、先ごろ行われました国連における総理のスピーチの中でも、特に地球環境問題の大切さについて、そして日本の貢献については言及され...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境基本法案は、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会づくりという今日の世界共通の課題に、我が国として率先して取り組むための枠組みを定める法律であり、地球サミットを受けての最初の取り組みでもあり、国際的にも重要な意義を持つ法案だというふうに理解して...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ただいま野間委員がるる述べられましたように、これまでのいきさつを踏まえ、そして政府・自民党によって本当に苦心してつくられたこの法案に敬意を表する意味もありましてぜひ通していただきたいと、一日も早い成立をお願いしたいところでございます。  環境基本法案...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 地球環境担当大臣としての役割でございますけれども、地球環境問題に対応するための施策を政府一体となって円滑に推進するための行政各部の所管する事務の調整を行うこと、調整機能でございます。
○国務大臣(広中和歌子君) この地球環境保全に関する閣僚会議は、細川内閣ができましたときにすべての閣僚会議と一緒にまず廃止されたわけでございます。そして、順次それぞれ必要に応じて再開をするということになっておりまして、現時点におきましては、この地球環境保全に関する関係閣僚会議は今...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) この核投棄の問題につきましては、グリーンピースからプレスリリースがあり、そしてNHKで報道されたのが十七日のことでございましたけれども、私はこの問題に関しましては、早速グリーンピースからプレス発表資料を入手するとともに、ロシア大使館、科学技術庁そして外...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 実を申しますと、私はグリーンピースについてそれほどよく知っているわけじゃございませんで、三年ぐらい前でしたか、議員団の一員といたしましてオーストラリアに環境視察に参りましたときに、オーストラリア政府がグリーンピースのオーストラリア支部に案内してくれまし...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 現在、アジェンダ21国別行動計画を一生懸命練っているところでございますけれども、この行動計画を作成していただいた後、決定していただくために関係閣僚会議をまず開いていただきたい、そういうことで努力をしているところでございます。  そのほか、地球サミット...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 先ほど、ちょっと話が前後して恐縮でしたけれども、申し上げましたように、現在作成を進めているアジェンダ21の国別行動計画を決定していただくためにぜひこの地球環境保全関係閣僚会議の復活をお願いしたい、そういうことで調整しているところでございます。
○国務大臣(広中和歌子君) ガット・ウルグアイ・ラウンド、そういう自由貿易体制の中で環境の視点というのはどういうふうにかかわっていくんだろうかということは大変興味深いテーマでございます。  この問題に関してでございますけれども、両者を相対するものとして考えるのではなくて、アジェ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私は個人的なことを申させていただければ、人の暮らしということに非常に関心がございまして、中でも、何というんでしょうか、都市計画ですね、そういうものに非常に関心がありまして、旅行いたしますときにはそういう視点から世界の町を見てきたわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) この問題、廃棄物処理に関しましては、厚生省がきっちりやってくれているはずなんでございますけれども、しかし、空き缶のぽい捨て、植え込みにはめ込む、道路わき、それからこんなのをなぜ捨てるのかと思うような不法投棄がいっぱいあるわけでございまして、どうしたら環...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今回、十月十九日でございますけれども、クリントン大統領が発表した行動計画では、CO2等の温室効果ガスの排出量を二〇〇〇年までに九〇年レベルに戻すことが掲げられております。そして、省エネルギーから森林保全まで広範多岐にわたる対策が盛り込まれているところで...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) GLOBEジャパンのアクションアジェンダ、それを私も一部ですけれども拝見いたしまして、その趣旨に沿って御協力できるもの、御一緒にやらせていただきたいもの、そういうものは一生懸命頑張らせていただきたい、そのように思っているところでございます。
○国務大臣(広中和歌子君) ごめんなさい、GLOBEインターナショナル。言い直します。
○国務大臣(広中和歌子君) 環境アセスの重要性というものは十分に認識しております。  現在我が国におきましては、環境アセスというものは法律としてはないわけでございますけれども、閣議要綱ですとか、それから地方自治体においての条例とか、そういう形でいろいろ行われております。そういう...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 求められたことに関しては意見を言うことができます。
○国務大臣(広中和歌子君) 今のシステムの中ではできません。
○国務大臣(広中和歌子君) これはアセスメントの制度についてではなくて、環境庁長官としての意見を言うことができるかどうかということであるとしたら、それは言えます。それはどういう形で言うかということも含めていろいろ形はあると思いますけれども。  私も大臣就任以来、いろいろ御意見な...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 生物多様性の保全、堂本議員非常に熱心にやっていらしたことに関していつも敬意を表しているところでございます。  おっしゃるまでもなく、この保全というのは人類の生存基盤維持の観点から極めて重要であると認識しておりまして、環境基本法におきましても、環境保全...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 読ませていただいて、検討させていただきます。
○国務大臣(広中和歌子君) 今お話を伺っていたわけですけれども、さらに事実関係などを伺いまして検討させていただきます。
○国務大臣(広中和歌子君) 今回の事件というんでしょうか、でわかったことは廃棄物の投棄というのは、システムとしては科学技術庁とか外務省、そして今官房長が御説明いたしましたように放射能対策本部、これは科学技術庁が主管していらっしゃいまして環境庁はオブザーバーにすぎない。そしてまた、...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 我が国の企業が海外に進出する際には、現地の環境保全というんでしょうか、配慮することはもう当然でございます。特に、我が国といたしましては、環境面で世界的なリーダーシップをとっていこう、そういうふうに言っているわけでございますから、ぜひこの点は大事にしてい...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 委員御指摘のように都市公害型の環境問題に取り組んでいくためには、ある意味では意識改革が必要だ、意識革命が必要だというようなことをおっしゃる方もあるようでございまして、国民一人一人が人間と環境とのかかわりについて理解を深め、そして環境への負荷の少ない行動...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘のパークボランティア活動でございますけれども、私もつい最近高尾山に登りましたときに知ったわけでございまして、すばらしい制度だと思いました。  これは自然保護思想の普及啓発、そして国立公園の保護管理、両方にとって非常に大切なものでございまして、ぜ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) フロンにつきまして大変にユニークな視点からいい指摘をしていただいたと思います。  確かに我々は、特定フロンの生産に関しましては規制をしよう、そういうコンセンサスが我が国だけではなくて世界じゅうに広がっているわけでございますけれども、もう既に使われて器...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 水道利用に配慮した公共用水域の水質保全、おっしゃるとおり緊急に対策を講ずるべき事項だと思っております。現在、中央公害対策審議会の審議を急いでいただいているところでございますが、できれば十一月末か十二月頭に答申をいただきたいと期待しております。  環境...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) どうもありがとうございます。  私自身も、突然野党の身から与党になり、しかも環境庁長官になったわけでございまして、戸惑っているわけでございますけれども、立場が変わりましても私という人間は変わるわけではございません。そして、こういう立場を与えられました...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 申し上げるまでもないかもしれませんけれども、環境影響評価については、政府としてはこれまでも閣議決定要綱とか個別法等に基づきその的確な推進に努めてきたところであり、今後とも現行制度の適正な運用に一層努めるとともに、内外の制度の実施状況等に関して関係省庁一...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 生活者の視点に立って豊かさを実感できる社会をつくり上げていくということを申し上げているわけですけれども、その中身、私としては、豊かな自然環境と安全で快適な生活環境を実現していくことが必要だ、そういうふうに思っております。この意味におきまして、環境政策の...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 規制緩和、これは大切でございますけれども、やはり分けて考えなきゃいけないと思います。経済的な規制に関しましては規制緩和をしていただくということが大切であろうと思いますけれども、社会的な規制、つまり国民の健康の保護とか生活環境の保全、かけがえのない自然環...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今保健部長が言われたとおりでございますけれども、水俣病に関する解決といった場合、今まで私どもがいろいろこうした取り組みをしてきたわけでございますけれども、一つ大きな問題として水俣病訴訟の問題がございます。これにつきましては私もいろいろ勉強させていただい...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 我が国の豊かな自然を代表する要素の一つであるブナ林を適切に保全していくこと、環境庁といたしましてはその行政を進めていく立場からも非常に大切なことだと考えております。  環境庁といたしましても、世界自然遺産としての登録を推薦している白神山地に代表される...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 細川内閣といたしましては、豊かさが実感できる国づくりを目指すとともに、世界的な課題に積極的な役割を果たすこととしておりまして、私としてはこれらの課題に環境の観点から積極的に取り組んでまいりたいと思っております。  そのためにはまず、大変くどいようでご...全文を見る
10月28日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○広中国務大臣 一人の女性として、一人の女性の政治家として、今、野田委員が御指摘になりました点、大変に重要な問題だというふうに私は受けとめます。そして、公的機関あるいは政治の機関におきまして、その意思決定、政策決定の場により多くの女性が入ってくること、それは非常に好ましいことだと...全文を見る
10月29日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私も、昨日、全国公害被害者総行動デーで患者の方あるいはその患者の家族の方々にお目にかかりまして、そして公害によって苦しまれたその苦しみを痛いほど感じたところでございます。  一日も早くこうした問題が解決することを心から望んでいるわけでございますし、ま...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ただいま議題となりました環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  今日の環境問題は、地球環境という空間的広がりと、将来の世代にわたる影響という時間的な広がり...全文を見る
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) オゾン層の破壊はほぼ全地球的に進行しておりまして、その対策は非常に緊急なものである、そのように認識しております。  このために、フロン生産を九五年までに全廃するため規制の円滑な実施を行うとともに、使用済みのフロンについては回収から最終的な破壊までの仕...全文を見る
11月10日第128回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私は、西田委員のこの環境基本法への思い、まさに同感でございます。そして、今国会にこの法案が提出されましたことを私は大変にありがたいことだ、ぜひきょうを最後にいたしましてこの法案が可決され、そして環境庁といたしまして新たな取り組みができることを願っている...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私は、民主主義の世の中で多様な意見が出、そしてその多様な議論がなされた結果としてまとまるということがすばらしい形だというふうに思っておりまして、今回の提案に関しましても、私どもはいろいろな意見を出し合いながらまとまったというふうに承知しているところでご...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境基本計画のことをマスタープランとおっしゃいましたけれども、まさにこのマスタープランは環境の保全に関する政府全体の基本的な計画といたしまして、政府内部の調整を経まして閣議の決定により定められるものでございます。ですから、環境の保全に関する国の施策は、...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 第一点、環境アセスメントについての新政権の考え方でございますけれども、今委員御指摘のとおりでございまして、そしてそれは同時に細川総理からの答弁と一致するところでございます。
○国務大臣(広中和歌子君) 環境にかかわる課題は非常に多岐にわたっておりまして、その行政も多くの省庁にまたがるものが多いということは御案内のとおりでございます。したがいまして、環境行政を積極的に展開していくためには政府一体となった取り組み体制を充実強化していくことが必要であると認...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今日の環境問題の多くは私たちの生活のあり方とか企業のあり方に多くかかわっているものでございます。つまり、大量生産、大量消費、大量廃棄といった現在の企業活動や国民一人一人の生活のあり方そのものに根差しておりまして、それが現在問われているのではないかと思っ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 悪臭というのは生活に密着した環境問題であるということで、これまでは私も含めまして多くの人たちは生活者の視点から苦情を言い続けてきたのではないかと思います。  きょう先生は、事業者の視点から、あるいは食糧供給という視点から新たな立場で問題提起をなさった...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境基本計画は、環境保全に関する基本的な計画として政府部内の調整を経て閣議で決定されるものでございます。したがいまして、国の施策や計画は、環境の保全に関しては環境基本計画の基本的な方向に沿ったものになることが担保されていると考えておりま す。  御...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) この調査研究は内外の環境影響評価に関する詳細かつ深度のある調査を行うものでありまして、特に海外の調査研究については相当の期間を要する、そういうことから時間をかけなければならないということでございますが、できるだけ早期に成果が得られるよう、早速本年度から...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 取り組むつもりは十分にございます。
○国務大臣(広中和歌子君) はい……。
○国務大臣(広中和歌子君) この条項の趣旨にのっとりまして実行してまいります。
○国務大臣(広中和歌子君) 葉山周辺のブナ林につきましては、国立公園に加え、県の自然環境保全地域の指定によりまして、まとまりのある中核的なブナ林の保護を図っているところでございます。土砂の崩壊等の危険性については御指摘でございますけれども、林道の開設に当たってはもとより土砂崩壊等...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) これについて説明は受けました。そして今のようなお答えになったわけでございます。
○国務大臣(広中和歌子君) 説明を聞き、現地と連絡をとりながら対策を講じる、そういう状況でございます。
○国務大臣(広中和歌子君) はっきり申し上げます。  御質問、非常に熱心な御関心、非常に評価申し上げますけれども、私どもの時間的な制約、そして多く持ち込まれる問題の中ですぐに対応できるということは確約申し上げられない、そういうことも御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(広中和歌子君) 一般的に事業を実施する場合でございますけれども、環境保全上の問題が生ずるおそれのある場合には事業者において必要な措置を講ずべきものだと、そのように考えておりまして、環境基本法第八条にはこのような事業者の一般的な責務が規定されており、さらには事業者が国で...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ともかく御指摘の線に沿いまして、担当職員、専門家の派遣について検討したいと思います。私自身に関しましては、私は専門家ではございませんので恐らくそこに行きましても何のお役にも立てないのではないか、そのように思っております。
○国務大臣(広中和歌子君) この環境基本法は、今後の我が国の環境政策の展開の基礎となるものであるとともに世界に向けて日本の顔を明らかにするものでございまして、地球環境時代に対応した新たな環境政策の総合的展開を図っていくための不可欠な法律でございます。この法案が、この委員会で御審議...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境基本計画には、環境の保全に関する総合的かつ長期的な施策の大綱として、望ましい環境のあり方及び環境保全に関する講ずべき施策の全体像を盛り込むこととしております。  環境基本計画の具体的内容につきましては、中央環境審議会の御審議をいただいて計画案を作...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 中央環境審議会そのものが各界各層の方から成り立っているわけでございまして、そういう意味では今御質問の御趣旨に沿うものになっていると思いますけれども、さらに幅広くいろいろな方の御意見を伺えますようなヒアリングを実施したり、文書で意見を反映させるといった方...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 地球環境保全につきましては、我が国の能力を生かし、国際的協調のもとに積極的に推進しなければならないわけでございますが、当面我が国といたしましては、地球サミットの合意を実現するために、国連持続可能な開発委員会を中心に進められている国際的な取り組みに積極的...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘のように我が国では、昨年の地球サミットにおける宮澤総理の演説草稿で、昨年度から五年間に九千億から一兆円を目途に環境分野のODAの大幅な拡充強化に努める旨を発表しております。援助の具体的な実施に当たりましては、途上国との政策対話を通じて優良な案件の...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ただいま御指摘になりましたように、地方の実情に即し、そしていかに地方公共団体においてアセスが条例などによって行われているのか、そういう実情を検討しつつ、また我が国だけではなくて内外の制度の実施状況などに関しましても、関係省庁と一体となって調査研究を行い...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 環境基本法に定められた新たな環境政策の枠組みは、従来型の規制を中心とした公害対策とか自然環境保全対策にとどまらず、社会経済活動や国民の生活様式のあり方を見直し、社会全体を環境への負荷の少ない持続的発展が可能なものにしていく多様な施策が必要でございまして...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 公害対策につきましては環境基本法でも大きな柱でございます。その重要性はいささかも変わるものではございません。公害対策基本法の諸規定は本法案に引き継がれており、今後とも公害対策の推進や被害者救済には全力を尽くしてまいる所存でございます。
○国務大臣(広中和歌子君) 我が国におきましては高度経済成長とともに激甚な産業公害が生じ大きな社会問題になりましたけれども、このような激甚な公害はその後の官民挙げての継続的な取り組みにより軽減されてきたということは認められるのではないかと思います。  しかし一方で、広範な経済社...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘のとおりで、その分野に関しまして一生懸命これからやっていきたい、そのように決意をしているところでございます。  ただ、総理の御発言でございますけれども、私もちょっと原文を見させていただきましたけれども、公害を克服したという部分だけ取り上げられま...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 今大気保全局長が答弁したことに尽きるわけでございますけれども、環境庁といたしましては、大気汚染による健康影響が生じないように、今後とも自動車排出ガス規制の強化、低公害車の普及促進、自動車NOx法の効果的な実施に特に力を入れるほか、工場に対する規制等を行...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘の点につきまして、一層の環境基準の達成、維持に努めていきたいと思っております。
○国務大臣(広中和歌子君) この事故の原因の究明、漏出範囲の特定等につきましては、現在米国側により調査が実施されております。  政府といたしましては、調査結果に基づき米国側に対しまして、環境影響が生じないように適正に対処すること、及び今後同様な事故が起こらないよう必要な措置を講...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 御指摘のこの各法律は、国民の健康の保護、生活環境の保全、自然環境の保護等の政策目的に沿って、必要最小限の規制内容になっているということでございますが、私どもに関する限り、事務手続の簡素化、迅速化の観点からこの内容が妥当であるかどうかを検討することが必要...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 中間報告は一昨日に出たばっかりでございまして、何か逃げを打つようで大変恐縮なんでございますけれども、個別の法律につきましては、その手続の簡素化だけではなくて、やはりもう一度これから勉強し直すということも大切かと存じます。
○国務大臣(広中和歌子君) 大変いい御指摘をいただいたと今傾聴していたところでございます。  私があのときに、少なくとも次のラウンドではと言いましたのは、このウルグアイ・ラウンドはうまくいきましたらば年内妥結ということで、次のラウンドの準備が始まるわけでございましょう。MTOで...全文を見る
12月03日第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  水道水、トリハロメタンの問題とかカビ臭の問題、これは政府一体となって取り組まなければならない問題だと考えております。そして、この問題の解決するべきポイントというのがいっぱいあることでございますので、そういう意味合いにおきまして、中央公害審議...全文を見る
○広中国務大臣 私どもとしては御一緒に調整を図りつつやってまいりたいと思っているわけでございます。できるだけいい法案をつくりたい、総合的な、計画的なものをつくりまして、国民の皆様方に安心して飲める水を提供したい、そのように願っているところでございます。
○広中国務大臣 今事務的に詰めているところでございます。
12月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○広中国務大臣 農民に対する直接所得制度でございますか。(田中(眞)委員「直接所得補償制度」と呼ぶ)私、お答えできません。保
○広中国務大臣 失礼いたしました。  この所得補償制度そのものについて私は十分理解しておりませんでしたので、その説明を聞いたわけでございますけれども、私の立場でこの問題にお答えすることはできません。そのような十分な判断資料を持っておりませんので、どなたか別の担当の方にお答えをお...全文を見る
○広中国務大臣 お答えいたします。  直接の所得補償という問題に対しては私はお答えできませんけれども、中山間地におきますところの農業の環境に対する意味というのでしょうか、その大切さについては十分な認識を持っております。
○広中国務大臣 全く個人的なお答えで、それが意味があるかどうか私は疑うわけでございますけれども、山間地におけるいわゆる水田農業というのでしょうか、それに関しましては、何らかの形で継続されるような、そのような方策というものを考えなければいけないだろう、そのように思っております。
○広中国務大臣 私も問題提起の意味というのは非常によくわかります。そして、水田というのが国土保全の視点から非常に大切であるという認識を持っています。しかしながら、現状におきましてどのようにそれをキープしていくかという問題に関しましては、関係省庁が知恵を出し合って、与野党を超えまし...全文を見る
12月13日第128回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) ガット・ウルグアイ・ラウンドの成功は我が国の国益にかなうことでございます。ですから、ぜひこれを成功させなければならないということで、私は政府が賢明な決断をすることを望んでおりますし、また議員各位におかれましてもその決断をサポートしていただくということを...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) お答えいたします。  旧ソ連、ロシアが多年にわたりまして我が国周辺に大量の放射性廃棄物を投棄していた問題に関しましては、近隣諸国への配慮を欠く行為だと非常に遺憾に思っているところでございます。  今回の投棄問題につきましては、私も地球環境問題を担当...全文を見る
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 正直な感想といたしましては、衆議院の選挙制度が大変参議院に近づいているな、そういうところでございまして、衆議院のこの法案を通していただきました後は参議院もそれなりの改革ということを考えなければいけない、そのように思います。
○国務大臣(広中和歌子君) そのような誤解をお与えして大変恐縮に思っております。  ただ、今回の政治改革というのは両院におきまして考えられたことでございまして、少なくとも私どもの属しております公明党・国民会議におきましても参議院の改革につきましては独自にいろいろ勉強してきたとこ...全文を見る
○国務大臣(広中和歌子君) 私の理解といたしましては、同時進行的に国会改革も含めまして政治改革をやっていたんだと思います。ただ、このたびの衆議院の改革法案が先に提出されたというふうに理解しているのでございますけれども、いかがでございましょうか。