広中和歌子

ひろなかわかこ



当選回数回

広中和歌子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号
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○広中和歌子君 お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  委員長在任中は、大過なくその責任を果たすことができ、本当に皆様方の御協力をありがたいものとして感謝しているところでございます。これからは一委員として、科学技術の振興、発展に微力を尽くしたいと存じておりますので、...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○広中和歌子君 思い出しますと、去年の今ごろは住専国会と言われ、住専問題で荒れ狂った国会でございました。六千八百五十億円国民の税金を住宅金融専門会社を救うために投入することに国民の怒りが盛り上がり、それを受けて新進党、平成会も反対運動を繰り広げたわけでございますけれども、住専処理...全文を見る
○広中和歌子君 お話伺っていて大変力強く感じたわけでございますけれども、ぜひその回収の実を上げていただきたい。くれぐれも二次損失に結びつくような、そういう損失が出ないようにお願いしたい。  しかし、心配はいっぱいございます。バブルのツケでございますけれども、日本の経済、なかんず...全文を見る
○広中和歌子君 そうすると、国土庁は現在の状況は見守るといったような姿勢でいらっしゃるんでしょうか、お伺いします。
○広中和歌子君 優良なところに関しましては、特に大都市の優良な土地については横ばいというような、下落傾向ではないというようなことでございますけれども、ともかく土地問題、不動産業界、そして日本の経済に影を落としているのは不良債権の存在ではなかろうかと思います。  その規模の大きさ...全文を見る
○広中和歌子君 今、国土庁長官がお見えじゃございませんけれども、建設大臣、国務大臣としてお伺いいたします。  こういった状況でございますね。不良債権がどんどん拡大していく、そういう中で金融不安が出てくる。そして、この前木津信用がございましたし、また阪和銀行、いろいろ倒産が出てく...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  これまでの土地住宅政策というのは、どちらかというと、地価が絶えず上昇する中での計画であったと思います。これからは、土地や住宅もどんどん供給できる、そうして人口もだんだん減っていく、そういう中におきまして、本当に質の高い住宅というも...全文を見る
○広中和歌子君 戦後、私ども日本国民に大幅に与えられた基本的人権でございますけれども、その基本的な人権も公共の福祉に反しない限りという限定がついておりますことをちょっとつけ加えさせていただきます、釈迦に説法でございますけれども。  それから、先ほど、今までの土地住宅政策というの...全文を見る
○広中和歌子君 地価税が導入されたのは、覚えておりますけれども、もうどうにもならない、バブルがコントロールできないといったそのピークのところであったと思います。そして今は、先ほど地価はバブル前の状況に戻ったというふうに、鎮静化したというふうにおっしゃいます。  これは地価がここ...全文を見る
○広中和歌子君 今のことでは御努力はいただいているんですけれども、私はまだ十分じゃないような気がいたします。  なぜ私はこの土地税制にこだわるか、そしてこれは同時に不動産市場が健全化していないというようなことにもつながってくるんじゃないかと思いますけれども、大体我々八十年生きる...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月27日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  科学技術基本計画が決まり、その中に五年間で約十七兆円という大きな予算が盛り込まれたことで、科学技術の分野で新しい時代が到来するという期待を私自身も持っておりますし、多くの方がそうした期待を共有しているんじゃないかと思い...全文を見る
○広中和歌子君 予算がふえるということはすばらしいことだと思います。  ただ、その予算を使ってどのような成果を上げるかということに関して、やはり政策としてだれがどういうふうに予算を配分するかということなんでございますけれども、現実に研究費をどういう形で分配していらっしゃるんでし...全文を見る
○広中和歌子君 科学技術会議が主に政策を科学技術庁に出す、そういうような役割分担になっているわけですね。科学技術会議というのは主として学者から成っているんでしょうか。  つまり、私が御質問申し上げたいのは、ほかの問題と違いまして、科学技術、特に基礎研究の分野におきましては今まで...全文を見る
○広中和歌子君 こういう質問をしましたのは、大分前のことになりますけれども、私は二重らせんを発表したワトソン博士という方をインタビューしたことがございます。そうすると、科学技術で何がいいか、どこに研究費を出すかというのはほとんどワンマンでやっていかなくちゃだめなんじゃないかという...全文を見る
○広中和歌子君 私、この科学技術基本法が成立したときにはこの委員会に属していなかったわけでございます。そして、予算の額を聞きましたときに、ちょうど一九六〇年代のアメリカを思い出したわけでございます。六〇年代にはアポロ計画で一九六八年でしたか、月面到着をした。それだけではなくて、と...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  それで、私、個人的に大変興味を持っているのが幾つかの新しいフロンティアの計画の中の宇宙ステーション計画なのでございます。これは、日、米、欧、カナダ、そしてロシアも参加して立てられた、宇宙に研究所をつくってそこで共同で研究をしよう...全文を見る
○広中和歌子君 ともかく、日本は総予算の一二・数%というところでございますけれども、それでもトータルにすると今の段階では四千億という膨大なものだろうと思います。予算を出してそして参加する以上、やはり日本の科学者がそこに行けて十分に活躍しなきゃならない。しかし、それは新幹線に乗って...全文を見る
○広中和歌子君 これは私の想像でございますけれども、恐らくアメリカなんかにはそういう人材が日本とは比較にならないぐらい大勢いるんじゃないかと思うんです。現実にいよいよ研究を開始するといったときに、日本はお金だけ出して人は出さないという今までの、そんなこと言っちゃ悪いけれども、他の...全文を見る
○広中和歌子君 いろいろな取り組みをなさっていらっしゃって、それはそれぞれすばらしいと思いますけれども、さらに進めていただきたい。  科学技術庁には特殊法人がいっぱいあって、日本原子力研究所とか日本科学技術情報センター、理化学研究所、それぞれ最先端の分野で科学者がいらっしゃるわ...全文を見る
○広中和歌子君 期待しております。  それから、先ほどちょっと博物館のことをおっしゃいましたけれども、博物館というのは美術館と違って、美術館はいい物を買えば年がたつほどその価値は増すわけですけれども、科学博物館なんというのは年じゅう新しくしていかなくちゃならないという、すごく予...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月27日第140回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○広中和歌子君 平成会・新進党の広中和歌子でございます。  ただいま冒頭に平成九年度建設省、北海道開発庁そして国土庁の予算に関しての御説明をいただきました。膨大な予算であり、多岐にわたる大切なお仕事だろうというふうに認めます。これはもちろん日本の社会資本の充実のために組まれたも...全文を見る
○広中和歌子君 私は環境に興味を持っている人間でございますけれども、住環境についても同然でございます。これは初期に注意をする方が、後から直すよりもよっぽど安上がりであるわけでございます。これはこの前の質問でも私申し上げたところでございますけれども、例えばもう既にある電線を地中化す...全文を見る
○広中和歌子君 今、コスト高であるというのは、航空三社に頼っているからじゃないかと思います。上にお客を乗せまして下が貨物でございますけれども、そういうふうに頼っている間はうまくいかないのじゃないかと思います。私は実を言うと、別に宅急便会社は個人的に全然知らないので彼らが本当にやり...全文を見る
○広中和歌子君 私は、いわゆる今の建て売り住宅というのがありますね。世界のあらゆる町からとってきたようないろんな住宅があるんですけれども、それが結構サイズが大きいものですから東京の住宅地には建てられないで田舎の畑のど真ん中に建っていたりして、非常に違和感があったりするんですが。 ...全文を見る
○広中和歌子君 丸投げは法律で禁止されているにいたしましても、下請とか孫請とか、いろいろ建設業界にございますよね。それについてはどういうふうな御見解でいらっしゃいますか。
○広中和歌子君 これは厚生省からの資料なのでございますけれども、彩グループというのがいろいろ施設の建設を請け負っております。そして、トータル百四十四億なのでございますけれども、下請契約金額との差額を見ますと約二四%が元請が受け取っているわけなんですね。これは建設省と無関係な厚生省...全文を見る
○広中和歌子君 流通業界では価格破壊というのが起こりましたよね。これは結構アメリカのプレッシャーもあったわけですけれども、さまざまな変化が起こって、流通革命、大型店の導入とか直接輸入とか、そういうことで価格破壊が加わっているわけですけれども、建設業界のいわゆるシステム、それについ...全文を見る
○広中和歌子君 バブルのときにも非常に建設コストが上がりましたよね。大工さんの日当が二万円から三万円になるとかというふうに言われておりまして、当然公共事業の単価も上がったんじゃないかと思いますけれども、あの当時どのくらい上がって、今どのくらい引き下げられているんでしょうか。
○広中和歌子君 何か新聞の社説等を見ますと、民間の方が二十数%安いというふうに言われて、それが民間がぜいたくをしない、もうちょっと質を落としたものをつくった結果としてそうなっているのかどうか私はわかりませんけれども、そういうことが指摘されたということを申し上げておきます。  今...全文を見る
04月02日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○広中和歌子君 新進党・平成会の広中和歌子でございます。  きょうは差しかえで久しぶりに環境特別委員会で質問するチャンスをいただきましたことを大変喜んでおります。そして、今同僚議員のすばらしい、また興味ある御質問を伺いながら、まさに環境問題は超党派の問題であるということ、そして...全文を見る
○広中和歌子君 ロシアの状況についてわかりませんか。
○広中和歌子君 というと、これが発効する日程というのは全く不明というようなことなのでございますか、重ねて伺います。
○広中和歌子君 いずれにいたしましても、私どもはこの法案が通った暁にはこれに基づいてさまざまな取り組みをしていかなくちゃならないわけでございます。  南極地域全体の環境保護のために、議定書の締約国すべてと連絡をとりながら環境保全を行っていくということが必要なわけでございますけれ...全文を見る
○広中和歌子君 この法律の結果として、環境庁が主体となって南極を所管、管理していくということはすばらしいことだと私は思っておりますけれども、しかし今までの経験からいいますと、文部省の極地研がともかく過去四十年にわたって現地に出かけ、そしてさまざまな研究を行ってきたわけでございます...全文を見る
○広中和歌子君 まさにこれからというところだろうと思います。  それで、文部省にいらしていただいておりますので、国立極地研究所のこれまでの取り組み、予算、体制そして研究テーマについて概略お話しいただければと思います。
○広中和歌子君 この予算は満足すべきものだと思っていらっしゃいますか。伺ったんですけれども、ちょっとよくわからないんですが、他国と比べてどういう状況にあるんでしょうか。
○広中和歌子君 日本もたしか四カ所ぐらい基地を持っていらして、一つは使っていないということだそうでございますけれども、科学技術基本法ができて予算も大幅にふえたわけですけれども、そういう中で、この極地研に対する配慮というんでしょうか、そういうものはしているんでしょうか。
○広中和歌子君 私は専門家ではございませんので、どういう研究分野がもっと伸びていくべきかということは特に申し上げられる立場でございませんけれども、この研究というのはかなり環境にかかわりのある研究を今までなさっていたんじゃないかと思います。そういう点で、例えば我が国立環境研究所です...全文を見る
○広中和歌子君 ともかく環境庁もぜひ頑張っていただきたいと思います。  それで、本会議におきまして加藤修一議員からもちょっと触れられた問題でございますけれども、極北、南極におきまして、そこに生息する動物たちの体内を調べますと、そこで使ったはずのない、例えばDDTであるとか、それ...全文を見る
○広中和歌子君 私は、一九五七年に昭和基地ができましたときの、何というんでしょうか、興奮を覚えております。いろいろな映像が現地から送られてきたということもあるし、犬を十五匹連れて、そこで新しい研究をするんだというようなことで、非常に興奮したものでございますけれども、それ以降、あの...全文を見る
○広中和歌子君 ともかく期待しております。  それから次に、この日本で、京都で十二月に開かれますCOP3についてでございますけれども、これはもうどえらい大きな会議でございます。多分、我が国で大きな国際会議が開かれる中でも超特大の会議になるんではないかと思います。政府だけではなく...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど同僚議員からも御指摘がございましたように、この会議を成功させるには、いろいろな要素があるわけですけれども、やはり何といっても日本のいわゆる政策面におけるリーダーシップも同様に大切ではなかろうかと思います。  一九九二年のリオ・サミットにおきましては、一九九...全文を見る
04月24日第140回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○広中和歌子君 阪神・淡路大震災による被災市街地の再建状況、そしてまた再建に当たっての問題点などをまずお伺いいたします。
○広中和歌子君 私の場合、テレビなどで状況を聞くばかりなのでございますけれども、更地に、火事で焼けて、家が倒壊して、そういうような状況でありましてもやはり地元の方々の土地へのこだわりというんでしょうか、地域へのこだわり、そういうものがあって再開発が非常に難航しているんじゃないかな...全文を見る
○広中和歌子君 今、地元の住民の参加、それから行政の力、コンサルタント、この三つの力が相まって都市再開発が進んでいくんだというふうにおっしゃいましたけれども、このコンサルタントと住民の力ですね、この参加力、住民の参加。それから、コンサルタントという新しい職業分野というのは阪神・淡...全文を見る
○広中和歌子君 私はそれは非常に大切だと思いますし、それからまた住民の声が反映されるという仕組みみたいなもの、これが今後の町づくりということの上で非常に大切なんじゃないかと思います。  去る四月八日でございますが、この建設委員会で密集市街地の例として東京で二カ所、密集住宅市街地...全文を見る
○広中和歌子君 ありがとうございます。  そういう意味で、これから本当にコンサルタントというんでしょうか専門家の知的集団と、それから住民参加の話し合いというんでしょうか、そういうものが非常に大切になるんじゃないかと思います。  今まで密集住宅市街地整備促進事業をずっと行ってい...全文を見る
○広中和歌子君 道路のことなんでございますけれども、四メートル道路、最低というのは妥当な考え方だろうとは思いますけれども、場所によっては二メートルでも用水を設けるとか消防の長いホースが結べるような、そういうようなことで防災、火災の点では対応できるんじゃないかなというような気がする...全文を見る
○広中和歌子君 この法案が対象とする密集市街地は全国で先ほどの御答弁にありましたように二万五千ヘクタールですね。東京で六千ヘクタールもある。それを全部を対象として再開発をやるのか、それとも特別に指定するのか、その指定の条件というのは何なのか。  例えば、先週京都に行ってまいりま...全文を見る
○広中和歌子君 それにいたしましても、密集市街地再開発に指定される指定されないは別といたしまして、東京では木造住宅も多いし、道路も全体的に言って狭いし、そういう中で阪神大震災規模の災害が例えば東京で起こるといたしましたならば、どういう被災状況なのか、シミュレーションをお伺いいたし...全文を見る
○広中和歌子君 この昭和六十三年のシミュレーションは、後の阪神大震災の実情を見て修正なさいましたか。
○広中和歌子君 起こらなければ大変よいわけで、その間密集市街地のアップグレードをやっていただきたいわけですが、二十年たってもある程度のレベルしかできないとなると、やはり災害が起こってからの対応というのが非常に大切ではなかろうかと思います。  自治省の方にいらしていただいておりま...全文を見る
○広中和歌子君 当然のことだろうと思いますけれども、建設省のこの新法と連係プレーをとられていらっしゃいますか。
○広中和歌子君 防災再開発促進地区というのを設定する場合ですけれども、それは自治省、消防庁などの御意見を反映させてそれをおつくりになるんですか。そういう形で質問します。
○広中和歌子君 指定が県レベルとおっしゃいましたね。都道府県知事が行い、そして建設大臣が認可すると。建設大臣が認可するということは、建設省が非常に関与なさるということだろうと思います。  先ほどからもいろいろ御意見出ておりますけれども、町づくりは本来、その町、地元の人が参加して...全文を見る
○広中和歌子君 せっかく国土庁と自治省の方がいらしているので、先ほど大きな地震があったときの被害状況など、例えば東京に限ってシミュレーションいただきましたけれども、個々の消防というんですか、防火とか倒壊家屋からどういうふうに人を救い出すかというようなこともありますでしょうけれども...全文を見る
○広中和歌子君 今、危機管理体制というのがいろいろ問われていまして、実際に訓練してくださらなくてもいいけれども、一たん緩急あったときにはどことどことどこに電話をして、ともかくどの車は使っていいとかいけないとかといったようなことを都民あるいは日本全国、そういうのをもうちょっと徹底す...全文を見る
○広中和歌子君 私が申し上げているのはヘリコプターじゃなくて飛行機です。十五秒ぐらいでぴゅつと水を吸い上げます。大型でございます。それを日本は一台や二台は持ってもよろしいんじゃないでしょうか。  それで、阪神・淡路大震災があったときの閣僚でいらして今も閣僚ですから、この法案とと...全文を見る
○広中和歌子君 それから、こういうところに住んでいらっしゃる方は、自分のおうちじゃなくてたまたま借りていらっしゃるということがあると思いますが、借地借家法よりもこの法案は後からできるわけですけれども、上位にあると考えてよろしいんですか。つまり、借地借家法で守られている借り手の権利...全文を見る
○広中和歌子君 先ほど同僚議員からも御質問ございましたように、高齢者などもかなり住んでいらっしゃる。住みかえということだけでも大きなことでございます上に、さらに経済的な負担というようなこともあったら大変でございます。そういうようなことで十分御配慮をいただきたいということ。  そ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
05月16日第140回国会 参議院 科学技術特別委員会 第6号
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○広中和歌子君 参議院平成会の広中和歌子でございます。  きょうは、大変に重たい問題を審議させていただくという認識を持っております。  昭和三十一年五月でございますか、科学技術庁の設立の歴史を見ますと、その前に既に原子力委員会が存在していたと。つまり、科学技術庁にとりまして原...全文を見る
○広中和歌子君 私は何事も安全ということはあり得ないんじゃないかと思います。必ず物事には、例えば新幹線に乗るにしても飛行機に乗るにしてもリスクというものが伴うわけで、そうしたリスクというものが明らかにされ、そして納得した上で国民が選択をする、そういうようなことがあるんじゃないかと...全文を見る
○広中和歌子君 ですから、この動燃の事故も、専門家だからよく知っているんだ、国民に余分な心配をかけたくない、そういうようなことで内部で処理なさったんじゃないかと思いますけれども、そうした態度は何も動燃だけに限ることなく、大変失礼ですけれども、各省庁、特に批判を浴びそうなことに関し...全文を見る
○広中和歌子君 原子力の長期計画でございますけれども、平成六年六月に原子力委員会がお決めになったようでございますけれども、この長期計画はこうした一連の事故の結果として変更を余儀なくされるようになるのでございましょうか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 そういう中で、この事故というのはいろいろなところで支障を来すんじゃないかと思うのでございます。  ちょっと大臣にお伺いしたいんですが、「ふげん」でございます。「ふげん」では重水漏れで放射性物質のトリチウムが出てちょっと被爆をした。その量は大変微量であって人体には...全文を見る
○広中和歌子君 いろいろ廃棄物の再処理とかいろんなところでおくれが出てくるんじゃないかというふうに心配されるわけでございます。  それから、プルトニウムの利用の仕方でございますけれども、今、プルサーマルという形で一部のプルトニウムをウランにまぜて使おうという動きがございます。こ...全文を見る
○広中和歌子君 原子力発電についてなんでございますけれども、少なくとも我が国にとっては供給の安定性にすぐれているとか、地球環境、少なくともCO2を出さないという意味ではクリーンエネルギーであると。それから経済性にもすぐれているというふうに言われているんですが、動燃などのこうしたと...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  それでは、今の原子力発電が悪いというわけじゃないんですけれども、別の視点で、核融合について最近マスコミなどでも報道されましたので、ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  現在、米国それからEU、ロシア、日本の協力によっ...全文を見る
○広中和歌子君 誘致します場合には、誘致国の費用分担というのが非常に大きいと理解してよろしいんでしょうか。
○広中和歌子君 先ほど原子力ハンドブックか何か読んでおりましたならば、日本の原子力発電所は、一番最初にできた二、三基というのは欧米の技術を利用してつくられたようでございます。そういう意味では開発コストというのは日本は払っていないわけでございます。  いろいろな考え方があると思う...全文を見る
○広中和歌子君 それからもう一つ言わせていただきたいことは、クリーンエネルギーと言いましたときに、予算を見ますと、省庁別じゃなくて省庁を全部集めてクリーンエネルギー、いわゆる環境にやさしいエネルギーという項目を見ますと、その六〇%ぐらいが原子力関係なんです。  私は、もうちょっ...全文を見る
○広中和歌子君 ありがとうございました。
06月02日第140回国会 参議院 本会議 第31号
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○広中和歌子君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、金融改革の基本理念とともに、今後の我が国の金融行政及び金融システムはどうある...全文を見る
06月16日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会、自由の会、新党さきがけの各会派共同提案による附帯決議案を提案いたします。  案文を朗読い...全文を見る
09月29日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第1号
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○広中和歌子君 私は、委員長に遠藤要君を推薦することの動議を提出いたします。
10月27日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号
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○広中和歌子君 さきの馳先生そして山本先生がもう既に立派なことをたくさんおっしゃったので、補足的に申し上げることになると思いますけれども、やはりODAというのは我が国日本にとって大きな意味での国益をあらわすものではないかと思います。いじましくない国益ということは当然でございますけ...全文を見る
○広中和歌子君 ODAに関して、日本が非常にインフラ中心である、しかもタイドというんでしょうか、受注するのが結局は日本の企業である、ですから自己目的のためにODAをやっている、そういう意味で非常に戦略的援助であるというような言われ方はずっとされてきたんですが、それは事実だったのか...全文を見る
○広中和歌子君 田先生、上田先生のように議員としての御経歴の非常に長い先生方は本当にいろいろODAに対してさまざまな角度からの御批判はあると思うんですが、何事にもそうであるように、ODAにもやはり歴史があって、そしてもちろん歴史から学ぶことは非常に大切ですけれども、今私たちがしな...全文を見る
○広中和歌子君 知りません。
○広中和歌子君 WHOですか。
○広中和歌子君 それは、政府開発援助大綱の原則のところの二番目に、軍事的用途及び国際紛争助長への使用を回避、それから開発途上国の軍事支出、大量破壊兵器の開発・製造、武器の輸出入等の動向に配慮とか、だからあるんですよね。こういうのをコンディショナリティーとして、条件づけでやろうとし...全文を見る
○広中和歌子君 もう田先生が青年海外協力隊のことをおっしゃって、私ももっとこれがふえていけばいいんだけれども、有為な人材が応募しにくい状況、それは再就職が問題だというふうに言われているわけです。やっぱり日本の雇用体制が終身雇用で中途採用を余りしないというところがあったと思うんです...全文を見る
10月31日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号
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○広中和歌子君 大変、皆様方のすばらしいプレゼンテーションを伺っていていろいろ考えていたわけでございますけれども、貧困の問題というのはどういう形で解消されていくのかということを考えてみましたときに、例えば我が国が戦後もう非常に貧しかったとき、それは国が中心となって、政府が中心とな...全文を見る
○広中和歌子君 一元化の問題については、少なくともここに出席しているメンバーとしては、小委員長はまだ御意見はおっしゃっておりませんけれども、コンセンサスは得られているんじゃないかと思います。  ぜひ政府、自民党にも頑張っていただきたいわけですが、ちょっと山本先生がおっしゃったこ...全文を見る
○広中和歌子君 話がちょっと振り出しに戻るようで大変恐縮なんでございますけれども、理念のところですが、大変いいことを言っているわけですよね。「人道的立場に立って、開発途上国の飢餓と貧困の克服、福祉の向上、経済的自立などのための自助努力を支援することを目的とし、国際的な格差解消と開...全文を見る
11月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○広中和歌子君 最初に高木先生には外交問題、そして小島先生には経済についてお伺いいたします。この両方の質問とも、今までの御質問の流れに沿うものでございます。  まず、外交問題についてですが、日本から見ておりますと、中国というのは非常に自己主張が強いというのでしょうか、独自外交を...全文を見る
11月07日第141回国会 参議院 本会議 第4号
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○広中和歌子君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました財政構造改革の推進に関する特別措置法案につき、総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず、総理、ロシア共和国エリツィン大統領との首脳会談、御苦労さまでした。西暦二〇〇〇年に向け日ロ関係の真の改善を心から期待いたし...全文を見る
11月17日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第8号
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○広中和歌子君 平成会の広中和歌子でございます。  けさ、三塚大蔵大臣から大変ショッキングな北海道拓殖銀行の件について御報告があったわけですけれども、けさもう一つ、これは大変に明るいニュースがございましたので、この委員会をそれから始めさせていただきたいと思います。  昨夜、皆...全文を見る
○広中和歌子君 公的資金の導入に関しては、国民を含めて幅広い同意が必要だというふうにおっしゃいましたが、その点については後から御質問いたします。  拓銀と北海道銀行の間で合併に向けて協議が行われていたのは、はっきり時間を覚えておりませんが、ともかくそういう協議が行われていました...全文を見る
○広中和歌子君 大蔵大臣、つまり表向きの数字に基づいて大蔵省としてはいろいろ裁量行政をやっていらっしゃるわけですね。しかし、それが実態と非常にかけ離れているということが明らかになったのではないでしょうか。コメントをお伺いいたします。
○広中和歌子君 実態を非常に明らかにしないままに、行政がいつも対症療法で後手後手に回っているわけですよ。そして、不良債権の実態が恐らく公表されているものよりももっと大きいのではないか、そういうおそれが今の株安とか資金がどんどん海外に流れていくといったことにつながっているのではない...全文を見る
○広中和歌子君 三月末で約四千億の不足がこの保険機構に生じていると聞いております。もう既に七倍に保険料を徴収しているわけですから、これ以上ふやせない。確かに五年トータルにすると二・七兆円の保険料が入るかもしれませんけれども、今御説明にありましたように、九六年一兆三千億円ぐらいの支...全文を見る
○広中和歌子君 この日銀特融というのはあくまでファイナンスであるということでございますけれども、要するにファイナンスということ、それは当然後から返ってくるということなのでございますけれども、果たしてそうなのかと。これはある種の公的資金の導入につながっていくのではないんですか、しか...全文を見る
○広中和歌子君 多くの一般国民は、こういう財政、金融の問題に対して非常にわからない、理解に乏しいところでございますけれども、私もその一人です。そして、何というんでしょうか、わからない形で政府保証するところの日銀特融が、金融不安という状況の中で、金融不安を防ぐという名目でどんどんな...全文を見る
○広中和歌子君 金融危機の背景には売るに売れない土地問題があると思います。収益性を超えて値段が下がっているのに、それでも売れないわけです。それを収益レベルに戻すために土地流動化が必要ではないか、土地流動化のスキームを考えるべきではないかと私は思います。アメリカのRTCがやったよう...全文を見る
○広中和歌子君 大臣もおっしゃいましたように、地価が下がっている。まさに都市再開発の非常にいいチャンスだろうと思いますので、これを積極的にやっていただきたいと思うわけでございます。  それから、土地税制でございますけれども、自民党の方でも、一九九〇年以降に加えられた、つまりバブ...全文を見る
○広中和歌子君 自民党の土地税制に関する提案なんかを見ておりますと、どちらかというと供給者側の立場に立っている。例えば保有税とか譲渡益課税とか、そういうふうなものはほとんどもうなきに等しいような状況になっている。そういう中で、要するに需要者、買い手に買いやすいような税制に変えてい...全文を見る
○広中和歌子君 地価が下がってからもう大分たっているのに、平成九年の対応ではちょっと遅過ぎるような気がいたしますけれども、それでもやっていただくことは大変すばらしいことだと思います。  そして、土地の値段も二極化している。非常に収益性の高そうなところはもう下げどまっている。そう...全文を見る
○広中和歌子君 郵便局についてでございます。  この委員会でも多くの方が、郵便局がいかに地域に根差し、なくてはならない存在だということで評価が高いことも私は伺い、全く異論はございません。郵便局が民間宅配便との競合にさらされ、そして民営化議論が始まって以来、非常にサービスが向上し...全文を見る
○広中和歌子君 電話料金は非常に高かったわけです。特に国際料金なんていうのは非常に高かったわけでございますけれども、民間の参入によって非常に安くなった、便利にもなったということが言えるわけでございます。それから、小包に関しましても、国内便は大変不便だったわけでございますけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 ただ、随分規制があるんじゃございませんか、外国郵便の場合など。そういう規制はもうぜひ、緩和と言いません、廃止をしていただきたい。そして、それこそグローバルな状況で私たちも安いサービスを世界のどこにいても受けられるような、そういうふうに変えていただきたいと思います。...全文を見る
○広中和歌子君 私、銀行に口座を開けない人はアメリカでもいると思います。ホームレスなんかその典型だと思います。  今強調されました郵便局のユニバーサルサービスとしての利便性ということをお考えになるんだったら、公営という形でもどういう形でもお残しになればよろしいと思うんですが、一...全文を見る
○広中和歌子君 時間が限定されておりますので、次に続けたいんですが、郵貯が今自主運営を一部していらっしゃいますけれども、その巨大な資金が財投に流れているわけですね。何かこの行革のお話の中で、それを全部自主運営に切りかえるというような動きもあるやに伺っておりますけれども、それが事実...全文を見る
○広中和歌子君 この委員会でも多くの方から財投の使われ方について御質問がありました。一般会計だけでなくて補正予算の問題、特別会計、それから特定財源、それから特殊法人などに配慮しなければ、一般会計だけを見て構造改革などと言ってもだめなわけでございます。  ここで委員長に資料を請求...全文を見る
○広中和歌子君 よろしくお願いいたします。  それでは、運輸大臣お見えでございますので、国鉄債務の問題について伺います。  これも既に同僚議員からいろいろな形で御質問がありましたけれども、国鉄の負債総額は二十一八・一兆円でございます。それは平成九年度債務残高見込みということで...全文を見る
○広中和歌子君 閣議決定にされたようでございますけれども、債務を国が引き受けることに私は異論があるわけではありません。  その処理方法でございますけれども、国鉄長期債務整理特別会計というようなのを設置なさるということでございますけれども、この赤字は一般会計の中に組み込まれるのか...全文を見る
○広中和歌子君 二人合わせてさせていただくようにお願いしてあります。  そうした場合、国及び地方自治体の財政赤字の対GDP比を百分の三以下とするといったような財政構造改革法案の目的、それはどういうふうに変わってくるのか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 もう一度確認いたしますと、そうした国の赤字として認めた場合には、今のこの法案、政府が立てていらっしゃるフローベースでもストックベースでもそのスキームというのは狂ってくるというふうに考えてよろしいんですか。
○広中和歌子君 閣議でも国の財政赤字として計上することを決定しているということでございますので、ここは今後どういう形になるか、私としては指摘しておきたいと思います。  最後に、今さまざまな金融不祥事がマスコミなどで報じられております。そして、大企業、金融機関、あらゆるところが総...全文を見る
○広中和歌子君 民間の人たちがおどされて、そして金品を渡さなければ黙ってくれないという状況の中でいろいろな事件が起こっているわけです。殺されるケースもあるし、騒ぎ立てられるケースもある。そういう中で、結局長いものに巻かれるような土壌が日本の経済界の中にでき上がっているとしたら、こ...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
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○広中和歌子君 おはようございます。  引き続きまして、不良債権問題について御質問させていただきます。  拓銀の破産の過程を見ましても、また三洋証券の倒産にいたしましても、破綻した金融機関が別の金融会社に救済されるという可能性が今後現実的ではないということを示しているのではな...全文を見る
○広中和歌子君 細心の注意を払っても倒産が起こるというのが現在だろうと思いますけれども、それが連鎖反応につながらないというふうに自信を持っていらっしゃいますか、重ねてお伺いいたします。
○広中和歌子君 今まで多くの同僚委員がこの問題について御質問をいたしました。お答えとしては、金融三法、そして預金保険機構の枠の中で預金者保護という視点で救済していくと、そういうことでございますけれども、その預金保険機構の責任準備金は三月末でもう既に四千億不足、そして預金保険機構が...全文を見る
○広中和歌子君 イギリスの場合のように外国の金融機関が乗っ取ってしまう、しかしながらイギリスの金融市場は栄えているといういわゆるウィンブルドン方式というのもあるようでございます。日本の場合がウィンブルドン方式にし、そして同時に、また郵貯という世界最大の金融機関があるわけでございま...全文を見る
○広中和歌子君 危機が起こる前にさまざまな手を打っていかれるという総理のリーダーシップに心から期待を申し上げる次第でございます。  では、次のテーマに移ります。  行革でございますけれども、きのう、きょうと非常に新聞をにぎわしているわけでございますが、総理は、どういう意図でど...全文を見る
○広中和歌子君 十五人のまさに各界各層のトップの方にお願いして、そして九月三日の中間報告までにもう二十八回お集まりになった。実に実に精力的に討議なさったことに対して、総理並びにその委員の方々に心から敬意を表するものでございます。  理念として、中央から地方へ、官から民へ、行政の...全文を見る
○広中和歌子君 御努力に感謝し手を合わせたくても、その報告を受けてそのとおりにというわけにはいかないんでございましょうね。  自民党の行政改革推進本部でございますか、いろいろな御意見が出ているようでございます。もちろん、自民党の議員の方々も国民の各界各層の方の御意見を反映させて...全文を見る
○広中和歌子君 すべてのテーマを扱うわけにいきませんので、郵政三事業について絞らせていただきますが、郵政三事業に関しまして、中間報告では、郵便事業は国営、そして簡保は民間、そして郵貯は民営化の方向にということでございました。  しかしながら、自民党内における強硬な反対に遭って国...全文を見る
○広中和歌子君 この前開かれた委員会でも指摘したんですが、郵貯は店舗数二万四千六百、世界最大の銀行でございます。しかも、国で完全に保護され優遇されている。そういう中で、グローバル、フェア、フリーに合わないというふうに思うのでございますが、これが完全に自主運用ということにいたしまし...全文を見る
○広中和歌子君 私は、尊敬する小泉大臣が辞任なさらないで済むような解決であることを心から願っております。  続きまして、外務大臣にお伺いいたします。  大臣に御就任になってすぐに、対人地雷の全面禁止条約に日本は署名すべきだという勇気ある発言をなさいましたこと、そういう御見解を...全文を見る
○広中和歌子君 平和外交を標倍する日本として、ぜひこれには御出席いただきたいと思うわけでございます。  それとともに、地雷廃絶に向けた新たな取り組みとして、これも報道によるわけですが、地雷探知、排除のための装置や器具を武器輸出三原則の例外扱いとし、ODAの地雷除去予算を大幅にふ...全文を見る
○広中和歌子君 終わります。  どうもありがとうございました。(拍手)
○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました財政構造改革の推進に関する特別措置法案に対し、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合、二院クラブ、自由の会の各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読させていただきます。     財政構造改革...全文を見る
12月01日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第6号
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○広中和歌子君 具体的な御質問をさせていただきますけれども、大島局長に伺いますが、ODAの中でNGOを通じて援助されているポーション、それからいわゆる小規模援助というんでしょうか、その部分を教えていただけませんか。そして、ほかの国との比較でございますね、特にカナダ、アメリカ、そし...全文を見る
○広中和歌子君 アメリカはいかがでございますか。
○広中和歌子君 一〇%ぐらいございませんか。
○広中和歌子君 カナダはもうちょっと多いんじゃございませんか。八・五というのは驚いたんですけれども、かなりの部分がNGOを通じて、しかもそういうふうにカナダの大学生と契約してやっているというふうに聞いたことがあるんですが。
○広中和歌子君 それで、いわゆる小規模支援というのがございますね。そういう場合には現地のNGOと御一緒の仕事になりますね。今いただいた数字はそれぞれの国のNGOとの協力の比率なのでございますか。
○広中和歌子君 この額について外務省は満足していらっしゃいますでしょうか、それとももうちょっとふやす方向に行こうと考えていらっしゃるんでしょうか。
○広中和歌子君 そうしますと、先ほど馳先生も御質問になりましたように、もしODA基本法などができ、そうした理念というんでしょうか方向性がはっきり示されますと、今、大島局長が代表されている外務省の対外経済協力でございますけれども、それはもうちょっと御希望に沿う形に変えやすくなるとい...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
○広中和歌子君 ボランティア貯金が二千万口座にふえたというのは、私はすごいことだと思うんです。つまり、利子収入の二〇%ですよ、私も村井先生がおっしゃるように日本人が人道的な支援に対して前向きであるというふうに信じたい。それには、私たちはいいことをしているんだといい気持ちにさせても...全文を見る
○広中和歌子君 いいのをもっと宣伝していただきたいなと思うんです。
12月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号
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○広中和歌子君 馳先生、山本先生がおっしゃられましたように、この小委員会で非常に充実した議員間のディスカッションが行われてきたこと、私にとってはまさに初めての体験でございました。国会に長く籍を置いておりますけれども、こうした議員間のディスカッションというのは、今まで提案されながら...全文を見る
○広中和歌子君 先ほどはちょっと中座いたしまして失礼いたしました。  先ほど上田先生が、まさに歴史的なパースペクティブと言ってもいいぐらい、与党の方の現状維持、保守というんでしょうか、それを変えてこういう七項目をつくられた御苦労話を、私はその場にはおりませんでしたけれども、その...全文を見る