広中和歌子
ひろなかわかこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月08日 | 第141回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○広中和歌子君 一月七日の朝日新聞の夕刊であったわけでございますけれども、榊原大蔵財務官がイギリスの金融関係者にもう大手銀行の破綻はないという発言をなさったということが報道されております。 大手銀行を守るのは国際的な常識だと述べ、破綻がこれ以上ないという考えを強調なさったらし...全文を見る |
○広中和歌子君 外向けのスポークスマンとしてのこの発言というのは、銀行局長が今おっしゃられたように、非常に重要な意味を持っているだろうと思いますが、その後で榊原財務官は「北海道拓殖銀行や山一証券は例外だ。外国資本を含め、買収や合併は歓迎するが、これ以上の破たんはない」というふうに...全文を見る | ||
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 | ||
○広中和歌子君 今の危機的状況に関する対応としては大変結構だろうと思いますけれども、そこから先のことですよね。ビッグバンが起こり、外国企業などが参入してくる。そうすると、例えば日本の銀行の手数料がめちゃめちゃに高いことなんかも事実ですし、それから証券関係の手数料も高い。それを国際...全文を見る | ||
01月29日 | 第142回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○広中和歌子君 おはようございます。 私は、民政党の広中和歌子です。民友連を代表いたしまして質問させていただきます。 さきの国会で我が国が対人地雷全面禁止条約に署名したことを心から喜んでいる国会議員の一人でございます。今民間では、次の運動として、地雷で手足を失った人のため...全文を見る |
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 けさの新聞も嫌な悲しいニュースに満ちております。大蔵省小村事務次官、武藤官房長の辞任です。そして、銀行局金融取引管理官大月洋一氏も自殺されました。権力は腐敗すると申しますが、巨大な権限をバックに官庁の中の官庁と言われる霞が関に君...全文を見る | ||
○広中和歌子君 私は内閣の責任ということをお聞きしたかったわけでございます。 このたびの四銀行による大蔵省への汚職以外にも、ほかの銀行や証券あるいは企業などで大蔵以外の省庁にも、そして関連する特殊法人にも接待漬けはないのか。すべての大臣にお伺いしたいところでございますけれども...全文を見る | ||
○広中和歌子君 日本のいわゆる贈り物文化というんでしょうか、接待慣行は、どこまでが潤滑油でどこまでがわいろなのか区別がつきにくい。そういう中で、各省庁におかれましては倫理規程をつくっていらっしゃるんでしょうけれども、つくられているさなかにいろいろな事件が起こっているわけでございま...全文を見る | ||
○広中和歌子君 その倫理規程というのは、簡単明快であり、かつ情報公開を含んだものであることを切に希望いたします。 次に、日韓漁業協定終了通告についてお伺いいたします。 協定の破棄にわたる終了通告で、日韓関係に波紋が広がっています。その波紋は当然ながら韓国側に大きい。あちら...全文を見る | ||
○広中和歌子君 果たして、新しい協定づくりに韓国が応じるかという問題があるのではないかと思います。日本には日本の言い分があるでしょう。そのことについて私はあえて口を挟むものではございません。しかし、今なぜこの時期にということは申し上げなければならないと思います。 韓国は現在、...全文を見る | ||
○広中和歌子君 総理、申し上げるまでもありませんが、韓国は日本に一番近い国、大切な友人でございます。両国の関係立て直しのためにどのような御努力をなさるか、お伺いいたします。 | ||
○広中和歌子君 漁業交渉というものが両国間の大きな政治的な課題に発展してしまわないことを私は切に願っている次第でございます。 次に、沖縄問題に移りたいと思います。 日本にとって日米関係、また安保は大切だ、そういう前提に立って、しかしあえて普天間基地問題について伺います。 ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 アメリカの軍事費は、一九九〇年の三千三十三億ドルから九六年には二千六百三十三億ドルに減りました。約四百億ドルの減少、一三%の削減でございます。兵力の総数も減りました。そして、海外派兵も六十一万から二十九万に減っているわけでございます。日本の軍事費はなぜ削減されてい...全文を見る | ||
○広中和歌子君 総理、クリントン大統領と一九九六年二月のサンタモニカ以来たびたび会談されていると思います。その話し合いの中で、普天間返還を達成なさったこと、総理の御努力に心から敬意を表するわけでございますけれども、果たして、代替ヘリポートは移転しなくちゃならないという七年後に本当...全文を見る | ||
○広中和歌子君 少なくとも七年間にヘリポートの機能が不必要になるようなアジアの情勢が生まれることを心から願っているわけでございます。沖縄県民、名護市民が望まないところのキャンプ・シュワブ沖への普天間基地移転は、ともかく断念すべきだと思います。 防衛庁長官はたびたび沖縄住民に説...全文を見る | ||
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 では次に、財政構造改革と景気の問題に移りたいと思います。 現在の深刻な不況を総理はどう受けとめていられるか、伺いたいわけでございます。 去年暮れ、行財政特別委員会で野党の反対を押し切って財政構造改革法を成立させ、それに基...全文を見る | ||
○広中和歌子君 囲碁に大場より急場という言葉があります。 今、財政再建という大場より金融システム崩壊という急場の対応が大切だということに総理は気づかれたんではないかと思いますが、その急場の対応は後手後手で振り回されており、大場の方はざる碁になっている、そういう感があるんじゃな...全文を見る | ||
○広中和歌子君 囲碁には非常に知恵に満ちた言葉があるようでございまして、碁を知らない人でもそれは人口に膾炙しているんではないかと私は思っておりました。 それでは、公的資金導入についてお伺いいたします。 バブル期に生じた不良債権処理に金融機関だけでなく日本経済全体がかかずら...全文を見る | ||
○広中和歌子君 ちょっと古い例で恐縮なのでございますけれども、経済企画庁は、一九五六年、すなわちこれは一九五六年ですから戦後十一年目でございます。戦後十一年目にして日本経済は戦前のレベルに回復したと発表しております。わずか十一年でございます。しかるに、現在の日本のバブルのピーク、...全文を見る | ||
○広中和歌子君 バブル崩壊後の低金利政策、それで我々は金融機関を助けているわけでございますけれども、預金者にとっては得るべき金利を一九九三年ぐらいからおよそ十五兆円ぐらい失っているというふうに言う人があるわけでございます。一日も早くこのバブル崩壊後の不良債権問題から日本が回復する...全文を見る | ||
○広中和歌子君 金融と財政の分離などと言われておりますけれども、本当の意味で分離しているのかどうか疑わしいものですからこういう質問になったというふうに御理解いただきたいと思います。 土地の再評価で金融機関は十九兆円の資産がふえると言われているんですが、それでも公的資金とセット...全文を見る | ||
○広中和歌子君 総理・大蔵大臣、十三兆円の公的資金でございますけれども、これは自己資本比率向上のためなのか、それとも貸し渋り対策なのか、まずお伺いしたいと思います。 | ||
○広中和歌子君 公的資金で優先株などを買うことは銀行救済になっちゃって護送船団方式に逆戻りするんではないかということはたびたび指摘されていることでございますけれども、まさにこれはビッグバンの精神に反するものではございませんか。 | ||
○広中和歌子君 日本の銀行八十一行が海外業務を行っているわけです。そして、その多くが公的資金等の政府支援によりましてBIS規制の八%を達成できたとしても、果たしてビッグバンの中で国際競争力を維持できるかという問題があるわけでございますが、お答えの方は結構でございます。 それで...全文を見る | ||
○広中和歌子君 自主運用分もございますね。 | ||
○広中和歌子君 自主運用。 | ||
○広中和歌子君 私はマイナスになっているというふうに聞いているわけでございますけれども、それは後で確かめるといたしまして、これからどんどん郵貯の運用も含めまして自主運用ということが広がっていくわけでございます。もっと国際市場を視野に国民のために有利に資産の運用を行うべきではないか...全文を見る | ||
○広中和歌子君 役人に運用ができなければ、またできなくて当然だろうと思います、それは専門家に任せるということは大変結構なことではないかと思いますし、また今のビッグバン後の国際市場をにらんで幅広く運用していただきたいと願うわけでございますが、最後に総理のコメントをお伺いして、私の質...全文を見る | ||
02月04日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○広中和歌子君 まず、宮崎先生にお伺いいたします。 アジア経済の金融を中心とする危機についてでございますけれども、マレーシアのマハティール首相がジョージ・ソロスという投資家を名指しで批判しております。一国の首相が個人を名指すということは特別なことでありまして、その背後にあるも...全文を見る |
○広中和歌子君 いや、そうじゃなくて、為替の移動ですね。 | ||
○広中和歌子君 いや、通貨安定ではなくて、例えば環境とか貧困の解消であるとかいうようなことに使うと。それはそれ自体がいいことであるし、またタックスをかけることによって、それは非常に小さいものであったとしてもやはりある種の抑制になるんじゃないか。ですから、実需の六十倍といったような...全文を見る | ||
02月04日 | 第142回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○広中和歌子君 私は、民友連を代表して、ただいま議題となりました平成九年度一般会計補正予算外二案につきまして反対の討論を行います。 昨年十一月には三洋証券、北海道拓殖銀行、山一証券、徳陽シティ銀行が次々に経営破綻を起こし、国民の間に金融不安が一気に高まりました。また、銀行の貸...全文を見る |
02月05日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○広中和歌子君 きょうは、各国大使から本当にすばらしい現場のお話を伺うことができて、大変幸せでございます。 欧州統合に関しましては、もうかなり前から、紛争の世紀と言われた二十世紀におけるまさに壮大なすばらしい希望のある実験であるというふうに思っていたわけでございますが、多くの...全文を見る |
02月25日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○広中和歌子君 民友連の広中でございます。 今回は、まず小島参考人にお伺いさせていただきます。 先ほどのアジアの現下の金融危機に関しては日本はその一部であるというメッセージは、大変重く、そして興味深く受けとめたわけでございます。 〔会長退席、理事板垣正君着席〕 ...全文を見る |
02月27日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号 議事録を見る | ○広中和歌子君 外務大臣のODA改革懇談会報告の中で、ODAというのが広い意味の国益であるということが書き込まれたということは、私は当然であろうし、またいいことだろうと思います。そしてまた、杉下参考人は、ODAのこれからのキーワードは国民参加型のODAである、そのためにはODAを...全文を見る |
○広中和歌子君 だから、そこのところが優し過ぎるんじゃないですか、日本は。 | ||
○広中和歌子君 今、日本にとっての国益というのが何かということは日本の二十一世紀の将来のあり方につながっていくという御指摘は、大変すばらしいことだろうと思います。 私、ちょっと先ほど言い忘れたのでございますけれども、戦後アメリカは、世界のGNPの四五%を占める唯一の世界大国で...全文を見る | ||
03月09日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号 議事録を見る | ○広中和歌子君 永野先生が余りにも見事にまとめられたので、もう本当に申し上げることがないほどでございます。 なぜ今までODA基本法ができることが妨げられてきたのかというのが逆に不思議なぐらいでございまして、これもぜひ一日も早くつくられればいいと思います。 それから、実施体...全文を見る |
○広中和歌子君 基本法が外交を練るかどうかということで今議論が続いているわけですけれども、私自身としては、ODA基本法は外交理念をむしろ反映するものでなくちゃならないし、また、ODAはその理念を実現する一手段である、ほかにも手段はいろいろありますけれどもその一手段であるということ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 基本法の必要性については、少なくともあった方がいいという御意見が非常に多かったわけでございますけれども、そして私もそれにくみするわけでございますが、それ以上に大切なのは、個々のODAが果たして基本法の理念あるいは大綱の理念に合致しているかどうか、そしてまたその予算...全文を見る | ||
○広中和歌子君 両論併記ということでございますけれども、多くの報告書がそういうことが多いわけですね。例えば十人いて二人が反対であっても、両論併記ということになるとウエートが同じになると。 私は、山本議員のODAについての御見識というものをすばらしいものだと思っておりますのであ...全文を見る | ||
03月11日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号 議事録を見る | ○広中和歌子君 話をもとへ戻して大変恐縮でございますが、高野先生が御発言になったソフトパワーにつきまして、その関連で発言させていただきたいと思います。 私は、昨年の一月でございましたか、ユネスコで開かれました科学諮問委員会に出席いたしました。その諮問委員会でのメーンテーマとい...全文を見る |
03月25日 | 第142回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○広中和歌子君 おはようございます。 参議院予算委員会もきょうで三日目でございます。既に十人を超える委員が質問に立ちましたけれども、その多くが現下の不況を訴えているわけでございます。資産デフレ約千兆円、うち土地六百十六兆円、株四百三十四兆円、こうした背景の中で、消費マインド、...全文を見る |
○広中和歌子君 つまり、金融機関の倒産は起こり得ないというふうにお思いになりますか。 | ||
○広中和歌子君 これからのビッグバンの中でいろいろ再編ということはあり得る、そういうことでございますか。 | ||
○広中和歌子君 では、貸し渋りはいつごろ解消すると見てよろしいでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 事情はわかります。ただ、現在超低金利でございまして、そしてその中で銀行というものの営業利益というのは利ざやの拡大によって非常に安定的に、つまりもうけているということでございまして、銀行としては無理することはないわけですよね。要するに、お金を貸して、そしてさらにお金...全文を見る | ||
○広中和歌子君 ともかく中小企業にしわ寄せがいかないように、心からその対策をとっていただくことを要望するものでございます。 こうした中で、自民党から、本予算を衆議院で審議している最中にも、早々と補正予算を編成すべきだという声、また最近は財革法の実施の先送りの報道などがされ、ま...全文を見る | ||
○広中和歌子君 総理が予算委員会の審議にかかずらっていらっしゃる間に自民党の中でいろいろな意見が出て、総理は今後の大きな意味での経済対策についてお考えになる時間もゆとりもない、そういうことなのでございましょうか。しかし、総理もやはりこれからの景気対策としてどのような手を打つか、そ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 財革法も含めまして今後どのような手を打っていかれるか、お考えがあればお伺いいたします。 | ||
○広中和歌子君 そういう中でも、世の中はどんどん変わっていくわけでございます。 さて、景気回復のために必要だと言われ、超低金利政策というのが二年半にわたって行われてきたわけでございます。総理御自身はこのことについてどのような考えをお持ちでございますか。 | ||
○広中和歌子君 恐縮ですが、新聞の投書を読ませていただきます。 超低金利改めて個人消費伸ばせ 政府は、銀行などを助けるために膨大な公的資金を惜しげもなく出す道筋をつけたくせに、私たち国民の預金には、全然手を貸そうとすらしません。 現在の不況は、「消費支出の落ち込...全文を見る | ||
○広中和歌子君 続いてお伺いいたします。 公定歩合の決定でございますけれども、これから新しい日銀法によってシステムも変わっていくとおっしゃいましたけれども、これまでの公定歩合の決定に関しましては、政府はどのような形で関与してきたんでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 私は、一九八〇年、バブルが起こり始めたころのアクセルの踏み方、それをいつまでもかなり長期に踏み続けたこと、そしてまた、バブル崩壊の過程でブレーキを今度は踏み過ぎたこと、それがすべて日銀の責任であるのかどうか、そこに政府、大蔵省の関与があったかなかったかということに...全文を見る | ||
○広中和歌子君 では、次のテーマに移らせていただきたいと思います。 総理が座長を務められた行革会議の最終答申の結果、省庁再編の大枠が決まり、中央省庁等改革基本法案が今国会に提出されております。 それで、この法案を提出した後、どのような形で省庁の再編が行われるか、現状じゃな...全文を見る | ||
○広中和歌子君 今、総理からこの法律あるいはプロセスの理念について、地方分権であるとかスリム化とか規制緩和とか、いろいろおっしゃっていただいたわけでございますけれども、この大事なプロセスの一つとして、省庁再編の中で今度は各省庁にわたって設置法がつくられるということでございます。そ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 非常にすばらしいお答えをいただきましたので、私としてはもう本当にそれが実行されることを期待するのみなのでございますけれども、たまたま質問通告をさせていただいた厚生省と労働省、例えば児童家庭行政は厚生省、女性行政は労働省、それから高齢者雇用が労働省、老齢年金が厚生省...全文を見る | ||
○広中和歌子君 国民の受けるサービスは三でも五でもすばらしいと思いますけれども、しかしそれをすべて行政がしなくちゃならないというわけではございませんで、民間委託ということもあるのではないかと。もう十分御存じでいらっしゃいますので本当に失礼でございますけれども、さらに申し上げます。...全文を見る | ||
○広中和歌子君 私といたしましては、行政作用法によって書かれている、それに基づく権限以外は行使できないような行政権限法を定めるべきではないかというふうに思っているわけでございますが、ぜひ御配慮いただきたいと思います。 そして最後に、総理、このテーマについてでございますけれども...全文を見る | ||
○広中和歌子君 まさに、この規制緩和、地方分権、そして行政のスリム化ということが実現することを心から願ってきょうの質問をさせていただいたわけでございます。 次に、残された時間、国鉄の債務処理についてお伺いいたします。 今回、旧国鉄債務に関してJRにさらなる負担をお求めにな...全文を見る | ||
○広中和歌子君 いろいろ御苦労はわかるんでございますけれども、やっぱり筋が違うんじゃないかと。もう新聞の社説なんかを見ましても大反対でございますし、民間の方も反対している。私はこの分野で全く専門家じゃないわけですけれども、ただこのことを聞いただけでこれはおかしいんじゃないかという...全文を見る | ||
○広中和歌子君 この国鉄清算事業団法に関しましては、本会議でもまた各委員会でも審議されることになると思います。 しかし、これに絡みまして、たばこ特別税の創設が考えられているようでございますけれども、これも国鉄債務に絡むものだそうでございまして、私はたばことか酒とか塩とかという...全文を見る | ||
○広中和歌子君 私は、たばこを目的税にすることに実は賛成なのでございます。 ただし、国鉄債務を救済するためではなくて、環境税という形にいたしまして、今二百何十円か知りませんけれども、それを五百円にしてでも千円にしてでもよろしゅうございますから、どうぞそれで国家の財政を救ってい...全文を見る | ||
○広中和歌子君 私は、厚生省予算にするとか環境庁予算に組み入れるんであれば大賛成でございまして、これは今後検討していただきたいと思います。 これで質問を終わらせていただきます。 どうもありがとうございました。 | ||
03月26日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○広中和歌子君 民友連に所属いたします広中和歌子でございます。 私は、オーストラリア・エイジア・インスティチュートのボードメンバーでございまして、この会議に出席するのをいつも楽しみにしております。 貴国オーストラリアが白豪主義を捨て、そしてアジアの一部という認識のもとに、...全文を見る |
04月02日 | 第142回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号 議事録を見る | ○広中和歌子君 民友連の広中和歌子でございます。 きょうは原田公述人、笹森公述人両氏から大変貴重なお話を伺いまして、どうもありがとうございました。 最初の質問はお二人にお伺いさせていただきたいと思います。 昨年暮れ、私は財政金融構造改革特別委員会において財政構造改革法...全文を見る |
○広中和歌子君 このデフレスパイラルでございますけれども、私は脱するのに非常に時間がかかるんじゃないかという感覚を持っております、経済学者じゃございませんけれども。 その点を含めて原田公述人にお答えいただきたいわけですけれども、私は一九七〇年代から八〇年代の初めぐらいにかけて...全文を見る | ||
○広中和歌子君 最後に、日銀金利のことでございますけれども、〇・五%、二年半続いております。超低金利でありまして、それがある意味では消費を抑えているということも言えるんじゃないかと思いますが、この点について、いつまでこの超低金利を続けるべきだとお思いでいらっしゃいますか。要するに...全文を見る | ||
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 | ||
04月08日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号 議事録を見る | ○広中和歌子君 私も、この提言を読ませていただいて、改めて長期にわたっていい結果が出てきたんじゃないかなと喜んでおります。 例えば、「提言七 環境ODAの重視と人材の確保」とか、「提言八 社会開発分野の重視」とか、そのほか、「提言一三 国民参加型援助の推進」、「提言一四 NG...全文を見る |
04月15日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○広中和歌子君 私も、この小委員会に参加させていただいて一年間でございましたが、大変にすばらしい体験をさせていただいたと思っております。 多くの委員の方の卓越した意見、その中に私も発言の機会をたくさんいただいたわけですが、国会という場所がどちらかというと議員同士のディベートが...全文を見る |
04月20日 | 第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号 議事録を見る | ○広中和歌子君 きょうは意見交換ということでございますので、今まで諸先生方の御意見などを伺いながら、どういう形で私がそこに参入できるかなと思いながら伺っていたわけでございます。 意見をお聞きしながらまた私の頭はいろいろなところをさまよっていたわけでございますけれども、かつてイ...全文を見る |
○広中和歌子君 今、山崎先生が、日本は安保にイニシアチブをとるべきではない、そしてそれはもしかしたらこの調査会でだった一つの意見かもしれないとおっしゃいましたので、私は山崎先生の御意見に賛成いたします。ただ、今発言を求めておりましたのは別の視点でございまして、上田先生も、それから...全文を見る | ||
05月07日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第13号 議事録を見る | ○広中和歌子君 どうもお三人の大使、御就任おめでとうございます。そして、今後の任地での御活躍を心から御期待申し上げております。 最初に谷野大使にお伺いしたいんですが、今までインド大使でいらして、そして今度中国に行かれるわけですけれども、インドの場合は明らかに親日的な国であると...全文を見る |
05月07日 | 第142回国会 参議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○広中和歌子君 大変やりたくない質問なのでございますけれども、させていただきます。 政治腐敗につきましては、古くはロッキード、私が政治に入りましてからもリクルートとか共和、泉井等々ございまして、国民の政治への不信感というものはもう広く深く広まっております。しかし、行政に関しま...全文を見る |
○広中和歌子君 ともかく国民はうんざりしております。怒っております。怒りを通り越して、むしろうつの状態にあるんじゃないかと思います。つまり、リーダーシップが見えない、日本はどこへ行くのかというところでございます。そういう国民にかわって、以下御質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 これは金融関連部局だけとおっしゃいましたけれども、私はよく組織のことはわかりませんが、しかし同時に、今大蔵省にいる課長以上ほぼ全員をカバーしているということは、ローテーションがあるから結局そういうことになったということなんでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 金融以外にもいわゆる接待を受ける確率の高い部局というのは存在するんじゃないかと思いますけれども、そちらの方には手をつけていらっしゃらないんですか。 | ||
○広中和歌子君 回数が二千二百ですよ、トータル。そして調査の対象になった人が千五十名ですから、平均すると一人二回なんですけれども、これは平均というようなものじゃなくて、特定の方に集中しているといったような傾向が出ているんじゃないかと思いますが、これは非常に大切だろうと思います。 ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 私はある意味で私の質問が肯定されると思っておりましたんですけれども、ともかく七九年の通達以来、七九年の通達というのは職務上の関係者から会食、接待には応じない、そういう通達でございます。それから九五年の通達は接待自粛の通達です。それから九六年に倫理規程が制定された。...全文を見る | ||
○広中和歌子君 いや、残念を通り越して、一つの省としての当事者責任というのがもう全然きいていないというようなことじゃないんですか。大蔵大臣、どう思われますか。こういうふうに通達を何回も出し、倫理規程もつくって、それでいて全然それが改まらないと。権威がないのか、それとも実際そういう...全文を見る | ||
○広中和歌子君 こういうことについてだれがチェックしているのでございましょうか。倫理規程とかそれから通達が実際に守られているかどうかはだれが大蔵省の中でチェックしていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 国家公務員の処分規定はどういうふうになっているんでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 例えば、接待を過剰に受けているということが判明した場合には、どのような処罰を受けるのでございますか。 | ||
○広中和歌子君 今回はある罰則が科されているわけですけれども、それまでは、いろいろ通達が出されて、通達違反でいろいろな処罰を受けた方がいらっしゃるんでしょうか。 そして、その処罰を受けた方は、例えば減給とか、そうした方は、大蔵省の中であるいは官僚としての将来性というのはどうい...全文を見る | ||
○広中和歌子君 罰則を受けても後に次官になったとかいろいろ聞きますけれども、本当に罰則というのが余りまじめに受けとめられていないからこういう倫理規程なり通達なりが守られていないんじゃないかなという感じがいたします。 つい最近、アメリカ人なんですけれども、私の友達の息子さんが日...全文を見る | ||
○広中和歌子君 日銀総裁、先ほど少しお答えはいただいたわけですけれども、汚職の実態調査をなさった結果として、営業局吉澤氏が懲戒免職で、五名が減給申し出ということでございます。 要するに、日銀はジェントルマンの集まりということだったのかもしれませんけれども、こうした汚職に関して...全文を見る | ||
○広中和歌子君 改正日銀法におきまして総裁の給料、副総裁並びに理事の給料も大幅にダウンをしたというふうに聞いておりますけれども、一般職はどう変わったのかなとお伺いしようと思っておりましたら、けさの新聞で、衆議院の行政改革特別委員会理事会に提出した資料で、日銀局長級は年収二千二百九...全文を見る | ||
○広中和歌子君 こういうことも含めまして、やはり日銀にもどうぞ資料公開をきっちりしていただきたいと思います。 だれがどれだけの給料をもらうかというのはプライバシーにかかわることだろうと思いますけれども、しかし今銀行は非常に護送船団方式で保護をされ、そしてかつ公的資金の導入など...全文を見る | ||
○広中和歌子君 ちょっとマスコミで話題になっておりますけれども、危険手当のように時代にそぐわないものもあるというようなことを聞いておりますし、また給与体系自体も、民間はどんどん能率給に変わっていって年功序列賃金というものがどちらかというと崩れ始めているわけでございますけれども、公...全文を見る | ||
○広中和歌子君 せっかく大蔵大臣とお話しさせていただくチャンスをいただいたので最後に伺いたいんですが、景気対策十六兆円、真水十二兆円なんですが、日本の株式市場はいい反応をしてくれませんよね。 バーミンガム・サミットに御出席になり、そして日本に対していろいろな注文が各国からある...全文を見る | ||
○広中和歌子君 終わります。 | ||
05月12日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第14号 議事録を見る | ○広中和歌子君 民主党の広中和歌子でございます。おはようございます。 きょうの三法案、大変興味深い法案でございますけれども、その審議に先立ちまして、昨夜以来マスコミで大きく取り上げられておりますインドが地下核実験を行ったこのニュースにつきまして、外務省の現在また今後の御対応に...全文を見る |
○広中和歌子君 インド政府を代表するインド大使にお会いになったわけでございますけれども、その大使のお言葉というのは、弁明というんでしょうか御説明はどういうものであったのでしょうか、今度の核実験に対して。 | ||
○広中和歌子君 ただいま外務大臣は、経済協力の停止を含めて検討するというような御趣旨のことをおっしゃいましたけれども、これはインド大使におっしゃったわけでございますね。 そして、日本の制裁措置そのものは、国連がこれからどういう動きになるかわかりませんけれども、他国と協調してな...全文を見る | ||
○広中和歌子君 インドという国は、日本にとっては話題になることが比較的少ない国ではなかろうかと思います。しかし、南アジアそしてアジア全体におきましてインドの占める潜在的な力というんでしょうか、人口の点におきましてもまた将来の発展の可能性につきましても強力な国であろうと思います。そ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 それでは法案の方に移らせていただきます。 まず、車両等の型式認定相互承認協定、これは略称でございますけれども、それについてお伺いいたします。 経済がグローバル化し、例えば自動車といった商品が広く世界で国境を越えてつくられ売られている時代におきまして、この型...全文を見る | ||
○広中和歌子君 それにもかかわらず、まだ五品目だけということでございますけれども、今後これは拡大していくのでございましょうか。 | ||
○広中和歌子君 この協定にはアメリカが入っていないわけでございますけれども、ニュースによりますと、アメリカの自動車会社が欧州の自動車会社と合併するといったようなまさにグローバルな動きがありますが、米国が協定に加入する可能性というのはいかがでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 というと、その中でアメリカが再びと言っていいんでしょうか、アメリカのリーダーシップの中で世界共通の認定制度というと、今EUの中で使われている、そしてまた我が国が今回入ろうとしている認定制度とは全く別のものを考えているということなんでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 今後、私はこういうグローバルな協定の中にどんどん日本が入っていくべきだと思っておりますし、それからまた、そういうグローバルスタンダードづくりに向けてリーダーシップを発揮してほしいというふうに一市民として、日本人として心から望んでおりますので、どうぞよろしくお願いい...全文を見る | ||
○広中和歌子君 この協定に入っているのはもうほとんど先進国でございますね。この法案を最初に御説明いただきましたときにすぐに頭にきましたのは、この前の一九九二年のリオ・サミット、地球環境会議において生物の多様性に関する条約が締結されたことを思い出したわけでございます。 それで、...全文を見る | ||
○広中和歌子君 途上国においてはそうした法的な整備がされていないということが一点ございます。 それから、科学者のそれまでの知識の集積とか研究のインフラ、そういったものを評価することは十分大切だろうと思いますけれども、ヒントになるものというのは意外とそうした原住民の方々が伝統的...全文を見る | ||
○広中和歌子君 ドイツだけではなくて、例えばアメリカなどとも交渉を始めていたわけですね、その点に関してはどうでしょうか。 | ||
○広中和歌子君 新聞によりますと、「米国在留の邦人は二十五万二千人もいる。」、その人たちが二重払いをしているわけでございますが、この「米国在留邦人のうち約十万人の保険料が掛け捨てられていると想定すると、総額は一千億円前後に」なるということでございます。 今まで外務委員会などで...全文を見る | ||
○広中和歌子君 一緒でなくてもよろしいのでございますけれども、欧州の各国は租税条約と同時にこの社会保障協定をもうほとんど同時に結んでいるというようなことを伺っているわけでございます。日本の場合も、大企業に勤め、派遣されている在外邦人だけではなくて、実際に現地の会社で働いている方な...全文を見る | ||
○広中和歌子君 いや、私も租税条約と同様に大切だという意味で御関心を持っていただきたいということを申し上げたわけでございます。 私も海外に住んだ体験がございますけれども、アメリカに住んでおりますときには日本の保険には当然入っていなかったわけで、帰ってきたらば、もう日本は二十五...全文を見る | ||
○広中和歌子君 社会開発の支援といいますと、どちらかというと小規模なものが多いんではないかなと思いますが、その援助の仕組みについてどういうルートを通じて支援をしていらっしゃるか、お伺いいたします。 | ||
○広中和歌子君 社会開発支援は二〇%を十分クリアしていらっしゃるというふうに伺ったわけですけれども、その社会開発関連の中で小規模無償支援は何%に当たりますか。 | ||
○広中和歌子君 外務省がなさっているODA、総額が五千五百六十八億円でございます。そのうちの小規模無償援助、草の根が今お話ですと五十七億円でございますね。これは一%ぐらいじゃないんですか。それから、NGOを通じての援助も一・八%。そしてNGOを通じてのシェアが五五%ということは、...全文を見る | ||
○広中和歌子君 最後に大臣にお伺いいたしますけれども、マイクロクレジットという言葉をまず御存じかどうかということ。 マイクロクレジット・サミットというのが一九九七年二月にアメリカのワシントンで開催され、約二千五百人、プレスを含めますと三千人の大勢の人が集まって、その中にはフジ...全文を見る | ||
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 | ||
05月19日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第16号 議事録を見る | ○広中和歌子君 引き続き御質問させていただきます。 今、国際情勢は複雑かつ非常に目まぐるしく動いておりますが、不安定さは特にアジアで顕著でございます。なかんずくインドネシア情勢は非常に緊迫しているわけでございます。 そこで伺いますが、もう既にインドネシアからは一万人を超え...全文を見る |
○広中和歌子君 失礼でございますけれども、大変思慮深い御答弁をいただきまして安心したわけでございますが、今度は金融分野におきまして、融資の全体像、そしてそれが不良債権化する可能性についてどのように予測していらっしゃるか、お伺いいたします。 | ||
○広中和歌子君 インドネシアの政情不安というんでしょうか経済不安、これのインパクトというのは現段階でははかり知れないわけでございますけれども、ともかくこれが日本経済に与える影響、そしてひいては世界経済への影響を考えますと、やはりこれからどのような形で、どのようなシステムで世界ある...全文を見る | ||
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。 | ||
06月11日 | 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第21号 議事録を見る | ○広中和歌子君 四人の参考人がすばらしいプレゼンテーションをしてくださいまして、私の頭の中はいまだにどのような形で御質問していいのかということで混乱しているわけでございます。 広瀬参考人、これは特に質問ではないんですが、私は六、七年前にパキスタンを参議院の議員団の一人として四...全文を見る |
08月31日 | 第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○広中和歌子君 会長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。 |
09月03日 | 第143回国会 参議院 本会議 第6号 議事録を見る | ○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、北朝鮮による弾道ミサイル発射の暴挙について、激しい憤りを感じつつ、総理、外務大臣及び防衛庁長官にお尋ねいたします。 まず総理、今回の北朝鮮のミサイル発射は単なる実験であったと断定してよいのでしょうか。そうではなくて、我が国に対...全文を見る |
10月01日 | 第143回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。 男女共同参画社会基本法(仮称)について論点説明をいただきましたけれども、この基本法の必要性として、人権、社会の要請それから個人が能力と個性を発揮できる社会が望ましいんだ、そういうことで必要性を述べられたわけでございま...全文を見る |
○広中和歌子君 先ほどの前川委員にちょっと御質問したいんですけれども、労働組合の中ではどうして女性枠の中で役員を選出なさろうとするんですか。それとも、なぜ男性と同じ立場で、同じ労働者であればそこから役員が出てこないんですか。それは女性の問題なんですか、組織の問題なんですか、何なん...全文を見る | ||
○広中和歌子君 平等の定義さえわからないというような意味でおっしゃった入澤発言は、私は大賛成でございまして、冒頭ちょっと申しましたように、例えば父と母の関係には役割分担があって、父がお金を稼ぎ母は家事をやっていたけれども、関係は平等であったというふうに少なくとも子供には見えていた...全文を見る |