広中和歌子

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広中和歌子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第145回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○広中和歌子君 おはようございます。  先週からけさにかけてマスコミのニュースを独占したのは、脳死からの臓器移植でございました。心臓、肝臓、腎臓と、それぞれ各地で提供を待たれている方への手術が終わったということでございますが、厚生大臣、簡単にその経過をお話しいただけませんか。
○広中和歌子君 脳死からの臓器移植に関しましては、世論もいろいろ割れてきたわけでございますけれども、今回の移植について総理のコメントをお願いいたします。
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  私ごとになりますが、私は一九八六年に政治の世界に入らせていただき、十二年前初めてこの予算委員会で総括質問に立たせていただきました。そして、十二年前と今との違いに改めて愕然としております。当時は中曽根内閣のときでございました。宮澤...全文を見る
○広中和歌子君 経済大国になった、それがどんどん力をそがれていくというのは大変残念なことに思っているところでございます。  最近、吉川元忠氏の「マネー敗戦」という本を読みました。日本が貿易で勝利をおさめている間、マネーの分野においてはせっかく稼いだ外貨が為替差損で次々に目減りを...全文を見る
○広中和歌子君 「マネー敗戦」。
○広中和歌子君 金利差というのを押しつけられているということはあるんじゃございませんか。  それから、ドルの独占に対しましてEUは対抗措置をとったわけですけれども、エージアン・マネタリー・システムといったような考え方、円圏といったようなもの、いまだに使い勝手が悪いからしようがな...全文を見る
○広中和歌子君 後手後手にという言葉がちょっと思い浮かぶわけですけれども、マハティールさんとかいろいろ応援団も出ております。それから、日本のアジアにおける貢献というものも非常に大きなものがあります。  最近のアジアの金融危機に対する三百億ドルの支援に関しましても、日経のコラムに...全文を見る
○広中和歌子君 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は私が訳したのでよく覚えておりますけれども、日本への序文に、日本が傲慢の罪に陥らなければいいと、そのようなことがしっかり書いてございました。  あの本が出たのは一九七九年のことでございましたけれども、ともかく、今おっしゃいました経...全文を見る
○広中和歌子君 野田自治大臣にお伺いいたします。  新進党時代、たゆまざる改革、責任ある政治ということをうたわれました。今、自自連立内閣に入られたわけですけれども、その自自連立内閣が国民に納得してもらえるとしたら、野田大臣が、自民党のこの内閣の枠組みで、あるいはこの連立の枠組み...全文を見る
○広中和歌子君 国民が見ているということを申し上げたいと思います。  一九七〇年代のフランス、パリにいらした方は覚えていらっしゃると思いますけれども、あの美しい花のパリが非常にしぼんで汚くて落ち込んでいたわけですけれども、経済全体が落ち込んでいたんだと思います。しかし、その後、...全文を見る
○広中和歌子君 私の持っている印象は、新しい産業分野というのは、今までの物をつくるところから違った新たなサービス分野に広がっているのではないか、環境であるとか、福祉であるとか、今まで通産省がかかわってこられなかった分野に新たな産業の芽があるのではないか、そこに十分に参入していない...全文を見る
○広中和歌子君 私は、四・三%という失業率というのは決して高くないと思うんです、世界のほかの国に比べて。けれども、ホームレスがやたらに多い。なぜだろう。安部公房の「箱男」の世界なのかなと哲学的に思ってしまうわけですけれども、やはり何か日本の中に欠けているのは、私は、適応力であった...全文を見る
○広中和歌子君 通産大臣、コンピューターチップやそれからコンピューターそのものはすぐれたものをつくれる日本が、なぜコンピューター産業あるいはコンピューターネットワーク化に日本はアメリカからおくれたんでしょうか。その理由をお聞かせください。
○広中和歌子君 野田郵政大臣、過去のことをお聞きしても仕方がないことかもしれませんけれども、今、野田大臣のリーダーシップのもと、通産省を初め他省庁と一緒にこの情報通信産業というものを大きく立ち上げていく御意思はございませんか。
○広中和歌子君 私は、行政改革、省庁を変えるというのであれば、情報産業省みたいなものをぜひおつくりになる必要があるのではないか、そうすると非常にはっきりして、そこにいろいろな力が結集されるということがあるんじゃないかと思います。例えば運輸省、建設省がこの分野でいろいろな形で協力し...全文を見る
○広中和歌子君 労働大臣、国際会議御出席、御苦労さまでございました。労働大臣会議で何が話し合われたのか、一番最初の質問日でございますので、御報告いただければと思います。
○広中和歌子君 失礼ですけれども、大臣、コメントを二つさせてください。  一つは、どうして労働省は英語ばかりお使いになるのかなと思うんですけれども、アクティブエージェンシー、それからハローワーク、何だか日本語だか英語だかわからないような横文字をお使いになるので、私、いつもちょっ...全文を見る
○広中和歌子君 終身雇用にしても年功序列賃金にしても、守れるものなら守っていきたいというお気持ちは労働大臣御自身にもございましょうし、企業にもあると思います。  しかし問題は、今後守れるかというところがあるわけで、先ほど御指摘になった百万人の雇用創出ということ、これは私、十分で...全文を見る
○広中和歌子君 私は、新しい時代、新しいニーズには新しい形で対応しなきゃだめだろうと思うんですよね。労働省の百万人雇用計画、それは大変結構だと思います、それ自体。ただ、四百万、五百万の雇用を創出し、いつでもおりてきてくださいよ、いつでも渡ってきてくださいよといったようなセーフティ...全文を見る
○広中和歌子君 私は、普通の学生さんと一緒に勉強するということが社会人にとってどんなにすばらしいことか。例えば、外務省の方がハーバードとかいろいろなアメリカの大学なんかへいらっしゃいますけれども、その方がつくづく述懐していましたけれども、三十とか四十とか、その年になって大学に行け...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。  それで、ついでに文部大臣にお伺いいたしますけれども、大学の独立行政法人化、これは国立大学ですけれども、メリットは何でございますか、そしてまたそれをするのかしないのか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 国立博物館はいかがでございますか。
○広中和歌子君 エージェンシー化の先輩であるイギリスにおきましても、国立博物館はエージェンシー化いたしませんでした。つまり、文化であるとか基礎研究であるとか、そういったものは民営化になじまない、エージェンシー化になじまないのではないか、そのように思う次第でございます。  第五世...全文を見る
○広中和歌子君 では、医療、福祉についてでございますけれども、厚生大臣、新ゴールドプランの最終年に当たりますけれども、特養それからホームヘルパーですか、どのくらい手当てがされましたでしょうか。
○広中和歌子君 もうちょっとこれを続けたいのですけれども、時間もございませんので、最後に環境産業について申し上げたいと思います。  通産省は今まで動脈をやっていらした、これから静脈産業をなさるおつもりはございませんか。
○広中和歌子君 RDFというのでしょうか、固形燃料、ごみを固形燃料化し、それを燃料にして発電するといったような新しい取り組みがもうどんどん海外でも行われておりますし、日本には技術もあります。あとは資金と人材をそこに投入するかどうか、意思の問題にかかっていると思います。ぜひリーダー...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第3号
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○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  私は、宮澤大臣を初めそこにお座りの方々、経済の専門家と違いまして全くの素人でございます。普通の金銭感覚と申しますか経済感覚で質問させていただけたらと思います。  きょうは非常に寒い日でございまして、まさに桜の咲くこ...全文を見る
○広中和歌子君 私がお伺いしたかったのは、日銀の金利ももう最低まで下がっておりますし、それから財政の出動もここまでやっているわけでございますけれども、ここから先、あとどのような手があるんだろうかと。例えば国債を日銀に買ってほしいとか、インフレを考えていらっしゃるのか、どういうこと...全文を見る
○広中和歌子君 それから、これは質問通告を申し上げていないことなんでございますけれども、けさ方、欧州中央銀行の理事でパドアスキオッパさんという方がここに来られて、EUがどのようにしてつくられたか、そして今どのようなことを目指しているかというようなことをるるお話しいただいたわけでご...全文を見る
○広中和歌子君 これについては後ほど個別に勉強させていただきたいと思います。  さて、公的資金の注入問題についてお伺いいたします。  金融再生委員会は横浜銀行を加えた大手十五行に計七兆四千五百億円の公的資金を注入なさる予定で、けさ新聞などに細かなことが発表されておりましたけれ...全文を見る
○広中和歌子君 金融機能早期健全化法、それに基づいて公的資金の注入枠というのがつくられました。二十五兆円でございましたけれども、その二十五兆円をなぜ用意なさったか、その根拠をまずお示しいただきたいことと、そして今回の注入額が七兆四千五百億にとどまったことの理由、それで大丈夫なのか...全文を見る
○広中和歌子君 つまり、十五行がそのまま十五行として残るとは限らないということですね。
○広中和歌子君 今回の資本注入はこの十五行ですけれども、都市銀行が八行、それから信託銀行が五行、長期信用銀行一行、地方銀行一行という内訳でございまして、他の地方銀行や第二地銀といった金融機関が申請していない理由は何でございますか。
○広中和歌子君 ということは、地銀に問題がないわけではないと。例えば不良債権問題とか貸し渋りの問題も存在するかもしれないけれども、その調査は先であると。  そうすると、こういうところに問題があったときに資金注入というのはあり得るのでございますか。
○広中和歌子君 公的資金の資本注入の結果として、ゼネコンの債権放棄請求というんでしょうか、それが相次いでいると聞いておりますけれども、公的資金の注入が結果としてゼネコンなどの救済に使われるということに対して、私は庶民の批判というのは非常に大きいんだろうと思います。バブル期に家を買...全文を見る
○広中和歌子君 つまり、自由主義経済の中でそれぞれ企業が独自の判断をすることであるということでございますね。  それでは、金融再生委員会としては、国有化した長銀と日債銀などが再建計画の一環として要請を受けている債権放棄、ゼネコンなどが再建計画の一環として要請しておりますこの債権...全文を見る
○広中和歌子君 日債銀と長銀に関しましては、もうまさに公的資金が、つまり我々の税金がそのまま不良債権になったわけでございますから、モラルハザードが絶対に起こらないように、どのようなやりくりをするにしてもそこのところは気をつけていただきたいと思います。  それから、このたび注入さ...全文を見る
○広中和歌子君 アメリカでたしかSアンドLの破綻のときにやはり時効の壁というものがあったために改正されたようでございまして、アメリカの場合は時効が十年に延長されたと伺っております。日本もそれくらいにしてもいいんじゃないか。バブルの時期というのは非常に長かったし、それからそれがもた...全文を見る
○広中和歌子君 大蔵大臣はどのように思われますか。いわゆる時効の壁があって、今は七年で時効にかかってしまう。それから、罰則についてもアメリカに比べて非常に軽いということについて、日本では法改正をする必要があると思われませんか。
○広中和歌子君 金融の世界がグローバル化する中で、やはり犯罪に関する罰則規定などもかなりグローバルに統一した方がいいんじゃないかというような感じがいたします。  もう時間がほとんどなくなってしまったんですけれども、生命保険の経営状態についてお伺いいたします。  ちまたでは、銀...全文を見る
○広中和歌子君 本当に地方で頑張っている銀行は幾らでもあるわけでございますので、おっしゃったことは当然だろうと思います。  生保業界に三月末に早期是正措置が導入されるというふうに伺っておりますけれども、どのような内容か、お伺いいたします。
○広中和歌子君 あともう一つしか御質問できないので、保険料の値上げと予定利率の引き下げについてお伺いいたします。  こういうような経営状況の中でそうせざるを得ない保険会社の事情はわかるわけでございますけれども、体力のある保険会社というのはそれなりの横並びでない自由な利率を使って...全文を見る
○広中和歌子君 終わります。  どうもありがとうございました。
03月10日第145回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○広中和歌子君 一番最初にコンピューター二〇〇〇年問題をお伺いしようと思ったんですが、官房長官がいらっしゃいませんので、それは後でさせていただきます。  私は、民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。三月一日の総括質問に引き続きまして、その残りの質問をさせていただきたいと思い...全文を見る
○広中和歌子君 新しい産業を起こすためには何をするかということで、大変恐縮でございますが、もう一度見ていただきますが、医職住ということを申し上げました。医は、健康、安心、安全。職は、雇用の安定と創出、そして生涯にわたる生きがいある仕事でございます。そして住は、緑、憩い、コミュニテ...全文を見る
○広中和歌子君 私も一人の女性として、また親の介護を通じましていろいろな老人福祉施設などの体験をしているものでございますけれども、何か地方自治体の指定業者に限られた現在の福祉サービス産業、それをどんどん幅を広げていっていただきたい。介護の範囲内での福祉を望む方もあるでしょうし、そ...全文を見る
○広中和歌子君 持続可能な開発というコンセプトが導入されてからもうかなりの年月がたつわけでございますが、一九九二年、ブラジルのリオで開かれました環境会議においては、いかに持続可能な開発を進めていくかということが大きなテーマになったわけでございます。我が国におきましても、一九九三年...全文を見る
○広中和歌子君 厚生省が非常に前向きに御検討をなさっていただいているということを大変評価申し上げるわけでございますが、通産省は物をつくるということに、言ってみれば産業の動脈を一生懸命やっていらした、そしてすばらしいリーダーシップを発揮されてきた省でございますけれども、これからは静...全文を見る
○広中和歌子君 皆様方に本当にいいことを言っていただいております。そして、環境庁であるとか通産省であるとか、もちろん厚生省でもいろいろごみ問題について御提案をなさっている。しかし、午前中に申し上げましたように、やはり日本のこの分野における取り組みというのは明らかにおくれているわけ...全文を見る
○広中和歌子君 通産大臣にわざわざ申し上げることもないかもしれませんけれども、アメリカでマスキー法ができたおかげで、日本がそれに対応するために燃費効率のいい車ができたわけでございまして、そうした体験があるのでございますから、現状からできる法、できる範囲の法律じゃなくて、すべき法と...全文を見る
○広中和歌子君 まさにそこのところだと思うんですけれども、要するに売電をする。それはそういう法律が数年前に入りまして随分事情が変わっているわけですけれども、自家発電ではなくて売電をするというところまで行かなければいけないんじゃないかと思います。  それから、特定の名前をお出しに...全文を見る
○広中和歌子君 これは本当に技術もどんどん存在しているし、またそれに触発されて新しい技術も生まれますし、それから投資も呼び込むんです。ですから、ぜひさまざまな経済的手法を使って環境産業を盛んにしていただきたいと思うわけでございます。  今お言葉の中に、環境のためのコストというん...全文を見る
○広中和歌子君 農林大臣、農業の視点からだって環境のことで御指摘になりたいんじゃないですか、それについてお答えは結構でございますけれども。  自治大臣、せっかくいらしていただいたのに一つ御質問するのを忘れておりまして、失礼いたしました。  先ほどから何でもリサイクルすればいい...全文を見る
○広中和歌子君 ちょっとしか使われていない自動車がごみとなって積まれているというような状況を見ますと、本当に日本は豊かなのか何だかわからないんですけれども、環境にとっては大きな問題だろうと思います。  環境問題についての御質問を締めくくる前に、環境庁長官に、最近三番瀬を御視察に...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  では最後に、西暦二〇〇〇年問題についてお伺いいたします。  この問題については、比較的日本では静かだったんですけれども、最近マスコミでようやく取り上げられるようになっているわけです。ただ、私のところに届いた緊急重大情報というの...全文を見る
○広中和歌子君 総理の先見の明ということで大変感銘を受けますけれども、現金自動支払い機、CDでございますけれども、あれは問題ございませんか。つまり、何かそういう不安があるとみんながお金を引き出してたんすにしまい込むというようなこともあるかもしれませんけれども、その点についてはもう...全文を見る
○広中和歌子君 最後になりますけれども、国内はまあまあとして、特に途上国、石油産油国などで大変問題が起こるんじゃないかというようなことが言われております。  アメリカは結構対応が進んでいるらしいんですけれども、それでも貨物鉄道みたいなどちらかというとちょっとおくれている部分、そ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。
03月19日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第7号
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○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第8号
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○広中和歌子君 おはようございます。  三法案の審議に入ります前に、この週末に大きく新聞で取り上げられておりましたODA債権全額放棄について、大蔵大臣の御所見をお伺いできたらと思います。  六月に開催される主要国サミットの議長国提案として、それはドイツでございますけれども、議...全文を見る
○広中和歌子君 日本はもちろん世界第二位のODA大国でございます。しかし、そのかなりの部分が借款であるというようなことで、もっとグラントエレメントというんでしょうか、無償援助の部分をふやした方がいいんじゃないかというような考え方も今まであったわけでございますけれども、借款の部分が...全文を見る
○広中和歌子君 先に関税の方の御質問をした後で、今の続きについてMIGAあるいはIDAの御審議のときに触れることがあると思います。  では、関税政策についてでございますけれども、その目的というのは国内産業の保護と税収の確保ということでありますが、ガットや環境問題といったグローバ...全文を見る
○広中和歌子君 質問前にいろいろ答えていただきましたのでどういう視点でこれから質問しようかと思っているわけでございます。  今回も、例えば絹糸に関しまして関税が下がっております。国内産業の保護ということをおっしゃるわけでございますが、同時に需要者というんでしょうか、それは製造者...全文を見る
○広中和歌子君 木材に関しましては、この前の予算委員会でも、私は環境の視点をWTOに入れるべきだということを申し上げました。そして、木材における関税収入というものをいわゆる国庫に入れるという場合ですけれども、それを逆に途上国、輸出国における植林などに使えば、それはそれで非常に意味...全文を見る
○広中和歌子君 お待ちにならないで御提案していただければと思う次第でございます。  それから、需要者というんでしょうか、受益者の立場に関しても、やはりこの関税率に反映されなければならないと思うわけでございます。関税率審議会というのがあるそうでございますが、そこに消費者の代表とい...全文を見る
○広中和歌子君 パーセントはどうですか。
○広中和歌子君 要するに少ないですね。もうちょっと主婦の代表みたいな方、普通の方をお入れいただいてもいいのじゃないか。私は何も生産者の声を消そうというようなことは思いませんけれども、やはりバランスということもあるのではないかと思います。  それから、関税当局としては、迅速な通関...全文を見る
○広中和歌子君 人数は足りていらっしゃるのですか。
○広中和歌子君 公務員の定員削減というのは一つの流れでございますけれども、これからますます必要になる部分というものに関してはやはりめり張りをつけた人員の配置というのが必要だと思いますので、大蔵大臣にそのことを申し上げておきます。  次に、関税協力理事会、WCOの地域プロジェクト...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございます。御活躍を期待しております。  次に、IDAそれからMIGAについてお伺いいたしたいと思います。  日本は数々の国際金融機関に出資をしております。いわゆる世界銀行グループと言われる中でも出資比率がいろいろ違っております。例えば、いわゆ...全文を見る
○広中和歌子君 このIDAへの融資というのは無利子でございますね。ですから、今回で十二回目なんですけれども、その増資、二千九百五十億円の払い込みをするわけですが、今までの累計で幾らぐらいになっておりますでしょうか。
○広中和歌子君 ここに銀行の専門家がいらっしゃるかもしれませんけれども、要するに利子なしで貸すということは、例えば十年ぐらいたてばただで上げてしまうというのと一緒ですよね。そういうことになるわけですよね。
○広中和歌子君 ある日この出資が不必要になるということはあり得るんでしょうか。
○広中和歌子君 そのような世の中になれば大変結構だと思っている次第でございます。  ところで、MIGAでございますけれども、日本は五千五百十二万米ドルを拠出していて世界で第二位ということでございます。今回の増資は設立以来初めてと聞いておりますけれども、この出資するお金四千二百二...全文を見る
○広中和歌子君 最後の質問になりますけれども、世界第二の経済大国として日本はさまざまな国際機関に多くの出資あるいは拠出をしているわけでございますけれども、その割に日本人の職員が少ないんじゃないかということはたびたびこの委員会でもまた別の委員会でも指摘されているところでございます。...全文を見る
○広中和歌子君 大蔵省を初め各省庁では留学させていらっしゃいますね、いろいろな世界の大学に。そういうときに学位を取らないで二年間ぐらい留学して帰る方が多いんじゃないかと思うんですけれども、学位を取ることを義務づけられたらいいんじゃないかと思うんです。国際機関では少なくともMA、そ...全文を見る
○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正す...全文を見る
03月24日第145回国会 参議院 本会議 第10号
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○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の所得税等負担軽減措置法案に対し、同案に対する民主党・新緑風会提出の対案と対比しつつ、政府案に反対する立場から討論を行います。  間もなく二十一世紀がやってきます。二十一世紀の日本には、高齢化、少子化、環境問題など、多く...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第10号
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○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました金融業者の貸付業務のための社債の発行等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融業者...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第11号
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○広中和歌子君 堺屋長官は経済改革、行政改革に大変熱心な方でいらっしゃいましたが、その方が経済企画庁長官になられた、そしてきょう審議されております国際協力銀行法の主務大臣である、そういう状況の中でまずお伺いいたします。  行政改革の一環として行われた特殊法人の改革と統合でござい...全文を見る
○広中和歌子君 この二つの機関の統合については国民の理解が得られないんじゃないかというような考え方もございます。  そもそも輸銀の業務の一部であったODAを分離して、これは一九六一年と聞いておりますけれども、OECFに移管された。その理由というのが、融資業務とODA業務とを同一...全文を見る
○広中和歌子君 OECFと輸銀の業務分担についてなんですけれども、ODA業務と非ODA業務を勘定としては確かに区分するということですが、商業ベースの融資案件を獲得するためにODAを活用するのではないかという疑念が生じがちでございますね。そういう問題にはどういうふうに対応していかれ...全文を見る
○広中和歌子君 つまり、統合後ODA業務で赤字が生じた場合、非ODA業務の黒字で埋め合わせをすることはないということでございますか。
○広中和歌子君 では、現在のようにプライムレートが非常に低いような場合、OECFの役割というんでしょうか、低金利で貸し出しをするという業務ですけれども、円借款と輸銀ローンとの競合関係というのは起こらないのでしょうか。
○広中和歌子君 先ほど林委員から統合のメリットについて御質問があり、既に堺屋長官にも一部お答えいただいたわけですけれども、職員数はどういうふうに変わっていくか。少しは削減されるのかと思ったら余り変わっていませんね。業務の重複する部分では、恐らくそこのところは削減され、トータルとし...全文を見る
○広中和歌子君 そうした方向性を期待しているわけでございますけれども、統合によりまして年間融資額が二兆六千億円を超えると。それは世銀並みの規模になるというふうに伺っております。  一つの国が世銀並みの海外融資機関とODAをあわせ持ったものを持つわけですけれども、このような規模に...全文を見る
○広中和歌子君 それで、主務官庁についてお伺いいたしますけれども、この銀行がなぜ企画庁と大蔵省の共管になっているのか。それぞれがどういう部分を担当なさるのでしょうか。
○広中和歌子君 何だか数合わせのような気がしてしようがないのですけれども、ODAの調整ということを先ほど目的としておっしゃいましたね。そういう意味では、どこか一つの省庁で最終的な責任を負う構造にするべきではないでしょうか。私は経済企画庁でも結構だと思いますけれども、どうしてそのよ...全文を見る
○広中和歌子君 だれかが比喩的に使っていましたけれども、ホッチキスでとめたような統合だとか、あるいは男女共学の学校をつくろうとして女子校と男子校とを一緒にした、校門は一つになったけれども授業は全然別でやっていると、一時そういうことがありましたね。そういう比喩を使う人がいるわけでご...全文を見る
○広中和歌子君 それから、きのうお伺いしたのですが、たまたまかどうか知りませんが、総裁はお二人とも大蔵省出身でいらっしゃるわけですけれども、総裁ポストというのは、経済企画庁から大蔵省からと、今までの日銀のようにやっていくのか、それとも堺屋長官みたいにぽんと一般から登用するというよ...全文を見る
○広中和歌子君 今までのやり方ですと大蔵からの出向者が非常に多い、またはほかの省庁からの出向者も多くて、トップポストというのはかなりそういう省庁出身者の方に占められているということを伺うわけですけれども、それは士気にまず影響しますね、働いている人の。非常に重要な仕事をしている機関...全文を見る
○広中和歌子君 恐れ入りました。  先ほども林委員から御質問が出ましたし、それから前回の委員会で私も触れたわけでございますけれども、ケルン・サミットでの債務帳消し問題についてですが、サミットで必ず議題に上がって、我が国は対応しなければならない、そういうところに来ていると思うんで...全文を見る
○広中和歌子君 その対象となる債権でございますけれども、もう既にそれを分けて分類を始めていらっしゃるでしょうか、さもなければ急に対応はできないわけでございますので。それは大体幾らぐらいになる予定でございましょうか。
○広中和歌子君 時間が押してまいりましたので急ぎます。  この新しい銀行には協調融資を行う民間銀行の債権を譲り受ける業務が盛り込まれているわけでございますが、海外業務を行う銀行の不良債権を公的資金で賄うことに結果としてならないんでしょうか、それをお伺いいたします。  それから...全文を見る
○広中和歌子君 では次のテーマですが、新銀行はその国際的に果たす役割の大きさからいってもどんな国際援助を行っていくかということが注目されるのではないかと思います。また、対外戦略としても、国際協力銀行の理念として、ODA大綱に盛り込まれておりますところの人道的配慮とか環境保全とか人...全文を見る
○広中和歌子君 環境問題に関しましては、宮澤大蔵大臣が総理でいらしたときにリオで環境会議が開かれ、そのときに環境ODAというコンセプトを出され、それ以来随分前進していることを大きく評価させていただきたいと思います。  最近、ここ十年ぐらいですか、それ以前かもしれませんけれども、...全文を見る
○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました国際協力銀行法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国際協力銀行法案に対する附帯決議(案)  ...全文を見る
05月18日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第14号
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○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました国民金融公庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合、自由党及び参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国民金融公庫...全文を見る
06月03日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第17号
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○広中和歌子君 私は、日本政策投資銀行法案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨及び概要について御説明申し上げます。  本法律案は、特殊法人の整理合理化及び経済社会情勢の変化に応じた業務の効率化...全文を見る
07月28日第145回国会 参議院 本会議 第40号
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○広中和歌子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました国旗及び国歌に関する法律案に対して、総理並びに関係大臣に質問させていただきます。  日の丸は、日出る国日本の力強さと誇りをあらわすシンボルとして多くの国民に親しまれており、また古今和歌集を原歌とする君が代...全文を見る
08月03日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第20号
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○広中和歌子君 私も、冒頭の質問は実を言うと質問通告していないんですが、林委員の御質問に触発されまして、質問させていただきます。  この御報告の中で、「デフレ懸念の払拭が展望できるような情勢になるまで、現在の思い切った金融緩和基調を維持し、金融面から、物価の安定と経済の回復をし...全文を見る
○広中和歌子君 時差ということは大変面白い点だと思います。レーガンそしてブッシュ、二つの政権がやったことのクレジットというのはクリントンに引き継がれているわけでございますから、自民党政権もそういうことがないように、よそごとながら御忠告申し上げる次第でございます。  後ほど御質問...全文を見る
○広中和歌子君 アメリカの場合ですけれども、十数年前にSアンドL、セービングス・アンド・ローンアソシエーションがばたばた倒産したときに、千人ぐらいの経営者が逮捕されると同時に、千人ぐらいの公認会計士も逮捕されたということでございます。逮捕そのものが目的ではないんですけれども、アメ...全文を見る
○広中和歌子君 一部に日銀納付金との相殺で処理をしようという、言ってみれば日銀から国庫に納めるべきお金の中からという声もありますけれども、もし財政でしなければならないのであればきっちり責任の所在を明らかにしながら、そういう処理の方が好ましいのではないかということを申し上げ、次の問...全文を見る
○広中和歌子君 この決済性資金についてですけれども、例えば国民金融公庫などで一時立てかえをするというようなこともその御判断の中に入っているんでしょうか、お伺いいたします。
○広中和歌子君 先ほどちょっと申し上げましたサラ金の金利問題でございますけれども、ともかく非常な高金利で消費者にお金を貸している。その結果として非常にたくさんもうけておられるわけでございます。例えば、武富士は一千八百億の経常利益を上げ、プロミスは八百八十二億円でございます。信じら...全文を見る
○広中和歌子君 終わります。  ありがとうございました。
08月06日第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第22号
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○広中和歌子君 残りの貴重な時間をちょうだいいたしまして、新宮澤構想について再度御質問させていただきたいと思います。  タイのバーツの下落に始まるアジアの通貨危機、そしてそれが経済危機に広がる中で新宮澤構想というのが発表され、それが三百億ドルという大きなお金、円に直してみました...全文を見る
○広中和歌子君 これは緊急の経済対策でございますから、従来型のODAと違うということはよくわかるのでございますけれども、しかし三百億ドルの新宮澤構想ということで、多くの期待も集まっております。昨日、私、UNDPのアジア太平洋局長から訪問を受けまして、そして急遽、新宮澤構想に対して...全文を見る
○広中和歌子君 本当にこれは誤解に基づくものかもしれませんし、私も三百億ドルというと一つのODAの延長線のように考えていたわけでございますけれども、これは緊急の経済対策であるということで、無理なのかもしれません。  ただしかし、同じお金が使われるのであれば、日本政府の方針として...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般職の...全文を見る
12月14日第146回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○広中和歌子君 民主党・新緑風会の広中和歌子でございます。  総務委員会に属するのは今回初めてでございまして、しかも最初の質問でございますので、見当違いな質問もあるかもしれませんけれども、どうかあらかじめ御容赦いただきたいと思います。  このたびの法案でございますが、官民交流...全文を見る
○広中和歌子君 民間企業にPRをしながら広く公募していきたいということでございますけれども、厳しい雇用情勢の中で公務員の方に来ていただきたいという企業はどのくらいあるというふうに今の段階で想定していらっしゃいますでしょうか。  それからまた、民間企業から官庁に出向くという場合で...全文を見る
○広中和歌子君 数日前でしたか、テレビを見ておりましたらば、教職員の方、学校の先生、高等学校の先生が民間に研修にいらっしゃる、三カ月とか半年とかということで。高校の先生なんですけれども、ホテルに研修に行く、あるいはデパートに研修に行くということで、そのメリットについて、いわゆるサ...全文を見る
○広中和歌子君 一生のうち一つの会社に勤め、あるいは一つの省庁に勤めて終わるという時代から、人生の中で幾つもの職業を体験するという時代に今入っているんじゃないかと思います。そういう仕事のフレキシビリティーということが求められている中で、この官民交流法というのは、趣旨としては大変結...全文を見る
○広中和歌子君 今、私が申し上げるまでもなく、グローバル経済、そして非常に円高である。そういう中で、日本の賃金は国際的に非常に高くなっております。そのゆえに空洞化がどんどん進んでいる、また企業などでも激しいリストラを行わなければならないというのが現状ではなかろうかと思います。 ...全文を見る
○広中和歌子君 日本企業の特色として、ボーナス制度とそれから退職金制度というのがございます。これについてですけれども、これは報償なんでしょうか、それとも賃金の後払いという性格があるんでしょうか、それとも生活給なんでしょうか。お伺いしたいと思います。
○広中和歌子君 戦後、人が足りなくて安い月給で若い人が入ってきてくだすって、しかし年功序列賃金で長く勤めていただければ給料は上がるよ、それから長期に勤務したということの報償金としての退職金もあるよと、そういうことで今の勤労者、サラリーマンは働いてきたんだろうと思います。しかし、そ...全文を見る
○広中和歌子君 それから、ついでに雇用不安ということの中でお伺いしたいことがあるんです。  日本の公務員制度におきましても、それから一般の企業におきましても、どちらかというと満遍なくいろいろな部署を体験さすことによってゼネラリストをつくってきたということがあるのではないかと思い...全文を見る
○広中和歌子君 私、アメリカに長く住んでいて、三十代の半ばぐらいでしたけれども、日本に戻るたびに求人情報というのを見ていたんです。子供もだんだん大きくなりましたから、私の第二の人生で何ができるかということでよく見ていたんですけれども、例えば学校の先生になるのでも三十二歳が上限でご...全文を見る
○広中和歌子君 では、中谷先生、元一橋大学の教授で、ソニーに社外重役、普通の重役ではなくて社外重役として入られたいということになりましたときに御許可がなかったということでございますけれども、そことの兼ね合わせはどうなるんでしょうか。
○広中和歌子君 社外取締役というのは欧米などで使われている制度でございまして、多分日本ではそういうのがようやく最近入り出したので、いろいろまだルールづくりができていないんじゃないかなという気がいたします。  それで、アメリカの場合ですけれども、十分にお調べになったとは思いますけ...全文を見る
○広中和歌子君 どうもありがとうございました。  終わります。
○広中和歌子君 私は、ただいま可決されました国と民間企業との間の人事交流に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、社会民主党・護憲連合、自由党、参議院の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国と民間企業との間の...全文を見る