広野ただし

ひろのただし



当選回数回

広野ただしの2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第156回国会 参議院 本会議 第2号
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○広野ただし君 私は、自由党・無所属の会、国会改革連絡会、通称国連の広野ただしです。私は国連を代表して、さきの政府の財政演説に対して、総理に質問をいたします。  まず、政治改革の問題です。  御承知のごとく、現在の日本を取り巻く内外情勢は本当に危機的状況にあります。このような...全文を見る
03月10日第156回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今日は決算委員会全般質疑ということで、決算の面、特に税金の無駄遣い、あるいは行政の無駄、あるいは事業の無駄というようなことをチェックするという意味から質問をさせていただきたいと思います。  まず、午前中...全文を見る
○広野ただし君 総理に伺います。  民間にできることは民間にという考え方からいいますと、まず地方自治体ありきというのがやはりおかしいんじゃないかと。民間も含めて、シーガイアのように民間も含めて、大いにまず民間の方にという思いで公募入札をしたらどうかと思いますが、いかがでしょうか...全文を見る
○広野ただし君 千九百億のものがわずかに今、四億ちょっとしか入ってこないということなんですね。そういうたたき売り、投売りしているような状況、正に年金を何か食いつぶしているような話だと思うんですね。  そのほか、社会保険庁自身が健康センターですとか健康づくりセンターというのを作っ...全文を見る
○広野ただし君 ところで、この年金の積立金百四十七兆円、まあ税収の何層倍にもなるわけですが、それがあります。そして、そのうち自主運用ということでですね、四十兆円が年金基金が運用をするということで、この基金が、先ほどもありましたけれども、国内株式等の減価によって株価が下がったという...全文を見る
○広野ただし君 やはり政治というのは最後は結果ですから、それだけの欠損を出すということは全く不適格ということだと思います。  そしてまた、今度は物価に見合って〇・九%下げる、こういうことでありますから、やはり慎重の上にも慎重、ちゃんと殖やす方にいきませんと、何のための運用をやっ...全文を見る
○広野ただし君 ところで、今年の三月で金融機関に対する破綻処理といいますか、これが大体処理をされる。今まで資金枠としては七十兆円のこれまた大きな資金枠があったわけでありますけれども、それに対して銀行、金融機関等に対して十八兆円の資金贈与をやった。あるいは、そのほかどのような資金の...全文を見る
○広野ただし君 十八兆円、そしてまた国民の側に戻らないお金が約十兆円ですね。そのほかいろいろと加えますと大体三十五兆円使われていると、こう考えていいですか。
○広野ただし君 じゃ、七十兆のうち、例えばいろんなシステミックリスクが出てきた場合にどれだけの資金余裕があるのか、このことについて教えてください。
○広野ただし君 詳細やる時間がございませんが、いずれにしましても、決算的な立場からいいますと、銀行は本当にいいねと、金融機関はいいねというのが庶民の感覚だと思うんですね。大変な公的資金をもらいながら、なお給与等は非常に高い。製造業に比べますと大体倍だという状況です。そして、公的資...全文を見る
○広野ただし君 じゃ、簡単に。
○広野ただし君 健全にちゃんともうけておれば、中小企業もあるいは庶民も何も言わないんですね。しかし、もうほとんど公的資金が入るということは正に破綻寸前というようなことなので、そういうところが外から言うとうらやむような給与を取るというのは誠におかしいので、何か二割減りました、三割減...全文を見る
○広野ただし君 やはり会計検査というのは行政のチェック、特に、お金の面から税金の無駄遣いがないようにという観点でのチェックが非常に大事な、ですから独立機関としてあるわけで、私は、行政、どちらかというと、だから行政にくっ付いているんですね。ですけれども、やっぱり国会の下に置くという...全文を見る
○広野ただし君 財務大臣、今おっしゃったことをよくまた覚えておいていただきまして、会計検査院機能の充実、ああ、そんなこと言ったかなということじゃなくて、これはきちっとまたやっていただきたいと、こう思っております。  ところで、先ほども話がありましたが、会計検査の報告を財務大臣は...全文を見る
○広野ただし君 最後の質問にさせていただきたいと思いますが、今日、与野党抜きで決算については鋭い切り込みがあったと思うんです。そういう中で、もしこの決算が否決をされたという場合は総理はいかなる責任を取られますか。
○広野ただし君 された場合、された場合。
○広野ただし君 否決されたことがあるんですから。
○広野ただし君 予算が否決された場合は、やはり最重要案件ですから内閣総辞職ということになります。決算につきましても、これは昭和四十四年の佐藤総理が、佐藤栄作総理が、万が一そのような事態があったとすれば、その場合の方策としては、御勧告の総辞職だけではなく、国会の解散ということもあり...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。  終わります。(拍手)
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  外交・防衛問題をまず冒頭やりたいんですが、官房長官が見えてからやらしていただきますので、まず現下の経済情勢、非常に憂うべき状況にあると思いますが、昨日、若干上方修正をしたと、こういうようなことでありますが...全文を見る
○広野ただし君 かねがね私は、竹中大臣のこの月例報告とか経済認識について非常に甘いということを言い続けてまいりました。底を打ったとかいろんなことを言ってきておりますが、我々が地元等で聞きます認識はそういうものではなくて、みんなもう悲鳴を上げていると、こういう状況であります。それを...全文を見る
○広野ただし君 竹中さんも総理もそうですが、株価のことを聞きますと、海外も下がっているんですよと、こうおっしゃるんですね。人任せなようなことばっかりおっしゃる。やはり日本の実体経済がもっと良ければ、日本だけが独歩高ということだってあり得るんですね。世界をリードするということだって...全文を見る
○広野ただし君 イラクをめぐる情勢は昨年来から非常に緊迫をしていた。そして、それによって経済がどうなるだろうかと、いろんな考え方があったわけであります。そのことについて一切入っていないんですか。
○広野ただし君 この予算を見ますと、私はやっぱり大変な緊縮予算になっていると思います。  小渕総理のときは、補正後、結局これは年度の全体の予算支出というものが経済に大きな影響を与えるわけですから、例えば一・一七%伸びた、あるいは〇・八四%伸びた。平成十年度に一二%伸ばしているも...全文を見る
○広野ただし君 この間の補正予算、十四年度補正予算を入れますと補正後予算が八十三兆六千億になるんですね。今度は当初予算は八十一兆七千億ですから、これでまたマイナス、二・二七%マイナスになる、こういうことになってまいりますから、これはやっぱり補正後予算と合わせますと十五年度予算はマ...全文を見る
○広野ただし君 結局、対策というのは結果ですから、小渕さんのときは、ちゃんと経済は復活しそうなところまで行ったんですね。ですけれども、今回の場合、緊縮をやっていますからぐっと下がっていると。こういうことを、これは要するに、やはり小泉経済政策、竹中経済政策の私は失敗だと、こう思いま...全文を見る
○広野ただし君 現下、特に日銀と一体的な運用というようなことで、当座預金残高二十兆円を超すようなことをやっておりますが、しかしなかなか中小企業には回ってこないと、こういうことであります。  中小企業の貸出し残というのはもう大幅に減っているんですね。これは何回も私も申し上げており...全文を見る
○広野ただし君 しかしながら、これも結果だと思うんですね。ですから、政府系金融機関、中小金融機関も大体横ばいからマイナスですね、三、四%減少をしていると。ですから、結果としてはやはり中小企業が悲鳴を上げ、そして倒産件数が二万件、年間二万件近くになると、こういうことになっているんだ...全文を見る
○広野ただし君 もっと強力に、かつての窓口指導ぐらいをやるくらいのことをやりませんと、これはもう本当に中小企業は悲鳴を上げるということだと思います。  ところで、社会保障関係ですが、やはり大変な負担を国民の皆さんに強いているということだと思うんですね。実際、ですから年金も引き下...全文を見る
○広野ただし君 四兆円近い国民への負担、このことについて竹中大臣、どうですか。
○広野ただし君 それでは、外交・防衛問題に移りたいと思います。  本日、ブッシュ大統領の四十八時間以内への最後通告といいますか、そういうこと、そしてまた小泉総理の午後の記者会見ということで、アメリカの方針を支持をする、そしてまた武力行使も妥当の、妥当なのかなと、こういうようなお...全文を見る
○広野ただし君 じゃ、現在、その新決議案が採択されなかった、採択されていない、こういうところにおいて、望ましくない状態なわけですかね。結局、世界の世論が一致できないと、こういうことでしょうか。
○広野ただし君 国際世論は必ずしも一致していないと私は思っております。  ところで、どういう理由で米国の方針を支持すると、こうおっしゃっているんでしょうか、官房長官。
○広野ただし君 国連憲章では武力行使をやるということが許されるのは二つだけだと、こういうことなんですね。一つは安保理決議に基づいてやっていく、そしてもう一つは自衛のための戦いと、こういうことでありますが、米国の方針を支持をされていると、こういうことについて、官房長官、どういう理由...全文を見る
○広野ただし君 国民の皆さんは、国連決議一四四一だとか、国連決議六八七だとか、六七八ですとか、そう言われたって分からないんですよ。  実際、国連の憲章にありますように、二度の大戦を経て二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨事から将来の世代を救いと、こういうようなことを言...全文を見る
○広野ただし君 その最後の、我が国もそれを支持したいという、そこのところの理由をもう少し明確に答えていただきたいと思います。
○広野ただし君 それは各国、安保理各国だってそういうことを考えているんですよ。だけれども、結局この安保理決議が得られない、そしてアメリカ、イギリス、スペインだけがこう行くという実態の中で、日本がどうしてそれを支持をするのか。そのことをもう少し明確に、官房長官、教えてください。国民...全文を見る
○広野ただし君 今まで政府は新決議案があった方が望ましいと言っていながら、新決議案が採択をされない、そういう中でアメリカを支持する。  日本は、憲法にありますように、私も前文をよく読んでみるんですが、恒久の平和を念願し、我らは、世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のう...全文を見る
○広野ただし君 そして、日本は覚悟を決めなきゃいけないんですよ。今度はイラクから敵国とみなされますからね、今度は。本当にその覚悟があるのかどうかということなんです。  イラクは世界じゅうを今度はテロをするんだと、こう言っているわけですね。日本の中でテロが起こったときに、ちゃんと...全文を見る
○広野ただし君 私は、本当に日本にその覚悟があって、その準備をちゃんとやっているのかどうかということに非常に懸念を感ずるんですね。アメリカのままにただ付いていくということであっては、それこそ、本当にずるずるずるずるとどこまででも付いていくと、こういうことになるんですね。  です...全文を見る
○広野ただし君 そのイラク周辺に対することだけじゃなくて、国内はどうなんですか。あのサリンのときだって大騒ぎ、そしてこの有事法案においてもテロについての考え方が全くない、これでどうなるんですか。
○広野ただし君 じゃ、北朝鮮に対しての脅威はどうなっていますか。じゃ、この日本海側にイージス艦を三隻ぐらい並べるんだとかという話ありますが、並べたとして、どういう防衛ができるんですか。
○広野ただし君 日米同盟があって、北朝鮮の脅威に対してというようなことをおっしゃっているわけですが、日米同盟、これも安保条約はやはり防衛的な考え方だと思うんですね。それをイラクにまで拡大をしていく、誠に攻撃的なものに変質させようとしているんじゃないかと私は思っております。  そ...全文を見る
○広野ただし君 北朝鮮はIAEAから脱退をし、そして査察官を国外退去させました。そして、シルクワームというミサイルを、艦対、地対空、艦ですか、撃った。テポドンだって間もなく発射されるかもしれない。これ、どうなんですか。信頼しているんですか。
○広野ただし君 日本の国内から日本人を拉致をし、そして武装工作船が周りをうろうろしている。しかもとんでもない行為をしている。これがどうして信頼できるんですか、防衛庁長官。
○広野ただし君 もう明らかに瀬戸際外交から踏み出して、とんでもないことをやりつつあると私は認識しておりますが、結局、九・一七の平壌宣言というものがあって、これを後生大事に守ろうとしているだけなんじゃないですか。私は、もう既にこれをほごにすべきだと思いますが、官房長官、どうですか。
○広野ただし君 北朝鮮に対しては太陽政策を取り、そしてイラクに対しては大変な武装解除を迫って締め付けると。このことについては何かそごがあるんじゃないんですか。
○広野ただし君 北朝鮮も九二年から核開発をずっとやっているんですよ。プルトニウムでもう核が二つぐらいあるんじゃないかと、こういうことでしょう。そしてまた、ミサイル開発もやっている、武装工作船は来る、拉致はされると、これでいいんですか。防衛庁長官、どうですか。
○広野ただし君 最後に。  結局、北朝鮮に対しては太陽政策を取り、イラクについては本当にアメリカ追随をする、その時々のですね。日本の外交の原則というものが全くないということを述べて、終わります。  ありがとうございました。
03月20日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。  イラク攻撃が始まったようでございます。私は、やはり平和的手段で大量破壊兵器の廃棄をやるということが大事なことで、このイラク攻撃に対しては反対ではあります。しかし、その影響を、日本の国家として影響ができるだけ...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 本会議 第13号
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○広野ただし君 私は、自由党・無所属の会、国会改革連絡会、通称国連の広野ただしです。私は、国連を代表して、ただいま議題となりました産業再生関連三法案について、まず総理に質問いたします。  小泉内閣が発足して間もなく二年になります。この二年間に日本経済は悪くなる一方で、正に危機的...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会の国会改革連絡会、広野ただしです。今日もしんがりでありますが、御質問をさせていただきたいと思います。  昨日、本会議場でも伺ったわけなんですけれども、やはり企業の生き死にを官主導で決定をする、あるいは企業の存続を官主導で決定をすると。こういうこ...全文を見る
○広野ただし君 やはりその根本のところが大切だと思うんですね。  例えば、中小企業でも自分たちは全部自立してやっているんですね。それが倒れていく。ところが、片一方では救われると。これは何でなんだと。そしてまたもう一つ、今まで例えば法的整理をした幾つもの企業があります。大企業が一...全文を見る
○広野ただし君 否定的とかそうじゃなくて、大変な不公平なことをやるということだと思うんですね。  特定の企業さんの名前を出して申し訳ありませんが、じゃ流通企業でそごうさんというのがありました。一兆五千億円もの債権放棄を受けて、大変な苦労をして前倒しで立ち直った。それを今度は、ま...全文を見る
○広野ただし君 元々、私的整理というところに非常に不明朗なものが出るわけですね、こちらを救ってこちらを救わない。しかし、それはあくまで民間がやっている限りそのことについては余り問題が出ないんです。ところが、お上がやるというところに今度は大きな問題が出るんですね。税金を使って、片一...全文を見る
○広野ただし君 もう一つ、じゃ翻って、やはりじゃそういうこの企業を救うということについては、こういうことで、こういう理由でやりますということをできるだけ透明にお示しをいただくということが最低の条件ではまずあるだろうと思っております。  ところで、十兆円の政府保証ですが、私どもは...全文を見る
○広野ただし君 それでは、これは十兆円を限度としてということであって、十兆円以上に増やすということはないんですね。
○広野ただし君 それと、先ほどから買取りの問題が出ておりました。債権を買い取って後また売却をする、回収に入るということがあるんだろうと思うんです。それはいつの時点になるのか、私も詳細よく分かりませんが、出口のところとか何か言っておられますが。  ところで、比較的順調にいきました...全文を見る
○広野ただし君 その返ってきたものを私は別勘定にすべきじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○広野ただし君 ですから、回収に入った場合に入ってきた金額をまた使うということになりますと、十兆円を限度にしてというのとまた違って増えるわけですね。そのことをどうお考えでしょうか。
○広野ただし君 まだ残余の質問がありますが、時間になりましたので終わらせていただきます。
03月26日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  現在の経済情勢、大変危機的な状況にあると思っておりますが、その一つに産業の空洞化問題があると思っております。投資が外に出ていく、あるいは職場が外に出ていく、仕事が外に出ていくと。本来であれば国内で民間設備...全文を見る
○広野ただし君 やはり、開業率といいますか、ビジネスをどんどん起こしていくということが、私は、今、大臣が言われたもう一けたも二けたも多くないと駄目だと思うんですね。やはり、今六百万社ありますけれども、そういうものが、例えば二十万社、三十万社、五%ですと三十万社増えますと、そこに五...全文を見る
○広野ただし君 ところが、ミリタリーバランスですと……
○広野ただし君 もういいです、そこのところは。傾向だけで結構です。
○広野ただし君 私は、中国が発展をすること、また安定をすることはアジアにとってもまた日本にとっても大切なことだと思っております。  しかし、やはり対等の関係を作っていくということであって、ODAの援助をしていくということについては厳密に見直していただきたい。実際アメリカは、これ...全文を見る
○広野ただし君 大臣、これはもしものことがありますと、これは完全に日本の経済の足をまた引っ張りますし、これは是非、大臣の下にちゃんとした対策本部ぐらいを作っていただいて万遺漏なきように是非やっていただきたいと思いますが、最後に見解をお聞きして、終わります。
○広野ただし君 ありがとうございました。
03月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会の、国会改革連絡会の広野ただしです。  先日に続きまして、質疑を続行させていただきたいと思います。  やはり企業の再生といいますか、企業の経営というのは、日産のゴーンさんが非常に端的に見事にやられたと思いますけれども、やはり経営者の手腕、そし...全文を見る
○広野ただし君 先ほどお二人とも言われました中小企業は、私は確かにそれに代わる人材がいない場合が確かにあるかもしれません。だけれども、大企業の場合はこれはもうしっかりとその責任を取ってもらうということを、まあ奥歯に挟まったようなことではなくてはっきりとやっていただきたいなと、こう...全文を見る
○広野ただし君 私もそれを主な目的にということを言っておるわけじゃありませんで、少なくともこの企業は救われ、この企業は救われないということになるわけですね。しかも、ある意味でゼネコンなんかでよく言われますのは、おれらは一生懸命やって利益を出してきたと、片一方は何かある意味でずさん...全文を見る
○広野ただし君 ところで、土木建設業あるいは不動産業におきましてはもう既に債権放棄が行われて、なお復活ができないという企業がかなりあるわけですね。それがある意味でまた現下の経済情勢を引っ張っているという点もあるわけなんですが、そういう本当にこの土木建設業、先ほどもちょっとお聞きし...全文を見る
○広野ただし君 特に準ゼネコンと言われる、一度の債権放棄、更には二度の債権放棄という形で受けているような、この間どなたかもおっしゃいましたが、正にゾンビ企業になるような、そういうような企業を本当に復活させるということになるんでしょうか。
○広野ただし君 私の立場は、先日も申し上げましたが、民がなすべきところは民に任せるという正に小泉総理の、正に企業の生き死にあるいは存続について、法的整理をやるなら法的措置があるんですからそこでやっていくということであって、政府が関与するべきではないと、そこに関与するところによって...全文を見る
○広野ただし君 ここにおそろいの大臣及び有力閣僚といいますか、の方々は将来もあり、また非常に清潔な方々と私は信じておりますが、自民党内においてやはりこういう再生機構で救われた企業あるいは買い取った銀行というところからは献金は自粛をするという声を是非大きくしていただきたいと思います...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。  今日は、三人の参考人の方、本当にありがとうございます。私が最後でございますので、よろしくお願いいたします。  まず、斉藤参考人にお伺いをさしていただきますが、最近、日本の倒産法制、倒産関連法制も非常に整備...全文を見る
○広野ただし君 やはり社会的な公正といいますか、経済社会における公正、あるいは不公平のないようなということの中でやはりやっていくことが私は長い目で自由主義経済を大きく発展させる、民間企業出身でいらっしゃるからよくお分かりのことだとは思うんですが、いうふうに思っております。  そ...全文を見る
○広野ただし君 それと、やるとしてある程度の国民の痛みを伴うというのはやむを得ないことではないかというふうなお話もございましたが、日産のゴーンさんでも最初、非常にある意味では厳しいことをやってV字型に復活させられたわけで、大変なお力を持ってやられたわけですが、私は斉藤参考人に是非...全文を見る
○広野ただし君 成川参考人にお伺いしますが、やはり働く労働者に対する配慮というのは非常に大切だと思います。時々いろんな、再建に当たっては非常に経営者もしっかりと話をされるというのが再建の一番大事な要素かなとは思っているんですが、不幸にして、例えば地労委だとか中労委等の方に持ち込ま...全文を見る
○広野ただし君 斉藤参考人に伺いますが、今のような地労委、中労委等に持ち込まれるような労使紛争、労使がしっかりしていないような案件等については、いかが扱いになられますか。
○広野ただし君 最後に、田作参考人に質問をさせていただきます。  本機構によって、私は、企業再生ビジネスといいますか、そういうものの芽を摘んでしまうおそれがあるんではなかろうかと。もちろん、規制ですとか何かを撤廃して、そういう中でやっていきますと、大いに再建ファンドですとか貸出...全文を見る
○広野ただし君 斉藤参考人には、是非、日本経済の言わば日産のゴーンさんのようにやっていただきたいと思いますし、また一方で、庶民感覚でちゃんとやっていかれた中坊さんのように、それなりにちゃんとやっていただけるように期待しまして、終わりたいと思います。  どうもありがとうございまし...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)、広野ただしでございます。  産業再生三法案、最後の質問になるんではないか、こう思いますけれども、やはりこの産業再生、重要なことは重要なんですが、そこに公的資金が入って国が関与をしてやるというところに私は非常にやはり問題がある...全文を見る
○広野ただし君 個別案件ごとではないというようなことのように聞こえました。  それで、もう一つ、この企業を支援するか、あるいは買取り決定ですとか、そういうことについては産業再生委員会が決定をするということになっているわけですが、私は再生委員会というのは専門家の集まりで、あるいは...全文を見る
○広野ただし君 今日、午前中も直嶋議員からもありました、やはり商法上の責任の問題もありますし、私は、この再生委員会に丸投げをして、言わばそこで決定をするというのは、これはある意味で役所の知恵、官僚の知恵で、ある意味でもう総無責任体制を作るためのものではないのかなと思うんですね。再...全文を見る
○広野ただし君 結局、公的資金でやることの難しさというのは、例えば債権を買い取るときに、余りにも安く例えば買いたたくということになるとまた一つの批判になるでしょう。また、物すごく高く買った場合には、いや、簿価との関係でどうなんだといって、また、これまた批判の対象になる。それをまた...全文を見る
○広野ただし君 例えば不動産でも、これはちょっと分野は違いますけれども、不動産の証券化ということをやはりやるために、不動産協会が非常に知恵を絞ってRIETというものをやっていったわけですね。ですから、これも金融商品の証券化というものをやっぱりやっていく、そして直接投資家からお金を...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。     ─────────────
○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  独禁法はやはり各種経済法の憲法とも言われる基本法だと、こう思っておりますし、それの、公取はその番人ということで、非常に重要な役割を担っておられると、こう思っております。  自由党の方では、各種業法、各種...全文を見る
○広野ただし君 やはり内閣府の外局に持っていった方が本当にいいことだと思いますので、この法律には賛成なんでありますが、やはり自由な競争を通じて日本経済の活性化を図り、またそれがひいては公正な利益を消費者にももたらすという意味で、独禁法のそれが根本だと思っております。  ところで...全文を見る
○広野ただし君 非常に前向きの御答弁をいただきました。  そして、最近の公取委員会は、私は非常に規制改革に絡んで頑張っておられると思うんですね。本当に、先ほども申し上げましたけれども、日本の経済、本当に自由主義経済かなと思うくらいにすさまじい規制が掛かり、官の関与が多い。本当に...全文を見る
○広野ただし君 終わります。どうもありがとうございました。
04月14日第156回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  債権放棄問題について伺いたいと思うんですが、ゼネコンの合併等、ゼネコンを救うために銀行が債権放棄をすると、こういうことが非常に多く行われているわけです。中小企業の場合はなかなか債権放棄を受けれるということ...全文を見る
○広野ただし君 健全行であれば、これは何をされても、それは民間の経営方針ですから民間の経営判断でやっていいと思います。しかし、公的資金、資本増強をしている、何か突っかい棒をしてもらわないとやっていけないんですね、そこは。もうよたよたの言わば病人なんですよ。その病人がまた債権放棄を...全文を見る
○広野ただし君 私は、例えば金融のシステミックリスクですとか、あるいは預金の保護ということに関して資金を、公的資金を投入していく、これは非常に大切なことだと思うんですね。  ところが、個々の銀行において、政府から突っかい棒をしてもらわなきゃいけない銀行、そこが更に自分の病状を悪...全文を見る
○広野ただし君 先ほども申し上げて、繰り返すんじゃないんですけれども、民間が、正に健全銀行で、自分たちの経営判断でやっていくということについては、私は何の問題もないと思うんです。何でもないというのもおかしいですけれども、それでもまだ、何で私たちは救われて、私たちは救われないのかと...全文を見る
○広野ただし君 官房長官については後でまた総括的に伺いますので。  それで、現在また産業再生機構ができ上がるわけでありますけれども、何回も債権放棄を受けてきている、そしてなお立ち上がれない、こういうところが産業再生機構に持ち込まれた場合、どのように判断をされますか。
○広野ただし君 前にも経済産業委員会でもお話ししましたけれども、片一方で、例えばゼネコンでちゃんとやっている企業があるんですよ。片一方は何回も債権放棄を受けて、なお今度は産業再生機構に持ち込まれると、何でそこまでそこをやらなきゃいけないんだ、健全な企業はまともにやっているのに、な...全文を見る
○広野ただし君 どうも竹中大臣のお話の場合は、余り個々の問題には入らないんだとおっしゃいますけれども、大変なお金が投入をされているんですね。納税者の立場からいうと、大変なお金がそこに投入をされている。そのことについて、個々のことは余り言われないんだと。これではどういう使い方をされ...全文を見る
○広野ただし君 最後になりますけれども、金融機関の場合は非常に大きな金額になっています。一兆円というのをどれくらいの大きさになるだろうかと見ますと、富士山の大体三倍くらいの高さになるんですね、富士山を飛び越してずっと行っちゃうんですね。それくらいの大きなお金が、金融機関の場合は三...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。  終わります。
04月16日第156回国会 参議院 経済産業委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。しんがりです。よろしくお願いいたしたいと思います。  今度の化審法、今までの本当に経済中心あるいは産業中心の世界、また公害防止あるいは人の健康被害ということから、もう一つ、我々の周辺の動植物等についての被害とい...全文を見る
○広野ただし君 そういうことでやっていただきたいと思いますが、実際、例えば農村地帯で農薬をまきますと、まいた人はマスクだとかやっているんですけれども、まいた晩は晩酌をやめるというぐらいのものなんですね。やっぱり飲み込みますから、吸い込みますから、お酒飲みますと血液の循環が良くなっ...全文を見る
○広野ただし君 また、もう一つは医薬品関係といいますか、医療用の廃棄物といいますか、これも最終的にはいろんな薬剤も使っておりますし、医療用用具も使っている、そういうものの廃棄物についての環境に与える影響というのは、これはいかがでしょうか。
○広野ただし君 環境大臣、お待たせいたしました。  各省それぞれやっておられるわけです。農水省そして厚生労働省、また経産省ということでありますけれども、本当に私たちの最終目的は、我々の環境に先ほど言いました小さな動植物も戻ってくるということだと思いますので、そこがちゃんとなるよ...全文を見る
○広野ただし君 ところで、先ほどもお話ありましたけれども、環境ホルモンですね。非常に微少、本当もう微少な、微少といいますか、成分の少ない場合においても次世代へ与える影響が非常に大きいものでありますが、この化審法では環境ホルモンは対象にまだなっていないということであります。  し...全文を見る
○広野ただし君 非常に前向きな答弁いただきましたが、環境大臣はいかがでしょうか。
○広野ただし君 環境中の動植物とちょっと違いますが、正に人間の場合は薬を飲んでいろんな意味でホルモンに影響を与え、また子孫に影響を及ぼすというようなことが多々あると思いますが、そういう情報を是非また環境省なり経済産業省にフィードバックしていただいて、環境ホルモンのことについても影...全文を見る
○広野ただし君 現在の少子化が何かそういう、私はストレスからくるんじゃないかというふうには思いますけれども、もし何らかのそういうホルモンに影響があってなかなか子供も生まれないということであってはならないと思いますので、是非厳正にまたやっていただきたいと思っております。  ところ...全文を見る
○広野ただし君 ブラジルですとかアメリカ等でアルコールを入れてやっているという、これもアメリカの場合は一〇%ぐらいに実際もう売れているというわけですね。ブラジルではもっと七、八〇%まで行っていると。ただ、余りたくさん入れて混合率が高いと何かいろんな問題が起こるようでありますけれど...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第10号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会の国会改革連絡会、広野ただしです。  昨日、化審法関係は環境委員会との連合審査で質問をさせていただきましたので、今日は揮発油等品確法のことについて質問をさせていただきたいと思います。  今回の改正は、高濃度のアルコール燃料といいますか、ガイア...全文を見る
○広野ただし君 アメリカも最初からアルコールを入れていたわけじゃないんですね。ですから、アメリカも既販車があったんです。そこから一〇%まで、E10まで入れているわけで、アメリカの例によく学んで、そんなに私は大変なコストが掛かるとは思えないわけなんです。しかも、日本車は海外向けには...全文を見る
○広野ただし君 これからもいろんなそういう新燃料油が出てくると思うんですね。そういう場合に、普通、法体系からいうと、何かグレーゾーンみたいなところは、本当に安全だとか何かじゃない、安全が本当に確保されないということだったらやればいいんですけれども、グレーゾーンみたいなところは勧告...全文を見る
○広野ただし君 これは例えば太陽電池ですとか風力のときもいろんな問題があるんですね。やっぱりそういう自然エネルギーのときになかなか既存の体制に入ってこない。しかし、RPS法なんかができますと、確かにこれは不安定な電源なんですけれども、それが入ってくると。こういうことになるので、や...全文を見る
○広野ただし君 余り明確な差がないところにおいて、大体今十円ぐらい違うんじゃないかと思いますが、こういうときの例えば不当表示といいますか、どこまでそういう考え方になるのか。公取委員長にお伺いしたいと思います。
○広野ただし君 私も価格差がどうのこうのということではなくて、やっぱりよく目を光らせておいていただいて、若干不当表示的なことになっては、さしたる差がないのに、先ほどおっしゃいましたけれども、レギュラーの普通のエンジンにハイオクを入れたからって伸びるわけじゃないわけで、そういう点は...全文を見る
○広野ただし君 何か、取れるところから取るとか、どうも綱引きの結果として諸税が決まるということであっては、日本の将来の経済をどう持っていくかとかという観点がどうも抜けていて、実際、石油諸税は四兆九千億もの大きな金額がそこから取られているわけです。  自動車関係税も、私もどれぐら...全文を見る
○広野ただし君 ありがとうございました。     ─────────────
04月24日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  省エネ・リサイクル支援法関係からまず質問をさせていただきたいと思います。  午前中からいろいろとありましたので重複は避けますけれども、今回、昨年ありましたエネルギー基本法にありますエネルギー政策の三つの...全文を見る
○広野ただし君 やはり炭酸ガス対策といいますか、地球温暖化の対策ということで、海外プロジェクトでどんとやるということになるとそれなりにやはり掛かるのかなとは思いますが、それが数千億円の上の方だと、これはもうある意味で別の財源を取らなきゃいけないでしょうし、下の方ですと、何かエネル...全文を見る
○広野ただし君 続きまして、電特関係ですが、午前中からもいろいろとありました夏場の電力需要が非常に逼迫をすると、こういうことで私は、昨年来からの電気事業者のいろんな責任もいろいろとあったと思います。そしてまた、私は国の責任もやはりあったんではないかと思っております。エネルギー政策...全文を見る
○広野ただし君 また、国がまず前面に立つということは非常に大切だと思いますし、自治体も私は、どうも身を引いたようなことを言うんではなくて、やはり国と自治体がしっかりとその危機管理に対応するということが誠に大切なことではないかと思うんです。  しかし、無手勝でいろんなことをやれと...全文を見る
○広野ただし君 今まで経済産業省は、いろんな意味で各行政機関の中でも非常に先進的なことを思い切ってやってきたところだと思うんですね。ですから、いつまででもひも付き補助金的なものにこだわるよりも、一番大事なのはエネルギーの安定供給ということであれば、そこはひとつ腹をくくって、是非、...全文を見る
○広野ただし君 西川副大臣、非常に尊敬をいたしておりますので、あれだったんですが。  それよりも、後段のところを是非お願いをしたいと思うんです。是非、助成の対象にしていただきませんと、私は、民間にだけ任せたんでは、これはなかなかできないんではなかろうかと思うんですが、大臣、いか...全文を見る
○広野ただし君 非常に前向きな御答弁いただきまして、是非、国の危機管理のためにもよろしくお願いをしたいと思います。  それと、先ほどもお話があったんですが、電特の方から新エネ関係のものを石特に移すという話になっています。ですから、そういう元々電特だ石特だというところが私はちょっ...全文を見る
○広野ただし君 私は、ごちゃ混ぜにしろと言っているんじゃないんですね。総合的にやることの方が、エネルギー政策、ベストミックスをやるときにいいんじゃないかと言っているんです。  例えば、じゃ、今まで太陽エネルギーですとか、太陽発電ですか、風力発電ですとか、それは電源多様化でやって...全文を見る
○広野ただし君 今直ちにというわけではないんで、長期的に、是非そういう考え方でお願いをしたいと思います。  時間も参りましたので、終わります。     ─────────────
05月07日第156回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野です。  現下の北東アジアにおける脅威といいますと、北朝鮮の問題であります。  ちょうど今から二年前、小泉政権が発足しました直後でありましたけれども、連休中でしたが、金正日の息子である金正男が偽装パスポートを持って日本...全文を見る
○広野ただし君 増田さんがそのときどういう判断をされたのか私はよく分かりませんけれども、北朝鮮が核の問題、そして武装工作船、そしてまた拉致ということで本当にひどいことを、日本に対して大変な脅威を与えていたと。しかも、あのときの情報では、CIAからの情報で、多分日本に不法入国するの...全文を見る
○広野ただし君 こういう能天気なことをやっていますと、日本の安全はまず守れないということだと思います。  装備だけの問題ではありません。やはりきちっと情報を取って、その後、実際九・一一が起こり、またその年末にはテロ工作船、テロ工作船というか武装工作船が鹿児島沖でああいう事態を起...全文を見る
○広野ただし君 本当にやはり日本の安全を預かる、日本の防衛を預かる、これは外務大臣あるいは防衛庁長官、もうあらゆる手段を通じて常に危機感を持ってやっていただかなきゃならない、こういうことだと思います。  もちろん、法務大臣とも連携を取って、あるいは国土交通大臣とも連携を取って守...全文を見る
○広野ただし君 それで、現在、北朝鮮は核を一発か二発持っているということを認めたということが言われております。そうしますと、これはミサイルに搭載できるものだとは思えません。しかし、これから一番心配になりますのは、それを武装工作船に載せて、それで日本海に来て、そしてどこかで自爆テロ...全文を見る
○広野ただし君 これは平成十一年に起こった能登沖の、これは不審船が逃げちゃったんですね。その反省を踏まえて、海上保安庁と海上自衛隊が共同行動を取るという、それをやっているわけですね。また、実際、共同訓練もやっているんですね。しかも、先ほど言っていますのは領海をもう既に入ってきてい...全文を見る
○広野ただし君 日本はどうしても、何といいますか、向こうは瀬戸際外交をやってきている、こちらはある意味で、私はまだまだ、何というんですかね、太陽政策的なことを日本はやっているということなんですね。とすれば、本当に交渉力のあるサミット諸国を巻き込んで、これはロシアとの間の北方領土問...全文を見る
○広野ただし君 正にそういう休眠国際機関といいますか、ただ形骸化したものがあるだけではどうにもならないんで、本当にめり張りの利いた外交を展開をしていただきたいということを要望いたしまして終わります。  どうもありがとうございました。
05月08日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  公益法人改革ということで、これは非常に大切なことだと思っておるんですが、どうも今回の経済産業省の法律、一歩前進ではあるけれども、もっと大胆に公益法人改革ができないのかというふうに私は思うわけです。  先...全文を見る
○広野ただし君 やはりここは思い切って官から民、まあ官ではないんですけれども、公益法人はやはり国の指導監督の下にあるということは間違いのないところで、そのところから、例えば委託をする、補助金を出すということになれば、やはり天下りと、こういうことにつながってくるわけで、やはり商法上...全文を見る
○広野ただし君 先ほども平田議員からありましたが、大企業であれば三〇%の法人税と、公益法人の場合は中小企業課税と同並みの二二%課税ということになっています。  いずれにしても、そういうことが、今度、例えば営利法人が入ってくる、商法上の営利法人が入ってくることによってイコールフッ...全文を見る
○広野ただし君 非常に前向きなお話をいただきました。やっぱり抜本的な改革をしていくときは民法、商法の根本的なところに是非手を付けていただきたいと、このように思います。  そしてまた、実際、現在、財団法人が本当に苦しんでいます。公益的なことをやりたくても金利が全くゼロに近いわけで...全文を見る
○広野ただし君 単なる休眠法人でなくて、もう一つ何か戦前からのもので所管がはっきりしないんだけれども経済産業省所管になるであろうと、なっているものも幾つかあるようですから、それも含めて是非もう英断を持って解散をしていただきたいと、こう思います。  それと、行政委託型の公益法人で...全文を見る
○広野ただし君 政府がやっています特殊法人改革はほとんどが独立行政法人というものになってまいりました。完全民営化というのは本当に数少ないわけであります。  やはり独立行政法人でも特殊法人でも、官と民とのいいところを合わせて良くするんだと。これはもう何十年やってまいりましたけれど...全文を見る
05月15日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第15号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  まず、特許法の改正について伺いたいと思います。  午前中にもいろいろとございましたので重複は避けますけれども、今回の改正によって、出願料は下がり、審査請求料は上がり、特許料は下がると、こういうことであり...全文を見る
○広野ただし君 やはりこのプロパテント政策、もう今日、各委員とも知財立国のことを熱っぽく言われましたし、みんなそういう気持ちで、それが日本の将来にとって極めて大事なことだという思いはみんな変わらないんだと思います。そのときに、今回の改正、やはり目標がないと、私は何のためにやるんだ...全文を見る
○広野ただし君 それで、午前中にも指摘がありました特許特会という一つの枠内だけで考えているところに一つの限界が出てくるんではなかろうかという気が私もいたします。  スモールエンティティーのアメリカの制度等を、日本でも例えば三百人以下は半額にしますとか、そういう制度を入れますとき...全文を見る
○広野ただし君 何といっても、プロパテント政策を実行していくという決意の下では、何かいろんなところから、やはり一般会計からでもいいですし、いろんな特会からでもいいですから、投入をして、やはりプロパテント政策を実行していくということが非常に大切なんじゃないかなと思っております。 ...全文を見る
○広野ただし君 大臣、もう一つ、特別法か何かを作って短縮化のための措置を講ずるという考え方はいかがでしょうか。
○広野ただし君 是非前向きに検討をいただきたいと思います。  それともう一つ、昨年でしたか、知財基本法のときに参考人等からもお聞きしたんですが、海外出願に非常にお金が掛かるということから、特にヨーロッパではEC全域に一つ申請をすれば効力を有する、こういうことが、二〇〇五年からで...全文を見る
○広野ただし君 特に国際競争、グローバルの時代でありますから、海外における特許権等の取得というのは非常に大切だと思います。  そのためにもう一つ、早期審査請求というんですか、早期審査制度というのがありますが、特に海外のものについては、国際的なものについてありますが、これを抜本的...全文を見る
○広野ただし君 正に国際競争の時代ですから、大いに早期審査制度を拡充していただくように、よろしくお願いをしたいと思います。  ところで、前の特許法あるいは知財法関係のときにもお話もし、そこの附帯決議にも入りましたが、不正競争防止法、模造品に対する対処の仕方、これはもうちょっと時...全文を見る
○広野ただし君 それともう一つ、入る方はそれでいいんですが、今度は出る方ですね。特に知的財産ですとか、あるいはそれに密着した精密部品、特に安全保障にかかわるような特に北朝鮮問題等があります。  そういうことで、出る方についてはどういうチェック体制、規制体制になっておるのか、そし...全文を見る
○広野ただし君 特にこの北東アジアにおける我が国にとって大変な脅威になっている北朝鮮に対する、これは特に迂回輸出等もありますから、是非目を光らせておいていただきたいと、このように思います。  ところで、景表法についての改正について伺いたいと思います。  BSE問題に絡みまして...全文を見る
○広野ただし君 そういうことではありますが、例えば食品衛生法とJAS法でいきますと、品質保持期限というのと賞味期限というのと、これがJAS法だし、食品衛生法だと品質保持期間というような、期限ですか、というようなことになっております。そしてまた、公正競争規約、この景表法でいきますも...全文を見る
○広野ただし君 じゃ、最後の質問になりますが、結局、ライバル企業との間に、非常に誇大な広告をしたり表示をするというようなことで、製品ごとあるいは業種ごとに公正取引協議会というのが八十三ですか、現在、公取さんの指導の下にできていると思います。その公正取引協議会の中にメンバーとして入...全文を見る
○広野ただし君 終わります。     ─────────────
05月22日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第17号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  下請代金支払遅延の方はまた別の機会に質問をさせていただくことにしまして、まず下請中小企業振興法の改正について伺いたいと思います。  制定以来三十数年、まずこの下請中小企業振興法によって、日本というのは今...全文を見る
○広野ただし君 先ほども御説明ありましたが、下請比率というんですか、これが六五%から四十何%、四七%まで下がったというようなことで、全体的には効果があったということなんでしょうけれども、詳細に見ていくと、先ほども御指摘がありましたように、振興計画は十二件しかなかったとか、世の中の...全文を見る
○広野ただし君 今、私は派遣事業を取り上げましたけれども、今回、下請代金でもソフトウエア業を情報成果物、役務という形で追加をされるということなんですが、私は、追加はいいんですが、もう業態あるいは下請関係というのは非常に幅広くて、今度入っておりませんが、商業においてもやはりあるんだ...全文を見る
○広野ただし君 ちょっと通告しておりませんけれども、公取委員長に、なぜそういう小売販売業等、特に大規模な店舗との関係なんかが対象にならないのか。やっぱり私は優越的地位の濫用というのはそういう分野においてもあるんじゃないかと。もちろん、土木、建設業は業法があって、ここからは除かれて...全文を見る
○広野ただし君 それでは、次に移らせていただきます。  小規模企業共済法の問題ですが、今度、予定利率を下げられるということであります。今この小規模企業共済制度で百三十五万人の経営者がいろんな形で苦労しながら頑張っておられるということだと思います。そして、平均しますと、十三、四年...全文を見る
○広野ただし君 昨年は、勤労者側の退職共済機構がやはり予定利率を引き下げたということであります。こちらは、二百六十万人のやはり働く人たちが掛けて、四十二万事業所ですか、やっておられるということです。みんな、それこそ大企業のサラリーマンと違って、中小零細の人たちの退職共済、本当に大...全文を見る
○広野ただし君 この小規模企業共済の方は七・六兆円ですか、資産運用をされる。そしてまた、厚生労働省のこの勤労者退職共済機構の方では三兆円の資産運用をされる。本当にこれは、その背後にたくさんの働く人たち、また経営者がそれを頼りにしておりますんで、是非、運用を厳格かつうまくやっていた...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  午後からずっと、もう四時間半ぐらいたちますから大変お疲れだろうと思いますが、決算委員会、やはり国民の税金を預かる大事な委員会でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。  まず、中山間地問題であ...全文を見る
○広野ただし君 六十五万ヘクタールなされているということでありますが、ただ、対象面積からいうとまだ八〇%ちょっとというところなんですね。まだ十数%がどうしてもなされない。ですから、集落協定、あるいは個別協定ですね、大いにやってもらって、是非この中山間地の水田を守り、それが緑あるい...全文を見る
○広野ただし君 なお、会計検査院も指摘をしているんですが、過疎化を防止する、あるいは中山間地を守るということでは、この直接支払制度もさることながら、総合的な政策を展開をしなきゃいけない。  私、今おっしゃいました高齢化の問題ですね、これはもう本当に大事なことで、それをどう乗り越...全文を見る
○広野ただし君 今やはり、特に地方は非常に厳しい状況にあって、呉服屋さんですとか伝統的な菓子屋さんですとか旅館ですとか、言わばそういうところがつぶれてまいりますと、地方の言わば文化が廃れてしまう、こういうことになるんですね。ですから、皆さん歯を食いしばって頑張っていますが、いかん...全文を見る
○広野ただし君 そういうことで、私は、中小企業の場合は特に人を見て貸していくということが非常に大切だと思っております。  中小公庫総裁、水口総裁は民間企業からの御経験もおありで、やはり血の通った融資をやっていただく、そういうことを是非期待をしたいと思いますが、水口総裁、そしてま...全文を見る
○広野ただし君 本当にやはり人を見て貸していただきたいなと思います。  保険でもって代位弁済というのも、そこに資金を入れるのも確かに大事なことではありますが、どうしてもそれは後ろ向きの後始末の話になっちゃうんですね。しかし、やはりソニー、ホンダ、みんな中小企業で、それが今や世界...全文を見る
○広野ただし君 終わります。
05月26日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○広野ただし君 国会改革連絡会、国連(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  それでは質問させていただきます。  川口大臣、G8の外相会議、本当に御苦労さまでございました。まあいろんな課題がございますが、私も時々厳しいことを言うんですが、今回実はスリランカに自由主義インター...全文を見る
○広野ただし君 スリランカは、大体千九百万人、そして北海道よりちょっと小さいくらいの国ですが、御承知のように、サンフランシスコ条約のときにジャヤワルダナ大臣ですかね、が真っ先に、憎しみは憎しみによってやむことなく愛によってやむんだという仏教の言葉を、実はこれ鎌倉の大仏さんのところ...全文を見る
○広野ただし君 私も、安保理については、現在の常任理事国五か国、それに日、独、伊を加える、そしてカナダ、豪州そしてまた印パを加える、そしてまたブラジルを入れる、八か国ですね。ですから、十三か国を常任理事国にする。そしてまた、アジア、中南米、アフリカ、欧州、中近東、それぞれ各国一つ...全文を見る
○広野ただし君 やはり、世界の平和と安全を守る意味で、国連が本当に具体的な行為が実施できるように直していかなきゃいけない、改革していかなきゃいけないと、こう思っております。  国連に対してお金も払っていないような国々が安保理にいて、そしてまた、これは日本もそうなんですが、いろん...全文を見る
○広野ただし君 何回も指摘をされたと思いますが、「宣戦布告」という映画がございます。そして、これは半島に工作員が上陸をしてきて、それが政府がなかなか、縦割りのまず情報組織になっておりますし、そしてまた、まあまあなあなあでなかなか決断をしない、また責任、非常に無責任な先延ばしをして...全文を見る
○広野ただし君 扇大臣の意気込みはいつもよく分かります。しかし、先ほどちょっと申しましたように、情報衛星もあります。そしてまた、船影もはっきりしてきている。そういうときに、私は、すぐ船舶検査命令を出して、そして警備行動を取って、そして防衛出動掛けませんと、これはもう入ってきちゃっ...全文を見る
○広野ただし君 領海内ならいいんじゃないですか。
○広野ただし君 訓練のないところに実際活動はできませんから訓練は大事なんですが、もう本当にそういう面では相手のあることですから遅いんですね。もう本当に自爆テロをやられたらどういうことになるかということだと思うんです。  ですから、また陸上に上がりますと警察活動という、治安活動と...全文を見る
○広野ただし君 今、おっしゃったようなものを、基本方針を事前に定めて、そしてそれを閣議決定をしておく、そしていざ起こったときにはきちっと対応をするというのが私ども非常事態対処基本法案です。何層倍も大事なことをあらかじめ出しておるということでありますので、基本法を是非しっかりと作っ...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  本当に今日、御三人の方、参考になる御意見、本当にありがとうございます。私が最後になりますから、リラックスしてお願いしたいと思います。  今、上田参考人が言われたことでもうほとんど尽きているんだと思います...全文を見る
○広野ただし君 それと、やはり今アウトソーシングの時代で、これだけのリストラですとかいろんなことをやる、リエンジニアリングをやっていく、もう企業のあらゆる分野で、財務会計ですね、営業を始めあらゆる、コンピューターはもちろん、それで製造部門までというようなことでアウトソーシングを求...全文を見る
○広野ただし君 公正取引委員会は、そういう特定の業種以外のものは独禁法で、そういう優越的地位を濫用するという場合は独禁法の不公正取引に当たるんで、それで見ます、こう言っているんですけれども、なかなか実態はそれができないということになっております。  ところで、上田社長、もう久し...全文を見る
○広野ただし君 私は、またそういう改善を訴え出た人をしっかりと保護する制度が必要だと思っておりまして、またそういうこともやっていかなきゃいけないかな、こう思っております。  それともう一つ、図面等が流出をするということで、先ごろ不公正競争防止法ということでそういう営業機密、もっ...全文を見る
○広野ただし君 横尾社長にまたお伺いしたいと思いますが、下請、孫請だけじゃなくて、四次、五次、六次だというようなお話もお聞きしたんですが、土木建設業なんかの場合はそのたびにピンはねがあって、単価がぐんぐんぐんぐん下がって、本当に実施者が来たときにはもう三割ぐらいあるいは二割五分ぐ...全文を見る
○広野ただし君 どうも貴重な御意見、ありがとうございました。
○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  下請代金支払遅延防止法の改正について伺いたいと思います。  下請関係、特に親分子分の関係といいますか、そういうのが色濃く残っているという面では、土木建設業が非常に、下請、孫請、ひ孫請というようなことで、...全文を見る
○広野ただし君 それでうまくいっていればいいんですけれども、実際のところはそうではありませんで、特に今は公共事業は減る、また民間土木建設業が減る、需要が減るということになっておりますから、みんな腹が減ってしようがないわけですね。ですから、何しろピンはねをされても遊ばせていくよりも...全文を見る
○広野ただし君 丸投げは特に十三年の四月から公共工事に関してはできないと、こういうことで法改正もしたわけですが、依然として巧妙になされておりますから、ここは是非、更に厳正な措置をしていただきたいと思います。  今度の支払遅延防止法の改正で、役務、運輸業の方が対象になることになり...全文を見る
○広野ただし君 そこで、公取委員長にお伺いしますが、結局業法というのがありますと、その業法のところで見るんだと、こうなるんですが、業法といえば、また一方では護送船団になっているわけですね。言わば業界全体として談合体質が色濃く残る、こういうことになって、そこでの親分子分関係、下請、...全文を見る
○広野ただし君 今朝、ソフトウエア業界の横尾社長からもお聞きしましてまたびっくりしたんですが、ソフトウエアは孫請、ひ孫請まではいいですが、そのまだ四次、五次、六次というようなこのすさまじい下請関係、それはメーカーが元々はあって、それからコンピューター、それからソフトウエア業界とい...全文を見る
○広野ただし君 ソフトウエア業界は特にIT産業の中核を成す大事な業界で、今後とも発展が見込まれるわけですから、よくハードウエアとソフトウエアと言いますけれども、ハードウエアは硬い、ソフトウエアは軟らかい。我々、硬軟会というのを作ったことがありまして、硬軟併せてのむということで、硬...全文を見る
○広野ただし君 終わります。  ありがとうございました。
06月03日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第20号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今回の電気事業法、ガス事業法の改正、段階的に自由化の範囲をどんどん拡大していくということですから、私は原則的にいい方向で賛成であります。  しかし、その中で、民にできることは民にという小泉総理の大方針も...全文を見る
○広野ただし君 私は、国なり地方がもう非常に潤沢だということならば、それでいいと思います。しかし、今は国も地方もお金がなくて、もう大赤字なわけですね。しかも、収益が出ていますから、地方の少しは財源になります。しかし、そうではないんですね。もう資産も全部売却をして、早く埋めなきゃい...全文を見る
○広野ただし君 十六年度中の、何というんですか、どこかで上場プロセスを取ると、そしてそれの収益が出れば更に資本充実に充てると、こういうことですか。そこのところをきちっとおっしゃっていただきたいと思います。
○広野ただし君 私は何でこういうことを言っているかといいますと、電力会社はある意味で過少資本ですと外資から見ますと非常においしいんですね、おいしいという言葉は悪いですけれども、前、エンロンがありましたとおり、もう少ない株式投資でもってそれで大きな設備が買えるわけでありますから、こ...全文を見る
○広野ただし君 やはりJRの何社かがしっかりと自立して、またそれの株式売却によって国にも入る、そしてまたNTTもそうです。ですから、JTでもそうだと思いますが、やはり電力関係、公益事業をその中でもう一つしっかりとしたものを増やすんだと、そのことが国にもちゃんと入ってくるんだと、こ...全文を見る
○広野ただし君 私は、今までも電力会社相互の乗り入れというのが、ある意味では相手のショバまで行って、言葉は悪いですが、そこでやろうということではなくてということなものですから、連系については余り積極的にどの社もやらなかったんではないかと思うんです。また実際、果たしてこれからも連系...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。
06月05日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第21号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今日は本当にお三人の参考人の皆さんに本当にすばらしい応答をいただきまして、ありがとうございます。私がフィナーレになりますので、締めくくりということでちょっと違った観点でやらせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○広野ただし君 二番目の方の、電力なり、それがどれくらい引下げの見通しがあるだろうかという方がより力点があったんですけれども。
○広野ただし君 ありがとうございます。  それと、いろんなまだ規制があると思います。安全サイドのものですとかいろいろとあると思いますが、この間も平沼大臣に別の規制改革で、今度は電発さんも民営化されるわけですが、公営ガス事業あるいは公営電力事業というのがまだ地方にあるわけですね。...全文を見る
○広野ただし君 ちょっと、そのことを言っているんじゃないんです。公営の、地方の公営ガス事業ですとか電力事業のことを民営化と言っているんです。
○広野ただし君 それと、電力でもガスでも大変な設備産業で、大変な借入金等があるわけですね。しかし、ある意味では過少資本な点がありまして、先ほど荻野参考人が言われましたが、外国から見ますと、自由化が進むと非常においしい企業さんになってくる。ですから、遠路はるばるというような話もやっ...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。
06月06日第156回国会 参議院 本会議 第30号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。ただいま議題となりましたサミット報告等について、通称国連を代表して、総理及び関係大臣に伺います。  まず、サミットが余りにも華やかになり、ショーのようになっていること。今回、ブッシュ大統領のフランス滞在が一日...全文を見る
06月10日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第22号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  電気事業法、ガス事業法の改正の最後の締めくくりの質問になろうかと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。  まず、中小水力の問題について伺いたいと思います。  風力ですとか太陽エネルギーですとか...全文を見る
○広野ただし君 そのところで、現在も電源特会で五千キロから三万キロワットのときは一〇%の補助金、それと五千キロワット未満が二〇%、しかもそれぞれ非常に経済性が悪いという場合に一〇%のかさ上げができるということのようでありますが、私は、もっと国産エネルギーという観点から、風力ですと...全文を見る
○広野ただし君 そこに欠けている観点が、国産エネルギーとしての危機管理ですとか安全保障という観点が抜けているんじゃないか。単なるマーケット的な考え方でなされている。あるいは環境といいましても、今のような、先ほど言いましたようにダムを造るとかそういう大げさな工事じゃないんですね。も...全文を見る
○広野ただし君 今度のものは、まず前日に翌日のものの取引をやるということのようでありますから、ちょっと、確かに商品取引の先物的な考え方はないですけれども、これは必ず、今年の夏場はどうなるだろうとか冬場がどうなるだろうかということが出てきて、そこに民間の知恵というのがやっぱり物すご...全文を見る
○広野ただし君 特に電力自由化の中にあって、それぞれ電力会社間の連系というのは、ある意味で帰趨を制するような、自由化にとって物すごく重要なファクターだと思いますんで、そこのところの助成措置も含めて、危機管理の考え方も含めて大いに検討をいただきたいと、こう思います。  それと、同...全文を見る
○広野ただし君 今、大臣が燃料電池のことも言われまして、それで、例えば五十キロワットクラスになってまいりますと、このときに、今までの考え方ですと、自家用電気工作物という形でそこで発電をするものですから、そこに主任電気技術者を置かなきゃいけないと、そういう義務付けがあるわけですね。...全文を見る
○広野ただし君 是非前向きに規制改革も進めていただきたいと、こう思います。  それと、技術の進展に合わせてどういうことになるか分かりませんが、LPGもそういう面では、LPGから燃料電池ということだってあるかもしれませんし、どういうコジェネのようなものができるかも分からない。そう...全文を見る
○広野ただし君 昔、「スモール・イズ・ビューティフル」という本がありまして、やはり何も大規模なことばかりがいいんではないんだと、それなりにきちっと役割を果たすということだろうと思いますので、大規模エネルギーシステムだけではなくて、そういう分散型、あるいは小規模でも積み重なると物す...全文を見る
06月16日第156回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。  まず、金融問題について伺わせていただきたいと思います。  金融関係で金融システムの安定等に合わせて七十兆円の資金枠が用意をされております。その中で、今までに、りそな、最近起こりましたりそなの問題を含めて、...全文を見る
○広野ただし君 非常に膨大な資金が、公的資金が使われているということです。大体三十六兆円以上を、お札、一万円札でどれぐらいになるんだろうかと、こう計算をいたしますと、大体富士山の百倍ぐらいになるんですね、高さの。富士山の高さの百倍、大変な金額なんです。簡単に三十六兆円と、こう言い...全文を見る
○広野ただし君 場当たり的ではないんだと、こうおっしゃるんですが、しかし結果的にはどうもそういうことになっているんですね。  今まで金融行政、護送船団方式の典型的な例だと、こういうふうに言われ、しかし自由化を進めていく中で世界に出ていって、もう筋肉隆々ですごく体質の強い、そうい...全文を見る
○広野ただし君 完全な自由主義、自由化された業界であれば、私はいろんなマーケットに任せるということでいいと思うんですね。しかし、少なくとも業法、銀行法というのがあるわけですね。それに基づいて官がある程度関与をしている、監督をしている、こういうところなんですね。今まで世界にどんどん...全文を見る
○広野ただし君 ところで、りそなの再建可能性ですが、十五年計画で二〇一八年度までにこの一兆九千六百億円を返済の形態を取ると、こういうことのようでありますけれども、前回、九八年、九九年に投入をしております、あるいは一部、二〇〇一年にも入れておりますが、一兆一千六百億の、それの返済も...全文を見る
○広野ただし君 言葉ではいろんなことは言えますけれども、結局、前回も、資本を注入しました後も市場の評価は芳しくなかったということなんですね。そしてまた、実際十五年という考え方は、余りにも時間が掛かることなんですね。もっとスピーディーに、例えば日産のゴーンさんでも三か年計画です。新...全文を見る
○広野ただし君 現在でも特会は三十七本ですか、あって、本当に一般会計とのやり取りがいろいろとありますから、なかなか全体的に連結で見るということが非常に難しい事態になっておりますが、具体的な中で、私は統合してエネルギー特会というものにしたらどうかと思っているものがあります。これは、...全文を見る
○広野ただし君 どうも。終わります。
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。  私は、実力部隊の自衛隊を海外に派遣をする、このときはやはり非常に抑制的に、また慎重でなければならないと、こういうふうにやっぱり考えております。そういう中で、今回海外に、イラクに派遣をする、そういう法律であり...全文を見る
○広野ただし君 それで、私は、その占領軍への協力ということは、これはやはり非常に問題があると思うんです。特に日本の経験に照らして、日本は敗戦を、まあ残念ながら敗戦国ということになりまして、そういう中で、やはり占領されるということを正に経験として持っているわけですね。そしてまた、占...全文を見る
○広野ただし君 総理は占領軍と考えられてもいいとおっしゃるんですか。そこをちょっとはっきり言ってください。
○広野ただし君 この一四八三の決議は、治安維持のことあるいはイラクの安定と安全に関することはこの当局ですね、CPAにゆだねるということであり、人道復興支援は国連あるいは国連関係機関がやるんだ、そして人道支援あるいは復興については全加盟国に要請、コール・アポンをしているんですね、出...全文を見る
○広野ただし君 やはり日本の経験に照らして、軍が入ってまいりますと、軍隊が入ってまいりますと、今まで、軍隊でないところがいろんな形で協力するんなら分かりますよ、軍隊が入ってまいりますと、やはりアメリカとイギリス、その占領政策に協力していると、やはり思われるんじゃないですかね。いか...全文を見る
○広野ただし君 国連の決議に基づいて出ていくという場合に、私はやはり集団安全保障の問題、集団自衛権の問題、それがしっかりと位置付けられていないと、じゃ何か起こった場合に、結局アメリカに守ってもらうのか、そしてまた日本がさっさと逃げていくのか、こういう問題になるんですね、いざという...全文を見る
○広野ただし君 いや、現在まだイラクは非常な騒乱状態にあるということなんですね。  これはタイムのところにも、これは六月三十日ですね、ザ・ポストウオー・ウオー、戦後の戦争と、こういう言葉が使われているんですね。それと、さらに、この最近号になりますと、これはザ・ウオー・ザット・ネ...全文を見る
○広野ただし君 これは、ブッシュ大統領は五月の一日、戦争終結宣言をしました。しかし、イラク側は降伏宣言というのはしていないんですね。日本はポツダム宣言に基づいて無条件降伏というのをしました。ですから、その国が無条件降伏ということをしますと、これは戦う意思を捨てるわけですから。しか...全文を見る
○広野ただし君 私は、やはり自衛隊を出すときはきちんとした大義の下に、そしてきちんとした理由付けで、そしてまたきちんとした装備の下に出ていかないと、これは本当にとんでもないこと、危険なところへただ出すというようなことになります。  私は、イラク周辺国のシリアあるいはトルコですね...全文を見る
○広野ただし君 先ほどのやはり議論に非常に戻るんです。  ですから、日本の旗を掲げて行きますと、日本が占領軍のごとくに思われるおそれがある。しかしUNの、国連決議にきちっと基づいて、UNの下に行きますと、国連は今までPKO等でそれなりの実績があるんです。そしてまた、人道支援でも...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○広野ただし君 自由党・無所属の会、国会改革連絡会の広野ただしです。  昨日の総理の答弁等を聞いておりまして、やはり非常に問題だなと思いましたのは、こういう自衛隊を海外に派遣をするということは極めてやはり慎重に抑制的に考えなきゃいけない。実力部隊を海外に派遣するというのは、やは...全文を見る
○広野ただし君 アフガンも非常な危険な状態である。しかし、私はイラクも、昨日も申し上げたんですが、タイムが言うようにポストウオー・ウオーということで、戦後の戦争、そして、ザ・ウオー・ザット・ネバー・エンズ、終わりのない戦争、こういうことが、やっぱりそういう状態にあるということが言...全文を見る
○広野ただし君 この安全確保の支援活動、あるいは治安についての支援活動という、言わばまだ治安状態がしっかりしていないところへ、しかも国連が必ずしもはっきりと要請をしているわけではないんですね。人道支援についてはすべての参加国に対してコール・アポン、要請をしている。しかし、治安活動...全文を見る
○広野ただし君 官房長官、そこが、人道支援、経済復興支援、ここのところについてはしっかりやればいいんだと思うんですね。しかし、この安全確保あるいは治安活動の支援については必ずしも全加盟国にコール・アポン、要請をしているわけじゃないんですよ、この決議は。そうですから、そこのところを...全文を見る
○広野ただし君 そこはちょっと間違っていると思いますね。人道復興支援、ここのところはすべてのオールメンバーズに対してきちんと要請をしているんです。ところが、安全確保、治安活動、安全、安定の分野については、これはそういう意思をウエルカムすると、歓迎をするという、しかもオールメンバー...全文を見る
○広野ただし君 これも総理が言っておられるんですが、海外のたくさんの国々が出すから私たちも応分のことをやるんだと。海外の国々はそれは海外の国々でいいと思いますよ。ですけれども、日本は日本としての考え方でやっていけばいいんで、日本は例えば人道支援と復興支援のところにしっかりとやって...全文を見る
○広野ただし君 やはり非常な混乱状態にある中に、今度は、日本が主体的な責任、判断でもって陸上自衛隊を出すというのはこれは初めての行為だと思うんですね。PKO法じゃなくてですね。  ですから、私は、今度の場合にしっかりとした大義、そしてしっかりとした明確な役割、また出すからはしっ...全文を見る
○広野ただし君 これは国内の有事法、この場合は我が国民の、国内における我が国民の生命、身体、財産にかかわる、あるいは人権にかかわる問題です。  しかし、海外に出ていきますと、先ほどからいろんな議論がありますように、海外に出ていったときに、それぞれの国の歴史、習慣あるいは民族、宗...全文を見る
○広野ただし君 もう一度伺いますが、それが大規模に起こった場合、これはどういう責任を取られますか。
○広野ただし君 それが絶対起こらない、起こるかもしれない、そのことを考えるのが危機管理の最たることだと思うんですね。やはり、何も迷路に入っていくような、そのことを私は言うわけじゃなくて、やはり万全の策を講じておかないと大変なことになるんだということだと思います。  そしてもう一...全文を見る
○広野ただし君 私はこういう形で出すことに反対ですから、何もそこで深入りして言う立場にはないんですが、そういうことはちょっとお話をしておきます。  ところで、もう一つは国連の問題です。今度のイラク戦争に当たって、国連安保理あるいは国連が十分な機能を発揮しなかったと、こういうこと...全文を見る
○広野ただし君 私は、安保理の改革についても、これはどこの委員会でしたか、話もしたことがあるんですが、日本は安保理改革、今現在十五か国ですが、二十四か国案というのを持っている。アメリカは二十一か国案ですね。私は、十八か国という私の私案を持っております。  実際、常任理事国五か国...全文を見る
○広野ただし君 総理もこの安保理改革あるいは国連改革に熱心だと。しかし、私はこれを心底やってもらいたいと思うんです。単なる格好で、パフォーマンスでやってもらっているんでは駄目なんで、しかも見た目はパッケージなのはいいでしょうけれども、私、ちょっとパッケージでというのはなかなか難し...全文を見る
○広野ただし君 日本はやはり国連中心主義ということを言ってきて、また、確かに欠陥はあるんですけれども、国連に代わるものを、もし国連が全くワークしなくなったらば、これはまた世界にとって大変な財産を失うということだと思うんですね。ですから、これは本当に真剣になってやってもらいたい。 ...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今回のこのイラク戦争で、国連の役割といいますか、なかなか頼りにならないといいますか、その国連の欠陥ということを非常に大きく言われているわけなんですけれども、しかし、国連は私はなかなか、十分ではないけれども...全文を見る
○広野ただし君 そこで、陸上自衛隊をイラクに派遣をするということではなくて、この人道支援ですとか経済復興支援に限定をしてイラクに協力をすると、そういう考え方はないんですか。
○広野ただし君 先ほどからいろいろと議論がありました。陸上自衛隊を出すために非常にすき間のような、迷路のようなところを法律を作っているというふうにしか見えないんですよね。例えば、戦闘地域の問題がありましたでしょう。非戦闘地域に出しますと、戦闘行為はしないんですと、国の交戦権は発動...全文を見る
○広野ただし君 安全とは言っていません。
○広野ただし君 それで十分評価できるじゃないかと言っているんです。
○広野ただし君 例えば、医療協力でも自衛隊の医務官を出すということだってあるわけですね。ですから、何も丸腰で行けとかそういうことを言っているわけではないんで、要するに、イラクに対する協力の仕方は非常に多岐にわたるし、そういう面で今度の政府の案は、まずアメリカからの、英米からの要請...全文を見る
○広野ただし君 やはり日本は敗戦の経験があり、敗戦の歴史の教訓を生かして私はやっていくということじゃないかと思うんですね。  ですから、これは人道支援と経済復興支援、これはもう大変な協力にやっぱりなるんですね。何も陸上自衛隊を出して、アメリカ、イギリス等に協力をして、治安あるい...全文を見る
○広野ただし君 見解の相違じゃありません。  日本のそういう陸上自衛隊を出す場合は、国連の要請を受けて、国連の旗の下に出ていくと。しかも、明確な役割を持たせて、そして国際的なスタンダードの下に、国際標準の装備の下に出ていくということでないと、何かすき間を縫ったような、もう迷路の...全文を見る
○広野ただし君 それは、石破長官は、現実から遊離していないと、こうおっしゃいますが、実際、陸上自衛隊がイラクに入っていって、炎天下の世界で、しかもサソリは出てくる、いろんなところで、いや、実際、ゴラン高原へ私も行きましたけれども、サソリとの戦いなんですよ、実際ね。そういうこともあ...全文を見る
○広野ただし君 陸上自衛隊を海外に派遣をするということは、やはり普通の装備で出しますと、これはしかも国連の旗の下でなければ、これは相手国に対する国権の、武力の威嚇というふうに受け止められるおそれがあるわけですよ。ですから、逃れるためにやっているわけでしょう。  ですから、もう誠...全文を見る
○広野ただし君 大体、全体的に二兆五千億からというところで、日本が五千億円ぐらい債権がある。さらに、延滞金等の金利を入れると八千億円ぐらいになるんだというふうに、現在算定中だとは思いますけれども、そういうことだと思うんですね。  そういうときに、パリ・クラブというのは確かに横並...全文を見る
○広野ただし君 やはり日本のイラクに対する支援とか、イラクに対する貢献というものは、日本の考え方の下にやるということが大事なことで、今日、同僚議員からも相当そういう話があったと思うんです。  ですから、各国政府が治安あるいは安全維持のために協力をする、英米からもそういう協力が内...全文を見る
○広野ただし君 口ではそういうふうにおっしゃっていますが、結局は、この法律は正に迷路のようなすき間を縫った法律を作って、もう危なくてしようがないんですよ。  そして、これでもってまたどんな事態が起こるか分からない。これは本当に、日本の自衛隊に犠牲が出たり被害が出たり、あるいは誤...全文を見る
07月18日第156回国会 参議院 外交防衛委員会公聴会 第1号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今日は本当に、五人の公述人の皆様に本当に参考になる御意見をいただきまして、ありがとうございます。もう二時間以上たっていますから大変お疲れだとは思いますが、是非、重要なことですので、よろしくお願いをしたいと...全文を見る
○広野ただし君 私も、七八年ですか、レバノンに参りまして同じ経験をしたことがございます。ですから、市街戦なんですが、ビルごとに取り合いをするわけなんですが、全くこちらは安全なところという場所があるわけですね。そういう経験があるわけですが、そういうことで全くの同感であります。  ...全文を見る
○広野ただし君 そういうことの中で、上田公述人にお伺いしますけれども、私も、単なる積み上げ方式とか特別措置法でやっていくということではなくて、基本法というものをしっかりと定めて、私たち自由党では、国連中心、国連の旗の下に、極めて抑制的ではあるけれども、安全保障基本法というものを作...全文を見る
○広野ただし君 最後に小川公述人、もう一度お伺いしたいんですが、今度の場合、タイム誌も、ザ・ポストウオー・ウオーというようなこととかザ・ウオー・ザット・ネバー・エンズということで、終わりのない戦争というようなことが言われておって、私どももその懸念を非常に強く持っているんですね。本...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。
07月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  先週の金曜日に公聴会が開かれまして、東大名誉教授の板垣雄三先生、イスラム文化に非常に造詣の深い方の御意見に私は非常に感銘を受けました。  板垣雄三先生は、官房長官のお父さんの福田元総理が、七八年、やはり...全文を見る
○広野ただし君 米英軍はやっていませんからやりませんということではないんですよ。米英軍はそういうことをやっていないから、場合によってはテロの対象になってくるんですよ。  ですから、やはりそこが文明間の、言語が違う、民族が違う、宗教が違う、そういう国との付き合い、特に陸上自衛隊が...全文を見る
○広野ただし君 どんなによく考えても、慎重に、また訓練をしても、なおいろんな問題が起こるということなんですよ。ですから、そのことを言っているので、その言葉じりの問題ではありません。  ですから、何か事件、犠牲が出たり、あるいは被害が出たり、また場合によってはイラク国民あるいは向...全文を見る
○広野ただし君 官房長官、いかがでしょうか、その責任問題ですね。
○広野ただし君 本当にこの文化の違い、習慣の違いというのは、私もいろんな意見を聞きまして、例えば会議のときに、ここいらでおしまいにしましょうということでコーヒーが出るようです。そして、このコーヒーのときも、次お代わりどうですかと言ってきて、これまたお代わり下さいと言うのも、これ誠...全文を見る
○広野ただし君 日本は、やはり敗戦をし、占領され、そして新憲法を制定をして日本の政府を作っていく、正にそういう敗戦の経験、その苦しみもよく知っている国なわけですね。ですから、イラクの復興にとって何が最も必要であるか。つまり、それは非常に全体像を見ながら考えていかなきゃいけない、そ...全文を見る
○広野ただし君 重要というふうに考えておられれば、そういうことについてきちっとした外交努力をしていくということが最も大切なことで、陸上自衛隊をまず派遣することありきと、そうすることが海外に対しても横並び論で協力していることになると、こういうような考え方と大分違うんですね。  で...全文を見る
○広野ただし君 各国軍がイラクに派遣をされて、全体的に地域を三つに分割をして、まあアメリカ軍、そして南の方、バスラを中心にしてイギリス軍、そして中南部といいますか、そこにポーランド軍が、これたくさんの各国がそこに集結をしているわけですが、ポーランド軍の指揮の下にスペイン、ウクライ...全文を見る
○広野ただし君 防衛庁長官、どのように見ておられますか。
○広野ただし君 これは、じゃ独自にやっているんですか。
○広野ただし君 これはやはりアメリカ軍の指揮下にあると見て全く間違いのないところだと思います。そして、更にその下にある、ポーランドの指揮下にあるまた多国籍軍といいますか、そういうところと連携をしながらイラク中南部の治安、安全を見ていると、こういうことだと思うんですね。その確認をひ...全文を見る
○広野ただし君 協力関係といいましても、それは格好のいい言い方で、じゃ統率が取れますか、それぞれの、各国の。やはり英米軍がしっかりとやりませんと、その下におりませんとできないんじゃないんですか。
○広野ただし君 このポーランド軍、またポーランド指揮下にある多国籍軍、そしてまた協力関係にある各国軍といいますか、約二十か国に及ぶと言われておりますが、そこの各国軍における被害状況等は何か把握しておられますか、防衛庁長官。
○広野ただし君 やはり各国、協力をしていると、私は指揮下にあると、こう言っておりますが、そこは別にしましても、各国、協力にある軍の被害状況というものをよくまた調べていただいて、そしてどういう状況の下でそういうことが起こっておるのか、これはある意味で他山の石みたいなところがあろうか...全文を見る
○広野ただし君 しかし、アメリカとの協力の下にやはり派遣するんでしょう。ただ、どこへ行くかというのは自分で決めるわけじゃないんでしょう。
○広野ただし君 それでは、イギリス軍に協力をして出るということもあるんですか。
○広野ただし君 ポーランド軍等、多国籍のところにも協力をして出ていくということもあるわけですか。
○広野ただし君 ですから、私はやっぱり最終的にアメリカに協力をするんだと思うんですよ。ポーランドだとかほかの軍隊に、そこの物資の輸送等の協力をするんじゃないんでしょう。やはりアメリカに協力をする、そのことが最もはっきりとアメリカ支持を裏打ちをする大事なことなんじゃないんですか。
○広野ただし君 だからこそ、私は最初に板垣雄三先生の、日本人は、日本人よ、覚悟はできているのかと。じゃ、ほかの、今、石破防衛庁長官が言われたポーランドほか多国籍のところに協力をする、アメリカに協力をする、そういうことと、自衛隊の人たちはそういうふうに簡単に割り切れますか。
○広野ただし君 私は、まだ本当にそういう、イラクにおいて治安維持のためにアメリカあるいはその他の国々に協力をするという本当の覚悟というのは、日本人、自衛隊にはできていないんではないかというふうに思えてなりません。  そしてまた、このことが憲法の「国際紛争を解決する手段としては、...全文を見る
07月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  今、同僚吉岡議員から、非常に歴史に学ぶ大事なことを言われたと思います。自由党と共産党さんは原理原則も違うんですが、右回りしてきますと、あるいは左回りしてまいりますと、たまたま結論が一緒になるということが往...全文を見る
○広野ただし君 正に大事なことをおっしゃっておりまして、現在の国連は本当にまだ欠陥が一杯あるんだと思うんです。しかし、それなりのことをやってきた経緯もあります。実績も積み上がってきていると。ですから、国連を改組、またきちっとしたものにしていかないと、平和の維持はだれがやってくれる...全文を見る
○広野ただし君 しかし、政府は、自然権として集団安全保障あるいは集団自衛権はあると、ただ行使しないんだと、こうおっしゃっているわけですよね。  私たちは、前文から考えて、国際協調主義ですね、また積極的に平和を作るという考え方のときに、やはりきちっと集団安全保障、これは行使できる...全文を見る
○広野ただし君 じゃ、だれが平和を維持し、平和を作るんですか。  官房長官、そこはどう思われますか。
○広野ただし君 ですから、私たちは、安全保障基本法案にも言っておりますのは、やはり海外に実力行使部隊を出すんですから、ここのところは極めて抑制的にやると。何でもどんどん行けと、時々、小泉さんは、私たちの法案を曲解されまして、どこでも行く、がんがん行くんですね、そういうのは国民世論...全文を見る
○広野ただし君 いや、究極ですよ。究極の段階に行ったときの選択をお聞きしているんです。
○広野ただし君 核兵器というのは、正に大量破壊兵器の究極のものであります。ですからこそ、アメリカはそれがあるからということで、ある疑惑があるからということで戦争の大義にしたわけですね。  ところで、北朝鮮について伺います。  北朝鮮には核開発、石破長官、ちょっとお聞きいただけ...全文を見る
○広野ただし君 国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  何か非常にたくさんの人たちが集まりまして、緊迫をしてきております。往々にしてこういうときは強行採決がされるという前兆なのかなというふうに思ったりもしておりますが、与党の方々、そしてまた委員長には、是非円満...全文を見る
○広野ただし君 アーミテージが、いよいよ日本も観客席から下りて球場に出てきた、プレーヤーになってきていると、こう言って歓迎の意を表しましたが、このことをどう思われますか。
○広野ただし君 私は、やはり内々にアメリカから打診があり、それについて総理が約束をしておられるんだというふうにやっぱり思えてならないんですね。  ところで、イラクにおいてアメリカ占領軍、占領軍の指揮下に日本が、陸上自衛隊が入ったらば、これは憲法上どういうふうなことになりますか。
○広野ただし君 入りませんということは、指揮下に入ったらば憲法上どういうふうなことになるかということを政治家小泉純一郎として考えておられるかということを、専門家じゃなくて、総理として憲法上どうなるんだということをお聞きしておるんです。
○広野ただし君 そういうことについてしっかり答えていただきたいと思うんですが、私は、協力ということを言っていますが、協力というものの、実質指揮下に入るということがあった場合、これは完全に憲法違反であると、こう思っておりますが、私の見解についてどう思われますか。
○広野ただし君 専門家じゃないんですよ。これは、総理、やはりそういう場合が往々にして海外においては起こり得るということなんですよ。  実際、じゃ自主的な協力と言いつつ、アメリカ軍との間で物品の輸送ですとかいろんなことがある。そして、そういうときにテロですとかいろんな事態が予想さ...全文を見る
○広野ただし君 この間も私申し上げたんですが、憲法との関係で今回のイラク特措法は正に迷路のようなところをすき間を縫って作っている。誠にそういう法案になっているんだと、だから指揮下には入らないんですよと、あるいは戦闘地域には行きませんよとか、あるいは正当防衛論で対応をするんだとか、...全文を見る
○広野ただし君 その派遣しなかった場合の国際的な影響、例えば対米的な何かコミットしておられますとこれは大変な影響になるんですけれども、国際的な影響というものを、コミットのことは別にしてどういうふうに思われますか。
○広野ただし君 ところで、与党内なんでしょうか、どこか分からないんですが、秋に総選挙が考えられると、予定されているんだと。その総選挙の前にはイラクに自衛隊を派遣はしないんだと。もし派遣して犠牲者が出たり被害が出たら、これはもう選挙に直ちに影響をするというようなことで、極めて政治的...全文を見る
○広野ただし君 選挙と別にですね……
○広野ただし君 それは本当に守っていただきたいと思います。  何かそういうことで政治的に物事を判断をするんではなくて、協力をしなければならないという、私の協力は国連から出ている人道支援あるいは経済復興支援に限ってやればいいという考え方ですから、そして、そのことについてもう一回お...全文を見る
○広野ただし君 治安維持活動に対する協力じゃないんですか、これは。
○広野ただし君 いや、委員長、委員長、今、総理にお願いをしているんです。
○広野ただし君 国連の決議一四八三は二つに分けているんですね。ですから、人道支援と経済復興支援、そして今、私は治安と言いましたけれども、安全確保に関する協力と。ですから、私が言いますのは、その前段階の人道支援と経済復興支援の方に限定をしたらば何か問題があるんですかと言って総理に聞...全文を見る
○広野ただし君 いやいや、問題ないんじゃなくて、人道支援あるいは経済復興支援に限定をする、そういう協力ということで限定した場合に問題があるんですかと言っているんです。
○広野ただし君 いや、総理、総理です。
○広野ただし君 そこが詭弁でしてね、人道支援、安全を確保していくことが経済復興支援にも協力するんだ、いずれは寄与するんだ、これは全くおかしい論法なんですよ。完全に分けているんですから、ですから、アメリカ軍に対する協力になるんじゃないかということをみんなが問題をしているんですね。そ...全文を見る
○広野ただし君 本当にそこは大切でして、それによって本当に自衛隊に被害が出たり、あるいは犠牲者が出たり、あるいは逆にイラク国民に大きな犠牲者が、被害が出るということがあったら、これはもう本当に小泉内閣の大きな責任になるんだということを私は訴えまして、終わりたいと思います。
07月26日第156回国会 参議院 本会議 第45号
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○広野ただし君 私は、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)の広野ただしです。  私は、国連を代表して、イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案に対し、反対の立場から討論を行います。  まず、自民党、公明党及び政府の強引な委員会運営に対し、強...全文を見る
09月30日第157回国会 参議院 本会議 第2号
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○広野ただし君 民主党の広野ただしです。  私は、民主党・新緑風会を代表して、さきの小泉総理大臣の所信表明演説について伺います。  本論に入ります前に、このたびの北海道十勝沖地震に被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。また、災害等に対する危機管理を更に充実すること...全文を見る
10月08日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○広野ただし君 おはようございます。民主党・新緑風会の広野ただしです。  テロ特措法の延長について伺いたいと思います。  ちょうど二年前の九月十一日のニューヨークにおけるテロ、あるいはワシントンの国防省に対するテロということで、正に生々しい映像が今も脳裏に残っておるわけであり...全文を見る
○広野ただし君 しかしながら、やはりそういうISAFにおいても死者が十数名出ておるとか、米軍においては、米軍あるいは多国籍軍といいますか、そこにおいても戦後七十、戦後じゃないんですか、七十数名亡くなっておる。そして、特にアメリカがその半数、四十名ぐらいを占めておるというような状況...全文を見る
○広野ただし君 どこに地雷が埋まっているか分からない。誠に、地雷も埋まっている、治安状況も悪いという中での復興を目指すわけですから、非常に大変な状況だと思います。  現在、アメリカ軍が大体一万人ぐらいですか、多国籍軍を含めて七千人の三千人ぐらいで一万人ぐらいいるようであります。...全文を見る
○広野ただし君 テロとの戦い、またこれは後で聞きますけれども、そういう治安の問題ですとか、テロ首謀者を捕獲する、あるいはその軍団を捕獲するということが極めて大切なことでありますけれども、一方で、やはり民生の安定を図っていくということがテロ撲滅の上で極めて大事なことだと、こう思って...全文を見る
○広野ただし君 ちょっと古い外務省のホームページだったのかもしれませんけれども、そういう状況の中で、じゃアフガン語、これはダリー語というかパシュトゥー語というんですか、これを話せる人というのはどれぐらいいるんでしょうか。
○広野ただし君 やはり本当にアフガンの市民あるいは国民がどのようなことを要望しておるのか、それは国連の要請ですとか国連関係機関の要請、あるいはISAFの要請、あるいは米軍の要請、いろいろとあろうかと思いますが、本当にやはりアフガン国民の立場に立って本当にどういうところに復興すると...全文を見る
○広野ただし君 そして、アフガン復興会議のときもいろいろと問題になりましたNGOの力をかりていろいろとやっていくということが非常に大切だと思いますが。  ところで、アフガンに対する渡航許可といいますか、これもよくアラートですとかいろいろと出ますが、アフガンについては現在どういう...全文を見る
○広野ただし君 安全保護体制。
○広野ただし君 そういう邦人。
○広野ただし君 そういう百二十人ぐらいおられるでしょう。
○広野ただし君 時々、在外公館がある意味でパーティーばっかりやってというようなことを言われるわけですが、こういうところにおいてしっかりとした役割を果たされるということが日本の外交あるいは在外公館における評価を非常に上げることになるんだと思うんですね。  ユニセフの親善大使という...全文を見る
○広野ただし君 今、外務大臣最後に言われておったように、あくまでアメリカの自衛権の行使なんですね。その自衛権の行使に日本が協力をしておるというふうに、いまだにそう思えるわけですが。  ところでもう一つ、ISAF、これは国連決議が出ているんですね。正式には国際治安支援部隊というこ...全文を見る
○広野ただし君 そうです。
○広野ただし君 これは国連決議もあり、アメリカの自衛権の行使に協力をした、している、このこととちょっと違うわけですね。国連決議に基づいて治安維持行為あるいは地雷除去ということをやる。しかも、カルザイ暫定政権ができているわけですね。  そういうことについて、五原則といえども私は満...全文を見る
○広野ただし君 PKOですね。
○広野ただし君 やはりアフガンの復興ということを考えれば、最も重要なのは治安あるいは地雷の除去というようなこと、そしてそれがしっかりとすれば復興支援をやっていくと、こういうことだろうと思うんですね。  その基礎となるところの国際治安維持、治安支援部隊に対しては、ISAFに対して...全文を見る
○広野ただし君 ところで、あのアラビア海に海上自衛隊が展開をしているわけであります。往々にして、国際協力から皆があそこで頑張っておるのに日本だけが、日本の海上自衛隊だけが抜けるというわけにはいかぬだろうと、こういう話がまかり通っておりますが、ところが、そういう国が幾つもあるんです...全文を見る
○広野ただし君 現在は七か国じゃないですか、艦船を派遣している国は。
○広野ただし君 これはいろんなインターネットで調べたものと若干違ったりするんですが、七か国か九か国か、その幅。  しかし、ピークのときは二十か国以上行っているんですね。どうして撤退してきているんですか。撤退することが何かいかにも国際協力から我が国だけが下がるということになるんで...全文を見る
○広野ただし君 先ほど防衛庁長官が、船のやりくりといいますか、そういうようなことをちょっとおっしゃいましたが、それぞれの事情があると。日本だって、イージス艦は行ったけれども今は戻ってきています。これはイージス艦のやりくりの問題なんだと思うんですが、そういうそれぞれの事情は優先をし...全文を見る
○広野ただし君 それぞれのやはり自主的な判断で私はできるんだろうと思うんですね。  ところで、アラビア海にいる艦船、これの全体的な指揮命令はだれが取っているんですか。アメリカ軍でしょうか。
○広野ただし君 じゃ、各国艦船ばらばらにいるんでしょうか。そういうことはまずあり得ないんじゃないでしょうか。やはり集団的に隊、隊を成すまでは別にしましても、ある程度の集団的な行為、あるいは、これぐらい艦船を離して、そして哨戒をするにはこの領海をこうやったらいいだろうという形でやは...全文を見る
○広野ただし君 ちょうど九・一一のテロがありましてから二年近くたつわけです。ですから、そのところにやはり惰性を排して、ここで冷静にどういうことをやることがテロ撲滅に、あるいはアフガン復興に良くなることなんだということをしっかりと踏まえること。ですから、日本はアフガンで復興支援に大...全文を見る
○広野ただし君 名誉です。
○広野ただし君 私は、自衛官はしっかりとやっておられると思います。その任務のことを言っているんじゃないんです。政治家として、全体的に国際的な中で艦船を戻しておられる国々もあると、実際あるわけですね。そういうことを考えて、よく判断をしていただきたいということを言っておるわけでありま...全文を見る
○広野ただし君 そのほか私は、消防も緊急消防という形で近代的なものに脱皮しなきゃいけないと、こういうふうに思っております。  そしてまた、海上自衛隊、海上自衛隊じゃない、失礼しました、海上保安庁。国土交通副大臣に、どのようなテロ対策というか、特に、武装工作船が日本近海をうようよ...全文を見る
○広野ただし君 特に、この間、船の博物館ですか、あそこに武装工作船が持ってこられて、私も行ってまいりましたけれども、大変足の速い小船もあるわけで、それに対して本当に追い付けるのかというようなこともありますし、いろんなことを各省庁体制整える。  しかし、基本となるのは私は自衛隊だ...全文を見る
○広野ただし君 やはり、いつどんなことが起こるか分からない。正に日本は、また地下鉄サリン事件等テロがあったわけでありますし、また武装工作船が、北朝鮮のものがたくさん来ているということであります。そういうテロ対策に対する基本法といいますか、そういうものがやはり必要なのではないのかと...全文を見る
○広野ただし君 官房長官のお言葉ですが、私は甘いと思いますね。これは、北朝鮮がどういうことをするか分からない。対話と圧力と、こうやってやっているわけでしょう。圧力を掛けるときにはそれなりの準備態勢をきちっと持っていないと、それはただ言葉だけの話じゃないんですか。実際、何かが起こっ...全文を見る
○広野ただし君 いや、私は御懸念をしておりまして、これはなかなか日本の危機管理体制はまだまだであると、こう思います。  実際、情報収集、簡単に言えばもっと忍者部隊ですね、忍者部隊もしっかりと増やしませんと本当の情報は入ってこない。実際、ほとんどがアメリカの情報に頼って、この武装...全文を見る
○広野ただし君 官房長官のお考えも伺いたかったんですが、まあそれは、じゃ別途にしまして。  もう一つ、テロに対する考え方で、この間イスラエルがシリアのテロとおぼしき施設を先制攻撃をした。ほっておくとイスラエルがやられるかもしれない。それに対して先制攻撃。テロに対する先制攻撃論と...全文を見る
○広野ただし君 先制攻撃をする権利というか、というのは理論的にはあるんでしょう。だけれども、日本国憲法においてそれを容認するのかどうか、あるいは日本の政治姿勢として、防衛庁長官としてそれを行使するのかどうかということについて伺いたいと思います。
○広野ただし君 先制攻撃論は、やはり戦争を拡大するおそれが非常に強いと思うんですね。それはイスラエルの論法というのはよく分かりますが、それによって更に戦争を拡大をしていくと。正に終わりのない戦争を誘発をすると、こういうことだろうと思うんですね。  ですから、その理論にくみしてい...全文を見る