広野ただし

ひろのただし



当選回数回

広野ただしの2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
議事録を見る
○広野ただし君 本当に参考人の皆さんにはお疲れだとは思いますけれども、どうも最後になるようですのでお願いをしたいと思いますが、やはりこのアジアだけではなくて、世界にとって隣の中国というのは非常に、決して看過できない大きな存在としてもう出てきているわけですよね。しかも十三億の民を持...全文を見る
02月09日第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
議事録を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございます。  日本はやはり通商立国ということで、ガットあるいはウルグアイ・ラウンド、WTOのマルチの中で貿易、通商、投資関係を拡大をしてきているというのは誠に大事なことだと、またそれは間違いではないと思っておるんですが、そうはいうものの、その中...全文を見る
03月15日第159回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党の広野ただしです。  両先生にお伺いしたいんですが、戦略性の問題、これはもう非常に重要なことで、そのときにやはり私は政治の関与、政治家個人ではなくって国会の関与というのは非常に大切だと思っております。  それで、外交防衛委員会ですとかそういうところではま...全文を見る
○広野ただし君 はい。簡潔にひとつ。
03月18日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  現下の経済情勢、私はなお厳しいものがあると、こういうふうに考えておりますが、先ほど大臣から、やはりデフレ不況が色濃く残っておるんではないかというような趣旨のお話がありました。  私は、数字のことを言うわけじゃないですけれど...全文を見る
○広野ただし君 名目成長率を大きなファクターにすべきだというところは私も同感でして、是非経済運営に当たって、そういう観点でお願いをしたいと思います。竹中さんと大分違われるんではないかというふうに私は思いますし。  それでもう一つ、先ほど福島さんも言われましたけれども、中国との関...全文を見る
○広野ただし君 ところで、私はやっぱり対中国との経済関係なり対外交関係、非常に戦略的にやはり考えなきゃいけないんではないかと、こう思っておるわけですが、中国はもうテークオフをしているというふうに私は思っておりますし、そしてまた、毎年軍事費が非常に、二けたの成長というか、伸ばしてき...全文を見る
○広野ただし君 やはり重要閣僚であられます中川大臣にその見解を伺いたいと思います。
○広野ただし君 それでは、次の問題に移らせていただきたいと思います。  ちょうど昨年の四月ごろでしたか、産業再生機構の設置について、あるいは産業再生の問題について、大変な不況下においてどうするかということを議論をしたわけでありますが、そして再生機構ができたということであります。...全文を見る
○広野ただし君 当時も議論のあったところでありますけれども、この再生機構は企業を救うのか、産業再生と銘打っているんですが、産業再生ということになるのかどうなのかという点が非常な議論だったと思います。今まで扱われた、カネボウを含めて、カネボウはまだこれからの問題だと思いますが、産業...全文を見る
○広野ただし君 今まで扱われた案件を見ますと、私は決して、じゃ建設業界はどうだった、あるいは流通業界はどうだった、あるいは何といいますか、繊維業界はどうだ、あるいは機械関係業界はどうだ、そういう観点からいったら、大きな再編が行われたとは一つも見えないわけでありますね。何か、幾つか...全文を見る
○広野ただし君 産業再生機構がありますと、私、個別のことは余り深く入りませんが、例えば花王の案件を取りましても、本来は民間ベースで話が進んだかもしれない。だけれども、それが、駆け込み寺みたいなのがあるわけですから、そこへ駆け込んでいくというようなことがやはり起きたんではなかろうか...全文を見る
○広野ただし君 そういうことですね、ということだと思います。  ですから、私は再生機構から是非話を聞きたいというふうに思っておるわけでありますけれども、昨日、いろんな局長だとかなんかが、審議官だったかな、再生機構のトップ、御都合が悪かったのかもしれません。しかし、再生機構のトッ...全文を見る
○広野ただし君 終わります。
03月22日第159回国会 参議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○広野ただし君 委員長、ありがとうございます。  民主党・緑風会の広野ただしです。  富田、山本両参考人にお伺いしますが、先ほど同僚の松井議員からもありましたが、会計検査院の在り方の問題です。  どうしても今独立性ということを言われていますが、完全に政府から独立しているわけ...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  今日は、経済産業省関係全般に対する委嘱審査ということでございますが、まず大臣に、現下の経済情勢、昨日も実は地方経済あるいは中小企業関係ということで参考人から話を聞かしていただきまして、全国商工会連合会清家会長、大分県でいらっ...全文を見る
○広野ただし君 そこのところは全く認識を共通すると思います。  それに対して中小企業予算、先ほども御説明ありましたけれども、一般会計、特会等を加えますと二千億円に満たないわけです。千七、八百億円と、こういうところでありますが、中小企業は御承知のようにやはり日本経済の源であります...全文を見る
○広野ただし君 まず、予算が足りないということを私は申し上げているわけです。そしてもう一つ、今、坂本副大臣おっしゃいましたけれども、全般的な中小企業金融ですね、政府関係機関じゃないですよ、全般的な金融措置でもどんどん減っているんですね。ここ数年前は三百四十兆ぐらいの融資残があった...全文を見る
○広野ただし君 全般的に、やはり経済産業省は、ミクロのことも見ているけれどもマクロのことも見ている、そういう省だと思うんですね。ですから、全般的な金融措置、そしてまた予算措置というものはあるんだろうと思うんですね。  そういう中で、中小企業全体の金融が細っているという事実ですね...全文を見る
○広野ただし君 やはり、私は、明らかに中小企業予算が少ないと、もっと増やさなければならないというふうに思います。そうすることが、日本の経済を更に活力を持つ、そういうものになる、こういうふうに思っております。  そしてまた、現下の経済情勢、ある程度株価は戻ってまいりました。しかし...全文を見る
○広野ただし君 もう一つ、本当に盛り上がってくる、そういう経済回復にはやはりなっていないんだと思いますし、それが株価にも反映していると、こういうふうに思っておりますが、もう一つ、この間も大臣にもお伺いしたんですが、デフレ不況と、こう言われたわけですね。そのデフレ不況から、まず、今...全文を見る
○広野ただし君 それで、そのデフレ不況をどうやって克服できるのかということだと思いますが、この間もお聞きしたんですが、対内的な要因と対外的な要因と、こういうことがいろいろと重なってこのデフレ不況からまだなかなか脱却できないと、こういうことだと思うんですけれども、もう一つ、国内空洞...全文を見る
○広野ただし君 やはり日本として、大事な産業、製造業、そういう中で、余りにも外に出過ぎるということは、私はやっぱりある程度考えなきゃならないんじゃないかと思います。そこがどこの線が、どこいらが適切なのか。  確かに、投資と、海外投資というのは経済協力関係を密にしますし、また相手...全文を見る
○広野ただし君 私も、行くのはけしからぬと言っているわけじゃないんです。先ほど申しましたように、相手国をも発展させて相互に共存共栄の道を取るという意味では、ある程度のところは大事だと。だけれども、そこにもうおのずと何か日本で持たなきゃならない産業というものを考えたときに、やはりし...全文を見る
○広野ただし君 そのときに、まず推進本部というものができたようでありますけれども、その体制の問題も必要でしょうし、もう一つ、私は、必ずやはり農産品ですとか農業の問題とか、そういうこととも非常に絡むことだと思うんですね。そのときに、私は無手勝では簡単にはFTAはやれないんじゃないか...全文を見る
○広野ただし君 やはりFTAのメリット、日本は貿易国あるいは対外的な関係を極めて大事にしていかなきゃいけないということからいいますと、積極的にFTAをやっていかなきゃいけないということがあろうと思いますが、先ほども申しましたように、ただ無手勝ではなかなかそれはやりおおせないんじゃ...全文を見る
○広野ただし君 それと、国内経済を活性化をしていくときに、IT戦略ということで、平成十三年にe―Japan戦略ということで、e―Japan計画ですか、やってきて、来年には世界最高の水準の情報国家にするんだという目標があったわけですが、現段階、それはどうなっておりますでしょうか。ど...全文を見る
○広野ただし君 ITによって需要がぐっと増える分野もありますし、もう一つ、波及効果的なことで、IT経営革新といいますか、そういう形で非常に競争力の強い企業あるいは産業が生まれてくると、こういう面もあろうと思いますが、その波及的なIT経営戦略によって、非常に競争の強い、競争力の強い...全文を見る
○広野ただし君 それと、先ほど大臣、国内に海外企業なり海外投資を呼び込むと、こういうことをおっしゃっておったんですが、そのときにやっぱり基本になるのは法人税の問題、そして今度も問題になっております年金等の保険料の企業負担分ですね、ここのところの問題が海外と比べて、海外諸国に比べて...全文を見る
○広野ただし君 私は、その法人税についても、あるいは地方税が加わりますから、そしてまた年金関係、保険関係の負担、これの事業者負担というものを考えますと、それはアメリカ、イギリス等と比べますと明らかに高い、負担が高い、こういうふうに思います。ですから、それはどんなにかね太鼓でやって...全文を見る
○広野ただし君 私も、昨年、いろいろと当委員会で審議もさせていただいて、お話もしたんですが、やはりいろんな意味で、民間に任せるべきときには民間に任せるという観点が非常に強い、大事なんじゃないかと、こう思っております。  今度の場合、私は個別案件まであんまり言いたくなかったんです...全文を見る
○広野ただし君 どうしても、ああいう、言わば私は駆け込み寺だと思うんですよ。そういう駆け込み寺がありますと、ああ、こっちに、民間企業でちゃんとやろうとしていたものがこっちへ行ってしまうというような点がやっぱりあるんではなかろうかと、こう思うわけです。  ですから、本当にそういう...全文を見る
○広野ただし君 じゃ、午前中はこれで終わらせていただきたいと思います。
○広野ただし君 午前中に続きまして、経済産業予算一般、そして経済全体のことについてお伺いをさせていただきたいと思います。  午前中にも、日本の経済、少しは良くなっているけれども、中小・中堅あるいは地方経済、まあまだまだがたがただというようなお話をさせていただいたわけなんですが、...全文を見る
○広野ただし君 何でもかんでもすぐにやれと言っているわけじゃないんです。自動車の場合でも、輸入自由化に絡んであるいは資本自由化に絡んで、段階を踏んで対抗できるような強い強靱な体質を持ってきて、もう今や世界で有数のものになってきていると、こういうふうに思うわけで、これは先ほど電気事...全文を見る
○広野ただし君 ところで、私は、各種事業法、日本全体で、カウントの仕方があるんですが、実質規制をしているなというのは百七十本ほどあると思っております。業種的には二百五十本ほどあるんですが、それは主力の業界ですから、そういう面では日本経済に占める割合というのは非常に大きいと思います...全文を見る
○広野ただし君 政策官庁か番人かは別にしまして、やはり市場経済の中で業法で除外をされていくということになりますと、ある意味では市場経済原則というものが非常に弱まって日本経済全体の活力をそぐ、こういうことになってはいけないので、番人とはいうものの、法律改正等もいろいろと出しておられ...全文を見る
○広野ただし君 やはり、例えば石油公団、一兆円を上回るような大きな赤を作ったと。こういうことで、その中でも石油、私は石油開発というのは物すごく大切だと思いますし、日本のエネルギーの根本をやはり石油関係は五〇%は持っているわけですから、しっかりとしたものをやっていかなきゃいけないと...全文を見る
○広野ただし君 やはりそれなりによくやっているところもあるわけですから、いつまででも政府の監督の下に置いて手放さないというようなことのないようにやっていただきたいと思います。  ところで、やはり日本の根本を成すエネルギーのことについてお伺いしたいと思いますが、エネルギー、炭酸ガ...全文を見る
○広野ただし君 そのエネルギー政策の根本を支えているのに電特と石特があるわけですけれども、この特別会計、一般会計に匹敵するぐらいに大きくて経済産業省関係でも一兆円ぐらいになっていると思います。一般会計よりももっと大きい量が特別会計であるということだと思いますが、そういう中で、なか...全文を見る
○広野ただし君 例えば、石特で不用ですとか剰余金、あるいは電特でも不用とか剰余金というのがあって、これ、会計検査院までが指摘しているわけですね。しかし、エネルギー政策全般としてはやることは山ほどあるんですよ。ですから、しっかりと無駄のないように統合をして、そうしませんとこれは一般...全文を見る
○広野ただし君 総合エネ調でも何か検討もしているようではありますけれども、私は積極的にそういう、会計検査院も指摘している、そしてまた、特会を統合していくということ。あるいは環境問題、環境省も、あるいは農林水産省も、先ほどおっしゃいましたバイオマス・ジャパンですか、というような戦略...全文を見る
04月01日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。午前中に続きまして、質問をさせていただきたいと思います。  まず、工業標準化法関係でありますけれども、戦後日本の工業発展、産業の発展、あるいは日本の経済全体の発展のためにこのJIS、あるいは工業標準化法の果たした役割というのは非...全文を見る
○広野ただし君 それでは、国民の皆さんがだれが見ても、ああ、これは従来のJISの一つの新しいものにはなったけれども、ちゃんと品質を保証する、信頼できるものだと思われるようなものにはちゃんとなるということでございますね。そのことを確認をまずさせていただきたいと思います。
○広野ただし君 続きまして、今度は、今までは代行機関ですか、が限られておったわけですが、今までは六つですか、認証機関が。それが今度登録制度ということになりますから、登録認証機関あるいは登録試験事業者というんですか、これがかなり出てくる、こういうことになろうかと思いますが、おおよそ...全文を見る
○広野ただし君 そういう意味では、フリー、フェア、オープンというか、非常に広がって、互いにまた競い合いをしてJIS制度あるいはJNLAですか、そういうものの普及に寄与するということだと思いますが。  その中で特にメーカー、製造業者の検査部門、ここも非常にしっかりしているわけです...全文を見る
○広野ただし君 非常に幅広く自由化されて登録をするということではいいわけですが、例えばそういうところのOBなんかが辞めて会社を作る、そしてそういうところが陰に陽につながりながら、元いたメーカーとつながりながらやっていくということだってあるわけで、それがJIS制度に乗っかったことを...全文を見る
○広野ただし君 それと、現在、世界的にグローバリゼーションといいますか、国境なりそういうものが低くなって垣根のない世界になってきている。ですから、工業規格、標準規格についてもISOということで国際規格というものが出てきて、それが例えばISOの9000番だとか14000番だと、こう...全文を見る
○広野ただし君 大臣は特にJASのことでいろいろと考えられたということでございますんで、今、泉副大臣がおっしゃられた日本の独自のものも念頭に入れての標準制度ということについてどのように考えておられるか、伺います。
○広野ただし君 今大臣おっしゃられたように、JISの運用に当たっても是非グローバリゼーションの観点と日本独自のものというものを、守るべきは守る、そして世界的な標準に合わせていくものは合わせていくという観点で運用いただきたいと、こう思います。  それと、ところで、政府が調達をする...全文を見る
○広野ただし君 時々、この調達に当たって、設計者のいろんな嗜好といいますか趣味でいろんなことをやって、JIS制度に乗っかったものを調達すれば安く調達できるのに特別仕様のものを設計をしてみて、それで調達をするというようなことになりますと、これは思わぬ高いものになったりするわけで、そ...全文を見る
○広野ただし君 正に人間の命を扱うわけですから、そう簡単な話ではないと思っております。だけれども、市町村役場でも最近は、環境問題に絡んでISOの9000番とか14000番を入れるということをやっているわけですね。ですから、全部が全部そうしろということではないんで、初歩的なミスが、...全文を見る
○広野ただし君 正にノーベル賞なんかを取るような力量の方々がたくさんおられるというふうに私も聞いております。  そういう中で、業績評価というものは誠に難しくて、基礎研究をやっておられる人というものの評価というのは、ふだんは何しておられるのかなというような場合も、この知的活動とい...全文を見る
○広野ただし君 ところで、今度公務員型が非公務員型になると。そこのところをずっと突き詰めていきますと一番何が違うんだろうかということになりますと、争議権の問題ですね。今まで公務員であれば団体交渉権とかそういうものはありますけれども争議権はない、こういうことでありますけれども、非公...全文を見る
○広野ただし君 ところで、大臣に伺いたいと思いますが、独立行政法人、これは民間の考え方を大いに入れて効率、あるいは産業界、今の場合は産業界にも大いに貢献をする、そういう研究というものも大切だと。これはよく分かるんですが、効率というものを非常に突き詰めていきますと、少ない人間で大き...全文を見る
○広野ただし君 ところで、非公務員型になることによって、ある意味で非常に、やはり民間になるということで失業保険を掛けることになるわけですね。公務員であれば失業の心配は、まあよっぽどの不祥事を起こせば別ですけれども、雇用保険は掛けない。今回は産総研の所員の人は雇用保険を掛けると。そ...全文を見る
○広野ただし君 ところが、全くないのになぜ掛けるのかということになるんですね。  ですから、ここに私は雇用保険法の問題点があるんではなかろうかと思うんですね。総ぐるみで掛けましょうということなんですが、自信ある、いや、私はこれだけの研究をやっている、ついては雇用保険掛けぬでもい...全文を見る
○広野ただし君 それと、かつては公務員、工業技術院は公務員だったわけですね、そこの研究所は、ですから共済年金だったと思うんですね。で、独立行政法人、これはちょっと私もあれですが、どうなるんでしょうか、どなたか。
○広野ただし君 普通の特殊法人ですとあれは厚生年金ですよね。ですから、ここのところは、非公務員となるけれども共済年金で継続をするということでよろしいんですね。じゃ、そういうふうに理解をさしていただきます。  それと、非公務員型になることによってまた幾つかの私はメリットもあるんだ...全文を見る
○広野ただし君 その点は前向きに考えさせていただきたいと思います。  続きまして、鉱山保安法関係に移らせていただきたいと思います。  今日、午前中もありましたけれども、鉱山関係、かつて石炭産業、非常にいろんな意味で、鉱山保安のことは石炭産業を中心にして大きな役割を果たしてきた...全文を見る
○広野ただし君 それと、私は富山県の出身なんですけれども、神通川というところがありまして、そこは上流から鉱山の製錬に伴うカドミウムというのが流れてきてイタイイタイ病ということになりました。いまだにそれに苦しんでいる人たちもおります。そしてそれを、水田を、そこに、水田にカドミウムが...全文を見る
○広野ただし君 やはり、山が荒れる、休廃止鉱山が続出をする。実際、今、鉱山がずっと撤退をしていくことによってそういうことになる。そうして山が荒れてくる。また、そこに、場合によっては不心得者が、産廃業者等がどっと捨てに行くというようなことになってはもう大変なことになるわけで、まず山...全文を見る
○広野ただし君 そういう鉱山あるいは休廃止鉱山等における鉱害防止といいますか、外に絶対迷惑を掛けないように、自主保安は自主保安、しかしそれが、それをだれもやらなくなってしまった後のことも万全の対策が行われるように国はしっかりとやってもらわなきゃならない、またやっていくべきだと、こ...全文を見る
○広野ただし君 私の田舎に北陸支局というのがあるんですね。経済産業部、経済産業局ですか、中部経済産業局の北陸支局というのがあります。ここは原子力とガス事業の保安のことをやっているんですね。そこのところに、これを、四十名弱です、三十数名しかいません。そこのところに鉱山保安の、あるい...全文を見る
○広野ただし君 鉱山保安法改正、自主保安が中心になりますが、万全の措置が行われるように要望いたしまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月13日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  現在、日本人三人が拉致され大変な事態にあるわけでありますけれども、やはり経済産業委員会におきましても冒頭、これは日本とイラクの関係、エネルギー政策あるいは石油政策に非常に関係しますから、冒頭ここでもさしていただきたいと思って...全文を見る
○広野ただし君 やはり日本人の人命を最優先に、そして万全を期すということでお願いをしたいと思います。  そしてまた、こういうことも起こるんではないのかと、残念なことですけれども、それも起こるんではないかということもよく見通した上で私は自衛隊を派遣されたんだろうと思うんですね。そ...全文を見る
○広野ただし君 それと、たしか外務大臣だったかと思いますが、あるいは政府高官かもしれませんが、アラートというか警告を出しておったんだから自己責任でと、こういうお話がありますけれども、私はそんな突き放すような話じゃないんだと思うんですね。行った本人たちも、ある意味では赤十字の場合が...全文を見る
○広野ただし君 大臣に要請をしたいのは、閣僚のお一人として、やはりそういう思いがあるんだから、思いの人たちがおられるんだからということで、是非会ってやってくれというような協力をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○広野ただし君 私は、これは経済産業委員会ですからこれ以上、まだイラクの状態をどう思っているかとか、これはまた別の外務委員会とかいろいろとございますからこの程度にさせていただきますが、何しろ日本人の命にかかわることですから、国家としてなすべきことをきちんとやってもらいたいというこ...全文を見る
○広野ただし君 私は、今のような資金需要の問題とかいろいろとありますけれども、結局、グローバルスタンダード、金融機関の自己資本比率だとか、そういう問題があって、そのために不良債権というものを無理やり、ある意味で引きはがすということをやったんだろうと思うんですね。それは、大企業より...全文を見る
○広野ただし君 特に担保至上主義といいますか、あるいは個人保証、あるいは連帯保証、そして根保証といいますか包括根保証の問題、そういうものが、これはもう中小企業に物すごく大きな負担になって、生きていけるものも生きていけないということになっているわけですね。  ですから、これ是非大...全文を見る
○広野ただし君 今日は、中小公庫の総裁、また国民生活金融公庫の総裁にも来ていただいておりますので、その方に話題を移らしていただきたいと思います。  伊藤副大臣、どうぞ失礼して……。  先ほど中川大臣から、中小政府金融機関のお話が出ましたけれども、これだけ中小金融が細ってきたと...全文を見る
○広野ただし君 いや、どうぞ、役割も。
○広野ただし君 どうしても、政府金融機関ということの一つの、また法律で定められるということがあるものですから、本当に中小企業の資金ニーズに合って、できるだけ無担保でいろんなことを、人材とかいろんなものを評価をして、あるいはのれんというものも評価してと、こういう話になかなかならない...全文を見る
○広野ただし君 それでは、例の中小企業金融安定化特別保証のことでありますが、これは平成十年に発足をして、本当にたくさんの中小企業が救われた、こう思っております。ピークには二十九兆円の保証を行ったわけなんですが、しかし、この中で私どうも解せないのは、それが二年後には十兆円ぐらい返さ...全文を見る
○広野ただし君 いや、どうも数字を見ると、やっぱりそういうふうにしか思えないんです。今年の二月の保証債務残高は四兆円にぐっと減っている、そして借換えの方は確かにまた大変な資金需要があって六兆円あります。ですから、言わばその関係で十兆円ぐらいはあるんでしょうけれども、あのピークの二...全文を見る
○広野ただし君 確かに、いつまででもモルヒネを打ち続けるというのは、これはまたある弊害が出てまいりますからなんですが、いつ引くかというのは、やはり地方経済あるいはそういう中小企業のよく実態を見極めていただきませんと、なお倒産の水準、ピークよりは少しは減りましたけれども、なお本当に...全文を見る
○広野ただし君 大臣か、あるいは副大臣か。
○広野ただし君 保険収支の手当てというのは別途きちっとやるということですね。
○広野ただし君 融通無碍に、どうせ同じような公庫の中なんだからということで融通無碍になるということではないというふうに受け止めたいと思います。  それと、今回、証券化業務、これは非常に前向きないいことだと、こう思っておりますが、一つ問題にしたいのは、やはり私は、政府関係金融機関...全文を見る
○広野ただし君 やはり東京都、大阪府と、中小企業をたくさん抱える自治体がもうやっぱり見ておれないということで随分早くから取り組んでいるんです。  私は、経済産業省というのはほかの省庁と違ってそういう経済の実態に合わせて物すごい先行的に取り組んできた省だと、こう思っているんですね...全文を見る
○広野ただし君 続きまして、外食食品産業のことについて伺いたいと思います。  これは、特に地域に密着したものでありまして、これから、日本人は誠にあくせくあくせく働いておるわけですが、そういう中で、やはりスローライフといいますか、真に豊かな生活が実感できるということからいいますと...全文を見る
○広野ただし君 特にそういう外食産業あるいは日本伝来のおそば屋さんとかうどん屋さんとかお菓子屋さんとか、やっぱり一杯あるわけで、そういうところの衛生管理ということでは厚生労働省の方が衛生面からのチェックと。そこで統計的に取ると、これ何か百何十万店あるというんですが、これどうなんで...全文を見る
○広野ただし君 まずそのお店の数から、ちょっと私は農水省さんと厚生労働省とのマッチングというか、そこもよく連絡をいただいて、いずれも地方の経済を支える大事なところなんですね。しかも、そこは新規参入もどんどん来ると。もちろん、店を畳むこともあるということなんですが。やはり、食文化を...全文を見る
○広野ただし君 いずれもちょっと規模が、日本経済全般からいいますと、それで満足してもらったらとんでもない話だろうと思うんですね。ですから、日本経済を支える、また活性化させるのは中小企業だと、こういうことであれば、前にも申し上げたんですが、本当に開業率ががんがん上がってくるような政...全文を見る
○広野ただし君 やはり開業率を上げるためには税制から根本的に変えなきゃいけないと思っておりますが、もう一つ、今日午前中、有馬委員からもありましたが、やっぱり人材の話だと思います。  あるアメリカの教授が日本の大学へ来て話をして、ところで皆さん、この学校を卒業したらどうするんです...全文を見る
○広野ただし君 これは地方でも産地というのがありまして、北陸ですと石川、福井、富山、あるいは岡山ですとか、あるいは委員長のところの泉南の、大阪の南部、各地で、またアパレルということになると岐阜も大変なものでありまして、そういう面では各地の地場産業とも非常に関係をしているわけで、こ...全文を見る
○広野ただし君 私は、今までなかなか売れなくて持っていたもの、それを今度市場価格で評価をするということになりますと、言わばその部分は債権放棄をしている、国は債権放棄をしているんだと、こういうふうに思います。ですから、ある意味では、その間ずっと塩漬けにして持ってきた責任というのは、...全文を見る
○広野ただし君 最後の、時間になりましたので、ただもう一つ、中小企業基盤整備機構ですか、で工業再配置の土地を引き継ぐわけですね。売るのは中小企業ばっかりじゃないんです。もっと広く売っていいわけですよね。  ところが、中小企業基盤整備機構で受けますから、普通の中堅企業とかがもうそ...全文を見る
04月14日第159回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
議事録を見る
○広野ただし君 会長、ありがとうございます。  私は、余り役所に国会の場で余り質問をするという主義じゃなくて、国会議員同士でとか、識者、参考人も識者としてのというふうに考えておりますものですから、今日はちょっと省庁を離れていただきたいなと、こう思っております。  現在、人質拉...全文を見る
04月26日第159回国会 参議院 決算委員会 第10号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  決算委員会で、まず、今日は公安委員長がおいでですし、会計検査院長また人事官も来ておられますので、ちょっとまず警察不祥事のことについてお伺いをしたいと思います。  今年にも入りましても、北海道警あるいは福岡県警、静岡県警とい...全文を見る
○広野ただし君 会計検査院長、どのような検査をされましたか。
○広野ただし君 これはもう非常に昔からそういうことがある、最近のことではないということなんですね。  これは昭和五十九年に出ている本ですが、元警視監の松橋忠光さんが「わが罪はつねにわが前にあり」ということで、いろんな警察の内部のこと、自分がこういうことを書けば村八分になるだろう...全文を見る
○広野ただし君 いや、やはりここで再スタートするという気持ちでやりませんと江戸時代の水戸黄門のような話になっちゃうんですよ。悪代官がおって、そして与力がおって、同心がおって、そしておかっぴき、みんなが狂ってしまって、本当にそこの地元の人、農民を守る、あるいは商人を守る、そういう話...全文を見る
○広野ただし君 そしてまた、先ほどもいろいろとありましたけれども、検挙率、これがもう本当に下がってきているんです。二〇%を切るようになっている。そしてまた、先ほどは殺人の場合は九四%と、こうおっしゃっていましたけれども、九四%が高いというふうには言えません。殺人を犯したのは全部ひ...全文を見る
○広野ただし君 私は、例えば捜査の段階でやはり機密費的なものはやっぱり必要なことは必要だと思うんですよ。必要ならばちゃんと予算を組んで、そしてまた会計検査院ともよく相談をして、官房機密費だってどういう出し方をするかというのをもう一回洗い直したでしょう。それと同じようなことをやって...全文を見る
○広野ただし君 会計検査院長には特別調査というのをきちっとやってもらいたいというふうに要望いたしておきます。  次に、日歯連事件、現在捜査中でありますけれども、このことについてお話をさせていただきたいと思います。  この日歯連、九九年から二〇〇二年まで四年間の間に二十八億円の...全文を見る
○広野ただし君 今、坂口大臣がおっしゃいましたとおりでありますが、これは何年か前に、KSDですね、中小企業経営者福祉事業団ですか、あのKSDのとき、これも財団法人そして豊明会という政治団体をもう表裏一体のようにして持っておって、これは非常に、我が参議院の方から、誠に残念だったんで...全文を見る
○広野ただし君 それは国会の方に報告いただけますか。
○広野ただし君 それと、中医協の問題で逮捕者が出ている、こういうことであります。まだ捜査中ですからいろいろと言えないこともあるんでしょうけれども、この掛かり付け初診料の導入の問題、今まで医師会、歯科医師会ではなかなかそれが大変な格差があったというところで、要件を緩和をして入れる、...全文を見る
○広野ただし君 私も、坂口大臣はいつも非常に真摯に誠実に答弁もされますので、大変尊敬を申し上げておるんですが、まあ立場もありますので。  当然、業務のこととして、それは歯科医師会の方とも会われていろんな陳情を受けられるのは当たり前であります。しかしながら、その中から献金を受けら...全文を見る
○広野ただし君 大臣は非常に誠実な方でいらっしゃいますんであれですが、やはり大臣の職務というのは非常にそういう面では国民が注視している、注目をしていることであり、また非常な権限のあるところでありますので、やはり李下に冠を正さずといいますか、そういうようなことで是非よろしくお願いを...全文を見る
○広野ただし君 ちょっと時間もなくなりましたので、年金問題は同僚委員始め皆さんにまたお願いをすることにしまして、一つだけ、労災関係ですが、このことについて伺いたいと思います。  今まで、グリーンピアですとか、あるいはスパウザ小田原ですとか、そういう関係で、年金特会あるいは雇用保...全文を見る
○広野ただし君 積立金が赤字垂れ流しでなくなっていかないように、早急に抜本的な対策を講じていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月27日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
議事録を見る
○広野ただし君 おはようございます。民主党・新緑風会の広野ただしでございます。  まず、商品取引所法の改正について質問をさせていただきたいと思います。  商品取引、これは公正な価格形成といいますか、商品の価格形成のために、また先物ということでリスクヘッジをするためにも、ある意...全文を見る
○広野ただし君 正にそのとおりだと思います。何といってもこの商品取引の経済的な意味合いというのは非常に大きいと、こう思いますが、やはりそのための環境整備といいますか、個人投資家に対する目配りというものをしっかりとしておかなければならないと思いますので、その点は衆議院の修正というの...全文を見る
○広野ただし君 それでは、田中委員長代理、御時間のことで、どうぞ。
○広野ただし君 ところで、株式、証券市場は直接的な資本調達という意味で、いろんな意味でこの自由・資本市場において大きな役割を果たしている。それを、日本の場合は貯蓄が非常に高いので、もっと投資家としてそういう株式市場を更に拡大をしていく、海外との比較でもしていかなきゃいけないという...全文を見る
○広野ただし君 なかなか簡単にそういう比較というのは難しいと思うんですが、じゃ、海外の同じ商品取引所、こういうところと比較して、アメリカあるいはロンドンと比較して、そして最近の東南アジアあるいは中国と比較してどのようになってきているのか。また、そういうところに市場を取られてしまう...全文を見る
○広野ただし君 やはり、価格形成あるいはリスクヘッジにしても、今やこういう国境がなくなってきているわけでありますので、トウモロコシあるいは大豆を取りましても、あるいは石油関係を取りましても、国内だけで考えていてはいけない時代だと思います。  ですから、海外からも外国の資本が入っ...全文を見る
○広野ただし君 正に間接金融から直接資本調達といいますか、そういう観点、そしてまた海外との、これだけ国境がなくなってきている海外の取引所関係とのことからいって税制というのは非常に大きな影響力を持つわけで、私はこの商品取引課税二〇パーを更に株式と同じような扱いにしていくということは...全文を見る
○広野ただし君 正に大臣のおっしゃるとおりだとは思うんですが、やはりある程度の規模で国際的にも認知をされる、確かに歴史のあるそれぞれの商品取引所もあろうと思いますけれども、そういういろんな意味でムードを作っていって、ある程度の統合しやすさといいますか、そういうものになっていくとい...全文を見る
○広野ただし君 ただ、こういう、何といいますか、経済というのは非常に大きく変化をして、江戸時代は元々確かに米の取引から始まって、堂島の方から始まっていると、こういうことでありますけれども、マーケットが工業化社会になってくると工業に入っていく、そしてまた金融が大きな影響力を持ってい...全文を見る
○広野ただし君 それでは、農林水産省の方に伺いますが、これはもう穀物と工業品という形で、まあ先ほど大臣もお話ありましたが、中部の方では共管という形でなされていると。ですから、まあ、ばらばらじゃなくて、そういう、統合という言葉はまずいのかもしれませんが、共管のような形のものにして大...全文を見る
○広野ただし君 それでは、ちょっと、伊藤副大臣、また政務官との時間の関係もあって、最近新しくといいますか、いろんな形で出ているんですが、外国為替取引ですね。  これ、為替取引は、まあ政府関係者がディーリングルームでこうやっているということなんですが、取引所のごとくに装ってこの外...全文を見る
○広野ただし君 これは、外国為替の方は財務省なんですよ。だけども、金融先物と極めて似たような形で取引を行うんですよ。ですから、ここのところをきちんとしたルールを作ってやっていくことについては、私は金融庁だと思うんですね。ですから……(「金融庁」と呼ぶ者あり)金融庁でしょう。ですか...全文を見る
○広野ただし君 是非しっかりと受け止めていただいて、正に商品取引と似たようなものなんですね、証拠金取引という形でですね。金融先物の方の市場は、取引については金融庁がちゃんとやっていると。これは、ところが、金利が今現在ゼロの方な形で超安定のスタイルになっているものですから、金融先物...全文を見る
○広野ただし君 やはり金融ビッグバンという形で随分前からやって、私は、最終的に非常に行政当局においてやり方がまずかったんだと、こう思っております。  商品のビッグバンというものもあって、現在着々と進んでいるんだとは思うんですけれども、金融先物なんかにおいて、また債券の市場という...全文を見る
○広野ただし君 それと、今回の改正によって取引所の株式化といいますか、そういうものも可能になると。東証、東京証券取引所の方は一つ先に株式化というものを図ったわけでありますけれども、工業品取引所あるいは穀物取引所の株式化ということについての政策なり見通しといいますか、そういうものに...全文を見る
○広野ただし君 農水省の方にも伺います。株式化のことです。
○広野ただし君 それと、やはり上場商品というものを拡大をしていく、上場しやすくしていくということもビッグバンの一つの大事なことではないかと思いますが、石油が上場され、あるいはガソリン、灯油と、また軽油と、こういうふうな形になってきておりますが、さらに今後、石油関係品目で、あるいは...全文を見る
○広野ただし君 江戸の、堂島でそれこそ世界に先駆けて、当時、米というのは今の経済に占める割合からいうと、もうとんでもないぐらい大きいものだったと思います。それを町衆がやって、また天候によって左右されるわけですから、そういうことに対して大変な知恵を絞ってやってきたわけですね。私はこ...全文を見る
○広野ただし君 このことも、条件整備というか環境整備というのは非常に大切だと思うんですね。そういう取引に自由化、あるいは取引によって、何といいますか、思惑ばっかりが先行して大変なことになってはいけないんで、しっかりとした電力ネットワークは確保しながら、ですからエネルギー安全保障の...全文を見る
○広野ただし君 ところで、最近、ITといいますかコンピューター、この間も東京工業品取引所へ伺いまして、コンピューターによる、電算化による取引ということが非常な役割を占めてきている。また、取引関係も、このコンピューター化が、システム化がされなければ、とてもじゃないけれどもこの二百何...全文を見る
○広野ただし君 ITでやるとかえって危ないのかなと私は思いましたらば、どうもそうじゃなくて、どういう、証拠品はどうだとか、こういう形で全部データに残っちゃうんですね。ですから、ある意味ではかえって投資家保護も図られるという意外な側面、意外といいますか、そういう側面もあるようでして...全文を見る
○広野ただし君 今まで商品取引の何といいますか規模の拡大、またビッグバンに伴う、何といいますか、この商品取引の振興的なことを言っておりましたが、先ほどからも冒頭にお話をしましたとおり、そのためには何といってもこの投資家保護というものがしっかりとしていないとならないわけで、そういう...全文を見る
○広野ただし君 今までもいろんなトラブルが起こる、そういう中で、会員企業さんが日本商品先物取引協会、日商協というものを作って、ここで自主規制をやっていると、こういうことでありますが、この日商協の自主規制というのがちゃんとワークしているのかどうか、その点について伺いたいと思います。
○広野ただし君 今までもここ数年の間にバブルが崩壊をもうしたりしまして、会員、まあ何社か、有力な会員何社かが倒産をすると、こういう事態が発生をしているわけですね。そうしますと、証拠金ということで、そういう財産といいますか、債権を保全をするということがやはり非常に大切になるわけです...全文を見る
○広野ただし君 それと、もう一つ、やはり投資家の保護という観点から、これは、九五年に海外でベアリングズ社というのが破産をしまして、これを、破産のことにまつわってやはりいろんなトラブルが発生をする。そういうことで、証券と金融先物市場ではトランスファー制度というもの、要するに、ある会...全文を見る
○広野ただし君 それと、この決済制度でありますけれども、これまでこの取引所内のインハウス決済をやっているわけですが、これをアウトハウス、まあ取引所外の決済においても、ですから他の取引所なんかにおいても決済を円滑に行えるようにすると、こういうことでありますけれども、このところにもま...全文を見る
○広野ただし君 それと、まあ何といいますか、上場されてない商品、何ていうんですかね、株式なんかでいいますと店頭取引といいますか、取引外取引といいますか、取引所外取引ということについてどのようになるんでしょうか。
○広野ただし君 そこでも是非トラブルの起こらぬように条件整備、環境整備をよろしくお願いをしたいと思います。  次に、特定商取引の法改正に移りたいと思います。  これもまたマルチ商法ということでいろんな新商品といいますか、いろんな勧誘によってトラブルが起こるわけでありますけれど...全文を見る
○広野ただし君 どうしても、この連鎖販売取引ですとかマルチ商法というので、どうしてもグレーゾーンのものが出てきて、これは人間の知恵ですから、様々なものが出てきて、それに引っ掛かって泣くという、ひどい目に遭うという人たちが、被害者が出てくるわけですが、どうもそこがなかなかぴしっとこ...全文を見る
○広野ただし君 是非、経済産業省と公正取引委員会、ここの点は大いに協力をし合って、悪徳商法のないように取り締まっていただきたいと思います。  それでは、少し時間が空きましたけれども、終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月13日第159回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  参考人お二方、本当にわざわざ国会までお出掛けいただきまして、本当にありがとうございます。座って質問させていただきます。  まず、再生機構の斉藤社長にお聞きしたいんですが、昨年この法律を作りますときにもお出掛けいただきまして...全文を見る
○広野ただし君 大体この十三件でどれくらいの効果があったかというのを私なりにちょっと計算をしてみたんですが、大体、詳細な金額は分からないんですが、一兆円未満のお金で大体数十社、百社まで、子会社関係も入れますと、そういうところがある意味では助かっていると、再生のスタートを切ったとい...全文を見る
○広野ただし君 それと、持ち込まれたらば全部救うのかというその点なんですが、先ほど、百社ぐらい手元にあって、今いろんな意味で再建できるかどうか検討をしておられるというふうにおっしゃいましたが、持ち込まれたもの全部を救うというものではないんでしょうね。
○広野ただし君 新聞発表になっているのを見ますと、支援基準適合性というのがあって、生産性向上基準とか財務健全化基準とか清算価値との比較とか、あるいは先ほど言われたリファイナンスのものとか、労働組合との協議の状況とか、あるいは経営者の責任とか、いろいろと細部にわたって検討の上、再建...全文を見る
○広野ただし君 それと、先ほどもちょっとおっしゃっておったんですが、二年間の間に、来年の三月までに買取りは終え、三年間更にということで五年間で暫定的なものになっていると。  これは大事なことで、やはり債権市場ですとか再生ファンドですとか、やっぱり民間の活力でもって、あるいは格付...全文を見る
○広野ただし君 どうもありがとうございました。  続きまして、石川県の斉藤直会長にお伺いしたいと思います。  私も出身が隣の富山県ですから、非常に石川県の状況もよく分かるんでありますが、特に石川銀行が倒産をし、RCC送りになった企業さん、そしてそのことについてまた大変力を注が...全文を見る
○広野ただし君 それで、支援協議会とこの再生機構との関係のようなことがやっぱりあるんだと思うんですね。先ほど、協議会はコンサルティング的なことあるいはあっせんとかということで、直接的なものにはならないということで、しかし、やはり大きなホテルでも中小のホテルでも、やはりどうしても根...全文を見る
○広野ただし君 これで終わりますけれども、やはり世界に雄飛するような企業さんの再生と地域あるいは中小企業の再生というのはおのずと私は違うと思いますので、その点、温かい気持ちで、地域にとってまた中小企業にとっていい政策を実行していっていただきたいと思います。  ありがとうございま...全文を見る
05月17日第159回国会 参議院 決算委員会 第12号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  今日は、決算委員会、省庁別審査ということで中川経済産業大臣そして亀井農水大臣、ということでお出掛けでございます。今国会、年金国会ということも言われておるわけであります。やはり国民の皆さんに大変な負担を強いるということからいい...全文を見る
○広野ただし君 私は、中川大臣を男中川だと、こういうふうにやっぱり思っております。父上のときから、北海のシロクマと言われる中川一郎先生ですね。私は非常に正義感の強い方だったと思います。  そういう中で、やはり自分の責任はだれかに任すんじゃないんじゃないかと私は思うんですね。福田...全文を見る
○広野ただし君 まして任命権者小泉さんも、まあ、ぶっきらぼうに、払っている、加入していない、強制加入になってからは払っている、こういうことであります。任意加入のときは加入していないんだから、未加入なんだからそれは未納と言うんじゃないんでしょうと、こういう、まあ何というんですかね、...全文を見る
○広野ただし君 まあ、昔、政治家に政治倫理を求めるのは八百屋で魚を求めるがごとしだと言った人もおられます。だけれども、政治は最高の道徳だと、こう言われる人もおられるんですね。  私は、やはり北海のシロクマ中川一郎先生は、ある意味で非常に正義感があり、最期非常に痛ましい亡くなり方...全文を見る
○広野ただし君 やっぱり閣僚、七閣僚なのかどうなるか分かりませんが、そのほか副大臣、政務官ですね、たくさんの重要な責任を持っている方々が、何というか、口をぬぐってほっかぶりして、まあ、言わば何の責任も取らない、福田官房長官一人に任せておくと。これは私は誠に談合政治で、そんな自民党...全文を見る
○広野ただし君 亀井農林水産大臣はこの年金問題について、国会議員が国民年金の強制加入となった八六年四月以降、六十歳になるまで年金に加入し保険料を支払っていたというふうに、きちっとしたことであったというふうにお話をされております。  そのことで、じゃ、今、中川大臣がこうやってお話...全文を見る
○広野ただし君 広野ただしでございます。  私は、中川大臣、五十歳を過ぎられたばっかりの本当に将来非常に期待をしている政治家であります。で、今、亀井大臣も言われたように、身の処し方というのはだれも言えないことだと思うんです。だけれども、やはりそこは国民皆さん注視の中で、やっぱり...全文を見る
○広野ただし君 私がいただいている資料でいきますと、現在生産中のものが、プロダクションですね、している方は三十八社、うち十四社がやっぱり繰越損があると、こういうことで今清算をされたり何かいろいろとしておられる。  私は、石油開発、これは非常に重要なことだ。今でもエネルギー全体の...全文を見る
○広野ただし君 認識をしていても、二兆円あるいは大変な金額。皆さん、何兆円といったら、まあそういうものかと思っておられますけれども、私らも、ちょっと見るのは百万円ですよね。百万円のものは大体一センチですね、この厚さは。一億円になると、それが百センチですから一メーターになる、一メー...全文を見る
○広野ただし君 なかなか地下構造ですからよく分からない。だけれども、やっぱり民間ですとすごいんですよ。アラ石の山下太郎さんは、やっぱり百発百中のような感じで当たったんですね。だからアラ石というのは大変な役割を果たしてきたと。もちろん、今取り分が少なくなりましたけれども、そういう形...全文を見る
○広野ただし君 解散をさせる、あるいは民事再生法で更に復活をさせていく、あるいは上場をしていくという中で、このジャパン石油開発、これがその全体の損失一兆二千のうちの約四分の一から三分の一ぐらい占めるくらいの三千何百億を食っているんですね。  これを民事再生法へ持っていって再生さ...全文を見る
○広野ただし君 そこが本当に期待できるのかどうか分かりませんが、例えば国際石油開発、こちらの方は、売上高も今は千五百億ぐらいですか。で、純利益が二百七十億ぐらい出ているんですね。そして剰余金が二千百億あります。こういう企業を早く上場をしたらいいと思うんですね、早く。それで、私も経...全文を見る
○広野ただし君 やはり、石油をめぐって戦争が起こるとか、また石油は何だかんだ言っても国民生活と非常に密接な影響があって、それこそまだ全体のエネルギーの半分を持っているわけですから、それをどうするかというエネルギー政策の根本ですね、これをもう一回考えてもらって、きちんとした石油政策...全文を見る
○広野ただし君 いや、そういう役所みたいなこと言っているんじゃないんですよ。縦割りみたいなこと言っているんじゃないんですよ。石油開発をもっとやらなきゃならないんだったら、こっちで、私は備蓄政策は成功していると思いますよ。ですから、安心して、今のような中近東で危機的な状況があっても...全文を見る
○広野ただし君 それは環境対策としてですか。
○広野ただし君 私は環境省に任せたお金というのは数百億円だと認識しておりますが、間違いですか。
○広野ただし君 中川大臣、これは前の平沼大臣にもよくお話もして、平沼大臣も、ううんといって言っておられましたが、もう石特と電特一緒にして、そして環境問題も中にひっくるめて、今おっしゃった環境省には百何十億ですね、全体のエネルギー特会というものにもしまとめますと、大体一兆円ぐらいで...全文を見る
○広野ただし君 今、やはり大臣、大事なことを言われまして、本当に、何も厳密に環境省に任せたものだけが環境対策ではない。幅広く考えれば、その二千億ぐらいになるものが環境政策かもしれません。いずれにしても、だけれども、国民の皆さんに訴える訴え方ですよね。  これからいうと、いや、石...全文を見る
○広野ただし君 ならば、例えば、何というんですかね、鳥インフルエンザにかかった鳥は焼却しなくてもいいんですか。もしそのまま、何というんですかね、蔓延しない措置さえ取れば食べてもいいということですか。
○広野ただし君 そこが私も本当に、農水省と厚生労働省の食の問題については本当に複雑で、しかも、それで浅田農産ですか、あのときなんか自殺者も出たわけですね。私は、遅れて、意図的に遅らせて通報をしたという、これはもう申し開きのできないことだと思います。ですから、政治家だってそんなこと...全文を見る
○広野ただし君 やはりとんでもないことはそれは許しちゃいけないですけれども、やはりそういう中小経営者の悲鳴とか、本当にこの間もひどいことがありましたけれども、イラクのところで人質になった、もう目的がちょっとなっちゃいないんだからそんなもの自己責任論だと。私はそんなことよりも、やは...全文を見る
05月26日第159回国会 参議院 本会議 第24号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  ただいま議題になりました小泉総理の北朝鮮訪問に関する報告について、民主党・新緑風会を代表して質問いたします。  まず、今回の小泉総理の再訪朝は、拉致被害者の御家族五名の帰国を除けば、大失敗だと申し上げたいと思います。  ...全文を見る
06月02日第159回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○広野ただし君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
06月15日第159回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○広野ただし君 おはようございます。民主党・新緑風会の広野ただしです。  今般、この参議院に北朝鮮による拉致問題等特別委員会が設置されまして、衆議院の方も外務委員会に小委員会があるわけですが、参議院の場合は明確に北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会ということで、政府のやって...全文を見る
○広野ただし君 その外交姿勢がおかしいんではないかと言っているわけです。特に、日本の国運が懸かるわけですね。実行部隊を、実力行使部隊をイラクにおいてどう動かすかということについて、多国籍軍に参加か協力をすると、そういうものを海外において約束をしてきて、その理論付けを後付けのように...全文を見る
○広野ただし君 それと、昨日の答弁の中で総理は、民主党議員から聞いて初めて承知したというふうに言っておられるんですが、これは訴訟の方からいきますと私はこの答弁は誠におかしいんじゃないかと。民事訴訟が提訴された場合、被告に所管の地裁から特別送達され、本人が送達を受けて初めて訴訟代理...全文を見る
○広野ただし君 これはやはり国のトップの名誉、そして、これは海外から、そういうことが海外に対しても流れるということになりますと、日本の名誉が懸かっているわけです。しっかりと対応をしてもらいませんと、黙殺するというわけにはいかないんじゃないかと、こう思いますので、今、国会に対する虚...全文を見る
○広野ただし君 明確に範囲のことをおっしゃらないわけですが、政府が認定しているという言葉を使われます。しかし、それ以外にも、もう三百数十名の方々が特定失踪者という形でおられるかもしれない。特に、例えば政府が認定していた以外に、曽我ひとみさんの場合は向こうから出されたわけでしょう。...全文を見る
○広野ただし君 こちらの調査も大事ですけれども、もう向こうは、北朝鮮は拉致をしたということを認めているわけですよ。向こうにぶつけてください、向こうに。何も遠慮することないんですよ。一事が万事なんですよ。たくさんやっているんですよ。そういうおそれがあるわけで、だから遠慮することは全...全文を見る
○広野ただし君 一歩一歩行くにしても、全般をまず見据えておいていただきたいと思うんです。韓国でも数百名以上だと言われているわけですね。日本でも、ですから三百数十名は少なくともやはり拉致されたおそれがあるかもしれないという思いで交渉をするのと、いや、十五名に限ってやりますというよう...全文を見る
○広野ただし君 しかも、拉致されたおそれのある人たちは、かの地で亡くなったということではなくて、やっぱりみんな生きておられる、かすかな希望でも持ってやっておられるわけです。ですから、やはりそれは心底守るという姿勢がありませんと、政府に対する信頼というものはもう正に揺らぐわけです。...全文を見る
○広野ただし君 外交カードを、せっかくの外交カードを切らない、こういうことでは日本の平和と安全は守れないわけです。やはりしっかりとした考え方、軸足が違っているというふうにしか思えないわけで、これは対話と圧力、正に対話と圧力はいいですが、圧力が全く掛かっていないんですよ。どこが掛か...全文を見る
○広野ただし君 これは、山崎正昭官房副長官が平壌で、在日朝鮮人の差別があってはならないということを日本でやらなきゃいけないんだという発言をしているんですね。  何か向こうから言われて、そしてそういうメッセージを送ったというふうにしか思えないんでありますが、そういう、どうしてこう...全文を見る
○広野ただし君 それでは、官房長官、これからは、もし細田官房長官であれば出さないということを約束できますか。
○広野ただし君 今度のことにつきましてはXYZ外交ルートということで、Zの方はこの北朝鮮、朝鮮総連の外交窓口としてのことですとか、国会議員を使って、山崎拓さん、平沢勝栄さんを使っての問題、そしてまた政府・外務省ルート、そしてまた首相官邸ルート。  まあ本来、外交がしっかりと一元...全文を見る
07月30日第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
議事録を見る
○広野ただし君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月01日第161回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  まず、昨日、イラクの人質殺害事件、誠に悲惨な結果に終わりまして、被害者には本当に誠の哀悼の意を表しますし、家族の方また御親族の方に心より弔意を表するものであります。  ところで、いろんなことがございますけれども、やはり国民...全文を見る
○広野ただし君 イラク問題につきましては、また別途の委員会等もございますのでこの程度にとどめますが、イラクの事件に匹敵するこの北朝鮮の拉致問題、もう長年にわたって、拉致をされ、またその御家族の方々は本当に大変な御心配をされておると、こういうことであります。  時間が非常に経過し...全文を見る
○広野ただし君 十件十五名の方々、そしてまた特定失踪者と言われる数百名、四百名前後というような話もございます。そういうことから考えますと、まだまだ拉致問題、全体解決については道半ばと、本当にわずかなところだと、こういうふうに思うわけでありますが。  そこで、先ほど小林委員からも...全文を見る
○広野ただし君 私は、大臣始め副大臣が来ておられるので、できるだけ同席者の発言は慎んでいただきたいと、こう思っております。  やはり、先ほども小林さんからもありましたが、この何といいますかね、人道支援が必要なのはかえってその拉致された方々なんですよね。北朝鮮に対する人道支援もさ...全文を見る
○広野ただし君 これも先ほどありましたが、最初からそういうことを想定をするということではなくて、場合によっては中断することもあるぞというようなことが暗黙の圧力になるわけですね。ですから、そこのところは是非慎重に考えていただいて、もうコミットしたから全部出すんだということではないよ...全文を見る
○広野ただし君 実際、平成十四年の十月のときの協議では、この認定者以外に交渉の場に、調査の場といいますか、小住健蔵さん、田中実さん、松本京子さんの三人を、調査を求めるということを、その場、交渉という言葉は悪いんですけれども、その協議の場に出しておられるようでありますが、この方々は...全文を見る
○広野ただし君 それだけの、日本側としてある程度の証拠も持って、ですから協議の場に取り上げておられるんだと思うんですね。そういう人をなぜ認定被害者ということにしないのか、細田官房長官に伺いたいと思います。
○広野ただし君 私は、この認定被害者のシステム、警察庁、そして外務省、内閣官房ですね、あるいは法務省、いろいろとあるとは思いますが、やはり警察当局がやはりしっかりとした捜査もある程度して、それでこう持ってきておられるんだと思うんですね。いろんなその他の情報提供もあってですね。それ...全文を見る
○広野ただし君 いや、私は、その百九十何名あるいは四百名近くの人をすぐぶつけてもらっても私は本当に構わないとは思うんですが、しかし絞りに絞って、かなり証拠もあるということからその協議の場にのせておられるんだと思うんです。ですから、クアラルンプールの三人、そしてこの八月、そして今度...全文を見る
○広野ただし君 私は、少なくともある程度の確信を持ってその協議の場、北朝鮮との協議の場にこう話題にしておられるわけでしょう。そういうことであれば、その方々は認定してしかるべきじゃないのか。  まあ、被害者あるいは家族の支援法に基づく金額がどれぐらいになっているのか私分かりません...全文を見る
○広野ただし君 この先ほど言いました五人は少なくとも認定に追加してもしかるべきじゃないかと、こう思いますし、さらに拉致が濃厚という方々をこの救う会の方々は三十三名、かなりの証拠、データ等を持って言っておるわけですね。ですから、これは幅広に認定をしながら協議の場で取り上げていくとい...全文を見る
○広野ただし君 ところで、先ほど町村大臣はインテリジェンスのことを言われました。情報ソース、情報を取るということだと思います。そういうことからいって、私はこの脱北者からの情報、脱北者が持っている写真等とかつての拉致濃厚の人たちとの写真をこう照らし合わせるというところからこの藤田進...全文を見る
○広野ただし君 また、国家公安委員長に、やはり捜査当局の立場から独特のやはり証拠というものも必要になろうと思いますので、そういう脱北者に対する、からの情報の問題、そしてまたそういう脱北者が日本に、受け入れた場合、その方々の警備の問題、この点について伺いたいと思います。
○広野ただし君 それでは、最後の質問にしたいと思いますが、先ほどもありましたが、対話と圧力、私は、町村新大臣はどちらかというと圧力にかなり軸足を置いてのこれからの協議というふうに、かねがねいろんなお話を聞いていますとそういう頼もしい大臣だというふうに受け止めておるわけでありますが...全文を見る
○広野ただし君 関連質問、同僚議員に譲ります。
11月11日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  現下の財政事情、非常に厳しいものがありますけれども、その中でも先ほどもちょっと出ましたが、借金がどれぐらいあるのかと、またそういう公債管理政策がどうなっておるのか、また財投はどうなっておるのか、そして特別会計、特会がどうなっ...全文を見る
○広野ただし君 詳細はいいんです、詳細は。
○広野ただし君 私は詳細な数字を言っているんじゃないんですよ。ざくっとした話でいいんです。  ですから、その中で、上田さん言われましたのは、その中でなぜ百二十四兆円という財投債を別にするんですかということとか、あるいは債務保証を別枠にしているんですかということなんですよ。ですか...全文を見る
○広野ただし君 そのとおりだと思います。財投債は、そういうところでは若干罪が軽いというふうに思っておられるかもしれませんよね。償還、まあ融資をしているから返ってくるんだと。それが財源になり得る可能性があると。しかし、財投債と国債、普通国債ですね、差はないんだと財務省はずっと言って...全文を見る
○広野ただし君 今井総務副大臣がおいでですから、大体地方は二百兆円というふうに政治家としては頭に入れていますね、現在。そのうち地方債があります。正確にはいろいろとあると思いますが、百四、五十でしょうか、ちょっとそれは後で説明いただきたいと思いますが。それで、そのうち、言わば国と地...全文を見る
○広野ただし君 詳細はいいですから。
○広野ただし君 国の責任、地方の責任というのはありますから、地方債というのは本来それぞれの自治体の責任ということにはなるんでしょう。しかし、何かいろんな形で国が補てんをするとか、赤字再建団体というようなことになりますと、まあ今井副大臣も自治体の長もやられたことでしょうから、いろん...全文を見る
○広野ただし君 それは過去債務の国庫負担分に当てはまる部分でしょうか。
○広野ただし君 ここのところはいろんな計算の仕方がありますから詳細は省きますが、いずれにしても、兆円でいくと三けたのオーダーの過去債務がある、国の負担になるものがあるということなんですね。  ですから、そこで、財務大臣、これも特会ということにはなっておりますけれども、私は全体的...全文を見る
○広野ただし君 それのことを私は的確に表すのは格付なんですね、格付。二年前に、あれ二〇〇二年五月だったですか、日本の国債の格付がムーディーズなんかでは二段階引き下げられたということで、あのとき、財務省も非常に腹を立てて、ボツワナよりも低くなったわけですね、あのときは。で、抗議文書...全文を見る
○広野ただし君 国のプライマリーバランス、基礎的財政収支のことはそれなりに一つの、第一段階の再建のステップということでそれは一つの方向を示しているとは思います。しかし、それだけですべてが済むわけではありません。ですから債券市場の問題と公債発行の限度とか、やっぱりそういうものを政治...全文を見る
○広野ただし君 財投。
○広野ただし君 私は金額のところだけ申し上げましたけれども、これが、今大臣言われましたように、財投債等、私なりの推計でいきますと、おっしゃるように七年が、経過期間の七年間過ぎた後の規模というのはどれぐらいだろうかということを考えますと、累計で二百二十からどこか二百五十ぐらいまでの...全文を見る
○広野ただし君 整理統合という考え方はやっぱりあるんでしょう。余りにも今度はたくさん、三十本以上あって、しかもそれが、全体を本当にだれが掌握をしておるのか、各省庁もちろんやっておられるんでしょうけれども、それぞれの省庁の規律というものもあるでしょう。  ですけれども、先ほど言い...全文を見る
○広野ただし君 一般会計では一つのステップを踏む目標みたいなものを作っていかれた。財投ではもう一つそれがはっきりしていない。あるいは、特会でももう一つそれがはっきりしていない。総合性とか全体性ということですね。ということで、私は是非それぞれにしっかりとした目標というかビジョンとい...全文を見る