広野ただし

ひろのただし



当選回数回

広野ただしの2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○広野ただし君 おはようございます。民主党・新緑風会の広野ただしでございます。  年度末になりまして、何となく慌ただしいし、また連日のように審議をしております。大変皆様お疲れではございますでしょうけれども、頑張ってよろしくお願いをしたいと思います。  三・一一の被災がありまし...全文を見る
○広野ただし君 それで、特に不確定要素は原発の処理問題だと思っております。それに関してはエネルギー特会というのもあります。ですから、この復興特会のほかに様々な特会が関係をしてくるという点があろうとは思うんですが、元々、特会改革という観点からいいますと、特会全体の透明性といいますか...全文を見る
○広野ただし君 それと、特会もやはりいつかは閉めなきゃいけない。復興庁が十年間ありますから、復興庁が廃止をされるとともに特会も廃止をして一般会計に移管をすると、こういう法体系になっていると思うんですね。  それで、私は、やっぱりスタートするときにおしりのところも決めておく、そし...全文を見る
○広野ただし君 本当にその点、安住大臣にも、今後とも政界で中枢を占められると思いますので、今の話はずっと覚えておいていただいて、やっぱり景気が良くなるとか郵政の株が高く販売できたというような場合は、非常にそういう面では財源がある意味でもう豊かになるということだってあり得るわけで、...全文を見る
○広野ただし君 そういう全てのことは財務省がやればいいことなんだと思うんですね。  そして、私は、復興庁もその考え方は非常に大事なんです。だけれども、若干屋上屋的な側面もやっぱりあるんですね。各省庁の上に乗っかって、トータルでとは言っているけど、実際は各省庁に実行予算を付けると...全文を見る
○広野ただし君 それともう一つ、この復興特会も特別会計の一つです。そしてまた、特別会計改革というものも併せて今進めるということになっております。元々、特別会計というのは一般会計の数倍ある。今年取りましても、総額取ると四百兆円ぐらいになる。その代わり国債特会等を引きますと百九十何兆...全文を見る
○広野ただし君 今、安住大臣言われましたように、二十八年の四月までに十七特会、五十一勘定というのを十二会計、三十一勘定に整理をされる、こういうことであります。  これは、数の上では私は確かに一つの改革だし、透明性がある意味で増してくるということだと思うんですが、やはりこの特会改...全文を見る
○広野ただし君 それともう一つ、その特会と非常につながっているのが独立行政法人ですとか特殊法人ですとか政府関係公益法人です。ここのところをしっかりメスを入れないと、やっぱりどうしてもおんぶにだっこみたい、まあひっつきもちではないですけれども、ぺたっとくっついてくるわけですね。です...全文を見る
○広野ただし君 非常に大事なコメントをいただいておりまして、本当に是非今後ともよろしくお願いをしたいと思います。  続きまして、租特に移りたいと思います。  この租特、租税特別措置法は、この分厚い、ちょっと持ってきておりませんが、これ物すごい分厚いもので、およそあれを全部読む...全文を見る
○広野ただし君 本当に気が遠くなるような作業なんですけれども、やはり国民の皆さんの立場に立てば、これはもう本当に一生懸命になってやっていって、簡素化、透明化をしていく。そして、公平なもので、やっぱり不公平だったら誰も納得しませんから、そういう面で今後とも御努力をいただきたい、こう...全文を見る
○広野ただし君 まさにそのとおりで、また超長期で見なきゃいけないという観点もあろうかとは思います。しかし、国の公的会計といえども民間会計に準拠するような考え方もあるわけで、やはりしっかりと国民の資産が目減りしないように、運用等については十分に留意をいただきたいと、こう思います。 ...全文を見る
○広野ただし君 是非、大分、安住大臣の指示の下に事務方も動いているようでありますけれども、是非それを早急に進めていただきたいなと、こう思うわけでございます。  それでは、今、復興特会ですとか特会改革のこと、租特のこと、そして外為特会等についていろいろとお話をさせていただきました...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしでございます。  今、玄葉大臣からもお話があったとおり、四月の十三日金曜日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射、結果は失敗はいたしましたけれども、北東アジアの平和と安定を揺るがす、もちろん安保理決議等にも違反をする、こういうことでございます。...全文を見る
○広野ただし君 玄葉大臣は本当に先例を踏み込んでやられたという感じがいたします。  しかし、例えば百年前の日露戦争のことを考えますと、あの巨大なロシアに対して日本が小国であった。あのときに、桂太郎内閣、そして小村寿太郎外相と、そして高橋是清が日銀副総裁なんですね。で、戦費の調達...全文を見る
○広野ただし君 是非、あらゆる手段を、またあらゆるルートを使ってやっていただきたい。これ拉致問題も、もう二〇〇五年以降、ある意味で小康状態というか、ずっと時間を空費しているんですね。そしてまた、ミサイル、核という、もう日本にとって直接的な脅威になっている。今回は三月十六日に予告を...全文を見る
○広野ただし君 やはり大きな組織を動かすというときは確かにいろんなことがあるでしょう。そして、二重チェックだとか三重チェックというのもあろうと思うんですが、国民を守るんだという観点に立てば、やはり何らかの情報を得たらできるだけ早くそれをお伝えをする、しかしパニックにさせるわけじゃ...全文を見る
○広野ただし君 ミサイルはやるわ、そしてまた次の核実験が、もちろん自制すべきということで各国にも働きかける、また先ほど言いましたような、どうしても間接的なものになってしまうんですが、国連を中心にやっていくにしても、この両方がなされたときは、更なる制裁措置というものを国連全体として...全文を見る
○広野ただし君 少なくとも、米朝協議がありました、米朝の協議において、食糧支援二十四万トンですか、核濃縮の、濃縮活動の停止ですとか、あるいはミサイルの問題、核実験の問題、こういうことが守られないときはやはり食糧支援というものは凍結をする、あるいは中止をするという考え方がアメリカに...全文を見る
○広野ただし君 やはりヨーロッパの北朝鮮に駐在している外交ルート等から聞きますと、制裁措置が全体的には効いていないと。もう平壌には高級車は走るわ、いろんな状況になっているということなんですね。そういう中において、やはり日本は特に大きな拉致の問題を抱える、また近い国なんですから、こ...全文を見る
○広野ただし君 それでは、残余の時間を同僚議員に譲ります。よろしくお願いします。
06月19日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○広野ただし君 民主党・新緑風会の広野ただしです。  松下金融大臣、大臣御就任おめでとうございます。そしてまた、午前中は大臣所信に対する質疑ということで、そしてまた、午後はちょっと気は重いでしょうけれども、また心痛むと思いますが、AIJの集中審議ということでございます。  こ...全文を見る
○広野ただし君 特に、同僚議員の金子委員からの指摘があって以来、前大臣でありましたけれども、金融庁と監視委員会との間でちょっとキャッチボールのようなことが行われ、監視委員会の所管ですから、そこからのいろんな情報を得てというようなことをいろいろとやっておられました。  ところで、...全文を見る
○広野ただし君 おっしゃるとおり、この厚生年金基金関係、特に今回の場合でも五十万人以上の方々が被害に遭われているようなことになります。非常に社会的影響が大きいものでありますから、特にその点については大きく関与してもらって監督責任を果たしていただきたいと、こう思います。  ところ...全文を見る
○広野ただし君 それと、厚生年金基金の方々からお聞きしますと、信託銀行が絡んでいたから、まあ信託銀行が入ればというような、安心してというようなこともあったようであります。  信託銀行は受託者責任というような点がやっぱりあるんじゃないのかと、こう思いますが、この点いかがでしょうか...全文を見る
○広野ただし君 やはり信託銀行は大手ですし、いろんな情報網を大量に有していると思うんですね。そういう中で、契約上はいろんな免責条項等はあると思いますけれども、忠実義務あるいは善管義務といいますか、そういう観点からも信託銀行の管理責任といいますか、そういう点も大いに考えてもらいたい...全文を見る
○広野ただし君 国会でも、今回の場合、東京年金経済研究所ですか、の方をお呼びして、ここのところが投資助言だとか代理業的なことをやっているわけで、ここのところが全く無登録でやっていると、こういうところもよく考えていただきたいと思います。  ところで、厚生年金基金についてお伺いをし...全文を見る
○広野ただし君 特に厚生年金基金、中小企業が大宗であります。そういうところが一生懸命灯をともすような形で、また運用を一生懸命やっている、そういう中において、まあ何といいますか、中小企業に巣くうといいますかね、そういうような考え方であっては、それこそ野田総理の言っているシロアリとい...全文を見る
○広野ただし君 厚生年金基金、中小企業が廃業をしたり倒産をするということになりますと、またそれの連帯保証もするというようなことになっていて、これはもう本当に苦しいところが更にまた苦しくなるというようなことが起こっております。ですから、今、厚生年金基金は数百万人の方々が入っておられ...全文を見る
○広野ただし君 当面は、比較的運用状況のいいところとの、また近くの業種的なところも考えて、基盤強化のために合併をしていくとか、あるいは連合会との共同運用というんですか、というような形で当面はということはあろうと思います。しかし、将来的に、本当にこういう運用益で稼ぎ出せるのかという...全文を見る
○広野ただし君 それでは、今日、日銀総裁も来ていただいております。欧州の信用不安問題でございますが、ギリシャの再選挙もあって、ユーロ離脱の懸念は今はある程度払拭されたのかなということかと思っております。そしてまた、今G20で、メキシコのロスカボスですか、でG20を開催されていると...全文を見る
○広野ただし君 それと、これに伴って、アジア新興国にも波及をする、そういう懸念もあるんではないのかという点もありますので、アジア諸国に対してはどういう考え方でしょうか。
○広野ただし君 それと、なぜ日本が、日本もいろんな意味で経済的にデフレ状況で苦しい中でユーロに対しても円高になると、こういう事態になっています。かつてないくらいに円高になって、百円を切る、ユーロがですね、まあ切るという言葉になるのか、九十八円台とかですね、そういういろんな形になっ...全文を見る
○広野ただし君 先日も質問に大分前に立ちましたときに、安住大臣に、これは円と元、中国との関係ですね、これ、中国との貿易がこんなに多くなっているのにドル建てにしたりという形になっているわけですね。ですから、円・元決済、直接決済というものを申し上げて、それが今かなり実ってきている状況...全文を見る
○広野ただし君 大体言いましたから。全体的には五十数兆円ですね。  そういうときに、どうやって、まあもちろん国際協調でそういうことが起こらぬようにという形で考えていくわけですが、実際問題として、また、銀行というのは足が速いですから、債権をいろいろな形で別のものに持っていくという...全文を見る
○広野ただし君 安住財務大臣がG20に行っておられるとは思いますが、それで藤田副大臣に、ヨーロッパの信用不安問題についての財務省の見解を伺いたいと思います。
○広野ただし君 終わります。
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○広野ただし君 新会派、国民の生活が第一の会長、広野ただしです。  会派を代表して、議題となりました、いわゆる社会保障と税一体改革関連法案について質問いたします。  まず、野田内閣の正当性について伺います。  民主党は、二〇〇九年政権公約、国民の生活が第一を掲げて、総選挙に...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○広野ただし君 国民の生活が第一の広野ただしでございます。  財政金融委員会で新しい会派になりまして初めてということになりますが、よろしくお願いを申し上げます。  その中で、ちょっと冒頭に苦言を申し上げなきゃいけないのは誠に申し訳ないんですが、今日は十時開催ということになって...全文を見る
○広野ただし君 アジアの金融センターというような意味合いも込めてやろうということでありますが、もう少し具体的な数字をお示しいただきたかったなと思っております。  ところで、この総合的な取引所、まあある意味ではリスクヘッジの面と、もう一つは、円滑な資金調達といいますか、そういう側...全文を見る
○広野ただし君 適正とおっしゃいますけれども、私は更に抑制の方向へやっぱり持っていっていただきたいなと。先ほど言いましたように、マネーゲーム的な側面が高まって実体経済に悪さをしてくるというような観点でありますので、今後ともよろしく御検討いただきたいと思います。  そしてもう一つ...全文を見る
○広野ただし君 是非、前向きにやっていただきたいなと思っております。  AIJの年金問題のときも、金融庁はなかなか出動しませんでした。こういうことがあってはならないんで、今日は日銀総裁もいらしておりますが、総裁は、十日前ぐらいだったですか、お話をやっぱりされておりますが、まだ調...全文を見る
○広野ただし君 この問題も、四年前だったですか、イングランド銀行、そしてニューヨーク連銀が注意を喚起したということから始まっております。もちろん、ニューヨーク連銀は規制的な力も持っておりますから、そういうところはあろうと思いますが、中央銀行としてやはりこういうことは未然に防止する...全文を見る
○広野ただし君 それと、公正取引委員会にお伺いします、委員長に本来であれば来ていただきたかったんですが。  今回のものも、スイスの公取といいますか競争当局というんですか、がもう既に調査に入っております。邦銀の名門の三行を含めて十二行について調査を開始しているということであります...全文を見る
○広野ただし君 個別の案件はとかそういうことを言っていると、結局、何といいますか、見て見ぬふりをするとか覆い隠すというようなことになってしまうんで、これは海外のそういう公取担当当局のようなところがもう調査に入っているということでありますから、せめていろんなヒアリングでもやっていく...全文を見る
○広野ただし君 以上で終わります。
11月02日第181回国会 参議院 本会議 第2号
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○広野ただし君 国民の生活が第一の広野ただしです。  会派を代表して、問責決議を受けた野田総理に緊急質問をいたします。  去る八月二十九日、さきの通常国会、この参議院本会議場で、内閣総理大臣野田佳彦君は問責を受けました。その問責の理由をもう一度申し上げます。  野田内閣が強...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○広野ただし君 国民の生活が第一の参議院の広野ただしです。  まず私は、委員長、非常に敬愛する委員長なのでありますけれども、昨日からのこの委員運営について、ちょっと私は誠に強引なやり方ではないのかというふうに思います。  昨日は、衆議院の財務委員会でまだ質疑中のときに、昨日の...全文を見る
○広野ただし君 特に参議院は問責決議を出して、総理は問責を受けているんです。ですから、所信表明も受けないで緊急質疑でやってきている。言わば参議院は非常な異常状態の中でこの委員会をまた開いてくると。こういうことでありますから、私は、やはりしっかりとした審議をやる。特に二院制の中で、...全文を見る
○広野ただし君 私は、こういう三党で、これは参議院の場合はもう三分の二以上になります。やはり、第二次大戦中に大政翼賛会というのができて、多数を占めますからもう何でもノーチェックで内閣と軍部のことをどんどん推し進めると。ですから、それによって日本は滅亡の道を歩むようなことになってい...全文を見る
○広野ただし君 今お話ありましたけれども、結局、特例法について国会での審議をなくしていくわけですよね。ですから、これは、財政は特に憲法にもありますように重要事項です、国家のですね。これに対して国会がちゃんとしたチェックを果たすと、毎年度果たすというのがやっぱり財政民主主義の根本だ...全文を見る
○広野ただし君 山本長官、富山県の御出身で、私もよくあれしていますが、私は、前例があったからといって、これはやっぱり憲法違反的なところが濃厚だというふうなことを御指摘して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○広野ただし君 国民の生活が第一の広野ただしです。国民の生活が第一を代表し、ただいま議題となりました特例公債法案及び修正案に対し反対の立場から討論をいたします。  赤字特例公債法案は、そもそも赤字公債の発行を特例的に認める法案であり、これが常態化することは極力避けなければなりま...全文を見る