深谷隆司

ふかやたかし



当選回数回

深谷隆司の1973年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第71回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○深谷委員 人間形成の上で幼児教育がきわめて大切であることは申し上げるまでもないことですが、そこで私は、文部大臣に幼稚園教育について若干お尋ねをしてまいりたい、こう思います。  文部省は、三十九年に幼稚園教育振興計画を立てて、人口一万人以上の市町村における就園率を六三・五%まで...全文を見る
○深谷委員 明らかに学校教育法一条の学校という範囲の中に入っておるわけですが、いま申し上げたような小草校との関連、あるいは家庭教育の関連の中で、幼稚園がどういう役割りで位置づけられるかという点については、やはりこれから相当検討を加えて、早く明確な答えを出していかなければならぬ、私...全文を見る
○深谷委員 前向きにひとつ御検討いただきたいのでありますが、それまでの暫定的な、兼務園長が多い実情の中で、兼務手当、これは非常に大きな問題だろうと思うのですけれども、これを調べてみますと市町村で全くばらばらなんです。多いところは川崎の六千円というところもありますし、東京の場合は千...全文を見る
○深谷委員 幼稚園基準第六条の中には、いまの園長の問題とも関係しますけれども、先ほど大臣も言われました養護教諭あるいは事務職員を「置くように努めなければならない。」こういう文章があるわけでございます。しかし、実際には養護教諭というものは非常に少ない。ほとんどないと言っていいくらい...全文を見る
○深谷委員 いまのお話の中で、給与改善については積極的に取り組まれるということですが、いま、たとえば公立幼稚園の教員の給与を見ますと、全部市町村でばらばらなんですね。しかも教育公務員特例法の二十五条の五には、「国立学校の教育公務員の給与の種類及びその額を基準として定めるものとする...全文を見る
○深谷委員 この給与改善については、ぜひ格段の努力をお願いしたいわけですが、特に市町村に対する給与財政というものが非常に問題があるだろうと思うのです。交付税という形で出すわけですけれども、市町村によってはそれが適正に生かされてない。だから、このお金の出し方、極端に言えば交付税――...全文を見る
03月07日第71回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○深谷委員 私は、いま非常に大きな課題になっております日中航空協定について、大臣に伺いたいと思うのです。  御承知のように、田中総理が訪中をして日中国交回復はきわめて敏速に行なわれたわけであります。その中で、特に日中の航空協定については、できるだけすみやかに、しかも最初にこれを...全文を見る
○深谷委員 日本国際貿易促進協会の萩原専務理事が二、三日前に記者会見をいたしまして、その中で、中国の要人との会見において、台湾との航空路線の問題が解決をされないと、特に今日のように羽田に台湾の飛行機が飛来をしておるような現状の中で、中国の飛行機が行くという航空協定を結ぶということ...全文を見る
○深谷委員 萩原専務理事の感触では、台湾との航空路線の問題がケリがつかぬとなかなか困難だろうというような感触をもって帰ってこられたような印象でございます。このほかにも、いままで、特に最近中国に渡ったさまざまな人たちの話を聞いてみましても、台湾の航空路線の問題がかなり日中航空協定に...全文を見る
○深谷委員 最近の報道その他もろもろのものを見ますと、いま大臣が言われたような形でなくて、むしろ中国側の意向としては、どうも日台の航空業務というものがやはり大きな障害になっているというようなニュアンスがひんぴんとあらわれているような感じが私どもはしているわけであります。大臣のいま...全文を見る
○深谷委員 日本と中国との国交関係の本体は、もちろんいま言われたような形で理解をすべきだと思うのですが、現実の問題としまして、いまの航空協定を締結しなければならぬという重要な時期、しかもどの国を取り上げましても、航空協定を結ぶというのは国家の非常に大きな権益でございますから、これ...全文を見る
○深谷委員 非常にデリケートな問題であることは私よく承知しておりますから、あまりどうもその点について突き詰めて考えてもあるいは質問しても平行線をたどると思いますけれども、しかし、現実の問題として、先方がそういう問題がけりがつかぬとどうも手を打たないのだという空気がひんぱんに流れて...全文を見る
○深谷委員 この前大平大臣が中国に行かれたときに、日中国交回復によっていわゆる台湾との平和条約は消滅した、もろもろの条約については失効したこういうようなお考えでございました。そうなると、日本と台湾との今日までの航空業務については、何らかの新しい取りきめをするとかいうような方法を考...全文を見る
○深谷委員 きょう十時二十分に出発をしたという日本側の交渉団、これは外務省のアジア局参事官を団長とした一行の方々ですが、これは事務レベルでいろんな話し合いをするだろう、こう思うのですが、どの程度の点まで中国側と話し合うように指示をして、どういうような権能を備えて行かれているのか、...全文を見る
○深谷委員 先ほどのお話にまた戻って申しわけないのですが、今度の事務レベルでの折衝をするために行かれた交渉団と中国との話し合いの中で、おそらく台湾の航空路線の問題が出てくるのではないか、こう思うのです。この場合にはどういう形でその話を進めるのか、場合によっては、状況を受けとめるた...全文を見る
○深谷委員 まあ国交というものはなくなったのですが、台湾との関係においては交流はこれからも続いていく。現に日本人が相当数おりますし、出入りもしておりますし、企業関係、経済関係も継続をしているわけでございます。そういう点では台湾と日本との航空業務というものはこれからも維持していかな...全文を見る
○深谷委員 一般に流れている憶測を根拠にしてものを言うということには問題があるかもわかりませんが、私どもがやはり受けとめる感じとしては、政治的な話し合いというものがないと、現状のままでそのまま進めていくということはどうも困難なような、そういう気持ちがするわけです。交渉ではないから...全文を見る
○深谷委員 まあ以遠権というのはたいへん重要な問題でございまして、これによって相当な国益にかかわるわけでございます。私どもとしては、大体このくらいのところまでというような御判断があるいはお話が出るかと期待をしておったのでありますが、これから交渉団が行って交渉をするということでござ...全文を見る
○深谷委員 ひとつそういうことも含めて、ぜひこれが実現をされるように、これはきわめて簡単なようですけれども、将来にわたって、あるいは歴史的な意味において実は非常に大事なことだと私は思っております。どうぞそういう点をお考えいただいて、ぜひ直行便で大使が相互に乗り入れるような格別の御...全文を見る
○深谷委員 この事務所の設置場所に関連があるのですが、これもちょっと問題になっておりますが、旧駐日大使館あるいは旧領事館、これらの使用に関連してどのような御配慮をなさっているか。
○深谷委員 この亜東関係協会の事務所は、将来あるいは孤立した建物を持つような場合もあるでしょうが、そういう場合に、後に問題になると思うのですけれども、台湾の旗、青天白日旗を掲揚するというようなことになってくるんじゃないかと思うのです。その場合は、日本政府としてはこの台湾の旗の扱い...全文を見る
○深谷委員 揚げないということであれば特別なトラブルもないかとも思いますが、関連してちょっとお尋ねしておきますが、かつて昭和三十三年長崎で、当時中共の国旗を侮辱したということでえらい騒ぎになったことがありましたね。それと全く逆の立場がこれから台湾の旗について起こり得るだろう、こう...全文を見る
○深谷委員 国家の象徴としての尊厳に関するものではないという理解でいいと思いますが、ただ昭和三十三年に起こった長崎の当時中共の国旗に対する問題というのは、その後日本と当時の中共側との貿易関係にきわめて重大な影響をもたらしたわけです。当時の新聞のコピーなども持ってきておりますけれど...全文を見る
○深谷委員 万全の措置を講ずるというそのことばに期待しますけれども、現実に起こってくるとなかなか万全の措置はできないですよね。国の旗を侮辱した場合に、国内法では別に処分はないのですけれども、国際礼譲は遺憾の意を表明するとかいろいろやるわけですね。しかし、国交のない国に対して国際礼...全文を見る
○深谷委員 公式の場で台湾ということばを呼称として使うということですか。
○深谷委員 日中国交回復後の在日中国人、日本にいる中国人の国籍の問題、これは非常にむずかしい問題で今後の課題だろうとは思いますけれども、   〔西銘委員長代理退席、委員長着席〕 国交が中華人民共和国と今度はできたわけですから、本来からいえば日本にいる中国人は国交を行なっている...全文を見る
○深谷委員 いまの在日中国人の国籍の問題については今後まだまだ問題が残っていると思いますけれども、現実に中華人民共和国の国籍を取得したくない。そして従来どおり日本にいたいという人たちも多いわけですから、それらの人たちの保護に対してはできるだけ人道的な保護も含めて御配慮されるように...全文を見る
04月25日第71回国会 衆議院 文教委員会 第15号
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○深谷委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、教育職員免許法等の一部を改正する法律案に賛成するものであります。  このたびの改正法案の主眼とするところは、免許状授与の特例として、新たな教員資格認定試験の制度を設けようとするものでありますが、初等中等教育の充実向上のため、教育界...全文を見る
09月12日第71回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第12号
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○深谷委員 きょうはたいへん貴重なお話をありがとうございました。私は東京出身の代議士で、しかも下町の浅草というところに住んでおりますから、特にこの地震による災害については非常な関心と不安を持っている一人であります。  そこで高山先生にお尋ねをいたしたいのでありますが、昭和四十三...全文を見る
○深谷委員 昭和三十九年の地震のときに昭和石油が火災を起こして、これが相当大きな被害を与えたのですが、石油化学コンビナート、これは、東京の場合を考えて、隣にすぐ川崎があります。この川崎なんかを例にとりましても、たとえば事業所だけでも九十四カ所、それから石油関係の危険物だけでも六百...全文を見る
○深谷委員 どうもありがとうございました。  赤羽総務局長さん、去年まで都議会におりましたからたいへんなつかしいんですが、東京のようにすべての機能が集中しておりますと、言ってみれば、ここの災害というのは心臓をぶすっとやられたようなそういう非常に大きな影響があるわけで、東京都とし...全文を見る
○深谷委員 時間がありませんのでちょっと先を急ぎますが、現状では二、三百万人の人が死ぬのではないかというふうな予想が立てられておりまして、非常に重要なことであります。先ほどもお話がありましたように、たとえば地域暖房についても積極的な対策をお考えになるとか、ひとつぜひ早急にこれらの...全文を見る
○深谷委員 一般都民、一般国民に与える影響を考えると、死者がどの程度出るかなどという推定は、それは避けるべきだと思いますが、たとえば千葉大の清水教授は一千万人ぐらい死ぬだろうという予想を立てたり、いずれにしても相当な数に及ぶ可能性があると思いますので、ぜひただいまの点について検討...全文を見る
○深谷委員 先ほど十七河川と申しましたが、十九河川の調査で、両岸延べ八十一キロの堤防ですね。その中でわずか〇・三%しか関東大地震程度のものに耐えられないという状態で、五十五年というお話がありましたが、私、それについてはたいへん危惧を持っております。どうぞひとつ、この点についても鋭...全文を見る
○深谷委員 先ほどお話のありました東京都の震災予防計画、これは国との関係が相当大きいと思うのですが、国との調整、そういう点についてはどのようにやってこられたのか、ちょっとお尋ねしたいと思うのです。
○深谷委員 ただいまの御説明よくわかるような気持ちもいたしますが、東京都の防災計画というのは国庫補助事業等も含めて相当国との関連が深いわけでございます。現在まで出された予防計画では、国との調整がかなり欠けているというような印象を実は私は持っているわけであります。先ほど高山先生から...全文を見る
09月25日第71回国会 衆議院 外務委員会 第37号
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○深谷委員 昨年の日中国交回復以来、特に経済関係はかなり拡大をされてきておるわけです。そのピッチはかなり急ピッチだと言われているわけなんですが、いままでの経済交流というのは、覚書貿易とかあるいは友好貿易というような民間協定にささえられてきたわけです。そこで、一日も早く政府間の協定...全文を見る
○深谷委員 大筋において合意に達しておるということでございますが、重ねて念のために確認をしておきますが、たとえば日中航空協定のような何らかの障害があるために調印がおくれておるということはないのですね。
○深谷委員 そうしますと、大体調印の時期がいつごろかという具体的なことまでは言えないというお話ですけれども、そう遠からずということだけは間違いないだろうと思うのです。その場合に、いま盛んにいわれておりますが、たとえば臨時国会が行なわれるであろうとかあるいは慣例の通常国会が年末に行...全文を見る
○深谷委員 先ほど冒頭に申し上げましたように、いままで民間協定でささえられていたのが日中貿易でありますから、そういう点から、一日も早く調印にこぎつけて、できれば調印後直ちに、そこで当面開かれておる国会にかけて承認を求めるようにぜひひとつお願いをしたいと思います。  厚生省の方お...全文を見る
○深谷委員 日本人墓地がいま六十カ所とおっしゃったのですが、そんな数ではないだろうと思うのです。しかもそういう実態についての調査は現在は中国国内の旅行ができないからむずかしいということでございますが、たとえば外務省を通じて調査の依頼をするとか何らかの形で前向きでやろうと思えばでき...全文を見る
○深谷委員 政務次官にお尋ねしたいのですが、ただいまの厚生省の話では、日本人墓地の実際の数をつかんでいない。これは明治以降考えましてもかなりあると思われるのですが、そういうものについての実態調査をおやりになるお考えがおありかどうか。といいますのは、いま中国では農地の改造とか造成と...全文を見る
○深谷委員 戦没者のおびただしい遺骨、それから旧来からの日本人墓地、いずれにしてもこのまま放棄するわけにいきませんので、ひとつ厚生省がその資料をお集めいただいて、外務省を通じていち早く調査をし、これの収集に当たるようにぜひ御努力を願いたいと思います。  それから、時間がありませ...全文を見る
○深谷委員 文化協定についての交渉は着々進んでおるようで、たとえばいま学者の交換という点では合意に達した。どのくらいのスケールなのか、お差しつかえなければ伺いたいと思います。  それと同時に、留学生の交換ということもあると思うのですが、留学生の交換についてはいま政務次官お触れに...全文を見る
○深谷委員 与えられた時間にちょうどぴったりでありますから、まだ伺いたいことたくさんございますけれども、日ソ間の問題もきわめて大事でありますから、できればあとでけっこうですから、ただいまのこまかい問題については教えていただきたいと思います。ひとつ拍車をかけて進めていただくようお願...全文を見る