福島啓史郎

ふくしまけいしろう



当選回数回

福島啓史郎の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月24日第127回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○福島説明員 農林水産関係でございますので、私の方からお答えいたします。  北海道南西沖地震により、水産業を中心に農林水産業関係にかなりの被害が発生しているわけでございます。農林水産省といたしまして、被害の状況の調査結果を踏まえまして、天災融資法の貸付限度額のかさ上げと償還期限...全文を見る
○福島説明員 めどといたしましては、今月末から九月初めを目途に、関係省庁と協議を進めているところでございます。
○福島説明員 農林水産業共同利用施設災害復旧事業の激甚指定は、農業被害額を基準としているわけでございます。その考え方は、激甚法の立法に当たりまして、それまでの個々の特別立法によります激甚災害における措置の実績を基準といたしまして、これを尊重するという基本方針がとられまして、指定基...全文を見る
○福島説明員 暫定法に基づきます共同利用施設の災害復旧事業費は、被災施設の復旧に必要な額または再調達額に経年減価分を差し引いた率を乗じて算定しております。共同利用施設につきましてこのような経年減価方式を考慮いたしておりますのは、一つは、通常の場合、農協あるいは漁協等が所有する共同...全文を見る
○福島説明員 既借り入れ制度資金の償還条件の緩和につきましては、関係金融機関、すなわち農林漁業金融公庫、農林中央金庫、全国信連協会、全国漁業協同組合連合会あるいは北海道庁等に対しまして、その実情に応じて適切に対応するように既に指導しておるところでございます。  具体的には、償還...全文を見る
○福島説明員 本年は、これまで低温あるいは日照不足に加えまして、多雨傾向で推移してきております。このため、農作物の生育は全体的におくれぎみであり、水稲は、北海道、東北地方を中心に、地域によっては十日を超える生育のおくれが生じております。また、一部地域では、八月上旬の低温等による障...全文を見る
○福島説明員 先ほどの北海道南西沖地震であるとかあるいは鹿児島等の豪雨に伴います被害額は県からの報告を受けておりますが、今申し上げました水稲なりあるいは野菜等の被害といいますのは、いわばまだ被害というよりも、その被害をできるだけ軽減するような栽培技術の励行を指導している段階でござ...全文を見る
○福島説明員 共同利用小型漁船の建造費の補助の特例が適用されます激甚災害法の指定につきましては、現在関係機関と鋭意協議中でございます。今月末ないし九月初めを目途に、鋭意協議をしてまいりたいというふうに思っております。
08月31日第127回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○説明員(福島啓史郎君) 北海道南西沖地震によりまして水稲について全耕地が収穫皆無となりました農家につきましては、本日共済金の仮渡しを行う予定と聞いております。また、一部の耕地が収穫皆無となった農家につきましても、九月中には共済金の仮渡しを行う予定というふうに聞いております。
○説明員(福島啓史郎君) 既借入制度資金の償還条件の緩和につきましては、関係金融機関、農林漁業金融公庫あるいは農林中央金庫あるいは全国信連協会あるいは全国漁業協同組合連合会あるいは北海道庁等に対しまして、その借入者の実情に応じまして適切に対応するように指導を行っているところでござ...全文を見る
○説明員(福島啓史郎君) お答えします。  食糧は国民生活にとって最も基礎的な物資でございまして、国民に対する食糧の安定供給の確保を図っていくことは農政における基本的な課題であると認識しております。  国土資源に制約のある我が国におきまして、現在の豊かな食生活を今後とも維持し...全文を見る
○説明員(福島啓史郎君) 先ほど小麦につきまして年間の需要量の約二・六カ月分と申し上げましたが、その考え方といたしましては、需給操作上必要なものが約一カ月分、それから安全余裕を見た在庫が約一・六カ月分でございます。  それで、需給操作上一カ月分といいますのは、月単位で輸入契約を...全文を見る
09月28日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○福島(啓)政府委員 お答えいたします。  本年は、田植え期以降記録的な低温あるいは日照不足、さらには台風の襲来等に見舞われたことから、八月十五日現在の作柄は、先ほど先生御指摘がありましたように、全国平均で作況指数九五の、やや不良となったわけでございますが、その後も不順な天候あ...全文を見る
○福島(啓)政府委員 今、先生のお話にありました天災融資法及び激甚災害法の適用につきましては、天災による農作物等の被害の規模、深度等を総合的に勘案して検討することとしております。今般の災害に係る天災融資法の発動それから激甚災害法の適用につきましては、九月三十日公表予定の稲の作柄状...全文を見る
○福島(啓)政府委員 先生御指摘がありましたように、天災資金の現在の金利でございますが、特別被害地域の特別被害農家につきましては三%、それから三割被害農家につきましては四・二五%、また一割被害農家につきましては四・六%というふうになっているわけでございます。このうち三%、これは一...全文を見る
○福島(啓)政府委員 農林水産省といたしましては、天災による被害を受けた農業者に対する低利の経営資金を融通する、先ほど説明いたしました、天災融資法に基づく天災融資資金、また災害により農業者が経営基盤である農地を処分しなければならない状態になったときに、その場合の生活資金等を融通し...全文を見る
○福島(啓)政府委員 お答え申し上げます。  米は、日本国民の主食であり、かつ我が国農業の根幹をなすものであります。また水田稲作は、国土・自然環境の保全、地域経済上不可欠の役割を果たしております。したがって、農林水産省といたしましては、ウルグアイ・ラウンド交渉におきましては、我...全文を見る
○福島(啓)政府委員 当面の米の需給につきましては、例年に比べ収穫がおくれていることは事実でありますが、四年産米に加えまして五年産米の新米の出回りが既に始まっていることから、全体としては、平成五米穀年度、これは平成四年十一月から平成五年十月まででございますが、その米の需給に心配は...全文を見る
○福島(啓)政府委員 来年度の水田営農活性化対策につきましては、早期に提示してほしいという声が強いことは承知しております。先ほど申し述べましたような米の需給事情を踏まえつつ、転作面積について検討してまいりたいというふうに考えております。
○福島(啓)政府委員 農業共済の対応といたしましては、被害を受けた果樹等の損害評価を迅速的確に行うとともに、共済金等の早期支払いが円滑に行われるよう農業共済団体等を指導しているところでございます。先ほど来の関係で申し上げましたように、九月十日付で通達により指導しているところでござ...全文を見る
○福島(啓)政府委員 現行の農作物共済につきましては、共済事故により減収が生じた場合に共済金を支払うという仕組み、いわゆる収量保険方式をとっております。その損害評価は、耕地ごとに県による悉皆調査を主として、稲が植わっている状態で行わざるを得ない実態から、品質の低下そのものは補てん...全文を見る
○福島(啓)政府委員 先ほども鈴木委員の質問に対しましてお答えいたしましたように、米は日本国民の主食であり、かつ我が国農業の根幹をなすものでございます。また、水田稲作は、国土・自然環境の保全、地域経済上不可欠の役割を果たしております。したがいまして、農林水産省といたしましては、ウ...全文を見る
○福島(啓)政府委員 去る九月十六日の経済対策閣僚会議において決定されました緊急経済対策の中で、農業共済につきましては、「保険金支払いに係る事務手続き等の速やかな実施を図り、早期の支払いを確保する。」というふうに決定されております。本年産の水稲の被害につきましては、現在農業共済団...全文を見る
○福島(啓)政府委員 天災資金につきましては、その発動の都度、被害の程度に応じまして国が三段階の末端金利を定めているところでございま す。また、末端金利を金融機関の基準金利からその水準に下げるために必要な都道府県の利子補給金の一定割合、これは通常は二分の一でございますが、一番末...全文を見る
○福島(啓)政府委員 今回の被害により生活費に困窮する農家に対しましては、自作農資金の融通措置があるわけでございます。この自作農維持資金の災害資金は、災害によって農業経営または農家経済に著しい支障を及ぼす被害を受けた農業者を対象として、経営再建に必要な資金及び収入減の補てんに必要...全文を見る
○福島(啓)政府委員 来年度の水田営農活性化対策につきましては、早期に提示してほしいとの声が強いことは承知しております。米の需給事情等を踏まえつつ、適切な転作面積を設定する方向で検討することといたしたいと思います。
10月13日第128回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
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○福島(啓)政府委員 お答えいたします。  先生ただいま御指摘ありましたように、本年の米の不作は、農家経済のみならず地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念されております。  まず、農林水産省といたしましては、米の需給安定を図るため、全力を挙げた集荷の促進、それから規格外米の政...全文を見る
○福島(啓)政府委員 お答えいたします。  先生御指摘のように、食糧管理制度は、国民の主食である米を政府が責任を持って管理することによりまして、生産者に対しましてはその再生産を確保する、また消費者に対しては年間を通じて安定的に供給することをその基本的役割としているわけでございま...全文を見る
○福島(啓)政府委員 本年産米の作柄が想像を絶する異常気象により戦後最低の水準となったことから、六米穀年度の米需給につきましては相当厳しいものとなったわけでございます。  特に年末年始に向けまして、需給に問題がある米菓、もち等の加工用米につきまして二十万トンの緊急特例の輸入を行...全文を見る
○福島(啓)政府委員 お答えいたします。  今回の緊急輸入の措置でございますが、これは予想し得なかった異常気象に起因する作柄不良に対処しまして、主要食糧を安定的に供給するという食糧管理制度の基本的役割を果たすための緊急特例的な措置でございます。  したがいまして、現在ガット・...全文を見る
○福島(啓)政府委員 具体的な手だてということにつきましての御質問でございますが、基本的な方針は先ほど申し上げたとおりでございます。  それで、これに関連いたしまして、減反政策の見直しということも検討しているわけでございます。先ほど申し上げました八項目に関連しての関係閣僚会議に...全文を見る
○福島(啓)政府委員 先生今御指摘ありました、備蓄水準の問題でございます。国民の主要食糧であります米につきまして、円滑な回転操作を図り、かつ、作柄の変動等に対応した安定措置を図るという基本的な考え方に立ちまして、政府において適正な持ち越し在庫を有することとしているわけでございます...全文を見る
○福島(啓)政府委員 冷害対策につきましては、九月三十日の冷害対策等に関する関係閣僚の会合におきまして八項目の対策を定めたわけでございます。それに即しまして、被災地域あるいは農家に対する救済対策の円滑な推進に向けまして、先生御指摘のありました既存制度あるいは事業の積極的な活用、さ...全文を見る
○福島(啓)政府委員 先生御質問にありました天災資金あるいは自作農資金につきましては、現在、被害の調査あるいは資金需要の調査をしておりまして、それらを勘案しながら、既存事業あるいは既存制度の積極的活用なり、あるいは先般の緊急経済対策に係る事項とあわせまして、必要な措置につきまして...全文を見る
10月29日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○福島(啓)政府委員 平成五年冷害等による農作物被害につきまして御説明申し上げます。  本年は、異常気象等により災害が多発しておりますが、冷害による被害状況につきまして、稲作を中心に御説明申し上げます。  本年の夏の天候でありますが、ほぼ全国的に顕著な低温、日照不足で推移しま...全文を見る
○福島(啓)政府委員 現在損害評価に取り組んでおるわけでございますが、損害評価は迅速かつ的確に実施するために、通常年に比べましてかかり増し的な経費がかかるわけでございます。これにつきましては、昨日まとめました冷害対策等の実施の中にも触れておりますように、かかり増し部分につきまして...全文を見る
○福島(啓)政府委員 先生ただいま御指摘になりましたように、新政策で目指しております大規模経営化の方向に即しまして、農業共済におきましても本年五月に制度改正をいたしまして、農作物共済につきまして、一般的には一筆方式が三割の足切りでございますが、大規模農家等に対しましてはいわゆる九...全文を見る
○福島(啓)政府委員 天災融資法でございますけれども、今回の対策におきましては融資枠につきまして二千億円ということでございまして、これは被害のひどい年でありました五十五年は千二百億でございますので、それを大幅に上回る枠を設定しているわけでございます。その中で、地域の実情をよく聞き...全文を見る
11月05日第128回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○政府委員(福島啓史郎君) 今回の未曾有の冷害に対処しまして、被災農家の営農と生活の安定を図るためには、先生今御指摘ありました共済金の早期日滑な支払いを確保することが必要でございます。  今回の共済金の支払い見込み額でございますが、現在のところ約四千九百億円と多額に上るところで...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 先生御指摘のありました財源確保の具体的な内容でございますが、これは現在補正予算の編成までに決めるべく財政当局と協議をしておるわけでございます。  一般会計からの繰り入れあるいは財投からの借り入れ、その場合には利子を一般会計から繰り入れるといったような...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 現行の水稲の単位当たり共済金額でございますが、今先生御指摘のように、政府買い入れ価格を基礎としておりまして、他用途利用米価格との加重平均、これは政府米が九五%、他用途利用米が五%でございます。これにより算定しているところであります。  先生御質問の算...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 今回の冷害等に伴います農作物共済の水陸稲につきましては、年内に共済金を支払うという方向で対応しているところでございます。
○政府委員(福島啓史郎君) 現在共済金支払い見込み額の調査を実施しておるところでありますが、現時点では共済金支払い見込み額が約四千九百億円程度でありまして、このうち国の再保険財源のうち手持ち財源を除きまして必要な手当てを要する必要額は約三千七百億円程度と見込んでおります。
○政府委員(福島啓史郎君) 先ほど統計情報部の方から御報告がありました被害額と先ほど申しました農業共済の共済金支払い見込み類とを比較しますと、いわゆる農業共済には、先生御存じのように、足切りの問題であるとかあるいは引受価格の問題、あるいは引受率など算定方法が異なるわけでございまし...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 農業共済の引き受けにつきましてはいわゆる足切りがあるわけでございます。この足切りにつきましては、耕地一筆ごとの引受方式につきましては三割のいわゆる足切りでございます。また農家単位の半相殺につきましては二割、また農家単位の全相殺方式では一割の足切り割合に...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) ちょっと手元に資料がないので正確な……
○政府委員(福島啓史郎君) いわゆる一筆方式の三割足切り方式がたしか八割程度でございます。また、半相殺方式は一五%でございます。
○政府委員(福島啓史郎君) 先ほどお答え申し上げましたとおり、被害額とそれから支払い共済金見込み額との違いにつきましては、算定方法が違うわけでございまして、一つには、先生御指摘がありましたような足切りの割合の問題がございます。そのほか引受価格、これは先ほど野村先生から御指摘があり...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 先生御指摘がありましたように、共済金を年内に支払うということで進めているわけでございます。主要な農家の経営対策あるいは生活対策といたしましては共済金と、それから残る部分につきまして、営農資金につきましては天災資金、また生活資金につきましては自作農維持資...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 先生御質問の天災資金の融資対象者でありますが、「農業をおもな業務とする者」とあるわけでございます。具体的には、農業経営の主宰者として責任を負う者であること、またその者の年間総所得のうち農業に係る所得が五〇%以上を占めているということとして運用しているわ...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 天災資金の原資は農協系統等の金融機関の原資といたしまして、一般の金融機関が融資をし、これに国と地方公共団体が利子補給することによりまして、被害農業者への営農資金の円滑な融通を図っているものでございます。この場合、融資機関としては一定の債権保全措置を講ず...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) 天災資金の資金使途としましては、先生御存じのように、農林漁業経営に必要な経営資金でございますから、肥料であるとかあるいは種苗、飼料、農薬等の購入に必要な経営資金を融通することを基本としておりまして、農機具等の施設復旧費につきましては経営資金の延長線上に...全文を見る
○政府委員(福島啓史郎君) ただいま建設省からの答弁とおおむね同様でございます。  机上査定あるいは総合単価制度の枠の拡大等を実施しております。また、査定官の確保のために、他の地方農政局等の査定経験者を九州農政局管内などへ動員するなど、全国的な査定体制の整備を図ることにより迅速...全文を見る