福島啓史郎
ふくしまけいしろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月28日 | 第132回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○福島説明員 お答えいたします。 先生今御案内のように、酪農経営といいますのは家族労働を主体としておりまして、かつ、毎日の搾乳労働が必須であるということから、周年拘束性が強い労働環境となっているわけでございます。そのために、平成二年から酪農ヘルパー事業円滑化対策事業を実施いた...全文を見る |
○福島説明員 諮問はそのとおりでございます。 | ||
○福島説明員 お答えいたします。 先生御質問の、交雑種F1の問題でございます。 従来、同一の品種区分に属しながら、頭数も少なかったためにこのF1が乳用種の平均売買価格の計算から除かれておったわけでございます。ところが、最近ではこれが二五%、四分の一を占めるなど、増加してい...全文を見る | ||
○福島説明員 まず、ヘルパーの事業でございますが、先ほどお話しいたしましたように、平成二年に基金を造成しまして運営費を賄っているわけでございます。また、平成六年には、要員確保のための研修に対しまして助成を行っておりますし、先ほど申し上げましたように、地方交付税措置によります農山漁...全文を見る | ||
○福島説明員 先生御案内のように、我が国の畜産業、農業総産出額の約二五%を占めております。また、かつそうした基幹部門であると同時に、消費におきましても引き続き増大するという成長分野でもあります。また、立地が中山間地域が五割を占め、かつ農業経営の複合化あるいは地域の活性化等に大きく...全文を見る | ||
○福島説明員 牛肉の輸入の今後の状況でございますが、景気の動向、あるいは輸出国の産地価格の動向、さらには為替の動向等によっても影響を受けるわけでございますので、正確に見通すことは困難でありますけれども、あえて見通しますと、関税率の引き下げ幅が毎年一・九%程度と、従来の引き下げ幅に...全文を見る | ||
○福島説明員 先生御案内のように、我が国の肉用牛生産におきましては、牛肉の自由化に際しましてその影響が最終的には子牛価格に反映されるということから、牛肉の関税収入を財源といたしまして子牛段階においていわゆる不足払いを行います肉用子牛生産者補給金制度を導入したわけでございます。 ...全文を見る | ||
○福島説明員 先生御案内のとおり、食肉の小売販売に当たりまして、適正な表示によりまして消費者に対しまして適切な選択の機会を与えるということは、極めて重要と考えるわけでございます。こうしたことから、昭和六十三年度から、食肉販売店におきます輸入牛肉の表示の明確化を図るために、輸入牛肉...全文を見る | ||
○福島説明員 生乳の計画生産でございますが、五十年代からの生乳需給の緩和と価格の低迷に対処いたしまして、五十四年度から生産者団体、具体的に言えば中央酪農会議でございます、ここにおきまして自主的に行われているところでございます。 こうした計画生産は、概して一律的な取り組みになり...全文を見る | ||
○福島説明員 もう先生御案内のように、配合飼料価格は、飼料メーカーによります自由な競争のもとで、要因としましては、飼料穀物の国際相場、シカゴ相場でございます、また為替レート、それから海上運賃、フレートでございます、そういうものの動向を反映して形成されるわけでございます。 最近に...全文を見る | ||
○福島説明員 先生御指摘のとおりでございまして、畜産の振興を図る上で、家畜の健康を保持することにより家畜の生産能力を十分に発揮させることは最も基本的なことだというふうに考えておるわけでございます。そのために、家畜の疾病の発生を未然に防止することが最も肝要であるわけでございますので...全文を見る | ||
○福島説明員 お答えいたします。 先生御指摘のように、我が国の乳業工場は非常に合理化の立ちおくれが目立つわけでございまして、昭和五十年の千二百八十工場が平成五年でも八百七十工場もあるという形で、立ちおくれが自立っわけでございます。また、飲用牛乳工場につきましても、大手乳業が約...全文を見る | ||
○福島説明員 バターにつきましては、先生今御指摘ありましたように、膨大な在庫を抱えていたわけでございますので、平成五年度及び六年度におきましては、生産者団体におきましては計画生産を強化いたしまして、前年対比一・五%なり、あるいは二・九%減という計画生産を実施してきたわけでございま...全文を見る | ||
○福島説明員 肉用牛生産につきましては、重要な食料であります牛肉の供給源であり、かつまた我が国の土地利用型農業の基軸であるというふうに位置づけられるものでございます。そのために、自由化に伴います子牛価格の低下に対しましては、肉用子牛生産者補給金制度、不足払い制度を適正、円滑に実施...全文を見る | ||
○福島説明員 先生今御指摘がありましたように、食肉の需給規模は拡大しておりますし、また流通も広域化しておるわけでございます。こうした状況に対応しまして、食肉流通の合理化を図るために、産地において零細屠畜場の再編整備を行いまして、部分肉まで大量一貫処理する近代的な食肉処理施設を産地...全文を見る | ||
○福島説明員 先ほど大臣からも答弁がありましたように、今後の畜産の健全かつ安定的な発展ためには、畜産環境問題の主因となります家畜ふん尿の適切な処理がますます重要であるというふうに考えます。この場合、家畜ふん尿は有機物を多く含んでおるわけでございますから、これを堆肥化しまして土壌に...全文を見る | ||
○福島説明員 WTO協定の実施に伴います平成七年度からの関税率の引き下げに対処いたしまして、牛肉につきましては、牛肉の輸入が前年度の一一七%を超えて急増した場合には関税を五〇%に戻すという緊急調整措置を確保しておりまして、こうした関税暫定措置法等の規定に従いまして、この措置を適切...全文を見る | ||
○福島説明員 最近、北海道を中心に放牧を主体とした低投入持続型酪農、いわゆるマイペース酪農に取り組む経営が注目されていることは承知いたしております。我が国の酪農におきまして、生産コスト低減と所得向上を図る上で規模拡大は有効な方策の一つであり、今後とも推進する必要があると考えており...全文を見る | ||
○福島説明員 先生の御指摘ではございますが、人件費補助といいますが、先ほど申しましたように、これは他産業あるいは他農業におきましても、自分の負担で労働者を雇用しているわけでございますから、これは国費なり、あるいは税金を使う上で適当ではないというふうに考えております。 | ||
○福島説明員 まずぬれ子の問題でございます。肉用子牛生産者補給金制度、つまり子牛の不足払い制度の定着以降、ぬれ予価格は相対的に安定的に推移しているわけでございます。これは今後とも子牛段階におきまして不足払い制度を講ずれば、素牛価格と補給金を加えた類と、それからぬれ子の価格との相関...全文を見る | ||
○福島説明員 まず関税収入につきましては、産地の価格、それから為替レート、また消費の動向等、いろんな変動要因があるわけでございます。 それからまた、子牛価格の子牛の不足払いの借入金につきましては、先ほど御説明しましたのは平成五年度、それから六年度における措置を御説明したわけで...全文を見る | ||
03月28日 | 第132回国会 参議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○説明員(福島啓史郎君) ただいま先生の御説明にありましたように、ウルグアイ・ラウンド農業合意におきまして、我が国は牛肉の関税率を平成七年度から段階的に引き下げて平成十二年には三八・五%とすることとしているわけでございます。 この関税率の引き下げに対処しまして、牛肉の輸入が前...全文を見る |
○説明員(福島啓史郎君) 先生御案内の肉用子牛生産者補給金制度でございますが、その他の肉専用種、日本短角等でございます、それから乳用種では、平均売買価格が合理化目標価格を大幅に下回って推移しております。その結果、都道府県の指定協会におきましては生産者積立金に不足を生じまして、全国...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 平成七年度の飲用乳価の交渉でございます。生産者側は、乳業メーカーの収益が、先生ただいま御指摘ありましたように昨年の猛暑等で好調であるということ、また昨年の猛暑により生乳需給が逼迫傾向で推移していること、さらには二年連続の飲用乳価の引き下げによりまして酪農...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先生御指摘のとおり、我が国乳業は国際的に見ましても規模が小さく、このため製造販売コストも諸外国に比べて高い等の問題を抱えているわけでございます。 ウルグアイ・ラウンド後の国際化の進展等を考慮すれば、乳業の合理化あるいは体質強化が重要な課題となっており...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先生御指摘がありましたように、六年度の不足払いの対象の加工原料乳の供給は限度数量二百三十万トンに対しまして約十万トン程度下回る、要するに枠を残す見込みでございます。七年度につきましては、生産者団体は対前年比一〇二・八%の計画生産を決定しているわけですが、...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先ほど申しましたように、この限度数量といいますのは生産者補給金を交付しても、つまり財政負担をしても確保すべき加工原料乳の最高限度という考え方が基本でございます。したがいまして、生産事情なりあるいは飲用乳及び乳製品の需給事情、その他の経済事情を考慮いたしま...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) いずれにしましても、畜産振興審議会の意見を聞きまして適正に決定してまいりたいということでございます。 なお、飲用乳価の交渉状況でございますが、先ほどの佐藤先生の御質問にお答えしましたように、現在、生産者側とそれから乳業側で今交渉しているわけでございま...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先生ただいま御発言ありましたように、生クリームはフレッシュな製品であるということで、輸入の影響にさらされるおそれの少ない品目であります。そういう点からでも重要な意味を持っているわけでございます。 こうした生クリームの消費拡大のためには、競合する植物性...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) ウルグアイ・ラウンド農業合意の受け入れによりまして、乳製品の関税化につきましては高水準の関税相当量を設定することができたわけでございますし、また畜産振興事業団によります国家貿易あるいは価格安定機能の維持が図られたわけでございまして、当面そういう意味で国内...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 生乳生産コストでございますが、規模拡大とそれから生産経営技術の進展によります一頭当たりの乳量の増加等によりまして低下傾向で推移しておりまして、平成六年度の生産費調査では生乳一キログラム当たり七十八円三十九銭、北海道では六十七円八十八銭となっております。 ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 現在、生産費調査結果に基づきまして最終の作業をしている段階でございますので、この段階で申し上げることは差し控えたいと思います。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) 諮問の段階になりますれば、その点につきましては御説明できるようにはしたいというふうに思っております。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) 飼育管理労働費につきましては、酪農の飼育管理労働が周年拘束的であるということから評価がえをしているわけでございますが、その際に、製造業五人以上労賃によります評価がえを行っております。その中には超勤等も含まれております。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) そうでございます。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) 基本的にはそういうことでございます。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) 来年度の需給見通してございますが、現在作業をしているわけでございます。 確定的なことは申し上げられないわけでございますが、あえて申し上げますと、不足払いの対象となる特定乳製品向け生乳が、先ほど申し上げましたように、限度数量の二百三十万トンを約十万トン...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 平成三年に輸入量が減少いたしました理由は、その間、平成二年までの間に日米交渉によりまして輸入枠を拡大してまいったわけでございます。ところが、それがいわば在庫増となってたまっていたわけでございまして、平成三年度輸入量が減りましたのは在庫の取り崩しということ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 今、先生御説明ありましたように、第一・四半期で二七%を超えますと、第二、第三、第四と五〇%に戻るわけでございます。それからまた、第一と第二を合わせまして二七%になりますと、第三と第四ということであります。また、第一から第三まで足しまして一一七になれば、第...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) いずれにしましても発動した後の段階だと思いますが、これは緊急調整措置でございますから、やっぱりそれは前年の同一期間が一一七を超えるか超えないかということで判断せざるを得ないところでございます。 | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先生の御発言の中でありましたように、現在審議会等におきまして調査審議をお願いしているところでございます。 それで、あえて現時点での考え方を牛肉について申し上げれば、需要につきましては引き続き増大するだろうというふうに見ております。ただ、その伸び率につ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 畜産物の需給動向でございますけれども、先生の御説明ありましたように、牛肉は安定的に増大をしまして、かつ国内生産は若干ながら増加傾向と。しかし、需要の増大の方が大きいものでございますから、輸入が増大しておるということでございます。 また、豚肉、鶏肉につ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) それで、牛肉でございますが、基本的に牛肉につきましては、自由化後国内生産を維持するために、子牛段階にその影響は一番及ぶわけでございますので、子牛段階におきます不足払い制度を行っておるわけでございます。かつ、その肥育につきましては、同時に緊急対策ということ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 対応としましては、生産性を向上してコストを下げていくという方式と、それから品質格差を引き続き保って高品質な牛肉を供給していくという、基本的にはこの二つの方向にあるだろうというふうに思うわけでございます。 そのために、特に和牛につきましては、繁殖段階の...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 緊急的な輸入急増に対しましては、先ほど御説明申し上げました緊急調整措置によりまして、四半期ごとに一一七%以上ふえた場合にはそこで関税率を引き上げるという措置が今回のウルグアイ・ラウンド交渉によりまして獲得できましたので、その適切な運用を図っていくというこ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 我が国と諸外国との豚肉生産コストの比較でございますが、いろんな統計上の制約がございます。また為替レートの関係もございまして、比較することは困難な面があるわけでございますが、概略言えば、台湾及びデンマークとは二倍弱程度の差があるわけでございます。また、アメ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、大まかに言えば、日本が一頭三万円、コストを三万円としますれば、台湾とデンマークは約二万円、それからアメリカが一万円という差があるわけでございます。 それで、デンマークについて、なぜそういう価格で供給できるかということでござ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 我が国と諸外国の生乳生産コストの比較は、これもいろんな統計上の…… | ||
○説明員(福島啓史郎君) 乳量でございますか。乳量につきましては、今先生御説明ありましたように、一頭当たり七千キロ程度に達しているわけでございます。したがいまして、EU諸国なり豪州に比べてもかなり高い水準にあるわけでございまして、米国とほぼ同水準という高い水準でございます。 ...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 飼料の制約があるわけでございますが、一つは放牧等を利用しているということ。それから、先ほど御説明しました新搾乳システムといいますか、フリーストール・ミルキングパーラーが基本になっているというようなこと。さらに言えば、労賃がいわば為替レートによりまして日本...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 先生御発言のとおり、不足払い制度のもとにおきます我が国のトータルAMSにつきましては、既にクリアしているということはそのとおりでございます。 それで、私が申し上げましたのは、ウルグアイ・ラウンド合意におきまして二〇〇一年以降の取り扱いにつきましてはW...全文を見る | ||
○説明員(福島啓史郎君) 農林水産省といたしましては、飲用牛乳は極力生乳で賄うことが、国民経済的に見ましても、また農家手取り乳価の向上あるいは飲用牛乳の流通の混乱是正という点からも望ましいと考えております。 こうした観点から都道府県に対しまして、乳業者に対してきる限り生乳を使...全文を見る |