福島啓史郎

ふくしまけいしろう



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開催日 会議名 発言
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○福島政府参考人 食品廃棄物でございますが、トータルとしましては約二千万トンでございます。そのうち、家庭系が約一千万トン、要するに家庭から出るものでございますね。それから事業系、つまり、食品流通業、外食産業あるいは食品製造業から出るものが約一千万トンでございます。  そのリサイ...全文を見る
○福島政府参考人 まず、今現在検討しておりますリサイクル法案の内容でございますが、基本的には、一つは基本方針を定める、主務大臣が食品廃棄物の排出の抑制、それから、再資源化を総合的、計画的に推進するための基本方針を定めるというのが一つでございます。  この基本方針に即しまして、製...全文を見る
○福島政府参考人 今先生御質問の遺伝子組み換え食品の表示でございますが、改正JAS法に基づきます品質表示基準を定めて、それによって対応していくということでございます。  その場合に、表示の前提となります分別生産流通管理に関しまして、分別生産流通管理の確認が適切に行われている場合...全文を見る
○福島政府参考人 分別生産流通管理が適切に行われていないことが判明した場合でございますが、まず、改正JAS法に基づきまして、品質表示基準を遵守しない製造業者や販売業者に対しましては、農林水産大臣による指示が出ます。それで、その指示に従わない場合には、農林水産大臣がその旨を公表する...全文を見る
○福島政府参考人 先生御案内のように、トウモロコシといいますのは、風で花粉が飛ぶ作目、そういう作目でございますので、その特性上、農場で他の品種との交雑が見られるわけでございます。また、定量的な分析は、技術的制約もありまして困難であるというような事情から、現時点では、IPハンドリン...全文を見る
○福島政府参考人 何年ということを具体的には申し上げられませんが、一つは、先ほど申しましたように、サンプル検査等によりまして実態の把握を積み重ねていくということが一つと、それからもう一つ、定量分析の手法を開発しまして確実な定量分析ができるようになるという、この二つの実現を目指して...全文を見る
○福島政府参考人 遺伝子組み換え食品の対象の拡大につきましては、御案内のように、最近の科学的、技術的な観点から毎年見直しを行いまして、新しい遺伝子組み換え食品や新しい知見に基づいて適宜追加するというふうにしております。  現在の考え方は、要するにその食品に、加工工程後も組み換え...全文を見る
○福島政府参考人 まず、先月、一月二十日に制定しました有機農産物のJAS規格におきましては、その生産の方法としまして、認定を受けた圃場、具体的に言えば、原則三年間化学肥料あるいは化学農薬を使用していない圃場におきまして生産された農産物の残渣に由来する堆肥を施用するということを原則...全文を見る
○福島政府参考人 今のところはございません。
○福島政府参考人 コーデックスの国際基準が制定された段階におきましては、当然のことながら我が国の有機の基準との整合性を図っていかなければならない、また同時に、我が国の特別な事情というものも考慮しなければいけないというふうに思っております。双方よく勘案しまして対応してまいりたいとい...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○政府参考人(福島啓史郎君) まず、最初の御質問でございますが、今回の改正JAS法に基づきます遺伝子組みかえ食品の表示につきましては、食品を分類いたしまして、要するに加工工程後も組みかえられたDNAまたはこれによって生じたたんぱく質が存在するものと、それが加工工程によって除去、分...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今まで農林水産消費技術センターで買い上げ検査等を実施しております。十年で見ますと約千六百件、また市販JAS品の検査につきましても二千件以上実施しているわけでございます。今後、こうした買い上げ検査等の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生、今言われましたように、世代別の米の消費といいますのは非常に特徴が出ております。つまり、若い世代ほど米を食べない、要するに年をとった方、高齢者の方が米を食べているということでございます。また逆に、肉類につきましては、逆な現象でございまして、若い世...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生の言われました食の大切さなりあるいは食料の生産活動、また農業・農村に対する理解の促進を図る、そのためには、食習慣やあるいは人格形成の重要な時期に当たります子供たちに対しまして農業体験やあるいは調理体験といったような学習を行っていくことが重要で...全文を見る
03月23日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○福島政府参考人 先生、今御質問の義務表示の対象食品でございますが、これにつきましては、科学的または技術的な観点から、表示の合理性なり信頼性あるいは実行可能性が確保されることが基本であるというふうに考えております。  先ほど先生が言われましたように、今回の遺伝子組み換え食品に対...全文を見る
○福島政府参考人 本年一月に分別生産流通管理マニュアルを作成いたしたところでございます。このマニュアルでは、農家での種子や収穫の状況、それから農機具のクリーニングの状況なり、あるいは輸出国でのカントリーエレベーターなりリバーエレベーターのクリーニングの状況、日本への船への船積み状...全文を見る
○福島政府参考人 先ほど申し上げましたように、大豆の場合、混入率の五%以下を目安とした取引が可能としているわけでございます。したがって、このマニュアルに従って分別生産流通管理が適切に行われておれば、遺伝子組み換え原材料が五%を超えて混入することは想定できないというふうに考えており...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○政府参考人(福島啓史郎君) 先生今御質問の遺伝子組みかえ食品の表示が適切に行われているか否かにつきましては、事後的にチェックするという観点から、農林水産消費技術センターなどが買い上げ検査を行いまして、その買い上げたものにつきまして、PCR法あるいはたんぱく質分析法などでそれが遺...全文を見る
04月13日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど金田政務次官の御答弁にありましたように、厚生省、文部省、それから農林水産省の三省で食生活指針を策定したわけでございます。その趣旨は、要するに現在の食生活の実態や環境変化を踏まえながら、健康増進あるいは生活の質の向上などを実現する観点から、いわば...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生御指摘がありましたように、この食品流通構造改善促進法は平成三年に制定されているわけでございます。それ以降、これまでにこの構造改善事業の認定件数といたしまして二百八十九件認定されております。そのことによりまして、生産者とそれから販売業者の直接取...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生言われました農協系統が行う農産物加工につきましては、先ほど士幌農協の例がございました。また、北海道では牛乳を利用しましたカマンベールチーズの生産という事例もございます。また、青森県ではリンゴジュースの製造という事例がございます。茨城県では地場...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品製造業の原材料調達に占めます国産農水産物の割合でございますが、昭和五十五年ごろから近年までおおむね三分の二程度で推移しております。  しかしながら、近年の食品製造業におきまして、原材料の安定供給なり、あるいはロットの確保なり、あるいはコストの低...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この改正法案によります新技術研究開発事業についてでございますけれども、食品製造業者あるいは食品販売業者あるいは農業協同組合等が行います食品の品質管理あるいは製造あるいは流通に係ります、どちらかといえば実用化段階の技術開発を金融・税制面で支援していこう...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 現在、国内全体の流通量に占めます卸売市場取扱量の割合、つまり卸売市場経由率でございますが、青果及び水産ともこの十年間で約一〇ポイント低下しておりまして、七割程度となっております。  この背景には、産地の大型化によりまして産地がみずから集配センターを...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 卸売市場におきます青果物の価格を見ますと、天候等によります作柄の変動によって価格が大きく変動しておるわけでございます。  野菜について言いますと、平成十年は、御案内のように、台風、長雨によります影響で平年を大幅に上回る価格だったわけでございますが、...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生御質問の新技術研究開発事業の構造改善事業の認定基準でございますが、一つは基本方針に照らして適切であるということ、それからもう一つは一般消費者の利益の増進及び農林漁業の振興に寄与するということを基準としているわけでございます。  先ほど大臣から答...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生御指摘のありました五年間で二〇%以上という基準につきましては、今回拡充いたします食品生産製造等提携事業におきましても同様の考え方で対応していきたいというふうに思っております。  技術開発の方は、事柄の性格上厳密に何%というわけにはまいらないと思...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この提携事業のいわば前身であります研究会におきまして、各地において行われております食品産業と農業との連携事例等を調査しております。  その中で、特に野菜で見れば、野菜の契約栽培といいますのは、数量で見ますと、一定の数量を定める数量契約と、一定の面積...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、契約でございますから、お互いプラスになる、かつまた安定した取引関係が続くということが重要になるわけでございます。そのためには、お互いがいわば我慢し合うということが重要なわけでございまして、豊凶等によって価格変動するわけでご...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この法律は先生御案内のように平成三年に制定されたわけでございますが、そのときはバブル崩壊直後でございまして、投資意欲が減退しておりまして実績が低迷していたわけでございます。  しかしながら、その後、生販提携をねらいとします食品生産販売提携事業の増加...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、この商業集積施設の整備につきましては、場所を移る、あるいはそこの小間をどういうふうに関係者でもって割り振るか、あるいはその費用負担をどうするかといったような権利調整あるいは利害調整に時間がかかるわけでございます。  それ...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品流通につきましては、基本的には、郊外や駅前などに立地いたしましてまとめ買いに対応する大型店を中心とする流通、それと商店街などの便のいいところにありまして多頻度購入にこたえていく専門店、八百屋さん、魚屋さんといったような専門店を中心とする流通、この...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この食品生産製造等提携事業につきましては、要するに農林漁業者と食品産業が長期の安定した農林水産物の取引関係を築くということがまず中心でございますし、またそれに必要な農業投資を食品産業サイドでもってリスク負担により実施するということでございまして、基本...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品製造業は、先ほど来申し上げておりますように、三分の二は国産農産物を原材料として調達しておるということでございますし、また農林漁業のウエートの高いところほど食品産業のウエートが高いということで、非常に地域農林漁業あるいは地場産業としての強い結びつき...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品流通構造改善促進法に基づきます機構の債務保証でございますが、資金を構造改善事業を実施する者が民間金融機関から借り入れる場合に、物的担保なり人的担保の確保が困難であって、かつ既存の信用保証制度の対象にならない、例えば第三セクター等につきまして債務保...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品流通構造改善促進機構はいわば食品流通の各団体を網羅した中央的な財団法人であるということで、その役員につきましては各団体の会長クラスを理事にしているわけでございまして、理事が五十一人、監事が四名となっております。このうち常勤は理事三人でございます。...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○福島政府参考人 今、先生からお話のありました、日中両国の食品流通開発に関します民間交流を目的としまして昭和五十九年三月に設立されました、当時日中食品流通開発委員会と呼んでおりましたが、現在、日中流通産業発展委員会というふうに名前を変更しておりますが、そこでいろいろな実績を上げて...全文を見る
○福島政府参考人 約五億トン程度というふうに承っております。
○福島政府参考人 詳しい話はちょっと資料を調べてみる必要があるわけでございますけれども、新しい品種といたしましては、日本からの米の品種を改良したものも栽培されているというふうに聞いております。
05月09日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○福島政府参考人 今先生の御発言にありましたように、甘味資源作物の最低生産者価格の算定につきましては、これまでの農業パリティー指数を基準とした方式を改めまして、前年産の価格に国内産糖価格の変動率と生産コスト等の変動率を乗じて求めるというふうにしているわけでございます。  その際...全文を見る
○福島政府参考人 単収の変動率につきましては、今、先生の御発言がありましたように、災害等の影響があるわけでございますので、それを除く必要があるわけでございます。そのために、米の平年収量に準じまして単収を算定した上で変動率を算定することとしているわけでございまして、そうしたことから...全文を見る
○福島政府参考人 国内産糖に対します助成につきましては、従来、事業団によります売買を通じて行われているわけでございますけれども、この方式は、国産糖企業の主体的なコスト削減に向けてのインセンティブが働きがたい状況にありますし、また、事業団の売り戻し価格が基準となって、国内産糖の価格...全文を見る
○福島政府参考人 砂糖政策の基本的な方向は今、大臣から御答弁があったとおりでございます。  先生から御質問のありました製糖企業の合理化を進める際どうするのかということでございますけれども、基本的には、各企業の自主的判断が基本でございますし、また、その際には労使協議を十分尽くして...全文を見る
○福島政府参考人 先ほど申し上げましたように、価格を引き下げて需要を拡大していくということが基本的な考え方でございます。  ただ、その際には、時限的に輸入糖の調整金を引き下げる、それに合わせまして、製糖企業も共同生産方式の導入など合理化を進める必要があるわけでございまして、国と...全文を見る
○福島政府参考人 砂糖の需要の拡大につきましては、二つの方策で増大を図っていこうというふうに考えているわけでございます。  一つは、価格を引き下げることによって需要を回復していこうということでございまして、大幅な内外価格差のもとで加糖調製品なり菓子等の製品を輸入しているわけでご...全文を見る
○福島政府参考人 先ほど述べましたように、砂糖の需要が最近減っているわけでございまして、そのために、精製糖企業の方も合理化には努めておりますけれども、工場の稼働率は平均六割程度まで低下しているわけでございます。  価格を引き下げて砂糖の需要を拡大していくためには、時限的な輸入糖...全文を見る
○福島政府参考人 今先生の御発言にありましたように、砂糖の価格を引き下げるために現行の糖価安定資金を引き継ぎます砂糖生産振興資金を財源といたしまして、三年間輸入糖の調整金をキログラム当たり十円引き下げることとしているわけでございます。  四年目以降は法律の本則どおりに算定される...全文を見る
○福島政府参考人 製糖企業におきまして、価格引き下げによります砂糖の価格競争力の強化と需要の維持、拡大を図っていくために、共同生産会社の導入等の合理化を初めといたしまして、製造販売経費の削減を進める必要があるわけでございます。  国といたしましても、産業活力再生特別措置法の活用...全文を見る
○福島政府参考人 先生御案内のように、現行制度は国際糖価が著しく暴騰、暴落を繰り返すということを前提にしているわけでございまして、その際に、輸入糖の価格を適正な水準に安定させるための指標といたしまして安定上下限価格を定めているところでございます。  しかしながら、近年、国際的に...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○福島政府参考人 今先生から御指摘がありましたように、平成三年に本法が制定された以降、生鮮食品を中心に流通の合理化を図ってきたわけでございます。しかしながら、今先生が言われましたように、消費や食の外部化が進んでおりまして、消費支出に占めます加工食品であるとか、外食の割合が非常にふ...全文を見る
○福島政府参考人 まず一つは、農林漁業サイドから見ますれば、食品産業側で安定的に購買してくれる、つまり、安定的な販路が確保できるということ、また、食品産業サイドにおいて農林業施設等の整備をしてもらえる、そのことによりまして、所得なり経営の安定が図られていくということでございます。...全文を見る
○福島政府参考人 今先生から御指摘がありましたように、消費者モニターを対象とした調査結果が出ております。単位農協あるいは食品産業の中では卸、仲卸あるいは量販店、小売業者等との割合に比べまして、製造業あるいは外食産業の割合が低いわけでございます。  そういうことから、近年の食料消...全文を見る
○福島政府参考人 本法の改正によります改正後の食品流通構造改善促進法の趣旨の普及徹底を図ってまいりたいというふうに考えております。  それにあわせまして、この法律に基づきます金融税制措置に加えまして、補助事業の活用などによりまして、例えば、平成十一年度からは食品産業者と農協がパ...全文を見る
○福島政府参考人 食品産業と農林漁業との連携が成功するためには、お互いにいわば長続きする関係をつくっていく必要があるわけでございます。そのために、一つは契約関係を書面ではっきりさせるということ、それから、その中でお互いにいわば弾力的な対応ができるような条項を持って、いわば我慢をし...全文を見る
○福島政府参考人 法三条に基づきます食品の流通部門の構造改善を図るための基本方針の改正につきましては、今回の法改正により新たに追加されます食品製造業と農林漁業との連携の推進が一つでございます。また、もう一つ新たに加えられました新技術研究開発事業の実施に当たっての方針、それらの基本...全文を見る
○福島政府参考人 原料原産地表示の問題でございますが、これにつきましては、昨年来、学識経験者あるいは農業団体、製造業者、流通業者、消費者の方々などの参加を得まして研究してきたわけでございます。この三月に、加工食品の品目ごとの製造、流通の実態等を踏まえました表示のあり方、また表示対...全文を見る
○福島政府参考人 計画認定の基準といたしまして、食品製造業者等と農林漁業者等との取引関係が五年以上継続するということと、五年以内におおむね二〇%以上取引量が増加する、あるいは、取引額が年間三千万円以上になることと定めておりまして、こうした要件のもとに現在、事業を実施しているという...全文を見る
○福島政府参考人 この法律に基づきます構造改善事業の実施状況でございますが、先ほど大臣から御答弁がありましたように、当初はバブル崩壊というような事情もありまして低迷したわけでございますが、その後、先ほど先生の御質問にありましたような食品生産販売提携事業が増加しております。これを皮...全文を見る
○福島政府参考人 改正前におきましても、卸売市場機能高度化資金の貸付対象者として、仲卸業者は対象となっておりました。ただ、一般の設備投資ということでございますので、どちらかといえば、設備投資よりも、いわば商用的な経営基盤の強化ということが重要になっておりますので、その点を強化した...全文を見る
○福島政府参考人 今も、こういう形でパンフレットをつくりまして説明等しているわけでございますけれども、この改正法の成立を受けまして、農政局あるいは業界団体を通じまして説明会を開催するなど、普及、活用等のPR活動を進めてまいりたいというふうに思っております。
○福島政府参考人 本年二月に、中央卸売市場の仲卸業者と大型量販店の取引の実態を調査したわけでございます。  具体的な調査内容としましては、量販店と仲卸業者間におきます価格なり取引数量の取り決めの内容、あるいは納入価格、数量の決定方法や協賛金、リベート等の量販店からの要請の有無な...全文を見る
○福島政府参考人 このアンケート調査を取りまとめまして、その中で公正取引上問題のあるようなアンケート結果になった場合におきましては、今後、専門家の意見を聞きながら、必要に応じて補完調査を行いまして、さらなる実態把握に努めるということ、また、流通・取引慣行に関する独禁法上の指針に抵...全文を見る
○福島政府参考人 今先生から御指摘がありましたように、生鮮食料品等の流通の大宗を卸売市場は占めるわけでございますが、その中で、中央卸売市場は大都市地域の拠点市場、地方卸売市場が大都市地域以外の地域の拠点市場という役割分担をしながら、全体として生鮮食料品の流通ネットワークを形成して...全文を見る
○福島政府参考人 地域の特性に応じまして、また、創意工夫を発揮しまして活性化を図っているところ、例えば、低温売り場の整備あるいはオゾン発生装置の設置によりまして、衛生管理の向上と安心、安全な食品を供給するということで、地方卸売市場のメフレがございます。また、インターネット等を活用...全文を見る
○福島政府参考人 ただいま先生の御指摘がありましたように、産地の大型化なり、量販店の比重の増大等によりまして、市場外流通がふえておりまして、この十年間で市場経由率は一〇ポイント程度低下して、青果物、水産物で七割程度となっております。  生鮮食料品といいますのは、御案内のように、...全文を見る
○福島政府参考人 まず、生鮮食品につきまして、その産地が消費者にとって商品選択の重要な指標となるわけでございますので、昨年のJAS法改正によりまして、すべての生鮮食料品につきまして原産地表示をするということで、その表示基準を告示したところでございます。この七月一日から適用というこ...全文を見る
○福島政府参考人 先生御指摘のとおり、フランスでは、いわゆる狂牛病問題に対処するために、一九九八年九月から、牛につきまして、農家から屠畜場まで、牛の品種、誕生年月日、肥育農家、ワクチン接種などの衛生証明等の情報につきまして登録制度を設けるということ、また、これに加えまして、屠畜場...全文を見る
○福島政府参考人 近年の保冷技術の発達なり高速道路網の発達によりまして、広域流通が進展しているわけでございますが、一方におきまして、より鮮度の高いもの、あるいは有機農産物等のこだわり商品、さらには生産者の顔の見える商品等を求める消費者の意向を反映しまして、朝市あるいは産直販売等の...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○政府参考人(福島啓史郎君) お答えいたします。  今度の改正JAS法では、有機農産物の格付がなされていない農林水産物につきましては、有機農産物という表示が、あるいはこれと紛らわしい表示をしてはならないというふうにされたわけでございます。  これとの関連で、いわゆる産消提携と...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 規制の対象とならない情報提供といたしまして、新聞、雑誌あるいはインターネット等の媒体におきます有機農産物を取り扱っている等の説明、あるいはチラシ、パンフレット、ニュースレター、あるいは看板、それから次週に提供されます物品の注文案内チラシにおきましてど...全文を見る
05月23日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第18号
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○政府参考人(福島啓史郎君) 今先生から御紹介がありましたように、ホテル等の食品関連事業者におきまして先進的な取り組みが行われているところでございます。これらの取り組み事例は、今後の本法案を運用する上で貴重な参考になるという評価をしておりまして、こうした事例も参考にしながら、食品...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今先生の御質問にありましたように、本法案におきまして、食品循環資源の再生利用の実効性を確保するために、これら再生利用を適正かつ効率的に実施する再生業者の確保が重要であります。  こういう観点から、優良な再生利用事業者を育成するために、要件といたしま...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この法律に基づきまして食品循環資源の再生利用等の基準を主務大臣が省令で定めるようになっております。この省令に即した再生利用等を事業者において進めていただくために助言、指導、さらに一定規模以上の、今政令で百トン以上ということを考えておりますが、年間百ト...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この法案の四条におきまして、「事業者及び消費者は、食品の購入又は調理の方法の改善により食品廃棄物等の発生の抑制に努める」ということ、また「食品循環資源の再生利用により得られた製品の利用により食品循環資源の再生利用を促進する」、つまり、リサイクル製品を...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この二〇%につきましては、現在の事業系の食品廃棄物の再生利用率、これが平均して約一七%でございます。したがって、この数字をアップするためには、平均値以下の事業者におきまして再生利用等を進める緊要性が特に高いということでございます。  また、立法過程...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) まず、先生の御質問の中にありました家庭系の食品廃棄物について目標を定めるかどうかということでございますが、家庭系につきましては、発生源が零細かつ極めて多数に及びましてその発生量を具体的には把握しがたいという問題がありますし、また社会経済事情を勘案した...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今先生の御発言にありましたように、基本方針は五年程度の計画期間を定めまして、その間の目標等を定めるようにしているわけでございます。  計画期間の経過後におきましては、その時点におきます再生利用等の技術的、経済的可能性や再生利用等の実施状況なり、ある...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) まず、基本方針におきましては、具体的に、食品循環資源の再生利用等を実施すべき量の目標あるいは再生利用の実施に関する事項、また発生の抑制の実施に関する事項また減量の実施に関する事項、さらには再生利用等の施設の整備に関する事項、また体制の整備に関する事項...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 食品関連事業者につきましては、再生利用等の実施の意欲なりノウハウを有しながらも、再生利用等の実施に当たりまして遵守すべき基準や留意事項がわからないということ、どのような再生利用事業者へ委託していいかがわからないということ、また利用者との関係をどのよう...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 政令で定める規模につきましては、具体的に言えば、再生利用を実施する場合のコストがその処理ロットから見まして一般廃棄物を委託によって処理する費用と大差がない水準となる、まず経済的に実行可能性というのが一つでございます。また、全体量といたしまして全排出量...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 対象企業の要件を百トン以上といたしましたのは、先ほど申しましたように、実行可能性と事業規模に即した社会的責任の確保という観点から定めたものでございまして、実行可能性からいえば、先ほど申し上げましたように、リサイクルのコストがその処理ロットから見まして...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今後の進め方でございますが、今後につきまして、この食品関連事業者によります食品循環資源の再生利用の状況なり、あるいはリサイクルの特にコストがどの程度まで引き下がっていくかというようなことを考えていく必要があると思います。制度発足を控えている現在のとこ...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げました主務大臣が定めます食品関連事業者の判断の基準となるべき事項におきまして、事業者は食品廃棄物の発生量につきまして記録しなければならない旨を定めております。したがって、必要に応じまして報告を求めるなど、食品廃棄物の排出量を的確に把握す...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、特に一般事業系の食品廃棄物につきましては、排出所におきます排出量は少量ずつ排出される。したがいまして、それを広域的に処理することによってその再生利用等を図っていく必要があるわけでございます。そうしたことから、登録制度を設け...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生の今御発言がありました水稲作におきます堆肥等の施用量、あるいは肥育豚一頭当たりの残飯給餌量は減少してきております。  その理由としましては、一つは、農業労働力不足によりまして堆肥等をつくる労力がない、あるいはそれにかわっていわば簡便な化成肥料等...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生の言われましたように、リサイクル促進の観点からは、リサイクルされました肥飼料等の製品の販路の確保が重要であります。  このため、一つは、食品関連事業者がリサイクルに取り組むに当たりまして、肥飼料等の安全性、品質の安定性、また安定供給等を先ほど来...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) ドイツにおきましては、容器包装廃棄物のリサイクル、これがまず先行したわけでございます。その進展につれまして家庭用ごみの一層の減量化には有機性廃棄物、つまり家庭用の生ごみ等のリサイクルが必要不可欠との認識が高まりました。  こうしたことから、一九九四...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今厚生省の生活衛生局長から答弁がありましたように、食品の安全性は食品衛生法により確保されているわけでございまして、食品に由来します食品廃棄物につきましても基本的には安全性が確保されているというふうに考えているわけでございます。  また、食品廃棄物等...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 法律に基づきまして一定規模以上、これは現在、年間百トン以上の食品廃棄物を排出する食品関連事業者を考えているところでございますが、これが主務大臣が定めます基準に照らしまして著しく再生利用等の実施が不十分な場合には勧告をすると。勧告に従わない場合には公表...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生のお考えのように、大規模に排出する事業者につきましてはそれなりの社会的責務は大きいというふうに考えております。したがいまして、この法案におきましても、政令で定める規模以上、具体的に言えば年間百トン以上の食品廃棄物を排出する食品関連事業者につきまし...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 基本的には、リサイクル製品の利用を促進するためには、一つは、リサイクルのコストをできるだけ下げていくということが一つでございます。それから二番目は、そのリサイクル製品の安全性なり品質の確保あるいは安定供給を図っていくということでございます。  この...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 例えば、山形県の長井市におきましては、長井市内の一般家庭、事業所から排出されます厨芥類なり家畜ふん尿等につきまして、堆肥センターへ収集し堆肥化を行いまして、有機農産物等の生産をそれによって行いまして農協等を通じて販売している、そういう事例があるわけで...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この法案の中におきましても、先ほど申し上げましたように、一定の地域でのまとまり、特にその中で、排出する食品事業者、それから、それを肥料なり飼料等に加工、製造します再生利用事業者、それを使って農業生産を行う農業者、その三者の連携を進める仕組みをこの法案...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど大臣から御答弁がありましたように、発生抑制と減量、それと再生利用を一体的に進めるというのがこの法案でございます。そうした再生利用と抑制プラス減量によります目標数値といたしましては、五年間で二〇%ということを目標としているというところを申し上げて...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 事業系でございますので、産業廃棄物と一般廃棄物の事業系でございます。
○政府参考人(福島啓史郎君) 御案内のように、いわゆる産業廃棄物、製造業から出ます食品廃棄物につきましては約半分は再生利用とされているわけでございますけれども、事業系の一般、つまり流通及び外食から出ますものにつきましては〇・三%ということでほぼゼロなわけでございます。したがって、...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 例えば、先ほど午前中にも出ておりましたように、ホテルにおきまして宴会等で出ます食べ残し等を地下の一次処理施設におきまして発酵させまして、それを近郊の農家のところに持っていきまして堆肥として使ってもらう、またそれからとれます野菜等をそのホテルで使うとい...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 国といたしましても、こうした食品循環資源の再生利用等を推進する、支援するということから、資金の確保その他必要な措置を講じていくということを規定しているところでございます。  これは、もちろん再生利用等を行うのはまさに食品関連事業者の責務でございます...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) ディスポーザーにつきましては、生ごみの持ち寄りという行為から家庭を解放するという利便性は有するわけでございますが、一方におきまして、廃棄物としての処理形態から見れば下水処理に移行するというわけでございまして、食品廃棄物の再生利用や発生の抑制、減量とい...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 一つは、登録再生利用事業者及び三者契約によります認定を受けました再生利用事業者がその事業場に食品廃棄物を持ち込む場合には、今の廃掃法によれば積み出すところと積みおろすところの両方の許可が要るわけでございますが、広域的処理を円滑に進める観点から、積みお...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) この法律の定義からすれば、食品廃棄物等といいますのは、食品の売れ残りや食べ残しのように、食品が食用に供された後あるいは食用に供されずに廃棄されるというものでございます。また、食品の加工残渣、調理くずといった食品の製造、加工、調理の過程におきまして副次...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) なかなか貝を見ただけでは判断は難しいと思います。  それは、まさに原発の取水口において採取されたもので、そもそも食用に供されないということでその地域なり住民の間で取り扱われているということであれば食品廃棄物には当たらないということを申し上げたわけで...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 御懸念の点につきましては、関係局とも十分協議いたしまして、そういうことのないように対応してまいりたいというふうに思っております。
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、この法律の対象となります食品廃棄物といいますのは、それが食用に供された後あるいは食用に供用されずに廃棄されるというまさに食品というものでございますので、御心配の点につきましては、この法律との関係におきましては対象にはならな...全文を見る
05月25日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○福島政府参考人 今、先生から御指摘がありましたように、我が国の食生活の現状を見ますと、海外からの食料輸入の増大に加えまして、食の外部化や生活様式の多様化が進展しておりまして、飽食とも言われるほど豊かなものになっている、その中で、脂質のとり過ぎ等の栄養バランスが崩れてきている、あ...全文を見る
○福島政府参考人 今、先生から御指摘がありましたように、札幌市の事例、また山形県の長井市におきましての、要するに、一般家庭あるいは事業所から排出されます食品廃棄物の堆肥化、また有機農産物等の生産という事例、長野県の臼田町におきます同様の事例等、地域におきましていろいろな特色ある取...全文を見る
○福島政府参考人 今先生から御指摘がありましたように、リサイクルを円滑に促進する観点からは、リサイクルされました肥料なり飼料なりが生産者等によりまして利用されることを確保することが重要であります。  このために、本法案におきましては、まず一つは、食品関連事業者がリサイクルに取り...全文を見る
○福島政府参考人 今、先生から御指摘がありましたように、事業系の食品廃棄物、現在、一七%程度の再生利用率でございますが、これを各事業者におきまして二〇%実施してもらう、そうしますと、これが約三〇%程度になるというふうに考えておるところでございます。  そのために、今後、必要な食...全文を見る
○福島政府参考人 本法案におきましては、食品廃棄物等の再生利用、発生の抑制及び減量を一体的に促進するということで構成しているわけでございます。  具体的に言えば、事業者は、発生します食品廃棄物の再生利用、それから発生の抑制、減量のうち、経済的に見まして最も効果的な手法で取り組む...全文を見る
○福島政府参考人 まず肥料でございます。食品廃棄物につきましては、現在リサイクルに向けられているもの、約三割が肥料でございます。したがいまして、この安全性の確保が重要であります。  このために、本法におきまして、主務大臣が定めます食品関連事業者の判断の基準の中で、肥料の安全性の...全文を見る
○福島政府参考人 まず最初に、先生から御質問がございました広域処理の場合に、持ち込まれる方の市町村の生活環境に支障がないのかという御質問でございます。  これにつきましては、再生利用事業者の登録制あるいは三者間の計画認定の際に、一つは、再生利用事業が生活環境の保全上支障がないと...全文を見る
○福島政府参考人 まず、法案の二条五項一号ですね、「肥料、飼料その他政令で定める製品」ということで、この政令では、現在のところ、土壌改良資材、あるいは今、先生からお話が出ておりました石けん等の油脂、そのほかメタン等のエネルギー利用、そういったものの技術の開発、実証等の動向を踏まえ...全文を見る
○福島政府参考人 食品廃棄物のリサイクル技術でございますが、現在の先進事例におきまして、肥料なり飼料等としてリサイクル製品が農業生産面において利用されているところでありますが、さらなる品質の安定、向上、あるいはコストの削減に向けまして研究開発を推進する必要があるというふうに考えて...全文を見る
○福島政府参考人 現状におきまして、堆肥の場合、無償で引き取られる場合が多いわけでございますけれども、中にはトン五千円程度で販売されている例もあります。また、飼料の場合には、トン一万円程度で販売されている例があるわけでございます。今後、本制度のもとでの取り組みによりまして、肥飼料...全文を見る
05月25日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
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○政府参考人(福島啓史郎君) お答えいたします。  天然資源の消費を抑制して環境への負荷ができる限り低減される循環型社会の形成を図るためには、廃棄物・リサイクル対策を総合的かつ計画的に推進することが重要であると認識しているわけでございます。  農林水産省といたしましては、先日...全文を見る
05月25日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○政府参考人(福島啓史郎君) 甘味資源作物につきましては、引き続き最低生産者価格制度を維持するようにしております。その算定につきましては、先生今指摘がありましたように、需給事情を適切に反映するために、これまでの農業パリティー指数方式から、前年産の価格に国内産糖価格の変動率と生産コ...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生御指摘がありましたように、例えば英国と比較しますと、てん菜の処理量は英国の九百万トンに対しまして日本は四百万トン程度ということでございまして、半分強の水準でございます。それに対しまして、集荷製造経費、集荷経費と製造経費を足したものを比較します...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 戦後の砂糖需要でございますが、戦後直後の五万トン程度から増加しまして、昭和四十年代半ばには二百九十万トン程度になったわけでございます。それで、四十年代後半から五十年代前半まではこの水準、つまり二百九十万トン前後で推移してきたわけでございますけれども、...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 米国、EUの加糖調製品の輸入量でございますが、関税番号が我が国と若干異なることから必ずしも同一のものではありませんけれども、調査によれば、米国は二十五万トン程度、EUは二十一トン万程度となっているところでございます。  一方、我が国の加糖調製品の輸...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 甘味資源作物の生産コスト低減対策としましては、まずてん菜につきまして、土層改良等によります安定的な生産、あるいは直播栽培等による省力化、あるいは優良品種の導入等による低コスト化、それらの支援でございます。  また、サトウキビにありましては、担い手の...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生御指摘のように、甘味資源作物の最低生産者価格につきましてはこれまで農業パリティー指数を基準として算定してきたわけでございますが、御案内のように、農業パリティー指数といいますのは農家が農業経営及び家計に関して購入する物財、サービスの価格指数であ...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 需給事情それから生産費の状況を反映していくということでございます。といいますのは、やっぱり需要に合った生産を行っていく必要があるわけでございますし、また生産費が下がれば、具体的に言えばその分の半分程度は生産者の手元に残るようにいたしますが、半分程度は...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今、先生言われましたサトウキビの平成十年産の最低生産者価格と全算入生産費との関係でございますが、最低生産者価格と対策費のうち農家に直接交付されるもの、これを合計しますと二万四百二十円でございます。これに対しまして全算入生産費は二万三千九百八十四円とい...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今回の改正によりまして、糖安資金を廃止しまして、それを砂糖生産振興資金に帰属させるとしているわけでございます。この糖安資金、糖価安定資金といいますものは、もともとは実質的には消費者の負担において積み立てられたものでございますから、その使途は直接的に消...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先生御案内のように、現在、サトウキビ生産は農業労働力の高齢化なりあるいは畜産の伸びによります牧草地の増加などによりまして作付面積が減少しております。そのことから甘蔗糖の生産も減少しているわけでございまして、そのことは何を意味するかといいますと、工場の...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 今まで、ともすれば、特に牧草地の関係あるいは野菜果実等からサトウキビの作付面積が減少してきたわけでございます。この地域におきます安定的な農業生産が確保されるように、そうしたサトウキビのほかに野菜あるいは畜産等を含めました総合的な土地利用計画のもとにお...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 先ほど申し上げましたように、特にサトウキビにつきましては今むしろ生産が減っておりますので、操業率が低くなっておる。したがって、コストが上がっておるわけでございまして、むしろ生産を安定的に拡大して操業率を上げていく。それと同時に、機械化を進めまして労働...全文を見る
○政府参考人(福島啓史郎君) 基本的には、加糖調製品の輸入が増加しましたのは内外価格差に起因するものでございます。したがいまして、国内の砂糖の卸売価格を引き下げていけばその分は輸入加糖調製品を初めとした輸入が抑制される、そういう基本的な考え方でおります。  具体的には、今の輸入...全文を見る