福島啓史郎

ふくしまけいしろう



当選回数回

福島啓史郎の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第154回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。  まず、本日は本当に誠に御多忙のところ、この日本国憲法に関する調査としまして、今回、国会の在り方と二院制につきまして貴重な御意見をいただきました隅野隆徳さん、また早川忠孝さん、また本田年子さん、御三方の公述人の皆さんにはまず御...全文を見る
○福島啓史郎君 隅野公述人にお尋ねいたします。  先ほどの両院制の場合の機能なり権限なりというのは、これは、必ず機能、権限問題は組織なり選挙方法と密接に関連しているわけでございます。  それで、先ほども紹介ありましたように、イギリスの貴族世襲任命制、またアメリカの連邦制におき...全文を見る
○福島啓史郎君 時間の関係で、これで終わります。ありがとうございました。
03月19日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。  冒頭、川口外務大臣には、官、民、政と三つの世界を経験されたその貴重なキャリアを生かして御活躍されることを期待しておりますことを申し上げたいと思います。  今日は、先日行われました川口外務大臣及び中谷防衛庁長官の所信に対し...全文を見る
○福島啓史郎君 今、大臣の言われた所信表明、我が国の安全と繁栄を確保するということが基本である、これはもちろんそのとおりだと思います。ただ、問題は、それを実現するために、それを確保するためにどういう基本戦略を立てるかということだと思います。  私は、堺屋太一さんの意見も参考にし...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、外務省改革、開かれた外務省のための十の改革につきまして御質問申し上げます。  大臣は、なられて早急にまとめられたわけでございますが、必ずしも具体的な姿が見えてこないわけでございます。もちろん、各論は変える会でもって議論していくということだと思います。  ...全文を見る
○福島啓史郎君 この十の改革の中にも触れてありますし、また先ほど堺屋太一さんの提言にも触れたわけでございますが、今、Ⅰ種試験の採用、外務省採用者二十人程度だというふうにお聞きしていますが、今までだとその大半は、ほとんどと言っていいほどの方は大使になるわけでございます。  私は、...全文を見る
○福島啓史郎君 問題は、今お聞きしたわけでございますが、仮に国会承認でなくても、例えば内閣でこういったような審査制度を設けるなど、特に民間人の登用を含めて御検討いただきたいと思いますし、また職員の資質の向上を図るためのいろんな意味での人材交流、人事交流を進めていただきたいと思いま...全文を見る
○福島啓史郎君 しかし、同時並行協議というのは、要するにロシア側にとっては非常に、まあ要するに国内事情もあるわけでございますが、受入れ難いということを言ったと思います。それは、そうした発言は今回の鈴木宗男議員の問題と関連があるのかどうか、それについてはどうでしょうか。
○福島啓史郎君 二〇〇〇年までに平和条約を締結するというクラスノヤルスク合意の期限は切れたわけでございますね。それでもって、今回、同時並行協議と。いわゆる同時並行協議というのは、言わばお互いにそのことは触れないと。あらゆる関心、両国の関心事項について協議するということになっており...全文を見る
○福島啓史郎君 我が国の対応といいますか、態度、方針は正に大臣のおっしゃったとおりだと思います。  それで、期限、西暦二〇〇〇年という期限がなくなって、また新たな期限を設定してそれに向けて議論していくのが望ましいというふうに思うわけでございますが、ロシアの方はそこまで、まだそう...全文を見る
○福島啓史郎君 北方四島支援委員会につきましては、要するに、透明性を確保しかつ正に日ロの国際機関であるということを明確にした運営をお願いしたいというふうに思います。  次に、日朝交渉と拉致問題につきましてお聞きします。  まず、警察庁にお聞きいたしますけれども、有本恵子さんの...全文を見る
○福島啓史郎君 そういう証言があるわけでございますから、もちろんこういう形でオープンな形で発言されることは難しいかと思いますけれども、十分調査をして適切に対応していただきたいと思います。  それで、外務大臣にお聞きするわけでございますが、一九九九年末にこの拉致、被拉致者、被拉致...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、WTO農業交渉につきましてお聞きいたしたいと思います。  我が国提案は、農業の多面的な機能あるいは食糧安全保障等、原理原則を盛り込んだ提案をしているわけでございますが、交渉はいよいよ第二ステージに入ったというふうに思うわけでございます。その第二ステージは何...全文を見る
○福島啓史郎君 来年三月という交渉時期に十分間に合い、かつ十分我が国の国益が反映されるような形で準備及び提案をお願いしたいと思います。  次に、中谷防衛庁長官にお聞きいたしたいと思いますが、まず、長官の所信表明の中で温かい自衛隊というふうに言われておりますが、もちろん温かい自衛...全文を見る
○福島啓史郎君 最後に、有事法制について上野内閣官房副長官にお聞きしたいと思います。  まず、有事法制の検討状況、今国会に出すのかどうか、まず第一点、お聞きしたいと思います。  それから第二点目といたしまして、このいわゆる包括法の中の総則的規定というものは諸外国では憲法に盛り...全文を見る
○福島啓史郎君 質問、終わります。
03月28日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。  今日は、今回議題になります二法案につきまして御説明したいと思います。まず、在外公館法改正法案についてでございます。時間の関係で、二十分ということでございますので、簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。  まず、ユネスコ在日...全文を見る
○福島啓史郎君 大臣にお聞きしますが、今説明ありましたように、アメリカはユネスコが過度の政治的傾向、これは前、たしか私の記憶によれば、前事務局長のですね、アフリカ出身の事務局長が非常に、何といいますか、先進国に対しまして非常に厳しい対応をしておった、また私的な専横が見られたという...全文を見る
○福島啓史郎君 G8主要国始め、このパリにユネスコのために独立の代表部を設置している国はどこの国があるのか、また四人程度の代表部というのは日本の国でほかの代表部で例があるのか、その二点をお聞きします。
○福島啓史郎君 官房長、どうですか。
○福島啓史郎君 それで十分な活動ができるわけですか。
○福島啓史郎君 今回置くのは何人ですか。今回設置するのは何人ですか。
○福島啓史郎君 間違いないですか。
○福島啓史郎君 法案を出しているのにそういう対応じゃ非常に困るんですね。至急調べて返事してください。  それで、時間の関係で続けますけれども、ユネスコの全体職員が二千五百人弱いるわけでございますが、日本人職員は五十七名ということで、分担金が二二%の一割、二・三%にすぎないわけで...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、給与関係についてお聞きします。  この給与の基準額の設定の考え方ですね。生計費と、我が国の生計費と赴任国の生計費の差額が基本的な考え方の一つだと思うんですが、どんな考え方で基準額を設定しているのか。これ、官房長にお聞きします。
○福島啓史郎君 それで、今回の改定によって館長クラスの実質の支給額は幾らになるのか、またその額は、例えば日本法人の支店長クラスと比べて多いのか少ないのか、その点についてはいかがでしょうか。
○福島啓史郎君 実額で言ってください。
○福島啓史郎君 そうすると、ちなみに主要企業の例としては把握しておられるわけですか。
○福島啓史郎君 要するにそれは年額ですね。
○福島啓史郎君 比較して過大かどうかというのはにわかには判断できないということのようでございますけれども、非常に世の中の見る目は厳しいわけでございますから、そうした比較を是非するようにしていただきたいと思います。  それから次に、先日の中東、中近東大使会議でアフガンの駒野臨時大...全文を見る
○福島啓史郎君 アフガンの、アフガニスタンの大使館の、要するに再開に向けてのもちろん恒久的な改築といいますか、改造、復旧をしなきゃいけないと思いますが、当面の、当面使えるようにしてもらいたいという強い要望がありますんで、ひとつ十分配慮していただきたいと思います。  それから、大...全文を見る
○福島啓史郎君 ですから、そういう問題、候補者の選定をし、かつ、そうした候補者のプールの中からどういう適材を任命していくかということ、それをオープンな形でルール化していただく、それが必要だと思うんです。そのことが民間人登用を含めて、公正かつ的確な人事ができるようになる、大使人事が...全文を見る
○福島啓史郎君 はい、一言です。  要するに、透明性を確保していかなきゃならないということを重ねて申し上げまして、質問を終わります。
04月09日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。  まず、外務省改革と民間人大使につきましてお尋ねいたします。  ジュネーブ軍縮代表部大使に、このたび猪口上智大学教授が発令が決まったわけでございます。御案内のように、猪口教授は軍縮あるいは平和問題の専門家であり、適任だと思...全文を見る
○福島啓史郎君 もう前回も外務大臣に申し上げたわけでございますが、主要国の大使の半数ぐらいは民間人の方が適当ではないかと私は思うわけでございます。  それで、そうした任命の、大使任命の透明性を高めるための基準及び手続を明確化すべきではないかというふうに考えるわけですが、これにつ...全文を見る
○福島啓史郎君 十分変える会等で御検討いただき、そうした基準なり手続は、基本的な考え方を外務省職員の大使任命の場合にも適用すべきだというふうに考えます。  次に、パレスチナ問題につきましてお聞きいたします。  現状はどうなっているのか。特に、先日、茂田特使を、外務大臣、派遣さ...全文を見る
○福島啓史郎君 ちょうど第一次オイルショックのときに三木特使を政府が派遣をして、アラブ諸国側を回られたわけでございます。そのときに、二階堂、当時の官房長官から談話を発表したわけでございます。  その内容は、一九七三年の十一月二十二日でございますが、我が国の、我が国政府は、中東紛...全文を見る
○福島啓史郎君 今、様々な動きもあるわけでございますが、その中の一つには、同じような、第一次オイルショックと同じようなアラブ諸国が原油の禁輸措置を検討しているという情報もあるわけでございます。したがって、我が国といたしまして我が国のポジションを明確にする必要があると思うわけでござ...全文を見る
○福島啓史郎君 もちろん事態は動いているわけでございますが、その場合の基本的な原則ですね、基本的な考え方、それは先ほど申し上げましたこの一九七三年の二階堂官房長官談話が我が国のポジションの原則であるということは、これはそういうことで、そういう理解をしてよろしいわけでしょうか。
○福島啓史郎君 これ、別に二階堂先生個人の見解じゃなくて、内閣官房長官としての政府の談話でございますので、この原則に立ったポジションを明確にし、かつ活動されることを改めて要請しておきます。  次に、IWC、今回下関で開催されます国際捕鯨委員会の年次会合につきましてお聞きいたしま...全文を見る
○福島啓史郎君 今言われた対処方針の貫徹をお願いしたいと思います。  それで、今の鯨資源の状況等を見ますと、私は商業捕鯨再開の必要性が高まっていると思うわけでございます。すなわち、鯨は人類が食べる資源の三倍ないし五倍食べているという結果が出ているわけでございます。また、アメリカ...全文を見る
○福島啓史郎君 そのためにも、先ほど申しましたRMS、これは要するに捕獲限度計算が既に九四年に終わっているわけですね。今まで何をやっているかというと、要するに監視取締り制度について延々と議論しているという状況でございますので、早くこのRMSの完成に向けて特段の努力をお願いしたいと...全文を見る
○福島啓史郎君 副大臣、お聞きしますけれども、こうしたペリー修正法という問題が出ますと、その制裁問題という問題が出ますと、我が国の方針といいますか調査捕鯨に対する方針がぐらつくといいますか、のが今までの例だったわけでございますが、今回はそういうことなく、仮にアメリカがペリー修正法...全文を見る
○福島啓史郎君 外務大臣は、先日ブッシュ大統領が訪日されたときに、パウエル国務長官とお会いされているわけでございますが、その際に捕鯨問題も出たやに聞いております。また、別な議員、訪米議員等から、最近アメリカの態度は変化しつつある、捕鯨問題につきましてアメリカの態度は変化しつつある...全文を見る
○福島啓史郎君 もちろん対話はしなければならないわけでございますが、先ほど申しましたように、調査捕鯨はIWC規約上、締約国の当然の権利でありますので、その点を十分踏まえた対応をお願いしたいと思います。  それで、今次会合は重要な、下関年次会合は重要な会合でございます。外務大臣も...全文を見る
○福島啓史郎君 下関は日帰りもできますので、時間が、余裕といいますか都合が付けば、是非、夕方のレセプションだけでいいと思うんです、お出掛けいただきたいと。検討をお願いしたいと思います。  次に、有事立法につきましてお聞きいたします。まだ検討中の法案でございますので流動的であるわ...全文を見る
○福島啓史郎君 それで、このいわゆる平和安全法案、ちょっと名前が少しソフト過ぎるように思いますが、この武力攻撃事態法案ないし平和安全法案におきまして、国民保護法制、それから自衛隊支援法制、それから米軍支援法制を検討するということに、法制の整備をするというふうになっております。これ...全文を見る
○福島啓史郎君 できるだけ早く、○年はできるだけ短い数字で書き込むことをお願いいたします。  それで、防衛庁長官にお聞きしますけれども、先日、同僚議員から周辺事態法とこの武力攻撃事態法案ないし平和安全法案との関連につきまして質問がありました。私は、両方の事態はまずそれぞれ別な概...全文を見る
○福島啓史郎君 外務大臣にお聞きいたしますが、北朝鮮拉致事件につきましてお聞きいたします。  四月三日から六日まで北朝鮮を訪問した林東源、韓国の金大中大統領特使に対しまして、北は日本の言っております拉致事件はないと、行方不明者なら調査をする用意があるというような態度を示したと。...全文を見る
○福島啓史郎君 終わります。
04月11日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。  時間の関係で、先日、昨日通告しました質問の順序が変わることがあることをあらかじめ御了解いただきたいと思います。  まず、先日少し時間の関係で不十分でございました北朝鮮拉致問題につきましてお聞き申し上げます。  まず、外...全文を見る
○福島啓史郎君 それで、北朝鮮の赤十字社が、行方不明者、北朝鮮政府及び北朝鮮の赤十字社は行方不明者と言っているわけでございますが、日本として、政府はそういうことは認めていないと今おっしゃったわけでございますが、日本の赤十字社としてどういう認識を持つように指導しておられるのか。指導...全文を見る
○福島啓史郎君 今、政府参考人も答弁がありましたし、ましてや外務大臣も冒頭言われましたように、政府としては、この問題は拉致問題だということで、その解決に向けた粘り強い交渉、かつ揺るぎない交渉をお願いしたいと思います。  次に、不審船問題につきまして質問いたします。  まず、海...全文を見る
○福島啓史郎君 先日の李鵬委員長の訪日の際にも李鵬委員長から発言があったわけでございますが、EZの、国際法上のEZについての中国側の権利、これはこの不審船引揚げ問題とどういうふうに関連するのか、これにつきまして外務大臣、よろしいですか。政府参考人で結構です。
○福島啓史郎君 要するに、排他的経済水域でございますから、経済的な需要につきまして排他的な権限を中国が有しておるということだと思うんですが、それでは、今言われた、要すれば調整をするというふうな発言があったわけでございますが、どんな点が予想されるわけですか、調整をすべき事項として、...全文を見る
○福島啓史郎君 いや、一般論じゃなくて引揚げ問題との関連。
○福島啓史郎君 要するに、EEZ上の権利として中国側としてこの不審船引揚げを拒否するといいますか、それを否定するそういう権利はない、しかしその引揚げ方については若干の、何といいますか、注文はあり得るだろうというようなことだというふうに理解するところでございます。  それで、この...全文を見る
○福島啓史郎君 それで、海上保安庁長官にお聞きしますが、日本のこの対処方針、粛々と引揚げという目的を達成していただきたいと思うわけでございますが、その方針をお聞かせいただきます。
○福島啓史郎君 外務大臣も先ほど御答弁あった姿勢のとおり、粛々とこの引揚げ問題について、その目的達成に外交努力もお願いしたいと思います。  次に、対中ODAにつきまして御質問します。  中国へのODAで、有償資金でやりました北京空港、これは三百億円であります。また、上海空港、...全文を見る
○福島啓史郎君 要するに、事実関係として要するに、所有権なりが国営企業以外の者に、あるいは設置した以外の者に譲渡されたことはないということでよろしいわけですね。
○福島啓史郎君 一部というのはどのぐらいの割合ですか。
○福島啓史郎君 そうすると二〇%、そうすると株式市場で上場されたということは、要するに国営企業以外の者、つまり民間の人が買っているということですね。
○福島啓史郎君 であるならば、その三五%を、少なくともその三五%相当については即時償還、即時繰上償還を要求すべきではないでしょうか。
○福島啓史郎君 それは私はおかしいと思いますね。三五%は香港株式市場に上場して、その部分はキャッシュとして入っているわけですね。なぜ有償資金、円借款をやって、それでもって三五%相当分が入ってきているのに、その分をなぜ即時償還を求めないんですか。
○福島啓史郎君 その見解は私はおかしいと思いますね。有償資金という、政府として経済協力をやる、それは、当然それが国営企業として維持されることを前提だと思うわけでございますね。  そういうこと、必要性があるから有償資金援助をやったんであって、その部分につきまして外部から、三五%と...全文を見る
○福島啓史郎君 私は、その見解はおかしいと思いますね。  要するに、自分でできないから要するに円借款でもって建設するということになったわけでございますね。ところが、その後、三五%相当の株式を上場することによって資金手当てができたわけでございますね。それは当初は、もうそういう計画...全文を見る
○福島啓史郎君 債権保全の問題ではないんです、この問題は。当初から、仮に民営化された北京空港であればそれは有償資金の対象になったんですか。これは参考人に。
○福島啓史郎君 外務大臣、そういうことなんですよ。当初から民営化されておれば対象にならない案件なんですよ。その一部が民営化されればその分は即時償還を求めるというのは私は当然だと思います。  仮に、それがアグリーメントの条項上できないということであれば、今後の案件について、そうい...全文を見る
○福島啓史郎君 要するに、繰り返しになりますからやめますけれども、言わば当初の案件にはならない、最初からそういう状態であればならなかった案件なわけでございますから、十分な注意、仮にこれが五〇%になれば私は当然即時償還を求めるべきだと思います。  それで、次に、中国に対するODA...全文を見る
○福島啓史郎君 杉浦副大臣、御答弁あったわけでございますが、沿海部、つまり伸びているところに更に手を伸ばすことはないと思います。したがって、我が国にとっても重大な関係があり、かつ後れている、後れている分野、環境であるとか植林であるとか農村開発等、そういったものを、私は、インフラ整...全文を見る
○福島啓史郎君 各国ともこのFTAを進めるに当たり、農林、農業、農林漁業、農林水産業の関係で苦慮しているところでございます。それで、そうした農林水産物につきましては特別な取扱いをしているのが現状でございます。  このFTAと農林水産業の関係について、今後どういうふうにこのFTA...全文を見る
○福島啓史郎君 今答弁にもありましたように、ガット第二十四条で、実質上のすべての貿易ということの解釈といいますか、運用の実際でございますけれども、例えばジェトロの畠山理事長は九割ぐらいが限度ではないかという発言をしておられるわけでございます。仮に九割だとしますと、例外が一割だとい...全文を見る
○福島啓史郎君 先ほど申しました実質的にすべてというのは、当然各国とも例外を抱えているということを十分認識した上で対応することが必要、対応する必要があるというふうに思います。  時間がなくなりましたので、最後でございますけれども、先日の小沢発言につきましてお聞きいたします。 ...全文を見る
04月25日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○福島啓史郎君 関連して、今、山本一太先生からありました自民党外交部会小委員会の外務省改革提言につきましての御見解を外務大臣にお聞きします。  私は、この外務省改革提言の内容につきまして、基本的方向で見解を同じくしております。前も質問をいたしましたけれども、大使の民間人登用、主...全文を見る
○福島啓史郎君 今、外務大臣御答弁ありましたように、政と官の関係は一般論としてもあるわけでございますが、私は、特に外務省のそうした業務の特性からこの問題は重要な問題として今後検討していただきたいし、私たちもまた検討していきたいというふうに思っております。  次に、先日時間切れと...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、小沢党首の発言されましたその技術的な背景といいますか、につきまして、技術的可能性といいますか、につきましてお聞きしたいと思います。  まず、プルトニウムにつきまして、先ほどありましたように、何千発のプルトニウムができるような核弾頭を、何千発の核弾頭ができる...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、文部科学省、この人工衛星の打ち上げロケットなど大陸間弾道弾となるようなロケットを持っているということにつきましては、その技術的な可能性についてはいかがですか。
○福島啓史郎君 政府職員でございますから微妙な御答弁でありましたけれども、要は技術的には転用可能な、科学技術の普遍性でございますから、転用可能な技術は十分あるということではないかと思います。  それで、我が国が史上唯一の被爆国であるということから、核兵器を持たず、作らず、持ち込...全文を見る
○福島啓史郎君 政策論として今、防衛庁長官御答弁ありましたけれども、何といいますか、戦略論として抑止力というのは私は重要な防衛政策の重要な要素だと思うわけでございますが、それにも入らないということでしょうか。
○福島啓史郎君 意思を聞いているんじゃないんです。その効果、客観的な効力、効果ということを聞いているわけでございます。
○福島啓史郎君 御見解は承りましたけれども、私は客観的事実としてそういう抑止力になっているんじゃないかというふうに思うわけでございます。  次に、米軍基地の再編成につきましてお聞きします。  今、諸外国におきまして米軍基地の再編成が相当進んできておるというふうに聞いております...全文を見る
○福島啓史郎君 今御答弁ありましたように、韓国は在韓米軍兵力は維持しながら、この再編、集約によりまして約一万四千ヘクタール弱の返還がなされるということになっているわけでございます。  それで、我が国におきましてそうした米軍基地の再編、集約の状況でございますが、沖縄とそれから沖縄...全文を見る
○福島啓史郎君 沖縄以外は。
○福島啓史郎君 SACOにつきましては順調に進んでいるということでございますが、私はこうした米軍基地の再編、集約は日米双方にとってもプラスだと思うわけでございまして、この日米合同委員会等で更なる進展、再編、集約に向けての御努力をお願いしたいと思います。  次に、今出ておりました...全文を見る
○福島啓史郎君 防衛施設庁長官にお聞きしますが、この米軍基地の民間共用化につきまして努力するとの確約書といいますか回答書を出しておられるわけでございますが、いつごろこの問題、民間共用化を日米合同委員会等に持ち出す予定なのか、お聞きしたいと思います。
○福島啓史郎君 前向きな対応をお願いしたいと思います。  最後に、防衛庁長官にお聞きしますが、今回の訪中が延期をされたということでございますが、これ総理の靖国神社参拝と関連しているかのごとく報道なされておりますが、その経緯と理由につきましてお聞きします。
○福島啓史郎君 終わります。
04月26日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎でございます。  お三方にそれぞれ一問ずつ御質問したいと思います。  まず、宮内座長でございますけれども、宮内さん、ビジネスマンとして、官の問題、特に今回のここは外務省の問題について私は、どういう点が一番問題なのか。私は、私も官にいた経験...全文を見る
07月09日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第24号
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○福島啓史郎君 参議院の福島啓史郎でございます。  まず、外務大臣、在瀋陽総領事館事件につきまして御質問したいと思います。  第一に、この七月四日付けで外務省が発表いたしました在瀋陽総領事館事件に関する処分と改善策、これを七月四日付けで発表されたわけでございますが、それでもっ...全文を見る
○福島啓史郎君 冷静対処ももちろん必要なんですが、毅然たる対応も必要なんです。つまり、中国への抗議と謝罪要求は、これは引き続き我が国の強い主張として貫いていただきたいと思います。  次に、処分内容を見ますと、国家公務員法に基づく処分は岡崎総領事のみで、他の者につきましては内規に...全文を見る
○福島啓史郎君 ということは、最終的には外務大臣、あなたが政治的な判断としてこれでいいということを判断されたということでよろしいんですか。
○福島啓史郎君 では、その処分が適切だという御判断であれば、それはその省の処分権者であるトップの方がそうおっしゃるわけでございますから、それはそれでいいといたしましても、世間がこれについて非常に甘いという判断なり意見なりを持っているということを十分留意していただきたいと思います。...全文を見る
○福島啓史郎君 今、大臣言われたわけでございますが、私は、今まで在外公館勤務者、特に外交官は領事業務を軽視する傾向があったわけでございます。したがって、今後、今言われたようなことで、外務省関係者はこの領事業務が重要なんだと、そのためにやっぱりある程度知識と経験が要るわけでございま...全文を見る
○福島啓史郎君 それで、先ほどお聞きしたんですが、そうしたアメリカにおきます海兵隊なり、あるいはドイツの国境警備隊、そうした要員を派遣国で警備に就かせる場合に、その派遣先国との間での取決めは結んでいるわけですか。
○福島啓史郎君 事務当局で結構ですから、調べてその結果を教えてください。  それから今、法体系との関係等検討を要すると言われたわけでございます。具体的には何法、何法が関係しているわけですか。
○福島啓史郎君 それで、検討を要すると言っているわけです。いつまでに検討を了する予定なんでしょうか。
○福島啓史郎君 今言われた警備対策官、これは外交官になるわけですか。それから、その次に言われた日本人警備要員、これはどういう身分の人なんでしょうか。
○福島啓史郎君 そうすると、民間人ということですか。
○福島啓史郎君 やっぱり重要な在外公館には、我が国もこれだけ国際的な地位が向上しているわけでございますから、アメリカ、ドイツに倣って自国要員、特に自衛隊による警備ということを考えなければならないと思います。  それで、検討課題に上がっているわけでございますが、なお書きというよう...全文を見る
○福島啓史郎君 次に、先ほど外務大臣の御答弁の中で、唐家セン中国外交部長から日中間での領事条約等の協定の締結の話があったと聞くわけでございますが、現にウィーン条約というのがあって必要十分なことはその条約によって規定されている、かつ日本も中国もその条約に入っているわけでございます。...全文を見る
○福島啓史郎君 ほかの国でこうしたウィーン条約に加えまして領事条約、たしかある国もあるやに聞いておりますけれども、それはウィーン条約がない前の段階だというふうに聞いているんですが、それはそういう理解でよろしいでしょうか。
○福島啓史郎君 その必要性あるいは意味について十分慎重な検討をお願いしたいと思います。  それから次に、今回の問題と併せまして、従来言われておりますのがいわゆるチャイナスクールの問題でございます。  今回の問題におきましても、その根底には、在中国大使館の大使をトップとして本省...全文を見る
○福島啓史郎君 建前は結構なんですが、実際のところ、その国、ある国に対する政策を決めるときには、一番重要なのはその国の大使とそれを担当する局長、これが言わば原案を作るわけですね。もちろん相談は、もちろん外務大臣も最終的には了解を取るということになるわけでございますが、その政策の骨...全文を見る
○福島啓史郎君 要するに、規制海域、警戒海域三海里の場合約九十四平方キロメートル、二海里の場合は四十三平方キロメートルになるわけでございます。それを仮に八月まで掛かったとしますと、約八か月です。そうすると、巷間言われている一億円という額がどうなるかといいますと、仮にこれが漁業補償...全文を見る
○福島啓史郎君 誠意を持って検討しているということは、要するに払うということなんでしょうかね。どうなんでしょうか。
○福島啓史郎君 週刊誌等によれば、日本側から言い出したというような話もあります。要するに、理由のないお金は払うべきじゃないと私は思いますし、それは日本の国益だと思っておりますので、十分慎重に、かつ、このことが対中関係におきましても重要な意味を持つことを踏まえて判断をしていただきた...全文を見る
○福島啓史郎君 もちろんその委員会も結構なんですが、それとは別に、あるいはその上に、両方の、両国のトップに直属する民間人、学者等から成る、これは日米関係もちょうど摩擦が起き始めたときから賢人会議というようなものを作っていったわけですね。ああいったものをモデルにしながら、是非、検討...全文を見る
○福島啓史郎君 時間がありませんのでここで終わりますけれども、この問題、引き続き質問していきたいというふうに思っております。  以上です。
07月16日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第26号
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○福島啓史郎君 最初に岡本参考人にお聞きしたいと思いますが、冒頭の陳述、私、共鳴するところ多いわけでございます。  日本外交の閉塞状況、私は、日本外交の目標を喪失したと、要するに冷戦時代は東西陣営、西側に属して、要するに軽武装、経済開発、経済発展に努めるという明確な目標があった...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○福島啓史郎君 ありがとうございます。自由民主党の福島啓史郎でございます。  大臣にまずお伺いしたいんですが、やっぱり私、外務省改革のまず一丁目一番地というのは、外務省というのが国益を実現するための組織であるという意識改革だと思うんですね。その意識改革はやっぱり人事でもって裏打...全文を見る
○福島啓史郎君 いずれも私は重要な点を提言していると思うんですね。それを真摯に受け止めていって、この変える会の中にも生かしていただきたいと思います。  それから、次の質問は、私、そういう人事ということを考えたときに、先日の変える会のメンバーの方々との意見交換の中でも出たわけでご...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。  三人の参考人の方、貴重な御意見ありがとうございました。  それで、まず概括的にお三人の方にお聞きしたいわけでございますが、今回のアメリカとイラクの関係が、アメリカが武力攻撃する、そういう事態に発展する可能性、見通しをどうい...全文を見る
○福島啓史郎君 お二人の参考人の方が、五割以上の確率といいますか、見通しとしてアメリカのイラク攻撃があり得るだろうというふうに見通しを立てておられるわけでございますが、そうした場合に、アメリカあるいはアメリカの同盟国が日本に対する、同盟国としての日本に何を期待するのか、あるいはど...全文を見る
○福島啓史郎君 それでは、日本に任せられた支援ですが、孫崎参考人はどういう支援をすべきであるか、あるいはできるということなのか、もう少し具体的にお願いしたいわけですが。
○福島啓史郎君 次に、山内参考人にお聞きしたいわけでございますが、参考人も述べておられましたように、二つのことをやっていかなきゃいけないだろうと、つまり中東の緊張緩和のためには。一つが、イランとの関係を改善するように、アメリカがイランとの関係を改善するように誘導していく、そのため...全文を見る
○福島啓史郎君 委員長。
○福島啓史郎君 じゃ、これで終わります。ありがとうございました。
○福島啓史郎君 アメリカがイラクを攻撃する事態になったときに、私は、その波及はイスラエルとパレスチナの関係に影響が及ぶことが大きいと思うわけでございます。  それで、まず孫崎参考人にお聞きしたいわけでございますが、前回の湾岸戦争のとき、フセインはミサイルをイスラエルに撃ち込んだ...全文を見る
○福島啓史郎君 山内参考人にお聞きしたいんですが、十一月十一日付けのウォール・ストリート・ジャーナルに出ているんですが、アメリカが考えているシナリオというのが出ているわけですね。フセイン崩壊後の、失脚後の短期間の米軍の直接統治、それからそれに引き続く国際的な文民統治機関による暫定...全文を見る
12月02日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○福島啓史郎君 自由民主党の福島啓史郎であります。  今回の公務員制度改革につきまして、私自身、国家公務員三十二年やりまして、国内、内外、外国にも勤務しておりましたので、それらの経験を踏まえて個人的見解も含めながら意見を言いたいと思います。  私は、公務員制度改革につきまして...全文を見る