福島伸享

ふくしまのぶゆき

小選挙区(茨城県第一区)選出
有志の会
当選回数3回

福島伸享の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○福島分科員 民主党の福島伸享でございます。  きょうは、三十分の時間をいただきまして、霞ケ浦導水事業についての質問をさせていただきます。  お手元の資料に事業の概略がございます。国土交通省さんがつくられた資料であります。よろしいでしょうか。  この事業というのは、那珂川と...全文を見る
○福島分科員 詳細な説明、ありがとうございます。  これはもう四十年ぐらいやっている事業で、次の資料のページにもありますけれども、当初は平成五年度完成だったのが、何度も事業計画を変更いたしまして、平成五年には事業計画を変更して平成十二年まで延ばし、十三年にはさらに二十二年まで延...全文を見る
○福島分科員 ありがとうございます。  地上権設定と魚類迷入対策で進んでいないということだと思いますし、それは私の地元で感じていることと同じでございます。  これは、当初の完成予定から二十年以上経過したことによりまして、もう時代は大きく変わっております。当初は、首都圏の水がめ...全文を見る
○福島分科員 この事業の、特に霞ケ浦をどうやって浄化するかということについては、専門家の間でもいろいろな意見が分かれております。私はプロではありませんけれども、いろいろな方の意見を聞いていると、傾聴すべき合理的な説明というのも多いはずであります。  この六名の学識経験者というの...全文を見る
○福島分科員 事後的に、この報告書をつくった後に、この報告書に対するコメントというのは出していると思うんです。この報告書の原案自体をつくることにこの六名の有識者というのはかかわっているわけです。しかも、つくった後ですから、皆さん、学識経験を得るというよりは、ただ問題ないと言う人も...全文を見る
○福島分科員 私は、本来、案をつくる段階で、きちんと公開の場で科学者同士で議論を行うべきだと思っております。案をつくって、最後の第一回目のときに案をどさっと出して、あとはコメントを求めてくださいというのが今回の検討の場のやり方です。科学者には、いろいろな立場のいろいろな意見があり...全文を見る
○福島分科員 その入っている方が、裁判の場でこのように効果がないというふうにはっきり明言されているわけですね。それなのに、検討の場の結果では、効果も十分検証されるし、コストも一番安いというふうに、いきなり結論が出てきてしまっているということに、私は不透明さを感じるわけであります。...全文を見る
○福島分科員 私は、ぜひとも、ほかのダムもそうだと思うんですけれども、きちんと科学的に透明な形で検証されているのかどうかということを、もう一度会計検査院の方でしっかりとチェックしていただきたいと思います。会計検査院自身の存在意義が問われるようなことだと思っておりますので、お願いし...全文を見る
○福島分科員 恐らく、それが県民や国民の皆さんの信頼を浴びていない一番の原因だと思うんです。  私も行政にいましたからわかりますけれども、後でお墨つきとして学識者の意見をもらったから、これで学識的に正しいんだということではないんだと思うんです。学識者の中にもさまざまな意見がある...全文を見る
○福島分科員 現に、訴訟が今行われているわけですよ。再開というのが決まって、今年度の予算は昨年度に比べて倍以上の予算がつけられている。施設設計費だという説明を事務方から事前にいただいております。  何でそこまで漁協の人が真剣に反対するかといえば、別に補償のお金が欲しいわけじゃな...全文を見る
○福島分科員 そんなことを言っているから、いつまでたってもだめなんですよ。  通告を出しているので、一言御感想をいただけますか、太田大臣。私は、これを丁寧に進めることが必要だと思うんですよ。漁協が訴訟を起こしている場合で本格着工とかをすることになれば、これは大きな騒ぎになります...全文を見る
○福島分科員 いや、丁寧に今までもやっていないんですよ。  漁協の人は、ちゃんと科学者をつけて、科学的な議論を、今までも勉強してきたし、そうした意見も言っているわけです。それに対して行政の側が科学的な反論をしてこないことが議論がかみ合わない一番大きな原因になっているんですよ。 ...全文を見る
○福島分科員 本当にそれである限りは、残念ながら、この問題が決着がつくことは、近いうちはなかなかないような気がいたします。  私自身、反対のための反対とか、そういうつもりで申し上げているわけじゃなくて、丁寧に進めて、地元の人と合意を得た上で、この事業を進めるなり変更するなり中止...全文を見る
03月19日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  二年ぶりに国会に戻ってまいりまして、初めて野党として質問させていただきます。  林大臣と議論できることを幸せに思っておりますし、江藤委員長が野党時代、本当に地元を一生懸命歩いて得た農家の声を質問にぶつける姿を見て、私もまぶしい思い...全文を見る
○福島委員 今のような説明が、恐らく生産者の方に余り、残念ながら、けちをつけるわけじゃないんですけれども、まだ響かないところがあるんですよ。  よく高齢化が進んでいるとか農業者人口が減少しているということがありますけれども、私が歩いて一番実感するのは、これまで政府が大切に育てて...全文を見る
○福島委員 私は、若い農家をけなそうとしているんじゃなくて、やる気のある農家も当然おりますし、その方々をむしろ後ろ支えするために地域を回っているということを申し上げながら、正直言って、今の答弁では全く理解できませんよね。具体的にこれをやっているというのを聞いているわけじゃないんで...全文を見る
○福島委員 そういう官僚答弁をされるのは非常に残念なんですけれども、交渉期限をいつにするかということも重大なカードなんですよ。もしかしたら一番大きなカードかもしれないんですよ。そのカードを切るようなことを記者会見で発言するのが問題じゃないかと言っているんです。TPAがどうだとか、...全文を見る
○福島委員 少なくとも、多くの現場の皆さんは、除外、再協議、聖域だといって、聖域なき関税撤廃を前提とする限りTPP交渉参加に反対と言って多くの皆さん方も当選したわけで、そういうふうに思っているわけですよ。思っている中で、さまざまな、詭弁とは言わないけれども、言辞を弄してやること自...全文を見る
○福島委員 個別の品目で言いましょう。  米が十四億円というのは、六千億円のうちのたった十四億円であります。六千億円のうち、水産物が二千三百三十六億円、加工食品が一千七百六十三億円。  レクに来たとき、この加工食品というのはどういうのがあるんですかと言ったら、ポカリスエットと...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  例えば米で見たら、米の生産額の輸出に回っている割合は〇・〇一%です。例えば野菜とか果樹というのは全部で三兆円ぐらい産出をしておりますが、そのうち輸出に回っているのは二百億円ぐらい。これもやはり〇・一%以下ですね。  これを別に卑下する必要...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  輸出は伸びる余地があるということですけれども、米は生産額に対する輸出の割合は〇・〇一%なわけですが、仮に輸出を百倍にしたって、生産量に対しては一%分のものしかふえないわけですね。ですから、伸びる余地はあるけれども、農業に大きな影響はない。む...全文を見る
○福島委員 役所がつくった答弁を一生懸命読んでいただいて、本当にありがとうございます。  みんな頑張っています。現場で頑張っています。ただ、例えばうちの地元とかで、物すごい頑張っているんですけれども、御苦労されているんですけれども、なかなか進んでいないんですね。春になれば進むと...全文を見る
○福島委員 全否定はするつもりはないんですよ。枠組みとしては非常にきれいにつくられていると思うんです。ただ、それに魂を入れる部分が決定的に欠けているし、こういう観点から見たときに、きょうは議論しませんけれども、農業委員会制度とか農協の理事の要件とかというのは、今大臣がおっしゃった...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  食料・農業・農村基本計画について、佐々木先生に引き続いて質問させていただきます。  前回、五年前の基本計画の改定は、ちょうどここにいる我々が初めて当選したときでありまして、政権交代で政治主導だと沸いているときに、前回の五年前の基本...全文を見る
○福島委員 今の御答弁をお伺いしますと、もう八割、九割は恐らく同じだと思うんですね。五年前の基本計画の中において、農家の所得は我々の所得補償政策もあって上がりましたし、農地の集約や法人の数などもふえているという意味では構造改革にも、静かであるけれども、つながってきたということで、...全文を見る
○福島委員 ある意味、すごいきれいだけれども表面的だと私は思うんですね。  担い手に集約していると言っているけれども、担い手の数がふえたから担い手に農地が集約しているのか、一人一人の担い手自身に農地が集まったのかというのは、これはちゃんと私は分析しなきゃわからないと思っておりま...全文を見る
○福島委員 いや、私は中間管理機構の役割自体は否定しているわけじゃないんです。そういうものもあっていいんじゃないかなと思うんです。ただ、数値目標をつくって、それが進めば農業の構造改善につながるとか農家の所得につながるという、その政策の方法自体がおかしいんじゃないかと問うているわけ...全文を見る
○福島委員 時間が半分過ぎましたので、次の点に行きます。  今回の基本計画を見てみると、結局、土地利用型の農家がすがらざるを得ないのは餌米しかないわけです。先ほど佐々木さんがおっしゃったように、餌米だけ目標を十一万トンから平成三十七年で百十万トンと十倍以上上げているわけですね。...全文を見る
○福島委員 今局長がおっしゃったように、これはあくまでも関税を撤廃した場合でありますけれども、しかし、それでも今の五つを足しただけで一兆三千百九十億もの生産額が関税を撤廃すれば減少する、それの半分だとしても五千億ぐらい減っちゃうわけです。  農水省さんのデータによりますと、生産...全文を見る
○福島委員 いや、今回の基本計画は、自給率の目標を定めるに当たっても、餌米を十倍にして、小麦とか大豆はほとんど変えていないんですよ。ある意味、餌米に全ての解決策を求めるやり方なんですよ。  TPPで、もしかしたら米も別枠の輸入を拡大するかしないかみたいな議論をしているやにお伺い...全文を見る
○福島委員 いずれにしても、一千億を超える膨大な予算がこれから毎年伸びて必要になってくるわけですよ、笑っていらっしゃいますけれども。  昨年十二月の財務省の財政制度等審議会では、「水田営農は、行政から配分される生産数量や補助金に大きく依存する構造にあり、」「転作助成の在り方を検...全文を見る
○福島委員 私は、きのう、財務省の質問取りの方にも言ったんですけれども、答弁は政治家の方を出してくださいとお願いしたんですよ。今の答弁はまさに財務省の、役所としての立場だと思うんです。  今、餌米を進め、この基本計画を進め、農家の所得が倍増していると言っているのは、政治家として...全文を見る
○福島委員 この議論は私に対する答弁であるとともに、多くの人がこの答弁を見ているわけですよ。後で議事録でも出るわけですよ。今の姿勢のもとで政府がこれから餌米の増産を求めていくということで、私は、生産現場の皆さん方が、よし、餌米を作付しようと思うことはないと思いますよ。  政治家...全文を見る
○福島委員 あえて反論はしませんけれども、私は、財務省に入る政治家というのは、財政再建と、政治として目標とする政策につける予算をどうつけるかとの兼ね合いの両方であるべきであると思いますから、財政再建だけをやるのが財務省に入った政治家の役割だとは思いません。それはいいです。  今...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  二期目なんですけれども、経済産業省出身で、初めて経済産業委員会で質問をさせていただきます。後ろの席に先輩方がいるのを見て、どきどきしながら、小心者なものですから、質問をさせていただきますけれども、よろしくお願いを申し上げます。  ...全文を見る
○福島委員 今のもちょっと何か言葉が足らないような気がして、要は、電気、ガス、熱を一緒にやりますと言っているだけのような気がします。ただ、時間がないので、深く突っ込みません、お昼の時間も迫っておりますので。  今回、新ガス事業法の第五十四条の二で、法的分離を義務づける特別一般ガ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  私がなぜこのことを聞いたかというと、別にその基準がどうだという問題じゃないんですね。規制の理念を転回するんだ、業規制からネットワーク規制に変えるんだというときに、公的な役割を持った導管網を持っているようなところ、導管網というか導管群を持って...全文を見る
○福島委員 何でそういうことを言うかというと、対象にならないと、INPEX等の導管を使う託送事業は届け出ですよね。そうじゃない東京ガスや大阪ガスの場合は、認可料金ですよね。さっき言ったように、現に値上げをしているわけです。届け出で値上げができるわけです。しかも、基幹的なラインです...全文を見る
○福島委員 午前なので終わりにしますけれども、ぜひとも、もうちょっときっちり検討して、まだ政令をつくるときに変えられますので、検討いただければと思っております。  午前の質問は以上にさせていただきます。
○福島委員 午前中に引き続きまして質疑をさせていただきます。  午前中の復習をいたしますと、特別一般ガス事業という法的分離を義務づける者を当面三社に想定することによる規制の行き違いといいますか、その不合理性というものについて御質問させていただきました。  それは、なぜそれを言...全文を見る
○福島委員 今までそう言ってきたから日本は導管網が広まらなかったんですよ。需要を供給区域として設定して、そこにちょっとずつ導管を延ばしていったという結果が、全部の日本列島をつなぐような導管網が整備されていない理由なんですね。  需要というのは、ガス会社といっても、五十年後、百年...全文を見る
○福島委員 大臣に共通の認識を持っていただいているようなので本当にうれしく思っておりますし、また今後の改革に向けていろいろお考えいただければと思っております。  次の話題に行きたいと思います。電力・ガス取引監視等委員会についてでございます。  今回、発送電分離あるいは導管分離...全文を見る
○福島委員 そこで、多くの人が心配するわけですよね。エネルギー庁ではないけれども、経済産業省というのはどうしても原発推進で、何か既存の電力会社に対してお手盛りにするんじゃないか、そういう印象を持つわけです。ですから、常に三条委員会にせよという圧力が加えられるんだと思っております。...全文を見る
○福島委員 私は、そこが問題だと思いますよ。  専門性というのは、そこに一生骨を埋めるという人間が、場合によっては命をかけてでもやらなければ、新しい規制組織なんて絶対できません。  よく言うのは、公務員になっちゃうと給料が下がるから、専門性がある人は来ませんとかという議論を必...全文を見る
○福島委員 柔軟性とか幅広いと言いますけれども、委員は何人ですか、五人ですよね。それぞれに、例えば、技術的な専門性を持った人とか公正取引の専門性を持った人とか経済学の専門性を持った人とか、それはそんな幅広くないと思いますよ。  私は、少なくとも行為規制を行う専門家の数人は常勤で...全文を見る
○福島委員 事務局の経産省の職員は充てないんだということでありましょうけれども、もう一つ別の観点から、通告はしていないんですけれども、事務局の人たちを指揮監督する人は国家公務員法上誰になるでしょうか。
○福島委員 ということは、やはり経済産業大臣の指揮監督に置かれるんです。  委員長や委員は、確かに独立して法律上行われますよ。事務局長以下の事務局の人は、経済産業省の職員であり、経済産業大臣の任命に基づいて仕事を行うんですよ。それが八条委員会というものなんですよ。そこが三条委員...全文を見る
○福島委員 だから、そういう答弁が非常に、幾ら強い権限とか独立と言っても、結局経産省の別働隊じゃないか、委員長、委員は独立しているかもしれないけれども、事務局長以下の職員は、経産省の人事に基づいて、その指揮監督になるんじゃないかとなっちゃうんです。  何で私がこういうことを申し...全文を見る
○福島委員 答弁ありがとうございます。生真面目な答弁で、ぜひ、奥の院に引っ込むのではなくて、新しい仕事がいっぱいできるということで、前向きに体制も整備して取り組んでいただきたいとともに、公正取引委員会というのは、担当の大臣とか副大臣、名目上はいるんですけれども、独立しちゃっている...全文を見る
○福島委員 終わります。ありがとうございます。
04月24日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○福島委員 おはようございます。民主党・無所属クラブの福島伸享でございます。  甘利大臣におかれましては、火曜日の三時半までの、屈強そうなフロマン代表との交渉ということで、本当にお疲れさまでございます。本日は、短い時間でありますけれども、交渉の現状についてお聞きをしたいと思って...全文を見る
○福島委員 二十分しかないので、できるだけ簡潔に答弁いただけたらありがたいと思っております。  今の答弁を聞いて、ああ、なるほど、TPPはいいなと思う人はいないと思うんですよ、少ないと思うんですよ。サービスとか投資とかそういうのは、もう既にTPP交渉参加国のほとんどとEPAを結...全文を見る
○福島委員 そういう抽象的な話ばかりだから、何か多くの人は心配をし、納得のいかない思いをしているんだと思うんですね。  報道はいろいろな具体的なことが提言されているし、交渉では実際にさまざまな具体的なやりとりをされているんだと思います。甘利大臣自身も、フロマン代表との会談後、双...全文を見る
○福島委員 その中で、何らかの輸入枠の設定とか、一粒たりとも入れないと言っているわけですから、一粒ぐらいは入れていいよと言うのか、何万トンかはわかりませんけれども、こちらとしては何らかのことをやる可能性はあるんだよということはお伝えになっているんでしょうか。
○福島委員 ということをお聞きしたのは、実は、農林水産委員会で行っている決議の解釈をお聞きしたいからであります。  農林水産委員会の決議では「米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の重要品目について、引き続き再生産可能となるよう除外又は再協議の対象とすること。...全文を見る
○福島委員 しかし、決議を見れば、除外または再協議の対象とすることですよ。これまでの日豪EPAやさまざまなFTA、EPAでも、米はまさに除外であったわけですよ。関税撤廃も、削減も、あるいは輸入枠の拡大も、何もやっていないわけですよ。  恐らく、多くの関係者の皆さんは、この委員会...全文を見る
○福島委員 いつもと同じ答弁をありがとうございます。  決議にはこう書いてあるんですよ。「農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとする」。米を入れるということは、まさに脱退をするということだと私は思いますよ。 ...全文を見る
○福島委員 その御努力は多といたしますけれども、ただ、言うメリットは全部抽象的なことばかり。報道される、攻められていることは具体的なことで、明確に、これだけ困るというのがわかることばかり。きょうも地元から、心配して、いろいろな方が傍聴にいらしていただいているんですよ。あるいは、き...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  まず冒頭、毎日お疲れさまでございますが、西村副大臣にこれまでの経緯について質問させていただきたいと思っております。  西村さんは私の先輩でありまして、私が入省したとき、たしかサービス産業課の総括班長をされていたと思うんですけれども...全文を見る
○福島委員 これは、我々が早期成立を願うんじゃなくて、アメリカにとってはある意味弱点でもあるわけですよ。我々にとって攻めどころなわけですね。TPA法案の早期成立を願うというんじゃなくて、TPAすら成立させることができない政権と我々は交渉しているところをもっと強く、我々は攻めるべき...全文を見る
○福島委員 民主党お得意のクイズ質問みたいで恐縮なんですけれども、外れです。重要項目が守られない場合は脱退も辞さないというのが六番目なんですよ。きのうどなたかが、毎日決議を胸ポケットに入れて仕事をしてくれということを言っていましたけれども、残念ながら、その点は副大臣の頭からすぽっ...全文を見る
○福島委員 結局、その日米の違いというのは何ですか。きのうの玉木議員との議論をお聞きしていますと、結局、刑事罰があるかどうかということに集約されると思うんですけれども、それでよろしいですか。
○福島委員 恐らく、後者は若干なんだと思うんですね。刑事罰があるかどうかというのは、恐らく本質的ではないと思っています。  要は、情報漏えいを行わせないための実効性のある担保ができているかどうかであって、アメリカは訴訟社会ですから、そうした刑事罰みたいなものはあるのかもしれない...全文を見る
○福島委員 こうやって政治家が、政府にいる人間と立法府にいる人間が分断されたら、もう政府側の思うつぼなんですね。西村副大臣は、行政府の人間でもあるけれども、立法府の人間でもあるわけです。国会に行けば、本会議できちんと採決にも加わる立場なわけですね。  ですから、私は、政府の立場...全文を見る
○福島委員 よくわからない答弁でしたけれども、委員長、我々は法案を既に維新さんとともに提出をしているんですよ。その扱いとともに、あわせて、法案を審議するかしないかとともに、もう一つは、では、仮にそれが成立した場合に、どうやったらアメリカと同等と認められる程度の、情報漏えいを防ぐた...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  引き続き、この問題はずっとやっていきたいと思っておりますので、きょうは、西村副大臣もお忙しいでしょうから、これで結構でございます。ありがとうございます。  続きまして、農林水産省設置法案、本題についてまいりたいと思います。  この法...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  失礼ながら、恐らく役所から言われていることをそのまま発言されているだけだと思うんですけれども、現場、実態はそうじゃないですよ。今のような答弁を現場の農水省の職員が聞いたら怒ると思いますよ。  我々の政権で戸別所得補償制度というのを入れたと...全文を見る
○福島委員 私は、それを輸出関連業務と言うのは誇大広告だと思います。産地証明書の発行とか他省庁との連絡調整なんというのは、普通の農水省の一般の職員がやる事務ですよ。みんなが想像するのは、輸出促進のために走り回ることだと思うんですね。  茨城県は、去年、ジェトロの事務所が初めてで...全文を見る
○福島委員 そういうことはちゃんとやっていただければいいと思うんですよ。  もう一つの点は、今回、この設置法を改正するに当たって、本省でどういう組織改革をするのか、その点についてお聞きしたいと思います。
○福島委員 そんな長い答弁は要らなかったんですけれども、結局、政策統括官という局長級のポストを一つと審議官を二つつくるんですね。  そこに齋藤委員がいて、省庁再編をやったときを覚えているかと思いますけれども、一つの省で局長を十人以内にするというのをあのとき決めたんですよ。総務省...全文を見る
○福島委員 今大臣から、マクロの数値の調整だけではないという話があったので、ちょうど加藤副長官もいらっしゃったので、その点を先に質問させていただきたいんです。  資料の最後をごらんになっていただきたいんですけれども、平成二十七年度定員審査結果についてという表があるんですけれども...全文を見る
○福島委員 やはり、地方創生というのであれば、農林水産省の地方をこれ以上減らすことはほぼ無理な状況になっていると思いますよ。  私は、これはきちんと政治の意思として、これ以上、合理化は必要です、合理化は必要だけれども、全ての定員の削減を農水省に委ねる、全てとは言わないまでも半分...全文を見る
○福島委員 ぜひ、行政改革のプロでもある林大臣のときに、今のこの毎年減らされ続けていく流れというのを断ち切っていただきたいんです。  というのは、今回、統計も専門調査員というのに委託しようとしておりますけれども、私は統計に関する仕事もやったことがあるんですけれども、非常に心配で...全文を見る
○福島委員 いや、これは福田政権のときの法律にちゃんと書いてあることなんですよ。今の答弁はもう初めから検討する気がないような話でありますけれども、法律に規定されていることですから、私はもっときちんと前向きに検討されるべきであるというふうに考えます。  そして、最後なんですけれど...全文を見る
○福島委員 ぜひ、そういうさまざまな場の人が一堂に会して、誰が何をやっているかわかるように情報共有する場とか、具体的な何かを始めていただければというふうに思っております。  本日は、どうもありがとうございました。  官房副長官、お忙しいところをありがとうございました。
○福島委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文を朗読して趣旨の説明にかえさせていただきます。     農林水産省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   農林水産業・農山漁村の現場が抱える課...全文を見る
05月15日第189回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  二度目になります。またリーズナブルな宮沢大臣と議論することを楽しみにしてまいりました。前回の引き続きをちょっとねちっこくやらせていただきたいと思っております。  政府は、ガスシステム改革で、約二・四兆円の市場が開放され、約二千六百...全文を見る
○福島委員 恐らく、導管の延長の状況が違うということを理由にしておっしゃるんでしょうけれども、そこは私の言いたいことではなくて、やはり、導管の延長でやっているんじゃないんですね、需要家の戸数なんですよ。どれぐらいの需要家を抱えているかという規模で、どこの国もやるのが当然なんですね...全文を見る
○福島委員 強気の反論をありがとうございます。  かつての上司ということで叱られているような気分で答弁をお伺いいたしましたが、いや、しかし、導管がある限りは、誰が供給したとしても、そのガスはいろいろな会社のガスでしょう、でも、その導管を通ることには変わりないんですよ。その先には...全文を見る
○福島委員 とても頭がいい宮沢大臣がそう思っているとは思えない。だって、逆に言えば、小売もやっているわけですよね、大口に売っているわけですよね。その大口をとりに行ったときに、自分の会社の導管を通さなきゃならないわけだから、よその人が来たら値段を上げるということだってできちゃうんで...全文を見る
○福島委員 今度は丁寧な説明、どうもありがとうございます。  つまり、JRと私鉄を乗り継ぐとそれぞれの運賃がかかるのと同じように、しかも、また嫌みで言うと、INPEXは認可料金じゃありませんからよくわからない料金がかかって、乗りかえるごとに料金が加算されていきます。  電気は...全文を見る
○福島委員 最後の点だけおっしゃってください、それだけの答弁を求めているんですから。  なぜこれを言うかというと、またこの図に戻っていただきますと、東京ガスのガス管内の横には、埼玉とか群馬とか中小のガス事業者がいっぱいあって、しかも、結構このあたりは工場地帯でありまして、そうい...全文を見る
○福島委員 ありがとう。ぜひ前向きに検討いただければと思います。  一方で、住宅団地というか、うちの地元にはよくあるんですけれども、一戸建てがいっぱい並んでいるような団地、これは一般ガス事業に近いというか、それ以上のものもあるんですね。  三ページ目の資料をごらんになっていた...全文を見る
○福島委員 いや、だから、そういう答弁をされると、非常にがっかりしちゃうわけですよ。  この簡易ガスの大規模なところを見たって、五千件近くのところはこれだけいっぱいあるわけです。これから多分、我々の親ぐらいの世代がつくった団地というのが、みんな老朽化していくんですよ。そこをもう...全文を見る
○福島委員 ありがとう。  時間が来ましたのでやめますが、まあそうだと思うんです。今の大臣の答弁のとおりだとは思うんですけれども、そこも見ながら、要は、今回の発送電分離、導管分離をやるだけでは、新規参入が進んだり新しいビジネスが生まれるということにはならない部分もあるので、そこ...全文を見る
05月21日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  いよいよ、この農林水産委員会の一番の山である農協法の審議が始まるわけでありますけれども、まず最初の、野党のトップバッターでありますので、審議のやり方等について、ちょっと私なりの意見を申し上げさせていただきたいと思っております。  ...全文を見る
○福島委員 これは全く理解できませんね。  そもそも、この農協法とか農業委員会法を昭和二十八年とかにも大改正しているんです、同時に。そのときは、農協法と農業委員会法を別々の法案で出しているんですよ。  そんな昔じゃなくても、先ほど齋藤健さんから名前を出していただきましたけれど...全文を見る
○福島委員 全くよくわからないですよ。  立派な名称なんだから変える必要もないし、誤解を受けないようにすると言うけれども、今度の農地所有適格法人の方が誤解を招くと思いますよ。何か役所が、適格か適格じゃないか、一々個別に判断するようなイメージですよ。  事ほどさように、条文を読...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。丁寧な、良心的な運営を行っていただければと思っております。  それでは、本論に入りたいと思うんですけれども、資料の一枚目をごらんになっていただきたいと思っております。  先ほど林大臣からも答弁の中であったかと思いますけれども、現在、農業産出額...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  私もおおむね同じような認識であります。  農業というのはいろいろなタイプの人がいるわけですよね。協同組合があってもいい。株式会社もあっていい。どういう組織形態で農業をやっていくかというのはまさに農業者の選択であって、農協が嫌だったら別に農...全文を見る
○福島委員 その問題認識を多く共有するところはあるんですけれども、では、その販売努力が今まで足りないのか、全力投球していないのか。カーブとかシュートを投げて、直球を投げていないのか。もしそういう問題があるとするならば、今回の法律の条文で、販売努力を行わせるということは、どこの条文...全文を見る
○福島委員 恐らく、農協改革の理念的な今の現状認識、目的と、現在出ている法律の改正している条文がうまくつながらないから、この農協改革は何であるのかということになるわけです。  細かい論点はまた後ほどしっかりと議論させていただきたいと思っておりますけれども、中央会が監査するから、...全文を見る
○福島委員 いや、私はそれはおかしいと思いますよ。告げ口とか陰口に従って法律を変えて、こうやって国会で国民の代表である国会議員が議論する、その法案を審議してくださいというのは、私は、これはおかしな話で、本当に問題だったら声を上げますよ、ちゃんと。  私だって、いろいろな組合長さ...全文を見る
○福島委員 私は、なぜ問題があるから公選制をやめるかというのは、いまだにわかりません。なぜ公選じゃない方が農業委員の質が上がるかもよくわかりません。  「農業委員会法の解説」という古い本がありました。これは農林事務官、檜垣徳太郎という人が書いております。昔、事務次官から自民党の...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  この点は、また後ほどしっかり議論をさせていただきますけれども、そういうのが余りにも実態を踏まえない、脳内革命を起こしている。脳内で考えていて、何か兼業農家だったらみんな悪い。  うちの地元だと逆なんですよ。農家よりも、例えば学校の校長先生...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  きょうは、四人の参考人の方、お忙しい中、ある意味歴史的な審議だと思っておりまして、選挙権が引き下げられたのは、戦後、二十五歳から二十歳に引き下げられて、それ以来七十年ぶりということでありますので、そうした審議におつき合いいただいてお...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  ちょっと茶飲み話みたいな話で恐縮なんですが、それは何ででしょうか。総務省なんかが変な選挙啓発チラシを配れば配るほど、多分白けると思うんですよ、行ってやらないぞと。私がその世代だったら、そう思ったかもしれないんです。  もっと何か根本的なと...全文を見る
○福島委員 おっしゃるとおりだと思います。  どうしても、例えば、私、中学校の同窓会で、活躍する、といっても大して活躍もしていないんですけれども、先輩特集みたいなものでインタビューを受けて、では、それを載せようとなった途端に、政治家は載せちゃいけないとか言われたり。  やはり...全文を見る
○福島委員 済みません、篠原参考人はまた後でお聞きしますので、次は早田参考人にお聞きしたいんです。  今、憲法のことを知ってもらおうということをやって、二年で七十回ぐらいお話をしたということですけれども、恐らく、憲法のことを知りましょうと集まってくる人は、憲法のことをもう知って...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  やはり、いろいろな面で政治にかかわることの壁というのがあちこちにあると思うんですよ。それは、恐らく、一番の根本は教育なんだと思うんですね。  篠原参考人、済みません、最後なんですけれども。  この「主権者教育に関するワーキンググループの...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  そうはっきりおっしゃっていただいた方が、我々もやらねばという思いになります。まだこの審議は続きますので、そういった場でも、私からも、まず、議員の間できっちり政治的中立性の問題を腹を割って話そうじゃないかということを提案していきたいというふう...全文を見る
○福島委員 以上で質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
06月02日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  先日の参考人質疑に続きまして二回目の質疑に立たせていただくこと、まず感謝を申し上げます。  今、中野委員の方から、シチズンシップ教育についてのお話がありましたが、それを引き継ぐようなことでお話をさせていただきたいと思っております。...全文を見る
○福島委員 いつも役所の答弁はこうなんですよ。具体的な事象に即してやるとなると、何がよくて悪いかというのは学校の現場の先生はなかなかわからない。  先日、同僚の宮崎委員の質疑に対して、生徒会とか部活動が特定の政治家、政党を支援するような目的を持った活動を学校が禁止するのは引き続...全文を見る
○福島委員 学園祭で自主憲法制定のシンポジウムをやるのはどっちですか。
○福島委員 まず、大学と高校で差をつけるというようにはなっていないんですね、これは。教育基本法十四条二項は「法律に定める学校は、」となっているわけですから、高校と大学とで法律上は差をつけておりません。  なぜこれを言うかというと、昭和四十四年通達にいろいろなことが書いてあるんで...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。一定見直すけれども、やはり政治的中立性というのは極めて重くのしかかっているというのが今の答弁でわかりました。  この通達を見ると、生徒が政治的活動に走ることのないよう十分指導を行わなければならない、まさに政治活動というのは非行と同じような表現を...全文を見る
○福島委員 極めて前向きな御答弁、ありがとうございます。  実際にこの法案が適用される大きな選挙は来年の参議院選挙でありましょうから、実はもう一年ちょっとしか時間がないという、短期間であります。  先ほど武正議員もおっしゃいましたように、篠原参考人は、これは役所に任せてもでき...全文を見る
○福島委員 それぞれ若干の濃淡はあったと思いますけれども、でも、前向きな答弁をいただいたと思っております。  ただ、これは文部科学省に任せると、必ずどんどんかたくなっていきます。それがさらに県の教育委員会、市町村の教育委員会におろされると、さらに規制が強くなっていくというのがお...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  これは、意外と大事なのは、選挙制度を知らないんです。僕ら大人でも知らないんですね。衆議院と参議院は、名前を書く選挙区と比例が両方あるんですけれども、参議院は党と名前と両方書くことができる。衆議院は比例は党の名前だけ。私は自民党が強いところで...全文を見る
○福島委員 ぜひとも工夫を凝らしていただければと思っております。  ただ、一方、こうしたお役所的なキャンペーンというのはなかなか振り向いてもらえないのも事実であります。限界がある。これは、役所のやることが悪いということじゃなくて、限界があることも私は事実だと思います。  先日...全文を見る
○福島委員 ぜひとも前向きに検討いただければと思っております。  そのときに、斎木参考人、高橋参考人、お二人とも口をそろえておっしゃっていたのは、被選挙権の問題なんですね。これは、我々政治のプロから見ると、いや、そんな、餓鬼に政治家なんかできるのかとつい先入観で思っちゃいがちな...全文を見る
○福島委員 前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  高橋参考人なんかも絡んだ特区提案で、自治体で下げるとかという案もありますし、既に住民投票の条例では、十六歳以上に住民投票の権限を与えているところもありますし、北海道の奈井江町のように、小学生までに合併をめぐる...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  先ほども申し上げましたけれども、最初が肝心だと思うんですね。来年の参議院選挙でどれだけ十八歳、十九歳の方が選挙に行っていただけるか。この一年間、我々全てが、皆さん方が、政治に興味を持っていただき、投票に行っていただいて、今はチラシはなかなか...全文を見る
06月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  大事な大事な農協法、農業委員会法、農地法の審議、二回目に立たせていただきます。  今回のこの農協法等の審議は、委員長や理事各位のお取り計らいによりまして、まず最初に参考人から意見を聴取する、私は、これはやってみて画期的だなと思った...全文を見る
○福島委員 いつも委員長にお願いばかりで恐縮なんですけれども、理解のある名委員長だと思っているので、頼らせていただきます。  それでは、まず、農協のそもそもの役割ということについてお聞きをしたいと思っております。  五月二十一日の審議におきまして、林大臣は、農協は、農業者が自...全文を見る
○福島委員 そのとおりだと思うんです。  そうであるとするならば、今回、「組合は、その行う事業によつてその組合員及び会員のために最大の奉仕をすることを目的とする。」なぜ、旧八条にあった「営利を目的としてその事業を行つてはならない。」という規定を削除したんですか。  恐らく、農...全文を見る
○福島委員 私はそんな懸念を持っている人は誰もいないと思いますよ。誰が赤字を目指してやりますか。組合員はみんな出資をして、出資をした組合だからこそ、組合というのは組合員のものであるという意識は当然組合員にもあるし、理事の皆さん方も組合員によって選ばれた理事なわけですから、民主的な...全文を見る
○福島委員 そういう役人答弁を聞きたくないから立たなくていいと言ったんですよ。  法律というのは皆さん方がつくるんじゃないですよ。国会議員がつくるものなんですよ。ですから、ここは、精神的な一番法律の根幹をなすものを規定しているものであって、そこを役人がちょろちょろいじるというの...全文を見る
○福島委員 私はそこは、隣で違いますと言うので、つられて違いますと言ってしまいますけれども。  さっきの全中の話は陰口の話だと疑って、こっちは、参考人の皆さん方も、こういう七条のような条文があるから今回は協同組合潰しじゃないかと言われるわけですよ。  そもそも協同組合は、株式...全文を見る
○福島委員 私は、それが違うと思うんですよ。  利益を上げてはいけないわけではないですけれども、利益を上げる目的ではやらないんですよ。剰余金は出ますよ。しかし、それは組合員への奉仕なんですよ。奉仕を行うのが協同組合であって、利潤追求のためにやるわけではないんですよ。  利益を...全文を見る
○福島委員 図らずも、奉仕という言葉を私の言葉と言ったところに、恐らく、林大臣自身もこの農協法の第八条というのが頭に入っていないと思うんですよ。協同組合は奉仕なんですよ。それが何か、いつの間にか、利益を上げることが目的で、それが当然だみたいな認識のもとに法律改正を行うからこそ、多...全文を見る
○福島委員 ちゃんと法律には、組合員は正組合員及び准組合員の両方が入るんです。それはわかっています。そういうことを聞きたいんじゃなくて、先日、大臣が、今回の農協改革では、農協が、正組合員である農業者のメリットを大きくするというのに立っているのと、七条の一項の、組合員への最大の奉仕...全文を見る
○福島委員 それでは、前回、なぜ、今回の農協改革では、農協が、正組合員である農業者のメリットを大きくするという原点に立ち返ってと、農協の原点というのは正組合員のメリットを大きくすることということは、これは答弁として誤ったということですか。
○福島委員 そこも、先ほど来議論しております協同組合制との議論で一番大きな議論になることだと思うんですよ。今後の附則の准組合員の調査の話は、きょうは時間がないのでできないと思いますけれども、それとも絡んだ話であります。  農協法というのは、そもそも農家の正組合員の利益の増大のた...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  今、一条は農業者の協同組織だという話がありましたけれども、もともとの制定当初は農民の協同組織なんですね、農業者じゃなくて。農業者と農民というのは同じようで私は違うと思っていまして、水戸という私の地元は、水戸学、農本主義思想があるところであり...全文を見る
○福島委員 わかりました。  この認定農業者とは一体なんでしょうか。それは、法的に言うと、ここにも書いてありますけれども、農業経営基盤強化促進法第十二条に基づいて農業経営改善計画を作成した農家ですよ。それにしかすぎないわけですよ。  先ほど、担い手とか経営能力がある方と言いま...全文を見る
○福島委員 今の基本計画は閣議決定であって、我々は法律を議論しているんですから、今の政権のことに我々は賛成しているわけじゃないですよ。今、法案審議をしているわけですから、法案審議の中に、そのような基本計画でどうたらこうたらと書いているのを言うのはぜひやめてほしいと思います。  ...全文を見る
○福島委員 そうやって、将来認定農業者になろうとする人とかといって、みんな認定農家として囲い込もうとする姿勢自体が物すごく嫌がられると思いますよ。上から目線の、金が欲しかったら、法律で認められた経営改善計画を出して認定を受けろと言っているように現場からは見られるわけですよ。私は、...全文を見る
○福島委員 おっしゃるとおりだと思います。  これは、今ちょっと通知をお手元にお配りさせていただいたんですけれども、農林水産省農村振興局長名のものです。「土地改良区等における政治的中立性の確保について」ということで、線が引いてありますけれども、「土地改良区及び土地改良事業団体連...全文を見る
○福島委員 おっしゃるとおりだと思います。  変更するものが出されないのだとすれば、これは局長が個人で出したり趣味で出しているものじゃないんですね、行政が行政として出されたものであるから、私は、この通知というのはいまだに有効であると考えますが、先ほど全国土地改良事業団体連合会の...全文を見る
○福島委員 でも、先ほど通知は生きていると言ったじゃないですか。  しかも、二階さんは総会でこう発言しているんですよ。自民党が政権をとったんだから、農家の皆さんにもわかっていただける予算編成をしなければいけないと、会長になった就任の挨拶でおっしゃっているんですよ。政党等の影響を...全文を見る
○福島委員 この通知の趣旨を二階さんにお伝えして、どう身分を考えるかというのを考えろということをおっしゃるということですね。よろしいですね、そのことで。
○福島委員 なぜこのことを申し上げるかというと、今回の中央会の改革は、中央会が一方的に単協の自由とかなんとかを縛っているのが問題だといって、全中の改革をやるわけですよ。あるいは、全国農業会議所も、よくわからない何とかネットワーク機構という軽々しい名前の機構に名前を変えようとしてい...全文を見る
○福島委員 いや、もうそれだけでそんな指摘を受けているし、みんなからそういう疑念を持たれていますよ。  二階先生は総理よりも強いといううわさもありますから、怖くて言えないのかもしれませんけれども、しかし、戦後六十年の大改革をやると言っているんですから、まさにそうした既得権益に切...全文を見る
06月04日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○福島議員 先ほど玉木委員からも御答弁申し上げましたように、我々は、農協というのは、農業者のための組合でもあり、地域のための組合であるべきだと思っております。  当初、農協法の第一条は、農協は農民の協同組織であると。農民というのは恐らくいろいろな概念があって、農業を産業としてや...全文を見る
○福島議員 これは、先ほど来答弁していることでございますけれども、現に、今の政府案のように、農業協同組合というのが、あたかも職能組合である、法律には明確に規定されていないにもかかわらずそういう動きがある中で、我々は、農協が地域のインフラとして必須の役割を果たしている地域もあるとい...全文を見る
○福島議員 先ほどの答弁とダブることもあるかと思いますけれども、農協法上、准組合員も組合員も組合員でございまして、それは、農業協同組合というのが、職能組合であり、かつ地域組合である、この理念に基づいた骨格になっていると思っております。  ただし、中には、准組合員のための部分が大...全文を見る
○福島議員 必要であると思っています。  ただし、准組合員自身も、組合員と准組合員の関係も含めて、ここは大いに議論するべき点はあるとは我々は考えております。  しかし、だからといって、准組合員は要らないという乱暴な議論には立ちませんし、准組合員の利用が多いから、その農協は農協...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  昨日、石川県の金沢の地方公聴会に行ってまいりまして、本当に大変有意義なお話をお聞きし、また議論をしてまいりました。  東京から移ってきて、六次産業化に取り組んでいる、御両親が茨城県出身ということで御縁があるものだなと思ったんですけ...全文を見る
○福島委員 私、その答弁をいただいたので、いろいろな農協の関係者にもお聞きをしましたし、きのうの地方公聴会でもそうですけれども、恐らく農協関係者で、「営利を目的としてその事業を行つてはならない。」とあるから営利を上げちゃいけないなんて思っている人は誰もいないですよ。むしろ、監査が...全文を見る
○福島委員 いや、今のそれぞれのヒアリングで答えたことはみんな正しいことを言っていて、要は、利益を目的としてはいけないというこの条文をそのまま言っているのであって、決して、もうけてはいけないということを理由として言っているのじゃないと私は思いますよ。  局長は非常に頭のいい方で...全文を見る
○福島委員 誤解か誤解じゃないかと聞いているんです。  冒頭申し上げましたように、これまでやった答弁をもう一度繰り返さないでください。それを前提に、全部こういう議事録を読んで質問しているんですから、そこは理解した上でやっているんです。  今の局長の答弁によると、それはそういう...全文を見る
○福島委員 これは削除したら誤解を生むんですよ。局長は削除しないと誤解が生まれるから削除するんだと言ったけれども、先ほど示された組合長からのいろいろな話では、私は誤解じゃないと思いますよ。農協の組合長の人は、忠実に、営利を目的としないという協同組合の精神を言ったのであって、営利を...全文を見る
○福島委員 片や誤解があるといって削除して、片や別の誤解があるからといって、ほかの一般の国民や農業者の誤解は悪いもので、皆さん方の誤解は正しいというのは、私は、そういう姿勢が、この審議を聞いている人から見て、何か最近の農林水産省さんは上から目線で、政府の中で農業者の代弁者だと思っ...全文を見る
○福島委員 選任の場合が事実上多いのは農業委員も同じですけれども、しかし、法律上は、組合員が選挙で選ぶということが原則になっているわけです。その上での選任なわけですよ。  私の地元でも、農協の理事の選挙となったことはありますよ。それは、私の地元のある農協ですけれども、理事長がず...全文を見る
○福島委員 今びっくりしました。選挙に枠をつくる。  つまり、これを国会で考えてください。国会議員の過半数は自民党員でなければならないという規定をつくって、自民党員の選挙の枠をつくれと言っているのと一緒のことですよ。こんな不思議な制度がありますか。別に民主党でもいいですよ。過半...全文を見る
○福島委員 いや、法律上、この九十五条に基づく命令の対象にはなり得るんですか。
○福島委員 法律上はなり得るという話ですね。  なぜこれを聞くかといえば、法律で一定の要件を定めるというのは、こうした命令とか、そういう強制的な権力行為と密接な関係にあるからなんですよ。  一方で、自主自立のために、自分たちで自分たちの経営者を選んでいくという理念がこれまでの...全文を見る
○福島委員 私はもっと本質的なことを聞いたつもりで、林大臣は、今回の改革は、地域農協がそれぞれの地域に合った創意工夫をしていただくようにする、いわば地方分権の発想に立って、農家の所得向上に全力投球できるような環境を整備する。  地方分権とか創意工夫ということをおっしゃっているな...全文を見る
○福島委員 そうであるならば、自主改革に任せておけばいいじゃないですか。  法律の条文に要件で入れるというのは、先ほど申し上げたように、仮に選挙になって、要件に満たなくなったら、改善命令が出されたり調査報告の義務がかかったりという、そうした公権力の介入を招くことなんですよ。だか...全文を見る
○福島委員 これからではだめだと思いますよ。なぜなら、ここは理事の要件を定める厳格な条文なわけですから、省令自体を定めるのは後ほどでも、調査を行わなきゃ省令が定められないんだったら、この条文は削除してくださいよ。  大体こういうのは、省令を定めるときは、ある程度のめどというのが...全文を見る
○福島委員 こんな、全然イメージも湧かない中で省令に委ねられますか。だって、これは施行されるのはいつですか。すぐですよね。それまでに、今から調査して省令を決めるんですか。私はこれもまことにけしからぬ話であると思います。ぜひ、どういう省令をつくるかのイメージというものをこの委員会に...全文を見る
○福島委員 いや、そんな答弁で省令に全権を委任することはできないと思いますよ。わざわざ、ある意味、認定農業者にしなければならないという規制強化を行っておきながら、その抜け道は、法律ができた後、省令で、農林水産省の裁量でできますなんという、そんなでたらめな、いいかげんな法律を出すの...全文を見る
○福島委員 私は、先ほど申し上げましたように、今の農協の理事の皆さん、組合長の皆さんが経営能力を持ってもらうというのは必要だと思いますよ。それは、手段として入り口の理事の規制をすることじゃないと思っているんです。これは、言ってみたら、入学試験を難しくして卒業試験を簡単にしているの...全文を見る
○福島委員 私は林大臣をずっと尊敬申し上げておりますし、将来はこの国を背負って立つべきお方だと思いますけれども、何かきょうの答弁はずっとやる気を感じませんね。私が嫌でそういう答弁をされるのかもしれないですけれども、これはみんな見ているんですよ、ネットとかで結構見ているんですよ。 ...全文を見る
○福島委員 答弁の御協力をいただきまして、ありがとうございます。  私は、農業委員会の中で一つの大事な役割というのは、これは、檜垣徳太郎さんの「農業委員会法の解説」ばかりを引いて恐縮ですけれども、農業委員会は農業者の代表として設置されるということだと思うんですよ。だから公選制だ...全文を見る
○福島委員 長々とありがとうございます。  農民の地位の向上というのは、これは檜垣さんはどう言っているかというと、農地解放の話じゃないんですよ。むしろ、農民の地位はある程度自作農として確立されたけれども、工業が発達して、工業の労働者と農民の地位の格差が生じたから、それを埋めなけ...全文を見る
○福島委員 市町村長による選任だとそうならないんですか。何が違うんですか。今の答弁を聞いてもよくわからなかったんですけれども、なぜ違うんですか。
○福島委員 だからこそ公選制が必要なんじゃないですか。  水戸市の農業委員会は、ずっと選挙がなく農業委員が選ばれていましたけれども、そういった今の農業委員会じゃだめだという人が立候補して、選挙になって、その方が当選されました。その方が精力的に活動した結果、さまざまな事実が明らか...全文を見る
○福島委員 もう時間がなくなったので議論はいたしませんけれども、この農地利用最適化推進委員ですか、それを農業委員と別に分けて、今までの答弁ですと、農業委員の皆さんは農地転用に賛成か反対かの採決をするだけの係で、実際に土地を回っていろいろ調査をしたり権利調整するのは最適化推進委員で...全文を見る
○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  地元は茨城でございまして、加賀野菜は非常においしいので私も大好きであって、茨城はレンコンの生産が一位なんですけれども、スーパーに並んでいるレンコンは石川県産のレンコンの方が倍ぐらい値段がしまして、うらやましいなというふうにいつも思っ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  上坂会長にお伺いいたしますけれども、先ほど明確に、中央会が単協の経営を妨げていることはないとおっしゃいましたが、もう一度、心当たりは何にもないですか。  というのは、今、農協制度の諸悪の根源は中央会のようなことになっていて、我々、農業新聞...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  そうはいっても、農林水産省の方々は疑い深いのか、中央会の皆さんのいる前では言わないよ、陰ではこそこそ言っているんだよということを言うんですよ。  そこで、西沢組合長にお伺いしたいんですけれども、隣に上坂会長はいらっしゃいますけれども、同じ...全文を見る
○福島委員 はい、済みません。  冤罪のような話じゃないかなと思っていて、何か頭の中の妄想で今回の農協法がつくられているような気がするんです。  そうはいっても、この法律、我々は一生懸命問題点を指摘して、今審議をしているところでありますけれども、仮に中央会が連合会になって、上...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  それでは、ちょっと別な観点からお聞きします。  先ほど来も話がありましたが、理事の過半数を認定農業者とか農産物販売のプロにする、法律はプロと書いてありませんけれども。現場で私も地元の農家なんかに聞いてみても、過半数って、そんなことを、そも...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  次に、農業委員会のことを小川会長にお伺いしたいと思っております。  私も、農業委員が抱える問題というものの多くは事務局機能が弱いことじゃないかなということを日ごろから思っておりまして、先ほど簗委員の御質問に回答されて、私はまさにそのとおり...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  認定農業委員も過半数なんですけれども、認定農業委員の人、みんな忙しい人が多くて、本当にやってくれますかね。どうですか、一言で。
○福島委員 私も挙手を時々忘れますので。  では、最後に一つ。  我々は、対案として、農協の役割、今は農業者の農協ということになっております。ただ、ずっと立法の過程を調べてみますと、もともと農協自体が、農業者のための農協であるとともに地域の農協でもあるというのの中に、農民のた...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  簡潔な御答弁に御協力いただきまして、ありがとうございました。
06月10日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○福島議員 金子委員にお答え申し上げます。  先日、一緒に石川の金沢に行ってまいりまして、恐らく、議事録の字面で見る以上に政府案に対する厳しい意見が多かったのかなと思っておりまして、先ほど大臣は、改革と同じ方向の意見もあるし反対の方向もあって、多岐にわたっているということでした...全文を見る
○福島議員 私の方からも衆法の内容を御紹介申し上げて、先ほど御紹介した西沢組合長、そして石川県農業協同組合中央会会長の上坂会長に、地域のための農協という位置づけを明確にすべきではないかという点をお聞きしました。我が意を得たりということで、まさにそのような方向で農協を捉えてほしいと...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  本日、このような機会をいただきまして、ありがとうございます。  さまざまな、補助金を受給した企業からの政治献金をめぐる問題が出て、大臣がやめるような事態にもなって、そうしたことをきっかけにこうした法案が出されているんだと思います。...全文を見る
○福島委員 それでは、民主党案の提出者にお聞きしたいんですけれども、今のような総務省の運用改善だけではなぜ足りないのか、今回、法律として新たに枠組みを設ける必要性というのはどこにあるのかということについて、御説明をお願いいたします。
○福島委員 確かにおっしゃるとおりだと思うんですよ。  私ですら、総務省がどういう運用強化を図ったかということを先ほどまで知らなかったわけでありまして、ましてや国民の皆さんは知らないし、しかも、おそれがあるものという曖昧なものを残すと、また何か問題が起きたときに、意図しなくても...全文を見る
○福島委員 いや、そういう答弁が一番不信を招くんですよ。だって、知っているか、知らないかというのは頭の中をあけて見るわけにいかないわけだから、政治家が知らなかったと答弁したんだから、この法律に基づいて違法性はありませんといってそれでおしまいというような、そういうやりとりが一番政治...全文を見る
○福島委員 済みません、勉強不足で。  まさにその条文だけでも、私は今回改正する意義があると思っているんですよ。政務官が各党で協議してとおっしゃったわけですから、恐らく、この「知りながら、」ということを削除することに異論がある方は何か助平心を持っているからであって、削除するのに...全文を見る
○福島委員 基本的に、企業・団体献金の廃止に至る一歩としてだからこそ法律で例外的に厳しく限定して定めるという趣旨は、私は理解いたしました。  そこでもう一つ、ちょっと別の話題なんですけれども、きょう資料でお配りさせていただきました毎日新聞の記事でございます。  「「脱法パーテ...全文を見る
○福島委員 普通、政治資金パーティーというのは、誰々さんを応援する会ということにして、私は必ず自分の政治資金パーティーは参加しますよ、当然。それが、参加もしないで、政治資金を集めるために、本人もいないところで、しかも自分の事務所で開くようなものが本当に政治資金パーティーと言えるん...全文を見る
○福島委員 これは、百五十万以上は買ってはいけないという制限があるわけですよね。一人の人から余りにも多額の献金を受けたことによって、その人に不当な利益を与えたり、あるいはさまざまなもので影響を与えることを排除する規定だと思うんですけれども、この回数を多くして、事実上、その百五十万...全文を見る
○福島委員 あかま政務官は、政治家として、このルール、私は、この新聞記事になった人が悪いとは言っていないんですよ。彼が政治活動を行うためにはこういうふうにせざるを得なかったのは、政治資金規正法のルールがこういうルールに定まっているから、そのルールの中で集める工夫をした結果、こうな...全文を見る
○福島委員 一般国民からしたら、毎週パーティーを開いて、六年間で五億円も特定の団体からもらっているというのは、およそ常識に外れていると思うんですよ。いや、適法かもしれませんよ、しれないけれども、それは政治活動の自由だなんという弁明はおよそ通らないと私は思うんです。  でも、今回...全文を見る
○福島委員 よくこの手の話は、答弁に立った政府に入った政治家の人が、各党各派でよく議論してくれというのを紋切り型で言うんですね。それを紋切り型じゃなくて、実際にこの委員会の場でしっかり議論して、我々はこうした法案の形で民主党案として出しているわけですから、その成立に向けて真摯に各...全文を見る
06月25日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  もう篠原大先輩が全てを質問し尽くしてしまったので、質問することがないと言いたいところでありますが、やはり……(発言する者あり)何ですか、その言い方は。これから聞こうとするときに、そういうやじはやめてください。  週末にいろいろ地元...全文を見る
○福島委員 強制力はないにしても、まさに法案の制度改正の対象なわけですから、私は堂々と出てきて思いを述べるべきではないかというふうに思っております。  その上で、前回の続き、前回といっても六月九日の質疑なので半月ぐらい前なんですけれども、この中で、農協の今の篠原先生の議論があっ...全文を見る
○福島委員 いや、これは何か想定しているから、状況によってとか、特別の事情があってとやるんじゃないですか。これから調査をして決めますなんというのを省令で委ねるなんというのは、私は前代未聞で、言語道断な話だと思いますよ。  調査をやって、今の条件に満たないようなところがあるから、...全文を見る
○福島委員 だから、それがよくわからない。  認定農業者になるかならないかも、それぞれの場合があるんですよ。前に茨城県のデータを見せましたけれども、茨城県というのは、農業生産高全国二位にもかかわらず、認定農業者が比較的少ない県だし、北海道は逆に言えば認定農業者の比率が高いですよ...全文を見る
○福島委員 いや、この規定はそうじゃないでしょう。その「全部又は一部」じゃなくても「行うことその他の」だから、ほかの要件があるわけでしょう。それだったら、そのまま、全部または一部を行うものについては中央会という名前を名乗れるでいいじゃないですか。それ以外の場合であっても中央会と名...全文を見る
○福島委員 いずれにしても、私は余計な話だと思うんですよ。こういうふうに何でもかんでも省令におろして、例外をつくって変えられるようにしているというのも、今回の農協法改正の異常な姿なんじゃないかなと私は思うんです。  もう一つ疑問なのは、何で全中は一般社団法人で、何で県の中央会は...全文を見る
○福島委員 よくわからないですね。だって、皆さん方は、中央会が指導とか経営相談とかをやるのが望ましくないとおっしゃっているんじゃないですか。むしろ、先進的な県の中央会があって、我々は指導とか経営相談はプロの民間にお任せします、純粋に県の農協を束ねるものとしての中央会をつくります、...全文を見る
○福島委員 だから、そういうものだったら、別に法律に規定しなくてもいいですよね。中央会によっては、そういうのは全部アウトソースするんです。ですから、我々は連合会じゃなくて、一般社団法人になるんですということはできるんですか。
○福島委員 そういうのを聞けば聞くほど、一体何のための中央会改革なのかと。  この間、地方公聴会に行ったときに、石川県の中央会の会長は、私が問うて、今回の改正で、これまでの仕事とこれからの仕事、何か変わることがありますかと言ったら、何も変わることはありませんとおっしゃっていまし...全文を見る
○福島委員 提案はいいんですが、今の答弁を聞いてわかる人は多分いないですよ。なぜ中央会の改革をすることが単協の活性化につながるのか、何度もこれは議論している話であります。  私はある意味、幽霊を見たりと思ったら枯れ尾花という話であって、何か全中ががちがちに単協を縛って、そのもと...全文を見る
○福島委員 いや、私はそれは全く理解できませんね。先ほど大臣は分権と言ったんですよ。分権というのは、単協の皆さんが飼料用米を植えるか、植えないか、作付するか、しないかということは、それはそれぞれの単協の判断に任せるということじゃないんですか。皆様方が政策の枠組みを決めた上で、あく...全文を見る
○福島委員 では、この農業新聞の記事は間違いということですか。農水省が中央会の会長らに働きかけるとしているわけですから、働きかけをしている事実もなければ、今後、こういうこともやるつもりはないということでよろしいんですか。
○福島委員 だから、私は本当にそれがけしからぬと思っているんです。  結局、農水省の皆さん方は、全中や農協、JAグループの系統に頼っているわけですよ。あるいは、これからも頼る必要があると私は思いますよ。農業に完全に個人主義を認めて、それぞれでやってくださいといったって、うまくい...全文を見る
○福島委員 今局長がおっしゃったように、現に必要な事業は子会社でやっているんですよ。わざわざ協同組合を組織分割してまで株式会社に転換しなければならない理由というのはどういう理由であり、それはどのようなニーズに基づくものなんですか。教えてください。
○福島委員 全然よくわからないですね。農協出資の子会社だって、その農協自身は組合員の意思によって運営されているんですから、組合員のコントロール、ガバナンスがきいているのであって、わざわざ組合員が株主になるために株式会社になろうなんという奇特なニーズは、私は日本のどこを探しても見つ...全文を見る
○福島委員 それこそ、まさに官僚の机上の空論というんですよ。  奥原局長がそれだけ准組合員に配慮を示していただいているのは非常にありがたいことなのでありますけれども、実際、株式会社になったら、組合員や准組合員が株主になりたいなんていないですよ。上場益をもらうためになりたいんです...全文を見る
○福島委員 だから、先ほどの省令の話も同じですけれども、普通、法律を出すというのは、政府の中でちゃんと調整をつけて、具体的な事例を調査した上で法律をつくり、そのもとの省令をつくるというのが当たり前じゃないですか。金融庁と調整しない、できていないからそこが引っ込むというんだったら、...全文を見る
○福島委員 だから、中長期にわたって変わるかもしれないというんだったら、ちゃんと中長期的に議論した上で法律を出すべきじゃないですか。今後、総合農協が株式会社になる可能性もあるし、そうしたいんだけれども、金融庁と調整がつかなかったからその部分だけ外したなどという、そういう一時的な、...全文を見る
○福島委員 それは、奥原局長の考えか、JAのニーズなのか、どちらでしょうか。
○福島委員 今、重大な答弁をされました。JAグループの中にも全農を株式会社にしたいというニーズがあるからこの法律をつくったということでありますけれども、全農は協同組合の連合会でありますよね。それは、それぞれを構成する組合員、つまり全農のメンバーとなっているそれぞれの人たちの意思に...全文を見る
○福島委員 ちょっと正面から答えていただいていないので、もう一点言いますけれども、要は准組合員の利用調査とかあるいは農協法上認められている員外利用に関する調査というものを、それぞれの農協の組織分割や組織形態の変更を促すための手段としてこの調査を使うことはありませんよねという確認で...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  一番ここが誤解を生む点だと思うんですよ。株式会社とか、例えば、今の厚生連の病院が医療法人化するなんというのは誰も望んでいないし、むしろ、現場では不安の声の方が大きいわけですよ。  この条文があるがゆえに、そして附則があるがゆえに、農林水産...全文を見る
○福島委員 ただいま議題となりました、政府提出、農業協同組合法等の一部を改正する等の法律案に対し、民主党・無所属クラブを代表し、内閣提出法案に反対の立場から討論をいたします。  今回の法案は、地域農協が自由な経済活動を行い、農業所得の向上に全力投球できるようにしたり、農地利用の...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。久しぶりに質問に立たせていただきます。  まず最初に、今回、水産総合研究センターが統合されるということで、マグロ関係のことについて質問させていただきたいと思っております。  先日、全国沿岸漁民連絡協議会という方々がいらっしゃいまして、...全文を見る
○福島委員 もう一回、正面から答えていただいていないのであれなんですけれども、ちっちゃな魚をとることを規制するということについてのさまざまな研究がISCで行われているというのは、私も資料の一部を拝見いたしました。しかし、それだけがマグロの資源が枯渇している原因であるとは、どうも、...全文を見る
○福島委員 それは、今長官が言ったように、親魚の捕獲だけではなくそのほかも要因だということは、産卵期の親魚をとること自体は資源に影響があるということを科学的に認めているということになるわけですよね。どうですか。
○福島委員 多分、それは事務方から渡されましたし、長官自身も法学部出身ということで文系でいらっしゃいますので、科学的にちゃんと見ているかどうかは失礼ながらわからないんですけれども、そのシナリオも私は見ましたよ。それは、小魚をさまざまどれぐらい漁獲制限したらどれぐらい資源が回復する...全文を見る
○福島委員 済みません、事務方というか部下に渡された原稿をお読みになるだけでしたけれども、私の言ったことが通じていないのかもしれませんけれども、ISCというところ自体が、ほぼ過半数、大部分が日本人の研究者で、しかもその日本人の研究者は農林水産省関係の出身で、その人にとってはその意...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。大臣のおっしゃるとおりだと思います。  そういう意味で、参議院の農林水産委員会で、異論に対して、科学的じゃないとか、科学的じゃないことを根拠に規制をしたら行政訴訟を起こされるというような水産庁長官の答弁は、私は、この場で取り消して、さまざまな科...全文を見る
○福島委員 水産庁にデモが来たりとか、まき網漁船を漁船が取り囲んだりということまで起きているわけですから、私は、そこは漁師の、現場の人の直観を逆に科学的に証明する、実証する、そうしたこともぜひ新しい独立行政法人ではやっていただきたいと思っております。  次に、今回統合される農業...全文を見る
○福島委員 もうちょっとはっきりおっしゃっていただきたかったんですよ。というのは、つくばの周りには、茨城県ですけれども、農業生産額は全国二位、水と土地が豊富で、いろいろな農業資源があるところです。  今回、攻めの農業のために、基礎から応用まで一貫してやるわけですね。先日行ったと...全文を見る
○福島委員 時間が来たので終わりにしますけれども、国際競争力で見ても、既に知名度もあって、国際競争力もある拠点なんですね。単に地方の提案だから検討するというのではなくて、農林水産大臣として意思を持ってぜひ御決断をしていただきたいと思います。  質問を終わりにいたします。
12月03日第189回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  本日、このような場をいただきましたこと、地元の梶山委員長初め理事、同僚各位に感謝を申し上げます。  まず冒頭、このたびの水害におきまして亡くなられた方に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様方にお見舞いを申し上げます。また、災...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  正直言って、ちょっとがっかりした答弁なんですけれども、自助はそのとおりだと思うんです。ただ、問題は、国の制度が非合理的であるがゆえの差は埋めた方がいいんじゃないか。  同じ川が氾濫しているんですよ。同じ川が氾濫しているけれども、人口当たり...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  ちょっとほかも質問しなきゃならないので、手短に答弁いただければと思っています。  現に、今申し上げたような足りない部分は茨城県が独自に出しているんです。県はけちだという批判をする県民の皆さんもいるんですけれども、今回頑張って六億円出してい...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  茨城県全域を対象にしていただけるということで、心待ちにしたいと思いますので、五年後、住民に安心が届けられることを心から期待しております。  実は、ここだけではなくて、結構茨城県は水害が多い県でありまして、私のもう一つの地元の那珂川流域とか...全文を見る
○福島委員 私も、経済産業省に昔働いていて、東日本大震災で被災もしましたけれども、そういう答弁が地元の人に一番かちんとくるんですよ。金を貸す窓口を設けましたといって、被災に遭った人にさらに金を借りろと言っているようなものですよね、金利がただだとかなんとかといっても。私は、それは被...全文を見る
○福島委員 今の答弁では何もわからないですね。本当にがっかりしましたよ、きょうは。被災者の人がきょうのこの答弁を聞いて、政府がやっていることを見たら、何にも具体的なことがないじゃないかと思うと思いますよ。  もみが流されて収入が入らない人が、では幾ら収入が入るのかな。これは来年...全文を見る
○福島委員 恐らく、財務省に口どめされているような中で、精いっぱいの答弁をありがとうございます。農業共済と同じぐらいの額が出るということだと思います。  最後の問いです。  関東鉄道常総線というローカル線が走っておりまして、大きな被害を受けて、先週の土曜日に完全復旧のお祭りを...全文を見る
○福島委員 きょうの質問は全部、地元の皆さんの思いを込めて、いろいろな方の話を受けてやらせていただきましたし、インターネットでも多くの皆さんが地元で話を聞いております。  そもそも、臨時国会を開かないのがけしからないんですよ。災害が起きたのはいつですか。それで、この委員会をやっ...全文を見る
12月03日第189回国会 衆議院 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第2号
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○福島委員 民主党の福島伸享でございます。  きょうはTPP交渉について、主に、私は農林水産委員会にふだん属しているものですから、甘利大臣を中心にお話をお伺いさせていただきたいと思っております。  先ほど来大臣の方からお話がありますように、大筋合意に至るまでさまざまな御苦労を...全文を見る
○福島委員 もうアメリカとかニュージーランド、英語が言語の国は全文出ているんですよ、法的精査もしない前に。では、法的精査が今月中に終わったらすぐ和訳は出せるんですか。  概要を出しても信頼されないんですよ。先ほどの緒方さんの資料の話であるように、何かごまかしているんではないか、...全文を見る
○福島委員 いや、日本語を公表するかしないかということを聞いているのであって、そういうことは聞いていないつもりなんですけれども、その答えだからそのことについても言いますけれども、確かに正文に日本語は入っておりません。  フランス語が入っているというのは、恐らくこれはカナダのこだ...全文を見る
○福島委員 結局、その日本語の訳は出されるんですか、出されないんですか。いつ出されるんですか。
○福島委員 署名のときに出すのはちゃんと法制局のチェックを通った正式な訳だと思いますので、その前にぜひ仮訳を出されたらいいかと思いますし、そのこと自体で議論することが、私は国民の皆さんにとって疑念を呼ぶことになると思いますので、ぜひ前向きな対応をお願いしたいと思います。  それ...全文を見る
○福島委員 しかし、この政府の出しているTPP協定の全章概要というのを見ても、ほとんどのルール分野の条文というのは、これまでのFTA、EPAで見たようなものばかりなんですよ。  一つすばらしいものをとってきたなというのは、特定措置の履行要求の禁止。これは、今回のTPPで一番の大...全文を見る
○福島委員 私は、それがあっていいと思うし、それをやらなければ通商交渉にならないと思いますよ。  かつて、生物多様性条約で遺伝資源の利益配分の議論をしていたときがありまして、名古屋議定書というのが先日できましたけれども、そのときに、日本の製薬メーカーはあるルールをつくったら絶対...全文を見る
○福島委員 時間がないので、手短に答弁をお願いできればと思います。  佐藤政務官にお聞きしますけれども、今の政調会長の石田先生を初めとして公明党の農政というのは非常にバランスがとれたものだと共感する部分が多いんですけれども、北海道も水田地帯なども抱えている中で、どう思われますか...全文を見る
○福島委員 この国会決議につきましては、衆議院の農水委員会で決議したものでありますから、私は、真摯にこの自分たちがつくった決議を読んだ上で、議院として、政府の皆さんは政府の立場がありますから今の答弁のようになると思います。改めて院としてどう判断するかというのは、国民の目線に立って...全文を見る
○福島委員 時間がありませんけれども、先ほど甘利大臣は、アメリカは一人一人に業界がついて交渉すると言っていましたよね。だから協議という場にこだわるんですよ、彼らは。医療関係者には、かつてのMOSS協議というのが悪夢のような思いとして残っているんです。とにかく、アメリカと協議をした...全文を見る