福島伸享

ふくしまのぶゆき

小選挙区(茨城県第一区)選出
有志の会
当選回数3回

福島伸享の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第190回国会 衆議院 議院運営委員会 第3号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。よろしくお願いいたします。  柳候補におかれましては、今回二期目ということでありまして、公会計の研究者から検査官になって一期二年半を過ごされたと認識しております。  実際の理論と、現場の実務をやってみて、いろいろな違...全文を見る
○福島委員 財政法とか会計法を変えるのは立法府の役割でもありますので、ぜひ、検査官としてそうした提言の方もやっていただければというふうに思っております。  制度的な問題点でもう一点なんですけれども、特定秘密保護法との関係の問題であります。  言うまでもないことで、先ほども答弁...全文を見る
○福島委員 もう一点、最後なんですけれども、せっかく検査をして立派な指摘をしても、それが反映されないことがあるんですね。  平成二十四年一月に、大規模な治水事業、ダム、放水路、導水路等に関する会計検査の結果というのが出て、私の地元なんですけれども、霞ケ浦導水という事業について、...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。終わります。
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  本日は、TPPと安倍農政について御質問をさせていただきます。  このポスターは、もうおなじみのポスターだと思います。うそをつかない、ぶれない、TPP断固反対、日本を耕す、自民党。二〇一二年の、安倍総理が政権をとっ...全文を見る
○福島委員 こういうのは余りだらだらと言わない方がいいと思うんですね。「巧言令色鮮し仁」という論語の言葉がありますけれども、余り長く言ったら信じられない。  私は、公約を守ったと思っているんですよ。それは、公約にからくりがあると思っているんです。自民党の公約は、聖域なき関税撤廃...全文を見る
○福島委員 本当にそうなんですけれども。私もそのとき与党でTPPに反対していましたよ。そもそも、全ての関税をゼロにするなんて言っていませんよ。全ての品目をテーブルに上げて議論しましょうということを言っているのであって、初めから全ての関税をゼロにするなんというのは言っていないです。...全文を見る
○福島委員 最終的には国会に委ねるということであります。  まさに森山大臣も同じことをおっしゃっている、最終的には国会批准のところでどう闘うかだと。まさに除外または再協議になっていないわけですから、森山大臣、今もこのお考えが変わっていないとすれば、こちらにいる与党の皆さんは批准...全文を見る
○福島委員 つまり、批准に際しては、まだ与党の議員の皆さん方も含めて立場は決まっていない、除外または再協議の対象とすると明確に決議は言っているわけですから、それについては与党の議員各位がしっかり判断してやるという意味では、TPPを日本が批准するかどうかというのはまだ全くわからない...全文を見る
○福島委員 そういうことを言うから、私の地元で、あんなに野党のときは一生懸命TPP反対と言っていたのにどうしちゃったんだろうと。若い人たちも自民党の部会なんかに傍聴に行っていますけれども、どうしちゃったんだろうとみんな言っていますよ。本当に残念なことだと思いますね。  そもそも...全文を見る
○福島委員 いや、もう二年前にこれが出ているということは、カードとして用意していたということですよ。私は、そういう姿勢が多くの農家や農村の人にとって不誠実で、不安に思われているのだと思います。  午後に、この残余の質問をさせていただきます。  以上です。
○福島委員 午前中に続き、質疑を続けさせていただきます。  午前中は、公約違反じゃないか、そして国会決議違反じゃないかということを議論してまいりましたが、いろいろな御答弁はありましたけれども、聞いている方にとって胸にすかっと落ちるような話はなかったと思うんですね。何か言いわけが...全文を見る
○福島委員 どういう前提でしょうか。
○福島委員 前提が変わったということなんですけれども、個別に見るとわかりやすいと思いますので、鳥の卵を例に出したいと思います。  二〇一三年の三月の試算では、生産が一千百億円減少すると言っております。今回、農林水産業の生産額は一千三百億円ぐらい減ると言っているから、これ一つでも...全文を見る
○福島委員 これを聞いて納得する人はいないと思うんですよ。私、新年会で、卵をつくっている若い農家の人とか、私の仲間でも養鶏をやっている農家の皆さん方がいますし、森山大臣自身も農家の現場に非常にお詳しい方だと思いますけれども、役場から、コンビニの卵がどうだ、高級仕出しの卵がどうだと...全文を見る
○福島委員 結局、今最後に言ったことが本音だと思うんですよ。正直に対策を打たないときの数字を出したら、その数字がひとり歩きになって不安がふえちゃうから、だから出さないんですと。  私は、政治の役割はそうじゃないと思いますよ。まず正直に、何もやらなかったときにこれだけ被害を受ける...全文を見る
○福島委員 いや、被害がないと対策だって議論できませんよ。  しかも、ちょっと先に進みますけれども、対策の予算だって、では本当にその対策になるかというのは議論しなければならないと思っています。  例えば、今回の補正予算で出ているものに幾つか対策がありますけれども、担い手確保・...全文を見る
○福島委員 これは聞いている人が判断すると思いますけれども、結局、ウルグアイ・ラウンド対策のときにやったのと何も変わっていないじゃないですか。二分の一補助を出して、それで何かを買わせて、借金をつけさせて。私は何も変わらないと思いますよ。  ちょっと話をかえますけれども、TPPの...全文を見る
○福島委員 仮定を変えれば幾らでも変わると世銀のモデルも言っているんですよ。確かに、モデルを回すのはGTAPモデルかもしれない。でも、どういうことを仮定してモデルを回すかによって、数値は全く変わるんですよ。その仮定のとり方が恣意的じゃないですかと言っているんです。そういう技術的な...全文を見る
○福島委員 総合政策大綱だって、そんな細かい政策を言っているわけじゃないですよ。現に、冒頭出しましたJAの組合長のアンケートでも、九割以上の人が安倍農政を支持しないと言っているんです。これは大綱が出た後です。(安倍内閣総理大臣「いやいや、前です」と呼ぶ)出た後です。ことしの一月で...全文を見る
○福島委員 いつも民主党に対するお土産の答弁をいただいてありがたいんですけれども、我々もしっかり国民の支持をいただくように、また説明をさせていただきたいと思っております。  そもそも、安倍農政と我々民主党農政は理念が違うと私は思っております。総理はいつも対案を出すということをお...全文を見る
○福島委員 私は、特定のすばらしい例は、それはすばらしいと思うんですよ。でも、多くのここにいらっしゃる皆さん方も地元を回って、中山間地の方々はそうなっていないと思いますよ。九千六百円の価格だったら、恐らくほとんどの人はやめますよ。農地中間管理機構に出せと言っても、棚田のような大き...全文を見る
○福島委員 試算で数字を適当にごまかして、そしてお金さえつければごまかせるというのは、私はそうは絶対にならないと思いますので、真摯な議論をこれからやっていただきますことを望みまして、質問を終わりとさせていただきます。  ありがとうございました。
01月13日第190回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享です。  私は、民主・維新・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十七年度政府関係補正予算二案に対し反対、民主・維新・無所属クラブ提出の組み替え動議に賛成の立場から討論を行います。  安倍総理は、経済は好...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  委員長、私、本当に僣越なんですけれども、ちゃんと仕切っていただきたいと思うんですよ。野党の時間ですから。  総理、異様だと思いますよ。聞かれてもいないことをべらべらべらべら、時間を使って、表情を荒げてしゃべる姿と...全文を見る
○福島委員 冒頭、子供じゃないんだから、くだらない言い合いはやめた方がいいと思うんですよ。冷静に議論していきたいと思っております。  これまで交渉の経緯とか内容というのは一切明らかにされてこなかったんです。国会で今一番行うべきことは、きちんとテキストを読み込んだ上で影響や対策を...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  では、思う存分、石原大臣に質問させていただきたいと思いますし、場合によっては、総理みずからお出ましいただいてきちんと御説明をいただければと思っております。  きのうの議論でもございましたけれども、二〇一二年の衆議院選挙時のアンケートにおい...全文を見る
○福島委員 いや、「十年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めない」と書いてあって、乳製品なんかは十年以上の期間をかけて関税撤廃ですし、豚肉も一部については関税撤廃など、私は明確に国会決議に違反していると思いますよ。ただ、国会決議に違反したものをどう取り扱うかはこの国会で...全文を見る
○福島委員 余り余計なことをべらべらしゃべると墓穴を掘ると思いますよ。七年間交渉しなくていいなんということはなくて、本文の中にも、関税撤廃の期間を繰り上げるための協議を求める事項というのは入っているんですよ。大臣、新任なんだから、余り無理しない方がいいと思います。わかっていること...全文を見る
○福島委員 結局質問にちゃんとお答えになっていませんけれども、こんな多くの農産物輸出国から名指しで再協議、七年後の協議を申し入れられている国は日本だけなんですよ。不平等の条約じゃないですか、片務的じゃないですか。どういう交渉をしたんですか。  総理、まだ焦らないでください、後で...全文を見る
○福島委員 その条文があったとしても、常に関税撤廃を目指して協議の土俵には乗らなきゃならないと書いてあるわけですよ。それは事実ですよ。  次の論点に行きたいと思います。次の論点は経済効果についてであります。  一月十二日の予算委員会でも、TPP協定の経済効果分析がいかにでたら...全文を見る
○福島委員 そう答弁をおっしゃるんだったら、数字を示してください。試算で示してくださいよ。乗用車の輸出の効果はどのぐらいで、部品の効果がどれぐらいだと考えているんですか。試算はもう出ているんだから、その中でどうなっているかお答えください。
○福島委員 そうなんですか。何で、農産物は産業別のものを出していて、自動車は出していないんですか。  だから恣意的だと言われるんですよ。一つのものは、農林水産物という、これは一つの産業ですよね、産業分野で試算を出すのに、農産物の輸入額よりも自動車の輸出額の方がはるかに大きな額な...全文を見る
○福島委員 いや、質問してくださいって、さっき総理は、何でも石原大臣に聞いていいと言ったから質問しているんですよ。  では、農産物は何で試算をして、重要な自動車はなぜ試算しないんですか。これは役所が答える話じゃないですよ。政治家が政治的な判断として答える話ですよ。どうぞお答えく...全文を見る
○福島委員 いや、アジアの国の中で工業製品を国家貿易でやっている国だってありますよ。需要の変化は日本の農産物だってありますよ。  私は、むしろプラスの意味で言っているわけですよ。皆さん方はTPPにメリットがあると言って、主に工業製品にメリットがあると言うんだから、それを出せばい...全文を見る
○福島委員 要は、JAとかが心配するから、とりあえず安心するためにこっちは出したけれども、輸出の方はそういう関心を持つ人がいないから出しませんでした、そう翻訳するしかありません。  時間がないので。  経済効果もこれは盛っております。今までは、この括弧一ですけれども、輸出入関...全文を見る
○福島委員 いや、実質賃金が下がるから生産性が向上する場合もあるんじゃないですか。投入要素である労働のコストが減れば、生産性は向上するじゃないですか。どっちがどっちとは言えないと思いますよ。  というのは、タフツ大学というところがつい先日レポートを出しております。この試算による...全文を見る
○福島委員 全然質問にも答えていないし、余りにも不誠実だと思います。  今回の補正予算で、TPP対策で三千億円以上のお金を投じております。先ほど玉木議員が言ったように、農林水産物の関税がなくなることで約二千億円の関税収入が減ります。その中でさまざまな対策をやる。これは全部国民の...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  今の玉木委員の質問の続きを、玉木委員に成りかわってさせていただきたいと思うんです。  金曜日のこの委員会の質疑で、石原大臣はこうおっしゃっております。「農業の部分は輸出入プラス・マイナス・ゼロでございますが、それ...全文を見る
○福島委員 ですから、それは、農産物の部分については、今読み上げた部分についてTPPの関税撤廃によってどれぐらい輸入がふえるか、どれぐらい輸出がふえるかというのを相殺して、差し引きしてゼロになっているということを石原大臣はおっしゃっているということでよろしいですか。イエスかノーか...全文を見る
○福島委員 森山大臣もその認識でよろしいですか。
○福島委員 いや、おかしいですね、まだ。GDPが伸びれば輸入がふえるわけですよね。それが、輸入がふえても影響を与えるものではないというのは、何を根拠におっしゃっているんですか。
○福島委員 輸入がふえるのに影響がなくて、輸入は一トンたりともふえないという農水省の試算を出しているのはなぜですか。  今おっしゃったように、お二人のお話を総合すると、TPPによって、GDPがふえて、輸入がふえるわけですよね。輸入がふえるわけですよね、今何度も言った。にもかかわ...全文を見る
○福島委員 石原大臣、内閣府の試算というのは、輸入が増大することもあり得る、輸出が増大するのもあり得るという可能性で回しているモデルなんですか。
○福島委員 だから、それは、輸出も輸入もふえるのを相殺するということだから、森山大臣がおっしゃるように、輸入がふえるかもしれないという話ではないわけですよ、このモデルは。  なぜこの話を言うかというと、きのうも私、若い農家の皆さんと夜ずっとお酒を酌み交わしながら意見交換しました...全文を見る
○福島委員 いや、それは、国内対策が何か、まだわからないじゃないですか。幾ら講じるかだってわからないんですよ。わからないものの対策の効果を初めから見込んで、それを前提とした数値を入れてGTAPモデルを回すというのは、私はおかしいと思いますよ。ぜひそれは検討していただきたいと思いま...全文を見る
○福島委員 余り美しい保守政治家の姿じゃありませんね。だったら、初めから条件つきで賛成だと言えばいいじゃないですか。聖域が確保されるなら賛成だということでしょう。だって、平成の売国とか、断固たる決意がある保守政治家か否かのリトマス試験紙だって格好いいことを言っているんだから。 ...全文を見る
○福島委員 だと思います。通告していないので答えられないと思いますけれども、私が言いたいのはそういうことじゃないんです。  ブルーチーズは、ちなみに、これも私が調べたからわかっているんですよ、初めから知っていると偉そうにするつもりはありません、十一年目までに二九・八%が一四・九...全文を見る
○福島委員 話を聞いていて、何か悲しくなってきましたね。本当に涙が出そうになった。  国を売ろうと思って売ろうとする政治家はいないと思いますよ。一番問題なのは、国を売る意思もないんだけれども、愚かさゆえに国を傾かせてしまうということが私は一番問題だと思います。  残念ながら、...全文を見る
○福島委員 というのは、これまでようやくこの本四冊分の協定の和訳が出てきて、さらに、どういう交渉を我が国がやってきたかというのを国会審議を通じて明らかにしていかなければなりません。先ほど来問題になった試算の妥当性もありますし、一体日本は何を国益として獲得したのか、守るためにどうい...全文を見る
○福島委員 ということは、この保秘契約に基づいて、交渉の過程というのは明らかにできないということなんですか。
○福島委員 我が国がこういう方針を持って交渉を行ったということすら言えないということですか。
○福島委員 ニュージーランドの首席交渉官が出した保秘契約のテキストというのは、手紙というのは、一つは、ネゴシエーティングテキスト、交渉中のテキストですね、あと、プロポーザル・オブ・イーチ・ガバメント、政府からの提案書ですね、あと、アカンパニーイング・エクスプラナタリー・マテリアル...全文を見る
○福島委員 いや、それでは、これからの国会審議できませんよ。私もいろいろこれからお聞きしたいことがいっぱいあったんですけれども、交渉の過程が一切出せないというのだったら質問にならないじゃないですか。一切出さないんですか。
○福島委員 この約束事というのはどのぐらい拘束力があるんですか。日本国の法律よりも拘束力があるものと考えた方がいいんですか。
○福島委員 このニュージーランドの首席交渉官が出した文書の性格は、その存在すら言えないというんですか。それはおかしくないですか。どういう法的位置づけなんですか。
○福島委員 この文書の拘束力はどのぐらいあるんですか。我が国の法律よりもこの取り決めの方が上位に当たるんですか、下位に当たるんですか、無視していいものなんですか、何ですか。
○福島委員 私は、これからTPPの議論はしばらく続くと思います。どこまでの情報を出せるか出せないのか、正確にきちんとルールを決めた方がいいと思っております、紙で。何ができて、何ができないのか、この文書の性格も含めて。  私は、そのルールを決めることをぜひ委員長にお取り計らいいた...全文を見る
○福島委員 それとともに、私は、このレターというのは、条約じゃないですから、国内法より上位に当たるとは思いません。  我々は、同僚議員との相談でもありますけれども、この国会に法律として、交渉の過程をオープンにさせる法律というのを出させていただくことを検討したいと思いますので、ぜ...全文を見る
○福島委員 なので、七年後には、これらの国から再び関税撤廃の要求を受けた場合は協議をするということでよろしいんですね。イエスかノーかでお答えください。
○福島委員 協議の過程はさっき答えられないと言いましたけれども、複数の特に農産物輸出国から、関税の交渉について附属書でこのような条文を突きつけられている国は、TPP加盟の署名国では日本だけなんですよ。  何で日本だけにこんな要求が突きつけられて、このようなものをのむことになった...全文を見る
○福島委員 だから、こういうことになるからルールを明確にしましょうと言っているんですよ。これで全部答えられたら国会審議になりませんよ。これからTPP関連の法案とかTPP協定の批准に向けたものについて、どうしてこうなっちゃったのということに答えられないんだったら、国会審議はもたない...全文を見る
○福島委員 今言っていることは、多分、聞いている人はよくわからないと思うんですよ。林大臣も今寝ようとしていたので。  もうちょっと簡単に、御自分のお言葉で、今の条文はどういう条文か、もう一度御説明いただけませんか。
○福島委員 今の条文の意味というのは何だか全然私もわかりませんでしたけれどもね、聞いていて。  では、本当にアメリカに対して何を要求するのかという具体的なことをお伺いしたいと思っております。  きょうは、関税じゃなくて、ルール分野でどういうメリットがあったかということをお聞き...全文を見る
○福島委員 そのうちの非関税障壁とかルール分野によるものというのはどのぐらいになりますか。
○福島委員 ちょっと議論がかみ合っていないんですけれども、前回はその貿易部分だけを入れた試算だったんですよ。今回は貿易分野に加えて、貿易手続とかルールの分野も新たに前提に入れて計算して、その分、GDPの伸びとか貿易の伸びがかさ上げされているわけです。前回に加えて、新たに入れたこと...全文を見る
○福島委員 そのうち、非関税障壁に当たるものはどのぐらいなんですか。
○福島委員 だから、結局、わからないんですよ、全部。非関税障壁の貿易効果があると言いながら、それがわからない。だから、やはりこれは国民の率直な疑問に答える試算に全くなっていないんですね。この点から見ても、先ほど申し上げたように、もう一度試算を、国民にもっと説得力のある、国民のなぜ...全文を見る
○福島委員 そんなものしかとっていないんですか。これは一番アメリカに攻めるべきところなんです。しかも、これまでずっと攻め続けて、とれなかったことなんです。自動車関税より私はこっちの方が大事だと思いますよ。  TPP協定では、いずれの締約国も、この節及び附属書六のAの規定により紛...全文を見る
○福島委員 そんな答弁じゃ全然生々しさもないし、実際にどうやりとりしたかというのはないですよ。これに対してこういう攻め方をして、向こうからこういうやりとりがあって、これは守ったけれどもこれは攻めたというものをぜひとも説明していただきたいと思っております。  もう一つ行きます。最...全文を見る
○福島委員 またそういう答弁をされるから、恐らくみんなが不安になっちゃうんだというふうに思っております。  もう一度、この問題をさらに引き続き深めさせていただきますことをお話しさせていただきまして、質問とさせていただきます。ありがとうございました。
02月19日第190回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  今の現、前総理の討論を聞いていて、さまざまな感慨深い思いを思い浮かべておりました。私も、あの二〇一二年の衆議院選挙、野田総理の解散のもと戦って苦杯をなめましたけれども、それ以来のさまざまなことを考えながら今の討論を...全文を見る
○福島委員 確かに諸外国も、新聞は、消費税、間接税を導入している国は軽減税率を導入しております。また、文化とか、そういう守るものに税を軽減したり課税しないというのは、私は国家のあり方としてあり得べき話だと思っているんです。  ただ、例えば博物館の入場料なんというのは軽減はされな...全文を見る
○福島委員 そういうのがまさにおかしな話でありまして、何を軽減の対象とするのかというのは、まさに政治としての価値判断の問題だと思います。  今おっしゃったのは、やらない理由ばかりなんですよ。では、新聞にはエロとかグロの欄はないんですか。宅配をされる、例えばTスポーツという夕刊で...全文を見る
○福島委員 本当に、役所の力をかりて細々と役人的な議論をされようとしていますが、結局のところ、書籍、雑誌、新聞、テレビ、NHK、こうしたものの何を選ぶかというのは、決定的な差はないんですよ。圧倒的に新聞なんというのはないんです。どれを選ぶかは、政治のそのときの価値判断であると思い...全文を見る
○福島委員 全然よくわからなかったですね。  ただ、先ほど言ったように、新聞、書籍、テレビ、どれも大して違いはないんですよ。その中で新聞だけ選ぶようなことをするのであれば、私は、そうしたまさに利害関係のある業界の経営者の人と頻繁に会うというのは差し控えた方がいいと思いますよ。そ...全文を見る
○福島委員 大臣、私の質問の意味がわかりましたか。抽象的なそういう答弁を読むことを想定しているので、具体例を出して申し上げさせていただいたんです。  裁判を起こしてそこで出るのは、著作権法の規定によって決められた額しか損害賠償は出せないんですよ。そうすると、同人誌のような現在の...全文を見る
○福島委員 岩城大臣、ちゃんと質問に答えてくださいよ。私の言葉、日本語として明確じゃないですか。先ほどの例が抑止的な損害賠償に当たるんですか、当たらないんですかと聞いているんですよ。もう一度答えてください。
○福島委員 そうでしょう。そうなんですよ。今、大臣はお認めになりました。日本の今の民法上の損害賠償制度では、ここのTPP協定で定めているような、将来の侵害を抑止することにならないんですよ。だからこそ、我が国の法律を改正すべしというのがTPP協定に定められているんですよ。このことを...全文を見る
○福島委員 全く何を言っているのかわからないし、御自分で答弁をされている中身が全然わからないで答弁されているんじゃないかな。  今までの大臣の答弁をもう一度整理いたします。  私が先ほど申し上げたような、現在では価値が低いものだからこそ、損害賠償を請求したとしても大した額にな...全文を見る
○福島委員 損害が発生しているけれども将来の抑止にはならないと言っているんですね。何を言っているのか、全く理解できません。  どうぞ、もう一度答弁し直してください。
○福島委員 抑止になるかならないかですよ、目的じゃなくて。  大臣、この議論はもう二週間もやっているんですよ。いいかげん、議場でレクを受けて時間をおくらすというのをやめていただきたいんです。  さっき、枝葉末節とかいろいろやじりますけれども、極めて大事な問題なんですよ。  ...全文を見る
○福島委員 いや、裁量はないんですよ。このとおりやらなきゃならない。  何でこれを言うかというと、アメリカは、アメリカが批准するに当たってはサーティフィケーションというのがあって、相手の国の国内法がその条約に適合するかどうかを議会がチェックしなきゃ批准できないんですよ。TPPは...全文を見る
○福島委員 それもおかしいと思いますよ。交渉の途中は交渉の経過を言わないのはわかりますけれども、交渉は終わったんですから、それを検証する意味の情報を出すのが私は誠実な態度だと思います。  もう時間がなくなったので終わりにしますけれども、ほかにも二つの問題、全然できません。極めて...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○福島分科員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  同じ茨城を拠点とする石井国土交通大臣に質問させていただく機会をいただいたこと、ありがたいと思っております。毎週月曜日、大臣もよく、大臣になられる前、駅に立っておられまして、七時半から立たれて、私は七時から立ってい...全文を見る
○福島分科員 平成二十六年からの新しい料金は、適正に反映した適正なものになっているということなんですけれども、役所から見たら理論上は正しいんですよ。ただ、どんな制度をつくっても、民間の人は利益を上げるためだったら、法のぎりぎりを縫って、時には法に違反してでもやるというのがビジネス...全文を見る
○福島分科員 前向きな答弁、ありがとうございます。  ただ、実際には大手と中小でいろいろ差がありまして、私の地元でも、中小の人たちが任意の団体をつくるような動きもございます。やはり必要なのは、一つは先立つもの。ある程度お金を、大した金じゃないと思いますよ、ちゃんと支援してあげる...全文を見る
○福島分科員 例えば、乗り合いバスは上限認可制、貸し切りバスは今おっしゃったとおり、トラックは事後届け出制、タクシー、ハイヤーは距離と時間の単位での認可制、それぞれ微妙に違うんですよ。  それぞれの業界の業態に応じたこともあるんでしょうけれども、ただ、今の貸し切りバスの話は余り...全文を見る
○福島分科員 ちょっと個別地点で恐縮なんですけれども、下流からやるというと、越水した箇所に、このプロジェクトの一番上流の船玉とか伊佐山というところがありまして、かなり被害を受けております。この船玉とか伊佐山というところは、来年度の予算あるいは今年度の予算で何か措置は講じていただけ...全文を見る
○福島分科員 ありがとうございます。  五年間で下流からやっていくんですね。私の選挙区は全部上流なんですよ。ひがんで言うわけじゃないんですけれども、下流からやるのがセオリーだというのは、そこはそうだと思います。ただ、五年という結構早い期間で、本当にやってくれるのかなと。  い...全文を見る
○福島分科員 力強い御答弁をありがとうございました。ぜひとも三十二年度末までに完成させていただくようにお願いをいたします。  私の選挙区にはもう一つ川が流れておりまして、鬼怒川の方から大分離れた、数十キロ離れた私の住んでいる水戸市というところに流れている那珂川というのがあります...全文を見る
○福島分科員 ありがとうございます。  資料四というのをごらんになっていただきたいんですけれども、これは水戸の城東地区という、水戸市内の結構住宅が密集している地域の堤防なんです。これはちょっと写真で見づらいですが、対岸、川の向こう側が林のようになっております。  今、河川敷が...全文を見る
○福島分科員 ありがとうございます。  ぜひ、単に要望を受けるだけではなくて、こういうやり方もあるよということを提案して、特に民間をうまく使ってやっていただければというふうに思っております。  先ほど、堤防は下流から整備をすると言いましたが、那珂川は下流に堤防がございません。...全文を見る
○福島分科員 計画的にと言いますけれども、計画的に進めると三十年後になるというから、早くしてくださいということを申し上げているんですね。  ですから、予算を持ってくるのは私も協力しますよ。霞ケ浦導水をちょっとやめてこっちにつけるというんだったら、私は、地元の皆さんを説得するため...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  本日、締めくくり総括質疑での質疑のチャンスをいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、経済問題について、若干総理と議論をさせていただきたいと思っております。  年末年始からずっとこの間、地元を回ってい...全文を見る
○福島委員 何か今、消費者はデフレの方が喜ぶというような話のように聞こえたんです、誤解だったらあれですけれども。  要は、物価の上昇に見合う賃金の上昇とかがあればそれは使うわけです。私が子供のころの高度経済成長はまさにそうだったわけで、決して値段が安くなれば喜ぶというわけではな...全文を見る
○福島委員 いや、残念ですね。そういう答弁が、みんな、テレビでごらんになっている方もかちんとくるし、株式市場も、きょうこういうのをみんな見ている。見ながら、トレーディングしている人たちにとって、ああ、安倍さんは全然反省がないんだなと思うんですよ。  私は、何もアベノミクスがだめ...全文を見る
○福島委員 せっかく私は、民主党政権が悪かった、アベノミクスは成功したという二元論から脱して冷静に質問しようと思ったのに、またその答弁は情けないですね。  あともう一つ、びっくりぽんは、ドル建てで見るのはやめようということですけれども、東証に多く参加しているのは外国人ですよ。ド...全文を見る
○福島委員 きょうの報道であった「世界経済分析へ会合」。世界の経済を分析してみたら、原油安や中国の減速や米国の金融の動向などもあって、その検討の結果、消費税増税を延期するという判断を参議院選挙前に行う、この布石ではないですね、この世界経済分析のための会合というのは。どうですか。
○福島委員 この会合が消費税増税の延期を決定する会合ではないということを確認させていただきました。  もう一つ、マーケットや経済界から財政出動の声が続出しております。  先日のG20でも、全ての政策手段、金融、財政及び構造政策を個別または総合的に用いるとしておりまして、財政出...全文を見る
○福島委員 仮に、補正予算を組むようなことになれば、幾ら今までの答弁でアベノミクスがうまくいっている、うまくいっていると言っても、それはアベノミクスがうまくいっていないと認めることに私はなると思いますよ。  ましてや、六月の参議院選挙の前に、選挙目当てか何かわかりませんけれども...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○福島委員 民主・維新・無所属クラブの福島伸享でございます。  本日は、森山農林水産大臣と農政に関する議論をできることを本当にうれしく思っております。予算委員会では、ずっと前に座っていらっしゃったんですけれども、甘利大臣や総理にお聞きすることの方が多くてなかなか大臣にお聞きでき...全文を見る
○福島委員 答弁ありがとうございます。  私も同じような思いでありまして、安心いたしました。森山農水大臣が、あっち側の人間に行っちゃったんじゃないかというような所信表明ではなくて、現場の感覚にしっかり根差した、私は今までの農家がみんなだめだったとか能力がなかったとか卑下する必要...全文を見る
○福島委員 大臣、お聞きしたいんですけれども、例えば豚肉についてTPP並みの関税の水準までなったり、乳製品の拡大をTPP並みかそれ以上に求められるということは絶対あり得ないですね。どういう方針で臨んでおられますか。今の大澤審議官の話でなくて、大臣のお言葉として。これはみんな報道、...全文を見る
○福島委員 今の答弁を聞いて、畜産農家や酪農農家は大いに不安になったと思います。まさに同じ答弁をしてTPPのこの結果になったからこそ、九割以上の人が安倍農政を評価しないと言っているんですよ。再生産可能な水準といって今のTPPの水準まで開放したんだから、日・EUも当然そこまでは応じ...全文を見る
○福島委員 私がここで何を言いたいかというと、先ほど農政の本質的な問題に気づいていないんじゃないかというお話をしました。クラスターをやりたくてもやれないんですよ。なぜなら、畜産農家は、北海道とかならわかりませんけれども、私の地元の茨城県のような農業生産高が二位の農業県であっても、...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  だから、総理が七千億に農林水産物がふえたと言うから、静岡の茶とかが劇的にふえたと思いきや、ホタテガイは中国の爆買い。北海道で頑張っている村があります。それで伸びている。これは一つのいい例だと思います。あとはアルコール飲料、真珠、ソース混合調...全文を見る
○福島委員 非常に公平な御答弁ではないかなと思っております。  所得向上につながると言いますけれども、輸出するには、売り上げもあるかもしれないけれども、売り上げるためのコストや手間もかかるわけですね。私は、輸出をすれば何か農家の所得が向上して立派な家を建てられるみたいな幻想を振...全文を見る
○福島委員 十アール当たり千円だから、それを二分の一に軽減すると、十アール当たり五百円ですよ。十アール当たり五百円の固定資産税が軽減されるから農業をやめて農地中間管理機構に出す人なんて、私はいるとはとても思えませんね。  こういうまやかしの政策を堂々と施政方針演説で言う内閣その...全文を見る
○福島委員 いや、これは〇・一ヘクタールなら端切れ地しかないんですよ。そんなところを耕作したいと思って借りる人がいるとは思えません。でも、今の大臣の答弁をお聞きして不安になってきました。  農地法三十六条「農地中間管理権の取得に関する協議の勧告」というところは、農業上の利用の増...全文を見る
○福島委員 はい。  課税の強化じゃないというんだったら効果がないんですよ。  私は、余りちゃらちゃらした農政はやらない方がいいと思うんですよ。なぜ評価されていないかというのを真摯に見詰めた上で、言葉だけが躍って効果のない政策をさも改革のように言いふらす農政ではなくて、地道な...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○福島委員 農業生産高日本二位の茨城県から参りました、民進党の福島伸享でございます。  一期目からずっとこのTPPの問題に取り組んでまいりまして、本日、こうして協定の審議と関連法案の審議を迎えるということは、本当に感慨深いものがあります。  この間、ずっと地元を歩いておりまし...全文を見る
○福島委員 各国の具体的なやりとりを公表しないというのは、今のこの資料二にあるところにはどこにも書いておりません。ということは、日本が、鶴岡首席交渉官が結んだ保秘契約というのは、ここでニュージーランドの政府が示しているひな形とは違うものと理解してよろしいですか。
○福島委員 これはニュージーランドのホームページに載っていたわけですよね。私は、恐らくこれからそう変わらないと思いますよ。  逆に言えば、これと違うもっと幅広い秘密契約を結んでいるとしたら、これはニュージーランドの首席交渉官の名前まで書いてあるわけですよ、マーク・シンクレアと。...全文を見る
○福島委員 このやりとりをさっきから聞いている国民の皆さんは全く理解できないと思いますよ、これは。  だって、このニュージーランドが結んでいるのは、恐らくニュージーランドが各国と結んでいるものですよ。これ以上の秘密は求められないですよ。もし、ここに書いていないさらに深掘りした保...全文を見る
○福島委員 そもそも、何で我々はこの場で協定を議論しているんですか。何ででしょうか。それは、憲法七十三条三号に基づいて、条約の国会承認は国会の役割だからではないですか。しかも、我が衆議院は、憲法六十一条の規定に基づいて、参議院に比べて優越の地位が与えられているんですよ。この間の我...全文を見る
○福島委員 私が聞いている中では、どの国もこうした情報を国会との関係で出すかには苦慮しているということは聞いておりますよ。  アメリカであれば、交渉中ですら、交渉中のテキストを含めて、一定の保秘義務をかけた人には閲覧ができるように、それは民間人であってもできるようなことをやって...全文を見る
○福島委員 そう言うなら、今から条約の中身について議論いたしますよ。当然いたしますよ。  ただ、今まで何も出さないじゃないですか。先ほど何千ページの資料も出したと言ったけれども、それは、既存の役所がつくった資料は出してきましたよ。でも、交渉にかかわること、対処方針にかかわること...全文を見る
○福島委員 それはどういった内容のものでしょうか、高鳥副大臣。正確じゃなくてもいいので、どういうレターかという概要だけ教えていただけますか。
○福島委員 それはごく一部の話です。  何でこれをお聞きしたかといえば、このサイドレターがあるんですね。  アメリカと日本の間で、環太平洋パートナーシップ協定に基づく米に関する日本国によるアメリカ合衆国についての関税割当ての運用に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の交...全文を見る
○福島委員 このWTO枠というのは国家貿易でありますから、幾らで買い入れるという価格の目安は政府が設定することになっております。本当は、日本国は独立国なわけですから、この買い入れ価格の設定は日本国独自にできるはずなんです。  ところが、この書簡では、「合衆国枠の下で輸入する米に...全文を見る
○福島委員 長い答弁、お疲れさまでした。私は全くそんなことは聞いていないんですよ。  私が聞いていることはそうじゃなくて、私は、この国家貿易で新たに米国から七万トンプラス六万トンを入れるためのサイドレターというのは屈辱的な内容だと言っているんです。そう思いませんか。私は思います...全文を見る
○福島委員 委員長がよしとうなずかないでいただきたいんです。ぜひ中立的な運営をお願いしたいと思います。  何でこんなのを結んだんですか。円滑のためですか。私はそうは思いませんよ。  この四項を見ると、農水省または農水省を継承する者は、「合衆国枠の数量が日本国の連続する三会計年...全文を見る
○福島委員 またよしと……(発言する者あり)はい、ありがとうございます。  それで、質問を忘れちゃったじゃないですか。  密約はないというふうに言い切りますね。というのは、この手の話は、例えばミニマムアクセスができたときから、アメリカから輸入する米の比率というのはずっと変わっ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  外食産業とか格安の外食チェーンとか中食等が、カリフォルニア産米も日本と遜色のないコシヒカリはありますから、そうしたものを輸入していて、既存のSBS枠という十万トンは、米が日本が暴落した年を除いては、ほぼ十万トン、既に満たしているわけですね。...全文を見る
○福島委員 私は、それは甘いと思いますよ。なぜなら、価格についても、今、そんなに安いわけじゃないから入らないと言いましたよね。入らなかったら、今度はアメリカが文句を言ってくるんですよ。そのためにこのサイドレターが結ばれているんですよ。  「合衆国枠の下で輸入する米に関する政府買...全文を見る
○福島委員 いや、それは理解できません。先ほど総理は、具体的なことは質問してきたら答えると言ったじゃないですか。  私は、二つあると言いました。保秘義務の規定によって出せないもの、でも、それも、保秘義務規定自身が明らかにされないから、どの範囲かは明確ではありません。あとは、政府...全文を見る
○福島委員 ニュージーランドが出したものによると、相手と交換した文書とかそういうものは出しちゃだめなんですよ。  我が方としてなぜこれを受け入れることにしたか、それについてなぜ日本国民に説明できないんですか。当然、これには国民の財政負担も生じるんですよ。そうしたものに対して、な...全文を見る
○福島委員 そうだとか拍手している人がいますけれども、国会議員として私はいかがかと思いますよ。政府がやった交渉を承認するのは、国権の最高機関たる国会の役割ですよ。  それで、今、何にも明かせないということをおっしゃったけれども、これにかかわる方はいっぱいいるわけです。私は協定の...全文を見る
○福島委員 そうやっても、どうやっても全量輸入するような仕組みになっていますよ。まあ、この話はこの話にいたします。  次に、経済効果の試算に移ります。  二〇一三年の政府の試算では、TPPによってGDPは三・二兆円ふえるというふうに試算をしましたけれども、二〇一五年にはその五...全文を見る
○福島委員 すぐ外国の権威ある機関を利用して正当化するのが今の政権の特色でありますけれども、余り答えになっていないと思いますよ。  最終的な関税の結果を入れたから上がったんですか。もう一度お答えください。
○福島委員 私は、よくお勉強されたんだと思いますけれども、ちょっと違うと思います。ここの、輸出入の増加を今の最終交渉のベースに合わせたからふえた、そうした御説明だと思うんですけれども、そうではありません。  ちゃんと、政府が出している資料を読むと、この赤い字の貿易円滑化、非関税...全文を見る
○福島委員 今総理は、きちんと御正直にお話しされたと思っています。  これは、よくTPPの効果は何兆円と出ますけれども、それはあくまでもイメージであって、まさにさまざまな政策を講じればこうなるかもしれませんねという架空のシナリオなんですね。現に政府の資料でも、「本分析は、GDP...全文を見る
○福島委員 私は、これは発効までまだ一山も二山もあると思うんですよ。だからこそ、まずは西川委員長の本を出した上で、それも検証しながら、アメリカの動向を見ながらやる時間というのは幾らでもあるんですよ。なぜ急ぐのかが理解できない。  しかも、説明会をやったと言っておりますけれども、...全文を見る
○福島委員 だから、都合のいいことだけ答えようとする。実は、このやりとりは我々の勉強会でもやっているやりとりでありますから、答えたくないだけなんです。やっていないんです、要するに。この協定が出て、この訳に基づいたものはやっておりません。  さらに、さまざまな法案がこの国会に提出...全文を見る
○福島委員 私は、これはひどいと思いますよ。パブリックコメントにもかけなければ専門家による審議会にも付さないで、なぜここまで大急ぎでやるんですか。アメリカがまだこういう状況なんだから、幾らでも時間があるわけですよ。  条文を一月に出して、条文ベースの説明は国民に一切しない。TP...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  まず、全ての質問に先立ちまして、熊本、大分等で亡くなりました方々に哀悼の念をささげますとともに、現在も避難所や車の中で被災をされております皆様方にお見舞いを申し上げたいと思っております。  きのうも国会審議が、総理入りで異様な雰囲...全文を見る
○福島委員 この瞬間はどうか存じ上げませんけれども、けさの段階ではまだ並んでいるという話でありました。これは十分に量が足りているわけでありますから、パニック的な行動がおさまれば私は安定すると思うんですね。そういう意味でも、ぜひとも、経済産業大臣みずから、省を挙げて、量は十分足りて...全文を見る
○福島委員 国会決議と自民党の公約との整合性を問うているので、正確におっしゃっていただきたいんですよ。ぜひ正確に、逃げないで答弁していただきたいんです。例外などという言葉は、この国会決議にも、自民党の公約にもありません。あるのは、聖域とか、除外または再協議なんですよ。  もう一...全文を見る
○福島委員 再び同じことをお聞きします。  もう私は時間が大分ないので、イエスかノーかでお答えいただきたいんですよ。除外、再協議という区分はTPP協定の中にはありませんね。イエスかノーかでお答えください。
○福島委員 ありがとうございます。除外、再協議というものはこの交渉の結果なかったと。  私は、政府の答弁を聞いていて非常にひっかかることがあるのは、国会決議を後ろ盾にと言うんですよ。私は、国会決議というのは後ろ盾にするものではないと思いますよ。条約というのは、憲法の規定に基づい...全文を見る
○福島委員 恐らく、除外、再協議の定義がないというのは、これまでも答弁されていますから、お役所のレクチャーどおり答えていらっしゃるんだと思いますけれども、定義の問題を問うているんじゃないんです。  これまでの日本が結んできたFTA、EPA、あるいは他国が結んできているFTA、E...全文を見る
○福島委員 つまり、除外または再協議ということがないことが初めからわかっていたから、例外を求めるということにしたということですね。そういうことでよろしいですね。
○福島委員 だから、そういうことですよ、肯定している。  ただ、国民が求めたのは、全ての品目をテーブルに入れるというのは、これはみんなわかっていることなんです。ただ、皆さん方は、交渉があるから聖域をとってくると言ったわけじゃないですか。聖域とは何ぞやというのは、関税をいじらない...全文を見る
○福島委員 何度も同じことで恐縮なんですけれども、これまでの政府が結んだ自由貿易協定を見てくださいよ。除外という項目に米とかが入っていますよ、必ず。その交渉をしなかったんですねということです。定義の問題じゃありません。  やったかやらなかったか。どっちなんですか。お答えください...全文を見る
○福島委員 結局答えられないということなんですよ。  ヒントの一部はここにあります。「TPPの真実」。これは衆議院議員の西川公也さんという方が書いたとされておりますが、委員長と同姓同名なんですが、まだ確認されていないので、どなたが書いたのかはよくわかりません。  このゲラによ...全文を見る
○福島委員 そういう問題じゃないです。著作権の問題じゃないです。でも、委員長の書いたものではないと、お認めにならないんだから、日本の著作権は親告罪でありますから、委員長がお認めになっていないものに対して、誰かが、書かれたことを認めない人が訴えたって著作権の侵害にはなりません。 ...全文を見る
○福島委員 だめですよ。ゲラのことを言っているんじゃないですよ、私は。ゲラのことを言っているんじゃない。ゲラにも書いてあることだけれども、記者会見で言っていることについての事実を問うているんですよ。どうですか。
○福島委員 余りにも隠し過ぎているんじゃないですか。重要な、それぞれ、甘利前大臣あるいは菅官房長官の政府としての記者会見での発言ですよ。それを、確認しなければと。別に私語を言っているわけじゃないんですよ。記者会見の話を言っているわけですよ。  これは、もう既に、十月二十二日の予...全文を見る
○福島委員 ゲラの話じゃないですよ。交渉の中身にかかわることですよ。  では、ゲラは忘れてください。このゲラは出しませんよ。今言ったのは、衆議院の予算委員会の話なんです。  では、予算委員会で甘利大臣がこう答弁していますよというのを認めないんですか。甘利大臣のこの発言を石原大...全文を見る
○福島委員 余りにも無責任な答弁だと思いますよ。  これは、でも実際、バリの会合でもう認めているわけじゃないですか。聖域なき関税撤廃に賛成というのをもう認めているわけですよ。なぜ、それすら答えられないんですか。  もう既に、そのときに、除外とか再協議というのは求めないで、石原...全文を見る
○福島委員 いや、政府じゃなくて、党のTPP対策委員会の委員長に交渉のやりとりを出すということは、十二カ国で結んだ保秘契約に違反しますか、違反しませんか、どちらですか。
○福島委員 もう一度、後半がよくわからなかったです。国会議員でも出し得るんですね、それは。今の答弁だと、国会議員であっても、情報を出し得ると考えてよろしいですね。
○福島委員 ということですね。ですから、もし、党の要人で、TPP対策委員長であったとしても、その方には言うことができないわけですよね。  本を見ると、日本政府交渉団は、協議の直前直後には、TPP対策委員長だった私に交渉経過について逐次報告してきました、報告は基本的には口頭ベース...全文を見る
04月25日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  農林水産委員会から出張ってまいりました。本日、このような連合審査での質疑の機会を賜りまして、ありがとうございます。時間がございませんので、質問から早速入らせていただきます。  まず最初、道路運送法の改正についてなんですけれども、今...全文を見る
○福島委員 いや、おかしいですね。  二月五日までは外国人受け入れのためのライドシェアをやるといってこれを入れたわけですけれども、結局これは実現しないで全く別物を入れたということで、石破大臣、よろしいんでしょうか。
○福島委員 ずっとこの間の議論を見てみると、ライドシェアを入れると言いながら、このたった数カ月の間に全く別物が入ったというのは、私は不思議でなりません。  今回入った措置というのは、私は今までの自家用有償運送と何が違うかというのが全然わからないんですね。平成二十七年四月の省令改...全文を見る
○福島委員 同じ過疎地で同じ人間を運ぶのに、金髪か黒髪とかの違いはあるかもしれませんけれども、通院の住民の場合と観光客の場合と、なぜ制度を変えなきゃならないんですか。お答えください。
○福島委員 それは全く言いわけになりませんね。  先ほどもちょっと言いましたように、同じ人間を運ぶんですよ。担保すべきは、例えば、安全性の話であったりとか、あと料金をフェアにすることであったりとか、そういうことで、目的は違っても規制をやる手段は同じはずなんですよ。何が違うのか。...全文を見る
○福島委員 例えば、訪日外国人だから運転手は英語ができなければならないとか、そういう規制を入れるんだったらわかるんですよ。今回、何もそれは入っていませんよね。  しかも、外国人とかなんとか言いますけれども、外国人旅客その他の観光旅客の移動と書いてありますから、外人に限らず、その...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。結局、誰でも運べるんですよ。それで規制の仕方を変えるというのは、私はそこに合理性は見出せません。  しかも、何が違うかということはおっしゃいませんでしたけれども、私はたった一点だと思っております。安全面とかは変わらない。ただ一つ違うのは、今まで...全文を見る
○福島委員 これは制度の理由なので、政治家に答弁してほしいんですよ、事務方じゃなくて。法律の解釈とかになれば事務方にちゃんと聞きますから、責任を持って政務官に答弁いただきたいんです。  なぜ通院の場合は協議が調わなきゃならなくて、なぜ外国人等の旅行客の場合は協議が調わなくてもで...全文を見る
○福島委員 これまでのやりとりでわかったと思うんですけれども、もともとライドシェアというのを目的として始まったものが、無理やり今回法律改正をするために、旅行客なのか住民なのかというちょっとした違いで法律改正事項をつくっているだけなんですよ。  しかも、外国人観光客がこれからふえ...全文を見る
○福島委員 これはどこが対象になるかというのは政令で決めると考えてよろしいですね。これは事務方でも結構です。
○福島委員 これは興味深いことに、構造改革特区からさまざまないろいろな制度がありますけれども、普通は規制の特例措置があって、そのメニューを選んで計画をつくるというやり方なんですね。入り口には、どこが対象というのは関係ないんですよ。なぜかこの農地法の、今回の十八条だけは、あらかじめ...全文を見る
○福島委員 つまり、個別に、事前に、国がこの法律の特例措置の対象になるのはどこですよと政令で決めるということなんですね、この仕組みは。ほかに特区法ではこういう規定はございません。  憲法九十五条には、「一の地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方...全文を見る
○福島委員 しかし、現実には、五年間で、これだけ長い間募集をして、今のところやる気になっている自治体は養父市だけで、民間議員の皆さんも、養父市だからこそそこに限ってと言っているわけですから、私は、これはひたすら憲法九十五条の対象に近いと思いますよ。  なぜそういうことを言うかと...全文を見る
○福島委員 それは地方自治の実態を全然わかっていませんね。前の人が特区をやったら次の人は特区を否定するなんということはよくあることなんです、地方自治の現場では。前の市長がやった失敗を何で俺が拭わなきゃならないというのは、よくあることなんです。全然そういうことを防げていません。 ...全文を見る
○福島委員 もう全く理由になっていません。政治を知らない役人が法律をつくるから、こういうことになるんです。  地方では、選挙が終わったら百八十度変わるなんてよくあることなんです。困るのは何かといったら農地ですよ、そこで困るのは。誰も耕作する人のいないまま、地方公共団体が買い取ら...全文を見る
○福島委員 それも全く認識が甘いですね。  今はもう、耕作しないところは農地中間管理機構とかそういうところも引き受けてくれないという話ばかり、この週末も私は聞いてまいりました。養父市というのは、耕作放棄地が多くて困っているところなんです。まさに、今までいろいろな制度でやって農地...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。さすが石破大臣だと私は感銘をいたしました。  まさに耕作者主義とかそういうことであって、誰か特定の人が、例えば農協がとか農業委員会とか農業会議所が反対しているわけじゃなくて、私の地元でも、株式会社で農地を買ってくれるんだったら売りたいという人は...全文を見る
○福島委員 アベノミクスの第三の矢は成長戦略だ、成長戦略の主要な部分は規制改革である、規制改革とは岩盤規制を突破することであると言ってやっても、申しわけないけれども、この程度の法案しか出せないわけです。この程度の法案しかと言ったら失礼ですけれども、出せないんです。  私は、そこ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。締めさせていただきます。  もう特区を十何年もやってきて、時間は長くたち過ぎていると思っております。そして、今回出てきた道路運送法はしょぼ過ぎると思っています。農地法は、担保措置が全く不十分で、地方政治の実態を踏まえていないものであると思ってお...全文を見る
05月10日第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  まず、熊本と大分で大きな農林水産業の被害を受けておりまして、被災された方、被害を受けた方にお見舞いを申し上げたいと思います。  本来であればそのことに関して質問すべきでありますが、来週から予算委員会で補正予算の審議が始まるというの...全文を見る
○福島委員 いや、でも、それが今、物すごく信じられていないんですよ。  農業経済学者にいっぱい聞いた方がいいんです。私、農業経済をやったから言うわけじゃないですけれども。その人にもうちょっと学術的にちゃんと試算をしてもらった方がいいと思いますよ。  政府は、体質強化対策や経営...全文を見る
○福島委員 今のような答弁を何度も繰り返して、もう既に審議を何度もやって、私、地元へ回って、そういう説明をしているよとみんなわかっているわけです、農業新聞も読んでいるし。それがきちんとまともに信じてもらっていないということを私は謙虚に受けとめるべきだと思いますよ。  コストが下...全文を見る
○福島委員 その答弁では畜産農家がかわいそうですよね。状況は変わったんです。この国会でTPPの関連法案が通るんだったらその答弁でいいですよ。ゴールデンウイークで、もう会期末まで一カ月もない、その状況でその答弁をするのが本当に誠実なんですかね。TPP対策だと言うけれども、もう既にマ...全文を見る
○福島委員 農家の気持ちに寄り添う大臣らしくない答弁です。これは大臣の判断でできるんですよ、本当に。あるいは、我々委員全部がそうしようと言ったらできる話ですよ。誰も困らないじゃないですか。何でできないんですかね。本当に私は残念でなりません。  せっかく我々も法案を提出しているん...全文を見る
○福島委員 この問題にずっと取り組んでこられている末松局長が答弁に立たれましたので、関連のことをお聞きします。  地元を回っていて、土地改良区の役員さんがみんなおっしゃるのは賦課金。水利費をみんな払ってもらえなくて、この徴収で大変なんだよという話をよくお伺いします。  うちの...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  私は、もっと大事な点がもう一点あると思うんですよ。  FITができてから、先ほども申し上げましたように、これはファイナンスの対象にもなって、ビジネスとして成り立つんですよ。だから、みんな太陽光をやりたいという事業者はいっぱいおります。でも...全文を見る
○福島委員 局長の立場だとそう答弁するしかないのかと思って、本心は違うと私は信じたいんですけれども。  逆に、優良農地を持っている人がプロの農家が多いんですよ。これから耕作される見込みのないような農地を持っているところは、そういうことをやる体力すらもない方が多くて、むしろ、今元...全文を見る
○福島委員 きのうも事務方から話を聞いたら、熱の話ばかりするんですよ。  でも、FIT制度があって二十年間は利益が上がるわけだから、やはり熱電、熱と電気と両方のタイプがいいと思うんです。しかも、ちっちゃな単位ですね。  これには、ボイラーをつくっているところを見たら、オースト...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  補助金とかを出すだけじゃなくて、民間の資金を入れるというのが大事ですから、その民間の資金が入りやすい環境を整備していくという観点から、ぜひこれから進めていただいて、やらなければ我々がやるという決意を示させていただいて質問とさせていただきます...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 本会議 第32号
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○福島伸享君 民進党の福島伸享です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、政府の財政演説について質問いたします。(拍手)  二回にわたる大きな地震から約一カ月がたちました。今回の震災によって亡くなられた方々の御冥福を心からお祈りしますとともに、御遺族の皆様に哀悼の意を表し...全文を見る
09月30日第192回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  本日は、この国会の最大の山でありますTPPと、そして、それに関連して、輸入米の価格偽装問題について質問をさせていただきます。  TPPの批准は何か呪われているんじゃないかなというぐらい、いろいろなことが起きます。  例えば、前回...全文を見る
○福島委員 農林水産省がその調整金の存在を知ったのはいつでしょうか。
○福島委員 そうすると、その問題は後でお話ししますけれども、これは業界紙ですけれども、この調整金は、こんなものはSBSがスタートしたころから把握しているとか、商社筋は、いかにも調整金の存在が初耳かのように聴取する姿勢には違和感しか覚えない、農水省が知らぬ存ぜぬを通したい背景として...全文を見る
○福島委員 私は違うと思いますよ。  この資料をごらんください。これは農林水産省の資料です。上の赤い線がアメリカ産のウルチ米の値段、青い銘柄一とか緑色の銘柄二というのは国産米で、おっしゃるように、SBSで入れる米は国内産とほぼ同じ値段で推移しているということになっております。だ...全文を見る
○福島委員 では、その調査の結果はいつ出すんですか。我々は、もうこの一週間、毎日農林水産省からヒアリングを行ってまいりましたが、誰を調査の対象として、何の項目で、どのような調査をしているのかというのは一向にお答えになりませんでした。報告をいつ出されますか。
○福島委員 いや、私はそう思いませんよ。私たちもさまざまな業界関係者からヒアリングを行ってまいりました。みんなこう言っているんですよ。調整金はいわゆるげた履きと称される行為だ、慣習的なやりとりで、米穀業界では大半の関係者が把握しているという声が大勢。皆さん方がヒアリングしている人...全文を見る
○福島委員 それは、役所が渡された答弁書を読むからそうなってしまうんです。  これは、同じ量の同じ値段の米を外国から輸入して、外国から輸入した米と同じ量の同じ価格の米を備蓄にして遮断をするから何も変わりませんという前提なんです。森山農水大臣はことしのTPP特別委員会でそのような...全文を見る
○福島委員 量は、同量買い上げればそうでしょう。しかし、安い米が入ってくれば、当然それにつられて日本の米が安くなってまいります。それは統計上ももう実証されております。  つまり、これまで同じ値段の米を同じ量入れるから変わらなかったけれども、今度は安い値段、しかも、このマークアッ...全文を見る
○福島委員 そんな、価格割れして赤字覚悟で売る人なんていませんよ、そんなものは。  一%とか言いましたけれども、輸入米が主に競合するのは業務用です、外食とか中食に当たるものです。その中で輸入米が占めるのは五%から一〇%ぐらいです。しかし、今度TPPで、今十万トンとおっしゃいまし...全文を見る
○福島委員 では、本当にこの国会中に出してくださいよ。  なぜそれを言うかというと、鈴木宣弘さんという私と同じゼミの東大教授の試算がありますけれども、仮に、今報道されている一キロ当たり六十円の調整金があって、価格が下落したとすると、TPPで七万八千四百トンお米を新たに入れると米...全文を見る
○福島委員 いや、じっくりなんというのはおかしいですよ。だって、大臣、さっき二年前に調整金の存在を知っていると言ったじゃないですか。調整金の存在を知りながら、それを知りながらこの間のような政府の試算を出して、今それを言うのはおかしいと思いますよ。二年前に存在を認めているんですから...全文を見る
○福島委員 もうずっと聞いていると、オリンピックもそうですけれども、情報隠しばかりやっているとしか思えない。経験則とか、イメージで語るのではなくて、具体的なファクトに基づき、データを公開して国民の期待に応えられる政策論議をこの場で行うことを期待申し上げまして、またお誓い申し上げま...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  若干、総理の熱弁で時間がなくなってしまいましたけれども、前回に引き続きまして、輸入米価格偽装の問題についてお伺いをさせていただきたいと思います。  若干、制度の復習をいたします。  問題になっているSBS取引というのは、輸入業者...全文を見る
○福島委員 なぜ、大臣の答弁はだんだん後退していくんでしょうか。  当初、記者会見でも、この問題が報道になったときに、これは大きな問題だ、そうおっしゃっていたんですよ。  先日の、金曜日の緒方林太郎議員の答弁でも、先ほどは、調整金で影響があると今でも思っていないと、今でもとお...全文を見る
○福島委員 私は、農林水産省にそこまできちんと経済学的に検討する人がいるとは思えませんよ、論文としてたえるだけのものでもって。なぜ専門家を入れないんですか。  そもそも今、柄澤統括官が答弁に立ちましたけれども、この調査の事務方の責任者は柄澤統括官ということでよろしいですか、大臣...全文を見る
○福島委員 何で調査の責任者じゃない人が今答弁に立つんですか。おかしいじゃないですか。国会に、担当者じゃない人に答弁に立たせたということですか。柄澤さんが担当者なんですよね。どうですか。
○福島委員 個々の調査の責任者ということで、調査の枢要なところにあるということは明らかであります。  そこで、柄澤統括官は、先ほど大臣がお認めになった二〇一四年の裁判のとき、このときに、調整金の存在は、メールで農林水産省の生産局農産部貿易業務課の職員に対して送られていました。そ...全文を見る
○福島委員 全然よくわかりません。なぜ客観的な第三者による調査をしないのかということの答えに、私は全くないと思っております。  なぜこの取引が、こういうことが生じるかというのは、農林水産省がつくった制度的な要因からも生じてきます。  ここにグラフがありますけれども、政府は、予...全文を見る
○福島委員 抽象的なことばかりで、実際はブラックボックスなんです。  建設業の公共事業の入札であれば、入札予定価格というのは後ほど公表されます。しかしこれは、先ほど法律により公表されていないと言いましたけれども、公表しない法的根拠はあるんですか。何かあるんですか。
○福島委員 要領上なんですよ。法律上決まっているわけではない。農林水産省が自分で勝手に、幾らの買い入れ予定価格を設定したかというのは、公表を一切していないんですよ。これは全くのブラックボックスなんです。  しかも、本来であれば、調整金というものがなければ、もっとマークアップとい...全文を見る
○福島委員 SBS取引のマークアップの収入は幾らですか。
○福島委員 手元に持っていないんですか。私は、農林水産省にレクで要求しましたよ。そうしたら、ちゃんと正直に答えてくださいよ、それは公表していないから出せませんと言ったんですよ。通告をしていないんじゃありません。ちゃんとレクのときに聞いているんですよ。出せないというのを、通告がない...全文を見る
○福島委員 総理の答弁は非常に中立的であると思います。まさに調査しないとわからないんです。ただし、これは、今までの価格と違えば全ての前提が崩れるからこそ、しっかりした調査をしてほしいということを申し上げたいと思います。  最後に、TPPの問題を申し上げます。  総理は、二十七...全文を見る
○福島委員 私はそうは思いません。  というのは、なぜ議会が反対するか。それは個別の利益なんですよ。例えば薬の特許の期間が不十分だったんじゃないか、日本は通貨の操作を行っているんじゃないか、今のTPP協定が彼らの利益にならないと考えているから、議会は批准しないと言っているんです...全文を見る
○福島委員 黙ってください。  一番の障害になっているのは実はアベノミクスなんですよ。アベノミクスを転換することがアメリカの批准に向けての一番早い道のりになっているというのが今の現状なんですよ。  ですから、私は、日本が早く批准したからといって、では日本がやったからアメリカも...全文を見る
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  通常国会に引き続き、TPPに関する議論をさせていただく時間を頂戴したことをまず感謝申し上げたいと思います。  この間、地元を回っておりますと、TPPに関することはわからないことばかりだという声を多くお聞きします。先ほど同僚の今井議...全文を見る
○福島委員 本当にそうであればいいと思いますけれども、個々の議員は、それぞれ地元の選挙区があって、地元の産業があって、それを抱えてのことでありますから、そんな反対している議員に行くことも恐らくやぶ蛇だと思うんです。私も何人かの議員の事務所にいろいろ聞いたりもしましたけれども、日本...全文を見る
○福島委員 おっしゃるように、これから条文のテキストを変えるような再交渉を十二カ国でやるということは、これは非常に困難が伴うし、時間もかかることだと思います。しかし、条文の変更を伴わないで、日本が譲歩するようなやり方をするという交渉もあるということなんですね。  これは、二〇一...全文を見る
○福島委員 全く何を言っているのかわかりません、テレビを見ている方も同僚議員も。  要するに、局長、これは、テキストの条文を変えなくても相手の国に譲歩したりすることができる技術があるということでよろしいですよね。どうぞ。
○福島委員 いや、あるんですよ、そういうのは。今までもそういうことをやっております。先ほど、前払いの議論を近藤洋介議員が午前中に行いました。TPPに入るときにそういうことをやっているじゃないですか。  二〇一三年二月二十二日の日米共同声明では、自動車や保険部門に関する残された懸...全文を見る
○福島委員 知っていますよ。我々だって与党のときに議論しているからわかりますよ。  問題は、それをTPP交渉に参加した後に実現していることが問題なんです。しかも、政府の資料は平成二十五年ですよ。まさにTPPの議論をしているときに、軽自動車の増税をしなければならない理由の一つとし...全文を見る
○福島委員 そんなことは聞いていないですよ。だって、安倍政権になってから初めて、アメリカの自動車業界の要望に基づいて検討しているというのが、自民党じゃないですよ、政府の文書に入っているんですよ。政府の文書として入っているんですよ。  それ以外にも、例えば日本郵政とアフラックの業...全文を見る
○福島委員 議論がずれております。私は、TPP協定の条文の再交渉と言っているのではありません。確かに、それは今まで何度も、しないと言っております。  条文の再交渉以外に、ほかの分野でアメリカに譲ったり、条文をいじらない形で譲歩したり、このTPP協定をアメリカに批准してもらうため...全文を見る
○福島委員 いや、我々はそれを恐れているんですよ。TPPはアメリカが批准しないでおいて、日本が批准したいんだったら、発効してその利益を得たいんだったら、あれを出せ、これを出せと言ってずっと批准しないでつるしておいた方が、今総理がおっしゃったように、それ以外のものについては適宜判断...全文を見る
○福島委員 そうはいっても、私は、日米間で、TPP交渉ではないと言いながら、それと並行して何かが行われることが、まさに山野内経済局長がおっしゃるような、条文を交渉しないで巧みなやり方でやることを懸念するものでありますから、この問題については引き続き追ってまいりたいと思っております...全文を見る
○福島委員 これも、政府の中の事情を聞くと、例えば条文を翻訳したりとか、もう署名は大分前にやっているわけですから、いつでも閣議決定できる準備は整っていたんですよ。私が見るに、これを早く閣議決定しちゃうと、我々がパリ協定を先にやれと言ってTPP審議がおくれるから、だからあえて十月十...全文を見る
○福島委員 本当に私は、大臣の思いが何となく想像がつくだけに、今のような役所の答弁をそのまま読まされる山本大臣がかわいそうでなりません。  記者会見で山本大臣はこう言っているんですよ。記者が、遅かったんじゃないのと言ったら、いろいろハレーションが起きておりまして、物を言ったら怖...全文を見る
○福島委員 たった二件なんですよ。たった二件というか、あえて二件にしているのかもしれません。しかもそれは、調整金があったとしても、政府売り渡し価格より高い値段で市場に卸している二件しか出しておりません。先ほど今井議員からもありましたように、実際には、安く売っていると公表して、出し...全文を見る
○福島委員 全く理解できません。だって、そのために調査したんじゃないですか。何度もこの問題は国会でやっていますけれども、主食の市場に安値誘導したという事実があるか、それを今、大切に調査しているとか、果たして調整金と言われているものを価格を下げるために使ったのか、あるいはそうではな...全文を見る
○福島委員 何で、卸売業者が実需者に幾らで売ったという値段を調べずして、調整金によって値段が下げられたという事実がなかったと言えるんですか。実際に幾らで売られているのかわからなきゃ、業者が言っていることが事実かどうかなんてわからないじゃないですか。全くそれは客観性のない調査です。...全文を見る
○福島委員 今の答弁でわかりましたか。国会答弁をみんな見ているんですよ。大臣の答弁を見て、みんな、わからない、わからない、福島の突っ込みは甘いと。この週末、すごく怒られたんですよ。もっとやってくれと言われているんですよ。  二者の答えだけを得てわかったというのはあり得ないと思い...全文を見る
○福島委員 とにかく、この手のやりとりを聞いていると、余りにも不誠実で、みんな、そこで怒りが沸いているわけですよ。このノリ弁と言われる資料もしかりであります。  ぜひ、この審議を充実したものとするために、交渉の当事者にしっかりと出てきていただきたいと思っております。特に、日米間...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。  きょうは、中身の議論をあえていたしませんでした。それは、審議に入るためには、きちんと情報を出していただき、審議をする環境を整えていただかなければ審議ができません。参考人招致の件しかり、輸入米価格偽装の問題しかり、しっかりと国民に御理解...全文を見る
10月27日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第8号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  まず冒頭、本日、三笠宮崇仁親王殿下が薨去されました。謹んで哀悼の誠をささげさせていただき、質問に入らせていただきたいと思います。  さて、SBSの問題を私もやらせていただきますけれども、この問題をずっと国会で取り上げてまいりまして...全文を見る
○福島委員 記事の中には、よっぽど農林水産省よりも誰に対してどういう調査をしたと書いていますよ。農水省がヒアリングをした全社に調査を行って、回答を行ったのが何社かで、例えばきょうのこの日本農業新聞の記事でありますけれども、A社、B社、C社、D社、E社、F社、G社、H社、I社、J社...全文を見る
○福島委員 全部に値段を聞いたんですね。どうぞ。
○福島委員 何者から値段を聞くことができたんですか。もう一度お答えください。
○福島委員 そのうちの何者が価格について答えてくれたんでしょうか。
○福島委員 要するに、農林水産省の調査では、輸入米が実際に幾らで出回っているということを調査しなかったということでよろしいですね、大臣。
○福島委員 申しわけない、これで何度もやりとりするのは不毛なので、私は端的に聞いているんですよ。  卸売事業者が実需者に向けて幾らで渡したかというのを何件調べたんですか。何件、数字で答えてください。数字で端的にお答えください。
○福島委員 いや違う、今のはうそをついていまして、うそというかごまかしていまして、なぜ上位五位に縛るんですか。上位五位じゃないところにも答えたところがあるんですか、ないんですか、どちらですか。
○福島委員 いや、二者なんて聞いていないですよ。それは上位五者のうちの二者と言っているだけで、その前の大臣の答弁では数者あったと言っているんだから、それは何者だと聞いているんですよ。数で答えてくださいよ。  いやいや、政府参考人は呼んでいませんよ。  では、端的に数字で答えて...全文を見る
○福島委員 何者かというのは、個別企業のものにかかわる問題なんですか。どの会社という社名なんて求めていないですよ。  皆さん、本当にずっとこうなんですよ。何者が回答したかすら答えられない。余りにもひどくないですか。余りにもひどいですよ。何者なんですか。答えてください。
○福島委員 なぜこのことを聞いたかというと、抽象的とかなんとか言っているけれども、聞いていないんじゃないですか。  毎日新聞のきょうの記事。同省は任意の調査の限界としている、今までさんざん大臣は任意の調査の限界としているが、関西地方の卸売業者は、隠す必要はないので本当の安い値段...全文を見る
○福島委員 聞いたんですか、聞いていないんですか。聞かれなかったと言う人がいるんですけれども、本当に全部の者に明確に聞いたんですか、聞いていないんですか、どちらでしょうか。
○福島委員 実はそうじゃないんですよ。だからこういう記事が出ているんです。  出元がわからない資料は委員会に提出しちゃいけないというので、プライバシーのために、まさにこれはどこが提供したか言わないでくれといってもらっている資料ですけれども、ちゃんと彼は農水省に答えているんですよ...全文を見る
○福島委員 総理、農業経済学者から不可だと判定された論文をもとに答弁をしないでほしいと思います。  実際の輸入米の価格が幾らで流通しているかわからない段階で、国産米の価格に変動を与えたか与えていないか、何でわかるんですか。調べていないと言っているじゃないですか。五者のうちの二者...全文を見る
○福島委員 そんなこと聞いておりません。農水省から紙を渡されたから、その紙を一生懸命読むのはやめてくださいよ。  私がお聞きしているのは、皆さん方が何回も何回も、農林水産大臣の答弁は、実際に輸入米が幾らで出回っているということは、いっぱい業者もいるから調査もできないということを...全文を見る
○福島委員 今、ルール違反の調査をしないという確認をしました。  今、小泉進次郎さんを筆頭に、さまざまな農政改革なるものをやっている中で、例えば農林水産省は、農薬の価格、最大千三百六十八円、平均千二百五十九円、最小千五十九円とか、これは全然SBSとか国家貿易ではない、政府の絡ま...全文を見る
○福島委員 全く理解できませんね。これは、テレビを見ている人が何をだめだと言っているのかわからないと思いますよ、不適切な調査はできないとかって。  この農薬とか資材の話だって、相対の価格を調べているんですよ、店頭だけじゃなくて。だから、最大とか、平均とか、最小とか、あるいはさま...全文を見る
○福島委員 聞いていないです、それは。質問にちゃんと答えてください。もう二回目ですよ。
○福島委員 委員長、ちゃんと仕切ってください。  もう何度も同じことを山本大臣は繰り返しています。質問を私は極めてクリアに、何件かとか、あるいはイエスかノーで答える質問しかしていないんですよ。何でそのことに答えられないんですか。  規制改革会議農業ワーキング・グループや未来投...全文を見る
○福島委員 それでは、SBSもできますね。
○福島委員 資材と米というのは違うんですよ。米は食糧法というのがあって、御存じですね、大臣。食糧法の五十条というのがあります。御存じですか。
○福島委員 五十二条ではありません。五十条と言っているんです。「政府は、主要食糧の適正かつ円滑な流通の確保に資するため、次条の調査の結果その他主要食糧の需給及び価格に関し必要な情報の提供に努めなければならない。」米は重要なものだから、需給及び価格に関し情報提供に努めなければならな...全文を見る
○福島委員 そんなこと聞いていないですよ。法律の五十条、五十一条に基づいてできるんです、同じことを。やるかやらないかであって、やれないという法的根拠は何もありません。むしろ、法的根拠はあるんですよ。あるのにやっていないというのが今回の調査なんですよ。  そもそも、今回の調査は、...全文を見る
○福島委員 役所の内部で職員に対して、こういうことを聞きましょう、こういう調査を行いましょうと指示をした文書を公表してください。どうですか。(発言する者あり)いや、理事会のあれは文書じゃありません。
○福島委員 今大臣がおっしゃったようなことをちゃんと指示したものがあるんですよ。調査票を求めていません。こういう調査をしましょう、こういう項目を聞きましょう。理事会に確かに出てきていますよ。これはそのものではありません。行政の中で、上司から部下に対して、こういう調査をしましょうと...全文を見る
○福島委員 悪質だと思いますよ。大臣も答弁したのと同じことを事務方が来てまた時間を稼ぐ、それはあり得ません。  農林水産省行政文書管理規則というのがあります。そこは、職員は、農林水産省における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに農林水産省の事務及び事業の実績を合理的に跡づけ、ま...全文を見る
○福島委員 めちゃくちゃな答弁だと思います。だって、メモの話なんてまだ聞いていないじゃないですか。さっきから私はイエス、ノーで答えられる質問しかしていないのに、そうじゃない答弁をして時間を稼ぐのは極めて悪質だと思います。  調査報告書だと、例えば、プールした上で他の米も含めてさ...全文を見る
○福島委員 それは紙があるでしょう。二十一件もなんだから、紙でやりとりをしないと二十一件と数えられませんよね。紙はありますよね。どうぞ。
○福島委員 行政文書じゃないわけないじゃないですか。  行政文書の定義は、行政機関の職員が職務上作成ですよ。遊びでつくったわけじゃないでしょう、業務としてやったわけでしょう。だから、行政職員が職務上作成しているんです。  そして、行政機関の職員が組織的に用いるもの。これはその...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○福島委員 おはようございます。民進党の福島伸享でございます。  まず、冒頭、三笠宮崇仁親王殿下におかれましては、昨日、御薨去をされました。謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。  さて、経産委員会に初めて所属いたしまして、質問をさせていただきます。TPPや予算委員会ではあ...全文を見る
○福島委員 非常に率直な御答弁をいただいたと思います。私もそう思っております。  この方針の中ではこうも書いてあります。「我が国石油・天然ガス開発業界は、多くの小規模なプロジェクト企業と少数の中小規模の事業会社とで構成されており、それらは、十分な国際競争力を有していない」。 ...全文を見る
○福島委員 これは一つ事実関係をお聞きしたいんです、事務方でも結構なんですけれども。  今回の法改正によって、これまで日本の企業が権益を獲得し、あるいはその経営に関与しているような海外の企業について、同じ日系の企業が買ったりとか、そういったことはできるようになるんでしょうか。純...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  ですから、そうした日本企業の再編も含めたようなものに使えればいいと思っているんです。ただ単に山を買うだけじゃなくて、大きなMアンドAなどを起こすような、リスクを抱えてチャレンジをするような人に重点的に支援をするようなスキームになるのか、そう...全文を見る
○福島委員 極めて前向きな御答弁をいただき、本当にありがとうございます。  これは、JOGMECの出資及び債務保証対象事業の採択に係る基本方針というものを大臣がお定めになると思います。それを今見ましたけれども、どうもそれを見ていると、これまでは分散投資的なものに読めるようなもの...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  余りやると、経産省は出過ぎだとかいろいろ言われるんですけれども、ただ、うまく規制を使って、あるいは国のさまざまな支援措置を通じて、そうしたことをやっていただければと思っております。  次の問題に行きます。  今回の法案の改正で一番おやっ...全文を見る
○福島委員 もしサウジアラムコがそうしたことになれば、いろいろなほかの国のメジャーや準メジャーも色めき立って、まさに競争になるんですよ、これは。そういうところになぜJOGMECが出ていかなければならないのか。こここそ、まさに和製メジャーの出番であり、それをできるような企業を育てる...全文を見る
○福島委員 まだよくわからないですね。もうちょっと具体的にならないですかね。  ただ単に資金の調達の話ですか。INPEXなりなんなりは資金調達が単独では困難だから、でも、それだったら、まさに今回のスキームでINPEXに出資をすればいいんですよ。それをなぜJOGMECが直接やらな...全文を見る
○福島委員 ますますわからなくなりました。  確かに技術的な知見はJOGMECにあると思いますよ。でも、出資して、みずから国営企業の株を持って経営に参画するというのは、JOGMECは素人のはずですよ。だからこそ、石油公団の反省も踏まえて、JOGMECから開発会社に出資をしたりす...全文を見る
○福島委員 それでもよくわからないですね。  というのは、今までは、この条文は、改正前は、経済産業省令で定める期間といって、省令で三年以内に民間に渡しなさいとあったんですよ。私は、このような権利の取得を困難とする特別な事情があるような案件というのは、なかなか民間が手を出さないと...全文を見る
○福島委員 何でもかんでも業務方法書に載せるというのはいかがかと思いますよ。恐らく、これは武士の商売みたいになっちゃって、買ってみたはいいけれども売り先がなかった。それは、何にもないときは、民間はへいこら、いずれいい案件だったら買ってもいいですよみたいな口約束はありますよ。でも、...全文を見る
○福島委員 ですから、数千億とか、場合によっては兆にもなる金を投じるわけですよ。そのときに誰が責任をとるんですか。どうやって責任をとるんですか。
○福島委員 その答弁が一番怪しいんですね。まさに石油公団のときもそう言っていたんですよ。先ほどの石油公団の資産売却のときの方針でも、「「政策案件への協力」という名目のもと、経営責任を十分には自覚しない対応に流れがちであった。」とか「これまでの我が国の石油・天然ガス開発体制において...全文を見る
○福島委員 うんうんと吉川理事もおっしゃったように、わかったような。  ただ、これは明らかに、ある意味、JOGMECが投資会社になるんですよ、これをやることによって。投資会社のファンドマネジャーとかいろいろいますけれども、今JOGMECの部長さんクラスというのは大体年収はどのぐ...全文を見る
○福島委員 今理事長は多分かなり遠慮しておっしゃっていると思うんですけれども、ファンドの中では、まさに業績連動で報酬を大きくいたしますよね。でも、逆に、それが、さっき言った的確な事業遂行のために、最後は自分が報酬面でさまざまな被害を受けるわけだから、しっかりやろうとするインセンテ...全文を見る
○福島委員 ぜひお願いします。  一千万の収入が千百万になりますでは意味がないと思います。やはり二千万、三千万を取っても、国民に批判されず、しっかり仕事に励んで、逆に、これは優秀な人材じゃなく、失敗したら、さっき言ったように、一兆円とか数千億の被害が出る場合だってあるんですよ。...全文を見る
○福島委員 どうも外務省経済局というのもそういうのをやってきたようには思わないんです、私の仕事の経験から。ですから、さまざまな知恵を集めるような場が必要だと私は思っております。  時間がなくなりましたので、済みません、小田原大臣政務官、せっかくいらしていただいたんですけれども、...全文を見る
○福島委員 時間がないので先に進みます。  先日、エネ庁がその基準を設けて、規制料金になるのと自由料金になるのが、規制料金が残るのは東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、こうした大手はいいんですけれども、あとは何か、名取市の仙南ガスとか、熱海ガスとか、浜田ガス、河内長野ガス、南海ガスと...全文を見る
○福島委員 世耕大臣、こういうのをお役所仕事と言うんですよ。後ろのXとかYとか出ている数式とか、さももっともらしく客観的に見えるようですけれども、全くわからない。これだけの計算式があって、例えば西部ガスは規制の対象はないけれども、同じような規模の京葉ガス、千葉のあたり、それは規制...全文を見る
○福島委員 私もガス事業課にいたんですけれども、今回のこれは競争あるある詐欺だと思うんですよ。  実際、ガスは、電気ですら新電力となってもなかなか浸透していないんです。今、ガス販売業者として新規に登録している人は何件といったら、十件もないですよね。部長、そうですよね。その程度で...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○福島委員 民進党の福島伸享です。  時間がないので、早速始めさせていただきます。  まず、何度もこの場で質問してまいりました輸入米の価格偽装の問題でありますが、残念ながら、何度答弁しても大臣からは質問に対して的確な答えが返ってこず、役所が書いた的外れの、質問とは違う答えを読...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  この問題は、TPPで一番大きな関心のある米、三千億円以上も日本の国内生産が減る試算もある、そうした分野でありますので、この調査の結果をこのTPP協定の審議の途中に出していただくようにお願いいたします。これを出せないからといって、強行採決をす...全文を見る
○福島委員 本当にそうでしょうか。  日豪EPAのときも同じような決議がありました。上段であります。ブルーの方です。米、小麦、うんたらかんたら農林水産物の重要品目が、除外または再協議の対象となるよう、政府一体となって全力を挙げて交渉すること。  我々の政権のときも当然この決議...全文を見る
○福島委員 それは私はおかしいと思いますよ。  国会決議というのは、国民によって選ばれた我々国会議員が国民に対してこれだけのことを政府に求めますよといってやるものです。そこに除外とか再協議の定義がありませんなんて言えないですよ。今までのあらゆる経済連携協定で獲得してきたものを当...全文を見る
○福島委員 いや、若干すれ違っていると思いますよ。国会決議を守ろうと思うのであれば、除外または再協議というのが先ほどの日豪EPAの条文のように入っていない。これは日本だけじゃなくて、ほかの国がほかの国同士で結んでいる経済連携協定にはみんなこういう条文が入っているんです。アメリカが...全文を見る
○福島委員 いや、びっくりですよ。だって決議の第一番目ですよ。国会決議を配るだけが交渉なんですか。それは交渉したと言いません。配った上でこれをどうするかをやるのが皆さん方の交渉じゃないですか。  今、第二項の話をしました。では、この協定に別段の定めとするように求める交渉を行った...全文を見る
○福島委員 結果を見た結果、決議が守られているとは思えません。この協定に別段の定めとあるにもかかわらず、それを盛り込むための交渉をしたかも言わない。ただ一つ言えることは、国会決議を配付したのが交渉の手段だったということがわかりました。  国会決議を守る努力もしないで結果を見てく...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  これは、この十一本の法律全部が成立しなければTPPの批准要件を満たさないと考えてよろしいでしょうか、いかがでしょうか。
○福島委員 一本の法案とも欠くべからず、必要不可欠な要素でありますか。
○福島委員 例えば、畜産物の価格安定に関する法律、いわゆるマルキンの法案、これは、なければTPPの批准の要件を満たさないんでしょうか、どうでしょうか。
○福島委員 本当ですか。  では、このマルキンの法制化にかかわる条約の根拠条文を教えてください。(発言する者あり)
○福島委員 意思の表示ということは、批准に対して必要な要素、必要条件ではないことでよろしいですね。
○福島委員 いや、担当大臣がその認識でびっくりしました。一般的に、条約の審査とあわせて審査にかかる法律というのは、条約の条文によって我が国のルールを変えることを義務づけているものに対応するもののみを出してくるんですよ。首を振っていますけれども、そうですよ。それ以外にないです。 ...全文を見る
○福島委員 マルキンの法案がなくても、日本は批准をすることができますね。
○福島委員 マルキン法案がなくても日本は批准することができますね。イエスかノーでお答えください。
○福島委員 総理、いつも明確な答弁をありがとうございます。全ての大臣を総理が兼ねても国会答弁が成り立つんじゃないかというような状況。  つまり、TPPを批准するに当たって、必ず求められるものではないんですよ。(石原国務大臣「同じことを言っているから」と呼ぶ)いや、イエス、ノーで...全文を見る
○福島委員 施行はいつですか。
○福島委員 でも、おかしいですよね。この補填率は法律じゃないはずですよ。省令あるいは予算措置でもできるわけですよ。なぜ発効の日まで待つんですか。今すぐやればいいじゃないですか。来年度予算要求で要求をやればできますよね。法律をつくらなくても、来年度の予算で計上すれば、これを行うこと...全文を見る
○福島委員 やれるんだから、やればいいんですよ。だって、関税が下がる前に、強化対策なんて早ければ早いほどいいじゃないですか。  ウナギのかば焼きのにおいだけしてウナギが出てこない、アベノミクスはまさにそうなんですよ。株価だけ上がるけれども一向に景気の回復の実感がない、それと同じ...全文を見る
○福島委員 意味をなさないというのは、非常にけちくさい話だなと思います。  いつでも予算措置をすればできることを、わざわざ法律に出して大げさにやるぐらいだったら、我々は、この国会、公布後すぐに施行される法案を出しております。(発言する者あり)財源がないとか言っているけれども、い...全文を見る
○福島委員 暫定措置という項目はあります。しかし、問題は、思想が違うんですよ。規制の思想は、WTOでは、科学的なものを原則としながら、科学の限界を認めた上で暫定的な措置を認めるというのがWTO上はある。TPPはこれがないんです。明確に規制の思想が違うという意味では、十分これは紛争...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  石原大臣、私の質問を先に言っていただいたんですが、では、この留保事項に従って、実際に基地周辺の土地を外国人が買うことを制限したり水源林を制限するということは今現在できるのかどうか、金田大臣、御答弁をお願いします。
○福島委員 びっくりしました。何で考えていないことを留保事項に入れたんですか。考えたから入れたんじゃないんですか。  しかも、これはどうでもいい事項ではありません。今、基地や離島など、日本の防衛に必要な土地を外国人が買うことはどうかという不安が物すごく広がっております。あるいは...全文を見る
○福島委員 いや、一般的じゃないんです。役人的な整理で入れたまま、何にも本体の外国人土地法の政令を変えなかったり、外国人土地法というのを変えてこなかったのが私は問題だということを言っているんですよ。  せっかく交渉して入れたんだから、それを実効性あらしめるようにしないと、先ほど...全文を見る
11月10日第192回国会 衆議院 本会議 第10号
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○福島伸享君 水戸浪士を経て国会に上がってまいりました、民進党の福島伸享です。  私は、民進党・無所属クラブ、日本共産党、自由党、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました農林水産大臣山本有二君不信任決議案について、提案の理由を説明いたします。(拍手)  まず、...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  本日は、割販法改正案につきまして、法案審査らしく、条文ベースでの議論を進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  今回の法改正は二つの面があると思っておりまして、近年のクレジットカードをめぐる犯罪の増加...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  実際にそういう法案になっているかどうかということを、ぜひきょうは条文ベースで議論させていただきたいと思っております。  まず、その前に、消費者保護の観点から、IC対応の義務化ということで、経済産業省の資料によると、加盟店に対し、クレジット...全文を見る
○福島委員 うなずくだけでいいんですけれども、省令の中で、対面の販売の場合はIC対応のカードを使うということをきちんと書き込むということでよろしいですね。
○福島委員 せっかくなので法的にきっちり答えていただきたいんですけれども、この条文に対して罰則はありますか。先ほど、実質的に義務化と言って、実質的ということを口癖のようにおっしゃっていますけれども、罰則はこの条文にありますでしょうか。
○福島委員 罰則がないのは、恐らく義務化じゃないんですね。だから、実質的にとごまかしているんですよ。  どうやってこの義務を担保するのか、法的な説明をお願いします。
○福島委員 それをもうちょっとわかりやすく言うと、三十五条の十七の八の三項のことだと思いますけれども、それに基づいて、例えば登録店を登録から外すというようなことをやるということですけれども、それも法文上はどこも出てこないんですよ。  先ほど、この法律を読んでも難しくてわからない...全文を見る
○福島委員 役所の答弁なので厳密な答弁をお願いして、政府参考人の先輩に対して恐縮でございますけれども、申し上げさせていただいていて、ちゃんと省令の中に、IC対応ができていない店はいずれ契約しませんよとか、そういうことができるような根拠となる条文を入れるのか入れないのか、イエスかノ...全文を見る
○福島委員 大臣が心配そうに見上げているので、ぜひ明確に御答弁いただきたいと思います。  そうすると、問題になるのは、その登録、アクワイアラーなりPSPとして登録をする範囲が誰かということであります。そこが一番、今回の法改正の肝だと思っております。  産構審の割賦販売小委員会...全文を見る
○福島委員 任意の登録制というのは、登録するかしないかは登録をしようとする人が選べるのを任意の登録制と言うと思うんです。そうではないということですか。今のだと、そうではないということですね。
○福島委員 全くわかりません。今の説明でわかる人はいないと思いますよ。  法律を読むと、もっとよくわからないんですよ。  次の各号のいずれかに該当する者は登録を受けなければならないという、法文上は任意の登録制じゃなくて義務の規定ですよね。その義務を受けるべき者が一号、二号で書...全文を見る
○福島委員 全く理解できない。契約締結業という業を営む人を登録制、義務制にと、素直に読めばなるんですよ。これはわからないんですよ。  それで、罰則もつきますよね。  何が問題かといったら、事業にとっては、規制の不透明さのリスクが一番大きいんですよ。任意で、罰則がかからないで、...全文を見る
○福島委員 今の説明で大臣はおわかりになりましたか。
○福島委員 今の場合も恐らく程度問題で、完全に決済の事務的なことだけやりますというのもあれば、百貨店のたな子なんだから、当然、お店の管理をやったりもするわけですよ。そこは、黒白はっきりしないグレーゾーンがひたすら広がっている中で、登録義務がかかるか、かからないかというのは、私はこ...全文を見る
○福島委員 今の説明も全然わからないですよね。  決済代行会社が実質は加盟店の管理を行っているんですよ。法律上は、加盟店契約会社等の下に、とりあえず決済代行として海外の悪いところがあって、登録を受けているのは上の加盟店契約会社なんですよ。こいつが悪いことをしたというときにつかま...全文を見る
○福島委員 全く法律上に根拠のないことを言っているんですよ。  結論から言うと、法律上はここは抜け穴になっていると思います。わからないんですよ。登録していない決済代行会社のことについてはわからないし、その人たちが何をやるかについては何もできないという意味では、今回の法改正は大き...全文を見る
○福島委員 フィンテック企業に選択の余地はないんですよ。登録義務があって、罰則がかかるんだから、選択の余地じゃなくて、企業自体がこれは登録しなきゃ罰則がかかるのかどうかなと曖昧な中考えなきゃならないというのは、そんな選択なんて甘いものじゃないですよ。  でも、登録の要件を見たら...全文を見る
○福島委員 これは、法案上、三十条の二の三の第五項で、販売業者等が購入者から書面の交付を求められたときは、遅滞なく、経済産業省令、内閣府令で定めるところにより書面を交付しなければならない。これは一見、書面を交付しなくていいとしたんだけれども、逆に、書面を求められたときは書面を出さ...全文を見る
○福島委員 なぜ、それなのに罰則をつけるんですか。  最初に議論をしたIC対応のところは罰則はついていないんですよ、販売業者に対して。これは逆に罰則をつけているんですよ。だったら、そうした高齢者のようなITのアクセスが不十分な人のための体制を整えるように努めなければならないとい...全文を見る
○福島委員 はい。  これまでの法案のつくり方とか決定の仕組みをそもそもチャラにして、新しいやり方でフィンテック関係の法案というのを、省庁縦割りを超えて、役人の知恵だけじゃなく、つくる必要があると思うんですけれども、その点についての御認識を最後にお聞かせください。
○福島委員 ありがとうございます。