福島伸享

ふくしまのぶゆき

小選挙区(茨城県第一区)選出
有志の会
当選回数3回

福島伸享の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○福島委員 民進党の福島伸享です。  まず、今の同僚の小川委員の質問に対しまして、政府参考人を呼んだのに来させないというのは前代未聞だと思います。  私も、先ほど問題になりました前川前文部科学事務次官、嶋貫文教フォーラム理事長を参考人でお呼びして、国民的な関心の高い文部科学省...全文を見る
○福島委員 本当はこの問題で半分ぐらいやるつもりだったんですけれども、呼んでいただけないということなので、次に、TPPの問題についていきます。  若干これまでの経緯を振り返らせていただきますが、昨年の十月四日、臨時国会でありますけれども、私の予算委員会の質問に対して、この問題は...全文を見る
○福島委員 当然そうおっしゃると思いますよ。  トランプ大統領にしてみたら、TPPから離脱しますということで大きな支持を受けて大統領に当選したわけです。特に、当選する原動力になったのは、自動車産業が集積しているような五大湖周辺の州などのスイングステートで勝ったからこそ当選したん...全文を見る
○福島委員 本気でそのようなことをトランプ大統領に言うつもりですか。トランプ大統領はTPPそのものを否定しているんですよ。トランプ大統領、あなたは勉強不足でわかっていないから、自分の方がリーダーの経験が長いから教えてあげるとでも言ってやるつもりですか。私はそのようなことにならない...全文を見る
○福島委員 果たして、アメリカと二国間をやることにそんなにメリットはあるんですかね。自動車がとれるんだったらメリットがあると思いますよ。私はずっとTPPに否定的でありましたけれども、ただ、TPPという多国間の枠組みで議論することによって自動車のアメリカの関税の撤廃をとることができ...全文を見る
○福島委員 いや、問題は、TPPを、交渉が終わったのを破棄してまで二国間をやると言っているトランプが相手だからこそ、まさに交渉をやるためには最初の段取りが大事なんですよ。こっちから、物欲しい、そうした顔をしてはいけないと思うんです。  私は、まず……(発言する者あり)ちゃんと聞...全文を見る
○福島委員 私がこの議論をするのは、昨日、総理がこの委員会で、TPPがだめだったら二国間もあるかもしれないと言ったからなんです。今の総理の答弁は、引き続き多国間を求めていくということですよね。アメリカにもその多国間への参加を求めていくということですよね。その一方で、トランプ大統領...全文を見る
○福島委員 日本が先に批准をしたと偉そうに言っていますけれども、その批准をした協定自体が米国の利益にならないからトランプは二国間と言っているわけですから、そこから二国間をやればさらに深掘りされることになるわけでありますから、批准をしたことが何かアメリカに対して有利になるということ...全文を見る
○福島委員 高度な人材かどうかという質を見ているんじゃないんですよ。学歴で、博士号であれば無条件に三十ポイントなんです。年収一千万であれば無条件に四十ポイント。これで七十ポイントで対象です。  今回、一年にビザがなる。あと、年齢要件で、例えば三十四歳以下だと十ポイントですから、...全文を見る
○福島委員 はい、終わりますよ。  だからこそ、この国会、総理は、アベノミクスで効果が上がった、効果が上がった、そうおっしゃっておりますけれども、そこをきちんと見なければならないし、天下りの問題、TPPの問題、こうしたアベノミクスの問題、さまざまな問題をさらに議論する必要がある...全文を見る
02月02日第193回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○福島委員 民進党の福島伸享です。  きのうまでずっとさまざまなやりとりがありました、トランプ大統領による七カ国の出身者への入国規制を決めた大統領令について、きのうの夜、日本時間の夜ですけれども、イギリスのメイ首相が、トランプ大統領が導入した今回の政策は間違えているということを...全文を見る
○福島委員 私は、本質を全く外していると思います。一つ、この一番いい例がドイツのメルケル首相の二つ目の言葉ですけれども、テロとの闘いは、いかなる場合でも、特定の信条の人々に対し一様に疑いをかけることを正当化しない。あるいは、アメリカのオバマ前大統領も、信条や宗教を理由に個人を差別...全文を見る
○福島委員 全く議論がかみ合わないのは残念だと思います。  総理は、施政方針演説で、自由、民主主義、人権、法の支配といった基本的価値観を共有する国々と連携するとおっしゃいました。今、世界じゅうのこうしたリーダーの皆さん方が、トランプ大統領が果たしてこの自由とか人権といった基本的...全文を見る
○福島委員 いやいや、こういう措置をやるからこそ、基本的価値をアメリカの新大統領は本当に共有できる人かどうかということを今世界のリーダーが見きわめている段階なんですよ、国連の事務総長もこのアメリカの措置はおかしいということをきょう言っているわけでありまして、何か総理は、この話や、...全文を見る
○福島委員 まず、冒頭言われた為替の問題、総理の見識はそれはそれで私は結構だと思います。ぜひトランプ大統領に、為替の問題の交渉には私は乗らないよということを明確におっしゃっていただければと思います。  その上で、二国間をやるときに、私は、とるものは余りないと思いますよ。アメリカ...全文を見る
○福島委員 国会で承認を得たから資産だというのは、臨時国会でも同じような答弁をお聞きしました。TPP自体を再交渉するときには、もう国会で批准しちゃったから再交渉に応じられませんというのは、それはわかりますよ。しかし、今トランプが言っているのはそういうことじゃありませんよね。そもそ...全文を見る
○福島委員 私がなぜこの議論をしているかといえば、この一週間ぐらいの議論で総理が、二国間の道も閉ざすものではないみたいな道を開いたからなんですよ。いや、結果としてはそういう可能性がゼロとは言わないですよ。ただ、総理の今の言葉として、トランプ新大統領に会う前の段階としてそれを言うと...全文を見る
○福島委員 聞かれたから答えたと言いましたけれども、外交のことは、聞かれて答えるのは、うそであっても構わないと思いますよ。相手に対するポジションなんですよ。この国会の審議でどう答えるかが交渉に対するポジションを生むことになるわけですよ。ですから、それは、今の段階では、TPPからび...全文を見る
○福島委員 資料の三、アメリカのTPPの離脱が決まった後に、TPP参加国のいろいろな国からさまざまなコメントがあります。その中には、米国抜きではあり得ないという国もありますし、TPPはアメリカを抜いた形で再交渉すればいいんじゃないかという国もありますし、中国とかも入れてやればいい...全文を見る
○福島委員 私は、その検討をぜひ始めるべきだと思います。TPPがだめだからRCEPという単純なものではないと私は思いますし、アメリカ抜きの十一カ国で合意したある程度の相場観、ルールというものがあるわけでありますし、また、私が非常に日本にとってチャレンジングでよかったなと思うのは日...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。ぜひ、集中審議の場を設けていただいて、議論させていただければと思っております。  次に、前回の臨時国会で問題になった、SBS方式で輸入されているお米が、不当な価格が公表されていたという問題です。  農林水産省の調査の後、いわゆる調整金というリ...全文を見る
○福島委員 いや、さっき言った短粒種とか、あとタイの香り米とか、ごく少量のマイナーなものは上がっている場合があります。それは規模がちっちゃいからです。メーンで輸入しているのはアメリカ産の中粒米とオーストラリア産の米でありますから、そういうものは下がっているんですよ。  私がなぜ...全文を見る
○福島委員 信頼かどうかは別にして、大臣がお金をやらないと言ったために解散というわけですから、文科省がなければ成り立たない文科省天下り中核団体というのは、これは確かだと思うんですよ。  しかし、解散させてしまったら調査できないかもしれませんよ。新たな事実がまだこの団体から出てく...全文を見る
○福島委員 これは早くやった方がいいと思いますので、解散という報道が出ましたから、全ての資料の保全を図るように強く求めていただきたいと思っております。  今回の文科省の調査班が調査する対象というのはどこまででしょうか。監視委が指摘している案件のみなのか、それ以外も含まれてなのか...全文を見る
○福島委員 ヒアリングして思ったのは、文部科学省というのは文部省と科学技術庁が統合してできた役所です。人事は見事にたすきがけになっていて、文部省系と科学技術庁系で、OB人事も含めて全然別の系統になっているんですね。ぜひ、文部省系だけではなく、科学技術系の天下りの問題も含めて、しっ...全文を見る
○福島委員 役所にいたときに、期限切れの八十点より期限内の六十点と私は言われまして、何が重要かというと、これは予算に関係することなんですよ。先ほどの後藤委員の質疑にもありましたけれども、天下りによって予算の配分がゆがめられているかもしれないという、そうした問題でありますから、予算...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。
02月17日第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  予算委員会の審議というのは、国政の基本的な方針を議論するとともに、国民の皆さんからいただいた税金の使われ方、それは今、玉木委員が議論いたしました天下りの問題、権力によってそうした予算の使われ方がゆがめられていないかという問題、そして...全文を見る
○福島委員 先ほど申し上げました九億三千二百万円というお金は、土壌汚染があるということを前提に算定された値段であります。これを取れば、将来、土地の値段が上がります。上がりますから、この除去をやった後に、森友学園がこのごみを除去すれば、それにかかった費用は、ここの四月六日のところに...全文を見る
○福島委員 何が埋まっていたんでしょうか。さまざまと言ったけれども、何ですか。何がどのような状況で埋まっていたんですか。
○福島委員 それは、有毒で有害な土壌を除去するための法律の対象になるようなものだったのでしょうか。
○福島委員 これは、最初の一億三千百七十六万円の部分は、鉛とか砒素の有害なものだからこそ、法的に除去しなきゃならないものだから国が負担をして取ったんですよ。有害じゃないかわからないようなものの費用負担をなぜ国がやるということを決めたんですか。お答えください。
○福島委員 いや、八億も値引きしているということは、本当にそれは除去が必要なのかどうかを精査するのは国の役割じゃないですか。皆さんの財産じゃないんですよ、国民の税金で買った国有財産を、安全か危険かも判断しないで、向こうの言い値でやるというのはおかしいじゃないですか。  これは、...全文を見る
○福島委員 いや、不動産鑑定士が出した時価は九億五千六百万円なんですよ。それで、普通、ごみが埋まっていたときのものも含めて不動産鑑定士は値段を出すんです、その土地自体の。今回はそれをやらないで、八億一千九百万は国交省が見積もったものですよ。しかも、今聞く限り搬出しているかどうかも...全文を見る
○福島委員 いや、おかしいと思いますよ。これを見てください。まだこの段階では貸し借りの契約は一切結んでいないんですよ。審議会も開かれていないんですよ。しかも、審議会が開かれれば無条件で認められるんだったら、審議会なんてそもそも必要ないじゃないですか。普通は、審議会を開いて、貸し借...全文を見る
○福島委員 だから、今の基準に満たすと、私立大学の設置許可は出せないですよね。議会の議決とか契約もないから出せないということでよろしいですか、端的にお答えください。一言で端的に。
○福島委員 なぜもごもご言うのかわからないですけれども、私立大学でできないものを今回私立小学校でやって、法律を潜脱していて、脱法的な疑いがあるわけですよ。土地を買う値段もおかしければ、設置の認可の状況でもおかしいというのがこれなんですね。  あえて言いますけれども、この小学校の...全文を見る
○福島委員 しかし、ホームページのトップにこれが出てくるわけですよ。  当然、この学校が開設されれば私学助成金も入ることになります。この学校に文部科学省以外に何か補助金は出ておりますか。
○福島委員 というふうに、六千二百万円もの補助金が交付されるもので、重大なものなんです。  私は、総理がかかわっていると言っているわけじゃありません。余りむきになって反論すればするほど怪しいから、冷静に御答弁をぜひお願いしたいんですけれども。  この学校は、先ほど申し上げまし...全文を見る
○福島委員 いや、籠池理事長がこう言っているんですよ。安倍総理が野党議員のときの話です、内諾はいただいていましたが、総理になってそれはできないと辞退されました、安倍総理は政治家というより偉人ですよと、もう総理にめろめろなんですけれども、ただ、これが出ているのは平成二十六年ですから...全文を見る
○福島委員 総理の立場にある意味であるとするならば、そういうものはもっと慎重にするべきだと私は思います。  そして、この問題の本質は、八億一千九百万円もの国民の財産がこの森友学園に……
○福島委員 譲り渡されているのが本質なんですよ。それはまさに来年度の予算にもかかわる話でございますので、中央公聴会の後に採決に向けた、出口に向けた日程をすることなく、この問題についても天下り問題と並んでしっかりと今後も審議する時間を設けていただくことを委員長に最後にお願い申し上げ...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  同僚議員に引き続きまして、森友学園の国有地の取得問題について質問させていただきます。  先日の玉木議員の質疑でも明らかになりましたように、きょう現在、まだ正式な認可はおりていないと認識しております。平成二十七年一月三十日時点の認可...全文を見る
○福島委員 そして、先ほど今井委員の質問にもありましたように、ちょうど昨日、大阪府の私学審議会が行われましたが、認可しないという結論もあり得るということで、もう既に四十人の一年生の生徒、二年生五人の生徒が入学の意思を示しているわけですから、これは非常に大きな問題になる可能性がある...全文を見る
○福島委員 これは、条件も、カリキュラムがわからないというのがあるんですね。  私は、私立学校ですから、その学校特有の理念とか教育方針というのがあっていいと思います。私自身、戦後教育というのは余り好きじゃなかったですし、真面目にそれを受けてきませんでしたから、それを何とか乗り越...全文を見る
○福島委員 そうなんですよ。幼稚園では、体罰はおろか、懲罰的なことも認めていないわけです。この幼稚園は、できが悪いと年長の人を年中や年少に格下げしたりとか、そういう懲罰も行っているんですね。  同じように、小学校で、トイレに行く時間を決めて、それ以外にはトイレに行ってはいけない...全文を見る
○福島委員 まさにこれは文部科学省が示している体罰の定義そのものなんですね。学校教育法上の違反を日常的に行っている学校が小学校設立を認可申請しているという事実をしっかりと見なければならないと思っております。  もう一つ事例があります。  教育基本法第十四条第二項には、法律に定...全文を見る
○福島委員 所管行政庁が判断するということでございました。  資料の五の一というのをごらんになっていただきたいんですけれども、これは、籠池理事長の似顔絵入りの、園長さんから保護者宛てのお手紙でございます。  ここの黄色い線。この中身の是非は私は問いません。それぞれの考えがある...全文を見る
○福島委員 法令の解釈権限は文部科学省にあります、一義的に、政府としての。それに照らして、まさに署名を集めるというのは特定の政治を援助しているんじゃないですか。中共の手先とかなんとかということを言うことは、特定の政治勢力を批判することになるんじゃないですか。まさに政治活動に該当す...全文を見る
○福島委員 これを配っているじゃないですか。署名をすることは援助とか助長になるんじゃないですか、ならないんですか。具体的な事例に即して聞いているんですよ。ちゃんと答えてください。何でこの件になったら途端に口が鈍くなっちゃうんですか。明確にお答えください。
○福島委員 では、明確に質問いたします。  大阪府でこれが配られていることの解釈を聞いているわけではありません。この紙が学校で配られることは、まさに署名ですよ、署名のような紙が学校で配られることは教育基本法上の政治活動に当たるのか当たらないのか。役所は法律の解釈を答弁する義務が...全文を見る
○福島委員 何でそんな態度なんですか、にやにやしながら出てきて。だって、この間も、共謀罪のときに、三つの事例の法令の解釈とかいって、まさに法令の解釈の議論を政府側がやっているわけじゃないですか。答えられないなんてあり得ないですよ。国会に出てこないでくださいよ、答えられないんだった...全文を見る
○福島委員 この案件の話はしていませんよ。  大臣、政治家ですよね。署名を集めるという行動、余り皆さん方はやらないかもしれないけれども、それは、政治的意義を持った、特定の政治活動を援助、助長、促進するものでない署名なんてあるんですか。何のためにそれだったら署名するんですか。「憲...全文を見る
○福島委員 さっきのトイレの例は体罰だと明確に法律の解釈を答弁されたのに、これについては法律の解釈を答弁しない理由が私はさっぱり理解できません。こんなところで詰まると思っていなかったんですよ。  いずれにしても、この森友学園は学校教育法や教育基本法に違反していることを行っている...全文を見る
○福島委員 その場合、幾らで買い戻すんでしょうか。
○福島委員 最初九億円で何もしなければ価値があったものが、一億数千万円になって返ってくる。本当にこれは異常な契約と言わざるを得ないと思うんですよ。  地方自治体は、これだけ巨額の土地を売るときは必ず議会にかけて行います。それは市民の財産だからですよ。国有財産は議会にかけずに売り...全文を見る
○福島委員 いつやるんですか、それは。
○福島委員 実質上、いつやるかわからないということじゃないですか。  そもそも、こういう随意契約をするときに、幾らで売りますよという価格交渉は、いつどのような段階でされるんですか。審議会で決定した後にこのぐらいの値段という値段交渉をするんですか、その前からやるんですか、どっちで...全文を見る
○福島委員 それはどの段階でやるんですか。審議会にかける前ですか、後ですか、どちらですか。
○福島委員 後のはずですよね。  でも、これはまたラジオのインタビューで恐縮なんですけれども、籠池さんはラジオに出たときに、審議会よりずっと前に、こういう土地があるといったときに、確かにおっしゃるように、幾らぐらいかという見積もりは聞かれたんですかと聞かれて、それはお国の方も何...全文を見る
○福島委員 これはやはり交渉なんですよ。何で交渉のときからいきなり一億三千四百万円で出すのか。これまで、さまざまな同僚議員から八億円の根拠についての議論がありましたけれども、これは交渉もしないで、籠池さんも、いきなり国から一億三千四百万円だと言われてきたと。そんな都合のいい話はあ...全文を見る
○福島委員 知らないという答弁でありました。  この売却のお金というのは予算上どう計上されていますか、国土交通省さん。
○福島委員 本当に計上されているんでしょうか。契約書では、平成二十九年五月三十日に一千百万円が支払われることになっておりますが、予算の参考書を見ますと、空港等財産処分収入というものの内訳が九つありまして、その九つの用地の中にこの用地は入っておりません。  計上されているんですか...全文を見る
○福島委員 ちゃんちゃらおかしいですよ。だって、全額一括で払えないから分割払いにしたんでしょう。それが、全額一括で今年度のうちに払われる可能性があるからここに計上しません、こんな予算審議があっていいんですか。契約書上、ことしの五月、来年度の五月に払われるはずのものが予算に計上され...全文を見る
○福島委員 いや、びっくりですよ。これだけ報道されて、国民の皆さんが怒っています、本当に。その問題に対して調査も何もしない、私はおかしいと思っております。  委員長、ぜひ、この問題を調査して委員会に報告することを財務省に要求するように求めます。
○福島委員 私は、こういう話は、やはり何か大きな力が動いているんじゃないかと思わざるを得ませんよ。これで話す財務省の官僚の皆さんは、みんな重苦しい顔をして、時には青白い色になって、苦しく苦しく答えているんですよ。  公明正大であるというのであれば、本委員会に、この土地に絡む、財...全文を見る
○福島委員 本当に、真面目に調査をする気がない。そうなると、やはり一番頼りになるのは会計検査院です。余りにも今回のこの国有地の売却は異例ずくめ、法令にのっとってもグレーと言わざるを得ません。  この件について会計検査院として調査をするおつもりはありますでしょうか。
○福島委員 前向きな御答弁、ありがとうございます。期待しております。  そして、この委員会でも、来年度予算に今売却の予算が計上されていないわけですから、しっかりと調査を行い、役所から報告を求め、さらに審議することを求めまして、質問とさせていただきます。  ありがとうございまし...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○福島分科員 民進党の福島伸享でございます。  同僚の玉木委員に続きまして、この森友学園への国有地売却の問題について議論をさせていただきたいと思っております。  今、玉木議員の議論でびっくりしたのは、八億円もの巨額の、廃棄物を取ってまた埋め戻すという試算をしているにもかかわら...全文を見る
○福島分科員 おかしいですね。森友学園から要望が出ているだけの情報じゃないはずですよ。  私たちは、おととい大阪府教育庁に行って、私学課長さんに対してヒアリングをいたしました。テープも全部とっております。その中で、そうした将来の買い受け契約つきの賃貸契約があるということを知って...全文を見る
○福島分科員 もう一度、近畿財務局に確認をしてください。明確に大阪府、行政庁ですよ、その人たちが、近畿財務局から契約の内容を聞いたから私学審にかけたと明確に言っているんですよ。言っているんですよ、それは。ぜひそれを確認してください。もし審議会前にそんな契約をすると決めていたのだと...全文を見る
○福島分科員 この附帯条件、学校設置認可に当たっての附帯条件が満たされるという条件で適当だということをやったということでありますけれども、その後まだ、きのうも大阪府の私学審議会が開かれて、この議論は続けられております。  この小学校認可に際して、ちゃんとした附帯条件がクリアされ...全文を見る
○福島分科員 私学審の方は、毎回、開くごとに森友学園の状況の報告を行っております。  国有財産の方の審議会もちゃんと議事録が公開されているんですが、一回もそのような議論はなされておりません。私は、それは不誠実と言わざるを得ないと思います。  次の問題に行きますけれども、こうし...全文を見る
○福島分科員 それは、既にわかっていた、大阪航空局が実施した調査による土壌汚染とかそういう状況を踏まえた価格を算定したということでよろしいでしょうか。
○福島分科員 この鑑定書をずっと二週間前から出すように求めているのに、出してくれないんですよ。本委員会に早急にこの鑑定書を提出いただけますでしょうか。
○福島分科員 つまり、この契約においては、ごみの撤去も含めた、撤去というか、ごみが入っていることも含めた土地の値段を、貸付契約のときにはしております。  それで、その契約の中身を見てみますと、資料の三の二というものがあります。第五条というところで、乙、つまり森友学園は、このいろ...全文を見る
○福島分科員 そんな義務は、契約書上のどこにあるんですか。
○福島分科員 今、びっくりしました。契約書にどこも書いていない義務が、何で法律家の間で当たり前のように義務だと言い切れるんですか。めちゃくちゃな話だと思いますよ、私は。  しかも、この三十条をそのような趣旨に読めるんですか。  まず一つは、国土交通省の調査結果によって出たもの...全文を見る
○福島分科員 全然、支離滅裂なんです。それは一項の話でしょう。貸付料は、確かにそのときの土地の状況でやったんでしょうけれども、二項と三項はそのことと関係ありませんよ。何にも、貸付料と関係ある条文じゃないですよ。どうやって読むんですか。  そもそも、まず聞いたことに答えてください...全文を見る
○福島分科員 どこにもそんなの、契約上ありませんよ。少なくとも、この条文をもって、いわれはないと抗弁できるはずにもかかわらず、何かこれまでのやりとりを聞いていると、財務省側は常に森友学園側の立場に立って物事を行っている。あなた方の役割は、本来、国有財産をしっかりと高く売って、国庫...全文を見る
○福島分科員 だからこそ調査するんじゃないですか。人体に影響を与える砒素とか鉛だったら、それはお金を出して処理しなきゃならないんですよ。そうじゃなかったら、お金なんて出す必要はないんですよ、初めから。  何で、お金を出す必要がない可能性も追求しないで、森友学園側の言い分を一方的...全文を見る
○福島分科員 いや、おかしいと思いませんか。学校を早く開設したいというのは森友学園さん側の言い分ですよ。皆さん方の役割は、森友学園の学校をいかに早く開設させるかということではありませんよ。いかに国民の財産を守るかということが財務省の役割なんじゃないですか。  だとするならば、そ...全文を見る
○福島分科員 全く理解ができません。しかも、これはまだ認可がおりていないんですよ。まだ認可が正式におりていない、認可に相当するとまでで、附帯条件がついて、そのチェックを行っている段階でそんなおもんぱかった判断をするのは、誰に言われてやっているんですか。誰かに言われてやっているんで...全文を見る
○福島分科員 それは誰が判断したんですか。
○福島分科員 これも、おとといのヒアリングで、大阪航空局は、そこの判断については何にも関与していないというふうに言っていました。財務局側から、仮にこの深さで土を取って埋め戻すには国交省の基準だと幾らになりますかと言われたから、その仮定に基づいて算出しただけであって、このような八億...全文を見る
○福島分科員 だから、それが時価じゃないんですよ。  貸付契約のときは、浅いところに埋まっている鉛とか砒素の除去も含めた価格の算定を不動産鑑定士に依頼したのに、今回、何が出たかもわからないものについて、その何が出たか、それがどう土地の値段に影響するかというのを判定するプロが不動...全文を見る
○福島分科員 本省にも関与があるということがわかりました。  そして、これはやはり不透明ですよ。それまでの鑑定方法と違う、鑑定方法をいきなり変えたりとか、八億円のことを全然見ていない。値段が非開示だというのは、それは怪しかったからじゃないですか。  この理事長は、非公表を強く...全文を見る
○福島分科員 もう、怪しさ満載であります。  だって、非公開というのは、これはもうお互いのことだったと思うんですよと理事長が言っているんですよ。共謀しているということじゃないですか、今はやりの。おかしいですよ。  そこで、私は麻生財務大臣にお伺いしたいと思います。財務大臣、資...全文を見る
○福島分科員 いや、全然聞いていないんじゃないですかね。時価じゃないと言っているんですよ、その価格決定が。
○福島分科員 不動産鑑定士が全部、その埋設物の価値も含めてやったんだったら時価でしょうけれども、そうじゃないということを申し上げているのでありまして、午後の一般質疑もありますので、またそこで引き続き議論させていただきたいと思っております。  ありがとうございました。
02月24日第193回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  ちょうど先週、森友学園の国有地の売却の問題につきましてこの場で質問をさせていただきまして、その後、我々も現地に行ったり、役所からさまざまな資料を集めて調査をしてまいりましたが、次から次へと数限りない怪しげな論点が出てまいりますので、...全文を見る
○福島委員 安倍昭恵夫人が名誉校長を辞任されたということは、今確認をいたしました。  それは、総理としても、この件が出てきて、何かおかしな点がある、怪しい点がある、しっかりと事実解明しなければならない点がある、そうしたことにみずからがかかわられているように思われるのは非常に心外...全文を見る
○福島委員 もう一点、学校の命名についても若干確認をしておきたいことがあります。  我々、大阪府教育庁の方に先日ヒアリングに行ってまいりまして、この学校の認可申請についてさまざまな相談に乗ってきた方々、課長さんや部長さんからお話を伺ってまいりました。  平成二十五年九月に森友...全文を見る
○福島委員 何か、先週から大分変わっちゃったなと思うんです。先週、総理は、いわば私の考え方に非常に共鳴している方と、同志愛を示されていますし、同じように安倍昭恵さんも講演で、こちらの教育方針は大変主人もすばらしいと思っていてとおっしゃっていて、何か相思相愛のような感じだったんです...全文を見る
○福島委員 総理は、こちらの教育方針は大変主人もすばらしいと思っていると安倍夫人も言っているわけでありますけれども、この学校のどういう教育方針に共感されましたか。そして、今の話を聞いて、いや、やはり自分とは、思っていることと違うな、どのようにお感じになりますか。御見解をお願いしま...全文を見る
○福島委員 カリキュラムもそうですけれども、何よりも、この森友学園の国有地売却をめぐる問題、総理と全く関係なく、さまざまな謎、おかしな点があります。  まず一つは、学校設置前、学校認可設置前に、学校をつくるということでなければ本来は国有地を随意契約で売ったり貸したりできないにも...全文を見る
○福島委員 普通なんですか。だって、きのう、将来売却する権利つきの貸付契約というのはこの件を入れなければ学校法人であと一つしかないと言ったじゃないですか。全然普通の契約を結んでいないじゃないですか。  しかも、この件については、別の学校法人も取得を希望していたということは広く知...全文を見る
○福島委員 ごまかさないでください。なぜ、十年の期間を五十年に変えたり、事業用定期借地権を一般定期借地権に変えたんですか。
○福島委員 全くおかしいですね。  総理、こういうふうに本当に怪しいんですよ。ちなみに、最初の評価鑑定書にこういう記述があるんですよ。不動産鑑定士の……(発言する者あり)黙って聞いてください。鑑定書には、豊中市においては、新しくやった一般定期借地権の事例は、戸建て住宅の事例しか...全文を見る
○福島委員 この国会でずっと委員会で問題になっている、土砂の除去のために八億円必要だという積算、このような異例中の異例のやり方でやっているときの理財局長、それはどなたでしょうか。大丈夫ですか。答弁できますか。
○福島委員 何でそんな演技をするんですか。きょう参考人招致をしているんですよ。(発言する者あり)
○福島委員 何で皆さんはそんなに役所をかばうんですか。前任者の名前もわからない、しかも、きょう参考人として招致をしていて、与党の皆さんが、来るのを断っているんですよ。そのときの理財局長だから呼んでいるのに、知らないとか通告がないとか、あり得ないじゃないですか。何でそこまで迫田さん...全文を見る
○福島委員 財務省は、この政治家との接触記録というのを出そうといたしません。しかし、国家公務員制度改革等基本法の中におきまして、こうした政治家との接触の記録というのは残さなければならないことになっていて、特にこのような土地の売却に絡むようなものについては情報の公開に留意するものと...全文を見る
○福島委員 いや、これまで何度も求めて、出さないから申し上げているんです。疑惑を晴らす上でも、ぜひ……(発言する者あり)
○福島委員 党としても、政府としても、この件について、誰が接触してどのようなものがあったということを調査すべきであるというふうに思います。  ある与党の政治家の方が、籠池理事長のところが何度もやはりしつこくやってきて、この件について役所からいろいろなことを調べてくれといってやっ...全文を見る
○福島委員 この話は、皆さん、やじっていますけれども、国民の税金で買った国有財産を不当に安く売っているという問題なんですよ。皆さんもちゃんと調査に協力すればいいじゃないですか。  瑞穂の国の記念小学校のパンフレットには……
○福島委員 ノーブレスオブリージュとか国家有為の人材と書いてありますけれども……(発言する者あり)
○福島委員 私が発言しているんですよ。愛国とかそういうのを……
○福島委員 免罪符にして国民の財産をかすめ取ることは、これは許されませんよ。愛国の名のもとに国を私物化しているんじゃないかというのが多くの国民の皆様方の疑惑の目であるわけであります。やじっている与党の皆さん、これは政治の信頼性……
○福島委員 政府の信頼性にかかわることでありますから、このことの徹底的な解明をこの委員会でやってまいることを求めまして、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  この週末も森友学園の国有地売却問題についてさまざまな報道がなされまして、この問題についてきょうも質疑をさせていただきます。  一昨日の夕方、テレビ朝日のスーパーJチャンネルで衝撃的な映像が流されました。森友学園の幼稚園の運動会で、...全文を見る
○福島委員 いや、もうこれは映像で流れているから、事実確認するまでもなく事実なんですよ。この事実に基づいて、確認するにしても、文部科学省として、これはさすがに教育基本法に違反するんじゃないかという事例、法律の解釈を行うのは文部科学省じゃないですか。その後に指導するのは大阪府ですよ...全文を見る
○福島委員 時間を無駄にしないでください。一義的な判断は文部科学省と言ったじゃないですか。だから具体的な事実を示したんですよ、具体的な事実を。  松野文部科学大臣、政治家として、文部科学大臣として、これは政治活動そのものですよね。安倍首相頑張れというのが政治活動じゃないんだった...全文を見る
○福島委員 さっき局長は、一義的には文部科学省が法律を解釈するとおっしゃいましたよ。大臣と局長の答弁が違うじゃないですか。違いますよ。一義的には文部科学省と言ったじゃないですか。  なぜ逃げるんですか、これだけ明確な事実が出ているにもかかわらず。誰が見たって、日本人一万人に聞い...全文を見る
○福島委員 これは議事録を確認すればすぐばれちゃうんですけれども、先々週の金曜日に、安倍昭恵夫人からこの学校の教育の中身はよく聞いていると答弁していますよ。何でいきなりきょうになって、答弁書を読んで、全く承知していないと答弁が変わるんですか。そういう答弁が変わるのが怪しげだと思わ...全文を見る
○福島委員 いやいや、でも全然私は逆に問題ないと思いますよ。安倍総理の総理夫人がなっていることが、安倍昭恵さんはそんなに子供たちや御両親に迷惑をかけるような存在なんですか。そうじゃないじゃないですか。さまざまな金をめぐる疑惑が出ている中で、そこの広告塔になっているように扱われるの...全文を見る
○福島委員 ないということは確認をいたしました。  しかし、やはりこれは怪しいと言わざるを得ませんよ。ホームページを消したり名誉校長をやめたり、あたかも子供に迷惑がかかるとか人のせいにしておりますけれども、本質は、これ以上つつかれたくないから引いた、そういうことじゃないんですか...全文を見る
○福島委員 何でそんなに答弁が長いんですか。(発言する者あり)
○福島委員 レッテル張りと言いますけれども、全く誰も総理がホームページを消したなんて言っていないじゃないですか。レッテル張られをしているんですよ、自分がやっているかのような被害妄想を持って。だから怪しいんです。  いや、訴訟しないのならいいですよ。だったら、真相を究明するために...全文を見る
○福島委員 この件は、さまざま特別な便宜が森友学園に国から図られております。  一つは、ほかの学校とか豊中市が、取得に意欲を見せている人がいたんですが、随意契約で国有地を払い下げるという単独交渉がありました。  二つ目は、学校設置認可がおりる前に買い受け特約つき貸付契約の交渉...全文を見る
○福島委員 それは我々が確認しておりますので。テープでも何でも証拠は出しますので。事実でございます。  特に一つ問題は、この一番上の随意契約でやるということであります。  皆さんのお手元に近畿財務局のホームページがあります。このホームページにこう書いてあるんですよ。国有財産取...全文を見る
○福島委員 財務省のホームページには、原則として一般競争入札によらず特定の企業や個人に対して随意契約することはありませんとわざわざ赤い字で書いてあるんですよ。なぜ森友だけ随意契約にしたのか、誰が判断したのか。この間、当時の近畿財務局長や理財局長等の参考人の招致もお願いしていますけ...全文を見る
○福島委員 いや、でも、さっき言ったように、貸し付けで学校法人がやった例というのは、これ以外に一件しかないんですよ。そこで幾ら要望を出したといっても、それが契約として認められる保証なんてむしろないと思うんじゃないですか。全国津々浦々、これまで長い歴史の中で学校法人に貸し付けられた...全文を見る
○福島委員 いや、違いますよ。これは、財務省側から借りたいという人にこの値段でどうだと持ちかけているのは、財政制度審議会で議論する前に財務省が相手側に価格を提示して交渉していた、私学審で決まる前に。その事実を示しているのではないですか。
○福島委員 いや、だったら出してください。これは明確に財務省の交渉の相手方の記録なんですよ。相手方が記録を持っているんですから、皆さん方が持っていなきゃおかしいじゃないですか。確認してください。
○福島委員 前回もおっしゃいました面会等の記録、ここに実はずれがあります。  財務省の行政文書管理規則の中には、国有財産の管理及び処分に関する重要な実績が記録された文書は十年の保存期間がかかっております。そのうち、国有財産処分の実施に関する重要な経緯で、その後の政策立案等に大き...全文を見る
○福島委員 以上で終わりにします。
03月08日第193回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  委員外にもかかわらずこの場に立たせていただきました同郷の永岡委員や理事、そして同僚議員の各位に心から感謝を申し上げます。  宮崎委員に引き続きまして、森友学園の問題等について質問させていただきます。  この間、幾つかの新しい重要...全文を見る
○福島委員 その方は現在も国有財産審理室長ということでよろしいですよね。
○福島委員 ですから、この場で私、直接お伺いしたくて、政府参考人としてお呼びしたんですけれども、来ていただけません。  そもそも、佐川局長自身も来る来ないとやって、当時の理財局長の迫田局長もいまだに参考人招致に応じていない。余りにも私は財務省の姿勢というのは不誠実だと思いますよ...全文を見る
○福島委員 たまたま来たから、挨拶がてら来たわけじゃないと思いますよ。財務省は、たまたま挨拶がてらに上京した人にみんな会うんですか。決してそうじゃないと思いますよ。  では、一方の航空局、国土交通省には籠池さんは来ておりますか。
○福島委員 ほら、ついでに来るんだったら、航空局にも行くはずじゃないですか。財務省をちゃんと狙い撃ちしているんですよ。  そして、鴻池先生のメモには、小学校用地の件、近畿財務局の対応に不満、アポ等をお願いしたいと言っているんですよ。要するに、近畿財務局のそのときの判断が不十分だ...全文を見る
○福島委員 質問に答えておりません。  近畿財務局がそのときどういう対応をしていて、それのどこに不満で来たんですか。だから、きょうは田村室長を呼んだんですよ。聞いてください、今の自分の部下なんですから。
○福島委員 お見えになったと思いますとか、推論で語らないでください。あなたの今の部下の田村室長に聞けば全部わかるはずなんですよ。質問でも通告しているんですから、そんななめた答弁はやめてください。  鴻池先生のメモによると、何で来たかというと、昨年九月に、土壌改良工事について、キ...全文を見る
○福島委員 しているはずと言うから確認してくれと言っているんです。池田統括国有財産管理官も現在同じポストにおります。我々民進党の調査のときも出ていらっしゃいまして、このことも聞いて、政治家の関与はなかったかと聞いたら、青ざめた顔になって、本当に、脂汗をかく、かわいそうな状況であり...全文を見る
○福島委員 ないんですよ。  ですから、大臣、これはお子様の重大な将来がかかる問題でありますので、私は、大阪府任せにするんじゃなくて、今からきっちりと文部科学省さんが主導して、認可しなかった場合にどういう措置をするかというのを大阪府と共同して、子供たちのために立った助言指導を行...全文を見る
○福島委員 ぜひ、大臣のリーダーシップを国民は期待していると思いますから、人ごとにならないで、自治事務だからといって大阪府に丸投げしないで、丁寧な対応をお願いしたいと思います。  次の問題に行きます。  学校設置をめぐっては、同じような問題が実は起きているというふうに言われて...全文を見る
○福島委員 お答えする立場にないんですか。ちょっとあきれましたけれども、農林水産省が獣医師の需給に関する調査などを行っていて、さっき文部科学省がおっしゃった獣医師の需給の観点から反対していたんじゃないですか。だめですよ、そんな答弁、逃げたら。もうこれ以上答弁を求めませんけれども、...全文を見る
○福島委員 全く合理的な説明じゃありません。だって、国全体で解決するんだから、特別の区域に図る必要はないんでしょう。何で特別の区域だけ与えるんですか。  これは、告示が出ているんですけれども、非常に不思議なんですよ。次のページをめくっていただきますと、内閣府・文部科学省告示とい...全文を見る
○福島委員 今、答弁でありますように、国の審議会の委員が言ってやっているんですよ。地元の要望じゃないんですよ。ここにやるためにやったとしか思えない。  これを見てみると、すごく大急ぎなんですね。たった、ここ一、二年の話ですよ。この告示をパブリックコメントにかけたんですけれども、...全文を見る
○福島委員 そうなんですよ。ここにも天下りの人がいるんですよ。木曽さん。この方は、第二次安倍内閣の内閣官房参与ですよ、前職が。そこから加計学園の理事に、天下りと言っていいのかどうか、行っているわけですよ。この方もお友達です。  そして、さらに、資料にありますように、加計学園がや...全文を見る
○福島委員 了解いただいています。  事業者が制度に合わせるんですが、事業者の事業に合わせて制度をつくるということを行っていたという意味では、さらに森友よりも奥深い、根深い問題がある問題でありますので、この問題について引き続きしっかりと国会で議論してまいりますことを申し上げまし...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  委員外の私にこのような機会をいただきました委員長、理事そして同僚議員の各位に心から感謝を申し上げます。  まず、稲田防衛大臣の問題についてお話をさせていただきます。  これまで、予算委員会等の場において、南スーダンのPKOの日報...全文を見る
○福島委員 私はそんな甘い問題じゃないと思っておりますよ。シビリアンコントロールそのものが揺らいでいるのではないかという問題でもあるし、余りにもこれだけ国会答弁を改めるという大臣のもとで、ACSAにしても本当に審議できるのか、国会の権威にかかわる問題であると私は思っておりますので...全文を見る
○福島委員 籠池理事長は、証拠もあるということをおっしゃっております。偽証罪に問われる可能性もある証人喚問の場にも出ていらっしゃるということでしょうから、それなりの事実を持って、覚悟を持って来られるんじゃないかと思っておりますけれども。  先ほど、ヤフーニュースで、最近話題が沸...全文を見る
○福島委員 念のため、もう一度確認させていただきますけれども、二月二十八日の参議院の予算委員会で安倍総理は、資料一にもありましたけれども、寄附金集めにも全くかかわっていないということははっきりと申し上げたいということをおっしゃっていますけれども、この答弁、そのまま維持するというこ...全文を見る
○福島委員 今後新たな事実が出ないということを信じたいと思いますけれども、いずれにしても、二十三日に証人喚問がありますので、そちらで両方の言い分を聞きながら事実というのを確認していきたいというふうに思っております。  ただ、参議院の委員会のメンバーの与野党の前で籠池さんがおっし...全文を見る
○福島委員 ですから、先日総理は、訴訟をやるのは総理大臣の立場として、行政府の長として行うべきでないとか、そうしたことに膨大な時間を割くべきではないということはおっしゃいましたけれども、そうしたことは一切この件についても考えないということでよろしいんでしょうか。
○福島委員 何をわけのわからないことを言っているんですか。誰も籠池さんの言うことを信じるなんて言っていないじゃないですか。言っていないですよ、そんなことは。ちゃんと事実を明らかにしないと、これだけこの問題、一カ月間、世論が疑わしいんじゃないかと言っていることを明らかにする責務は私...全文を見る
○福島委員 どういう分野を担当されている方ですか。
○福島委員 個別名が出たら、それはもうどんぴしゃじゃないですか。だって、わかるわけないじゃないですか、向こうが。わかるわけないじゃない。  その嶋田さんというのは、隠れてくれとか言った言わないは、それはいいですよ。何らかこの国会でこうした問題が明らかになった後に、この嶋田さんと...全文を見る
○福島委員 土地の取引のことは近畿財務局だと思いますけれども、本省から行くというのは、どういうことで連絡をしているんでしょうか。
○福島委員 報道等にあったことの事実確認とかで本省の人が確認しているということはある、事実としてはそういうことですね。ということだと、私は今受けとめました。どういうやりとりがあったかというのは、さまざま、これから議論していく必要があるかと思いますけれども、籠池さんの側と財務省の本...全文を見る
○福島委員 安倍昭恵夫人は、さまざまなやりとりを籠池諄子森友学園理事長夫人とやりとりすると言われておりまして、きょうの昼のニュースでも、きのう面談した我々野党議員に対して、籠池氏側は、問題が発覚した後の先月二十八日と今月八日、つまりつい最近です、この問題が国会に出てから、昭恵夫人...全文を見る
○福島委員 要は、最近までも含めて、頻繁に総理の奥様と籠池夫人がメールを送っているということは知っているということでよろしいんですよね、今の答弁ですと。
○福島委員 もう一度、念のため。中身が問題ないということは、総理御自身もそうしたメールは確認したということでよろしいんですね。
○福島委員 今、総理、非常に調査に御協力いただける発言をされたと思います。先方というのは、籠池さん側が了解するのであれば、メールの中身も公開してよいということでありますので、これをきちっと議事録に残させていただいた上で、来週の証人喚問の場で、しっかりと籠池さん側から説明いただきた...全文を見る
○福島委員 露骨にあれしろ、これしろというのも圧力であれば、何か名前が出ているとか、それも圧力になる場合もあるし。  国民の皆さんは、今、総理がおっしゃったように、国民の財産である国有地の取引の余りの不透明さが納得できない、学校設置の認可がなぜこのような異例な形で出たのかが納得...全文を見る
03月23日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  きょうは、森友学園の問題じゃなくて、表番組で盛大に証人喚問をやっておりますので、農産物種子法等の農政の課題について質問させていただきます。このような時間をいただきましたことを感謝させていただきます。  まず、昨年の臨時国会以来議論...全文を見る
○福島委員 役所が影響ないといって説明するために一生懸命やった資料、それを信じない方がいいと思いますよ。  例えば、米国産の短粒種は上がっていると言いますけれども、次のページを見てください。緑の一番上の線が米国産短粒種なんですけれども、二百三円から始まって、ひととき三百十六円に...全文を見る
○福島委員 なぜこう下がったかを調査しているかと言っているんですよ。ちゃんと答えてください。私はこの委員会で対決なんてしたくないんですよ。誠実に質問に答えてくださいよ。
○福島委員 これも今まで政府が言ってきたことと違うんですよ。輸入米と国産米はほぼ価格は同じだ、多少はそれは低いかもしれないですよ、同じだと言って、しかも、価格決定の要因は国内の需給とか品質によって決まると言っているんですよ。今、需給は、業務用米は逼迫しているんです。それにもかかわ...全文を見る
○福島委員 甘いと思いますよ。今まで、TPPの試算のときに何度も議論してきたんですよ。輸入米は国産米と価格は変わらない、輸入米の価格は需要と供給の関係によって決まってくると何度も答弁してきたじゃないですか。その結果、四割の差があるんです、値段で、価格で。このSBS米をふやしたら、...全文を見る
○福島委員 おっしゃるとおりだと思います。  ですから、これはもともと、今の種苗法のもとになる法律になるときに、米とかを外して、別にして、別の枠としてこの法律で手当てをするようにした。むしろ、食糧法、昔の食糧法の中でやっていて、それは、法制定時は食糧増産という国家的要請があった...全文を見る
○福島委員 今の新食糧法のもとのところにはどう書くんですか。もし、もみがない、種子がないというときに、どういうふうな命令をかけるんですか。具体的にお答えください。
○福島委員 いや、そうならないおそれがあるんですね。  皆さんが大好きなみつひかりという米がありますけれども、これはF1ですよね。F1の品種だから、普通のコシヒカリとかだったら、今のことしのもみをまけば発芽するし、また続けて増殖できるんですよ。  仮に、そういうのがなくなって...全文を見る
○福島委員 それは全然違います。今はそうですよ。しかも、皆さんがヒアリングしているのは都道府県の農政部局です。都道府県は必ず毎年予算の査定を受けて、私も地元で聞いてきましたけれども、こういうのを一番真っ先に削られるんですよ、農政と関係のない人に。そのときに頼りになるのがこの種子法...全文を見る
○福島委員 そんなことを言ったら、あらゆる法律が要らないじゃないですか。  そもそも、そんな指導、助言をやるような立場に国と地方の関係はあるんですか。私は、地方自治の趣旨に照らしてもおかしいと思いますよ。農水省から口頭で、あるいは紙でもいいですけれども、そういう指導を受けたから...全文を見る
○福島委員 統括官、本当に答えてくださいよ、長い答弁はいいから。  結局、農水省の審議会などの農業の観点からの専門家の話をちゃんと公的に聞いているんですか、聞いていないんですか。イエスかノーかでお答えください。
○福島委員 何か長い答弁をしたけれども、結局していないんじゃないですか。  私は、こういう大きな話は、昭和二十七年から連綿と続いてきて、今まで政府側が答弁したように、この法律があったからこそ維持できていたものがいっぱいあるわけですよ。皆さん、この法律を廃止する理由を今まで言った...全文を見る
○福島委員 今の事例は、なぜそれが、県が公費を投じてみずからほかの品種を開発したからそれをはじいたということが言えるんですか。何の具体的な証拠も何もないじゃないですか。なぜそう言えるんですか。  そもそも、民間が開発した品種で奨励品種になる、これは米だけじゃないですよ、麦とか大...全文を見る
○福島委員 だから、具体的なデータに基づいて言っているんじゃないんですよ。思い込みとか特定のイデオロギーに基づいてそう言っているだけなんです。  私、一応、種のメーカーとかにも聞きましたよ。米とかは、まあ、みつひかりのような例もあります。しかし、そもそも、研究開発のコストに比べ...全文を見る
○福島委員 だから、それは奨励品種になる方法を改善すればいい話であって、種子法を廃止するという理由にはならないと思うんですよ。  県はいろいろ頑張っているんですね。うちの県でも、例えば陸稲、水田じゃない栽培をする稲作というものが盛んです。そこでは、陸稲用のひたちはたもちという品...全文を見る
○福島委員 全く理解できませんね。  メジャーな種子会社というのは、日本は競争、太刀打ちが残念ながら今できないんですよ。医薬分野とかこういうバイオの分野というのは、非常にグローバルな企業や巨大企業でありまして、資本力も膨大なんですよ。もしそれを目指すんだったら、主要種子法の廃止...全文を見る
○福島委員 ですから、そんなものを提供してもらわなければならない企業は、さっき大臣がおっしゃるようなグローバルに流通するような米なんて開発することはそもそもできませんよ、そんなの。そんな会社に対して支援をするんですか。これは競争力強化法でも議論しますけれども、本来、そんな企業は退...全文を見る
○福島委員 だから、それが何ですかと聞いているのに、えらい不親切な答弁なんですけれども、具体的に何の検査ですか。
○福島委員 それを最初から答弁して。  型式検査のうちの安全検査というのは今後もニーズがあるから、それを行うという法律の規定をする、そういうことでよろしいですよね。ありがとうございます。  今の、昔の第十四条、この規定の第十四条第一項一号では、農業等に関する技術上の試験、研究...全文を見る
○福島委員 読めるということなんですよ。  私は、これは焼け太りだし、焼け太りする意図もないと思うんですね。私は、ここはちゃんと正確にやるのがこの立法府の権威を守るためにも必要だと思っておりまして、我が党から修正案を出させていただいています。  それは、検査の中に、農機具につ...全文を見る
○福島委員 大臣から前向きな答弁をいただきました。ぜひ、この後、我々は修正案を提出させていただきますので、真摯に議論をいただきたいと思っております。  なぜこれを細かい話のように申し上げたかというと、私、最近の農水省の行政は粗っぽ過ぎると思うんですよ。SBSの話もそうですし、種...全文を見る
03月30日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  委員外の私に対しましてこのような時間を与えていただきました委員長、理事各位初め委員の皆様方に、心から感謝を申し上げます。  きょうは、森友や加計学園と言いたいところでありますが、地方創生の問題について幾つか質問をさせていただきたい...全文を見る
○福島委員 今の説明を聞いても違いはよくわからないと思うんですね。規制改革をやるのが構造改革特区だ、それに財政措置がつくのが総合特区だというんだったら、総合特区に構造改革特区を包含すればいいわけでありますし、トップダウンかボトムダウンかの違いというのであれば、それはどっちでもいい...全文を見る
○福島委員 もうみんな期待しなくなっちゃっていると思うんですね。当初、千件以上の提案件数があったのが、平成二十八年ではその一割のたった百十件です。そのうちに特例措置が実現したのは一件しかないんです。一%しかないんですよ。全国措置でやりますというのも三件ありますけれども、もうこれで...全文を見る
○福島委員 恐らく、これは告示で、内閣府と厚生労働省の告示かな、文部科学省か、の共同告示で、一つしかできないという告示をつくっている例は、医学部の新設の成田と、今治でやる獣医学部の、その二つだけだと認識しているんですけれども、それでよろしいですか。
○福島委員 これが規制改革なのか。大臣、規制改革は何のためにやるかといえば、参入を広げるためにやるわけですよね。一校しか認めないとなると、これは新たな参入障壁をつくっていることにしかならないんです。  しかも、その一つを認めるときに、さまざまな競争条件の中で一つを絞ればいいんだ...全文を見る
○福島委員 そこを聞いているのではありません。  国家戦略特区基本方針というのがありますよね。それに基づいて指定しているんじゃないですか。勝手に、何か任意で、裁量でもってやっているんですか。その中に地域要件はありますか。
○福島委員 だから言っているんです。  大臣は、地域の要件をもとに今治市に決めたとおっしゃいますけれども、それはないんですよ。だから、そこは裁量なんですよ。その裁量をもとに政令で決めているから、先ほど木内さんが言ったような、この話をするつもりはなかったんだけれども、怪しいと言わ...全文を見る
○福島委員 ちゃんと通告しているので、答弁を用意していただきたいんですけれども。  地方圏から東京に行く人を六万人減らすと言ったのが、一・一万人ふえちゃっているんですね。東京から地方に行く人を四万人ふやすと言っているのが、一万人、今度は逆に減っちゃっているんですよ、今、逆にベク...全文を見る
○福島委員 もしそれが原因だとするならば、それに対する対応策をやらないと目標は実現させられないわけだし、ほかにもいろいろな要因があると思うんです。一回東京に出ていって、戻ればいいですよ、地元に戻って就職すればいいわけでありますから、そうした意味でも、この仕事をつくるというところで...全文を見る
○福島委員 それは、どういう根拠で九・八万人とおっしゃっているんでしょうか。例えば、一つ例を出せば、この中の一番大きな、今答弁があったように、外国人の訪日客の消費強化で六・八万人の雇用が創出されたとおっしゃっていますけれども、これは、この間の地方創生の、具体的にどのような政策を講...全文を見る
○福島委員 これは、だから、地方創生の施策によってふえたのか、大臣のお得意なところだと思いますけれども、円安効果とか、あるいは、中国経済はこのころはまだ今ほどは悪くなかったでしょうから、いわゆる爆買いというのでふえた効果かもしれないし、政策の効果で六・八万人ふえたかというのはわか...全文を見る
○福島委員 それじゃ意味ないんですよ。地方創生なんですから、ある施策を講じて、ある事業をやった結果、その地域に外国人の人が来て、それで物を買ってふえたというのは、市町村ごとにも産業連関表というのはありますから、そういうのを見て積み上げなきゃ出ないはずなんですね。  PDCAサイ...全文を見る
○福島委員 ぜひ、安倍総理が予算委員会や本会議でこうしたいいかげんな分析に基づいて自慢話をしないように、きっちりとした分析を、一番得意なところでしょうから、やっていただければと思っております。  同じようなものに、例えば地方拠点強化税制というのがあります。これはどういうものかと...全文を見る
○福島委員 事務的な答弁を大臣にお答えいただいて、ありがとうございます。  これは、その地域再生計画における目標値というのは、一番大事なのは、多分、移転型だと思うんですね。先ほど申し上げましたように、地方から東京に行く人はふえちゃっているんですよね。それを、東京から地方に行く人...全文を見る
○福島委員 このことは多分、与野党の対立というよりは、東京の議員と地方の議員とかの対立の話だと思っておりまして、大臣が頑張られるのであれば、我々というか私は心から応援させていただきたいと思いますので、きちんと政策の効果を検証して、まず、その効果をちゃんと評価することも大事ですね。...全文を見る
○福島委員 大臣の強いリーダーシップを期待しまして、質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
04月05日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  きょうは、野党のトップを切らせていただきまして、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法の一部を改正する法律案の質疑に立たせていただきます。  きょうは春休み最後の日ということであって、息子も傍聴に来ているので張り切っていきたいところでご...全文を見る
○福島委員 内閣官房の誰ですか。
○福島委員 いや、それはおかしいですよ。個別の名前じゃなくて、職に応じて権能があるわけですよ。  人事権があって、求めたのはどなたですか。官房副長官ですか、総理の首席秘書官ですか、内閣総務官ですか。どなたですか。
○福島委員 私も役所にいましたけれども、人事が全体でやるなんてあり得ないですよ、大体。課長以下であったら秘書課長とか、局長以上だったら官房長と決まっているんですよ。そんなわけのわからない答弁をやらないでください。  経産省側はなぜ内閣官房からの出向要請に応じたんですか。今井秘書...全文を見る
○福島委員 森友学園の幼稚園に行くような仕事は当然想定されて送られたわけですか。どうですか。
○福島委員 読み上げないで答えてほしいんですけれども、森友学園に行くのは、その地球儀を俯瞰する外交と関係あるんですか。経済の何かのサポートになるんですか。  そもそも、安倍昭恵さんが森友学園に行くのは公務じゃないですよね。そういう仕事をやるということをそもそも想定して経済産業省...全文を見る
○福島委員 この方は、経済産業省と内閣官房の併任ですか、それとも内閣官房にそのまま出向したんですか。どちらですか。
○福島委員 だとするならば、ちゃんとその職員を管理しなければならないじゃないですか。本務が経済産業省で、併任で出ていったんでしょう。  例えば、きのうの質問主意書の閣議決定で、この方が森友学園の籠池理事長にファクスを送ったのは職務外だというふうにおっしゃいました。しかし、このフ...全文を見る
○福島委員 本当ですか。びっくりぽんですね。ここにも役人出身者はいると思いますけれども、多分私的なファクスを勤務時間内に送っている人はいないと思いますよ。あり得ないですよ、そんなの。職務外のファクスを職場のファクスから送るなんて、日下部さんもおっという顔をしていますけれども、絶対...全文を見る
○福島委員 子供に聞かせられないような、びっくりする答弁ばかりです。  ぜひこれから、経済産業省、大臣におかれましても、予算編成過程で、その過程をぜひファクスで我々にも教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。今そういう答弁ですからね。財務省はそれをいいと言ったわ...全文を見る
○福島委員 私は、経済産業省の一番の大もとの大臣として、今の答弁は本当に冷たいなと思います。  私が役人時代に特区をやっているときに、鴻池さんと一緒にやっていて、私と鴻池さんがあることでトラブルに巻き込まれたことがありました。そのとき私は官房長に呼ばれて、おまえ、留学に行かせて...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いします。  それでは、本題の福島第一原発の事故処理の話に移りたいと思っています。どうぞ、内閣官房の方、人気者であるようですので、ほかの委員会に御移動ください。  さて、まずそもそも論なんですけれども、福島第一原発事故に関する国の責任というのはどこ...全文を見る
○福島委員 今回、東京電力の福島第一発電所自体が事故を起こしたことには全く国の責任はないとお考えですか。  私はこの議論を与党の一期目のときにもやったんですけれども、原賠法の第三条のただし書きというのがありますよね。結果的に、これを適用したがために、何となく東電に責任があるよう...全文を見る
○福島委員 先ほど、共同責任とおっしゃいました。まさにそうだと思うんですよ。無限責任は無限責任です。  これはなぜ無限責任にしているかというと、この原賠法をつくった当時の過程がありまして、我妻栄さんという有名な東大の教授の方が、これはなぜ無過失責任をやるかといったら、被災者を救...全文を見る
○福島委員 微妙に論点がずれているんです。今大臣は国民負担のあり方と言いました。国民負担じゃなくて国の責任のあり方です。それは本当に議論しているんですか。この法案を出す前に、まず国の責任の議論を。だから一年以内なんですよ。  この原賠法、この機構法をつくったときにはさまざまな議...全文を見る
○福島委員 政府としての公式見解ということですか。先ほど大臣は、今もボトムアップでは幾らかかるかというのは結局わからないんだ、上振れすることは想定していないとか言いましたけれども、それは大臣の個人的な感想なのか、政府としての見解が今の段階で算定したものは二十一・五兆円だということ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  一方、民間の研究機関は、例えば、七十兆円かかるという試算を最近日本経済研究センターが行っております。これは同じもので四十九・三兆円というのも試算しているんですけれども、これは汚染水の処理の方法によってかなりこの試算は変わるんですけれども、今...全文を見る
○福島委員 これは、途中の政府の検討の結果を見ても、汚染水の処理の仕方だけで百倍ぐらいコストが違うんです、試算を見ると。だから、さっき言った、上振れをするとは想定していないとかいろいろおっしゃっているけれども、汚染水対策をどうするか、特に、とりわけトリチウムの問題、これをどうする...全文を見る
○福島委員 なぜこの話をするかと言えば、この原発事故に関する費用がそれじゃないと確定しないじゃないですか。確定しないと、この仕組みというのはきっちりと動かないわけですよ。  例えば、今、廃炉・汚染水処理には八兆円をかけて、三十年から四十年かけてこの費用を捻出するということを考え...全文を見る
○福島委員 もうちょっと具体的なイメージを教えていただきたいんですけれども、事業者が全体で三十年、四十年、廃炉までにどういうことをやって幾らというのをやって、それを年数で割って年間幾らみたいなイメージで積立金の額というのは決められるんですか。どうやって決められるんですか。
○福島委員 だから、それだと本当に不透明だと思うんですよ。  廣瀬社長、済みません。お忙しいところお越しいただいて本当にありがとうございます。落選中は御無沙汰してしまったんですけれども、いろいろ本当にお疲れさまでございました。  今、汚染水の処理の仕方も決まっていない段階で、...全文を見る
○福島委員 恐らく事業をやる側としたら、予見可能性のあるものにしたいということだと思うんです。いきなり国のルールが変わっちゃって来年度から十倍出せと言われても困るわけでありますし、予見可能性があるものにしろということだと思うんです。  ところが、積み立てる額は、五十五条の四の二...全文を見る
○福島委員 これは改正前の法案に同じような用例があって、一般負担金のところですけれども、法第三十九条の二項に求める省令というのがあるんですよ。これも法案のときに議論したんですけれども、何が省令で書かれているかなと思ったら、法律の文言をそのまま省令で同じように書いているんですよ。だ...全文を見る
○福島委員 事前のレクチャーではその条文を参照につくると言っていたので、参照しないように、前例としないようにぜひつくっていただけたらと思うんです。  もう一点、ちょっと確認だけしたいんですけれども、現在、東電ホールディングスで確保している廃炉等の費用は二兆円ぐらいあると言われて...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。そのように確認させていただきました。  そして、この廃炉・汚染水対策の具体的なキャッシュを生み出すのは、この新々総特の骨子、先日発表されたのでは、大きく二つの柱であるとされております。一つは、原発の再稼働、もう一つは、託送コストの見直しに伴う効...全文を見る
○福島委員 今すごい控え目におっしゃったと思うんです。原発一基で五百億円のキャッシュが生まれるとこの報告書には書いていますから、六、七で一千億円。つまり、原発を動かすか動かさないかでどうキャッシュが生まれるか、決定的に変わってくるんですよ。  東電が持っているのは柏崎の七基だけ...全文を見る
○福島委員 私はそれは非常にかわいそうだと思います。  原子力は、ほかの八電力もありますけれども、日本原電さんとか電源開発さんとかも原発にかかわっているわけですよ。そういう意味では、ある意味国策民営でやってきたわけでありますから、東京電力の原子力部門の再編については、事故を起こ...全文を見る
○福島委員 何か全然よくわからない答弁だったんですけれども、東電だけ高くならないと廃炉の費用は出せないんじゃないですか。どうですか。
○福島委員 東電だけができるようなものがあるとは思えません。  新々総特では、短期的には、「AI等の最新のICT技術やカイゼン、グローバル調達の導入等により二〇一八年度までに国内トップレベルの託送原価を実現」とあって、こんなことはどこの電力会社だってやるわけですよ、同じようなこ...全文を見る
○福島委員 結局、リスクが多過ぎるんですよ、民間の企業にとって。幾ら処理にかかるかわからない、国の関与がどこにあるかもわからない。だって、今、東電の本社に機構の職員が十五人、部屋を持って来ているんですよ。そんな会社ありますか。株主が本社の社長室のそばまで来て監視しているような会社...全文を見る
○福島委員 その経営陣が、自分たちと話せる人がいいからといって今度経営陣をかえるかもしれませんけれども、うちの父親も実は日立で電力の制御関係の仕事をしておりまして、川村さんとはほぼ同期ということで、いろいろ一緒に仕事をすることもあったようであります。  ただ、これは経営者をかえ...全文を見る
○福島委員 最後に一言だけ。  この法案をつくったときにも同じような理由で本質的な議論から逃げたんですよ。改正法が出て、そして、議論にまた正面から応じてくれないのは非常に残念だと思いますし、きのうの今村大臣の態度にも見れたように、どうも国は上から目線で傲慢に見えて仕方ありません...全文を見る
04月19日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  きょうは、外為法の審議ということで、私の同期が担当課長ということでありますので、張り切って、まさに時宜を得た法案であると思っておりますので、しっかり審議した上で、早期に成立をさせた上で、運用面でしっかりすることを望みながら、そうはい...全文を見る
○福島委員 それはまだ聞いていないんですけれども。  このプレスリリースによると、「ア バイラテラル フレームワーク フォー セッティング ハイ トレード アンド インベストメント スタンダーズ」とあるんですよ。この「バイラテラル フレームワーク」というのは何ですか。日米FTA...全文を見る
○福島委員 見事な助け船なんですけれども。  ところで、大臣はこの日米経済対話にはいらっしゃったんですか。
○福島委員 いらっしゃらないのに答弁するのは、随分張り切っていらっしゃるなと思うんですけれども。  その一方で、よくわからないのは、ロス商務長官もいらっしゃっていますよね。大臣はロス商務長官と会談をされたんですけれども、これは日米経済対話とどういう関係なんですか。その一環なのか...全文を見る
○福島委員 多分、向こうもちゃんと体制が整えられていないんでしょうけれども、私は、これは注意した方がいいと思うんですよ。いろいろなルートでやって混乱するということがないように注意した方がいいし、逆に、それで分断作戦みたいになるのもよろしくないと思うんです。  先ほどの午前中の議...全文を見る
○福島委員 もう一つお聞きしたいんですけれども、TPPのことについては何かロス長官はおっしゃっていましたか。
○福島委員 具体的な中身は多分なかなか聞いても出てこないんでしょうけれども、少なくとも、終わった後の記者会見では、ペンス副大統領は、TPPは米国にとって過去のものだと言った上で、二国ずつの貿易関係をつくりたい、結果として二国間の通商交渉に至るかもしれないというふうに言っております...全文を見る
○福島委員 私は、今の段階で、これからもそうなんですけれども、TPPを私たちは反対したし、私はずっと一貫して反対しておりましたけれども、しかし、それを我々国会として通した中で、日米の二国間に乗るようなそぶりというのは一切見せるべきじゃないと思うし、そのような土俵に乗らないというこ...全文を見る
○福島委員 余りにわかには信じられませんけれども、この問題はまた引き続き追うとして、本題の方に入りたいと思っております。  外為法改正案のことですけれども、いろいろ、人、物、金、情報が自由に行き交うようになったときに、その自由化、積極的に行き交うようにすることは必要であるけれど...全文を見る
○福島委員 まさに、もうすぐ実施されるんですね。  パブリックコメントというのは何件ぐらい来て、どういう意見が何割ぐらいありましたか。その中身を教えてください。
○福島委員 三千八百四十五件の意見が寄せられて、賛成はわずか十八件。比率にしたらコンマ以下ですよ。これだけ多くの国民が反対しているものを知らないうちに四月に施行するというのは、私は慎重であるべきだと思うんです。  なぜかというと、さっき言った高度人材の八十点がどうやったらとれる...全文を見る
○福島委員 それは一年間日本にいるときの素行だから、一年間、極端な話、猫をかぶっていればいいわけです。例えば、その人がどういう分野で博士号を受けたかとか、どういう仕事をしていたとか、年間二千人以上の人が今もう高度人材で入ってきていますけれども、そうしたことは入国管理のときには審査...全文を見る
○福島委員 法務省は、それぞれの博士号がどういうバックグラウンドで与えられたということを審査する能力はあるんですか。
○福島委員 いや、それはわからないと思います。疑義があればやるということであって、疑義がなければ入ってきちゃうんですよ。もう既に二千人以上の人が入ってきて、この人が悪い人だとは言いませんよ。でも、これを審査するだけで大変で、物すごい勢いでこれはふえていますよね。うがった見方をすれ...全文を見る
○福島委員 これは、永住権を獲得したら外為法の規制の対象にならないんじゃないですか。どうですか。
○福島委員 何でこの話をするかというと、今回の制度改正の一つの柱は、いわゆるみなし輸出管理であったわけですよ。  一月二十三日の産構審の安全保障貿易管理小委員会の中間報告でも、我が国における役務取引、技術譲渡そのものですね、その管理についても、国内における居住者から非居住者への...全文を見る
○福島委員 雄弁に語られていましたけれども、それは、私は、やらない言いわけをつくっているとしか思えません。  というのは、平成二十年、もう十年近く前ですよ、この三月の産構審の安全保障貿易管理小委員会の制度改正ワーキング・グループの最終取りまとめでは、とりわけ、技術移転への対応が...全文を見る
○福島委員 ぜひお願いします。  最後に、時間がないので一問だけなんですけれども、北方領土において、この外為法がどうなるか。  昨年十二月の日ロ首脳会談で、北方四島でのロシアとの共同経済活動をやるというのが決まりまして、今、世耕さんも一緒に、一生懸命やられていますけれども、三...全文を見る
○福島委員 きのう役所から聞いたら、外務省が勝手にやっていて、経産省は何も聞いていないと言うんですよ。いや、でも、担当者がそう言っているんだから、していないんですよ。  ですから、そのことも含めて、交渉はもう始まっているんですよ。北方四島でどういう制度のもとでやられるかというの...全文を見る
04月25日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  三月三十日の一般質疑に続きまして、特区のことを質問させていただきたいと思います。  まず冒頭に、ちょっと記事の紹介なんです。  資料の一から三というのは、二〇〇三年三月二十四日の日経ビジネス、「特区を作った三人の若手」ということ...全文を見る
○福島委員 何で、岩盤規制を突破するときに地域からの提案だと実現できなくて、国から政令で指定するとできるんですか。合理的に御説明ください。
○福島委員 いや、私が聞いているのはそういうことじゃなくて、地域からの提案があった方が岩盤規制は突破できるんじゃないですか、一方的に国がやるよりも。今まで国が突破できなかったから、地域からの声を集めているんです。国が一方的にできるんだったら、そもそも提案なんて必要ないんですよ。 ...全文を見る
○福島委員 いや、まだ答えになっていませんね。一部の地域から規制を変えるというのは、構造改革特区も同じ仕組みです。違うのは、地域の提案に基づいて地域がやりたいと言ったことを国が認めてやらせるか、初めからエリアを国が指定するかの違いです。  なぜ国が初めから地域を指定しないと岩盤...全文を見る
○福島委員 全く理解できませんね。それは、構造改革特区の場合、総理が認定するわけですよ。その認定のときに絞ればいいだけの話であって、初めから政令で区域を指定するというやり方じゃなきゃできないなんてことは、私は全く思いませんね。  規制改革を進めるんだから、どんどん区域指定を広げ...全文を見る
○福島委員 なぜこのことを聞くかというと、国家戦略特区ですと、幾ら規制改革の提案をやったとしても、その地域が国家戦略特区の指定を受けていなければ、規制の特例措置、せっかく提案していても、受けることはできないんですよ。  構造改革特区であれば、ある自治体が提案をして、それが構造改...全文を見る
○福島委員 大臣、ほかの四つは法律を改正しなくてもできることなんですよ。これは何で岩盤規制なんですか。わざわざ国家戦略特区に限ることはないじゃないですか。  例えば、革新的医薬品の開発迅速化、何でこれを特区に限る必要があるんですか。日本全国の研究開発機関がこの適用を受けられれば...全文を見る
○福島委員 私が見ると、農業外国人の就労解禁は私は確かに大きいと思います。この問題については、後ほど時間があればきっちり議論しようと思いますけれども、これは確かに岩盤規制だと思います。あとは岩盤規制かわからないですね。  例えば、この八番目の地域限定保育士試験の実施主体の拡大と...全文を見る
○福島委員 いや、私が聞いているのは、一回を二回にするという倍にふやすことができたのに、何で二回を三回にふやせないんですか、一般社団法人では。
○福島委員 いや、全然答えになっていなくて、一回から二回は、株式会社を参入させないで一般社団法人で倍の回数できたわけですよ、一回から二回だから。なぜ二回から三回に上げるときには株式会社が参入しなきゃできないんですか。その社団法人がきちんと人員を確保して予算を確保すれば、二回から三...全文を見る
○福島委員 つまり、こんなのは規制でも何でもないんですよ。社団法人の能力の問題であって、そこの予算をふやしたりするように指導するか、もしくはそういう能力がないところは外せばいいだけですよね、それは。  今までなぜ株式会社を入れてこなかったかというのは、公正、適正かつ確実な実施を...全文を見る
○福島委員 公正な担保がなされる株式会社を入れるんですよね。私は、今まで株式会社の参入をそもそも入れてこなかったこと自体がおかしいと思いますよ。一般社団法人なら公正かつ適正で確実な実施ができるけれども、株式会社であれば公正、適正かつ確実な実施ができないなんというのは、そもそも理由...全文を見る
○福島委員 いや、全く理解できません。  今までも、一つの一般社団法人が四十七都道府県の試験の問題をつくったり、試験を行っていたわけですよ。今度それに民間が入って、今まで一つだったんだから、そこを四十七都道府県が使えたっていいわけですよね。なぜ神奈川に区切るわけですか。全く意味...全文を見る
○福島委員 全く理解ができないですね。  だって、公正、適正かつ確実な実施を担保してやるわけでしょう。しかも、この規定上は一つとどこにも決まっていないんですよ。だめだったら、別の公正、適正かつ確実な実施を担保する会社なり法人にやらせればいいだけであって、なぜこの手の話を特区で実...全文を見る
○福島委員 今、大臣は、単純労働力じゃないとおっしゃいましたけれども、私は農学部で農業実習などをずっとやっておりましたけれども、あらゆる仕事は単純労働じゃないと思うんですよ。何かを単純労働と言うのは失礼だと思うんですけれども、一体いかなる技能、能力を持った人、先ほど丸山議員との議...全文を見る
○福島委員 ですから、それは特別な高い能力ではないと思うんですよね。ちょっとトレーニングすればできる、普通の、今、技能実習生がやっていることと同じことをやるんだと私は思うんですよ。  ちょっとこの議論は、また次回、機会をいただければ深く議論したいと思うんですけれども、これは私の...全文を見る
○福島委員 私は全く甘いと思いますね。ちゃんとした制度をつくって、特区の制度をつくらなきゃならないんですよ。これは、岩盤規制を突破するというのは、いずれ全国措置にすることを国家戦略特区が目指しているわけですよね。ということは、技能実習とは全く違う、労働者として外国人を入れるという...全文を見る
○福島委員 最後にします。  これは、明確な、技能実習生という、学びに来て帰るという制度と違うんですよ。外国人労働者を受け入れるという、戦後のあらゆる制度の根本を変える、そうした実験なんですよ、この農業への外国人材の導入というのは。だからこそ、農業分野でさまざまな不法行為が行わ...全文を見る
05月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  まず冒頭、五月二日から三日、トロントで首席交渉官会合が開かれましたTPPの問題について御質問させていただきます。  各メディアの報道によりますと、何かもう日本は米国抜きの十一カ国のTPPの早期発効に乗っているように報道されています...全文を見る
○福島委員 総理、まだゴールデンウイークぼけしているんじゃないでしょうか。私がお聞きしたのは、十一カ国で発効させるという方針を固めたのかということをお聞きしているんですよ。聞いていることに答えないから言っているんですよ。背景を説明して、結局答弁がないんです。  十一カ国で発効さ...全文を見る
○福島委員 あらゆる選択肢を追求するということですので、米国抜きの十一カ国での発効を目指すということと私は理解をいたします。  その上で、そうであるとすれば、本当にそれがベストなのか、ベターなのかというのを考えなければならないと思っております。  例えば、農産物の関税一つを見...全文を見る
○福島委員 あらゆる可能性を排除せず、TPPだけにとらわれず、さまざまな枠組みでアジア太平洋の自由貿易協定、ルールを日本主導でつくることを考えていただきたいと思います。  石原大臣、ちょっと短時間で恐縮だったんですけれども、ここで結構でございます。申しわけございません。ありがと...全文を見る
○福島委員 いろいろ答弁いただきましたけれども、そのテープは事実であるということが確認されました。文字で起こしたものもありますので、今後は、それぞれの委員会におきまして、この文字で起こしたものをもとに、いろいろ質問が繰り広げられると思います。  その中で、田村室長は、貸し付けを...全文を見る
○福島委員 皆さん、今の答弁、聞きましたか。それが、この説明していると思わないというものの七割、八割の原因なんですよ。全く開示しない理由になっていないじゃないですか。何で設立趣意書の趣意の部分が開示できないんですか。何で設立趣意書のタイトルすら開示できないんですか。ちゃんちゃらお...全文を見る
○福島委員 収支計画とかはまだ理屈が成り立ちますよ。設置趣意書のタイトルは、法令の何に基づいているんですか。設置趣意書のタイトルはなぜ非開示情報に当たるんですか。法令に基づいて説明してください。
○福島委員 それは、タイトルに学校のノウハウとか運営方針が、示すものがあるということじゃないですか。まさに安倍晋三という名前がこの特例を得るためのノウハウになっているから示せないということを言っているだけじゃないですか。何でそこまでそんたくするんですか。財務省に入って国民の財産を...全文を見る
○福島委員 なぜ出せないんですか。五月一日に私は要求しているんですよ。もうきょうは五月八日ですよ。何でそこまで時間がかかるんですか。何で委員会の質問までに要求した資料を出せないんですか。  その決裁書類の本委員会への提出を求めたいと思います。
○福島委員 そして、このテープの中では、いろいろ興味深いやりとりがなされています。  その中で、二回目にごみが見つかって、それで八億円の値引きがされたというシナリオになっているんですが、このときに初めて、籠池前理事長は財務省側に、ごみが見つかったときに財務局とやった平成二十七年...全文を見る
○福島委員 なぜこの話をするかというと、このときにもう、土地の値段を超えるごみの処理費が発生するということを財務局側とやりとりしているんです。そのやりとりは、そのときは籠池さんは知らなかったということをおっしゃっておりますけれども、結局、ごみが二回に分けて発見されたんじゃなくて、...全文を見る
○福島委員 そういうのを建前の発言と言うんですよ。  これは籠池さんが言うことですよ、私がそれが正しいと言っているわけじゃないんですよ。籠池さんが言っているのは、昭恵夫人との電話回数というのは、家内の方は二時間か一時間ほどしておる、一回二時間も一時間も話している、この回数は数え...全文を見る
○福島委員 結局、安倍昭恵夫人の責任については何もおっしゃらない。  これは、平成二十五年八月二十六日なんですよ。ここがもし安倍晋三記念小学院、ちゃんと近畿財務局も接受を受けていて、これは総理に就任した後なんですね。だから、この問題の解明が必要なんです。  私は、一方的な籠池...全文を見る
○福島委員 しかし、国民の七割、八割が説明が不十分だというからこう言っているんです。国民のそうした思いに応えるのは、私は国会の役割であると思いますよ。  委員長に最後に要求したいと思います。  安倍昭恵夫人、籠池前理事長、その他関係者の証人喚問を求めるとともに、改めて、全ての...全文を見る
○福島委員 以上で終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
05月10日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。よろしくお願い申し上げます。  まず、きょう、齋藤副大臣、先輩にいらしていただきました。じきじきの指名をさせていただきまして、お越しいただきましてありがとうございます。TPPのこと等についてお伺いをしたいと思っております。  五月二日...全文を見る
○福島委員 ちなみに、齋藤副大臣はTPP11についてどうお考えでしょうか。
○福島委員 あえて、私の尊敬するお二方なので、率直な議論をさせていただきたいと思うんですけれども、私、これをやるに当たって、本当に得か損かと考えた方がいいと思うんですよ。  報道によると、積極的なのはオーストラリア、ニュージーランド。それはなぜかといったら、農産物輸出国で、日本...全文を見る
○福島委員 力強い御答弁、ありがとうございます。  とはいえ、日程はどんどん進んでいきまして、五月二十一日に閣僚会合がベトナムのハノイであります。秋にはAPECもあるということで、私は、早急に日本の対処方針を固めなきゃならないと思うんです。しかも、仮に十一カ国でやるとした場合に...全文を見る
○福島委員 さっき世耕大臣が、このTPPが、さも新しい、斬新なルールだよというようにおっしゃっているんですけれども、私、全部、TPPのルール面も含めて、既存のEPA、FTAと比較対照したんですよ。  確かに、大臣がおっしゃったようなところは新しい面ですが、恐らく中国を入れるか入...全文を見る
○福島委員 本当に期待したいんですよ。やめないでしばらく副大臣でいてほしいんですよ。「日本というのは、プレッシャーをかけ続ければ、最後は降りるよ」と言っても、政府の中で最後まで齋藤副大臣はおりないでいただけますか。
○福島委員 多分、農業と自動車なんですよ。世耕大臣のところにも同じことを言ってくると思うんですよ、二国間であれやれこれやれという。ほとんど無理難題ですよ。  先日もアンチダンピングでアメリカが変なことを、変なことと言ったら失礼ですけれども、やってきましたよね。アンチダンピングも...全文を見る
○福島委員 日本はプレッシャーをかけ続ければおりるということで、一番おりそうな人にプレッシャーをかけてくると思うんですよ。ゴルフをやったりする人が大体おりるものなんですよね、誰とは申し上げませんけれども。  ぜひ政府の中で、そうしたプレッシャーに負けないという声をお二人には上げ...全文を見る
○福島委員 入省した一年目がポストが同じ人は御先祖といいまして、鍜治さんは私の御先祖様なんですけれども、実直な鍜治さんらしくない名前なので、多分、鍜治さんのセンスではないんじゃないかと思っております。  なぜそれを言うかというと、ちゃんと今までの制度を、もういないですけれども、...全文を見る
○福島委員 今までの制度も、別に製造業に限定されているわけではないですよ。なぜ製造業ばかりになってしまっているんでしょうか。
○福島委員 要は政策ツールがシャビーだったということだと思うんですよ。  次の資料の二というのを見ていただきますと、「自治体からの評価」というのが資料二なんですけれども、右上の企業立地促進法に基づく支援措置のうち有効なもの。自治体ですから工場立地法の特例というのがありますけれど...全文を見る
○福島委員 いや、私は、確かに、マイナスであったとは言いませんよ。企業にとっても、まあありがたいという程度の話で、これがあるからほかにやろうと思ったのをこっちに変えたとか、意思決定を変えるほどのインパクトがあるという話は私は余り聞いておりません。  今回も、名前も変えているんで...全文を見る
○福島委員 大先輩に申しわけないんですけれども、皆さんが営業マンとして、新しい法律をつくって製造業以外の人に、今回我々もこうやって国会で議論して、私はひたすらこの法案に反対の立場なんですけれども、もし賛成したとして、地元で、今回こういういいことができたから製造業以外でも応募しよう...全文を見る
○福島委員 その程度の話だったら単なる税制改正で十分なんですよ。  私は地元の水戸市の例を聞きました。計画指定期間の五年間で指定集積業種の企業立地件数が十件ありましたけれども、そのうち、地域産業活性化基本計画を利用した、この事業の特例措置を利用したのはゼロ件。ないんですよ。何で...全文を見る
○福島委員 余り、いまいちぴんと来ないですよ。  正直言って、頑張っている人はそんなの目もくれずにやって、世耕大臣、もうよく御存じだと思います、私の同世代でも頑張っている人は頑張っていますよ。  ただ、老舗で青息吐息の会社も結構ありますよ、私の地元は。食品産業関係だとまだまだ...全文を見る
○福島委員 優良農地の確保を前提としてと言いますけれども、法律上その保証がないんです。  農林水産省にお聞きしますが、政令で配慮される措置の対象にするということですけれども、今までどういう法律がこの配慮の対象になっているんでしょうか。
○福島委員 ありがとうございます。  それぞれの法律にどのような条文があるかというと、農工法は、法目的に、「農業構造の改善を促進」、「農業と工業等との均衡ある発展を図る」という目標があります。リゾート法には、基本方針の中に、「農林漁業の健全な発展との調和」というものがあります。...全文を見る
○福島委員 私が申し上げているのはそういうことじゃなくて、農地法とか農振法上の特例をなぜ法律の条文上これまで規定したかといったら、その特例を受ける法律自体に農業の振興という目的があったり、農業と工業の両方の調和というのがあって、その上で優良農地の確保が図られるわけです。その根拠と...全文を見る
○福島委員 農林水産省として寂しい答弁ですね。  まさに、調和が図られるわけですよ。ですから、ほかの法律は、リゾート法であればリゾート開発と農業の発展、農工法であれば農業と工業の発展、そういうふうに、ほかのものと農業の調和がとれるような観点から調整を行うという規定が法律上ちゃん...全文を見る
05月10日第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第9号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。よろしくお願いします。  四月二十五日の本委員会の審議に続きまして、続きの議論をさせていただきたいと思います。  まず、農業への外国人労働者の就労の解禁についてでございますけれども、今回受け入れる人材は、農業の専門知識と経験を有する熟...全文を見る
○福島委員 これは、先例のある家事支援サービスにも同様な記述がありますね。それと同様のものということを確認させていただきました。  この特に必要な知識、技能を有するとかというのは、誰がどうやって確認をするんですか。前回の維新の丸山委員の質問に対して、技能実習三年間を終了した場合...全文を見る
○福島委員 それは本当ですか。試験なんてやるんですか。もし試験をやるんだったら、ちゃんとその試験を法律に規定しなきゃならないんじゃないですか。  恐らくこれは、使う人が使える程度の能力があればいいのであって、また新たにどこかの機関を設けて試験をつくるという、いわば新たな規制をつ...全文を見る
○福島委員 だれが試験をするんですか。
○福島委員 大臣、こうやって、岩盤規制の突破と言いながら、もう新たな規制が生まれようとしているわけですよ。それをしっかりチェックしていただきたいと思います。  私は、これは使う人のためにちゃんとしたサービスにならなきゃならないのであって、一律の試験とかいう、試験といったって、農...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  そして、これは特定機関と法律で規定されている派遣会社から、労働者派遣によって農家へ外国人農業労働者が派遣される仕組みになっています。この特定機関というのは法律の十六条の五第一項で規定されておりまして、第三項に規定する指針に照らして必要な措置...全文を見る
○福島委員 その、などが怪しいんですね。  家事支援代行サービスですとこういうのがあるんです。「三年以上家事を代行し、又は補助する業務に係る事業を行っている者」とあるんですけれども、こういう要件は課される予定はありますか。
○福島委員 ぜひ大臣、家事支援サービスのような、従来この事業を行った者という要件は絶対に入れないでください。これはある県から、茨城県じゃないですよ、別のところから聞いた話なんですけれども、この派遣会社にパソナを検討できないかみたいな話が、これはうそか本当かわからないですけれども、...全文を見る
○福島委員 次の問題に行きます。  また同じ外国人の話ですけれども、前回も言いましたけれども、法務省の統計によると、一番不法就労者が多い業種が農業なんですね。その農業の不法就労者が一番断トツで多いのが、残念ながら、我が茨城県。選挙を回っていると、手を振ったりする人がいるので、こ...全文を見る
○福島委員 極めて大事だと思うんですけれども、そのことが。国、自治体が合同でと言っていますけれども、どこの、具体的には誰がやるんですか。国、自治体、どちらですか。どういう体制でやるんですか。
○福島委員 ただでさえ、例えば私たちの茨城県であれば、不法就労の農業関係が多いんですよ。それは、今の労働基準監督署とか入管とかの人員体制で巡回ができていないからこうなっているわけですよね。今回、特区をやることによってそこの体制の強化というのをする予定はおありなんでしょうか。
○福島委員 私は、今回この特区によってこれまでの技能実習とは違う形で労働者として農業の世界に人を入れるというのは、全く違う、まさに岩盤規制だと思っているんです。私は、唯一これが、今回の法案での岩盤規制だと思うんです、唯一、ただ一つの。思うんですけれども、それをやるときに、それに伴...全文を見る
○福島委員 なぜこのことを言うかというと、これは規制改革のモデルケースなんですね、岩盤突破。今、これを提案しているところは、秋田県大潟村、群馬県昭和村、我が茨城県、長崎県、そして愛知県なわけでありますけれども、そのうち特区になっているのは愛知県だけですよね。  実は、規制の特例...全文を見る
○福島委員 茨城が、ではだめで愛知でいいという理由は何でしょうか。
○福島委員 いや、答えていないんですけれども。何で愛知がよくて茨城がだめなんですか。  特区の仕組みは、構造改革特区と違って国家戦略特区は、一方的に政府が政令で閣議決定を行って地域を指定するんですよ。そのときに特区諮問会議に諮問をするんですけれども、その議事録を見ると、なぜ愛知...全文を見る
○福島委員 国家戦略特区の基本方針では、熱意も確かにあるんですよ。ただ、指定基準は、区域内における経済的、社会的効果、国家戦略特区を超えた波及効果、プロジェクトの先進性、革新性等、次に、地方公共団体のたしか意欲、実行力とありますよ。あと、プロジェクトの実現可能性、インフラや社会の...全文を見る
○福島委員 だから、それがおかしいと言っているんですよ。農業への外国人労働の規制改革をやりたいんだから、全体のプランじゃなくて、その農業の規制改革をやるのにふさわしい環境で実験するのが一番なわけじゃないですか。全く愛知の特区の審議のときには外国人の労働者の話なんかしていないところ...全文を見る
○福島委員 なぜ構造改革特区ではだめで、国家戦略特区じゃなきゃだめなんですか。その理由を明確にお答えください。
○福島委員 だから、それはなぜですか。国家戦略特区だと、政令で指定された区域しか適用されないんですよ。もしかしたら、もう愛知県のバックにはパソナが既に入っているかもしれない、そう疑われますよ。  法務省さんは、構造改革特区だとだめなんですか。
○福島委員 いや、そうじゃないと思いますよ。国家戦略特区とかじゃなくて、規制改革の要望が集められている中で国家戦略特区でやると政府が判断したのであって、規制改革を求める人は構造改革特区でも国家戦略特区でもよくて、その証拠に、今回も、焼酎のところは構造改革特区でやりますと判断してい...全文を見る
○福島委員 その答弁は違うと思います。  私、構造改革特区という制度をつくるのに携わりましたけれども、まさにあの制度は、地域を限定して、地域の特性に応じて、その地域がほかの全国と違う特性だからこそ、その地域に限定してやりましょうとなって、法律の条文は、規制の特例措置に、何々であ...全文を見る
○福島委員 岩盤規制の突破をすると言いながら、何か突破をするのを嫌がっているとしか思えないですね。そんなに、多くの地域がやるのが嫌なんですか、規制改革をやりたいと言いながら。全く私は、今の説明は理解が不能であります。  あと、先ほどちょっと答弁していただけなかったんですけれども...全文を見る
○福島委員 全然公開されていないんですよ。なぜ今治市でやられたかというのは、今治市のヒアリングはありますよ。ただ、諮問会議では、八田議員は、特区指定により速やかな効果が現に見込まれている自治体だと言っているんですよ、八田議員は。八田議員が諮問会議で速やかな効果が見込まれると言う以...全文を見る
○福島委員 済みません、本当はレギュラトリーサンドボックスの話をやりたくて警察庁の方に、二回続けてお呼びしてできなかったんですが、私はこれは非常に、先ほど椎木さんもおっしゃいましたけれども、すばらしい制度だと思いますので、しっかりやってほしいと思います。ただ、この法案では中身は何...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○福島委員 おはようございます。民進党の福島伸享でございます。  中小企業信用保険法等の一部改正法案について質問をさせていただきます。  先ほど田嶋さんから、特にセーフティーネット五号の見直しについては画期的だという話がありましたけれども、私も、見かけは地味でありますけれども...全文を見る
○福島委員 それは多分、曖昧であって、明確な基準はないと思うんです。  阪神・淡路が入るのか入らないのか。東日本は入るとおっしゃいました。それぞれケース・バイ・ケース。では、阪神・淡路は入りますか。
○福島委員 私は、それは多分、災害が起きたときの国民感情的には納得できないと思うんです。全国的にといった場合に、沖縄から北海道まで全てが悪化することなのか、大阪だけなのか、それとも西日本なのか。私は、西日本全域がそうした状況になれば全国的と思えるだろうし、何をもって著しい信用収縮...全文を見る
○福島委員 三カ月に一度ですよ。これは、タイミングが合わなかったら、三カ月このDIは出てこないわけですよ。  こういうのは、これまでも時々の政権のまさに高度な政治判断で行ってきたと思うんです。そうした意味では、これはさらっと「経済産業大臣が認める場合」となっていますけれども、経...全文を見る
○福島委員 ぜひそれは、機械的な指標とかで決めるんじゃなくて、まさにそのときの生の経済の皮膚感、それは政治家が感じるものだと思いますので、それに基づいてやれるように、きょうは世耕大臣はそう答弁されましたけれども、こういう制度というのは、しばらくたつと忘れちゃったり、その時々の経済...全文を見る
○福島委員 これも、判断するのは市町村長または特別区長なんですね。  例えば東日本大震災のときに、市町村長がどれだけ判断する能力があるかといえば、私の地元の水戸市も、東日本大震災の後の一カ月ぐらいは市役所が使用不能になって、大混乱の中、まずは救難物資を届けるとかそういうことが優...全文を見る
○福島委員 問題は、よくありがちなんですけれども、経済産業省というのは、私もいたんですけれども、大体法律のつくり方が雑なんですよ。省令とか経済産業大臣が定めるといって、雑なんですよ。それで、実際運用してみると、結構混乱したりするんですよ。  私は、これはきちんと文書化、マニュア...全文を見る
○福島委員 ぜひ、いざというときはいつ来るかわかりませんから、万全の用意をしていただければと思っております。  その一方、今回の法改正では、幾つか保証の充実的なものも行われております。  例えば、今、保証割合が一〇〇%の特別小口保険、小企業に対するものですけれども、それの付保...全文を見る
○福島委員 長官、随分自信がなさそうな答弁でありますけれども、一千万から千二百五十万に上げた効果がよくわからないのに、なぜ今回二千万にするんですか。何で千五百万じゃなくて二千万。なぜ三千万ではなくて二千万。二千万にした方が何が変わるという、具体的な事実は何なんでしょうか。
○福島委員 わからないですね。  では、一千万と二千万で、どういう資金需要の違いなんですか。資金需要の実態を踏まえて変えたと言っておりますけれども、例えば、一千万以下だったら当面の運転資金みたいなものしか出ないけれども、一千万から二千万になったら設備の方も出るから事業の革新につ...全文を見る
○福島委員 では、なぜ二千万なんですか。千二百五十万、小口を二千万にしたから、それに合わせて二千万というふうに、えいやと決めたのか、何かの根拠があって二千万にした。どうでしょうか。
○福島委員 何か小学校の夏休みの課題研究並みの分析ですね、それは。  だって、今は恐らく、保証の利用状況がこういう比率になっているのは一千万円の限度があるからなんです。ベンチャーはもっと、私は一千万どころじゃない資金需要があると思いますよ。お店を開業してサービス業や小売をやるの...全文を見る
○福島委員 本当ですか。創薬ベンチャーみたいなのは対象にしていないんですか。むしろリスクがあるのは、そういう業態での起業だからこそ、当然エクイティーによる資金調達も必要ですよ、でも、デットもそれは組み合わせてやるんですよ、もう大臣よく御存じのように。そういうものは、デットの部分は...全文を見る
○福島委員 ぜひ、強く指導してください。経済産業省は霞が関では能力の高い役所だと思っておりますけれども、いろいろなはざまの中で、えいやとやっちゃうときがあるんです。実際に自分で起業したりしたことがある経験のある人はほとんどいないわけでありますから、そのえいやとやったことの影響がど...全文を見る
○福島委員 もう一歩踏み込んでいただきたいんですけれども。  引き続きじゃ困るんですよ。今までと同じことじゃない状況が生じるわけです。不況業種が今まで一〇〇%保証ついていたのが八〇%、つまり、残る分は金融機関みずからがリスクを負った上で融資をしなければならないという転換があるわ...全文を見る
○福島委員 ぜひ、制度が変わるときには特に重点的に、きめ細かくやっていただければと思っております。  大事になってくるのは、各県にある信用保証協会の役割であるというふうに思っております。この審議会の報告書では、例えば、仮にメーンバンクが十分な融資を行えない場合には、保証協会が他...全文を見る
○福島委員 書くはやすし、やるのはかたしだと思うんですよ。  私の地元でも、ある老舗の企業が、信用保証協会の保証もつけて、銀行が保証をつけるから金を借りてくれといって、膨大な設備投資をして、新しい立派な工場を建てたんですけれども、うちは東日本大震災の後、風評被害が深刻でありまし...全文を見る
○福島委員 もうちょっと、どうやってそのプラクティスを全国に広げるかの方策をお聞きしたかったんですよ。もう何を言っても表層的なんですね、残念ながら。もうちょっと、そこの具体的なことをやっていただきたい。  時間がないので最後に。  今回の信用保証の制度の改正というのは、実は、...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  実は、私はこの分野が中小企業政策の一番の本丸だと思っているんですよ。腰を据えてやっていただきたいし、ちょっと数字をいじくる程度の小手先のことじゃなくて、本質的なことを、長い時間、スパンをかけて、継続してちょっとずつ取り組んでいくことが大事だ...全文を見る
05月31日第193回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  一般質疑ということで、幾つかのことをお伺いさせていただきたいと思っております。  まず資料をお配りさせていただきましたけれども、この委員会でも何度も問題になっております、問題というか話題になっております、次官・若手プロジェクトの「...全文を見る
○福島委員 きのうのあの職員へのレクが効いたのか、全部お答えになってしまっていて、模範答弁が手元にあるみたいですけれども、大臣がおっしゃるように、戦後つくられた制度が対応できないというのは、もう私が役所にいるころからそう思われていたんですよ。  私が役所に入ったのは平成七年、一...全文を見る
○福島委員 ちょっと違うんですね。これはやはり新産業構造ビジョンなんですよ。まず産業構造というのを使っている時点で、経済産業省には産業構造課というのがまだありますよね、昔から産業ビジョンみたいなのを十年ごとに昭和の時代に出してきたそこの枠から出ていないんですよ。テーマは産業じゃな...全文を見る
○福島委員 だから、そこが経済産業省的な癖で、ソサエティー五・〇とか第四次産業革命とか、言葉が全て安っぽいんですよ。やはり哲学がないんですよ、哲学が。  私は、大学に入るときに、哲学をやりたくて文科三類というところに入ったんですけれども、やはり最先端の人文科学の知性というのがあ...全文を見る
○福島委員 というのは、私、「次官・若手」となっているのが非常に気になるんですよ。だから、政治家なんて入れないぞ、おまえらは、どうせ政治家なんかに言っても無駄だろうという気概を経済産業省の役人が持つのは私はいいと思うんですよ。  ただ、私も役所にいてずっと思ったのは、大きな発想...全文を見る
○福島委員 これは後でまた議論しますけれども、本当に、外の人材を取り入れる、内なる国際化を取り入れるという目標と、一年で永住権を出すというのがつながるかということが一番の問題になると思います。  これは入管制度でありますから、法務省が所管なんです。この会合で法務省の佐々木大臣官...全文を見る
○福島委員 どういう点が問題になって、どういう論点で議論をされたんですか。懸念の点とか、それはどうやったら解消されるという議論をされたんでしょうか。
○福島委員 本当なんですかね。十一月二日の出入国管理政策審議会一回はたった二時間だけなんですよ。  本当に高度人材かチェックできるかというと、資料三の三の「高度人材ポイント計算表」を見てほしいんですけれども、例えば高度学術分野だと、博士号をとれば三十点、年収一千万を超えれば四十...全文を見る
○福島委員 ただ、それゆえ、今まで五年とか十年という期間を置いて、ある程度の期間を置いてその人の日本国内での活動を見てきたわけです。一年だったら、正直言って、猫をかぶっていても一年は過ごせるわけです、私のような人間であっても。本当に高度人材は法務省でチェックできるんですか。その人...全文を見る
○福島委員 るる答弁しましたけれども、結局、法務省じゃ判断できないんですよ。  三の四という資料を見てください。これまでこの高度人材ポイント制度で入ってきた人を見ると、このオレンジ色が中国なんですけれども、圧倒的に中国人なんですよ。中国人が悪いと言うつもりはありません。本当に我...全文を見る
○福島委員 全くそういうことを言っていないですよ、私。人材を入れることが必要だけれども、この制度がそうなっているんですかと言っているんです。  内なる国際化研究会の報告書で在留資格の問題があるみたいなことを言っているんですけれども、確かに、五年は長いからそれを短くしろとか手続が...全文を見る
○福島委員 私は、これは我が国の問題だけじゃないと思っているんです。いや、むしろ大きなのは中国の問題であって、北朝鮮の貿易の九割以上が中国、しかも、そのうちの、北朝鮮の対外貿易の約七割が石炭輸出で、中国と北朝鮮の間の石炭貿易がある意味北朝鮮経済を支えていて、日用品の経済制裁なんて...全文を見る
○福島委員 中国は輸入していないと言いながら、統計上、四月は少なくとも石炭を輸入しているデータがもう上がってきているわけですよ。だから、口とやっていることは違うわけです。そういう意味でも、我が国としてとり得る対応をしっかりとるべきだと思っております。  きょうはちょっと寺澤さん...全文を見る
06月07日第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  久しぶりに農林水産委員会で質問させていただきます。大臣、よろしくお願いを申し上げます。  国対委員長からは加計の問題もやるようにと言われたんですけれども、やりたいところですが、三十分しかありませんので、この共済の問題、収入保険の問...全文を見る
○福島委員 共済組合の職員にとっても、こうした営業というのは初めてのケースなんですよね。ただ、張り切って士気高くうちの地元は準備はしておりますけれども、農業共済の国庫補助の対象というのは、農業災害補償法施行令で、役職員の給料、手当及び旅費、事務所費、会議費と限定されていて、柔軟に...全文を見る
○福島委員 いや、だから、その営業の部分に、広報費とかは当然国がやるでしょう、一番大事なのは営業マンです、農家と接する。そこの経費は、臨時的でもいいからふやすべきだと思うんですよ。  大臣、そこのあたり、しっかり措置を講じるべきだと思いますけれども、いかがですか。
○福島委員 助言や体制整備は、口だけじゃなくて、やはり先立つものがないとこういうのは動きませんから、きちんと営業経費を支払っていただくように考慮をお願いしたいというふうに思います。  もう一つ、役所はやはりそういうのはなかなか考えられないんですよ、商売をやっていないから。青色申...全文を見る
○福島委員 そうすると、うちの感覚だと、五軒とか六軒の農家に一軒ぐらいしかないですよ、今まで青色申告をやっている人。むしろ、最初に青色申告をやってもらう必要があるんですよ。それを九割を八割に下げちゃったら、新しくやりますか。むしろ九割を、新しく青色申告に加盟する人は九割五分にしま...全文を見る
○福島委員 役所は既存の、財務省がやっている青色申告の加入促進の措置しか言わないんですよ。それで今入っていないわけだから、それだけでは入らないんですよ。これで青色申告に加入して収入保険に入ればメリットがあるという、それをぜひ考えていただきたいし、役所からはなかなかその知恵は出てき...全文を見る
○福島委員 ぜひ、そのような柔軟な制度設計にしていただければと思います。  あと、もう一つ地元で聞いた心配事で、これはJAさんとかにも協力いただかなければならないと思うんですけれども、JAさんが中心になっている野菜価格安定対策、これの産地要件は、作付面積二十ヘクタール以上とか、...全文を見る
○福島委員 まだまだその点が広まっていない部分があると思いますので、ぜひ周知徹底をしていただければと思っております。  先ほど来繰り返しているように、スタートダッシュが大事なんですね。営業マンで共済の組合の人が回って、入ってください、こういうメリットがありますよというスタートダ...全文を見る
○福島委員 これは負担を求め過ぎですよ。行政書士でもこんな面倒くさいのは書きたがらないと思いますよ。  青色申告でも、米を例えば主食用か加工用かとか、コシヒカリかどうかとか、全部品目まで書かせていて、品目ごとの販売実績とか、品目ごとにどれぐらい期待収入があるとか、そんなものは必...全文を見る
○福島委員 ぜひ大澤局長も、その点、よろしくお願いします。役所が見るとどうしてもこういう事細かなものになってしまいがちですから、書く人の立場や営業する人の立場になって考えていただきたいというふうに思います。  これは営農計画を事細かく聞いているんですけれども、畑作とかの場合だと...全文を見る
○福島委員 ぜひそのようにお願いします。これは手続が面倒であればあるほど、保険がおりるのなら計画を変更しなくていいやとなって、農家の経営の創意工夫を阻害しちゃうことになると思うんですね。むしろ、農家の皆さん方は相場とかを見ながら作付を柔軟に変更して経営努力をしてほしいというのが政...全文を見る
○福島委員 いや、それは地域によって違いますね。うちみたいな地元だとそうじゃないと思うんです。  資料の四というのを見ると、やはり、データで見ると稲作は単一経営が物すごい多いんですね。複合経営はそもそも二割しかありません。稲作は単一経営が多くて五割ぐらいだし、その次のページの資...全文を見る
○福島委員 いや、まだ認識が甘いと思いますよ。  水戸地方とか茨城県西の組合を見ても、水稲で実際は賄っているんですよ。収入保険だって、今回、手足となって動いていただくのは地元のそれぞれの共済組合の人たちですよ。それが弱っちゃうんじゃないですかというのはもうちょっと深刻に捉えない...全文を見る
○福島委員 資料の最後のページに、「農業保険精説 重政誠之」という本があって、国会図書館で見つけてきたんですけれども、重政誠之さんというのは、戦前と戦後、二回にわたって農林次官をやって、その後、衆議院議員になって、第二次池田内閣で農林大臣をやった。お兄さんも農林官僚で参議院議員の...全文を見る
○福島委員 こうした新しい制度の導入というのは物すごい大変だと思うんですよ。大澤局長以下、農水省の皆様方も本当に努力して、魅力的な制度に仕上がってきているとは思います。  ただ、新しい制度が導入されることによって、農業、農村の構造も変わってまいります。しっかりとその点を検証して...全文を見る
07月10日第193回国会 衆議院 文部科学委員会内閣委員会連合審査会 第1号
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○福島委員 民進党の福島伸享でございます。  このような機会をいただいた委員長、理事そして同僚の議員の皆様方に感謝を申し上げます。  まず冒頭、九州北部を襲った、これまでの歴史にないような異常な豪雨によってとうとい命を失った方々の御冥福をお祈りしますとともに、今なお多くの行方...全文を見る
○福島委員 きょうはこの委員会に佐川前理財局長の出席を求めてきました。なぜなら、彼がこの場でずっと説明してきたからです。まだ佐川理財局長は国税庁長官として政府の中にいらっしゃるのですから、なぜ彼が出てこないのか。これも私は全く理解できませんし、国会でこの議論をしていたわけです。 ...全文を見る
○福島委員 八億円の値下げのやりとりというのは、ここで見てわかるように、四月一日から始まっているんですよ。この四月一日以降の資料、これは、今まで、前の佐川理財局長は、記録の保存期間は一年未満だから事業終了後に廃棄したというふうに言っておりますが、四月一日以降につくられた行政文書の...全文を見る
○福島委員 うそをつくのはやめてください。一年未満に廃棄すると財務省が定義して一年未満に廃棄するとしたら、一年未満の廃棄というのは、いつから一年未満の廃棄ですか。
○福島委員 大丈夫ですか、公文書管理の担当がそんなことを言って。明確に書いてあるんですよ、これ。一年未満とするものの行政文書は、文書の保存期間の起算日は、行政文書を作成し、取得した日の属する年度の翌年度の四月一日とすると明確に書いてあるじゃないですか。裁量の余地なんてないんですよ...全文を見る
○福島委員 いや、それもおかしいです。時間がないからこの議論はやめますけれども、文書管理官は認めていないですよ。財務省の文書管理官は、いろいろな土地の取引に関するものを土地の取引が終わった時点で廃棄していいなんて決めていないんですよ。一年未満の廃棄ということを決めているだけであっ...全文を見る
○福島委員 安倍内閣を守るために頑張る人は適材適所で使っているというだけであって、国民に対して疑惑の解明をすることからは逃げようとする人事としか私は言いようがないと思っております。  なぜ人事異動が大事かというと、きょう、委員会で提出を認められませんでしたけれども、これは籠池さ...全文を見る
○福島委員 それでは、加計問題の方に移りたいと思います。  この問題は、文部省内部のものと思われるメモが流出し、それをマスコミで報道して、きょういらっしゃっていただいている前川前事務次官の発言もあって、さまざまな新しい事実が出てきました。文部科学省は、当初、五月十九日に、該当す...全文を見る
○福島委員 在職中に担当課から入手したとおっしゃっているんです。担当課のフォルダには必ずあるはずなんです。事務次官にレクしたような資料を捨てるということは、役人は、私も役人をやっていますけれども、あり得ません。それをないと言うのは、ないと言わされているとしか思えないんですよ。 ...全文を見る
○福島委員 十月七日にこうした発言をした御記憶はございますか。
○福島委員 それでは、きょうは常盤局長にもお越しいただいておりますので、ここに書いてあるようなこと、これは、常盤局長、具体的に聞かれていますか。例えば、学校ありきでやっているという誤解を招くので無理をしない方がいいとか、加計学園が誰も文句が言えないようなよい提案をできるかどうかだ...全文を見る
○福島委員 大丈夫ですか。局長の職が務まりますか。加計学園が誰も文句も言えないようなよい提案ができるかどうかだな、こう言われたんですよね。文字に残っているんですから。もうこの段階で加計学園と萩生田官房副長官から言われていたわけでしょう。どうですか。記憶にないんですか、これも。
○福島委員 国会名物の記憶にございませんという言葉が出ました。大事なことになると全部記憶にないになっちゃうんですよ。  これを見ると、初めから加計学園が決まってしまっているから、やらせと思われないように注意してやりましょうねという相談をしている内容なんですよ、これを見てみたら。...全文を見る
○福島委員 今、前川さんのおっしゃった十月二十一日の文書というのがこれであります。  これは後から文部科学省が捜したら出てきたというものでありますが、これは確かに文部科学省の中に保存されていた文書ということでよろしいですね。
○福島委員 文部科学省の中で保存された文書であります。  これを見ると、この下の二つ目の丸があるんですけれども、「渡邊加計学園事務局長を浅野課長のところにいかせる。」という具体的な名前が出ております。  これは文部科学省の調査によると、具体的な名前は後で担当の人が調べて出した...全文を見る
○福島委員 その説明もおかしいと思うんです。  これは十月二十一日です。そもそも、獣医学部の新設ができるという決定を行った特区の諮問会議は十一月九日でありまして、これより後なんですよ。これより前には設置なんてできないんですよ。だから、設置認可の相談なんてあり得ないんですよ、そん...全文を見る
○福島委員 公募は翌年の、ことしの一月四日から始まるわけでありますけれども、公募までは誰のものとも予断がないという、これは建前かもしれませんけれども、建前になっているんですが、十月二十一日、まだこれは獣医学部の新設が認められるか認められないかわからない段階で、萩生田官房副長官と常...全文を見る
○福島委員 ということは、総理は三十年の四月とお尻を切っていたと言ったのは常盤局長ということですね。  総理が平成三十年四月開学とお尻を切ってと言われたのは、総理がそう言っていることはなぜ常盤局長は知ったんですか。
○福島委員 肝心なことはまた記憶にございません。そんなに萩生田内閣人事局長が怖いんですか。  何度も同じことが出てくるんですよ。獣医学部新設に係る内閣府からの伝達事項、平成三十年四月開学を大前提というのは、これは官邸の最高レベルが言っていること。官邸の最高レベルといったら普通は...全文を見る
○福島委員 全く国家戦略らしい、わくわくする話は何も聞かせてもらえませんでした。  この問題について、安倍総理が加計学園の問題で国会で説明すべきというのは、きょうの読売新聞だと七二%がそう言っています。朝日新聞では七四%。やはり総理が出てきて説明をしなければ、全く疑惑は晴れませ...全文を見る
○福島委員 これは与党じゃなくて、憲法上は政府の役割でありますので……
○福島委員 政府にきちんと臨時国会を開催することを求めまして、私の質問とさせていただきます。  どうもありがとうございました。     〔永岡委員長退席、秋元委員長着席〕