福島豊

ふくしまゆたか



当選回数回

福島豊の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
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○福島委員 平和・改革の福島でございます。よろしくお願いいたします。  質問に先立ちまして、冒頭申し上げておきたいことがあります。本日の新聞でございますが、自民党の加藤幹事長がこのような発言をいたしております。「みなさんも委員会で注意したほうがいい。あくびをしたり鼻毛を抜いたり...全文を見る
○福島委員 大臣という責任ある立場におられるわけですので、御発言は確かに慎重にならざるを得ないというふうに思います。しかるべき時期にしかるべき主張をしていただきたいと思いますし、その主張の中におきましては、平成十年度の予算というものが修正ができないというのであれば、何らかの形で、...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  続きまして、厚生年金基金の問題につきまして私はきょうお聞きしたいと思います。  先日の三月二日の日経新聞でございますが、厚生年金基金の解散が急増している。理由は母体の企業が経営不振である、またもう一つは年金資金の...全文を見る
○福島委員 確かに、景気がよくなれば状況がよくなるというのはまさに局長のおっしゃるとおりでございますが、しかし、二十一世紀に向かって経済の状況がどうなるのかということは、だれもよくわからないわけです。ですから、どういう状況になったとしても安定している制度づくりというものをしていか...全文を見る
○福島委員 ぜひ、先送りすることなく、大蔵省ともよく話をしていただいて、きちっとしたものをつくっていただきたいというふうに思います。  次に、先ほど青山委員の方からも御指摘がございましたが、小人症の問題につきまして御質問をしたいと思います。  下垂体性小人症につきましては、ヒ...全文を見る
○福島委員 もう時間もなくなりましたので、一言だけ申し上げておきたいと思いますが、さまざまな点から検討したということでございますけれども、こうした子供さんを持つ御両親の意見というのは少しも取り入れていないのではないか、私はそう思わざるを得ません。平均身長以上に使うということは、こ...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○福島委員 私はまず初めに、中国残留邦人の帰国後の問題についてお聞きをしたいと思っております。  帰国支援そしてまた帰国後の定着自立支援ということでさまざまな施策が講じられているわけでございますが、私は大阪の出身でございますが、地元の議員の方から、どういう状況なのかとお聞きしま...全文を見る
○福島委員 五年たちまして、二七%の人が生活保護を受けておられる。これは、五年たってそのような状況だということは、その後も恐らくそうなるだろうというふうに想像されると思うのです。これは、定着自立というのがなかなかうまくいってないということなんだろうと私は思います。  この定着自...全文を見る
○福島委員 病気の場合にはどのような対応ができるのか、病気の種類にもよるでしょうけれども。四分の一は少なくとも言語的な問題、そしてまた技能の問題というところに収れんするわけでございまして、ここのところはさらに徹底した対応をするということで改善し得る部分だと思うわけでございまして、...全文を見る
○福島委員 交付税の措置をしますということでございますが、特別交付税という点におきましてもぜひ弾力的な対応をしていただきたいというふうに要望させていただきます。  そして次には、樺太等の残留邦人の帰国の問題についてお聞きをしたいと思います。  ちょうだいいたしました資料では、...全文を見る
○福島委員 なかなか中国の場合と違いまして、もともとそこに住んでいたということで帰国を望まない方が多いんだという御説明でございますが、望む方はその中でもおるわけでございますので、的確な対応をお願いいたしたいと思います。  そして次にお尋ねしたいことは、ソ連の抑留中に死亡した方の...全文を見る
○福島委員 平成四年から今までで五万三千人のうちの六千三百柱ということですから、一割二分ということになるわけですね。ですから、このまま同じペースでいきますと、十倍近くかかるわけですから、何十年という話になるわけでございまして、今、五カ年計画で進めたいということでございますが、これ...全文を見る
○福島委員 遺骨の存在する地域というのは、気候的にも大変厳しいところで、収集ができる時期というのも限られているわけでございます。そういう意味では、今おおむね完了するという御発言ございましたが、大変な事業でございますけれども、御発言のとおりに、この五年間で、完全とは言いませんけれど...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。  本日は、平成十年度の予算につきまして、厚生省関係の内容につきまして、私はお尋ねをさせていただきたいと思っております。  財政構造改革の旗のもとに組まれました平成十年度の予算でございますが、一つ一つ中身を確かめていくと、構造改革が...全文を見る
○福島委員 今、大臣から二点にわたりまして御説明がありましたが、私は、その二点ともに承服しかねると申し上げざるを得ません。  確かに離婚がふえているのは事実だというふうに思います。しかし、離婚の中にも、例えばこういう御意見もありました。  母子家庭になったのは十一年前、四女が...全文を見る
○福島委員 重症患者の見込み数がおおむね六ないし一〇%ということは、現在、特定疾患ということで公費負担の医療の対象になっている方のほとんどに自己負担が導入されるということだというふうに思います。  ここでまた、難病患者さんの声を御紹介したいというふうに思います。これはパーキンソ...全文を見る
○福島委員 本年の、平成十年度の予算の中で、大臣おっしゃいますように、難病対策の予算は私はふやしましたと、それは私もよくわかっております。ただ、それは質的なものが違う。  ALSの患者さんから昨年の国会でさまざまに陳情をいただきました。そういった極めて重症の患者さんに対して、今...全文を見る
○福島委員 時間が参りましたので、最後に、一言だけ申し上げたいと思います。  重点化、効率化ということですけれども、これを金科玉条のようにして語るのはいかがなものかなという気がいたします。それよりも、重点化、効率化の向こうで国民がどういう声を発しているのか、悩んでおられる人がど...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○福島分科員 大臣、遅くまで大変御苦労さまでございます。私も地元の問題につきまして何点かお尋ねをしたいと思っております。  昨年の暮れに、大臣に陳情に上がらせていただきました第二京阪道路のことでございます。私の地元は大阪の北河内というところでございまして、淀川の南側でございます...全文を見る
○福島分科員 限られた財源の中でございますが、ぜひ精力的に用地の取得をしていただきまして、京都に行くのは便利になるのはうれしいことでございますが、大阪市内に向けてのこの渋滞を何としても解決をしていただきたい、そのように要望させていただきたいと思います。  そして、新たな五計でご...全文を見る
○福島分科員 大阪でよく言われますことは、淀川より北は非常に進んでいる、名神道路もありますし新幹線も鉄道も進んでいると。北河内というのは大阪の鬼門と呼ばれていまして、発展が一番おくれた地域であるとも、地元の人はかつてからそのように指摘をしているわけでございます。二十一世紀に向けま...全文を見る
○福島分科員 予算の確保が厳しい中でぜひよろしくお願いしたいというふうに思いますと同時に、規制緩和といいましても弾力的な運用ではやはりどうしても限度があるわけですね。二階建てが三階建てになるぐらいの話でございまして、このあたりでしたらやはりできればもっと高いマンションを建てるとか...全文を見る
○福島分科員 大阪府下四千三百ヘクタールのうち、その三分の一の千四百ヘクタールで事業を鋭意進めていただいておるということをお聞きしまして、これが半分ぐらいになるまでぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。  そしてまた、もう一点お聞きしたいことは、昨年、密集市街地におけ...全文を見る
○福島分科員 平成十年度中に指定をしていただけるということで、指定した後に事業が円滑に進みますように予算面での支援をぜひともよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  最後に、地元の問題から若干離れますが、健康住宅ということにつきまして私はお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○福島分科員 再度お尋ねしますが、いつごろそれはできますでしょうか。大体の時期で結構でございます。
○福島分科員 ぜひこれをしっかりとつくっていただいて、もう一つ大切なことは、周知徹底をいたしますというふうに今お答えがございましたけれども、この問題についての啓蒙活動というのが本当に必要だと私は思うのです。  例えばホルムアルデヒドの問題にしましても、 新築の家に住むときに、...全文を見る
03月31日第142回国会 衆議院 本会議 第24号
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○福島豊君 新党平和の福島豊でございます。  平和・改革を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました国民健康保険法等一部改正案について、総理並びに関係大臣に御質問をさせていただきます。  具体的な問題点について御質問をする前に、財政構造改革法によって課せられた社会保障費に...全文を見る
04月10日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
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○福島委員 平和・改革の福島でございます。  本日は、参考人の皆様、大変に御苦労さまでございます。貴重な御意見をお聞きすることができまして、大変幸いに思っております。  まず最初にお聞きしたいことは、医療制度の抜本改革ということでございますが、近年、抜本改革ということがずっと...全文を見る
○福島委員 喜多市長にお聞きをしたいわけですが、そうしますと、一本化というのは到底無理だという御意見なんですが、国保に関しまして、高齢者を全部切り離してしまうということで立て直すということは、これは可能な道でございましょうか。
○福島委員 この点について余り議論していますと時間が足りませんが、というように非常に隔たりは大きいというのが現状だというふうに私は思います。  ですから、先ほど返上論が出ましたが、私は、市長会また町村長会で一年後には返上するぞという議決をしていただいて、待ったなしのそういう枠を...全文を見る
○福島委員 確かに、桝本参考人おっしゃられますように、健康をいかに増進するのかということは極めて大切な視点だと思いますし、その道筋が必ずしも今の時点では明確になっていない。その点は、より我々自身が検討しなきゃいかぬというふうにも私は思います。  それに関連しまして、本年度の予算...全文を見る
○福島委員 大変積極的な取り組みをしておられるということで、いたく感心をいたしました次第でございます。  それで、健保の組合から安岡参考人おいででございますが、大変経済状況が厳しい中で、ことしは全体としては、財政状況は薬価も下げましたから改善していますよという説明を私は厚生省か...全文を見る
○福島委員 時間が参りましたので、以上で質問を終わりにします。本日は、大変ありがとうございました。
04月17日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
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○福島委員 私は、まず初めに、大臣に、財政構造改革法案の見直しについての御認識をお尋ねしたいと思います。  先ほど山本議員からも御紹介がありましたが、本日の朝日新聞で、「首相の覚悟どこへ」というフレーズがつけられました大臣のインタビューの記事を拝見いたしました。私も大変同感する...全文を見る
○福島委員 大臣の決意は大変よくわかりました。私どもは見直しということを主張してきたわけでございますが、景気対策というのも今必要だ。ただ、その中で、この財革法の精神、目指すもの、そういうものをいかに担保しながらやっていくのかというところで知恵を出すべきではないか、そのような認識は...全文を見る
○福島委員 大臣の本日付のインタビューで私が同感だなと思いましたのは、民営化がなされていない、特殊法人の民営化等々に取り組まれていない、これはやらなきゃいけない。先ほども大臣おっしゃられましたが、官の役割を減らすことがなければ公務員の数は減らすことはできないんだ、まず仕事を減らす...全文を見る
○福島委員 大臣、国会において、いずれの部署においても予算をふやせという大合唱だ心要するに意見の調整ができないということの言いかえではないかと思いますが、ですからこそ私は、非常にリーダーシップが、総理のリーダーシップが必要なんだというふうに思いますし、イギリスにおけるサッチャー改...全文を見る
○福島委員 時間も大分残り少なくなってまいりましたので、次に補正予算のことについてお尋ねをしたいと思います。  大臣は、私がお尋ねしましたときに、補正予算が組まれるというのであれば話が違うと言わざるを得ないというふうにおっしゃっておられたのが記憶に鮮明でございますが、しかし、現...全文を見る
○福島委員 公共事業の概念を余り狭く考え過ぎずにと私は思うわけですが、先ほども申し上げましたように、福祉が経済を活性化するということも現実にあるわけでございます。ですから、今までの認識というものを、政府の中で転換をしていただいて、厚生省の施策というものに対して、補正予算の中でも、...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  最後に、三月三十一日に閣議決定されました新たな規制緩和推進三か年計画について、これは地域医療計画と関係いたしますので、お尋ねをさせていただきたいと思っております。  その中では、病床に係る規制ということで、病床を急性期病床と慢性期病床...全文を見る
○福島委員 混然と取り扱われているというのが事実だと思います。  これは、さらに進んで考えますと、急性期病床というのが、まさに医療保険の対象となる病床であって、慢性期病床というのが、療養型病床群のように介護保険の対象となる病床である、その区分のための基本的な考え方をつくるんだ、...全文を見る
○福島委員 むしろそれは、診療報酬での扱いをどうするのか、そういう区分の問題だと考えていいのかなというふうに今のお話で思いました。  もう一つお聞きしたいのは、医療提供体制、これは非常に効率化を進めなければいかぬという話は、議論としてずっとあるわけでございます。この病床規制とい...全文を見る
○福島委員 ぜひ積極的な取り組みをお願いしたいというふうに思います。  時間が参りましたので、以上で私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
04月24日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○福島委員 大臣におかれましては、財構法の改正という問題に当たられまして、一貫して当初よりの主張を通していただきまして、最終的に来年度のキャップの停止という結果をから取られましたことについて、心より敬意を表する次第でございます。  この財構法の弾力化につきましての合意では、平成...全文を見る
○福島委員 社会保障制度改革を進めるということは、与野党を問わず共通した課題だと私ども思っております。  キャップが停止されたからといって、その後は好きなようにふえていってもいい、そういうものではない。少なくとも、キャップの問題は、今後提出されるであろう年金改革もありますし、医...全文を見る
○福島委員 重ねてお聞きしましたのは、この二%という数字が、平成十二年度から抜本改革がスタートするわけですから、どのような改革をするにしても、非常に定量的な目標として、構造改革そのものを制約するというか、規定する、そういう要素があるのかなというふうに思ったものですから、その点を大...全文を見る
○福島委員 今、局長からさまざまな角度での取り組みを考えているというお話があったわけでございます。  先日、私は地元の病院の経営者の方とお話をしました。その方がおっしゃっておられましたことで非常に印象深いのは、厚生省は一体、病院医療というものをどういう方向に持っていこうとしてい...全文を見る
○福島委員 どうも、今のお話をお聞きしていますと、二百床未満の比較的規模の小さい病院というのは、余り重装備をするとこれからは大変だという印象を受けましたけれども、そう受けとめてよろしいですか、局長。
○福島委員 続きまして、先ほどから指摘されておりますが、不正請求の問題でございます。この点については、先日も参考人からの陳述がございまして、大変誤解も非常に多い話だというふうに私は思います。  日本医師会の副会長の糸氏先生も、「論壇」という朝日新聞に載せられた投稿の中で、「保険...全文を見る
○福島委員 誤解のないように明確な数字というものを出していただきたい、そのように思います。  そしてまた、今回加算金が引き上げられたわけでございますが、加算金のまさに対象となるような不正請求というのは、今局長おっしゃられましたように、ごく限られた対象だというふうに理解してよろし...全文を見る
○福島委員 そしてまた、ルールに合わないということが不当とみなされるわけでございますが、規則を見ますと、二千ページですか、非常に膨大な量でございまして、これを一つ一つ全部間違わずに対応するというのはなかなか大変なことだというふうに思うわけです。  糸氏先生も、この数千にも上る規...全文を見る
○福島委員 それから、不正請求の摘発の仕組み、安田病院の事件がありまして、従来の取り組みというのが変わったということで資料にもあります。  例えば、事前通告なしで医療監視を行うというようなこともできるという通知がなされている。ただこれは、現実にそういった通知を昨年なされたわけで...全文を見る
○福島委員 適切な対応を今後もしていただきたいと思います。  最後に、大臣に一点お聞きしたいわけですが、健康を守るということにおいて、最近問題になっておりますのはダイオキシンの問題でございます。大臣もこのダイオキシンの問題には非常に前向きにお取り組みになられていると伺っておりま...全文を見る
○福島委員 前向きの対応をよろしくお願いいたします。  時間が参りましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
04月28日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○福島委員 先日の委員会で、大臣に御質問させていただきましたが、この医療保険制度改革、年金制度改革を含めた社会保障制度改革、これは本来財政構造改革とは一応別の枠組みの話だというふうに考えることはできると思いますけれども、しかし、財構法ができまして、厚生省の予算にキャップがかかると...全文を見る
○福島委員 なかなか答えにくい質問をしておりますので、歯切れの悪い御答弁でも結構でございます。  次に、年金の方ですが、年金は基本的に、改革をしても現行の給付水準は変えないという認識だろうというふうに思いますので、予測はもっと簡単なのではないかなと思うのですけれども、十一年度、...全文を見る
○福島委員 簡単だなどと申し上げまして、大変失礼をいたしました。  次に、介護にかかわる費用、これは新ゴールドプランが達成もされるということも含めまして、そしてまた介護保険がスタートするということも含めまして、この見込みというのが一体どうなるのかについてお尋ねをしたいと思います...全文を見る
○福島委員 それぞれいま一つよくわからないわけでございますが、以上、全部ひっくるめましてどなたかに御答弁をいただきたいのですけれども、平成十二年度の二%のキャップというのは果たしてどの程度達成の可能性があるのかといいますか、現行の自然増のままでいった場合にはどの程度乖離をするのか...全文を見る
○福島委員 先ほど真野運営部長から、改革がありますからというお話だったんですけれども、私が申し上げたのは、抜本改革をしても、差し当たって給付水準というものを大きく低下させるというような選択肢は政府としてもとり得ないだろう。むしろ、中期的にどうするのかというような改革にならざるを得...全文を見る
○福島委員 なかなか、将来の話で、漠然とした話になるのは仕方ありませんが、大宗をなすのが医療保険制度改革だと。この改革におきましては、まず、現在は診療報酬の改革、それからまた薬価制度の改革ということが今俎上にのっており、なかなかまだ結論が出ておらないようでございますけれども、これ...全文を見る
○福島委員 平成十年度の予算の審議の中では私も厚生大臣にいろいろと申し上げまして、話が大変違うのではないか、そんな気もいたします。  私が申し上げておりますのは、平成十二年度の予算で少なくともそのキャップ二%を達成するという大きな目標の中で、医療費としてどの程度の水準のものしか...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○福島委員 総理並びに小里長官、長時間にわたりまして本当に御苦労さまでございます。審議も長時間にわたりますので、今までの質問と重複する点もあろうかと思いますが、その点につきましてはお許しをいただきたいというふうに思います。  本日、私は、内閣府の問題につきまして、細かな点も含め...全文を見る
○福島委員 総理大臣、その趣旨を御説明いただきましたが、結論としまして、内閣法の中で新たにそれが書き込まれることであるというふうに理解してよろしいわけですね。
○福島委員 今後の検討の中で内閣府の他省に優位する違いというものが明確にわかるような形での法整備を進めていただきたい、そのように再度要望をさせていただきたいと思います。  そしてまた、この意見書の中には法文上の取り扱いの問題についての指摘もございます。各省と 横並びの機関では...全文を見る
○福島委員 今の御説明、理解いたしました。  次に、内閣府の総合調整機能、内閣府だけではございませんが、最終報告では、内閣官房による総合調整、内閣府による総合調整、さらに省間の相互調整という三類型の調整の組み合わせということで、総合調整を今まで以上に強力なものに整備していこうと...全文を見る
○福島委員 事前にどの課題についてはどれというふうに定めることはできないというのはまことにそのとおりかなというふうには思います。ただ、調整の権限の強さ、そしてまたどこが優位するのかという点についてだけは明確にしておかなければいかぬということなのだろうというふうに思います。  内...全文を見る
○福島委員 今の御答弁にはなかなか理解しかねるところがありまして、これは基本的な事柄なんです。基本的な事柄ですから、それは設置法の検討の過程でどうしていくのか考えるという話ではないのではないか。  むしろ、リーダーシップをどうやって発揮させるのかということで新たにこういう仕組み...全文を見る
○福島委員 今の御質問と重なりますけれども、先ほどの意見書の引き続きの御紹介でございますが、この中で改めて指摘されておりますのは、今の指示ということもしっかりと内容として含めなさいということが一点目でございます。  二点目は、このようなことが述べられております。「内閣官房による...全文を見る
○福島委員 なかなか十分理解できたというわけではございませんが、今後の作業を見守らせていただきたい、そのように申し上げさせていただきます。  今大臣から、内閣府の任務について具体的な例示をいただきましたけれども、この点につきまして御質問をいたします。  時間がちょっと迫ってお...全文を見る
○福島委員 総理から大変明確な御答弁をいただきまして、感謝をいたしております。内閣府が中核となって、この青少年の健全育成行政で政府全体を引っ張っていっていただきたい、そのように思います。  次に、内閣府の任務の問題につきまして、先ほども指摘をしましたが、この第十条の二項一号です...全文を見る
○福島委員 これも今後の対応ということになるのかなというふうに伺いましたが、社会保障制度審議会というのがあるわけでございます。その位置づけということを考えますと、この社会保障制度の問題というのは、まさに、個々の省に省間調 整によってゆだねるべき課題ではなくて、政府全体としてどう...全文を見る
○福島委員 これは通告しておりませんので大変恐縮なんですが、その場合に、先ほどの質疑をお聞きしておりまして気になったものですから御確認をしたいわけですが、内閣官房に危機管理監というのが置かれますね。そしてまた、大震災のときにこれはやはり大臣を置かなきゃいかぬということで、内閣府に...全文を見る
○福島委員 余り直接的にお答えをいただけなかったように思います。危機管理監というのも大切だと思うのですが、大きな災害の場合には、やはり大臣でなければ調整がうまくいかないという話に恐らくなるのだろうというふうに私は思っておりまして、そこのところがある意味で逆転してしまうような形にな...全文を見る
○福島委員 次に、消費者行政の話について、これも内閣府の仕事ということになっているわけでございます。「消費者行政、物価行政及び市民活動を行う団体一般に関する行政」というふうにくくられております。  この点についての議論というのは、今までの議論の中では、国民生活に関するということ...全文を見る
○福島委員 次に、金融関係の問題について御確認をさせていただきたいというふうに思います。  法文の中の第十二条でございますか、第十二条には、金融機関等の大規模かつ連鎖的な破綻等の金融危機への対応に関する重要事項を審議するための会議を置くことができるということが述べられているわけ...全文を見る
○福島委員 言いかえますと、金融安全保障会議で決定されたことに金融庁は従わなければならないというふうに考えていいのですか。
○福島委員 といいますと、具体的には、この金融安全保障会議での審議、また結論を踏まえて、担当大臣が、この金融庁の長官ですか、に指示を出す、仕組みとしてはそうなるという理解でいいわけですね。
○福島委員 この金融安全保障会議ですが、今であればこそこういったものも非常に大切だとは思いますが、今後十年、二十年先のことを考えますと、こういう仕組みというのが常設である必要性があるのかどうかということについては、必ずしもそうではないという意見もあろうかと思うわけでございまして、...全文を見る
○福島委員 そして、もう一点お聞きしたいことは、財務省と金融庁の担う行政の範囲ということが極めて不透明、不明確だなというふうに私はこの法案を読みまして感じました。  例えば、別表の第二において、財務省について書かれているところでは、「財務省において金融破綻処理制度ないし金融危機...全文を見る
○福島委員 最後に、内閣府の公務員の採用について、官房長官、長いことお待ちいただきましたが、お聞きしたいと思います。  広く行政組織の内外から人材を登用するということが、内閣府については官房と同じように書かれているわけでございまして、この点についてはどのような仕組みになるのか。...全文を見る
○福島委員 また小里大臣に、これは内閣府また内閣官房に限らず、全体として各省に同じような仕組みを導入する。そのための国家公務員法の見直しもするわけでございますので、そういう方向での御検討をされてはいかがかというふうに思うわけでございますが、この点についての御認識だけ最後にお聞きし...全文を見る
○福島委員 以上で通告をいたしました質問が終わりましたので、終了させていただきます。  どうもありがとうございました。
05月06日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○福島委員 平和・改革の福島豊でございます。  両参考人におかれましては、お忙しい中この委員会に御出席をいただきまして貴重な御意見を伺わさせていただきましたことに、まずお礼を申し上げる次第でございます。  先ほど両参考人がお触れにならなかった点について、確認的に御意見をお聞き...全文を見る
○福島委員 よくわかりました。  次に、今回の一府十二省庁の再編ということで、大くくりにしよう、縦割り行政の弊害をなくすためには大くくりにするしかないという判断からこのような結論になったのかと思うわけでございます。  その中にありまして、先ほど両参考人から御指摘がありましたよ...全文を見る
○福島委員 再度、笹森参考人にお聞きをしたいわけでございますが、大くくりそのものには反対ではないということでございますが、どのようなイメージのくくり方であれば、これは認めてもよいというようにお考えでしょうか。
○福島委員 非常によくわかりました。  そして、このくくった後の、確かに、整合性のあるものなのかどうなのかと首をひねらざるを得ないようなところもあります。これからの作業として、先ほども平野委員の方から御質問がございましたけれども、設置法の制定の過程をどうするのか。この中身を本当...全文を見る
○福島委員 地方分権を前提にしなければ中央の行政改革というのは進まないという点については、私も全く同感でございます。  そして、次にお尋ねをしたいことでございますけれども、先ほども行政の評価、外部評価ということが平野委員から御質問がございました。私は、アメリカのように、行政評価...全文を見る
○福島委員 これは藤田参考人にお聞きをしたいわけでございますが、今笹森参考人からも、事後チェック型にすると大変人員の厚みをふやさなければいかぬところがあるというお話があったわけでございます。先ほど、労働基準監督署の監督官も数が不足しているからこれはもう大変な仕事だ、なかなか八時ま...全文を見る
○福島委員 次に、公務員制度のことについてお聞きしたいわけでございますが、先ほど笹森参考人から労働三権を認めるべきであるという御意見がございました。私もそのとおりかなとも思いますが、これに対しては、三権は認めるかわりに解雇もできるようにすればいいのではないかという意見もありますけ...全文を見る
○福島委員 そしてまた、一括管理について笹森参考人は、これは慎重に検討すべきであるというお話がございました。現在、中央省庁のあり方として、縦割りの弊害というのはそれぞれが公務員としてみずからの省益のみを追求するというところに一つの理由があるんだ、その省益のみを追求する公務員の姿勢...全文を見る
○福島委員 時間が参りましたので、以上で私の質問を終わりにさせていただきます。両参考人、本当にありがとうございました。
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○福島委員 大臣、私も政策評価につきまして、今、中桐委員の方から御質問がございましたが、お聞かせいただきたいと思っております。  政策評価というのは、先ほども御指摘ありましたけれども、アメリカそしてまたイギリスで行政改革の手法として取り入れられた。基本的には自治体レベルからこの...全文を見る
○福島委員 これからの課題だということで注目をしてまいりたいと思いますが、次の第二号の、「府省の枠を超えて政策評価を行う機能を強化する」ということについてのお尋ねでございますけれども、これについてはどこでやるのかということで、内閣府という考え方もあるかもしれませんし、また総務省と...全文を見る
○福島委員 大臣、先ほど中桐委員からの御質問ですけれども、会計検査院というのは、要するに既に執行してしまった事柄について評価をするわけです。アメリカのGAOの話が出ましたけれども、やってしまった後で、この政策はどうだったのかと。その評価も大切で、その次に結びつくという話もあるわけ...全文を見る
○福島委員 それで、三号のところに、政策評価に関する情報の公開を進め、また国民に説明するということが書かれているわけでして、この点についても、政策評価の極めて重要なポイントだというふうに私も思います。この点についても今後の課題ということになるのかもしれませんけれども、先ほどの、ど...全文を見る
○福島委員 双方といいますと、両方がともに行政ということになるわけでして、お互いがやりとりしていることが国民にとってわかりにくい、何をやっているのかよくわからない。国民が行政を評価するに当たって役に立つものでなければ意味がないわけでして、そこのところは今後の検討の中でしっかりと詰...全文を見る
○福島委員 これは質問を通告しておりませんけれども貧要するに、今後の検討にまっという御答弁が余りにも多かったものですから、私は、先ほども、アメリカでもうガバメント・パフォーマンスーアンド・リザルト・アクトというのをつくったということですから、ここの二十九条の部分というのはどうやっ...全文を見る
○福島委員 では、次に、厚生大臣おいででございますので、厚生省の関係のことについてお聞きをしたいと思います。  労働省との統合により労働福祉省、名前はどうなるかわかりませんが、編成されるわけですけれども、現在、厚生省に技官と事務官と二つの立場の公務員の方がおられるわけでございま...全文を見る
○福島委員 そして、総務庁長官にお聞きしたいのですけれども、人事管理ということで、公務員の一括管理というようなことも言われているわけでございますけれども、その中にありましても、今、厚生大臣から御答弁いただきましたように、技官と事務官の問題というのは、やはり一括といいましても、一律...全文を見る
○福島委員 ぜひ適切な対応をお願いしたいというふうに思います。  そして、二点目でございますが、国立病院・療養所の問題でございます。  第四十三条に、国立病院、国立療養所に関して、「高度かつ専門的な医療センター、ハンセン病療養所等特に必要があるものを除き、独立行政法人に移行す...全文を見る
○福島委員 廃止というところに何か力を込めて御答弁があったような気がいたしましたが、独立行政法人というのが最後の、最後といいますか、なかなか統合も再編も移譲もできなかった場合の手段になるのかなというふうに思います。  ただ、独立行政法人にしたからといって採算性が改善されるのだろ...全文を見る
○福島委員 よくわかりませんが、しっかりと頑張っていただきたいと思います。  厚生省に関してはもう一点疑問がありまして、この法案の中では、医薬品についての安全性等の審査及び製造等の承認について、透明性、客観性及び中立性を一層高めるために体制の見直しを行うということが書かれている...全文を見る
○福島委員 私も独立行政法人でなければならぬというふうにまでは思っておりませんが、国として今後ともしっかりとこの薬事行政に取り組むということであれば頑張っていただきたい、そのように思います。  最後に、文部省並びに科技庁さんにお尋ねをしたいわけでございます。  この二十六条「...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございました。
05月11日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○福島委員 私は、自由民主党、民主党、平和・改革及び社会民主党・市民連合を代表して、中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     中央省庁等改革基本法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たっては...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○福島委員 準備しました質問が山本議員とかなり重なりますので、先ほどからお聞きいたしておりました答弁も踏まえて御質問させていただきたいと思います。  まず、なぜ三十年もかかったかということでございますが、資料を拝見しますと、実質的に仕事をしたのは平成八年から平成九年、この一年間...全文を見る
○福島委員 よくわかりました。  それで、アメリカとイギリスとの間で今調整に入っているということでございますが、先ほど山本委員からも御指摘がございましたが、ドイツでは既にもう二十七カ国と結んでいる、英国も三十一ですか、米国は十七カ国と。それ以外にそれなりに打診をしているところと...全文を見る
○福島委員 それぞれしっかりと取り組んでいただくと、あっという間にドイツ並みになるということだというふうに私は思いますが、目標を定めるのはなかなか難しい、まさにそうなんだろうというふうに思います。  日本の仕事も山ほどあるということでございます。しかし、少なくともこの十年ぐらい...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  それで、二重に負担されている保険料が一体どうなっているのかということで、先ほど山本議員から御質問がございました。数百億の単位になるのではないかと。ですから、十年、二十年という単位で考えますと、非常に大きな額になるわけですね。  先ほど...全文を見る
○福島委員 それと、今、アメリカにつきましても、イギリスについても、どのくらいの負担をしているのかということの調査を行っているということでございますが、先ほど山本議員から御指摘のありました期限の問題。  ドイツは、公務員に関しては期限がない、そして民間に関しては期限がある、私は...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いします。  それから、先ほど局長の御説明がございましたが、法律施行前に不支給の裁定を受けた場合であっても、この法律が施行されれば、再度申請をして支給となるという御答弁が先ほどの一環であったかというふうに思います。ただ、こういったものができましたよ、期間...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、障害基礎年金の給付額の案分ということについて、お尋ねをしたいと思います。  これは調査室からちょうだいいたしました資料でございますが、その十九ページには、「給付の額に関する按分計算」ということで、「給付の額に関する特例」の中...全文を見る
○福島委員 今まで不支給であったというのは、そちらの方が問題であったわけでして、そこから大きく変わりましたから、これはこれとしていいのですという話ではないと私は思うのです。ですから、日本にずっとおり続けた場合に、本来でしたら満額でもらえる。会社の指示か何かでドイツに行くわけですね...全文を見る
○福島委員 本来この障害基礎年金は、被保険者期間等にかかわらず、定額が支給されるわけですよ。かかわらずというところが大事なんだと思うのです。ですから、これは要望いたしますけれども、見直しをするということがあるのであれば、見直しをしていただきたいというふうに思います。  次の質問...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、不服の申し立て、裁定等につきまして、ドイツにいる場合には、日本の社会保険庁まで国際電話をかける必要があるのか、そのあたりの手続についてお聞かせをいただきたいと思います。
○福島委員 若干時間が残っておりますが、以上で大体準備した質問を終わりましたので、私の質問を終わりにさせていただきます。どうもありがとうございました。
05月22日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
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○福島委員 ただいまも金田委員の方からもるる御指摘がありましたけれども、人権をいかに守っていくのかという視点はこの法案の審議に当たって基本的に大切な観点だというふうに思います。  本年は国連人権宣言五十年に当たるというふうに伺っておりますけれども、日本というのは人権に関しまして...全文を見る
○福島委員 八十年前のその日本の提案というのはよくわかるわけでございますが、その後の日本のたどった道筋を見ますと、その提案が果たしてどの程度の深みで発せられたものであるのかということを私は考えざるを得ないわけでございます。  しかし、日本の国家が人権を決して軽視しているわけでは...全文を見る
○福島委員 数年前に出された「輸入感染症」という医学書でございますが、その中にこんな指摘がございます。これはコレラの発生例についての指摘なんでございますけれども、コレラ菌の検出はどのような機関で実際になされているのか。検疫所で三十件、地方衛生研究所及び保健所で七十八件、医療機関で...全文を見る
○福島委員 ですから、入り口の部分は、やはり一生懸命頑張ってもある程度限界があるのかなという気もいたしますし、そしてまた、この三割程度というのがもう少し改善されるような仕組みに改めるべきかなとも思います。この点についてのお考えをお聞きしたいということが第一点。  それから第二点...全文を見る
○福島委員 後段の方の御答弁はよく理解できなかったのですけれども、しっかりとやっていただきたいと思います。  それから、これは要望ですけれども、検疫所という名前そのものが非常にいかめしいのだろうなという気が私はするのですね。健康をチェックする健康診査室とか、そういうポジティブな...全文を見る
○福島委員 未知の感染症の場合は、単発例ですとわからないと思うんですよ、それが感染症かどうかわかりませんから。やはり、数例、集団で発生する、そしてまた、その中で比較的短期間に死亡するような人が出てくる、それが相次ぐというような事態なんだろう、エボラ出血熱とかを踏まえるとそういう事...全文を見る
○福島委員 それで、いずれにしましても、レベル4、レベル3にしましても、国は、この基本指針を拝見をしますと、対策本部を設置するというような書き方になっておりますし、その危機管理体制の実質的な指揮者というのは、やはり私は大臣だというふうに思うんですね。新感染症が発生した場合に、国と...全文を見る
○福島委員 局長の御答弁のように、きちっと連携をとりながらやらざるを得ないわけで、実態としてはそういうことになるというのは非常によくわかるんです、実態としてはそうだと。ただ、危機管理体制の中で恐らく行政として大切なことは、どこのポジションがどういう責任を持つのか、責任と権限がどう...全文を見る
○福島委員 確かに積極的な疫学調査ということも盛り込まれて、これは非常に大きな前進だというふうに私も評価をいたします。  ただ、現実がついてくるかどうかということが問題でございまして、平成九年の「難病対策等に関する調査」ということで総務庁の行政監察におきましては、サーベイランス...全文を見る
○福島委員 時間が参りましたので、残余の質問はまたの機会に聞かせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
08月19日第143回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福島委員 私は、趣を変えまして、社会保障制度また介護保険制度につきましてお尋ねをしたいというふうに考えております。  橋本内閣のもとでは、財政構造改革、財政再建に取り組まれたわけでございます。その大筋は、一つは平成九年度の消費税の引き上げ、また特別減税の廃止といった増税、もう...全文を見る
○福島委員 そこで、改革に引き続き取り組んでまいるということは結構なことだと私は思いますけれども、しかし、どのような制度に着地をするのか。年金制度にしましても、医療制度にしましても、どういう形になっていくのか。ただただ保険料が引き上げられ、そしてまた医療におきましても自己負担が引...全文を見る
○福島委員 そこで、大蔵大臣にお尋ねをしたいわけでございますが、財政構造改革法の今後の取り扱いということで先ほどから議論がございます。凍結するのか、また廃止するのか、基本的には総理が方向性をお決めになることだというふうに思っておりますけれども。  社会保障関係費に対して当初キャ...全文を見る
○福島委員 ただ、先ほど申しましたように、一つ追加してお聞きしたいことは、平成九年度に九兆円の国民負担がふえた、その中には医療費における自己負担というのも当然入っているわけですね。ですから、負担ということにおいては、社会保障における負担でありましても、そしてまた税における負担であ...全文を見る
○福島委員 今後の制度的な改革に当たりましては、現在の状況というものをよく踏まえて慎重に取り組んでいただきたいと重ねてお願いを申し上げたいと思います。  そして、次にお尋ねしたいことは、社会保障というのは、今まで、国民経済にとっては負担である、重荷であるというか、そういう意見が...全文を見る
○福島委員 時間が限られておりますので、次に、社会福祉基礎構造改革につきまして、これは厚生大臣にお尋ねをしたいと思います。  介護保険がスタートするということで、社会福祉そのものが措置制度から個人の選択によるサービスの利用へ大きく転換をする、これは児童福祉における保育においても...全文を見る
○福島委員 今大臣から御答弁ございましたが、国の責務を果たすということで、今後の構造改革の中でその推移を見守ってまいりたいと思います。  時間が限られておりますので、若干前後いたしますが、次に、介護保険制度につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  現在、厚生省において、介...全文を見る
○福島委員 これは努力をしてくださいと言うしかないわけでございまして、重ねてお願いをいたします。  ただ問題は、介護保険がスタートしました後にさらに高齢化が進むわけでございまして、新たな介護基盤の整備というものに引き続き努めなければならないわけでございます。  六月五日に、公...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、また指摘されておりますのは低所得者対策。介護保険がスタートしました後に、低所得者の人が介護サービスの利用を妨げられるようなことがあってはいけない。とりわけ、一部自己負担、一割定率の自己負担というのが介護保険においては導入される...全文を見る
○福島委員 自治体の意見を十分反映して、財政的な面においては、対応していただければと思います。  時間も限られておりますので、市町村の介護保険に係る事務費についての懸念についてお聞きをいたしておきたいと思います。  これは、国保におきましては、事務費というのがだんだん一般財源...全文を見る
○福島委員 定着をしても、別にその財源が要らなくなる、費用が安くなるというわけでは全然ないわけでして、定着するしないと私は別のことだというふうに思いますし、これはまた今後も議論させていただきたいと思います。  次に、法務大臣にお尋ねをしたいわけでございますが、現在、法務省では成...全文を見る
○福島委員 それ以外にも質問を用意いたしましたが、時間が参りましたので終わりにしたいと思いますが、最後に一点、総理にお願いですが、介護保険、なかなか国民はまだ理解をいたしておりません。実際にお年寄りの方に、知っていますかと言うて聞きましても、知らぬ人ばかりでして、これが実際に円滑...全文を見る