福島豊

ふくしまゆたか



当選回数回

福島豊の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
議事録を見る
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。  村田参考人におかれましては、本日は大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心より御礼を申し上げます。  率直に申しまして、先生のお話をお聞きしておりまして、非常にわかりやすいお話だと私は思いました。私も戦後世代でござい...全文を見る
○福島委員 そしてもう一点、当時の為政者がどう判断をしたのか。いろいろな経緯を伺っておりますと、天皇制をいかに維持するのかということが最大の課題であったのではないかというような気がいたします。  よく日本人というのは本音と建前という話がありまして、ひょっとしたら、GHQといろい...全文を見る
○福島委員 要するに、本音と建前の部分が若干あったわけだけれども、しかし、気がついてみるとどうも建前が逆転してしまって、そこから身動きがとれなくなってしまったというんでしょうか。  先生のお話をお聞きいたしておりますと、修憲にしましても、さまざまな形で憲法についての検討そしてま...全文を見る
○福島委員 非常にわかりやすいお話で、私も納得いたしております。  ただ、九条そのものも非武装中立というような思想が出てくる原点になったわけですが、先生のお話をお聞きしておりますと、要するにマッカーサーは、核戦略の中で自衛権も要らないということが出てきた。言ってみれば、非常に技...全文を見る
○福島委員 それから、日米安保条約そしてまた日本におきます米軍の駐留というようなことが憲法の改正そのものを求める動きにはならなかったという御判断なんですけれども、ただ、それだけではなくて、先ほど侵略戦争の定義について先生お話ございましたけれども、先生のお話は非常に冷静な客観的な話...全文を見る
○福島委員 以上で私の持ち時間は終わりました。まだまだいろいろとお尋ねしたいことはございますが、また機会をつくっていただければと思います。どうもありがとうございました。
03月28日第147回国会 衆議院 本会議 第16号
議事録を見る
○福島豊君 私は、公明党・改革クラブを代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました児童手当法の一部を改正する法律案に対して質問をさせていただきます。  平成十年の出生数は百十六万人と、いまだかつてない水準に低下をいたしました。二十一世紀に向かって、我が国の人口構造は世界に例を...全文を見る
04月12日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
議事録を見る
○福島委員 本日は、私は、まず、扶養控除と児童手当制度の関係につきまして、大蔵省の方にもおいでいただいておりますので、基本的なことを確認をさせていただきたいと思っております。そして、その次に、現代の子供の育ち方が変わってきたのではないかということにつきまして、私が感じておりますこ...全文を見る
○福島委員 まあ、アメリカというのは世界の中でもある意味では特異な国でございます。ですから、アメリカを引き合いに出して児童手当云々というのは余りなじまない議論だということを、この二十九カ国のうち二十七カ国が児童手当を選択をしているという事実からは受け取ることができるのではないかと...全文を見る
○福島委員 児童扶養控除が七カ国、そして児童税額控除が十三カ国ということでございますが、児童税額控除というのが基本的には児童手当にむしろ近い税制上の措置であるということを考えますと、我が国のような扶養控除を選択している国は、OECD二十九カ国のうちわずか七カ国ということで、言って...全文を見る
○福島委員 このような実態というものを踏まえますと、政策として、扶養控除よりも児童手当を選択することに恐らくメリットを見出したということなのではないかというふうに私は思います。  児童手当制度と扶養控除、それぞれ長所、短所があるというふうに言えるかと思いますけれども、この点につ...全文を見る
○福島委員 今の御説明を承りますと、要するに、日本の子育ての経済的支援というのは扶養控除の方が主体でございますから、高所得の人ほど手厚い支援を受ける、低所得の人ほど支援が逆に少ないんじゃないかというような指摘もできるわけですね、相対として見た場合ですけれども。  よくこの児童手...全文を見る
○福島委員 今の大蔵省の説明は、私は承服できないところがありまして、要するに、財源論の話だということになってしまっているわけです。財源論の話ではなくて、政策の選択として、扶養控除を選択するのか児童手当を選択するのかというその問いに対して、私は真正面から答えていただきたいと思います...全文を見る
○福島委員 福島章さんという精神科医の先生がおります。上智大学の教授ですが、最近その先生が「子どもの脳が危ない」という本を出されました。その中で、ADHD、注意欠陥多動性障害ということでございますが、厚生省でも九六年度に研究班が研究を行いまして、子供の七・八%がADHDである疑い...全文を見る
○福島委員 文部省の立場ですから、教育的なかかわりをどうするかというところに力点が置かれるのは自然なことでございますけれども、単にそういう教育的なアプローチだけではなくて、より精神医学的なアプローチも必要なのではないか。  例えば、これはいい面も悪い面もありまして、ヒラリーさん...全文を見る
○福島委員 ちょっと質問と答弁がずれてしまいましたが、単に暴力的なシーンということだけではなくて、例えば、人間が言語を獲得する過程というのは、母親との間で言葉のやりとり、そしてまた動作のやりとりがあって、言語というのは獲得されてくるわけですね。  テレビやビデオを見るというのは...全文を見る
○福島委員 以上で質問を終わります。大蔵省、文部省の皆様、大変ありがとうございました。
04月18日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第8号
議事録を見る
○福島委員 公明党の福島豊でございます。  参考人の先生方には、大変お忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきましたことを御礼申し上げる次第でございます。それぞれの参考人の先生方の御意見を、私、非常に共感をしながら聞かせていただいておりました。  まず初めに、都村参考人にお尋...全文を見る
○福島委員 都村参考人に一点追加ですが、保育サービスの現物給付をやめて、それで財源がある程度捻出されるわけですけれども、それを児童手当という形でお配りをして、そして、保育サービスを受けるときにはそれぞれお支払いをいただくという形の考え方を先ほど池本参考人はおっしゃられたんですけれ...全文を見る
○福島委員 次に、池本参考人にお尋ねをしたいんですが、先ほど御主張の中で被用者負担のことを提案されました。私もいろいろ考えている中で、介護保険は四十歳から六十四歳まで負担をしていただいているので、二十歳から四十歳ぐらいまでは子育ての方に負担をしていただいてもいいんじゃないかという...全文を見る
○福島委員 最後に、阿藤参考人にお尋ねをしたいのですが、今少子化というと子供の数の話ばかりなんですけれども、ことしに入りましてから私が興味を持っておりますのは、子供の育ち方が変わってきたのではないかという思いがいたします。  例えば、学級崩壊というような事象に象徴される事柄です...全文を見る
○福島委員 以上で持ち時間が終わりましたので、質問を終わります。  本日は、参考人の皆さん、ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○福島分科員 本日、私は、近年頻発いたします医療事故の問題について取り上げたいというふうに考えております。  我が党におきましても、医療事故対策小委員会を先日設置をいたしまして、どのような見直しを行うことが医療事故の予防に必要であるか、そしてまた、実際に事故が発生した場合の患者...全文を見る
○福島分科員 さまざまな課題がある、そしてまた厚生省としても三月より大臣を先頭に取り組みを開始していただいたということでございます。  医療機関はたくさんございますけれども、非常に進んだ医療機関ではリスクマネジャーのようなものを置いているところもあるというふうにも伺っております...全文を見る
○福島分科員 特定機能病院につきましては、ある程度、進んだ体制、そしてまた実態の把握がなされていると思います。しかし、二百床以上の病院はたくさんあるわけでございまして、調査をするということが病院みずからの安全管理体制の見直しということにつながっていくというふうに思います。マスコミ...全文を見る
○福島分科員 七十九大学のうち五十三大学ということでございますが、問題は、どういう教えられ方をしているのかということだと思うのです。数字だけで余り具体的なお話がございませんでしたが、病院管理学という講義も恐らくそれほど時間をかけていないだろうと僕は想像します。その中でも安全管理と...全文を見る
○福島分科員 余り一つの質問だけにかかわっていますと時間がなくなりますので、以上で結構でございます。  次に、卒後教育。臨床実習の中でも、半分ぐらいの大学ですか、安全管理ということが教育されるようになったという御報告が先ほど文部省からございましたけれども、卒後教育、実際に医師と...全文を見る
○福島分科員 次に、発生してしまった場合にどうするかということなんですけれども、先日の大学病院における患者取り違え事件におきましては、その機関の中に調査委員会が設置をされて調査を行いました。こういう形が本当にいいのかなという気がいたします。  むしろ、航空機事故の調査委員会のよ...全文を見る
○福島分科員 厚生省の結論だということなのかと思います。  今局長は二つごっちゃにして答えられたのですけれども、一般的に医療機関の安全管理体制がどうなっているのかという評価をする場合には、医療機能評価機構、これはもっと活用していくということが大事だと思うのです。ただ、大学病院の...全文を見る
○福島分科員 確かにいろいろと配慮をしなければいけないデリケートな問題はたくさんあると私も思います。アメリカで、ナショナル・ペイシェント・セーフティー・ファウンデーションですか、これはアメリカン・メディカル・アソシエーションの中に置かれておりますけれども、行政の中に置くのがいいか...全文を見る
○福島分科員 前向きな御答弁をありがとうございます。ですから、そういうきちっとしたガイドラインを出していく場合でも、現実にはどんなことが起こっているのかという情報が集まらなければいけませんから、そういう意味で情報収集の機関を設置した方がいいのではないかという思いもあるわけでござい...全文を見る
○福島分科員 患者取り違え事件がありましたときに、当時の宮下厚生大臣に質問させていただきました。たしか新聞に意見の投稿があったわけでございます。それは大病院の院長の投稿でございまして、看護婦の数が足りないのではないかという指摘であったと思います。当時の宮下大臣の御答弁は、いやいや...全文を見る
○福島分科員 最後に、一問お聞きしたいと思います。  ISO9000というのがございます。これは、製造業における品質管理のための手続を定め、そしてまたその手続がきちっと行われているかどうかということを第三者が評価をして認証を与える、そのことによって当該製造業なり会社なりの工場が...全文を見る
○福島分科員 どうもありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
議事録を見る
○福島委員 公明党・改革クラブの福島豊でございます。五百旗頭先生、本日はお忙しいところ大変ありがとうございます。  私も樽床委員と同じように戦後生まれでございまして、きょうお話のございました先生の御説明に大変共感を持って聞かせていただきました。これからは、どういうふうに見直して...全文を見る
○福島委員 密教的な解釈で政府は切り抜けてきた。しかし、実はその密教的な解釈そのものは、国民の中でもかなり理解をされつつあるのではないかという先生の御指摘でございましたが、当調査会の会長の中山先生は、二つの戦後ということで、ドイツと日本を比較しておられるわけです。ドイツの場合は、...全文を見る
○福島委員 そろそろ、顕教、密教の使い分けというのをやめるべきだというふうに私も思いますが、ただ、その場合に、例えばPKOを開始した時点でも大変な議論がありましたし、そしてまた、マスコミの論調等を見ておりますと、必ずしも、先生がおっしゃっておられますように、密教的部分が大分浸透し...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
04月27日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
議事録を見る
○福島委員 公明党・改革クラブの福島でございます。  参考人の皆様には、本日、大変お忙しい中、貴重な御意見を承りましたことを御礼申し上げる次第でございます。  まず初めに、河西参考人にお尋ねをしたいと思います。  先ほど土肥委員からもございましたように、この法律というのは半...全文を見る
○福島委員 実際には、関係者の皆様の大変な御努力で支えていただいているんだということが、今のお話からもわかりました。そういう財政的に大変厳しい中でございますから、当然、訓練士の方も、人件費も含めてそれほど高い水準にないんだろうなというふうに私は想像いたします。  盲導犬の数をふ...全文を見る
○福島委員 また、今回の社会福祉事業法の改正で、社会福祉法に変わるわけですが、盲導犬についてはきちっと訓練施設が位置づけられる。介助犬ということを中川委員も大変御熱心にやっておられまして、検討会を設置するということになりましたけれども、次々と新しい分野が開けているわけでございまし...全文を見る
○福島委員 次に、松友参考人にお尋ねをしたいんですけれども、五年ごとの見直し規定を設けるべきであるという御意見でございました。私も非常に同感をいたしております。  実際に法が施行された後にどうしていくのかということが非常に大切だと思いますが、この見直しに向けてどういうところを一...全文を見る
○福島委員 この質の問題は、私も全く同感でございます。介護保険もスタートしまして、そのサービスの質が一体どうなるのかというようなことも含めまして、これはきちっとしたフォローをしていかなきゃいけない。  最後に、金参考人にお尋ねをしたいんですけれども、第三者機関が必要であるという...全文を見る
○福島委員 時間になりましたので質疑を終わりますが、今後も参考人の皆様の御意見を踏まえて頑張ってまいりたいと思います。  ありがとうございました。
○福島委員 公明党・改革クラブの福島でございます。  参考人の先生方には、本日、大変お忙しい中、国会におきまして貴重な御意見をいただきましたことに御礼を申し上げる次第でございます。  まず初めに、吉本参考人に私はお聞きをしたいのですけれども、私は措置という言葉が正直言いまして...全文を見る
○福島委員 公の責任というのはどこまでをカバーすべきなのかという議論がそこで次に出てくると思うんですけれども、私は、一つは基盤整備をきちっとする、これは公の責任だ、また、さまざまな苦情ですとか問題が起こったときにそれに対処する、そしてまた、サービスの質が確保されているかどうかとい...全文を見る
○福島委員 次に、北野参考人にお尋ねをしたいのです。  ちょうだいいたしましたペーパーですけれども、ドイツの介護保険法であれば「可能な限り」という言葉が使われている、そして今回の法律では、「能力に応じ自立した」ということで、「能力に応じ」という表現になっている。  私は素朴に...全文を見る
○福島委員 それから、ペーパーの三ページ目には、この法案自体では不可能な基盤整備について、二〇〇三年までに何としても行わなければならない、私もそのとおりだというふうに思います。基盤がきちっとしていなければ、利用、選択といいましても、それは実現可能ではない。  ただ、市町村におけ...全文を見る
○福島委員 最後に、松尾参考人にお尋ねをしたいのですけれども、地域権利擁護事業ですが、社協が中心になって御努力をいただくわけでございますけれども、まだスタートしましてから限られた期間でもあります。現実には、社協の実態というのは地域によってかなり差がある、果たしてどこまでそういう細...全文を見る
○福島委員 以上で持ち時間が終わりましたので、質問を終わりにいたします。参考人の先生方、ありがとうございました。
05月10日第147回国会 衆議院 厚生委員会 第13号
議事録を見る
○福島委員 大臣、政務次官、大変に御苦労さまでございます。  まず初めに、大臣にお尋ねをいたします。  昨日、循環型社会形成推進基本法が衆議院を通過いたしました。二十一世紀に向かって循環型社会を構築していくということは不可欠な課題だというふうに私は思います。そしてまた、その循...全文を見る
○福島委員 ただいま大臣から御説明ございましたように、本改正案におきまして廃棄物の処理に関して規制が強化をされる。不法投棄や野焼きの問題等がしばしばマスコミで指摘をされるわけでございますが、その点を踏まえての今回の改正案であるというふうに思います。  政務次官にお尋ねをしたいと...全文を見る
○福島委員 この改正案が早期に成立しました後、ぜひとも適切な運用をもってその管理の体制を強化していただきたいというふうに思います。  次に、循環型社会の形成ともつながることでございますが、廃棄物の減量を図っていく、平成十一年の九月に廃棄物の減量化の目標量というものを政府としても...全文を見る
○福島委員 次に、廃棄物処理センターにつきましてお尋ねをしたいと思います。  本法案の中では、今までなかなかこのセンターの整備が進まなかったという観点から、指定要件を緩和することが盛り込まれたわけでございます。全国各地におきまして、最終処分場というのはいわゆる迷惑施設、そしてま...全文を見る
○福島委員 また、処分場が迷惑施設であるというような観点から、周辺を一体的に整備をするということが盛り込まれておりますけれども、具体的にどのような対応がなされるのか、お示しいただきたいと思います。
○福島委員 最後に、政務次官にお尋ねをしますが、政務次官はPCBの処理の問題について長年取り組んでまいられました。現在でも大量のPCBが国内には存在するわけでございまして、一日も早く本格的な処理を進めるべきであるというふうに私は考えております。厚生省並びに政務次官のお考えをお聞き...全文を見る
○福島委員 質問時間が終わりましたので、終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
05月30日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第26号
議事録を見る
○衆議院議員(福島豊君) 当時、私どもは野党でございましたが、この法案が提出されましたときに薬剤使用の適正化ということについては、そこだけ取り出して別途一部負担を設けるというようなやり方ではなくて、むしろその治療行為のあり方、そしてまた医療全体としてどうするのかというアプローチを...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 高齢者がどのように感じたかということですが、これは所得の多い少ないによっても私は随分違ったんだろうと思います。  ただ、共通して言えますことは、私もみずからの母親から、わかりにくい、どのようになっておるんだという話は聞きました。また、所得の低い方にとり...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 大臣の御答弁と基本的に認識は同じでございます。  まず、医療におきます高齢者の負担につきましては、今国会では時間の限りということで健康保険法の成立を断念せざるを得なかったわけでございますが、定率負担への移行ということで大変大きな変化がこの中には盛り込ま...全文を見る
07月06日第148回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
議事録を見る
○福島政務次官 このたび、厚生総括政務次官を拝命いたしました福島豊でございます。  政務次官の役割が一層重要性を増している中での就任であり、その重責に身の引き締まる思いであります。  我が国におきましては、二十一世紀の本格的な少子高齢化社会を目前に控え、国民の皆様の理解をいた...全文を見る
07月26日第148回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 雪印乳業食中毒事故につきまして、事故の概要、厚生省の対応等につきまして、お手元の資料に沿いまして御報告をさせていただきたいと思います。  まず初めに、今回の雪印乳業食中毒事故におきまして被害を受けられた多くの皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと思います...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいまの中川先生の御指摘は、深く共感を覚える次第でございます。  食品衛生行政を担当いたします厚生省としましては、今回の雪印乳業の食中毒事件につきましてはまことに遺憾であると、そのように重ねて申し上げさせていただきたいと思います。  今回の食中毒事件...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先ほどの中川委員の御指摘、そしてまたただいまの小林委員の御指摘、私もずっと拝聴いたしておりまして、さまざまに認識を深めさせていただきましたことにまずもって感謝を申し上げたいというふうに思っております。  しかしながら、食品の衛生管理を所管いたします厚生省...全文を見る
08月03日第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えをさせていただきます。  四月から実施をされました介護保険制度でございますが、サービス現場や市町村の皆様の多大な御努力によりまして、現在まで順調に実施をされてきているというふうに考えております。サービスの利用者の数、そしてまたサービスの提供量ということでご...全文を見る
○福島政務次官 現在までの調査の中で、さまざまな指摘がございます。  例えば、要介護認定につきましても、痴呆性高齢者の方の要介護度が現在の判定ソフトではどうしても低く出るのではないかというような御指摘もございます。そしてまた、介護報酬の請求に関しましても、さまざまな制度の見直し...全文を見る
○福島政務次官 桝屋委員の御指摘というものをしっかりと受けとめさせていただきたいというふうに思っております。  先ほども申しましたように、要介護認定のソフトに関しましても、さまざまなデータの積み重ねということが必要でございまして、それにつきましては、適切な改善を行うための基礎的...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
議事録を見る
○福島政務次官 確かに、先生おっしゃられますように、患者取り違え事件におきましても、患者を搬送するまでのプロセスと手術室でそれを受け取るプロセスと細分化されている中にありまして、そのすき間で発生をした事故であるという考え方もできると思います。  ですから、医療が高度化する中にお...全文を見る
○福島政務次官 お答えさせていただきます。  今回の事件につきましては、大変痛ましい事件でありまして、心から遺憾であるというふうに考えております。亡くなられた、そしてまた心身に傷を受けられたお子さん方、そしてまた家族の皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  本件の事実関係...全文を見る
○福島政務次官 立入調査のあり方というものに問題があったのではないかという御指摘だろうというふうに思います。  立入調査に関しましては、今るる経緯が御報告ございましたけれども、児童福祉法の第五十九条の規定によりまして、都道府県知事等が認可外保育施設に対して必要な報告を求めること...全文を見る
○福島政務次官 大臣の今の御答弁を踏まえまして、私になるかどうかということは別といたしまして、厚生省を代表する形で出席をさせていただくということで対応させていただきたいと思います。
○福島政務次官 大臣にかわりまして御答弁をさせていただきます。  先生の御著作は何冊も私は読ませていただいておりまして、グループホーム問題につきましても、先生が熱心に訴えてこられたということはよく承知をいたしております。  これから二十一世紀に向かいまして、痴呆性高齢者の数と...全文を見る
○福島政務次官 何年後という具体的な数字を示すのはなかなか難しいところがあろうかと思います。  それは一つには、自治体においてどのようなサービス提供をするのかということについての考え方というのが一つあると思いますし、そしてまた、それはスウェーデンにおきまして大きな転換が起こりま...全文を見る
○福島政務次官 何点か御指摘ございましたが、まず初めに、介護報酬が低いのではないかという御指摘でございます。  介護報酬に関しましては、平成十一年度、介護保険がスタートする以前でございますが、補助基準単価というのが一人当たり月約十七万円、介護報酬がスタートしましてからこれが一人...全文を見る
○福島政務次官 委員おっしゃられますように、できる限り早くこの判定ソフトの見直しを進めなければいけないというふうに厚生省も考えております。具体的には、八月十一日に第一回の要介護認定調査検討会をスタートさせることとなっております。その後、一分間タイムスタディー等の具体的なデータを積...全文を見る
○福島政務次官 お答えをいたします。  現状につきましてですが、建設省と横浜市が共同事業として行っております鶴見川多目的遊水池事業におきまして、遊水池などの建設予定地の一部に昭和四十年代、今から三十年前でございますが、廃棄物が埋め立てられていた部分がありまして、この箇所を建設省...全文を見る
○福島政務次官 質問したことは私もよく覚えております。また、政務次官を拝命いたしましてから、当時の事情につきましてるる改めて勉強をさせていただきました。また、委員会で私が質問した当時、私自身が承知しておりましたことと、そしてまた、中川委員の御努力等によりまして今までにまた新たにな...全文を見る
○福島政務次官 私が発言をいたしましたそうしたさまざまな情報というものについて、国民の生命と安全を守る立場にある厚生省というのは一にも二にも敏感であるべきである、いち早く察知をし、適切な対応をとるべきである、その思いは、当時もありましたし、政務次官に就任をいたしました現在でも全く...全文を見る
○福島政務次官 全くしようがないなどとは思っておりません。まことに遺憾なことであると私は思っております。
○福島政務次官 現時点において厚生省がなすべき努力は、当時の状況も含めましてきちっと調査をしまして、そしてまた、確認し得た情報については国民の皆様にすべて明らかにするということがまずもって必要だと思っております。ですから、本日、予備的調査が命じられましたけれども、それに対しての適...全文を見る
○福島政務次官 責任という言葉というのは、きちっと定めて使わないといけない言葉ではないかというふうに思っております。  過去の経緯に対しまして、司法による判断というのもあろうと思います。そしてまた、私自身がこの立場で申し上げるとすれば、再びこのような事例を起こさないための体制と...全文を見る
○福島政務次官 今るる中川委員から御紹介ございましたが、若干事実関係を整理させていただきたいと思っております。  各国によって対応が異なったという事態がございます。米国、これは第一例目が確認をされた地域でございますが、そしてまたカナダ、これは先ほども中川委員おっしゃられましたよ...全文を見る
○福島政務次官 局長から御説明ございましたけれども、私も、ヒト由来の製品につきましては、それをどういうふうに審査するのかということについても違った形のやり方があるだろうと思います。  ただ、これは今の時点で判断をするのでそのように思うというところが多分にありまして、当時、ヒト由...全文を見る
08月07日第149回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) お答えさせていただきます。  一時保育事業でございますけれども、委員御指摘のように、近年の育児中の母親の孤立化でありますとか、そしてまた地域における保育力、子育て機能の低下ということを踏まえて、その充実というものを図っていかなければならない大切な一つの課...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいま委員御指摘ありましたように、小規模授産施設につきましては、障害者の自立支援に果たす役割と期待というものを十分踏まえまして、その規制緩和というものを行うこととしたわけでございます。  具体的には、利用人員を二十名から十名に引き下げる。そしてまた、小...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 補助につきましては、これも現在、来年度の予算編成と関連をいたしております。先生からもできるだけ支援の拡充をしてほしい、その御要請は繰り返しお聞きをいたしております。  現在まで、この小規模作業所のよさというものがございまして、これは極めて運営の自由度が高...全文を見る
08月08日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
議事録を見る
○福島政務次官 まず初めに、本委員会におきましては、参議院の予算委員会との関係で大臣の出席がかないませんことをお許しいただきたいと思います。  そしてまた、今般の雪印乳業の食中毒事件におきましては、極めて多くの皆様が被害を受けたわけでございまして、心よりお見舞いを申し上げたいと...全文を見る
○福島政務次官 委員御指摘のとおりだというふうに思います。大量生産、大量流通の時代でございますので、いかに適切に情報を集め、それを関係者に発信をしていくのか、この二つのことが要請されているというふうに思います。今回の事件等も踏まえまして、全国の保健所等が、食中毒だけではなくて、食...全文を見る
○福島政務次官 ただいまの委員の御意見をお聞きいたしておりまして、その認識をやはり変えていただく必要があるのではないかと私は思いました。午前中の参考人の質疑でもございましたけれども、HACCPというのは単に肩書的に取ればいいという話ではないということだろうと私は思っております。む...全文を見る
○福島政務次官 お答えさせていただきます。  HACCP承認後の監視につきまして、事前通告した上でこれを行うのか、それとも抜き打ちで行うのかということでございますけれども、その目的によって適切に判断をして選択するということで都道府県等を指導して、より効果的な監視、指導が行われる...全文を見る
○福島政務次官 人員につきましては、この事故とは関係ございませんけれども、体制の強化を図らなければならないということで、本年の十月からは六名に増員いたしまして、そしてまた、来年からは、地方厚生局としまして、全体で十三名の体制でこれを進めてまいるところでございます。
○福島政務次官 どこまでが官でカバーをし、どこまでが民でカバーをするのかということは、この数年間さまざまな形で御議論があるところでございますし、そしてまた、委員が御指摘のようなISOについての現在のシステムというものもあるわけでございます。  私どもとしましても、厚生省としてし...全文を見る
○福島政務次官 ただいまも発言いたしましたように、科学的な見地から現在までそのような形で定められているわけでございます。  乳製品に対しての信頼性の回復ということで、もっと厳しくしてはどうかという委員の御指摘だろうというふうに私は理解をいたしておりますけれども、ここの基準を変え...全文を見る
○福島政務次官 先ほどから御説明がありますように、現在、原因の究明につきまして、大阪市、大阪府警が調査をしていることは事実でございますので、その推移を見守らせていただくというのは厚生省としては当然だろうというふうに私は思いますけれども、それを踏まえた上で、今先生からの御指摘に対し...全文を見る
○福島政務次官 それは、先生、殺菌のプロセスというよりも、むしろ問題になりますのは、殺菌によっては滅菌とは違いますので完全にゼロになるというわけではありませんから、その後どういう温度管理をされたのか、そしてまたどういう期間それが保存されていたのかということで、最終的に戻ってきた乳...全文を見る
○福島政務次官 一般の消費者に対して情報提供が大切だというのは委員のおっしゃるとおりだと思います。そしてまた、食だけにかかわらず、これは、自治体にしましても国にしましても危機管理の一環ということだろうと私は認識いたしておりまして、その立場から、国民に対して適切な情報提供というもの...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  今回の点検では、雪印大阪工場における食中毒の原因と思われる事項を中心に、同様な食中毒の再発防止の観点から、乳処理施設における洗浄にかかわる作業手順書及びその記録を整備するように指導したものでございます。  今回指導した内容につきましては、...全文を見る
○福島政務次官 HACCPとは、製造者がみずから定めた製造工程を自主的に管理することによって、より高度な安全性を確保しようというシステムでございます。その承認の際にも、今まで申請者側に対して一定の信頼というものを置いて私どもは行ってまいりました。しかしながら、今回のこの雪印の事例...全文を見る
○福島政務次官 現在の制度におきましては、虚偽の申請を行ったことに対してペナルティーがあるのかということでございますけれども、雪印大阪工場におきましても承認の取り消しを行いました。承認を取り消されること自体が、社会的に見ましても一つのペナルティーであることは間違いのないところでは...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、再度承認の申請をしまして、その内容が承認に関して内容を満たしておりますれば可能でございます。
○福島政務次官 今回の事件を踏まえまして、HACCPの運営に当たりまして、今後さまざまな形で専門家の助言を得られるようにしますとか、そしてまた、経営者の姿勢が大切であるということも午前中の参考人の意見にもございました、経営者に対してのさまざまな啓発事業を行っていくことも考えており...全文を見る
○福島政務次官 先ほどもございましたように、食中毒事件等の発生におきまして、一般の国民の皆様に情報の周知を図ることが必要である、そしてまた図ってまいりたいというふうに厚生省の姿勢を示させていただきました。  ですから、おのずと、そういう事件があった場合にさまざまな情報というもの...全文を見る
○福島政務次官 雪印の事件に重ね合わせて答弁をさせていただきましたが、一般的な事例としましても、HACCPの承認を取り消した場合につきましては、厚生省としましてはこれを公表いたします。
○福島政務次官 業界というのは、要するに、すべての事業者に対してHACCPの導入を義務づけてはどうかという内容でよろしいのでございましょうか。(水島委員「はい」と呼ぶ)  その御意見につきましては、何回か繰り返し御答弁をさせていただいておりますけれども、HACCPの導入というこ...全文を見る
○福島政務次官 HACCPを導入するということは、先ほどの参考人の御意見の陳述にもありましたように、できる限りといいますか一〇〇%の安全性を目指そうという観点から導入されたわけでございます。その導入に当たりまして、さまざまな形での仕組み、システムというものをつくらなければいかぬ、...全文を見る
○福島政務次官 午前中の参考人の御指摘は、私もお聞きをいたしました。  法定監視回数を下回っているのではないかということでございますけれども、この監視回数は、あくまでも努力目標として定めたものであるというふうに理解されているとお聞きをいたしております。  しかしながら、監視回...全文を見る
○福島政務次官 行政改革の時代でございまして、スリムな政府ということが言われておるわけでございます。しかしながら、単にスリムということではなくて、パフォーマンスのいい政府をつくろうということも今言われているわけでございまして、食品衛生監視にしましても重点化をしていく、そしてまた効...全文を見る
○福島政務次官 監視、指導に当たりまして具体的にどのようなことをしているかということでございますけれども、細菌学的な見地から、必要に応じて、微生物等につきましても食品等の収去検査を行いましたり施設のふき取り検査というようなものを実施しているわけでございます。そしてまた、屋外作業に...全文を見る
○福島政務次官 大阪市が大阪工場に対しまして具体的にどのような指導を個別にしたかということにつきましてつまびらかにしているわけではございませんけれども、しかしながら、屋外におきます調合作業を行っていたということについて十分な認識がなかったのではないかというふうに私は思います。 ...全文を見る
○福島政務次官 今回の事件というものを踏まえまして、実際に食品を製造しておられる方には、いま一度原点に戻って、食品の安全というものは一体いかなるものなのかということについて理解を深めていただく必要があるというふうに考えております。  今回の事件を契機としまして、営業者による食品...全文を見る
○福島政務次官 重ねての答弁になりますけれども、製品の再利用につきましては、製造者の管理下にあって、十度以下に保存される等の衛生管理がされており、かつ品質保持期限内のものであれば、食品衛生法上は問題とならないというふうに考えております。  そしてまた、現在流通している乳・乳製品...全文を見る
○福島政務次官 そのような方がおられるとは承知いたしておりません。
○福島政務次官 直接各社ということではなくて、団体に対して行かれている方があるということでございます。
○福島政務次官 先生の御質問の御意味は、食品衛生管理者を置かなくても、食品衛生上、HACCPの体制というものがとられていれば大丈夫かということでございますか。この点につきましては、食品衛生法第十九条の十七におきまして、一般的には専任の食品衛生管理者の設置を義務づけているわけでござ...全文を見る
○福島政務次官 雪印大阪工場のHACCPの専門家チームは、工場長が施設の最高責任者ということで充てられております。そしてまた、製造部門、品質管理部門、工務部門、物流部門等々の各部門におきましての責任者というものが定められております。  この専門家チームの考え方というのは、それぞ...全文を見る
○福島政務次官 チーム全体でといいますか、そのチームの最高責任者として工場長がおるわけでございます。そして、工場長のもとにそれぞれの部門の責任者というものがおりまして、これが専門家チームということでございます。このチームがきちっと機能することによって食品衛生管理者と同様な機能を果...全文を見る
○福島政務次官 端的に申します。  おりません。
○福島政務次官 再度繰り返しになりますが、HACCP施設におきましては、HACCPチームというものが衛生管理の人的な部分でのコントロールを行うことから、法律上も食品衛生管理者の設置というものは義務づけられていないということでございます。
○福島政務次官 それは、食品衛生法の改正のプロセスにおきまして、HACCPの施設におきましては、先ほどから繰り返しになりますけれども、こうした専門家チームという形での対応がなされているわけでございます。ですから、食品衛生法で定められているところの食品衛生管理者を置く義務というもの...全文を見る
○福島政務次官 チームだからすべて無責任になるということではございませんで、その中で最高責任者というものが定められているわけでございます。その最高責任者というのは、大阪工場の場合は工場長でございますけれども、そういうことで、チームで責任が分散されて、どこに帰属するのかわからないと...全文を見る
○福島政務次官 私は午前中の参考人の御意見もいろいろとお聞きをしましたが、HACCPの制度は、山本参考人もおっしゃっておられましたけれども、食品衛生管理の上では極めてすぐれた制度であることは間違いがないというふうに私は思います。問題は、その制度がいかにして我が国内におきましてきち...全文を見る
○福島政務次官 具体的には、承認審査に当たりまして、承認審査資料への設計図の、これは製造工場の設計図でございますけれども、原本の写しの添付ということで、隅から隅まで点検ができるようにする、そしてまた現地調査というものも必要でございますが、当面、すべての承認申請に対して、厚生省の職...全文を見る
○福島政務次官 信頼というものは一日にしてできるものではないかもしれませんが、一日一日の着実な取り組みによってしかかち取れないものであろうというふうに思います。  さまざまな事件が我が国内でも多発しているわけでございますけれども、それは、非常に単純なことに対して手抜きといいます...全文を見る
○福島政務次官 情報の提供につきましては、二十九日に公表されており、これは大阪市が主体でございますけれども、適切に対応をしてこられたのではないかというふうに私どもは考えております。  原因究明につきましては、先ほどからもるるこの委員会でも議論がございましたように、大阪市、大阪府...全文を見る
○福島政務次官 これも先ほどから御議論があるところでございますけれども、今回の雪印の事件におきまして、これは行政が承知をしておりましたところですけれども、二十七日に一人、二十八日に二人、その当時数十万本の製品が出荷されていたということを考えますと、どのような判断をなすべきかという...全文を見る
○福島政務次官 二十工場の調査、そしてまた雪印大阪工場の調査等々を行いました。その調査の中で、回収乳工程の申請書への記載不備等の事実はございましたけれども、大阪工場と比較してですけれども、大阪工場のような重大な衛生上の問題点は見つからなかったというふうに考えております。その点から...全文を見る
○福島政務次官 これは委員がおっしゃられますように、決して軽微の問題であるということで済ましたということではなくて、きちっとそれを修正して改善をするという確約をとりました。そしてまた、その後テスト的な生産というものもしてきちっと確認をして、そういう手続を踏んだ上でのことでございま...全文を見る
○福島政務次官 再利用に関しましては、有識者会議を設置いたしまして検討を進めるということになっておりますけれども、その検討のプロセスの中で、今委員御指摘のありましたように、再利用の実態について把握をしたいと思います。
○福島政務次官 委員は、再利用するというのが常識的な実態であるということでございますけれども、私どもの認識ではそのように承知をいたしておりません。
○福島政務次官 ただいま私の手元にも参りましたけれども、日本乳業協会は既にこの見解は撤回しておるというふうに伺っております。
○福島政務次官 この点について、この文書では「厚生省に照会したところ、」となっておりますけれども、照会をいただいておりません。
○福島政務次官 確かに、名古屋統括工場におきまして厚生省の職員が現地調査を行ったということは事実でございます。しかしながら、このHACCPの申請書にはこの再利用の工程につきましての記載は全くございませんでしたし、現地の調査におきましても、申請者から適切な説明というものはございませ...全文を見る
○福島政務次官 私ども厚生省としましても、事件が発生をしましてから、直後に担当者を派遣いたしまして、直接の担当でございます大阪市と連携をとりながら、この食中毒事件に対しての対応を進めてきたところでございます。  そしてまた、原因の究明ということにつきましては、大阪市また大阪府警...全文を見る
○福島政務次官 大阪市また大阪府警におきましても、調査、原因の究明について十分な能力を有しておられるだろうというふうに私は思います。そしてまた、今回の原因究明ということで、専門家会議を設置してその要因について特定をするというふうに伺っておりまして、その過程の中で厚生省としても適切...全文を見る
○福島政務次官 午前中の参考人の御意見にもございましたように、HACCPそのものは、一般的な衛生管理というものがまずありまして、その上でシステムとしての危機管理をするということから、より高度な衛生管理を可能とするものである、そのように理解をいたしております。  そういう意味で、...全文を見る
○福島政務次官 私どもが把握しております時間経過でございますけれども、先ほど申しましたが、二十七日の段階では、行政が把握しておりましたのが一人、そして二十八日が二人というふうに伺っておりますが、その後、二十九日、二十八日の夜遅くなりましてから、雪印に対しての回収等が連絡されたよう...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) お答えさせていただきます。  この有料老人ホーム、先生御指摘のように全国に三百三施設がございまして、そのうちの約三分の一の百施設において介護費用の調整が必要だと……
○政務次官(福島豊君) 三月末の時点で把握しておりますところでは、約九割のホームでおおむね合意済みというふうに伺っております。
○政務次官(福島豊君) 先生が四月、五月と国会におきましてこの問題につきましてお取り上げになられたことは存じております。そしてまた六月に、ただいま先生御指摘ございましたけれども、老人福祉振興課長の通知を発出いたしております。  厚生省としましては、この介護費用の調整に関しまして...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のような状況である、おおむねそのような状況であるというふうに承っております。
○政務次官(福島豊君) 厚生省としましては、介護保険がスタートしまして介護保険料をちょうだいすることになったわけでございますけれども、有料老人ホームが一時金として事前にちょうだいしております費用につきましては、ホームとそしてまた入所者の話し合いの上で適切な水準の額が返還されるとい...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 前払い一時金の返還、調整の対象額というのは、単純に現在の介護の水準ということで計算されるだけではなくて、既に費消された部分ですとか、そしてまた入居期間等々さまざまなファクターがあろうかというふうに思います。ですから、直ちに五分の一の水準であるということでは...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 私ども厚生省としましては、この介護の前払い一時金の調整ということにつきましては、それぞれの関係者が十分に協議をしていただきまして適切な対応をしていただきたいと申し上げたいと思います。
08月09日第149回国会 参議院 国民福祉委員会 第1号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 先般、厚生総括政務次官に就任いたしました福島豊でございます。  政務次官の役割が一層重要となっている中で、国民に最も身近で重要な分野である健康や福祉あるいは社会保険を担当することとなり、日々その責任の重さを痛感いたしております。  厚生行政は、未曾有の...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 雪印乳業食中毒事故について、お手元にお配りをいたしました資料に沿って御報告をいたします。  まず、今回の雪印乳業食中毒事故において被害を受けられた多くの方々に、心からお見舞いを申し上げます。  今回の事故については、食品の安全性を所管する厚生省として、...全文を見る
○政務次官(福島豊君) お答えいたします。  科学的また合理的根拠としまして、原爆に由来する放射能を身体に直接に健康影響を与える線量以上住民が被曝したと推定されること、そしてまた住民に放射能によると推定される健康影響が実際に存在するということの二つの要素が必要であると考えており...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、HACCPの運営に関しての充実強化を今後とも図っていかなければいけないというのはそのとおりだと思います。  HACCP自体が食品衛生管理のための一つのシステムを規定するものでございますから、まずはその人的な側面、適切な管理が行われてい...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 委員御指摘のように、C型肝炎が極めて重要な感染症であるというふうに厚生省も考えております。  先ほどの大臣のごあいさつの中でインフルエンザと結核を取り上げましたのは、一つには、インフルエンザに関しましてはさきの通常国会に提出して廃案となりました予防接種法...全文を見る
○政務次官(福島豊君) お答えさせていただきます。  社会福祉施設におきましても、多数の食中毒が発生をしておるという先ほどの報告がございましたが、その一つの衛生管理というものに対しては万全を期さなければならないというふうに考えております。  先ほど局長から答弁がございましたけ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先ほどの先生の御質問に対しまして答弁漏れがございましたので、補足をさせていただきたいと思います。  社会福祉施設などの集団給食の衛生管理において、食品衛生法上どういう行政措置をとることができるかということでございますけれども、同法の第二十九条第三項により...全文を見る
09月05日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のことは大変大切なことだというふうに思っております。  こうした自主的な販売中止措置におきましても、実際に処方しておられます医療機関や調剤しておられる薬局、そして服用しておられる患者さんに混乱を来すようなことがあってはならないというふうに思いま...全文を見る
09月20日第149回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  まず、十時から臨時閣議が行われておりまして、大臣が冒頭出席できませんことをおわび申し上げたいと思います。  そしてまた、全国のヤコブ病の患者の皆様、また御家族の皆様は、大変な病気でございまして、大変な御苦労をなさっておられると思います、心...全文を見る
○福島政務次官 私も委員の御指摘に同感でございます。  現在、ヒト乾燥硬膜の移植によってクロイツフェルト・ヤコブ病を発症したとする患者、遺族等から国等に対しまして損害賠償を求める訴訟が提起をされておりますけれども、厚生省としましては、過去の事実を客観的に見詰めた上で国の法的責任...全文を見る
○福島政務次官 国に対しての訴訟につきましては先ほど御説明したとおりでございますが、B・ブラウン社に対しての訴訟につきまして現在承知いたしておりますところは、次のような状況でございます。  まず、米国でございますけれども、一九八五年四月ごろにライオデュラが移植をされた事例につき...全文を見る
○福島政務次官 硬膜というのは、脳を包んでおります三つの膜の一つでございます。軟膜、クモ膜、そしてその一番外側に硬膜というものがあるものでございまして、脳組織と直接に接触をしているわけではありません。  なぜヒト乾燥硬膜が必要だったかといいますと、脳外科手術を行いますと硬膜の欠...全文を見る
○福島政務次官 大腿筋膜というのは、大腿の筋肉を包んでいる筋膜という薄い膜のような組織がございまして、それが線維でできておりますので、それをはがして移植に使ったということでございます。  それから、乾燥硬膜が累計どのくらい使われたかということでございますけれども、年間一万枚から...全文を見る
○福島政務次官 発言を若干訂正させていただきます。  この四十万枚から五十万枚はライオデュラだけの数としてということでございます。もう一社ありまして、ですから、実際に使われていた枚数はもっと多いということになります。
○福島政務次官 私も臨床医学に携わっておりましたので、医薬品または医療用具というものがリスクと隣り合わせだということはよく承知をいたしております。しかしながら、それにまさる有効性というものが存在するからこそ使われている。この有効性とリスクの兼ね合いをどう考えるのかというところが最...全文を見る
○福島政務次官 記述を具体的に御紹介させていただきます。  昭和五十三年の研究報告書、班長の石田先生が書かれておりますが、「CJ病では患者脳組織に直接接することによってのみ伝達が可能なので、脳病理、脳外科関係者に厳重注意を呼びかける。」  昭和五十九年、班長は立石先生にかわっ...全文を見る
○福島政務次官 私も委員のおっしゃるとおりだと思っております。これは、CJDの患者さんがおる、そして、亡くなられましたときに病理解剖等を行う、そのときに患者の組織に直接接するわけであるから、感染性があるので十分注意をしなければいけない。これは脳外科手術の場合でも同じでございますけ...全文を見る
○福島政務次官 過去にサリドマイド、スモン、HIVの各事件があったわけでございます。こうした反省を踏まえまして、これまで薬事法規制の強化を図りながら、承認審査体制や市販後安全対策の充実など、医薬品による健康被害の再発防止のための取り組みを順次行ってまいりました。  具体的に申し...全文を見る
○福島政務次官 ただいまも参考人から御説明ございましたけれども、ヒト成長ホルモン製剤につきましては、短期間に同様の症例報告が多数把握されたこと。そしてまた、ヒト成長ホルモン製剤は、これは脳組織の一部でございます脳下垂体を原料として製造されるものでありますけれども、クロイツフェルト...全文を見る
○福島政務次官 まず、角膜移植による症例報告の件でございますが、これは、現時点でも孤発例なのかどうなのか判断ができないというのが今の考え方だと思います。そしてまた、研究班におきまして、動物実験で脳組織以外の臓器にもその感染性が認められる、それが確認をされたという報告がございますけ...全文を見る
○福島政務次官 現在のヒト乾燥硬膜がクロイツフェルト・ヤコブ病の伝染媒体となるということが非常に明らかになった時点で考えますと、そういう判断も当然出てくるというふうに思いますけれども、しかしながら、ライオデュラが承認された昭和四十八年の当時におきましては、プリオン仮説というのも提...全文を見る
○福島政務次官 私も調査研究班の報告書等は拝見をいたしました。そして、クロイツフェルト・ヤコブ病の病原体が通常の滅菌法では不活化をされないという報告がなされているということも承知をいたしております。  しかしながら、そのことと、ヒト乾燥硬膜の処理、そしてまた安全性ということにつ...全文を見る
○福島政務次官 情報収集体制というのは、これで一〇〇%ということはなかなかないわけでございまして、厚生省としても、その充実というものに向けて逐次改善に取り組んできております。  先ほども御説明させていただきましたけれども、医薬品の副作用の報告、これは感染症についての報告というも...全文を見る
○福島政務次官 確かに委員御指摘のように、クロイツフェルト・ヤコブ病は大変重篤な病気でございまして、御家族の方の御苦労というものも大変なものと私も存じております。現在厚生省の医療、介護、福祉のさまざまな制度がございますけれども、その制度の中でできる限りの対応を行っていきたいと考え...全文を見る
○福島政務次官 今委員が御指摘になられました事柄の背景としまして、一つは、クロイツフェルト・ヤコブ病というのが百万人に一人という極めてまれな疾患でありまして、医療現場でもその診断に苦慮する。そしてまた、原因が不明で治療方法が存在をしない。さらには、大変な難病であるということは知ら...全文を見る
○福島政務次官 在宅で過ごされる場合につきましても、先ほども申しましたように、適切な支援の体制が必要であろうというふうに思いますので、福祉面での難病患者居宅生活支援事業の活用、難病特別対策推進事業の活用によります療養支援をきちっと行っていくことが必要だと思っています。  同時に...全文を見る
○福島政務次官 私も今回のクロイツフェルト・ヤコブ病の問題でさまざまな勉強をさせていただきまして、官僚の組織というのは、つかさつかさにどのような役割を与えるのかという組み立て方が極めて大切だと私は思っています。つかさつかさの役割、所掌、これがどういう組み立てられ方をしているかによ...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  ヒト乾燥硬膜は、医薬品と異なり薬理作用を有するものではなく、脳外科手術等で生じた硬膜の欠損部位を補てんするといった整形の目的で直接身体に縫合する材料であることから、医療用具として位置づけられているものでございます。
○福島政務次官 医薬品の大きな特性は、身体の中に入りましてから薬理作用を発揮するものであるというところに特性があると私は思います。  ヒト乾燥硬膜は、ヒト由来でございますけれども、そのような薬理作用を有するものではなくて、物理的にその欠損を補てんするという特性から医療用具という...全文を見る
○福島政務次官 これは、基本的には法律の成立過程に由来する事柄であって、具体的に申しますと、医薬品というのは、薬事法の第二条第一項におきまして、一、日本薬局方におさめられている物、二、人または動物の疾病の診断、治療または予防の目的で使用される物であって、器具器械でないもの、三、人...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  この点につきましては、中川智子委員の質問主意書につきましても御指摘をいただいていることでございます。これは、再度繰り返しになりますけれども、日本薬局方において従来からの沿革的な理由によりばんそうこうの性状及び品質の規格を定めていることから、...全文を見る
○福島政務次官 これは、日本薬局方そのものが薬事法よりも古いものでございます。そして、その日本薬局方そのものを薬事法の中に位置づけるという形をとった経緯からこのようになっていると存知いたしております。
○福島政務次官 先ほどの答弁に重なりますけれども、医薬品につきましては、薬事法第二条第一項に、一、日本薬局方におさめられている物、二、人または動物の疾病の診断、治療または予防の目的で使用される物であって、器具器械でないもの、三、人または動物の身体の構造または機能に影響を及ぼすこと...全文を見る
○福島政務次官 骨の欠損を補てんする場合にも、動物由来のもの、そしてまた人工のものもございますけれども、医療用具というふうに位置づけられております。
○福島政務次官 委員御指摘のように、医療用具という位置づけをしたとしましても、ヒトの細胞や組織に由来する製品や動物由来の製品につきましても、従来の薬事法における品質、安全性及び有効性についての必要な審査は行っておりますけれども、さまざまな新しい製品についての研究や検討が進められて...全文を見る
○福島政務次官 残念ながら、まだ目を通しておりません。
○福島政務次官 一昨日の新聞の報道では、ヤコブ病、新変異型でございますけれども、これが母子感染をするのではないかということが英国のマスメディアで報道されたわけでございます。この症例につきましては、まだ学術論文という形で掲載されておりませんので詳細はわかりませんけれども、研究班を通...全文を見る
○福島政務次官 先生、一九八七年の第一症例のことでよろしゅうございますか。  この第一症例の報告につきましては、今回の調査によりまして、厚生省の内部におきまして承知をしておらなかった、把握をしておらなかったということが報告をされているところでございます。  しかしながら、こう...全文を見る
○福島政務次官 教訓として当時と比べてということでございますけれども、厚生行政の中におきまして、医薬品、医療用具も含めました安全性ということについての危機管理体制というものについては不断の見直しを行ってきている、私はそのように思います。サリドマイド、スモン、HIV、いずれの時点を...全文を見る
○福島政務次官 まず、情報収集体制の改善ということでございます。  HIV事件で得られた大変大切な教訓というのは、感染症というものが大変広範な被害をもたらすことがあるということだったと私は認識をいたしております。そういうことを踏まえまして、従来は医薬品等につきましても単に副作用...全文を見る
○福島政務次官 ただいまも御説明をさせていただいた点でもございまして、重複になると思いますけれども、厚生省は、厚生科学研究費というのがございまして、さまざまな研究をしていただいているわけでございます。当然、その研究の中で、研究者の方々はこれは行政として対応が必要であるという事例に...全文を見る
○福島政務次官 それは、行政上明確にそのような形で定められていたわけではなかったということでございます。
○福島政務次官 先生、特定のところだけに情報を発信するということではないと私は存知いたしておりますけれども、より詳しくは参考人の方からお答えさせていただきたいと思います。
○福島政務次官 宮島参考人からの御説明は、さまざまな健康危機情報を収集するという、集める側の話でございます。そして、さまざまな警告を発する、すべての医療機関に対しまして緊急情報というような形で提供し得る、これは丸田参考人からの御説明であったと思います。
○福島政務次官 最終的には予見可能性ということは司法で判断を下されることであろうというふうに私は思っております。  ただ、先ほどからるる御指摘ございましたので申し上げておきますと、第二症例が出た時点でも、イギリスの当局にしましてもドイツの当局にしましても、アルカリ未処理製品につ...全文を見る
10月05日第150回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えさせていただきます。  東海集中豪雨によります災害廃棄物の問題につきましては、厚生省といたしましても事態が重大であることを十分に認識いたしておりまして、既に九月二十五日に担当職員を現地に派遣するなどして状況の把握に努めておるところでございます。  災害廃...全文を見る
○福島政務次官 先生が御指摘いただきました点は大変大切なことだと思っております。阪神・淡路大震災のときにも、高齢者の方が、いわば災害弱者ということで、大変大きな、生活上の困苦のみならず、精神的そしてまた健康面での影響を受けられたと私も承知をいたしております。  現在、東京都下の...全文を見る
10月12日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第1号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えさせていただきます。  今回の鳥取県西部地震につきましては、当初、家屋等の被害状況が詳細に確認されていない中でしたけれども、余震の可能性がある、多数の方が避難をされているということに着目をいたしまして、災害救助法を弾力的に運用しまして、迅速にこれを適用した...全文を見る
○福島政務次官 ただいま委員から御指摘がございましたような不適正な使用がなされているということにつきましては、厚生省としては、その事実関係につきまして承知いたしておりません。また、厚生省としましても、その実態調査を行うということに関しまして、おのずから限度があるのではないかという...全文を見る
10月12日第150回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  愛知県の集中豪雨におきましても災害廃棄物の問題が大変に問題になっているということは、よく承知をいたしております。  この災害廃棄物の処理に関しましては、収集や運搬、処分等につきまして国庫補助を災害廃棄物処理事業として従来より行っているとこ...全文を見る
10月18日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
議事録を見る
○福島政務次官 先生御指摘ございましたように、今、高齢化が急速に進行しているわけでございます。医療提供のあり方も、そうした人口構造の変化、疾病構造の変化に適応したものに変えていく必要がございます。そして、そうした構造転換を図ることによって引き続き良質な医療の提供というものを行って...全文を見る
○福島政務次官 今回の医療法の改正に盛り込まれておりますのは、看護職員の配置基準の見直しということで、現在までの四対一から三対一にする。これは、看護体制がより手厚くなるということで、医療の質を高めることに資する改革であるというふうに考えております。  病院経営に与える影響という...全文を見る
○福島政務次官 ただいま先生御指摘ありましたように、意欲のある医療機関が参入することを妨げることになってはいけないというような観点から、今回の医療法上の改正におきまして取り消すことができるということを盛り込んだわけでございます。  これは都道府県知事が判断をすることになりますの...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘ありましたように、医療機関に対してのアクセスというものが妨げられることがあってはならないというふうに思います。日本の医療というのは、そのアクセスが非常にいいということにおきましては世界でも冠たる水準にあると私も思っております。  今回の健保法の改正にお...全文を見る
10月20日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
議事録を見る
○福島政務次官 先生御指摘のように、老人に対してどのように情報をお伝えしていくのかという点で、先生の御提案は大変傾聴に値する御提案ではないかと思います。  準備もございますので、検討をさせていただきまして進めさせていただきたいと思います。
○福島政務次官 ただいま先生から御指摘ございましたように、不妊治療に対してのさまざまな形での支援というものが大切であるというふうに私どもも考えております。  排卵誘発剤などの薬物治療や卵管形成術等につきましては、保険給付の対象といたしております。これは、基本的な考え方としまして...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘のように、ITを医療の分野でどのように活用していくのかということは極めて大切な課題であるというふうに思っております。  先生御指摘ありましたように、例えば僻地のような人的資源の少ない地域のための遠隔診療というようなものにもITというものが活用できる、そ...全文を見る
○福島政務次官 それは直ちに違法ではないということでございます。
○福島政務次官 日本医師会が自主的に診療情報の提供を行うということで、昨年の四月に策定いたしました「診療情報の提供に関する指針」に基づいて本年一月から実施が行われております。  本年六月に日本医師会の取りまとめの発表が行われまして、一つは、診療に関する相談窓口が全国各地で四百七...全文を見る
10月25日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
議事録を見る
○福島政務次官 医療保険制度の抜本改革の大きな柱は、高齢者医療制度の見直しということだと思います。そして、高齢者医療制度の見直しの柱となるのが、老人の医療費の伸びをどのように適正化していくのかというのが一つ。二つ目の柱は、高齢者と若年者の間の負担のバランスをどういうふうにしていく...全文を見る
○福島政務次官 介護保険法案を提出しました際には、介護保険制度の導入によりまして老人の医療費は減少する、そしてまた、当時の経済状況というものを考えれば、医療と介護を合わせた保険料率は上限におさまる見込みであるということを申し上げたのだと思います。  しかしながら、先ほど大臣から...全文を見る
○福島政務次官 先生もよく御存じかと思いますが、介護保険の仕組みそのものが幾つかの特徴がございます。一つは、介護の必要度というものを客観的に認識するための要介護認定という仕組みが導入されている。二つ目は、要介護度に応じた支給限度額というものが設けられている。そして三つ目には、施設...全文を見る
○福島政務次官 精神科特例につきまして、歴史的な背景をまず申し上げたいと思います。  この基準が策定されました当時は、今日ほど薬物療法等が進歩しておりませんで、精神障害者への医療サービスの内容が限られていた。また、医療スタッフも十分でなかった。こういう状況の中で、多くの精神障害...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘いただきましたように、欧米諸国におきましては、一九七〇年代から大幅に精神病床の数を減らしまして、長期療養が必要な患者さんに対しましてはナーシングホーム等の受け皿づくりを進め、精神障害者の方を地域において処遇していく体制というものを進めてきた、このように理...全文を見る
○福島政務次官 平成七年に障害者プランを策定いたしましたけれども、私ども、この策定に当たりまして、社会復帰施設などの受け皿が整備された場合、入院している精神障害者約三十三万人のうち、二万人から三万人の入院患者さんが社会復帰できると想定をいたしております。  現在、この障害者プラ...全文を見る
○福島政務次官 私が申し上げましたのは、決してそういう意味ではございません。  この障害者プランを策定する際に、授産等の対象となって社会復帰できると想定した数値が二万人から三万人ということでございまして、このとらえ方にはさまざまな幅があると思います。社会復帰は可能であるという定...全文を見る
○福島政務次官 決してそのようなことではございませんで、先生が御指摘されたような方向性というのは私どもも極めて大切だと思っております。  一つは、現在の精神医療の世界では、在院日数が新規の患者さんにつきましては短くなってきておると思います。早期に集中的に薬物療法も含めて適切な治...全文を見る
○福島政務次官 まさに先生は調査に基づいての政策提言ということで、老人福祉におきましても、また、本日は精神医療ということで、みずからの足で幾つかの施設を先生が拝見してこられたということを伺いまして、大変すばらしい取り組みだと私も共感をいたしております。  そして、この三十三万人...全文を見る
○福島政務次官 今回の医療法の改正の中では、精神病床をどうするのかということにつきまして十分な視点が盛り込まれておらないではないかという御指摘が一つあったと思います。  先ほども申しましたように、本年の一月に、公衆衛生審議会で「精神病床の新たな機能区分の設定について」ということ...全文を見る
○福島政務次官 平成十年度の医療監視結果によりますと、精神病院千百九十三病院のうち、医師については約二九%に当たる三百四十六病院、そして、看護婦については約四%に当たる五十三病院が基準を満たしていないという結果が得られております。
○福島政務次官 今回の医療法の改正案では、長期にわたって人員の配置が著しく不十分であり、かつ、適正な医療の提供に著しく支障を生じる場合には、増員命令や業務の全部または一部の停止命令ができるという制度を設けました。これは非常に大きな前進だったというふうに私は思います、成立をすればで...全文を見る
○福島政務次官 基本的には、地方公共団体、都道府県の事務であるということがございます。私どもとしましては、適正な監視を行うことについて指導を行うということを進めてまいりたいというふうに考えております。
○福島政務次官 任せると、しないということは必ずしも言えないと私は思います。
○福島政務次官 適切な情報につきましての開示ということは必要であろうというふうに私は思います。そういう観点から、日本の行政におきましても、さまざまな形で情報公開条例の制定が進められているところでございます。これは、地方分権を踏まえた上での地方自治体の行政としての判断を厚生省は尊重...全文を見る
○福島政務次官 政策決定のプロセスの中で患者さんの意見というものも十分に受けとめられる必要がある、その点につきましては、先生の御指摘はそのとおりだと私は思います。  現在、どういう状況かと申しますと、精神医療のあり方を検討する公衆衛生審議会精神保健福祉部会の委員に関しましては、...全文を見る
○福島政務次官 現在、参考人ということでお招きをしてお聞きしていることが必ずしも反映をされないということにはならないと私は思います。また、その政策決定の中で十分に精神障害者の方の意見が反映をされておらないではないかという御指摘があるとしますれば、私どもも、その政策決定に当たりまし...全文を見る
○福島政務次官 私どもは、先ほどからの御答弁の繰り返しになりますけれども、現在まで、公衆衛生審議会精神保健福祉部会、また、そのもとにおきます専門委員会を運営してまいりました。その中で、精神障害者の方々の御意見を十分反映させながら今後とも進めてまいりたいということでございます。
○福島政務次官 ただいま委員から重ねての御質疑がございましたけれども、今まで精神保健福祉部会の進め方そのものにつきまして、精神障害者の方の意見が全く反映をされてこなかったではないかというようなことではなかろうと私は思っております。
○福島政務次官 実は私、きのう国立精神・神経センターに行ってまいりまして、本日、山井委員から二十一世紀の日本の精神医療はいかにあるべきかと御質問をいただくとは思っておらなかったのですけれども、どういう精神医療であるべきかということにつきましてその場でいろいろと考えて、帰ってまいり...全文を見る
○福島政務次官 公衆衛生審議会から意見が出されましたのが本年に入りましてからのことでございますけれども、いずれの基準にしましても一般病床との格差を改善していく、前向きな方向で進めていく必要がある。ただ、具体的な基準、これは既存の施設をどうするのかという観点も当然ございますので、い...全文を見る
○福島政務次官 今直ちにかくかくしかじかの基準であるべきだということを申し上げる段階ではまだないというふうに私は思っておりまして、むしろこの審議会での議論というものを、先ほども先生から御指摘ございましたけれども、精神障害者の皆様の御意見というものも踏まえながら着実に進めていくこと...全文を見る
○福島政務次官 繰り返しになりまして大変恐縮でございますけれども、関係団体等も含めて議論を進める必要がございます。いついつまでということを申し上げるのではなくて、着実に、先生おっしゃられました御指摘も踏まえた検討を進めてまいりたいと思っております。  また、付言をいたしますと、...全文を見る
○福島政務次官 精神障害を持つ方に対しましての偏見というものは社会の中から取り除いていく必要があると私は思っておりますし、そのための取り組みというものを今後もしっかりとやらなきゃいかぬ、そのように認識をいたしております。  今先生から御指摘のありました保護室の問題でございますけ...全文を見る
○福島政務次官 先ほど申しましたのは、精神疾患には特有の症状というものがあります。急性期の症状に対してどう対応するのか。その場合に、人権に配慮するということが極めて大切なことであることは、先生の御指摘のとおりでございます。人権に配慮しつつ、適正な医療というものを施す必要がある、保...全文を見る
○福島政務次官 医療事故の問題につきましては、近年非常に頻発をしているわけでございますけれども、必ずしも大学病院だけで頻発をしているわけではないと私どもは思っております。  しかしながら、大学病院は特定機能病院としての指定も同時に受けているわけでございまして、機能の高い病院とし...全文を見る
○福島政務次官 実際に患者さんが医療機関についてさまざまな情報を得ることができるということは大切なことだと思います。したがって、医療法の改正の中で広告できる事項について一定の規制の緩和を行いまして、その細目につきましては今後の検討で定めることになっておりますけれども、患者さんの医...全文を見る
○福島政務次官 ただいま先生から御指摘のありました経済戦略会議の答申のことでございますけれども、これは昨年の二月に答申が取りまとめられましたが、その後各省庁と政策対話というものを行いまして、それを踏まえた見解が昨年の十二月に示されたところでございます。  その際、社会保障分野の...全文を見る
○福島政務次官 抜本改革には四つの柱があるわけでございます。一つは薬価制度、二つ目は医療提供体制、三つ目が診療報酬のあり方、そして四つ目が高齢者の医療制度だと思います。  まず、薬価制度につきましては、本年の診療報酬の改定におきましてR幅を二%にするということで、これは、流通コ...全文を見る
○福島政務次官 附則の書きぶりが十分でないという御指摘かなというふうに私は思いますけれども、いずれにしましても、高齢者医療制度をどうするのかということが大変大きな課題でございます。  それは、先ほどから大臣が御答弁を申し上げておりますように、十四年度から実施できるように取り組ん...全文を見る
○福島政務次官 ただいま先生からさまざまな御指摘がございました。介護保険制度がスタートいたしましてから、まだ半年でございます。これからこの制度の定着に向けて私どもはさまざまな対応を着実に行っていく必要があると思っております。  先生御指摘の税方式にしてはどうかということ、そして...全文を見る
○福島政務次官 地域における医療提供体制の充実というものは、住民が安心して生活できるためには大変重要なファクターでございます。厚生省としましては、地域の実情に応じて、その充実に努力している都道府県または市町村に対し、僻地医療、救急医療など政策的に充実を図るべき医療につきまして支援...全文を見る
○福島政務次官 今回の定率一割負担制の導入におきまして、上限は三千円、五千円の二段階ということが入っているわけでございますけれども、そもそも、こうした仕組みにしたのは、医療機関の機能的な分化ということを前提としているわけでございまして、かかりつけ医機能を有する医療機関と、より規模...全文を見る
○福島政務次官 ただいま先生が御指摘ございましたインシュリンの投与を行っている糖尿病の患者さんの場合でございますけれども、御指摘のように、一回のみの通院のケースでは、診療所でありまして定額の場合には八百円ということで、病院にかかりましたときよりも負担が非常に軽くなるという事例が生...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘いただきましたように、いかに疾病を予防していくのかということは大変大切な課題でございまして、二十一世紀の高齢社会がさらに進行する中で高齢者の医療費の問題をどう考えるのかというときに、まず考えなければならないのは、いかにして健やかに高齢期を過ごしていただけ...全文を見る
○福島政務次官 先ほどからも御説明していることの繰り返しになって大変恐縮でございますけれども、介護保険法案の審議に際しまして、介護保険制度を導入することによって老人医療費が減少する、当時の経済状況を踏まえれば、医療と介護を合わせた保険料率も上限におさまると見込まれたことから、これ...全文を見る
○福島政務次官 私自身、臨床研修をきちっとするということは、医者としてさまざまな能力を身につける極めて大切なことだというふうに思います。そしてまた、ただいまも大臣からお話がございましたように、全人的な能力、これは患者さんとのコミュニケーションということも当然ありますけれども、そう...全文を見る
10月27日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
議事録を見る
○福島政務次官 委員御指摘のように、医療制度の抜本改革を行っていくに当たりまして、患者さんの立場に立ちまして質のいい医療というものが提供されるという視点、これは見落としてしまってはいけないというのは私も全く同感でございます。  効率ということを掲げる背景には、一つには、日本の医...全文を見る
○福島政務次官 介護保険がスタートいたしましてから、委員から御指摘ございましたように、医療制度と介護保険制度の境界の部分をどうするのかということは極めて大切な課題であるというふうに思っております。  具体的に御説明をさせていただきたいと思います。  まず第一点目としまして、要...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、従来どおりの取り扱いをさせていただくということで、間違いはございません。
○福島政務次官 高額な医療費が引き続き発生をした場合、また、家族の中でそうした負担が同時に発生をした場合、こういう場合にどうするのかという御指摘かと思います。  今回、高額療養費のあり方についてその見直しを加えたわけでございますけれども、過重な負担になることを避ける観点から、四...全文を見る
○福島政務次官 たった一点よくなったということでお褒めをいただきまして、ありがとうございました。  具体的にどういう制度かということを申し上げたいと思いますが、国民健康保険におきましても、被保険者の方が海外で負傷したり疾病にかかった場合の費用について、帰国後市町村等の窓口で療養...全文を見る
○福島政務次官 細部の話はあろうかと思いますけれども、基本的な考え方としてはそのようなことでございます。
○福島政務次官 そもそもこの海外療養費制度におきまして支給をされる対象となる事例は、仕事ですとか、観光ですとか、さまざまなケースがあろうかと思いますけれども、何らかの目的がございまして海外に行かれた、そして、海外に行かれてたまさか病気になられる、事故に遭われる、そういうケースにお...全文を見る
○福島政務次官 それは、この制度の中で、申請書を出していただきます。そこでさまざまな事項を記載していただくことになっておりますけれども、そうした申請に応じて判断をさせていただくことになろうかと思います。
○福島政務次官 私の手元には、診療内容明細書ということでその具体的な事例のものがございます。この記載というのは、日本の医療機関におきます診療報酬の請求のものに比べると概括的なものであるということが委員の御指摘だろうというふうに思います。  概括的なものでございますけれども、請求...全文を見る
○福島政務次官 委員からお褒めをいただきました一つの制度でございます。適切に運営をされるように、私ども、今後対応してまいりたいと思っております。
○福島政務次官 確かに、今回の海外療養費制度の創設につきまして、その趣旨や具体的な手続というものを被保険者の方々に的確に理解していただくということは、私どもも大変重要であるというふうに認識をいたしております。関係団体や地方公共団体などとも十分に相談をいたしまして、さまざまな手段を...全文を見る
○福島政務次官 先般の感染症予防法の審議の際に、さまざまな御意見をいただいたということはよく承知をいたしております。  今回の医療法等の改正の中でこの点について置き去りにしてきたということでは決してございませんで、その法案の審査の際に、先生も含めましてさまざまに御議論をいただき...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘のように、感染症の治療や予防にかかわる知識、そしてまた、ただいま御指摘いただきましたことは無菌的操作ということに関しての基本的な技能の習得ということだろうと思いますけれども、そういうことについてあらゆる医療関係者が、医者や看護婦がきちっとこれを習得するこ...全文を見る
○福島政務次官 抜本改革の中で、薬価制度の改革、診療報酬体系の見直し、新たな高齢者医療制度の創設、医療提供体制の見直しということにつきましては、これはさかのぼりますと、自社さ連立政権のときに与党協というのができたわけでございます、その与党協は私は直接関係いたしておりませんけれども...全文を見る
○福島政務次官 医療提供体制の見直しというものが最も重要であるという先生の御指摘ではないかというふうに私は思います。医療提供体制のあり方というものが極めて大切であるということにつきましては、私どももそれは同感でございます。  しかしながら、そこだけ変えることによってすべてほかの...全文を見る
○福島政務次官 今回、医療法等の改正で御提案をさせていただいております三対一というのは、あくまで最低基準でございまして、先ほども私御説明をいたしましたが、診療報酬体系のあり方というものが医療提供体制のあり方と深く結びついている。そして、その診療報酬の中では、三対一ということで診療...全文を見る
○福島政務次官 保護室というものは、患者さんの症状から見て、隔離以外の方法では危険を回避することが著しく困難である場合に使用されるものでございますけれども、精神病院建築基準というものがございまして、これは厚生省の公衆衛生局長の通知でございますけれども、保護室につきましてはいろいろ...全文を見る
○福島政務次官 最も大切なことは、退院後の受け皿づくりを進めることにあると思います。  現在、障害者プランに基づきまして、精神障害者社会福祉施設等の計画的整備というものを進めております。これは十四年度まででございますけれども、さらに引き続き社会福祉施設の充実というものに努めてい...全文を見る
○福島政務次官 むしろ専門の先生からストレートに御指摘をいただいた方がいいのではないかというふうに私は思っておりますけれども、一方では急性期の精神科医療というものを推進する必要がございます。急性期の精神科医療を推進するためには、人員配置も厚くしなければならないということもございま...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、一昨日の委員会でも御答弁をさせていただきましたけれども、政省令の見直しに向けまして公衆衛生審議会のもとに置かれた委員会で検討が進められているところでございまして、その中での検討をお待ちしたいと思っております。
○福島政務次官 臨床研修中の研修医につきましてどのようなことが今まで述べられているかということでございますが、平成十一年二月の医療関係者審議会医師臨床研修部会の取りまとめにおきましては、「研修中の医師に対して、その手当てが適切に支払われるよう必要な措置を講ずるとともに、指導医の処...全文を見る
○福島政務次官 これまでの医療関係者審議会の議論、そしてまた大学病院、臨床研修病院関係者の意見でも、精神医療分野にかかわる研修の重要性につきましては指摘をされてきたところでございます。  研修内容につきましては、研修医が学ぶべき重要な事項について、研修施設の特色や多様性を尊重し...全文を見る
○福島政務次官 研修施設の特色や多様性があると思いますので、現時点で一概に入れるという御答弁は差し控えさせていただきたいと思います。  しかしながら、患者さんと医師の間の関係をどうつくっていくのかということが極めて大切だというふうにさまざまな方から指摘をされているわけでございま...全文を見る
○福島政務次官 現在の医療のあり方につきまして、さまざまなことが指摘をされてきたことも事実であると思います。質の問題、効率の問題というような観点もございます。ただ一方では、人口の高齢化が著しく進んでいるという現象もございます。日本の医療費総体をGDPとの比較で見れば、必ずしも世界...全文を見る
○福島政務次官 医療の質の向上を図る上で標準的な医療の普及を図ること、すなわち、さまざまな医学文献がございますけれども、それを幅広く収集して科学的に分析、評価を行って得られたものを活用して医療を行うエビデンス・ベースド・メディシン、EBMを推進していくことが必要であるというふうに...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、かつてお父様の水島先生が、日本ではリューマチの治療にメソトレキセートが使えない、比較的安くて非常に効果があるのに保険適用になっておらない、それは見直さなきゃいかぬのではないかという御指摘を国会でなされました。私も、その御発言を聞いておりまして...全文を見る
○福島政務次官 はり、きゅうにつきましては、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律により資格制度が我が国においては設けられておりまして、国民保健の向上に役立っているものと認識をいたしております。そしてまた、はり、きゅうの治療につきまして有効性が認められる疾病等につ...全文を見る
○福島政務次官 医療機関の機能分担というものは非常に大切なことだと思います。日本の医療全体を効率化するためにも、大病院に外来の患者さんが集中をするというような、聞くところによりますと、慶応大学の附属病院は四時まで外来をずっとやらなければならないというふうに私はお聞きをしたことがご...全文を見る
○福島政務次官 繰り返しになりまして大変恐縮でございますけれども、療養病床、一般病床という区分は、患者の病態は変化し得るものであることから、提供されるサービスの形態に着目して区分を行おうとしたものでございまして、仮に急性期、慢性期という厳格な形で区分を行い、患者を峻別すべきものと...全文を見る
○福島政務次官 平成十年度の難病対策の見直しにおきまして、重症患者以外の難病患者の方々に対しまして、他の難治性疾患との均衡にも考慮して無理のない範囲で費用負担をお願いしたところでございます。今回の医療保険制度の改正に当たりましては、難病患者さんの一部負担は現行どおりの水準を維持す...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、この委員会でも重ねて御質疑があったところでございますけれども、介護保険法案を当初御審議いただきましたときには、介護保険制度がスタートいたしますと老人医療の一定の部分が介護保険の給付の中に移される、そのことによって医療の保険料というものが低下を...全文を見る
○福島政務次官 この点につきましては、介護保険の仕組みというものが医療保険とは異なっております。一つは、介護の必要度というものを客観的に判定する要介護認定の仕組みが導入されている。二つ目は、在宅サービスについては要介護度に応じた支給限度額というものが設けられている。そして三つ目は...全文を見る
○福島政務次官 昨年の介護保険制度の特別対策の中で、一号被保険者、二号被保険者それぞれに対しての対応が盛り込まれたわけでございます。具体的なその後の経過というものを御説明させていただきたいと思います。  医療保険者対策につきましては、医療保険者全体としての負担増の一年分について...全文を見る
○福島政務次官 納付猶予に対する繰り延べということも経緯があるわけでございまして、さきの通常国会に提出をいたしました法案では、平成十二年度の介護保険料率について、四月から六月まではその上限から医療の保険料率を控除した率に設定し、七月以降に介護保険料率を引き上げることにより年度を通...全文を見る
○福島政務次官 介護納付金の納付猶予額は、本年七月から十二月までの六カ月間で、政管健保で九百億円、健康保険組合全体で三百六十億円となります。
○福島政務次官 納付猶予額を上乗せした場合の保険料率ですが、健保組合の場合どうかということをまず御説明させていただきたいと思います。  千八百の組合の医療の保険料率は、経済状況や医療費の動向等によって変動いたしますので、これと介護保険料率を合わせた全体の保険料率について現段階で...全文を見る
○福島政務次官 確かに、先生おっしゃられますように、政管健保の財政は老人保健拠出金の増大などにより大変厳しい状況にありまして、今後の高齢化の進展による医療費の増嵩などを考えますと、保険料率の大幅な上昇を回避するためには医療制度の改革が不可欠である、そのように考えております。  ...全文を見る
○福島政務次官 大臣と同感でございます。
○福島政務次官 今回提出をさせていただきました健保法等の改正案は、国民に負担を押しつけるものではないかという御指摘でございますけれども、私は、必ずしもそういう指摘は当たらないというふうに思っております。  といいますのは、年金法等の改正案、これは昨年の国会とことしにまたがりまし...全文を見る
○福島政務次官 そのような改革を目指しておるわけではございません。(小沢(和)委員「聞こえぬ」と呼ぶ)先生が御指摘のような改革を目指しているということではございません。
○福島政務次官 先生が御自分で御想定された負担、それを指して私は申し上げさせていただきました。
○福島政務次官 まず介護保険のお話でございますけれども、厚生省もさまざまな団体に介護保険施行後の利用につきましての調査をさせていただきました。その具体的な報告では、先生は、だれもかれもが何か利用を差し控えておるという御指摘でございますけれども、そうした事例というのはごく限られた数...全文を見る
○福島政務次官 今回の改正におきましては、若年者と高齢者のバランス等を踏まえ、お年寄りの方についても定率負担を導入し、かかった医療費の一割を御負担いただくことにしておりますが、その際過度な負担にならないように定額の月額上限を設けるとともに、低所得者世帯の方々につきましても、現行の...全文を見る
○福島政務次官 今回の改正案におきまして、高額療養費制度の見直しにつきましては、給付を受ける方と受けない方との公平を図ることやコスト意識を喚起するといった観点から、一定の医療費を超えた部分について一%の負担をお願いすることとしたところでございます。これは一%ということでございます...全文を見る
○福島政務次官 介護保険料の取り扱いを、今回、医療保険の保険料との合算ということから外枠にしたということにつきましての御指摘がまず一つあったと思います。  この点につきましては、介護保険法案を審議いたしておりますときに、介護保険制度がスタートすることによりまして、老人医療費が介...全文を見る
○福島政務次官 今回の医療法の改正に当たりまして、一般病床につきましては、手厚い看護体制を確保するために、看護職員の配置基準を三対一に引き上げることとしたわけでございます。これは大変大切な改革である、そのように私は認識をいたしております。その点につきましては、委員も御評価をいただ...全文を見る
○福島政務次官 医療関係者審議会医師臨床研修部会に設けられました臨床研修小委員会の平成八年の意見書では、卒後臨床研修を必修化する場合の制度的な取り扱い、位置づけにつきまして、次のように述べられております。「卒後の進路の如何に関わらず、臨床研修以外の形で医業を行おうとする場合には、...全文を見る
○福島政務次官 私も体験をしてまいりましたので先生の御指摘はよくわかりますが、平成六年度に行いました研修医の勤務状況等に関する厚生科学研究の結果や、研究施設により労働条件に格差があることが一部の関係者から指摘されていることは承知をいたしております。  直近のデータは厚生省としま...全文を見る
○福島政務次官 臨床研修病院における研修医の数また指導医の数につきましては、病院の規模や患者数など個々の事情によりさまざまなケースがあるものと考えられますけれども、それぞれの病院の体制に応じて適切な研修が行われるということが望ましいと考えております。  そして、その際、ただいま...全文を見る
11月01日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第9号
議事録を見る
○福島政務次官 昨日の参考人の方々のお話を私もお聞きいたしておりましたけれども、医学というのはサイエンスとアートの結合であるということは現代においてもまことに真実であると思っておりますし、二十一世紀は超高齢社会となるわけですけれども、その二十一世紀において診療に従事していただく医...全文を見る
○福島政務次官 二十一世紀に高齢化がさらに進む中にありまして、私どもは、単に平均寿命の延長ということを期待するのではなくて、健康寿命というものを延ばしていかなきゃいけない、そのための健康づくりということを国民的運動として推進していかなければならないというふうに考えております。 ...全文を見る
○福島政務次官 国民の医療制度に対しての信頼を確保するという観点からも、先生御指摘ございましたように、どのように改革されるのかということについて十分な周知徹底が必要である、そのように考えております。  具体的に申し上げさせていただきますと、厚生省みずからさまざまな媒体を通じて広...全文を見る
○福島政務次官 薬剤一部負担につきましては、ただいま局長から一定の効果があったという御説明がありましたけれども、当初、導入するに当たりましてさまざまな議論があったことも事実でございまして、制度が複雑である、薬剤数によりまして負担が変わりますので計算が大変だ、二重負担であるというよ...全文を見る
○福島政務次官 私は、薬剤一部負担を導入しましたときに政府におったわけではございませんけれども、薬価差の問題、日本の医療における薬剤費の占める割合が諸外国と比べても大きいという問題があった、そういうことをどうするのかという観点の中から出てきたのだと思います。  その中でどのよう...全文を見る
○福島政務次官 そのように受けとめていただいて結構だというふうに思います。
○福島政務次官 私は、薬剤の一部負担はある意味で非常にテクニカルな制度だと。わかりにくいというような話が当時もあったと思います。しかしながら、医療保険財政というようなこともありますし、薬剤使用の適正化という観点からそれを導入した。ですから、そういうテクニカルな改革ということはあり...全文を見る
○福島政務次官 現在までも、日本の医療制度の経過の中で一つ一つの改革が医療経済に対してどのような影響を与えてきたのかということについては、厚生省としてもさまざまな情報の収集を行ってきたと思います。また、先ほども局長から答弁ございましたように、薬剤の一部負担を導入したことによってど...全文を見る
○福島政務次官 医療経済と医療保険制度の関係というのは、これは非常に難しい問題だと私は思います。実際のところ、一つ一つの制度についてどうすればどうなるということについて、現在の医療経済の研究者の世界でも、きちっとした定説また理論というものができるほどまでにこの学問というのは成熟を...全文を見る
○福島政務次官 この財源の話につきましては、先生も御承知のように、政管健保にしましても、組合健康保険にしましても、財政状況というのは非常に厳しい。財源をどう求めるのかというのは、一方ではこうした医療保険の財政状況の悪化ということを踏まえて考えなきゃいけない話だと私は思っております...全文を見る
○福島政務次官 決してそのようなことを申し上げているわけではございませんで、高齢者につきましてこのような見直しを行ったわけでございますから、当然若人につきましても同じ方向で進めていく必要がある、そのように考えておるわけでございます。
○福島政務次官 医療にかかわる費用そのものは、自己負担、保険料、公費としての税財源の三つなわけです。ですから、いずれの議論をしましても、先生御指摘のような形で収れんしていく、私はそのように思います。
○福島政務次官 先般の委員会で御質問のあったことでございますけれども、精神医療のあり方を検討する公衆衛生審議会精神保健福祉部会の委員につきましては、現在、医師、看護婦、精神障害者の家族の代表の方、また弁護士等の皆様でありまして、精神医療の学識を有し、精神障害者の立場を十分理解して...全文を見る
○福島政務次官 私どもは、いけないというふうに申しているわけではございませんで、さまざまな御議論があるというふうに伺っておりますけれども、繰り返し御指摘をいただいたことでもございますので、今後、精神障害者当事者の方々の御意見をどのように政策形成に的確に反映させることができるかにつ...全文を見る
○福島政務次官 先生の御意見はなぜ一緒にやらないのかということだと私は理解をしておるのですけれども、そもそも一般病床の基準を三対一に改める、これは五十年ぶりといいますか非常に長い経緯のあった話だと私は理解いたしております。  まず、一般病床に関して三対一に改めるという大変大きな...全文を見る
○福島政務次官 医療制度の改革は着実に進めていくことが必要でございまして、現在、精神病床の人員配置基準につきましてさまざまな議論が出ていることも私は承知いたしております。その議論を取りまとめるために、厚生省としても精力的に努力をさせていただいているということだと思います。  そ...全文を見る
○福島政務次官 その点につきましては、医療法の法律の体系としてのあり方から、政省令の改正ということになろうと思います。
○福島政務次官 審議会のもとに置かれております専門委員会において現在議論をしていただいているわけでございますが、その御議論を踏まえて政省令の改正という形になろうかと思います。委員会での検討、また審議会での検討の中で、ただいま先生から御指摘ございましたような公開性ですとか幅広く御意...全文を見る
○福島政務次官 先生の御指摘は、診療にかかわる費用と薬剤にかかわる費用とを分けてこれからも扱った方がいいんじゃないか、その方がより薬剤に関してのコスト意識というものも喚起されるのではないか、そういう御指摘でよろしいですね。  この点については、有識者会議の中でも今後検討をする一...全文を見る
○福島政務次官 今回の改正案におきまして一%の負担を導入した理由でございますけれども、そもそも患者の一部負担というのは、給付を受ける方と給付を受けない方の公平を図るという観点で設けられているものでございますけれども、医療費が一定以上となる場合については高額療養費が支給されるために...全文を見る
○福島政務次官 高額療養費における自己負担の限度額につきましては、現在でも、家計に与える影響ということを考慮して、低所得の方については一般の方とは異なる額を設定しているところでありまして、必ずしも現在においても給付が一律とされているわけではございません。  また、今回の改正は、...全文を見る
○福島政務次官 今回の改正案におきましては、患者の一部負担というものは、そもそも、給付を受ける方と受けない方との公平を図る観点で設けられているものであるという趣旨に立って、医療費が一定以上となる場合については高額療養費が支給されているけれども、これによって先ほど申し上げました公平...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  今回の医療法改正案におきましては、必要病床数の名称を基準病床数に見直すこととしておりますけれども、これは、これまで既存の病床数が必要病床数を超える場合には不必要な病床と認識される一方で、必要病床数を超えない場合には不足面が強調され、その結果...全文を見る
○福島政務次官 まず、医療事故についてのお尋ねでございますけれども、私どもとしましても、医療事故の問題は大変重要な問題であり、その防止のためにできる限りの手だてというものを講じなければならない、そのように考えております。  看護婦さんの人員配置基準というものが医療事故の発生と関...全文を見る
○福島政務次官 具体的な事柄でございますので、私の方から御説明をさせていただきたいと思います。  国民年金の未加入、未納の問題というのは、公的年金制度の安定的な運営を図り、国民の年金権を確保するという観点からは重要な問題であるということは、委員も御承知のことだと思います。  ...全文を見る
○福島政務次官 国立病院等における診療録等の開示についてのお尋ねがございましたが、先生御指摘ありましたように、本年六月に国立病院等における診療情報の提供に関する指針というものを定めました。それに基づいて、原則として患者本人に対しその受療期間中に開示申請を行っていただき、それに対応...全文を見る
○福島政務次官 総合病院というのは旧医療法上の規定でございますけれども、平成九年の日本総合病院精神医学会の調べ等によりますと、旧医療法上の総合病院のうち、精神病床を有する病院は二百四十九施設ございます。そしてまた、精神科外来を有する病院は六百三十七施設あると承知をいたしております...全文を見る
○福島政務次官 今後とも高齢化が進んでいくわけでございまして、医療の質を高めていくということは極めて大切な課題だと考えております。そして、この医療の質を高めるには、医療法による基準を見直すことも一つの方法でございますけれども、先生御指摘のように診療報酬の上で良質な医療に対しては高...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  厚生省におきましても、IT化が進展する中、ハンディキャップのある高齢者そしてまた障害者が情報通信技術というものを積極的に利用することは、自立そしてまた生活の質の向上につながるものであり、高齢者、障害者の方がそうでない人と同様に情報を享受でき...全文を見る
11月08日第150回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 厚生総括政務次官の福島豊でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、厚生省の取り組みにつきまして御説明をさせていただきたいと思います。お手元に資料をお配りさせていただきましたので、随時ごらんになっていただければと思います。  男女共同参画社会...全文を見る
○政務次官(福島豊君) お答えいたします。  人工妊娠中絶に関する取り扱いにつきましては、各国間でさまざまな対応がなされておりまして、国際的にもその対応というものは分かれているというふうに承知をいたしております。  しかしながら、各国とも人工妊娠中絶を行うことができる要件や時...全文を見る
○政務次官(福島豊君) これは九三年の資料でございますが、社団法人家族計画協会の調査の結果でございます。  幾つかの分類がございまして、一つは初期中絶に関してという要件を設けまして、女性の要請のみで行えると。これは世界人口に比べた比率ですと大体四〇%に相当する。その中に含まれる...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 世界の宗教におきます人工妊娠中絶への対応ということを取りまとめた資料が手元にはございませんけれども、さまざまな宗教におきまして人工妊娠中絶についての考え方というのは異なっているというふうに認識をいたしております。  具体的に若干申し上げますと、ローマカト...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 民法につきましては私どもの所管するところでございませんが、人工妊娠中絶の問題につきましては、先生がるる御指摘いただきましたように、胎児の生命の尊重という立場、そしてまた女性の自己決定の尊重という立場、さまざまな立場がございまして、国民の中でも多様な考え方が...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘いただきましたように、この母体保護法に盛り込まれております人工妊娠中絶にかかわる配偶者の同意の規定について、女性の自己決定権の尊重という観点から削除をすべきであるという意見があることは私どもも承知をいたしております。  しかしながら、先ほどから...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 現行の健康保険制度におきましては、適用事業主に使用されている労働者を被保険者とするとともに、その方に扶養されている配偶者や家族についても保険給付の対象といたしております。これによりまして、専業主婦の方でありましてもみずから医療保険料を負担することなく保険給...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいま私もこの資料、きょう初めて拝見をさせていただきましたが、暴力行為、自殺、人工妊娠中絶、売買春、それと同列の重みのある、そしてまた近年におきまして青少年の世代において増加を見ているということについて、これから政府としても重点を置いて取り組まなければい...全文を見る
○政務次官(福島豊君) それは、人工妊娠中絶を女性のリプロダクティブヘルス・ライツの観点からどうとらえるのかという一つの課題というのがあると思うんです。そういう意味では同列ではないという考え方も私はあると思いますけれども、ただ一方では、未成年の性行動というものが大きく変わってきて...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 自己決定権というのは大変大切なことだと思います。そして、まずその自己決定をするためにはその決定ができる人格といいますか、そしてまた十分な知識ということも私は必要だと思うんです。ですから、その前提条件となるところ、これは権利がありましてもしっかりと私ども取り...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいまの先生の御指摘は、現在厚生省がやっておるところの事業というのではなかなか相談体制というものが十分機能していないのではないかという御指摘だろうというふうに思います。  近年の未成年における人工妊娠中絶の急激な増加ということを考えますと、私どもとしま...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 私もつまびらかに承知をいたしておりませんで、後ほど文部政務次官から御説明いただければと思っておりますけれども、さまざまな現場があるんだろうということを踏まえての御指摘ではないかというふうに思います。  そして、先ほど委員からも、同僚議員の方からも御指摘ご...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、マンモグラフィーによる乳がん検診につきましては、多くの研究結果によりまして五十歳以上の対象者に関して有効性があるという治験が得られております。厚生省も平成十年三月にがん検診の有効性評価に関する研究班の報告書を受けておりますけれども、その...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 具体的には、この資料の中で、健康日本21、これにつきましてはよりわかりやすい啓蒙用のパンフレットをつくりまして、これはさまざまな関係団体等を通じまして、国民運動として盛り上げるために、必要に応じて配布をさせていただいております。
○政務次官(福島豊君) 自治体に関してその状況というのはつまびらかに把握しておりませんけれども、保健所等を介しましてこういう資料を配布させていただきたいと考えております。
○政務次官(福島豊君) この資料三、そしてまた四で記載されております予算につきましては、まず資料三における予算は十三年度の概算要求の額でございます。そして資料四の額につきましては、これは十二年度の予算額と、そして十三年度の予算要求の額を並べて書かせていただいております。  それ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 順次御説明をいたしますと、まず資料三からまいりますと、生涯を通じた女性の健康支援事業費ということでございますが、これは、十三年度の予算要求額は一億三千七百四十九万三千円でございますけれども、実施主体は都道府県、指定都市、中核市でございます。  そして、続...全文を見る
○政務次官(福島豊君) こうした施策の存在につきましては、都道府県の主管課長会議というものを全国規模で催させていただきまして、厚生省としまして母子保健の領域についてこうした事業があると。そして、都道府県を介しまして具体的に市町村に対して、それを実施するかどうかということについての...全文を見る
○政務次官(福島豊君) これにつきましては地方分権とも関係をするわけでございますけれども、母子保健の事業につきましては地方分権の趣旨にのっとりまして、その実施主体というのは市町村が中心になるという形になっております。  そして、今申し上げましたのは、全国的に新たな事業として推進...全文を見る
○政務次官(福島豊君) そのまま文章を読むと堂本先生から怒られそうですが、きちっと言葉はしておかなきゃいかぬと思いますので。  「すべてのカップルと個人が自分たちの子供の数、出産間隔、ならびに出産する時を責任をもって自由に決定でき、そのための情報と手段を得ることができるという基...全文を見る
11月09日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 今回、省内にプロジェクトチームを設置いたしまして有識者の方々からの幅広い御意見を伺って検討を進めてまいりたいと思っておりますが、その検討に当たりましては、先生から御指摘ございましたように、有効な治療法の開発をどうしていくのか、そしてまた潜在的な持続感染者の...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘の問題につきまして、私どもとしましては、就労に向けての訓練、また就労の場の確保などの就労支援を生活支援とあわせ総合的に推進していくことが重要であるというふうに考えております。  比較的軽度の知的障害の方でありまして一般の企業での就業が困難な方に...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ヒト乾燥硬膜の移植によりましてクロイツフェルト・ヤコブ病を発症し、現在もそのヤコブ病によりまして治療といいますか入院しておられる方も含めて御苦労されておられる方がおるということは承知をいたしております。
○政務次官(福島豊君) 事実として、ヒト乾燥硬膜の移植によりましてクロイツフェルト・ヤコブ病を発症した患者さん方がおられる、そしてまた、現に罹患し、御苦労されておる方がおられるということは存知をいたしております。
○政務次官(福島豊君) 疫学的には、ヒト乾燥硬膜の移植とヤコブ病の発症ということが関係があるというふうに推定をされるわけでございますけれども、個々の事例につきまして直接に因果関係があるということが立証されておるというわけではないと思います。それは、先生も御専門でございますので、散...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 当時のこのクロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急全国調査研究班研究報告書、班長は佐藤猛先生でございますけれども、佐藤猛先生のお言葉は、一般集団よりも硬膜移植歴を有する者にCJD、クロイツフェルト・ヤコブ・ディジーズ発症率が極めて高いことから、疫学的には両...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 私が先ほど申し上げましたのは、疫学的には両者の間に因果関係が存在するということは申し上げました。  個々の事例につきましては散発例という、これはこの委員長の報告に追加しての発言となりますけれども、個々の事例について直接的に因果関係ということは立証されてい...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 佐藤班長の報告では、疫学的には両者の間に因果関係が存在するという報告でございます。
○政務次官(福島豊君) 医学的なこれは観点での報告だと思いますが、その観点に立ちますと、疫学的には両者の間に因果関係が存在するということになろうかと思います。
○政務次官(福島豊君) 報告書に立石元班長のそのような御発言が記載をされているわけでございますけれども、第一症例報告、八七年でございますが、以前には、ヒト乾燥硬膜によるクロイツフェルト・ヤコブ病感染の危険性を具体的に指摘した文献等もなく、また各国の規制当局でもヒト乾燥硬膜によるク...全文を見る
○政務次官(福島豊君) それはあくまで立石元班長の御発言でございまして、厚生省の認識は先ほど申し上げたとおりでございます。
○政務次官(福島豊君) 再度、繰り返しになりますけれども、当時、厚生省がヒト乾燥硬膜の危険性を認識できる状況になかったと思います。
○政務次官(福島豊君) 現時点におきまして、ガイジュセックのそのような記載があるということは確認をいたしております。
○政務次官(福島豊君) ガイジュセックのそうした記載というものがあることは事実でございますけれども、研究者の立場からのそうした認識と行政当局としての認識というものは直ちに結びつくものではないと私は思います。
○政務次官(福島豊君) 十年のおくれという御指摘でございますけれども、再度、私どもの認識としましては、八七年の当時、厚生省がヒト乾燥硬膜の危険性を認識できる状況にはなかったと、再度繰り返させていただきたいと思います。
○政務次官(福島豊君) 事実関係につきまして御説明をさせていただきたいと思います。  まず、このシェルハイノーリアクトパッチでございますけれども、本製品は術後の心筋保護または再開胸時の癒着を防止することを目的として開胸術時に使用する医療用具であり、昭和六十二年三月に輸入承認を受...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 昨年十月、代用心膜として使用した患者において遅発性の無菌性皮下膿症、縦隔炎の発症例があったとの報告が医療機関よりなされたことを受けました。  厚生省では、この報告を受けまして、輸入販売業者に対し同様な症例の調査を指示したところでございます。その結果として...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 手元にあります資料では何日まで記載されておりませんけれども、昨年の十月のことでございます。
○政務次官(福島豊君) 遅発性の無菌性皮下膿症の発症例があったという報告を医療機関よりなされたのは、昨年の十月でございます。
○政務次官(福島豊君) 私は存知をいたしておりません。
○政務次官(福島豊君) その後の経過について御説明をさせていただきたいと思います。
○政務次官(福島豊君) この報告を受けまして、厚生省では、製品と遅発性の無菌性皮下膿症、縦隔炎との関連は必ずしも明らかではなかったものの、同年十二月に輸入販売業者に対して、納品したすべての医療機関に対して代用心膜として使用しないように注意喚起を行わせました。  その後、本年二月...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 厚生省はあくまで行政の立場で、輸入販売業者に対しまして先ほど申し上げたような対応を指示をしたわけでございます。
○政務次官(福島豊君) 先ほども申し上げましたように、昨年の十月には無菌性皮下膿症の発症例があったという報告が医療機関よりこれはなされたわけでございます。そしてまた、本年の二月の対応は、輸入販売業者に対して行政として指示をしたと、そういうことでございます。
○政務次官(福島豊君) 行政としての対応は一定の客観性を持って行われるべきであると私は思っておりますが、先ほど二月までの対応を申し上げましたが、先生には三月以降の対応についても重ねて御説明をしたいと思います。  三月になりまして、輸入販売業者から国内一施設で二症例の患者の浸出液...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 諸外国での状況についても若干御説明をしたいと思いますが、米国、ドイツ、イタリア、あとイスラエルでこの製品につきましては現在でも販売中でございます。そしてまた、業者としまして、薬事法上の規定にのっとれば、その輸入販売業者に対して当初指示をするということは適切...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 若干追加してまた御説明をしたいと思いますが、輸入販売業者から確認した報告では、本製品は百三十七施設で使用され、使用総数は三千百五十六枚に及んでおります。遅発性の無菌性皮下膿症が報告されている施設数は十三施設で症例数は六十五例、これは報告書の数字よりも以後の...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 情報収集ということにつきましては、当該製品につきましてどの医療機関に納入をし、その状況ということについて収集しやすい立場にあるのはまず輸入販売業者があろうかと思いますけれども、その輸入販売業者に対しまして、第一例の報告がありましたときに調査の指示をしたわけ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) そういうことを申し上げているのではございませんで、現在の薬事法上の規定の中で、さまざまな医薬品によりまして被害が発生した場合にそれを報告する仕組みというのは既に法律の枠組みの中で存在をいたしております。
○政務次官(福島豊君) 今回の事例におきましては、私どもの判断としましては、まず輸入販売業者からその情報を収集するということが最初のステップとして適切であると判断をしたということでございます。
○政務次官(福島豊君) 十月に指示をいたしまして、十一月に報告をちょうだいいたしております。
○政務次官(福島豊君) 十月二十五日に報告が医療機関からございまして、同日に輸入販売業者に対して調査の指示をいたしました。そして、同業者から報告をいただきましたのが十一月四日でございまして、国内三施設において二十三例の無菌性皮下膿症の発生が報告されている、その旨の報告があったわけ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 私どもとしましては、十月二十五日の段階で全施設の調査を指示し、それに対して十一月四日に三施設においての同様の症例の発生ということの報告を受けたわけでございます。
○政務次官(福島豊君) この事例に関して、先ほども先生に御説明をいたしましたけれども、第一ステップとしては、輸入販売業者に情報の収集をお願いするのが最も効率的であろうというふうに判断をいたしました。そしてまた、検査につきましても、さまざまな検査機関がございますので、当該の輸入販売...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 当該製品の安全性について一義的に責任を有するのは輸入販売業者であると考えます。
○政務次官(福島豊君) 私どもは、輸入販売業者から申請を受け、そしてその申請について審査をし、そしてそのことによって輸入の承認を行うわけでございます。行政の立場はこの輸入の承認を行う、そこにあるわけでございます。
○政務次官(福島豊君) FDAに対して問い合わせをしたということは承知をしておるようでございますが、いつ問い合わせをしたかということについてつまびらかではございません。
○政務次官(福島豊君) 厚生省もFDAに対して照会をいたしております。
○政務次官(福島豊君) ちょっと待ってください。
○政務次官(福島豊君) 検査をしているというふうに報告をいただいておるようでございます。
○政務次官(福島豊君) この点につきましては、先ほどからの御説明と一緒でございますが、当該輸入販売の責任を持っております業者が検査をいたしております。
○政務次官(福島豊君) 従業員の就業における安全を確保するのは事業主の責任であるということが基本的な考え方だと私は思います。  ですから、深夜にサービス提供を行う世帯や地域の状況を踏まえて、女性の訪問介護員を一人で派遣した場合に危険があると判断される場合には、必要に応じて、介護...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ライオデュラの輸入承認に際しまして、その審査の手続がずさんであったのではないかという御指摘でございますけれども、輸入承認に際しましては、無菌性につきまして承認書に記載されている規格及び試験方法による滅菌条件が十分な効果が見込めるレベルにあることを厚生省が確...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 第二症例がなぜ掲載をされたのかという御質問でございますけれども、ヒト乾燥硬膜の移植歴のあるクロイツフェルト・ヤコブ病についての第二症例に関する記事が米国疾病対策予防センターの週報に掲載された平成元年当時においてもプリオン仮説というものは定説化されておらず、...全文を見る
○政務次官(福島豊君) まず、先生の御質問の前半は、現在さまざまな感染症の危機情報というものがどういうふうに収集されているのかということであろうかと思いますけれども、現在では、厚生大臣に対して副作用・感染症報告を医薬品の製造業者等に義務づけるとともに、また製造業者等による医療用医...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 訪問介護につきましては、先生も御案内のように、提供されるサービス内容から身体介護中心型と家事援助中心型に分けた上で一体的なサービスの提供ということも想定をいたしまして、両者の折衷的な類型として複合型を設定したわけでございます。  この三分類につきましても...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいま先生から御指摘いただきましたポリオ根絶京都会議でございますけれども、先般無事終了いたしました。その経緯につきまして御報告をさせていただきたいと思います。  WHO西太平洋地域事務局は、同地域における野生株由来のポリオウイルスによる患者の発生状況に...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先ほども申し上げましたが、西太平洋地域でのポリオの終息宣言がなされましたけれども、近隣の南東アジア地域を初めといたしまして、東地中海地域、アフリカ地域を中心に、全世界ではいまだに年間六千人を超える多数の患者が発生しているという状況がございます。したがって、...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、医療を提供するに当たりまして、患者さんに対して適切な説明を行い、そして理解を得ながら医療を進めるというインフォームド・コンセントの考え方に基づく医療の推進が必要であると、そのように私ども考えております。そして、こうしたインフォームド・コ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、今回の健康保険法の改正で盛り込まれました定率一割負担というのは、それ自体では非常に単純な制度なんです、それ自体では。ただしかし、我々はこの制度を導入するに当たりまして、高齢者の方の御負担が現在の御負担からかけ離れないように、同じぐらいの...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生の御指摘には私も深く共感をいたします。  小児医療に係る研修の重要性については、これまで医療関係者審議会の議論、また大学病院、臨床研修病院関係者の意見でも指摘をされてきたところでございます。臨床研修におきまして研修医が学ぶべき事項については、研修施設...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  米国の食品医薬品庁、FDAでございますけれども、既に承認されている遺伝子組み換え食品は四十七品目でございます。
○福島政務次官 法的な規制ということにつきまして、まず先生に御説明をさせていただきたいと思います。  本年五月に告示がなされまして、来年四月から遺伝子組み換え食品の安全性審査の義務化というものが施行されるわけでございます。これに基づいて、未審査のものの輸入そして販売等が法律に基...全文を見る
○福島政務次官 繰り返しの答弁になりますけれども、現状におきましては、四月の義務化の実施に当たりましての体制の整備を進めているということでございます。
○福島政務次官 十八品目についてどのような資料を持っておるかということでございますけれども、先生御指摘のように、遺伝子組み換え食品の特定に対しては、遺伝子配列情報、プライマーの情報があれば十分であるということから、すべてにおいて現物を確保しているわけではありません。そして、プライ...全文を見る
○福島政務次官 私どもとしましても、今回のような事例もございますので、残りの九品目についても再度強く安全性の審査を受けることを要請すると同時に、安全性の審査を受けるということはプライマーについての情報も提供がなされるということでございますから、その確保に努めてまいりたい、そのよう...全文を見る
11月16日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 先生が御指摘いただきましたことはまことに私も同感でございまして、そのとおりだというふうに思っております。  ジェンダー・スペシフィック・メディスン、性差があるということは、疾病の罹患率にしましても、そしてまた薬物の代謝ということにおきましても広く知られて...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 混合診療につきましては、ただいま先生から御指摘いただいたことと基本的には同じ考え方でございます。  現在、混合診療については原則禁止をされております。その考え方、根拠となりますのは、患者負担が不当に増加するということを防止する、これが一点目でございます。...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 医療の分野におきましてもIT化というものを進めていく必要があるというふうに私どもは考えております。具体的に現状がどうなっているのかということについて御報告をさせていただきたいと思います。  まず、レセプト処理につきましては、業務の軽減や事務処理の迅速化が...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、事務次官通知によりまして精神科特例というものが現在存在するわけでございます。その精神科特例に定めております人員配置基準は、医師が入院患者四十八人に対して一人、看護婦は入院患者六人に対して一人となっております。  今回の医療法改正におき...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 精神科特例が通知されたときの精神科医療の状況について若干御説明いたしますと、これは古い数字でございますけれども、昭和二十九年の数値がございます。百三十万人の精神障害者のうち、入院を要する患者は当時四十六万人というふうに推定されておりましたけれども、精神病床...全文を見る
○政務次官(福島豊君) まず、医療法施行規則の第十六条について申し上げたいと思います。  第十六条の六項におきましては、「精神病室、感染症病室及び結核病室には、病院又は診療所の他の部分及び外部に対して危害防止又は感染予防のためにしや断その他必要な方法を講ずること。」というふうに...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘の国際人権規約、すなわち社会権規約及び自由権規約につきまして、我が国は締結国でございますので、憲法九十八条第二項に従いましてこれを誠実に遵守をするということが必要であると、そのように考えております。  御指摘の第二条につきましてでございますけれ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生から御指摘のございました障害者の権利と社会権規約第十二条「健康の権利」におきまして、保健サービスに対してのアクセスについて公平に、平等に提供されなければならないということが定められているわけでございますけれども、我が国におきましても、医療サービスの提供...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、内容のわかる領収書の発行というものは、患者に対しての適切な医療情報の提供の観点から重要であると私どもも考えております。  本年度の診療報酬改定時におきます中央社会保険医療協議会、中医協の審議を踏まえまして、本年三月に各保険医療機関等は...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 今回の改正におきましては、高齢者の皆様に定率一割負担というものを求めているわけでございます。これはさまざまな理由がございますけれども、一つは若人の定率負担とのバランスの問題、そしてまた全体として負担を分かち合うという観点、さらにコスト意識を喚起する、そうい...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 私はそうした経緯について存知する立場ではございませんけれども、医療制度の考え方とすれば、そういったことがあるとかないとかということ以前に、当時、薬剤の別途一部負担を導入するに当たって、制度が非常に複雑である、高齢者の方にとってもわかりにくいという御指摘が当...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 塩野谷委員長の取りまとめられたその意見書につきましても、さまざまな立場の方、そしてまたさまざまな意見が交わされ、そしてまたそういう議論の中で出されてきたものであろうというふうに私は思います。  しかしながら、今回薬剤一部負担を廃止するという観点については...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 当初、若人の薬剤の一部負担につきましても廃止するという検討を進めたわけでございますけれども、しかしながら財政的に薬剤一部負担の廃止にかわる財源の確保というものが同時に必要となります。その解消に向けて我々は今後も検討を進めてまいりたいと思いますけれども、財政...全文を見る
○政務次官(福島豊君) そういう方向で検討を進めていく所存でございます。
○政務次官(福島豊君) 個々のケースによりましては、この委員会でも御指摘がありましたように、老人の自己負担というものがふえる場合もあれば減る場合もある。さまざまなケースがあるということは事実でございます。しかしながら、全体として考えますと、現行における老人の医療費に占める自己負担...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 委員会での答弁につきまして先生から御指摘いただいておりますのは、別の箇所での議論を御指摘いただいているのではないかという気もいたしますけれども、いずれにしましても、コスト意識というのは、医療を受けるサイド、そしてまた医療を提供するサイド、両方に関するもので...全文を見る
○政務次官(福島豊君) これはさまざまな議論があります。例えば、一カ月に一千万円以上の医療費を使うようなケースで、実際に生存率というものがどのくらいあるのかというような報告が今までにはなされたこともあります。それに対して、これは厚生省がということではなくて、さまざまな立場の方から...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 高額療養費の制度の根幹というのは、確かに先生おっしゃられますように、高額の医療を受けた場合に家計が多大な影響を受けることを回避するという観点で設けられたと私も承知をいたしております。しかしながら、一方で、家計で御負担できるような形で高額な医療に関しても負担...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生もよく御存じのことと思います、釈迦に説法かというふうに思いますけれども、我が国の人口当たりの病床数が他の先進諸国に比べて多いということはさまざまな理由があると思います。  一つは、長期にわたって療養を必要とする患者さんがそれ以外の患者さんと混在した状...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
議事録を見る
○福島政務次官 先生の御指摘のことについてはよく理解できます。  今回、有識者会議をつくってまず検討させていただきたいと思う理由は幾つかありまして、一つは、確かに、第四ルートによりまして感染を受けた可能性のある方々、これはハイリスクグループとして、先生おっしゃられるようにどう対...全文を見る
○福島政務次官 事実関係を若干御説明させていただきます。  血友病以外の疾患における非加熱製剤の投与によるHIV感染については、平成七年四月のHIV感染者発症予防・治療に関する研究班の報告書において、新生児出血症、メレナへの第IX因子製剤の投与による症例がこの時点で報告されてお...全文を見る
○福島政務次官 それは先生御指摘のとおりでございます。
○福島政務次官 その調査のスタイルから、千九百人近くの方が死亡されているという事実のみ把握しておるようでございます。
○福島政務次官 即断して御答弁するのは避けるべきかと思いますけれども、基本的には、こうした凝固因子が投与されるケースというのは、出血等の重篤な疾病にかかわって投与されたケースというのが多いのだろうと思います。死亡率が極めて高いではないかということについては、医学的には恐らくそうい...全文を見る
○福島政務次官 そのことも含めてきちっと検討していただくつもりでございます。  ただ、その場合に、連絡をした後の対応の体制というのが一つあると思っています。ハイリスクグループですから、検査をしてその後どうするのかという話は当然あるわけでございまして、そういうことも検討して、結論...全文を見る
○福島政務次官 この点について御説明させていただきます。  日本製薬株式会社の製品であるところのPPSBにつきましては、平成八年の非加熱凝固因子製剤による非血友病HIV感染に関する調査におきましては、当時、日本におけるHIV感染の状況から見て感染の可能性がほとんどないとされてい...全文を見る
○福島政務次官 PPSBのシェアは、五十九年で一三・九%、六十年で二五・四%、六十一年で二二・八%、六十二年まで販売されておりまして、この時点ではPPSBのみとなっておりますので一〇〇%ということになっております。
○福島政務次官 十分に検討させていただきたいと思います。
○福島政務次官 繰り返しになって恐縮でございますけれども、そういった事実を指摘し、有識者会議で十分に検討させていただきたいと思っております。
○福島政務次官 民主党の先生方、家西先生を初めといたしまして、そうした御要望をしていただいたということについては承っております。  有識者会議の性格ということについて一言申し上げておいた方がいいと思いますけれども、基本的には、科学的また専門的な見地から、これまでのウイルス性肝炎...全文を見る
○福島政務次官 先生の御意見は別の席でも私も承っております。いろいろな考え方があると思うんですけれども、一つは、第四ルートの問題が大変大切だと私も思っております。しかしながら、一方で……(家西委員「では、血友病はいいんですか」と呼ぶ)いえいえ、そうじゃありません。第四ルートも大切...全文を見る
○福島政務次官 有識者会議におきましても十分に御意見をお聞きし、前向きにしっかりと対応させていただくように私も見守ってまいりたいと考えております。
○福島政務次官 ただいま先生から御指摘のありました救急車の利用ということについて、私から答弁をさせていただきたいと思います。  御指摘のように、患者調査の調査票には「救急車利用状況」等の調査項目がございますので、これによって圏域を越えて搬送された患者かどうかということは確認がで...全文を見る
○福島政務次官 厚生省としましても、二十四時間以内の予後についての調査ということについては現時点では行っておりません。  しかしながら、こうした調査を実施するということにつきましては、救急搬送のあり方や受け入れ医療機関のあり方等について検証する上で一定の意義を有することではない...全文を見る
○福島政務次官 健康日本21の推進というのは、国民運動として盛り上げていくことが極めて大切だというふうに思っております。  ただいま先生から御指摘がございました食生活改善推進員ということでございますけれども、現在二十二万人の方がおられるわけでございまして、この健康づくりに対して...全文を見る
○福島政務次官 まず初めに、栄養士の養成ということで、インターネットを活用してというお話についてお答えをしたいと思います。  そういう御指摘、御意見があるということは承っておりますけれども、現状におきましては、一方では、栄養士養成課程の入学者が定員を下回っている中で通信制を導入...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘ありましたように、基本健康診査の受診率というのは、四十歳から四十九歳の働き盛りの男性の場合には低いということは事実でございます。全体としては、平成元年に三一・一%でありましたものが平成十年には三九・四%ということで、改善をしてきているということは事実でご...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘の高額介護サービス費の償還払いということでございますけれども、月ごとの世帯の利用者負担額が確定した上で、上限額を超えたかどうかということを確認する必要があるということから償還払い方式となっているものでございまして、この原則については御理解をいただきたいと...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  介護老人保健施設については、施設の目標というのは、リハビリを重視し在宅への復帰を目指す施設であるということから、在宅に復帰し生活することが可能かどうかということは定期的に検討することとされております。  しかしながら、一方で、そうした長期...全文を見る
○福島政務次官 お答えいたします。  特別養護老人ホームの入所者の方が入院した場合には、特別養護老人ホームから介護のサービスを受けることがなくなるわけでございます。介護報酬につきましては、介護のサービスを受ける対価であるということが基本的な考え方でございますので、当該入所者に着...全文を見る
○福島政務次官 先生もただいま御指摘ありましたように、身体拘束の問題というのは、さまざまな要素が関連しています。介護現場の意識ということもありますし、ケアのあり方やハードの部分もあるわけでございます。したがって、本当に身体拘束をなくしていく、身体拘束ゼロを実現しようと思えば、現場...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘ございましたケアマネジャー、デイサービス、グループホーム等々の報酬につきましては、いずれも従前の補助対象経費、介護報酬に関する実態調査の結果を踏まえ、事業の安定的な運営に配慮して設定したものである、まずそれを申し上げたいと思います。そしてまた、現在、介護...全文を見る
○福島政務次官 歯の健康ということは、極めて大切な課題であると思っております。  それで、先生、事実関係から若干御説明させていただきますが、我が国におきましても、この弗化物の水道水への添加ということにつきましては、戦後の早い段階から厚生科学研究が行われております。これは昭和二十...全文を見る
○福島政務次官 我が国としましても、齲歯の予防ということで、弗化物の利用ということについては進めていく必要がある、そのように考えております。  具体的には、本年から健康日本21というものがスタートしましたけれども、その中で、歯科保健におきます二〇一〇年までの目標としまして、学齢...全文を見る
○福島政務次官 できないのかというよりも、諸外国の状況につきまして、今先生から御説明ございましたけれども、若干事実関係を御説明させていただきたいと思います。  一九九〇年に世界歯科医師会が調査を行っておりますけれども、調査対象百三十五カ国のうち、虫歯予防に弗化物を応用している国...全文を見る
○福島政務次官 先生御指摘いただきました新聞で報道されました案件につきましては、まだ未定ということだそうでございます。
○福島政務次官 本年度から三カ年の計画で歯科疾患の予防技術・治療評価に関するフッ化物応用の総合的研究というものを開始しておりまして、研究班があることは事実でございますけれども、先生が御指摘いただきましたような検討するかどうかということについては未定ということでございます。
○福島政務次官 申しましたように、未定ということでございます。
○福島政務次官 それは、先生、あくまで久米島がそういう意向を示されたということのようでございまして、しかし、そこで行うかどうかということについては未定だというふうに伺っております。
○福島政務次官 それは、先生、あくまで研究班の研究でございますので、国が指示をするということではなくて、研究班で御判断をいただくということになろうかと思います。  そしてまた、さまざまな自治体から要望が出た場合にどうするのかということにつきましては、水道事業者の考え方もあろうか...全文を見る
○福島政務次官 別に隠すも何もないのでありまして、研究班の研究に関しては、研究者の方が主体的に企画をされていくという側面があると思います。もちろん厚生省としましては、どういったテーマでされるのか、どういう成果を期待するのかということについて一定のやりとりはあるわけでございますけれ...全文を見る
○福島政務次官 研究班につきまして、もう少し具体的に御説明をさせていただきます。  研究課題の名前でございますけれども、歯科疾患の予防技術・治療評価に関するフッ化物応用の総合的研究ということでございます。  そして、その目的でございますけれども、この研究が何を目的とするのか。...全文を見る
○福島政務次官 自治体が手を挙げておられるということは事実でございましょうけれども、しかしながら、先ほど御説明しましたように、本研究の目的、期待される成果という観点から、自治体における実験を行うということを考えているわけではないと伺っております。
○福島政務次官 先ほど申しましたように、研究の概要では、摂取される日常の食品の弗化物分析を評価し、そして乳児期、小さいときから成人に至るまで一日弗化物摂取量、どのくらい食べているのか、どのくらいなら適当なのかと。ですから、これは別に水道に限ることではございませんで、さまざまな摂取...全文を見る
○福島政務次官 そのように理解をしていただいて結構でございます。
○福島政務次官 技術的な側面からの支援をさせていただきたいと思います。
○福島政務次官 繰り返しになって恐縮でございますけれども、弗素の添加ということは、骨硬化症や斑状歯等の疾病を発症し得るわけでございまして、水道水質基準でも弗素の含有量というものについて規定を定めているわけでございます。  水道水というのは安全でなければならないということが一方で...全文を見る
○福島政務次官 現時点では、そのようなことを考えておりません。
○福島政務次官 この研究は、先生、先ほど御説明をさせていただいたところでございます。  それから、一点、今までの答弁の中でそれぞれの国で選択があるというお話をしましたけれども、実は我が国におきましては、学校歯科保健、私も小学生のときに歯の検診をしてもらいましたけれども、そうした...全文を見る
○福島政務次官 さきの通常国会で予防接種法改正案を提出いたしました。これは高齢者の方がインフルエンザに罹患をし、死亡する事例が社会問題化した、また、高齢者の方においてはインフルエンザの予防接種というものが重症化を予防することにおいては有効であるということが学問的にも確立されている...全文を見る
○福島政務次官 社会保険事務所に行きまして、確認をしていただくということでございます。
○福島政務次官 今川田委員から何点か御指摘があったというふうに思います。  一つは、いわゆる郡司ファイルにつきまして、その中身を差しかえていたのではないか、このことは、厚生省が真相を明らかにするという誓約をしたにもかかわらず、それに違背するのではないかという御指摘ではなかったか...全文を見る
○福島政務次官 先ほどのメモの隠ぺいということにつきまして、川田委員から御指摘があったわけでございますけれども、当時の菅直人大臣が全く判読不明のものもその中に含めているわけでございます。私も、このメモにつきまして御指摘いただきましたから確認をさせていただきましたが、種々いろいろな...全文を見る
○福島政務次官 薬事委員会につきましては、委員確かに御指摘のように、枚方市民病院で見られたようなことがあってはならないと私どもは思っておりますし、まことに遺憾なことだというふうに思っております。そして、薬事委員会も含め、こうした贈賄等による不正な薬品の採択というようなことがないよ...全文を見る
○福島政務次官 こうしたまことに遺憾な事例の発生を踏まえまして、直接都道府県がその責めを担うわけでございますけれども、私どもとしまして、都道府県に対して再度徹底した指導、そしてまた調査をするように指導してまいりたいと思います。
11月22日第150回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 福島厚生総括政務次官でございます。  お答えさせていただきます。  厚生省としましては、来年の四月から、遺伝子組みかえ食品の安全性審査が法的に義務化されるということになりますので、それに向けまして、検査法の確立に向けての研究を今進めておるところでござい...全文を見る
11月28日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 臨床研修中にアルバイトをするようなことについてはいかがかという御指摘だというふうに思います。  今回、私どもの医療法等の改正、そしてまた医師法等の改正に当たりまして、臨床研修というものにつきましては、医師の資質の向上を図るという目的のために研修に専念をす...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 臨床研修におきまして指導医が適切に指導する体制を構築するということは極めて大切なことだと思います。一日二回というような御指摘ございましたけれども、何回という規定ではなくて、必要な事柄に対して必要な指導がなされるというような体制を構築していくべきだと、そのよ...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 臨床研修病院の指定ということにつきまして、現在までの議論でどうなっているかということでございますけれども、医療関係者審議会での議論では、現行の臨床研修病院の指定基準については、研修指導体制を含む新たな基準を示すというふうにされておりまして、この改正案が成立...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 臨床研修におきまして、さまざまな科目の研修ということも同時に必要になるわけでございます。そしてまた、委員もよく御存じだと思いますけれども、例えば剖検のような病理的な側面での研修ということも当然必要だというふうに思います。これは今後の議論にまつわけでございま...全文を見る
○政務次官(福島豊君) そもそも、高額療養費制度がなぜ設けられたのかということを考えますと、医療費が家計に与える影響、これについて、それが余り過大になった場合には家計に対してその安定を損ねるという影響があるわけでございます。したがって、御負担をいただく場合にも一定の上限が必要なの...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 再度申し上げますが、先ほど申し上げましたように、高額療養費の制度というものは、そもそも医療費が高額になった場合に家計に対して過重な負担を避けるというために導入されたものである。それについて、今回の改正におきまして、高額療養費の額そのものが家計に占める比率が...全文を見る
○政務次官(福島豊君) むしろ先生からどこのところに違いを感じておられるのか、御指摘をいただく方がいいのではないかというふうに思ってはおります。  かつてのインターン制度につきましては、これは私は直接に存じておりませんけれども、さまざまな問題があるという指摘があって廃止をするに...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 今後の検討に当たりましての原案というものを現時点で作成しているわけではございませんけれども、平成十一年二月の医療関係者審議会医師臨床研修部会の取りまとめにおきましては、次の三点がポイントになっております。  一つは研修プログラムのことでございますけれども...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 健保組合、そしてまた政管健保にしましても、財政状況というものが国民に対してよく理解されるということは大切でございます。まして、現在、医療保険制度をどのように改革していくのかということについて議論を行っているわけでございます。その中で実態というものを十分に踏...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 児童が感染症にかかった場合に、適切に診断、治療され、他者に感染をさせないということが確認された後、速やかに通所を再開していただくということが大切だというふうに思っております。そして、その蔓延防止のための確認手段として医師の診断書が必要であるという場合には、...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 基礎的な消費支出に医療費も含めるべきではないかということが一つ先生の御指摘としてあったと思います。ただ、これにつきましては、例えば食費にしましても住居費にしましても水道光熱費にしましても、常にこれは要るものです。医療費につきましては、病気になるときもあれば...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 経緯を御説明いたしますと、当初二・五対一とする案を提示いたしましたのは、看護職員の配置によりまして平均在院日数の異なるグループが二つございます。その境目がちょうど二・五対一になるということから、当初提示をさせていただいたわけでございます。しかしながら、医療...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生はこれは引き下げであるという御指摘でございますが、決してそのような御提案をしているわけではございません。  現在、医療法の中ではその他の病床ということで、療養病床、一般病床と区分されるものが混在をしているわけでございます。それを今回の医療法等の改正に...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 精神病床につきましての先生の御指摘でございますけれども、新たに厚生省令で精神疾患の特性にふさわしい基準を定めることといたしております。  公衆衛生審議会からは、精神病床以外の病床とできるだけ格差のないものとすべきという御意見をいただいておりまして、現在、...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、今後の社会保障制度の構造改革に当たりまして、高齢者の御負担と若年者の現役世代の負担の公平ということを考えるときに、高齢者の方にどのような形で御負担を求めることができるのか、その前提となるのは、高齢者の方の所得をどう考えるかということだと...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 老人保健制度におきましては基本的には給付と負担は個人単位でございますけれども、低所得者対策を考える場合には、実際の負担が家計全体で賄われているという観点から世帯単位で把握をして、さまざまな対策というものを行わせていただいている。これについて個人化すべきでは...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように政令で定めることといたしておりますけれども、具体的には次のように考えております。  同一の世帯に属する高齢者の方が同一の月に負担した一部負担金のうち三万円以上のものを抜き出して合算いたしまして合計が三万七千二百円を超える場合にその超えた...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) まず初めに更年期障害についてでございますけれども、症状が重い場合には社会生活や家庭生活にも影響を与えるおそれがあるというふうに厚生省も考えております。厚生省としましても研究班を設置いたしましてその実態把握に努めておりますけれども、先生御指摘のように今後とも...全文を見る
○政務次官(福島豊君) お答えいたします。  おむつに係る費用につきましては、診療行為とは直接関係のない日常生活上必要な費用として、一部負担金とは別に患者から実費を徴収できる取り扱いといたしております。  ただいま先生から御指摘いただきましたように、この実費徴収につきましては...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 基本的な考え方を御説明したいと思います。  先ほども答弁いたしましたように、おむつに係る費用というのは保険診療とは直接関係のないサービスでございます。保険診療の世界でございますと公定の価格というのが全部決まるわけでございますけれども、その世界ではないと。...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 診療報酬につきましては、先生もよく御承知のとおり、個々の診療行為に対する評価として設定をいたしておりますけれども、経済の動向や医療機関の経営状況というものを総合的に勘案しながら適時適切な改定を行っているものでございます。  今後とも良質な医療サービスの提...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 文教・科学委員会 第7号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 先生が御指摘いただきました総理府の調査につきまして、厚生省としましても承知をいたしております。ただいまも文部大臣からお話ございましたように、生殖補助医療の問題につきまして、アンケートの調査のみならず、さまざまな意見が国民の間にあると、そのように私どもは承知...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生の御指摘は、今回のヒトクローンの禁止に関しての法律については生殖技術に関しての規制というものの視点が抜けているのではないかという御指摘だと思います。  私どもの考えとしましては、生殖医療というのはあくまで有性生殖により得られたヒト受精胚というものにか...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 余剰胚の問題、そしてまた余剰胚から由来しますES細胞の問題というのがあると思います。これにつきましては、先ほども科学技術庁長官から御説明ございましたように、科学技術会議におきましてきちっとした指針をつくって、それによりまして適切な研究の推進をするという御答...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先ほどの答弁と重なりますけれども、精子、卵子、胚の提供等によります生殖補助医療のあり方につきましては、厚生科学審議会のもとに置かれました専門委員会におきまして本年じゅうに報告書を取りまとめた後に、厚生科学審議会として意見集約をしていただく予定になっておりま...全文を見る
○政務次官(福島豊君) 先生御指摘のように、関係省庁が連携をとりながら検討というものを早急に進めていく必要がある、私どももそのように思っております。  おおむねは科学技術庁長官がお答えいただいた答弁のとおりでございますけれども、若干補足をいたしますと、先ほども先生御指摘ございま...全文を見る
○政務次官(福島豊君) ただいまも政務次官から御答弁ございましたように、既に科学技術庁、そしてまた厚生省の間で人的交流というものを踏まえて技術的な形での支援というのは行わせていただいております。  実際に立入調査を行われるのは科学技術庁、そしてまた文部省ということになろうかと思...全文を見る
12月01日第150回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
議事録を見る
○政務次官(福島豊君) 社会保険審査会委員大澤一郎君は十二月一日で任期満了となりますので、その後任として大澤進君を任命いたしたいので、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに...全文を見る