福島豊

ふくしまゆたか



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福島豊の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○福島委員 大臣、両副大臣、大変に御苦労さまでございます。本日から厚生労働委員会の審議がスタートするわけでございまして、この通常国会、何とぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  まず初めに、私は、少子化対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど、大臣の所信の中...全文を見る
○福島委員 先般出版されました本の中で、国立社会保障・人口問題研究所の社会保障基礎理論研究部長の府川さんという方が「少子化と社会保険」という論文を書かれております。その中では、高齢者にかかわる社会的コストと、そしてまた家族、子供にかかわる社会的コスト、こういったものの先進諸国にお...全文を見る
○福島委員 社会保障の中身を見直す必要があるという御指摘がございまして、私も全く同感でございます。  そしてまた、先日、経済財政諮問会議で社会保障制度改革の検討に入ったということが報道されておりました。小泉総理大臣から、社会保障制度を改革する重要な機会であるということで、六月に...全文を見る
○福島委員 今大臣、御指摘がありましたように、経済財政諮問会議の力点は、私は、日本経済を二十一世紀においてどうやって安定して成長させていくのかというところに力点があるんだろうと思います。ということは、逆に言うと、社会保障の負担というものをできるだけ軽くしなければならないという方向...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○福島委員 大臣、副大臣、政務官の皆様、大変御苦労さまでございます。  日本経済の現在の長期にわたる停滞の原因は、幾つも指摘されているわけでございます。先ほども大臣、御指摘ありましたように、不良債権の問題、そしてまた過剰な生産設備の問題、デフレも大変大きな問題だと思います。その...全文を見る
○福島委員 ただいま大臣から、現在の取り組みについて御説明がございました。全力で取り組んでいただいていることに対して敬意を表したいと思いますし、そしてまた、今国会で提出をされております税制改正、研究開発税制について大胆な見直しをしていただいた、このことも大変喜ばしいことであるとい...全文を見る
○福島委員 もう時間が終わってしまいましたので意を尽くせませんが、ポーターは、日本は競争できるとその著書の中で述べております。私もそう思います。そして、未来に向かって競争しようというふうに自信を持って取り組んでいくことこそが、この十年の停滞を打ち破る最大のかぎだと思いますので、ぜ...全文を見る
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○福島分科員 大臣、御苦労さまでございます。本日は政府参考人からお答えしていただくことになっておりますので。  私は、きょうはグルタルアルデヒドの問題を取り上げさせていただきたいと思います。  このグルタルアルデヒドというのは、グルタラールアルデヒド、化学物質としてはそのよう...全文を見る
○福島分科員 しかしながら、そうした添付文書に記されておりますような注意事項というものがしっかりと守られているのか、ここのところが大変大切な問題だろうというふうに思います。先ほどの大阪市に在住の女性の方は、このグルタルアルデヒドの使用に際してさまざまな症状が出てくるので、これは病...全文を見る
○福島分科員 その指導が現場にどこまで伝わっているのかということではないかというふうに思います。  そしてまた、先ほどの調査では、強制排気装置のない施設が六五・七%でしたが、その約三分の二の七十六施設は、これからもそういうものをつけるつもりはないと。医療機関の経営も大変厳しいと...全文を見る
○福島分科員 これは、私は多分氷山の一角だろうと思います。この看護師の方も、当初そういう症状が起こったときにはなぜ起こるのかよくわからなかったと、内視鏡学会の方に行って、そういうグルタルアルデヒドでさまざまな副作用があるという報告を知って、そして自分もそうではないかというふうに思...全文を見る
○福島分科員 厚生労働省となったわけでございまして、厚生行政とこの労働行政と、ちょうど重なり合うようなところの問題ではないかな、そういう思いがいたしております。  先日、この方からまた新しい資料をいただきましたが、それは最近の東洋経済の二月十五日号でしたけれども、「むしばまれる...全文を見る
○福島分科員 取り組んでみて、反省会をライオンズの人を中心にやったそうです。その中で出た話が、採血をどういうふうにするのかということがあったようでございます。というのは、ドナー登録用にはやはり少し余分に採血をさせていただかないといけない。  通常の献血における採血の手順というの...全文を見る
○福島分科員 ありがとうございます。よく御相談して、現場が、献血併行、これを進めやすい環境づくりをぜひ進めていただきたいというふうに思います。  時間も残り少なくなっていますし、最後に言語聴覚士のお話をお聞きしたいと思います。  先般も脳卒中の患者さんの団体の方とお会いしまし...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、先日、言語聴覚士の方からこんなお話をお聞きしました。それは、言語聴覚士の養成に当たって実習ということが非常に大切である、私もそうだろうというふうに思います。現場でのトレーニングがなければ、座学だけでどうするのかというのは、...全文を見る
○福島分科員 以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。
03月12日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○福島委員 御苦労さまでございます。  ただいまも阪上委員から徳政令という話がありましたけれども、そういう話が出るほど、やはり、どうするんだと、閉塞感が国全体を覆っているのではないかというふうに思います。  九二年から二〇〇一年までの間に、不良債権については八十二兆円処理され...全文を見る
○福島委員 余り釈然としませんが、昨日も株価、七千九百円を割り込みました。本日の読売新聞では緊急提言というようなことが書いてありましたけれども、デフレ対策、本気でやるぞということを政府は示す必要があると私は思っております。そういう答弁を期待しておりましたが、次に行きます。  先...全文を見る
○福島委員 日本は、そういう意味では人材の層も薄い。オン・ザ・ジョブ・トレーニングという言葉もありますけれども、ここで一生懸命取り組んでいく中でしか、多分そういうマーケットもできてこないんだろうと思います。  次に、これもよく言われることでございますが、既存のRCCとの役割分担...全文を見る
○福島委員 大変わかりやすく御説明いただきまして、ありがとうございます。  次に、産業再生委員会の支援の決定の問題です。  先ほど阪上委員からも、透明性、中立性の確保が大事だという話がありました。もちろん、企業のさまざまな情報を入手するわけでございますから、機密の保持というこ...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  また、今大臣御説明ありましたように、決定に際して、所管大臣が事業分野における過剰供給構造の実態を考慮して意見を述べるというふうにされておりますけれども、これも「過剰供給構造」という非常に漠然とした言葉で書かれておりますが、それぞれの大臣...全文を見る
○福島委員 るる御説明いただきましたが、製造業とかですと稼働率とかよくわかるんですが、事業分野によって相当にこれは違いがあるんだろうという気もします。そしてまた、需給ギャップというお話もありましたが、これ自体も景気によってまた変わってくるわけですね。ですから、そういうことをどう判...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月02日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島委員 大臣、副大臣、御苦労さまでございます。本日は雇用保険法の改正案についての質疑でございますので、まず初めに、現在の雇用失業情勢についてどのような御認識をお持ちかということをお伺いいたしたいと思います。  先般、雇用失業情勢について二月のデータが公表されましたけれども、...全文を見る
○福島委員 失業率の数字は瞬間風速のようなものですから、それで一喜一憂するというのは余り賢明ではないのではないかというような気がいたしております。  先ほど答弁もありましたけれども、雇用者に関しては十八カ月連続で減少している、また就業者に関しても二十三カ月連続で減少している、こ...全文を見る
○福島委員 セーフティーネットという言葉をおっしゃられましたけれども、どちらかというと後ろ向きな話なんですね。ですから、政策効果といいましても、緊急雇用創出特例交付金のようなものは非常に目に見えてわかりやすい施策でございますけれども、それ以外のものというのはなかなか、どこまでどう...全文を見る
○福島委員 今回の雇用保険法の改正は、そういう意味でぜひとも必要なものでありますし、早期に成立を図らなきゃいかぬというふうに私どもも思っております。  問題は、引き続いて雇用政策はどうしていくのかということだろうというふうに思います。  先ほども申しましたように、後ろ向きな話...全文を見る
○福島委員 例えば、育児サービスですと、東京都の認証保育園というのは爆発的な増加を見ておりますね。昨日スタートしましたさいたま市も、子育て都市とかというんですか、認証保育園をやろうというようなことを言っておりますですね。ですから、そういう意味での規制緩和というのはやはり私はあるん...全文を見る
○福島委員 ぜひ積極的な取り組みをお願いいたしたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月23日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○福島委員 両副大臣、大変御苦労さまでございます。特に法務副大臣、お忙しい中お越しをいただきまして、本当にありがとうございます。  基本的なことを幾つかお尋ねをしたいと思っております。  先般、青少年の育成に関する有識者懇談会の報告書が公表されたわけでございます。私も、全文通...全文を見る
○福島委員 数年前に、専修大学の正村先生が「改革とは何か」という本をお出しになられましたが、その中で、今の日本の社会は次世代を再生産するという機能が非常に衰えているんじゃないかという指摘があったかと思います。教育は国家百年の計でございますけれども、健全な、そしてまた力強い次世代を...全文を見る
○福島委員 夏までの作業、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次に、児童虐待の問題について、この問題は、連休が明けますとこの委員会でも本格的に議論しなければならない課題でございますし、私どもも、党においてしっかりと検討を進めていきたいと思っております。ですから、きょ...全文を見る
○福島委員 現在、局長の御指導もいただきながらと思いますが、児童虐待の防止等に関する専門委員会が検討を進めているわけでございます。  どういう形でこれを取りまとめ、そしてまた、政府としてもどういうアウトプットをするのかということがあるんだろうと思うのです。この委員会としても、児...全文を見る
○福島委員 今の政府参考人の御説明の中にもありましたが、司法がどう関与するのか。  これは、今参議院に回りましたけれども、私も心神喪失者新法の最初の検討に携わらせていただきましたが、ちょうど、医療、福祉と司法が重なってくるというのでしょうか、連携するという意味においてはかなり類...全文を見る
○福島委員 ぜひ、しっかりとお願いいたします。  副大臣、お忙しければ御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。  三つ子の魂百までもという言葉がございます。これは、なかなかにそうなんだろうと。水島先生は御専門ですから、そういうことはお詳しいのかなと思うんです...全文を見る
○福島委員 いろいろと取り組みを進めていただいておりますことは評価をしたいと思いますし、これからも、もっと使いやすくしていただきたい。特に、児童虐待等にかかわる話になりますと、母子関係が煮詰まらないように、どこかにやはり抜け道があった方がいいんだろうというふうに私は思っておりまし...全文を見る
○福島委員 食というのは家庭の中のものなので、どう公が介入するのかというのはなかなか難しいことなんですけれども、介入できるチャンスがあるとすれば、例えば、保育園もそうですけれども、保育園でも最近は園児と一緒に調理をして食べるというようなことをやっているところもあるみたいですね。そ...全文を見る
○福島委員 親も巻き込んで、保護者の方も巻き込んで、つくるところから含めて食育をしっかりと進めていただきたいと思います。  本当に時間が、あと一問ぐらいしかできませんか。  次に、文部科学省の方にお尋ねをしたいわけでございますが、今、特別支援教育ということでいろいろと取り組み...全文を見る
○福島委員 もう時間がなくなりましたので、質問をはしょらせていただきますが、今の質問は、今、フリーターも非常にふえている、そしてまた就労そのものが安定していない、ある面においてはこういったことも関係しているんじゃないかという思いがあるんですね。ですから、どういうふうにある意味でハ...全文を見る
05月07日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○福島委員 大臣、副大臣、長時間にわたりまして御苦労さまでございます。  労働形態の多様化ということは、日本だけではなくヨーロッパにおいても幅広く見られることでございます。規制緩和の一つの流れの中で、そしてまた雇用形態の多様化ということが進められるということは、ある意味でメリッ...全文を見る
○福島委員 次に、この期間を延ばすわけでございますけれども、この期間制限というものが果たしてきちっと守られているかどうかということが大切な点なんだろうと思います。  派遣先が派遣労働者に雇い入れの申し込みをするという新しい仕組みを導入するわけでございますけれども、そういったこと...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  先ほど申しましたように、今回の改正では雇用の申し込み義務が創設されたわけでございます。期間制限がある場合と期間制限がない場合の二種類の申し込み義務がありますけれども、それぞれの趣旨また内容についてお尋ねをしたいと思います。  この雇用...全文を見る
○福島委員 これに関連しましては、ドイツの派遣制度にはみなし雇用制度というものがございますけれども、これを日本でも導入すべきではないかという意見もあるわけでございます。ドイツの労働法制とまた日本の労働法制というのは異なっているわけでございますから、直ちに導入するということができる...全文を見る
○福島委員 この派遣労働は、近年大幅に拡大をしているわけでございます。派遣業界の売り上げは、十三年度には、平成六年度の九千三百十九億円に比較して、二倍の一兆九千四百六十二億円に達しているわけでございます。  先ほど申しましたように、フレキシビリティーが増すということはプラスの側...全文を見る
○福島委員 時間も残り少ないので、あと一問だけお聞きをいたします。  これは職業安定法関係の話でございますが、今般の改正では、地方公共団体に無料職業紹介事業を認めることとしたわけでございます。これは、全国知事会でも大変強い要望がありまして、そういった要望も踏まえて盛り込まれた内...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○福島分科員 大臣、まことに御苦労さまでございます。ただいまのお話、私も大阪の議員でございますので、本当にしっかりと受けとめたいと思って聞かせていただいた次第でございます。  また、本日は、地元の問題で幾つかお尋ねをしたいと思っております。  第二京阪道路という道路、今、国に...全文を見る
○福島分科員 残された区間につきましては、ただいまも局長から御説明がありましたように、できるところから早目にぜひ着手をしていっていただきたい。そのことによって地元の理解といいますか期待もまた高まってくるわけでございまして、ぜひよろしくお願いいたしたいと思っております。  そして...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いをいたします。  そしてまた、この第二京阪道路建設の構造として大変大切な点は、ジャンクションを、インターチェンジをたくさんつくっていただいて、地域にとりましては非常に利便性の高い道路にしようという考え方で設計をしていただいているところだというふうに思...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、第二京阪道路につきましては、「緑立つ道」というネーミングをつけていただきまして、地元沿線の住民の意向も十分反映した上で環境に配慮した道路とする、構造とする、そういう考え方を示していただいているわけでございます。ここのところ...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いいたします。  そして、次にお尋ねをしたいことは淀川左岸線の延伸でございます。  この淀川左岸線は、第二京阪道路の終点になります門真南でございますけれども、そこと接続をされる。ですから、第二京阪道路で流れてきた車両というものが、このままですと、中央...全文を見る
○福島分科員 一日も早い計画の決定をよろしくお願いいたしたいと思います。  最後に、淀川のお話をいたしたいと思います。  先般の世界水フォーラム、大成功で、本当に大臣御苦労さまでございました。近畿圏にとりましても、これは大変うれしい出来事でございました。  その中で、世界水...全文を見る
○福島分科員 舟運の再発見ということで、阪神・淡路大震災を契機としていろいろと御検討、そしてまた現実的な取り組みをいただいている、このことに対して感謝を申し上げたいと思っております。  そしてまた、さらに言いますと、河川の管理ということで、今まで防災であった、そしてまた災害に対...全文を見る
○福島分科員 淀川に関して、もう少し細かなことを言いたいと思います。  局長は、イタセンバラというのは御存じですか。ちっちゃな魚なんですが、明治時代に河川の防災機能を高めるということで、湾処というものをつくったわけですね。つくったころには、そんなこと思いもよらなかったんでしょう...全文を見る
○福島分科員 いろいろと御説明いただきまして本当にありがとうございました。  大阪にとりまして、都市再生、関空の問題もございますけれども、もっと、淀川というのは地味な話題かもしれませんけれども、私はやはり大阪の魅力を高めていくためには、淀川の魅力を高めるということも大切だという...全文を見る
○福島分科員 どうもありがとうございました。
05月28日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○福島議員 この基本法の中にさまざまな施策が位置づけれられているわけでございますが、その一つとしてこの不妊治療に関しての施策も位置づけられている。基本法の中で個別の施策を位置づけるのはいかがなものかという御指摘がございましたけれども、各省の所管するところの事業を総合的に進めていく...全文を見る
○福島議員 そうした御指摘のありますことも存知していないわけではございません。  ただ、また一方では、不妊治療を受けておられるたくさんの方がおられますけれども、さまざまな治療を含めれば三十万人ぐらいになるんでしょうか、そうした方から、支援の体制をもっとしっかりやってほしいと。こ...全文を見る
○福島議員 ただいま委員おっしゃられましたように、この基本法の目指すところは、子供を安心して、また夢を持って生み育てることができるような社会をつくっていくための基本的な法律として提出をしたわけでございます。  少子化社会対策という言葉が非常にいかめしいのではないかという御指摘で...全文を見る
○福島議員 ただいまの委員の御質問に私が責任を持って答える立場にあるかといいますと、なかなか難しいというふうに思っておりますけれども、修正も考えてはどうかという御指摘でございました。  私個人の立場として申し上げますと、この委員会でいろいろと議論していただいて、そしてまた、コン...全文を見る
○福島議員 大変難しい御質問を賜りまして、あるべき日本の人口というものは一体いかなるものであるのかと。これはさまざまな議論があるというふうに思います。  今、少子化ということが問題になっているわけでございますけれども、さらに少子化が進んだ方がゆったりした生活ができるんじゃないか...全文を見る
○福島議員 ただいま先生おっしゃられたとおりだと私は思っております。子供を生み育てるということは、すぐれて個人的な営みでございますし、自己決定にゆだねられたものである、そのように思っております。その自己決定自体に国が、また公が積極的に関与をするということではならないと思っておりま...全文を見る
○福島議員 そのように理解していただいて差し支えないと私は思います。
○福島議員 平成十一年に、国立社会保障・人口問題研究所が全国の五十歳未満の妻を対象に調査をいたしました。出生動向基本調査という名称でございますけれども、この調査におきましては理想の子供の数は二・五三人でございましたけれども、実際の出生児数は二・二一人ということで、〇・三二人の乖離...全文を見る
○福島議員 教育にかかわる費用が家庭にとって現在大変大きな負担になっている、このことはだれもが共通して認識しているところだろうと私は思っております。そして、先ほどの調査の報告がありましたけれども、経済的な負担ということを理由に掲げている方も多かったわけでございます。  したがっ...全文を見る
○福島議員 この小児医療体制の整備ということも大変大切なことでございます。  私ごとになって大変恐縮でございますが、私は大阪市のすぐ隣の隣接する市に住んでおりますけれども、私の子供が発熱をしてけいれんを起こして、まだ夜間診療所がやっていない、それで救急車を呼びました。救急車を呼...全文を見る
○福島議員 これも先生御指摘のとおりでございまして、病児保育の体制というのはもっともっと充実させていかなければならない、そのように思っております。これは、政府におきましては新エンゼルプランというものを策定いたしましたけれども、その中では、十六年度までに五百市町村で実施する、そうい...全文を見る
○福島議員 この不妊治療の経済的な支援につきましては、五月二十一日に、与党三党におきまして、次世代育成支援の一環として、平成十六年度から不妊治療費の助成を行うべきであるという基本方針について合意をしたところでございます。二つ基本的な考え方がございまして、医療保険の適用とする、そし...全文を見る
○福島議員 先生の御指摘、大変大切な課題についての御指摘だというふうに思っております。  一つは、年金制度の信頼性といいますか魅力が損なわれてきて空洞化が進んでいるのではないか、それは特に若い世代に多い、ですから若い世代にとって年金制度というものをもっと魅力あるものにしなければ...全文を見る
05月29日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第9号
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○福島委員 おはようございます。  参考人の皆様には大変貴重な御意見を御開陳いただきまして、心より御礼を申し上げる次第でございます。  また、平素から児童虐待と児童福祉に関しまして積極的に御貢献いただいておりますことに関しても、心より敬意を表する次第でございます。  与党三...全文を見る
○福島委員 時間も限られておりますので、もっといろいろとお聞きしたいんですが、まず親のケアということ、先ほど福島参考人もおっしゃっておられましたが、これをどこがきちっと担うのかという問題だと思うんです。  先ほど金内参考人のお話にありましたように、児相と親の関係というのは、どち...全文を見る
○福島委員 今、自立のお話が出ましたが、自立まで持っていくということは非常に大切だと思うんですね。先日も、ある本に書いてありましたけれども、施設から学校に通う、高校に通っても途中で学校に行かなくなる、そしてまた卒業もできない、そうこうしているうちに施設から出なければいけないという...全文を見る
○福島委員 次に、坂本参考人にお尋ねしたいんですが、大変とうといお仕事をしておられるなと思ってお伺いいたしておりました。  先ほど、きょうだいの事例がございましたけれども、児童虐待がさまざまな形で傷を残すということなんだろうと思いますが、となると、養育家庭だけでそういう個々のさ...全文を見る
○福島委員 最後に、平湯参考人にお尋ねをしたいんですが、予防ということが大事だと。先ほど、金内参考人が幾つかのケースを出していただきましたけれども、例えば経済的な問題というのがベースになっている。サラ金に追われてもうにっちもさっちもいかないと。ですから、非常に複雑な家庭というのを...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月04日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○福島委員 大臣、副大臣また公取委員長、大変御苦労さまでございます。  下請中小企業は、現在、日本経済の構造転換の中で大変厳しい状況に置かれていると思います。私の身近でも、この十年の間に幾つもの企業が倒産をいたしました。現に、下請中小企業の比率は、昭和五十六年の六五・五%から、...全文を見る
○福島委員 二つあると思うんですね。下請中小企業といいましても、製造業にかかわる下請というのはどんどん実はシュリンクしている。一方では、例えば事務作業とかそういうもののアウトソーシングがどんどん進んでおりますから、サービス業にかかわる下請というのはどんどん膨らんできている。このサ...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  また、売掛債権担保保険の特例措置というものが新たに追加されたわけでございます。このことは非常にプラスといいますか、実効性のある措置なんだろうと私は思っておりますが、いずれにしましても、こうした新しい措置が加わったということを金融機関に対...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  次に、下請企業振興協会等についてお尋ねをしたいわけでございます。  発注企業四万社、受注企業十一万社のデータベースを持って、年間三万件の下請取引のあっせんをしておる。こうした、先ほど大臣おっしゃられましたように、連携をよくしていくとい...全文を見る
○福島委員 また、この下請取引、三万件仲介しておるということでございますが、国内の取引の仲介だと。今や、やはりボーダーレスの時代でございます。そしてまた、世界規模での部品調達という時代になってきているわけでございますから、こうした取引も、海外からの発注というものをスムーズに結びつ...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  次に、下請代金支払遅延等防止法の改正案についてお聞きをしたいと思います。  下請中小企業と親企業の取引というのは、これだけ経済状況が厳しくなっておりますから、今まで以上に難しいものがある。そういう意味では、取引の適正化を図るための今回...全文を見る
○福島委員 この防止法の運用状況ということが問題だと思います。  平成十四年度には、被疑事件千四百二十七件、このうち書類審査によるものが千三百五十七件、申告は七十件でございます。書類審査による件数と申告件数というのが大きく異なっている。申告件数はわずか四・九%でございまして、親...全文を見る
○福島委員 わかりました。  そしてまた、この検査に当たります人的体制の問題でございますが、公取では二十九名の検査専任者がおられる、そして十二万件の対象を扱っている。中小企業庁では、三十五名で七万件の検査をしているということでございます。公取ですと、一人年間四千件を超える件数を...全文を見る
○福島委員 なかなか人員の増員というのは難しいと。私どももしっかりと公取の機能強化ということは応援をさせていただきたいと思います。  となると、一方で大切なことは、申告件数が非常に少ないという環境にあるわけでございますから、気軽に相談したりとか、申告というとちょっとかた苦しいよ...全文を見る
○福島委員 時間が限られておりますので、若干、通告いたしました質問を省略させていただきたいと思います。  私は大阪の選出でございますが、繊維産業が大変多い。繊維関係の下請中小企業というのもたくさん存在をいたしております。平素から、例えばニット産業の関係者の方からは、特に経済のグ...全文を見る
○福島委員 多角的な御支援をいただきまして、本当にありがとうございます。感謝を申し上げたいと思います。  次に、小規模企業共済法の改正案について、最後にお尋ねをいたしたいと思います。  今回、予定利率を引き下げる。現下のこの金利の状況でございますので、これは欠損金をさらに拡大...全文を見る
○福島委員 時間が参りましたので、残された質問は割愛したいと思いますが、緊急経営安定貸付の創設ということも盛り込まれているわけでございますが、これも本当に使いやすい制度にしていただいてPRを徹底していただければ、そのように思う次第でございます。  ありがとうございました。
06月04日第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○福島委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     労働基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○福島議員 ただいま委員御指摘ありました子どもの権利に関する条約、児童の権利に関する条約に示されました文言の指し示しておりますところと私どもの法案が指し示しているところは、基本的に一致するものであると私どもは考えております。
○福島議員 この法案は、すべての個人が、みずからの結婚や出産を望んだ場合、それが妨げられることのないように、結婚や出産の妨げとなっている社会の意識また慣行、制度を是正していくとともに、子育てを支援するための諸方策の総合的かつ効果的な推進を図ることを目的としたものでございます。 ...全文を見る
○福島議員 不妊治療の相談で大切なことは、治療にはメリットとデメリットといいますか、リスクとベネフィットというのは当然あるわけでございますから、そうした適切な情報が与えられるということは私どもは必要だというふうに思っております。  そしてまた、さらに重ねて言いますと、不妊治療に...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○衆議院議員(福島豊君) 先生御指摘のように、決してその少子化というのはマイナス面ばかりではないということが様々な方から指摘をされているわけでございます。具体的に挙げますと、環境負荷の軽減、様々な形でエネルギーの消費ですとか、また廃棄物の問題ですとか、これは少子化が進むことによっ...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) むしろ発展途上国ではなぜ多産になるのだろうかという側面からまずお答えをしたいと思いますけれども、発展途上国においては、まず子供というのは貴重な労働力でございます。ですから、多ければ多いほどいいということになるわけでございます。そしてまた、老後の生活を支え...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) この人口問題というのはグローバルな社会の中で考えると、地域によって、そしてまた国によって何を目的とすべきかということは大きく異なっているということは事実だと思います。  先ほども申しましたように、発展途上国でございますと、これは多産に対してどのようにブ...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 先ほどから申し上げておりますことを、具体的に数字を申し上げたいと思っております。  我が国におけます合計特殊出生率は、一九九〇年には一・五七を割り込みまして、二〇〇二年には更に一・三二にまで減少いたしております。これは減少の一途をたどっていると。一方で...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 先生御指摘のように、少子化対策は高齢者対策として行われるというものではないというのはそのとおりだというふうに思っております。両者が無関係だというわけではございません。  例えば、少子化が進めば高齢者の年金制度をどうやって支えていくのか、支え手が少なくな...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 結婚や出産に関して、個人の自己決定権、これを決してこの法案は制約するものではないと、そしてまたそこに介入するものではないということを、衆議院におけます委員会の質疑におきましても私ども提案者として繰り返しこれは説明をさせていただいてまいりました。そういう意...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 先生の御指摘は誠にそのとおりだと思っておりまして、高齢社会対策、そしてまた男女共同参画社会の実現のための対策、そしてまた、この少子化社会対策基本法に基づく対策、こういったものは緊密な連携の下に進められる必要があるというふうに思っております。  また、具...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 御指摘のこの「生命を尊び、」、また「生命の尊厳」といった文言は、特定の宗教的価値観を前提として規定したものでは全くございません。  昨今、児童虐待やいじめが深刻な社会問題となっておりまして、昨日の新聞の報道でも、四歳の子供が誘拐されて、そのままビルから...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) この点も先生御指摘のとおりだと私は思っております。二〇五〇年には高齢者の人口割合は三五・七%、三人に一人ということになるわけでございます。こうした割合になってまで高齢者の方々を現役世代に全面的に依存するという仕組みが成り立つだろうかと。私は、それは持続可...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) この法律の十一条で幼稚園のことが規定されているわけでございます。それは、今まで、保育所というのは親の就労等により家庭で保育をなし得ない児童に対して家庭に代わって保育を提供する児童福祉施設だという位置付けだと、また、幼稚園は親の希望によって教育を提供する教...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) この児童手当につきましては、子育ての経済的支援の中核となる施策であると私どもは思っております。  調査によりますと、理想の子供の子供数を持てない理由として第一にまず挙げられるのが経済的な要因でありまして、六三%の方が挙げております。理想の子供数は二・五...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 不妊治療に関しましては衆議院でも様々な御議論ございました。こうした不妊治療に関しての規定を置くことによって、それは圧迫、そしてまた何か強制されるのではないかという指摘もございました。  先ほども申し上げましたことと同じことでございますけれども、現に不妊...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 誠にそのとおりでございまして、私も子育ての最中でございますが、しっかりと、妻にだけ任せるのではなく、かかわるべきであると、そのように思って子育てに取り組んでいるところでございます。  以上でございます。
○衆議院議員(福島豊君) 我が国の少子化に対しての認識の経過について簡単に御説明いたします。  我が国におきましては、昭和四十年前後には合計特殊出生率はほぼ二・一程度で安定しておりました。しかしながら、昭和五十年代以降減り続けまして、一九九〇年、平成二年には、ひのえうまでありま...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○衆議院議員(福島豊君) まず、前段の委員の御質問についてお答えをさせていただきたいと思います。  ただいま委員が御指摘いただきましたように、子供の人権に対して社会全体の認識を深めるということが大切であると、私も全くそのとおりだと思っております。  本法案におきましても、前文...全文を見る
07月17日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第10号
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○福島委員 鴻池大臣には、特命大臣として青少年問題の御担当になられましたことにお喜びを申し上げますとともに、先般、長崎の事件もありまして、大変多難な時期でございますけれども、しっかりと御活躍、そしてまた諸施策の前進を図っていただきたいと思っております。  そしてまた、大臣は大変...全文を見る
○福島委員 世の中の状況というのは刻々と変わりますし、そしてまた、新しい事件が起こったときに、それに対して、既定の路線は路線としまして、どのように見直しを加えていくのかということも大変大切なことだというふうに思っております。そういう意味で、大臣がそのように御判断されたということは...全文を見る
○福島委員 共感するところ多々あるわけでございます。  そしてまた、大臣が教育のあり方について御発言しております。戦後教育を受けた者が校長先生、財界役員になっている、私も戦後教育を受けて政治家になっておりますから、大変だ、こういう御発言がございました。今の教育のあり方というもの...全文を見る
○福島委員 もう少し率直に御発言いただいても結構だと思いますけれども。  今大臣がおっしゃられたこと一つ一つ、共感する部分は多々ございます。あえて少しつけ加えて私申し上げたいと思っておりますことは、少年犯罪の場合に、確かに、やれば罰せられる、厳罰がありますよということは非常に大...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
07月17日第156回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○衆議院議員(福島豊君) ただいま委員御指摘いただきました、三点にわたって御指摘いただきましたことにつきまして、それぞれに重要であると提案者共通して認識をいたしております。  その共通した認識の上に立ちまして、結婚や出産の妨げとなっている様々な社会的、経済的、心理的な要因を取り...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) この第六条はるる議論になったところでございます。国民が「家庭や子育てに夢を持ち、」と、持つことができる社会、この実現に資するように努めることを規定したのでありまして、家庭や子育てに夢を持ちなさいと言っているわけではないというふうに御理解をいただきたいと思...全文を見る