福島豊

ふくしまゆたか



当選回数回

福島豊の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。  冒頭、申し上げておきたいことが一点ございます。大臣におかれましては、先日の御発言に対してさまざまな御議論がありますが、大臣が極めて誠実で、また家庭を大事にされる方だというのはよく存じておりますし、何よりも少子化対策、子育...全文を見る
○福島委員 ぜひ早急に検討を進めていただきまして、御結論をいただきたいと思います。  また、もう一つ難しいことは、こうした変化は保険料だけではありません。施設利用料、利用者負担についても反映しているわけであります。介護療養病床、多床室の利用者負担は、第二段階であれば三万七千円、...全文を見る
○福島委員 前回の医療制度改革の折に、医療保険と介護保険にかかわる自己負担の合算制度を創設するということをお約束し、来年の四月からスタートする、こういうふうに伺っておりますが、大きな前進だと思っております。先ほど申しました介護保険における利用者負担の問題、これも所得区分があります...全文を見る
○福島委員 障害者自立支援法のことについても触れたいと思います。  法案審議の段階から、また審議の段階、施行後も実にさまざまに御指摘をいただいてまいりました。そうした御指摘を一つ一つ受けとめ、制度の円滑運用のための取り組みを進めてまいりました。昨年末の特別対策はその集約的なもの...全文を見る
○福島委員 次に、少子化対策についてお聞きをしたいと思います。  政府では、安倍総理のもと、少子化対策の再構築に向けて、子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議を設置し、六月の取りまとめに向けて検討を始めていると伺っております。厚生労働省としても、昨年末の新たな人口推計を踏ま...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  働き方改革、今大臣からも種々御指摘がございましたけれども、私ども、長時間労働の是正、また仕事と生活の調和、若者の安定した雇用の確保、こういったものを進めていかなければいけないというふうにトータルプランの中で提案をさせていた...全文を見る
○福島委員 現場での取り組みが大切だと申し上げましたのは、監督署もいろいろと工夫されているところもありまして、一たん会社の明かりが消えた後、また始まったりするところもありますから、時間をわざわざずらして取り締まったりとかというようなところもあるようでございまして、そういう意味では...全文を見る
○福島委員 本日は、たくさんの参考人に御出席いただいたんですが、時間の関係で、後の質問は省略をさせていただきます。  最後に一言だけ申し上げておきますと、改革をしたときの大変な苦労があったわけですね。時間とともに担当も変わるんですね。私、そのとき思いましたけれども、やはり年金制...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  各参考人の皆様には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。  まず初めに、佐藤参考人に二点お伺いいたしたいと思っております。  前回、この委員会における法案審議におきまして、またこれまでの委員会審議の中に...全文を見る
○福島委員 こうした法案そのものの持つ本質的な意味というものをしっかりと判断すべきだろうと我々は思っております。  その中で、先ほど中原参考人から御指摘がありましたように、パート労働者の方々の処遇自体が、正社員との均衡ということと別にしまして、最低賃金とも関連するわけですけれど...全文を見る
○福島委員 今、松井さんの方からは、企業活動自体が国内だけに立地している世の中ではありませんよと。そうなんですね。それがあるんですね。やはり中国の企業とどう競争するか、そしてまた、インドという話もありますね、フラット化する世界という話ですけれども。  その中で、国内で働いている...全文を見る
○福島委員 今、今田参考人がおっしゃられたように、一つのステップなんだろうなというふうに思います。  本当にパート労働者の方々の処遇というものが全般的に変わっていくためには、まず一つは、松井参考人に申し上げたいのは、やはり労働分配率をもうちょっと上げてもらわなきゃいけない、また...全文を見る
○福島委員 井筒参考人、ちょっと離れておられましたときに発言いたしまして、申しわけございません。  先ほど申しましたのは、全体として企業サイドには労働分配率を私はもっとふやしてほしい、大分絞り込んできましたから、そういう話が一つあるんだろう。その上で、個々の企業において総人件費...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。  どうもありがとうございました。
04月13日第166回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○福島委員 長勢大臣また柳澤大臣におかれましては、大変御苦労さまに存じます。とりわけ、長勢大臣に御質問させていただけるということを大変光栄に存じております。よろしくお願いいたします。  本日は、少年法の改正案につきまして、厚生労働との連合審査ということで、児童福祉の観点からいろ...全文を見る
○福島委員 適切な運用をしていただきたいというふうに思います。  続きまして、もう一つの柱でありますところの少年院の入所年齢の引き下げについてでございます。  従来児童福祉の領域で対応されていた事柄について、少年院、矯正教育の分野で対応する、こういう流れであろうかと思いますけ...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。  この点につきましては、少年院の持つ矯正教育上の特性等々について、発達障害との関係からまた後ほど御質問させていただきたいというふうに思っております。  続きまして、文科省さん、きょうお越しいただいておるんですが、児童自立支援施設や一時...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  続いて、近年、少年院におきまして、入院中の方々において発達障害の問題が注目されるに至っております。平成十六年に発達障害者支援法が成立をいたしましたが、その成立後、発達障害というものについてどう政府として取り組んでいくのかという...全文を見る
○福島委員 向井先生らの取り組みは矯正教育の分野におきましても非常に高く評価されている、これは事実だと思います。  ただ、そこで指摘をやはりあえてしておかなければいけないことは、たくさんの施設があるわけでありまして、どれだけそうした考え方がユニバーサルに浸透しているか、こういう...全文を見る
○福島委員 こうした矯正教育の最大の目的は、やはり再犯の予防ということだというふうに思います。発達障害と関連して発生しました犯罪また反社会的な行動について、その再発生を防ぐために最も大切なことは、適切な支援をするということに尽きるんだろうというふうに思います。  矯正施設内での...全文を見る
○福島委員 少年院の中は、勉強いたしますと、非常に社会として構造化されている、そしてまた自分のする作業ということも極めて明確になっている、わかりやすい構造になるわけですね。そういう中に入りますと、ADHD、注意欠陥多動性障害の方でも安定するということがあるようであります。  た...全文を見る
○福島委員 大変大切な研究でございまして、しっかりと行政において反映していただくと同時に、社会的にもさまざまな誤解と偏見がございます、これをやはり解消すべく、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。非常に衝撃的な事件が起こりますと、その背景は何なんだ、その中で、例え...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。  最後に、時間がありませんので、専門家の御意見だけちょっと簡単に申し上げておきます。  少年問題に関する警察の関与を強めることに関してはいいのですが、警察に対する発達障害の理解促進を図らないと不適切な対応が予想されます、実際私の見てい...全文を見る
04月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島委員 引き続いて、労働法制の議論が行われているわけであります。  全般の議論を伺いながらつくづく感じることをまず申し上げたいと思うわけでありますが、労働法制というのはなかなか難しいものだなというのが私の率直な感想でありまして、なぜ難しいかというと、一律に法律で定めるという...全文を見る
○福島委員 そうした大きな変化に機動的に対応する、これが政府に一番求められていることだろうというふうに思います。  六百七十万人の団塊の世代が二〇〇七年よりは六十歳になります。また、二〇一二年には六十五歳に到達することと見込まれております。ただいまも副大臣から御答弁ありましたよ...全文を見る
○福島委員 今の御答弁はそのとおりで、しっかりやっていただきたいと思います。  個人的な思いを申し上げますと、幾つまで企業で働き続けるかということも大事なんでありますが、団塊の世代の方々には大いに、第三の人生といいますか、みずからの働き方そのものを変えていくということも求めたい...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかりとお取り組みをいただきたいというふうに思います。  続きまして、若年者の雇用の問題、今回のこの改正の一つの大きな目的でもございますが、その点についてお聞きをいたしたいと思います。  最近の若年者の雇用情勢は、景気の回復や団塊の世代の大量退職に伴いまして...全文を見る
○福島委員 今御答弁がありましたように、年長のフリーターの方が九十二万人、またニートの方が六十二万人と、大変膨大な数の方が今後やはり積極的な対応が必要である。景気の谷間、企業が採用枠を減らしていた際に就職活動を行わざるを得なかった就職氷河期世代の若者の方々には、正社員になれず、い...全文を見る
○福島委員 こうした若者の就労対策を全力で進めるべきだ。公明党におきましても、青年局が中心となりまして、この数年来さまざまな提言を行わせていただき、その多くが政府によりまして具体的な施策として実施をしていただいていると感謝を申し上げるものであります。そしてまた、引き続き私どもは頑...全文を見る
○福島委員 実践的な職業能力の開発、向上、こういうものは非常に大事だと思います。  昨年、古屋委員とともにデュアルシステムの実践、実施状況について視察に伺わせていただきました。多くの方がそうした技能を身につけることによって、実際にその就職を可能にしている、その実態を見て、大変す...全文を見る
○福島委員 最近、「製造業崩壊」という本が出版されましたが、なかなか製造業の中小企業、人手不足感というのがあるようでございます。しかしながら、なかなか若い人が定着しない、こういう実態も一方ではあるということがその中では報告されております。  中小企業とすれば、ぜひ安定して製造業...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、この年齢制限の禁止の義務化について、その違反に対して罰則が設けられていない、これでは不十分じゃないか、どうやって実効性を担保するんだ、こういう御指摘、御批判もあるわけであります。具体的に、この実効性をどのように確保していくの...全文を見る
○福島委員 今後の法施行後の運用状況を見ながら、勧告につきましても、なかなか厳しい対応でございますから、どの程度それが出されるか、こういった点もあろうかと思います。しっかりと我々もフォローしていきたいと思いますし、政府としても実施状況を厳格に見守っていただきたい、そのように思いま...全文を見る
○福島委員 もう時間も終わりますが、労働行政だけにとどまらず、その地域のニーズは何か、産業行政等々、省庁横断的に地域の要望を生かしながら取り組みをしっかりと進めていただきたい、このことを要望いたしまして、質問を終わります。  どうもありがとうございました。
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。  私の地元、門真市、守口市、大阪府でございますが、大阪市の旭区、鶴見区、その地域の課題につきまして、何点かお尋ねをさせていただきたいというふうに思っております。  まず初めに、第二京阪道路の整備につきましてお尋ねいたしたいと思...全文を見る
○福島分科員 大臣の御指摘のとおりでございまして、地元自治体としてもしっかりと、事業が円滑に進むように努力していかなきゃいけないということは事実だと思います。今までもるるお話ししてまいりましたけれども、引き続きそうした地元の取り組みを促してまいりたいと思いますし、そしてまた国とし...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、この道路の整備に関連してきますのは、大阪市の旭区内の国道一号線、これは都市計画におきまして、幅四十メートルに拡幅をする、これは戦後余り時日を経ない時期にこうしたものが定められたわけでございます。自後、非常に長い年月がたった...全文を見る
○福島分科員 よろしくお願いをいたします。  そしてまた、近畿道のことについてちょっとお尋ねいたしたいと思います。  二点ございますが、まず一点目は、昨今、ETCの導入によりまして、高速道路の料金のさまざまな課金体系の見直しということが行われているわけであります。私も、阪神高...全文を見る
○福島分科員 また、近畿道と阪神高速の連結の問題でございます。  阪神高速の守口線と近畿道は接続を実はいたしておりません。そしてまた、この地域というのは慢性的な渋滞地域になっております。昨年でございますけれども、都市再生地域の第一回目に指定をしていただきました大日の三洋電機の工...全文を見る
○福島分科員 本日、警察庁にもお越しいただいておりますが、この周辺の道路の構造が非常に複雑になっているということがあります。とりわけ、阪神高速の守口線の上がり口、そしてまたおり口のところがありまして、そこのところは実は歩道橋が全体をまたぐような形で整備されておりまして、下には歩道...全文を見る
○福島分科員 大変ありがとうございます。  続きまして、次は川の問題について入りたいと思いますが、私の地域には淀川が流れております。淀川につきましては、扇大臣のときにも、淀川の舟運、船による運航ということでございますが、最近、さまざまな形で注目されております。河川を生活に生かし...全文を見る
○福島分科員 二つお願いしたいことがございます。  大阪は水の都というふうに呼ばれておりますけれども、こうした舟運を活用することによってやはり地域の振興を図っていきたい、こういう思いもございます。こうした船着き場の目的につきまして今御説明が局長の方からございましたが、平時におい...全文を見る
○福島分科員 大変ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  最後に一点、福祉との関係でお尋ねをしたいわけであります。  昨今来、医療制度改革また介護制度改革を進めております。その一つの大きな流れは、高齢化がさらに進む超高齢社会の中にありまして、今までのように施設ばか...全文を見る
○福島分科員 以上で時間が終わりました。  いろいろと御指摘いたしましたが、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。どうもありがとうございました。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○福島分科員 大変御苦労さまでございます。  本日は、日本の医療の将来ビジョンについてということでお尋ねいたしたいと思っております。  現在、日本は急速な人口構造の変化の中にございます。今後、後期高齢者の増加、またそれに伴う認知症の増加が予定されておりますし、また、生活習慣病...全文を見る
○福島分科員 今、御答弁いただきまして、理解はできるわけでありますが、今御指摘があったのは、日本というのは非常に健康水準が高いので医療費が少なくて済んでいるのではないでしょうかという御指摘ではないかというふうに思います。  ただ、この御指摘も、多分に私は、きちっと調査して評価す...全文を見る
○福島分科員 そうなんですね。これだけで説明は当然できません。できませんが、先ほども言いましたように、日本の医療費のあるべき水準ということを考えたときに、幾つかの要因に分けていかなきゃいけないと私は思っているんです。  国民の皆さんに、医療費の水準はいかにあるべきか、仮に、医療...全文を見る
○福島分科員 アウトプットにおいて大変高い評価をいただいている。これは先ほどもありましたように、一つは日本人の生活習慣、こういったものも背景にありますし、また医療自体も、非常に献身的な医療従事者の努力というものもやはり私はベースにあるというふうに思います。  これは国会でもるる...全文を見る
○福島分科員 経済財政諮問会議では、日本の医療、介護というのは高コスト構造である、見直しをすべきだ、こういう指摘を大臣がなされております。しかし、高コスト構造というのは一体何を指しているのか、ここのところは余り明らかではありません。  先日、大阪のバス会社が事故を起こしました。...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○福島委員 大臣、副大臣、大変御苦労さまでございます。また、長官も、本当に長年にわたりましてといいますか、この間の御努力に心から敬意を表したいというふうに思っております。  この三年間、平成十六年の年金改革から、社会保険庁の問題というものが大変大きな問題として議論の対象になって...全文を見る
○福島委員 政府・与党案では、年金新組織を法人化し、非公務員化しているのに対し、民主党案では、社会保険庁と国税庁を統合して歳入庁とし、公務員のままとすることとなっております。民主党案は、社会保険庁の職員を公務員のままに温存するにすぎない法案ではないか、こう指摘をすることができると...全文を見る
○福島委員 先ほど松本委員の御質問に対して民主党の提出者の側からるる御答弁がありましたが、どこか論点をずらしているんじゃないか、その答弁をお聞きしながら私は感じました。  政府参考人から御説明ありましたけれども、こうした点について民主党案では本当にどう改革されるのかということに...全文を見る
○福島委員 また、同時に、できるだけ行政組織をスリム化する、このことが一つの目的でもあります。民間企業に委託できるものは委託をし、独立行政法人などの法人化ができるものは法人化をしていく、これは、小泉改革の五年間でさまざまな取り組みをしてまいりましたけれども、安倍内閣においても引き...全文を見る
○福島委員 民主党の歳入庁法案では、先ほどもお話がありましたが、国税庁の所得情報や徴収ノウハウを活用することで年金保険料の未納をなくすことができるという説明がされました。しかし、国民年金の被保険者には所得税が非課税の方々も非常に多い。国税庁のノウハウを活用すれば未納がなくなるとい...全文を見る
○福島委員 民主党の歳入庁法案では、先ほども提出者から御答弁がありましたが、社会保険庁と国税庁の徴収対象のダブりを解消すると同時に、民間委託を通じて徴収コストを大幅に削減することができるという説明になっております。  ただ、今御説明ありましたように、徴収対象そのものが大きく異な...全文を見る
○福島委員 やる気があるからこそこの改革法案を出しているわけでありまして、ぜひ民主党の皆さんも御理解いただいて御賛同いただければと思うわけであります。  最近、保育料の未納というのもあるんですね。私、びっくりしました。毎日自分の子供を通わせておきながら保育料を払わない、信じられ...全文を見る
○福島委員 私が質問者でございます。  民主党案の歳入庁案では、保険料徴収権限を厚生労働省から切り離し、保険料の流用をストップすると説明されております。民主党の三法案の一つは年金保険料流用禁止法案、このように呼ばれているわけであります。  これに対して政府・与党の法案では、年...全文を見る
○福島委員 続いて、今回の政府・与党案の特色の一つは、外部委託の範囲、また職員の採用の基本的事項について専門的な学識経験者の意見を聞いて検討する、こういう点にあります。  ここで大臣にお願いをいたしたいことは、公法人の人員規模をどれだけ削減したかとか、削減することは大切ですけれ...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  次に、年金記録の問題について触れたいと思います。  最近の報道ですと、基礎年金番号漏れ五千万件、年金支給漏れ二十二万件、記録紛失八十六件、こういった見出しが躍っているわけであります。単にこれらの数字だけを見ると、けたが大...全文を見る
○福島委員 極めて膨大な情報を管理しなきゃいけない、ここに一つの困難の原因があります。同時にまた、年金制度そのものが長年の間に変遷をしてきた、変わってきた、これがまた記録管理の難しさをもたらすもう一つの原因であります。  我が国の年金制度、昭和十七年に民間被用者を対象とする厚生...全文を見る
○福島委員 ですから、基礎年金番号ができることによって、ようやっと年金の記録を制度を通じてきちっと管理する仕組みがスタートした。ですから、それまではまさに本当にばらばらだったんですね。  その基礎年金番号を導入して、付番をした。ただ、それをどういうふうに遡及的に適用していくのか...全文を見る
○福島委員 今、五千万件がという話になりますけれども、当時そういうふうな形で対応せざるを得なかった、こういう事態をよく把握する必要があるんだというふうに思います。  一つ質問を飛ばさせていただきます。  ただいま、基礎年金番号導入時に複数の年金加入歴を有する方々に対してどのよ...全文を見る
○福島委員 後先して大変申しわけありません。  ただいま御紹介ありましたように、過去の記録について、統合を促すために国民に対して情報提供、当時は厚生省、そして社会保険庁みずからが行ってきた、この事実もぜひ知っていただきたいということであります。  しかし、その通知を受けても、...全文を見る
○福島委員 年金支給漏れ二十二万件、こういう報道がありましたが、これもある意味で不適切な表現だと思いますけれども、支給決定時の裁定が変更されたものが二十二万件に上ったということであって、これは要するに、今御説明がありましたように、過去の記録を全部統合するというプロセスを経て変わっ...全文を見る
○福島委員 続いて、こうした経緯を踏まえると、請求を待つだけではなく、社会保険庁から積極的に情報提供を行って、本人による年金記録の確認の機会をさらに拡大すべきではないか、このように考えますけれども、簡単に御説明いただきたいと思います。
○福島委員 若干時間の関係で質問を省略させていただきたいと思いますが、もう二点質問いたします。  もう一点は、五十八歳通知について、これまで四十一万人から加入履歴の再調査依頼があったということでありますけれども、これはどのようなことを意味しているのかということであります。年金記...全文を見る
○福島委員 現在、特別強化体制をとっていただいて、年金記録の相談に精力的に応じていただいているわけであります。この点については、本当に一人一人にとって大切な年金ですから、現場においては極めて丁寧に対応していただきたい、親切に対応していただきたい、この点を要望いたしたいと思います。...全文を見る
○福島委員 もう時間が終了いたしておりますが、せっかくですから、もう少し細かいこともおっしゃっていただければと思いますが、よろしいですか。
○福島委員 以上で終わりますが、私のところにも、納めたのに記録がない、こういう御相談が来て、御照会をさせていただいたこともあります。丁寧に調べていただいております。全く対応していないというわけではありません。ただ、証拠が全くないものについてはどうしようもないという側面があって、本...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○福島委員 本日は、私ども、坂口委員に質問していただきまして、坂口大臣のもとでこの社会保険庁改革はスタートしたわけでありまして、村瀬長官におかれましては、この二年と十カ月、本当にその先頭に立って改革を推し進めていただいた、心から感謝と御礼を申し上げたいというふうに思っております。...全文を見る
○福島委員 私もそのとおりだと思っております。システムとしてどのようにガバナンスをきかせるかということで、どのような仕組みをビルトインするか、ここのところが一番大切なのでありまして、独立した公法人イコール勝手なことをする、これは余りにもずさんな理屈、御批判ではないかな、私はそのよ...全文を見る
○福島委員 私は、むしろこの法案はぜひ一日も早く成立をさせていただきたいと思っておりますが、成立した後、新しい組織をどうつくっていくのか、ここのところが非常に大事な次のステップでありまして、国会の側もしっかりとそれを監視していかなきゃいけない、与党としてもこの点についてはしっかり...全文を見る
○福島委員 この年金福祉研究会の話というのは、年金制度といういわば公のシステムから私の利益をかすめ取る、こういうことなんだろうと思います。この点は、例えばグリーンピアのような話とも一脈通じるようなところがあるなと私は思って、話を伺っておりました。そうした意味からも、新しい組織とし...全文を見る
○福島委員 また、天下りについて言えば、機構から民間への天下りは今回の国家公務員法等改正法案の適用される範囲ではない、したがって、天下りのし放題になるんじゃないか。これは多分に日本年金機構が持つ業務の性格、そういうものをどう考えるかということによっておのずと判断ができる話だと思い...全文を見る
○福島委員 坂口大臣のもとでさまざまな入札改革をスタートしていただきました。今後、日本年金機構の設立以後でありますが、できる限り民間にできるものは民間にゆだねる、こういう組織運営をしていく、業務運営をしていく、こういうことになるわけでありまして、このところは、業務委託を受ける民間...全文を見る
○福島委員 そしてまた、今のこの法案を議論するに当たりまして、現場の職員の方、さまざまな不祥事があったわけでありますけれども、ほとんどの方はまじめにお仕事しておられるんだろうというふうに私は思います。その中にあって、みずからの雇用がどうなるのか、こういう不安があることも事実なんじ...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  私どもも、この委員会でるる指摘をされました年金記録の問題、政府としてできる限りのことをすべきだ、そしてまた、与党としてもできる限りの対応をして、年金に対しての国民の皆様の信頼、これを揺るぎないものにする必要がある、そのことを、まず冒頭...全文を見る
○福島委員 平成八年、基礎年金番号の導入の準備が本格的に行われた時期だと思います。その当時の大臣は菅直人先生。民主党の代表代行の菅直人先生が、この平成八年大半を、大臣をいたしておりました。  菅直人先生が大臣のときの発言ですが、「平成九年一月から、公的年金各制度に共通する基礎年...全文を見る
○福島委員 菅先生は、大臣在任中に、エイズの問題で大変大きなお仕事をなされた、すばらしいお仕事をなされた、これは間違いないことだと私も認めておりますが、しかしながら、一方で、将来にわたって禍根を残すような、制度導入の対応の基本方針を決められなかったんじゃないか、そういうふうにあえ...全文を見る
○福島委員 今の御答弁できちっと整理をされたと思いますが、加入者御本人もやはり主体的にかかわっていただく必要がある、このことは非常に大事なことだろうというふうに思っております。そしてまた、一方的に統合するというようなことでまた誤りを生じることを繰り返してはならない、このことも事実...全文を見る
○福島委員 そうした事業所に対して、社会保険庁としてしっかりと取り組みを進めていただくと同時に、また御本人、この日経新聞の報道でもありますように、自分の勤務先が厚生年金に加入しているかどうか、社会保険事務所に問い合わせればすぐにわかるものである、こうした注意喚起が必要だ、こういう...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかりと取り組みを進めていただきたいというふうに思います。  先般の委員会でも、社会保険制度内の連携ということで、保険料の滞納処分にかかわる登録申請に関しての処分のあり方、いろいろと議論がありました。条文では、保険料の滞納処分を受け、かつ、当該処分を受けた日か...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  きょうは、民主党の提出者の皆様にもお越しいただきました。ぜひお尋ねしたいことがあるわけであります。  一つは、年金記録の問題でありますが、政府・与党としてもできる限りのことをすべきだ、こういうように思っております。しかしなが...全文を見る
○福島委員 挙証責任が転換されるというのは、私は余り納得しないのでありますけれども、一定の確実性、そういうものがあればと、そこは共感するんですよ。それをどこで線を引くのか、そこを教えてほしいと言っているんです。どうぞ、もう一回、再答弁を。
○福島委員 とすると、何らかの第三者的な判断をしていただく、裁判じゃありませんので、そういうことが必要だということになるんでしょうか。
○福島委員 非常に大切なところ、やはり一定の証明がないといかぬという話ですね、そこのところは。御発言はよくわかりました。しっかりと参考にさせていただきたいというふうに思っております。  続いて、最後に、いぶかしいのは、民主党の年金政策を三年前にいろいろと議論させていただきました...全文を見る
○福島委員 答弁上手の枝野先生、答弁は御上手ですけれども、やはり私は、制度発足当時の基本的な考え方、これがしっかりしていなかったということは、どこまでいっても免れないと思います。そしてまた、この国会において我々は、しっかりと今の現状というものを改めるための最大の努力をしたいという...全文を見る
○福島委員 公明党の福島豊でございます。  総理、大変に御苦労さまでございます。  社会保険庁の解体、そしてまた新しい出直し、この法案の審議をめぐっては、社会保険庁のさまざまな実態が明らかになったと思います。年金記録の問題にいたしましても、実際にその年金の記録をどのような思い...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  先ほど大臣の御答弁で、記録がない、領収書もない、こういった場合にどのように対応するのかということについて、手続をきちっとしていきたい、このように御説明がございました。現在までも、領収書もない、そしてまた記録もないけれども極めて蓋然性が高いと...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  そしてまた、今回の年金記録の調査が行われた場合に恐らく出てくる事態として、あともう少しで年金がもらえるけれども、そこまで届かない、こういう人が出てくる可能性がまたあるんじゃないかと私は思っております。  そういう意味で、公明党としまし...全文を見る
○福島委員 このような重要な機能を持っているねんきん定期便については、政府としても積極的にPRを行っていくべきだ、このように思いますけれども、所管大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
○福島委員 時間も残り少なくなりましたので、年金制度についての総理のお考えをお聞きしたいと思います。  十六年の年金改革では、負担と給付の抜本改革を実現し、百年先までの財政を見通した揺るぎない制度を確立した、そのように考えております。少子高齢化など人口構造の変化、また、経済の動...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございました。  何よりも大切なことは、いたずらに国民の不安をあおるということではなくて、着実な改革を進めていく、このことだと思います。総理にはますます頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月30日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○福島議員 古屋委員にお答えさせていただきます。  ただいまも委員から御指摘がありましたように、年金の記録問題については、国民の年金制度に対しての不安、不信を高め大きな社会問題となっている、このように認識をいたしております。  与党としましては、政府と一体となって、社会保険庁...全文を見る
○福島議員 今回の法案におきましては、二つの種類の方が対象になります。既に記録が訂正され年金が増額されたにもかかわらず、その時点で五年の消滅時効が完成した部分があった方、これは過去にさかのぼってということになります。また、今後記録が訂正され年金が増額されることとなるが、その時点ま...全文を見る
○福島議員 年金に対する、この法案についての御批判がございましたので申し上げておきたいと思いますけれども、五千万件の記録というのは、消えていない記録なんです。統合されていないということなんです。それと……(山井委員「質問は終わっているじゃないですか、だめですよ、そんなの」と呼び、...全文を見る
○福島議員 記録の証拠のない人の問題を一緒にするというのは甚だ問題を混乱させる、このことを提出者として申し上げたいと思います。
○福島議員 ただいま委員御指摘ありましたように、今回のこの特例法によりまして、今まで時効によってあきらめておりました年金の給付を回復する、これは非常に大事なことだと思っております。  そして、そのことについては、受給権のある人に周知をするということがまずもって大切なことでありま...全文を見る
○福島議員 現に、先ほど政府から御説明がありましたデータについては概数でございます。そのデータがどのような形で情報として格納されているか、こういった側面もあると思います。そうした点については、政府が詳細に検討を行いまして、具体的に、一人一人に御通知できる、そのような情報であるので...全文を見る
06月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、労働関連法案について質疑をさせていただくわけでありますが、まことに残念なことは、本日の委員会におきましても、野党の各党の合意が得られずに、民主党の委員の方々また社民党の委員の方々が欠席をされているわけであります。  社会保険...全文を見る
○福島委員 今回の労働基準法の改正法案では、割り増し賃金の引き上げ部分に関して、中小企業についての猶予措置が設けられております。  中小企業は、数でいえば我が国の企業の大半を占めているわけでありますから、我が国全体で子育てを行う方々の労働環境を整備して少子高齢化に対応していくた...全文を見る
○福島委員 何より大切なことは、生産性をいかに上げていくのか、そしてまた、長時間労働を抑制するための経営上の資源というものをどうやって生み出していくのか、こういうところにあるんだろうと思います。  成長力底上げ戦略の中では、中小企業の生産性をどう向上するかということが非常に大き...全文を見る
○福島委員 この年次有給休暇の取得率につきましても、ぜひ完全取得に近づくように引き続き政府として努力をしていただきたい、そのように要望いたしたいと思います。  次に、最低賃金法の改正法案について伺いたいと思います。  改正法案では、地域別最低賃金について、生活保護との整合性を...全文を見る
○福島委員 この委員会でも前回いろいろと議論がありましたけれども、地域別最低賃金の具体的な額については地方最低賃金審議会の審議により決定される、こういうことになっているわけであります。今回の法改正がこの地方最低賃金審議会の審議にどういうふうに影響を与えていくのか、このことについて...全文を見る
○福島委員 次に、罰則の規定の問題でございます。  使用者が最低賃金を支払わなかった場合の罰則について、現行法におきましては、長らく法改正がなされなかったということもありまして、最高でも二万円の罰金が科されるにすぎないようになっております。最低賃金に対する罰金がわずか二万円では...全文を見る
○福島委員 ただいまの政府参考人の御説明ですが、五十万といっても、一人当たり五十万ということであれば、これは掛け算されていく、トータルで五十万というわけではない、こういうお話だろうと思います。一人だけに限って最低賃金法の違反をしているということは多分実態としてはないわけであります...全文を見る
○福島委員 年々、労働組合の組織率というのは低下していっております。また、雇用形態も多様化している。そういう中にありまして、労働者の方々の権利をどう守っていくのか、これについては従来の取り組み以上に、個々の働く方々をどうやってエンパワーメントしていくか、こういうことが政府にとって...全文を見る
○福島委員 この委員会でも、障害者の授産施設の工賃、賃金についていろいろと議論されております。  障害によりまして著しく労働能力の低い者や基礎的な認定職業訓練を受ける者に対する最低賃金の適用については、現行法におきましては、都道府県労働局長の許可を受けた場合には適用除外、このよ...全文を見る
○福島委員 障害のある方でも、実際に働いておられる現場に伺いますと、大変作業能力が高いといいますか、健常な方と比べて遜色なく仕事のできる方がおられることも事実でございます。「障害により著しく労働能力の低い者」に対して減額する、こういうことになっているわけでありますけれども、個々の...全文を見る
○福島委員 できるだけ幅広く最低賃金法の対象となって、障害のある方でもしっかりと所得を得ることができる、そういう方向を目指して頑張っていただきたいというふうに私は思っております。  最後に、労働契約法案について一点お伺いいたしたいと思います。  多くの企業において、労働時間関...全文を見る
○福島委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
06月14日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号
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○衆議院議員(福島豊君) 委員御指摘のように、今回のこの法案によりまして、現在であれば会計法が適用されまして、五年、自動的に時効消滅するわけです。今回はこの会計法を適用しないということを法律で明確に定めるわけであります。ただ、その場合に、時効の援用を行うかどうかと、こういう判断が...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 第三者委員会の問題について、衆議院の厚生労働委員会におきましても私も民主党の提案者の委員の方と議論をさせていただきました。  今回私どもが出しました法案というのは、いずれにしても、記録を修正をして、裁定を修正をして、その場合に時効という壁があると。これ...全文を見る
06月21日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○衆議院議員(福島豊君) 先生御指摘のように、国会のガバナンス、しっかりしていかなきゃいけないということについては全く同感でございます。ただ、御指摘の点につきましては、本日は私、時効特例法案の提案者という立場で来ておりますので、まずはお答えする立場にないということをまず申し上げて...全文を見る
10月12日第168回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  総理、連日御苦労さまでございます。  まず初めに、ワーキングプアという言葉に象徴される、近年の労働市場改革に伴う所得格差の拡大の問題についてお尋ねをしたいと思います。  本年九月に発表されました、国税庁による民間給与実態統計調査に...全文を見る
○福島委員 政府におきましても、再チャレンジ支援として、フリーター二十万人常用雇用化プラン、それに引き続くフリーター二十五万人常用雇用化プランなど、さまざまな施策を立案し、そして実施してきております。そうした施策や景気の回復もありまして、フリーターの常用雇用化も着実に進んできてい...全文を見る
○福島委員 ワーキングプアの問題で取り上げられる中で、日雇い派遣ということが大変クローズアップされたと思います。単純作業や製造業の現場に携帯電話やメールで送られてきた指示で出かけていって働く、賃金水準は最低賃金を下回る場合も多く、一月働いても収入は十数万円にしかならない、アパート...全文を見る
○福島委員 大臣には、国民の期待におこたえいただけるようぜひ頑張っていただきたい、そのようにお願いを申し上げる次第でございます。  また、さきの通常国会におきましては、最低賃金の引き上げを図るための最低賃金法の改正案、また、残業手当の引き上げを図るための時間外労働の賃金割り増し...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。  また、最近では、リースというような形態で車両を貸す。ですから、そこには運行管理のようなものがきちっと行われないような労働形態も生まれているようでありまして、この点についてもしっかりと取り組んでいただきたい。
○福島委員 しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  最後に、限られた時間でありますけれども、所得再分配の大切な柱であります年金制度についてお尋ねをいたしたいと思います。  平成十六年改革におきまして、人口構造の変化、また経済成長の変化に自動的に対応する制度、仕組みが導...全文を見る
○福島委員 これは、民主党の提案、非常に巨額の財源が必要とされます。それを果たして調達することができるのか。しかしながら、一方で最低保障機能を拡大しなきゃいけない。ここで議論の余地があると思いますし、与野党超えて積極的な議論をすべきではないか、私はそのように思っております。  ...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島委員 大臣、副大臣、大変に御苦労さまでございます。  九月の福田内閣の発足に当たりまして、私ども、連立政権の協議を改めてさせていただきました。その中では、高齢者医療の負担の問題、そしてまた障害者自立支援法の問題、さらには母子家庭の問題、年金の問題もありましたが、再度ぜひ協...全文を見る
○福島委員 こうした告知の問題、そしてまた、個人情報が含まれていたにもかかわらず放置されていた、それはどういう行政判断によるものであったのかというところまできちっと調べていただきたい、私はそう思います。  これは年金記録の問題ともつながっているな、私はこういう気がして見ていまし...全文を見る
○福島委員 これは、年金の申請主義の話とほとんどうり二つだと私は思います。  医療機関が介在する、これはいいと思います、原則として。ただ、国として、承認をした医薬品によってこうした副作用被害が発生した、最終的に、被害を受けた国民の利益をどう守るのか、お一人お一人の利益をどう守る...全文を見る
○福島委員 見直しが必要だというのは、私は、介護の現場についても必要だというふうに思っています。  平成十七年に介護保険法を改正いたしました。さまざまな御批判はありますけれども、介護予防という視点を入れたということは決して間違っていなかった、私はそう思っております。そしてまた、...全文を見る
○福島委員 調査していただいて、介護報酬の面でもしっかり対応していただきたいと思います。  そしてまた、すぐにできることはぜひすぐにやっていただきたい、こういう課題もあります。例えば、事務量の多さの理由として、書類をたくさんつくらなきゃいけない、こういう話があります。福祉用具の...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月02日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○福島委員 今般、社会福祉士、介護福祉士の見直しを行うことをいたしておりますけれども、資格制度の見直しと同時に、健全な事業の運営やサービスの実施が肝要であります。  そこでまず、介護保険制度の現況についてお伺いいたしたいと思います。  介護保険制度は、平成十二年四月に施行され...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  今回の社会福祉士及び介護福祉士の資格制度の見直しは、資格法が創設されてから二十年ぶりの見直しであると認識をいたしております。その間、介護保険制度や障害者自立支援制度が創設され、措置から契約に移行するなど、介護、福祉の現場を取り巻く環境は大き...全文を見る
○福島委員 今後、認知症の高齢者や医療ニーズの高い重度の要介護者が増加することを踏まえ、介護福祉士が修得すべき知識や技術についても国民のこうした新しいニーズに対応する見直しが必要である、そのように考えております。今回の見直しについての目的が今政府参考人から御説明ございましたけれど...全文を見る
○福島委員 高齢者の虐待、施設内の虐待、いろいろと報道されておりますけれども、一つは、認知症の高齢者の方々にどう対応するのか、こういう具体的な対応の仕方を十分理解しておられない方がたくさんいるということも私は一つの理由なんだろうというふうに思います。  また、医療と介護、それぞ...全文を見る
○福島委員 こうした制度の見直し、ややもしますと、現場でのさまざまな混乱でありますとか、また批判ということが結果として生じてくる場合があるわけでありまして、そういう意味では、ただいま政府参考人から御答弁いただきましたような具体的な対応というものをしっかりとしていただいて、スムーズ...全文を見る
○福島委員 続きまして、EPAの問題であります。  日本は、フィリピン、インドネシアとの間で、看護師及び介護福祉士の候補者の受け入れを含む経済連携協定、EPAを締結していると聞いております。今後、日本の労働力人口が減少していく中で、中長期的には、例えば介護分野においてEPAによ...全文を見る
○福島委員 最後に、副大臣にお尋ねをしたいと思います。  制度をよいものにしていくためには、現場での経験を制度の見直しにフィードバックをして、そして、その見直しの結果をまた検証しながら不断の点検を行っていくことが大切であります。今回、このような資格制度の見直しを行うことから、今...全文を見る
○福島委員 副大臣の決意をお聞きいたしまして、ぜひしっかりと頑張っていただきたい、このように思うわけであります。  引き続いて、通告はいたしておりませんけれども、若干お聞きをいたしたいというふうに思います。  一つは、医療と介護の連携ということで、これをどのようにして具体的に...全文を見る
○福島委員 ぜひそこはしっかりやっていただきたい、そう思います。  ただ、問題は、地域によって利用できるサービス水準、体制、これに格差があるということなんですね。ですから、後期高齢者医療制度をスタートしまして、新しい診療報酬体系のもとで在宅医療というものは非常に重要視されてくる...全文を見る
○福島委員 メディカルショートステイが必要だ、こういう意見があるんですね。医療の必要度の高い要介護の方、これは高齢者だけに限りません、若い方でも、遷延性意識障害のような方の場合には、家族のレスパイトのために、メディカルサービス、医療の提供も可能なショートステイという制度をぜひ進め...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  まず冒頭、本日は民主党案の提出者の方もおられますので、法案の成立に向けて修正協議が粛々と行われまして一定のコンセンサスを得た、このことを評価させていただきたいというふうに思っております。各般にわたる事案につきまして、政治の停滞は許さ...全文を見る
○福島委員 政府としては、なかなか具体的にどのような時間でというのは答弁しにくいだろうと思いますけれども、しかし、法が成立しましたら、余りにも長い期間にわたってその趣旨が実現しないということではまた困るわけでありまして、適切な御対応をいただきたいというふうに思っております。  ...全文を見る
○福島委員 今委員御説明いただきましたことは、もう既に政府でも取り組んでいることが多々あるし、また、公明党としても今までいろいろと主張してきたこともあります。  ただ、問題なのは、金融も大事なんですけれども、実際利益が出せるかどうかという問題でありますから、今いろいろと御説明し...全文を見る
○福島委員 特に、今、原油高が引き続いている、大変心配いたしております。経営が悪化して会社が倒産すれば、最低賃金の引き上げどころの話ではありません。こうした経済状況をよく見ながら、経済産業省として機動的な対応をぜひともしていただきたい、そのようにお願いを申し上げたいというふうに思...全文を見る
○福島委員 八十時間では余りにも、こういうお話でございましたけれども、八十時間でもなかなか、こういう人も世の中にはおるわけでありまして、その双方がある、こういう観点でぜひお考えいただければというふうに思いますし、そしてまた、何よりも物事が前進をするということが大事だというふうに思...全文を見る
○福島委員 今、労働政策審議会、いろいろと御検討いただいております。また、政府におきましては経済財政諮問会議のもとでも検討され、規制改革会議のもとでも検討されている。両者のベクトルは同じ方向を向いているわけではありませんけれども、しかし、政府として最終的に、この労働市場改革をどう...全文を見る
○福島委員 終わります。ありがとうございました。
11月14日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島議員 ただいま議題となりました国民年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  本年六月に成立した社会保険庁改革関連法において、年金事業運営経費に関...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○福島委員 参議院の提出者の皆様、御苦労さまでございます。  年金の運営に当たる事務費を保険料で賄うのがいいか税で賄うのがいいか、議論は参議院でも平行線といいますか、いわば神学論争のような様相を呈しているわけであります。  ただ、私が申し上げたいことは、社会保険方式で運営され...全文を見る
○福島委員 今、年金制度に対しての信頼が揺らいでいる。民主党の皆さんが、だから税でやったらどうかと言うことは、わからないではありません。しかしながら、今の日本の国家財政というものを考えたときに、少しでも歳出について見直しを厳しく行っていこうということをやっているわけであります。そ...全文を見る
○福島委員 そのとき、今御説明ありましたけれども、社会党の議員の方々でも地元誘致のための請願を紹介されたりとか、与野党問わずに同様の状況であったということは申し添えたいと思っておりますし、そういう意味では、これは余り誇らかに語る歴史ではないというふうに私は思うんですよ。どちらにし...全文を見る
○福島委員 先ほど還元事業のお話をしましたけれども、還元事業的考え方の系譜といいますか歴史がまだ残っておるのかな、このような思いが、足立先生の答弁をお聞きしながら感じた次第でございますけれども、その問題はその程度にいたしまして、財源のお話をさせていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○福島委員 いつ政権をとるかわからないわけですから、それを前提としない答弁というのはいかがなものかな、こういうふうな思いもするわけでありますが、まあそれはそれでおいておきましょう。余り失礼なことを申し上げるのは申しわけないと思っております。  それで、もう少しそのマニフェストの...全文を見る
○福島委員 そうしますと、この六・四兆円というのは一体どうやってはじき出しているんでしょうか。
○福島委員 今、別途、地方自治体に対して税源移譲します、こういう話で補完をされているのでありますが、地方向けの補助金、老人医療や市町村国保、生活保護、介護保険等々、社会保障にかかわる義務的な経費としての経費、そしてまた義務教育の経費、こういうものを合わせるだけで十三・七兆円になる...全文を見る
○福島委員 細部にわたって細かいデータがありません、それはそのとおりだろうと思います。ただ、事は、何兆円というお金をどうするか、地方に財源をどの程度移譲するか、これは大枠の話なんですね。大枠の話は、むしろ、細かいことがわからないということではなくて、民主党としてはこういうところを...全文を見る
○福島委員 今、副大臣から、最近非常に成績がいいですよ、こういう話がありましたけれども、しかし、少し過去を振り返ると、旧年福事業団のときには、財投との関係もありますけれども、逆ざやも生じて非常に損害を与えた、こういうことも事実でございますし、また、年金資金運用基金に移りましてから...全文を見る
○福島委員 随分簡略化された御答弁でございましたが、国民にしっかりとやっているということが目に見えるように頑張っていただきたい、そのように思います。  以上でございます。
12月04日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島委員 ただいま議題となりました厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党・無所属会、民主党・無所属クラブ、公明党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び国民新党・そうぞう・無所属の会を代表して、その趣旨を御説明申し上げま...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○福島委員 おはようございます。  本日は、先般報告がなされましたフィブリノゲン資料問題及びその背景に関する調査プロジェクトチームの調査報告書についてお尋ねをしたいと思っております。  まず、冒頭申し上げたいことは、本日から、肝炎関連法案につきまして、与野党の協議がスタートす...全文を見る
○福島委員 たくさん品目があったから、こういう御指摘でありますけれども、今後の再評価に当たりまして、やはり実質的な評価をしなければいけない、こういう視点をぜひとも堅持していただきたいというふうに思っております。  続いて、次のポイントは、昭和六十二年の青森県での肝炎の集団発生後...全文を見る
○福島委員 私は、当時の技術的な水準からいえば仕方がなかったというか、必要なことはやった、こういう話なんだと思いますけれども、もう一歩踏み込んで、やはり有用性、必要だったのか、こういうことも当然議論すべきだったんじゃないかと私は思うんです。  そういう認識は多分あったんじゃない...全文を見る
○福島委員 リタリンについても、その提供体制を見直す、こういうことで今取り組みが進められております。  ただ、非常に難しいなと思いますのは、一方で、こうしたリタリンの規制強化に対しては、患者団体の方からは、必要な医薬品が手に入らなくなるんじゃないか、こういう懸念も出ております。...全文を見る
○福島委員 続いて、この十四年報告書の作成の過程についても、この調査プロジェクトチームは検証しております。  報告書では、平成十四年報告書の作成に当たって担当したいわゆるFチーム、略称でありますけれども、「メンバー一覧表や設置要綱は文書として残されていない。」と。実はこの調査報...全文を見る
○福島委員 そういうことを十分踏まえて、これからもまたいろいろなことが起こるのでしょう、しっかり、後日になってあの対応はどうだったのかと言われないように、頑張っていただきたいというふうに思います。  次に、告知の問題、非常に重要な問題でありますが、一方でまた大変難しい問題であり...全文を見る
○福島委員 思いをいたすべきであると。これは、行政組織ですから、思いをいたすべきであると言うのであれば、その思いをいたすような仕組みを考えなきゃいけない。どうすれば思いを今後いたさないで済むかという話なんだというふうに私は思います。  法的な規定がそのようになっていないと。私も...全文を見る
○福島委員 これは、お一人お一人の原告の方からすれば、本当に断腸の思いといいますか、非常に深刻な思いがあると私は思います。ですから、できるだけ早く設置をしていただいて、具体的にどういう意見があり得るのか、検討していただきたい、早くやっていただきたい、そう思います。  そしてまた...全文を見る
○福島委員 これは医師の裁量権の問題がありますので、行政としてどこまでできるかと、こういうことで、今のような御答弁になるだろうと思うんですが。  医療事故についての調査委員会をどうつくるか、こういう話を今与党で、自民党、私どももやらせていただいていますけれども、大事なのは、医療...全文を見る
○福島委員 ありがとうございました。
○福島議員 先生御指摘のように、インターフェロン治療によって発熱や全身倦怠感などの副作用が生じるわけであります、よく知られたことでございますが。  インターフェロン治療に対する医療費助成について、実際にこれを運用する場合に、運用主体は厚生労働省ということになるわけでありますけれ...全文を見る