福島豊

ふくしまゆたか



当選回数回

福島豊の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島委員 大臣、大変御苦労さまでございます。  私ども公明党は、昨年十二月、原告団の思いというものを受けとめて一律救済を行うべきであると、代表を先頭に申し上げさせていただいてまいりました。今回この救済法案が提出されることによりまして、一律救済、この原告団の方々の思いに沿った解...全文を見る
○福島委員 これはBSEの問題と共通しているところがあるんですね。所管の行政庁が判断した場合に、どうしてもそういう新たなリスクが発生したときの踏み込みがやはり甘くなる、遅くなる、こういう問題なんだろうと思います。  前回の薬事法の改正でいろいろとやっていただきました。しかしなが...全文を見る
○福島委員 先ほど、大村委員の方から、医薬品副作用被害者救済制度の拡充を図るべきだ、こういう御指摘がございました。私も全く同感でございます。私どもも同じ方向で検討していきたいというふうに思っております。この点については、時間の関係もありますので、重ねて質問は避けさせていただきたい...全文を見る
○福島委員 先ほど、参考人でお越しになられた方から、B型肝炎の問題をどうするんだ、また、先天性の患者さんの場合どうするんだ、さまざまな課題があるということであります。与野党間で肝炎対策基本法についての協議会が持たれておりますけれども、引き続きこうした問題についてしっかりと検討して...全文を見る
○福島議員 ただいま山井委員御指摘のように、今回のこの救済法案、今御審議いただいておりますけれども、その早期の成立を図ると同時に、大切なことは、一般的な対策をいかに充実させていくのかということであることは御指摘のとおりであるというふうに思っております。  そしてまた、与党におき...全文を見る
○福島議員 お答えさせていただきます。  本法案は、C型肝炎訴訟について、感染被害者の方々の早期一律救済の要請にこたえるべく、その解決を図ろうとするものであることから、本件訴訟の原告団の方々と十分協議の上、追加給付金につきましては、給付金の支給を受けた後十年以内に症状が悪化した...全文を見る
○福島議員 これは、先ほどの附則にも、給付金等の請求期限ということで、その請求状況を勘案して検討を加えるということになっております。  ただ、いたずらにここのところを長くしますと、いつまでも請求が行われない、こういうことがあってはいけないわけで、できるだけ早く政府もしっかりと周...全文を見る
01月10日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○衆議院議員(福島豊君) 先生御指摘のことは極めて重要なことだというふうに私ども思っております。  ただ一方で、立法者の立場からしますと、この診断というのは、やはりすぐれて医学的また専門的な判断であるということだろうというふうに思っているんです。そして、医学的、専門的な判断とい...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) これは、すぐれて裁判所が最終的にどのように判断されるかと、こういうことになるんだと思います。これは行政処分としてこの給付金をお支払いするということではないと、そこのところの性格があるわけであります。  この法案が成立しました後、裁判所において、具体的に...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) これは、この法案を作るに当たりまして、原告団の方々と症状が悪化した場合にどうするかということで協議をさせていただいて、ただ、無限定というわけにこれはなかなかいかないだろうということで十年という区切りでこの法案を作らせていただきました。  ただ一方で、先...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) 先ほども答弁させていただきましたが、本法案の準備に当たりまして、原告団の皆様とも十分協議をさせていただいて、どのくらいの期間を設けるべきかということで十年とさせていただきました。
○衆議院議員(福島豊君) この点につきましても、果たして十年で適切なんだろうかと、こういう議論が衆議院でも行われたことは事実でございますし、先生の御指摘も私どももしっかりと受け止めなければいけないというふうに思っております。  そうしたことから附則におきまして、この法律の施行後...全文を見る
○衆議院議員(福島豊君) ただいま先生が御指摘いただきましたように、除斥期間の経過によって損害賠償請求権自体が否定される可能性があるとしても、製剤の投与、因果関係、症状について、確定判決、和解調書などによって確認されておりますと、本法に基づいて給付金の請求ができるものであります。
02月26日第169回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。よろしくお願いいたします。  総理にありましては、韓国の新大統領との会談、大変御苦労さまでございました。外交日程も大変お忙しい中でこの委員会で質問させていただくことを、改めて御礼を申し上げたいと思っております。  総理は国民の安心という...全文を見る
○福島委員 しっかりと御議論いただいて、国民が安心できるビジョンをぜひつくっていただきたいとお願い申し上げる次第でございます。  次に、年金記録の問題でございます。先ほど丹羽先生もお取り上げいただきましたけれども、未統合記録の統合の作業の進捗状況について簡単に御報告いただきたい...全文を見る
○福島委員 私の地元でも、最初ねんきん特別便が着きましたときに、こんなものは見てもわからないということで、事務所に問い合わせがあったりいたしました。その後、大臣におかれては、本当に柔軟に、臨機応変に、国民の目線に立ってこの年金記録問題の解決を図るんだということで各般のお取り組みを...全文を見る
○福島委員 しっかりと頑張っていただきたいと思います。そしてまた、四月以降、どのようにお一人お一人の方が御返事いただけるのか、こういう状況もしっかりと注視をしていかなければならないと思っております。  いずれにしても、国民の大切な財産でありますところの年金権でございます。最終的...全文を見る
○福島委員 大臣にしっかり頑張っていただきたい、そのように思います。  そしてまた、日本年金機構という新しいシステムをつくると同時に、国民とのインターフェースとして社会保障カードをしっかりとつくる、この両方が同時にスタートしていくということが、年金制度に対して、また社会保障制度...全文を見る
○福島委員 次に、医療の問題、また介護の問題もありますが、についてお尋ねしたいと思います。  私は、年金の税方式への移行ということについては、賛成する立場ではありません。一つは、先ほども、大変巨額の財源が要る、こういう御指摘もありました。一方でまた、医療や介護に関して、二〇二五...全文を見る
○福島委員 現在の医療の危機というのは、累次にわたりましての診療報酬の引き下げということが大きな影響を与えている、これが一つだと思います。そしてまた、臨床研修制度ということで、医師を育成するシステムと、そしてまた医師を派遣するシステム、これは医局という制度においては両者が統合され...全文を見る
○福島委員 救急病院でも、やってほしいことは、空床を確保してほしい、どこに空きベッドがあるのか一生懸命探すという話になりますけれども、空床を確保するためには、そのための財政的な裏打ちが必要ですよ、支援が必要ですよ。そしてまた、人を確保しておく、必ずしも患者が来るかどうかわかりませ...全文を見る
○福島委員 時間が限られておりますので、また若干省略をさせていただきます。  きょうは、大田経済担当大臣、お越しでございますので、ぜひ大臣にお聞きをしたかったことが一点ございます。  それは、かねてから、我が国の財政とそしてまた社会保障の問題では国民負担率は五〇%程度、こうい...全文を見る
○福島委員 もう一つお尋ねしたいのは、スウェーデンの経済、九〇年代の金融危機を乗り越えて安定して成長しております。その中で、医療でありますとか介護でありますとか、そういうサービス分野というのは全体の三〇%程度を占めているんでしょうかね、これが一つは内需拡大の非常に大きな原動力にな...全文を見る
○福島委員 最後に、上川少子化担当大臣、御出席でございますので、お尋ねをいたしたいと思います。  今まで公明党も、児童手当の拡大、育児休業給付の拡大、制度の拡大、保育サービスの拡大、さまざまに取り組んでまいりました。総理も、新待機児童ゼロ作戦ということで、新たな検討をいただいて...全文を見る
○福島委員 終わります。  どうもありがとうございました。
03月26日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○福島委員 大臣、副大臣の皆様、大変御苦労さまでございます。  私は、まず初めに、個別の問題でありますけれども、線維筋痛症の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年の十二月に、線維筋痛症の患者の会でありますところの線維筋痛症友の会から要望書が内閣総理大臣、財務大臣そ...全文を見る
○福島委員 この患者の団体からの要望事項にはさまざまなものがあるのでありますけれども、一つは、線維筋痛症という名前では保険請求が難しい。いわゆる保険病名という言葉がありますけれども、線維筋痛症というものをそのままレセプトに病名としてつけるということではなくて、例えばがんの疑いであ...全文を見る
○福島委員 薬事法上の適用については、これはこれから治療法の開発と同時に積極的な対応が必要だと思いますが、今の政府参考人の御説明ですと、線維筋痛症という病名を使ってさまざまな請求をするということについて障害があるというわけではない、こういう御説明だろうというふうに思います。  ...全文を見る
○福島委員 そういった情報提供におきましても、患者団体との共同作業といいますか、こういうものにぜひ積極的に取り組んでいただければというふうに思います。  そして、先ほど厚生労働省としての取り組みの経過について御説明いただきましたけれども、まだまだこの線維筋痛症につきましては、ど...全文を見る
○福島委員 ぜひよろしくお願いいたしたいというふうに思います。  また、難病の指定ということについても、さまざまな経緯もありますし、また問題があるということも事実でありますけれども、特にステージの重い方、4でありますとか5でありますとか、日常生活に相当の制約を受ける、就労すると...全文を見る
○福島委員 この点についても、今後の検討の中で、国民の皆様から、それだったら納得できる、こういうところに到達していただきたいというふうに思っております。  また、先ほど来、なかなかこの訂正に結びつかない、こういう御指摘がありました。入念の照会を全国で格差なくしっかりとやっていた...全文を見る
○福島委員 年金の問題について、あと二つだけ、これは質問ではなく要望でありますけれども、消えた年金の実態というのが明らかになってきています。きょうの日経新聞でも、三千八百件程度あることがわかった、こういうふうに書いてありますけれども、一つ一つ、これはどういう経緯で消えてしまったの...全文を見る
○福島委員 ややもすると、同じような形でつくり続ける心配が多々あるなというふうに私は思っております。形だけ整えればいいというものではない、こういう時代になっているというふうに思いますので、ぜひまた進捗状況をよく御指導いただければというふうに思います。  続いて、療養病床の見直し...全文を見る
○福島委員 先ほど少し言葉が悪かったんですが、現場ではそんな言い方をする。本当に医療ニーズが高い、必要な方について、これはこれからの例えば療養病床の診療報酬の決定のときにも、そういう要素もある、そういう方がやはりなかなか受け入れられませんよと。  こういう話もありました。私が相...全文を見る
○福島委員 それで、現場的にはどう理解されているかといいますと、四月からの保険料の通知で、医療分は賦課限度額四十七万円、そして介護分は今までもありまして、これはちょっと省きますけれども、それに支援金の賦課限度額ということで十二万円という話になりまして、どうも、後期高齢者医療制度が...全文を見る
○福島委員 いずれにしても、後期高齢者医療制度がスタートするということで、高齢者の方々御本人にも説明は大事ですし、それ以外の方々についても、何のためにどう変わったのかということについてわかりやすくぜひ説明をしていただきたいというふうに思うわけであります。  最後に一点、個別の案...全文を見る
○福島委員 柔軟に、また充実した対応をしていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月11日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○福島委員 介護労働者の非常に厳しい状況をどうにかしたい、これは、与党も、そしてまた先ほど来民主党の提出者の方からも、繰り返し御指摘があります。その点については全く同感でありますし、そしてまた、少しでもその処遇を改善するためには与野党を通じて努力をしなきゃいかぬ、そのように私は思...全文を見る
○福島委員 その点は私も山井先生と全く同感で、国会としてこの国会において介護労働者の処遇の改善のための意思を明確に示すべきだ、そしてまた二十一年度の予算編成にしっかり結びつける必要があるというふうに私は思っております。  その上で、ただ、民主党の法案にはやはりいろいろと指摘しな...全文を見る
○福島委員 ただ、少なくとも抜本改革をしなきゃいかぬ。それまでの間だということであれば、これは単に単年度だけの話では僕はないと。聞いている人もそう思いますよ。抜本改革をいつやるのかね、こういう話になるわけですからね。そもそも抜本改革とは何だねという話だと思います。  これはもう...全文を見る
○福島委員 たくさんの署名がある、私も現場で多くの声を聞いております。ぜひとも来年の介護報酬の引き上げを実現しなきゃいかぬというふうに思っています。  ただ、今お聞きしたのは、抜本改革をされるというふうに御発言でしたので、それは一体何なんだろうかと。抜本と言うからには、介護労働...全文を見る
○福島委員 抜本改革はあさっての話、こう言っていましたけれども、先ほどの園田さんの話だとあさってじゃないんですよ。それはそんなに先にやらなくてやるから、これは短期間のことでいいんですよ、こういうふうにおっしゃっていたわけで、整合性をとっていただいた方がいいなと私は思っております。...全文を見る
○福島委員 私が申し上げたいことは、小さい事業所のところは間接経費の比率がどうしても高くなるんですね。大手の方が間接経費の率が少なくできるわけですよ。だから利益も上げられる。そしてまた、その対象者も非常に事業展開が有利なところでやられているとかいろいろとあるわけです。ですから、今...全文を見る
○福島委員 よくわからないんですが、五〇%は対象にならないというふうにおっしゃっておられるので聞いているというところもあるんですね。  それからもう一つは、先ほど、県がチェックをしますといっても、全部その加算額を賃金に回せとはどこにも書いていないわけですよ、基準との関係だけの話...全文を見る
○福島委員 私がお尋ねしたのは、一つ一つの事業所で、非正規と正規の割合が違ったりとか、勤続年数も違ったりとか、勤続年数が違っても同じ賃金なんということはありませんでしょう、ですから、一つ一つの事業所の平均賃金を出すときには、そういう要素も勘案しないと、どこを認定して認定しないかと...全文を見る
○福島委員 勤続年数というのは影響しますでしょう。そういうことはどう加わるんですか。
○福島委員 政省令を役所が勝手につくるなというのが民主党のかねてからの御指摘だというふうに私は思っていますから、そのあたりも詰めていただければと思います。  ただ、介護労働者の処遇をやはり変えなきゃいかぬということは非常に重要な課題で、これは将来にわたっても、あさっての話と言わ...全文を見る
○福島委員 各自治体のサービス基盤の目標、これを積み上げていくんだ、こういう話でありますけれども、そのつくり方そのものがどうなのかという議論がやはりあるんだろうなと思います。  施設の入所待機者、これはずっと介護保険の創設当時から議論になっております。これについて、残念ながらや...全文を見る
○福島委員 高齢者の総数がふえておりますし、特に後期高齢者は、長期的な展望の中では倍増する、こういう話だろう、一千万人が二千万人になるということだと思います。  その中で、待機者がふえ続けているというのは、やはりいかがなものかなと私は思います。待機者が減りこそすれ、ふえるという...全文を見る
○福島委員 この点についても、前回のといいますか、しばらく前の委員会でありますけれども、情報をしっかりと開示して、そして理解していただいて、こういうことが必要だと山井先生からたびたび御指摘がありましたけれども、そういう意味では先へ先へと手を打って進めていただきたい、このようにお願...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
04月16日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○福島委員 参考人の先生方には、大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。改めて御礼を申し上げたいと思います。  さまざまな課題がございます。その中で、井上委員の質問に余り重ならないように私は質問させていただきたいと思っております。  まず初めに、介護...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございました。  またもう一つの非常に重要な論点でありますところの、介護の現場で働く人の処遇をどう改善するのか。これは非常に喫緊の課題である、これは、参考人の先生方の御指摘のとおりだと私どもも思っております。  ただ、どのようなやり方でやるのかとい...全文を見る
○福島委員 先生の熱い思いが伝わってまいりました。  介護報酬の引き上げがなかなか人件費に回らないんじゃないか。これはいろいろな方が、特にマネジメントの問題というのはやはりある、先ほども村川先生の方から御指摘がありましたけれども、施設整備費をどのように留保するかとか、そういった...全文を見る
○福島委員 終わります。どうもありがとうございました。
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○福島分科員 大臣、大変御苦労さまでございます。  本日は、自閉症に関しましていろいろとお尋ねをしたいと思います。  四月二日、これは世界自閉症啓発デーとして国連が定めまして、第一回目の開催が行われました。この世界自閉症啓発デー、英語でいいますと、ワールド・オーティズム・アウ...全文を見る
○福島分科員 ぜひ、来年もしっかりと大臣で指揮をとっていただければというふうに思います。  続いて、日本の教育、特に障害児の教育の中において自閉症というものがどういうふうに位置づけられているのか、これは長年の課題であるというふうに私は思っております。法律上の位置づけ、そしてまた...全文を見る
○福島分科員 今、御説明いただきました。  私の意見は、根っこの部分で、きちっと法律上また規則上の整理の中で明確にすべきではないかということがまず一つあると思います。  また、いろいろと教育の方法についての開発も必要であることは当然であります。そしてまた、既にアメリカも含めま...全文を見る
○福島分科員 先ほど御説明ありましたように、通常の学級にも自閉症のお子さんは在籍をするようになっています。現場ではなかなか保護者の方々は御苦労しているというのが実態だろうと私は思います。教師の方々と、こういうアプローチをしてほしいとか、いろいろと要望を現にいたします。ただ、そうい...全文を見る
○福島分科員 国として一つの方向性をお示しいただいて、さまざまな事業をお進めいただいている、大変感謝を申し上げたいというふうに思っております。  ただ、現に、各都道府県ごとの差でありますとか、各自治体ごとの差でありますとか、もっと細かく言うと各学校ごとの差でありますとか、さまざ...全文を見る
○福島分科員 引き続き御努力をよろしくお願いいたしたいと思います。  また、幼児期の対策、これは幼稚園、そしてまた厚労省の所管になりますけれども保育所における対応、近年、拡大をしてきているということは事実でありますし、また、幼稚園においても特別支援教育ということで光が当てられつ...全文を見る
○福島分科員 時間が残り六分となりましたので、若干、質問を省略させていただきまして、児童精神医学の問題について取り上げたいというふうに思っております。  我が国の発達障害、さまざまな医療機関が対応いただいておりますけれども、私の住む大阪でもそうでありますが、こうした医療機関にお...全文を見る
○福島分科員 ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  法人の体系が変わって、それぞれの大学の判断である、こういうことはあろうかと思います。診療科が置かれるようになってきたというのは、やはり従来の精神科の体制だけでは十分対応できない、こういう社会のニーズが高まってきたことの裏...全文を見る
04月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  大臣、副大臣、連日御苦労さまでございます。  この四月、長寿医療制度が大変問題になりました。私も地元で繰り返し懇談会をさせていただいて、説明もさせていただいております。  最近、つくづく感じますことは、国に対しての国民の信頼が揺ら...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかりと頑張っていただきたいというふうに思います。  まず、新型インフルエンザ対策についてお尋ねをいたしたいと思います。  先般、水際対策を政府としてどのように進めるのかということについて、いろいろと政府の方針が示されました。発生国からの帰国のプロセス、そし...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかり頑張っていただきたいと思います。  また、在外邦人の対応につきましては、大使館での対応が非常に重要であります。とりわけ中国のように膨大な邦人がおるところで、そしてまた地域も非常に広大である、こういうところで、どういうふうにして緊急の対応というものを徹底し...全文を見る
○福島委員 いろいろとやっていただいておりますが、多分、そうした回路でカバーされる人というのは一定の割合に恐らくとどまるんだろうなというふうに私は思います。ですから、いざというときに、今までの回路でカバーできない方がどの程度おるのかということぐらいは考えておかないと私はいかぬのじ...全文を見る
○福島委員 ということは、こういうことでいいんでしょうか。  熱のある人については、まず検疫のところで停留していただいて、リアルタイムPCRを全部かけて、それで陽性か陰性か調べて、陰性だったら無罪放免というか、構いませんよと。陽性だったらどうするんですか、入院するということにな...全文を見る
○福島委員 もっと細かく聞きますけれども、リアルタイムPCRというのは、ですから、これは一番最初の段階は、検疫のところが集約化されない段階の話になるのかなと私なんかは思うのです、今の話ですと。やはりある程度きちっと整えておかなきゃいけませんけれども、それは整っていますか。大丈夫で...全文を見る
○福島委員 後の話。  そして、次は封じ込め対策なんですが、これは政府からいろいろとお話をお聞きしても、なかなか私もイメージがよくできてこないんですね、具体的にどういうふうにやるのか。また、その中で、自宅待機ということもあれば医療機関への入院ということも当然あると思うのですけれ...全文を見る
○福島委員 封じ込めというか、要するに医療機関の果たす役割というのは何なのかというのが、ずっと政府の説明を聞いていて、いま一つよくわからないのですよ。  最初、若干、限られた患者が出てきたときには入院させると。特に陰圧室のあるようなところで隔離をきちっとするという意味だろうと思...全文を見る
○福島委員 今、精力的に御検討いただいているということで安心しましたが、そのステージ、ステージで異なってくる役割ということについて、どう対応するのかということについてしっかりと詰めていただきたいと思います。  また、発熱外来等をつくりますが、問題はですから、熱があって来てそこで...全文を見る
○福島委員 明確にしていただきたいと私は思いますが、明確にすると同時に、なぜしつこく言っているかといいますと、役所だけわかっていても仕方がないわけであって、いざとなったときにどういうふうに動いてくれるのかということについて、やはり一般の住民がある程度知っておかなきゃいけないという...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、ワクチンのお話をお聞きしたいんですが、今、予防接種法に位置づける形にするのか、それとも任意の接種という形にするのか、これは先ほど申しましたように、そのステージによってもまた変わってくるのかもしれませんが、よくよく御検討い...全文を見る
○福島委員 そして、これはどのようにこのワクチンが位置づけられるかにもよるんですが、健康被害を受けた場合にどのような責任を負うのか、こういうことも明確にしておく必要があるというふうに思っております。  プレパンデミックワクチン、そしてまたパンデミックワクチン。パンデミックワクチ...全文を見る
○福島委員 その場合に、緊急の場合の中で、検定について省略するとか、一定の手続の簡素化をするということを迫られるんだろうと思うんですね。ただ、これはやる前は、やれ、やれと人は言うんですけれども、やった後に健康被害が起こると、それはきちっとやらなかったから国が悪いんだ、こういう話に...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  先ほど来ありましたように、経鼻粘膜投与ワクチンでありますとか細胞培養ワクチン、こういった新しいワクチンの開発でありますとか、そしてまた抗ウイルス剤の研究ですとか、こういうことについて研究開発を促進しなきゃいけない、こういうことがさまざまに指...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございます。  いずれにしましても、新型インフルエンザ対策は大変複合的な、そしてまた包括的な取り組みが必要でございます。国民の協力も当然必要でありまして、混乱なく対応するためにも、繰り返し申しますけれども、事前に徹底した国民に対しての周知ということが...全文を見る
○福島委員 最近、病院を訪れると感じますことは、さまざまな消毒薬の使用にしましても、手指の洗浄にしましても、そういった感染を媒介することに対しての対応というのは非常に厳格になされるようになってきたな、こういう印象を受けております。  ただ一方で、抗生物質の使用については、このあ...全文を見る
○福島委員 ありがとうございます。  感染症、私も、昔医者をしておりましたころには比較的安易に抗生物質を使っていたなと思いますけれども、最近感じますのは、やはり基本的なことが大事だ、院内感染においては、手指の洗浄とか、そういう基本的な衛生的な手技が非常に大事だと。  と同時に...全文を見る
○福島委員 しっかりと取り組んでいただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。  以上で終わります。どうもありがとうございました。
05月14日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○福島委員 どうも御苦労さまでございます。  国立がんセンター、また循環器病センターを初めとするナショナルセンターは、日本の医療の水準を高めるための牽引車として頑張ってきたということは間違いがないと思っております。今回のこの独立行政法人化を経ましても、こうしたセンターが今まで担...全文を見る
○福島委員 いろいろと可能性がある、いかにそれを活用するかという話なんだろうと思います。また、そろばん勘定だけでやったのではその本来持っている機能というものは衰退していってしまう、こんなふうに私は思います。  先ほどもありましたけれども、ナショナルセンターを独立行政法人化するこ...全文を見る
○福島委員 しっかりと中期計画をつくっていただきたいと思います。  ただ一方で、財政的な基盤がしっかりしませんと、それぞれの独法化されたナショナルセンターにおいてもさまざまな変化があるんだろうと私は思います。  独立行政法人化後の各ナショナルセンターの経営の見通しは一体どうな...全文を見る
○福島委員 行革推進法第三十三条第二項におきましては、「借入金に係る債務の処理その他これらの機関の事務及び事業の適切かつ安定的な運営を維持するために必要な措置を講じた上」、このように規定されております。先ほど借入金のことは指摘をさせていただきましたが、今後具体的にどのような措置を...全文を見る
○福島委員 借入金の償還の負担というものが経営のあり方そのものに悪影響を与えないように政府全体としてしっかりやっていただきたいというふうに思いますし、また、先日、国立精神・神経センターの方に行かせていただきましたが、実際行ってみると、新しい建物もありますけれども、かなり老朽化して...全文を見る
○福島委員 合理的な説明ということが非常に大事なんだと思いますが、適切に運用していただきたいというふうに思います。  両副大臣、御退席いただいて結構でございます。お忙しいところ、ありがとうございました。  続いて、寄附金また民間からの研究資金、これはただいままでも御指摘ありま...全文を見る
○福島委員 後段にありましたように、癒着と言われないように、そのあたりはルールをつくって透明にやっていただきたいと思いますし、また一方で、ナショナルセンターで治療を受けた患者さんの方々とか、寄附したいと思っている方もたくさんおられるというふうに私は思います。そういったことも、現場...全文を見る
○福島委員 昨今の医療の状況を踏まえて、どういった分野をカバーするのかといったことも含めて、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  本日の委員会では、長寿医療制度の話についてもこれからいろいろと御議論になろうかというふうに思います。まず大臣にお尋ねしたいのであります...全文を見る
○福島委員 この高齢者の医療制度をどうするのかということについては、相当長い時間をかけて検討してきたわけであります。そしてまた、現在、いろいろな方が反対だとおっしゃっておられますけれども、例えば、日本医師会にしましても、連合にしましても、日本経団連にしましても、そしてまた全国の自...全文を見る
○福島委員 例えば、保険料の問題にしましても、私の地元の守口市は、七割、八割の方は国保のときよりも下がっております。ただ、これも、では実際に自治体が出しているかというと、地元の地方議員会の議員の方がどうなるんだと一生懸命調べて、そして整理して一覧表をつくりまして、ああ、確かにこう...全文を見る
○福島委員 ぜひ頑張っていただきたいというふうに思います。  最後に、ナショナルセンターの中には国立精神・神経センターというのがございます。先般も決算委員会で、日本における児童精神医学の取り組みというものは非常に諸外国に比べるとおくれている、こういう話を申し上げました。発達障害...全文を見る
○福島委員 決算委員会では、大学における児童精神の講座をぜひつくっていただきたいというようなことを申し上げました。今を去ること四十年ほど前に、そうした児童精神の講座を大学に置くべきだと。これは諸外国ではあります。日本はない、日本が珍しいと私は思いますが。当時、いろいろな医学界の力...全文を見る
○福島委員 ぜひ、しっかりとやっていただきたいと思います。  最後に、どこの所管になるのかちょっとあれでありますけれども、四月二日が世界自閉症の日、初めて今回第一回目が行われました。諸外国の状況というものを聞いておりますと、例えば、アメリカでは近年、自閉症の支援法というものが成...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  若干時間を残しておりますが、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月16日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○福島委員 公明党の福島豊でございます。  本日は、各参考人の皆様には大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、心から御礼を申し上げたいと思います。  そもそもナショナルセンターを独立行政法人にするものかね、こういうのが垣添参考人また大村先生から御指摘ありまして、私もそのよう...全文を見る
○福島委員 そしてまた、今回の独法化に当たって十分にやはり配慮しなければいかぬのは、例えば成育医療センター、先ほども岸田参考人からありましたように、診療報酬ということで考えると非常に基盤が弱くなってしまうわけですね。私は、精神・神経センターなんかもそういう嫌いがあるんじゃないかと...全文を見る
○福島委員 次に、大村参考人にお尋ねしたいんですけれども、日本の医師は非常に働き過ぎというか、働かせ過ぎというふうに私は思いますけれども、本当に、ある意味で日本の医療というのは悲惨な状況に今あるんだろうというふうに思います。そして、このことは、現場の先生方の発言が近年非常に大きく...全文を見る
○福島委員 私思うんですが、医療というのはそもそも費用のかかるものである、コストのかかるものである、こういう意識がもっとなければいかぬのだろうなという気が私はするんですね。貴重なものであると。  先ほども、検診率が日本では非常に低いという話がありましたね。これも、ある意味では自...全文を見る
○福島委員 全く同感でございます。  和地参考人にお話をお聞きしたいんですが、独法化する、今まで以上にナショナルセンターは医療機器の開発等々に大きな役割を果たしていただくべきだと思っておりますし、今、大村参考人からもありましたように、経済の成長の一つのエンジンにするためにはやは...全文を見る
○福島委員 例えば具体的には、見通しもなくやるわけにいかぬわけですから、一定のプランといいますかビジョンといいますか、こういう分野でこういう研究を進めていこう、それに当たっては独法もこういう形で関与してもらう、また国も、厚労省だけではなく経産省、文科省も含めてバックアップしていく...全文を見る
○福島委員 しっかりと御意見を踏まえながら、政治は政治の場でしっかりと応援をさせていただきたいと思います。  最後に、岸田参考人にお尋ねいたしたいと思います。  私はやはり、国だから大丈夫という時代ではもうだんだんなくなってきているんだと思うんですね。社会保険庁を見ておっても...全文を見る
○福島委員 私ども、少子化対策をずっといろいろと取り組んでまいりまして、医療の分野ではこの成育医療というのは極めて重要だというふうに思っております。そして、その中で、小児医療の抱える不採算性ということは十分踏まえながら、そして成育医療センターがしっかりと発展していくように頑張って...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○福島委員 大臣、副大臣、そしてまた提出者の皆様、御苦労さまでございます。  本日は、質問に先立ちまして、児童扶養手当法の改正案について採決がなされるということで、一言申し上げておきたいと思っております。  十四年に法改正が行われました。このときには、さまざまな議論があったわ...全文を見る
○福島委員 近年の児童虐待の増加ということについては、若い世代の方々が、かつてと比べると経済的には安定していない状況が拡大をしているのではないか、こういう御指摘もあります。我が国が経済的には世界でも有数の水準にある、にもかかわらず社会的にはこういう事象がふえている。社会のあり方、...全文を見る
○福島委員 児童虐待にはさまざまな要因がある、こういうふうに言われております。経済的な貧困でありますとか家庭の置かれた状況ということも一因となっております。  私は、近年、発達障害の問題にこの数年間取り組んでおりますけれども、こうした発達障害を含め、児童に障害があるということも...全文を見る
○福島委員 よろしくお願いいたします。  次は、要保護児童を支援する施設体系について触れたいと思います。  これには、乳児院、児童養護施設、情緒障害児短期治療施設、児童自立支援施設、自立援助ホーム、こういったものがあるわけであります。最も規模が大きいのが児童養護施設であります...全文を見る
○福島委員 ただいま御説明ありましたように、情緒障害児短期治療施設で四〇%を超える比率がある。多分、養護施設でも、精査をしていきますともう少し数字が高いかもしれません。  先ほど申しましたように、児童虐待との関連、そしてまた子育てのしにくさということから、こうした要保護児童が出...全文を見る
○福島委員 現状に合わせて必要な支援を構築していただいて、そして、個々の子供の未来が展望できるように頑張っていただきたいと思います。  また、今いろいろとお取り組みをいただいているということがわかりましたけれども、施設自体のあり方についても議論があるわけであります。  児童養...全文を見る
○福島委員 ぜひしっかり頑張っていただきたいと思いますし、私どもも、その実現に向けてしっかりとバックアップをさせていただきたい、このように思っております。  続いて、こうした施設から退所したお子さんがどうなっていくんだろうか、こういう問題であります。これは先般の委員会でも取り上...全文を見る
○福島委員 養護施設に比べまして、他施設に行く方が二六%と多いということが多分特徴なんだろうというふうに思います。さまざまな課題があるにしても、できれば地域に戻る、家庭に戻る、そしてまた就労できる、こういう道筋が何とか描けないだろうかということが望まれるところであります。  退...全文を見る
○福島委員 新しい事業をいろいろと構築していただいて、その実効性を確保するため、しっかりと頑張っていただきたいと思います。  時間の関係で、あと一問だけ質問いたします。  里親の方々の体制を強化する、こういうことが今回の一つのポイントでありますけれども、発達障害の子供が里親の...全文を見る
○福島委員 以上で終わります。ありがとうございました。
12月10日第170回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○福島委員 大臣、御苦労さまでございます。  時間も限られておりますので、若干質問を整理しまして、二問、参考人の方と大臣にお聞きをしたいと思います。  現在、我が国は、財政再建に向けて大変厳しい状況に直面している、また選択を迫られている、こう思うわけでありますけれども、しかし...全文を見る
○福島委員 これは、徹底性、そしてまたどのような規模でこれを実践するかという問題だろうと思います。やっておりますということと徹底してやるということは若干違うわけでありまして、ぜひ、このような状況でありますから、人的体制の制約もあると思いますけれども、徹底してやっていただきたいと思...全文を見る
○福島委員 どうもありがとうございました。