福田康夫

ふくだやすお



当選回数回

福田康夫の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第129回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○福田委員 児童の権利条約を批准・承認するに当たりまして、二、三お答えをいただきたいと思います。ただし、この条約は百二十六国会で我が党も相当時間を割いて議論をいたしておりますので、簡略にさせていただきます。  まず、本条約の締結国は百五十四カ国に上りました。国連の加盟国の約八割...全文を見る
○福田委員 基本的な考え方については、私は、外務省の方また大臣のお考えという中に私が申し上げたことも十分入っているような感じがいたします。そういう方向でぜひひとつこの機会に、そういうふうな国際的な観点というものをよく踏まえた上で、この条約加盟の意義を考えていきたい、こういうふうに...全文を見る
○福田委員 次に、オンブズマン制度を導入するということについてお尋ねをいたします。  来年度から法務省が子どもの人権オンブズマンを設置する、こういうふうに伺っております。内容の検討も相当具体的に進んでいるというふうに伺っております。  例えば、設置場所については、とりあえず東...全文を見る
○福田委員 この権利条約につきましては、私の方から申し上げることはこれで切り上げさせていただきまして、一般情勢について少し当局の皆さんのお考えを聞きたい、このように思っております。  一般情勢についてこの条約審議の間にやるというのは好ましいのか好ましくないのかよくわかりませんけ...全文を見る
○福田委員 何か午前一時ということで、毎晩御苦労さまでございます。  発表がありましたこれについて大臣の感想はいかがでございましょうか。また、二月十一日の首脳会談が、不幸にしてというふうに申しましょうか決裂をした。このようになる予想はそのときからあったのではないかというふうに思...全文を見る
○福田委員 ただいまの大臣の御説明で、この間の首脳会談の結果こうなったのだということではない、こういうふうなニュアンスでありましたけれども、私は冷静に判断して、この間の会談の結果この三〇一条の発表が促進されたというふうなことは言えるのではないかな、こういうふうに思います。  そ...全文を見る
○福田委員 おっしゃるとおり、この日米包括経済協議の提起した基本的な考え方というのは、やはり日本が恒常的に黒字をためる、そのことについてどのような回答を日本が用意できるかどうか、このことじゃないかと思うのですね。  そこで、今まさに混乱というふうに言っていいような状況になってお...全文を見る
○福田委員 外務大臣がそのような認識をされていらっしゃるということで、そういうお考えを持つ副総理、外務大臣がいらっしゃって、何で細川総理が、その後の記者会見も含めまして、国民に対してどうもうまくいかなかったんだというふうな印象を与えるような表現をされたのか、これがよくわからないの...全文を見る
○福田委員 もう一つ、アメリカは官僚との交渉に限界を感じたというふうなことは前々から、いろいろな閣僚からそういうメッセージが出ていたわけでありまして、政治家による政治決断に随分期待をしていたのじゃないかな、こういうふうな節が見られますけれども、それに日本はこたえられなかったという...全文を見る
○福田委員 細川総理が大事な決断をするときは、何かいつも時間がないような感じがするのですね。この日米問題も極めて大事なことであり、そのために国民福祉税という大問題を真夜中に出した、それもいきなり出してきたというぐらい大事な問題であるということは十分承知の上で、相当な犠牲を覚悟して...全文を見る
○福田委員 日本としては、軍事力もありませんから、外交面においても限られた範囲ということがあるかもしれませんけれども、しかし、そういうことになりますれば、今まさに問題になっております日米の経済問題を全力を挙げて解決する、このことに大臣もひとつ大いに意を用いていただきたい、こういう...全文を見る
○福田委員 経済制裁、そこまでいかないかもしれぬという今の状況ではあるかもしれませんけれども、一応政府の方もいろいろなケースを想定して、その場合にどうするかということも考えていらっしゃると思うのでありますけれども、きょうは時間がありませんので、その質問はまた別にさせていただきたい...全文を見る
○福田委員 それは支援でないことは確かかもしれぬけれども、大きな意味ではやはり支援であるというふうにも言ってもいいのではないかと思います。しかし、そういうふうな指摘が今なされておるということは注意をしなければいかぬことですし、これが経済制裁との兼ね合いで考えられますと大変大きな問...全文を見る
○福田委員 どうも今の答えは、私の質問には十分答えていないようなというか全然答えてない、そういうふうな感じがいたしますけれども、これはなお何か手元のものでそれ以上言えますか、具体的に。
○福田委員 それじゃそういうことについて少し御検討ください。調べて教えていただければいいと思います。後ほどで結構です。  それで、そういうふうな問題は、今はいいのですが、いざ経済封鎖という処置がとられた場合には大問題になることであります。しかし、その以前の問題として、今現在いろ...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○福田委員 航空協定のことにつきまして質問をいたします。  今般、ブルネイ、モンゴル、ハンガリー、南ア、ジョルダン、ベトナム、六カ国との航空協定が締結されまして、その承認をする、こういうふうな段階になりました。  たまたま昨日ですか、観光白書が出まして、それによりますと、昨年...全文を見る
○福田委員 そうしますと、今次官がおっしゃられたのは航空需要がまず第一だ、こういうふうな話でございました。また二、三、四というふうにおっしゃいましたけれども、例えば航空企業の乗り入れ、これは前回そういうふうな話があったのですけれども、きょうは除くのですか。我が国の航空企業の乗り入...全文を見る
○福田委員 平成元年から何年かたちましてその選考の基準も少し変わってきている、こういうふうに考えていいですか。それでは例えば航空企業の乗り入れ計画、これについてはそれほどの重視、まあ重視はされているかもしれぬけれども順位は下がったというふうなことでありますと、今回六カ国ございます...全文を見る
○福田委員 そうしますと、五カ国は乗り入れ計画なしということで、ベトナム一カ国だけあるようでございます。そうしますと、これは相手の希望ということで今回の航空協定が締結された、こういうことでございますね。  そうしますと、私が最初申しました、これは外務省の見解だけれども、この航空...全文を見る
○福田委員 この航空協定を結ぶことによりまして我が国とその相手国との友好関係を増進する、こういうふうな意味合いがあるのじゃないかというふうに思うのでありますけれども、そういうふうな形で片方だけ、特に相手国だけからのということになりますと、何か片務的な感じがしますので、果たしてそれ...全文を見る
○福田委員 あとハイジャック、これは今、第四項目目に挙げられましたけれども、これにつきましては、協定書の十三条で義務規定をしているわけであります。ですから、当然のことながら、そのハイジャック防止対策というものが各国において十分なされているというふうな確認をされていらっしゃる、こう...全文を見る
○福田委員 今後締結を予定している国はございますか。また、その国々についてただいまお話がありましたようなことを中心に考えて締結しよう、こういうふうな話し合いをしておられるというふうに考えておいてよろしゅうございますか。
○福田委員 古くから、もう二十年以上前から希望していながらまだ締結に至らない、例えばブルガリア、旧チェコスロバキア、ルーマニアとかサウジアラビア、こういうような国々は何か事情があって締結しないのですか。簡単にひとつお答えください。
○福田委員 この基準につきましてはいろいろ議論があるところだろうと思います。  時間の関係でその程度でとめにしておきまして、次に関西国際空港、これは二十四時間操業ができるということとか、それから地方拠点空港、ハブ空港という機能も発揮できるというふうな意味において、我が国にとって...全文を見る
○福田委員 この経費の高いのは着陸料だけでないのです。実は、例えば事務室を航空会社が借りよう、こういうふうにしますと、これも大体二倍から三倍、三倍に近いぐらいの料金が必要である。  またカウンター、エアラインがチケットなんかの予約とか受付とかそういうふうなために使うカウンター、...全文を見る
○福田委員 この着陸料等の経費は非常に高いのです。今現在高いわけですね。しかも、これが将来安くなるという見通しというのはないんじゃないかな、むしろ逆に上がっていくんじゃないかな、私は、余計なことかもしれないけれども、こんなふうな心配をしておる。  こういうことでございまして、例...全文を見る
○福田委員 空港ビルだけですね、それは。ビルだけでもそのくらいの数のジャッキでジャッキアップをしている。一年間に三十六センチ下がるということになればそのような処置をしなければいかぬだろうと思います。しかし、これは空港ビルのあるところだけの話でございまして、その他の地域、例えば滑走...全文を見る
○福田委員 一九八九年に合意された交換公文の了解覚書のⅠのCには、「双方は、合衆国内の地点と東京及び大阪以外の日本国内の地点との間の三の都市間路線において直行貨客便業務を運営する一又は二以上の航空企業を指定することができる。」といううふうに規定されております。この規定に基づいて運...全文を見る
○福田委員 昨年の十二月に米国政府は、日本の航空会社が米国に乗り入れている路線、これは六路線でありますけれども、これの認可期間を従来の一年から半分以下の百七十九日に短縮いたしました。それで九日に認可期限が来るということでありまして、日本の運輸省は六日に、一昨日この十三路線の延長の...全文を見る
○福田委員 日米間におきましては、航空協定上の権益をめぐって毎年同じような問題が起きているわけであります。そして当外務委員会でもたびたびこの問題を取り上げている、こういうことであります。  今回の、先ほど申しました日本航空の仙台-ホノルル線の処分保留問題、これも米側政府からの通...全文を見る
○福田委員 外務省は、この協定改定交渉が始まってもう既に十八年経過しているということ、もう随分長い時間がたっているわけでありますけれども、将来の交渉のめどというものは何か立てていらっしゃいますか。  それからもう一つ、もし日米航空協定を破棄した場合ですね。これはほかの国で例はあ...全文を見る
○福田委員 南アとの航空協定に付随しまして、実はこういうことがあったのです。五月二十五日付の朝日新聞朝刊でございますけれども、見出しは「南ア選挙で日本監視団 国連統率外れ独自活動 安全地域への配置求め」、こういうふうなことで、これは国連の外交筋が明らかにした情報であるのであります...全文を見る
○福田委員 朝日新聞にもそういうふうな趣旨を伝えられたというふうなことでありますので、それはそれでよろしいかと思います。  しかし、私もこの記事を見まして、せっかく国際貢献ということについて国民の関心が高まり、またその重要性を認識して随分その認識が行き渡りつつある、そういうふう...全文を見る
○福田委員 それでは質問を終わります。ありがとうございました。
○福田委員 早速お尋ねいたします。  北朝鮮の核疑惑問題でございますけれども、この問題に関しまして、外務大臣は今週末訪韓をされて、そしていろいろ協議をされる、こういうふうなお話でございます。また先ほどの御答弁では、その足で中国にも行かれるかもしれぬ、こういうふうなことでございま...全文を見る
○福田委員 大臣がこの時期に行かれるというのは、これも必要なことだろうと私は思います。その前に韓国との間、中国との間では当然事務レベルでは話は進行しているだろう、その話をもとにして今度外務大臣が訪韓中をされるというふうに私は理解しておりますけれども、そのようなことでよろしゅうござ...全文を見る
○福田委員 ただいまの御説明だけのことではないと私は思いますけれども、さまざまな形で交渉はされていらっしゃる、そういうことでよろしゅうございますね。
○福田委員 そうしますと、さまざまな形で行われている相談とか協議、情報交換ですか、そういうふうなことの中から何か浮かび上がってきているものはございますか。それをもとにして大臣はこれから訪韓される、このように私は理解をしたいと思ったのですけれども。
○福田委員 要するに北朝鮮が一体、今現在何を考えているのかな、こういうことじゃないかと思うのですけれども、その点について、そういうふうな今までの話し合いの中で具体的にこんなふうな形じゃないかなというふうなものはおぼろげながらでも出てきておりませんでしょうか。
○福田委員 今明確に言えるような段階でない、こういうふうなお話ですけれども、北朝鮮の考えていることは、一つは核疑惑そのものを材料として西側から最大限の譲歩を引き出そうという核疑惑カードということでしょうか。  もう一つは、究極的に核戦力を保有する、それを外交的なまた経済的な武器...全文を見る
○福田委員 この日朝間、我が国がこの問題についてみずから乗り出して解決をするというふうな国際環境にはどうもないような感じがいたしますので、やはりアメリカとか中国とか、もちろん韓国もそうですけれども、そういうふうなところとよく相談をして、協力して北朝鮮にぶつかる、こういうふうな形に...全文を見る
○福田委員 これは、それじゃ認めている、まあ認めるというか、行くのは、これは何というのですか、認めるというわけでもない、認めるのですか。
○福田委員 適当だというふうに考えていらっしゃるわけですね。前に金丸、あの当時副総裁ですか副総理ですか、ピョンヤンに行かれまして、あのときにも二元外交だというふうな批判がございましたけれども、今度はそういうことは言わないわけですか。
○福田委員 それも、これからもう少し深刻な状態になるということであればいろいろ国際的なことも含めて問題があるかもしれぬけれども、今の段階であればそういう議員が訪問する、いろいろな形で交渉してくる、話し合いをしてくる、これはいいというわけですね。
○福田委員 それで、そういうふうな政治家が訪問して、向こうで話をする中身ですね、これが問題になるのですか。それとも、友好的な議員連盟みたいなのがたくさんございますけれども、ああいうふうな形の友好親善のピョンヤン訪問、こういうふうなことで考えていらっしゃるのですか。もしくは、具体的...全文を見る
○福田委員 さまざまな形で話し合いを持つということは必ずしも悪いことではない、むしろ話し合いのきっかけが生まれるかもしれぬ、そのぐらいの期待はあるというふうに理解してよろしいですね。──はい、わかりました。  この北朝鮮問題はそれまでにして、シンガポールにおける人権問題と申しま...全文を見る
○福田委員 時間ですから終わります。