福田康夫

ふくだやすお



当選回数回

福田康夫の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第151回国会 衆議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど総理からも御答弁ございましたけれども、報償費については、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用するという報償費の性格から、その具体的な使途についてのお答えは差し控えさせていただきます。  なお、報償費の運用について...全文を見る
02月08日第151回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 ただいま財務大臣の答弁されたことは、私どもも確認をいたしております。そのような事実は全くないということを私からも申し上げます。  今回の事件につきましては、総理大臣が外国出張する、そして首脳外交を展開する、そういう機会を利用して外務省の一室長が起こした事件であり...全文を見る
○福田国務大臣 通常国会の冒頭におきます内閣総理大臣の施政方針演説は、各省庁の重要施策を整理して、そして総理のもとで検討を重ねて作成するものでございます。  当時の状況をちょっと申し上げますと、鉄道トンネルのコンクリート落下事故とか、茨城県の東海村での核燃料物質加工施設における...全文を見る
○福田国務大臣 お尋ねでございますけれども、四十六回分、松尾室長が関係していた総理の外国出張でございますけれども、この一件ごとに、委員のおっしゃるように、いつ幾ら出すということを明らかにするのは、現在捜査の認定対象ということになっておりますので、一件ごとの金額を示すことは、これは...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、総額でひとつ御勘弁いただきたいと思うんですけれども、今回の業務上の横領容疑の対象となりましたものは、委員のおっしゃるとおりの宿泊費の差額と思われるんでありますけれども、その総額は、松尾元室長が在任した平成五年八月から平成十一年十月までの六年間に行われた四...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま松尾室長に渡った費用というものは申し上げたところでございますけれども、このうちどれだけのものが実際の被害額なのかということについては、今捜査をしているところでございます。五千四百万円という数字は出ておりますけれども、恐らくこの中から出たものであり、それ以外...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃることもよくわかります。大変これは責任の重いことを我々はやっているわけでございますので、御趣旨はよく体していきたい、こう思っております。  この報償費そのものは、これは、国が国の事務または事業を円滑かつ効果的に遂行するために、当面の任務と状況に応じて、そ...全文を見る
○福田国務大臣 官邸におります職員であります。  もう少し正確に言えば、総理秘書官付の官邸職員でございます。
○福田国務大臣 それは、内閣の首席参事官、当時ですね、今は総務官と言っておりますけれども、その方から渡しております。
○福田国務大臣 官房長官でございます、その時々の。
○福田国務大臣 そのとおりでございます。
○福田国務大臣 正確に私が今ここで申し上げることはできませんけれども、恐らくそうだろう、こういう推測は申し上げることはできます。
○福田国務大臣 ただいま外務大臣からもお話がございましたけれども、外務省が告発をしたということ、そしてそれが官房の報償費だ、そういうことに基づいてこちらの方は被害届を出した、こういうことであります。
○福田国務大臣 この事件はちょっと特殊な事情がございまして、内閣官房でそういう犯罪の事実が確認できないのです。先ほど外務大臣からもお話ございましたように、外務省の中で起こった事件なんです。これをどうやってその事件であるかということを証明するかという方法、手段がないのです。したがい...全文を見る
○福田国務大臣 外務省でもってそういう事件が起こったということが判明したわけですね。外務省の中でそういう事件が起こったということですね。その事件について、これはもとが内閣官房から出ている金だ、報償費だということである、そういう可能性が極めて強いということによって外務省は告発をした...全文を見る
○福田国務大臣 委員長の許可をいただきまして、お出ししたいと思います。
○福田国務大臣 ただいま委員長の許可と申し上げましたけれども、実際は、これは今捜査当局に対して提出したものでございまして、これを公開するというのは捜査の支障になる、こういう注意がございましたので、これは難しいということは申し上げます。(発言する者あり)
○福田国務大臣 私も全く承知しておりませんでした。
○福田国務大臣 調査をした、こういうように申し上げたかもしれませんけれども、私は当時の関係者に二、三当たってみた、こういうようにお考えいただきたいと思います。もちろん尋問だとかいったような形の調査ではないのでございまして、そういう話の中で額賀副長官が何回か施政方針演説検討会に出席...全文を見る
○福田国務大臣 私はそこの場にいたわけじゃありませんから、明言するわけにはいきません。いきませんけれども、その原稿に入っていたというのであれば、だれがその会議でもって言ったかということはちょっとわからないんじゃないでしょうか。  また、もう一つ申し上げれば、私が聞いた限りでは、...全文を見る
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○福田国務大臣 昨日も答弁申し上げたのですけれども、被害届は捜査当局に対して提出されたものでございまして、これを公開するということは、いろいろと証拠と思われるような資料が添付されているというような事情によりまして、捜査の支障になる可能性があるということでもって、提出することは差し...全文を見る
○福田国務大臣 そのことにつきましては、理事会の御判断にお任せしたいと思います。
○福田国務大臣 このことはまさに問題の点ではあるのですけれども、しかし、我々サイドからしますと、まず宿泊差額ということでございますけれども、これは外務省が海外出張の前に見積書を提出してくるわけですね。見積書も、首脳外交ということになりますと相当程度の人数が、外務省のみならずほかの...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま問題になっておりますのは宿泊代ですね。そういうことでありまして、この全体について外務省にお預けしたわけですね。そして、その中で宿泊代を全部精算をしたわけです。当然その中には実費としての宿泊差額も入っていた、こういうことであります。
○福田国務大臣 私どもはそのように考えておったわけですね。しかし、その中から、松尾室長に行った分があるのではないかという疑いがあって、そういう疑いが生じたものですから、今のような手続をして告発し、そしてまた被害届を出した、こういうことになっております。
○福田国務大臣 支払いはいろいろあるじゃないかというお尋ねがございましたけれども、これは、そのとおりだと思いますけれども、しかし、そういうことでもって長年やってきたのですね。そういうことが一つ問題だといえば問題であるということであります。  もう一つ、このことについて外務大臣か...全文を見る
○福田国務大臣 委員から、森総理の出張、こういうふうなことで言われましたけれども、これは森総理のときでない話を今までしているのですね。  森総理のときには、旅費法が改正になっております。したがいまして、今はそういうことをしていないのです。今までと同じようなやり方をしていない。で...全文を見る
○福田国務大臣 以前は、航空運賃は旅費で支払っておる、こういうように承知しております。
○福田国務大臣 以前はそういうようなことは言われたわけですけれども、今現在は、旅費、ホテル代、航空運賃、これは全部旅費として支給しているわけです。  以前、ホテル代の差額についてなぜ報償費かという御疑問でございますけれども、このことについては、もう御案内のとおりだと思いますけれ...全文を見る
○福田国務大臣 これは先ほど答弁申し上げましたけれども、ホテル代ですね、ホテル代全部ということであります。
○福田国務大臣 全部ということではなく、報償費で払っている分は差額代ですね。ですから、もとの部分は、これは旅費として払われているものと思います。
○福田国務大臣 そのとおりです。
○福田国務大臣 昨日申し上げましたのは、松尾元室長が在任六年間、この間に四十六回行った、その間に九億六千万円を現金として持っていった、こういうことでありまして、この中には当然、内閣官房職員の費用四億二千万円がある、こういうことですね。
○福田国務大臣 報償費と申しますのは、これはもう繰り返しになりますけれども、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するために、その都度の判断でもって適切に、機動的に使用する、こういう経費でございます。そういうことでございますので、国政の運営上必要なものを廃止するとか削減するとか、そうい...全文を見る
○福田国務大臣 これは、一般論的になるかもしれませんけれども、首相施政方針演説をつくるときには何回も何回もやるわけですね。場合によりまして回数は異なるわけです。そして、その時々でメンバーがかわるということもあるわけです。  したがいまして、だれとだれと、こういうようなことを特定...全文を見る
○福田国務大臣 これは、私は確認しておりません。  しかし、一般的に申し上げれば、その都度、その時間帯全部いるわけでないし、出たり入ったりということもございますし、いろいろなケースがございますので、なかなか特定しにくいんじゃないかと思います。
○福田国務大臣 それは時間を限ってやっているわけでもありませんし、いろいろなケースがございます。出入りも自由でございますしね、それは。
○福田国務大臣 ものつくり大学の設立について、この小渕総理の施政方針、これは当時、きのうも実は答弁しているんですけれども、鉄道のトンネル事故がございましたね。コンクリートの落下事故、それから……
○福田国務大臣 総理の外国訪問の宿泊差額、これは、外務省の、また他省庁の役人が出張する差額と、それから官邸関係の差額、このように御理解を……(発言する者あり)要するに、首相とか官邸職員、同行する随員ということです。
○福田国務大臣 首脳外交を成功させるという、そのための目的を持って国会議員が同行するということはないわけではないんですけれども、これはその都度対応は違っているというように思っております。
○福田国務大臣 今委員からもおっしゃられましたけれども、まさに内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、そして私の判断で機動的にまた適切に使用しているということであります。  ただし、その使用目的は、用途については、これは申し上げることはできないんです。だけれども、まさに厳正に...全文を見る
○福田国務大臣 この文書は何か、ついこの間「選択」という雑誌に出ていましたね。あれと何か似ているような感じがいたしますけれども、私どもは、こういう内容は承知いたしておりません。
○福田国務大臣 出所の不明の文書をもっていろいろ言われましても、私どもはお答えしようがないということを申し上げます。
○福田国務大臣 調べよとおっしゃるなら調べないわけではありませんけれども、しかし、まあどのくらいの根拠のあるものであるか、その辺がよくわからぬので……(志位委員「調べるのですね」と呼ぶ)まあ、その必要性があるなら調べましょう。しかし、今のお話だけでにわかに調べましょうというわけに...全文を見る
○福田国務大臣 証拠、証拠とおっしゃられますけれども、私どもから見て、本当にそうなのかどうかということでございまして、今のお話だけでおっしゃることを信用するわけにいかない、こういうふうに考えておりますので、また、その証拠とおっしゃるものの出所とか、少し説明していただかなきゃいかぬ...全文を見る
○福田国務大臣 それはもう端的に申し上げれば、その横領された分で不足した分、このことについて適切なる使用はできなかったということであります。
○福田国務大臣 そのとおりでよろしゅうございます。
○福田国務大臣 責任云々ということでお答えしたものではないと思いますけれども、そのちょっと特殊というのは、要するに我々が被害者であろうということになっておるわけです。被害届を出したわけですね。しかし、その被害がどれだけあるかということが確認できないというのがちょっと特殊な事情だ、...全文を見る
○福田国務大臣 報償費の支出の責任者は私でございますので、私の了解を得て支出とするということであります。それは、見積書が来て、そして説明を聞いて、それを、内閣総務官ですか、今であれば、前は首席参事官、その方が指示をして、先ほど言われた外務省から来ている官邸職員ですね、籍は官邸にご...全文を見る
○福田国務大臣 海外出張が終わりまして精算をするわけですね。その精算をして、特段の問題がなければ報告はないということであります。
○福田国務大臣 報償費の執行の全責任は私にあります。どこにどういうふうにということはすべて私の指示に基づいてやっているわけでございます。もちろん、必要に応じてそういう書類は残しておるということです。
○福田国務大臣 今の件のみならず、それはつかさつかさで確認をしているということです。
○福田国務大臣 担当部署ということです。
○福田国務大臣 基本的にはそういうことですけれども、使途について明確にするわけにはいかないという性格のものでございますから、どこどこというふうには申し上げられません。
○福田国務大臣 せんべつ、せんべつとおっしゃいますけれども、これは内閣がかわりますと、やり方が変わるということもあるのかもしらぬけれども、かつてのあなたの政党でそういうふうにやっておられたかどうか知りませんけれども、基本的にはそういうことはないと私どもは理解しております。(発言す...全文を見る
○福田国務大臣 幾らでもとります。
02月13日第151回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○福田国務大臣 現場から直ちにブッシュ大統領に電話連絡をするというお話がございました。  確かに、今御指摘を受けまして、なるほど、そういうこともあったかな、こういうようには思いますけれども、しかし、そのときの判断は、一義的には、やはりこれは外交ルートを通じて指示をするということ...全文を見る
○福田国務大臣 携帯電話はもちろん持っておるわけでありますから、自身でということでなくて、秘書官とかまたSPは持っておりますので、それをもちまして連絡をとることはできます。
○福田国務大臣 できます。
○福田国務大臣 全府省の予算執行につきましては、内閣から独立した憲法上の機関でございます会計検査院の検査を受けているところでございまして、諸外国においても、それぞれの国のいわゆる我が国の会計検査院に相当する機関が国の機関の検査を行っていると承知しております。  御指摘の中央省庁...全文を見る
○福田国務大臣 私は、野坂氏がどのような発言をされていらっしゃるか、それは承知いたしておりません。  しかし、報償費の性格というものを、私的な目的に使用するということは、これは許されないのは当然でございます。歴代の官房長官は、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するという報償費の目...全文を見る
○福田国務大臣 総理の外国訪問に伴う経費につきましては、宿泊費の差額を、これは総理を一生懸命支えてくださる随員個人の負担としないで、訪問団の活動条件を整えて首脳外交を成功させようというようなために一生懸命やっておられる、そういう人のための経費として、これまでは内閣官房の報償費から...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房報償費は、官房長官のもとで使用される経費でございますけれども、内政、外交の円滑な遂行、そういう目的のために使用するという制約を受けております。こういうふうな性格から見まして、以上申し上げました目的以外のためとか、私的な目的に支出をするということは許されない...全文を見る
○福田国務大臣 目的のために効果的に使用するという報償費の性格から見まして、使用が許されない分野を具体的に挙げるのは困難なんですけれども、しかし、これは内政、外交をつかさどるという意味において効果的に運用するということを適切に判断してやるということ以外ないと思います。
○福田国務大臣 私が第一報を受けましたのは、私、ちょうど群馬県に行っておりましたので、車の中で携帯電話で、私の秘書官からその報告を受けました。  そのときにはまだ、はっきりしたというか、多少間違った部分もあるような内容の情報でございまして、例えば、宇和島水産は高校でなくて民間の...全文を見る
○福田国務大臣 それが十時四十分でございます。
○福田国務大臣 十時五十分ごろと思います。
○福田国務大臣 ゴルフプレー中でございましたけれども、携帯電話に受信いたしました。(生方委員「内容は」と呼ぶ)伊吹大臣が先ほど答弁しておられることと思います。
○福田国務大臣 先ほど伊吹大臣からお答えしたと思うんですけれども、第一報の内容は、宇和島水産の練習船がグリーンビルと衝突をした、そして沈没した、現在コーストガードが十四名を確認、こういうことでございました。その内容が総理に伝えられた、こう思います。  私に対してもその内容だと思...全文を見る
○福田国務大臣 この事故が事故であるということを確認された時間の問題が大事になっておるようでございますので申し上げますと、繰り返しになりますが、海上保安庁が避難信号を受信したのが八時四十七分ということでございますので、これは受難信号でありまして、どういう状況かというのがわかったの...全文を見る
○福田国務大臣 組織的に申しますと、内閣情報官のもとに内閣情報調査室があります。そこに情報集約センターというのがございますけれども、この情報集約センターが二十四時間体制で、四人体制でやっているわけですね。そこに情報連絡センターをつくった、こういうことであります。  本格的な対策...全文を見る
○福田国務大臣 一点訂正させていただきます。  先ほど、連絡室の位置づけを申し上げましたけれども、これは独立の連絡室、こういうふうにお考えください。先ほど、内閣情報調査室の下、こういうふうに申し上げましたが、そうではなくて、独立した部分でございまして、それは内閣危機管理監が統括...全文を見る
○福田国務大臣 私から申し上げた方がいい部分もありますので。  九億六千万円、この分は……(生方委員「九億六千五百万円」と呼ぶ)そうですね、これは宿泊差額です。ただ、内閣官房は別途、別途というか一緒なのですけれども、その九億六千万以外に若干の実費の部分、これは彼に渡しておる。た...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりでございます。
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、結果で見てみればそういうことなんですけれども、手続が非常に煩雑でございます。委員、今ちょっとおっしゃっていましたけれども、総理の外国訪問、これはまず百五十人という、そのぐらいの規模で日本から出てまいりますので、日程だとか参加人員、大枠は確定しまし...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる上納という問題につきましては、これは何度も何度もそういうことはないというように申し上げておるわけでございまして、過去においてもそういうように答弁しておりますし、私もそういうふうに申し上げているわけでございます。  ですから、調べるといってどういうふうに調...全文を見る
○福田国務大臣 九億六千五百万の対象金額、そのうち官邸でもって実費として四億二千万というのは官邸職員。ですから、残りの五億円何がし、そのうちからどのぐらい松尾室長が自分のものにしたかということがわからないわけですね。ですから、今おっしゃられた一億数千万というのはそういうものも含ま...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまお話し申し上げたことでもありますが、全体の予算規模がこの十年間はほとんど変わっていない、こういう実情もございますし、なおその間に首脳外交も格段にふえているんです。恐らく倍ぐらいになっているんじゃないかな、こんなふうに思います。  そういうふうなこともござ...全文を見る
○福田国務大臣 森総理の行動について、いろいろな見方もあるかもしれませんけれども、私は、やるべきことはきちんとやったというように評価をいたしております。そういう意味におきまして、そういう御意見があったということは、これはしっかりと伝えておきますけれども、私は問題はそのことによって...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房職員は、総理と行動をともにする必要があるということから、宿泊費の支払いを行っている時間的余裕がありません。したがいまして、外務省職員に事実上の支払い行為をゆだねている、こういうことになります。総理外国訪問の際の支援を担当する外務省の組織の一員である松尾元室...全文を見る
○福田国務大臣 これは、こういうような事件がございましたものですから、そういう反省を踏まえまして、先般、ダボス会議、これは一月二十六日から二十八日の三日間でございますけれども、この首相の海外出張の際には、内閣官房職員が宿泊費の支払い事務を行ってまいりました。  今後の取り扱いに...全文を見る
○福田国務大臣 本件は、私どもから、内閣官房から出した、そして渡したお金が報償費である、報償費以外ないわけでございますので、そういう意味において報償費が対象になるというのが自然であるというふうに考えております。
○福田国務大臣 これは、九億六千五百万の報償費以外に、正規分として平成七年から十一年までの五年間に二千八百万円渡しております。ただ、この分につきましては、領収書を確実に徴取しておりますので、不正はないというように確信をいたしております。
○福田国務大臣 それは金額が違うということですか。
○福田国務大臣 いや、それは旅費として支給された実費であります。(金子(善)委員「いや、ちょっと、差額分……」と呼ぶ)宿泊費の実費です。宿泊費の実費、旅費の。その旅費のうちの宿泊費です。ついでに申し上げれば、規定額である。
○福田国務大臣 委員のおっしゃるように、確かに差額分が多い、こういうことであります。私もそれは疑念を持ちまして、調べてみました。  それで、わかりましたことは、結局、規定の旅費が安過ぎるということがあるんですね。例えば総理大臣の一泊、幾らだと思いますか。ニューヨークとかパリとか...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房から提出しました被害届でございますけれども、このことにつきましても、捜査当局に被害届を出したということでございまして、公開するということは捜査上の支障になるというように言われておりますので、差し控えさせていただきたいと思います。
○福田国務大臣 松尾室長によるこの事件で、かつて損害を受けたということが起こったわけでございますけれども、委員のおっしゃるとおりでございます。  今後は、今現在は旅費法の変更によりましてそういうことがもう起こらないような仕組みになっておりますので、御懸念はない。ただ、我々として...全文を見る
○福田国務大臣 報償費そのものについて、これは、国の内政、外交というものを適切に報償費を使用することによって運営していくということにおいて極めて重要な部分であるというふうに思っておりますので、制度そのものを変えるとかいうようなことを今考えているわけではございません。
○福田国務大臣 今般、原潜がえひめ丸にぶつかるという事故で、九名の方々がまだ発見されていない、こういうことで、その無事をただただお祈りするばかりでございます。  ただいま委員のおっしゃられましたことは、そういうことも含めまして危機管理をどうするかということなのでありますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘は、大変私はかねがねもっともな御主張をされていらっしゃるというように思っております。それを目指して今一生懸命頑張っているというように御理解いただきたいと思います。完璧ではもちろんないのですけれども、完璧になるように刻々と整備をしていく、こういう御理解を...全文を見る
○福田国務大臣 十時十五分に海上保安庁から官邸にあります危機管理センターに入った情報、これが総理に最初に伝えられたというように思います。  その内容は、宇和島水産の練習船えひめ丸がオアフ島の南十マイルで米原潜グリーンビルと衝突、沈没、現在コーストガードが十四名を確認、こういう情...全文を見る
○福田国務大臣 その後、十時四十三分に、二十五名が救助された模様という追電が入っております。
○福田国務大臣 この時間帯でいきますと、十時十五分の情報が第一報として総理に伝わっているのではないか、こう思っております。
○福田国務大臣 今私が持っております、手元にあります資料によりますとそういうことでございます。それ以外、私はなかったんじゃないかと思います。
○福田国務大臣 ただいま私は、十時四十三分の情報は入ってないというふうに申し上げましたけれども、時間的に言うとそれは入っていたというように、今ちょっと調べてわかりました。そうしますと、二十五名が救助された模様、この情報まで入っているんではないか、こう思います。  十時五十分に総...全文を見る
○福田国務大臣 まさにおっしゃるとおり、二十五名まで救助された、までというように言うべきか、二十五名救助された、こういう情報でございます。  その情報に基づきまして、総理から、人命救助と情報収集に最大限の米国側の協力を要請せよという指示を出しております。
○福田国務大臣 第一報が入りまして、森総理はその時点において、人命にかかわることかどうかということを尋ねられたそうであります。当然帰るべきかどうかというふうなことも相談されたと思いますけれども、その段階においては、帰らないでその場にいてくれた方が連絡しやすい、こういうことであった...全文を見る
○福田国務大臣 完全な情報でない段階の話でございますけれども、総理はその話を、そういう情報が、第一報があったという段階において、人命を第一に、人命救助に全力を挙げてもらいたいという旨を外交・防衛ルートを通じて申し入れるというような処置を講じておるわけでございます。
○福田国務大臣 私は、当時、小渕内閣のときの施政方針演説をどうやってつくっていたかというところに立ち会っておりませんから、それはその場その場で違うんではないか、いろいろと事情があると思いますから、違うんではないかと思いますので、一般論としては言えるかもしれぬけれども、しかし、特定...全文を見る
02月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○福田国務大臣 今回の事故発生後、伊吹危機管理担当大臣及び河野外務大臣それぞれの立場から米国に対して申し入れを指示されまして、米国においては現在に至るまで大規模な捜索活動を継続しておる、こういうことでございます。また、外務大臣は、桜田外務政務官をすぐさま現地に派遣するというような...全文を見る
○福田国務大臣 ものづくり懇談会は、今委員も御指摘されたようなことなんでありますけれども、メンバーは、これは小渕総理みずからお選びになったのでありますけれども、唐津一東海大学教授を座長といたしまして、そして、有識者という方々でございます。関一橋大学教授とか西澤潤一岩手県立大学長と...全文を見る
○福田国務大臣 きょうは午前の定例記者会見がございまして、いろいろ質問がございましたけれども、その中で、私に、政治家としての個人的な見解、こういうふうに聞かれましたものですから、まあ、この一連のことの中で何が問題か、私は、当日、そもそもゴルフに行くべきでなかった、こういうことを言...全文を見る
○福田国務大臣 よろしいと思います。
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○福田国務大臣 私も、けさその新聞を見て、そういうことがあるということを知ったわけでございまして、総理と事実関係を確認するという時間もございませんでしたので、今何もお答えできないということでございます。
○福田国務大臣 事実関係を調べて、お知らせできるところはしたいと思います。
○福田国務大臣 努力いたします。
○福田国務大臣 総理の一連の行動について御説明するということになりますと、また繰り返しになりますのでそれは省略させていただきますけれども、私は、総理の対応として適切であったかどうかということを問われれば、ゴルフのプレーを一時中断してしかるべき処置をとったというふうに思っております...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの委員の御質問に対しましては、内閣情報集約センターというのが官邸の中に設置されております。二十四時間体制でこれは常駐をいたしておるわけでございますので、そこで情報の集約と報告、通報ということが適宜できる、こういうことになっております。当然、必要な情報は、総...全文を見る
○福田国務大臣 休日にいろとおっしゃるわけでございますけれども、それにかわるものとして、二十四時間体制で四人の情報集約センターの担当者がおるわけでございますから、私はそれでよろしいんじゃないかな、こういうふうに思っております。
○福田国務大臣 短時間でございましたので、十分と言えないかもしれませんけれども、以下申し述べます。  昭和六十年三月に、戸塚カントリー倶楽部の会員権を所有する長年の友人より会員権の名義のみお借りし、御好意で会員としてプレーさせていただくことをお認めいただいたものであります。当時...全文を見る
○福田国務大臣 そのことは理事会にお任せをしたいと思います。
○福田国務大臣 このたび、国民の信頼を裏切る不祥事が起きましたことは極めて遺憾であり、この事態を厳粛に受けとめております。  内閣官房としましては、今後捜査当局による真相解明に全面的に協力し、その進展も見ながら、政府として原因の解明と再発防止に万全を期してまいる所存でございます...全文を見る
○福田国務大臣 その中身についてはまさに私どもがむしろ知りたいというくらいでございます。今捜査していることでございまして、外務省にある資料に基づいてお調べいただくしかないと思います。
○福田国務大臣 今回の犯罪容疑の対象になりましたのは、見積もり、支払い、領収書の受領、精算を一人で一貫して行っていた宿泊費であると考えておりまして、内閣官房から支払ったのは、訪問団全体の宿泊費差額と、内閣官房職員についての規定分の宿泊費であるというふうに考えております。
○福田国務大臣 これは、繰り返しになりますけれども、今回の犯罪容疑の対象になったのは、見積もり、支払い、領収書の受領、精算を一人で一貫して行っておりました宿泊費であるというように考えております。  内閣官房から支払ったのは、訪問団全体の宿泊費差額と、内閣官房職員についての規定分...全文を見る
○福田国務大臣 精算後です。
○福田国務大臣 委員のお尋ねですけれども、ただいまの政府参考人がお答えしたとおりというように御了解ください。
○福田国務大臣 毎回精算はきちんといたしております。その中身を申し上げることは、政府参考人のとおりでございます。
○福田国務大臣 報償費から出ているものでありますから、余れば報償費にまた繰り入れる、こういうことになります。
○福田国務大臣 今危機管理のお話は伊吹担当大臣から話をされましたけれども、そういうことだと思います。  これは、総理が昨日事故と申し上げたのは、事故でもいろいろな事故があるわけで、重大な事故ということもあろうかと思います。ですから私は、それは言葉の問題かなというふうな感じがいた...全文を見る
○福田国務大臣 当日は内閣官房副長官が担当する、こういうことになっていました。土曜日で休日でございましたので、休日にはだれか必ず残ろう、こういうことを申し合わせをしておりまして、当日は安倍官房副長官が在京いたしたわけであります。  先ほど三十分以内に官邸に入るというお話がござい...全文を見る
○福田国務大臣 それは事件の内容にもよるんです、事故の内容とか。例えば自然災害とか、それも大規模なというようなことになりましたら、もう何をおいても早速官邸に駆けつけて、そこで全体的な指揮をとるということが求められるということでありますけれども、それは、家におってとるべき対応という...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど申したのは、そういうすべてのケースにおいて三十分以内に来なきゃいかぬというルールはないということを申し上げているので、そういうマニュアルがあるというのは、今、伊吹大臣が答えたとおりであります。
○福田国務大臣 それは、そういうルールはないんですよ。めどとして集まろうという、まあ言ってみればできるだけ早く集まろうというぐらいの精神的なものであって、何も決めているものじゃないんですよ。そこのところはおわかりいただきたい。ですから、あとはその事態によって考えるべきことであって...全文を見る
○福田国務大臣 私は、すべてのケースにおいて三十分ルール適用なんて、そういうことを言ったことはありません。
○福田国務大臣 私も、総理がプライベートと言ったその状況というのはよく存じませんけれども、総理としては、休日などの対応につきましては、総理御自身の信念として、公私の峻別はいつもはっきりいたしております。完全にプライベートな日程の場合には、休日の場合に秘書官を同行しない、そういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 プライベートな場所という、まさにゴルフ場はそういうことだと思います。そういうところに、コースを回るときに秘書官を連れて回るということは普通はないんじゃないかと思いますね。そんなことになりますと、自分の家にいるときにも秘書官を置いておかなきゃいけない、こんなことにな...全文を見る
○福田国務大臣 SPはもちろんついています。
○福田国務大臣 これは、SPサイドの、警護の必要からついているんです。総理が特にお願いしますと言っているわけじゃないんです。
○福田国務大臣 SPはまさに総理の身辺警護ということでございますから、これは密着してなければいけないんですよ。しかし、秘書官は、これは連絡がとれる体制をいつもとっております。日曜日だろうが、祭日だろうが、四六時中連絡がとれる体制はあるんですよ。ですから、御指摘の点は御懸念にすぎな...全文を見る
○福田国務大臣 正確を期せば、私はどなたの所有物かはわかりません。
○福田国務大臣 先ほどの電話ですけれども、電話は、SPが話の中身に立ち入ることはありません。かかってくれば、だれからですということを言うだけなんですよ。その取り次ぎだけをしているわけでございます。  それから、今の車ですか、きのう総理が言われておりました、私が四時まで使わないか...全文を見る
○福田国務大臣 総理が外国訪問する際に確保するホテルの宿泊費というのは、これはもう御案内のとおり、大変高価なものになります。旅費として支給される経費を大きく上回ることが多いのでありまして、その結果生ずる差額を、総理を懸命に支えてくださる随員個人の負担とするのではなく、訪問団の活動...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど委員がおっしゃっていました、何か御褒美のようなことでございますけれども、今回のことにつきましては、総理の外国訪問の際の宿泊差額でございますが、在外公館を擁して、そしてまた現地の情報に精通した外務省において見積書を作成し、この見積書に従って支出をしているという...全文を見る
○福田国務大臣 午前中にも答弁をさせていただきましたけれども、繰り返しますけれども、昭和六十年三月に総理の友人……(保坂委員「一言でいいです」と呼ぶ)経緯はよろしいですか。(保坂委員「はい」と呼ぶ)  これは、便宜供与とおっしゃいますけれども、例えば当初の名義書きかえ料とかそれ...全文を見る
○福田国務大臣 私は、便宜供与というように言われましたけれども、実費は負担しておりますし、そしてまた、このゴルフ権が森総理の資産にはなっていないのですね。そういう契約書を友人と取り交わしをしているということで、その友人が希望すれば、三カ月の余裕を持っていつでも所有権は移転、所有権...全文を見る
○福田国務大臣 一言で申し上げれば、昔のこと、事実確認はなかなか難しいのですよ。しかし、できるだけお答えしたいと思いますけれども。  要するに、演説の検討においては、だれがどのような主張をしたかということについては、記録もないんです。また、関係者が入れかわり立ちかわり、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 私から、私の知り得る範囲のところを申し上げますけれども、首席内閣参事官を通じまして当時の官邸内のスタッフの記憶を確認したところ、だれがどのような指示をしたかというのは確認するのは困難である、こういうことなんです。ですから、正直申しまして、はっきり申し上げる材料はな...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど首席内閣参事官と、こう申しました。当時の内閣官房副長官に確認をしたところ、そうした主張をしたことはなく、また特定の人からそうした主張はなかったとのことであった、こういうことなんです。  また、当時の内閣参事官室のスタッフに確認しましたところ、だれがどのよう...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 五十嵐議員にお答えいたします。  総理の発言に関する私の所感についてお尋ねがございました。  総理としては、今回の事案について政府として行うべきことは、情報の収集と、米国の主権下における人命救助について万全の対応を図るよう米国政府に要請することである...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) えひめ丸衝突事故に関する総理の対応についてお尋ねがございました。  本件事故について連絡を受けた後、ゴルフ場にとどまったことについて、御批判があることは承知しておりますが、この種事案の初期情報に対して、いかなる場所からでも確実に情報を受けとめ、適時適切...全文を見る
02月16日第151回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○福田国務大臣 松尾元室長に渡したお金は、内閣官房職員の規定分の宿泊費と内閣官房職員、外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額であります。  松尾元室長在任期間中の内閣官房職員の規定分の宿泊費は、平成七年度から十一年度分で約二千八百万円であります。宿泊費差額は内閣官房の報償費から支...全文を見る
○福田国務大臣 通常、出発日の数日前に、外務省から内閣官房の担当窓口に宿泊費についての見積書が届けられ、担当窓口から見積書を受け取った首席内閣参事官は、この見積書に基づいて必要経費を内閣官房長官に説明し、そしてその指示を受けて担当窓口を通じて外務省要人外国訪問支援室長に手渡してい...全文を見る
○福田国務大臣 宿泊費差額の支出につきましては、在外公館を擁し、現地の情報に精通している外務省との役割分担ということでもって事務処理を行ってきております。これは外国のことでございまして、そういうことについて内閣官房として十分な状況というものは把握していない、そうなりますと、やはり...全文を見る
○福田国務大臣 事情は聞いております。
○福田国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、現地情報に精通する組織として外務省が、訪問団の現地拠点となる宿泊の宿舎の確保、そしてこれに伴う必要な宿泊費の見積もりなどを、実務面の支援業務として行っているということであります。
○福田国務大臣 報償費の使途として、これは適切であるということは何度も繰り返して述べたところでございます。  そして、今回のこの問題については、外務省の要人外国訪問支援室が行っていた経理面での支援について、外務省として責任持ってチェックすべきであるということであったと思います。...全文を見る
○福田国務大臣 このやり方は、松尾室長が担当する以前から行われていたというように承知しております。
○福田国務大臣 先ほど外務大臣から答弁がございましたように、首脳外交が始まった、総理の海外出張が始まったというときから行われていたのではないかと思いますけれども、正確な開始時期というのはわかりません。
○福田国務大臣 この会員権につきましては、長年の総理の友人がいらっしゃいまして、そしてその友人との間で書面によりまして、会員権の所有権はその友人の会社にあること及び会員権の名義貸与をやめたいという場合には三カ月以内に名義を移転することを確認しております。そういうことから、森総理本...全文を見る
○福田国務大臣 この株券は、おっしゃられればまさにそういうように……(発言する者あり)ゴルフ会員権、実際、株券のようでございますけれどもね。  これは、実は、その会社が所有しているというふうに申しましたけれども、その会社の方の資産として計上しているのですよ。そういうことで、これ...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおり、男女共同参画社会基本法十条において、「国民は、職域、学校、地域、家庭その他の社会のあらゆる分野において、基本理念にのっとり、男女共同参画社会の形成に寄与するように努めなければならない。」ということにされておりまして、当然国会議員についても、...全文を見る
○福田国務大臣 一般論として申し上げれば、今の考え方にのっとって我々は行動すべきだ、こういうふうに思っております。
○福田国務大臣 人権教育のための国連十年に関する国内行動計画は、政府としての施策の推進について作成したものであるということでございます。立法府に属する国会議員については、この行動計画の施策の対象には含めていないのであります。  今御指摘の、国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範、こ...全文を見る
02月19日第151回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○福田国務大臣 いろいろなことがありますので、そういうこともあるかもしれませんけれども、私は、そうしょっちゅう聞く話ではないという意味で申し上げたのです。
○福田国務大臣 それを私が申し上げたのは、私の考えで申し上げたわけでございますので、じゃ何件あったらよくあるのかとか、そういったような話じゃないので、まあ、言葉のあやですね。
○福田国務大臣 まあ、たくさんあるかどうかといえば、そんなにたくさんある話ではないと思います。
○福田国務大臣 何を見られたんですか、それは。新聞記事ですか。(池田(元)委員「そうですよ」と呼ぶ)私はそういうことを言った覚えはありません。
○福田国務大臣 金輪際言っていませんから。
○福田国務大臣 新聞社の名前を言ってください。(池田(元)委員「日本経済新聞」と呼ぶ)
○福田国務大臣 私はそのようなことは申しておりません。
○福田国務大臣 新聞記者の書いていることはすべてそのとおりというように私は思っておりません。克明に見ていますけれどもね。しかし、それは間違いなく誤報です。
○福田国務大臣 もちろん、首相の身辺警護をするということです。
○福田国務大臣 もちろん警備が主たる仕事でございますけれども、緊急のときとか何かそれに近いようなことがあった場合には、そういう電話をSPのところにするということは我々はよくやることであります。
○福田国務大臣 報償費の責任者でございます私から答弁させていただきます。  内閣官房の報償費は、我が国の予算の規模、経済規模はかつてに比べて拡大しまして、また首脳の外交の重要性も増しまして頻度も多くなる、そういう中でこの十年間、現在の水準にずっと据え置いておるということがござい...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するために、その都度の判断で機動的に使用する経費である、こういうことでございますので、決して積み上げとかそういうような形でやっていないということがございます。  しかし、こういうようなことがございました...全文を見る
○福田国務大臣 私は、十日の早朝に伺いました。
02月20日第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○福田国務大臣 委員が今おっしゃられたことについて、議員立法を目指して一生懸命やっていらっしゃるということはかねがね伺っておりますけれども、今おっしゃるように、公務員に対しては公務員倫理法という一つの例がございますけれども、あれも細かい規則を、内規と申しましょうか、つくっていった...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 藤島議員にお答えいたします。  森内閣及び自民党のあり方、また、十三年度予算との関係について御質問がございました。  目下の我が国の情勢は、景気の本格的回復を図ることを初め、IT革命への対応、教育改革、社会保障改革、財政構造改革、経済構造改革など、取...全文を見る
02月22日第151回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○福田国務大臣 私は、前回この予算委員会で、あの報道にあるようなことは申していない、こういうふうに申し上げました。私、きょうもそういうふうに申し上げます。それ以外のことはございませんので、申しわけありません。
○福田国務大臣 いつでしたか、前にもそのような御質問がございまして、古川現副長官に確認いたしました。しかし、本人は、そういうことはないということを断言しておりました。
○福田国務大臣 鑑定人の話は聞きませんでしたけれども、今、逃げるように、こういうふうにおっしゃられた。それはどうも事実と違うようでございますので、御訂正を御本人の名誉のためにしていただきたいな、こんなふうに思っております。  そういうふうに、その出所が、どこから出てきたのかわか...全文を見る
○福田国務大臣 政府参考人について、先般理事会で議論をされたというように伺っておりまして、その施策及び業務に責任ある立場にある者である古川副長官については、副長官として報償費の業務にかかわっていないことから、政府参考人として招致するのは不適当である。また、報償費に関する質問であれ...全文を見る
○福田国務大臣 物的証拠とおっしゃられますけれども、どこから入手されたものか、その辺を明らかにしていただかないといけないんじゃないかと思いますね。証拠とまでおっしゃるのであれば、そういう責任があるんじゃないかと思います。
○福田国務大臣 いずれにしましても、出所不明の文書でございますから、それを一々取り上げるというのはどうかなというふうに私自身は思っておるんです。ですから、確認を行うという気持ちは今のところございません。
○福田国務大臣 今私が御説明申し上げましたように、本人がそうでないというふうに断言しているわけでございますので、そのことを信じていただきたいというように思っております。
○福田国務大臣 抗議とおっしゃいますけれども、そういうことは、我々、いつも毎日毎日抗議をしたいというように思っているようなことはたくさんあるのですけれども、そのぐらいのことでございますので、本人が抗議をしたかどうか知りませんけれども、そういうこともあるかなというようなことで思って...全文を見る
○福田国務大臣 必要なことがございますればやらせていただきます。
○福田国務大臣 先ほど私から申し上げましたように、これは理事会でお決めくださることでございますので、そちらの方にお任せしたいと思います。
○福田国務大臣 この前の委員にもお答えしたのですけれども、どういうところから出てきているものかさっぱりわからないんです。また、本人にも、本人というか当時の古川副長官、聞きましたけれども、これもわからぬというふうに言っておりますので、それ以上調べようがないというのが現状でございます...全文を見る
○福田国務大臣 もう大分、十年前ですか……(山口(富)委員「十一、二年」と呼ぶ)そういうものを裏づけるような資料もないようでございますので、何ともこれ以上申し上げようがないというところでございます。
○福田国務大臣 今いろいろ例を挙げられましたけれども、そのもとは結局この間志位委員が出されたものでしょう。同じものですよね。その資料そのものが一体何物であるのかということが私どもわからぬから、どうしようもないということです。  だったらば、幾らでもそれに近いような文書をつくれば...全文を見る
○福田国務大臣 今、内閣官房の資料、こういうふうにおっしゃったけれども、本当にそうなんですか。そういう何か事実があるんですか。であれば、教えていただきたいと思っております。
○福田国務大臣 私が調べていないということをおっしゃるけれども、調べているんですよ。だけれどもわからぬということを申し上げているんです。
○福田国務大臣 私は、先ほど申したのは、当時の担当者にも聞いたし、それから当時の、こういうものがあるのかということも聞いております。調べているでしょう、そういうことは。ほかにも資料に当たってみましたけれども、そういうものがないということで、一々その中身を言うことはないと思います。
○福田国務大臣 そのころの時期のものというので、古川現副長官にも聞いたところでございます。
○福田国務大臣 これは、その案件によりまして違うんですけれども、松尾氏の関係する事件については、これは内閣総務官ですね、現内閣総務官、昔は首席参事官と申しましたけれども、その首席参事官が扱うということになっております。これは内閣がかわりますといろいろなことがあるのかもしれませんけ...全文を見る
○福田国務大臣 担当者という言葉をもう少し正確に申し上げますと、これは責任者は官房長官なんですね。ですから、官房長官の指示に基づいて、内閣総務官もしくは首席参事官がその指示に基づいて扱う、こういうことになります。     〔委員長退席、北村(直)委員長代理着席〕
○福田国務大臣 これは第二条の八号ですか、「前各号に掲げるもの以外の内閣の庶務」、こういうのがございますね、それに該当するんだろうと思います。(発言する者あり)
○福田国務大臣 そのように書いてございました。
○福田国務大臣 先ほど申し上げましたけれども、報償費のことについては官房長官がすべてを掌握している、こういうことになるんですね。ですから、その部分部分で当時の首席参事官がその内容を知り得る立場にはあったかもしれぬというようには思います。
○福田国務大臣 これも先ほど答弁申し上げたことなんですけれども、政府参考人については先般も理事会で議論されておりまして、現在その施策及びその業務に責任ある立場にある者である古川副長官については、副長官として報償費の業務にかかわっていないことから、政府参考人として招致するのは不適当...全文を見る
○福田国務大臣 何度もお答えしているんですけれども、本人はそのような資料は一切存じ上げぬ、こういうように申しておりますので、それ以上のことは私からも申し上げられないということです。
○福田国務大臣 何度も何度もお答えしているんですけれども、このことは、要するに出どころがわからない資料でございまして、そういうことについて我々はどこまでその義務があるかということになるんですね。  ですから、そういうふうにこれが正しい、正しいとおっしゃるんだったらば、その正しい...全文を見る
○福田国務大臣 それは理事会の方にお任せをしたいということは先ほども答弁いたしました。
○福田国務大臣 その引き継ぎもいろいろなケースがあるんだろうと思いますよ、私はそういうことを存じ上げませんけれども。  ですから、どのようにお答えしたらいいのかというように思いますけれども、必要なことは引き継いでおります。
○福田国務大臣 これは口頭で引き継ぐこともございますし、また必要に応じて文書ということもございます。その対応の仕方はその時々で違うんだろうというように思っております。
○福田国務大臣 私は、口頭とそれから文書と両方ございました。
○福田国務大臣 その当時、私、どういうようにやっておられたか存じ上げません。
○福田国務大臣 今ここに資料がないので、わかりません。
○福田国務大臣 出所不明の文書でもって決めつけられるような言い方をされては非常に困るんです。
○福田国務大臣 報償費については官房長官が全責任を負っていることでございますから、先ほども申しました、部分を知り得ることはできるかもしれぬけれども、これは私の推定ですよ、推測ですよ、かもしれぬけれども、全体を知っているわけじゃないんですね。  また、昭和から平成への移り変わりと...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 初めに、このたび、米国原子力潜水艦との衝突事故により、我が国宇和島水産高校の練習船えひめ丸が沈没した事故につきましては、被災された方々及びその御家族に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。  政府においては、外務省等に対策本部を設けるほか、えひめ丸引き揚げ...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○福田国務大臣 ゴルフのスコアということでございますけれども、ゴルフのスコアが動揺したらすべて悪くなる、スコアを崩すということなのか、逆のこともあるということでございます。  参考になるかどうかわかりませんが、いずれにしても、このことは委員会の方の御判断にお任せしたいと思います...全文を見る
○福田国務大臣 まずはまことに遺憾なことであるというように思っております。その辞任をされたという原因が今委員の指摘されたことに起因することであるということは皆さん御案内のことだというような、そういう前提に立ちまして、私ども、特に自民党の中にあって極めて重要な仕事をされてこられた、...全文を見る
○福田国務大臣 セーフガードの発動要請につきましては、関係各省がそれぞれの組織体制面において柔軟に対応しているということでございまして、現在、組織体制面の理由でセーフガードを発動されなかった、こういうことはなかったというように私は承知いたしております。関係各省で、今後、必要に応じ...全文を見る
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○福田国務大臣 委員おっしゃいますように、政府もバリアフリーについては大変力を入れているテーマでございます。  お尋ねの関係閣僚会議でございますけれども、これは、実は昨年三月にしまして以来していないのです。していないのでありますけれども、こういう関係につきましては、このたびの省...全文を見る
○福田国務大臣 一般的に申し上げれば、今委員の言われたような方が出席して原稿を詰めるというようなことをしていますけれども、しかし、必ずしもすべての人が、今おっしゃった中でいなければいけないということでもないというように私は思っております。いろいろなケースがあるだろうと思いますので...全文を見る
○福田国務大臣 原稿の実務と申しますか、そういうのは、当時は参事官室ですか、参事官室が担当するということでございます。(佐藤(観)委員「複数ですか、その参事官室というのは」と呼ぶ)参事官室は、まあ、大体複数だと思います。
○福田国務大臣 出たり入ったりというのは原稿作成の信頼性に欠けるというお話でございましたけれども、決してそういうことじゃないんで。しかし現実問題として、用事があるとか電話がかかってくるとかいうようなことで席を立つとかいうようなことはあるわけです。常時、いつもの会議にいるという人は...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○福田国務大臣 委員御指摘の情報集約、これは、官邸内に情報集約センターというものを今設けております。委員の御指摘のとおりでございます。  ここは最低四人、二十四時間体制ということで勤務をいたしておりまして、どういう時間であろうともいち早く情報を入手できるという体制、また、それに...全文を見る
○福田国務大臣 報償費というのは、官房長官が責任を持って執行しておるということでございまして、事務的に起案をして、そして順次決裁というような方法はとっていないのであります。官房長官が指示をするということに従いまして、事務方、これは通常は現在の内閣総務官室ということになりますけれど...全文を見る
○福田国務大臣 おおむねそういうことでよろしゅうございます。
○福田国務大臣 内閣官房の報償費として支出した総額九億五千万、これはそのとおりでございます。その平均とかそういうことは、ただ数字を割っただけですから、私からお答えする必要はないと思います。
○福田国務大臣 ただいま委員、平成五年とおっしゃいましたけれども、平成元年ですね。  このときの首席内閣参事官は古川副長官であります。
○福田国務大臣 御案内のとおりと思いますけれども、この内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、こういう大きな目的を持っております。ですから、そのような趣旨に使われるべきものであるというように考えております。
○福田国務大臣 私、ただいま申しましたように、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するということがこの趣旨でございまして、その趣旨に反するようなこと、それに沿わないことということ、これは起こることはない、こう思っております。もちろん、ただいまもそのように考えております。
○福田国務大臣 まず、この報償費の支出の全責任は官房長官にあるんです。また、もう一つ官房長官の立場として申し上げれば、その報償費の使途については、これも官房長官が全責任を持っている、こういうことでありまして、当時の内閣首席参事官がその使途についてどの程度のことを承知しているかとい...全文を見る
○福田国務大臣 私は、予算委員会でもお答えしたんですけれども、どこからそれを入手されたのか、そのぐらいお話しいただいてもよろしいんじゃないか、こういうように思います。それが信憑性のあるような文書であるなら、私ども、当然のことながら調べるという手続を踏まなければいかぬと思いますけれ...全文を見る
○福田国務大臣 私も何度かお答えしているところなんですけれども、その文書が何の文書なのか、どこから出てきているのか、その信憑性があるかどうか、少しでもお聞かせ願えれば、それは私どもとしても調べなければいけない、そういうこともあろうかと思いますけれども、何度お尋ねしてもその辺は明ら...全文を見る
○福田国務大臣 今、官房副長官の出席云々というお話がございましたので、一言申し上げたいんですけれども、古川副長官は、副長官として報償費の業務にかかわっていないということであります。報償費に関する質問がございますれば、現在これに責任を持っておりますのは官房長官でございますので、どう...全文を見る
○福田国務大臣 実は、きょう、謝罪をすることを目的としてファロン特使が来られたわけであります。この委員会開催前にお会いしました。いろいろお話を伺い、こちらからもかなり厳しいお話をさせていただきました。実は、この委員会がございますので、それを途中で切り上げてこなければいけなかったと...全文を見る
○福田国務大臣 外交保護権、これはあるわけでございまして、経緯的に申しましても、現在、米国は、補償の問題を含めて、あらゆるチャネルを使って真摯な対応をするという姿勢を示しているわけでございますね。政府も、被害者に対して直接誠意ある対応を行うように引き続き米国政府に対して働きかけを...全文を見る
○福田国務大臣 前回と申しますか、大韓航空機のときは、もう本当に連絡するルートも限られておったというようなことで、また向こうの対応も非常に遅い、またほとんど連絡してこないとか、誠意が当初なかったわけですね。そういうような事情があるのですけれども、今回はそうじゃない。全く逆に、向こ...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、今言われた分について、官房長官がその責任者である、まさにそうだというふうに思っております。ですから、私もそういう意識を持って常々対処しているということでございます。極力、すぐ駆けつけられる体制というものは常時とっておる、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○福田国務大臣 最後のことを申し上げますと、今申しましたとおり、私もそのことは常に意識しております。  でありますので、私は、実際問題言って、官房長官になりまして東京を離れたのは二回しかないのです。当日も群馬県で会がございまして、どうしても行かなければいけないということだったん...全文を見る
○福田国務大臣 拝見しておりません。
○福田国務大臣 内容は拝見していないのですけれども、相当ひどいという話は聞いております。ひどい話だということで、何か想像がつくような感じがいたしまして、余り見たくないな、こういう気持ちもあったことも事実でございます。  ただ、これは今月、二月十九日、予算委員会で委員長から、委員...全文を見る
○福田国務大臣 これは、国会議員といえどもやはり国民の一人でございますから、国民の一人として課せられた義務は果たさなければいけない、そういうことは厳重に考えていかなければいけない問題だと思っております。  男女共同参画社会基本法十条でもって、これは職域、地域、家庭、そういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 第一の御質問でございますけれども、国連の人権教育のための十年、この行動計画でございますね、立法府に属する国会議員についてはこの施策の対象には含めていない、こういうことでございますね。  国務大臣とか副大臣、大臣政務官規範、こういうのを実はつくったわけなんです。今...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本計画で、この調査は、共同参画社会の形成の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進するために必要な方策の一つとして位置づけられているところである、これはもう御案内のとおりでございますが、専門家の知見を活用しつつ、各府省と緊密な連携を持って調査を実施す...全文を見る
○福田国務大臣 大変この問題にお詳しい先生の御示唆をいただきまして、まさに男女共同参画会議、ここでもって十分な議論をさせていただきたい、このように思っております。
○福田国務大臣 日本のこれからの社会を展望した場合に、少子高齢化とかさまざまな問題がございますけれども、この問題は、男女共同参画社会の形成を進めるということと、それから高齢少子化対策、また経済全体を俯瞰した場合に極めて大事な問題になってきている。このことは単に男女共同参画社会とい...全文を見る
○福田国務大臣 歴代内閣総理大臣の外国出張経費、このことについて、外務省職員による国民の信頼を裏切る不祥事が起きたということでございまして、私ども極めて遺憾でございまして、この事態を厳粛に受けとめておりまして、国民の皆様にまず深くおわびをしなければいけない、こういうように思ってお...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房におきまして、もう少し具体的に申しますと、外務省から提出された見積書、精算書、領収書を点検しまして、当時の担当者から話を聞くとか、支払いと精算事務について確認するということもいたしまして、そして松尾元室長への支払いの実態の把握を行ってきた、こういうことでご...全文を見る
○福田国務大臣 繰り返しますけれども、現在捜査が進められているということでありまして、内閣官房として損害の実態を独自の調査で明らかにするというのは今現在困難なのであります。捜査による真相解明に協力をする、こういう立場であります。  私どもとしましても、報償費の使途については明ら...全文を見る
○福田国務大臣 今申しましたように、我々としては独自調査をして、そして公開というか、予算委員会でも申し上げることのできる範囲で申し上げた、こういうことでございます。被害額を申し上げたということでございます。
○福田国務大臣 繰り返しになるのですけれども、繰り返すしかないので繰り返しますけれども、出所不明で何かわからぬ怪文書、それを一々反証せいとかいうふうに言われても困るんですよ。もう少し、せっかく入手されたのですから、そのルートを教えていただきたい。せめてそのぐらい教えていただきたい...全文を見る
○福田国務大臣 筆跡鑑定、筆跡鑑定とおっしゃいますけれども、それはテレビ朝日のやられたものですか。委員の方でやられたらいかがでしょうか。マスコミ頼りにならないで、御自身でやられたらいかがでしょうか。
○福田国務大臣 古川副長官は副長官として報償費の業務にはかかわっていないということでありまして、報償費に関する質問でございますれば、現在この責任を持っております私、官房長官にお尋ねをいただきたい、このように思っております。
○福田国務大臣 要するに、私、ただいま申し上げました趣旨に基づきまして、古川副長官をここに招致するということには反対でございます。私が答弁させていただきます。
○福田国務大臣 ですから、私は、真実を語ることに反対しているわけじゃなくて、官房長官の私が責任を持って答弁をする、こういうことで本人にも事実確認はいたしております。
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、捜査上、支障を及ぼすということでありますけれども、今回の被害届には、本来公開しない情報、先ほどちょっと御説明しましたけれども、そういうものも入っておりまして、そういうものを出したということは、捜査が開始されて、真相解明に不可欠であるということであ...全文を見る
○福田国務大臣 被害届は、届け自身とそしてその証拠書類とかいうものが全部一緒になっているわけです。ですから、分けてというわけにはいかないということでございます。
○福田国務大臣 内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するためにその都度の判断で機動的に使用する経費である、国政の運営上必要不可欠なものである、こういうことでございまして、このことにつきましては、使途等につきまして、報償費の支出に当たりましては、会計法令に基...全文を見る
○福田国務大臣 また繰り返すことになりますけれども、これは内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するということでもって、その使途について明らかにするということはそういう行為の障害になる、こういうことでございますので非公開にしておる、こういうことでございます。
○福田国務大臣 これは歴代官房長官が、随分何回もだと思いますけれども、同様趣旨の答弁をしているわけでございまして、報償費というのはその後そういう性格のものであるということで御理解をいただきたい、こう思っております。
○福田国務大臣 具体的に使途について申し上げるわけにいきませんけれども、報償費の性格から、その使途の責任はすべて官房長官にあるのですね。ですから、歴代官房長官がそういう趣旨をわきまえた上で厳正な使用をしているというように私は理解をいたしております。私も全くそういうような趣旨でもっ...全文を見る
○福田国務大臣 それは、内閣官房長官が決裁しておるものでございます。したがいまして、外務省側にはないのですね。そういう必要はないというように考えていただければよろしいと思います。
○福田国務大臣 その行為は官房長官だろうと思います。
○福田国務大臣 官房長官が決裁やって、そして公金を預かっているわけですね。その公金を向こうに渡した、こういう形になると思います。(発言する者あり)
○福田国務大臣 今回のものについてということですか。  一般的に言えば、官房長官が保管している、管理責任のある公金だ、こういうことになりますね。
○福田国務大臣 会計法上は、官房長官が保管する公金——会計法上と違うんですね。しかし、実態的には官房長官が保管する公金である、こういうことですね。
○福田国務大臣 そもそも公金だと思いますから、私金で渡すということはあり得ないと思いますね。
○福田国務大臣 冒頭、えひめ丸のことを言及されましたけれども、これはもとより政府全体一丸となってこの対応を行い、そして万全を尽くしてまいりたい、このように思っておりますので、一言つけ加えさせていただきます。  それから、男女共同参画社会におきまして、このドメスティック・バイオレ...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○福田国務大臣 経済浮揚のためにも、活性化のためにも、雇用対策というのは極めて大事なテーマだというふうに考えております。そういう意味合いで、今御答弁申し上げた経済財政担当大臣が主宰しております経済財政諮問会議、詳細は担当大臣からお聞きいただきたいんですけれども、この中でもこの問題...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房としては、今回の不祥事、ただいま捜査当局による真相解明をしているわけでございまして、これには全面的に協力して、その進展を見ながら原因の解明と再発防止に万全を期してまいりたい、このように考えております。  この報償費の運用についてですけれども、この際、点検...全文を見る
○福田国務大臣 そのことにつきまして、今まさに捜査当局でもって、私ども被害届を出しておるそのことについて実態を解明している最中でございますので、その結果がいずれわかるであろうというように思っております。そのときに、損害賠償と申しますか被害の返還請求を行わなければいけない、このよう...全文を見る
○福田国務大臣 先般外務省が告発したその対象金額は、五千四百万円でしたか、それは一部の金額なんですね。外務省として把握したその金額は、一部の部分であって、全体ではないということであります。そのことについても、今捜査当局が捜査をして、それがそうなのかどうかということもあわせやってい...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○福田国務大臣 ちょっと誤解を招く可能性があるので、取り消しを申し上げました。
○福田国務大臣 請求書は、今のその分ですね……(保坂委員「これに見覚えがおありですか」と呼ぶ)これは、内閣府の会計課で事務的につくっております。  訂正します。内閣総務官室です、現在。
○福田国務大臣 これは、私の方から事務方に指示をしてつくってもらう、こういうことになっております。
○福田国務大臣 それは、その後で私が判こを押しております。それで確認しております。
○福田国務大臣 実物をまじまじと見たことはないのですけれども、恐らくこんなものだと思います。
○福田国務大臣 いや、これは、この上の方にこういうのが書いてありますね。ですから、ちょっと印象が違うものだからそういうように申し上げたのです。
○福田国務大臣 これは正確に申し上げれば、確認をさせていただきたいと思います。判こは私がやっております。
○福田国務大臣 私がこれをやっているわけじゃないので、聞いた話でございますけれども、内閣官房報償費の支出手続、これは取扱責任者である内閣官房長官から内閣府会計課に対して支出の請求を行う、これを受けて、他の予算科目と同様に、支出負担行為、支出の決定などの会計手続を経て、内閣府会計課...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
議事録を見る
○福田国務大臣 平成十三年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十三年度における歳出予算要求額は一千二十三億四千二百万円でありまして、これを前年度当初予算額七百二十六億二千万円に比較しますと、二百九十七億二千二百万円の増額となってお...全文を見る
○福田国務大臣 三井委員がこの障害者問題に大変真剣に取り組んでくださいまして、本当に敬意を表するところでございます。  今御指摘ありました、札幌のDPIの大会、そしてまた大阪における太平洋地域の会議とか障害者十年の会議について大変御関心をお持ちであるということでございます。こう...全文を見る
○福田国務大臣 長野のパラリンピックと比べられたわけでございます。御案内のとおりでございますけれども、長野のパラリンピックは大変しっかりした基盤の上に実施をされたわけでございまして、長野オリンピック、これはパラリンピックでなくてオリンピックの方ですが、と同じような扱いをされたわけ...全文を見る
○福田国務大臣 内閣府が平成十三年度予算案において各省庁の障害者関係予算を取りまとめました。その結果、第六回DPI世界会議札幌大会関連経費は計上されていないということでございます。また、二〇〇二年度予算で必要な予算を確保すること、それからまた二〇〇一年度予算、これは計上されていな...全文を見る
○福田国務大臣 もう御案内のことでございますが、アジア太平洋障害者十年、これは国連障害者の十年が終了した後に、アジア太平洋地域においては障害者施策になお立ちおくれが見られるということから、引き続き国際的な活動を通じ各国の障害者施策の推進を図る必要があるという考え方から、一九九二年...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本計画の策定に際しまして、昨年九月に、男女共同参画審議会から男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方についての答申をいただいたところでございます。  この答申におきましては、男女共同参画ビジョンに示された基本的方向は現時点においても有効で...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画二〇〇〇年プランにおきましては、さまざまな事項を取り上げておりまして、それらについて達成状況を一概に言うことは、取り組み状況とかそれからまたその評価もさまざまでございますので難しいということもございますけれども、二〇〇〇年プラン策定後の具体的な成果の主...全文を見る
○福田国務大臣 基本計画の基礎となっております二〇〇〇年プラン、ここでは、男女間の賃金格差は、男女の就業分野、職種、勤続年数に差があることが大きな要因でございますから、これを縮小するには、各種の雇用機会が男女に均等に開かれていること、そしてまた男女がともに職業生活と家庭生活とを両...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本計画において、「雇用の分野における男女の均等な機会と待遇の確保対策の推進」として、「男女雇用機会均等法の履行確保」「企業における女性の能力発揮のためのポジティブアクションの推進」というようなものを盛り込んでおります。また、「男女の職業生活と家庭・地...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の点は、昨年の十二月十二日に策定されました男女共同参画基本計画において、女性にかかわりの深い条約のうち未締結のものについては、世界の動向、国内諸制度との関係も留意しながら、男女共同参画の観点から積極的な対応を図る旨記述をされているわけでございます。  政府...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本計画におきましては、仕事と子育ての両立支援につきましては、男女の職業生活と家庭、地域生活の両立の支援を掲げて、多様なライフスタイルに対応した子育て支援策の充実、そして仕事と育児、介護の両立のための雇用環境の整備などさまざまな施策が盛り込まれていると...全文を見る
○福田国務大臣 国の審議会などにおける女性委員の登用、これは平成十二年度末までに二〇%とするという目標を掲げておりました。これは、平成十二年度末よりも一年早くこの目標を達成いたしまして、そういう達成状況を踏まえまして、昨年の八月に男女共同参画推進本部で、平成十七年度末までのできる...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本計画におきまして、男女平等の見地から、選択的夫婦別氏制度の導入について、国民の意識の動向を踏まえつつ、引き続き検討を進めるという旨を盛り込んでおります。  この問題は、家庭、家族のあり方とも関連いたしまして、国民生活に大きな影響を与えるものでござ...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○福田国務大臣 前にもこれは答弁しておりますけれども、今回の差額、旅費差額と申しますのは、おっしゃいますように、内閣官房職員の規定分の宿泊費と内閣官房職員、また外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額、こういうふうに答弁をいたしております。これは松尾元室長に渡したものでございます。
○福田国務大臣 そこで、お答えいたしますけれども、本件につきましては既に捜査が開始されているところでございまして、その中で真相解明がなされていくもの、こういうふうに考えております。  各省の公式随員一人一人について、実際に宿泊費差額が手渡されているかどうか、こういう調査につきま...全文を見る
○福田国務大臣 渡された先のことは、これは御党の平岡委員が、以前にこの委員会でこの資料を配付しているんですね。ここにも書いてある。これは、私どもの答弁を見て書いたものだというように思っております。  ただ、今申し上げますように、各省の一人一人のことについてこれを実際に把握すると...全文を見る
○福田国務大臣 私の方から、以前からここで申し上げていること、それを繰り返して申し上げます。  これは、今回の犯罪容疑の対象となった宿泊費に関しましては、内閣官房職員の規定分の宿泊費、それから内閣官房職員と外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額、これを松尾元室長に渡したということ...全文を見る
○福田国務大臣 今私申し上げましたけれども、松尾室長の報告、こういう人が行きますということは松尾室長から聞くわけですね。それに対して、報償費の方から支出をしたということでありまして、それが果たして各省庁の随員にまで渡ったかどうかということが、これはどうも、いろいろ話を聞いておりま...全文を見る
○福田国務大臣 何か一方的にがんがん言われましたけれども、私ども、聞かれたらお答えしますよ、お答えできるところは。私どもはやはり誠心誠意お答えする、そういうつもりでやっておりますので、冒頭そうでないような言い方をされましたけれども、そういうことは言われないでいただきたいと思ってお...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房の分につきましてお尋ねがありましたので、これは調べてあります。  これは二千八百万円の分ですね、これは正規の分でございます。この分につきましては、松尾元室長在任中の期間のうちの平成七年度以降における内閣官房職員の宿泊料規定額ということになっておりますけれ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、怒られるかもしれぬけれども、直接お答えすることは、捜査との関連もあり難しい面があることをまず御理解はいただきたいと思います。  ただ、宿泊費差額の具体的なイメージ、これはお示しすることができる、こう思っております。それをお示ししましょうか。——それではさ...全文を見る
○福田国務大臣 金額は、この二千八百万円に該当する分ですか。——これは五年間なんですけれども、松尾室長の犯罪に関係するというものは、これは七年間なんです。この七年間の分の中で五年分をということは、先ほど申しましたように、捜査上のことがございますのでお答えできない、こういうふうに申...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 前内閣委員会でそのようなお話がございまして、その文書なるものも、その前の、志位委員がこの予算委員会でお示しをくださったというようなことで、そのことでおっしゃっているんだろうというふうに思いますけれども、私ども、実際、この文書そのものが雑誌やら何かに数年前から出てい...全文を見る
○福田国務大臣 その本自身、もう二十数年前の話でしょう。私も、当時、そういうのが出たので見ましたよ。見ましたけれども、その内容について信憑性はどのぐらいあるのか、こういうこともまずございます。私のことについても間違えている記述が大分ありますし、たくさん附せんをつけておられるけれど...全文を見る
○福田国務大臣 私はそういうことを承知しておりませんけれども、ではその証拠を出せと言われてもちょっと困ることで、当時、もう二十数年前のことですから、記録も残っているかどうかわかりませんし、調べようもないし、それは何とも言えません。報償費を払う方の立場として、報償費の使途については...全文を見る
○福田国務大臣 そのように御理解いただいて結構です。
○福田国務大臣 ですから、報償費の使途については、内容を言わないことになっているんですよ。これは伝統的にそういうことでございます。それを言うことが外交、内政上の支障を来す、そういう可能性があるということで言わないことになっておりますので、そうやって具体的に聞かれますと、いろいろす...全文を見る
○福田国務大臣 いや、だから……。
○福田国務大臣 使途に当たることは申し上げない、こういうことになっております。  その前に一つ申し上げておきますけれども、せんべつ云々というのは、これは私はしていないけれども、ほかの方がどういうふうにやっておられるか、知らない。それはわかりません。私はしていない、こういうふうに...全文を見る
○福田国務大臣 報償費は使途を言わないということにおいて、これは使う人の責任というのは極めて重いんだというふうに思っております。そういうことから、厳正に使用するということに徹しなければいけない、そんなふうに思っております。私もそのことに徹してやろうということで、今やらせていただい...全文を見る
○福田国務大臣 報償費については、もう何度も繰り返すように、その内容は申し上げることはできない。このことは、機密費と言われるものもそうかもしれませんけれども、例えば外務省なんかでも、情報活動のためにその内容については言えないということを再三申し上げているわけですけれども、私は、そ...全文を見る
○福田国務大臣 今回、金額を今おっしゃいましたけれども、実際に損害を受けた金額というのはまだ確定していないわけですね、今捜査の途上にあるということでございますから。そういう意味においては、これからそういう被害金額がはっきりするという状況において全貌はつかめるわけで、我々もその段階...全文を見る
○福田国務大臣 随分昔の機密費のお話をされましたけれども、当時の機密費というのは、私もよくは知りませんけれども、それは巨額の機密費だったんじゃないでしょうか、だと私は思っております。ですから、今の報償費の金額と比較できるかどうかなというように思っております。  先ほど申しました...全文を見る
○福田国務大臣 今回の事件の全貌をまず見たいと思います。  いずれにしても、先ほども申し上げたとおり、この報償費については、ここずっと変わっていない、そういう状況がございますので、我々としては、今これを減額しなければいけないというようには思っておりません。
03月06日第151回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのようなことは承知いたしておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 新聞はざっと拝見しましたけれども、しかし、その中身についてはないものであるというように承知しております。
○国務大臣(福田康夫君) そのような事実はございません。
○国務大臣(福田康夫君) 宿泊費の、官邸職員の宿泊費の規定分ですね、それとそれ以外……
○国務大臣(福田康夫君) 随行員ですか。随行員については、私どもは随行員にも支払ったということを松尾室長から報告を受けている。しかし、先ほど来いろんなところでの各省の発言を伺っておりますと、どうも払っていないかもしれぬというようなことは私その範囲で承知いたしております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 随員に対しては払っておるということになっております。
○国務大臣(福田康夫君) これは旅費の、随員に対しては旅費の差額と、こういうことになっております。
○国務大臣(福田康夫君) もう少し詳しく申し上げますと、規定の旅費以外の補てん分ですね。それは、御案内のことかと思いますけれども、海外に行きまして、規定の旅費ですと足りない分を補てんをすると。その分が今回の犯罪対象の主たるものであると、こういうことになっております。
○国務大臣(福田康夫君) 私はもちろん見たことのない資料でございまして、その内容についても当然わかりません。
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しますけれども、その文書の中身について確認しておけと言われても、ちょっとこれは無理な話でございますので、御容赦願いたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 内容を承知しておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 昔のことを私に問われても実は困るのでありますが、私もそのことについては全く承知しておりませんので、必要とあらば、また私の方で調べてお答えするということになるかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私は万能でもないし辞書でもないし、一々そういう過去のことについて頭の中に入っているわけではないので、調べろと言うのであれば調べてお答えをいたします。
○国務大臣(福田康夫君) 午前中の審議で高嶋委員から調査の要請がございました件について至急調べました。報告申し上げます。  平成八年当時の本件に係る答弁メモなどの資料は、内閣官房では残っておりません。総理答弁の作成過程は、午前中に厚生労働大臣が答弁したとおり、旧労働省で答弁メモ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま総理からも答弁なさいましたけれども、今回の不祥事、これは外務省の要人支援室長という人の起こした不祥事であると、こういうことでもあるんですけれども、そのもとが内閣官房の報償費だったということでありまして、内閣官房としてもこれはもう十分管理責任を感じ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、捜査をしている最中であるということで、この結果も見なければいけないというようには思っております。  しかし、今回問題になりました総理の外国訪問、このことにつきまして外務本省、在外公館が一体となった支援を受けることがこれからも必要であるというよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま三浦委員からお話ありましたとおり、こういう報償費という制度は、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用する経費であるというようなことでございまして、また報償費の使途等について、そういう観点から公開しないということでご...全文を見る
03月07日第151回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房の報償費の全責任は官房長官が負っております。  具体的に申し上げますと、この支出の手続、これは取扱責任者である内閣官房長官、そして内閣官房長官から内閣府の会計課に対して支出の請求を行い、これを受けて、他の予算科目と同様にして支出の負担行為、支出...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 申し上げます。  これは従来から答弁しているのと同じでございますけれども、まず今回の犯罪容疑の対象となったものは宿泊費ですね。内閣官房職員の規定分の宿泊費と、内閣官房職員、外務省職員及び他省庁職員の宿泊費差額を松尾元室長に渡しました。  金額は、内閣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) あの筆跡鑑定書、分厚いのをいただきましたけれども、後でゆっくり拝見させていただきます。  このもとの文書です、ここにございますけれども、コピーでございますね。共産党の方で独自に調査を、入手されたということで、衆議院の方でもそういうお話を伺いましたけれど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お示しくだすった資料がどれだけ信憑性があるかということが問題だと思うんですね。両方とも何だかどこから出てきたのかわからないものなんですね。  ですから、私どもは、それはやっぱりきちんとお示しいただいて、いいかげんかどうかは知りませんけれども、そういう資...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、先ほど信憑性という言葉を使いました。その信憑性の中身を申し上げますと、まずこの文書、これは衆議院の予算委員会でも出た文書と同じというように理解いたしておりますけれども、ここに一枚ついておりますが、そのことも含めて、本人は明確に自分で書いたものでないと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ひとつこれからも頑張ろうという、そういう不信任案後のお話は伺いました。
○国務大臣(福田康夫君) 平成十二年度当初予算において、十六億二千四百五万八千円を計上いたしております。  現在御審議をお願いいたしております平成十三年度政府予算案、昨年度と同額の十六億二千四百五万八千円を計上いたしております。
○国務大臣(福田康夫君) これは七年から十一年ですね、内閣官房職員の規定分の宿泊費、約二千八百万円、これは平成七年から十一年でございます。それから、宿泊費差額は、九億六千五百万円の内閣官房報償費が宿泊費差額として支出をされております。これは年数は平成五年から十一年でございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 外務省から被害届を出したわけであります。それで、外務大臣から、総理外国訪問に関し内閣官房において支出した経費について外務省職員による業務上の横領があったという調査報告ですね、そしてこれに基づき告発を行ったと、こういう報告を受けたわけでございます。その外務...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、告発をするべき犯罪事実が内閣官房では把握できないと、こういう事情があったからでございます。
03月08日第151回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) これまで何度も繰り返して国会で答弁させていただいておりますけれども、報道にありますいわゆる外務省の上納というものはございません。  よろしいですか。
○国務大臣(福田康夫君) これは今月五日付の新聞報道でありますけれども、私、同日の定例の記者会見におきまして改めて上納はないということを明確に申し上げております。  それからなお、外務、財務両省では、同日、直ちに報道のような事案はない旨の通告を書面にてそれぞれの記者クラブに対し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今初めて聞いた単語でございます。
○国務大臣(福田康夫君) この今回の事件は米国との交渉という部分がほとんどでございますので、本来ならば外務大臣から御答弁申し上げるのが適当かもしれませんけれども、御指名でございますので、私からまず申し上げたいと思います。  政府といたしましては、今回のような事故が再び繰り返され...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私もそういう新聞報道を見まして、そんなことがあったのかなと思ったのでありますけれども、そもそも報償費の使途については、これは申し上げるわけにいかない、そういう性格のものであるということは御承知おきいただきたいと思います。  報償費というのは、責任者であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げたことを繰り返すことになりますけれども、この報償費の目的に従って厳正な運用に当たってこられた過去の官房長官、歴代そのようにやってこられたというふうに私は思っておりますので、用途の内容について申し上げることはできないので、大変十分なお答えに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ事例を挙げて御説明いただきましたけれども、私どももそういう事実関係があるのかどうか、これはわかること、わからないことはあると思いますけれども、わかることは調べてみたい、このように思っております。  しかし、我々は、我々と申しますか歴代官房長官は...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) できるものはね。
○国務大臣(福田康夫君) この不祥事は過去において総理が海外出張するというときに起こったわけでございます。今現在はそういう方式をとらなくなっております。ですから、今またこれからのことについてはその懸念はないというように私は思っております。  実は、やはり海外に参りますときにはど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理の海外出張のときに必要とされる経費、これを外務省にお渡しして、そこで発生した事件でございまして、もとは内閣官房の報償費でございます。
○国務大臣(福田康夫君) この報償費につきまして、今回、国民の信頼を裏切るというような不祥事が起きたわけでございまして、大変遺憾に思っております。この事態は厳粛に受けとめておるところでございます。政府といたしましても、捜査の進展を見ながら原因の解明と再発防止に万全を期していきたい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる外務省からの上納というものはございません。
03月09日第151回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 櫻井議員にお答えいたします。  まず、今回の内閣不信任案への自民党の対応、また否決しなかった与党議員がいることについて御質問がございました。  去る三月五日、野党から提出された内閣不信任案が与党三党の結束により否決されたことは、内外に課題が山積し、政...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しになるかもしれませんけれども、現内閣に対して厳しい御批判があるということ、これは野党の御批判のみならず、御案内のとおり、与党の一部にもあるということでございます。そういうことは私も十分承知しております。今後、反省すべきところは反省し、さらに気を引...全文を見る
03月09日第151回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま外務大臣から御答弁申し上げたとおり、部分についての被害額は判明したということで、これからの捜査が進展しまして実際の被害額が確定するということがあろうかと思います。また、そうなければいけないわけでありますけれども、その段階で考えさせていただくという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 被害の一部が判明したというように私ども理解しております。
○国務大臣(福田康夫君) この事案は今刑事事件として捜査中である、こういうことでございます。したがいまして、被害金額が幾らという確定というのはまだなされていないわけですね。これからそういうことが判明してくるということになると思います。
○国務大臣(福田康夫君) そもそも報償費というものは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するためその都度の判断で機動的に使用する経費である、そしてまた予算額の範囲内で優先度を勘案しつつ最も適当と認められる方法でもって使用するものである、こういうことになっておるわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報償費の性格というものが、これが使途を明確に申し上げられないというようなことがありますので非常に説明がしにくい費用であると、こういうふうに思っております。  でございますから、この報償費を使用する立場の者、例えば官房長官はこの最高責任者であるということ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういう予定は全くありません。
○国務大臣(福田康夫君) ありません。
○国務大臣(福田康夫君) 新聞報道でそういうのがあったことは私は記憶いたしておりますけれども、そういう事実はございません。
○国務大臣(福田康夫君) これは、こちらも先ほど申しましたように、そういうことはないということを申し上げましたし、ロシアの外務当局もそういう事実はないというふうに言っているという報道を拝見しました。
03月12日第151回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) このアジア歴史資料センター、これは戦後五十年を機に、我々日本人が世代の相違や立場の違いを乗り越えて、近現代史における日本とアジアとの関係を見詰めようとする、そういう姿勢を世界に向かって示すものということで、歴史認識をめぐる対話を深め、来るべき二十一世紀に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一昨日、松尾元外務省要人外国訪問支援室長が逮捕されましたことは極めて遺憾でございまして、この事態を厳粛に受けとめ、国民の皆様に深くおわびを申し上げたいと思います。  今回の逮捕容疑には、内閣官房報償費から支出をされていた、総理外国訪問の際の宿泊費差額を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報償費は内政、外交を円滑にかつ効果的に遂行するという、そういうために、その都度の判断で機動的に使用する経費でございます。積み上げ方式で予算を決めているわけではないのでございまして、国政上やっぱり必要不可欠のものである、こういう認識をいたしております。した...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたように、この報償費は機動的に使用するという、そういうものでございまして、繰り返しますが、積み上げ方式によってやっているわけじゃないんです。全体の枠もこの十年間ほとんど変わっていないというようなこともございますし、私どもといたしまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど九億六千万というお話ございました。これは七年間にわたりましてということで、その中のどのぐらいのものが不正使用されたのかということが今判明しないんです。その中で正当なものが、ちょっと私、数字が頭の中にないんですけれども、約半分、そしてさらに実際に支払...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しになりますけれども、その額の確定ということもいずれ判明するわけでございますから、そういう段階でもまた考えさせていただくという問題だと思います。
03月15日第151回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 初めに、このたび、米国原子力潜水艦との衝突事故により、我が国宇和島水産高校の練習船えひめ丸が沈没した事故につきましては、被災された方々及びその御家族の方々に対しまして、衷心よりお見舞いを申し上げます。  政府においては、外務省等に対策本部を設けるほか、...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 本会議 第10号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 高橋議員にお答えいたします。  自民党の総裁選を前倒しする理由についてお尋ねがございました。  森総理は、去る三月十三日の自由民主党大会において、KSD事件、報償費、えひめ丸などの諸問題をめぐり極めて厳しい御批判があることを踏まえ、この際、改めて原点...全文を見る
03月16日第151回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房といたしましては、真相解明のため捜査当局による捜査に全面的に協力いたしております。したがいまして、捜査当局から捜査上必要であるという資料の提出を求められたものについては積極的にこれに対応いたしております。
○国務大臣(福田康夫君) 捜査当局から捜査上必要であるという求めのあった資料は提出いたしております。  具体的にどのような資料と申しましても、これは捜査に支障を来すおそれがあるから、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) この図面はこの流れでよろしいようなんですけれども、今おっしゃられたことについては、これも捜査上のことということでもってお示しできない、こういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 報償費は、毎度お答えしているんですけれども、具体的な使途を明らかにすることは報償費の性格上差し控えているところでございます。歴代の官房長官はこうした報償費の目的に従って厳正な運用に当たってこられた。こうした報償費の目的というのは、内政、外交を円滑に遂行す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 歴代の官房長官が、報償費というのは今申しましたような目的に従って支出するというものでありますので、それ以外の使途というものでもって使用したというようなことがあるとは私は思っておりません。  お二人のお名前を挙げられましたけれども、塩川議員については私は...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は塩川議員から確かに聞きました。もしそれをお疑いになるんだったら、本人に直接議員からお尋ねになったらいかがかと、こう思っております。野坂議員についても同じ、議員じゃないですね、野坂さんにも聞かれたらいかがでしょうかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しますけれども、私の方からさらに尋ねる気持ちはございません。会計検査の検査も受けておるところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 半世紀前のことを言われましても、私、何とお答えしていいかわかりません。一体何を調べたらいいのか、それをお聞かせ願いたいと思います、具体的に。  この報償費は、繰り返しますけれども、内政、外交を円滑に遂行するために支出するものであると、機動的に、そしてそ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いきなり資料をお出しいただきまして、一体この資料、どういう性格のものか見当もつきません。
○国務大臣(福田康夫君) そもそも、この資料は内閣官房の資料ではないと思います。私ども、関知するものではありません。
○国務大臣(福田康夫君) 宇野内閣当時の首席内閣参事官は古川貞二郎氏及び多田宏氏でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 報償費の使途についての責任者は内閣官房長官なんです。ただいま申された多田氏について、彼がもし何かにかかわっているということが仮にあったとしても、それは官房長官の指示に基づいてやっていると、このように御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しになりますけれども、塩川議員には既に私はお尋ねをしております。先ほどの御答弁のとおりであります。  いずれにしても、この報償費のことにつきましては毎年会計検査を受けているところでございますので、私どもは厳正に使用されているというように思っており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 正確に記憶いたしておりませんけれども、この問題が出てきてからですから、一月以上前だと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 報償費は、また繰り返しますけれども、内政、外交を円滑に遂行するため責任者である官房長官のその都度の判断で機動的かつ効果的に使用されている、報償費の使途についてはその性格上申し上げるわけにいかないと、こういうことを再三申し上げているわけでございまして、私も...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 官房の報償費ということをおっしゃったので、私からお答えいたしますけれども、総理のだれが支払うかと、経費について。それはその都度いろいろございます。ただ、報償費から私的な目的でもって支出することはないんだと、こういうように御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) また同じことになってしまうんですけれども、いろいろなケースがあるわけで、官房報償費の中で支払う場合には私的な目的のものはないと、こういうふうに先ほど申し上げました。
○国務大臣(福田康夫君) 申しわけないんですけれども、官房報償費の使途についてのことにつきましては明らかにするわけにはいかないので、御了承いただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 随分昔のお話を持ち出されましたけれども、そのとき、ああいう下足番の方がそういう記録をとったというんですけれども、どうも内容を見ますと、事実と違う記述が大分ございます。  私も、今あなたは毎日と、こういうふうに言われましたけれども、私はずっと見ましたよ、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も二十数年前のことをよく記憶しているわけでありませんけれども、公私のわきまえというものはしっかり持っていたと思います。  また、先ほど何か大乃の料亭が福田何とかと言いましたね、御用達ですか。これ、そういう表現は不穏当だというように思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 昔のことを今思い出して言えというふうに言われたって、覚えていませんよ、正直言ってね。  ただ、報償費を私用に使うとか、そういうことはないということを私は申し上げているんです。
○国務大臣(福田康夫君) いただいておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 私が官房長官になったのは昨年の秋でございます。そのときは、松尾室長がやっていたようなそういうシステムはもうやっていなかったわけです。今現在でもそうでありますけれども、今後もそうだろうと思いますけれども。したがいまして、そういうものを見たことはございません...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題が発生してから説明は受けましたけれども、実物は見ておりません。
○国務大臣(福田康夫君) この差額は、官邸職員、それから外務省職員、そしてまた他省庁の職員と、こういうことになっております。それは、そういう人員等については外務省の方で把握をしておるということでございますので、私どもはその報告を受けて対応した、こういうことであります。
○国務大臣(福田康夫君) 松尾室長のやっていたときから運用が変わったわけです。平成十二年度から変わりました。変わったんですけれども、平成十二年の四月末からG8を総理が一回りするということがございました。このときは、旅費法の変更ということがあったものの、これが急にあったということ、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房から支出した九億六千五百万円、おっしゃる、総理外国訪問に際して生ずる宿泊費差額として松尾元室長に手渡したものでございます。これがすべて現時点において宿泊費差額に充てられていたかどうか、このことについては、松尾元室長の逮捕によりまして現在捜査当局に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) こういうことですか、なぜ……
○国務大臣(福田康夫君) はい。それは結局、総理の海外出張と申しますと、例えばサミットなんかになりますと二百人ぐらいの人が移動する、日本から職員がその地域に行くというようなこともございますし、まただれが行くとか行かないとかそういうようなことも、それから日程なんかも本当に寸前、二、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報償費の使途については、内政、外交にわたる効果を期待してやるわけでございますけれども、その使途については、繰り返しますけれども、明らかにできないと、こういう性格のものであるということを御承知おきいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) せんべつですか。せんべつはですね……
○国務大臣(福田康夫君) わかりました、はい。  せんべつは、私は、私の場合ないということを申し上げました。  まあ、ほかのことについては、これはまた使途にかかわることということで御理解ください。
○国務大臣(福田康夫君) 歴代官房長官が使用している内容について、これは公私の別を峻別して、そして厳正に使用しているというように私は思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 私の名前を何回か言われたから、私から答えましょう。
○国務大臣(福田康夫君) まあ、一年前が昔かどうかというような話を私はするつもりはございませんけれども……
○国務大臣(福田康夫君) まあ、時によっては昔ということもあるわけですね。私ももう六十五歳ですから、世間並みにはそんな年かなと、そういうことです。
○国務大臣(福田康夫君) 施政方針演説のことにどういうかかわりがあるのかと、こういうお話でございますけれども、調べないと、調べなかったということじゃないんです。これは私、たしか衆議院の予算委員会で答弁したと思いますけれども、調べております。それはきちんと答弁をいたしております、当...全文を見る
03月19日第151回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおりでございます。  緊急経済対策の中に都市問題というものがございます。都市の再生、土地の流動化対策、現在大変重要な政策課題になっております。また、そういうような課題に対応するために与党の対策においても内閣に都市再生本部を設置する、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 流れ弾が飛んできましたけれども。  五年前に世論調査をしましたね。委員のおっしゃるとおり、賛成、反対という数字が出ているわけでありますけれども、それから大分時間がたちました。この間に国民の意識も随分変わっているんじゃないかな、こんなふうなことを私は感じ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は男女共同参画担当の大臣でございまして、その立場で申し上げれば、よく理解いたします。
○国務大臣(福田康夫君) 記者会見で中座しておりまして申しわけありませんでした。  我が国政府の歴史に関する基本認識、これは平成七年の内閣総理大臣談話にあるとおりでございまして、こうした政府の認識は現内閣においても引き続いております。  平成十四年度から使用される中学歴史教科...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この宿泊費差額ですね、問題の。これは外務省が作成した見積書、これに従って支出をしております。精算については、当該見積書と外務省から提出される精算書、領収書によって確認を行っておりました。こういうシステムは、在外公館を持ち、そして現地の実情に精通している外...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私自身はその見積書は見ておりません。しかし、説明は十分聞いております。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと、それの説明を聞いたのがもう大分前になりまして、一月のたしか早々だったかでございまして、以来、その内容についてよく覚えていないので、申しわけありません。
○国務大臣(福田康夫君) その見積書の中身は、今まさに捜査をしているその捜査上のことがございまして申し上げられないという、そういうこともございまして、内容も私も積極的に覚えていないと、そういうこともございます。
○国務大臣(福田康夫君) 大変恐縮ですけれども、捜査上のことで、ひとつ御勘弁を願いたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) お話をしたいと思っても、捜査上のことでございますので、捜査の中身にかかわることでございますので私からお答えするのは差し控えなければいけない、このように思っておるところでございまして。
○国務大臣(福田康夫君) いろんな例がございまして、そのうちのどれを挙げたらいいのか、こういうふうなこともございますけれども、例えば一つ、では例を申しますと、例えば旅費規程で一番高いランクにあるヨーロッパのある都市ということで申し上げますと、総理大臣の規定分の宿泊費は一泊四万二百...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○福田国務大臣 ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  改正の第一点は、香淳皇后崩御に伴い、皇太后に関する事務をつかさどる皇太后宮職を存置しておく必要がなくなりましたので、同職を廃止することでありま...全文を見る
03月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまお尋ねの嫡出子、非嫡出子の問題とそれから夫婦別姓、これは両方とも、今、国民の中でも意見が分かれているところです。両方とも、全く同じというわけじゃありませんけれども、濃淡ございますけれども、大変議論をこれから一生懸命やらなきゃいかぬ問題だというふう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画担当といたしまして、担当の範囲でございます別姓ですね、夫婦選択制の、選択的別姓と、このことにつきましてだけ申し上げますけれども、私は、実際問題いって、結婚しても名前を変えないというそういう実質婚ですか、非常に最近ケースが多いし、またそういう方...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 緊急事態に際しまして被害を最小限度にとどめるということ、また拡大を防ぐために早期に行政の総合力が発揮できる体制を整える、また現地において関係機関が緊密に連携し対応する必要がある、これはもう委員のおっしゃるとおりでございまして、警察、自衛隊、消防などがうま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) オウム真理教をめぐりましては、教団施設周辺の住民に多大な不安感を与える、また、さまざまな問題が生じております。    〔理事須藤良太郎君退席、委員長着席〕  これらの問題につきまして関係省庁の密接な連携を確保し、政府として必要な対応を検討するため、平...全文を見る
03月22日第151回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまお尋ねのございましたドメスティック・バイオレンスの問題でございますけれども、女性に対する暴力、これは女性の人権を著しく侵害する社会的問題であるということと同時に構造的な問題である、このように思っております。ですから、男女共同参画社会を形成していく...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおりでございまして、平成十四年度ということでもって、導入目標ですね、そういうことで予算もつけていただくというようなことでお願いをしているところでございます。  「外交・防衛等の安全保障及び大規模災害」、こういうことでございますけれども、よ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 調査も含めてですか。
○国務大臣(福田康夫君) 事件が発生しまして、その大もとが内閣官房にある、内閣官房の報償費にあるということが判明いたしまして、したがいまして、それから私どもといたしましても調査をいたしました。外務省から提出された見積書、精算書、領収書などを点検しまして、また当時の担当者から話を聞...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございまして、特定の申請図書、白表紙ですね、この内容が検定途中に公になるということは検定審査に予断を与えるおそれがあることから、文部科学省におきましても、これまでも白表紙を厳重に管理するとともに、申請者に対して白表紙の管理の徹底を要請して...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりでございまして、今、文部科学省において調査を進めているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 歴史観についてはもうさまざまな議論がこれはあると思います。我が国政府の歴史に関する基本認識、これは平成七年の内閣総理大臣談話にあるとおりでございまして、中国、韓国など、近隣諸国との相互理解の促進と友好協力関係の発展に努めるということは非常に重要である、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今この報償費をめぐってこういう不祥事が起こってしまったということでございまして、このことについては本当に遺憾に思いますし、またこれを管理する立場の者として責任も感じておるわけでございます。  しかし、委員の御意見として伺っておりましたけれども、報償費の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のことについて私も同感するところはございます。ですから、そういうことについてこれからなお一層厳しい目で見ていかなければいけない、このように思っております。  今回この事件、不祥事が起こりましたのは、旅費の差額の問題と、今委員御指摘もございまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報償費の目的というのが内政、外交を円滑にと、こういうことであり、なおその使途についてはこれは公表できない、こういうことでございます。  このことが事後的、将来ですね、公表できないかどうかということでございますけれども、これが内政、外交の円滑な遂行に支障...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 京都迎賓館の建設にかかわる都市計画手続、これは都市計画決定権者でございます京都府、京都市において主体的に進められてきたものでございます。御指摘のこの迎賓館の敷地の都市計画の変更については、京都市都市計画審議会において所定の手続を経て決定されたことは、これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 京都の伝統に培われたもてなしを通じて我が国の歴史、文化を国公賓に理解していただくということを目的にして建設をされるということなんでありまして、私も実はこういう施設が京都に欲しいなとかねがね思っておりました。ですから、私自身は、この職にある前から、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、そういう施設ができて、その全体が利用しにくいと、こういうような感じの御発言だったというふうに……
○国務大臣(福田康夫君) 国賓とか国公賓とか、閣議了解の必要な者という方もありますけれども、先ほど私ちょっと申し上げましたけれども、そうでない方も利用していただこうと、こういうふうに考えているわけですね。ですから、そこは完全に立入禁止とかいうようなことになるのかどうか、ちょっと私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) タシロランの前に一つ申し上げておきますけれども、それは赤坂迎賓館と全く同じものをつくるというんではないんですね。赤坂迎賓館は都市施設として都市計画決定はされていないと、こういうことでございます。京都のは、都市計画の基本理念として云々ということでもって、都...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 前回予算委員会で、おっしゃられるような御質問がございまして、私もそれに対してできることはしてみたいと、こういうふうに申し上げました。  お答えですけれども、いろいろ私なりに調べてみました。しかし、そういう事実というか、不適切な使用をしていると、そういう...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) えひめ丸事故から得た教訓は何かとのお尋ねがございました。  政府といたしましては、これまで阪神・淡路大震災などで得られた貴重な経験を踏まえて、二十四時間体制の内閣情報集約センターを設置して、緊急事態の初期の段階から必要な情報が官邸に集中され、総理等に迅...全文を見る
03月23日第151回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御疑念のとおりでございまして、今であると、この宿泊費というものをこれを報償費から出すべきかどうかということについてはこれは私もどうかなと、こういうふうに思っております。今現在はそうしてないということをまず申し上げておきます。これは旅費の方で出しておるとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のおっしゃることもこれももっともであるというようにも思いますけれども、実はこの報償費予算につきましては、内閣官房の分につきましてはこの十年ぐらいほとんど予算規模は変わっていないんです。その間、首脳外交も頻繁になるといったようなこともございますし、それ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報償費は、費用ごとの積み上げとかそういうことでしてないんですよ。要するに、内政、外交を円滑に推進するという上で機動的に、そして効果的にやる、機動性というものが重視されるというように思いますけれども、そういうような支出の仕方をしているということでございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 以前のことはちょっとわかりませんけれども、最近はないというように理解しております。
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しになりますけれども、予算の組み立てが項目別、費用ごとの積み上げ、こういうことでないということですね。それが一つ。  それから、一方、需要面と申しますか、そういう面から考えますと、先ほどこれも申し上げたことでございますけれども、経済規模もこれだけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員、一般的なと、こうおっしゃられましたので、一般的に言えばそれは委員のおっしゃるとおりだというふうに私も思っております。  しかし、今回のことについては、先ほどちょっと申し上げましたように歴史的な経緯の中で出てきたということでありますので、そのことに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 理屈はそういう理屈もあるかもしれませんけれども、報償費というのはそもそも内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するために、その都度の判断で機動的に使用するということでございまして、旅費幾らとかいうようなことで積み上げているわけではないということは、これは再三申...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この報償費は、これは先ほどその目的は申し上げましたけれども、使途について申し上げないと、こういうことでございますので、これはなかなか説明しにくいんですね。戸田委員のお話を伺っておりまして、削って、必要ならその必要性を言って、そして追加したらいいじゃないか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) じゃ、一言だけ。
○国務大臣(福田康夫君) これはもう何度もほかの委員会でも申し述べておるところでございますけれども、本文書は、本文書というか、志位委員長それから筆坂委員ですか、出された文書は、本人は明確に自分で書いたものでないということを申しております。  出所を伺ったんだけれども、どこから出...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 官房報償費の使途、これはその性格上使途を申し上げない、それを将来発表してもいいんではないか、こういうお話でございますけれども、この使途についての情報公開を、事後的といえども報償費の機動的な運用とか、内政、外交の円滑な遂行に重大な支障を来すので困難であると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この報道について、私、ちょっとその内容違うなという印象を受けたものもございました。ただ、正しく報道しているところもあるんですよ、それは。私もその点確認すべく、ワシントンで行われた記者ブリーフ、そのメモを見ましたけれども、それはきちんと書いてございまして、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 新聞によって書き方が違っていたという、これは事実あるようでございますけれども、いささかも違いないということは、総理の先ほど言われたことと、それと記者ブリーフと、これが違っていないと、そういうことを申し上げたんです。
03月26日第151回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、当日、青山周辺の床屋におりまして散髪をいたしておりました。  報を聞きまして最終処理をすぐやりまして、官邸に直ちに駆けつけました。
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の自民党の行政改革推進本部から昨年の十月六日に、特別会計等財務書類の作成ガイドライン、こういうようなものを提示した上で、各省庁に対し当該ガイドラインに基づきました財務諸表の作成の依頼がございました。各省庁において作業を行っているところというふうに承...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在のデータでそのままで出せというようなことでございますけれども、それで出せるものかどうか、これはまたちょっと聞いてみなきゃわかりませんけれども、いずれにしましても、出すということになれば当委員会においてお諮りをいただきたい、こう思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 基本的にはそのようなことでございます。  よろしいですか。
03月27日第151回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろうんちくを傾けていただきまして、余りたくさん言っていただきましたので私の頭の中はいささか混乱をいたしておりますけれども、そういう、男女同じ、全く私もそれはそのように思います。しかし、ここで、幸か不幸か結婚するという現実がございまして、そのときにど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現実に非常に不便に思っていらっしゃる方々が大勢いらっしゃる、これは私もよく存じております。そういう方々がどのぐらいいらっしゃるかということをやっぱり調査などで私も知りたいと、このように思っているんです。  平成八年の調査で十分と、こうおっしゃいますけれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 男女がお互いにその人権を尊重しつつ責任を分かち合い、性別にかかわりなくその個性と能力を発揮するということができます男女共同参画社会、これは豊かで活力ある社会を築く上で不可欠な課題である。これは、最近の議論の中で、特に少子高齢化時代とかそういったような議論...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今おっしゃられたドメスティック・バイオレンスですか、これは大変重要な問題でございます。ぜひ克服しなければいけない社会的な問題であり、なおかつ構造的な問題であると、こういうふうに認識しております。  そして、この男女共同参画基本計画の中でも、この女性に対...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 監視、影響調査の実施、これは男女共同参画基本計画において、男女共同参画社会形成の促進に実効性のあるものとするようにということで、総合的にかつまた計画的に推進するために必要な方策として位置づけられていると、こういうものでございます。ですから、専門家の知見を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房の報償費の支出決議書につきましては、その控えを内閣官房で保管しております。  内閣官房の報償費は、前にも申し上げました、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、取扱責任者である官房長官のその都度の判断で機動的かつ効果的に使用されているものであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 機密費が、報償費がまとまってその決議書でもってという処理をされていたと、それの一つ一つについて言っているわけじゃないからと、こういう御趣旨だろうと思いますけれども、しかし、それは時期とか金額とかというものが、何かがあったというようなことに類推されるとか憶...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 これまで国会答弁で申し上げましたとおりでございまして、委員のおっしゃるとおりの金額が松尾元室長に渡されております。  今回の犯罪容疑の対象になったのは、内閣官房から支払った訪問団全体の宿泊費差額と内閣官房職員についての規定分の宿泊費です。
○福田国務大臣 御請求の資料につきましては、既に書類の保存期間を過ぎた期間が含まれておりまして、すべてを把握することは困難でございます。保存期間は五年ということでございまして、これは文書管理規程により定められていることでございます。  あえて申し上げれば、意図的にその立証にかか...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの日銀云々とおっしゃるのは、報償費全体の話でございますか。
○福田国務大臣 ただいまの、領収書は、これは五年分はさかのぼって保存しているわけですけれども、それ以前のものは破棄していると思います。
○福田国務大臣 それは、私ども、手元にある資料によって確認をしたわけで、日本銀行に対してそういうふうな調査をしたとかいうことはございません。
○福田国務大臣 日銀の分につきまして、お求めがあるようでございますので、これは調査をしてみたいと思います。
○福田国務大臣 先ほど申し上げましたように、意図的にそういう処分をしたことはないということは断言させていただきます。
○福田国務大臣 内閣官房としては、損害の実態を独自の調査により明らかにすることは困難であるということから、捜査による真相の解明に全面的に協力していくということにしております。今後、被害の事実が明らかになれば当然返還請求を求める、こういう考えでございまして、賠償請求を確実にするため...全文を見る
○福田国務大臣 本件は既に捜査が開始されておりまして、今まさに委員のおっしゃったようなことを捜査当局で真相解明の努力をしているところでございます。  なかなか煩雑でございまして、首脳会談をする、例えばサミットになりますと百五十人から二百人ぐらいの人が随員として出ていく、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 それは、私どもはこの調査に消極的であるというふうに言われますと、外から見るとそういうふうに見られるのかもしれぬけれども、しかし、事は我々の報償費にかかわる問題ですから、これは非常に深刻に受けとめております。  ただ、調査とおっしゃられましても、その調査を裏づける...全文を見る
○福田国務大臣 三回の外国出張で合計して四千二百万、こういうことでございますけれども、今御指摘の、サウジアラビアの訪問のとき迎賓館云々というお話がございました。迎賓館に泊まれば全部無料というわけじゃないんですよ。それは相手国、国によりまして扱いが違いまして、首脳と側近数人は無料だ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御指摘の点は、これは対象が違うんですね。総理の宿泊が入っているか入っていないかで、それは十倍になるか一・何倍になるか、こういうことでございますので、その辺の認識をひとつお改めいただきたいと思います。
03月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○福田国務大臣 私もけさそういう新聞報道を見て知ったことなんですけれども、ノルウェー国王が天皇陛下への答礼のレセプションをされる、一昨晩に天皇陛下が招宴をされたわけでございます、それの陛下への答礼の意味でノルウェーの国王がなされたということでございまして、主賓はもちろん天皇陛下と...全文を見る
○福田国務大臣 これは、何度も申し上げていることなんですけれども、内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用する経費であるということですね。そして、この報償費の使途等の情報公開は、報償費の機動的な運用や内政、外交の円滑な遂行...全文を見る
○福田国務大臣 事古川メモということになりますと、これは書いたとされる本人が、書いたことはない、こういうふうに一貫して否定されておりますので、それ以上追及することはこれは困難であるというふうに思います。  また、おっしゃられるようなメモに書いてある中身、これを裏づけるような資料...全文を見る
○福田国務大臣 報償費は、先ほど申し上げましたとおり、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するためにその都度の判断で機動的に使用する、こういう経費でございます。  委員いろいろおっしゃいましたけれども、報償費の使途について明らかにできないということ、これは再三御説明しているとおりで...全文を見る
○福田国務大臣 私は、後ろに橋本元総理大臣もおられまして、橋本元総理にお尋ねになった方がいいのかな、こうも思いますけれども、私が、きのうのことと関係なしに今まで聞いておりましたことは、そういうときには総理が出席されるということはその都度の判断でされるというようにお聞きしまして、主...全文を見る
○福田国務大臣 古川副長官のことですね。  これは前にもここで申し上げたと思うのですけれども、古川副長官は副長官として報償費の業務にかかわっていないのですね。これは官房長官の判断で行っていることでございますので、ですから、そういう意味においてまずここにお呼びするというのは不適当...全文を見る
○福田国務大臣 確かに副長官がこのたび認証官になりました。そういう意味においてほかの副大臣と同じではないか、こういうことになるんですけれども、私どもの仕切り方はあくまでも事務担当、こういうような仕切りをしているものですから、こちらに政治的なことでお伺いするというようなことはしない...全文を見る
○福田国務大臣 委員が交通安全対策に大変な御関心をお持ちであり、また心配をされていらっしゃるということについてはよくわかりました。  実際問題、ただいま御指摘ございましたように、いまだに九千人の死者、負傷者になりますと百十五万人いるというので、本当に私も、こういう数字を見まして...全文を見る
○福田国務大臣 そのような方向で指導助言をしてまいりたいと思います。
○福田国務大臣 ただいまの委員の御指摘に対しまして、以下申し述べさせていただきます。  歴代内閣総理大臣の外国出張経費に関して国民の信頼を裏切る不祥事が起きたことは極めて遺憾であり、この事態を厳粛に受けとめ、国民の皆様に改めて深くおわびを申し上げます。  今回の詐欺事件の対象...全文を見る
○福田国務大臣 私は警察の所管は外なんですけれども、御指摘の窃盗そしてまた横領、この事件につきましては、いずれも警察において捜査がされておることはよく承知いたしております。  警察活動は、警察法の趣旨を十分に踏まえまして、厳正、公平かつ不偏不党に遂行されるものだと承知しておりま...全文を見る
○福田国務大臣 御質問のことにつきましては、平成八年に、このときに事故が起こったわけですね、橋本総理、亀井運輸大臣、そしてまた政務次官、事務次官が出ております。また、当時は運輸省ですか、鉄道局長。  平成九年、このときには村山前総理、このときはもう総理をおやめになっています。そ...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、この辺のことを御説明申し上げますけれども、地下鉄サリン事件については、三月二十日に事件が発生してから六年目を迎えました。当日の営団の慰霊の実施の仕方については、昨年まで行われていました営団総裁以下職員による黙祷式や献花式という行事は行わず、原則として、関...全文を見る
○福田国務大臣 そういう方式でやるということは、もちろんこれは承知しておったわけです。しかし、営団の方でもって、五年目という一つの節目を昨年経過しまして、そういうふうな形を毎年やっているといつまでやるのかという議論も当然出てくるわけでございますので、そういう議論の中でそういう判断...全文を見る
○福田国務大臣 私も、正直申しまして、行くべきかなというようなことも思ったのでありますけれども、しかし、営団の方でそういうように考え、そして余り大げさな形にしないということの趣旨のようでございましたので、あえて遠慮した、こういうこともございました。  犯罪被害者のことを申されま...全文を見る
○福田国務大臣 今回、道路交通法の新たな罰則規定、これが多少時間がかかっておるということでございまして、今回の改正案に盛り込むことが見送られたこと、これは私も、この辺は早くすべきではないのかな、こんなふうに思っております。  刑法の業務上過失致死傷罪との関係を十分に整理する必要...全文を見る
○福田国務大臣 特別遅滞するとかそういうことがあれば、私どもの方としても調整をするということをいたしますけれども、現状はその必要はないように思っております。
○福田国務大臣 御指摘のとおり、今般の中央省庁の再編によりまして、内閣官房は、内閣及び内閣総理大臣を補佐する機関として、国政に関する基本方針の企画立案、国政上の重要事項について総合調整などに関する機能を持つ、こういうことになっております。これによりまして、内閣官房においては、総合...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろと御意見承っておりまして、なかなかいいアイデアもあるな、こんなふうに思いました。  その中に、国家公務員で、今天下りを五十三歳ぐらいで半分以上しちゃうんですね。そういう方々が弁護士になられるとか、そういう道を開くとか。政治家だってそういう議論はあったわけ...全文を見る
○福田国務大臣 私は、別に悪いことを言ったと思ってはおりません。事実を申し上げたということであります。  この内閣官房の報償費については、内政、外交を円滑に進めるために機動的に使用するものであり、またその支出の結果、内政、外交に影響を与えるというようなことがあってはいけないので...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど申しましたのは、使途について会計検査を受けない、そういうことはある、こういう趣旨で申し上げたわけでありまして、そういうことはほかの国でも認められているということであります。使途ですよ。しかし、報償費そのものについては、会計検査の手続を経ているわけであります。
○福田国務大臣 先ほど申しました海外の例、それについて検査を受けていないものも認められているということを申し上げたわけでありまして、日本の場合には、先ほどほかの委員の御質問に対して会計検査院からお答えしているのは、日本の報償費については使途についても会計検査を受けている、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどちょっと私の頭にあったのは、フランスの例があったものですから、それで、あそこも金額的にも報償費の金額と似通っているものですからその例が出てしまった、こういうことでございまして、フランスは……(松本(善)委員「フランスじゃない、日本ですよ」と呼ぶ)日本は、です...全文を見る
○福田国務大臣 私、先ほどその辺、その言い方はどういうふうに言ったかちょっとよく覚えていないのですけれども、繰り返しますけれども、三度目ですけれども、日本では会計検査を受けております。日本では、使途について会計検査を受けております。
○福田国務大臣 これはそもそも、総理大臣が出張する、外国訪問するというときに、詳細な日程が決まるのが、本当に二、三日前ということが多いんですよ。ほとんどそういうことでございまして、慌ただしい中に、それも随員が何人行くかわからない。これも寸前にならなければわからない。また、差しかえ...全文を見る
○福田国務大臣 平成九年十月下旬の官房長官は村岡兼造氏、首席内閣参事官は太田義武氏、平成十年十二月上旬及び平成十一年二月中旬の官房長官は野中広務氏、首席内閣参事官は江利川毅氏であります。
○福田国務大臣 でたらめと決めつけるべきかどうかは別として、私の調べた範囲で、思い違いもあったようです。そういうこともありますし、まあ、それぞれにそれぞれの立場でいろいろなことをおっしゃっているな、こんなふうな感じがいたします。
○福田国務大臣 いろいろなことをおっしゃいましたけれども、私どもは、そういうつもりで報償費を使用している、そういう気持ちは全くありません。どこから言われても恥ずかしくない使い方をしている、こういうふうに自信を持っておりますので、今までの官房長官も、私の今申し上げたそのような趣旨に...全文を見る
○福田国務大臣 憲法上のこととの関係において私も精査したことはございませんけれども、内閣官房の報償費の使途などの情報公開、これは報償費の機動的な運用や内政、外交の円滑な遂行に重大な支障を来すので困難と考えており、この点については申し上げられないということで、もう再三申し上げている...全文を見る
○福田国務大臣 その辺、ちょっとまた私もよく考えて、出直してまいります。
○福田国務大臣 正確にどういうふうに言ったか覚えていないのですけれども、まあそのような趣旨のことは申し上げました。  別に、堂本現知事をどうのこうの、そういうつもりはなかったのです。そういうことではなくて、何となく、私の印象として、政策議論というよりか、何かムードでもって選挙が...全文を見る
○福田国務大臣 これも何回か申し上げているんじゃないかと思いますけれども、内閣官房の報償費は、内政、外交を円滑に遂行するために責任者である官房長官のその都度の判断で機動的かつ効果的に使用されるものである、その経費の性格からあらかじめ使途を限定することは適当ではない、また、その使途...全文を見る
○福田国務大臣 これはいろいろなことから、この十年ぐらいは間違いなく宿泊費差額の充当が行われていたということはほぼ確認できるのですけれども——今現在はしていませんよ。平成十二年度からはそれはもう廃止しましたということは、これも再三申し上げています。  その以前どうなのかというこ...全文を見る
○福田国務大臣 松尾氏が要人支援室長に就任したときから、平成五年であります。
○福田国務大臣 これは、外務省の方のことでございますので、外務省の職制上のことだと思いますので、外務省の方にお尋ねいただいた方がいいと思います。
○福田国務大臣 総理の外国訪問に際して、各訪問ごとに訪問先も違うし、また宿舎も、ホテルも違うし、また日程も違う、時期も違う、いろいろな要因がございますので、請求額について一概に比較するというのはなかなか難しいことであると思います。
○福田国務大臣 お断りしておきますけれども、私はまだそのときはこの仕事をしておりませんでした。  それで、今お答えしたことなんですけれども、松尾室長のやっていた最後と、それから新任の人がやっていた最初と、これは全然違うのですね、行き先も日数もすべて違うので、ちょっと比較できない...全文を見る
○福田国務大臣 報償費全部が悪いような、そんなふうな感じになっちゃったのですけれども、今回の事件につきましては、内閣官房は、外国のことについて精通している、そして時間的にも非常にせっぱ詰まったような状況の中でいろいろ作業をしなければいけない、そういう状況にかんがみまして、専門家で...全文を見る
○福田国務大臣 実際にその場になっていただければよくわかることだろうかと思います。  もちろん、例えばことしのサミットはもう既に決まっているわけですね。随分前から決まっているわけでございまして、そういう意味では日にちは決まりますよ。しかし、その寸前になって、いろいろな案件があっ...全文を見る
○福田国務大臣 報償費の使途は、これは明らかにすることは適当でない、こういうように考えておりまして、何回もこれは繰り返させていただきます。報償費は責任者である官房長官のその都度の判断で厳正に使用されている、このように思っております。
○福田国務大臣 これはどんな性格の文書かわかりません。わかりませんから何とも言いようがないというところでございますけれども、これが報償費から出たというのですか。(阿部委員「そうです」と呼ぶ)そうですか。それを確認とっているのですか。(阿部委員「とっています」と呼ぶ)どなたから確認...全文を見る
○福田国務大臣 私だったらばろうそく二百五十本は買ってこなかったと思います。それ以上の御答弁はできないですね。
○福田国務大臣 今回の犯罪容疑の対象になったのは、総理大臣の外国訪問に際しての見積もり、支払い、領収書の受領、精算を松尾元室長が一人で一貫して行っていた宿泊費であったと考えております。内閣官房から支払ったのは、訪問団全体の宿泊費差額と内閣官房職員についての規定分の宿泊費であります...全文を見る
○福田国務大臣 毎年の内訳を言え、こういうお話でございますけれども、現在、捜査当局による捜査の対象になっておりまして、捜査に支障を及ぼすおそれがあるので、公表は差し控えさせていただきます。
○福田国務大臣 この四億二千万円でございますけれども、内閣官房が外務省から提出された見積書、精算書、領収書を点検し、当時の担当者から話を聞くなどいたしまして支払いと精算事務について確認をするとともに、松尾元室長への支払いの実態の把握を行って四億二千万円を算出いたしました。
○福田国務大臣 繰り返しますけれども、これは捜査にかかわることである、こういうことでございます。
○福田国務大臣 実は、ホテルの宿泊の差額ですね、この金額についても、トータルにしても、これは報償費の使途にかかわることである、こういう趣旨からいきますとこれを公表することはできないのです。ただ、これが犯罪の対象になったということであえて公表をさせていただいておるということで御理解...全文を見る
○福田国務大臣 もちろん、数字の根拠はあるわけですから、それを積み上げれば九億六千万円何がしかになるわけです。ただ、そのブレークダウンについては、これは再三繰り返しますとおりの理由でもってお出しはできない、こういうことを申し上げているわけです。
○福田国務大臣 外交機密じゃなくて、捜査の問題であるということです。
○福田国務大臣 二年間五千四百万、これを外務省が告発対象にしたわけですね。それは告発するという必要上出てきた数字でありまして、これを出さぬわけにいかぬだろうということであえて出しているわけでありまして、トータルについても同じようにあえて出しているということでございます。
○福田国務大臣 二つ一緒にお答えします。  要するに、今まで何度も申し上げましたけれども、今捜査している最中ですね。私ども、正直言って、情けないことに、どのぐらいとられたのかわからないんですよ。それは今捜査しているその中からいずれ判明することであるということで、私ども、その金額...全文を見る
03月29日第151回国会 参議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の事件でもって犯罪対象とされるものは、これは宿泊費の差額九億六千五百万円、こういうことでございます。委員お尋ねの、ほかのと、こういうことでございますけれども、これは九億六千五百万は犯罪対象になったということで申し上げたわけでございまして、本来、報償費...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 宿泊費差額の支出に当たりましては、外務省から内閣官房の担当窓口に宿泊費についての見積書が届けられ、官房長官がこの見積書について首席内閣参事官から説明を受け、官房長官の指示のもとに見積書に基づく積算、照合等の実務的な処理について補助させていたものであります...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 宿泊費差額につきましては外務省から提出された見積書をもとに支出されておりまして、経費の精算につきましては、外務省から内閣官房の担当窓口に領収書を添えて精算書が届けられ、見積書、精算書、領収書を照合して確認を行っておりました。  なお、この領収書は、内閣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しますけれども、宿泊費差額につきましては外務省が作成した見積書に従って支出をしておりまして、精算についてはこの見積書と外務省から提出された精算書、領収書によって確認を行っていました。  そういう書類は一応整っていたんですよ。ですから、その書類の真...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) しようがないじゃない。
○国務大臣(福田康夫君) 責任があると言っているんです。
○国務大臣(福田康夫君) 結果としては。
○国務大臣(福田康夫君) 当時の担当者に確認したりまた記録を探したりしたんですけれども、そういうことがいつなされたかということ、これは確認ができませんでした。  そもそもこれは外務省の組織の問題でございまして、外務省の責任と判断のもとで行われておるというように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) 報償費の性格でもって使途を説明できないということがこれは一番の問題点であり、また私どもにとりましても問題点なんです。これを公開することが、内政、外交の円滑な推進に支障を来すということがあってはいけないわけでございますので、その点に配慮しながら私どもその厳...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 記者会見でちょっと中座をしまして申しわけございませんでした。  教育全般につきましては、さまざまな問題が生じております今日、人間としてのルールを身につけた創造性豊かな立派な人間を育てるというこのことのために、基本法制定以来半世紀を経た抜本的見直しという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 教育改革国民会議はこれでおしまいになったわけではございませんで、昨年の三月発足以来、精力的に御審議をいただきまして、御指摘のとおり昨年十二月に最終報告を取りまとめていただいたところでございます。政府の教育改革の実行を見守っていただくというために、引き続い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 青少年をめぐります環境の問題、これはもう大変深刻な問題だというように思っておりますので、その早急な対策というものも必要であると、こういうように認識をまずいたしておることを申し上げます。  そして、青少年の健全育成に有害な社会環境の問題は、申すまでもなく...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 欠席をするということは、それなりの理由があり、事情があるわけでございまして、理由なくして欠席したというわけではございません。  当初、ノルウェー側から、答礼行事に出席するという予定はもちろん持っておりました。同行事の中で行われるコンサートがございまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど委員御自身が、急病の場合とかいうようなことをおっしゃいましたね。そういう事情があれば許されるというような趣旨のことを申されましたけれども、この腰痛もそのうちの一つではないのかなというように私は思います。  過去において、どういう招待を受けて、そし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 人間ですからね、そんな、体格はいいかもしれぬけれども、しかし持病もあることはあるんですよ。その辺はやっぱりごしんしゃくいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 天皇陛下のお招きが国賓だと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 国民の象徴である天皇陛下のお招きになった国賓であるということです。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、前に、さきに申しましたように、それなりの事情があって、別に好きこのんで欠席したわけじゃないわけですよ。そのことはお考えいただきたいと思います。  照屋委員だって、気分の悪いときあるでしょう。出席したくないというように思うときもあるんじゃないで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 腰痛にも程度がありますよ。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、これはもう先ほど申しましたように、二時間以上前にノルウェー側に外務省を通じて連絡をいたしました。
○国務大臣(福田康夫君) まずは第一点でございますけれども、これまでにやってきたことですね、それからどのような対応をとるか。船体の引き揚げに関しましては、十三日に米国政府は、詳細な計画及び環境及びその他技術的諸問題の解決は依然残されておりますが、引き揚げに取り組むとの決定は行いま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員おっしゃいますとおり、えひめ丸事故で救出されました乗組員の一部の方々に現地ホノルルの病院から請求書が送られてきたということは事実でございまして、その一部の乗組員の方々のさらにまた一部の方には複数回送られてきたというようなことでございます。  これは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず最初に申し上げておきますけれども、この松尾元室長の犯した犯罪については、現在捜査を行っているところでありまして、実際の被害がどのような方法でどのぐらいあったかということについては、これから解明をされるということでございますので、そういうものがすべて解...全文を見る
04月02日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま提出されました法律案の策定に取り組んでこられました委員各位のこれまでの御努力に心より敬意を表します。  本法律が成立した後には、政府一体となってこの法律の効果的な運用に最善の努力をいたしてまいる所存でございます。
04月02日第151回国会 参議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の事件は本当に残念なことでございました。我々も、この事件の原資が内閣官房の報償費であったということが判明いたしまして、愕然とすると同時に、これはまことに国民に対して申しわけないことを起こしたと、こういうように反省をいたしておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと委員長。今御指摘ありましたことについて。  実は本日、松尾元室長の起訴の対象となっている三件の総理外国訪問について、損害賠償請求権の執行を保全するため、松尾元室長の不動産に対する仮差し押さえの手続が完了いたしました。今後とも捜査の進展等を踏まえ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、平成十二年三月末現在の策定状況は、市町村の数で見ますと六三・五%、おっしゃるとおりでございますけれども、これは人口で見ますと全市町村の人口の約八七%をカバーしていることになります。全体としますと、大体着実に策定が進んでいるというように考え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 最初の小規模な市町村において立ちおくれが見られると。これは、人口規模が小さいために保健、医療、福祉などの障害者の多様なニーズにこたえるための効率的なサービスの提供体系の構築がなかなか難しいという事情はありますので、それはそれで対応する方法を考えていかなき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的にはそういうことです。必要な人に対してそういうものが提供されるということと解釈してよろしいわけです。そう思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 委員が御指摘のとおり、この報償費というのはこれ説明するのはなかなか難しいものでございます。まず、使途を言えないということなんですね。それですから、いろいろ疑惑があると、どうなんだと、こういうふうに詰められてもそれを個々に説明ができない、こういうことであり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まさに内閣官房の報償費が、これは何度も繰り返しているんですけれども、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するために使用する経費であると。その取り扱い責任者は官房長官なのであります。官房長官の判断と責任において機動的に使用するということでございます。したがいま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国家機関がその任務を遂行していくという上でもって、公の利益の保護の観点からある事柄を公表しないということは許されていると、このように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) この内閣官房の報償費につきまして、その経費の性質上、予算に計上されて以来、その使途等を公表しない取り扱いを受けております。また、毎年度、会計検査院による検査を受けているものであります。
○国務大臣(福田康夫君) あれですか、委員は、会計検査院に説明しているんだからここでも説明できるのではないかと、こういう意味ですか。
○国務大臣(福田康夫君) これは内閣官房の報償費の使途を公開するということになりますね。これは報償費の運用や内政、外交の円滑な遂行に重大な支障を来すので困難と考えておりまして、できないということです。
04月04日第151回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○福田国務大臣 そういう御要請、また必要性があればもちろん積極的に協力を申し上げるというか、当然の義務としてさせていただきます。
○福田国務大臣 その報道がどういう種類のものかわかりません。わかりませんので、そのことについてお答えすることはできませんけれども、ただいま委員も御指摘のとおり、そもそも内閣官房の報償費というのは、内政、外交を円滑に遂行するため、責任者である官房長官のその都度の判断で機動的かつ効果...全文を見る
○福田国務大臣 これは今拝見しております。この部分は前に週刊誌に出ていたものだというように聞いておりますけれども、この出所等についてさっぱりわからぬ資料でございまして、個別のことについてお答えするわけにはいかないというように今思っております。
○福田国務大臣 私自身はちょっとわかりませんけれども、いずれにしても、こういう出所不明のことについて、いるとかいないとかいうことをお答えする必要はないと私は思います。
○福田国務大臣 何度もお尋ねで、私も同じことを繰り返しますけれども、要するに、手書きで、書こうと思えば幾らでも書けるようなものでございますから、そのことについてはお答えする必要は全然ないと私は思います。
○福田国務大臣 まず第一に、出所不明の文書で一々これを調べるという必要はあるのでしょうか。そこのところを私は逆にお尋ねしたいと思います。
○福田国務大臣 調べることはやぶさかでありません。ありませんが、そこまでおっしゃるのだったらば、その出所を明らかにしていただきたい、こういうように私は思います。
○福田国務大臣 この週刊誌を見たかどうかと言われれば、私は見た記憶があります。これとそっくりだったですよ。数字まで覚えていませんけれども。  それで今、今というか前に確認しましたら、そのときも調べたそうです。ところが、出所不明で調べようがないような代物だった、こういうような経緯...全文を見る
○福田国務大臣 その週刊誌が出たときに、私は官房長官をしておりませんので、そういう手続をとったかどうかということは知りません。
○福田国務大臣 何度も言われると申しますか質問をされますけれども、それだけおっしゃるんだったらば、ぜひ、どういうルートで入手して、どれだけの信憑性があるか、その程度ぐらい教えていただきたいと思います。
○福田国務大臣 具体的なことはもう既にやっていると思います。歴代官房長官は、先ほど申しましたように、厳正な使用目的というものを心得てやってきている、こういうように確信をいたしております。
04月04日第151回国会 参議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 岩佐議員にお答えいたします。  アメリカの京都議定書に関する発言についてのお尋ねでございますけれども、アメリカは三月二十八日、京都議定書を支持しないとの立場を表明いたしました。アメリカは地球温暖化政策をまだ見直し中であり、その結果は現時点では予断はでき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 清水議員にお答えいたします。  環境税や総量規制に踏み込むべきでないかというお尋ねでございますが、環境税については、既に政府においては自動車税のグリーン化を進めるなどの措置を講じているところであり、今後ともさらなる活用方策について引き続き検討していくべ...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 本会議 第22号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今野議員にお答えをいたします。幾つか御質問ございましたので、順次お答えいたします。  第六次交通安全基本計画に基づく従来の交通安全対策の効果、また、今後の交通安全対策のあり方についてのお尋ねがございました。  第六次交通安全基本計画につきましては、期...全文を見る
04月06日第151回国会 参議院 本会議 第17号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 長谷川清議員にお答えします。  雇用におけるセーフティーネットについての認識に関するお尋ねがございました。  我が国経済を本格的な景気回復に移行させるために構造改革を推進することが必要でありますが、これに伴い、雇用面のセーフティーネットの整備を図るこ...全文を見る
04月09日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の事件の対象となりました総理の海外出張に伴う宿泊費差額でございますけれども、これは外務省が作成しました見積書に従って支出をいたしておりまして、また精算も見積書とそれから外務省から提出されます精算書、領収書によって確認を長年にわたり行ってきたわけであり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この内閣官房の報償費は、内政、外交を円滑に遂行するというこのためにあるものでございまして、責任者である官房長官がその都度の判断で機動的かつ効果的に使用すると、こういう経費でございます。  この内閣官房の報償費の運用、要するに使用につきましては、この際点...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねの内閣官房の報償費の目的、性質等につきましては、報償費は、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するため、その都度の判断で機動的に使用する経費である、こういうことでございまして、国政の運営上、必要不可欠のものと考えております。  この取扱責任者は官房長...全文を見る
04月10日第151回国会 参議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました宮内庁法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  改正の第一点は、香淳皇后崩御に伴い、皇太后に関する事務をつかさどる皇太后宮職を存置しておく必要がなくなりましたので、同職を廃止するこ...全文を見る
05月14日第151回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○福田国務大臣 報償費のことでございますので、私からお答えいたします。  報償費につきましては、国政の円滑な遂行という目的にかなうものでなければならないということ、また、真に目的にかなうものであるかどうか、すべてについて再点検を行う上で執行する、そしてまた、執行及び管理の一層の...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、森内閣のときに、一兎を追いかけるんだ、こういうふうなことでありました。そういうことで、景気回復というものに重点を置いたいろいろな施策をやったこと、これは事実であると思います。  今度、その後、経済の情勢というものも踏まえて、小泉内閣においては構造改革と景...全文を見る
05月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  今次内閣の最重要課題は、経済を立て直し、自信と誇りに満ちた日本社会を築くことであり、同時に、地球社会の一員として、日本が建設的な責任を果たしていくことであります。  私は、内閣官房...全文を見る
05月17日第151回国会 参議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  今次内閣の最重要課題は、経済を立て直し、自信と誇りに満ちた日本社会を築くことであり、同時に、地球社会の一員として、日本が建設的な責任を果たしていくことであります。  私は...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○福田国務大臣 このたび、皇太子妃殿下が御懐妊されました。本当に国民の一人としてもうれしく思っております。  御質問のことでございます。これと関係のない立場でお答え申し上げる次第でございます。  まず第一の皇統に属する男系の男子が皇位を継承する、これは皇室典範の第一条に明記さ...全文を見る
○福田国務大臣 最初の話、それは、憲法の規定の範囲で変更できる問題だろうというように私は理解いたしております。  それから、九二年の今御指摘の加藤官房長官の発言等を御引用されましたけれども、私は、いろいろなところで、そのときも答弁の中に、宮内庁でも研究、勉強をされる、こんなふう...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおり、小泉総理が所信表明で小泉内閣メールマガジン、メルマガを発刊するということで、これは国民との対話を重視する、そういう観点から発行することになるわけでございます。その内容、システム、そういうものについて、運用体制の構築に向けて現在検討中でございます。 ...全文を見る
○福田国務大臣 今のお尋ねの件は、三月二十八日の内閣委員会の議論の中であったことでございますけれども、検討いたしまして、そして認証官というものは、内閣総理大臣または内閣の任命に関し、その職務の重要性にかんがみ、天皇陛下の認証を必要とする官職である、こういうことでございます。  ...全文を見る
○福田国務大臣 内閣法十四条、ここに、官房長官の職務を助け、命を受けて内閣官房の事務をつかさどるということでございまして、私が仕事の分担を定める、それができるということじゃないのでしょうか。そのように私は思っております。
○福田国務大臣 再検討と申されても、私が今答弁されたことしかないのでございまして、今の答弁をもって結論としていただきたいと思っております。
○福田国務大臣 お尋ねの件は、今大変議論が盛んに行われておるところでございまして、数日前の判決に基づきまして、その内容を精査して、そして関係する部署でもって今検討している最中なんですよ。また、その検討結果を、結論をまだ受けとめているわけでございません。今まさに検討している最中だ。...全文を見る
○福田国務大臣 最近、この問題については、この委員会でもまた参議院の方でもよく議論をされるようになったというように思っておるのですけれども、この制度の導入につきましては、これはもう毎回申し上げているのですけれども、婚姻制度とか家族のあり方とかいったようなことに関連する問題でござい...全文を見る
○福田国務大臣 幸いにして私のところは、幸いかどうか、男と女と両方子供がおりますので、差し迫った必要性はないのですけれども、しかし、今おっしゃったように、一人しかいないとかいったようなときに本当にどうするのかな、これは私も想像をたくましくしまして、いろいろなケースを考えてみるとい...全文を見る
○福田国務大臣 嫡出である子と、でない子の法律上の差異の問題でございますけれども、これは家族制度などのあり方とか国民生活にかかわる重要な問題でございますので、国民の意見が大きく分かれている、こういう認識でございます。ですから、今後、このことについての議論の動向を見守りながら対処す...全文を見る
○福田国務大臣 嫡出子、非嫡出子の問題、これは、基本的には当事者、親同士の問題という感じもします。また、そのあり方というか、どういうことでそういうことになったのかという、そこら辺の事情というのは外からうかがい知れないようなことがあって、当事者のところで解決をしていただかなきゃいけ...全文を見る
○福田国務大臣 このM字型の雇用体系と申しますか、現状でございますね。これは、育児などの家庭責任、これが相変わらず女性に大きくかかっているということが原因だろうということで、仕事をしている女性みずからの意思に反して仕事を中断する、こういう場合が多く生じている、その結果生じているも...全文を見る
○福田国務大臣 報償費につきましては、国政の円滑な遂行という目的にかなうものでなければいけないということ、そしてまた、真に目的にかなうものであるかどうか、すべてについて再点検を行う、執行及び管理の一層の適正化のための体制を整備する、こういう考え方を持ちまして今年度の執行に当たって...全文を見る
○福田国務大臣 まず、委員が交通事故問題を考える国会議員の会の事務局長さんをしてくだすっているんですね。交通安全対策問題に対して大変真摯な御協力をいただいておることに、心から敬意をまず申し上げたいと思います。  御指摘の中央交通安全対策会議、これは御指摘のとおり、平成八年、平成...全文を見る
○福田国務大臣 十二年前のことですが、あの方は二カ月しか官房長官をしていないんですね。ですから、その二カ月のことを十二年たってどのぐらい覚えているかということはあろうかと思います。  私も、就任したのは半年前です。正確に言えば六カ月半ぐらいですけれども、官房長官の仕事というのは...全文を見る
○福田国務大臣 塩川大臣がどのようにお考えになって言われたか、直接お聞きになった方がいいと思うんですよ。来週、参議院の予算委員会がございますね。そこでそういう話をしていただければいいんじゃないでしょうか。  今、耳打ちしたと。あれは、実は私、前に塩川大臣から聞いたことがあるんで...全文を見る
○福田国務大臣 予算委員会で忘れたと答弁しました翌日に具体的に話をしている、おかしいじゃないかという先ほどの質問がございましたね。あれは、テレビをちょうだいしたのですよ。たしか御党からいただいたんじゃないですか。それを見て述べたことでありまして、それは、テレビを見なくたって自分の...全文を見る
○福田国務大臣 松本委員も再三再四にわたり、御党で入手したと称する文書をもちまして、どうだ、どうだ、こういうふうにおっしゃるわけでございますけれども、私どもは一貫してこの文書の存在というものは、私どもの方から出したものでないということを申し上げているわけでございまして、そのことを...全文を見る
○福田国務大臣 先般の議論では、憲法との関係で報償費云々とおっしゃるので、私は、憲法と報償費の関係というのは余り聞いたことがない話だったものですから、これはそんなことが何か書いてあるのかなと思って申し上げたというだけのことであります。  国家機関がその任務を遂行していく上で公の...全文を見る
05月21日第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理府のことでございますので、私から御答弁申し上げます。  何だったかな、質問は。
○国務大臣(福田康夫君) これはでき得る限り早く実施をしたいと、こう考えております。明確に申し上げられませんけれども、公表するまでに数カ月はかかるだろう、こう思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 私が先般申しましたのは、もう現状実質的な夫婦別姓というようなことで夫婦生活を始めていらっしゃる方がおられるわけですから、そういうような方々に、現状においてどういう不便を解消する方法があるかどうか、こういうことを素朴に考えましてそういう指示をしたところでご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何かそういうことをするんではないかという、そういう御心配をされて私を御指名されたのではないかと思っていますけれども、本当にとんでもないことを考えること、そういう方がいまだにいるということ、そしてまた立場をわきまえないということ、これはもう本当に残念なこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画担当としてお答えいたします。  今、厚生労働大臣からもお話がございましたけれども、いろいろ仕事と子育て両立支援という立場でもって検討いたしておりますけれども、具体的になりますと難しい問題もあります。そういうこと、難しいとはいいながらも、なお...全文を見る
05月22日第151回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) よろしいんじゃないかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房に係る文書というふうにおっしゃられるので私が答弁をさせていただきますけれども、そもそもその文書の存在そのものがどういったものなのか、我々は何度も調べまして、そしてそういう書類は存在しないということを申し上げているわけでございます。  そういうこ...全文を見る
05月24日第151回国会 参議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 森田委員、遺族会の副会長として大変御活躍をいただいておりまして、敬意を表する次第でございます。  今、るる御説明ございました。お話を伺っておりまして、また私の知識を深めるということもできたわけでございます。  その中で、小泉総理が先般来、たびたび委員...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のことでございます、憲法第九十六条において「各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。」、ここに言う憲法改正についての発議権が国会に専属しているということは、これはもう明らかなことでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国会が発議して、そしてその発議に基づいて内閣がその法案を提案するという、そういうことではないかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと私の理解が不足しておりましたけれども、議案の提案権ですね、これは政府が持っておる、その提案に対して国会がこの提案に基づいて発議をし、そしてその提案を承認すると、こういう手続になると思います。
○国務大臣(福田康夫君) これは、憲法の先ほど申しました九十六条ですね。これは、国会がこれを発議する、そして国民に提案してその承認を得る、こういうことですよね。ですから、それで、そのとおりじゃないのかと思いますけれども。
○国務大臣(福田康夫君) これは、発議というのはこれは──ちょっと見えないな。ちょっと字が見えない。  後ほど整理して答弁します。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと、後ほど整理して答弁いたします。
○国務大臣(福田康夫君) 今の質問は、その前の段階のと関係あると思いますので、後ほどこれ整理して、最初の質問とあわせてお答えさせていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) このことにつきましては、たしか前にも申し上げたかもしれませんけれども、内容にわたることでございますのでつまびらかにできないということでございます。  方針として、以下のような説明をさせていただきます。  まず、国政の円滑な遂行という目的にかなうもので...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど簗瀬委員から憲法改正の国会手続についてお尋ねがございました。  国会から国民に対して発議をするということでございまして、その発議の、国会に対する、国会で発議するその中身ですね、原案、これは国会議員とそれから政府と、こういうことになるわけですね。政...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねの生殖補助医療、代理母も含めますけれども、のあり方につきましては、国民の間に幅広い意見がございます。  厚生科学審議会の専門委員会で代理懐胎を含めて御検討いただいて、昨年の十二月に報告書が取りまとめられました。  この報告書におきましては、まず...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 改正をすべきかどうか、こういうことになりますと、それはいろんなことを考えなければいけないと。その場合に、皇室の歴史、伝統とか、そしてまたそれらを踏まえた国民の皇室に対する気持ち、さまざまな背景によって現在ある形になっているという、そういうことを承知した上...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は今、慎重に考えるべきと、こう申し上げました。委員も改正積極派だと思いますけれども、私も実は、積極派というわけではないけれども、改正してもよろしいんではないかなと、そういう時期は来つつあるんではないかというように思っております。そんなふうなことを申し上...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 雅子妃のお話が出ましたので申し上げますけれども、そのことがありますので、無事に御出産されるまで静かにしていた方がよろしいんではないかなというのが私の個人的な考えです。
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおり、この男女共同参画会議の中で仕事と子育て両立支援策、この会議は、また専門調査会は大変熱心にやっておりまして、六月に最終報告をするということでございます。  具体的な内容は現時点で確定はいたしておりません。しかし、いろいろと案が出ており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 女性に対する暴力に関する専門調査会、これは女性に対する暴力全般を対象にして幅広い検討を行うということでもって、もう既に二回会合をいたしております。本年の十月十三日に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、これがもう既に法律成立しておるのであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申し上げれば、積極的に一生懸命取り組んでまいりたいと、こういうことでございます。  いろいろ共同参画会議の中に専門調査会をつくりました。基本問題調査会、ここでは男女共同参画の形成を促進していく上での基本的な考え方というもの、そしてまた基本的な考え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、決して嫌じゃありませんよ。私は、どちらかというと理解のある方だというように自認いたしております。  今御指摘の、旧姓を使用できない、現在そういう状態でございますけれども、そういうことで女性の社会生活上いろいろな不便、不利益があるということでございま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはいろいろな考え方があるんですね。例えば、今、委員がおっしゃいました、結婚して本来の姓が奪われると、しかし愛する夫の姓を名乗りたいという女性もいないではないんじゃないでしょうか、結構おられるんじゃないかなと、こんなふうにも思います。その逆もあるかも知...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) よく承って、参考にさせていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) いろんな小さなことに手をつける前に、この民法改正を達成すべく全力を挙げろと、こういうお話でございますけれども、私はやっぱり何を基準にその改正をしなければいけないかということについての国民の理解がなければいけない、そういうのが我々の立場であろうというように...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、ハンセン病患者に対する極めて厳しい偏見、差別が存在してきた、この事実を深刻に受けとめまして、患者、元患者、またその御家族の方々に多大な苦痛を与え続けてきたということに対しまして深く反省し、おわびを申し上げなければいけないと思います。  ハンセン病...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 五月十一日の熊本地方裁判所で判決が言い渡されました。これは国側にとっては大変厳しい判決だったというように受けとめております。  その後、厚生労働省、法務省において判決内容及び判決への対応というものが検討されて、適宜関係省庁間でも協議が行われてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の件につきましては、先ほど委員から御紹介ありましたように、御党からも御注文ございました。各党からそれぞれ御意見をいただきました。そういう御意見については、それをよく受けとめ、重く受けとめなければいけないという、その基本的な考え方、これは十分持った上で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 旧沖縄開発庁の沖縄総合事務局元幹部の出張に関する問題でございますけれども、これまで二度、本人への事実確認、航空会社からの聞き取りなどを行いました。  その結果、航空会社がサービスとして県内各方面に配付しております割引券を利用していたこと、また出張に当た...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、この元幹部だけのことなのかどうかという観点から、またその年だけであるかどうかということを含めて今調査をしているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今御指摘ありましたように、パートタイマーは一千万人という大変大きな数字でございます。また、そういう中で女性の占める割合が圧倒的に多いということでございます。その賃金も、男性と比べて相当な差があるということでございます。  これは私も問題ではあると思って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 専門調査会を新たにと、こういうお話でございますけれども、今現在、共同参画基本計画の中で、御案内のとおり「パートタイム労働対策の総合的な推進」という項目がございます。この中では、雇用管理の改善とか労働条件の明示の徹底とか雇用の安定、能力開発といったような多...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この夫婦別姓、人それぞれにいろいろな考え方、価値観とか生まれ育った環境だとかそういうようなものに影響をされるのか、それからそのときどきの社会情勢とかいうものに影響を受けるのかわかりません。今まではそうだったけれどもこれからは違うんだということもあるでしょ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) タウンミーティングは小泉内閣の国民対話というようなことで、六月十六日に第一回をやろうと思っております。これは鹿児島、宮崎でしたか、それから青森と岩手だったかな、何か東北と九州と、こんなふうなことで四カ所でやろうと思っております。そこには閣僚が出席し、そし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大変、私ども所属する自民党の中身のことをよく御存じの上で御発言をしていただきまして、また御意見をいただきましてありがとうございました。私も大変同調するところ、ほとんどでございますけれども、そのような意見を持っております。  小泉内閣の支持率は高いのはい...全文を見る
05月28日第151回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○福田国務大臣 お答えいたします。  今の御質問は、各省庁に対してどういうことかということだと思いますけれども、これは実態はわかりません。今まさに捜査をしている最中でございますから、その結論を待ちたい、こう思っておりますけれども、私どもが聞いている限りにおいては、各省庁でその辺...全文を見る
○福田国務大臣 今の私の答弁、もう少し正確に言いますと、各省庁も首脳外交で行っていただいた方にはすべて官房機密費で出している、こういう認識でおったわけです。実際にこの事件が発生して、いろいろ各省庁の方から回答があったことによりますと、そうでない、自分の省庁で出しているんだ、こうい...全文を見る
○福田国務大臣 それは、結局、内閣官房の方にそういうことを正確にチェックする機能がなかったということがございます。また、もう一つは、それだけに、外務省の方にすべてを依存しておった、外務省がやるんだからというような気持ちでもってお任せをしておった、こういうことの結果だというように思...全文を見る
○福田国務大臣 我が国の雇用というのは、長期雇用というものが、これが当たり前というような、そういうような受けとめ方をして、これはもう労使ともそういう認識を持っていたと思います。しかし、時代が変わり、こういうふうに経済や社会が変化していく中でもって、企業も労働者も、長期雇用ではなく...全文を見る
○福田国務大臣 今私は、雇用形態が社会経済の変化に伴って変化しているのだということをお話しし、それに対応する方策を考える、そのために産業構造改革・雇用対策本部というものも立ち上げまして、そこで検討していこうと。  その中身は、そこでどういうことをこの本部で検討するかといったらば...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 本会議 第27号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 谷林議員の御質問にお答えいたします。  まず、交通事故の現状の認識についてお尋ねがございました。  平成十二年の交通事故による死者数は五年ぶりに増加し、また負傷者数及び交通事故件数はともに過去最悪を記録いたしました。御指摘のように、多数の方が犠牲にな...全文を見る
05月30日第151回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の後藤田官房長官の談話にあります考え方、これは今でも変わりません。
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおり、ODA、対外経済協力ということでございますから、そういうものは日本の国として総括的に見てどうしたらいいかということは考えるべきであるというように思います。  今現在も横の連絡は十分にとっているというふうに報告は受けておりますので、その...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 以前の話ですか。  昨年の選挙ございましたね。あのときには、私は民営化をすべしというようなことは言っておりません。従来のことでよろしい、こういうふうに言っておりましたけれども、この内閣になりましてから、郵政三事業については与党三党合意を踏まえ、予定どお...全文を見る
06月04日第151回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 少子高齢化の進展とか国内経済活動の成熟化というような、我が国の社会経済情勢が急速に変化している、こういう中で社会を活性化するために男女共同参画社会の実現、これは不可欠であるということはもうだれもが今申しているところでございます。そういうようなことで、現内...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理も男女共同参画というものを真に実のあるものにしたいという思いから、今回の組閣においては五人の閣僚を任命いたしたわけでございます。  鶴保議員はまさにそれを今実践していらっしゃるわけでございまして、私どもは、鶴保議員のやっていらっしゃること、これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、DV法の成立に向けて大変御協力というか御尽力くださったことに感謝を申し上げるわけでございます。  十月から施行されるということになったわけでございまして、現在、関係府省庁において施行に向けた諸準備を進めております。今おっしゃられたようなことを含め...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このDV法を三年をめどに再検討すると、検討を加えるというんですかね、またそういう検討の結果、必要な措置を講じると、こういうことになっておりますので、先ほど申しました女性に対する暴力に関する専門調査会で、当面は法律の円滑な施行に向けた検討を行うということに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) リプロダクティブヘルス・ライツ、この視点は、女性の生涯を通じた健康を支援していくということの意味において、この男女共同参画社会形成のためには大変重要であるというように考えてはおります。  そのために、男女共同参画基本計画、ここにおきまして、生涯を通じた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 堕胎罪はちょっと勉強させていただきますけれどもね。  今申しましたいろいろな法律がございますし、そういうようないろんな法律の中で、先ほど申しました男女共同参画基本計画においてやっていこうといういろいろな重点目標はカバーしていけるんじゃないかと、相互の法...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 社会保障制度を個人の選択に中立的なものにするということは、先般、社会保障改革大綱というものを政府・与党社会保障改革協議会というところで決定いたしました。そこでもって、「女性の生活形態の変化などに対応し、個人の生き方の選択によって不合理な取扱いが生じない公...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) よくわかります。  働く女性の性による差別とか能力を十分に発揮できる雇用環境問題を整備する、男女がともに職場を初め家庭においても共同して参画する社会を構築する、これは極めて大事なことでございます。そのために、募集、採用から退職に至るまですべての雇用管理...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) パパクオータですか。今現在、確かに休みをとるとかというようなことは男性の場合しにくいというような実情もございます。そういうことについて、今すぐそういうような特別の措置を講ずるというのではなくて、男性の育児休業取得が促進されるような意識啓発を積極的に行うと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃられるとおり、この実現のためには相当知恵を働かさなければいけない、また努力をしなければいけないと思っております。  政府の方は、新エンゼルプランに基づいて、保育所における低年齢児の受け入れの拡大を図りながら保育所に係る設置主体の制限の撤廃を初め...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先般もお答え申しましたとおり、国民の意識を中立な立場で把握するというこの考え方は変わっておりません。  ですから、前回、平成八年に実施したものでございますけれども、このときもそういう基本的な考え方に基づいてやっておりますので、若干工夫はいたしますけれど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 勉強不足でございまして、質問をいただきまして勉強させていただきました。
○国務大臣(福田康夫君) 知っているかどうかというので。なお、その先申し上げましょうか。
○国務大臣(福田康夫君) 御意見は御意見としてよく承っておきます。以上。
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画基本計画、ここにおきまして重点目標として、雇用などの分野における男女の均等な機会と待遇の確保、また男女の職業生活と家庭・地域生活の両立の支援などを掲げております。これらの課題の解消に向けて、雇用機会均等法の履行の確保、ポジティブアクションの推...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この計画において明文化されておりません。おりませんけれども、今申しましたような重点目標というものを掲げてその線に沿ってやっていきたい、こういうように考えているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま国会に提出しております育児・介護休業法の改正法案、これで労働者がより安心して育児休業を取得しやすい環境が整備されるように、事業主が育児休業等の申し出、取得を理由として不利益取り扱いをしてはならないことを明確に規定するということになっております。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) よくないことですね。何とかそういうものを是正しなければいけない。そういう意味で今回の改正法案も出したわけでございますので、どうぞよろしく御協力お願いしたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今、実例ということでお挙げになったその例、実際にあるんですかね、そういうことが。今の時代にそういうのがあるというのは本当に信じがたい、そういう思いです。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、清水委員のおっしゃることはよくわかります。  基本的には人権とか、それからおっしゃった民主化とか、そういったような根本的な人間の問題、人間社会の問題ということからスタートしていることだろうと思います。しかし、その結果として、そういう社会の活性化と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろおっしゃられましたけれども、確かに今現在が満足すべき状況でないということで、男女共同参画社会というものを実現するためのいろんな方策をやろうということでやっているわけですから、ひとつこの努力に対して御理解いただき、また応援をしていただきたい、そして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) なかなか私も、女性の方の気持ちというものをよく理解しないでおったところは非常に悪かったんですけれども、数年前まで結婚すれば男の姓になるというのは当たり前だと、こう思っておりました。高橋委員もそうでしょう、御主人のお名前にした。これは昔から当たり前だったん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今度、雅子妃が妊娠されて本当によかったと思っています。同時に、そういうふうな心配をしてくださる方がたくさんいらっしゃるというのも、これもそれだけ皆さんが喜んでいらっしゃる証拠だろうというふうに思っております。  この皇位継承制度というのは、皇室の歴史と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的には私も反対じゃないんですよ。むしろ賛成に近いのでございまして、そのことは御理解ください。ということでよろしゅうございますか。
06月04日第151回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 幾つかお尋ねがございました。  順を追って御回答申し上げますけれども、委員御案内のとおり、まず秘密保全に関しましては、例えば国家公務員法、自衛隊法上の守秘義務の規定、また日米間という立場でいえばMDA秘密保護法、こういうものが制定されておるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 外交、防衛とかそういうような、非常に国の安全とか国民の利益とかいうものを損なうようなことが機密の漏えいによって起こってはいけないということもございますし、また仕事を進める上においてもそういうような漏えいが起こることは好ましくない、そういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 官房の報償費についての御質問でございますけれども、このことについて、私、今まで問題がないんだということは一度も申し上げたことないというように思っております。ただ、予算審議のときには、この事件の全貌もよくわからぬ、今でもわからないんですけれども、よく実態が...全文を見る
06月08日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○福田国務大臣 過分なねぎらいのお言葉をいただきまして大変ありがとうございます。  先般来、報償費についてお尋ねがございまして、委員の御満足をいただいていないというので、これはまことに私の不徳のいたすところだ、こう思っておりますが、誠心誠意答えておるつもりでございますので、ひと...全文を見る
○福田国務大臣 これも使途にわたることでございますので、お答えは差し控えさせていただきたい、こういうように思っております。繰り返しでございますが、執行に当たりましては、報償費の目的に照らして適正な支出であるかということをよく吟味した上で運用に徹しているということでございます。
○福田国務大臣 委員から御指摘を受けるまでもなく、私は、私のこの職につきまして以来、この趣旨に照らして、この趣旨に沿った適正な運用をしているというように私自身は自信を持っておるところでございます。内閣がかわりまして、改革断行ということでございますけれども、そういう意味におきまして...全文を見る
○福田国務大臣 私の気持ちは今申し述べたとおりでございまして、そのような気持ちで日々その適正なる使用というものに徹してやっているわけでございます。あとは、私を信用していただけるかどうか、こういうものになるかと思います。  この報償費の性格上、これはその使途を明らかにできない、こ...全文を見る
○福田国務大臣 改革、改革とおっしゃられるわけでありますけれども、日々改革だ、こういうふうに思って取り組んでおるところでございます。  内閣官房の報償費は、今回不祥事が発覚をいたしたわけでございます。そういう意味でいろいろと点検を行ってきました。その結果を踏まえまして、平成十三...全文を見る
○福田国務大臣 そのように思っております。
○福田国務大臣 いろいろ使途にわたるお話でございますけれども、内政、外交を円滑に推進するというその目的で支出をする、そういうこと、大目的があるわけでありまして、そういう目的にかなわないものを報償費から出すのはよくない、こういうことであります。
○福田国務大臣 何度説明申し上げても同じことを言わざるを得ない。要するに、報償費の支出の中身を申し上げることはできないということでございますので、ですから、なかなか納得していただけない、こういう性格のものだというように思います。本当に一〇〇%納得していただくということになると、逐...全文を見る
○福田国務大臣 外務省で改革案というものを取りまとめられました。これは外務省全体の総合的な改革案ということでもって、私は、大変いいものができたというように率直に評価をしたいと思っております。  私どもの方の改革案がないじゃないか、こういうふうにおっしゃるけれども、私の方は、報償...全文を見る
○福田国務大臣 最初の方の積極的にと、私、まさに委員おっしゃっているとおり、今やっておりますので、ぜひ期待をしていただきたいと思います。  第二点は、これはもうたびたび答弁しているとおりでございます。
○福田国務大臣 来年度の官房報償費につきましては、今現在十三年度の実施をいたしております。それはもう繰り返します、もう本当に厳正に、また積極的に節約する、委員のお言葉をかりますとそういうことになるのでありますけれども、そういう気持ちでもって、今、実際に当たらせていただいております...全文を見る
○福田国務大臣 改革というのは、いろいろな角度からの改革というのはあるのだろうと思うのですね。ですから、それは私どもも、今のままでよろしいかどうか、今までのことでよかったのかどうかというような反省も込めて、いろいろな改革はしておるつもりでございます。そういうことを総合して改革とい...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃられます発議権、これは、内閣の重要政策に関する基本的な方針に該当するかどうか、その内容いかんでもってこれを内閣総理大臣がみずから発議するかどうかということを判断する、こういうことになるわけですね。ですから、そのように重大なものである、例えば経済財政諮問会議...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃるとおりでございます。
○福田国務大臣 憲法において国会に対して連帯して責任を負う、こういうことになっております。これは、内閣の構成員すべてが一体として統一的な行動をとることが要請されている、こういう意味だというふうに考えておりますので、結果として、最終的に内閣としての結論というのは一つである、それは総...全文を見る
○福田国務大臣 今申しました憲法上の解釈ということになりますと、やはり全員一致ということではないかと思っております。
○福田国務大臣 行革会議のそういう内容もあるようでございますけれども、政府の立場ということになりますと、やはり全会一致ということで考えております。
○福田国務大臣 この内閣法四条二項の「その他の案件」に外交案件が含まれるかどうかということは、その内容いかんによるということでございまして、それを内閣総理大臣がみずから発議するかどうかはその時々の総理大臣の判断にゆだねられる、こういうことであります。
○福田国務大臣 四十年前に出された文書を取り上げられたわけでございますけれども、私は、基本的には、議院内閣制という制度を採用している我が国において政府と与党が一体となって政策決定を進めていくということは、これは当然のことでございます。ですから、国会において審議をお願いするというよ...全文を見る
○福田国務大臣 皇室典範一条が定める「皇統」とは、天皇に連なる血統のことであり、男系及び女系の両方の系統を含むものと考えるということです。
○福田国務大臣 憲法第二条ですね。これは、皇位を世襲であることのみを定めて、それ以外の皇位継承にかかわる事柄については、すべて法律である皇室典範に譲っているところである。女性の天皇を可能にするために憲法を改正する必要はないということは、これは前にも申し上げたと思うのです。  た...全文を見る
○福田国務大臣 皇室典範と申しますか、皇位継承制度の問題ですね。これは、皇室の歴史とか伝統、また国民の皇室に対する気持ちというようないろいろな背景があって現在の形になっているということでございますので、この典範の改正ということは、幅広い観点から時間をかけて慎重に対応すべき問題であ...全文を見る
○福田国務大臣 やるかやらないかの前に、いろいろと議論をしていかなければいけないと思っております。
○福田国務大臣 ただいまお話ございました経済財政諮問会議、これは今月中をめどと言っております、事実上今月中に骨太の方針、これは骨太は何か、こういうお話がありましたけれども、大方針、基本方針というようにお考えいただいたらよろしいかと思います。これを取りまとめまして、ただいまお話ござ...全文を見る
○福田国務大臣 社会保障改革大綱、これの進行状況ですね。
○福田国務大臣 ですから、政府・与党の社会保障の改革協議会ですか、これが大綱を決めたわけでございますけれども、その具体案について専門の委員会をつくって今作業を進めているところでございます。ですから、その具体案がいつできるかということになりますけれども、もう少し時間がかかりますので...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと、いろいろな検討の場を申し上げたので誤解をされてしまいましたけれども、委員会というのは、これは社会保障関係の大綱に基づいてこのもとに委員会をつくる、こういうことでございまして、それはそれで今いろいろな議論を始めたところだと思います。
○福田国務大臣 今、専門的に社会保障関係で検討を進めております。どういうようにその結果がなるのか、いつごろ結果が出るのか、これはなるべく早く結論を出さなきゃいけない。そして、でき得れば、採用できるものは来年度の予算編成のときに間に合うように、そこに反映させるようにというように考え...全文を見る
○福田国務大臣 これは、社会が変化してきているということの一つのあらわれなんだろうと思いますけれども、貧困の女性化、特に貧困に陥る危険性が高いのは男性よりも女性である、こういうことはいろいろと指摘されているわけですね。例えば、経済力の男女不平等、そして格差とともに社会的につくり上...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ思い出さなければいかぬような質問をたくさんされるので、私も思い出すのに時間がかかりますよ。だけれども、今、塩川財務大臣に耳打ちをした云々、それは私は、その話は塩川大臣から聞いたことがあると委員会で答弁したでしょう。忘れたのですか。(松本(善)委員「いやいや...全文を見る
○福田国務大臣 私がそう思っているかどうかといえば、そうです。(松本(善)委員「思っているかどうか」と呼ぶ)というのであれば、そうです。
○福田国務大臣 塩川財務大臣が忘れたとかどういうことをしたかということは、私は正直言ってわかりません。ですから、お答えすることはできません。
○福田国務大臣 報償費というのは、委員よく御承知のとおり、その使途は言わないということになっているんですね。ただ、目的は、外交、内政を円滑に進めるために機動的に使用する、その都度の判断でもって使用する、こういうことでありますので、ですから、隠すとは何事か、こういうふうに私は申し上...全文を見る
○福田国務大臣 同じことを何度も繰り返していますけれども、そういうものはないということをもう一回申し上げます。
○福田国務大臣 報償費の意味はよく御存じでしょう。要するに、内政、外交、これを円滑に進めていくために必要な経費であって、その使途は言わないということは、これはもう何度も何度も申し上げているではないですか。それを一々説明しろと言わんがごときことを言われてもちょっと困るのですね。確か...全文を見る
○福田国務大臣 説明のしにくい問題であるということは、これも今申し上げましたけれども、過去のこの職にあった官房長官が、その都度適正なる判断をし、厳正に報償費の使用に心がけてきたというように私は思っております。もちろん、私もそういうようにやっておりますのですけれどもね。  ですか...全文を見る
○福田国務大臣 使用に当たっては、いろいろな項目があるでしょう。その緊急度とか必要度とか、そういうものをどういうふうに判断するかということはその都度決めていかなければいけないわけですよ。ですから、そういう緊急度とか重要度とかいうものについて従来よりもさらに厳しく見ていく、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 塩川財務大臣は、私は大変人格高潔な立派な方だと思っています。ですから、できるだけ塩川財務大臣のけいがいに接しよう、こういうことで努めてまいっているわけでございまして、塩川財務大臣をどのようにお考えになっているか知らないけれども、私はそういうことで、信じております。
○福田国務大臣 石原担当大臣のおっしゃられたのと同じでございます。
06月08日第151回国会 衆議院 本会議 第37号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 鎌田議員にお答えいたします。  まず、男女共同参画社会とはどのような社会なのかというお尋ねでございました。  これは、男女が、互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、政治、経済、社会などのあらゆる分野に女性が参加し、その個性と...全文を見る
06月12日第151回国会 衆議院 本会議 第38号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武正議員にお答えをします。  まず、党首討論に関してでございます。  国会において政府としての考え方を説明し、あるいは議論を重ねていくことは、国民の前に争点を明らかにし、国民の政治への関心を高めるために重要なことであり、国政を預かる者としての責務であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 黄川田議員にお答えいたします。  地方自治の問題について御質問がございました。  地方自治の尊重が重要であるということは、これは申すまでもございません。地方分権を一層推進し、国と地方公共団体は、対等、協力の関係のもと、それぞれが役割を適切に分担しつつ...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
議事録を見る
○福田国務大臣 たしか前回の委員会でもお答えしたんじゃないかと思うんですけれども、その方針であります。
○福田国務大臣 閣議においての話だと思いますけれども、憲法において、内閣は、行政権の行使について、国会に対して連帯して責任を負う、こういうふうに書いてあるわけです。ですから、連帯して責任を負うという意味はどういうことかといえば、これは内閣の構成員すべてが一体として統一的な行動をと...全文を見る
○福田国務大臣 最終的な決定を閣議でするという場面において、その場で、今おっしゃられた、これは行政改革会議の最終報告の多数決云々という話ですけれども、これはやはり閣議であるからには、先ほど申しましたように、連帯して責任を負う、これはもう憲法で決まっているわけでありますから、やはり...全文を見る
○福田国務大臣 内閣の方針かどうかということになりますれば、これは内閣の方針ではございません。  小泉総理は、これまでも国会でもって、今日の日本の平和と繁栄というのは戦没者の方々のとうとい犠牲の上に成り立っているものと思いまして、その戦没者に対する心からの敬意と感謝の気持ちを込...全文を見る
○福田国務大臣 これは公的とか私的とか、そういうことを意識して発言されているものでないと私は思っております。  まず、靖国神社への公式参拝というのは制度化されているものではないということで、あえて公式参拝と呼ぶものとして行われるかどうかということは、総理大臣が、我が国民や遺族の...全文を見る
○福田国務大臣 総理大臣というのは二十四時間総理大臣なんですよ。ですから、どういう立場で行くのかと言われても困るんだけれども、それは総理大臣の小泉純一郎というので行くんですから、そういう意味合いで申したんだと思います。
○福田国務大臣 それは、海兵隊に行かれて、本当に戦死をするかもしれぬという瀬戸際まで行かれた、そういう御体験があるというのは本当に切実感を持ったお話でございますから、その思いというのは大変重いものがあろうかと思います。  私だってそういう意味では、戦争に行くようなそういう準備を...全文を見る
○福田国務大臣 私自身の気持ちを申し上げれば、そんなに違わないんですね。そんな世代だなというふうに言われれば、そうかもしれぬけれども、実際問題、戦争でもってある意味においては犠牲になられた方々、そういう方々に対する気持ちをあらわすということ、そのことを考えていただきたいと思います...全文を見る
○福田国務大臣 靖国神社に行って戦争を美化するとか、そういう思いは全然ないんですね。先人に対する思い、そういうような機会に亡くなられたというその思いだけでもって我々がお参りをしているということでございますので、考えが浅いというように言われれば、そうなのかな、こう思いますけれども、...全文を見る
○福田国務大臣 私は、今は日本は平和な時代で、そういうことを考えなくてもいい、大変幸せな状況にあると思います。しかし、長い歴史の中でもって、もしかしたら日本が国難に遭うかもしれぬとかいったようなことも、また、日本が攻められるということがあるがために自衛隊もあるわけでございますので...全文を見る
○福田国務大臣 過去の戦争を反省していないとか歴史認識が足りないだとか、そういうのはやめていただきたいと思うんですね。まず申し上げておきます。十分にしておりますから、その上で私は申し上げているのですから。  外国の反応、今御指摘のは中国、韓国だと思いますけれども、いろいろとそう...全文を見る
○福田国務大臣 御意見は御意見として承っておきます。
○福田国務大臣 後藤田官房長官の談話というのがございますけれども、ここに書いてありますのは、公式参拝の実施を願う国民や遺族の感情を尊重することは政治を行う者の当然の責務であるが、国際関係を重視し、近隣諸国の国民感情にも適切に配慮しなければならない。そういうことですね、大事なところ...全文を見る
○福田国務大臣 御意見として伺っておきます。
○福田国務大臣 靖国神社は我が国における戦没者追悼の中心的施設であるとして、靖国神社において国を代表する立場にある者が追悼を行うことを望んでいるという事情を踏まえて、専ら戦没者の追悼という、宗教とは関係のない目的で行うものである、かつ、その際、追悼を目的とする参拝であることを公に...全文を見る
○福田国務大臣 この問題は、要するに控訴をするかどうかといったことでありますけれども、現在、厚生労働省と法務省、両省が協議をして検討を進めているというところでございまして、もうじき結論を出すと思いますけれども、その最終的取り扱いについては両省に今現在任せておるというところでござい...全文を見る
○福田国務大臣 今申し上げましたけれども、今厚生労働省、法務省、ここで検討を進めているわけでございます。ですから、その検討の結果を見て、我々が関与するべき問題かどうか、これを決めなきゃいけないということであります。要するに、その検討の結果を待っておるという状況にあります。
○福田国務大臣 ですから、そういうことも含めた状況報告は受けていないということです。
○福田国務大臣 再三お答えしているように、そういうことを働きかけというんだったら、働きかけはございません。
○福田国務大臣 何度も同じことを繰り返すのですけれども、誤解のないように。本件について、まだ厚生労働省、法務省から話を聞いておりません。検討している、そういうことだけでございます。その中身については聞いておりません。  それから、今、面会希望、これは、そういう話は一切ございませ...全文を見る
06月13日第151回国会 参議院 本会議 第31号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 浅尾議員にお答えいたします。  まず、官房報償費を政策評価制度の対象とすることについてのお尋ねでございますけれども、内閣官房の報償費が本法案の対象に位置づけられていないことは、総務大臣からただいま答弁ございましたとおりでございます。  また、内閣官房...全文を見る
06月18日第151回国会 参議院 決算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 明らかになった被害額について内閣官房として損害賠償を求めていくのでありますけれども、金銭が返還された際に所要の会計手続を行って決算書に反映させると、こういうことになっております。
○国務大臣(福田康夫君) 不正使用された金銭が返還されたときに、当該金額をその返還された年度の歳入として整理して決算に計上する、こういうことになっております。
○国務大臣(福田康夫君) そういうことだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) これは、官房長官が支出を一回しているわけです。支出した後に起こったことでありますので、御質問のようなことにはならないと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 別に問題がないというわけじゃないんで、それは官房長官に支出されたときに、その年の、そのときの支出行為というのは行われたわけでございますから、後のことについては、今申し上げましたように賠償金額として返還されたときにその年の歳入に計上する、こういうことになる...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この事件そのものは極めて問題のあることであります。したがいまして、こういうことのないように努めなければいけない、これはもう当然のことでございますけれども、起こった結果、この後どういう処理をするか、その処理の仕方は、これはやはり今行われているそのやり方に従...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、内閣官房の報償費ということでお答えさせていただきますけれども、総理外国訪問に伴う内閣官房職員の宿泊費、これは問題になった項目でございますけれども、それから内閣総理大臣及び内閣官房副長官の宿泊費、この問題になりました二件につきまして、これはもう既に実...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先生のおっしゃられるとおりでございまして、報償費の具体的な使途を明らかにするということは、報償費という経費の性格から適当ではないということでございます。したがいまして、今回の情報公開請求に対しても、この考え方から不開示にするということを決定いたしていると...全文を見る
06月25日第151回国会 参議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま御決議のありました内閣官房報償費についての不祥事の再発防止と、適正かつ厳正な執行による国民の信頼回復につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、内政、外交の円滑な遂行に役立てるという報償費の原点に立って抜本的に見直し、不祥事の再発防止及び国民の信頼回復...全文を見る
09月19日第152回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 警察庁の報告によりますと、九月六日に在京の米国大使館から警察庁に対しまして、日本の、日本にございますということでございますけれども、米軍関連施設等に対するイスラム関連でのテロのおそれがあるという情報が伝えられました。  しかし、これはいろんな情報がござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在のところ、米国から具体的な支援の要請というものは参っておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、また新聞報道などにも出ておりまして、いろんな案があるようでございます。また、私どももその検討をしている課題もございます。  ただし、今現在いろいろな方策がある、どれをとるべきか、どういうものを、また必要あれば国会で御審議願うということも...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) FEMAというのは災害時の米国の対応組織でございますけれども、そういうことも含めまして、緊急事態に際しまして被害を最小限度にとどめるということの最大の要点、要諦と申しますか、これは迅速に情報を収集、集約するということと、早期に政府としての総合力を発揮でき...全文を見る
10月04日第153回国会 衆議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるように、ただいま政府としてどういうことがこの問題に対処してとり得る方策かということについて真剣に議論をし、でき得ることは進めていくということで作業を進行中でございます。  この諸外国のテロ撲滅、根絶というために活動する我が国が実施する処置、これは...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、もし仮に、米国における今回のような同時多発テロというようなテロ行為が日本で発生すれば、これはもう米国と同様な甚大な被害をこうむるということは間違いないだろうと私は思います。さらに申し上げれば、東京のような都市機能の集積した地区、そうい...全文を見る
○福田国務大臣 情報収集体制についてのお尋ねでございますけれども、これは委員も御指摘のとおり、情報収集が大事である、私もただいま申し上げたばかりでございますけれども、このために政府は総合力を十分に発揮できる体制を整えるということが大事でございますので、このことについては十分意を用...全文を見る
○福田国務大臣 私の方から、それでは、このサイバーテロに対しましては民間の協力も得なければいけないという部分がございます。民間のインフラですね。例えば、電力とか水道、ガス、そういうような部分のセキュリティーとの関係もございますので、これは官民挙げて取り組むべき問題であるというふう...全文を見る
○福田国務大臣 その件につきましては、今総理からも答弁されましたけれども、やはりこれは大変大事な議論だと思いますので、懇談会をつくっていろいろ意見を言っていただこう、このように考えております。その結果、来年八月十五日どうのというような、期限をつけてということではございません。
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 今度提出させていただきます法案におきましては、九月十一日のテロ攻撃への対応にその目的を限定しております。したがいまして、性格上、目的を達成した時点で廃止されることが予定をされております。(中井委員「その目的は何ですかと具体的に聞いているんです」と呼ぶ)ですから、こ...全文を見る
○福田国務大臣 中井委員のおっしゃられることは、私、正論だと思います。  私ども、いろいろなケース、反省しながらよりよい危機管理体制をつくらなければいけないということで努力はいたしております。しかし、危機管理というのは、まことに思わざるときに、また思わざる形で起こるということで...全文を見る
○福田国務大臣 今回の同時多発テロ、これに関し採択された安保理決議一三六八及び決議一三七三、これは国連憲章第五十一条で規定されています自衛権が各国固有の権利であるということについて改めて言及しております。  そういう意味で、これらの決議は、今般の同時多発テロに対応して米国が個別...全文を見る
○福田国務大臣 これは、憲章の案文を読むだけですから、私から答弁いたしますけれども、「武力攻撃が発生した場合には、」いろいろ書いてありますけれども、「個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」こう書いてございます。
○福田国務大臣 では、五十一条全部読みましょう。  「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。この自衛権の行使に当つて加...全文を見る
○福田国務大臣 この活動の目的、これはテロを撲滅する、こういう目的があると思います。  具体的に自衛権の行使ということで米軍がどのようなことをするか、これはまだわかりません。ですから、それは今法制局長官が答えたように、そのときに、必要なときに基本計画を作成して、それに従って行う...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、今私が申し上げたそのような状況の中で、これからどういう事態が起こるかわからないけれども、基本計画を作成して、そしてまた必要があれば、その計画を変更するということもあり得るだろうと思いますけれども、今、どこに行ってとかいうようなことを申し上げる、そういうの...全文を見る
10月09日第153回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) お答えいたします。  どこからどこまで述べたらよろしいのかちょっとよくわからないんですけれども、私なりにお答えさせていただきます。  今回の攻撃の開始直後でございます米国東部時間七日の午後、ブッシュ大統領がアフガニスタンにあるアルカイダのテロリスト訓...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の米国におけるテロ、テロというのは一体どこで何がどんな形でどんな規模で行われるか、これはわからない、そういうことでございます。一般的に危機管理ということであれば、政府として当然それに対する処置、どういう対応をすべきかという、そういうことについて一つ一...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ないということを申し上げているわけじゃなくて、そういうことは当然あるわけです。ありますけれども、それでも私どもはまだ足りないだろうと。今回のようなことがありますと、我々が今まで想像していた、そんなことまではないだろうというようなことが現実になるというこの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私どもは新法をつくるために、それだけに全精力を費やしていると、こういうことじゃない。政府の機能というのは多岐面に分かれておりますので、その各機能ごとにいろいろな対策を講じているわけであります。新法のことも、この問題が起こって直ちに日本として何ができ得るか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねになられました二点につきまして、まず最初の方の総理の健康管理、これも危機管理のうちですね。  もう御案内のとおりでございまして、総理というのはたった一人しかいない、そして最後は一人で決めなければいけないという立場で、日夜本当にはたで見ていて御苦労...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 本法案は、既に発生した九月十一日の米国における同時多発テロという非常に限定した事件に対応するそのための対応策、こういうふうに考えれば、その法案が審議をいただくということ自身がこの承認をいただくことになるのではないかというふうに私どもは考えておるところでご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現時点では、米国を初め諸外国の軍隊が、これが今後のオペレーションとしてどのようなものを想定しているか、このことについて必ずしも明らかでないというのが現実でございます。日本側の対応処置に対する具体的なニーズも、したがってわからない、こういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申しますと、今、具体的にどういうふうにするかということをはっきり申し上げられるような状況ではない、こういうことなんです。  この法案ではいろいろな支援活動等を考えているわけでありますけれども、その状況がまだ明らかでないということももちろんございま...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 十月八日未明、米軍は英国軍とともにアフガニスタンに所在するタリバンの軍事訓練施設等に対する爆撃を開始しました。政府としては、テロリズムと闘う米国等の今回の行動を強く支持しております。  このような政府の立場を申し述べた上で、ただいま議題となりました平成十三年九月...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 十月八日未明、米軍は、英国軍とともに、アフガニスタンに所在するタリバンの軍事訓練施設等に対する爆撃を開始しました。政府としては、テロリズムと戦う米国等の今回の行動を強く支持しております。  このような政府の立場を申し述べた上で、平成十三年九月十一日のア...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 伊藤議員にお答えいたします。  法案の期限についてお尋ねがございました。  この法案は、先般のテロ攻撃への対応に目的を限定しておりまして、対応措置の実施の必要がなくなれば廃止する性格のものでございます。そのため、国際平和協力法の事例も参考にしながら、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小池議員から、この法案のもとでの自衛隊の活動の実施地域や具体的な派遣先についてお尋ねがございました。  法案のもとでの自衛隊の活動の実施地域、派遣先につきましては、今後、事態がどのように推移し、どのような要請が出されるかなどが明らかでない現段階におきま...全文を見る
10月10日第153回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 協力の中身について簡単に申し上げれば、協力支援活動、捜索救助活動、そしてまた被災民救援活動、こういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 協力支援活動ですか。──この協力支援活動の中身を申し上げます。  諸外国の軍隊等に対する物品役務の提供、便宜の供与その他の支援のための処置。それから自衛隊を含む関係行政機関。自衛隊が行う物品役務の提供の種類、これは補給、輸送、修理・整備、医療、通信、空...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今お示しになったNATOの集団的自衛権ですか、行使の中身、これは項目は同じようなものございますけれども、中身はもう根本的に違うんですよ。  それは、これから御審議願う法案につきましては、今のいろいろ私が申し上げました項目につきましては、武力の行使を伴う...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) UNHCRからその要請があったと、これは御存じですね。その要請に基づいてどのような物品を必要とするかという協議をいたしました。これはPKO室がございまして、そこの担当が現地に赴きまして、現地のUNHCRと協議をしてきた、こういう経過がございます。  ま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、現地に参りまして、それで、量それから種類、これについて相談をしてきたわけです。その結果に基づいて輸送を行ったわけです。ただ、輸送の量とかそういうこともございますので、これはもちろん協議の結果でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 十人収容のテント三百十五張、毛布二百枚、ビニールシート七十五枚、給水容器十リッター入り四百個、スリーピングマット二十個、以上でございます。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御意見もおありかと思いますけれども、政府としても、政府の持っている能力、この能力を最大限利用する、こういうことも大事なことではなかろうかと思います。  私どもは政府として、じゃこれだけかということになりますと、このUNHCRに対する支援というの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法律では、テロ対策ということにかんがみて、この趣旨に沿った方向であるということにおいて、それを大前提とした上で我が国が主体的に決める、そしてそれを基本計画に盛り込んでいく、実際の行動については、そういう仕組みになっております。
○国務大臣(福田康夫君) それはないということは言えないと思います。それは、あくまでも主体的に、その趣旨にのっとっているものであるということで判断するしかないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今の状況において、どういうことがこれから起こってくるかということを予測するというのは非常に困難であると思います。委員のおっしゃるようだと、もう世界じゅうどこでも行かなきゃいかぬような話になってきますけれども、そういうことは私どもは想定しているわけではあり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの、事前に予想されなかったような戦闘行為、これが活動実施中に発生したと。この場合にいろんなケースがございまして、例えばその実施区域の変更、これは防衛庁長官が内閣総理大臣に承認を求める、こういうことになっておりますし、また実施区域を縮小することも防...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、国連の安保理の決議がございましたね。ああいう決議に基づいてこのテロ抑止、テロの抑止のための諸活動は国連を中心として行われてきたわけで、それは日本もそのことについて、国連の中においていろいろと意見の集約などに努めてきたところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、今私申しました国連を中心としていたしてまいりましたけれども、日本は国連だけでなく、その前に、国連の決議をしたとか、そういうような国連の活動に対して、また決議に対して、テロを行ったと目される勢力がその決議の言うことを聞かないと、こういう現実があっ...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○福田国務大臣 一般論として申し上げますと、今回のように国外においてハイジャックが敢行された場合、これは犯人の国籍いかんにかかわらず、我が国も管轄権を持っております。これは航空機の強取等の処罰に関する法律第五条に基づいておるわけであります。ほかの国で管轄権を有するというそういう場...全文を見る
○福田国務大臣 今、国家公安委員長からお話ございましたけれども、補足をさせていただきます。  生物化学テロでございます。これは特に、昨今、米国において炭疽菌の疑いがあるという、そのこともありますので特に申し上げるのですけれども、我が国におきましてもそういう情勢というものは、恐ろ...全文を見る
○福田国務大臣 国際平和協力法、これはどのような武器使用の条件かと申しますと、これはもう御案内のとおりでございます。あえて申し上げれば、自己または自己とともに現場に所在する我が国要員の生命または身体を防衛するためやむを得ない必要があると認めた相当の理由がある場合には、その事態に応...全文を見る
○福田国務大臣 自己評価、なかなか難しいのでありますけれども、先ほどもちょっと御説明申し上げたのでありますけれども、この問題につきましては、特にNBCというか、BCですね、特に昨今問題になっております。これは、サリン事件がございましたので、六年前でございますけれども、そのときの経...全文を見る
○福田国務大臣 この「テロ攻撃」というのは、平成十三年九月十一日にアメリカ合衆国において発生したテロですね、テロ攻撃、テロリストによるテロ攻撃、それを指しております。
○福田国務大臣 この法律そのものが、今お話しされていらっしゃるテロですね、九月十一日でしたか、そのテロに対する対応措置、こういうことでございますので、その対応措置を決めた法律が、これがここで承認をいただければ、審議が終わって成立すれば、それが承認である、承認をしていただいたものと...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、C130六機でもって物資を運びました。テントも三百十五張、少ないですけれども、十人入りなんです。だから三千人以上の人が入れる。そういうこともありますし、また六機で運べるといったら、やはり限度なんですね。もう本当に限度いっぱい。燃料も減らしてたくさん物資を積...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊が現実にどういうことをするか、またできるか、こういうことになりまして、いろいろ考えていかなければいけないことはたくさんあると思いますね。そういう中で、私どもといたしましては、これができてこれができないとかいうことでなく、できることはなるべくたくさんやっていき...全文を見る
○福田国務大臣 これから、実際問題、行ってどういう事態が起こるかわからない、そういう状況の中で、今防衛庁長官も慎重に答えまして、地名も言わなかった、国名も言わなかった、こういうことはあります。  しかし、今具体的にお話がありまして、これは想像上の話ですよ、仮想上の話ですけれども...全文を見る
○福田国務大臣 今仮想の話と、こう申しましたけれども、これも仮想の話で、そのときに、例えばUNHCRのような国際機関から要請がなければいかぬ、こういう問題もあるわけですね。その地域でというようなこともあるでしょう。どういう内容のものかということもあるでしょう。それにこたえてやると...全文を見る
○福田国務大臣 この法律の根拠ということでございますけれども、これは、九月十一日に起こりましたテロについて国際連合で決議をしている、安保理で決議をしているということがございます。そしてまた、政府としても、国際的なテロリズムの防止及び根絶のための取り組みに我が国として主体的かつ積極...全文を見る
○福田国務大臣 今おっしゃった、私も申し上げました国連決議一三六八号、これには犯人が書いていないというわけですね。ここでは、九月十一日、ニューヨーク、ワシントンで起こった、またペンシルベニア、そこで起こったテロということで、事件は特定しているわけですよ。そして、事件の犯人というも...全文を見る
○福田国務大臣 この決議自身は、何々をしなさいということは書いてありません。あえて言えば、あらゆる必要な手順をとる用意があることを表明するというようなことが末尾に書いてございます。しかし、それはそれとして、そういう決議、そしてまた国連憲章上も五十一条、おっしゃいました、もう委員も...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、その決議には、何々をしなさいということではないと思います、具体的に。具体的にこういうような方法でもってやりなさいということを言っているものではないというように私は思っております。  しかし、その後の活動は、各国の活動は、これはテロを絶滅させようという国...全文を見る
○福田国務大臣 今度の九月十一日にあのような残虐非道のテロが起こらなければ、このような法律は必要なかったんですよ。新しい役割を日本が担おうということだろうと思います。憲法の枠の中で新しい任務ができたというように考えてもいいんではないかというように私は思っておるのであります。  ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、確かにそういう決議、列記してございますけれども、国連決議千三百六十八号において脅威と認められたことを踏まえ、こういうことでございまして、これがやはり大きな一つの中心的なテーマだというように思います。あわせて、その他がございますけれども、これはそれをサポート...全文を見る
○福田国務大臣 まず、脅威ですけれども、脅威というのは、このような、犯人も特定されている、この犯罪が再発をしないようにするということ、これが脅威を除去するということに当たるのではないかと思います。  もう一問何かありましたね、もう一問……(桑原委員「脅威の除去、除去というのはど...全文を見る
○福田国務大臣 今、ビンラディンですか、それとアルカイダという組織、それがそういうテロを起こしたもの、こういうように考えられておるわけであります。  アルカイダも、先ほどちょっとどなたかの質問があったときに申し上げてもよかったんですけれども、アルカイダについては、米国と英国が安...全文を見る
○福田国務大臣 この書簡にはこう書いてあるんですよ。アフガニスタンにおけるタリバン政権に支援されたアルカイダという組織という記述になっておりまして、このタリバンが、これがすべてそうなのかどうか、タリバンというこういうグループがあって、それがすべてそうなのかどうか、ちょっとここのと...全文を見る
○福田国務大臣 それは先ほど来申し上げていますように、テロが再発しないようにする、再発するということは脅威でありますので、そうしないようにするということ。これは前回はアメリカで、米国で起こりましたけれども、しかし、今後どこで起こるかわからないということもあります。アメリカで起こっ...全文を見る
○福田国務大臣 国連憲章は、要するに国際社会の平和と安全の維持ということだと思います。これを維持することが、これが国際連合憲章の一番大きな柱であるというように考えております。
○福田国務大臣 アメリカの自衛権の発動であるということでありますけれども、委員のおっしゃりたいのは、アメリカの自衛権の発動だから日本は関与しなくてもいいんじゃないか、そういうことでございますか。
○福田国務大臣 それは、アメリカは自衛権の発動ということを理由にして何をしてもいいんだということにはならぬわけですね。当然、国際法というものもございますし、国連憲章もあるわけですから。やはりそういう国際法規のもとでもってアメリカが行動しているというように考えております。
○福田国務大臣 米国は、自衛権の発動については、これは宣言をしているはずでございます。そして、それに基づいてNATOも集団的自衛権を発動する、こういうことになっているわけですね。
○福田国務大臣 一般国際法上、自衛権というのは、国家または国民に対する外部からの急迫不正の侵害に対して、おっしゃるとおり、これを排除するのにほかに適当な手段がない場合に、当該国家が必要最小限の実力を行使する権利であるということになっているんですね。  ですから、米国がそういう自...全文を見る
○福田国務大臣 自衛権に基づいてと、こういうお話でございますけれども、それは確かに、自衛権に基づいてそういう行動をしたというその事実はございます。しかし、日本は日本で自主的に考えた、その自主的な考え方に基づいた行動をとるということでございますので、米国の自衛権ですべて云々というこ...全文を見る
○福田国務大臣 まず、アメリカの爆撃によって市民が死ぬかもしれぬ、殺傷されるかもしれぬ、こういうことはありますが、その前に我々が忘れてはならないことは、あの残虐非道な、ああいう事件を起こす人がいるということですね、この世の中に。その人が、ほっておいたらばまた何か事件を起こすかもし...全文を見る
10月12日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○福田国務大臣 今回の米国また英国、このとった行動というのは、国連憲章第五十一条に基づきます個別的及び集団的自衛権の行使、こういうことで安保理に報告をされております。  これは、一般国際法上は、自衛権というのは、御案内のとおりでありますけれども、国家または国民に対する外部からの...全文を見る
○福田国務大臣 今回の米軍を初めとする国々の活動というものは、これは目的は何かということですね。  それは、九月十一日に起こったテロに起因するものでありますけれども、過去において何件かあったそういうものに対する、要するに、国際的なテロの絶滅とそしてまた抑止、こういうことがあって...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、我々日本がこれから新法でもって行おうとする活動というのは、これは九月十一日に起こったテロに原因するものであるということでございます。
○福田国務大臣 おっしゃるとおりですけれども、しかし、過去のものも同じ犯人または団体であるということになれば、今回の九月十一日の事件を起こした犯人、団体、これを撲滅するということが、これが目的にかなう、またこの新法の目的にもかなうことだと思います。
○福田国務大臣 これからどのようなことになるのか、いろいろ考えますと切りがないのでありますけれども、今時点において私どもは、この地域において行われていることを、これを現在は認識しているわけでありまして、その先を想定するのは現段階では適当ではないのかな、こう思っております。  も...全文を見る
○福田国務大臣 どのようなことが起こるかわからないから、その事例について一々具体的な名前を挙げるとかそういうことはできないだろうと思います。  しかし、明らかに、「テロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めることにより国際連合憲章の目的の達成に寄与する」、こういうように明...全文を見る
○福田国務大臣 国際の平和と安全の維持などに努めるということだと思います。
○福田国務大臣 そのことは、国連憲章に記載されているわけですね。ですから、当然のことだと思っております。
○福田国務大臣 国連憲章五十一条です。
○福田国務大臣 この国連憲章第二条なんですけれども、加盟国は、目的の達成に当たり、違法な武力の行使を慎むべき義務をすべての加盟国に課している、こういう条文がございます。
○福田国務大臣 この法案は、九月十一日に起こったテロ、これのためにつくった非常に限定的な新法律なんですね。この法律が、それじゃ何をもとにしているのかといえば、やはりそれは国連憲章上の義務ということ、また義務を遵守する、こういうことは一つございます。  またもう一つは、我々が、国...全文を見る
○福田国務大臣 この法案の趣旨に反するというか、逸脱するということになれば中止するということはあり得るわけですけれども、そのやり方というか、それはそういうときに自主的に判断して中止するわけでございますから、その中止についてのいろいろなルールをつくっているわけではありません。そうい...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃることはよくわかります、わかりますけれども、今回のこの法案は、米国の多発テロ、これに対応するという、こういう非常に限定的な特別措置法であるということでございまして、この対応措置の必要がなくなれば廃止をするということが前提になっているのです。  また...全文を見る
○福田国務大臣 現時点においては、米国初めこの活動に参加している諸外国の軍隊などが今後どういうオペレーションをするかわからぬ、こういうことでございますので、日本側の対応措置に対するどういうニーズが発生するか、これはもちろんわからないわけでございます。しかし、武器弾薬の輸送、これは...全文を見る
○福田国務大臣 武器弾薬の輸送、これをしないということになりますと、この輸送業務全体についての日本の信頼度というものが落ちるんではないかというふうに思っております。  ですから、やはり効果的な輸送というものを実現するために、ぜひこのことは活動の中に入れておいていただかなければい...全文を見る
○福田国務大臣 私、今、武器弾薬の輸送ということでもって、ここに集中して、そこだけ考えてしまうといろいろ疑念が生じるとかいったようなこともあるかもしれぬけれども、やはりこれは原点に立ち返って考えてみる必要があるんじゃないかと思います。  それは何かと申しますと、やはりこれはテロ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御質問にお答えするわけでありますけれども、先般のテロ攻撃は、国連安保理決議において、国際の平和と安全に対する脅威と認められております。このテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努める今般の米国等による行動は、国際の平和及び安全を維持することなどの国...全文を見る
○福田国務大臣 具体的なことはこれから詰めるわけでございますけれども、一般的に申し上げれば、必要のないものをこっちからどんどん送ったってしようがないわけですからね。やはり向こう、米軍及び協力する諸外国、そういうところと協議して、ただ、その中心的な活動をするところは米軍ですから、恐...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、具体的なことはこれから詰めるわけですね。決定していかなければいけないし、その過程においていろいろ相談をしなければいけない。そういうこと、その相談によって、協議によって決めていくわけです、品目も数量も。  今時点、きょう現在そういうニーズが発生していると...全文を見る
○福田国務大臣 同じと考えて結構です。
○福田国務大臣 何度もお答えしていると思うんですけれども、要するに、戦闘する地域には行かないということですよね。そういうところには輸送も行わない。要するに、今度の新法によって行う自衛隊の活動の中には含まれないということであります。ですから、戦闘地域と指定されれば、そこには行けない...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどおっしゃったのは、米軍が言っている戦闘地域ですね。コンバットゾーンというんですか。専門用語でちょっと私もよくわからなかったんですが、この米軍の指定と、それから戦闘行為が行われない地域という新法で決めているこの地域というのは、定義は意味が違うんだ、こういうよう...全文を見る
○福田国務大臣 その職務に伴い管理のもとに入った者、こういうことでもって、今、米軍というふうにおっしゃったですね、輸送中、要するに自衛隊の手によって輸送が行われているというときに、同乗している米軍の兵士はそこに入ると思います。
○福田国務大臣 戦闘行為が行われていないという地域が前提にあるわけですね。そこにおける輸送行為だと。それから、非戦闘地域というのは、その以降も戦争が行われないだろうというふうに想定される地域、こういうことになっているわけですからね、そんな委員のお考えになるほど危険な地域ではないと...全文を見る
○福田国務大臣 この法律は、九月十一日のあの米国で起こったテロということであります。そしてまた、これに対して米国が個別自衛権の発動ということになったわけですね。それからまた、NATOなんかも集団的自衛権でもってこの活動に参加するということでありますけれども、主たる活動、主たる活動...全文を見る
○福田国務大臣 人道的な措置の中心は、やはり被災民であると思います。
○福田国務大臣 被災民というわけですから、被災をした、こういうことになろうかと思います。しかし、その中には、アフガンで長年続いた飢餓ですね、これが大きな原因になっていると思います。ですからそれは、理由は一つではない、いろいろな理由があると思います。また、この米軍の攻撃というものに...全文を見る
○福田国務大臣 米国との間でどのような協議、連絡があったかということでございますけれども、この九月十一日のテロが発生して以来、米国との間では緊密に連絡をとってきております。
○福田国務大臣 いろいろ協議を続けておりますけれども、事態も日々変化する、そういう状況でありますので、これは、この法律を成立させていただくころには、いつになるかわかりません、一日も早くと、こういうふうに思っておりますけれども、そのころにはその概要を詰めていかなければいけない、こう...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○福田国務大臣 二つ言っておられましたので、最初のことを簡単に申し上げます。  今回のテロ対策、お諮りいたしておりますこの法律案につきましては、これは、あくまでも自衛隊が実施する活動、それは武力行使はしない、こういう前提に立っておるわけであります。ですから、米軍などの武力の行使...全文を見る
○福田国務大臣 PKO、国際平和協力活動、これは、我が国は今非常に人数が少ないのですね。世界全体では恐らく四万人以上今出動していると思います。そのうち、日本で、では何人従事しているかといいますと、四、五十人、こういうことであろうかと思います。〇・一%、こんなことで、これが現実でご...全文を見る
○福田国務大臣 沖縄の方々が、このテロ対策新法に賛意を示してくださる方が多いということは大変心強いことだと思いまして、心からありがたく思っております。  今、公安委員長から御説明がございましたけれども、私は、それともう一つは、やはりそういう攻撃があるような場合に自衛隊が出動でき...全文を見る
○福田国務大臣 今、法制局長官からもお話ございましたけれども、総理があのとき申されたのは、戦力は、確かに自衛隊は持っているわけですね。ですから、そういう意味で、ごく一般的な意味で戦力というように言ったわけでございまして、日本が認められている必要最小限の自衛権という範囲の中における...全文を見る
○福田国務大臣 今回は米国に対するテロ攻撃ということでございました。米国側は、当然のことながら自衛権を発動する、こういうことになったわけであります。そして、その自衛権に基づきましてNATOが集団的自衛権を発動する、こういう決定をしたわけでございます。そういう国々の考え方、そして行...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、私どもも、この問題に対しては本当に真剣に取り組んでいかなければいけない、そしてそういう真剣な取り組みの中から、今後こういうことが起こらないような、そういう抑止力を発揮させなければいけない、そのことを世界じゅうにわかってもらえる...全文を見る
○福田国務大臣 今回、このような思いがけぬことが起こりまして、我々も、事態の深刻さというか、想像上のことが現実に起こるという世の中を考えて、これからどういうことを考えていかなければいけないのかということを今一生懸命考えておるところでございます。国際的な、また組織的なテロと本格的に...全文を見る
○福田国務大臣 これは、先般来総理からも御説明申し上げたわけでございますけれども、日米間では、事件発生以来、事件の背景とか、ウサマ・ビンラディンの関与なども含めまして、先般の首脳会談、日米首脳会談でありますけれども、この会談におきましてもそうでございますが、ずうっと緊密なる連絡を...全文を見る
○福田国務大臣 先般総理がお話をされたときには、政府としての責任を持つということを言われたというように私は理解しておったのでありますけれども、そういうことであると私も思っております。
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、我が国ができ得る協力をするということだと思います。いろいろ我が国は制約条件がございます。ですから、そういう制約条件の範囲ででき得ることすべてやっていきたい、そのぐらいの気持ちでございます。そのことが場合によっては被災民の役に立...全文を見る
○福田国務大臣 このことも何度か御説明をしたと思うのでありますけれども、実務的な話だったので、一つ例を申し上げたいと思うのであります。  例えばコンテナが百個ある、そのうち武器が入っているコンテナは十個あります。そのときに、百個を一隻の船で運んでくれ、もしくは一機の飛行機で運ん...全文を見る
○福田国務大臣 相手は、この活動に参加している、米国はもちろんですけれども、米国以外ということもありますね、ほかの国々ということもあるわけであります。  そもそも我が国は、今回の法律で行う活動というのは、あくまでも我が国の憲法の範囲内、こういうことでございますので、そういう範囲...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ御指摘をいただきました。捜索救助活動から始まりましたけれども、時間の関係がおありだというので、国会承認のところだけお答えをさせていただきます。  今回の法案そのものが、九月十一日に起こったテロリズムに対するもの、こういうように特定をされているということで...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま私が申し上げましたのは、この国会で、特定の対応について御審議をいただき、そしてそれが認められ成立すれば、そのことが国会で承認していただいたことだ、このように理解をしているところでございます。  また、この基本計画は、この承認後に、国会でお認めいただいて成...全文を見る
○福田国務大臣 伊藤先生のおっしゃることは大変もっともなことばかりでございまして、先般来、中国、韓国との関係についても大変御心配をいただいて、また、アドバイスも受けたわけでございます。  日本は、もとより日米安全保障条約というものがございます。価値観も似ているというか、同じ価値...全文を見る
○福田国務大臣 「対応措置を実施する必要がないと認められる」、こういう条文上のことにつきましては、要するに、九月十一日に起こったテロ、このテロ攻撃によってもたらされているという脅威が除去されるということなどによって、もうこの法案におきます対応措置を実施する必要がないと認められる、...全文を見る
○福田国務大臣 この脅威がなくなるか、なくならないかということについては、これはその時期になって判断することであるということはもう納得されていることだと思います。  実際問題言って、今はビンラーディンが出てくることを望んでおりますけれども、まだ出てこない。それじゃ、これは抹殺し...全文を見る
○福田国務大臣 今の状態は御案内のとおりでありますけれども、これからどういうことが起こってくるか、その辺のことをよく見ていかなければいけない、そして、基本計画を策定するときにはそのときの情勢を冷静につかんで、そして適切な判断をするというようなことになろうかと思いますけれども、そう...全文を見る
○福田国務大臣 これも現段階において明確に申し上げられないのでありますけれども、情勢次第でそういうような指定もすることがあるかもしれません。
○福田国務大臣 何が目標かとかいったような、そういうようなことについてはかなり明確にはなってきておりますけれども、今後のオペレーションがどのようなものになるかということはわからないものですから、その辺はよく見きわめていかなければいけないということを申し上げたわけです。
○福田国務大臣 行政各部を指揮する、これは対応措置を行うに当たり、防衛庁のみならずほかの省庁にも協力を求めなければいけない、こういうことがございます。ですから、そういう意味において、「内閣を代表して行政各部を指揮監督する。」これは当然のことだというように思っております。内閣法第六...全文を見る
○福田国務大臣 サイバーテロというのは、これは、これから本当に我が国としても真剣に考えて取り組まなければいけない分野だと思っております。そういう意味で、我が国も、IT戦略本部というものがございます、そこでもやっておりますし、また内閣官房でも対応をいろいろ考えている、そういう状況で...全文を見る
○福田国務大臣 政治がその知り得ることについて可能な限り国民に情報を伝えるということは、当然のことだと思っております。そういう意味におきまして、できる限りの情報を、先般のいわゆる証拠について情報を提供したというように考えておるところでありますけれども、しかしそれは、そのことについ...全文を見る
○福田国務大臣 今委員が御指摘をされた点は、全く私の思いと同じでございます。  この事件は、私どもが予想する予想の範囲を超えた事件だと思っております。そしてまた、その犯行を行う手段というものが、我々が想像を絶する手段、すなわちジャンボ旅客機、これを使って、ひとりで自爆するのはい...全文を見る
○福田国務大臣 これは、今回、米国で起こった。しかし、それが仮に日本で起こったらどうなるか、そしてまたほかの国々で起こったらどうなるか。これはまさに仮定の話、仮想上の話でございますので、それは、そういうことが起こったときにどういう対応をするか、その国、また状況、規模、いろいろなこ...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど玄葉委員が、総理が日米安保ということに言及していないのではないかというふうにおっしゃっていましたけれども、これはそんなことはありません。それはもう大変色濃く総理の発言の前後に表現されておりまして、そのことがなくてこの法律云々ということを言っては絶対にございま...全文を見る
○福田国務大臣 委員から、日米安保条約の将来、もしくは同盟関係の将来、こういうような御質問でございましたけれども、これは、このテロ事件が起こらなければ起こらなかったことなんですね。我々、計画してこういうようなテロを起こしたわけじゃない、起こってもらったわけじゃない、全く偶発的なこ...全文を見る
○福田国務大臣 同盟関係というものはどうあるべきか、それはおのおのの、同盟関係にある両国がどういうことができるかできないか、そういうことにも関係してくると思いますけれども、我が国は我が国としてできる範囲でそれを実施するということなんだろうと思いますが、そういう中において、やはり同...全文を見る
○福田国務大臣 これはもう何度も御答弁申し上げていることなのでありますけれども、要するに日本は限度があるんですね、やることに。行動する内容というのは限度があるんですね。また、その地域も、これもその関係で限定されているわけですよ。  それだから、では、そういう仕事はしないでいいの...全文を見る
○福田国務大臣 何度も同じことを答弁して恐縮でございますけれども、この法案は、ここで御審議をしていただいて成立する、そうするとまた基本計画を審議するということになるというのは、いかにも機動性が失われることではないのかなと。  そしてまた、この法案が、一つの目的に集中しているわけ...全文を見る
○福田国務大臣 周辺事態法では、確かに国会承認は原則として事前承認ということになっておりますけれども、それは各活動の実施について事前承認を必要とするということでありまして、基本計画の内容等については、これは遅滞なく報告する、こういうことになっております。
○福田国務大臣 やはり、自衛隊が海外において活動するという、そういう意味においては国連平和維持法ですね、あれは大変参考になる前例だというふうに思います。  しかし、あれでも、PKFができないといったような、かなり制約された範囲の中で行っている。それがために、我が国のPKO活動も...全文を見る
○福田国務大臣 長い経験、乏しい知力と、こういうことですか。ちょっと私思いつかないんで、済みません。
○福田国務大臣 時限立法はあるんですよ。それは聞いたことがある。しかし、その事例が思い出せないということでありまして、何も初めて今回やるという話じゃないんですよね。やはりその事態の性質にのっとって、即して時限にしたということであろうかと思います。  また、こういう国際性のある大...全文を見る
○福田国務大臣 民兵は、この民兵の解釈というのがありまして、これが具体的でない、この定義がはっきりしてないということもございますけれども、国の組織でないものの活動に対する支援というまでは対象とはしておりません。
○福田国務大臣 いろいろ国の名前を挙げましたけれども、それはそれぞれ国の事情、情勢が違うわけでございますから、それはそのケース・バイ・ケースということであろうかと思いますが、その活動をするときの状況、これを決定するときの状況に従って冷静に判断をするということ以外にないわけですね。...全文を見る
○福田国務大臣 そういう意味ではこの法案を一日も早く成立させていただきたいということでありまして、この法案の成立のめどが立てば、それはそういうことを具体的に考えていかなきゃいけないわけですね。しかし、それはそのときの情勢次第ということもあるわけでございますから、今そういう情勢を推...全文を見る
○福田国務大臣 ここでもって被災民というように申しておりますのは、先般の、今回のテロ攻撃、これに関連して発生する紛争によって被害を受けた、または受けるおそれがある住民その他の者、こういうことであります。  避難民、まあ言葉の定義の問題……
○福田国務大臣 被災というわけですから、そのようなことかもしれません。しかし、根源は、原点はこのテロ攻撃にあるということだけは、これは申し上げておかなければいけないと思います。
○福田国務大臣 これ、被災民と避難民と分けることができるかどうかということはありますよね。ですから、もともとの避難民もあるだろうし、ある意味においては、今までの政権の非常な対応の悪さというものによって被災した人もいるかもしれぬし、そういうものが一緒になっているんだろうというふうに...全文を見る
○福田国務大臣 人道的な見地からあの地域におられる方を助ける、救援するということであります。
○福田国務大臣 アフガニスタンには、これはこの法律では無理だと思います。
○福田国務大臣 委員のその定義を先に教えていただければよかったと思います。
○福田国務大臣 それは、合意が得られないというように断定的に言われることもないと思うんですね。やはり合意が得られないというのは、それだけ難しい状況にあるということですから、それは日本がもしかしたら行けない地域かもしれない。やはり合意は前提として、我々の活動はしなければいけないと思...全文を見る
○福田国務大臣 被災民の救援活動を自衛隊がしてはいけないという理由はないと思います。できる限りのことをしようというのが趣旨でございます。
○福田国務大臣 今の時点で、どういうニーズが発生するのか、それも、きょうということじゃなくて、きょう基本計画をつくって実施するような、そういう計画を細部を詰めるというのであればきょうの情勢で判断するしかないですけれども、しかし、実際はまだ先になるわけですね、その辺は。ですから、今...全文を見る
○福田国務大臣 これからどういう事態になるかわかりませんけれども、ある種のイメージというものはあるのだろうというように思っております。それは、今まで示された証拠等に基づいて、また開示されない証拠等も含めて、そういうものがあるのだろうと思います。  これから、では、今おっしゃられ...全文を見る
○福田国務大臣 危機管理のことをおっしゃっておられましたけれども、まさに危機管理というのは、危機がどこにあるかわからない、そういうものに対して日ごろ備えなければいけない、こういうことはもうおっしゃるとおりでございます。  今回のことにつきましては、これはもう全く世間というか世界...全文を見る
○福田国務大臣 今回の被災民のこともございますけれども、難民対策としては、やはり日本の人道的貢献、これは日本がなし得る道だと思いますので、懸命な努力をすべきだと思っています。
○福田国務大臣 一言で言えば、できると思います。  我が国が、我が国の法制その他いろいろな諸条件の中でもってでき得る限りのことをする、できる範囲で行う、こういうことであります。もとより、武力の行使をするわけでございませんし、憲法に抵触するということでない、憲法の枠の中で行う日本...全文を見る
○福田国務大臣 委員は、先ほど来伺っていますと、危ないところ、危ないところを想定して質問されているような感じがするのですけれども、私は、それはそれでよろしいのですけれども、要するに、今防衛庁長官も答弁しているように、武力行使をしない、そういう地域に行くということでありまして、そこ...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも、そういうことが起こらないような地域に出るということが前提なんでありますけれども、万が一そういうことがあった場合には、そのときのその現場の判断ということは当然あると思います。
○福田国務大臣 ですから、私が申し上げているのは、活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域かどうかということなんですけれども、その地域が安全かどうかということについての情勢については、米軍等から提供される情報とか自衛隊及び外務省が収集する各種情報、そういうも...全文を見る
10月16日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○福田国務大臣 昨晩遅くまでいろいろと野党の方々と協議をいたしたのでございますけれども、残念ながら合意に至らなかったのであります。与党としても、野党の御希望を極力取り入れたい、そういう気持ちを持って臨んだのでありますけれども、また総理も、清水の舞台から飛びおりた気持ちで修正をして...全文を見る
○福田国務大臣 今回のようなテロ、これは、特徴を申しますと、極めて国際性の高い、そういう事件であったわけでございます。今までも、テロ対策とかそういう緊急危機管理、緊急的な対応そしてまた危機管理についていろいろ政府としても取り組んでまいりましたけれども、今回のような規模の大きい、国...全文を見る
○福田国務大臣 まず、アフガニスタンの今後に対して日本がいかなる貢献ができるか、こういう御質問がございましたので、そのことについてお答えいたしますが、アフガニスタンがこれからどういうふうになるか、これは今後の推移を見ていかなければわからないのでありますけれども、いずれにしましても...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま、昨晩のことにつきまして、合意に至らなかった、委員のおっしゃられるのは、小泉総理の考え方がよくわからなかった、こういう趣旨であったかもしれません。  与党内の協議はございました。そして、これも大変真摯な議論をしてきた、真剣な議論をしてこられたわけでござい...全文を見る
○福田国務大臣 今回のテロの行為、これは米国のみならず人類全体に対する極めて卑劣かつ許しがたい攻撃であり、毅然とした対応なくしてはテロの一層の助長を招きかねない、こういうことは総理も何度も繰り返して発言をされていらっしゃいますし、あわせて、この国際テロリズムとの闘いに対し、世界の...全文を見る
○福田国務大臣 今回のテロというのは、これは国際性が極めて強い性格のものであるということであります。  前回、六年前にサリン事件が起こりました。これはもう国内の問題で済んだわけであります。一部その宗教団体が、海外にも活動家がいるとかいうようなことで、若干のそういう部分もございま...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる有事のときにどう対応すべきかということについて有事法制というものがございます。この整備を我が国としても進めていかなければいけない。今の、私先ほど申しました危機管理、テロ対策とかそういうようなものも、有事法制とどういうかかわりになってくるか、こういうことも検...全文を見る
○福田国務大臣 この問題、事件が起こりましてから我が国は外交努力もいろいろとやってまいりました。外交がないということはないのでありまして、戦争に至るまでは外交だということであるならば、我が国は、武力行使をしない、憲法の範囲内でやるこの行為も外交の部分であるかもしれぬというように考...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房でやるから現場の気持ちを酌まない、こういうことはないのでありまして、各省庁、組織でやっておりますから、また実際問題、このチームの中にはそういう現場の経験を踏んだ方も大勢参加しておりますので、そういう懸念は当たらないということでございます。
○福田国務大臣 日米間は、特に今回の事件につきましては米国で起こったということもございますし、また過去のいろいろな情報の蓄積等もございますので、それは米国とのやりとりが一番多かったというように思います。  そういう中で、日米間、これはもういろいろなレベルでいろいろな接触というの...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃられることは私も同感であります。  日本は、戦後一貫して平和外交というものを継続して、国際社会に平和を維持するために、また平和を築くために貢献する、そういう外交姿勢をアピールしてきたというように思っております。これは、今後もその考え方は同じでなけれ...全文を見る
○福田国務大臣 今回の修正案と直接関係はないように思いますね、総理の発言されたことは。  ちょっと私も、総理がどういうふうに発言したかよく覚えていないので答えにくいのでありますけれども、今の御質問ですと、これ、くっつけて考える必要はないんじゃないか、多少関係あるかもしれませんけ...全文を見る
○福田国務大臣 PKFは、御案内のとおりであろうかと思いますけれども、国際平和協力業務という中の業務でございますけれども、要するに、その国際平和業務をやるための条件というものがございますので、ですから、そういう条件が整う、環境が整えばこれは実施することができるということになります...全文を見る
○福田国務大臣 今度のこの法案に盛られております活動というのは、これはあくまでも九月十一日に起こったテロに対する対応措置、こういうことになるわけであります。  ですから、このテロによってもたらされるであろうという、もたらされている脅威、この脅威を取り除く、除去するということが終...全文を見る
○福田国務大臣 私は、日米安保条約、これは決して片務的ではない、相互補完的というように考えるべきであろうというふうに思っております。お互いに協力できる範囲で協力し合うという形において、お互いの利益でもあり、そしてまた、この地域の安定ということもあるというようないろいろな意味合いが...全文を見る
○福田国務大臣 このテロを、何度も話が出てきますので繰り返すことはないんですけれども、いかにひどい惨害をもたらしたか、もう想像を絶するような犯行であった、これはお認めになりますよね。そういうことを起こした国際的な、組織的なテロ集団、これを何とか絶滅させよう、もしくはこのテロ行為を...全文を見る
○福田国務大臣 今外務省からの説明がございましたけれども、この問題は多省庁にまたがった問題でございます。省庁名を申し上げれば、財務省、それから金融庁、外務省はもちろんでございますし、多省庁にまたがる。それで、それを内閣官房で集約をいたしまして、各関係省庁にお集まりをいただき、対策...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおりだと思います。日本は、パキスタンとかアフガニスタンというだけでない、より効果的な外交を進める上においては、また外交をさらに効果的にするためには、そういう周辺諸国、また、特に関係の深い国々が方々あるわけでございます。そういういろいろな関係をうま...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の武器弾薬の輸送につきましては、本法案の衆議院での御審議などを踏まえまして与党三党間で協議をして合意されました修正案におきまして、外国の領域における武器弾薬の陸上輸送は行わない、こういうふうになったわけでございます。  政府も、今回の修正案を誠実に受けとめ...全文を見る
○福田国務大臣 修正案で国会の関与というものが規定されたわけでございます。  委員の御指摘のとおり、国会において、国民に理解をさらに求めるという趣旨を踏まえてこの条項を入れたわけでございまして、私どもとしては、これはそれなりに評価されるものであろうというように思っております。 ...全文を見る
○福田国務大臣 そのような漠としたものを考えているわけじゃないんですね。この法案の趣旨、目的、これはもうはっきりしているわけでございますし、そんな長期間にわたっていろいろやろうということでもないということもあります。極めて限定された目的を持った、また同時に活動範囲もかなり限定され...全文を見る
○福田国務大臣 これはもうこの法案の冒頭に書いてございますように、九月十一日に発生しましたテロによってもたらされます脅威の除去ですね、これが目的でございます。
○福田国務大臣 この人道支援も、やはり九月十一日のテロによってもたらされた、その結果生じた被災民に対する人道支援、こういうように考えてよろしいんじゃないかと思います。
○福田国務大臣 これは被災民ということでありますけれども、この法案に定めます被災民とは、先般のテロ攻撃に関連して発生する紛争によって被害を受けまたは受けるおそれがある住民その他の者を指している、こういうことなんでありますけれども、実際問題として、もともと難民がいるわけですね、そう...全文を見る
○福田国務大臣 再三申される国会の日程というのは、一つの例えとしてどなたかがそういう話をされたかもしれません。きのう、ちょっとそのようなことを私も耳にしております。それは政府側の答弁にあったのか、もしくは質問者の委員の方からの発言にあったのか、ちょっと私、記憶にございませんが、私...全文を見る
○福田国務大臣 この法律による自衛隊の活動というのは、これはあくまでも武力行使をしないということなんですね。戦闘地域にも行かない、こういうことでございまして、そういう意味で、戦闘行為をしない、武力を使わないという意味において、この集団的自衛権という範疇に入らない活動なんですね。そ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、法案を読ませていただきます。  本法案十一条の規定と同じ考え方に基づくものである。すなわち、本法案が規定する協力支援活動、捜索救助活動及び被災民救援活動においては、例えば、傷病兵や被災民の治療、人員……。ごめんなさい、読み方を間違えましたね。  ちょっ...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、続けてください、先ほどのものに。  すなわち、本法案が規定する協力支援活動、捜索救助活動及び被災民救援活動においては、例えば、傷病兵や被災民の治療、人員の輸送、国際機関や他国の軍隊との連絡調整など、活動の実施を命ぜられた自衛官がその職務を行うに伴い、幅...全文を見る
○福田国務大臣 そもそもこの法案は、いわゆる集団的自衛権というものに関係しない、そういう範囲の自衛隊の活動、こういうことでございますから、当然ながら武力の行使、こういうものには、こういう活動は含まれないということであります。
○福田国務大臣 それは、日本国憲法というものがありまして、その枠の中でやるということでありますので、武力の行使を認められているわけではないのでありまして、武力の行使を認められているのは、自然権的な自衛権ですね、それに基づく限られた行使である、こういうことであります。
○福田国務大臣 国際協力法だと思います。
○福田国務大臣 それは、この十年にいろいろと変わったんですね。変わったのは何か。それは、日本の世論も変わりました。政治家の考え方も変わりました。そして国際世論も変わってきたということではないかと思います。  国際世論というのは、自衛隊が、日本の自衛隊が海外に出ていっても、それを...全文を見る
○福田国務大臣 私の名前を挙げられたので、私からまずお答えします。  何でもありではない、こういうふうに申しましたのは、今日の国際法において、文民や民用物を無差別に攻撃することは原則として許されない、こういうことになっているんですね。  個々の攻撃とか爆撃の、さっきそういう質...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま御決議のありましたいわゆるテロ対策特別措置法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。     —————————————
10月18日第153回国会 衆議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 佐々木議員にお答えします。  司法の位置と我が国司法の現状認識、今次改革の基本的方向と決意についてお尋ねがございました。  司法は、三権分立のもとで、国民の権利の実現を図るとともに、国民の基本的人権を擁護し、さらには安全な国民生活を維持するなど、極め...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 保坂議員にお答えします。  国民の視点からの改革の重要性についてのお尋ねがございました。  今般の司法制度改革を実現するに当たりましては、御指摘のとおり、国民の視点を踏まえることが大変重要であると考えております。  本法案におきましても、そのような...全文を見る
10月18日第153回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として一言ごあいさつを申し上げます。  初めに、このたびの米国同時多発テロにより犠牲となられた多くの方々、そして、今なお所在不明となっている邦人の方々及びその御家族の方々に対しまして、衷心より哀悼とお見舞いを申し上...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 十月八日以降、米軍は英国軍とともにアフガニスタンに所在するタリバンの軍事訓練施設等に対する攻撃を行っております。政府としては、毅然とした対応なくしてはテロの一層の助長を招きかねないとの考えに基づき、このようなテロリズムと闘う米国等による軍事行動を強く支持...全文を見る
10月19日第153回国会 参議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 十月八日以降、米軍は、英国軍とともに、アフガニスタンに所在するタリバンの軍事訓練施設等に対する攻撃を行っております。政府としては、毅然とした対応なくしてはテロの一層の助長を招きかねないとの考えに基づき、このようなテロリズムと闘う米国等による軍事行動を強く...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) テロ対策の進捗状況と今後の対策方針などについて、藁科議員からお尋ねがございましたので、お答えいたします。  今回の米国でのテロの発生を踏まえ、政府としては、従来の危機管理体制の整備に加え、情報収集や出入国管理、さらには資金源対策など、多面的な国際テロ対...全文を見る
10月23日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 山本委員のおっしゃるとおり、まだパキスタンに行くとかいうようなことは、ただいまの外務大臣の答弁にもありますとおり、非常に不確定な状況でありまして、今申し上げることできません。  ですから、一般論としての話としてお聞きいただければよろしいかと思いますけれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御質問が日本国内のテロというようなことであったかと思いますけれども、現在は、今回の分については緊急テロ対策本部、こういうものを設置しまして、これは内閣総理大臣が本部長になっているわけでございまして、そういう対応でございますが、一般的には、国内で重大テロが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御案内のとおりでございますけれども、集団的自衛権を行使するということは憲法上許されないということになっております。今回の今お諮りしております法律案につきましても、これは武力の行使をしないということにおいて集団的自衛権とかというものには関係のない範囲の問題...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおり、日本の国連平和維持活動、これは今非常に限られているというように言わざるを得ないと思います。  一つの例を申し上げれば、世界の平和維持活動に活躍している人は五万人近くいる。しかし、日本は四十数人しか今出ていない。出ていないというのは、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうテロを発生してしまいますとこれはもう甚大な被害をこうむるということになりますので、そういうことをさせないということがまず第一に必要なんですね。そのためには、やはり情報の収集、これに尽きるだろうというふうに思っております。  そういう意味におきま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは経緯ということになりますけれども、九月十一日、テロ発生しました。これは、米国はブッシュ大統領が連邦議会でもって演説をいたしておりますけれども、すべての国家にテロへの戦いに参加することを求め、全世界の支援を要請しているということでございました。そうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま防衛庁長官からも基本的な考え方が示されましたけれども、委員御指摘の褒賞金の制度ですね。これは制度と申しますか、閣議決定でもって都度決めているという、そういう前例がございます。平成三年のペルシャ湾への掃海部隊派遣時、それから平成四年のカンボジアでの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連PKOをアフガニスタンで設立されるかどうかと。これは、今の状況で判断するのはちょっと難しい段階ではなかろうかと思います。まず国連安保理において検討がなされると、こういうことで、現時点において確たる見通しを申し上げるということにはいかない段階だと、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 凍結されている部分についてのみ解除すると、要するに凍結解除するということですね。  我が国が世界から信頼される国家というそういう国家であるためには、やはり国際社会で求められている責任、役割を着実に果たしていくと、このことは大変大事であると思っております...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 微妙な問題も含むわけでございますけれども、私は、委員も御指摘のように、PKOのその凍結解除、これはやはり今の日本のPKOというのが余りにも限られたところでしかやっていないと、もう何も起こらないということを前提にして、全く安全なところでしかやらないといった...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおり、武力行使に該当しない活動であるということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 「戦闘行為につながるようなものに対して」、これは言葉の問題もございますけれども、つながるかつながらないかといったら、いつかどこかでつながるということもあるわけでありまして、その程度の問題、密接性の問題と、こういうふうに解釈しております。
○国務大臣(福田康夫君) この委員のお配りくださった文章の中で、政府の見解というのもございますね、政府見解。「軍事行動以外の面もいろいろございましょう。」と、こういうことですね。  本法案に基づいて自衛隊が行う活動というのは、それ自体としては武力の行使に当たらない、そして国家に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと御答弁申し上げておりますけれども、要するにこの法律でもって、この協力支援活動等でもって対応措置を行う、その措置の中身は戦闘行為が行われていないということですね。そういうところで、またそこで実施される活動の期間を通じても戦闘行為が行われることがな...全文を見る
10月24日第153回国会 参議院 外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろんな部署でもって情報は集めておるわけであります。委員の御指摘のとおり、警察の情報もございますし、また、これは治安関係でございますが、その他、防衛関係もございますし、また、国際性のある今回のような事件につきましては外務省において集める情報もあるというよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 緊急事態と申しますか、有事体制というか法制についてのお尋ねと思いますので、有事法制の準備について責任ある立場で申し上げます。  このことは総理も先般の所信表明で述べておりますとおり、一たん国民に危機が迫った場合に適切な対応をとり得る体制を平時から備えて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理の御答弁に追加して私からちょっと申し上げますけれども、先ほど総理は……(発言する者多し)
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど総理が限定的というふうに申されていますけれども、これは本当にテロ対策特措法は限定的なんですよ。要するに、九月十一日のアメリカにおいて発生したテロの攻撃、その攻撃の脅威を除去する、そういうことをするためにあるということは大前提ですよね。それからまた、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、この審議をいただいておるわけですね。そして、これ、成立するということになれば直ちに基本計画の策定に入るという、そういう順序にあります。  今現在、状況というのは流動的だと私は思っております。ですから、今後どのような状況になるかということを見きわめた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、私申し上げたとおりなんでありますけれども、具体的にということは、まさにそのニーズがどういうところにあるかといったようなことで、これはやっぱりこの法案を通していただいて、一日も早く通していただきたい、そういう意味では。その上でいろいろな調整を始めると、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在、この法律に基づく被災民救援活動の要請はもちろんございません。まあそのほかにありますよ、UNHCRから先般要請がございまして物資の補給をしましたね。そういうことはあるわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) この法案に基づくものというものは、今、法案もないわけですからね、ですからあるはずがない。(発言する者あり)
○国務大臣(福田康夫君) 多少誤解があるような感じもするんですけれども、要するに承認というのは、基本計画をでしょう。総理が言っておられるのは、御案内のとおりだと思いますけれども、要するに極めて限られた、制約条件をつけたそういう法律であるから、だからこれはそういう意味において、まあ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それから、支援の具体的な要請というのは、この法律に基づいて行われるものについては、今のところございません。  ということは、まだそういう情報交換もしていないということですよ。
○国務大臣(福田康夫君) 基本計画の実施、記入、記載、必要項目の中にたしか費用は入っていなかったと思います。これは、その内容についてどの程度の規模のものかといったようなこともあろうかと思いますけれども、費用項目というものがその活動内容においてどれほどの、これは重要である、国税を使...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今の基本計画にこれ入っていないんですけれども、他の、例えばPKO活動等においてどういうふうにしているか、この辺はちょっと調べて御答弁させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 今調べましたら、PKOの実施計画に入っていないんです。その事実だけ申し上げたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま答弁しましたことを繰り返しますけれども、PKOの実施計画においては費用項目は入っていないということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと事実関係のこともありますので私から。じゃ、後、総理に答弁していただくといたしまして。  まず、先ほど来お聞きしておりまして、国連がいきなり決議出して、そして米国その他の国々がこの活動を始めたと、こういうようなことでありますが、実はもう九九年、九...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ええ。  それからもう一つ、タリバンに対して一三三三号、これは二〇〇〇年です、二〇〇〇年の十二月ですけれども、ビンラーディンの引き渡しを求めると、これは国連決議しているんですよね。  そういうことを前提にしまして、このウサマ・ビンラーディンの引き渡し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 違う……。
○国務大臣(福田康夫君) 個々のことではありませんけれども、御参考になると思いますので申し上げますけれども、今日の国際法上で、文民や民用物を無差別に攻撃するということ、これは原則として許さないということになっているんですよ。ですけれども、このことは、米英両国が個別的または集団的自...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 個々のことについては作戦上のことであって、必要に応じては特定の武器を使うということは十分あり得ると思うんですよ。そのことは、そのこと自身が無差別なものであるかということは、これはその事態に応じて判断すべきものだというふうに私は思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 定義のことなので私からお答えいたしますけれども、この活動地域は我が国の領域、公海及びその上空、外国の領域と。これは外国の領域といっても当該国の同意が必要であると。そしてまた同時に、現に戦闘行為が行われておらず、かつそこで実施される活動の期間を通じて戦闘行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、その戦闘、行動ができる地域と、こういうふうに申し上げたわけで、行動ができない地域というのは今私が申し上げたところでない地域であると、こういうことになるわけですね。それは戦闘行為が行われる地域またはその期間を通じて行われるだろうというふうに思われ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) コンバットゾーン、これ大変危険な地域だと、全域が、というような趣旨のお話をされていらっしゃいますけれども、一つお聞きしちゃいかぬのかな、先ほど湾岸戦争のときのコンバットゾーン、もう十年以上前に設定されたわけですね。それは今解除されているのかいないのか。こ...全文を見る
10月25日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) あの九月十一日のテロ発生以来、米国はもとより、世界じゅうがこの問題にくぎづけになったというような感じがいたします。  委員の御指摘のとおり、このテロが今後どのような形になるのか、またこういうテロが今後どうなるのか、要するに今後も同じようなことが発生する...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米国側に、どういうようなことを考えてやろうかということについて言われなくても、我々もこういう状況の中で何をしたらいいかということはおのずからわかることがたくさんあるわけですね。  ですから、もちろん米軍が米軍としてどういう作戦行動をとるかとかいったよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 湾岸戦争は今からもう十一、二年前になりますか。あのときは、これは今とは全く違う客観情勢があったんじゃないかと思います。  と申しますのは、自衛隊が海外に行くということは考えられなかった、そういう時期だったんですね。ですから、自衛隊を海外に出せるのか出せ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 当初からもう大分時間がたちました。その間考え方がどういうように変わっているか、これはわかりません。わかりませんけれども、当初長い戦いと、こういうふうに言われたのは、このアフガニスタンにおける戦いという意味か、もう一つはテロリズム撲滅のために長い戦いをしな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと御説明ございましたけれども、今度のテロ事件で、まずイスラムと対決するということではないんだということは、これはもう再三表明されているということですね。何しろ、あのテロの犠牲者の中には恐らくイスラムの人もいたんじゃないでしょうかね。無差別テロなん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま湾岸戦争のとき、十二年前、お金を出せばそれでよかったのではないかという御発言がございました。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろございましたけれども。しかし、これはそうじゃなかったと思います、私は。  私、実は湾岸戦争始まってすぐ後に、最中ですね、米国に参りました。米国で大変な日本に対する誤解があるということを聞きまして、米国の、草の根というわけではないけれども、州議会...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっとつけ加えさせていただきます。  今、委員が自爆テロのことも指摘されましたけれども、この自爆テロについては本当に、ただいま説明もありましたけれども、これだけじゃ足りないんですね。飛行機と同じように、荷物のチェックをしなきゃいかぬ、それからこういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いや、それはなるべく早く解決すればいいなと。しかし、その目的を達成しなければ困るわけでございますから、目的達成のめどが一刻も早くという、そういう気持ちはだれしも持っていることだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) これは十月八日の午前に米国及び英国は安保理議長に対して今回の軍事行動に関する書簡を発出したと。書簡の中身は、国連憲章第五十一条に基づき、その固有の権利である個別的また集団的自衛権を行使する行動を開始したと、こういうことでございます。  この事件が発生し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは先ほども御質問ございました。それでお答えしたところでございますけれども、基本的には国際法でもって民間の文民とか民用物を無差別に攻撃することは、これはもう原則として許されない、こういう国際法がございまして、その上に立ってパウエル国務長官がビンラディン...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 話の中でそういう文脈があったのかもしれませんけれども、私もちょっとよく覚えていないんでありますけれども、要するにこの戦争でしょうね、戦争はこのテロの脅威を根絶させるということが趣旨なんでありまして、報復といいますと、あそこのWTCでもって今の報告によりま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理も今回の戦争、報復戦争と定義づけたことはないと思いますよ。それはあくまでも、これはもう世界の秩序に対する挑戦だと。こういうことでもって説明をしてこられたわけでございます。  そしてまた、そういう国際社会に対して大きな打撃を与えようという勢力、またそ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) たしか、私もちょっと記憶が不確かですけれども、ブッシュ大統領は、この事故、事件が起こった直後に報復という言葉、使っていない。(発言する者あり)パウエルさんが言ったの。それ、ちょっと、じゃ外務大臣がよく御存じだから、外務大臣に事実関係を。
○国務大臣(福田康夫君) 報復戦争という言葉は、今、外務大臣が説明しましたけれども、当初そういう言葉が出たように私も記憶しておるんですよ。しかし、それは先ほど私申しました米国の書簡、これは安保理に出された米国の書簡でございますが、ここでは明らかに自衛権の行使ということを述べている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはテロの状況によることだと思います。  例えば同時多発、その根源が同じであると、その犯人と申しますか、それを起こした人が同じであるというようなことは、それは場合によっては戦争行為というように思いますけれども、しかしテロ自身の定義というのは、その規模...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど同時多発テロということで、私は実は一般論として同時多発テロということを考えたわけでございますけれども、今回のことに限って申し上げれば、その規模といい国際性といい、それから過去における実績ですね、実績というか事実、そういうことから判断して、単なる犯罪...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 極めて難しい質問でございますけれども、これは昔からそういうことだったんでしょう。恐らく、検疫上の問題とか健康上の問題とか、そういったようなことがあったんだろうと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私はそういう質問を受けますと困るんです、実は。と申しますのは、私イスラムとおつき合い長いんです。もう三十年以上も、三十年ぐらい前でしょうか、石油会社におりまして、中東にもよく行きましたし、それからずっとイスラムとのおつき合いはありますし、今では中東のある...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、ひそかに調べて五万人ぐらいということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) これはその事件が起こった当初から、すなわち九月十一日ですね、もう直後からアメリカの大統領もそういうことを鮮明にされていらっしゃるし、また世界共通認識として、これはもうイスラムとかアラブとかいうものを相手にしたものではないということ、これはもう極めて常識的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと、今回の事件発生後、各国との調整、また日本の意向を踏まえた要請をするといったようなことを含めまして、総理特使というような形で行っていただいておるわけでございます。今後も必要に応じてそういうことはしていかなければいけないだろうと思います。むしろ、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本の平和協力と申しますか、日本の人道支援と申しますか、まあ日本の得意わざでなければいけない分野でありますので、それは重要に考えていかなければいけない。御指摘のようなことも含めて検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと追加させてください。
○国務大臣(福田康夫君) 申しわけないです。  今、国連決議の話がございましてね、一三六八、これは即日出たわけです、九月十一日。  それからもう一件、湾岸戦争のときはどうだったかと。いろいろな決議が出たということでありますが、この決議でもって、国際の平和及び安全を回復するため...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) じゃ、私、いいですか。
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊がですか。
○国務大臣(福田康夫君) 仮定のお話で、どういったような問題が起こるのか、全く同じようなことが起こったという前提でしょうかね。もしそういったようなときに何が日本としてできるかと、こういうことになろうかと思いますけれども……
○国務大臣(福田康夫君) まさにそういうことでありまして、今度は全く自爆テロという、そしてあの大規模な事件を起こす、こういう人が出てくる、そういうことを考える人が出てくるということは、やはりそういうものに対応するしかないであろうということになるわけですね。  ですから、そういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、もし日本にあればという、そういう話になるんでありますけれども、やはりそのことによって重大なる損害を受けるといったようなことがある場合に、ということが予想される場合に、それが正当防衛とか緊急避難とかいったようなそういう要件に該当するかどうかという判...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本のそういう警備とか警察力とかというものに対して、余り高い評価を与えていらっしゃらないような御発言がございました。  例えばペルーのときにも、これは相手国との関係があるわけですよ。もちろん日本の警察が海外派遣するということは警察法第六十一条でこれは可...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと御忠告をいただいて、ありがとうございます。そういうようないろんなケースを想定して万全を期してまいりたい、こういうふうに思っております。
10月26日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨日の本委員会の齋藤勁議員の質疑の途中、委員長より求められた、総理が報復戦争はだれもしたくてやっているわけではない旨発言したのではないかとの事実関係及びその趣旨について以下のとおり御報告します。  未定稿の議事録によれば、二十四日の参議院連合審査会にお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは委員の御指摘のとおりだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) この国会の事後承認、これを、要する枠組みへの修正ですね。これは衆議院におきまして、自衛隊の部隊等による対応措置の実施について、行政府の責任において迅速に行われることを確保しつつ、国会へその是非について判断を示すことが法案に対する一層広範な国民の理解と支持...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御相談いただきましたけれども、大変ありがたい話でございます。  日本では特定公益増進法人と、こういうような制度があります。これは、この法人に認定されますと税制上の優遇措置が認められる、こんなふうなことでございまして、例えばユニセフ協会ですね、日本ユニセ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 以前からそのような案というのはございまして、浮かんでは消え、浮かんでは消えと、こういうふうなことでございます。  こういう機会に、もう一度、今までの議論を踏まえて前向きの検討をすべきであろうと私も思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の法案は、やはり日本国がなし得るものは何かということ、それはもちろん憲法の制約ということはあります、またほかの法令等々がございますでしょう。しかし、大きくはやはり憲法の枠の中というこの大原則があると思うんですね。そういう中でもってなし得ること、これは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法案をごらんいただければよく御理解いただけるんだろうというふうに思っておって、そういうつもりで提出をさせていただいたということではあるんでありますけれども、まさに委員のおっしゃるとおり、そういうおっしゃる考え方というのは、もうしっかりと頭にたたき込ん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 慌てて見ていますけれども、よろしいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) はい、同じでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今までの御議論を伺っておりまして、民主政治をより熟成させるためにも、国民に情報を十分開示するという努力を政府は不断に行っていかなければいけないと思います。政府が漫然と、今、防衛庁長官からも答弁がございましたけれども、漫然と際限なく秘密を持っていていいかど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法律が成立しますれば、いかなるニーズが生ずるかということがあるので、何から何までやりますよ、どうぞというデパートみたいなやり方をすべきかどうか。これはそこまでやる必要はないんだろうというふうには思いますけれども、それはそれなりのその状況に応じてのニー...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府は、基本計画の変更を行った場合に、その変更により当初の基本計画の枠を超えるような活動が新たに行われるときと、これは別の言葉で言いますと、国会に承認いただいた対応措置の実施についての基本的な前提変更が生じたと認められる場合には改めて国会の承認を求めると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 当初の基本計画に定められていない活動を新たに追加すると、そういう場合ですね。例えば御指摘の協力支援活動が承認された後に被災民救援活動を追加すると、こういう場合には改めて国会の承認を求める必要がございます。
○国務大臣(福田康夫君) A国の内部においては、A国というその形で承認をいただいたという後に、そのA国内部の変更については、これは承認の必要ありません。しかし、これが例えばそのB国とかいうようなことになった場合には承認が改めて必要であると、こういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) そういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 事態が変わりまして、政府が基本計画を作成した後に変更すると、そういうことですか、そういう場合のことですね。
○国務大臣(福田康夫君) そういう場合には、これは遅滞なく国会に報告を行うということになっております。
○国務大臣(福田康夫君) 今申しました国会に報告をする、そしてその報告に際して、国会の審議におきまして、例えば議院の決議によってある事項についての国会の承認を要するという国会の判断が明確となれば、政府として当該事項についての承認を求めるということになると考えられております。  ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 難民支援について、今の状況において行けるかどうかと、こういうことになりますでしょうか。  国連の機関から要請があれば難民支援はできる、これはこの法律ができてからの話でありますけれども、それはそういうことであります。今現在で難民支援をするということになり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、この法律が通りますと、その現地情勢というものは把握しなければいけない。したがいまして、その現地情勢把握のために調査団を派遣するということは、これは必要性が生ずると思います、私は。ただ、どの地域でどういう活動をする可能性が出てくるかとかというような...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、やはり周辺事態法というのは、いわゆる周辺事態というそういう性質のものもございますけれども、あの国会議論の中においても地理的な概念の議論もございました。そして、その地域も、従来から日米安保条約の運用において極東地域、フィリピンよりも、フィリピン地域...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、先ほど来、防衛庁長官が繰り返し答弁をしておりますけれども、要するにその国の状況によるわけですね。国の状況が日本の自衛隊の活動、この法律に基づく自衛隊の活動を許すかどうか、この法律の趣旨に照らして、その法律の中でできる活動かどうか、それは状況次第だ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連を中心とした国際社会の平和と安全を求める努力、これは資金面だけでなくて人的な面も含む、またほかの分野もあると思いますが、そういうような人的な協力ということも大変大事だろうと。そのことはひいては我が国の国際的な地位と責任に相ふさわしい協力のあり方ではな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 本法案は先般のテロ攻撃への対応にその目的を限定した特別措置法であるということであります。対応措置の必要がなくなれば廃止されるということが前提となっているわけであります。ですから、自衛隊による対応措置の実施について定めるこの法案について御審議をいただくこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本計画そのものは国会承認の対象ではないんですが、当該計画の内容を踏まえつつ自衛隊による対応措置の実施について国会が承認の判断を行う、こういうふうになるものと考えております。  また、当該計画の内容について国会の是非の判断が明確となれば、政府としてもこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の国会決議、これは有権的な解釈、これは参議院でやっていただかなければいけないと考えておりますけれども、この決議は、今回のような我が国を含む国際社会がテロ攻撃によってもたらされているという、そういう脅威に直面する中で、この国際的なテロリズムの防止、根...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 結局、日本がどういう国であるべきかという、こういう議論にもつながってくるんだろうというふうに思います。  湾岸戦争のことを引き合いに出されました。また、昔の大きな戦争に突入してしまったという経験、そういうような経験、そういうことを二度と繰り返してはいけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まだこの具体的な活動、行動の中身は決まっていないんですよね。ですから、どういう規模で出るかというようなことも決まっておりません。ですから、そのことが決まらないと費用の算定もできないということになるわけであります。例えば人件費とか燃料等物品購入費等とか、い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま御決議のありましたいわゆるテロ対策特別措置法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力してまいります。
10月30日第153回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、八月十三日、総理の靖国参拝、このことにつきましてお話がございました。このことについてはいろいろとお話ししたいとも思うこともございますけれども、実際にお参りをした総理から直接お話をお聞きいただくのが一番いいのではないかというように思います。ですから、私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これも今お話し申し上げたことなんでありますけれども、漠然としたイメージというような段階でございまして、その中にどのような意味合いを込めるかということを一つ一つ考えているわけではございません。  しかし、今先生のおっしゃるように、私としては、やはり平和祈...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先生確かにおっしゃるとおり、いろいろ今まで議論してきたんですね。議論している割には何か同じことを繰り返しているという、そういう感じがしますので、これはどこかで何とかしなきゃいけないという気持ちを持つのは、これはもう先生以外もみんなそう思っているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 外交努力、特にこの問題、歴史問題についての外交努力ということになろうかと思いますけれども、やはり相互理解ということだと思います。相互理解を進めるためのいろいろな方策をこれまでもやってきました。例えば、歴史研究をするということとか、また学生の交流とかいうよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いつどういう状況になったら終えんするのか、こういうことでございますけれども、これは、こういうことをラムズフェルド国防長官が十月二十五日の記者会見で述べております。それは、アルカイダ及びタリバンがもはやテロ行為を企てず、また、国内にテロリストをかくまうこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 炭疽菌問題は、米国においても、あのワールド・トレード・センターに自爆テロが突っ込む、こういうことが、これが第一段階とすれば、第二段階とも言えるような大きな事件だと私は思います。  そしてこれは、これも無差別というわけでない、特定のところに今のところは炭...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨日成立いたしましたテロ対策特措法につきまして、先生方に大変お世話になったわけでございますけれども、この特措法でもって任務につかれる自衛隊の方々は、これは武力行使を伴わない地域に出る、要するに戦争をするような地域には出ないんだということがございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先生おっしゃるとおり、司法長官がそういうテレビでアナウンスをしたということがございます。これは、米国内、また、はっきりは言っていなかったんですけれども、米国に関連する外国の施設というか人というか、そういうことではないかと思います。もちろん、我が国もそうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どんなことが起こるか、それは、この世の中わかりません。今だって、今だってわかりませんよ、それは。園遊会をねらうというようなことであれば皇居だってねらわれるかもしれない。この国会議事堂だって、一〇〇%安全だというように言い切れるかどうかということであります...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 妥当かどうか、先生がおっしゃるんだからそうだと思いますけれどもね。  今回のこの事件でもってテロリズムとは何ぞやと、こういうふうな議論が随分いろいろございますので、いろんな考え方があるのかもしれません。しかし、戦争とも言えない、しかし、決して無視できな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは重大問題であります。国民の生命にもかかわる問題であるということでございますから、先ほど私は重大問題だ、それはテロだと、こう言ったけれども、そういうことではなくて、これはちょっとやはり認識は異にしております。  今回の同時多発テロ、それは社会に恐怖...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) テロの定義みたいな話になっちゃうので、私は余りテロの定義について議論は正直言ってしたくはないのでありますけれども、テロというのとちょっとニュアンスが違うんじゃないかなと、こんなふうに思います。
○国務大臣(福田康夫君) 先生御指摘のとおりでございまして、あそこは将来のエネルギーの大変大事な通過点というように思っております。  中央アジア、カザフスタンなどは非常にそういうエネルギー資源が豊富だというふうに言われております。エネルギーだけでなくて、ほかの鉱物資源にも恵まれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) なかなかお答えしにくい問題でございますけれども、一年前に本当に図らずも就任した、予想もしていなかった職に就いたと、こういうふうなことでございます。私も当初はほんのしばらくの暫定官房長官だと、こういうふうな、私自身もそういうふうに思っておりました、世間の方...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおり、このテロ対策というのは、これはもう本当に情報収集を完璧にする以外防ぎようがないと、そういう性格のものだと思います。  戦争のようなものですと、だんだんとそういうふうな情勢ができ上がってきて、そしてこれは戦争になるかな、どうかなという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一たん事があったとき危機管理体制を組むわけでございますけれども、そういう常駐の体制としては、先生御指摘のとおり三十二名ということでございますが、これは必要に応じて、併任する者もございまして、それは併任でございますので、十六名の併任者がいて、それが常時必要...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際テロのような、こういう今回のようなことになりますれば、当然国際的な問題であります。また、国内で起こったことも、海外との関係があるかどうかというような問題もございますから、これは連携は常時十分にとっていなければいけない。そのために、警察も、それから外務...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) サリン事件が、これは平成七年に起こりまして、それの経験から警察とか消防庁、自衛隊、海上保安庁、そういうような関係機関が連携いたしまして、対処能力の向上、これに努めてまいりました。平成十二年八月にNBCテロ対策会議、これを設置いたしました。NBC、すなわち...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) テロの対象として一番好ましいのは、人がたくさん集まるところということになっているんじゃないかと思うんですけれども、そういう意味におきましては、来年のワールドカップサッカー大会というのは、これはその対象として、我々としても備えを完璧にして、そしてそういう犯...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この特措法を昨日参議院で通過していただきまして、いよいよ成立をした上での実行をどうするかと、こういう問題になります。  基本計画をそれに先立ちましてつくるわけでございますけれども、いずれにしても、今回、国会でいろいろ議論が行われました。特に、自衛隊が今...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはいつまでというように時間を限ったものではございませんけれども、国際社会への協力というような観点から、できるだけ早くそういう活動ができるようにしていきたいと考えているところです。
○国務大臣(福田康夫君) マスコミの方はいろいろと憶測でもって物を書くわけでありますけれども、この法律が成立しなければ、この活動についての具体的なことはこれは表に出すことはできないわけでございます。今までもいろいろな情報とか接触とかそういうものはございます。各層、いろいろな場所で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのこともまあマスコミにはいろいろ書かれておりますけれども、調査団をいつ派遣する、どういう規模で派遣する、何を調べてくる、そういうことをまだ確定しているわけではありません。
○国務大臣(福田康夫君) それは状況次第でありますけれども、私、個人的にはもう少し早く活動を開始できないかなと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) まあ、委員会でもそのような質問、大分ございました。今回の自衛隊が海外で活動するということは、あくまでもテロによる脅威をこれを除去すると、こういう目的でございます。それ以外の目的はないんでございまして、ですから、そのことのために米国も、また英国も、またNA...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アメリカは、今のところ具体的に、あれをしてください、これをしてくださいということは言っておりません。
○国務大臣(福田康夫君) そうです。
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおりです。ですから、恐らくこれからそういう両国の会議も開かれると思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、今現在どのような会議がなされるか、それは聞いておりません。ですから、お答えできません。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ憶測をされますけれども、そういうことはしていないんですよ。法律が昨日成立しました。それに基づいてこれから粛々といろいろな作業を進めていく、こういうことを申し上げているんです。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろな情報等はございますから、ですからその情報などは収集したり、またいろんな分野で情報交換とかというようなこともするでしょう。ですから、その程度のことはしていますよ、当然のことながら。これは、別に今に限ったことでなくて、常時そういうことはやっているわ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 定型的なことでこのために何かやっているということはないんですよ。ただ、外務省は外務省で、外務省の中でも安全保障をやっている者もおるし、それから北米局でそういう日米の常時接触しているというそういう部署もあるし、また防衛庁も同じようにそういう常時接触するライ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、状況をいろいろと聴取を始めた段階ですから、今その期間を申し上げることはできません。  しかし、この法律は二年間ということになっておりますから、できれば二年間通用というか運用できるような、そういう計画をつくりたいなというようには思っております。しかし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、ですから長いかどうかはわからない。それを今申し上げることはできないんですよ。あした終わっちゃうかもしれませんよ、もしかしたら。だったらば派遣とかそういうことはないんです、その場合には。御安心できると思いますけれども。  しかし、場合によっては長...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 派遣区域は、そのニーズがあるところに派遣するんですよ。しかし、その場合に、武力行使が行われるようなところでない、または将来行われないであろうという、そういう地域を選定して派遣するわけですね。それ以外に何かありますかな、申し上げること。それで十分じゃないか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほどおっしゃったでしょう、委員も。ニーズがなきゃできないだろうということを。まさにそうなんですよ。何にもニーズもないところに押しかけで行ったってしようがないですからね。ですからニーズのあるところに行くんです。ただし、ニーズは、今申しましたように限定的だ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、今申し上げたでしょう。日本としてできないことはしないんですよ。それが大前提なんです。それはこの法律に書いてあるじゃないですか。
○国務大臣(福田康夫君) 基本計画に輸送という項目を立てて、その中で想像、予想される大きな項目は立てると思います。
○国務大臣(福田康夫君) 具体的に書く場合もあると思います。想定されれば、具体的に書いてもいいんではないかと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 費用の負担ということは物資の、それは輸送船ですか、それとも物ですか。
○国務大臣(福田康夫君) この輸送業務を自衛隊の艦艇でやるということであれば、それは我が国政府が負担するということになります。
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、難民支援を欲しいという要請は来ておりません。ですから、これはそういう要請が国連機関等からあれば、そのときに対応するということになります。
○国務大臣(福田康夫君) これから国会の承認をいただく、そういう手続もございます。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、内閣において男女共同参画担当大臣ということで、男女共同参画問題の責任者、唯一の責任者だと、総理大臣も担っておりますけれども。そういう立場で、やはりこの男女共同参画社会が二十一世紀により活力を与える社会になるだろうと、そのことによって明るい社会になる...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そうでない社会の典型がアフガニスタンであろうかと思っております。  そういうことで、私は、我が国においてこの男女共同参画社会が実現する、かなり私はその道に向かって改善されていると思いますけれども、なおまだ追求しなければいけない問題があるだろうと思ってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 具体的に今これから進めようとしていることについてお尋ねでございますけれども、これはこれから関係方面の理解を得るための作業を速やかに進めるということがございます。これは、政府としては、法務省を中心に具体的な検討を進めていきたいと、こういうふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国はまだこの制度を始めていないし、これからということでございますから、こういう社会がどういうことになるかということについてのイメージが、まだもう一つはっきりしていないというところがあるんじゃないかと思います。しかし、先進諸国ではもう既に実施をしている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も、今度の調査でもって逆転するとは思っていなかったんです、実は。しちゃったんですね。随分世の中変わったんだな、また世の中の特に若い方の意識が変わってきたなと、こんなふうに思っております。  そういう若い方の意識が変わった中には、家に対する考え方、これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは先ほども申しましたように、各政党でもって御努力をいただいて、そしてそのことについて一致した意見を国会に寄せていただくということが大事なんだろうというふうに思っております。ですから、その御努力をまずお願いしたいというように思っています。あわせて、法務...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いや、数人かどうかわかりませんけれども、それはやはり家に対する考え方とか、いろいろな、例えば子供に対する問題とか、そういういろいろな問題を考えて慎重であるということではないかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 努力はしてみますけれども、そうですね、この国会というと十二月の初めに終わっちゃうんですよね。その間、ですから、そのこともちょっとお考えいただいて、一生懸命努力しますから、忍耐強く待ってください。
○国務大臣(福田康夫君) 私も、どのぐらい早くできるのかなと、こう思ってはおりました。しかし、こういう世論調査もありますし、私は日本全体がこの制度に、新しい制度に理解は進んでいるというように思っておりますので、そんなに遠くないんじゃないかと、こう思っていますけれども。
○国務大臣(福田康夫君) 法務省から手続を。
○国務大臣(福田康夫君) これは、今回の事件はたくさんの民間人を殺傷したという行為でございまして、極めて重大な犯罪に当たることは言うまでもございません。関連の国連安保理決議が先般のテロ行為を国際の平和と安全に対する脅威と認めておりますとおり、この行為は単なる犯罪としてはとらえ切れ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今申し上げましたのは、重大な、極めて重大な犯罪と、こういうふうにとらえているわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の米国並びに英国の行動は、国連憲章第五十一条に基づきます個別的また集団的自衛権と、こういう自衛権の行使であるという、そういうことで安保理に報告はされております。我が国も今般の米国及び英国の行動は個別的及び集団的自衛権の行使であると、こういうふうに考え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、米国がいろいろな攻撃をしております。無差別攻撃ではなくて、必要と思われるところにピンポイントで攻撃をする、こういうことでありますけれども、誤爆ということもありました。これは米国自身が認めているものもあるわけでございまして、そういうことがないように努...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の米国の炭疽菌事件、これは、この犯人というのはわからないんです、今現在。米国政府も今のところわかったということは言っていない。わからないんだと思います。  これが、そうなると、ビンラディンとかそれからアルカイダ、これとどういう関係があるのか、全く関...全文を見る
10月31日第153回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小川議員の質問にお答えします。  まず、第一条の条文の意味についてお尋ねがございました。  第一条は、司法が法の支配の理念に基づき、国民の基本的人権を擁護するなどの役割を担っていることを当然の前提とした上で、規制緩和等の内外の社会経済情勢の変化に伴っ...全文を見る
11月01日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○福田国務大臣 この件は、各省大臣秘書官任免については、主任の大臣の申し出により内閣総理大臣が行う、こういうことになっております。  それで、外務大臣秘書官につきましては、私はちょっと確認しておりませんけれども、連絡ございまして、先ほど外務大臣から申し出が出てきたということでご...全文を見る
○福田国務大臣 前にも同趣旨の御質問をいただいたように記憶いたしておりますけれども、今回、この法案を通していただきまして、テロ攻撃の脅威の除去に努める米軍等に対し、自衛隊が協力を行うための法的根拠を憲法の範囲内で与えるものである、こういうことなんであります。原則なくしてなんて、そ...全文を見る
○福田国務大臣 今回のこの法律は、米国との協議なくしてと、こういうことを再三おっしゃっていますけれども、今回のこの法律は、米国など諸外国との協力をする、こういうことでございますから、相談しないでできる活動じゃないんですよ。相談をした上で、日本の役割はどういうものがあるかということ...全文を見る
○福田国務大臣 今までいろいろな相談というか、情報交換ですね、そういうことは各レベルで、それからいろいろな部署でやってまいりました。どんなような状況なのかという、その刻々やっているわけでありますけれども、この法律が成立いたしましてからは、実際に具体的な話し合いを始める、こういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、そういうことを前提として話し合いを行う、そういう会議であると承知しております。
○福田国務大臣 ちょっと私から補足いたしますけれども、今この会議には防衛庁・外務省審議官クラス、こういうお話をいたしましたけれども、そういう会議は内閣官房が最終的には統括する、こういうことになっております。内閣官房の安全保障担当の官房副長官補が中心になって全体的な取りまとめを行い...全文を見る
○福田国務大臣 今現在、事務レベルでいろいろな情報交換をしている、こういう段階でございます。いずれそういうことになるのではないかと思っております。
○福田国務大臣 きょうSSC、ミニSSCというふうに呼んでいますけれども、ここで協議をしておりますのは、今防衛庁長官からも答弁をいたしましたけれども、そういうことと、今後この特措法をどうやって活用していくかということについての、協力の進め方をどうするか、そういう場合にだれが担当す...全文を見る
○福田国務大臣 要するに、基本計画を策定するという仕事があるわけですね。ですから、それを策定するための手続である。当然のことでありまして、当然そういうことがなきゃできないわけですから、計画が。そのためにこういう会合を開くわけでございまして、これはまあ、それ以上の説明はなかなかしに...全文を見る
○福田国務大臣 各官庁でもって一番知見を有する者がこの担当をするということが一番有効なことで、ましてや、行政組織を簡素化して、そして皆さんによく働いていただこうというようなことを考えますと、なおそういうことは言えるんだろうと思いますけれども、知らない人が担当するよりは、知っている...全文を見る
11月02日第153回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小宮山議員にお答えします。二問だけでございます。  まず、男女ともに安心して能力を発揮するために、批准した国際条約の実効性を確保する必要性についてお尋ねがございました。  男女がともに職場を初め家庭においても共同して参画する社会を構築することは重要な...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○福田国務大臣 現在、特殊法人等改革につきましては、年末の特殊法人等整理合理化計画策定に向けましていよいよ詰めの段階に来ておるところでございます。石原行政改革担当大臣を中心にしまして、各大臣にも御協力をいただきまして、精力的な検討を進めているところでございます。  総理からも、...全文を見る
○福田国務大臣 勧告は尊重すべきものと考えております。しかし同時に、選挙制度の抜本的な見直しの検討が進められているという場合にありましては、政府として、直ちに勧告に基づく法律案を提出せずに、状況を踏まえて対応することもできるものと考えております。  いずれにしても、この問題は議...全文を見る
○福田国務大臣 今、基本計画を策定すべく所要の作業は行っております。行っている作業の最中でございまして、どのような活動を実施するかとかいうような、そういうことを申し上げる段階にないということを申し上げておきます。
○福田国務大臣 できるだけ早くつくりたいと思っております。今、そういうことで必要な調整作業をしているところでございます。
○福田国務大臣 調査団は派遣されました。それで、その調査団の調査の内容、これは、まさにあしたですか、帰ってまいりますので、その報告を聞きたいと思っております。
○福田国務大臣 かすかに記憶いたしております。
○福田国務大臣 今、基本計画を策定している最中でございますけれども、その詳細について、まだ確定したものはございません。したがいまして、医療チームを派遣するかどうか、これについてもまだ決めたということではないんです。  そういうふうなことは、これから最終的な決定をするという段階に...全文を見る
○福田国務大臣 お答えいたします。  内閣官房の報償費は、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するための経費として国政運営上不可欠のものである、こういうことなんでありますけれども、何度も申し上げました。特に昨今は、官邸主導の内政、外交を進める、そういうことが多くなりました。そういう...全文を見る
11月14日第153回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) このたび、労働者の労働条件の改善とか経済的地位の向上を図るべき労働組合において今回のような事態が生じたということは、まことに遺憾に思っております。  これまでに自治労関連会社における業務上横領等の事案について捜査が進められてきているのでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま実施しております障害者対策に関する新長期計画、これは十四年度で終わります。したがいまして、その後新しい障害者基本計画をつくらなければいけない、こういうことになりますけれども、この新しい計画につきましては、今までの実績を踏まえてこれを評価してやろう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 欠格条項につきまして、平成十一年八月に、障害者に係る欠格条項の見直しに関する方針を決定いたしました。六十三制度につきまして検討いたしてまいりまして、これまでに四十三制度について見直しが終了いたしました。  この中には、医師、薬剤師、理学療法士免許など大...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私の方は内閣府の予算でありますけれども、内閣府国際平和協力本部、二回にわたりましてアフガニスタン難民への物資協力として国連難民高等弁務官事務所へ譲渡したテント等の合計金額、二千四百万円であります。
11月15日第153回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も、けさ新聞見たばっかりでございますので、事実関係については一切承知しておりません。ですから、ちょっとコメントのしようないことなんでありますけれども、一般論で言えば、もし内閣不一致のことがあれば、言行があれば、これはよくないと。もうそれは当然のことでご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、環境大臣が言われましたけれども、日本は十日のCOP7での合意を受けまして、直ちに地球温暖化対策推進本部を開催いたしました。そこでもって、今、川口大臣が言われたようなことを決定したわけでありますけれども、大変私は日本の取り組みは積極的だと思っております...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、ことしの四月に衆参両院で、この京都議定書に関する決議、全会一致されたわけでございます。このことは十分承知しているわけでございますので、政府は当然のことながらこの決議の趣旨を十分尊重してまいるつもりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今、環境大臣が申されたことでもありますが、米国とは今回のことにつきましてもいろいろな角度で交渉を、交渉と申しますか、話し合いを続けてまいりました。それは、小泉総理みずから、このことについて何度もブッシュ大統領とお話をされましたし、また、環境大臣もこの会議...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 経済界、京都議定書の成立以来、これは随分努力をしてもらったと思います。産業界のCO2の排出量の伸びというのは非常に低いですね、ほかの部門に比べて。そういうようなことも考え、さらに、今、経済も非常に状況悪いわけでございまして、このために特別な負担を迫るとか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国としてこれからやるべきことはたくさんございます。国内のことはもとよりでございますけれども、あわせて、例えば中国とか、また途上国に対してどういう働きかけをしてこの枠組みに参加してまいるか、本当に実効の上がる世界の環境対策というものを考えていかなければ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理は、今回の所信表明で最初からこのことに言及をされたわけであります。それはやはり二十一世紀の日本のあるべき姿として、高齢化社会とか、人口がもしかしたら減るかもしれぬ、こういうようなことを予想する中で、やはりそういう日本の社会に活力をもたらすのは何か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 坂口大臣のおっしゃるとおりであるのでありますけれども、何でもかんでも規制改革、規制緩和という、そういうことでもありません、もちろん。  問題は、個々のサービスの質、そしてもう一つ、全体のバランスというか調和がとれていなければいけない、総体として質の高い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画担当大臣として賛成をいたしますけれども、どちらかというと年が上の方が、反対の方が多いのでありますけれども、法務大臣もああいうようにおっしゃっていますので、恐らくこれはうまくいくのではないかと、こう思っております。懸命に努力させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 今、基本計画を策定作業中で、急いでやっておるところでございますけれども、そういう状況でございますから、この基本計画に基づく行動でどういうような経費が発生するか、そういうことはまだわからないんですよ。ですから、この経費は今どういうふうにするかということは決...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その予算の経費の額にもよるんですけれども、その辺はいろいろ対応は考えてまいりたい。
○国務大臣(福田康夫君) はい。
11月19日第153回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃいますように、男女共同参画社会の実現は二十一世紀の活力をもたらす、社会に対して活力をもたらすという、そういう意味においても大変大事なものでございます。  男女が社会の対等な構成員として活動に参加する機会が確保され、均等に利益を享受することができ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何で消えたかちょっと具体的なことはわかりませんから、ちょっと局長から答弁をさせます。
○国務大臣(福田康夫君) 国際人権規約委員会における社会権規約の実施状況に関する最終見解、これは八月三十一日でしたっけね。
○国務大臣(福田康夫君) 三十一日ですね。  これにつきましては、その内容の当否などを十分に検討しまして、その上で政府として適切に対処していきたい、こういうふうに考えております。  いずれにしましても、男女の賃金格差の問題は男女共同参画計画においても重点目標として、御案内かも...全文を見る
11月21日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○福田国務大臣 正直申しまして報道によって私も知ったんでありまして、その程度のことでもって大変申しわけないんでありますが、報道に出ておりましたのは、総理が、そういうような総理のリーダーシップを発揮するということのためによい方法はないか、こういうことを党の幹部の一人に尋ねられた、こ...全文を見る
○福田国務大臣 私も特別深くこのことを研究したわけではありません。しかし、いろいろな形というのはあってもいいんだろうと思います。そして、そのことについて法的な措置が必要なのかどうかということ、これもケース・バイ・ケースというように考えております。ですから、その時々の総理の判断によ...全文を見る
○福田国務大臣 テロのような事件が起こりますと、そういう情報の重要性というのは再認識されるのであります。また、その情報を瞬時に入手しなければいけない、そういう意味において大変時間というものが重要視される、そういうことなのでありますけれども、しかし、テロというのは一体どこで起こるか...全文を見る
○福田国務大臣 最初に九月六日でしたかの例を挙げられました。これは、実は警察の方にある筋から連絡がございまして、この種の連絡はしょっちゅうあるわけなんですけれども、イスラム過激派のヒズボラ、これはイスラエルの方なんですね。イスラエルのPLOの関係でございますけれども、そのグループ...全文を見る
○福田国務大臣 そういう情報については、内閣情報官、ここですべて集約すべきものと思っております。また、テロとかそういうことであれば、危機管理監という者がおります。ですから、そこと連携をする、直ちに連携するという必要もあるかもしれません。いずれにしましても、内閣としては、内閣官房に...全文を見る
○福田国務大臣 やはり情報の質の問題もありますので、情報を一番最初に入手した人がその上長に上げる。一番最初に情報を入手した人もその段階で判断をすることもあるんですね。しかし、やはりそのセクションにおける上長、責任者にまず上げるということは大事だと思いますね。要するに、ダブルチェッ...全文を見る
○福田国務大臣 狂牛病問題につきまして我が国でこのような事態が起こっているということにつきましては、これは国民が行政に対して極めて大きな不信を持ったことだろう、こう考えまして、まことに遺憾に思っております。  御指摘のとおり、ヨーロッパで起こった狂牛病、過去にさかのぼって、日本...全文を見る
○福田国務大臣 責任の問題、責任のとり方の問題ということになろうかと思いますけれども、先ほども私申しましたこの調査検討委員会、ここでもって、過去のこと、そしてまたそのあるべき体制というものを検討する、それも時間をかけないでやる、こういうようなことでございますので、まずは、一番大事...全文を見る
○福田国務大臣 政府としてどういうような対応をしているかということであります。もちろん、農水省それから厚生労働省、これが中心となってやらなければいけないことでありますけれども、この狂牛病につきましては、ほかの省庁もいろいろ関係しております。文部科学省、総務省、環境省、そしてまた経...全文を見る
○福田国務大臣 この問題は、特に食品行政ですから、農水省だというだけではないんでありますけれども、この狂牛病については、検査は厚生労働省ということはあったとしても、安全な牛肉を提供する、そういう責任を負っている農水省、やはりこれが全責任を負うべきもの、全責任と言えば大げさかもしれ...全文を見る
○福田国務大臣 離婚がふえていますね。私も改めて統計を見て、どんどんふえているので実はびっくりしているんです。しかし、婚姻というのはあくまでも個人の自由選択にゆだねるべきものでございますし、また離婚の増大につきましても、世の中がどんどん変わっていくので、そういう中で価値観も変わっ...全文を見る
○福田国務大臣 先般の世論調査の結果が出たことにより、私は、かなりこの問題に対する意識というのは国民の間で変わってきているのではなかろうか、こう思っております。  政府としては、できるだけ早期に本制度を導入することを目指して具体的な検討を進めていく必要はあると考えております。し...全文を見る
○福田国務大臣 今御指摘のJICAの環境・女性課の開発課題調整課、これは名称は現行名称を引き続き維持しております。  それで、今御指摘の点につきましてはもうおっしゃったとおりで、決して手を抜くのではなくて、むしろ男女共同参画社会基本法の中で基本理念の一つとして国際的協調というも...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、絶対の安全を図ろうとするとやはり個人の自由を束縛するようなそういう事態になる、これはもうしようがないんですね。  ですから、早い話が、ハイジャックを防止しようとすると、飛行機に搭乗するときに乗客に迷惑をかけるというか不便をかける、不愉快な思いを...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ御提言を、また真剣に考えていただいてしていただきまして、ありがとうございます。いろいろ研究すべきところはたくさんあると思いますので、それは実態に即した研究をさせていただきたいと思います。  ただ、情報というのは全く生き物と同じようなものだと私は思っている...全文を見る
○福田国務大臣 最近の外務省による一連の不祥事は、外務省に対する国民の信頼を失墜させるものであり、遺憾に思っております。  当面の最大の課題は、外務省の改革、すなわち旧来の制度やシステムの改革、見直し及び省員の徹底した意識改革を通じた組織の立て直しにあると思います。このような不...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ法整備など手がけてやってまいっております。例えば、テロ対策特別措置法、これはこの間、国会でもって成立をさせていただきました。テロ関連三法案でございます。また、爆弾テロ防止条約の締結のための生物兵器または毒素兵器の発散に係る罪の新設などの刑罰の強化、これは関...全文を見る
○福田国務大臣 会計検査に際しては、事務方を通じて内閣官房報償費の執行状況等について説明をしたところでございます。
○福田国務大臣 私もこの報告書、出たときに見ましたけれども、ちょっと時間がたってよく覚えていません。内容はどういうふうに書いているか、今の御指摘の点について、点々と言われてもちょっとどういうことだったのかすぐ思い出せないので、これは必要があればまた後で答えたいと思います。  内...全文を見る
○福田国務大臣 その十二億というのはどの部分だかよくわからないのですけれども、要するに、報償費の内容については、これは公開できないものがあるということでもって、従来そういう取り扱いをしてきたところでございます。
○福田国務大臣 再三申し上げているとおり、報償費の使途について申し上げることはできない。しかし、報償費というところでくくっていると思います。
○福田国務大臣 従来いろいろ説明してまいりましたけれども、しかし、その内容について説明できないところがあるということも申し上げてまいりました。会計検査院の検査の実施に当たりましては、適宜報告も受けております。私も、執行状況等について適切に説明するように指示もいたしております。内閣...全文を見る
○福田国務大臣 委員は、何か上納があってというようなこと、それを前提にしてすべて物語をつくり上げているような、そんなお話をされているようでありますけれども、これは私は、国会答弁でも再三申しておりますように、上納というものはないということで、その前提で話をしていただきたいと思います...全文を見る
○福田国務大臣 いつか公開できるのではないか、こういう御質問でございます。そういうことができるものは、できればいいと思いますけれども、案件によりまして相手との関係もあり、そしてまた場合によってはこの案件が人命とか極めて大事なこともあるわけでございまして、そういうことを考えますと、...全文を見る
○福田国務大臣 将来どういう世の中になるかわかりませんからね。ですから、一〇〇%とは申しませんけれども、私が今いるこの政治環境の中でやはりそういう機密性が必要だというものがあるということは、これは私は確信を持って申し上げることはできます。
○福田国務大臣 それは、別にくすぶっているとか、そういったような性質のものではないと私は思いますよ。むしろ、くすぶらそうと思っているんじゃないですか。  私どもは、そういうことがないように、この報償費の執行に当たりましては厳正に注意をしながら、これが内政、外交にわたり有効活用さ...全文を見る
○福田国務大臣 立派にあると思います。
○福田国務大臣 十二年度ということであれば、十分に説明がなされて、会計検査院は納得をされておられるというように思っております。
○福田国務大臣 十年我慢しろとかそんなことを言ったのかどうか私知りませんけれども、十年かかるというぐらいなことは言うかもしれませんね、こういう改革が完成するまで。だけれども、その間耐え忍んでなんて、そんなことを言われるはずがないですよね。(松本(善)委員「言っているんですよ」と呼...全文を見る
○福田国務大臣 私は、今度こういういろいろな改革をしますけれども、その結果が国民に対してマイナスになるようなことであってはいけないと思っております。  そうでなくて、今現在いろいろな問題が指摘されています。特に、政府の行政組織の中において特殊法人というものが本当に国民にとってふ...全文を見る
○福田国務大臣 米百俵は教育重視、おっしゃるとおりでございますけれども、私、その精神は大変大事だと思います。今の状況に満足しないでより大きな満足を得るために今頑張っていこう、こういう趣旨で考えればよろしいのではないか。そういう意味においては、今の小泉構造改革路線というものはその精...全文を見る
○福田国務大臣 特殊法人改革の中でおっしゃるような教育の低下が起こるようなことが万一起これば、これは非常に大きな問題で、そのようなことがあってはいけないと思っております。
11月22日第153回国会 衆議院 本会議 第18号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 細野議員にお答えします。  まず、国連平和維持活動への我が国の取り組みについてお尋ねがございました。  ますます相互依存関係を深めている国際社会において、国連を中心とした国際平和のための努力に対し、人的な面で積極的な協力を行うことが、我が国の国際的地...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 赤嶺議員にお答えします。  まず、内戦型のPKOに対する参加についてお尋ねがございました。  紛争当事者が国ではないといったいわゆる内戦型のPKOについても、国際平和協力法で定める要件を満たす限り、そのような活動への我が国の参加は可能であると考えてお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今川議員にお答えします。  まず、インド洋で協力支援活動を行うことについてお尋ねがございました。  協力支援活動等の実施区域については、戦闘行為が行われない地域でなければならないことなどを考慮して、テロ対策特措法に定めるところにより設定したところでご...全文を見る
11月26日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○福田国務大臣 どのような状況でそのような国会の議決がされるか、それはちょっとわかりません。しかし、そのような状況になる前に何らかの措置を政府としてとっているんじゃないかな、このようなことも考えられると思います。
○福田国務大臣 私もそういう事態がどういう事態なのかなと思って今一生懸命考えているんですけれども、そこまでのことである。要するに、議決されるほどの重大事だということであれば、当然そういうことになるんだろうというふうに今ちょっと考えているところですけれどもね。
○福田国務大臣 米国が今後いかなる行動をとるかということを予断するのは、これはなかなか難しいことでございます。イラクに行くのかどうかといったようなことについて具体的に申し上げるというのは、私は、そのことによってまた我が国がどういう対応をするかということについて、これは、具体的なそ...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のように、復興の方には緒方さんが出られるというぐらいに力を入れている、しかし和平の方はどうなのか、現地大使館が対応する、こういうようなことで、それは、はたから見ればそういうことになるのかもしれません。  しかし、この和平と復興というのは、これは言ってみれば...全文を見る
○福田国務大臣 私、まだその塩野さんのものを拝見していないんですが、アフガンよりもイスラエル、パレスチナ、こういうお話のようなことでございますが、私は必ずしもそういうようには思っておりません。パレスチナの方を何もしないでいい、こういうことではありませんよ。そうでなくて、日本が有効...全文を見る
○福田国務大臣 今は、起こっていることについては、これはもう目的は明確なのでありますけれども、この目的というのは、特措法で定められている目的なんですね。ですから、この特措法の趣旨、目的から逸脱するようなことはできない、こういうことであります。  具体的に、いろいろなケースが考え...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の報道につきましては、これはそういう報道があったということは承知しておりますけれども、これまで米英両国政府ともそのような報道内容のものは発表していない、このように思っております。
○福田国務大臣 今現在、今挙げられた国名の国がどうするかとか、それに対してどうするといった、そういうような具体的な話はしておりません。
○福田国務大臣 政府として正式に検討するとかそういったような問題について、これはなかなか明らかにすることは基本的には難しい問題でありますけれども、今現在、アフガニスタンに対するいろいろな措置は行っておりますけれども、それ以外のことについて、今特定の国名を挙げて云々するというそうい...全文を見る
○福田国務大臣 人によりまして想像する範囲も違うだろうし、いずれにしましても、そういうようなことを考えなければならないという時期に、どういうような状況でそういう必要性が生ずるかとかいったようなことはよく考えて判断しなければいけない。  今回活動をするその目的というのは、これは特...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおりでございます。基本計画を変更しなければならないと思います。
○福田国務大臣 付言することになるかどうかわかりませんけれども、そういう事態が生じたときの事情、そしてまた、本来、テロの脅威、今回のニューヨークにおける事件を起こしたあのテロの脅威を除去するという目的にかなうものかどうかという基本的な問題はございますけれども、それに、やはりそのと...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、それはそれなりに、しっかりした証拠と申しますか、その事情、そういうことを判断しなければならない事情というものは、これは我々としても確認をしなければいけないと思っております。
○福田国務大臣 ただいま具体的な国名を挙げて、ここで、どうなるかといったようなことをお話しするような段階でないということは、先ほど申し上げました。そういうようなことでございますので、証拠があるとかないとかというまだ段階になっていない、こう思います。  それから、これもまさに御指...全文を見る
○福田国務大臣 まさに、今回の活動の中身は、自主的な判断に基づいて行われたものだというように思っております。これから本当の活動が始まるわけでございますけれども、今までの活動の中身の決定については、これは自主的に判断されたというように思っております。  これから、この事件と申しま...全文を見る
○福田国務大臣 撤退ということについて、これは、撤退をしなければいけない状況というのが生まれたときに撤退する、これはそういう判断を自主的にするしかないわけですね。それは、まさに自主的な判断に基づく撤退だというふうに思います。  すべて一緒というのは、いろいろなケースがあるという...全文を見る
○福田国務大臣 それはその状況次第でありますが、ノーと言うこともあり得るということは、これは断言できます。
○福田国務大臣 申し上げます。  海上自衛隊の活動にかかわる経費、これが八十一億八千四百万円、それから航空自衛隊の活動にかかわる経費十億八千百万円、米軍等に譲与する艦船用燃料にかかわる経費八十億六百万円、合計百七十二億七千二百万円でございます。
○福田国務大臣 でき得る限り正確な情報を申し上げなければいけないということは当然のことだと思っております。  今、中谷防衛庁長官も、わからないことはわからない、要するに、決まっていないことは申し上げることはできないということを申し上げているわけであって、それは余り無理を言ってく...全文を見る
○福田国務大臣 今の状態がどういうような変化をするかわかりません。ですから余り予測することもできないんですけれども、その状況いかんでね、基本計画を訂正しなければいけないような状況が来ればそういうことはしなければいけないと思います。
○福田国務大臣 状況が変わって、そして日本がどういうことをするかということを決めるわけですね。この基本計画を変更しなければいけないような活動をするというような場合があれば、それは変更しなければいけないでしょうということを言っているんです。
○福田国務大臣 ですから、基本計画を変更しなければいけないような状況があれば変更するということであります。
11月27日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○福田国務大臣 私、今委員のおっしゃるような中谷防衛庁長官のお話であれば、そういうことである、こういうふうに思っております。  私自身といたしましても、これはかねがね思っておったところでございますけれども、せっかく十年前にPKO活動ができるということになったんでありますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 今回の法律が改正されるということになりますと、国連によるPKO活動として地雷除去が行われる、こういうことになるわけでありますけれども、我が国もこれに参加できる法的根拠が整うということになります。  このような場合の実際の対応、アフガニスタンであろうが、ほかの国で...全文を見る
○福田国務大臣 この参加五原則、これは、我が国がこういう活動をするに当たって、憲法で禁じられた武力行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定された、こういうことなのでございまして、極めて重要な意味合いがあるんですね。  しかし、憲法に抵触をしないという範囲の中...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、日本の二十一世紀の国際社会に対する貢献と申しますか日本の外交のあり方というものを考えた場合に、このような平和裏における活動というものの活動範囲を広げるというものは大変大事であるというように思っておりますので、これからもしっかりとこの辺の勉強をさせていただき...全文を見る
○福田国務大臣 私がその十月十六日に述べたというのを正確に覚えているんではないんです。多分一般論的な意味で述べたんではないかと思いますけれども、今回、法改正ができるということになりますれば、地雷の除去というのは法的には整備をされるということになるのではなかろうかと思います。  ...全文を見る
○福田国務大臣 派遣国から国連PKOに派遣された要員は、派遣国の公務員として国連PKOの活動に従事するものでありまして、国連のコマンドというのは、派遣された要員や部隊の配置等に関する権限であって、身分に関する権限を含めた全般的な指揮監督権ではないということであります。  こうい...全文を見る
○福田国務大臣 用語の問題なんですけれども、我が国の国内法において通常、指揮とは、上級官庁が下級官庁に対してその所掌事務について方針、基準、手続、計画などを命令したり、各機関の長などの職務上の上司がその下僚たる所属職員に対して職務上の命令をすることを意味するということなんです。指...全文を見る
11月28日第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、この行政改革推進本部というのは、行政改革大綱に基づく行政改革推進本部の設置について、これは閣議決定が昨年の十二月になされておりますけれども、それに基づいていろいろとこういう公務員制度等の検討を進めているところでございまして、これは御指...全文を見る
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
議事録を見る
○福田国務大臣 委員はPKO、PKFの活動、日本の国際平和協力等について大変前向きなお考えをされていらっしゃるように、先ほど来の御議論を伺っておりまして、そのような感じを持ったわけでございます。  やはり日本が今後国際社会の中で生きていくために何をすべきか、経済大国といいながら...全文を見る
○福田国務大臣 この五原則を初めとして、長い間議論を積み重ねてきた。特に、憲法との関係においてでは、何十年の議論を積み重ねてきたわけでございますので、国会における議論というものを無視するわけにはいかないと私は思っております。  そういう意味におきましては、これから与党内の議論は...全文を見る
○福田国務大臣 今般の改正において、不測の攻撃を受けて自衛官などと共通の危険にさらされたときに、その現場において、生命、身体の安全確保について当該自衛官等の指示に従うことが期待される者を「その職務を行うに伴い自己の管理の下に入った者」と表現したということでありまして、その言葉のと...全文を見る
○福田国務大臣 今回の法改正は、国際平和協力業務に従事する自衛官に対して、要人警護といった、専ら自己以外の者の安全の確保自体を内容とする新たな任務を加えるというものではございません。当該要人の警護などによる安全確保についての責任は、これまでと同様に、一義的には派遣先国などが有する...全文を見る
11月29日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりだと思います。国民の幅広い支持をいただきながらこの活動を進めていくということが極めて大事なことは当然でございます。  この基本計画、そもそもこの基本計画の考え方というものは、この基本方針にございますけれども、「国際的なテロリズムとの闘いを...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来のお話を伺っておりまして、確かにこの承認をいただく内容がそこであると、そういう立場、これはよくわかります。わかりますが、一方、先ほど来の中谷防衛庁長官の説明によって明らかでございますけれども、相手国とか軍事上の問題とかいうようないろいろな問題がご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的に申し上げれば、これは外務省内の人事でございますので、外務省で処理をしていただきたいというように思っております。  まあ、役所の人事でありますからその役所に任せる、これは当然でございますけれども、役所が十全な機能を果たせるような人事をしていただき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ情報が、また発言があることは承知しておりますけれども、お尋ねの点については、イラクが含まれるかどうかということにつきましては、これは、そういうことが現実の問題として存在するような状況の中で判断されるべきものであって、今直ちにどうするかということを...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、私が申し上げたのは、そういうこの特措法の、この法律に照らして判断すべき問題であるということがあるわけで、前提として。その範囲で行うということであるということを重ねて申し上げておきます。
○国務大臣(福田康夫君) 中谷防衛庁長官が言われた、その仮定の問題であると、こういうふうに今おっしゃいましたね。まさに仮定の問題について聞かれたから、私は、その状況においてはイラクに対してということを申し上げたんであって、それは全く違いありませんよ。
○国務大臣(福田康夫君) 私、その答弁、繰り返して見ていないんで、もう一回見なきゃいかぬだろうと思いますけれども、そのときの質問はあくまでも仮定の話としてイラクという国名が挙がって、それがソマリアであろうがスーダンであろうが同じ答弁を私はしたと思います。
○国務大臣(福田康夫君) そう力まないでいいですよ。  私が申し上げたのは、いろいろな応答があった中で、私がそういうように答えてもいいと思ったから答えた。要するに仮定、あくまでも仮定の話としてそういう地名が挙がったというふうに私は理解したからそういうふうに答弁をしたわけでありま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうことを、そういう国名を明示的に表現したものはございません。発言もございません。あくまでも趣旨は、このテロの脅威を撲滅するというか除去すると、このことにあるわけですね。
○国務大臣(福田康夫君) 表題の行数は問題ないでしょう、それは。
○国務大臣(福田康夫君) いや、そういうふうにおっしゃるから申し上げているんで、そういうことでなくて中身の問題ですね。  中身はあくまでも九月十一日に発生したテロの脅威の除去を目的とした諸外国軍隊等への協力を行うものである、これが前提なんですよね。この法律の前提はそういうことで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 要するに、もう何回も繰り返しますけれども、この特措法の目的に照らして、そしてそういう、例えばどこの国であろうが、何か日本がこの特措法の目的に照らしてしなければいけないという状況があるかどうか、それはそのときの事情で考えるしかないわけですね。ですから、諸般...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラク、イラクとおっしゃるけれども、今の時点でイラクに対してどうこうというそういう話をしているわけじゃないんですよ、私どもはね。そうでしょう。あなただけですよ、おっしゃっているのは。  ですから、その目的に照らした行動でなきゃいかぬということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは委員がイラク、イラクとおっしゃるからイラクになっちゃったんであって、ほかの国だって同じことなんですよ。要するに、この目的、この法律の目的に照らして考えることであって、この目的に合法的である、そして国際世論も、そして国連もそれはそうすべきであるという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私が申し上げていることでわかりませんかね。私は、この法律の趣旨にのっとって、今はこの対象国というのは限られているわけですね。だけれども、状況が変化するというようなことが仮にあった場合には、そのときにはそのときの判断というものは出てくるわけでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私の前のその委員会答弁を時々引用されて、それも極めて部分的に引用されていると。やはり前後関係よく見ていただきたい。その中で、常識的に考えて、イラクにどうのこうのというそういう話をしているんでないということわかるでしょう。よく見てくださいよ。
○国務大臣(福田康夫君) その前にあるんですよ。
○国務大臣(福田康夫君) その前に長いやりとりあったはずですよ。
○国務大臣(福田康夫君) その前に長いやりとりあったはずですから、それも見てください。その上で判断してください。
○国務大臣(福田康夫君) それでは、先ほどの質疑の件につきまして、私から以下申し上げます。  本法によるテロの脅威除去を目的とした諸外国の対応措置の対象国は特段の限定はない、杉浦副大臣の答弁は、こうした法律上の話を申し上げたものであります。他方、こうした対応措置に我が国として本...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それを一言で申し上げれば、これは特定の国を対象としておりません。特定の国というか、そういう国を個別に挙げてどうこうという、そういう対象というか、制限はございません。
○国務大臣(福田康夫君) いいですか。本法によるテロの脅威除去を目的とした諸外国の対応措置の対象国は、特段の限定はない。杉浦副大臣の答弁はこうした法律上の話を申し上げたものである、こういうことです。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、先ほどから私が申し上げているのは、イラクということを委員がおっしゃる、しかし私どもは今そのイラクということを特定して考えているわけじゃないということなんですよ。イラク、イラクと言うから我々もそういう言葉に答えていると、そういうつもりで対応したつ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクを攻撃するとかそういうような言葉を使われるから、今そういうことを考えていないということを申し上げているわけであって、イラクがどうかと、含まれるかどうか、この法律で。じゃ、ほかの国はどうなのかということを言われれば、どの国も含まれるというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、これは何度も申し上げているんですけれども、イラクだけ特定してどうのこうのという話じゃないということなんですよ。ですから、イラクもというのであればイラクも入っています。
○国務大臣(福田康夫君) それは、今そのテロの根源がどこにあるかということは、これはアフガニスタンにある、こういうことで、このアフガニスタンを中心としたいろいろな活動が行われている、こういうように考えてよろしいんじゃないですか。  ですから、私どもは今現在、ほかの国を考えていな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラク、イラクとおっしゃるので、私もちょっとそのイラクという国名を申し上げるのにちゅうちょしている。それはやっぱり言われた国はいい気持ちはないですよね、もし今回のテロに関係のない国であったならばね。そうでしょう。ですから、余り具体的にそういうふうに言わな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回のテロ、このテロによってもたらされる脅威を除去しようと、こういうふうなことで活動しているわけでございますけれども、そのために今諸外国が全力を挙げて活動している最中でございまして、それに対して私どもというか日本も協力をしているということでございます。 ...全文を見る
12月03日第153回国会 参議院 本会議 第16号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 海野議員にお答えします。  まず、国際環境やPKOの変化及び我が国としての国連PKOへの取り組みについてお尋ねがございました。  議員御指摘のとおり、冷戦の終結以来、紛争解決における国連の役割が見直されるとともに、国際社会が対応を迫られる紛争の多くが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 畑野議員の御質問は、まず、PKF本体業務の凍結解除が、我が国の国連加盟の際の条件に反し、憲法九条を否定するものではないかとのお尋ねでございました。  我が国は、昭和二十七年六月十六日付岡崎外務大臣発リー国連事務総長あて書簡をもって国連に対する加盟申請を...全文を見る
12月04日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際平和協力業務などは、国際連合の要請など、内外の情勢に対応して実施するということになっておりますから、大体予測をすることが不可能な場合が多いわけであります。予測ができるようなケース、継続してやっているものとか、そういうものはよろしいんですけれども。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) たしか三千億だったんですけれども、いろいろ使っておりますので、あと幾ら残っているかは私、存じません。
○国務大臣(福田康夫君) 委員もODAの重要性指摘されていらっしゃいますけれども、また外務大臣からも申し上げましたけれども、私も、国際社会あっての日本という、そういう立場から考えて、またいろいろ資源を海外から買い、またそれをいろいろな国に加工して売ると、そのことによって日本の経済...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 最近の外務省における一連の不祥事、これは外務省に対する国民の信頼を失墜させると、こういう意味において大変遺憾に思っております。  このような不祥事を繰り返さないためにも、大臣と事務方がよく協力し、省員が一丸となって外務省の改革を進めて、外務省が外交に専...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 各省庁でこういうことが起こらないようにということで、今、省庁ごとにいろいろと注意をし、また内部監査を厳しくやっているものと承知しております。今後そういうことは起こらないようにしなければいかぬと、こう思っておるところでございます。  もう一つ、何か。
○国務大臣(福田康夫君) これは、つい数日前に発表になりました。このことで、外務大臣が今、このことですべて終わったというように思っておられないというような発言をされましたけれども、しかし、そういうことが絶対に起こらぬように大臣がしっかり内部を統率してやっていただきたいと、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) やりとりの中でそういう言い方はしたかもしれません。趣旨は、この武器使用のあり方、この平和協力法の中における武器使用規定のあり方ですかね、厳密に言えば、これは国連PKO活動の実態とか、それから国会などでの御議論を踏まえながら、今後とも必要に応じ検討していか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力行使と、武器を使用して武力行使ということはありますけれども、しかし武器を、武力行使にならない武器の使用、こういうことで今まで議論しているんじゃないでしょうか。
○国務大臣(福田康夫君) 人道的な立場において、この難民支援というものは今後我が国でも大きな課題であると思いますので、委員の御発言等も参考にしながら一生懸命やってまいりたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 委員おっしゃりますように、我が国のPKOの取り組みというのはこれは少し弱いんではないかと、こういうこと。これは、私は数字、PKO隊員として出ていく人の、隊員の数だけではないと思います。  質的な問題、そしてそのまた成果と申しますか効果と申しますか、そう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このテロ対策特措法は、協力支援活動等の対象となります諸外国の軍隊等の活動について、去る九月十一日の米国において発生したテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努める、このことにより国際連合憲章の目的の達成に寄与するというように明確に規定をいたしており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ブラヒミ・レポートでは、テロとの関係について具体的に言っているわけではないと思います。ですから、やはりそういう、どういう状態が生ずるかということにおいて判断すべき問題であるというように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、それはそのときの状況で判断するしかないということを再三申し上げているわけです。
○国務大臣(福田康夫君) これは、今申しておりますように、諸外国の活動がテロ対策特措法の目的及び要件に合致しているということを前提とした上で、諸般の個別具体的な事情を総合的に検討すべきものであると、こういうように考えております。  その上で、我が国としてこれに対する協力支援活動...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来申し上げていますように、この特措法の目的というのは明確でしょう、明確に書いてありますよね。この目的に合致しているかどうかということが一番大きなポイントなんですよ。その上でもって、どういう状態が発生するかということをよく見きわめた上で判断する、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この地域の問題で、アフガニスタンに行くとかということは基本計画に書いていないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 何度も申し上げているけれども、多国籍軍というのも明確な規定があるわけじゃないんですよ。そうでしょう。ですから、それは多国籍軍だからどうこうと、こういうことで議論すべきことではないんじゃないかなと思います。あくまでもこの法律の趣旨にのっとってやる、そしてこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 同様の見解でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 東チモールは今現在国という形でなくて、暫定機構が国の代行をしていると、こういうような理解をしているわけであります。これは三条に、維持活動について、中ごろにそういうような「同意がある場合」というように記載されておりますので、これに該当するというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、国がないわけでございますから、ですからそういう解釈をしていると、こういう理解であります。
○国務大臣(福田康夫君) 今回のPKO法改正で、まさに武器の使用の範囲、こういうことが憲法上の観点から問題になったと思います。  ですからそれは、私が申し上げているのは、やはりあくまでも現行憲法の範囲の中で、例の特措法のときもそうでございましたけれども、現行憲法の許す範囲の中で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今おっしゃったことは、確かに私はそういうふうに言いましたけれども、その意味は憲法と武力行使ということの関係をよく考えていこうということで、それほど大きな意味で言っているわけじゃないんで、余り追及する意味はないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) この二、三日、パレスチナとイスラエルの間の険悪化、さらに険悪化したというように思っておりまして、大変憂慮いたしております。昨日の攻撃に関しましても、このような力の応酬、これが両当事者の対立をさらに深める、そういう可能性がありますので、大変懸念を強くしてい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) もう大分前の話になりますけれども、世界も随分当時から変わってきたということが、これが大きなその原因と申しますか、理由になるんだろうと思います。  当時はこういうものが、PKOとかそういうものも考えていたわけでございませんし、冷戦後、今、防衛庁長官からも...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 東チモールの場合には、これを正式に代表する政府はいまだ存在しておりません。安保理決議に基づいてUNTAETが同地域の統治に関する全般的な責任を付与されるとともに、立法、行政及び司法にかかわるすべての権限を与えられて暫定行政を行っておると、こういう状況であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連PKOは、これまでも国際の平和と安全を維持するために重要な役割を果たしてきたところでございまして、このような国連を中心とした国際平和のための努力に対しまして人的な面で積極的な協力を行うということが我が国の国際的地位と責任に相ふさわしい協力のあり方であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のおっしゃるとおり、このPKO、同じPKOではありますけれども、国によって取り組み方が若干違う、また考え方も基本的に違っているというようなことはあるかもしれませんけれども、とどのつまりは国際社会の安定ということを目指しているものだというように思ってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際社会も変わってまいりました。そして、紛争の原因と申しますか状況というものも変わってきたと、こういう中でもう一つはPKOがさらに円熟してきたと、こういうふうにも言ってもいいんじゃないかと思いますけれども、今までの任務というのはどちらかというと停戦、それ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 過去六回、その内訳、平和維持活動が三回、人道的な国際救援活動が三回にわたって平和協力業務を実施して実績を積み上げてきたわけであります。そのような経験から今回の改正をお願いをしている、こういうことであります。  その中、どういうことをしてきたか。例えば、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今まさに国際平和協力法の改正をお願いしておるところでございまして、今現在、この問題についてさらに改正をするとかいうようなことを考えているわけではございませんけれども、将来のことについては、このPKO活動の実態、それからその実態を見ながら国会などで御議論も...全文を見る
12月06日第153回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現状と申しますか、ここ一週間ほどの間のイスラエルとそれからPLOとの、というかパレスチナの関係が大変悪化していると、こういう認識は、これは委員と同じでございます。まことに遺憾なことであるというふうに思わざるを得ません。  それに対してブッシュ大統領が、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回のテロというものは人類全体に対する極めて卑劣で許しがたい攻撃でありまして、このテロに対して断固と戦うというその米国の行動、これ強く支持をして、テロ特措法などによる行動も今実施しているところでございます。  法治国家ということでありながら軍事法廷にか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題は、たびたび繰り返してお尋ねをいただいているところでございまして、政府も、そういうような状況で統一見解的なものを持っておるわけでございます。  それを申し上げますけれども、自衛隊が軍隊であるかどうかは軍隊の定義いかんに帰する問題である、しかしな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政治家の一人とは申すものの、今こういう立場では、内閣官房長官として、政府のスポークスマンとして出ておりますので、今の見解をもって私の考え方とさせていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 国際平和維持活動、これは冷戦後、選挙、文民警察、人道支援、行政事務などの多様な任務を含むようになってきております。我が国が派遣する国際平和協力隊を構成するのは何も自衛隊だけということではないんですよ。しかし、停戦監視などの軍事的な任務が依然として国連平和...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたのは国連を中心とした平和維持活動ということで、武力が全く必要ないという地域だけでないところで活動するということでございますけれども、全く武力の必要としないという部分の活動というのはあるわけですね。これはこれでもって日本、我が国はその...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、防衛庁長官から御説明申し上げたとおり、この日本のPKO活動、これに対する評価というものは、これは、国民の間にも定着したものであるというように考えてこれはよろしいんではないかというように思っております。  一番最初のPKOはカンボジアで行いましたけれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 参加五原則との関係は、参加五原則というのは、我が国が国連平和維持隊に参加するに当たって憲法で禁じられた武力の行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定された国際平和協力法の重要な骨格であるのは、これはもう御案内のとおりでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府としては、現在は現在の法律で行うわけでございます。それで、その法律で読み込めるところでもって行動、実際の行動をしていくということでございますけれども、これからいろいろ情勢も変わってくるということもあるかもしれません。どういう事態が起こるかもわからない...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる警護の業務を追加する、このことにつきましてはこれまでもさまざまな議論がございましたし、また今、総政局長から説明申しましたように、その対象とか態様が必ずしも明らかでない、そういうようなことで、このような業務を的確に遂行するための武器使用がいわば自己...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 第五原則を含めて参加五原則はもう御案内のとおりでありますけれども、我が国が国連平和維持隊に参加するに当たって憲法で禁じられた武力の行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定された国際平和協力法の重要な骨格でございます。  他方、国際平...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この点につきまして、先日も議論があったと思いますので、整理をして申し上げます。  参加五原則は、我が国が国連平和維持隊に参加するに当たって憲法で禁じられた武力の行使をするとの評価を受けることがないことを担保する意味で策定されたものでございます。他方、自...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 東チモールの紛争におきます紛争当事者であります独立派と統合派、これは双方ともに既に武装組織を解散し、UNTAETの仲介のもとで政治組織として両派間で政治対話を行っているなど、東チモールにおいては新たな武力紛争が起こる可能性はほぼなくなっていると、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 東チモールの現状を見ますと、紛争当事者であります独立派と統合派、これは双方ともに武装組織を解散したけれども政治組織などとしては平和裏に活動を行っているほか、UNTAETの仲介のもとに政治対話も行われていると、これは先ほどもおっしゃったとおりでございます。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) UNTAETの活動の受け入れについて同意しているかということになりましたら、統合派はみずから武装組織を解体し、UNTAETの仲介のもと政治組織として独立派との政治対話を平和裏に行うとともに、UNTAETとも協議を行っているということから、UNTAETの活...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際平和協力法におきましては、国連平和維持活動等への我が国の協力に当たりまして、当該活動が行われることにつきましてのこの地域の同意が要件と、これはもう言うまでもないことでありますけれども、かかる受け入れ国の同意は通常受け入れ国を正式に代表する政府から得る...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のおっしゃるとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 基本的にPKOは停戦合意等の存在を前提として展開するものであるということは、これは国連や参加国の共通の認識でございます。停戦合意などの要件が充足されない事態ということになれば、ともに業務の中断とか撤収を検討することになると予想をされますので、我が国の部隊...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 地雷の撤去は、これは地雷を世界じゅうにばらまくと申しますか、つくっている人もありそれを埋める人もありと、こういうことでございますので、これは双方に着目をしなければいけないというように思っております。  その上で、もう既に敷設された地雷について、これは先...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる従軍慰安婦の問題につきましての政府の基本的な立場は、現在においても、河野官房長官談話、すなわち平成五年八月四日でございますが、このとおりでございまして、本件は多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であると認識しております。
○国務大臣(福田康夫君) 私の名前が出てきていたのでお答えしますけれども、私、東チモールのために今回のという、そういう話はした覚えないんですが、そういう記録ございますか。
○国務大臣(福田康夫君) ありますか、そうですかね。──そういう記録があるというのはちょっと私も、自身確認いたしますけれども、要するに、趣旨は、この改正そのものは以前からもいろいろ議論してきたわけです。今現在の活動というのは非常に微々たるものであるということ、それは活動の範囲が狭...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊の活動範囲は確かに広がりました。広がりましたけれども、無制限に条件つけずにやっているわけじゃないんで、それはあくまでも、もう何回となく、何十回となく、何百回となく、憲法の範囲の中でと、こういうことを申し上げているわけでありますけれども、その点におい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この留保条件に関連して、自衛隊の活動が世界であっちもこっちもと、こういうお話をされるから、それは憲法の枠の中できちんと整理してやっておりますということを申し上げたわけでありまして、この留保条件について申し上げれば、留保の条件はついていないというふうに申し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) かねがねこれも議論のあったところでございますけれども、今、自衛隊という組織がございます。この組織を有効活用するというのも、これは私は日本の政府としてはどうしても考えなきゃいけないことだというように思っております。また、今後、文民の活用というようなことにつ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本の外交の基軸といったような、これは日米基軸であります。しかし、世界的な枠組みという意味におきまして国連を尊重すると、この姿勢は、これは貫かなければいけない、このように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) イラクへの攻撃があるのかということについてさまざまな報道がされている、これはそのとおりでございますけれども、米国が今後いかなる行動をとるか、これを予断することは、今のような状態の中で将来の我が国、今のような状態の中で確定的に申し上げるものはない、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのような意味でございますれば、イラクということでなくて、ブレーンストーミングでいろいろな国を考えておるということは、これは当然のことでございます。  ただ、具体的に国名を挙げて云々ということは、先ほど申しましたように、申し上げるのは今の段階で不適切で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 幸いにしてこの各派の話し合いが合意に達した、これは大変喜ばしいことだと思います。  今後、どのような道をたどるかということは、これは今申し上げられるような状況ではないと思いますけれども、いずれにしてもアフガンの和平に向けて最大限の努力を皆さんがされる、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、今後具体的にどういうふうにするか、その見通しというか日本の考え方、これは具体的な問題として外務省の方でお答えをすると思いますけれども、我が国は今現在、このような暫定的な機構ができるということでございますから、それとの協議を踏まえて相応の協力をする...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 難民を積極的に受け入れるのかそうでないのかという点について厳しい議論が今までもあったわけでございますけれども、現在は難民の認定申請というのは、入管法に基づいて個別に審査し、そして人道的観点を踏まえながら、難民として認定すべきものは認定している、こういう理...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、そういう組織をというか、そういう研究チームを持っているのではないのでありますけれども、しかし、これは御指摘のように大変大事な課題である、特に国際国家日本という、そういうこれからの我が国の行き方、世界の中においてどうやって日本が存在していくのか、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまは現行五原則、PKO五原則をベースに改正をお願いしている最中でございますので、まずは今のPKO五原則を尊重しながらやらなければいけない、こういうふうに考えております。  委員の御指摘の点は今後の課題とさせていただきたいと思います。