福田康夫

ふくだやすお



当選回数回

福田康夫の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第154回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○福田国務大臣 危機管理に関連する問題でございますので、私から答弁をさせていただきます。  今回の事件につきましては、関係当局において現在鋭意捜査をしている、犯罪捜査の部分もございますので、捜査を進めておりまして、引き続き今後とも事実関係の解明ということに全力を尽くす、こういう...全文を見る
01月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福田国務大臣 昨日、午前中の予算委員会で、菅委員だったと思いますけれども、田中大臣の答弁がございました。そこで野上次官から、NGOの出席の不許可の決定、こういうことについて、特定の政治家から圧力を受けた事実があったのかないのかというようなことで質疑があったわけでございます。その...全文を見る
○福田国務大臣 はい、そのとおりでございます。
○福田国務大臣 田中外務大臣の発言がございましたので、その真実を確かめるために呼んだわけでございます。
○福田国務大臣 それは、そういう会話がその朝あったのかどうかということについてお尋ねをしたということでございまして、外務大臣の方にも、この予算委員会終了直後にお話を聞こう、こう思ってその旨申し出ましたけれども、お忙しいようでございまして、断られました。
○福田国務大臣 それは、前後しても別にそれほどの問題になるような問題ではまずないだろうというように思います。また、予算委員会がございまして、時間的なこともあったということもございます。
○福田国務大臣 記者会見というのは野上事務次官の記者会見ですか。それは、私は、野上事務次官がいつ記者会見をしたとかそういうことは一切承知しておりません。ですから、前後関係はわかりませんからね。そもそも外務省の中のことですから、私に聞いてもわからぬのですよ、事実関係は。
○福田国務大臣 外務大臣は外務省を統括しているわけであります。ですから、外務省の役人も統括しなきゃいかぬ、そのリーダーシップは十分に発揮していただかなきゃいかぬ、こう思っております。  ただ、私どもは、外交というのは、今は首相外交、総理外交、こういうような部分もございます。この...全文を見る
○福田国務大臣 私は、内閣官房という立場で外務大臣とも外務省とも接触しているわけでございますので、外務省の中のことは外務省にお聞きいただきたいというように思っております。
○福田国務大臣 私は、昨日の朝の外務大臣と外務省内における会合のことだけについて、野上次官から話を聞いたわけであります。
○福田国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、その朝の会合ではその話はなかったというように野上事務次官から私は報告を受けております。
○福田国務大臣 何度も申し上げますとおり、朝の会談の中身だけを伺ったわけでございます。その事実関係だけであります。
○福田国務大臣 何度も繰り返して申し上げますけれども、要するに、そういうような一連のNGO関係のことについて野上事務次官が外務大臣に話をしたことはないということであります。
○福田国務大臣 そんな時間があるような状況ではありませんので、朝の事実についてだけ確認をしたというだけの話なんですよ。NGOのことについていろいろあったことについて、私はそのことについてお尋ねをしたわけじゃないんです。朝の、そういうNGO絡みの話があったのかどうかということだけを...全文を見る
○福田国務大臣 私は事実関係だけを聞いたわけでありまして、NGOのことについてお聞きする時間もなかったし、それから、そういうことを話をすれば、そのうちにだんだん話が広がって、そして日本の外交政策全部を論じなきゃいかぬ、まさに先生はそういうようなことをお尋ねになっているんじゃないの...全文を見る
○福田国務大臣 それは外務省と議運の、国会のことでございますので。私はほかからいろいろ話は聞いております。ですけれども、そういうようなことを聞くような時間は昨日はなかったので、聞いておりません。
○福田国務大臣 どうも私に質問をされるべきことでないようなことを聞かれているような気がするんですね。やはり当事者にお聞きいただいた方がいいんですね、こういうことは。一番よく知っている方に聞いていただきたいと思っております。(発言する者あり)
○福田国務大臣 私は、三回ぐらい申し上げたかもしれません、昨日の朝の外務省における会合の発言の中身について、国会で質疑があったからその事実関係をただしたというだけのことなんで、それ以上のことは一切私は事務次官から報告を受けていないし、NGOのあの問題について価値判断を示したわけで...全文を見る
○福田国務大臣 要するに、事実関係の確認というだけのことでありまして、その事実関係の確認の中で、私は、その話がそれらしい、要するに正しいのではないかというように考えたから、私はそういうように記者会見で申し上げたというだけのことでありまして、そういうことなんですよ、事実は。私はその...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどの御質問で、総理官邸も総理外交というようなことで、いろいろ外交は全般にわたって関与しているわけであります。ただ、具体的なことについて細かく関与しているわけじゃありませんからね。それはもう外務省のやることですから。  ですから、大きな問題について対応をしてい...全文を見る
○福田国務大臣 そういう前後するようなこともございますけれども、その前によく外務大臣と話をしてということはあった方がよかったかといえば、その方がよかったかもしれない、こう思っております。  しかし、諸般の情勢を考えて、外務大臣もしっかり外交をやっていただきたいという思いもありま...全文を見る
○福田国務大臣 その分については訂正をさせていただきます。
○福田国務大臣 私はかねがね、外務省の中は外務大臣、事務次官、そして各局局長、幹部一体となって外交を進めるべきだというように考えております。総理もそういう思いを持ちまして、外務大臣にも、また事務当局に対しても常々、また何度も、一体となってやるように、こういうことを言っておるわけで...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃること、何を指して言っておられるかよくわかりませんので、ちょっとお答えしにくいんですけれども。
○福田国務大臣 その時々ですけれども、一概にこういう方式でいつもやらなきゃいかぬということではないかと思います。  私どもは、外務省だけではありません、ほかの省庁も、直接局長を呼んだり、また担当の課長とか、そういうよく実務をわかっている方を呼ぶということもあるんです。それは、や...全文を見る
○福田国務大臣 きのうのことは、すべてではないと思っております。話が前後するとか、そういうようなことは多々あるわけでございますけれども、しかし、そういうこともやはり一体化をするようにと思っていろいろとやっているわけでございますので、時には勘違い、それこそ私の勘違いということもある...全文を見る
○福田国務大臣 よかったか悪かったかとおっしゃられてもちょっと困るんですけれども、まあ、そのうちにわかるでしょう。
○福田国務大臣 昨日の朝の会議の確認だけをしたわけでございまして、それ以上の確認はしていません。今おっしゃるように、NGOのその評価、ああいうことが起こったことの評価とか、そういうことについて一切私は申しておりません。たまたま昨日は記者会見でそう聞かれたものですから、まあちょっと...全文を見る
○福田国務大臣 まあ、一回言っちゃったんですから、取り消すというわけにもいかぬでしょう。ですから、私は、先ほど申したように、まあそのうちに全体像がわかるだろうというように思っているので。私もすべての情報を持っているわけではありません。ですけれども、そのときの感想を述べたということ...全文を見る
○福田国務大臣 なるべく正確に、誠実に答えようとしているのでありますけれども、答えにくいことをお聞きになるものですから、いろいろと表現が不適切であることもあるかもしれません。しかし、先ほど来申し上げましたように、それ以上、あの説明以上のことはないのでありますので、御了解いただきた...全文を見る
○福田国務大臣 きのう、そういうふうに申し上げました。その後、そういう事実関係の確認のために田中外務大臣にお会いしたい、こういうふうに申し上げたところ、時間がないのでというお断りを受けましたので、以来、ちょっとお話はできておりません。いずれ確認をしたいと思っております。
○福田国務大臣 勘違いかどうかという言葉が適当かどうかわかりませんけれども、そういうことかどうか、それも含めて確認をしなければいけない、そういうふうに思っております。
○福田国務大臣 先ほど来、私から説明を申し上げていますからもうよくおわかりだと思うのですけれども、私が知り得た情報で判断をした、こういうことですね。
○福田国務大臣 きのうはああいう発言をしました。そして、その後、確認をすべくお会いするように申し入れたけれども、それができなかったということでありまして、いずれにしてもこれはきょう確認をしなければいけない、そういうふうに思っております。
○福田国務大臣 その後、いろいろまた情報がございまして、いろいろな話を聞いておりますので、そういうものを総合してどういうふうに今判断するか、こういうことであろうかと思いますけれども、きょうは慎重にさせていただきましょう。
○福田国務大臣 お答えいたします。  政治の分野でもこの改革というものは進めるべきであり、改めるべき点は改める、そしてまた真に国民から信頼される政治を目指す、こういう必要が当然あるものであります。そして、政官財の癒着とか利益の誘導政治が行われないように努めるとともに、税金のむだ...全文を見る
01月28日第154回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○福田国務大臣 ただいま御指摘の点につきましては、会計検査院の報告に、内閣官房と外務省で事務と経費の分担が明確になっていない、この指摘についてであろうかと存じますけれども、これは、これまで総理の外国訪問に際しましては、現地で必要となる自動車や会場借り上げ等に関する契約などの事務は...全文を見る
○福田国務大臣 これは、そういうように経費が入り組んでいたということがあったわけですね。これを上納と言うかどうか、私どもは上納というふうに言っていない。要するに、経費の明細が、項目によって向こうで負担してもらうとかいうようなことがあった。そういうような事実があったということは確か...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと私、外務大臣が今発言された言葉がどうかと言われてもちょっと困るんですけれども、まあ、言われたんだから、そのとおりだと思います。
○福田国務大臣 外務省のことでございますので、外務大臣が統率されていらっしゃるんだから、外務大臣がリーダーシップを発揮されて内部調整をされる、そうあるべきだと思います。  私も、今回のことにつきましては新聞報道で初めて知ってびっくりした、一面トップだったと思いますのでね。せっか...全文を見る
○福田国務大臣 人事権者は各省大臣でございます。そこから上がってきます幹部人事については、内閣官房に人事検討会議というものがございます。特に問題なければそのとおり了承するというようなことになっておりますけれども、時によってはこのことについて意見を申し上げる、各省に、大臣に意見を申...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまのやりとりを聞いていまして、同じ省内でこのように意見が食い違うというのはまことに遺憾なことだと思っております。ぜひ、政府として統一見解が出せるように努力をしてみたいと思っております。
○福田国務大臣 私も全容を承知しておるわけでございませんので、これはよく事情を聞いてその上で対処するしかないと思っておりますので、できるだけ早く対応したい、このように考えております。(発言する者あり)
01月30日第154回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 政府の見解でございますので、私が責任を持ってまとめました。
○国務大臣(福田康夫君) 実は、この政府見解をまとめる段階におきまして、最初の段階でその文言が入っていたものもございます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたことにつきまして、今のお示しいただいた四行ですか、三行ですか、その部分は最初の段階であって、それは田中外務大臣もそのコピーをお持ちでございます。その後、関係者と協議をした結果、最終的な政府見解を取りまとめました。これは、これも大臣に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 原案段階で田中大臣にこの紙をお示し、最初の紙をお示しし、そして次に政府見解、また取りまとめをして、その最終的なものもお示しをしているはずでございます。  そして、これはなぜ四行削ったのかということですか。そうでなくて、後段の部分というのはこの最終的な政...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨晩からのその辞任手続の問題でもありますので、私から答弁いたします。  昨晩、田中大臣は官邸に来られまして、総理から国会正常化のために協力を要請したのに対しまして、更迭を了解し、辞任することとされたものでございます。これを受けまして依願免職になったわけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その今申し上げました昨晩の会談で辞任は成立したわけでございます。紙は、形式的に署名をするということはありますけれども、これは法的にも必要なものではございません。
○国務大臣(福田康夫君) 有事法制につきましては、委員御指摘のとおり、大変長い期間にわたりまして慎重に研究がなされてまいりました。五十六年、五十九年には、その時点での研究の概要も国会に報告するということもいたしております。現在は、こういうような研究の内容等も踏まえまして、内閣官房...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この有事法制の検討は、我が国に対する武力攻撃の事態、すなわち我が国が外部から侵略を受けた場合を中心に検討を行っているところでございます。  この大要は、憲法下にありまして国の組織と機能を挙げて取り組むべき重要な課題ということでございます。自衛隊の防衛行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 有事法制として具体的にどのような措置を規定するかということは今後具体的に検討されることとなりますけれども、その有事法制の整備は憲法の範囲内であると、先ほど申しましたように、憲法の範囲内で行われることは当然のことでございまして、戦前の旧憲法下での戒厳令、徴...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員も群馬県に事務所をお持ちでございますので日照時間の長さは実感していらっしゃると思いますけれども、全国第三位なんですね、群馬県というのは。  そういうことでございまして、太陽光・太陽熱エネルギーの活用というものはこれはもう大いに期待をされるところだと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、政府見解を提出いたしましたけれども、この中で、第三項目でもって、一月二十四日の予算委員会における質疑について相違があると、大臣とそれから外務省事務当局ですね。政府として引き続き関係者の申述等を聴取し、事実関係の確認に努める、こういうふうなことになっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この政府見解は昨日における状態を述べたものでございまして、それはただいま意見の食い違いがあると、それ統一していないというふうにおっしゃるけれども、そこまでしなくてもよろしいのではないか。  要するに、昨日の状態における事実を述べたものと、こういうふうに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨晩の夜十一時五十分ぐらいだったと思いますけれども、外務大臣に総理官邸においでをいただいた、総理がお呼びしたわけでございます。そこで総理から進退について話がございまして、そして田中大臣はそれを了承されたと、こういうことになりました。  そして、今朝八時...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 持ち回り閣議の場合に、お辞めになる方の署名は通常要らないことになっております。
○国務大臣(福田康夫君) これは、昨晩十一時五十分からの総理と田中大臣の会話の中で、田中大臣が総理の要請、要請と申しますか協力要請ですね、について、これを了承されたわけでございます。分かりましたということを申されて、さらに、お世話になりましたという言葉を申されたわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは調べてみないと分かりませんけれども、これは辞意を表明すると申しますか、それに合意をされたと。この意思表示が大事なんです。それを確認する意味で署名を取るというようなことはございますけれども、この確認の署名は必須条件ではないというふうに申し上げたのは先...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しましたように、十一時五十分の会談において了解をされた、合意がなされた、こういうように、これが事実でございまして、その後のことにつきましては、これは今の持ち回り閣議云々、これは通常お辞めになる方はサイン、署名をされないということでやっているようで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる上納というものがあることはありません。今までもね。
○国務大臣(福田康夫君) 過去何度も御説明しているとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 持ち回りは、持ち回り閣議は、急ぐ場合には電話連絡をするということで、電話で了解取るということになっております。その後、署名を取りますけれども、これは私、最終、何時になったか知りませんけれども、それはその後で取るということで、時間制限は特にない、なるべく早...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府見解の、先ほど示された文ですね、お話しになった。
○国務大臣(福田康夫君) あれは、二十何日でしたかな、二十九日、要するに昨日ですよ。昨日、あっ、一昨日ですか。今日は三十日ですね、だから、二十いつだったかな。(発言する者あり)二十八日の、多分夜十時半か十時、そんな時間だと思います。(「だれが」と呼ぶ者あり)それで、だれが作ったか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 原案にあった文が最終案でなかったと、こういうことだと思いますけれども、これは、関係者と協議をしている間にこれを削ろうということになったわけでございます。私の責任においてそれに同意しました。
○国務大臣(福田康夫君) これ、この政府見解は、一月二十四日の予算委員会における質疑において言った言わないというような話になったわけでございまして、それ以前のことについて、必要ないだろうというそういう趣旨で削ったんだったと思います。
01月31日第154回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) お答えを申し上げます。  外務省内の問題で国会審議が紛糾いたしました。そういうような事態を一日も早く打開するために、一昨日深夜、総理から田中前外務大臣に対しまして国会正常化のために協力を要請いたしました。これに対しまして、田中前外務大臣は更迭について、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理も、全体の政治情勢につきましては責任を負っておりますけれども、今回の紛糾の直接的な原因が外務省内の不統一、意見の不統一にあったということにあるということでそのような判断をし、田中外務大臣ともお話をされて、外務大臣もそのことについての了解をされたと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 依願免でございます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいまのお話を伺っていますと、田中外務大臣は罷免されたと、こういうふうに決め付けていらっしゃるようでございますけれども、手続的に全く私どもは問題がないというように思っております。  そのことについて、その後外務大臣が、また外務大臣をお辞めになった後の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 辞任を否定されたことは一度もなかったんです。ですから、それは間違いなく了承されたと。その瞬間に辞職は成立をするんです。後の文書のことは、これは手続の問題でございまして、これは法的にも必要なものではないと、確認のためであるということなんです。その確認もその...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私が署名をお願いしますと申し上げたところ、急なことなので、今、サイン、署名はしたくないということでお帰りになっただけでありまして、この辞任を認めるということについての反対の意思表示をされたわけではございません。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま委員の示された文章は相当ひどいこと書いてありますけれども、しかしその内容について事実関係を確認する方法もありませんし……(発言する者あり)ただいま、ただいま……(発言する者あり)でありますので、今ここでそのことについてコメントするものはございませ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しましたように、政と官の在り方というものは、これは慎重でなければいけないし、また客観的に見て公正さというものは確保されなければいけないと、このように思っております。  そういうことでありますけれども、委員の指摘されるようなことが、それはそういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、この委員会でどういうふうにされるかお決めになることだと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 事実関係は私も報道によって知っている程度でございますので、詳しいことを承知しているわけでございませんけれども、政治家の秘書が口利きによって公共工事に不当に介入したりこれに伴って報酬を得たりするというようなことが、国民の政治に対する不信を物すごく大きくして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 高齢社会対策大綱は、高齢社会対策基本法に基づきまして政府が推進する高齢社会対策の中長期にわたる基本的かつ総合的な指針として策定しているものでございます。  戦後生まれの団塊の世代が今後高齢期を迎えまして、我が国が本格的な高齢社会を迎えるということを踏ま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、新しい高齢社会対策大綱におきましては、高齢社会対策の一層の推進を図るために、分野別の基本的施策の枠を越えまして、横断的に取り組む課題を設定して、関連施策の総合的な推進を図ると、こういうことにしておるところでございます。  この世代間の連...全文を見る
02月04日第154回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○福田国務大臣 ただいま総理が御答弁されたように、このNGOのアフガン会議に出席するかしないかということについて、特定の議員からサジェスチョンがあってそれに従った、そういうことはない、こういう意味でございまして、これは前の委員会でも御説明申し上げたのでありますけれども、昨年の十二...全文を見る
○福田国務大臣 政府見解は私が最終的に責任を持って、最終的には総理ですけれども、私が取りまとめをいたしましたので、私からお答えいたしますけれども、この「アフガン支援国会議へのNGOの参加決定にあたり、特定の議員の主張に従ったことはない。」これは、今までの我々の知る限りではそのよう...全文を見る
○福田国務大臣 お呼びするかどうかということにつきましては、この委員会にお任せするしかありません。
02月12日第154回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○福田国務大臣 政府見解としてお出ししたものがございまして、この政府見解は、田中大臣も了承した上で出しておるわけでございます。
○福田国務大臣 政府見解でもって述べているとおり、特定の議員の主張に従ったことはない、こういうことでありまして、本件に関して、これは一月二十四日、問題の起こった予算委員会において、田中外務大臣の答弁と外務省事務当局の答弁との間に相違がある、したがって、「政府としては、引き続き関係...全文を見る
○福田国務大臣 官房機密費は、総理外国訪問に伴う宿泊費差額、このことについて問題が発生したわけでありますけれども、平成十三年度からは、同種の問題が生じないというようにするために、庁費による施設借り上げ費として措置するなどの改善措置を講じております。  それから、平成十三年度から...全文を見る
○福田国務大臣 過去においてそれぞれの政権でどのようにやっておられたか、私はわかりません。わかりませんが、私どもとしては、ただいま申し上げたような趣旨に徹して厳正なる支出を行っている、そういうことに努めておるところでございます。
○福田国務大臣 先ほど私申し上げましたように、随分私が担当して変えております。そして、過去のことはいろいろ問題もあったわけですけれども、その問題のあったことについて、その問題が再び発生しないようにというような措置を講じておりまして、支出委任をするという、委任行為をするというふうな...全文を見る
○福田国務大臣 何にもないということはありません。きちんと整理をしているつもりでございます。そして、これはできるだけダブルチェックをするようにというように心がけておるところでございます。
02月13日第154回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○福田国務大臣 二十八日の段階で政府見解を出しました。ここでは、一月二十四日の予算委員会の田中外務大臣の答弁とそれから外務省事務当局の答弁との間に相違がある、こういうことでございまして、「政府としては、引き続き関係者の申述等を聴取し、事実関係の確認に努める。」こういうふうにしたわ...全文を見る
○福田国務大臣 この一月二十八日の調査というのは、調査をなぜするか。これは、外務大臣と外務省事務当局との答弁の違いということでありますけれども、その違いというのは、一月二十四日のやりとりのことなんです。特に、一月二十四日の朝の外務省における田中外務大臣と外務省の職員との間のやりと...全文を見る
○福田国務大臣 一月二十八日の夜ですけれども、この政府見解をつくる前の段階で原案というのがありまして、その原案について私が田中大臣とお話をして、それで了解をとりました。そして、その後、関係者との調整の結果、若干変更いたしました。その変更した分についても大臣の了解をとっております。
02月14日第154回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○福田国務大臣 諸事多難なときでございますけれども、国のまた政府の本当に究極的な仕事、やはり国の安全を守る、国民の安全を守るということについて、これは瞬時も忘れることはできないことであります。  しかしながら、この分野のことにつきまして検討がかなりおくれているのではないかという...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、委員の御指摘のとおり、最近起こりましたテロのような、ああいうような大規模な問題についてどのように考えるかという問題がございます。それと有事法制が何かごちゃごちゃになっているというような感じを受けるのでありますけれども。  こういうテロですね、これは、国と...全文を見る
○福田国務大臣 御質問の低強度紛争等を含むそういう事案に対する取り組み、これはいろいろな角度からやっております。そしてまた、いわゆる危機管理という観点から、今現在考えられるような事案に対する対応というものは、これは、いかなるときにもという、そういうことで対応を十分にしておるつもり...全文を見る
○福田国務大臣 野田毅保守党党首から先週北京から電話をちょうだいしました、こういう会談をしたと。その結果、今外務大臣からもお話ございましたような内容でございまして、当該海域は中国が権益と関心を有している地域であるということを理解してほしい、こういうふうなことでございました。  ...全文を見る
○福田国務大臣 歴史認識というのは、委員の御指摘のとおり、それぞれの国や国民がそれぞれの歴史観というものを持つのは当然だろうというふうに思います。それを容認し合うということも大事なことだろうと思います。  しかし、今御指摘の共同研究につきましては、過去の経緯もございますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと内情を私も今聞いているところで、初めて知ったわけでございますが、詳しいことはわからない上でのことでございますけれども、やはり、李下に冠を正さず、この精神というのは、我々もそうですけれども、またお役人の方も、同じような心構えというのは大事なんではなかろうかと...全文を見る
○福田国務大臣 総理大臣経験者に大使になっていただくということはともかくといたしまして、適材適所、有能な人材を大使館の幹部とか大使に任用するということ、これは大変意味のあることだと思います。  外務省は、まさに外交というのは、外務省だけでない、やはり国民全部が支えるものだという...全文を見る
○福田国務大臣 私はその席にはおりませんので、どういう資料が提示されたか存じておりません。
○福田国務大臣 これは御指摘のとおり二十四日の予算委員会の質疑の問題であったのでありますけれども、そこのことで、どっちが本当か、こういうふうな話でございました。事実関係を私どもとしても把握しようということで、いろいろ調査をしました。  最終的には八日発表いたしました、官邸として...全文を見る
○福田国務大臣 政府の方としては、今申し上げたような事実確認をしたということでございます。  田中大臣がどうおっしゃっているか、外でもおっしゃっていることであります。これはこの委員会の中でおっしゃっていない部分がございますので、その辺について、どうしてこういう食い違いが生じたの...全文を見る
○福田国務大臣 政府見解としてお出ししましたのは、これは確かに、その事実関係の食い違いというものを解明していないということでございまして、それは政府見解の中で、引き続き関係者の申述等を聴取する、そして確認に努める、こういうことを政府見解の中で申し上げているということでございまして...全文を見る
○福田国務大臣 土日ございました。時間的なことはあったのでありまして、その間、いろいろな方がこの調整をするべく善意の努力をしてくだすったと思います。その事実も、私も幾つか存じております。そして、私自身も直接お話をしました。  そういう努力をしたにもかかわらず、その調整が結果的に...全文を見る
○福田国務大臣 先般川口大臣が発表された「開かれた外務省のための十の改革」、これは骨太の方針、こういうふうに外務大臣も言っておられますけれども、骨太でありまして、これからその具体策を打ち出すんだ、こういうことで、骨格をあらわしたということであります。  私もそれを拝見いたしまし...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房の報償費は、これはもう何度も申し上げていることでございますけれども、内政、外交を円滑かつ効果的に遂行するための経費として国政の運営上不可欠のものである、そういうことでございますが、この使用に当たりましては、すべて私の責任において一つ一つ吟味を行って、そして...全文を見る
02月15日第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○福田国務大臣 いろいろと御指摘のようなことも私も伺っておりますので、これは、よく実態を調べて、対応は考えるべき問題も多いのだろうというふうに思っております。
02月18日第154回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○福田国務大臣 今、新官邸を建築中でございまして、もうじき完成をするということでございまして、その関係の費用が多かったのではないかというように思っております。  ちょっと私はその明細を承知しておりませんけれども、ほとんどはそれではないかというように思っております。
○福田国務大臣 明細をここに持ち合わせていないので、正確なことは申し上げられませんけれども、上納とかそういうものと絡み合わせて考えていただきたくないと思っております。
○福田国務大臣 よろしいと思います。
○福田国務大臣 その点も私、ここでちょっと断言できないのでありますけれども、来年度に新しい大きい官邸になったというようなことでどういう経費が発生するのか、まだ精査しておりませんので、お答えしにくいのであります。
○福田国務大臣 そのような御質問があるというように存じておりませんでしたので答えられないのでありまして、やはりもし答えろというのであれば、資料をよく見てまいります。
○福田国務大臣 一連の不祥事が起こったというようなことでもって、そういうことを排除するために、外務省との間で総理の外国出張の経費についての役割分担、これをはっきりさせました。また、外交関係にまつわるようなことにつきましても、外務省に分担してもらうものというようなことを整理したわけ...全文を見る
○福田国務大臣 詳細はまた改めて御報告申し上げたいと思いますけれども、今回の、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、ことしの分、十四年度については十八億計上されている、新官邸庁費というふうな形で計上されている。これが十五年度以降どうなるかということなんでしょうけれども、これは私...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房の報償費は、これは、要するに今までと基本的には変わりません、基本的には変わりません。しかし、こういうような問題が起こりましたことを機会に、もう一度、事務的な面における手続の問題等も含めまして、一件一件の案件について厳正なる支払いを行う、要するに、厳正な支払...全文を見る
○福田国務大臣 引用した和歌につきましては、総理御自身が強く心を打たれておった歌でございまして、また、読む人たれもの心を打ち、励ましとなる内容であるというように考えたので、施政方針演説に引用することとしたものであります。
○福田国務大臣 私自身もあの演説を聞いて大変感動もいたしました。人それぞれ感じ方は違うと思いますけれども、恐らくそういう気持ちでおられた方は多かったのではないかと思っております。
○福田国務大臣 「雪の降る、厳しい冬の寒さに耐えて、青々と成長する松のように、人々も雄々しくありたい」。すべからく人はこうありたいものという趣旨である、こういう理解をいたしております。  人それぞれ理解は違うと思います。
○福田国務大臣 私は、それはどちらかわかりません。私自身、そういうことを一つ一つ吟味したわけではございません。ただ、今の私の心情からいってもそういうことはわかるような気がいたしますので、それで感動したのだと思います。
○福田国務大臣 総理から直接聞いたわけではありませんけれども、私が考えますに、自身で強く心を打たれた歌を施政方針演説に引用することとしたということなのでありまして、いろいろ今おっしゃいましたけれども、雪の降り積もる情景、そしてその下で松が青々としている情景、こういうことを素直に読...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、政治利用しているのではないよという意味を込めてそういう発言をされたと思います。
○福田国務大臣 私にはその辺わかりませんが、そんな難しい、政治利用とか、そういう気持ちでこの歌を施政方針演説の中に取り入れた、そういうことでないということを強調したものだと思います。
○福田国務大臣 著作権のことでございますけれども、他人の著作物の利用であることを明確にし、今回の演説のようにごく一部に引用する形で使用するものであれば、出所を明示した上で、著作権者の了解を得ることなく引用することはできるということでございます。  いずれにしても、今回の引用につ...全文を見る
○福田国務大臣 調べました範囲の中では、総理の演説の中で天皇のお言葉、歌、著作などを引用した例はございません。今回は総理自身が強く心を打たれたさきの天皇の和歌を引用したものでございますが、総理の演説の中でどのような引用をするかはその時々の総理の判断によるものであります。
○福田国務大臣 私は、天皇陛下の歌、それも先帝でございます、もう今はおいでにならない方でございます。そういう方の歌が国民の間に膾炙する、それを国民が口ずさむというようなことがあってもおかしくはないというように思っております。そう深い意味合いを持って、それでもって政治的に解釈しろと...全文を見る
○福田国務大臣 素直にあの歌の意味をとらえるということ、これが私は大事だと思います。歌を詠んだ方がどのような思いで詠まれたか、それは詠まれた方のみぞ知るということだと思うのです。ですから、私は、むしろ素直に読まれることが大事だろうというように思います。  もうお亡くなりになって...全文を見る
02月19日第154回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○福田国務大臣 点数だけ申し上げれば、謙虚に、謙虚に見積もって、八十点と思っております。
○福田国務大臣 今回、ブッシュ大統領がおいでになるというところで、大統領側からいろいろ要望がございました。  その中で、我が国の歴史的な建造物とか伝統的な文化を視察したい、こういうふうなことがありまして、そしてまた、あれはたしか上海のAPECか何かのときに、総理が流鏑馬の矢を差...全文を見る
○福田国務大臣 前にも答弁いたしましたけれども、関係当局において現在鋭意捜査を進めているということでありまして、事実解明というのは、これはもう大事なことでありますので、全力を尽くさなければいけないと思います。  これまでのところ、船体の引き揚げ、潜水調査ということは行っておりま...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○福田国務大臣 栄典制度につきましては、現在、どのようにあるべきかということについて見直しを行っているところでございます。この見直しにつきましては、内閣総理大臣の懇談会でございます栄典制度の在り方に関する懇談会におきまして御議論をいただきまして、昨年十月末にその報告書が総理に提出...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘のとおり、戦前の叙勲関係の資料の一部が戦災などによって失われているということがありまして、これはまことに残念なことでございます。今後、国立公文書館に保管されております裁可書等の資料に基づきまして、叙勲関係の記録の整理が可能なことになるのかどうか、こうい...全文を見る
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○福田国務大臣 私も、御招待をしたかしないかという問題でこんな予算委員会で問題になるとは夢にも思っていなかったのでありますけれども、記者会見で私聞かれましたので、そのときに要点のみ申し上げておりました。すべての前、元外務大臣、外務大臣経験者には御案内をしておるということで、このこ...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、事務当局の判断で一たんは拒否をした、しかし、それは復活したわけですね。  問題は、言った言わないと言っていることは一月二十四日のことじゃないんですか。一月二十四日の予算委員会でもって田中大臣が言われたことが本当なのかどうかということについて言われたんじゃ...全文を見る
○福田国務大臣 調査をしろとおっしゃるけれども、何を調査するのか、正直言ってよくわかりません。私どもは、調査すべきことは十分調査した、こういう判断をしているわけでございます。  また、大西さんにつきまして、この方は民間人でございます。ですから、民間人の方に対して私どもはどういう...全文を見る
○福田国務大臣 調べるということは、まあ、大西さんのことをおっしゃいましたけれども、では、ここでもって大西さんにおいでいただくという方法があるかもしれませんけれども、これはこの委員会で決めることでございますから、それはお任せしたいというふうに思います。  それから、けさ、まさに...全文を見る
○福田国務大臣 何度も申し上げますけれども、我々は、我々のできる範囲で事実関係の調査をいたしました。したがって、その当事者のそばにいた、見聞きしていた八名の外務省の職員に、一人一人呼んで話を、事実関係を確認しました。  そういうこともございますけれども、そういうことも含めて、政...全文を見る
○福田国務大臣 私どもは、私どものできる範囲、そしてこれで間違いない、そういうかたい判断をしたところでございますので、これ以上調査をする必要は全くないというように考えております。
○福田国務大臣 田中議員にどうぞお聞き願いたい。今、外務大臣をやめて、そして一議員になられたのでありますので、どうか議員同士の話をしていただきたいというように思っております。私からは何もいたしません。
○福田国務大臣 そのピースウィンズ・ジャパンから出した資料についての真偽は、私どもは確認しておりません。
○福田国務大臣 それは、私はその文書を見て、全くそのとおりであるということであるならば、まあ穏当でない発言もあるなというふうに思ったから、そのように言ったんです。
○福田国務大臣 さようでございます。
○福田国務大臣 私どもは、委員会の運営につきましてはすべて国会の御指示に従って動いておりますので、そのときも、まさに委員会の御指示に従って、そのとおりにしたつもりでございます。
○福田国務大臣 いわゆる松尾事件、あの事件が発覚する前、平成十二年度から、外務省とそれから内閣官房の経費の分担について明確にするような、そういう作業が行われております。それ以前にどういうことがあったか、それは私が申し上げているわけじゃないですよ、そういうことじゃなくて、十二年から...全文を見る
02月21日第154回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○福田国務大臣 委員御指摘のとおり、昨年の十二月に、内閣に、総理大臣を本部長といたしまして全閣僚を構成員といたします司法制度改革推進本部を設置いたしました。この推進本部を設置しましたのは、司法制度改革というものが、明確なルールと自己責任原則に貫かれた事後チェック・救済型社会への転...全文を見る
○福田国務大臣 まさに大改革でございまして、その中には人的な増強というものが極めて大事なことでございますので、当然財政的な必要度も高まるわけでございます。そういう面におきましては十分な措置を行っていきたい、このように考えております。  なお、今、その前の御質問で御指摘のありまし...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御指摘の点につきましては、外務省で調査に着手いたしました。できる限り早く調査結果を出すように指示をいたしておるところでございます。
○福田国務大臣 ODAというのは、もう申し上げるまでもなく、日本の外交政策の中においても、また日本の国際社会の中においてどうすべきかということを考える上に極めて大事な要素でございまして、また政策手段でもあるわけでございますので、このことについて、この透明性というものはもう十分確保...全文を見る
○福田国務大臣 経緯とか、また事実関係の解明に努めて、そしてその適切なる対応をすべきであるというように思っております。
02月22日第154回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(福田康夫君) 後藤議員にお答えします。  まず、日本のあるべき将来像についてお尋ねがございました。  小泉内閣においては、経済・財政、行政、社会の各分野における構造改革に取り組んでいるところであります。構造改革が達成された後には、努力が報われ、再挑戦できる社会、民...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 重野議員にお答えします。  まず、集中調整期間内の経済成長率についてお尋ねがございました。  財務大臣のG7における二〇〇三年の実質経済成長率に関する発言は、民間需要主導の着実な成長をできる限り速やかに実現したいとの考え方を表明したものであり、先般閣...全文を見る
02月25日第154回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○福田国務大臣 閣僚の任命権者の総理大臣ではございませんので、その御質問にはお答えできませんけれども。  今委員からいろいろ御指摘ありましたそういうような一連の経緯を踏まえまして、政府といたしましては、生産現場とか消費者の意見もしっかり踏まえて、BSE対策に遺漏のないように全力...全文を見る
02月27日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  二十一世紀の我が国にふさわしい新たな行政システムの構築を目指した中央省庁改革から一年が過ぎました。小泉内閣におきましては、総理の改革断行に向けた強い意思とリーダーシップのもと、聖域なき構...全文を見る
02月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○福田国務大臣 ただいま委員から御説明ありましたように、世論調査でも、若い世代を中心としてこの制度は考え方が進んできているというように思います。  また、昨年の十月に、男女共同参画会議でも、基本問題調査会で中間まとめをいたしたのでありますが、そこでも、これは公表いたしております...全文を見る
○福田国務大臣 昨年の十月十三日から一部を除いて実施されております配偶者暴力防止法につきましては、この法律の円滑な施行に向けた男女共同参画会議の意見も踏まえまして、関係府省庁などにおける各種施策の実施と相まって、新設されました保護命令制度などによりまして一定の成果が得られている、...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおりだと私も思います。やはり、市町村レベルということもございましたけれども、生活に密着したところでもってよく見ていくということが必要なんだろう、行政の面からもそういう立場というのは必要なんだろうと思います。そういう意味において、広報啓発活動などにおいても...全文を見る
○福田国務大臣 人権教育のための国連十年推進本部、これは、平成九年七月に人権教育のための国連十年に関する国内行動計画を取りまとめ、これに基づいて関係府省庁において所要の施策を決定し、着実に推進している、こういうことでございます。  御指摘の、三月に決定いたす予定にいたしておりま...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと表現の仕方がまずかったかもしれませんけれども、もう少し明確に申しますと、この平成九年の国連十年に関する国内行動計画、これに基づきまして、今、所要の施策を着実に推進している、こういうことですね。そういう施策は着実に推進しながら、今後策定が予定されています人権...全文を見る
○福田国務大臣 行政組織の一つとして位置づけるという御提案がございました。また、その後の御質問がございました。その辺は、全体の枠組みの中でどういうふうにすべきか、行政上の問題、全体の問題がありますので、しかし大事な課題だと考えておりますから、あわせ検討させていただきたいと思います...全文を見る
○福田国務大臣 障害者プランは、平成十四年度が最終年度となります。数値目標を設定した項目の平成十二年度までの進捗状況を見ますと、知的障害者更生施設については既に目標値を達成、これはオーバーしております。そのほか、精神科デイケア施設、これは九七%の達成率、それから日帰り介護事業九二...全文を見る
○福田国務大臣 私は、政府、与党は一体というような言葉もずっと言われてきているわけでありまして、従来の政治の手法というものは、まさに政府、与党一体となってお互いに協力し合う、こういう関係にあったんだろうと思います。  今、政治主導というようなことも言われております。政治主導とい...全文を見る
○福田国務大臣 今おっしゃっておられることは若干プラスアルファの誤解があるんじゃないかと思います。仮に、今、部会で決まった、議論してというようなお話ございましたけれども、自民党の部会はオープンなんですね、本当に。非常にオープンな場でございまして、その結果も新聞をよくごらんになれば...全文を見る
○福田国務大臣 有事法制は、今政府として考えておりますことは、もちろん国家の緊急事態というのは、御指摘のとおり、外部からの武力攻撃、それにとどまることならずいろいろな形態があるわけでございます。それに対して間隙なく対応していかなければいけない、こういうことでありますけれども、この...全文を見る
○福田国務大臣 今御指摘になったいわゆる大規模テロ、これは議論のいろいろあるところでございます。大規模テロが起こって、そしてそれがどういうことになっていくのか、そういう経過をずっと考えていきますと、それが単なるテロで終わるのか、それとも有事法制の範疇に入ってくるのか、こういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 今考えております有事法制、この中には、当然のことでありますけれども、我が国の防衛のための自衛隊の行動、そしてまた米軍の行動の円滑化のための必要な措置、それから住民の避難誘導、それから国民の安全確保の観点から必要となる措置、または国際人道法を尊重するという観点から必...全文を見る
○福田国務大臣 海上保安庁、海上自衛隊、これはそれぞれの役割を果たしているわけですね。その上で、仕事が忙し過ぎるとか人員がどうのとかいったようなことは、これは当然どこの役所もそういうことはあるわけで、行政、政府の各部署でそういうようないろいろな問題はあると思います。  陸上でい...全文を見る
○福田国務大臣 今のことでちょっと補足させてください。  先ほど委員の言われました海上保安庁の仕事をふやしたらどうかとかいったようなこと、これは極めて本質的な問題でございますので、そのことの役割分担を変えるとかそういうことを私言っているわけじゃなかったんですよ。検討するというの...全文を見る
03月01日第154回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○福田国務大臣 平成十四年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十四年度における歳出予算要求額は九百五十億六千二百万円でありまして、これを前年度当初予算額一千二十三億四千二百万円に比較しますと、七十二億八千万円の減額となっております...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○福田国務大臣 私は、凍結というふうには申していません。この事実関係をまず調査しなければいけない、そういう調査を見た上で判断すべき問題だ、こういう答弁をしたつもりでございます。
03月08日第154回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 政と官の問題は、これは今、総理から申されましたけれども、適切なる関係、適切なる政官の緊張関係も含めて、良い関係とかそういうことでない、適切なというのは非常に分かりにくいけれども、政治家として適切なといえばどの程度かというのはよく分かることでございますので...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私もそうでありますけれども、官邸サイド、これは総理も当然ですよ、外務省の次官にだれをするということを言ったことはございません。外務省からの推薦でございます。
03月11日第154回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) ずっとテレビ画面を凝視していたわけじゃない、断片的でございますけれども、質問される方も、それから証人として出てこられた、答えられた鈴木議員も、真摯にやり取りをされたと、そのように拝見いたしました。
○国務大臣(福田康夫君) 実際、妙なことが起こるんだなと、こういうように思っております。これには何らかの理由、原因があるんだろうと思います。できるだけ速やかに事実解明をすべきであるというように思います。
○国務大臣(福田康夫君) いや、本当に妙なことだと思います。事実関係解明に努力するように、これは努力を、政府として努力をさせていただきます。
03月13日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○福田国務大臣 私も、加藤議員の元秘書が逮捕されて間もないので、よく内容を承知しておりません。ですから、断定的に言うことはできないのでありますけれども、国会議員の事務所の中心的な立場にあったという人が、一億円を超えるという脱税事件で逮捕されたということでございますので、政治に対す...全文を見る
03月13日第154回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たりまして、内閣府において青少年の健全育成に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  二十一世紀を迎え、少子化、都市化、情報化等の進展や価値観の多様化など、我が国社会は大きな変革の時期にございます。小泉内...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 櫻井議員にお答えいたします。  まず、田中元外務大臣の更迭の理由についてお尋ねがございました。  アフガニスタン復興支援国際会議へのNGOの参加に係る外務省内の問題で国会の審議が紛糾したことから、このような事態を一日も早く打開するために、平成十四年一...全文を見る
03月13日第154回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(福田康夫君) 大臣規範、大臣等規範ですね。これでは、「職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。」ということを規定しております。これに当たるかどうかということは、情報の内容とかその時々の状況とか、実質的な秘匿の必要性から個々に判断されるべきものであると、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アフガニスタンと北朝鮮、それはそれぞれ置かれた状況とか、それから我が国との関係、これはいろいろな状況が違うわけですね。我が国の対応というのは、それぞれの国に、その状況に応じて対応していくということになると思います。  しかし、地域の平和と安定とか人道的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 踏み込む場合には、これは外務大臣の方が適当なのかもしれませんけれども、我が国と北朝鮮、これは国交がないんですね。経済協力も、これも行っておりません。しかし、先ほど申しましたように人道的な考慮とか日朝関係の改善、またこの地域の和平と平和、安定と、こういう大...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま外務大臣からも発言がございましたけれども、私の方も同様な考えを持っております。また、そのために、そういうようなことが起こらないような体制も今整えておりますので、今後そのようなことが再発するということはあり得ないというように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) 地雷除去活動に対する支援につきましては、アフガニスタン復興の前提となる安全確保との観点から、我が国としても力を入れていくつもりでございます。  したがいまして、既に緊急に必要な機材の整備、除去事業への支援、それから犠牲者支援計画への協力なども行っており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 不審船の対応、これは内閣官房が事案の発生を認知した段階から、情報の集約、それから関係省庁間の連携の確保ということに努めておるわけでございます。これを的確に対応するために、防衛庁そして海上保安庁、これはもう現場で対応するのは海上保安庁、防衛庁でございますが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員より言われましたんですが、当初、政府部内で引き揚げてはいけないというような、そういうような判断はしたことはございません。  そういうことではなくて、今、海上保安庁が説明をしましたけれども、この捜査は段階があるわけですね。それから、現場の海域の天...全文を見る
03月14日第154回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(福田康夫君) 伴野議員にお答えします。  まず、個人金融資産の活用と税制改革についてお尋ねがございました。  都市再生特別措置法案においては、民間から資金を広く集める特定目的会社等に対して民間都市開発推進機構が出資、社債取得等を行う制度を創設するなど、広く個人金融...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  二十一世紀の我が国にふさわしい新たな行政システムの構築を目指した中央省庁改革から一年が過ぎました。小泉内閣におきましては、総理の改革断行に向けた強い意志とリーダーシップの下、聖...全文を見る
03月14日第154回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(福田康夫君) せっかくの小宮山委員の御発言でございますけれども、それは認識が違うんではないかと思います。  小泉総理は大変環境問題熱心です。発言の機会が少ないのかどうかというようなことで発信力の問題かもしれませんが、しかし実際は、川口環境大臣ですね、当時、最後の最後...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) JICAの研修施設ですね、これの設置に向けて、今御指摘のような特定議員から働き掛けがあったかどうかということ、これはそういうようなことがあったというふうには承知しておりますけれども、しかし、実際にそれを決めるということにおいては、どの場所に決めるかという...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) 高橋議員にお答えします。  まず、武部農林水産大臣の責任についてお尋ねがございました。  武部農林水産大臣の取るべき責任は、BSEに関する正確で科学的な情報を国民にきちんと伝え、国民の不安の払拭に努めるとともに、食品に関する消費者の信頼を回復するため...全文を見る
03月15日第154回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(福田康夫君) 今、農水省のお話伺いましたけれども、いずれにしても、国会議員との会合といえどもやはり節度あるものというものは必要なんだろうと思いますね。そういうことでございますので、特にこれを各省庁に求めるということをする必要あるかどうか。これは、私どももいろいろと政官...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政と官の在り方の問題については、今後の在り方について何らかのガイドラインが出せないかどうかというようなことは検討しております。これは、政治、行政全体の仕組みの問題にも関係するということでございますので、政府だけの検討にとどまらず、政党の側からも幅広い議論...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今の議院内閣制という、そういうものを基本としておりますので、国会において審議をお願いする法律案などについて、政府としての意思を決定する場合にあらかじめ与党と意見調整するということは、これは望ましいことだと思っております。  この政府・与党の連携とか協力...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまのお話を伺っておりまして、事務当局はそういう疑惑はないと、こういうことでありますけれども、これは、入札は国民の疑惑を招かないように適正に実施されるべきものでありますので、厚生労働省においても厳正に対処するようにお願いしたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど鈴木議員の離党の記者会見を一部見ておりましたけれども、いろいろと最近、いろいろな疑念が鈴木議員を中心として生じたということで、その疑念を明らかに御自身することができないままに、国会、政治を混乱させる、また国会の障害になる、そのようなことを考えて離党...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま御指摘ありました外交面において、特に日ロ関係、この分において鈴木議員がどのような役割を果たしたか、私も詳細は承知しておりません。承知しておりませんけれども、この鈴木議員が介入して、その結果、日ロ関係のこの交渉がゆがめられたとか、そのような認識はい...全文を見る
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) 私は、その御質問については、同じことを先週の金曜日に御質問いただきましてお答えしたところなんですけれども、それと同じことでありますけれども、今回離党をされたと。党に対して、また政治に対する不信を増長させたというようなことについての責任を取ってお辞めになっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 議員というのは一人一人選ばれて出てきた方ですから、ですから、その党、議員を辞めるとかどうかというようなことは、それはそう簡単なことではないんだろうというように思います。  やはり、そういう自分の置かれている立場というものをいろいろ考えた上で判断されるべ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、選ばれて出てきたんですよ、鈴木さんもね。そういう制度の中で選ばれ、そして制度の中で行動をされて判断をされていらっしゃるということで、後は、後のことは御本人がいかに判断されるかということだろうというふうに思っております。
○国務大臣(福田康夫君) それでは、比例の場合を言っていらっしゃる。普通の、小選挙区選挙で当選した方も政党の名前も付いて出てくるわけでしょう、普通は。同じことじゃないんでしょうか。  いずれにしても、党籍を離れても議員として残れるという、そういう制度があるわけですから、その制度...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですからね、その今回のようなケースの場合には議席も失うというルールであればそういうふうにされたらいいんじゃないでしょうか。今、そういうことない。党籍離れても議員としては存在できると、こういうルールになっているわけですね。これが、私はいいとか悪いとか、そう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは次の選挙に反映されるものと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) まあ、そういうものは国会に出てきたときに考えましょう。
○国務大臣(福田康夫君) いや、本会議。
○国務大臣(福田康夫君) 国会というのは本会議という意味です。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、週末、テレビ見ていなかったんですけれども、今そんな話になっているという話を伺って、そうなのかなと、こう思っているところでございますけれども、いずれにしても、このことについてはそういうことを、その態度を決めなければいけないというときに、それは私も態度...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) PKOは、どこに出るかということはかなり前から分かるわけですね。事前調査とか、そういうことも手続としてあるわけでございます。ですから、そういう意味で、時間的な余裕があるということは大きな要因だと思います。  一方、テロ特措法のことについて申し上げれば、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) シビリアンコントロールというのは、さっき防衛庁長官が答弁したんじゃないかと思いますけれども、このテロ特措法も、安全保障会議の議を経て、そして実施するわけなんですね。で、事後においてですけれども国会承認を得るべく議論をしていただくと。その結果、もし万が一否...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 有事法制は、今現在国会へ提出すべく、法制の立案検討中でございます。まだ具体的に詰めなきゃいかぬところがありますので、その具体的内容を申し上げるわけにはいきませんけれども、この基本的な考え方は、国の独立と主権、国民の安全を確保するために、平素から備えあれば...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申し上げました、その武力攻撃に対処するという武力攻撃というのは、一般に国に対する組織的、計画的な武力の行使と、こういうものを考えております。  現実においてどういう時点で武力攻撃が発生したかということは、そのときの国際情勢、相手国の明示された意図...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおり、テロ若しくはそれに類するものが発生したときに、その背景に国があるのかどうか、先ほど委員も言っておられましたけれども、そういうことも分からないというような状況というのは当然あるわけですね。  ですから、そういうことについてどういう対応を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのように私ども考えております。
○国務大臣(福田康夫君) そういうことなんです。  武力攻撃なのかどうかということ、武力攻撃と相手国が背景にあると、どこかの国がそういうことを仕掛けているんだと、こういうことになるんだろうと思いますけれども、そういうような状況なのかどうかという判断をやっぱりしなければいけないん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、総務大臣からも答弁ございましたけれども、外務省自身も今までのやり方について大いに反省するところありということでもって刷新をしたいということで検討している最中でございます。また、一部実施を始めているようではございますけれども、私、内閣としては、そういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 多少は聞いておりましたけれども、しかし今回このようにいろいろなことで影響力を行使されていたらしいというようなことについては、私も承知しておりませんでした。
○国務大臣(福田康夫君) 私もまだ受けておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 外務省の方の調査はただいま外務大臣から報告を申し上げたとおりでございますけれども、法務省につきましてはコンゴ民主共和国政府の通報に関する外務省からの通知を受けて調査に着手したと、こういうことであります。
03月19日第154回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 先生のおっしゃるとおりでございまして、昨年の十二月に、これは中下旬ですけれども、第一回会合をいたしまして、以来、都合三回、以来と申しますか、全部で三回ということでございます。大体、月一回ぐらいのペースでやっていこうと、こういう考え方でおりますけれども、今...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この施設は、今御指摘のとおり、何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ平和を祈念すると、こういうことのできる祈念碑など国の施設を造りたいと、造りたいというか施設の在り方について議論を幅広くしていただこうと、こういう趣旨の懇談会でございます。  で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、この懇談会でどういうふうな意見集約ができるかまだ分かりませんけれども、考え方として、戦没者を慰霊するということについて、これを含めないということを決めているわけではございません。追悼の誠をささげることができるかどうかということも、これも議論の対象...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおりでございまして、多くの日本人が靖国神社を戦没者追悼の中心的な施設と考えていると、これはもうよく承知をしているところでございます。  ですから、靖国神社に代わるものと、こういう視点からではなくて、二十一世紀を迎えて、今年は日本国との平和条...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この懇談会でどういうような結論になるか分かりません。ですから、懇談会の意見と、こういうことでなく、私の個人的に思いますところは、やはり何か外国から来られても、それは別に外国人ということだけではありませんけれども、そういうような象徴的なものがあってもいいの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 早くも一年たったわけでございますけれども、この内閣府が、これが国政運営におきます総理大臣のリーダーシップの発揮を支える知恵の場、そういうような形でもって運営をされてまいりました。  大変私はこのことは、いわゆる政治主導と、これは政治主導、言い換えると首...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 三点お尋ねございましたけれども、まず最初に発議権ですね、総理の。  これは、今さっき申し上げました、経済財政諮問会議の話を申し上げましたけれども、今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針、いわゆる骨太方針というのがございまして、これは一...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 鈴木議員は離党をしたわけでございます。御自分がお考えになっている、お考えになった上で、その上で離党という決断をしたわけでございます。その上で辞職すべきでないかというお話でございますけれども、これは基本的には議員の身分の問題でございますので、外からとやかく...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 鈴木議員が離党をするに当たって、何か条件を付けたかどうかと、こういうお話だと思います。  私は、そういう話は何も聞いていません。だから分かりません。分かりませんけれども、そういう話はあるべき話ではないと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 政官関係ということが今大変問題になっております。このことはもう随分長い間議論しているんですね。政と官のどっちが優位なのかとか、どっちがどっちに対して命令するのかとか、いろんな議論があって、その都度立場が変わっちゃうというようなこともあります。今は政治家が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今こういうように、これほど問題になっていますし、またいろいろな協議もある、いろんなところからいろんな提案があったりして、これから協議をしていかなきゃいけないかとは思いますけれども、しかし時間が掛かりますんで、多分、その間、取りあえずの考え方を示すべきかど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、国際社会に窓を、大きな窓を開けていないと日本国内の経済も維持できないと、そういう国でございます。そういう観点からいわゆる平和外交ですね、平和外交というものをずっと続けてきたということであります。  その平和外交というものの中身は、やはり日本の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 済みません、私、今初めて伺いました。
○国務大臣(福田康夫君) 全く私も不勉強で申し訳ない、そのことも知らなかったんです。それで外務省に聞きました。そしたらば、鄭夢準さん、議員ですね、これはサッカー協会の会長でございますけれども、その方が最初に質問を行ったと。しかし、外務省も余りよく知らなくて、岡崎先生に聞いたら分か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その事実、ちょっと私承知しておりません。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっとその中身も分かりませんので私から今ここで即答はしにくい問題だと思っています。いずれよく見て、事情を承知した上でお返事をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、これまでも再三再四このことについて反省の気持ちは述べているわけでございます。  平成五年の八月に官房長官談話というものを発表しております。これの中でも、我が国として、我々として、歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 戦後五十年たっていまだにそのようなことについていろいろな御批判があるということ、これは、このことだけでありません。戦争にまつわるいろいろなことについて、戦争当時のことについて今でも言われることがあるわけでございまして、例えば米国においてPOW、捕虜の扱い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) インドネシアとの関係におきましては、これはもう御案内のとおりでございますけれども、一九五八年のインドネシア共和国との平和条約及び賠償協定によって解決済みということになり、そしてまた元慰安婦の方々に対していわゆる個人補償を行わないということになったわけです...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この基金の活動が韓国の方々の中で理解を得られていないと、そういう事実は承知しております。また、この延長のことにつきましても批判があるという話も聞いております。  今般、基金、このように決定いたしましたのは、これは基金において様々な観点から総合的に検討を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、これはあらゆる機会に先ほど申しましたような謝罪の気持ちを伝えているわけですね。そして、このいわゆる従軍慰安婦問題については、従軍慰安婦問題ですね、につきましては、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であるとの認識の下に、政府として元慰安婦の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 警察捜査の方は、先ほどお話ございましたけれども、拉致事件ですね、これは。拉致事件として警察で判断をしたということが今回行われたということですね。外務省の方は、日朝国交正常化交渉などにおきましていろいろこういう案件の話題も取り上げられておるわけでありますけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日朝国交正常化交渉は、一昨年の十月末に北京で行われました。その会談におきまして話合いをしましたけれども、同会談での協議を踏まえて、更によく検討を行い、双方の準備が整ったところで行うことになっていると、こういう状況なんです。この交渉は、何しろ国交はないもの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 最近、特に大きな問題が続けざまに起こりまして、本当に国民に対して申し訳ないというそういう気持ちでございますけれども、その原因に何があるか、これはいろんな要素があるんだろうと思います。  今、現在起こっていることもありますけれども、過去において起こったこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 例えば、BSE問題に関しましては、当初は省庁間の連絡体制が悪かったと、こういうようなことであったわけで、連絡が良ければよかったんだと、こういうふうな感じでありましたけれども、しかしその後、それだけでは済まない問題があるということもだんだんと分かってきたと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 食の安全について国民の信頼を得なければいけないということは大変大事なことでございます。BSE問題で信頼を失った牛肉の流通に関して、これはもういろんなことを考えていかなければいけないだろうと思います。  御指摘の、どういうようなトレースができるのか、生産...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府といたしましては、慰安婦問題に関する国民と政府の真摯な気持ちの表れでありますアジア女性基金の事業に対しまして、韓国国民の理解を得られるよう最大限努力してきておりました。事業の終了までは引き続きこうした努力を続けてまいりたいと思っております。  ただ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今申し上げたのでありますけれども、現在は、現時点においては、この基金の事業を少しでも多くの方の理解を得られるよう、そういう努力をして終了できるように最大限努力をしているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今までのお話伺っていまして感じますのは、確かにややこしいですね、仕組みとして、これは認めます。しかし、そういうややこしくならなければならないという理由もあったんだろうと思います。例えば国民からの基金ですべて賄えるということであるなら政府が関与する必要はな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる今問題になっております従軍慰安婦問題につきましては、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であると、こういう認識に立っておりまして、政府としては、元慰安婦の方々に国民的な償いを表す事業などを行う、今議題のアジア女性基金に対して既に最大限の協力を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど岡崎委員からも御質問ございましたけれども、今おっしゃっていらっしゃるような見解もインドネシア側にあると、こういうようなお話でございました。  本件の事業は、インドネシアが元慰安婦の特定は困難であるというなどの認識を有しているということから現在のよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 救済という結果が生じたとしても、その心は、先ほど来申し上げているように、いろいろと御迷惑をお掛けしたということについての道義的な責任とかもろもろのことがあるわけですね。そういう気持ちを持った上での事業であるということについては、これは何度もお話をしている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉内閣では、我が国が持続的な経済成長を取り戻すために、経済、財政、行政、社会の各分野において構造改革を着実に進めていかなければいけない、そういうことで施策を進めているところでございます。  こうした構造改革が目指しておりますところは、総理が小泉構造改...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは構造改革を進めていく上にいろいろなあつれきは生ずると思います。時には例えば失業するとかいったようなこともあるかもしれません。そういう問題が生じた場合には、これは適切なる対応処置を講ずるということがこれは大事だと思います。  そういう意味で申し上げ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今なぜかということでございますが、むしろなぜ今まで何もしなかったのかというそういう意見も結構多いんですね。私どもはそういう考え方に立っておるわけでございまして、国の独立と主権、国民の安全を確保するために、平素から、備えあれば憂いなしと、こういう考え方に立...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉内閣になりまして、国民との対話ということを重視いたしまして、そして各県でこのタウンミーティングというものをいたしておったわけでございますけれども、昨年の十一月十日に沖縄県の那覇市でタウンミーティング・イン沖縄というものを開催させていただきました。政府...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣府におきまして、沖縄戦について一般の理解に役に立つようにという趣旨で、平成十二年及び十三年度の両年度にわたりまして、有識者の方々から御意見をいただき、なお関係省庁などの御協力を得ながら、沖縄戦に関して国などが保有しております公文書等の資料を収集し、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 結局、数多くの女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であるということで、そういうこと全体に対して謝罪をしているわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) どうもこうもないんです。女性の名誉と尊厳を傷付けたと思うんです。
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる従軍慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたりいやしがたい傷を負われたすべての方々に対してと、こういうことなんですね。
○国務大臣(福田康夫君) 具体的に何を言うんですか。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、そのとき、ああいう戦争という戦闘行為がある、そういう状況の中で具体的にどういうことがあったのか、これは私も想像の範囲でございますので、それは想像した上で申し上げるしかない、その上で先ほど申したような言葉になったわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) 個人的な償いをせよと、こういうお立場だろうと思います。  これは過去の経緯もございます。一九五八年の我が国とインドネシア共和国との平和条約及び賠償協定で、賠償については解決済みという立場をとっておりますので、それを前提に考えているわけであります。また、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと御意見いただきました。それは、やはり時代時代で一つの物事に対する考え方というのは変わってくる、これは事実だと思います。そういう意味で、御党はあれですか、この新しい法律を考えようということでやっておられるわけですね。ですから、そういうことを国会の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民、国会の中で認識がまだ足りないのではないかというお話ございましたけれども、正にその点をよく議論をして、そして国会の意思というものを明確にする必要があるんだろうと思います。その場合には国民世論も十分吸収するというか、そういうものも承知した上でしなければ...全文を見る
03月20日第154回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 拝見いたしました。  御指摘のありました新聞記事は、東チモールの人権団体の代表の意見を紹介した記事でございますけれども、その中で──それでいいですか、見たということで。
○国務大臣(福田康夫君) 感想ですか。  それで、記事の中では、東チモールのNGOが総理にあてた書簡について触れられておりまして、もう御案内のとおりでございます。過去の過ちへの公式な謝罪なしに自衛隊を派遣すれば、犠牲者の傷口がこじ開けられる旨、書いてございました。  我が国の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今まで事業を継続してきたわけでありますし、五月一日まで継続するということでございますが、これは諸般の事情、五月一日にするということも諸般の事情を考慮してということでございまして、いろいろなケース、いろんな立場も方々もいらっしゃるし、そういうすべてを、全般...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の内容のことを伝える報道があったということは、これは承知しておりますけれども、その詳細について承知していないということでございますので、コメントは差し控えさせていただきたいと思っております。  いずれにしても、いわゆる従軍慰安婦問題は、多数の女性...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 平成五年八月の調査結果の公表は、政府としては全力を挙げて誠実に調査した結果を全体的に取りまとめて一つの区切りを付けたものと考えております。  その後、関連の文書、資料が関係省庁において発見はされておりますが、平成五年の調査結果の内容を変更するような特段...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、発表すべきものは閲覧に供するということで発表させていただいております。
○国務大臣(福田康夫君) この平成五年八月の官房長官談話にございますとおり、慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、さらに、官憲等が直接これに加担したこともあった等々記述されております。  ですから、そういう事実はあったんだろうというように思って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりにいたします。
○国務大臣(福田康夫君) この問題は、お言葉を返すようでありますけれども、今まで担当してきた者が、この衝に当たっていた者が恐らくみんな本当に真剣な気持ちで対応してきたんじゃないかと思いますよ。ですから、そこのところはきちんと評価してあげなければいけないんじゃないかなと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 被害者の気持ち。
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申し上げれば、非人道的行為とそれに対する罪ということであります。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御説明いただきましたけれども、先ほども申しましたけれども、やはり時代の変化とか国際環境とか、いろんな事情があるんだろうと思います。また、被害者の方々のお気持ちのこともあるかもしれないし、そういうような変化によって対応の仕方も変わってくるということ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国におきましては、平成五年に障害者基本法を制定しておりまして、障害のある方々が障害のない方々とともに地域でともに生活するというノーマライゼーションの理念の下に障害者施策を総合的に推進していくということになって、それを実施、実行しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは検討課題とさせていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 認識しております。
○国務大臣(福田康夫君) そういきなり言われても困るんですけれども。  実は、この特命担当大臣の設置及びその任命については、これは総理大臣の専権事項なんですよ。ですから、これは総理大臣に聞いていただかなきゃいかぬと、こういうことになります。
○国務大臣(福田康夫君) 至って元気であります。
○国務大臣(福田康夫君) 昨日は私は立ち会っていなかったんですけれども、家族の方々から、私は、私たちは命を懸けている、総理に拉致問題を解決する気持ちを見せていただきたいと、こういうようなことを言われて、もう本当に切々たるお気持ちをそれぞれの方々が伝えられたというように聞いておりま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 誠に妥当性のある御提言だと思います。  従来から政府は、米国とか韓国とか、それからその他の関係国、そういう国々との協議及び国際会議の場におきましても拉致問題の解決の重要性について訴えてきております。今後も国際会議、また地域のフォーラムなどにおいても、拉...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 経緯につきましては今海上保安庁の方からお答えをしたとおりでございまして、今、天候が捜査に適しないということがございます。それがいつになるかというと、普通であれば五月の中旬ぐらいから波が穏やかになるというようなことで、そうなりますとダイバーが入るとか、そし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 従来、総理の外国訪問の際の宿泊費差額、これは内閣官房報償費から支払われてまいりました。その際、松尾元室長がその在任中、総理外国訪問の際の宿泊費差額について水増しして請求を行い、内閣官房報償費の詐取を行っていたものでございます。この経費は内閣官房長官自らが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 会計検査院報告におきます指摘を受けまして、内閣官房報償費につきましては、使途などが公開できないという性格がございますので、おのずと限界がございます。ですけれども、その性格を損なわない範囲内で事務補助の範囲の明確化、内部監査体制の整備など、その説明責任を十...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 新年度と申しましたけれども、既に十三年度から必要な処置は講じてまいりました。そして、新年度からさらに会計検査院との間で協議をして、その厳正化、またできる限りの、その何というんですか、内部規律が保たれるような方法を講じていきたいと考えております。
○国務大臣(福田康夫君) この報償費の性格から考えましてその使途を明確にしないと、こういうことになっておりますので、使途に関する御質問についてはお答えすることはできない、そういう性格の費用であるとお考えいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおり、このパートの雇用の条件というのはよくないんですね。これを改善しなきゃいかぬということはもうかねがね言われて、御党も強く主張してこられたところだと思っております。  これは、現実としてそういうことはありますけれども、今、こういう雇用条件...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本は、特に民間企業は永年勤続ということでもって、日本の企業社会というものはそれが当然のことというふうにみなされてきたわけですね、今まで。そして、そのことが日本の経済の成功の原動力だったというように言われてきたんですよ、実は。その日本の永年勤続がいいんだ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねの沖縄対策とそれからもう一つ、沖縄振興開発と二つございますけれども、前者の方は平成十四年度歳出予算要求額は二百七十四億九千万円、後者の方は二千九百十一億六千百万円になっております。  この沖縄対策というのは、内容は御案内かと思いますけれども、主に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房にございます内閣情報調査室におきまして、テロ対策のような内閣の重要政策に関しまして、政治、経済、軍事など幅広い観点からいろいろな国、それから地域の情報を収集、分析しております。さらに、我が国の安全保障及び大規模災害、自然災害を含む大規模災害等への...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(福田康夫君) 池口議員にお答えします。  まず、自民党の体質についてお尋ねがございました。  小泉内閣におきましては、道路四公団の民営化を始めとする特殊法人の改革、道路特定財源の見直し、医療制度改革など、様々な分野でこれまで不可能と思われていた改革が自民党を含め与...全文を見る
03月25日第154回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) 認めます。
○国務大臣(福田康夫君) 郵政三事業の在り方について考える懇談会におきましては、公社化後の郵政事業の在り方についていろんな方のお知恵、御意見を伺いながら、国民の理解と協力を得ることができるような具体案について検討を進めているところでございます。特に今、御指摘の三種、四種郵便物に焦...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申し上げました三種、四種の具体的な検討と、これは今行っていません。今大きな枠組みと申しますか、考え方をどうするかと、基本的な、そういうことについて議論が集中しているということでございます。  また時間を追ってそのようなことを議論する場面もあろうか...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) 大出議員にお答えします。  拉致問題についてのお尋ねがございました。  拉致問題は、我が国国民の生命にかかわる重大な問題であり、国交正常化のためには避けて通れない問題であると認識しており、北朝鮮側に対し、このような断固たる立場をあらゆる機会に明確にい...全文を見る
03月26日第154回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(福田康夫君) この狂牛病についての広報については、これは、このことを発生して以来、広報について大変大事な分野であるということで随分注意をしてきたつもりであるんでありますけれども、政府全体としては、この問題だけで二十数億の予算を使って広報に励んできたと、こういうことなん...全文を見る
03月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(福田康夫君) 私は、これはどなたが作られたか分からないけれども、その資料、どなたかの資料によりますと、二十万円受け取っていることになっているんですね。恐らく、お祝い、パーティーをやったときのお祝いじゃないかというふうに思うんですけれども、それも一回か二回かちょっと分か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それじゃ、その私が受け取ったお金がどういう性質のものかというのをあなたは御存じなんですか。そうじゃないでしょう。そんな決め付けることはないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) ただ単にそう思っただけです。(発言する者あり)
○国務大臣(福田康夫君) 辻元議員、じゃないですねもう、当時議員の(「まだ議員」と呼ぶ者あり)まだ議員ですか、ああそうだ、議員、議員の置かれている状況、状況から考えて、御本人がそういう判断をしたわけでしょう。ですから、そういういろんな状況を考えて妥当性が高いと、こういうふうに答え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 有事の範囲ということでございますけれども、国家と国民の安全を守るため万全の備えをするということは、これはもう政府の基本的な責任でございます。外部からの武力攻撃のほか、大規模テロ、武装不審船事案等を含め、様々な国家の緊急事態に対して、全体としてすき間なく対...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま私申しましたように、国家と国民の安全を守る、こういうための万全の措置ということでございまして、個別具体的に項目を挙げればいろいろあると思います。そういう国家の緊急事態に対して全体としてすき間なく対応するということでございますから、すき間を埋めるよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨年の米国のテロ事件、ああいうような国と国民の安全を確保する、しなければいけないというそういう事態に対して、いわゆる有事への備えをなすのみだけでなくて、大規模テロとか武装不審船というような事態に対しても万全を期す必要があると、こういう考え方をしているわけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国に武力攻撃が発生した場合には、自衛隊又は米軍、これは日米防衛協力のための指針、ガイドラインにおいて記述されておりますように、これは双方緊密な協力の下、各々の指揮系統に従って行動すると、こういうことになっております。ただ、この際に、日米両政府は整合性...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日米防衛協力のための指針において行動するという場合には、その米軍側の指揮は米軍の司令官が行うということであります。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しましたように、調整メカニズムというものがあるわけでございまして、その調整メカニズムにおいて必要な調整を行いつつ双方で指揮を行っていくということでございます。
03月29日第154回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 委員御指摘のとおり、先般、アフガニスタンで発生した地震、これはナハリン地区の約九〇%の建物が崩壊した、また数千人規模の死傷者が生じたという、極めて甚大な被害が生じておるという現状がございます。  現在、外務省またJICAの職員が現地へ派遣されておりますが、これ以...全文を見る
○福田国務大臣 その点につきましては、今まさにその話し合いをしているという状況でございます。こちらの方としましても、積極的にアプローチをし、そしてどういう問題点があり、そしてどういうプロジェクトをすべきかということについての絞り込み、これを今している最中でございます。  一つ例...全文を見る
○福田国務大臣 では、私からちょっと一言申し上げますけれども。  いや、検討しているんですよ、それは。検討してないことはないので、先ほど申しましたように、JICAの職員も派遣されておりますし、現地の、今大使館はないんですけれども、外務省の職員も……(発言する者あり)カブールの大...全文を見る
○福田国務大臣 政府といたしましては、拉致問題というのは、これは国民の生命にかかわる重要な問題である、こういう認識を持っております。  これはもう本当に、従来から、日朝国交正常化交渉等の場において、北朝鮮に対して、日朝関係を改善していくに当たりましては拉致問題を避けて通ることは...全文を見る
○福田国務大臣 まさに北朝鮮の国民が食糧不足で困窮しておるという状況の中で、いろいろな話し合いが行われ、そして人道的な配慮をするということは、これは我が国のみならず、WFPを中心とした話し合いもございましたし、また、韓国、米国等の支援の状況を見ながら我が国として人道的な立場で米の...全文を見る
○福田国務大臣 総理が先般、韓国に参りまして記者会見で発言したのは、現在の時点で米支援とかそんな問題を、いろいろな今までの拉致問題等の懸案を棚上げにして日本がやるというのは非常に難しい情勢にある、こういう発言をしたわけでございますね。  先ほど米支援を人道的な立場でと、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 ブッシュ大統領が悪の枢軸というふうに一般教書演説においてお話をされたわけでございますけれども、この趣旨は、テロ支援と大量破壊兵器の開発を許さない、こういう強い決意のあらわれである、こういうような理解をいたしております。  実際問題言って、先般、日米首脳会談、ブッ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、北朝鮮の首脳、政府、どういうお考えをお持ちであるのかということについて、私どもわかりません、正直申しまして。それは、北朝鮮なりの御判断によって、そのような申し出を赤十字を通じてなされたんじゃないかというように考えるしかないんですね。元日経記者の問題もそのよ...全文を見る
○福田国務大臣 各国が北朝鮮に対して、いろいろな立場、いろいろな関係にあるんだろうと思います。また、そういう中で、いろいろな提案を行う。  例えば、ブッシュ大統領は悪の枢軸というふうに演説をしているわけでございますけれども、一方で、米の支援については、人道的な支援であればやって...全文を見る
○福田国務大臣 これも中心は北朝鮮でございますので、北朝鮮が今の状況をどう考えているかということなんですね。この一言に尽きるんだろうと思います。  ですから、私どもで勝手な推測は、これは避けなければいけないのかなと思いますけれども、そういう事態は、これは率直に受けとめて、それに...全文を見る
○福田国務大臣 それは、話し合いを求めるのであれば、率直な話し合いに応ずるということだろうと思っております。
○福田国務大臣 これは、今の状況においてどういうように具体的に問題を進めていくのかということになりますと、予測しがたい、予断の許さないこともございます。しかし、今御指摘の、多国間で、少なくとも日米韓という関係で話し合いをしながら進めていく、これは私は間違いない方策だと思います。 ...全文を見る
○福田国務大臣 今回の不審船事件、このことについては御指摘のとおりだと私も思っております。現在、関係当局で鋭意捜査を進めている、こういう状況でございまして、引き続いて事実関係の解明に向けて全力を尽くす、こういうことになります。  今後のことを申し上げれば、実は二月二十五日から三...全文を見る
○福田国務大臣 それは、今申しましたように、物理的な状況などをよく判断した上で粛々と、委員のおっしゃるとおり、粛々と進めてまいりたい、その上で中国ともよく調整を図りながらやってまいりたい、このように考えております。
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおり、粛々といたしたいと思います。
○福田国務大臣 ただいま内閣官房を中心として、御指摘の我が国に対する武力攻撃に対処するための国の意思決定のあり方などについて総合的な観点から検討を行っております。  そういう中でもって、いつ提出かというお話でございますけれども、いつというふうに明確に申し上げることはできないけれ...全文を見る
○福田国務大臣 今現在検討している中で、国会の関与、これはやはり考慮すべき大事な点だというように考えておりまして、今それを具体的にどのように取り入れていくかということを検討している最中でございます。
○福田国務大臣 今まで政府としては、この拉致問題というのは、国民の生命にかかわる重要な問題である、こういう認識を持っておりまして、日朝国交正常化交渉などの場におきましては、北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくためには拉致問題を避けて通ることはできない旨、これはもう繰り返し説...全文を見る
○福田国務大臣 拉致問題の解決と、それから国交正常化が開始するか、どっちが先なのかとかいった議論にもなるような話もございますけれども、我々としては、政府としては、国交正常化はしたい、しかし、その拉致問題を避けて通ることはできないんです、これは。ですから、この拉致問題というものは日...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど伊藤委員にお答えしたのでありますけれども……(東(祥)委員「お伺いしていないですよ」と呼ぶ)お答えしたんですけれども、これは犯罪捜査ですから、犯罪捜査の手続というか手順というものはずっと踏んできているわけであります。  そして、あと、物理的に、今の荒天の中...全文を見る
○福田国務大臣 それは、海上保安庁も再三申し上げていると思うんですよ。海上保安庁は、今捜索をやっております。しかし……(東(祥)委員「何の捜索しているの」と呼ぶ)犯罪捜査です。  しかし今後、この間はあれも入ったんでしょう、ビデオも入ったんですし、今後は海面がおさまった段階にお...全文を見る
03月29日第154回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(福田康夫君) 山井議員にお答えいたします。  まず、障害者の権利法の必要性についてお尋ねがございました。  障害者等に対する不当な差別的取り扱いの禁止につきましては、今国会に提出した人権擁護法案で手当てしているところでありますが、さらに、米国のように、障害者に対す...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(福田康夫君) 山村議員にお答えをします。  まず、目指すべき経済社会についてのお尋ねがございました。  小泉内閣は、我が国が持続的な経済成長を取り戻すためには、構造改革を直ちに断行すべきであるとの考え方のもと、国政に当たってまいりました。  こうした構造改革が目...全文を見る
04月02日第154回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十一年に政府の障害者施策推進本部において決定された障害者に係る欠格条項の見直しについ...全文を見る
04月04日第154回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(福田康夫君) 障害者に係る欠格事由につきましては、平成十一年の障害者施策推進本部決定の「障害者に係る欠格条項の見直しについて」に基づきまして見直しが行われたところでございます。  その決定によりますと、欠格条項が真に必要か否かを再検討し、必要性のないものについては廃...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 欠格基準を定めるに当たりましては、広く関係者の御意見を伺うということは、これは当然必要なものであるというように認識しております。  今回の法改正に当たりましても、障害者関係団体への説明会を二回行っております。また、内閣府及び関係省庁におきましてパブリッ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現行の障害者対策に関する新長期計画と障害者プラン、これは平成十四年度で終わりになります。この二月に開催しました障害者施策推進本部におきまして、その後、平成十五年度からの新しい障害者基本計画を策定する、それとともに、前期五年間の重点実施計画として新しい障害...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 民法におきまして、成年の被後見人として、精神上の障害により判断能力を欠く状況にある者、また、被保佐人として、精神上の障害により判断能力が著しく不十分な者と規定されておりますけれども、個別の制度におきまして成年被後見人また被保佐人を欠格事由として規定するこ...全文を見る
04月04日第154回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいまBSE問題に関する調査検討委員会の高橋委員長から報告をお聞きいたしました。大変的確な、また厳しくもある報告また御指摘があったわけでございますが、政府としてもこれらの指摘を厳粛に受け止めているところでございます。  また、今後の食品行政につきまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員会でお決めいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと質問の趣旨がよく分からなかったんですけれども、武部農林水産大臣に責任があったのかどうなのかと、こういうことかもしれませんね。それは、農林水産大臣御自身が何度も責任があると、こういうふうに申しているわけですね。しかし、こういうことが起こって、そして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、一昨日、農林水産省において一連のこの責任に対する処分の発表を行ったところであります。そこで、武部農林水産大臣も自らの給与の自主返納を行うという厳正な措置を自らに科したわけでございます。  この武部農林水産大臣の責任だけというように考えているわけ...全文を見る
04月05日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○福田国務大臣 拉致問題は国民の生命にかかわる重要な問題である、こういう認識を政府として有しておるわけでございまして、従来から、日朝国交正常化交渉などの場においては、北朝鮮に対しまして、日朝関係を改善していくに当たりまして拉致問題を決して避けて通ることはできない、そういう問題だと...全文を見る
○福田国務大臣 この不審船の問題につきましては、これは犯罪捜査という観点から、関係当局において鋭意捜査を進めております。引き続きまして事実解明に向けて全力を尽くしているものと承知いたしております。  その一環として、二月二十五日から三月一日までの間に、沈没している不審船につきま...全文を見る
○福田国務大臣 時間がないようですから手短に申し上げますけれども、私、反対したことは一度もございません。ただ、私、性格が慎重な性格でございますから、ですから、慎重に物を言っているということで御理解ください。
○福田国務大臣 最初の方ですけれども、これは、情報公開法を適用するというか、それを請求できるような情報となるためには、情報がなきゃいかぬわけですね。情報としてどういうものを残すか、文書として残すのか、もしくはその他の方法があるのか、そういうような資料がなければ公開できません。その...全文を見る
○福田国務大臣 メモの意味についてちょっと考え方の違いがあるような感じがしますので、私から申し上げます。  小泉総理がメモと言ったのは、メモでも、大事なメモと取るに足らないようなメモといろいろあるわけですね。ですから、小泉総理が言われたメモは、それは大事な記録として行政上残すべ...全文を見る
○福田国務大臣 メモというのは、仕事をする上で、忘れてはいけないとか、ちょっと数字をメモするとかいったような、そんなこともあるんですね。しかし、それは、その時間を過ぎれば重要でなくなってしまうというような備忘録的なメモというか記録、そういうことはあり得るわけですけれども、そういう...全文を見る
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○福田国務大臣 平成十年度における総理府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府主管の歳入につきまして、歳入予算額は五百五十八億四百四十八万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百五十二億六千四百八十二万円余に比較いたしますと、五億三千...全文を見る
○福田国務大臣 平成十年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は四百六十七万円余でありまして、これを収納済み歳入額七千七百七十三万円余に比較いたしますと、七千三百六万円余の増加となっておりま...全文を見る
○福田国務大臣 障害者対策に関する新長期計画におきましては、障害のある人が障害のない人と同等に地域において安全で安心して生活のできるというノーマライゼーション、これを理念として障害者施策の推進を図ってきたところでございます。  新長期計画の重点実施計画である障害者プランの平成十...全文を見る
○福田国務大臣 盲、聾、養護学校の生徒に対しては、特別な配慮とか、またより手厚く、よりきめ細かな教育をするとか、そういうような特別な配慮をしていかなければいけないというようなことに伴いまして、いろいろとその面から、我が国政府としての努力というものはしておるところでございます。 ...全文を見る
○福田国務大臣 障害者雇用率制度におきます除外率の制度につきましては、雇用の分野におけるノーマライゼーション、このノーマライゼーションを推進する観点から、現在、国会で御審議をいただいております障害者雇用促進法の一部改正案において、廃止に向けた第一歩を踏み出す、こういうことになって...全文を見る
○福田国務大臣 新しい障害者プランにつきましては、二月に開催しました障害者施策推進本部におきまして、平成十五年度からの新しい障害者基本計画の前期五年間の重点施策の重点実施計画として策定することを決定いたしました。  新しい障害者プランの作成に当たりましては、障害者施策推進本部に...全文を見る
○福田国務大臣 まず、御指摘の旧日本軍の遺棄化学兵器、これの中で、毒ガス弾等につきましては、昭和四十八年に関係省庁が取りまとめました「旧軍毒ガス弾等の全国調査の結果について」という報告などにおきまして、いろいろと報告がございます。海洋投棄が別府湾など八カ所あるということでありまし...全文を見る
○福田国務大臣 大久野島でつくられていました毒ガスの戦後の管理につきましては、昭和四十八年に関係省庁が取りまとめました旧軍の毒ガス弾等の全国調査の一環として、GHQ資料の追跡調査を行ったのでありますけれども、これはわからないという結果でありました。大久野島でつくられておりました毒...全文を見る
○福田国務大臣 今、外務省から説明がございましたけれども、一九九一年から本件問題に関する日中間の協議が実施されております。また、現状把握の現地調査も同年から始まっております。そういう機会に、中国側からは、戦後、遺棄化学兵器により被害を受けた民間人が多数いるという説明は受けておりま...全文を見る
○福田国務大臣 政府間のことにつきましては、先ほど来外務省から答弁しているとおりではございますけれども、中国人の遺族とか被害者による損害賠償を求める訴訟につきましては、個人が我が国の裁判所において提訴するということ自体は、これは妨げられるものではございません。  ということであ...全文を見る
○福田国務大臣 原則的に言えば、訴訟を提訴して、そして法的な立場で判定を下すということになろうかと思っております。
○福田国務大臣 今、内閣府、内閣官房、そしてまた外交上の観点から、廃棄事業に先立つ調査を外務省にお願いする、こういうふうなことになっておりますけれども、内閣府、内閣官房、これは一体な立場でやっているわけでございますので、その中でいろいろな検討する課題があると思います。  日中関...全文を見る
○福田国務大臣 一年前に委員からDPI世界会議札幌大会のお話を伺いました。この世界会議は、世界各国から障害のある人が参加して開催される国際会議でございます。また、障害のある人御自身の社会参加や国際交流を促進する上で大変有意義なことであるという認識は持っているということは、昨年も申...全文を見る
○福田国務大臣 このたびの札幌大会は、地元の方、札幌市、北海道の皆さんに大変協力をいただいて行われようとしているわけでございます。世界各国からも大勢の方々がお集まりになるという大変意義の深い会議であると思っております。そういうこの大会が成功することを私どもも心から祈っておりまして...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆるIT講習、その前に一回だけ言わせていただきます。情報通信技術講習のための施策でございますけれども、交付金も支給する、こういうふうなことになっていますけれども、IT基礎技能のできる限り早期の普及を図るという観点から、地方公共団体が実施するIT基礎技能講習に対...全文を見る
○福田国務大臣 世界最先端のIT国家を目指すということになりますと、人材基盤を強固にしなければいけない、これはもう御案内のとおりでございまして、具体的に、この取り組みに当たりましては、例えばIT職業能力開発を民間に委託するような、専門的な知見を持っていらっしゃる民間の協力も得てい...全文を見る
○福田国務大臣 政府といたしましては、拉致問題は国民の生命にかかわる重要な問題である、こういう認識のもとに、従来から日朝国交正常化交渉等の場におきまして、北朝鮮に対しましては、日朝関係を改善していくに当たりまして、拉致問題は決して避けて通ることはできない旨、繰り返し説明をし、その...全文を見る
○福田国務大臣 まず最初に申し上げておきますけれども、一部の報道で、私がこのプロジェクトチームを、してはならぬ、こういうふうに申した、そういう報道は誤りでございます。  このプロジェクトチームは、副大臣会議の議論を踏まえ、北朝鮮による日本人拉致容疑事案の問題に関しまして、関係省...全文を見る
○福田国務大臣 北朝鮮に対する食糧支援につきましては、これまでも北朝鮮の深刻な食糧事情というものを勘案して人道的観点から行ってきておりまして、実際の支援に当たりましては、こうした人道上の考慮に加えて総合的な観点からも判断を行ってきたところでございます。北朝鮮に対する食糧支援は、一...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと長くなりますけれども、説明させていただきます。  朝銀信組も、我が国の法律に基づいて設立された我が国の金融機関ということである以上、その破綻処理につきましては、他の金融機関と同様に、預金保険法に基づいて、この法律の目的であります預金者保護等の観点から実施...全文を見る
○福田国務大臣 拉致された被害者の御家族の心中は、察して余りあるものがございます。したがいまして、政府もこのような御家族のお気持ちを踏まえつつ、この問題に取り組んでおるわけであります。  犯罪被害者給付金支給法ということもおっしゃいましたが、これは国内の身体犯罪に適用される法律...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(福田康夫君) 後藤議員にお答えいたします。  まず、構造改革のメニューを一つずつ実行していく覚悟が政府にあるのかというお尋ねでございました。  小泉内閣は、やるべき構造改革を行わなければ経済の再生はないという考えのもとに、発足以来、我が国の「聖域なき構造改革」に全...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 障害のある人や高齢の方を含むすべての人が安心して安全な社会生活を送れるように、ハード、ソフト両面にわたりまして社会全体のバリアフリー化、これは進めていかなければいけない大変重要なことだと思います。特に、日本の場合には、ほかの欧米先進国に比べてもやや後れて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在実施しております計画は、御指摘のとおり本年度で終了ということになりますので、来年度から、平成十五年度から新しい障害者基本計画の策定、そしてまた、その前期五年間、これが障害者プランというものを策定いたしまして重点実施計画を盛り込むと、こういうことになっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アジア女性基金の韓国におきます事業につきましては、償い金の申請はあくまでも元慰安婦本人の意思によって行われるものであると承知いたしております。議員が御指摘されるように強制的に行われているという事実はないと考えております。  アジア女性基金の韓国事業は、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、今申し上げましたように、強制的にするというそういう趣旨のものでないし、またそういうふうにしてないというふうに承知しております。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま個々に法案を御審議いただいておりますけれども、この法案を一括して、どうして一括してやるのかと、こういうお尋ねでございますけれども、それは、各法案の改正事項はいずれも障害者の参加、社会参加の制度的な障壁になっております欠格事由の適正化を図るものに限...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の改正は、障害のある人がその業務を行う能力に応じて免許と許可等を取得できるようにするものでございまして、改正後の欠格事由の在り方については、このような改正の趣旨を踏まえて、障害のある人がその能力によって免許、許可等の取得ができるように、今後の障害に関...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お申出の趣旨、研究さしていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の一括法案は、平成十一年八月の内閣総理大臣を本部長とする障害者施策推進本部で決定したものでございまして、ここで「障害者に係る欠格条項の見直しについて」と、こういう決定でございますが、この決定に基づきまして、障害を欠格事由とする免許制度等を有する船員法...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと建設的な御意見も承りまして、いろいろと今後参考にさせていただきたいと思いますけれども、この欠格事由見直し後の運用につきましては、それぞれの制度の所管省庁において適切に対応していくものと考えておりますけれども、障害者施策推進本部におきましても、障...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、最大限の努力をいたします。
04月11日第154回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 私は、男女共同参画担当大臣、男女共同参画社会をつくらなきゃいかぬ、そういう責任のある立場にあるんですけれども、御指摘の問題もありますけれども、要するに、社会的活動においてジェンダーの差別があってはいけないということはそのとおりだと思いますね。ですから、今、公務員も...全文を見る
○福田国務大臣 価値観の多様化というのが、これは誤解がありますね。何でもやってもいいということじゃないんだろうと思いますね。やはり、人間として一人一人がやるべきこと、やっていいこと、やってはいけないことというのはあるんだろうと思いますね。また、伝統的な考え方というのは、これはやは...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおり、青少年の健全育成を含めて、青少年問題というのは幅広く、いろいろな省庁が関係していろいろな施策を行っている、こういうことでございます。  今般、中央省庁の再編によりまして、青少年の健全育成に関する施策が内閣の重要課題の一つと、そのような背景を持って...全文を見る
○福田国務大臣 子供への暴力は、これはいけませんよ。特に、先ほど来いろいろ議論されていますような、公的施設において、しつけという名目でもって暴力を振るうということは、これはあってはならぬことだと思っています。
○福田国務大臣 ですから、今申し上げましたように、子供に対する暴力というものは許されないことだと。これは家庭でも公的施設でも同じことだと思います。  ただ、公的施設というのは、子供をお預かりしている立場ですね。それだけに、注意を払わなきゃいけないということであります。家庭の場合...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどから私が申し上げているのは、暴力はいけないと言っているんですよ。しつけを目的とする、暴力に至らない程度のもの、アメリカの子供たちは自分が何か悪いことをしたということを自覚した場合には自分からおしりを出してスパンクを受ける態勢をとる、こういうふうなこともありま...全文を見る
○福田国務大臣 近年、引きこもりというのが大変大きな問題になってきておるということは承知しております。特に、十代、二十代の青少年ですね。この問題は、家族らを含めた支援が必要な重要な課題だというように思っております。  青少年育成推進要綱において、引きこもり問題対策を直接には取り...全文を見る
○福田国務大臣 内閣府では、変革期にある我が国社会の現状等を踏まえまして、青少年の育成のあり方を改めて問い直して、中長期を見据えた骨太のビジョン、すなわち青少年プラン、これは仮称でございますけれども、これの策定を進めていこうというように考えております。  このプランの作成のため...全文を見る
○福田国務大臣 委員御指摘のとおり、青少年の育成に関する有識者懇談会を今月下旬から開催したいと思っております。本田和子さん、お茶の水女子大学の学長を座長といたしまして、十数名の人数、こういうことでありますけれども、この中でもって、有識者から、青少年の育成の基本的な方向などについて...全文を見る
○福田国務大臣 この事件の内容につきましては、個別の案件でございますのでお答えは差し控えさせていただきますけれども、一般的に、少年が重大な犯罪を引き起こすということが最近相次いでおりますことは、本当に憂慮にたえないことでございます。  少年犯罪などの青少年にかかわる問題は、社会...全文を見る
○福田国務大臣 土居健郎さんのベストセラー、当時ベストセラーでありまして、もう三十年たったんですね、内容を私はすっかり忘れましたけれども。  要するに、世代間の価値の継承が弱いということは、先ほど委員の御指摘がありましたが、何か統計によるとそういうようなこともあるということで、...全文を見る
○福田国務大臣 教育改革国民会議で、御指摘のとおりのような提言がまとめられました。政府におきましても、青少年が社会性や思いやりの心など豊かな人間性をはぐくんでいくためには、成長段階に応じて、社会奉仕体験活動、自然体験活動などのさまざまな体験活動を行うということは極めて有意義である...全文を見る
04月12日第154回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(福田康夫君) 山本議員にお答えいたします。  まず、血液製剤の製造・備蓄体制についてのお尋ねがございました。  今回の改正案においては、需要に見合う血液製剤が安定的に供給されるようにするため、厚生労働大臣は、基本計画に定めるとともに、毎年度、需給計画を策定すること...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 広野議員にお答えいたします。  まず、HIV、ヤコブ、C型肝炎の被害についての状況認識及び政府の責任についてのお尋ねがございました。  HIV感染問題及びクロイツフェルト・ヤコブ病感染問題につきましては、それぞれの問題の背景等が異なりますが、裁判所か...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○福田国務大臣 新聞報道で見ました。
○福田国務大臣 そのときの加藤氏の発言は、政府は官房機密費の具体的使途は一貫して公表していない、今回の指摘にもコメントは差し控える、こういう談話を出したのですね。しかし、その意味合いがどんなようなものなのか、これは正直申しましてはかりがたいというのが私の感想でございます。
○福田国務大臣 一言で申し上げれば、調査する必要もないし、また、そのつもりもございません。  あえて申し上げれば、あの資料を見まして、現に報償費の執行の責任に当たっている私といたしましては、この資料が、内容から見ましても、とても報償費の会計資料というようには見えません。
○福田国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  内閣官房でもってあの事件が発覚してから、どういうふうにしたのか、調べたのか、こういうふうなことでございますけれども、これは以前にも答弁しておりますけれども、要するに、総理の外国訪問に際して起こったことでございまして、在外公館を擁...全文を見る
○福田国務大臣 そのことにつきましては、これは私が担当しましてから、その都度の支出において公私の別、これは当然のことでございますけれども、それ以外にも、公表できるもの、できないもの、そういうものは区別しながら、一件一件を綿密に検討しながら支出を行っている、こういうことでございます...全文を見る
○福田国務大臣 委員から御指摘いただきましたけれども、行政府にある者、私のみならず、その担当範囲において執行するものについて責任を有することは当然のことでございまして、私もそのつもりで心してやるつもりでございます。  今の公開のことについて一定期間を経たらどうか、こういうふうな...全文を見る
04月17日第154回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(福田康夫君) 山根議員にお答えします。  まず、北朝鮮に拘束され、釈放された元日経新聞記者の発言についてお尋ねがございました。  我が国政府は北朝鮮の事情に詳しい方々からの話を聞くなどの情報収集は当然ながら行っておりますが、一般論として、いずれの省庁がいかなる個人...全文を見る
04月18日第154回国会 衆議院 本会議 第25号
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○国務大臣(福田康夫君) 鮫島議員から、地球温暖化対策推進本部についてのお尋ねがございました。  地球温暖化対策推進本部は、内閣官房長官のほか、環境大臣が、環境の保全に関する基本的な政策の推進の観点から、また、経済産業大臣が、エネルギーに関する総合的な政策の推進の観点から、副本...全文を見る
04月22日第154回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(福田康夫君) 本田議員にお答えいたします。  まず、市場の先兵としての、公正取引委員会の陣容と権限の問題についてお尋ねがございました。  公正取引委員会は、入札談合等の競争制限行為を排除すると同時に、規制改革に係る調査、提言等、我が国経済における競争環境の積極的な...全文を見る
04月24日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○福田国務大臣 そういうことで御理解いただければよろしいかと思っております。
○福田国務大臣 先般、博鰲フォーラムにおける小泉総理と朱鎔基首相の対話では、引き揚げについては今後お互いに対話をして話を進めていこう、こういうようなことを言われたわけでございます。それをもってして見方はいろいろあります。否定的な見方もあるし、肯定的な見方もある。しかし、基本的には...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま議題となりました障害者等に係る欠格事由の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  平成十一年に政府の障害者施策推進本部において決定された障害者に係る欠格条項の見直しについての方針を...全文を見る
○福田国務大臣 欠格事由の見直し後の運用について、それぞれの制度の所管省庁におきまして十分かつ適切な対応がこれからなされなければいけないわけでありますけれども、障害者施策推進本部におきましても、障害者施策を推進するという観点から障害のある方の資格の取得状況などを適宜把握はしてまい...全文を見る
○福田国務大臣 障害者に係る欠格条項の見直しにつきましては、平成五年に策定した障害者対策に関する新長期計画におきまして、障害のある人の社会参加を促進し、平等な社会づくりを目指す観点から、政府は、積極的に取り組むべき課題として取り上げ、平成十一年八月には障害者施策推進本部において見...全文を見る
04月24日第154回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(福田康夫君) 福山議員にお答えをいたします。  まず、人権委員会の設置場所についてのお尋ねでございますが、このたび新たに設置される人権委員会については、人権擁護をその所掌業務とする法務省に人材やノウハウの蓄積があるということを考慮しまして、委員会運営の独立性にも配慮...全文を見る
04月25日第154回国会 衆議院 本会議 第28号
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○国務大臣(福田康夫君) 北川議員にお答えします。  まず、個人情報の保護に関する法律案に対し関係方面から出されている意見についてのお尋ねがございました。  さまざまな御意見がございますが、政府としては、言論、表現の自由との関係を含め、最善のものと考えております。本法案につい...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○福田国務大臣 工藤委員の御指摘のとおりでございまして、大事なことであります。障害のある人が不利とならないように教育や雇用などの環境整備をあわせて進める必要があると考えております。  そこで、政府におきましては、障害者施策推進本部、これは内閣総理大臣が本部長でございますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 今回、欠格条項の見直しということを提案しているわけでございますけれども、もとより、障害のある人が不利にならないように、また、働く場の環境整備をあわせて行う、こういうこともあるのでありますけれども、前回改正をいたしております。今回また、その改正していない部分について...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、障害のある人に対して環境整備を整えなければいけないというのは、これはもう当然のことでございますので、そのことについてはこれから十分な配慮をしていかなければいけないと思っております。  なお、今御指摘のような技術的な問題、医...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの趣旨に沿うように、政府におきましては、障害者施策推進本部、これは総理大臣が本部長でございます、そこにおきまして、職場への適応を援助する人の配置とか、また職場のバリアフリー化といった職場環境の整備に努めるということとともに、関係団体、諸団体に対しましてもい...全文を見る
○福田国務大臣 政府は、これまで障害のある人が障害のない人と同じように地域において安心して生活できるようにするというノーマライゼーションを理念として雇用、医療、福祉などの各種施策を推進してまいりました。  そしてまた、障害者の施策推進本部で、本年二月に、平成十五年度からの新しい...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をしてまいります。     —————————————
04月26日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 ただいま議題となりました安全保障会議設置法の一部を改正する法律案及び武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  初めに、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案につい...全文を見る
04月26日第154回国会 衆議院 本会議 第29号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました安全保障会議設置法の一部を改正する法律案及び武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  初めに、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案について御説明...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 白保議員にお答えします。  まず、国民の保護のため、基本的人権に配慮した内容の法制とすべきとのお尋ねがございました。  法案では、武力攻撃事態への対処に関する基本理念として、日本国憲法の保障する国民の自由と権利の尊重を明記しております。今後の個別の法...全文を見る
05月07日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 今回提案されております三法案、これは武力攻撃事態への対処を中心に国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図る、こういうものでございまして、国民の保護などのための法整備についても、この法案に示された枠組みのもとで整備の方針、項目を示しながら包括的に実施していく、こ...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきましては、国、地方公共団体、また指定公共機関とか、そういう団体が対処措置を実施する際には、国及び国民の安全の確保ということを目的として国民の方々にも御協力をいただけるもの、こういうように理解をいたしております。  この規定は法的に拘束するもので...全文を見る
○福田国務大臣 我が国に対する外部からの武力攻撃に対しまして、武力攻撃を有効に排除するとともに、国民の生命、身体及び財産を保護するというために万全の措置が講じられなければならない、これはもう当然のことでございます。  このような見地から、本法案は、我が国への武力攻撃が発生する可...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態に対処するための法制は、外部からの武力攻撃に備えまして、我が国の独立と主権、国民の安全を確保するためのものでございまして、主権国家として当然整備すべきものでございます。  武力攻撃事態対処法案等につきましては、諸外国でも関心を持っているというように承...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま各閣僚から決意が述べられましたけれども、国家の緊急事態につきましては、外部からの武力攻撃のほか、大規模テロとか武装不審船事案とか、そういうような事案を含めまして、さまざまな事態に対して全体としてすき間なく対応するということが必要でございます。  武力攻撃...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきましては、国、地方公共団体また指定公共機関等が対処措置を実施する際には、国及び国民の安全の確保のために国民の方々にも御協力いただけるものという期待をいたしておるところでございます。  この規定は、法的に拘束するものではございませんけれども、国民...全文を見る
○福田国務大臣 この法案の第八条に国民の協力ということについての規定を盛り込んでいるわけでございますけれども、このような基本理念を踏まえるとともに、国及び国民の安全を確保することの重要性にかんがみまして、武力攻撃事態において国や地方公共団体等が対処措置を実施する際は、国民は必要な...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきまして、その事態の態様に応じて、自衛隊の防衛出動とか、被災者の救助、被害の応急復旧などさまざまな対処措置が実施される、そういうことが想定されるわけでございます。  したがいまして、対処措置の必要がなくなったときというのは、例えば、防衛出動の終了...全文を見る
○福田国務大臣 法案の第二条第五項において、公共的機関として、独立行政法人、日本銀行、日本赤十字社及び日本放送協会、こういうふうになっておりまして、また、公益的事業を営む法人としては、電気、ガス、輸送または通信を営む事業者をそれぞれ例示をいたしております。  実際にいかなるもの...全文を見る
○福田国務大臣 警報などの緊急情報の伝達のために放送事業者が指定公共機関に指定される、そういう可能性はあるんでありますけれども、テレビや新聞などのメディアに対しまして、報道の規制などの、言論の自由を制限するとか、そういうようなことは全く考えておりません。
○福田国務大臣 今回の法制につきましては、いわゆる有事事態に対応する根幹的な考え方を示したということで、今後、国民の安全とか保護とかいうものにつきましてより詳細にわたる体制を整えるために二年間の猶予をいただいた、このようなことでございまして、それの中でその問題も対応すべきではない...全文を見る
○福田国務大臣 基本的にはそういうことなんですね。  周辺事態と武力攻撃事態、それぞれ別個の法律上の判断に基づくものでございまして、周辺事態安全確保法による協力の求め、そして武力攻撃事態対処法による指示などについても、それぞれの法律に基づいて行われる、こういうことになっておりま...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態が終了しまして、一連の対処措置を継続する必要がなくなったという場合には、政府は対処基本方針を速やかに廃止して国会に報告する、こういうことになっております。その際、政府が対処基本方針についての国会の審議等を通じて示された国会の意思を尊重することは当然でご...全文を見る
○福田国務大臣 政府が対処基本方針を廃止し、そして国会に報告する、こういうことになりまして、国会の審議等を通じて示された国会の意思を尊重する、こういうことであります。
○福田国務大臣 加盟したときに何らかの留保をした、そういう条件をつけていることはございません。
○福田国務大臣 これは、私が平成十三年に国会で答弁をしていることでございますので申し上げます。  PKF本体業務の凍結解除、これは我が国の国連加盟の際の条件に反し、憲法九条を否定するものではないかというお尋ねがあったときの言葉でございますけれども、「我が国は、昭和二十七年六月十...全文を見る
○福田国務大臣 国連憲章四十二条及び四十三条に基づく国連軍につきましては、これまでの憲法九条の解釈、運用の積み重ねがございます。  すなわち、まず第一に、自衛隊については、我が国の自衛のための必要最小限度の実力組織であり、したがって、憲法第九条に違反するものではないこと。  ...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど来防衛庁長官が再三答弁しているとおりなんでございますけれども、この先制攻撃云々というお話でございますが、その前に申し上げますと、今度のこの武力攻撃事態法においては基本理念を述べているわけでございまして、そういう意味で、それでは先制攻撃のことを何にも触れてない...全文を見る
○福田国務大臣 要するに、必要最小限度の自衛権の行使、こういうことを述べているわけでございますからね。ですから、今赤く書いてあった部分、国際法規云々というようなことについてはそこで十分カバーできるんだというように考えていいのではないかと思います。
○福田国務大臣 今の質問にお答えする前に、先ほどなかなか理解できないというお話がありましたので、もう一度申し上げますけれども、委員は、第二条、「定義」のところで言われているわけですね。  しかし、この法律の基本理念、第三条にございます武力攻撃事態への対処に関する基本理念、ここに...全文を見る
○福田国務大臣 権利の制限を伴う対処措置につきましては、個別の法制整備において、この基本理念にのっとり、制限される権利の内容、性質、制限の程度等と、権利を制限することによって達成しようとする公益の内容、程度、緊急性などを総合的に勘案して、その必要性を検討するということを考えており...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態への対処においては、日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならない、それで、「これに制限が加えられる場合」、こういうことでありますけれども、「その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであり、かつ、公正かつ適正な手続の下に行わ...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおり、基本的には、この基本的な理念をここに述べております。
○福田国務大臣 ですから、ここでもって基本的な方向性というものが理念として示されている、こういうふうに考えてください。
○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法案九条ですね、九条に記載してありますけれども、武力攻撃のおそれの場合、また武力攻撃が予測されるに至った事態、両方含めまして、この武力攻撃事態の認定というものは対処基本方針に定める事項とされておりまして、この対処基本方針は、閣議で策定された後直ちに...全文を見る
○福田国務大臣 緊急事態に際しまして、政府は、事態の認定、対処に関する基本的な方針の策定などの重大な判断を極めて限られた時間的制約の中で的確に行うことが必要となります。このような政府の意思決定におきます安全保障会議の重要性にかんがみまして、同会議に、内閣官房長官のもとに、専門的な...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊も、これはその持つ情報、知見を必要とするということでありますので、当然入るべきだと思っております。
○福田国務大臣 それは特に定めておるわけでありませんけれども、その知見、情報を有する者ということでお考えいただきたいと思います。
○福田国務大臣 この法律ができまして、すぐこの法律が発動するとかいうことではないわけでございまして、この法律は、今後五年、十年、二十年、三十年、場合によったらもっと長い期間使わなければいけない法律であるということを考えますと、特別な国を限定して、指定して、その影響下とかいうような...全文を見る
○福田国務大臣 米軍の法制に関する法案のことですか、委員のお尋ねの四つ目とおっしゃるのは。そういうことですか。(土井委員「私は見ておりませんから、わかりません」と呼ぶ)そうですか。では、それを前提としてお答えを申し上げます。  今国会では、米軍が自衛隊との共同対処行動において円...全文を見る
○福田国務大臣 本法案でもって政府という言葉を使っておりますけれども、政府が負っている役割は、対処基本方針を作成すること、対処措置を総合的に推進すること、損失に関する財政上の措置を講ずること、対処措置について安全を確保すること、国際連合安全保障理事会に報告を行うというようなことで...全文を見る
○福田国務大臣 この法律では、政府という言葉をわざわざ使ったということでありますけれども、これは、内閣だけでなくて国全体が一体となって行うべき武力攻撃事態の対処である、このような観点からこの政府という言葉を使ったわけでありまして、政府による措置は、国民の理解と協力を得て効果的に実...全文を見る
○福田国務大臣 この政府というのは、もう一度申し上げますけれども、内閣及びその統括下にある行政機関を総括した意味ということでありまして、これは行政府、こういう意味でございまして、国の機関から立法府及び司法府の機関を除いたもの、こういうことになります。  今、国家総動員法という話...全文を見る
05月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○福田国務大臣 ただいま決議のありました内閣官房報償費に係る事項につきましては、御決議の趣旨を踏まえ、今後とも、一つ一つ吟味の上、厳正かつ効果的な内閣官房報償費の執行に努めてまいる所存であります。
05月08日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○福田国務大臣 御指摘のとおりでございまして、今回の法案は、いわゆる戦争準備法案なんという、そういうものではございませんで、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態への対処を中心として、国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図っているものでございます。...全文を見る
○福田国務大臣 この武力攻撃事態への対処というものは、そういう事態が発生したときには、国として総合的な意思決定と各種の措置の実施を迅速に行うということがこれは極めて重要なことでございます。そのため、政府といたしましては、法案に定める制度の運用についての研究等を平素から怠りなく進め...全文を見る
○福田国務大臣 今後の法制の整備は、これは法案の第二十三条にございますけれども、総合的かつ計画的に実施しなければならないと考えております。また、その際に、関係機関の意見のほか国民的議論の動向も踏まえながら、十分な国民の理解を得られるように取り組む必要がございます。  政府といた...全文を見る
○福田国務大臣 法案二条第五号において、公共的機関としていろいろ挙げてございますけれども、これはいずれも例示ということでございます。実際に、いかなるものを指定公共機関として政令で指定するかということにつきましては、その業務の公益性の度合い、武力攻撃事態への対処との関連性などを勘案...全文を見る
○福田国務大臣 本法案におきましては、組織としての指定公共機関に対する対処措置の実施を求める、こういうことになっておりまして、この個々の職員に対しまして具体的な行為を求めるものではない、そういうことになっております。
○福田国務大臣 この法案におきまして、武力攻撃事態への対応につきましては、国、地方公共団体及び指定公共機関が対処措置の実施について主体的な役割を果たすとともに、国民の協力を得て、相互に連携協力することにより万全の措置を講ずることができると考えているということになっておりまして、こ...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のような懸念というのは、これはあると思っております。戦争とかそういうような場面におきますれば、これはもとよりのことでございまして、その戦争に有利になるために必死になって、血眼になって情報を求め合うということは、これは過去にもうずっとやってきておるわけでござい...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のこの規定は、防衛出動について、原則としてまず国会の承認を求める旨を対処基本方針に記載しなければならないということ、それから、例外的な場合においても、これを命ずる旨を記載しなければならないことを定めた上で、後者の例外的な場合がいかなる場合なのかを定める規定で...全文を見る
○福田国務大臣 それは同じ趣旨でございます。
○福田国務大臣 安全保障会議というのは、これは今委員も申されたんですけれども、対処基本方針等の武力攻撃事態への対処に関する重要事項について、内閣総理大臣の諮問への答申または意見具申を行って、閣議の迅速かつ的確な意思決定を助ける、そういう会議であります。  これに対しまして対策本...全文を見る
○福田国務大臣 安全保障会議は、この機能の特に今回の法案に関係する部分でいえば、武力攻撃事態への対処に関する基本方針、それから武力攻撃事態への対処に関する重要事項、こういう武力攻撃に関する問題点でありますけれども、安全保障会議の構成員というのは、その必要に応じて、常設の議員という...全文を見る
○福田国務大臣 この法案におきまして、国民の保護のため緊急を要する場合など、特に必要がある場合には、別に法律で定めるところにより、内閣総理大臣がみずから、または関係大臣を指揮し、地方公共団体等が実施すべき対処、対応措置を実施することができるということにしております。具体的に国のど...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態以外の緊急事態につきましては、これまで警察・海上保安関係法それから自衛隊法、災害対策関係法などによって体制を整えてまいりました。今後ともこれを一層改善強化するための措置を講じてまいりたいと思っております。  これらの措置につきましては、情勢に応じて不...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法案の第五条で必要な措置ということになっておりますけれども、避難のための警報の発令、伝達、被災者の救助、施設及び設備の応急の復旧など、国民の生命、身体及び財産の保護に関係して必要な諸措置、これを広く想定しておるところでございます。  それで、なお...全文を見る
○福田国務大臣 今回の武力攻撃事態対処関連法案につきましては、内閣官房が、総務省とも連携いたしまして、地方公共団体に対する情報提供に努めてまいりました。また、総務省及び防衛庁とともに、これは内閣官房が一緒になってということでありますけれども、全国知事会等の求めに応じまして、地方公...全文を見る
○福田国務大臣 拉致問題と食糧支援との関係につきましては、今外務大臣から答弁を申し上げたとおりでありますけれども、今現在、食糧支援をする計画がないということでありますが、これは、我が国の、北朝鮮に対するいろいろな問題に対して、国民感情としてそれが許されないということだろうと思いま...全文を見る
○福田国務大臣 万景峰号については、今までいろいろな疑念と申しますか、ございました。制裁とかそういうことを関係なしに一般論として申し上げれば、これは、関税法に基づいて指定された開港は国際通商に開放されている港とされている、こういうことで、先ほどの答弁のとおりなのでありますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろと今回の法案に対して御不満がおありのようでございますが、最後に主体性云々という御指摘ございましたので、そのことについてお答えいたしますと、我が国の安全保障を確保するというために、政府としては、外交努力を通じて安定した環境形成に努める、その一方、紛争が発生し...全文を見る
○福田国務大臣 強盗が入ってきたら、まず家人が協力してそれを取り押さえるということだろうと思います。警察に連絡するということもあるかもしれませんけれども、その前に、やることはやらなければいけないということだと思います。  法案の第三条第五項において、「武力攻撃事態への対処におい...全文を見る
○福田国務大臣 今回の武力攻撃事態対処法は、独立国家として当然の、また最も重要な責任、責務でございまして、政府も、国及び国民の安全を確保するために、いかなる事態にも対応できる安全な国づくりを進めていくということで、この法律を提案しているわけでございます。その取り組みの一環として、...全文を見る
○福田国務大臣 テロとか不審船、また、これらの武力攻撃事態以外の緊急事態については、ただいま申しましたように、警察・海上保安関係法とか自衛隊法とか、そういう法律の体制を整えてきております。  先般の、これは昨年の臨時国会でございますけれども、ここでもって自衛隊法及び海上保安庁法...全文を見る
○福田国務大臣 国及び国民の安全を脅かすさまざまな事態に対する対処は、独立国家として当然の最も重要な責務でございまして、政府としては、いかなる事態にも対応できる安全な国づくりを進めていくことといたしております。これは先ほども申し上げましたけれども。  この法案におきまして、武力...全文を見る
○福田国務大臣 迅速に対応できると本気に考えております。  武力攻撃事態への対処に際しては、国として総合的な意思決定と各種の措置の実施を的確かつ迅速に行うことが重要でございます。このため、今回提出しました法案におきましては、安全保障会議の機能を強化しました。そしてまた、対処基本...全文を見る
○福田国務大臣 最後におっしゃった、有事法制にとって情報は欠かせない、これはまさにそのとおりだと思います。そのために、この有事法制とともにということでなくて、もう既にそのような体制を整えるべくいろいろな工夫をし、また努力もしてきたところでありますけれども、今後ともその方向でさらに...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、基本理念として、「日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず、これに制限が加えられる場合は、その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであり、かつ、公正かつ適正な手続の下に行われなければならない。」と明記しております。この...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、基本理念として、今申し上げましたとおりでございますけれども、この制限は武力攻撃事態に対処するために必要最小限のものである、かつ、公正かつ適正な手続のもとに行われるということでございます。  私権の制限を伴う対処措置につきましては、個別の法制整備にお...全文を見る
○福田国務大臣 この、より具体的なことにつきましては、基本理念にのっとって、制限される権利の内容、性質、制限の程度などと、権利を制限することによって達成しようとする公益の内容、程度、緊急性などを総合的に勘案してその必要性を検討するということで、より具体的にするためには、この検討を...全文を見る
○福田国務大臣 放送のことですね。放送事業者につきましては、警報とか緊急情報の伝達のために極めて有効でございまして、本法案の指定公共機関に指定される可能性がございます。現時点では、法案にも例示されております日本放送協会を主として考えております。  ということでございますけれども...全文を見る
○福田国務大臣 「我が国」というのは、日本国のことであります。
○福田国務大臣 我が国の領域内において行われた場合に限らず、例えば、公海上の我が国の船舶等に対する攻撃が、状況によって、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使に当たるという場合も、これも排除されないと考えております。
○福田国務大臣 それは入りません、基本的には。  我が国の領海外、公海でないところですね、ほかの国という意味ですね。我が国でない国の領域ということでしょう。基本的には入りません。
○福田国務大臣 他国にある大使館等公館が攻撃をされたというとき、それは一般的には該当しないと考えております。
○福田国務大臣 それは、諸般の状況から考えて我が国に対する武力攻撃というように認定されるような状況においては、それは該当するのではないかということでありますけれども、通常においては、外国にある我が国公館については、その国に治安の維持とかそういうことは依存しているわけでございますか...全文を見る
○福田国務大臣 過去における答弁のことで申し上げますと、外国において日本人の生命、身体、財産または日本政府の機関が危殆に瀕しているという場合に、特に第一要件である我が国に対する急迫不正の侵害があることという条件を満たすのであろうかということを考えますと、これも断定的な答えをするこ...全文を見る
○福田国務大臣 それが、どういう状況でそういう事態が起こるかということが一つ問題だと思うのでありますけれども、そもそも、我が国の例えばPKOの部隊が戦闘地域とかそういうところに行くことはないんですね。ですから、今おっしゃられるようなそういうケースとは、これはちょっと考えにくいケー...全文を見る
○福田国務大臣 それは、相手国の領域の中にある、それが組織的、計画的な攻撃を受けるということを認定できるかどうか、こういう問題だと思います。通常はそういうことは、相手国領域の中で起こり得る、その場合には、相手国がそれを守るということが通常では起こるのではないかと思っております。
○福田国務大臣 繰り返しになりますけれども、我が国に対する計画的、組織的な攻撃だというように認定されるかどうかというところが問題だと思います。
○福田国務大臣 理屈で言えばそういうことになります。
○福田国務大臣 国連憲章上、侵略行為の存在を決定する権限が安保理にあることを前提としつつ、このような行為も含めて侵略行為を列挙したものでありますけれども、本決議は、あくまでも安保理による侵略行為の認定のための指針としていかなる行為が侵略行為に当たり得るかを述べたものであって、いか...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、第二条第二号の武力攻撃事態の定義の冒頭で規定しております武力攻撃、これには、おそれのある場合が含まれております。その他の箇所で規定している武力攻撃には、おそれのある場合は含まれておりません。すなわち、基本的に本法案では、武力攻撃という用語は、武力攻撃...全文を見る
○福田国務大臣 これは全部にかかります。「自衛隊が実施する武力の行使」と「部隊等の展開その他の行動」、これにかかっております。
○福田国務大臣 これは、武力攻撃のおそれのあるときも含みます。ということは、武力の行使の準備段階も入っている、そういう意味でございます。
○福田国務大臣 先ほどの質問に対してお答えいたしますけれども、六のイの(1)ですね。この武力攻勢におそれは含まれておりません、この武力攻撃には。「武力攻撃を排除するために必要な」この最後の「部隊等の展開その他の行動」、これにはおそれの事態や予測の事態におけるいわゆる準備活動は含ま...全文を見る
○福田国務大臣 国または国に準ずるものによる組織的、計画的な武力、国に準ずるものという規定になっております。
○福田国務大臣 これは、具体的に申し上げるべきではないと思いますけれども、国と同等の、もしくは先ほど準ずるというふうに申しましたけれども、準ずる、そういうような組織体というように考えるべきだと思います。
○福田国務大臣 国並びに国に準ずるもの、こういうように申し上げるしかありません。
05月08日第154回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(福田康夫君) 辻議員にお答えします。  まず、総理の靖国神社への参拝に関してお尋ねがございました。  内閣総理大臣の靖国神社への公式参拝とは、内閣総理大臣が国務大臣としての資格で行う靖国神社への参拝をいいますけれども、昨年八月及び本年四月の参拝につきましては、いず...全文を見る
05月09日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○福田国務大臣 今委員の御質問にございます点につきましては、なかなか、表現を的確にわかりやすく、こういうことは難しい、そういうこともございまして、その点御理解をいただけていないということもあるのは十分承知をいたしております。  そういうことで、今現在、具体的にどのような事態を武...全文を見る
○福田国務大臣 この法案そのものが、具体的な処置の細目について述べている部分もございますけれども、基本的に言えば、理念とそれから手続、それから全体的な考え方といったようなものをお示ししておるものであるということでございますので、今回の法案につきましてできるだけ全体がわかればいいの...全文を見る
○福田国務大臣 できるだけ早くと申し上げたのは、この審議をしている、終わってしまっては意味がありませんから、その審議をしている中でできるだけ早くお示ししたい、こういうふうに申し上げたつもりであります。
○福田国務大臣 この第三条二項でございますけれども、我が国に対する武力攻撃が発生していない場合において武力攻撃の発生を回避する、これが至上命題でございますので、そういうことをこの第三条二項で規定をしておる、こういうことでございます。  この表現は、「事態が緊迫し、武力攻撃が予測...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の点は、これは多岐にわたります。そして、これは関係機関の意見もございますし、また国民的な議論の動向も踏まえるというようなこともございます。十分な国民の理解を得られるような仕組みをつくるということを考えますと、多少時間がかかるのはやむを得ないのではないかと考え...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃が発生したとき、この意味のことだと思いますけれども、武力攻撃による現実の侵害があってから後、要するに、具体的に言えば、ミサイルが着弾したからということではなくて、武力攻撃の着手があったときである、こういうことでございます。  これは、武力攻撃が発生し、そ...全文を見る
○福田国務大臣 この全般的な方針でございますけれども、これは、法案に定めます基本理念を踏まえつつ、現実の事態に即して武力攻撃事態への対処に当たっての統一的な指針を示すということで考えております。  具体的に申し上げれば、例えば外交上の基本的な方針、国の防衛に当たっての基本姿勢、...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま委員の御指摘のことにつきましては、日米安全保障条約の第五条の規定で日米共同対処するということになると思います。
○福田国務大臣 これは、先ほど対処方針、全般的な方針ということで御説明申し上げましたけれども、その中に記載されることになると思います。
○福田国務大臣 国民の協力の具体的な内容、範囲ということでございます。  例えば、地域における被災者の搬送、国民の生命、身体等の保護のために地方公共団体が実施する措置への協力といったような、そういうような内容を想定しておるわけでございます。
○福田国務大臣 これから国民の協力の内容、範囲等につきましても法制整備をしていくわけでございますけれども、いろいろな場面が想定されると思いますので、そういうことはその検討の中で考えてまいりたいと思っております。
○福田国務大臣 これは、国民の協力を得るためにも国民の十分な理解を得なければいけない。それがなければ、この法案をつくる意味がないというようにも思っております。  そういう意味で、政府といたしましても、日ごろから情報の提供など国民の広い理解を得るためのさまざまな努力を通じまして、...全文を見る
○福田国務大臣 国家の緊急事態についての必要な施策を講ずるということによりまして、総合的な対処態勢を一層充実させて国民の安全を確保するということは、これは国の基本理念ということであり、また、重大な事態に対する基本的な考え方、基本的な態勢ということになるかと思いますけれども、武力攻...全文を見る
○福田国務大臣 それはもう当然のことでございまして、今の自衛隊と、それから国家総動員法が発動したときの戦前の軍隊、これの違いかというように思います。  今の自衛隊というのは専守防衛であり、そして必要最小限の装備、また文民統制ということが貫かれておるわけでございますけれども、戦前...全文を見る
○福田国務大臣 委員御指摘の、法案の第三条第二項の規定を置きました趣旨は、これは、我が国に対する武力攻撃が発生していない場合においては武力攻撃の発生を回避する、そのことが至上命題だということでございますので、これを基本理念といたしておるわけであります。  そして、その具体的な手...全文を見る
○福田国務大臣 法案の三条四項は、武力攻撃事態への対処に当たって人権の保障についての基本理念を定めたものでございまして、人権について包括的に制限を加えるものでは、そういう趣旨ではございません。  また、この基本理念というものは、国及び国民の安全を保つという高度の公共の福祉のため...全文を見る
○福田国務大臣 例えば、今、戦争反対の意思表明、御指摘になりましたね。そういう個人の意思表明について、これは明らかに個人の権利、国民の権利だと思います。ですから、ここでは、「公共の福祉に反しない限り、」ということで憲法十三条の規定があるわけでございますけれども、もちろんそういう意...全文を見る
○福田国務大臣 この七条では、国と地方公共団体との役割の基本を定めておるのでございますけれども、今後個別の法制を整備していく際の立法の指針となるものでございまして、地方公共団体の具体的な役割を定めているものではございません。  「国の方針に基づく措置」「その他適切な役割を担う」...全文を見る
○福田国務大臣 この第五条に記載しております「必要な措置」の具体例でありますけれども、避難のための警報の発令、伝達、被災者の救助、施設及び設備の応急の復旧等、国民の生命、身体、財産の保護に関係する措置を中心としたさまざまな必要な措置を指したものでございます。
○福田国務大臣 昭和十八年といいますと、本土空襲が始まるかどうかというころだったと思いますけれども、本土空襲ということになれば、それはもう防空ごうを掘るとかそういったようなこともしなければいけないような状況になるわけですね。ですから、その状況ということもあろうかと思います。  ...全文を見る
○福田国務大臣 そもそもこの武力攻撃事態対処法案というものは、対処に関する基本理念、それから対処の際の基本方針、こういうものの事項を定めまして、そして、武力攻撃事態への対処の措置はすべてこの枠組みの中で行っていこう、こういうことでありますので、この枠組みを設定したというようにも考...全文を見る
○福田国務大臣 国が定めます対処基本方針につきましては、個別の地方公共団体が講ずる対処措置まで具体的に記載するものではございません。したがって、各地方公共団体は、国の対処基本方針に基づいて、地域の実情に応じた判断のもとに対処措置を実施することになると考えております。
○福田国務大臣 対処措置は、国、地方公共団体及び指定公共機関が法律及び対処基本方針に基づいてそれぞれに実施するものでございまして、対策本部が決定するものではございません。  また、対策本部長が総合調整を行う場合は、地方公共団体は対策本部長に意見を申し出ることができる、こういう形...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりであります。
○福田国務大臣 地方公共団体等が意見を具申すれば、それは可能な限り尊重するというのは、この法案の趣旨だと思います。わざわざそういう条文を入れたことがそのことを意味していると考えております。
○福田国務大臣 委員御指摘の点も踏まえて、そういうことも含めて、今後二年以内にそういう法整備をしていこうというように考えておるところです。
○福田国務大臣 武力攻撃事態と周辺事態とは、それぞれ別個の法律上の判断に基づくものでございます。我が国に対する武力攻撃事態が発生しているときは、状況によっては両者が併存する、こういうこともあり得るわけでございます。  武力攻撃が予測されるに至った事態というのは、これは、我が国は...全文を見る
○福田国務大臣 米軍の武力行使と一体化するものでない支援ということでありまして、米軍の活動に対して行うことについては、これは、集団的自衛権の問題とか、そういうことにもなりますけれども、集団的自衛権の行使の問題にも関係しないし、憲法上の問題は生じておりません。
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきます自衛隊や米軍の行動に対する支援につきましては、今後整備していくこととなります事態対処法制により定めるということになっております。したがいまして、地方公共団体が講ずべき措置につきましては、当該法制を整備する過程で検討する、こういうことになってお...全文を見る
○福田国務大臣 周辺事態、周安法との関係につきましては、周辺事態と武力攻撃事態とはそれぞれ別個の法律上の判断に基づくものでございますので、仮にこれらの事態が併存するという場合におきましても、おのおのの法に基づく措置の法的性格は変わりません。
○福田国務大臣 ただいま申し上げたとおりなんでありますけれども、地方公共団体が講ずべき措置につきましては、当該法制を整備する過程で検討してまいりたいと考えております。
○福田国務大臣 これは、それぞれの法律に従って国会との関与というものを決めてあるわけでございますので、国民の理解と協力を得ながら、時期を失することなく所要の措置を講ずるために、適時適切なる国会の関与を経ていかなければいけない、こういうことでございます。  この国会承認などの枠組...全文を見る
○福田国務大臣 なぜこの法案が出てこなかったのかといえば、これはやはりそういうことを国会が必要としなかったということになるのかもしれません。これは与党の責任であるかもしれませんけれども、もしくは、国民の理解がそういう事態を容認しなかったというような客観情勢もあったかもしれません。...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどの御質問は、明白な危険が切迫していることが客観的に認められる事態の客観性の問題でございますけれども、この客観的に認められるということは、個々人の主観を離れて、何らかの事象の存在に基づいて通常の人であれば認めることとなる、そういう趣旨でございます。
○福田国務大臣 民間航空機が攻撃の手段として使用されるといったようなテロ攻撃が発生する、こういう場合には、法律の範囲内で、被害の局限等を含めまして、できる限りの措置をとるということになります。  こういう場合の新しい形態の緊急事態にどういうふうに対応するか、これは今後重要な検討...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃と認定された後の話ですね。ということになりますれば、武力攻撃ということでもって、それはすぐに適切なる対応をしなければいけないということになります。
○福田国務大臣 数十分というお話でございますけれども、本当に数分というミサイルの攻撃もあるかもしれぬということでありますので、これはもう本当に認定作業を緊急にやる、そういうシステムを構築しなきゃいかぬ、こういうことになろうかと思います。これはこれから考えていかなければいけない問題...全文を見る
○福田国務大臣 緊急事態に際しまして、政府は事態の認定、それから対処に関する基本的な方針というような重大判断を極めて限られた時間内に的確に行う、こういうことが必要になります。  そのために、安全保障会議に対して進言を行う組織として事態対処専門委員会を設けることといたしております...全文を見る
○福田国務大臣 この手続につきましては、対処方針、この法律の九条の七項です。先ほど申しました安全保障会議の決定を閣議決定するわけでございますけれども、内閣総理大臣は、閣議の決定をして、「直ちに、対処基本方針を公示してその周知を図らなければならない。」こういう規定がございまして、そ...全文を見る
○福田国務大臣 これはそのときの緊急度にもよりますけれども、記者会見をする、これは総理大臣がするということになると思いますけれども、それから官報でもって公布する、こういうこともございます。
○福田国務大臣 これは、緊急事態であるということを公示することになると思います。その場合に、その周知を図るということが書いてございますけれども、その意味は、あらゆる手段を使う。総理が記者会見もしますけれども、その記者会見自身がテレビとかその他のメディアでもって伝達されるということ...全文を見る
○福田国務大臣 今この法案の中では、その地方公共団体に対する通告というようなことは規定いたしておりませんけれども、これは当然のことながら、そういうことも含めて今後検討、具体的な規定を盛り込むということになるだろうと思います。
○福田国務大臣 この法案の七条に、地方公共団体の「適切な役割」と書いてございますけれども、これは、地方公共団体の自主的な判断により必要な措置を実施することを指しておるものであります。
○福田国務大臣 いわゆる民間防衛につきましては、その定義が明確でございませんけれども、一般には、侵略や大災害等の事態において、国民の生命、身体等を守るために、主として軍事組織以外の組織が行う救助、避難誘導等の諸活動をいうものであるということであります。  政府といたしましては、...全文を見る
○福田国務大臣 民間防衛というように申しますと、これは民間防衛というイメージがあるんですね。言葉の定義になっちゃうけれども、民間防衛というのを辞典で引けば、「中央政府の計画指導とそれに基づく地方自治体の組織、指導のもとに主として軍以外の民間人が主体となって行う防護活動。市民防衛」...全文を見る
○福田国務大臣 民間放送業者については、公益的事業を営む法人として、警報等の緊急情報の伝達のために指定される可能性はありますが、現時点では日本放送協会を主として考えております。  また、新聞社につきましては、その性格上、警報等の緊急情報の伝達の役割を担うことは一般には考えにくい...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど先走ってお答えしましたけれども、この事態対処専門委員会は、平素から専門的な調査分析を行いまして、安全保障会議への進言を行うことによりまして、事態が起こったときの対処に関する会議の審議を補佐するということにしております。  また、この委員会の委員は、内閣官房...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、これは大事な任務を担っている機関だと思います。  そのためには、その機関が有効に機能するためには、本当に常時からの情報収集、及び事態が起こったときの対応というものをよく考えて活動していかなければいけない、そういう組織であります。  この委員会...全文を見る
○福田国務大臣 なかなか難しい御質問でございまして、平時にどういうことをしているかということを、これを報告するということになりますと、平時に何を想定しているのかというようなことにもつながりますし、これはまた、仮定の議論、その委員会における議論を公表するというふうなことももしかした...全文を見る
○福田国務大臣 国会の承認を最後求めなければいけないということがありまして、国会の承認を求めるために、承認していただくだけの情報提供ということも必要なんだろうと思います。  しかし、それは、そのときの状況に応じて、提供できる範囲というものがもしかしたらあるかもしれぬ。それはその...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど来委員から、非常に考えられないかもしれぬけれどもあるかもしれぬという、そういう事態について、いろいろな例を挙げて御質問がございますけれども、それはあらゆる事態に備えなければいけないということは当然のことでございまして、それがために今回この法案をお出ししている...全文を見る
○福田国務大臣 これは小泉内閣として指定しているわけでございますけれども、第一順位が内閣官房長官、第二順位財務大臣、第三順位法務大臣、第四順位経済産業大臣、第五順位金融担当大臣ということになっております。  この指定の順位の考え方ということを申し上げておきますけれども、内閣官房...全文を見る
○福田国務大臣 これは、閣僚に事故等があった場合には、総理が指定する他の国務大臣が臨時代理としてその職務を行うこととする、こういうことになっております。
○福田国務大臣 これは、国会議員の全員ですか。(末松委員「いやいや、それは例えば半分とか」と呼ぶ)半分ですね……(末松委員「つまり、定足数以下になった場合とか」と呼ぶ)これは、それを補充していただく、定足数が不足すれば補充していただくということになるんじゃないでしょうか。  そ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、恐らく憲法議論の範囲に入ってくるんじゃなかろうかと思います。ですから、そういう事態というものを想定していないのが現憲法であろうかと思います。
○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法六条におきまして、指定公共機関は、武力攻撃事態への対処に関し必要な措置を実施する責務を有する旨を規定いたしております。  本条は、特定の措置の実施について、指定公共機関に具体的な義務を課すものではございません。この必要な措置として指定公共機関が...全文を見る
○福田国務大臣 今の件は、この対処措置というものが、そもそも法律の規定に基づいて実施する措置、こういうことになっておりますから、この法律に基づいて、その後のいろいろな法整備を行っていく、こういうことになるわけです。
○福田国務大臣 この法律というふうに先ほど私、申しましたかもしれません。これは、別に定める法律に基づく、こういうことでございます。
○福田国務大臣 この法案におきましては、組織としての指定公共機関に対処措置の実施を求めるということになっているのでございまして、職員個人に対して具体的な行為を求めるものではないということであります。したがいまして、指定公共機関に対する財政上の措置について定めたものでございます。
○福田国務大臣 職員というのは、要するに組織に属しているわけですね。ですから、職員の問題については、機関が、組織が責任を持つべきものだというように考えます。したがいまして、もし、職員ということに対して、職員個人に対して何か具体的な行為、こういうことになった場合には、組織が責任を持...全文を見る
○福田国務大臣 指定公共機関が破壊されたり、つぶれたり、破産というか、そういうような状況になった場合のその職員を救済するかどうかということになれば、この指定公共機関の損失に含まれるようなものについては、その機関が破壊、つぶれたような場合にも、法的に継承するものに対して財産上の措置...全文を見る
○福田国務大臣 本法の三条五項でもって、武力攻撃事態への対処に関する基本理念として、「国際連合を始めとする国際社会の理解及び協調的行動が得られるようにしなければならない。」旨定めておりますけれども、ジュネーブ諸条約等の国際人道法を含む国際法を遵守することは、このような国際社会の理...全文を見る
05月14日第154回国会 衆議院 本会議 第32号
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○国務大臣(福田康夫君) 植田議員にお答えします。  瀋陽総領事館事件に関する責任問題についてのお尋ねがございました。  まずは、我が国在外公館の不可侵権の侵害の問題、関係者の人道的取り扱いにつき、中国側との折衝も含め、この問題に全力で取り組むことが重要と考えております。 ...全文を見る
05月16日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○福田国務大臣 先日の委員会で岡田委員からお求めのありました武力攻撃事態の定義等及び指定公共機関の範囲について御説明申し上げます。  まず、「武力攻撃事態対処法案にいう「武力攻撃事態」について」、  一 武力攻撃事態について   (1)武力攻撃事態とは、    1「事態が...全文を見る
○福田国務大臣 認定ということの内容ということになろうかと思いますけれども、要するに、そういうようないろいろな客観情勢等々を総合勘案して、そしてそれを、「認定」というんですけれども、それを認める、それを認識するというか、そういうことになるわけで、これは、それを認定する主体の判断と...全文を見る
○福田国務大臣 それは、まさに武力攻撃があったということを認識するという事態を指していらっしゃるんじゃないかと思います。  いずれにしても、そのことを政府として認識するということだと思います。
○福田国務大臣 結局、テロなのか武力攻撃なのかということ、テロでも武力攻撃であることはあり得る、そういう前提でお聞きだと。  ただ、それが、武力攻撃が短期間とか一過性とかいったようなことということなのかとも思いますけれども、しかし、これはその状況次第ということもあろうかと思いま...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりだと思います。  武力攻撃、例えばミサイルが一発飛んできても、武力攻撃というように言うことはできるわけですね。ですから、これはまさに武力攻撃であります。ミサイルが十発飛んできたら武力攻撃か、もしくはミサイルが一発飛んできたら武力攻撃でないのか、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃の認定ということは、これはできますね、認定をする。しかし、それでもってどういう対応をするかということは、これはまたその状況において判断をすべきことであるというように思います。
○福田国務大臣 武力攻撃があった、そしてその武力攻撃が、継続性とかいろいろな要素を考えて、これは例えば短期間で終わらないというように判断すれば、当然ながら、武力攻撃事態ということで、自衛隊の発動等々も含めた措置を講じなければいけない。  武力攻撃事態であるけれども、しかし、相手...全文を見る
○福田国務大臣 その事態が、例えば予測をされるというようなことがあった場合には、当然ながら、予測される段階でもって安全保障会議を開いて必要な措置を講ずるということはあるかと思います。  しかし、その予測の段階において外交交渉が可能だというような状況があった場合には、これはその状...全文を見る
○福田国務大臣 予測をされる段階であれば、予測の事態から対処措置というものは安全保障会議を開いてこれは決めなければいけないということになります。その後、外交交渉をしようが、武力の発動をしようが、自衛隊の行動をしようが、それは対処措置に基づいて行うということになるわけです。外交交渉...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりでございまして、対処措置を講ずるということによって、自衛隊の行動また外交交渉、こういうものがそこに含まれてくるわけであります。
○福田国務大臣 この武力攻撃事態というのは、これはもうさまざまな態様があると思うんです。この法律は、法律が成立すればその日から使えるということになるわけでありますけれども、しかし、この法律によれば、十年先ということになるかもしれぬし、またもっと先になるかもしれぬ、そういう事態がな...全文を見る
○福田国務大臣 それは、先ほど申し上げました定義以上の定義は難しい、こういう意味で申し上げたわけでございます。
○福田国務大臣 この二条六号ロの(1)、(2)の「その他の措置」についてお尋ねがございましたけれども、これは、例えば現行の国民生活安定緊急措置法に基づく生活関連物資等の生産、輸入等に関する指示、また生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律に基づく売り渡しに関...全文を見る
○福田国務大臣 二十二条の一にイからヘまでいろいろな措置の内容が書いてございますけれども、この二十二条一に「次に掲げる措置その他の武力攻撃から国民の生命」云々、こういうふうにございまして、この「その他」ということで、二十二条にも規定してない、厳密にそこのところは書いてないわけでご...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、法律に書いてございません。書いていないけれども、言論の自由、これを制限するというようなことは考えているわけでないということは、この国会答弁におきまして何度もお答えしているところでございます。  また、新聞については、印刷媒体という意味におきましては、これ...全文を見る
○福田国務大臣 例えば、予測がされるというような段階において、至急、例えば予備役の招集をするとか、そういったようなことを考えますと、これは即刻手をつけた方がいいだろうという判断でまずその行動をさせていただいて、直ちに国会承認をいただく、そういう形になっております。  ただ、武力...全文を見る
○福田国務大臣 今回の問題は、人道上という問題でもありますけれども、難民問題について日本がどういうふうに考えているのか、こういうことであろうかと思っております。  この辺、御指摘のとおりでございまして、この問題に対して、日本の政府、また日本の政府だけでない、国全体がどういうふう...全文を見る
○福田国務大臣 中身については、これは各国持っていると思います。また、持つべきだろうと思います。持って当たり前と思っております。  しかし、我が国はほかの諸外国の持たない特別な憲法の決まりがございまして、その中でどうするかということで、自衛隊の活動については特にいろいろな制限を...全文を見る
○福田国務大臣 私は、委員の御指摘、御意見は全く賛成でございます。  先ほど抑止力というお話もございましたけれども、私もまさに抑止力だと思います。軍事力を持つということは、今の平和憲法を持つ我が国において、攻撃を我が国からしかけるという性質のものでない。しかし、十分なる防御がで...全文を見る
○福田国務大臣 現実に武力攻撃、すなわち我が国に対する外部からの組織的、計画的な武力の行使、こういうものが発生する直前の段階において、一定の範囲で速やかに対処を開始する必要があるということから、この法案では、武力攻撃のおそれのある場合と、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、武力攻撃と関係する事態として、事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態から武力攻撃事態の対象に含めておる、そして一くくりとして、武力攻撃と関係しない事態と一線を画すということにしております。  この予測の段階の事態と武力攻撃が発生した事態とで...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも相手国の武力攻撃は違法でございまして、武力攻撃に対して自衛権発動の三要件が満たされる、こういう場合には自衛権を行使することは認められております。御案内のとおりでございます。  したがいまして、武力攻撃を行おうとする相手国に対して、当該武力攻撃に対する自衛...全文を見る
○福田国務大臣 今後の法整備につきましては、地方とか国民とかというような問題、これにつきましては二年以内ということでございますけれども、安倍副長官から御答弁申し上げたと思いますけれども、このことについては相当な作業になると思います。また、多岐にわたる作業になりますので、その体制と...全文を見る
○福田国務大臣 総理大臣が欠けたときには、今現在は以下五位までの継承順位というものを定めております。これは内閣ごとに決めるわけでございます。  これは、一応危機管理ということではありますけれども、平時における危機管理というような感じもいたします。今、有事法制の議論をしているとき...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる民間防衛ということにつきましては、確立された定義があるわけではございません。  この法案では規定しておりませんけれども、諸外国においては、国民の保護のための救助、避難誘導等の活動の重要性、こういうことは十分認識をしておるところでございまして、政府といたし...全文を見る
○福田国務大臣 現行憲法の枠組みの中で、今までやっていなかったこと、それを、新たな法律をつくって、そして実行ができるようにするということは、例えば国際平和協力法案、これもそうだと思います。昨年秋成立しましたテロ対策特別措置、これもそのことだと思います。それぞれ自衛隊の活動に関する...全文を見る
○福田国務大臣 憲法論になりましたけれども、我が国の憲法の基本理念でございます民主主義、平和主義、そしてまた基本的な人権の尊重、これは、これまで一貫して国民からも広く支持を受けてきた、そういう基本理念でございます。これは、将来においても、いかなることがあっても堅持されるべき基本的...全文を見る
○福田国務大臣 国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態でございます武力攻撃事態に対処する法制は、国の備えとして当然整備をされなければならないものでございまして、国家存立のための基本でもあります。  今般、政府では、我が国の緊急事態対処の全般について改めて見直すことといた...全文を見る
○福田国務大臣 国民であるからには、国民の権利、そしてまた国民の義務という双方があると思います。そのバランスの上に成り立っているものであると思いますけれども、武力攻撃事態におきましても、やむを得ず国民の権利を制限するということは、国及び国民の安全を保つという高度の公共の福祉のため...全文を見る
○福田国務大臣 今回の安全保障会議設置法の一部改正案によりまして設置することといたしております事態対処専門委員会につきましては、常設でございます。常設するものであり、この委員会の委員につきましては、内閣官房及び関係省庁の中から局長級以上の関係者を任命しようというように考えておりま...全文を見る
○福田国務大臣 この法案が成立をいたしましたならば、どのような体制でこの会議を運営していくかということについて早速検討を行いたいと思っておりますけれども、内閣官房が中心となりまして、そして、事務局を置くかどうか、事務局を置くのであればどのような規模のものを置くかとかいったようなこ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま申し上げましたように、その体制についてこれから十分に考えてまいりたいと思いますが、御意見は、本日のところ、承っておくということにさせていただきます。
○福田国務大臣 確かに、御指摘のように、我が国が難民問題に対してどういう形で向き合うかということについて、これにしっかりとした考え方を持って対応しているというようには言えないような感じがいたします。ただ、人道上の問題として、そういう事態が発生した場合には、的確な対処ということは、...全文を見る
○福田国務大臣 国際社会による平和の維持活動、これは平和の定着とか国づくりの支援という形でもって広く行われていることでございます。我が国も、こういうような分野における協力を強化する、そしてまた国際協力の柱とするというために、こういう、民間人を活用できるかどうかというようなことも踏...全文を見る
○福田国務大臣 今回御提案申し上げた三法案につきましては、武力攻撃事態という国及び国民の安全にとって最も緊急かつ重大な事態が生じた場合における対処を中心にして、国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図る、こういうものでございます。平和なときにこそこうした体制の準備を進めておく...全文を見る
○福田国務大臣 今回は、いわゆる有事法制の枠組みと申しますか、基本的な考え方をお示ししたわけでございますけれども、これから検討いたします国民の保護のための法制につきましては、避難のための警報の発令、被災者の救助、施設及び設備の応急の復旧などの諸措置につきまして、国、地方公共団体ま...全文を見る
○福田国務大臣 まさに委員の御指摘のとおりでございまして、この法案第三条第三項では、「武力の行使は、事態に応じ合理的に必要と判断される限度においてなされなければならない。」このように明記をされているわけでございます。  自衛権の発動の要件というものは、いつも三つ挙げておりますけ...全文を見る
○福田国務大臣 もとより、武力攻撃事態を迎えないようにする日常の外交努力、また、あらゆる面における平和的な国民の努力というものがまず第一に必要なことでありまして、ここの武力攻撃事態というのは、万が一ということであります。しかし、この万が一のことに備えるということが極めて国の基本と...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘のとおりなんでありますけれども、予測と申しますと、自衛隊法第七十七条、防衛出動待機命令等を下令し得る事態ということでございます。  先ほど御説明を別途申し上げましたけれども、この事態というのは、武力攻撃の意図が推測される、また、そういうことなどから見...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 この法律の目的がいかなる場合に達成されたと判断するかということは、現在の状況においてこれは予断はできるものではございません。具体的なお答えは困難でございます。  ただ、一般論として申し上げれば、先般のテロ攻撃を行った者などによる同様の攻撃が再発する蓋然性が高い状...全文を見る
○福田国務大臣 米国がイラクに対して軍事行動をとることを予断するということは、これは今現在において考えることは適当でないというように考えております。特定の国の名前を挙げて申し上げるということは、これは我が国の今の立場として適当なことでないというふうに考えておるところです。
○福田国務大臣 日米関係という意味において、イラクとは申しません、何か国際的な軍事活動をするというときに、米国が我が国に何かの通報をしてくる可能性というのは十分にあると思いますね。  しかし、この今のお話は、これはテロ特措法の趣旨にかなったものであるかどうかというそのときの状況...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊のこれからの活動についてその裏づけとなる財政的な説明というのは、これは当然なされなければいけないと思います。ただいま防衛庁長官がお答えすることになっております。
○福田国務大臣 九月十一日からもう大分たったわけでございますが、半年以上たちまして、九月十一日の、世界の見たあのときの思いというのはだんだん、記憶に強く焼きついたものと思っても、少しずつ新しい変化に応じて薄れてくる、これは当然のことだというふうに思います。  ニューヨークで捜査...全文を見る
○福田国務大臣 我が国は我が国としての立場での判断というものは、これは当然なされなければいけませんね。ですから、そういう判断をどうしてなされるかといえば、あらゆる情報、外交的な情報、それから軍関係の情報とか、さまざまなチャンネルがございますから、そういう情報を総合して、さらに日米...全文を見る
○福田国務大臣 この決定に当たりましては、最終決定は昨日の安全保障会議、けさの閣議、こういうことでありますけれども、それに至る過程においていろいろな議論はしてきておるわけでございます。ですから、そういう議論の積み重ねの結果の安全保障会議であり閣議であり、そういうプロセスを経て来て...全文を見る
○福田国務大臣 今までの活動の実績がどうこうというのを定量的に申し上げることはなかなか難しいと思いますね。もしそういうふうに申し上げるのであれば、どれだけの活動をしたかということを、艦船の補給の数と物資の量とか、そういったようなことになろうかと思います。  ただ、今申し上げたい...全文を見る
○福田国務大臣 数の面においては、敵の攻撃能力が全般的にある程度低下しているということは認めていいと思います。事実そうだと思います。私も詳しく承知しているわけじゃございませんけれども、防衛庁長官の方から答弁があったことでございますけれども。  しかし、敵が小規模な集団になったと...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま法制局長官がお答えしたとおりであります。ただ、この法律は二年間という期限が区切ってあるわけですね。ですから、これを超えることはできないわけであります。
○福田国務大臣 これは、この法案を御審議いただいたときに何度もお話をしたところだと思います。(発言する者あり)期限の問題もしております。我々の考え方としては、このことについては、法律の趣旨という点から考えましても、二年間の限度においては、期間の延長ということは、これは報告でよろし...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、二年を超えるような事態が生じた場合には、これはまたその段階でいろいろな、その国会……(安住委員「違うんですよ。二年で法律は終わるんだから、それは承認じゃないです」と呼ぶ)  わかりました。テロの根絶というそういう趣旨の、その趣旨を全うするために必要とさ...全文を見る
○福田国務大臣 特定の国に対して軍事行動をとるということを予断して我が国としての支援のあり方をお答えする、これは適当でないというのは、これはもう先ほども答弁したんですけれども。  その上で申し上げて、テロ対策特措法に基づく協力支援活動について、一般論になりますけれども、あえて申...全文を見る
○福田国務大臣 今回の不審船の事件につきましては、関係当局において捜査を進めております。引き続き事実関係の解明に向けて全力を尽くしておるところでございます。  その一環として、二月下旬から水中カメラによる調査に引き続きまして、今月の一日から八日間、潜水士及び潜水艇により、沈没し...全文を見る
○福田国務大臣 これは、状況判断で行政命令は出すことはできるのではないかと思います。
○福田国務大臣 今回提案して今審議をいただいておりますいわゆる有事法制の中では、そういうような有事における全体的な枠組みを決めていただく、そしてまた、今申されましたような具体的なことについてこれから議論を進めていくということになります。ですから、この二年以内に法制整備をするという...全文を見る
○福田国務大臣 今の制度の中で、また法体系の中で、いろいろ不備なところはあるんだろうと思います。まさに、今回のテロ特措法、これを今それに基づいて実行している。ああいうこともそれまで考えたことのない新しい仕事でございますし、そういうようなことはこれからも次々と起こってくる可能性はあ...全文を見る
○福田国務大臣 今、有事法制のお話がございましたけれども、まさに、そういう日本の今まで整備されなかった部分について今回手当てをしておこう、こういうことでこの有事法制をお願いしているわけでございます。  こういう大事な部分について、大事なということは、武力攻撃を受けるという事態に...全文を見る
○福田国務大臣 今回の自衛隊の活動につきましては、本法の、この法律のもとで我が国が実施することでございまして、この法律は、九月十一日の米国におけるテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努めるということによって、国連憲章の目的の達成に寄与する諸外国の軍隊等の活動に対して行うも...全文を見る
05月17日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○福田国務大臣 ただいま竹中大臣からも答弁ございましたけれども、この個人情報保護法案を含みます関係五法案、これは、コンピューターやネットワークを利用して大量な個人情報が処理されておりまして、個人情報の大量流出とか個人上の情報が売買される、そういうようなことが社会問題となっているわ...全文を見る
○福田国務大臣 平成十一年の改正住民基本台帳法案の国会審議におきまして、「住民基本台帳ネットワークのシステムの実施に当たりましては、民間部門をも対象とした個人情報保護に関する法整備を含めたシステムを速やかに整えることが前提である」、こういう総理答弁があったわけでございますね。した...全文を見る
○福田国務大臣 我が国におきますIT化の進展は非常に目覚ましいのでございまして、この法律を整備することは急務でございます。よく御審議をいただいて、ぜひともこの国会で成立をお願いしたい、このように思っております。
○福田国務大臣 おっしゃること、よくわかります。よくわかりますけれども、今回は、竹中大臣に担当していただく。竹中大臣は、IT戦略を担当していらっしゃるということもございますので、IT戦略を推進する上でこの今回の法案というのは極めて大事なものである、この法案なくして日本のIT戦略と...全文を見る
○福田国務大臣 必要あれば参上させていただきます。
○福田国務大臣 これはまさに委員会で秩序を決めていただいておるわけでございますので、委員会でお決めくださったことには従わなければいけない、これは義務であると考えております。
○福田国務大臣 今回、この法案を提出させていただきましたけれども、タイミングとしては、まさに時間の限りあると思っております。そういう意味で、ぜひこの国会で成立をするように御理解をいただきたいと思います。
○福田国務大臣 何度も同じことを繰り返しますけれども、ぜひこの国会で成立をさせていただきたいと心からお願いを申し上げる次第でございます。
○福田国務大臣 この改正住民基本台帳法、これはもう三年以内ということが決まっておりますし、規定どおり本年八月にはこのネットワークシステムを実施する必要があるものである、こういうふうに考えておりますので、そういうこともあわせ、この国会でぜひ成立するようにお図りをいただきたいと思って...全文を見る
○福田国務大臣 今まさに総務大臣がお答えになったのと同じことでございます。
○福田国務大臣 主務大臣による関与、これは法の適正な運用に必要な最小限度のものとするということで、権限の恣意的な運用を認めるということにはなっておりません。また、法案が成立して施行するという段階では、厳正な運用を図っていくことは当然のことでございます。そのようなことで、御懸念のこ...全文を見る
○福田国務大臣 やはり、個人情報を守るという観点からこの法案を提出させていただいておるわけでございまして、このことが城山三郎さんなどが懸念されておられるということについては、これは懸念でございます。この懸念を解くためにいろいろとこれからこの審議を通じて御理解を深めていただく、この...全文を見る
○福田国務大臣 今御指摘の党の方のいろいろな議論というもの、これはあったと思います。私、関係していなかったので、どういう議論かわかりませんけれども、議論があったということは承知しております。  しかし、このことと個人情報保護法の制定の経緯とどういう関係があるか。時期的に接近して...全文を見る
○福田国務大臣 熊代副大臣が委員長招待の会でどのような発言をされたか、私全く承知していないのでありますけれども、熊代副大臣がこの委員会に出て答弁をすることができるかどうか、こういうことであります。  理屈を申し上げますと、内閣府設置法の第十三条第三項、ここで、内閣府副大臣の行う...全文を見る
○福田国務大臣 これは今お答えしたとおりでございまして、この個人情報保護法案に対する質疑のこの場に出席することは、担当外であるということでできないのであります。
○福田国務大臣 そもそも、この法案審議に当たりましては、松下副大臣が担当でございます。これはもう松下副大臣就任時の総理からの担当分野の指示において、内閣府に係るIT関係の政策を担当する、こういうことになっているので、松下副大臣が担当副大臣でございます。
○福田国務大臣 それは、党の方でいろいろな議論をします。ですけれども、ここは国会でございまして、国会の委員会でございまして、この委員会において答弁する者は、担当がしっかり決まっているわけでございますから、その者にお尋ねをいただきたいと思っております。
○福田国務大臣 某新聞がその一面トップで大々的にその新聞の案というものを掲載されたということでありまして、そのことについて記者会見で、どう思うか、こういうふうに問われたわけでございます。私は、そのときにお答えしたのは、そういうように出ていることについて、それはその社の、会社の考え...全文を見る
○福田国務大臣 検討というのは、研究してもよろしいのではないかということを申し上げたのです。
05月17日第154回国会 衆議院 本会議 第35号
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○国務大臣(福田康夫君) 中津川議員にお答えします。  離婚も前向きにとらえることのできる社会、文化を築くべきとの御指摘がございました。  女性が、どのような状況にあっても、個性や多様な能力を生かし、前向きにチャレンジすることができる社会をつくることが重要と考えております。 ...全文を見る
05月20日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○福田国務大臣 それでは、まず私の方から概念的なことを申し上げますけれども、まず、委員の御指摘の今後の戦争の形態という、いろいろ例示いただきましたけれども、この法律でもって考えております武力攻撃もしくは武力攻撃事態、こういうものは、我が国が外部から組織的、計画的な武力の行使を受け...全文を見る
○福田国務大臣 私も不勉強でございまして、独立という名前を冠した法律はほかにあるかどうかというふうに問われると、にわかにお答えできないので。
○福田国務大臣 今回は、有事という事態に対して我が国を守る、我が国の国民、国家を守る、こういうことでございます。まさに平和と、そしてこれが、例えば占領されるということになれば、独立を守るということとは違うことになりますから、そういう意味において、平和と独立を守る、こういう記述にな...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、今御説明したとおり、これは有事のときにおける対応である、対応措置であるということでありますね。  およそ、国家が崩壊する、そして独立を維持できなくなるということは、何も有事だけでないと思います。いろいろな要素があるんだろうというふうに思いますけれども、...全文を見る
○福田国務大臣 再三申し上げているとおり、有事という、日本の国家にとって平和と独立を維持できなくなるような事態に対するこれは対処措置でございます。
○福田国務大臣 なぜそういう御質問が出るか、私はなかなか理解できないんですけれども、武力によって平和を脅かされるということ、また、武力によって我が国の、主権侵害ということもございます、独立という言葉でももちろんいいわけです、独立を損なわれるというか、危うくさせられる、そういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 指定公共機関についても、この法律でもって、その協力を求める。そして、それについては、基本理念——ちょっと今すぐ出てこないので……(首藤委員「待ちますから、ゆっくりやってください」と呼ぶ)指定公共機関の責務というのは、これは必要な業務について実施する責務を有するとい...全文を見る
○福田国務大臣 指定公共機関とはどういう範囲か、こういうようなことになろうかと思いますけれども、これから政令で指定するわけでございますけれども、まず、個別の法制におきまして、指定公共機関に実施を求めることが必要となる対処措置の内容を具体的に定めた上で、個別の法制が定める事項ごとに...全文を見る
○福田国務大臣 公益的な事業を営む法人ということを申し上げておりますけれども、これは、その業務目的が営利目的などでありますが、その業務が公衆の日常生活に密接な関係を有する法人ということであります。  また、民間の非営利団体につきましては、指定公共機関としてではなく、国民の協力の...全文を見る
○福田国務大臣 今、指定公共機関というように考えておりますのは日本銀行ということでありまして、日本銀行以外の一般の銀行につきましては、対処措置として実施すべき業務が想定されないということから、指定公共機関として指定することは考えていないところでございます。
○福田国務大臣 今回お出ししている中では、認可法人としては、日本銀行、日本赤十字社ということで考えております。
○福田国務大臣 日本赤十字社は、日本赤十字社法及び日本赤十字社定款に基づいて、赤十字に関する諸条約及び赤十字国際会議において決議された人道、中立、奉仕等の諸原則にのっとり、赤十字の理想とする人道的任務を達成することを目的といたしております。この赤十字社法の第一章第一条「目的」もご...全文を見る
○福田国務大臣 追加議定書のことだと思いますけれども、これは今現在入っておりません。しかし、今現在、入る方向で検討中でございます。
○福田国務大臣 対処措置を宣言するかどうか、こういうふうな……(首藤委員「そうじゃなくて、今までの原子力事態の知見がどうしてこの法律に生かされていないか」と呼ぶ)原子力の災害ですか。ちょっと趣旨がわからないので、済みません。
○福田国務大臣 御質問の意味がわかりましたのでお答え申し上げますけれども、原子力災害のときの宣言、その考え方をなぜここに入れないのか、こういうことでありますけれども、この九条の七項に、対処基本方針を公示する、こういうことがございますね。この公示をしてその周知を図る、こういうこと…...全文を見る
○福田国務大臣 国家の緊急事態に対する対処、これは独立国家として当然の、最も重要な責務でございます。政府としては、昨年の米国の同時多発テロ、また武装不審船事案なども踏まえまして、いかなる事態にもすき間なく対応できるような、安全な国づくりを進めていきたいと考えているところでございま...全文を見る
○福田国務大臣 今回、瀋陽であのようなことが起こりました。あのこと自身については、テレビで全世界に報道されたというようなことで、人道上の見地からの問題もございました。しかし、あのビデオで見る限りは、いろいろな問題もあるということが判明いたした次第でございまして、私は、ああいうとき...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま委員からも御指摘ありましたとおり、この武力攻撃事態対処法案は、我が国に対する武力攻撃が発生した場合の対処に係る基本理念、国、地方公共団体等の責務、対処の際の基本方針の策定、対策本部の設置などを定めることによりまして、国全体としての基本的な危機管理体制の整備...全文を見る
○福田国務大臣 まさに国民の生命財産を守る、こういうことは極めて大事なことであり、この法案の大きな部分でございます。有事体制における自衛隊の活動というものも当然ございますけれども、それとあわせて、国民、民間防衛と申しますか、民間をいかにして守るかということは、この法案の中で強くう...全文を見る
○福田国務大臣 我が国として、外交ルートその他、軍事的なこともそうでしょうけれども、あらゆるルートの情報を収集するということに努めておるわけでございます。  もちろん、国際情勢がさらに緊迫するような状況になれば、それに応じてさらにということもあろうかと思いますけれども、十分かと...全文を見る
○福田国務大臣 幾つか御指摘がございました。  まず、大規模テロなどの緊急事態への対処、また対処基本方針及び対処措置の武力攻撃事態を含むあらゆる事態に対応可能とすることということにつきまして、テロや不審船など武力攻撃事態以外の緊急事態につきましては、これまで関係法等におきまして...全文を見る
○福田国務大臣 私は昭和十一年生まれでございまして、例の二・二六事件の年でございます。あのときが契機というようにも言われておりますけれども、いろいろな段階を追ってそこに到達したということでございます。  しかし、あの戦争を経験して、私も子供でございましたけれども、民間人の一人と...全文を見る
○福田国務大臣 現在、私のもとで開催されております懇談会がございます。何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ平和を祈念することのできる記念碑など、国の施設のあり方について、御指摘のような施設も含めて幅広い御議論をいただいております。これまでに五回ほど会合を開催しておりまし...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御質問は、武力攻撃事態、今回の法律と、それから周辺事態との関係でございますか。そのことについて申し上げますが、武力攻撃事態と周辺事態とは、それぞれ別個の法律上の判断に基づくものでございます。我が国に対する武力攻撃事態が発生しているときに、状況によっては両...全文を見る
○福田国務大臣 それは先制攻撃は、個別の自衛権としても認められないことでありまして、そういう意味ではございません。  相手の日本を攻撃する意図が明示されているとか、そのときの国際情勢、もろもろの情勢を判断して、その上でどの時点が武力攻撃の発生の時点かというのは、その個々の状況に...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、今申し上げましたように、その相手の意図が明示されるとか、国際情勢とか、その国と外交がどういう形になっているかとかいったような、いろいろな情勢を判断した上で判定、認定すべきものだと考えます。(発言する者あり)
○福田国務大臣 武力攻撃事態の認定というのは、国際情勢、相手国の意図、軍事的行動などを総合的に勘案するということですね。そして、我が国自身が主体的に判断する、こういうことになります。  弾道ミサイル攻撃について、例えばその発生を未然に回避するための不断の外交努力に加えて、攻撃の...全文を見る
○福田国務大臣 私は、武力攻撃がどの時点から発生したかということについてお話ししているつもりでございます。
○福田国務大臣 ですから、先ほど来申し上げているのは、着手をしたときに、相手の、何で着手をしたのかというその理由があるわけですね。それは、相手が日本を攻撃するぞという明示があるということであれば非常にわかりやすいということは言えますね。そういうことであれば、これから攻撃するといっ...全文を見る
○福田国務大臣 政府といたしましては、国民の保護のための法制の整備は極めて重要な課題であると考えておりまして、この法案に基づきまして、警報発令、救助、応急復旧等の必要な諸措置に関する法制を整備するということにしております。避難のための施設や食料、物資の備蓄等につきましては、今後の...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろなお話ございましたので落ちのないようにしたいと思いますけれども、武力攻撃事態におきまして、最初に御指摘あったのは、生活関連物資などが不足したり、それらの価格が高騰するというようなことも想定されるのでありますけれども、このため、国民生活及び国民経済に及ぼす影...全文を見る
○福田国務大臣 この法案におきましては、国民の保護のため緊急を要する場合など特に必要がある場合に、別に法律で定めるところによりまして、内閣総理大臣がみずから、または関係大臣を指揮し、地方公共団体や指定公共機関が実施すべき対処措置を実施することができる、このようにしております。具体...全文を見る
○福田国務大臣 今回、武力攻撃事態というものに対処する、その基本方針また具体的な方策をここでお示ししているわけでございまして、お話の教育ということになりますと、こういうものに対する考え方をどうするか、こういう考え方になるんでしょうか。そういうことであれば、これは不断の努力と申しま...全文を見る
○福田国務大臣 おそれの段階で自衛権を発動できるというお話でございますけれども、それはできないんです、おそれの段階では。  それは、自衛権を発動するのは、自衛権発動のための三要素というのがございますね。あれが満たされないといけないということになっております。
○福田国務大臣 そのとおりでございます。
○福田国務大臣 この文には、予測、おそれも入っております。
○福田国務大臣 これは、その下にございますように、「部隊等の展開その他の行動」、この段階においては、準備活動がありますね。武力攻撃に備えるための準備行動というものがありますので、予測をする段階も入るということでございます。
○福田国務大臣 「武力攻撃を排除するために必要な自衛隊が実施する武力の行使」という表現は、ここで言う武力の行使が、憲法上認められている自衛権の発動の三要件を満たした場合における武力の行使であるという趣旨を表現したものであります。本条に言います武力の行使は、予測やおそれの事態といっ...全文を見る
○福田国務大臣 よろしくないんです。(木島委員「よろしくないんでしょう」と呼ぶ)はい。これは、憲法上認められない行動をすることはできないんですね。憲法上認められるのは、三原則は、自衛のための発動三要件、これが満たされていなきゃいけない、そういうことになっております。
○福田国務大臣 日米安保条約第五条に基づきまして米軍が武力の行使を行うのは、我が国に対する武力攻撃が行われた場合に我が国を防衛するためでございますが、武力攻撃以前の段階において必要な準備行動をとる場合には、武力の行使に至らない活動が安保条約及び地位協定の範囲内で行われることになり...全文を見る
○福田国務大臣 この対処法におきましては、武力攻撃事態の中に武力攻撃のおそれ及び予測の事態が含まれておりますが、このような武力攻撃発生前の事態において、米軍は、武力攻撃事態対処法に言う我が国に対する武力攻撃を排除するために必要な行動をとり得るかどうかということについて、日米安保条...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御質問の「武力攻撃を排除」、ここでは予測、おそれは入っておりません。しかし、「必要な行動」、これには準備活動があるわけですね、ですから予測、おそれが入っている、こういう考え方であります。
○福田国務大臣 これは、武力の行使に至らない活動の範囲の中で、今言いました「物品、施設又は役務の提供その他の措置」をとることができるということであります。
○福田国務大臣 我が国に対する武力攻撃が発生する以前の段階、その段階において米軍が必要な準備行動をとる、そういう場合において今申し上げたことはできるということです。
○福田国務大臣 武力攻撃がなければ、これは我が国も反撃することはできないし、また当然米軍もできないんです。これは、米軍が必要な準備行動をとる場合は、武力の行使に至らない活動を安保条約及び地位協定の範囲内で行う、こういう考え方をしているわけです。
○福田国務大臣 沖縄における戦争の悲惨さ、想像を絶するものがありまして、今お話を伺っておりまして、その光景を何か目の当たりに見るような感じがいたしました。  その悲惨さに対して、我々は、二度とそのような戦争がないように、こういうことをこれから願い、かつまたそのために努力をしてい...全文を見る
○福田国務大臣 この法案を御提出する段階におきまして、これまで全国の地方自治体の方々に御説明を申し上げるということはしてまいりましたけれども、これはまだ十分でございません。今後、全国の町村会とかそういったような地方公共団体、また大きな団体等についても十分なる説明をしていかなければ...全文を見る
○福田国務大臣 特別に今より負担がふえるとかいったような、そういうものではないと思います。  この法案は、日本全国国民に対して御協力を願うというような、そういう条項もございますけれども、これは特別に沖縄というあの地域、もちろんあの沖縄の地域には米軍基地がたくさんあるということを...全文を見る
○福田国務大臣 基地がございます。また、基地の警備というのは、例えばテロが起こったときに、昨年の秋のことでございますけれども、そのときに基地を警備するといったような、そういうことがあった、これはもう事実でございますね。それを負担ということであるならば、それは負担になるんだろうとい...全文を見る
○福田国務大臣 憲法九条でもって戦争の放棄とございますけれども、しかし、これは必要最小限度の自衛権は認める、こういうことでございます。  国民の権利という観点、自由と権利の尊重ということでございます。  この法案で、基本理念として、国民の自由と権利の尊重を明記いたしております...全文を見る
○福田国務大臣 法治国家における一員として、憲法を遵守いたしております。
○福田国務大臣 指定公共機関ですね。(東門委員「両方ですね。地方公共団体、指定公共機関等に対して」と呼ぶ)  武力攻撃事態において、その業務について必要な対処措置を実施することは、これはその団体に求められているのでありますが、他方、このような事態においては国全体として万全の措置...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の点につきましては、これから国民の保護のための法制というものを考えていくわけでございます。そういう中でもって、避難とか被害とか復旧とかいったような問題について細かく規定をしていかなければいけない。  そんなことでございますので、そういう問題につきましては、...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○福田国務大臣 小泉総理のリーダーシップということについてお尋ねがございましたけれども、そもそも小泉総理は、百五十四回国会におきます小泉総理の施政方針に明確に述べておるわけでございますけれども、平素から、日本国憲法のもと、国の独立と主権、国民の安全を確保するため、必要な体制を整え...全文を見る
○福田国務大臣 この法案を作成するに当たりまして、もちろん政府部内の協議というのはしたわけでありますけれども、同時に、あわせて並行的に党との協議もするというようなこともいたしております。その過程において総理も、その内容についての関与というものもありました。総理からの指示ということ...全文を見る
○福田国務大臣 これまで必要な関係省と協議をしながら内閣官房で取りまとめを行って、そしてここで提案をさせていただいておるわけであります。今御指摘の、国民の保護に関することについては、この国民の保護の基本的な考え方については、これは明確にこの法案の中に記載されております。  今後...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護という観点からの御質問でございますから、私がお答えいたしますけれども、先ほども私申し上げましたとおり、国民の保護の基本的な考え方をこの法律の中でしっかり述べております。ですから、その基本的な考え方に基づいて今後の法制を具体的に規定していこうということで幾...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、基本理念として、憲法の保障する国民の自由と権利の尊重について明記してございます。  この基本理念は、国及び国民の安全を保つという高度の公共の福祉のために必要最小限度の範囲において人権を制約し得るとするにとどまっておりますが、「国民の権利については、...全文を見る
○福田国務大臣 これは必ずしも論理矛盾とかそういう話ではなくて、まず、このいわゆる有事法制という中で基本的な枠組み、理念それから方向、これを示したというところでございまして、国民の例えば権利と保護とかいうような問題につきましても、この法律の中に各所に盛り込まれているところでござい...全文を見る
○福田国務大臣 国民の自由と権利の尊重と申しましても、多岐にわたるわけでございます。そして、その多岐にわたる中で、それぞれの分野においてどういうような具体的な保障と申しますか、そういうものが担保されるか、それはその法制の中で規定していくということになろうかと思います。
○福田国務大臣 これは、この法案、そしてまた、それに基づいて個々の国民の保護等に関する、その他もございますけれども、そういう法制について整備をしていくという中でもって規定していく。しかし、その規定される中身については、今回の法案でもって基本的なものは今お示ししているというふうに考...全文を見る
○福田国務大臣 この法案、そもそも現行憲法の枠組みの中で行われるということでありますから、今御指摘の点につきましては、もちろん憲法の枠の中で、そして、このいわゆる有事法制の中で行われるということでございます。
○福田国務大臣 これは憲法の十三条、先ほど申し上げました、国民の権利については、公共の福祉に反しない限り最大の尊重をするということでございますから、公共の福祉に反しないという限りにおいてはこれは許されるものというふうに考えております。
○福田国務大臣 ですから、先ほど来申し上げているように、その個別のことについては今後の法制で整備をしていきます、個々の法制については、また具体的な内容については、いわゆる有事法制の基本理念にのっとったものであるということであります。
○福田国務大臣 今回お示ししたのは、有事におけるどういう対処をするかということでありますけれども、その基本的な考え方、そして今後個々の具体的な取り決めをする法制整備についての方向性を示しているということなんですよ。それで、この具体的なことにつきましては、特に国民との関係とか国民の...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、議論を先に、お答えを先に進めさせていただきますけれども、例えば、公正かつ適正な手続というのは、公権力が国民に不利益を課す場合には、法律で定められた手続が適正でなければならず、具体的には、当事者にはあらかじめその内容を告知し、当事者に弁明と防御の機会を与え...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第8号
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○福田国務大臣 御指摘のとおり、政府として院のことについて意見を申し述べるということは、これは差し出がましいことでございまして、お答えしにくいことでありますけれども、政府といたしましても、決算の国会審議の重要性を十分認識して、決算の国会への早期提出に努力するなど最大限の協力をして...全文を見る
○福田国務大臣 端的に申し上げれば、だんだんそのよさが定着しつつあるのではないかな、こんなふうに思っております。
○福田国務大臣 従来、三十二人の政務次官がおられたんですけれども、省庁再編の結果、副大臣、大臣政務官、合わせまして四十八人になりました。五割アップということでございます。そして、副大臣また大臣政務官は、それぞれの立場でもっていろいろな活動をされていらっしゃるわけですね。桜田委員も...全文を見る
○福田国務大臣 今回の瀋陽の事件で、杉浦副大臣がこのことのために中国に行かれるということでありましたら、もし行かれれば、そういうことについて現地でいろいろお話を聞くというようなこともできたかもしれぬ、こう思いますけれども、しかし、今の役所で役人がやっていることについて、やはりそれ...全文を見る
○福田国務大臣 事務次官というのは、各省大臣の政策判断に基づいて、主に行政の執行面において事務を整理監督することを職務といたしております。この機能というのは、政治主導の政策決定システムのもとで、引き続きこれは必要なのではないかなと思うのです。事務次官がいるから政治主導できないとい...全文を見る
○福田国務大臣 国会答弁、大変だというお話でございますけれども、これは本当に大変なんで、私も、けさは朝九時から、本会議を入れまして四つですね、会議が。きょう今これは四つ目でございますけれども、きょうはこれで解放されますけれども、大臣が必ず答弁しなきゃいけないというように要求を受け...全文を見る
05月22日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○福田国務大臣 まず申し上げたいのは、この個人情報保護法案というのは、メディアに不当な公権力行使を及ばさないように万全の措置を講じております。メディアを規制するというものではなくて、そして、国民を管理しようという考えがあるものではございません。  特に、この必要性を申し上げれば...全文を見る
○福田国務大臣 まず、人権擁護法でございますけれども、ここに新たに整備されます人権救済制度におきまして、公権力による人権侵害や報道機関による人権侵害を特別の救済手続の対象としております。これを所掌する人権委員会については、高度の独立性を確保する必要があることから、いわゆる三条委員...全文を見る
○福田国務大臣 行政改革におきましても、三条委員会は、これについてはふやすべきでないという考え方が示されていると思います。
○福田国務大臣 三条委員会につきましては、独立行政機関であるこの委員会が、大臣で構成される内閣が行政責任を負うという憲法上の考え方から、我が国の行政制度にはなじまない、こういう批判もございまして、公正中立的な立場において慎重な判断を必要とする受動的な事務を主とするものを除いて昭和...全文を見る
○福田国務大臣 先ほども、総理がかわったらば変わるかどうか、こういうことでございましたけれども、そういうことではないと答弁ございました。  平成十一年の改正住民基本台帳法案の国会審議の過程において、十分な個人情報保護措置が講じられているものの、なおプライバシー保護に対する漠然と...全文を見る
○福田国務大臣 それは、その考え方を踏まえた上で、今この法案の早期成立をお願いをしておるところでございます。
○福田国務大臣 この平成十一年の改正住民基本台帳法案の国会審議において、「民間部門をも対象とした個人情報保護に関する法整備を含めたシステムを速やかに整えることが前提である」という総理答弁がなされたことは今申し上げたとおりでございますけれども、したがいまして、この住民基本台帳ネット...全文を見る
○福田国務大臣 この住民基本台帳システムの実施につきましては、これは公布の日から三年以内に施行するということ、それからまた、各地方公共団体がもう本年八月の施行に向けまして綿密なる着実な準備をしているところでございます。そういうことを考えますと、この住基システム、これは実施する必要...全文を見る
○福田国務大臣 私は、再三申し上げていますとおりでございますけれども、早期に成立というのは、この国会でもって成立させていただきたい、こういうことを申し上げているわけでございまして、小渕総理が、この住基ネットワークシステム、これが成立をするときに、三年ということも申し上げましたけれ...全文を見る
○福田国務大臣 住基ネットワークシステム、これはもう法律で決まっていることでしょう。八月五日に施行ということになっておるので、これは法律ですから、これはそのとおり施行する、これはもう当然のことであります。  私は、今まで、その当然のことを前提として、あと個人情報保護法案について...全文を見る
○福田国務大臣 お答えします。  改正住民基本台帳法は、それ自体は、同法の附則第一条第一項の規定によりまして、「公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日」、平成十四年八月五日から施行することとされておりまして、法律上、個人情報保護法の成立が住民基本台帳ネッ...全文を見る
05月22日第154回国会 参議院 本会議 第26号
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○国務大臣(福田康夫君) 小宮山議員にお答えいたします。  まず、新大綱に掲げられている産業、民生、運輸の各部門での二酸化炭素削減目標量についてお尋ねがございました。  各部門での削減目標量につきましては、政府及び関係審議会におきまして、部門ごと及び部門横断的な対策の実施状況...全文を見る
05月23日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○福田国務大臣 私もけさテレビを見ていまして、ソウルの空港で五人の方がうれしそうな顔をしておられた。そしてまた、もう一つは、韓国でそれを迎えた親戚の方々、これは本当にうれしそうな顔をしていましたね。心から歓迎するというあの姿を見て、私は本当によかったなと思っております。  今回...全文を見る
○福田国務大臣 今回のことは、我が国の在外公館の一つ、総領事館において起こったことでありますけれども、私は、これは、その部分で起こったそこの事件だというようには思わないのですね。難民問題とか亡命が起こったときどういうふうに対処するかというその問題、やはりこれは、日本の政府全体がど...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態において情報をいかに的確にとらえるか、これはもう極めて大事というか、一番大事なところなんだろうと思いますね。そういうことで、情報分析をするとかというようなことについては、これは相当な配慮をしていかなければというふうに思っております。  現在、政府にお...全文を見る
○福田国務大臣 今度お出ししております法案の一つに、安全保障会議設置法の一部改正というものがございまして、ここに事態対処専門委員会を安全保障会議に設置するということになっております。これは内閣官房長官の、私のもとで平素から専門的な調査分析を行い、会議への進言を行うということにより...全文を見る
○福田国務大臣 国の防衛というのは、これは究極の危機管理だと思うんですね。その場合には、基本的には内閣総理大臣が危機管理監です。内閣総理大臣を中心として内閣が一体となって対応する、こういうことになろうかと思います。  内閣危機管理監の所掌の事務対処という観点からしますと、国の防...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針は、内閣総理大臣が、国、地方公共団体等の対処措置を総合調整するとともに、行政各部を指揮監督するための根拠となるものであります。こういうような観点から、この方針については、内閣の重要政策に関する基本的な方針に関する企画立案、総合調整等を所掌する内閣官房が...全文を見る
05月24日第154回国会 参議院 本会議 第27号
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○国務大臣(福田康夫君) 広中議員にお答えします。  まず、政治亡命者や難民問題への今後の対応方針についてお尋ねがございました。  難民申請を希望する者の入国の問題も含めて、難民受入れの在り方等につきましては、国の内外における人道、人権に関する意識の動向、国際社会の中における...全文を見る
05月27日第154回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(福田康夫君) はっきり覚えていないんですけれども、私は、一般論として、この選挙制度、比例代表の扱い、今のような事例が起こったときにどうするか、そのことについて選挙制度のやはり不備なのではないかということを申し上げた。そういう状況の中で、今回のような事例のときにどうする...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる従軍慰安婦問題は、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であると認識しておりまして、政府といたしましても、これまでもおわびと反省の気持ちを様々な機会に表明するとともに、国民及び政府のこの問題に対する真摯な気持ちの表れでありますアジア女性基金の事...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基金の事業につきまして十分な理解を得るに至っていないところもあるということは承知をいたしておりますけれども、アジア女性基金の事業は、これまで、おおむね着実に実施が進められて、事業を受け取られた方々の中からは感謝の意が寄せられているということもまた事実でご...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○福田国務大臣 個人情報保護法案の成立と住民基本台帳ネットワークシステムの実施との関係について、政府としての考えを御説明させていただきます。  平成十一年の改正住民基本台帳法案の国会審議の過程において、十分な個人情報保護措置が講じられているものの、なおプライバシー保護に対する漠...全文を見る
○福田国務大臣 昨日の記者会見で、この防衛庁の事件がどういう内容のものか、まだ私もよく承知していない段階でもって記者から聞かれまして、そして、とっさのやりとりだったということで、その辺深く考えていなかったということは、これはもう率直に認めます。  その上で、私も、防衛庁のことは...全文を見る
○福田国務大臣 今いろいろと御説明を伺いました。また、小渕総理の発言もございます。政府において、小渕総理の答弁は、そのときの政府ですね、みずから情報の保護を制定することはできない、しかし、その成立に向けて努力する、そういう意味で述べられたものというように考えます。  しかし、一...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど来御説明しているとおりであります。ですから、今審議をしていただいておるこの法案について、極力早期成立に向けて御協力をいただきたいということを再三お願い申し上げている次第でございます。
○福田国務大臣 ただいまのいわゆる政治論、これは先ほど申し上げたとおりでございます。それ以上ございません。  ただ、住基ネットの方は、これはもう法律で決まっているんですよ。法律で決まって日にちが決定されているわけでございますから、その中において、今提案申し上げている個人情報に関...全文を見る
○福田国務大臣 まず前提として申し上げるのは、小渕総理が答弁されたその中身で、その認識をされたということです。しかし、諸般の事情で、小渕総理の発言というもの、これは政治的に重く受けとめなければいけない、こういうふうに前から申し上げているわけですね。そういうことでもって、この法案を...全文を見る
○福田国務大臣 住基ネットワークの方は、日にちは決まっているわけですね。それは法律によって決まっているわけでございますから、これはやはりそれを優先して考えるべきだろうと思います。ですから、それを前提にして、あと個人情報のこの法案についても審議をしていただきたい。そして、早く成立を...全文を見る
○福田国務大臣 政府が個人情報法案の成立をお願いしているところなんですね、今。委員の話を伺っていると、この法案がもう通らないから延ばせ、こういうふうな話に聞こえますけれども、通らないことを前提にこの住基法の施行をおくらせよ、そういう法案を出せというのは、これはちょっとむちゃな話じ...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○福田国務大臣 これは、今回は中国で起こりました。数年前にはペルーで起こりました。ペルーで起こったときには、大公使館の警備ということについて見直しをするということになりまして、これはひとえに、接受国の政治情勢、治安情勢等々いろいろな、そういう国によって事情が違うということがあるわ...全文を見る
○福田国務大臣 基本的には、この法案で、理念として、憲法の保障する国民の自由と権利の尊重について明記してございます。  この基本理念は、国及び国民の安全を保つという高度の公共の福祉のため、また、必要最小限の範囲において人権を制約し得るとするにとどまっておりまして、「国民の権利に...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど、この法制の基本理念というのを申し上げました。憲法のことも申し上げました。そして、憲法の範囲内で行われる、こういうことなんですね。  今御指摘あったことについては、これはもう個別に法制整備をする、そういう中で具体的に規定をしていくということになりますけれど...全文を見る
○福田国務大臣 それはそうではないんじゃないでしょうか。今申し上げているとおり、そういう法整備をこれからしていくわけですよ、国民との関連に関するような問題については。そのときに、今申し上げたような基本理念にのっとって憲法の範囲内で法整備を行っていくということを申し上げているわけで...全文を見る
○福田国務大臣 この法律が成立しまして、そうしたらどうなるのか、国民の保護とかそういうことについてどういうように進めていくのかということなんだろうと思いますけれども、それはまさにこれからの法整備の中で、法整備でもってその考え方を示すということになるわけでございまして、それまではそ...全文を見る
○福田国務大臣 これから法整備をする。例えば、法案の二十二条に、警報の発令とか避難の指示、被災者の救助、消防等に関する措置、施設及び設備の応急の復旧に関する措置、いろいろ書いてございます。そういうことをこれからやるわけでしょう。ですから、それはそれで、そういうことを対象にしてやる...全文を見る
○福田国務大臣 それは、なかなか難しい質問をされているんですよ。難しいということは、それは、項目ごとに、類型化、類型化とおっしゃるけれども、一つ一つ、権利の制限とか、そういうことの程度とか範囲とかいろいろな状況があると思うんですね。それを一緒くたに類型化というのは難しいということ...全文を見る
○福田国務大臣 それを、全体に対して、先ほど申し上げたような基本理念、憲法上の根拠等によりまして、その今おっしゃった権利の程度とかそういったようなことについては、今申し上げたその基本理念を中心に考えていくしかないわけです。その基本理念から逸脱することは許されない。  そういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 具体的に当事者に事前の告知をする、また弁明、防御の機会を与えるか否かというのは、行政処分により制限を受ける権利の利益、内容、それから性質、制限の程度、行政処分によって達成しようとする公益の内容、程度、緊急性などを総合的に比較して決定されるべきものであります。  ...全文を見る
○福田国務大臣 今防衛庁長官から、そういう場合における占拠が武力攻撃に当たるかどうかということであれば、それは防衛庁長官の答弁のとおりであります。
○福田国務大臣 これは想像の話ですからね、まず。想像の話でございますから……(発言する者あり)いや、もちろんそうですよ。だけれども、そういうことが起こるか起こらないかわからない想像の世界の話でありますので、ですから、具体的に相手の国を思い浮かべということであるかどうか。  これ...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるような事態が一体いつ起こるのかということもあるでしょう。それは、きょうあした起こるということを想定しているわけではないでしょう。十年、二十年先なのかもしれない。ですから、そういう仮定の話をされても具体的にお答えするのは難しい。いろいろな条件を考えて...全文を見る
○福田国務大臣 ある事態が武力攻撃事態に該当するか否か、あるいは自衛権を発動し得るか否かということは、個別具体的な状況を踏まえて判断すべきものでありまして、今のような仮定の問題について断定的に申し上げるのは、これは適当ではないと思います。  したがいまして、一般論として申し上げ...全文を見る
○福田国務大臣 その規模にもよるわけでありますけれども、例えばサイバーテロとかいろいろなインフラを攻撃されるとかいうようなテロですね。これは、現状では現行法で対応するということしかないわけですね。現行法で対応します、そういうこと。そしてまた、それが委員のおっしゃるような場合には、...全文を見る
○福田国務大臣 サイバーテロのようなものについては、これは極めて可能性の高い部分であるということは、我が国においてもそういう懸念を持っておりまして、それに対応する方策はいろいろと政府内でも検討いたしておるところでございます。  先ほど申しましたように、この法案に規定されない緊急...全文を見る
○福田国務大臣 今、他の委員会でまさにその議論をしているところでございますけれども、官のそのような問題が生じたというときには、それなりの行政処分があるというように承知しております。
○福田国務大臣 個人情報法の分野、法案でもございますけれども、しかし同時に、国家公務員の場合には、公務員法の違反という問題があるんですね。ですから、そこでもって罰則規定もはっきりと規定をされております。
○福田国務大臣 条文はちょっと覚えていないんですけれども、守秘義務違反ということになりますと、これは罰則が適用されるということになっております。
○福田国務大臣 今回の事案について、私も全体を承知しているわけではございません。ですから、今回の件が、今私申しましたような国家公務員法上の守秘義務違反になるかどうか、これもわかりません、実は。ただ、国家公務員法にはそういう規定もあるということを申し上げたわけであります。  それ...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ御指摘ございましたけれども、国の安全と繁栄を維持して、国民の生命財産を守るということは、政府の最も緊要なことであり、政府の重大な責務であると考えております。  我が国は、従来から、日本国憲法のもとでもって、専守防衛に徹しまして、他国に脅威を与えるような軍...全文を見る
○福田国務大臣 我が国の領域以外の地域で活動する自衛隊の部隊などに対する攻撃、これが我が国に対する武力攻撃となり得るかについては、法律論としては、当該攻撃は、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使と認定されるかどうかという問題であります。  しかしながら、周辺事態法とか、また...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま私申し上げましたとおりなんでありますけれども、周辺事態法とかテロ特措法とか、そういう場合には、そういう戦闘行為が行われるということを想定していないわけでございますが、しかし、万一、万が一ということがあった場合に、法律論として、当該攻撃が我が国に対する組織的...全文を見る
○福田国務大臣 これは、我が国の法律に基づいて行うわけでございますので、周辺事態法にしてもテロ特措法にしましても、我が国の法律に基づいて行動をとるわけでありますから、我が国の政府の判断ということで、法律に基づいて行うわけであります。
○福田国務大臣 外国とか公海とかいうことになりますと、これは安保条約との関係で、あくまでもこの第五条では、「日本国の施政の下にある領域における、」こういう規定がございますので、そこで決まってくるわけでございます。
○福田国務大臣 そもそも周辺事態法においてもそういう事態というものは想定していないのでありますけれども、しかし、もしそういうふうなことがあった場合には、理屈の上からは、これはやはり日本は日本でということになるわけで、共同対処とかいう形にはならないものと考えております。
○福田国務大臣 艦船が攻撃を受けた、それが、艦船に対する攻撃ということが我が国に対する武力攻撃なのかどうか、こういう問題があるかと思うんです。私が申し上げたとすれば、我が国に対する武力攻撃というように認定されるかどうか、この問題でありまして、艦船だけということになれば、これは、そ...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどの答弁と同じなんですけれども、周辺事態法とかテロ対策特措法に基づく対応措置は、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められるとの要件を満たす地域において行われるということでございますね。さらに、...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの、自衛隊の部隊が攻撃を受けたということ、これはまあ理屈の話になるんだろうと思いますけれども、それはそういう場合もあり得るわけですね。だけれども、その場合も、今申しました周辺事態法とかテロ特措法とかいうようなこの法律のもとでは、これは一時、その攻撃を回避す...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどの艦船の公海上の問題については、これは法理論的にはあり得る。しかし、例えばわかりやすいので言えば、PKO部隊が……(筒井委員「PKOも聞いていないです」と呼ぶ)
○福田国務大臣 PKO部隊において国際平和協力業務をしているという場合には、いわゆるPKOの参加五原則というものが適用されるんですね。周辺事態とかテロ特措法に基づきましては、そもそもそういう事態も想定されないんじゃないかと私は考えます。
○福田国務大臣 部隊が他国領域に行くということは想定されないということは、そういう攻撃もないということでありますから、もちろん武力攻撃事態、そういう考え方もないわけであります。
○福田国務大臣 もう一回申し上げます。  この法律に基づいて活動する自衛隊の部隊等に対して武力攻撃が行われることは想定していないから、政府としては武力攻撃事態対処法案を適用することも想定していないということであります。
○福田国務大臣 想定はされない事態ではあるけれども、もしそういうことが想定されるならば、それは法理論としてはあり得るということでありまして、ですから、そういう意味においては、私が最後に申し上げましたように、想定されないから、こういう武力攻撃事態も、これも適用する必要もないというか...全文を見る
○福田国務大臣 内乱とか避難民ですか、大量の避難民とか、そういったような事態が発生するといったときに、状況によって武力攻撃事態ということは、可能性はあるわけですね。しかし、状況次第でございまして、周辺事態との関係ですか、周辺事態との関係においては、武力攻撃事態と併存するか否かとい...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも周辺事態法では、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められるという要件を満たす地域において行われるということでございまして、今のようなことが、法理論的、理論的にはあるかもしれませんけれども、...全文を見る
○福田国務大臣 それは、自衛のための武力行使というこの三原則、それにかなうかどうか、この問題になるわけであります。
○福田国務大臣 現実にあるかどうかということになりますと、極めて考えにくい状態でございますので、ですから、理屈の話としてはそういうことはあるのかもしれませんけれども、しかし、現実論としてはそういうことはないというように考えているわけです。
○福田国務大臣 周辺事態法では、これはもう本当にそういう状況というものがないような仕組みになっているんですね。先ほど申し上げましたように、そういう可能性がないように、排除されるように行動するということになっているわけでありますから、そこでもって今おっしゃるようなことを想定する必要...全文を見る
○福田国務大臣 理屈で言えば、それぞれの法律に基づいて行動するということになると思います。その先は、状況で、その法律に基づいて判断するということになると思います。
○福田国務大臣 周辺事態法では、武力攻撃を受けるようなところには行かないということになっているわけですね。ですから、それは、一方、別に武力攻撃を受けたというのとは切り離して考えることはできるんではないでしょうか。
○福田国務大臣 ただいま法制局長官から答弁申し上げましたけれども、憲法第九十二条、地方自治の本旨の規定がございます。国から独立した地方公共団体が、その住民の意思に基づいて、みずからの判断と責任のもとに地域の実情に即した行政を展開していくということでございます。  武力攻撃事態の...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきまして、地方公共団体が住民の生命、身体及び財産を保護する使命を有しているということにかんがみまして、国と地方公共団体がそれぞれの役割に応じた責務を果たすということは当然のことでございます。  また、今回の法案は、我が国の平和と独立並びに国及び国...全文を見る
06月05日第154回国会 参議院 本会議 第31号
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○国務大臣(福田康夫君) 峰崎議員にお答えします。  公務員給与の引下げについてお尋ねがございました。  国家公務員の給与水準については、専門・中立機関である人事院が勧告を行った後、これを受けて政府として給与関係閣僚会議を開催し、給与改定の取扱方針を決定することとしているとこ...全文を見る
06月06日第154回国会 衆議院 本会議 第40号
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○国務大臣(福田康夫君) 山田議員にお答えします。  公団等特殊法人の失敗と天下りについてのお尋ねがございました。  特殊法人については、かねてより、経営責任の不明確性、事業運営の非効率性、不透明性、組織、業務の自己増殖性、経営の自律性の欠如等の問題が指摘されていたことから、...全文を見る
06月06日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第20号
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○国務大臣(福田康夫君) 私が五月の三十一日の記者会見で記者の方から聞かれたわけです。憲法とそれから核の関係ですね。そこで私が答えたことが、これが政府として非核三原則を見直す可能性を示したものと、こういうふうに受け止められてしまったわけであります。これは全く私の真意とするものでは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、それは記者懇の中の話でございまして、私も多少気楽なこともあった、気楽な雰囲気の中で記者の方々とはざっくばらんな話をするというような中で、私も正確にどういうふうに言ったかというのは覚えておりませんが、私が非核三原則を変更するとか、そういったようなこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 部分部分を取り上げてそのことで判断すりゃそういうことも言えるかもしれませんよ。しかし、非核三原則があって、そんなのは当たり前なことで、こんなの、核政策を変えられるような状況にないじゃないですか。また、そういうような議論も国民の中にないでしょう、今、ですよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いや、我が国は核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずと、こういう非核三原則を堅持していることは、これはもう歴代の内閣も何回も何回も説明して明確に表明しているわけですね。政府としても今後ともこういうことを堅持していくという立場には変わりはないんですよ。そうで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 若い記者さんですからね、ですから非核三原則がどういうものかということを正確に理解されているか、日本がそういう政策を持っているということを正確に理解しておられたのかどうか分かりません、その辺はね。ですから、私が反省するところは、そういう若い方々には本当にか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 実は私は安倍副長官の発言というものは知らなかったんです。発言して、週刊誌に載っかっているということは知っていましたけれども、しかし内容を見ておりません。ですから、どういうことでどういう発言をされているか、これは知らないという状況の中で記者から質問を受けた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 法理論と申しましたのは、これは憲法のことであります。とっさの質問でありましたから、私も言葉を選んでいる余裕がなかったんでありますけれども、これは憲法のことで、今までの政府見解というものがございますので、それを覚えていたので、それを申し上げたということであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 核兵器というのは、核兵器でございます。
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる核による放射能により大量殺傷を可能とするようなそういう兵器、これは私の常識の範囲の中におけるお答えでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 言葉の問題ですか。であれば……
○国務大臣(福田康夫君) 憲法上、核兵器を保有することは憲法の禁ずるところではないという解釈を政府は取ってきている、政府見解ですね、それを申し上げたわけです。
○国務大臣(福田康夫君) これは、先週末の記者会見及びその懇談において記者団の質問に答えまして申し上げたことがいろいろ誤解を招いたり、また私の真意でない報道がなされたというようなことになってしまったわけでございまして、私といたしましても大変残念に、また遺憾に思っておるところでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房の各部署におきまして調査をしました。その結果、御指摘のようなリストは作成をしていないと、こういう報告を受けております。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、防衛庁が作ったような資料は必要ないのではないかと。この情報公開法に基づく請求者の身元を調べるということについて、特別な必要が生ずるというようなことがあるならば、ということもあるかもしれませんけれども、私は、今現在、そのような必要もないのではないかと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、今のこの個人情報ファイル、このことについては、その目的上必要とされるものがあるかどうか、そこからスタートしなきゃいかぬわけですね。その必要がないのにみだりにそういう情報を集めるということは、これはこの法律、現行法律においてもこれは違法であるというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのセクションというか、仕事を進める上において業務上に必要かどうかという判断というのは当然あり得るだろうと思います。その職務を遂行するという上でもって情報収集ということはあり得るわけですね、これは。ですから、そういうものは認めないということになれば職務が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、それはもうあくまでも職務遂行上、業務遂行上に必要かどうかという、そういうことですけれども、しかし、この情報公開法に基づく情報公開請求者、このことについて本当に必要が発生するかどうかですね、必要性がね、という問題ではないのかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 正にそれは、これは今回の事件ということでなくて申し上げれば、一般論として申し上げれば、職務上知り得た知識を外部に漏らすとかいうことは、これは国家公務員法の守秘義務違反ということに該当するんじゃないかと、こう思います。ですから、その法律に従って裁かれるとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 電話の中身はもう個人的なことですからこれは申し上げるわけにいきませんけれども、核の問題につきまして参考になる資料があるから送るよと、こういうことで連絡がございました。その中身は私まだ拝見しておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 報道と申しますと……
○国務大臣(福田康夫君) 個人的な会話の中身ですから、これはまあひとつ御勘弁を願いたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私の選挙区の市でも非核宣言をいたしております。これはもう日本国じゅう、非核というそのことについては同じ思いを持っているものと思います。  我が国は核兵器を持たず、作らず、持ち込ませずと、こういう非核三原則を堅持するということにつきましては、これはもう歴...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も、全部ではありませんけれども、一部読んだことございます。しかし、この著書の内容についてコメントするというのは、これはひとつ差し控えさせていただきたいと思っております。
06月06日第154回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいまお尋ねの安倍官房副長官の講義のことでございますけれども、これは早稲田大学で、授業の場において質問に答える形で非核三原則を堅持すると述べた上で従来の政府解釈を紹介したと、こういうふうに聞いております。  大学の授業における副長官の発言を、一部週刊...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 五月三十一日の私の記者会見におきまして、ICBMにつきましては自衛のための必要最小限度を超えるものであり、これを保有することはできない旨の従来からの政府としての見解を述べております。  また、御指摘の原子力基本法によりまして我が国の原子力活動は平和目的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国が核兵器を持たず、作らず、持ち込まさせずという非核三原則、これは堅持をいたしていることはこれはもう自明のことでございますけれども、歴代内閣によりまして、これは累次にわたり明確に表明されてきております。政府といたしましても、今後ともこれを堅持していく...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど、非核三原則をこれを堅持するということを申しておりますが、今のその法律上のことでございますが、これは、原子力基本法によりまして我が国の原子力活動は平和目的に厳しく限定されていると、こういうことがございます。したがいまして、我が国が核兵器を保有するこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、外務大臣がインドに行くことについて、これがキャンセルになったと。これは日程上の調整ができなかったということでありますのでね、それとこれと混同しないようにしていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) それで、今回、私の発言が、国の安全保障の在り方については、それぞれの時代状況とか国際情勢等を踏まえた様々な国民的な議論があり得ることを述べたものでございまして、いかなる意味においても、政府としての今後の方向性を示したものでありません。そういうことを示唆し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 前段のところで申し上げますけれども、私の発言なんですけれども、これは、今までの我が国の政策、核に関する政策を、これを変えようとかいうようなことを申し上げたわけじゃないんです。ですから、そのところはひとつ御理解いただきたいと思います。私はあくまでも、国の安...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、私の発言と沖縄の核の問題とくっ付けて考えていただくのは、これ大変迷惑な話でございまして、私は、核政策を変更するとか、そういうことを全然言っていないんですよ。政府がそういうことを言っているというわけじゃないし、私自身も全くそういうことを考えていないん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 証言ということをおっしゃいましたけれども、歴代の総理また外務大臣が明確に述べているとおり、事前協議に関していかなる密約もございません。  事前協議につきましては、米側は、安保条約上の対日義務を誠実に履行すること、日本政府の意思に反して行動することはない...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私の発言の趣旨がどうも私の考えていないようなところで報道されているということで極めて残念でございまして、私は、何度か申し上げておりますけれども、国の安全保障の在り方につきましてはそれぞれの時代状況、国際情勢などを踏まえた国民的な議論があり得ることを述べた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私もあのとき、記者会見で質問があったんですよ。とっさの質問でございましたので、正確な言葉を選ぶ、そういう何というんですか、余裕がなかったといえばそのとおりでございまして、その法理論というのは、要するに憲法のことを指してそのように申し述べたということでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国が自衛のための必要最小限度を超えない実力を保持するということは、憲法九条二項によって禁止はされていないし、したがって、そのような限度の範囲内にとどまるものである限り、核兵器であると通常兵器であるとを問わず、これを保有することは憲法の禁ずるところでは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 誠に私の真意でないところで報道が私は独り歩きをしているというように思っております。このようなことは極めて残念でございます。しかし、その結果、いろいろなことでお騒がせをしているということについては、これも誠に残念でございます。  極めて言葉を選ばなければ...全文を見る
06月10日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第14号
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○福田国務大臣 御指摘の私の発言でございますけれども、先々週末の記者会見でもって、これはその会見の後の懇談でございますけれども、ざっくばらんな意見交換の中でのものでございましたが、そしてまた正確に一字一句記憶しているわけではございませんけれども、国の安全保障のあり方にはそれぞれの...全文を見る
○福田国務大臣 私は、この憲法と非核三原則の関係について、これは記者会見で聞かれたものですから、それでとっさに、従来の政府見解を述べた。とっさのことですから、十分でなかったかもしれぬけれども、趣旨は間違っていなかったと思います。  憲法と非核三原則、これはちょっと違うんですね。...全文を見る
○福田国務大臣 過日の記者会見及び懇談でもって、記者会見では質問がたまたまあったから答えたということでありました。そのことと、それからその後の懇談の場における発言が両方一緒になりまして、報道されているような我が国の方針を変えることを示唆したみたいな表現になって世界に流されたという...全文を見る
○福田国務大臣 これは核の問題でございますけれども、我が国はそれは放棄しているということでありますが、要は、核の必要のない世界をつくるということではないでしょうか。そういう世界が実現すれば、こういう議論もないわけでございますので、まず、我が国としては、我が国のなし得る方策として、...全文を見る
○福田国務大臣 これは、記者懇談の中で出たわけでございまして、その前の記者会見で核のことを記者から聞かれたから、その延長線というようなことになったわけでございますけれども、そこで私が申し上げましたのは、いろいろな報道がございまして、どれが真実かというふうに言われるとちょっと困るの...全文を見る
○福田国務大臣 国民世論がそうなるというようなことを言ったんじゃなくて、国民が決めることだということは言ったような記憶はありますけれども、それ以上のことは申しておりません。  私は、この報道の第一報を見て本当にびっくりしまして、何で示唆だとかそんなことになるのかと思って、そうい...全文を見る
○福田国務大臣 こういう報道がされたという結果について、どれだけの責任を持つかということでありますけれども、私の真意はもう何十回となく説明をさせていただいております。その真意を理解していただくということで、このことについては、私は、こういう理解を皆様方にしていただき、そしてまた、...全文を見る
○福田国務大臣 私の頭の中には、それはございません。おっしゃっていることとは全く違うということだけ申し上げておきます。
○福田国務大臣 今の私にそういう答えをせよというのは、これは無理な話でございまして、そういう政策判断とか、そういったような具体的なことを今一切考えているわけではございません。  ですから、一体、将来というのはいつまでのことを言っているのかわかりませんけれども、いずれにしても、御...全文を見る
○福田国務大臣 私も、記者会見でとっさに聞かれたことで、用意もありませんでしたから、従来の政府見解を覚えている部分を申し上げた、こういうことでありますけれども。  政策判断かどうかということになれば、これは憲法に対するものと、これは、非核三原則は法律ではありません、そういう意味...全文を見る
○福田国務大臣 国是ということですか。国是の意味ですか。  要するに、これは国のあり方という意味ですよね。国のあり方ですから、いろいろなテーマによって、その国のあり方というのはいろいろな表現があるでしょう、程度もあるでしょう。今回のことについて言えば、唯一の被爆国としての経験を...全文を見る
○福田国務大臣 私のことで言えば、私の心の中には全くそういう考え方はないわけでございまして、あと、政策判断ということであるならば、この小泉内閣としての責任は小泉総理が一身に背負っていらっしゃる、こういうことでありまして、恐らく、総理は、恐らくというよりは、もう絶対に今の核に関する...全文を見る
○福田国務大臣 私は、サンデー毎日に出たその記事について、その記事は読んでおりますけれども、この詳細を承知の安倍副長官からお答えするのが妥当だと思っております。
○福田国務大臣 伊藤委員からそういう御質問が来るとは思っていなかったんです。何となれば、伊藤先生は、私がどういう政治行動をしているか御存じだと思います。私も、伊藤先生がどういうふうにされているかはわかっております。伊藤先生は平和を愛する国会議員だと思っております。私も全くそうでご...全文を見る
○福田国務大臣 先ほども答弁申し上げたとおりでございますけれども、そこなんですね。そこで、そういうことを私は、記者さんが、若い記者さん、私の年の半分ぐらいですよ、私の息子ぐらいな記者さんですよ。そういう方々がどのぐらいこういうことを理解していたのかなということについて、後から、私...全文を見る
○福田国務大臣 そのように何でもかんでもくっつけてお考えになるということは、そもそもこの日本の国是ともいうべきものを、これを御理解されていないんではないかというように思っております。
○福田国務大臣 日本は、戦後、日米安全保障条約というものを締結いたしまして、日本の安全保障について米国と協調してやっているということでございます。その安全保障体制があるからこそ、戦後これまで日本は安全保障を確実なものにしてこれたというように思っております。
○福田国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、我が国は、非核ということについていろいろな対応を今までし、また、国際社会において、核の威力を減ずるための発言もし、また行動もしてきたと思います。今後も当然そのようなことをしていかなければいけないと思いますけれども、あわせて、核が何の...全文を見る
○福田国務大臣 今回のことでもってこのような報道をされてしまったということについて、これは非常に残念に私自身は思っております。  しかし、この機会に、きょうもこのような委員会を開いてくださって、そしてこのことについて議論をするということで、今の政府が、また日本がどういう核政策を...全文を見る
○福田国務大臣 何度も繰り返し言いますとおり、私も、聞かれたから答えたということなんですよ。私から意図的に申し上げたことでない。  ただ、その後の発言が私の思っていることとは全く違うところで流れてしまったということは、これは私の意図せざることで、極めて残念に思っているところであ...全文を見る
○福田国務大臣 総理のおっしゃっているとおりでございます。
○福田国務大臣 私の会見とそれから懇談が一緒になって、私に都合の悪いような部分だけを取り上げますと、そういうふうなことになるんだろうと思います。  私の真意は、もちろん、何度も申し上げておるところでございますけれども、非核三原則を厳守する、堅持するということですね。これはもう歴...全文を見る
○福田国務大臣 それは、私どもは不変の原則だと思っておりますよ。その上で、そういうような不変が変化しては困るということも含めて、私どもは、いろいろと機会があれば、そういうことにならないようにという、そういう教育は若い人たちにはしているつもりでございます。
○福田国務大臣 この間の報道された部分は、これはもう極めて短い時間のやりとりだったわけであります。そしてまた、その他のこともいろいろ話しているわけでございますので、そんな突き詰めた話でももちろんないし、また私は、そんな誤解を受けるような発言をした覚えは全くありません。  国の安...全文を見る
○福田国務大臣 日本の場合にはそういうことは当然入ると思います。
○福田国務大臣 そういうことですから、報道というのは極めて慎重にあらなければいけないと私は思います。報道の責任は私は問うつもりはありません。報道というものは、時としてひとり歩きすることもあるし、また間違った取材で間違った報道をすることも当然あるわけでございますから、そういうときは...全文を見る
○福田国務大臣 国の安全保障に関しまして、これまでもいろいろな意見がございました。そして議論もあったとおりでございますけれども、今後もさまざまな議論があるだろうと思います。  ただ、民主主義国家において、政治家が国民の声に謙虚に耳を傾ける、このことは極めて大事なことで、当然のこ...全文を見る
06月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第15号
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○福田国務大臣 国家公務員は、情報公開法及び個人情報保護法を含む法令に従いまして行政を遂行する義務を負っておるわけであります。このことは、国家公務員法の法令遵守義務に対する懲戒処分ということがございます。それによって担保されているところでございます。また、個人の秘密を漏らした場合...全文を見る
06月26日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○福田国務大臣 私が、今の、これまた記者会見ですけれども、やりとりをいたしましたのは五月二十八日でございますけれども、このときは、たしか朝刊でもって、この防衛庁のリスト漏えい問題というか、リスト問題というものは報じられたと思うのであります。ですから、その直後のことで、内容のことに...全文を見る
○福田国務大臣 大変御高説ありがとうございました。よくわかりました。  いずれにしても、おっしゃる御指摘のことは、私、そのとおりであるということを認めます。でありますので、しかし、先ほど願望と申しましたか、期待と申しますか、そういうようなことを込めて申し上げたので、私の立場でも...全文を見る
○福田国務大臣 まことにごもっともな御説でございます。
○福田国務大臣 この情報公開制度は、今までいろいろお話ございましたけれども、やはり、行政の透明性を確保するという意味においても適正に運営されていかなければいけないということであります。  そういうためにどういうところでこれを所管するかということでありますけれども、内閣府に置くの...全文を見る
○福田国務大臣 御意見は御意見として承りますけれども、例えば不服審査が時間がかかるとかいうようなことは、これはこれでもって早める努力はしなければいけないというように思っております。
06月28日第154回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○福田国務大臣 内閣として、憲法に書いてあることを遵守するということであります。
○福田国務大臣 今お話を伺っておりました。  業務上どうしても必要だということについてその情報をとるということについて、すべて個人にかかわることはだめということになるのかどうかということもあろうかと思います。  本件につきまして経済産業省で、今お話をしているように、調査を行い...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第12号
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○福田国務大臣 この松尾元室長の事件につきましては、御指摘のとおり、内閣官房の債権として把握している額は約四億五千万円でございます。これは、平成九年以降の総理外国訪問十九回分についてのものでございます。  そして、松尾元室長在任中の残る二十七回の総理外国訪問につきましても、これ...全文を見る
○福田国務大臣 内閣官房としてこれまで回収した額は、同人の所有するマンションの売却、それから同人名義の銀行預金など、合計三億四百九十八万円ということになっております。
○福田国務大臣 ただいま申し上げましたのは、これは収納額として三億四百九十八万円、こういうことになっております。
○福田国務大臣 内閣官房の債権として把握している債権額の回収につきましては、これまで可能なものはすべて回収を行いました。残りの債権も、引き続き回収に向けて努力をしてまいりたいと思っておるところでございます。
○福田国務大臣 これはそういう努力をして極力回収したい、こういうように考えておるところでございまして、その努力をするという以外にないわけでございます。
○福田国務大臣 総理の外国訪問に際しまして、在外公館を擁し、そして現地情報に精通した外務省との役割分担という、そういう考え方でもって必要な経費の支払いを行ってまいったわけでございます。  その際、松尾元室長が行った見積書作成等の行為は、これは外務省内部の組織的チェックを受けてい...全文を見る
○福田国務大臣 現職の国会議員があっせん収賄罪で逮捕される、こういう事態は政治に対する国民の信頼を損なうものでございまして、極めて遺憾に思っております。
○福田国務大臣 政治資金のあり方というものは、民主主義のコストをどのように国民に負担していただくかという観点から考えなければいけない問題と思っておりますが、公共事業受注企業からの献金などにつきましては、国民の疑惑を招くことがないように、法整備も含め、もう一段踏み込んだ仕組みを考え...全文を見る
07月03日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第17号
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○福田国務大臣 委員がいわゆる有事法制についての必要性というものを重要と考えていらっしゃるというお話でございまして、大変そのことについて私どもの考えていることを御理解いただいているというように考えて、ありがたく思っております。  ただいまの、二年以内、こういうことでございますけ...全文を見る
○福田国務大臣 実は、今から二週間ほど、三週間になりますか、全国知事会、知事の方々に全国からおいでいただきまして、そして、そこで説明会をいたしました。それまでも、各地方自治体に対する説明ということは緊要だということでございますので、このことにつきましては、この法制の準備をして、時...全文を見る
○福田国務大臣 これから二年を目標として、いろいろと御理解をいただくために説明もしてまいりますけれども、国民との関係における法制については、国民の十分な理解をいただかなければいけない。そのために多少の時間はいただきたいという考え方をしておるわけであります。  仮に、この法制が未...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護に関する法制につきましては、いろいろな可能性というものは考えておるところでありますけれども、それを具体的にお示しする、そういう段階には今ございません。並行作業しなければいけないと思っておりますけれども、それも国民の御意見を聞きながらということもございます...全文を見る
○福田国務大臣 国民の権利、そういうことにつきましては、これはこの法制に定めております。大きな枠組みにおいては、ちょっとその具体的な場所が出てこないのでありますけれども、そういう定めはしっかりいたしておると考えておりますので、そういう大きな枠組みのもとでこの法整備も行われていく、...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの御指摘の二十二条各号に定めておりますそれぞれの措置につきましては、いずれも国全体としての危機管理体制の整備を図る上で極めて重要なものでございます。法案が成立した後に、これらの措置をどの省庁の所管とするかを含めまして、関係省庁と協議を進め、国民的議論の動向...全文を見る
○福田国務大臣 そのことは今検討作業をしておりますけれども、しかし、正式にどこの官庁が所管するかといったようなことにつきましては、これは、この法案が通って直ちに決定し、そして本格的な作業に入る、こういう段取りで考えておるところです。
○福田国務大臣 やらなければいけないと思っております。
○福田国務大臣 ただいま、子どもの権利条約三十八条のことに関してお尋ねがございましたけれども、当然のことながら、国民の保護のための法制の整備に当たりまして、このようなただいまの子どもの権利条約の規定を十分に踏まえて取り組んでまいるという考え方であります。
○福田国務大臣 国民の保護についてはさまざまな状況が想定されるのでございまして、具体的な方法について、これは関係機関の意見を踏まえながら、例えば今のお話のような子供とかそれからハンディキャップを持つような住民なども含めまして、住民の安全の確保のために万全を尽くす、そういう措置を講...全文を見る
○福田国務大臣 これも、先ほどの子供またはハンディキャップのある人という、その状況により対応の仕方というのは違うのかもしれませんけれども、いずれにしても、国民の権利というものは、これは十分に確保されなければいけないということであります。
○福田国務大臣 この武力攻撃事態におきましては、これはもう何度も繰り返すことでありますけれども、国、地方公共団体及び指定公共機関が対処措置を実施する際に、国及び国民の安全の確保のために国民の方々にも御協力いただくということを期待しておりまして、これは八条に国民の協力について規定を...全文を見る
○福田国務大臣 これは、指定公共機関というふうに、先ほど……(肥田委員「いえいえ、国民の協力」と呼ぶ)そうじゃないですね。一般的に国民の協力ということですね。  それは、例えば防衛庁に所属しているということになれば、ただいまの防衛庁長官の答弁ということになりますけれども、一般的...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの、十八歳未満の人を対象に国民の協力を求めるという、そういうことであるならば、その対象には入らないというように考えております。
○福田国務大臣 住民の避難なども、これは一つの典型でございますけれども、こういう事態における国民の生命、身体、財産の保護のためのいろいろな措置がございますけれども、今後、国民の保護のための法制において、そういう指揮命令系統についても具体的に定めていくということになります。避難の指...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま現在、シェルターを設けるかどうかということを想定はいたしておりませんけれども、しかし、これはやはり、例えば国際情勢とか、また、いろいろな兵器が開発されるのかわかりませんけれども、その必要があるというような状況が生じたときにはそういうことも考えるかもしれない...全文を見る
○福田国務大臣 この法案の十五条一項に、内閣総理大臣の指示とは、国の対策本部長の総合調整に基づく所要の対処措置が実施されないときは、対策本部長の求めに応じ、別に法律に定めるところにより行われるという規定がございます。この対処措置は、法案の第二条六号において、法律の規定に基づいて実...全文を見る
○福田国務大臣 代執行の命令系統ということでありますけれども、それは本部長がするということ、そしてまた対策本部長が内閣総理大臣に指示をする、これは同一人物でおかしいんですけれども、法的には、形式的にはそういうことなんでありますけれども、内閣総理大臣が指示をする、直接指揮をとる、こ...全文を見る
○福田国務大臣 それは、結局、国の機関としてやるわけでございますから、ですから、国の機関として行うということになるわけであります。
○福田国務大臣 それは状況いかんでございまして、総理大臣がみずから行うこともあるし、また、担当大臣が行うこともあるということであります。
○福田国務大臣 指定公共機関というのは、これは国とは別の組織でございまして、国が行うという、そういう組織体でないということでございます。ですから、代執行という形にはならないと思います。それは、その組織が考えることであるということであります。  いろいろな協力について何をするかと...全文を見る
○福田国務大臣 指定公共機関の場合に、例えば放送局を想定した場合に、嫌だというふうに言われて代執行をやろうと思っても、実際にそれを動かすような、そういうことはできないだろうと思うんですね、いろいろな技術的な問題もあろうかと思いますし。ですから、事実上そういうことはできないというこ...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態への対処におきまして、国、地方公共団体などが国民の協力を得ながら相互に連携協力し、万全の措置を講ずる必要があるわけでございます。そのために、この基本方針は、武力攻撃事態への対処に当たりましての国としての基本的な方針を明らかにするものであります。対策本部...全文を見る
○福田国務大臣 この対処基本方針は、基本理念として、「日本国憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず、これに制限が加えられる場合は、その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであり、かつ、公正かつ適正な手続の下に行われなければならない。」というふうに明記し...全文を見る
○福田国務大臣 私がただいま答弁しましたとおりです。基本理念というものを申し上げたわけでございますね。  それは、「憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならず、これに制限が加えられる場合は、その制限は武力攻撃事態に対処するため必要最小限のものであり、かつ、公正かつ適...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針は、対策本部長が国、地方公共団体等の対処措置を総合調整するとともに、内閣総理大臣が行政各部を指揮監督するための根拠となるものであります。  そういうような観点から、この法案では、対処基本方針に必要的記載事項として、まず武力攻撃事態の認定、次に武力攻撃...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針についての国会の承認の求めに対しまして不承認の議決がある、こういうときは、法案第九条十項の規定に基づいて、この議決に係る対処措置は速やかに終了しなければいけないということになっております。この国会の承認は、対処基本方針について、これを全体として承認する...全文を見る
○福田国務大臣 その「速やかに、終了」ということであるならば、それはできると思います。それは、その必要性に応じてということかもしれませんけれども、そういうことになるんだと思います。それは、安全保障会議を開いて、そこで方針を決め、閣議で承認を得る、そういう手続を経てやるわけでござい...全文を見る
○福田国務大臣 わかりました。  国会がこの基本方針のすべてを否決する、もう全部だめだというのであれば、これはもうそこで廃止しなければいけないわけですね。しかし、国会の判断が、その一部はだめだけれども残りはいいという判断をされた場合には、ただいま申し上げたような、これを変更した...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおり、これはもう大原則、国会で承認を得られなければこれは廃止するしかないわけですね。  ただ、これはその先の話でございますけれども、もし国会でもって、この部分を修正すればよろしいということであれば、それはそういうこともあり得るということでありま...全文を見る
○福田国務大臣 この法案は、対処基本方針について閣議の決定があったときは、内閣総理大臣が直ちに当該対処基本方針について国会の承認を求めなければならず、また、自衛隊の防衛出動については、特に緊急の必要があり事前に国会の承認を得るいとまがない場合であっても、内閣総理大臣が防衛出動を命...全文を見る
○福田国務大臣 法案におきましては、対処基本方針の必要的記載事項とされております自衛隊の防衛出動を含めまして、対処措置を実施する必要がなくなったと認めるときは、対処基本方針を廃止する閣議決定を行う旨を定めてございます。武力攻撃事態が終了し、一連の対処措置の必要がなくなれば、対処基...全文を見る
○福田国務大臣 それは、日本の政治制度において国会の意思というのは、これはもう極めて重大なことであり、これを尊重しなければいけないことも当然でございます。
○福田国務大臣 武力攻撃事態に至ったときであるかとかそうでないということを問わず、自衛官を退職して現に自衛官の職務を行っていない者を防衛庁長官に任命したとしても、一般に憲法六十六条第二項に違反するものではないということになっております。  しかし、枢要な職にある現職の自衛官を退...全文を見る
○福田国務大臣 副大臣、防衛庁の場合には副長官でありますけれども、国家行政組織法十六条三項には、副大臣、副長官というのは、「大臣の命を受け、政策及び企画をつかさどり、政務を処理」する、こういうことにされております。  したがいまして、内閣は副大臣及び防衛庁副長官に、それぞれの省...全文を見る
○福田国務大臣 これは、法律的にはやってはいけないということはありません。しかし、これは、先ほど申しましたような政治主導といったような、そういうふうな観点でこういう制度が設けられた、そういう趣旨から考えて、実際上にはないと考えております。
○福田国務大臣 この法案二条三号に基づきまして、政令で定められた場合には指定行政機関というように防衛庁もなるわけであります。したがいまして、防衛庁長官は、法案に定める指定行政機関の長、こういうことになります。     〔委員長退席、米田委員長代理着席〕
○福田国務大臣 防衛庁長官は、文民たる国務大臣をもって充てられまして、内閣総理大臣の指揮監督を受けて自衛隊の隊務を統率しております。  その権限は、現行制度においても、一定の範囲内で、自衛官を含む同庁職員に適切に委任されているところでございまして、防衛庁長官が指定行政機関の長と...全文を見る
○福田国務大臣 防衛庁長官は、文民たる国務大臣をもって充てられまして、内閣総理大臣の指揮監督を受ける、今申し上げたとおりでございます。そういうことによって自衛隊の隊務を統括しております。そういう制度でございまして、この制度下においては、一定の範囲内で、自衛官を含む同庁職員に適切に...全文を見る
○福田国務大臣 防衛庁の副長官でございますけれども、副長官は、防衛庁長官の命を受けまして、政策及び企画をつかさどり、そして政務を処理するということになっております。仮にこれに自衛官がなる場合についても、同様に文民統制上の問題を生じるものではない、このように考えております。
○福田国務大臣 事態の状況に応じまして、人命尊重などの観点から、本当に必要な場合においては、報道協定などについてお願いをする、こういうことはあり得るわけであります。仮に報道協定が必要と判断された場合でありましても、報道機関の自由意思を尊重するということには変わりはありません。
○福田国務大臣 実際に、いかなる機関を指定公共機関として政令で指定するかということは、今後の個別の事態対処法制に定める事項ごとに、当該機関の業務の公益性の度合い、武力攻撃事態への対処との関連性などを踏まえまして、総合的に判断をしていくということになります。  その際に、当該機関...全文を見る
○福田国務大臣 憲法九条のもとで許容されております自衛権の発動としての武力の行使につきましては、政府は従来から、自衛権発動は、三要件に該当する、そういう場合に限られているという解釈をしてきておりますけれども、一般に、お尋ねの経済的権益や在外邦人の保護のための武力の行使がこの要件を...全文を見る
○福田国務大臣 自由党が御提案の安全保障基本法案第七条第一項の場合というのは、国連総会などの決議や国連などの要請に基づいて行われます国際の平和及び安全の維持または回復を図るための活動等に我が国が協力する場合をいうものと考えるのでありますけれども、従来、国連のもとで行われております...全文を見る
07月10日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第13号
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○福田国務大臣 そもそもジェンダーフリーという言葉ですけれども、この言葉はくせ者でもあるんだろうというふうに思うのです。この理解の仕方、これは主張する方々により、またそれを使う人、いろいろな場合にその意味が違ってとられることもあり得るんだろうというふうに思っております。  先ほ...全文を見る
07月10日第154回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(福田康夫君) 小泉内閣の看板は構造改革でございます。そういうことでございますので、その方向性を見失うことなく、内閣として全力を挙げて、今、短期、中長期、そういうような将来的な課題に取り組んでいるということでございます。  今、道路公団の民営化とか住宅金融公庫の廃止な...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま竹中大臣が御説明をされたとおりでございますけれども、内閣機能を強化すると、こういうことを目指したあの中央省庁の再編、これは昨年の一月の初めでございますけれども、そのときから総理を議長とする経済財政諮問会議が内閣府に設置されたわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 地方分権改革推進会議の事務・事業の在り方に関する中間報告、ここの中にあることでございますけれども、国の地方への関与、規制が必要な理由としてナショナルミニマムの達成が挙げられていることが多いということにかんがみまして、国と地方の役割分担の適正化の観点から、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 難民やいわゆる亡命希望者への対応につきましては、瀋陽総領事館事件を受けまして、内閣官房におきまして関係省庁を集めた協議を行っております。早急に手を打つべきものから中長期的に検討を要するものまで、幅広い課題を整理しまして検討を進めております。  このうち...全文を見る
07月15日第154回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 報償費の中身のお話を言っておられるわけですか。
○国務大臣(福田康夫君) それはですね、これは所定の決まりに従いましてきちんとその書類上の処理もいたしておりまして、これは、そういうものについてはすべて保存をしております。
○国務大臣(福田康夫君) これは、出納管理簿でありますから、様式一ですね、ちょっと待ってくださいね、これについてはそういうものがどのぐらいあるかということでありますけれども、これは金額を申し上げるわけにはいかないけれども相当なものがございます。
○国務大臣(福田康夫君) これは報償費という性格からして、これはこの報償費の使途について、内政、外交に当たりまして、その政策目的若しくは調査費といったようなことで使用するものでございまして、その内容について明らかにできないと。それは、この報償費という性格上そういうことができないわ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理の外国訪問に係る経費ということでございますね。
○国務大臣(福田康夫君) それがどのようになっているか、これは経緯を申し上げなければいけないんで……
○国務大臣(福田康夫君) これは明確にいたしております。  それは経緯を申し上げないとお分かりにならないと思いますので申し上げますと、平成十二年度の当初から、総理の外国訪問に当たっての総理大臣及び官房副長官の宿泊費については施設借り上げ費として庁費により支弁し、平成十二年八月か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 債権、合計が四億五千二百四十九万円ございまして、そして、そのうち回収したものが、例えばマンションの売却とか、それから銀行預金の差押えとかゴルフ会員権とか、そういうものを合わせまして三億四百九十八万円、この金額をこれまで回収をいたしたわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほども申し上げたんですけれども、平成十四年度からは内閣官房と外務省との間における事務分担、経費負担、分担の明確化を図ると、こういうことをしておりまして、総理の外国訪問に必要な経費のうち、内閣官房の職員の宿泊費等に要する経費以外は外務省で予算措置を講ずる...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アジア女性基金への閣僚等の寄附につきましては、去る七月二日の閣僚懇談会におきまして私から閣僚のメンバーに対しまして、現在国庫に寄附しております給与の七月分を基金に寄附することについて発言をし、御了解をいただきました。  これは、政府として必要な協力を行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 全閣僚、総理も含めまして全閣僚、そしてまた内閣官房副長官が寄附をいたしました。  ただし、国務大臣の中で一人、これは、参議院の比例代表の扇国土交通大臣は、これは公職選挙法の関係がございまして寄附ができないということでございますので、これ以外の方、今申し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろなケースがございまして、喜んでくだすっている方もいらっしゃいます。そして、そういう中で、名前が出ては困るというような方もいらっしゃいます。私は、多くの方に喜んでいただいているのではないかと思います、実際はね。あと、拒否されていらっしゃる方もおられ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 個々に当たらなければ分からないことかもしれませんけれども、いろいろな事情があると思います。その中でもって、日本政府が正式な謝罪として出すべきであると、こういうような考え方をされていらっしゃる方が受取を拒否しているという話も伺っております。
○国務大臣(福田康夫君) そういうような御意見があることは承知しております。  法的に申し上げれば、このさきの大戦にかかわる賠償並びに財産及び請求権の問題につきましては、関連の条約等に従いまして、我が国として誠実に対応してきているところでございます。  他方、いわゆる従軍慰安...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題につきましては、過去にいろいろな方々が携わってこられたわけでございまして、そしてその結果、またその経過においても、ただいま私が申し上げましたようなそういうような説明をさせていただいてきておるわけでございまして、私もそのような考えに変わるものではご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御高見、確かに承りました。お考えもよく分かりますが、我が国としては、政府といたしましては、先ほど申し上げたとおりの対応をしてまいったわけでございまして、今後もその考え方というものは変わらないだろうというように思っております。
○国務大臣(福田康夫君) いや、今説明聞いたんですけれども、この従軍慰安婦問題については、私が必ずしも担当大臣じゃないということのようであります。総務省とか、それからほかの省庁、外務省、それでまた、私ども全く関係ないというわけではないかと思いますけれども、そういうようなことでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 時間の余裕をいただいたそうでございますから、ようく、ようく考えてみます。
07月16日第154回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○国務大臣(福田康夫君) お尋ねがございましたことはこの全体の取組のスピードの問題もあろうかと思いますけれども、まず、女性の就業を始めとするライフスタイルの選択に大きなかかわりを持ちます制度、慣行として、税制とか社会保障制度、また賃金制度等があるわけでございます。こういう制度、慣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今日、この委員会の後でその意見書を拝見と申しますか、いただくことになっております。その前に感想を述べちゃいけませんから、それはそれで後にさせていただきます。  いずれにしましても、この正社員とパートタイマーの均衡、これを考慮した適正な労働条件の確保とか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いいお返事になるかどうか、御期待に沿えるかどうか分かりませんが、アフガニスタンの女性支援につきましては、五月にこの懇談会でもって、アフガニスタンの女性支援に関する懇談会というものを立ち上げまして、報告書が提出されました。この中の三人の委員は、現地に赴いて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 花岡の受難聯誼会の文書、これ、拝見いたしました。  政府としては、今、田中アジア局長が答弁をしましたけれども、いわゆる中国人強制連行、強制労働問題について、当時、多数の方々が不幸な状況に陥った、そういうことは否定はできないと考えております。戦争という異...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる花岡事件に関する訴訟については、平成十二年に東京高等裁判所の勧告に従って和解が成立したというように承知しております。  この訴訟は、基本的には中国側の関係者と当時の関係企業との間の民事訴訟でございます。政府としてその内容についてコメントするのは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 後で。
○国務大臣(福田康夫君) 今はサンフランシスコ平和条約とか、そういったようなことで法的な面のお話をされました。委員のおっしゃることは、非人道的ということは、要するに、非人間的な行為とかいったような、そういう観点からの質問でもあったのではないかと、こういうふうに思います。  そう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと事実関係であります。  確かに、このフィリピンの方から手紙をちょうだいしました。それを受けまして、これはアジア女性基金とも相談した上で外務省の在フィリピン大使館の関係者、これは女性だったようでございますが、この基金との相談の結果を基にしてフィリ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理が靖国神社を訪問された、そしてそれが、そのことについて、どういうお気持ちで行かれたかというようなことについて委員から御質問があったわけでありまして、御指摘の総理の答弁というのは、国のために尊い犠牲となった方々に対する追悼の対象として長きにわたって多く...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねは戦争中ですか、戦争中のことを言っていらっしゃるわけですか。戦争中に靖国神社が軍国主義の象徴として使われたのかどうかということでございますか。
○国務大臣(福田康夫君) 政府としてそのようなことを認めたという、そういう見解を表明したことはございません。
○国務大臣(福田康夫君) これはもう個人的なことでありますけれども、靖国神社を利用したと、その利用というのはどういう意味での利用かということがあろうかと思います。  戦争に駆り立てるために利用したのかとか、しかし戦争で亡くなった方はあそこにお祭りするんだというようなことで、そう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと待って。今見ていますから。
○国務大臣(福田康夫君) あります。長いものですから。  これは、利用するというふうに明確に書いてあるわけではございませんね。
○国務大臣(福田康夫君) 分かりました。「たとえ戦前の一時期にせよ、軍国主義の立場から利用されていたことは事実である」と確かに書いてございます。  その上で申し上げます。  確かに、そういう利用の仕方ですね、ですからね。ですから、一般的に利用というふうにお聞きになったから、私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理が参拝をされた総理のお気持ち、お考えは、明治維新以来の我が国の歴史において、心ならずも家族を残し、国のために命をささげられた方々全体に対して、衷心から追悼を行うと、こういう総理個人の真情であります。でありますので、そのだれだれをという特定をするもので...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 合祀とか、それからその他の理由によって亡くなられた方の合祀をするかしないかというようなことについては、これは今、靖国神社は民間の宗教法人であるということであります。どういうような考え方でお祭りをされるかということについては、政府として、民間宗教法人のおや...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来政府側答弁ございましたけれども、そういうことなんです、要するに。政府も、旧陸海軍の軍人軍属の身上記録、こういうものを保有して、整備して持っているわけでございまして、これに関して団体等から調査依頼があれば、これに応ずることが遺族援護の見地から適当と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 靖国神社がだれを合祀するとか、また靖国神社とそれから祭られている方との関係、これは靖国神社において判断するものでございます。  靖国神社は宗教法人でございまして、そういうような宗教上のことでございますので、政府としてお答えする立場にはないということであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申し上げたとおりではございますけれども、政府が、また政府とそれから都道府県もそうですけれども、旧陸海軍の軍人軍属の身上記録等を保有している、そしてまた整備しているということでございまして、これは、こういう関係する団体等から調査依頼がある、そういうと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) もう何度も御説明しているとおりでございますけれども、政府また都道府県では、遺族援護の見地から適当と認められる場合にいろいろな団体に回答していると、そういうことでございます。  靖国神社のこととの関係で申し上げれば、靖国神社はあくまでも民間の宗教法人であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 合祀について本人の了解を得ているかどうかということでございますか。そのことについては先ほど私からも答弁いたしましたけれども、これは靖国神社の……
○国務大臣(福田康夫君) 宗教法人等に対しまして個人に関する情報を提供していた、当時ですね、当時、例えば戸籍についても、現在と異なりまして原則として何ぴとでも戸籍謄本等を請求することができたという、そういう当時でございます。そういうような当時の国の行為が直ちにプライバシーの侵害に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今は個人情報について、またプライバシーについて非常に、まあこれは当然といえば当然かもしれぬけれども、厳しい見方をするようなときになりまして、国民の関心も非常に高まっておるということであります。  しかし、当時は、当時は今とはやはり社会情勢が違ったんでは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど政府側答弁ございましたけれども、いろいろ検討する問題が多いのでございまして、このことにつきましては検討する範囲も広いものでございますので、そういう意味で時間も掛かることもございます。しかし、検討しないわけではありませんので、鋭意進めさせていただきた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これからやることについて、かなり明確なものをお示しできるということについて情報公開するということはあり得るかもしれませんけれども、この今申し上げたことについて情報公開できるかどうか、これはちょっと検討させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画社会とは、女性と男性が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合いつつ、性別にとらわれることなく、その個性と能力を十分に発揮することができる社会というように規定いたしております。  国連開発計画、UNDPにおいて発表しております人間開発に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) やはり日本における、我が国における女性の参画という観点から見た場合に、我が国は必ずしも満足すべき状態にあるということは言えないのではないかと、このように思っております。
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる団塊の世代が今後高齢期を迎えます。そして、我が国が本格的な高齢社会に移行するということを踏まえまして、高齢社会対策基本法に基づきます政府の高齢社会対策の基本的かつ総合的な指針といたしまして、昨年十二月に新しい高齢社会対策大綱を閣議決定いたしました...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりであります。
○国務大臣(福田康夫君) この問題は、もう過去幾度となく議論がされたと思います。戦後処理の問題に関しまして、あるいは個人と国家の関係について様々な御意見また考え方があるということであります。  これは、田中局長がただいま述べているとおりでありますけれども、我が国が、さきの大戦の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、政府はこの議論でもって何回か答弁申し上げているとおりの考え方でもってやっている。それは、私も申し上げましたとおり、決して生半可なものではないというように思っております。大変まじめに考えた結論というものをもって対応してきたというように考えております...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 戦前、戦後そして今という、こういう歴史の流れの中で、男女の考え方、これはもう随分変わってきていると思います。その時代時代でもっていろいろな考え方をして、そしてその結果がこの戦争中における慰安婦の問題というようなことにもつながったんだろうというふうに思いま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、実は村山内閣のときに慰安婦問題が起こりまして、そしてそのときに内閣官房の内閣外政審議室、ここでもってこの問題を扱いました。省庁再編の結果、この内閣外政審議室が、これがなくなりました。ほかの形になったのでありまして、そのときに、多分そのときだと思いま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) もちろんそうです。
○国務大臣(福田康夫君) 不都合かどうかというふうに言われますと、それは先ほど来ずっと説明を申し上げているとおり、いろいろな経緯があるわけですね。そういうような経緯を踏まえた上で考えていかなければいけないと思います。  また、これは対外的な問題であるということも、これもよくその...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 安全保障の問題とこの問題が全く関係ないとは申しませんけれども、今の予定しているものを削って、そしてこっちの方に回せというのはちょっと乱暴な理論ではなかろうかなというように思っております。  いずれにしても、いろんな考え方があるということはもう先ほど来申...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 構造改革が目指しますものは、総理が小泉構造改革五つの目標として明らかにしていますように、努力が報われ、再挑戦できる社会、それから、人をいたわり、安全で安心に暮らせる社会などの実現でございます。このためには、高齢者、女性、若者などがともに社会を支えることが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これまでの国会における女性議員の推移は、これは長期的には増加傾向にございます。  国会の女性議員の数字につきましては、御指摘ございましたけれども、衆議院におきましては、戦後の一時期を除いては、昭和六十一年までは一、二%で推移してきたんでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおりでございまして、衆議院では、これ特に小選挙区の場合には非常に低いんですね。今現在、四・四%、比例区にいきますと一二・二%ということなんでありますけれども、いずれにしましても小選挙区は極めて低い数字であるということであります。  そうなり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 女性もいるんですか。女性の議員いるの。  あ、一人。一人でしょう。それをまず増やしていただかなければいけないということもあるわけでございます。  それから、資金問題はこれは割合と重要なことなのかもしれません。  私がインドで、もう大分、五、六年前に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 女性議員を増加させるためにクオータ制を取り入れている国もございます。我が国におきましては、国民的な合意形成がまだないと、こういうことで、また議会政治の根幹にかかわる問題でございますので、これは各党、国会において議論を深めていただきたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 将来のあり得べき日本の社会ということを考えた場合に、私はこの方向というものは、どういうような制度にするかということは別として、何らかの形で別姓を認めなければいけない部分が出てくるのではないかというように思っております。  これは国民の間でも非常に議論が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 障害者等に対する不当な差別的取扱いの禁止につきましては、今国会に提出しました人権擁護法案で手当てをしているところでございますけれども、更に米国のように障害者に対する雇用や種々のサービス提供におきます差別についての救済措置として一般企業、事業者の特別の賠償...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第3号
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○福田国務大臣 平成十二年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は二千二百十五万円余でありまして、これを収納済み歳入額七千四百三十六万円余に比較いたしますと、五千二百二十万円余の増加となって...全文を見る
○福田国務大臣 平成十二年度決算検査報告に記載されております事項について、内閣官房が講じた措置を御説明申し上げます。  まず、内閣官房と外務省との間における事務及び経費の分担の明確化についてでありますが、内閣官房においては、平成十二年度当初から、総理外国訪問の際の総理大臣及び内...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまのお話伺っておりまして、公務員の待遇につきましては、これは長年の慣行ということもあるかもしれません。スタートしたときの必要性、そしてその後の経緯、また、それが現在の実態と比較した場合にうまくかみ合っているのかどうかというような点について、総合的に考えていく...全文を見る
○福田国務大臣 平成十二年度における内閣府所管の一般会計歳入歳出決算につきましては、平成十三年一月の中央省庁再編に伴い、旧組織から移しかえられた計数を含め、その概要を御説明申し上げます。  内閣府主管の歳入につきまして、歳入予算額は四百二十三億八千八百二十二万円余でありまして、...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画社会基本法で今の家庭制度とか家族制度、そんなようなものを破壊するかどうかというのであれば、それはそういうことじゃないと思います。日本には日本古来の伝統もあるわけでございます。そして、今現在、その伝統にのっとった家族、家庭も存在しているわけでありまして、...全文を見る
○福田国務大臣 今、私が申し上げたことの中にも入る考え方であるということであります。仕事の関係とか、また個々の人の考え方というものもございます。基本は今までの家族関係ということだと思いますけれども、しかし、新しい生き方、考え方、これを尊重する立場というものもやはり必要なのではなか...全文を見る
○福田国務大臣 教科書の内容のことにつきましては、日本には検定制度というのがあります。御指摘のとおりでございまして、その検定で合格されたものであると、それは適切なものだ、こういうようなことになるわけであります。  しかし、これは、今、部分部分の例を御紹介いただきましたけれども、...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画基本法においても、これは児童生徒の発達段階に応じということが書いてございます。発達段階に応じて、性に関する科学的知識とか生命尊重、人間尊重、男女平等の精神に基づいて、みずから考え、判断をする、そういう意思決定の能力を身につけるように、そしてまた望ましい...全文を見る
○福田国務大臣 児童の権利条約の趣旨も全く同じことだと思います。
○福田国務大臣 委員の御指摘の諸懸念につきましては、これは、男女共同参画基本法の趣旨が現場に至るまで徹底するかどうか、また、しているかどうかといったような問題も含まれているというように思います。  私は、先ほども申しましたように、行き過ぎた解釈というものはすべきではないし、また...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第18号
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○福田国務大臣 先日の委員会で前原委員からお求めのありました武力攻撃事態における憲法で保障している国民の自由と権利についてを御説明申し上げます。     武力攻撃事態における憲法で保障している国民の自由と権利について  一 武力攻撃事態対処法案(以下「法案」という。)第三条第...全文を見る
○福田国務大臣 御意見は、私もそれはもっともだと思いますよ。今の問題ということでなく一般論として、それはそれなりのことはあってしかるべきであり、またそれが、無事退職して、そして無事天下りしちゃったとかいうようなことについて、それは何をしたかという、その程度というようなものもあるか...全文を見る
○福田国務大臣 今すぐあるかどうか、こういうお尋ねでありまするけれども、それは、今すぐあるというふうに私ども思っておりません。思っておりませんけれども、いつあるかわからないものにも備えておくというのは国の基本的な必要だということで、今回の法案を提出させていただいたところでございま...全文を見る
○福田国務大臣 我が国の領土、領海、領空に対するものでない攻撃で、例えば公海上にある我が国の艦船に対する攻撃というような状況というのは、この法案の第二条第一号の我が国に対する武力攻撃に該当し得ると考えております。  いずれにしても、特定の事例が我が国に対する武力攻撃に該当するか...全文を見る
○福田国務大臣 特定の事例が我が国に対する武力攻撃に該当するかどうかということについては、先ほど申しました個別の状況に応じて判断する、こういうことになるわけでございますが、我が国の在外公館とか、今委員の御指摘の在留邦人に対する攻撃が我が国への武力攻撃となるかどうか。理論的には、我...全文を見る
○福田国務大臣 法案の第二条第一号の「我が国」は、日本国を指すという意味において、自衛隊法第七十六条に言う我が国と同一のものであります。  いずれにしましても、どのようなものが法案の第二条第一号の我が国に対する武力攻撃に該当するのか、また、いかなる場合に自衛隊法第七十六条に言う...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊法第七十六条第一項の「外部からの武力攻撃」は、我が国に対するという文言はないのでありますけれども、法案の第二条第一号の「我が国に対する外部からの武力攻撃」と同じ意味でございます。
○福田国務大臣 これは、現実に武力攻撃が発生する前の段階におきましても、その時点における国際情勢とか相手国の動向、我が国への武力攻撃の意図が推測をされることなどから見て、我が国に対する武力攻撃が発生する可能性が高いと客観的に判断されるというような事態におきましては、国全体が一体と...全文を見る
○福田国務大臣 お尋ねの件については、政府として、武力攻撃事態について国民に対してわかりやすく説明するという観点から、さきに見解を示しました。そして、具体的な説明を行いましたけれども、この見解における説明内容は、いわば、当該事態の解釈としてお示ししたものでございまして、武力攻撃事...全文を見る
○福田国務大臣 後段の御質問でございますけれども、対処措置の終了について、国会の決議で終了できるようにしてはどうかということでございますけれども、この法案におきましては、対処措置を実施する必要がなくなったと認めるときは、対処基本方針を廃止する閣議決定を行うというように定めておりま...全文を見る
○福田国務大臣 基本的に、基本理念と申しますか、日本国憲法の保障する国民の自由と権利の尊重、これはこの法案に明記をいたしておるところでございますが、今後のこの法制の整備に当たりましては、個別具体の対処措置を定めていく際に、国民の権利に制限を加えることが必要となる場合には、その制限...全文を見る
○福田国務大臣 今回提出をいたしました三法案は、武力攻撃事態への対処を中心に国全体としての基本的な危機管理体制の整備を図るというものでございますが、国民の保護のための法制など個別の法制につきましても、この法案に示された枠組みのもとで、整備の方針や項目を示しながら包括的に実施してい...全文を見る
○福田国務大臣 法律をできるだけ早く成立させていただきたいという思いを持っておりますが、今申し上げられますことは、この法案が成立したらば、国民の保護法制等につきまして検討を直ちに始め、そして二年以内に法案を提出できるようにしたい、こう考えておるところであります。
○福田国務大臣 同じ意味なんです。  先ほど私は、国会終了後速やかに国民の保護のための法制などについて検討体制を整え、その内容を深める作業に着手したい、こう申し上げまして、そして、この法律が、できるだけ早くお願いしたいと申しましたけれども、この国会で法律が成立するということを念...全文を見る
○福田国務大臣 国会のことでございますから、国会にお任せするしかないのでありますけれども、思いはそういうことであります、思いは。
○福田国務大臣 ですから、最初申し上げたとおり、国会終了後速やかに国民の保護のための法制などについて検討体制を整え、その内容を深める作業に着手することといたしたいと考えております。
○福田国務大臣 指定公共機関について申し上げますと、今回、個別の法制におきまして、指定公共機関に実施を求めることが必要となる対処措置の内容を具体的に定めることとなります。その際に、関係機関の意見は十分聞く機会を設けたいと考えております。  放送事業者につきましては、警報等の緊急...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる有事法制というのは、安全保障に関する国民の共通の認識を確立するという観点から、長年にわたって懸案でございました。  武力攻撃事態対処法案成立後は、これに定めます枠組みに基づいて、国民の保護のための法制を初めとする必要な個別法制を総合的、かつ計画的に整備し...全文を見る
○福田国務大臣 外部的な行為というものですが、内心の自由という場面にとどまらない行為を指しておりまして、それらの行為も、それ自体としては原則として自由であるものの、絶対的なものとは言えず、公共の福祉による制約を受けることはあり得るという考え方でございます。  外部的な行為に係る...全文を見る
○福田国務大臣 結局、先ほど申しましたことと同じことになりますけれども、要するに、信仰の自由でもって拒否をするという行為ということであります。
○福田国務大臣 米国に行かれて、向こうの安全保障担当の方々とお話をされる、そういうところで今委員の御指摘のような感想を持たれたということでございますけれども、私どももそれは、その面における重要性というものは十分に認識しております。  ですから、いろいろな機会をとらえて十分なる対...全文を見る
○福田国務大臣 国家の緊急事態に対する対処というものは、独立国家として当然の、また最も重要な責任でございます。政府といたしましては、昨年の米国の同時多発テロ、また武装不審船事案などを踏まえまして、いかなる事態にもすき間なく対応できる安全な国づくりを進めていくというように考えておる...全文を見る
○福田国務大臣 イラク攻撃という、その可能性があるという前提に立ってお尋ねだろうと思います。米国によるイラク攻撃の可能性は、さまざまな情報、また報道等があることは、これはもう承知しておりますけれども、米国政府は、すべての選択肢を排除しないというように言いつつも、外交的努力を続ける...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど申しましたように、イラクという国名を挙げて、そのイラクを米国が攻撃するという前提の御質問にはお答えしにくいのでありますけれども、そもそもテロ対策特措法に基づく活動というものは、これは、昨年九月十一日のテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去に努める、そのこ...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおり、長い時間をかけて御審議をいただきました。しかしながら、こういうような状況になっていることは、まだ時間があるとはいうものの、まことに残念だというような気持ちもいたしております。しかしながら、御指摘の点も踏まえて、これから十分な対応をしていかなければい...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の御意見、大変よくわかることでございます。  大変多岐にわたる法制整備をしなければいけない。当然、事務量も膨大になります。また、地方公共団体からいろいろな意見も聞かなければいけない、そういう手続も必要だと考えております。そういうことでございますので、内閣官...全文を見る
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(福田康夫君) 過去の内閣のことについて現内閣が責任あるかどうかということにつきましては、これ今の、与党三党の連立政権でございますけれども、中心的には自由民主党がその中心的な立場で責任を負って政権運営をいたしておるわけでございます。過去も自由民主党が中心であった政権であ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 戦後処理問題ということでどういうような政府としての対応をするかと、こういうことであります。  このことについては、いろいろな議論がございます。基本的には関係府省庁が各々の所掌に従って担当しておるところでありますけれども、例えばいわゆる従軍慰安婦問題、こ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画社会を実現するという観点からは、正社員とパートタイム労働者の均衡を考慮した適正な労働条件の確保とか雇用管理の改善を図るということは、これはもう非常に重要な課題の一つであることは委員も御指摘のとおりでございます。また、そういうことで、この男女共...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 考え方は、先ほど財務大臣から答弁申し上げたとおりでございまして、我々といたしましては、決算について御理解を賜り、そして御承認をいただきたい、こういうふうに考えておるところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 四月にまとめました男女共同参画会議の影響調査専門調査会の中間報告で、おっしゃるとおり、この配偶者控除、特別控除を意識した賃金、年収、労働時間調整が行われるという点で就業に中立的でないということなどから縮小又は廃止により世帯配慮をなくすべきであると、こうい...全文を見る
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来いろいろと御議論ございました、また内閣参事官の方から答弁いたしましたけれども、この懇談会は六月以降、懇談会としては開催していない、しかし勉強会を三回ほどやっております。この勉強会では、いろいろな考え方があり、そしてまた、例えば海外の同種の施設がど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この際申し上げておきますけれども、小泉総理も靖国神社は靖国神社であると、こういう認識をされておられます。恐らくこの懇談会も、いろんな議論ございますけれども、靖国神社の存在そのものを否定するということは私は今までなかったように思います。これから皆さん、委員...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま委員から御指摘ございました男女共同参画社会の形成、これは我が国社会の在り方を決定する最重要課題の一つであると、こういう認識をしております。  これを促進するために、ただいま御説明ありましたけれども、中央省庁等の改革において、内閣府に新たに男女共...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この男女共同参画社会の形成というのは、これは極めて大事な課題なんですね。ですから、前官房長官、前々官房長官が同じ言葉を言ったとして、それはそれだけの重みがあるということだとお考えいただいた方がいいんじゃないかと思います。それから、官房長官が替わって方向が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この男女共同参画社会基本法、これにおいては、基本理念として、男女の人権の尊重、社会における制度又は慣行に対しての配慮、それから政策等の立案及び決定への共同参画、また家庭生活における活動と他の活動の両立、そして国際的協調、この五つが挙げられておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 郵便法六十八条、七十三条の規定は現行郵便法の制定時から規定されていたものでございますけれども、今回の最高裁判所の判決を真摯に受け止めまして、法律の改正について早急に取り組んでまいりたいと考えております。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま、どういう課題を取り上げるか、また臨時国会の在り方等についてまだ予定が決まっておりませんので確定的なことは申し上げられない。今申し上げているのは、早急に取り組んでいきたい、こういうことであります。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の総理の訪朝計画を事前に承知していた者は、これは交渉相手のこともございますので、これはお話は差し控えさせていただきたいと思います。  しかし、今回の総理の北朝鮮訪問は、七月末のブルネイにおける日朝外相会談、また先般の局長級協議の実施という、そういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 交渉の当初は、これが具体化するかどうかというようなことで外務省内においてこの情報をどういうように取り扱ってきたか、これは私、承知しておりません。そういうことでございますので、ただいまの御質問について正確にお答えすることはできないということであります。
○国務大臣(福田康夫君) これも外務省内のことでございますけれども、川口大臣は承知をしていたというように私は聞いております。
○国務大臣(福田康夫君) それは私には分かりません。
○国務大臣(福田康夫君) 訪朝の同行者及びその他日程等につきましても、詳細はまだ決定してはおりません。心積もりはございますけれども、最終決定していないということであります。
○国務大臣(福田康夫君) 今回は首脳会談でございますから、必ずしも外務大臣が行かなければいけないということではない。これはほかの首脳会談についても同じでございます。
○国務大臣(福田康夫君) これはピョンヤンで行うと、こういうことでございますけれども、このことについては双方の話合いでそういうようになったということでありまして、小泉総理がこの日朝関係を打開しようと、こういう決意を持ってピョンヤンに乗り込むんだと、こういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろな可能性というものは検討したと思いますけれども、私は承知しておりません。
○国務大臣(福田康夫君) これは、今回は実務的な会談である、そういう趣旨から日帰りで行うと、こういうことにしたわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 日程の詳細は、先ほど申しましたように詳細は決定はされておりません。話合いしておりますけれども、決定されていないということであります。
○国務大臣(福田康夫君) 総理は毎日、毎日ですね、政治を進める上において真剣に取り組んでいるという、そういう意味です、だと思いますよ、町村議員がもし言われたとすればですね。  そして、私は、総理が、私に委員から総理は政治生命懸けて毎日やっているのかということを言えば、そうだとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、総理がどういうようないろいろなお話をいろいろな方から伺っているか、そういうことは詳細存じ上げません。  ですから、総理がそういうような情報に基づいてどういうふうにお考えになっているか、これは私から説明するわけにいきませんけれども、しかし、この日朝...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府が対北朝鮮政策を進めるに当たりましては、米韓両国と緊密な連携を図っていくことが極めて重要と考えております。そういう意味で、これまでも両国との間では緊密に意見交換をして、そして北朝鮮との間で対話を進めるということの重要性を確認してまいっております。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはいろいろな、対外折衝でありまして、いろいろな関係ございますので、すなわち外交的な配慮ということもございますので、正確に私の口から申し上げていいのかどうか分かりませんので、ただいま差し控えさしていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたけれども、それぞれの国との関係がありますので、私の口から申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の総理の訪米においてブッシュ大統領からメッセージを託されるとか伝達を要請されるとか、そういうような話は私ども承知しておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 米国は北朝鮮との間で前提条件を付けないで包括的な対話を行う用意があると、こういうふうな立場であると承知をいたしております。そういうような米国の基本的な立場を踏まえまして、今回の小泉総理の訪朝に際しては、総理から金総書記に対し、米国及び韓国との間で対話を促...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これも先ほど申し上げているとおり、ピョンヤンにおける日程につきましては現在調整を行っているところでございまして、具体的に決定しているものはございません。
○国務大臣(福田康夫君) この解決、この日朝関係のですね、日朝関係を改善し、そして正常化交渉ができるかどうか、今回、小泉総理は、訪朝しまして正にそのことは可能かどうかを見極めると、こういうふうなことで行くわけですね。拉致問題というふうに一つのことを取り上げられました場合には、これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 拉致問題を解決するための議連がございまして、そこの議連の方からただいま委員のおっしゃるような申入れがございました。私どももできるだけのことはしたいと思っております。御家族の方と面会し、御家族の意向を伺い、また気持ちをしっかりと体しまして、小泉総理がその御...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しました議連の方々と十六日午前にお会いするという、そういうように了解いたしております。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、議員連盟の方がお話を、拉致された家族の方々とお話をされてそういう設定をしてくださっておると、こういう了解をいたしております。
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理は、時間的な問題もございまして、日程の調整が折り合わず、訪朝前の御家族との面会は見合わせることになりまして、その代わりと言ってはなんですけれども、私が御家族と面会すると、こういうような段取りで進んでいるというふうに理解しております。
○国務大臣(福田康夫君) 政府といたしましては、今回の総理訪朝は、戦前戦後にわたります日朝間の諸懸案の解決につながるということとともに、国交正常化に向けての重要な契機となるわけであります。また、ひいては北東アジアの平和と安定に向けた重要な貢献となるということを期待しておるところで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたように、戦前戦後の問題についていろんな問題があるわけですね。そういう問題について、これから総理が金正日総書記と話合いをするわけでございまして、その個々の内容については、ただいま申し上げたのは、予断をするようなことは今の段階では差し控...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 過去の話ですか。
○国務大臣(福田康夫君) 報道にそのようなものがあったということを聞いておりますけれども、あくまでも報道のことでございまして、国交正常化の際に日朝間でどういう法的な枠組みを整備するか、これは今後の国交正常化交渉において議論する、そういう課題でございまして、その内容を現時点で予断す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回のピョンヤンの連絡事務所は、今回の小泉総理の訪朝のために、その準備のために開設したものでございまして、先遣隊が既に三日にピョンヤンに入って準備本部を立ち上げております。したがいまして、そういう趣旨からいいまして、この準備本部は訪朝が終了後には撤収する...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どこからという御指摘はありませんけれども、私どもの承知している限りはそういう指示を出したことはございません。
○国務大臣(福田康夫君) 総理の指示と申しますか、私が承知していることについて申し上げれば、不審船のこの情報について、これは私は九月四日十六時二分にその不審船の疑いのある船舶を発見したとの報告をこれを初めて聞いたのでありますけれども、そういうように目視されたということであるから、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 守屋局長がどういう文脈でそれを言われたのか、私、全文見ておりませんからちょっとそのコメントをするのは難しいのでありますけれども、しかし、いろんな方がいろんな報道というか状況に基づいて言われるということはこれはあるわけでございますので、そういうふうに言われ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 防衛局長がその不審船が近海でもって航行しているその真意を承知していたのかどうか、していないと思いますよ。ですから、私、先ほど申しましたように、守屋局長は余りいい加減なことを言うはずはないんですよ。ということは、やっぱり全体の文脈を見て判断すべき問題だと。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の船舶を自衛隊の哨戒機が発見したのは我が国のEEZの外でありました。それ以後、この船舶はEEZの外を航行し続けたということと承知しております。  しかし、それを最初に発見した以前にこの船舶がEEZ内に入っていたかどうか、それは確認はできないわけであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは情報の取得の、何というんですか、手段とかいろんな情報収集の問題がございまして、十六時二分に目視したという以前のことについて情報の有無、それからどういうものだったかということについて申し上げることはこれはできないんです。これはそういう意味で御了解いた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは物理的に引揚げをして、そしてそれを鹿児島港に曳航してくる、それからしばらくの間、爆発物がないかどうか、危険物がないかといったような調査をしなければいけない、そういうことでありますので、それがどのぐらいの期間掛かるか分からない。私は、海上保安庁から聞...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは今回、この引揚げは本来ならばもっと早く引揚げが完了しているはずだったのであります。しかしながら、この引揚げの実務を始めるころにちょうど大きな台風が何回か襲撃したというようなことがありまして、予定がすっかり狂ったということがございます。それ以外の何か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは犯罪捜査ということでありますから、そちらの方の判断をこれを差しおいて、私どもからどうこう申し上げるべきことではないんだろうというように基本的には思っております。  したがいまして、これはその成り行きを今現在は見守るということでありますけれども、い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、確定したものはありません。
○国務大臣(福田康夫君) これは、外交、外務省でもって行うことであります。また、総理も、イラクの今の、現在の対応というものに対しては問題がある、そのイラクがもっと開かれた国家になるということが必要なんだという趣旨のことを述べておられると思いますけれども、今現在、攻撃をいつするかと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 民主党の代表選挙については、これは私どもからすればほかの党のことでございますので、これは何か申し上げるというような立場にはございません。  総理は、民主党内で活発な再生策を検討して将来、政権が担当できるような指導者が党首になることを期待していると、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理はこの後、ピョンヤンに参りますが、帰国後、またコペンハーゲンでもって、二十一日からこれは出発しまして、ASEMの会議がございます。それが帰ってくるのが二十五日になると思います。ですから、ちょうど、何というんですか、代表、御党の党首選挙とぶつかる、これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 臨時国会につきましては現在、与党と御相談をしているところでございますけれども、まず臨時国会開くかどうかということもございますので、もしそうであれば、継続中でございます有事法制関連法案とか、また個人情報保護法案などの早期成立に向けて御審議をお願いしたいと思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 目下、与党と協議中でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、補正予算は予定に上がっておりません。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま金融庁の方でもって、そういうシステムをどういうように具体化していくかということについて、銀行界から、各銀行からヒアリングをして実情を調べていると、そういう状況でありますので、その結果を待ちたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 私がそういう表現をしたことはないと思いますよ。これは確言いたします。本当にそういうマスコミの中でいい加減なことを書くのが多いということでありまして、私が言ってもないようなことが次々と出てくるのでびっくりしております。  そういうことでありますので、私が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 年金を受給していない障害者に対しまして現金給付を行うということにつきましては、拠出制の年金制度を始めとする既存制度との整合性、それからまた給付に必要となる多額の財源確保の見通しというようなことを十分な検討を行わなければいけない、そういう問題だというように...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 雇用対策基本計画は、雇用対策法に基づいて政府の策定する経済全般に関する計画との調和を考慮して策定すると、こういうことになっております。  政府といたしましては、現在の第九次雇用対策基本計画と本年一月に策定いたしました構造改革と経済財政の中期展望との間で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 公共事業受注企業からの献金等につきましては、国民の疑惑を招くことがないよう、法整備を含め、もう一歩踏み込んだ仕組みを考えることが必要であるという総理の意向を受けまして、与党において具体的な検討を進めるよう求めているところでございます。  現在、自民党に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政治と金をめぐる問題につきましては、さきの国会におきまして、国会議員の私設秘書に罰則を拡大するあっせん利得処罰法改正案やいわゆる官製談合法案が成立しました。一定の前進は見たものと考えております。  また、お尋ねの公共事業受注企業からの献金等につきまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この自民党の有識者懇談会におきましては、短い期間の中で政治資金をめぐる幅広い論点について提言をいただいたということでございます。個々の提言内容につきましては、現在自民党の中でいろいろな議論が行われているところでございます。  例えば、政治資金の透明化、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まあいろいろ御指摘ありましたけれども、現在、党の方で御議論をいただいているところでございまして、各党各会派からの幅広い合意が得られる成案の作成に向けて引き続き努力をしてまいりたいと考えております。
○国務大臣(福田康夫君) 要するに、政治資金の在り方と申しますか民主主義のコスト、これをどういうような形で国民に御負担願うかという、こういうことがあるわけですね。ですから、そういうことを含めて、全体的な観点から考えなきゃいけないというふうに思います。  しかし、例えば、政治家に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは制度が変わったからこういうふうになっただけでありまして、いずれにしても、私が政治活動を行う上で必要な経費になるわけでございます。この政党支部でもって記入しているものは、これはその政党支部で支出を全部公開しているわけですからね。  ですから、何ら私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、この制度改革の前には選挙区で集めるということを実はしていなかった。選挙区ではなるべく集めないようにとしておった。しかし、制度が変わったから、皆さんがそれでいいということなんだから、それはそれでよろしいんじゃないかと。これは、入りも出も明確になってい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 十把一からげみたいな議論はしない方がいいと思うんですよ。私のどこが見返りを受けています、この中で。見返りを受けているというか、見返りを何か与えて、そしてこの政治献金でもってそれを補っているとかいうようなことあるんですか。そういう議論は、いい加減なこと言わ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 配偶者からの暴力などの女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するという社会的問題でありますと同時に、我が国の男女が置かれている状況などに根差した構造的な問題であるということで、男女共同参画社会を形成していく上で克服すべき重要課題であると認識をいたして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる民間シェルターは、被害者の保護を積極的に行うということなど、配偶者からの暴力の被害者支援に関して先駆的な取組を実施しているにもかかわりませず、情報や活動資金が必ずしも十分でないということを承知いたしております。  このために、男女共同参画会議か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 民間シェルターです。
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる情報収集衛星でございますけれども、これは国際情勢、すなわち外交・防衛などの安全保障の問題でありますけれども、それ以外にも大規模災害への対応、こういうような危機管理に必要な情報を収集すると、こういうことでございまして、我が国の安全の確保という面から...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 情報収集衛星を打ち上げて我が国独自の情報を収集するということは、こういう方面において我が国が自分の力で情報を集めるということを決意したということでありますので、これは先ほど申しましたような目的を持ってしっかりと対応していきたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおりでございまして、我が国は化学兵器禁止条約に基づきまして、原則として平成十九年までに、二〇〇七年でございますね、中国の遺棄化学兵器を廃棄する、そういう義務を負っておるわけでございます。現在、中国側の協力を得ながら着実に事業を推進していると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 九州・沖縄サミットの評価のような話でございますけれども、これは確かに経費的にも政府全体では八百十億円掛かったという、そういうことで相当な支出をしたと、こういうことではあります。  しかし、この九州・沖縄サミットは、我が国にとってはもう昔から東京でサミッ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の総理の日朝首脳、出席されます日朝首脳会談においては、これは戦前戦後を通じた様々な日朝間の問題というものが討議されるのではないかと思います。  その中でも大事なことは、やはり安全保障の問題、委員の御指摘のとおりでございまして、拉致問題も安全保障の問...全文を見る
10月16日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
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○国務大臣(福田康夫君) 今、外務副大臣が答弁したとおりでございます。  御指摘のような北朝鮮在住の個人の被害の問題、これは日朝間の財産及び請求権の問題として処理されるべきものでございます。そしてまた、先般の日朝首脳会談、この際に署名されました日朝平壌宣言におきまして、双方が財...全文を見る
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) メンバー、よく分かりません。ただ、高木長官と話はいたしました。
○国務大臣(福田康夫君) 金融行政のことについて説明を受けました。
○国務大臣(福田康夫君) 話の内容について一々御説明申し上げる必要はないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私の方から指示を出したという記憶はございません。  ただ、いつ、どういうふうに、竹中大臣もよく私、お会いしますので、いつ、どこで、どういうふうな話をしたか、今ここで思い出せません。
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございまして、日本人である拉致被害者について永住帰国という、そういう用語を使用するというのはこれは正確ではないと考えております。  ただ、この言葉が使われておりますのは、もう二十数年も長い間、北朝鮮で生活基盤を有しておると、こういうふう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま総理から大筋お示しされたのでありますけれども、この平壌宣言において日本側は、過去の植民地支配によって朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、そして痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明いたしております。その上で、国...全文を見る
10月29日第155回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。  小泉内閣は、発足以来、聖域なき構造改革の断行に取り組んできたところであり、この路線を確固たる軌道に乗せるため、内閣官房の責任者として、また内閣府の事務全般を取りまとめる立場か...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、一言ごあいさつを申し上げます。  小泉内閣は発足以来聖域なき構造改革の断行に取り組んできたところであり、この路線を確固たる軌道に乗せるため、内閣官房の責任者として、また、内閣府の事務全般を取りまとめる立場から、各大臣...全文を見る
○福田国務大臣 今、山元委員御指摘のとおりでございまして、これはもう長期にわたる課題、ここで決めれば長期にわたってその制度が有効である、こういうことになりますので、これは極めて慎重に扱わなければいけない、そういうふうな問題であろうと思います。  ただ、世の中、もう随分変わってま...全文を見る
○福田国務大臣 これは、先ほど申しましたように、将来にわたる、長きにわたる重要な制度を今改革しよう、こういうようなことでやっておるわけでございます。したがいまして、その重要性は極めて大きいものであるということを考えておりますので、この検討に当たりましては、職員団体を初めとしていろ...全文を見る
○福田国務大臣 天下りにつきまして、これは世間で大変強い批判があるということは、もう周知のことであると思います。したがいまして、この問題について、これを見逃すというか見過ごしていくということはできない、そういう段階にあると思っております。  いろいろな考え方がありますけれども、...全文を見る
○福田国務大臣 石原大臣からもお話し申し上げました。この問題は大事な問題であるだけに、いろいろな場で御意見を聞きながら慎重にやらせていただきたいと思います。
○福田国務大臣 なかなか難しいテーマを突きつけられまして、この一、二分で回答せいといってもなかなかできないテーマだと思います。  少子化ということは、いろいろな意味があると思うんですよ。非常に幅が広い、そしてまた将来にわたる問題でございますので、それも、ここ五年、十年とかいうふ...全文を見る
○福田国務大臣 お尋ねの件は、確定的にいつ税収がどうなるかということについて明らかになる時期について、私も正直言ってまだわかりません。いずれはなるんだろうと思います。そう遠くはないと思います。その段階で今後のことは判断すべきと考えております。
○福田国務大臣 拉致被害者の安否の情報の御家族への伝達、このことについてお尋ねでございましたからお答えしますけれども、これは、首脳会談が行われたピョンヤンで代表者の責任で作成した資料に基づきまして、私とそれから植竹副大臣、当時の副大臣でありますが、飯倉公館で待機中の御家族に対しそ...全文を見る
○福田国務大臣 北朝鮮が核兵器を保有しているかどうか、これは、今おっしゃったラムズフェルド国防長官の発言などございます。種々の情報があるということでありまして、日本政府として、北朝鮮の核開発に関していろいろな情報に接しております。そういう情報には接しておりますが、北朝鮮の体制とい...全文を見る
○福田国務大臣 八〇年ですから、もう二十年たちましたね、あのパーシング2の話題がありましたのは。あのときの状況と今とは大分様相は変わっているんですね。あのときは、米ソが核戦力を増強する、そういう時期にあったわけです。ただいまは、米ロが核戦力を縮減するということで協調してそのような...全文を見る
○福田国務大臣 この問題は、議論を始めますと危ないところに行ってしまいますので、十分注意してやらなきゃいかぬのでありますけれども、我が国の核兵器の保有の選択肢というものは、この選択の仕方によっては我が国をめぐる国際環境を不安定化させる、もうそれだけで終わってしまうという可能性があ...全文を見る
○福田国務大臣 お聞きしておりましたが、この問題について所管の官庁がしっかり対応すべきだというようにまずは思います。癒着があるのかないのか、これはその対応の中ではっきりするでしょう。しかしながら、いやしくも所管の官庁とそれから業界が疑念を持たれるというようなことがあってはならない...全文を見る
11月05日第155回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま阿部委員から御質問ありましたこの二点につきましては、これは昨年一月初めの省庁改革において目指したものが何であるかと、こういうことではないかというふうに思います。その目的にかなっているかどうかということだと思います。  その点につきまして若干申し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) はい。  残念なのは、大臣が国際会議にどうしても行かなければいけないというようなときに国会の都合で行けなくて、副大臣が国際会議に出る、こういうケースも間々あるわけでございますので、これは国会の方に御協力をお願いしなければいけないと思います。  しかし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、立派な答弁いただきましたので。
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘いただきました中間まとめにおきまして、具体的な支援策の一つとして、再チャレンジや起業したい女性が必要とする様々な関連情報を、これを体系化して一元的に提供することの必要性、こういうことが指摘されております。このような情報のネットワーク化などの検討の場...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 本当に毎月のように殺人の記事が出ているんで、誠に、何というんですか、もう残念な思いをしているわけでありますけれども、こういう事件も含めまして、配偶者からの暴力については、被害者などへの対応が適切だったか否かなどについてきちんと検証して、そしてどういう教訓...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 存じません。
○国務大臣(福田康夫君) この問題に対する日本の政府の対応というのは、これはもう委員もよく御案内のとおりでございまして、私も何回も実は委員会等でお答えをしているところでございますけれども、いわゆる従軍慰安婦問題については、これは政府はこれまでもおわびと反省の気持ちを様々な機会に表...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この戦後処理問題、これは非常に多岐にわたるんですね。また、複雑な様相もございますので、この対応については非常に微妙なところもございます。  しかし、個々の戦後処理問題、具体的なことについては、これまで基本的には関係府省庁で各々の所掌に従って適切に処理を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、私ども別にサボっているわけじゃないんですよ。しかし、最近いろいろな外交案件もございますし、また内閣官房もそれにかなりの手間が掛かるというような状況もございまして、それで遅れているというように御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) テロの、この原因を除去するという意味ですか。
○国務大臣(福田康夫君) そういうことですか。  これ、例えばテロの温床となっているものが世界の各地にあります貧困である、こういうような視点もございます。そのために我が国は経済協力等の手段を用いましてその撲滅に取り組んでおるということでございます。これ、我が国のでき得る大きな貢...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先月二十九、三十日にマレーシアで行われました正常化交渉の、今回の第一回目でありますけれども、この会談におきましては、拉致問題に関しましては、被害者の家族の帰国について日本側から繰り返し北朝鮮側の前向きな対応を強く求めました。しかしながら、具体的な帰国日程...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、生存者五名の帰国につきまして、政府は可能な限り早期の帰国を実現させるために北朝鮮側に働き掛けまして、そして先方との間では滞在期間を一、二週間とするということで調整をしたという経緯がございます。これは御案内のとおりでございます。  その後、生存者...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これが約束であったのかどうかということにつきましては、明確な約束をしたということはないというのが恐らく委員会における外務省の答弁だったと思います。私もそのように思います。  総理が申されたのは、それは約束とかそういうこと以前に拉致という事実があるではな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろなことを申されたので、何をお答えすべきか、一番最後のことを申し上げれば、被害者の気持ちをもっとよく聞けと、こういうことでありましょうか。  その点で言えば、そのような、十分と言えないかもしれぬけれども、被害者の方々の又は御家族の方々の御意向と、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 拉致のあれですか、被害者の若しくは御家族の気持ちと国家の意思と、これは違うということを言っていらっしゃるんでしょうか。
○国務大臣(福田康夫君) 政府としては中山参与に被害者の方々の対応をお願いし、今申しましたように支援室を設けるというようなことをして、また、今日は安倍官房副長官並びに中山参与が被害者であります蓮池さんのお宅へ訪問すると、こういうことになって、御意見等を十分に聞いてまいると、こうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 精神的なケアの重要性、これは当然十分考えなければいけないことだと思いますよ。中山参与はそういうことに対する配慮も十分しておられるというように承知いたしております。  いろいろ御心配いただくのは有り難いんでありますけれども、そういうことも十分頭に置きなが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、この被害者の方々は特殊な環境にあるわけですね。ですから、そういう状況を配慮した上で対応しなければいけない。必要があれば、そういうことは被害者の方、もしくは家族の方もそういう御要望もあろうかと思います。第三者が入れば解決するという話でもないと私は思って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 質問通告ありましたか、なかったんだろうと思います。  ですから、最新の状況は分かりません。分かりませんが、政府も米国政府に対していろいろと相談をしております。また、強い要請もしております。いろいろな角度からいたしておるところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 平壌宣言では、「過去の植民地支配によって、朝鮮の人々に多大の損害と苦痛を与えたという歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明した。」と、こういうことになっております。  北朝鮮に在住する元慰安婦の方々に対しましては、日本とし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連人権A規約のお話だと思いますけれども、いわゆる従軍慰安婦問題を含めまして、さきの大戦にかかわる賠償並びに財産及び請求権の問題につきましては、政府としてはサンフランシスコ平和条約、二国間の平和条約及びその他関連する条約等に従って誠実に対応してまいってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題は、女性の名誉と尊厳を深く傷付けた問題であるということでありまして、今、委員も感情ということを言われましたけれども、感情も入っているかもしれぬ。そういうことでありますので、この問題を解決するというのは極めて困難である、すべての人が満足する方法は私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、外務省の方からお話ありましたけれども、我が国としてはいろいろな機会に謝罪の意は表明しているわけなんですね。一方、相手方の方の事情というものもあろうかと思います。プライバシーという問題もありますけれども、そういうことを申し出ない方もいらっしゃるんじゃな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 会えばいいということなのかどうか分かりませんけれども、そういう気持ちを我々持っているということは、これはあらゆる機会をとらえて表明しているわけであります。そのことをもって御理解もいただきたいと思いますけれども、今お話ありました面会の要求というのは、私は聞...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この国連のA規約のことについては、今のお話の件でどういうことに関係になるのか、これは検討させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の総理の所信表明は、これは臨時国会ということでございまして、文章も極めて短く実務的な感じのするものになっております。沖縄の抱える諸問題の解決に向けて全力で取り組むというこういう方針は、これは小泉総理がこれまで幾度も繰り返して表明してきたところでござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 普天間飛行場の代替施設の使用期限の問題につきましては、平成十一年の十二月でしたか、政府方針が閣議決定されましたけれども、そこにありましたとおり、政府としては国際情勢もあり、厳しい問題があるという認識を有しておりますけれども、沖縄県知事及び名護市長から御要...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大変すばらしい提案だと思います。  特区もいろんな取組方ありますので、ですから、そういう中で過度にならぬぐらいの適当な取組方をするところがないかどうか。これは特区担当の大臣によく言っておきます。
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画担当といたしましては、是非これは試してみたいと思っておりますので、担当局で直ちに照会をしてみたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) これは、政府も今本当に、今、坂東局長も謙遜して言っていましたけれども、本当に力を入れてやっております。これがどういうように国民の間に普及していくか、波及していくかということになるんでありますけれども、これは国民の意識の問題ということがありまして、これはこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 地方公共団体が制定します男女共同参画に関する条例は、既に三十八都道府県において制定されております。男女共同参画社会基本法の趣旨を踏まえて、各地方公共団体において、その地域の特性に応じて、また住民の意向などを踏まえて条例案が作成されているというように認識を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 千葉県の中でこれは議論されたわけですね。ですから、自民党の仮に、私も事実関係はよく知りませんけれども、自民党だけということじゃなくて、千葉自民党支部もこれも県民ですから、ですから、そういう意見も有力な意見として取り入れたものということなのかどうか。いずれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、生存された方は本当に良かったと思いますけれども、同時に、生存が確認されていない方が大勢いらしたということは、これは我々にとっても非常に衝撃でございました。そういう意味で我々も、その日、九月十七日は、そういう事実を知って、知らされて、そしてそれをどう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先月二十九、三十日に国交正常化交渉を行いました。日本側から、生存が確認されていない拉致被害者八名の方々について事実解明を引き続き強く求めるとともに、拉致被害者の御家族から出された疑問点などを踏まえた追加証明事項を手交いたしました。そして、速やかで誠意ある...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の判決につきまして、控訴するかどうか、これは現在関係省庁間で協議いたしておるところでございます。まだ結論に至っておりませんので、ちょっとお答えは差し控えさせていただきます。  しかし、この道路交通環境の改善というのは、これは喫緊の課題であるという認...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございまして、都市再生に当たりまして、大都市圏におきましては、都心部に用のない通過交通、これを適切に分散させ、そして自動車の流れを変革する環状道路の整備をすることによりまして、都心部の交通渋滞の解消とか沿道環境の改善等を図ることが必要と認...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先月末の正常化会談におきましては、拉致問題は当然でありますけれども、それと併せて核の問題ですね、安全保障上の問題ということで核の問題も取り上げました。大きな成果は得られませんでしたけれども、日朝双方が互いの主張を明確に述べ合った上で、日朝平壌宣言に従って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、自衛隊の部隊等の派遣期間は十一月十九日までとなっております。昨年の九月十一日の米国におけるテロ攻撃によりもたらされました脅威の除去のための諸外国の活動は依然として継続されております。我が国も引き続きこのような国際社会の取組に積極的かつ主体...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございます。  武力攻撃事態対処法制については、検討事項が大変多岐に及びまして、地方公共団体とか関係機関等の意見を十分に聴いて国民の理解と協力を得ながら整備を進めていく、こういう必要性があるわけであります。特に、国民の保護のための法制に...全文を見る
11月06日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○福田国務大臣 いろいろな御意見もあろうかと思います。国の形、これはいろいろな考え方があると思いますけれども、やはり歴史、伝統、風俗、習慣、そういうものがすべて総合されて形となっているというように思っております。そういう意味において、天皇の存在というものは、これは大きな中心的な立...全文を見る
○福田国務大臣 天皇は国の象徴である。象徴というのは、これもちょっと厳密に言うとなかなかいろいろな考え方があるんだろうと思います、象徴的存在とか、そういう言葉もありますし。しかし、我々は象徴として考えておるわけでありますので、そういう意味において、国家のあり方というもの、それは天...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、今回のこの正田邸の処分につきましては、いろいろな御意見があることは確かであります。委員の御指摘されたようなお考え、これも多くの方もお持ちかもしれません。そういう考え方もありますが、しかし、国としては、また政府としての考え方というのは、それはそれでやり方とい...全文を見る
○福田国務大臣 この件につきましては、昭和四十九年の国連ナミビア理事会布告の実施状況について、通産省において布告の存在と内容を事業者に周知し、その後も、昭和六十三年、衆議院商工委員会において田村通産大臣から、今後はナミビアからのものが含まれないことが明らかな契約とするよう指導する...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまいろいろ伺っておりまして、やはり事実関係の把握、これがまず必要なことだと思います。  そういう意味におきまして、先般も私から申し上げたのは、担当する省庁におきましてしっかりと掌握するということがまず先にあるわけでございますので、このことを担当省庁において...全文を見る
11月11日第155回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 第百五十五回国会、衆議院武力攻撃事態への対処に関する特別委員会の開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  武力攻撃事態を含め、国家の緊急事態に対処し得るよう必要な備えをしておくことは、独立国としての当然の重要な課題であります。また、我が国をめぐる安全保障環...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態を含めまして国家の緊急事態に備えるということは、独立国として当然の、また重要な課題であると考えております。先国会でいろいろとその御議論を精力的にしていただきましたけれども、その成立に至らなかったというのは極めて残念でありますけれども、今後も、政府として...全文を見る
○福田国務大臣 先国会でもいろいろ議論がございました。特に国民の保護、これは、今防衛庁長官から答弁したように、極めて大事なことでございますので、これに今後大いに力を入れていかなければいけないと考えております。  また、ただいま御質問の武力攻撃事態以外の緊急事態、テロとか不審船と...全文を見る
○福田国務大臣 先国会でいろいろ精力的に御審議いただいたのでありますけれども、その中でいろいろな論点がございました。特に、御指摘の武力攻撃事態の定義がわかりづらい、こういうこともございました。また、国民の保護のための法制について内容が具体的でない、こういうようなことも問題として上...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘のとおり、民主党からも、武力攻撃事態の定義、また認定のあり方、また、国民の安全確保と被害最小化への措置への対応、大規模テロや不審船対策などの問題につきまして、さまざまな論点を提起していただきました。政府も、いろいろ、そういうような論点に対して、御理解いただけ...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制は、これは検討事項も大変多岐にわたっております。また、地方公共団体とか関係機関などの意見を聞き、そして国民の理解と協力を十分得ながら整備を進めていく、こういうことが必要でございます。ですから、法制について広く国民の意見を求めて法案の策定作業に...全文を見る
○福田国務大臣 去る八日に、イラク問題に関する国連安保理決議が全会一致で採択されました。我が国は、首脳会談などの機会を通じまして、本件問題に関する国際社会の連携の重要性を主張してまいりました。イラクの大量破壊兵器開発問題に対する国際社会の一致した毅然たる態度を示す今次決議の採択を...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護の法制に関しましては、これは国民の安全等に関して極めて重要な内容を含むわけでございまして、これはまさに、多少の時間をかけて、そして国民の御意見等も徴し、地方公共団体その他の機関の御意見を十分に聞いた上で、その内容を詰めていきたい、こういうように考えておる...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま御審議をお願いいたしておりますこの対処法の成立、施行後二年以内に国民の保護の法制整備をいたしたい、このように考えております。
○福田国務大臣 ただいまの問題は、今外務省参事官がお答えをしたとおりでございます。やはり、今の情勢において、今の環境において、身分を明かすとかいうようなことは、本人のプライバシーの問題もさることながら、身の安全、家族の安全とか、それからそれに関係する方々の安全の問題もあるというよ...全文を見る
○福田国務大臣 私もそうなんですけれども、現実に武力攻撃が発生する前の段階において、その時点における国際情勢とか相手国の動向、そしてまた我が国への武力攻撃の意図が推測される、こういうことから、我が国に対する武力攻撃が発生する可能性が高いと客観的に判断される事態において、国全体が一...全文を見る
○福田国務大臣 これは、どういうやりとりの中でそういう発言が出たのかわかりませんけれども、それはそういう場合もあり得る、それは状況いかんということですね。例えば、武力攻撃があった、それが連続性、計画性といったようなことで明らかに我が国に対する攻撃といったように認定されるようなとき...全文を見る
○福田国務大臣 パレスチナも、それから先般のモスクワの劇場占拠のチェチェンの問題もそうなんでありますけれども、これは結果的に一般市民を巻き込んでしまうような惨劇に至ってしまうということであります。パレスチナの自爆テロ、チェチェンのときも自爆テロ的な雰囲気であったようでありますけれ...全文を見る
○福田国務大臣 モスクワで起こったチェチェン人による事件というのは、これは行為そのものはテロ行為だというように思います。しかし、その根源にあるものは民族的な問題というようなこともあります。そういう意味で、こういう民族的な問題というのはここだけでない、ほかの地域にもある問題でありま...全文を見る
○福田国務大臣 我が国は、ロシア側に対しては、チェチェン紛争は基本的にはロシアの国内問題という認識を伝えてきております。したがいまして、この紛争はロシア政府の適切な対応によって早期に政治的に解決されるべきである、こういうふうに考えているところです。  話し合いだけじゃ何もできな...全文を見る
○福田国務大臣 今回の決議は、さらなる重大な違反があれば安保理に報告され、そして安保理決議の完全な履行の必要性を審議するため、安保理は即時に招集されるという規定があります。  したがいまして、これは安保理においてまた協議をするというものと考えております。米国の代表も、この決議に...全文を見る
○福田国務大臣 今回のイラクに対する国連決議があったその後に、それに基づいて政府が何らかの対応を検討を始めたとか、そういう事実はありません。私の知る限りそういうことはないと思います。
○福田国務大臣 防衛庁長官が答弁したとおりでございまして、仮定の上に立って、その上でどうだ、こう決めつけられては困るんです。
○福田国務大臣 今防衛庁長官が答弁されたような状況において、状況というのは、イラクとアルカイダの関係というようなことについて政策判断をするというような、そういうようなことをする段階ではないということを申し上げているのではないかと思います。ですから、今の段階において、国連決議を履行...全文を見る
○福田国務大臣 私が政策判断と申し上げたのは、テロ特措法を使うという政策判断をするかしないか、こういうことを言ったわけでありまして……(木島委員「前提を聞いているんです。だから、それを使えるだけの法律になっているのかどうかということを聞いているんですよ」と呼ぶ)法律ですか。それは...全文を見る
○福田国務大臣 今現在、私どもが得ている情報に基づいて、イラク、アルカイダの関係が極めて緊密であるといったようなことでテロ特措法をつくる、そういうような判断をできるような知見はございません。(発言する者あり)
○福田国務大臣 現在、アフガニスタン国内におきまして、米軍等が東部の山岳地帯を中心にして、アルカイダやタリバンの残存勢力の追跡、掃討、それから施設の捜査による武器弾薬の押収、破壊、さらに、アルカイダやタリバンのメンバーの拘束、尋問による、今後起こるかもしれないテロを阻止するための...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど、その派遣の必要性というものを、理由を申し上げたのでありますけれども、よろしいですね、繰り返す必要はありませんね。——じゃ、繰り返しましょう。  現在、アフガニスタン国内では、米軍等が東部の山岳地帯を中心にしまして、アルカイダとかタリバンの残存勢力の追跡、...全文を見る
○福田国務大臣 まず最初に、こういうような活動をするために当然お金がかかる、そういうことについて国民の理解が得にくいというお話がございましたけれども、しかし、これは国際的な協力活動の一環なんですね。ほかの国も、それ相応の負担をしているわけでございます。我が国だけが負担していること...全文を見る
11月12日第155回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) 北橋議員にお答えします。  まず、原子力安全規制体制についてのお尋ねがございました。  エネルギー利用に関する原子力の安全規制については、エネルギー政策に責任を負う経済産業大臣が一次規制を実施することが必要と考えております。その上で、原子力安全委員会...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 土田議員にお答えします。  まず、原子力安全・保安院の技官による贈収賄事件など、監督官庁の姿勢とこの国のあり方についてのお尋ねがございました。  収賄事件については、公務員としてあるまじきことであり、厳しい処分を行ったところです。  一方、今回の原...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大島議員にお答えします。  まず、原子力安全・保安院の位置づけに関してのお尋ねがございました。  エネルギー利用に関する原子力の安全規制については、エネルギー政策に責任を負う経済産業大臣が一次規制を実施することが必要と考えます。その上で、原子力安全委...全文を見る
11月12日第155回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 男らしさとか女らしさ、これはやっぱり男女という性別がある限りあるのではないかと思います。ただ、時代が変わり、社会の情勢が変わって、その考え方に多少の違いがあるということがあったとしても、男女の性別というところから出てくるものは、これは否定することはできな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この男女共同参画社会基本法であります、ここには、男女が均等に政治的、経済的、文化的、また社会的な利益を享受することができ、そして男女ともに責任を担うべき社会を形成する、これがこの基本法に書いてある目標だというように思います。  その目標を達成するために...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨年の九月十一日以降の様相をたどって、現在に至るまで御説明をいただきました。  基本的には、九月十一日のテロの関係でいろいろな世界の情勢が変化してきているというこのことは、私率直に認めてもよろしいんではないかと思います。しかし、このことと北朝鮮の問題、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 拉致被害者の方々、またその御家族が我が国の社会に溶け込んで安心して生活できる、そういうような環境を作るということは、これは急いでやらなきゃいかぬことだと思います。そういうことで、政府とか関係地方自治体、これが密接に連携協力しながら、一体となって支援を行っ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、新たに設置されます人権委員会につきましては、人権擁護をその所掌業務とします法務省に人材とかそれからノウハウの蓄積がある、こういうことを考慮しまして、委員会の独立性にも配慮した形で法務省の外局として設置すると、こういうようにされているものと承知してお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 人権に関しましては、女性、子供、高齢者、それから障害者、同和問題とか、また外国人に関するものなど様々な問題がございます。各府省庁がその所管事務との関連でそれぞれの専門性を踏まえて対応しているということでございます。  したがいまして、この分野においても...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のありました請願が百五十一、百五十三、百五十四回の外交防衛委員会と本会議で全会一致で採択されていると、これは承知しております。
○国務大臣(福田康夫君) 政府は、男女共同参画社会の形成に向けて、女子差別撤廃条約の積極的な遵守と、それから同条約の趣旨に沿った施策の充実に努めておるところでございます。  女子差別撤廃条約の選択議定書等が定める個人通報制度、これは条約の実施の効果的な担保を図るという趣旨から注...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 検討させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 男女共同参画会議の影響専門調査会におきまして、男女共同参画の観点から、御指摘の税制、社会保障制度、雇用システムについて検討を行いまして、四月に中間報告を取りまとめました。今後は、国民からの意見などを踏まえまして議論を深めて、そして本年十二月に社会保障制度...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは以前にも御答弁申し上げたこと、内容になるかもしれませんけれども、いわゆる従軍慰安婦問題を含めまして、さきの大戦にかかわる賠償並びに財産及び請求権の問題は、日本政府としては、サンフランシスコの平和条約、二国間の平和条約及びその他関連する条約等に従って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題は戦争の最中に起こったことですね。そして、その戦争の最中にいろんなことが起こったんだろうと思うんです。そのうちの一つだというふうに思いますが、これは先ほど来申し上げているように、そういうことは日本人として、日本国としてこれは決して看過することはで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ILOの条約勧告適用専門家委員会が慰安婦問題について被害者の補償のための別の方法を見いだすことを希望するというなどのオブザベーションを出しておるわけでありますけれども、我が国としてはアジア女性基金以外の事業は考えておりません。
○国務大臣(福田康夫君) ILOの条約の、これは、この条約については、あくまでもこれは各国政府、労使団体がILOに提出した報告に基づいて検討を行う機関である、したがいまして、同委員会のオブザベーションは加盟国を法的に拘束するものではないと、こういうことになっております。そのことは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 遅きに失する前にということでありますけれども、政府としては、この問題への対応について、国民的な議論を尽くした結果、既に高齢となられた元慰安婦の方々の現実的な救済を図るために、サンフランシスコ平和条約等の当事国間では請求権の問題が解決済みであるということか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アジア女性基金の事業は、インドネシア、フィリピン等に対しては継続をしておりますし、今後とも、この基金の事業を続けることによって日本人の気持ちを表していきたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま私、事業をどういうふうに申しましたか。正確には、申請を締め切ったと、こういうことでありまして、事業そのものは継続しているということであります。  その後は先ほど答弁したとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今年に入りまして、沖縄において在日米軍に関連する事件、事故が続いて発生しまして、大変これは遺憾に思っております。  政府といたしましては、沖縄県民の御懸念について十分承知をいたしておりまして、これまで米側に対しては遺憾の意を表明するとともに、原因究明、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたとおりで、我が国政府としてあらゆる機会をとらえて米側に対して事件、事故の防止等につき申入れを行ってまいっております。私も、つい最近でございますけれども、駐日米大使にこの問題について強く防止及び要請をいたしました。  それから、もち...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 普天間飛行場におきます航空機の騒音問題は、これは周辺住民にとって大変深刻な問題であるという認識はもう十分いたしております。そこで、騒音軽減に真剣に取り組んでまいってきておるのでありますけれども、今後も地元の方々の御負担を軽減するべくしっかりと取り組んでま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 拉致問題につきましては、現在家族を含めた被害者の方々の早期帰国及び真相究明に全力を挙げて取り組んでおります。先般の日朝国交正常化交渉においても、先ほど御答弁申し上げたとおり、これらの点についてまずは北朝鮮側に強く求めたところでございます。  今後、北朝...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 新潟港は、関税法に基づく指定された開港というんですね、開かれた港でございまして、開港は国際通商に開放された港とされておりまして、関税法上、外国籍の船舶の入港を禁止することを定められてはおりません。
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの御質問に対しては、そういうような仕組みになっていないんです。法律的にそういうことができるようになっていないということであります。
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しますけれども、そういう法律的な仕組みになっていないということです。
○国務大臣(福田康夫君) 幾つか御質問ございました。  障害者等に対する不当な差別的取扱いの禁止については、今国会で御審議をいただいております人権擁護法案で手当てをいたしております。また、政府としては、障害者の社会参加を促進するために、平成十四年度中を目途に障害者等にかかわる欠...全文を見る
11月13日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
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○福田国務大臣 天下りにつきましては、これは今委員からお示しいただきましたこの世論調査におきましても大変強い批判がある、そういうことは、かねがね私もいろいろなところで、その世論調査ばかりでなくて聞いておりまして、この問題は真剣に受けとめて、再就職に係る承認制度などについて見直しを...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまのような方針に基づいて今後検討を進めていく、そういう考えでございます。
○福田国務大臣 公務員制度改革大綱を閣議決定いたしました。そこで、営利企業への再就職について、内閣は、政令で承認基準を定めるとともに、各府省における承認制度の運用について必要な総合調整、これは内閣が行うのでありますけれども、行うこととしておりまして、内閣の果たすべき役割を強化する...全文を見る
○福田国務大臣 そういうことも含めまして、今後の検討の中で具体化をしてまいりたい、こういうふうに申し上げたところでございます。
○福田国務大臣 これは、具体的に今後ルールの確立をすべく検討作業を進めていく、こういうことなんでありますけれども、職員の再就職の承認、この承認につきましては、「職員の適切な服務管理と行政の公正な運営に一義的な責任を有する人事管理権者が厳格かつ明確な基準の下で行う」、こういう方針を...全文を見る
○福田国務大臣 今現在のところ、大綱に基づいて検討を進める、こういうことでありまして、それ以上のことを私からただいま申し上げるわけにはまいりません。
○福田国務大臣 先ほど来答弁しているとおりなんですけれども、これは、公務員制度改革大綱を閣議決定しているわけですよ。その内容を先ほど申し上げました。ですから、その方向で検討するということになるわけでありまして……(山井委員「検討ってどういうことですか」と呼ぶ)そのルール化をすると...全文を見る
○福田国務大臣 この改革大綱に基づいて、そして検討をする、改革の具体化に向けた検討を行う、こういうことです。
○福田国務大臣 何度も同じような、同じことを申し上げることになるんですけれども、この改革大綱が決まっているんです。この大綱に沿って、改革の具体化に向けて検討を行う、そして今後、国民の信頼を確保し得るルールを確立する、これが目的なんですよ。その検討作業を進めるということです。
○福田国務大臣 先ほど私が言っているんです、最初に。そのとおりなんですよ。いいですか、それで。
○福田国務大臣 人事院は人事院としての御意見があって当然だと私は思っています。
○福田国務大臣 社説を全部私も読んでいるわけじゃないけれども……(山井委員「想像で、大体」と呼ぶ)いや、想像というのもちょっとおかしいでしょう。  ごく一部しか見ていないという限りにおいて、大臣承認制に反対する社説も見たことはあります。
○福田国務大臣 まあ、はっきり言って、忘れました。
○福田国務大臣 何とお答えしていいかわかりませんけれども、社説も、今ちょっと拝見したら、一年以上前の社説もありますね。全部私見ているわけじゃありませんが、社説をもとに云々ということはできないんですけれどもね。  しかし、この天下り全体についての批判というのが十分あることはよく承...全文を見る
○福田国務大臣 そこで、私が再三申し上げていますように、本当に国民の信頼を確保し得るルールをつくるということで、今後具体化をしていこうということを申し上げているわけですから、そういうことで、ことしから来年にかけて議論を詰めていくということになろうかと思います。
○福田国務大臣 私は、社説がすべてだというふうには思っておりません。  それから、天下りということについて申し上げれば、確かに天下りについて問題がある。これはもう指摘を受けているとおりでありますけれども、しかし、それと同時に、では、すべての天下りを廃止したらそれで済むのかといっ...全文を見る
○福田国務大臣 人事院の考えは人事院に聞いていただきたいと思いますけれども、人事院は人事院としての信頼というのは非常に大事でございますから、それは人事院としても、そういう自覚を持ってやっておられるものと思います。  いずれにしましても、そういうことも全部含めて、この新しいルール...全文を見る
○福田国務大臣 今までのことについていろいろ批判があるわけです。そしてまた、おっしゃるとおり、御指摘のとおり、目に余るものもあると私どもは見ています。ですから、そういうものは改善していくということなんですよ。そういうことのために、今後、鋭意努力するということであります。
○福田国務大臣 天下り問題は、これは、ただ役人が天下っちゃいかぬというだけで済む問題じゃないんですね。やはり、天下りしないで済む公務員のあり方というものを考えていかなければいけない。ですから、両面考えて何が一番いいのかという視点というものも忘れてはいけないと思います。  今現在...全文を見る
○福田国務大臣 これはやはり、今申しましたようなこともあわせ考えながら、内閣としてどういう方針をとるかということにかかっていると思います。内閣は、内閣の総合調整機能というものを発揮して、その問題についてどのように対処すべきかという方針を出すべきだと思います。
○福田国務大臣 再三繰り返しますが、よい制度をつくらなければいけない。そして、天下りは減るのかといえば、私は間違いなく減ると思いますよ。  ただし、では、天下りが減ったら民間人を入れるというのであれば、それにふさわしい、よい民間人が来てくれるかどうか。待遇とかそれから任期の問題...全文を見る
11月13日第155回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(福田康夫君) 谷議員にお答えします。  まず、ライフスタイルに中立な制度等についてお尋ねがございました。  女性の就業を始めとするライフスタイルの選択に大きなかかわりを持つ制度、慣行の中には現在の状況に適合しないものや女性の就業の妨げや男性の選択を狭めているものな...全文を見る
11月14日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○福田国務大臣 この事実関係につきましては厚生労働省の方で把握しておりますので、もし数字等についてのお尋ねであれば、厚生労働省の方からお答えをさせていただきます。
○福田国務大臣 ただいま厚生労働省からお答えしたことにつきまして、その方々の個人名を公開できるかどうか、こういうことではなかろうかと思いますけれども、これは、そういう方々のプライバシーの問題がございますので、プライバシー保護、そういう観点でもって公表していないところでございます。
○福田国務大臣 今、最初の方で、この戦後処理の窓口をどうするか、こういう問題がございました。これは先般も、御指摘のとおり、検討する、こういうことを言っております。  個々の戦後処理問題は、これまでは基本的に関係府省庁おのおのの所掌に従って処理をする、こういうことになってきており...全文を見る
11月15日第155回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(福田康夫君) 簗瀬議員にお答えをいたします。  知的財産戦略についてお尋ねがございました。  知的財産を戦略的に保護、活用することによりまして、産業の国際競争力を強化することを我が国の国家目標にするというのが小泉総理の一貫した意思であるということをまず申し上げます...全文を見る
11月19日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○福田国務大臣 これは、意図しておくらせたとかそういうことではございません。  先ほど来お話に出ております、十一月十二日の日米調整委員会で米側から寄せられたニーズについていろいろ検討した結果、その結果我が国の自主的な判断として、本日の閣議で基本計画を変更する、こういうことで決定...全文を見る
○福田国務大臣 今回の基本計画の変更というのは、これは派遣期間の延長と、それから輸送艦の派遣に伴う部隊の規模、構成、装備の追加などを内容とするものでございます。  変更後の基本計画に基づく自衛隊の活動は、既に国会承認を得た活動でございまして、派遣先国の範囲内であるということもあ...全文を見る
○福田国務大臣 これは本来外務省が答弁することかもしれませんけれども、現地の情勢をどういうように見るかということにもかかっているわけであります。ただ、委員のおっしゃるように、まだいろいろな場面、状況というのはあるわけですね、アフガニスタンの中でも。安定化している地域もあるんだろう...全文を見る
○福田国務大臣 私が、たしか記者会見で質問がありまして、答えたことがございます。そこで私は、米国から要請があれば派遣するとかいうような言い方はしていないと思います。要するに、そういう必要性があるかどうかということですね。これは、あくまでも我が国が自主的に決めることでございます。
○福田国務大臣 今回の件につきましては、島根県の件につきましては、これは、私はかなり迅速に対応しているんじゃないかなと思います。そして、米軍にも外務省から直ちに申し入れをするということもございましたし、米側もそれは真剣に対応してくれた。その結果、米側の訓練の内容の変更とかいうよう...全文を見る
○福田国務大臣 それは御党のお考えでしょう。我が党はそうは考えていないんです。
○福田国務大臣 訂正します。政府は、我が政府はそういうようには考えておりません。
○福田国務大臣 本件は、十一月六日に、防衛庁から国土交通省に、不審物はマスタード、またクロロアセトフェノンという分析結果の報告がございまして、十三日に、住民の安全対策等を図るために、国土交通省、神奈川県、神奈川県警、寒川町で構成する安全対策連絡会議を開催いたしました。  現在、...全文を見る
○福田国務大臣 この特措法で、御指摘のとおり、基本計画の決定、変更があったときはその内容、また基本計画に定めた対応措置が終了したときはその結果を遅滞なく国会に報告しなければいけない、こういうふうなことになっておるわけであります。  今回、こういう時期になぜ報告をするのかというこ...全文を見る
11月21日第155回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 青少年の教育問題等に大変熱心に取り組んでいらっしゃることは、よく事務所で調査などされてわかりました。  今お示しいただきました土曜日の子供の状況、これを拝見しまして気がつきましたことは、三年間経過しまして、どうも何かマイナスのメリットというか、評価しない部分がふ...全文を見る
○福田国務大臣 土日の過ごし方ということになりますけれども、土曜日も日曜日もないと思うんですよ。土曜日だから特別にということではないと思いますが。  青少年がその過ごし方として自発的に何か自分でするということがあれば、それはそれでよろしいかと思うけれども、しかし、それでなくて、...全文を見る
○福田国務大臣 今、大筋は、文部科学政務官の答弁のとおりでございます。政務官のおっしゃられた、この中間報告にあります教育の基本理念、これが規定されているわけでございますけれども、現在の審議会で、中教審の開催などを通じてさらに議論を深めていく、こういうふうにしておるところでございま...全文を見る
○福田国務大臣 県立高校における男女の共学ということにつきまして、これはやはり地域事情というのはあると思うんです。ですから、その地域の実情に応じて、設置者であります県が県の判断として考えていけばいいのではないかな、こういうふうに思っております。  私どもの群馬県のことにつきまし...全文を見る
○福田国務大臣 先ほども答弁申し上げたとおりでございまして、県の実情に応じて、県民の意向に従ってやればいい、その声をその県でよく吸い上げて間違いないように対応してほしいと思っております。
○福田国務大臣 今、お話を聞いていて、正直言って、よくわからないことが多かったです。どうも私の現実感覚からは遠く離れたところのお話が大分多くございます。  そういうことでありますが、まあ、余り行き過ぎちゃいかぬということは率直に思いますね。ほどほどにしてほしいという感じがいたし...全文を見る
○福田国務大臣 この出会い系サイトというのは、最近、青少年が大変利用している、そういう話を聞いておりまして、その結果、児童買春の被害を受ける事例が急増している、こういうことでございます。そして、その被害者の大半が女子中高生であるということで、大変憂慮しておるところでございます。こ...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろおっしゃいましたけれども、一つは、今の社会風潮についてどう考えるべきかということだと思います。これは時間がかかりますから、一つだけ感想を申し上げます。  先ほどのサイトの問題ですが、これは私は具体的にどういうことなのかよくわからないんだけれども、私の感じ...全文を見る
○福田国務大臣 今、青少年をめぐる問題というのは非常にいろいろな問題がございます。特に危機的な問題といえば、薬物乱用とか児童虐待とか、また、今御指摘もありましたような学校における犯罪行為、こういうようなことでございまして、こういう状況に対して政府としてどう取り組むか、こういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 青少年がその適性と能力に応じた職業選択を行い、そして、充実した職業生活を営んで有為な職業人、社会人として成長すること、これは我が国の将来にとりまして極めて重要なことであるという認識を持っております。  国の青少年行政の基本方針等を盛り込みました青少年育成推進要綱...全文を見る
○福田国務大臣 今、委員が御指摘になった実態把握につきましては、これは児童相談所が窓口になっています。児童相談所というのは、職員が地方公務員なんですね。ですから、まずは地方自治体がどういうように対応していくべきか、こういうような観点から検討したいと考えております。  いずれにし...全文を見る
○福田国務大臣 担当省庁の意見を聞きながら研究させていただきます。
11月21日第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(福田康夫君) 昨年九月十一日の米国におけるテロ攻撃によってもたらされている脅威の除去のための諸外国の活動は、依然として継続しております。我が国といたしましても、引き続きこのような国際社会の取組に積極的かつ主体的に寄与していくことが必要であると考えておりまして、今般、自...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の基本計画の変更は、派遣期間の延長と輸送艦の派遣に伴う部隊の規模、構成、装備の追加などを内容とするものでございます。  変更後の基本計画に基づく自衛隊の活動は、既に国会承認を得た活動と派遣先国の範囲内であるということから、自衛隊の活動の実施について...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のおっしゃるとおりでございまして、できるだけ情報を公開するということだと思います。ただ、これ、ほかの国との作戦行動といいますか、共同行動ということでございますので、これ、我が国のことといって明らかにできない部分もあると、こういうことがあります。ですか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この今回の基本計画の変更、これは派遣期間の延長と、それから輸送艦の派遣に伴う部隊の規模とか構成、装備の追加などを内容とするものでございます。  変更後の基本計画に基づく自衛隊の活動は、既に国会承認を得た活動と派遣先国の範囲内であるということから、自衛隊...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どういう意味ですか。
○国務大臣(福田康夫君) 結局、このテロ特措法において基本計画の中で一体何をするかという、この措置の内容ですね、対応措置の内容、これはもう既に決まっているわけなんです。この措置の内容が変わるんであれば、これは基本計画の変更、その大きな変更と、こういうふうなことになりますけれども、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど説明申し上げたんだけれども、今回、支援対処措置の内容についてはもう既に決められておりまして、そしてその中のことについて変更があったということで変更をお願いをしている、お願いをしたと、こういうことでございます。  そういうことですから、その内容の例...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来答弁しているんですけれども、基本計画の今回変更なんですね、派遣期間の延長とか、それから部隊の規模、構成、装備の追加。今回こういうことを変更するということであります。基本計画の大きな枠組み、これは変わっていないということでありまして、そういう変更で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このアフガニスタンの状況若しくは活動状況について、これはいろいろな委員会で累次説明していることなんです。今まで説明してきておるわけでございますので、そういうことでございますから、私は委員のおっしゃるような状況ほどひどい状況じゃないというふうには思っており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員おっしゃられますが、今回の基本計画の延長をお願いしているその活動の内容については、これはあくまでもテロ特措法に基づく活動である、この目的を達成するための行動内容だと、こういうことであります。  今、イラクというふうにおっしゃいましたけれども、イラク...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、国連安保理決議一四四一に従いまして、イラクが実際に即時、無条件、無制限の査察を受け入れて、そして大量破壊兵器の廃棄を始めとするすべての関連安保理決議を履行する、こういうことを強く求めておりまして、そのために必要な外交努力を行ってきております。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、米国がイラクに対して軍事行動を取るかどうかということを、こういう取ることの予断の上での御質問にはお答えすることは、これは差し控えたいと思います。  いずれにしましても、テロ対策特措法に基づく活動は、昨年の九月十一日のテロ攻撃によってもたらされた脅...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、その可能性も含めて、我が国がイラクに対して軍事行動を取るということを予断した御質問にはお答えできないということを言っております。
○国務大臣(福田康夫君) 外務大臣が答弁したことの内容についてですから、外務大臣から答弁をしてもらいます。
○国務大臣(福田康夫君) 外務大臣の答弁のとおりと考えます。
○国務大臣(福田康夫君) このテロ特措法の協力支援活動を行うに当たりましては、米側に同法の趣旨を十分説明をしておるとともに、対米支援の調整の枠組み等を通じて緊密に意思疎通、情報交換を行っております。また、この法律に基づいて我が国から提供された物品等を我が国の同意なく第三者に移転し...全文を見る
11月22日第155回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 島袋議員から構造改革特区関連の政府提供のテレビ番組名とその経費についてお尋ねがございました。  構造改革特区につきましては、これまで、「そこが聞きたい 構造改革」、「新ニッポン探検隊」及び「政策対談 明日への架け橋」の三つの政府広報番組において広報を実...全文を見る
11月27日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○福田国務大臣 遺棄化学剤とかそういうものが発見された場合、政府としてどういうふうにするか、こういうことでありますけれども、その場合に、発見された場所、状況等の態様はさまざまであるということもございまして、その都度、必要に応じて、内閣官房を中心に関係省庁連絡会議を開催するなどをい...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま私が答弁いたしたとおりでございます。
○福田国務大臣 神奈川県の寒川町の件ですね。これは、関係省庁と連携しながら国土交通省で主体的に今進めているところでございまして、必要に応じて、今後とも関係省庁間で連携を密にしながら迅速かつ的確な対応を図る、こういうようにしておるところでございます。必要に応じて迅速かつ的確に対応し...全文を見る
○福田国務大臣 これは、最初に申し上げましたけれども、そういうような化学兵器が発見されるといった場合に、発見された場所とか状況とか態様はさまざまでございます。また、化学物質も、通常考えられないような化学物質が発見されるといったようなときに、どういうふうにするかといったようなことも...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま苅田港に続いて寒川町でも化学剤が発見された、こういうようなことで、これは昭和四十八年に旧軍の毒ガス弾等の全国調査についての調査結果を取りまとめたのでありまして、この調査によりますと、旧軍の化学兵器等の保有及び廃棄の状況に関する資料のほとんどが終戦時に処分さ...全文を見る
12月04日第155回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○福田国務大臣 本法案に定めますこの義務規定は、事業活動に伴う個人情報の取り扱いを規定する、こういうことでございます。したがいまして、各事業を所管している大臣等がこれに伴う個人情報の保護に関する事務についても一体的に行っていくことが合理的かつ実効的であるというように考えております...全文を見る
○福田国務大臣 法案につきましては、早期成立を図る、そういう観点から、現在国会においてさまざまな御尽力をいただいておる、こういうように承知をいたしております。  ただ、法案の取り扱いにつきましては、これは国会の権能の問題でございますので、政府としてこの取り扱いについて申し上げる...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるように、今まさに日本の置かれている立場を考えますと、いろいろな変革をしていかなければいけない、そういう時期にあるわけです。ですから、そういうことについての国民理解というものは当然必要なわけでございまして、そのためにどういう努力をすべきか、どういう方...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃることは、お気持ちはよくわかります。また、お考えもわかります。それで、決して委員の言葉に逆らうつもりはありません。そういう考えも、私もないわけではない。  しかし、翻って我が国の現状を見た場合に、これから我が国がどうやって生きていくのかということを...全文を見る
○福田国務大臣 法案につきましては、早期の成立を図るという観点から、現在国会においてさまざまな御尽力をいただいているところでございます。  廃案とかいうようなお話につきましては、そもそもこの法案の取り扱い、国会にお出ししておりまして、国会の権能でございますので、政府から廃案とか...全文を見る
○福田国務大臣 国連の決議というのは、私知りません。不勉強で申しわけありません。  それから、法案そのものについては、現在、成立を目指していろいろと国会において御尽力いただいておる、こういう状況でございます。  また、この法案のこれからどうするかといった取り扱いの問題、これは...全文を見る
○福田国務大臣 今申し上げたのでございますけれども、いずれにしても、この法案そのものは、国民生活を守る、国民が安心できるような社会のために必要な法案だ、こういう基本認識をしておりますので、ぜひ早期成立を目指して御尽力くださるようにお願いを申し上げます。
12月06日第155回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○福田国務大臣 御指摘のとおりの懇談会を今開催して、いろいろと検討していただいております。  何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ、平和を祈念することのできるような記念碑などの国の施設のあり方、こういうことについて幅広い御議論をいただく、こういうことでございます。 ...全文を見る
12月09日第155回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま財務大臣、それから竹中経済財政政策担当大臣からも答弁がございましたけれども、税制調査会でも、個々人の自由なライフスタイルの選択に中立的な税制、そういう観点から取り組むべきものであるという、そういう考え方を答申の中に示しております。  そこで、男...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、ODAにつきましては、基本的には外務省が中心となって、各省にまたがるものですから、省庁間の連携を取っていくということが必要でございます。そして、その戦略的な活用に努めるということになりますけれども、日本国全体の国益の増進という、そういう高い視点から...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 対中政策を見直すかどうかと、こういう話は、これは私は、見直すというか二国間の関係を今後どうするかということでございまして、そういうことで、中国が急速に発展しているというそういう現状はよく踏まえなければいけないということは考えております。  しかしながら...全文を見る