福田康夫

ふくだやすお



当選回数回

福田康夫の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福田国務大臣 アフガニスタンの問題が起こったときに、あのころよく、イラクにビンラディンが逃げるんだとか、アルカイダが逃亡するんじゃないか、かくまわれるんじゃないか、また何らかの密接な連絡をとっているんじゃないかというような議論が随分あったように思われます。あのときも、あの時点に...全文を見る
○福田国務大臣 そういう御質問があるのも、これはよくわかります。先ほど来外務大臣から答弁しているとおりなんでありますけれども、これは、今後どういうふうな筋道をたどっていくのか、この辺、いろいろな選択肢というか、道があるんだろうと思います。  そういうような状況の中で、また、その...全文を見る
01月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 昨年の十二月二十四日でございましたけれども、追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り方を考える懇談会、この懇談会から答申をいただきました。報告をいただきました。  委員御質問でございますので、内容をちょっと簡単に説明させていただきます。  どういう趣...全文を見る
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 遅れているという事実があるようでございます。これはできるだけ早めなければいけないと、これはそういうふうに率直に思います。  だからといって、じゃ内閣府に持ってくるかどうかということについては、これはまたちょっと違う事情もございますので、やはりこういう人...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま平沼経済産業大臣が答弁をしたとおりでございまして、精査の上結論を出す、こういうことであります。
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理が、今月の二十八日でした、この予算委員会におきまして委員御指摘の趣旨の内容の発言をされました。  これ、過去に小泉総理は今回の分を含めまして三回靖国神社へ参拝をしております。これはいずれも私人としての立場でもって参拝されたものでございます。した...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 後藤田官房長官のあれは談話でしたか、あれにつきましては、その前に中曽根総理の公式参拝というものがございました。公式参拝ということはこれはできないということを後藤田官房長官は述べられた、こういうふうに私は理解いたしております。
○国務大臣(福田康夫君) 確かにおっしゃるとおり、国際協調、これは極めて大事なことであり、我が国の存立基盤というものも国際協調の中にありと、こういうふうに言っても過言ではないと思っております。  しかし、国際協調と、それからまた靖国神社に参拝するということと、これが国際協調に反...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は存じません。
○国務大臣(福田康夫君) 総理が調査するということは、内閣を挙げてとかそういったようなことかどうか、それもよく分かりません。
○国務大臣(福田康夫君) 少なくとも私は承知していないということでありまして、このことを総理がどのように調査をされているか、その辺も相談はいたしておりません。
○国務大臣(福田康夫君) どういう内容の案件かも私存じませんし、私自身調査をするつもりはありません。
○国務大臣(福田康夫君) もしそういうようなことまでお尋ねになりたいというのであれば、なぜ事前に言っておいてくれなかったんですか。私はこの件知らないんです、事実。ですから、知らないというふうに申し上げて、また調べてくれという要請もなかったから、そのようにお答えしています。
02月06日第156回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○福田国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、各関係省庁でこれを取りまとめていくということは大事なことでございます。  したがいまして、そういう考え方のもとに、昨年このFTA問題を研究する懇談会をつくりました。また、その答えも出していただきまして、その作業を進める過程におい...全文を見る
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○福田国務大臣 戦後処理問題ということで、窓口としては外務省でありますけれども、一般的にどういう援護措置をするかというようなことになりますと、厚生省、厚生労働省ですね、そういうことになるんだろうと思います。ただ、いろいろな経緯がございますので、そのケースごとに対応の仕方が違ってく...全文を見る
○福田国務大臣 この問題も、これは以前にこの問題についての対応については、政府としての考え方というものは、これは考え方というのは決めておりまして、したがいまして、その問題についてどこが窓口になっているかということはわかりません、しかし、昭和六十三年に平和祈念事業特別基金等に関する...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、先ほど来申し上げているのは、その過程においていろいろな省庁が関与してきた、しかし、今現在、先ほど申しました平和祈念事業特別基金等に関する法律を制定し、それに基づいて対応していることについては総務省が管轄しているということでございます。
○福田国務大臣 この抑留者の、強制労働に従事された、本当にお気の毒なことで同情すべきものではございます、そして、この賃金未払い問題につきましては、シベリア抑留者に対して労働賃金の支払いを行う法的義務を負うということは、これはしないというのが、そこまではしないんだというのが、これが...全文を見る
○福田国務大臣 この問題は、そういう政府の見解をもって、その上で、昭和六十三年の、先ほど来申し上げている、いろいろな対応をしてきておるところでございますけれども、対外的にはこれは外務省が当然担当するわけでありますけれども、国内的にはこれは総務省の担当というように考えるべきと考えて...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど来申し上げているとおり、この賃金の問題については、これは政府の見解としてそういうことはしないんだということになっておるわけでありますから、ですから、この問題を新たに、継続して実はあるわけでございますけれども、この問題についての窓口は、今そういう対応措置をして...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘のとおり、お尋ねの事件、現在公判中でございまして、事実関係の詳細について承知する立場にはございませんけれども、しかし、起訴事実によりますと、知事選挙にまつわる寄附の要求など公職選挙法違反に問われている事実、こういうふうに承知をしているところでございます...全文を見る
○福田国務大臣 お尋ねのことは先ほども一部答弁をいたしたつもりでございますけれども、自民党も本件は重く受けとめて、改めるべきは改める、こういう姿勢でもって政治改革に臨んでいるところでございます。  何はともあれ、国民から信頼される政治、これを目指さなければいけない、そういう立場...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろお話ございましたけれども、随分昔の話もされたようでございますけれども、そういう一つ一つのことはどういうことであったのか、私もよくわかりません。そういうようなことがあったのか、ないのか知りませんけれども、いずれにしても、政治家として疑惑を持たれないような行動...全文を見る
02月13日第156回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○福田国務大臣 安保理に付託されたというそのことについては、今、副大臣から説明申し上げたとおりでありますけれども、今後これがどうなるかということについて、これはやはり安保理、国連でもってどのような協議がなされるか、こういうことになるわけであります。  ただ、今ちょっと制裁という...全文を見る
○福田国務大臣 別に隠すようなことはございませんで、安保理に持っていきますと、確かに日本は安保理のメンバーでございません、今メンバーでないわけでございまして、そうすると、協議に参加できない、この北朝鮮の問題の解決に他の国々と一緒になって、安保理メンバーと一緒になってその解決のため...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま農水大臣からお答えしたとおりだと思います。
02月14日第156回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○福田国務大臣 今、平壌宣言についていろいろ御意見ございましたけれども、そんな軽いことではない、極めて重い文書だと私は思っております。  拉致のことについて書いていないというふうにおっしゃるけれども、それはもうそういうことを含めて、また、安全保障上の問題も含めて両首脳が合意をし...全文を見る
○福田国務大臣 委員、懸念されている現状については、私どもも全く懸念をしているわけでございます。  平壌宣言は、これはまさに、北朝鮮が国際的な安全保障上の問題も、これも遵守し、かつ、拉致問題とかいったような我が国との関係についても、これも謝罪し、そして、今後そういうことを起こさ...全文を見る
○福田国務大臣 韓国の太陽政策と一言に申しますけれども、これは、私どもが考えておりますのは、基本的には話し合いということなんです。話し合い路線ということを我々は考えておりまして、太陽政策の中身、正確でないかもしれませんけれども、しかし、一番大事なことは話し合うことである。今まで委...全文を見る
○福田国務大臣 閣僚懇談会、私が司会をしておりますので、全員閣僚がおりましたということを申し上げます。
○福田国務大臣 この問題は、多分リクルート事件までさかのぼるんだろうと思います。要するに、株を買うと、インサイダー取引が、お話ございました、それがあるんではなかろうかという疑いを持たれる。したがいまして、閣僚においては、特にそういうことについては疑念を持たれないようにしようという...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、この後、記者会見だとかいうようなところで、もうかるからというようなこと、これは全体に対して言うわけですから、これは多少問題があったんじゃないかなというようには思いますけれども、そういうようなことで、我々としては、疑念を持たれないということを中心に考えて、...全文を見る
○福田国務大臣 この閣僚懇談会で竹中大臣からそういう話があった、これは今申しましたような経緯でございまして、私どもは、それは竹中大臣が冗談でつけ加えたことだというように考えておりました。しかし、その後で、公式の記者会見とか、そういったようなところでもってそういう発言があるとします...全文を見る
○福田国務大臣 午前中の委員の御質問に対して、とっさのことでございますので、よく整理していないでいろいろ申し上げて、混乱をさせてしまったということがあるのであれば、私どもの意に沿わないことでございまして、ちょっともう一回まとめて申し上げます。  竹中大臣の発言は閣僚懇の後の雑談...全文を見る
○福田国務大臣 会見の場でのこのような発言については、その趣旨を誤解されかねない部分があったという面において、必ずしも適切でなかったと考えている。  私の発言も、記者会見の内容をよく点検した上で申し上げたわけでないので、多少私自身も誤解があったかもしれません。
○福田国務大臣 先ほど申しましたように、私は、急なことでございます、記憶違いということも多少あるかもしれぬけれども、しかし、そういうやりとりがあったことは認めます。しかし、その場の雰囲気、閣僚懇というのは時々冗談も出てくるということもございますし、それはその場の雰囲気ということも...全文を見る
○福田国務大臣 これは、そういう提案が金融担当大臣からございましたけれども、協力をお願いしますというような文章だったと思います。  ですから、協力するかしないかは個人の判断であるということで、それは、個々の閣僚の考え方に基づいて協力するかしないかを決めればよろしいことであります...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも閣僚懇談会というのは、閣議が終わりまして、その後で、割合自由な雰囲気の中で各閣僚が思い思いのことを言うところなんですよね。(発言する者あり)ですから、記者会見のことはまた竹中大臣に聞いてください。そういうことでありますので、冗談も時々出ます。いろいろな話を...全文を見る
○福田国務大臣 この懇談会は、一昨年の八月十三日に出されました小泉内閣総理大臣の談話を踏まえまして、何人もわだかまりなく戦没者等に追悼の誠をささげ平和を祈念することのできる記念碑等施設のあり方について幅広く議論するために、一昨年の十二月十四日、私のもとに御指摘の懇談会を開催するこ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、報告書、ございます。これはそれほど長いものでございませんけれども、要するに、なぜ、今、国立の追悼・平和祈念施設を必要とする時期が来たと考えるのか、こういうことでございます。  これは、いろいろな、過去、特に戦後、問題がございました。例えば、講和、独立から...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。戦争をして個々の人を対象にして追悼する、こういうことではないんで、それは個々の人ということでなくて全体に対して追悼する、そういう考え方に立っております。そういう場合には、個々について、そのいいの悪いのといったような、そういう判断も...全文を見る
○福田国務大臣 比較をするというのは難しい。すなわち、靖国神社、どちらに立つかと……(末松委員「どっちでもいいわけですよ、それは」と呼ぶ)ええ。  靖国神社の考え方、これは宗教上のことでございますので、これについて云々できないし、また比較もしにくい問題だと思います。しかし、この...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりだと思います。  戦争に赴いて亡くなった方のみならず、東京で罹災した、また沖縄で罹災をした、そこで亡くなられた民間人を含むという考え方でございまして、そういう施設は全国に今ございますけれども、しかしばらばらになってしまっているというようなこともございま...全文を見る
○福田国務大臣 ことしの小泉総理の参拝は、一月の十四日でございました。確かに委員御指摘のとおり、昨年の末にこの懇談会の報告が出たわけですね。それを無視するかのごとくと、こういうような御趣旨でございますけれども、まあ小泉総理は、もうかねてから言われているように、これは自分の信条とし...全文を見る
○福田国務大臣 この報告書にございますとおり、国民の議論、これを見きわめて、こういうようなことでございますので、これはしたいと思います。  今までになされた新聞社の世論調査などを見ますと、賛成をする、この追悼施設に賛成するというのも結構多いようでございますので、そういうことを踏...全文を見る
02月17日第156回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○福田国務大臣 陳情というふうにおっしゃいましたけれども、そもそも政治家というのは、民意を代表する、そういう立場の職務がございますので、広くいろいろな意見を聞くということはすべきことであろうと思います。  ただ、何というんですか、予算シーズンになりますと、恒例のようにグループで...全文を見る
○福田国務大臣 副大臣、政務官のあり方、これはもう国会改革の中でいろいろと議論されておりますので、私から申し上げるまでもないと思います。  具体的に政務官がどういうような役割をしているか、それは各省庁の役割分担ということの中で、協議の上行われているというように承知しておりますの...全文を見る
○福田国務大臣 それは、公表することについては、どういうような形で公表するか、これは検討させていただきます。  ただ、政務官が例えば選挙区ばかり行っているだとか、そういうようにおっしゃられるのであれば、それはそういうことでないというように私から申し上げておきます。
○福田国務大臣 これは戦争に至らなければいいんですね、本当に。平和的な解決、これが望まれるわけでありまして、我々も本当にそう思っていますよ。そのかぎを握っているのは、やはりイラクがどういう態度をとるかということではないでしょうか。そのために国連決議一四四一も全会一致で決まったとい...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) 武正議員にお答えいたします。幾つかございます。  まず、なぜ予算関連、日切れ法案扱いと言われる地方税法案に外形標準課税を含めて提出したのかとのお尋ねがございました。  外形標準課税の導入は、地方税法で規定する法人事業税の課税標準の一部を見直すものであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 高橋議員にお答えします。  政治資金規正法等の改正についてのお尋ねでございました。  もとより、政治献金については、国民から疑惑を招かないような仕組みを考えることが必要であります。  公共事業受注企業からの政治献金等については、野党四党から改正法案...全文を見る
02月18日第156回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○福田国務大臣 平壌宣言は、日朝間の諸懸案を解決して国交正常化を実現する、そしてまたそのことが日朝双方の利益になる、そういう基本認識を確認すると同時に、これらの諸懸案の解決の方向性を示したものである。今後の日朝関係を進める上で基盤となるものであります。  これは基本なんです。そ...全文を見る
○福田国務大臣 これは、外交上の努力ということであれば、外務省、外務大臣がお答えすべきことかもしれませんけれども、私の方で承知しておりますのは、外交的にもいろいろな形で北朝鮮との話し合いは続けております。この話し合いは断絶したものではございません。今でも続けておりますし、これから...全文を見る
○福田国務大臣 報道には確かにそのようなことが記載されているのは、これは私ども承知しておりますけれども、政府として、こういうものを行われる、そういう検討をしているということは承知はいたしておりません。  そういうことでございますので、この問題については、安保理にIAEAから付託...全文を見る
○福田国務大臣 アメリカが新聞報道に出して、それでそれがアメリカの政策だということ、これはやはりもう極めて乱暴な話でございまして、当然、そういうようなことを検討するというのであれば同盟国である日本、そして北朝鮮と密接なるもう一つの同盟国韓国とは相談を前もってするべきであり、また、...全文を見る
○福田国務大臣 最後のところ、ちょっと質問、聞き漏らしてしまったので。
○福田国務大臣 失礼しました。  これは、拉致問題というのは、国民の生命と安全にかかわる問題でございますので、これは極めて重大な問題であり、国家的にそういう認識で対応しなければいけない問題だと思っております。
○福田国務大臣 政府としてどういうように事実を認定しているかということでございますので、これは、それを担当している大臣もしくは事務当局から聞いていただくというのがよろしいのではないかと思います。  九七年のこの問題につきましては、警察当局は、北朝鮮に拉致された疑いのある事案は七...全文を見る
○福田国務大臣 本件につきましては、本件と申しますか本問題ですね、これは従来から国交正常化交渉などの場におきましても北朝鮮側に強く解決を求めてまいりましたし、また、米韓を初めとする他の関係国との間で、それから国際会議などございます、そういうような場でも拉致問題解決の重要性について...全文を見る
02月19日第156回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○福田国務大臣 これは今まで何度も御説明申し上げていますのでもう御案内のことかもしれませんけれども、この経緯というものは、宮内庁が、地元で保存運動を行っている関係者の一人に連絡をして、正田家の御遺族の一人である皇后陛下が、旧正田邸の保存を望む人々の気持ちを本当にありがたく思われな...全文を見る
○福田国務大臣 これは、今結局繰り返してお答えするしかないのでありますけれども、皇后陛下は、今申し上げましたようなお気持ちを伝えたと。これは、それを客観的な事実として御承知いただくというためでございまして、それ以上の意図はないのであるということなんでございます。
02月21日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○福田国務大臣 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  現在、内閣に課せられた最重要課題は、日本の経済と社会の再生であります。小泉内閣は発足以来、聖域なき構造改革を推進するとの考えのもと、経済社会のあらゆる面において、二十一世紀にふさわしい仕...全文を見る
02月26日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○福田国務大臣 結論を申し上げれば、私も委員と同じ考え方でございます。地方公共団体におきまして、男女共同参画基本計画の趣旨を踏まえて、また各地域の特性に応じて住民の意向などを踏まえ条例を作成している、こういうように認識しております。  そもそも共同参画基本計画は、平成十二年、こ...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御紹介ありましたように、昨年の十月に、アジア太平洋障害者の十年最終年のハイレベル政府間会合が開催されました。そこで採択されました「びわこミレニアムフレームワーク」、こういうものがございまして、ここでは、アジア太平洋地域での障害者施策の取り組みを一層推進するた...全文を見る
○福田国務大臣 新しい障害者基本計画を策定するということに当たりまして、いろいろな意見をお聞きしなければいけない、こういうことで懇談会を開催いたしました。障害のある人とか障害者福祉関係事業団体の代表の方、また学識経験者などから成ります二十七名の委員で構成されておりまして、昨年六月...全文を見る
○福田国務大臣 新聞で読みました。
○福田国務大臣 十五年度から、障害者がみずから福祉サービスを選択する仕組みでございます支援費制度が施行されることになっておりまして、これは、新しい障害者基本計画において、地域での自立した生活を支援するということを施策の基本としている、そういうことでございます。
○福田国務大臣 これは行政の問題でもあるから、したがいまして、国会で議論してはいけないということはないと思います。
○福田国務大臣 とめる理由は、全くこちらとしてはございませんが、これは委員も大変御熱心でございまして、委員のお気持ちも大変よくわかるところもございます。しかし、今まで累次御説明を申し上げております、そういう御説明で御納得をいただけたらばいいなというふうに正直私は思っております。
○福田国務大臣 これも委員には以前にお答えしたことでございますけれども、この旧正田邸に関しまして、皇后陛下には建物を残してほしいというお気持ちがないことを常々申されていたというように聞いております。しかしながら、ゆかりの建物を取り壊されるのはおかわいそうだという気持ちでもって、取...全文を見る
○福田国務大臣 それは、そういうことも正しいと思います。ただし、この建物がそういうことでないならば、文化的な価値があるか何らかの価値がある、こういうような観点からその存続を不必要とする、こういうことになるんだろうと思います。  文化庁は、この文化的価値については、建築以来数度に...全文を見る
○福田国務大臣 一般論として申し上げれば、それは、委員のおっしゃることは正しいと思います。しかし、本件についていえば、天皇家が政治に関与するとか、そういったような性質のものでございません。ですから、私は、委員の御懸念というのは、今回のことについて申し上げれば、ないというように申し...全文を見る
○福田国務大臣 皇后陛下のお気持ちを確認する方法は、これは直接的にはないと思います。ですから、先ほど申しましたように、客観的な事実としてそういうようなことがあるということを申し上げた、まあ紹介したというのがこの説明になっております。
○福田国務大臣 私も、どういう事実があったか、これはわかりません。わかりませんが、その事実を確認しているのは宮内庁である、こういうことになります。
○福田国務大臣 これは、先ほども申し上げました、また繰り返しますが、皇后陛下が常々そういうことをおっしゃっていた、そういう事実を、宮内庁が事実として確認していることを伝えた、客観的な事実として伝えたということでありまして、これは別に、この問題が起こってそういう皇后陛下のお気持ちが...全文を見る
○福田国務大臣 私は、委員は大変お考えの深い方でいらっしゃいまして、この問題に真剣に取り組んでいることは大変大きな意味があると思います。そういうことで、私も、委員の御質問に対しては真摯にお答えしなければいけないというように思っておりまして、何度も何度も同じことを質問されますけれど...全文を見る
○福田国務大臣 この建物が文化財として価値があるかないか、これは私も専門家でないからわかりません。したがいまして、文化庁の、文化財保護法、この法律に基づいて判断をした、この関係当局の判断に従う、その判断が妥当なものであるかどうかということでなかろうかと思います。  ですから、そ...全文を見る
○福田国務大臣 文化財として法律に基づいてどのようにするかという、内容については私もわかりません。わかりませんが、その法律に基づいて正当な判断をしたというように私は承知をいたしております。
○福田国務大臣 これは文化財保護法でもって判断を示しているわけでございます。ですから、その判断を変えろということになるような委員のお話でございますが、法の執行という意味において、これはやはり慎重に考えなければいけないと考えております。
○福田国務大臣 条約は、これは遵守しなければいけないと思います。
○福田国務大臣 結社の自由の原則を初めといたしますILOの原則について、これは政府としても十分理解いたしまして、今までも尊重をしてまいってきたところでございます。  今回のILOの勧告は、現行の公務員の労働基本権の制約、これがILOの条約に違反しているということなど政府の見解と...全文を見る
○福田国務大臣 労働基本権の代償措置としての人事院制度というものが日本にはございます。そういう制度のもとにおいて人事院勧告というものを尊重するというのは、これは我が国の制度であります。
○福田国務大臣 二十八条は、人事院において勧告するということを怠ってはならない、こういうのが二十八条一項にございます。(吉井委員「何を言うてはるのかようわからぬ」と呼ぶ)ちょっとちっちゃい字なので見えないんです。
○福田国務大臣 若干、若干というか、もう少し大きいかもしれませんけれども、見解の違いがあるように思うんです。  職員の勤務条件に関する事項であっても、法律案の提出権、これ自体は内閣に有するものでございまして、人事院が国家公務員法第二十三条に基づいて法律案の制定、改廃に関する意見...全文を見る
○福田国務大臣 大臣規範のお話がございましたから申し上げますけれども、大臣規範では、閣僚としてやってはいけないこと、そういったことは、法律で書いていないようなことについても閣僚のルールとして決めている、そういうものがございます。それを大臣、副大臣、政務官規範、こういうふうに称して...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと、その文言、等とかそういうものが入っているかどうか、これはわかりませんけれども、趣旨からいって、大臣のルールとしておかしくない、こういう判断で決めたわけです。
○福田国務大臣 しかし、私が今のように説明しないと、本当のところわからないでしょう。おわかりになっていないようだから説明したんですよ。私は親切心でやったと思っています。
○福田国務大臣 知っていると言えばいいんだ。質問したらいいですよ、具体的に。何ですか。文句だけ言わないで質問してください。具体的質問。何聞きたいの。
○福田国務大臣 大臣規範が何かということですか。そういうことですか。
○福田国務大臣 地方公共団体で男女共同参画に関する条例を出しております。条例を決めているわけでありますけれども、この男女共同参画社会基本法の趣旨を踏まえまして、各地域の特性に応じ、また、住民の意向等を踏まえまして作成されていると認識をいたしております。  この条例にあります性と...全文を見る
○福田国務大臣 それは、個人の意思というものはあります。しかし、そのことを決めることについては、それぞれの人の価値判断とかいうものもあろうかと思います。その前提として、そういうことをしなければ、例えば中絶とか堕胎するとかいうことを決めなければいけないような背景があるのかどうか、そ...全文を見る
○福田国務大臣 これは法律論じゃないと思いますね。法律じゃなくてむしろ、そうじゃなくて、そういうものを容認するかどうかということ、これは、本人がその必要があるかどうか、その必要が、先ほども申しましたように、本当に必要なのかどうかという、そういうような個人の問題もあるし、また、先ほ...全文を見る
○福田国務大臣 児童の権利条約なんですけれども、児童の範囲を十八歳未満、今委員御指摘のとおりでございますが、十八歳未満の者である旨規定し、特に出生前の胎児を含む旨の断りがないこと及び意思表明、教育等の本件条約のほとんどの規定が明らかに出生後の児童のみを対象としたものであり、胎児を...全文を見る
○福田国務大臣 今委員のおっしゃられたように、結局、代償措置として人事院が存在するということでありまして、戦後、我が国はその制度を利用して非常にうまくやってきたんじゃないかなというふうに思っております。そういうことから、先ほど時流という言葉がありましたけれども、時流に合わせた改正...全文を見る
○福田国務大臣 今おっしゃるとおりでございまして、先ほど来石原大臣からも答弁していると思いますけれども、人事院、また団体ですね、労働組合、そういったような団体等との意見調整もしなければいけないということで、それはもう十分考えておるところでございます。
○福田国務大臣 今いろいろな問題点を指摘いただきましたけれども、国難とか国患とかいうのとちょっと違うと思いますけれども、経済の問題も、これも大きな問題だと思います。  経済問題は、国内的な要因もございますけれども、例えば、海外から安くよいものが入ってくるような時代になったという...全文を見る
○福田国務大臣 外国船籍の船が事故を起こして、その後始末を自分でできない、こういう非常に困った事件でございます。  放置座礁船の撤去等につきましては、その原因者たる船主が責任を、そもそもこれはそういうことになっているんですよ。それが原則でございます。しかし、関係省庁は、そういう...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま私から答弁申しましたように、これは船主がまず責任を持たなきゃいかぬわけですね。そういう船を日本に配船するということ自身が間違っているわけで、またそういう船が来たときにこれを入れさせない、近寄らせないというのも必要なんだろうというふうに思いますから、そういう...全文を見る
○福田国務大臣 公務員制度改革、これは、きょうは石原担当大臣がおいででございますから、よくお聞きいただきたいと思いますが、実は先週、あれは連合の幹部の方が私のところにおいでになられまして、お話がございました。私どもとしては、基本姿勢として、組合の、職員団体の方々との間でこれはよく...全文を見る
○福田国務大臣 たしかこれは、新しい協議の場をつくってくださいというように連合の方から言われたので、それは今後詰めてみましょう、こういう話をさせていただいたわけでございます。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○福田国務大臣 平成十五年度の内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  内閣所管の平成十五年度における歳出予算要求額は九百三十一億一千三百万円でありまして、これを前年度当初予算額九百五十億六千二百万円に比較しますと、十九億四千九百万円の減額となっておりま...全文を見る
○福田国務大臣 確かに私、そういうような答弁をしたことがございますけれども、これは明確な言葉、厳格に言葉を選んでということではないということで使いましたけれども、しかし、一般的に言えばそれでわかるんじゃないかなと思って、私は申し上げたんです。  そこで申し上げたところは、性別と...全文を見る
○福田国務大臣 これは、ジェンダーと言っても、社会文化的な背景をもとにした考え方ですけれども、セックスと言うと、これはもう男女というので生物学的に明確に分かれているわけですね。とはいいながら、その見方、考え方というのは、昔と今といろいろな考え方があるでしょう。多少違いがあるという...全文を見る
○福田国務大臣 ジェンダーのもとはやはりセックスだと思うんですよ、やはりセックスが根源にあるのです。ですから、ジェンダーと言った場合にセックスを無視するわけにいかないということですから、言ってみれば一緒のものだと。ただ、セックスは生物学的な違いだということで、これは生物学的には違...全文を見る
○福田国務大臣 そうですよ、そのとおりだと思いますよ。
○福田国務大臣 要するに、ジェンダーが違う、そしてその結果、そのジェンダーというものをもう少し社会的な意味で考えれば、女らしさとか男らしさとかいったようなものが出てくる。それは、その時々で違うことはあるんですよ。それはお認めになりますね。昔と今じゃ違うでしょう。しかし、男らしい職...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃっていることと私の考えていることと違わないですよ、同じこと。同じことを言っているんですよ。ただ、余りワンパターン化してしまうということについては、強制をするとかいったようなことがあって、それはかえって個人の自由を妨げるということになるから、そういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 今初めて聞きました。済みません。
○福田国務大臣 よろしいんじゃないですか。
○福田国務大臣 個人がその能力を発揮するという社会をつくりたい、活力ある社会をつくりたいという観点からいえば、それが強制されるとか、そういうことでなければよろしいんじゃないでしょうか。
○福田国務大臣 ですから、再三申し上げているように、それは個人の自由なんですね、そういうことは。  ただ、社会規範とか、社会的な制約というか、無言のルールとか、いろいろなのがあるんだけれども、そういったようなものを全く無視していいかどうかというのは、またそこでケース・バイ・ケー...全文を見る
○福田国務大臣 恐らく、そうするんじゃないかと思いますよ。
○福田国務大臣 先ほど坂東局長からも答弁いたしましたけれども、ジェンダーフリーという言葉はいかなる場合でも使ってはいけないということではないので、誤解を招くような、そういうおそれがあるので政府として公式に使っていない、こういうことですね。ですから、使用する際に、例えば地方公共団体...全文を見る
○福田国務大臣 支持します。
○福田国務大臣 趣旨はよくわかっています。しかし、言葉遣いで、女らしさ男らしさ、こういうところで男らしさ女らしさという、その定義のような話をしているときには問題になるかもしれぬけれども、一般的にはそういう言葉はあるし、また、そういうものがあって楽しい社会ということもあるかもしれぬ...全文を見る
○福田国務大臣 この第五条を見てみますと、一、二、三、四、全部、一、二、三はかなり常識的なことなんですね。ですから、御指摘の四の項目も、常識的な範囲で考えてくださいということで、ただ、その常識が、往々にして逸脱した、常識でない行為があるから具体的に書いたのかな、こんなふうに思いま...全文を見る
○福田国務大臣 これは、今御指摘の水戸市のことについて言えば、これは水戸市の自治の問題に属するんだろうというふうに思います。  問題は、男女共同参画基本法に基づいてこの条例が理解される、そして実施されるというのであれば、それはそれで水戸市の考え方、これも議会の審議を経て制定され...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど、これはどこのでしたっけ……(山谷分科員「新見市」と呼ぶ)新見市の分ですね。  これは、先ほど申しましたように、常識的な範囲、それは常識といったっていろいろある、こういうことでありますので、こういうふうに言うとまた混乱するというふうに言われるかもしれぬけれ...全文を見る
○福田国務大臣 まず、一般論として申し上げるんですけれども、男女共同参画社会の形成という目的のために、一定の表現を行わないよう配慮または努力を求めるなどの規定であると、憲法上の問題が生じるとは言えない、こういうふうに考えております。  それから、この基本法をつくりまして、それが...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま委員から御指摘ございましたように、我が国の非農林業における家族従業者の約八割は女性である、こういうことでございます。これは平成十四年の統計でございますけれども、自営中小企業などにおいて、女性家族従業者は経営の重要な担い手であるということでありまして、経営に...全文を見る
02月28日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○福田国務大臣 以前、私、これは質問を受けたことがあるんですよ、実は、そのとき初めて知ったんですけれども。そういうことでございます。
○福田国務大臣 委員からさきに御質問がございまして、そのときに安倍官房副長官からお答えしていると思います。その部分は省略いたしますけれども、例えば道路敷地内の安全性の確認につきましては、二月の十七日にボーリング調査を開始いたしまして、今後とも、関係省庁などと連携をしながら、国土交...全文を見る
○福田国務大臣 これは、どこにあるのかということは多様でございまして、予測がつけばいいんですけれども、なかなかつかないようなこともよくあるのではないかということでございますので、この辺はいろいろ調査するしかないんですね。その上で対応を考えていくということになると思います。いずれに...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる戦後処理というのは非常に多岐にわたります。態様もさまざまでございます。例えば、旧日本軍の老朽化化学兵器が発見されたという場合には、発見された場所とか状況とか、態様がさまざまでございまして、あらかじめ処理の実施省庁などを決めて対応するということは困難でござい...全文を見る
○福田国務大臣 具体的な調査については、そういう調査は必要であるということを認識した上で、どこが担当すべきかということは、やはり効果的な対応をするというような観点からもよく相談して決めてまいりたい。しかし、どういう決め方をするか等、内閣官房が中心になって、担当を決めるとかどういう...全文を見る
○福田国務大臣 いつごろからかという話になれば、そういう可能性というものは、行くべきかどうかということはずっと検討していたことだと思います。二十四日に国連安保理へ米英スペインの共同提案ということで提出をされた決議案がございます。これによりますと、イラク問題の平和的解決のための真に...全文を見る
○福田国務大臣 二月の十二日の時点で、私も、ちょっとその時点がどういう状況だったか、今思い出せないんですけれども、正確に。しかし、いずれにしても、非常に微妙な判断であろうかと思います。その時々の情報、また客観情勢をよく調べながら対応していく。ですから、行く、行かないというのは極め...全文を見る
○福田国務大臣 日本の姿勢というのは一貫して変わらないんですよ。変わっていないでしょう。変わっていますか。変わっていないと思うんですよ。一貫して、イラクが大量破壊兵器を放棄することが必要だということを述べているんです。  大量破壊兵器をイラクが持っていていいんですか。さっきイペ...全文を見る
03月05日第156回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(福田康夫君) 私、かねがねその公務員制度改革については職員団体とよく話し合っていかなければいけないと、こういうふうに申しております。  先月下旬に連合の方が来られました。そのときにお話ししましたのは、これは連合の方から申入れというか、お話あったんでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) よく話し合って決めていかなければいけないということは申し上げました。
○国務大臣(福田康夫君) 対決とかそういった、対決しないとか、そういうようなことを私、言ったというような記憶ないんですけれども、しかし趣旨は、そのお持ちの記録はそのとおりかどうか分かりませんよ、私が言ったのと正確かどうか分かりませんけれども。私が言った趣旨は、これ、お互いに対立し...全文を見る
03月07日第156回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(福田康夫君) 鎌田議員にお答えします。  内閣として教育を軽視しているのではないかとの御指摘がございました。  我が国の発展にとって教育の役割は極めて重要であり、確かな学力と豊かな心の育成を目指し、あすを担う人材がみずからの意志と責任で多様な教育機会を得られるよう...全文を見る
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 米国でそのような動きはあるということはお聞きしておりますけれども、ただいま厚生労働大臣からもお話ししましたように、昨年から厚生労働省の方でいろいろ研究始めていると、こういうことでございますので、その研究の様子を見ながら、またどういうふうにすべきかというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 専門家の先生とお話をするのは、これはもう大変議論にならないかもしれませんけれども、ただいま、先ほど申しましたように、厚生労働省の方で専門的な見地からいろいろ検討しているということでございますので、その検討を見て対応を考えてもいいでしょう。そのぐらいの余裕...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはですね、文部科学省における人事のことでございます。文部科学大臣がしっかりと対応されるべきことだと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 今、私初めて聞いたことで、事実関係よく分かりません。ですから、回答は差し控えさせていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) まあ、すべてそういうことがあって悪いのかということでもないと思います。それは、その状況、ケース・バイ・ケースと申しましょうか、そういうことで判断すべきことだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 言えないことないんですよ。ただ、この問題、この人事について、例えば閣議とか閣僚懇談会だとか、そういうような場面で出てこない人事でございますので、ですからそういう議論をする機会はなかったということは言えます。  ただ、私、お聞きいたしておりまして、やっぱ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと前に逮捕されたという情報がございました。
○国務大臣(福田康夫君) 同期であるということで、そういう国会議員同士の付き合いというものはしてまいりました。そういうよく知っている国会議員が逮捕されるというような事態になったということについて極めて残念に思っております。  政治と金をめぐる様々な問題が生じていると、こういう中...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この事件の全体が、今でも私よく承知しているわけじゃありませんけれども、全体が分からない。要するに、秘書が逮捕されたということの段階において聞かれたことに対して、そのように答えております。
○国務大臣(福田康夫君) 私は、ほかの方のことを申し上げるつもりはございません。私自身としては十分注意しております。
○国務大臣(福田康夫君) 短いやり取りの中で言っていることで、そのように厳密に、厳密にその解釈、意見、解釈せいとか言ったようなことについて、それはちょっと質問が細か過ぎるんじゃないかと私は思います。
○国務大臣(福田康夫君) 先般、総理が申し上げていると思います。これは、政治資金、政治献金の在り方などについては、現在、自民党や与党内において議論、検討が進められているところであると、今国会において一歩でも前進するような措置を講じ、国民の政治に対する信頼の回復に努めてまいりたい、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは政治家のことですからね、政治家として政党で議論されるのは当然だと思います。
○国務大臣(福田康夫君) この問題の重要性については先ほど文部科学大臣も述べられておりますので、今回、昭和二十二年制定を、これを作り直すわけですから、これはもう慎重に今、中央教育審議会で審議をしておりまして、その結論を待って、これは当然のことながら広く広く国民各位に御理解を賜るよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 記者会見で失礼をいたしておりまして、申し訳ありません。  男女共同参画は、これは制度の問題もありますし、各地方においても自治体が条例等を決めて一生懸命取り組んでくれているというふうに思っております。  しかし、これは、制度とかそういうことも極めて大事...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大変遺憾なことだと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) これは捜査当局において厳正なる立場で捜査をするわけでございますから、その結果を待ちたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) それは今、司法の手にかかっているわけですから、そこで厳正に調査されるわけでございます。労働行政の立場で何か分かることがあるのかどうかということは、これは厚生労働省にお尋ねをいただきたいと思います。
03月13日第156回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) 後藤議員にお答えします。  まず、食品安全委員会を三条委員会にすべきではないかとのお尋ねがございました。  食品安全委員会が行うのは、客観的、科学的な食品健康影響評価でございまして、行政処分等の国家意思を決定し、執行することではないため、いわゆる三条...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  現在、内閣に課せられた最重要課題は、日本の経済と社会の再生であります。小泉内閣は発足以来、聖域なき構造改革を推進するとの考えの下、経済社会のあらゆる面において、二十一世紀にふさ...全文を見る
03月14日第156回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) 高橋議員にお答えします。  まず、総理の政治改革に対する方針についてお尋ねがございました。  政治家に対する国民の信頼は議会制民主主義の根幹を成すものであります。したがって、政治活動を支える政治資金の在り方については、国民の疑惑を招くことがないような...全文を見る
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(福田康夫君) これは、この両条約については批准した条約につき、批准しておるわけでございます。憲法の規定にのっとり、すべてこれを誠実に遵守してまいったところでございます。
03月18日第156回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(福田康夫君) 今、外務大臣から説明申し上げました。法的な問題からすれば、外務大臣が今答弁したとおりでございます。  この今回の問題は、大量破壊兵器、これは東西冷戦が終わって、今国際社会の最大の問題じゃないでしょうか。それを独裁者が持ったときのこの脅威の大きさというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米国の立場、考え方、これを支持したわけですね。先ほどその理由は説明を申し上げました。その米国の考え方というものはかいつまんだお話をしました。  それから、我が国の立場ということもあろうかと思います。それは、我が国は米国との間で同盟関係を結んでいるという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、先ほど申しましたように、今回のことについてはイラクの大量破壊兵器、これを廃棄させると、こういうことです。では、この大量破壊兵器を放棄しておいていいのかどうかという問題あるわけでしょう。そのことについてやはり重要に考えるべきであるというように考え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) あのイラクのフセイン大統領は今いろんなことを言っているようでありますけれども、そういう脅威に屈してはこれは元も子もないということじゃないでしょうか。そういう脅かしに屈しないで、そして究極的な平和を達成するために我々は努力すべきだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) いろんな事象を見ますと、これはどうかなと、こういうふうに思うこともあります。そういうところを見て信頼できるかどうかということ、これはその信頼できるかどうかというのは、今、防衛庁長官も答えたように、なかなか難しい問題だと思いますよ。  だけれども、一つだ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今起こっていますいろいろなことを考えますと、どうも平壌宣言の精神に反するじゃないかと、こういうような意見が多いのは当然だと思います。  私どもは、じゃ、そういう精神に反するからこれは破棄しようかどうかといったようなことを今結論すべきかどうか、そのことに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、国によってそれは対応の仕方、考え方というのは違うんだろうと思いますよ。  そもそも、イラクについて言えば、十二年以上にわたりいろいろ問題があったわけですね。その間に国連決議も十七本出ているんですよ。もし、日本が国連でもって一本でも批判されるよう...全文を見る
03月19日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○福田国務大臣 ただいま議題となりました公正取引委員会を内閣府の外局に移行させるための関係法律の整備に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公正取引委員会の位置づけについては、平成十三年六月に閣議決定した「今後の経済財政運営及び経済社会の構造...全文を見る
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) 我が国の立場というのは一貫して平和解決を望むと、こういうことでありまして、そういうことで、米国に対してもそうですし、また国際社会に対してもそういうメッセージを発し続けてきたわけでございます。残念ながら、そういう方向に行っていないという現状があるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 世の中すべて思ったとおりにいけばいいんですけれども、しかし、我々はあくまでもそういう平和的な解決ということは望んでいるわけであります。不幸にしてそういうことになっておりますけれども、まだ武力攻撃が行われていないけれども、そういう方向に一刻一刻進んでいると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理の考えは、正に私が先ほど述べたようなことでございます。そういうことはもう再三申し上げているんですね。それが最初から武力攻撃ありきという、そういう議論をされるものですから議論が混乱したように見えます。それはしかし、その基本的なことはずうっと説明してきた...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の名古屋刑務所で起こった事件は、これは法務大臣もいろいろと答弁されておりますけれども、本当に想像も付かないような異常な事件だと思います。率直に言って、法務省、大いに反省すべき、大いに反省しなきゃいけない、そういう問題だと思います。法務大臣もこの調査と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも、金融政策というものは経済政策の一環でございます。ですから、そういうことで日銀、日銀が、金融をつかさどっている日銀の政策について、政府とこれはやはり一体的に考えていくべきものは多いと思います。  もちろん、日銀の独立性とかそういったようなものは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理から、その会合のときに総理の発言メモというものを作りまして、それに基づいて総理が何項目かにわたって申し上げました。それは本来、総理用のメモでございまして、新しく総裁になられる方にお渡しする性質のものではなかったんです。それを、私の言ったのは大体こうい...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 四十八時間後にということで、もう過ぎてしまいました。十時が猶予期間であると。この後は、ブッシュ大統領が、若しくは米国が選択する時間に軍事活動を開始すると、こういうことでございます。その実際に軍事活動はいつになるか、これは分かりません。今の状況において私ど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御質問いただきましたけれども、まず北朝鮮に対して、最近いろいろな動きがありまして、我が国としても大変憂慮しておるところでございますけれども、政府としては、北朝鮮の核兵器開発は、これは絶対に阻止しなければならないと、こういうふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨日でしたか、党首討論で総理からも明確に御党の党首に申し上げたことですけれども、もう一回私から申し上げますけれども、今般、総理が米国の立場を支持するという、こういう表明をしたことでございますけれども、これは、ブッシュ大統領が重大な決断をしたわけですね。国...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 待てない待てないって、じゃ一体いつまで待つんですか。  フランスが百二十日という提案をしましたけれども、じゃ、そのフランスはその間に一体何をするのか、一体どういう方法でやるか、そういうことを言っていますか、フランスは。具体的に言っていないでしょう。ただ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御質問で捨てたのかどうかと、私はちっとも捨てていないですよ。捨てていないと思いますよ。アメリカも捨てていないと思いますよ。  それは厳然としてあり、またそれを、そういうことを国連の舞台でもってすべてを解決したいという、そういう希望はいつまでも捨ててはい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際法に、すなわち国連憲章に違反しているということではありません。国連憲章にのっとったこれは米国の判断というように考えており、我々もそういうふうに考えており、したがってそういう法的な考え方で問題はないというように考えております。  ちょっと申し上げれば...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 後退していません。一言で言えば後退していません。  政府は、男女共同参画社会の形成を二十一世紀の最重要課題、こういうふうに位置付けておりまして、そのために総合的かつ計画的に取り組んでいるところでございます。しかし、一部に、男女共同参画社会の具体的なイメ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員御指摘の女性のチャレンジ支援策は、これは小泉総理から指示をいただきまして、男女共同参画会議基本問題専門調査会で約一年間検討してまいりました。そして、専門調査会の議論も最終段階に入ってきておりまして、その結果を、来月ということは四月でございますが、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員がそういう問題に大変関心を持ち、また深刻に考えているということについては、もう戦後大分時間もたっている、そういうときでありますけれども、やはりそういうことを忘れてはならないんだと、いつまでもという、そういう意味合いも含めて、このことに関心を持っていろ...全文を見る
03月24日第156回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○福田国務大臣 衛星の打ち上げについては先生も大変御熱心でございまして、もう五年ぐらい前でしょうか、そういう提案をされておられたわけで、ようやくそれが実りまして、今週の金曜日、二十八日に打ち上げの予定、こういうことになりました。まだ予定でございまして、何かあれば、天候とかそういう...全文を見る
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) 報道ではそういうことはちらっとありましたけれども、その確認は私どもはしておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 韓国がどういう内容の情報をもらったのか、そういうことは分かりませんから、委員がおっしゃるような、それをもって日本と比較するというのは、これは私はおかしいんじゃないかと思いますよ。断定的に決め付ける問題じゃないと思います。  日本の存在感ということをおっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理も何度も何度もよく説明してこられたと思います。外務大臣もそうだと思います。我が国は一貫して平和的な解決を望むと、こういう姿勢で臨んできたんです。最後までその思いは持ちながら各国に対する交渉もしてきたということである。これはもう本当に一貫してそういう姿...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおりでございまして、それはそれで十分努力をしてまいるつもりでございます。今までも説明していないわけじゃないんですよ、説明しているんですよ。それは素直によく聞いていただきたいなというふうに思っております。いずれにしても、努力してまいります。
○国務大臣(福田康夫君) それは、私の発言した趣旨、これを申し上げますと、現時点において政府として日朝平壌宣言の破棄の可能性を考えるべきであるということではなく、そのような事態にならないように今後とも北朝鮮側と粘り強く交渉していくことが重要であると、こういうことを申し上げたんです...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 水曜デモのことも私、余りよく知らなかった。今お話聞いて、随分熱心にやっていらっしゃるその熱意、それにはもう本当に敬服する、したいと思います。  どういう思いでそういうデモをしているか、熱心にやっているかというのは、やはり世界が平和であるということを究極...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 決議というのを知っている。これですか、先ほどちょうだいしたこの資料ですか。
○国務大臣(福田康夫君) 私、受け取っておりません。  これ、今ちょうだいしたんですけれども、ちょっと私、字が見えないものですから、これコピーも良くないし、また後でゆっくり拝見させていただきます。
○国務大臣(福田康夫君) 内容をよく吟味させていただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 御質問の件は、これはたしか昨年もお尋ねをいただいた件でございます。  本件につきましては、政府としては、これまでの取組を踏まえまして以下のとおり対応するということにいたしております。  まず第一に、戦後処理問題は内容が非常に複雑多岐にわたり、種々の経...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 変わっていないとおっしゃるけれども、内閣官房が特に調整を要するようなこと、そしてまたどこで対応するか分からないといったようなことについては内閣官房で対応させていただくと、こういうことにしております。  また、政策的な問題、特に議員の先生方との対応といっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今申し上げましたとおり、この体制でやるのが一番いいということを考えて、この体制に改めてやろうということで確認をしたわけでございます。内閣官房には総合調整機能もございますので、そういう機能をフルに活用してやらせていただきたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 国連憲章、今回のものにつきましては国連憲章の下で許されたものと、こういうことになっています。  今御指摘の一四四一という決議、これと六八七、六七八がこれの、国連憲章の中において正当化されている決議と、こういうふうになっております。  七章の中身がどう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の武力行使は、一刻も早く、また人的、物的被害をできるだけ少なく、しかも国際社会に対するイラクの脅威を取り除くというような形でもって終結することを政府も望んでおるわけでございまして、今現在は事態の進展を注視しておるわけでありますけれども、そういう思いを...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 鴻池大臣は構造改革特区を担当する大臣でございます。これは、法令に基づく権限はこれはございません。しかし、担当大臣というのは、内閣総理大臣の直接の命を受けて、内閣の構成員という高い立場において特定の分野における重要案件の積極的推進のため総合調整を行うと、こ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今私が申し上げましたのは、鴻池大臣は、構造改革特区というのは、これは本当に従来発想を転換して地域の特性に応じた規制の特例措置を導入するという全く新しい試みでございまして、その推進をするためには、内閣として最終的な調整権限を有する内閣官房に担当させると、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのやり方はいろいろ検討をしなければいけないと思います。しかし、今現在、今私申しましたように、新しいことをやろうというときに、やっぱり内閣官房の調整機能というものはこれは大事でございまして、その機能を十分に発揮していただくということは大変な利点になってい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 勧告権をというお話でございますけれども、新しい、全く新しいことをするわけでございますので、これはやっぱりいろいろな政治的な判断も含めましてしていかなければいけないということがございます。勧告権だけで済む問題ではない。最後は総理のリーダーシップで事を進めて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の米英国等の決断ということは、特に米国の判断ということは、これは国連憲章第七章の下で採択されました累次の関連決議に基づくものでございまして、また武力行使の法的根拠に関する米国政府の立場も同様であると、こういう理解をいたしておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それじゃ、私はちょっと補足させていただきますけれども、今のような考え方、これは我が国の考え方でございますが、これは三月十七日のブッシュ大統領の演説とか、三月二十日のネグロポンテ米国の国連大使が安保理議長あてに書簡を発しておりますけれども、その中でも明確に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一般的に先制攻撃というものは許されるかどうかと、こういうことになりますが、今回のことについて申し上げれば、今回の米英軍の軍事行動、これは国連安保理決議に基づいて行われているものであると、そういう観点から考えましていわゆる先制的な自衛権の発動ではないと、こ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも昨年の九月から十一月に掛けまして二か月時間掛けて安保理決議一四四一が交渉された過程において、査察の方法とか効果、これを高めるための手段についていろいろな提案がなされ、また議論がされました。これに基づいて、精力的な議論、これに基づいて国際社会として...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回は、非常に残念なことにイラク側の協力がなかった、要するにイラクはその気持ちがなかったと。それがゆえに十二年間も、数々の国連決議にもかかわらず、それを国際社会が更に強くその実施を求めないということをいいことに、いいことにして今まで態度を改めないできたと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員が御指摘になりました国連ですね、国連の、国連中心主義と申しますか、国連の重要さ、また日米同盟関係の重要さ、そしてそれを調和させることができるというお考えを述べられましたけれども、私も全く同感であります。これはできないことはないと思います。今、一時...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま米田副大臣から遺棄化学兵器の処理の問題について説明申し上げましたけれども、説明にありましたとおり、米国とかイギリス、ドイツなどの海外の知見を、これを集めて最適な処理技術の選定をしていると、こういうことでありますので、これは一般論として申し上げれば...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 中国側からは、戦後の遺棄化学兵器による被害者が多数いると、こういうような説明を受けております。我が国も、今後このような被害を防止するためにも、この遺棄化学兵器の早期処理に向けて中国側と密接に協力をしながら誠実に対応していこうということで今やっているところ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先般、私、駐日中国大使と話をしているときに、私ももう五年ぐらい中国に行っていないんです、そろそろ行ってはどうかと、こういう話ございました。ありましたけれども、雑談の中では時々そういうようなやり取りありますので、正式に招待されたとかそういう話じゃありません...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 中東地域にはイラクを始めとして大量破壊兵器が蓄積されている可能性があるということであります。そういう意味において、この大量破壊兵器の除去というものはあの地域の平和に向けての好ましい環境を醸成していく可能性があるということであります。  そういうこともあ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御意見のとおり、全く賛成でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 国会決議で平和利用目的ということとされたわけでございます。昭和六十年に──そういう国会決議がございますが、政府見解を出しております。昭和六十年です。それによりますと、その利用が一般化している衛星及びそれと同様の機能を有する衛星については自衛隊の利用が認め...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 安全保障上、これを利用、収集したその情報を利用するというのはあくまでも自衛のためであると、こういうことであります。我が国は攻撃的な武器は持たないということでありますけれども、ですから、そういう意味においてはそういう形での攻撃的な活用というのはできないとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、アフガニスタンの復興の前提ともいうべき安全確保のために、たくさん埋設されております地雷除去を始めとする地雷対策支援に相当力を入れてまいりました。具体的に申し上げますと、二〇〇二年一月には千九百二十二万ドル、また同年十月には四百八十六万ドルを国際...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) スリランカは西アジアの人口千六百万というそれほど大きな国ではないんですけれども、非常に親日的な国でございます。そういう意味で、あの地域が内乱が続いてきたというのは非常に残念なことであったわけでありますけれども、幸いにして和平の機運が高まってまいりました。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この武力行使、これは要するに大量破壊兵器が廃棄されないということから起こったことでありまして、もとよりその武力行使を支持するという、これはもう容易な決断をしたわけじゃないんです。ですから、この武力行使による被害も最小限にとどまってほしいということを考える...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 決議の一四四一は、安保理はイラクが決議六八七を含む関連諸決議の義務の重大な違反を継続的に犯しているということを決定し、イラクに対して関連安保理決議を履行する最後の機会を与えたものであります。  これまでの査察団による安保理への累次の報告等においても明ら...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も明確に申し上げる知識を持ち合わせていないんでありますけれども、法務省は法的な立場でそういう立場を取らざるを得ないということであったと思います。  総理大臣が手紙を出したということについては、これは政治的な判断ということもあったんだろうというように思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、総理大臣が出した政治的な、政治的なというふうに申し上げましたけれども、総理大臣の手紙の内容を法的にどういうふうに判断するかという、そういう問題になるかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) それは、もう再三申し上げているように、それは立場が違いますから、ですからそれはそれで法務省の方で、法務省というか法的な立場でよく吟味していただきたいと思います。  しかし、法的なことで申し上げれば、我が国と相手国との間で請求権は放棄すると、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の米国を中心とする武力行使、これはブッシュ大統領も苦渋の決断であると、判断であると、こういうふうに述べていたと思います。我が国もこの米国を支持するというそのことについては、これはそんな簡単な決断ではございませんでした。  しかし一方、大量破壊兵器と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何度も御説明を申し上げていることでございますけれども、結局、フセイン大統領が無制限、無条件の査察に応じない。そればかりでなく、あれだけ軍隊を徐々に蓄積していって、そしてそういう軍事力を背景にして、ようやく最後のころになったら慌てていろいろ出してきたと。こ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 観光立国、これは我が国、もう何十年前ですかね、随分前からこのことは言っているんですけれども、しかし、今現在、何と日本に来る人は五百万人、日本から出ていく人は一千六百万と、こういうことで、例えばニューヨークだと四千万人、パリだと七千万人とか、そういうような...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員御指摘の情報収集衛星は、いよいよ今週金曜日に打ち上げと、こういうことになりました。特別のことがなければ順調にいくだろうという大きな期待を持っているところでございます。  衛星は、今までこの画像衛星は、商業的なものを買うとか、それからその他の方法...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御質問ございましたけれども、まとめて、ではお答えをさせていただきます。  まず拉致問題でございますけれども、これは政府として、被害者の方々のまた御家族の方の御意向も踏まえながら、引き続き北朝鮮側に対しまして事実解明を強く求めておりますとともに、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これも何度もお答えをしているんですけれども、米国が武力攻撃をするという根源は何かということを考えていただかなきゃいけない。それは、大量破壊兵器を持つフセイン大統領が自ら決断すれば平和的な解決はできるということ、これは我々も本当に願ってきたことなんです。し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、そういう復興の具体的なことについて、まだ動きがあるというふうに思っておりません。私も全く聞いておりませんし、正にこの今の事態がどういう展開をするか、そのことによってすべては決まってくるわけで、まだとてもそんな判断をできるような状況じゃないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうのを大型公共事業というのかどうか知りませんけれども、情報そのものを私どもは承知していないということです。
○国務大臣(福田康夫君) それは、個人的見解と、こういうふうに断っておられるわけですから、丁寧に断っているわけですから、ですから、それは個人的な見解だろうというように私どもは思っております。  しかし、この復興については、いずれそういう国際的な話合いの中で協力しなければいけない...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今の新聞報道、それも一紙でしょう。方々へ出ているんですか。  その報道がどういう性質のものか、本当なのかどうか、それも分かりません。私どもは確認しておりませんから、その報道を基にしていろいろ話を組み立てられても困るんですよね。もう少しきちんとした根拠の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 決断をするまでは、苦渋の決断、これはあり得るでしょう。しかし、その後は、やっぱりいったん始めたらば成功させなきゃいけないでしょう。途中でやめちゃったら、大量破壊兵器、一体どうなっちゃうんですか。そういう大量破壊兵器を全世界に拡散させる可能性があると、そう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まだどういう状況になるか分からない、またどういう復興をするのか、また何年掛けてやるのか、どのぐらいの金額が要るのか、全く白紙と言っていいような、に近い状況だというふうに思います。ですから、例えば奥田会長がどういうふうに言われたかというふうに個人的な見解を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御質問なのかどうかよく分からないんですけれども、しかし、戦争をやめるかどうかということであるならば、戦争はいいことではありませんよ。しかし、同時に、大量破壊兵器を独裁者が持っているということのこの恐ろしさも忘れてはならないと思います。  そういうことで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この戦後補償は各省にまたがることも多いんです。ですから、そういう意味でそういうものをまとめようという、そういう意味合いです。  そういうこともございますけれども、同時に、いろいろな新しい問題も出てくるかもしれぬという、そういうときには、まずは内閣官房が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 来てくださいよ。
○国務大臣(福田康夫君) それは、今までとどれだけ違うのかといえば、それほど違わないんです。だけれども、はっきりと内閣官房で総合的な政策調整を行うと、こういうことを明言したということはこれは大きなことで、これだけ進むのに大変な時間が掛かるんですよ。そんなものですよ、役所というのは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと数えたことがないので分かりません。
○国務大臣(福田康夫君) 総合という意味は、内閣には調整機能というのがあるんですよ。要するに、各省でもっていろいろ少しずつ分担している、それをまとめ上げるということですね。それを内閣機能をもってまとめるということなんですよ。ですから、ナッシングじゃないんです。これはもう全く逆なん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ。
○国務大臣(福田康夫君) そうですね。これ、ちょっと今見て感想を述べろと、こういうことですか。感想は、これだけだったのかどうだったのか、いずれにしても私も具体的によく調べたわけでありませんので、これだけ言えば結構たくさんありますなということですね。
○国務大臣(福田康夫君) 昨年十二月に閣議決定されました新しい障害者基本計画におきましては、その着実な推進を図るために、総理を本部長とします障害者施策推進本部、これを設置いたしました。その本部において計画の継続的な点検を行うこと、また、社会経済状況等の変化を踏まえて必要に応じて計...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この重点施策実施五か年計画は、総理を本部長といたしまして全閣僚を本部員とする障害者施策推進本部で決定をいたしました。今後、この計画に掲げた目標の達成に向けて政府一体となって全力を挙げてまいる、こういうことになっております。  また、障害者実施、障害者施...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに市区町村のこの表を見てみますと、相当なばらつきがあるということは事実でございます。しかし、平成十四年三月末で八割以上の市区町村でこの計画は策定されております。ですから、全体としては進んでいるんだろうというふうに思います。しかし、遅れている部分につい...全文を見る
03月26日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○福田国務大臣 確かに、十三年の一月に、一月六日ですか、中央省庁の改革で、その際には総務省の外局、こういうことになっておったわけでございます。それはそれで独立性を損なうものではなかった、こういうように理解いたしておりましたけれども、その後、より競争環境の整備、そういうものが問われ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま私、述べましたとおりなのでありますけれども、当時、総務省において、それはそれで独立性は保たれる、こういうふうに判断しておったわけであります。しかし、そういうことが、総務省にはいわゆる事業部局もあったわけでございますので、外部から見ても、それは競争性を高める...全文を見る
○福田国務大臣 これはもちろん、移管いたします。移管いたしますが、これでよろしいかどうかということは、そういうふうには思っているわけじゃありません。より競争環境を創造するようなそういう状況をつくるためにも、また市場監視機能とかそういうものを高めるという観点からも、これは体制強化と...全文を見る
○福田国務大臣 公正取引委員会を内閣府に移行させる、外局でございますけれども、その理由は、これは十三年、二年前の中央省庁等改革におきまして、総務省の外局、こういうことになったのでありまして、その後、我が国の経済構造改革を推進し、公正かつ自由な経済社会を構築するということが政府の基...全文を見る
○福田国務大臣 我が国の消費者行政につきましては、内閣府の国民生活局が幅広い観点から、一般消費者の利益の擁護及び増進に関する基本的な政策の企画それから立案並びに推進に関しまして事務をつかさどっております。内閣総理大臣を長といたします消費者保護会議、それから内閣総理大臣等の諮問機関...全文を見る
○福田国務大臣 今私、申し上げましたようなことでございますけれども、公正取引委員会の内閣府への移行によりまして、これまで以上に消費者行政の推進に内閣一体となって取り組んでまいることができる、こういうことであります。  確かに、これまで国の省庁はそれぞれ所管する業界ごとに縦割りで...全文を見る
○福田国務大臣 この法案が通りまして、移管をさせていただくということによって、そういうことが実現できるわけでございますので、これからいろいろなことを考えてまいりたいというように思っております。
○福田国務大臣 先ほど来申し上げているんですけれども、従来も、それは独立部局としての立場というものは、これは堅持してきたわけで、これは当然のことでございます。しかし、とはいうものの、実際に総務省自身が事業官庁、事業部門を持っておるということもございます。  そういう意味からいっ...全文を見る
○福田国務大臣 今の公正取引委員会委員長のお答えのとおりであります。  もちろん、公正取引委員会の立場というものは、これは損なわれることがない。そして、よりよい経済社会が達成できるような、そういうことでもって双方が努力をするべきものだと思います。
○福田国務大臣 確かに、十三年一月の省庁再編以前は、総務省の外局として公正取引委員会があったわけでございますけれども、その後、内閣としての方針、これを決定いたしたわけでございまして、その決定に基づいて、内閣府に移管をするという今回の法案提出という経緯になったわけでございますけれど...全文を見る
○福田国務大臣 一昨年の省庁再編以来ふぐあいがあったかどうかということについて言えば、それはそれで立派な機能を果たしてきたわけでございます。  今私、申し上げましたように、やはり、中から見ても、そして外から見ても、信頼に足る公正取引委員会というような形にするために、今回、移管を...全文を見る
○福田国務大臣 まず、原則論みたいな話を申し上げますけれども、今、経済が非常によろしくないというように言われております。PRするわけじゃありませんけれども、最近、倒産件数は、これは横ばいもしくは減っているような状況はございます。これは、金融面における中小に対するネットワーク、そう...全文を見る
○福田国務大臣 業種ごとにいろいろな状況がございます。酒類については、これは御指摘のような状況もあるというようなことは、私も聞いております。  小売業における不当廉売ということにつきましては、周辺の中小業者に対する影響が大きいものですから、公正取引委員会においても、不当廉売に係...全文を見る
○福田国務大臣 二つ問題御指摘ございました。  最初の天下りのことについて、これは、民間に一度行ってそこから再就職で関連業界に行くということになりますと、これはなかなか把握しにくいという実情もございます。そのことについては、これはひとつ検討課題にさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○福田国務大臣 規制改革、これは経済社会の構造改革を進めていく上で大変大事な課題でございます。生活者、消費者本位の経済社会システムの構築、また経済の活性化を同時に実現するというような考え方で、これは極めて大事な課題であると思っております。  また、規制改革後の市場におきましても...全文を見る
○福田国務大臣 まだ担当大臣じゃないんですけれども、そういう立場で若干無責任に申し上げますけれども。  談合も、どういう定義かという難しい御質問でございますけれども、談合というと、業者が話し合いをして、実際にかかるであろうコストよりも高目に値段を決めてしまうことによって不当な利...全文を見る
○福田国務大臣 規制改革と一体のものとして競争政策を強力に実施するということは、政府の基本方針となっております。ことしの総理の施政方針演説においても、公正取引委員会の体制の拡充、それと四月から内閣府の外局として、公正かつ自由な経済社会のかぎとなります競争政策を強化する、こういう旨...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま公取委員長からも答弁ございましたけれども、課徴金制度は、今研究会でもっていろいろ研究をしている、その報告はことしの秋ごろに何とかというふうなことで検討しているように聞いております。  この研究会においては、課徴金制度のことももちろん含めまして、独禁法の措...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。     —————————————
03月26日第156回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 今回の米軍等によります武力行使、これはイラクが関連安保理決議上の義務の重大な違反を継続的に犯していると、こういうことを受けまして、国連憲章に基づく安保理決議に従ってイラクの武装解除等の義務の実施を担保し、そしてこの地域の平和と安全を回復するために必要な措...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほどの質問からお答えいたしますが、例えば病院のようなものに対する攻撃をするかどうかといったようなことでございます。これは、今、局長から答弁したとおり、国際人道法上の義務ということもございますし、正にそういうことを踏まえて、小泉総理からブッシュ大統領に直...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 復興支援と申しましても、どういう段階の復興支援かと、こういうことになるわけでございます。完全に停戦したと、いわゆる紛争地域でないということが確認される、またPKOが国連でもって発動されるというようなことになれば、これは我が国としてPKO法で対応できるとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しました復興支援のプロセスの中で、この女性への支援策というものもこれも考えるべきでないかということでございますけれども、もとより、我が国としてはイラク及びイラクの周辺地域の平和と安定の回復がこれは我が国にとっても重要であると、こういう認識に立ちま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣がイニシアチブを発揮していないのではないかと、こういうお話でございますけれども、せっかくこういうふうな体制を作ったものですから、それを活用して、そして大いにその機能を発揮するということで今やらせていただいているところでございます。決してホチキスじゃご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国の栄典制度、これは国家、公共に対する功労を顕彰する重要な制度として定着をして、明治以来定着しているわけでございますが、二十一世紀を迎えまして社会経済情勢が随分変化をしておるわけであります。そういう変化に対応するため、平成十三年十月の栄典制度の改革の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) しばらくいます。
○国務大臣(福田康夫君) 昨年十一月ですから、四か月かそこらですね。それ以降どういうことをしたかということになりますが、例えば女性のライフスタイルに中立的な制度ということがありまして、これは影響調査専門調査会ですね、ここでもって昨年の四月に税制を中心に取りまとめを行いました。これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 議員のことですから私からお答えしますけれども、いろいろこの問題については見解の相違というものがあるんだろうと思います。私も正直申しまして、この仕事を始めて、これを担当しまして、それで、ああこういうものかというように気が付いた部分がたくさんあります。本当、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、障害者問題についてお話を伺っておりまして、いろいろ問題があるようでございます。しかし、政府としてこの問題をなおざりにしているというつもりは全くないんで、それが、その意思が本当に実行されないと意味がないという意味においては、これは今後十分に監視をしなが...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました公正取引委員会を内閣府の外局に移行させるための関係法律の整備に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公正取引委員会の位置付けについては、平成十三年六月に閣議決定した今後の経済財政運営及び経済社...全文を見る
03月28日第156回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(福田康夫君) 委員の御質問の前に御報告申し上げますけれども、十時二十七分前に打ち上げが成功いたしましたけれども、その後も非常に順調にまいりまして、約五十分後、今から十分ほど前に今回の打ち上げは成功したという、そういう報告がございましたので、まず申し上げておきます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その情報解析とか、情報収集、情報解析、これは、内閣官房の先ほどの情報衛星センターでもって予算を計上して解析までして、そしてその解析した情報を防衛庁に提供すると、こういうふうなことになるんだろうと思います。そうなりますと、そこの、出すところまではこれは内閣...全文を見る
04月01日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) これは多分、昨日の記者会見で記者から質問がありまして、それでそのときに話したことだと思います。  確かに大島大臣として、ああいう秘書にまつわる不祥事が起きたということについて、いろいろ国会においても取り上げられまして、そして大島大臣も、私が、これはもう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かにそれは、その事実関係について何が本当なのかということ、それを明らかにするのは、これは大島大臣もそうだし、そしてまた、もし疑惑があるならその疑惑の根拠を示さなければいけないということは、それは皆さん方にもあるんではないかというように思います。  そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 努力して報いられる社会、これが本当に私は理想的な社会だと思います。そうなってほしいというためにいろいろと工夫もしていかなければいけない、特に政治をつかさどる者はそのことはよく考えてやらなければいけないことだと思います。しかし、その結果、努力して報われない...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 公正取引委員会におきましては、中小企業に不当な不利益を及ぼす不当廉売とか優越的地位の濫用行為等に関しては、従来からも事件審査部門を中心に体制整備を図っているとともに、迅速かつ適正に対処してきているものと、そういう認識をしております。  今後とも、公正取...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは公正取引委員会事務当局とよく相談して、効率的でなきゃいかぬけれども、体制整備については十分意を用いてまいりたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員長も申し上げましたけれども、また国会においてもよく議論をしていただいて、いい考えを出していただきたいというように思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 私、切っても切れない関係と言ったですか。余りそういう文学的表現は使わないことになっているんだけれども。
○国務大臣(福田康夫君) ああ、そう。まあいずれ、それはともかくとしてね。  この長期化、最初は短期に終了するという見通しであったと、じゃ短期というのは一体どのぐらいのことを短期と言うのか。じゃ今、もしかすると長期化するかもしれないという、じゃ長期というのは一体どうなのか、何か...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アメリカの支持、アメリカの支持につきましては、これは私どもの考え方は、今回の戦いというのは何かということ、原点、これを忘れちゃいけないわけですね。質問の原点を忘れちゃいかぬですけれども。この戦いというか武力攻撃の原点は、やはり大量破壊兵器、これをこの世界...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、大量破壊兵器とこれはちょっと目的がちょっと違うように思いますので、分けて考えるべきだと思います。  クラスター爆弾とかそういうものを使うという、そういう報道ございます。私どもそれを確認しておるわけじゃありませんけれども、しかし、もし使うというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 仕方がないかどうかといったら、結果としてそういうことが起こってしまうと、こういうことでありまして、米英軍とも民間人に対する被害は最大限に回避するという細心の注意を払って作戦行動をしている、だから非常にまどろっこしいというところもあるんだろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 戦争を長く続けるということは、それだけ被害者も多くなるというように思います。ですから、なるべく早く終結するということが望ましいということは、これはもう論を待たないんですよ。その際に、損害を極力少なくするような十分な配慮をしなければいけないということも同時...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 公正取引委員会は、これは中央省庁等の改革が十三年の一月にございました。それで総務省の外局になったんでありますが、その後、我が国の経済構造改革を推進し、公正かつ自由な経済社会を構築することが政府の基本方針となったわけでございます。これは平成十三年六月の閣議...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど委員長からも答弁しましたけれども、いろいろと今後、新しい二十一世紀の経済社会に対応するために工夫していかなければいけない問題が多々あると思います。そういう意味において、制度が今のままでいいのかどうか、そういうようには私ども思っておりませんし、先ほど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
04月03日第156回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(福田康夫君) 佐藤議員から、国立大学法人と独立行政法人通則法との関係などについてお尋ねがございました。  国立大学につきましては、独立行政法人制度を活用しつつ、大学の教育研究の特性を踏まえた仕組みとするため、国立大学法人としております。  また、大学評価・学位授与...全文を見る
04月14日第156回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房報償費につきましては、総理外国訪問にかかわる内閣官房と外務省との間における事務及び経費の分担の明確化を図ると、こういうようなことで、ただいまの会計検査院の方からも報告がございましたけれども、平成十二年度から、総理外国訪問に当たりましての総理大臣及...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣官房報償費というのは、取扱者、取扱責任者でございます内閣官房長官のその都度の判断で、その時々の内閣の最重要課題であります内政、外交の円滑な推進を図るための機動的な経費であると、こういうように規定いたしておるところでございます。また、そういう趣旨に沿っ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 平成十四年四月に内閣官房報償費の取扱いに関する基本方針を策定いたしました。そこで、取扱者責任者、取扱いの責任者でありますその時々の内閣官房長官が毎年度、報償費の目的類型を明らかにした上で、その執行に当たっての基本的な方針を定めると、こういうようにいたして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはもう御質問を度々いただきましてお答えしているところでありますけれども、この内閣官房報償費は、これは内政、外交を円滑に推進させるために機動的に使用する経費であるということでありまして、この内容について、たとえ類型的というふうに言われましても、説明始め...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、先ほども申し上げました、内閣官房長官の判断によりましてその時々の内閣の最重要課題である内政、外交の円滑な推進を図るために機動的に使用する経費であると、こういうことでありまして、これ以上のことはないのであります。
○国務大臣(福田康夫君) 先般来、松尾事件のお話もございましたが、この松尾事件のようなこういう問題が今の体制で起こるはずはありません。そういう問題が起こるようなことはすべて改善処置を講じまして、今後二度とそういうことは起こることはないということは断言を申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大規模災害への的確な対応、これは危機管理という、国の危機管理という観点からもこれは極めて重要な課題でございます。特に、地震のように、あらかじめ備えるという、そういう観点から建築物の耐震性を確保するということはこれは重要なことでございまして、国におきまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来、広野委員から公的資金の投入の問題とかまた産業再生機構の問題とか、いろいろ御質問ございました。  そういうようなことについては、金融システムの安定化とか、それからまた産業の活性化とかいったような観点から今の経済情勢に即して考えた場合に大変必要な...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それでは私からお答え申し上げますが、今回の工作船の目的につきましては、海上保安庁では捜査の過程で判明した事実からは犯罪の特定には至らなかったと、こういうことでありますが、九州の周辺海域を活動区域として覚せい剤の運搬及び受渡しのために使用されていた、そうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございまして、第五福竜丸のこともございました。今回の件も、この工作船からの銃撃でもって海上保安庁の職員が三名負傷すると、こういったようなことで我が国の治安も大変脅かしたということでございます。  この船自身は昨年の九月に船体引き揚げまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員から今、昨年、もう一昨年になりましたね、二年ちょっと前でございますけれども、この中央省庁再編、そしてまた政治主導ということを掛け声として、内閣主導といったようなことも、また更に申し上げれば、官邸主導とかいう言葉も生まれたんでありますけれども、そういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先般、ミサイル発射がございまして、そのときに混乱をしたと、こういうことが今の委員からの御指摘ございましたが、これ、四月一日の北朝鮮による地対艦ミサイルの発射があったかどうかといったことに関係するものだと思っております。  これは、政府としては、この情報...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま細田大臣からもお答えいたしましたけれども、確かにこういう事件がありますと、そうすると沖縄への旅行客、特に修学旅行のキャンセルとかそういったようなことが起こるという、これは事実でございます。そういうことに対しては非常に憂慮しているところでございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の新聞報道、これは承知しております。米側から事前協議の申入れが今回あったという事実はございませんけれども、日米安保条約及びその関連取決めに関してあえて一般論を申し上げれば、事前協議の主体となる日本国から行われる戦闘作戦行動のための基地としての日本国...全文を見る
04月15日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○福田国務大臣 ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年の食品等における虚偽表示の続発により、表示に対する一般消費者の不信感が根強いことから、不当表示に対して迅速かつ厳正に対処し...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○福田国務大臣 一般論として申し上げれば、行政府内の最高かつ最終調整というのは内閣官房で行います。しかし、今回は片山大臣の調整で十分行ってまいった次第でございます。
○福田国務大臣 一般論として言えば先ほどの答弁でございますけれども、今回の法案の主務大臣、これは総務大臣でございます。  この法案を策定する過程において、総務省が、全省庁による連絡会議を開催の上、法令協議を行い、内閣官房、防衛庁を含め、各省庁と十分調整を行った上で提案したもの、...全文を見る
○福田国務大臣 その程度の問題かどうかということは別として、十分なる調整は行った上で提案はしております。
○福田国務大臣 今担当大臣から答弁されたとおりでありますけれども、担当大臣の発言というものは、これは重いものである、このように認識しております。
○福田国務大臣 これは国家行政組織法第二条第二項にあるんですけれども、「国の行政機関は、内閣の統轄の下に、その政策について、自ら評価し、企画及び立案を行い、並びに国の行政機関相互の調整を図るとともに、その相互の連絡を図り、すべて、一体として、行政機能を発揮するようにしなければなら...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも、内閣におきましては、政策ごとに担当大臣というのを決めているわけでございます。この個人情報保護法案については、細田IT担当大臣または片山総務大臣が法案の担当大臣でありまして、この両大臣が内閣を代表して答弁等に当たっておるわけでございます。  ですから、私...全文を見る
○福田国務大臣 今国民生活も、あらゆる分野においてコンピューターまたネットワーク、これを利用して大量の個人情報が流通している、こういうようなことでございますので、この個人情報の大量流出によって社会問題化している、こういう事例は、これは特定の業種だけの問題ではない、こういう状況にな...全文を見る
○福田国務大臣 個別の保護措置ということでございます。言い間違えたかどうかちょっとわかりませんけれども、個別の保護措置ですね。各府省で検討中の個別の保護措置、そしてまた各地方公共団体等でつくります条例等、そういうものが相まって有効な、実効のある個人情報保護が図られる、こういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 担当大臣から今お話ししたとおりでありますけれども、今後、必要に応じてそういう保護措置を講じていかなければいけないということでございます。それは何かといったら、実効的な個人情報保護ができるように、図られるように、こういうことでございます。
○福田国務大臣 ただいま担当大臣が答弁したとおりでございます。
○福田国務大臣 報道なんかの分野につきましては、一般の事業者が遵守すべき種々の義務の適用を除外しておるわけでございまして、報道等の分野においても個人情報が適正に取り扱われるべきことに変わりはありません。個人情報の適正な取り扱いについての自主的な取り組みが求められている、こういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃるとおり、国民からも疑念を抱かれないような、そういう対応を政府としてきちんと立てていかなければいけないと思っております。そのために努力をしてまいりたいと思っております。
○福田国務大臣 積極的に出席すべきというような御趣旨でございますが、そもそもこれは、内閣においては、政策ごとに担当大臣が内閣を代表して答弁を行う、こういうことになっているんですよ。今回のこの法案の担当大臣は、これは細田IT担当大臣と片山総務大臣が法案担当大臣でございまして、両大臣...全文を見る
○福田国務大臣 明確に申し上げますけれども、これは基本的には委員会でお決めになることでございますから、委員会からどうしてもということであれば、これは出席することにやぶさかではございません。
○福田国務大臣 ちょっと誤解されているんじゃないかと思うんですけれども、この主務大臣は、これは総務大臣それからIT担当大臣なんですよ。私は、その主務大臣でもなければ担当大臣でもないんです。ですから権限も、そういう意味においてはないんです。権限を持っているのは総理大臣ですよ。そうで...全文を見る
○福田国務大臣 この法律で定めました規律は、あらゆる分野を通ずる個人情報保護のための必要最小限のものであり、各府省におきまして、所管する各業種の実態等も踏まえ、追加的な措置の検討を行う必要がある、こういう認識でございます。
04月16日第156回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(福田康夫君) 池口議員にお答えいたします。  これ、法案とは関係ございませんが、総理の記者会見の在り方についてのお尋ねでございました。  総理の記者会見は、これは先般の米軍によるイラク攻撃時等の大事な節目節目において適時適切に行われております。よく説明をいたしてお...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第6号
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○福田国務大臣 お言葉でございますけれども、総理を支えているのは私だけじゃないんですよ。片山大臣も細田大臣も、みんな支えているんです。ただ、この法案の担当大臣は片山大臣それから細田大臣、こういうことになっておりますので、ですから、そういう多少言いがかり的な感じでもって私にお尋ねに...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 青少年問題に関する特別委員会の開催に当たり、内閣府において青少年の健全育成に関する事務を担当する大臣として、所信の一端を申し上げます。  現在、我が国社会は、少子化、都市化、情報化等の進展や価値観の多様化などの社会情勢の変化を踏まえた国づくりが求められており、大...全文を見る
04月18日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 国民の保護のための法制について御説明申し上げます。  国民の保護のための法制については、十分な国民の理解を得つつ整備を進めていくべきものであり、武力攻撃事態対処法案の成立後、法案づくりや関係団体との調整に本格的に着手することとしております。  今般、昨年取りま...全文を見る
○福田国務大臣 今回のイラクに対します軍事行動というのは、イラクが関連安保理決議上の義務の重大な違反を継続的に犯してきたことを受けまして、国連憲章第七章に基づく関連の安保理決議に従って、イラクの武装解除等の義務の実施を担保し、そしてこの地域の平和と安定を確保するための措置の一つと...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど私、このイラク戦争についてどういうように総括しているのかということについて、そのことについてもお答えはしたのでございますけれども、今現在は、依然として、まだすべて終わっているというような状況にはない。終結段階に近づきつつあるという認識は、これはもう共通した認...全文を見る
○福田国務大臣 これは防衛庁長官からお答えした方がいいようなことなんでありますけれども、私の記者会見のことも触れておられますので、私からまずお答えいたします。  クラスター爆弾を持っていたとしても我が国は専守防衛ということでございまして、これはそういう意味からいえば、敵が、敵と...全文を見る
○福田国務大臣 十二年度と申しましたが、十四年度ということで、間違えました。済みません。
○福田国務大臣 国民の被害を最小化するというための対処措置の一つとして、避難誘導、これは大変重要であると考えておりまして、避難に関する訓練につきましては、日ごろから関係する機関が共同して行う必要がある、こういうように考えております。それを、より実効性のある訓練を実施するために、住...全文を見る
○福田国務大臣 刑務所の収容者の避難誘導、これにつきましては、収容者の遁走防止に配慮しながら、速やかに他の収容施設に移送するなど、その状況に応ずるわけですけれども、検討すべき課題がございます。  したがいまして、今後、関係省庁間で十分に調整して検討してまいりたいと思っておるとこ...全文を見る
○福田国務大臣 情報の提供は、具体的に申し上げますれば、これはその手段が必要なわけでございます。例えば、内閣総理大臣が、これが国の対策本部長でございますが、対策本部長として警報を発令する、そして総務大臣を通じて都道府県知事に通知し、そして都道府県知事が市町村長に通知し、市町村長が...全文を見る
○福田国務大臣 放送事業者につきましては、警報等の緊急情報の放送のために、指定公共機関として指定することを考えておるところでございます。民間放送事業者が指定される可能性、これはございます。しかし、現時点では、政府としては、日本放送協会を主として考えております。  国民の保護のた...全文を見る
○福田国務大臣 今回のイラクにおける交戦状況については、非常に多くのマスコミ報道がございました。毎日、長い時間それを見る機会に接したわけでございますけれども、そういうものを取材する記者の方々にありましては、国民に対して真実を伝える、伝えたいという強い責任感を持ってその任に当たって...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制では、国民の協力に関しまして、武力攻撃事態において、国民の保護のための活動を自主的に行う住民の自主的な防災組織、またボランティアに対し、国や地方公共団体が支援を行うように努める旨の規定を設けることを検討いたしております。  ここで、自主的な...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態における国民の被害にはさまざまな場合がございまして、個別具体的な判断が必要と考えております。  いずれにしましても、そのような被害に対する補償の問題については、武力攻撃事態終了後の復興施策のあり方の一環として政府全体で検討すべきものだ、このように考え...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法のただいまおっしゃられました八条では、国民は必要な協力に努めるものとする、こういうふうに規定しております。国民の保護法制の資料の表現は、これに合わせたものなんです。国民の保護のための法制では、住民の避難とか被災者の救援の援助などにつきましては国民...全文を見る
○福田国務大臣 地域のきずなということを強調されましたけれども、これは地域、地域と申しますか、広い日本の中でいろいろな地域があって、それぞれの地域でいろいろな形があるんだろうと思います。例えば都会ですと、特に最近は都心になればマンションがたくさん建っておる。そういうマンションなん...全文を見る
○福田国務大臣 人数をお尋ねでございますが、その前に、緊急事態に際しましては、政府は事態の認定、対処に関する基本的な方針の策定などの重大な判断を極めて限られた時間的制約の中で的確に行うことが必要でございます。  このような政府の意思決定につきましては、安全保障会議の果たす役割が...全文を見る
○福田国務大臣 それは常時、今危機管理体制というものがございまして、トップには危機管理監というものがございます。これは内閣官房に設置している役職でございますが、そのもとに情報官という者がおります。そして、そのもとに専門的な情報収集の機関がございますけれども、内閣官房の中に危機管理...全文を見る
○福田国務大臣 危機管理体制というのは、その進展と申しますか、そういうものについては休むことはない、常に磨きをかけていかなければいけない、そういうものだと思います。  そういう観点で、情報につきましては、これは政府に各種の情報部門がございます。この連携を強化して、そして情報の共...全文を見る
○福田国務大臣 けさ、川口大臣からORHAに対する人員派遣の発表をいたしたところでございますが、イラクに対しましては、既に国連機関等を通じた人道支援、これはもう行っておるところでございます。他方、フセイン政権の実質的な崩壊を踏まえまして、今後いかなる支援を、どのような考えのもとで...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃることにつきましては、つい、きょうは十八日かな、おとといです、総理がブッシュ大統領と電話会談をした。その際にも、ブッシュ大統領にもただいまの委員のおっしゃられるような趣旨、私が先ほどお答えしたような趣旨についてお話をしております。  ですから、それ...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘のとおり、北朝鮮による核兵器開発問題につきまして、このたび、その第一歩として、多国間協議の第一歩として、米国、北朝鮮、中国の三者会合が開催される、こういう段取りとなったということを承知しております。  政府も、この問題の平和的解決に向けたステップだと...全文を見る
○福田国務大臣 政府といたしましては、拉致問題につきまして、被害者の方々及び御家族の御意向も踏まえながら、その解決に向けて今後ともさまざまなルートを通じた努力を行っていく考えでございます。  まず、北朝鮮に対しましては、引き続き事実解明を強く求めていくとともに、五人の被害者の御...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、武力攻撃事態の認定等の重大な判断を極めて限られた時間的制約の中で的確に行い得るように、安全保障会議のもとに事態対処専門委員会を設けて、平素から専門的な検討を行わせる、こういうことにしておるわけでございまして、政府といたしましては、行政府と立法府の統一...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制につきましては、国民の権利義務とも関係があるものでございますので、地方公共団体や関係する民間機関などなどの意見を聞きまして、十分な国民の理解を得ながら整備を進めていくことが必要である、このように考えております。  そのため、政府としては、国...全文を見る
04月22日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第8号
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○福田国務大臣 ただいま細田大臣からも答弁がございましたけれども、個人情報の適正な取り扱いを十分に確保するためには、事業ごとのきめ細かい判断が不可欠である、そしてまた、当該事業に関する事務と一体的に処理することが実効的であるということから、各事業の発達、改善を図るべき大臣を主務大...全文を見る
○福田国務大臣 これも今細田大臣が申されたとおりでございますけれども、人権擁護委員会というふうにおっしゃったので、そのことで申し上げれば、人権擁護法案の人権委員会は主として個別事案に係る救済を目的としているのに対しまして、本法案は個人の権利利益の侵害の未然防止を図ることを目的とい...全文を見る
○福田国務大臣 今委員から以前の質疑の状況などお話しいただきまして、大変懐かしいなと思っております。しかし、内容的なことはもうすっかり覚えていないんですけれども、いろいろと追及を受けて、その都度苦労した思いをいたしております。  個人情報保護法制というのは、IT社会、この便益を...全文を見る
○福田国務大臣 この法案は、個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利利益を保護することを目的といたしておりまして、あらゆる事業分野を対象に、必要最小限の規律を定めている、そういうものでございます。さらに厳格な取り扱いをする必要がある個人情報については、今後、個別分野を所管する各...全文を見る
04月23日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 マスコミというのは、書いて関心を引くようなことを、その部分だけを誇張して書くということはよくあることなんですよね。昨日でしたか、記者会見でそういうような質問がございました。要するに、松浪議員と暴力団とのかかわり合いということで、これが政治的にどういうことかといった...全文を見る
○福田国務大臣 まず、官房長官であれば政治家一人一人のことについてよく知るべきだ、これは違うんじゃないでしょうか。立場は全然違いますよ。私は政党の役員にもついているわけでないし、協力をしていただいている他の政党のことについてとやかく言うべきものかどうか、それも、事実関係が明らかに...全文を見る
○福田国務大臣 それは、国会議員のことは非常に重要なことである、まず、選挙民が選んだ選ばれた人なんだということ、ですから、その人のいいとか悪いとかいうようなことについては、これは慎重であるべきであるということ、そして、本人が国会で説明するというのであれば、その説明をよく聞きましょ...全文を見る
○福田国務大臣 やっとまともな質疑に戻りまして、ほっとしておるところであります。  懇談会におきましては、多様な論点があります青少年の育成について、一年間にわたって熱心にしてまた精力的な審議をしていただきました。先般、先週でしたか、報告書を取りまとめいただき、そして御提出いただ...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃっていることは私もよくわかります。また、謙虚に申されているな、こういうふうに思います。  先ほど来の質問は、これは新聞報道を見て、その部分、囲み記事ですか、それを見ておっしゃっていることで、あの囲み記事を見ておっしゃれば、御質問されるのは当然だという感じ...全文を見る
○福田国務大臣 懇談会報告書の内容は、教育を含めて保健、福祉、労働、非行対策など、多岐にわたっております。一方、中教審の答申は、教育振興基本計画の策定及び新しい時代にふさわしい教育基本法のあり方についての諮問を受けて審議されたものでございまして、検討の対象とするものは異なっている...全文を見る
○福田国務大臣 懇談会報告書におきましては、大人への移行があいまいになって自立が困難になった現在の状況を踏まえて、基本的な対応の方向の一つとして、社会的自立の支援の必要性が提言されているところでございます。このためには、乳幼児期からの連続性ある社会的自立の促進が重要であるというこ...全文を見る
○福田国務大臣 中教審の答申におきましては、「憲法に定める信教の自由を重んじ、宗教を信ずる、又は信じないことに関して、また宗教のうち一定の宗派を信ずる、又は信じないことに関して、寛容の態度を持つことについては、今後とも教育において尊重することが必要」というふうにされておりまして、...全文を見る
○福田国務大臣 今ごらんのパンフレットにも宗教に関する寛容の態度、知識、こういうふうに表現しているところでございまして、これはそもそも、先ほど私が申し上げました趣旨と同じであるというふうに考えていいと思います。
○福田国務大臣 詳しく知っているわけじゃありませんけれども、中教審におきましては、文部科学大臣の諮問を受けまして、必要な資料などを参考としつつ審議が進められた、こういうふうに考えております。
○福田国務大臣 特定の審議会などだけでなく、一般に政策の企画立案に関しては、必要に応じて幅広く各種資料等を参考にすることが望ましいと考えております。青少年問題というのは非常に幅の広い分野をカバーしなければいけないということもありますので、特にそういうことは求められていると思ってお...全文を見る
○福田国務大臣 おっしゃっておられます憲法第一条には、当然、青少年も対象とされているものと考えております。
○福田国務大臣 日本国民たる青少年が憲法を理解し、そして、その趣旨にのっとって社会生活を営むということは、これはもう当然であり、また重要なことだと思います。  憲法第一条を含め憲法全般について、青少年が発達段階に応じて理解を深められるよう、学校教育などを通じまして必要な配慮はな...全文を見る
○福田国務大臣 九条にも青少年は対象となっているものと認識をいたしております。  今御質問のように、イラクのことを例に挙げられました。我が国も、六十年前にはそういうことがあったんです。私自身も、当時、小学校二年生。でも、やはり竹やりを持って、攻めてきたならば自分たちもやるんだ、...全文を見る
○福田国務大臣 憲法十二条の「国民」には青少年がもちろん含まれていると認識いたしております。ですから、国民としてその責任を、その年齢、また状況によって果たすべきものは果たす、そういう義務を負っているというように考えております。
○福田国務大臣 私は、こういうことも申し上げた。私は事実関係をよく知らない、わからない上で申し上げる、相手がだれだかわからない、そんなこともあるかもしれないし、最初から承知した上でそういうことをしていたのかどうか、事実関係をはっきりさせなければいけない、その上で判断すべき問題であ...全文を見る
○福田国務大臣 児童虐待の動向を示します一つの指標と考えられます児童相談所における相談件数、これは数年、急増しておるのです。虐待の防止対策は喫緊の社会問題である、こういうように考えております。  政府といたしましては、発生予防から早期発見、早期対応、児童の保護と自立に向けた支援...全文を見る
○福田国務大臣 一言申し上げて、あとは内閣府から対応させます。  若年者対策、今回、青少年問題懇談会で対象にしたのは三十歳まで、こういうことなんですけれども、ただいまお話のございました中で、三十代も多い、こういうふうな話。三十代というと三十九まであるわけで、これは青少年でもない...全文を見る
○福田国務大臣 核家族化が進行いたしまして、また、地域コミュニティーの弱体化もございます。家庭とか地域を取り巻く環境の変化を背景として、子育て家庭の孤立、負担感が増大しておりまして、共働き家庭のみならず、すべての子育て家庭における子育てを地域において支援し、子育てをしやすい環境の...全文を見る
○福田国務大臣 記者会見の議事録を見ていただくと一番いいんですけれども、要するに、松浪議員のことについてはよくわからない、また、一番最初に、所属政党でいろいろな対応を考えておられるということですから、それを見守るということ、それからまた、政府の立場で口を出す問題ではない、こういう...全文を見る
○福田国務大臣 暴力団と特定できるかどうか、あの人は暴力団だ、そういうことが明確に言える場合もあるし、暴力団の下っ端の方で、所属のはっきりしないような、そういう人もいるでしょう。いろいろなケースがあるんだろうと思います。それをすべて、あれは暴力団だといって決めつけていいものかどう...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、先ほど来申し上げているように、これを報道する立場の人も、そういうこともよく考えた上で報道すべきなんですよ、本当に。これは政治家を傷つけることでもあるんですよ。松浪議員もそうかもしれぬけれども、私も傷つけられている、そういう意味においては。そういうことでい...全文を見る
○福田国務大臣 これは、一社がきのうの夕刊ですか、早く出していますね。そうすると、報道機関というのは、他社も、あそこが出しているんだからうちも出せというようなことでみんな出すというようなことで、けさは全部そろったということです。  いずれにしても、バランスがあるかどうか、これは...全文を見る
○福田国務大臣 防衛庁は、今のはセンシティブ情報のことでありましたけれども、適齢者情報として入手すべき範囲というのは、これはもう住民基本台帳で言われている四情報に限定している。これはこういうことが適切であると考えておるわけでございまして、その住基四情報に限定するというような所要の...全文を見る
○福田国務大臣 児童虐待の動向を示す一つの指標と考えられております児童相談所における相談件数、これは数年、急増しているんですね。でございますので、虐待防止対策というのは、これはもう社会問題として喫緊の課題であると考えております。  そういう意味で、政府としても、発生予防から早期...全文を見る
○福田国務大臣 先ほども御説明したかもしれませんけれども、この青少年育成施策というのは幅広い省庁にまたがっている、そういうことも課題でございまして、各省庁の分担に応じた事務を着実に実施していくことが重要であると考えております。  内閣府としては、青少年の健全な育成に関する事項の...全文を見る
○福田国務大臣 今、内閣府で担当しておりますけれども、その報告はもちろん私のところに上がってまいりますし、私からの指示に基づいて、内閣府としていろいろな施策の充実に努めておる、こういうことでございます。  青少年育成問題は、重要課題であるということはもう何度も申し上げております...全文を見る
○福田国務大臣 私としても、責務を果たすために努力をしてまいりたいと思っております。
○福田国務大臣 そのとおりでございます。
○福田国務大臣 議員御指摘の部分は、青少年についての一般社会の規範の習得を指摘しているものでございまして、夫婦間の規範との関連は薄いと思われます。  いずれにせよ、同氏または別氏のいずれかを選択するということと規範意識の高さとは関連性がない、考えにくい、こういうことでございます...全文を見る
○福田国務大臣 選択的夫婦別氏制につきましては、法務省を中心にして、少しでも多くの方の理解を得られるよう、例外的夫婦別氏案を提示するなどの努力を続けてきたところでありますけれども、これまでのところ、一つの立場に意見を集約することは困難でありまして、さきの通常国会では、本制度の導入...全文を見る
○福田国務大臣 法務省はほかのことで忙しいという御心配でございますけれども、この問題は、そういうこととは別に、十分に法務省は対応しなければいけない課題であると思っておりますので、今後も、法務省が中心になって、関係方面の理解を得るべく努力をしていくと思っております。  内閣府も、...全文を見る
04月24日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○福田国務大臣 ただいまの件につきましては、原子力災害というそういう観点から原子力災害法、これを適用するということが考えられるんですけれども、いずれにしましても、今後検討いたします国民保護法制の中で対応策を考えていく、こういうことにしたいと思っております。
○福田国務大臣 国民の保護の法制におきまして、武力攻撃事態においても国民生活の安定が確保される、こういうための規定を整備する、これは考えておるところでございます。例えば、電気、ガス、水道というようなライフラインの確保、それから物価の安定とか生活関連物資の確保、また生活関連施設の安...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制におきましては、原子力施設の安全確保に関して、取扱事業者に対する措置命令のほか、当該施設を生活関連施設として指定して、特別にその安全の確保を図るということを検討しております。  具体的に申しますと、都道府県知事が原子力発電所の管理者に対し警...全文を見る
○福田国務大臣 川口大臣から答弁いたしましたけれども、そういう方向で政府として努力をしてまいりたいと思います。
○福田国務大臣 ただいま御指摘になりました、この連休中、これは国会のお許しが得られなければ行けないわけでございます。それが前提でございますが、ちょうどその時期に、各閣僚が担当する分野における国際会議があるというようなこともございまして、大体今おっしゃられたような人数の閣僚が海外に...全文を見る
○福田国務大臣 現憲法には明治憲法にあったような戒厳等の規定はございません。非常事態への備えとしては、衆議院が解散されている場合の参議院の緊急集会に関する規定が置かれている、そういう程度でございます。しかしながら、現憲法のもとにおいても、非常事態に対応するための法律を制定すること...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど与党提案者からも説明がございましたけれども、現憲法の範囲の中で立法化しようということを先ほど申し上げました。まさにそういうふうなことで、今回、この立法をすることによって非常事態への対応が一層適切に図られる、こういうことを目指しているものでございます。
○福田国務大臣 ちょっと、どこからどこまでかというのは、条文に即して言うことなんですか。それとも、平和とか安全とか、国民を守るとか、国家が義務があるとか、そういったようなことをおっしゃるんですか。
○福田国務大臣 突然の御質問で私もよく整理しておりませんけれども、この法制そのものは、国家国民の安全を守るためという、最終的にはそういうことであるというように考えております。
○福田国務大臣 事態対処法三条四項におきまして、武力攻撃事態への対処と国民の自由と権利との関係に関する基本理念を述べているわけでございますが、これは、憲法における基本的人権についての考え方を改めて示すとともに、この基本理念にのっとり、事態対処法制の整備を行うことを表明したものであ...全文を見る
○福田国務大臣 この三条四項において、武力攻撃事態への対処と国民の自由、権利の関係に関する基本理念を述べております。憲法における基本的人権についての考え方、これは今申し上げたとおりで、その考え方にのっとったものであります。  武力攻撃事態への対処のために国民の自由と権利に制限が...全文を見る
○福田国務大臣 この法案の第三条第五項、これは武力攻撃が発生した事態への対処に関する基本理念を定めておるものでございますが、我が国に対する武力攻撃の排除につきましては、我が国が自衛権の発動として行う武力の行使が、我が国を防衛するために必要最小限度の範囲内にとどまるべきものであるこ...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針を変更した場合、法案の第九条十二項において準用する同条第六項の規定によりまして、国会の承認の対象になりますものは、当該対処基本方針を変更した部分でございます。
○福田国務大臣 ただいま申したのは、変更した部分であるということで、その部分でございます。
○福田国務大臣 要するに、新たに変更した部分について承認を得る、こういうことになります。
○福田国務大臣 ただいまの法案十五条第二項は、内閣総理大臣がみずから対処措置を実施すること、内閣総理大臣が対処措置に係る事務を所掌する大臣を指揮し、対処措置を実施させること、この二つについて規定しているものでございます。  お尋ねの「当該対処措置を実施し、」と「実施させることが...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの十五条第二項第一号は、内閣総理大臣の指示に基づく所要の対処措置が実施されないときに、内閣総理大臣がみずから対処措置を実施することができることを定めたものでございます。  これに該当するさまざまな事例が考えられることから、一般論を述べることは困難でござい...全文を見る
○福田国務大臣 内閣総理大臣がみずから対処措置を実施する場合の対象や要件等につきましては、今後整備されます事態対処法制において個別具体的に規定される、こういうことになります。  国民の保護のための法制におきましては、都道府県知事による避難の指示や、それから救援が適切に行われてい...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、まとめてお答え申し上げます。  まず、指定公共機関というのはどういう機関なのかといったようなことでございますけれども、法案の第二条第五号におきまして、指定公共機関の対象となり得る公共的機関としては、独立行政法人、日本銀行及び日本放送協会を、また、公益的...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制におきましては、都道府県知事が、避難住民の収容施設や医療施設を確保するために土地や建物を使用し、または緊急物資を確保するためにこれを収用する必要があるときは、あらかじめ土地や物資の所有者に同意を求め、または売り渡しの要請を行う、こういうことを...全文を見る
○福田国務大臣 米国が、御指摘のようなこと、そういうようなことが今回起こった。しかし、その理由というか原因というのは、米国は国際法上の権利及び義務に合致した行動をとるものであるというように考えておるわけです、まず。ですから、先制的に自衛権を発動する、そういうようなことではない。法...全文を見る
○福田国務大臣 米国の国家安全保障戦略についてお触れになりましたけれども、米国は、脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使すると言っているわけではないんですね。先制を侵略のための口実としてはならない旨も明記されております。  なお、米国の対イラク軍事行動は、先ほど申しま...全文を見る
○福田国務大臣 それを私は全部読んでいるわけじゃございませんから、それにお答えすることはできませんが、米国の武力行使は国際法に従って行われる。ですから、一般国際法上、自衛権の行使に当たっては自衛権発動の要件が満たされる必要がある、こういうことであります。何度も答弁しているところで...全文を見る
05月09日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○福田国務大臣 危機に対してどういう体制をとるかということでありますけれども、いろいろな形というのはあるんだろうと思いますね。その国々の今までやってきたやり方、そういうこともありますし、また、アメリカのように思い切って災害から何から何までひっくるめてというような、もう大規模な、ま...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態において、国民の生命とか身体の安全を確保するというために緊急情報を正確かつ迅速に国民に伝達する、こういうことは極めて重要なことであると思います。そのために、政府としては、放送の速報性ということに着目いたしまして、緊急情報の伝達を、指定公共機関でございま...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制につきましては、武力攻撃事態において国民の生命、身体及び財産を守るために必要な事項を定めておるものでございまして、極めて重要度の高いものでございます。  他方、法制の内容そのものは国民の権利とか義務とも関係を持っておりまして、検討事項も多岐...全文を見る
○福田国務大臣 この武力攻撃事態の法案の第二条第一号の我が国に対する武力攻撃というのは、基本的には、我が国の領土、領海、領空に対する武力攻撃をいうというように考えられるものであります。  ただいまのお話は、掃海艇がペルシャ湾に行った、そのときに攻撃がある、そういう想定であります...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま他国からの武力攻撃の性格が示されました。それはまさにそのときの状況によるわけでございまして、まさに戦闘行動、例えば外交関係が緊迫しているとかいったような状況で御指摘のような攻撃があったということになりますと、これは武力攻撃というように認めなければいけないの...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、そういう状況を、まあ私は状況というふうに申し上げましたけれども、本当に仮定の話で、そういう状況が整ったといった場合に武力攻撃事態だという認定というのは、これはあり得るというように考えております。
○福田国務大臣 我が国の施政のもとにある領域以外の場所において自衛隊の部隊等が武力攻撃を受けた場合には、日米安保条約第五条の適用はないので、米軍は自衛隊と共同対処する義務はない、こういうことであります。  我が国に対する武力攻撃とは、基本的には、我が国の領土、領海、領空に対する...全文を見る
○福田国務大臣 一般論として申し上げるわけでございますけれども、我が国の施政のもとにある領域以外の場所において発生した武力攻撃については日米安保条約第五条の適用はない、これは今申し上げたとおりでございますが、米軍は我が国を防衛する義務はないけれども、仮に武力攻撃が発生するという場...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、再三申し上げていますけれども、日米安保条約第五条でもって義務はないのである、しかし、これは我が国の要請に基づいて米国が同意する、こういう状況の中でもって共同対処行動をとるということはあり得るということでございまして、私が申し上げたのは、要するに、第五条で...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっとそのときの議論の前後、ちょっとよく見ないとわかりませんけれども、しかし、そういうように義務としてというように厳密に言ったかどうか、ちょっとよく覚えていませんけれども、いずれにしても、今の私が述べたのが我々の考え、政府の考え方でございます。
○福田国務大臣 今ちょっと見ていますけれども、私がそのとき答弁しましたのは、「これは安保条約との関係で、あくまでもこの第五条では、「日本国の施政の下にある領域における、」こういう規定がございますので、そこで決まってくるわけでございます。」こういうふうに述べているんですね。
○福田国務大臣 この共同対処というのは、日米安保条約第五条、ここで言うところの共同対処、そういう意味ではありません。ですから、そのところはちょっと分けていただきたいということです。
○福田国務大臣 武力攻撃事態の対処におきましては、国、地方公共団体及び指定公共機関が、国民の協力を得つつ、相互に連携協力し、万全の措置が講じられなければならないところでございます。そういう観点から、武力攻撃事態対処法第八条では、国民は必要な協力をするよう努める旨を規定しております...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制におきましては、避難住民の収容施設とか医療施設を確保するために個人の土地とか建物を使用することとか、医薬品や食品などの緊急物資を確保するために物資を提供してもらうということなどを想定しておるわけでございます。  そういうような国民の権利及び...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護のための法制におきましては、法制に基づいて収用その他の処分を受けた者に対する損失の補償、また、対処措置の実施に協力した国民が死亡または負傷したときの損害の補償について定めることを検討いたしておるところでございます。国家賠償法——ということでございます。
○福田国務大臣 国家賠償法は、公務員が故意または過失によって他人に損害を与えた場合について国または地方公共団体が賠償することを定めたものでございまして、法律に基づいて行われる処分にかかわる損失補償等については対象とはいたしておりません。  したがいまして、法律に基づいて行われる...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど申し上げたことでございますけれども、対処措置の実施に協力をしていただいたといったような場合においてどういうような損害の補償ができるかということは、これはこれから検討するのでありますけれども、個々の状況、事例に基づいて、事例というか分類に基づいて、どういったジ...全文を見る
○福田国務大臣 今、私の分も石破長官が答えちゃいまして、私の答えることも基本的には同じことなんですが、武力攻撃事態における地方公共団体の役割につきましては、これは事態対処法の法制整備の中で、その実情も考慮しながら検討していくということになるわけでございます。その検討結果を踏まえて...全文を見る
○福田国務大臣 御指摘の点はよくわかります。確かに、国際情勢がこういうふうにふくそうしているような時代において国民が安心していただくということにおいても、できる限りの情報提供というのは必要だろうと思います。  ただ、北朝鮮の場合について申し上げれば、北朝鮮というのはなかなか事実...全文を見る
05月12日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○福田国務大臣 武力攻撃事態におきまして、政府が国会や国民に対して適切な情報提供を行うということは、これは極めて重要なことでございます。ですから、政府案でも、第九条に対処基本方針の国会承認、第十条に対策本部の設置に係る国会への報告の規定を設けておりまして、行政府と立法府の統一的な...全文を見る
○福田国務大臣 危機事態への対応は大変多岐にわたっております。対応の仕方もさまざまでございます。緊急事態への対応を統括します組織を持つというのも一案ではございますが、既存の組織の協力連携なしには適切な対応はできません。  そのため、我が国においては、関係省庁が所掌事務に応じて的...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態におきましては、この法案は、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するために、国が主体的な役割を担って万全の措置を講ずる、こういうことになっているんです。  そういう際に、政府のとった措置の記録を初め、いろいろ残すべきものがあるんだろうと思い...全文を見る
○福田国務大臣 正当な理由というのは、これは要請に応ずることが極めて困難な客観的な事情がある場合に限られる、こういうことでございます。  例えば具体的に申し上げれば、その対象となる家屋が老朽化が進んでおって、そして使用に適さない、こういう場合もあるかもしれません。それからまた、...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまの事情だけでは正当な理由というわけにはいかないだろうと思っております。
○福田国務大臣 この辺につきましては、今後、国民の保護の法制を議論するときに、いろいろとその必要性があるかないかといったようなことについて、こちらももちろん考えますけれども、御検討、御討議願いたいと思っております。
○福田国務大臣 おっしゃるような、これは二つの要素があると思います。それは、最終目標は何かということ。武力攻撃を受けるという緊急事態が生じたときに、国家国民、また自分も含めて地域の隣人、そういう人たちの安全を守るというために行われるということでございますので、それはそのときの状況...全文を見る
○福田国務大臣 国民の保護の法制は、国民の生命、身体及び財産を守る、そういうことのために必要な事項を定めるというものでございまして、その重要性というのは政府も十分認識しているところでございます。  他方、法制の内容は、国民の権利義務とも関係がありますし、検討事項も多岐に及びます...全文を見る
○福田国務大臣 地方公共団体に対しましては、国民の保護のための法制の輪郭につきまして、今年一月以降、都道府県を初め、全国市長会それから全国町村会等に対する説明会を実施してまいりました。これに対する地方公共団体の質問とか意見につきましては総務省を通じて取りまとめを行いまして、その主...全文を見る
○福田国務大臣 日本国憲法は国の最高法規でございます。憲法に規定されている事柄につきましては、これは国家がそれを遵守しなければならないのは当然でございまして、法律において同様の内容の事柄に関する規定をあえて設ける必要はないものと考えます。しかし、一般論として申し上げれば、立法の手...全文を見る
○福田国務大臣 今の御質問ですけれども、これは一言で申し上げれば、やはりなかなか難しい問題ではあるんです。  御説明申し上げますと、武力攻撃事態における武力攻撃がどのような規模でどのぐらいの期間継続するか、それから事前に予測すること、そういうことを事前に予測することは、これはも...全文を見る
○福田国務大臣 今、委員御説明ございましたFEMAにつきましては、これは日本語に訳せば連邦緊急事態管理庁、こういうことになるのでありますけれども、これは本当に縦割りの弊害を排除する、そういう趣旨も強いんだろうと思いますけれども、横断的に、本当に大胆な改革をするということであると私...全文を見る
○福田国務大臣 今回の武力攻撃事態対処法案は、これは要するに、外部から日本国が武力攻撃を受けたときにどういうような対応をとるかということについての考え方を、考え方というか、枠組みというふうに申しましたけれども、そのときにどういうふうにするかということを、これを規定しているわけでご...全文を見る
○福田国務大臣 御理解賜りたいと思うんですが、また、理解するように努力もしていただきたいとも思っております。  今申しましたように、この法案は、これは、我が国がそういう武力攻撃を受けたときにどうするかということについて決めているわけですよ。ですから、まず、我が国がということがあ...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、再三、これはさっき外務大臣も答弁しておりましたけれども、そこのところはまたよくお考えいただきたいんですけれども、そういう、適切かつ効果的に実施されるようにするため必要となる法制については、武力攻撃事態対処法案成立後に、この法案に示された枠組みに基づいて整...全文を見る
○福田国務大臣 御懸念は御懸念として、ただいま石破長官からも答弁しましたように、これは、細かいことにつきましてはこれから詰めていくことにはなりますけれども、今長官から言われたような説明で、これは考え方としては、それをぜひ御理解をしていただきたい、今の段階ではそういうことでございま...全文を見る
○福田国務大臣 確かに一年前に、事態対処委員会の概要を申し上げる、その説明の際にそのようなことを申し上げましたが、この法案ができましてから、通過しましてから、その具体的な人選はしなければいけないというように思っておりますけれども、いずれにしても、局長級以上の関係者ということでござ...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○福田国務大臣 武力攻撃事態対処法案におきましては、指定公共機関については、公共的機関として独立行政法人、日本銀行とか日本赤十字社とか日本放送協会を、また公益的な事業を営む法人として電気、ガス、輸送または通信を営む事業者を、こういうものを例示しておるわけでございます。  また、...全文を見る
○福田国務大臣 そのとおりでございます。
○福田国務大臣 民間放送事業者団体は、放送事業者を指定公共機関として指定することにつきまして、運用次第では憲法に保障する表現の自由とか報道の自由を侵すことになりかねない、また、御指摘のように緊急情報を、法的規制によらずとも自主的判断で当然に速報するというような主張を表明しておると...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態というような状況におきましても、表現の自由とかそれから国民の自由と権利、これはもう尊重されることは当然でございまして、報道の規制など報道の自由を制限する、そういうことは全く考えていないんです。  ただ、先ほど申しました、国民の安全というものを維持する...全文を見る
○福田国務大臣 指定公共機関でございます放送事業者が実施する対処措置について、内閣総理大臣による是正のための指示とか、またみずからの対処措置の実施を行う、こういうことは想定をいたしておりません。要するに、内容にかかわることではないということであります。
○福田国務大臣 内容についてのことではなくて、それは、内容については、報道の自由それから表現の自由、そういうものは確保されなければいけないと考えております。
○福田国務大臣 総理大臣の記者会見とおっしゃいましたけれども、これは通常行われていることであります。ですから、そのこと自身は報道しても構わない。ただ、そのことを、それをしなければいけないとかいうことではないというように思います。また、そういうことが必要なとき、要するに、速報を必要...全文を見る
○福田国務大臣 私どもは、記者会見を想定していたのではなくて、速報が必要であるというようなことについて、その内容を放送してもらうという、その速報性に着目をして今まで考えておったのであります。記者会見についての多様な問題があると思いますので、これは今後詰めていかなければいけないもの...全文を見る
○福田国務大臣 万が一、必要な緊急情報の——これは今答弁したとおりですけれども、実際問題として、私どもがイメージしていることは、本当にこれは国民の安全のために緊急に連絡をしなければいけない、知らせたいということについて、速報性を中心として、速報性というところに着目して、民間業者に...全文を見る
○福田国務大臣 放送事業者に対してそういう要請は行いますが、しかし、それで拒否をされたというときに、それに対してさらに実施を求めるということはできない、こういうような考え方をしておるところでございます。
○福田国務大臣 事態の状況に応じまして、人命尊重などの観点から、本当に必要な具体的な事案については、関係当局の依頼による報道機関相互の報道協定の締結の必要性が生ずる、こういうこともあり得るものと考えております。  それでも、仮にこのような場合であっても、報道協定への参加の判断を...全文を見る
○福田国務大臣 報道機関の自由意思を尊重するということでありまして、総理大臣の指示とかそういうものとは関係がございません。
○福田国務大臣 実際にどのような事案でもって報道協定の必要性が生じるのか、こういうことでありますけれども、この辺については、今後関係当局と報道機関の間で意見交換をしていかなければいけない問題だと思っております。  有事における報道協定についての協議が、今まだ開始をされておりませ...全文を見る
○福田国務大臣 まず、国民の保護のための法制におきまして、指定公共機関にかかわる内閣総理大臣の是正のための指示またはみずからの対処措置の実施については、これは日本赤十字社をその対象とすることは想定していない、こういうことでございます。  それから、指定公共機関として指定された場...全文を見る
○福田国務大臣 一言で言えばそういうことでありますけれども、要するに、指示またはみずからの対処措置の実施については、日本赤十字社をその対象とは想定していないということです。
○福田国務大臣 事態対処法の十五条に、「別に法律で定めるところにより、」そういう記載がございます。要するに、これは別に法律で定めるわけです。今御審議いただいている法律の中ではこれはまだ決めていないんです。今後の国民の保護法制の中で決めていく、こういうことになるわけです。
○福田国務大臣 運送事業者の場合には、正当な理由なく要請に応じないときは、この当該運送事業者に対し、運送するよう指示をする、こういうことになっております。
○福田国務大臣 万が一断られた場合には、それ以上の方法はございません。
○福田国務大臣 これは、指示をすることはできる、指示はします。しかし、断られたときに、ではそれをどうしてもしなきゃいけない、そういう義務は発生しない、そういうことなんですよ。ですから、そういう意味において、例えば内閣総理大臣が考えたものをすべてやらせるということはできない、あくま...全文を見る
○福田国務大臣 私の先ほどの答弁で、義務はない、こう申し上げた。これは間違いで、義務はあるけれども、しかし強制はできない、こういう仕組みでございます。内閣総理大臣が指示をする、それに対して、国民としての義務は発生する、しかし、強制をするまでの指示はできない、こういうことであります...全文を見る
○福田国務大臣 この法案におきましては、武力攻撃事態の認定につきましては、対処基本方針に記載することとしておりまして、この対処基本方針は、内閣総理大臣の諮問を受けて安全保障会議が審議をした後に内閣が閣議において決定する、こういうことになっております。  なお、対処基本方針は、閣...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針に定める事項として、これは第九条に書いてございますが、「武力攻撃事態であること又は武力攻撃予測事態であることの認定」ということでありますので、対処基本方針が認められたということにおいて、この認定が完了するというふうに考えるべきではないかと思います。
○福田国務大臣 内閣として方針を決めるという、そういう意味において、そこで決まった基本方針の中に含まれる認定事項ですね。その認定は閣議で、最終的に内閣の方針で決まる、こういうことですから、閣議決定ということであると思います。
○福田国務大臣 ですから、一言で言えば、閣議で対処基本方針を決定するわけです。それで、対処基本方針の中に認定がある、こういう考え方であります。
○福田国務大臣 委員の御指摘どおりだというように思います。  事実があって、そしてそれが認定をするというに至る、その道筋が明らかでないと理解ができないわけでありますので、そのことについては、そういう事実も含めた情勢認識などを記載する、こういうことを考えております。記載するのは、...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、ただいま申し上げたことを繰り返しますけれども、事態の認定に至る情報、これについても可能な範囲でお示しをするということを考えております。
○福田国務大臣 これも先ほど申し上げたんですけれども、国民の協力を得なければいけない、また国会の承認を得なきゃいけない、こういうことがあります。ですから、当然のことながら、そういう事態に至ったという事実関係、そして、その情勢の説明、そういうことをお示ししなければいけないわけですね...全文を見る
○福田国務大臣 対処基本方針は閣議決定により定められたこととなるものでございますので、各対処措置については、その時点以降ということです。それぞれの関係法令に規定する要件等に従って実施されるということでございます。閣議決定以降ということです。
○福田国務大臣 閣議決定時です。決定されたらということです。それで、あとはそれぞれの関係法令に規定する要件に従ってということでございます。
○福田国務大臣 直ちにという意味を申し上げれば、対処基本方針の閣議決定後、可能な限り早急にということであります。可能な限り早急に国会の承認を求めていく、こういうことになります。
○福田国務大臣 対処基本方針は閣議で決定するということが、これは必要なことでございます。自衛隊法第七十六条に基づく自衛隊の防衛出動の国会承認に係る手続については、原則として国会の事前承認を得なければならないということがございます。  対処基本方針が決定されなければ、自衛隊の出動...全文を見る
○福田国務大臣 私が答弁をした昨年の七月二十四日のこの委員会における説明でございますけれども、その説明の中で「高度の公共の福祉」という表現を用いておりました。その表現は、「国及び国民の安全を保つ」ということの重要性を強調する、そういう意味合いでございまして、憲法の公共の福祉の概念...全文を見る
○福田国務大臣 内容的には同じもの、ただ、国及び国民の安全を保つという、公共性といっても最高度の公共性というような、そういう意味合いで申し上げたものでございます。
○福田国務大臣 先ほど、私が高度の公共福祉と言って、高度という言葉をなぜつけたか、こういうことです。  これは、法的な意味はないんですよ。法的な意味はなくて、要するに、公共といっても、先ほど申し上げましたように、一番基本的なところについての公共性、こういうふうなことで言った、そ...全文を見る
○福田国務大臣 日本国憲法は国の最高法規でございます。憲法に規定されている事柄については、国家がそれを遵守しなければならないというのは、これは当然のことでございまして、法律において同様の内容の事柄に関する規定をあえて設ける必要はないと考えております。  しかしながら、一般論とし...全文を見る
○福田国務大臣 法案におきましては、対処措置を実施する必要がなくなったと認めるときは、対処基本方針を廃止する閣議決定を行う旨を定めております。武力攻撃事態が終了し、一連の対処措置の必要がなくなれば、閣議決定により、対処基本方針を速やかに廃止するということになっております。  こ...全文を見る
○福田国務大臣 対処措置については、対処基本方針が定められてから廃止されるまでの間に法律の規定に基づいて実施する措置として第二条第六号に規定されているすなわち対処措置は、この法案ではなくて、自衛隊法などの個別の法律の規定に基づいて実施されるものであります。  事態が緊迫し、武力...全文を見る
○福田国務大臣 我が国に対する武力攻撃の発生前に、我が国に対する武力攻撃を排除するために必要な準備行動をとっている米軍に対していかなる支援を行うかについては、今後、武力攻撃事態対処法案に基づく事態対処法制の整備の中で、関係省庁間で検討していきたいということです。
○福田国務大臣 我が国は、武力攻撃という認定をする以前についてこれは実行できるわけではないので、認定された時点から必要な行動が開始する、こういう考え方です。
○福田国務大臣 要するに、具体的な内容については今後整備する法制において定めるということになっておりますので、そこの段階で具体的な規定をしていくわけでございますけれども、今現在の法案では同じ内容になっております。
05月13日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年の食品等における虚偽表示の続発により、表示に対する一般消費者の不信感が根強いことから、不当表示に対して迅速かつ厳...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○福田国務大臣 御指摘のとおり、情報というのは極めて大事である、こう思います。したがいまして、内閣の情報収集、分析、伝達の体制につきましては、その責任部署であります内閣情報調査室の体制強化を図ってまいりました。  また、情報を担当する各機関、これは政府の機関でございます、例えば...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態における基本的人権の尊重、これは本当に重要なことでございますので、政府の原案におきましても、そのようなことを規定し、また、そういうことでよいのではないかという答弁もいたしてまいりましたけれども、今回、修正案におきまして、このことについて、さらに、基本的...全文を見る
○福田国務大臣 国や国民の安全に重大な影響を及ぼす緊急事態にどういうふうに対処するかということでございます。そういう的確に迅速に対応するというような体制の構築ということは、国家として当然の責務でございます。  したがいまして、そういう体制を構築するために、あらゆる観点から不断の...全文を見る
○福田国務大臣 こういう緊急事態に、限られた時間の中で的確に重大なる判断をしていくということが求められ、そしてまた、その判断の上、措置の実施を迅速に行う、こういうことでございます。そういうような政府の意思決定については、安全保障会議の果たす役割が重要であると考えております。  ...全文を見る
○福田国務大臣 前提としてだと思いますけれども、米軍の先制攻撃、こういうふうにおっしゃったんですれども、米国は国際法上の権利及び義務に合致した行動をとるものというように考えておりますので、どういう状況を想定していらっしゃるかはわかりませんが、そういう国際法上のことに沿っていないこ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま御決議のありましたいわゆる武力攻撃事態対処関連三法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。(拍手)     —————————————
05月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(福田康夫君) 具体的な戦果というような形において申し上げるというのは、これは各軍の活動の内容にわたることで難しいのかもしれぬ、それは私も理解できるところだと思います。  ただ、その結果、どういう成果が全体として上がったのかという、そういう観点からの見方もあると思うん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、時間は多少掛かっております。私どももこの法律、二年の法律に時限立法にしたのでありますけれども、二年あればある程度のめどが付くのではなかろうかと、こういうふうに思っております。  今の状況においても、じゃ、いつ、では今の状況を脱して補給活動とかそ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今年の十一月の一日から後におけるこの取扱い、この法律の取扱いにつきましては、テロとの戦いの状況を見極めて、国際社会の動きを見極めながら今後検討していく問題であるというように考えております。
○国務大臣(福田康夫君) 今の状況でもって半年後どうなるかということ、これは明確に断定的に申し上げるわけにいかない、今の段階で。ですから慎重なる発言を求められるわけでございまして、先ほど申しましたように、今後の状況を見極めて適切に判断をするということになります。
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、テロ対策について、国内法をいろいろ適用して対応しているわけであります。警察とか海上保安関係法だとか自衛隊法だとか災害対策関係法など、そういうような枠組みでそれぞれの部署でしっかり対応していると。それはもうしっかり対応しているんです、それぞれの部分...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この目的は、アフガニスタンを根源とするテロを除去する、テロの根源を除去すると、こういうことでありまして、その趣旨にのっとった活動をしている。したがいまして、アフガニスタンの中だけが安定する、このことも今いろいろと作業中でありますけれども、それ以外に、そこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、お尋ねのことで昨年の十一月の当委員会における質疑と、こういうお話でございましたけれども、そのときは恐らくイラクで、イラクに例えば飛び火して、イラクを攻撃するとかいったようなことがあるのかどうかといったような趣旨において発言を私からしたのではないかとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) アフガニスタンの国内情勢、どういうふうになるか分かりません。その辺の状況を見ながら判断すべきことでありまして、これは国際社会が一致して、治安が回復された、テロの根拠は絶滅されたと、こういったようなことを共通の認識として表明をするというような時期がいずれは...全文を見る
05月16日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○福田国務大臣 いろいろな情報がございまして、委員も御案内のとおりであるかと思います。  テロ対策特措法は、平成十三年九月十一日の米国におきますテロ攻撃にかんがみまして、我が国が国際的テロリズムの防止及び根絶のための国際社会の取り組みに積極的かつ主体的に寄与して、我が国を含む国...全文を見る
○福田国務大臣 九・一一以降、アフガニスタンにおけるテロの撲滅とテロ組織の壊滅を目指しておった。しかし、そういう中に、海外に逃亡すると申しますか、海外に行って、またほかの地域で行動を起こす、こういうような可能性があるということも危惧されているわけでございまして、そのために、インド...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろな状況を総合的に判断するということが必要でございます。ですから、一概に、こういうことだからということで申し上げることは困難なんです。  例えば、アルカイダとかタリバンの残党に打撃を加えまして、例の九・一一のテロのような組織的かつ大規模なテロ遂行能力を喪失...全文を見る
○福田国務大臣 この法律に基づきましては、そのようなことでございます。
○福田国務大臣 あと半年、ことしの十一月一日より後における法律はどうなるかということでありますが、これは、今申し上げております米軍を初めとする国際社会のテロとの闘い、これの状況を見きわめつつ、今後検討し判断するべき問題だというふうに考えております。
○福田国務大臣 ただいまはこの延長の御審議をいただいておりますけれども、今後どういう状況になるかということについては、十分な検討をしてまいりたいと思っております。
○福田国務大臣 二年を超える分についての延長ということになりますと、今まだ、半年後の状況がどうなるか、その辺は、大体大きな流れというものはわかりますけれども、しかし、実際にどうなっていくかということはまだわからない状況なので、半年後のことについて、具体的に法律をどういうふうにする...全文を見る
○福田国務大臣 今回の基本計画の変更に際しましては、政府としては、テロとの闘いの現状、それから我が国の自衛隊の部隊等によるこれまでの活動の実績、我が国の活動に対する米国を初めとする諸外国の評価等を総合的に勘案した結果、我が国で現在行っている活動を継続すべきである、こういう判断をし...全文を見る
○福田国務大臣 この変更につきましては、ただいま申しましたように、閣議決定後に国会に報告を遅滞なくいたしたところでございます。  政府としては、国会における御審議も踏まえまして、引き続きテロ対策特措法の適正な運用に努めるとともに、幅広い国民の御理解が得られるように、我が国の活動...全文を見る
○福田国務大臣 私の発言が引用されましたので、私から最初にお話しいたしますが、まず、キティーホークで一日に消費するのは二十万ガロン、そういうふうに聞いております。本当にそうなのかどうか、よく確認はしたわけではございませんけれども。  なぜそんな数字を申し上げたかといいますと、二...全文を見る
○福田国務大臣 アルカイダとかそれからタリバンの残党といったようなものがアフガニスタンの国内に散在しているというか、そういうふうな状況でございまして、そういう残存勢力が今後もテロを計画、実行する、そういうような可能性というのは依然としてあるんだ、こういうことでございまして、依然と...全文を見る
○福田国務大臣 今の時点で区切りをつけるということは、この対処措置を中止する、こういうことであるならば、先ほど来申し上げていますように、今現在アフガニスタンにおける状況、そしてまたアフガニスタンから逃亡するかもしれないそういう残存勢力、その掃討、捕捉といったようなことを目的として...全文を見る
○福田国務大臣 我が国という言葉、これは、武力攻撃事態対処法の第二条一号に「我が国」というのがございますが、この「我が国」は日本国を指すということでございまして、自衛権発動の三要件の「わが国に対する急迫不正の侵害」に言うところの「わが国」、また自衛隊法第七十六条に言います「わが国...全文を見る
○福田国務大臣 日本を守るために派遣された公海上にある米艦船、こういう御質問でございますが、この米艦船に対する攻撃が我が国に対する武力攻撃となり得るかどうか。理論的には、我が国に対する組織的、計画的な武力の行使と認定されるかどうかという問題でございます。  いずれにしましても、...全文を見る
○福田国務大臣 それは、今私から答弁したのは、そういう趣旨でございます。
○福田国務大臣 この下の、「「わが国」が公海・公空の場合」ということで、これは自衛権の発動ができる、可能であるということです。
○福田国務大臣 日本人村ということでお答えしますと、いわゆる日本人村に対する攻撃がどのような攻撃を指すのか、これは今、石破長官からもお話ありましたとおり、必ずしも明らかでないということもあり、在留邦人に対する攻撃や在外公館に対する攻撃が我が国への武力攻撃となり得るかどうかというの...全文を見る
○福田国務大臣 武力攻撃事態において政府が国民に対して適切なる情報提供を行うということは、これは極めて大事なことだというふうに考えております。ですから、政府として、武力攻撃事態への対処全般にわたりまして、国民に対する適切な情報提供に努めてまいらなければいけないと考えております。(...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○福田国務大臣 平成十三年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣主管の歳入につきまして、歳入予算額は七百五十九万円余でありまして、これを収納済み歳入額六億七千百三十八万円余に比較いたしますと、六億六千三百七十九万円余の増加と...全文を見る
○福田国務大臣 平成十三年度における内閣府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  内閣府主管の歳入につきまして、歳入予算額は四百八十億四千二百六十四万円余でありまして、これを収納済み歳入額五百十六億八千三百五十万円余に比較いたしますと、三十六億...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました安全保障会議設置法の一部を改正する法律案及び武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  初めに、安全保障会議設置法の一部を改正する法...全文を見る
05月19日第156回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました安全保障会議設置法の一部を改正する法律案及び武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  初めに、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案について御説明...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小林議員にお答えします。  まず、対処基本方針の国会承認についてお尋ねがございました。  武力攻撃事態等への対処については、行政府と立法府の統一的な意思の下で行っていくことが重要となっております。このため、法案では、対処基本方針を閣議で決定した後、直...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行の下請代金支払遅延等防止法、いわゆる下請法は、物品の製造及び修理に係る下請取引の公正化及び下請事業者の利益の保護を図...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 一括して有事法制と、こういうように申し上げてもよいと思います。今後の整備の在り方というか仕方ですね、段取りというか、そういうことであろうかと思います。  法案におきましては、事態対処法制の整備を速やかに実施しなければならないと、こういうふうにされており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理のおっしゃるとおり、確かに分かりにくかった。私も随分頭を悩ましたところでございますけれども……(発言する者あり)そういうこともあるんです。  事態の緊迫度に応じた対処措置の違いが法律上分かりにくいということ、それから武力攻撃のおそれと予測という言葉...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員御指摘になられました、国民生活とおっしゃいましたか、国民にとってどういう関係があるか。  これは、安全を確保するという意味におきましては、これは今御審議いただいております安全保障ですね、そういう問題は一番大きな問題かと思いますけれども、しかしそ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民保護法制におきまして国民の基本的な人権が最大限尊重される、これはもう当然のことでございます、ただいまの総理からも御答弁ございましたけれども。そのため、所要の規定の整備に努めてまいる考えでございます。  また、具体的には、国民に協力を求めるための手続...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民保護法制で定めることとなります国民の権利及び義務に関する規定につきましては、医療施設とか医薬品、食品などの緊急物資の確保など、国民の生命、身体等を保護するためにやむを得ない場合に限って土地の使用や、それから物資の収用等、必要最小限度の措置を定めると、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の保護の法制の中で、指定公共機関の問題が出ているわけでございます。  武力攻撃事態におきまして、国民の生命とか、それから身体の安全の確保というために、これ、緊急の迅速なる情報伝達というものはこれはもう欠くことはできないものでございます。そのために、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど私、ちょっと先走りしまして、ただいまの御質問のことについても触れました。  要するに、放送事業者というのは、これは指定公共機関に指定されるという、そういう場合にあっても、要するに業務計画は自ら作成をしたものを用いるということでございまして、政府と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態への対処という観点から、これは地方公共団体、指定公共機関、それらが協力して措置を実施するということを基本と考えております。これは、対処基本方針に基づいて実施するということになります。  一方、武力攻撃事態において国全体として万全な措置を講ず...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態への対処につきましては、これは、行政府と立法府とがこれは統一的な意思の下で行っていくということが、これが大事なのだろうというように考えております。自衛隊の活動を含む対処措置の開始だけでなく、衆議院における法案の修正はその終了についても国会の関...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国内法制の整備に関することでございますので私から御答弁申し上げますけれども、委員の御指摘のとおり、これは重要な問題でございまして、武力紛争による惨禍をできる限り軽減すると、これがポイントでございます。  今後整備される、事態対処法制の整備に当たりまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま四点、御指摘いただきましたけれども、そういう法制の完結に向けて今後整備を行うということになっておりますが、政府としては、衆議院における修正によりまして、これらの事態対処法制の整備は速やかに実施しなければならないと、こういうふうにされたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態に至る前、予測の事態もございます。また、予測の前の状況と、こういうこともあるわけですけれども、委員御指摘の点は、その前の、予測にも至らないという前の段階のお話かなというふうに思ってお聞きしておりましたけれども。もちろん、武力攻撃事態もそうであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国や国民の安全に重大な影響を及ぼす武力攻撃事態と、こういうことや、またその他の様々な緊急事態に迅速かつ的確に対処すると、この態勢を構築するということは、これはもう政府として当然の義務であり、そういうために今までも努力をしてまいったわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の保護の法制につきましては、これはこの法律が成立しましてから直ちに取り組まなければいけない、また時間も限られているというように考えております。国民の基本的人権が最大限尊重されなければいけないということ、そしてそのための所要の規定の整備に努めると、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本赤十字社につきましては、避難住民等の救援、医療の提供、それから外国人の安否情報の提供などを指定公共機関の対処措置とすることを想定しているんです。これらの措置はいずれも日本赤十字社の本来業務というように言えるものばかりでございまして、また、日本赤十字社...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この国民のための保護の法制におきましては、指定公共機関にかかわる内閣総理大臣の是正のための指示又は自らの対処措置の実施については、これは日本赤十字社をその対象とすることは想定していない、こういう考え方でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほども御説明申し上げましたんですが、日本赤十字社というのはいろいろな仕事をしておられます。避難住民等の救援、医療の提供、外国人の安否情報の提供、収集、そういったような役割を担っておるわけでございます、元々。元々担っているわけであります。そういう意味で、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 民間放送の放送事業者につきましては、指定公共機関としていかなる法人を指定するか、これは別にいたしましても、緊急事態に警報を正確にかつ迅速に国民に伝達する、そのことによって国民の損害を、被害、損害を最小限に食い止めることができるならばそれはしていただきたい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 放送事業者を指定公共機関とした場合に、対処措置の実施について総理大臣から指示をするということ、そのことは、これは想定はいたしてはおりません、指示では、ございません。それで、もしその要請をして、そしてそれに、それは今、委員からも御発言ございましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) もし、放送事業者が緊急情報である警報を放送しないという場合、内閣総理大臣が法的拘束力のない総合調整の一環として放送事業者に対し放送の実施を求めることはあり得るが、是正の指示まで行うことは考えていないと。これは、放送事業者の公共性にかんがみて、総合調整を行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げたのは、放送についてこれは内閣総理大臣の指示はないと、こういうふうに申し上げたわけでございますけれども、例えば民間の場合に海運事業者、この海運事業者の場合には、これは内閣総理大臣が指示をすると、こういうことができることになっております。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この武力攻撃事態対処関連三法案の今御審議いただいておりますが、この成立後、今御指摘のようないろいろな法案に関する必要な政令の整備が必要になる、こういうことになります。また、事態対処法制としては、例えば国民保護法制、自衛隊や米軍の行動の円滑化に関する法制に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民保護法制につきましては、政府としては、今御審議をいただいておりますこの法案の成立後、地方公共団体等が関係する民間機関との本格的な調整を早急に進めまして、国会の意思を十分尊重しながらその早期整備に努めてまいりたいと、こういうことになるんでありまして、今...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の保護の法制につきましては、広く国民の御理解を得なければいけない、そういう観点からこれまでも地方公共団体等に対しましてもう何度も説明を行ってきました。またそして、その中でこの法制に対する理解を得るように努めてまいったところでございます。  この法案...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 報道でもって、米国で北朝鮮の元技師という人がいろいろ言っているという、そういうことは承知をいたしております。しかしながら、その証言している中身が本当なのかどうかということについては、これは確認しているわけではございません。  そういうことを前提としてお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この有事関連法案は、これはあくまでも我が国に対する武力攻撃あったときに、そういうような事態において国と国民の安全を確保するためと、こういう趣旨のものでございまして、そういうときに国全体として的確に対応できるような枠組みと申しますか態勢を構築しようと、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、我が国憲法の中に、有事に対して備える必要あるとかいったような、そういうような具体的な記述はございません。そういう規定はございません。しかしながら、平和主義の理想を掲げます日本国憲法でありますけれども、それは、といって我が国が独立国であるという以上...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣の立場でと、こういうお話でございましたので私からお答え申し上げますけれども、今、防衛庁長官も答弁いたしましたけれども、正に憲法九条の問題なんですね。憲法九条の問題というか、憲法九条があるからこの集団的自衛権の論議というのは日本では非常に大きな議論の対...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) じゃ、私がまず答弁いたします。それで、補足ございますれば防衛庁長官がいたします。  「武力攻撃事態等」というように法案に書いてございますけれども、これは我が国に対します外部からの武力攻撃が発生した事態等を申しますが、その認定は、その時点における国際情勢...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣でというお話でしたから私からお答えをいたしますけれども、今、外務省を中心といたしまして、平和の構築と申しますか、戦争をする前の、また戦争終わった後のいろいろな処理ということよりも、その前の段階の、例えば、いろいろな紛争が起こる原因は例えば貧困にあるん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 目標を設定して、その道程を明らかにする、工程表というふうにさっき例を挙げられましたけれども、それはそれで、その考え方はよろしいんだろうと思いますよ。  しかし、これは我が国だけでどうこうできるものでないということがございます。国際間の協調と申しますか、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 事態対処専門委員会は、これは安全保障会議設置法第九条に基づいて、内閣官房において処理し、命を受けた内閣官房副長官補が掌理すると、こういうことになっております。  この委員会に係る事務の体制は、現在検討中ではございますが、事態対処における安全保障会議の役...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在の危機管理体制は、危機管理監を置いて、そしてそこで危機管理を統括すると、こういう形になっております。その下に情報官というのがおりまして、また、危機管理センター、情報集約センターというものがございまして、そこが内閣官房において情報を集約、そしてそれを的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、中央官庁におきましても民間人材を登用すべきではないかというような意見がございまして、それはそれで今一生懸命努力をしておるところでございます。  問題は、そういう知見を備えた方でなければ困るということ、そしてまた、こういう組織を活用できる能力を持つ人...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その話合いの進捗状況について、節目節目で報告を受けているということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態等におきましては、米軍が我が国を防衛するために行う行動が円滑かつ効果的に行われるように物品、役務を提供することなどを想定をいたしております。そういうような措置が適切かつ効果的に実施されるようにするため必要となる法制については、この法案に示され...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この、先ほども委員おっしゃられた法案第二条第七号、これは対処措置の定義を定めた規定でございます。対処措置とは、対処基本方針が定められてから廃止されるまでの間実施する措置でございまして、第二条第七号のイの(1)、(1)及び(2)に定める対処措置には武力攻撃...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま答弁したとおりでございまして、この対処措置の具体的内容、実施手続等について、それぞれの法令の規定に従うということになりまして、まだこれからそういう整備をするということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの指定公共機関等につきまして、具体的にその指定公共機関、どういうことが求められるか、そういうことも含めまして今後この法制の中で整備をしていくと、こういう考え方でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関にはそれぞれの特性があるわけでございます。したがいまして、そういう特性の中で米軍を支援するとかいったような、そういうことについてはこれからよく検討した上で判断をしていく、そういう問題だと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来御答弁申し上げておるんですけれども、そういう、どの、例えば指定公共機関、そういう中でどういうものがそういう米軍の支援とかそういうことに関係があるのか、またそれが役に立つのかどうか、そういうことも含めて検討をするんですよ。ですから、これからの検討の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、それはそのニーズとか必要度、そういうものも勘案しなきゃいかぬわけですけれども、そういうものが本当に必要なのかどうか、そういうことも含めて検討をするということです。
○国務大臣(福田康夫君) そういう問題につきまして、国民の保護法制も含めまして、この法案が成立して直ちに作業に入ろうと、こういうことでございます。まずはこの法案の早期成立を是非お願いしたいと思います。  今御質問のことにつきましては、そういうことが、そういう指示ができるかどうか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昔の懐かしいお話も伺いまして、あのころと今といろいろな国際情勢も変わってきていると。  私は、国際情勢的に言えば、昔の冷戦状態と比べて、大きな紛争が起こる、国際的な紛争が起こる、それはなくなったんじゃないのかなというふうに思います。そういう中で、意識も...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおりだと私も思います。  こういう武力攻撃に対応するという、こういう重大決断をするという、そういう内容のことでございますから、国会の関与ということは極めて大事なことであり、そういう意味におきましてこの法案においてもそのような規定を設けて...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法は我が国法秩序の根幹をなすものでございまして、また我が国の国としての在り方にもかかわることであると思いますので、そういう意味におきまして、この集団的自衛権とのかかわりについて、これは私は極めて大事であるという意味において大いに議論をすべきことだろうと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かにこの一番最初の条文ですと、「武力攻撃」といたしまして、その中に「おそれのある場合を含む。」と、こういうこと、それから、「事態が緊迫し、武力攻撃が予測されるに至った事態」、こういう表現をしたものですから、このことについて、それは当初我々は割り切ったつ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも我が国の自衛隊の活動というのは国際社会の平和と安定に資するものと、こういう基本的な考え方、そしてその活動は憲法の範囲内と、こういうことになっております。  ですから、そこで、その中で、そういう条件の中で活動するということですから、そういう意味に...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(福田康夫君) そもそもこの法律は、法案は、国と国民の安全を確保するという、そのために体制を整備しようという、そういう趣旨でございます。武力攻撃事態を始めとする緊急事態に国全体として的確に対応できるような態勢を構築すると、こういうことが趣旨なんですね。  そういうこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまもお答えしたんですけれども、基本的人権は最大限、最大限尊重するという考えでございます。そして、国民の自由と権利の制約は、あくまでも国民の生命、身体等を保護するためにやむを得ない場合に限り必要最小限の範囲で行われるということで、武力攻撃事態であるか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 公共の福祉ということは社会的共同生活の利益などというような説明がされておりますけれども、その具体的な意味内容は、立法の目的などによって、立法の目的などに応じまして様々でございます。  今、審議をしていただいておりますこの武力攻撃事態法案について言えば、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ具体事例を挙げますと難しい問題がある。成田の問題も、単に土地の所有者の利益とかそういったようなこともあるかもしれないけれども、しかしそれと同時に、政治的な情勢とかいろいろな様々な情勢を判断した上でのことだと思います。ですから、保護されるべき法益の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それじゃ、認定に当たりましてどういうプロセスを踏むかということを申し上げますけれども、武力攻撃予測事態であることの認定に当たりましては、その時点における国際情勢、相手国の動向、それから我が国への武力攻撃の意図の推測などを考慮して、我が国に対する武力攻撃が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたように、この専門委員会は常設の委員会でございまして、そして関係各省庁からそれぞれの専門の者を集めて行うと、構成するということになっております。
○国務大臣(福田康夫君) 比重というのはどういう意味なのかちょっとよく分かりません。しかし、その前に、危機管理庁そのものがまだできるということではない、その在り方についてこれから検討しようということでございますから、今ちょっとその比較検討というのは難しいのではないかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今の御質問の前に、ちょっと先ほどの防衛庁長官のお話、答弁を補足いたしますけれども、情報本部というのは防衛庁にございます。それから外務省にも情報調査局かな、局がございます。部ですか、──国際情報部というのがございます。それから公安とか、いろいろな情報がござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 過去において不十分であるというようなこと、そういうような指摘というのは多々ございます。  そういうような反省を踏まえまして、近年その体制整備に努めてきたということでございまして、こういう問題は、それは完全ということはないんだろうと思います。ですから、よ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も過去のことはよく分かりません。最近のことを申し上げれば、この問題については度々いろいろと指摘をされているところでございまして、そういうような指摘が本当なのかどうかということについては、関係省庁に対して厳しくその点検をするようにということを指示をしてお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど私から申し上げましたようなことでございますけれども、危機管理と申しますか、拉致も含めまして、危機管理ということについては、これは正に国民の安全を、これを守るという、そういう趣旨でございます。  そういう意味におきまして、今回、この有事法制を今審議...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態の認定の問題かと思います。  この法案におきましては、武力攻撃予測事態であることの認定及び当該認定の前提となった事実を対処基本方針に記載することとしておりまして、その対処基本方針は、内閣総理大臣の諮問を受けて安全保障会議が審議をした後、内閣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、今申し上げましたのは、対処基本方針を、これを作成する、そして内閣総理大臣の諮問を受けて安全保障会議が審議をした後、内閣が閣議において決定する、こういうことでございます。  それから、自衛権の問題でございます。  これは、この憲法には明確に記載...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民保護の法制、これは、イメージと申しますか、その内容を申し上げるしかないんだろうと思うんです。  それで、その内容をちょっと簡潔に申し上げますけれども、例えば住民の避難等に関しては、警報の発令、避難の指示、それから避難の誘導などの措置を実施するという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的人権の保障も、憲法上絶対的な保障であるとされているものを除き、これはすなわち、例えば、思想、良心の自由、これは内心の自由の場合に限るわけですけれども、それから、検閲の禁止、そういうものを除いて、絶対的な保障ではなく、国民保護法制においては、国民の生...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 医療施設や医薬品、食品などの緊急物資の確保など、国民の生命とか身体等を保護するためにやむを得ない場合に限って土地の使用とか物資の収用など、必要最小限の措置を行うことを想定をいたしておりまして、土地の使用とか物資の収用等がこの国民保護法制の規定に基づいて行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本人かどうかというお話もございましたけれども、日本人だということを常に意識しながら生活しているというのも、それほどそういう必要性もないんではないかというふうには思いますけれどもね。しかし、事に当たって、自分は日本にいるんだと、日本のためにという気持ちと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で言えば変化していると思いますね。やっぱり日本の国民が今まで米国に守られているという、そういうことで非常に安心をしておったということはあるかと思います。そういう中で、日本が経済大国第二位という、そういう状況の中で、日本人の意識としてもやはりやれること...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法、現行憲法では、なかなか国際社会のニーズに対応できないのではないかと。特に、日本国がPKO法で実施するような国際社会の平和と安定といったようなものに貢献するという、そういう観点からも対応できないと。そのために憲法改正したらどうかと、こういうお話ではな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関たる放送業者に、これに要請されるその放送の内容については、警報それから武力攻撃事態等の状況、そしてまた避難の指示の内容、こういうことを考えているわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) この武力攻撃事態の状況、これだって大変大事なことだと思います、国民の安全を守るという意味において。国民の安全が守られるべき情報については緊急に連絡をすると、こういう必要があるわけでしょう。  ですから、そういうことについてきちんとこれは法律、法定をして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) やはり緊急性を要するということで放送機関を指定公共機関にしたいということなんです。やはり、その緊急性ということ、そのことによって、緊急に情報を提供することによって安全が少しでも確保できるようにすると、そういうような趣旨でございます。  もちろん、この放...全文を見る
05月26日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(福田康夫君) 与党と民主党の間で合意されました緊急事態に係る基本的な法制の検討に際しましては、これは既存の法令との関係などの問題につきまして国民に分かりやすい成果が上がるよう十分な議論を尽くしていくという必要があるものと考えております。  いずれにしましても、緊急事...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げましたのに尽きるんでございますけれども、考え方は十分共有いたしております。ですから、これはこの合意にあります必要な措置というのは、これは十分政府として検討してまいると、こういうふうに考えているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘の、もっと頻度が高いのではないかというこの大規模自然災害とか原子力事故それからテロのような緊急事態の対応につきまして、これまで災害対策基本法、警察・海上保安関係法、また自衛隊法などによりまして基本的な体制を整えてまいっております。また、今回の衆議院...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まあまあ、あと十分。
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態等への対処につきましては、行政府と立法府の統一的な意思の下に行っていくということが重要であると考えております。そのために、法案では、対処基本方針を閣議で決定した後、直ちに国会の承認を求めなければならない、こういうふうにしております。  政府...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 対処基本方針の国会の承認の求めは、これを全体として承認するか否かという観点から国会の決定を求めるものである。要するに、全体として、基本方針全体として承認を求めるかどうかということを、そういう観点から国会の決定を求めるわけでございます。  これは、指定行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、先ほど申しましたように、これ全体としての承認を求めるという、こういう手続をするわけですね。ですから、先ほど申しましたのは、仮に基本方針で国会の意思が、国会の意思が一部について同意できないというような事態になった場合に速やかにこの基本方針を変更して...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、国会でもってやめるべきだというような、そういう国会の意思が議決、議院の議決などでもってもうはっきりするということになれば、政府としては、これを国会の意思というものを尊重して対応すると、こういうことになります。
○国務大臣(福田康夫君) 情報の提供を十分にしないのではないかという御意見でございましたけれども、これは、要するに行政府と立法府の統一的な意思の下で武力攻撃事態等への対処を行っていくと、これが大事でございます。したがいまして、対処基本方針の承認のための国会における御審議に役に立つ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態等において国民の保護のための措置を的確に実施すると、そのためには教育、研修及び訓練の実施は重要であると考えております。そのため、国民の保護法制におきまして、避難に関する訓練への参加につきまして国民が協力するよう努める旨の規定を設けることを検討...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 住民の自主的な防災組織は、地域住民の連帯意識に基づく自主的な防災組織を想定しております。  このような自主的な防災、自主防災組織ですね、これは全国で十万団体以上組織されております、今現在。平時において防災訓練等を実施したり、災害時において初期消火や住民...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関として運送事業者を指定するかどうか、これは今後の法整備を行う上におきましていろいろ考えていかなければならない問題であると思います。具体的な、対処措置の具体的な内容についても検討していくと、そういうふうな過程において検討していく予定でございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘の点は、それは分かるんですけれども、この緊急事態というのは、一体どういうようなものが起こるか、それを一つ一つ、例えばテロといったっていろんなテロがあるわけですね。ですから、そういう事態に応じて対処方針を決める、基本方針を決めるにしましても、多...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも、この法制そのものは外国から我が国が武力攻撃を受けたときにと、どのようにして国及び国民の安全を守るかと、こういうために態勢整備をしようという、そういう趣旨でございますから、我が国から攻めるという趣旨ではございません。その点は委員もよく御案内のとお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、武力攻撃を受けたときにどういう方法で国、国民の安全を守るかと、こういうふうに申し上げました。それ以上のことを考えているわけじゃありません。まずその前に、我が国が何かほかの国を攻めるんだとか攻められるんだとかいったような議論をされていらっしゃるようでご...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) たくさんありましたので、ちょっと全部覚え切っているかどうか分かりませんけれども、順次お答えします。  まず、アフガニスタンにおける諸国の活動に対して我が海上自衛隊が補油をするという、そういう作業を行っているわけでございます。これはこのアフガニスタンの活...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それからもう一つ、イラクのことがございましたね。  現在、イラクにおいて米軍等は、この地域に民生や秩序を回復、維持する義務を果たすために暫定的に統治を行っていると、こういうふうに承知をいたしております。  二十二日に、今月二十二日に採択されました安保...全文を見る
05月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第18号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月27日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(福田康夫君) 昨今の国際的な、また大規模なテロ、こういうようなテロの撲滅のために国際社会が一致して緊密なる関係を維持し、協調しながらあらゆる手段を講じて対応していくと、これはもう極めて大事なことでございます。そういうような趣旨でもって、アルカイダの問題につきましては、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクの復興につきましては、これは先般、安保理決議一四八三でもって加盟国に対しましてイラクの安定及び安全への貢献や人道・復旧、復興支援を要請をしておることは委員御案内のとおりでございます。我が国も、国連の関与を得ながら国際社会が団結してイラクの復興に取り...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国のテロ対策につきまして、これまで警察、海上保安関係法、それから自衛隊法、災害対策関係法などによりまして基本的な対処体制は整えてまいっております。特に米国同時多発テロ以降、出入国管理、テロ関連情報の収集、分析、ハイジャック対策、NBC、これは核・生物...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この安全保障とか、また危機管理ですね、テロを含む、そういうことに関する対応として一番最も大事なことは、やはり情報を的確につかむと、把握するということだと思います。  そういうことで、我が国も外交、防衛、治安などの情報を担当する機関から成ります情報コミュ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクの復興に対しまして、これは自衛隊を通じた協力と、こういうことは、これは大事な支援の方策であると考えます。  イラクにおいて人道支援、復旧・復興などの様々な支援に対するニーズ、それから国際社会の動向などを十分考慮しながら、今検討を進めているところで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 新規に法制定を行うべきであると。例えば外為法の改正、特定国船舶寄港制限法とか御指摘ございましたけれども、我が国の北朝鮮に対する対応の仕方、それをまず御説明申し上げますけれども、北朝鮮に対する経済制裁につきましては、現在、問題の平和的解決に向けた外交努力が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 平和的解決でなければ何をするんですか。何ですか、戦争なんですか。そういうことがいいのか悪いのかということは当然判断はできることであり、そういう事態にならないように外交でもって解決するということが平和的解決の意味なんですよ。それに全力を挙げているというのが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 万景峰号が日本に来るということについて、我が国政府としてまだ確認してないんです。来るということを言えば来るんでしょう。しかし、そういうことを全然言ってきてないんですよ。通常、言うんです、それは、これから入りますよという、そういう通報をするわけなんです。そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 集団的自衛権の議論については様々な議論があります。そういう議論ございますけれども、結局この憲法九条とのかかわりでこのことを議論しなければいけないというのが我が国の現状であるということでございます。ですから、この憲法につきましては、この九条を含めまして、今...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法がなかったらということでございます。  憲法がなかったら今一体どうなっているか、フィクションの世界のことにもなってしまうかもしれぬので、その辺、なかったという前提の下での現状の想像というのは、これは余りしても意味がないような感じがするんです。しかし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 常識論からお答えいたしますけれども。  総理がおっしゃることはともかくとして、今御審議をいただきますこの有事関連三法案、これは我が国が危機に面したときにどういうような枠組みでもって対応していくかという、そういうルール作りをするということでございますので...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際法上、国家というものは、この集団的自衛権、すなわち自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止することが正当化されるという地位を有しているものと、こういうふうにされているんですね、国際法上で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 過去の歴史をひもといて、その経験に照らして将来を考えていくというのはどこかの国の言葉でございましたけれども、それは私は、歴史というのはこれは大変大事なことであり、また過去の歴史において問題があったとするならば、その轍を踏まないように努力するというのが現代...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 旭日旗を海上自衛隊が使用してはいけない。そうすると、日の丸を陸上自衛隊で扱ってはいけない、そういうことになるんですか。日の丸がよくて海上自衛隊が使う旭日旗はいけないと、こういうことですか。ちょっと何か形式論的な感じがしますね。  しかし、実態は明らかに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 世界じゅうに我が国の憲法のことについて知られているかどうかと、世界というのはどこを、何を指して世界というのか分からないのではっきり申し上げるわけにいきませんけれども、多くの国の要路にある方々は、すべてとは言わないけれども、御存じなのではないかなというよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクの復興支援につきましては様々な議論があることは承知をいたしております。したがいまして、我が国も先般、国連決議において平和と安定のために各国に協力するように呼び掛けておると、こういうふうなこともございまして、これからできるだけの協力をしようという考え...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どういう事態に日赤を指定公共機関としてその役割を果たしてもらうかという、その状況を考えていただきたいと思うんです。それは正に武力攻撃を受ける、そして日本国民の命までどうなるか分からぬというような状況下において、そして中立であるべきだとか、そういったような...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関が実施すべき対処措置、これは要するに役割ですね。これにつきましては、武力攻撃事態対処法案が成立した後に国民保護法制の検討の中で具体化していく、こういうことにいたしておりますけれども、さきに国民の保護のための法制についてというものを公表いたして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはただいま申しましたように、今後国民の保護の法制についていろいろその対応に、中身について決めていかなければいけないわけであります。そのこと、その具体的な対処の内容については政令で指定すると、こういうことになっています。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、政令で決めていくんです。
○国務大臣(福田康夫君) 今御審議をいただいておりますこの対処法の中で決められている規定に基づいて政令で定めると、こういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 政令というのは最終的に内閣で決めるわけで、ですから、内閣で具体的に決めていくと、こういうことになります。
○国務大臣(福田康夫君) これは、指定公共機関の業務につきまして法律に規定される対処措置を自主的に実施するということでございます。したがいまして、指定公共機関は具体的に事業を実施する主体である必要があるということから、これは事業者の団体や協会ではございません。公共的機関又は公益的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関は十七条でもって「安全の確保に配慮しなければならない。」ということが規定されております。それはただいまの答弁のとおりでございます。  そして、国民の保護のための法制におきまして、警報において武力攻撃事態が予測される地域を明らかにすることを考...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 八条は国民の協力についてでありますけれども、これは国民保護法制では、住民の避難や被災者の救助の援助、救助そのものではなくて救助を援助すると、こういう、救助活動を援助するということですね。そういうことなど国民の自然な協力を得られるものに限定して協力を要請で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法制全体では国民、すべての国民という意味で、指定公共機関のその従業員とかそういったようなものも規定しているわけでございます、この安全ということについて。しかし、国民の協力ということについては、今申しましたように、これは住民の避難、被災者の救助の援助、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと私の先ほどの発言で誤解があったかもしれません。「国民の協力」という国民というのは国民全部と、こういう意味でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今、指定公共機関に指定された場合に、その企業、団体等の従業員まで命令とかそういうものが及ぶのか、もし反するときにはどうするのかと、こういうことのようでございますが、それは、あくまでも指定公共機関というのは団体を指しているわけでございまして、その団体、団体...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 法人、法人の場合ね。法人の場合には法人ということでございまして、その法人の中のことでございまして、そこまで立ち入らないという考え方です。ですから、そこで、例えば社長が命令をしたとかしないとか、そういったようなことには関与しないという考え方でございます。
○国務大臣(福田康夫君) 御尊父の話も伺いましたけれども、大変使命感にあふれた方だと思い、また立派な行為であったと思います。  そういうことで、義務と申します。これは義務といっても、義務感ということもございますけれども、それは人それぞれその感じ方というのは違うんだろうというふう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関又は指定地方公共機関が対処すべき処置や、いかなる法人をそれらの機関に指定するか、これは今後、その対象については武力攻撃事態対処法案の成立後検討するものでございます。現段階では、その指定の対象とか規模についての想定は行っておりません。  なお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法制が成立いたしまして、国民の保護の法制の検討をさせていただくわけでございますけれども、その段階において、やはり国民の理解を、広く国民の理解を得なければいけないということは、これはもう大変多いんではないかというように思っております。また、その国民の協...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、災害対策基本法に基づきます地域防災計画、こういうものは地方公共団体が自ら対処することを原則として、これは自然災害などのときに策定するわけでございますけれども、この武力攻撃事態は、これは国の方針に基づいて対処措置を行う、こういう必要がございます。で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理が言われたというその答弁ですね。これは、米国の先制について、米国の国家安全保障戦略には、米国が脅威に対して先制的に対処するために必ず武力を行使するとしているというわけではなくて、先制を侵略のための口実にしてはならないと、こういうこと、この国家安全...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはいろいろな状況というのはあると思います、国際状況とかね。ですから、それはあくまでも我が国が自主的に判断をすることだということを先ほども述べたわけです。
○国務大臣(福田康夫君) 我が国の同盟国たる米国が、周辺事態、すなわち我が国周辺の地域において我が国の平和及び安全に重要な影響を与えるような事態を自ら引き起こすと、そういうようなことは考えられないと、こういうことであります。
○国務大臣(福田康夫君) 米国が武力行使をするとかいったような判断というのは、これは米国政府が決めることであります。当然であります。
○国務大臣(福田康夫君) なかなか難しい質問でございますので、詳細はまた防衛庁長官に聞いてください。  その上で申し上げますけれども、この対処法案に言っております我が国に対する武力攻撃というのは、これは基本的に我が国の領土、領海、領空に対する組織的、計画的な武力の行使、こういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 予測がされるような事態において、展開予定地域内におきましては将来戦闘が行われる可能性があるということであります。ですから、住民の避難措置がまず必要だというように考えられまして、このような措置の具体的内容につきましては、今後、国民の保護のための法制を整備し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 北朝鮮との関係ですね。今後どういうふうにしていくのか。  先ほどちょっと圧力の話ございましたね。あれは我が国としてはいろんな場を通じまして、外務大臣も苦労されましてこの間のG8でも、G8の共同声明みたいな形でもってこの拉致の問題も含めて、核開発の問題と...全文を見る
05月28日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) この今御審議いただいております有事法制につきまして、この必要性というものは国民の間でもかなり理解を示していただいてきておるものと思っております。疑いの目だけで見ていることでないんだろうと。また、特に、こういうような武力攻撃を受けるというような、そういうよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 質問をいただきまして、三月二十日の質疑でお答えを私いたしました。その議事録見て結構よく説明しているなと、こう我ながら思っておるところなんでございますけれどもね。十分な、私、説明をそのときにもさせていただいたというふうに思いますけれども。  後手後手とか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何ですか。
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態において、要するに国民の生命とか国の安全とか、そういうようなことにかかわる非常に重大な事態において、特に国民の生命等を守るために緊急情報を発するとか、そういう基本的なことについて御協力を願うということ、これは、そのために指定公共機関としての指...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今御発言ありました民間放送に代執行権を及ぼすと、そういうことはありませんよ。そういうことではございません。これは、あくまでも公共放送事業者に対して、速報性という、そういう、そういう機能を持っているわけでございますから、そのために緊急の必要最小限の報道をし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) はい、そうですか。  ということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 速報性ということに着目した場合に、例えばNHK、例えばですよ、一昨日地震ございましたね、あのとき速報が流れる。これは民放ももちろん流れるわけですけれども、多少時間の差もあったかもしれません。しかし、NHKだけ見ていればよろしいけれども、そうでない。民放を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、速報性という意味において必要最小限というふうに私は申し上げましたけれども、内容を申し上げましょうか。
○国務大臣(福田康夫君) そうですか。それであれば、内容を見れば、これはやはり必要不可欠というような御理解がいただけるものだというふうに思っております。
○国務大臣(福田康夫君) 最後のところ何でしたっけ。
○国務大臣(福田康夫君) その放送をお願いする内容等については、これから定めます国民保護の法制の中で法定してまいりたいというように考えているところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員がおっしゃられました、これは実は民間放送事業者団体に対して説明をこの二月にいたしました。その中で、放送をお願いする事項という資料を配付いたしたわけでございます。指定公共機関でございます放送事業者の対処措置について、その項目を挙げて説明をしたと、こ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一民間放送でそういう、何というんですかね、危機の状況とかそういったようなものが把握できるのかどうか、その能力をお持ち合わせなのかどうかということも当然ありますよね。  これについて、その内容について、それが疑わしいとかなんとかいう、そういう意見はいろい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、報道の自由は報道の自由でございまして、表現の自由もそうでございますけれども、それはもう最大限尊重するということをこれはこの法律でも言っているとおりでございまして、政府として報道規制をするとか報道の自由を制限すると、そういうことは全く考えておりませ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 繰り返しになりますけれども、やはり国民の安全とかそういうものに、本当に緊急性がないと確保できないといったようなときに、速報性に着目した放送局の放送事業者の協力というものは、これは私はあってもおかしくないと思いますよ。むしろ、そういうときに、私どもは指定公...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) また繰り返しみたいな話ですけれども、緊急性という意味において、最低限これだけのことは放送してくださいということでありまして、それ以上のことをお願いする、そういう意図はございません。また、報道、放送の仕方においても、自主的に、何ですか業務計画とかそういった...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の支援、いやごめんなさい、米軍の支援、米軍支援の法制、これは要するに、武力攻撃事態等におきまして米軍の行動の円滑化に関する措置について検討していくということでございます。ですから、これから中身について検討をするということであります。  基本的に申し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 正に我が国が攻撃を受けるという、そういう武力攻撃事態というときにおいて、それを米軍が我が国の要請によって、そして守ろうというときに、その米軍に対して武器弾薬を供給しないと考えることの方がおかしいんじゃないでしょうかね。それはあくまでも日本の国民を守るため...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法制におきまして、米軍の行動の円滑化に関する措置については、この法律、法案に定めるとおり、米軍が日米安保条約に従って武力攻撃を排除するために必要な行動が円滑かつ効果的に行われるようにする観点から実施する物品、役務の提供などが考えられると。そのような措...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 業務の範囲内で法律で定められた対処措置を講ずるものでありますけれども、これは罰則による担保は考えておりません。
○国務大臣(福田康夫君) 基本的人権の問題ですね。  これは、武力攻撃事態における基本的人権の尊重は、これはもうもちろん重要なことでございますので、政府案にもその趣旨を規定いたしておりました。  しかし、更に、衆議院における修正によりまして基本的人権を尊重するという理念が更に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的人権の問題は、これはもうもちろん大変大事なことでございます。今後、国民の保護の法制を整備してまいりますけれども、そういう場合に、今おっしゃった六項目のことはもとより、基本的人権というものを踏まえた上で十分な配慮をして、また御意見等もよくお聞きしまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その六項目を十分に配慮してまいりたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、五月十五日付けの新聞でもって有事法制に対していろいろ意見を述べておられます。  その中で、有事法制の整備に八割を超える知事が賛成しておるということも書いてございますよね。それから、国民の保護の法制の先送り、これについては二十五人の知事が不満を表...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この米軍のことについてですね。  これは、今後、この法案が成立後いろいろ整備しなければいけないことはあるわけですね。その中の一つでございまして、この事態対処法制の整備をすると、そういう中でいろいろな状況を考慮しながら具体的に検討を進める、そういうことで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは先ほど一部申し上げましたけれども、この武力攻撃事態等におきまして地方公共団体がどういう役割を果たすのかということについては、これは実情を考慮しながら具体的に検討してまいると、そういうことでございます。
○国務大臣(福田康夫君) その具体的なことについてはこれから、先ほど申しましたように、検討してまいる、こういうことでございます。この今の御審議いただいている対処措置の具体のことにつきまして、その内容、実施手続などについて、これは定めるものではないんです。そういうことについてはそれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも、独立国家として自衛権を持つ、また集団的自衛権を含めて自衛権を持つということは、これはもう当然の権利だと、こういうような考え方は当然認められるものだと思います。  ただ、日本国の場合に、憲法九条の下において許容されている自衛権の行使、これは我が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この集団的自衛権の問題につきましては今までもいろいろな議論があったわけでございます。  我が国は憲法九条でもって制約を受けているということについて、その分は日米安保条約でもって我が国の安全を守ると、こういう仕組みになっておるわけでございます。もちろん、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 要するに、この我が国憲法、もう五十年以上たっているわけでございますけれども、そういう憲法の解釈についていろんな議論があって、その中で、今の考え方でやることについてはこれは大方の御理解を得られているものというふうに思っております。  今後、この解釈につい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクに対する支援の在り方と申しますか、具体的な方策につきましては、今様々なことを考えております。例えば医療支援とか、それもエジプトとかヨルダンとか巻き込んだ形で、アラブの国々と一緒になって支援をしようというようなことをやっております。  自衛隊の活動...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま申し上げました例えばイラク国外における、周辺国における輸送活動とか、そういったようなことにつきまして、これは現行法でできますので、それはそういうニーズが本当にある、あるということになれば積極的に取り組んでいこうと、こういうように考えております。そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊が海外で平和的ないろいろな支援活動をするという際に、武器をどういう限度まで持つべきかといったようなことについての議論というのは、これは国会でもさんざんしていただいておるわけでございまして、今後のそういう武器の、装備の在り方、そういったようなことにつ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国家の緊急事態に対する対処というものは、独立国家として当然の、また最も重要な責務であるというように考えております。ですから、有事法制は国家存立の基本として当然整備されていなければならないものというような考え方をしております。  この有事関連法案は、もと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) さきの大戦におきまして、沖縄は国内で唯一の住民を巻き込んだ地上戦を展開したと、こういうことでもって、これはもう本当に多数の県民の尊い命が犠牲となり、そして筆舌に尽くし難いような苦難を経験された、そういう認識をいたしております。  こういうような沖縄戦の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国が独立国である以上、日本国憲法は主権国家としての固有の自衛権、これを否定しているわけではありません。有事関連法案は、こういうような憲法の下で、あくまでも外部からの我が国に対する武力攻撃等に的確に対応するためにその態勢を構築するということを目的として...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 非戦闘員に対する殺害行為などは、これは刑法もございます。そういうような法、国内法に抵触する行為でございます。ですから、そういうことは基本的にできないということですね。武力攻撃事態等においても、このような行為は当然処罰されるものでありまして、御指摘のような...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国交正常化というのは、拉致問題の解決なくしてはこれはあり得ないというように思います。そういう考え方に基づき、これまで我が国政府も最大限の努力をしてきた。ただいまの、川口外務大臣も、国際場裏においていろいろ働き掛けをしてまいったということであります。それ以...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨年十月の日朝国交正常化交渉におきまして、我が国から北朝鮮側に対しまして拉致問題に関する照会事項を手交して速やかな回答を求めましたけれども、現時点でこれに対する北朝鮮からの回答はございません。政府は、何度も北朝鮮側に対しこの件についての回答を求めてきてお...全文を見る
05月30日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第19号
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○福田国務大臣 ただいま議題となりました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現行の下請代金支払遅延等防止法、いわゆる下請法は、物品の製造及び修理に係る下請取引の公正化及び下請事業者の利益の保護を図るため、下...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(福田康夫君) いろいろな場合ございます。ただ、専門専門で、私ども分からないような名前の方は大勢いらっしゃいますもので、目を通すというようなこともございます。しかし、その都度その任命の理由とかそういうことは聞いておるつもりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろと有事の際における対応の仕方について御意見をいただきました。私も、石破国務大臣、鴻池国務大臣が答弁したように、そういう問題意識を持っていろいろ考えなきゃいかぬところがあるんじゃなかろうかと、そのことについて私も全く同意いたします。  今まで、私...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 閣議で、防災担当大臣は閣議に入らないという提案もございました。そういうように決めればいいわけです。  ただ、現行は、閣議というのは内閣の意思決定の場でございまして、その議決というのは全会一致による、こういうようなことになっております。ですから、通常は全...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、有事法制というのは日本の形を作るための一つの体系だというふうに思います。日本の形と申しましても、もちろん憲法があって憲法の下でいろいろな行動をしているわけでありますけれども、その憲法の下で、やはり戦後欠けていたもの、例えば我が国が国際的な平和協力活...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御案内のとおり、非核三原則ということで日本はその原則を堅持しているわけです。今、北朝鮮というお話ございました。しかし、それは仮定のお話でございまして、そういうような脅威が存在すればという、そういう前提のお話だと思います。  我々としては、そういう事態に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申し上げます。  できるだけ早く整備しなければいけないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 緊急事態において政府はいかに素早く対処できるかということは、これはもう国民の、何というんですか、損害を未然に防ぎ、またあっても最小限にとどめるというそのために、これはもう本当にそのスピードというものは大事なんだろうというふうに思います。もちろん事態にもよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) さっきの答弁から一年近く経過いたしたわけでございますけれども、その間いろいろ考えております、もちろん。  御指摘のような対処専門委員会の事務局を作るべきかどうか、これは作るべきだということでございまして、これは官房副長官補を長といたしましてその任に当た...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この有事法制は、これは国民の理解を得ないと効果的な実施ができないというように思います。そういう意味において広く、もちろん国会もそうでありますけれども、国民にもどういう形でいろいろな協力をしていただきやすいような情報提供ができるかと、そしてまた、状況の説明...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態対処法案のここに「国及び国民の安全の確保」という文言において、その国というのは国家を示し、また国民というのは日本国籍を有する者を指している、こういうことであります。国家というのは、これはその構成要素である国民や国土を含むものであるということで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護するというためにいろいろな措置を取るわけでございますけれども、それは今後整備する国民保護法制におきまして必要な規定を置くと、こういうことを検討いたしておるわけでございます。  例えば、例えば国土に対する御質問あ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今現在、シェルターを造るか造らないか、これは国際情勢等々いろいろ勘案しなければいけませんけれども、具体的には今後そういうことも含めて検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま御審議いただいておりますのは、有事、すなわち武力攻撃事態等に対する対応と、こういうことであります。自然災害とか大規模災害、そういったようなものは、それはその災害対策という観点からこの法律に基づいて今対応をしているということでございまして、その対応...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、原因が全く違いますんでね。自然災害といいますと、例えば地震であれば急に来る、まあ最近は予知ができる部分がございますけれども、急に来るといったようなことで、それに、その被害に対応してどういうふうにするかと。もちろん被害の予知ということもありますけれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 両方とも原因は別ですけれども、その状況の中で国民を守る、国民を保護するという、そういう観点については同じ共通する部分はあるかと思います。ですから、対応の仕方が同じという場合もあるというように当然のことながら思われるわけであります。  今後、その損害等々...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府が要請してそういうような組織体を作るとかいったようなことは考えているわけではありません。しかし、今現在も地域等においてはそういうような体制をその地域において自ら作っているというところもございます。そういうところには協力をお願いするということは十分に考...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 周辺事態法との関係でお答え……
○国務大臣(福田康夫君) についてですね。  周辺事態法では、地方公共団体の長は、関係行政機関の長は、その有する権限の行使について必要な協力を求めることができる、それから民間等につきましては、関係行政機関の長は、必要な協力を依頼することができると規定しております。また他方、国民...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、先ほども申し上げたことなんでありますが、措置の実施を強制するものではない。それは同じ考えです。
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態対処法案におきまして、地方公共団体また指定公共機関は必要な措置を実施する責務を有すると、こういう規定ですね。必要な措置を実施する主体として位置付けておるところでございまして、これらの者に対して国が協力を求めるという規定は置かれておりません。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、周辺事態法に規定されております協力も、武力攻撃事態対処法に規定されている協力も、措置の実施を強制するものでないという意味においては同じでございます。  なお、武力攻撃事態における米軍の行動の円滑化に関する措置については、これは、武力攻撃事態対処法...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 公務員の場合にそれ、これは公務員としての職務を遂行するということでありますから、公務員法でもって規定をされておるわけです。
○国務大臣(福田康夫君) それはその職場職場のその任務ということありますけれども、それはその職務として行うことについて、それは公務員法で規定されているとおり行うわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) その職務としての任務であれば、それはその任務を果たすというのは公務員の立場であると思います。
○国務大臣(福田康夫君) これ、国民の生命、身体、財産を保護するためと、こういうことでございまして、そのために医療活動に携わっている公務員、これは医療をするのは、これは当然のことだと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 具体的なことについてはこれから決めることでありますけれども、予測事態においても、これは医療活動をするということについてのその任務というのは変わらない、こういうことであります。
06月03日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(福田康夫君) 委員から、公聴会における質疑、首長の疑問点ですね、そういうようなことに関連して幾つか御質問ございました。  確かに、予測事態の定義とかそういうことについては、難しいといえばそれは難しい。そういう事態が目の前にあるというわけでない、なかなか理解しにくいと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 安全保障会議設置法の改正案に規定されております事態対処専門委員会は、これは内閣官房長官をこれを委員長といたします。そして、その委員につきましては内閣官房及び関係省庁の中から局長級以上の関係者を任命すると、こういうことを想定しておりまして、委員の御指摘のと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 基本的人権につきましては、政府の元々の案においてもそういうような規定はあったわけでございます。しかしながら、国民の保護という観点から、特に基本的人権を、これを尊重しなければいけないというそういう理念を更に強化するというために、御党から提案のありましたこの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおり、自然災害があるときに武力攻撃事態が起こる、これはもう十分考えられることですね、その逆のこともあり得るかもしれぬし。ですから、そういうような様々な事態に対応できるようにしなければいけない。そのためには、緊急事態対処の中核を成します地方公...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この武力攻撃事態対処法は、御案内のとおり武力攻撃事態等への対処に関して基本となる事項を定めた法律でございます。それに対して自衛隊法は、自衛隊の任務、行動及び権限等について定めるものでございます。  先ほど来、防衛庁長官からこの関係についていろいろ説明が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) すべて憲法から発する問題だと思うんですけれども、様々な考え方があるんだろうと思います。  現行政府といたしまして、今るる御説明しておるような考え方で憲法の解釈を行い、そして自衛権を、これを守るための自衛隊というものを今の政府として整備をしていると、こう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自民党の麻生政調会長が講演の際に、創氏改名は当時朝鮮の人々が求めたために始まったものであるといったような趣旨の発言をされたというようなことが報じられたわけでございます。  麻生政調会長が実際にどういうような言い方をされたか、それは正確に私ども知っている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 対北朝鮮という問題とこの有事法制、これは切り分けてお考えいただきたい。この有事法制につきましては、もう長年の懸案事項であったということでございまして、国民を守り国を守るためにどういう法体系が必要なのかということで御審議をいただいておるわけでございます。 ...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態も含めまして、緊急事態というのはいろいろなものがございまして、委員のお話しのとおり、テロとか不審船とかいったような問題にどのように対処するかということでございまして、これはこれまで我が国の今あります法制でもって対応してきたところでございます。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態に際しまして、国や地方公共団体また指定公共機関が国民の協力を得ながら相互に連携協力して、そして国全体として万全の措置を講ずると、このことが結果的に国民を守り、そして国を守るということにつながるものだというように考えております。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の保護の法制の中で、例えば住民の避難につきまして、国の避難措置の指示を受けて、都道府県知事が住民に対して避難の指示を行う、こういうことは想定はいたしております。都道府県知事の避難の指示には法的拘束力はございますが、住民には様々な事情がございます。これ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 地域の消防団、水防団とか、また自主的な防災組織、ボランティア、そういうものは、それぞれの目的に応じた役割や機能を有しておりまして、こういう武力攻撃事態というような緊急事態においても、その目的に沿ってそれぞれの団体の役割とか機能を最大限に発揮するということ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣総理大臣は安全保障会議に諮問をすることができるわけでありますけれども、その安全保障会議とこの対策本部との関係について申し上げれば、安保会議設置法改正案によりまして、安保会議は内閣総理大臣の諮問を受けて対処基本方針等について審議、答申することとなってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、安全保障会議の下に専門委員会作って、そしてまた、専門委員会には専門家の事務局を作ると。こういう体制でいろいろと情報分析とか判断の材料を提供する、そういう形になりますね。  それで、対策本部の方は、本部員としては、これは閣僚すべて本部員でございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、先ほど申しました安全保障会議の下の対処専門調査委員会、そこで専門的なスタッフを用意して的確な判断をすると、こういうことになるわけであります。それは、その下に事務局も作るわけでありますけれども、実際にそこでもってすべての情報を集めるスタッフを持つこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、安全保障会議というのは、これはずっと存続するわけでございます。そして、事態の推移に応じて、総理大臣の諮問に応じていろいろな判断を示すと、こういうことになります。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほどの私の説明で平時という、平時においては今ある組織を使うということを申しました。  今、委員のおっしゃるように、緊急事態が発生したといったようなそういう状況においてどういう組織やるのかと、こういうことになります。それは当然、そのための組織というのは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま与野党修正についての当事者のお話もございました。それに尽きることだと思いますけれども、基本的人権の尊重、これはもう極めて大事なことであるというように思いますので、このことについては、もちろん政府案にもその趣旨は規定はいたしておりますけれども、基本...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 結局、人権、個人の人権を最大限保障しなければいけないというそのこととの関連もございます。言論の自由とかそれから内心の自由とか、こういうことは保障されなきゃいけないというのは基本的な考え方であります。
○国務大臣(福田康夫君) これは民間企業の場合ですね。民間の企業の場合に個々の従業員等を縛る、そういうものはないんです。これはもう企業としてどういうふうに判断されるかということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) それは各企業の労働協約ですか、企業者とそれから従業員との関係ですね、それについて政府がそこに介入するということは、これはありません。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま指定公共機関としてどういうものを指定するかということについては、今現在、委員のおっしゃったようなそういう機関を想定はいたしております。しかし、今後そういうことも含めて、関係機関とのいろいろな事情等も聞きながら最終的な決定をしてまいりたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおりでございます。  政府として、今現在、主としてNHKということを考えております。しかし、民間放送事業者が指定される可能性がないわけではない。それは、国民の安全、身体の安全とか、それから国民の生命とか、そういったような重要なことに関す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申し上げれば、どういうものにするかという内容について、これはこれから検討させていただきたいと思います。  ただ、立法府と行政府、これは一体となってこういう緊急事態に対応しなければいけないという、そういう趣旨からいえば、でき得る限りの情報は国会にも...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 情報はいろいろな情報がございます。米軍だけではないわけでございまして、今、委員のお話ございました、例えば新聞に大きく出ると、しかし政府の方はそれを確認しないといったようなこともあるんです、それは。しかし、新聞に出たからといって、その新聞が正しいということ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 多いんです。
○国務大臣(福田康夫君) 事態対処法案二条六号……
○国務大臣(福田康夫君) 指定公共機関につきまして、公共的機関及び公益的事業を営む法人で政令で定めるものと、こういうふうに規定しております。  どのような事業者を指定公共機関とするかと、こういうことでございますが、これは今後の法制整備の中で、これで検討してまいります。  医療...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうことになると思います。  今考えておりますのは、傷病者がもう非常に多数に上ったというようなときに、これは既存の医療施設では足りない、当然臨時の医療施設を開設する必要が出てくるわけでございます。その場合に、委員の御指摘のとおり、医療法の特例を設け...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 緊急事態もそうであります。と同時に、災害、大災害のようなときにそういうような可動性の、可動する医療機関があるというのは、これは一つの手段として大変いい構想だというふうに思います。  ですから、もう今から十年前にそういうことを検討したというのも、これ私も...全文を見る
06月05日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(福田康夫君) 安全保障会議における議論につきましては、事柄の性質上、この安全保障会議議事運営規則等によりまして非公開と、こういうことになっております。  具体的な内容を公表しておりませんが、安全保障会議における決定事項については、これはこれまでどおり公表していくこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このことは、外交上のいろいろなことについても同様の扱いされております、ておると思いますけれども、一定期間公表できないものもあるし、それからもっと長い期間、若しくは公表できないというようなこともあるものもあるんではなかろうかと思います。ですから、それは公開...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在行われていることについての情報公開ということは、これは相手の国との関係もあります。また、じゃ、その将来すべて公開できるかどうか。これはやはり、相手の国のこともあるということも考えますと、すべて公開できるかどうか、それはその案件ごとに判断すべき問題だと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは憲法の解釈の一つだろうと思いますね。そういう、長年にわたりそういうような考え方でもってやってきていることでございますから、そのルールを変えるというか。  委員のおっしゃることも分かりますよ。分かりますけれども、じゃ、それでもって本当にいいものに、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、今そういうようなやり方をしているわけですね。一つのルールに基づいて運営をしているわけでございまして、新しいルールができればそれに基づいてやる。しかし、要は、こういうやり方の中でいかにより良い方法があるのかどうかというようなことも関係してくるんだろ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法は昭和二十二年五月三日ですか、公布ということで、もう今から五十何年、五十五年か六年か、もう経過したわけですね。あの五十六年前には日本は一体どういう状況だったかというと、敗戦国ですよ。敗戦国で、そして日本はもう戦争しないんだということをみんなが思い込ん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) なかなかお答えにくい。  と申しますのは、我が国は戦後一貫して平和主義ですよ、基本的に。ですから、いわゆる軍事力、戦闘地域における軍事力を行使するとかいうことはしていないし、また軍事力をもって脅威とみなされるようなこともしていないというように思います。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この武力攻撃事態におきましても、日本国憲法で保障しております基本的な人権、これは最大限尊重されるということは、これはもう当然のことでございます。衆議院におきます修正後の法案第三条第四項の規定におきまして、憲法の保障する基本的人権の尊重について入念的に規定...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 原子力災害というのは、これは非常に大きな災害を、大規模な災害を及ぼす可能性があると、こういうことでございますので、この施設の安全を確保すると、これはもう極めて重要でございます。特に、武力攻撃事態においてこのことについて考えないわけにいかないと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 予測の段階では武力攻撃は、武力行使はできません、我が国は。
○国務大臣(福田康夫君) いわゆる先制攻撃というものは、これはできません。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の安全保障会議設置法の改正案によりまして、議長及び恒常的に出席する議員の総数、これは十名でございます。  そして、委員御質問の、本年一月以降ですね、における恒常的に出席する議員等に該当する国務大臣、この半数以上が日本に不在であった日数、これはござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおりでございまして、非常に正確に御指摘になっておられます。大臣がいない場合には臨時代理を置くということもございます。また、これは病気というようなこともございますし、いろいろなことがございますので、やむを得ないということもあろうかと思います。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国民の安全の確保という観点から、委員の御指摘のように、その趣旨に沿ったような形で町づくりをするとか、これは随分そういうことは、災害とか、そういうことを踏まえた上で町づくりというものは考えているところもあると思いますけれども、特に緊急時にどういうふうな交通...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 予測事態においても、例えば陣地の構築とか、いろいろな準備というのはあるわけですよね。ですから、そういうことについて日米間で協力するということはこれはあり得ると思います。しかし、そういう具体的なことについてはこれから準備します法制の中でもって整備をしていき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態における米軍支援のためのいろいろな取決めについて、米軍の行動の円滑化ということ、この措置が適切かつ効果的に実施されなきゃいけないという、こういうことの法制については、これは措置の内容、それから自治体の問題も含めまして、法案の成立後にこの法案に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武力攻撃事態等の対策本部、これは対処基本方針が定められたときに閣議でもって決定して設置をいたします。対処基本方針に基づいて指定行政機関、地方公共団体及び指定公共機関が実施する対処措置に関する総合的な推進を行うものでございます。  対策本部は内閣総理大臣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ごめんなさい。ちょっと私ほかのことを考えておりましたので、質問の趣旨が分からなかったので、それで今聞いておったのでございます。そういうこともありますよ、はい。  この有事の場合において、内閣における行動基準、これ、行動基準ということですね。これは先般来...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま御決議のありましたいわゆる武力攻撃事態対処関連三法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたし、努力してまいります。
06月06日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○福田国務大臣 少子化問題というのは、これは大変深刻な今の日本の現状でございまして、このことについて、今回、法案を議員の先生方が用意された、そしてまた、今大変真摯なる議論がなされているということについて、私は大変敬意を表したいと思っております。  この問題については、今御指摘が...全文を見る
○福田国務大臣 確かに、子育てというのはお金がかかる。特に教育費なんかも、相当な出費になるわけでありまして、そのことが各家庭において大きな負担になるということも事実なんだろうと思います。そういうような意見もたくさんあるわけでございます。  しかし、経済的なことだけでもないんだろ...全文を見る
○福田国務大臣 この法案の前文にございます、社会におけるさまざまなシステムや人々の価値観と深くかかわっておる、こういうことでございまして、対策としてはなかなか複雑な解明を必要とするという部分もございます。  しかし、少子化社会対策の的確な策定また実施のためには、委員の御指摘のよ...全文を見る
○福田国務大臣 妊娠や出産等によりまして、生涯を通じて男性とは異なる健康上の問題に直面をしている女性は、みずからの身体について正しい情報を入手して、そして自分で判断し、健康を享受できるようにしていく必要がある、こういうふうに考えております。  これに関しては、一九九四年のカイロ...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま申し上げましたリプロダクティブヘルス・ライツは、いつ、何人、子供を産むか、産まないかを選ぶこと、子供が健康に生まれ育つことなどを課題としているものでございます。  我が国では、刑法及び母体保護法によりまして人工妊娠中絶について規定をいたしておりますので、...全文を見る
○福田国務大臣 今いろいろお話ございました賃金不払い残業、これは労働基準法に違反するものでございますので、これはあってはならないことなんです。ですから、これを解消するとともに、長時間労働を抑制していくということ、これが結局、豊かでゆとりのある国民生活を実現するためにも重要な課題だ...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画社会の実現、こういう観点から見ましても、各職場における女性の管理職のウエート、これはいかにも日本は低過ぎるんじゃないか、こういう指摘はたくさんございます。  公務員よりも民間の方がもっとひどいなんという、こういうふうなこともございますけれども、そうい...全文を見る
○福田国務大臣 このカイロ宣言ですけれども、リプロダクティブヘルス・ライツ、要するに、いつ、何人、子供を産むか、産まないかを選ぶことだけでなくて、安全で満足のいく性生活、安全な妊娠、出産、子供が健康に生まれ育つことなどを課題とする、具体的にはそういうようなことなんですけれども、今...全文を見る
○福田国務大臣 我が国では、刑法及び母体保護法によりまして人工妊娠中絶について規定をいたしております。ですから、先ほどから申し上げているリプロダクティブヘルス・ライツは、あくまでも法律の範囲内でみずからの決定を尊重しようとする趣旨でございまして、法律を超えた自己決定権を認めようと...全文を見る
○福田国務大臣 男女共同参画社会、これを達成すると申しますか、そういう社会に日本を導いていくというために、今いろいろ問題点も御指摘ございましたけれども、やることはたくさんあるんだろうと思います。ですから、そういうことは男女共同参画基本計画などにおいても取り上げております。  例...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 経済産業委員会 第22号
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○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。(拍手)     —————————————
06月11日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
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○福田国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても十分にその趣旨を尊重し、努力してまいります。     —————————————
06月12日第156回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) 委員は、今おっしゃられましたように、内閣府で重要な立場でお仕事をしていただいたので、本当言えばよくお分かりの上で質問されていらっしゃるんだろうというふうに思います。  しかし、国民向けというのでもございますので、私から簡単にちょっと申し上げますけれども...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まあいろいろな見方があるかと思います。内閣府で大変御苦労された委員から見ておられると、もどかしいというようなこともあったのではないかと思います。  しかし、新しい体制になりまして二年ちょっとたちました。私、かなりこの形が定着しつつあるんではないかなと。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私から申し上げて、必要ならば竹中大臣からもお答えいただきたいと思いますが、例えば今おっしゃられた国民生活局でございますけれども、この業務も必要に応じて各省に働き掛けをするということでありまして、これも総理のリーダーシップの下に行っているわけでございますの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣府の刊行しております白書は、例えば国民生活、経済財政、男女共同参画、青少年の健全育成、防災等々、政府全体で取り組むべき政策分野、その現状や関係省庁の施策について分析、それから紹介を行っているというものでございます。  内閣府は、白書の分析も踏まえな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題は、先ほど申し上げました中央省庁等の改革のときに、内閣府の分野における業務量とか仕事の分野とか、そういうものを恐らく想定して、内閣府には副大臣三人、政務官三人と、こういうふうに決めたんだろうというふうに思います。ところが、実際にスタートしてみます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、経緯ちょっと申し上げますと、平成十三年一月の中央省庁等の改革以前は総務庁の青少年対策本部において青少年行政の総合的推進を担当してまいりましたけれども、この改革によりまして、行政を分担管理する各省より、より一段高い立場から内閣の重要政策に関する企画立...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今お話伺っておりましたんですが、もし委員の言われるように、強制があるとかいったようなことがあればこれは遺憾なことだと思います。しかし、今具体的に問題になっていることにつきましては、これは、そういうことがどういうことで起こったのかといったような経緯とか事実...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何度も繰り返すようですけれども、要するにその話の中身ですね、もしそういうような事実があるとすれば、これは、これは良くないですよ、本当に。例えば、その質問があったとしたら、関係団体へ連絡してそこから反対させるなんということはあってはいいことではありません。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今週月曜日の韓国盧武鉉大統領の演説を私も聞きました。今回の訪日を締めくくるというような、そういうような位置付けがなされるような演説であったと思いますけれども、日韓関係の発展、それからまた北朝鮮問題の解決、こういうようなことについて大変力強い語調でお話をさ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 創氏改名につきまして現在、政府の立場というのは、これは橋本総理、これは一九九六年当時でございますけれども、橋本総理が訪韓をしまして金泳三大統領と共同記者会見いたしました。そのときに、創氏改名がいかに多くのお国の方々の心を傷付けたかは想像に余りあるものがあ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何をですか。
○国務大臣(福田康夫君) 何を言うんですか。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど橋本総理の言葉を紹介申し上げましたけれども、私も全くそのとおりでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 一般論として、歴史の事実を、これを今の日本国民は忘れているんではないか、忘れ始めているのではないか、そういう危惧をお持ちになっているのではないのかなと、こんなふうにお聞きいたしました。  これはもちろん歴史でございます。学校でも習いますし、また私的にも...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 歴史の事実としてその時々に起こったそのことについて、これはもう過去の事実として存在するわけですからね、それを否定することはできないと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 私が知っていたかどうかということですか。ということですか。  詳しくは存じませんでした。
○国務大臣(福田康夫君) これは、我々としては、やはり対応することについていろいろな問題があるわけです。もちろん、もしかして金銭的なということであれば、これは国民の税金を使ってやることですから、当然このことについては議員の方々にも国会で議論していただくということは必要なんだろうと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはやはり、その裁判の判決の中身のことでございます、裁判のことでございますから、それは裁判のその全体を見て判断すべきことだというふうに思います。
○国務大臣(福田康夫君) シベリアの抑留者の問題について、これは外務省の方で整理いたしておりますから、外務省からまず答弁させます。
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御発言ございましたけれども、そういう問題を、これ、全く無視しているということではないと思います。  しかし、要するに私は今の日本の国民が歴史にどう向き合っているのかという問題だと思いますので、このことにつきましては国会でもいろんな意見がございま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクにおける戦争があり、そしてそれが一応終結し、新しい国連決議がなされ、そして復興をしようという意思が国際社会の中で確認されたということであります。  我が国は、当初から復興については我が国のなし得ることはしていこうと、こういうことで、それも自主的な...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊のみならず、文民でもいいんです。なし得ることはだれがやってもいいんだろうと思います。  ただ、イラクはまだインフラも十分整備されていないという、これからそういうものを整備していかなければいけないというようなこともございますから、それは自己完結的に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それじゃ私から、不十分なところはまた補足していただくということにいたしますけれども。  現在、まだ法案が出ていないわけですね。検討しているという、そういう段階でございます。ですから、内容について具体的にこうだということで申し上げるわけでなく、一般的な話...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確定的なことを申し上げられないのでありますけれども、基本的には、今回の我が国のイラクの復興支援という中身は、これは復興支援であると。そして、広く言えば治安維持も入るかもしれませんけれども、その治安維持活動そのものは行う予定はありません。その治安維持活動を...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘は正しいことをおっしゃっておられると思います。  イラクの大量破壊兵器がある、ないかと今非常に話題になっております。これは今それを調査をしている最中ですから、その調査がしっかりと行われるということが必要だと思います。また同時に、この調査が、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊の海外における活動というのは、もうこれまでに十回近く、十か所ですね、様々な地域、世界じゅうで活動しているんですね。そして、これはPKO法によるものが中心でございますけれども、そういう活動でもって、これは感謝されたことはあるけれども批判を受けたことは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは前にも御質問ありました。そして、一回だけでなくて二回か三回かお答えしたこともございますけれども、戦後処理問題は、これは内容が非常に複雑多岐でございます。また種々の経緯がございます。長い期間の経緯があるわけでございますので、政府として統一的な対応を行...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 何度も答えているんですよ。三月二十五日、参議院内閣委員会、岡崎トミ子議員から質問がございまして、先ほど申し上げましたような答弁をいたしておるわけでございます。国会で言っているんだから、これが一番権威があるんですよ。ですから、それでよろしいんじゃないかと思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も、一年前のことでその内容的なことはよく覚えていません。覚えていませんけれども、弁護団ができたという、そういうようなことは江田先生から言われたように思います。それ以上について具体的なことはそのときは申されていなかったと思います。何か具体的なことを言われ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 麻生政調会長が具体的にどういうことを言われたのか、報道でしか知りません。正確に承知はしているわけではありませんが、いずれにしても、創氏改名については、政府の立場、私の立場も、私の考えも同じでございますけれども、橋本総理が一九九六年の訪韓時に金泳三大統領と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 謝罪ということで言われたのかどうか、それもよく分かりませんが、しかし、内容的にいえば謝罪というように言ってもよろしいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申し上げましたけれども、植民地時代にいろいろのことがあったと思います。そういう中で、韓国、朝鮮半島の方々の心を傷付けることもあったと思います。確かにあったんだと思います。それが歴史の事実だというように思います。  そういうことでありますので、その...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この問題につきまして、先ほど来、外務省からも答弁いたしておりますけれども、いわゆる従軍慰安婦問題についてはサンフランシスコ平和条約等の関連する条約等の当事国との間では賠償並びに財産及び請求権の問題は法的に解決済みであるということであります。今もそういうこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国の、我が国政府の対応は先ほど申し上げましたけれども、それでもって政府として何もしていないということじゃなくて、お話ございましたアジア女性基金によって対応するということが最も適切かつ最善の方法であるという判断をいたしまして、この基金の事業に対して最大...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 沖縄の方々のいろいろな点に関して御迷惑をお掛けしているということについて、これは政府としても決して忘れることはできないわけでございます。しかし、アジア太平洋地域には依然として不安定性とか不確実性が存在しているということでありまして、我が国としても今後とも...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは北米局長からお答えしてもよろしいんでございますけれども、私ども政府にはそのような決定があったということは一切聞いておらないところでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 沖縄県が米軍に問い合わせをしたと、これは自由なんですよ。それは私、記者会見でも言っておりますけれども、沖縄県は沖縄県でいろいろなチャンネル持っておられるからね、そういうチャンネルを通していろいろな様々な情報を入手するということは、これは自由だと思います。...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米軍の航空機は、これは日米地位協定第五条に基づいて、この我が国の飛行場に出入りする権利が認められているということでございます。また、米軍は、日米地位協定三条に基づきまして、施設・区域内において警護のためすべての必要な措置を取ることはでき、その一環として日...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず、最初の厳正に対処という意味は、法律に基づいて粛々とやってくださいと、こういうことです。これはきちんとやってほしいと。そういう意味において、今までそうしていなかったのかということになっちゃうんだけれども、その辺についてもしっかり検証しながら今後対応し...全文を見る
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○福田国務大臣 それほどたくさん集めていないと思いますので、ないと思います。
06月24日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第1号
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○福田国務大臣 ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、国際連合安全保障理事会決議第六百七十八号、第六百八十七号及び第千四百四十一号並びにこれら...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 本会議 第42号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、国際連合安全保障理事会決議第六百七十八号、第六百八十七号及び第千四百四十一号並びにこれらに関連す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 中川議員にお答えします。  まず、国会の議決による撤退と国民に対する情報提供義務についてお尋ねがございました。  本法案におきましては、基本計画の決定、変更があったときは、その内容を国会に報告することとしており、また、自衛隊が実施する対応措置の実施に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 太田議員にお答えします。  実情とニーズを踏まえたイラク支援の必要性についてお尋ねがございました。  我が国は、これまで、人道上の観点及び地域の不安定化を回避するとの観点から、対イラク緊急人道支援及びヨルダン、パレスチナへの、周辺地域への支援を行いま...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 大量破壊兵器の脅威に対する認識、これは、私も全く委員と考えを共有する立場にございます。  この法案におきまして、安保理決議一四八三を踏まえて、国際協調を保ちながらイラクの復興のために我が国にふさわしい貢献を行う、こういうことをこの法案は目的といたしております。 ...全文を見る
○福田国務大臣 一四八三国連決議におきまして、米英の統合された司令部、こういうようなことがございます。これは、決議では当局、そういう言葉に変わってございますけれども、これは、暫定的な施政をイラクにおいて行うということにこの司令部はなっておるわけであります。  これにつきましては...全文を見る
○福田国務大臣 まず、この法案において戦闘行為というのは、「国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」こういう定義とされておるわけであります。  この法案に基づく活動の区域をいわゆる非戦闘地域の要件を満たすように設定するに際しては、我が国が独自に収集し...全文を見る
○福田国務大臣 外国領域におきます武器弾薬の陸上輸送は行わないということになりますと、これは防衛庁長官から答弁していただくと、よりその具体的イメージが浮かんでくると思いますが、この後御質問いただきたいと思いますが、結局、いろいろな物品を運びます、武器弾薬でないものも運ぶわけです。...全文を見る
○福田国務大臣 このイラクの復興を中心といたしますと、もちろん、人道支援、復興支援、それからいろいろな支援活動ございますけれども、中心は恐らく復興支援ということになるのではなかろうかと思います。そうなりますと、復興というイメージから、やはり多少長い時間が必要なのではなかろうかとい...全文を見る
○福田国務大臣 今回の法律は、法律の目的、イラクの復興、人道復興支援、また後方支援活動といったようなことでございまして、そういう、全体に、復興支援をするということは、これはもう最初からわかっております。その復興支援という範囲の中で自衛隊の活動を行う、こういうことになりますので、全...全文を見る
○福田国務大臣 九・一一以来、テロとの闘い、これはもう二年近く続いておるわけであります。この間、人的、物的そして財的な打撃をアルカイダに与えたということは、これはもう間違いないことだと思っております。  そういう結果、例えば、具体的に申し上げますと、テロの計画、立案、調整を担っ...全文を見る
○福田国務大臣 私がまずしまして、しかる後に、必要があればお願いいたします。  この法律は、そもそもここにちゃんと書いてありますよ、「国民生活の安定と向上、民主的な手段による統治組織の設立等に向けたイラクの国民による自主的な努力を支援」すると。ですから、この範囲なんですよ。そう...全文を見る
○福田国務大臣 この法律でもって我が国としていかなる国際的な協力ができるか、こういうことを考えたわけでございます。我が国の持てる能力、そしてまた、憲法とかを初めとする法制の枠の中で何ができるか。しかし、できるものはできるだけたくさんやるように法制を用意すべきではないか、こういうこ...全文を見る
○福田国務大臣 日本はイラクに戦争に行くわけじゃないんですよ。復興人道支援、このために行くんです。しかし、それにしては治安状況がよくない部分もあるというような、そういう調査結果を前提にしますと、文民が素手で行くということよりは自衛隊が行く方が、自己防衛という面においてはたけている...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊が参りますのは、そして向こうで活動するという場合には、国連決議の「当局」、当局に協力をする、これは当局に対して、多くの国際社会、各国が協力をするわけですね、そういう協力の中に参加するということであります。別に米国、英国だけに協力するとかいうようなことではなく...全文を見る
○福田国務大臣 我が国の自衛隊がイラクに行くというときに、この職務というものは明らかなわけでありまして、人道支援、例えば医療活動とかそういうこともあるわけですね。これは、ほかの国だって医療というのはあるわけですよ。実際に今参加を決定している国の中でも、医療活動というのは入っている...全文を見る
○福田国務大臣 現行法でありますと、自衛隊がイラクに行って活動する、これはできません。その都度、法律でもってその規模とか、それから活動範囲とか、そういうものを規定していかなければいけない、こういうことになります。  今現在、現行法でできますのは、周辺国支援というものはこれはござ...全文を見る
06月26日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 まず、お答えする前に、急に調査団として行って、幅広く、委員の皆様方の目でもって、また耳で聞いてきた、そういう最新の情報を提供していただきまして、大変御苦労さまでございました。お礼を申し上げたいと思います。  今、いろいろ御説明いただきました。要約いたしますと、戦...全文を見る
○福田国務大臣 この法案では、イラクの領域において活動する場合には、安保理決議に従ってイラクにおいて施政を行う機関の同意によること、こういうふうになっておるわけです。ここで、今申しましたイラクにおいて施政を行う機関というのは、これは、イラク全域に対して現実に権力を行使している政治...全文を見る
○福田国務大臣 今大畠委員から提起をされました旧日本軍の毒ガスによる疑い、それも極めてその可能性の高い疑いということにつきまして、これは政府としても真剣に取り上げなければいけない課題である、このように考えておりまして、そのような知見を有します環境省において対応を考えております。私...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおりでございまして、我が国国民の生命財産等々、守るべきものはしっかりと政府が守っていかなきゃいかぬ、こういうことであります。  今回の件につきましても、当然のことながら、この原因が確定すれば、それなりの対応をしなければいけませんけれども、その以...全文を見る
○福田国務大臣 今後、復興に向けて、イラク自身が独立国家として立ち上がるという、その日がなるべく早く来るように、我々、国際社会の一員として協力をしていかなければいけない。それは、目的は何かといったら、やはり中東地域の安定だというふうに思います。平和と安定、このことが国際社会の中で...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃることは、そのとおりだと私は思います。  その前に、自衛隊の活動、自衛隊が出ていくと問題があるかもしれぬというような御指摘がいろいろあるんですけれども、委員はそれほどそのことについて危惧を、懸念を持っていらっしゃらないだろうというふうに思うのであり...全文を見る
○福田国務大臣 この議論は何回かさせていただいておりますけれども、なぜ個々の活動について承認を得なければいけないのか、こういうことになります。それも事前承認を得なければいけないか。  そもそも、今回の自衛隊の活動は武力行動じゃないということです。あくまでもイラクの国民の福祉の向...全文を見る
○福田国務大臣 これはその判断が、一方の方に決めつけるということはしにくいような状況なのではないかと思います。ということは、要するに、北部とか西部のような地域において組織的な集団があって、そしてそれが戦闘行為とみなされるような行動を起こしているかもしれない、こういう状況でございま...全文を見る
○福田国務大臣 さっき、私、答弁したとおりでございますけれども、要するに、明確にこうだというふうに言い切れない、そういう状況にあるということであります。  ですから、もし、非戦闘地域があるのかといえば、それは、それを排除するということはできない状況にあると思っております。
○福田国務大臣 どういうものと言われますと、ここに書いてあるとおりなんでありますけれども、説明させていただきます。  安保理決議一四八三は、これは、フセイン政権崩壊後におけるイラク国民の福祉増進の観点から、イラクの国内における安全及び安定を回復する、そのために貢献することを国連...全文を見る
○福田国務大臣 「安全及び安定を回復する」、こういうこと、これは一四八三で要請をしている内容でありますけれども、その内容は、具体的に言えば、犯罪の防止などによってイラク国民の生命、身体の安全、ひいては社会全体の安全を確保するとともに、イラク国民の生活を安定させることによって社会秩...全文を見る
○福田国務大臣 米英軍などによりますフセイン政権の残党に対する活動、これは、イラクの国内における安全及び安定を回復するために貢献することを国際連合加盟国に対して要請する安保理決議一四八三号に基づいて行われるものであるか、そういうことであります。先ほど答弁したとおりでございますが、...全文を見る
○福田国務大臣 軍事行動ということも概念はいろいろありますので、一概にそれにお答えするのは難しいということでありますけれども、要するに、国連の加盟国に対して要請する安保理決議一四八三に基づいて行われるものであるかどうかということになるわけです。
○福田国務大臣 治安活動といっても、警察もやるときもあるし、軍隊がやるということもあります。ですから、逆の場合もあるんだろうというふうに思います、まあ、警察が軍事活動することはないとは思いますけれども。軍隊が治安活動をするということは、これはあり得るわけであります。要するに、この...全文を見る
○福田国務大臣 いわゆる砂漠のサソリ作戦ですね、この活動は広範多岐にわたっております。その活動に従事している米軍の部隊等に対して我が国として支援を行うことは可能かどうか、こういうようなことになるんだろうと思いますけれども、要するに、この作戦に基づく個々の具体的な活動が、イラクの国...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、何度も答えますけれども、軍事活動をするとしても、それはいろいろなことがあるわけです。治安活動ということもあるし、軍事活動もあるかもしれぬ。しかし、そういう仮に軍事活動があるとしても、それが国連決議一四八三にかなうものかどうか、こういうことです。
○福田国務大臣 国連決議はすべての国連加盟国に対する要請ですけれども、この法案では、この趣旨にかなった活動をする参加諸国であります。
○福田国務大臣 そのとおりです。
○福田国務大臣 今、十四カ国か五カ国、実際の活動に参加しているわけですね。また、準備している国もたくさんある。こういうような状況の中で、国連加盟国すべてに要請する、こういうことになります。  安定、安全の確保という意味で現在派遣している国はリトアニア、それから、派遣を予定してい...全文を見る
○福田国務大臣 今、イラクの安定と安全の確保について、当局が全般的な責任を負っております。国連加盟国が活動するに当たりまして当局と緊密に連携をとっていくということが自然である、そういう考え方を反映したものでございます。  したがいまして、例えば日本が自衛隊を派遣するとしても、当...全文を見る
○福田国務大臣 私が聞いているところによりますと、指揮下というとアンダー・ザ・コマンド、こういうことになるんだそうです。ですから、当局のもとでというのは……(木島委員「違うでしょう、当局のもとですよ、これは。それは軍のもとででしょう」と呼ぶ)これは日本語の問題もあるかもしれません...全文を見る
○福田国務大臣 いろいろ考え方もあるようでございますけれども、例えば日本以外にも、サウジアラビアとかヨルダンとかいったような国々もあるわけです。そういう国々がこの当局のもとで、その指揮下でやるかどうか、こういうことになるわけですけれども、そういうことから考えましても、協力できる、...全文を見る
○福田国務大臣 疑惑ということだけで始まったものではないと思います。これは、累次にわたりますイラク国内の調査の結果、これはUNMOVICですよ、それからIAEAも。その結果、結果報告というのは出ております。明らかに疑惑があるということであります。  それを受けて国連決議一四四一...全文を見る
○福田国務大臣 今後そういうことが許されるかどうかというよりか、そういうことで同じことが起こるのかどうかというように申し上げれば、同じことが起こるということはないだろうと思います。それはやはり、そういうことが起こるという状況があったわけでございまして、そして、最後の段階で、米英が...全文を見る
○福田国務大臣 武器の使用は毎回議論になりますけれども、我が国自衛隊が海外に行って、そのときに携行する武器というのは、これはあくまでも自衛なんですよ。自衛の武器ということですから、自衛の範囲ということです。  ただ、自衛といったって、場合によっては大砲も必要かもしれぬという、拡...全文を見る
○福田国務大臣 これは、この活動地域をこれから決めるわけです。そのときに、非戦闘地域であることは間違いないことでありますけれども、その中でも安全性に問題のあるような地域は選ばない、こういうことであります。  翻して言えば、ひっくり返して言えば、自衛のための武器を持っていく、これ...全文を見る
○福田国務大臣 防衛庁長官から答弁する前に私一言申し上げますけれども、要するに自衛のための武器。そしてまた、それでもって自衛ができないというような、要するに業務に支障が生ずるということになれば、これは業務を中断するしかないんですね。それで、その地域から撤退するとかいうようなことも...全文を見る
○福田国務大臣 きょう、午前中の与党の調査団の報告ございましたけれども、突発的なことが起こり得る、それは否定しません。  しかし、バスラでもって起こった英軍に対する襲撃、これは何か建物の中で起こったことであって、そして、警備が手薄なところをねらって襲撃をする、こういうことがあり...全文を見る
○福田国務大臣 国連決議でもって司令部、これを米英で構成しているわけでありますけれども、それは決議では当局と呼んでおるわけであります。この当局に対して我が国も協力をするという形になります。ですから、当局とはよく提携をして、連携を密にして、そして有効なる活動をするということで、決し...全文を見る
06月27日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○福田国務大臣 五月二十三日のクロフォードの日米首脳会談におきまして、小泉総理が、自衛隊の出動、これをブッシュ大統領に約束をしたとか、今千人規模とおっしゃったけれども、これは全く根拠のないことでありまして、小泉総理の言われたのは、これはあくまでも、現行法に基づいてできることは今す...全文を見る
○福田国務大臣 では、私からお答えしますけれども、具体的に、法律でいえばPKO法、国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律、この法律の三条の二号に「人道的な国際救援活動」、こういう項目がございます。この規定に基づいて自衛隊が行うことは可能であるということでございます。
○福田国務大臣 役割が終わったときが終わりなのでありますけれども、具体的に申しますと、この法案に基づく対応措置というのは、要するに、イラクの国民によるイラク国家再建のための自主的な努力を支援、促進しようとする国際社会の取り組みに対し寄与することを目的とする、こういう目的があるわけ...全文を見る
○福田国務大臣 この法律では、自衛隊員のイラクへの派遣ということとあわせて、文民、今御指摘がありました一般の人も、もちろん公務員も地方公務員も、そしてまた警察とか消防とか、また医療関係の人とか、いろいろな方に参加をしていただけるような仕組みになっておるわけでございます。  それ...全文を見る
○福田国務大臣 大体、例えば人道復興分野ということになりますと、医療活動ですね、それから食糧、医薬品の生活関連物資等の配布とか、また行政事務に関して助言指導をするといったようなこともあろうかと思います。そういう中では、専門的な知識と申しますか知見を有する方々に行っていただくという...全文を見る
○福田国務大臣 支援体制とおっしゃいましたけれども、まず、対象をどうするかといったことがございます。この対象につきましては、警察当局等々の意見も聞かなければいけませんけれども、そういう調査の実態とあわせて考えるべきことだというように思っております。もちろん、そういうことが明確にな...全文を見る
○福田国務大臣 これは、まず、我が国に、ファン・ジャンヨプ氏から日本に参りたい、こういうような表明というのはないんですよ、今のところ。ですから、その後どういうことになるかということについては、これはもう予想の範囲になってしまうんですけれども、いずれにしても、実現するかどうか、これ...全文を見る
○福田国務大臣 我が国としては、北朝鮮の情勢、また、特に政治の一番中心にいたというようにも言われていますファン氏について、いろいろ必要な情報はあるかもしれぬ、そういうふうなことで、ファン氏に限らずいろいろ情報を集める、大量破壊兵器の問題もございますし。  そういうことで、情報収...全文を見る
○福田国務大臣 この非戦闘地域をどういうふうに設定するのか、こういうことになりますと、これは、今委員も御指摘になりましたように、なかなか難しいところがある、こういう御指摘はもっともなことでございます。  しかし、これは、そのイラクの国内において非戦闘地域はどうなのかという、そう...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも、有効期限につきましては、イラクの今回の支援が、人道復興支援が中心になるんだろうという想定のもとに期限を考えたわけでありますけれども、復興支援ということになりますと、それはそれで時間的にはかなり長いものが想定されるわけでございまして、テロ特措法のように、ア...全文を見る
○福田国務大臣 委員から御指摘ありました、例えば石油省が立ち上がる、これはイラクの収入というのは主に石油でございますから、この部分だけでも立ち上がるというのは、これはもう復興に向けた非常に有力なことだというふうに思います。  また、行政をイラク人によってしっかりとできるようにも...全文を見る
○福田国務大臣 今回の武力行使は、今外務省から答弁したとおりでございますけれども、御指摘の第一条の規定というのは、これは、今般のイラクに対する武力行使の主体を特定することに主眼があるというのではないのでありまして、当該武力行使が一連の安保理決議に基づき行われたものであるということ...全文を見る
○福田国務大臣 先般の首脳会談において、いろいろな討議をブッシュ大統領との間で小泉総理がされたわけでございますけれども、そういう中に、イラクの問題について、特に復興支援についてどうするかといったようなことについての話し合いも当然行われたわけでございます。そこでもって総理から間違い...全文を見る
○福田国務大臣 これは、ブッシュ大統領との約束があるなしにかかわらず、我が国が国際社会の中で何をなすべきかということを我が国として考えなきゃいかぬ、こういうことじゃないでしょうか。もちろん、米国と相談することもあるかもしれませんよ。しかし、そうではなくて、我が国は、中東地域の安定...全文を見る
○福田国務大臣 イラクの周辺国でやることにつきまして、これは国際平和協力法の範囲でできるわけです。  イラクの国内でなぜできないか、こういうことになりますと、これは、PKO法では、紛争当事者の間の停戦合意が成立して、そして我が国に対する受け入れ同意が取りつけられる、こういう法律...全文を見る
○福田国務大臣 国際平和協力法でもって、人道的な国際救援活動、この場合にはその要件というのがございます。申し上げなくてもいいと思うのでありますけれども、この活動が行われる地域の属する国の同意があること、こういうように規定がございます。それから、その次に、今言った国が紛争当事者であ...全文を見る
○福田国務大臣 イラク復興支援職員は、内閣府の長たる内閣総理大臣の指揮監督のもとに、イラクにおいて暫定的な施政を行っています米英の統合された司令部、これは決議では当局でございますが、この司令部等と協力しながら対応措置を実施していく、こういうことであります。この職員は、当局や国連の...全文を見る
○福田国務大臣 法案に書いてありますとおり、職員の安全性については十分配慮をしていかなければいけないというように考えておりますが、例えば、派遣の際にも、我が国が独自に収集した情報等に基づいて現地の治安状況などを正確に把握し、また治安上も、安全な地域であるということを十分に確認した...全文を見る
○福田国務大臣 防衛庁長官が定める実施区域、これは自衛隊が部隊として安全に活動できる、こういうようなことを配慮しながら場所は設定するわけでございます。  それでは、イラクの復興支援職員はどうなるのか、こういうことになりますけれども、端的に申し上げますと、自衛隊の対応措置の実施区...全文を見る
○福田国務大臣 御質問は、いつから特別事態、どのような状況で、引き続く事態。  これは、武力攻撃が開始されますね、そうしますと、イラクの国内において権力の空白が生ずる、この事態から特別事態、こういうことでございます。
○福田国務大臣 それでは申し上げます。  この法案におきまして、安保理決議一四八三を踏まえて、イラクの復興に協力していくために人道復興支援活動と並んで安全確保支援活動を実施する、こういうことが規定されておりますが、この安全確保支援活動として輸送を業務の一つとして実施できる、こう...全文を見る
○福田国務大臣 もちろん、非戦闘地域の中における輸送でありますけれども、物をAからBに移す、こういう作業でございまして、これは、当然のことながら、その関係部署と相談をしなければいけないということでございます。
○福田国務大臣 これはさまざまなケースがあると思いますよ。先ほど申し上げました当局ですね、決議にあります当局も相談相手かもしれませんし、また、その当局に協力しているほかの国であるかもしれないし、国際機関であるかもしれないし、いろいろなケースがあるんだろうと思います。
○福田国務大臣 それは、今私答弁したとおりでございまして、当局が入る、直接の場合もあるかもしれぬし、また間接であるかもしれぬし、当局と関係がないこともあるかもしれない。それはこれからの状況を見て判断していくことだと思います。
○福田国務大臣 当局と協議をするときには、当局でございます。
○福田国務大臣 では、当局というものを定義しなきゃいかぬのですか。(児玉委員「定義するまでもない、書いてあるんだから」と呼ぶ)国連決議で、もう権限を認めているわけですよね。その当局です。
○福田国務大臣 その具体的例について、地名、国名、それについては私は承知しておりませんけれども、今言われたようなことは想定されると考えております。
○福田国務大臣 これは前回も、政府提案では武器弾薬の輸送というものは入っておったと思います。それは国会における修正で除去された、こういうふうに理解しております。  前回入れましたのは、あのときはまさに、今回と違いますのは、アフガニスタンにおける戦闘行動が、これが非常に大規模に行...全文を見る
○福田国務大臣 それはちょっと違うんじゃないでしょうか。今回も治安活動というのは続けているわけです。治安活動、まあ戦闘行動になる部分もあるのかもしれませんけれども、その主たる仕事として治安の回復ということがございます。  実際にそういういろいろな事故等も起こっているわけでござい...全文を見る
○福田国務大臣 いきなり資料を出されるんで、こちらも戸惑いますけれども……(児玉委員「皆さんが出している」と呼ぶ)いやいや、今のはこの委員会ですよ。  五というのは「安定・安全の確保」ということですね。それから六というのは「警備・警戒、偵察等」と、こうございます。「安定・安全の...全文を見る
○福田国務大臣 これは、先ほど私答弁したんですけれども、また繰り返しますと、当局もあります、しかし国際機関もあるんでしょう。いろいろな関係機関と協議をして決める、こういうことでございます。
○福田国務大臣 与党調査団がイラクに参りまして、そしてソーヤーズCPA大使に会って、今委員が言われましたような報告を出している、これはそのとおりで、承知をいたしておるところでございますが、これは自衛隊の期待度が非常に高いということがここにあらわれていると思いますが、かといって、そ...全文を見る
○福田国務大臣 調整と申しますか協議と申しますか、いずれにしても、当局との協議というものは必要だろうと思います。
○福田国務大臣 それは、国連決議で与えられた権限、いろいろあるんだろうと思います。しかし、その権限の部分を行使の都度行使していくということになろうかと思いますが、その部分について、具体的な業務を我が国と協議していく、もしくは連携を保っていく、こういうことと考えるべきだと思います。
06月27日第156回国会 参議院 本会議 第35号
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○国務大臣(福田康夫君) 谷議員にお答えします。  まず、イラク支援法案の目的と同法案に基づき派遣される自衛隊員の安全についてのお尋ねがございました。  このイラク支援法案は、現行憲法の下で、国際協調を図りつつ、我が国としてイラクの再建に協力をすることを通じて中東地域の安定を...全文を見る
06月30日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○福田国務大臣 いろいろ新聞報道なんかがございまして、誤ったイメージをお持ちになっていただいては困るのでありまして、まだ具体的に、自衛隊員も千人規模とかいうのが先行していますけれども、そういうことを考えているわけじゃありません。もう少し地道な積み上げをしていかなければいけないと思...全文を見る
○福田国務大臣 NGOの方々とか、その他民間の方々も、その適した知見を有する方々に参加していただく、こういうことも可能であろう、こういうふうに思っております。
○福田国務大臣 これはやはり指揮命令系統ということもありますので、きちんとした枠組みを持ってやらなければいけない。したがいまして、例えば、民間の会社の利益のために活動する人を採用するということにはならないと思います。
○福田国務大臣 政府の職員として採用した民間の方々の安全については、これはやはり政府として責任を有すると思います。  民間の方は、これは一般的には、一般的にというか、やはり邦人ですから邦人保護という観点からいろいろと安全に対する配慮というのは、当然政府としてもしなければいけませ...全文を見る
○福田国務大臣 私どもがかねてから申し上げているのは、戦闘区域、そして非戦闘区域、こういう区分けですね。非戦闘区域において自衛隊員は活動するということであります。ただその中でも、非戦闘地域だからすべていいというようには見ておりません、その中でも安全な地域、こういうことで選んでいか...全文を見る
○福田国務大臣 その安全の概念というのは、我々が日本において安全だ、安全でないと言っているその概念と変わらないと思っております。
○福田国務大臣 そもそも復興職員については、これはピストルとかそういうものを持っていないわけですよ。丸腰ですよね。ですから、自衛隊も安全なところというように言っておりますけれども、基本的には、復興職員の活動が、安全で、そしてまた安定がほぼ完全に回復された、こういうふうに認められた...全文を見る
○福田国務大臣 これは、日本人の常識というのがあるんですよ、安全に対する。  それからもう一つ申し上げると、危険だというから周りを固める、防備を十分にするということによって、かえって危険でない、安全だからといって何にも防備がなかった、そのためにかえって事故が起こった、そういうよ...全文を見る
○福田国務大臣 私は、そういうものがあるのも、新聞を、もちろん見ているわけではありません。
○福田国務大臣 CPA、決議で当局というように言っておりますけれども、これに対して我が国はどういう関係にあるか、こういうことになりますれば、これはあくまでもその活動を遂行する上で提携する、よく協議して役割分担等も決め、かつ、ほかの部分と抵触するとかいったようなことのないような、む...全文を見る
○福田国務大臣 委員、中東情勢よく御存じなので、ヨルダン方式というのも今教えていただきましたけれども、ヨルダン方式かどうかわかりませんけれども、我が国は先ほど申し上げたような立場で行動するということであります。
○福田国務大臣 CPAは、この一四八三国連決議、ここでは、安保理は占領軍としての米英の特別の権限を認識している、そしてまた、当局、統合された司令部は、国際的に承認された代表政府がイラク国民により樹立され当局の責務を引き継ぐまでの間権限を行使する、こういうように言っているわけですか...全文を見る
○福田国務大臣 戦闘地域というのは、これはイラクの国内において、今回この法律に基づいて自衛隊を派遣し、活動してもらうというためにそういう概念を設けたわけでございまして、もちろん自衛隊は非戦闘地域で行うわけであります。  戦闘地域というのは、一般的に言えば、どこだってあるわけです...全文を見る
○福田国務大臣 これは、具体的にどこどこということを今申し上げるということではないのでありまして、戦闘地域というのは、言葉のとおり、戦闘をしている地域、もしくは、将来戦闘を行う可能性があるような地域は、これは今回の自衛隊の派遣においては戦闘地域、こういう分類をいたしているところで...全文を見る
○福田国務大臣 まず、今のイラクの現状それから今後に向けての復興支援、そういうようなことについて、政府と委員のおっしゃることは大分見解が違うように思います。また、見通しも随分違うというように思っております。  これは、政府としては、イラクにおいては非常に大きな支援のニーズがある...全文を見る
07月02日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○福田国務大臣 ただいま委員からお話をいろいろ伺いまして、今回の自衛隊のイラクへの派遣、また、自衛隊だけでない、文民も派遣するのでありますけれども、そのことについての意義、また、それが日本としてのどういう考え方に基づいて派遣をするのかといったようなことについて、総括的にお話をいた...全文を見る
○福田国務大臣 テロ特措法は十一月一日をもって現行法制の二年間の期限が来る、こういうことでございまして、そういう時期的なものがありますので、間に合うように、こういうことは大前提でございます。大前提というか前提でございますが、その前の前提としては、なぜ延長が必要か、こういうことにな...全文を見る
○福田国務大臣 イラクの復興、何でもやればいいんだという話ではない、アプローチが大変大事だろうというふうに思います。ですから、その辺は、十分なる配慮を持って、また十分なる調査を事前にして進めていかなければいけないことである。そしてまた同時に、その調査の中には、アラブの人、イラクの...全文を見る
○福田国務大臣 復旧復興という言葉がございます。復旧というと、今とりあえず緊急な対応をしよう、復興というと、それよりも、今委員おっしゃったような完全なるインフラ整備というものを目指して全国的な展開をするといったようなイメージと私は思っておりますけれども、今は復旧というその段階では...全文を見る
○福田国務大臣 ここに、先ほど委員が指摘されましたこの紙にございますけれども、要するに、この内容なんです。  現在、政府が協力を検討しておりますWFP、これは世界食糧計画でありますけれども、そのWFPなどの国際機関等の活動というのは、これは、イラク国内外の被災民のための人道救援...全文を見る
○福田国務大臣 正直申しまして、対応措置を今これから決定しようというところです。その前提として法案を審議いただいている、こういう状況でございますので、どのぐらい予算がかかるかということを今申し上げられるような状況ではないということであります。  しかし、いずれにしましても、法案...全文を見る
○福田国務大臣 どのぐらいの規模になるかということを、予備費の中で対応できるか、それともそれを超えるようなことになるのか、これは今ちょっと申し上げるわけにはいかないので、その段階でまた御検討いただきたいと思います。
○福田国務大臣 一言で申し上げれば、イラク国内、陸上もしくは空中輸送ということも含めまして、そういう領土上でなければ活動ができない、要するにニーズがない、こういうことです。アラビア湾で例えば掃海作業といったようなこともあるのかなと思いましたら、このニーズはないということでございま...全文を見る
○福田国務大臣 今、CPAが権限を持っていろいろな活動の中心になっておる、こういうことでありますけれども、それが暫定政権にいつなるか、こういうこともあります。いつなるかまだわかりません。なるべく早く、こういうような意向はあるようでありますけれども、また我が国もそういうふうになって...全文を見る
○福田国務大臣 それはいろいろ調査が行われているというような状況もございますが、本当にニーズがあり、そしてまたそれに対応できる能力はあるということであれば、日本の支援としてやることはこれは可能であり、またそういうものを選択するのは妥当なものだというふうに私は思っております。
○福田国務大臣 ただいま委員からお話ございましたとおり、イラクに対する復興について、これは復興支援をした方がいいというその思いについては、各党、すべてとは申しませんけれども、そういうことについては同じ気持ちを持っているんだろうというふうに思います。ただいまの民主党さんの説明により...全文を見る
○福田国務大臣 今までのいろいろ質疑を伺っておりまして、そんなにやはり違いはないんだろうというように思います。もうちょっとというところで、もうちょっとの御理解を賜りたいなというように思っております。  そして、本当に日本人が胸を張って、国際的な平和活動に力を尽くしているんだとい...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど、伊藤委員から質問の中で説明ありました。そういうことなんです。今行われていますコソボとか東ティモールにおける活動、そういうものを見まして、やはり今回のものは復興支援ですから、復興ということになればそれは短期に終わるということはないんだろう、そういうことです。...全文を見る
○福田国務大臣 そもそも今回のこの法律、この法律は国連決議一四八三に基づくものでございまして、国際協調のもと、イラクの復興支援に協力しよう、こういうことでございます。これは、国連安保理事国の全会一致で決まった決議でございます。  そういうような復興をするという、そういう事態に至...全文を見る
○福田国務大臣 民主党さんのおっしゃるように、この国連決議、これは安保理事国、全理事国が賛成したことですからね。好きな国がやったという話じゃないんですから。ですから、そういうことは非常に根拠のあることだと思っております。消す必要はないんです。
○福田国務大臣 ちょっと具体的なことは防衛庁長官から説明させていただきますけれども、そもそも特別措置法であります。この特別措置法の目的、大目的、これは明確な目的があるわけです。イラクの国家再建への寄与、こういうことで、第一条に記載されております。それが大目標なんですよ。その中で、...全文を見る
○福田国務大臣 今、いみじくも委員から、PKOではどうなのか、こういうような話がございましたけれども、そうなんでしょう。やはり自衛隊をイラクで、PKOで活動してもらいたいという気持ちはおありなんだろうと思いますよ。そのぐらい、やはり自衛隊でなければ活動できないというか、協力できな...全文を見る
○福田国務大臣 政府としての見解でございます。
○福田国務大臣 イラクの復興支援職員、これは我が国の要員として、内閣総理大臣の指揮監督のもとに、現地において対応措置に従事するということでございます。  実際にイラクの復興支援職員がイラクにおいて活動するという場合には、業務の円滑かつ安全な実施のために、現時点であればCPA、当...全文を見る
○福田国務大臣 それでは申し上げますけれども、この安全確保、これにつきましては、法案の第九条に明示されております。  具体的には、基本計画において対応措置の基本的な方針等を定めるに当たりまして、現地調査を十分に行うということ等によりまして、職員の安全の確保には十分配慮をいたしま...全文を見る
○福田国務大臣 今米田副大臣が説明をされたんで、大体、まあいろいろな議論はありますからね。ですから、それは政治家米田副大臣の意見として、まあそれはそういうのもあるんではなかろうかというように思います。  御質問で先ほどありました、プレゼンスというものを、これだけ主張するために自...全文を見る
○福田国務大臣 私は存じません。
○福田国務大臣 今まで随分御説明を、同じことも繰り返しながら説明をさせていただいております。  自衛隊の安全ということであれば、安全には十分なる配慮をしてこの活動を行うということは、これはもう再三申し上げていることでありますので、その辺は、自衛隊の派遣は絶対だめだというお立場で...全文を見る
07月03日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○福田国務大臣 九・一一のテロが発生しまして、もう一年半以上たつわけでございます。我が国も、アフガニスタンにおけるテロの根源となるアルカイダの撲滅という国際社会の活動に協力をする、こういうような立場で諸外国と行動をともにしているということであります。ただ、我が国としては、当然のこ...全文を見る
○福田国務大臣 最初の方に、これからの活動の内容についておっしゃいました。これは、本当に我が国としてできる一番効果的なものは何かということは常に模索していかなければいけないものだろうというように思っております。これは今後の検討課題というふうにさせていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○福田国務大臣 テロのような突発性の高いもの、これについて、いかに迅速に、また有効な対応ができるかということ、このために政府としてもいろいろな体制というものは考えてまいりました。現行は、もう御案内のとおりでございますけれども、警察、海上保安関係法とか自衛隊法とか、そういうようない...全文を見る
○福田国務大臣 外為法は私の所管でありませんけれども、今いろいろ議論がされているところでございまして、その議論を私どもも見守っておるというところであります。  基本的には、いろいろな懸念がございます。そういう懸念を払拭するためにどういうことがいいのか、そのために今現在は現行法を...全文を見る
○福田国務大臣 まず最初に申し上げておきますけれども、このいわゆる明石懇談会、例の国際平和協力懇談会でございますけれども、これは総理大臣の諮問機関なんです。これは誤解をされている向きがありますので、今訂正をさせていただきたいと思いますが、そういうことなんです。  これは、まさに...全文を見る
○福田国務大臣 国家が自分の国を自分で守るんだという気概、これを持たなければ、国としての成り立ちはないんだろうというように思っております。そういう意味で、先般の有事立法というものも御審議いただいて成立をさせていただいた、そういう経緯もございます。そのことは、極めて国家として大事な...全文を見る
○福田国務大臣 ちょっと、予告がなかったものですから人数を把握していないんですけれども、大体三百人強だというように記憶しております。
○福田国務大臣 情報収集は、安全保障の問題もありますが、また防災上の問題、それから気象とか、そういうものを把握するというようなことにとって非常に有効であるというように承知しております。ですから、そういう情報を網羅していかに役立てていくのかということ、広く日本国家の安全保障というこ...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊の派遣もそうでありますけれども、文民の場合には一層の安全を求められるということであります。  そのために何をするか、どういうことをするかといういろいろな観点からの御議論あるんだろうと思いますけれども、地理的なことでもって、今御指摘のような、安全という地域を...全文を見る
○福田国務大臣 今でも、例えばイラクは危険だ、しかし、地域によって、都市によって安全度が違うというようなことで、外務省もそういう都市別の安全情報というものも出していると思います。そういうものをもう少しきめ細かくといったようなことで、いろいろ検討できる余地はあるんだろうというふうに...全文を見る
○福田国務大臣 私は、レイプを擁護するというような、そういう発言は、今までいろいろな会合をしてまいりました、いろいろな発言もしておりますけれども、そういう発言をしたことは一回もございません。  私は、レイプ、このことについては、これは犯罪行為である、それも凶悪犯罪の位置づけであ...全文を見る
○福田国務大臣 PKOは私の管轄でございますから、私から答弁申し上げます。  PKOは、今イラクの国内で展開することはできないということでございます。これは、理由が必要であればまた後ほど申し上げますけれども。今回、自衛隊がイラクの国内で活躍するということ、これが大事だろうという...全文を見る
○福田国務大臣 我が国は、他国に見ない憲法という制約を持っております。そういうことから、今回も、自衛隊の海外における活動については法律をつくっていただかなければいかぬ、こういうことでお願いをしているところでございまして、そういう観点から、一回一回法律をつくるという、そういう国はな...全文を見る
○福田国務大臣 PKO法、国際平和協力法に基づく自衛隊の活動ということになりますと、今、イラクの国内は難しいんです。停戦の合意、これが認めるのが困難だろう、こういう状況の中で、我が国として、自衛隊にイラクの中で活動してもらうというのはできない。そうすると、周辺国で活動するわけです...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) 今、国会議員の発言をめぐって様々な報道がなされているということでございまして、詳細、今特定の国会議員の発言について、その内容を私、承知いたしておりません。国会議員として個人的な見解を述べられたものというふうに承知しておりますけれども、私からコメントをする...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いや、一国会議員の発言についてどういうふうに思うかと言うから、そういうふうにお答えしたんです。  正直申しまして、発言の内容を私は承知しておりません。ですから、今言われたことだけについて私の考えを申し上げれば、それは、男だって女だってそれぞれの人生があ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まあ、私がレイプを擁護したというような記事が載っておりまして、私がそういうことを言う人間だと思いますか、まず第一に。長いお付き合いしていますけれども……
○国務大臣(福田康夫君) ジェスチャーかどうか知りませんけれども、例えば裸のようなとか、そんなことは私は言っておりません。  私は、レイプの犯罪、これは犯罪ですからね、犯罪行為ですから。これにつきまして、私は、六月二十七日の記者会見でもはっきり言っております。レイプは犯罪行為だ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは私に聞かれても困るんですね。これは、私、いろいろな会合がありますから、そういう会合の中でいろんなことを私も話をします。皆さんもそうでしょう。そういう中で出たことに、話の中身について誤解があったら、どうしてその誤解をさした方が悪いのか、誤解をした方の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、何回も申し上げましたけれども、私がレイプを擁護するような発言をしたことはないということを申し上げます。
○国務大臣(福田康夫君) また繰り返せというならば繰り返しますけれども、いずれにしても、国会議員がいろいろな発言をすることは、これはもう当たり前の話でありまして、そういう国会議員が、そのときのいろいろな状況の中でいろんな発言をするということも、これも事実であります。そういう中に不...全文を見る
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、国際連合安全保障理事会決議第六百七十八号、第六百八十七号及び第千四百四十一号並びにこれらに関連す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 千葉議員にお答えをいたします。  ただいま総理からも答弁がございました。重複する部分もございます。  まず、対応措置の実施についての国会の事前承認についてのお尋ねがございました。  イラクへの自衛隊の派遣を前提として、その基本的枠組みは、基本原則、...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりましたイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  この法律案は、国際連合安全保障理事会決議第六百七十八号、第六百八十七号及び第千四百四十一号並...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(福田康夫君) それでは私から、先ほど委員から御指摘ありました、内閣府にいろいろな仕事を集中していいのかと、こういう懸念の表明があったようでございますけれども、御案内のとおり、一昨年の一月から省庁再編ということで、その省庁再編の中でも一つの目玉は、やはり総理大臣が、何で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この間、私、内閣委員会でも答弁したんですけれども、その発言がどういう状況の中で出、その前後関係どうなっているのか、全体、私、知りません。ですから、私からそういうことについてコメントすべきでないと思います。いろいろな報道あります。個人的な見解を述べてもしよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これも先般の内閣委員会でお答えしたことなんですけれども、それは人間だれだって、生まれて死ぬまでいろいろな状況あるわけです。いろんな事情があります。ですから、そういうことについてどういう評価をするかということは一概に言えないんじゃないでしょうか。  そん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、レイプというその犯罪行為を擁護したことは今まで一度もありません。どういう会合で発言しても、そんなことしたことはありません。これはもう、この間、内閣委員会ではっきり申し上げております。  むしろ凶悪犯罪に位置付けられるということでございまして、最高...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どのように言うか、その発言の中身を一々記憶しているわけではありませんけれども、私の考えていることは、レイプを擁護するような、そういうことはしたことがないと、これはもう明確に申し上げます。その上で御判断をいただきたいと思います。  話をしている、長い間話...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、何度も言うように、レイプを擁護するような発言は一切していないということだけ申し上げておきます。
○国務大臣(福田康夫君) 何度も同じことを言われますけれども、人を断定的にこうだというふうに決め付けるようなやり方は余り良くないと私は思います。私は、再三、レイプを擁護するような発言はしていない、その前に、このレイプというのは凶悪犯罪だということまで言っているでしょう、明確に言っ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 子育て家庭は、それなりのやはり経済的負担がございます。住居費、一つ余計に部屋も必要だということもあるかもしれぬし、また食事代、また子供が成長してくれば教育費負担と、こういうようなことがございます。そういういろんなものがございますので、これが少子化の要因の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今般、この少子化対策について議員立法がなされるというのは、これは大変私はこれは事宜に適したというか、もう必要不可欠なことをやってくだすっていると、こう思っております。少子化対策ということは、これは内閣としても非常に心配なことであり、これに対しては真剣に取...全文を見る
07月09日第156回国会 参議院 外交防衛委員会、内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま外務大臣から現在やっております民間の方々の活躍ということで御説明申し上げましたけれども、これからのことについて若干説明をさせていただきます。  自衛隊以外にも、民間の方々にも今回の法案の枠組みの中で参加をしていただこうと、こういう考え方でござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはなかなか難しい質問でございまして、今、端的にお答えしにくい。それはやはりニーズによるわけでございます。仕事の中身によって、人数がたくさん必要なものか、それとも、いろんな指導、行政上の指導をするとか、それからまた専門的な知見でもって指導するとかいった...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはアメリカ高官のお話ですか。千人、二千人。  いや、そういうことについて、アメリカの方で日本の軍隊はこのぐらいの規模でといったような話は、自衛隊ですよ、軍隊というのは、そういうような話はございません、はっきり申し上げまして。(発言する者あり)新聞に...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) じゃ、もう一回言いましょうか。
○国務大臣(福田康夫君) それは私どもは、千人、二千人という計画、作ったことない、プランとしても持ってないんです。私の頭の中にもないんですよ。ですから、そういう数字が独り歩きをしていると、こういうことを申し上げているんです。
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、議論の余地はあるというふうに総理が言われたのは私も承知しておりますけれども、その前に、この事前承認については現在の法案ではいいのではないかと思うと、こういうふうに言っているわけなんですよ。ですから、恐らく総理の意識としては、全体的なことについて議...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私が限定的と申し上げましたのは、先ほど申し上げたような各条に記載されている、そういう限定があるということであります。そういう目的にかなった行動であるということでございまして、対応措置の内容についても記載がございます。ですから、そういう範囲でやらせていただ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクの今の状況というのは、まあ御案内のとおりでございまして、変化がありますね、変化があるんです、これを認めないわけにいかないんです。ですから、そういう状況も、よく情報を入手して、そして調査して、そしてその上で、特にこの自衛隊の活動については武力を、武力...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員からおっしゃられたとおり、正にこの劣化ウラン弾があるかもしれないという、そういう地域に我が自衛隊が行く、若しくは文民が行くと、こういう可能性があるわけですね。そういう意味で、このことについて我々としても大変関心は持っております。  そもそも劣化...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自衛隊の活動というのは、これは本務というのがございまして、それで、それが自衛隊活動の大宗でございます。そういう大宗の外ではあるんだけれども、しかし、国際平和協力活動というのは、これは自衛隊の仕事としてかなり大きな地位を占めてきたと、こう思っております。特...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法第九条第二項では、「国の交戦権は、これを認めない。」と、こういうふうになっております。ここに言う交戦権というのは、これは相手国領土における占領行政なども含むと、こういうことでございます。  そういうことではありますけれども、今回のイラクに自衛隊が行...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、昨日中学生が、中学一年生というんですけれども、殺人を犯して補導されたと、こういうふうなことでございまして、私どもといたしましても本当に衝撃的であると、こういう事件であったわけでございます。  また、事件そのものが、その中学生が、人を殺す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のように、昨年の十二月に明石レポートというものが提出されました。これは、総理が昨年の春だったと思いますけれども、オーストラリア、ニュージーランドでしたかな、でスピーチをしまして、(「シドニー」と呼ぶ者あり)あっ、シドニーですか、オーストラリアですね...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お言葉でございますけれども、これはただいま申しましたように大きな法律だと思っております。そしてまた、自衛隊法の改正とか警察法の改正とかいろいろな法律の改正も含むわけでございますので、そう簡単にはできません。法律を作る前にこの道筋をきちんと立てなきゃいかぬ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 暫定政権ができるまで自衛隊を派遣はしないということになりますと、暫定政権が早期に立ち上がるようにということで米国も当然考えていることだと思いますし、また我々もそれを期待をいたしております。  しかし、では暫定政権、いつできるか分からない暫定政権ができる...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはもう御案内のとおりでございますけれども、五月一日にブッシュ米国大統領が主要な戦闘の終結を宣言する演説を行いました。イラクの国内は大規模な戦闘は終了したと。ということは、この宣言もそうでありますけれども、それ以後の状況を見てもそういうことは言えるんで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) あと十分あります。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほどの答弁と重なることになりますけれども、やはり我が国として、自衛隊が活動すると、これは、自衛隊が海外で活動することについてはこれは限定的なことでございますので、そういうような自衛隊の活動というものが、一体何のために活動するのかといったようなその趣旨、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 大量破壊兵器がイラクにあったのかなかったのかと、こういったような議論はいろいろ今されておりますけれども、ただいまの外務大臣の答弁にもありましたように、国際機関があるということを、これを証明というか報告をしているわけですね。これはもう国際社会の共通認識と考...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、千三百人とも四百人ともいうように言われております専門家の調査団がだんだんと入っていくんだろうというふうに思います、一挙にということではないと思いますが。そういう調査団による調査結果に基づくものでございますから、いつそれが分かるのかというようなこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も米軍が実際にどういうふうにやっているか分からない。ですから、想像と私が聞いた情報というものをミックスして申し上げるんでありますけれども、米軍は今までやっている仕事というのは、これはもう主に治安活動なんですね。治安活動、また物資の輸送、必要物資の輸送と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お気持ちはよく分かります。また、その御趣旨は総理にもお伝えをしたいと思っております。  我が国の自衛隊の活動については、これは非常に限定的であるということがございます。したがいまして、何かの根拠がないとこれは出動できないんですね。今回は五月二十二日に国...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私も、恒久法と申しますか、自衛隊の活動を含めた国際平和協力活動について更に恒久的な法体系を持つべきであるという、こういう御意見がこの法案審議の中でかほど与野党問わずいろいろな方々から提案と申しますか要望があったということに実は驚いているんです。ここまでや...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 川口大臣にこの後答弁をお願いいたしますけれども、その前に、私、午前中に質問ございまして、答弁いたしました。それで、そこでもって、これから千三百、千四百というそういう要員が行く、これは国連の調査団だと、こういうふうに申し上げました。これは実際にはそうじゃな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現在、大量破壊兵器について、先ほど申しましたように捜索が行われているわけですね。今までもしたかもしれないけれども、専門的な捜査でなかったということもあったと思います。これからは相当な人数、千人以上の人数を投じてやると、こういうことでありますから、その結果...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま私からお答えしたんですけれども、大量破壊兵器の捜索が行われる、そしてそれも最終的には国際機関が承認するというような形で公表される、その結果に基づいて判断をすべきものでありますけれども、しかし、この武力行使を行ったこと、これも繰り返しになりますけれ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはもう支持しちゃったんです、しちゃったんですよ。それを取り消すことはできないですね。  しかし、それはきちんとした体系を持って考えて、その結果であるということでありまして、じゃ、あのときにほかの判断があって、それがもっと正しかったんだと、より正しか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) しかし、大量破壊兵器の存在については、国連決議にもございましたし、またそれから以降、一四四一以降も数度の査察もあったと、その結果も出ているわけであります。そういうことを根拠にして、大量破壊兵器はあるんだというのは国際社会の一致した見解であったのではないか...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、大量破壊兵器の存在についてはほとんどの国際社会の国々が同様の見解を示したというふうに思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今回の一四八三を踏まえた上で自衛隊を派遣するということにつきましては、これは今、委員も御指摘になりましたけれども、CPAというものが決議一四八三でもってその任務を与えられたということになるわけでありまして、それに基づいて行動すると、こういうことになります...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 一言で申し上げますと、現時点で復興費用の規模などについてはっきりしたことを申し上げると、これは困難です。したがいまして、額は決まらないから、どういう調達をするかというそういう問題も、これは今申し上げるような段階になっていないと、こういうことであります。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これも金額によるわけです、どういうような規模で活動を開始するか。しかし、その前にやらなきゃいかぬのは調査団を派遣しなきゃいかぬ。これはもう徹底した調査をするわけでございますけれども、当然そういうお金が掛かるわけです。こういうのは、この程度であれば防衛庁の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) はい。そのようにお考えいただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 大量破壊兵器があったかないかということ、これは今調査している段階ですから、それはその調査を見ればいいんじゃないでしょうか。  しかし、武力行使をしたことについて、その武力行使をするという決断をした段階において大量破壊兵器があるという前提は当然あったんで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと、何ですか。
○国務大臣(福田康夫君) いや、ちょっとこっちで話していたから。
○国務大臣(福田康夫君) 大義というのは具体的にどういう意味合いになるか分かりませんけれども、しかし、武力行使をするという背景に大量破壊兵器があった、若しくは大量破壊兵器の疑惑もたくさんあったと、こういうことによるものだということだけは間違いありません。
○国務大臣(福田康夫君) まず第一に、安保理決議一四八三に基づいて今回の自衛隊のイラク派遣ということが可能になるわけでありますけれども、このイラクの大量破壊兵器の処理について、一四八三ではこれは国連加盟国に要請をしておりません。したがいまして、現時点において我が国として何らかの具...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまの質問でございますけれども、イラクの情勢、これはもう何度も申し上げているとおり、国内の戦闘は基本的には終了していると、大規模な戦闘は行われていない。しかし、一部地域においてはフセイン政権の残党による散発的、局地的な抵抗活動が見られるということで、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおりでございまして、これは治安状況が回復し、また緊急的なインフラの整備とかそういうものがだんだんと整備されていくということになれば、これは何も自衛隊でなくてもいいよと、むしろ専門家の、インフラ整備専門の建設会社が行くとかいったようなことも考...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そのとおりでございまして、自衛隊はもう撤収していいと、しかし、復興支援職員ですね、復興支援職員の活動はこれは十分にあるというような状況であれば法そのものは存続する、しかし自衛隊の派遣については基本計画の変更ということで対応するわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) アフガンとイラクとどう違うかと、こういうことだと思います。  アフガンは、これも局地的に戦闘状態というものは継続されております。また、もう一つは、今御指摘のPKO、これは実施されていないんです、アフガンでは。イラクもこれは実施されておりませんけれどもね...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクに出すと、こういうことですね。  これは、イラクの復興を支援するということは、これはイラクの、何というんですか、復興、安定ということ、そしてイラクがその復興、安定を果たした結果あの地域が安定化するということ、これが極めて大事なことだろうと思います...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうような人道復興支援活動、ひいてはイラクの復興そして安定化というようなことについて我が国が何もしないでいいんだというんであればしなくていいんです。  しかし、国際社会において、これは明らかにそのことを願い、諸外国が貢献をもう既に始めているというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 英文見ていないので、外務大臣から答弁します。
○国務大臣(福田康夫君) これは国連平和協力、PKOが国連でもって実施するということが決定をする前にこの決議が出ております。この決議が出れば、国連PKOでやる分も同じことができるわけでございますから、この決議で十分であるというように考えます。  今、見通しとしてPKO実施すると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうことがございますから、ですからこの法案の中では厳格なる規定を設けて、その範囲で自衛隊が活動できるようにするということが、これが大事なことだと思います。十分なる調査、また情報収集、そういうことも必要でございます。  そういうことを基にして所期の目...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 特に、安全面についていろいろと御懸念をおっしゃったものと思います。  その面につきましては、これはやはり事前の調査、それから情報収集、また現地に参りましては、CPAはもとより、他国との情報交換、また国際機関との連携といったような様々な情報交換等によりま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そもそも、そういう例えば戦闘行為とか、そういったような必然性のあるようなところには行かないということでございます。現在も非戦闘地域、また将来にわたっても非戦闘地域であると、そういう見通しを立ててこの派遣を行うと、こういうことになっておりますので、そういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、川口大臣からも答弁したとおりでございますが、総理も、例えば敵国条項についても、先般の日米首脳会談でブッシュ大統領とその話をするといったようなこともございますし、積極的な取組をする、その意欲を十分に持っておりますので、また委員の御意向も十分総理の方に伝...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(福田康夫君) この法案でもって対応措置が基本計画に盛られるわけですね。その対応措置を行う必要性がなくなった場合、またその対応措置を実行できない何らかの事情が生じた場合と、こういうことですね。法律の条件にかなわないというような状況が生まれたときには撤収をしなければいけな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま地方公務員の話がございました。地方公務員といいますと、制度はやっぱり違いますから一概に比較するというのは難しいんですけれども、今回この法案で自衛隊職員も行く、自衛隊も行きます、隊員も行きます。それから、その他の一般の方々、公務員も含めまして、もこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の法案に基づきます対処措置を実行するための予算、これは今現在どのような分野で、どれだけの体制でもって支援を行うか、これまだ決定をいたしておるわけでございません。したがいまして、その規模によりまして予算額も相当上下するんだろうというように思います。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) お尋ねの件につきましては、今回、特措法、特別措置法という形で法案をお願いいたしておりますけれども、同様な趣旨のものはアフガニスタンにおけるテロ特措法というものもございました。  自衛隊の海外における平和的な活動について、そのたびごとに法律を作るというこ...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○福田国務大臣 現在のアフガニスタンの状況については今外務大臣から答弁申し上げたとおりでございまして、その状況というのはしばらく続くだろうというように思っております。その上で、将来どうなるか、これは今推測をするのはなかなか難しいということは委員もおわかりいただけるというふうに思っ...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど申し上げましたのは、どういう状況で中止をするのか、それは、この作業と申しますか活動が、一つ大きな課題があるわけですね。それは何かと申し上げれば、例えば、アルカイダとかタリバンの残党に打撃を加えて、そして九・一一のテロのような組織的、かつ大規模なテロ遂行能力を...全文を見る
○福田国務大臣 特別措置法というものを別途、イラクに関して御審議をいただいているということもございます。このテロ特措法も特別措置法でございます。それは、限定的な分野においてその地域のための、言ってみれば国際社会の平和、安定、しかしそれはその地域のためのという、そういうような限定的...全文を見る
○福田国務大臣 今、一般法、恒久法でもってこれを引き継ぐべきだという御意見がございましたので、私からちょっと答弁させていただきますけれども、先ほど私が申し上げました一般法にいたしましても、そう簡単にできないんですね。やはり私は、非常に重い意味のある法律だというように思いますので、...全文を見る
○福田国務大臣 自主的判断という意味はどういうことなのか、そういう御質問にも聞こえましたけれども、これはやはり我が国として、いろいろな判断があるんだろうと思います、もちろん情報に基づいた判断ですよ。情報とか、それは国際情勢、それから米国との関係も言われましたけれども、日米同盟関係...全文を見る
07月16日第156回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○福田国務大臣 祝日というのは、国民こぞって祝い、そしてまた感謝し、または記念する日として定められているものであるというように承知しておりまして、政府といたしましても、この改正案は、国権の最高機関であり、国民の意思を最も直接に代表する機関である国会で御議論をいただいておるわけであ...全文を見る
○福田国務大臣 四月二十九日をみどりの日としたことにつきましては、これは有識者の懇談会において御意見を伺いまして、「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」こういうことを趣旨とする祝日にするということとして、国会の多数でもってお決めいただきました。  一方、...全文を見る
○福田国務大臣 この法案はただいま御審議をいただいているところでございます。成立いたしましたならば、この法案の趣旨を踏まえて、政府といたしましても、さまざまな機会を通じて国民に広く周知されるように努力をしてまいりたいと思っております。
○福田国務大臣 戦後の新しい祝祭日のあり方の検討に当たりましては、昭和二十三年の、委員が御指摘ありました衆参両院の文化委員会において選定基準がつくられておりまして、その中で、現行憲法の精神に即応すること、それからまた、国民全体がこぞって参加し、ともに喜ぶことであるということなどが...全文を見る
○福田国務大臣 選定基準は選定基準でございます。  今回の法改正に当たりましては、国会で御審議をいただいているものである、こういうように承知をいたしております。
○福田国務大臣 私も当時の事情はよくわかっておりません。けれども、当時も懇談会の意見を聞き、そして国会におきましては国会の多数の政党の賛成も得て合意した、こういうように承知しておりますので、それは国会の議決によるものである、このように承知しております。
○福田国務大臣 祝日法の建前というのは、ちょっとどうも意味がよくわからないんですけれども、当時も法にのっとって国会で議決されたものである、こういうことであります。
○福田国務大臣 当時どういう議論がなされたか、私は存じません。しかしながら、いずれにしても、祝日の選定基準というものがあって、それに基づいて国会に提案され、そしてそこで決まったものである、こういうことであります。
○福田国務大臣 どういうふうに認識しているかと言われましても、なかなか難しいですよね。この法案に関係するのであれば、これは議員提案でございますから、私に答えを求める筋合いのものでないというように思っております。
○福田国務大臣 みどりの日は、先ほど来答弁していますとおりでございまして、これは祝日の選定基準というものにかなうものである、こういうことで、これは懇談会の意見をお聞きした上で国会に提案され、国会で多数でもって決められた、それも多数の政党によって決められた、こういうように理解いたし...全文を見る
○福田国務大臣 今回の法改正は、これは国民の意思を最も直接的に代表する機関であります国会で御議論の上決定をしていただく、こういうことになるわけでございます。この法改正案が成立しましたらば、政府といたしましては、祝日法の趣旨を踏まえながら、従前の祝日の新設、これは例えば海の日などご...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど答弁したとおりでございます。それ以上のものは何もございません。
○福田国務大臣 先ほどの答弁のとおりでございます。
○福田国務大臣 個人的なことを言ったってしようがないと思うんですね、認識を。政府の認識ですか。何ですか、よくわからない。(北川(れ)委員「官房長官の認識ですよ」と呼ぶ)私個人の。(北川(れ)委員「では、福田康夫さん個人でお話しいただけるわけですか、この場で」と呼ぶ)それは、個人的...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、何度も言うように、個人の立場で物を言っても、今回、議員提案なんです。ですから、私の言うことは、この法律の審議には何の意味もないと思っております。
○福田国務大臣 私の個人の考えを言っても、余りこの法案審議に意味がないというように思います。  あえて申し上げれば、私の認識も、先ほどの提案者のお考えと全く同じでございます。
○福田国務大臣 確かにそういう要望書がございまして、拝見いたしました。私あてということだけでなくて、関係省庁何人かにお出しなされたものだというように思っております。
○福田国務大臣 その要望書でございます、拝見いたしましたけれども、本当に、過去のことでありますけれども、今思い出して胸が痛くなるような、そういう戦中戦後の問題であるというふうに思っております。  このBC級戦犯の問題を含めまして、日韓間の請求権にかかわる問題、これは先ほど来事務...全文を見る
○福田国務大臣 過去の経緯、どういう実態があったかといったようなこと、そういうお話を伺いまして、本当に、戦争ということはあったにしても、そのことによって大きな負担を与えたということについて、これは政府として十分考えていかなければいけない問題だというふうに思っております。  そう...全文を見る
○福田国務大臣 私の職務は限定されております。しかし、総合調整機能というものもございますので、その機能を使って仕事を進めていくということになりますけれども、この戦後補償の問題とかいうことにつきましては、これは内閣官房でもって窓口になりましょうということはかねがね申し上げております...全文を見る
○福田国務大臣 もう戦後六十年たったわけでありますけれども、いまだに戦争を引きずっているのが日本の実情だと思います。すべての問題が終わっておりません。多くの問題がいまだに残されているということです。  いずれにしましても、戦争というのは不条理なことがいろいろございます。ですから...全文を見る
○福田国務大臣 立法の仕方につきましては、これはその内容いかんということであろうかと思います。そういうことになるのかどうか、そういう必要性とかいったようなことも含めまして、まずは実情を至急調べさせていただきたいと思っております。
○福田国務大臣 鴻池担当大臣、内閣府大臣は、いつでしたか、ちょっと覚えていませんけれども、恐らく二週間以内だったと思いますけれども、青少年問題の担当大臣、こういうことで担当をお願いいたしたわけでございます。  その後、先週、発言がございました。いろいろと波紋がございましたけれど...全文を見る
07月16日第156回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
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○国務大臣(福田康夫君) 政策評価に関する御決議に対しまして所信を申し述べます。  ただいま御決議のありました総務省の評価結果を踏まえた政策の見直しにつきましては、御決議の趣旨を踏まえ、各府省において見直しに向けた措置を適切に講じてまいります。  また、容器包装のリサイクルの...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(福田康夫君) 我が国の終戦直後の状況と比較を委員がしておられましたけれども、私は、イラクも官僚組織というのは割合しっかりしているというような話を聞いておりますので、その人たちがまたきちんとした所定の位置に戻ってくるということがあれば、復興は着実にいく可能性は高いんでは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) チャフのお話ございましたけれども、そのことだけではないのでありまして、必要ならばそれは装備をするとかいったようなことはやっていかなければいけない。特にこれ、イラクの支援ということであれば、イラクの復興支援だということであれば、防衛庁の予算だけで考えるかど...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、資源エネルギー庁と外務省の状況報告させていただきましたけれども、確かに問題が、難しい問題がございます。  一つはエネルギーの問題である、もう一つは核疑惑問題、イランの核疑惑問題と、こういうことでございます。その問題両方うまく解決できれば一番いいんで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この要望書ございました。要望と申しますか、意見書とかいろいろございます。個々のこういう御意見、御要望についての見解、これは差し控えさせていただきたいと思います。  政府として、イラクの復興に対して我が国にふさわしい貢献を行うためにこの法案を早急に成立さ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、現在のイラクの治安情勢、これは私どもが期待したほど改善はされていないということはあります。しかしながら、先ほども外務大臣から報告いたしましたが、これは全土が全部悪いとかそういう話ではなくて、悪いところもあるけれども、しかし治安はかなり回復されて一...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先般の与党調査団は、報告を委員会でもいただきましたけれども、それはあの時点においてそういう状況はあるということ。  ただ、限られた日数ですから何から何までというようなことではなかったんだろうというように思いますけれども、あの時点における状況ということに...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクには多くの大量破壊兵器に関する疑惑があると、そしてまた関連安保理決議違反をしておるということにつきましては、これはもう安保理決議もございましたし、それから国連の査察団による何回もした報告にも明らかになっております。これは国際社会の一致した認識である...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラクが自己申告した生産量などの報告もあるわけですね。そういうものが、そういうものが行方不明であるといったような、そういうUNMOVICの報告もあったわけでございまして、そういうような、あの当時の状況から考えて持っているものだというふうに、イラクがそうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、そうおっしゃるけれども、見付からなきゃ、それは事実は確認できないんですよ。そうでしょう。見付かれば、話は簡単な話なんですよ。
○国務大臣(福田康夫君) 国連の報告でもいろいろあります。例えば、この問題の核心は、イラクが自ら保有する大量破壊兵器、生物兵器、化学兵器を廃棄しようとしないことと、こういう記述もあるんですよ。それは、所有しているということを前提にした報告だというふうに私どもは思います。  我々...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、それを証明する、私、資料持っておりません。ですから、お答えできません。
○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理がメールマガジンで、「全世界対大量破壊兵器を持っているイラク」と、こういう表現使っておりますけれども、その前段でもって、「このイラクの大量破壊兵器が世界の平和に対する重大な脅威になっている」と、こういうような言い方をしておりますし、その上でのそう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはちょっと違うんじゃないですかね。  それは、大量破壊兵器の脅威と、重大な脅威ということを言って、それがあるかないかと。なきゃ、こんな問題にならないんですよね、そもそもが。そうじゃないですか。ですから、それはあるんだという前提でそういうUNMOVI...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 例え話というのはぴったりということじゃないことは往々にしてありますよね。しかし、分かりやすいことは分かりやすいですよ。昨日のオーストラリアのハワード首相も、それは面白い話だというので、私もそれ使わせてもらえないかなというふうに言ったくらいですから、分かり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) こういうやり取りというのは意義があるのかどうか分かりませんけれども。  今、大量破壊兵器も捜しているんですよ、あるかないかね。これ、捜すの大変だと思います、実際問題言って。本気であの大量破壊兵器、持っているものを隠そうと思えば、あの広大なる砂漠にばらま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 残念ながら、それはあったんでしょう。イラク自身が自己申告、かつて、あったんです。それが開戦時にあったかどうかは分かりません、分かりません。そのあるという疑念が強かったから、結局、開戦になったんじゃないですか。
○国務大臣(福田康夫君) 一四四一国連決議もありますね。何もなきゃ国連であんなに大騒ぎして、全世界が大騒ぎしてということではないでしょう。それは、ある可能性は極めて強かった、若しくはあったということなんじゃないでしょうか。
○国務大臣(福田康夫君) それは国際社会がそういうように認めたことなんですよ。我が国だけでどうこうできる話ではないでしょう。余りむちゃなことを言わないでください。
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと、いつ総理が発言したのか見てお答えします。
○国務大臣(福田康夫君) いつの発言かね。
○国務大臣(福田康夫君) 率直に申し上げて、あの発言を総理がされたころ、もう一か月以上前でしょう、恐らく。そのころ大量破壊兵器はなかったんじゃなかろうかといったような、そういう国際世論はなかったと思いますよ。今でもそれは全くないというような、そういう世論というのはないんだろうと思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほども申し上げましたけれども、総理は、断言と言っていいのかどうか、そういう、例えば全世界対大量破壊兵器を持っているイラクと、こういうように言っていますが、その前に、これはさっきも言ったことですけれども、イラクの大量破壊兵器は世界の平和に対する重大な脅威...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理は、小泉総理は、断言とは言っていません。断言するとは言っていません。だからちょっと、あなたの表現もちょっときつ過ぎるんですよ。もう少し全体を見て総合的に判断してください。
○国務大臣(福田康夫君) じゃ、原則的なことを申し上げますけれども。
○国務大臣(福田康夫君) 個別の作戦については私は承知しておりませんからね、原則的な話。それでは防衛庁長官から答弁……。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど私が期待に反してという表現を使いました。これは私は、もっと治安が早急に改善されるという期待を持っていたものですからそういう表現になったわけでありまして、状況は変わっていないということなんだろうと思います、全般的に見ましてね。  ただ、地域的に限ら...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米軍が襲撃を受けているというこういう事実は、これはそのとおりだと思います。これが今後どうなるかということであります。こういうような状況を踏まえて、米軍としてもどういう対応措置をするかというそういう観点でラムズフェルド国防長官も発言をしたんだというふうに思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 安全に十分な配慮をするということは当然でございます。ですから、そういう懸念というものを持ち続けながら、防衛庁も実際のその行動計画を作っていかなければいけないと思っております。  しかし、先ほどちょっと申し上げましたように、米英以外の治安維持活動をしてい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういうことはないようにということでこの法案は作っておるわけでございまして、この法案を忠実に実行に移すということが大事だと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) もしそういう懸念があるんであれば、その懸念の原因を排除しながら工夫をしていくということになると思います。
○国務大臣(福田康夫君) 憲法のことですかね。緊急避難、自己防衛、そういう話を総理はされたんじゃないですか。そこでは憲法の話ということではなかったと私は思いますよ。突然襲われて、そして自己を守る、自己防衛、それは当然の権利だというように思っていますので、刑法上もそれは許されている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御発言のとおり、この法案というのは、自衛隊を海外に出すことを目的とするというようなとらえ方をされる方がいらっしゃるので大変迷惑をいたしておりますけれども、そういうことじゃ決してない。あくまでもイラクの独立、そして国際社会で平和と安定を求める勢力にな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、先ほど申しましたように、このイラク統治評議会の発足、これは歓迎をいたしております。これが順調に進展していくこと、これが大変大事なんだろうというふうに思っておりますが、イラクの統治評議会やイラクの各政治勢力の今後の動向と、こういうものは決して楽観...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連決議一四八三は、イラクの国民に対して医療その他の人道支援とか、それからイラクの復興支援を行うこと、またイラクの国内における安全及び安定を回復するために貢献するということを各国に要請をいたしておるわけであります。この決議に基づきます各国の具体的な貢献の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しました決議一四八三、ここでもって国連加盟国に人道復興支援等のその実施を要請しておることを踏まえまして、現在、国際社会において、関係国及び国際機関によってイラクの復興それから安定の確保に向けて種々努力は行われておるわけでございます。そういうような...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) まず前提として、この法案は特別措置法であるということであります。そしてまた、この法案の有効期間について、イラクの復興にはある程度の期間は掛かるだろうという、そういう見通しでございます。  そしてまた、我が国による国際協力の観点から余り短い期間は適当でな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国際貢献、国際協力と申しますか、そのための一般法の整備につきましては、国際平和協力懇談会報告書、いわゆる明石レポートにおいても提言されておりまして、今後、国民的な議論を踏まえながら、その中では、憲法前文及び憲法九条との整合性を図りながら、将来の課題として...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これからこの法案に基づいて我が国がいろいろ活動をするわけでありますが、その前にも、今現在、我が国はイラクに対してどういうことをすべきかと。法律なくして何ができるのかということはいろんなことを考えておるわけでありまして、そういう中でもう既に、今、委員も御指...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 人道復興支援もいいんです。また、イラクで今求められているのは平和と安定を確保しなければいけないという、そういうためにほかの国々もいろいろな活動をしているわけですね。そういうことであるならば、そういう国に対する支援ということもあってもいいのではないかという...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、迷路のような仕組みでこの活動をするのではないかというそういう御発言ございましたけれども、これ別に迷路は、もし迷路と言うんであれば、この迷路は今に限ったことじゃないんです。もう国際平和協力活動もそういう仕組みの中でやっているんです。先般のテロ対策特別措...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ああ、そうですか。
○国務大臣(福田康夫君) 人道復興支援もすべて安全というわけではないんだろうというように思います。ですから、今回の法律では安全に十分配慮するということになっておりますから、危険というものと抱き合わせで考えることはないんだろうと思います。万が一ということはありますけれども、万が一の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そういう取られ方をしたくないんですね、実際そうじゃないんですから。それは、もしそういうようにおっしゃるんだったらば、それは誤解であるというようにまず申し上げておきます。我が国は我が国が存続するために何をなすべきかということなんですよ、要するに。そのことが...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに人道支援、復興支援ということで済ますという、それは考え方としてないわけじゃないと思いますよ。しかし、我が国としては我が国の持てる力を十分に発揮するのが我が国としての取るべき道だと、こういうことです。そういう意味においては、国際平和協力活動において十...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は我が国としてできることをしていくということで、決して他国と横並びではないと思います。  その我が国の活動が国際社会からも理解され、そしてイラクの支援に本当に役に立つという、そういう、イラク国民が考えてくれるようなそういう支援を今後していくべきだ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回の一連のことについていろんな論評がありますね。その朝日新聞のこの記事も承知をいたしております。  しかし、政府は、今回の米英等によるイラクに対する武力行使、これは国際の平和と安全を回復するという、これはもう明確な目的のために、武力行使を認める国連憲...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これまでの国際平和協力活動との違いと、こういうことになりますね。  基本的には私は違わないんだろうと思います。それは、この法律に書いてございますように、憲法との関係とかそれから武力の行使の問題とか、そういうことについてほかの法律の考え方と変わっておりま...全文を見る
07月18日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○福田国務大臣 今まで外務大臣が答弁をされたとおりでございます。  次官補というのは、向こうでは、やはり大きな権限を持っている、対外的にも大変責任を持つ立場にあります。私は、決して低い立場の人ではないというように思います。  また、今外務大臣から説明いたしました中身について、...全文を見る
○福田国務大臣 この法律は二年間の時限立法でございますが、なおその情勢を見て、必要とあらば二年間また延長する、こういうことで今二年間の延長をお願いしている、そういうことでございます。  その二年間というのはどういう意味があるのか、こういうことになりますが、これは、今の情勢から考...全文を見る
○福田国務大臣 今委員のおっしゃっているような意味ではないということであります。  主体的にというのは、アメリカの言いなり、実態はそうではないか、こういうお話でございますけれども、それは、国際社会が協力してやっている、そういう状況の中で、我が国は、本来の目的はもう達したんだから...全文を見る
○福田国務大臣 今、外務大臣がお話をしたことと同じこと、要するにそういうことでありまして、私どももそういうように認識をいたしております。
○福田国務大臣 テロ対策特措法案は対米支援法案とは言っておりません。テロ対策特措法でございまして、これは憲法上は第九条に抵触しない範囲、こういうことでありますが、それと同時に、憲法の前文及び九十八条——九十八条というのは、国際協調主義の精神に沿って我が国が実施し得る活動として、国...全文を見る
○福田国務大臣 自衛隊が軍隊であるかどうか、これは軍隊の定義いかんに帰する問題である、これは総理が、どこですか、委員会で申し述べているところでございます。  また、こういうふうにも言っているんですね。外国から見れば軍隊と見られても当然でしょう、しかし、日本では憲法上のいろいろな...全文を見る
○福田国務大臣 これまで自衛隊は何度も海外に国際平和協力活動という形で出動いたしておりますけれども、これは戦争に行くんじゃないんです。ですから、武力行使でございませんから、集団的自衛権というものとは関係ないんですね。あくまでも国際平和協力、こういうような趣旨で行っているわけでござ...全文を見る
○福田国務大臣 アフガンの現状については、今までいろいろと外務大臣からも御説明申し上げているとおりでございますけれども、国際テロの撲滅には、米軍によるアルカイダ掃討作戦の遂行とともに、幅広い分野において国際社会が緊密に協調してあらゆる手段を講じていくことが重要であると考えておりま...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、今申し上げましたとおり、アフガンの現状については、外務大臣から説明していると思います。私の認識もそのとおりでございます。
07月18日第156回国会 参議院 本会議 第41号
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○国務大臣(福田康夫君) 政策評価に関する御決議に対しまして所信を申し述べます。  ただいま御決議のありました総務省の評価結果を踏まえた政策の見直しにつきましては、御決議の趣旨を踏まえ、各府省において見直しに向けた措置を適切に講じてまいります。  また、容器包装のリサイクルの...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(福田康夫君) 日にちでいえば三月二十日に、米国等がイラクに対する武力行使を開始したというその日ですね、その武力行使開始を受けまして内閣総理大臣談話を発表しまして、我が国は、我が国自身の国益を踏まえ、かつ国際社会の責任ある一員として、我が国の同盟国である米国を始めとする...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それ私も閣議の模様をちょっとよく覚えておりません。ですから、お答えはできないんでありますが、いずれにしても、閣僚すべてがこの談話に対して賛成をしたということは、内容的にこの武力攻撃を支持すると、こういう意味になるわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、再三申しますように閣議において決定をいたしたわけであります。
○国務大臣(福田康夫君) 閣議もいろいろなケースがございますから、今回このことについてどういう討議があったかということは、これは私も正直申しまして、今御質問がありましてお答えすることはできない。閣議の内容は通常公表しないことになっていたと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) この総理大臣談話には、確かに武力行使を支持するということについても記載されておりますけれども、それと同時に、戦争が一刻も早く終了するということ、そしてまた、その後国際社会がイラクの復旧・復興のための支援を行っていく、これが重要であると、そして我が国にとっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、我が国としても、国際社会の中において一定の負担をするということは、これは当然、特にイラクについて非常に重要視というか、その平和と安定に対して重大に考えている我が国にとっては、それは負担をするということについての、これは当然の理解だと思いますよ。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、今、局長から答弁したとおりでありますけれども、要するに米国からは具体的に支援の中身を、これを聞かれているわけじゃありません。どうしても支援してくれと、そういうふうな話ではなくて、あくまでも我が国の必要性という観点からこの問題に取り組もうということ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法律に基づきまして、法案に基づいて対応措置を行う、そういうものに従事する者に対して、これは今、自衛隊員のことについてお答えしましたけれども、復興支援職員、民間の方ですね、民間、それから役所の方ですけれども、これも当然支給の対象になります。  また、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法案で用意いたしておりますのは、あくまでもイラクの復興支援職員、この法案に基づく復興支援職員について対応を考えているということでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 世論調査でありますから、国民の一般的な認識を示しているんではなかろうかと思います。  正直申しまして、イラクの復興について、これは反対する人は私はそんなに多くはないんだろうと、根本的にはそういうことだと思います。しかし、このところ、今、委員御指摘のよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、復興するという、復興を支援するということについての基本的な考え方というのは、これは御党においても、民主党においてもお持ちであるのは、これは、そういうことでしょう。やり方の問題はあるかもしれぬけれども、賛成はしているわけですね。ですから、やはりそう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この法案におきまして、これも再三お答えしておりますとおり、基本的な枠組みというものは明確になっております。今一番危惧されていることについて、特に安全性の問題とか武力行使との関係とかいったようなことについてはこの法律の中でしっかりと定義されておりますので、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど私から答弁申し上げましたけれども、調査を行い、そしてその時期も含めて結論を出していくということになります。  今、慌てて行くのではないかという御指摘ございましたけれども、決して慌てて行かなければいけないということではありません。しかし、それは思い...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、この法案の第六条にございますとおり、自衛隊の部隊等が実施する対応措置については、対応措置を開始した日から二十日以内に国会に付議すると、そしてこの措置の実施について国会の承認を求めなければならないと、こういうことになっております。これは、この承認が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 議員の方が進んでおられるというお話ございました。  それは、私もこの議論を始めまして、そして実はびっくりしたところもあるんです。と申しますのは、国際平和協力について積極的に我が国として取り組んでいこうという、そういう考え方を多くの議員の方々がお持ちであ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 現行法で文民の復興支援ということで、それは可能であります。  しかし、これは現在、この今お願いしている法律が通りませんと、例えば外務省の設置法のような現行法で対応するということでございまして、そうしますと幅広い復興支援を行うということは困難ではなかろう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 各省の設置法でいきますと、やはり員数の限界がありますよね、まず。その中でもって異動するわけですから、今の仕事に影響するということもありましょうし、また、専門家というのが役所にいるのかどうかということもあります。もちろん、いれば行っていただくということにな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、それはそういう具体的な話があるということは聞いておりませんでしたし、それは情報交換でいろいろあるでしょう、常時やっているわけですから。地名が出て、あそこはどうか、ここはどうかといった話がある、そのうちの一つだと思いますよ。ですから、私はそういうよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政府の調査チームによる御指摘の現地調査報告、これは先月の上旬、内閣官房、防衛庁、外務省の担当が、イラクの国内において復興支援関係者との会談などを通じまして、今後の我が国の貢献に関して参考となる事項について報告を行ったものでございます。  その中で、「各...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、委員から大変貴重なる御意見をちょうだいいたしました。そういう中で、慎重に対応すべきであるというお話もございました。ですから、我々も慎重に対応していこうというように考えております。  しかし、一方では、イラクにおいて現状でも医療とかエネルギー、そうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは今、防衛庁長官から答弁ございましたけれども、要するに武力行使との一体化論ですね、それとの関係で問題が生じることのないようにするために非戦闘地域という、そういう概念を導入しているわけでございまして、これは我が国の憲法の九条、第九条ですね、この規定があ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 防衛庁長官の申したとおりでありますけれども、これはもし何かあればというようなことなのか、そうでなくても、すべてのことに対する責任というのは内閣にあるわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) 今の事態において何をなすべきかということでありますけれども、やはり外交努力によってその環境整備ということは必要なんだろうと思います。また、今お話ございました統治評議会につきましても、これが早く一人前、独り歩きできるような、そういう体制を作らなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 正に何回も御説明を申し上げてきたところでございますけれども、繰り返しになりますけれども、イラクへの自衛隊の派遣を前提として、その基本的枠組み、これはいろいろの枠組みを作っているわけでございます。  まず第一に、その明確な目的を持っていますね。イラクの国...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても十分にその趣旨を尊重し努力してまいります。
07月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(福田康夫君) 小泉総理の発言はともかくといたしまして、イラクに多くの大量破壊兵器に関する疑惑があると、そしてまたイラクは国連の安保理決議に重大な違反を犯しているということにつきましては、これはもう国際社会の一致した認識でございます。イラク自身も自己申告をしているわけで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 議論ということかどうかは別として、話はしたことはございます。  しかし、結局は、委員がおっしゃるように、大量破壊兵器の存在の問題かどうかということじゃないとおっしゃるけれども、それに尽きるんですよ。今、捜索が継続されているわけでございますから、この捜索...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 要するに、今回の対応措置を実施するという、その際に戦闘行為が行われていない、そしてまた、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと、そういうふうに認められた地域において対応措置を実施するということでございまして、これはいわゆる非戦闘...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、先ほど私が申し上げましたことに尽きているんです、実はね。  先ほども、我が国が独自に収集した情報、それから諸外国等から得た情報を総合的に分析し、活動期間中の状況変化の可能性なども含めて合理的に判断をするということでございまして、対応措置を実施す...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、申し上げる前に、事実どういうふうになっているか、それ、外務大臣から説明をしてもらいたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、今、外務大臣から話ございましたように、イラクの情勢というのは、現状もございますが、将来どうなっていくのかというところは、これはよく見極めなければいけないところだと思います。  ですから、そういういろいろな問題はらんでいるというそういう地域である...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 確かに、委員のおっしゃいますように、米軍による武力行使が三月二十日に決定されたわけでございます、実行されたわけでございますけれども、それまでに至る過程において、どういうようにイラクに対峙していくかということについての国際社会の一致した意見というものはでき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国連中心主義というのは、これは我が国も一つの標榜すべきテーマだというふうに思っております。  国連がすべての国際的な問題を、また利害関係を調整できる場面だということであるならば、それは国連中心主義ですべて国連の判断に従うと、こういうふうな考え方もできる...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 政治家であるけれども官房長官でもございますので、官房長官的答弁をいたしますけれども。  これは、もう委員のおっしゃるとおり、政府としては集団的自衛権というもの、これは行使しないということで来ておりまして、この解釈は現行憲法の下で変更する、そういうつもり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、私がお答えするよりは、委員の両隣にお座りの委員にお聞きいただいた方がいいのかもしれぬですけれども。  国連軍というものに参加すればということでありますけれども、どういう身分で参加するのかということもございますし、今、政府の考え方というのは、そこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国も、平和を維持し、そしてまた平和を作るということについてできるんですよ。それは、ただ、戦争はしない、戦争には参加しないということでありまして、その前と後と、その段階においては今の法体系で十分できると、そういう意味において今回の法律もお願いをしている...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、この法律でもってイラクを支援していこうということについては、これは委員御指摘のとおり、人道復興支援とそれから安全確保支援活動、こういう二種類、御指摘になられました。そのとおりでございまして、これはそもそも安保理決議一四八三、これはイラクの国民に対し...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 武器弾薬の輸送はこれは排除されておりません。ただ、その武器弾薬の輸送が、これが主たる目的になるということはあり得ないと思っております。
○国務大臣(福田康夫君) はい、それじゃ私から答弁。  復興人道支援ともう一つ安全確保支援活動、二つありまして、安全確保支援活動することは、これはあくまでも支援する国が若しくは組織がイラクの国内における平和と安全のために尽くしているという、そういうことである活動に対して支援をす...全文を見る
09月30日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○福田国務大臣 現在までに、この法律及びその基本計画に基づきまして、被災民救援活動や補給それから輸送等の協力支援活動を実施してまいりました。テロ対策特措法に基づく自衛隊のこれらの活動につきましては、テロとの闘いに対する我が国の積極的かつ主体的な取り組みを内外に示す、こういうことで...全文を見る
○福田国務大臣 ただいま防衛庁長官から説明を申し上げましたけれども、海上自衛隊の活動につきましては、これは派遣の長期化、こういうことがございます。特に補給艦の派遣ローテーション、これは厳しいんで、初回から連続して派遣された乗員も相当の人数が存在する、こういうようなことも聞いており...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまのところ、基本計画を変更するという予定は当面ありませんけれども、しかし、そういうような必要性が生じるという場合において、当然のことながら、基本計画を変更し、そして対応措置の内容も変わってくるということになれば、これは国会の方に承認を求める、そういう手続も必...全文を見る
○福田国務大臣 今、恒久法というお話がございましたけれども、特別措置法というその限られた分野、地域、目的に限らず、国際平和協力といったような観点から、さまざまなニーズが今後発生するかもしれない。そういうときに機敏に対応できる、そういう法律的な体系というか体制というものは必要なので...全文を見る
○福田国務大臣 ただいまいろいろな形で調査しております。それは自衛隊だけでない、どれだけ向こうにニーズがあり、そしてまた日本がそれに対応できるかどうかということを総合的に検討するという観点から、さまざまな角度から検討している。  しかし、委員の御心配されるように、もし自己完結型...全文を見る
○福田国務大臣 まず、前段の方、政治体制と申しますか、二大政党というのは論としてあるわけでありますけれども、我が国においては、現実としてはそういうことではないということです。  二大政党がいいということもございますけれども、それは、国民にとっては非常にわかりやすい、選択しやすい...全文を見る
○福田国務大臣 まず、最初の方ですね、法的な立場。この今般のテロ対策特措法の改正案、これは現行法の有効期限を二年延長する、こういうことでありまして、国会承認の枠組み、また、協力支援活動等の対応措置に関する規定の内容を何ら変更するものではありません。ですから、政府としては、既に国会...全文を見る
○福田国務大臣 基本計画は、これは国会に報告をする、そして、その対応措置について、これは事後でありますけれども国会承認を得る、こういうふうな枠組みになっておりますけれども、要するに、基本計画の変更がある、そして、その対応措置の内容、これがどういうように変わってくるかということにお...全文を見る
○福田国務大臣 今までどういうことをやってきたかというような実情についてお話をするのであれば、外務大臣から正確に答弁をしてもらった方がいいんだろうということで外務大臣が答弁をしていたわけであります。そういう、今までの実績についても申し上げる必要がありますか。(首藤委員「政府として...全文を見る
○福田国務大臣 それでよろしいですか。もういいんですか。
○福田国務大臣 ですから、どういうような変化があったかということになりますと、その数字を挙げるとかそういったようなことがありますので、外務大臣から答弁をした方がいいのではないかというように思って申し上げておるわけでございます。
○福田国務大臣 その辺のことを、今御指摘の点についてお答えしようと思ったらば外務大臣の方が適当なんですけれども、しかし、私の認識をそれでは申し上げます。ですから、若干大ざっぱな話になると思いますけれども。  これは、九・一一があって、そしてその後二カ月たっていろいろな活動が始ま...全文を見る
○福田国務大臣 委員の御指摘の点、我が政府としては、これは今現在の仕事も、これも極めて大事な仕事だという認識を持っております。ですから、それは継続をさせていただくということであります。  今後のことについて、どういうような必要性が生ずるのか、これはこれでまたその時々考えていかな...全文を見る
○福田国務大臣 この法律の枠組みでもってどこまでやれるのか、その時々の状況において判断をしていかなければいけない、そういうことでありますけれども、今回のこの特措法の趣旨は、これは平成十三年九月十一日にアメリカ合衆国で発生したテロ攻撃による脅威の除去に努める、そのことにより国連憲章...全文を見る
○福田国務大臣 それでは、私の方からちょっと概括的に申し上げまして、詳細はまた外務大臣にお尋ね願いたいと思います。  変化があったかないか、こういうことになりますが、これは、何のためにこういうような国際的な枠組みでオペレーションをしているかということなんであります。  それは...全文を見る
○福田国務大臣 要するに、いつまで支援を続けていくのかということについて、国際社会の認識……(一川委員「ほかの国々ですよ」と呼ぶ)ほかの国々がどういう認識をしているか、そういうことですね。  そういう意味においては、ほかの国々においても、現状、現状というのはテロの脅威が依然と存...全文を見る
○福田国務大臣 ほかの国がどういうふうにするかということは、これはわかりません。わかりませんが、我が国は、あのインド洋において、テロ逃亡者を捕捉するとか、いろいろな情報収集に努めるとかいったような、そういう作業のニーズがある限りは続けるということになります。  例えば、ほかの国...全文を見る
○福田国務大臣 要するに、その必要性がなくなれば、いる必要はないんですね。要するに、ニーズがあるかどうかということです。  それから、艦船も極めて少なくなってしまったとか、我が国の艦船が行ってやるほどのことはないといったようなときに、他国の艦船がそのときにどこかで包囲する方法が...全文を見る
○福田国務大臣 これは法律体系が違いますからね。したがって、その法律に基づいてそれぞれ活動するわけでございますから、これが一緒になるとかということは理論的にはないんですね。現実的にもないだろうと思うんですけれどもね。  ですから、その辺は、それぞれの法律の目的に沿って自衛隊は活...全文を見る
○福田国務大臣 先ほどの質問について申し上げれば、これは特別措置法なんですね、テロ対策特別措置法、イラクの分はイラクの特別措置法ということで。特別措置法というのは非常に内容を限定されているものでありまして、その限定された活動範囲ということでありますから、目的が違ってしまうと、それ...全文を見る
10月01日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 九・一一テロ、これを起こした原因、それを脅威というように言っておりますけれども、それを除去するということは、これは国際社会における共通した認識であるというように考えております。  この、テロを撲滅と申しますか、テロとの闘いですね、撲滅に向けての闘い、こういうこと...全文を見る
○福田国務大臣 そこが一概に申し上げられないというところなんですよ。どういう状況が来れば脅威が除去されたかということをこれは定量的に申し上げるわけにいかないし、例えばビンラディンを捕まえたらそれでいいというものでもない。捕まえてそれで済むというのであれば、それはそれでもよろしい、...全文を見る
○福田国務大臣 それはあいまいとおっしゃるけれども、法律をあいまいに運用したら、これはいかぬですよ。あいまいになっちゃいます。しかし、そうじゃないんです。この法律に基づいて、この法律の枠内で、範囲内でやっているわけですからね。今、自衛隊が、艦隊がインド洋で活動している。それはあく...全文を見る
○福田国務大臣 これは、この法律の趣旨、目的、このことについては、給油をします相手国に対してよく説明しているんです。そしてまた交換公文も交わしている、こういうことでありまして、そこまできちんとやっているわけですよ。ですから、我々は、それがほかの目的に使われるとか、そういうことは考...全文を見る
○福田国務大臣 これは、いろいろな情報また各国間の協議等ございます。そういうものを総合して政府として決定するわけですけれども、では、だれが最終的に決定するか。これは、部隊の運用については防衛庁長官が責任を負っておりますから、防衛庁長官が判断する。しかし、防衛庁長官は総理大臣の指示...全文を見る
○福田国務大臣 テロリズムの定義というのは、これはこの特措法の審議のときにも随分やったんですよ。ですから、そのときに申し上げたのは、これは確立した定義があるわけではないという前提つきなんですけれども、一般に、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れ等を強要し、または社会に恐怖...全文を見る
○福田国務大臣 先ほど私申し上げましたように、一つの主義主張を、その受け入れを強要するというようなこと、もしくは社会に恐怖を与えるとかいったようなこと、これをテロというように定義をしたわけでありますけれども、北朝鮮のことにつきましても、これは国民の生命と安全にかかわる重大な問題で...全文を見る
○福田国務大臣 その質問につきまして先ほど来答弁しているのでございますけれども、これはやはり総合的に判断すべき問題だと思います。ですから、あることをもって、それがなくなったからいいんだとか、あの人物が捕まったからいいんだとか、そういうような話ではないんだろうと思います。また、この...全文を見る
○福田国務大臣 定量的にというのは、今まで政府の方から説明申し上げている中で、例えば、アルカイダのメンバーが三千人以上捕捉されたとか、また幹部の三分の二以上が殺害、拘束されたとかいったような、そういう説明もしているものですから、そういうような数字だけで表現し切れないものがあるとい...全文を見る
○福田国務大臣 アメリカの言いなりだ、そういうふうな御意見が、本日、前にもございましたけれども、そんな、アメリカの言いなりで、はいはいといってやっているつもりはありません、本当に。言うべきところはきちんと言って、我が国の考え方も述べて、その上で意見の調整をしながら、同盟国という立...全文を見る
○福田国務大臣 今、テロの根源として、アルカイダ、タリバンというのに焦点が当たっておりますけれども、これ以外にも、今後テロが起こる可能性、これは十分にあるんだろうと思います。  いろいろな原因によって起こるんだろうというふうに思いますけれども、そういうようなことを考えて、これを...全文を見る
○福田国務大臣 この法律の目的からして、この法律の趣旨にかなうことであるということは第一でありますけれども、しかし同時に、日米間の、ここに書いてあるとおり、日米関係を強固にするということは、これがあって別に不思議はありません。
○福田国務大臣 それはいつごろの報告書ですか。(児玉委員「六月前です」と呼ぶ)六月前ということは五月ですか。(児玉委員「六月前です」と呼ぶ)ということは、五月ですね、五月以前。  そのころと大分様子は違っている可能性もありますよ。ごく最近の、七月二十三日じゃなくてごく最近の情報...全文を見る
○福田国務大臣 旧日本軍の遺棄毒ガスの訴訟がございまして、これは委員おっしゃるとおり、二十九日に東京地裁でもって、被告、国側が敗訴する、こういう判決が言い渡されました。これはまことに厳しい判決である、国にとっては、被告にとっては。そういうようなものであるというような受けとめ方をい...全文を見る
○福田国務大臣 そのときの記録がございますので、それを申し上げてもよろしいんですけれども、前提としては、まだ事故が起こってどういう内容であるかわからない、こういう状況の中で私が申したんでありますけれども、もし原因が日本旧軍の責任に帰するものであるということになれば、政府としてもそ...全文を見る
○福田国務大臣 この問題は、要するに、旧日本軍のことも含めまして、日中間において日中共同宣言を発しましたね、一九七二年ですね、この日中共同声明。このときに、日中間の請求権の問題は、これは放棄をするということで、以後、存在しないということになっているんですよ。そこのところがあるもの...全文を見る
○福田国務大臣 ですから、先ほど申しましたように、一九七二年の日中共同声明、これでもってその請求権はもう存在しない、こういうことになったわけですよね。要するに、旧軍というのはそれ以前の、戦争中のことでございまして、そして、それが原因で起こったことについて、以後のことについては責任...全文を見る
○福田国務大臣 それが要するに請求権を放棄したということで、今までそういうことで来たわけですよ。それは遺棄兵器だけのことじゃないんです。いろいろなことがあったわけですから、戦争ですから。そういうものは、まだ今でも引き続いているものはいろいろあるんですよ。だけれども、今の日中間にお...全文を見る
○福田国務大臣 今の、誠意ある、こういう中身の話ですけれども、この問題が出てきまして、我が国は専門の、本当にいないんです、日本に一人しかいないとかいう、そういう医師を派遣しました、医療チームを派遣しました。それから、この調査チーム、そういうものも派遣しました。これは相前後して三回...全文を見る
○福田国務大臣 今、金銭的なことでもってどうこうということではない。原因の究明とか、今後どういうふうにするかとかいったようなことも含めて日中間で協議中である、こういうことでございます。
○福田国務大臣 今までの考え方というのは、法的にはもう解決済みである、こういうことになっているんですよ。ですから、今後同様のことが起こったときには、今の法的な解釈の上に立って判断していくということしかないんですけれどもね、今現在は。
10月01日第157回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○福田国務大臣 戦後処理の問題について総括的に担当しておりますので、私からお答えします。  今回の判決につきましては、これは政府にとっては厳しい判決であったというように承知いたしております。  いわゆる旧日本軍の毒ガス訴訟というものは、これは実はもうワングループあるんです、訴...全文を見る
10月02日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○福田国務大臣 おっしゃるとおりなんですけれどもね。  我々は、情報として、いろいろな情報を入手しております。しかし、まだこれを公にしていいという状況じゃないというふうに聞いておりますので、ですから、今現在、私どもとしても、その情報限りというように申し上げるしかないんです。そう...全文を見る
○福田国務大臣 お褒めをいただいてありがとうございます。こういうときは余計気をつけなきゃいけないんですけれどもね。  私も、事実関係、これは承知しておりません。しかし、一年前ですか、安倍官房副長官が、当時、これが虚偽の答弁をしたというふうには私は思っておりません。また、そういう...全文を見る
○福田国務大臣 先ほども答弁申し上げましたけれども、この人物がどういう関係があって、何を起こしているのかということが問題なんでしょう。道路公団のファミリー企業であって、そこに勤務している人がその関係者であったという、そのことで何かあったのかどうか、そのことが問題なんだろうと思いま...全文を見る
○福田国務大臣 私は、国会の、それもこういうような質疑をしているときに取り上げる問題かどうか、そもそもそういうことについて問題提起をしたいと思います。問題があるのであれば言ってください。そうしたら調べますよ。
○福田国務大臣 二十六日だったか、べーカー大使が来られました。それで、そのときに復興支援の話はしておりません。そういう要請はございません。  それから、そういうこととは別に、私が記者会見で申し上げたのは、要するに、マドリードでもって支援国の会議がある、そこで、国際社会でどういう...全文を見る
○福田国務大臣 いや、きのうかな、きのうも会っているんですよ。(発言する者あり)
○福田国務大臣 よく会っていますから、いつ、二十六日に何を話したか、忘れることもありますよ、それは。  それから……(木島委員「そんなのだめだよ」と呼ぶ)もう聞きたくないんですか。では、答えません。
○福田国務大臣 今、記者会見の記録がありませんからわかりませんけれども、そういう金額でまとめろということは私は一切言っておりません。
○福田国務大臣 それは金額のことじゃないんですよ。マドリードの会議が成功するようにということを言ったんです。そういう趣旨のことを言ったんです。
○福田国務大臣 事務的なことはいろいろ外務省、外交当局であるでしょう。それは私は承知しておりませんけれども、私が承知しておりますのは、承知しておりますというか、理解しておりますことは、米国から、例えば金額をどうこうとかいったようなことは、そういう話はないということです。
○福田国務大臣 誠実にお答えいたします。  そういうような、復興支援について幾ら出せとかいったような話をしたことはございません。
○福田国務大臣 確かに十年以上前になりますけれども、あのころと今は大分様相が違うということ、これは確かですよ。しかし、自衛隊がPKOで出るか出ないか大騒ぎして徹夜国会もしたという、そういう経験を通して、実際に自衛隊は活動を始めました。始めまして、この自衛隊の海外における活動につい...全文を見る
10月02日第157回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) 元々ブッシュ大統領はバンコックに行く前にちょっと立ち寄りたいという軽い気持ちでおられたようでございます。ですから、私はその時点においてはそのようにお答えしました。しかし、まあ日米という両国の首脳がお会いして、食事だけして、はい、さようならというわけにもい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど申しましたように、これはブッシュ大統領の御希望としてそういうような意向が示されたもので、ただ、まだ米国の方は公表いたしておりません。ですから、私はこういうふうに申しました。あくまでも予定ということでございますけれども。  その中身、話を、どういう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 自転車については内閣府で総合調整をいたしておりますので私から答弁いたしますけれども、これは昭和五十五年に自転車安全利用促進法を作りまして、そしてそれを累次改正をいたしております。  自転車というのは、環境に優しく、そして身近な住民の足としてその利活用は...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ドメスティック・バイオレンスの問題、これは近年非常に重視されておりますので、被害に対してどういうように保護をしていくかということ、これについてお金も大分使うようになり始めました。  十四年度からこの制度始めましたけれども、保護実績に優れているというよう...全文を見る
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○福田国務大臣 基本計画は、これは閣議決定し国会報告をするということでありますけれども、対応措置の内容につきましては、これは事後承認を求める、こういうことであります。  ただ、今回のことにつきましては、これは対応措置の内容は変わっていないんです。ただこの法律に基づいて二年延長で...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 幾つか御質問ございましたので、私からまず答弁させていただいて、しかる後、総理から必要に応じて御答弁いただくということでお許しをいただきたいと思います。  まず、このテロ特措法でございます。これ、有効期限はこれは二年間ということでございますけれども、この...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 必ずしも地域限定ということではない、この起因、原因となるアメリカにおける九・一一のその脅威を除去すると、こういう目的でございます。
10月06日第157回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) ただいま議題となりました平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部...全文を見る
10月07日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(福田康夫君) 国際安全保障上のいろいろな問題は、この二年、二年ちょっとですか、いろいろございました。その中で九・一一のことも非常な衝撃を、遠いニューヨークのことでありますけれども、しかし日本人も亡くなったということもありますし、しかしその衝撃の大きさというのは、これは...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、外務大臣それから法務副大臣から答弁ございました。外務省も、これは早く条約結びたいということで法務省にもしっかり働き掛けをしてやってまいりました。  しかし、我が国の法制というのはしっかりしているんですよ、本当に、よくできているんです。がちがちにでき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いわゆるテロ対策と申しますと、これはテロが起こったときどうするかといったようなことに絞られているんですね。  それのPHPでもって提言しているのは、これは、その事前事後という幅広く問題を取り上げて対応する方法というように考えているわけでありまして、それ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それじゃ私からまず申し上げますけれども、内閣府でもって平成十五年一月に実施いたしました「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」というのがございます。ここにおきまして、国際的なテロリズムに対する自衛隊の活動についてどういうふうに思うかと、こういう質問に対し、賛...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) テロ対策特措法に基づきます自衛隊の活動、このことにつきまして、派遣部隊の概要とか、それから活動の実績につきまして防衛庁のホームページに掲載しているんですね、掲載しているようであります。それから、小泉内閣のメールマガジンでは、昨年の十二月にイージス艦の派遣...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、アフガニスタンを中心にアルカイダの脅威というものを感じている、しかし、それはほかの国々にも拡散をしているということもあるわけです。拡散というと少し大げさになるかもしれぬけれども、しかしそれは、飛び火しているという状況は間違いなくあるんだろうというよう...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 国会承認と申しますか、国会において御議論いただいて、そして国会の承認をいただく、御決裁いただくということ、これは私は、自衛隊の派遣、海外派遣については、これは大事なことである、必要なことだというふうに思っております。  ですから、今後、いわゆる一般法が...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと待って。異論がある。
○国務大臣(福田康夫君) これの、今テロ特措法に基づいて我が国の活動を行っているわけでありますけれども、これをじゃいつ終了するのかということ、これはもう何度か御質問を実は衆議院でもいただいたわけでございますけれども、これは一つのことをもって終了というように断言できるようなものはな...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) イラク人道復興支援特別措置法に基づきまして、この対応措置の実施につきまして、我が国が実施可能な業務やそれから現地の状況に関する綿密な調査が必要でございます。したがいまして、現在、調査チームを派遣いたしまして、そういうような点につきましての調査を行っており...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 調査は、回数でいえば、その調査チームの規模とかそういうことでなくて調査だけというんであれば、三回かな、個人、個人というか岡本補佐官が行かれるとかいうようなこともございまして、そういうものも含めますと三回かな、政府の調査団としては、九月以来三回でございます...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 九月からね。その前にいろいろ行っているんですよ、衆議院の委員会だとか与党、共産党。政府調査チームというのが六月に行っておりますけれども、これはちょっと事前調査的な感じがいたします。本格的に基本計画を作るための調査というような、それを前提にした調査というの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 正直なところを申しまして、別に解散だとか選挙とか、そういうことを意識してやっているわけでない。たしか私の記憶では、八月の下旬、国連本部が襲撃を受けるとか、そういったようなことがありましたね。ああいったような向こうの状況の変化、それに対応できないといったよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはやはり向こう側の受入れの問題がありますので、全く関係ないというわけにいきません。それが関係……
○国務大臣(福田康夫君) 派遣の場合の向こう側の受入れですね、受入れの問題ということがあります。日本の大使館がどういうような機能を持っているのかといったようなこと、一時避難しなきゃいかぬとかいったような状況もあったようでございますので、そういう向こうの事情もありまして、相談の上、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは今、関係諸国、また国際機関が集まって協議をしている最中でございます。先般、ただいまお話がございましたような金額が提示をされたということもございます。その中身はどうかというようなことについての説明もあったというように聞いております。  ですから、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のおっしゃるとおりでございまして、これ、ただいま撤退をするとかいうようなことは政府としても考えていないし、もしそういうことがあれば、日本というのは一体どういう国かという批判を受ける可能性が十分にあるというように考えております。  この特措法に基づき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、今回の自衛隊のこの海上におけるオペレーションについては、これは国際社会において非常に高く評価されているというように思っております。ということは、我が国が、我が国が国際社会の中で評価されているということでありますから、これは大変貴重な、我が国にとっても...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回は二年延長をお願いしました。対応措置の内容について変更なく期間の延長をさせていただくと、こういうことでございますが、今後のことにつきまして、今までやってまいりました対応措置の内容、これを変える若しくは新たに追加するとかいったようなことは今考えていると...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、二年間の延長をお願いするということで改正案を提示させていただいたわけでございますけれども、この法律を作った時点において、あれは二年間の立法でございますが、そこにおいて二年を超える場合にはまた延長ができるということは附則の方で書いてございます。という...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) その点につきましては今後、今後の話でございますけれども、今お願いしているのは、今の対応措置を継続するという意味において二年間の延長をお願いしているということでございます。もし新しいことを追加的にやるんだということですね、あくまでもこれは、この法律の枠内で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 法律では対応措置の内容書いてございまして、その要件に満たすものがあればできる。しかし、その前提としてニーズがあるかどうかということであります。
○国務大臣(福田康夫君) どういうように申し上げたか今記憶しているわけではありませんけれども、戦闘地域にこれは憲法上の規定から行けませんね。これは当然のことでございます。したがいまして、戦闘地域には今でも行かないという考え方に変わりはございません。
○国務大臣(福田康夫君) このテロ特措法を御審議をお願いしたときというのは、正にイラク全土が戦闘地域と、こういうような認定をしておったわけでございます。したがいまして、そういうふうなことを申し上げたのではないかと思います。
○国務大臣(福田康夫君) 今、私の前の発言でイラクと申し上げたかもしれません。アフガニスタンのことでございます。アフガニスタンのことについて申し上げた。
○国務大臣(福田康夫君) これは、アフガニスタンにおいて今現在、日本、我が国が何らかの支援をするというそのニーズがないということでもって支援活動をしないということでありまして、ニーズがあるというのであれば、それがこの法律の枠内であるのかどうか、特に、今委員御指摘の戦闘地域、非戦闘...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) どういうことをしたらばテロを根絶することができるかという方法論もございます。武力攻撃とかそういうことは、これは決して容易、簡単に取るべき手段ではないと思います。しかし、テロ撲滅のために、撲滅というのはそう簡単なことでもないということだと思います。  明...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 九・一一のテロ攻撃、これは米国のみならず、これは多くの国々も関係して、我が国も二十人内外の方々が亡くなったと、こういう事件でございまして、これはもう人類全体と、大げさに言えば、大げさに言わなくても人類全体に対する卑劣なる挑戦だと、こういうような受け止め方...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 警察というと大体国内の治安、取締りといったような面が多いんではないかと思います。それが、いきなり国際警察と、こういうことになりますと対応できるかどうかという現実論があるわけでございますけれども、まあお考えはお考えとしてよく分かるところもございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 我が国は、テロというものは極めて卑劣な行為であると、こういうふうに考えております。したがいまして、決してこれにひるむことなく立ち向かうという姿勢で、基本姿勢でございます。  その上で、どういうようなことをしているかということでありますけれども、今回のテ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、テロがどういうものであるかということによるというように考えます。  基本としてはテロに屈することなくということでありますけれども、状況を見て的確な判断というのは求められる。極めて難しい対応を迫られることになると思いますけれども、犠牲者を少なくす...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これはお答えするのはなかなか難しい。先ほど申しましたように、状況というものがあります。ですから、その状況というものを頭に置きながら人命尊重ということも大事です。ただ、テロに妥協しちゃいけないということで、徹底的にもう最初から話もしないでということでいいの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 第三次大戦だというこういう御指摘ございましたけれども、新しい時代に新しい形の争いが起こったと、こういうことで、しかしその原因というものはこれは多岐にわたるわけでございます。ですから、その一つ一つにおいて対応が違うだろうと思います。その中には東西冷戦構造の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと聞こえなかった。
○国務大臣(福田康夫君) 米国が武断主義というようにおっしゃいましたけれども、必ずしも米国は武力ですべてを解決しようということを考えているわけではないと思います。ですから、それは認識がちょっと違うんじゃないかなというように思いますんですがね。そういう米国に我が国として追随するとい...全文を見る
10月08日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(福田康夫君) 御質問は今のアフガンにおいてという意味ですね。
○国務大臣(福田康夫君) これは、国際機関の要請ということで、一般的に言った場合、我が国のPKOでもって行うことができるということにはなっていますが、しかし我が国、国際平和協力活動については条件がございまして、その条件に当てはまるかどうかと、こういうことになるわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ちょっと御質問の趣旨がよく分からなかったんですけれども。
○国務大臣(福田康夫君) ええ。  PKOとしてやることは、これは内容的に難しいというように思います。  それから、これ国連決議ということでどうなのかと、こういうことになった場合には、やはり我が国の活動範囲には限定があると。例えば御党で、そうじゃないか、あれですね、国連の、国...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、国連が行う活動についてはいかなることについても協力はできるというようにお考えなのだと思いますけれども、それはそうじゃないという、今の我が国の法の解釈からすればそれはできないと、こういう立場を取っているわけでございます。
○国務大臣(福田康夫君) ただいま政府側から各部門の取組についてお話を申し上げましたけれども、そういう活動の内容については、テロ対応ということでもって、警察・海上保安関係法とか自衛隊法とか災害対策関係法ですね、等などのそういうような法体系の中で有効に機能するようにというようなこと...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 内閣にただいま危機管理監を置いたというふうに申し上げましたけれども、危機管理監のその上に私がおるわけでございまして、その上には総理、内閣総理大臣がおると、こういうような体制になっております。ですから、危機管理監の判断でありますけれども、これが、大きな問題...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いろいろ御意見を述べられましたけれども、後半の方で、今のアメリカはブッシュのアメリカではないかと。それはブッシュ大統領のアメリカなんですよね。クリントンのときはクリントンのアメリカだったと思います。ブッシュ大統領の個性が非常に強く出ているということをおっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいまは二年の延長をお願いしておりますけれども、今現在において新しい任務を果たすという、そういう考えは今のところございません。  しかし、委員の御指摘のように、将来何が起こるかと、こういうことになります。それはそのときの事情に従って判断するわけでござ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米ブッシュ大統領がテロの脅威、これがいつ終わるか分からないと、こういうことであれば、これは我が国も同じ立場なんだろうと思います。ですから、これは国際社会全体でどうやって取り組むかという大きな課題だというふうに思っておりますので、ブッシュ大統領の発言で、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 果たしてそういう意図を持ってブッシュ大統領が今テロ対策に取り組んでいるということじゃないと思いますよ、私は。そういうことではない。第一、今でも財政的な負担というものが米国国内においても大きな政治問題になっている、こういうこともございます。そんなことを続け...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今御指摘のこの国会の警備ということにつきましては、私も、それはそういうことについてどのぐらい国会の方で心配をなさっているのかなと、こういうふうには思ってまいりました。しかし、最近そういう意識もかなり出てきて対応をやっておられると、こういうような話も伺って...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、二年間を振り返って、そして今後どうするか。取りあえずこの法律を二年間延長させていただいて、そしてなお海上の監視活動の支援活動に参加させていただきたい、こういうことで改正案をお願いしているわけでございます。  それは、監視活動を続ければそれで済むと、...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、政府として考えておりますことは、この特措法を延長していただいてその対応措置を実行させていただきたい、これを継続させていただきたいと、こういうことがまず最初でございます。それは何のためにそういうことになるのかと申しますと、今もう二年前に立ち戻ることはで...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 米国一国が謝れば済むものなのかどうか、世界全部の国が謝るのか、よく分かりませんが、まあ御意見としては面白い御意見だと思って拝聴いたしておりました。  しかし、アフガニスタンというのはどういう国であったかと。二年前、二年、いつですか、九月の十一、二年前で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それはしゃにむに突っ走るということでなく、その都度状況を見極めながら進んでいくということだと思います。  今、イラクで何が必要なのかと。治安の回復ということがございますけれども、それと裏腹の関係でイラク国民の民生インフラが不足しておる、そしてまた、復興...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 犬だかプードルだか知りませんけれども、まあ言う人は言いますよ。悪口言いたい人は言うんであって、それはいいじゃないですか。そういうことよりも、我が国が本当に誇りを持って国際社会の中で胸を張って仕事ができるということは大変大事なことだと思います。  しかし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員のお話承っておりましたけれども、戦前と戦後、現行憲法でいろいろと行っておる現在と余り比較して、比較するのは結構でございますけれども、昔がそうだったから今がこうなんだということではないように思います。私はそこのところが明確に差ができたというように思いま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、この自衛隊の活動は九・一一テロに起因するものであると、そしてそのテロの、その原因となるテロの脅威を除去するために国際社会が協力して活動している、それを支援する、そういう活動を支援する、そういう目的を持っております。  それから、期限につ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 各大臣でいろいろ事例を挙げておりますけれども、そういういろいろな事例があって一概に言えないというところなんですよ、要するに。  ですから、じゃ、どうなのかと、こういうふうな話になるかもしれぬけれども、要するに脅威が、テロの脅威がなくなる、なくなったとい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど委員から御紹介ありました各大臣の発言ございました。そういうようないろいろな事象を考察した上で決定することです。  もう一回繰り返しますれば、いかなる状況になれば、かかる脅威が除去されたと判断されるかにつきましては、アルカイダやタリバンの主要幹部の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは閣議で、状況、背景説明としてそういうことはあったかもしれない。しかし、閣議じゃないですね、それは。閣議でないと思います。しかし、閣議を行うに当たって状況説明があった。そういう状況説明の中にその種の説明があったのかもしれません。私もそのときのことは今...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) もうどんどん忘れるんだ。
○国務大臣(福田康夫君) 細かいことは忘れるんです。しかし、大筋はちゃんと覚えております。
○国務大臣(福田康夫君) ですから、先ほど私答弁しましたような事情をよく考察した上で総合的に判断すると、こういうことなんですよ。我が国は海上の、今は海上の補給活動をしているということでありますけれども、根源はアフガニスタンにおける治安の回復、そして復興なんですね。ですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今、これは期限がないじゃないかという御指摘ございましたけれども、期限これはあるんですよ、二年。今度も延長をお願いして二年間ということであります。今それについて、その法改正についてお諮りをしているということでございます。  私は、この延長は是非お願いした...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 憲法についてはいろいろな議論がございますけれども、例えばPKO法ができましたね、十年以上前ですけれども。あのときも憲法論議、盛んに行われました。そこで、PKO法も憲法の、法律に基づいて、若しくは憲法の枠をはみ出さないで行う海外における自衛隊の活動と、こう...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(福田康夫君) この国際平和協力懇談会というもの、これを昨年、明石康さんが座長になりまして、国際平和協力の、我が国の国際平和協力の在り方ということについていろいろ検討いただいたということで、これは昨年の春だったかな、春に総理が、あれは東チモールに行かれまして……
○国務大臣(福田康夫君) そしてオーストラリアにその後行って、オーストラリアで発表をした。その中に、今後の国際平和協力の在り方というものについてはまた新たな視点から考えるべきではないかという提案をされました。それを受けて明石康さんの懇談会を開いたと、そういう経緯がございます。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) おっしゃるとおり、限定的であるということはあると思います。特に自衛隊の派遣については参加五原則といったようなものがございまして、活動内容については制限があるとして、相当程度治安が安定するとかいったような状況でないと派遣できないといったようなこともございま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今いろいろな国際平和協力活動に関係する分野の活動についての例示がございましたけれども、確かにそういうような国際平和協力という観点からの活動については幅広いものがあるんだろうというふうに思います。ですから、そういうものを総合、集大成するという形において、そ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおり、イラクは、また国際社会は、イラクの復興、独立、復興に向けて今各国、多くの国々が協力をしている最中です。また、今そういう協力活動に参加しない国々もこれから積極的に参加できるような、そういう環境作りもしなければいけませんけれども、そうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 法案にあるとおりでございます。法案の冒頭に書いてあります趣旨、そのとおりでございまして、後方支援活動であります。  それで、一つ、先ほどの御発言についてちょっと申し上げますけれども、それは、アフガニスタンの国民に対する配慮、視点、それを忘れないでやって...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このPRTは、これはまだ緒に就いたばかりと、こういうことでございまして、この脅威の、この九・一一テロにもたらされた脅威の除去に努める活動ということであるのかどうか、その辺がまだ判然としないということがございます。  いずれにしましても、その活動の内容と...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、これまで二件提訴されておりまして、九月二十九日、国の損害賠償を認める判決が東京地裁で下されました。国が敗訴したということであります。一方、今年五月十五日の東京地裁判決では、同様案件で国側が勝訴したということがございました。要するに、この問題につい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これ、チチハルにおける事件が起こったわけでありますけれども、そのことについて、今、外交当局間で話合いをしておる最中でございます。どういうようにこれを処理するかということであります。  我が国の政府の考え方としては、これは日中共同声明でしたか、そこでもっ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) そうじゃないんです。そうじゃない。
○国務大臣(福田康夫君) そういう意味じゃない。
○国務大臣(福田康夫君) 訂正じゃないです。(発言する者あり)
○国務大臣(福田康夫君) それは、ですから、今申し上げたような理由を申し上げたということなんですよ。ですから、それはお互いに、その声明の中身についてお互いに責任を持って対処しましょうと、こういうことなんですよ。ですから、話合いで今それをやっているわけです。
○国務大臣(福田康夫君) それは違います。これ、チチハルの事件はチチハルの事件でありまして、今申し上げているのは別件でございます、今の訴訟の話はね。
○国務大臣(福田康夫君) 戦争中に起因したものについて、この責任をどうするかということ、これは平和条約を締結するとかそういうような節目のときにその処理を決めなきゃいかぬわけですね。そういうことは人間がかかわることですから、いろいろな場面で将来、問題として提起されるであろうというこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 調査団のことにつきまして、実はこれ、近々帰ってまいります、調査報告を受けることになっておりますけれども、九月の十四日から多面的、多角的な調査を行うと、こういう目的で内閣官房、防衛庁、自衛隊及び、又は外務省の関係者から成る現地調査チームを派遣しました。イラ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 警護を受けたかどうかということについて申し上げますと、それは米軍等です、等による警護は受けております。それは米軍だけじゃありません、ほかの国の軍も行っておるわけでありまして、地域によって守備範囲が違うと、こういうこともありますから、そういうような警護、必...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ですから、そういう軍、各国の軍隊がいるところに行って、それはその軍がそういうところの治安を見ているということもありましょうし、そういう地域で活動しているということであれば自然に警護は行われているというような分もあると思います。しかし、危険な地域につきまし...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは、警護といってもいろいろな度合いがあるでしょう。危険だからこれはもう徹底的な警護をする。しかし、治安も安定していると、しかし、であるけれども何か起こったらいけないという意味において警護をするという、そういう非常に軽い警護もあるんだろうと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来のお話を伺っておりまして、私の思うところを申し上げますけれども、今、対話であると。じゃ、対話だけなのかと、こういうお話でございますが、これはもう先ほど来川口大臣からも御答弁申し上げておりますとおり、対話と圧力、これはパッケージなんですね。今現実的...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日本はやはり海外との交易において今の経済を維持しているというか発展をさせているという、そういう認識というのはこれはもう共通のものだと思います。  そういう意味において、今後も世界を相手にした経済関係というものはこれを重視していかなければいけないというよ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員もうよく御案内のことでございますけれども、このイラクのいろいろなトラブルが起こっているわけですね、国内において。それは、一つの大きな原因というのは社会不安にあるんだろうと思います。失業率が非常に高いというようなことも聞いておりますし、ですから、やはり...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) このテロ特措法とイラクの特措法、これは全く別なんですね。目的が違うんです。テロ特措法のは、これは九・一一のテロの脅威、これを除去するための国際社会の取組に対して我が国が支援をすると、こういうことですね。イラクは、御案内のとおりイラクにおいてフセイン政権の...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 幾つか御指摘ございまして、漏らすこともあるかもしれませんけれども、それはまた御指摘いただきたいと思います。  今現在、調査団を派遣いたしております。これは内閣官房で組織したものでございまして、内閣官房、また防衛庁、外務省といった混成チームでございまして...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) ただいま私が申し上げましたのは、調査報告を受けた後どのような派遣をいつのタイミングでするかと、こういったようなことでございますので、それはまず報告を受けてから検討すべき課題だと思います。  そして、準備の指示と申しますけれども、それはなるべく早く、でき...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 報道は先走って予測記事を書きます。あくまでも今出ています報道は予測である、その新聞社の予測であるというように御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(福田康夫君) まず第一点、恒久法と申しますか、一般法と私ども申しておりますけれども、一般法の検討のタイミングはどうかということでございますが、これはそう簡単に済むものではないというように心得ておりますので、また我が国の安全保障との関係もございますので、慎重に検討してま...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私は、報道でその名前が書いてあるわけじゃありませんよね、だれが言ったというようなことをね。報道は、福田官房長官がこう言っただとか、そういうことでうそが随分たくさんあるんですね。言ってないことが言ったというふうになっちゃっているんですよ。それをそう書いてあ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 今回、二年間の期限が来て、附則第四項により二年の追加をお願いする、こういうことでございます。これが御賛同を得られれば、また二年間ということであります。  しかし、では二年間ずっと続けるかどうかというのは、これは今予断することはできないということでござい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 総理、私も、外務大臣もそうだと思いますけれども、そういうような具体的な話があったということはございません。
11月25日第158回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○福田国務大臣 調査団というのは何回か送っております。いろいろな形でもって、その時々の必要に応じてやっているということでございます。  調査の報告を、じゃ、その都度国会に報告しているかどうか、こういうお尋ねでございますけれども、それは、できるものについてはしなければいけない、こ...全文を見る
○福田国務大臣 私も正確に記憶していないんでありますけれども、先般、国会の中で、このイラク関係の委員会におきまして部分的に報告をしているかどうかということであろうかと思います。全体まとめて報告するということはなかったと思います。
○福田国務大臣 ですから、そういう国会において求めがあれば、それはその都度対応するということでございます。まずそういうことで、今までそういうことがあったのかどうか、求めがあったのかどうか、その辺は私も今記憶がございませんので、これ以上お答えしようがないということでございます。
○福田国務大臣 今般の国会において、国会の中、委員会の中においてそういうようなお話があったというようなことでございますれば、それは、先ほど申しましたような状況の中でどこまでお答えできるか、こういうことでございます。
○福田国務大臣 具体的なことでございますので、私の方から答弁をさせていただきます。  サマワにつきましては、これまで、現地を担当するオランダ軍に対しまして、今まで攻撃が行われたことはないということもございます。また、サマワ周辺の部族の序列が同市の評議会に反映されておりまして、評...全文を見る
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○福田国務大臣 昨日は大変大きなニュースがございました。私ども、大量破壊兵器の捜査も、調査と申しますか、それもはかどらない、そしてまたフセイン元大統領もなかなか捕まらない、こういうことでもって、一体どうなっているのかな、こういう気持ちも実はないではなかった。こういう状況の中で、昨...全文を見る
○福田国務大臣 委員から今おっしゃられたとおり、これはまさに我が国の国益からの判断でもって、今回の法律に基づいて自衛隊並びに文民を派遣しよう、こういう枠組みになっておるわけでございます。  こういうことはどういうことか。それは、我が国が国際社会の中でどういう立場にあるべきか、こ...全文を見る
○福田国務大臣 委員のおっしゃるとおり、世論調査をしますと、国民の大方は、なぜ自衛隊が行くのか、こういうことでありますけれども、しかし、最近の世論調査をよく見てみますと、復興支援に協力をした方がいい、そういう意見というのは過半数を占めている、こういうようにも見ております。何もしな...全文を見る
○福田国務大臣 我が国が自衛隊をイラクに派遣することについて国民もいろいろと御心配いただいている、こういうことでございますが、そういうイラクに我が国がなぜ自衛隊を派遣するのか。これはまさに人道復興支援ということに絞られているわけでございまして、武力を行使する、そのために行くわけで...全文を見る
○福田国務大臣 イラク南東部ですか。私は今そういう話は聞いていないんですけれども、いずれにしても、文民が行くということになれば、安全ということは大事なことです。自衛隊は自衛隊のできる範囲の、自己防衛とか、そういうことができますけれども、文民にはできません。ですから、その安全対策と...全文を見る
○福田国務大臣 そういう活動について、それは将来的にあり得るというようには思っております。しかし、今の段階において、まだ自衛隊も行っていない、そういう状況において派遣をしていくということは考えておりません、今の段階で。
○福田国務大臣 今後の状況ということもあります。急速に事態が変わって治安がよくなっちゃったということがあれば、それは派遣することはできますけれども、現状において、今派遣するという具体的な考えはございません。
○福田国務大臣 はい、おっしゃるとおりでございます。
○福田国務大臣 今回のこの法律は、人道復興支援が中心的な課題である、こういうことでございます。安全確保支援、そういうことも基本計画に書いてございますけれども、これも仕事としては入っております。この安全確保支援の中には、武器弾薬を込めてもいいんです、考え方として。しかしながら、これ...全文を見る
○福田国務大臣 まず、予算のことでございますけれども、今般決定されました基本計画に定められる派遣部隊の規模、それから活動期間の枠組みなどを踏まえまして、派遣される自衛隊部隊の活動に支障の生じることのないよう留意しながら、現在、関係省庁間において所要の検討が行われております。現段階...全文を見る
○福田国務大臣 では、私からお答えしますけれども、武器弾薬を運ばないというのは、これは総理が人道支援、復興支援、こういうふうなことでそれを重点に置きたい、こういうようなことで明確に、武器弾薬は運ばない、こういうふうに言われたわけでございまして、そういうことでそれは運ばない。これは...全文を見る
○福田国務大臣 東京でテロを起こすとかいうようなこと、これはもう、今防衛庁長官も答えられたように、全く根拠はわかりません。調べてもわからない、そういうことであります。単なるおどかしということもあるかもしれぬし、それ以下のこともあるかもしれぬというようなことでございまして、そういう...全文を見る
○福田国務大臣 熱弁を振るわれていらっしゃいますが、いろいろお伺いしていますと、何か、いかにしたらイラクの復興支援をしないで済ますか、そういう理屈を一生懸命述べられているようなそういう印象を受けました、はっきり申し上げまして。そういうことでいいのかなということなんですが、アメリカ...全文を見る
12月16日第158回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(福田康夫君) イラク全体、これ、まだら模様というように言ってもいいんだろうと思います。テロ活動が頻発するようないわゆるスンニ・トライアングルという地域もございますし、そうでもない地域もある。  そして、今御指摘ありましたムサンナ県、この地域については、イラクの南東部...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおり、これは段階的なことがあろうかと思います。  今現在の状況の中において我が国が許される行動ということ、またできる行動ですね、可能な行動、これからスタートをするということでありまして、水の供給とか医療活動をするということが、をしていく...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) この、何と言ったかな、支援活動ね、安全確保支援活動、安全確保支援活動のいろいろなその業務を書いてございます。その中に輸送というものがございます。その輸送の中には、兵員の輸送というものもこれも排除されないと、こう考えております。
○国務大臣(福田康夫君) その中には武器弾薬も排除されないということでありますが、これは再三申し上げているけれども、武器弾薬は総理のお考えとしてこれは輸送しないと、こういうふうに総理が判断をされたものでございます。
○国務大臣(福田康夫君) はっきりもくそもない、何度も同じことを言っているじゃないですか。武器弾薬はね、これはこの中に入っているけれども、しかし政策判断として、総理の政策判断として運ばないと、こういうふうに言っているじゃないですか。
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど来、委員は、一緒にこん包していかなければできないと、こういうようなことを言っておられる。これは今回の議論じゃないでしょう。
○国務大臣(福田康夫君) いやいや、そうじゃない。それはあなたが今言っているんじゃないですか。
○国務大臣(福田康夫君) 黙って聞いてください。  あのね、それは前の議論でしょう。今回の議論じゃないんです。これは、今回は総理の政策判断として、その武器は運ばない、武器弾薬は運ばないと、こういうふうに言ったんだから、運ばないようにするしかない。それは実施要項を決める中できちん...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、国会の適切なる要求あれば、これはそれに応ずるということになっております。ですから、そういう意味で我々も誠意を持って対応すべきであるというように思います。  しかし、いずれにしましても、国会の方で運営のことについては決定されるものでございますので...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 私、正確に条文見ていませんけれども、たしか要求のあったときは、これは、例えば次の国会が近いというときにはその国会でよいというような判断もできるように理解しておるところでございます。ちょっと正確に記憶いたしておりません。
○国務大臣(福田康夫君) いえいえ、忘れた……
○国務大臣(福田康夫君) 今聞きましたら、期限は特に定めていないと、こういうことですね。でありますので、それでは間に合わないということで、この閉会中審査という、こういう、何というんですか、役割があるのではないかというように思っております。
○国務大臣(福田康夫君) そういう話が、臨時国会、要するに年内開けと、こういう話ですね、というような話があったというのは私も聞いております。  しかし、そのときに、十二月の中旬以降は予算編成もあるということで、この時期に臨時国会をするということはその編成、予算編成に支障を来すの...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 小型核兵器の開発について今の段階というのはまだ研究開発をするという、そういう正確にちょっと、正確には外務大臣から聞いていただきたいんですけれども、そういうような段階で、それも実行するかしないか分からないような段階ではないのかというふうに思います。  で...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 昨日、総理がどういうように言われたかも正確に覚えていませんけれども、まあ私の印象としては、こういうようなものについての、特に核開発といったようなものについては慎重にしてほしいという、先ほど私申し上げました、そういうようなニュアンスで言われたというように思...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) これは、フセインの要するに犯罪という、そういう意味におきまして申し上げれば、これはイラク国民、これは一番被害者だと思います。また、イラク国民のみならず周辺国もございまして、イラン・イラク戦争というものもあったわけです。クウェートも侵攻されたと、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 委員の御指摘のとおりだと私は思います。それだからこそいろいろな攻撃等に、危険に備える訓練もし、またそれなりの武器を持つ。それなりのというように申し上げたのは、あくまでも自衛ということを中心とした武器を持つ。正に今回の特措法におきましても、自己防衛というそ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 先ほど私が申し上げた武器弾薬を実施要項の中で整理すると、ちょっと御理解いただけるものと思ったものですからそういうふうに申し上げましたけれども、要するに物資、武器弾薬は運ばないということを実施要項の中で記載していくと、規定していくと、こういうことになるわけ...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、復興支援職員は医療、「医療」の場合には「イラク国内における病院・医療施設」ということになっています。それからまた、「イラクの復興を支援する上で必要な施設の復旧・整備」、その場合には具体的に「イラク国内における浄水場等の公共施設」と、こうい...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) それは確かにおっしゃるように、自衛隊の方が自衛手段を持っていると、こういう人たちは、復興支援職員は持っていない、だからその人たちが方々に行くのはおかしい。それはごもっともな話だと思いますよ。  ですから、今後、具体的活動を調整していきますけれども、この...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) いいですか私で。  今回のイラクへの復興支援をする、これは自衛隊とそれから文民、両方ございますが、復興支援職員ですね。この判断というのは、これはあくまでも日本の立場に立って、日本の国益を考えてそうすべきであると、こういう考え方です。もちろん、イラクの復...全文を見る
○国務大臣(福田康夫君) 日米同盟、国際協調と何度も申し上げておりますけれども、両方これを一致させることができれば非常にいいわけなんですけれども、国際協調が今一部図られていないという部分はあるかもしれない。しかし、合意はあるんだろうというように思いますので、そのことを目指して我が...全文を見る