福田康夫

ふくだやすお



当選回数回

福田康夫の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月09日第168回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 冒頭、小沢代表から言われました、国民の立場に立った政治を進めなければいけない、私、全く同感でございます。私の十月の所信表明で、そのことを明確に申し上げたわけでございます。  そういう観点からしますと、この年金問題というのは、今までどうしてこういうこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ごもっともなお話でございまして、私もそう思っておりました。  そこで、そこに至るところまでどういうふうにするかという手順を少し説明させていただいてよろしいでしょうか。  ただいまやっておりますのは、今、五千万件あるうちの千百万件について、これを特...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それを四月から十月にかけてまずはやるということを決めているわけです。そして、それをやりますと、またそこからフィードバックしてきたものがこの千九百七十五万件の中でいろいろ出てくる可能性があるんですね。ですから、そういうような作業をした上で、より確かなも...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) おっしゃることはもっともですと言いたいところなんですけれども、この四月から十月までに九千万人分出します。出しますが、これは確認作業なんですよ。確認作業です。また、確認作業ですから、一件一件出せばいいという話じゃないんですね。返ってきたものを一々チェッ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私も、本当に考え方は同じだと思いますよ。この問題を早く解決することが信頼につながるというように思いますから、それは人間もたくさん投入しなければいけない、それも事実ですよ。ですから、人が足りないからという言いわけはできないというように思っております。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 自衛隊の海外における活動ということについては、我が国は極めて慎重な姿勢で今までやってきたわけですね。そのために、一九九〇年の湾岸戦争のときには小沢代表も、当時、自由民主党の幹事長として大変御苦労されたということはいろいろな記録で拝見いたしております。...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、ただいま申しましたように、憲法九条に抵触しないかどうかということは、もう長年の議論なんですね。ですから、一九九〇年の、小沢幹事長が法律、法案を考えられたようでございますけれども、それは憲法に抵触するのではないかといったような意見があって、そし...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、私申し上げたとおりなんでありますけれども、そういうようなことを前提に今までこのテロ特別措置法というのは二〇〇一年に成立したわけですね。これはもう今の新しい法律も基本的には同じなんです。仕事の中身はちょっと違いますけれども、限定しましたけれども、基...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) テロ特措法でインド洋に行く日本の艦隊が、艦船が、これが国際社会に対する貢献だと私は思っております。例えば、米軍に対する補油、補給、これはありますよ。しかし、圧倒的に多いのはフランスとかパキスタンとかほかの国々なんです、今。そして、今、そういう国々の艦...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大いにあるというように思いますので、私どもはこれは非常に意義のある活動であるということを考えていることを一つ最後に申し上げたいと思います。  いろいろこれは議論をするところは多いと思います。特に、今回、民主党の提案をされました対案、自民党のテロ新法...全文を見る
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 十二月の委員会でもってそういうようなお答えをしたことございます。  ただ、これは、国連安保理決議に基づく措置であれば武力行使に当たる行為も許されると、こういうふうな考え方を言われたというような文脈の中で、そういうような考えは取らないということを強調...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、状況によるわけですね。現在のアフガニスタンの状況というのは、これは厳しい状況です。厳しい治安状況の中でありまして、そしてそういう中でもってこれまで随分多くの犠牲者が出ていますね。ISAFの中で出ているんですよ。そういうふうな状況でありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私が申し上げているのは、現状は厳しい状況はあると。ISAFの活動をする前提として治安状況というのはあるわけですね。治安状況があって、そしてそれは散発的なテロとかいうようなことであれば憲法上の抵触ということに当たらないかもしれないけれども、し...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私が冒頭申し上げたでしょう。国連安保理決議があれば武力行使に当たる行為も許されるという、そういうような話だったからそういうふうに申し上げたわけです。そういうことでない、そういうことでないことであれば、それはISAFだってやっていいんですよ、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日本政府として九・一一同時多発テロ事件以降、いろいろなレベルでもって米政府の関係機関等に対して事件関連情報また各政府機関の対応について照会して情報交換を行ってきております。我が国は、このように入手した非公開情報や外国政府等が作成した報告書等の公開情報...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 政府は、九・一一テロ事件の発生を受けまして、在ニューヨーク総領事館に設置されました対策本部に警察庁の国際テロ緊急展開チームを派遣しまして、米国法執行機関との連携や行方不明邦人の身元確認等に関する情報収集を当時いたしました。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私はそういうことを言ったことはありません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国として、米国が明らかにした情報を含む各種情報を総合的に判断して九・一一同時多発テロはアルカイダにより実行されたものと、こういう判断をいたしております。現時点でなすべきは、そのようなアルカイダ等によるテロを根絶することでございまして、国際社会はそ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 湾岸戦争は一九九〇年ですよね。あの当時は国際平和協力法もなかったんです、法律なかったんですよ。自衛隊が海外に行くなんて言ったら大騒ぎしたんですよね。そういう時代です。あの法案だって通すのに当時物すごい国会で抵抗ありまして往生したことを覚えておりますけ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一般論で申し上げれば、自衛隊が海外に行って行う活動の内容がもう決まっている、あらかじめ決まっているんだということになりまして、そういうときに事前に国会承認を取るかどうかといったようなことについては、私どもは、内容が決まっているんだからそれは法案ができ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) あれですか、国連決議があればということで、自衛隊の活動の海外派遣の根拠にする、こういうことですけれども、そういうことで合意をしたということではありません。それは大変大きな問題ですからね。ですから、当然のことながら、国会でも十分な議論をしていただきたい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今御説明申し上げましたけれども、やっぱり日本は国際社会に対する協力というものはずっとやってきました。それも限られた条件の中で一生懸命やっているという、そういう姿を示してきたと思いますよ。しかし、今回はそういうことがなかなかできないというその様子を国際...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一般法のことにつきましては、今までも随分もう何年にもわたり議論をされてきました。特別措置法がある限り議論があるんだろうというふうに思いますけれども、ですからやはり一般法というものを制定するというのは、これは将来的には大事なことだというふうに思っており...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 立法府の委員会の調査でございます。ですから、立法府の御判断によって実施されるということになります。そのことについて政府として意見を申し上げるというのは、これは遠慮した方がいいんじゃないかというように思いますけれども、適切な調査が行われるということにお...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 防衛省、庁が省に昇格して一年たちまして、この一年に様々な問題が発生したと、これはもう今改めてということでない、その前から起こっていたことだということでございまして、こういう問題が内在されていたというそういう状況を見抜けなかったということは極めて残念だ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 現在、防衛省がまた自衛隊が生まれ変わると、そういうことを目指して防衛省の改革会議というものをやっております。ここで的確なる答えを出していただきたいと思っておるところでございまして、今委員がおっしゃるように、防衛省・自衛隊というのは今までの延長線でいい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一般法がないから自衛隊の海外における活動については国際平和協力法以外は特別措置法で対応していかなければいけないということが今までの事実あったわけでございます。それはそれでいいとすることもありますけれども、しかし欠陥もあるわけですね。例えば、緊急の事態...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほども答弁で申し上げましたんですけれども、やはりこの目的は何かということに尽きると思います。それは日本の国際平和に対する協力だということでありますんで、その考え方を基本に持っていれば誤った道を歩まないのではないかと思っております。もちろんそのための...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まあ世論調査もいろいろございますよね。しかし、まあ全体見まして一つ言えることは、この法案を提出したころに比べて今随分理解が進んでいるというように思っております。ですから、そういう観点からすれば、私は国民の理解が進んだ、そしてまた同時に、この活動自身が...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) だから、先ほども申し上げたでしょう。アメリカ、アメリカと言って、アメリカしかないんですか、外国に。そうじゃないでしょう、ほかにもたくさんあるんですね。全体を考えてやっているわけでありまして、何もアメリカにお約束したとか、その話だけじゃないんですよ。国...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 和平プロセスが進行することを願っておりますけれども、現実にそうでないという事実もあるわけでございまして、しかしそれでは、だからといって、じゃ例えばISAFは引き揚げてしまうとか洋上の活動は止まってしまうというようなことになって、それ、だれが利益するん...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 何か誤解されていますよね。追随じゃないんですよ、別に。自発的に自主的に判断をして行う行動であるということなんですね。  陸上でも我が国の文民で活躍している方はたくさんいらっしゃるんですよ。ですから、そういう方々は大変危険なことを承知の上で、しかし経...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私が戦後の憲法に出会ったのはもう半世紀以上前で、委員と同じころだと思いますけど、しかし、大人の人が平和、平和と、こういうふうに言っておりましたから、そういうものをごく自然に受け止めておりました。大学なんかに入りまして、憲法という講座なんかありまして詳...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 戦争の放棄というように言ってきましたけどね。  しかし、この憲法の前文においてこういうことを言っていますよね、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と、国際協調主義ですよ。今それを実践をしていると、こういうことであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、もう内政、外交、それぞれ皆大事なんですね。ここは外交防衛委員会ですから、まあ外国との関係についてのお話というのは多くどうしてもなりますよね。ですから、そういうような外向きの話というのはここでは中心になっておりますけれども、ほかの委員会...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 国家を維持するというのは、それはいろいろな部分があるんですね。ただ一つやればいいという話ではないんであります。  そして、日本というのはどういう国かということをお考えいただければよくお分かりだと思いますけれども、それは資源のない国ですよね、石油もな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のように今政府はいろいろな問題を抱えております。その中でやはりいわゆる疑惑と言われるようなことについて、疑惑を持たれている限りはやはり行政、政治もうまくいかないだろうと、こう思っております。  特に防衛省の問題につきましては大変防衛省を揺るが...全文を見る
01月18日第169回国会 衆議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 第百六十九回国会の開会に当たり、国政に臨む所信の一端を申し述べます。  さきの国会において、各党各会派による真摯な御議論の積み重ねにより、改正被災者生活再建支援法や改正政治資金規正法などが成立しました。政治資金の問題については、政治に対する信頼を取...全文を見る
01月18日第169回国会 参議院 本会議 第1号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 第百六十九回国会の開会に当たり、国政に臨む所信の一端を申し述べます。  さきの国会において、各党各会派による真摯な御議論の積み重ねにより、改正被災者生活再建支援法や改正政治資金規正法などが成立しました。政治資金の問題については、政治に対する信頼を取...全文を見る
01月21日第169回国会 衆議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 鳩山議員にお答えを申し上げます。  障害者自立支援法について、まず御指摘がございました。  障害者自立支援法の抜本的な見直しについては、与党における検討結果も踏まえ、来年度において、利用者負担のさらなる軽減や事業者の経営基盤の強化などのための緊急...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 伊吹議員にお答えいたします。  日本のあるべき国家像、私の目指す政治についてのお尋ねがございました。  国家像につきましては、その時代時代でいろいろな考えがあるように思います。例えば、明治の日本は、欧米列強のアジア進出という危機に直面しながら、こ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 古川議員にお答えを申し上げます。  まず、今という時を過去と未来、どちらの視点から見ているかというお尋ねがございました。  来るべき未来に備えて今何をしなければならないかを考える古川議員の御指摘される未来志向の発想、これは私も全く同感でございまし...全文を見る
01月22日第169回国会 衆議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 太田議員にお答えを申し上げます。  変化の激しい時代の日本のかじ取りと生活重視の政治姿勢についてのお尋ねがございました。  日本は、戦後の焼け跡の中から国民の力によって復興し、高度経済成長をなし遂げました。しかし、世界第二位の経済大国となるなど、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 志位議員にお答え申し上げます。  労働者派遣についてのお尋ねがございました。  近年の派遣労働者の増加は、経済産業構造の変化や価値観の多様化などにより、企業と労働者の双方が多様な働き方を求めるようになっていることを背景とするものと認識しております...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 重野議員にお答え申し上げます。  格差の拡大、貧困などについてのお尋ねがまずございました。  国民生活のさまざまな局面で格差と言われる問題が生じており、こうした事態から目をそらすことなく、一つ一つの課題にきめ細かく取り組んでいくことが重要であると...全文を見る
01月22日第169回国会 参議院 本会議 第2号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 輿石議員にお答えを申し上げます。  ねじれが続く国会に臨む私の基本的な政治姿勢について、まずお尋ねがございました。  輿石議員が御指摘されたとおり、さきの臨時国会では二十六本もの法案が成立いたしました。国民にとって最善の結論を出すという考え方の下...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 尾辻議員にお答えいたします。  最初に、お母さんについてお尋ねがございました。  たまたま、群馬県、私の選挙区は上州空っ風というふうなことで、空っ風と同時にかかあ天下といったような言葉もございまして、そういうようなところからお尋ねになったんじゃな...全文を見る
01月23日第169回国会 参議院 本会議 第3号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 浜四津議員にお答えをいたします。  薬害肝炎問題についてまずお尋ねがございました。  私自身、一日も早くこの問題を解決をしたいと思っておりましたけれども、地方裁判所ごとに異なる内容の判決が出されてきたこの訴訟について、裁判所、すなわち司法の判断も...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 工藤議員にお答えを申し上げます。  まず、最近の世界的な株価の下落などに対する対応についてお尋ねがございました。  このところ株式市場においては、サブプライム問題等を背景として、アジアの新興市場も含めて世界的な株安が進行しております。他方、サブプ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 鶴保議員にお答えをいたします。  最初に、スポーツ外交についてのお尋ねがございました。  スポーツにおいては公平なルールと審判が何よりも重要でありまして、それが阻害される場合には日本として主張すべきことは主張していくことは必要であります。今回のハ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大河原議員にお答えいたします。  最近の株価の下落などに対する対応についてまずお尋ねがございました。  このところ、株式市場においては、サブプライム問題等を背景としてアジアの新興市場も含めて世界的な株安が進行しております。他方、サブプライム問題の...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 市田議員にお答え申し上げます。  国民と中小企業を応援する政策転換についてのお尋ねがございました。  景気が長い回復が続く中で、足下では賃金が伸びず、家計への波及が遅れております。景気回復の果実が家計に十分波及し、国民が景気回復を実感できるよう、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まず、三位一体の改革についてお尋ねがございました。  三位一体の改革においては、地方の自主性、主体性を高めるとともに、国、地方を通じた財政の健全化を図るために補助金の廃止、縮小、税源移譲、地方歳出の見直しに伴う地方交付税総額の抑制を行ったところであ...全文を見る
01月25日第169回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○福田内閣総理大臣 これから日銀総裁を決める、そういう段階でございますから、余り示唆的なことを申し上げるわけにいかない、今この段階で。それはもうお許しいただきたい。ただ、今こういうような、世界同時株安とかいったような大きな問題が生じてきているということで、その中における日銀の役割...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のとおり、アメリカのサブプライム問題を背景として、株式市場が国際的、世界的に大きく値下げの状況になったということでございまして、これは私どもも決して安心しているというわけじゃありません。  我が国の場合には、幸いにしてサブプライムの直接的影響というのは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日本の中小企業は日本の産業の本当に大きな部分を占めているわけでありまして、中小企業は経済の、その底力を発揮するかしないかで、日本の経済全体が活気あるものになるかどうかということが決まるんだというふうに思っております。  ですから、中小企業のいろいろな問題点は...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今の株安の現状に対してどういう認識をしているか、こういうことだろうと思いますけれども、申し上げるまでもなく、今回の株安の直接原因はアメリカのサブプライム問題というふうに端を発しているわけでございまして、それが欧州に飛び火する、そしてまた日本にも影響し、またアジ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この問題についてお話しすると長くなりますから一言で申し上げますけれども、内需の振興ということでしょう。  今の日本の経済というのは外需に支えられている部分が多いですよ。外需は、今後まだもっともっとふえるでしょう。外需依存とは言わぬけれども、外需を大事にしてい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 どのような枠組みでというお話でございましたけれども、ちょっとどういうふうに申し上げたらいいか判断に迷うところなんでありますけれども、いずれにしても、状況が、衆参で立場が違う、こういうふうなことがある、これは決定的なことですよね。  ですから、当然、我々がそう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、財務大臣もお答えしていますけれども、私は矛盾したことを考えているつもりはございませんで、この法案の、特に税制改正法案の出し方に問題がある、こういうふうにおっしゃっていらっしゃるようですけれども、これは別に、今回特別に特別な方法をやっているわけではないんであ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 別に嫌と言っているわけじゃないんですけれどもね。担当大臣がいるんですから、担当大臣が答えるような問題だと私は思いますよ、まず申し上げておきますけれども。  それから、先ほど、一つ一つ税制の評価をしたい、こういうふうなお話がありましたけれども、今の状況の中で、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろなことをおっしゃられましたけれども、中川委員はなかなか進んでいますよね、お考えが。随分先のお話をされていました。分権、そしてその先の道州制も見据えて、こういうことであったかと思います。私どもも全くその方向は同じだと思っていますよ。  ただ、議論は、た...全文を見る
○福田内閣総理大臣 一言で申し上げるんですか、イエスかノーか。  私は、担当していたわけではありませんので、当時、そういうものの予見は全くしていませんでした、一政治家として。
○福田内閣総理大臣 確かに、そういう行政上の予見が足りなくて産業界に大変御迷惑をかけた。しかし、建築だけじゃないんですね。例えば家をつくれば、家電製品とかそういうような需要もあるわけでありまして、その波及というのは非常に大きなものがあると思います。ですから、そういう意味においても...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日本を開かれた国にする、人、物、金、情報というふうによく言いますけれども。開かれた国にする、どういう分野で。そういう中で、当然そういうことはやっていきますけれども、しかし、農業がネックになっているんじゃないかというこの御意見、私は、すべてじゃないけれども、賛成...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今私が申し上げたんだけれども、やはりコミュニティーという問題もありまして、そう一遍に変えられるものではないだろうというように思います。ですから、そこは、私どもは、その第一歩として農商工連携というものを取り上げたわけです。  農商工連携というのは、農業に商工業...全文を見る
○福田内閣総理大臣 では、私からまずお答えをして、あと、財務大臣にお願いいたします。  今、表を見せていただきましたけれども、確かに日本はその表で見る限り少ないです。でも、子供も少ないんですよね、子供の割合も、比率も。ということもございますし、また国民負担率も、日本は四〇%、そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 教育費が少ない少ないとおっしゃるから、あえてそういうふうに申し上げたわけでありまして、それは、お金を余計出せばそれだけ効果が上がるというのであれば、こんなすばらしいことはないと思いますよ。そういうふうにしてもいいと思いますけれども、ただ、出し方もありますから、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 基本的にはその方向でやります。できれば前倒しをしたいと思っております。
○福田内閣総理大臣 それは、今はそういう分権に向かっての計画案ができたわけですね。それはそれで尊重してやりますけれども、それと道路がどうこうというのは、それは、そういうような分権が進んだ段階において、その分権の度合い等に応じてそういう計画を見直すことは当然あるんだろうというふうに...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私どもは、あくまでも話し合いでやっていただければ大変いいと思っているんですよ。それがやはり国民のためにもなることだろうというように思います。  前原委員は大変御理解が深いようでございますので期待もいたしておりますけれども、要するに、今御党の方では、ガソリン国...全文を見る
○福田内閣総理大臣 二十一年度、国庫負担二分の一への引き上げ、こういうことがありますものですから、それに対応するためにはそういうことも必要かなというふうに考えているところでございます。
○福田内閣総理大臣 御案内のとおり、ダボスでフォーラムが開催されておりますけれども、この会議では、経済人が中心ではありますけれども、政治家もたくさん行かれるようでございます。そこで世界のそういう方々が何を発信するかということは、割合と重要視されているというように思います。ダボスと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 まず原油問題ですけれども、原油高騰によりまして、特に冬場に寒冷地における灯油の値段が上がるとか、それから水産業とか、農業もそうですけれども、そういうところが影響を受けている。そういうことについてはきめ細かく対応するということは、十二月の二十五日にパッケージで政...全文を見る
01月28日第169回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○福田内閣総理大臣 私は、一昨日、土曜日に、スイスのダボスというところで開催されます、正式に言うと何と申しましたか、ちょっと正式名称はわからない、いわゆるダボス会議といいまして、もう三十七年間続いているんです。そういう会議でございますが、これはなかなか、世界の首脳の方などもお集ま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 洞爺湖サミットに向けてどうするか。ことしの七月に開催されます。その前にいろいろとやっていかなければいけないことはたくさんございます。我が国としてやること、そしてまた、他国に対してどういう働きかけをして、洞爺湖サミットでどういう合意を得られるかということでござい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 確かに、今厳しい財政状況にあります。今御指摘のように、財政の厳しい運営をする、そしてその限界に近いのではないかといったようなお話であったと思いますが、これは、とはいうものの、やはりその限られた財源の中で、いかにして効率的に予算化していくかということ、そしてその...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、厚生労働大臣からお話ありましたけれども、高齢化社会、そういう日本の大きな将来的な課題を背負っておりまして、毎年高齢化が進んでいるという現況であります。したがいまして、社会保障費もふえていく、そういう傾向の中で、今までと同じようなサービスを同じ費用でできるの...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国は、ガソリンの値段というのは、今までというか、大分前ですけれども、高い、高いと言われておったんですよ。アメリカはもともと安い国、今でも安いんです、破格に安いんですけれども、これは例外といたしましても、例えばOECD加盟二十九カ国のうち、ガソリンの値段は二...全文を見る
○福田内閣総理大臣 石油の将来ということを考えた場合に、これは一つには産油国の状況、それから埋蔵量の問題。これは限りがあるわけですね、埋蔵量については。それから、もう一つは地球環境上の問題。CO2を排出する石油類、これをいかにして使用、消費を抑えていくかということはこれからの大き...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、その時代背景というものがかなり大きな要素を占めるんだろうと思います。  私は、若いころ、要するに就職したころから高度成長になったんですね。ですから、余り将来のことを考えないでも自分の将来はこの経済成長の中で十分な所得は確保されるだろう、それで安定した...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これも時代により考え方が随分変わってくるな、こう思うんですけれども、石油もそうですよ。あるときは、こんなのは金を払えば買えるんだ、こう言っておりましたけれども、今やそれだけでは済まないような状況になりつつあるということです。資源も同じことです。資源の中で食料資...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国は、大きな方針として、開かれた国、こういうことを言っているわけですね。要するに、今、経済の面においても、海外に対する依存と申しますか、経済の割合というのは年々ふえているんです。今まさにアジアが非常にふえてきている。  なぜか。それは、アジアの経済も順調...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、この間の施政方針演説でもってスポーツというように申し上げました。あえてスポーツというふうに申し上げた理由は、スポーツの方が体育よりも前向きに、また広い概念でとれることができるのではないかということです。体育と申しますと、やはり個人的な体力みたいな、そうい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、やはり内需というのは大事ですよ。ですから、内需の振興ということ、そういう観点からしますと、やはり国民が消費できるようなそういう環境をつくらなきゃいかぬということなんですけれども、何となく閉塞感がある。今大田大臣の方から話がございましたとおり...全文を見る
○福田内閣総理大臣 現在、正規雇用という方が以前に比べて減っている、率としても減っているというような状況、これはやはり社会情勢も反映しているんですね。  特に若い人は、一生私はこの会社に勤めますという、昔、普通持っていたそういう感覚は、今はなくなってきているという状況がある。ま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のとおりでございまして、歳入関連法案、これは歳入予算の裏づけになるものでございますから、こっちの歳入関連法案が通らないといったようなことになりますと、これは国民生活に直結することになります。それの国民生活とか経済活動等に与える影響というのは、さまざまな面...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、官房長官から答弁をしたとおりでございまして、それ以上のものではないんですけれども、国会では、具体的に言えば、政策等について議論をして、そしてそこで決定する、そういう機能があるわけでありまして、ただ、今のお話にあるとおり三権分立ですから、そのバランスをとって...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは官房長官が答弁しているじゃないですか。憲法第四十一条で、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」こういうふうに述べているところでございます。
○福田内閣総理大臣 憲法に規定するとおりでございます。(発言する者あり)
○福田内閣総理大臣 憲法第四十一条に、国権の最高機関である、こういうふうに書いてあります。
○福田内閣総理大臣 国会議員によって構成される内閣を議院内閣制と言っております。
○福田内閣総理大臣 官僚のやることはすべて悪い、悪いことをしているんだという前提に立つと、そういうような御意見も妥当性が出てくるのかもしれませんけれども、それはやはり必要性に応じて政策が実行されているわけであります。例えば予算の執行ということを具体的におっしゃっているんだろうと思...全文を見る
○福田内閣総理大臣 菅委員も、御自身も厚生大臣をやられた経験がおありなんですよね。ですから、そういう経験を通して今おっしゃっているのかどうかわかりませんけれども、私は、そういうことであってはならない、そういうつもりでおるところでございます。
○福田内閣総理大臣 道路特定財源というのは、道路に関する受益と負担、そういう関係が明確であるということから、これまでもおおむね五年ごとに検討して、そして納税者である自動車ユーザーの理解を得ながら、また国会においても必要という議決をいただいて今日まで継続されてきたものでございます。...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路につきましては、自動車ユーザーという特定の集団の受益と負担、こういう関係が明確であるということは先ほど申し上げました。  そして、例えば今おっしゃった医療とか教育とかいうようなことになりますと、今申し上げました二つについては、国民があまねく同等に受益者と...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほど来、道路特定財源、なぜ道路だけは特定財源なのかという御質問がございまして、それからお答えしますけれども、道路は、自動車に乗る人はガソリンを余計使って、そして応分の負担をしてもらう、こういうことでございます。教育、医療はそういうわけじゃありませんよね。自動...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほど来、菅委員のお話を伺っていまして、率直に申し上げまして、ちょっと考えが過ぎるんじゃないかな、こう思いました。  千八百数十の自治体の長がみんな国土交通省が怖くて物も言えないということは、あり得ないことですね、今は。今のようなこんな自由にみんなが物を言え...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私が申し上げておりますのは、長期的に言えば、二〇五〇年に半減するということなんです。ですけれども、その過程においてどうするかということであります。いろいろな考え方があり、EUではEUとしての発言がございました。  ただ、問題は、すべての国が、特に主要排出国が...全文を見る
○福田内閣総理大臣 二〇五〇年に半減するというのは、昨年のサミットで合意を得たところなんですね。ですから、そういう……(菅(直)委員「ですから、日本がですよ」と呼ぶ)日本は、ですからその考え方に沿ってやる。二〇五〇年に半減でいいのかどうか、ほかの国が半減できないときには、世界の全...全文を見る
○福田内閣総理大臣 何度もお答えしているとおりでありまして、我が国として、二〇五〇年に半減する。しかし、それまでの間に、二〇二〇年もしくは三〇年の間にピークアウトする、要するに、天井を打つということですね。そこから本当に減らしていかないと、そういう半減目標は達成できないということ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 基本的な問題ですけれども、世界の環境をよくする、CO2を削減するということになりますと、他国にある森林をカウントする、そのためにお金を出すというようなことは果たしていいのかどうか。中長期的に考えた場合には、世界全体でそんな余裕もなくなってしまうということもある...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この年金問題、今生じている問題、このことは、それはもう四十数年にわたりまして、四十年間という長い長い期間にわたるいろいろな問題があったんだと思いますけれども、それはやはり、国が管理している制度でございますから、その管理の仕方に問題があったということは、これはも...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、厚生労働大臣からも答弁申し上げましたけれども、これまでの過程においていろいろな問題があったと思います。そういう問題があって、御指摘も受けながら、また御批判も受けながら一つ一つ改善をしていくということでありますけれども、根本はやはり、受給者と申しますか、相手...全文を見る
○福田内閣総理大臣 見通しと実績の違いということでありますけれども、見通しは見通しなんですよ、あくまでも。ですから、どんぴしゃ一致するなんてことはめったにないことでありまして、一致したらそれはそれでいいですけれども、それは偶然ということも随分あるんだろうと思いますよ。  ですか...全文を見る
○福田内閣総理大臣 暫定とはいいながら、やはりこれは必要性があってお願いをしているわけでございまして、よろしくこの三月中にその法案が成立するように御協力をお願いしたいと思っております。
○福田内閣総理大臣 ダボス会議は、私は、TICAD4もございますし、またG8サミットもあるというようなことで、これを重視しておりました。ですから、非常に短い時間でございましたけれども、出席をして、そしてまたいろいろな方々と話し合いをし、そしてまたスピーチをしまして、日本の基本的な...全文を見る
○福田内閣総理大臣 細野委員とはちょっと認識が違うようでございまして、私は、非常に積極的に、前向きにサミットをリードしていけるだろうというように思っております。  ただ、これからいろいろな国と話し合いをしなければいけないということですよ。G8の国だけじゃないんですよ、途上国とも...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、何も私が突然言い出した話じゃないんですよ。もう既に、何回もこういう話をしているわけです。この委員会でもこの問題は取り上げられていると思いますよ。そして、温暖化対策ということも配慮した予算の執行ということについて説明しているんではないかと思います、過去の...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国も環境に対して直接的にもっとお金を使うべきだといったような話がございます、環境税の話もございます。過去においても何回かそういうふうな議論もございました。しかし、これはやはり、環境税を取らなければ、財源の問題もあるわけでありまして、ほかのところは今一生懸命...全文を見る
○福田内閣総理大臣 工事費の中に宿舎がどうして入っているか、こういうことでございますけれども、ちょっとこれは担当大臣によく聞いていただきたいと思います。  一般的に言って、宿舎費、これは道路整備の要員のための宿舎、これは認めてあげていいんじゃないかと思いますよ。ただ、福利厚生費...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ただいまの御質問でございますけれども、内閣としては既に、税制改正法案、そしてまた関税定率法等の改正案、また地方税法改正法案を提出いたしたところでございまして、国会においてこの三法案が速やかに審議をされて、そして年度内に成立するということを願っておるところでござ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 質問の御趣旨ですけれども、今私が答弁したばかりですよ。要するに、与党としてどういうようなものを考えているか、そういうふうなことに、内容について承知しているわけじゃありません。そういうことをやるかどうかということも私は知りません。  ですから、それは、ただいま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 与党の方も、これは国民経済に、また国民の生活に影響を与えることのないように、歳入歳出一体となって年度内に成立するようにということで、一生懸命いろいろ考えてくれているんだろうと思います。  ですから、与党の方でどういうふうな結論を出すのか私にはわかりませんが、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今おっしゃられたことは、国会の運営の問題ですよね。ですから、私どもから、国会運営をああせいこうせいと、こういうふうなことを申し上げる立場にはありません。  ありませんけれども、今やっていることが、何も特別変わったことをしているわけじゃないんですね。いつも同じ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 埋蔵金という言葉なんですけれども、これは特別会計とか独法で、法律に基づいて各年度の財務諸表がすべて公表されておりますから、その積立金等が埋蔵金と言われるようなものかどうかということでございまして、私も、その言葉が本当にいいのかどうか。埋蔵金というと、いかにもあ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほど申しましたように、特別会計の保有する積立金、これはそれぞれの目的があって積み立てているものですから、無駄があるというふうには理解はしていないんです。その積立金の約八割は、厚生保険と国民年金という保険事業……(細野委員「抜いてます」と呼ぶ)除いてますか。そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 年をとってもよかったなということが実感できるような社会にしたいと思います。
○福田内閣総理大臣 ただいまお話にありますような事情については、これは丁寧に説明しなければいけないと思います。天引きに当たって高齢者の方々にきめ細やかな相談を行う、そういうことを市町村に徹底したいというように思っております。
○福田内閣総理大臣 御質問があって初めて知りました。
○福田内閣総理大臣 映画は見ました。  排出権について申し上げれば、排出権に対する評価、これはまだ確定はしていないと思います。それは、いいところもあると思います。しかし、排出権をマーケットに出して、そして市場価格で決めるとかいうようなことについて、果たしてそれでいいのかどうか。...全文を見る
○福田内閣総理大臣 なかなか難しい質問でございますけれども、七十五歳以上の、私もそんなに遠くないところでありますので、自分のこととして考えた場合に、さあ、余りよく知られていないかもしれないというような感じがいたしますので、もしそうであるならば、これをよく周知徹底するような努力をし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私、勉強不足で知らなかったんですけれども。
○福田内閣総理大臣 ただいま大田大臣の方から御答弁申し上げたように、いろいろな対策が実行段階に入ったということでありまして、当面の対応ということになりますけれども、原油高騰も状況が改善される、すなわち値下げになるとかいったような、そういうふうな見通しが今あるわけではありません。で...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは一般的な話になりますけれども、この予算及び関連法案を年度内にどうしても成立させないと国民生活に影響があるんだというようなこと、そういう観点から、どうしたらよいかという話はしておりますけれども、具体的にではどうするかといったようなことで、私ども、これだとい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 自民党の総裁という立場ですが、今ここでは行政府の長という立場で答弁をしないわけにはいかないわけでございます。  そういう立場で申し上げれば、今政府で提案するこの法案について、ぜひ御理解を賜り、そして国民生活に影響を与えないようにしたい、そのことしか考えていな...全文を見る
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○福田内閣総理大臣 気候変動問題の解決に当たりましては、すべての主要排出国が参加するということが極めて大事なんであります。もう決定的なことですね。そして、世界全体としての排出削減を目指す、そういう枠組みを構築していくことが大事なんであります。私は、このダボス会議でもって、クールア...全文を見る
○福田内閣総理大臣 石油の価格というのは、伝統的に言えばアメリカ着、中東の価格もアメリカ着で決まった、こういうことがありまして、これはずっと伝統的に行われてきたんですね。ですから、それでアメリカのその〇・五%が今でも引用されるということになっているんです。  昔はやはりコストベ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のとおりのことでございまして、国際会議で日本の首脳がそこに顔を出していないということは、そこで、首脳であれば発言できても、そうでないと発言させてもらえないといったような国際会議の状況を考えまして、日本の主張が国際場裏に通らないということになりかねないわけ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 一般法の必要性の是非につきましては、暫定措置をイラクで行いました、あのときからの議論なんです。ですから、もう随分長いんですね。  ただ、そういうような暫定措置を実施している間はなかなか難しいだろうという議論もございまして、今まで国会で取り上げるということはな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 米軍の再編、特に普天間飛行場の移設、返還というのは、沖縄県民の負担を軽減する、そういうためにもぜひ実現をしなければいけない、そういう課題であると思っております。  普天間飛行場代替施設については、現在の案は、生活環境、自然環境、そしてまた実行可能性に十分留意...全文を見る
○福田内閣総理大臣 北朝鮮問題については、六者会合などを通じました関係国の努力によりまして一定の進展はあるわけでございます、分野ごとにいいところ、悪いところございますけれども。六者会合共同声明の完全実施に向けて、今後一層の努力をしていく必要があると思います。  また、先般大統領...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員が御指摘になりました、私、昨日も答弁の中で申し上げたように、二〇五〇年五〇%削減というのは、これは世界の目標なんですね。我が国も、とりあえず五〇%削減はしなければいけません。しかし、ほかの国がそこまでいかないというのであれば、先進国は、我が国も含めて、さら...全文を見る
○福田内閣総理大臣 温暖化問題は、省エネだけでは済まないんです。省エネ以上に経済成長が進んでしまえば、排出量はふえてしまう、そういう結果になりかねないわけでありますので、やはり総排出量というものを規制していかなければいけない、またその目標を立てなければいけないということは当然のこ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今の状況はもう皆様方よく御案内のことでございまして、そういう状況の中でどういう打開の方法があるのかということであります。  何もこの予算とか関連法案とかいうだけのことでない、いろいろな政策について同様な問題が起こる、そういう状況の中で一体どうするのか。これは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、予算及び予算関連法案の取り扱いについて与野党で協議しているわけですね。それは、結局何かといったらば、国民生活に影響を与えないような形で審議が進まないかどうか、この一点について議論をされているというように伺っておりますので、それはどういう結果になるかわかりま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、国会の運営上のことで話し合いをしている最中です。そして、どういうようなことを考えているか、その中身について私どもは承知しておりません。ですから、それは、国会運営を上手にやっていただきたい、そして、少なくとも、国民生活に心配を与えるような、そういうような事態...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私の意思は、何しろこの法案が三月末までに、年度内に成立をする、そして国民生活に影響を与えない、心配をかけないということでございまして、それ以外ございません。
○福田内閣総理大臣 私は、今ここでは行政の長として立って答弁しているんですよ。薬害肝炎のときは与党の総裁でありますよ。与党の総裁として与党の幹事長に検討をお願いした、こういうことでありまして、今は、与党の総裁であるかもしれぬけれども、しかし、ここに立っているのは総理大臣として立っ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 議員立法、議員立法とおっしゃるけれども、私は、その議員立法の中身も承知しておりませんし、それを実際に出すか出さないか、そんなことも承知していないんですよ。それは、今まさに、話し合いの結果ということでしょう。だから、そういうことにならぬように話し合いに応じてほし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 もう何度も答弁していることなんですけれども、地球温暖化のためというか、地球温暖化に役に立つ部分があるわけですよね。それは、昔あったでしょう、東京で、新宿区の柳町で、交差点でもって渋滞があって、そしてあの近辺が、住民が何か公害ぜんそくになってしまったといったよう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 中身、本当に承知していないんですよ。新聞では見ていますけれども、また話としては聞いておりますけれども、しかし、それは与党の方で、任せてほしい、こういうふうに言われておりますので、私はそれ以上関与しないことにいたしております。
○福田内閣総理大臣 ですから、あらゆる可能性を考えて、今、与野党間で交渉している最中でしょう。ですよね。やる、やらないと決めた上で話しているんじゃないと私は思いますよ。ですから、そういう段階において、私がその内容に関与する、そういうふうな立場にはないし、また必要もないというように...全文を見る
○福田内閣総理大臣 何度も申し上げますように、今交渉している最中じゃないですか。する、しないなんて、そんなことを言っているわけじゃないんじゃないですか。
○福田内閣総理大臣 私は、私の立場で、この予算案が歳入と歳出一体でもって成立してほしい、そういうことなんですよ。やはり、そういうことでない、歳入の方が決まらないで歳出が決まったというようなことは今までなかったわけですから、それをぜひ実行していただきたい、年度内に両方通していただき...全文を見る
○福田内閣総理大臣 全く連絡はございませんでした。
○福田内閣総理大臣 私どもは、あくまでも誠意を持ってお話をしていく、そういうような国会運営というのを心がけていかなければいけない、こう思っております。ですから、野党の皆様にも、ぜひそういう我々の対応におこたえいただきたいと思います。  何しろ、歳出と歳入が一緒に法律として成立す...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国は、これからいろいろな課題に取り組んでいかなければいけないんです。  私は、施政方針でも、それをまとめて五つの課題を取り上げました。これは、我が国が今現在、そしてまた将来に向かってなし遂げていかなければいけない課題だと思っておるわけでありますけれども、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 戦略性がないとおっしゃいましたけれども、戦略性、あるじゃないですか。  公共事業だって、今、ほかの国に比べて比率が高いというお話がございました。それは事実は事実として認めた上で申し上げますけれども、その公共事業だってこの七、八年間で半分に減ったんですよ。これ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いや、そのとおりやっているんですよ。そういう、地方にすべて任せろというお話、これもわかります。これは分権ですね。分権をしていかなければいけない、もちろん財源もつけなければいけない、そういうようなことをいろいろ取り組んできておるわけです。  道路の場合に、すべ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、日本が置かれている財政事情を考えて、簡単に、はい、そうですというふうに言いたいところだけれども、やはり諸般の状況を考えながらやらなきゃいかぬことはあると思うんですよ。しかし、その必要性が本当にあるということなのかどうか、よく吟味した上で判断していきたいと思...全文を見る
○福田内閣総理大臣 反対するのは、これはやむを得ないところもあるなというふうに思います。私も、個人、消費者の立場だったら、安い方がいいですよ、それは。私が自分で運転するという立場であれば。そういう気持ちが素直にあらわれているというふうに思っております。
○福田内閣総理大臣 一般論として、何でも安い方がいいんですよ。そういう気持ちをお持ちなのは、これはもう当然だと思います。
○福田内閣総理大臣 今、その問題はまさに与野党間で協議している最中なんですよ。やるというふうに決めて、何かやっているというふうに私は聞いておりませんよ。ですから、あくまでも話し合いですから、それは野党の方々にも理解をしていただかなきゃ、協力を仰がなければいけない。国会を正常に運営...全文を見る
○福田内閣総理大臣 まさに仮定の話ですから、仮定のことにお答えする必要は私はないと思いますけれども、そういうことがないように、あくまでも話し合いで解決をしてほしいと思っております。
○福田内閣総理大臣 そういうお話の前に、やるべきことはあるわけですね。やはり与野党でよく話をしていただきたいということです。
○福田内閣総理大臣 問題は、委員のおっしゃるのは、ガソリン税をどうするか、こういう話でしょう。このことについては、幾らでも審議できるじゃないですか、成立するまでの期間が十分にあるんですから。その期間に、いい悪い、いろいろ議論されるのが、これが本来の姿ではないかというふうに思います...全文を見る
○福田内閣総理大臣 正々堂々、この問題について議論をすべきだと思いますよ。今、中期計画のことも言われましたけれども、そういう内容についてよく質問してくださいよ。そして、疑問をただしていただきたいと思いますよ。  今は、いずれにしても、これは与野党間で協議をしていることであって、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、何も出ているものでもないことに対して、それがどうのこうの言ったって意味ないじゃないですか。もう少し、本当に静かに議論ができるような雰囲気をつくっていただきたいと思いますよ。
○福田内閣総理大臣 同じことを何度も何度も聞かれて、私も、同じことを繰り返して言うのも正直言って余りうれしくないですね。  これは今、御党の代表の方々が話している最中でしょう。もし本当に委員が心配されるんだったら、そこに行って一緒に話しされてきてはどうなんですか。まだどんな中身...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私どもの幹事長云々というお話ございましたけれども、幹事長だって、何もけんかしようなんて思ってやっているわけじゃないと思いますよ。そうじゃないことで努力しているということを私に言っていますからね。だから、そういう気持ちでやっているんだから、素直に対応して、そして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 同じことを何度も聞かれますけれども、あくまでも話し合いで解決したい、そういう一念でやっているんですよ。
○福田内閣総理大臣 これは国土交通省でよく調べていただきたいと思います。  一般的に、もし委員がおっしゃられるような疑念があるのであれば、それは明らかにされるべきだと思っております。
○福田内閣総理大臣 厚生労働大臣が再三お答えしているとおり、その新聞広告は、何しろ早く通知をしよう、こういう趣旨でもってしたわけですね。ですから、それはそれなりの一定の効果はあったと思います。  ただ、それについて、まだ不足があるというふうに委員が言われて、厚生労働大臣もさらな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、昨年から議論をされているのですね、厚生労働委員会でもって。それぞれ、この取り扱いについて与野党間で数度にわたって協議が開かれている、こう理解しております。それで、国会における与野党間の協議でございますから、私の立場でそれについて申し上げることはできませ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ただいま私は総理大臣としてこの委員会に出席をさせていただいておりますので、総裁という立場でなくて。  まずは協議してください。しかし、そうしている前に、この早期治療をするということは非常に現実的な解決の一歩じゃないんでしょうか。議論は議論でしてください。そし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 沖縄における集団自決に関する教科書検定の御質問でございますけれども、訂正申請のあった八点すべての教科書について、昨年十二月二十六日、文部科学大臣が承認を行ったと承知しております。  今回の承認は、教科書検定審議会における慎重かつ丁寧な審議の結果に基づいている...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、厚生労働大臣と連帯責任を負っておりますから、厚生労働大臣の言ったとおりでございます。  記録が行方不明になるとかいったようなことも、これも否定はできないと思います。年金記録というのは、長い間保存されているものですから、件数も膨大でございまして、保存状態...全文を見る
○福田内閣総理大臣 耐震問題というのは、これはもう本当に生命にかかわることでございますので、まずは耐震構造の建物をふやしていかなければいけないということであります。先ほども言われたように、小学校とか中学校とか、そういうようなところの校舎も力を入れていかなければいけないと思っており...全文を見る
01月31日第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 昨日与野党間で合意がなされまして、国会が正常化したということでございます。これはもう大変結構なことだというように私は思っております。  こういうような、昨日までの与野党間のその話合いというものがなかなか合意に達しなかったということでございました。私...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私どもは、国会で、その国会審議が順調になされるようにということだけを願っておるわけなんですよ。そして、国民生活に、また経済に悪い影響を及ぼさないようにと、この一念で考えて交渉してきたわけです。何も最初から何か考えているというようなことではないんで、前...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私は、再三申し上げているように、この歳入歳出法案が、これが年度内に成立すると、そのことが国民経済にとってもいいんだということを考えて、今までそういうことについて与党の方にもいつもお願いをしてきたということでございます。  与党がやっている...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) しかし、与野党が話合いが対立しているというときに、やっぱり国会の運営というのは最後に議長のあっせんということもあるわけですね。議長の御意向というのは、これは国会を円滑に運営させるための最後の手段というふうに思いますけれども、やっぱり、そういうふうな助...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) もう何度も繰り返しますけれども、何も乱暴にやっているわけじゃないです。今御説明したように、一昨日から、一昨日から与野党間で、国対委員長間で話合いしているじゃないですか。その中身は、何もこの法案を出すということを言ってないんですよ。出さないということを...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 言うよりは、もっと前向きにこの予算の内容について議論していただきたいと思いますよ。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私、解散を前提にしてこういう交渉をしているわけではありません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私の認識は憲法に定めてあるとおりでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) いろいろな考え方があるわけでございますけれども、今回、一覧的に、かつ分かりやすく示すというそういう理由もあったわけでございます。それは、租税特別措置法の改正案については、必要性の薄れた特別措置を廃止、縮減する一方で新たな政策ニーズに対応した特別措置を...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地方分権そのものについては、これはこの分権化を進めると、権限も、それから財源も地方に、そして地方の自治というものを大事にしていく、それが民主主義の本来の姿ではなかろうかというようないろんな考え方があるわけでございまして、このことについては地方分権推進...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地方分権と十年の計画というのが矛盾するではないかと、こういうふうなことですよね。それは、まず道路予算についていえば、これは短期間でもって計画を作るというのはなかなか困難なわけです。ですから、今まで五年、大体五年ぐらいというふうなめどでもって予算化をす...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは当然のことと考えております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 町づくりは通常、道路整備を伴うということが往々にしてあります。基盤整備、ソフト支援というような包括的な支援制度でございますまちづくり交付金には、市町村道の整備等に充てることも念頭に置きながら道路特定財源の一部を充当していると、こういう理屈でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まちづくり交付金が、それは適切に使用されなければいけない、その趣旨に沿ってということでございます。本来の道路特定財源の趣旨に沿ったものでなければいけないということでありますので、それはやっぱり個別に検討していく問題もあるかもしれません。しかし、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 都会、都市部は地下鉄だとかいろいろな公共交通機関がございますんで、それは地方等の自動車しかないというそういうところと比べれば、これはもう、これは自動車を保有するいろいろな負担というのは地方の方に重く掛かっているということは言えると思います。  です...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは様々な意見がございまして、それを集約した形で予算案というのはできているわけでございます。  道路特定財源も、これは様々な議論があった結果でございますけれども、やはりある一定の道路財源をこれは確保しないと、では地方はどうなのかと。切り捨てられて...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今の財政事情、非常に苦しいということは、これはもう皆様も認めるところでございまして、なおしかし、現状の債務残高、国、地方を合わせて大変な金額を抱えているというようなことも考えますと、やっぱり何かそういうような方針をきちっと示して、そしてそれを守ってい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) やっぱり、予算は国全体の規模の中で考えるべきことでありまして、その中で道路の重要性というもの、これは十分認識をされていらっしゃると思います、委員もね。ですから、そういう重要性、そしてまたその重要性についても、個々の地域の実情とかもう精緻な計画に基づい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 不要かどうかというふうなことを言われまして、それは私の答弁の範囲を超える問題だというふうに思います。  要は、憲法で決まっているわけですから、この両院の制度をうまく活用するということが我々の知恵じゃないんでしょうか。そういう意味において、与野党間、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我々は何も、昨日提出された法案、おとといですか、国会に付託されたのは、それを通さなきゃいかぬというふうに考えているわけじゃなかったということですよ、それは。あくまでも話合いで解決をしたいということは、よく野党の幹部の皆様方は理解されていると思いますよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、私の立場として国会の運営のことについて何か言うということは差し控えさしていただきますけれども、しかし、今日までの間にいろいろなその過程がありました。いろいろな話合いをしてきているわけですよ。大変御苦労されたと思います、与野党間でね、もういろんな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は終始、話合いで解決すべきという考え方、あくまでも粘り強く交渉しなければいけないという、そういう考え方で思っておりましたから、まあ本日に至ったことを大変よかったと思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 国会は、やっぱりその運営については話合いで決めていくということはルールなんじゃないんでしょうかね。ですから、そのルールに基づいてやっていただくということは大事なので、私は国会の一つ一つのことについて、先ほど申し上げましたように、とやかく申し上げる立場...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は与党の幹事長にお任せいたしましたけれども、与党の幹事長もあくまでも話合いで解決したいということは終始言っておられました。その趣旨に沿って結論を出したと、こういうふうに思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 努力すべきかどうかということについて申し上げれば、努力すべきだというように思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) じゃ、私から総論を申し上げますが、あと、総務大臣にお尋ねください。  私は、将来のあるべき姿というものは、やはり地方、まあ地方と申しますか市民社会というか、そういうものを目指すのが民主主義の一層の進展のためにも必要なんだというように思います。そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 将来を目指してどういうふうにしていくかということを考える上で、やっぱり地方が、これがどういう形になるかということをまず考えなきゃいかぬと思いますよ。今の状況を放置すれば、これは日本だけでないんですけれども、都市化というか都市に人口が集中してしまうとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど直嶋委員にもお答えしたところですけれども、それは、地方分権が進むということになれば、それに併せて各地域の問題も浮き彫りになってくる可能性もありますから、そういう中で考えていくものはいろいろあると思いますよ。道路もそのうちだと思います。道路だけで...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 具体的な例を申し上げます。  一つは、例えば住宅建築に係る住宅基本法というのがございました。これは例の姉歯事件がございましたけれども、まあそれ以前から検討していたんですけれども、それを昨年春、改正をいたしました。  住生活基本法と、こういうふうな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 減るということは承知しておりますけれども、その人数について承知しておりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、委員と厚生労働大臣の質疑お伺いしておりまして、このエイズ問題というのは、これは我が国にとっても深刻に考える、本当に深刻に考えなければいけない問題だということでありますので、この対応については、これはやっぱり時間掛けてはいけないんだろうというように...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、退職手当債ということでお話しになられましたけれども、今総務大臣の言っている理由も分かるんですけれども、やっぱり、これは計画性を持っているかどうかという、そういうことも極めて大事だと思います。それはもう委員のおっしゃるとおりでありまして、そういう意...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まず、概括的なことを申し上げます。詳細はまた農林水産大臣に聞いていただきたいと思いますけれども。  森林整備は国土の保全、水源の涵養、また地球温暖化防止と、おっしゃるとおりの目的を持っているわけでありまして、また森林の多面的な機能というものは十分発...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 増税をするということは、これは特定財源のお話おっしゃっているんですか。一般論ですね。一般論でよろしいですね。  それは増税をしないですべてやっていけるんであればこんなにいいことはないと思います。そういう意味で、出る方も一生懸命削減しながら効率的に使...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、読売新聞の調査のお話ございましたけれども、私も、その数字、日本人が誇りを持っていると、日本人としての、そういう数字が九〇%以上あったと、ほっとしているんですよ。  と申しますのは、最近、テレビ見ていると、もう本当に日本は駄目だ駄目だみたいなそう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 防衛省は、今お話ございましたように、改革のためのいろいろな検討を行っている最中です。これは防衛省任せということでなくて官邸主導でやるということになっておりまして、この成果、結果を見ていろいろと判断していきたいと思います。  そういうことで、しっかり...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) G8サミットで何が討議されるかということを考えながら、ただいまからのいろいろな外交、内政を進めていくという、そういうことは必要だと思います。そういう意味で、アフリカの開発というのは、これは非常に今大きな国際問題になっている、世界的な課題になっていると...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま担当大臣から説明を申し上げているとおり、これやはり地方に与える影響というのは非常に大きいんじゃないかと思いますね。地方の財政、そしてひいては経済というものに対する活性化を、これを阻害する、そういう大きな問題なんではないかというように思いますの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 加納委員も会議に出席をされて、熱心に御討議されたことと思っております。  この中で、今御指摘のクールアース推進構想というものを私申し上げました。そして、すべての主要排出国が参加できる枠組みづくり、そしてまた公平な目標設定に取り組むと、こういうことは...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 厚生労働行政というのはもう国民生活の幅広い分野をお預かりしているということで、厚生労働大臣の責任というのは極めて重いものがございます。  特に、年金に関しまして、今御質疑のこの年金記録問題ということもございますし、また加入率の問題がありますのでこの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 新型インフルエンザに対しましては、もう御指摘のとおり、極めて迅速性、そしてその規模の拡大とかいったようなそういうような観点。そしてまた、いったん発生して蔓延するようなことがあれば、これはもう物すごい被害を及ぼす、また甚大なる社会問題になるといったよう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘の件につきましては、昨年、私が十二月に訪中したときに温家宝総理ともその件についてお話をしました。  環境問題については、戦略的互恵関係という、その一環として取り組む格好のテーマではなかろうかと、こういうふうな観点からの話でございますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この問題も、私が訪中したときに温家宝総理と話合いをしました。そして、食品の安全は両国共通の課題であると、こういうふうな観点から、残留農薬、検査技術に関する研修を実施したいというように表明いたしました。それで、今月の中旬でございますけれども、この問題を...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昨今、この救急医療に関する問題というのが度々起こるというようなそういう状況というのは、これは私も非常に重要な問題、重大な問題だというふうに認識をいたしております。  今、厚生労働大臣説明申し上げましたように、これから情報をしっかりと伝達できるような...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 遠隔医療につきましては、離島とかへき地とか、また在宅における医療の確保というような、そういう目的でもって医療機関にIT機器を導入する際の補助とか、それから研究への助成の実施ということを通じまして普及促進を図っております。これは欧米等の諸外国でも今遠隔...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今回の特別交付税措置につきまして、各自治体が地域の実情に応じて自主的に灯油購入費の補助を行うと、こういうことを前提といたしております。ですから、助成を実施するかどうか、その対象者等については各市町村において判断していただくということになりますけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 徹底していないところがあれば、更に努力したいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私も新聞とかそういう情報でその状況というのは聞いておりますけれども、今回、夕張の方が自分の力で再生しようという、こういうことを発信していらっしゃるという、そういう動きがあるということなんで、これはもう大変私も心強く思っているところでございます。是非、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま国土交通大臣が説明申し上げたとおりでございまして、必要だから造ったのだというふうに思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、今説明をお聞きいただいた事情、理由でもって造ることになったわけでございますから、それはやはり全体を見まして政策判断をするという中で決まったことでありますから、それはやっぱり必要だったんだというように思います。それは、社会福祉とかいろいろな観点...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 環境税を導入するかどうか、これは国民に広く負担を求めることになります。したがいまして、地球温暖化対策全体の中で具体的な位置付けをするということ、そのまた効果がどうであるか、国民経済や産業の国際競争力に与える影響、また諸外国における取組の現状などを踏ま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 温室効果ガスの世界全体での排出削減を実現する枠組みを構築するというためには、すべての主要排出国が参加するということが大事なんですね。その参加国を、参加させるというためには、やっぱり公平性というのはどうしても必要なんですよ。ですから、公平性を確保して説...全文を見る
02月04日第169回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、医療体制大事ですよ、これはやっぱり力を入れていかなければいけない分野だと思います。そういう意味で、日本も頑張っているわけですね。ですから、そのおかげで日本は長寿国、世界一の長寿国というふうに言われているじゃないですか。それは認めるわけですよね。
○内閣総理大臣(福田康夫君) そういうことを前提として物事を考えていく必要もあると思います。  道路と医療かと、こういう質問でございますけれども、道路は、医療のこともございますけれども、地域の発展とかいろいろな機能があるわけでございますから、それはそれでやっぱり大事なんだと。医...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それはそれぞれの分野で皆さん頑張っているわけですよ。お医者さんも頑張っていますよ、本当に。  だけれども、昔のような物すごく待遇がいいとかいうような、そういうような世の中ではなくなった。それはそれで、いろいろと合理化とかそういうことも考えていただか...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 経済財政諮問会議が悪いわけじゃないと私は思いますよ。やっぱり、経済財政諮問会議を、これを、その中で議論されたことを良いものを取り上げて、そして閣議決定してそれを行政で実行してもらうということの責任は総理大臣にあるわけですから、ですから総理大臣がいいか...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 偏在という意味は、余っているということを言っているわけじゃない。この表を見ても、諸外国の中でも医師の数が少ない方だなと、こういうふうにはもう一目瞭然でございます。  そういう中で、産科とか小児科とかそれから救急医療とか、そういったようなことでもって...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 医療費の重要性というのは十分認識しておるつもりでございます。日本の限られた財政事情というようなこともございますから、それは、じゃ幾らでも増やさなければいけないという、そういうことに直結するわけじゃありません。全体のバランスを見て考えていかなければいけ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 株価というのは、今現在のこともあるかもしれません。しかし、将来のことも見通している、その要素が強いというような話もございますけれども、いずれにしても投機ですから、先ほど大田大臣から説明したような要素もあるわけでございますから、だからそういうようなもの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この年金記録問題、ただいま着々とその記録の確認をしておるところでございます。過程においていろいろ御批判も受けるようなこともございましたけれども、しかし、大筋は昨年の七月五日に政府・与党で決定した方針に基づいて、その線上で行っているということでございま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま委員からおっしゃってくださいましたけれども、これはまさに社保庁におけるこれまでの不適切な業務運営、これを主な原因としているということでございまして、新たな費用が発生すると、その不適切な業務のことによって、これはやっぱりゆゆしき問題だと思います...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は呼びかけしておりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、私はこの年金問題の解決に全力を挙げるという、そのことについて責任を負っておるわけでありますので、そのことを一生懸命やろうと、こう考えておるところです。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 入札の方式については、これは今までいろいろと問題があったんです。そして、競争入札といいながらも、(発言する者あり)だから説明しているじゃないですか、聞いてください。だから、そういうようなことについて、今後はそういうことないようにということを厳しく今申...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま申し上げた第三者委員会は、これはもう既に始まっております。それを全省庁で更に徹底するようにということを申し渡したところであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ちょっと申し上げますけど、補正予算早く通してくださいよ。そうしたら第三者委員会にしっかりとチェックさせます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほどの御指摘のありました委託先A社、B社と、こういうことありましたね。あれも、これもチェックしなければいけないんですよ。ですから、そういう新しい機関に十分なチェックをさせるということでありますけれども、その上に加えて、今、舛添大臣の方からも、作業委...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) よく、そうですね、社会的、経済、政治、世界。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 何でもいい。ちょっと、まあ今さっと思い浮かぶのはございません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) いずれにしましても、この制度を国民が信頼してくれるような制度にしなければいけない、この一点なんですよ。  ですから、そのためにどうしたらいいかということはもう様々な課題があると思います。そういうことを一つ一つ解決していくということが大事なんだろうと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、この問題は、長きゃ長いほどいいと思いますよ、子供さんのためにもね。しかし、それは働く女性という立場もありますので、個々にどういうふうに考えるかという問題でもあると思います。しかし、八週間はこれは最低限必要だと、そういうことでほかの国も、先進国...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 医師の不足ということは昨今随分言われているわけでありまして、これはもう全体的にどうするかという問題を考えなければいけないと思います。  その中で、産科、小児科とか特定の科目の先生が、これが様々な事情はあると思いますけれども、少なくなってきていると、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 児童ポルノと申しますか、青少年を対象にしたそのポルノというのは、今から十数年前は漫画ございましたね、漫画ポルノ、あれもあのときに問題になりましたけれども、やっぱり日本はそういうものを許容する、そういう社会なんでしょうか。これは決して誇るべき社会でない...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 食品の安全の確保というのは、これは国民の生命や健康にかかわることですからこれはもう極めて重要な案件だと思っております。そういうような心配を国民にさせるようなことであってはいけないと、こう思います。安全保障だと、こうおっしゃいましたけれども、国民の生命...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この社会保障、今、年金、医療、介護、福祉と、こういうふうにおっしゃいました。こういう分野について、これは将来、現在の安全とか安心、もちろん関係ありますけれども、将来、自分たちは安心して老後を迎えられるのかどうかといったようなことも含めてトータルに考え...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 高齢化社会というか、高齢化がだんだんだんだん進んでいくという中で、我々の目はどうしても高齢者がどうなるのかなと、こういうふうなことに関心が行ってしまう、また政策の重心がそっちの方に行きがちなんですけれども、しかし少子化対策とかそれから雇用問題、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いわゆる、何ていうんですか、バブルのころですね、雇用関係が非常に良かったというか引く手あまた、そういったようなときに若い人たちが経験してしまうと、そのころは仕事をどんどん変わっても収入が減ることがなかったという時代があったんだろうと思います。そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 若者は明日の日本を担ってくれる方々なんですよね。そういう方が将来に対して希望を持てるような現状というものが必要なわけでありますので、ですから若者に対するいろいろな対応というものは、社会的な対応というのはこれは大変大事だと思います。  政府もそのこと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 委員御指摘のとおり、この救急医療については、これはやはり深刻な状況にあるんだというように認識、私もいたしております。ですから、この問題をどのように解決していくかということについて、具体的に早急に手当てしてまいりたいというように考えております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日雇派遣は、これは労働者の側からも一定のニーズがあるということでありますけれども、しかし不安定な働き方であるということ、これはもうそれはそのとおりでありますので、これを見直すべきという意見もございます。まあ、いろんな議論があるわけでございます。  ...全文を見る
02月05日第169回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 今いろいろな議論があるんだろうと思います。そして、やっぱりそういう議論を闘わせる中からどうするかということを見出していくということは、これは大変大事なことだと思います。そういう意味では、まだ時間たっぷりございますので、十分に議論をさせていただきたいと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いろいろな方法で世論に声を聴くということはあると思います。ですから、そのうちの一つとしてもう一回聴くというのもあるかもしれないし、また今大臣が言われたように様々な方法はありますので、それは分かりますよ、傾向とかそういうものはね。大体出てくるものであり...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今説明したとおりなんですけれども、各年度において税収の全額を道路整備に充てることを義務付けている仕組みを見直して、毎年真に必要な道路整備費を精査し、これを上回る額を一般財源とすることとしておりまして、一般財源化がこれはおかしいじゃないかというそういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は原則的なことを申し上げますけれども、事業の当初計画、これはできるだけ正確に作成するということが必要でありまして、十分な事前調査の実施等によりまして、現場条件に応じた計画の立案、客観的な事業評価等によりまして、事業費の適正さを確保し、更に徹底的なコ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私も今の討議を伺っていてよく分かりました。
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは実務的なことでもあるんですけれども、結局、その翌年に持ち越すということですよね。その翌年も真に必要なものについて実施するということでありますので、まあ趣旨は生かされているのではないかというように考えております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 専門的なことでございますので私も明確に申し上げることはできないんでありますけれども、今のやり取りの中で、やっぱり国民が理解できるように説明をするということも大変大事だというふうに思いますので、また委員から国土交通省に対してよく説明を求めていただくとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま各大臣から補正予算の中身についてお話をさせていただきましたけれども、御案内のとおり、これはもう国民の生活基盤を支えるまあ災害対策といったようなもの、また国民の生活そのものを支えるような原油高騰対策といったような、もうすべて国民に直接関係するよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先般の経緯がございまして、そして今おっしゃるように、また財務大臣からも御答弁申し上げましたように、否決されれば通らないということはあるんです。これはあるんですけれども、先般の話合い、合意を得たということによって、それは野党の方々も合意に御協力をくださ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、江田議長がどういうふうにお考えになったか、それは分かりません。分かりませんけれども、合意がなされたということは、この国会が混乱しないように、そしてその結果、国民生活に影響を与えないようにという御配慮だったんだというように思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは何度もお答えしておりますけれども、この国会の運営の問題であるから、そのことについて与党の幹事長が任せてほしいということを言ったんです。  ただ、私が申し上げているのは、出すということを前提にして私ども考えているわけじゃないんですよね、なかった...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、私の立場は法案を提出すると、予算案を提出すると、そういう立場ですけど、しかし、いったん提出したら後の国会の運営のことについては、これは党の方で、与党の方でやってくれるわけでありまして、そのことについて指図は私どもはしません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) いやいや、中身を知っているかどうかですか。それは多少は知っていますよ、情報はありますからね、情報はありますから。だけども、じゃそれがそのとおり出るかどうかということについて、私どもはそういうことについては一切関与しない。それはもうあくまでも国会運営上...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 自由民主党は何でもかんでも押せ押せでやればいいということじゃないんです。そういうことでなくて、今は、昔はどうだか知りませんよ、そういうこともあったかもしれぬけどもね。今は、野党の皆さんとよく話し合って、野党の御理解も得ながらやりたいと、こういう姿勢で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 何か私が救われたと、一番救われたと、こういうふうにおっしゃるんで、ちょっと私の考えを申し上げますけれども、私だけじゃないと思いますよ。それは国会全体が救われたんじゃないでしょうか。あれで突入する、その前提は何ですか。ガソリンをどうしても二十五円下げる...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 議論を国会でしてくださいというのは野党の皆さんの一貫したお話でございますので、まさにこういう委員会を通して議論をするというのがよろしいんじゃないかと、当面そういうことでいくべきである、そういうふうに思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 質問主意書は、これは内閣で決定するわけですから、重いものでございます。そこに間違いがあれば、きちんとした手続をもって訂正をするというのは当然だと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 謝罪とかそういうこと等はともかくとして、きちんと訂正をいたします。
○内閣総理大臣(福田康夫君) やっぱり時代の変化もあるんだろうというふうに思いますけれども、いろいろと独立行政法人に対する世間の厳しい目もあるし、国会で厳しく追及を受けるというようなこともありますし、そういう、また今の道路関係の特定財源については国会でいろいろ皆様方の御審議をいた...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいまドクターヘリの有用性についてはいろいろ御説明がありました。  政府も、昨年六月に成立したいわゆるドクターヘリ法に基づいてドクターヘリの配備が進むように、ドクターヘリの有効性、ドクターヘリ事業を支援するための法人制度について、救急の日などとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) もとより食品の安全の確保というのは国民の健康、生命にかかわることでございますから重要課題であります。正確な情報を国民に提供するということによりまして国民の食品の安全に対する不安の解消に努めるということが、これが何よりも大事だというふうに思っております...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 輸入食品の安全の確保というのは、これは先ほど申しましたように大変大事な課題であるということでございまして、現時点で原因が分かっていないということもございます。輸入食品に対する安全確保策の具体的な内容を検討できるという段階ではないんでありますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今回のような国民の食の安全を脅かすような事態が生じたわけでありまして、この際しっかりと再発防止策を検討する必要があると考えております。  輸入食品に対する検査、検疫体制については、これまでも輸入食品が増加する中で監視員の増員に努めてまいりました。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま総務大臣からお答えいたしましたけれども、大体そういうような趣旨なんでありますけれども、やはりこういう改革に当たって、地域住民に対するサービス、医療サービスというものが、これが低下しないような努力はすべきだというように考えております。
02月07日第169回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○福田内閣総理大臣 いよいよ本予算の審議が始まるということでございまして、私どもも、日本の経済、そして国民生活といったようなことを考えたときに、予算をきちんと、そして切れ目なく実行できるような状況の中で成立をさせていただくということが極めて大事だというふうに思っておるわけでござい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のとおり、先般のブッシュ大統領の教書におきまして、結果を出すために協力できることをアメリカ国民に示そう、こういうふうに述べているわけですね。  アメリカの政治制度と日本の政治制度は違います。大統領それから議院内閣制、そういうふうなことがありまして、アメ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、かねてから考えておりましたことは、日本の政治、行政というものは、どうも生産者側の目で見ている、そういうような行政ではなかったのか、政治もそうだと思います。それは、やむを得ないことだったと思いますよ。  戦後、何もないときからここまで復興してきたのは、や...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国が極めて厳しい財政状況にあるということはもう御案内のとおりでございまして、その厳しい現状からさらに厳しくなる、そういう見通しもあります。それは、高齢化社会がさらに進展していくということによります。  そういう中で、財政健全化という方針を継続して、そして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 サミットは、もともと経済問題を討議するということでスタートしたと思っておりますけれども、今はグローバルに大きな課題がたくさんございまして、そして、そういう課題について主要国が、首脳同士、肝胆相照らす仲で率直な話し合いをしていくということであるというように思って...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日本は今閉塞的な雰囲気の中にあるなんということをよく言われるんですけれども、確かに、一部の元気さはあっても日本全体が元気でないのかなという感じが私もいたしております。そしてまた、今、委員御指摘のような数字も挙げられますと、それがすべてというわけじゃありませんけ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 三位一体改革は、地方財政の改革の一歩だというように私は認識をいたしております。これについてはいろいろな議論がございます。また、実態が、厳し過ぎたんじゃないかといったようなこともあるということでございます。特に、財政力の弱い地方団体には厳し過ぎるといったような声...全文を見る
○福田内閣総理大臣 昨年、地域活性化特命委員会で御提言をまとめていただきまして、ありがとうございました。  その与党の議論を踏まえまして、地方と都市の共生ということを推進すべく、地域間の税源の偏在をより小さくする措置を講じるということをいたしました。それとともに、その効果を活用...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員が中心になって、二年前ですか、取りまとめられました財政改革研究会の最終報告、そこには「活力ある「経済・財政一体改革」の設計図」、こういうふうなことがタイトルとしてございまして、その基本的な考え方は、その年の基本方針二〇〇六に反映されたものでございます。この...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員御指摘のとおりでございまして、私、施政方針演説におきましても、「日本への投資に関する制度をより透明性の高いものに変え、対日投資の倍増計画を確実に達成します。」こういうふうに申し上げているところでございます。  そして、御指摘の空港インフラへの外資規制につ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 大事なことについて御指摘くださいましたけれども、先ほど甘利経済産業大臣からお話がありました農商工連携というのがありますね。まさにこれは、農業と商工業という、縦割り行政の中で生きている産業という感じがするんですね。それを両方くっつけてしまおう、そして新しい価値を...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今般、社会保障国民会議を立ち上げましたけれども、そこで、我が国が社会保障会議を、今この際、どうして検討しなければいけないかということでありますけれども、それはやはり日本の社会構造が変わったということですね。大転換期を迎えた。すなわち人口が減る、と同時に少子化の...全文を見る
○福田内閣総理大臣 社会保障に対する国民の関心は非常に高いと思います。例えば年金問題、こういう不祥事がありましてまことに申しわけないことだけれども、こういうことも社会保障に対する関心を高めたと思います。  同時に、やはり社会の情勢が変わってきたということがあります。  一つは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 半年近く前に多摩ニュータウンを見学させていただきました。  多摩ニュータウンというのはもう四十年たつんですね、今でもニュータウンですけれども。もう、できたころは大変有名で、そして、皆さん見学に行ったんじゃないかと思いますよ。私もそう思いつつ、ついぞ行けなかっ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これはなかなか難しい問題なんですね。  一つはっきりしているのは人口が減るということでありまして、どこで減るかというと、地方で減る。今の流れというのはそういうことですね。特に、限界集落というような、もしくは、そうなっていなくても、小さいいわゆる部落のようなと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国の道路投資額は、厳しい精査をした結果、国と地方を合わせて平成二十年度で予算額七兆八千億円、これはピーク時の半分になっているんですね。  そういうことから見ても、特定財源があるから道路予算が優遇されて、そして無駄な道路がつくられているというようなことでは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路行政にかかわるさまざまな政策課題に対応するためには、地域の日常を支える生活道路、これはもう当然でございますけれども、拠点的な空港、港湾へのアクセス改善といったような国際競争力の確保に必要な道路、そしてまた、地域の自立、活性化に役立つ道路等々ございまして、国...全文を見る
○福田内閣総理大臣 現行の道路整備計画が今年度末に期限を迎えるに当たりまして、改めて道路整備の必要性を検討した結果、地域の自立、活性化に役立つ道路の整備や、それから環境対策にも役立つあかずの踏切の解消とか、そういう国民生活に欠かせない対策は、厳しい財政状況のもとではありますけれど...全文を見る
○福田内閣総理大臣 地球温暖化問題は、私から申し上げるまでもなく、人類にとって最も深刻な課題でございますので、これにどう立ち向かうかということであります。  今後十年から二十年の間に世界全体の温室効果ガス排出量をピークアウトする、要するに頭打ちにするということ、そして同時に、二...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私が昨年末に中国を訪問しまして、中国の指導者と会談におきまして、私から、昨年の十二月のバリ行動計画のもとで、中国を含むすべての主要経済国がより責任ある形で参加できる実効的な枠組み構築が必要であるという旨を強調いたしたところでございます。  中国に対しましては...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路計画は十年計画というように言っております。それは、やはり道路整備にはどうしても中長期の期間が必要なんですね。十年ぐらいというのはあっという間ということです、道路整備に当たりましては。ですから、それは計画としてそういうものをつくっております。そして、提示をす...全文を見る
○福田内閣総理大臣 さきの国会で、委員が被災者生活再建支援法の改正に当たりまして、法案の提出から取りまとめに至るまで大変御苦労なさったということを伺っておりまして、まず感謝を申し上げたいと思います。  ただいまのお話につきまして、災害関連の各種法制度、これは、運用実態とか問題点...全文を見る
○福田内閣総理大臣 極めて多くというか、ほとんど全国の市町村長さんがこういうような署名をされたということでございまして、これは、地方行政にそういう自治体の長の方々は責任を持っているわけですね。ですから、そういう責任を持つ立場として、地域、住民の生活に根差した道路整備の必要性、これ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、岡田委員とちょっと意見が違うのかもしれぬのですけれども、例えば、予算のシーズンになって、ある団体が集まって気勢を上げる、そしてその後、国会、議員会館を回って陳情する、そういう光景は今でもいろいろな団体がやっているんじゃないでしょうか。私もそういうのを受け...全文を見る
○福田内閣総理大臣 別に逃げていませんよ。国土交通大臣がいますのですから、正確なる答弁も、私よりもうまくできるんじゃないかと思っております。  小泉総理は、当時の整備計画区間の九千三百四十二キロを超える区間については白紙である、全部見直すと言っておられましたけれども、こういう答...全文を見る
○福田内閣総理大臣 確かに、人口も急速に減る見通しがあるということもございます。そういうことは当然考えなければいけない。そしてまた国の借金も多い、これもそうです。ですから、そういうような状況変化というものはよくわきまえて、その上で計画をつくるということなんですけれども。  では...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、二十年前の計画、こういうふうにおっしゃるけれども、道路建設というのは時間がかかるんですよね。長い時間がかかってやっとでき上がる、そういう性格のものでございますから、やはり計画として長期的な計画を持つというのは当然だと思います。そうでなければ、本当に関係者...全文を見る
○福田内閣総理大臣 小泉政権のもとでは、納税者の理解を得つつ、一般財源化を図ることを前提として見直しを行う、これは基本方針と決めたものであります。  そして、安倍政権では、税収の全額を道路整備に充てることを義務づけている現在の仕組みを改め、毎年度の予算において道路歳出を上回る税...全文を見る
○福田内閣総理大臣 同じことを何回も繰り返すようでございますけれども、道路特定財源については、自動車ユーザーが道路利用から得る受益とガソリン税の形でお願いする負担との関係が、他の行政分野に比較して明確であるということから制度化しているものでございます。
○福田内閣総理大臣 単に国際競争力ということだけでなくて、いろいろな要素は入っているわけですよね。ですから、そこだけ切り出して云々というのは妥当性は私はないというふうに思います。  用途のことですから、詳しくは国土交通大臣の方から答弁をさせていただきます。
○福田内閣総理大臣 IPCCが提供してくれた科学的知見、これは気候変動に関する貴重なよりどころとなる資料として評価はいたしております。ですから、御指摘のIPCCの報告書についても真摯に受けとめなければいけないと考えております。これは、楽観的に考える人もいるかもしれませんけれども、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 二〇二〇年とおっしゃいましたか。二〇二〇年にどうするか、それは、二〇五〇年に半減、我が国としては半減以下にしなければいけないということもあるかもしれませんけれども、半減目標というものを掲げて、その途中どうするか、こういう問題であります。  そこで、私が先日ダ...全文を見る
02月08日第169回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○福田内閣総理大臣 渡部先生には日ごろ大変御指導をいただきまして、ありがとうございます。御叱正もきょうは賜りまして、心にしみ入るようなお言葉でございました。謙虚にお答え申し上げさせていただきます。  まず、ギョーザの問題でございますけれども、これは、御指摘のとおり、政府の対応が...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろ年金のあり方というものについて御意見がございます。各界で御意見がございますので、我々も、今後の年金のあり方ということは、これは社会保障の中で一番大きな、大事な部分でございますので、しっかりと考えていかなければいけないと思っております。  私どもは、政...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、道路特定財源という制度がございまして、要するに、そのユーザー、自動車に乗る人、ガソリンを使う人、そういう方に負担をしていただくというようなことで税金をお願いしているということでありまして、小泉政権下ではそういう制度のもとでやっていたんですね。  そしてま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も最近、一人当たりのこれは名目所得でございますけれども、十八位にまでなってしまっているというのを見まして、実はびっくりいたした一人でございまして、いつの間にこうなってしまったのかな、こういう思いをいたしております。  この十八年間、余り伸びてないんですね。...全文を見る
○福田内閣総理大臣 大いに反省すべきところはあったと思います。自民党も、この敗北の反省をして、厚い反省の分析をしたようでございます。  いずれにしましても、国民の信頼をかち得なかったということでございまして、そのかち得なかった原因は何か、さまざまであると思いますので、大いに反省...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国は、バブルがつぶれて十年間眠っていたというような状況がありましたけれども、そこからいかにして立ち上がるかということでございました。ちょうど我が国の景気も余りよくないということでございましたけれども、そこから立ち直るためには、そしてもう一つ大きな問題は、日...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も、東京に集中している、また、東京中心の、近県に集中している状況というのは、決して好ましいことではないと思っております。  東京は国際都市ですから、それなりの体制というのは必要かもしれませんけれども、過度に東京に集中したときに、例えば災害が起こったときはど...全文を見る
○福田内閣総理大臣 確かに、所得の格差というのはだんだん開いてきている部分があるんだろうというふうに思います。だものですから、そういうことはやはり是正すべきだというふうに私は思います。思いますが、一方で、能力のある人はそれなりの所得を得るというのは当然ではないかという考え方もあり...全文を見る
○福田内閣総理大臣 お答えするまでもなく、悪いに決まっています。
○福田内閣総理大臣 それは、お金があれば幾らでも補助できるわけでありますけれども、限られた予算の中でどういうふうに効率的に配分していくかということ、そしてまた、将来の農業をそれで維持できるような体制になるかどうかというような視点も必要だというように思っております。  民主党でお...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、与党の方も、例えば高齢者とかいうような方々、また、小規模の農家の方々、そういう方々も大事な大事な農業を守ってくださる方ですから、ですから、そういう方々に対する対応というものはしっかりやっていく、そういうような予算案をお出ししているわけでございます。そういう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 渡部先生の憂国の情、よくわかりました。しっかりとした日本、希望の持てる日本をつくるように全力を挙げてまいります。
○福田内閣総理大臣 今回の食中毒事件は、確かに行政上の不手際があったと思います。そういうようなことが、今委員おっしゃるようなことは過去にもあったんだろうというように私も思いますので、そういうことが今後起こらないような体制をつくる必要があるんだろうというふうに思います。  いろい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 厚労大臣から答弁申し上げましたように、これは極めて現実的に考えて、今行っているスケジュール、これが一番いいというように考えているわけでございますので、これはこの順番でやらせていただきたいと思います。  ただ、データがどこかになくなっちゃうんじゃないかというよ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ただいま私申し上げましたように、国民の信頼回復というのは、いつまでも引き延ばしていて信頼回復できませんよ。完璧な制度にしなければいけない。そしてまた、順調に制度が運用されて、そして国民の皆さんが安心できるという確信を持っていただくために全力を挙げる、こういうふ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員会のやりとりの話でございますので、私から何か申し上げるというのは、これはちょっと立場が違うのではないかと思います。私は今、行政の長としてここに立たせていただいております。
○福田内閣総理大臣 これはあくまでも、削ったとかそういうようなことも委員会で行われたわけですね。(長妻委員「違う、違う、委員長職権」と呼ぶ)そうじゃないんですか。いずれにしましても、国会の中のことでございますから、私から申し上げる立場にはないということでございます。
○福田内閣総理大臣 道路特定財源を一般財源化ということですね。  今、国土交通大臣から一つ一つの事例について御説明いたしましたけれども、それはそれなりに理由があるんですよ。例えば、事業が急にふえたといっても、例えば買収案件が急に解決したとか、急いでしなければいけないとかというよ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今いろいろ御指摘いただきましたけれども、それはごもっともという部分もございます。今までそういうことは実際にあったということも、これは事実ですよ。ですから、そういうことでもって、政府は、今こういうような財政が厳しいときにそういうことが許されるのかどうかというよう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も、率直に申し上げまして、委員の御指摘の点について同感するところ多くございますので、これはまさに国民のため何をすべきかということを中心に考えて、改善をしてまいりたいと思います。
○福田内閣総理大臣 私、けさ、ニュースを聞いて、本当に残念に思いました。将来のある若者が、こういうような形でもってとうとい命を失ってしまったということでございます。そして、そのことは、何と日本を代表する国技である相撲界において行われたということでございます。本当に深刻に考えたいと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、地方の財政が大変だということでありますけれども、私もそういう認識は同じでございます。  三位一体改革の結果だ、こういうふうなことを言われるわけでありますけれども、そのこともあったと思います。しかし、三位一体改革は、やはり地方の財政改革というようなこともあ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これだけいろいろ御迷惑をかけている案件でございますから、できる限りその内容について説明をしていかなければいけない、これは義務だと思っております。
○福田内閣総理大臣 まず、古いデータに基づいてと、こういうお話がございましたけれども、これは、国土交通大臣からも説明申し上げましたように、確かに平成十七年の道路交通センサスに基づく、こういうふうなことで交通量の需要を推計しておりますけれども、最新のデータがもうじきできる、ことし年...全文を見る
○福田内閣総理大臣 随意契約は、数年前から取り組んでおるんですけれども、確かに、実績を見ますとまだまだ多いんですね。  その多いという実績を見まして、格段にこれは強化して、厳しく対応していこうということを昨年の秋決めたわけでございますので、この実効が上がるように、今後厳しく監視...全文を見る
○福田内閣総理大臣 インターネット上の問題もありますけれども、携帯電話はもう非常に使用が簡便なものですから、多くの学童が使っているということも十分承知いたしておりまして、それがまたいろいろ問題を起こしているということも承知しております。
○福田内閣総理大臣 私も、この問題は小さな問題ではないと思います。ここに平成十八年で被害者数、うち児童千百五十三件とありますけれども、これは被害に遭った人は千百五十三件であって、これ以外に何十倍という、もしかして何百倍かもしれない、こういう違法情報でもって毒されている児童がいると...全文を見る
○福田内閣総理大臣 子供の健康の確保ということは極めて重要なことでございます。ですから、平成十八年には出産育児一時金の支給額の引き上げを図りましたけれども、本年四月からは、自己負担割合を二割とする児童の範囲を義務教育就学前まで拡大するというようなことも措置をとっておるところでござ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も自民党経理局長をやっているときに、まあ充て職なんです、これは。ですから、経理局長、財務委員長が充て職として、社外の取締役的な立場で、非常勤かつ無報酬の取締役に就任するというのが慣例になっているんです。  政党の業務を委託するために緊密な関係を有する会社が...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は充て職で、この会社に行ったこともありませんし、業務内容も承知しておりません。
○福田内閣総理大臣 日雇い派遣も、それから大きく労働者派遣制度というものには、それがいいという意見もあるし、それはまずいという意見、両方あるんですね。いろいろなニーズにこたえて、こういう制度が存在したということでございます。労働者の側から考えましても一定のニーズがあるという反面、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も、日雇いという形というのは決して好ましいものではないと思っております。
○福田内閣総理大臣 厚労省も努力はしていると思います。  偽装請負等の労働者派遣法違反の是正指導に際しては、労働者の雇用が失われないように、そういう観点から、派遣元、派遣先、双方の企業に対して、適正な方法で改善するように指導をいたしておるところでございます。
○福田内閣総理大臣 現在でも、この労働者派遣制度を臨時的そして一時的な労働力の需給調整制度として位置づけているということに変わりはございません。
○福田内閣総理大臣 実態がどうなっているか、これは厚生労働省に確認をさせたいと思います。  いずれにしましても、そういうところで日雇いで働いている人たち、請負で働いている人たちは、若者が中心だと思います。そういう人たちが低所得の非正規雇用という形と思います。これが増加をして固定...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も、中長期的に見た場合に、そういう雇用の形というものは決して好ましくない。特に、若い人がそういう形でもって不安定な雇用関係を続けて、そしてそれが将来も続くということになった場合に、その人の将来の問題だと私は思いますよ。単に労働とかいうことでなくて、生活自身の...全文を見る
○福田内閣総理大臣 太陽光発電の普及は、我が国としては、コスト低下のための技術開発、設備導入の支援などを行うことによってその導入促進を図ってまいりました。その結果、我が国の太陽光発電の累積導入量、これは最近十年間で約三十倍に達しました。ところが、二〇〇五年にはドイツにその数字が抜...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、年金でもって全く不信を買ってしまっているという状況の中でこういう新しい仕組みを導入するということについて、違和感がある、納得いかないというそのお考え、お気持ちもわからないではないです。  この四月から、後期高齢者医療制度それから国民健康保険について、年金...全文を見る
○福田内閣総理大臣 救急時に搬送先が見つからないというような救急医療をめぐる昨今の状況、これは私も深刻に受けとめております。国民が安心できる体制をしっかりと構築すべきであると思います。  そのために、それぞれの地域の実情に応じた救急医療体制の確保をまず図るということでありまして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 民営化しまして四カ月たちました。日本郵政グループにおいて新しいサービスを提供する、そういう取り組みが始まったわけでございますけれども、今、御懸念のと申しますか御指摘されたように、問題もあるわけでありまして、簡易郵便局の一時閉鎖が目立っているということも事実でご...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国土の均衡ある発展という言葉が昔ございました。最近余り言わないんですね。どこにでも同じようにということを私はとりません。とりませんが、程度問題というのはあるんだろうと思いますね。今はそれが、ちょっと偏在が進んでおるという状況だと思います。ほっておけばさらに偏在...全文を見る
02月12日第169回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○福田内閣総理大臣 教育問題というのは、だれでも御意見を持っているわけで、いろいろな議論があるわけで、今、最後の方に、少人数よりは少し多い方がいい、こういうお話もございました。  私も、それは両方、利点もあり、そしてまた悪いところもあるんだろうというふうに思いますけれども、本当...全文を見る
○福田内閣総理大臣 一昨日に起きました沖縄における事件につきましては、これはもう本当に委員の御指摘のとおりでございまして、許されることではない。そして、過去においても何度か起こっている、しかし、にもかかわらずまた起きてしまったということについて、これは本当に重大なことであるという...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、先般開催されましたダボス会議におきまして、クールアース推進構想、こういうことを提案いたしました。その中で、主要排出国とともに、今後の温室効果ガスの排出削減について国別総量目標を掲げて取り組むという決意を示したわけであります。  その際には、各国間の削減...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この問題は、十八年度に再検査を行って、制度対象外とされた方に対しましても追加認定を行ったという経緯がございますけれども、議員の御指摘も踏まえまして、さらに何らかの対応が考えられるかどうかということについて、厚生労働省において、先ほど答弁ございましたけれども、引...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほど来国土交通大臣から説明しておりますのは、それは最新の持てる資料を使っているということでありますけれども、一方で、走行キロが減少している、こういうふうな傾向もある、こういう至近時点の情報もある、こういうことですね。国土交通省はいろいろなデータを持ってこの必...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この資料そのものがどういうように使われるべきかとかいったようなことも、正直言って私自身はわからない。そこは技術的なことですから、国土交通省によく聞いていただきたいと思います。しかし、そういうような要素、ほかにもいろいろな要素はありますから、そういうものを総合し...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、委員がちょっとお触れになった、こういう変化のとき、こういうふうにおっしゃった。私も同感です。人口が減少するということはどういう影響があるかということは、我々政治家として、そして大事なことを決めていく立場として十分考えていかなければいけないと思いますよ。 ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 現状、我が国の立場というのは今外務大臣から御説明申し上げましたけれども、このクラスター爆弾というのは、人道上の問題、そういう懸念というものもございますので、そういう点も踏まえた上で検討していくべきだというふうに私は思っております。  そしてまた、一方、安全保...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日銀法でもって、金融政策運営の独立性ということについて、また、通貨及び金融の調節における自主性、これは尊重されなければならないというように明記をされているところでございます。同時に、日銀法は、金融政策が経済政策の一環をなすものであるということを踏まえて、政府の...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、表をお示しいただきました。これは二〇五五年ということで、まだ先で、まだちょっと間があるんですね。その間にどういうふうにするかということが問題だと思います。  これは、傾向線でいえば、こういうふうになってしまうんだろうと思いますよ。そうならないようにすべき...全文を見る
○福田内閣総理大臣 GDP、日本の全体の経済力ということで申し上げれば、これは人口が減るということによって小さくなる可能性はあるんですね。ただ、問題は、一人当たりということになりまして、一人当たりの経済力がGDPよりもより大きな成長をするということがあるならば、これからGDPも人...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、国全体と個々人の問題と、ちょっと分けて考えなければいけないかと思いますね。  やはり、一人当たりの所得が減るという状況というのは、生活のレベルを落とすということにつながる可能性がありますね。というのは、人口減が激しければ、そういう日本全体のGDPも人...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日韓FTAは数年前に交渉を始めました。しかし、いろいろな事情があったんだと思います。経済的、そしてまた政治的な事情もあったかもしれない。そういうことで、ちょっと立ち消えになってしまったんですね。それで、韓国も政治情勢がこれから変わるわけでありますので、こういう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 相手のあることですけれども、努力したいと思います。
○福田内閣総理大臣 これは大変難しい議論が国内で起こっていると思います。私も、海外に開かれた国というのであれば、それを受け入れやすい環境を整備しなければいけないということは当然あると思います。それがほかの国並みということなのかどうかは別にしましても、そういう対応の仕方はとっていか...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回は空港という、そういう施設なもので安全保障上の問題がある、こういうことなんです。安全保障で、特に外資だということなんですけれども、安全保障といったら何も外資だけじゃないですよね。国内だって安全保障上いろいろ対応しなければいけないことは幾らでもあるんだろうと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘の安保法制懇ですか、ここでは、いろいろな例示をして、そして結論を予断することなくさまざまな観点から議論している、こういうふうなことのようでございます。これはまだ我々として報告書を受け取っているわけではございません。  今後の安全保障のあり方というものを...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、中身がどうなのかということについて、まだ承知しているわけではありません。ですから、それは、出た段階で判断するしかないと思います。
○福田内閣総理大臣 この問題は、確かに必要だといえば必要な部分があるかもしれません。ただ、おっしゃったように、指揮命令系統とか、また、それなりの大きな組織を持たないと完璧には動かないというような事情もありますから、それは欠陥もあるんですよ。では、今現在も、安全保障は何もやらないの...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろありますけれども、しばらく本屋に行っていないので、本でもたくさん買い込むんじゃないかと思います。
○福田内閣総理大臣 この議論の大もとは、予算案に埋もれた特定財源ということで議論されているわけでありまして、政府としてはぜひいろいろな観点から、いろいろ説明がありました、そういうようなことを勘案した上で、これが一番いいというような形でお示ししているわけでございますので、その考え方...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほども答弁いたしましたけれども、過去においても何度かあったわけですね。また今回もこういうふうなことが起こってしまったということでございまして、まことに残念であり、かつ、このことは厳しく米国にも、再発が絶対ないような要請を今回改めて強くしなければいけない、そう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回、政府が予算案を提出しております。現下の厳しい財政事情のもとで、道路の受益者である自動車ユーザーに負担をお願いすることによって真に必要な道路整備を行うと同時に、これを上回る額は、納税者の理解が得られる範囲で一般財源として活用するということにいたしております...全文を見る
○福田内閣総理大臣 小泉総理は、確かに、九千三百四十二キロを超える区間については白紙である、全部見直す、こういうふうに言っておられます。その際、同時に、民営化した場合は、民営化の会社が採算をとれるか、地域の人が必要になったら地域の人が負担できるのか、そういうことを考えながら、真に...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これ、お話を聞いていると夢のある話で、一見よさそうですけれども、しかし、その裏づけがつくのかどうか。それは、これが本当にこういうニーズが生ずるということであるなら、そのときに判断するということはあるかもしれませんけれども、しかし、今の段階でそこまで計画してそれ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 このようなことが再発するという状況を踏まえて、しっかりと対応いたします。
○福田内閣総理大臣 毎年、見直しというか次年度の予算をつくるわけで、そのときに当然、そういう地域の状況も精査の上で計画をつくる、そして予算化していくということだと思います。やらなければいけないと思います。
○福田内閣総理大臣 それは、国土交通省も無駄を認識してやっているとは思いません。  しかし、もともとこのスマートインターチェンジは、そういう趣旨で始まったのでそういう名前もついたんだろうと思いますから、やはり原則を余り逸脱するというようなことは疑いを持たれるもとになりますから、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 まことに残念なというか、起こってはならぬことがまた起こったということで、これに対してどういう対応をすべきかということをこれから本当に真剣に考えなければいけないと思います。  そういう中で、今のお話ございましたようなことが有効なのかどうか、有効なような感じがし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 だれか私の施政方針の国民という数を数えてくれて、五十回というのはそのとおりなんですよ。小泉総理も三十六回使っているんですね。  それはともかくとして、私は、今の時代、これはやはり国民本位の政治というのは必要なんじゃないか。政治だけじゃありません、行政も必要だ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 みんな必要なんですよね。その中で、限られた財源というものがございますから、どういうようにその資源配分をしていくか、それが国民のために、また国の将来のためにいいのか、こういう観点で考えなければいけないと思います。  道路も大事です。それから、もちろん教育とか医...全文を見る
○福田内閣総理大臣 農商工連携というのは、これは日本の農業の足腰を強くするという方向に向かうべきものなんですね。今まで農業は農業ということでやってまいりましたけれども、農業産品のいわゆる商品としての価値を高める、そして新しい商品をつくるといったような観点の取り組みというのは、割合...全文を見る
02月19日第169回国会 衆議院 本会議 第6号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 古本議員の質問にお答えする前に、本日早朝発生した海上自衛隊イージス艦と漁船清徳丸との衝突事故について申し上げます。  このような事故が発生したことは極めて遺憾であります。現在、海上自衛隊と海上保安庁が懸命に乗員の方の捜索救助に当たっていますが、残念...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 石井議員にお答え申し上げます。  イージス艦と漁船清徳丸との衝突事故について申し上げます。  本日午前四時七分ごろ、千葉県房総半島野島崎の南方約四十二キロメートルの海上において、海上自衛隊イージス艦「あたご」が、漁船清徳丸と衝突しました。極めて遺...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) イージス艦と漁船清徳丸との衝突事故の件でございますけれども、このような衝突事故を起こしましたことは極めて遺憾であります。現在、海上自衛隊と海上保安庁が乗員の方の捜索救助に当たっておりますが、残念ながら、いまだ救助されたという情報は得ておりません。乗員...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 海上自衛隊、イージス艦「あたご」の漁船清徳丸との衝突事故でありますけれども、まことに遺憾なことであります。乗員の方を一刻も早く全員無事に救助できるよう、ただいま全力を挙げているところであります。  こういうような事故は絶対にあってはならないと思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) けさのイージス艦による衝突事故はまことに遺憾でございまして、御質問がございましたが、私の承知している限りのことを申し上げます。  私は、六時ごろ電話連絡を受けました。直ちに漁船の乗員の救助に全力を挙げるように指示をしたところであります。  さて、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 塩川議員にお答えいたします。  構造改革によって地方が疲弊したのではないかとのお尋ねがございました。  我が国を取り巻く内外の経済社会状況を見ますと、中国やインドなどの急成長、人口減少や少子高齢化、厳しい財政状況など、大きく変化をしてきております...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日森議員にお答えをいたします。  地方の格差を是正するために基本方針二〇〇六を見直すべきとのお尋ねがございました。  我が国の財政事情は極めて厳しい状況にあり、今後、さらなる高齢化の進展が見込まれる中で、財政健全化の努力を継続し、将来世代に責任を...全文を見る
02月20日第169回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○福田内閣総理大臣 社会保障問題は、これは年金問題もございますけれども、国民の安心という観点から極めて大事な課題である。そこで、今の日本の社会というのは、これは急速に変わりつつありますね。高齢化が進んでいる、そしてまた人口も減少しているというそういう構造変化が起こっているわけです...全文を見る
○福田内閣総理大臣 消費者重視そしてまた生活者重視といったようなこと、こういう発想の転換というのは、私は、正直申しまして日本はちょっとおくれているんじゃないかと思います。政治も行政もおくれていたということ。これをやはり、これからの、現在もそうですけれども、これからの日本の社会を考...全文を見る
○福田内閣総理大臣 税制を考えるに先立ってまずやらなければいけないのは、やはり歳出改革を徹底して行うということでございます。  そういう前提に立って申し上げますけれども、これからの社会保障制度を持続可能なものにしていくということも大変大事でございます。その際に、少子化対策とかそ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 もう委員御案内のとおり、日本の財政状況というのは極めて厳しい状況にあるということでございます。  今後は、その上に高齢化が進むという、これは財政にとってはマイナス要因を抱えているわけですね。そういうような状況の中で新規国債の発行を抑制しなければいけない、こう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路特定財源につきましては、受益と負担の考え方、これを踏まえまして、暫定税率を維持した上で、その上で真に必要な道路整備を行う、そういうようなことを行うとともに、これを上回る額は納税者の理解を得られる歳出の範囲内で一般財源として活用する、こういうふうな仕組みにな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 現状がどうかということですか。現状認識ですね。  私は、我が国の今のあり方というものを見た場合に、大きな政府というわけではないと思います。それは、スウェーデンとか北欧の国々のような、ああいう政府ではない。しかし、小さ過ぎるというわけでもないというように思いま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ただいまそれはお答えしたつもりでおったんですけれども、大きいか小さいかというのは、これは相対的な問題ですからね。ですから、そういう意味において、国の名前を挙げて、そして日本は中くらいではなかろうか、こういうふうに申し上げたところであります。
○福田内閣総理大臣 そうですね、それは皆さんお一人お一人いろいろな考え方があろうかと思いますので、私が申し上げても、それが皆さんの考え方に一致するかどうかわかりません。  あえて感覚的に申し上げれば、日本は行政の無駄があるんじゃないかとか、そういうものはぜひ削減してほしいとか、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 プライマリーバランスの話がございましたが、先般の「日本経済の進路と戦略」の参考試算において、〇・一%の赤字になる、こういう試算がございます。しかし、これは、経済財政の展望というのは種々の変動要因がございますので、と同時に不確実性も伴うということでございますので...全文を見る
○福田内閣総理大臣 所得控除制度、こういうふうなものも含めて、控除制度のあり方というのは、家族構成などの事情にどういうように配慮をしていくか、そういう所得税制の根幹にかかわる問題であるというように思います。  税負担の変化を含めまして、国民に対する影響も大きいということもござい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 経緯をちょっと申し上げますけれども、まず、小泉政権下でこの基本方針が定められまして、今おっしゃいました行革推進法、平成十八年六月で、「一般財源化を図ることを前提とし、」「納税者の理解を得つつ、具体的な改正の案を作成する」、こういうふうになっております。そしてま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路特定財源は、国だけではなくて地方自治体の貴重な独自財源でもあるんですね。ですから、各地方自治体の判断によりまして道路特定財源及び現行税率の維持の必要性を言っておられるというように私は理解をいたしております。
○福田内閣総理大臣 この内容、私もよくわかりません。わかりませんから一般論で申し上げますけれども、道路投資というのは、地域、国民生活の必要に根差して行われるものであるということです。地元の自治体の考え、客観的な評価などを踏まえて適切に判断してきているということであるというふうに私...全文を見る
○福田内閣総理大臣 このことも今、私申し上げたばかりでございますけれども、私は権力者と思ったこともない、謙虚に政治をつかさどっておる立場にございます。
○福田内閣総理大臣 日本銀行総裁というのは、金融政策、金融政策の運営、そして金融システムの安定、こういう重責を担っております。と同時に、これは今だからじゃなくて以前からそうでありますけれども、国際金融というか、そういったような面においても非常に大きな責任を負っているということ、そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路特定財源とか租税特別措置法、難しい言葉ですよね。私も、政治家をしていなきゃとても理解できなかったと思いますよ。  ですから、これはやはり理解していただくような説明が必要なんだろうというふうに思います。こういうふうな議論が沸き上がって、理解も随分進んでいる...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、今おっしゃるように、五十九兆円、こういうふうに言われますと、十年間なんだけれども、五十九兆円、これは随分多いな、そこまでというふうな感じになります。ですから、五十九兆、十年間の計画を、その数字を言われることが、ではほかの支出項目との比較で十年間でどうなの...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは小泉内閣からの方針なんですね。一般財源化を図るということで、その方針に沿って、平成二十年度の予算も一般財源化を前年よりもふやすというふうな形で提示をさせていただきました。  ただ、申し上げなければいかぬのは、今まで特定財源という形でもって、ユーザーの理...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この国幹会議は、法律に基づいて、衆参国会議員十名と学識経験者十名、こういうふうなことなんですね。  その学識経験者の委員というのは、各界の代表というような形でございまして、経済界、学界、地方行政、マスコミ、道路利用者といったような、各分野の方々でございますが...全文を見る
○福田内閣総理大臣 はい。
○福田内閣総理大臣 一般財源化は何にでも使えないじゃないか、こういうふうにおっしゃることなんですけれども、今までの経緯もございます。そしてまた、これがユーザーの負担というようなこともありますから、その辺はやはりユーザーの理解を得なければいけないということであります。  しかし、...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 本会議 第7号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 鈴木議員にお答えをいたします。  今後の道路整備についてのお尋ねでございました。  本格的な人口減少・高齢化社会を迎え、またアジア諸国の経済力がますます高まっている中で、我が国の国際競争力を保持し、アジア、世界で相応の地位を占めていく上で、これか...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 後藤議員にお答え申し上げます。  道路特定財源制度創設以降の道路等の施設への税投入の総額についてお尋ねがございました。  当初予算ベースでは、道路特定財源制度が設けられた昭和二十九年度から平成十九年度までに、道路に九十兆六千二百九十四億円、鉄道に...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 高木議員にお答え申し上げます。  道路の中期計画の立案、実行についてのお尋ねがございました。  中期計画の素案では、渋滞対策などの政策課題ごとに、今後十年間で重点的に対策を講じる箇所数をもとに、必要な事業量を算出しております。  財源特例法改正...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 穀田議員にお答えをいたします。  道路特定財源の一般財源化について、ごまかしではないかとのお尋ねがございました。  今回の法案では、税収の全額を道路整備に充てることを義務づけている現行の仕組みを改め、毎年度の予算編成において、真に必要な道路整備を...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 保坂議員にお答えいたします。  道路事業広報のあり方について、まずお尋ねがございました。  道路に限らず、公共事業は国民の皆さんの理解と協力が不可欠であり、そのために実施する広報活動のすべてが不適切なものとは考えておりません。しかしながら、厳しい...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○福田内閣総理大臣 今まさに道路というものが問題になっているわけでありますけれども、この道路を今後どうするかということは、これはもう日本の国土をどうするかというグランドデザインに基づくものであるべきであるというように考えております。  現状は、今まで何度か示しているとおり、言っ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、救急医療の観点からお話がございましたけれども、道路というのは、やはり今の時代において生活基盤でもあるわけでございまして、そういう生活基盤をどのように整備していくかというのは、これは政治の立場において極めて大事なことであります。ましてや、日本全体の発展という...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員御指摘のとおり、昨年の十二月七日の政府・与党合意におきまして、税制について抜本的な改革を行うというような、税制改革、そういうような合意を得たわけでございます。  自動車関係の諸税というのは、それぞれ創設の経緯とか、そしてまた課税の根拠などがございますので...全文を見る
○福田内閣総理大臣 せっかく両院議長のあっせんによりまして、国会として一つの意思としてまとめたわけでございますから、このことについては、我々は重大に考えていかなければいけないんだろう、国会として重要に考えていただきたいと思います。できるだけ積極的な議論がなされ、そして、そういうよ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回の自衛艦衝突事故によりまして、漁船が大破し、そして二人の方がいまだに行方不明であるというような事態に至ったこと、これは極めて遺憾なことであると思います。  こういうふうなことが起こらないようにということで常日ごろ十分注意をしていたつもりでありますけれども...全文を見る
○福田内閣総理大臣 政府・与党合意ということにつきましては、これは官房長官、財務大臣を含めた関係閣僚、そしてまた与党の幹事長、政調会長といった政府・与党の幹部レベルでの協議でございます。こういう協議によって決まったものでございますけれども、その協議をもととして、道路特定財源の現行...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは、この政府・与党合意、これは法的ということではないけれども、しかし、その合意に基づいて、ただいま申しましたような現行税率の維持、そして特定財源制度の見直しといった法案とすべきものについては、この合意に基づいてつくっているわけです。それを法案としてお示しし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 法案の提出までのプロセスの話のようでございますけれども、議院内閣制でございますから、そういう政策決定、法案作成のプロセスというのは、これはいろいろな段階を経てできるわけでありまして、今回のこのことについても、政府・与党の合意があって、それがもとになってこういう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のアクアライン、これはいろいろな情勢が変わったということもあったのかもしれませんけれども、そういう中で、事業の見直しなどは必ずしも適切に行われてこなかったといったようなこと、これは我々もそういう認識を持っております。  そういうような経験を教訓としなけ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろ御説明いただきまして、ありがとうございました。しかし、もう一つすとんと落ちないところがあるんですね。一つ一つ御説明いただきましたけれども、もう少し丁寧に御説明をいただかなければいけない。そのことによって、私は、話し合いの機会が大きくなってくるんだろうと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ただいまいろいろお話を伺っておりまして、細野委員の御指摘どおりということであれば、それは私はあってはならないことであるということであり、政府としてもこの問題には厳正に対応していかなければいけない課題だ、このように思っております。  先ほど来、冬柴大臣からも発...全文を見る
○福田内閣総理大臣 需要推計のお話になりましたけれども、道路の事業量ということについては、さまざまなデータの積み重ねなんですよね。そういう積み重ねの中で、もちろん、いろいろな判断があるんだろうと思います。それはあるはずですよ。ですから、そういう判断も加えて考察して結果を出したもの...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、必要性をどう判断するかということ。これについて疑問があれば、ぜひ、国土交通省でそういう数字をつくっているわけですから、お尋ねをいただきたいと思います。それは、ぜひそういうふうにしていただくしかないんですよ。ですから、ぜひそれはお願いを申し上げたい。 ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国民は日本全国においでなんですよ。そうでしょう。では、交通量が減ったからといって、その部分について道路を全く引かないとかいうようなことがあっていいのかどうか。むしろ、そういう地域があれば、人口がふえるようにしてさしあげるというのも一つの政策判断と思っております...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は切り分けて発言したつもりでございますけれども、今の計画は、一・〇を上回るということでつくっているわけです。特に、多少のアローアンスを持って一・二、余裕を持って一・二ということでつくっておるわけでありますから、一・二ということは一つの基準になると考えておりま...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今つくっている計画は、ずっと国土交通大臣が説明しているとおり、一・二以上ということでやっておると私も理解いたしております。  私は、さっきの話は将来の話をしていたんですよ。そうでしょう。将来どうなるかということの観点から、そういう場合には政策判断というものが...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今の判断として一・二以上ということを計画で規定しているわけでございますから、それは、今の判断としては一・二以上ですよ。しかし、三十年たって予想が外れたということもあるわけですよね。そのときにどうするかというのはそのときの判断であって、そこに人がいるというときに...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、そんなこと言っていませんよ。今、今の計算として一・二以上ということでつくっているわけでしょう。そして、この計画の範囲、十年間ですか、それは一・二を切らない、こういうような推定で採択している、こういうふうに私は思っております。
○福田内閣総理大臣 今、十年計画をやっているわけですね。その十年計画の中で一・〇を切るという予想はしていないんですよ、国土交通省で。一・二ですか、切るとは思っていないんです。ですから、計画として計上しているということなんですよね。おわかりでしょう、それは。そうですよね。  私が...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いや、さっきはこれは二〇三〇年というような数字でもって話があったんですよ。だから申し上げた。よく聞いておいてください、あなたも、話を。その上で言ってください。  この十年間についての話といったらば、もうさんざん国土交通大臣から説明しているとおりなんですよ。そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、仮に一・二とか一・〇を切ったときにというのは、これは、そのときの政策判断でそういうことがあり得るということを申し上げたわけで、それはないときもあるんですよ。あるかないかは、そのときに判断すればいいという話であって、それも二〇三〇年という随分先の話のように...全文を見る
○福田内閣総理大臣 毎年の予算審議をする際には、数字を出さなきゃいかぬわけですね。その数字を出す根拠、それは、そのときの状況を加味し、また、将来の予想とかそういったような要素も加味して数字をつくっていくわけですよ。政治情勢もあります、財政状況もあります。いろいろな要素を加味して考...全文を見る
○福田内閣総理大臣 トータルの話だけにさせていただきますけれども、三兆六千億円、こう書いて計上されておりますけれども、これは各年の数字を見ても、何も固定化されているというような感じではありませんよね。それは毎年出ている、それも、十五年度には出ていないけれども十六年度以降出ていると...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この十年計画については、もう再三御説明申し上げているとおりであります。  今お話を伺っておりまして感じますのは、これはやはり手続について透明性を十分に確保しなければいけないということはあります。ですから、こういう透明性確保のためにどういうことをすべきかという...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘の点は、そのとおりというところはございます。そういうことで、昨年の十一月に、随意契約について徹底して適正化を行うということを各府省に対して指示いたしました。  しかし、国土交通省については、契約の仕方についてもいろいろございます。いろいろ細かく指示もい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国土交通省だと聞いております。
○福田内閣総理大臣 これは、この中期計画の素案では、渋滞対策などの政策課題ごとに対応する箇所を具体的に洗い出した上で、今後十年間で重点的に対策を講じる箇所数に限って計画の内容として必要な事業を算出したものでありまして、現在お示ししている中期計画の案を御審議いただく材料としてもう十...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路計画のことですから、国土交通大臣に聞いていただきたいと思います。  私は、それは委員のおっしゃることもよくわかります。将来のことは、正直言ってわからないことはたくさんありますよ。人口がどんどん減っていく中で道路をいつまでもつくるのかという、そのお話もよく...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ガソリンを使う、要するにユーザーですね、それが明確になっているという特色がありますので、ですから、負担と給付といったような形でもってこういう制度を有効活用するということで、私は今までそういう説明をしてきたわけですね。そういう説明をしてきて、これからどうするかと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、この場で何度も申し上げております。昔のデータを使ってそれでよしというように思っているわけではありません。新しいデータが今年中に出るというのであれば、そのデータ、特に今、転換期ですよね。ですから、毎年、将来に対する見方も変わってくる可能性は十分にあるわけで...全文を見る
○福田内閣総理大臣 あります。
○福田内閣総理大臣 成功したかどうかということは、採算性とか、そういったようなことについて言われているんだろうと思います。これは、計画交通量と実績の交通量が大きく乖離してしまったということで、この事態ということについては厳しく認識をいたしております。  ですから、今後、こういう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この海峡の横断プロジェクト、これは事業の規模が大きいですよね。ですから、当然お金もかかるわけです。ですから、画期的な技術開発が行われて、そして大幅なコストダウンをできるといったようなことが可能でないと、実際にはできないと私は思います。  個々のプロジェクトを...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほども申し上げましたけれども、こういう道路特定財源とかいうような国民にお願いをしている案件につきまして、これはやはり透明性、公平性、いろいろな角度から、間違いないというものをやらせていただきたい、そのための努力をさせていただきたいと思います。
○福田内閣総理大臣 地域のことをお話しされました。これからの日本の社会全体を考えて、どういうような予算の使い方をするかということは大変大事なことであります。  今、道路ばかりやっているような印象のお話をされましたけれども、道路だけじゃないですよね。十年間で道路五十九兆円、そして...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○福田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおり、沖縄に限らず、地域にとっては、この暫定税率を廃止する、要するにガソリンを二十五円安くするということが起これば、はかり知れない影響を与えるだろうと思います。  地域は、地域ごとに、地域の自立、活性化のために努力しているわけでありますけれど...全文を見る
○福田内閣総理大臣 暫定税率が廃止されますれば、国で約一兆七千億円、そしてまた地方で九千億円の税収減となります。また、自治体によっては、この表でございますとおり、八%近くが税収減として失われるということになります。また、先ほど申し上げましたように、道路投資額も大きな影響を受けます...全文を見る
○福田内閣総理大臣 政府案では、受益と負担の考え方を踏まえまして、暫定税率を維持した上で真に必要な道路整備を行う、それとともに、これを上回る額は、納税者の理解を得た分について、得られる範囲の中で一般財源として活用する、こういうふうなことになっているわけであります。  道路特定財...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員の御指摘のとおりだと思います。  私が当選した途端に湾岸戦争が起こりまして、そのときに、当時、小沢幹事長でした。そして、大変指導力を発揮したと思いますよ。そのときには、湾岸戦争の対策として、百三十億ドルでしたか、その財源を、石油臨時特別税というようなもの...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路特定財源につきましては、ユーザーの理解を得て一般財源化する、こういうことになっております。ですから、一般財源化というふうに簡単におっしゃるけれども、それは今の段階ではそう簡単なものではないんだ、まずユーザーの理解を得るということが必要なんだ。理解を得られな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路予算は平成十年度にピークでありましたけれども、平成十九年度におきましては、そのピークに比べて四割縮小しているんですね。一方、社会保障費といったら、これは年々増大しているわけですからね。そういう比較もしてもいいと思います。  さらに、今回の法案によりまして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路整備につきましては、よく、日本は随分よくなった、こういうふうに申しますけれども、しかし実際は、歴史的に見ても、例えばドイツは戦前、第二次大戦前から高速道路がある、アウトバーンがあるということでありますけれども、我が国では二十数年おくれて、ようやく昭和三十八...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路整備の話ばかりしていますけれども、実際は、日本の全体を考えた場合に、いろいろな支出項目があるわけですね。手当てしていかなければいけないことがある。そういう部分とのバランスを見るということは極めて大事なことであります。  そういう中でもって道路整備をどのよ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 自動車を保有するための負担に限って見ますると、それは、自動車保有の実態、公共交通のあり方などから、自動車利用への依存度が高い地方、これは先ほど申し上げましたけれども、地方の自動車ユーザーの負担が都市より大きいことは、これはみんなの認識しているところでございます...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路以外の交通ということになりますれば、鉄道もありますし、それから海、空というのもありますね。港湾それから空港といったようなもの、そういうものが安心で安全で環境にも配慮した交通体系になっていくということが大事だというふうに考えております。  ですから、アジア...全文を見る
○福田内閣総理大臣 はい、そのとおりです。
○福田内閣総理大臣 先ほど来申し上げているのですけれども、これは委員にではなかったですね、前の委員のときだったですけれども、特定財源、これは、自動車ユーザー、ユーザーの理解を得ながらということなんですね。そういうことでないならば、理解が得られないというのであれば、これは税率を下げ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国土交通大臣から答弁したとおりにさせていただきます。
○福田内閣総理大臣 国土交通省の契約書は、国土交通省の文書管理規則で、竣工後五年間保存するものとなっているようであります。  これは、その五年間というのが適切かどうかということについて、昨年の十二月の関係省庁連絡会議で検討して、国土交通省においては、必要に応じて保存期間を延長す...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、検討の各省庁の会議をいたしておりますけれども、そうですね、何月までかかるか、なるべく急いでやりたいと思います。
○福田内閣総理大臣 これは、どれだけの文書を残すか、いろいろな文書がありますので、それの一つ一つについてその残存期間を決めていくといったようなこともあります。そしてその膨大な量の書類をどこに置いておくのかといったようなこともあります。したがいまして、この国会ではちょっと間に合わな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国土交通省の建築中のもの、これは大臣にお聞きいただきたいと思いますけれども……。  大臣から聞いてください。
○福田内閣総理大臣 物によるわけでありますけれども、それは永久保存もありますよ。日本の歴史を伝えるものであるといったような、そういう文書もあるんです。例えば憲法の発布の……(小宮山(泰)委員「建設のものです」と呼ぶ)建設、各省庁のですか、各省庁の建設。これは国土交通省が所管してい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今大臣の方から答弁しておりますように、来週、いつの日になるかわかりませんけれども、早急にその内容をお示しする、こういうふうなことになっているんですね。  先ほど来お伺いしておりますと、六十五兆が何で急に五十九兆になったのか、こういったようなことについての疑問...全文を見る
○福田内閣総理大臣 高規格道路の整備につきましては、これはやはり基幹的な問題、すなわち国際競争力の確保とか、また地域の自立、活力の強化を図る、こういうふうな観点から、極めて重要な役割を担っております。ですから、その機能を十分発揮させるために、ネットワークとしての全体としての広がり...全文を見る
○福田内閣総理大臣 大和北道路は、平城宮の跡地の地下に埋蔵している極めて重要な史料でございます木簡というもの、これが影響を受ける可能性があるということで、木簡への影響を避けるために隣接する地下空間を通る計画をしている、こういうように承知しております。  日本の貴重な文化財を保全...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私の大先輩から、今、御意見をいただきました。ちまちましたところにこだわらずに、どんといけ、こういったような趣旨だと思いますけれども、本当は私もそうしたいところです。したいけれども、現実はなかなか厳しくて、何しろこの国会でもって予算を通さなければいけない、関連法...全文を見る
02月22日第169回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○福田内閣総理大臣 地方の問題、これは私は大変重要な課題と心得ております。  今、委員からいろいろとその事情をお話しございました。その一つ一つが当たっていることがほとんどだというふうに思います。  要は、日本の全体を見た場合にどういう発展を遂げていくのかということが大事なんだ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 バブルの崩壊後、企業は、過剰な雇用、それから設備と債務の調整といったようなものに追われてきました。長い停滞の時代を経験したわけでございます。  小泉内閣以降、特に小泉内閣のときに、民間にできることは民間に、地方にできることは地方にという基本理念のもとに一連の...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろなことを御指摘ございました。  確かに、今までの行政といったようなものが、また政治も含めて、果たしてそれでよかったのかどうか、これは常に反省をしていかなければいけない問題だと思います。一刻も、油断をして、そして済ますことはできない、また、これからも何...全文を見る
○福田内閣総理大臣 地方交付税は、地方税と一緒に地方において自由に使えるという意味において、大変これは貴重な財源であるわけです。地方交付税の機能、これはそういう意味において今後とも極めて重要なものであるというふうに認識しております。  ですから、平成二十年度におきましては、地方...全文を見る
○福田内閣総理大臣 地方分権改革は、これはちっともおくれていませんよ。ついこの間、昨年十一月ですよね、地方分権推進委員会から中間的な取りまとめをいただきました。そして、政府の地方分権改革推進本部において、私自身が、中間的な取りまとめを最大限尊重し各府省が委員会の求めに誠実に対応す...全文を見る
○福田内閣総理大臣 石油会社におりましたけれども、三十年前の話ですから、全然情勢は違います。  私、このことについては新聞でちょっと見たぐらいでございます。
○福田内閣総理大臣 今のエネルギーの情勢を考えましても、環境問題を考えても、ガス事業というのは大変貴重なエネルギー資源だと思います。そしてまた、エネルギーの多様化、調達の多様化といったようなこともございますので、そういうお話は大事なお話になる可能性があるかもしれません。  ただ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 公務員でないと理解しておりますけれども、もし必要であれば、総務大臣から答弁をしていただきます。
○福田内閣総理大臣 年金は、老後を支える大事な仕組みなんですね。要するに、若い人も将来に対して安心を持つと。ですから、安心が支えで今の仕事を一生懸命やる、そういう張りも出てくるわけですね。  ですから、この制度が崩壊するようなことになってしまっては、これは本当に、すべての国民が...全文を見る
○福田内閣総理大臣 環境目的だということは申し上げておりますけれども、それがすべてだというふうに言っているわけじゃありませんよ。環境問題は環境問題でまたしっかりと別途対応しております。  これは、ガソリン税が地球温暖化対策上果たしている役割、これは無視し得ないものがあるというこ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 我が国が燃料使用者に環境税を導入する、そして環境のためにちょうだいするということについては、これはこれからいろいろ考えていかなければいけない問題だと思います。  今御質問のことについて、財源特例法改正法案の第三条の規定でもって、受益と負担の関係に基づき、道路...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろお話を伺いましたけれども、ちょっとわからないところは、使途は一般財源化すると、しかし、取るときにはどうするんですか、取る方は。ガソリン税としていただくのですから、ユーザーから。いただいた上で、それを自由に使わせろ、こういうことですか。  ですからそれ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、前にどこかの委員会でそういう質問をしたことがあるんですよ。ですから、お気持ちはよくわかります。そして、問題点も私もあると思っております。ですから、これからどうするかということを私の今の立場で、今、早急に考えていかなければいけないと思っております。  問...全文を見る
○福田内閣総理大臣 いろいろ御指摘をいただきました。  そういうお話は方々から毎日たくさん来るんですよ。あれも足りない、これも足りない、これを伸ばさなきゃいけない、あれも伸ばさなければいけない、そういうことなんですね。まさに資源配分の問題ということです。そのやり玉に上がっている...全文を見る
○福田内閣総理大臣 申し上げますけれども、私は独裁者じゃありませんよ。皆さんの意見を聞いて、そしてこの議院内閣制というシステムの中で意見を取りまとめてやっているわけですよ。  そしてまた、今回、法律を直しました。道路特定財源の一般財源化。これは、現行の仕組みは、税収の全額を毎年...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、やはりその地域地域、そこに住んでいる方が明るい表情で、そしてその生活を支えるいろいろな諸施設、例えば病院とか、公的なものも含めて、そういうものがあればいいなというように思います。その地域の人が生活に困らない、安心して生活できるということ。その上に、その地...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、いろいろな地域があっていいと思うんですよ。経済合理性、財政のために合併しなければいけないという地域もあるでしょう。では、その地域に住む方が不幸になるのかというと、そういうことではないと思いますよ。  それから、例えば、私の選挙区にもありますけれども、水...全文を見る
○福田内閣総理大臣 首都機能移転の話はここしばらくないですね。七、八年ぐらい前までは、それは今の比じゃないんですよ、わんわんやっていましたよ。政府機能を移転しようとか、どこにしようかとかいったような具体的な話まで含めて随分ありましたけれども、景気が悪くなってきたのですかね。そして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 おっしゃるとおりでございます。  やはり、民主主義というのは、国民一人一人がいかに正確な情報に接することができるかによって正確な判断ができるわけですよ。ですから、そのために、国がやはり国民に正確な情報を提供するという義務があるんですね。そうしないとやはり民主...全文を見る
○福田内閣総理大臣 全く御指摘のとおりでございまして、日本の公文書館制度というのは大変おくれているというように思っております。そしてまた、公文書館に何を、どういう記録を入れるのかといったようなことについての、こういう検討も政府の中でなされていなかったということでございますので、お...全文を見る
○福田内閣総理大臣 できるだけ、可能な限り情報は提供し、御参考にしていただくということは必要でございます。  予算案を国会で御審議いただくというときには、予算案及び直近年度の決算に関しまして、予算書、決算書、予算の説明、財務書類等に加えまして、各省庁からそれぞれの施策についての...全文を見る
○福田内閣総理大臣 こういう資料につきましては、できる限り対応する、また公開する、こういうふうな考え方をしております。
○福田内閣総理大臣 難しい御質問でございまして、現実は、国において予算審議をする、関連法案の作成もございますね。しかし、地方団体では、予算編成とか条例案の作成とか、そういうものが同時期に行われるわけですよ。そうした場合に、地方はどうしたらいいんですか。  我が与党としては、政府...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、今委員がおっしゃったとおり、そういう答弁をしたと記憶いたしております。  三位一体改革では、国、地方を通じた財政の健全化を図るために、地方歳出の見直しに伴う地方交付税総額の抑制を行った。結果として、地方交付税の削減が急激に行われたということもありまして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、地方によっていろいろございますけれども、結果としてそういう部分もあるということも、私も、具体的にどこどこということでなくて、想像できます。  しかし、三位一体改革は、そもそもの趣旨は、地方の財政改革も迫ったわけでありまして、そういう意味において、私は...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今般、地方再生対策費で対応したのは、地方交付税の算定を通じまして、市町村、特に財政状況の厳しい地域に重点的に配分をしたということであります。
○福田内閣総理大臣 考え方には変わりありません。歳出歳入改革をきちんとやっていくということは、今の日本の経済財政状況を考えれば、これは避けて通れない大きな課題だと思います。  そしてまた、これから、我が国人口は今減少を始めた、こういうような状況の中で、そして資源価格が、農産物も...全文を見る
○福田内閣総理大臣 そういうふうにしたいところですけれども、国の財政も極めて厳しい状況にあります。地方の財政も厳しいと承知しております。これから社会保障費もふえてくるでしょう、それから少子高齢化といったようなこともございます。高齢化して、そして少子化ですから、支え手が少なくなって...全文を見る
02月26日第169回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○福田内閣総理大臣 日本は世界に例を見ないほどの急速な少子高齢化が進んでおりまして、社会経済の大きな変化とともに、昨今、年金記録問題といったような年金制度の信頼を失わせるような不祥事もありまして、若い世代の方はもちろんのこと、国民全般に年金制度の将来に対して不安を抱いている、こう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 現行制度の中の社会保険方式でございますが、これまでいろいろな議論がございまして、他方、最近さまざまな提案がなされております税方式、これにつきまして、その内容、長所、短所、実現可能性といったような観点から、なお十分な議論が必要であると考えております。  また、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、年金制度の基本的な財源調達の問題でありまして、保険がいいのか税がいいのかといったような議論になりますけれども、消費税で極端にすべてを賄うといったようなことにはならないと私は思っております。  やはり、基本的な保障部分は税でやってもいいけれども、しかし...全文を見る
○福田内閣総理大臣 給付と負担の関係で、給付がこれだけあるので、そのコストは負担としてこれだけあります、それをどういうふうに払うかということで、それを税金でお願いしますというようなことになった場合に、さあ、どうなんでしょう。  私も、断定的に申し上げる根拠はないんですけれども、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私も、今厚生労働大臣が答弁されたと同じ考えでございまして、税方式に頼らなくてもきちんと徴収する仕組みというものはできるというふうに思います。
○福田内閣総理大臣 当面の考え方、これはもう従来と変わっておりません。そして、二〇一一年度にプライマリーバランスを達成する、そういう大前提を持っておりますので、それに合わせるように予算の割り振りを考えていかなければいけない、そういう中でもって社会保障を考えるということであります。...全文を見る
○福田内閣総理大臣 社会保障は、若い人にとっても関心事であり、また高齢者にとってはまさに受給を受ける、そういうことにあるわけでありますから、長い人生の中で、いかにして自分が、将来何かあったときでも安心して生活できるんだというよりどころを求めなければいけない、それを与える制度が社会...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今委員が御指摘されましたように、社会保障制度は非常に複雑な様相を示しているわけですね。また、今の日本の社会というのは転換期でありまして、社会構造が変わっていくという時代でありますので、まさにそういうような転換をどのようにリードしていくかということは、この社会保...全文を見る
○福田内閣総理大臣 本件は、私自身も、一日も早くこの問題を解決したい、こういうふうには思っておりました。思っておりまして、そういう動きもしたんですけれども、地方裁判所ごとに違う内容の判決が出ているということですね。その訴訟について司法の判断を踏まえながら、一方で、原告団の方々の一...全文を見る
○福田内閣総理大臣 薬害というのは、これは絶対に起こらないというわけじゃないですよね。万全の体制をとってやったとしても、それは体質その他いろいろな事情があって、また場合によっては、予見できないような製薬上の問題があったというようなことがあります。ですから、これは起こり得るんだとい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 前にハンセンのことがありましたよね、ハンセン病。あのときは、裁判所は判決を出したんですよ。それに対して政府の方が控訴するかしないかということを考えておったんですけれども、最終的に控訴しない、判決を受け入れる、こういうことでありましたから、それはもう司法のとおり...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今そのフリップを出していますけれども、ごく一部ですよね。一部でそうやって、そうなんだって決めつけるようなやり方というのはアンフェアと私は思います。  ちゃんと言っているじゃないですか、その後で。名寄せをする、それを三月末までにやるという意味ですと。その聞き方...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは入っております。早期に解決をするというように書いてあります。私は、施政方針演説では、「この問題は、四十年以上にわたるさまざまな問題が積み重なって生じたものですが、私の内閣で解決するよう、全力を尽くしてまいります。」こういうように申し上げております。
○福田内閣総理大臣 早期にというのが、いろいろな見方があるんだろうと思います。私も別に逃げるつもりはありませんけれども、しかし、できるだけ早く解決をしたい、そういう気持ちをあらわしているものだと思います。
○福田内閣総理大臣 これは、七月五日の政府・与党の合意ですからね。ですから、それを私は引き継いでおるということであります。
○福田内閣総理大臣 頭を一生懸命絞って、連想するものは何かというので、その一点でやったのかもしれぬけれども、正直言って余り有効じゃないですね。ただ、これは全面的にやりかえたそうでございますので、どういうふうにやっているかは聞いてください。
○福田内閣総理大臣 ただいま厚生労働大臣から答弁申し上げましたように、あらゆる手だてを尽くしてやらなければいけない。また、今までのことについても、そのたびごとに考え直すとかいうものがあれば、それは修正して進めていくということでありますので、そういうことを御承知願いたいと思います。
○福田内閣総理大臣 その答弁に真っすぐ答えているかどうかわかりませんけれども、国民年金制度は国民全体で支えられているものでございまして、被用者や制度の加入者全体、これは約七千万人ですけれども、加入者全体から見た未納、未加入率は約五%、約三百四十万人でありまして、この問題が直ちに年...全文を見る
○福田内閣総理大臣 申しわけありません、内容を見ていないので、見て検討させていただきます。
○福田内閣総理大臣 同じ答弁で恐縮ですけれども、内容を見て検討させていただきます。(山井委員「審議です、審議ですから」と呼ぶ)審議は、ここで、委員会のことですから、私から口を出すことじゃないんですよ。ただ、その内容を見て、いいものかどうか検討させていただきたいと思います。
○福田内閣総理大臣 私も以前、療養所で、不要な方もおられるんじゃないかといったような話、それは聞いたことは何度もあります。それでこういうような再編というふうな形になったのかもしれませんけれども、いざそういう再編計画を進めますと、本当に必要な人まで影響を受けてしまう可能性というのは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私はそういう問題点を申し上げたわけでありまして、私もそういう問題点があるんだろうというふうに思っておりますので、その辺は、具体的には厚生労働大臣とよく相談をしてまいりたいと思います。
○福田内閣総理大臣 社会保障に対する財源の問題ですけれども、これは年々、社会保障費というのは、高齢者がふえるという観点から、ふえざるを得ないようなものであるというふうに認識されております。  そういう意味でいえば、今まで社会保障も、やはり財政の改革、歳出改革という一環から対象に...全文を見る
○福田内閣総理大臣 そういう御意見を尊重し、よく点検をさせる必要があると思います。  また、社会保障国民会議がございますので、そういう観点の議論もしていただこう、こう思っておるところでございます。
○福田内閣総理大臣 「制度の持続可能性が問われています。」こういう表現を申し上げました。  年金制度というのは、これはもう申し上げるまでもないことでありまして、国民の老後生活を支える、こういうことでありますので、極めて重要な社会保障制度の柱であると思っております。これは、少子高...全文を見る
○福田内閣総理大臣 制度の問題もございましたけれども、しかし、それを上回る、はるかに上回るような形で年金記録問題というものが出てきたわけですね。それからもう一つは、少子高齢化と申しますか人口減少時代に突入した、そういう変化もあり、なおかつ、出生率の低下というような数字も入ってくる...全文を見る
○福田内閣総理大臣 全額というのじゃないんですね。(松本(剛)委員「私はずっと最低保障年金と申し上げております」と呼ぶ)今のあの図でよろしいんですね。(松本(剛)委員「はい。上も下も同じですから」と呼ぶ)その方式ですね。一つの考え方としてとり得るものだというふうに思います。
○福田内閣総理大臣 厚労大臣からるる御説明を申し上げたとおりでございますけれども、この問題について問題意識を持ちまして与党の方も検討しているところでございますので、さらに検討をさせていただきたいと思います。
○福田内閣総理大臣 実は私も、この問題、知らなかったんですよ。だけれども、これはこれで、そういう問題、あるということがわかりましたので、ひとつ前向きに検討させていただきたいと思います。
○福田内閣総理大臣 戦争中のことについて、戦後処理というものが必要に応じてなされたわけですね。いろいろなケースがございますので一概に言えないんですけれども、そういう中でもって、一度は決着したと思われていたものが、その後、やはり公平性の問題からいっておかしいのではないかといったよう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 厚労大臣が今ああいう決意を述べておられるので、私も信頼をしております。  ですから、予定のスケジュールをきちんとやっていくということが今大事なんですよ。やはり物には順番があるんだろうというふうに思います。  紙台帳につきましても、これはいずれ手をつけなけれ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国民年金を含めた公的年金の一元化に関しましては、検討すべき課題であると思っております。現在のように、制度が分立しておりまして、複雑ですよね、そういう中から誤りも起こる可能性もあるわけでございますので、一元化を進めていく方向については、これはいいんだろうというふ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、これから国民会議がありますので、そこで十分議論していただきたいと思います。いろいろな形というのが考えられると思いますので、そのうちの一つの形態として、当然考えられるべきものと考えております。(長妻委員「何が考えられるんですか。もう一回、ちょっと」と呼ぶ)...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国会の運営上のことですから。それは私が決断することじゃないですよ。(長妻委員「政府の中で」と呼ぶ)いや、私の決断することではないので、それはこの委員会にお任せをするしかありません。私の答えることではありません。(長妻委員「政府はもう聞かないんですか」と呼ぶ) ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは、無駄ゼロを目指しているわけですけれども、しかしながら、残念ながらいろいろ出てくる、そういうものがありまして、そういうことがないように努める、もう最大限の努力をするというのが我々の務めである。(長妻委員「どのくらいあると思いますか」と呼ぶ)いや、これはわ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 せっかくの質問でございますので、お答えを申し上げます。  来年度予算案におきまして、今の委員の御指摘に対応するような形でもって、医師確保対策の予算を大幅に増額しました。一・七倍でございます。病院勤務医の職場環境の整備などの対策を盛り込む、こういうことになって...全文を見る
○福田内閣総理大臣 OECDの中でも医師の数が少ない、こういうふうなことになっておりますけれども、また医療費も少ない、こういうことです。これは、その国々によって制度が違いますので一概に比較することはできないかもしれないけれども、高いと言うわけにはいかない、こういうふうな状況だと思...全文を見る
○福田内閣総理大臣 申すまでもなく、日本の財政状況、非常に厳しい状況にある。そういう意味で、歳入歳出改革を一体として進めていくということで二〇〇六の枠組みもできておるわけであります。ほかの費目は、社会保障費と科学技術予算以外は皆減少している、こういうようなことで、社会保障もそうい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今、厚労大臣から言われたように、まさに助け合いなんですよ。助け合いの一環として行ったものでございまして、医療保険制度全体の安定的な運営と国の適切な財政運営との両立を図るというために必要な措置であるというように考えております。
○福田内閣総理大臣 社会保障を持続可能な形で維持していくということになりますと、給付の合理化、効率化、そういうことは当然しなければいけないけれども、安定した財源であるということ、それからあらゆる世代が広く公平に分かち合う、そういうふうな観点、そういうことを考えますと、消費税という...全文を見る
02月28日第169回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○福田内閣総理大臣 先ほど来、委員から、道路の必要性、有用性という御説明がございました。私からそういうことについて繰り返すことは遠慮させていただきますけれども、今の日本の社会、少子高齢化とか、そしてまた外国、特にアジアの発展が非常に早い、そういうような情勢の中で、日本がいかに国力...全文を見る
○福田内閣総理大臣 公聴会でもって知事さんやら市長さん方の御意見を聞かれたということで、それは地域の生活者の実態に即した道路整備の必要性ということを聞く会だったというふうに思います。  茨城県には北関東道というのが通っていまして、これが左の方にずっと行きますと私の選挙区なんです...全文を見る
○福田内閣総理大臣 小沢代表の発言というのは、私、中身はよくわかりません。わかりませんが、いずれにしても、両院議長のあっせんによりまして、予算や歳入法案につきましては年度内に結論を得ることで与野党が合意しておるわけですね。ですから、これからの審議の進め方、これは国会で決めることで...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、できないというふうに言っているわけじゃないんです。ユーザーの理解を求めながら一般財源化の枠を広げていく、こういうつもりで言っておったのでございます。
○福田内閣総理大臣 今現在の一般財源化の枠を考えれば、まだ一般財源化する余地は十分にあると思っております。
○福田内閣総理大臣 ですから、今回、法律を見直しまして、そして一般財源化するということにしたわけでありまして、それに沿いまして、昨年を上回る一般財源化の枠を設けたところであります。
○福田内閣総理大臣 いや、それはやはり、片やユーザーがいますから。ユーザーの方がいて、そして、そういう方々の理解を得ながらということを何度も申し上げているところでありまして、ですから、いきなりということは私は難しいと思うんですよ。それは、だんだんとというやり方もあるでしょう。そう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは、元総理の言葉として重く受けとめております。
○福田内閣総理大臣 一般財源化の一つの考え方として、環境という、そういう考え方もあるのではないだろうかということを申し上げたわけです。  ガソリンと環境の関係、これはおわかりになりますよね、私から説明を申し上げるまでもないと思いますけれども。そういうことで、ユーザーの御理解が得...全文を見る
○福田内閣総理大臣 これは欧米諸国でもって、米はないですね、欧、ヨーロッパです、ヨーロッパ中心でありますけれども、ガソリン税を下げない。それは、やはりガソリンを使うこと自身が環境によくないのだというようなことで、むしろ頑張ってガソリン税は上げるという方向で環境対策、こういうふうな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、環境対策ということでそのために財源が必要だ、それをどこから調達するかということについては、いろいろな方策があるんだろうと思います。  ですから、これは国民の御納得のできるような方法を考えていくということではないかと思っております。今ここでもってこれがい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 環境対策というのは非常に多岐にわたるんですね。ですから、これ一つということはないと思います。  いろいろおっしゃいましたけれども、その中で、ガソリン税を廃してそれを環境税にする、変える、こういうふうなことですね。その場合には、では道路の方はどうするのかなとい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 BバイC一・二ということでこの中期計画は作成されている、それは道路の必要度を示しているものだ、こういうふうに考えております。
○福田内閣総理大臣 通常一・〇らしいんですけれども、今回は余裕を見て一・二にしているということであります。
○福田内閣総理大臣 この中期計画では、一・二を超えているものであると理解しております。
○福田内閣総理大臣 今回の中期計画の作成に際して行った高規格幹線道路の点検では、通常は費用対効果が一より大きい場合に整備の必要性があると判断するところでございますが、より厳格化して、一・二以上を基準としておるということであります。いいですか。
○福田内閣総理大臣 この論文は今お示しいただいて、よくわかりません。  担当大臣から申し上げていますように、より透明性の高い説明責任の果たせるプロセスを検討していくということでありまして、いずれにしても、道路投資は、地域、国民生活の必要に根差して行われるということであると考えて...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この中期計画につきましては、予算委員会でも、また国土交通委員会でも、詳しく説明に努めてまいったところでございます。ですから、政府としては、この中期計画を踏まえて、これを実現していくための必要な道路財源の現行税率の維持については御理解をいただきたいと思っています...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私はそういうような計算の仕方は承知しておりません。
○福田内閣総理大臣 BバイCの計算をするときに、それだけじゃないでしょう。それだけでやっているんですか。(川内委員「いや、これが大部分なんですよ、九割」と呼ぶ)それだったら、国土交通省に聞いてください。(発言する者あり)  もう一回申し上げますけれども、私は、それがもとでその計...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員の言い分もわからないではありませんけれども、そういう意見を参考にして総合的に国幹会議にかけたんだろうというふうに思います。私も国幹会議はどういうものかわかりませんので、余り断定的なことを申し上げては無責任なことになりますけれども、そういうものをたくさん酌み...全文を見る
○福田内閣総理大臣 国土交通大臣もできる限りの精査を行った上でこの中期計画の作成をしたというように思います。  しかし、御指摘のような点も踏まえて、やはりいい方がいいんですから、よくなるように、この中期計画の実施をするように配慮をしなければいけない。そして、毎年度の道路整備を行...全文を見る
02月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○福田内閣総理大臣 まず最初に申し上げなければいけない、このたび、海上自衛艦の事故により吉清治夫さんと哲大さんお二人を遭難させてしまった、このことについて、政府として大変重く、そして責任の大きさ、そういうことを感じておるところでございまして、このことで吉清さんお二人、そしてまた御...全文を見る
○福田内閣総理大臣 浜田委員はお近くですよね。ですから、殊のほかこのことについて御心配されていらっしゃいます。また同時に、以前、防衛庁副大臣をしていらっしゃる。両方の立場ということもあろうかと思いますけれども、御心痛は大変なものだというふうに思っております。  本当に、今回の事...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先般、二十七日の夕刻、私は、ライス国務長官の表敬を受けました。そこで、いろいろな話がございましたけれども、まず、冒頭、先般、沖縄で起きた米海兵隊員による暴行被疑事件について、ライス長官からお話がございました。  その中で、ライス国務長官から、今般の事件は極め...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回、本当に申しわけない事故を起こしました。そしてまた、二人の遭難者を出してしまったということでございます。御家族、関係者の皆さんに本当に御迷惑をおかけし、私ども、本当に残念な思いでいっぱいでございます。その責任を重々感じておるところでございます。  防衛省...全文を見る
○福田内閣総理大臣 お聞きしますところによりますと、吉清さん親子、吉清さん、お父さんは、これは本当に、五十八歳、働き盛りなんですよね。そして、まだまだこれからもお仕事できるんだろうと思います。一家の大黒柱を失ってしまったわけですね。それから息子さんは、哲大さん、二十三歳、これから...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘の点については、私は随分注意して発言していたつもりでございます。遭難された方、こういうふうに申し上げたと思うんですけれども、ひょっとして間違って失礼な言い方をしたことがもしあったとするならば、これは陳謝いたします。
○福田内閣総理大臣 今回の沖縄の事件は本当に残念なことであり、まことに申しわけないことであったと思いますけれども、このことについては、米国も大変重く受けとめております。  私、ライス国務長官と二日ほど前に会いましたけれども、そのときも、国務長官の方から、このことについては、被害...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今の発言、そのことを私は申し上げているつもりだったんですよ。  それは、これは日米安全保障条約の根幹にかかわることであると思いますよ、私も。この体制が必要だから今こういう体制を組んでいるわけでしょう。必要ないというのなら話は別ですよ。必要ないんだったらば、我...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この問題は、何度も何度も御説明申し上げているとおりでございまして、それ以上のことはないんです。ひとつ、それを中心に御理解いただき、また御審議を進めていただきたいと思います。  あと、国会のことは国会で決めていただかなければいけないと思っております。
○福田内閣総理大臣 六時ごろです。
○福田内閣総理大臣 あのときも、えひめ丸のときも、これも私、前から、群馬県に参りまして、何か祝賀会をしてくださる、こういうふうな話で、私はその日いないということは皆承知しておったわけであります。その辺はいろいろありますので、私もそれ以上言いたくないのでありますけれども。  やは...全文を見る
○福田内閣総理大臣 東シナ海のことにつきましては、外務大臣が答弁したとおりでございます。昨年の十二月の訪中時に、中国首脳との間でこれまでの協議を通じて相互理解が一層深まった、こういうふうに確認をいたしました。この問題、東シナ海問題、一刻も早く解決するという決意、これもお互いに確認...全文を見る
○福田内閣総理大臣 事故が起こったことにつきましては、これはもう全くあり得べきことでないことを起こしてしまった、そういうことについて大いに反省をしなければいけない、また当面捜査に全力を挙げるということは当然のことでございます。そういうことで、遭難をされた方々の御家族の気持ちなども...全文を見る
○福田内閣総理大臣 防衛省も、危機管理に、特にこの事故の起こった後の危機管理について真剣に考えて全力投球している。しかし、いろいろ問題はある。それは、その都度判断をしなければいけないことはたくさんある。それを適切に判断していけばいいのでありますけれども、時にはそうでないときもある...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私がお会いしてすぐライス国務長官の方から発言がございまして、大変申しわけないという趣旨でのことでございますけれども、本当に深刻に受けとめている、そういうような発言でございました。  私もそれに対して、こういうことが続くと日米安保体制を損なうことになるというこ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 石破大臣は防衛省・自衛隊のトップでありますから、全体の指揮をとらなければいけないという責任があるわけですね。ですから、その責任を果たすためのことをしているわけであります。今、海上保安庁が捜査権を持って捜査をしているということでありますから、捜査のことについては...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私が何もしていないかのごとくおっしゃるので、多少弁明させていただきますけれども、いろいろ日程をごらんになっている、中身は御存じないでしょう。  結婚式、これはわかりますよね。高村外務大臣と会食をした、これは韓国に行く前の日でございまして、韓国との、今までどう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私の立場で申し上げられることは、国会運営のことでございますから、どうか国会でお決めいただきたいと思っております。
○福田内閣総理大臣 沖縄にはさまざまな問題があります。そして、過去のことも決して忘れることはできません。忘れてはいけないことだと思います。  そういう上に立って、今現在、日米安保条約に基づいて沖縄に多大な負担をおかけしているということも重々承知した上で、その沖縄の、今岸田大臣か...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ここしばらく公共投資もずっと減少してきているというようなことがありまして、建設業の競争環境が著しく変化してきているというように思います。すなわち、過度な価格競争、低価格入札といったような現象でございますけれども、そのことによりまして公共工事の品質が劣化するとい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 韓国は、近年、経済も順調に伸展し、そして、一人当たりの所得などから見ましても、本当に先進国と言うにふさわしい成熟した国になったというふうに私は思っております。  北東アジアでもって、日本、韓国という二つの隣り合った国が、別々に行動するのでない、経済連携によっ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、農産物だけのことではない、いろいろな、貿易の交渉とか対象品目があるわけですから、一部でもって判断するということではないと思います。しかし、全体的になるべく質の高いということ、これを目指すというのは当然だろうと思いますので、そういう方向で努力をすべきである...全文を見る
03月13日第169回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) まず、先般のイージス艦が漁船に衝突した事故でございますけれども、これは今原因究明いたして、その結果が出ているわけではありませんけれども、しかし自衛艦の方の責任が極めて大きいんだろうと、こういうように思っておるところでございまして、そういう意味において...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、昨年の九月末にこの立場になりまして、以来、責任者としてやらせていただいておりますけれども、正直申しまして、私が就任して以来、過去のことの処理が多かったですね。年金問題もその象徴的なことですけれどもね。また防衛省の問題も発生するとかいったようなこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 外交全般について申し上げれば、やはり日本、我が国というのは、特に現行憲法下においては世界の国と平和な関係を持ち続けるということが、これが至上命題だと思います。紛争が地域に起こるということによって日本が影響を受ける、日本の発展も影響を受ける可能性が極め...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それでは、私から総論的なことを申し上げますけれども、また各論は厚生労働大臣からお聞き願いたいと思います。  ただいま御指摘のありました社会保障につきましては、これは国民が将来安心できるようなもの、そしてまた今現在困っている方々に手を差し伸べることが...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 年金制度というのは社会保障制度の中でも根幹的なものであると思います。重要なんですね。そしてまた、これは国民と政府の間の長い長い期間にわたる契約なんですよね、年金を払い始めて、そして一生を終えるまでずっと続いている契約、何十年の。まあ六十年、七十年、八...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今地方はどういうことが起こっているかといえば、人口が流出する、都会の方に移動してしまう、そしてまたそれに伴い学校閉鎖ということもあるし、また住民が少なくなれば医療とかそういうものもだんだん寂しくなっていく、撤退してしまう、そういう現象が起こっているわ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 公文書、要するに政府が作った文書、これ様々なものがあるわけですけれども、例えば法律を一つ作るというときには法律の生成過程、記録があるわけですね。何のためにこの法律作ったのか、どういうところが問題になったのかというようなことが記録として残されているとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 趣旨はただいま財務大臣、官房長官から申し上げました。  私も、この予算というのは今月中に通らないとやはり国民生活に間違いなく影響を与えることでございますから、是非、大分遅れましたけれども、これから真摯な議論をしていただきたい、そしてまた建設的な議論...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 改革は、どこからどこまで改革というのか、そのいろんな取り方ございます。余り大きな改革しちゃうとこれは革命ですからね、革命まで行かないように。そして、でき得るならば痛みを伴うところが少ないようにするという配慮も必要だと。ですから、やっぱり粗っぽいやり方...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路が必要でないかのごとくその議論がなされることは、私は大変問題があると思います。やっぱり必要な道路は必要なんです。ですから、それは計画的に造っていかなければいけないということは当然であります。ましてや地方分権、そしてその先に道州制という議論があるん...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いろいろおっしゃいましたけどね、まあこの審議随分遅れましたね、実際問題ね。衆議院における強行採決と、こういうふうにおっしゃいましたけれども、必ずしも強行採決と言えるような状況ではなかったと思いますよ。それはこの予算をどうしても三月末までに上げなければ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 防衛省、庁の時代からいろいろな問題ありました。そして、そういう経験、時にはそういう事件を反省して、そしてそれをうまく活用してこなかったのかと、そういう経験をですね、というようなことについて我々も非常にじくじたる思いをいたしているところでございますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私どもは、大臣もそうです、私もそうですけれども、こういう事件についての責任は十分感じていますよ。ですから、こういう体質を変えるためにどうしたらいいかということを一生懸命考えているんですよ。私もそんな専門家じゃないんです。ですから、勉強しながらというこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いよいよ肝心の道路の話になりまして、実はほっとしているところでございます。いつまで、このことについて私どもの立場、またこの必要性というものを説明する機会をいただけるのかなと、こう思っておったところでございますけれども。  確かに世論調査いたしますと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、特定財源にしているというのは受益と負担がこれが分かりやすい、明確だと、そういう観点からそうなっているんです。ですから、ほかの教育とか社会福祉とか、そういうものとはちょっと違うんではないかということであり、今までもそういうようなことで道路もでき...全文を見る
03月14日第169回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、確かにこれは施政方針演説、これは一月末のものでございますけれども、野党の御意見も積極的に取り入れながら責任ある政治を遂行する、こういうことを申し上げました。忘れてはおりません。ですから、そういう姿勢で対処してまいったつもりでございます。  衆...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは民主党から提案されている法律ですね。これは、ですから私どもよく御説明いただきたいと思うんです。私どもまだ得心いかないところもございますので、そういうことについてどうぞよろしく御説明をいただきたい、そしていいところは積極的に取り入れていく、こうい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路特定財源につきましては、これは国民の皆様に疑念とかまた不快の念を持たせるような、そういうようなことがあってはいけないと思います。ですから、適正な運用を確保するというために、国土交通大臣が今答弁しましたように先頭に立って抜本的な検討を進めております...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今やり取り伺っておりまして、一議員であったとき、そして今責任ある立場になったとき、その発言が違う、考え方が違う、まあそういうことはないわけではないんですよね。それは、やはりその立場に立ったらばその立場でもって物事を考え発言する、それはそういうことも当...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) はい、そのような認識を持っております。  ただし、そういう状況、悪い状況、極めて悪い状況というものは脱して正常に復しつつあると、このように認識しております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 内閣府設置法のお話がございましたけれども、これは、金融庁の所管する事項については特命担当大臣を必置とするということでございまして、当該特命大臣がこれらの事務を掌理すると、こういうことになっております。  そしてまた、今御指摘の金融危機対応会議、この...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 内閣府設置法に官房長官の位置付け、どういうふうな文章になっているか、ちょっと私は承知しておりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 福田康夫と申します。
○内閣総理大臣(福田康夫君) いろいろな政策立案をするという面におきまして、やはり大事な役割を果たしてまいったと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 橋本行革によって新しい体制ができました。それは政治主導ということで、総理官邸が中心になりまして、より積極的な、そしてまた縦割り行政でない政策を打ち出していこうと、そういうふうな観点から重要会議というのが四つ決まっております。  それ以外にもそういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) はい、聞いたことございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ちょっと記録見ないと分かりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 思い出しません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私もそのマクドナルドと特別の関係もあるわけでないんで、どうしてそういう名前が出たのか、会社名が出たのかよく分かりません。まあ、昨年の十月でしょう、十月の二日ですか。私が総理に就任してすぐでしょう。そのころのことは、もういろんなことがあったものですから...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は同じ質問を、先ほどの御党の津田委員にもお答えしているんですよ。だから、まあ役割分担で今回は国土交通大臣に答えていただきましたけれども。  私も、今大臣からお答えしたとおり、国民から疑念やまた不快な念を与えるような、そういう支出についてはこれは控...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今年、いや二十年度も一般財源化、特定財源の中で真に必要な道路整備の、余裕があるというか、特定財源の中で余裕のある分を千九百億円ばかり一般財源化するというようにしました。これはしかし道路という、道路にまつわる、若しくは自動車というものに関係する分野にお...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、道路特定財源の不適切な使用、このことも一緒におっしゃいましたけれども、これはどの税金だってそうなんですよ。不適切な使用というのはこれはしてはいけないんですよ、お分かりでしょう。それはもう、やっぱり透明でなければいけない、そしてまた疑念を持たれては...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 七月までというのは、どういう趣旨でお尋ねですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、計画に従って着々と進めているわけでございまして、その計画、これからのことについて、これからは見通しも入りますので、いつまでと断言できるのかどうか、その辺は厚生労働大臣の方がよく承知しておりますから聞いていただきたいと思いますけれども。  昨...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 孔子廟に参りましたのは、これ日本でも今ちょっとした論語ブームがあるんですね。そして、同時に中国にもそういう何か、いろいろな本なんか出版されまして、また孔子を再評価しようといったような、そういうふうな状況にあるといったようなことなので、私も論語読みの論...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 郵政改革をなぜやったのかと、こういうことでしょうかね。  官から民へという、そういうような改革というものをかなり進めました。その一環であります。そしてもう一つは、財政投融資という問題があったんじゃないですか。それを改革したいということですね。要する...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 基本的にその方向であると思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それはいつごろの世論調査ですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) もしそのごく最近の世論調査でそういうような回答があったとすれば、何らかの問題があるのかなというように思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 民営化してうまくいっているところもあるんですよね、JRのようにみんなから喜ばれているという、そういうのもあるんですけれども、この郵政民営化についてもしうまくいっていないと、不満があるということであるならば、そのサービスが果たしてどうなのかということに...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この郵政民営化の現状については、簡易郵便局の一時閉鎖、そしてまた民営化当初の郵便局窓口での待ち時間増なんというような問題が生じておるということを聞きまして、私も総務大臣から報告を受け、そして総務大臣に対しまして簡易郵便局の一時閉鎖の解決に向けて全力で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それではお約束をいたします。
○内閣総理大臣(福田康夫君) お気持ちはよく分かります。私もそうしたいと思うけれども、しかし、我が国の現状を見ると膨大な国、地方の負担を抱えているわけですよね。それは何とかして解消していく努力をしないわけにいかないと思います。国際社会の中においていつまでも日本だけがこんな低金利で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今、日本を取り巻く情勢、日本自身もそうですけれども、非常に大きな変化がありますよね。これ、一体どうなのかなと。例えば原油だってそうですね。これがあっという間に百十ドル近くなってしまうとか。それに伴って原油価格が上がると小麦粉まで、また大豆まで値上がり...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大変な気迫に押されて、私も一生懸命やらなきゃいけないな、こう思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日銀総裁人事につきましては、昨日それから数日前の衆参本会議において、総裁人事についてこれは否決を参議院でされたと、衆議院では賛成していただきましたけれども。そういうふうな事態で、事実上これは実現しなかったと、こういうことでございまして、非常に残念な思...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 委員おっしゃるとおり、国民の生命を守らなければいけないそういう立場の自衛隊、自衛艦が事故を起こしてしまったということ、誠に残念でございます。政府としてもこのことを大変重く受け止めておりまして、遭難された吉清さん親子お二人、そして御家族、御親族を始めと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 主としてこれまで生産者に視点を置いたそういう行政であった、それを本当に消費者の視点に立って国民から見て分かりやすい行政へと転換すると、そういうことは私は当初から申し上げているわけでございます。  そして、委員御指摘のとおりの消費者行政の統一的、一元...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一般財源化というお話でございますが、その中には道路の中期見通しと、道路整備の中期計画、これは期間どうするかとかその前に見直しをしなければいけないという御意見もたくさんございました。そしてまた暫定税率の水準、これは維持するとしても、そういう中でもって一...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大変結構な御提案だと思います。いいのはどんどん受け入れてしまう。  地球温暖化対策の推進は、国民一人一人の関心を高めること、そしてまた国民の共感を得ることですね、そして行動の見直しにまでそういう国民の意識を変えていくと、こういうことが大事なんだろう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地方は大変厳しい状況に置かれておると、そしてまた抱えている課題も様々でございます。そういう状況の中で、政府といたしましては、昨年の十一月に、地方と都市の格差をこれ以上拡大させない、地域の活力を取り戻すと、こういう趣旨でもって地方再生戦略を取りまとめた...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、制度はだれにとってもいいものであってほしいと思いますよ。しかし、そういうことにもそれは限界もあるということもお分かりですよね、それは。やっぱりお金も掛かることだし、それを社会でどこまで支えられるかという問題があるわけですから、その点も配慮しな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路特定財源の支出につきましては、いささかも国民の皆様に疑念を持たれないようにするということが、これが必要です。適正な執行ということに常に心掛けなければいけないと思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま私が答弁申し上げましたように、国民から疑念を持たれないようにという、そういうことが前提でありまして、そして、ミュージカルといえばその内容をよく吟味して、本当にこれが必要なのか、そして国民からそのことが疑念を持たれることがないのか、そういうこと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 中身が私もよく分からない、目的も分からない。ですから、そう簡単にお答えできないものかもしれぬけれども、しかし、政府がやっている、政府の事業としてやっているというのであれば、高いなという感じはいたします。
○内閣総理大臣(福田康夫君) この特定財源の使い方、これにはいろいろ問題があると思います。今御指摘をいただいているような、そういうようなことを含めていろいろ問題があると思います。そういうようなことで国民から疑念を持たれるといったようなことは、これは厳にしてはならぬことでありますの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今おっしゃったことだけで考えれば、それはおかしいというように思います。  ただ、国の予算というのは、幅広い分野、すべての分野を包含しているわけでありまして、どこにどのぐらいという配分するわけですね。それが予算なんですね。今お示ししている予算案でござ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、大きな立場で考えまして、今、経済というのは二%成長と、こういうふうに言われておりますけれども、しかし、給与は余り上がってないと、ここ数年若干上がっていますけどね。しかし、この十数年間、それほど変化がないというようなことを考えまして、やっぱり国民...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この非正規雇用はここ数年増加しているというように思います。そしてまた、そのことについて意識始めた昨年辺りからそういうことについては是正しなければいけないということを言っておりますが、昨年はまだ若干増加と。正規雇用も増えているんですよ。正規雇用も増えて...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど来の質疑を伺っておりまして、今そういうことについて相当な関心を持って政策を考えていかなければいけない、そういうときだというように思います。  そして、社会全体がもっと安定して、そして明るい希望が持てるようにと、それは私どもの願いでも、また政策...全文を見る
03月18日第169回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 先日、御党、この委員会でもって道路についていろいろな問題が提起されましたと、そういうその提起にこたえる形でもって、この問題についてのいろんな論点についての修正を考えなければいけないのではないか、そのためにまずは与党間で調整をしてください、その上でもっ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、与野党で協議をするわけですね。まず与党間でもってある考え方を示すと。でき上がる。で、それをもって与野党間の協議。  この協議の場は、これは国会になるのかどこになるのか、これは私は申し上げる必要はないと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路事業の事業評価、これは透明性とかそれから客観性、これは極めて大事だと思いますよ。国土交通省も道路の評価については第三者の有識者というものを導入して、そして評価をしてもらっているということがあります。しかし、先ほど御用学者とかなんとかいう話もありま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この三つの基本原則というのは、公平、中立そして簡素ということであります。いいですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日本のいろいろな政策、特に経済政策、税制、長い歴史の中で改良すると、その時々の状況に合わせて改善をするといったことが制度が非常に複雑になる、そういうふうなことがございます。ですから、先ほど私が申し上げた税の三原則、簡素というのがありましたね。これに則...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 特別措置がそれだけあるとは思ってなかったですけれども、しかし、そういう意味からいっても、日ごろから、随分古いものもございます、それはそのときに必要だったから設けた制度ですけれども、時間がたてばそういう趣旨から外れてくるものは当然ありますよね。ですから...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そういう御説明だとそういうことになるかもしれませんけれども、その二・六兆円を、これ、じゃ、減税だというふうにおっしゃったけれども、じゃ、その結果何が起こるのかということをこれは説明しないとフェアじゃない、公正じゃない、三原則の一つ。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ガソリン価格を値下げして一般財源化して、それにもかかわらず地方には負担を掛けない、必要な道路は造るというこの四点ですか、この四点は、これは私どもの考え、今の考え方からすると解けるものではない。何かよっぽど大きなことをして、例えば教育費を削るとか社会保...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 末松委員おっしゃったように、あと審議日数だって十日ほどしかないんでしょう、三月末までに。そういう短い期間でありますけれども、ここで与野党、賢明な議論をするということによって年度末までに一定の結論を出さなければいけないと、こういうことであります。  ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、今この衆参で状況が違うというそういう国会、極めて難しい、運営の難しい国会の中において、時として両院議長があっせんをしてくださるというような現状、これはある意味においてやむを得ない部分があるかもしれません。しかし、誠心誠意議会が円満にいくようにと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今回の貨物漁船事故、これ、重油流出で漁業被害に遭われたわけですね、先ほどの御説明で。漁業者の方々、大変お気の毒だと思います。お見舞いを申し上げるとともに、また、漁を中止して油の除去を行わざるを得ないという漁業者の方々の心情、これは察するに余りあるもの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほどの年金もそうですけれども、年金も国民一人一人の立場に立って考えていない制度だったと思いますよ。ですから、お金を一生懸命集める方には熱心になっても、それを払う段になったら記録がないという話でしょう。国民のことを全然考えていなかったですよね。その結...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そういう新聞記事は私も拝見いたしましたけれども、環境改革国民推進協議会という民間の方々がお集まりになって環境問題に取り組もうと、こういうことなんですね。  環境問題というのは、これは例えば産業界だけでできる話じゃないんですね。国民全部が参加して初め...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昭和二十九年にこの道路特定財源というのはこれは創設をされました。日本の経済の復興という、国土の復興、そういうことを目指したわけでございますけれども、その時々の社会経済情勢、ニーズを踏まえて計画的な道路整備に必要な財源の確保を図ることが必要でございます...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国の道路の整備状況を見ますと、それは現在も相当程度整備されたということも言えるんですけれども、しかし、よく見てみますと、各地区で道路が切断、断続的にというようなところ、これはもう本当に数多くあるのは委員御案内のとおりでございます。また、そういうよ...全文を見る
03月24日第169回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) お尋ねの件は、これは国会のことなんですよね、衆議院と参議院というその両院の関係の話ですよね。でございますから、これについて私からお答えをする立場にはないと、このように思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは憲法の解釈の問題ですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) どう考えているかと、どういう趣旨でこれを聞いているのかよく分かりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、これ私から答えるべきものかどうかということなんですけれども、政府の立場で答えるべきかどうかですね。それは国会のことでございますから、ですから私から答える立場にはないということを先ほど申し上げたんです。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 憲法では院の構成とかそういうものは決めていますよ。しかし、その国会の中の運営については、別途国会法というものもあるわけですよね。ですから、私は、そこまで国会法の中で解釈すべきものかどうか、私も分かりませんけれども、少なくとも私の立場で今お答えする問題...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いろいろな情報の共有といったようなことも必要なんだろうと思いますけれども、そういうことについて問題意識を持って米側及び関係省庁で検討をさせていきたいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) そのときの状況など全般見て政治的な決断をしたと、判断をされたというように思います。私も今正確にそのときの状況を把握しておるわけじゃありませんので、やっぱりそれはその時々ということもあろうかと思います。  今は私は、石破大臣は、いろいろな事件も防衛省...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 特に防衛省・自衛隊に求められることは、やはり危機管理をしっかりやるということだと思います。そういう意味におきまして、今回の事故が起こったこと、これはこれで問題ですけれども、その後の処理について様々な問題があったということは御指摘の分も含めてあったわけ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 結果を見ればそういうこと、そういう部分もあるというふうに言われれば、これ否定するものはありません。しかし、このことはやはり組織としてやらなければいけないことなんですね。組織はどうあるべきかということ、この点が大変大事だと思います。特に、危機管理の場合...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 何か事故が起こったときに、一刻も早くこの事態にどう対処するかということを考えるのは当然でありまして、それはいろんなレベルでそういうような打合せとか会議とかいうことが行われるのだろうというように思います。そのすべてを、緊急に行われているそういう様々な会...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今度、運輸安全委員会ができるような法律改正をお願いするということでございますので、今後のことはその運輸安全委員会に万全を尽くしてもらうということになりますけれども、現状、それができていないという状況の中でどうするかということでありますけれども、これ、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 戦略的互恵関係と、これは割合、流行語になっていますよね。今、日中だけでない、ほかの国との関係においてもそういう言葉を使うということはあるんです。  この日中関係において申し上げれば、互恵とは、日中両国が将来にわたって二国間、それから地域、それから国...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これ、日中関係、特に中国がどうなるかといったようなことについて今委員からいろんな状況を提示されましたけれども、それは確かに将来のことは分からない。日本だって将来のことは分からないところありますよ、変数あるんだろうと思いますよ。政治変数も今当面の課題で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日中関係を、先ほど来申し上げているように、どうやってこれから良い面をお互いに見付けて、そしてそれを伸ばしていくというような観点でお付き合いしていくということができるかどうかということは非常に大事であります。ですから、そういう観点から、互いを非難すると...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、日中関係は大きな問題、解決されていないのがあると思いますよ。まあ歴史問題ということもあるのかもしれぬけれども、それ以外に今委員の御指摘なさったようなこと、様々な大きな問題があります。ですから、これを一つ一つ解決しなければいけないと思います。それ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど委員から、日米関係の中でアメリカから見ると日本が影が薄くなってきているんじゃないかと、こういう御指摘がありましたが、そういうことが言われるのは、やはり一つには中国が大きく経済的にも発展していきそうだという、そういうことがあると思いますけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今般のイージス艦事故に限らず、昨年来、様々な問題が防衛省・自衛隊の中で発生したということ、このことによって国民の信頼を大きく傷つけたということは、本当に残念なことであると思っております。そういうような防衛省・自衛隊、これは、この役割というものは国防で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 三月の二日でございます、遭難された吉清さんの御家族を訪問いたしました。私もずっと予算委員会があり、そして土日は韓国大統領の就任式に参列するというようなことで一日も時間がなかったものですから、二月十九日の事故から二週間たちましたけれども、また先方の御都...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昨年の四月の公務員制度改革に関する閣議決定におきまして、自衛隊員については、特別職の特殊性を十分考慮した上で、一般職の国家公務員に適用される能力・実績主義、再就職に関する規制に準じた内容の法案を速やかに提出するということになったわけでございます。これ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 在日米軍が円滑に日本においてその任務を全うするというためには、その米軍の施設・区域の周辺住民の理解と支持を得るということは、これはもうとても大事なことだというふうに思います。  そういう意味で、地元の意向は十分踏まえながら、その犯罪防止策がより実効...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 人権についての考え方は基本的に同じでなければいけないと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私が先ほど答弁したことであるならば、あるはずがないんであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日米地位協定というのは、日米安全保障条約というものがありまして、それを運営するために必要な約束なんですね、両国間の。この約束について、我が国がこの約束を守っていかなければいけない、米軍ももちろん守るわけです、お互いに守っていかなければいけない。こうい...全文を見る
03月28日第169回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) ちょっと確認していませんけれども、まあ大体合っていると思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) まあ、ほとんどは合っていると思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ちょっと細かいところなんですけどね。三番、第三、「改正時に廃止し、二十一年度から一般財源化。」。これ、お配りしたのは「廃止し二十一年度から一般財源化。」で、こちらは「廃止し、二十一年度から一般財源化。」。これ、この違いなだけなんですけどね。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 閣議でこれは話題にしておりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 関係閣僚とは事前にお話をしておりますので必要はないと、こう思ったわけであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 関係閣僚は事前に承知しておりますから、そういう意味においては私が全責任を持って、内閣全員でという今の段階ではありませんけれども、しかし、私が責任を持っているということでありますから、同じ意味だというふうに考えて結構だと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) あと、国土交通大臣以外は財務大臣、そして総務大臣です。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 党の方とも事前にお話はしております。与党の政務調査会長には事前に連絡を取って協議もいたしておるところでございますので、私としては何ら党の方がこれに反するとかいったような、そういう意味における懸念はないと、こう思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 余り他党のことを御心配いただかなくてもいいんですけれどもね。  私は、このことを行う前に、幹事長を始め与党の主要な役員にはお話をいたしております。ですから、与党の皆さんの大方の御理解を得ながらこの話を進めたと、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御党の事情はよく分かりませんけれども、私どもの方はどうぞ御懸念なくお願いいたしたいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昨日、私は、年度末まであと数日を残すのみという、こういう段階に立ち至ったものでございますから、国民生活に混乱をもたらさないという総理大臣の責任を全うするために、あの両院議長のあっせんに基づいて、平成二十年度予算案の裏付けとなる歳入法案の年度内成立を期...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、平成二十年度については、昨日申し上げました中に、例えば民主党が現実的な提案をしてくださるということがあるならば協議に応じたいということを申し上げているところでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 政府としては、この法案が、二十年度予算、歳入歳出法案については最善のものとして提出しているものですから、これは当方の方から修正とかそういうことは、これはいたしません。しかし、御党の方からこういう提案どうかという現実的な提案であるならば協議に応ずるとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私が昨日申し上げましたのは、道路の中期計画は計画期間五年として最新の需要推計などを基礎に新たな整備計画を策定すると、こういうふうに申し上げております。それと同時に、新たな整備計画は二十年度道路予算の執行にも厳格に反映させると。そして、繰り返しますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まず、私が冒頭、昨日申し上げましたのは、平成二十年度歳入法案については予算とともに年度内に成立していただきたい。これは何のためかといったら、地方財政とか国民生活の混乱を回避するためなんです。ですから、まずはこの二十年度法案通していただきたい。その上で...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、これから最新の需要推計などあるでしょう。そういうものを基礎に新たな整備計画を作るんですよ。我々の考え方は、是非そういう整備計画を作るときに野党の方々にも御参加いただきたい、そういう与野党協議をしましょうと、こういう提案を申し上げているわけです...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、そういう根拠はなくなりますよ。しかし、それは本年の税制抜本改革時に、昨日私が申しているように、環境問題への国際的な取組、地方における道路整備の必要性、国・地方の厳しい財政状況を踏まえてこの税制の抜本改革をすると、こういうことであります。その...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いや、決めるんでしょう。決めるんですよ。税制の抜本改革をしなければいけない時期は刻々迫ってきているんですよ。そうお思いになりませんか。  ですから、そのときに決めるんだって、そのときに暫定が継続されるとか、そういうことを私は一言も言っておりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) はい、そのとおりでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) この二十年度予算、もう四月一日から執行するわけですよ。もう時間がございません。なかなか審議していただけないものですからね。ですから、今この段階でもって改めてこの法案を出し直せ、作り直せというふうな話をされても、これはもう時間的に無理でしょう。もう半年...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) もう三度目申し上げますけれども、現実的な提案がございますれば協議に応じるということでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、国会の中の運営の問題もありますので私どもから余りとやかく言えるものではない。  私どもから申し上げることは、もう本当にあとわずかの状態ですね。今官房長官お話ししましたけれども、ちょっと異常な状態ですよね、参議院の今の状態というのは。だって、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、異常というのは、委員会が開かれていないのが異常なんですよね。予算委員会じゃないですよ、財政金融委員会、歳入法案の審議をする大事な委員会が三月一回も開かれていないというのはこれは異常であると、こういうふうに申し上げたんです。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、今考えていますことは、何としても今月中にこの法案上げていただきたいということです。そのことが国民のために一番いいことだというように確信しているからそう申し上げているわけでありまして、是非、あとわずか数日ですけれども、よろしく御審議願い、そして結...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま私がお答えしたとおり、今私が考えているのは、何としても国民生活に影響を与えないように、国民に御迷惑をお掛けしないようにという、その思いだけでございますので、それ以後のことは私は考えておるわけではありません。  何ですか、記者会見で何か発表す...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私が何と言っても、信じてくださるかどうかは直嶋委員の方でございますのでね。しかし私は、再三申し上げるように、そういうことを、先のことは考えておりません、何としても今月末ということを考えておるわけでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 暫定税率は、これはない方がいいというのは二つ意味があると思いますね。  一つは、ガソリンの値段が下がると。これはこんないいことないですよ。下がってくれれば、私ももしそういうことが可能であればうれしいですよ。しかし、そういうことができない今事情がある...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この値上げラッシュというこういう情勢、私も大変憂慮いたしております。この値上げは、ガソリンもちろん上がっておりますけれども、それ以外に小麦だとか大豆が値上がりする、そしてその結果しょうゆが値上がりするといったような、様々な商品が値上がりしている、特に...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 現在の経済情勢というお話でございました。  これは、現在というだけでなくて、ここしばらく景気は回復してきた、しかしながら個人の所得がそれほど増えていないといったような、そういう実態があるということは、これは事実なんだろうというふうに思います。ですか...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今いろいろな閉塞感があったり問題があるということは先ほど申し上げましたけれども、まず、一人一人の国民が安心して生活を送れるという国づくりをするというのは、これは政治家として基本じゃないかと思いますよ。これは、だれがやってもそういうことを考えると思いま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、将来社会を考えた場合に、今までは多くの人を対象にする、マスを対象にする、しかし、これからは一人一人を大事にするというような方向に向かうんではないのかなというふうに思っております。ですから、それだけにお金が掛かってくるのかなという、そういうことも...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) もうあと数日でもって四月一日、新年度に入るわけですね。その計画を変えると、すぐ変えるというのは、これはできないですね、物理的にも無理な話ですから。  ですから、まずはこの法案を通していただいて、そしてその上で、その上でそれが現実的である、そういうよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は終始そういうつもりで、今も答弁申し上げたつもりで言っておったんでありまして、まずはこれ通さなきゃ駄目ですよ。  それで、四月一日って本当あとわずかで予算の組替えしろというんですか。技術的に無理でしょうが、そんなことは。ですから、何にしろ、我々と...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今のお話よく分かりませんけれども、今から一兆円の補正予算でも組めとおっしゃる、そういうことなんですか。(発言する者あり)
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一兆円でも、これ減額になるわけですよね。その影響は、四月一日から直ちに地方自治体に影響を与えるわけですよ。そういうようなことが混乱だと、こういうふうに申し上げているわけでありますので、ですから、それは、そういう方法を取るということはよろしくないという...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いつどういうような状況で修正してもいいというふうに私から申し上げたか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) その辺はちょっと、その議事録でも見ないとよく分かりませんからね、正確な答弁できませんから差し控えさせていただきますけれども。  いずれにしても、この歳入歳出法案を通していただいて、年度内に、その上でお話ししましょう。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど大田大臣からも答弁申し上げたように、ガソリン税を下げるというよりも財政をこの場合は維持した方がいいと、財政規模を、というのが先ほどの大田大臣の答えでありましたけれども、私もそのように思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおりでございまして、ガソリンなどへの燃料課税は地球温暖化対策上一定の役割を担っていると、こういうふうに考えられまして、広い意味では環境に関連する税制であるというように考えてもよろしいかと思います。  イギリス、フランス、ドイツなどは、日本...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 去る二十四日に、全国知事会など地方六団体から、道路特定財源の暫定税率の維持と、それから関連法案の速やかな成立などを求める緊急声明を受け取りました。地方自治体では、議会が開かれて、そして来年度予算がそれぞれ議決されている中でもって、とりわけ暫定税率の継...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昨日お示しした新たな考え方では、道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止し二十一年度から一般財源化と明記しております。また、一般財源としての使途の在り方は与野党協議会で協議、決定としたところであります。ですから、野党におかれましても、与野党協議の...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 視野に入れてというようには言ってないですよ。どこでそういうふうにお聞きになった……
○内閣総理大臣(福田康夫君) 十九日というのは、ああ、大分前の話ね。分かりました。そういうことは言っていません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) そのつもりで発表しているつもりでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、この予算委員会、衆議院の予算委員会ございました、参議院の方でもございましたけれども、そういう野党の皆様方の御指摘を謙虚にお聞きして、そして総合的に判断したことでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路の中期計画の素案では、道路整備やその効果の発揮には通常相当期間を要する、これはそういう御理解をいただけると思いますけれども、今後十年間で取り組むべき目標を明らかにしたものでございます。  国会の審議の中では、人口減少社会への突入といったような将...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、計画を作るためにはいろいろなデータを使いますよ。その場合に、従来の中期計画のその数字は違ったとしても、同じようなデータを使うということはあり得るわけですね。それは、ですから、昨日申したのは、最新の必要なデータを活用して、そして交通需要推計を行...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路計画は道路計画ですよ、五年間。しかし、実際に予算の上で翌年どれだけをするかというのは、これはそのときに本当に必要な道路をどこをどう整備するかというのは毎年考えて作るわけですね、実行計画は。ですから、その五年計画は道路整備の全体像を明らかにするとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 二十年度から一般財源化しろと、こういう御意見ですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、一般財源化もしております。しかし、それを拡大しろという、そういうことですか、それとも全部をそうしなさいという話なんですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) そうしますと、暫定税率の根拠は失われるということにもつながりますよね。  ですから、それはその分減額しなさいと、こういうお話をされているんでしょうか。もしそういうことであるならば、二・六兆円の財源が不足するわけですね。そうですね。その結果生ずること...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 委員の御意見の方が混乱をさせるもとだというように私は思います。  混乱をさせないためにこの法案を期限内に上げていただくということが必要だということは再三申し上げておるわけでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国の財政状況を見ますと、これは本格的な人口減少社会が到来するという中で、次世代に負担を先送りするということがないように、二〇一一年度に国、地方の基礎的財政収支の黒字化を確実に達成するというようなことを引き続いて考えておりまして、歳出全般にわたる抑...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これから社会保障費は増えていくでしょう。その財源をいかにして確保していくかということは大変大事なことでございます。そういう観点からしても、今回、暫定税率を廃止して二・六兆円が財源からなくなってしまうというようなことは困るのでありまして、是非、暫定税率...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 何度も繰り返しますけれども、やはり日本の財政を、これを健全化するということもとても大事なことでしょう。社会保障の水準を維持すると、こういうことも、これも大事ですよ。ですから、両方を達成するということにおいて、社会保障の在り方、その負担の在り方、これは...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは政府の方針ですから、政府の方針と申しますのは、私の考え方を中心にして政府の方針としたいと、こう考えておるところでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 閣議決定しなくても政府の方針として総理大臣が方針を出すということは、これはよくあることでございます。そして、それを実行する上でもって必要に応じて閣議決定をするということはございますけれども、それはそういう段階でいずれすることになると思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私、昨日申し上げたのは、野党の皆さんとも協議をしたいということを申しておりますので、その後で閣議決定をするということは当然考えることでございまして、それは必要なときに必要な状況の中で行うということでございまして、今それを明言することはできません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 二十年度はこれは無理だということです。現実的に無理であるというように考えまして、二十一年度からするというように申し上げました。
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、これまで様々な議論ございました。私は野党の皆様方の御意見によく耳を澄ませて、そしてお聞きした上で総合的に判断したものでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 全体を見てということです。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 二十年度は暫定税率でお願いすることになっておりますよ、それは。そして、二十一年度から暫定税率も含めた税率、これは環境問題への国際的な取組、地方の道路整備の必要性、国・地方の厳しい財政状況を踏まえて検討すると、こういうことになっております。これは、税制...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、暫定税率は二十一年度から廃止すると、こういうことを言っているわけなんですけれども。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま私、勘違いしまして、こう言い換えます。いいですか。道路特定財源制度は今年の税制抜本改正時に廃止して二十一年度から一般財源化すると、こういうことであります。  だから暫定税率……
○内閣総理大臣(福田康夫君) だから、暫定税率分を含めた、これ暫定税率、二十年度は暫定税率は維持するんですよ、これは。そして、暫定税率分を含めた税率というのは、先ほど申しましたいろいろな環境問題とか様々な理由、そういうものを勘案して検討すると、こういうことであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、平成二十年度の話をしているんですか、それともその先の話をしているんですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) だから、暫定税率分を含む税率については税制の抜本改革時に決めていただくと、こういうことを申し上げているんです。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、何度も申し上げていることなんです。まあ、一部ちょっと言い間違いありましたけどね。さっきから申し上げているのは、特定財源制度というものは、これは二十一年度から一般財源化すると、こういうふうに言っている。これはいいですね。暫定税率、二十年度暫定...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど直嶋議員の質疑の中で、社会資本整備事業特会の道路整備勘定をなくすという理解をしてよろしいかと、こういう質問に対しまして、私からそのとおりでございますと答弁いたしました。  これは特定財源をなくすという、そういう趣旨と受け止めたのでありますけれ...全文を見る
04月02日第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○福田内閣総理大臣 私の基本的な考え方、これは、やはり、日本がアジアのこういう位置にあるということ、そしてまた周辺をアジアの諸国に囲まれているというふうなこと、そういうような地勢的なことも考えまして我が国が外交的にどうあるべきかということは常々考えているところでありますけれども、...全文を見る
○福田内閣総理大臣 中国にとってチベットの問題というのは大変大きな問題であり、いろいろと今までも配慮しながら、また心配しながら対応してきたんだろうというふうに思います。しかし、このような状況が生じまして、これは単に中国の中だけの問題ではない、そういうような事態になっておるというよ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私、先ほど具体的に申し上げるわけにはいかない、こう申し上げましたけれども、そのようなことも含めて私どもの考え方はしっかりとお伝えをしておる、こういうことでございます。  日中関係全般を考えまして、いろいろな日中間だけの問題もあります。そういうものをいかにして...全文を見る
○福田内閣総理大臣 オリンピックのお話でございますけれども、さあ、今の段階でオリンピックに参加する、しないとか、そういう段階では私はないと思っております。ヨーロッパも、出席しないとかいう話もあるようでありますけれども、極めて限定的であるということでありまして、今は中国がどういう対...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今度、米国への訪問の途次に本邦に立ち寄るというような話があるようでございますけれども、ダライ・ラマ氏も、これまでもたびたび訪日をされているということであります。その都度適切に対処をしている、このように承知しております。
○福田内閣総理大臣 日本と北朝鮮の問題、これはもう非常に大きな問題があるわけでございますけれども、北朝鮮の問題と申しますと、北朝鮮の核の放棄という問題もあります。これは、米朝協議という形で行われているわけでありますけれども、今のところ、この問題の進展がもう一つというような状況にあ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 日米同盟と申しますけれども、これは、先ほど申しましたように、幅の広いものである、そして歴史的にも長い時間をかけて醸成してきたものであるということでありまして、この関係はこれからも大切にしていかなければいけないと思います。  そういう観点からしまして、最近私ど...全文を見る
○福田内閣総理大臣 まさに、先ほど来私から御説明申し上げているとおり、また委員御指摘のとおり、日米軍事同盟ということではない、幅の広い同盟関係というようなことで、文化的にも定着したと思いますよ。そしてまた、この関係がよい関係だということが、いかにアジアの国々に安心感を与えるかとい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 さて、暫定と申しますと、何かすぐあっちの方に頭が行っちゃうんですけれども。  安全保障体制を米国と組んでいる、こういうことでありまして、米軍の軍事プレゼンス、これは、我が国の安全保障にとっても、またアジア太平洋地域にとりましても、平和と繁栄を維持するという観...全文を見る
○福田内閣総理大臣 質問が長かったんですけれども答えは簡単で、そっけなくて申しわけないんですけれども、特定の米国の大統領候補の御発言でございますので、政府としてこれに対してコメントをすることは差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、どなたが候補者が大統領に選出されようと...全文を見る
○福田内閣総理大臣 アジア太平洋地域の戦略環境を踏まえた上で、日米同盟の円滑な運用のために必要な経費は同盟国として負担していかなくてはならないと考えております。ただ同時に、国民の税金の一層効果的、効率的使用を求めていくことも当然でございます。  この総額が比較すると多いではない...全文を見る
○福田内閣総理大臣 確かに国内も、国民生活、楽ではありませんよ。それは、物価が上昇するし、いろいろな状況を考えて、この安全保障のための経費も減らしたいというように思います。  しかし、そういう状況を勘案した上で、この六年間、防衛支出も減らしているんですね。そういう努力もしてまい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は、日本の防衛がどういう規模が適当なのかという議論、これはなかなか難しい議論なので、ここでもって申し上げるというようなことになりませんけれども、しかし、我が国の防衛が他国に突出しているというような状況ではまずないと思いますよ。近隣諸国を見てください。  そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私が申し上げているのは、日米同盟と国際協調なんですよ。国際協調の中には、国連重視、そういう姿勢もきちんと入っているんですね。ですから、その辺をうまく調和させながら進めていくのが日本の外交である、こういうことでございます。  日本は、今の日本の防衛力では、これ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 私は委員のおっしゃることに賛成ですよ。それは、日本が武力をもって侵略をするとかいうような考え方、これはもうありませんよね。六十年前にすべて捨てたわけですね。そして、そうでなくて、近隣諸国はもちろんのこと、世界全体と平和な関係を維持しながら日本の外交を進めていく...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員おっしゃるとおり、これは国民の税金でございますから、できる限り効率的、効果的に用いるということがどうしても必要なわけでございますので、そういう観点から、包括的な見直しを行うというように考えておるわけであります。
○福田内閣総理大臣 先ほど委員がおっしゃったことで、違うことがありますよ。私はそういうふうな答弁をしたことはありませんので、後で議事録をよく見て訂正しておいてください。  私は、日中に限らずほかの国々すべてそうでございますけれども、お互いに胸襟を開いて何でも言える関係をつくって...全文を見る
○福田内閣総理大臣 チベットの問題については、人権にかかわる問題であるからこそ透明であってほしいというのは、これは日本の基本的な考え方です。ですから、そういうふうな形でもって、あらゆる場面にそういうようなメッセージは伝えておるということであります。  私が何もしていないかどうか...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ですから、それは状況をよく注視しているわけですよ。今現在、関係者が冷静な対応をしてくれるということを望んでおります。そして、事態が早期にかつ平和裏に解決する、委員もそういうふうに思っていらっしゃるんでしょう。それとも、何か騒動になってほしいというふうに考えてい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 では、感想を申し上げます。  グアムへの移転に係る日米分担額は、米側の見積もりに基づくものでありまして、あくまで概算であるために、今後、我が国が主体的に積算等を精査する必要があり、その上で所要の予算要求を行い、国会で御審議をいただくことになる、こういうことで...全文を見る
○福田内閣総理大臣 大変恐縮でございますけれども、私の答弁も外務大臣の答弁と同じでございます。運用の改善に一歩一歩努力をしてまいりたいと思っております。
○福田内閣総理大臣 日米首脳会談で、いろいろ協議をすることがございました。時間の関係もございますので、すべてを協議することはできなかった。当面大事な、当面急いで話し合いをしなければいけないこと、これを優先いたしました。そして、私も初めて総理大臣としてブッシュ大統領にお会いする、そ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 失礼いたしました。  その問題も話をいたしました。これは、日米同盟のあり方、負担特別協定についてやりとりをいたしております。
○福田内閣総理大臣 政府といたしましては、前回、特別協定終了後の在日米軍駐留経費負担のあり方についても、これまでの特別協定と同様に、日米両国を取り巻く現下の諸情勢を総合的に勘案いたしております。その上で、日米安保条約の円滑かつ効果的な運用や在日米軍施設・区域で働く労働者の雇用の安...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今外務大臣から答弁したとおりなんですよ。日本の安全保障環境がどう変わるか、これはわかりませんよ、正直申しまして。相手のあることでございますから。それも、一つの国とかそういうことでない。そういうような状況をよく踏まえた上で考えるべきことであって、今から予断をする...全文を見る
○福田内閣総理大臣 米軍再編に伴います日本側の経費負担につきましては、沖縄の負担軽減の大きな柱でございます嘉手納以南の土地の返還などの内容について日米間で検討中であります。また、地域振興策の具体的な内容も、この検討の進捗を踏まえつつ、地元の意見も聞いた上で調整されることになるため...全文を見る
○福田内閣総理大臣 再編にかかわる問題でございますので、これは重要なことであります。したがいまして、調整をしていかなければいけないのでありますけれども、いつその調整が終わるか、それは諸般の状況を考えながら判断していくことになると思います。
○福田内閣総理大臣 海兵隊のグアム移転については、日本政府の資金が適切に使用されることは当然であるというように考えております。そういう考え方のもとで着実に進めてまいりたいと思っておるところであります。
○福田内閣総理大臣 沖縄の渡嘉敷島と座間味島における集団自決について、先般、大阪地裁において判決がございました。  その判決の詳細について私は承知しておりませんが、いずれにしても、この裁判は私人間の法的紛争に関して司法が下した判決でございますので、政府としてお答えする立場にはな...全文を見る
○福田内閣総理大臣 沖縄の米軍施設・区域内で山火事が委員御指摘のとおり相次いで発生しているということは、まことに遺憾なことでございます。  特に、三月二十六日にキャンプ・ハンセンで発生した大規模な山火事につきましては、これは日没後も燃え続けて、地元の方々は大変な不安を感じられた...全文を見る
○福田内閣総理大臣 米海軍の車両が沖縄の高等養護学校に無断侵入する、こういう事件が発生いたしまして、米側から、新任の隊員が運転する米海軍の車両が道を誤って学校の敷地に侵入してしまった、こういう説明を受けておりますけれども、昨年の夏に引き続いて今般このような米軍による事故、事件でご...全文を見る
○福田内閣総理大臣 在日米軍駐留経費負担は、我が国の安全保障にとりまして不可欠な日米安保体制の円滑かつ効果的な運用に重要な役割を果たしているものでございます。  今回の交渉の結果、労務費及び訓練移転費について平成十八年に締結した特別協定の内容を維持する一方で、光熱費については一...全文を見る
○福田内閣総理大臣 県民の皆さんのお気持ちというものは、我々は常々考えていかなければいけないことだと思っております。  しかしながら、米軍、特に米軍関係者による事件が繰り返される、そういうような状況の中において、そういう思いを強く持たれておるということはよく理解するところでござ...全文を見る
04月04日第169回国会 参議院 本会議 第9号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 大塚耕平議員にお答えをいたします。  道路政策の策定手順についてのお尋ねがまずございました。  道路政策については、財源ありきでなく、客観的かつ厳格な評価により必要な道路を見極め、その整備を計画的に進めていくべきと認識しております。毎年度の道路予...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 二問、椎名議員からちょうだいいたしました。  税制改正法案等をめぐる国会審議の状況、民主党の対応姿勢への感想及び法案成立に向けた決意についてのお尋ねでございます。まとめてお答えいたします。  税制改正法案等の歳入関連法案については、両院議長のあっ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 那谷屋議員にお答えをいたします。  道路特定財源の民主党案に対する姿勢についてお尋ねがございました。  民主党の提案では、直轄負担金を廃止し、交付金等の水準を維持するということでありますけれども、そうしますと、国に残る財源は約四千億円ということに...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 税制関連法案をめぐる民主党の姿勢と私の提案についてお尋ねがございました。  税制関連法案については、与野党間の実りある議論を経て年度内に円滑に成立することを望んでおりました。しかしながら、両院議長のあっせんにもかかわらず、参議院で一度も審議が行われ...全文を見る
04月07日第169回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 今までいろいろな発言がございました。その中で、昨年の夏の段階では、三月までに年金記録問題を全面的に解決するといったような誤解を与えるような表現も、また説明もあったというように思います。このことは、誤解を与えたということによって、また過分な期待を持たせ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 現実にはそういうような場面というのはたくさんあるんだろうと思います。この問題については、できる限り保険者また受益者の立場に立って考えるべきことだと思いますので、できる限りの対応をしてまいりたいと思います。  委員の御意見等も参考にしながら、これから...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この問題は大変奥の深い問題でございまして、この問題をさかのぼれば、四十年以上ずっと積み上げてきたそういう結果だというように聞いております。  ですから、これを根本的に変えないと、この年金制度というものはこれはもう日本には存在し得なくなるということで...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この問題はもう本当に、やっていますと様々な追加的な課題出てきますので、そういう意味で臨機応変でやっております。いずれにしても、この問題も時間を掛けて放置するわけにいかないと思います。もうできるだけ早く解決するべく対応をさせていただきたいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、どのぐらいの分量があるのか、その辺の把握もできておりませんから、今確たることを申し上げるわけにいかないけれども、しかし、全力を挙げてやるということで御理解ください。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 十七件限定ということであるなら、物理的に可能な範囲でもう大至急やらせたいと思います。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 社会保険事務所に行って六時間待つとかいったようなこと、現実にあるんですね。そういうことを見ていまして、ああ何とかならぬのかなと、こう思いますよ、正直申しまして。自分が行って六時間待たされたらそれはもうたまったものじゃないと思いますけれども。しかし、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ガソリン税が二十五円税金下がるんですから市場価格でも二十五円下がるだろうということだと思いますけれども、これ、まあ朗報ですよね。これは自動車のユーザーからすれば朗報ですよ、まさに。  今、ちまちましたお話だと、こういうふうに言われたようですけれども...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 財源は減税してもその分埋め合わせるものがあるということであるなら話は別ですけれども、しかし今年は、今私が申しましたように、民間の研究所によっては〇・二%GDPを下げる、来年、再来年も続けるということになれば、じゃ、減税ずっと続けるわけですね。じゃ、そ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これ、今現実にこうなっているわけですよね。過去のことを云々と、こういうようにおっしゃいましたけれども、これは、過去、いろいろな政権がございました。そして、その時々の経済の情勢に合わせた経済運営の結果こういうふうになったわけですね。  問題は、そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そういう原因は、何もここ数年に起こっているわけじゃないんですね。随分長い期間起こっているんですよ。  九三年ごろでしたかね、あのころは宮澤内閣だったと思いますけれども、当時から、あなたは銀行家だからよくお分かりだと思いますけれども、不良債権という問...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 現在の経済の状況認識というのは、今、大田大臣説明したとおりです。私も全くそのとおりでございまして、下振れリスクがあるということですから、十分注意をしていかなければいけない、こういうことであります。  ですから、また例えば物価の変動ございますね。最近...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私が考えていることが、また申し上げていることが分からないというのは、私の申し上げることを注意深く聞いていないということだけのことなんですけれどもね。  私は、施政方針演説でもしっかり言っています。私の考え方というのは、派手なことは言いません。形をこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、中小企業というのは、先ほど申しましたように、日本の経済の活力、源泉ですよ。この中小企業が、これが駄目になったら日本の大企業も駄目になるのだろうというふうに思います。  ですから、海外から、例えばアジアとか、いろんな事業経営者が来ます。私は日本...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 内需拡大ということについて私は同感です。  やはり今、日本は人口減少時代ということで、同時に質的にも高齢化ということでありまして、内需が今までの内需の在り方と違ってきていると、これからだんだん変わってくるんだろうというふうに思います。人に掛ける手間...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 数字は謙虚に受け止めております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) この年金問題はこれは本当にひどい問題でありまして、これは国の本当に威信を損なう、政府に対する信頼を損なう問題だというように思っております。ですから、これは何とかして国の信頼も回復しなければいけない。  年金制度というのは、これは大事な制度ですよね、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 委員御案内のとおり、我が国の財政状況というのは極めて厳しい状況にあるということでございます。その上に、本格的な人口減少、高齢化と、こういうような課題を抱えておりますので、我々としても、次世代に負担を先送りしないという考え方を持ちながらやはり財政健全化...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 国民年金と厚生年金の一元化、これにつきましてはいろいろ難しい問題もあるんですね。所得把握、それから自営業者の事業主負担分の扱いといったようなことがございまして、そういう問題を克服しなければいけないということはございます。政府としては、まずは被用者年金...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私も実はあと二、三年すると御厄介になる年なんでございますんですけれども、それだけにこの制度は一体どういうものかなと思っておりました。  今、先ほど来いろいろと具体的に御説明いただきまして、逆に説明していただいて私もよく分かったところもございますけれ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地域の、まあ地方の経済と申しますか、これはちょっとやはり都市とのギャップが目に付くといったような、そういう見方が多くなりました。私もその点は強く感じておりましたので、できる限り地域が、地方が元気を出せるような、そういうようなことをしていかなければいけ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今般、私が提案いたしまして、道路特定財源の一般財源化と、こういうふうに申し上げましたけれども、これは、これまでの国会審議の中で、特に衆議院での予算委員会でございましたけれども、参議院の方は一向に審議してくださらないものですから、衆議院の審議の中で、野...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路予算における不適切な支出に対しましては、国民から厳しい御批判をいただきました。国民の信頼を著しく失墜させたという、そういう事態につきまして国民の皆様にはおわびをしなければいけないと思います。と同時に、こうした支出を根絶することこそが国民の信頼回復...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは大変大事なことであります。  私は、これからの日本の経済を考える場合に、日本の経済というのは、経済社会というのは、やはり高齢化とか人口減少化だとか、閉塞的などうもそっちの方、社会になってしまうんじゃないかということを恐れておりまして、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、年金は高齢化社会においてとても大事な制度だというように思います。約七割が、高齢者世帯の収入の約七割ですね、公的年金が占めているというようなことから考えましても、これはもう老後生活を支える本当に大黒柱というようなそういう立場の役割を果た...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これから高齢者がだんだん増えていく、しかしその高齢者は年金に依存しているということになりますると、やはり住宅費というのはこれは非常に大きな問題になってくるんだろうというように思います。  実は平成十八年に住生活基本法というものを制定いたしました。そ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これからは、働く意欲がある高齢者の方々にも存分に働いていただくということが必要な、そういう時代になると思います。そのために、すべての人が成長を実感できるようにする全員参加の経済戦略というものを展開したいと、こういうふうに思っておりまして、六十代の方々...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地方自治体に対して五回程度の公費による支援を行うよう、こういう取組を平成十九年度から促しておるわけなんですけれども、実態は、今お話ありましたように余り低くないということでございまして、また里帰り先での公費助成も一部の自治体にとどまっていると、こういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そもそも長寿医療制度というのは、七十五歳以上の方々に生活を支える医療を提供すると同時に、これまで長年社会に貢献してこられた方々の医療を国民みんなで支える分かりやすい仕組みをつくるためのものでございます。年金の記録問題、これはできるだけ早く解決を図られ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 変わりません。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 抜本税制改革なんですよ。抜本的な税制改革でございますから、その中にはいろいろな要素が入ってまいりますね。  どこからどこまでというふうに私今申しませんけれども、社会保障関係の給付と負担といったような観点もございますし、また地球温暖化問題対策というよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 消費税というのも、これも今も存在していますけれども、これを増やすかどうかという議論も当然その中に入ってくると思います。それは、消費税の特性ということから考えて、それにふさわしいという、そういうような支出と申しますか、給付ですね、そういうものに見合った...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日米地位協定につきましては、政府としてその改正ではなく、これまでも運用の改善を積み重ねてまいりました。例えば、一九九五年の日米両政府は、凶悪犯罪を犯した米軍人の身柄を起訴前に日本側に移転する枠組みを設けました。こういうような枠組みの下で実際に起訴前に...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私からですか。私自身がしたかどうかということですか。  外務大臣からシーファー大使に抗議をし、そしてシーファー大使は謝罪をしたということであります。  そういうようなことも踏まえて、民主党、社民党及び国民新党におかれて改正要望を出されたと思うので...全文を見る
04月09日第169回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 百日ぶりのこの討論会でございます。百日間様々なことがございまして、私どももこの国会運営については大変苦労いたしております。なかなか結論が出ないということで、今も、四月中旬になりましたけれども、まだ二十年度の歳入法案が決まっていないと、こういう状況でご...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 最後のお話から最初にさせていただきますけれども、日銀の話。  これ、日銀というのはだれでもできるというポストでもないと思うんですよ、じゃないでしょうか。やっぱりその特殊性というものがあるんですね。目的、日銀法に書いてあるじゃないですか、中央銀行とし...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そういうことがあってはいけない、特定の官庁がその場所を占めてしまう、私はそれはおっしゃるとおりだと思います。それは賛成、大賛成ですよ。だけど、やっぱり適材適所、人物本位、そのこともお考えいただきたい。  もう一つ申し上げます。  それは、総裁、副...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 給油の新法だって、あれだって二回国会延長したんですよ。対案出してくださいと言いましたら、最後に出してこられました。だけど間に合わないですよね。この予算案の審議でもそうです。この日銀人事でもそうです。  私どもは、本当に国会対策、そしてまたこの国会運...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日銀の人事についてまだまだお話を申し上げたいところでありますけれども、まあ時間もありませんからこれはまた別にさせていただきますけれども。  年金問題は、これは昨年の七月にできました方針がありまして、大体その方針に基づいて着々やっております。しかし、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今回のチベットにかかわる問題、これはもう大変、まあせっかくのオリンピックを前にして残念なことだと思います。  しかし、これはやはり一番責任のあるのは中国だというように思いますから、中国がどのように解決するか、冷静に対応してほしい、そして平和的に話合...全文を見る
04月16日第169回国会 参議院 本会議 第12号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 辻議員にお答えいたします。  負担増や格差の緩和のために講じた政策についてのお尋ねがございました。  世界に類を見ない少子高齢化が進行する中で、社会保障制度を将来にわたり持続可能で皆が安心できるものとしていくことが重要であると考えております。こう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 谷合議員にお答えをいたします。  三月二十七日に発表した私の提案の真意及び実現に懸ける決意についてお尋ねがございました。  私は、国会審議がなかなか進まない中で、野党との協議を前進させることが必要との強い思いから、野党の御意見も踏まえて見直すべき...全文を見る
05月09日第169回国会 衆議院 本会議 第27号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 岡下議員から御質問がございました。  基本法案の理念や公務員像についてまずお尋ねでございますが、私は、施政方針演説におきまして、行政や政治を国民本位のものに改めていかなければならないこと、常に国民の立場に立つをモットーに公務員の意識の改革も必要であ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 馬淵議員にお答えを申し上げます。  税金の使い方についてお尋ねがありました。  行政の無駄や非効率を放置したままでは、行政に対する国民の皆様の信頼を取り戻すことはできません。福田内閣においては、道路関係を初めとする公益法人の集中点検、随意契約の見...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 上田議員から、まず、天下り問題についてお尋ねがございました。  昨年の通常国会で成立した国家公務員法等改正法におきまして、いわゆる天下り問題を根絶するため、各府省の再就職あっせんを全面的に禁止し、官民人材交流センターに一元化すること等としております...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 塩川議員にお答えをいたします。  公務員制度改革の必要性についてお尋ねがございました。  一連の不祥事により行政に対する信頼が揺らいでいる現在、公務員制度のあり方を原点に立ち返って見直すことが必要と考えております。公務員が能力を高め、常に国民の立...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 菅野議員にお答えを申し上げます。  公務員制度改革の意義とねらいについてのお尋ねでございましたが、「国民全体の奉仕者である国家公務員について、一人一人の職員が、その能力を高めつつ、国民の立場に立ち、責任を自覚し、誇りを持って職務を遂行することとする...全文を見る
05月09日第169回国会 参議院 財政金融委員会、国土交通委員会連合審査会 第3号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 特例法案の審議をされているということをちょっと失念いたしまして申し訳なかったです。  この特例法案を存続するということは、二十年度は、二十年度はさせていただきたいと、しかし二十一年度以降は、これは一般財源化するんだということはもう再三申し上げている...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) まあしかし、もう二十年度入っているんですよね。予算も執行しているんです。しかし、この道路関係については、特に特例法案に関係する分については執行できないということがありましてね、このことについては地方に大変な御迷惑を掛けている、そういう状況ですよ。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 自由民主党の内部のことについては余り御心配いただかなくてもいいと思いますけど、総務会で決まっております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 党議決定というのは一体何なのかよく分かりませんけれども、具体的に。それは与党の最高決定機関が決めたと、そして幹事長もそれを了承し、総裁もそれを了承しているということですから、これ信用しないということになりゃ、一体何を信用したらいいかということになりま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 昔の話になりますけれども、当時は一般財源化する、それは特定財源の枠組みの中で一般財源化すると、そういう意味合いであったんじゃないですか。ですから、それは将来的には特定財源を廃止して、そして一般財源化するということも視野に入れておられたかもしれませんよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 会計の勘定の問題は私は知りませんけれども、よく聞いてください、財務大臣に。  要するに特定財源を、要するに道路及び、まあ道路にまつわる、関係するような分野に集中的にその特定財源を使うという制度をこれを廃止するということは、要するに一般財源化するとい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、提出するときはそれが最善だと思いますよ、だから提出したんで。じゃ、何でこの委員会があるのかということになりますよね。やっぱり、委員会、委員会ですよ、この議会があるのかと。それは、皆さん方がその予算案には問題があるということを指摘されたからでし...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 考え方が同じではなかろうかと、将来的に。恐らくそうなんだろうと思いますよ。同じような方向を目指しているということですね。それで応援してくださるというんであれば、それだったら御党の方から修正案を出していただければよかったんですよね。私は三月二十七日にこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いい提案であれば協力をするというふうにおっしゃったのは、ねじれ国会とかそういうことは関係ない話ですよね、まず第一にね。  それから、今お話伺っておりまして、二十年度、二十年度についてのことをおっしゃっているような感じがするんですが、そうですか。今の...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そのとおりでありますけれども、その必要とされる道路というものを、これをどうやって決めるかということも一つ問題があるんです。プロセスがあるわけですね。私どもの方の期待といたしましては、与野党協議というものを行ってその道路の建設必要量というものも決めたい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは、私が一般財源化とこういうふうに申し上げたその中でもって、これ与野党協議会を設置して、与野党ですよ、一般財源としての使途の在り方、そしてまた道路整備計画などを協議、決定すると、こういうふうに書いているんですよ。それは政府・与党決定ですけれども、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私ども申し上げているとおりでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 確かに車社会でございまして、車社会になった理由はやはり便利なんですよね。家族で一緒に行ける、子供も乗っけていけるとか、そういうようなことがありますんで、今までは車で、車を持つということはそれは社会のステータスみたいなというふうなものもございましたし、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) それは対立するテーマがあればいいんですよ、解散するほどの。しかし、まだ野党の方から、じゃ一般財源化はこういうふうにするんだとかいったようなお考えまだ聞いておりませんから、ですから対立にもならない、議論にもならないと、こういう状況なんですね。是非そうい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大変意気込みに対して敬意を表したいと思います。  いいですよ。もう結論先言えば、もうできるだけ、できるだけですよ、その無駄を排すことについて御尽力いただきたいと思います。  政府の方も、無駄ゼロという、こういう取組をしようということで、それをスタ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今までのお金の使い方、これはこれから随分変わっていくと思います。その一つの理由は、やはり世の中が変わってきているということですね。ですから、そういう世の中の変化に対応してお金の使い方を変えていくということは当然あるわけです。それから、行政における無駄...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私も道路の必要性というのは十分承知しておりますよ。  やはり、道路網というけど網になってないんですよね。分断道路という状況が全国にあるということがあります。これはやはりつなげなければいけない。じゃなければ本来の意味はないんだろうというふうに思います...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 民間金融を活用するという方法、これはPFIで、これでもって既に始まっておりますけれども、今の御提言ですが、公共的な場合には収益性のあるところとないところとあるんですね。鳥取県だったらどこに自動車道路を造ってももうかりますけど、しかし、そうでないところ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、それは参議院のことでございますから、私からそれをとやかく申し上げる立場にありませんけれども、普通と違うなという感じはずっと持っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいま御審議いただいております道路整備費財源特例法案、これは結局、平成二十年度、もう今二十年度になってしまったんですけれども、財源特例法の未成立、この法案が未成立になりますと、これを根拠としております七千億円の地方の道路整備臨時交付金、これが使えな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先般の政府・与党決定もございましたけれども、私どもとしましては、平成二十年度については、予算も、それから歳入も一緒にこれを決めていただいて、そして、それをそのとおり使わせていただくということが最善であるというように考えておったわけでございます。予算の...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 参議院の結論がまだ出ていない今、何か言えというふうに言われてもそれは困ることではございますけれども、しかし、ただいまお願いしている法案については平成二十年度の、これの歳入にかかわることですね、そしてまたその使用にかかわることです、この法案が通りません...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、どういう結論を出されるのか、私は参議院の良識を信じております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) そのどちらが緊急性があるかといえば、両方とも緊急性はありますよ。みんなあるんです、緊急性はね。そして、例えば一般財源化すれば、地球温暖化対策とか救急医療体制の整備とか少子化対策とか、みんな緊急性あるんですよ。それを分けてどうかというふうに聞かれても、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 具体的にそういう例を挙げてどっちが大事かという、それは比較できるんですか、そういうことは。(発言する者あり)できるんですか。私は、ジャンルでいって、そういうような比較をすべきでないと思いますよ。質と量、いろいろな状況がありますから、そういうものを総合...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そんなことはないんでしょう。それと社会保障、どっちが大事か、こんなふうな議論というのは私はお答えすることできません。両方大事なんですよ、あえて言えば。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 道路工事をあるところでしていますと。そのそばで交通事故が起こって、そして、けが人が出た。道路工事をしている人は、自分たちは道路工事が大事だと、だから道路工事続けるんだというように考えますか。やっぱりそのけがした人を助けるために病院に連れていくとかそう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 全体の財政との関係ですから、財務大臣から答えていただきます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今一般財源化とおっしゃったけれども、二千二百億円のこととどういうように関係してくるんですか。二千二百億円、要するに社会保障費が足りないということをおっしゃりたいわけですか。
○内閣総理大臣(福田康夫君) どこに使うか。それは二千二百億円を削って、それは何も使わない。それは財政の規模を減らすということだけですからね、何も使ってないんです、そういう意味においては。ただ、削るという意味において、ほかのところも全部削っているんですよ。全部削った上で、その全体...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今のような国会の状況、衆参で議決が違うという状況、これが最大の問題ですよね。ですから、そういう状況の中でどうやって国会を運営していくかということは大事なんだと思いますよ。それをうまくやれなければ、これは、私の方の責任とおっしゃったけれども、野党だって...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、私は、道路特定財源の一般財源化ということについても従来の方針を覆して、これはもうまさに野党のおっしゃっているとおりのことを提案しているんですよ。だったらば、少しはこれに協調するような姿勢を見せていただいてもいいんじゃないのかなというように思...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ですから、それは、私どもは提案として、与党だけで進めようと思っていないんです。野党ともしっかりと協議をして、話合いをして、野党の納得のいくような形でもって進めていきたい。これが衆参ねじれの国会の状況の中で進めていくやり方だというふうに思いましたから、...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ちょっと私も御質問の趣旨よく分からないんですけれども、二〇〇八年の骨太のことをおっしゃられているんですか。二〇〇七年ですね、そうしますと。  それはあれのことですか。それをほごにするようなことはしていないつもりでございますけれども、二〇〇七年の骨太...全文を見る
05月16日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第8号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、本年は我が国がG8北海道洞爺湖サミット及び第四回アフリカ開発会議、TICADⅣを主催する年であります。議長国として政府開発援助を有効活用して、途上国の貧困削減や経済社会開発、さらには地球規模の課題解決のため、主導的立場で取り組むことが...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 途上国の平和と安定そして発展のために協力していくということは我が国自身にとっても利益であるということでございまして、我が国の外交政策において重要な課題だと心得ております。  こういうような認識の下で、これまで我が国はODAを積極的に用いて、そして国...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 具体的にアフリカ開発会議ございます。その開発会議、もうあと十日ほどでございますんで、具体的な内容の詰めを今行っております。今回のアフリカ開発会議には四十四か国の首脳が参加するという、これはもう本当に大きな会議になるということでありますんで、それだけの...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いいことをお尋ねくださいました。  私どもは、約束したことは確実に守るということを信条といたしているんです。これはもう日本の信条ですよ。ですから、その約束を守るために実行部隊、例えば、実行部隊と言っては申し訳ないんですけれども、今日は緒方理事長がお...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この数字につきましては、こう決まったということで発表されているわけではありません。今それを検討中のところであります。  二〇五〇年に五〇%削減しようと、こういうことですね。これは平均で五〇%、すなわち全世界合計して五〇%減と、こういうふうなことであ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 一言で申し上げれば、この六〇ないし八〇ということで決めたという事実はございません。今この数値をどのようにするかということを政府内で検討中であると、こういうことでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、それ金融取引というふうに断定することもできないし、そうだとも言い切れない。正直申しまして、この排出権取引のルール、やり方もいろんな考え方がございまして、またその評価も違うでしょう。そして、金融取引といいますと先物取引とかいったような概念も出てく...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど私から申しましたように、この問題についてどういうようなルールでもってこの排出権取引が実際問題取引されるかといったようなメカニズムがまだ明確でないというところもございます。これ、何でもそうなんだけれども、無制限に有効なものは私はないと思っているん...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) TICADはアフリカ諸国自身の自助努力そして国際社会によるパートナーシップ、これは共生ですよね、言うなれば自立と共生でありますけれども、そういう考え方に立って国際社会が広く協力して、そしてアフリカの発展を後押しをしようということが目的でございます。さ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 私は、申し上げますけれども、そんな面接をするような態度でやるつもりは全くありませんから、そういう下品なことは考えない方がいいというように思います。そういうことを申し上げまして、お答えします。  お金だけの話じゃないでしょう、お金だけじゃないですよ。...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ODAの全体の予算枠の話ですね。それは、先ほども決議をいただきました。このことは重く受け止めて、そしてそれにどれだけこたえられるかということで努力をしてまいりたいと思います。来年のことについてはこれから基本的な考え方をまとめると、こういう段階でありま...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) G8サミットではいろいろな課題を討議することになると思います。国際経済の問題そして地球温暖化の問題、このアフリカの問題もこれも大きなテーマだと思います。また、食料の価格高騰の問題といったようなこともございますし、またそれ以外にも幾つもあるんだというふ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この委員会でもっていろいろ議論されて出された結論については、これは政府の政策実現の上に大いに反映させてまいりたいと思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 北海道洞爺湖サミット、ここでは我が国はG8の議長国として、世界経済、環境・気候変動そして開発・アフリカ、不拡散等々政治問題もございまして、重要な課題について前向きなメッセージを発信していく、そういうために、その成功に向けてただいま政府一丸となって取り...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) いや、最初に大英断とか言って持ち上げてくださるから、どこかに何か落ちがあるんだろうというふうに思っておりましたが、まさにそういう予感が的中いたしました。  今度の道路特定財源制度、これは二十一年度から一般財源化するということなんでありまして、その使...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 外交全般ということであるならば、我が国は資源もない、しかしその貴重な資源を輸入して、そしてそれを高度のものに組み立てて、そして海外に輸出をする、そしてそこで利益を上げて今の国を支えているということを考えると、海外との関係は切っても切れないわけですね。...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 日本が幾らいい技術を開発しましても、やっぱりその値段が高きゃ駄目ですよね。やっぱり経済性というものを当然重視しなければいい技術もいい技術ではないんだということになってしまいますんでね。その辺は、十対一といったらこれはもう相当の差がありますから、とても...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これ私も正しくお答えできませんけれども、幻の埋蔵金に近い話ではないかと私は思います。  千兆円外貨準備があるといって、じゃそれ使えるのかどうかということなんです。そうじゃないようです。これはあっても何かに、債券化か何かするか何かしてそういう仕組みに...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今そういうことも含めて検討いたしております。私のところでもって地球温暖化問題に関する懇談会というのがございまして、専門家が集まりましていろいろな議論をしております。  この排出権取引についてもどういう考え方を持ってこの問題に対応しようかということな...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、私が今年の一月ダボス会議でもって地球温暖化問題への対応としてクールアース推進構想を申しました。すべての主要排出国が参加する枠組みづくりなどに取り組む決意を示したということでありますけれども、同時にODA及びそれ以外の公的資金、民間資金...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国の財政は、御案内のとおり主要先進国の中でもひときわ厳しい状況にある、これはよく御案内のとおりでございまして、これは将来世代に負担を先送りするかどうかと、こういう問題ですからね、これは容易なことじゃないんですよ。そのことは御認識いただいた上で、そ...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○福田内閣総理大臣 気候変動問題、これは今国際的な大きな話題になっており、また各国もそのことを意識して政治を進めなければいけない、そういう状況になってきております。ここ数年そういう高まりがありまして、我が国もこの問題に真剣に立ち向かうということであります。  しかしながら、民間...全文を見る
○福田内閣総理大臣 地方のことについて言及されまして、先ほど、いろいろ写真でもって各地区の状況などもお示しいただきましたけれども、地方は、やはり日本全体の活力を維持していくためにはとても大事だと思いますよ。地方が元気でなければ日本は元気にならないというように思っております。  ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今の我が国の財政状況を見れば、これはもう何としても悪化した財政状況を健全化させると申しますか、回復させなければいけない、健全化に向けて回復させていかなければいけない、これはもう当然のことでございまして、もう委員もよく御案内のとおりで、今の委員のお話にもそういう...全文を見る
○福田内閣総理大臣 道路の予算と申しますか、また執行に当たりまして、いろいろな問題が指摘をされました。そういうような指摘を踏まえまして、今般、特定財源の一般財源化といったようなことも方針として打ち出しました。そしてまた、閣議決定までいたしたわけでありますので、これが既定方針でござ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この長寿医療制度につきましては、四月の施行以来、いろいろな問題点が指摘をされてまいりました。定着をさせなければいけないと思いつつも、そういうような現場の状況も十分に把握をしながら、また丁寧に把握して、見直すべき点があれば迅速に対応していかなければいけない、こん...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御指摘のレンタカーの運用実態、これにつきまして、現在、防衛省が在日米軍に照会中であるという報告を受けております。ただ、政府として、この運用実態について米側がどういう回答をしているか、その回答を踏まえて対応したいと考えておりますけれども、いずれにしても、日米地位...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回の判決の対応につきましては、現在、厚生労働大臣が詰めの検討を行っております。判決は重く受けとめておりますので、適切な判断をしなくてはならないと考えております。  原爆被爆者の方々におかれましては、これはもう長年にわたり数々の大変な御労苦をおかけしてきてい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 委員の方から、来週の上告期限、私はそれまで検討しますというふうに申し上げたものを、上告しないと断定的におっしゃられましたけれども、それを検討している最中である、これは申し上げておきますよ。それは、私が私の気持ちだけで判断するという問題ではありませんから、いろい...全文を見る
○福田内閣総理大臣 このダブリン会議での条約、これは、クラスター弾がもたらす人道上の懸念に対処するために作成されたものでございまして、この署名に向けて、安全保障上必要となる措置についての検討を並行して進める、今後、具体的な対応ぶりを真剣に考えてまいりたいと思っております。  一...全文を見る
○福田内閣総理大臣 御案内のとおり、我が国は、昨年の国連総会でもって、劣化ウラン弾に関する決議に賛成票を投じました。これは、劣化ウラン弾が健康や環境に与える影響について行われております国際機関の調査の動向などを注視していくという立場から賛成したものであるということであります。 ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 今回の事件を聞きまして、びっくりしました。そういうことがあるのかな、こういう思いでありますけれども。  いやしくも公務員たるもの、倫理については厳しく律せられているわけでありますので、国民から疑念を抱かれるようなことは一切すべきではない、当たり前のことであり...全文を見る
○福田内閣総理大臣 この制度がどうしてできたかという経緯をやはり振り返ってみる必要があるのではないかというように思いますよ。  平成十一年度でしたか、健康保険組合の中でもって、保険金を払えない、こういう不払いが生じたんですね。そういう運動が起こったということがありまして、これで...全文を見る
○福田内閣総理大臣 最初に、年金記録問題に対して、これは本当に国民の皆さんに御迷惑をかけているわけでありまして、その解決に向けて、国を挙げて取り組んでいる最中でございます。  ことしの十月までに約一億人のすべての受給者、現役加入の方々にねんきん特別便をお送りする、そしてまた、住...全文を見る
○福田内閣総理大臣 先ほど申し上げましたように、例えば厚生年金被保険者名簿、これは六・八億件ありますけれども、本年一月から二万件のサンプル調査をしているというところであります。  そして……(長妻委員「こっちです」と呼ぶ)五千万件ですね。(長妻委員「いやいや、二・五億件」と呼ぶ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 それは、本年四月以降、すべての年金受給者と現役加入者にねんきん特別便をお送りしているわけですね。そして、国民お一人お一人に記録を確認していただいておる、そういうような作業をしているわけです。  そして、紙台帳の記録とコンピューター記録との突き合わせ、これは対...全文を見る
○福田内閣総理大臣 ですから、今答弁したとおりなんですけれども、紙台帳の記録とコンピューターの記録との突き合わせ、これは対象となる記録は八億件超あるんですよ。そこで、実現可能性のある方法を検討して、今月末をめどに作業方針をお示ししたい、こういうことを申し上げている。(発言する者あ...全文を見る
○福田内閣総理大臣 その中には、サンプリング調査によって、結果、状況がわかるというものもあるわけであります。
○福田内閣総理大臣 御指摘をもういただいておりますけれども、政府、行政における無駄、これの問題というのは、私も看過できないというところにあると思います。ですから、これはもう徹底した無駄の排除ということを目指して頑張ってまいりたいと思っております。  九九%の……(長妻委員「九九...全文を見る
○福田内閣総理大臣 度の過ぎたわたりという慣行は決してよくないと私は思います。ですから、よくないという前提で対処してまいります。
○福田内閣総理大臣 私は、そういうことが今現在進行中だと……(長妻委員「いや、進行中です」と呼ぶ)進行中ですか。どこであるんですか。具体例を示してください。その上で私は申し上げたいと思います。(発言する者あり)
○福田内閣総理大臣 ですから、わたりといって、私は、適材適所というのはあっていいと思います。だから、これは四回目でしょう。こんなのは、私はちょっとやり過ぎだと思いますよ。(長妻委員「じゃ、二回はいいんですか」と呼ぶ)二回と四回は全然違いますよ。  ただ、問題は、こういう独立行政...全文を見る
06月09日第169回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○内閣総理大臣(福田康夫君) 委員長にお答えいたします。  国会審議等を通じまして、道路関連の支出の無駄遣いの実態がいろいろと指摘をされました。国民の税金をお預かりしているという自覚に欠けておったのではないかと心得ております。  今後、道路特定財源の改革を進めるに当たりまして...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 行政の無駄や非効率を放置したままでは、行政に対する国民の信頼を取り戻すことはできません。国の支出の在り方については抜本的な改革を行いまして、行政の無駄を徹底的に排除していく必要があると考えております。  そのため、現在、ムダ・ゼロを目指しまして、無...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 全会一致でなされました参議院の警告決議につきましては、内閣として重く受け止め、誠実に対応しなければならないものと認識をいたしております。こういうような認識の下に、警告決議の趣旨を踏まえまして、防衛省において様々な対策を講じておるところでございます。 ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘のとおり、防衛調達につきましては、平成十年の不正事件以後も不祥事が繰り返して起こっておりまして、抜本的な改革は不可欠であると認識しております。このためには、防衛省だけでなく、内閣として取り組む必要があると強く認識をいたしまして、防衛省改革会議を...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 年金記録問題につきましては、政府に対する国民の信頼にかかわることでございますので、その解決に向けて国を挙げて取り組むよう進めておるところでございます。  現在、未統合記録の解明を進めるために、本年十月までにすべての受給者、現役加入者の方々にねんきん...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘いただくまでもなく、我が国の財政は、これは危機的と申しますか、極めて悪い状況にある、これはもう間違いないことであります。  それは、何と比較すればいいのかと。それは各国比較もあるかもしれません。そしてまた、国債を発行する、そしてそのために利息...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 二〇一一年にプライマリーバランスを、これを確保するために、これはどうしても苦しい財政運営を続けていかなければいけないということであります。そのために、二〇〇八年度予算も、二〇〇六年度に立てました、立てましたということは二〇一一年度のプライマリーバラン...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 大阪府知事は、大変私は頑張っていると思いますよ。あの意気込み、大変私は評価したいと思います。政府もそういう気持ち、同じような気持ちを持ってやらなければいけないと思っております。  政府もそういう意味において、政府の中における無駄の排除、例えば政策の...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) おっしゃられるような趣旨のことは、我々も今懸命に努力をしている最中であります。  民間企業のことを例に挙げられましたけれども、これ何というんですかね、公の仕事というのはやっぱりちょっと民間と違うんですね、やり方が。やり方が違うんで、どうして違うのか...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) これは、目指しますというふうに言っているのはけしからぬとおっしゃるけれども、それはそのとおりにします。それ以上のことをしたいと思っております。半減以上の削減です。目指しますは、お気に召さぬということであるならそれはまたいけませんけれども、これはそのと...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) そのとおりであります。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先ほど競争入札でも問題があるかもしれぬという御指摘ありましたけれども、私もそう思いますよ。それはよっぽど気を付けてやらないと、競争入札だからといって、じゃ絶対大丈夫かという、そういう保証ありません。その辺は十分気を付けながら見ていかなければいけない。...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 独立行政法人の資産は、これは今財務大臣から答弁をしたとおりでございますけれども、これは今までも厳しくこの数字はチェックしております。しかし、福祉とかそれから中小企業対策、科学技術といったような幅広い分野で国民に必要なサービスを提供すると、そのために一...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 先般来答弁申し上げているとおりでありまして、今の財政状況から見て、それは、増税とかそんなことをやるためのなんて、そんなことを言う余裕ありませんよ。そんなことをする前に、何としてもこの財政再建・健全化を達成しなければいけないと、これはもう分かり切ったこ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今回のことで私もびっくりしたんですけれども、公務員というのは倫理規程というのがありまして、厳しく律せられているんですよ。にもかかわらず、そういうことがきちんとできないということは本当に情けないという、そういう思いでございます。  ですから、政府とし...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 公費の無駄遣いのようなただいまの指摘のことにつきましては、これはもう厳に慎まなければいけないと、こういうことは、もうまさにゼロにしなければいけないというように思います。どうしても必要なものはこれはしようがないですよ、これは経費として当然認めなければい...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 御指摘の食料問題、これは急遽大きな問題となってまいりました。それも、貧困国において、また途上国において食料不足と飢饉が発生する、そしてそれが原因でまた暴動も発生するといったようなこういう事態になっておりまして、これはもう本当に食料価格の高騰それから不...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 約一か月前になりますが、胡錦濤国家主席が訪日されまして、私と会談をいたしました。その際は、戦略的互恵関係というものの進展というものを目指して会談をしたわけでありますけれども、私は十分な成果があったというように思います。  そして、今御指摘の国連安保...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) この案件、長年の案件でございますけれども、胡錦濤主席が訪日されたときに会談をいたしまして、そして確認をいたしました。長年の懸案に解決のめどが立ったということを双方確認をいたしたわけでございます。  ただ、細目を詰める必要がありますので、そのためにも...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 解決するという双方の了解ができたと、こう考えて結構でございます。  ただ、そのためにまだいろいろと技術的な問題もございます。石油開発のことですからね。開発の条件等々いろいろございますので、そういうようなことについて更に詰める必要があると、こういうふ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) クラスター弾につきましては、従来から、今御指摘のとおり、人道上の問題も言われてきたわけですね。そういうようなこともありますが、しかし我が国は、安全保障上の必要性もあるという観点からクラスター弾を保持しているということであります。  今回、こういうよ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) このTICADⅣというのはアフリカ開発会議というように言った方が分かりがいいのではないかと思いますけれども、日本が主催して始めまして、今回で四回目なんです。先月の末に横浜で開催されまして、招待した国、アフリカ全部で五十三ございますけれども、そのうち五...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 我が国では、食料の安全保障ということはかねてより言われてきたんです。なぜ言われてきたか。それは自給率が低いということです。それは平時はいいですよ、平時は問題ありませんが、何かあったときに食料が供給できないということになった場合にはどうなるかということ...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) FAOの会議で、まあ様々な意見が出ました。農業輸出国、輸入国、そしてまたバイオの輸出国ということですね。いろいろ皆さん、意見がそれぞれの立場でございます。それをまとめるのは容易なことではなかった。結論、玉虫色というふうにおっしゃいましたけれども、私は...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 弘友委員のおっしゃるとおりの経緯なんですね。そもそものことを申し上げれば、平成十一年の五月にある民間の企業の健康保険組合が、これが延納すると、もうお金払えない、負担できないと。要するに、高齢者が増えてくる、そういう状況の中で負担が増えていく、そういう...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 公共事業に限らず、国の支出の在り方については、国民の目線に立って無駄の排除に向けた取組を政府全体で進めているところであります。  そういう趣旨にのっとって、この下水道事業についても、従来の手法とかそういうことにこだわらず、地域ごとの汚水処理施設の整...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) やめるかどうかという話になりますが、そう簡単なものじゃないんです。今、どういう問題点があるかというものを集中点検いたしております。それの答えが出てまいりますので、そういうものを見て総合的に判断したいと思っております。
○内閣総理大臣(福田康夫君) 今まで食料は世界でどちらかといえば余剰があった、だから我が国も輸入できたんです。そして、また同時に、低廉だったでしょう。低廉だったということはその大きな証明であると思いますよ。ですけれども、この一、二年状況が変わってきたというそういう状況の中で、我々...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) ただいまの農水大臣の答弁と同じでございます。
○内閣総理大臣(福田康夫君) おっしゃっていることは、半分分かりますけれども半分分からない。  分かるところは、それは確かに生産者の生活を保障した方がいい、高い値段で決めた方がいいということです。それはそうしてあげたい。だけれども、じゃ、高い値段で国民がそのお米を買って食べると...全文を見る
○内閣総理大臣(福田康夫君) 地方が消滅していくという姿、これは私は将来の日本の国土形成という観点からも大変問題視しなければいけないというように思っております。しかしながら、一方では人口も減少するという現実もありますので、そういう中でどういうことをしていくかということは極めて大事...全文を見る