福留泰蔵

ふくとめたいぞう



当選回数回

福留泰蔵の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第132回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○福留委員 新進党の福留泰蔵でございます。  初めに、一月十七日の阪神大震災で亡くなられた五千名を超すとうとい方々の御冥福をお祈り申し上げ、また被害を受けられた方々に、衷心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、復旧作業に昼夜を分かたず従事されている関係者各位に、心から敬意...全文を見る
○福留委員 一月の二十八日、まあ十一日後でございますけれども、現地に行っていただいて、その状況というものを大臣みずから視察していただいたということ、私は評価しているところでございます。  今、被害の状況のすごさというものを感じられたということでございますけれども、行政に携わられ...全文を見る
○福留委員 実は、私も現地に行って感じたのは、施設が大変な被害を受けている、これは当然のことでございます。それと同時に、いろいろな日本の社会のシステムがあるのだろうと思いますけれども、そのシステムが想定、対応できなかった状況下にあったのだろう。その社会システムが想定し得なかった状...全文を見る
○福留委員 私も、総理のこのお姿をテレビで見まして残念に思った一人でございます。もう余り長々とこのことは申し上げるつもりはございませんけれども、さまざまな声もあるわけです。  ある看護婦の方の声でも、看護婦にとって手を差し伸べることは病める人を励ますのに最も大切なことなのに、そ...全文を見る
○福留委員 現地の方の邪魔になってはいけないことでございますので、そこのところにやはり細心の注意を払いながら、しかし私たちは忘れていないよ、そして生に現実の中で苦労されている方と同じ苦しみを分かち合いましょうという意味で、ぜひ機会をつくっていただいて、そしてそれがまた励みにもなる...全文を見る
○福留委員 今大臣から、子供たちの心のケアの問題についてその重要性を認識されているということ、そして文部省としてどのような対応をなされたかということについてお伺いいたしました。  それで、今大臣もお話しになりましたけれども、基本的には学校医を中心として、そしてそこのもとで養護教...全文を見る
○福留委員 この藤森先生たちがみずからの発意でこれをつくられたそうです。奥尻島の震災後この重要性というものを非常に認識されておられましたので、まず行政にいろいろな交渉をされたようです、こういうマニュアルをつくるべきだと。しかし、よくその真意はわかりませんし、真実というものははっき...全文を見る
○福留委員 震災後の大変な状況の中で一生懸命やっていらっしゃる。私は責めるつもりはございません。しかし、奥尻のときの教訓だとか、それをもうちょっと生かすような体制ができていれば、文部省としてこういう手引書というものをつくっていれば、対応が違ったのではないかな、そんな気がするわけで...全文を見る
○福留委員 大変前向きの御答弁ありがとうございます。これはやはり非常に大事なことだろうと思うのであります。私はこういう手引がないということにびっくりしたわけでございますけれども、やはりできるだけ早い機会にわかりやすい形の手引書というものをつくっていただきたい、少なくともつくること...全文を見る
○福留委員 一生懸命やっていらっしゃること、よく理解します。さらに、これで十分ということはございませんので、さらなる活用ということができないのか、引き続き御検討をいただければと思います。  関連しますけれども、先ほど手引書については今後検討していただけるということでございますけ...全文を見る
○福留委員 大変率直な御答弁ありがとうございます。大事なことだと思いますので、今後ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  今回の大震災というものは、日本じゅうの方々にとって、これは人ごとでないという思いを皆さんがされたと思うのですね。日本列島は活断層だらけでございますし、今後...全文を見る
○福留委員 大臣の大変前向きの御答弁ありがとうございます。  さて、次の質問に移らせていただきます。  今回の震災後まだまだ避難民の方々がたくさんいらっしゃるわけでございます。私は、今回の大震災を見まして、学校の持つ地域における役割の重要性というものを改めて認識したところでご...全文を見る
○福留委員 今、学校に二月九日現在で十四万八千名の方々が避難されている、避難者の方々の六五%であるというお答えがあったわけでございますけれども、改めて、この避難ということについても学校が大きな役割、貢献を果たしておるということが示されていると思います。  また、この学校施設だけ...全文を見る
○福留委員 地域防災計画に基づいた管理業務の一環としての職務として位置づけていらっしゃるという御答弁だったと思います。現実的には、大変な負担がかかっているようでございますし、さまざまな応援態勢も組んでいただいているようでございますので、あわせてそこら辺のところも、今後とも引き続き...全文を見る
○福留委員 学校の施設というのは、私の調べたところによると、明治二十八年に「学校建築図説明及設計大要」というものが、極めて大きな意味を持ったすばらしい指針が出された。これが一つのエポックであった。その後のエポックが、今私がお話し申し上げた協力者会議における一つの指針であるというふ...全文を見る
○福留委員 今大臣から御答弁いただきまして、確かにそのとおりだろうと思います。  私が申し上げたかったのは、いざとなったときの、災害が起きた後の一つの拠点という意味で言えば、今大臣がおっしゃったとおりの、そういう機能を持たせるべきであろうということは十分理解できるわけでございま...全文を見る
○福留委員 ぜひこの際抜本的な意味で、災害が起きた、先ほど手引をつくるとか、そういう細かいこともありますけれども、あわせて、今申し上げたような意味で、学校というものを地域の防災拠点として位置づけることはできないのかどうかということの検討をぜひとも始めていただきたいと思います。 ...全文を見る
○福留委員 今すぐにはどうこうするということは言えないということだろうと思いますが、詳しくいろいろお尋ねする時間がなくなりましたので、一点だけ、ちょっと私が気になったところを御指摘させていただいて、ぜひこの見直しもあわせてやっていただきたいと思います。  これを読ませていただい...全文を見る
○福留委員 ぜひ建築基準法とあわせて再検討していただきたいと思います。  時間も残り少なくなってきました。続きまして、文化庁の関係について、何点か。  今回、文化遺産等の被害もかなり受けているようでございますし、さらに芸術文化施設の被害状況もあるようでありますし、また、この震...全文を見る
○福留委員 文化財の方も、国宝それから重要文化財、また都道府県指定、市町村指定の文化財も大変な被害を受けているようでございます。この復旧についても一生懸命やっていただきたいと思いますし、今御答弁ありました文化財レスキュー隊についても、早期に活動に入れるようお願いを申し上げたいと思...全文を見る
○福留委員 この高校野球の開催について、当然、物理的に開催できるかどうか、物理的に開催できなければ、もうこれは無理なわけでございます。当然、球場が大丈夫なのかどうか、そこへ選手たちが行ける交通アクセスが確保できるのかどうか、さらにその宿舎がきちんと確保できるのかどうか、そういう要...全文を見る
○福留委員 ありがとうございました。  もう残り一、二分でございますので、最後に一問だけお願いしたいと思います。  これは震災対策とは違います。しかしながら、この村山内閣の最大の現時点での仕事の一つとも言える行政改革の問題について、きょうの新聞によりますと、特殊法人の整理合理...全文を見る
○福留委員 この行政改革の問題については引き続き議論をさしていただきたいと思います。  時間が参りましたので、以上で質問を終わらせていただきます。
04月11日第132回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○福留委員 新進党の福留泰蔵でございます。  私は、議題となりました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案を中心として討論させていただき、さらに、関連して海の安全という観点から何点か質問をさせていただきたいと存じます。  まず初めに、海洋汚染及び海上災害...全文を見る
○福留委員 このOPRC条約は、採択されましたのが平成二年の十一月三十日ということでございまして、もう四年を経過し五年になろうとしているわけでございますけれども、この間、批准をこれからなされる予定になると思いますけれども、油汚染事故の対応についてさまざまな取り組みを運輸省もやって...全文を見る
○福留委員 今、この条約採択後の取り組みについて御説明があったわけでございますけれども、今回の改正の中では、海上災害防止センターの業務として、海外における海上防災のための措置に関する指導及び助言等の国際協力の推進に資する業務を追加することとなっているわけでございます。これは、OP...全文を見る
○福留委員 今、これからの国際協力の考え方について御答弁がありまして、その中で一点だけ、ASEAN地域以外のアジアにおける日本周辺の環境問題に対する国際協力についてもお考えがあるというようなお話でございました。もう少し具体的にお考えがまとまっているのであれば、御答弁をお願いしたい...全文を見る
○福留委員 今、油の防除体制に対する国際協力という観点から質疑をさせていただきました。油の防除という以前の問題として、海難事故の防止というものが大変重要な問題だろうと思います。海難事故の防止があれば、油の汚染というものも防げることになろうかと思います。そういう観点から、海難事故と...全文を見る
○福留委員 積極的にその国際協力、さまざまな形の国際協力をやっていらっしゃるということでございます。  それで、先ほどのスマトラ沖のタンカー事故の際も一つ指摘されたのは、やはり要請がないと動けないということでもございます。今回の条約においても、要請がないと他国の領海において発生...全文を見る
○福留委員 油汚染以外の環境問題として、最近の海洋環境における問題といたしまして、船舶から排出される排ガスの問題が今国際的に注目されております。きょうは、関連でこの排ガスの問題についてもお尋ねしておきたいと思います。  一九九〇年三月のIMO・MEPC、国際海事機関海洋環境保護...全文を見る
○福留委員 先ほども申し上げたとおり日本は海運国であり世界最大の造船国でもありますし、技術的にも最もすぐれた排ガス浄化技術を持っていると思います。船舶からの排ガス規制についても、これを技術的、経済的に実現可能なものとするために、この条約改正については日本が積極的に実質的にリードし...全文を見る
○福留委員 今さまざまな海図情報それから気象・海象情報についても取り組みをなされている様子を伺いましたけれども、これで十分ということはなかろうと思いますので、今後も国民の皆さんがその情報が入手しやすくなるような施策について、より積極的に推進をお願いしておきたいと思います。  こ...全文を見る
○福留委員 プレジャーボートの問題で、もう一つ大きな社会問題ともなっているのが不法係留の問題でございます。  各地においてさまざまな問題が発生しておるわけでございますけれども、私の住んでおります埼玉におきましても、新芝川における不法係留問題というのがここ数年間問題となってきてい...全文を見る
○福留委員 当然受け皿がないと、法規制だけしても混乱が生じるだけということで理解できるわけでございます。保管場所の整備を今後積極的に進めていただきたいと思います。あわせて、地域的には保管場所の整備が順次できていくことになろうかと思いますけれども、地域的な限定をしながらも法規制とい...全文を見る
○福留委員 以上で質問を終了いたします。  ありがとうございました。
04月25日第132回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○福留委員 新進党の福留泰蔵でございます。  旅行業法の改正に関連いたしまして質問をさせていただきます。さらに関連して、観光産業の振興という観点からも何点かの御質問をさせていただきます。  新しい世紀を前に今求められておりますのは、先ほど来いろいろ議論があったところでございま...全文を見る
○福留委員 今回の旅行業法改正の主な内容として、一つ、登録制度の見直し、二つ、営業保証金制度の改善等、三つ、旅行業者の業務の適正化、四つ、旅行業協会の業務の充実等、及びその他から成っているわけでございますけれども、まず一つ、登録制度の見直しという観点から、今回の改正では、国内主催...全文を見る
○福留委員 次に、営業保証金制度の改善の件でお伺いいたします。  この営業保証金制度の改善については、営業保証金によって担保される債権を消費者優先にしたことは評価できるものであります。  そこで伺いますけれども、まず、営業保証金はおおむねどの程度に設定するつもりなんでしょうか...全文を見る
○福留委員 次に、旅行業者の業務の適正化という観点からお尋ねいたしますけれども、今回、国内主催旅行業者の責任が強化されることになるわけでございます。主催旅行責任の強化は、先ほど来申し上げているとおり、消費者保護という面から評価できるわけでございますけれども、例えばトラブルの原因が...全文を見る
○福留委員 旅行業務取扱主任者の職務が今回重点化されるわけでございます。それに伴って、その主任者試験の内容の見直しということも必要だと思うわけでございますけれども、この検討をなされる予定があるかどうか、お伺いしておきたいと思います。
○福留委員 次に、今回の改正の中身の一つの柱であります、旅行業協会の業務の充実という点についてお尋ねしたいと思います。  代理店等の違法行為などに対して、旅行業協会による指導ということが今回考えられているようでございます。その旅行業協会への加入状況というものは、先ほど来の質疑の...全文を見る
○福留委員 今回、今申し上げたとおり、旅行業協会に新たに社員外に対する指導及び苦情処理を行う業務が追加されたわけでございます。先ほど同僚委員の質疑の中で、旅行業協会と運輸省の連携、協力が必要ではないかという質疑がなされ、それについての答弁があったわけでございます。行政処分の権限を...全文を見る
○福留委員 以上で今回の旅行業法改正に関連する質疑をひとまず終了させていただいて、観光産業の振興という観点から、関連して引き続き質疑をさせていただきたいと思います。  まず、円高問題でございます。  これも先ほど来質疑のあるところでございますけれども、近年の円高傾向で、国内観...全文を見る
○福留委員 まことに前向きの御答弁、ありがとうございます。  今の大臣の御答弁をお伺いして、そのとおりだなと思う部分と、やはりもう少し認識として、アメリカだけに何か頼るというふうな姿勢よりも、大臣の方も、国でやるべきことはきちんとやらなければならない、そのためにも第一次補正でき...全文を見る
○福留委員 前向きの答弁、大変にありがとうございます。  先ほどの大臣の答弁の中でも、私は、円高問題というものは、これは直近の問題としても国内産業に大変大きな影響を与えるだろうと思っております。国内観光旅行の中でも、中小の旅行業者の方々に与える影響というものほかなり大きなものが...全文を見る
○福留委員 今回の震災では、今御説明があったとおり、観光への影響というものは大きなものがあったわけであります。しかし、その観光の重要な要素であります交通機関、それから文化財等の観光資源及び旅館、ホテル等に対する復旧支援策も行われているところだと思いますけれども、その支援策と、そし...全文を見る
○福留委員 今回、旅行関係の業者もかなりの被災を受けたわけでありますけれども、具体的な金融支援策というもの、先ほど大臣は、円高問題に対しても金融支援策を積極的に考えていきたいという御答弁がありました。特に観光産業の場合は、直接被害もさることながら、間接被害がかなり大きいものがある...全文を見る
○福留委員 私も今回の阪神の大震災で被害を受けられた業者の声も幾つか耳にしているわけでございますけれども、今回は、政府の金融支援策の一つとして、今まで適用していなかった間接被害に対しての支援策が行われたということは高く評価していいのたろうと思いますけれども、実態的には、先ほど申し...全文を見る
○福留委員 ぜひとも万全の支援策をお願いしておきたいと思います。  関連でございますけれども、震災の復興対策の一つとして、先ほどの御答弁の中にもありました山陽新幹線については四月八日から再開をされたということでございます。これは当初の予想よりも早く運転再開できたということでござ...全文を見る
○福留委員 非常に前向きの御答弁、ありがとうございます。地元の沿線住民の方々も、今の大臣の御答弁をお聞きになれば心強く思われるはずでございます。大臣がおっしゃるとおり、この区間だけを徐行運転したとしても、私の聞くところによると二、三分のおくれで済むのではないか、その二、三分もひょ...全文を見る
○福留委員 まだまだ不十分な部分も認識しておられるようでございますので、関西空港が二十四時間空港として十分な機能を果たされるよう、今申し上げた点についての整備等をよろしくお願いしておきたいと思います。  質問の最後の締めくくりとさせていただきたいと思いますけれども、きょうは旅行...全文を見る
○福留委員 さらにもう一点だけお尋ねしておきたいと思いますけれども、観光関係事業に従事している方々の資質の向上というものが、これからの観光振興という観点から必要になろうかと思います。また、国民の観光への関心というものをより高めてもらうということも重要だろうと思います。こういうこと...全文を見る
○福留委員 観光産業についていろいろ質疑させていただきましたけれども、関係各位が協力しながらも、運輸省として観光の重要性をさらに十分に認識されて最大限の推進を果たしていかれますよう要望し、そのために私どももできる限りの御協力をし、観光産業の振興にともに努めてまいりますことを表明さ...全文を見る