藤井孝男

ふじいたかお



当選回数回

藤井孝男の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第142回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○藤井国務大臣 私もかつて株を取引したことはございますが、今先生御質問の、不正な取引と言われましたので、私は名誉にかけてそういった取引をしたことはございません。  なお、現在は株の取引はいたしておりません。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  移換金の問題について、平成八年の閣議決定は、国鉄清算事業団が負う移換金につきましては、他の事業団の債務と同様に、国において処理することといたしたところでございます。国が将来その処理のため必要な財源措置を検討、決定することとしたわけであります...全文を見る
○藤井国務大臣 この問題につきましては、私ども、政府・与党の財政構造改革会議の企画委員会を通じまして、この長期債務はもはや先送りすることができないという中で議論がなされ、そしてその結果、今鉄道局長が申し上げた、清算事業団が解散し、そしてその債務をどう負担するかという中で、この年金...全文を見る
○藤井国務大臣 今先生おっしゃられました御質問の中で、平成八年でそれはもうすべて決着しているではないかというお話でありますが、それは先ほど鉄道局長が、その約一兆円の負担配分を、国鉄清算事業団七千七百億、JR千七百億というふうに分担をしたことは事実でございます。  それで、今度、...全文を見る
02月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  宮城県の松島港を初めとしまして、十八の港の港湾整備事業を休止いたしまして、その削減額は事業費約三十三億円でございます。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  先生御承知かと思いますけれども、今般のJR各社に対しまして負担につきましての御協力、これにつきましては、さまざまな御意見があることは承知をいたしておるところであります。  平成八年の閣議決定を見まして、抜本的な国鉄長期債務の処理策を講ずる...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  一部の祝日を月曜日に指定することによって三連休を創出する、いわゆる祝日三連休化につきましては今先生御指摘のとおりでありまして、景気対策等々にもプラス効果があるんではないかというお話でございます。  今、たしか四日間の祝日のことに触れられま...全文を見る
03月02日第142回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  ただいま松沢委員の御質問の中にありましたように、首都圏の第三空港の整備計画につきましては、九年十二月の第七次空港整備七カ年計画、閣議決定におきまして、東京国際空港の将来における能力の限界に対応いたしまして、海上を中心とした新たな拠点空港を...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  まず、羽田空港につきまして、現況また将来についての容量等についてお答えをさせていただきます。  委員御存じのとおりだと思いますが、昨年三月に新C滑走路の供用を開始したところでございます。これによりまして、朝六時から二十三時までの発着回数は...全文を見る
○藤井国務大臣 委員御質問ありましたように、昨年三月、羽田空港の二十四時間運用開始に伴いまして、そうした羽田の二十四時間を利用した国際化等々につきましての御意見があることは、承知をいたしておるところでございます。  先ほどもちょっと触れましたように、成田空港との関係、今それを機...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  今委員のおっしゃられることは、私運輸大臣としても、十分理解をいたしているところでございます。ただ、先ほど来申し上げておりますように、成田空港が国際空港として、羽田空港が国内空港としての位置づけは、今後とも堅持をしていかなければならないと思い...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  先ほど松沢委員の方からも御質問がありまして、今岩國委員からの御質問でありますが、両委員のおっしゃられること、私十分理解しているつもりでございます。  こうした一千万人を超える、そしてその周辺地域とすれば大変な多くの人口が集中しているこの東...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  環状八号線の地下を利用する鉄道、地下鉄あるいは今委員の方から地下道路といいますか、そういうお話がありましたけれども、実は、私は地元は岐阜県でございますが、東京の家は、先生は世田谷だと思いますが、私は杉並の高井戸でございます。まさに環八沿いに...全文を見る
03月03日第142回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○藤井国務大臣 お答えをいたします。  委員御指摘の国土交通省、これは建設省、運輸省また国土庁並びに北海道開発庁を母体として設置され、交通政策の推進をその主要な任務とすることにより総合的な交通行政が展開できることとなることは、社会資本の整備の観点からいいましても、整合的、効率的...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  省庁再編によりまして国土交通省が誕生するわけでございますけれども、国土交通省の交通行政につきましては、ハード、ソフト両面からの総合的な交通体系の整備を担うことを行革会議の最終報告において明記をされているところであります。  また、中央省庁...全文を見る
○藤井国務大臣 厳密に言いますと特殊会社でございます。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  二点ございまして、まず第一点目は、特殊会社といっても今株を公開し、また株を売却して、そのうち海外の株主の方もいらっしゃる、また投資家の方もいらっしゃる。その株主や投資家の利益や信頼を害するのではないかという御趣旨ではないかなと思います。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  お答えする前に、詐欺というお言葉をお使いになられましたけれども、そういう言葉はぜひお慎みいただきたいということをお願いいたしたいと思います。  JR株式上場、売却に当たってのその時点における適切な情報開示が投資家に対して行われていなかった...全文を見る
○藤井国務大臣 先生御承知かと思いますし、また他の委員の先生方からも、今回の年金移換金についての御質問がたびたびございました。このことについて再度繰り返しますけれども、年金移換金というのは、本来、当事者である共済関係事業主が負担すべき性格のものである。平成八年の法律は、今先生御指...全文を見る
03月04日第142回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  ただいま総理から御答弁がありましたが、この間土地売却ができなかった、それは当然債務がふえるということはわかっていたじゃないか、そして、これまでそれに対して何の施策を講じてきたのかという御趣旨だと思います。  政府といたしましても、今先生御...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  厚生年金移換金、この分について、今JR各社に七千七百億円の清算事業団の負っている年金移換金の部分のうち三千六百億をお願いいたしているところであります。そしてそれは、今先生御質問にありましたように、平成八年の法律でありますけれども、この厚生年...全文を見る
○藤井国務大臣 御答弁申し上げます。  ただいま申し上げました繰り返しになりますけれども、先ほど御理解いただきたいと言ったポイントは、六十二年の国鉄改革に当たりましてJRに分割・民営化されたわけであります。そのときに、先ほど申し上げましたように、国鉄改革では、鉄道の経営形態や労...全文を見る
○藤井国務大臣 ないというふうに解釈していただいて結構でございます。
○藤井国務大臣 現在御提案申し上げております平成十年度予算案、あとう限り速やかに成立させていただくことを心から願っている次第でございます。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  空港の整備に要するコストは、先生御承知のとおり、空港の立地条件や用地費によって大きく異なるので、一般的とおっしゃられましたが、なかなか金額を示すことは困難でありますけれども、最近の例で申し上げますと、二千メートルの滑走路を持つ新設空港の場合...全文を見る
03月09日第142回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  国鉄長期債務の処理につきましては、これまで資産の処分に全力を挙げてまいりました。しかし、地価高騰問題に対処するための土地の売却の見合わせ等、いろいろな、さまざまな状況から、結果として資産処分が思いどおり進まなかったことは事実でございます。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 今後とも、いろいろ御質問があろうと思いますが、私どもといたしましては、誠心誠意、一つ一つ丁寧に、御理解を深めるためにまた努力をしていかなければならないと思っております。  以上でございます。
03月10日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○藤井国務大臣 第百四十二回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  昨今の我が国を取り巻く状況に目を向けてみますと、景気回復に向けた足取りは依然として重く、我が国経済社会は今非常に厳しい状況にあります。運輸分野もこの...全文を見る
03月10日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○国務大臣(藤井孝男君) 第百四十二回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  昨今の我が国を取り巻く状況に目を向けてみますと、景気回復に向けた足取りは依然として重く、我が国経済社会は今非常に厳しい状況にあります。運輸...全文を見る
03月11日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○藤井国務大臣 ただいま渡辺委員の方から、私の昨日の所信表明に対しまする評価を含め一また今後の運輸行政に対する、さらには総合交通体系についての御指摘がございました。  今、委員おっしゃられましたように、運輸行政は大変幅の広い行政を所管いたしておりまして、とりわけこれから二十一世...全文を見る
○藤井国務大臣 委員はかつて運輸省に在籍されておられまして、その時代からの経験を踏まえての御指摘だと思います。一言でお答えするのはなかなか難しい御質問だと思います。  先ほども申し上げましたように、これからの国際化あるいは競争化の中で、総合的な交通体系に対して運輸省はどうかかわ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま経済企画庁からお答えをいたしました昭和四十六年の総合交通政策のことに関しまして、私はそれを評価しておりますし、また今でもその基本的な政策について、重要な課題もたくさんあるのではないかなと思っております。  ただ、昭和四十六年という年代を今、私なりに思い返...全文を見る
○藤井国務大臣 鉄道につきましては、委員も十分御承知のことでありますけれども、高速性はもちろんでありますけれども、大量性あるいは定時性にすぐれているということ、まさに私どもはそういう認識の上に立って今後とも鉄道の整備を着実に進めていかなければならないと思っております。  今、お...全文を見る
○藤井国務大臣 都市部における自動車の流入規制等のことでございますが、諸外国でも一部そうした規制を導入しているところもあると、私も承知をいたしております。  ただ、自動車の利便性というのも都市部においても大変高いものがございますし、また自動車の役割と申しましょうか、そういったこ...全文を見る
○藤井国務大臣 この問題につきましては、いずれ法案を審議するに当たりまして、また今委員いろいろの点についてお触れになりましたけれども、二年前のJRと国鉄清算事業団との間で一たん仕切ったはずの移換金の負担を、また今になってさらにJRに負担させるのはおかしいではないかという御趣旨だと...全文を見る
○藤井国務大臣 中華航空機事故に関しまして、航空事故調査委員会事務局によりますれば、台湾民用航空当局に対しては、既に担当者との調整も終わっており、事務手続を残すのみと聞いておるところでございます。  一方、フランス当局に対しましては、航空事故調査委員会事務局からこれまで二回の要...全文を見る
○藤井国務大臣 田中委員が大変環境に熱心であることは、私もよくお聞きいたしております。  とりわけ、昨年十二月の京都における会議におきましての具体的な二酸化炭素を含めた削減目標、これに関しまして端的にお答えいたします。  今お話がありましたように、運輸部門からの二酸化炭素排出...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、この削減目標を達成するためには、あらゆる観点から対応していかなければその目標を達成することはできないというふうに申し上げました。  そこで、今田中委員が一つのアイデアといいますか、具体的な例としてデポジット制というものの趣旨を...全文を見る
○藤井国務大臣 これはある大先輩の議員からよく聞かされたのですが、私自身余り政策マンでもございませんし、余り頭のいいものでもございませんが、政治家となった以上やはり自分で、議員が法律をつくるというのは非常に大事なことだ、藤井君、今後ともやはり閣法ではなくて議員立法、議員が率先して...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど細川委員の質問でも同趣旨の質問がございましたが、私は、そのときにも申し上げましたように、鉄道というものは、今の時代、あるいは環境に対しては環境に優しい公共交通機関であり、また大量性、高速性、定時性にもすぐれているというふうにお答えいたしました。したがいまして...全文を見る
○藤井国務大臣 並行在来線のJRからの経営分離後における鉄道貨物輸送の維持は、これはもう大変重要な課題であります。  現在、平成八年十二月の政府・与党合意「整備新幹線の取扱いについて」及び、昨年五月の全国新幹線鉄道整備法の改正の際の当委員会の「JR貨物の輸送ネットワークが寸断さ...全文を見る
○藤井国務大臣 今田委員の交通行政に対する今の御意見でございますが、私もかなりの部分、委員と同じ認識に立っております。  現在、運輸省、建設省あるいは警察庁等の関係省庁が、この交通行政についてはそれぞれの任務を遂行しております。それが、今御指摘のような、地方において云々というお...全文を見る
○藤井国務大臣 今、今田委員の御質問は大変詳細にわたる部分がありますので、私がお答えするよりは、官房長の方から答弁させていただくことをお許しいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 国土交通省が設置をされまして、交通政策の推進をその主要な任務とすることにより総合的な交通行政が展開できるということは、先ほど来申し上げているところでございます。  社会資本整備の整合的、効率的な推進と並んで、国土交通省を編成する大きな眼目の一つとして、今申し上げ...全文を見る
○藤井国務大臣 この新しい省の名称につきましては、それぞれの思いがあろうかと思います。ですから、運輸省という名前が消えること、なくなること自体、運輸省にかかわってこられた方々あるいは政治家もそうでありましょうし、運輸省に在籍した職員もそうでありましょう、そういうことからすれば、な...全文を見る
○藤井国務大臣 震災直後の神戸港で取り扱われる予定だったコンテナ貨物をとりますと、震災直後は、横浜港で五割近く、東京港と大阪港でそれぞれ二割程度、名古屋港と博多港で一割近くが代替された。釜山港に流れたのは三%であったと推定されております。その後、神戸港の復旧に伴いコンテナ取扱量も...全文を見る
○藤井国務大臣 午前中の質疑の中で運輸行政の基本的な政策についての質疑がございましたときに、また私が運輸大臣に就任いたしましたときにも申し上げて、これはもう基本でありますけれども、交通、それは鉄道であれ、また航空であれ、あるいは船舶であれ、まず我々が一番気をつけなければいけないこ...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、安全対策等に十分配慮しつつ、神戸市の意向にこたえられるよう、大阪港と同一のトン数にする方向で検討させていただきたいということで御理解いただきたいと思います。
○藤井国務大臣 繰り返すようで恐縮でございますが、委員、ぜひ御理解いただきたいと思います。  与党の方あるいは自民党でどういう議論がなされてきたかは私は承知をいたしておりませんけれども、制度を決める場合に、あるいは規制を緩和する場合においても、先ほど申し上げた水先部会の場である...全文を見る
○藤井国務大臣 コピーがここにございまして、今見ましたのですが、この記事をそのとおり読みますけれども、これは運輸大臣が、私が「海上安全船員教育審議会に水先制度の見直しを諮問しているが、同審議会は、三月下旬の答申に神戸港の水先制度の緩和を盛り込み、同省も答申を受けて関係政令の改正作...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもちょっと申し上げましたように、私も大臣に就任をいたしまして、積極的に港湾、空港等視察してまいりました。先ほど来より委員と政府委員とのやりとりをお聞きいたしておりまして改めて感じましたけれども、私も実際視察をして感じ、また説明を受け感じましたことは、委員のお...全文を見る
○藤井国務大臣 さすが松浪委員、スポーツを通じていろいろ活躍をされたことで、その眼力と申しましょうか、見抜かれてしまったかなというふうに私は率直に受けとめさせていただきます。  実を申しますと、今委員が御指摘された両方ともでもございません。単に私、大変申しわけなく、恥ずかしなが...全文を見る
○藤井国務大臣 午前中にも同趣旨の御質問がございました。  確かに、今度の行政改革会議の最終報告において四省庁が合体をするわけでございます。運輸省にかかわりのある関係者の皆さん方、あるいは歴代運輸大臣の方々もそうでありましょうし、また建設省も同じことだろうと思いますけれども、で...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほども赤羽委員の質問にお答えいたしましたけれども、最後のところで、日本がハブ空港、ハブ港湾等の対応がおくれているということを、率直に私はそういった状況にあるということを申し上げました。  空港につきましても、成田空港も今話し合いを前提に何とか二〇〇〇年度末まで...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど冒頭に、二〇〇七年までに第二期の平行滑走路の達成をすべきであるという決意を私から披瀝させていただきました。そういった観点から、平成十年度の予算を獲得したとはいえ、今委員のお話のとおり、準備のための云々ということは、つまりそうした条件がそろわなければ執行できな...全文を見る
○藤井国務大臣 実は先日、売り出されましたプリウス、これを私、試乗いたしました。一台ですが運輸省が購入をいたしまして、私も試乗いたしまして、みずから運転をいたしました。短い時間でありましたけれども、大変静かで、なかなかいい車だなと思いましたけれども、ただ、今委員がおっしゃられまし...全文を見る
○藤井国務大臣 一部報道された発言に関しまして趣旨が誤解されている点がございますので、その点だけ申し上げておきたいと思います。  関係業者等の接待を受けることが一昨年末に制定された職員倫理規程により禁止されていることは、私は承知をいたしております。しかしながら、公務員といえども...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、その記者会見でこういうことをまず申し上げておるわけです。これは、いかに厳しい規定をつくっても、それを遵守する、それぞれ個人の置かれている立場をみずから厳しく律して事に当たるということが一番大事なことであるということを申し上げておるわけであります。そういう前提...全文を見る
○藤井国務大臣 いずれにいたしましても、常識的な範囲内で行われたと私ども思っておりますが、やはり今後とも節度を持ったことでなければなりませんので、その辺は十分留意していかなければならないと考えております。
○藤井国務大臣 所信でも申し上げましたとおり、綱紀の厳正な保持を徹底することにより、運輸行政に対する信頼を確保することに努めてまいります。
○藤井国務大臣 今委員御指摘のとおり、私どもといたしましては、そういう倫理規程を設け、そしてそれを遵守していくことが大事でありますから、大臣といたしましても、それが職員一人一人に徹底できるように、私の方からさらに指導をしていきたい、こういうふうに思っております。
○藤井国務大臣 今の十月二十四日の泉井証言にかかわる職員に対しての件ですが、これは、官房長より、泉井被告との接触に関する調査を実施をいたしたところであります。  かかる職員から、泉井被告とはパーティーや宴席で一、二回程度会ったことがあるが、いずれも大勢の会合であった、しかし、泉...全文を見る
○藤井国務大臣 私が大臣に就任いたしまして、この件が報道をされ、そのことで、調査結果を踏まえまして、私がかかる職員を呼びまして口頭で厳重注意をいたしたところでございます。
○藤井国務大臣 運輸省といたしましては、騒音問題の生じない空港つくりという関西空港の基本原則や、三点セットにおいて飛行経路を設定した際の要件である「努めて海上を飛行し、低高度では陸地上空を飛行しないこと。」という基本的な考え方は、将来にわたって堅持すべきものと考えております。
○藤井国務大臣 再び繰り返して申し上げます。  「努めて海上を飛行し、低高度では陸地上空を飛行しないこと。」という基本的な考え方は、将来にわたって堅持すべきものと考えております。  しかしながら、現行経路によっては、今後の増便等が困難になっている状況にかんがみ、一昨年七月より...全文を見る
○藤井国務大臣 建設省、運輸省、国土庁並びに北海道開発庁が母体となって国土交通省が設置されるということにかんがみ、総合的な今後の交通行政がどういう展開をされるかという趣旨と、また交通の特別会計等々についての御指摘がございました。  他の委員からも同様の趣旨の御質問をいただいてい...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど一つの例としてバス停の話が出ましたけれども、運輸省といたしましては、積極的に規制緩和というものに取り組んでまいりましたし、委員御案内のとおり、一昨年には一大政策転換をいたしまして、需給調整規制の廃止という政策転換を行ったところであります。  また、ちょっと...全文を見る
○藤井国務大臣 京都会議を踏まえまして、私どもといたしましては、他の委員からも濱田委員と同様に、運輸省がリーダーシップをもっと発揮せよ、率先せよという御意見がございました。  私どもも、運輸部門からの二酸化炭素の排出量が我が国全体の二割を占めるということにかんがみますと、やはり...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
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○国務大臣(藤井孝男君) 今般、四十六年ぶりに航空協定の新たな協定が結ばれることに大筋合意をいたした次第でございます。  一九五二年以来続いてきた日米の航空企業間の権益の不平等と申しましょうか、そうしたことが今回の協定により完全に解消されまして両国企業間に平等な機会が実現をした...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今委員申されましたように、我が国の航空会社の企業経営というのは非常に厳しいものがあると私も認識をいたしております。  これは企業内の問題もあろうかと思いますけれども、景気の低迷等いろんな環境がその経営に大きなインパクトを与えているということも否定できな...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 亀谷委員御指摘のとおりでございまして、ただいま航空ビッグバンというお言葉を使われましたけれども、正式調印は十四日になっておりますが、その後の展開を考えますと、またこれから三年後、四年後のことを考えますと、既に航空ビッグバンがいよいよもう始まっていると言っ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 委員御指摘のとおり、政策の遂行に当たっては、事前事後において厳正かつ客観的な政策評価を行うことは当然のことだと思います。これを政策の企画立案に反映させることが非常に重要な視点であるということを認識しておりまして、今般の中央省庁等改革基本法案においても政策...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 自賠責特会からの政策経費の支出というのは、委員御案内のとおり、交通事故の防止や悲惨な境遇にある交通遺児の方々、あるいは重度後遺障害者の方々の援護等、社会的に重要な課題に対応するために行われているものでありまして、これは十分意義のあるものだと思っております...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来委員と政府委員とのやりとりをお伺いいたしまして、公共事業にいたしましても、その他の政策遂行にいたしましても、やはり国民の皆様方、そういった方々から御理解いただかなきゃならないということはこれは当然のことであると思います。  そういう意味で、先ほ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  国鉄長期債務の処理につきましては、これまで資産の処分に全力を挙げてきたところでございますが、地価高騰問題に対処するための土地売却の見合わせ等から、結果として資産処分が思いどおり進まなかったことは事実でございます。  これらの結果...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 私もかつて十三年間参議院に籍を置きまして、その在籍中にも参議院改革ということで与党野党含めましていろいろ私もその立場にあったものでございます。現在は衆議院に籍を置いておりますけれども、参議院が常にやはり自主性を持って、あるいは衆議院と一味も二味も違った、...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) これも私から大変お答えしにくいことでございまして、行政府の方から立法府に対しましての御意見を求められましても、なかなか私どもどう御答弁申し上げてよろしいか、非常に難しいところでございます。  いずれにいたしましても、今予算は衆議院の方で審議されておりま...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 私も、先般の所信表明の中におきまして、これからやはりゆとりある生活を実現する、そういう中におきまして、祝日三連休化につきましては、運輸省といたしましても支援をしてまいりたいということを申し述べたところでございます。  この祝日三連休化につきましては、推...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 外客誘致のための国際観光振興会における職員を初めとして、その活動は決して今委員御指摘のことではない、私はそう確信をいたしているところであります。  ただ、おっしゃられんとすることは、やはり観光振興というものにもっと力を入れるべきではないかと実は思って、...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来答弁をいたしておりますが、要するに、国内観光振興のためにさまざまな施策を講じていかなければならないことは当然のことであります。そしてまた、ホテル、旅館におきましても、受け入れる側でございますが、お話がありましたように、いわゆる旅行者のニーズが最近...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今の及川委員の御指摘、ごもっともだと思っております。  運輸行政というのは大変幅広い分野を所管いたしておりますが、もちろん常に政治というのは現実との対比というものを踏まえながら政策を遂行していかなければならないことはこれは当然のことであります。とりわけ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど中尾委員のときにも御答弁申し上げましたけれども、今及川委員も、御質問の中にありましたように、これだけの大きな債務を今日まで抜本的な処理方策を講じなかったことについては、政治としても、また政府としても、また、今及川先生のお言葉をおかりすれば国全体の責...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 所信にも申し上げましたとおり、運輸行政の基本は安全の確保にいかに努力するかということが一つの大きな大前提であります。そういった観点から申し上げれば、安全で安定的な輸送の確保というのは基本のことでございまして、最近の中央線において運転阻害事故が多発し、利用...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほども御答弁申し上げましたように、今般のJR東日本、とりわけ中央線における運転阻害事故が多発している、このことにつきましては、まことに遺憾な事態であるということを申し上げました。そうした中で、今委員がいろいろな観点からの御指摘をいただきましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 経営安定基金の運用につきましては、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律第十二条第五項に基づき、確実かつ有利な方法により運用しなければならない旨、規定されているところであります。JR各社においてはみずからの責任において運用の判断を行うべきも...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 実は、衆議院の予算委員会、また昨日の衆議院の運輸委員会等においても、今戸田委員のおっしゃられた趣旨の御質問をお受けいたしました。  私、運輸相の任に当たりまして半年がたったわけでありますが、スケジュールの合間を縫いまして、海洋国家と言われる日本の港湾が...全文を見る
03月13日第142回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  運輸関係の公共事業の実施に当たりましては、従来より、社会経済情勢の変化等をよく見きわめまして、またそれに沿いまして、これまでも必要に応じ事業の休止を行うなど、真に必要な事業を推進してきたところでございます。運輸省といたしましても、そういう観...全文を見る
03月16日第142回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  高木委員今御指摘のとおりでございますが、こうした大きな国家的なプロジェクト、いよいよ四月には明石大橋が供用開始になるわけですが、このこと自体大変喜ばしいことであり、地域の活性化、また本四両岸にわたるいろんな意味での経済的な波及効果があるこ...全文を見る
○藤井国務大臣 詳しくは政府委員の方から御説明を申し上げますが、船腹調整事業の今後の見通しということにつきましては、まず私の方から。  去る三月六日に海運造船合理化審議会内航部会から、運輸大臣に対して、私に対しまして報告、建議が行われたところでございます。私ども運輸省といたしま...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど、明石海峡大橋の件につきましても委員御質問ございましたように、新しい国家的プロジェクトをなし遂げるということは大変大きな意義がありますけれども、光と影というバランス、光の部分、影の部分、そういう御指摘がございました。  今般のこの船腹調整事業の件につきまし...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  委員幾つかの質問をまとめておっしゃられたので、これを一つ一つ御答弁するには相当時間がかかりますが、時間の制約がございますので、簡略に答弁をさせていただきたいと思います。  まず一つ、外国人投資家の関係で引用されましたコンサルタント会社で...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  久保委員は、とりわけ行政マンとして、関西空港の事業化につきましても大変御尽力、また専門的な立場からいろいろ御指導いただいて、まことに感謝を申し上げる次第でございます。  ただいま御質問にありましたように、実は、国会のお許しをいただきまし...全文を見る
○藤井国務大臣 新東京国際空港、成田空港の整備につきましては、私ども、二〇〇〇年度末までには平行滑走路二千五百メーターをぜひとも完成させたいという目標で、現在、話し合いという前提のもとに、粘り強く、地権者の方々も含めまして、また円卓会議の結論に従って、今申し上げたように、話し合い...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  中部新国際空港につきましては、平成十年度に事業化に向けての予算化をいたしまして、また今国会におきまして、これを進めるべく法案も国会に提出させていただいているところでございます。  先ほどお話がありましたように、関空の第二期工事につきまし...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  一昨年、運輸省といたしましては、政策の大転換を図りまして、需給調整の規制を撤廃する、それも目標年次を掲げまして、今その規制緩和に向けて行政を進めているところでございます。  しかしながら、規制緩和というのはある面では非常にドライな面がご...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  委員の御質問の中にありましたとおり、まことに残念なことですが、観光という面につきまして、日本から海外に行かれる日本人の方々、それはもう約千七百万人近くなってきている。一方、外国から日本に来られる方々が三百八十万人程度ということ。正式に今後...全文を見る
○藤井国務大臣 一部の祝日を月曜日に指定することによりまして、いわゆる祝日三連休化という運動が活発に今民間の推進会議等、あるいはもう三十七道府県におきまして祝日連休化に対する決議がなされているところであります。  また、今二階議員のお話がありましたけれども、二階議員も大変この連...全文を見る
○藤井国務大臣 今久保委員がおっしゃられたことは、私はまさに同じ認識を持っておるところであります。  ただレジャーのためということではなくて、これが実現すれば、まさに家族との触れ合い、最近の中学生による痛ましいいろいろな事件が起き、残念に思っております。例えば、一月十五日成人の...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました中部国際空港の設置及び管理に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国が経済的、社会的に今後とも安定した発展を持続し、国際社会において一定の地位を確保していくためには、三大都市圏において、航空ネットワークの拠点となる...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  先ほどこの法律案の提案理由の説明の中でも申し上げましたように、現在の名古屋空港が二十一世紀初頭には処理能力が限界に達する、そういったことが予想されるわけでございます。かかる観点から、空港整備七カ年計画におきましても、国際、国内の航空ネットワ...全文を見る
○藤井国務大臣 今、久野委員が御質問になりましたように、二〇〇五年には愛知万博、これも大変大きなプロジェクトでございますし、これも中部地域の活性化のために大きな起爆剤となると私も思っております。できればその二〇〇五年までに供用開始になるようにとの御要望が非常に強いことも承知をいた...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど久野委員にもお答えいたしましたように、二〇〇五年には愛知万博が開かれることになっておりますし、このこともその地域経済活性化のために大変大きなインパクトを与えるビッグイベントであります。それに間に合うようにという御要請に対しまして、私の決意の一端を披瀝いたしま...全文を見る
○藤井国務大臣 役員の構成につきましては、現在地元において検討中であり、まだ正式には決まっておりません。新聞でいろいろ報道されておりますが、正式にまだ決まっているわけではございません。  いずれにいたしましても、事業主体が地元主導による株式会社であることから、今後さらに地元にお...全文を見る
○藤井国務大臣 赤松委員の御趣旨につきましては、私も同感でございます。せっかく民間主導による、PFIの一つのモデルケースにもしようじゃないか、そういうビッグプロジェクトでありますから、もちろん民間の方が主体となってこの事業を進めるという中で、やはり国が協力しなければならないことも...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、委員のおっしゃられることと同じ立場に私はあります、そういうことでお答えをさせていただきました。  ただ、そのことで、何々省はいいのだというようなくくり方ではなくて、まさに適材適所、そして、地元の意向を十分尊重した上で人事というもの...全文を見る
○藤井国務大臣 今、建設省からの御答弁がありましたけれども、建設省のことにつきまして、私から口を挟むつもりはございません。  ただ、建設大臣と私とは閣僚の中でよくこの問題を話しております。そして、やはりお互いに、建設省、運輸省が協力してこの道路網のアクセスについてもこれから、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま御質問の中にありました医療施設の問題につきましては、十分その点は踏まえて対応しなければならないと思いますし、また労働環境等々につきましても、これも同じくやはりそこに働く人たちが、利用者のためにも地域のためにも働きやすい環境づくりもしていかなければならないと...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来この中部国際空港の必要性の意義、それぞれの委員から、また、さまざまな角度から御質問いただきました。ただいま福留委員の方から、今経済状況が変わってきたんではないか、その必要性は十分認めるけれども、その点についてどうであろうかという、そういう意見もあるという御...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、一九五二年の協定が、四十六年ぶりに今回了解覚書で協定が改定された、こういうことであります。わかりやすく答えますと、私は、昭和二十七年は小学校のたしか四年生ぐらいだったと思うのですが、昭和二十七年は、まだ我が国は定期便の国際線は飛んでなかったときに結ばれた協定...全文を見る
○藤井国務大臣 市場原理による大競争時代ということで、今回の日米航空協定が新たに調印をされたことによって、大変厳しい環境が国内航空企業に課せられたことも事実であります。そういった中で、やはりグローバルスタンダードという中で競争していくには、我が国の航空企業が合理化、リストラという...全文を見る
03月17日第142回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  JRの方に届いているか届いていないかは私どもは承知いたしておりませんが、少なくとも運輸省の方にはそういった趣旨のあれはございません。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  承知をいたしておりません。
○藤井国務大臣 岩國委員、先日の予算委員会で同趣旨の御質問がございました。  私どもは本当に、そのとき私もお答えいたしましたように、いろいろな新聞記事等々承知いたしておりますけれども、ただ、株主の皆さん方あるいは外国の投資家の方々に少なくとも、まことに残念でありますけれども、今...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  加藤晋氏を事故調査委員とすることは問題ではないかという御趣旨の御質疑だと思います。  加藤氏は、その経歴から、航空機の運航、設計基準、整備を初め航空安全システム全般について、幅広い知識、経験を有していらっしゃいます。このような面から、委員...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答えいたしましたように、委員おっしゃられることは私よく理解してお答えしたつもりでございます。  いずれにいたしましても、この航空事故調査委員会の委員の選に当たっては、その任務に照らし、科学的かつ公正な事故原因の究明が図られるよう、今後とも委員の選任には...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  委員御承知だと思いますが、ガバメントオーダーは、航空行政の遂行に必要な公務出張に際し無償または割引により航空機に搭乗する制度で、これは国際的制度で確立した慣行であるものでございます。  しかしながら、委員御指摘のとおり、これまでガバメント...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  二十一世紀を目前にいたしまして、また二十一世紀に向けて、我が国が今後とも国際社会の中で、やはり安定した、また活発な発展をしていくためにも、今委員の御質問にありましたように、三大都市圏において航空ネットワークを形成するための国際ハブ空港の整備...全文を見る
○藤井国務大臣 私も、今、島委員のおっしゃられたのと同じ認識を持っているところであります。  まことに残念ながら、成田空港におきましても平行滑走路がいまだに整備されておりません。これは、話し合いを前提に今精力的に、二〇〇〇年度末までには何としても平行滑走路を完成させたい。また、...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  中部国際空港は、空港整備法上、我が国の国際的な拠点空港、第一種空港と位置づけられるものでございます。その整備事業は非常に公共的な性格を有するものでございます。国といたしましても所要の支援を行っていくべきでございまして、そのためには、事業主体...全文を見る
○藤井国務大臣 他の委員からも、二〇〇五年に向けての決意という趣旨の御質問、たびたびお受けいたしました。繰り返しとなりますけれども、地元の方から強い要望がございまして、二〇〇五年の愛知万博までに間に合わせるようにぜひお願いいたしたいという要望は我々十分に承知いたしておりますし、私...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  まず、江崎委員が冒頭にお話をされましたが、御尊父の江崎真澄先生、この中部地域に国際ハブ空港をつくるという大変熱心な活動をされておりまして、私も、江崎真澄先生の御指導を受けながら一緒にこの実現のために御指導いただいたことを、きのうのように覚え...全文を見る
○藤井国務大臣 運輸大臣の藤井でございます。  今、航空局長の方からお答えをいたしましたように、せっかく拠点ハブ空港として整備する、そしてそれが、大競争時代あるいは交流時代の中で、東南アジアはもとより世界のハブ空港と伍していくような環境を整備しなければならないという御指摘でござ...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答えいたしましたように、来るべき二十一世紀においでますます増大するであろう内外の交流、あるいは大航空競争時代に備えまして、航空ネットワークを基盤として、高度な人口あるいは産業集積を有するこの地域におきまして、この拠点空港が、二十一世紀の中部圏地域の重要な...全文を見る
○藤井国務大臣 詳しくは存じ上げておりませんが、いずれにいたしましても、こうした大きなプロジェクトを整備する場合、あるいは新幹線の整備を進める場合におきましても、いろいろな地域の御意見があること、そして、それがいろいろな形であらわれることは当然なことだと思います。我が国は民主主義...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、こうした大きなプロジェクトを推進するに当たりましては、いろいろな意見があるということは十分承知をいたしております。  そうした中で、関係市町村、県、そういう各地方自治体の皆様方の御意見、そして御決議、さまざまな形で出てまいりま...全文を見る
○藤井国務大臣 当然そのことを基本に置いて、しかし、いずれにしましても、主体はやはり地元の皆さん方のコンセンサスがどういう形で出てくるか、御理解をいただけるかということが一番大事でありますから、そういった環境アセスにつきましても漁業補償につきましても、まさに地元の皆様方、あるいは...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもの予測では、二十一世紀初頭には名古屋空港は限界に達するという前提に立っております。いま一つ、委員のおっしゃられることはわからないわけではございません。ただ、これから二十一世紀、この中部圏というものを狭い範囲で見るのではなくて、まさに国際航空競争時代というもの...全文を見る
○藤井国務大臣 漁業関係者との調整につきましては、現在のところは、新空港の整備に向けての当面の課題であるボーリング調査等について、愛知県漁連の合意を得るとともに、三重県漁連からも、同意はしないが、調査の実施を妨げないとの回答があったところでございます。  今後とも、地域と連携を...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  中部国際空港の計画立案に当たりましては、航空機騒音にかかわる環境基準を守ることはもちろん、陸域への騒音の影響を極力抑える計画とするよう努めてきているところでございます。また、愛知県が中心となって、住民に対しまして計画案や環境影響予測の説明を...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、たびたびお答え申し上げておりますように、この中部国際空港を整備するに当たりまして、環境アセスメント、それには当然騒音の問題等々が入りますし、また漁業補償につきましても、地域住民、地元住民関係者の御理解を得つつ進めるということを申し上げておるわけであります。そ...全文を見る
○藤井国務大臣 お言葉を返すわけではございませんけれども、今の瀬古委員の御質問を聞いていますと、あたかもこの第七次空整におきまする中部国際空港の事業云々が接待によって決められたようなお話でございましたけれども、断じてそれ はございませんし、ぜひそういったことはお慎みいただきたい...全文を見る
○藤井国務大臣 中部国際空港の用地造成に伴います埋立土砂につきましては、海砂利の利用は予定しておりません。  いずれにいたしましても、埋立土砂の採取に当たりましては、環境面への配慮が十分なされる必要があると考えて、これからその点については十分注意をしていかなければならないと思っ...全文を見る
○藤井国務大臣 アメリカにおきましては二十年前に航空規制緩和法が施行されまして、路線参入規制の廃止や運賃規制の廃止が実施されたと承知をいたしておるところであります。  その結果、評価ということでございますが、一般論で申し上げますと、参入機会の増大や競争の促進による運賃の水準の低...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたように、規制緩和というのは大変ドライな面があります。ですから、これを単に推し進めるということになりますと、今デンバー大学のデンプシー教授の御披瀝がありましたけれども、そういった面は私はあると思うわけであります。  ですから、そういうバ...全文を見る
○藤井国務大臣 運輸行政の基本は安全の確保だということは、当然のことであります。ただ、今までのお話、質疑を聞いておりますと、運輸省といたしましても、安全という面であれば、これを確保するためにあらゆる努力をしなければならない。ただ、外国企業の労使問題について基本的に私どもは関与する...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  今、白保委員のおっしゃられたとおり、那覇空港に係る離着陸機が那覇空港の管制圏と航空路部分との間で通過する進入管制空域に関する管制につきましては、米軍嘉手納、普天間両飛行場に係る進入出発機の管制とあわせて、嘉手納飛行場の米軍沖縄進入管制所が実...全文を見る
○藤井国務大臣 これは昭和五十年五月の日米合同委員会において合意され、米国政府は、先ほど申し上げた管制業務が必要でなくなった場合には、日本政府に対して事前通報を行った上でこれを廃止するということになっておるわけでございます。  この進入管制業務につきましては、私ども運輸省の方で...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  平成八年の法律、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案におきましては、厚生年金移換金の不足分は、共済の関係事業主、つまりこれは身内だけで負担することとされたものでございます。そして、共済の内部の関係事業主間での配分は、組合員が各事業主に属...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  今回JRの負担とするものの中身についてでございますが、JRの共済を厚生年金に統合するに当たって必要になった移換金、先ほど申し上げた七千七百億円の一部でございまして、そのうちJRの社員分の三千六百億円、毎年二百四十億円の負担をお願いしているも...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  委員おっしゃられることは、よく私もわかります。しかし、先ほど来申し上げておりますように、これは年金の問題でございます。  実は、もうこの委員会におきましても何度か同趣旨の御質問を承って、私も答弁をさせていただきました。何か、六十二年の改革...全文を見る
○藤井国務大臣 平成八年の法律におきましては、移換金につきましては国鉄清算事業団が負担すると定められており、国が負担するとは定められてはおりません。平成八年の法律では、移換金はそもそも鉄道共済内部で積み立てておくべきものでありますことから、その不足分は当事者である共済関係事業主、...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○藤井国務大臣 運輸省所管の平成十年度予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計予算でございますが、歳出予算額として九千百五十八億九千九百万円を計上しております。  次に、特別会計予算でございますが、自動車損害賠償責任再保険特別会計につきましては六千四...全文を見る
○藤井国務大臣 神戸港の強制水先対象船舶のトン数の見直しにつきましては、阪神・淡路大震災を契機といたしまして、神戸市等からの問題提起がございまして、これを踏まえ、平成八年度以降、海上安全船員教育審議会の水先部会の場等におきまして調査をし、検討を進めているところでございます。  ...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  実は先般、運輸委員会の一般質疑だったと思いますが、他の委員からも同趣旨の質問がございました。そのときに私が申し上げましたのは、あくまでも海上安全船員教育審議会の答申を踏まえて、その神戸港の要望というものを前向きにとらえる趣旨の答弁をいたしま...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  実は私の出身は岐阜県でございまして、海のない県でございますので、私も大臣に就任いたしまして、各港湾等々、精力的に視察をしてまいりました。各港湾とも、これからの大コンテナ時代、また東南アジア等との競争の時代に対応するために、それぞれハブ港湾と...全文を見る
○藤井国務大臣 今土橋部長から答弁を申し上げましたように、安全の確保、それからまた、例えば委員も御承知のこととは思いますけれども、危険物を積載している船等々につきましても一定の基準を設けなければなりませんし、そういう意味で、いろいろなこともございますので一応七月ということでござい...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  確かに先ほど私も触れましたように、これからの大競争時代を迎えまして、私は率直に申し上げまして、視察をしてまいりましたけれども、日本の港湾の整備は決して進んでいるとは思えません。もっともっとこの拠点港湾というものを、ハブ港湾というものを早急に...全文を見る
○藤井国務大臣 私、実は初めてお聞きをいたしました。  今の委員のお話を聞いておりますと、私の地元も同じ構想を持っておるわけで、オムニ構想とは申しませんが、首都機能移転でぜひとも首都機能を我が岐阜県を中心とした中部圏へ持ってきてほしい。これも、今委員がおっしゃられたそういった機...全文を見る
○藤井国務大臣 石井啓一委員の、高齢化社会に対する、あるいは福祉社会に対するバス交通、バス交通のみならずあらゆる交通につきまして、そういった高齢者の方々、身体障害者の方々に一層利用しやすいように改善することは当然でありますし、大変重要な点でございます。  今お触れになりましたよ...全文を見る
○藤井国務大臣 運輸大臣というよりは、政治家藤井孝男として大変うれしい質問をしていただきまして、ありがとうございます。  今、鉄道局長が申し上げましたように、山梨県で十八・四キロの区間で実験を進めておりますが、これはとにかくいつでも実用化できるように、十年度もすれ違い走行等々進...全文を見る
○藤井国務大臣 私も今、先ほど来から質疑を聞いておりまして、大変いい観点をとらえておられると思います。  先ほど他の委員にも同趣旨の御質問がありまして、高齢者あるいは身体障害の方々に優しい交通手段と申しましょうか、そういったものを進めるということは、これは体の不自由な方、お年寄...全文を見る
○藤井国務大臣 関西空港を視察いたしました折に、いろいろ感慨深いものがございました。一つは、前にも委員にお答え申し上げたと思うのですが、日本のいわゆるハブ空港、ハブ港湾等々、こうした大きな拠点空港というものがまだまだ未熟ではないかなという印象を実は持ちました。  しかし、一方で...全文を見る
○藤井国務大臣 古賀前運輸大臣の答弁を私も見ておりますし、また、松浪委員が質問されたことも承知をいたしております。  古賀前運輸大臣も、これは、まず大前提といたしましての将来の交通量、需要、そういった面に触れておられて、そういう面から見ると、今現在、直ちにもう一ルートの橋をかけ...全文を見る
○藤井国務大臣 委員御案内のとおり、お互いに政治家でありますから、いろいろなやりとりがあろうかと思います。  先ほど申し上げましたように、また、前大臣が申し上げましたように、今の状況でいきますと、これは、もう一本橋をかけるのはとても困難である。しかし、将来、いろいろな時代の変化...全文を見る
○藤井国務大臣 おおむね関西空港を中心とした御質問だったと思いますが、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。  関空と大阪国際空港とのいわゆるすみ分けと申しましょうか機能分担の問題、あるいは将来にわたる関空の二つ目のルート橋の問題、それから土取りの跡地の利用...全文を見る
○藤井国務大臣 この最高裁の判決及びこれに至る経緯等を踏まえまして、運輸省といたしましては、空港周辺の環境対策に積極的に取り組んでおるところでございまして、また、今後とも取り組んでまいる所存でございます。  さらに、新設する空港につきましては、当初より、環境問題の生じない空港つ...全文を見る
○藤井国務大臣 この点につきましては、先ほど楠木航空局長がお答えいたしましたけれども、いずれにいたしましても、私どもは、騒音問題の生じない空港つくりという基本原則、まさに三点セット、そういったことにつきましては、これは大変重いものでありますから、将来にわたって堅持すべきものと考え...全文を見る
○藤井国務大臣 そこが先ほどからすれ違いがあるのではなかろうかなと思います。「努めて海上を飛行し、低高度では陸地上空を飛行しないこと。」こういうことの基本的な考え方を堅持するということを申し上げたということでございます。
○藤井国務大臣 先ほども他の委員から、超低床ノンステップバス、これももっともっと普及をさせてほしいという御要望、御要請がありました。  そのときにもお答え申し上げたのですが、今、石田委員御指摘のとおり、急速な高齢化、それから身体に障害を持っている方々、そういった方に大変優しいと...全文を見る
○藤井国務大臣 石田委員おっしゃられましたように、岐阜県も海のない県で、とりわけ私どもの県は、木曽三川といいまして、揖斐川、長良川、木曽川という、まさに川の県と言っても過言ではございません。  先ほど、委員の御実家と申しましょうか、もとは酒を川で船で運んでいたということですが、...全文を見る
○藤井国務大臣 今、石垣委員とのやりとりを聞いていまして、一つ、JR西日本、JR各社そうでありますけれども、民営化したわけでありますが、そういう中で、駅の階段の問題あるいは新駅の問題、一にその事業主体であるJRさんの経営判断によるものだと思います。しかし、鉄道、これはJRに限らず...全文を見る
○藤井国務大臣 青函連絡船は何度か乗りましたけれども、まだ青函トンネルを通過した経験はございません。
○藤井国務大臣 旅客輸送につきましては、やはり航空機との競争、そういった競争の激化、あるいは景気ももちろん関係するでありましょうし、また観光客の問題もありましょう。いろいろな意味で、今青函トンネルにおける環境が非常に厳しいということは、十分承知をいたしておるところであります。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 カートレーンそのものについて私は承知をいたしておりますけれども、今委員おっしゃられたように、青函トンネルの青森−函館間のカートレーン構想については初めてお聞きしたところであります。  この点につきましては、一つのアイデアだというふうな認識を私は持っておりますし、...全文を見る
○藤井国務大臣 今委員おっしゃいましたユーロトンネルの件ですが、私も実はびっくりしておるのですけれども、一九九四年にカートレーンの実績が、ユーロトンネルの場合に、乗用車が八万二千台、トラック用カートレーンが六万五千台。それが、一九九六年、ちょっと古いですが、平成八年ですね、乗用車...全文を見る
○藤井国務大臣 警察の捜査は犯罪捜査の観点から行われているものでございまして、実況見分調書等の内容の公開については、刑事訴訟法等の規定に照らして、今、委員もこれは御承知のことだと思いますが、大変難しい問題があると認識をいたしております。  これまでも警察当局からは可能な範囲で協...全文を見る
○藤井国務大臣 これは、上原委員もう御承知のとおりと思いますが、もちろん新空港滑走路をふやす場合等々、まず長期的な航空需要の対応の観点というのがございます。そういった点を踏まえて、地元からそういう要望、協力要請等があれば、私どもといたしましては、そういう需要の観点も含めまして検討...全文を見る
○藤井国務大臣 今の上原委員の御趣旨を私ども十分認識をしながら、沖縄開発庁とも、何ができるのか、どういう形がいいのか等々を踏まえて検討はさせていただきたいと思いますが、この四社、私もその辺はまだ詳しくわかりませんが、やはり会社の方、企業の方も合理化と申しましょうか、例えば、これは...全文を見る
○藤井国務大臣 今モノレールの件につきましてもお触れになりましたけれども、これも延伸等について、やはり経営が成り立つのであればできる限り幅広く利用に供されることが望ましいと考えておりますし、また鉄軌道の問題につきましても、やはり将来における事業環境、状況、また輸送需要の見通しとい...全文を見る
03月20日第142回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○藤井国務大臣 先ほどから藤村委員との質疑応答の話を聞いておりまして、まずもって申し上げたいことは、こうした受け入れる立場にある吹田、摂津両市にとりましては、委員も御指摘のとおり、迷惑な施設だという中で、今後の課題として、昨年の六月ではまだまだとても受け入れられる状況ではなかった...全文を見る
○藤井国務大臣 先般、東北新幹線八戸−新青森間を初め、長野−上越間、そして、船小屋−新八代間の三線につきまして、認可をいたしたわけであります。従来より、運輸省といたしましては、整備新幹線は着実に整備を進めていくという方針で来ておりますし、これからもその方針に変わりはございません。...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたように、二十年以内ということでありますし、また冒頭にも申し上げましたように、できるだけ着実に整備を進めていきたい、そういう方針に変わりはございません。  運輸省といたしましては、整備の推進に引き続き今申し上げた気持ちで努力をしていかな...全文を見る
○藤井国務大臣 二十一世紀に向けて、私どもは、陸海空にわたりまして、国土の均衡ある発展という位置づけの中で、それぞれの交通網をより効果的に、より効率的に整備していく、そういう観点で進めてきておるわけであります。  とりわけ鉄道ということになりますと、今委員がおっしゃられたように...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま国土庁の方からお答えをしたとおりでありますけれども、いずれにしましても、日本海国土軸、北東国土軸につきましては、本年一月の政府・与党整備新幹線検討委員会の検討結果を踏まえた東北新幹線等の整備を新しい全国総合開発計画に適切に位置づけるなど、運輸関係社会資本の...全文を見る
○藤井国務大臣 せっかく二十一世紀に向けて対応できる国際ハブ空港をつくるわけでありますから、つくって、これが非常に使いにくい、あるいは空港に行くまでのアクセスが非常に不便だなということになったのでは、ある面では世界に対しても恥さらしのような形になってくる、そういったことは絶対に避...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  所信におきましても述べておりますように、これからの人と物の流れ、大交流時代を迎えるに当たりまして、今田中委員が御指摘のとおり、ハブ空港、ハブ港湾、こういった施設を早急に、着実に整備しなければならないということを申し上げておるところであります...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど楠木航空局長がお答えいたしましたように、羽田と非常に隣接している、そして、空港をつくる際の飛行経路、空域、最も基本となるところに、今委員がおっしゃられている横浜川崎空港、仮称ではありますが、その問題が一番ネックかなというふうに聞いております。ただ、一方、そう...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、我が国のハブ空港、ハブ港湾、早急に整備を進めなければならない、特に三大都市圏を中心として整備を進めなければならない、この基本政策にのっとって今後とも進めてまいる所存であります。  川崎港の第二バースの問題につきましては、先ほど来...全文を見る
03月23日第142回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  既に建設大臣、農水大臣から御答弁申し上げましたように、運輸省といたしましても、また先ほど総理、大蔵大臣からも御答弁がありましたように、この十年度予算の一日も早い成立を願っておるところでございます。  そしてまた、景気をより確立す...全文を見る
03月24日第142回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来、政府委員からもお答えいたしておりますように、米軍が我が国の公共の安全に妥当な考慮を払って活動すべきことにつきましては、累次の機会に外務省から米側に申し入れております。今答弁もありましたように、今般のイタリアの事故に関連しまして協議をし、またこれ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  米軍機の飛行計画につきましては、航空法第百三十七条第三項及び同法施行令第七条第一項の規定により、防衛庁長官に委任された場合を除き、運輸大臣への通報がなされることとなっております。
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  米軍機の飛行計画の内容につきましては、米軍の運用にかかわる事項でありますので、明らかにすることは差し控えさせていただきたいと思います。
03月25日第142回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  今回、JRの負担とするものの中身でございますが、また理由でございますが、JRの共済を厚生年金に統合するに当たって必要になりました移換金のうち、事業団負担分七千七百億円の一部でございます。そのうちJRの社員分三千六百億円、毎年二百四...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先生御承知かと思いますが、六十二年の国鉄改革におきましては、年金につきましてはJRが年金受給者の国鉄期間分も含めて負担することとしておるものでございます。  そして、今いろいろ御指摘をいただきましたけれども、六十二年の国鉄改革におきましては、経営形態や...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  国鉄長期債務問題の処理につきましては、昭和六十三年一月二十六日の閣議決定に基づきまして、まずもって国鉄清算事業団が保有する土地、また株式等の資産の処分に全力で取り組んできたところでございます。しかしながら、ただいま委員御指摘のとお...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  御指摘の方策につきましては、政府・与党財政構造改革会議におきまして精力的に検討が行われました。その結果、委員が今御指摘された件につきましては見送られたものでございます、揮発油税等いわゆる道路特定財源等々につきましては。  そのこ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  今、風間委員の海外の投資家等々の、またニューヨーク・タイムズの論調を含めての御質問でありますが、株が下落した場合どうなるのかと。実は衆議院の予算委員会でもその点につきましての御質問がございました。私どもの言っていることがよく理解し...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  JR北海道、またJR四国、JR九州につきましては、今後、要員の合理化でありますとか経費の削減等の徹底した経営の努力をお願いする一方、国におきましては、経営安定基金の運用益を確保するための措置、各社が国鉄から承継した資産等に係る固定...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第5号
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○国務大臣(藤井孝男君) ただいま議題となりました中部国際空港の設置及び管理に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国が経済的、社会的に今後とも安定した発展を持続し、国際社会において一定の地位を確保していくためには、三大都市圏において、航空ネットワークの...全文を見る
03月26日第142回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(藤井孝男君) 今のお尋ねはスチュワーデスの正社員、そしてまた契約制客室乗務員の構成いかんについてのお尋ねかと思いますが、平成十年三月一日現在で、日本の航空各社の契約制客室乗務員数は、日本航空では千七百三人、全日空では二千三十人、日本エアシステムでは六百八十六人となって...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 各社の契約制客室乗務員の構成比は、日本航空では二二・三%、全日空では四二・八%、日本エアシステムでは四三・三%でございます。
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  どのような形態で職員を採用するかは基本的にその会社の判断でございまして、運輸省といたしましては関与する問題ではないと考えております。
03月27日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えをいたします。  ただいま陣内委員から、二十一世紀はまさに大交流時代、その主役というのは航空であるという御趣旨の御指摘がございました。私も同じ観点に立ちまして、これからの大交流時代にどう対応していくかというのは運輸行政にいたしましても大変大切であ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 冒頭の陣内委員からの質問でもお答え申し上げましたが、来るべき二十一世紀の大交流時代を迎えるに当たりまして、その増大する需要、交流にこたえていくためにも、この中部国際空港の役割というものは非常に重要であるというお答えを申し上げました。また、今委員おっしゃら...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 去る三月十四日、ワシントン・ダレス空港におきまして日米交渉の最終合意文書に署名を行ったわけでありますが、その際にスレーター米国運輸長官と会談する機会を得ました。大変限られた時間でございまして、もっともっとお互いに時間があればなという感じで会談を終えたわけ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 亀谷委員、大変重要な点を御指摘いただきました。  確かに、先ほどお答えいたしましたように、日米航空協定が歴史的な合意が結ばれ、お互いに機会均等を与えられて、利用者、消費者にとっては大変利益を享受できるんではないかということは、私はこれはそのとおりだと思...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 空港整備法上、第一種空港は必ず国が直接かつ一〇〇%資金負担によりこれを整備すると規定されているわけではございません。国際的な拠点空港の整備には多額の資金を要する一方、一定の収支採算性が見込まれることや、このような空港を早期に整備しなきゃならない緊急性等を...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど航空局長からもお答えいたしましたように、我が国で空港をつくるとなりますと、国土の条件と申しましょうか、そういったさまざまな条件等からしますと、どうしても空港建設費がある程度高くなってくるということは委員もその点は御理解をいただけるところと思います。...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今、寺崎委員のおっしゃられたことは私どもも重大なポイントとして認識をいたしております。  関空の例を見ましても、五割増ということで、これは当初計画から見れば大変残念な結果であったということであります。そういう中で、むしろ委員の方は大変親切に、もしそうな...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 国と地方自治体、また民間との出資割合を四対一対五とした理由につきましてお答えをいたしたいと存じます。  中部国際空港は我が国航空ネットワークの拠点となる国際ハブ空港として位置づけられておるわけでございまして、その整備に当たりましては、先ほど来申し上げて...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 我が国もPFIというものを初めて導入するといいますか活用するというふうにしておりますし、今委員御指摘のとおり、確固たるこれがPFIだというものがないのではないかという、確かにそういう面もあろうかと思います。  ただ、民間による五〇%の出資ということ等か...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 英国の状況と我が国の、とりわけ拠点空港と申しましょうか、その状況はかなり差があると思いますし、大規模空港がほとんど整備されている英国と我が国の空港の整備状況にはまだ大きな差異があろうかと思います。  ただ、但馬委員御指摘のように、将来この整備が進み、ま...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今度の中部国際空港を整備するに当たりまして、一つの大きなテーマといたしましては、環境に優しい空港をつくらなきゃいけないということでございます。  そこで、先ほど委員御指摘いただきましたけれども、これからこの整備を推進するに当たりましては、地元の漁業関係...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来他の委員の方にも御答弁申し上げておりますように、商法上の株式会社として地元の主導により設立されるものでございます。その出資が五〇%ということで、地元経済界を含む多くの民間事業者が拠出するものでございますから、商法の規定に基づきまして、業務執行体制...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほどから筆坂委員と航空局長のやりとりをお聞きいたしておりまして、大変参考になりました。ハブ空港を安易につくるなということから始まりまして、さまざまな第三者の方々の御意見等も拝聴させていただきまして、本当に勉強させていただきました。  そういう中で、私...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  中部国際空港の整備スケジュールにつきましては、当面、空港建設に関しまする実施設計調査を行うとともに、順次漁業補償交渉あるいは環境アセスメント等の諸手続を進めるためにこれにまず取り組まなきゃなりません。これらのことが順調に進みますと...全文を見る
03月30日第142回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  委員も御承知のことと思いますが、鉄道あるいはバス等の運輸サービスにおける運賃につきましては、基本的に運輸サービスに対する対価として利用者において負担をすることが原則でございます。  ただ、小児と申しましょうか、今御指摘のゼロ歳か...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 風間委員御指摘のとおり、この問題、大変重要な施策であると認識いたしております。  現在、今御指摘のとおり、千葉、仙台、岡山と療護センターを設置しております。ただ、これでは足りませんということで、平成十年度には四年計画で中部地区に療護センターを整備するこ...全文を見る
04月01日第142回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答え申し上げます。  航空行政を遂行するに当たりまして、この分野につきましては国の内外を問わず、大変出張する機会が多うございます。これまでも、ガバメントオーダーという制度を活用しながらこれら航空業務を遂行するに対処してきたところでございます。  委...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答え申し上げます。  今、例示を挙げていろいろ御意見をお述べになられました。ただ、委員ぜひ御理解いただきたいのは、航空行政にいたしましても、鉄道行政にいたしましても、海運行政にいたしましても、運輸省の行政の基本は安全の確保でございます。このことはもう...全文を見る
04月07日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第9号
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○国務大臣(藤井孝男君) 運輸省所管の平成十年度一般会計予算につきましては、財政構造改革法の実質的スタートという今お話がございましたが、そうしたことを踏まえて予算編成をいたしたところであります。全体では九千百五十九億円でございますけれども、これは九年度予算に比べましてマイナス三・...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今、亀谷委員と政府委員との質疑をお伺いいたしておりまして、これまでの公共事業を遂行するに当たりましても、その評価というものをどうとらえていくか、さらにこうした財政状況の厳しい折から、また財政構造改革の趣旨にのっとって、公共事業、社会資本の整備を進めるに当...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先般三月十四日、ワシントンに赴きまして、日米航空協定合意の覚書に署名をしてまいりました。  今、松前委員の御質問の中にありましたように、これは一九五二年、昭和二十七年に結ばれた協定を四十六年ぶりに改定したわけであります。私より大先輩の松前委員はその時代...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 空港整備に関しましては、今、松前委員の御質問を聞いておりまして非常に大事なところのポイントをついておられると思います。先ほど亀谷委員からも、時のアセスに関しまして事前評価あるいは事後評価ということもございました。これは空港に限らず今後とも公共事業、社会資...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 瀬谷委員の御質問にお答えするわけですが、五百キロというスピードは、我が国のこの狭い国土の中で、そんなに急いでどこへ行くというような言葉を引用されましたけれども、そういう見方も一方ではあろうかと思います。  ただ、私どもは昭和三十九年から新幹線を導入いた...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 率直に申し上げまして、瀬谷委員の御指摘のように、今の財政状況等を考えますとこれを実用化するには非常に大きな問題があろうかと思います。  ただ、先ほども申し上げましたように、地域によってはぜひこれを実現してもらいたい、あるいはまた、現在の東海道新幹線の需...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど航空局長からお答えいたしましたように、米軍機が民間機に異常に接近をするいわゆるニアミス、この場合には、当該機長は航空法第七十六条の二に基づき、異常接近報告書を提出するということとなっております。このほかの件につきましても、運航者からの調査依頼があっ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 御承知のとおり、この割引につきましては、これはいろんな割引がございますけれども、まずもって事業者の自主的な判断というのが基本にあることはもう委員御承知のことだと思います。  そういった中で、こうした身体に障害を持っている方々、あるいは精神薄弱者に対する...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今、戸田委員の御指摘は、たしか四月三日の記者会見ということであります。これは、その前の日に私どもの黒野事務次官が地方空港等々今後の空港の整備についてのいろんな記者会見でのやりとりがありまして、それを受けての私の発言でございました。  私どもは、空港整備...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第11号
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○国務大臣(藤井孝男君) ただいま議題となりました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海洋の汚染の防止につきましては、従前から海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律等により油の排出等があった場合における防除等...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) ただいま議題となりました船員職業安定法及び船舶職員法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年の我が国の海上企業においては、その活力を維持向上していくため、社会経済情勢の動向に柔軟に対応していくことが必要となっております。...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(藤井孝男君) 渕上議員にお答え申し上げます。  地下鉄サリン事件に係る営団地下鉄の債権に関して、政府として配慮すべきとのお尋ねでありますが、営団においては、オウム真理教に対して、地下鉄サリン事件に係る破産管財人の異議のない債権約八千四百万円を有しております。  こ...全文を見る
04月21日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  運輸省所管で、基本的な法律以外の法律の数は二十八本でございます。
○藤井国務大臣 お答えをいたします。  コンテナターミナルの整備につきましては、いわゆる公社方式とそれから公共方式の二通りがあり、両方式が互いに補完して利用者のニーズに対応しているところでございます。いずれの方式の整備に当たりましても、将来の需要の動向、見通し、そういったことを...全文を見る
○藤井国務大臣 公共方式の場合におきましては、岸壁につきましては公共事業として整備をしておりまして、建設資金を償還することとはしておりません。しかしながら、費用対効果の分析の活用等により、効果的な投資となるよう努めているところでございます。  また、岸壁背後のコンテナヤードや荷...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  第九次港湾整備七カ年計画におきましては、国際海上コンテナターミナルとして約五十バースの整備を予定しております。  これは、今委員御指摘でございますけれども、すべてこの整備を行うと決定したものではございません。当然のことながら、計画期間中の...全文を見る
○藤井国務大臣 今お答えいたしましたように、今後のコンテナ貨物の動向等々を、十分そういったことを見きわめ、また踏まえながら事業採択するかこれから検討するところでございます。
○藤井国務大臣 お答えいたします。  先ほどから御答弁申し上げておりますように、計画としては、五十バースという計画を持っております。既に二十九バースについて整備中でありますけれども、残りの二十一バースにつきましては、今後の需要動向等、そういった点を十分踏まえて事業採択するかどう...全文を見る
04月21日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第12号
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○国務大臣(藤井孝男君) 今、寺崎委員の御指摘の点は非常に重要なところであると思っております。先ほど来、土橋船員部長の方から今般の法律改正によっての就業範囲の問題点等々について答弁を申し上げましたけれども、仮に就業範囲の指定等を変更する場合、今の委員の御指摘は、これを大臣が行政当...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) そのように理解していただいて結構でございます。
○国務大臣(藤井孝男君) 今般の改正の目的というのは、寺崎委員の御質疑の中にもありましたように、やはり私どもの国際競争力を維持していきたいという側面と、一方では、さはさりとてやはり日本人の船員と申しましょうか、そうした後継者を育成していかなきゃならない、両面があろうかと思うわけで...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今の御質問ですが、非常にこれは大変微妙なところがあろうかと思います。まさに競争力が低下してくる、そうした中で、戦後の経済成長によって日本人のコストが上がってくる、また、円高という、先ほど指摘がありましたように、もろもろの状況の変化によって、大変日本籍船が...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) それは、先ほど但馬委員からの質問にもございましたが、私たちは大変そこが率直に申し上げて悩ましいところだと思います。  今、船員部長の方からもこれまでの対策、諸施策についてるる説明があったところですが、結果的には歯どめがかからなかったということは、それは...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) ただいま船員職業安定法及び船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  また、附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第13号
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○国務大臣(藤井孝男君) 詳しくは政府委員の方、海上保安庁長官の方から申し上げたいと思います。  今回の改正によりまして、今御指摘ありました原因者側の防除義務の有無にかかわらずセンターに対して必要な措置を指示することができる、こういうことにいたしたものであります。これによりまし...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今回のナホトカ号の事故を通じまして、私どもはいろんな教訓を得たと思います。そして、昨年のこの委員会におきましても、また今般におきましても、それぞれの先生方、委員各位からいろんな御指摘があったわけであります。  言ってみますと、我が国というのは非常に資源...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今お話しありましたこれまでの平成七年十二月に閣議決定されたものは、まさにアラスカ沖における大規模油流出事故等々踏まえて国家的緊急時計画を閣議決定したものであります。しかしながら、昨年のナホトカ号の事故の教訓等、これは先ほど中尾委員の方にもお答え申し上げま...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 基本的に申し上げまして、瀬谷委員のおっしゃられるとおりだと私は思っております。  先ほど来御答弁をさせていただいておりますけれども、おっしゃられるとおり、運輸省の基本的な政策は安全の確保ということでありますから、それは海にしろ陸にしろ空にしろ、それをい...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今般の法律案を改正するに当たりまして、個人的なことで恐縮なのでございますが、実は私、昭和四十年の四月にアラビア石油という会社に入社をいたしました。これはサウジアラビア、クウェートの中立地帯で日本の企業として初めて原油の利権を、昭和三十三年だったと思います...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今、筆坂委員の御指摘はもっともな点があると思います。私は、今委員のおっしゃられたことは海上保安庁また運輸省に対する激励の言葉だと思っております。受けとめさせていただきます。今後とも、必要な油防除資機材等の整備には万全を期すべく推進してまいる所存でございま...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) ガイドライン、今現在検討中の法案、その要綱の中での地方公共団体の長に対する協力についてのお尋ねだと思いますが、地方公共団体に対する協力要請につき、検討が今現在なされていることは聞いております。国が地方公共団体に対して協力を求める場合において、例えば地方公...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国際民間航空条約に基づく航空安全に関する国際的な枠組みにつきましては、従来、航空機が登録国を中心に運航されていたことから、航空機の耐空証明を行うこと等の航空機の運航...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  今田委員の御質問、大変幅広い範囲の中での具体的な質問が幾つかございます。私の方といたしましては、まず最初に委員の御質問の中で、今般の基本法案、編成方針の規定はハード面に重点が置かれ過ぎているのではないかという御指摘でございました。  行革...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  今田委員御指摘の、物流に関する総合的な取り組みを強化すべきではないかという御指摘に対しましては、私も同じ認識に立つものでございます。  今般、四省庁が大くくりされまして国土交通省が編成され、交通政策の推進に当たってそれを総合的にハード、ソ...全文を見る
○藤井国務大臣 これは正直申しまして大変難しい御質問でございまして、先般、今田委員から、運輸委員会におきましても、同趣旨の御質問をちょうだいいたしました。そのときも私から御答弁を申し上げたわけなのですが、それぞれの省庁、それぞれの思いがあろうかと思います。在籍した職員あるいは関係...全文を見る
○藤井国務大臣 道路財源の件につきましては今建設大臣から御答弁がありましたが、委員御指摘の、国鉄長期債務に関連しての御指摘もございましたので、お答えをさせていただきます。  国鉄長期債務の問題につきましては、昨年十二月十七日に、財政構造改革会議において国鉄長期債務及び国有林野累...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○藤井国務大臣 お答えをいたします。  今委員御指摘のとおり、これからの航空業界は大競争時代になる。そしてまた、運輸省といたしましても、需給調整への規制を廃止するという規制緩和の方向、他の運輸行政と同様にこの航空業界においても同じでございます。  そういう中で、我が国の空港建...全文を見る
○藤井国務大臣 運輸事務次官の発言の要旨は、今航空局長が申し上げたとおりでありますが、国会の論議の中でも、あるいは世論と申しましょうか、国民の御意見の中にも、要するに、公共事業を含めたむだ遣い、むだな投資、むだな事業があるのではないかという厳しい指摘が、運輸事業に限らず、他の省庁...全文を見る
○藤井国務大臣 細川委員の御指摘の点は大変重要なところだと思います。まさに規制緩和、私どもは二年前に、需給調整の規制を廃止すると年次を掲げまして、まあこれは一大政策転換をしたと言っても過言ではありません。  しかし、これを進めるに当たっては、前の委員会でも御答弁を申し上げました...全文を見る
○藤井国務大臣 去る三月十四日に、私は、ワシントンの方に赴きまして、日米航空協定の覚書に署名をしてまいりました。これはまさに、戦後一九五二年だったですか、昭和二十七年に結ばれた協定、あの当時はまだ日本が国際定期便を持っていない時代の協定でしたから、そのこと自体でもう不平等であった...全文を見る
○藤井国務大臣 この沖縄−本土間の空港使用料の引き下げにつきましては、まさに沖縄の置かれている立場と申しましょうか、振興策の一環として、特例的な措置としてこの措置がとられたわけであります。今御指摘のありましたように、これによって利用客がふえ、観光客が沖縄を訪問されることがふえたと...全文を見る
○藤井国務大臣 これは、先ほど細川委員のときにも御答弁を申し上げましたように、大変難しい問題であるということで、お答えをさせていただきました。  もちろん、日本の空港を整備する場合には、委員も御承知のとおり、用地買収の問題にいたしましても、あるいは海上につくる場合におきましても...全文を見る
○藤井国務大臣 詳しくは航空局長から答弁をさせていただくことをお許しいただきたいのでございますが、基本的に、私から結論から申し上げますると、今の御提案等も今後の一つの検討の中に入ってくるのだろうと思うのです。  ですから、上空通過料、そういったことも含めまして総合的に、今後のこ...全文を見る
○藤井国務大臣 我が国は、戦後、先人の皆さん方の努力によりまして経済大国と言われるようになりました。しかし、観光という面からいいますと、まだ観光小国であります。これは数字にあらわれておりまして、年間、日本人で海外に行かれる方々が大体千六百八十万人、約千七百万人近くになってきている...全文を見る
○藤井国務大臣 運輸行政の基本は安全の確保というのは、私は前々から申し上げているところでございます。  それぞれの企業に労使関係が民間企業ではあるわけでありますけれども、航空業界におきまする労使関係も、やはり経営の安定、それから、先ほど来御質問がありましたように、航空ビッグバン...全文を見る
○藤井国務大臣 変わりはございません。
○藤井国務大臣 これは労使関係の問題でありますから、運輸省がこの問題についてコメントする立場にないということをまず申し上げておきたいと思います。ですから、労使ともの真摯な話し合いによって解決に向けてぜひ努力を願いたい、こう思うわけであります。  ただ、申し上げたいことは、やはり...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、先ほどから申し上げておりますように、その記者会見におきましても前提で申し上げたし、今委員にも申し上げたとおり、これは労使関係の問題でありますから、運輸省があるいは運輸大臣がコメントをする立場にございません。  ただ、一般的な立場からいえば、労使の方々が真摯...全文を見る
○藤井国務大臣 それは、委員の御指摘は御指摘としてわかりますけれども、私はだからそうだというふうにお答えする立場にないと思います。ですから、今私が申し上げられることは、労使ともに真摯な話し合いを続けてほしいということであります。  今委員の御指摘にあったことが、本当に一方的であ...全文を見る
○藤井国務大臣 委員の御指摘のことはよくわかります。わかりますが、そのことをもってして経営者側にテーブルに着かないというふうに私が今判断せよと言われましても、それはそういう立場にございませんと。  ですから、そういう事情があるのかどうかということも私ども確認をしなければいけませ...全文を見る
○藤井国務大臣 誤解のないようにしていただきたい。  今委員から御指摘があったこと自体を、今この立場で、私はそれを前提にお答えするわけにいかない。労使双方の言い分がありましょうから、そういう言い分があることは、お互いにあるのだろうと思います。だから、どっちがいいとか悪いとかとい...全文を見る
04月30日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
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○国務大臣(藤井孝男君) ただいま議題となりました航空法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  国際民間航空条約に基づく航空安全に関する国際的な枠組みにつきましては、従来、航空機が登録国を中心に運航されていたことから、航空機の耐空証明を行うこと等の航...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○藤井国務大臣 お答えいたします。  西川委員は、今度の国土交通省が、合併することによっての、いろいろな視点から御質問がありました。大変重要な御指摘であった、私はそういう認識に立っておるところであります。委員おっしゃられたとおり、これが単なる合併であって、そこで行われる行政とい...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  ただいま瓦建設大臣からも御答弁申し上げましたけれども、特定財源の問題、これは言ってみれば総合交通特別会計制度というふうに言ってもいいのではないかなと思いますが、施設ごとの受益と負担とのバランス、私はかつて党の方の建設部会長もやっておりまして...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  まず快適通勤の件でございますが、個人的で恐縮ですが、私もかつて十二年間サラリーマンでおりましたので、通勤におけるラッシュというものを嫌というほど体験した一人でございます。  そういった意味から、この快適通勤、二〇〇%というような大変な苦痛...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  小笠原空港の建設につきましては、地元の小笠原村の強い要望があることは十分承知をいたしております。  今、これまでの経緯につきましての御指摘がありましたが、運輸省といたしましては、環境を踏まえた開発計画の策定と、同計画に基づく航空需要の見通...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  中島委員御指摘のとおり、我が省といたしましては、一昨年の十二月に、人の流れ、物の流れの全運輸分野における需給調整規制の廃止を、原則として三年あるいは五年という目標期限を定めて廃止することといたしたところであります。  これは運輸政策の一大...全文を見る
05月07日第142回国会 衆議院 本会議 第35号
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○国務大臣(藤井孝男君) 日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  日本国有鉄道清算事業団が抱える国鉄長期債務等の額は、平成十年度首には約二十八兆円に達する見込みであり、日本国有鉄道清算事業団の資産の売却収入等によって毎年...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 細川議員にお答えを申し上げます。  国鉄清算事業団の債務のうち、JR社員分の厚生年金移換金をJRの負担とすることについてお尋ねがございました。  先ほど総理からもこの点につきましては御答弁で触れられておりますが、今回、JRの負担とするものの中身は、昨...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 赤羽議員にお答え申し上げます。  JRは国鉄期間分の年金には無関係であるとの御指摘でありますが、国鉄改革では、鉄道の経営形態や労働関係については国鉄とJRを明確に断ち切る一方で、共済年金という職員の福利厚生の問題につきましては、職員の利益を守るために共...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 江崎議員にお答えいたします。  まず、国鉄清算事業団の債務の処理は一刻の猶予もないとの御指摘でありますが、まさにそのとおりでございます。事業団が抱える債務の償還や年金負担の支払いを適切に行っていくためには、その本格的処理を行うことは緊急を要する課題であ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 平賀議員にお答え申し上げます。  まず、JRの追加負担は、長期債務発生の原因と経過に照らして応分の負担を求めるべきであるという御指摘についてでありますが、既に総理から御答弁申し上げております。  国鉄改革時におきましては、JRは、当時の予測に基づき、...全文を見る
05月08日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○藤井国務大臣 お答えをいたします。  今御質問にありましたように、コスト意識というものをどうとらえるかという点からの御質問だったと思います。行政をつかさどる側といたしましても、この厳しい競争社会、国際化の中で、やはりコスト意識というのを行政サイドはしっかり持たなければいけない...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、運輸行政、一つには大きな柱は安全の確保ということ。もう一方では、今御指摘のございましたように、これからの時代、いかに環境との共生と申しましょうか、よく言われるように、環境に優しい運輸行政ということも目指していかなければならない。...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま自動車交通局長からお答えをいたしましたけれども、やはり、これは車に限らず我が国の消費者、車を使われる方々のいわゆる選択の幅というのが非常に広がってきて、そういうことに対するサービスというものはいろいろな形で行わなければならないと思っています。基本的には、先...全文を見る
○藤井国務大臣 これは先般の航空法のときにもお答え申し上げておりますし、また先ほど玉置委員の御質問にもお答えいたしておりまして、安全基準と申しましょうか、安全を確保する観点、それからコストというものをいかに軽減させていくか、これはメーカー、ユーザーにとってもコスト負担減というのも...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほども安全の確保ということでお答えを申し上げましたように、まさに今委員御指摘の、このリコール、なぜこれが立入検査で発見できなかったのか、私もこれは非常に大きな問題点としての意識を持っております。  したがいまして、こういったところにこそ、ある面での規制強化とい...全文を見る
○藤井国務大臣 昨日、本会議におきまして、国鉄長期債務に関する関連の法案につきましての趣旨説明をさせていただきました。いろいろ各党からそれぞれの御質問があったわけであります。これから特別委員会において審議がなされると思いますし、今御質問にありましたように、特別委員会という中で、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 達増委員の今の御指摘も大変重要な御指摘だと思っております。  先ほど来、安全の確保、そして環境の保全と申しましょうか、そういったことをこの運輸行政の中で、あるいは自動車がこれからどう対応していくかということについてさまざまな御意見がございました。  今、自動車...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来、委員からの資料の中で具体的な幾つかの例を示されての御質問でございます。  この資料については、これが実際どうであるかということを今にわかに判断はしかねますけれども、いずれ調査は進めなければなりませんが、いずれにいたしましても、自動車販売業界に対しまして...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えをいたします。  今御質問をいただきましたけれども、昨年の十二月の京都会議、COP3、具体的に我が国につきましては、二〇〇八年から二〇一二年に一九九〇年に比較して六%削減という厳しい数値目標が義務づけられたところでございます。  また、今委員おっしゃられ...全文を見る
○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  大変難しい問題でございまして、私どもといたしましては、安全と環境、先ほど来それぞれの委員からも御指摘がございました。そういった中で、都市交通を今後二十一世紀へ向けて、そういった両面を確保しながら利便性の高い都市交通の整備がどうなされるのか...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま議題となりました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海洋の汚染の防止につきましては、従前から、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律等により、油の排出等があった場合における防除等につい...全文を見る
05月08日第142回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○藤井国務大臣 お答えを申し上げます。  ただ一言、御答弁の前に、運輸省が天下りと申しましょうか、その数が多いというふうにおっしゃいましたが、平成九年ベースでまいりますと、運輸省はベストファイブには入っておりません。そのことだけ申し上げておきます。  いずれにいたしましても、...全文を見る
05月14日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第15号
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○国務大臣(藤井孝男君) ただいま議題となりました道路運送車両法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  今日、自動車は、平成九年度末における登録台数が七千万台を超えるなど国民各層に普及し、国民生活に欠くことのできないものとなっております。このようにモータ...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○藤井国務大臣 先ほどから質疑をお伺いいたしておりまして、大変貴重な御意見をありがとうございます。  まず、ナホトカ号あるいはダイヤモンドグレース号の油流出事故は大変ゆゆしき事故であり、こうした大規模な油流出事故が再発しないように、運輸省といたしましても万全を期していかなければ...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもは、ナホトカ号の事故あるいはダイヤモンドグレース号の事故、非常に多くの教訓を得たわけであります。そして、再びこうした事故が起こらないようにすることを第一義的に考えなければならない。そのためには、ナホトカ号のような外国船の事故防止をどうしていくかということにつ...全文を見る
○藤井国務大臣 法案の目的、中身につきましては、詳しくは保安庁長官の方から答弁をいたさせますけれども、先ほど来、田中委員、長内委員、また鰐淵委員からの今御質問の中にもありましたように、あのナホトカ号、ダイヤモンドグレース号の教訓をいかに生かしてこれからの災害防止に当たるかというこ...全文を見る
○藤井国務大臣 寺前委員の御質疑は大変もっともなところをついておられると、私も理解をいたしております。  その上で、運輸省といたしましても、また先ほど外務省からの答弁もありましたように、外交ルートを通じて船舶所有者を把握、そして早期撤去ということをやらなければいけない。しかし残...全文を見る
○藤井国務大臣 今、簡単にということでございますので、簡単にお答えをいたしますけれども、もちろん、私どもは、日本人船員の確保、また育成というのをこれからやっていかなければならないと思っております。  ただ、一方では、外航海運におきましては、国際競争力という問題がありますから、そ...全文を見る
○藤井国務大臣 そういう意図は全くございません。  先ほど来答弁を申し上げておりますように、これは国際法上、条約上も任意ということになっておりますので、私どもがこれからではどうすべきかという御趣旨かと思います。私どもは、そういった国際条約と申しますか、国際法上の協議の中で、むし...全文を見る
○藤井国務大臣 秋葉委員の御指摘は、私どもは謙虚に受けとめなければいけませんし、また厳粛に受けとめなければならないと思っております。  ただ、先ほど来海上保安庁長官から答弁をいたしておりますけれども、自然との闘いということもあります。波が四メーター、六メーターとなっても、そうい...全文を見る
○藤井国務大臣 福留委員の今の御質問は、将来の日本の産業界全体にかかわる大変重要なポイントをつかれた質問だと思います。  今般の法改正におきましては、確かに外航に限定して、内航船には外国人の職員を採用しないことになっております。また一方では、やはり若年層離れということですから、...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来御答弁申し上げておりますように、今般の法改正によりまして、国際競争力をつける、そしてコストダウンを図る、しかし一方で、外航に限ってでありますけれども、船長、機関長以外の場合に外国人の船員でよろしい、こういう制度であります。  先ほど船員部長も御答弁をいた...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま港湾局長から御答弁申し上げたとおりでありますけれども、先ほどから他の委員からも同じこのプレジャーボートに関する放置問題等々が出ております。これは、私も、大変ゆゆしき問題になっているのではないかなと思います。地域的なばらつきもありますけれども、大変なプレジャ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま山本局長の方からお答えいたしましたが、現在のところ、これを法的に整備することについて具体的にまだそこまで確立されていないという答弁を申し上げましたが、同時に、今後ともこのFRP、いわゆる繊維強化プラスチック、この船舶がふえてまいりますとなると、当然リサイク...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま、船員職業安定法及び船舶職員法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果、御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  また、附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる所存であります。  ...全文を見る
05月15日第142回国会 衆議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第2号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました日本国有鉄道清算事業団の債務等の処理に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  日本国有鉄道清算事業団が抱える国鉄長期債務等の額は、平成十年度首には約二十八兆円に達する見込みであり、日本国有鉄道清算事業団の資産の売却収入等...全文を見る
05月19日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第16号
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○国務大臣(藤井孝男君) まず、景山委員からインドネシア情勢に関しまして、運輸省に対しまして御要請がございました。  この問題につきましては、インドネシアの情勢が最初危険度二という状態から現在は危険度四という状況にあるわけでありまして、そういう中で、在留邦人あるいは観光でインド...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 運輸行政におきまして安全確保というのが一番大事な基本にあるわけでありますけれども、しかし世の中は日進月歩のように技術革新が行われてきておるわけであります。そういう進歩等に応じまして、我々も行政サイドとして国民の、いわゆるユーザーの皆さん方の負担を軽減する...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) この問題は、運輸省関係の届け出ですとか申請ですとかの手続、これは別に運輸省に限らず行政全体にかかわる問題でありまして、また、この電子化というものがどんどん進んでいる状況から見まして、運輸省としましても情報化推進計画というものをつくっておりまして、これに従...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) これは先ほど他の委員の御質問にもお答えしたところでございますけれども、近年、同一の構造の装置が多くの種類の自動車に共通して使われる、こういう時代になってきたわけでございます。また、自動車そのもの、また装置の国際的な流通が非常に活発になって進展してきた、そ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど下平部長の方からも御答弁申し上げたんですが、やはりこれからの環境を考えると、今ハイブリッドカーというのが一都市場に出てまいりましたけれども、今後ともそういういろんな面から考えまして新たな技術開発に積極的に取り組んでいかなきゃならないと考えております...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) もとより、自動車の検査というのは、今御指摘のようにやはり安全の確保、それから公害、いわゆる環境に対しての対応というものを基盤とすることがやはり大事なことではないかなと思っています。  いずれにいたしましても、運輸省といたしましてはこのフォーラムの調査結...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 簡略に申し上げますけれども、要するに、安定的なまた良質な輸送サービスの提供というのは大変大事なことでありまして、それは一に荷主とトラック事業者との良好な取引関係が重要であると考えておりますので、今委員のおっしゃられたことも十分踏まえまして、トラック事業の...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほどから航空局長からお答えをさせていただいておりますけれども、国際民間航空条約におきましては、航空機の耐空証明を行う等の責務は航空機の登録国が負うものとされているわけでございます。  しかし、近年、航空機の国際間のリースにより登録国以外の国で航空機が...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 航空機の衝突防止装置、いわゆるTCASの件ですが、先般も筆坂委員の方から御指摘がございました。  委員も御承知かと思いますが、これは一定の条件から機械的に回避指示が出されるというものでございます。ですから、これが何というのですか、私は専門家ではございま...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今の空港使用料の引き下げ等についての御質問の前に、先ほど中尾委員また山本委員、さらにはその前に景山委員から、インドネシア情勢等について、邦人の出国について万全を期すようにという御要請がございました。  ただいまニュースが入ってまいりまして、インドネシア...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) おっしゃるとおり、安全の確保というのはもう航空運送事業にかかわらず運輸行政にとっては最も重要な課題でございます。需給調整規制を廃止することによって航空の安全が損なわれるようなごとになったらこれは大変でございますので、今後とも運航の安全あるいは整備のチェッ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 外国でいろんな暴動なりあるいは不幸にして戦争状態になったときの邦人の救出と申しましょうか出国についてさまざまなケースがあるということは、先ほど航空局長の方から答弁をいたしたところであります。  今、瀬谷委員の御指摘は、なるべく民間航空機を活用するように...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今航空局長から、航空機の乗組員の勤務時間、運航の安全に支障がないようにそういう勤務パターン等を考慮して航空会社ごとに運航規程を定めていると、こういうふうに答弁をいたしました。いずれにしましても、私どもは、航空に限らず、運輸行政の基本はもうたびたび申し上げ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) ですから、私どもは航空会社ごとに、そして航空の安全確保というものを常にチェックいたしておるわけですから、今おっしゃられたことももちろんその中に入るわけでありましょうし、これからも航空の安全運航そして安全確保に対しましては、十分これを確保するように私どもは...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) ですから、私どもは運航の安全に支障がないよう航空会社に指導をしていく立場にあるわけですから、そのための指導を含めた、そして安全確保を充実させるために我々はこれからも最大限の努力をしていかなきゃならない、先ほどからこのように申し上げて、御理解をいただきたい...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来私がお答えを申し上げておりますように、安全確保というのはこれは大変重要な課題であるということはもうたびたび申し上げていることであります。そして、先ほど来の御指摘は、747−400についての長時間勤務に対するパイロットの生の声、こういったことについ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 私は質問者以外には答弁する立場にございませんので、そのことについては答弁するつもりはございませんが、たびたび申し上げておりますように、私ども安全確保についてはこれからも最大限努力をするということでございますから……(発言する者あり)
○国務大臣(藤井孝男君) このことについて、十分私どもは安全運航の確保についてこれからも最善の努力をし、そして適切に対処していきたいと思います。
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほど来他の委員からも航空機の安全確保についていろいろ御指摘がございました。  航空機の特性を踏まえ、国際民間航空条約及びその附属書に定められる国際標準等に従って、国は基準の設定、検査の実施等必要な措置を講じてきたところでございます。  今、戸田委員...全文を見る
05月20日第142回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(藤井孝男君) 和田議員にお答え申し上げます。  巡視船派遣の法的根拠についてのお尋ねでございますが、巡視船の派遣につきましては、在外邦人の保護に関する事務を所掌している外務省からの要請を受けまして、基本的には関係行政庁に対する協力を定める海上保安庁法第五条第十七号の...全文を見る
05月22日第142回国会 参議院 本会議 第29号
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○国務大臣(藤井孝男君) 風間議員にお答え申し上げます。  海上保安庁の巡視船の派遣の時期についてのお尋ねでありますが、また、巡視船の今後の動向についてのお尋ねでありますが、ただいま小渕外務大臣が御答弁を申し上げたとおりでございます。  次に、昭和五十八年参議院運輸委員会での...全文を見る
05月27日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えを申し上げます。  港湾整備事業そして空港整備事業の特別会計の件につきましてですが、この両事業とも、地方公共団体あるいは受益者からの負担金、また空港使用料等の自己財源、さらには一般会計からの繰り入れ、こうしたものを一括計上いたしまして、その上で直...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  委員御指摘の遷延性の障害者対策につきましては、大変重要な施策でございます。この整備につきましては、御指摘のとおり財政負担が非常にこれはかかるということも委員御承知だと思いますが、そういったことを踏まえて検討していくことといたしてお...全文を見る
06月03日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  国土交通省が建設省、運輸省、国土庁、そして北海道開発庁を母体として設置されるわけですが、交通政策を推進する任務が国土交通省の一つの主要任務ということになります。総合的に交通行政を展開できるということは、まさに社会資本の整備を整合的...全文を見る
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(藤井孝男君) お答えをいたします。  今、建設大臣からお話がありましたことにつきまして、運輸省といたしましても同じ基本的な考え方を持っております。  いずれにしましても、スリム化をしなきゃいけませんし、その場合には地方と国との役割分担、それから地方の支分部局をどう...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  基本法案におきましては、地方支分部局につきましては運輸省及び建設省に置かれた公共事業に関するフロック単位の地方支分部局に統合すること等、その整理及び合理化の方針が規定されている、これは御承知のとおりです。  ですから、先ほどもお...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) お答えいたします。  国土交通省が創設されることによりまして、交通政策が総合的に、また一体的に実施されるということがございます。  具体的に申し上げますと、先ほどの物流のコストを削減しなきゃいけない、こういった問題につきましても、構造的に是正しなきゃ...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) まず、インドネシアヘの巡視船派遣の法的根拠につきましては、委員御承知のことと存じますけれども、在外邦人の保護に関する事務を所掌しているのは外務省でございます。今般の巡視船を派遣するに当たりましても外務省からの要請を受けた次第でございます。  そして、海...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) 今、政府委員から御答弁を申し上げましたけれども、先ほど申し上げましたように、海上保安庁の任務は海上保安庁法第五条第十七号に照らして今回出航いたしたわけでありますけれども、いずれにいたしましても第一義的には在外邦人の保護というのが外務省の所掌でありますので...全文を見る
○国務大臣(藤井孝男君) いずれにいたしましても、今後また外務省から今回のケースのような要請があれば、その状況を総合的に判断し適切に対処する、こういうことでございます。
○国務大臣(藤井孝男君) 先ほどから御答弁申し上げましたように、外務省の要請を受け、そして出航させたわけでございますけれども、このようなケースを想定して海上保安庁が任務を遂行しているわけではございません。あくまでも要請に基づいて総合的に判断して対応したということであります。しかし...全文を見る
06月15日第142回国会 衆議院 予算委員会 第36号
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○藤井国務大臣 お答え申し上げます。  斉藤委員御指摘の関空の一期工事につきましての広島県の海砂の採取量、その四百万立米という数字がどの点から出てきたか定かでございませんが、昭和六十二年、六十三年、二年間にわたりまして広島県から海砂を調達いたしております。  そのときのまず実...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えいたします。  多少の数字の食い違いがございますが、多分先生がおっしゃられているのは特別枠の部分だろうと思います。  これは、関空の一期工事のために特別枠として広島県が、六十二年二百五十万、六十三年五十万、計三百万立米、そしてそのほかに一般枠というのが、...全文を見る
○藤井国務大臣 お答えを申し上げます。  今委員御指摘の第二期工事についてでございますが、この第二期工事につきましても海砂を調達しないというのが一番ベストな方法ではないかというのが委員の御主張の中心かとは思いますが、海砂を調達しないで関空の第二期工事を造成することは、これはとて...全文を見る
○藤井国務大臣 斉藤委員の御趣旨は、私ども十分わきまえているつもりでございます。ですから、冒頭にも私お答え申し上げましたように、海砂を使わないというのが一番の理想の状況であることは、私もその認識には変わりございません。  しかし、現実には、海底を埋め立てて、そして空港をつくると...全文を見る
06月16日第142回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(藤井孝男君) これからの国際化、また自由化がどんどん進みますと、航空業界も大変な競争時代になります。そして、我が国はそうした国際競争に対応するため、まず大都市圏を中心としたハブ空港を早急に整備しなきゃいけない。運輸省といたしましても、この点につきましては重点的にこれか...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 本会議 第8号
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○藤井孝男君 私は、自由民主党を代表して、民主党、平和・改革及び自由党の三会派提出の法案について質問をいたします。  現下の経済の状況はまことに厳しいものがあります。バブルの発生と崩壊の過程の中で、長期化する景気の停滞とも相まって、金融機関は多額の不良債権を抱えており、我が国経...全文を見る