藤井俊男

ふじいとしお



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藤井俊男の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。  国の一般会計予算審議も参議院におきましてはそれぞれの委員会に付託されまして大詰めになっております。国の予算八十四兆九千八百七十一億円、うち農林水産予算三兆四千二百八十一億円、中でも公共事業費一兆七千六百四十八億円、ただい...全文を見る
○藤井俊男君 私は、農林水産予算については真に農林水産業のためになるものと考え、現在の公共事業中心の予算を見直すべきと訴えております。所得政策など非公共事業分野に重点を置く農業予算へ再編成するなど、抜本的に見直す必要があると思っております。  大臣とちょっと見解は違っております...全文を見る
○藤井俊男君 民主党は、国、県の厳しい財政事情のもと、二〇〇〇年度末の国、自治体の債務残高は御承知のとおり六百四十五兆円であります。GDPの一・三倍にも達する財政赤字であります。営農の展望がない、農耕地として有効利用の展望がなく、地域の自然を破壊する干拓事業は中止すべきと思ってお...全文を見る
○藤井俊男君 ただいま大臣から、農林水産関係については二百十万円とお答えいただきましたけれども、一九九五年から九七年の間、農林水産関係については四件発生をしておるということであります。これについては、ただいまも都道府県等、返還の関係でお答えいただいております。  監察は、九八年...全文を見る
○藤井俊男君 実際に購入していないものを購入したかのようにうその報告をしておる状況でありますが、補助金行政の悪い部分が露見していると言っても過言ではないと私は思いますので、この辺、指導の徹底方ということで、ぜひ返還を含め、今お答えいただいておりますので、厳正な処分等もぜひひとつよ...全文を見る
○藤井俊男君 さらに、食料・農業・農村基本計画案を見ますと、これまで二回にわたりまして自給率の低下傾向に歯どめをかけるという政策の方針が定められてはおりますけれども、一向に、今、大臣からもお話がありましたように、歯どめは実際きかないんですね。ですから、政策転換をどのようにしていく...全文を見る
○藤井俊男君 ぜひ、自給率向上に向けて取り組んでいただきたいと思っております。  次に、農地の確保について伺いたいと思います。  この農地の関係については、先ほどから自給率の関係等で出されておりますけれども、農地面積が一九六〇年、昭和三十五年ですが、六百八・六万ヘクタールあり...全文を見る
○藤井俊男君 後ほど、それの関係については私は逆に指摘しておきたい点もございますので、質問させていただきますけれども、その前に、私は、目標の手だてがないのかどうかということが一つあるわけです。それは、国土利用計画が平成八年二月二十三日に閣議決定されておりますが、平成十七年、二〇〇...全文を見る
○藤井俊男君 はい。
○藤井俊男君 わかりました。  四百九十万ヘクタールにはもう既に達しておるんですけれども、減ったりふえたりしているわけですから、平成十七年もその努力目標にしたいということで、ぜひこの水準に、減少するようなことがあっては私はいかぬと思いますので、ぜひ大臣ひとつよろしくお願いしたい...全文を見る
○藤井俊男君 公共転用は非常にそれぞれの自治体で思いをはせてやられていることでございますけれども、例えば農地法の農地転用許可基準を環境保全や景観保全、防災などの新しい視点を加えて私は強化すべきではないかと思っております。また、農振法による農用地区域は十年間ぐらいは除外、転用を禁止...全文を見る
○藤井俊男君 次に、都市農業の振興について伺いたいと思います。  私は、埼玉でございますので、埼玉はすぐ東京近隣でございますので、都市農業ということに非常に関心を持っております。  都市と農村の交流等、食料・農業・農村基本法第三十六条二項には、「国は、都市及びその周辺における...全文を見る
○藤井俊男君 ぜひ、抜本的な支援策をさらに要望するわけでございます。  今、谷津筆頭政務次官からもお話ありましたけれども、昨年、地方分権推進法が成立をしまして、まさに地方分権の時代に入っているわけでございます。地方がよくなれば県も国もよくなる、私はそういう持論を展開している一人...全文を見る
○藤井俊男君 ほとばしる情熱で取り組まれておりまして、本当にありがとうございます。  次に、私は一番関心のあるのを忘れては困りますので、平地林の保全についてであります。  平地林と申しますと、これは埼玉県では一万七千四百三十五ヘクタールほど平地林があるんですね。その平地林には...全文を見る
○藤井俊男君 ありがとうございます。  平地林の屋敷林を守るための相続税の猶予制度の適用に関して、請願の関係もそれぞれ両議長に出されておるところでございますので、また都市近郊緑地総合研究機構設立記念大会ということでも、これはJAの入間市や川越市を中心として行っておりますので、私...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。  通告をいたしておりますが、順次質問させていただければ一番よろしいんですけれども、冒頭、大臣からもお話がありましたけれども、昨日、昨晩でございますけれども、農協幹部と農水キャリアとの接待の関係、汚職事件で逮捕されたというこ...全文を見る
○藤井俊男君 飲食接待に二十回も及んで、そしてまた、報道によりますと百九十万もの高額の接待を受けていたということ等があるわけでございますけれども、これらの関係については大臣の方には報告はされておりますか。
○藤井俊男君 農協関係者が同席をしない中で自分たちで飲食をした、これも二十回にも及んでおるという状況下でツケ回しを全部農協にやっていた。これについては、一部報道によると補助金の関係で便宜供与とか言われておるんですけれども、この関係についてはどう見ておりますか。
○藤井俊男君 倫理の後この事件が起きた、また調査委員会を設けたという中でも在籍していなかったのでわからなかった、調査ができなかった、事実関係をよく聞いてみてからという点も大臣からも今お話ありますけれども、私は今、大臣の中の一連の経過を踏まえてお聞きしておりますから、やっぱり農水省...全文を見る
○藤井俊男君 捜査当局という、そういうことだからこういう事件が発生するのであります。  これは、こういうことも指摘をされておるんですよ。癒着の構図の裏にはキャリアもノンキャリアもいるのに調査委員会は不祥事の責任をノンキャリアに押しつけようとしたと指摘する職員もいるんです。そうい...全文を見る
○藤井俊男君 まさに、農水省の関係につきましては、国民から見ればこれまで大変な構造改善局の汚職等が発生をいたす中で、もう癒着も甚だしいなと。  けさのある新聞では、トップ記事で大きく農水省のキャリアの問題が報道されておりました。各紙が大きく農水キャリア逮捕ということで、飲食代百...全文を見る
○藤井俊男君 後刻、報告をということでございますが、この辺の関係については常に農林省として三千二百七十二の自治体、そしてまた四十七都道府県の中でトップにいる幹部の皆さんは把握していなきゃいかぬ、私はこのように痛切に思っております。やはり、常にそのぐらいのことは覚えていないと私はい...全文を見る
○藤井俊男君 全体については検討させていただくということでありますけれども、この間、構造改善局の十八名の汚職関係者、そしてここへ来て出向中のキャリアが逮捕されるということの中では、私はやっぱり早急に調査を求めたいと思っております。  そういうことで、事実関係を司法にゆだね、そし...全文を見る
○藤井俊男君 農水省がこれまで行ってきた内部調査からでも、いかにずさんで身内に甘いかということを改めて私は思いいたされるところであります。  農水官僚の相次ぐ逮捕によりまして、国民の行政に対する、また農水に対して大変な不信を抱いているのではないかと思います。これは私は農水省の責...全文を見る
○藤井俊男君 農協につきましては、大臣、ことしの二月一日現在で一千五百三十六農協があるわけです。一部だろうと、今、大臣からもお答えいただいておりますが、そういった中で、これは農協としても、私たちも監督官庁である以上は監査をしたりあるいは調査する、これについてはやっぱり必要ではない...全文を見る
○藤井俊男君 大臣、農協については、財務状況の悪化の中で、今、私がお話ししましたけれども、一千五百三十六の農協が二月一日現在まであるわけですけれども、これを二〇〇一年、来年の三月までに五百三十ぐらいに減らそうというやさきでありますので、そういった中での一部という形もあろうかと思い...全文を見る
○藤井俊男君 把握しているということでございますので、後ほどそれは委員の皆さんに資料でぜひお渡しをいただければと、これは委員長にお願いを申し上げたいと思っております。  私は、農協とそしてまた農水省の関係等については、補助金の中からさかのぼりますとこれらを発生してきた要因がある...全文を見る
○藤井俊男君 ぜひ、強くお願いをいたしたいと思っております。  農協の合併問題、私は大豆の関係で非常に関連がございますということで通告をいたしておりますが、私はやっぱり役員のポストの関係も、こういういろんな農水省の出向の問題から端を発しておりますけれども、これらの合併について役...全文を見る
○藤井俊男君 それは後ほどで結構です。よろしくお願いしたいと思っております。  私は、もう一つ非常に残念でならないんですけれども、これはことしの三月二十四日付の週刊ポストで、こういう機会でお聞きするのは大変私も心苦しく、悩み、また痛んでおるところでございますが、農水政務次官の関...全文を見る
○藤井俊男君 「スクープ」を今、総括政務次官から事細かに説明を賜りまして、私もほっといたしております。これは先ほど政務次官、三月二十四日付ということになろうと思うんです。  それで、私たち農水委員会のメンバーですから、農協との関係が当下問われる中で、またきょうも私も問題点を指摘...全文を見る
○藤井俊男君 ひとつ誤解を招かないようにお願いしたいと思っております。  それでは、大豆交付金制度改正の諸問題について伺いたいと思っております。この暫定措置法の関係について伺いたいと思っております。  昭和三十六年に、大豆の輸入の自由化に伴いまして、農家所得の安定を図るため、...全文を見る
○藤井俊男君 局長、国語辞典を私は調べてみたんです。そうしたら、暫定とは仮に一時的に決めることと書かれているんですね。仮に一時的に決めることと書かれているのが暫定なんですよ。私はこの辺が、ずっと四十年も続いているのが暫定なのかなと、どうも納得ができないんです。  そこで、今回の...全文を見る
○藤井俊男君 この間ということですから、しばらくの間という形に私は受けとめたい、このようにも感じます。  そこで、大豆なたね交付金暫定措置法の第一条の目的規定についてであります。  これにつきましては、第一条では、この暫定措置法の目的として、大豆の輸入の自由化の実施に伴う大豆...全文を見る
○藤井俊男君 大臣の力強い答弁でございますけれども、目的規定がずっと改正されないまま、理由は以下の理由でお答えいただいておりますが、これらについて非常に疑問を持っている団体がございます。  これは北海道の農民連盟から、以下のようなことはどうなんだということで私どもに指摘をされ、...全文を見る
○藤井俊男君 ただいま大臣から大豆作経営安定対策の関係で触れられておりますが、そこで私はこの創設について伺いたいと思っておるんです。  大豆作経営安定対策の詳細についてはただいま大臣からもありましたけれども、検討の意も話されておりますけれども、これらは省部内において具体的にいつ...全文を見る
○藤井俊男君 時間の関係で終わります。  ありがとうございました。
○藤井俊男君 ありがとうございました。
04月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。  法案質疑の前にどうしてもお聞きしておかなければならない問題が何点かありますので、それを先に、関連がございますのでお聞きいたしてまいりたいと思います。  それは水産庁の船舶燃料の入札談合疑惑についてであります。時間の関係...全文を見る
○藤井俊男君 大臣は承知しておらないということでございますが、最高の責任者でございますが、それではこの会合現場を検査した担当の公正取引委員会は事実経過についてどう思っていますか。
○藤井俊男君 どうも具体的に何ら報告がなされていないわけでございますが、これにつきましては水産庁の入札談合疑惑ということで大きく新聞等でも報道されている関係がございますので、私ども委員会といたしましてもこれは避けては通れないと私は思っております。  大臣は承知しておらない、ある...全文を見る
○藤井俊男君 これは、事件の始まりというのは、私も公正取引委員会事務局の独占禁止法ガイドブックで読ませていただきましたけれども、事件の端緒ということで、それぞれいろいろなこれにまつわる一般の方からの報告とか、あるいは公正取引委員会が求めていかなければならないといういろんな違反行為...全文を見る
○藤井俊男君 それでは何の先も出ないわけでございますので、私たち委員の立場でここで質疑をしていてもいかがなものかという気はいたしますけれども。  そもそも立入検査を何を行ったのか、そのぐらいはわかるでしょう。いかがですか。
○藤井俊男君 そもそも警察とは違いますけれども、公正取引委員会ですから、資料、証拠物件、これ押収と言うんじゃ警察のようになりますので、提出されておるぐらい、これは委員長として掌握しておりますか。
○藤井俊男君 報道されている以上、結審を委員長として待つまで報告を受けられない、こんなことでは私はいかぬと思うんです。  随時、こういう入札談合の関係であったということぐらいは、トップとして当然、談合疑惑で報道もされていることですから、この辺は私はやっぱり承知しておく必要がある...全文を見る
○藤井俊男君 今、発言がございましたけれども、こういう事件がいっぱいあるようなことが今、答弁にありましたけれども、困るわけですよ。こういう事件がいっぱいあるというんですよね。それは問題なことになりますよ、あるのかどうかということも。  それで、中間報告のときに求めるということで...全文を見る
○藤井俊男君 先が出ませんので、時間もありますが、これは発注側の責任者としてその問題への対応を私は聞く必要があるだろうと思いますので、まず水産庁長官、いかがですか。
○藤井俊男君 発注側の大元締めでございます、最高の責任者であります農水大臣はこれについてどう思いますか。対応しますか。
○藤井俊男君 先ほど公正取引委員会の委員長さんからお話がありましたけれども、こういう事件がいっぱいあるんだと、私はあっては困ると思います。  先日も私の隣の峰崎先生の方からもこの農林水産の関係で談合の問題を指摘されておりますので、それらを踏まえますと、その後すぐ入札談合という形...全文を見る
○藤井俊男君 水産庁で県の調査にお願いをしているという、その最中だということでありますけれども、じゃ実際の調査はなされていないわけですね。だれかこれは水産庁として現場等を訪れて直接お聞きしておるんですか。この辺の関係はどうですか。
○藤井俊男君 農水省として土壌を守る、あるいは環境を守る、漁業を守る、国民に安全であるということで魚介類についても発表すべきだろうと思うんですが、この辺の関係をお聞かせ賜りたいと思います。  それと、漁業への影響はないのかどうか、あったのかどうか、やっぱりこの辺ははっきりしてお...全文を見る
○藤井俊男君 農産物のダイオキシン問題、御存じのように、昨年、埼玉県の、私どものふるさとでございますけれども、所沢でダイオキシンのホウレンソウの問題で大きな問題となりまして、知事みずからが出て陳情して、そしてまた駅前でチラシも配布をして、参議院議長をやった土屋義彦知事でございます...全文を見る
○藤井俊男君 政務次官からお話がありましたけれども、加工食品の原料原産地表示方法について検討しているようでございますけれども、今後のスケジュール等については五月末までだということでございますので、これらについてちょっと私、見ますと、生鮮食品については原産地等は明記する旨なされてお...全文を見る
○藤井俊男君 政務次官、事細かに答弁を賜りましてありがとうございました。  最後に、私どもに課せられている食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案について質疑をしたいと思っております。  先ほど中川先生から、どのような効果が上げられるのかということで御質問がなされておりま...全文を見る
○藤井俊男君 大臣の所感が述べられましたけれども、どうもいつものような大臣の力強い答弁が感じられなかったわけで、残念でならないわけでございますけれども、それは、食品商業集積施設整備事業について過去二件の実績しかないところもあるんですね、今の言ったことは。利用が少ない原因はどこにあ...全文を見る
○藤井俊男君 質問を終わります。
05月10日第147回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。  地方分権推進法は五年間の時限立法でありますけれども、まず地方分権の委員会の関係で私はお聞きしたいと思います。  平成七年七月に地方分権推進委員会が発足しまして、以後、一次勧告から平成十年十一月に五次勧告までなされたわけ...全文を見る
○藤井俊男君 そもそも委員会の任務、役割でございますけれども、どういうことなのか、ちょっと私は疑問を持っております。  それは、分権委員会の任務、役割については延長後も変更をしないとしておりますけれども、ここで言う監視とは何を指しておるのか。今、総務庁長官から、実施状況の監視活...全文を見る
○藤井俊男君 そうしますと、大臣、地方分権一括法の実施状況の監視ということで、直接の任務に当たられてはいないけれども、実施状況というよりも、その計画状況の、この辺の関係の監視ということに一年間当たっていくと、こういうことで理解していいんですか。
○藤井俊男君 そこで、ここで言う一年延長する理由として、引き続き検討を要する課題もあることが挙げられておりますが、この引き続き検討を要する課題とは何かであります。  私は、地方分権を推進するに当たっては、市町村がよくなれば県も国もよくなるというこれまで持論を持っておりました。特...全文を見る
○藤井俊男君 それでは、このたびの一年間の延長によりまして、地方分権推進委員会に税を含めて財源問題についてさらに検討してもらい、一定の結論を見出すことを考えておるのかどうか。この辺については自治大臣の方にお聞きしたいと思うんですが、いかがですか。
○藤井俊男君 財源を含めまして税財源の問題が今後の最大の検討課題であるとするなら、今、大臣からも税制調査会で集中的に議論していく旨もお話しされておりますけれども、私は、一年の延長では短過ぎるんではないかと思うんです。その課題の大きさから見れば、一年ではなく三年なりやはりもっと五年...全文を見る
○藤井俊男君 総務庁長官の、提案者から見た場合、それは理解いたすところでありますが、自治大臣からお聞きしますと、非常にこの問題、税制問題が重要な中で、集中的に議論していくという形の中で私の先ほど質問いたしました関係についてはどうとらえておるのか、お答えを賜れば幸いです。
○藤井俊男君 先ほどもお話ししましたが、分権推進に当たって、私は、権限、財源、人間の面から見た場合、分権一括法の法律が、四百七十五本の法律ですけれども、誕生しまして、権限の移行をまず国から県、県から市町村へ、この辺の移行の関係は着実に移行されてきたのかどうか、この辺についてはどう...全文を見る
○藤井俊男君 積極的に取り組んでいく姿勢が示されておりますけれども、地方はこの間の分権推進に当たって、受け皿づくり、そしてまた実施に向けた取り組みに大変な苦労をされたとお聞きいたしております。  そこに来ましてこの四月から介護保険が導入をされて、地方はそれ以上に四苦八苦の状況も...全文を見る
○藤井俊男君 強い決意が示されておりますけれども、先般の地方分権の推進を図るための関係法律の整備についても、附帯決議で参議院の場でも財源の問題で地方を通ずる税体系を抜本的に検討してほしいということを言っております。また、衆議院の場でもそのような形でこの地方税財源の充実確保に向けた...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○藤井俊男君 民主党・新緑風会の藤井俊男でございます。  まず、私は北海道庁発注の農業土木事業をめぐる入札談合事件でお聞きしてまいりたいと思います。  きょうはお忙しい中、根來公正取引委員会委員長にもお越しいただきましてまことにありがとうございます。  公正取引委員会は、十...全文を見る
○藤井俊男君 ただいま報告を承ったわけでありますけれども、今回の談合事件は二百九十七社を排除勧告したということで、官主導の組織的な談合を認定したということで、極めて異例だということで前代未聞であると思います。  私は初めて聞く言葉でございますけれども、この官製談合、大きく報道さ...全文を見る
○藤井俊男君 官製談合というのはマスコミ用語であるということでありますが、まさにこれは政官業、三位一体の談合事件であるととらえていいのかなと私は思っておりますが、北海道庁談合事件で、有力な国会議員や道議会議員に対して、ただいまも委員長からもありましたけれども、支援状況を配慮した中...全文を見る
○藤井俊男君 これは地元の方々が、国会議員さん初め、そしてまた道議会議員さんが非常にこの農業土木について関心を持たれていたものと思いますが、大きく報道されておるには、元の北海道開発庁長官あるいは農林大臣をやった方も含まれている、こういうことになっているわけでございまして、私はこの...全文を見る
○藤井俊男君 改善を文書で要請したということでありますが、これは文書要請ということで報道されておるわけでございますが、この辺については事実ですか。
○藤井俊男君 ただいま委員長からもお話ありましたけれども、非常に公正取引委員会がこの談合事件について重視をして大変な取り組みをしたわけでありますが、そういった中で、「問えぬ発注者の責任 独禁法に限界」ということでも大きく報道されているところでございます。  発注者に対する文書要...全文を見る
○藤井俊男君 今回の事件を振り返りますと、やっぱり独禁法の関係で限界という声もございますので、法改正に向けた検討も必要なのかなと、こんな気もいたすわけでございますけれども、せめてこの六百十億円に対する課徴金については課せるわけですね。この辺について。
○藤井俊男君 そこで、私は、一連の事件につきまして、これは国の補助事業をめぐる問題だと受けとめておるところであります。農政不信にこのことはつながるのではないかと思います。  農業基本法を策定されて、大臣がいつもおっしゃっているように、農業の多面的機能ということで大上段で取り組ん...全文を見る
○藤井俊男君 先日も農産園芸局の調査官が、出向者でしたけれども逮捕されるという事件がありましたので、この関係についてはぜひ実態を把握して万全な措置をひとつお願いしたいと要望させていただきたいと思います。  次に、公正取引委員会の委員長がおいでになっておりますので、私は、先日の四...全文を見る
○藤井俊男君 終結はいつになるかちょっとあれですが、先般は中間報告ということで私は承ったわけでありますけれども、こういう事件がいっぱいあるということで先般の私の質疑の中でも委員長は述べておりますけれども、ぜひこれらの関係についても、公正取引委員会は各地でいろんな形で取り組みをいた...全文を見る
○藤井俊男君 この問題は私どもも重視をしておりますけれども、世界の中でアジア諸国、韓国、香港、モンゴル、我が国としても同時期に発生をしているということで、国際的な視点に立って、やはりもっと世界に目を向けて、今国際化時代ですから、私はそれらに目を向けながら、補償よりもむしろ発生させ...全文を見る
○藤井俊男君 ありがとうございます。  次に、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法の一部を改正する法律案についてちょっとお伺いしたいと思います。  私は、改正に当たっての基本的な考え方及び加工原料乳生産の補給金制度の見直しの目的は何なのか、大臣にお伺いしたいと思います。
○藤井俊男君 そうしますと、この暫定措置法、これまで昭和四十年に制定をされて三十五年たつわけでございますけれども、幾多のいろんな変遷があって今日に至っていると思うんです。大いに評価している面が大臣から今述べられましたけれども、この制度見直し後において、加工乳生産者が再生産可能な手...全文を見る
○藤井俊男君 生産者の手取り額が確保されるということであるならばそれにこしたことはないわけでございます。  そこで、今回もこの法律の改正が暫定措置法になっているわけであります。私は、この前の大豆なたねのときも暫定措置法ということはあり得るのかと、三十五年も四十年も続いて、また暫...全文を見る
○藤井俊男君 いや、大臣、私は大きい声であれでしたけれども、大臣の熱意はわかるんです。私は大臣の熱意はわかるんですが、素朴な疑問を感ずるものですからお聞きしたということで受けとめてください。そういうことでよろしくお願いします。  もう一つ牛乳・乳製品の消費拡大でちょっとお聞きし...全文を見る
○藤井俊男君 終わります。
09月21日第150回国会 参議院 議院運営委員会 第1号
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○藤井俊男君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となっております選挙制度に関する特別委員会設置の件に対して、反対の立場から討論を行います。  選挙制度に関する特別委員会の設置について反対する第一の理由は、今回の選挙制度に関する特別委員会の設置が参議院選挙に非拘束名簿...全文を見る