藤井裕久

ふじいひろひさ



当選回数回

藤井裕久の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、皆様の御推挙によりまして大蔵委員長の重責を担うことになりました。甚だ微力ではございますが、委員各位の御鞭撻、御協力をいただき、公正かつ円満な委員会運営を図り、その職員を全うしてまいり...全文を見る
○藤井委員長 この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。  理事小野信一君及び理事細谷治通君より、理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。  次に、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。一ただいまの理事辞任による欠員二名のほか、委員の異動に伴う欠員三名、計五名の理事が欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異...全文を見る
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって       石原 伸晃君    田中 秀征君       前田  正君    仙谷 由人君    及び 渡辺 嘉藏君を理事に指名いたします。      ————◇—————
○藤井委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  国の会計に関する事項  税制に関する事項  関税に関する事項  金融に関する事項  証券取引に関する事項  外国為替に関する事項  国有財産に関する事項  専売事業に関する事項  印刷事...全文を見る
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。      ————◇—————
○藤井委員長 この際、林大蔵大臣並びに村上大蔵政務次官及び片山大蔵政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 次に、村上大蔵政務次官。
○藤井委員長 次に、片山大蔵政務次官。
○藤井委員長 次に、国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。  財政金融の基本施策について、大蔵大臣の所信を聴取いたします。林大蔵大臣。
○藤井委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  各件調査のため、本日、参考人として日本銀行理事福井俊彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————
○藤井委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治通君。
○藤井委員長 小野信一君。
○藤井委員長 日笠勝之君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時三十六分散会
02月02日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  平成四年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案起草の件について議事を進めます。  本件につきましては、先般来理事会等においで協議いたしました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。...全文を見る
○藤井委員長 この際、沢田広君から発言を求められておりますので、これを許します。沢田広君。
○藤井委員長 この際、衆議院規則第四十八条の二の規定により、内閣において御意見があれば発言を許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 お諮りいたします。  本起草案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立総員。よって、本案は委員会提出の法律案と決定いたしました。  なお、本法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時二十一分散会      ————◇—————
02月04日第126回国会 衆議院 本会議 第4号
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○藤井裕久君 ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。  仁の法律案は、去る二日、大蔵委員会において全会一致をもって起草、提出したものでありまして、平成四年度の水田農業確立助成補助金に係る所得税及び法人税について、その負担の軽減を...全文を見る
02月09日第126回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○衆議院議員(藤井裕久君) ただいま議題となりました平成四年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。  この法律案は、去る二日、衆議院大蔵委員会において全会一致をもって起草、提出したも...全文を見る
02月17日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案及び平成五年度における一般会計承継債務等の償還の特例等に関する法律案の両案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     —————————————  国の...全文を見る
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○藤井委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  両案審査のため、本日、参考人として日本銀行理事福井俊彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中沢健次君。
○藤井委員長 池田元久君。
○藤井委員長 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。    午後零時十一分休憩      ————◇—————     午後一時三分開議
○藤井委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。細谷治通君。
○藤井委員長 河上覃雄君。
○藤井委員長 網岡雄君。
○藤井委員長 佐藤恒晴君。
○藤井委員長 次回は、明十八日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時八分散会
02月23日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案及び平成五年度における一般会計承継債務等の償還の特例等に関する法律案の両案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小川信君。
○藤井委員長 日笠勝之君。
○藤井委員長 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時六分休憩      ————◇—————     午後一時三分開議
○藤井委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君
○藤井委員長 早川勝君。
○藤井委員長 これにて両案に対する質疑は終了いたしました。     —————————————
○藤井委員長 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに両案について採決に入ります。  まず、国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     —————————————
○藤井委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、石原伸晃君外三名から、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。日笠勝之君。
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立総員。よって、本案に対し、附帯決議を付することに決しました。  本附帯決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 次に、平成五年度における一般会計承継債務等の償還の特例等に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     —————————————
○藤井委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、石原伸晃君外三名から、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。中井洽君。
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立総員。よって、本案に対し、附帯決議を付することに決しました。  本附帯決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 お諮りいたします。  ただいま議決いたしました両法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕      ————◇—————
○藤井委員長 次に、内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     —————————————  租税特別措置法の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、これを許します。沢田広君。
○藤井委員長 沢田委員、申しわけございませんが、政府が答弁漏れがございましたので、その答弁漏れを補足したいと言っておりますので、お許しいただきたい。竹島主計局次長。
○藤井委員長 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本案審査のため、来る二十六日、参考人の出席を求め、意見を聴取することとし、その人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。  次回は、来る二十六日金曜日午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。    午後四時四十五分散会
02月25日第126回国会 衆議院 本会議 第7号
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○藤井裕久君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、国の補助金等の整理及び合理化等に関する法律案について申し上げます。  本法律案は、累次の臨時行政調査会及び臨時行政改革推進審議会の答申等の趣旨を踏ま...全文を見る
02月26日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として経済評論家大田弘子君、日本労働組合総連合会社会政策局長中川宏一君及び税制調査会会長加藤寛君、以上三名の方に御出席をいただいております。  この...全文を見る
○藤井委員長 どうもありがとうございました。  次に、中川参考人にお願いいたします。
○藤井委員長 どうもありがとうございました。  次に、加藤参考人にお願いいたします。
○藤井委員長 どうもありがとうございました。  以上で参考人の御意見の開陳は終わりました。     —————————————
○藤井委員長 これより参考人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村正男君。
○藤井委員長 沢田広君。
○藤井委員長 河上章雄君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 前田正君。
○藤井委員長 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。  参考人各位には、御多用中のところ御出席の上、貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします...全文を見る
03月09日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。細谷治通君。
○藤井委員長 理事会において協議させていただきます。
○藤井委員長 小川国彦君。
○藤井委員長 河上章雄君。
○藤井委員長 次回は、明十日水曜日午後四時五十分理事会、午後五時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後八時五十分散会
03月10日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。井上義久君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 戸田菊雄君。
○藤井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後八時五十六分散会
03月23日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊藤茂君。
○藤井委員長 井上義久君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 この際、本案に対し、渡辺嘉藏君外一名から、日本社会党・護憲民主連合提案による修正案が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。渡辺嘉藏君。     ―――――――――――――  租税特別措置法の一部を改正する法律案に対す   る修正案    ...全文を見る
○藤井委員長 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。  討論の申し出がありますので、これを許します。正森成二君。
○藤井委員長 これにて討論は終局いたしました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより租税特別措置法の一部を改正する法律案について採決に入ります。  まず、渡辺嘉藏君外一名提出の修正案について採決いたします。  本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立少数。よって、本修正案は否決されました。  次に、原案について採決いたします。  これに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、石原伸晃君外三名から、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。石原伸晃君。
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立総員。よって、本案に対し附帯決議を付することに決しました。  本附帯決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし]と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     ―――――――――――――     〔報告書は附録に掲載〕      ――――◇―――――
○藤井委員長 次に、内閣提出、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案及び国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案の両案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     ―――――――――――――  関税定率法及び関税暫定...全文を見る
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。仙谷由人君。
○藤井委員長 渡辺嘉藏君。
○藤井委員長 井上義久君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 これにて両案に対する質疑は終了いたしました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに両案について採決に入ります。  まず、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 ただいま議決いたしました本案に対し、石原伸晃君外三名から、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党の共同提案による附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。  提出者から趣旨の説明を求めます。仙谷由人君。
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。  採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案に対し附帯決議を付することに決しました。  本附帯決議に対し、政府から発言を求められておりますので、これを許します。林大蔵大臣。
○藤井委員長 次に、国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました両法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     ―――――――――――――    〔報告書は附録に掲載〕      ――――◇―――――
○藤井委員長 この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、日笠勝之君を理事に指名いたします。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後十時十二分散会
03月25日第126回国会 衆議院 本会議 第12号
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○藤井裕久君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、租税特別措置法の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法律案は、  第一に、企業関係の租税特別措置等につきまして整理合理化を行うほか、...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、協同組織金融機関の優先出資に関する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     —————————————  協同組織金融機関の優先出資に関する法律案     〔本号末尾に掲載〕     ...全文を見る
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村正男君。
○藤井委員長 河上覃雄君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。     —————————————
○藤井委員長 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  協同組織金融機関の優先出資に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○藤井委員長 次回は、明二十一日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時四分散会      ————◇—————
04月21日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、皇太子徳仁親王の婚姻を記念するための五万円の貨幣の発行に関する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     ―――――――――――――  皇太子徳仁親王の婚姻を記念するための五万円   の貨...全文を見る
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。上田卓三君。
○藤井委員長 日笠勝之君。
○藤井委員長 承知しました。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。     ―――――――――――――
○藤井委員長 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  皇太子徳仁親王の婚姻を記念するための五万円の貨幣の発行に関する法律案について採決いたします。  本案に賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕
○藤井委員長 起立多数。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     ―――――――――――――     〔報告書は附録に掲載〕     ―――――――――――――
○藤井委員長 午後一時に再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時六分休憩      ――――◇―――――     午後一時二分開議
○藤井委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。佐藤恒晴君。
○藤井委員長 日笠勝之君。
○藤井委員長 伊藤英成君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十七分散会      ――――◇―――――
04月22日第126回国会 衆議院 本会議 第22号
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○藤井裕久君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  初めに、協同組織金融機関の優先出資に関する法律案について申し上げます。  本案は、協同組織金融機関の自己資本の充実に資するため、普通出資を補完するものとし...全文を見る
05月25日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。林大蔵大臣。     —————————————  租税特別措置法の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     ————...全文を見る
○藤井委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。
○藤井委員長 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。沢田広君。
○藤井委員長 河上覃雄君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。  次回は、明二十六日水曜日午後六時理事会、午後六時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後七時五十分散会      ————◇—————
05月26日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、昨二十五日、質疑を終了いたしております。  これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。  租税特...全文を見る
○藤井委員長 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  お諮りいたします。  ただいま議決いたしました法律案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認め、そのように決しました。     —————————————     〔報告書は附録に掲載〕     —————————————
○藤井委員長 次回は、来る六月二日水曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後六時五十四分散会
05月26日第126回国会 衆議院 本会議 第29号
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○藤井裕久君 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  この法律案は、去る四月十三日に策定された総合的な経済対策に盛り込まれた事項のうち、税制上の措置を実施するためのものであり、その主...全文を見る
06月02日第126回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○藤井委員長 これより会議を開きます。  この際、理事補欠選任の件についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤井委員長 御異議なしと認めます。よって、日笠勝之君を理事に指名いたします。      ————◇—————
○藤井委員長 国の会計、税制及び金融に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。早川勝君。
○藤井委員長 仙谷由人君。
○藤井委員長 小野信一君。
○藤井委員長 午後一時十分に再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十四分休憩      ————◇—————     午後一時十二分開議
○藤井委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。和田貞夫君。
○藤井委員長 渡辺嘉藏君。
○藤井委員長 できる限り端的に答えてください。
○藤井委員長 井上義久君。
○藤井委員長 日笠勝之君。
○藤井委員長 正森成二君。
○藤井委員長 中井洽君。
○藤井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二分散会
08月25日第127回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○藤井国務大臣 先般、大蔵大臣を拝命いたしました藤井でございます。  内外に数多くの重要課題が山積している中で、財政金融政策の運営の任に当たることとなり、その責務の重大さを痛感いたしております。  今後とも、政策運営に遺漏なきよう全力を尽くしてまいる所存でありますので、よろし...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) 先般、大蔵大臣を拝命いたしました藤井でございます。  内外に数多くの重要課題が山積している中で、財政金融政策の運営の任に当たることになり、その責務の重大さを痛感いたしております。  今後とも、政策運営に遺漏なきよう全力を尽くしてまいる所存でありますの...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) 先般、大蔵大臣を拝命いたしました藤井でございます。  内外に数多くの重要課題が山積している中で財政金融政策の運営の任に当たることになり、その責務の重大さを痛感いたしております。  今後とも、政策運営に遺漏のなきよう全力を尽くしてまいる所存でありますの...全文を見る
09月22日第128回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま日野議員から税制に関する御質問、三点あったわけでございますが、既に総理がきちっとお答えをいただいておるのでありますが、御指名でございますので簡単に申し上げます。  まず、減税先行論でございますが、減税だけでなく、その裏づけになる財源というものを...全文を見る
09月24日第128回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 大河原議員の御質問は二点だと思うのでございます。平成五年度の税収の見通しと、それから平成六年度の予算編成方針だと思います。  細川総理が既にお答えになっておりますが、御指名でございますので重複をあえていとわずお答えいたしますが、まず平成五年度の税収見積...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 鈴木議員御指摘の二点についてお答えいたします。  まず第一点、税負担の公平確保、これはもう御指摘のとおりでありまして、税制に対する納税者の信頼を得るための最も重要な理念だと思います。こういう観点から租税特別措置の整理合理化を従来から不断の努力を続けてお...全文を見る
10月01日第128回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○藤井国務大臣 今般、ワシントンで開催されました七カ国蔵相・中央銀行総裁会議、IMF暫定委員会等の一運の国際会議に出席するとともに、ベンツェン米財務長官を初めとする各国の大蔵大臣等との会談の機会を得ました。  これらの諸会議で討議された主な項目について御報告申し上げます。  ...全文を見る
10月01日第128回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今般、ワシントンで開催された七カ国蔵相・中央銀行総裁会議、IMF暫定委員会等の一連の国際会議に出席するとともに、ベンツェン米財務長官を初めとする各国の大蔵大臣等との会談の機会を得ました。  これらの諸会議で討議された主な項目について御報告申し上げます。...全文を見る
10月04日第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○藤井国務大臣 相続税の問題についてお答えをいたしたいと思いますが、確かにおっしゃるように、このいわゆる資産インフレ期に、特に地域が限定されているかもしれませんが、非常な地価の高騰があり、相続問題でお悩みの方が多いということは事実だと思います。中小企業に限定して言いますと、一つは...全文を見る
○藤井国務大臣 今総理からもお話がありましたように、税制調査会には新内閣になって直ちに総理御自身が出られて、所得税減税を含めた基本的な税体系のあり方ということを実質上御諮問になったわけであります。私は、基本的には働いた人に少しでも多く還元していくというのが政治の姿勢だと思うんです...全文を見る
○藤井国務大臣 G7の話が出ましたので申し上げたいと思いますが、G7においては、日本の経済政策について述べ、そして今申し上げたように構造改革の問題も議論しております、また、税制改革も議論しておりますということを申し上げたのに対して、各国がそれに対して非常にいいことをやっているな、...全文を見る
○藤井国務大臣 私のG7の話についての言及がありましたから、その部分だけお答えいたしますが、私は事情を説明したということであって、公約とかいったぐいのものとは全く違うというふうに認識しております。
○藤井国務大臣 この間の委員会報告でも申し上げましたように、この急速な円高というものが非常に日本の経済に水を差し、同時に、何回もとった経済対策の効果を極めて減殺してしまった、こういうことを強く申しました。それに加えて、したがって四月のG7のときの急激な為替レートの変動は極めて好ま...全文を見る
○藤井国務大臣 御指名でございますので、建設大臣ともよく相談をいたします。
○藤井国務大臣 G7においては、既にやったこと、これを各国から皆説明すると同時に、今津島委員御指摘のような、これからやりたいことということを説明しました。これは各国がみんなやりました。アメリカで申せば、赤字削減を促進するためのヘルスケア改革、あるいはヨーロッパであれば財政改革、よ...全文を見る
○藤井国務大臣 これは各国皆同じでございますが、自分の国でやろうとしていることを、まず骨格を話しただけでありまして、中身で価税がどうだとか、そういうことは一切話しておりません。
○藤井国務大臣 まず、共済金でございますけれども、農林大臣が午前中答えられたように、年内と言わず、なるたけ早い時期に払う、完全に払うようにするというお話を受けておりまして、私どもはそれに基づいて何らかの形の財政措置をとる、財政によって支払いがおくれるようなことはしない、これだけは...全文を見る
10月05日第128回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○藤井国務大臣 ただいま官房長官の談話などにもありましたように、現在進んでいるロシアそのものの民主主義を求める、あるいは市場経済を進めていくという方向について支援をするということを申し上げたわけでありまして、その後の事態については、これはあの段階においてフョードロフ蔵相が出られて...全文を見る
○藤井国務大臣 今総理もお答えになりましたように、生活者の立場にも重点を置いて考えようということを言っておられるわけでありまして、きのうも出たように、農業地域であれば、農民の方は生産者であると同時に生活者でもあるわけでありますし、そういう意味においては、農村に対してしかるべきもの...全文を見る
○藤井国務大臣 要求ベースの数字は正確に理解しておりませんが、ただ、今のお話は建設大臣からも聞いておりますし、今早急に検討を進めているということだけ申し上げたいと思います。
○藤井国務大臣 今の問題は既に建設大臣から聞いておりまして、早急に検討を進めている、そしてなるたけ御趣旨に沿うようにいたしたいと思います。
○藤井国務大臣 きのうも申し上げたのでございますけれども、これ、景気対策の一つとして、やらないむりやった方が効果がある、これはもう当然のことだと思うのですね。ただ、問題はそうじゃないので、こういう政策選択をするときに、よりマイナスのものがあるじゃないか、その比較考量の話だと思うん...全文を見る
○藤井国務大臣 今、日銀総裁も言われたように、私は、景気政策というのは当然、財政、金融一体となって、同じ認識のもとにやっていかなきゃならない。  それから、今、日銀総裁言われたこと、非常に大事なことを、構造政策のことを言われたと思うのですが、私は、もう一つ私の立場で構造政策を言...全文を見る
○藤井国務大臣 近藤委員から大変公務員に対して温かい御配慮を言っていただいてありがたく思っております。やはり公務員は、誇りを持って、そして責任を果たしていくということが大変大事だと思う。その基盤である居住条件をよくするということは、私は大変大事なことだと思います。  実は平成三...全文を見る
○藤井国務大臣 約四千億でございます。
○藤井国務大臣 今度の住宅減税は大変意味のあることをやっていると思います。内容的に見ますと、一問のリフォームとか、きのうもお褒めをいただきましたが、二百四十平米という限界を取っ払うとか、いろいろやっております。ただ、減税効果としては、もう今まで相当やっておりますから、上積み部分と...全文を見る
○藤井国務大臣 もう一応御評価をいただいたので余りくどくど言いませんが、住宅公庫の果たしてきた役割というものは非常に大きいし、私は現在でも大きいと思うのですね。四・二%という金利によって、しかも安定的に資金が供給されている。しかも融資条件は非常にいいです、期間などを考えますと。民...全文を見る
○藤井国務大臣 今のお話の国土総合開発事業調整費、これは非常に意義のある金だと思っておりますし、国土庁にふさわしいお金じゃないかと思っております。平成六年度につきましては、なお現大臣とよく相談をいたしまして措置してまいりたいと思います。
○藤井国務大臣 今の損害評価の事務費の話でございますが、これはなるたけ早期に評価しなければいかぬということで、農林水産大臣が一生懸命やっていらっしゃいます。私どもは、今までの例からいきますと、例と言われると一番怒られるところですが、既定予算の中で全部処理したのはもう御承知のとおり...全文を見る
○藤井国務大臣 もう若林委員が先におっしゃったとおりでありまして、両方とも全体の政策金利のバランスの中で一つの仕組みができていると私 は考えています。
○藤井国務大臣 ただいまの総理の御発言で尽きていると思うのです。生活者をより重視するような財源配分をしたいということであろうと思いますし、特に農村部においても、今の下水道なんか一番いい例だと思うのですけれども、そういうことを重視していこうということであって、この物の考え方が農村に...全文を見る
○藤井国務大臣 具体的なお話だけお答えいたしますが、消費税のうち食料品について非課税にすべきである、こういう御意見でありますが、消費税が実現いたしました平成元年以降、平成三年十月に、消費税が当初案について持っていたいろいろな問題点を各党が御議論をいただきまして一つの結論を得たわけ...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、景気対策としての減税ということについては、過般からお話しいたしておりますように、これはあり得ない。今の段階において赤字国債以外にないわけですから、これはない。  そこで、基本的税制改革について、総理がこの間、税制調査会に実質的諮問というような言葉まで使われ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げたとおりでありまして、税制調査会に税制の基本的なあり方を諮問している段階で、余り個別の税目のことには触れたくないと思います。これはむしろ触れることは不見識であると考えております。
10月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○藤井国務大臣 今、野中委員の本当に長い歴史を踏まえてのお話がございまして、よく承っておりますし、この四十三年の話というのは、確かに申し入れがあったということは承知をいたしておりますが、それは申し入れであり、それに対して、これはできます、これはできませんというふうに整理をしている...全文を見る
○藤井国務大臣 私もかつて税の執行をやったことがあります。税の執行に対しては大変な抵抗だとかそういうことがあることもよく承知をいたしております。今、野中委員お話しのように、それに対して税務署員たちが大変な努力をしていることも事実でございまして、今のようなお話は、これはもう是正する...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの原田委員の御指摘は、全く私は同じ気持ちでおります。需要政策というものも大変大事だと思います。しかし、需要政策には今おっしゃったような限界がありまして、構造政策というものが非常に大事だと思います。さっきの規制緩和などもみんな構造政策なんですが、金融システム...全文を見る
○藤井国務大臣 前半の御指摘はそのとおりだと思いまして、現在既に情報公開いたしております。そして、不動産の買取機構がこういうものを持っているということを広くオープンにしております。これは今、原田委員の御指摘のとおりでありまして、ぜひ推進したいと思います。  それともう一つは、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 今、国土庁長官も手を挙げられましたので、規制緩和問題はそちらに譲りますが、今大変貴重な御提言だと思います。この問題はいろいろな角度から研究しなきゃいけないと思っております。  ただ、一つ、不動産向けの貸し付けでございますけれども、それはバブル時代のような相当安易...全文を見る
○藤井国務大臣 前にも申しましたが、景気対策としてはあらゆる政策をやっていきたいということで、公共投資政策、あるいは政策減税を中心とする租税政策、あるいは金融政策、さらに構造政策、相当駆使してきて今までやってきているわけであります。  当然、一般減税はどうだという話が出るわけで...全文を見る
10月07日第128回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今、宮澤委員が景気対策としての所得税減税と限定されて言われましたから限定してお答えします。  まず、今回の景気の状況というのは今までもお話しになったように非常に深刻に受けとめています。それに対していろいろもう手を打っているのも御承知のとおりです。公共投...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お話がありましたが、恐らくきょうの新聞の記事を前提にして言っておられるんだと思います。私は、今の中でつなぎ国債のことは一切発言いたしておりません。  もし御疑問であればけさの新聞に関連してお答えしますが、きのうの記者会見で、これは論理的な話だという質...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 相続税につきましては、全体の問題は今お話しのように、昭和六十三年及び平成四年の相続税制改革で、全体として百件相続案件が発生しますと、七とおっしゃるが、正確には六・八です。そういうふうになってきまして、大体いい姿になっているんですね。ところが、大都市なかん...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 住宅対策が非常に景気対策上効果が大きいということはもう事実でありまして、今の税のお話でございましたが、住宅公庫も、今年度は当初予算で五十五万戸用意していたのを四月の対策によって六十万戸に直して、さらに今回の緊急対策によって七十万戸にしているわけでありまし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず金利低下、おっしゃるとおり、公定歩合を下げるということは企業人の方々がその恩恵を受けて初めて経済効果がある、全くおっしゃるとおりでございまして、今のお話は実効金利、おっしゃるとおりだと思います。  ただ、公定歩合ベースとプライムレートで見ますと、も...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) もうけさの話を聞いていただきましたので繰り返すことはやめますが、基本的税制改正の中で所得税減税を含めて取り組むということは、総理自身が新内閣成立後直ちに税制調査会に実質諮問と言ってもいいよというお言葉であいさつをされているわけです。ですからこの問題は、私...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 財政健全化とかエゴというお言葉がよく出ますが、これは全く違います。財政エゴとか健全化のというようなこういう狭い次元でやっているのではなく、もう何度も申し上げたように、国民経済そのものが悪くなるということでございますから、しかも、残されていることはただ一つ...全文を見る
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 使途不明金というものが今大きな問題になっている、そしてそれがゼネコン汚職等の基礎にあるということは、そのとおりであり極めて残念なことだと思っております。ただ、国税の執行の立場から申しますと、使途不明金という項目はないわけで、これは機密費だとか交際費だとか...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御指摘のとおりだと思います。金融政策としてあれだけ緩和したものが本当に隅々まで行き渡るということが初めて金融政策の効果である、これはもう御指摘のとおりだと思います。  そこで、まず金利の問題でございますが、一・七五というのは、ピーク時の六%の公定歩合の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 去る四月の対策、そして六月の補正予算でございますが、これを各部門にばらしますといろいろ分かれますが、まず一つが一般会計、これは二兆二千億だと思います。それは御承知のように、まず当初予算の着実な執行をやる中でこれをあわせてやっているわけでございます。前回の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の見方というのは私も正しいと思うんですね。ですから、何度もここで申し上げておるように、単なる需要政策だけをふやしてもだめだということを常に申し上げてまいりました。したがいまして、構造政策的な面、総理が言われた規制緩和等々も言われているわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、星野委員の認識と私も同じなんです。しかし、やらないよりやった方がいいという発想もあります。しかし、その効果がそんな大きなものではないというような意味において私は星野委員と同じです。  最大の理由は、将来に対する不安というか見通しが明らかでないという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の大浜委員のお話でございますが、行政ベースで言いますと、厚生省からの要求は、医療保険については従来の給付率、それから基礎年金は従来の国庫負担率ということで要求が出ておりますし、今いろいろ各党のお話はこれは各党にお任せするとして、少なくとも行政ベースにお...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 基礎年金の三分の一というのは、国民年金発足以来の三分の一負担であって、これは安定していると考えております。  また、医療の給付率も、この五年間のうちに財政事情が非常に悪いのが好転するとは考えられませんので、大蔵省の立場としては難しいと申し上げざるを得ま...全文を見る
10月12日第128回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 予算編成の基本方針というのは、私は内閣の姿勢そのものの具体的表現だと思うんですね。極めて大事なことであり、したがって総理が所信表明で言われたようなまず質の高い実の伴った国づくり、こういう方面に基本的に配分していかなきゃいけないと、こう思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどお答えしましたように、内需中心の社会資本を整備していかなきゃならないという中に交通という問題があるのは私は事実だと思います。大変重要な分野だと思います。  ただ、私も今財政当局の立場でありますから、これは一つの立場も申し上げておかなければいけない...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今迎えつつある長寿社会の中で、この社会をつくり、また家庭にあって立派にお子さんを教育してきたような方々が長寿を迎えられて安全、安心でなければならない、これは極めて大事なことだと思います。そういう意味において、先ほど厚生大臣がお答えになったことは大変大事な...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 八日の日に申し上げましたように、現在の財政事情、財政構造のもとにおいてはなかなか難しい問題であるということは前にお答えしたとおりでございます。(「財政状況が変われば……」と呼ぶ者あり)
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
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○藤井国務大臣 今、穂積委員のお話は、実はここのところの衆議院、参議院の予算委員会あるいは本会議等でお話ししたことをごくかいつまんで、簡単に私の考えを申します。  まず、政治に携わる者は常に減税を考えなければいけないと、これは思っています。常に制度の洗い直し、行政改革などを通じ...全文を見る
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成三年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成三年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、そ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 平成三年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成三年度国有財産無償貸付状況総計算書を、会計検査院の検査報告とともに第百二十六回国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成三年度国有財産増減及び現在額総計算書の概要について御...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、守住委員のお話のように、私は決算というのは院における非常に重要な仕事であると考えております。私も個人として決算委員を長くやらせていただきました。  ただ、今お話しのように、どういう御議論をなさるかということにつきましては、これはまさに院の問題でござ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、経済の現状認識は永田委員のお話あるいは経済企画庁事務当局の話のとおりだと思っております。非常に難しい段階にあるということが一つです。  それからもう一つは、いわゆる昔から言われておりますが、複合不況的な面を持っておる。単に需要政策をやっただけでは...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 故意に避けたわけでないわけでありまして、ここ一両年やってまいった経済政策、景気対策は、まず公共投資政策をやりました。租税政策もやっています。政策減税としての租税政策は相当やっています。これは住宅投資が、永田委員は御専門でいらっしゃるけれども、昭和四十七、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一兆九千億は不動産を買ったのではなく不良債権を買ったのでありまして、それに担保がついてきた、こう御理解ください。  また、今三十億というお話がありましたが、三十六億。三十五億何千万でございまして、三十六億。まことに微々たるものでございまして、動いていな...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 国民負担率は大変大事な問題だと思います。数年前には三九・五までいったんですが、平成四年度の見通しは三七・五まで落ちると思います。でも、おっしゃるようにアメリカより上ということでございまして、過般、数年前でございますが行革審が出したあの基準というのは、この...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 数年前には五%目標というのをやったんですが、私は余り夢のようなことは言いたくありません。  今回の景気対策によって急速に上がって、今長谷川委員御指摘のようなことになったと思っております。したがって、五%に必ず持っていくということを今ここで申し上げること...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) さっき申したんですが、平成五年度予算の公共投資は現在八月末で六九%までいったわけです。そして、上期七五まで何とか持っていきたいと思っております。補正分について特にとっておりませんが、今ゼネコン問題等ありまして、いろいろちゅうちょされている面もありますが、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の当面の景気対策という中で社会資本の整備をやっておりますが、当然今の御指摘のようにただ金を出せばいいということじゃない。将来を見据えてやらなければならない。細川総理は質実国家ということを言っておられますが、質の高い環境をつくり、生活実感の伴った公共投資...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、減税を今やったから直ちに消費がどんどんふえるとは思っておりません。同じでございます、御意見と。  ただ、やはり減税をやるということは、さっき申し上げた底固めをする一つの効果になるし、将来に対する明るい見通しが出るという、一つのアナウンスメント効果...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 職員の海外旅費について御配慮をいただきまして大変ありがたいことだと思っております。心から感謝をいたします。  今御指摘のようにある程度の段階差があるのはしょうがないということで、どうやっているんだということはそれぞれ場所を違えて宿泊をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これにつきましては、本来の財政法の原則であれば半分以上を国債整理基金に入れるということになっておりましたが、平成四年度急速に経済情勢が悪くなるという見通しもありましたために、平成四年度の補正予算においてこれを全額使わせていただきました。
○国務大臣(藤井裕久君) 現在設置されております決算調整資金から繰り入れることによって対処いたしました。
○国務大臣(藤井裕久君) 決算調整資金は昭和五十二年度にできたわけでありますが、それ以後入れていなかった理由というのはもう御承知のとおりと思います。昭和五十年度補正から赤字国債を出しておりました。したがって、赤字国債を出しながらこのようなものを積むということは妥当でないという判断...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、会田委員から前政権の話だというお話がありましたが、これは大蔵省を今預かっておりますから、大蔵省として今のような御指摘は素直に受けとめさせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) この経済複合不況と言われる根っこの中に非常に大きく金融問題があるということは御指摘のとおりだと思います。  そこで、御指摘の点でありますが、政府関係機関につきましても、かねてから決算委員会に提出いたしておりますように、六カ月以上利息を延滞しているものと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 民間金融機関のディスクローズにつきましては、御承知のとおり、金融制度調査会で一定の基準をつくってディスクローズすることになっております。それは相手先が破綻したもの及び六カ月以上金利を延納しているもの、これでございます。  今御指摘のような点があるかどう...全文を見る
11月02日第128回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○藤井国務大臣 平成二年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成二年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を御...全文を見る
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私も昔大蔵省にいて、十八年前に地方財政の主計官というのをやりました。私はやはり国、地方は車の両輪という言葉を常に使っておりますね。私は両方がうまくいかなきゃいけないということから、悪い言葉でありますが、貸し借りをやったりなんかしながら両方がうまくいくよう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大蔵省から申し上げますが、今回被災された方々、地域に対して本当に心からお悔やみを申し上げたいと思います。  大蔵省としての立場からいえば、早急に予備費もそれなりに計上いたしましたし、応急復旧は既定予算の中でどんどんやるという措置もとりました。同時に、前...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、木暮委員のお話のとおりだと私は考えております。近代議会政治ということの発祥からおっしゃいましたが、そのとおりに思っております。何よりも税法というものがあって、これは国会の御決定をいただいて初めて税法が執行されているということを見ても明らかだと考えてお...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの今井委員のお話の大筋は非常に大事なことだと思います。特に、生活環境の公共投資を充実するということ、それから二十一世紀になると超高齢化社会の中で社会資本の充実がなかなかてきにくくなること、したがって、なるたけ早いうちにしかるべきレベルを確保しなき...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの長谷川委員の御指摘は全くそのとおりだと思います。現世代に生きている人間の負担の公平ということがあると同時に、世代間の負担の公平というものは常に考えておかなければいけない、私はそのとおりだと思っております。  これは福祉の問題ももとよりでありま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 直間比率というのはおのおのの国で歴史をしょっているんですね。私は、日本は戦前は間接税国家だと思うんです。間接税の大半が酒とたばこだったと思うんです。シャウプ税制によって直接税中心国に日本は変わってきたわけですが、当時の昭和二十五年のころを見てみますと五五...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は前に、これはまだ前政権の時代だと思いますが、公共投資と減税とどっちが経済効果が大きいか学問的な議論をいろいろやられているのは承知をいたしております。必ずしもそのとおりにいくかどうかわかりませんが、少なくとも公共投資政策の方がよかったというあのときの観...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもに大変な御支援をいただけるようなただいまの長谷川委員の御指摘でございまして、ありがたく拝聴いたしました。
11月09日第128回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○藤井国務大臣 今の米田委員の御質問でございますが、所得控除の制度は御承知のように昭和五十年からあるわけです。昭和五十年以来所得控除制度というものが個人についてずっと行われてきた。そのときは、限界が今御指摘のように国会議員と県会、政令都市、実は政令都市は五十三年から追加になったわ...全文を見る
○藤井国務大臣 企画庁のお役所ですと、どうしても型どおりの話になるので、ざっくばらんに私が申し上げた方がいいと思います。  前政権のときに、四、五月ごろに、景気は循環サイクルとして一つの底をついてきていると言ったのは当たっていたと思うのです。確実に当たっていたと思うのです。とこ...全文を見る
○藤井国務大臣 これは一・七五%が出る前から申していたのでございますが、私は、金利、公定歩合を下げても今までのような即効的なものはなかなか難しいのではないかということを端的に申し上げてまいりました。それは、今の金融システムが絡んでいるからだと思います。しかし、景気対策という意味か...全文を見る
○藤井国務大臣 八月末現在で六九・二%というのは平成五年度当初予算の数字であります。この平成五年度の当初予算を上半期七五%に持っていくというのが前内閣以来の一つのめどであったわけでありますが、間もなくその発表があると存じます。私はこれは達成されることは間違いないのではないかと考え...全文を見る
○藤井国務大臣 むしろ補足みたいになるのでございますけれども、今回の緊急対策の六兆円というのが過去の十三兆とか十兆に比べると小さいという話もあるのですが、それは上積みなんですね。今までこれだけやってこられたそれの上積み部分だということはひとつ御理解をいただきたいと思います。十兆な...全文を見る
○藤井国務大臣 補正予算の柱は、既に発表いたしておりますように、九月十六日の緊急経済対策の中で予算に伴ってくるものが一つの柱だと思います。それから、過般決定をいたしましたこの冷夏に伴う農業対策というものがもう一つの大きな柱だと思います。それから、これは言わずもがなかもしれませんが...全文を見る
○藤井国務大臣 総理のお言葉をそのまま私が解釈するのはいかがかと思いますが、私がお答えを予算委員会等々でいたしておりますことは、今米田委員御指摘のようにいろいろな政策を講じてきた。経済政策としての手法は、公共投資政策はやっている。あるいは住宅を中心、あるいは中小企業を含めたところ...全文を見る
○藤井国務大臣 これは税制調査会のことでございますから、私がとやかく申し上げるのはいかがかと存じますが、私が国会なりでお答えしていることをもう一度繰り返すならば、税制調査会は、今後の経済社会あるいは福祉のあり方等々を見渡して、我が国の税制のあり方の基本的理念を御議論になっていると...全文を見る
○藤井国務大臣 細かい数字の話は、もし必要であれば事務当局から答えさせますが、私はさっきから申し上げているように、所得減税というものが経済に全く効果がないということはあり得ないわけです。ムード的にもいいことはもう間違いないわけであります。  ただ、御指摘のように減税をしたらどれ...全文を見る
○藤井国務大臣 そのようなことは一切承知をいたしておりませんし、私の国会の議事録をお調べいただいても、そういうことは一切申しておりません。
○藤井国務大臣 政府税調は内閣総理大臣の諮問機関でございます。内閣としていろいろな税制の方向を御議論いただくときに、有識者として税制調査会の御意見をいただくことは極めて大事なことだと考えております。しかし、物を決定するのは政府であり、また連立与党を中心としたこの国会の各党の皆様の...全文を見る
○藤井国務大臣 そのとおりでございます。ただ、総理が言っておられますように、税制調査会で基本的な物の考え方を御討議いただき一定の御結論をいただこうという段階において、お願いした立場の者が、自分たちはこう思うということを余り軽々に言うことはいけないというのが総理の御意向だと思ってお...全文を見る
○藤井国務大臣 私は実は連立与党の中のいろいろな細かいお役割については承知をいたしておりませんので、お答えできないことをお許しいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 私は、それは同じことを言っておられるように思います。当然のことながら、総理が諮問されるに当たっては、繰り返しになりますが、今後の経済社会の中において、また活力ある福祉国家を築いていくためにどういう税制がいいのかということを聞かれた。そして、聞かれた以上その御結論を...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、個々の方がどういう意見を言っておられるか全く承知をいたしておりませんもので、その点については一切責任を負いかねます。しかし、最終的に国会に対して責任を持っているのは私であるということを改めて申し上げます。
○藤井国務大臣 貴重な御意見だと思うのでありますが、一種の戻し税だろうと思うのです。戻し税というのは昭和五十二年と五十三年と五十六年と三回やったと思うのですが、いずれもこれは総括して評判が物すごく悪いのですね。すごく評判が悪いのです。  そういうことなどを考えますと、しかもこれ...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、基本的には一部の地域において土地の価格が暴騰したことによって、一部の地域に非常に納税者がふえた、このように認識しております。
○藤井国務大臣 事務局では答えにくいと思いますので……。  私は、もう予算委員会でお答えしておりますように、ある特定の時期についてはそういう措置が必要ではないかと考えております。
○藤井国務大臣 土地価格が急騰したときだと申し上げられると思います。
○藤井国務大臣 現在検討中でございますので、その点はお許しをいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 通常国会に提出させていただきたいと考えております。
○藤井国務大臣 米田委員の今の御指摘は全く正しい御指摘だと思っております。したがって、私がさっき、何で相続案件がふえるのかというお話に対して、特定の地域の特定の土地が急騰したからであるとお答えしたのは、まさにそのことでありまして、そのために、税の理論からいうと必ずしも正当理論でな...全文を見る
○藤井国務大臣 今岸田委員のお話のように、あるべき税制の姿と景気対策としての減税は違う、これはもうそのとおりだと思います。  そこで、景気対策としての減税はどうかということについて、もう一度繰り返しますけれども、今まで各種の施策を講じてきて、やはり次は減税だなという話が出てくる...全文を見る
○藤井国務大臣 これをどういう形でやるかというのは非常に前から議論されまして、特定扶養控除という制度で十六歳から二十二歳というお子さんのある方について措置をしよう、こういうことになったわけです。そのことは、教育というのを表に出さない、しかし同時に扶養控除のところで、非常にお金のか...全文を見る
○藤井国務大臣 今の岸田委員のお話に入っていくと、一体減税はどういう内容だという話になるわけでありますが、今申し上げましたように、景気対策としての減税は財源を考えるととても難しいということを申し上げている段階において、減税の中身がどうこうということを私の立場で申し上げる段階ではな...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、私はこの経済の現状というのは一つの循環サイクルがあることは間違いないと思います。経済である以上、当然循環があるのですね。しかし同時に、構造問題というものが非常に深くかかわっている。しかも、資産インフレ期のいろいろなひずみが残って...全文を見る
○藤井国務大臣 今、岸田委員の御指摘の九月二十五日からのG7では、私はこう言いました。さっきもちょっと言ったのですが、経済政策はいろいろやっているのだ、また、一時はサイクルとしては一つの底があったのだけれども、こうだめになった中には急速な円高があったのだ。このことが日本経済に水を...全文を見る
○藤井国務大臣 今の岸田委員御指摘の金融の構造の問題、特に不良債権の問題は非常に重要だと思って、先ほどから構造問題という中にいつもそれを含めていたわけです。そういう中で共国債権買取機構をことしの一月につくったわけです。  あえて一月からの数字で申しますと、ほぼ一兆九千億買ったの...全文を見る
○藤井国務大臣 これは、この問題の第一歩を踏み出したときいろいろ議論のあったことはもう岸田委員も御承知のとおりであります。ただ、公的資金ということに対しては、今お話の出たような、まず自己の責任において、過去のいろいろな経営の間違いもあるわけでありますから、それを解決すべきであると...全文を見る
○藤井国務大臣 個々の水準については余り申し上げる立場にはございませんが、原因を少し言え、こういうことであれば、企業業績についてまだ先行きが、見通しが立っていない、これが一つ大きくあることは否定できないと思います。
○藤井国務大臣 NTTのときのいろいろな状況を見ながら、今回のJRの株についてまず一審変えましたことは初めの入札でございます。NTTのときには一割を入札にかけたわけでありますが、今回は三割を入札にかけたわけであります。それが三十八万円という値がついたわけであります。それに対して初...全文を見る
○藤井国務大臣 この証券問題を経済対策の表に出したのは昨年の八月対策だと思うのです。経済対策第一回目でございますね。そのときは何がきっかけだったかというと、御承知と思いますが一万四千円に暴落したときだったわけでありまして、そういう意味からいうと、一つの柱として証券市場対策があのと...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、相続税というのは資産再配分というが、世代交代のときにその資産を再配分することによってなるたけ次の世代の人がイコールフッティングにならなければいけない、こういう一つの理念に基づいてできているのだと思うのですね。しかし同時に、政治には健全な中堅資産家というものを...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、ただ変わればいいとは思っておりません。しかしながら、今お話しのように、政権がかわれば当然のことながら変わる分野があるのも事実であって、総理が言っておられる質の高い実の伴った国をつくっていくのが基本であって、それが前の政権と同じところもあると思います。同じとこ...全文を見る
○藤井国務大臣 まず何よりも連立与党の合意というのがありまして、その中では国民の合意を得た税制改正をやるということがはっきり書いてあります。しかも、その中にコメントとして直間比率など資産、所得、消費のバランスのとれた税制改正をやるんだということが書いてあります。そういう私も連立与...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話しになったのは、これは一般に税全部の話でございますね。これについては、税のあり方として当然の原則だと考えています。
○藤井国務大臣 政府の税制調査会にお願いしている以上、そういう方々の御意向というものを十分踏まえて、そして政治の場で決定していくべきものであると考えております。
○藤井国務大臣 法律上の位置づけは諮問機関でございます。しかし、政府が諮問機関を尊重するということはこれまた当然のことだと私は思っておりますから、絶対視という言葉がありましたが、この御意向というものを尊重することは当然であり、最後の決定は政治であるということを重ねて申し上げたいと...全文を見る
○藤井国務大臣 今のことの繰り返しになるわけでありますが、正規の諮問機関である以上その答申は尊重して物を処していかなければならないと思っております。恐らく基本的な物の考え方をお出しになるのだと思いますが、それをどういうふうに取り扱うかというのはあくまでも政治の問題であるというふう...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもは逆に考えておりまして、今後の福祉社会、そして経済構造が違ってくる社会の中で、日本のあるべき税制はどうかということを専門の分野の方々に白紙で意見を伺うことは極めて大事なことだと考えています。
○藤井国務大臣 一つの試算でございます。いろいろな試算というのは、大蔵省においてもあらゆるそういうものの考え方は勉強すべきものだと思っております。
11月30日第128回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成五年度補正予算(第2号)の御審議をお願いするに当たり、当面の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢と当面の政策運営について申し述べます。  我が国経済は、調整過...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) お答えいたしますが、政府税制調査会の答申の内容、これはもう今総理が言われたとおり、今後の将来あるべき社会においての、活力ある高齢化社会をどうやって実現していくかという段階での国民負担のあり方の基本的考えについての答申でありまして、一言で言えば、所得課税の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 公共事業費の配分についての御質問だと思いますが、高齢化社会が本格化する二十一世紀までのわずかの期間に、限られた資金を重点的かつ効率的に使用することが重要である、こういう認識に立って、本格的実施がおくれております生活環境整備型の事業を都市、地方を通じて優先...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ウルグアイ・ラウンドの金融サービス部門の交渉状況についての御質問と存じます。  御承知のように、本年の六月の東京でのウルグアイ・ラウンド四極会合等の場におきまして、厚生年金基金の運用に係る規制の緩和措置を含むなど、目いっぱいの貢献策を既に表明をいたして...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 岩佐議員にお答えする前に、保利議員の質問で、ウルグアイ・ラウンドに対して日本の主張はどうかというのをもう少し明確に言えというお話だったようでございますが、私といたしましては、先ほど申し上げましたように、日本で譲許できるものを譲許し、そして各国がこの成功裏...全文を見る
11月30日第128回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成五年度補正予算(第2号)の御審議をお願いするに当たり、当面の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢と当面の政策運営について申し述べます。  我が国経済は、調整過...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 本日提出させていただきました第二次補正予算は、風間議員の御指摘のとおり、また総理の答えられたとおりでございまして、災害対策、そして何よりも緊急経済対策、九月十六日対策の裏づけでもございます。さらに、冷害・災害対策の中の共済金の支払いを年内に支払うというよ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) それでは、私の公式の場、つまり国会あるいは記者クラブとの会見において申したことというか、それはすなわち私の考え方を簡単に明瞭に申し上げます。  まず、垂れ流し的赤字国債は出すべきでない。理由は、なぜならば、次の世代に福祉国家をちゃんと築くのを支えてくれ...全文を見る
12月01日第128回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○藤井国務大臣 平成五年度補正予算(第2号)の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たりまして、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正についてでありま...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの村井委員の景気に対する現状認識は、全く同じに考えております。単なる今は経済のサイクルだけでない、もちろんサイクルがないわけじゃありませんが、それに加えて構造問題、特に資産デフレ問題というのが基本にある、全く同じ認識に立っております。  したがいまして、...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま私がお答えしたことは、村井委員のお話と全く同趣旨のことを申し上げたつもりであります。
○藤井国務大臣 ただいま村井委員の御指摘のとおりであって、私は税制調査会の物の考え方は極めて高く評価いたしております。次の世代に向かって福祉社会をきちっと守っていく、安定したものを守っていくためには、国民の皆様の御負担のあり方があの税制調査会で書いてあるような方向であるということ...全文を見る
○藤井国務大臣 御指摘のとおり、この現在の経済情勢に対応するために政府はあらゆる手段をとっているという姿勢は非常に大事だと思います。おっしゃるように、公共投資政策、政策減税政策、公定歩合政策、すべてはやって、残るは減税ではないかという意味において、全く御指摘のとおりだと考えており...全文を見る
○藤井国務大臣 融資姿勢にはいろいろあると思うのでございますね。過去の資産インフレ期における反省に立って、まともな融資態度に変わったという面もあります。  それから、今、草川委員御指摘のように、資産デフレが発生したために、いわゆる基本的基準からいうとなかなか担保が足りない等々の...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま通産大臣からも話がありましたように、ことしの四月の対策でこれが出ております。大蔵省といたしましても、いろいろな観点があると思います。当然その一つに株式需給の適正化というのはあると思います。従業員株の持ち方とかあるいは国際制度の均一性とかいろいろあるのですけ...全文を見る
○藤井国務大臣 私はそのときこのポストにいたわけではないのでございますが、やはり昭和六十年のプラザ合意、これで急速な円高が行われた、それに対して不況が起こった。特に今失業率二・七ということで非常に大きな問題になっておりますが、当時の失業率は三・一までいったわけでありまして、これに...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話の共国債権買取機構、御承知のとおりでありまして、一兆九千億を金融機関に損出しをしてもらって一兆一千億で買い取った、しかし四十四億円しか売れてない、これはそのとおりであります。  したがいまして、現在やっておりますことは、これは債務者の了解がないとだ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの高木委員の御指摘はそのとおりだと思っておりまして、九月の十六日の対策の翌日、九月十七日、もう大分前になりますが、積極的な貸し出しを行うようにということをすぐ指示をいたしておりますし、同時に、先ほどもお話をいたしましたが、昨日の熊谷通産大臣との間で合意をさ...全文を見る
○藤井国務大臣 自動車の消費税については、もう十分御承知のとおりだと思います。物品税が消費税に統合されたとき、二三%を六%にし、そしてそれは直ちに三年後には直すというような経緯があったことは全部承知しております。いろいろな財政事情等から四・五%にしたということも、経緯はもう承知を...全文を見る
○藤井国務大臣 今のような自動車産業の状況もよく承知をいたしております。  ただ、これはあくまでも平成六年度の税制改革の中で、今のような御意見も頭に入れながら、検討さしていただきたいということを申し上げたいと思います。
○藤井国務大臣 地価税は平成三年度の税制改正の中でできたものであり、基本的な土地税制のあり方の一環としてこれができたことは否定できません。ただし、同時に、地価税については五年後に固定資産税の状況などと見合わせながら検討するということが法律上明らかになっております。そのような観点で...全文を見る
○藤井国務大臣 平成六年度の予算編成については、現在、今総理も言われましたように、大蔵省部内では全力をもって年内編成の方向で邁進いたしております。その中で、今お話しのような経済の見通し等々を見ながら、しかも景気対策というものに足を入れた予算を組んでまいりたいと思っております。
○藤井国務大臣 まず、おくれた理由は御承知のとおりでありまして、共済金の精査などをやっていた、なるたけ共済金が少しでも立派に払えるようにということをやっていたということで本日までおくれたわけであります。  次に、執行でありますが、私はもう非常にラフに言いますと、当初予算というも...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、もと越智委員の後輩で大蔵省におりまして、昭和四十年の補正のときも実際にこれはやりました。昭和五十年の補正もやりました。実情はよく知っているつもりです。  そして、現在のこのような状況になっているわけでありますが、私は今回のシーリングというものは適切にできて...全文を見る
○藤井国務大臣 経済見通しは経済企画庁の所管でありますので、私からお答えするのは差し控えます。
○藤井国務大臣 今税制調査会のお話がありましたが、税制調査会は、中期的課題として所得課税の軽減そして資産課税の充実ということを言っており、これを一体的に処理するのが望ましい、こう言っておるわけであります。  私どもは、まず平成六年度予算において、先ほど総理がお答えのように、これ...全文を見る
○藤井国務大臣 御指摘のとおり任期を延ばしております。
○藤井国務大臣 もう越智委員既に御承知のとおりでありまして、為替の水準自身を私が申し上げる立場にない、これはおわかりと思います。  私は九月二十五日のG7に行きまして、各大蔵大臣に申したことは、この急速な円高が、日本経済が少し立ち直りかけていたのに水を完全にぶっかけたということ...全文を見る
○藤井国務大臣 税制改革についての考え方は、今総理が全部お話しになったことに尽きております。特に、今の答申を受けてこれから具体案をつくるという段階でございますので、御理解をいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 ただいまも申し上げましたように、税制調査会の基本的な物の考え方、つまり、これからの時代のしっかりした福祉秩序をつくっていく、そして、我々の次の世代でございましょうが、こういう社会資本を整備していくという中において、この国民負担をどういう方に求めてこれを安定していく...全文を見る
○藤井国務大臣 金持ち減税という言葉は当たらないと思います。むしろあの答申の物の考え方というのは、本当にこの日本の社会を支えている方々、中堅サラリーマンに対して余りに今までが重過ぎて、それがよくないということを指摘しているのであり、そういう角度から是正すべきものと考えております。
○藤井国務大臣 最高税率のこともさることながら、その税率ということは、一つの累進の問題でございますから、その意味において私どもが申し上げているのは、中堅の日本の社会を支えている人たちに一番の恩典があるのがこれからのあるべき税制だということを申しているのでございます。
○藤井国務大臣 今のその数字は、私どもまだ計算したものはございませんが、もう一度申し上げますけれども、この中堅層を安定して、しかも所得がふえたときに急激にふえないということのためには、今のような構造が必要であるということを改めて申し上げさせていただきます。
○藤井国務大臣 税制調査会の答申が、今申しましたように、所得課税の軽減とそして消費課税の充実というものをしていくことがこれからのあるべき社会における国民負担のあり方である、こういう提言をしているわけで、同時に一体として処理をすべきであるという提言もあることをよく承知しております。...全文を見る
○藤井国務大臣 そういう試算があることは承知しております。
12月03日第128回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました平成五年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特別に関する法律案及び農業共済再保険特別会計の農業勘定における平成五年度の再保険金の支払財源の不足に対処するための特別措置に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し...全文を見る
○藤井国務大臣 経済の現状は、今塩崎委員のおっしゃるとおり大変重大な局面にあるように思います。三年を超す景気回復が行われていないという実態が事実だと思います。  そういう中で、実は前内閣のときに企画庁長官が、若干様相が変わってきたということを言われたことが春先にあるのでございま...全文を見る
○藤井国務大臣 今塩崎委員お話しの、金融システムが十分機能していないという背景は御指摘のとおりだと思うのです。金融システムというのは、今日本の金融というものが土地担保によって成り立っている以上土地問題が非常に根っこにある。これは、私の言った金融システムの問題そのものであるというふ...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、八月の就任早々から、この金融のシステムが非常に大きな問題だということは言い続けてまいりました。したがって、今になって急にこういう話が出たのではなく、八月以来言い続けてまいりました。そして、金融システムの問題の根っこには土地担保の問題があるということは、もう当...全文を見る
○藤井国務大臣 今金融面だけを申しましたが、産業構造のリストラの問題もこれに関係していると思います。
○藤井国務大臣 土地というものは、他の商品と違って公共の福祉のために貢献すべきものである。したがって、土地というものは持っているものでなく利用するものである。さらにまた、土地というものは他の周辺の諸環境によっていろいろ特別の利益が発生することもあるが、そういうものに対しては公共に...全文を見る
○藤井国務大臣 今の御指摘の面は、いずれも土地基本法の基本的理念に合うものであるというふうに考えてできた、前内閣のときの考え方はそうだと私は承知をいたしております。
○藤井国務大臣 譲渡課税について申し上げたいと思いますが、譲渡課税は、今までは原則が地方税を含めて二六だったわけです。優良宅地については二〇に引き下げているわけです。それから、居住用財産については、六千万未満はやはり同じような税率でやっているわけでありまして、さっき申し上げたよう...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのは地価税のお話が主だったと思います。私は地価税の議論のとき当時の自由民主党におりましたし、その間の議論は大分お読みになっておいでだと思いますが、当時は、土地基本法の理念の中に、土地とは利用するものだ、公共の福祉に従うものだという一つの大きな理念があったわ...全文を見る
○藤井国務大臣 法律の趣旨に従いたいと思います。
○藤井国務大臣 平成三年のときの譲渡課税を決めるときにも、今一般に三九というお話がありましたが、逆に、土地が本当に有効に利用される優良宅地等については、この二六を落としているわけでございます。ですから、そういうめり張りを平成三年税制改正というものはつけていると私は考えております。...全文を見る
○藤井国務大臣 これも冒頭申し上げましたように、土地は流動化しなければいけないということがまず基本でありまして、何が流動化を阻害しているのだということは、今ここが大蔵委員会だというせいもありましょうが、税の話だけになっておりますが、税だけでないことも事実でありまして、税がどういう...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのは十五号特例のお話をされていると思います。十五号特例は一般的にやめたのはもう御指摘のとおりでありますが、ただ、一般的にやめたけれども残っている面もあるわけでございます。国土政策的観点から、ちゃんと特例の部分は残っているわけでございます。今勉強しているのは...全文を見る
○藤井国務大臣 まさに今塩崎委員御指摘の点を勉強しているということでございまして、国土庁、建設省とも今相談をしているところだということを申し上げたいと思います。
○藤井国務大臣 十五号をやめるときの基本的な考え方があるわけです。とにかく土地を持っていることの有利性とかそういうものを、他の資産と比べて同じレベルに持っていかなければならないというこの基本原則はあくまでも守りながら、経済のリストラとか国土政策とかいう特定の政策目的のあるものにつ...全文を見る
○藤井国務大臣 これはいろいろな要因があると思います。まず、経済が冷えていることのために需要がないということもありましょう。もう一つ、本当に借りたいのだけれどもというお話も、それはあると思いますね。それは、金融の融資態度の反省の上に立った点がもう一つあると思います。  私どもの...全文を見る
○藤井国務大臣 一般論で申し上げますが、課税の適正ということが国税職員の最大の使命であります。したがいまして、あらゆる資料を国税職員は集め、法に基づいて適正な税法を執行していく、私は確信をいたしております。
○藤井国務大臣 これから経済見通しをつくるわけでございますが、今事務的にいろいろ申しました。これは、内閣において責任を持ってきちっとした経済見通しを出し、それに基づいた予算編成を行うものと考えています。
○藤井国務大臣 今のような数字が民間研究機関にあることはよく承知をいたしております。  これはおのおのいろいろな立場、それから条件、どういう政策をやるのかとか、いろいろな条件が絡まっておりますから一概に最後の数字だけでは言えないと思いますが、民間経済人、調査機関が非常に厳しく見...全文を見る
○藤井国務大臣 石原委員から、かつての同僚として大変温かいお言葉をいただいて、本当にうれしく思っております。  株価につきましては、私はいつも申し上げておるのは、今の石原委員の御指摘は大変大事なことだと思います。基本的に行政が関与すべきものでないという前提に立ちながら、重大な関...全文を見る
12月03日第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○藤井国務大臣 白川委員に直接お答えすることになるかどうか、私が国会で責任を持ってお答えしている事実だけを簡単に申します。  一つは、まず当面の景気対策、減税はないよりあるのがいい、しかし、いわゆる垂れ流し的赤字国債に頼るのはだめだ。それからもう一つは、税制調査会の物の考え方は...全文を見る
○藤井国務大臣 萩山委員の情熱が伝わってくるような御質問でございました。  五年前に、前内閣の時代にいろいろな議論の末に一応この三線五区間が仕切られたわけでありまして、それはそれなりに非常に合理的な御決定だったと思っております。今回、今お話のありましたように、見直しのための専門...全文を見る
○藤井国務大臣 五年後の見直しというのがことしの八月だったわけでありますが、八月は御承知のような、大変政局が動いていたときであるということは事実だと思います。  そこで、この見直しが今連立与党等々を通じて行われているわけでありますが、今再度同じことを言って大変恐縮なんでございま...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来のいろんな御議論があるようなことで、まだ何も決まっていない。そういう段階において、まだお話も何も伺っておりませんし、私の立場で申し上げる問題ではないと考えております。
○藤井国務大臣 お話としては承りました。
○藤井国務大臣 公業事業の配分の問題だと思いますが、まず連立八党の合意によって国民生活を重視した配分のし直しをしよう、こう決めたわけで、これは私は連立与党間の合意だけでなく、国民の皆様に対する約束だと思っております。  そういう中で今のお話のようなのが出たわけでありますが、念の...全文を見る
○藤井国務大臣 今のとおりでありまして、これは財政制度審議会の一つの案でございますから、これを分けたのがけしからぬという観点で私どもちょっと承るわけにはいかないのでございますが、平成二年に、前内閣時代に公共投資計画というのがあるわけですが、その物の考え方も同じなんですね。そういう...全文を見る
○藤井国務大臣 この債権のディスクローズというのは一定の基準でやっております。それが決まっておりますのが、今御指摘のように都市銀行、信託、長信銀というものについて、これは二十一行でございますが、これについてディスクローズする。それから、今おっしゃった十三兆九千億というのは、一定の...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの高鳥委員の御指摘のように、金融システムの問題が非常に今回の経済状況の中で大きな意味を持っているということは、もうおっしゃるとおりだと思っております。  したがいまして、これは前政権の時代でありますが、一月に共国債権買取機構をつくったわけであって、現在一...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話、いろいろ承らせていただきました。  一つは、財政が国債をどうやって抱えるかという問題の御指摘があったと思います。両論を今おっしゃいました。  私どもといたしましては、やはり垂れ流し的に財政が市場から資金を吸い上げるということは、今御指摘のように...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの御指摘のように、平成六年度予算の編成というのは極めて厳しい状況にあると思います。しかし、今総理もお話しございましたが、平岩研でどういう形が出るのか全くわからない段階だと思いますけれども、世論の中に減税の声もあるわけであります。そういうものをどうやって処理...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの高鳥委員のお話は全くそのとおりだと思います。特に相続税が、ある特定地域に非常に土地の、土地に限定して、土地の値上がりがあったということから、今のようなアンバランスが起きているということはそのとおりだと思います。  御承知のように、昭和六十三年と平成四年...全文を見る
12月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○藤井国務大臣 経済全体の問題についてはただいま総理がお答えになったとおりだと思いますが、今株価のお話が出たと思います。私どもは株価については重大な関心を持って日々の動きをウォッチをいたしております。ただ、この水準そのものについて政府がとやかく言う話ではないということも御理解はい...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいままで総理がお答えになったとおりだと思いますが、私が今例えて言えば、公共投資政策で申しますと、平成五年度予算の当初が九月末現在で七八%の契約率になっているわけです。そして、第一次補正、六月補正でございますね、これが四〇出ているわけですね。ということによって、...全文を見る
○藤井国務大臣 税制調査会の結論はもう原田委員御承知のとおりでありまして、私は、中期的課題として、日本の将来の福祉国家のあり方の負担関係の非常に正しい指摘をしておられると考えております。  そこで、今のお話は、当面の減税政策をどうするのか、こういう御指摘だと思いますが、平成六年...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げたように、長期的課題としてある方向は正しいという前提に立って、今のような原田委員の御指摘もあることはよく承知をいたしております。それらも加えながら、国民の御意向によく耳を傾けて決定をしてまいるのが来年度の税制改革であると考えております。
○藤井国務大臣 原田委員御指摘のとおりだと思います。  過般から始めておりますように、例の株式の単位数の引き下げとか、財形貯蓄に証券投資信託を入れる話とか、一万円からの累積投資を認めるとか、いろいろ個人のための株式投資が容易に行えるような措置は逐次講じてきているところであり、引...全文を見る
○藤井国務大臣 前にも申し上げましたように、原田委員の御指摘は全く適切な御指摘だと思っているのです。つまり、総需要政策だけでは今回の不況対策に限界があるという意味でございます。  そこで、原田委員御指摘の時点から大分売却の対象の情報をふやしまして、あのときは二百七十件ぐらい全部...全文を見る
○藤井国務大臣 税制につきましては、この間もお答えしたように、平成元年の土地基本法の精神に基づいて平成三年の土地税制ができた、この基本は私は正しいと思っております。これは前政権の基本方針でありますが、これは私どもも踏襲すべきものと思っております。ただ、その中で、いわゆる産業のリス...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話は、平成四年の八月の暴落、一万四千円台がついたときに、各種の株価対策をとられたということはよく承知をいたしております。当時私は自由民主党でございました。  そこで、その中で個人株主の増強等々の一つに新指定単という仕組みをつくるということをやられまし...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話は、平成四年、五年に実施したこういうものについて、平成六年度にも考えるのか、こういう御趣旨であろうと思います。  今お話しのように、各省がというお話がございました。これはまさにこの資産運用のあり方の議論から来ていると思います。そういう中で、これから...全文を見る
○藤井国務大臣 通産大臣とお話をした話というのは、景気の現状、特にあのとき鉱工業生産が前月比で五%も落ちる、こういう事態に応じていろいろお話をしたわけでございます。  とにかく第二次補正予算は早期に成立させていただきたい、平成六年度予算も景気というものに十分目配りをしなければな...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの御意見は、ことしの一月、共国債権買取機構をつくるときの主たる議論の点であります。そのときの結論は、このような不良債権がたまったことの基本的な責任はやはり金融機関にあるという前提に立って今のような処理体系になったわけで、私は、生に公的資金を入れることについ...全文を見る
○藤井国務大臣 第二次補正予算につきましては、既に御説明いたしておりますように、非常に厳しい財政事情の中でぎりぎりどれだげのものが確保できるかということと、あわせて、特に共済金でございますけれども、冷害対策等を通じる諸対策につきぎりぎりの精査をやっていたというのが実情でございます...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来総理のお話がありましたように、今、平成六年度予算編成、税制改革の中でこれを議論していくべきことであると考えておりますので、今のお答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○藤井国務大臣 通産大臣とよく相談して措置してまいります。
○藤井国務大臣 通産大臣とよく相談します。
○藤井国務大臣 政府関係機関については、今通産大臣がお話しのようなことだと思います。  民間金融機関に対しても、これは民間ですからできる範囲というのがありますけれども、常にそういう問題について世銀行局を通じて指導しているところでございますので、今のお話はよく承りました。
12月07日第128回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○藤井国務大臣 簡単に申し上げますが、私は、前政権時代に、在庫サイクル的に一つの転機を迎えだというのは、あれは正しかったと思うんですよ。一つの在庫サイクルとしては動き出していた。ところが、冷夏・長雨、円高というものでこのサイクルがつぶされた、これが一つだと思うんですね。  しか...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、今、柳沢委員が言われているとおりだと思っているのですよ。一つの面で言いますと、公共投資とか住宅建設は非常に政策効果が上がっていい水準にあるわけですね。ところが、建設資材が全然動かないんですね。私は値上がりするのがいいとは何も思っていませんが、現実に値上がりし...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、この予算で云々という話がありましたが、九月十六日対策の中に、例えば、住宅を見ていただければわかるように、当初予算で五十五が補正で六十だと、そして第二次でそれを七十にして、十万乗せているんですね、そういうこともやっています。  それから、最後の柳沢委員の御指...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成五年度補正予算(第2号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正について申し上げ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの片山委員のお話は公共投資の配分の問題だと思います。  私は、公共投資の再配分に当たって生活関連を優先するという意見が出ておりますが、これはやはり公共投資はみんなそれなりの意味があると思うんです。その中で、今まで本格的実施がおくれていた生活関連...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お話しのように、一日も早く提出したいということは当然のことであります。  この緊急経済対策の中の財政面への反映が今度の第二次補正予算だったと思います。  その前にいろんな施策は着実に一つ一つ実行されていたこともひとつお含みをいただきたいと思いますが...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在第二次補正を御審議中でありますので、この見通しを今申し上げる段階ではございませんが、大蔵省といたしましては年内編成のための準備を着々と進めております。
○国務大臣(藤井裕久君) 細目については政府委員から答弁をさせますが、特に直接税系統が落ち込んでいるわけでありますが、所得税、法人税を通じまして、現時点で判断できる材料を使って精査したつもりでございます。もし必要であれば主税局長に答弁させます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの片山委員の御指摘のとおり、特例的な措置であるということはもうはっきり申し上げられると思います。ただ、法的にはこのNTTの繰り上げ償還は認められていることでもありますし、それがいわゆる建設的補助事業でありますから建設国債対象になるということも御理...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 共済金の支払いにつきましては、この補正予算を成立させていただければ、農水省から聞いているところでは、諸手続を万端今進めつつあるので直ちに払うように努力をしたいと農林水産省では言っております。  また、年末金融につきましては、十一月三十日付で関係団体に対...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この点も、公共投資政策は片山委員のおっしゃったとおりだと思います。  まず、平成五年度の当初予算は、九月末の数字が一番新しいのでございますが、前倒し七五%という目標を立てておりましたが、七八%になっております。第一次補正が六月に成立したわけでありますが...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 財政の状況は今お話しのとおりであります。これもこの場で申し上げたと思うのでありますが、景気対策をやるということが喫緊の課題である、しかし景気対策には必ずマイナスの側面があるということも申し上げてまいりました。今のような公共投資政策にはマイナスがありますし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制調査会のあり方は御承知のとおりでありまして、三年でこの任期をやっておりまして、三年目に中期答申という形で最後の物の考え方をおまとめいただくものであると考えております。したがいまして、この三年間の御検討なさった総決算だと思っております。  同時に、新...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、税制調査会の議論というのは国民負担のあり方であって、地方の財源、国の財源の話は今後の検討課題だというふうに割り切っているわけです。  そこで、今のお話ですが、私は、今の地方譲与税、消費譲与税、これも立派に機能をしておると思いますし、一つの姿を描い...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ごめんなさい、地方消費税ですね。  地方消費税はこれは明らかに財源が偏在してしまうという欠陥を持っているように思いますから、私は譲与税、交付税により処理するのが地方財政のあり方として正しいと思っています。
○国務大臣(藤井裕久君) 私はこれは基本論に入りますので余りるる言いませんが、交付税は私は地方の自主財源だと思っております。特に財源の問題だけで言いますが、所得か消費か資産に税負担を頼るということはもう否定できない事実なんですね。そうすると、本当の独自財源になりますと、必ず富むと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは国税当局の話でございますが、国税当局というものは、税を適正に執行してそして課税の公平を期す、これが組織目的でございますから、そのために全力を注いで頑張ってくれていると思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもとしては全力を出しておりますが、政策が後手であるというふうに世間が評価されておるということは承知しております。
○国務大臣(藤井裕久君) 日本銀行の総裁と大体同じような感じを持っているんですが、やはり現在の株価の水準については私は非常な重大な関心を持って見守っています。そして、その原因が先行きの不透明感あるいは企業業績の悪化にあるということは否定できないと考えておりますが、重大な関心を持っ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 何よりも情報通信ということはこれからの時代の大変重要な部門だと思いますし、その基盤整備も大変重要なことだと思っています。  ただ、これを民間がやるのか公がやるのかという一つの仕分けが大事だと思います。民間で大いにやっていただける部分もあると思いますが、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の流れを伺っておりまして、私もそれぞれの立場で今名前を挙げられた方々は努力をされたと思います。  特に、プラザ合意の後非常な円高不況が来た、それに対して財政のパイプを大きく開いたこととかあるいは総裁も今言われましたが、ルーブル合意の後、ここいらで安定...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の梶原委員の御指摘、大変重要な点だと思います。  銀行が貸し渋っているのではないかということについては、いろいろな理由があると思います。  一つには、資金需要が一般的にはないかもしれませんが、ただ、委員のおっしゃったように本当に借りたいところがなか...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の梶原委員のお話で、確かに景気対策としての公共投資というのはあると思うんです。その場合は用地費率が低いところがいいじゃないかという御議論もありますが、もう一つは、やはり生活者重視というかそういう観点から公共投資は本来考えるべきものだという点もあると思い...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 個別な話は必要であれば政府委員に答弁させますが、今のお話を伺っていて、一般的には、銀行員が保険募集行為をやるという点でとらえれば違法の疑いが大きいと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 法律上違法のおそれがあるということを今申し上げましたが、違法であれば取り締まることは当然のことであると考えています。
12月10日第128回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(藤井裕久君) 浦田委員の第一のお話は公共投資の配分の問題だと思います。これについては、私ども公共投資で今までやってきたことが悪いとは全然思っておりません。ただ、限られた資金を限られた時間に今何を重点にしようかということで出てきたのが生活者に関連した部分というのはおくれ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一部の報道に出ているのは承知をいたしておりますが、所管庁から何も話は聞いておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま総理のお話しのとおりの基本認識を持っておりますが、やや経済政策的に言えば、当面まず何よりもこの状況を直していかなければならない。それは経済である以上私はサイクルは必ずあると思うんです。ところが、そのサイクルが機能しなくなっているというのは何かとい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私も牛嶋委員と全く同じに考えていることをさっきも申し上げたつもりなんです。  つまり、中期的に、言葉はいろいろ使っておられますけれども、一つがストック調整の話でございますね。これは牛嶋委員は設備投資の減退、消費の減退という言葉を使われたと思います。次が...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の牛嶋委員のお話のとおりのことを私は御答弁いたしたつもりでありまして、そのことは細川内閣の基本姿勢であるというふうに申し上げられると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 税制調査会の考え方の御指摘がございましたが、私は税制調査会の考え方は基本的に非常に正しいものだと考えております。今後の安定した福祉社会を築くには勤労世代に非常に偏る形での所得税にこれを支えられるというのには限界があると思っておりますし、二年先には生産年齢...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私の考えを三点申し上げます。  まず、景気対策。  これについては、私は税制調査会は景気対策的観点の答申はしていないと思っております。景気対策問題はまさに政治が決める問題だと思っております。  そこで、先ほどからの御議論の、牛嶋委員のお話の、消費構...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は大変な御見識だと思います。ただ、今の政治のあり方として、今のお話を逆に言いますと、課税最低限を下げるとかあるいは最低税率を外国並みに二〇%にするとか、そういうことを意味していると言わざるを得ませんので、これは政治として本当にそういうことができるか、ま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この後、佐藤自治大臣からお話があると思いますが、若干の違いがあるのはもう明らかになっております。  私は、地方がしっかりした税を持つということが大事だということはもう御指摘のとおりだと思います。ただ、完全な独立税にしますと、きのうも御答弁申し上げました...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 初めに誤解のないように申し上げなければならないと思いますが、今のお話は公的資金の新指定単の話だと思います。  これは昨年の八月に一万四千円まで株価が低落したときに出てまいりましたもので、いわゆる株価維持というような次元からとらえられておりますが、現実に...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの牛嶋委員の御指摘は非常に正しいと思っております。  金融のシステムの問題は極めて重要なことだと考えておりまして、既に本年一月に共国債権買取機構をつくったわけでございます。現在までに約二兆円のものを買い上げております。それを金融機関に損出しをし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この点も牛嶋委員御指摘のとおりだと思います。土地の流動化が行われていないということは、私どもは金融のシステムの回復という意味においても非常に重要なことだと考えております。  この譲渡課税につきましては、これも今御指摘のように、土地基本法の原則のもとに平...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在の土地税制は平成三年に抜本的な改正が行われたわけでございますが、その基本は、平成元年における土地基本法の理念に従って改正が行われているのは御承知のとおりであります。この基本的な骨組みは一時的な現象を前提にして行ったものではありません。したがいまして、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 磯村委員のお話のとおりに考えておりまして、土地基本法の理念、つまり、土地というのは公共の福祉のためにあるということ、したがってこれは利用するものであり投機的対象にしてはいけない、外部的な要因によって値上がりしたものは還元していくというこの基本原則を守る中...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これからの本格的長寿社会の中で、安心という大変重要なテーマを今言われました。  私は、安心ということは、医療、年金、福祉を通じてこういうことをやるということと同時に、だれが一体そんなことを負担してくれるのかということをはっきりさせることによって本当の安...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまのお話で、余り数字のことを細かく言う気はありませんが、一つ感じておりますのは、金融などは独身女性などが非常に多いわけです。だから全体を下げるわけです、所得の水準を。  それから、今の七百万というのは、これは一つのモデルなもので、夫婦子供二人とい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今御指摘の年末金融は大変大事なことだと思います。特に政府関係機関はそういう政策目的をやっておるわけでありますから、今のような点については万全を期すようにさせていただきます。
12月13日第128回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今の片山委員のお話は、税の執行と制度の問題、両方おっしゃっているんだと思います。  執行については国税庁から答えさせますが、できる限りの最大限の努力をしてこの解明をし、どうしてもわからない場合には経費性を否認している、こういうやり方でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどからずっと伺っておりまして、これからの新しい農政のあり方というものについての議論はよく伺っておりました。そういう中で、農林水産大臣も話されましたように、具体的な策については農政審議会の意見などを聞きながらひとつ方向を決めていこうと言っておられるわけ...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました二法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成五年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  平成五年度第二次補正予算におきましては、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 楢崎委員御指摘になったことが正直な話なんですね。と申しますか、これはやりくりであることはもう端的に申し上げた方がいいと思います。理想的な財政運営ではありません。そのことは端的に申し上げます。  しかしながら、今のお話の中で、NTTの繰り上げ償還を、建設...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 来年度の経済見通しはもちろんわかっておりませんが、極めて厳しい事態であることはごく常識的に御指摘のとおりだと思います。そういう中で、我々は歳入の見直し、歳出の洗いがえ等あらゆる努力をしてまいりたいと考えております。  ただ、それでは今回の補正に使ったよ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今回、二兆四千八百億の繰り上げ償還をしたわけでありますが、残額は二兆二千六百億残っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 御質問の点の前に一つ確認をさせておいていただきたいのでございますが、細川総理は日米首脳会談でそのような約束はいたしておりません。こういうふうに申されておると聞いております。  日本の経済を立て直していくということは、世界経済のためにも大変プラスになるこ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま、御承知のように私どもで提案させていただきました平成五年度第二次補正を全力をもって、特に今は参議院でございますが、御理解をいただくべく、御承認をいただくべく最善の努力をしているところでございます。  したがいまして、その後のことについて申し上げ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一部報道にそのようなことがございますが、今私の立場では、何としても第二次補正予算を皆様方の御理解をいただき、成立させていただくことのみしか考えておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) まず、赤字国債の六十年償還でございますが、私は望ましいことではないと思っております。過去において、やむを得ざる措置としてこれが行われたと思います。そういう意味からいっても、赤字国債は絶対に出してはいけないということは、またそういうような事態をふやすことが...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、赤字国債の弊害を次世代により多くの負担を残して、次の世代が本当に人口構成が極めて変則な中で、我々ここにいる人みんなそうでありましょう、支えられる立場になったときに、次の世代の若い人たちが二倍の負担をしていかなければならないという意味においてもそうで...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、先日の私と通産大臣とお会いしたのは、直接の理由は、十月の鉱工業生産が前月対比五・一%落ちるという、統計始まって以来だということからお会いしました。四つのことを合意というか、話し合いました。  まず、今御審議をいただいております平成五年度第二次補正...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先輩の楢崎委員のお話なのでございますが、この税制は、あのとき土地が非常に上がったという異常な事態を前提にした税制とは私どもは考えておりません。これは、上がったという事実がありましたけれども、なぜこういうことになるのか。やはり資産の中でほかの資産よりも土地...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御意見は伺わせていただきましたが、この仕組みというのは、もう楢崎委員もよく御承知のように、平成元年のあのころの土地基本法の理念に基づいて、やはり土地は外部要因、外部経済によって非常に上がる要因があるので、それを吸収するということが土地税制のあり方である。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、相続税というのは、前々から申し上げておりますように、単に税収を上げるための税ではないというふうに考えております。やや青い言葉で言えば、社会正義を実現するための税である、このように考えております。  ただ、最近のこの相続税のあり方というのはアブノー...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの御指摘も大変重要な点だと思います。土地が異常に上がったときに、土地が売れるであろうからということで延納にしておいたんだけれども、とてもだめだと、これをまた物納に戻してもらえないかという問題だと思います。  これについては今検討している段階では...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二十一行については御指摘のとおりなんですね。私は、ふえたこと自体はある程度当初から予想されていたように思います。それは、金融機関の相手方に対する処理方針が逐次固まってきたということが一つあると思います。特に、ノンバンクあるいは住専というものについての処理...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、先を確たることで申し上げるのは、そんなおこがましい気持ちは持っておりませんけれども、今申し上げたように、この半期にふえたのは非常にそれが確定してきた面がございまして、実感としては少しずつ緒についてきているなと、こういう印象を持っていることだけは申し上...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今貸し渋りのお話がございました。御指摘のような角度からのもございますし、また、ちょっと触れられましたように、一時の極めてラフな融資態度というものが真っ当になってきた面もあると思います。両方だと思います。  前者の場合はどういうことかというと、おっしゃる...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 事務的なことは銀行局長に答えさせたいと思いますが、今のこの償却は、おっしゃるように株式の益出しということもあると思います。あると思いますが、基本的には業務細益ということによって処理がされていると思います。ただ、私どもの立場で益出しは余りするなとか、そうい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) おっしゃるとおりでございまして、さっきのお話は二十一行の話でおっしゃったと思いますが、全部を通じて二兆円の売却を行って、それを一兆一千億で売ったということでございますから、御指摘のように約半分ということはそのとおりだと思います。  そこで、これの、みん...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 主に商業地と申しましたが、今資料を持ってきましたが、住宅地の方が多うございます。しかし、大都会であることも事実です。  それから、今お話しのように、非常に不整形地が多いとか権利関係が入り組んでいるとかいう話があるのも事実なんでございますが、必ずしもそう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 地方銀行及び第二地銀についてはただいまお示しの数字のとおりだと思います。これはディスクローズの基準からいって、地域金融機関は余り六カ月延滞というところまで出すのはいかがかという基準がありまして、破綻先で出ている。したがって一兆七百億円、こういうことだろう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げたのは、金融機関の貸出先がノンバンクでございますね。したがって、そのノンバンクとの関係で再建計画を立てますと、それをやるときはノンバンクの貸出先がどうかということも全部調べた上の再建計画でございますから、当然のことながら金融機関の上にそれなりに...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは農林水産省でお答えいただく方がいいと思います。
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) 一時的にそういう措置をとっても、今お話しのように直ちに返すというような仕組みがしっかりしていればいいという御趣旨のように承っております。  私は、垂れ流し的赤字国債は悪であるということを繰り返しこの場で申し上げております。
○国務大臣(藤井裕久君) 赤字国債は発行してそれに対して担保にするものもない。建設国債であれば、限界がおのずからあるわけでありますが、公共事業費だとか施設費というものの裏づけがあります。垂れ流しという意味は、それ以外のものに一たん国債を発行いたしますと何でもよくなるわけですね。何...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 経済見通しは経済企画庁かもしれませんが、感想ということでございます。  いろんな機関からいろんなデータが出ているのはよく承知をいたしております。私どもは率直にこれを参考にさせていただかなきゃいかぬと思っております。  相当幅がございますので、いろんな...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 特にこれからの社会は福祉部門というのは非常に大きいと思います。福祉と言ってもいいし、宮崎委員今おっしゃったように全体としての問題ととらえてもいいと思います。  御承知のように、二十一世紀初頭には四〇%中ごろにとどめよう、そしてまた二〇二〇年という高齢化...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの連立与党の申し入れについては伺っております。ただ、その内容の具体的なことについては、私どもとしては、現在ただひたすら第二次補正予算の御理解と成立を期しておるところであり、同時に現在の経済情勢に対して事態を真剣にウォッチしているという状況であると...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一部報道は承知をいたしておりますが、私どもは今申し上げましたとおり、第二次補正予算の成立を期すということに全力を注いでおり、今の経済の情勢をまた真剣に見守っているという段階でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま申し上げましたように、とにかく本日この参議院予算委員会で御審議をいただいております第二次補正予算の御理解と御成立をぜひともお願いしたいということに今尽きておりまして、それに基づいて今後の経済情勢を見守りながら対策を考えるという段階であることをひと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 沓掛委員のおっしゃった「会期延長に関する申入れ」、この中身はよく読んでおります。現在、しかし私ども政府の立場といたしましては、この最終段階にあります第二次補正予算の御審議をぜひ尽くしていただき、成立をさせていただきたいと思います。その上に立って新しい経済...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま沓掛委員の御質問の中で、第三次補正予算についてどう考えるかという御指摘だと思いますが、私どもこれは、今後経済情勢を見守る中で諸施策の中に第三次補正予算ということもあり得るということは申し上げられると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもとしては、今お答えしておるように年内編成に最大限の努力をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) はっきり申し上げて、最後の努力をして今いるところであります。
○国務大臣(藤井裕久君) これも沓掛委員との御質疑の中でですから一番よく雰囲気はおわかりだと思いますが、官房長官が今お答えしたとおり、一般論として申し上げたということであります。
○国務大臣(藤井裕久君) 私がこの場において具体論で申し上げておりますのは、一日も早く第二次補正予算を通していただく、これに尽きているということを具体論で申し上げております。
○国務大臣(藤井裕久君) 申し上げておりますように、今この成立をお願いするということが具体論の最たるものでありまして、これが成立した暁において景気の情勢等々を検討していく、ウォッチしていくという言葉を先ほど使わせていただきました。それに尽きております。
○国務大臣(藤井裕久君) 繰り返しますが、一般論でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 繰り返しますが、今この景気、経済の情勢というものを慎重に見きわめているという段階であり、それに対して対策は打つべきものがありせば打っていかなければならない、こういうことでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 具体論ということにこだわられるならば、現在決意は何もいたしておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) あらゆる政策課題の選択というものを模索しているということを申し上げているつもりであります。
○国務大臣(藤井裕久君) 沓掛委員が三次補正というのにこだわられたから、今申し上げたようなあらゆる政策の選択ということを今のようなことでお答えしただけであって、今ここでお答えしていることが正確な私の真意であるということを御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) それは沓掛委員との論議の中でよくおわかりになっていらっしゃると思います、二人の大体のやりとりの中で。それは今申し上げていることと全く同じでありますから、全く取り消す気はありません。
○国務大臣(藤井裕久君) 繰り返しになるようでございますけれども、今の経済情勢は極めて深刻であるという中に立って、その現状分析、そしてそれに対してとるべき施策、政策手段というもの、いろんな選択肢というものを勉強しているという、またそういう中で先ほどのお話のようにいろんな施策の一つ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどから申し上げているように、具体論で言うということであれば、そういうことは決断していないということを申し上げておきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今のお話と平成六年度本予算の話が御一緒に出たようでございますが、この年内編成については先ほどからお答えしたとおりであります。第三次補正については今お答えしたことに尽きております。
○国務大臣(藤井裕久君) 今の二つの話が一緒であるという御質問の御趣旨は理解いたしました。
○国務大臣(藤井裕久君) 当然検討いたしておりますし、九月にお出しになった景気対策についても十分勉強させていただいた結果この補正を出しているのでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) いろいろなお考えがあるということはよくわかっておりますし、またいろんな政策選択があることもわかっておりますが、私どもといたしましては、この提出しております補正予算が正しいものであるということでこれをそのままお願いをしている次第でございます。どうぞよろしく...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 第三次補正予算について何も決定をいたしておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) 今の点はもう沓掛委員全く御指摘のとおりだと思います。やはり公共事業の中で生命、財産にかかわる問題というのは非常に重要なものだと思っております。そこに今の治水問題などが入っていると思います。  ただ、公共事業の配分についていろいろ御議論のある中に、総理が...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) このときはちょうど鉱工業生産が十月の数字で前月対比で五%落ちた、極めて大きな落ち方であったということから、景気の現状について一段と厳しい見方をしなければならないということでお目にかかりました。  四点あります。  何としても今御審議をいただいておりま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、清水委員の景気に対する現状認識そして問題点、すべて私は同じに考えています。今、景気というのは本来サイクルするものなんだけれども、過去の資産インフレのときのいろんなひずみが残っている、その大きな一つに土地問題がある、こういう御認識だと思いますが、全く...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 委員につきましては、これは内閣総理大臣の諮問機関なもので私はとやかく申し上げる立場にはないのでございますが、私はそれぞれその道の専門家の方々で大局的に物を見ておられる方が委員に任命されているように考えております。  御意見は承らせていただきました。
○国務大臣(藤井裕久君) 清水委員の御指摘なんでございますが、私がさっき申し上げた基本的な税の仕組みという問題と政策減税とのあり方の問題だと思いますが、おっしゃるとおり確かに土地基本法十五条には「土地に関する施策を踏まえこということが書いてあり、それを受けて税制調査会、今平成二年...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 買いかえの問題につきましても、今あるのは国土政策、あるいは限定されたことかもしれませんけれども構造改善というようなことを頭に置いて一つの仕組みを残しているわけでございますが、この仕組みが拡大することが本当に今後の国土政策であるとかあるいは今言われておりま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一つ一つの項目にわたっていろいろ御指摘でございますが、これは平成三年の税制改革のときの仕切り方は、実は、特別控除というのは公的なものだ、税率でもって政策減税をやろうというのが民間だというふうに一応割り切ったわけでございます。これは一つの仕組みだと思います...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一つ一つの税目で、しかも清水委員という御専門の方がおっしゃっているので大変つらいのでございますが、こちらもつらいながらやや冷たいお答えを繰り返しているような状況になっております。  御承知のように、地価税の問題は固定資産税と一体として考えるというのはも...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この問題については、御承知のようにこれらの税目の課税標準は時価ということになっており、現実には固定資産税をそれに充当していた、こういうことでございますね。  そこで、固定資産税の方は毎年の問題だから負担調整をやる。しかし、これは非常に単発のものだからそ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの二次感染した配偶者の方に対する健康管理費用については、今厚生省からお話しありましたように正式の要求を受けておりますので、平成六年度予算の中で厚生省ともよく相談をいたしまして処理をいたしたいと思っております。
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(藤井裕久君) この税額控除が三〇%でございますから、所得控除というものはそれより所得の高い人については得だ、こういうことでございます。三〇%以上の税率の適用を受けている人にとっては所得控除の方が得だ、このようにお答えいたします。
○国務大臣(藤井裕久君) これは他の所得がどうあるとかいろいろ違いますので一概に言えず、先ほどお答えしたとおり、所得が三〇%以上の税率を受ける人にとっては所得控除の方が得である、これが正確な答えだと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 実は、私の立場は査定をする立場が一つございますし、また国税庁を所管している立場もございまして極めて微妙な立場なんでございますが、一方の立場である国税職員の充実について御支援をいただいてまことにありがたく思っております。私は、この問題に限らず国税の仕事は非...全文を見る