藤井裕久

ふじいひろひさ



当選回数回

藤井裕久の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月06日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今へ関根委員のお話のとおりで、私は通常予算というのは国民生活全体を通じての細川内閣としての基本的姿勢を示す重要なものだと考えております。したがって、全体を通じての通常予算、平成六年度予算は、さっき総理がお答えになりましたように、できるだけ早く取り組んでま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これはできるだけ早くと言う以上には今お答えできる段階ではありませんけれども、第三次補正はまさに景気対策そのものの予算でございますから、国民生活全体というよりは景気に一番配慮したものであるということの意味において第三次補正というものも非常に意味のあるもので...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御承知のように、第一次補正に対して第二次補正は五兆五千億減を出したわけでございます。それに対して、現在、十一月末の数字が出ておりますが、大体その範囲でおさまりそうである、十一月末ではこういうことは申し上げられると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御審議をいただいております政党助成法、いろいろ御意見があるのは承知いたしておりますが、これが成立すれば、その法律の規定に従って予算に計上すべきものと私どもは理解しております。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまお答えいたしましたように、法律が両院で御了解のもとに成立するならば、誠実にそれを計上するのが私どもの立場だと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 法律に二百五十円と書いてあるんだから、それはいけないということを申します。そのような主計官の考えは間違いであると申し上げたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 冒頭申し上げましたように、法律の規定に従って誠実に予算を計上すべきものと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来、総理も言われておりますように、景気対策というのは非常に重要なものだと考えておりますし、現に総理から、経済企画庁長官を中心に我々は景気対策を今月の中旬ごろまでにまとめるようにという御指示もいただいております。  そういう方向で現在進めております...全文を見る
01月07日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの続委員の御指摘のように、いわゆる裏献金の一つの大きな根っこに使途不明金問題がある、これはもうそのとおりだと思います。もちろん、使途不明金が全部そういう政治資金に使われるわけではないのも御承知のとおりであります。しかし、いずれにしても、御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましては、年内編成のための準備はずっと進めてまいりました。しかし、今、総理がお話しのように、十二月十七日、いろいろな諸般の情勢を見た中で、経済企画庁長官に特に御指名がありまして、私どもが相協力して経済対策を本年の一月中旬ぐらいまでに策定する...全文を見る
01月10日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま鈴木委員御指摘のとおり、私は、経済というのは国民生活そのものであり、政治における極めて重要な分野と申しますか、観点だと思っております。  したがいまして、今の経済の情勢というものは予断を許さない状況にある、これはもう事実でございまして、実は昨年...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の繰り返しになりますけれども、やはり経済の問題、全国的に非常に大きな問題だと思います。今そういう認識に立って経済対策等々取り組んでいるわけでありますが、第三次補正はとにかくその経済対策の中で取り上げやってまいります。同時に、本予算につきましても、今、自...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の総需要政策の中でいろいろな公共投資あるいは政策減税等々既にやってきているわけでありますが、その一つとして国民消費という面に目を向けた減税政策というものが当然論議になるのは私どもよく理解できるところであり、現在御承知のように政府・与党を通じましての経済...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、現在の景気の情勢というものは非常に重大に私ども受けとめております。  総理から十二月十七日に御指示がありまして、経済企画庁長官を中心として経済対策を早急に立案するように、現在中旬に向けて努力をいたしております。その中に第三次補正が当然入ることはも...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来楢崎委員のお話を承っておりまして、むしろ私ども激励されたような御質問だったと思っています。  そこで、総需要政策も極めて重要だと思いますが、総需要政策に加えて、いつも申し上げておりますように構造問題というもの、特にこの資産インフレ時代のいろんな...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 酒税、たばこ税の問題については、今御指摘のあったようなことはよく承知をいたしております。  ただ、これはしばらくの間ずっと抑えてまいりましたもので、税制調査会では随時こういうものは見直しをすることが必要であるということの御提言もいただいているのは事実で...全文を見る
01月12日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(藤井裕久君) 現在の経済情勢というのは極めて難しい段階にあるというふうに私どもは受けとめております。  また、私どもも年内編成をする準備をずっと進めてまいりました。しかしながら、昨年の十二月下旬でありましたが、総理より、特にこれは経済企画庁長官が中心でありますが、私...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 経済見通しについての私どもの責任者は企画庁長官でありますが、前島委員から、私がどういう感じを持っておるのか、こういうことでありますからお答えいたします。  私は、越年したということの心理的なマイナス面、これはなくはないと思います。しかしながら、現在、平...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、前島委員御指摘のように、私は、経済というのは国民生活そのものであると考えておりまして、極めて重要に考えております。同時に政治改革も、今の政治の仕組みの根幹、仕組みの問題でありますから、同じように重要であると思っております。  そこで、経済問題につき...全文を見る
01月13日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの星野委員の御質問でございますが、まず、これからしっかりした福祉社会を築き、そしてまた総理のよく言われております実の伴った質の高い国家をつくり上げていく、そういう社会をつくり上げていくには現在のような勤労階級だけに特化しつつある税制負担のあり方は...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 学問的な言い方をすれば、不況期ほど減税の所得効果は低いということが言われているし、そのことは実態をよくあらわしていると思います。  しかし同時に、今申し上げたように、あらゆる手法を講じて政府がやっているというこの姿勢が心理的な面においてプラスになるとい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、星野委員、当面の景気対策といえども日本の将来を見据えてやれと言われた。これは全くそのとおりであります。したがいまして、社会資本も将来の国民生活にプラスになる社会資本の形成に公共投資政策はやらなきゃならないということ、そしてまた、繰り返すようであります...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私、国債政策全般にもつながる問題だと思うんでございますが、御承知のように昭和四十年度予算から国債を発行いたしまして、五十年度に赤字国債を出したわけでありますが、私は建設国債であろうと特例公債であろうと、今おっしゃった機能は同じだと思います。将来に負担を残...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 星野委員は私の考えていることをそのまま言っていただいているような、大変な御激励の御質問だと思って承っております。  まず、国の今の国債の状況は今度の二次補正をもって百八十八兆円になりまして、星野委員の御指摘のような数字は、もう全くでたらめな数字じゃない...全文を見る
01月14日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私は新生党の党首でも何でもございませんが、御指名でございますので。  今、各党申されましたように、連立与党の物の考え方としては、とりあえず衆議院制度の改革をやり、その上に立って参議院制度の改革に取り組む、こういう姿勢であり、新生党としても同じに考えてお...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 十一月二十六日の参議院本会議で私どもの党首が的確にお答えしたのでございまして、そのとおりと言えば一番簡単なのでございますが、なお敷衍いたしますれば、現在の制度は、もういつも議論で出ておりますように、民意の集約という面と民意の素直な反映という面のミックスだ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大変盛りだくさんな御質問で、簡単に項目別に申します。私、書き落としていたらごめんなさい。  まず一つは、これからの見通しについてお話がありました。  経済の現状は、私はやはり同じように非常に重要な側面にあると考えておりまして、総理から昨年御指示が久保...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは、一月になってもう既に一月六日に開会をいたしておりますが、今後また、これは座長が羽田副総理でいらっしゃるわけでありますが、羽田副総理のいろいろな御判断のもとに開かれると存じますが、おのずから限界があるということはもう御指摘のとおりだと思います。
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま総理のお答えになりましたように、現在の非常に難しい経済状況に対応するため、昨年総理からの御指示で、緊急経済対策、間もなく作成を終わると思います。その中には当然第三次補正予算をやるということを明らかにすると存じますが、それを受けて直ちに編成に入る、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御承知のように使途不明金という項目があるわけではありませんから、機密費とか接待費とか交際費という中に入っておるわけでありますが、そのうち相手を明確にしないものについてのことだろうと承知しておりますが、これについては、執行が今来ておりますから、必要であれば...全文を見る
02月09日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○藤井国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
02月16日第129回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今般、さきに決定されました総合経済対策を受けて平成五年度補正予算(第3号)を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢とさきに決定されました総合経済対策について申し述べます。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 井出議員の御指摘のとおり、私も、景気調整機能あるいは資源配分機能というのは、財政に期待される重要な機能であると考えています。  景気調整機能でありますけれども、御承知のように今般十五兆円を上回る史上最大規模の総合経済対策を決定して、平成六年度予算あるい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 為替相場については、今総理も答えられましたように、経済の基礎的条件を反映すべきで、過度の変動は望ましくない、これが昨年四月のG7の合意であり、これは日米を含むG7通貨当局の共通の考え方となっております。また、通貨当局が為替相場を人為的に操作すべきでないと...全文を見る
02月16日第129回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今般、さきに決定されました総合経済対策を受けて平成五年度補正予算(第3号)を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢とさきに決定されました総合経済対策について申し述べます。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの及川議員の御質問の新社会資本整備でございますが、なかなかそういう正確な定義がないのでございますが、社会資本の整備につきましては、公共投資基本計画等の考え方に沿いまして、国民生活の質の向上に資する分野に特に配慮するなど、社会経済情勢の変化に即応し...全文を見る
02月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○藤井国務大臣 平成五年度補正予算(第3号)の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正について申し上げます。...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま後藤委員の御指摘のとおりでありまして、総需要政策としての特に公共投資政策のお話だったと思いますが、本予算の進捗率、それから第一次補正予算の進捗率は、私は進捗率としては順調に進んでいると思います。  第二次補正予算も既に成立をいたしておりまして、これが今ま...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの御指摘のように、平成六年度予算提出とほぼ時を同じくして提出し、早急にまた御審議をいただきたいと考えております。  特に今回の定率カットの減税、これはいろいろな意味があるわけでございますが、一つにはやはり納税者の方にわかりやすいということと、加えれば事務...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話しのように、やはり黒字減らしというのは、一つには規制の緩和等々もありますが、もう一つやはり大事なことは、私は、国内需要を喚起して景気を回復するということ、これはもう過去の歴史がみんなそうだと思います。  日本の経済が立ち直れば当然のことながら黒字が減ってく...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの草川委員の御指摘のとおり対処してまいりたいと思っております。
○藤井国務大臣 福祉定期預金は昭和五十年に始めた制度で、規制金利という前提のもとにおいて金利水準が下がっていくときに経済的に恵まれない方に適用する、こういう仕組みなんでございますね。  今規制金利という状況が非常に変わりつつあることは事実でございます。しかしながら、今草川委員お...全文を見る
○藤井国務大臣 今北橋委員の言われたとおりでありまして、特につけ加えますと、減税はカット率で一五%以上超しているのですね。これは世界の歴史の中にもそんなにないと思うのです。レーガン減税と言われているもので九%なんですね。非常に大きな対策であるということはもう御指摘のとおりだと思い...全文を見る
○藤井国務大臣 端的に今の経済情勢の問題を御指摘したわけでありますが、私は、実感を多くの方が、ああ、ここで底を打って上り出したなという、これを一日も早く持っていただく、これが今の経済政策では大変大事なところだと思っております。  私は、この対策が十分機能すれば当然そういう時期が...全文を見る
○藤井国務大臣 今十五年前の話をされましたが、私は十三年前に渡辺大蔵大臣のもとで大蔵政務次官をさせていただきました。今また感無量な思いで伺っておりますが、かつてのイギリスなどにはあったと思いますが、今は高額所得者は日本が一番高くなっているというのが現状だと思います。
○藤井国務大臣 課税所得でいいますと、ちょっとはっきり覚えておりませんが、二、三千万だろうと思います。
○藤井国務大臣 この新しい税制のあり方は、本来今回やろうとしていたわけでありますが、話がつかなくて年内にやる、こういうことになったわけで、その先行として、景気対策としてやるというのが今回の減税の位置づけでございます。
○藤井国務大臣 御承知のように、大きなところの交際費は全部課税になっておるわけでございますね。今度の場合は中小企業であることは事実だと思います。ただ、これからの税制のあり方を見ていくときに、不公平税制というものを直していけという非常に大きな意見があって、その一環だというふうに御理...全文を見る
○藤井国務大臣 必ずしも御意向に沿うかどうかわかりませんが、それこそ渡辺大蔵大臣のもとにお仕えしていた、一九八一年のレーガン減税ですね、あれは確かに所得税の総額の九%をカットしたのですね。今度のは一五%をカットしておりまして、基本的には大変な減税だと思うのでございます。  中身...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど申し上げましたように、ことしの年内に、連立与党の合意、政府まで含めての合意では一つの結論を出していただけるということでありますから、私どもは年内と考えております。  今の御質問の趣旨はどういう年限の国債を発行するのかというお話だと思いますが、とりあえずは短...全文を見る
○藤井国務大臣 短期国債という意味は一年内ということでございます。そしてその後で、そのとき与党・政府の皆様がどうお決めになるかによってこれは対応していくことだと思っております。
○藤井国務大臣 まだはっきり決めておりませんが、六カ月ぐらいの公債でとりあえずは足りる、発行する場合ですね、そういうことを考えております。
○藤井国務大臣 それはその後の話でございまして、私どもは連立与党の合意というものを信頼いたしております。
○藤井国務大臣 ただいま総理もお答えになりましたように、十二月の十七日でございますが、総理が談話を出されました。景気回復を本格的な軌道に乗せるにはどうしても第三次補正が必要だと、そして、十五カ月予算をもってこれに対応し、平成六年度のなるだけ早い時期に景気回復を図っていこうと、こう...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げたのは、内閣総理大臣の談話が正式に出た日は、「本年度新たに第三次補正予算を組み、」ということをはっきり申しております。
○藤井国務大臣 ただいま申し上げましたのは、十二月十七日の話でございます。
○藤井国務大臣 御質問でございますので、実情を全部お話しいたします。  昨年の夏、大臣就任後の八月十一日に政治団体塩裕会から政治献金を受けております。受け入れ団体は私の指定団体でございます。もちろん会計処理は適切に行っております。  趣旨は、私が長らく務めていた塩関係団体、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 私の指定団体でございます。
○藤井国務大臣 政治献金であることは事実でありますが、その趣旨がそのようなものであると受けとめているということでございます。
○藤井国務大臣 今申し上げておりますのは、そういう趣旨があったと承知をしているということでございます。
○藤井国務大臣 支出団体も政治団体でございますし、政治団体間の受け払いということは、私はおかしいことではないと思っております。
○藤井国務大臣 私はその記事を読みました。これは平成二年の話でございます。今から四年前でございます。現在調査をいたしておりますが、調査の結果は御報告できると思います。
○藤井国務大臣 これはむしろ経済企画庁にお答えいただくのがいいのかもしれませんが、世界経済モデルでは〇・六%上げる、こういう数字が出ております。しかし、それは理論計算でございますから、実際この一律二〇%のカットで、非常にまとまった形で、わかる形でぽっと出るわけでございますね。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 ある学者の説だと思います。私は、所得効果からいうと不況期の所得効果は低いというのは事実だと思います。しかし、もう既に何度も申し上げておりますように、あらゆる政策を政府がやっているというこの姿勢はまず非常に大事なことだと思います。  マインドという問題がよく言われ...全文を見る
○藤井国務大臣 いろんな指標があると思いますが、まあ大体千万程度あると思います。
○藤井国務大臣 深谷委員さっきからお話しのように、いろいろな意味で消費者あるいは企業家の方のマインドを変えていくという、これは非常に大事なことだと思いますし、減税政策というものがそういうものに貢献することも間違いありませんし、またストック調整ということをさっき言われていたと思いま...全文を見る
○藤井国務大臣 税制調査会初め政府・与党の連絡会議、あるいはまた政府内につくられました経済問題協議会等々では、やはり消費課税の充実、所得課税の軽減という問題が取り上げられ、かつ、そういう中で、これらは実質的にいろいろな福祉施策に使っていくのがいいのではないかというようないろいろな...全文を見る
○藤井国務大臣 名前のことではなく、今申し上げましたような、実質的にそういう目的を持ち、かつ消費課税を充実していく、そして所得課税を軽減していくという物の考え方ははっきり出ていたように思います。
○藤井国務大臣 名前はまずそのとおりでございます。それから中身については、今るる申し上げているように、物の考え方の基本というのは明らかにあの中に出ていると思います。
○藤井国務大臣 おっしゃるように、今おっしゃる趣旨であれば、そういう名前で一つの、何というのか、具体的な構想で議論はしていないけれども、実質的な意味においてはずうっと議論を重ねられてきたということを私は申し上げているわけです。
○藤井国務大臣 もう繰り返しになりますけれども、この夏以来、やはり細川内閣は、そういう問題にただの一度も逃げたことがなく、これからの福祉社会をやっていくにはやはり消費課税の充実と所得課税の軽減である、こういうことを言い続けてまいりましたが、当然その前提として、今お話しのように、行...全文を見る
○藤井国務大臣 今総理もお答えになりましたように、公正で活力ある社会をつくっていくためには、勤労世帯だけに御負担が多くかかるということにはもはや限界があるし、活力のある社会は築けないと私は思っております。そのことは、これからの若い人が実社会に出るために安心感を与えることにもなりま...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話がありましたように、この与党の協議会では、あるべきバランスのとれた税制をつくるということも言っておられます。そして、垂れ流しにならないような仕組みも必要だということを言っておられる。行政改革はぜひ必要だということも言っておられ、不公平税制もやらなきゃならない...全文を見る
○藤井国務大臣 もう一度繰り返しになりますが、今書いてある文章のとおりでございまして、いろいろな分野で、不公平税制、行政改革等を含め、しかも新税もあり得るという前提は書いてあります。しかし、それら全部を含めて連立与党の皆様が御議論をいただいて、しかも財政体質というか、日本の経済の...全文を見る
○藤井国務大臣 まず今回の減税の位置づけでございますが、これは本格的な税制改革の前の段階で、とりあえず現在のこの著しい経済の不況の状況に対応するための減税でございます。したがいまして、本格的な税制改革のあり方は、先ほどからお話のあるように、秋以降の話であります。  したがって、...全文を見る
02月21日第129回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○藤井国務大臣 私は大原先輩の四年後に大蔵省に入りました。したがって、非常に感じが近いのでございますが、私は官僚という言葉は一切使っておりません、行政官というふうに常に言っております。行政官というのは行政技術者だというふうに私どもは大蔵省で習ってまいりました。最もすぐれた行政技術...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどから大原委員のお話を伺っておりまして、全く同じ認識で今取り組んでいるつもりでございますが、特に今度の総合経済対策において、御指摘のようにいわゆる不良債権、これは、十三兆八千億というのは、もう何回もここで申し上げておりますように一つの基準に立っているわけでござ...全文を見る
○藤井国務大臣 もう申すまでもなく、日本の商法、日本の企業会計原則は取得原価主義になっているという基本があるのはもう御承知のとおりでありまして、そこの中で金融機関だけを再評価するというようなことについては非常に問題があるように私は思います。したがいまして、せっかくの大原委員の御指...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま大原委員のおっしゃったのは全く同じ感じでおります。  レーガンのときも、ああいう大赤字に伴う減税政策をやった。その結果、非常に金利が上がって、ドル高になった。だから、今の赤字の原因があそこでできてきた。これはもう全くおっしゃるとおりだと思います。  私...全文を見る
○藤井国務大臣 私学振興助成法がお話のように五十年以来存在していることは十分承知いたしております。  ただ、高校以下につきましては、御承知のように、所管庁が都道府県であるというようなことと、それから、数字を申し上げていいのでございますが、独自の都道府県助成も非常にふえてきており...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げましたように、国の財政事情、そして現実に高校以下について都道府県独自の助成額もふえてきておるというような事情を総合勘案いたしましてやらせていただいた内示案でございます。
○藤井国務大臣 都道府県の自主財源からの助成があるということもまた事実でございます。同時に、財政事情が極めてきついということも、今石橋委員の御指摘、ないわけではございません。
○藤井国務大臣 その後の経済の情勢というものは憂慮すべき事態であったということは御承知のとおりであります。したがいまして、第二次補正予算後において公共投資を中心とする第三次補正予算を作成するというのは緊急の事態であると考えております。  また、選挙の問題につきましては、ただいま...全文を見る
○藤井国務大臣 今保利委員御指摘のように、本来本予算で一つ一つ処理をしていくというのが正しい姿だと、例えば文教施設費についてはそう思います。その他の政策もそういうものだろうと思います。  ただ、今申し上げたように、第三次補正というのは、現在の極めて厳しい経済情勢の中で、公共投資...全文を見る
○藤井国務大臣 その原案の三兆四千億計画の中には本当に大事なことがいっぱい書いてあると思います。ただ、全体として今の財政事情等を勘案いたしまして、御無理をお願いして農林水産大臣に三兆円で御合意をいただいたわけであります。事柄としてはいずれもそれなりに入っていると考えております。
○藤井国務大臣 事業費ベースで年率六%と承知をいたしております。
○藤井国務大臣 保利委員当然御承知のように、事業費ベースと一般会計公共事業費ベースには違いがあるということが一つありますが、同時に、この一、二年に成立いたしております長期計画は、事業費ベースで大体年率一〇%というものでできていることもあわせ御勘案をいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 過去の長期計画などの例は十分御承知のとおりと思います。毎年毎年の財政事情を見ながらそういう方向で努力をするということまでは申し上げられると思います。
○藤井国務大臣 当然その方向で努力をいたしますが、過去の各長期計画の例の中にもそういうことは間々あるわけでございまして、努力をするということだけはお約束させていただきます。
02月22日第129回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○藤井国務大臣 これ、柳沢委員とこの間のときも御議論したように、私は総需要政策を軽んじているということは一度もありません。ただし、総需要政策だけではなかなか解決しないということだけは言いました。  そこで、今のお話ですけれども、平成五年度予算そのものが私は景気に相当前向きに取り...全文を見る
○藤井国務大臣 今、柳沢委員が言われたのは、二千二百八十五億円ということを二千三百と言っておられると思います。これは事業費ベースでございます。したがいまして、国費ベースでは千二百四十五億円である、このようになっております。
○藤井国務大臣 これは、財政審は正規の機関であって、それがお決めになったことを直すという関係のものではございません。  ただ、私どもはいつも申し上げておりますように、公共投資はみんな大事なんですね。ただ、特におくれているのが生活関連であるということから、そういうものにまず力を入...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、これからの長寿社会と申しましょうか高齢化社会の中で、負担の関係をどういうふうに物を考えていくかというのは、やはり大変大事なことだと思います。  今御指摘のとおりでございまして、税金という面が確かにありますが、社会保険料という面もあります。受益者の自己負担と...全文を見る
○藤井国務大臣 島村委員の御質問に対して、一般の公益法人としてお答えせざるを得ないと思います。  もう仕組みはよく御存じのとおりでありまして、収益事業は中小企業並みの課税、そして一定の寄附金枠というものが認められている、本来事業については非課税、こうなっております。  ただ、...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま白川委員の御引用になりました八月九日の記者会見について、私は所管業界からの献金については厳しく対処してまいりたいというお答えをいたしております。  八月十一日の件は今御指摘のとおりでありまして、それは長らく私個人の政治的支持基盤でもあったということもあり...全文を見る
○藤井国務大臣 そのときに知っております。
○藤井国務大臣 退職慰労的な意味を込めて政治献金をしたいというお話がありました。私どもの事務所では、そういう手渡し的なことは一切やっておりませんから、事務方間の事務的処理によって行われております。
○藤井国務大臣 ただいまお答えいたしておるとおり、これは政治献金でございます。その趣旨がどういう意味合いを込められているかという意味において今のお答えをした次第でございますので、御了解いただきたい。     〔委員長退席、中西(績)委員長代理着席〕
○藤井国務大臣 はっきり申しまして、八月十一日のときは退職慰労的なものであるということで安易な気持ちがあったことは事実です。これはもう率直に申し上げておいた方がいいと思います。しかしながら、現在、当然私の立場とこれと混同したことは一切ございませんが、より身を律さなければならないと...全文を見る
○藤井国務大臣 そういう御意見もあるということを仄聞したからでございます。
○藤井国務大臣 四日、五日のことはちょっと正確には記憶しておりませんが、二月のごく初めだと思います。私は、今こういう状況でございますので、事務所には全く行ったことがございませんが、事務所からそういう話があったことは事実であり、そういうことは適正にすぐ処理するように事務所に申しつけ...全文を見る
○藤井国務大臣 経緯はもう白川委員よく御存じのとおりであります。昭和五十一年以来の、いろいろなことをやってきたことに対する退職慰労的なものであった、これは一つの事実であります。しかし、そういうことであったので安易であったということは私は率直に考えております。  そういう前提に立...全文を見る
○藤井国務大臣 最後に自治大臣のお答えになったのが政府の正式の見解だと私どもは理解しております。
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成五年度補正予算(第3号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正について申し上げ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今回の第三次補正予算につきまして、ただいま久世委員からお話しのあったような方向で速やかな御審議をいただけるということは、本当に政府としてありがたいことだと思っております。  補正予算の速やかな成立を受けまして、公共事業等について早速あすからでも執行に取...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私の国会答弁についてのお話がございましたが、私が終始申し上げておりましたことは、現下の厳しい経済情勢のもとにおいて一般論として第三次補正というのはあり得ることではあろうが、しかし現在考えていない、このようにお答えしてきたつもりであります。
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来も御議論がありましたように、私どもはやはり税制改革というものは将来の社会を見据えて一つの大きな改革として取り組んでいかなければならないという気持ちで終始取り組んでまいりました。  そういう中でも、今、先ほどの経緯のとおりでありますが、政府・与党...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二月十七日にその協議会ができたことは私も承知をいたしております。ただ、党の問題でございますので、私からこれ以上申し上げることは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今お話しありましたように、連立与党間の合意というものは極めて重みのあるものだと考えております。私はその線で連立与党の皆様が合意を得られるということをかたく信じております。同時に、大蔵省といたしましては、その御作業に対してあらゆる御協力というか、やっていか...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 日本の財政は単年度主義をとっていて、それがノーマルな形であることは事実でありますが、こういう景気の異常な時期にはいわゆる切れ目のない公共投資政策あるいは減税政策を通じて総需要の引き上げ効果を持たせるということは大変大事なことだと思っております。  御承...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま久保田長官から全般的なお話がございましたが、一つ具体例で申しますと、例えば六兆円減税、このうち所得税関係は五兆五千でございますが、この二、三十年間で最大の減税政策をやったというのがアメリカのレーガンと言われております。これとの対比で見ますと、アメ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これもノーマルな状況からいえば、年内編成をするというのがノーマルな状況だとは思います。    〔理事村上正邦君退席、委員長着席〕 しかしながら、景気の現状ということから見ると、むしろ三次補正ということによって切れ目なく総需要効果をあらわすということは...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 総理の御答弁の補足みたいな形になりますが、例えば公共事業のシェア配分でございますが、私は、細川内閣の姿勢である質の高い実の伴う方向に公共投資を向けていくということはそれなりの大きな効果があったと思っております。  例えて言いますと、自然公園は二〇%アッ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私も前内閣の公共投資基本計画はよく承知をいたしております。非常にきちっとした文章であることもよく承知をいたしております。  ただいま申し上げましたように、平成五年度に比べて平成六年度はそういう点で相当大幅な改革になっているということもあわせて御理解をい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 院の御審議にいろいろ申し上げることは私は差し控えたいと思いますが、とにかく私が申し上げられることは、この法案が正規に成立したときに執行をするということを申し上げたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 今、関係の大臣が言われたように、執行に全力を尽くすと言っておられますので、それをまずぜひやっていただきたいなと思っておりますが、それの最後の受け皿はあるということもお話しになったとおりでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 久世委員と私は地方財政対策を一緒にやったこともありますが、あのころの言葉で公財政の車の両輪というような言葉もよく使われたと思います。一方だけがおかしくなってはいけない、車の両輪でやっていかなければならないということだと思います。  地方財政については、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二月十七日に協議会が正式に設立されたことは承っております。そして、今お話しのように、精力的に御議論をいただく、しかも連立与党合意に従ってやっていただけるということは、私ども大蔵省としての物の考え方と全く同じでございますので、あらゆる努力をしていい結論が出...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在の経済運営の中で金融問題がある、しかも金融の中でも不良債権問題がある。御指摘のとおりだと思います。  御承知のように、昨年九月末現在で十三兆八千億という数字の不良債権が公表されております。これは一定の公表基準で、取り立て不能になったものと六カ月以上...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 世に言う貸し渋りという中にはいろんな要因があると思います。それは一つは、例えばいわゆる資産インフレ期に余りに金融機関の融資態度がルーズだったということに対するみずからの反省があると思います。これは我々がサポートしなければならない部分だと思います。また、実...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもは金融機関に対して、不良債権の償却を積極的にしていただきたいということを申していることは事実であります。  また、金利低下局面においては、角田委員の今御指摘のようなことは往々にして起こることは事実です。いわゆるタイムラグだと思います。しかし、これ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 共国債権買取機構は昨年一月発足いたしました。ごく最近までの実績で申しますと、二兆四千億という相当大きな不良債権を買い取りました。これを一兆三千億で買い取っておりますから、金融機関は一兆一千億損出しをいたしております。さらに問題がこれの最終処分でございます...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、為替レートでございますが、一国の為替レートが急激に変動するということは、その国の経済のみならず世界経済に大変マイナスである。このことは基本的な原則だと思いますし、そのことはまず主張しなければいけないと思います。  それから、いろんな話があるわけで...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) おっしゃるように、第二次補正で、そのときわかっている状況によって精査した結果があの五兆五千億の減であった、これはおわかりのことだと思います。その後まだ現在の状況では約半分しか税収の状況はわかっておりませんけれども、私どもは三次補正の段階においてはこの二次...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 当然のことながら、経済見通しにスライドしてというか、それをもとにして税収見通しを立てております。  そこで、久保田長官のお話しのとおりだと思うんですが、私は円レート、これは水準も言う立場にはございません。しかし、さっきからお話のあるように、若干の過去の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、これはこの場で何度も申し上げておりますように、私は経済政策なかんずく景気対策というものは必ず裏を持っているということを常に申し上げてまいりました。公共投資政策はまさに今御指摘の点であります。政策減税は不公平税制ということを是認する上に成り立っておる...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは衆議院において渡辺委員にお答えいたしたとおりでありまして、六カ月程度の短期国債をもって当面当たる、こういうことでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今後の今申し上げたような情勢を見ながら、また市場の状況を見ながら考えるべきことだと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 総理から今のことについて基本的な御発言があると思いますが、私はそれに従って処理をさせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今、総理のお話しのようなことでございまして、そういうふうに年内に処理をする、その実現を図るというぎりぎりのけじめができているというふうに私は考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 所得税の減税については一月からさかのぼるわけでございます。また、酒税につきましては五月ということになっております。
○国務大臣(藤井裕久君) 現在、印刷に入っておりまして、最大限の努力をしているところでございます。なるだけ早く提出させていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 院の御審議のことでございますので、私どもそれ以上のことは申し上げかねますけれども、そのことは十分考えなければいけないことだと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 御意見として承っておりました。承っておりましたが、現在のところ今提出させていただきますような処理をさせていただいておるわけでありますが、できるだけこの執行の円滑を図って、しかし最後の受け皿は今おっしゃったようなことでやらせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの話は、実は今初めて伺いました。しかし、恐らく国税庁の説明のようなことだったと今聞きながら考えておりました。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま厚生大臣からもお話しありましたように、御本人は事実誤認だったということをお認めになっていらっしゃいます。しかし、税制調査会は全体としていろんな方々が集まっていらっしゃる中でいろんな御議論を詰めてなさった結果でございますから、私はこの問題とは別に税...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この経費は、基本的には過般決まりました経済対策の実行のために農業関係における公共投資をどのようなものを優先的に取り上げるか、これが基本でございます。  同時に、ウルグアイ・ラウンドそのものではなく、そういう背景も踏まえながら今展開しております新農政とい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お答えしたとおりでございまして、それができたという前提のものではないということは御理解をいただけると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 趣旨は今のようなことでございまして、ウルグアイ・ラウンドということも見定めながら現在の新農政というものを推進する、そして補正の要因としては現在の経済対策の一環である、このように御理解をいただきたいと思います。
03月02日第129回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○藤井国務大臣 ただいまの経済見通しの性格は、総理また経済企画庁が述べられたとおりだと思います。したがいまして、二月二十五日のお話が出ましたが、その閣僚懇においてもそのようなことを決定したというようなことは全くありません。  そして、私へのお尋ねの、二月二十六日のG7及び日米蔵...全文を見る
○藤井国務大臣 繰り返して申し上げますが、いわゆる経常収支の黒字の額というものについては、二つの会談において全く問題になっておりません。今申し上げたとおりでございます。
○藤井国務大臣 両会議におきましては、今回の総合経済対策の内容をるる説明したしました。  したがいまして、六兆円の減税及びその中における五兆五千億の所得減税の話をいたしました。そして現在、政府としては税制改革大綱において、年内に本格的な税制改革を実現すると書いてあるということ及...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げましたように、連立与党で協議会が現実にできて動いておりますが、その前提として所得、資産、消費のバランスのとれた税制改革を行うと書いてございます。そして、細川内閣発足以来、税制調査会あるいは経済改革研究会等々の方向というものも既に御承知のことと存じま...全文を見る
○藤井国務大臣 まず第一点の、アメリカが今回の総合経済対策、なかんずく減税政策についてどういう意向かということでございます。  今お話しのように、日米会談は朝、朝食をとりながら極めて和やかにやったのでございまして、七時半から八時半まで全くフランクに話しました。私も率直に今の申し...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、これは先ほどの御報告でも申し上げましたように、G7の雰囲気は極めて私は、日本の今とりつつある総合経済対策についてその効果を期待するということでありまして、批判がましいことではないということを御理解をいただきたいと思います。したがいまして、一部の報道にあります...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろ理由があると思うんですね。こちらをやっていって、こっちが少し余裕が出たからこっちへ回すとか、いろいろあると思います。一概には言えないと思います。  恐らく海江田委員は、年度末になって少し余っているから全部使ったんだろう、こういう御指摘の観点からと思います...全文を見る
○藤井国務大臣 寡聞にして聞いておりません。
○藤井国務大臣 ただいま御指摘の中長期的に物を考えろということは大変私は大事なことだと思っておりますし、各省の事業の執行についてはあるいは今お話しのような研究費、ODA等々、中期的に物を考えておのおのの省がやっていると思います。  ところで、単年度主義の問題なんでございますが、...全文を見る
03月04日第129回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度予算の御審議をお願いするに当たりまして、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明申し上げます。  我が国経済は現在、循環的な要因にバブル経済の崩壊の影響等も加わって、厳しい状況が続いております。...全文を見る
03月04日第129回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。  我が国経済は現在、循環的な要因にバブル経済の崩壊の影響等も加わって、厳しい状況が続いております。同時に、...全文を見る
03月07日第129回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今般、約六兆円の減税を含めまして、十五兆円を上回る史上最大規模の総合経済対策を策定するとともに、現在御審議をいただいております六年度予算においても、五年度第三次補正予算とあわせて、可能な限り景気に配慮いたしているところでございます。  御指摘の、このと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 既にもう総理が触れられておりますけれども、一つは、税制改革の政策オプションの問題でございます。  もう柿澤議員御承知のように、私は、国民合意の税制改革を一体で処理すべきだと言い続けてまいりました。その後の経緯は御承知のとおりでありまして、二月十七日に、...全文を見る
03月09日第129回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今、我が国財政の持っている問題を取り上げていただきましたけれども、御指摘のように平成六年度末で公債残高が二百兆円を超える見込みで、構造的にますます厳しさを増していることはもう御指摘のとおりです。このようなまことに深刻な財政事情に我々は無責任でいることは許...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 不良債権の問題についてございましたが、これを解決するためには、やはりおっしゃるとおり厳しく真剣な取り組み努力と相当の調整期間が必要であるということは事実だと思います。  そのために、平成四年の八月に「金融行政の当面の運営方針」でこのことを述べ、それに基...全文を見る
03月24日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました相続税法の一部を改正する法律案及び関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、相続税法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  政府は、最近における相続税負担の状...全文を見る
○藤井国務大臣 御指摘のように、ウルグアイ・ラウンドの発効の問題だろうと思います。  昨年の十二月十五日に実質合意ができましたときには、一九九五年、来年でございましょうか、七月一日をめどとするということにほぼ合意ができていたわけでございますが、その後、関係各国の間で、それを一月...全文を見る
○藤井国務大臣 大蔵省の関係でございますから、相続税法が日切れかどうかというお話で申し上げたいと思いますが、御指摘の意味はよくわかります。  ただ、今回の相続税の一連の改正というものが、現下の、相続税が地価高騰等のため非常に異常な状況になっているという中で、相続税法と租税特別措...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろ院の各党の御協議の上このようになっておりますもので、私として、院の問題について触れるのは避けさせていただきたいと思います。  ただ、その根っこに、石原委員のお気持ちの中におありだと思いますが、平成六年度本予算が越年編成をした、そして三月の四日に提出させて...全文を見る
○藤井国務大臣 この問題は、さっき院の問題と申し上げましたが、まず予算委員会において連日御議論をいただいているところでございます。また、細川総理のお気持ちというか、それもいろいろ御発言があるとおりでございまして、私、大蔵大臣の立場でこの委員会で発言することは差し控えさせていただき...全文を見る
○藤井国務大臣 領収書などの個別の問題については、国税当局がお答えしたとおりであります。  また、そのほかの問題につきましては、先ほど申し上げましたように予算委員会が中心になって御協議いただいておりますし、また総理自身もいろいろな立場を表明しておられますもので、私としては答弁は...全文を見る
○藤井国務大臣 たびたび繰り返しますけれども、予算委員会で大変真剣な御論議がある段階でございますので、私、それについての答弁は差し控えさせていただきますし、また、今おっしゃったような問題の所在については、総理はよく事態は御承知であると考えております。
○藤井国務大臣 本来あるべき姿からいえば、ノーマルな形ではないと思っております。
○藤井国務大臣 補足することがあれば主税局長から答えさせますが、私は、一言で言うと、相続税というのは、少し青い言葉ですが、社会的正義を実現する税制であると考えております。すなわち、富の偏在というものに対して、余りにその偏在することが社会のあり方からいっても望ましくない、したがって...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま主税局長が相続税の問題点を申しまして、石原委員も基本で御了解いただいたとおりでございます。要するに、大都会における土地問題が非常に大きなネックであるということは事実だと思います。  もし全般的に課税最低限を上げますと、さっき百件の相続案件があると六人とか...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどからいろいろ御議論にありましたように、この相続税の問題というのは、相続件数に対してどのくらいの方が相続税を払っていただくのかというのが大変重要なポイントだと思うのです。それがそもそもの相続税の趣旨だろうと私は思います。  そこで、私が学校を出てこの社会に入...全文を見る
○藤井国務大臣 物納の制度というものが認められながら、お話のように順調にこれが許可になっていない、そのとおりだと思います。その理由ももう石原委員から御指摘のあったとおりでございます。  物によっては管理が非常に難しい等々ございますが、本年度というか、平成六年度予算ではこれに関係...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま議題となりました平成六年分所得税の特別減税の実施等のための公債の発行の特例に関する法律案、酒税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案及び平成六年分所得税の特別減税のための臨時措置法案、以上四件につきまして、提案の理由及びその内容を御...全文を見る
○藤井国務大臣 私の昔の大蔵省時代の生活また議員になりましてからの生活の中で、ここまでいろいろ決定がおくれた段階で、急遽このように御措置をいただくということは記憶にございません。ありがたいことだと思っております。
○藤井国務大臣 過般の予算委員会でも、大原委員からの御質問に対し、まず少なくともムード的には大変大きな影響がある、今マインドという問題がある中で、明るいムードをつくる大きな要因の一つに本格的減税があるというか、大幅な減税があるということを私は申し上げました。  また、今回の減税...全文を見る
○藤井国務大臣 今七割五分とおっしゃいましたが、まあ六割ぐらいではないかと思いますけれども、相当大きな消費の中の何がしかの数字であるということはおっしゃるとおりだと思います。私は、景気対策としての減税政策というのは常にこういう面を持っているんだと思います。  特に今回の減税規模...全文を見る
○藤井国務大臣 具体的なことは事務方からお答えさせますが、今回の経済見通しの中で消費者物価一・五%と見ているわけでありますが、既に決まったもの、予定されているものは既に算入されているように経済企画庁から聞いております。  また、今あえてこちらで申し上げさせていただきたいのでござ...全文を見る
○藤井国務大臣 社会保険料の物の考え方だけ申し上げますが、今回の社会保険料の引き上げ分というのは、もう御承知のとおり、そのまま給付の改善につながって出ます。したがいまして、それは払った方と受け取られる方が層が違う等々の問題はあるかもしれませんが、そういう意味においては効果はスクエ...全文を見る
○藤井国務大臣 どうも、私ばかり出て申しわけございませんが、私、実は一九八一年のレーガン税制のとき大蔵政務次官をやっておりましたもので、特に印象が深いのでございます。  ただ、やはり特定国の特定の制度を私の立場で批判するのはいかがと思いますから余り申しませんが、所得税というもの...全文を見る
○藤井国務大臣 これからの二十一世紀のあるべき社会において、どういう形でこれを運営し、そしてその場合に、どういう形の国民の皆様の御負担をお願いするかというのは、非常に基本的な問題だと思っております。  私ども、税制調査会が昨年出しました結論の方向というのは正しいと思っております...全文を見る
○藤井国務大臣 今ごらんになっていましたように事務方もよくわからないだろうと思いますが、少なくとも臨調の時代から一つのあるべき姿として今のような方針があり、それはやはり引き続いて踏襲すべきだというのが第三次行革審のお考えだろうと思います。願望というよりもそういうところに政策目標を...全文を見る
○藤井国務大臣 昨年八月の細川内閣成立以降、私どもは今大原委員が御指摘になったような方向をただの一度も逃げたことはありません。昨年の国会においても、総理も私も、これからのあるべき税制としては所得課税の軽減、消費課税の充実ということが時代の方向であるということを一度も逃げたことなく...全文を見る
○藤井国務大臣 これは与党の問題でございますので私が余り踏み込んで申し上げるのはいかがかと思いますが、先ほどの問題が決着したときに連立与党の代表者の方々が合意された内容は御承知と思います。とにかく平成六年度は先行的な景気対策としての減税をやる、本格的な税制のあり方については年内に...全文を見る
○藤井国務大臣 今連立与党の協議会が議論されている方向は望ましいものであると承知をいたしております。
○藤井国務大臣 なるたけ政府委員でない方がいいという皆様方の御決定でございますので、答えさせていただきます。  先ほど申し上げました連立与党代表者会議の合意文書の中にございます方向でございまして、所得、資産、消費の三分野のバランスのとれた税制改革を目指す、こういうことでございま...全文を見る
○藤井国務大臣 もうよく御承知のとおり、地価税は、平成元年の土地基本法に基づいて、俗な言葉で言いますと、土地を持っていると得するということではなく、やはりどういう資産であっても同じような関係になっていなければいかぬということから出てきた、それなりのコストがかかるということから出て...全文を見る
○藤井国務大臣 今後のあるべき税制については、既にるる申し上げておりますように、昨年の八月以来、これからの福祉社会を健全に構築していくには今のような税制では限界がある、所得課税の軽減、消費課税の充実が必要である、こういうことを内閣発足以来言い続けてまいりました。  それを受けて...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話ししたことと同じになるのでございますが、やはり正式の閣議を経ていない等々を言われていると思います。  しかしながら、同時に、あのような物の考え方というものは、今申し上げましたように新内閣以来ずっと言ってまいったことでございますし、また塩崎委員もお話しのよう...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、今塩崎委員の言われたとおりだと思います。税制調査会は総理大臣の諮問機関でございますが、そのメンバーの方は、それはおっしゃもように各グループから出ていらっしゃいます。経済界の方もいらっしゃいます。労働界もいらっしゃいます。主婦連もいらっしゃいます。専門家の、い...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろな経緯はもう申しませんが、実は二月十八日に税制改正要綱というのを政府、閣議において決定をいたしております。その中に、年内に税制改革の実現を図るという文句があります。これは閣議において決定したものであります。その意味において今のお言葉は正しいものと考えており...全文を見る
○藤井国務大臣 税制改正要綱は、これは閣議で正式に決定したものであります。広く皆様にも見ていただいているものでありまして、その責任は内閣として重いと考えております。
○藤井国務大臣 先ほど来の経緯をいろいろ御説明した流れの中から御理解をいただけると思いますが、今後のあるべき税制について御議論をいただいているのがこの税制改革に関する協議機関だと思います。  これは二月十七日に発足をいたして、既に先ほど申しましたように週二回議論をしておるわけで...全文を見る
○藤井国務大臣 ここには今、山中大先輩もいらっしゃるのでございますが、昭和五十年代ではなく、昭和四十五年、当時の自由民主党の政調会が、当時できましたEC、ここに付加価値税の勉強に行かれたころからずっと歴史は続いていると私は思います。少なくとも二十五年の歴史を経ているのがこの付加価...全文を見る
○藤井国務大臣 今の御指摘の点も大変大事な点だと思います。結論が六月に出たとしても、それから大きく世の中の皆様に、こういう方向でいかがかというキャンペーンをしていかなければいけない、これは当然のことだと思います。  私は、昭和五十六年に大蔵政務次官をやっておりましたときは、当時...全文を見る
○藤井国務大臣 大変好きでございます。特にしょうちゅうが好きでございます。
○藤井国務大臣 特殊という言葉の使い方はともかくといたしまして、私は大変な財政物資であるということが一つあると思います。特に酒でございますが、これは致酔飲料であるということもこれに加えて考えなければいけないと思います。嗜好品ということは、押しつけて食べたり利用するものではなくて、...全文を見る
○藤井国務大臣 数字は必要であれば後刻説明させますが、実は、五十九年のときに私は参議院の大蔵委員長だったのです。ですからよく覚えていますが、三千二百億増収を見込みました。それが、おっしゃるように全然増収効果がなかったと言ってもいいぐらいの状況であったと思います。  そういう経験...全文を見る
○藤井国務大臣 御承知のように国税の収納の仕方は現金納付が一番の数字で、それ以外には次は延納ときて、物納は全く例外だ、こういうことだと思います。  しかしそれが最近急速にふえているということは、やはり戦後の歴史の中でも、戦後二十年代に財産税というのがあったときには相当物納が多か...全文を見る
○藤井国務大臣 私たち国会議員は、国民の皆様あっての存在であるわけでありますから、常に国民生活の安定、幸せのために行動することは当然のことだと考えております。
○藤井国務大臣 今回の六兆円の減税のうち五兆五千億円が今おっしゃいました所得課税の減税だと思います。これについては、前々から申し上げておりますように、とにかく世の中のマインドという面において非常に効果があることは否定できないと思うのでございます。今消費者の方、企業家の方を含めてマ...全文を見る
○藤井国務大臣 さっき社会のマインドということを申し上げましたが、今この不況の時期に政府はあらゆる手段をやっている、経済政策を講じていることは大変意味のあることだと思っております。したがいまして、もう二年ほど前から公共投資政策あるいは政策減税、これを積み重ねてきております。その上...全文を見る
○藤井国務大臣 今熊代委員が言われましたように、所得税減税をそのような規模で連年続けていくということ、しかもそれを歯どめのないいわゆる特例公債の発行で賄うというようなことはとても考えられないと思います。責任ある立場で財政を運営しなければならない立場から、そのようなことは考えられな...全文を見る
○藤井国務大臣 私はかねてから、所得税減税をやる場合には、その見合いの財源を一体的に処理していただかなければ困るということを去年の八月以来常に申し上げてまいりました。現実の問題としては、もう御承知のとおりでありまして、現在、連立与党の代表者会議の御決定のとおり、年内にこの本格的な...全文を見る
○藤井国務大臣 これもよく御承知のように、歴史的に、行政というものはほっておけば肥大化していく、これは世界の歴史で証明しているところだと思うのでございます。そういう意味においては、常に行政改革というものに対して厳しく立ち向かっていかなければいけない、こういう気持ちは私は非常に強く...全文を見る
○藤井国務大臣 この点につきましては、所得減税を平成六年に先行的に実施するということでございまして、ここに時間差、格差が既に出ていると思います。そして、その後の本格的な税制改正のあり方という中でどういう御議論になるかわかりませんが、少なくとも先行減税という効果はあると申し上げてい...全文を見る
○藤井国務大臣 私も、今熊代委員が言われたように、所得税が基幹税でなければならないと思っております。ただ、OECD二十四カ国でも日本は極めて特異な税構造を持っていると思います。二十四カ国中、率におきまして所得課税最高、消費課税最低、二十四番目。こういう事実は、何もよその国をまねを...全文を見る
○藤井国務大臣 所得減税の所得効果について、私は熊代委員の言われるのは学問的に正しいと思います。不況のときほど所得効果は低い、これは間違いないと思います。  しかし、先ほどから申し上げておりますように、そういう学問的所得効果だけではなく、今消費というものがストック調整が終わりか...全文を見る
○藤井国務大臣 この赤字国債と建設国債は経済的効果において同じだということも、熊代委員の御指摘のとおりだと私は思っています。先ほどから国債のマイナスということを申し上げました。つまり、民間資金を吸い上げて公的部門に持ってくるわけであります。これによって、ある側面では非常にいい効果...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、所得税減税の規模でございます。ちょっとけさ申し上げましたように、歴史的に有名だと言われている一九八一年のレーガン減税でございますが、これがGDP比で〇・九%の減税、今回のが一・二%。これは三割以上大きいということでございましょうか。  それから、アメリカが...全文を見る
○藤井国務大臣 国によって事情が違うというようなお話、全くそのとおりだと思います。  貯蓄率が日本とアメリカでは大分違うということも先ほど議論が出ました。また、先ほど熊代委員が言っておられて、私も同じ意見なんですが、不況期ほど所得効果が低い、これも事実だと思います。  しかし...全文を見る
○藤井国務大臣 将来の日本の税体系、まず何よりもこれからの社会、なかんずく福祉社会というものを安定的に確保していくためには、ある程度国民の皆様の御負担をいただかなければならないことはもう否定できないと思います。  そのあり方というものは、社会保険料である場合もありましょう、税制...全文を見る
○藤井国務大臣 選択肢の大きな中には、いかなる福祉社会を築き上げていくかという点が本当はあるのだと思いますが、その幅というのは、現実の問題として相当少ないと私は思っております。  今の年金制度の既定の路線の中で充実をしていくとか、あるいは医療の制度についても、手直し的なことはあ...全文を見る
○藤井国務大臣 安定した福祉社会を築き上げる上において所得課税をより充実していくという方向は、ほとんど多くの方が選択なさらないことだと思っています。
○藤井国務大臣 きょうの御議論にもありましたように、原則は即納で、次が延納で、例外的に物納だ、こういう仕組みが一つ基本にあるわけでございます。  最近になるまで物納というのは本当に減っていたのも事実でございまして、昭和二十年代の財産税のときに大分物納があったのでございますが、ま...全文を見る
03月24日第129回国会 衆議院 本会議 第11号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました平成六年分所得税の特別減税の実施等のための公債の発行の特例に関する法律案、酒税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案及び平成六年分所得税の特別減税のための臨時措置法案、以上四件につきまして、その趣旨を御説明...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君)(続) まず、平成六年分所得税の特別減税の実施等のための公債の発行の特例に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  本法律案は、所得税減税の実施等により平成六年度の一般会計予算において見込まれる租税収入の減少に対処するため、特例公債の発行を行うこと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、政策減税についての御意見でございますが、まず製品輸入促進税制の拡充は、大幅な経常収支黒字を縮小する施策の一環として、特に製品輸入の拡大を図る観点からこれは取り入れたものでございますし、海外投資等損失準備金制度の見直しは適切な海外経済協力投資等を促進...全文を見る
03月25日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○藤井国務大臣 まず全般的に申し上げまして、本年度の全体の予算の伸びは一%でございます。その中で、一般歳出と言われております国債費と地方交付税を除いたのが今御指摘の一般的な経費だろうと思いますが、それの伸びを二・三%というふうに抑えております。その中で、現在問題になっております景...全文を見る
○藤井国務大臣 一般歳出の中身の具体的なものは政府委員から答弁させたいと思います。  また、大蔵省が出しております資料で、久野委員も御承知と存じますが、仮にこれだけの国債を出すと、六十年償還とすればこうなるという数字はございますが、今申し上げましたように、今回の特例公債は年内に...全文を見る
○藤井国務大臣 建設国債でございますと、六十年償還ということになるわけでございまして、一兆円が二兆八千億になるという数字を大蔵省では出しております。
○藤井国務大臣 大変盛りだくさんな御質問がございました。一部事務当局に答えさせますが、まず初めに申し上げておかなければならないのは、一兆で云々という話は、これは建設国債の場合に限ってどうだという御指摘でございましたからお答えをしたわけでありまして、今回の減税のための財源はそのよう...全文を見る
○藤井国務大臣 一般的に物価というものは、安定よりも、さらに内外価格差というような言葉もあるように、我が国で割高になっている物価については下げていく努力をしていかなければならない、これが私どもの内閣の基本的な姿勢であるということは御理解をいただきたいと思います。  また、公共料...全文を見る
○藤井国務大臣 大変御評価をいただいて光栄に存じます。  これは、人がかわったというよりも情勢が変わったという面が非常にあると私は思います。より深刻になっていったということをあえて申し上げた方がいいと思います。  昨年の十一月でございましたが、通産大臣とお会いして、これは、ど...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま御指摘というか、また小川主税局長がお答えしたとおり私は考えております。土地税制の地価税法の附則には、固定資産税の状況なども見ながら見直すというのが書いてあって、私もそのとおりに認識しております。  それが、一体地価の〇・何%がいいかという御質問であります...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど申し上げましたように、昨年こういう話をいろいろ始めたときに、問題の非常に大きなポイントに製造業を中心とするリストラが促進されるようにならなければならないという問題意識があったことは事実でございます。そういう観点から、今前半で御紹介いただいたような仕組みにした...全文を見る
○藤井国務大臣 今の金子委員のお話は、私たちと同じような基本、同じ土俵の上に立っての御議論をいただき、大変感謝をいたしております。土地基本法において、土地は有効利用しなければいけない、公共の福祉に使わなければいけない、投機的取引はいけない、社会経済情勢が変わったことによって資産が...全文を見る
○藤井国務大臣 今回このような御審議を願うことになりましたことについて、各党間の委員のいろいろな御協議の結果でございますので、その問題に触れるのは避けさせていただきますが、三月四日提出ということが例年より遅いというのも事実であり、昨日の御審議に当たってもお答えいたしましたが、例年...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもは、政権発足以来、今後の福祉社会のあるべき姿、その中において、活力を保つためにはどのような形での御負担をいただくことがいいのかということをずっと勉強し、かづ私どもの言葉で言いますと、それは、税制としては所得課税の軽減であり消費課税の充実であるということを申し...全文を見る
○藤井国務大臣 抽象的に税制改革とは何かと言われても、なかなかイメージはしにくいのでございますが、私が税制改革として今まで申し上げているという観点で申し上げるならば、繰り返しになりますけれども、今後のあるべき社会において、国民の皆様の御負担をどのような形でお願いするのが次の世代の...全文を見る
○藤井国務大臣 減税財源という言い方でありますと、減税の穴埋めのための何の税制かというふうな御理解になりまして、私の本意でございません。しかし、現在連立与党の中で協議会で勉強していただいておりますことは、そのあるべき姿を御検討になっていただいていると思いますし、私どもは、そのある...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げたように、減税の穴埋めという言葉を使われますと私の本意に反しますのでちょっと困るのでございますが、私としては、将来のあるべき税制の姿としては、もう一度繰り返しますが、所得課税の軽減と消費課税の充実であると考えております。
○藤井国務大臣 今のような考え方は、昨日のどなたかの御質問にお答えしましたように、昭和四十三年にECがこういう仕組みを採用したその直後に、当時の自由民主党政調会は勉強に行かれ、まとめた報告を出しておられます。その報告書をつぶさに読みますと、私どもの考えと極めてその点は一致している...全文を見る
○藤井国務大臣 一般的な所得税減税についてはそれなりの御理解がありますので触れませんが、相続税につきましても、あるべき税制という中でこれは取り上げられていた問題でございます。また、法人特別税、消費税にも触れられましたが、これらは本来からいいますと平成六年度において処理しなければな...全文を見る
○藤井国務大臣 仮定の問題でございますのでずばりお答えはできませんけれども、今回の連立与党の御決定というものは、そういう形の先行減税を六兆円規模でやる、それの対応としての赤字国債であるというふうに御理解をいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 今回の基本的税制改革の一環としての相続税につきましては、税率区分の幅の拡大であるとか、あるいは課税最低限を引き上げるとか、配偶者に対する対策だとか、小規模の事業用資産あるいは住宅用資産に対する措置というようなことでございます。これは、基本的な税制改革の一つである相...全文を見る
○藤井国務大臣 平成四年のときの採用については今主税局長が答弁したとおりでございます。そして、この消費税、本来からいえば自動車は特別税率というのは是正すべきものである、これはもう事実だと思います。四・五ではなく三というのが筋である。また、特別法人税も御承知のように臨時的なものであ...全文を見る
○藤井国務大臣 財政当局といたしましては、もう昨年来の御議論でおわかりのとおり、これらの問題は一体的に処理すべきであるということを主張し続けてまいりましたことは事実でございます。  しかしながら、これまたもう御承知のような経緯を踏まえまして、連立与党の中の最終的な御決定としてこ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま主税局長が答弁いたしましたように、この登録免許税の仕組みというもの、つまり時価でやるべきだということ、そして、固定資産税等とは違って取引という一つの事実に着目して、単発的というのでしょうか、そういうようなものであるということから考えまして、ひとつこの登録免...全文を見る
○藤井国務大臣 今回のこのような取り扱いにつきましては、院の与野党の皆様方の熱心な御協議の結果動いてきていることでございますので、私としてはそれについて言及することは差し控えさせていただきますが、一つの要因に、三月四日に法律案を提出したことも関係している、正常な状況ではなかったと...全文を見る
○藤井国務大臣 おおむねという意味だと思います。
○藤井国務大臣 昨年の八月以来、これからのあるべき福祉社会における税負担のあり方ということについては非常に議論を続けてきたわけであります。そういう中で、消費課税の充実、所得課税の軽減という一つの大きな方向があり、税制調査会の議論も大体その方向であり、同時にまた連立与党の御議論もそ...全文を見る
○藤井国務大臣 この修正案につきましては、土地基本法の基本理念や、税体系における資産課税のあり方を踏まえた現行の土地税制の基本的考え方、現下の財政事情等に照らし、政府としては反対させていただきます。     —————————————
03月28日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました六法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、相続税法の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  政府は、最近における相続税負担の状況に顧み、その負担の軽減を図るため、本法律案を提出...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この経緯は、御承知の点も多くおありだと思いますが、昨年の七月二十九日、連立与党覚書というのがございまして、連立与党成立の基礎だと思いますし、同時に、これは与党間だけの合意でなく国民の皆様に対する公約であると私は思っておりますが、その中に「所得、資産、消費...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げましたように、連立内閣成立以来いろんな分野での意見をまとめられて、もちろんいろんな御意見があったのは事実でありますが、総理は草案としてこれを発表された。その中には、これはまず草案でございますから、これが決定案というお気持ちではなく、こういう方向...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二月三日の文書をごらんいただきますと、税制改革草案と書いてありますのは、これは事実でございまして、そういうお気持ちが入っていると私は考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 御承知のように、二月八日の日に連立与党代表者会議で、まず先行して平成六年度の六兆円の減税をする、同時に基本的な税制改革のあり方を年内にやる、そのために協議機関をつくる、こういうことが御決定になり、現実には二月十七日にこれが発足をいたしております。週二回の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、政府・与党の御決定は、今回の減税財源も含めということがございますから、この御議論の中には、この平成六年減税財源――私は、趣旨からいうと、減税財源を探すための税制改革という言葉は大変嫌でありますし、私自身はそういうことを全く考えておりません。本格的な...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在の経済対策が成功して一定の安定成長の軌道に乗るということは本当に我々が最も今景気対策の重点に置いている点でございます。これが具体的にどういう形になり、今御指摘のどういう数字の自然増収が出るかということは、これからの問題でございますので、今軽々にこうい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの御指摘は大変重要なことだと思います。当然政府税調という手続もあると思います。また与党の皆様、野党の皆様を含め、国会の皆様の御了解をいただかなければこういうことはできるわけではありませんし、何よりも国民の多くの方の基本的な合意がなければできないも...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの御指摘の点は十分問題意識は持っておりますし、税制調査会でもそれに言及をいたしております。  ただ、現在の制度というものは、例えて言えば、中小零細業者の皆様に対する扱いというものの中には公平性ということと簡易性ということの接点があったんだと思い...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 詳しい数字的なことは主税局長がお答えいたしますが、今、清水委員がおっしゃったように、私は戦前は日本は完全に間接税の国だったと思います。間接税が六五%、戦前、昭和九―十一年あたりですね。  なぜこういう直接税中心になったかといえば、歴史的にたどればシャウ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私の立場でラフに言って、主税局長がちゃんと穴を埋めてくれると思いますが、私は、所得、消費、資産というのは税が着目する三大要素だと思います。言葉は悪いんですが、人頭税という言葉がある国ではやりましたけれども、あれはむしろ普通例外でございまして、所得、資産、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) G7においては、内容は余り言ってはいけないのであれでございますが、私がどう言ったかということは、これは言うことは何ら差し支えありませんから申します。  二月の二十五日でございますから、二月の八日に決定になりました十五兆二千五百億円の総合経済対策の内容と...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) いろいろお話ございましたが、我が国の経済政策については、日米関係で言うならば、マクロ政策というのはおのおのの国が自発的にやることである、そしてお互いにその結果をフォローし合う、基本的にこういう合意になっているわけでありまして、今いろいろ言われたような点に...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、一般的な所得税減税の効果についての御意見がございましたが、私は、何よりも政府があらゆる努力をしているという姿勢を示すことが大事であるということを前国会でも申し上げました。公共投資政策、お話ございました政策減税、公定歩合政策、そしてやはり所得減税とい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 土地対策はおっしゃるようにあらゆるものの総合だと私は思うんですね。金融が非常に大きな意味を占めていることも事実だし、今もトリガー方式というようなことでこれはまた武器になることがあると思いますし、監視区域についても、今緩めておりますけれども、またいずれそう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 前半の御指摘の多くの国民の方に理解を求めるということは大変大事なことであり、御指摘のようなことに全力を出させていただきたいと思います。  次に、後段の話でございますが、よく戻し税という言葉が使われるのでありますが、戻し税というのは、現実、過去にやった例...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御指摘のように、特例公債というものが非常にあってはならないことであるということは、今、竹島次長が申し上げたとおりであります。そういう意味で、今回の減税に伴う裏づけの国債は端的に言って特例公債でございます。これは率直にお認めしなければならないと思い...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 昭和五十年補正から特例公債を発行しておるわけでありますが、最高は少なくとも当初予算ベースでは昭和五十四年は三九・六%だったと思います。つまり四割を公債に依存していたと思います。ただ、今御指摘のように、平成元年をもってこの特例公債依存の体質を一応整理すると...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 前半のお話の最高税率の件でございますが、これは昭和五十年の改正で七五%にいたしました。そのときはアメリカやイギリスがみんな七〇%を超しておりまして、そんなのに倣った経緯もあると思いますが、今その七五を七〇にした。やはり他国の例からいいましても所得税の最高...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) こういう財政物資は、どちらかというと小売価格に対してどのくらいの税負担になっているかという一つの水準のようなものを考えておりますが、現在はビールなどを中心にして数年前値上げがあったりいたしまして、負担水準というものが下がってきておるのが一つであります。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 千二百六十億でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 広く言えばギャンブル税の話というのが一つあるんだと思います、パチンコはギャンブルかどうかは別といたしまして。これについては一部に御議論があることは承知いたしておりますが、やはり社会政策的な観点だとかいろんな観点を見ながら勉強していくべき課題であるとは考え...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御指摘の点、伺っておりますが、今申し上げましたように、ギャンブルを抑制するといった社会政策的な観点とか、新たな財源というような観点等から話題になっていることは、もう佐藤委員のみならずいろいろな方が話題にしておられることはよく承知をいたしております。ただ、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 冒頭にも佐藤委員からお話がありましたように、世の中の方に本当の姿をよく理解していただくということ、これは非常に大事なことだと思っております。そのために今後とも一層努力をさせていただきます。  二〇%カットの問題も今のようなお受けとめ方はあるんだと思いま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 暫定期間の問題につきましては、御承知のようにまだ衆議院での本予算審議が始まっていない状況の中でございまして、過去の暫定予算を提出した場合の最も長い期間の例に準じまして五十日ということにさせていただく次第でございまして、本予算の院での御審議とは何ら関係ない...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも院の問題でございますが、一日も早く御審議をいただき、成立をさせていただきたいという気持ちを政府としては持っていることを申し上げたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましても、基幹税としての所得税というものは大変大事なものであると考えております。したがいまして、所得税が中心であり、所得税の当然の仕組みとして超過累進制度があるということはもう御指摘のとおりであります。何ら変わっておりません。  ただ、余...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今御指摘のように、これ連立与党でまとめられた文書でございまして、私どもこれに対して責任を持ってお答えすることはできませんが、いわゆる均等割を大幅に伸ばしてそれを中核にしてやろうというようなお考えではないと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、所得税の所得再配分機能が非常に大きく左右しているのは国税であると考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) ないということではなく、国税がその所得再配分の中核であるということを申し上げたつもりであります。
03月28日第129回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました平成六年分所得税の特別減税の実施等のための公債の発行の特例に関する法律案、酒税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案及び平成六年分所得税の特別減税のための臨時措置法案、以上四件につきまして、その趣旨を御説明...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) お答えいたします。  まず、土地の流動化のための土地税制についてのお尋ねでございますが、御承知のように、現行の土地税制は平成三年度の改正で所得・消費・資産の間で均衡のとれた税体系を確保しよう、それから土地基本法の基本理念に沿って税もその役割を果たしてい...全文を見る
03月29日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) これは院の御熱心な御協議の結果決まったことでもあり、行政府としてこれについていろいろ言及するのは差し控えさせていただきたいと思います。院がこのように御決定をいただいたことで、大変ありがたく思っていることだけ申し上げさせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま本予算の問題も含めまして院において真剣な御論議をいただいておりますもので、それについての言及は改めて差し控えさせていただきますが、私ども三月四日の日に平成六年度予算及び関係法律を提出したということは、通常の状態からいえば正常な状態でないということ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 楢時委員の御指摘のとおり、私どもも現在の財政の状況というものを極めて真剣に深刻に受けとめております。ただ、最近数年間の例は、もう御承知のとおり、この経済状況に対して、そのような措置をとっても景気対策をとるべきであるという私どもは一つの政策選択をしたという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の二百兆というのは要するに国債ベースの話でございまして、恐らく今六十兆足したのは一般会計が借り入れているもの等々を含めてのことだと思います。やや性質が違いますが、国会にはこの上積み部分もきちっと御報告させていただいているので、御理解をいただきたいと思い...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 金利が特に長期金利を中心に今上昇傾向にあるということ、そしてその理由は理財局長がお答えしたとおりだと思います。私はやっぱり景気回復のめどが出てくるとどうしても短期より先に長期が上がると、これはもう各段階における共通の現象だと思います。  それから、常に...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 金利が上昇機運にあることは、今御指摘の国債政策にも関連しているということは、理財局長がワン・オブ・セムとして答えたとおりだと思います。世界的な長期金利の上昇傾向というものも非常に影響があると思います。特にアメリカ金利の上昇というものがこれに大きな影響を与...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 基本的に私の考えていることを楢崎委員がかわって言っていただいたようなことで、大変乱はうれしく伺っておりました。  と申しますのは、前国会から私は国債政策というのは経済のある局面しか適用してはいけないということを非常に強く言ってきたつもりでございます。こ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) PRの問題は大変大事だと思います。今おっしゃった渡辺大蔵大臣のとき私は大蔵政務次官をさせていただいておりまして、渡辺大蔵大臣の命によってほとんど東京におりませんでした。全国キャンペーンだけをやりました。当時の昭和五十四年度の国債依存度は三九・六%でありま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 垂れ流しにつきましては、女性閣僚の方から御注意をいただきまして、その言葉を使うのは避けなさいということになっておりますので、以後、歯どめなき特例公債の発行という言葉を使わさせていただいておりますので、これはお許しをいただきたいと思います。  そこで、私...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 衆議院におきます減税四法案の審議におきまして今御指摘のような検討事項が付加されたということにつきましては、政府としては非常に重くこれを受けとめております。私どもは、現在、連立与党内に置かれております協議会の方向もこういうことを十分踏まえながら御協議をいた...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は衆議院においていただきました修正というものを重く受けとめておりますし、もう一度繰り返しますが、連立与党の代表者が二月八日に合意されたこと、そしてまた、この二月十八日の閣議決定の方向というものは私は軌を一にするものと考えておりますし、それは、今の景気問...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これらは連立与党の協議会がお決めになることでありますから余り深く今私は入れませんけれども、今申し上げましたように、年内の税制改革というものは、本格的な税制のあり方を一体的に考える、このように私どもは認識をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) 重ねてお答えさせていただきますが、連立与党の協議会において二月八日の方針に基づいて今御協議になっておるところであり、我々連立与党の内閣の一員としてこの協議というものの進展を慎重に見守らせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 建設公債の六十年償還というのは、基本的には、やはり見合いの資産があり、その見合いの資産の活用できる期間ということから来ていると思います。あれはたしか五十年度の補正で特例公債を出したわけですが、そのときは十年償還ということでやったわけです。私も担当しており...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 繰り返しになりますが、連立与党協議会が新税の創設も含めて、この減税財源のことも含めて一つの結論を出すと合意文書で書いておられる重みというものを私たちは重く受けとめております。
○国務大臣(藤井裕久君) 本格的な税制改正をやるということに基づいて税調の答申はできております。しかしながら、先ほど来お話があったように、本格的な税制改革は年内でやる、とりあえず景気対策としての先行減税をするべしという御決定に基づきまして、私どもとしては、それならば本格的な税制改...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま申し上げましたように、本格的減税の前段階としてのいわゆる景気対策の減税であるという位置づけでございますから、今楢崎委員言われましたように、本格的減税のときどうあるべきかということは、また御議論のあるような点が非常に重要な点になると思います。  ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、この委員会でいつも申し上げておりますように、相続税というのは税収目的よりもいわゆる富の再配分をやることによって社会の活力を回復するという、これが最大の意味だと思っております。したがいまして一番大事なことは、相続案件が発生したうち、どのくらいの方に相...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御承知のように、こういういわゆる財政物資につきましては、総体の価格の中で税負担がどのくらいかというので見てきているわけでありますが、酒類が最近、特に平成二年にピールの値上げなどがありまして価格が上がって、その分の税額負担というものが下がってきているという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) また繰り返しになりますが、今申し上げたような課税負担の割合というものが下がってきているということ、そして同じ蒸留酒の間で非常に税負担の差が大き過ぎて、そのことが消費のあり方にもいろいろと特別の態様を生じているということなどでございますが、今楢時委員の御指...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) もう理由はるる申しません。今の国際問題のあったことも事実であります。そういう中で、ピールなどは本来の負担の回復からいきますと半分程度に抑えてございますし、清酒などはもっと抑えているわけでございます。さらに、これを担っている中小零細の業界でございますね、焼...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この修正案につきましては、土地基本法の基本理念や税体系における資産課税のあり方を踏まえた現行の土地税制の基本的考え方、現下の財政事情等に照らし、政府としては反対でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○藤井国務大臣 このたび、平成六年四月一日から五月二十日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、今回の暫定予算...全文を見る
○藤井国務大臣 もう当然のことながら、本来の予算編成というのは年内であるということが常識的であるということはそのとおりだと思います。  しかし、あの時点におきまして、その当時の経済の情勢から見て、年度末に向かって第三次補正予算をやるということが一つの経済政策の選択としてもあった...全文を見る
○藤井国務大臣 今御指摘の経緯、財政法を変えた経緯もよく承知をいたしております。「常例とする。」ということでございますから、そういうことが望ましいということはそのとおりだと思います。しかし、今申し上げたようなことによって提出がおくれたということは御了解いただきたいと思います。
○藤井国務大臣 冒頭お答え申し上げましたとおり、当時の経済情勢の中で第三次補正が必要だということが一つと、もう一つ申し上げましたように、当時の政治情勢ということをつけ加えたと存じます。
○藤井国務大臣 あの案にも書いてありますように、税制改革草案ということで総理がお出しになったものであり、閣議にはかけておりません。しかし同時に、経済問題の協議会あるいはまた連立与党の代表者の方々のいろんな意見をお伺いになりながら草案を出されたものと考えております。(発言する者あり...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまお答えいたしましたように、税調の意見も踏まえながらと今総理も言われました、かつ、連立与党の皆様等の御意見を 伺って総理が草案としてお出しになった、このように聞いております。
○藤井国務大臣 連立与党でお決めになった協議会において、おおむね六月末までに自分たちの結論を出そう、こういう合意をしておられるように承知をいたしております。当然のことながら、国民の皆様の御理解、そしてその代表である国会の御理解がなくしてはこのようなものは成り立たない、これは当然の...全文を見る
○藤井国務大臣 本予算の御審議につき、現在、院において真剣な御協議が行われているわけでございますが、過去の暫定予算を提出させていただきましたときの最長の期間というのが大体五十日になっておりますもので、それを見ながら五十日で出させていただきました。  地方財政についてでございます...全文を見る
○藤井国務大臣 現在までの経済情勢について、先ほどからお話がありましたように、公共投資というものが非常に堅調であるということから見ましても、私は公共投資政策というものが景気の下支えに大きな効果を出していると思います。  また、ただいまの次の御指摘の、暫定予算にどういう計上の仕方...全文を見る
○藤井国務大臣 五十日間の税収は個別に積み上げたものでございまして、もし必要であれば主税局長に答えさせます。  また、公共事業に見合う分をいわゆる建設国債として二兆四千億歳入に見合わせております。その差額につきましては、年度を通じれば、今お出ししておりますが、まだ御審議をいただ...全文を見る
○藤井国務大臣 昨年の十二月の状況におきまして、私どもは、国会が大幅に延長になればなかなか年内編成は難しいと思いながら、あくまでも年内編成の前提で作業を進めてまいりました。  しかしながら、現実に大幅な会期延長が決定した段階においては、それは過去の例からいっても無理であるという...全文を見る
○藤井国務大臣 私は本委員会で、いわゆる大量の国債発行、特にいわゆる特例公債的なものについて、後世代に負担を残すということと同じように大事な問題は、今野田委員の御指摘になった点をここで言い続けてまいりました。  すなわち、国債政策というのは民間資金を公に振りかえることであります...全文を見る
○藤井国務大臣 今野田委員のおっしゃった公共事業というのは、いろいろ概念があるようですが、恐らく主要経費別という、やや技術的ですが、公共事業関係費というものを言っておられるのだと思います。  もっと広い意味で言うと、公共的事業の中には施設費だとかいろいろあるわけでございまして、...全文を見る
○藤井国務大臣 やや予算編成技術的なお話もあろうかと思います。昔は確かに公開財源、平成三年度以降は生活関連重点化枠というような形でやはりそれを配分しておられまして、事実上は、公開財源はやめたといっても、あれはやはり一つの配分方式だったと思います。それぞれやはり予算編成上の一つの手...全文を見る
03月31日第129回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 執行の問題でございますから、国税庁に答えさせます。
○国務大臣(藤井裕久君) 領収書の信憑性の問題でございまして、やはりこれは実際に国税の執行に当たっている者に答えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 基本的にやはり今のは執行の問題でございまして、具体的には国税庁がしっかりした答弁をするということだと思います。  ただ、今御指名でございますのでお答えいたしますが、三浦次長がお答えいたしましたように、個々のケースでそれが課税上どういう意味を持つかという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 再三同じお答えでございますけれども、国税が申しましたように、一つの取引というものの信憑性というものは、領収書はもとよりでございますが、諸般のいろんな状況を見ながらそれを認定するということでございまして、それがどうかということについては私はわかりません。正...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどもお答えいたしましたように、執行の問題でございますので本当は国税当局に答えさせるのがいいとは思いますが、御指名でございますので私がお答えいたします。  この領収書というものも一つの取引の判断材料であることはもう事実でありますが、これらの領収書を加...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) お答えは結局同じことになってしまうのでございます。  そして、その通達云々につきましては、これは国税庁の責任においてやっておることでございますので、私からはお答えできません。執行の通達はいずれも国税庁において出させていただいております。
04月01日第129回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 正確にお答えいたします。  昨年の夏に、大臣就任後の八月十一日に政治団体塩裕会から政治献金を受けたことは事実であります。受け入れ団体は私の指定団体でございます。会計処理は、当然のことながら指定団体ですから適切に行っております。  その趣旨が、私が長ら...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、塩裕会は政治団体でございます。したがいまして、私はその役職員ではございません。そうではなくその関係の、私は塩元売協同組合の、昭和五十一年からでございますが、長く顧問または副理事長を務めておりまして、そういうことから政治団体が退職慰労的な意味で政治献...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げたように、退職金ではございません。その政治献金の趣旨が退職慰労的な意味を含んでいる、このように御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 二十年間にわたって私の個人的な政治活動の基盤であった、これは事実でございまして、そのようなベースの中でのこのようなことであると私は考えております。  しかしながら、今繰り返して申し上げますように、私としてはこの問題と公的な立場というのを混同したことはい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 相手方の政治団体の御判断ということで、私ははっきり言えば素直に受け取りましたが、しかしそういう意味でやや安易な、退職慰労的な意味を含んでいるということで安易な気持ちがあったということは率直に申し上げたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 新聞に報道されたのは二月の中ごろでございますが、今こういう状況でございますから私も事務所にはほとんど行っておりませんが、二月のごく初旬に事務所からいろいろな御意見があるということを伺い、直ちに適切に処理をするようにと申しましてそのような処理ができたわけで...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) できます。
○国務大臣(藤井裕久君) 私の受けた指定団体は藤井裕久後援会及び藤井ひろひさ後援会でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま申し上げたように二団体でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 分散というか、五百万円ずつ受け入れて適正処理をいたしております。いずれも指定団体でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 昨日が申告期限でございますが、当然のことながらいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) 当然のことであります。
○国務大臣(藤井裕久君) このたび、平成六年四月一日から五月二十日までの期間につきまして暫定予算を編成することといたしましたが、その概要について説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  暫定予算が本予算成立までの応急的な措置であることにかんがみ、今回の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 暫定予算を五十日にさせていただきましたのは、今までの過去の例から見て、暫定予算の期間が最長のものが五十日だったということでやらせていただいておりますが……(発言する者あり)
○国務大臣(藤井裕久君) あわせて申し上げますが、これは国会の御審議についてどうこうという前提を置いているものでは全くないということもあわせてお答えさせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 当然のことながら、私どもといたしましては、平成六年度予算を一日も早く御審議いただくことを心からお願いをする次第でございますが、同時に今、暫定の期間で申し上げましたように、何も国会の御審議についてのことを申し上げているわけじゃないわけでありまして、今後の国...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 同じお答えになるようで恐縮でございますが、私どもは平成六年度予算の一日も早い成立をお願いしているわけでございますが、同時に、国会の御審議の中でこれを十分見守りながら、これに応じた対応をしっかりやらせていただくということも当然のことと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) はっきり申しまして、十分な対応をするということは国政に遺憾なきを期すということでございますから、これをもって御理解をいただきたいと思います。  同時に、大島委員御指摘の暫定の補正という仕組みのあることは、よく承知をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) まず、当面の五十日の暫定期間の資金繰りの問題であるということは御理解いただきたいと思います。  年度を通して見ると、今まだ御審議に至っておりませんけれども、全体としてのつじつまが合うという予算になっておりまして、五十日間の資金繰りの問題でございます。し...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 経済対策は企画庁長官の御所管とは思いますが、御指名でございますのでお答えいたします。  私は、十五兆二千五百億円のこの総合経済対策というのは非常に意義のあるものだと思っております。六兆円の減税、なかんずくその中の五兆五千億の所得課税減税、これは大変両院...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま大島委員の御指摘のとおりでありまして、第二次補正予算において五兆五千億の減を当時の税収の状況を積み上げながら算定をいたしました。現在、一月末の、これも大島委員の御指摘がございましたが、その第二次補正のときの想定に比べてふえているものもあるわけであ...全文を見る
05月16日第129回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(藤井裕久君) 浜本議員の二点についてお答えいたします。  一点は、所得税の総合課税の問題と存じます。  現行の所得税制は、御指摘のとおり、総合課税を原則としながら、その所得の性格等に応じまして実質的な公平確保等の観点から、特定のものは分離課税にしているのは御承知の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 将来の財政展望あるいは今後の財政再建目標につきまして総理とあわせて御質問がございましたが、重複を避けてお答えします。  現在の財政の状況に対する認識、それから、これに対する基本的考え方は総理のお答えのとおりでありまして、現在の財政構造の改善を図っていく...全文を見る
05月17日第129回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○藤井国務大臣 平成六年度予算につきましては、去る三月四日、前内閣によって提出され、その大要につき本会議において説明があったところでありますが、先般の内閣総理大臣の所信表明演説にありますように、新内閣としては、これを引き継ぎ責任を持ってその実施に当たる考えであります。つきましては...全文を見る
05月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度予算につきましては、去る三月四日、前内閣によって提出され、その大要につき本会議において説明があったところですが、先般の内閣総理大臣の所信表明演説にありますように、新内閣としてはこれを引き継ぎ責任を持ってその実施に当たる考えであります。  つき...全文を見る
05月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○藤井国務大臣 このたび、暫定補正予算を提出いたしましたが、その概要について説明申し上げます。この暫定補正予算は、既定の暫定予算に追加し、あわせてこれを平成六年四月一日から六月二十九日までの期間に係る暫定予算とするためのものであります。  まず、一般会計について申し上げます。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま大出長官がお話しになりましたのは歳出についてであろうと思います。また、減税、これは歳入の問題でございますが、大変国会の御理解をいただきまして三月末にはこれを成立さしていただき、四月一日から執行さしていただくようなことになりまして、本当にありがたいことだと思...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろな政治的な状況につきましては、私、今行政府の立場でございますので余りコメントするのは差し控えさせていただきたいと思いますが、連立与党の一員としてこの事態は重く受けとめております。  また、大蔵省の立場で申せば、三月四日に提出させていただいたということが例...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの中川委員のお話は、大変財政当局の気持ちを理解していただいているように思いまして伺っておりました。  五%というのは、御承知と思いますが、要するに公債費が累増しない体質になる一つの基準でございまして、かって平成二年にいわゆる赤字国債脱却をしたときに、次の...全文を見る
05月20日第129回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(藤井裕久君) このたび暫定補正予算を提出いたしましたが、その概要について御説明申し上げます。  この暫定補正予算は、既定の暫定予算に追加し、あわせてこれを平成六年四月一日から六月二十九日までの期間に係る暫定予算とするためのものであります。  まず、一般会計について...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度予算につきましては、当初、御審議の状況を踏まえながら五十日の暫定を提出させていただきましたが、その後の諸般の状況から、改めて四十日を加えた九十日間の暫定予算にさせていただいた次第であります。
○国務大臣(藤井裕久君) 五月の二十日に現在の暫定予算の期限が切れるわけでございます。したがいまして、今会期末である六月二十九日までの日数をカウントいたしまして四十日を追加したくお願いをしているところでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) これは国会の御審議でございますから、行政府の人間がとやかく言うことではないと思っておりますが、平成六年度予算を御審議の上一日も早く成立させていただきたいと強い希望を行政府として持っております。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの御質問は会期に触れる問題でございまして、私ども行政府の人間が会期に触れることは申し上げることはできません。
○国務大臣(藤井裕久君) 私は公共料金全体の担当ではございませんが、もしその意味が予算にも関係するのではないかという御質問であれば、予算の修正には関係ないということだけ申し上げておきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今回のような政治の情勢によりまして予算の成立がおくれ、かつ暫定を本日お願いしているので二回の暫定になるわけでありますが、このことが景気あるいは今の地方の財政に影響がないとは申しません。影響があると考えております。しかし、それをあらゆる努力をもって、今お話...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、厚生大臣がお話しのように、この福祉ビジョンは厚生大臣のもとにおいておつくりになったものではありますが、非常に勉強していただいて貴重な資料だと私は思っております。こういうものを連立与党の中でも勉強しながら、今、厚生大臣が言われたように、これからの税制の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまお答えしたつもりだったのでありますが、ちょっと舌足らずかもしれませんが、今厚生省でおつくりになっているもの、そういう中でいろんな選択がありますが、もう御指摘のように介護なんですね。年金とか医療というのは一つの仕組みができておりますが、しかし自然増...全文を見る
05月23日第129回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○藤井国務大臣 私どもの所管している問題は火災保険料でございます。これにつきましては、前々から申請は出ておりましたけれども、総理の御決断によって年内凍結するということであり、これに従って行動することといたしました。(深谷委員「いつ聞いたんですか」と呼ぶ)前の日でしたかに聞きました...全文を見る
○藤井国務大臣 諮問は、より抽象的に財政のあり方について御諮問を申し上げた次第でございます。
○藤井国務大臣 財政制度審議会は大蔵省の独自の諮問機関でございますので、その内容に立ち入ってまでは申し上げませんが、やはり基本的には財政のあり方、これが放漫に流れてはいけない、そのときおのおのの施策がどうあるべきかということを御意見としていただいたものと思っておりますが、私は、公...全文を見る
○藤井国務大臣 その答申の趣旨というものは、今申し上げたように、公共投資というものはみんな大事だけれども、より生活環境を重視すべきだということだと思います。  ですから、今、衛藤委員のお話しの、地方を都会に比べて差別しているのではないかという点についてでございますが、今回公共投...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、英語の話はこれは財政制度審議会がお決めになったことであり、それにとやかく申し上げることは差し控えさせていただきますが、やはり物の考え方として私は正しいと思っております。都会を優先するというニュアンスはそこにはないはずでございます。都会、農村を通じて生活の環境...全文を見る
○藤井国務大臣 衛藤委員のせっかくの御質問なんでございますが、物の考え方としては私は正しいと思っております。  そして、今Cという例でおっしゃいましたが、同時に「重点的」という言葉を使っているわけでございまして、私は、例えば農村の基盤整備事業など、本当に大事なものは重点的に予算...全文を見る
○藤井国務大臣 繰り返しになって大変恐縮でございますが、財政制度審議会が言われていることにいろいろなことを申し上げる立場にないのはお許しいただきたいと思いますが、それを受けて、政府としてはその思想に基づいてやっているということで、今私がるる御答弁申し上げておりますように、農村と都...全文を見る
○藤井国務大臣 再三お答えしておりますように、私は物の考え方として、どっちが重要じゃないとかそういうことを言ってないわけでございまして、今の時点において公共投資をどう考えていくかという物の考え方は正しいと思っております。そして、それに基づいて予算編成をさせていただいていることを御...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話しのとおりだと思いまして、まず垂直的公平のために、私は所得税が基幹税であると思います。やはり国によって、税制というのはその国の国民性とか歴史とかいろいろなものに関連していると思いますが、日本は現在において垂直的公平を保つために所得税が中心である、この原則は守...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどのお答えでも若干触れましたように、やはりこれからの本当の長寿社会を安定させていくためには、これは実際、給付を受けられる方にとっても、また負担する方にとっても、過度に所得課税に偏るのはよくない。広く薄い消費課税の充実は必要である。私は今でももちろんそう思ってお...全文を見る
05月24日第129回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○藤井国務大臣 まず、今御指摘の情報通信部門というのは、郵政大臣もお答えいたしましたように、これから非常に重要な、ニュービジネスという言葉もありますけれども、新しい分野だと思います。そういう意味で、行政改革本部では一つの大きな部会を設けてこの情報通信関係の規制緩和をやっている、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの税制問題は、もう総理の言われたとおりでございますので繰り返すことは避けさせていただきます。  また、お話の中にありました、歯どめのない赤字国債というお話がございました。これは極めて日本の経済体質を悪くします。ヨーロッパ、アメリカの例を見ても、財政体質を...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話は極めて重要な点だと思っております。私どものような立場の人間は、国民の御負担によって行政が成り立ち、財政が成り立っているわけでありますから、常にこのことを努力していかなければならないと考えておりますし、具体的な話につきましては、先ほど行政改革について...全文を見る
○藤井国務大臣 所得税減税を含む税制改革につきましては、最近で言いますと、三月二十九日、対外経済改革要綱におきまして所得税減税を含む税制改革を行うということを決めさせていただいておりますし、また国会におかれましては、特別減税法成立に当たりまして全会一致をもってその趣旨の修正をして...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げましたように、前内閣以来の基本的な方針であります、これからの長寿社会を安定的なものにしていくためには、現在のようにやや所得税の累進度の高いものに偏った仕組みの中においてはなかなか不安定にならざるを得ない。  先ほど総理の答弁にもありましたように、...全文を見る
○藤井国務大臣 大変な冷夏、長雨という異常の事態があったことも事実でありますが、農業政策の中で、これらに対応できるだけの諸般の問題にやや手抜かりがあったということもあわせて考えております。
○藤井国務大臣 一つ一つそれは覚えていないのでございますが、一つは農政問題について、私は新農政、これは前内閣で決めていただいたことでありますが、これは極めて大事な方向であるという趣旨のことを申し上げたと思います。もう一つは、やはり政治改革は大変大事なことであるということも申し上げ...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどからの御議論で、私は、直間比率先にありきじゃないということをまず申し上げたいと思います。  これからの福祉社会を着実に健全なものにするためには、今の日本に比べれば消費課税のウエートをふやしていかなければならない、これを終始申し上げていることでございます。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 一言といいますか、さっきから言っているように直間比率先にありきじゃないんですよ。それから、日本は戦前は間接税国なんですね。これもよく御承知と思います。戦後のシャウプ税制によって直接税国になった、そういう歴史とか沿革とか、さらに国民性というものを踏まえながら今の税の...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの図表は全く正しいと思っております。  ただ、お年寄りの方も働く、あるいは女性の方も働くというのは、その図で言いますと下に入っているわけですね。問題は上なんですね。問題は上ですが、今と全然様相が変わるのは、お年寄りのウエートが物すごくふえて子供の方が減っ...全文を見る
○藤井国務大臣 お話でございますけれども、お子様には年金はないわけなんです。お年寄りに年金が出てくる。これはもう全然違う要因でございますね。それから、医療費でございます。医療費もお年を召せば五倍になる、これは大体常識でございますね。  そういうことからいいますと、今の非就労者と...全文を見る
05月25日第129回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○藤井国務大臣 まず所得税減税、景気対策としての話は、これは除いておきます。もうその問題ではないと理解いたしますから、除きます。  現在の税制というのは、シャウプ税制以来、はっきり言えば直接税中心主義で来たと思います。それなりに機能を果たしてきたとも思います。  しかしながら...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話ありましたが、そういうことではないというふうに私どもは考えております。  活力あるという言葉は、今も私が第一番目に申し上げたとおりでありまして、余りに一部のグループのところ、特に働き盛りの方々の負担が多過ぎるということが経済、社会にとって活力を失うというこ...全文を見る
○藤井国務大臣 まあ、お答えでやや極端な話から申しますが、一つの税制だけが正しいならば単一税になるはずです。そうでなく、おのおのの税制に長所と欠陥がある。この長所と欠陥は、もう専門家でいらっしゃいますからこれ以上言いません。その長所と欠陥のバランスをとることによって一つの仕組みが...全文を見る
○藤井国務大臣 今のバランス論というか支出税論、それは個人の話が中心であるということは御指摘のとおりだと思います。  しかしながら、その中で法人税をどういうふうに位置づけるかということが一つ現実の問題として大きな論点であることは事実だと思います。今の法人税の税率、また税収に占め...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、所得税、所得課税のあり方ということから議論しても、今おっしゃったことが当たっているのは、まず課税最低限が高いですよ。そして、ずっと低い税率で行って、ある段階からくうっと上がっていく、そういう所得税の形態になっている。そういうこと自体を私どもは直すべきであると...全文を見る
○藤井国務大臣 最後にここで御答弁した、後半に言ったことだろうと思うのです。それは、要するに所得課税、所得税自身の持っている問題点ということをさっき申し上げたわけですが、おっしゃるとおり、その依存度等々においては御指摘のとおりだと思いますが、その所得税のあり方が、私は今課税最低限...全文を見る
○藤井国務大臣 今おっしゃったように、過去の経緯は、そういうことで十三段階から五段階に直した。そして、所得でいうと三百万、収入ベースでいうと七百万、これを一〇%にした、こういう事実はあるわけですね。  そして、それが何を志向していたかというのは今おっしゃったとおりですが、やはり...全文を見る
○藤井国務大臣 私は所得税が基幹税であるということを何ら否定しておりません。これはこの委員会でずうっと申し上げてきたつもりです。それがシャウプ税制以来日本の経済社会にとって非常にプラスになってきた、これはもう否定しておりませんし、今後ともその役割を果たすと考えております。  七...全文を見る
○藤井国務大臣 これも先ほど申し上げましたように、これからの長寿社会の中で所得税だけに過度に期待するのではなく、広く多くの方にお願いをするというのがやはり一つのあるべき姿だと考えているからでございます。
○藤井国務大臣 今所得税の税体系の問題について柳沢委員からるるお話がありましたが、所得税の減税ということは私は大きな国民的課題だと考えておりますし、御承知のように全会派一致して、所得税の恒久的な減税を図る中で税制改革を行うこと、こういうことは一致した決議になっておる、というよりも...全文を見る
○藤井国務大臣 ISバランスは結果として出てくることは、もうそれは否定いたしません。  ただ、現在の景気対策という中で減税政策というものは非常に大きなウエートを占めているということは、これはもう前からお話ししているとおりであります。しかしながら、同時に、この減税政策が歯どめない...全文を見る
05月26日第129回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○藤井国務大臣 正確に私の気持ちを言っていただいたと思います。
○藤井国務大臣 きのうもお答えしましたように、数字及びその所得税の現状というのは、伊東委員おっしゃるとおりです。きのうも柳沢さんにはお答えしたように、日本は個人所得に対する所得税の比率は低うございます。  しかしながら、それは何から来ているかと言えば、課税最低限が非常に高いこと...全文を見る
○藤井国務大臣 今、後ろから拍手も出ていたように、私は非常に貴重な御意見だと思います。しかし、ここまで上がったものを下げるということは、それは実際であり得ない話ですし、もう一つ私はあえて申し上げますが、高ければ高いほどいいとは決して思いません。ただ、余り低いということは執行上の問...全文を見る
○藤井国務大臣 再度同じお答えになりますが、大変フリーな御議論として今承っておりました。ただ、現実の問題としてそういうことは実行できるものでもございません。また、政治としていい姿とは、選択としていい選択ではないと思っております。  もう一つ、ぜひ御理解をいただきたいことは、私も...全文を見る
○藤井国務大臣 今御指摘の、税制における不公平ということは大変大事な観点だと私どもも思っております。  そこで、具体的に何が不公平かということについていろいろと御意見があって、若干の違いがあることは事実であると思います。政策減税というものがイコール不公平とは思っておりません。例...全文を見る
○藤井国務大臣 今の御指摘も大変大事なことだと思います。あらゆる税制については、国民の皆様の理解というものが当然なければできないと思っております。  この税制の議論というのはそういう意味で非常に難しい面がございますが、私は、消費税の問題というのは、ここで二、三回お話ししましたよ...全文を見る
○藤井国務大臣 伊東委員は、ずっと私が申し上げたこの場でお聞きいただいていたと思いますので、十分御理解をいただいていると思いますが、初めに所得税減税ありきでは国会の昨年八月以来の議論は行っておりません。将来の福祉社会、長寿社会のあり方としてこういう税制が必要だという中で、現在の景...全文を見る
○藤井国務大臣 四月のお話でございましたが、去年の九月、ことしの二月、ことしの四月と、三回G7には出席させていただきました。そのたびごとに今のようなニュアンスの報道がなされておりますが、改めてここで申し上げますが、国内政策を外国に約束するということはあり得ないことでございますから...全文を見る
○藤井国務大臣 約束ということを外国にするということは性質上あり得ないということを今申し上げました。ただし、私どもが国内の経済対策として、所得税をまず本年六兆円、中の五兆五千億をいたしました、同時に、現在国会の全会一致の合意のもとに修正が行われ、その所得税、平成七年度以降の所得税...全文を見る
○藤井国務大臣 大変恐縮でございますが、重要なことでございますので。  国際的な約束はあり得ないということが一つと、平成七年度以降の減税については、国会の全会一致の修正により、基本的税制改正の中で考えるという修正があるという事実を申し上げたということでございます。
○藤井国務大臣 ECの付加価値税がそのような仕組みをとっているのはもう御承知のとおりであります。日本は帳簿式を、とりあえずの、まず導入の段階で入れたことも事実であります。しかし、帳簿方式といえども企業間においては請求書等々があるのは当然のことであって、そういうふうに既に運用はされ...全文を見る
○藤井国務大臣 現在の帳簿方式であっても、事実上これは請求書等々がついているのが通例だということを一つ申し上げたことと、そういうような実情を踏まえながら、何がしかのそれを法的な段階に格上げしていくことができないかということを現在、税制調査会でいろいろ技術的なことも検討していただい...全文を見る
○藤井国務大臣 消費税を導入する際、中小企業の方々の立場も配慮して、このような特例措置があることは御承知のとおりであります。しかも、平成三年度の税制改正、これは国会が、本当に多くの皆様が御議論をいただいてこの改正をしたわけでありますが、その中においては、簡易課税の限度の引き下げ、...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げましたように、平成三年度の改正等々によりまして、益税というものは、巷間言われているようなことはないということはまず申し上げられると思います。同時に、導入の際の中小企業への配慮ということも大事でありますが、また、伊東委員のおっしゃったような角度ということも...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、クロヨンという言葉は営業所得者に対する侮辱だと思っております。
○藤井国務大臣 給与所得者に対して営業所得者の把握という問題、これは、国税当局も来ておりますが大変重要な仕事であり、そのために最大限の努力を払っているということを御理解いただきたいと思います。
○藤井国務大臣 御指摘と順序が逆になって恐縮でございますが、私は、国民の皆様に税の不公平感があるということは本当に大きな問題だと思っています。このことは、政治に携わる者として非常に重要な問題だと私は受けとめております。  そこで、この不公平感という中には、執行と制度と二つあるわ...全文を見る
○藤井国務大臣 この図5を見ましても、お年を召したところで非常に格差が出ているというか、私は、お年を召した方がそれなりの資産をお持ちになるということは非常にいいことだという面もあると思いますが、同時に、今御指摘の点は、私、大変大事なことだと本当に思っております。  元来のシャウ...全文を見る
○藤井国務大臣 まず伊東委員の、課税ベースをもっと広くして法人税率を下げろと、非常に正しい御意見だと思います。  また同時に、政策減税は全部まずい、悪いのではないというお話もいただきまして、中小企業などの措置は私は有効だと思っております。  この特別措置、法人について見ますと...全文を見る
○藤井国務大臣 この保険そのもののことは厚生省の方でお答えすべきことだと思いますが、将来、若い方もいずれはそういう世代に入っていくわけでありまして、そういう今若くてこれからどんどん働く中堅の社会人になっていく方々に対して将来の御負担は所得税に関する限りこういうものですということを...全文を見る
○藤井国務大臣 今の数字は平成元年の数字をおっしゃっていると思いますが、平成四年についてはまたそれが上へずっとシフトしているということは事実でありますし、またこれからの経済情勢どうなるかわかりませんけれども、やはりそういう将来に対して、所得が上がる、給与が上がっていけばそんなに大...全文を見る
○藤井国務大臣 今現在正式に数字が出ておりますのは平成四年末でございますが、対外総資産二兆ドル、それに対して対外純資産五千億ドルというふうに考えておりますが、間もなく平成五年末の数字が出てまいります。
○藤井国務大臣 まずちょっと申し上げたいのでございますが、対外資産は全部ドル資産というふうになっておりませんで、これは各経営主体が持っているわけでございますが、それなりに為替リスクの問題を考えながら、各国の通貨の事情、あるいは金利水準、株価水準などを見ながら、それなりに地域別ある...全文を見る
○藤井国務大臣 今お話しのように、おっしゃるように一九六八年からだと思うのですね、恒常的な黒字体制に入っていったのは。それ以来、特に最近の現象はもう申し上げるまでもございません。  もちろんこの体制に対しては今いろいろやっておりますように、国際協調的な産業構造に直す、あるいはま...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもも公共投資に対してそんなに否定的というか消極的ではございませんで、例えて言いますと、今度平成六年度の見通しを見ますと、IGベースでございます、これは一番私は正確だと思うのですが、IGベースで平成五年度が一〇%なんですね。それに対して平成六年度は一二%でござい...全文を見る
○藤井国務大臣 私いつもなるたけ易しい、わかりやすいように申し上げているつもりでございますが、今のお話は、これからのというか、今の財政の話だと思いますが、はっきり言えば、今収入に比べてというか、家計で言えば月給に比べて歳出の、使うお金の方がふえちゃったというようなことだと思うんで...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま税制調査会で御審議をいただいている中で、こういう具体的議論をするには、定量的なものをやはり一つの取っかかりにしないといろいろ議論できないな、こういう話があった。それに対して会長として、大蔵省の事務当局に対して、ひとつそういうものを出してくれないか。  た...全文を見る
○藤井国務大臣 あす税制調査会に出す以上、委員長なり理事会の御決定に従いたいと思います。
05月27日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○藤井国務大臣 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、最近の内外経済情勢について申し上げます。  我...全文を見る
05月27日第129回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○藤井国務大臣 もうすべて御承知のようなお話と思いますが、いわゆる逆転現象はなくなりました。そうしますと、今度はパートだけの問題でなく、専業主婦の方あるいはキャリアウーマンとの方々とのバランスもございますので、これについてはここいらが限度だと思っておりますが、今御指摘のように、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 経緯はもう既に御承知と思いますが、政治に関連した問題については、私は行政府の一員として言及するのは差し控えさせていただきますが、少なくとも行政府といたしまして、三月四日と、例年に比べて非常に遅い時期に平成六年度予算を提出したことが大きく関係していると考えます。
○藤井国務大臣 財政法には、一月に提出することを通例とする、こうなっております。そういう意味において、また例年に比べておくれて三月に提出したということは率直にお認めいたします。
○藤井国務大臣 十二月十七日の御決定だったと思います。政府・連立与党の最高方針により、政治改革等諸般の政治情勢もあるので予算編成は越年するという御決定をいただきました。同時に、今御指摘の景気対策に万全を期するため、三次補正予算案の編成に入るという御決定をいただき、大蔵省としてはそ...全文を見る
○藤井国務大臣 過般の予算委員会においてお答えいたしましたことは、私は公共投資、公共事業はいずれも大事である。しかし、進みぐあいから見てどうも生活環境の部分がよりおくれているように考えているので、そういうところに重点を持っていきたいが、同時に、いわゆる産業基盤のようなものでも、重...全文を見る
○藤井国務大臣 冒頭申し上げましたように、私は公共投資がどれが大事でないというのは全然ないということをまず申し上げたつもりでございますし、今御指摘のように、私は本当に全国区の時代に漁民の方に大変お世話になり、宮崎県でも大変御厄介になりました。したがいまして、よくそのことは承知をい...全文を見る
○藤井国務大臣 あのときお答えしたのは、私と当時の五十嵐建設大臣でございますので、私からまずお答えするのが筋だと思います。  千二百キロについて江藤委員から御指摘があり、措置をいたしますとお答えしたつもりでございます。その後については、実はこの正式の場では御議論はございませんで...全文を見る
○藤井国務大臣 建設大臣とよく相談さしていただきます。
○藤井国務大臣 金融政策は日銀でございますけれども、私に御質問でございますのでお答えいたします。  この間、前国会のころから申していたのでございますが、こういう景気対策というものは、一方にプラスになると同時に、必ず裏があるということはずっと申し上げました。低金利政策というものは...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのニュービジネス、特にベンチャー企業というものに対する資金の調達の手段、これは非常に重要なことだと思います。  もう御承知のように、平成三年のころ、日本の店頭市場はほとんどとまつちゃったわけでございますね。当時の事情としてしょうがなかったわけですが、現在...全文を見る
○藤井国務大臣 大変大事な御視点だと思います。  また、今申し上げたように、実は、現実にこの間も、店頭に上場されて二年目で破産してしまった会社があるわけですね。今の原田委員のお話であれば、それは投資家の見る目の問題であるというお話だろうと思います。そこのところが、今の日本の社会...全文を見る
○藤井国務大臣 これは、総理のお話としてそれは出ておりますが、総理自身が今お答えしたとおりでございますし、また、私は三回のG7において我が国の経済政策についてるる述べましたが、今お話しのように約束とか、そういうようなニュアンスとは全く違うということに御理解をいただきたいと思います...全文を見る
○藤井国務大臣 常にこの国会においてお答えいたしておりますように、我々としては基本的な税制改革をまとめなければならない、かつ、既に特別減税法におきましては全会一致の法案修正、法律修正をしてくださいまして、所得税の平成七年度以降の減税を含む基本的税制改革を行う、こういうような御決定...全文を見る
○藤井国務大臣 そういう具体的な数字また減税規模等について国外に話したことは私は一切ございません。
○藤井国務大臣 私が国内の経済政策として申したことは、恒久的な所得税減税をやる、そしてその裏づけになる基本的な税制改革を行いたいというふうに私どもは国内政策として考えている、こういうことを申しておるわけであります。
○藤井国務大臣 ただいまの原田委員のおまとめになったとおりに考えております。
○藤井国務大臣 過般もこの予算委員会において自由民主党柳沢委員から同趣旨の御発言がございました。減税不要論であると思います。  ただ、私どもといたしましては、国会の全会派一致で恒久的減税をするようにという法律修正もいただいておりますし、私どもも前内閣以来そういう方針で臨んでまい...全文を見る
○藤井国務大臣 前国会で原田委員と大分ディスカッションをした結果でございますから、二度繰り返しませんが、私どもは原田委員の全体の基準を下げろということに対して、あの基本的な土地税制というのは何もバブルのためにやったのではない、基本的な土地税制であるというふうに認識を申し上げました...全文を見る
05月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○藤井国務大臣 ただいまおっしゃっていただきましたように、また二十七日の日には、大島委員の質問にお答えいたしましたように、一つの前提を置いて機械的計算を出してもらいたいという話が税調からございました。これは、定量的なものもひとつ見ながら議論したいというお話であったように承知をいた...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げたような趣旨でございまして、これから政策議論はぜひやっていただきたいと思います。あのようなものにこだわらずにぜひ私はやっていただきたいというのが、これは率直な気持ちでございます。ただ、自然増収につきましては、参考といたしまして計上しておりますので、...全文を見る
○藤井国務大臣 経緯は、簡単に申し上げますと、税制調査会が、いろいろ御議論のある中で、若干定量的なものもないと議論の端緒ができないというお話があり、一定の条件のもとでひとつ機械的計算をしてほしい、こういうお話がございました。  今関谷委員のお話の懸念ということは、私ども非常にあ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまのお話は、すべて仕組みを御存じの上の話と思いますので、余り仕組みをくだくだ申しません。  この相続税の納税猶予というのは、あれは昭和五十年にできた制度だと思います。そして、お話しのように、農業の置かれている特別な立場、農地を相続される方の特別な立場に配慮...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどの趣旨はもう繰り返しません。  また、今のような問題が出ていることも私は承知をいたしておりますが、バランスからいいますと、むしろ生産緑地を選定されなかった、選ばれなかった方は、農地でありながら当然通常の税金をお払いになっているということ等々のバランスから考...全文を見る
○藤井国務大臣 もう十分御承知のように、レートそのものがどのくらいがいいかということを私は申し上げることができないことはお許しいただきたいと思います。  ただ、お話にありましたように、一国の為替レートが非常に振れるということは、非常にその国にとってもいろいろな影響があることはも...全文を見る
○藤井国務大臣 ISバランス論で議論してもどちらでもいいのですが、要は日本の内需というものをもっと拡大しなければいかぬということだと思いますね。Sを減らすためには消費をふやすわけでもいいわけですし、また投資というものは公の投資もあるし民間投資もあるわけでありますから、それら全体を...全文を見る
○藤井国務大臣 本年度末で二百兆をちょっと超すというところでございます。
○藤井国務大臣 先日平泉委員からもその御指摘があったわけでありますが、そのすぐ後に平成五年末が発表になりまして、少し数字がふえまして、全体では二兆ドルでありますが、ネット六千億ドル、こういう数字になっております。あのときは五千億ドルでお答えしております。
○藤井国務大臣 今の問題を、どっちがいい、悪いではなかなか申し上げにくいと思いますが、このような対外資産の純増ということは、私は国民の勤労の成果だと思います。  ただ、さっきから御議論があるように、経常収支の連年の積み上げによってこういうことができている。そしてそのことは、もう...全文を見る
○藤井国務大臣 細目の数字は事務方から答えさせますが、ただ申し上げておきたいことは、すべてがドル債権ではないということは十分御理解をいただけると思います。  また、元本で減っても、これはもうよく御承知のように、日本の対外投資家は、為替レートの変動と同時に、金利の水準とか株価の状...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げましたように、ドル債権で全部持っているわけじゃございませんですね。そしてそれらは、民間の主体が民間の責任において、為替の変動の状況とかそれから投資先の金利の状況とか株価の動きなどを見ながら、みずから最も有利な形で運用しているのだと私は思います。  それ...全文を見る
○藤井国務大臣 対外債権の問題については、繰り返しになります。今申し上げたように、どのような通貨でどういうふうに保有しているか、それは各保有主体が自己の責任においてやっているはずでございます。私は、プラザ合意以来の二年間に損があったと思います。これはあると思います。  それから...全文を見る
○藤井国務大臣 今近藤委員からいろいろな面にわたりましてありましたので、簡単に一言ずつ言います。  私は、経常収支の黒字が一国だけ累増していくことはよくない、これはもうさっきから申し上げているとおりですから、この国会で何度も申し上げております。その結果、対外債権だけが累増してい...全文を見る
05月31日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○藤井国務大臣 今御指摘のように、規制緩和は今の内閣として非常に基本的な姿勢であるというふうに御理解をいただきたいと思います。特に、内外価格差という言葉でもいいし、内に弱い円で外に強い円というのでしょうか、そういう状況を直していかなければならないと思っております。  そこで、酒...全文を見る
○藤井国務大臣 これは行政改革推進本部の中で流通作業部会というのがあって、いろいろ勉強していただいております。民間の方も入っていただいて、むしろそういう方が中心でやっていただいております。  きょうの新聞記事はよくわかりませんが、一部の委員の方の御意見ではないかと想像いたします...全文を見る
○藤井国務大臣 冒頭申し上げましたように、その基本は酒・たばこについて守ってまいりたいというふうに考えております。それにあわせて、今の消費者の方々のお気持ちというものを配慮しながら、具体的な措置を決めてまいりたいということでございます。
○藤井国務大臣 政府委員に答弁させますが、冒頭申し上げましたように、先進国はほとんど何がしかの規制がある、アメリカもその一つであると思います。今、具体的に答えさせます。
○藤井国務大臣 学者さんにもいろいろな意見の方がありますが、そういう面は別にいたしましても、これは規制緩和のための推進本部というようなこともあって、今塩崎委員の御指摘のような面は確かにあると思います。それを最後に政治の判断によって決定していくのは政府であるということでございます。...全文を見る
○藤井国務大臣 今塩崎委員が締めくくられたような気持ちを私、冒頭申し上げたつもりでございます。規制緩和の本来の意味であります消費者の方々の利便、このことは基本的に考えていなければならないことでありますが、同時に、今のような商品の持っている特殊性などにつきましては、十分考えていくべ...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま御指摘のような一部報道は私も読ませていただいておりますが、そのようなことは私どものところへ参っておりません。五十五項目について参っておりません。
○藤井国務大臣 日米包括協議については、既に御承知のように優先三分野というのがあるわけでございますが、きょうは大蔵委員会だから大蔵関係で申せば、そこには保険が入っているわけでございます。この優先三分野については、もう既に御承知のようなことで、あした、六月一日から協議の場が持たれる...全文を見る
○藤井国務大臣 東京市場は国際金融市場として大変大事だと私は思っております。そういう意味からいっても、規制緩和など一層整備に努めていって、ニューヨーク、ロンドンと並ぶような世界の立派な市場に育てていかなければならぬ、このように思っております。
○藤井国務大臣 東京市場をより一層活性化することは大変大事でございます。今お話しのように、家賃だとか人件費だとかいう問題もありますけれども、それとは別に、規制緩和ということが非常に大事だという認識を持っております。  したがいまして、三月二十五日の対外経済改革要綱の中にも、金融...全文を見る
○藤井国務大臣 当面の経済は、俗な言葉で言いますと、いろいろな方に聞くと、おっしゃるように一月に入って随分様子が変わったねという方がある反面、まだ全然変わってないなという方もあります。数字も両方あります。今非常に難しい局面にあるように思います。  一つ一つの項目を挙げるまでもあ...全文を見る
○藤井国務大臣 名目成長率五%、実質成長三・五でございます。今の状況からいっていかがかといっただいまの岸田委員の御指摘はよくわかります。  ただ、現在長期的な経済の見通しとしては、前内閣のときに策定していただいております「生活大国五か年計画」というものがあるわけでありまして、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 税制調査会に提出いたしました試算についての御質問だと思います。  実は、過般から税制調査会にいろいろ御審議をいただいております中で、定量的な一つのめどのようなものが全くないと、抽象的議論ばかりではなかなか進まないもので、ぜひ定量的なものを出してほしいという御要望...全文を見る
○藤井国務大臣 過般のこの国会におきます特別減税法におきまして、全会一致の合意でもって修正をしていただきました。附則において、平成七年度以降の恒久的減税を、言葉ははっきりあれでございますが、恒久的減税を行う、そのために基本的な税制改正をする趣旨の修正をいただいております。平成七年...全文を見る
○藤井国務大臣 繰り返しになりますが、今のような国会の御意思、これに基づいて、法律になっているということもあります。さらにまた、連立与党の皆さんも協議会を通じてずっと勉強を続けていただいておりますし、私どもとしてはそういうものを基礎として各党の皆様に誠心誠意御理解をいただく努力を...全文を見る
○藤井国務大臣 今御指摘のように、去る九月末で十三兆八千億、それが今十三兆六千億、しかも、債権償却特別勘定を含めて積み増しかより行われているということから見ますと、金融機関は大変な経営努力をしてもらったと私は思っております。そのことを評価すべきだと思います。特に、今岸田委員御指摘...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、不良債権というのは何かということ、そして、それをディスクローズするという話だと思いますね。  ディスクローズという話と、金融機関の余りにディスクローズすることによるマイナス面ということを考えて、金融制度調査会に対してディスクローズの範囲というものを伺って、...全文を見る
○藤井国務大臣 機械的計算であるということは十分御理解の上の御質問であると思いますので、前段階は省略いたします。  省略いたしまして、特に十年というのをなぜとったのか、あるいはいきなり六兆二千億ではなくて、本当は所得税減税は五兆五千億じゃないか等々のお話がありました。また自然増...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほども申し上げましたように、政策選択的なものは一切除いて、捨象して機械的計算をしているわけであります。したがいまして、税制調査会はもとよりでありますが、国会の皆様方のいろいろな御意見を伺う中で、こういうあたりが国民の皆様に一番御理解がいただけるのかなというあたり...全文を見る
○藤井国務大臣 私が今申し上げた当然の筋道として、そういう御要望があれば検討すべき事項だと思っております。
○藤井国務大臣 不公平という言葉と一致するかどうかはわかりませんが、私どもは政策減税と呼んでおります。政策減税による減収額は、提出するのは毎回やらせていただいております。
○藤井国務大臣 この不公平税制の議論というのは、大変大事なのは今御指摘のように具体的な話だと思います。抽象的な不公平税制の是正ではなく、何と何だということが非常に重要なことだと思っております。私どもといたしましては、政策減税というものが、私は不公平という言葉を使っていいかどうかわ...全文を見る
○藤井国務大臣 益税という意味もなかなか難しいのでございますが、本来転嫁すべきでないものを転嫁していたかどうかというような話であれば、私は中小零細企業がそのような転嫁ができているとはとても考えられません。  それからもう一つは、平成三年の税制改正によりまして、仕入れ率を四分類い...全文を見る
○藤井国務大臣 平成元年の導入のときには、私はそれなりに意味があったと思います。特に、中小零細企業の方でいらっしゃいますから、そういう方々が大変な御不安を持たれないようにという意味において、特別措置として導入した意味は十分あったと思います。  これについて、また今御指摘のような...全文を見る
○藤井国務大臣 今の御意見は、いろいろな方々から伺っておるところでございますが、現在の基本税率、あるいは若干の上乗せをした基本税率の中で食料というものを特別扱いをするのは極めて煩瑣であるということと、一体食料とは何かということがなかなか把握しにくい、むしろ非常に関係の方々の事務の...全文を見る
○藤井国務大臣 これも予算委員会でお答えしたのでございますが、最大の理由は、課税最低限が非常に高いことだと思います。三百二十八万円という数字は、イギリスであれば二けたでございますし、大体百万円台、二百万円台というのが先進国の通例でありますから、その課税最低限が非常に高い。そして、...全文を見る
○藤井国務大臣 ドイツとかイギリスは最低税率が非常に高こうございますね。いきなり二〇%ぐらいでだあっと始まるやり方でございます。そういう税制というものが我が国にとって適当かどうか。これは長い歴史の中で、特に戦後のシャウプ税制以来の長い歴史をたどる中で、私は、日本の成長の成果として...全文を見る
○藤井国務大臣 法律の修正は、「平成七年分以後の所得税については、速やかに、税制全般の在り方について検討を加えて税制改革を行い、抜本的な所得税の減税を行うものとする。」これに尽きておると思います。
○藤井国務大臣 御堂がそのような御意向であるということは今はっきり承りました。
○藤井国務大臣 私どもといたしましては、この税制全般のあり方について検討を加えての税制改革というのは、今佐々木委員がむしろ言ってくださったように、所得課税の軽減と消費課税の充実と考えておりますが、御堂がそういう意向ではないというのを承ったということで御理解をいただきたいと思います...全文を見る
○藤井国務大臣 税制というものは極めて重要な問題であり、国民生活に大きな影響を与えるものであります。これについては、まじめにかつ冷静に深い議論をしていく必要のある問題だと思っております。
05月31日第129回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○藤井国務大臣 今若林委員お話しのように、今後の人口の動向、世界の人口等を考えて、日本の食糧というものは、これは生活の根拠でありますから極めて重要だと考えております。  そういう意味で、いろいろ、若林委員を初め、政府でも大いに勉強してしかるべく対応しなきゃいかぬことだと思ってお...全文を見る
○藤井国務大臣 今年度の今御審議をいただいております予算編成においても、やや誤解があるようでありますが、地方に対する投資をどうこうするというような姿勢というものは全くないつもりでございます。  ただ、生活環境に重点を置くというのは基本的な姿勢としてこの平成六年度予算に出しており...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、昨日発足いたしました地方分権の部会でございます。ここの大きな柱として、財源のあり方というのが取り上げられる、これは当然のことだと思います。私は、今も御指摘のように、これから身近な行政というものは地方になるたけ持っていった方がより住民のためにも幸せだし、行政の...全文を見る
○藤井国務大臣 先日も御答弁申し上げたのでございますが、税制調査会が、いろいろ御議論のある中で、定量的なものも見せてもらわないとどうも議論の端緒がつかめないんだ、こういうお話がありました。私どもといたしましては、今谷津委員御指摘のような誤解を受けることは非常に心すべきことだと思っ...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど申し上げましたように、私は、福祉のきめ細かい施策、介護とか幼児の方の養育とか、そういうものが地元に密着した行政であることがより望ましい、国はむしろ年金とか医療とか、こういう基本施策であるべきだ、この大きなより分けというのは正しいと思いますし、それに見合う財源...全文を見る
○藤井国務大臣 今、谷津委員御指摘のように、シャウプのときに地方財源、地方の自治のあり方の根拠として、私は、固定資産税そして付加価値税というものを基盤に置いて物を考えていたということは事実だと思います。そして、それは非常に基本的に正しい方向だったと思いますが、御承知のようなことで...全文を見る
○藤井国務大臣 今回の消費税論議を別としても、今申し上げたような地方分権という中でこの問題は考える重要な時代だと考えております。
○藤井国務大臣 今論議になっております地方消費税の技術論はもう繰り返しません。私はいろいろ技術論からいくと問題があると思っております。さらに地方財源のあり方、独立税の考えももちろんあります。それから、自主財源と言われる交付税をどう考えるか、譲与税をどう考えるか、これらは全部ひっく...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま谷津委員御指摘のように、農政のあり方の角度からの御議論として今伺っておりまして、ごもっともなお話もあるなと思いますが、税全体の公平という立場から申しますと、この制度は昭和五十年にできたわけでございます、相続税の納税猶予でありますが。ほかには全く認められてい...全文を見る
○藤井国務大臣 五十七年のころを振り返ってみますと、御承知のように、五十年度補正から赤字国債体質に入りましたピークは五十四年、四〇%の公債依存度であって、その半分は赤字国債でありました。そういう中にあって、何とかこれを脱却しなければならないという中で、五十四年の大平内閣の時代の増...全文を見る
○藤井国務大臣 おろした、おろさないではなく、赤字国債体質を脱却するために増税という道を選ぶなという土光臨調の強い御意向であった、そして、それが幸いにしていろいろな要因と多くの方々の大変な努力によって平成二年に脱却した、これが一つの転機だと思います。
○藤井国務大臣 これは前内閣以来、あるいはもっと前かもしれませんが、これからの長寿社会に対して、我が国の社会で働かれた方々が安定した老後を全うできるようなそういう社会の構成を考えるときに、そういう福祉のあり方とあわせて、どういう方にどういう形で御負担をいただくかということをはっき...全文を見る
○藤井国務大臣 足元の財政状況についてのお尋ねだと思います。  今申し上げましたように、昭和五十年に赤字国債体質に入って、ピークは昭和五十四年四〇%、そしてそれからずっと落としてきて、平成三年は予算ベースで七%台に落ちたと思います。現実は九%になったと思います。  その後ふえ...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、昭和六十一年から平成二年まで落選しておりました。昭和六十一年の選挙においても、落選中においても、毎日朝六時半から街頭に立って、消費課税の充実が必要であるということを訴え続けてまいりました。そのくらいの決意でやっております。
○藤井国務大臣 これは経済企画庁の所管の面もあろうかと思いますが、私はまず、前にもお答えしておりますが、一国が恒常的に黒字を続けるということは、その国のためのみならず世界の経済に望ましいことではない、こう基本的に考えております。  対策を申し上げる前に、現実に平成五年度は円ベー...全文を見る
○藤井国務大臣 過去三十年間例をとりましても、貿易収支が大黒字になったときにこの議論が出てくることはもう過去の例で明らかであります。しかし、私はこれは反対であります。自由貿易体制に真っ向から反するものでありますし、このことがまた輸入国における輸入課徴金を誘発いたします。基本的にこ...全文を見る
○藤井国務大臣 同じお答えになってしまうわけでありますけれども、自由貿易体制に反するのが輸出課徴金であるということは極めて常識的な話だと思っておりますし、こちらが輸出課徴金を取るなら、輸入国の方でその分ぐらいは取るぞという意味で輸入課徴金ということを誘発するというのは、現実に過去...全文を見る
○藤井国務大臣 輸出国がそのようなことをするぐらいなら我が国でやるぞという話になるという意味でございます。
○藤井国務大臣 同じことでまた恐縮なのでございますが、過去二十年ぐらいのうちに、確かに何度も大幅黒字になったときその議論が出ることはよく承知をいたしております。  ただ全体として、世界の自由貿易というもの、これはまさにガット・ウルグアイ・ラウンドが今回成功したときの基本的な理念...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほど来お答えいたしておりますように、機械的計算でございますから、政策選択の問題は入れておりません。ただいまの御指摘の点はそのとおりであります。
○藤井国務大臣 計算は厚生省でつくられたあの福祉のビジョンというものを前提として、それを前提とした、六つでしたか、その案を出させていただいております。
○藤井国務大臣 我々は、政策選択として、そのようなものについては最大限の努力をしてまいりますが、ただいま申し上げましたように、これは機械的計算でございますから、これから御議論をいただくべきこと、また我々が政策選択をしていくべきことだと考えております。
○藤井国務大臣 自然増収につきましては、この「参考」として掲示をしてございます。また、不公平税制等々も、先ほど来申し上げておりますように、政策選択でございますから、今後十分御議論いただき、我々はそれらを逐次採用していくことは当然のことと考えております。
○藤井国務大臣 基本的に、御指摘のとおりだと思います。
○藤井国務大臣 ただいま極めて精緻にわたる法律解釈でございます。  御承知のように、二十一条の三の六号で個人が書いてございます。そこで政党はどうなんだというお話だと思いますが、御指摘のように、二十一条の三の三号とそれから相続税法の方ですね、相続税につきましては十二条一項三号でご...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいまの三野委員のお話の中で、基本的に私と同じ考えだと思うのは、しょせん借金は借金、これは全く同じ考えです。  ただ建設国債は、実際発行するときの一つの歯どめがあって、資産が残るということはあるにしろ、借金であることには変わりないのですね。  それからもう一...全文を見る
○藤井国務大臣 公共投資の限界について、今三野委員から家のことでお話がありました。私もそのとおりだと思うのですね。年収五百万の人がいかに自分の家だといって十億円のものをつくるというのは、これはアブノーマルなんですね。ですから、国力にふさわしい建設投資でなければならないということは...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○藤井国務大臣 公共投資の配分の問題だと思います。  この基本論は余りるる申しませんが、やはり生活環境に密接したものに限られた財源を回したことは事実であります。しかし、同時に、今お話しの農業基盤整備等についても、これからの新しい農業の方向に見合うものは重点的に取り上げていくとい...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま中山委員御指摘のように、邦銀の一部がドル建ての送金を停止しているという話はお聞きをいたしました。しかし、これはその邦銀の取引上の判断によって自主的にやったものであって、大蔵省はこれに関与いたしておりません。
○藤井国務大臣 具体的に言いますと、三月二十九日に対外経済改革要綱というのをつくっておりますが、その中では、いろいろな規制緩和に含めてというか、非常に重要なアイテムの一つとして、御指摘の内需拡大策が出ております。それには、税制改革を行うことによって、本格的な減税を実施していきたい...全文を見る
○藤井国務大臣 お言葉でございますが、私どもは、これは前から当委員会で申し上げておりますように、私どもの国の経済政策を説明するわけでございまして、公約とか約束とは考えておりません。しかし、今御指摘のように、国内的措置というものに対してもしっかりこれは国内政策として見通しを持つこと...全文を見る
○藤井国務大臣 どうも立場上常に悪者になることを覚悟の上で申し上げますが、やはり空港整備特別会計の今の仕組みというのは、一つのつくられた仕組みとしてそれなりにみんな考えた結果だと思います。  ただ、今運輸大臣が言われましたが、国土の骨格とか基盤の整備になるようなものは外だと言う...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどから後藤委員の大変見識の高いお話を伺っておりました。私も、世界の歴史を見ると、繁栄した時代、繁栄した国家が何を残すかというと、その独特の文化を残す、これが世界の歴史だと思います。私は、日本においても、ここまで繁栄した日本のこのエネルギーというものを後世に文化...全文を見る
06月02日第129回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○藤井国務大臣 私も、ただいま御指摘のように、一国が長い間恒常的に経常収支の黒字を続けるということは、その国のためにとっても世界のためにもよくないと思っております。  したがいまして、今総理も言われましたように、また相沢委員も御指摘のように、いろいろな構造的な問題があるほか、や...全文を見る
○藤井国務大臣 前国会のときにもよくお答えしていたのでございますが、現在の、特に当時でございますが、経済状況の中で、あらゆる努力をして政府が景気対策に取り組んでいるという姿勢を示す必要が非常にある。それで、当時とすれば、公共投資政策あるいは政策減税、公定歩合政策、いろいろやってき...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、税制改正でございますが、今度の特別減税法の修正の際に、全党一致で七年度以降の減税を行う、その際には基本的税制改正を行う、こういうことになっておりますので、私どもとしては、こういう国会の御意思に従って行動させていただきたいと思っております。  それから、第二...全文を見る
○藤井国務大臣 第三次補正の御論議をいただきましたときにも、その議論が出たことは事実でございます。  丸めた数字で大変恐縮でございますが、平成五年度の公共事業費総体の契約率は三月末で九三・六%でございますから、私は全体として相当執行は進んでいると思います。ただ、相沢委員御指摘の...全文を見る
○藤井国務大臣 直接予算編成で御指導いただいてまいりました相沢先輩に一つ一つ申し上げるのはちょっとちゅうちょをするのでございますが、まず隠れ問題は、私はもちろん望ましいこととは全然思っておりません。思っておりませんが、一体これを赤字国債にしてしまうのとどっちがいいかということでご...全文を見る
○藤井国務大臣 もう十分御承知のとおりでございますが、予算編成の一つの手法としてこういうものが考え出されてずうっと踏襲されてきたということは事実でございますが、今転機ではないかというような御指摘と思います。その道の大先輩の御意見でございますので、よく承らせていただきました。
○藤井国務大臣 私は、ただいまお話のありましたドゴール・デノミのときの経緯、それからスミソニアン・レートを決めるときのいろんな議論、そういうのもよく承知をいたしております。また、尊敬すべき先輩、今お名前を挙げられたような方々がデノミ論者であることも知っております。  ただ、今私...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま野中委員から御指摘のように、いろんな事態によってきように至っていることを本当に残念に思っておりますが、政治絡みの問題につきましては、私は行政府の一員として言及することを差し控えさせていただきますが、いずれにしても、連立与党の一員としてこの事態は重く受けとめ...全文を見る
○藤井国務大臣 私も、今野中委員の話は、本当に私ども考えているとおりのことを言われたように思っております。  その中で、コメントさせていただきますが、私は、本当にこの長寿社会というのは幸せなことだと思っています。大変いいことだと思っています。その社会を何か特別視するのじゃなく、...全文を見る
○藤井国務大臣 今の吉井委員のお話は大変大事な点だと思います。輸出産業の問題、特にその下請、それには金融が非常に重要であるということはもうおっしゃるとおりだと思います。  ただ、民間金融機関に対して、この債権を徴収猶予しなさいというようなことはなかなか言える立場にないということ...全文を見る
○藤井国務大臣 今の御指摘の点でございます。政府関係機関と民間金融機関には、おのずから差があることはひとつ御理解をいただきたいと思いますが、民間金融機関に関しましても、今申し上げたように、昨年そして本年にかけまして、銀行局長通達をもって、担保に偏重せず事業の将来性等に着目する姿勢...全文を見る
06月03日第129回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○藤井国務大臣 ただいま議題となりました証券取引法の一部を改正する法律案及び平成六年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、証券取引法の一部を改正する法律案につきまし...全文を見る
○藤井国務大臣 財政事情の御説明にはいろいろな見方があると思います。今アメリカとの比較というお話で出ましたが、国民経済計算上の財政収支というのがありまして、日本は、世界からはまだいいのではないかということを言われていたわけでございます。  それは、実はいわゆる社会保険でございま...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどから石原委員のお話を承っておりまして、全く同じ気持ちで御質問いただいていることをありがたいと思っておりますが、おっしゃるように、俗な言葉で言えば、もう極めてやりくり算段だと思います。そのことがいいとは決して思っておりません。  しかし、いわゆる歯どめなき赤...全文を見る
○藤井国務大臣 私も大蔵省で育って、国会議員にならせていただいてからもこういう関係の仕事をやってまいりましたが、どちらかというと今まで財政当局は、お金がないお金がないと言いながら、何とかやりくりをしてきたというのが本当の姿だったと思うのです。  しかし、それにも限度があるという...全文を見る
○藤井国務大臣 そのとおりだと思っておりますが、ここ数年間の経済対策として、建設国債中心ではありますが、それが非常に膨らんだことが国債依存度、さっき事務方が申し上げましたが、平成三年には一度非常によくなった時代があります。国債依存度七%台の予算を組みまして、現実にはちょっとそれが...全文を見る
○藤井国務大臣 今証券局長お答えいたしましたように、アメリカと日本の司法制度というか物の考え方の違いというのがこういうところに出ていると思いますが、御趣旨のようになるだけ自由に、認められた以上はその範囲ではやるべきだというお考えはよく生かすようにやってまいりたいと思います。
○藤井国務大臣 この間もここでお話ししたとおりであります。  相続税というのは原則的に公平でなければならない。しかし、今石原委員御指摘のように、東京を中心とした大都会において非常な土地の高騰があって、そのためにいろいろな社会問題が起きてきた。これにどう対応しようかということから...全文を見る
○藤井国務大臣 自己株取得、その消却、これは制度として認めるわけでありますが、これから各社がどういうふうに運用されるかということについては一定の予見は余りできないと思います。  しかし同時に、今お話しのいわゆるバブル期に証券市場が非常に活況を呈して、その中で時価発行等々含めて、...全文を見る
○藤井国務大臣 今のお話は大株主の問題だと思います。小口のことについては先ほどから主税局長がお答えしたとおりでありますが、おっしゃるような面がないとは言えないと思います。  しかし、そういうことについては、大株主である以上、当然株主総会でそれなりの意見を述べられると思います。述...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろな財政需要にこたえるために国民の皆さんに御負担をいただく、その仕組みというのが税制であることはもうおわかりのとおりだと思います。一つの税目というものが本当に正しければ、単一税制になるはずでございます。しかし、どの税制にも長所と短所があります。もし御質問があ...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げましたように、その数字というのは、私は一つのめどだと思うのです。先ほどから申し上げておりますように、一つ一つの税がどういう矛盾をはらんできたのか、どういうメリットを生かしているのか、この議論の積み上げの結果なんです。そういうふうにまず御理解をいただきたい...全文を見る
○藤井国務大臣 まず第一の点でございますが、所得課税ではなく所得税のウエートが真ん中ではないか、そのとおりでございます。  なぜか。それは先ほど申し上げたとおりであります。課税最低限が非常に高いこと、それから最低税率のあたりが非常に低いこと、これから来ていることは間違いありませ...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろ話がございましたので簡単に一つずつ言いますが、戦後の所得税中心超過累進制度は、私はそれだけだとは思っておりませんが、例えば今の日本の雇用形態等々、全部を引っくるめて日本社会の正しい、いいあり方に貢献したと私も思っております。したがって、さっき申し上げたよう...全文を見る
○藤井国務大臣 その話をしているのではないのです。今回じ数字を見ていらっしゃると思いますが、三百-六百という層がございますでしょう。これがどんどんふえておりますでしょう、そこを言っているわけです。今課税で六百までが九割だとおっしゃいましたが、その二〇%ランクがどんどんふえている。...全文を見る
○藤井国務大臣 やや違う面もありますけれども、大体常識的に同じところを目指していると考えていただいていいと思います。
○藤井国務大臣 福祉ビジョンは厚生省でございますので、私がお答えするのが適当かどうか存じませんが、ごらんいただければ出ておりますように、ケースⅠ、Ⅱ、Ⅲとあって、その中にも若干の条件で分けておりまして、五〇%を切っている見通しのものも幾つもございます。五〇%を一%ぐらい上回ってい...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどの自体的な御提案、大変いい御提言をいただいたと思っております。ぜひ勉強させていただきたいと思います。  福祉ビジョンの方は、これは厚生省さんでおつくりになったもので、私は内容はよく知りません。しかし、非常にまじめに勉強されたというふうに聞いておりますし、福...全文を見る
○藤井国務大臣 本委員会に法律を提出させていただいておりますのは、法律の本則からいえば国債整理基金に繰り入れるべきであるというものを、特別の法律を出させていただき、これを停止することを院のお許しをいただきたいというために提出させていただいております。
○藤井国務大臣 念のためでございますが、減税のためにこれができなくなったのではございません。全体の財政事情でございますが、とにかく平成七年度の話は、今は六年度予算の御審議でございますので、余り仮定の話は申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思います。
○藤井国務大臣 この件は、税制調査会がずっと議論をしておられる過程において、やはり議論の一つのきっかけとして定量的なものが欲しい、こういうお話がありました。  定量的なものを出すに当たっては、三つの条件がある。一つは、今我々が議論している消費課税の充実、所得課税の軽減という方向...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げました、もう繰り返しませんが、三つの前提条件を満たすならこれだというだけでございます。それをもとにして御議論をいただく、それに限定して私どもが政策選択をしているという趣旨とは違い、機械的計算でございます。
○藤井国務大臣 三つの前提をとればそうであるということだけを申し上げております。
○藤井国務大臣 冒頭申し上げましたように、そのことを一番危惧して、国会にお出しする前の、二十七日における予算委員会またマスコミの方に対して趣旨をよくお話ししたつもりでございますが、それにもかかわらず、今のような御意見というか、御感触というものがあることは私は否定いたしておりません...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろな方がいろいろにこれを受けとめられたと思います。今のように受けとめられた方もあると思いますし、これから政策論議が始まるんだなと受けとめられた方もあると思います。
○藤井国務大臣 あのとき前総理がお答えになっておりましたように、去年の夏以来いろいろ税制のあり方、これは単年度の景気対策ではありません、基本的な税制のあり方の御議論が始まり、十一月には税制調査会の答申が出て、その後においては当時の連立与党の代表者会議あるいは政策幹事会などでいろい...全文を見る
○藤井国務大臣 当然税制調査会の結論あるいは当時の連立与党政策幹事会、代表者会議等においてはそれなりの勉強をしておられ、それに基づいて議論をしておられたと思います。そういうことを踏まえた結果、総理が草案を出されたと思います。
○藤井国務大臣 この試算は、もう見ていただいていると思いますが、西暦二〇〇〇年ということをもとにした数字であることは御理解いただけると思います。
○藤井国務大臣 今回の機械的計算は二〇〇〇年でありますが、当時の総理の草案の前提というものについてはよく承知をいたしておりません。
○藤井国務大臣 今のお話は大変大事なことだと思っております。  ただ、お話の中で、例えば年金は消費税を入れることによる、どういう入れ方かは別として、年金の物価スライドというのが全部厚生省の計算に入っております。必ず物価スライドをするようになっていますね。それから、真に恵まれない...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、今お話しのように益税という概念、なかなか難しいのですけれども、今秋葉委員はきちっと分けて言われたと思いますので、おっしゃった意味の益税というか、我々もそういうことですが、この仕組みを利用して、消費者の方からいただきながら国税に納付しなかった、こういう意味だろ...全文を見る
○藤井国務大臣 具体的な問題は、国税庁が参っておりますので国税庁から答えさせますが、私は、一つだけ申し上げておきたいのは、世にクロヨンとかトーゴーサンという言葉がありますが、これは極めて実情に合っていないということだけははっきり申し上げられると思います。  このクロヨンという言...全文を見る
○藤井国務大臣 総合課税化の実現、また今おっしゃったような意味を含めて、納税者番号ということがもう長いこと議論になっているということはもう御承知のとおりであります。私どもは、所得税というもののあるべき姿として総合課税だと考えておりますから、その総合課税が、むしろ今の方がまだいいと...全文を見る
○藤井国務大臣 既にこの平成六年度の減税によって、はっきり申せば特例公債を発行いたしております。この上で消費税をやめればまた六兆円以上の穴があきます。しかもこれは、今のお話であれば当然歯どめなき赤字国債になります。  赤字国債ということについてよく一部の方が財政エゴと言いますが...全文を見る
○藤井国務大臣 幾つかのお話がございました。まず、終始私が予算委員会でも本委員会でも申し上げておりますが、比率が初めにありきではないということであります。何よりもまずおのおのの持っている税の仕組み、これをどう考えるか、そしてその結果として比率が出てくる、このことは終始申し上げてい...全文を見る
○藤井国務大臣 そこのところは、物には限度があるということだと思います。かつてのサッチャーさん以前のイギリスというのは、物すごい急角度だったわけですね。しかし、それはサッチャーさん以後に直したわけです。日本が今一番急角度になっている。所得税である以上、超過累進制度をとることは当然...全文を見る
○藤井国務大臣 住民税の税率も関連していることは御指摘のとおりだと思います。しかし、今私は単純化する意味で国税だけで申し上げました。  国税だけで考えましても、課税ベースでございますけれども、三百万円までが一〇%、三百から六百が二〇%、六百から千が三〇%というぐあいになっている...全文を見る
○藤井国務大臣 それも今申し上げましたように、日本の最高税率が今や世界で一番高くなってしまった、これは否定のできない事実だと思います。かつてのイギリスは九〇%とかそういうのまであったのが、今回〇%でございますね。  そういうようなぐあいで、世界の大勢がそういうふうに動いている中...全文を見る
○藤井国務大臣 同じお答えで大変恐縮でございますが、私は、所得税は基幹税であるという原則は、恐らく永井委員も同じだと思いますが、何ら否定いたしておりません。これはあくまでも基幹税であるべきだと思います。  しかし同時に、先ほど一般論で申し上げましたように、一つの税目が唯一正しい...全文を見る
○藤井国務大臣 ドイツ型という考え方はあるのでございますが、日本で今まで取り入れてもいませんので、必ずしも日本になじまないのではないかということが一つと、ドイツは最低税率一九%でございます。  ドイツの課税最低限は二百数十万だと思いますが、二百数十万から始まっていきなり一九%で...全文を見る
○藤井国務大臣 今のように階段状という問題の弊害ということは、やはりおのおのの間隔を広げることによっても解決すると思うのです。もちろん、おっしゃるように階段である以上は、あるところでは必ず問題があるということは事実でありましょう。そういうことからいうと、ドイツ型のいわゆる曲線型に...全文を見る
○藤井国務大臣 今の最後の御議論だけは、大分私の考えと違います、今まで共通の話だったと思いますが。  まず、隠してなんかは全然いません。私は真っ正面から、去年の八月以来、これからの長寿社会を本当に安定させるためには、幅広く多くの方に御負担いただく方向になることが日本の国のために...全文を見る
○藤井国務大臣 私どもは、政策減税として今約二兆円あるということはお出ししております。六千億が住宅取得減税、約四、五千億が生命保険、損害保険、そして約五千億が租税特別措置というようなものは出しておりますが、今御指摘の話の中には、それ以外のものもどうか、こういう御議論だと思います。...全文を見る
○藤井国務大臣 永井委員が何を不公平というふうに考えておられるかということでございますが、例えば引当金でございますね。貸倒引当金というようなものは、これはまさに制度でございますから、それが不公平であるということは言えないと思っております。  そういう点はひとつ御理解をいただきた...全文を見る
○藤井国務大臣 いわゆる不公平というのが実はよくわからないのでございますけれども、今申し上げたようなものは不公平ではないと私どもは考えております。  また、不公平税制という中に私実際感じておりますのは、制度と執行があるわけでございますね。執行については先ほども御質問があったよう...全文を見る
○藤井国務大臣 この制度は諸外国でも認められておるし、保険審議会の議も経てはおります。しかし、今保険部長が申しましたように、これが危険性を伴うものであるということをその販売に当たって十分言っていない面もあるようでございますし、またその保険料にローンをつけるというやり方等も承知をい...全文を見る
○藤井国務大臣 御指摘のように、これはやりくり法でございます。私は、望ましい姿とは全然思っておりません。しかしこのようにならざるを得なかった、累年の結果こうならざるを得なかったということを本当に残念に思っておりますが、我々としては、先ほど来お話し申し上げましたように、何とかこの財...全文を見る
○藤井国務大臣 古くからたどればいろいろなことがあると思います。大体、赤字国債を初めて出したのは昭和五十年補正でありますから、そのころからいえばいろいろな原因があると思います。  しかし、ここ数年で例をとるならば、バブルによる、いわゆるその後に来た不況、資産インフレのはね返りで...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろな経費について、収支のバランスがとれないままに行ってきたことがあると思います。  例えば公共投資、これは景気対策のためにどうしてもやらなければならない。公共投資は建設国債ではありますけれども、その金利は赤字国債であろうと建設国債であろうと出てくるものでご...全文を見る
○藤井国務大臣 連立内閣第一の発足以来、前総理が掲げられた政治の改革、経済の改革、行政の改革、こういうものについては一つ一つ芽を出し始めて、政治の改革はある程度まで来ております。そのほかの改革についてもそれぞれ芽を出し、その方向づけができつつありますが、御指摘のように私どもは少数...全文を見る
○藤井国務大臣 前委員会において佐々木委員が御堂の立場を表明されたことは、よく承知をいたしております。
06月03日第129回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(藤井裕久君) 農林水産予算についてのお尋ねでございますが、総理及び農林水産大臣がお答えになったとおりであり、私も同様に考えております。  ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意の成立と我が国農業を取り巻く内外の諸情勢の中で、農業の将来展望を切り開いていくために、新農...全文を見る
06月06日第129回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○藤井国務大臣 尾身委員は全部仕組みを御存じの上での御質問でございますから、仕組みの話はあえて繰り返しません。  長期固定ということは、財投のあり方としてやはり守っていかなきゃならないということはあります。その中でできるだけのことをやろうということで、通産大臣とも御相談して、御...全文を見る
○藤井国務大臣 お話しのように、第一線の話でございまして、運用の話だと思いますが、通産大臣が今言われたことに尽きているように思います。
○藤井国務大臣 まず、交付税のあり方というか、地方財政のあり方だと思います。尾身委員は大変そういう道の権威でいらっしゃって、反論するようで恐縮でございますが、私は、なるだけこれからは地方分権という中で、地方が自由に使える金というものをふやしていくのが方向ではないかな、こう考えてお...全文を見る
○藤井国務大臣 地方分権の話は、前半に申し上げたとおりでございます。
○藤井国務大臣 何度か委員会でお話ししておりますが、簡単に経緯を申します。  税制調査会がいろいろ私どもの諮問に対して御議論をする中で、定量的な物の見方もしたいので数量的なものを出してほしい、こういう話がありました。それについて三つの条件がありました。一つは、諮問にあるように、...全文を見る
○藤井国務大臣 今のお言葉でそのまま申し上げれば、選択肢ではありません、機械計算であります。したがいまして、これからいろんな御議論が始まる。現にこの表の中には、不公平税制と世に言われているものについて何にも触れておりません、行政改革も触れておりません、財政支出のあり方についても触...全文を見る
○藤井国務大臣 まず経緯を申し上げますが、結論から申しますと、今尾身委員御指摘の全く正反対ということを結論で申し上げたいと思います。  と申しますのは、昨年の八月、細川内閣成立以来、各種改革の一つとして税制改革を標榜してまいりました。当時の国会議事録をお調べいただいても出ており...全文を見る
○藤井国務大臣 趣旨はそのとおりでございますが、私もこの委員会でよく申し上げたように、直間比率ということは余り使いたくありません。私は、直間比率ということをこの国会で使ったことはありません。  つまり、所得税が持っている問題、そういう中で今後の長寿社会を全うするには、この勤労者...全文を見る
○藤井国務大臣 御指摘の趣旨はわかりますが、私どもこういう複数案を出した中にはその点も加味しております。したがいまして、これも政策選択だと思います。  ただ、財政当局の立場で申し上げれば、昭和五十年、大平大蔵大臣の時代でありますが、赤字国債を初めて発行したとき、これを十年で始め...全文を見る
○藤井国務大臣 一つだけ。もうよく御承知と思いますが、益税と中小企業の特例措置とは私ども分けて考えておりまして、益税というのは消費者の方からいただいていながらこれを国庫に納めないということだと思います。それから、中小企業の特例というのは制度として法律上しっかり認められているもので...全文を見る
○藤井国務大臣 御承知のように、公共事業費の総体は、そのときの財政の事情あるいは経済の情勢だとか、あるいはおのおのの公共投資の水準だとか、あるいは他の施策との優先度などを見ながら全体としての姿をつくらせていただいております。  今のお話は、具体的に言いますと、個々の事業官庁の予...全文を見る
06月06日第129回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(藤井裕久君) 国有林野事業についてのお尋ねでございますが、財政当局といたしましても、事業の健全な経営を確立して今後ともその使命を十分に果たしていくため、今、農林水産大臣からも申されましたが、平成三年七月に策定いたしました国有林野事業の改善に関する計画に即して経営改善を...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  本法律案は、二十一世紀の活力ある長寿社会に向けて、国家公務員等共済組合法の年金につきまして、公務員制度の一環としての役割等に配慮しつつ、公的年金制度の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず初めに、退職共済年金のスケジュールの見直しのお話でございますが、私どもとしては、六十歳代前半の別個の給付への切りかえは、やはり二十一世紀への活力ある長寿社会に対応していく上で不可欠であり、年金制度の長期的安定のためにはできるだけ速やかに移行を完了させ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 鉄道共済についての御質問だと存じますが、御承知のとおり、この鉄道共済の自助努力というのは、制度間の調整事業による他の公的年金制度からの財政支援を前提として実施されているわけで、支援する各制度の理解を得る上ではどうしても必要だということを御理解いただきたい...全文を見る
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○藤井国務大臣 平成六年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は七十三兆八百十六億六千九百万円となっております。  このうち主な事項について申し上げます...全文を見る
○藤井国務大臣 この話は、事務方より私がお答えすべきことだと思います。  お話のように、過般二回にわたりまして非常に厳しい御指摘を受けました。私も、これは本当に真剣にかつ謙虚に受けとめたつもりでございます。  おっしゃるように、課税の適正ということは、本当に税の信頼というもの...全文を見る
○藤井国務大臣 初めのときだったと思いますが、私は、野中委員とのやりとりの中で、私も三十何年前第一線の税務署におりましたというお話を申し上げました。そしてそういう中には、大変物理的な抵抗もありますし、家族が非常に大きな犠牲を受けながら全力を出して努力をしている多くの職員を知ってお...全文を見る
○藤井国務大臣 これは公益法人の問題とも絡んでいるのだと思います。私どもとしては、その本体の事業については建前上触れられないということになっておりまして、正直言いまして触れておりません。ただ、そこに勤めている人の源泉徴収等々には触れております。触れておるというか、ちゃんと課税をい...全文を見る
○藤井国務大臣 大蔵委員時代から渡辺委員初め皆さんが非常に問題意識を持たれて、私自身もこれは非常に大きな問題だというふうな認識を持っております。  やや一般論的ですけれども、変額保険というものは世界的にもあるし、また保険審議会でも、いい、これは是認しよう、こういうことではありま...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、北朝鮮の問題でございますが、今渡辺委員も言われましたように、外交的に非常にデリケートな問題だと思いますし、御承知のように、国連の安全保障理事会を通じた対応 が検討されているときでございますので、私どもといたしましてはそれ以上に、今お話の出たような問題につい...全文を見る
○藤井国務大臣 これは財政全体の話でございますから、仮に何がしかの税収が落ち込んだ場合において、税外収入がどうなるか、あるいは歳出に不用がどのくらい出るか等々も見きわめながら全体を考えなければなりません。しかし、もう御承知のように決算調整資金という制度があることは、これは事実でご...全文を見る
○藤井国務大臣 現在羽田内閣が進めております規制緩和は、行政改革推進本部において、民間の専門委員の方に多く入っていただきまして非常に集中的、積極的な御議論をいただいております。その中でのお話は、今栗本委員のお話のとおりでありまして、経済的規制は原則自由、ただし社会的規制については...全文を見る
○藤井国務大臣 冒頭お話が出ましたように、私は、現在の経済の状況から見て単なる総需要政策ではなかなかうまくいかない、その一つにこの金融機関問題がある、こういう認識は全く同じに考えております。したがいまして、今の角度からの御指摘は大変参考になるというか貴重な御意見として拝聴いたして...全文を見る
○藤井国務大臣 これも御存じのことだと思いますが、当時の状況からいいますと、政治改革の問題が非常に喫緊の課題になっていた中で、そういう事情も含めた諸般の情勢を見ながら、あれは十二月の十七日だったと思いますが、越年編成を決定し、同時に第三次補正予算を組む、それによって当面の経済情勢...全文を見る
○藤井国務大臣 二月三日に至る経緯は大体今お話しのとおりだと思いますが、昨年以来前総理が、これからの税制改革のあり方、いろいろな改革の中で税制改革も非常に重要である、その税制改革としては消費課税の充実、所得課税の軽減であるという御方針のもとに税制調査会の御結論をいただき、かつ当時...全文を見る
○藤井国務大臣 前総理のお気持ちについては私は承知をいたしておりませんが、私は前総理のおそばにいた範囲において、各種の改革をやらなければいけない、その大きな一つの柱が税制改革だという信念を非常に持っておられたように拝察をいたしております。そういう中で、いろいろな御判断をなさる中で...全文を見る
○藤井国務大臣 私も十三年前大蔵政務次官をやっておりまして、全国行脚だけをやりました。したがいまして、多くの方々に政府の物の考え方、今の経済なり財政の現状ということを率直にお話しするということは大変大事なことだと思っております。  私は、細川総理が草案として出されたのは、これを...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、この税制改革の物の考え方の筋道ですが、これは、今申し上げているように、あるべき税制ということから始まったわけでございます。そういう中で、五十嵐委員もずっと予算委員会に出ておられたように、当時の経済情勢、今もそれに入るのかもしれませんが、そういう中で何をやるべ...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、政治や行政に携わっている者は不断にこの努力をしなければいけないと思うのですね。ほっておけば肥大化していく傾向があるというのが現実ですから、常に努力をしなければいけない。しかも、行政というのは時代に応じて変わらなければいけないのが固定化しているという面も含めて...全文を見る
○藤井国務大臣 俗に言うNPOとなると思います。これは、向こうの内国歳入庁が認定するというふうに聞いております。もちろん日本とはいろいろ国情が違うために日本にはそういうものはございませんという、その程度には承知しております。
○藤井国務大臣 どれだけアメリカの社会に深く食い込んでいるかということについては、十分承知いたしておりません。
○藤井国務大臣 今河村委員がそういう熱情を持ってこういう面に入っていこうというお話、私は、国会活動としてそういうものを大いに日本の社会の中でPRして、そういう社会的基盤をつくっていかれるということについては大変結構なことだと思っています。
○藤井国務大臣 個人というか、私も今こういう立場でありますから、事務方が言いましたように一つの仕組みが日本にあることは事実ですね、寄附金の控除というような制度、そしてそれは公益法人という形でできている。それと今のようなお話をどうやってこれから結びつけていくかという、やはり技術的、...全文を見る
○藤井国務大臣 今のお話のように、多くの国民の方の中にやはり自分の気持ちで世の中の役に立ちたい、こういう方はだんだんふえています。非常にふえていると思いますね。それもお金という形であらわしたいという方もだんだんふえてきていると思います。そういうことを何か生かしていけるような社会を...全文を見る
○藤井国務大臣 何といっても日本は世界第二の経済国でありますし、そしてまた、そういう中で世界との交流、国際社会の一員としてこれからますます大きな役割を果たしていかなければならない、そういうときに世界に向けての窓口というものをしっかりつくっておく必要はあると考えております。
○藤井国務大臣 承知をいたしております。
○藤井国務大臣 我が国における国際ハブ空港の整備としては、とにかく第六次整備計画の中で新東京国際空港、それから関西国際空港、これを最重点課題としてやっていく、そういう中で今の問題などをどう位置づけていくかを今検討している段階だというのが、次長が申したとおりでございます。
○藤井国務大臣 今小澤委員のお話のとおりでありまして、相続税というのは富の再配分だ、こういうことだと思います。  そこで、税率の話でございますけれども、確かにおっしゃるように世界で高いところへ来ておりますが、これは今度、この間国会において可決していただきました相続税法の改正で、...全文を見る
○藤井国務大臣 今二人がお答え申し上げておりましたように、物納財産はもう例外であるということと、そして管理ができないようなものは基準からいってもお受けしないというようなことになっておりますので、そういうことを受けるという前提の特別の機構をつくることについては、せっかくの御提言でご...全文を見る
○藤井国務大臣 私もスポーツは大好きでございますし、スポーツの振興ということは大変大事なことだと思います。  ただ、今二人が答えましたように、これは税の公平という観点でございますので、しかも税の仕組みが、特に相続税などの例で申しましたように、そういう用途とかいうことに関係なく例...全文を見る
○藤井国務大臣 私は今御指摘の点は大変大事な点だと思っています。税というのは国民の皆様お一人お一人に深くかかわっている問題でございまして、その実情あるいは使い道も含めて多くの国民の方、特に納税者の方によく理解していただくことは大変大事なことだと思っております。  国税庁が中心で...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま小澤委員の挙げられた のは非常に学問的価値のあるようなものであったと思います。そういうものもお出しすることは大変大事だと思いますが、今御指摘のように、多くの方が素直に理解していただけるという観点は大変大事だと思っておりまして、私どもで言うと、「くらしと税...全文を見る
○藤井国務大臣 きょうは斉藤委員から地ビールの話をしていただいて大変ありがたく思っておりますし、御指摘のように前細川内閣以来、規制緩和というのは重要な内閣の施策だと思うのですが、その中でやや目玉的という言葉がいいのかどうかわかりませんが、この地ビールが世間に喧伝されていることも事...全文を見る
06月07日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、最近の内外経済情勢について申し上げます...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○藤井国務大臣 ただいま両局長が答えましたとおりでございまして、税収の最終見通しは立っておりませんが、今一〇二・三と一〇〇・八という数字を申し上げました、どうもこういう事態にあること。そしてさらに、税外収入、不用等々をよく念査していかなければ最終的なことは申し上げられない段階でご...全文を見る
○藤井国務大臣 まず私は、金利低下は今まで公定歩合でいうと六%が一・七五ですから、まあ四二五落ちているわけですね。それに比べて民間の市中金利というのは着実に落ちたと思っています。それが一つです。  それから、金利低下局面においては今中川委員が指摘されたような側面があることは否定...全文を見る
06月09日第129回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来答弁がありますように、私ども、国連の安保理事会において今対応が検討されている段階でありますので、予断をもってこれについてお答えすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 発行額十三兆余、残高二百一兆円でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) このような国債が累増した理由というのは今さら申し上げるまでもないと思いますから、そこの点は御質問がありませんので申し上げません。  しかし、現実にこうなっているものを解消していくのにまずやはり一番大事なことは、累増体質をやめるということが一番だと思いま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 国債整理基金への繰り入れが今回不可能になり、先日の衆議院の本会議で議決していただき参議院に今回ってきておると思いますが、その繰り入れの停止をやることにより、かつNTTのいわゆる補助の繰り上げ償還等々の措置をとることによってこれを解決いたしました。
○国務大臣(藤井裕久君) もう御指摘をまつまでもなく、やりくりであることはそのとおりです。しかし、やりくりをしなければならなかった事情はおわかりいただけると思います。  そのやりくりの際に、比喩を挙げられましたから私も比喩で申し上げれば、家庭内でやりくりすることとすぐ借金を外か...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほども申し上げましたように、歳入歳出全体を通じましてあらゆる努力をしていかなければならないと思っておりますし、あえてこの際申し上げますが、ドイツの先人が、戦争と財政が国を滅ぼす、こういうことを言っておりますが、極めて厳粛に受けとめています。
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどお答えいたしましたように、家庭内のやりくりの方がまだいいという気持ちでこれをやったことは事実であります。俗を言葉で言えばそういうことなんです。これを単純な借金にするよりまだいい。つまり、おのおのの仕組みの中ではそれぞれの歯どめがございますから、その...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この累積は、昭和四十年度の補正で戦後初めて国債発行をし、昭和五十年度補正でいわゆる赤字国債を発行した、その累積であるとは思います。  そして、五%の目標を掲げだということは、五%になると先ほど申し上げた一番基本である累増体質が直るという意味で五%を目標...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一つの御意見であると思います。昭和五十年ごろから実は前政権時代にも当時の野党から非常に強くそれも言われました。そして、当時の政権も非常にそれを勉強されました。しかしながら、現実に財政計画というものは無理であるという結論に達しました。自由経済において、計画...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二つの問題の御指摘があると思います。  一つは、なるたけこういうものは地方に任せるべきではないかと。これは地方分権の物の考え方であり、総理が中心になられまして行政改革推進本部の一つの部会として年内に大綱をつくり地方分権基本法をつくる、そういう方向で御検...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 午前中に御質疑がございましたように、今財政事情が非常に苦しい中で、歳出を見直すという一環としてこれをさせていただき、その論拠はただいま自治大臣がお答えになったとおりであります。  平成七年度のお話がございましたが、現在六年度予算を御審議賜っておるところ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、消費税に関連してのお話でございましたが、現在の消費税は御承知のとおり約四割が地方に回っております。交付税あるいは譲与税というのが独立財源か否かといえば、これは独立財源ではないけれども自主財源であるというふうになっておりますので、私は、どういう形がいい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、昨年の八月から私はG7に三回参りましたが、そのとき一部の報道で同規模の減税あるいは先行期間等に触れたかの報道がございましたが、この際はっきり申し上げておきますが、一切そういうことは会議の場で申しておりません。  ただ、我が国政府としては、特に最後...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、六兆二千億の減税というのは今御指摘のとおりでございます。本年度六兆円減税をいたしましたが、平年度ベースになると六兆二千億という意味でございますが、御指摘のように相続税及び自動車の消費税の減税も入っております。それを素直に出しているというのは事実でご...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二〇〇〇年の数字を一九九四年に圧縮したのは、むしろおわかりになりやすいという気持ちでやらせていただいたもので、他意はありません。また同時に、自然増収につきましても全部入れてございまして、これらもあわせて御論議の対象だと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 土地の流動化は極めて経済政策として重要なことだと思っております。ただし、これが土地の値上がりにつながるようなことは厳に警戒していかなければならない。そういう方向で政策選択をしているつもりでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 既に国会において御審議を賜りました各種減税に対する法律を成立させていただき、まことにありがたく思っております。その物の考え方は、今申し上げた政策の方向で、平成元年の土地基本法に基づく税制改正は、やはりああいう異常な姿を前提にしたのではなく、ああいう異常な...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 株は平成四年の夏に島下値をっけたと思いますが、そのときはバブル期のものは全部はがれたというふうに見ていいと思います。土地はそこまで落ちてはおりませんけれども、相当部分が下落したと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 金融機関の不良資産問題については、個々の金融機関にはいろいろあるというのは倉田委員御指摘のとおりだと思います。  ただ、都市銀行を中心とするいわゆる二十一行ベースでは、平成五年度決算、六年三月になりますが、昨年の九月期に比べましてこの不良資産は漸減して...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お話しのように、国営と全森連の二つの仕組みがある。そして全森連の今の運用について、農林水産大臣が今言われたような問題があるということはよく承知をいたしております。農林水産大臣が今言われたような方向でまた協議をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 公共事業配分問題については、先ほど倉田委員にお答えいたしましたが、要するに限られた資金をどこに重点的に配分するかという問題だと思います。資金というのは無限にはないわけであります。  そこで、その場合に、私はすべての公共事業はみんなそれなりの意味を持って...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 農林水産大臣もお答えしておりますように、新政策を前倒し的に取り上げて第三次補正予算に入れたと思っておりますし、六年度においてもそういう姿勢で臨んでおるわけで、今のお話は公共事業のお話だと思いますが、公共事業につきましては、やはり今申し上げたことの繰り返し...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制調査会は鋭意今御審議をいただいておりますが、今、片山委員お話しのような前提がありますので、当然今月中にはそれなりの御答申があると思っております。  また、党の問題の方につきましては行政府としては余り立ち入ったコメントはできませんけれども、やはりそれ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 成案を得るということでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 党の問題につきまして、また税制調査会も税制調査会の問題でございますから、成案とは何かとぎりぎり詰めたことは行政府としては申し上げかねます。
○国務大臣(藤井裕久君) まず、補助金の問題でございますが、私は零細補助金というのは受ける側にとっても必ずしも好まれていないという事態はもう片山委員もよく御承知のとおりであって、平成六年度は都道府県は二千五百万を三千万にふやしました。市町村はその十分の一で二百五十を三百にした。こ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げたことを、もう一度私が文部大臣のことを受けて整理しますと、基本的に交付税化は、物によってではございますけれども、費目によっていいことである、こういうふうに私は考えています、一般財源化。そして、その一つとして今回やらせていただきました。それに対し...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもは今申し上げたように、物によりでありますが、一般財源化はいいと、そしてその一つでこれを実行させていただきました。それに対して文部大臣が、これは全部以後も続けていくのは困るということを言われました。片山委員が今言われたような問題を含めて平成七年度予算...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 益税だけでいいですか。
○国務大臣(藤井裕久君) この益税という言葉遣い、なかなか難しいんですが、益税というのは、本来消費者の方が納めてくださって、実際事業者の方が納めないという部分だと思います。また、今の片山委員の御指摘は中小企業特例の話だと思います。  そこで、それを分けて申し上げますが、私はいわ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは明らかに制度としてそれがある以上何がしかの減収があるということは事実でありまして、わかる範囲で事務方から答えさせます。
○国務大臣(藤井裕久君) まず、公益法人でございます。公益法人に何がしかの特別の措置があるのは御指摘のとおりでありまして、収益事業について中小企業より一%低いという問題、それから、その収益を本体事業に繰り入れた場合の特別措置があるのは事実であります。また、金融資産の取り扱いという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) その事実は知りません。知りませんが、もう既に何度も申し上げているように、私は二十五年前から将来の日本の税制のあり方はこういう方向に行かなければならないということをずっとやってきて、そしてそれに基づいてうちの職員は動いていると思います。  それがどこへ行...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御指摘の点について確認をいたしましたが、こういうことでございます。  年末からのこの総合経済対策の策定をめぐって、経団連等の経済関係の団体の幹部等に対して、経済の状況だとか対策についての考え方についての意見交換を行ったことは事実であります。また...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、前者については、うちの職員に対して、経済政策の実現に当たって、どういう方々がどういう御意見を持っているかよく幅広く伺ってくるようにということは申しておりました。  それから、第二の方は、今確認したところ、これは経済政策についての意見を伺ったと言っ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お答えいたしましたように、まず前者は、私は今回の経済政策を実現するに当たって意見を幅広く伺うようにということを申しました。いわゆる抽象的な話ではありません。経済政策についてであります。また、この税制改正の意見も出たことは明らかでありますが、協力を依頼す...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) その点については私から申しました。幅広くいろんな方の意見を伺うようにということを申しました。
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、その点は知りません。
○国務大臣(藤井裕久君) 第一点は、繰り返しになりますが、経済政策をいよいよ具体化するに当たって関係方面を広く回るように指示をいたしました。  それから、各省との問題でありますが、具体的にだれとだれと行ったかということは先ほど申し上げたとおりでありますが、これは関係省庁が連絡し...全文を見る
06月10日第129回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(藤井裕久君) 事務次官が各方面を回ったことについて、私の指示があったのか、また私が具体的にその事実を知っているかという点について、私から知りませんと申し上げたのは誤りであり、この発言を取り消させていただきます。私の発言につき委員会を空転させたことにつきましては、心から...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 厚生省において相当、今お話、一端が出ましたように、勉強されておつくりになったものと私どもは承知をいたしております。  この税制調査会に出した機械計算の際にも税制調査会の方から三つの条件というのを申し上げましたけれども、それに加えまして、税制調査会からケ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制調査会がそのようなことまで入るかどうかはこれは税制調査会の問題でございますが、これは厚生省、厚生大臣がお答えになることだと思いますが、やはりこのビジョンについてもいろいろな御議論が出るということは当然お考えになっていらっしゃるんじゃないかと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどからお話を承っておりまして、この中山間地というものは非常に食糧という意味においてもまた地域社会という意味においても重要であるということはお話のとおりだと思っております。  総理及び農林水産大臣からお話のあったように、緊急農業農村対策本部あるいは農...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま事務当局もお答えいたしましたように、ずっと過去かも、ある月の末の数字は大体一月ちょっと経た後、つまり五月末でありますと七月上旬に出せるというような状況になっておりまして、機械化等の限界もございまして、その点はお許しをいただきたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げましたように、約一月強でございますが、それを少しでも早くする努力というのは、御指摘よくわかります。少し検討させていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 今のお話は財政調整資金という言葉で言ったらいいと思いますが、そういうお話だと思います。地方団体においてはそういうことをやっておられるところもあるのは承知をいたしております。  ただ、国がいわゆる特例公債を発行していた時期には、特例公債を発行しながら積み...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) その考え方は私は財政の基本の一つだと思うんですね。思うんですが、現実に、今申し上げましたように、社会保障政策を中心として非常に下方硬直性があるということからなかなかできないという現状も御理解をいただきたいと思います。  また、防衛費につきまして御議論が...全文を見る
06月13日第129回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来、外務大臣がお答えしておりますように、極めてデリケートな時期で、しかも国連安保理の場において検討が加えられているということで、一定の予断を持ってお答えすることは先ほど来のお話のように差し控えさせていただきたいと思います。  ただ、一般論として過...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今御指摘の税の不公平、そういう御印象を持っていらっしゃる方、御不満を持っていらっしゃる方の御意見、御批判というものを謙虚に受けとめるということは、私たちの非常に重要な役割だと思っております。  世に不公平税制とは申しますが、執行についての御意見も非常に...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 冒頭の牛嶋委員と総理との御論議にありましたように、これからあるべき長寿社会、それがやっぱり私は特別な社会であってはならない、ごく自然にみんなが支え合う社会でなければならないと。そのために、いろいろ先ほどから雇用のあり方とか地域社会のあり方とか御議論がござ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 全く同じようなお立場で言っていただいて大変ありがたいのでございますが、今御議論ありますように、消費税というものが話に出た場合には、やはり所得の低い方に対する配慮というものは、これはもちろん社会保障政策もございますが、税制の中でも配慮すべきではないかという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在、与党の税制の協議会で御議論をいただいているところでありまして、まずその御意見をよく承ってまいらなければいけないと思っております。行政府としては、きちっとしたそういうものまでを含めての整理をしたいと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 単純に直間比率といえば、日本の直接税比卒は高いと思っておりますが、念のために申し上げますが、私どもは直間比卒だけを先にありきということでいろいろ議論しているのではない。これは、私がこの当委員会における記録を見ていただければおわかりいただけると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 約七〇%が直接税と承知をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) そのようなものはございません。よくOECDの例を出しますが、あれはOECDが一つの基準を決めてやっているわけでございますが、国際的基準という意味においてはございません。
○国務大臣(藤井裕久君) 詳しくは事務方からお答えしてもいいのでございますが、SNAの例を見ますと、例えば相続税とか贈与税は租税じゃないと言っているんですね。それから、事業税、固定資産税、鉱区税、鉱産税はみんな間接税だと言っているんですね。それから、これに日本中央競馬会納付金を入...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 国連の基準とおっしゃいますが、まさにSNAの基準でございます。国民経済計算、意味が少し違うということ。  常識的に世界で、固定資産税は間接税であるというようなことはどこも言っていないと思いますし、我が国でも古くから固定資産税が間接税だと言っている常識は...全文を見る
06月14日第129回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○藤井国務大臣 現在のJTは、輸出はごくわずかでございますから、おっしゃるように若干という程度はあると思います。
○藤井国務大臣 アメリカのたばこが日本で非常に伸びているということは、御指摘のとおりであります。アメリカの問題は別として、日本においては、たばこの吸い過ぎには注意をいたしましょう、こういうことで自主規制をしているわけでございます。
○藤井国務大臣 喫煙については、もう御承知のとおり、やはり喫煙の慣習のある方にとっては精神的には肯定的な面もあるという、これは一つの事実だと思います。また、身体的に影響を与える可能性もある、こういう御指摘もあるのは事実でありまして、そういう中に立って、今申し上げたように我が国とし...全文を見る
○藤井国務大臣 JTにおいて調べたこともないと思いますけれども、買って吸っていらっしゃる方がいることは事実だと思います。
○藤井国務大臣 先ほど申し上げましたように、喫煙の習慣のある方にとっては精神的な安定という意味もある。しかし、今お話のありました間接喫煙の方も含めて健康に影響のある可能性もある、こういう状況だと思います。  同時にまた、今いろいろ御指摘のあった環境の整備等からいっても望ましくな...全文を見る
○藤井国務大臣 志位書記局長とのお話は、大体そのとおりだと思います。図表を示されたのは、あれは正確でございます、こうまず申し上げました。  ただ、私は五対一、二対一だから二倍になるのだというようなことは言っておりません。それは事実でございますが、そういうことから二倍になるという...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま御決議のありました公共事業等のうち、複数省庁で類似した事業の執行に係る問題につきましては、事業執行に当たって、関係省庁間で適切かつ有機的な連携を行い、効率的な事業を極力実施しているところであります。  今後とも、質の高い生活環境の実現を図るため、政府とし...全文を見る
06月14日第129回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいまやりとりがありましたように、私どもは、慎重にこのデリケートな事態に対応している状況の中で、これができるという言い方のお答えはひとつ勘弁をしていただきたいと思いますが、過去に国連の決議があったときに一般論としてどういうことをしたのかということでお答...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御指摘のとおりだと存じますし、三月二十九日につくりました緊急の対外経済改革要綱にも今御指摘のことは明記をしているわけです。今後の社会のあり方として前内閣そして羽田内閣は、生活関連の社会施設、社会資本の整備というものを充実していかなければならない、こういう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも御指摘のとおりで、一国が恒常的に大幅な黒字を続けるということはその国の経済にとっても世界の経済にとっても望ましくないことである、こういう基本認識を私は持っております。  そのためには、これは私の分野を外れますけれども、産業構造を国際的な調和が図れ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御審議をいただいております平成六年度予算におきまして、今御指摘の公共投資の再配分ということは極めて大きな問題として私ども取り上げたつもりでございます。  御指摘のような御批判があることもよく承知をいたしておりますが、本院でも申し上げましたように...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま私が、これから一層充実していかなければならないという生活環境施設、生活環境の社会資本整備と申し上げましたが、その中で御指摘の都市幹線交通、地下鉄等々は重点施策と考えておりますし、本年は、ただいま御審議をいただいております予算案では八・五%伸ばして...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) お話しのように、鉄道共済はいろいろな年金のグループから援助をいただいているというようなことから今のようなことになっておりますが、御指摘の点は年金一元化懇談会の議を経て一応決めたものであると思います。  今後この年金冊度の一元化の中でどう扱うかについては...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の松谷委員の御指摘は極めて適切だと思います。  単なる循環的な景気の状況ではない、したがって総需要政策をしっかりやることによって底固めはするが、同時に資産インフレの時代のひずみというものを直していかなければならない、こういう立場で昨年の八月以来やって...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大事なことは、流動化は大事でありますけれども、過去の厳しい反省、すなわち資産インフレを二度と起こしてはいけない、こういう反省に立つのが今の政策の重要な点だと考えております。  そういう意味において、平成三年にできました土地税制は、当時のあの資産インフレ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 九二年八月の総合経済対策、これは前政権でありますが、お決めいただき、現実に発足したのは九三年一月と存じます。  現在まで一年数カ月たっておりますが、私は一言で言えば非常に予想以上の効果があると考えております。現在、四兆六千億の不良債権を買い取っておりま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 金融債権の流動化は一つの重要な施策だと思います。しかし、不良債権の流動化から始めるのかどうかという問題が一つあると思います。これは投資家の立場というものもあります。  それからまた、不良債権の流動化、これを、今、松谷委員は効果が上がっていないというよう...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 通達の中身は事務当局から答えさせてもいいのでございますが、やはり今後そういうものを緩和する中でなるたけ自由にしていきたい、こういう方向で検討いたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) 現在検討いたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) 松谷委員は当時建設省の責任者をやっておられたと思います。一番御承知のことと思いますが、今申し上げましたように金融機関の行動の自由というものはなるたけ確保していきたいということで検討しているわけでありますが、その結果、変動金利と固定金利をどういうふうに各経...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度末の見込み額でございますが、総額二百一兆円。建設国債が百三十九兆円、赤字国債と言われる特例公債が六十二兆円でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 社会党さんも入ってくださって平成六年度予算を編成させていただき、生活環境施設を中心に大幅に伸ばしたことはもう毎回ここでお話をしているとおりでありまして、下水とか廃棄物とか上水、そして大都会の問題ではありますが幹線鉄道、そして公園等々を中心に伸ばさせていた...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ごく常識的な方から見るとそんな瑣末なものかと、こういうお話かと思います。ただ、この道をずっと長くやってきた者から言わせますと、よくこれだけできたというふうに言っておるのが全く偽りのないおのおのの評価でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) いわゆる益税というのは何を示すか大変難しいのでございますが、基本的に言えば、消費者の方がお払いくださいまして、それを税務署に入れないで業界の懐に残ったというのがそれだとおおむね言われております。  その点につきましては、この第一線の小売の方々は非常に零...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、補助金の超過負担の問題でございますが、これは自治大臣がお答えになりましたように、毎年本当に大蔵省、自治省、そしてその担当の省庁が実態調査をやっております。  今の数字はちょっと余りの乖離があるような感じを受けとめましたが、どうしても規模の問題とか...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 財源が六十数%、使うときがその逆という御指摘は、いつもあることでございます。  ただ、どうしてもここでお考えいただきたいのは、税というものは消費と資産と所得、この三つを大体税源にしているわけでございますが、どうしてもそういうものは富んでいる地域が富み貧...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制改正につきましては、何回かここで申し上げておりますように、将来の長寿社会を安定的にしかもスムーズに運営していくためには、どうしても今のようにやや所得税の、特に中堅層に偏った所得税というのは適切でない、広く御負担をいただけるような消費税に少しシフトする...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今後、やはり地方分権ということはもとよりでありますが、福祉施策など地方のお仕事というものは非常にふえる、これはもう時代の趨勢だと思います。したがいまして、地方の財政、財源というものを確保することは大変大事なことだと思います。それをどういう形でやるかという...全文を見る
06月15日第129回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私も、狩野委員御指摘のように、旧来の男女の役割を固定的に考えるという考え方は全くおかしいと思っています。それぞれの能力に応じて、それこそ男女共同参加型社会といいますか、能力に応じた形でおのおのがその役割を社会に対して果たしていく、こういうことだと思います...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 本予算は羽田内閣の、もっと言えば細川内閣でございますが、基本的姿勢を示すものでありますから、今お話しのように、全般にわたって内閣の姿勢を示している政策の集約が予算であると考えております。しかし、その中において当面の事態に対応するために景気に特別に配慮した...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まずパートさんの問題に絡んでの配偶者特別控除のお話でございますが、パートさん問題というのは一応世に言う逆転現象は解消いたしたというのはもう御承知のとおりであります。あとは、本当のキャリアウーマンと申し上げるんでしょうか、専従で働いていらっしゃる方、あるい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今までのやりとりのとおり、私もウルグア・ラウンドのこの農業協定実施後の農業のあり方、立場というものをよく理解しておるつもりでございますし、また地域社会における重要性、それにまた食糧の安定供給は大変大事な分野だと考えております。したがいまして、先ほど総理も...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 端的に申しまして、社会保険診療報酬、それから国立大学の授業料、この二つは既に今御審議をいただいております予算に盛り込み三月に提出いたしております。したがいまして、公共料金は既に政府の決定したものを除きとなっておりますので、これは例外と考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 大蔵省は火災保険料でございます。これは倉庫物件について引き下げ、一般物件について引き上げということになっておりますが、一層の経営合理化ができないかどうかを検討いたしているところでございます。
06月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(藤井裕久君) そのとおりでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 今、会長の任命権者である総理からお話がございましたが、この税制調査会は全体として非常にまじめに議論していただいておりますし、特にこの委員会での連日のやりとりはもうお聞きになっているとおりでございまして、中小企業の特例あるいはインボイスなどについて御議論が...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今回の税制改正は、もう既に入りかかっておりますけれども、長寿社会を安定的に持っていくためにその御負担をいただいて、またこれからいただくであろう国民の皆様の御負担の関係がスムーズにいくようにと。それにはやはり、私どもとしては、現行所得税というのがいわゆる超...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) しっかりした順番ではございませんけれども、スウェーデン等々が七十数%でトップであり、引き続いてフランス六十数%、ドイツ、イギリス五〇%台、そしてアメリカと日本が三〇%の後半、こういう状況でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 租税及び社会保険料負担のいわゆる公的負担の総計でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 公的な負担であり強制的な負担である意味において租税に準ずるものと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) こういう社会保障政策を保険方式でやるか税金方式でやるかというのは、おのおのの国の歴史があると思います。  御承知のように、フランスは非常に多くの部分を保険方式によっております。したがって、今説明しましたように、フランスとして全体六十数%の負担であっても...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制改革の物の考え方について冒頭御質問がありました。  私は税制改革の中で所得税減税というのが一つの大きなファクターだと思っておりますが、本年、平成六年、院におかれまして早々に上げていただきましたこの減税は景気対策であるというふうに理解をしていただきた...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今回の減税は、皆様方からいただく、またいただいた税額の一律二〇%をカットするものでございます。そういう意味において、はっきりと景気対策の減税であるというふうに御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもは、政策協調というものが非常に重要な要因だと考えておりますから、それは世界経済のためにも日本経済のためにも必要であると考えております。  私がここの場に就任してから三回G7がございましたし、さらにG7という公式の場のみならず、電話なり文書で常日ご...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これはG7各国蔵相の申し合わせというか話し合いによって、一つ一つについてどういう形式であるいはどういうレベルで何を言ったかということ、特に相手方のことについては言わないという約束になっております。私も相手方からその信頼にこたえるようにやっていただいており...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 冒頭申し上げましたように、私どもが私どもの国の経済政策としてやろうとしていることは、あるべき税制のあり方をやろうとしているわけでございます。これがまず基本だということを申し上げなければならないと思います。  それについて、平成六年の減税はそれを先行して...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今後の本格的減税は特別減税法で全会一致で恒久的な減税をすべきであるという御決議というか、修正もいただいているわけでありますが、これはあるべき税制の方向であります。景気対策としての税制とはそこでは違う面がありますので、今のような御指摘が出るのだと思います。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまもお答えいたしましたように、基本的な所得税減税を考える場合、まだ税制調査会の御答申もいただいておりませんし、そして御答申をいただいた後また皆様方といろいろな御議論いただくのでございますが、私どもの感じとしては、ほぼ同規模のものが基本的所得税税制改...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 前回に引き続いての御質問でございますが、政府といたしましては、ウルグアイ・ラウンドの農業協定の実施に伴う農業施策につきましては、その影響を最小限度に食いとめ、将来に向かって、二十一世紀へ向かっての農業構造の早期実現を図ることを基本としてこの「ガット・ウル...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 過般の議事録をよく読んでいただけばはっきり出てまいりますが、クロヨンという言葉は適切でないということを申し上げたつもりであります。なぜならば、もう皆さんもよく御存じと思いますが、夜遅くまで店を張って、夜疲れた体で記帳をして、そしてそれに基づいて申告をして...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) フリンジベネフィットは、委員の論文も読ませていただきました。これはやっぱりそれなりのいろんな雇用関係から出てきていると思いますし、税に限定して言えば、極めて急勾配な税率構成というものがこういうものを促進したことも事実だと思います。  ただ、福利厚生的な...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今のような御疑念があってはいけないと思いまして、しつこいほど機械的と申し上げてきたわけでございます。まさに機械的でこれで御議論をいただきたいということと、先ほどありました福祉の増大要因等々も、さっきの御議論を繰り返すわけではありませんが、私は非常によく勉...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 前回以来の御質疑の続きでございますから、同じことをくだくだ申しません。  つまり、税調で一定の前提のもとではじきなさい、そしてその前提にもう一つ加えて、適正負担適正給付というあのケースⅡを一つの前提にしなさい、こういう御示唆があってこれを出しました。し...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今おっしゃっていることはもう、何といいますか、内容的にはそのとおりなんですね。これはやらなきゃいけないことなんです。  ただ、経緯的に言いますと、もう繰り返しませんが、あの前提で出しなさいと言われたので出したのであって、今おっしゃったことをやらないとい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは政府でございますね。政府です。
○国務大臣(藤井裕久君) 政府の責任において、税調の答申をいただき、連立与党の皆様のいろんな御意見をもとにし、かつまた私ども少数与党でございますから、多くの党派の皆様方の御意向を承りながらそういう方向を出していくということだと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 負担の現状認識は片山委員のおっしゃるとおりです。  ただ、なぜ所得税が低いかはもう繰り返しません、専門家でいらっしゃるから。課税最低限が非常に高いとか最低税率が低いということから来ています。しかし、その反面において極めて狭いスパンの中で、世界でも今では...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今のお話は、恐らく先行期間という御議論だと思います。  私は、そのようなことについて一切国際的な場において話したことはありません。これから国内の問題として論議すべきことだと思いますが、片山委員御指摘のような問題というのは頭に入れるべき重要なファクターで...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもは、ただいま税制調査会及び政府・与党の協議会、これをおのおの独立にやっておられるので、余り推測はできませんけれども、私どもとしては、特に私としては、そういうものをはっきりさせるべきであると、そういうグループがどういう形で答申されようと私たちとしては...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私の立場ではそれを期待しております。
○国務大臣(藤井裕久君) 望んでおります。    〔委員長退席、理事久世公堯君着席〕
○国務大臣(藤井裕久君) いや、たとえ書かなくても政府がやるべきだということを望んでおります。
○国務大臣(藤井裕久君) 一員であります。
○国務大臣(藤井裕久君) 前半のお話は全く同感でございます。これから福祉を中心に大きな施策をやるときに、地方に財源をより多く回していかなければならない、これはまず賛成します。  第二番目の問題でございますが、今、既にもう御承知のように、消費税は四割が地方に行っております。その仕...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) そうですか。  地方税であればあるほど、いただいた場所と使う場所がイコールでなければいけないという欠陥があるように思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 今の五つばかり御指摘された問題点は非常に重要な点だし、技術論、専門論と言いますが、ここのところは基本論でもあると私は考えております。ですから、何らかのそういうことではない形の地方財源への配分というものを考えるべきだというのが私の基本的な物の考え方です。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 経済的規制原則自由と言いながら、私はやはり酒類の持っている商品の特殊性があると思っております。それは、片山委員が今言われたように、まずアルコール依存症の問題もありましょうし、交通対策あるいは青少年対策、そういうものが非常に重要だと思っております。そして、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) けさほどもお答えいたしましたように、このウルグアイ・ラウンドに伴う農業の皆様方に対する影響というのは非常に大きいものだと考えておりますし、批准の国会に当たっては各種の制度等について法律をもっとお出しすると思いますが、財政としてもそれに応じた適切な対応をし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制改革のねらいは、これからの長寿社会を見据えてしっかりした福祉社会を築いていかなければならない。しっかりし九のみならず、私の言葉で言うと、この社会の中に自然に溶け込んでいるような長寿社会をつくり上げていかなければならない。そういう意味において、それを御...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これから税制調査会の最終答申があるわけで、どういう答申をお出しになるかは予断をもって今申し上げるのは差し控えさせていただきますが、私は税制調査会はきちっと基本的な考え方に基づいた答申をされると思います。しかし、これを決定するのが政治であるという意味におい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税制調査会は、論理的かつ税の論理に従って一定のお答えをお出しになると私は考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) いつも申し上げておりますように、総合課税があるべき姿だ、そのあるべき姿を実現するには担保が要る、その担保が今おっしゃっな言葉で言うと納税者番号だ、これは物の考え方の条理だと思います。  そこで、納税者番号という言葉は私も余り好きじゃありません。また、そ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 論理の問題としても御指摘の意味はわかります。ただ、経緯的に言いますと、そうだったことも事実なんですね。納税者番号というのは税を払う方みんなの背中に番号を張るような印象で非常によくない印象があったということも、私は実際そういう話も聞いております。しかし、今...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの御指摘はそのとおりと考えております。  去る三月二十九日に策定いたしました経済改革の要綱においては、御指摘のように公共投資、平成二年に海部政権のとき決定されたわけでありますが、この積み増し、配分の見直しを含めて検討するということを決めておりま...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○国務大臣(藤井裕久君) 大変そういうお気持ちは理解できます。ただ、税の理論からいいますと、相続税は財産税であって、その移転によって富が次の世代へ移った、あるいは奥様に移った、配偶者に移ったということによって課税がされる。それから譲渡所得の方は、まさにそれまでに生じた益というもの...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今御指摘の中小企業のお立場、そしてまた、私はこの今の相続税の問題というのは大都会中心に土地の値段が上がり過ぎたというところからきていると思います。全国の問題というよりもやはり大都会問題であり、今佐藤委員のお話の川口などはその典型的な一つになると私も思いま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) もし細目が必要であれば主税局長から答えさせますが、税率で申しますと、日本が今三%でございますが、イギリスがこの間上げて一七・五、フランスが一八・六、ドイツが一五というふうに承知をいたしております。  また、これらの税収の国税全体に占める割合でございます...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 国際比較も一つの重要な基準だと思います。そういう意味からいいますと、直接税の比率が日本は各国に比べて高い、その中で法人税の高いというのはもう御指摘のとおりだと思います、まず比率においてですね。そして実効税率で見ますと、日本は約五〇%、四九・幾らでございま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 本委員会にもたびたび御報告申し上げておりますように、私どもが基本的に税制改革を考えておりますのは、今後の来るべき長寿社会に向かって国民の皆様に御負担をいただく姿としてどれが一番スムーズかということをいろいろ考え、所得税の今持っている仕組み、すなわち中堅所...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの佐藤委員の御指摘は大変重要なことだと思います。こういうものは多くの方々がそれなりに理解していただかなければとてもできるものではないと考えております。同時に、その皆様の代表である国会の皆様に理解をしていただかなければとてもできるものでないというこ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在の経済情勢というのは、俗な言葉で言えば、ことしの一月ぐらいから景気が大分変わってきているな、こういう方もある反面、全然まだ変わっていないよという方もある、こういう状況だと思います。指標の上でもその両方があるという極めて難しいデリケートな段階だと思いま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまのは三兆一千億の国債についての御質問だと存じます。私は正確に申し上げたつもりだったのでございますが、これは法律上では特例公債であると申し上げたつもりです。しかしながら、同時に、年内に基本的な税制改革をやるという合意があるからこれは単純な特例公債で...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは年度越してございますけれども、年内に一定の方向、税制改革の方向が見きわめられる段階において償還方法等が正確に決まってまいるわけでありますから、当面短期国債をもってつなぐ、こういう趣旨でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 年内に基本的方向が定まるということでございますから、今の前畑委員のようなことにはならないと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 当時の連立与党の税制改革協議会、二月十七日にできたと思います。前畑先生も大変御熱心に御討議に加わっていただいたわけで、週数回のペースでずっとやってきたと思います。そういう中で社会党さんが連立を離脱されたということになっておりますけれども、同じようなペース...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましては、既定方針、繰り返しませんけれども、平成六年度でやらせていただいておりますような当面の景気対策ということではなく、基本的な税制改革をまずやらせていただきたいと思っております。  同時に、これが単なる歯どめない特例公債によるというこ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大変御質問に異を申し上げて恐縮でございますが、私どもは本年といえども戻し減税とは考えておりません。戻し減税とは、昭和五十六年等にやりましたように、昨年分のいただきました税金の一部をお返しするという仕組みを私どもは戻し減税と言っております。本年やらせていた...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも予算委員会で申し上げておりますように、私はG7に三回参りましたが公約的なことは一切申しておりません。ましてや、減税の規模、また今話に出ました先行期間などは一切申しておりません。私がG7において申していることは、既に政府の方針として決まった二月八日対...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) その御発言はどなたかは私は存じませんが、今申し上げたように対外公約というものはありません。ありませんが、私どもとしてあるべき基本的税制改革の際の所得税減税の規模は、規模としては現在程度が望ましいのではないか。内容は違います、内容は違いますが、規模としては...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま申し上げましたように、六月末までに成案を得て年内に法律として成立をさせたい、こういうことを申し上げているわけであります。その既定方針は変わっておりません。  ただ、御承知のように私ども少数連立与党でございます。当然のことながら、大きな野党の皆様...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも予算委員会等々で、またマスコミの皆様にもややしつこいほど申し上げたのでございますが、これは機械的試算であって政策意図は入っていないということを申しております。  いずれにいたしても、税制調査会が数量的なめどを見ないとなかなか具体的な議論に入ってい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年の減税が六兆円でございます。五兆五千億が所得課税関係でございます。あとは相続税、そして自動車の消費税、そして法人特別税でございますが、相続税については平年度化があります。したがいまして、端数をはしょって六・〇が六・二に平年度化するとなるという趣旨...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 第一線の事情をよく御承知の前畑委員から税務の執行について温かいお話をいただいたと思います。  税務の執行という面からいうと、前畑委員の御指摘のような角度というのは確かにあるわけでございますが、主税局長お答えいたしましたように、この医療費という問題は、や...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 本当に税務職員に対して温かい目を向けていただいてありがたいことだと思っております。私も三十数年前に第一線で働いておりましたが、今に加えて、もう一つ非常な緊張感があるということも加えなきゃいけないと思います。非常な緊張感のある職場でもあるわけであります。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私ども基本的な税制改革と申しており、かつ、いつも御説明申し上げておりますように、今後の長寿社会のあり方を見据えての改革でありますから、とりあえずの改革とは考えておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) これも予算委員会でお答えいたしましたように、あの機械的計算をもととしていろいろな御議論をいただく中に、当然のことながら、行政改革あるいは不公平税制と言われている政策減税のあり方等々を御議論いただくことは当然と考えております。特に行政改革については、今の御...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましては、いろんな御要望に対してはいろいろな資料を出させていただいているつもりでございます。機械的計算も出すようにという強いお話があってお出ししているのも事実でありますし、そのほかにいろんな資料も出しておりますが、今のこの問題については、や...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現在の経済の情勢は、先ほども申し上げましたが非常にデリケートなところにあるように思います。余り詳しくは申し上げませんが、公共投資、住宅投資というものは引き続いて非常に堅調だと思います。それに加えまして、いわゆる消費というものについても明るい面が出かかって...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は常に税制改革は一体として処理ということを申し上げております。一体として処理ということは、これもずっと議事録を調べていただければわかるのでございますが、一緒に実施するということとはニュアンスが違うことは御理解いただけると思います。一緒に事柄を決める。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 限られた資金を重点的に配分するということは大変大事なことだと思っております。  先日も予算委員会で御質問があったときに、感想を言うようにというお話でありました。一般の国民の方の中では、この配分がえは余り大きなものではありませんねという御感想を持っておら...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま議題となりました二法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成六年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  平成六年度予算の編成に...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま楢崎委員がるる御指摘になりましたように極めて深刻な事態だと受けとめておりまして、これを少しでも是正していくということが私どもに課せられた極めて大きな課題だと考えております。    〔委員長退席、理事竹山裕君着席〕  昨年の八月以来、ややもすれ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、公共投資基本計画の見直し、つまり配分がえ、積み増しも含む、こういうことで経済企画庁が勉強しておられます。また、三月二十九日対策というのが経済改革要綱でございますが、これについては後世代に負担を残さない形でという文言を使っておりまして、私どもといたしま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これから御議論になるところだとは思いますが、私といたしましては、建設国債といえども借金であり、後世代に負担を残すという認識を持っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 財政について御心配をいただいております楢崎委員の御質問を大変うれしく承っております。  さっきお答えしたとおりでありまして、社会資本の整備で確かにまだおくれている面が多い、特に生活環境に多いということから、社会資本の整備を着実に進めるということは必要だ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これはおのおののお立場があるので私がそうですと言うわけにはまいりませんが、私の承知している範囲では、税制改革協議会及び税制調査会は今週中にも一つのものをおまとめになるように伺っております。
○国務大臣(藤井裕久君) これは整理の仕方と言えばそれまでなのでございますが、私どもといたしましては、一番基本にあります福祉の問題を取り上げております。そしてそういう中で、今の五兆円の問題のみならず、前半に御質問になりました公共投資もあるんですよということは注書きをいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましては、少なくとも税制改革協議会あるいは税制調査会の皆さんは十分このことを御認識の上御議論になっていると考えております。また、この国会を通じまして各党の皆様方にもそこらのあたりは既に大分御議論がありましたので、私は今の点は御説明申し上げて...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この福祉ビジョンは、私は昔からいろいろこういう話にもかかわってまいりましたが、相当よく勉強された結果だと思います。かつて昭和五十年代のころから、当時の政府が当時の野党の皆さんから福祉計画を出せということを何度も言われたわけであります。結局それは無理で、ビ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 細かい数字については担当から話を申し上げたいと思いますが、この五・七兆円というのは本当は五・三兆なんです。〇・四兆というのはこれは物価スライドです。消費税が入った場合の年金などの物価スライドをこれは入れているわけでありますから五・三兆と言ったらいいんだと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これをどうやって推定するかというのはいろいろ御議論のあるところだと思っておりますが、これは生活大国五カ年計画そのものに乗っかったということはもう御承知のとおりと思います。名目五、実質三・五、これに乗っております。それが実際どう動くかという問題、あるいはそ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず何よりもその間において国会の皆様方にも十分そこで御説明すべきことだと思います。同時に、いつか楢崎委員からもお話があったんでありますが、私も先頭に立って出て、十三年前、大蔵政務次官をやったときはほとんど東京にいないで全国行脚というのをやりましたが、それ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもといたしましては、少なくとも所得税減税の規模、先行期間、そして消費税の税率ぐらいは一つの骨格であるというふうに期待をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいまの問題はこれからの問題だと思いますし、例えば消費税で非常に御議論のあります中小企業の特例等というものが、どういう段階でどういうふうに具体的にするかなどいろいろあると存じます。
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどの御質問にもお答えいたしましたように、私どもは国際会議の場というのは政策協調の場だと思っております。政策協調の場においては国内で決まっていないことを言うことは一切ありません。しかし、国内で決まったことを言うというのは政策協調として大変大事なことだと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 政府・与党で決めたことは一応成案と考えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) まず減税について、規模についてお話がありました。これは試算といいますか機械的計算においては同規模ということを一応置いております。これは御議論いただくことかもしれませんが、一応あるべき税制の姿を想定するとそういうものになるということも含みながら置いてあるわ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 三点について御質問ございました。  今私は所得税の持っている問題点ということからいいますと、現実に課税最低限は相当高い、そしてその始まる最低税率がこれまた非常に低い、そして最高税率はもう非常に高いと。もう一つの問題が、最低税率から最高税率にいく間のスバ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ちょっと言葉が足りなかったかもしれませんが、そのことを今お話ししたつもりでございます。つまり、第二の問題として適用区分をどうするんだというお話につきましては、そのスパンをうんと広げるということを私ども考えていますということを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) これも予算委員会及び当委員会で何度も申し上げておりますように、あれは機械的計算であって、それをもとにしていろいろ御議論をいただきたい。ただいま清水委員のような御意見もあります。また、予算委員会でもいろいろこの点についての御意見があります。それらの御意見も...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) さっき前畑委員にもお答えしたように、連立与党は二月からこれを精力的に勉強しておりまして、おのおのの方はもう相当イメージができていると思います。そういう連立与党の御意見、そしてまたこうやって予算委員会、これは衆議院も含めてでありますが、衆議院の予算委員会、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) もう一回繰り返すようでございますが、連立与党は少なくとも二月からは相当精力的にやっていることと、各党、私どもよりはるかに大きい政党が野党で今幾つもあるわけでありますが、そういう皆様方のところへは局長を初め各職員が相当幅広くこの今の状況、やや抽象的だとおっ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この行政改革の問題というのは、政治に携わる人間なら常にそこに焦点を当てなければいけない非常に重要な問題だと思います。私たちは国民の皆様の税金によってこういう仕事をさせていただいているわけでありますから、このことは常にやらなければならない。  さっきも申...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) サラリーマンの方の給与所得控除というのはいろんな性格もあると言われておりますが、一つの大きなファクターが概算経費控除だと思います。したがいまして、四〇%なり三五%というものをサラリーマンの方は概算経費控除をしていると思います。  それと同じことを申告納...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今御指摘の金融制度改革の際に、業際問題をどうするかというようなときに、確かに本体でそういうものをやるのがいいのか、そして子会社方式か、持ち株会社方式がいいかいろいろ議論があったのは事実でありますが、結果として御承知のように子会社方式でやるということを決め...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一部報道にそういうことがあるかもしれませんが、今お答えしたとおり。であって、持ち株会社方式は適当でない、改正をお願いする気はないということをもう一度申し上げます。
○国務大臣(藤井裕久君) 規制緩和の問題はもう既に御承知のように着実に進めてまいりますけれども、そのこととこの持ち株会社の問題は違う次元で考えておりまして、持ち株会社というものは過去のいろんな沿革から見て日本においては適当でないという判断をいたしておることを、三度目でありますが、...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 確かに手数料自由化ということで四月から十億円以上の取引について自由化したわけでありますが、これが一体どういう影響を与えるのかということを慎重にこれから見ていかなきゃならない段階だと思っております。特に中小証券会社あるいは個人投資家の例を出されましたけれど...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほどの第一点でございますが、私どもとしてもいろんな前提があって確たることが確定できませんので、大蔵省としてもこれをあのように規模別に細かく出すということはなかなか難しいと考えております。  第二番目の機械的な計算の話でございますが、私は何度がここでも...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御指摘のように、この減債制度は昭和四十年の国債発行後に、直ちにあるべき姿として今吉岡委員御指摘のような角度からとられたものでございます。そしてずっと守ってきているわけでございますが、赤字国債を出したときにこれは実際上機能しなかったというのも事実で...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 後者の方について私の基本的な考えを申し上げますが、私は今御指摘のように大変大事なことだと思っております。個人株主をふやして要するに証券市場のすそ野を広げるということは大変大事なことだと思っておりまして、既に前政権以来ではございますけれども、売買の単位を小...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(藤井裕久君) 今私も厚生大臣と同じ気持ちで伺っておりました。  事務局長は公務員でございますから守秘義務は守らせていただきたいと思います。ただ、誠心誠意彼らは職務に忠実にやるということを信頼していただきたい。法律の規定に基づいてやらさせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 申し上げたように、厚生大臣が言われたように、人の死ということによってお金をもうけるということは本当にあり得べからざることだと思います。道義的にもあり得べからざることだと思いますが、証券取引法のインサイダー取引という厳重な規定があるわけでございますから、証...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど来各大臣がお話しのように、高度情報社会の構築ということは、これから日本の経済のあり方、社会のあり方からいって大変重要な部門だと思いますし、また委員御指摘のように、その中で国際的な協力をしていくということも大変重要な分野だと思います。  そこで、公...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 全くお話のとおりだと思います。  ハードの面については、今申し上げたように基礎的な部分をやっておりますが、ソフトの面についても、教育の面に始まって人材育成等々を通じ、隠れたというお言葉を使われましたが、必要なものは予算措置をしていくと。  各省とよく...全文を見る
06月22日第129回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成六年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関收入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、七十三兆八百十六億六千九百万円となっております。  このうち主な事項について...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま楢崎委員のお話のように、酒類というものが特別の商品である、これはもう否定できない事実でもございますし、そういうことに基づいて販売店までを含めての免許制度があるというのも御指摘のとおりであります。私どもは、そういう実態と申しますか物の考え方の基本の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま多くの納税者の方、国民の皆様の御不満の中に執行があるということ、これは私はそのとおりだと思っております。予算委員会でも当大蔵委員会でもそのことはたびたび申し上げているところでございます。  一つは人員の問題があると思います。御指摘のように行革の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この税制調査会の答申、二十一日、昨日いただきました。また連立与党の税制改革協議会の結論、これも二十一日にいただきました。私はこの二つは物の考え方の基本をきちっと言っていただいておると思います。したがいまして、私どもはそれぞれ大変ありがたい御答申をいただい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 具体的にどこの場ということは党の問題でございますので私ども承知をいたしておりませんが、今申し上げましたような皆さんの合意を得て決めるということだと思います。党の内部の問題については行政府としては余り立ち入ってお答えできないと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 今のお話でございますが、機械的計算ではありますが、私は福祉ビジョンのケースⅡというのを使わせていただいております。これは、過去においては一番勉強が進んだということ、もう何十年見ていてもこれは明らかだと思います。これだけ勉強してはっきり一つの方向を出された...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 最近の動きは、もう御承知のようにドイツ・マルクが高くなって、それに引きずられてもちろんドルが安くなったわけですが、昨日の動きは円がやはりドルに対して高くなった、こういう動きをしたと思います。結論から申しまして、私はこれは投機的な思惑が入っているということ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは総理がお集まりになる最高首脳の会でございますので私がとかくのことは申し上げづらいのでございますが、やはり日本経済が、これは世界経済のためにとっても日本経済のためにとっても内需の拡大ということは非常に重要な施策である、それが政策協調の結果、昨年の宮澤...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 率については現在まだ何も決まっていないわけでありますが、恐らく加藤会長が言われたのは、私どもが機械計算として出すようにと言われたその前提の一つに、財政体質を悪くしないように、そしてまた、福祉のためにもある程度財源が割けるように、こういう前提の計算の中で七...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 益税という言葉を使うとちょっと私どもと感じが違うので、あえて中小企業特例とこう言わせていただきます。  中小企業特例につきましては、税制調査会において検討するようにということを言われておりますし、私は予算委員会等を通じましてこれは重要な検討事項であると...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず第一の御指摘のように、税制というものは毎年毎年変わるのはおかしいものである、これは全くそのとおりでございます。特に地価税のお話が出ましたが、私はあれは、資産インフレ期において、貴重な我が国の経験に基づいて土地税制ができたものと思っております。したがい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大変貴重な御意見でありますし、私どももそういう気持ちで謙虚に受けとめさせていただきます。  ただ、一つ申し上げたいのは、過去から福祉計画をつくりなさい、財政計画をつくりなさいといういろんな御議論が常に出ておりました。しかしこれは、今の自由経済の体制では...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、公共事業のシェアの見直しということは昨年の連立与党を組むときの一つの重要な柱でございました。そういう御意向のもとに私どもは全力を出してこれをやったつもりでございます。  いろんな御意見もありましたが、これも国会で何度もお答えしているのでございます...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私が申し上げた中に、役所のためというふうに使った気持ちはないのでありますが、まじめな公務員たちは、やはり自分のためではなく国民のために自分の立場で考えるとこれが大事だ、こういう気持ちでやっていると思うんです。ですから、役所のためという感じとはまたちょっと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まずちょっとさっきのことに関連してでございますが、今おっしゃったことは大変大事なことで、その一つの解決策が私は地方分権だと思うんです。私ども政府で今地方分権を非常に推進しております一つの大きな面はそれでございます。地方の団体から見れば一つの仕事なんです。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、法律解釈はお話を申し上げたとおりであり、かつ法律解釈はそれなりにわかるというお話をいただきました。  まず、公共投資の中身でございますが、私は今のように大胆に中身を変えていくということは大事だと思います。公共投資というのは公債対象という意味じゃなく...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 御指摘の趣旨はよくわかります。私はだからあえて道路を街路と、こういう言葉を使ったんですけれどもね。身近な道路という意味で街路と使ったわけです。そして、環境というものが非常に大事だということ、これもそのとおりでありまして、そういうものに公がもっともっと対応...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 税目ごとに長所短所がある、いつもお答えしているとおりで、全く私はそのとおりだと思っております。もしある税だけが絶対であれば、一税目になってしまうわけでありまして、必ず相補っているということだと思います。そのとおりだと思います。  そこで、課税方法につい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) けさほどからお話しいたしておりますように、今税制調査会の答申が出た段階でございます。税制調査会に私どもが機械的計算を出したのには、これによって財政体質が悪化しないように、そして福祉にそれなりな対応ができるように、こういう前提でありますから、吉岡委員のお言...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも先ほど来から議論の出ておりますように、おのおのの税目には長所と短所があると思います。消費税はそれだけをとらえれば逆進性をやや持っているということは否定いたしません。しかし、所得税等々とかみ合わすことによって、全体としての累進構造というものはまだまだ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今の数字そのものについては、正確には、もしあれば事務方から答えさせますが、物の考え方についての御指摘と存じます。  金融機関、特に政府関係金融機関については、政策金融でありますために、そういう意味での経験を有する者が必要であることは事実であり、大蔵省の...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) バブルといいますか、資産インフレというものは、私はもう極めて残念な話だったし、貴重な反省の材料だと、そういうものに基づいていろんな政策をやっていくべきだというふうに考えております。  金融機関についてお話ございましたが、金融機関救済という言葉を吉岡委員...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 初めにも吉岡委員言われたように、自己責任などということで片づけなさんなよというお話ありました。やっぱり金融機関とか証券会社というのはそれなりに社会的な信用があるわけでありますから、単なる自己責任ではない。やっぱりそれだけの責任のある人たちが言ったんだから...全文を見る
06月22日第129回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私へのお尋ねは、本格的高齢化社会における社会保障負担のあり方であります。  厚生大臣が的確にお答えになったと思うのでありますが、私も、年金、医療、福祉のバランスのとれた社会保障制度を再構築していくとともに、その財源負担にどのように対応するかというのは現...全文を見る
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(藤井裕久君) 各種のいろいろな政治的な情勢の中で、今お話のあった十二月でございますが、十二月十七日、越年編成を決定したわけであります。その結果、提出が三月四日になったということは例年に比べて不正常な状況であったということは率直にお認めいたすべきことだと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま総理からお答えがありましたように、このような状態の中で国民生活にいろいろな意味での影響があった、地方団体にも影響があったということは率直にお認めすべきことだと思います。  ただ、その中で最大限努力させていただいたことをあえて申し上げれば、前内閣...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 本日、平成六年度予算の締めくくり総括をやっていただいている非常に重要な段階でございます。そういう意味からいうと、平成七年度をどうするということは言及すべきことではないと思っておりますが、ただ基本的な物の考え方として、この予算委員会においても何度も御議論が...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 総理が今言われたような非常に重要な時期でありますが、この骨格をまとめて、その後、骨格に基づいて国民の皆様そして各党の皆様の御理解を得ながら法案の作成に取りかかってまいりたいと思っておりますが、その後の国会の状況については行政府が言及すべきことではないと思...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 数名おります。三名だと記憶しております。
○国務大臣(藤井裕久君) はい。
○国務大臣(藤井裕久君) よく承知しております。
○国務大臣(藤井裕久君) 特に財務局につきましては、御承知のように大蔵省の総合出先として主に国有財産の仕事と金融行政をやっておるわけですが、昭和四十二年にこういう行政改革をやろうじゃないかという本格的な動きが出てから、約六千六百名ぐらいおりました人間を二千名減らしております。それ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 二十一日のニューヨーク市場の動きについてでございますが、その少し前からドイツ・マルクなどを中心にしましてドルが非常に売り込まれていた。こういう事態の中で二十一日には、円も含めてというか円が中心でというか、そういう中でドル安が進行したわけであります。既に私...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) G7の通貨当局は、公式には私この仕事につかせていただきましてから三回でございますが、ステートメントを発表したことも発表しないこともあります。しかし、それらを通じてすべて共通の認識があります。  それは、先ほどもちょっと触れましたが、一国の通貨が急激に動...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) G7通貨当局とはあらゆるレベルで適宜連絡をし合っております。これは、文書であることもあれば電話であることもあります。内容は御容赦をいただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) ただいま御指摘のように、税制調査会の答申、そして与党の協議会のそれぞれ報告がまとまりました。  私は、その二つの物の考え方は、私どもが前内閣以来目指しておりました基本的な方向と軌を一にするものだと考えております。これの具体案をつくるのは私どもの仕事でご...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 基本的な問題の一つに、今言われております時間差という議論があるのは承知をいたしております。現在の景気情勢からいえば、それは多くの方々の御意向ではないかと私どもも想定をいたしております。  したがいまして、今と同じような段取りを踏みながらある程度の時間差...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) それこそまさに今連立与党でいろいろ御議論になり、各党の皆様の御意向などを承りながら最終的に決めることでございまして、決定はいたしておりません。
○国務大臣(藤井裕久君) 恐縮でございますが、ただいまのような段取りを踏んだ上で政府としての決定をすべきことだと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 当然のことながら、税というのは今の社会を支える仕組みでございますから、資産も入っているのは当然のことでございます。  平成三年において土地税制に関する基本的な税制改革が行われました。現在も、いろんな御意見があったのでございますが、その基本を守って今回も...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは今申し上げたように、把握体制をどうするかということの中に、今税制調査会等で御議論をいただいているのは二つの裏づけが考えられております。  一つは、年金の一元化の際の年金番号が活用できないかという問題、もう一つが、住民課税台帳のナンバーが活用できな...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今申し上げたように、資産の中の重要な税制である土地税制については、世のある部分の方は高過ぎるではないかという御批判もあるようなことでやらせていただいております。これはバランスの重要な一つだと考えております。  また、セカンドベストという言葉を使わせてい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 重要な資料だと思います。しかしながら、より一層多くの方々に今おっしゃったような意味での実情をお示しするということは私たちの非常に重要な課題だと考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 既に出してはおりますけれども、そういうものを何回も何回も繰り返しお示しすることだと思いますが、我が国の置かれている財政の状況、そして世界各国の状況から見ての日本の税制のあり方、税負担のあり方等々でございます。
○国務大臣(藤井裕久君) 試算は、前々から申し上げておりますように、税制調査会がまず定量的な御議論をいただくための一つのめどであり、それを同時に国会にもお出しし、またマスコミの方にも報道していただき、そのことによって多くの方々に見ていただいておりますが、これはあくまでも一つの計算...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 財政のあるべき姿を申し上げるということがバックグラウンドであるということは当然のことでありまして、これを申し上げないということはかえっていけないと思っております。  税制改革のあり方は何かということは、もうるる申し上げておりますが、これからの長寿社会を...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) したがって、諸外国においてどういう負担のあり方をやっているか等々も周知する重要な事項であると考えていることを申し上げております。  さらに、もし今御質問のことであるならば、我が国においてもそのような状況をお示しすることであることは当然のことであります。
○国務大臣(藤井裕久君) それも重要な資料だと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) それも含めて重要な資料だと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) それはデータの出し方というよりも、国会では何度も御報告をいたしておりますし、私はいろいろな場において、テレビ等々においても、中小企業特例という問題はこういうことがありますということをお話をいたしております。
○国務大臣(藤井裕久君) この委員会において何度もこのことはお話ししておりまして、今あちらからお話がありましたが、益税ということと中小企業の特例は違うということも何度も何度もお話をいたしておるつもりであります。
○国務大臣(藤井裕久君) 私どもは、昨年の八月、前内閣以来、あるべき方向をずっとはっきりと申し上げてまいりましたし、二月十七日には御見も加わっていただきまして、税制改革協議会で週数回にわたる大変熱心な議論も進めてまいりました。そういうことの積み上げの中で今最終段階を迎えているとい...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも、先ほどから御論議がありました増税なき財政再建という時代が昭和五十年代の後半にありました。それは五十四年の一般消費税から出てきた問題であることもよく承知しております。私はそのとき大蔵政務次官もやっておりましたが、あれは非常に歴史的な意義のある行政改...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) もう一度繰り返させていただきますが、これからの長寿社会における国民の負担のあり方、仕組みというのを中心に置いて税制改革を行っているということと、これも本委員会で申しましたが、財政と戦争が国を滅ぼすという重要な格言があることも私どもは常に頭に置いております...全文を見る