藤井裕久

ふじいひろひさ



当選回数回

藤井裕久の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月29日第173回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) 林議員の御質問にお答えしますが、まあ十六年前、あなたのお父君の後を引き継いだことを思い出しますわ。えにしも感じていますね。  そこでですね、そこで、財政技術的な話が多うございますので、簡単に、かつエッセンスだけ申し上げます。  第一は、補正予算を切っ...全文を見る
10月30日第173回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 小池委員の御質問は二つだったと思いますがね、初めは暫定税率の話ですな。  暫定税率は、まず由来が問題なんですよ。暫定税率は、昭和四十九年に福田大蔵大臣のときにできたんですよ。いいですか。そして、福田イズムというのはですよ、よく御承知のように、道路ばかり...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 初めに、マクロ経済政策について御意見がございました。  今からちょうど八十年前、つまり一九三〇年ですよね、これが第一回目の世界同時不況ですが、そのときの反省に立つというのが今一番大事なことだと思います。なぜならば、あのとき、結局あのころの大国、米英仏な...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○藤井国務大臣 今、海江田さん言われたようなことでして、この三兆円が出た、そしていろいろな選択があるんですよ。今、海江田さん言われたように、国債なりなんなりを減らす、歳入を減らすという考え方もあります。同時に、私たちがずっと主張してまいりました、国民生活が第一というものに振りかえ...全文を見る
○藤井国務大臣 さっきから、一〇年度予算の話ですね、なるたけ削減するというお話がありましたが、非常に一つ大事なことは、やはり国債市場の問題なんですね。国債市場の信頼を損なうようなことがあっては一番いけない、そういうことから根っこに置いて考えなきゃいけないと思っているんですよ。それ...全文を見る
○藤井国務大臣 財務省の話が出ましたから私から申し上げますが、特別会計はやはり伏魔殿なんですよ。これはもう間違いない。  戦前から臨時軍事費特別会計というのがあったけれども、あれは国民負担を超えて戦費をどんどん出せる仕組みだったわけですね。  まだありますよ。一九一八年の西原...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどからお話のありましたように、今一番大事なのは、総体を切るということの裏に何があるかというと、国債なんですよ。国債市場が安定していない限りは、日本の社会が非常な意味で世界から批判されるんです。  ですから、これはやります。やりますが、今の沖縄の問題等々は、こ...全文を見る
○藤井国務大臣 ごめんねというのはうそですよ、あれは。こう言ったんです。これは必ずできるんだし、これは総理の言われた言葉と同じことを言ったんですよ。できなかったら四年後に責任をとろうよ、こう言ったんですよ。そうしたらだれかが、要するに、彼はごめんねと言えばいいと言ったように話がす...全文を見る
○藤井国務大臣 これは竹下さんの時代から始まっていると思います。それは、おっしゃるように、昭和四十年のときは、オリンピック景気の後で、本格的な戦後初めての構造不況が来たわけですね。それが福田さんですね。それから次が、第一次石油ショックの後の大平さんだったと思いますね。それから、や...全文を見る
○藤井国務大臣 これは、現実の問題として四十四兆になっているんですよ。それがもう社会なり経済の前提になっているんです。さらに言えば、国債市場は四十四兆を前提としてやっているんですよ。それが、三十三兆なんて話を戻すのはおかしい。これだけ申し上げておきます。
○藤井国務大臣 私は国債市場というのは非常に注意深く見守っておりますが、今、きょう現在、一・四よりもっと下がっています。一・三台に落ちております。  もちろん、そのことは非常に大事な問題ですから常に注意深く見ておりますが、これは、はっきり言えば、四十四兆を前提にしてそうなってい...全文を見る
11月04日第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○藤井国務大臣 イエスかノーかだけよりも若干申し上げますが、選挙管理委員会などでこれは出すわけですね。そこは適正に調べていると思います。それに対して、国税庁に対してその申告書が出てくるということでございます。それについては、申告書というか、寄附のための書類が適正であるという前提で...全文を見る
○藤井国務大臣 選挙管理委員会から出たものは提出されているというふうに申し上げられると思います。
○藤井国務大臣 きのうも申し上げましたけれども、四十四兆という姿で今動いているんですよね、現実は。経済社会がそうです。それから国債市場がそうなんです。ですから、それを前提として今ずっと動いておりますので、やはり現実にはそれが根っこになっているんですね。もはや三十三という数字は架空...全文を見る
11月05日第173回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○藤井国務大臣 田村さんはすべて御承知の上の話のようなのですが。前から申し上げているように、現実に経済社会はもう四十四を前提に動いているし、それから、国債市場がそれを前提に動いているのも事実なんですね。その発射台を三十三というお話がありましたが、これはもはや物語の話なんですね。三...全文を見る
○藤井国務大臣 これはもう昔からよくありますね。前政権、前々政権もみんな、事項要求というのをよく出されるんですね。検討の対象にはしますね、こういう話ですね。しかし、数字で出すよりは、事項というものは次元が違うというふうに私としては考えております。
○藤井国務大臣 まず、一般論をこの間は申し上げました。一般論として、選挙管理委員会または総務省がこの書類を出したものは国税庁は恐らく受け取るでしょう、こういうことを申し上げました。  個人の問題については、守秘義務について申し上げることは全くできません。
○藤井国務大臣 どうも谷川委員から大分お褒めをいただきまして恐縮に存じますが、簡単に、三つのお話がありましたから言います。  まず、過疎の話は物すごく私は大事だと思っているんですよ。さっき、三つどうにもならないものがあるとおっしゃいました。いずれもそうだと思いますね。過疎は私は...全文を見る
11月06日第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) 絶無です、絶無です。  それで、何かというと、やっぱり世界同時不況の話が非常に大きく響いているんですね。ですから、こういうことになっているということは否定できないんです。  ですから、この間の本会議でも言いましたように、今一番大事なことは国際協調なん...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 絶無、絶無です。
○国務大臣(藤井裕久君) 今三兆円ばかり執行停止しておりますが、これから秋深いころにかけて今おっしゃったような経済状況というのをしっかり見極めて、それで必ずその補正で最後締めくくらなきゃいけないんです。その中で今のような問題にも対処してまいりたいと、このように思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この間、G7のとき、もちろんG7の皆様ともゆっくり話しましたが、ガイトナー財務長官と個別に非常に話してきたんです。ガイトナーが言っていることは今のお話なんですよね。要するに、アメリカは貯蓄経済に戻りたいんだということを非常に言っているんです。貯蓄経済に戻...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) いろいろ数字の問題あるんですよ。だけど、そう長々と話しません。  大事なことは、平野さんの地元の高橋是清ですよ。高橋是清がどういうことを言ったかというと、政治の信頼さえあれば金は出てくると言っているんですよ。このことは非常に大事なことなんです。だから、...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私は、経済政策とか財政政策というのは国の資源配分の問題なんですね。国の資源配分のときに、今までのやや高度成長的な大規模公共投資中心の資源配分から変えていこうということで、今、櫻井さんも属しておられる民主党はやっておられるわけですね。  そこの一つがやっ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今お答えしたとおりでございます。  ただ、これだけは申し上げておいた方がいいのかもしれませんが、これは党派を超えまして、今の財政について国債市場のことを皆さん取り上げてくださいましたね。つまり、ボンド市場です。ボンド市場の話は大事なんですね。これが野方...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど申し上げました福祉経済に持っていきたい、地域経済に持っていきたいということは、これは当然それを前提とした雇用の増というものを考えての上のことを申し上げたつもりでございます。
○国務大臣(藤井裕久君) セントアンドリュースは、実は参議院のこの予算委員会がありましたもので、私は出ておりません。野田副大臣が代わって出ております。その報告によれば、要するに、世界同時不況に端を発した事態に対してG20ができたと、これが国際協力をしなければいけない、これが八十年...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 野田副大臣がこの六日、七日の会で言っておりましたことは、日本は、今お話が出ましたように、財政再建、先進国では世界一悪いと、これを是正するということも大事だということは言ってまいっておるようです。その上に立って、昨日、おととい盛んに出ております国債市場の信...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) この問題は菅さんが担当しております長期戦略にも関係しておりますので、余りそこに入らないように申し上げますが、やはり私は、前から言っておりますように、経済あっての財政だと。ところが、過去において、財政至上主義者の一部はこれを間違って大失敗しているわけです。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) おっしゃるとおり、日本の国債は内国債でみんな処理しているわけですね。内国債と外債というのとは意味が違うのは分かっております。意味は分かっておりますが、内国債であるから大丈夫だという議論も世の中の一部にあるのは承知しております。しかし、結局次の世代の人が返...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 実はこの問題は、三年前の、これは民主党ですけれども、民主党の税制改革大綱には健康に配慮したたばこ税の引上げを考えるということが書いてあり、今年の十月八日に新しい税制調査会ができたときに、鳩山総理から、健康に配慮したたばこ税については検討するようにというの...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、国際条約があるんですよ。たばこ規制枠組条約、これは日本は加入しているんですよ。そういうことも頭に入れていただきたいと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 税収の問題よりも、厚生労働省、今大臣も言っておりましたけれども、国際的にも約束している健康問題が一番なんです。そして、税収についてはほとんどが地方へ行くんです、これは。これはお分かりと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 実はこれ、行政刷新会議の仕分の中に入っておりまして、私が今ここでいろいろはっきり物を言うあれではございませんが、私が承知しているところでは、今、長妻大臣が言いましたように、一つはやはり偏在している部分が多過ぎるというのがあると思います。医療科、科目、実質...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○藤井国務大臣 このたび、財務大臣を拝命いたしました藤井裕久でございます。  本委員会における御審議の開始に当たり、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的な考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いいたします。  昨年九月の...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○国務大臣(藤井裕久君) この度、財務大臣を拝命いたしました藤井裕久でございます。  本委員会における御審議の開始に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げますとともに、今後の財政政策等を運営するに当たっての基本的考え方を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 ...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○藤井国務大臣 私は、輸出というものは大事だと思います。特に、日本は先端技術において非常にすぐれていると思うんですよ。そういう意味において、この先端技術を世界に貢献するという意味の輸出は非常に必要だと思うんですが、ここ十年間は過度の輸出偏重、これが非常に日本経済をマイナスにしたと...全文を見る
○藤井国務大臣 当然のことながら、九月の大臣就任以来は、おっしゃるとおりのことをやっております。  その前の話を申し上げます。  その前の話は、二カ月に一遍、勉強会をやっておりました。これはパーティーでも何でもありません。五、六十人の勉強会をやりました。そのときにいろいろなお...全文を見る
○藤井国務大臣 今のようなたぐいの話も、一切私は過去からありません。もちろん今後もありません。
○藤井国務大臣 消費税が将来の基幹税であるということは私はいろいろな場所で言っております。ただし、今やるべき時期ではないということです。それは、世間は無駄がまだ公にはいろいろあるじゃないかというような中で、その方々の理解を得られない形の税制というのはあり得ないということです。 ...全文を見る
○藤井国務大臣 私は、決して他の党がやったからとは言いません。法律である以上は、あらゆる人間がそれに従うというふうに考えておりますが、でき得れば修正をするのが筋だと思っております。
○藤井国務大臣 今非常に評判が悪いんですが、私も三十のころ、税務署長というのをやらせていただきました。そのときに、おたくのグループから大変な批判を受けました。そのころの反省が今の文章になっていると私は思っているんです。  ですから、御質問に即答えれば、そのとおりに守っており、守...全文を見る
○藤井国務大臣 与謝野さんの言われたことは正しいと思います。
○藤井国務大臣 総務省はきょう来ておりませんので、ちょっとお答えはできません。  それから、竹本議員は既に御承知のように、個別の問題でこういうところで語ることにはなっておりませんので、それはお許しをいただきたいと思います。  三番目に、一般論で申しますが、私はもともと税務署員...全文を見る
○藤井国務大臣 主に雇用調整の補給金の話でございましたが、本日、閣議で緊急経済対策の決定をいたしまして、その中には、御指摘のような雇用調整の、お金の問題だけでなく、内容も充実するというようなことも決定をいたしておりまして、ぜひそれをやらせていただきたいと思います。  御承知のよ...全文を見る
○藤井国務大臣 まず、幾つか御質問がございましたが、十五兆円の話についてですが、私は、十五兆円のうち、いいものもいっぱいあるというふうに思っております。そのうち、それが本当に私どもの財政政策、財政政策というのははっきり言えば資源再配分の問題だと思いますが、その資源再配分の中で、例...全文を見る
○藤井国務大臣 先ほどから申し上げているように、私どもは、財政政策というのは資源の再配分だと。資源そのものは世の中の方が稼ぎ出してくださった、それを税制という形である程度公がいただく、そして、公のいただいたものをどこへ配分するかが財政政策だ、こう考えております。  その中で、私...全文を見る
○藤井国務大臣 今の四十六兆が四十兆を切るかもしれないというのは、これは二〇〇九年度の話だと思います。その話は別として、今おっしゃったのは二〇一〇年度の話だと思います。二〇一〇年度どうするんだというところがおっしゃった焦点だと思います。  そこで、九十五兆、九十二兆が九十五兆と...全文を見る
○藤井国務大臣 全くそのとおりだと思います。  私は、きょう閣議で決めたのにも、金よりも知恵だということを明確に書いているんです。今、竹本さんの言われたとおりだと思うんです。  私が就任のとき、高橋是清の話をしたんですが、高橋是清は、金なんというのは政治家が信頼されれば出てく...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろお話がありましたし、昔の仲間ですから。  まず、一番最初に言われたことですが、断絶はいけないんです。私たちは断絶ということを言っていません。空白があってはいけない、こういうことを言っております。そして、空白があってはいけないということは、前の政権でもその...全文を見る
○藤井国務大臣 いろいろ演説を伺いましたが、何からお話ししていいのか、余りに多岐にわたるからあれですが、一つは、おっしゃるように予算総則に書いた、あれは一緒のときですよね。だけれども、数字からいうとそうなんですよ。ところが、世間はそう見ていないわけです。つまり、本当に、消費税の総...全文を見る
○藤井国務大臣 野田さんの政党の方が経済事情を言われるのは非常にわかるんですよ。それは難しいんですね、経済事情は。物すごいデフレのときはできません。それから、物すごいインフレのときはできません。つまり、こういうものは経済が安定していなきゃできない。その意味において、野田さんのグル...全文を見る
○藤井国務大臣 ヨーロッパと率が全然違うのは、ヨーロッパは財政の赤字の穴埋めをやっているわけですよ。それに対して、野田さんもあのころ一緒にやったから、要するに、目的税化しようという話において、私は、そこが一つのつくりになっていると思いますよ。だから、それはいいことなんです。だけれ...全文を見る
○藤井国務大臣 経済の状況の前に、御指摘の財政のあり方みたいなものについてまずお答えいたします。  昔は、抑えますと、ほったらかしておいて不用にしちゃうんですよね。そういう時代がずっとありました。例えば、経済が過熱しちゃったから抑える。抑えてどうするのかと思ったら、そのままにし...全文を見る
○藤井国務大臣 総理のことはさておきまして、まず、今の日本の経済の状況はどうか、これは極めて不安定な状況にあるということを申しました。したがいまして、今回政権がかわったけれども、その際においても必ず空白をつくってはいけないということで、積極的に新しい経済政策に取り組んでおります、...全文を見る
○藤井国務大臣 私が内需中心ということを言ったのに対してガイトナーは、実はアメリカはドルを強くしたいと思っているんだと。さっきもちょっと出ましたが、ブッシュの時代には垂れ流し経済だった、つまり消費中心の経済だったがゆえにドルが弱かったんだ。ドルを強くしたいということは、逆に言うと...全文を見る
○藤井国務大臣 日本がそう言ったのに対してアメリカが合意したということです。
○藤井国務大臣 これは二〇〇二年から二〇〇七年までの政府の資料に出ております。つまり、その間、GDPの伸びの六割は輸出だった、一・八倍が外需だった、一・一倍が内需だった。そうすれば当然に格差社会が出てくるということを否定できないからでございます。
○藤井国務大臣 私は、経常収支が大きいから悪いと言ったのではありません。その結果として出てくる格差社会がおかしいということを言ったのでございます。
○藤井国務大臣 変えてはおりません。内需中心の経済政策に我々は変えたんだということに対してガイトナーが、自分たちとしてもその政策は国際経済の不均衡是正に本当に役に立つんだ、こういうことを言ったということです。
○藤井国務大臣 今まで申し上げたとおりです。私から、日本の政権交代によって内需中心の社会に転換をする、国の資源配分をそのようにしたいということを言ったのが先でございます。
○藤井国務大臣 経常収支を直すとか、そういうことを言ったのではないんです。国の資源配分というものを変えていこう、こういうことを言ったわけです。
○藤井国務大臣 何度も申し上げておりますが、要するに、国の資源配分を内需中心に変えていきたい、こういうことを言った。だから、経常収支は、あなたの言うとおりなんですよ、結果として出てくるんですよ。そのことを言ったんじゃないんです。そうじゃなくて、国の資源配分というものを日本は新政権...全文を見る
○藤井国務大臣 結果として二十カ国がそういう文書をつくったんです。
○藤井国務大臣 現実にはそうなっていないけれども、アメリカはドルを強くしたい、こういうことからきていると思います。
○藤井国務大臣 あなたの意見は伺いました。
○藤井国務大臣 あなたの意見は伺いました。
○藤井国務大臣 お話は承ったということをお答えしております。     〔鈴木(克)委員長代理退席、委員長着席〕
○藤井国務大臣 同じことを申し上げる以外にありません。
○藤井国務大臣 それは全くうそです。一部の新聞が筆を滑らせただけです。  私が言ったことを言います。  一九三〇年代に、今から八十年前に、世界的大不況が起きた。それに対して、米、英、仏が非常に自国の利益のみを主張した。一つが、その国の通貨安競争。一つが、高関税政策、ブロック化...全文を見る
○藤井国務大臣 新聞で書かれたことについては責任は持てませんが、世界的な通貨安競争というのはよくないということを言いました。それがいつの間にか、円安はよくないという話に振りかわっただけです。
○藤井国務大臣 新聞によっては、極めて適切な、普通のことを言ったという新聞記事も随分あります。
○藤井国務大臣 基本的には需給関係です。その間にいろいろな投機が入るかもしれません。基本は需給関係です。
○藤井国務大臣 通貨間の需給関係です。
○藤井国務大臣 もっと広い意味の通貨間の需給関係です。
○藤井国務大臣 もうちょっと。
○藤井国務大臣 それは需給関係です。そして、場合によっては投機が入ります。
○藤井国務大臣 投機とはまさに投機です。
○藤井国務大臣 実需とは違った動きです。
○藤井国務大臣 それはあなたの解釈です。
○藤井国務大臣 いろいろなケースがあると思います。
○藤井国務大臣 今申し上げたように、いろいろな要因で動いているということだと思います。
○藤井国務大臣 金融的な動きも当然あると思います。
○藤井国務大臣 四十四という数字よりは、国債を乱発するということは日本経済にとってはマイナスだ。なぜならば、要するに国債の評価というものは世界的な次元で見られている。その場合に、日本の地位の低下にもつながる。もちろん、物すごい異常な経済のときは高橋是清のやったようなことがあります...全文を見る
○藤井国務大臣 三十三兆が初めですよね、三十六じゃなくて三十三。  それで、四十四というのは、現実に国債市場がもうそれで動いているわけです。ですから、それが根っこになるだろう、こういうことです。  だけれども、それよりも減らすということはもっと大事なことだと私は思っています。
○藤井国務大臣 有権者、国民に対する約束だと考えております。
○藤井国務大臣 まず、マニフェストの段階よりも、説明が不十分なところがあるんだと思いますね、現政権において。そういうことは十分考えております。
○藤井国務大臣 これも説明不足が大分あると思うんです。  まず、あのマニフェストには、首都圏と近畿圏はやらないということは明言しております。  それから、試行的にやるというときには、まず北海道というようなあたりが一つの判断の基準だと思いますが、例えば北海道でいえば、CO2は減...全文を見る
○藤井国務大臣 この執行停止は、各省にもう予算を配賦しておりますので、各省庁の判断によって行われております。
○藤井国務大臣 それも今お答えしたように、各省庁の自主的判断でまず行っております。
○藤井国務大臣 御承知のように、財政政策というのは資源配分の問題ですから、今の資源配分をより国民生活に密着したものに配分しがえようということからきている問題だというふうに御理解をいただきたいと思います。
○藤井国務大臣 不急不要のものというか、もっと、無駄と言ってもいいんでしょうけれども、そういうものの上に乗っかった経済というものは長続きはしないと思うんですよ。やはり、本当の意味で国民生活の上に乗っかった経済というのが長続きすると思うんです。その間に若干の時間があるという御指摘で...全文を見る
○藤井国務大臣 それは、停止するには法律が要るから、法律をそこまでつくるのは無理だということです。
○藤井国務大臣 私は、十五兆の補正予算の中に、いいことも、それから不急不要と言っていいんでしょうか、無駄というようなことも、両方入っていると思っているんですよ。ですから、今の問題は、やはり経済の効果があると私は見ています。  だから、それを二次補正に入れるかどうかというのは、一...全文を見る
○藤井国務大臣 これもお話ししましたが、今の経済社会あるいは国債市場というものは、現実に四十四兆のところで動いております。これは、やはり一つの事実として認めざるを得ないと思いますが、できることならば四十四兆をもっと減らしたいぐらいの気持ちでおります。
○藤井国務大臣 これは平成二十二年度の予算編成方針で、マニフェストに掲げられた事項は入れる、しかしながら、平成二十一年度の基本の予算にもまだ相当水膨れがある、それは我々の言葉で言うと無駄ですけれども、水膨れと言っておきましょう、その水膨れを整理するということをまずやりながらマニフ...全文を見る
○藤井国務大臣 そのとおりでございますが、マニフェストで書いた数字というのは、私は野党の時代から言っていたんですが、数字そのものよりも事柄が問題だというふうに言ってきました。ですから、事柄によっては、事柄はやるけれどもその分を、数字でいえばそれも減らせるかもしれませんね。
○藤井国務大臣 そう御理解いただいていいと思います。
○藤井国務大臣 前政権で大分お使いになったという事実は承知をいたしております。したがいまして、このごろ会計検査院でも出ておりますし、仕分けの行政刷新会議でも出ておりますが、要するに独法だとかあるいは公益法人だとか、そういうところにも同じたぐいのものがあるということを我々は考えてお...全文を見る
○藤井国務大臣 今のところ考えていません。
○藤井国務大臣 できれば予算編成後までです。
○藤井国務大臣 前政権がやられた残りの話とは別だという意味でよろしゅうございますね。  前政権でやられた残りのものは、引き続き使わせていただくことはあり得ると思っております。
○藤井国務大臣 積立金の話はおっしゃるとおりです。  ただ、ことしまた入ってくるものもあるわけですね。それは、やり方としては前政権と同じだと思います。
○藤井国務大臣 これは前政権と同じでして、経済が安定したときでないとなかなかそこができない。これは前政権のときもそういう理由でした。その状況は今でも変わっていないように思っております。
○藤井国務大臣 今お話しのように、これは内閣府の話なんですけれども、申し上げれば、非常に経済が不安定なときには、その数字が信頼の置けるものにならない可能性があるわけですね。それは、前政権の与党でおわかりだと思っております。
○藤井国務大臣 今二つの話をおっしゃったと思いますが、二十二年度の見通しはどうだ、やや中長期的なものはどうかというお話ですが、後者について申し上げました。  当然のことながら、二十二年度については税収見通しをしなければならない、これは当然のことであります。
○藤井国務大臣 石井委員のお話のような意見の方もあるのはよく承知しています。これは今税制調査会で議論しておりますので、ここで断定的なことは申し上げられません。  ただ、申し上げられるのは、暫定税率という言葉というか仕組みはやめなきゃおかしいと思います。これは昭和四十九年にできた...全文を見る
○藤井国務大臣 ただいま申し上げたように、そういう考えの方もあります。したがって、税制調査会でそういうことも含めて議論を進めてまいりたいと思います。
○藤井国務大臣 今石井委員がおっしゃったような議論もあるのは承知しております。したがいまして、これらも含めて税制調査会で結論を出したいと思います。
11月17日第173回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(藤井裕久君) 竹本議員の御質問にお答えいたします。  補正予算の執行停止についてのお尋ねが初めにありました。  政府といたしましては、今般の補正予算の見直しについて、対象事業を決定するとともに、必要な手続等を経て、二十一年度第二次補正予算及び二十二年度予算に反映す...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 竹内議員の御質問にお答えいたします。  まず初めは、現下の金融経済情勢についてのお尋ねでございましたが、我が国経済は、持ち直しつつあると言う人もいますけれども、自律性に乏しく、失業率が高水準にあるなど、依然として厳しい状況にあると考えております。議員御...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○国務大臣(藤井裕久君) ただいま川上委員のおっしゃった話というのはよく理解できます。  ただ、私も担当じゃございませんもので、特に仙谷さんだと思いますが、川上委員からそういうお話のあったことを申し伝えます。
○国務大臣(藤井裕久君) こちらにおります峰崎さんが税制の一番の責任者になっておりますので、今ここで聞いております。  これからいよいよ本格的に税制改革の議論が始まります。今日の夜から始まるんですが、そういう中で今のお話は議題に上らせていただきます。
○国務大臣(藤井裕久君) 補正というのはいろんな形があると思うんですね。今、川上さん言われたように、経済が悪くなったからその追加をするんだという意味が一つありますが、過去において、昭和四十八年とか四十九年がそうなんですが、私が内閣官房長官の秘書官をやっていたときなんですが、これは...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、前政権の十五兆のうち、いいものもあるんです、だからそれはそのまま残してあります。そしてやっぱり、何というか、国の資源配分として変えていかなければならないというものについて今の三兆円という数字が出ているわけでございまして、全部を否定しているわけじゃあ...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今経緯をよく伺いました。峰崎さんがその後申し上げました。私も同様に考えております。
11月19日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○国務大臣(藤井裕久君) 私は、林委員と全く同じ認識を持っているんです。どういうことかというと、国債の市場というもの、これがやはり世間に対する信頼の根っこにあると思います。したがいまして、長期的というか中期的な計画を持つということは大変大事なことだと思っておりまして、その点は林委...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも全く同じなんですね、考え方が。非常に経済が振れているときは難しい、しかしこれは作らなきゃいけない、じゃ二十二年度はどうするんだと、こういうお話だと思います。  つまり、今申し上げましたように、今の経済の不安定な状況において中期計画を立てるのは今は...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、もう既にそういう言葉がありますが、十五か月的な予算ということを言われております。そのとおりだと思うんです。つまり、さっきから申し上げましたように、経済あっての財政だという側面と、あるいは財政規律という両面をどうやって調和させていくかという中で、やは...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今言ってくださったことは私の全くの気持ちでございます。  私も昔から予算編成に携わったことがありますが、限界があるんですね。並列官庁ですから当然限界があるんです。それに対してやはり上部官庁的な、的なと言った方がいいかもしれませんが、官邸の中にあるこの行...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 権限では違うと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 予算編成権というのは、今の組織上からいうと財務省であることは間違いありません。しかしながら、さっきから申し上げましたように、横並びであるということの限界から、事実上行政刷新会議の決めていただいたことを守るということによって、より今我々の考えている国民生活...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、国家戦略という立場からいいますと、前は財政諮問会議の担当の大臣がいらっしゃったと思います。それに見合う大臣というのは菅大臣です。まず、そう御理解をいただきたいと思います。  したがいまして、菅大臣を中心として中期的なもの、あるいはまたマニフェストに...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) どうも今のお話は財務省としての権限を越えている話でございますもので、ちょっとお答えしにくいので、これは内閣が決めることだというふうに御理解をいただきたいと思います。  そして、当面の資源再配分をやっているのは仙谷さんのところであるのはこれ事実でありまし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) むしろ、林委員が的確に分析していただいたと思っています。そのとおりでございまして、仕分作業が済んだ後、これは親会議というんでしょうか、今おっしゃった行政刷新会議そのもののスクリーンを経て、あのグループの一つの結論が出るわけです。そして、二十四日から二十七...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、もう先に言っていただいたんですけれども、基準と申しますか、まずメンバーがどうやってできたかというと、これは全く行政刷新会議の方で決めていただいております。私は何にもタッチしておりません。こうれは公的な場ですから、はっきり申し上げます。一部の新聞に何...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは正式の、公式の場ですから、今の話は仙谷さんにもすぐ分かると思いますが、私からも直接、林委員のお話は申します。非常に大事な話だと考えておりますので、彼に言います。  そこで、制度的なものには割に触れてないわけです、一つだけ申し上げますと。  例え...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 恐縮ですが、そのとおりの面があると思います。  それで、私が言ったというより総理が言われたんです、査定大臣になりなさいと。仙谷さんは、今は我が省という言葉を使うなと、こういうことを言われました。私が言ったことは、野党のときを思い出せと、こういうふうに言...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今のお話も含めまして、仙谷大臣によく伝えたいと思います。  そういうことのないように努力をしているはずでございますが、私はやっぱり、今までずっと役所にいますと一つの物の考え方しかできなくなるというのは、これは事実だと思うんです。そういうことに対して、や...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 全くそのとおりだと思います。行政の責任者、あるいはその責任者を支える者はそういう立場で、資源の再配分だけじゃなく、本来の行政に対してもしっかりした対応をしなきゃいけない。全くそのとおりだと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) 実は、私は昭和四十七年から田中内閣で秘書官やっていたんですよね。そのときに第一次石油ショックがありました。そのときには執行停止やりました。今と状況は違いますけれども、執行停止を一兆以上やりました。それをどうしたかというと、当時は繰越しにしちゃったんですね...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 一つの御判断だと思います。  ただ、今の経済状況の下において、これは十一月に決めたんですが、やはり景気対策としての補正も必要だと、こういう考え、当然あります。その中には三つありまして、環境であるとか雇用であるとか、あるいは中小企業を中心とした経済対策で...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 個別の話に入りますと、もう林委員十分御承知のように、まず補正が通ればそれが一つの、配賦をいたしますですね、配賦をして、交付決定をして、実際の交付をすると、こういう段階になっているわけでございますが、今の考えは、まず、交付決定の後の交付したものについてはま...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 恐縮ですが、これは厚生労働省の話なもので配賦先の担当大臣がお答えするのが筋だと思いますが、私の承知しているところでは、その百億の方ですね、百億の方はまだどこでやるかも決定してないものがほとんどだと。今おっしゃったように、研究はなさっているんでしょう、検討...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これも、大変恐縮ですが、農林水産大臣のところで決めてきたものでございまして、お話のとおり、未執行のものでまだ県議会にもかかっていないようなものについてこれを執行停止したと聞いております。
○国務大臣(藤井裕久君) これ、三つ大体原則がありまして、有効性というようなことですか、効率性ということですか、それから緊要性ということですか、抽象的にいうとそういうことの基準でやったと判断をいたしております。これまた農林水産省の問題ではございますが、そういうふうに聞いております...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) それは文書には直接出ていないと思います。もっと具体的な話でその文書は書いてあるように思います。例えば、施設費は云々とか、そういうことがみんな書いてありますが、私の言葉でこれを総括すれば今のようなことであろうと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 御意見としては承りました。  私たちの基準は今申し上げたようなことでございまして、若干意見の違いがあるのではないかと思っております。
○国務大臣(藤井裕久君) それは、七千億というのは能力開発協会だろうと思います。今の仕組みはやはり適当じゃないというふうに長妻さんは言っておりました。少し仕組みを変えてこういうものの考え方を生かしていこうという長妻さんの発想だと思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 私立の話だと承知をいたしておりますが、申請のない部分について、これは文部科学大臣ですが、カットをしたと承知しております。
○国務大臣(藤井裕久君) 内示もしていないということですね。
○国務大臣(藤井裕久君) 若干、経済政策の違いをお話しいただいたと思います。  私どもは、外需といいましょうか、輸出を軽視しているわけではございません。やはり特に日本は科学技術というか先端技術が非常に優れておりますから、そういうものを世界に出すことによって世界にも貢献するのが私...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、物づくりは非常に大事だと思います。これを軽視してはいけないというのは常に言っていることでございまして、物づくりを軽視して福祉経済だ、地域経済だと言うつもりは全くございません。物づくりは大変大事だと思います。  今、私の円高の話がありましたが、私は...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 規模とか数字をああ言うとどうしても独り歩きしますもので、そういうことについては今日は触れるのを勘弁していただきたいと思いますが。  十五か月予算ということによってやはり経済を全体として立て直さなきゃいけないと思っております。さっき昔物語のことをされまし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 現実に、国債市場あるいは日本の社会経済はそれを前提に動いていることは否定できないんだと思うんです。三十三というのは、もはや今や数字の上の話というか、それになってしまったと私は考えざるを得ないと思っております。経済社会なり国債市場がそれで動いているという事...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) さっきから申し上げているように、私は、租税政策にしろ、それから財政政策にしろ、皆さんが稼ぎ出してくださった国家資源をどう配分するかという問題なんですね。これはですから、まず租税政策は、公がいただくのがいいのか、あるいは稼いでくださった方のお手元に残るのが...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど林委員にお答えした中で大体申し上げたと思います。このような状況になっているのは、昭和六年、七年なんです。つまり、高橋是清のときなんです。今お話の出た四十七年、四十八年は、もうおっしゃるとおりです。  ただ、高橋さんの時代にはそういうことがあったの...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、長期金利は下がりつつありますね。これはやっぱり非常に、目先の話かもしれませんけれども、いい状況だと思います。一時、一・四まで上がったんですよね。それが今一・二台になったんです。これは鳩山内閣になって一番いい状況に今あるんです。それは何だということです...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 上昇するには二つの理由がありますね。経済が良くなるときも上昇するんですよね、先を見越してね。それから今のような事態、二つあるわけです。私は、今の事態で、経済が良くなるから金利が上昇したとは違いますから、やっぱりそれは非常に注意していかないといろんな面に影...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今ここに亀井さんと並んでいるということは、まさにずばりその象徴だと思います。我々は、財金分離というのが正しい方向だというふうに考えております。
○国務大臣(藤井裕久君) 私は、分けて考える中の、金融政策と日銀というか、日銀と財務省の関係というのは、私は前に大臣をやらせていただいたときに三重野さんとよく話したんですよ。昭和十七年のあの戦時立法というのは根本的に間違いだというふうに私は思っておりました。したがって、三重野当時...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 私は個人の問題触れたくありません。ですから、この問題がどういう形でああいうふうになったかというのは直接関与しておりませんので。それも、民主党時代ですね、野党時代ですよ。特に武藤氏個人については、やっぱり現世の人のことを余りいいとか悪いとかいう話じゃないと...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 実態は少し違うと思いますが、少し経緯を申します、簡単に。  まず、あの平成十七年選挙というのは、小泉選挙で私は落選しました。落選して、それを契機に引退しようと思っているんです。したがいまして、二つですね、政治資金管理団体と地元の総支部、全部閉めました。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) そのとおりです。
○国務大臣(藤井裕久君) 今、荒木さんの言われたとおりだと思うんですよね。回復しつつあるけれども、極めて不安定だと。特に、七—九がいい数字が出ていますね。出ていますが、十—十二は所得環境あるいは雇用環境はまず悪い方に向かうのは間違いないと思うんです。したがいまして、極めて慎重に見...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 今、これもまた荒木さんの御指摘のとおりです。したがいまして、それをデフレ宣言と言うかどうかということは、実は政府としては、さっきの林さんの話じゃありませんが、財政金融ですか、担当に当たるのが菅直人さんなんです。したがいまして、菅直人さんのところでまとめる...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 先ほど申し上げましたように、新日本銀行法ができたのが平成十年です。そういう中で、私は日本銀行が戦時立法である昭和十七年法のようなことであってはならないという大原則の下に考えてまいりました。  したがいまして、今の荒木さんの御質問については、日銀と協調し...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) まず、前の政権だから駄目だなんということは一つも考えていません。そんなけちな考えは持っていません。  ただ、やっぱりその中に官庁営繕とかいうのがある程度あるわけですね、独法であったり本当の官庁であったり、そういう営繕があると。それが本当にいいのかという...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) その後の数字は、別に目標を決めてやっているわけじゃございませんので、四百四十七事業というこの分け方もいろいろあるんでございますけれども、とにかくそういう事業を対象にしてやっているということでして、金額の目標等々は全くございません。
○国務大臣(藤井裕久君) これは、まさに行政刷新会議、仙谷さんの下で選定いたしましたが、そのとき各省に対していろいろな資料を出すようにという話はありました。これは何も財務省だけではありません。  それから、特に副大臣クラスが現地に行っているんですね。ちょうど九月の連休みたいのが...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) それは違います。
○国務大臣(藤井裕久君) 造幣局、印刷局は仕分にのると思います。外為はちょっと時代が違うんですね。これ、為替の、まあさっきもレートの話出ましたけどね、これを安定化するために、非常に意味が違うと思います。造幣、印刷については仕分の対象になると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) このマニフェストの事項については、国家戦略室が中心になって、つまり菅さんが中心になって検討しております。その内容については必ずオープンになると思います。
○国務大臣(藤井裕久君) 今、仙谷さんのところでやっているのは、要するに平成二十一年度ベースの予算そのものを切っていこう、そしてそういう中で今のような政策をやっていこうと、こういう基本方針でございます。  私が特に衆議院の質問であったときに答えたのは、四十四という数字は現実にも...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) これは、現実に経済社会が何で動いているかといえば、既に歳出の八十八兆じゃないんですね、十五兆を足した百三兆で動いているんですね、現実は。それに対して、うちで三兆は少し削減できないかと言っている。それでも百兆なんですね。そして、それに対して四十四兆の借金が...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○藤井国務大臣 まず、日本銀行と政府との関係がございましたので、非常に大事な話なので、ちょっと読ませていただきます。今、十一月二十日の月例経済のことは委員おっしゃったとおりでございますので、その点ははしょりますが、日本銀行が言っていることを申し上げたいと思います。これは正規の記者...全文を見る
○藤井国務大臣 この点は、私は逃げるわけじゃないんですけれども、かつての政権であれば経済財政担当大臣というのがいらっしゃったわけです。現在はその役割を果たしているのは菅さんなんです。  ですから、私どもの政府の責任者は菅さんであるのも事実であって、その上で申し上げますけれども、...全文を見る
○藤井国務大臣 これは昔からあるんですよ。常に出てくるんです。  ただ、こういうことだけは事実あるんです。では、無利子国債、つまり相続税をまけてもらうというのがもう一つくっつくわけですね。では、どういう人がそこに出してくるかという問題なんですよ。今表に出ているお金は、いろいろな...全文を見る
○藤井国務大臣 亀井さんがかわって言ってくれた面もありまして、こういうことなんですね。  第一義的には親御さんですよ。しかしながら、本質的には、社会からの預かり物だという考えを我々はとっているわけです。二十になったら社会にお返しするわけです。そして、次の世代を担っていただく。二...全文を見る
○藤井国務大臣 これは今、税制調査会で議論をいたしております。そのときに、今のような御意見が特に二党からあるのは事実であるから、当然そこも議論の対象とする、こういう意味でございます。
○藤井国務大臣 これは、ちょっと誤解があるのは、マニフェストには国が全額払うとは一切書いてありません。これが一つです。  それから、きょうは山井さんも来ていらっしゃいますが、厚労省の概算要求には、どういうふうに負担するかということは予算編成過程において検討する、こういうふうに書...全文を見る
○藤井国務大臣 今ここから話が出ました。発想が違います。それは、保護者の方の立場だけから見る考えとそれから社会から見る考えと、その違いがございます。
○藤井国務大臣 所管は国土交通省であることは御承知のとおりだと思いますが、前原さんが中心になりまして、十一月十日だったと思いますが、五省で協議した文書をまとめております。  それに基づきますと、まず運航に差し支えることはやはり避けなければいけない、こういうことが一つあります。そ...全文を見る
○藤井国務大臣 今申し上げましたように、運航に差し支えるという観点だけからこれを見ております。もし、今のようなお話になるとすれば、これは多額な年金という問題が非常に大きく影響していると思います。  御承知のように、企業年金部分でございますね、根っこの部分は別でございますが、企業...全文を見る
○藤井国務大臣 国土交通省の問題であることに加えて、これは委員会としてお決めいただくことだと思っております。
○藤井国務大臣 これは、民主党が野党であった時代にも長く勉強をしてまいりました。結局、納税者と課税当局が対等でなければならないのが、現実は、課税当局が上で納税者が下というような運営が行われていた。そして、それを直していく一つの重要な手段として、納税者には権利があるんだと。一例で申...全文を見る
○藤井国務大臣 ちょっと正確じゃないんですが、OECD三十カ国中二十幾つだったと記憶いたしております。
○藤井国務大臣 私は、評判の悪い税務署長というのを一九六〇年代にやりまして、今のお話はよくわかります。随分変えてきたつもりなんです、そのころから。しかし、まだ残っているというのも事実でしょう。それから特に、公務員というか、権力行政を持っていることは間違いないんですが、最も権力行政...全文を見る
11月26日第173回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○国務大臣(藤井裕久君) 荒木委員御指摘のとおりでして、非常に正確に私のことを理解していただいて有り難く思っております。  まず、これは、私はもうあのときから、この落選を機に議員にならないというつもりでございましたので、どうすれば一番いいのかというのは、しかるべき人、はっきり言...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) それは政治団体じゃありません。
○国務大臣(藤井裕久君) どうも、本当のことを言ってぴんとこないんです。  これは、白金台何ですか、その会というのは全く個人のつもりで出したわけです。そのとき、どういう処理をするかというのが税理士に相談していた段階だったんです。それなもので、取りあえずこれで出しておきなさいと。...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 大変ありがとうございました。  今申し上げたとおりでございまして、白金台何とかというのは実は個人事務所だったんです。それまでは正規の事務所があったんですが、個人事務所に行ったということは、私としてはこれは個人に行ったというふうに理解し、かつやりました。...全文を見る
11月30日第173回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(藤井裕久君) 平成二十年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書、政府関係機関決算書、国の債権の現在額総報告並びに物品増減及び現在額総報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成二十年度の一般会計の決算につきまし...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 広田議員にお答えいたしますが、まず検査報告の御指摘ですが、非常に増えたということはもう御指摘のとおりで、今般の決算報告では数多くの指摘や問題提起がなされておりまして、歳出全般にわたって無駄の排除を厳しく求められている中、誠に遺憾に思っております。  財...全文を見る
○国務大臣(藤井裕久君) 又市議員にお答えをいたします。  まず、会計検査報告の中で、基金などの取崩しをしっかりやるようにというお話でありました。これは、会計検査報告を尊重することはもとよりでありますが、行政刷新会議においても、独立行政法人あるいは公益法人、特別会計も含めてこの...全文を見る