藤島正之

ふじしままさゆき



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藤島正之の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島でございます。  私、三十数年防衛庁にお世話になっておりまして、実は、いつも答弁者側の方に座っておったのが、きょうは質問者側の方に立つということで、まことに妙な感じがいたしますけれども、それはそれとして、虎島防衛庁長官に幾つかの点についてお尋ねをしたいと...全文を見る
○藤島委員 今そういうふうにお答えいただいたということは、当時の考え方と今も変わっていないということなのですけれども、防衛庁長官は、防衛庁が発行しております防衛白書、これは毎年一回発行しているわけでございますが、これを御存じでございましょうか。
○藤島委員 本年版の第一ページにどういうものが書いてあるか、御存じでしょうか。
○藤島委員 そういうことでございます。まさに南北の代表が握手している写真が一番大きく写っているわけですね。ところが、この中身についてほとんど解説がない、これはどういうことなのでしょう。私は、国民の皆さんやこの読者に、これだけでございますと誤ったメッセージを与えていることになりはし...全文を見る
○藤島委員 最後に、長官が今お話しになったその点ですね。そこだけははっきりしておいた方がよろしいのではないかと思います。  やはり安全保障というのは、願望だけでいくわけではないのでありまして、やはり現実を一歩一歩踏み固めながら進めていく必要がある、私はこう思うものですから、誤っ...全文を見る
○藤島委員 今お話がありましたように、中国、北朝鮮、韓国はかなりのテンポで伸ばしているわけですね。そういうことを考えますと、私は、北の方を重視しておった考え方から、南といいますか、西の方に徐々にシフトしていくのがいいのじゃなかろうかな、こう考えるわけでありまして、九州地区及び新潟...全文を見る
○藤島委員 ごく簡単に御説明いただけますでしょうか。
○藤島委員 今防衛庁長官がお答えになりましたように、独立国として最小限度の防衛力をふだんから持っておく、こういうことでございまして、経済財政事情とかいろいろな事情があるわけですけれども、これは常々きちっとそういうものを維持しておかなきゃいかぬ、これが今の防衛計画の大綱の考え方であ...全文を見る
○藤島委員 今お答えになった中で、やはり非常に有用であると同時に、近代化しておく必要があると思うのですね。これは湾岸戦争のときそうだったのですけれども、イラクと米国の戦車が戦争したとき、イラクの戦車は非常に古い形だった、しかしアメリカの戦車は全部最新式だった。それで、砂漠で対峙し...全文を見る
○藤島委員 要するに、空中給油機を持っていない国を探すのに苦労するというぐらい、もうどこの国でも持っているということなんです。  したがいまして、これはぜひ速やかにことしの予算の中で何らかの形にしていただくようにお願いしたいと思いますが、防衛庁長官の御決意を伺いたいと思います。
○藤島委員 ただいまの件は了解いたしました。  先ほどの空中給油機については速やかに御努力いただきたい、こう思います。  もう時間が来ましたのでこれでやめますけれども、実は、自衛官の再就職の点ですね。若年定年でありながら再就職の点が非常に厳しいものがあるので、この点ついて実は...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。よろしくお願いします。  まず初めに、法務大臣に、近時の司法制度改革について議論されているわけですけれども、この点についてお伺いしたいと思います。  先ほど同僚議員の方から、現在の制度で不都合または時代に合わないものはどういうものがあ...全文を見る
○藤島委員 ぜひ積極的にやっていただきたいと思います。  ところで、法務大臣は七月十四日に日弁連の出している提言というのを御存じでしょうか。
○藤島委員 この中で、刑事司法改革でございますけれども、国費による被疑者弁護制度の実現、自白中心主義の刑事司法システムの改革、身体拘束手続の適正化あるいは証拠開示の法制化、公判の充実化、こういったことが指摘されております。  その中で、最後の方に、陪審制の導入と刑事司法改革とい...全文を見る
○藤島委員 先ほど読み上げました日弁連の提言ですけれども、十分に参考にしていただきたいと思います。  次に、先ほども質問がございましたけれども、名古屋刑務所のデータ流出についてでございます。  先ほど法務大臣は、大変重大に受けとめて原因をしっかり調査する、こういうふうにおっし...全文を見る
○藤島委員 主犯の松本被告はどのみち極刑になることが避けられないだろう、こう想像されるわけですけれども、被害者のお気持ちとかいろいろ考えますと、国民の御意見なんかを聞いてみますと、ともかくできるだけ早く結論を出すべきだという意見が大勢なわけですね。そういうことを考えますと、主犯の...全文を見る
○藤島委員 今、一審の結論が得られるまで数年、こういうお話があったんですが、数年といっても非常に幅があるわけでありまして、二、三年なのか十年に近い数年なのか、その辺はどうなんでしょうか。
○藤島委員 それでは、できるだけ早くというのが国民の要望だと思いますので、その線に沿ってひとつ頑張っていただきたい、こう要望しておきます。  次に、法務行政全般でございますけれども、やはり法務行政というのは絶対不可欠な行政がいっぱいあるわけでありまして、その中で、社会の変化とと...全文を見る
○藤島委員 できるだけ努力をしていただいて、本当に必要で、どんどんふえている分野が国民に不便をかけないように、ぜひお願いしたいと思います。  次に、少年法の問題でございますけれども、これは、我が自由党は、検事の関与と弁護士の立ち会いを認め、裁判官の合議制によって決すべきであると...全文を見る
○藤島委員 今の数字でいきますと、そんなにおくれているという感じはないんですけれども、ただ、実際問題として、大型事案とか知的財産関係の事案というのはかなりおくれているというふうに私は耳にしておるんですけれども、その辺はどうでしょうか。
○藤島委員 ぜひ改善を進めていただきたいと思います。  それから最後に、裁判官の養成、人的な養成の問題ですけれども、裁判官といえども余りテクノクラートになり過ぎちゃってもいかぬわけでありまして、やはり社会の実態をよく知っていただいた上で裁判をしていただく、これがやはり国民の立場...全文を見る
○藤島委員 ぜひ前向きに、引き続き進めていただきたいと思います。  終わります。
10月24日第150回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○藤島委員 少年法の問題といいますか、これはもともと少年問題だろうと思うのですね。  先日、テレビを見ておりましたら、暴走族が捕まって少年院に入って出てきたとき、本当に捕まってよかった、みんな捕まったらかえっていいんだけれどもなというようなことを言っておりましたけれども、要する...全文を見る
○藤島委員 今御紹介がありました東京新聞の記事、私も実は読みましたけれども、少年側のそういう意識だけが問題なのかどうか、社会全体もやはり、少年の犯罪には親とかいろいろなものがかかわっているわけですし、少年だけのそういう意識の調査で、減るのが二十数%というだけではないのではないかと...全文を見る
○藤島委員 今法務大臣がおっしゃったように、私は健全育成という面からも、やはり罪を犯した者はそういう償いをきちっとしなければいかぬという方がはっきりしていいんじゃないかと思うのですね。今の子供というのは、そういうものをきちっとさえしておれば、それなりに行動もそういうふうにきちっと...全文を見る
○藤島委員 今御説明がありましたように、主な国はほとんど十八歳、あるいはそれ以下の国もありますね。ということで、私ども自由党としては、この少年法の適用年齢を十八歳未満に変え、同時に、権利と責任という意味で選挙権も十八歳以上に変えるべきだ、それで権利と責任を持たすべきだ、こういうふ...全文を見る
○藤島委員 先ほど賛成だと申し上げたんですけれども、これは、全部すべて賛成だ、こういう意味じゃございませんで、考え方の大筋は賛成である、こういう意味でございまして、一部にはもちろん我々の意見がありますので、これはまた徐々に述べてみたいと思います。  今のこの少年年齢の問題につき...全文を見る
○藤島委員 はい、わかりました。  それでは次に、十七条関係でございますけれども、これは観護措置期間でございます。午前中にも少し議論があったわけでございますけれども、前回の閣法では十二週間だったわけですね。それが今回八週間になったという根拠というか、考え方をもう一度御説明いただ...全文を見る
○藤島委員 この点について最高裁にお尋ねしますけれども、実務的にはこれでいいのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○藤島委員 提案者側、今の御答弁を聞かれたと思うんですけれども、四週間を八週間に延ばし、それはそれでいいんですけれども、それも条件がいろいろあるわけですね。簡単に八週間ぽんと延ばせるというような問題じゃなくて、二週間、二週間と厳密な条件を付して、裁判所の判断を仰ぎながら延ばしてい...全文を見る
○藤島委員 今の数字、高いと見るか低いと見るか、いろいろあるとは思いますけれども、法務大臣はどのようにごらんになっておりますか。
○藤島委員 今、逆送について問題になっているのは、やはり全般的に見てちょっと低いという評価があるからじゃないかと私は思うのですね。そういうことで今お伺いしたわけでございます。  提案者にお伺いしますけれども、この十六歳以上の少年という要件を二項で設けておりますね。これはどういう...全文を見る
○藤島委員 午前中の質疑の中でもあったのですけれども、一項と二項の関係がどうもわかりづらいのですね。先ほど、午前中は杉浦さんでしたか、御説明があったのですが、どうもわかりづらいのですけれども、一項と二項の関係をもう一度説明していただきたいと思うのです。
○藤島委員 現行二十条のただし書き、十六歳を外した。私は、二項をあえて入れなくても、これだけでいいのじゃないかという感じがするのです。というのは、本文の方で「死刑、懲役又は禁錮に当たる罪の事件について、調査の結果、その罪質及び情状に照らして刑事処分を相当と認めるときは、決定をもつ...全文を見る
○藤島委員 御説明はわかりますけれども、私は、被害者を死亡させた罪の事件は、今お話がありましたように、むしろ必要的逆送という方がすっきりするのじゃないかなという感じがしたものですから、最初に申し上げたように、二項はむしろ要らないのじゃないか、入れるのならば、二項は必要的逆送ですっ...全文を見る
○藤島委員 この条文は二つの要素があると思うんですね。今おっしゃったように、十六歳を外して十四歳にするということと、必要的逆送にするか、そこに裁判所の判断を入れるかということですね。  自民党案だったという、いろいろな、幅の広い、死亡だけじゃない、もう少し広い部分を入れておくと...全文を見る
○藤島委員 次に移ります。  第二十二条の二の検察官の関与についてでありますが、今、新しい条文を見ますと「検察官が関与する必要があると認めるときは、決定をもつて、審判に検察官を出席させることができる。」ということで、家庭裁判所が判断することになっておるわけですけれども、これを重...全文を見る
○藤島委員 私は、裁判所の審理をどうのこうの、邪魔するとかそういう問題じゃなくて、法律上こういう場合はごく絞った上で必要的につけなきゃいかぬという方がすっきりすると思います。結果的に運用上きちっとされればいいわけでありますけれども、その辺は私は、法文上すっきりする方がいいと思いま...全文を見る
○藤島委員 私の申し上げたいのは、受理をすることを申し立てることができるといって、高等裁判所が受理をするしないという問題になるわけです。これは少年の方と違っているんですけれども、ここもすっきり、抗告をすることができるというふうにしておいた方がいいんじゃないかなという感じがしたもの...全文を見る
○藤島委員 現在の法では、無期の場合は必要的に、必ず有期にしなければいけないという規定なんですけれども、これは今度改正されますと、無期の場合は、有期はもちろんあるんですけれども、無期そのままもあるという規定に変わるわけでありまして、これはいい措置じゃないかな、こういうふうに私は思...全文を見る
○藤島委員 最後に、記事の掲載でございます。現在のは加害者の保護という観点に非常に偏っているんですけれども、やはり国民の前に明らかにすることによりまして非常に抑止効果も上がるんじゃないかなと思うわけでありまして、この点、今後十分に検討をしていくべき問題だろうと思うのですけれども、...全文を見る
○藤島委員 この点は、前回の委員会でも私そういうふうにお願いしたところでありますが、今の法務大臣のお言葉を聞いて気を強くしておりまして、どんどん進めていただきたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
10月27日第150回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島でございます。  本日はどうも御苦労さまでございます。特に佐藤参考人は、我が自由党の推薦ということで、お忙しい中、どうもありがとうございます。  まず、佐藤参考人にお伺いしたいと思います。  先ほどおっしゃっていたことについては、実は私どももう全く全...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございます。私も、何もすべて厳罰にしろということではなくて、やはりそういうものがあるということが抑止力になっているということで、今の参考人の御意見と全く同感でございます。  そのほか、参考人も、十六歳の少年院での受刑のあの条文はおかしいではないかとい...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございました。  それでは最後に、飯室参考人にお伺いしますけれども、少年法第六十一条には「記事等の掲載の禁止」ということで「家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等により...全文を見る
○藤島委員 マスコミの有力な方からそういうふうに言っていただいて、私ども自由党としても非常に意を強くした次第でございます。  終わります。ありがとうございました。
○藤島委員 自由党の藤島でございます。よろしくお願いします。本日は、本当に御苦労さまでございます。  まず、守屋さんにお伺いしたいんですけれども、四十年間、裁判官として非常に御苦労さまでございました。  先ほど、慎重に検討すべきだ、こうおっしゃったのは、どうも反対であるという...全文を見る
○藤島委員 幾つか御意見があったわけですが、保護主義自体は賛成であるということで、私もその点は確かに賛成なんですけれども、一方、やはり被害者の気持ちとか、あるいは抑止効果というのも大きな問題だというふうに考えておるわけです。  それはそれとして、技術的な問題としては、裁判官とし...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。  そのほか、四十年間少年関係の審判をやっておられた中で、何か、こんな点が現行法制で不十分だったというように実感したことがあれば、教えていただければと思います。
○藤島委員 どうもありがとうございました。  それでは、塚本さんに、これは質問というわけではないのですけれども、最初に、あす自分も巻き込まれるんじゃないか、こういう心配がある、こうおっしゃっていましたけれども、確かに私も、そういう事件に出くわさないとは限らないなという感じが近ご...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございました。終わります。
○藤島委員 自由党の藤島でございます。きょうは本当に御苦労さまでございます。  まず最初に、哲君の御冥福をお祈りしたいと思います。  先ほど、遺体の写真が配られた、これを見まして、本当に痛々しいわけでありまして、そのときの御本人の非常な恐怖感といいますか、非常に残念な気持ちと...全文を見る
○藤島委員 今おっしゃった点は、確かにそういう面はあろうかというふうに思います。ただ、先ほど岡崎さんの方からもお話がありましたけれども、被害者の方にも弁護士を国選でつけるといった分野ですね、少年の方も確かにそういう不十分なものはあるかもしれませんけれども、私は、被害者の立場という...全文を見る
○藤島委員 そのほか、現在の案になっております十六歳から十四歳に引き下げる案とか、あるいは十六歳以上の逆送の問題には反対だ、こういうふうにおっしゃっています。そのほかにも、いろいろな工夫、捜査のあり方を工夫するとか職員の処遇を工夫したらどうかとか、あるいは少年を追いやってはだめだ...全文を見る
○藤島委員 いずれにしても、岡崎さんのケースのように、被害者も一人の少年なんですね。加害者も少年で、加害者の更生というのは大事なことだと思いますけれども、きょうはその辺の、被害者も少年であり、被害者の方の立場もよく考えなければいかぬなということを感じさせていただいて、終わりにしま...全文を見る
10月31日第150回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○藤島委員 ただいま議題となりました修正案について、その趣旨及び概要を御説明いたします。  与党三党案については、以下の点を修正すべきであると考えます。  一、少年法の適用年齢を二十歳未満から十八歳未満に引き下げること。  二、右の措置に伴う関連諸法の修正を行うこと。  ...全文を見る
○藤島委員 きょうは時間の制約がございますので、私は、被害者の救済といいますか被害者の保護についてだけ、一点お尋ねしたいと思います。  まず法務省に、現行の制度では犯罪被害者全般に対してどのような救済措置がとられているのか、これをごく簡単に御説明いただきたいと思います。
○藤島委員 私どもは、厳罰厳罰ということをこの少年法の改正で言っているわけではございませんで、少年犯罪は、犯罪を犯した少年、被害者それから一般国民に対する影響、この三つの観点から考えていかなければいけない、こう思うわけでありまして、その際、やはり被害者の保護というのは、一般の犯罪...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございました。  先ほど法務省の方からお話がありましたように、一般刑事事件の被害補償はもちろん少年犯罪にも適用になるわけでございますけれども、ただいま提案者側に質問した件に関しまして、法務省の見解をお伺いしたいと思います。
○藤島委員 私は、最初に申し上げましたように、この問題は今回の少年法改正の裏表というような性格があると思いますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  終わります。
○藤島委員 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となっております少年法等の一部を改正する法律案について、自由党修正案に賛成、民主党修正案に反対、原案について賛成の討論を行うものであります。  少年法改正問題は、平成五年一月の山形マット死事件において家裁と高裁の判断が食い...全文を見る
○藤島委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     少年法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点について格段の努力をすべきである。  一 少年...全文を見る
11月07日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは、時間が限られていますので、二、三点に絞って御質問させていただきたいと思います。  まず第一に、防衛庁の国防省昇格の問題でございます。この問題につきましては、私ども自由党は、全党一致で積極的に推進してきたところでございます...全文を見る
○藤島委員 質問は、その必要性について国民にわかりやすく、こう申し上げたわけでございますけれども、私は、この問題は、我が国の国民が国防というものをどういうふうに意識しておるか、こういう問題だろうと思うんですね。要するに、国防省であるかどうかということは、我が国の国民の意識を外国が...全文を見る
○藤島委員 今お答えいただいたような状況でございますけれども、外務大臣は海外へよく行かれてそういう事情も御存じでございますけれども、外務大臣としては、この昇格問題についてはどのような御所見をお持ちでしょうか。
○藤島委員 先ほど防衛庁長官からちょっとお話がありましたけれども、この件に関しまして、国防協会とか、あるいは防衛を支える会等の皆さんが、一生懸命、百万人以上の署名を集められて努力されているわけでありまして、非常に頭の下がる思いもするわけでありますし、敬意を表するわけでありますが、...全文を見る
○藤島委員 先日、自民党の国防部会でこの件について審議し、決議を行っていると聞いているわけですけれども、あるいは、野党第一党の民主党さんの中にも賛成であるという意見もあるわけでございまして、そうは言っていながらなかなか進んでいないということなので、先ほどから熱意はわかるのですけれ...全文を見る
○藤島委員 確かに行革の関連で政治マターだということになっているのですが、先ほど私が申し上げたように、その後政治状況はまた進んでいるわけでありまして、防衛庁長官は非常な決意を持って進めていただきたい。これは私ども一生懸命応援したいと思いますので、ぜひよろしくお願いしたい、こう思い...全文を見る
○藤島委員 警務隊と調査隊の任務、役割、私は承知しているのですけれども、ちょっとごく簡単に御紹介いただきたいと思います。
○藤島委員 この両部隊の統合につきましては、元陸上自衛隊の北部方面総監をやられた志方さん、これは東京都の石原知事と今一生懸命仕事をやっておられるわけですけれども、我々が尊敬する先輩なのですが、こういうことをおっしゃっているわけです。調査隊はインビジブルな活動で、警務隊とは性格が異...全文を見る
○藤島委員 長官の言っておられるのがどうも飛び過ぎておって、自衛隊員の福利の話ではないんでありまして、要は、地元の部隊と地元の協力団体とか一般の市民の皆さんとの協力関係を進めようという、積極的にやってきている方針は変わりないか、このことです。  この点についてだけ言えば、今長官...全文を見る
○藤島委員 終わります。
11月08日第150回国会 衆議院 法務委員会司法制度改革審議会に関する小委員会 第1号
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○藤島小委員 自由党の藤島でございます。  二点お尋ねしたいと思いますが、先ほど日野委員からも御質問があったのですが、大学院構想と人の養成の問題です。  私も実は司法試験は入りましたけれども、法曹界に入らなかったのです。当時、五百人ぐらいだったのを三千人という、その三千人の論...全文を見る
11月09日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。お疲れのところ、二、三御質問をさせていただきたいと思います。  今までお伺いしていますと、余り意見の一致を見るのはないのかなという感じはいたしますけれども、最初に、九十六条の改正手続の点でございます。  御承知のように、各議院の総議員...全文を見る
○藤島委員 次に、内容の点でございますけれども、現実と憲法との間に乖離がある、それはこれまでの政治がみずからの必要のためにつくり出したものが多い、それを埋めるための努力をすべきであるんだ。例えば、その実態に近づけるために、いろいろなケースのうち、議員定数なんかもそういう方向で、一...全文を見る
○藤島委員 私も、戦力は明確に九条で禁止されていますから、戦力というものを今の条文のまま持つことはもちろん違憲だということはわかるんですけれども、要するに、自衛権を持つということについて、それは先ほど参考人もおっしゃっていたように、私はそちらの方を言っているわけであります。  ...全文を見る
○藤島委員 済みません、時間が過ぎちゃったんですけれども、集団的自衛権じゃなくて、日米安保条約の方なんですけれども。
○藤島委員 終わります。
11月14日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。本日は、自由党の立場から、ただいま議題になっております船舶検査法案について防衛庁長官及び外務大臣に質問させていただきたいと思います。  まず最初に、この法案は周辺事態の安全確保法の補完的なものである、こういう位置づけで間違いございません...全文を見る
○藤島委員 周辺事態の安全確保法には、そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態など、我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して我が国が実施する措置、その実施の手続その他の必要な事項を定め、日本国とアメリカ合衆国との間...全文を見る
○藤島委員 国連決議がありますと、四十一条及び二十五条の関係から国連加盟国は受忍義務があるということからしまして、その措置としては他の国と共同したりしまして他の国と同様の措置をとれるようにすべきだ、こう考えておるわけですけれども、この点については、防衛庁長官、いかがでしょうか。
○藤島委員 今の法案で船舶検査に有効に対処できるかどうか、おいおい御質問してまいりたいと思いますけれども、要するに、国連決議に基づいてやれるものと、そこに今回の法案は旗国の同意を得てというのをあえてくっつけまして、そこでやれる範囲を非常に限定している。そこに私は、周辺事態に対して...全文を見る
○藤島委員 私は、国連決議があれば、周辺事態に限らず、周辺の地域に限らず、どこの地域に行ってもいいわけでありまして、またその行動についても、かなりフリーハンドといいますか、を持っておるわけでありますし、その点、旗国の同意という点については同一視する場面じゃないということを申し上げ...全文を見る
○藤島委員 単独でということを想定していないということなんですが、その場合、共同してやる場合に、安保理の決議がないわけですから、そうしますと、この案では旗国の同意というのが条件になっておるわけですけれども、先ほど来の質疑でもいろいろありましたけれども、旗国の同意というものは、私は...全文を見る
○藤島委員 今お答えがありましたように、旗国の同意というのは、現実問題非常に難しいことじゃないかと思うんですね。  先ほど来も、あらかじめ同意を、合意を得ておくというような話がありましたけれども、では、日本の周辺にたまたま来る船が事前に全部わかっているのかどうか。とてもそんなこ...全文を見る
○藤島委員 有効に機能するかどうかということを伺っているわけじゃなくて、性格が違うわけですから、二つの法律に内容を分けるべきではないか、こういう質問なんですが。
○藤島委員 どうもかみ合わないようなので、この点は我々は、そういうふうに二つに分けて、すっきりもう一回整理し直して出すべきだということを強調しておきたいと思います。  さて、それでは、本当に今の法案の内容で効果的なのかどうか、この点についてもうしばらく議論してみたいと思います。...全文を見る
○藤島委員 要するに、非軍事、非強制、こういうふうに受け取ってよろしいわけですね。
○藤島委員 周辺事態というのは、先ほど私、最初に読み上げましたように、我が国の安全に及ぼす影響が非常に重大な事態が差し迫っている、こういう事態だと認識しておるわけですね。したがって、最初に申し上げたように、この法案はその補完的な法案であるというふうな位置づけで間違いない、こういう...全文を見る
○藤島委員 それでは、この内容について少し見てみたいと思いますが、過去の例について伺ったところでは、船舶検査はこれまで三回、対イラク制裁の際の船舶検査以下三回あるわけでありますが、いずれも国連の決議に基づくものでありまして、それ以外のものはない、こういうふうに外務省から聞いておる...全文を見る
○藤島委員 それでは、さらに伺いますけれども、停船あるいは停船しろという指示にもかかわらずそれを無視して航行したものはありますでしょうか。
○藤島委員 要するに、進路変更まではあるが、停船あるいはその停船命令を無視して航行をしたものはない、こういうふうに受けとめておきます。  さて、別表で、第五条関係で、こういうことを自衛隊は行うことができる、こういうふうに表に書いてあるわけでありますが、この幾つかについてお尋ねし...全文を見る
○藤島委員 その先まで読まれるとちょっとあれなんですが、私の方は、照会を拒否された場合はどうするのかということを伺っているわけです。  それでは、次に、乗船しての検査、確認、これをやろうとするには船長の承諾が必要になっておりますけれども、これを船長が承諾しなかった場合はどうする...全文を見る
○藤島委員 要するに、船長の承諾がない場合は、船舶検査は、書いてあっても何もできないということになるわけです。  それから五番目、航路の変更の要請、これも船長が同意しない、あるいは従わない、こういう場合はどうするんでしょうか。
○藤島委員 あと、船長に対する説得あるいは接近、追尾、こうあるわけですけれども、いずれも同じようなことになるんだろうと思うのですね。要するに、海上自衛隊がこういう行為をしようとしたときに、相手側が同意をしなかったり、こちらの説得に従わないと何もできない。総合的にいろいろなのを組み...全文を見る
○藤島委員 いろいろな方法があるとおっしゃるんですけれども、要するに、組み合わせても、何もできないものは何もできないので、海上自衛隊としては、派遣はされたはいいけれども、いろいろなことは試みるけれども、結果、何もできないということになるんじゃないかということを私は危惧して申し上げ...全文を見る
○藤島委員 外国はそういう例までやっているわけですね、現実に。したがって、航行不能射撃とか、そういうところまでやらなくてもいい、従っているといいますけれども、要するに、船舶は、外国の場合には、警告射撃、あるいは場合によったら航行不能化のための措置、射撃ですね、あるいはテークダウン...全文を見る
○藤島委員 私は、この法案が通ることによって、日本の海上自衛隊は絶対に実力を行使することができない、それがこの法律だというのが相手方にはっきりわかってしまって、本当に従ってくれるのか、それでは海上自衛隊はまるでかわいそうではないか、実はこう思うわけなんですね。したがって、最初から...全文を見る
○藤島委員 時間になりましたので、私は、最初から申し上げているように、この法律案は完全に分離をした形で、少なくとも、海上自衛隊が一般の外国と共同して対処する場合に同じような行為ができる、こういうふうな内容に差し戻してしかるべきだということを強調して、質問を終わります。ありがとうご...全文を見る
11月15日第150回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうはこの法案につきまして、私は、本当にこの法律が必要なんだろうか、あるいはまた、運用のいかんによっては弊害もあるのではなかろうか、こういう観点から、提案者に幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず「目的」でございます...全文を見る
○藤島委員 それでは、さらにお伺いしますけれども、この法案が成立しないといいますか、現状と、これが成立することによりまして具体的に新しいものとしてどのような効果があるのか、お伺いしたいと思います。
○藤島委員 今具体的に具体的にとおっしゃいますが、ちっとも具体的でないのでありまして、例えば基本計画の話がございましたけれども、いわば丸投げなんですね。基本計画に具体的にとおっしゃっていますが、何にもないんでありまして、これは内容はまるで本当に丸投げの形になっておる。結局、そうい...全文を見る
○藤島委員 さらにお伺いしますけれども、今のような現状で十分だという認識を法務省は持っておいででしょうか、それとも不十分である、こういう認識でございましょうか。
○藤島委員 私のお伺いしたいのは、要するに、今まで法律がない状況でとってきた、そういう状況に対して、ここでさらに法律をつくってまでも財政助成について配慮しなければならない、こう言っているわけですけれども、そういう必要があるのかどうかということを伺っているわけです。
○藤島委員 それでは、次に、人権侵犯事件が年間一万七千件ぐらいあり、それがきちっと処理されているというふうに伺っているんですが、そのように理解してよろしゅうございましょうか。
○藤島委員 それで、提案者に伺いますけれども、今のように人権侵犯事件は一万七千件が一応きちっと処理されているわけでありまして、人権救済はかなりきちっとやっているということだと思うんですが、それと今回の教育、啓発、この関係はどういうふうに認識されておりましょうか。
○藤島委員 続きまして、第三条の「基本理念」でございますけれども、「国民の自主性の尊重及び実施機関の中立性の確保を旨として行われなければならない。」こう書いてあるわけでございますけれども、国民の自主性とは何か、また実施機関の中立性とは何か、これを提案者にお伺いしたいと思います。
○藤島委員 今、押しつけがあってはならない、こういう答弁があったわけでございますが、これはまさに重要なことだと思うのですね。それで中立性の中身は何かということを伺ったわけでありますけれども、その意味は、今おっしゃったような、押しつけがあってはならないということ、これは一番大事なこ...全文を見る
○藤島委員 私は、それでは担保になっていないというふうな感じがします。これは、なかなか実際問題としては何をもって担保するかというのは難しい問題だろうとは思うのですけれども、今の答弁は答弁にはなっていないという認識でございますが、これ以上追及はしないことにしたいと思います。  そ...全文を見る
○藤島委員 それではさらに、四条でございますが、「人権教育及び人権啓発に関する施策を策定し、及び実施する責務を有する。」こう書いてあるわけですけれども、最初から申し上げているように、何も中身が書いてないのですね。この施策の内容というのがどんなものをイメージしているのか、少し具体的...全文を見る
○藤島委員 非常に不十分だとは思いますけれども、最後に、何か逆差別という意見もあるやに聞いておるのですけれども、その点について提案者はどのようにお考えでしょうか。
○藤島委員 今お話しのように、あってはならないことだろうと私は思うわけであります。  最後でございますけれども、今まで質疑してきましたように、私は、この法律は非常に問題が多い法律であるということを指摘し、特に、中立性の問題、あるいは、押しつけがあってはならない、こういった面を運...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○藤島委員 一昨日、本委員会でかなり辛口といいますか厳しい質問と提案をさせていただいたわけでございますけれども、それに対して自由民主党及び保守党のかなりの先生から、よく言ってくれた、胸のつかえが下がる思いだ、こういうことを言っていただいたわけであります。そういうことであれば本法案...全文を見る
○藤島委員 ところで、その二つ目と三つ目の区分のところなんですけれども、御指摘したいのは、自衛隊法第八十二条の海警行動が発令された場合には、その武器使用の点につきまして、警察官職務執行法に準じて武器の使用ができる、こういうことになっているわけですね。ところが、三段目の今回議論にな...全文を見る
○藤島委員 当然、趣旨、目的は違うわけですけれども、実際面から見まして、危険に対処するという面から見まして、結局自衛官の立場から見まして、本当にこういう形でいいのだろうか、こういうことを私は指摘させていただいておるわけであります。  次に、警告射撃と憲法九条の武力行使の関係です...全文を見る
○藤島委員 質問に端的にお答えいただきたいのですけれども、要するに警告射撃は、野呂田長官は、憲法上許されるのではなかろうかというふうにおっしゃっているわけです。その点について私は伺っているわけでありまして、私も全く同感なんです。その点について伺いたいので、今回どういうふうな措置が...全文を見る
○藤島委員 今回外したのは、私はそれはそれでいいと思うのです。これは、私が防衛庁の現職の防衛課長時代に、実はどういう規定にするかというのでさんざん議論をしたわけでありまして、我々は、国際水準並みの武器の使用をできるようにしようと言ったわけですけれども、法制局の方が、それは武力行使...全文を見る
○藤島委員 最後になりますけれども、今の件はぜひ前向きに考えていただきたいと思います。  それと、PKFの解除の話があるわけでありますけれども、この解除に当たりましては、武器使用の規定を必ず見直してやってほしい。解除だけやって武器使用はほとんどできない、こういうようなことで自衛...全文を見る
○藤島委員 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま議題となっております周辺事態に際して実施する船舶検査活動に関する法律案について、反対の討論を行うものであります。  かつて自由党の小沢党首との党首会談で、小渕前首相は、国際連合安全保障理事会で国連平和活動に関する決議が行われた...全文を見る
11月17日第150回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○藤島委員 まず最初に、倒産法制の整備のこれまでの経過と本法案の位置づけ、これで大体この関連のものは打ちどめというか、終わりになるのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。
○藤島委員 鋭意いろいろな問題を前向きにお進めいただきたいと思います。  さて、法案の個別のものに関係するんですが、次に、個人債務者の破産件数は最近どういうふうに推移しているんでございましょうか。
○藤島委員 住宅ローンの破産件数はいかがでございますか。
○藤島委員 今、両方の数字を言っていただいたわけでありますけれども、こういうふうに急増している、これが今回の法案になってきている、こういうふうに理解をしておるわけです。  ところで、この法案では債務者の保護を非常に強く打ち出しているわけですけれども、住宅ローンの債権者の方の保護...全文を見る
○藤島委員 それでは次に、住宅ローンの債権者以外の一般の債権者、その保護はどうなっておるんでしょうか。
○藤島委員 それでは次に、この法案では個人だけが対象になっておって、法人が一切対象になっていない。しかし、個人でも、小さい、家族だけで有限会社とか、そういうケースも多いと思うんですね。ですから、小規模の法人といいますか、そういうのはなぜこの対象にしなかったんでしょうか。
○藤島委員 手続の簡素化と、対象として余りないだろう、こういうことですか。
○藤島委員 三千万円に頭を打ったということにも関係しているんだろうとは思います。  それから次に、これによる取扱件数、これは大体、今後どれぐらいの数が一応予想されているのでしょうか。
○藤島委員 それでは、最高裁の方にお伺いします。  今お答えがありましたように、相当膨大な数が予想されるわけですね。そういうものに事務処理が間に合うのかどうか。間に合わないで、結局時間が大変かかるということになると、せっかくつくった法律も、現実には利用者が思うような利用ができな...全文を見る
○藤島委員 ぜひその点を怠りのないようにお願いしたいと思います。  では、法務大臣にお伺いしたいのですが、この法案はある種の平成の徳政令のような感じがするのじゃないかと思うのですけれども、借り手のモラルハザードといいますか、こういう点についてはどんなふうにお考えでしょうか。
○藤島委員 それでは、まだちょっと時間がありますので、以下、条文について若干お伺いしたいと思います。  まず、百九十九条の関係でございますが、再生債務者の年齢が七十歳を超えない範囲ということと、最終弁済期から十年を超えない、こういう条件のこの数字の根拠はどこから来ているのでしょ...全文を見る
○藤島委員 次に、二百二十一条の関係ですけれども、再生債権の総額が三千万円を超えないもの、その三千万円という数字はどこから来たのでしょうか。
○藤島委員 政府の無担保保証が五千万円というのもありますので、もうちょっと大きくてもいいのかなという感じもしますけれども、これは、時代の趨勢とか何かを見ながら、また考えていく余地のある金額かもしれないなという感じはいたしております。  次に、二百二十三条の個人再生委員の関係です...全文を見る
○藤島委員 次に、二百二十九条の新設関係ですけれども、権利の変更の内容が三年、こうなっているわけですね、弁済期の到来しているものについては。この三年とした理由はどういうことでしょう。
○藤島委員 次は二百三十条ですけれども、半数に満たず、かつ、その議決権の総額の二分の一を超えないときということで、「再生計画案の可決があったものとみなす。」こういうふうな規定があるわけです。私は、この規定は現実的には非常にいい規定だなという感じがするのですね。実際問題、債務者が賛...全文を見る
○藤島委員 まだ幾つかお伺いしたい点があるのですけれども、時間ですので、終わります。
11月30日第150回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは、二十一世紀の日本のあるべき姿に関して、大変格調の高い御意見をお伺いできて、本当に感激しております。  私、実はついこの間まで防衛庁に三十数年おりましたので、安全保障問題、先生も先ほど、やはり国家の重要な役割として安全保障...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございます。  それでは続きまして、中国と朝鮮半島の関係。我が国は地政学的に見て東アジアに位置して、その三国が非常に重要な位置にあるわけでございますけれども、現在行われているいろいろな政府の政策が何か支離滅裂なような感じに私には受け取れるんですけれども、そ...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。  先ほど、集団安全保障の観点から、我が党の小沢党首が、国連軍に希望を持ち過ぎている、非現実的ではないか、こういうふうなお話もあったんですけれども、その点は、あるべき姿といいますか、努力すべき方向というのをはっきりきちっと打ち出している、こう...全文を見る
○藤島委員 それではもう一つ、権利と自由の関係ですけれども、現在の憲法は、国家からの権利とか自由の迫害を防ごうということでかなり書いてあるわけです。私はそれに対して、その裏には、他人に迷惑をかけないといったようなことからくる責任と義務を伴っているものであると思っているわけです。も...全文を見る
○藤島委員 本当に同感でございます。  それから最後に、ちょっと次元の違う話ですけれども、非常に今、グローバリゼーションだとか、あるいはボーダーレスの時代だとか言われているわけですけれども、ITなどが入りますと、それがどんどん進んでいくわけですね。その中で、我が国は若干おくれて...全文を見る