藤島正之

ふじしままさゆき



当選回数回

藤島正之の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  三点、もし時間があれば四点質問させていただきたいと思います。  まず最初に、先生は利己主義と個人主義の関係についてお話しされました。確かに、日本の憲法では、権利についての規定はかなり多いんですけれども、その裏にある責任といいますか...全文を見る
○藤島委員 次に、科学技術の研究に対する費用といいますか、この点でございますけれども、先ほど先生は事前評価、事後評価、こうおっしゃっておりますけれども、私はむしろ、こういう研究というのは余り成果を期待しないでどんどん金をつぎ込んでいく、その中で、万に一つとは言いませんけれども、確...全文を見る
○藤島委員 確かに、民間ベースで考えますと、一回しくじったら窓際というのはよくわかるのですけれども、やはりこれは国の投資もその辺を補完していかなきゃいかぬなという感じは強くしているわけでございます。  時間がありませんので、もう一つだけ。  個人の特徴を生かした社会といいます...全文を見る
○藤島委員 終わります。
02月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。よろしくお願いします。  先生は、すべてが見えない時代とすべてが明らかになった後の時代とではとるべき戦略が違ってくる、こういうことを最初に言われて、そういうふうな状況になってくると、有限かもしれないということがわかってきますと、全体に手...全文を見る
○藤島委員 どういう点が苦労されたといいますか、苦労話みたいなものがあれば参考に聞かせていただければと思うんです。
○藤島委員 それでは、最初にも質問しましたけれども、日本にまだこういった分野が、アメリカに対抗して解析の手法とか何かで進んだものがどんどん出てくるものでしょうか。
○藤島委員 次に、アメリカのひとり勝ちみたいな感じでこの分野は進んでいると思うんですけれども、その中で、情報の閉鎖性というか独占性みたいなものが危惧されるわけです。今のコンピューター関係のソフトなんかも完全にアメリカが牛耳っちゃっているわけですけれども、この分野においてもそういっ...全文を見る
○藤島委員 ポストゲノム、先ほどもう枠が大体固まったとおっしゃったが、ポストゲノムとかいう分野でもう何か考えておるんでしょうか。
○藤島委員 それでは、最後でございますけれども、いろいろな問題点があるわけですけれども、日本は今後重視すべき分野はどういうのがあるのかという点と、国の役割はどんなふうなことを期待されているのか、この点についてお伺いして終わります。
○藤島委員 ちょっと済みません。  最後の質問は、先生の立場から見て、国に、例えば人材が足りないとか、そういった面を含めてどういうことを期待されているかという点もお聞きしたいのです。
○藤島委員 終わります。
02月22日第151回国会 衆議院 本会議 第8号
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○藤島正之君 私は、自由党を代表して、ただいま提案のありました地方税法等の一部を改正する法律案外三案につきまして質問いたします。(拍手)  冒頭申し上げますが、地方経済を初め、日本経済は今や危機的な状況にあると思われます。最近の株価や各種の経済統計を見ますと、日本経済の先行きに...全文を見る
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○藤島委員 私は、まず最初に、KSD事件についてお尋ねしたいと思います。  昨日、御承知のように村上議員が辞職願を出したわけでございますが、参議院議長をうかがう地位まで行ったわけですけれども、ある意味では、御本人は大変ここのところ苦悩されておったんだろうと思いまして、個人的には...全文を見る
○藤島委員 法務大臣としての立場で伺ったわけではないので、先ほど申し上げました、NHKKの一人として、これから自由民主党を指導していこう、こういう立場の高村先生の所感をお伺いしておるわけですけれども、もう一度お願いします。
○藤島委員 これ以上伺っても、そういったような言葉しかお聞きできないと思いますので、これはやめまして、ところで、宮澤財務大臣は、これまでずっと自民党の中で指導者としてやってこられて、今でも重鎮であり、内閣の副総理格でいらっしゃるわけですけれども、どういうふうに感想をお持ちでしょう...全文を見る
○藤島委員 これは私が入れるわけじゃありませんで、世論の方が入れるわけでございますので。ちょっと違う立場で、今まで自由民主党の指導をしてきた、そういう立場から御意見を賜りたいと思います。
○藤島委員 扇大臣にも伺いたいんですが、きのうちょっと何かコメントされていますので省きまして、きょうお見えになっておりますけれども、田中眞紀子先生は、捜査当局が動いているから慌てて議員辞職するというやり方はこっけいだし、時代にも合わない、辞職で一件落着ではない、非常に歯切れのいい...全文を見る
○藤島委員 これはある程度明白な事実じゃないかと思うんです。こういうのを放置しておくということは法務行政の観点からいっても、事実があればというのは、それはもちろん当然のことでありますが、調査を積極的にやる、こういうことが逆に国民に対する自由民主党のいろいろな疑惑を晴らしていくこと...全文を見る
○藤島委員 これ以上追及しませんけれども、この件も速やかに事実関係が明らかになることを私は期待したいと思います。  次に、KSDの掛金の問題でありますので、厚生労働大臣に伺いたいと思います。  KSDは、会費は月二千円、会員になれば、業務上かどうかを問わず、けがをしたとき、補...全文を見る
○藤島委員 これは最初、つくられたころは規模も小さくてそんなに問題はなかったわけですけれども、古関氏が理事長になってから非常に、金融機関と組んだりいろいろなところと組んでどんどん規模を大きくし、ついには百万人の大台まで持っていった、ここから非常に問題が出るわけです。なぜ問題が出る...全文を見る
○藤島委員 二百七十四億円入ったわけでありますけれども、支払われた額が八十三億円。これは何%になるんでしょう。とても半分はいっていないわけですね。三〇%ですね。そうすると、その残り百九十億程度、これが一体だれのためにどこへ行っちゃうか。ここからいろいろなことを古関氏は考え出したわ...全文を見る
○藤島委員 厚生労働省の守備外、これは私は大変心外ですね、きちっと公益法人で管理監督しているわけですから。そこがこういう事件を起こした。これを事後的にでも、どこにどういうふうに金が流れていったか。これは守備範囲じゃないから全然知らない、こんな答弁はないと私は思いますが。
○藤島委員 先ほどの外務省の機密費と同じで、捜査が入っていると確かに担当の役所といえどもなかなかやりづらいことは十分わかるのでありますけれども、だからといって知らぬ存ぜぬ、こういう話ではないはずでありまして、残っている資料、あるいは人間は残っているわけですから、そこに聞いたらいい...全文を見る
○藤島委員 KSDからKSD豊明会を、これは任意団体をわざとつくったわけですね。当然、公益法人は政治行動できませんので、その隠れみのという形でKSD豊明会というのをつくって、任意団体をつくって、そこに補助金という形、何か補助金の出し方にも差額が出るような出し方をやっていたとかいろ...全文を見る
○藤島委員 その結果がわかれば、今のような、しかし明らかに相当な額が流れていることはわかっているわけですから、私はぜひその掛金を負担した方に返してやるべきだということをこの際主張しておきたいと思います。  次に、先ほど同僚議員から話がありましたけれども、監査等をしっかりやるべき...全文を見る
○藤島委員 公益法人の専門官は、それじゃ何名おるんでしょうか。
○藤島委員 六百で五名ではなかなか調査がいかないと思いますけれども、私は、要は専門官の人間というよりも、こういう場合の調査ですから、人材を集中してやれば、それは役所ですからできないはずはない。ただ、一応形だけ調査をしている、こういうことじゃないかという感じはしますけれども、先ほど...全文を見る
○藤島委員 十数名中、天下り役員が十四名とか十七名とか、こういう数なんですね。  私も、公益法人に役所の方が天下りすること自体に決して反対しているわけではないわけでありまして、余りそういうことで行っておりますと、やはりウエートが余り高いと、今回の最初の調査にしてもそうだと思うん...全文を見る
○藤島委員 それでは、この問題の最後でございますけれども、KSDがいろいろ政治的な力を蓄え、行使しようということでいろいろやっているようでございますけれども、公明党の機関紙に対する広告という名目で年間五百四万円の広告費を出していた、これは形を変えた裏献金ではないか、こういう記事が...全文を見る
○藤島委員 KSDの問題はここで終わりまして、もう一つ、余り不祥事的なものばかりやるのは私は本当は不本意なんですが、実は、愛媛県の大洲市ですか、ここに西田興産という会社が、丸投げで利ざや三億八千万円、こういう記事があるわけでありまして、西田興産は現場に技術者を一人派遣していただけ...全文を見る
○藤島委員 適正化法は、本当は何かしり抜けみたいな法律だと私は思っておりまして、余り効果があるとは思っていないんですけれども。  ともかく、こういう事実がある。こんなにうまい話であれば、それはだれでも乗りたいということになろうかと思うんですけれども、少なくとも国の補助金を十億出...全文を見る
○藤島委員 細かい数字はいいんです、余り細かい数字にこだわるつもりはないんですけれども。  ところで、最終の若築建設というのは幾らぐらい利益を得ているのでしょうか。若築建設というのはここからでもまだ利益があるのでしょうか。
○藤島委員 やはりこれは大変重要な意味があるんじゃないかという感じがいたします。西田元自治大臣がこれにどういうふうに関与していたかどうかということ、これはまた別の次元の問題としましても、公共事業が、二〇%もトンネルをしている会社に抜けておってもなおかつやっていけている、こういうこ...全文を見る
○藤島委員 実はまだまだいろいろ予算の件について伺いたかったわけですけれども、時間がなくなってきましたのでもう一つだけ伺っておきたいのです。  きのうの本会議でも私は質問させていただいたのですが、今の予算で本当に景気がよくなる、こう考えているのかどうか。私は、皆さんはそう思って...全文を見る
○藤島委員 今の答弁、私はちょっと不満はありますけれども、時間が来ましたので終わらせていただきます。
02月27日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○藤島委員 きょうは、まず最初に失望している話からしたいと思いますが、それは河野外務大臣に対してであります。  河野外務大臣は、御承知のように、つい最近まで次の自由民主党の総理・総裁の有力な候補になっておったわけでありますけれども、ことしに入ってから、潜水艦に関する事故と外交機...全文を見る
○藤島委員 チャンスという言葉は確かによくないので取り消しますけれども、私は、そういう意味ではなくて、立身出世のためとかそういう意味でもないのですけれども、やはり政治家としてリーダーシップを発揮しなければならない、そういう場面だったのではないか、それを申し上げているわけです。 ...全文を見る
○藤島委員 それでは、時間がありませんので、外交機密費の方に移りたいと思います。  外交機密費の目的というのは一体何なんでしょうか。
○藤島委員 やはり情報収集が非常に大きなものではないか、こう思うわけですけれども、聞いたところでは、部内限りでこれを使っていたとかいうことを言われているわけですが、その点についてはそういうことは絶対ないと言い切れるのかどうか、伺いたいと思います。
○藤島委員 今、ないということでありますが、もしこれが明らかになったときは責任をとるというふうに理解してよろしいですか。
○藤島委員 今、ないと思うというふうにおっしゃるからそういうことなんで、あるかないかは別にして、調べてみて、あればあったということならいいのですけれども、外務省はそういうふうにいつもないないないと言っていながら、時間がたつとどんどん出てきているわけですね。そこを国民は外務省の対応...全文を見る
○藤島委員 心強い意思表示をいただいた、こういうふうに受けとめておきたいと思います。  小さなことですけれども、他の役所の旅費の不足分は補てんしないで外務官僚だけの部分を補てんしたとか、そんなのもいろいろ言われているようですね。そういうのもいろいろ恨みに思っている役所もあったの...全文を見る
○藤島委員 かなりの人数が行っておるわけですけれども、新聞によりますとで、またしかられるかもしれませんけれども、外務官僚は在外勤務をすると数千万とかいう単位で貯金ができる、こういうふうにうわさされているわけですけれども、少なくとも防衛庁のアタッシェはほとんど足を出しているというの...全文を見る
○藤島委員 II種職員と比較するなんてとんでもない話でありまして、当然I種職員と比較して同等であるべきだ、こう思いますけれども、斉藤大臣はどうお考えですか。
○藤島委員 運用の修正というのは限界があるんですよ。ですから、覚書をした時点では、その昔よりはかなりよくなった、それはわかりますけれども、今はそういう時代じゃないんですよ。またそこから年数たっているわけですね。  それに、大体自衛隊から駐在武官で行く人たちは、かなり優秀な人なん...全文を見る
○藤島委員 適切ということは、必ず変更してI種と同等の扱いにする、これが斉藤防衛庁長官の政治家としての決意であろう、こういうふうに受けとめまして、私の質問を終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○藤島分科員 自由党の藤島正之でございます。  警察といいますと、昨今のいろいろな問題でかなり信頼に傷がついておるわけであります。この信頼回復には地道な対応が必要だろう、こう考えるわけでありますが、特に二面があるんじゃないかと私は思うんですね。  その一面は、やはり犯罪の取り...全文を見る
○藤島分科員 私は、この暴走族の問題は、犯罪予備軍をつくっているんじゃないか、こう思うわけですね。私ども自由党は、それは権利は権利としていろいろなことを主張するのはもちろん結構だ、しかし、その裏には責任といいますか、義務が伴っている、ここが大事なことだと思うんですね。この暴走族に...全文を見る
○藤島分科員 今数字がありましたけれども、人数が減っていると、そんな甘っちょろい話じゃない。こんなものは一件もあっちゃいかぬ、こう思うんですが、公安委員長の御意見を伺いたい。
○藤島分科員 確かに、一方的に押さえればいいという問題じゃないかもしれませんけれども、それは権利とか一般論では言えると思うんですが、事この暴走族関係について言えば、保護すべき何らのものもない。暴走族といえども、おっしゃるように整々と走っている、それには余り関係ないわけですけれども...全文を見る
○藤島分科員 確かに、交通警察だけでやれる問題ではないと私は思いますし、関係省庁話し合いながらやっていかないかぬとは思いますけれども、最初から申し上げているように、これは社会的に犯罪の温床になり、いろいろな若い人たちがそこに入っていく、これは大変社会にとって脅威になる問題を含んで...全文を見る
○藤島分科員 警察庁長官にもお伺いしたかったんですが、もうおられないので、公安委員長にも、今の点を重ねて決意をお伺いしたいと思います。
○藤島分科員 ありがとうございます。  次に、交通違反の取り締まりについてでございますが、年間の実績と反則金はどれぐらいになっているか、お願いします。
○藤島分科員 なぜお伺いしたかといいますと、反則金稼ぎに取り締まりをやっているんじゃないかというような声がちまたにないわけではないという点からお伺いしたわけですけれども、具体的なケースについてちょっとお伺いしたいと思います。  せんだって、ある役所の高官に言われたことがありまし...全文を見る
○藤島分科員 平日大変混雑している時間帯にゾーンを設けてするのはいいんですが、土日に、駐車がそんなに込んでいないときに原則に戻して、ここら辺は全部駐車違反だから、あなた違反ですよ、これはちょっと普通の人には理解できない話ですね。  最初に私が申し上げたように、警察は、住民といい...全文を見る
○藤島分科員 それ自体が悪いとかいいとかを私は申し上げているのじゃなくて、要するに、そういう利用者といいますか、住民にわかりやすいことをやはりきちっとやっておくという必要があろうかと思うのですね。ただ一回定めたらそれは半永久的にそのままにしておくというような警察行政はよくない、こ...全文を見る
○藤島分科員 抽象的に言うとそういうことになろうかと思うんですが、私は、今おっしゃったような観点から、ぜひきちっとやっていただかないかぬのですけれども、その前に、そういう発生がないように、例えばそのちょっと前に、この先下り坂、スピード注意とか、そういった標識を置いておいて、なおか...全文を見る
○藤島分科員 私が今申し上げたようなのは、警察だけではできない分野かもわかりませんけれども、スピード注意とか、そういうのでもいいんですが、特に取り締まりをやる場合に、取り締まられた方が、同じ反則金を払うにも納得いくというのが私は警察行政において必要だ、こう考えますので、ぜひその辺...全文を見る
○藤島分科員 これは先ほどの問題も同じなんですけれども、その標識は警察だけでできるんでしょうか。
○藤島分科員 私も、どの標識が警察庁であり、どの標識が国土交通省であるかとかいう話まで全然認識していなかったものですから、きょうは警察庁の方だけにおいでいただいたわけですけれども、この点は両省庁でぜひじっくり話し合って、国土交通省なんというのは膨大な予算を使っているわけですから、...全文を見る
○藤島分科員 歩行者天国の制度そのものが悪いとは決して私は思わないのですけれども、この見直し、一回歩行者天国をつくってしまったら半永久的にそこは歩行者天国になっている、こういうような実態はないんでしょうか。
○藤島分科員 やはり交通行政も生きているわけでありますので、警察も忙しいんでしょうけれども、住民の意向、あるいは、この場合は住民だけではなくて交通する人の意向もあるわけですけれども。  というのは、都内の道路は一方通行が非常に多くなっていまして、行ってみたらいきなりそこが歩行者...全文を見る
03月08日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  先ほど、先生まさに、もう二、三十年もすると技術として使っていくべき道具がクロスオーバーする時期が来るかもしれないというお話を伺って、非常に怖いような感じがしたんですけれども、それはそれとして、やはり先ほどの数字にありましたように、韓...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございました。  視点をちょっと変えまして、日本の資本市場の問題です。孫さんは非常にアメリカで成功されて、日本でもどんどんそういう方に進出しているわけですけれども、やはりこれから、成功したところだけではなくて、ベンチャーをどんどん育成していかなければ...全文を見る
○藤島委員 そういう新しい市場をつくられたのは、非常に私は敬意を表するものでありますけれども、それはそれとして、ベンチャーに対する国の助成といいますか、アメリカなんかでもかなりやっているわけです。それが成功に直ちに結びつくようなものでない分野でも、どんどん国の助成が行われている。...全文を見る
○藤島委員 確かにそこは重大な、重要な視点じゃないかなというふうに私も思うわけですけれども、まさに孫さん、そういう点、自分でやってこられたということで、非常に迫力のあるお話だ、こう思います。  最後に、私は、本当に先ほどのように、孫さんは世界人間じゃないかと思っていたんですが、...全文を見る
○藤島委員 私どもも、これからフリー、フェアという点を強調して頑張っていきたいと思います。  時間の前ですが、終わります。
03月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  四点ほどお尋ねしたいと思います。  まず第一点は、組織と国家との関係でありますが、我々、小さいものは家庭に始まって、いろいろな組織に属しておるわけですが、いろいろな組織と国家との決定的な違いといいますか、そういうものについて先生は...全文を見る
○藤島委員 国家否定論者あるいは不要論者もおるわけで、フィクションと考えるべきだと言う人もいるんですが、私はやはり、今先生おっしゃったような、内に治安の問題と、もう一つは外に防衛の問題といいますか、国民の安全保障、国民の安全を守る、この部分が非常に大きな部分としてあるんじゃないか...全文を見る
○藤島委員 第二点目は、日本人は国民か、こういう問題なんです。  現在は、国と国を行ったり来たりするのに、飛行機で行って、ほんのちょっと手続するような形でみんな済んじゃうものですから、国家と国家との関係というのは余り意識しないで済んでいるわけですけれども、私は数年前、カンボジア...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。  第三点は、先生も先ほどおっしゃっておりましたけれども、本当にボーダーレス化が進んでいる、あるいは経済のグローバル化、あるいは地球市民、こういった言葉がどんどん使われているわけでありますけれども、確かに、現実にはそういう面がこれまでと大きく...全文を見る
○藤島委員 確かにゆとりを持って考える、そういう大人の分野じゃないかなという感じもするのですけれども。  最後に、今先生、東アジアのことをちょっと触れられたのですけれども、これから国家としての我が国を考えていく場合は、大きくはやはり中国とか北朝鮮の問題、これを二、三十年の次元を...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。  終わります。
04月10日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  きょうは一般質疑ということで、防衛庁長官及び外務大臣に、まず、我が国の防衛のあり方についてお尋ねしたいと思います。  かつて我が国が独立したてのころは、何といっても米軍が主体であったわけでありまして、自衛隊の装備につきましても、私...全文を見る
○藤島委員 私は、我が国だけで我が国を守ると言っているわけじゃありませんで、そんな国は、まあアメリカがそういう力があるかどうかわかりませんけれども、ほかには世界のどこにもないわけでありまして、当然、どこかと組んで自国を守らないかぬ。  それは当然なんですが、時代とともに、どちら...全文を見る
○藤島委員 それでは、私は、在日米軍の性格が変わってきておるということを、るるこれからちょっと検証していきたいわけですけれども、外務省、これは説明員で結構ですけれども、二十年前のころの米国とヨーロッパにおける取引と米国とアジアの取引、これが最近ではそれぞれどのように変わってきてい...全文を見る
○藤島委員 今説明がありましたように、米国のアジアにおける権益、これが飛躍的に増大しておる。これと、米軍のアジアにおける駐留、この意味合いが微妙に変わってきているということを私は申し上げたかったわけでありますが、これは後の方で申し上げるとしまして、いろいろな件が米中にあるわけであ...全文を見る
○藤島委員 今、防衛庁長官から御説明ありましたように、大変な防衛予算の伸びを示してもおりまして、ここの国防費の中に出てくるだけではなくて、恐らくいろいろな費目がある、それが非常に不透明だ、こういうのが先ほどの防衛庁長官の不透明という意味も含まれているんだろうと思うんですけれども。...全文を見る
○藤島委員 これはなかなか難しい問題だと思うわけでありますけれども、私が申し上げたいのは、そういう動きになるということは、要するに、中国サイドのそういった近代化といいますか国防力の増強、こういうのがやはり背景にあるということを見落としてはならない、それが米側の対応にあらわれてきて...全文を見る
○藤島委員 公海の上空でありますと、偵察機が飛んでいるところにスクランブルをした戦闘機が来て接触事故を起こす。何か、聞いておるところによりますと、このパイロットは、相当果敢といいますか乱暴といいますか、かなりそういう相手方機に触れぬばかりに飛行する癖のある操縦士だったようでござい...全文を見る
○藤島委員 これが穏便に解決することを望むわけでありますが、先ほど外務大臣おっしゃったように、今原因がはっきりしていない。これは恐らく永久にはっきりしないかもわかりませんですけれども、ただ、偵察機が返されれば、そこに傷跡とかいろいろなものもあるわけですから、それをある程度分析する...全文を見る
○藤島委員 それでは、防衛庁長官にお伺いしますが、もし、このように我が国の公海上空というか中国の近くでもいいんですが、要するに公海上空で同種の事故があった場合、長官はどのように対応されますか。
○藤島委員 戦闘機同士の接触とか情報収集機同士の接触ならまだ話はわかるんですが、一方が公海上空で整々と情報収集している、これは合法的な行為ですね。どうですか。
○藤島委員 それにスクランブルをした相手方機が、いずれにしても衝突してくる。これはやはり、どう見てもぶつかってくる方が悪い、飛行機の形態からいっても、そういうことが言えると思うんですね。  したがって、私は、これに対してはむしろこちらからの猛烈な抗議みたいなものがあって、日本の...全文を見る
○藤島委員 私は、もちろん米国のアジアにおける権益を守るためだけと言っているわけじゃございませんで、最初に置かれたときと今ではかなり性格が変わってきているんじゃないかということを申し上げているわけですね。古い時代の答弁資料であれば今のような答弁で結構なんですけれども、大分変わって...全文を見る
○藤島委員 私が聞いていますには、各大使館、駐在武官、自衛官が非常に活躍しており、皆さんの仕事で非常に助かっている、非常に貴重な存在になっている。これは外務省の方どなたもそういうふうに言うわけでありますが、その割に処遇はとなると、私は非常に問題があると。早急に防衛庁の方も結論を出...全文を見る
○藤島委員 終わります。
04月12日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○藤島委員 質疑に入る前に、先ほど民主党の小林委員の方から、国防省の昇格を早急に進めろ、それから有事法制についても速やかに立法化すべきである、こういう意見を、民主党の方から御意見が出るというのは大変喜ばしいといいますか、歓迎すべきものでございます。ぜひともそういうことで民主党全般...全文を見る
○藤島委員 今説明がありましたように、半分以下、三分の一ぐらいまで減ってきておるということでありますし、活動の方も今若干触れられましたけれども、先般、領空侵犯という形で報道があったわけです。ことし二月にあったわけでございますが、「四機がいったん北海道礼文島北方の領空を侵犯」という...全文を見る
○藤島委員 「防衛庁では、領空侵犯の原因について、ロシア機のパイロットがロシア国内から発信される航法用電波などを正確に受信できず、侵犯と認識していなかった可能性があると見ている。」要するに、機材が古い、新しいものにかえていくほどの余裕がない、こういうロシア軍の現実ですね。要するに...全文を見る
○藤島委員 北朝鮮の状況は今説明があったとおりでありますが、数日前に、これも報道ですが、「北朝鮮工作員上陸か 水中スクーター発見」こういうような記事もあったわけでありまして、かなり脅威として増してきている、こういうふうに私は思うわけであります。  そういう観点からしまして、長官...全文を見る
○藤島委員 今回の法案の中身にも関係してくるわけですけれども、自衛官を今回三千名強減らして、即応予備を入れました新たな旅団とか、いろいろな形を考えておるわけですけれども、これも、実は発想したのはかなり前でありまして、その発想も、先ほどちょっと議論がありましたように、即応予備自衛官...全文を見る
○藤島委員 大変いい御答弁をいただきました。ぜひそういう方向で頑張っていただきたいと思います。  さて、次に、今回の法案の中で、予備自衛官にも災害派遣を実施させるというような内容があるわけでありますので、災害派遣について二、三、お尋ねしたいと思います。  まず、災害派遣につい...全文を見る
○藤島委員 今説明ありましたように、大変いろいろなことをやっておるわけですね。特に、自衛隊ならではという仕事を一生懸命やってくれているわけでありまして、余りマスコミには出ていないのですが、非常に感謝されているわけですね。  例えば、雲仙・普賢岳の件では、当時の長崎県知事から、自...全文を見る
○藤島委員 給与、手当の普通の考え方でいくとなかなか難しい、これは私もよくわかっておるわけですけれども、そこは、今のような実態を踏まえて、何かアイデアを出してやってほしいと思うわけでありますので、今の長官の答弁のとおり、ぜひ前向きに、早急に御検討いただきたい、こう思うわけでありま...全文を見る
○藤島委員 そういう点も非常に大事であるし、今説明があったように、対応のマニュアルも作成して、現実的な即時対応、こういった方向に向かってやっておるということは大事なことで、非常にいいことだと私も思いますので、進めていただきたいと思うのです。  そのほかに、各県あるいは政令指定都...全文を見る
○藤島委員 ぜひ、応援する方向で指導なりをしていただきたいと要望しまして、質問を終わります。
04月26日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  憲法問題を考えるには、やはり第九条の問題を避けて通れないと私は思うわけであります。先ほど手島さんは、その点かなり明確におっしゃっておられるし、非常に短い中で憲法全般についてよくおまとめになられていると思います。  私は、憲法九条の...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。  おっしゃるように、十年前の湾岸戦争でも、イラクが突然にクウェートに進撃して、クウェートはもうめちゃめちゃになって、人権も何もないような状態になったわけであります。  先ほど濱田先生、いろいろ教育の理念のようなことで、私は、濱田先生のよう...全文を見る
○藤島委員 最初の部分で、相当大きな犠牲があるかもしれない、あるいはあってもいいと、ここの部分は私はとても賛成しかねるわけでありまして、そういうふうなことがないようにする、これが現実の国家の最大の役目でなければならないんじゃないかなと思うんですが、この点について、遠藤さんはどうお...全文を見る
○藤島委員 終わります。
05月17日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  今までいろいろな議論が出ましたので、若干ダブる部分がありますけれども、二、三の点について教えていただきたいと思います。  まず、年齢のバリアのない社会の件でございますけれども、先生は、年をとっても仕事の能力は落ちない、こういうふう...全文を見る
○藤島委員 この点はちょっと見解が違うようです。私は、民間の組織ですと、そのようなことをやっていると、海外の企業と果たして伍していけるのかどうか、あるいはそういう会社はつぶれていってしまうのかもしれないな、こういう心配がありますけれども、この件についてはこれ以上議論は避けたいと思...全文を見る
○藤島委員 今の一つ目の件ですけれども、私は、サービスというのはやはりレベルがいろいろあるのではないかなと思うのですね。先生は、もう今のが最低であるというふうに断じていらっしゃいますけれども、私は、サービスというのは、ある最低のサービス、それから中程度のサービス、もうちょっとレベ...全文を見る
○藤島委員 それではもう一つ、時間の関係もありますので、お尋ねしたいのは、先ほども西川さんの方からちょっと議論があったのですが、やはり介護の問題というのは地域密着といいますか、生活密着型なものですから、地方自治体との関係が非常に密接な問題になると思うわけですけれども、私ども自由党...全文を見る
○藤島委員 この点については、どうも同じような考え方なのかな、こういうふうに実は思います。  質問を終わります。
06月14日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○藤島委員 最初に、外務大臣に幾つかお尋ねをしたいと思います。  就任後、外務大臣は、就任直後から記者会見とかいろいろなのがあって、そういうところで話をして、またしばらくするとそれを見解を変えたような形になるのは余り望ましくないんじゃないかというようなことをおっしゃったことはご...全文を見る
○藤島委員 私は、その御意見がいい、悪いと言っているのではなくて、やはり大臣になってから研修期間のような形で研修をして、それから本物の大臣になっていく、これじゃ、外務大臣というのはもう即戦場みたいなものですから、そういうわけにはいかないのじゃないか。就任したら即、外交はもう生きて...全文を見る
○藤島委員 ほかは待てるけれども外務省が待てないというか、やはり外交というのはもう即、継続しているわけですから、休むことは私は許されないと思うんです。  私は、今申し上げたのは、これは非常に立派な御意見だし、こういう考え方で外交を本当に進めていただきたい、本当にいい御見識をお持...全文を見る
○藤島委員 おっしゃるとおりだと思うんですね。この機密費の問題は、きょうあした即結論を出すといって急ぐほどではないと思うんですね。まだ時間をかけてよく調査をして、きちっとすべきはしていただきたいと思いますが、同時に、大事なのはやはり本当の外交政策の問題だということを申し上げたかっ...全文を見る
○藤島委員 昨年十月十一日に「日米 成熟したパートナーシップに向けて」という報告が出されているんですけれども、これのある意味では主役のような役割も果たしている方なんですね。  それで、先日、訪日したことに関しては、実はブッシュさんが、五月一日、国防大学でミサイル防衛に関する演説...全文を見る
○藤島委員 決まったのをキャンセルしたというのと調整中だったという御説明ですけれども、それはそれとしてよしとした場合でも、最初に面会を断った理由に、緊急の用事が入った、これは八日におっしゃっておって、その後九日の記者会見では、私用が前から入っていたから、こうおっしゃって、十四日の...全文を見る
○藤島委員 私が申し上げたいのは、もちろん外交は実質であって、そういうことは当然なんですが、説明が余りくるくる変わらない方がよろしいんじゃなかろうか、こういうことを申し上げておるわけです。  これは、東京都の石原知事が八日の記者会見で、外務大臣に対して、みだりにゆうべ何時間しか...全文を見る
○藤島委員 それでは、次に移りますが、先般、中国に行かれたときにホテルの話が報道されておったんですけれども、実はつい最近、元外務大臣、私の先輩ですけれども、お会いしたときに、それはそれで理由があるんだ、国際会議等を急にやる場合に、部屋がなかなかとれないとかいうことで、あれは外務大...全文を見る
○藤島委員 そういう理由で部屋もあるんだと思うのですね。そうでないと、歴代の外務大臣が何をやっていたんだというような話にもなりかねないわけですね。  そんなことで、キャンセルされて、キャンセル料を取られたから大した差が浮かなかったようですけれども、これからもその辺は合理的な範囲...全文を見る
○藤島委員 要するに、この記事は全く事実無根であるというふうにきっぱり御否定なさる。(田中国務大臣「はい。はい」と呼ぶ)はい、それはそれで、私は非常にすっきりしてよろしいと思います。事実は事実ですから、すっきりした方がよろしいと思います。  それと、余りこういうことばかりやって...全文を見る
○藤島委員 これは機密費の話じゃなくてリークの話だと思うんですけれども、法的手段をとるのなら、はっきりとってすっきりした方が、それも一つの方法かなという感じはしますけれども、うやむやに、中途半端にしておくよりもその方がはっきりするという面はあるんじゃないかという感じはするものです...全文を見る
○藤島委員 そういう意味じゃなくて、要するに、現在研究している、その研究をするに際してどの程度まで我が国が関与できるかという点については、当然のことながら、集団的自衛権に入るのか入らないのか、その辺を十分検討した上で現在の関与の仕方になっているということですね。したがって、集団的...全文を見る
○藤島委員 そこをきちっと確認しておきます。したがって、小泉総理は完全に認識が間違っている、この点については。ということを申し上げておきたいと思います。  それから次に、PKOの見直しの件でございますけれども——どうぞ、もしあったら。
○藤島委員 その前に、いわゆるこの関係について言えば、政府部内では十分に検討しておったということなんですね。  たしかブッシュが言ったこのことについては、まだ新しいことですから、研究する暇がなかったわけですから、当然ないわけですけれども、いわゆるこのミサイル防衛網という構想に関...全文を見る
○藤島委員 今の力強い御意見を聞いて、本当に心強く思います。  最後に、前回のこの委員会でも申し上げたのですが、自衛官の災害派遣の際の手当、これが非常に少ない。一日泥まみれになって犠牲者を助けたりしながら、一日、一日ですよ、八百円ですからね。一日八百円。確かに、警察あるいは各府...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  私は、昨年九月に始まりました二十一世紀の日本のあるべき姿についての論議からこの憲法調査会に参加させていただきました。そこでは、各界で先頭に立って御活躍されている参考人の大変貴重な意見を伺うことができたと思います。中には議論のかみ合わ...全文を見る
06月28日第151回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず、外務大臣にお伺いしたいと思いますが、今ほどもありましたように、就任二カ月、相当勉強されましたでしょうか。
○藤島委員 やはり外交は素人だけで、素人的な発想だけでやってもいいというものじゃないわけでありまして、これまでの継続性とかあるいは国内の状況あるいは相手国の状況その他、やはりかなり勉強をしてから、いろいろ外務大臣という責任のある立場ですから、御発言されるのが本当はよろしいんじゃな...全文を見る
○藤島委員 簡単に、それじゃ御説明いただけますか。
○藤島委員 今、日本では集団的自衛権のことばかり言われているんですけれども、本来、基本は集団安全保障にあるべきだと。国際社会においてルールを破った者に対して、やはり国際社会全体でそれを制裁を加える、これが本当は基本だろうと思うんですね。ですから、こういう努力は湾岸戦争のときにもな...全文を見る
○藤島委員 本当に国民は、そういう意味で、今までの延長だけにないそういう外交を期待しておると思うんですね。  したがって、私は嫌みを言うわけではないんですけれども、先般にもありました、日独外相会談等で出ました、大臣がおっしゃったおっしゃらない、それはその事実はどうでもいいんです...全文を見る
○藤島委員 その総論的なものはわかるわけです、私も。ただ、具体的な中身は何かイメージがあるか、こう伺ったわけですけれども、それについてはちょっとお答えがないようなので、もう一つ違う話題にあれしたいと思います。  けさの新聞には、外務省の人事のまた再凍結の話が出ておりますね。これ...全文を見る
○藤島委員 この問題は副大臣が担当なんですか。  これからというか、今、問題としてどういうものが残っておって、これからどんなテンポでこの問題を収束しようとしているのか。私は、この問題をずるずるずるずる引きずったままでいくということは、外務大臣と官僚との関係だけじゃなくて、日本国...全文を見る
○藤島委員 本当に断固やり遂げていただきたいと思います。  時間がありませんので、最後に防衛庁長官に、国連のPKO局に行かれたわけですけれども、私も防衛庁の現役時代にPKOをいろいろ考えた一人でありますけれども、なかなか情報が入ってこない。外務省の出先を通じて情報をとることをや...全文を見る
○藤島委員 国連側としては受け入れることは賛成ということですか。日本側の希望は申し述べたということはあるのですが、国連側がオーケーだということですか。
○藤島委員 ぜひ実現していただきたいと思います。やはり何をやるにも正確な情報が一番大事なことですので、ぜひ実現していただきたいと思います。  集団的自衛権の問題についてちょっと議論したかったのですが、時間が参りましたので、次回に譲りたいと思います。どうもありがとうございました。
09月18日第152回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。もう既にいろいろな質問が出たわけでございますので、一部ダブるかと思いますけれども、まず米国の同時多発テロの問題について質問させていただきたいと思います。  その前に、小泉総理はよく、外交に弱いとか、極端に言うと外交音痴じゃないか、こうい...全文を見る
○藤島委員 ところで、このテロのあった十一日の夜ですね、日本時間で。アメリカでいきますと朝九時ごろなんですけれども、田中外務大臣は、この夜どういうことをやっておられていたんでしょうか。
○藤島委員 初動としては、まあまあうまくやられたんだろうと思うんですけれども。  ところで、私もテレビを見ておったわけですけれども、当日の夜、総理が記者会見をしないで、官房長官がメモのようなものを読むだけであったということなんです。これが、外交評論家の岡本行夫さんも言っておるん...全文を見る
○藤島委員 内容として、そういうことをやられたことは非常に私もよかったと思うんですけれども、世界における日本の顔、これはやはり総理なんですね。やはりタイミングというのは非常に大事だと思うんですね。おくれをとると、幾ら中身がいいことがあってそれを公表しても、世界でそう相手にされなく...全文を見る
○藤島委員 私はこの件で、外務大臣と官邸の何かちょっとしたすき間というんですか、そんなふうなものを感じるところがあるものですからちょっと申し上げたわけであります。この件については、さっきの外務省の人事の問題も絡んで、どうも官邸と外務大臣の間でいろいろあったようでございますけれども...全文を見る
○藤島委員 そういうふうに公式にはないということはわかりますけれども、事務的に何らか連絡があって、大臣のところに報告があったというようなこともないわけでしょうか。
○藤島委員 ということは、事務的にはいろいろ相談があるけれども、こういう場では明らかにできない、こういうふうに受け取ってよろしいわけですね。
○藤島委員 詳細をということじゃなくて、ここが先ほど来の議論のポイントになっているわけですね。要するに、アメリカが何をするか、何を言ってくるか、まるで全くゼロ、その中で、日本が何をするか考えようにも考えようがないじゃないかという点が非常に議論のポイントだったと思うんです。  し...全文を見る
○藤島委員 その件は、公式にはそういうことであることはわかるんですけれども、やはり、事務的に何らの事前の調整もなくて、いきなり最後にどんとこうやってくれというような話というのはあり得ない、こう思うものですからね。まあ、これ以上質問してもこの答弁はいただけないようですので、これは打...全文を見る
○藤島委員 そういうことでありますと、これは、私は、単に日米安保で米国に協力をしていくという観点だけではなくて、やはり国連を動かして、国連の決議をもとに全世界が協力していく、こういうふうに持っていくべきではないか、こう思うわけですが、この点について、先ほど質問もあったわけですけれ...全文を見る
○藤島委員 私は、今申し上げたように、日米安保よりもむしろ国連の決議に基づいて日本は行動するということが一番いいんじゃないか、こう思うわけですけれども、外務大臣には、米国に対してだけじゃなくて、国連本部の方にどんどん働きかけていただいて、先ほどの国連安保理の決議だけでは、行動の方...全文を見る
○藤島委員 ぜひそういう行動をやっていただきたいと私は思います。  ところで、ちょっと議論は違いますけれども、アメリカを一緒になって応援するということは一体となってやるということで、テロの報復を我が国も受ける可能性がある、したがって、余りアメリカ援助の一辺倒でいくのはいかがか、...全文を見る
○藤島委員 まあ、議論をしても、そこの部分がやはりネックになっておってなかなか先に進まないということでございますけれども。  もう一つ、この件に関してもそうなんですが、外国で何か事故が起こるといつもそうなんですけれども、邦人はどうだ、邦人はどうだと邦人の安否が優先的にまず政府の...全文を見る
○藤島委員 これから外務省も予期しないいろいろなことが起こると思うんですけれども、その際に、その事態が実際どういうふうな意味があるのか、そこをまず考えて行動をとっていただきたいなということを申し入れておきたいと思います。  ところで、それとの関連なんですけれども、外務省が職員を...全文を見る
○藤島委員 現場の方がごたごたしているときに、東京の方からまたそういう方が行って、その接待するのが忙しくなっちゃって、むしろ現場の仕事がはかどらないというようなことのないようにお願いしたい、こう思います。  最後、時間がなくなってきましたけれども、外務省改革の問題について、ごく...全文を見る
○藤島委員 そうおっしゃるのなら、そこまではっきりおっしゃるのなら、その二、三時間置いた後も会見には出なくて、翌日じっくりやった方がよかったのじゃないか、こう思うわけでありますけれども。私が申し上げたいのは、やはり一つの省をまとめていくには、いいところばかりじゃなくて嫌な面も全部...全文を見る
10月11日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第1号
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○藤島委員 短期間に本当にいい調査をやっていただきまして、御報告いただきまして、ありがとうございました。  きょうの御報告の中で、議会君主制の問題とか、あるいは首相公選制の問題、あるいは憲法裁判所が現実にいろいろな活躍をしていること、あるいは地方分権で、使途を定めない、ひもつき...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。
10月25日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。幾つか質問させていただきます。  まず、日米同盟の重要性、これについては、先生もう再三言っておられるんですけれども、私もそのとおりだと思うんです。重要なことと、盲従するような形がいいかと、これはまた別でございまして、かつてこの内閣ができ...全文を見る
○藤島委員 どうもありがとうございます。  次に、東西冷戦が終わりますと、国連の機能が非常に働きやすいんじゃないかなという感じがするのですね。これまでですと、利害が必ず相反するところがあるものですから、安保理の中で常任理事国が反対するというようなことがあるわけです。前回の湾岸の...全文を見る
○藤島委員 おっしゃることもよくわかるのですけれども、冷戦時代に比べれば、安保理の各国の利害がそれほど鋭利に対立するというような状況でもなくなってきているのではないかなという感じが実はしております。  今回、先生おっしゃるように、一三六八のほかに幾つか出ていますけれども、湾岸戦...全文を見る
○藤島委員 終わります。
11月06日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○藤島委員 提出されている法案の審議の前に、今、前原委員の方から質疑があったPKOの問題について若干お尋ねしたいと思いますが、防衛庁・自衛隊、東ティモールに自衛隊として行きたいと思っておるんでしょうか、どうでしょう。
○藤島委員 先ほど来の質疑を伺っていまして、私は、派遣するのであればやはり国際標準の行動ができるようにしてから行くべきである、こう思うわけです。  国連の場合、特にPKOの場合でございますと、国連がやるわけですから、私は、自衛隊が派遣された場合でも、集団的自衛権の問題とか武力行...全文を見る
○藤島委員 政府の考え方を踏襲していきますとそういうことになるんだろうと思うのですけれども、今回も、テロ対策基本法でも若干変えているわけですね、武器の使用についても。  私は、先ほど来の長官の答弁は、与党の議論を見守るといったような発言なんですが、それでは防衛庁長官としてまこと...全文を見る
○藤島委員 私は、自衛隊が行きたい、行きたいと言っているとは思っていないのです。  防衛庁長官は、中谷さん、防衛庁長官なんですよ、与党がどうのこうの言う前に、防衛庁長官として、自衛隊の命は大事なんですから、きちっとした国際標準に近い形でないと派遣できないと、どうしてそう強く主張...全文を見る
○藤島委員 現在の法律のままで出すとすればそれを逸脱はできない、これは当たり前の話ですけれども、私は、防衛庁を代表している政治家としての中谷長官は、そういう防衛庁の意向を厳しく与党に伝え、そういう方向に持っていくべきである、これを申し上げているわけですが、そこをどう考えているので...全文を見る
○藤島委員 ぜひ強い態度で与党に臨んでいただきたい、こういうふうにお願いをしておきたいと思います。  それでは、派遣法の方に移りたいと思いますが、現行法による派遣先は、実際どこに派遣されておるのでしょうか。
○藤島委員 今回の改正の趣旨を簡単に説明してください。参考人で結構です。
○藤島委員 趣旨は大変結構だと思います。  ところで、かつてこんな議論があったのですけれども、この点についてはどうお考えになりますか。  国連の事務局の中に作戦関係を担当するような部局もあるわけですね、そういうところに派遣をすると、自衛官がおってそれを補助すると、その行った先...全文を見る
○藤島委員 大変結構な整理だと私は思います。  ところで、今回派遣される部局のほかにいろいろな部局が国連にはあるわけで、現時点では具体的に想定されていないかもしれませんけれども、これは将来はいろいろな部局に派遣し、自衛官がそういうところに行っていろいろな国連の情報をとるというの...全文を見る
○藤島委員 それじゃ、その点は、どういう部局がほかに、今すぐ具体的に行くというんじゃないのですけれども、今回行く部局はそのごく一部なわけですね。  そうすると、ほかの部局、いろいろありますね。言ってみれば、国連の全体の構成がどうなっているのか、本当に概要でいいのですけれども、ち...全文を見る
○藤島委員 前回の法案のときも、結局当分の間はそういうことは想定していないということで非常に限定的に法律ができておるわけですね。  第二条一項、二項で、二項で大変限定的に書いてあるわけですけれども、今回のように書いていかなくちゃいかぬわけですね。ですから、現在は七号まである。こ...全文を見る
○藤島委員 今回はもう間に合わないと思うんですけれども、次回改正がもしあるとすればこの二項を削除する、削除するだけでもう何の問題もないわけですから、そういう方向で必ず検討をしていただきたいと思います。  派遣先に対して処遇がどういうのがあるかとか、あるいは階級がどうかというのは...全文を見る
○藤島委員 難しい、難しいと言っていたんじゃ何もできないんで、これはいつまでたったって何もできるわけがないんですよね。これはできるんなら今まででもやれた。そこを工夫してもらわないとできないと思うんですよ。  現実に、例えば何年採用というところで、防大何年卒というのを比べたときに...全文を見る
○藤島委員 緊密に相談しながら速やかに結論を出していただきたいと思います。  防衛庁長官、その決意をお願いします。
○藤島委員 ぜひお願いしたいと思います。  それから、外務省にもう一つお願いしておきたいんですけれども、名刺の肩書にあえて駐在武官に何等書記官とかいうことは私は余り書く必要がないんじゃないかと思うんですけれども、これはどうなっていますか。
○藤島委員 要するに、すべてこういう問題は国際標準にしてほしいということをお願いしておきたいと思います。  それと機密費、いろいろ問題になっているんですけれども、私は、自衛官にはこの機密費をぜひ、かつて旧大戦中は大変ないろいろなそういう話はあるんですけれども、やはり外交の中でも...全文を見る
○藤島委員 外務省きっての大官房長が約束をしてくれた、こういうふうに受け取っておきたいと思います。ぜひ実効性のあることをやっていただきたい、こう思います。  時間がなくなりましたので、テロ対策法により派遣される自衛官の処遇について、一、二、お伺いしたいと思います。  旧軍のと...全文を見る
○藤島委員 今、PKO法に基づいて派遣されているわけですけれども、今回のテロ対策法によりますと、総理もおっしゃっているように、自衛隊も安全なところだけ行っているんじゃないんだ、危険なところにも行くんだ、こう言っておるわけですね。したがって、私自身は、今回の法律は中途半端で反対であ...全文を見る
○藤島委員 ぜひその点はよろしくお願いしたいと思います。終わります。
○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず最初に、テロ対策特別措置法に関してお尋ねしたいと思います。  私ども自由党あるいは私の考えは、自衛隊の軍事行動が認められるのは、一つは、個別的であれ集団的であれ、我が国が直接侵略を受けた場合、あるいは、放置すれば武力攻撃に至る...全文を見る
○藤島委員 政府の解釈をそのままいけばぎりぎりのところだとは思います。ただ、現実問題としては、先ほどのような大きな欠陥が二つある。事実行為として、もしこの法律をそのまま守れば帰ってこなくてはいけないし、守らないと戦闘行為がそこで行われることになって憲法に違反するということになると...全文を見る
○藤島委員 辞表を現段階ではお出しになる気はないようですけれども、やはり外交というのは本当に大事なんです。民間会社なら、停滞しているとすぐ売り上げとか利益の数字にあらわれるんですけれども、行政、政治というのはそういう数字にあらわれないので困るんですけれども、私は非常に、現在は、今...全文を見る
○藤島委員 大臣も、この半年の間、本当にいろいろなことがマスコミに報じられているわけですね。つい最近も、外務省の人事の話でもあれですけれども、総理は、大臣も事務方もどっちもどっちだと。両方の責任者で、任命権者でありながら全く無責任なことを言っておる、こんな無責任なことをよく言えた...全文を見る
○藤島委員 本人が全力をもって取り組んでいるのと結果が違うのは全く別問題でありまして、防衛庁長官のように、本当に一枚岩に防衛庁をまとめていってもらえると本当にいいと思うんですけれども、外務大臣は言いわけばっかしやっているように見えますので、この際、少し事実関係をきちっとした方がい...全文を見る
○藤島委員 ささいな問題と私思えないものですから。やはり駐米大使というのは、日米関係、一番大事な関係ですね、その中で駐米大使というのはそのかなめの人になるわけですから、その人に対して、やめた方がいいの、またいろいろあったら続投すべきだと言うのは、これはささいなこととはとても思えな...全文を見る
○藤島委員 この辺は、官房長どうですか、事務方の方は。そうすると、事務方が勝手に捏造した、事実じゃないことを事務方がしゃべった、こういうことになるのじゃないですか。
○藤島委員 週刊誌に書いてある程度なら別に私もそうあれしないのですけれども、やはりちゃんとした、れっきとした新聞紙上で書いてあるわけですね。これはやはりある程度きちっとしておくべきはしておかないと、国益は関係ない、ささいなことでは済まされない、本当に大きい国益にかかわる問題だ、こ...全文を見る
○藤島委員 再々やるから、キャンセルしたりおくれたり再々やるから言っておるのですよ。委員会が終わって立ち話なんかする暇があったら、行ったらいいじゃないですか。ぶら下がりなんかやめて行ったらいいのですよ。  秘書官は、じゃ、何もやっていないのですか、そういうことは。そうじゃないで...全文を見る
○藤島委員 変えてしまうと、次変えるにはなかなか大変なものですから、十分慎重に検討して結論を出していただきたいと思います。  終わります。
11月08日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  これまでも議論になっておりますけれども、統治機構としては、大統領制と、議論になりました首相公選制と、純粋な議院内閣制とがあるわけでございますけれども、もし我が国に大統領制をとったとした場合に、どのような問題がございましょうか。
○藤島委員 我が国は天皇がおいでになるわけでありますが、象徴天皇ということで、はっきり元首というふうに書いていないんですけれども、私は、もうそこは明確にした方がいいのではないかなという感じがするんですが、その点はいかがでしょうか。
○藤島委員 確かに法律学的にはおっしゃるとおりだと思うんですが、私は、次の点との関係なんですけれども、先ほど来首相公選制についていろいろ議論があるのは、これまでの首相がなかなか主導権を発揮できなかったということから来ている、あるいは、最近は閉塞感をなかなか打開できないということか...全文を見る
○藤島委員 その点はちょっと私と考え方が違うようなのでおいておきまして、先ほど先生がおっしゃっているように、首相公選制と政党政治はかなり矛盾するところがあるんじゃないかなと思いまして、私としては、やはり首相公選制は日本には向いていないんじゃないかなと。  特に、日本の場合は、風...全文を見る
○藤島委員 私は、民主政治は政党政治であるべきだと思うんですけれども、その際に、二大政党制が本当に理想的なのか、あるいは、大政党が二つあって、その他にいろいろな、それぞれのまた小さな民意を反映するような政党が幾つかある、そういった政党政治が望ましいのか、この辺、御意見をお伺いした...全文を見る
○藤島委員 それでは最後に、参議院の問題でございますけれども、参議院は、カーボンコピーと言われるように、衆議院のやっていることをそのまま同じようにやるわけですね。予算委員会でもそうですし、みんな同じことをやる。  ある意味では、衆議院に反することを結論として出せば、これは国民の...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。
11月27日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  田中外務大臣、パキスタン訪問、本当に御苦労さまでございました。時差で大変でしょうけれども、ふだん舌鋒が非常に鋭い分をちょっと時差で調和してちょうどいいのかなという感じもしますけれども。  私も、実は、我が国のPKOの派遣されました...全文を見る
○藤島委員 先ほど外務大臣と立ち話の際にもありましたけれども、やはり実力部隊の発揮の場というよりも、そういったNGOとか国連の陰のような役割、これが非常に大変なものであるということを実感されたんじゃないかと私は思います。私自身が当時訪問したとき、そういう感じがしましたので。  ...全文を見る
○藤島委員 そうです。大変な数ふえているわけですね。要するに、私はここで申し上げたいのは、一つとして、国連の役割がやはり世界で重要視され、どんどん加盟している、そういう事実でございます。  その後、八二年、カンボジア等があったわけですけれども、一九九〇年、これには、PKOとして...全文を見る
○藤島委員 九〇年以降、実は三十五カ所できているんですね。ですから、非常にこの十年、いろいろなことを国連がやって、やはり国連の場はそういう活躍の場になっておるということなんですね。  一方、国連に勤務している日本人というのは約百人しかいないんですね。国連に関係者というのは五万人...全文を見る
○藤島委員 これは、外務省挙げて頑張って、ぜひふやしていってほしいと思います。  それとの関係もあるんですけれども、いわゆる国連の常任理事国入りの問題ですね。これについては、現在どういう段階になっておって、どういうふうに考えておりますか。お伺いします。
○藤島委員 質問を事前に通告してあるので、外務大臣の方にお答えいただきたいんですけれども、私は、ぜひ常任理事国入りを努力していただきたいと思います。  これは、新たな義務というのは余りないわけでありますし、財政負担も常任理事国入りによって特に負担するといったようなものでもないし...全文を見る
○藤島委員 国連との関係、憲法との関係、それと、基本法と今回提案されている二法、この関係について御説明いただきたいと思います。
○藤島委員 ところで、第六条では、要するに、「我が国は、国際の共同の利益のため必要があると認めるときは、国際連合の総会、安全保障理事会若しくは経済社会理事会が行う決議又は国際連合、国際連合の総会によって設立された機関若しくは」云々とありまして、その決議が条件になっておると。この点...全文を見る
○藤島委員 大変大きな違いがあるということなんですね。  次に、もう少し内容について議論してみたいと思いますが、これは防衛庁長官に伺いますけれども、国連の指揮との関係になりますけれども、任務遂行のために武器使用を内容とするコマンドが発せられるというようなことがあり得るのかどうか...全文を見る
○藤島委員 これは、かつて平成三年の答弁で、指揮とコマンドといいますが、指図との関係で政府側の答弁なんですけれども、行政面とか兵たん面とかあるいは身分面とか、そういうところには国連軍の権限は及ばない、これは本国政府の問題である。しかし、兵員の配置、展開、そういった行動の側面につい...全文を見る
○藤島委員 防衛庁長官の答弁はそれでよろしいんでしょうけれども、要するに、端的に言いますと、拒否するということなんですね。武器使用は、いわゆる場面にもよりますけれども、いわゆるa項、b項のうちのb項についての行動はできない。これはもう再三言われておりまして、これに関する武器の使用...全文を見る
○藤島委員 今後の検討課題じゃないと思うんですね。ここは今の政府解釈に基づけばb項までは入り込めないということだと思うんですが、間違いないですか。
○藤島委員 今回は及びませんけれども、そうしますと、現在の憲法解釈のもとでも将来はbタイプの実行もなし得る、こういうふうに考えていいんですか。これは重大なところなんですけれども。
○藤島委員 将来の検討課題ということは、現在の解釈のもとでも可能性があり得る、こういうふうに解釈されるんですけれども、本当にそれでよろしいんですか、確認しますけれども。ちょっと後ろの方と検討して答えてほしいんですけれども。
○藤島委員 これは、ぎりぎりのところ検討した結果、どうしてもbタイプはできないというところで今残っているわけなんですよ。そこはきちっとしておいていただかないと、ここは将来の検討結果で今の解釈のもとでも十分できるというのでは、本当にそういうことで、きょうは法制局は呼んでいないんです...全文を見る
○藤島委員 ここは大事なところなんですね。私は、今の政府解釈、憲法解釈でいく限りはbタイプは無理だと思うんです。もしbタイプができるとなると、それこそ憲法解釈から何から、もうまがいの解釈をどんどん膨らませていくということになるんじゃないかと思います。  それからもう一つ、いわゆ...全文を見る
○藤島委員 防衛庁長官に伺いますけれども、警護任務はできるんでしょうか。先ほどのbタイプと似たような質問なんですけれども、今後、今の政府解釈、憲法解釈のままで、警護任務は将来検討によっては可能になるのかどうか、伺います。
○藤島委員 今回の案による、どこまで含むかという議論は、また明後日の時間に細かく議論をしたいと思いますけれども、そういうことではありませんで、今までいわゆる警護任務といっていた部分、これも、かつての議論で、憲法解釈の関係から、警護任務をやるには、やはりその裏づけとなる武器の使用と...全文を見る
○藤島委員 確かにおっしゃるとおりだと思うんですね。狭い範囲の警護では意味はわかるんですけれども、いわゆる国連が求める警護というのはそういう警護じゃないんですよね。要人がどこかからどこまで移動するのを警護していってほしいとか、こういう警護なんですよね。こういうケースは、私は今まで...全文を見る
○藤島委員 何か、政府の考え方ですと、どんどんいつの間にか広がっていって、集団的自衛権も何もかもなくなるような、そんな感じを受けてしまうんですけれども、少なくとも、割り切りとしては、さっき申し上げたように、集団的自衛権が禁止されているということからくる武器使用の限界、そこからくる...全文を見る
○藤島委員 現行法では、武力行使、戦闘行為が行われそうになると中断という規定があるわけですね。任務を中断する。それで、それがおさまらない場合は帰ってこなくちゃいかぬ。ここが、現行のPKO法、これはテロ対策法もそうですが、大変重要な問題なんですね。  今説明があった部分とちょっと...全文を見る
○藤島委員 今後検討すべき課題じゃないので、今の法律がそういう中断という制度があって、それがそのままになっていると結局帰ってこなきゃいかぬ、こういう法律の立て方になっている、これはもう間違いないことなので、この先どういう検討をされるかどうかは別にしまして、そこが大問題であるという...全文を見る
○藤島委員 そうすると、当面の国際協力、自衛隊のPKO協力というような観点からしますと、今回の法案でもう完全である、こういうふうに認識してよろしいですか。
○藤島委員 最後に、やはり自衛官を海外に派遣するには、自衛官自身が納得して行く必要があると思うのですね。恐らく自衛官は入隊するときは、我が国の安全のため、あるいは海外に行くときであれば、世界の平和に貢献しているのだという、本当に自分自身の納得が必要だと思うのですね。その点について...全文を見る
○藤島委員 ありがとうございました。
11月29日第153回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  まず初めに、政府のPKO法と私ども自由党の今回提出しております法案の大きな違いですね。  政府案は、PKOに派遣すると言いながら、憲法上、集団的自衛権が認められていないというところにかかわってくるものですから、国際標準に合わせるに...全文を見る
○藤島委員 マスコミが勝手にどんどん使ったとも思えないんでありまして、そうしますと、外務大臣がいつもおっしゃっているように、自分が知らないうちに外務省の役人が勝手にそういうデマを流布したのかどうかとしか考えられないわけですね。もし外務省の官僚がそういうことをやって世論操作をしたと...全文を見る
○藤島委員 大変立派な外務大臣としてのお考えだと思います。そういう方向で外務省を御指導いただければ本当にいいのかなという感じはいたします。  その次に、イラクの攻撃について、今米国ではいろいろ言われているようですが、この点について外務大臣はどのように見ておられるのか、あるいは、...全文を見る
○藤島委員 もちろん拡大しない方向が望ましいわけですけれども、もし拡大していった場合に米国の行動に対する御支持をなさるのかどうか。
○藤島委員 それでは、これ以上追及するのはやめておきます。  あと二つちょっと。外務大臣、また嫌な質問だとおっしゃるかもわかりませんけれども、人事凍結の問題なんですけれども、官房長、今実態はどういうふうになっておるんですか。
○藤島委員 これは事実かどうかわかりませんけれども、外相が凍結している人事は、十一月一日以降に発令する予定だった計八十二人の異動。内訳は、本省内異動が五人、本省から在外公館が十四人、在外公館から本省が三十人、在外公館間の異動が二十五人、病休や休職、育児休職など八人となっておる。発...全文を見る
○藤島委員 おっしゃっていることは本当に正論だと思いますね。組織というのは、やはり人とお金なんですね。私も防衛庁で官房長をやっておりましてそこは十分よくわかっているのです。  ただ、こういうのが新聞に出ているということは、国民は誤解をしますよ。だから、官房長がいいか悪いかはまた...全文を見る
○藤島委員 私は、田中外務大臣をいじめようとかいうつもりで発言しているのじゃなくて、やはり今外務省というか外交は一番大事な時期だと思うのですね。歴史の中にあっても本当に大事な時期だと思うものですから、こういうことでごたごたしているイメージがいつまでも続いているのでは全く国益に反す...全文を見る
○藤島委員 その点は我々も認識は同じなんですけれども、それはそれとして、実は、モスクワ大使館の新築の話ですね。なぜこんなことを言いますかというと、五年前に一応計画があったようでありまして、その当時の我が国の財政事情をもとにいろいろ考えておったのでしょうが、今やかなり変わってきてお...全文を見る
○藤島委員 進捗状況というより、こういうことについての大臣の考えというのですか、これは一つこういうのだけじゃなくて恐らくいろいろな経費についても、外務省のセンスでいくと五年前のセンスがずっとまだ残っているのじゃないかな、こう思うものですから、それに対して外務大臣はどう考えるかとい...全文を見る
○藤島委員 それでは、ここで官房長に確認するあれもないので、大臣の方からじっくり役所の方を呼んで、それについて御判断をして行動をとっていただければと思います。  外務大臣に対する質問はこれで終わりますので、どうぞちょっと休憩されて結構でございます。  あと、残りの時間、防衛庁...全文を見る
○藤島委員 わかりました。そういうふうにはっきり言っていただいたら、陸上自衛官の諸君もすっきりした、こう思います。  それから、イージス艦の問題ですね。これはいろいろ議論された結果、今回派遣しないようですけれども、私は、やはり今回自衛隊を派遣することの全体の是非は別としまして、...全文を見る
○藤島委員 防衛庁長官は自衛隊のトップなわけですから、やはり派遣される自衛隊のことを一番心配されているわけでありますので、今後の検討として、ぜひ前向きに考えていただきたい。単に政治のおもちゃにされるのであれば、派遣される自衛官自身の非常にプライドの問題にもなってくるわけで、そこは...全文を見る
○藤島委員 確かに我が国の防衛に支障があると言えない部分があるのですけれども、なぜこれを私伺っているかといいますと、これからいろいろなケースで派遣されることがふえてくると思うのですね。そうしましたら、実態として、艦艇は多いようでも、修理に入っていますから可動率は大変低いわけですよ...全文を見る
○藤島委員 私の指摘の点について配慮をしていただくということなので、ぜひお願いしたいと思います。  最後に、一問だけ。  現在ゴラン高原に行っておるわけですけれども、これは最初のとき私もかなり関与したわけですけれども、カナダ軍の一部を割いてもらってそこに入っているのですが、そ...全文を見る
○藤島委員 一緒に警備をすることができる、こう考えてよろしいわけですね。
○藤島委員 今までよりは若干行動がとれるかというぐらいかもわかりません、半歩前進ということかもわかりませんけれども。  質問を終わります。
11月29日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○藤島委員 自由党の藤島正之でございます。  二、三の点について質問させていただきたいと思います。  まず、人権という問題なんですけれども、先ほど先生、部落差別の問題をお引きになりまして、日本人はそれとの比較で中産階級だと思っているというようなお話があったわけですけれども、そ...全文を見る
○藤島委員 もう一つ、日本はまさに単一民族国家なんですけれども、アメリカのような多民族国家と人権に対する考え方が何か違うような感じがするんですけれども、その辺はいかがなんでしょうか。
○藤島委員 もう一つ、先ほど人間安全保障と国家安全保障との関係が議論あったわけですけれども、両立しているうちはいいんですけれども、究極的には国家安全保障の方が優越するんじゃないかなというふうに考えられるわけですね。その際に、いろいろな問題が起きたときに、国連ないしいろいろな国がそ...全文を見る
○藤島委員 最後に、人権の問題は、やはり官と民の関係が今まで大きかったと思うんですね。ところが、最近は、特にマスコミとの関係等で、民と民といいますか、官と個人の関係ではなくて、個人と個人の関係における人権の問題がかなり大きな問題になっているんじゃないかと思いますけれども、最後にそ...全文を見る
○藤島委員 終わります。
12月06日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
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○藤島委員 今回のテロにかかわる政府の対策特別措置法あるいはPKO法にしましても、憲法九条の関係で集団的自衛権を認めないままでなし崩し的手法でやっているということは、私は、法律に対する国民の信頼といいますか、あるいは憲法に対する国民の信頼を非常に揺るがしているというふうに感じられ...全文を見る